No.48 平成26年8月

48
NO.
平成26年8月
平成26年度定期総会・懇親会の開催
定 期 総 会
総会は6月6日にJICA本部において、役員を含
め会員45名の出席のもと開催されました。冒頭、こ
の1年間に亡くなられた会員11名のご冥福をお祈り
し、出席者全員で黙禱を捧げました。
次いで望月会長が「交友クラブは、平成2年3月
の設立後25年を経過し、節目の年を迎えている。こ
の間、JICAを取り巻く環境は、平成20年のJJ統合や
援助潮流の著しい変遷等もあって大きく変化してい
るのが実情。交友クラブの会員数も、ピーク時の
700名余から年々減少の一途を辿っている中で、役
員の危機意識とも相俟って、この一年間“今後の交
友クラブのあり方”について、縷々検討を重ねて参
りました。議論の結果を第2号議案として取り纏め、
お諮りする事と致しましたので、会員の皆様の活発
なご議論をお願い致します。」と挨拶しました。
引き続き、望月議長のもと各議案の審議が行われ、
第1号議案「平成25年度の事業実績と決算報告」、第
3号議案「平成26年度の事業計画と予算案」、第4
号議案「役員の改選」は原案どおり承認されました。
なお、第2号議案については、現状を踏まえつつ
今後10年(以降を含む)の計画/見通しに係るもの
だけに、予定時間を越えて熱心な議論や質疑応答が
行われました。結果、「年会費引下げ/入会金廃止」
や「会則等の変更(表現振りを一部修正の上)」は
承認されましたが、一部事業内容の計画/見通し等
については、交友クラブの活性化案を更に模索すべ
しとの観点から「継続検討」とし了承されました。
懇 親 会
懇親会には、藤田顧問、川上顧問、緒方顧問をは
じめ会員81名のほか、田中理事長をはじめとする
JICA役職員55名の、計136名が出席しました。
最初に、望月会長が、「総会、講演会を終えて、
ODAが複雑多岐に亘る分野で協力する時代になり、
私どもOBとしてはまさに隔世の感があります。し
かし、OBとして一時期ODAに携わったという喜び
と揺るぎない情熱は、今なお、胸にしっかりと受け
止められているなと感じました。交友クラブも設立
25年目に入り、そのあり方というものを議論しまし
たが、一人ひとりの絆を大切にしながら、大事な組
織として揺るぎない形で引継いでいければと思いま
す」と、開会に当っての挨拶をしました。
次に、田中理事長から「就任3年目に入り、これ
まで国際協力の活発化のために毎年テーマを決めて
取り組んできました。今年はそういう前提で、元気
を出して強くなり更にダイナミックに仕事を進める
ことで取り組んでいます。JICAの事業は職員だけ
では出来ず、様々なステークホルダーと一緒に活動
していくものであり、一番頼りになるステークホル
ダーはOBの皆さんですので、今年も皆様のご助言
とご支援を頂きたい」と、ご挨拶を頂きました。
最後に、藤田顧問による挨拶「毎年、田中理事長
以下から、JICAの活動についてブリーフを受けて
おりますが、それにつけても考えるのは、我々の時
代は良かったということです。1年に一遍、懐かし
い皆様方との再会を楽しみにしていますし、田中理
事長の下、JICAの益々の繁栄とご在席の皆様方の
ご健勝を祈って」と、乾杯のご発声により、賑やか
に懇親会が始まりました。
その後、広い会場の其処彼処で、会員とJICA役
職員による歓談の輪が広がり、短い時間ではありま
したが、お互いの旧交を温め、懇親を深めることが
できました。
第1号議案
平成25年度事業実績及び決算
10.交友クラブホームページの運営
アクセス累計件数29,225件(平成14年12月開始、
前年度末26,875件)
11.支部運営経費補助(茨城)
12.会員名簿協賛広告機関
(一財)日本国際協力センター
(公社)青年海外協力協会
(株)国際サービス・エージェンシー
(株)ティックス
(株)国際協力データサービス
平成25年度事業報告書
1.会員の動向
人 数( )は前年度
入会者数
7名(11)
退会者数
37名(43)
年度末会員数
568名(598名)
[(うち永年会員176名
(174名)、
休会会員4名
(4名)]
<国内支部の動向>
茨 城
人 数( )は前年度
設立年月日
(人数)
20名(22)
平10. 8. 26(4名)
平成25年度決算報告書
2.会報の発行 第46号(8月)、第47号(1月)
3.会員名簿の発行 平成25年度版(8月)
4.JICA情報の提供
ホームページを通じたJICAニュース(毎月)、
人事異動情報の提供
5.定期総会・懇親パーティーの開催(6月7日)
参加者:総会38名懇親パーティー130名(会員
86名、現役44名)
6.講演会の実施(6月7日)
「JICAの最近の動き」JICA黒柳理事
参加者47名
7.JICAとの協力事業
放送大学千葉学習センター及び神奈川学習セン
ター面接授業の実施、JICA横浜センター海外
移住資料館への協力等
8.会員の福利厚生
(1)会員の慶弔
・叙勲祝電5件
・弔電/生花4件、香典/弔文7件
(2)各種保険(団体保険)
(3)カレンダーの購入・送付(620部)
9.同好会事業
(1)ゴルフコンペの実施
第30回(5月10日)
相武カントリー倶楽部、参加者16名
第31回(10月18日)
相武カントリー倶楽部、参加者23名
(2)囲碁大会の実施
第26回(10月5日)
新宿「天元」、参加者19名
収支計算書
(単位:円)
(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)
収入の部
支出の部
入 会 金 収 入
35,000
年 会 費 収 入
1,796,000
会
報
費
684,112
総 会 費 収 入
562,000
総
会
費
848,405
広
入
250,000
会員名簿作成費
290,277
入
125,315
国内支部助成費
20,210
告
雑
収
収
広報資料作成費
連 携 事 業 費
0
同好会事業費
0
慶
当 期 収 入 計
2,768,315
前 期 繰 越 金
12,133,826
計
14,902,141
34,650
弔
費
251,905
ホームページ運営費
135,135
事
276,597
務
費
JICAカレンダー購送費
333,980
当 期 支 出 計
2,875,271
(当期剰余金)
-106,956
(前期繰越金)
12,133,826
次 期 繰 越 金
12,026,870
計
14,902,141
貸借対照表
(単位:円)
(平成26年3月31日現在)
資産の部
現
金
預
負債及び正味財産の部
金
正
味
財
産
(定期預金)
8,000,000
(前期繰越金)
(普通預金)
4,026,870
(当期剰余金)
計
12,026,870
計
12,133,826
-106,956
12,026,870
剰余金処分
(平成26年3月31日現在)
当期剰余金
前期繰越剰余金
当期未処分剰余金
これを次のとおり処分する
次期繰越金
−106,956 円
12,133,826 円
12,026,870 円
12,026,870 円
監査報告
私は、JICA交友クラブの平成25年度(平成25年4月1日から平成26年
3月31日まで)の収支計算書及び貸借対照表を監査いたしました。
監査の結果、会計は会則ならびに総会及び役員会の決議に基づいて適正
に行われており、上記書類は収支及び財産の状況を適正に示していること
を報告いたします。
平成26年5月19日
JICA交友クラブ
会長 望月 久 殿
監査役 小林 正博
2
第2号議案
今後の交友クラブのあり方
1.現状の課題
・会員数の減少:2007年3月末のピーク時「710
名」、2014年3月末現在「568名」
・年会費引下げ要望
・留保金の有効活用の要望
・現状にそぐわない会則
・享受環境の変化等:箱根等保養施設の利用不
可、JICA手帳の廃止
5万円、慶弔費10万円、ホームページ運営費
20万円、事務費30万円、カレンダー購送費30
万円)
(10年後以降)
・支出:170万円
(会報費30万円、総会費65万円、国内助成費
5万円、慶弔費10万円、ホームページ運営費
30万円、事務費30万円)
2.今後に向けての改善
・年会費の引下げ:4,000円を2,000円に(会則
の変更必要)
・入会金の廃止(会則の変更必要)
・会員数の維持(一般会員400名程度の堅持)
並びに一層の勧誘努力
・実施する事業活動は、今後10年は現状と同様
とするが、個々の事業予算を縮減する。
しかし、10年後以降については,紙ベース
による名簿作成の取りやめ、会報は年1回の
発行、カレンダーの購送は取りやめ等を検討
する必要がある。
・会則の変更(変更案別添)
・収支バランス:
(今後10年)
名簿作成年において収支バランスはマイナ
ス100万円、作成しない年においてはマイナ
ス75万円となるが、この不足分については留
保金から支出する。
現在保有する留保金は、1200万円あるの
で、現行の事業規模を維持した場合約10年で
留保金はゼロとなる。
(10年後以降)
留保金がゼロとなって以降においては、収
支見合った事業内容とする。
5.会則の変更
別添会則変更(案)
3.今後の事業予算の縮減計画案
(今後10年)
・名簿の作成を2年に1回
・慶弔費の削減
・会報、カレンダー等その他の事業については
従来通り
(10年後以降の検討事項)
・名簿は紙ベースでの作成は行わず、ホームペ
ージに掲載する等の方策を検討する必要があ
る。
・会報は年に1回
・カレンダーの購送は取りやめ
・その他の事業については(今後10年)と同様
6.今後の事業・予算計画の見直し
なお、「今後の交友会のあり方」については、
会員の動向等を考慮しつつ5年毎程度に見直し
する必要があると思われる。
また、毎年の事業・予算計画については、従
来通り総会で会員の承認を得ることとなる。
4.支出、収入バランス予測
・収入:170万円
(年会費77万円(一般会員385名前提)、総会
収入:60万円、広告収入:25万円、雑収入:
8万円)
(今後10年)
・支出:270万円
(会報費60万円、総会費90万円、名簿作成費
25 万 円( 但 し 2 年 に 一 度 、) 国 内 支 部 助 成
3
第3号議案
平成26年度事業計画及び予算
平成26年度事業計画書
平成26年度事業予算書
人 数( )は前年度
入会者数
5名(7)
退会者数
16名(37)
年度末会員数
568名(568)
[うち永年会員176名
(176名)、休
会4名(4名)]
1. 前期繰越金
設立年月日
(人数)
19名(20)
平10. 8. 26(4名)
予 算
備 考
12,133,826
12,026,870
入 会 金 収 入
35,000
年 会 費 収 入
1,796,000
総 会 費 収 入
562,000
570,000 @5,000×90人=450,000(会員)
@3,000×40人=120,000(JICA役職員)
広
入
250,000
250,000 @50,000×5社=250,000
入
125,315
雑
人 数( )は前年度
昨年度実績
2. 収入の部
<国内支部の動向>
茨 城
(単位:円)
(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで)
1.会員の動向予測
告
収
収
計
2,768,315
25,000 @5,000×5人=25,000
1,552,000 年会費@4,000×388人=1,552,000
100,000 団体保険手数料及び利息収入
2,497,000
3. 支出の部
広報資料作成費
2.会報の発行 第48号(8月)、第49号(1月)
3.会員名簿の発行 平成26年度版(8月)
4.JICA情報の提供
ホームページを通じたJICAニュース(毎月)、
人事異動情報の提供
5.定期総会・懇親パーティーの開催(6月6日)
6.講演会の実施(6月6日)
「JICAの最近の動き」JICA加藤理事
7.JICAとの協力事業
放送大学千葉学習センター等面接授業の実施、
JICA横浜国際センター海外移住資料館への協
力等
8.会員の福利厚生
(1)会員の慶弔
(2)各種保険
(3)JICAカレンダーの購入・送付
9.同好会事業
(1)ゴルフ同好会
ゴルフコンペ2回開催予定(春、秋)
(2)囲碁同好会
囲碁大会3回開催予定(春、秋、春)
10.交友クラブホームページの運営
(1)活動報告:国内支部/会員からの情報等
(2)情報交換広場:JICA人事異動情報、会員
からのイベント参加呼びかけ等
(3)事務局からのお知らせ:JICAニュース、
慶弔情報等
11.国内支部運営費補助(茨城)
12.会員名簿協賛広告機関
(一財)日本国際協力センター
(公社)青年海外協力協会
(株)国際サービス・エージェンシー
(株)ティックス
(株)国際協力データサービス
34,650
40,000 広報関連資料作成費
会
報
費
684,112
683,200 会報作成費・送料
(年2回発行)
総
会
費
848,405
828,000 懇親会、
会場設営、
総会関係事務費等
会員名簿作成費
290,277
277,500 会員名簿作成、
送料
国内支部助成費
20,210
連 携 事 業 費
0
同好会事業費
慶
0 今年度も見送り
0
費
251,905
139,100 叙勲祝電、
香典・弔文、
弔電・供花料
ホームペ ージ
運
営
費
135,135
183,600 サーバーレンタル料、
ホームページ更新作業
経費
事
費
276,597
245,000 パソコン・プリンター購入費、事務局消耗品費、
郵便料、役員会・会報編集委員会開催交通費
J I C Aカレンダー
購
送
費
333,980
330,000 カレンダー購入費、
梱包・郵送料等
予
弔
25,000 茨城支部助成金、
支部幹事総会出席経費
10,000 交通費・会議費等活動経費
務
備
費
計
(差引本年度収支)
4. 次期繰越金
0
0
2,875,271
2,761,400
-106,956
-264,400
12,026,870
11,762,470
参考 役員一覧
役職名
望月 久(留任)
副会長(総務・財務)
佐々木弘世(新任)
副会長(事業・広報)
橋本 栄治(新任)
総務担当幹事
狩野 良昭(新任※)
総務担当幹事
早瀬 隆昌(新任)
事業担当幹事
谷川与志雄(留任)
事業担当幹事
木下 建(留任)
広報担当幹事
笠原 秀昭(留任)
財務担当幹事
徳嵩 孝(留任)
財務担当幹事
門倉 梅春(新任)
監査役
小林 正博(留任)
※広報担当幹事から異動
4
氏 名
会長
講演会の開催
彦所長、ベトナムの森睦也所長、そしてフィリピン
JICAの最近の動きと課題
の佐々木隆宏所長です。佐々木さんは最近帰任し、
本部にいますが、こうした人たちが昨年を通じて
講師 JICA理事 加藤 宏 氏
ASEANで頑張りました。新聞等でも報道されまし
たが、昨年1月に40周年を記念するキックオフイベ
昨年の10月に理事を拝命いた
ントがあり、外務省が記念ロゴも作りました。その
しました加藤です。前任の黒川
後、日本国内でも各国でも40周年を振り返るさまざ
恒男理事がモロッコ大使に栄転
まなイベントが行われました。一例としてご紹介し
され、その後を引き継がせてい
たいのは、40周年を記念してホームページ(HP)
ただきました。黒川さんが担当
に昨年10月3日付でアップされたフィリピンの佐々
された部署のうち、農村開発部
木所長の記事です。日本とフィリピンの共通点や安
とアフリカ部を引き継ぎ、他に
倍総理が昨年7月のフィリピン訪問時にコミットさ
研究所も担当しています。
れたことなどを話しています。佐々木さんは、40年
今日は、まず、去年1年の動きについて、2つ目
全体を振り返ろうと、温故知新ということで、昔の
に、JICAを取り巻く大きな環境の変化について、
プロジェクトについて掘り起こすということもされ
そして最後に、2014年度がどのような動きになるの
ました。ボホール島の話で、1980年代からの協力が
かの展望について簡単にお話ししたいと思います。
今日までどのように発展したかをまとめています。
ミャンマーへの協力が大きく展開したのも昨年の
2013年度のJICAの動き
特徴の一つです。安倍首相が訪問され、理事長も10
2013年度は、2012年4月に着任された田中理事長
月にミャンマーを訪問されました。JICAの組織内
のリーダーシップの下での2年目にあたる年でし
の一つの課題として、地域の軸と課題の軸をどう接
た。就任時には、「世界を元気にし、日本も元気に
合するかというのが、いつもありますが、そのよう
する国際協力」をメッセージとされましたが、2年
な壁をとりはらうため、ミャンマーのように急速に
目の年頭挨拶では、「そのような国際協力を担うた
事業が発展する国については地域部・課題部のメン
めには、JICA自身が強くならなければならない」
バーを集める「チーム制」を導入しました。そうし
と、職員に対して檄が飛ばされました。実際にどう
た形で組織内の風通しを良くし、ミャンマーへの協
なっているかとみてみますと、組織・事業のエネル
力を強力に進めようということを行いました。なお、
ギーを示す指標は予算だと思いますが、2011年度か
同じようなチームは、モザンビークに対しても置い
ら2013年度の予算の執行率などを見ても、非常に改
ています。
善が進みました。組織事業改革もかなり進みました。
こちらは、外務省HPの国別のODAのページの無
安倍政権誕生後は、新しいODAへの求め、特に政
償資金協力のリストです。平成15年、16年当時は表
治からのODAに対する期待に対しても機敏に対応
だってミャンマーに対する支援を進められる環境で
できたのではないかと考えています。強いJICAと
はありませんでしたが、最近徐々に広げつつあり、
いう方向に進んでいるように感じます。
平成24年度に急速に案件数が増えて、25年度も同様
以下、どんなことがあったのかを具体的な例に基
に増えつつある。こうした形でミャンマーに対する
づいてお話しします。
協力は一気に進んでいます。海外投融資が新JICA
まず、昨年は日本ASEAN友好協力40周年でした。
になってから発足し、経済特別特区に対して、開発
皆さんの後輩たち、ASEAN地域の所長の写真です。
投融資事業も今年の4月に入って適用されるという
インドネシアの佐々木篤所長、タイの池田修一所長、
動きがあります。残念なことに経済特区のプロジェ
カンボジアの井崎宏所長、ラオスの武井耕一所長、
クトについては、住民移転の問題についてNGOから
マレーシアの佐藤恭仁彦所長、ミャンマーの田中雅
異議申し立てが出てきており、適切に対応していく
5
必要があると思いますが、少なくとも日本政府、経
なって、大変活躍しました。新聞でも報道されたよ
済界も含めて、ミャンマーに対する熱い期待がある
うに、JICAは極めて早い時期から調査チームや医
なか、私どももそれなりの役割を果たさせていただ
療チームを出し、極めて迅速に行動できたと思いま
いているのではないかと思っています。
す。あわせて最近、災害に対するスタンドバイ借款
第三に、昨年の大きな山は、6月のTICADⅤで
という制度を設け、災害発生後、直ちにディスバー
した。アフリカに対するコミットメントが新たに確
ス、発動できるようなシステムもつくりました。こ
認されました。我々JICAにとって非常にうれしか
のハイヤン被害のすぐ後に500億円レベルの災害ス
ったのは、開会の安倍首相の話でJICAに対する言
タンドバイ借款の調印をしました。
及が非常に明確になされ、具体的なプロジェクト名、
フィリピンの話が続きますが、今年3月に田中理
専門家の名前までリファーしながらJICAのことを
事長がフィリピンに行かれました。ミンダナオ和平
きちんと位置づけていただいたことです。私たちに
の包括合意で、ムラド議長とアキノ大統領との間で
とって大変ありがたい話であったと思います。
調印がなされました。田中理事長も日本大使と一緒
JICAもこの機会に、さまざまなサイドイベントを
に立会人として招待され、和平調印をお祝いしまし
行いました。2008年のJJ統合の5年後にTICADⅤ
た。ミンダナオに対して、JICAは2005、6年頃か
があったわけですが、統合効果を本当に実感できた
ら貢献してきました。紆余曲折はありましたが、
と感じています。本当にパワーが上がった組織とし
徐々に良い方向に結びついており、それに貢献でき
て、このTICADⅤを政府とともに迎えることがで
たことに我々も誇りに思っています。
きたのではないかと考えています。
それから、東日本大震災発生から3年以上経ちま
ちなみにTICADについては、その後、今年の1
すが、東北支部の半谷良三支部長が、途上国と東北
月にアフリカに安倍首相が行かれ、さらに先月、カ
を結ぶ活動を地道にやっていますし、復興庁との連
メルーンのヤウンデで閣僚レベルの会合が行われる
携で、復興のために青年海外協力隊のOB・OGが数
などフォローアップが続いています。ちなみに
多く参加されているのは皆さんもご存じだと思いま
TICADは、5年に1回、東京で開催されるという
す。
パターンで1993年以来、進んできました。最近、ア
さて、その他の動きをまとめてお話しますと、ボ
フリカ側から、アフリカでの開催や、5年に1回で
ランティアの新規派遣は右肩下がりでしたが、幸い
は間隔が空きすぎているので間隔を短くしてほしい
に協力隊事務局の頑張りもあり、昨年度は新規派遣
という動きが出ています。この閣僚レベル会合に出
が久しぶりに増加に転じました。
席された岸田外務大臣は「あらゆる可能性を検討す
それから冒頭で、
「JICAは強くあらねばならない」
る」という発言をされたということですので、現行
と理事長が職員に檄を飛ばしている話をしました。
のシステムを変更することも検討の選択肢に含める
その関係で、仕事をもっと合理化して時間を作り出
ことを示唆されたのではないかと思います。もしそ
してクリエイティブな仕事をやろうというのが理事
れが実現すれば、たとえばですが、4年に1回の開
長の指示で、黒柳理事を中心にさまざまな業務の改
催、あるいは東京とアフリカの交互開催もあるかも
善を進めています。
しれないということだと思います。
昨年度、地球ひろばが来館者100万人を達成しま
した。事業仕分けで、我々が大事にしてきた広尾の
建物を手放さざるを得なくなり、地球ひろばが市ヶ
谷に移転しましたが、その後の関係者の努力により
整備が進んで徐々に発展し、最近は非常に活発化し
てきています。100万人達成イベントの模様をご覧
ください(動画で100万人達成イベントを紹介)。
さて、昨年11月のフィリピンの台風ハイヤンです
が、この被害に対する支援は大きな出来事でした。
当時の国際緊急援助隊事務局長の中村さんが中心に
6
プログラム化については、課題部と地域部の調整
決めていくのですが、すべて本部のルールに従わな
に関わる話です。これまで地域部の意向と課題部の
ければならないという関係ではなくなります。こう
意向の調整に大変手間取るということが起こってい
した形で所長が責任を持ち、自らの信ずる方向で在
ました。そうしたことを減らそうと、計画の上流レ
外事務所を管理してくれることに期待しています。
ベルで、当該国の当該セクターについてはお互いに
さて最後に、さまざまなリスクは途上国には常に
重視するものを了解し、それに基づいて案件を考え
存在しますが、昨年一番大きかったのは、エジプト
ていこうという、頭の整理を行うのがプログラム化
からの事務所員の退避で、それ以降も年末に南スー
の意味です。具体的には国ごとにセクターを並べ、
ダンからの撤退と、さまざまなことが起きています。
地域部が重点としたいセクターに色をつける。課題
JICAを取り巻く環境の変化
部もその国の重点としたいものに色をつけ、両者が
合意するとそこに〇がつくというような形です。予
2つ目に、JICAを取り巻く環境の変化について
算も厳しいなかで、どこにプライオリティを置くの
いくつか話をいたします。
か、かなり率直な話が進んだのが去年でした。
一つ目は、ODA大綱の見直しです。これは新聞
民間連携にも引き続き取り組んでいます。最近の
にも出ていますし、外務省のHPにかなり詳しく出
メニューを紹介します。これはJICAのHPで、中小
ています。大筋を申しますと、今年中に新しい大綱
企業支援の情報です。これから途上国のことについ
を決定しようというのが現国際協力局長の意向だと
て調査したい企業には、「協力準備調査」など情報
聞いています。いろいろな議論がなされているよう
収集と調査のためのさまざまなプログラムがあり、
で、そもそも「ODAの」大綱であるべきか、ある
既にできあがった製品、システム、サービスを途上
いは、もう少し広い概念の大綱とするべきかという
国に伝えてみたい企業には「開発途上国の社会・経
ところから議論されているようです。例えば国際協
済開発のための民間技術普及促進事業」などの枠組
力大綱、開発協力大綱といった意見も出ているよう
みを紹介しています。さらに、これから途上国で事
です。重点地域については伝統的に、1992年に作ら
業展開するにあたって適した人材が社内にいない場
れた大綱でも、2003年の改定大綱でも、アジアを重
合、その人材育成に貢献するプログラム「民間連携
点とすることが明示されていましたが、いま検討に
ボランティア制度」を青年海外協力隊事務局が提供
集っている委員からは、アジアというような地理的
しています。民間連携、とくに中小企業連携でさま
区分ではなく、最貧国や中進国、移行国などその国
ざまなメニューが充実してきたのが昨年の動きでし
の属性に応じて協力の方針を書いてもいいのではな
た。
いかという意見も出ていると聞いています。いずれ
それから、NGOとの連携事業である草の根技術協
にしても、6月中にこの懇談会の報告書が出て、そ
力が昨年10周年でしたので、シンポジウムをNGOと
れを基にパブリックコメントを取るプロセスを経
共催で行いました。ともすればNGOと政府とは、敵
て、年内に閣議決定という予定です。懇談会は、薬
対的関係─あるいはそこまでいかないまでも緊張
師寺泰三慶應大学名誉教授が座長で、皆さんおなじ
関係であったと思いますが、お互いにぶつかりあい
みの国際開発ジャーナルの荒木光弥さん、大野泉政
ながらも一緒に仕事をする経験を10年間続けてきた
ことにより関係も成熟し、それなりに理解も深まっ
てきたのではないかと思います。
在外事務所の管理については、ここにおられる先
輩方もご苦労されたと思います。去年、在外事務所
のマネジメント、ナショナルスタッフ等のサラリー
について事務所長の裁量権限を強化しました。管理
経費の3年間の予算を示し、その範囲内で最適と思
われる人材人事政策をしてもらうようにしました。
もちろん全くの独断で所長が決めるわけではなく、
あるガイドラインに従って本部とのやりとりの上で
7
策研究大学院大学教授が委員に入っています。
いう3つの要素が満たされたときにODAと定義さ
JICAから田中理事長もオブザーバーの形で参加さ
れます。しかし、いまの定義は広すぎるという意見
せていただいています。
があります。開発を目的とすると言っても、例えば
2つ目は、開発にとって一番重要だと思われるの
私の給料などは途上国にはお金としていかないわけ
が、ポスト・ミレニアム開発目標(MDGs)です。
で、日本に落ちる事務経費などはODAに入れるべ
最終的には2015年9月に国連総会で決議されます
きではないというようなものです。そうではなく、
が、それに向かっていま、国際的議論がヒートアッ
逆に狭すぎるという意見もあります。例えば民間企
プしている状況です。複雑なのが、さまざまな流れ
業が海外に行くときの保証、保険などは今のODA
が最終的な国連総会決議に流れ込もうとしているこ
ではカウントされていませんが、それらもカウント
とです。2つの流れがあり、1つは2012年に行われ
しないと開発に役立つお金が正確に把握できていな
たリオ+20での環境の視点からの持続的な開発の話
いという考えです。それがこのODAの範囲・対象
で、さまざまな委員会が議論してアイデアを報告書
の見直しです。
として出しています。それから、別途、国連事務総
それから、譲許性については、グラントエレメン
長から委嘱を受けたハイレベルパネルがあり、それ
ト25%以上がODAと認定されるのですが、グラン
が昨年5月に報告書を出し、さらにそれに基づいた
トエレメントを計算する市場金利割引率は10%とい
事務総長のレベルでの流れがあります。これらの、
われています。10%より低い金利でお金を貸せば、
大きくいうと2つ、細かくいうと3つの流れが最終
それは援助と見なされるのですが、この数字は、現
的に今年の12月に事務総長によってまとめられ、事
在の世界的な低金利の実態に照らすと極めて現実離
務総長総合報告書として作成されることになりま
れしているので、もっと低金利なものを基準として
す。それを基に本格的な交渉を開始することになり
ローンの譲許性、コンセショナリティを計算すべき
ます。その交渉は来年1月以降です。
と言う話があります。それはローンを重視している
JICAも世界の主要なドナーの一つですから、外
JICAにとっては大きな問題で、これが変わると、
務省と相談し、ポストMDGsの枠組みがどうあるべ
これまでODAとしてカウントされていたローンが
きかについて、いろいろな意見を言っています。日
ODAとしてカウントされなくなってしまうことも
本政府がいま強く言っているのは大きく3点ありま
考えられます。
す。一つは昔から日本の理念としている人間の安全
3番目のODAの計上方法については、ネットと
保障です。2つ目はそれを具体化させるための手立
グロスの話が一番大きな議論です。一般的にODA
て と し て の「 ユ ニ バ ー サ ル ヘ ル ス カ バ レ ッ ジ
はネット・ディスバースメントで計算しますが、そ
(UHC)」、ヘルスケアをあまねく行き渡らせること
れをネットではなく、グロスにしようという話があ
です。3つ目は防災、Disaster risk reductionです。
ります。日本にとってはグロスになったほうがあり
JICAもさまざまな形でこのような主張を支援して
がたい面があります。いま日本はかつて貸した円借
います。
款がどんどん日本に還って来ていますので、それを
このように開発のターゲットそのものが変わろう
差し引くと、ネット・ディスバースメントは非常に
としているのですが、さらにやっかいな話は、我々
が慣れ親しんでいるODAの定義そのものを見直そ
うという動きがあることです。これはOECD・DAC
で専門家の間で行われていますので、あまり一般的
に報道されることはないと思いますが、いざ決まる
と我々の事業に大きな影響を与えます。4つの論点
があります。
まず、ODAの対象です。いまのODAは大体3つ
の要素があります。すなわち、開発を目的としてい
ること、公的セクターによって与えられること、3
つ目はグラントエレメント(贈与)が25%以上、と
8
小さくなります。実際にはもっと日本から途上国に
と思います。
お金が流れてるわけですが、それが小さく評価され
2014年度の予算について。過去10年ぐらい予算は
てしまうというわけです。
下がり続けてきたわけですが、どうにか最近下げ止
4番目に、さらに言いますと、輸銀の借款や、貿
まりの感があります。2014年度予算は、前年度の当
易保険などについてどのように把握するのか、さら
初予算に比べ、増に転じています。長い間の連続的
にいえば、ビルゲイツ財団のようなお金をどのよう
な減少傾向については、政府の尽力もあり、下げ止
に把握するのかといったことについても議論がなさ
まりつつあると思っています。
れています。これも年内にDACレベルで話し合いが
今年はいくつかイベントがあります。コロンボプ
進むのではないかと思っています。
ランに加盟してODAが始まった1954年からちょう
このように、日本の国内の政治の変化を踏まえて
ど60年、人間にたとえると還暦にあたります。50年
ODA大綱も変わり、MDGsのような国際的なターゲ
の時も外務省を中心に大きなイベントがなされまし
ットについての議論も進み、さらには、元々の根っ
たが、今年60周年も記念イベントを予定しています。
こであるODAの定義についてもさまざまな議論が
外務省がこれに乗り気なのは、ODA大綱見直しと
あるという状況です。このような状況にかんがみま
いう大きな節目に重なるからでもあると思います
すと、これから数年、JICAのオペレーションはさ
が、60周年を記念してODA大綱を刷新し、新しい
まざまな変化に直面しながら進んでいかなくてはな
日本のための、そして世界の発展のためのODAを
らないと言えます。
つくることを国内にも訴えたいという趣旨からだと
思います。11月頃に大きな記念イベントが予定され
2014年度の見通し
ていますので、ぜひ皆さんにもお運びいただきたい
さて、最後のテーマ、2014年度がどうなるだろう
と思います。
か、ということについてお話ししたいと思います。
私が所長を務めるJICA研究所も、過去60年を振
その前に一つだけご報告しておきたいことがありま
り返る研究プロジェクトを立ち上げています。日本
す。JICAの中期経営計画が、今年、安倍政権の考
人の目から見た国際協力と、海外から見た国際協力
えに基づいて、若干修文がなされました。「積極的
は大分イメージが違うと思います。JICAにいます
平和主義」といった安倍首相の考え方、インフラシ
と、自分たちが行ってきたことがなかなか海外に伝
ステム輸出など日本の経済を活性化させるという方
わっていかないという口惜しい思いを常々、感じて
針が反映されています。
きました。それを少しでも解消したいと考え、日本
さて、田中理事長のリーダーシップ3年目にあた
人による自己認識と外から見たODAについての認
る2014年度に話を戻します。冒頭で言いましたよう
識の違い、その違いはどこにあるのか、どこから来
に田中理事長は毎年年頭に職員に対して檄を飛ばし
るのか─といったことを考えるイベントを、政府
ていまして、1年目は「世界と日本を元気にする国
のイベントと同時期に計画しています。11月に市ヶ
際協力」、2年目は「強いJICAを作る」ということ
谷の研究所で行いますので、こちらにもぜひお運び
がポイントでした。さて、3年目は「ダイナミック
いただきたいと思います。それから来年の3月に仙
に一緒に事業を展開していこう」というのがキー・
台で国連の世界防災会議が開催される予定です。こ
メッセージです。
れも重要な会合ですので、私どもも頑張って参りた
最近は政府のODAに対する関心、あるいは期待
いと思っています。
は随分強くなってきていると思います。我々として
以上で私からのご説明を終わらせていただきま
も政府の方針に従いながら、これまで培ってきたさ
す。ご清聴ありがとうございます。
まざまなアセットを生かしていくことがポイントだ
9
なりました。社会復帰途上にありますが、望月会長
を支える「縁の下の力持ち」として微力を尽くす所
存ですので、会員諸兄姉の絶大なるご支援をお願い
します。
1974年にJICAが発足して早くも40年目の節目の
年を迎えています。今年はまた、我が国がODAを
開始して60年目の年でもあり、来年はJOCV誕生半
世紀の節目と目出度い記念の年が続きます。
昨年は、我が国のアフリカ支援の象徴のTICAD
が20年目を迎え、官民合わせて3.2兆円の支援を約束
しました。
21世紀に入り、エネルギー、人口、食糧、環境を
巡る国際情勢が一層厳しさを増すなかで、就中、我
が国は3・11以降復興再生の努力がこれに加わり、
国際社会における役割を長期的視点に立ち、戦略的
かつ積極的に発信していくことが求められていると
いえます。
交友クラブの会員諸氏が現役及び第2の人生の中
で培われた経験と知見とを「yesterday-today-tomorrow」
(和名:ニオイバンマツリ)の花の名に倣い現
就任挨拶
副会長 佐々木 弘世
(総務・財務)
こ の 度「 JICA 交 友 ク ラ ブ 」
の副会長を仰せつかりました
佐々木でございます。微力なが
ら交友クラブの益々の発展のた
め努力して参る所存でございま
すので何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、JICAを卒業いたしまして早2年が経過いた
しましたが、現在は都内の大学において若き学生と
時にはビールを片手に開発途上国の諸問題や国際協
力の醍醐味についてJICAでの経験を基にその理解
が少しでも深まるよう日々議論に勤しんでいるとこ
ろです。
最近マスコミ等で「内向きの日本の若者達」との
記事をよく目にするところですが、こうした理解と
は裏腹に大学で多くの学生と接するなかで、国際関
係や国際協力に強い興味と関心を抱き、直向きに勉
学に励んでいる若者達が極めて多いことに新鮮な驚
きを感じております。こうした学生達に何故国際協
力に関心を持つようになったのかと尋ねると、バッ
クパックで出掛けた途上国の旅先で出会った青年海
外協力隊員とのふとした会話や、JICAの協力につ
いて満面の笑顔で話す農民との出会等JICAの事業
と関連した答えが極めて多いのもその大きな特徴で
はないかと思われます。こうしたことは、我々の先
達がこれまで営々と築き上げてきたJICAの国際協
力が確実に日本の若者達の国際協力への志の礎にな
っている証ではないかと改めて強く感じている昨今
であります。
先輩諸氏が残された業績をしっかりと国際協力を
志す後輩たちに伝えていくことも我々の務めの一つ
ではないかと考えており、そうした面でも少しでも
貢献できればと思っておりますので何卒宜しくご指
導の程お願い申し上げます。
役世代に引き継ぐとともに、会員相互の親睦を深め
ていく方策を失敗を恐れずに皆様にご相談申し上げ
ることをお約束し、挨拶とさせていただきます。
最後に、私はかつて「人生は万華鏡」と申し上げ
ました。アフリカ帰りの万華鏡がお守り代わりです。
幹事 早瀬 隆昌
(総務)
この度、JICA交友クラブの
役員としてお手伝いをさせてい
ただくことになりました。よろ
しくお願いいたします。
交友クラブといえば、私には、
忘れられない思い出がございます。10数年前になり
ますが、JICA同期の故隆杉君が、3人のお子さんを
残して亡くなった際に、交友クラブの皆様からも、
多額の育英金を頂戴いたしました。あの時ほど、
OBの方々をありがたく思ったことはありませんで
した。その3人のお子さんですが、皆様のお蔭で、
順調に成長され、2人は既に家庭を持たれ、お子さ
んもいます。また、下の娘さんも国際協力を目指し
てアメリカに留学していると伺っています。改めて、
交友クラブの皆様にお礼を申し上げます。
私は、2年前の2月に早期退職し、人生の再スター
トに当たり、福祉という新しい世界に挑戦しようと
思い、現在は、大学で社会福祉を学びながら、法律
や社会保険等の勉強もしつつ、また、社会福祉法人
副会長 橋本 栄治
(事業・広報)
昨6月6日の総会に於いて、
JICA交友クラブ副会長に就任
しました。3年前に入会と同時
に休会して、アフリカ・モザン
ビークに赴任し、5月に帰国し、
会員復帰と同時に役員就任をお引き受けすることに
10
の経営や地域医療・福祉に関わる財団法人に勤務し、
休日も大学のスクーリングや試験に追われ、現役時
代以上に、活動の幅が広がっており、毎日慌ただし
くしています。
しかしながら、交友クラブは、新入会員の減少と
退会者の増加傾向という設立以来の危機に面してお
り、この解消と活動の再検証が重要な課題と感じて
います。皆様と交友クラブのために微力ながら尽力
する所存です。よろしくお願いいたします。
平成25年4月末にJICAを離れ現役から完全引退し
たところに、幹事の打診をいただき、長い間お世話
になったJICAに対する恩返しになればとの思いか
ら、大役をお引き受けした次第です。諸先輩がこれ
まで築き上げて来られた実績を汚さぬよう、微力な
がら努めてまいりたいと思っていますので、どうぞ
よろしくお願いいたします。
これまで一会員として毎年6月に総会と併せて開
催される交友クラブ懇親会に参加させていただきま
したが、懇親会では多数の会員及び現職のJICA役
職員との歓談の輪が広がり、往時のJICA時代を偲
ぶよすがとなって旧交を温め合う機会になっており
大変有意義と深く感じてきました。今度は立場を変
え裏方として、これからも会員相互の親睦が深まる
よう交友クラブの発展に少しでも寄与できればと思
っていますので、ご指導とご支援のほどよろしくお
願いいたします。
幹事 門倉 梅春
(財務)
このたびの平成26年度JICA
交友クラブ総会におきまして前
任の古川財務担当幹事の後任と
して財務担当幹事を仰せつかり
ました。
国内支部の活動
茨城支部
トのスローガンは「農民参加なくして農業なし」で
す。この理念を基に「開発途上国と日本の元気な農
業者を結びつけ、お互い勉強し、協力し合い元気な
農村社会を作り上げる。」を目的とした事業実施の
事前調査が、狩野良昭さんと永井の2名で実施され
ました。ところが、セミナー報告の大半はベトナム
とタイ料理の紹介に費やされました。総会出席者も
エスニック料理の情報を得て大満足でした。
会員近況報告は家庭菜園がメジャーです。その他、
趣味のシャンソン、サンバにハーモニカ、ボランテ
ィア活動で地域の国際化に貢献されている方も居ら
れます。最後は、そう、お決まりの健康(病気)談
義、この尽きることない健康談義の盛り上がりのな
か、JICA交友クラブ茨城支部総会は無事終了しま
した。この分ですと、あと20年ほど、茨城支部は持
ちこたえます。
(2014年6月19日)
支部幹事 永井和夫
JICA交友クラブの地方支部は茨城県だけ残り、
他の支部は閉会と仄聞しております。茨城支部も、
平成23年28名、平成24年22名、今年、2月23日の支
部総会の時点で会員は20名となっています。JICA
を卒業した方々の集まりであれば、新たにJICA卒
業生の入会がない限り減少に歯止めをかけることは
できません。しかし、JICA筑波周辺の生活そして
自然社会環境が気に入ったのか、幸い、JICA筑波
国際センター勤務中に茨城県に居を構える方が見ら
れます。茨城支部の再興はこの方々のJICA卒業を
待ってからにしましょう。
恒例のゴルフコンペも無くなり、今は、年1回の
総会での集まりが楽しみとなっています。総会は
JICA筑波国際センターの講義室で開催され、11名
の方が出席されました。平成25年度活動報告、平成
26年度活動計画そして会計報告が承認され総会は無
事終了、そしてお楽しみの豪華和食弁当、昼食を取
りながらの真面目なセミナーそして会員近況報告で
す。
今回のセミナーはJICA筑波国際センターで農業
研修指導に係わってきた職員OBが中心となって設
立した特定非営利活動法人 国際農民参加型技術ネ
ットワーク(略称NPO法人イフパット)の実施した
ベトナムとタイの調査報告です。NPO法人イフパッ
11
同 好 会 の 活 動
第32回JICA交友クラブ・ゴルフコンペ
第27回JICA交友クラブ春期囲碁大会
恒例の交友クラブ「春季ゴルフコンペ」は、2014
JICA交友クラブ囲碁大会は、囲碁をこよなく愛
するJICA−OB・OG諸氏のご尽力のおかげで、今年
も春期大会を4月12日(土)正午より新宿「天元」
にて開催することができました。
参加人数は当初期待していたより小人数になりま
したが、それでも16名の囲碁愛好家が集い盛大に開
催されたことは幹事団といたしましてはホッとした
次第でした。
大会はこれまでどおり棋力(毎回の対戦成績によ
り調整したポイント制)により四クラスに分け、各
クラスの勝敗結果で優勝、準優勝等を決定し表彰し
ました。
特筆すべきは今回大会に協力隊OGの田崎女流が
初めて参戦されたことでしょう。今回は初参加とい
うことで、取りあえずBクラス3段格で対戦して頂
きましたが、結果は見事全勝優勝でした。彼女の棋
力ならAクラスに昇格するのは時間の問題でしょ
う。各クラス別成績結果は以下のとおり(敬称略)
年5月23日(金)に相武カントリー倶楽部(東京都
八王子市)で、23名が参加して開催された。
当日は、新緑の目に鮮やかな比較的凌ぎ良い天候
となり、参加者全員が自然の雰囲気を堪能しつつプ
レイを楽しんだ。
今回は初参加者が5名で、桑木野文章、神田道男、
四釜嘉総さんをはじめ、当日、万障お繰り合わせの
上甲府から参加頂いた山下喜代恵さん等が、旧交を
温め合いながら和気藹々とプレイが進められた。
コンペはハンデ戦で行われ、成績結果は次の通り。
(順位) (氏名)
(グロス) (HDCP) (ネット)
優 勝 吉元 清
86
16
70
準優勝 神田 道男
94
23
71
第3位 末森 満
90
18
72
第4位 松澤 憲夫
93
20
73
第5位 桑木野文章
83
9
74
第6位 石塚 競
76
0
76
第7位 加藤 進
85
9
76
第8位 四釜 嘉総
95
18
77
Aクラス 優勝:諏訪、準優勝:八林
Bクラス 優勝:田崎、準優勝:林
Cクラス 優勝:表(以下は同率のため準優勝は省略)
Dクラス 優勝:金木、大久保、野田
(3名が2勝1敗の同率でした)
参加者の平均年齢は「68.65歳」、最高齢はめでた
前回大会より恒例?になりましたが、大会終了後
に近くの居酒屋で囲碁と酒をこよなく愛する有志の
方々との反省会も大いに盛り上がりました。
次回第28回秋期大会は26年10月11日(土)に今回
と同様、新宿「天元」にて開催を予定しております。
今回参加された方は勿論、今回は都合で残念なが
ら参加できなかったベテラン諸氏も、囲碁に興味を
持っている友人・知人(JICA専門家、協力隊員OV
他少しでもJICAと関係のある方であればOK)をお
誘いあわせのうえ、張り切ってご参加下さい。
特に現役・女性陣の参加を期待しております。
く喜寿を迎えられた新保昭治さん。まさに交友クラ
ブを彷彿とさせるコンペとなったが、一人も病気、
怪我等のトラブルに巻き込まれず無事にホールアウ
トできたことは何よりでした。
次回は、秋季戦として2014年10月17日(金)に、
同じ「相武カントリー倶楽部」で開催の予定です。
本コンペは、会員は勿論、非会員やJICA現役職員
の参加も可能となっていますので、是非、お仲間や
友人・知人をお誘い合わせの上参加して頂ければ幸
いです。
(林 和範 記)
(望月 久 記)
12
一 筆 啓 上
平成10年度に15名の寄稿者でスタートした「一筆啓上」も今年度で16回目になりました。お陰
様で、寄稿者も200名近くに達する夏季会報の人気企画となりました。今後も会員相互の消息を掲
載し、長く会員の親睦を深めていく所存ですので、たくさんの方からの寄稿をお待ちしています。一
部事務連絡的なことは割愛しておりますことをご了承ください。
(氏名のあとの括弧内は、JICA退職年次を示します。)
(五十音順)
週日は、朝6:30のラジオ体操で一日のスタートを切
高校野球観戦の魅力を三つ。①球児たちの鍛え抜かれ
るべく努力しています。
た技と真摯なプレー、②アルプス席で繰り広げられる
芥川 龍雄(S.57)
華麗な応援、そして③重いタンクを背に生ビールを売
お世話になっております。総会当日は日本を不在にし
り歩く乙女たちの額の汗と微笑み。それらのエネルギ
ており欠席させていただきます。ご盛会を祈念申しあ
げます。
ーが一体となって観ている私に元気を与えてくれま
阿部 憲子(H.13)
盛会を御祈り申し上げます。
有川 通世(H.7)
特になし。
池田 嘉彌(H.5)
す。さあ、今年も甲子園に向かって出発進行!!
石橋 隆介(H.18)
エチオピアから帰って来てもう8年になります。早い
ものです。まだ毎日出勤しています。昔に比べ飲み会
会報を受け取るたびに、往時を懐かしく思い出してい
ます。
も少なくなり、健康状態は良です。JICA勤務の頃に
井澤 蓮象(H.2)
指摘された血糖値も正常になりました。ゴルフは月2
回位プレイしていますが、
成績は下降するばかりです。
会の発展と会員の皆様のご健勝をお祈りします。地域
皆さんお元気で!
活動を中心に元気で過ごしています。
石井 和男(H.13)
NGOの活動を通じて社会貢献に心掛けています。健
康や安全に関する意識向上や健康都市づくりと地域社
丁度一年前の2013年5月8日にアフガニスタンに向け
会の発展を目指しています。日本の高齢化や長寿社会
て出発し稲作振興支援プロジェクトのチーフアドバイ
の中での経験をWHOと協力して海外に発信していき
ザーとして、なんとかやってきております。4月の大
たいと努めています。
統領選挙の後の治安がまだ落ち着いておらず、6月に
イラン国のハラーズ普及技術開発センターにアフガニ
「遠きにありて想うもの」から「近きに感じて応援す
なっているために総会に参加できませんが、皆様のご
べきもの」になるのが自然ではないでしょうか。私の
石井 潔(H.25)
ふる里は安芸高田市です。広島神楽を観てお好み焼を
食べる旅に皆さんもどうぞ!※相変わらずミャンマー
今のところ、年なりの健康問題もないではないですが、
への関心と係わりは続いています。 岩口 健二(H.15)
ラテン・アメリカの地域研究は私なりに続けておりま
す。一寸偏った雑誌ですが「週刊金曜日」に時折寄稿
しています。
石井 陽一(S.48)
御盛会を祈ります。
石崎 光夫(H.11)
稲垣 富一(H.14)
ここまで歳を重ねたわれわれ世代にとり、ふる里とは、
スタンの稲研究員と普及員を呼んで研修を行うことに
支援を期待しています。
泉 堅二郎(H.15)
4月にラオス旅行をしました。ビエンチャンとルアン
パバーンへ行きましたが、ビエンチャンではJICAロ
ゴをつけたバスをたくさん見ました。
岩田 東一(H.16)
旅行にカラオケに楽しく二人で生活しています。26
古希を迎え感慨を新たにしている此頃ですが、今のと
年度JICA交友クラブ総会の盛会をお祈りいたします。
ころ年令相応の健康状態で、5人の孫に囲まれて、な
石田 等(H.8)
んだかんだと慌しい日々を過ごしています。
岩波 和俊(H.13)
ゴルフ、太極拳、チームハイキングと一歩一歩前進を
心掛けながら日々楽しんでいます。 石塚 兢(H.13)
ご盛会を祈念しております。
13
岩野 正夫(H.16)
脳トレと筋トレに良いと言われる事を毎日少しづつ続
けており元気です。
元気に暮らしております。ご盛会を祈ります。
上杉 光則(H.11)
大樅 哲生(H.9)
冠動脈4ヶ所の手術により、しぶとく生き抜いていま
元気で過ごしています。小生の居住する団地も高齢化
す。ご盛会を祈念します。
が進み、退職者が増えています。これらの人々が地域
上原 盛毅(H.9)
との係わりを持てるように、団地内で快適に過ごすこ
田舎に引っ込み、世情に疎くなっています。2014年4
とのできる場所づくり(何時でも飲食ができ、ダベれ
月10日付けダイヤモンドオンライン、山田厚史「さ
る場所)に励んでいます。ご盛会を祈ります。
らば平和外交、軍事援助に扉を開くODAの変質」を
大脇 知芳(S.53)
読み、これは本当ですかと驚きました。平和外交の下
でJICAの「人造り、国造り、心のふれあい」の協力
楽しく地元でいろんな方と交流しています。体は年な
活動を是非継続してほしいです。 宇津木 嘉夫(H.4)
りに老朽化していますが、東京オリンピックを「見物」
するのを今後の目標にしていきたいです。
御出席の皆様、御健勝の事何よりと存じます。私こと
岡﨑 剛一郎(H.11)
6年と5年前に片眼ずつ受けた白内障手術後の経過が
今年も野菜造りに励んでいます。
極めて悪く、殆んど盲目の状態です。体の方は何とか
健康を維持しております。御盛会を祈ります。御暇の
岡﨑 俊夫(H.17)
ご案内有り難うございます。毎日が日曜日の日々なが
折に御電話頂ければ幸です。
(代筆) 江口 義弘(H.5)
ら、この総会の時期は残念ながら自ら選択した食い扶
都合により欠席いたします。ご盛会をお祈りしていま
持確保の田植えの真っ最中で田圃を緑一色にすること
す。
に専念せざるを得ない環境下です。何時も新聞報道等
江藤 三雄(H.5)
でJICAの新しい事業展開を目にして嬉しく感じてい
特にありませんが、ご盛会をお祈りしています。
ます。またJICAの益々の発展並びにJICA交友クラブ
江畑 義徳(H.17)
皆々様のご健勝を陽光を浴びながら祈念しています。
岡部 近夫(H.20)
5月末をもって、東京植物検疫協会専務理事を退任し、
同協会顧問となります。
大川 義清(S.63)
皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
小川 郷太郎(H.10)
いつも総会の案内ありがとうございます。会員皆々さ
んにはお変わりなく夫々にご活躍の様子、幸甚に存じ
毎日が穏かな老後の生活です。盛況を祈ります。
ます。当方もここ2、3年は(独法)国循研究センタ
奥田 隆男(H.5)
ー(NC&DC)での3∼4回/年の定期健診と栄養個人
指導により体調を整え、
“高貴?高齢者年金生活”な
ご盛会をお祈りします。趣味の囲碁やウォーキング、
る後幸期老後をのんびり楽しんでいます。いつか本欄
ゴルフ練習、時々のラウンドを行い老化防止と健康維
に出ていた警抜な駄洒落「最近の高齢者には教育と教
持に努めております。
養が大切」という一筆に順応して実践しています。漢
前回は、急な用事でドタキャン。今回は楽しみにして
字に再変換すれば「今日行く、今日用」があり(何か
おります。4月に「地方公共契約の手引き」
(建設物価
のCMじゃないが)常日頃から“今でしょ!”と出かけ、
調査会)を刊行いたしました。御興味をお持ちの方は
体を動かす所用で多忙な日常が大切ということのよう
お手にとっていただければ幸いです。
です。By・carはダメ、On・foot!最近の医学では高
奥村 勇雄(S.52)
齢者の死因はガンから肥満がトップになった由。
また、
あるTV・Dr.の「靴底の減り(耗り)高は高齢者の健
都合で欠席します。元気です。ご盛会を祈ります。
康のバロメーター」という台詞に納得しています。※
小島 俊朗(S.63)
メタボさん、いつもOn・foot!気を付けて頑張りまし
ょう。無病息災のために。
外国から訪日する賓客のお話でJICAの活躍振りをお
大志万 勇次(H.8)
聞きすると、うれしく思います。 小田野 展丈(H.9)
国際かんがい排水委員会で来年韓国で開かれる第7回
御案内ありがとうございます。御盛会を祈念申し上げ
世界水フォーラムに向けた検討委員会の委員長を務め
ます。
ています。世界の水問題に少しでも貢献できればと思
います。
尾口 忠弘(H.14)
太田 信介(H.9)
小野 睦一(H.11)
現在無職ながら、日々忙しく、当日は欠席させて下さ
いませ。
14
笠井 康雄(H.16)
昨年1月末に退職し、フリーとなりました。総会当日
数年の間手入れしていない乱れた黒松の剪定を頼まれ
は先約があり失礼させて頂きます。今年の4月に初孫
ました。整枝に手間と時間がかかりましたが、立派な
が誕生し、やっと一人前になった感じが致します。皆
門かぶりに仕上がりお家の風格があがりました。ご主
様のご多幸をお祈り申し上げます。 柏原 武樹(S.56)
人が手を叩いてよろこんでくれました。そんな小さな
満足と仕事の達成感を得ながら毎日家業に励んでいま
交友会の益々のご発展をお祈り申し上げます。のんび
す。
り今も小学校でボランティア先生をして、子供達と楽
川端 史郎(H.7)
しんでいます。最初の教え子が今年中学生になり喜び
地域NPO活動で親子の古代米栽培のボランティアと
を手紙で頂いたのに感激しています。これからものん
して、今年も、くろ米、あか米、みどり米(いずれも
びり子供相手に…と思っています。 加藤 辰三(H.13)
もち米)
、マンゲツモチももうすぐ田植です。12月の
収穫祭と4月のよもぎもちつき野草テンプラの会は多
地元団体の手伝い、活動に参加するほか、家庭菜園と
くの親子で楽しんでおります。皆様のご健康と一層の
スポーツジムに通い、日々を過ごしています。
ご隆盛をお祈り申し上げます。
門倉 梅春(H.18)
体調不良のため欠席します。ご盛会を祈り上げます。
相変わらずゴルフ、ハイキング等健康管理に努め、今
北野 健一(S.62)
のところ病気ひとつせず元気に過ごしております。
ブラジル・サンパウロにて2003年1月から始めた隠居
金木 克公(H.16)
生活は、傘寿となり体力、気力の衰えとブラジルの医
今年の交友クラブ総会はあいにく他の会合と日程が重
療保険制度の不備もあり、終わりとし、2014年4月東
なり出席がかないません。ご盛会をお祈りします。
京に引き揚げました。
金子 洋三(H.16)
まして、毎月一回作品を出し講評会があるのですが、
加野 時男(H.13)
まー酒を飲んでワーワー言いながら、互いに作品を酷
評しあう程度のものです。殆ど入選したためしがあり
昨年5月にアフガニスタンから帰国してからは旧筑波
ませんが、写真を肴に、年令、職業、思想信条が千差
国際農業研修センターの研修指導者達が設立した
万別の仲間たちと酒を飲むのもまた楽しからずやで
NPO法人IFPaTに加えてもらい、週2∼3日事務所に通
す。
っています。何とか今年は日本と途上国の農民をつな
ぐ活動を本格化したいと思っています。
木下 建(H.18)
鍼灸指圧師として中国医学に基づく鍼灸治療(自営・
狩野 良昭(H.21)
往診専門)を続けています。詳しくは下記キーワード
でホームページを検索願います。
『出張治療専門 鍼
健康にも恵まれ、農のある暮らしを楽しんでいます。
灸指圧 若葉台きむら』
亀若 誠(H.11)
木村 信雄(H.19)
今年はぜひ出席し、最近のJICAの動きに触れたいと
晴耕雨読とまではいきませんが、相変わらず盆栽と書
思っていましたが、急に検査入院を言い渡され、無念
道に勤しんでおります。いずれも腕が下がる一方でな
の欠席となりました。頑強なつもりでも寄る年波には
蒲生 郁男(H.11)
勝てません。ご盛況をお祈りします。
平成26年度総会の御盛会を祈念します。数種類の薬
金城 光男(H.5)
のお世話に成り乍ら元気に自家菜園・果樹の管理?に
秩父や武蔵の里山歩きを楽しんでいます。
励んでいます。
会員諸兄姉の健康とご多幸を祈ります。
草野 忠征(H.15)
栢尾 昭(H.4)
今のところ、夫婦共々ジムに通ったり、合唱・楽器演
春は早や過ぎ去り、すぐに夏が来るという最昨今です
奏したりで大きな病気もせずがんばっております。
が、皆様息災にお過ごしでしょうか。JICA、そして
熊谷 晃(H.18)
JICA交友会の今後のますますの発展を祈念いたしま
す。
北村 孝(H.4)
数年前から、行きつけの飲み屋の写真クラブに入って
健康維持に努めつつ、日々平穏に暮らしております。
かなか上達しません。
木内 志郎(H.13)
川口 隆司(H.10)
定年退職後20年そして年令80才と人生後半の節目を
迎えましたが、幸い健康に恵まれ、どうやら元気に過
恙が無く完全隠居生活を続けております。
ごしています。
川村 知也(H.2)
15
倉林 太郎(H.6)
地元でのボランティア活動が本格的になりました。若
ご盛会とJICAの益々のご発展を祈念申し上げます。
い頃の協力隊の志を引き継ぎ、
「我人生協力隊」をモ
小林 正(S.57)
ットーにして「生涯ボランティア」の心意気を実践し
たいと思っています。
熊野 秀一(H.13)
囲碁とゴルフに熱中しています。
雲見 昌弘(H.17)
民間企業(金属屋根メーカー)で働きはじめ3年目に
入りました。還暦を迎えて、健康づくり、体力づくり
を誓いました。
小林 正博(H.24)
立命館大学は多くの外国人留学生を受け入れるのみな
2月に伊勢神宮にお参りをした。昨年式年遷宮を終え
らず、海外フィールド調査も多数実施し全学をあげて
られたばかりの新宮だ。明治天皇御製:
「いにしえの 国際化に取り組んでいます。
今年の夏は学生を引率し、
姿のままに あらためぬ 神のやしろぞ たふとかり
タイ、ラオスに2週間程農村調査に出掛けます。JICA
けり」 古式に則り、お参りの後はもちろんおかげ横
の事業、JOCV等とも連携するのみならず、JICA草の
丁へ。
「おかげさま お神酒の旨さ 有頂天」
根などにもチャレンジしようと計画しています。学生
小森 毅(H.16)
の就活支援も大変です。OBの皆さまのご支援をぜひ
お願いしたいと思います。
幸いまだいくつか仕事があり、退屈せずに暮らしてい
黒川 清登(H.25)
ます。しかし体力の衰えは覆うべくもなく、ゴルフの
教員生活も3年目にはいりました。当日は授業がある
スコアは急上昇しています。以前と変わらないのは酒
ため、残念ながら欠席致します。
量ぐらいです。日本の危機に際し、JICAが果たすべ
黒沢 啓(H.24)
き役割は益々大きくなっています。関係者の皆様の御
完全フリーな日々。野菜・ハーブをメインの畑作業、
活躍をお祈り致します。
植物公園でのボランティア活動、スポーツ少年団(ソ
元気に月一回寄席に行ってます。 斉藤 たみ子(H.20)
フトボール)活動、ゴルフプレイなど適宜組み合わせ
ての生活。快食、快眠をモットーとしているところで
す。諸氏のご多幸健康を!!
斉藤 邦彦(H.13)
今年も引き続き全農で農薬安全使用指導にたずさわる
桑木野 文章(H.55)
ほか、
大学で非常勤で植物防疫論などを教えています。
皆さんのご健康、ご多幸を祈ります。
教えることは本当に学ぶことと実感しております。末
筆ながら、ご盛会を祈ります。
小池 伊久司(S.63)
齊藤 登(H.9)
五島列島の六島にUターンして島おこし活動に頑張っ
日本とニュージーランドとの交互で過ごしておりま
ています。元JICAマンとしての経験を生かしてイン
す。総会が盛会でありますよう祈っております。
ターナショナルな民泊/民宿経営にもチャレンジして
齋藤 宏(H.15)
いきます。退会者増加対策としては、ゴルフや囲碁会
盛会をお祈りします。
以外に、被災地支援や地域おこしボランティアで汗流
したらいかがでしょうか?島おこし支援ボランティア
庭の家庭菜園で作物を作っていると自然の恵みと戦争
で六島に来ていただけたら、おいしい刺身で歓迎しま
す。
のない平和が続くことを思います。子供たちや孫たち
小金丸 梅夫(H.18)
の生きる次世代の日本が放射能汚染や戦争のない国で
あることを強く願います。JICAの国際協力がそうし
元気に遊んでいます。皆様に逢えず残念。皆様お元気
で!!
日々平穏に暮らしています。
た方向で継続されることを希っています。皆様のご健
越湖 学(H.15)
康とご活躍をお祈りします。
小菅 伊之彦(H.7)
佐々木 直義(H.20)
現在の勤務先の仕事(海外出張)のため残念ながら欠
元気に過ごしています。悠々自適ながら、これまでじ
席とさせていただきます。
っくりとは出来なかった知的好奇心を満たしていま
佐々木 弘世(H.24)
ご案内ありがとうございます。ひと月に一度の病院通
す。宗教、哲学などはもとより自然科学、歴史など、
いですが、それなりに元気な日々を過ごしています。
雑学で巾広く知識を吸収しています。要するにボケ防
ご盛会を祈念します。
止につとめています。庭で野菜を栽培し、仏事で導師
や法話をしたり、地域で同好会やいろいろのボランテ
佐藤 忠生(H.11)
1年が経つのが益々速く感じています。今年は白内障
ィアに参加しています。退屈しないよう、いろいろの
ことを行っている毎日です。
斎藤 寛志(H.19)
の手術、毎年手術や入院が発生して来ますが、大きな
後藤 亮之助(H.10)
病気にならないよう注意しています。
佐藤 保雄(H.20)
16
東京工業大学留学生センターで外国人留学生と日本人
毎日元気に過ごしております。ご盛会をお祈り致しま
の海外派遣留学生両方の教育と支援に携わっていま
す。
す。
佐藤 由利子(H.15)
鈴鹿 惠子(H.19)
内原を全国に拡めた満蒙開拓青少年義勇軍の歴史資料
JICA図書館利用カードをご送付いただきたくよろし
館は設立11年過ぎました。最終年度の訓練生であっ
くお願い致します。有効期限が2015.5.8のものはあり
た小生も当時14才(今の中学2年生)昭和20年に入所
ます。
し84才になりましたが、正しい歴史の語り部として、
佐藤 洋子(H.24)
ボランティアをやっております。水戸市の方にお出掛
眼疾にて障害者手帳をもつことになりました。
けの折は是非お立寄り下さい。
皆様の弥栄を祈ります。
佐野 宏哉(H.2)
清野 武司(H.4)
隠居の日々を元気で過ごしています。
総会、交歓会のご盛会と皆様のご健勝を祈念申し上げ
沢地 真(H.20)
ます。
皆様にお世話になりました日々、いつもありがたく感
謝いたしております。
中欧の国、ポーランドから、かつてJICAの事務所で
澤田 富夫(H.22)
働いていたナショナルスタッフのマルタさん(Ms.)
が国際交流基金のプログラムで日本に1ヵ月間滞在し
日々是好日、身穏かに毎日を過ごしています。
た。日程を空けてもらい、再会は今年の2月下旬、両
篠塚 征和(H.16)
国の懇親会場。JICA・協力隊のポーランド関係者も
年1回は富士山に登ること、高尾山でBBQ会を開催す
多数出席した。彼女のお話をうかがうと結婚され、ワ
ることを続けています。東日本大震災被災地への支援
も続けていきます。
ルシャワ大学で日本語の講師をしているとのこと。幸
清水 武男(H.16)
せそうだった。他のナショナルスタッフの近況も聴く
ことが出来、安心した。懐かしい再会のひと時であっ
遠隔地であるため簡単には出席できませんが会が盛会
た。
ポーランドには近いうちに行きたいと思っている。
裏に開催されますことをお祈り致します。
髙嶋 俊政(H.17)
生野 次雄(H.5)
腰を痛めて、近所のプールに通っています。最近、関
月日の経つのは早いものでJICAを定年退職して21年、
係書類や本などを整理することが多く、そのような時
昨年3月は八十路を歩き始めました。前回の東京オリ
たまっていた古いJICAニュースが目にとまると、つ
ンピックは海外(ブラジル・ポルトアレグレ)に居て
い読み出して、現役の頃のことを懐かしく思い出して
経験できなかったので、2020年まで生き長らえられ
います。
たら有難いなァとは思いますが、その前にお迎えが来
るかも知れません
末次 輝雄(H.5)
御盛会を祈ります。
菅井 昇(H.7)
髙杉 重光(H.8)
相変わらずぼちぼち家庭菜園をやってます。
髙橋 勝成(H.14)
退職して十余年が経ち、気持も脚もなかなかそちらに
異常的気象と国内外諸情勢難しい時代の下、ここに会
向いてくれません。
皆様のご活躍を期待しております。
員の皆様の御健勝を祈念致しております。尚、私は体
盛会を祈ります。
調の事があり、欠席致します。不悪願。
杉岡 三千雄(H.5)
高橋 辰夫(H.13)
JICA交友クラブ運営に当たられる各役員、事務局の
皆さんに感謝申し上げます。さてJOCV、来年、創立
米国のPew Research Instituteの調査によると、中韓以
50周年を迎える。創立当時、民間が「日本青年海外
外のアジア諸国で日本に親近感を寄せる人は米国や中
奉仕隊推進協議会」を組織し、末次一郎、寒河江喜秋
国のそれを上廻ります。これにはJICAの長年の努力
先生のご指導の下、
青年海外協力隊事業の実現のため、
が与って大きいと考えてよいと思います。大いに自信
運動をすすめたことが思い出される。ご一緒の方々の
をもって下さい。それに引きかえ、日本の若い人に内
多くは、すでに他界され、当時のことを語る人は少な
向き志向が強まっているのは懸念の種です。少子化時
くなって仕舞った。生き残りの一人として、事業成立
代で男子の3人に2人が長男となれば、外国に勇飛し
の経緯と目的、理念など、事業の原点を語り継ぐこと
ようという気持ちが少なくなるのが自然かもしれませ
が大事だと改めて思う。緑のふるさと協力隊など過疎
んが、これではならず青年海外協力隊の活躍を含め
化する地域の活性化のための一年間ボランティア事業
JICAの活動を一層広報していただくよう希っていま
す。
関 芳夫(H.9)
支援など続けています。
杉野 明(H.元)
17
髙橋 成雄(H.3)
特になし。
ご案内ありがとうございます。都合により出席出来ず
髙橋 利弘(H.12)
申し訳ございません。総会、懇親会のご盛会をお祈り
定年退職後16年となりましたがおかげ様で歳それな
致します。皆々様のご健康ご多幸をお祈り申し上げま
りに元気で暮らしております。遠距離のため会には出
す。
席できませんが、会の御盛会を祈念しております。
現在、八十路への挑戦。趣味である琉球古典音楽録音
髙橋 英昭(H.10)
(CD)に精魂をそそいでいる。
(現在120曲余録音済)
残念乍ら都合により欠席させて頂きます。日日平平凡
これが私の精神的健康維持の秘訣かな…?皆様方のご
凡、感謝です。総会の盛会と皆さんのご健勝をお祈り
致しております。
千葉 誠二(H.12)
健勝をお祈り申し上げます。
武井 秀雄(H.4)
知花 元盛(H.7)
元気でやっております。遠くのため欠席いたします。
謹啓、しばらく御無沙汰いたしております。お蔭様で
JICA交友クラブの皆様によろしくお伝え下さい。
健康にて暮らしております。現在、地域の発展のため、
辻本 壽之(H.12)
行政に協力しております。1.野木町丸林区長 2.野木
町政治倫理審査会長 3.野木町広報編集委員長 4.野
残念ながら当日先約があり出席できませんが、元気で
木町生活環境委員長
やっております。御盛会を心より祈念しております。
舘野 恒夫(H.4)
円谷 智彦(S.56)
都合により欠席いたしますが出席の皆様のご健勝を切
に祈り上げます。
田中 謖吉(H.元)
2009年から昨年までに本(ノンフィクション)を2冊
書きました。2冊とも大きな書店やWEB書店にありま
日経新聞の一面にJICAの情報が以前よりも大きく取
す。著者名で検索しお読みいただき、御感想などをい
上げられるようになり興味深く読んでいますが、内容
ただければ幸です。
は日本企業のアジア諸国への進出のための基盤整備な
ど資金協力の記事が多く、私達の時代とは協力の形態
寺神戸 曠(H.3)
(独)国際農林水産業研究センターで領域長をしてお
が大分変わったと感じています。これからもJICAの
ります。海外出張の機会も多く、JICAの同僚、後輩
標語、人造り・国造り・心のふれあいを大切にして欲
諸氏に大変お世話になっております。
しいと心から願っています。
土居 邦弘(H.19)
田中 洋(H.7)
お陰様で元気で過しております。私の大好きな花の季
いつもお世話になっています。散策をかねて東京六大
節がきました。三月には当地の河津桜、先日は横浜の
学野球の観戦を楽しみにしています。余りに真剣にプ
チューリップ祭、関内の八重桜と楽しみました。これ
レーして、ミスが出るのも又、愛嬌でしょうか。スト
からはつつじを見にあちらこちらと出掛けるつもりで
ライクが入らず一試合で13のフォアボールもありま
す。この時季が一番の楽しい日々です。
す。チアガールも人気があります。
谷本 京子(H.10)
戸井田 冝雄(H.9)
外務省を退職して14年、
(株)錢高組に勤務のかたわ
昨年は、きゅうりとオクラが思ったより収穫。今年は
ら行政書士の業務をしております。錢高組では無償資
何を植えようか目下思案中。
金協力や円借款の案件をフィリッピン、
インドネシア、
徳嵩 孝(H.18)
いつも大変お世話様になり有難うございます。お蔭様
ヴィエトナム、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ウガンダ、
で何とか元気に過ごしております。どうぞ今後共宜し
モザンビーク、ジンバブエ等で受注し、外務省、
くお願い申し上げます。
JICAのご指導のもと実施をお手伝いさせていただき、
大いに自負しております。つい最近はウガンダで円借
苫谷 禎子(H.11)
H26.6/6の総会の案内状、ありがたく辞退。お陰様で、
款による大型橋梁案件の着工に漕ぎつけました。しか
ある程度元気な生活を続けております。さる3月14日
しながら昨年来心臓病を患い、2回も手術、入院を余
(金)やっと91歳になりました。生後から33,215日目
儀なくされ、加うるに寄る年波もあって、必ずしも従
です。さる4月19日には、1年ぶりになつかしの、箱
前のごとく成果を挙げることが困難になりつつありま
根旅行を実施。仙石山荘で一泊し、温泉の魅力を満喫
す。よって4月20日をもって同社を退職することにい
致しました。かつての箱根研修センターが、他日再び
たしました。今後は同社のアドヴァイザーを勤めなが
ら、行政書士の仕事を続けていく所存です。
束原 麻夫(S.57)
18
わがJICAに戻ることを祈りつつ。
豊田 久承(S.56)
ご盛会を祈ります。
鳥井 雅晴(H.7)
ゴルフ、ランニング、そして7年目に入った骨董市へ
いつもお世話をおかけします。なんとか元気に暮らし
の出店と好きなことを続けています。
ています。ご盛会を祈念いたします。
富沢 清(H.20)
西本 高司(H.8)
茨城県の田舎で野菜を作り、サンバチームでタイコた
いつも、JICA交友クラブ会報を楽しみにしています。
たきに精を出しています。
ご盛会をお祈りします。
永井 和夫(H.18)
能代 裕(H.17)
今年2月末の約1週間我が家の長男一家と南太平洋に
御盛況を御祈りします。御かげさまで何とか元気でや
浮かぶバヌアツに滞在し、首都がある島のなか(とい
っています。
(本年米寿となりました。
)
っても海岸に近いところですが)をいろいろ見てまわ
野村 豊(S.58)
る機会に恵まれました。そのなかでJICA青年海外協
ご盛会をお祈り致します。
力隊による協力活動が現地に根づいてきていて、印象
的でした。とにかく時の流れはゆっくりとしていて自
皆様のご支援・ご協力により、モザンビークと日本と
然は豊かで現地の人も穏かなところです。
の二国間関係強化に従事し、2年7ヶ月の現地滞在生
永井 英(H.2)
活を終え、本年5月に無事帰国致しました。OTCAJICA-外務省の40年余の駆け足人生に一旦終止符を打
最近何かと外国人技能実習生の活用が取り沙汰されて
ち、並足人生に挑戦します。諸先輩及びご同輩の引き
いますが、個人的には特に農業分野での実習生の一層
続いてのご指導、ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上
の戦略的活用に関心を持つようになりました。今後は
げます。
縁あって中国、東南アジアの農業実習生への受入れや
支援ボランティア活動にもう少し前のめりになりたい
と思っています。
橋本 栄治(H.23)
70才へ後数年に近い高齢者に属し、幸せ感を維持し
中内 清文(H.19)
て暮らすことの思いを大切に努力して過ごしていま
す。今年5月初旬、当居住マンションに管理組合公認
5月下旬からASEAN連携企画調査員としてインドネシ
アに勤務します。
橋本 明彦(H.12)
サークル「シニアをつなぐ会」が出来ましたのでメン
中川 寛章(H.23)
バーに登録、参加しました。お互い居住生活者の知恵
私は高齢と能力不足から積極的に経済・社会開発に貢
を出し合い真面目で建設的なつなぐ会作りを考えてい
献できませんが、間接的ながら機会があれば自分にで
ます。活動は一歩一歩地道にこれからです。
きることをしたいと思っています。また、生活上も可
羽立 博子(H.18)
能な限り環境負荷の少ない行動をしようと考えていま
セカンドライフは老化防止にも役立っている様です。
す。これにより消極的ではあっても地球環境改善に資
することになると思います。
・高槻市文化財スタッフとしてのボランティア活動
長澤 幸敏(H.5)
(案内板、標柱の清掃、サビ落とし、ペンキぬりなど)
相変わらず東京と京都の往復生活が続いております。
・母親の介護・家事(そうじ、洗濯、買い物)等々。
昨年6月から母校の浅野学園同窓会長も務めることと
服部 一平(H.21)
なり、これまでの東京銀杏会(大学)と合わせて同窓
すこぶる健康で家庭菜園やら管理等で忙しい毎日を送
会関係に時間がとられている近頃です。
っており、暫くはボケそうもない様です。今年度は出
中村 順一(H.3)
席できませんでしたが、来年度には出席したいと考え
都合有って出席できません。盛会を祈念申します。ブ
て居ります。
ラジルでのボランティア的用務があり、退任(一昨年)
ドイツに滞在中のため、欠席させて頂きます。盛会を
以降も同国(RS州)に赴いております。
西村 康男(H.2)
残念ですが、今回はベトナム出張中に当り、総会に出
席できません。ベトナムのタイバック大学プロジェク
祈っております。
濱崎 文彦(H.18)
盛会を祈念します。
林 和範(H.18)
お世話になっております。元気に家庭菜園、水彩画等
トに携わり今年が終了年です。現場の仕事からサポー
を楽しんでいます。
ティングの方に移りたいと思っています。家では孫の
林 典伸(H.17)
早期退職してから2年近く浪人生活をしていました
相手、下手なテニス、漫ろ歩きなどをしています。健
が、社会福祉の勉強をしながら福祉関係の仕事を始め
康管理は歩くことかと思い、買い物も積極的に徒歩に
しています。
土生 幹夫(H.4)
ました。
西村 美彦(H.9)
19
早瀬 隆昌(H.24)
我が国のコロンボプラン加盟から今年は60年目とい
このところ歩行が難しくなり、ご無沙汰を続けており
う節目にあたります。私がODAを最初に学んだのは
ますが元気にしております。国際協力やJICAのニュ
S54∼S56農林省(当時)からJICA農計部に出向して
ースにはいつも注目していますが、最近は少し地味に
いた30年以上前になります。当時学んだODAと現在
なってきた気がします。ODAの今後のあり方の議論
のODAでは相当違っております。勿論社会の変化に
も必要なのでしょうか−。
応じてODAの考え方も変わっていくのは必然ではあ
眞木 秀郎(H.8)
毎回「JICAメールマガジン」を楽しくわくわくしな
りますが、正直なところ淋しさも感じています。この
がら読んでいます。今回の総会は、今後の交友クラブ
ようなことを考えるのは私だけでしょうか?
のあり方についてとの議題ですので、
参加いたします。
原田 幸治(S.56)
松浦 毅(H.8)
体調不良につき、上記のとおり欠席致します。JICA
前回お知らせした「警察分野の技術協力の沿革」を元
と交友クラブのご発展を祈ります。 平井 龍明(S.54)
に、
「警察の国際協力に関する実証的考察」
、
「警察の
交友クラブの益々の発展を願っています。小生年相応
国際協力の半世紀の歴史」
、
「警察の国際協力の政治的
に元気に暮らしています。早々
側面」等の論文執筆や講演を行っています。なお、今
平野 重利(H.2)
年の3月から勤務先が日本電気株式会社(NEC)顧問
体調もほぼ回復し、おかげ様で元気にしています。総
に変わりました。
会、パーティは前回欠席となりましたが、今年は出席
しようと楽しみにしております。
松尾 庄一(H.23)
今回は所用のため欠席させていただきます。盛会であ
福田 省三(H.17)
りますよう念じております。昨年8月末をもって自由
地域のお年寄りと元気倶楽部体操などなどを楽しんで
の身となり、読書、散歩やゴルフ等気ままな日々を元
おります。皆様のご健康をお祈りします。
気に過ごしております。
藤井 寛(H.15)
松澤 憲夫(H.12)
毎回欠席いたしましてすみません。元気にすごしてお
この度日本赤十字社に勤務することになりました。こ
ります。自治会長を5年間もやっています。世の中、
の4月より宮崎市にて勤務していますが、人情の温か
人の為に頑張ります。皆様もいつまでもお元気でお祈
さと美しい自然、美味しい食べ物等新たな生活を満喫
り申し上げます。
しています。高齢社会の進展により血液製剤の需要が
ご盛会をお祈り申し上げます。
増しています。献血にご協力下さい。
藤崎 清道(H.15)
松島 一郎(H.4)
松田 潤治郎(H.13)
事務局関係者の皆様御苦労様です。体調の関係で総会、
ミャンマーはこの3年間で驚くほどの変化をとげてい
パーティー共に欠席させていただきます。来年は是非
ます。ミャンマーでの植林活動も6年を超え、最初に
出席したいと願っております。御盛会を祈ります。
植えた木々は7∼10mに達しました。今後はバガン地
松田 二朗(H.5)
方の観光産業と農村開発に少しでも役立つ活動を行い
たいと思っています。
1.最近、マスコミにJICAが報道されますが、これは
藤村 建夫(H.12)
現職の皆さんの活躍によるものと思います。皆さん頑
旅行を楽しみながら元気に暮らしております。ご盛会
張ってください!2.5年前から病気と共生しており、
をお祈りいたします。
小生は寿命のある限り、前向きに生きるべく努めてい
舟戸 きよ子(H.12)
ます。
ご盛会を祝します。皆々様によろしく。
松山 良三(S.59)
ご盛会をお祈りします。私は田舎で健康的な生活を送
堀 守男(H.7)
っております。JICA交友クラブのご発展と皆様のご
総会のご成功をお祈り申し上げます。今年は生憎旅行
健勝をお祈りします。
中につき、残念ながら欠席いたします。元気でバード
真鍋 武紀(H.10)
ウォッチングにも出かけています。今春、久しぶりに
年々故障ヶ所も増えて来ますが年相応と気にせず、出
コマドリのオスを撮影することができました。
歩けることを有難く楽しんでいます。
水田 加代子(H.13)
前川 洋右(H.8)
健康上の都合で出席できませんが会の益々の隆盛と会
員皆様の健康をお祈り致します。
盛会を祈っております。
真下 慶治(H.7)
溝渕 高生(H.8)
この4月より1年間、週3日間JICA九州に2回目の勤務
をはじめました。
20
三苫 英太郎(H.17)
いつもお世話いただきありがとうございます。一人暮
御無沙汰しています。完全リタイア3年になります。
らしも4年を過ぎました。体調の具合で遠出が出来ま
合唱活動には土・日の休日が無いので、週7日勤務の
せんので小学校からの親友達とお茶とか食事を楽しん
観があります。月2回は地方に出掛けており、今回も
でいます。
偶々、総会当日は“出張”予定があり、欠席致します。
南 昭美(H.9)
盛会をお祈り致します。
坐骨神経痛と共生しつつ、相変わらず元気に毎日を過
ごしています。
山田 昭郎(H.13)
御無沙汰ですが、遠方ゆえ失礼致します。御盛会並び
宮本 和美(H.元)
に会員皆様方の御多幸を祈ります。 山田 義之(H.16)
健康の有難さをしみじみ感じております。50才時胃
がん手術、60才時代胆のう炎手術、70才時代急性腸
総会、講演会、パーティご盛会でありますよう、お祈
閉塞と患いました。私の腹部は手術の跡が十字架にな
り致します。
らんとしております。悪部を摘出して以来、今80才
山本 源太郎(H.12)
世間の辺隅で細々と気儘な生活を楽しんでいます。
半ばになろうとしておりますがお蔭様健康で余世を楽
湯川 修介(H.13)
しんでおります。健康維持のためと先ずは第一に毎日
体を動かすことが肝要と毎朝6時より自己流体操を一
御蔭様で小生相変わらず元気にしております。会の御
時間1987年以来続けています。晴れの日外に出るこ
盛会と皆様の御健勝を祈念致します。
とにして庭で野菜の有機栽培に励み、そしてゴルフに
横田 尚正(S.47)
も精を出しております。フォームを大改造してエイジ
シュートを目指しております(?) 宮本 守也(H.5)
回答遅れまして申し訳ありません。盛会をお祈りいた
JICAを退職して30年たちました。ご盛会をお祈り致
か入手で出来るよう(場合によっては有償でも)お願
します。
します。
(予算縮小となっても、カレンダーはなんと
森本 勝子(S.59)
いいたします。
)
私事のため出席できません。皆様のご健康と盛会をお
祈り申し上げます。
勤務のため欠席します。仕事、ゴルフと健康ですごし
森脇 克博(S.63)
ています。ご盛会をお祈り致します。
吉澤 邦彦(H.18)
1.JICA交友クラブの設立につき知りませんでした。
(卒業は昭和63年(?)だと思います) 2.同僚(後
いつもご案内ありがとうございます。わが家では、次
輩の門倉様)より知らされましたので、新規入会です。
女が5月には5人目の孫が誕生する予定で楽しみです。
3.最終期はドミニカ(共)に在職しましたが最近新
吉田 惠理子(S.49)
聞にて50年記念を拝見しましたので、この点も情報
があれば知りたく思います。
(小生は25周年を実施) 尚、今年孫(女)が協力隊員としてHondurasに赴任
しますので。
ご盛会をお祈り申し上げます。
吉村 政雄(H.10)
生涯、現役で国際農林業協力に邁進していく覚悟で
山崎 信雄(S.63)
す。
体調次第ですが、順調であれば出席し皆様にお会いし
米山 正博(H.14)
4月から本格的な年金生活に移行しました。しかし大
たいものです。ご盛会を祈念致します。
望の“毎日が日曜”とはかけ離れた“貧乏暇なし”の
八重尾 直忠(H.4)
クラブ発展を希願いたします。
吉崎 史明(H.15)
様子。アフガン支援に加え、ABEイニシアティヴのブ
レークで、JICEのアドバイザーに!矢張り“生涯現役”
八林 明生(H.16)
は必定なのか??
21
渡辺 一雄(H.9)
懇親会風景
入会者(敬称略)
佐々木弘世
平成24年5月30日退職
岡田 実
平成26年3月31日退職
黒崎 直幸
平成26年4月10日退職
山崎 信雄
昭和63年退職
ここに掲載しました入会者は平成25年12月1日から平成26年6月30日まで
に入会された方々です。(入会順)
編集後記
訃 報(敬称略)
川﨑 愛作(昭和57年退職)
平成25年11月10日(享年90歳)
宮持 優(昭和58年退職)
平成26年1月4日(享年89歳)
金津 昭治(昭和55年退職)
平成26年2月2日(享年81歳)
小嶋 進(平成6年退職)
平成26年4月15日(享年79歳)
大部 一秋(平成20年退職)
平成26年6月12日(享年61歳)
JICA交友クラブ会報
(平成 26 年 8 月発行通巻 48 号)
総会冒頭の黙祷
発 行 者
連 絡 先
T E L F A X 残暑厳しき折、会員の皆様には変らずお元気のことと
思います。今年の夏は例年以上に各地での天候異変が伝
えられておりますが、お住まいの地は如何ですか。
会報第48号をお届け致します。今回の号は、6月に開
催した定期総会の内容を掲載しました。第2号議案は交
友クラブの今後のあり方を議論するもので、紙幅の関係
で議論の詳細はお届けできませんが、当日の活発な議論
はOB・OGの皆さんのJICA現役時代を彷彿とさせるも
のがありました。JICA魂、未だ健在。
(笠)
JICA 交友クラブ 会 長 望 月 久
〒102-8012 東京都千代田区二番町 5-25
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