プレスリリース 東日本大震災から1年 同胞にエールを 3月 11 日は多くの

プレスリリース
東日本大震災から1年
同胞にエールを
3月 11 日は多くの人々にとって忘れられない日です。昨年、2011 年のこの日、東
北地方を巨大な地震と津波が襲い、さらに、原子力発電所の事故が起きました。日本から
何千キロも離れたペルーに住んでいても、テレビから流れて来る災害の画像は、そこに住
む人々の苦しみを思わずに見る事はできませんでした。
独立行政法人国際協力機構(JICA)のボランティアなど、ペルーに住む日本人は家族
や友人と連絡が取れなくなり、日本の状況の深刻さを知りました。ある人々は家や家族や
友人を失いました。また多くの人が家族や友人を助けるために、ペルーでの仕事を中断し
て数週間日本へ帰りました。ペルーに残った人々も、日本が一刻も早く復興することを
祈ってやみませんでした。ペルーの JICA ボランティアにとって、このような「中断」は、
ボランティア活動がテロによって中断され、約 12 年後にまたペルーの発展を助けるため
に再開した時以来でした。
JICA ボランティアたちは、東日本大震災から1年経った今、復興しようとしてい
る日本へ励ましの気持ちを、また必要とする人々に義援金を送りたい、という趣旨でイベ
ントを企画しました。地方で活動する JICA ボランティアがその地域の民芸品を持ってき
て、11 日にペルー日本文化センター(APJ)で販売します。ペルー国立工科大学名誉教授
のフリオ・クロイワ氏による講演会「東北地方で起きた地震と津波 ペルーにおけるそれ
らのリスク」は 11 日の 11 時から、ジンナイホールで行われます。エマニュエル孤児院で
活動する青少年ボランティアは、子供たちと卵の殻を使ったモザイク画を作り、被災した
人たちへのメッセージを添えて、展示します。民芸品の販売やクロイワ氏の講演会の他に、
「折り紙」にメッセージを書いてもらい、日本人にとっては特別な、希望を象徴する
「鶴」を、折り紙で折る体験ができるコーナーもあります。折り紙は、持ち帰ってもいい
し、日本の被災者へ送るために会場へ残して行ってもかまいません。イカで活動する環境
教育ボランティアは、ペットボトルのキャップを使ったモザイク画でメッセージを作りま
す。クスコで活動する日本語教師ボランティアは、生徒たちの被災者へのメッセージを書
道で書いたものを展示します。リマの地球物理研究所で活動するシニアボランティアは、
当日研究所で行われる国立プラネタリウムの投影で、地震について触れます。
3月 11 日、東日本大震災から1年が経ちます。ペルー日本文化センター ジンナイ
ホールで、復興に向けて努力する方々へエールを送るため、JICA ボランティアが主催す
るイベントが以上のように企画されています。
3月 11 日(日) 午前 10:00−午後 4:00
ペルー日本文化センター ジンナイホール
Centro Cultural Peruano Japonés – Auditorio Jinnai
Av. Gregorio Escobedo 803, Residencial San Felipe, Jesús María
Teléfonos: 518 7450, 518 7500
−日本へのメッセージ受付
−展示“日本の被災直後・今”
−ボランティア活動任地からの“エール” 展示
−ボランティア活動任地の民芸品・特産物等の販売
−被災者への義援金受付
午前 11 時~12 時 30 分 講演会
「東北地方で起きた地震と津波
ペルーにおけるそれらのリスク 」
講師:国立工科大学名誉教授 フリオ クロイワ
3月 11 日(日) 午前 10:00−午後 5:00
地球物理研究所 国立プラネタリウム ムツミ・イシツカ
Planetario Nacional Peruano-Japonés Mutsumi Ishitsuka
Instituto Geofísico del Perú
Calla Badajoz 169, Urb. Mayorazgo IV Etapa, Ate
Teléfono: 317-2323
−3月 11 日の地震について
−被災者への義援金受付
民芸品 Artesania de Magdaelana de Cao (La Libertad)
折り紙で「鶴」
子供たちから日本へメッセージ