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平成27年度
多摩市交通安全対策会議
要点録
1 開催日時
平成28年1月29日(金)15:30~16:30
2 開催場所
多摩市役所特別会議室
3 出席者
8名
会長
阿部裕行(多摩市長)
委員(新) 大塚 満(国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所多摩出張所長)
委員
中村守宏(東京都南多摩東部建設事務所長)
委員(新) 西原 剛(警視庁多摩中央署長)
(代理 熊谷交通課長代理)
委員(新) 矢島 務(東京消防庁多摩消防署長)
委員
志村光明(多摩稲城交通安全協会会長)
委員
清水哲也(多摩市教育委員会教育長)
(代理 田島学校支援課長)
委員(新) 須田雄次郎(多摩市都市整備部長)
事務局
串田邦夫(多摩市都市整備部交通対策担当課長)
緒方勇也(同交通担当主査)
小塚康喜(同交通担当主任)
吉瀬 賢(同交通担当主任)
4 会議要点録
(1)会長(市長)挨拶
多摩市におきましては、皆様と連携、協力し、多摩市内の交通安全の実施と推進を図っ
ています。
平成23年度に策定した、第9次多摩市交通安全計画では、市内の交通事故による死傷
者をゼロに近づけ、究極的には交通事故のない社会を実現することを目指しており、平成
27年度までの5年間の目標は、年間交通事故死亡者をゼロ、高齢者並びに二輪車、自転
車の交通事故死傷者数を、対22年度比で1割の削減を掲げております。
関係機関の皆様におかれましては、第9次多摩市交通安全計画の着実な推進にご協力い
ただき感謝申し上げます。このあと、事業の実施状況についてご説明頂く予定ですが、引
き続きご協力をよろしくお願い致します。
(2)議題1
第9次多摩市交通安全計画に基づく、平成26年度、多摩市内における事
業の実施状況について
①東京都南多摩東部建設事務所
(道路環境整備)
・多摩ニュータウン通りにおいて歩道のバリアフリー対策を行った。
(乞田地先)
・道路照明23基、道路標識19面、区画線3,910mの整備を行った。
②多摩中央警察署
(道路環境整備)
・オーバーハング式標識補修6件、信号機LED化21箇所、音響信号機更新1件を
行った。
・高齢者事故防止キャンペーン、高齢者居宅訪問活動、老人会での講和、自動車実技
教室、ヒヤリマップの作成、歩行シミュレーター活用による高齢者交通教育を行っ
た。
(免許証自主返納支援)
・交通安全教育の機会に運転免許自主返納制度のメリットを理解してもらい返納制度
の普及活動を行った。
(二輪車の交通事故防止)
・運転者教育、重点路線における指導取締り、小学校での自転車実技教室や出前型交
通安全教室、スポーツ尐年団での実技教室、中学校でのスケアードストレイト、高
校及び大学での自転車安全利用対策、交通安全情報の発信を行った。
・地域社会における交通安全教育として、企業に対する交通安全教育の際に自転車教
育メニューを導入するとともに、自転車マナーアップ、自転車ストップ作戦、その
他各種キャンペーンにおいて交通安全意識の向上、交通ルールやマナーの普及を促
進した。
・駅周辺の繁華街や幹線道路において飲酒検問を強化実施し、飲酒運転の根絶を図っ
た。
③多摩消防署
・交通救助、救護の件数は減尐している。
・普通救命講習は47件実施し、1,247 人が参加した。
④多摩稲城交通安全協会
(交通安全教育)
・春・秋の交通安全運動のほか、多摩中央署、多摩市と共同で、交通安全キャンペー
ン、トワイライトオンキャンペーン、飲酒運転根絶キャンペーン、オートバイスト
ップ・自転車ストップ作戦、交通安全の市内巡回広報、交通安全パレードを行った。
・交通尐年団の研修会、交通安全イベントを通じて子どもたちの交通安全意識の向上
を図り、地域の交通安全リーダーとしての資質の育成を図った。
⑤多摩市教育委員会
(通学路の安全対策)
・通学路の総合的な点検を実施し、安全対策の実施を関係機関に要望した。
・市内6箇所に通学路安全整理業務従事者を配置した。
⑥多摩市
(道路交通環境の整備)
・手摺、誘導ブロックの設置を行った。
・舗装打換工事を行った。
(高齢者への交通安全教育)
・老人クラブへの出張型交通安全教室を実施した。
(運転免許自主返納制度支援)
・70 歳以上の市民の方が運転免許証を自主返納した場合、写真付住民基本台帳カード
の発行手数料(500円)を免除している。
(二輪車の交通事故防止)
・春秋の全国交通安全運動に伴う二輪車実技教室、大学への二輪車実技教室を警察と
連携協力して実施した。
・警察と連携して二輪車ストップ作戦を一ノ宮交差点、新大栗橋交差点において行い、
二輪車運転者に対する情報発信を行った。
・小学校低学年を対象に体験型の交通安全教室、中学校を対象にスケアードストレー
トを実施した(永山中・聖中・鶴牧中)
。
・駅前放置自転車クリーンキャンペーンにおいて、自転車の安全利用と放置自転車の
防止の呼びかけを、警察、鉄道事業者、地元商店会等関係機関協力のもと実施した。
・自転車マナーアップキャンペーンを実施した。
(自転車走行環境の整備)
・桜ヶ丘南駐輪場(有料)を開設し、既存の桜ヶ丘東及び永山北駐輪場を有料化した。
(飲酒運転の根絶)
・春秋の全国交通安全運動期間中において、飲酒運転根絶キャンペーンを実施した。
(自動車公害の防止)
・大気環境調査、交通量調査、環境騒音調査を行った。
⑦交通事業者の安全対策(事務局)
・小田急電鉄㈱、京王電鉄㈱、多摩都市モノレール㈱から、施設や設備の点検整備を
例年通り実施しているとの報告があった。
・神奈川中央交通㈱、京王電鉄バス㈱、京王バス南㈱から設備等の点検整備を例年通
り実施しているとの報告があった。
・ノンプテップバスは、ミニバスを除いて各社100%導入済みである。
⑧質疑応答
特になし。
(3)議題2 平成26年交通事故状況等について
①多摩中央警察より資料をもとに発言。
交通事故件数は減尐傾向。
(4)議題3 その他情報交換
各委員より以下の報告があった。
①東京都南多摩東部建設事務所
・NT通りのバリヤフリー対応は来年度も行う。
②多摩消防署
・出動件数は減尐傾向。
・ポンプ車も救急へ使われている。
・故障したプリウスに触ると感電する件について講習を行っている。
③教育委員会
・シルバー人材センターにお願いして、交通安全指導員を通学路に配置している。
④多摩中央警察署
・12月は事故発生が多い。
⑤東京都南多摩東部建設事務所
・信号の完全歩車分離化を行った新大栗橋交差点付近の道路改良計画がある。
・連光寺からの1車線部分は全5車線にする計画で平成28年に着工の見込みであ
る。
・京王バスのルート等、地元からの要望が出ている。
⑥多摩中央警察
・大栗橋交差点については、信号の出し方も変えていく。