Vol.40(2010.04.28)

40
学内報 知の柱
学生生活への最初のステップ
14
新 入 生 は、本 学
で 開 講 式 の の ち、
修に臨んだ。
人間学部・経営学部の新入生は﹁ハイアット・リー ら 日 ま で、新 入
ジェンシー・オーサカ﹂で4月7日から9日まで、看 生 導 入 教 育 宿 泊 研
護学部の新入生は﹁ラフォーレ琵琶湖﹂で4月 日か
健五さん
︵平成
12
クラスごとにバス
に 分 乗 し、会 場 へ
向かった。到着後、
研修の心得を学ぶ
﹁学 生 生 活 ガ イ ダ ン
ス﹂を 受 け、懇 談
会 で 歓 談、楽 し い
ひとときを過ごし
た。そ の の ち は 各
クラスを担当する
アドバイザ教員を囲む﹁クラスミーティング﹂があり、
クラスの仲間に自分を知ってもらうと同時に、和やか
な笑いのムードの中、自然なコミュニケーションを図
る時間となった。
また、設定されたテーマに基づきグループ代表者に
よる発表までが行われ、最後には研修レポートを作成
して終了となった。
限られた日程の中ではあったが、新生活を過ごすた
めの心得や友だちづくりや教員とのふれあいの場を経
験することで、新入学生たちはこれからのキャンパス
教職ガイダンス
教員採用試験合格者と語ろう
ていくのかを前提にした受験
何を大切にしているのか、し
らやっていく上で自分として
けでなく、教員としてこれか
合格者からのメッセージは
単なるコツの伝授や心構えだ
∼そのコツと心構え∼
3月1日︵月︶に本学東館3
階階段教室にて、教員採用試
験 合 格 者︵2 0 1 0 年 本 学
卒 業︶を 招 き 教 職 ガ イ ダ ン ス
が実施された。対象者はこれ
から教員採用試験を受験する
在校生で、会場は真剣な表情
の学生でいっぱいになった。
大阪府・愛知県の1府1県
で合格となった澤田さんのほ
か、大阪府1次合格の増田さ
ん・坂本さんから﹁教員採用
試験のためにどのような準備
を し た か﹂
﹁合 格 の ポ イ ン ト
は何であったか﹂など詳細に
の大切さまでが語られ、質疑
応答の際には、学生だけでな
く教員からも質問が飛び、熱
心にメモを取る学生の姿が印
象的だった。
社・団体。
や採用基準等を説明し始めると、会場
ットやコンピュータを用いて会社内容
に詰めかけた。企業担当者がパンフレ
の人間学部・経営学部3年次生が会場
リクルートスーツに身をかためた多く
した1日となった様子。本学の昨年度
る感想が寄せられ、学生にとって充実
関心がでてきた﹂などの満足感あふれ
今まで関心があまりなかった職種にも
加して良かった﹂﹁直接話せたことで、
ト か ら は、
﹁参 考 に な る こ と が 多 く 参
業数は1人当たり平均5社。アンケー
終了時刻の午後4時までに約200
人の学生が参加した。説明を受けた企
計
杵屋などのサービス・飲食業が7社の
ついて熱いメッセージがつぎ
つぎに語られた。
社が参加し、学内企業説明会
には緊張感が漂うと同時に、たちまち
時半の開場時刻には
熱気につつまれた。関心のある企業説
就職内定率は、人間学部
月1日現在︶。
・0%、総
明を受けるうち次第に学生の緊張もほ
合経営学部 ・9%で平均 ・5%︵4
な場面があちらこちらで見られた。
ぐれ、活発に質問を行うなどの積極的
が開催された。
る企業
3月1日︵月︶
に本学東館3階多目的
ホールで、本学学生を採用したいとす
ライフをスタートさせる心構えができた様子だった。
林市消防局より表彰を受けた。これは、同 感 じ た の は 事 実 で す﹂。今 回 の 件 が あ っ た
言い、今まで通りの接客を心がけることで、
フィットネスクラブでの人命救助の功績を ことで、自身の仕事の意義を再認識したと
称えたもの。
昨年7月、同フィットネスクラブでのエ お客様の〝役に立つ〟存在であり続けたい、
アロビクスのレッスン中に、参加されてい と久保田さん。自分の信じた道を進む力強
た男性が突然倒れ、他のお客様の応対をし さを感じさせた。
て い た 久 保 田 さ ん が 駆 け 付 け、AE D︵自
動 体 外 式 除 細 動 器︶を 使 用 し て 見 事 心 肺 停
止 状 態 か ら 蘇 生 に 成 功 し た。﹁社 内 で の 研
修も修了しライセンスを持ってはいました
∼資格取得で将来就きたい
職種への実現へ近づける∼
が、もちろん初めての経験でした。いざと
参加企業は大阪府警察など公務員関
係が4団体、大和冷機工業㈱など製造
業が2社、日本電子計算㈱など情報通
信関係が2社、不動産業では森本興産
㈱など2社、多磨エンジニアリング㈱
(土)
6月20日
(日) 8月28日
(日)
7月24日
(土) 8月29日
手に入れる
なったら動けるのか⋮とも思っていました
が、一瞬ののちに体が勝手に動いていた感
じです。フィットネス担当の責任者として
の意識も大きく作用したと感じました﹂
など物流業が3社、商社関係では大喜
産業㈱など2社のほか、小売業では大
阪日産自動車㈱・トヨタカローラ南海
5月30日
(日) 8月8日(日)
を
即戦力
クラスの仲間と共に考え、話し合ううちに結束力も高まり、
新生活への不安を自信へと変えることができた
現 在、フ ィ ッ ト ネ ス ク ラ ブ コ・ス・パ 体調不良のお申し出のないお客様だったこ
富田林スタッフである本学卒業生 久保田 ともあり、ご自身での体調把握の大切さの
年度卒業︶
が、先日、富田 アピール不足であったかもしれない、とも
学んだ実践教育が命を救った!! 学びの場を共有することで不安を自信に!
平成15年度卒業生 久保田健五さん
久保田さんは当フィットネスクラブで働
き 始 め て も う す ぐ 丸 7 年 を 迎 え る。﹁卒 業
時に〝人の役に立つ仕事〟に就きたいと思
(日)
8月7日
(土) 10月3日
※認定心理士資格は個人申請のため、学内
把握数となる。
(日)
7月25日
(日) 9月12日
155
合計
しくは後日学院ホームページに
て発表予定です。
大学が養成校として
認定を受けているこ
と で、各 協 会・団 体
へ 申 請・認 定 し 合
格・取得へつながる
資格取得者数一覧
(いずれも教職課程2期生)
オープンキャンパス
2010年度オープンキャンパス
(2010年3月31日現在)
ボランティア活動が合格へ
つながったと実感したそうだ
(澤田さん)
㈱など3社、㈱デイリー社・㈱グルメ
90 97
15
っていたことを改めて思い出しました。今
70
人数
28
30
3
16
1
4
3
85
広い階段教室は学生でいっぱいになり、
熱気であふれていた
学生も企業担当者も真剣勝負の場。
熱心にメモを取る学生の姿も多く
見られた
資格名
マイクロソフトオフィススペシャリスト
(ワード)
マイクロソフトオフィススペシャリスト
(エクセル)
販売士(3級)
色彩検定(3級) 色彩検定(2級) 日商簿記(3級)
福祉住環境コーディネーター(3級) 合計
澤田真也さん、増田祐介さん、坂本祐治さん
13.2倍 の 難 関 を
突破した
は下記日程で開催致します。詳
資格名
人数
上級情報処理士
7
情報処理士
1
カウンセリング実務士
13
ウェブデザイン実務士
2
プレゼンテーション実務士
4
レクリエーション・インストラクター 6
キャンプ・インストラクター
89
健康運動実践指導者
5
ピアヘルパー
11
健康心理士
7
認定心理士
10
企業が求める
人材にあわせ
厳選採用への
12
25
研修内容をみんなの前でプレゼンテーション
25
新入生導入教育宿泊研修(4月7日∼1泊2日・2泊3日)
人命救助で富田林市消防局より表彰を受ける
回の一件では、残念ながら我々スタッフへ
レッスン中に突然倒れたお客様をAED(自動体外式除
細動器)
で見事心肺停止状態から蘇生させた久保田さん
取得資格状況
ビジネス現場で幅広く求められる多彩な資格取得へ
向け、本学では学生サービス課 就職支援グループで多
くの講座を用意しています。本学で取得した資格は専
門科目の中の「特別講座」で単位認定されています。
また、対象となる資格に対しては合格奨励金制度も実
施しており、年度内に資格を取得した場合に、大学規
定の金額の奨励金を授与しています。2009年度実績と
しては下記の通り85名となりました。
240 名
取得者数
大企業が、自社の将来を支える
意欲ある人材発掘にやってきた
第4回
学内企業
説明会
2010年(平成22年)4月28日(水)
1
看護学部 人間学部 経営学部
〒587–8555 大阪府堺市美原区平尾 1060-1 電話 072–362–3731 / FAX 072–362–0598 監修:学校法人 天満学園 学園企画室
近未来的予測能力も必須、学びの集大成
総合 経営学部卒業研究発表会
も時間制限がなされていたが、時間内に収ま
ることは稀で、とくに教授陣から発された質
問に対してディスカッションへ発展していく
2月 日
︵月︶
に 本 館 2 階 に て、佐 埜 学 部
長・釣島教授・瀬川教授・関戸教授の立会い
の下各ゼミ専攻学生による卒業研究発表会が
ことも多かった。中には、
﹁生体認証の現状﹂
の よ う に、﹁え ん 罪﹂の 逆 転 判 決 へ つ な が っ
たような重大問題へ波及し、教授間まで熱い
来てくれてたんですが、ゴールに間に合ったのは先生だけでした。
速すぎて友達は間に合わなかったらしくて
(笑)
」
雑木林型教育のススメ
財団法人大学評価委員会委員長
典比古氏
講演会
鈴木
2010年3月 日
︵金︶ 時半より本学足
立記念館にて、財団法人大学評価委員会委員
長 大学評価企画立案委員会委員長 国際基
督教大学学長 鈴木典比古氏による講演が開
催された。
鈴木氏は、私立大学が各々個別の建学の精
神に基づき設立されていることから各大学が
固有の特色を持っていることに言及し、これ
りがいのある内容﹂と話し、両教
華やかに
入学宣誓式行われる
第 回 平成 年度
入学宣誓式
年度入学宣誓式が開
︵看 護 学 部 看 護
新入生代表村上優希菜さん
学 科︶
に よ り﹁建 学 の 精 神﹃教 育 は 徳 な り﹄
の理念に基づき、学生の本分を尽くし、学業
に専念する﹂と宣誓。足立副学長からの式辞
では﹁皆さんは、自分自身で気づいていない
可能性や能力を秘めています。これからの大
学生活で、教職員とともにそれを見つけ出し
入学宣誓式を終えた新入生はキャンパスラ
イフへの新たな一歩を踏み出した。明るく、
高めていきましょう﹂と激励があった。
護学部の計302名が大学生活
名、
太成学院大学︵学長足立喜典︶の学位授与式
︵火︶
午前 時半から足立記念館
が、3月 日
3階ホールで行われた。総合経営学部
人間学部240名の合わせて316名に学位
記が与えられ、就職・大学院進学とそれぞれ
名
の道への第一歩を踏み出した。また、本学選
考基準に基づく表彰式も同時に行われ、
が受賞した。それぞれが緊張の中にも喜びの
表情を見せていた。来賓祝辞ののち、在学生
日となった。
元気で、前向きな笑顔に溢れた新入学生の一
み出した。
への期待を胸に新しい一歩を踏
かれ、経営学部・人間学部・看
回平成
4月2日
︵金︶
午前 時半から、
足立記念館3階ホールにて、第
22
10
を代表して人間学部心理学科の上村涼さんが
新入生は緊張の面持ちで入学宣誓式に臨み、
これから始まる新生活へ向け新たなる決意をかためていた
議論を巻き起こしたものもあった。
本人にも想像以上に良い結果であった様子。
「当日、友達も応援に
13
送 辞 を、卒 業 生 代 表 の 堤 和 也 さ ん
︵総 合 経 営
学位記授与式終了後、午後
6時より卒業記念パーティー
がハイアット・リージェンシ
ー・オーサカ(大阪市)にて開
催された。
開催された。
コース卒業)井上晴美さんが、見事
13
学 部 経 営 情 報 学 科︶が 答 辞 を 述 べ、学 位 授 与
8名の参加学生はみな緊張の面持ちで臨み、
各々の研究成果を発表、質疑応答も活発に行
人間学部人間文化学科健康スポーツ
からの私立大学の教育は﹁雑木林型教育﹂を
推進していくことが重要だと語った。すなわ
ち、私立大学間の個性化競争こそが、世界で
活躍する個性豊かな人材育成へとつながるこ
とを示唆した。
また、氏は学士課程教育が成果をあげるた
めには何をなすべきかに関しても具体例を挙
げて語り、教員からは予定時間を遙かに越え
るほど次々に質問が寄せられた。
経済産業省委嘱
授とも委員活動に意欲的だ。釣島
指名がかかっている。
により2006年度より毎回委員
ベンチャーキャピタルなどの活動
教授は中小企業診断、関戸教授は
経営学部の釣島平三郎教授と関戸恒昭教授
が、経済産業省の地域技術開発事業に係わる
イントになっています。非常にや
地域技術開発の
事前評価委員に3期連続就任
希望に満ちる春
今年度の事前評価委員を委嘱された。今年で
3期目となる。
経産省では、地域において産官学連携によ
る事業化に直結する実用化技術開発を促進す
ることにより、新産業の創出を促し、地域経
済 の 活 性 化 を 図 る こ と を 目 的 と し て、﹁地 域
年 度 よ り 実 施 し て い る。釣 島 教 授 は
イノベーション創出研究開発事業﹂の公募を
平成
﹁将 来 性 の あ る 技 術 開 発 を サ ポ ー ト し、産 業
を活性化するための国の重要な事業﹂と話す。
両教授が委嘱された事前評価委員は﹁将来的
に可能性のある産業・事業を、本格審査の前
に経営的な観点によりふるいにかけること﹂
で、関戸教授も﹁どんなに素晴らしい発見で
大勢の卒業生、保護者、職員などの前で
足立副学長から学位記を授与される。
緊張の一瞬だ
われた。研究テーマは、実に個性的かつ経営
今回の結果を毎週10kmのトレーニングの成果と話していたが、
学生たちは発表を終え充実感を見せるとと
もに、教授陣からの感想や、これから飛び出
に参加した本学卒業生
(2010年3月、
22
10
学部生らしい切り口となっており、近未来な
に参加した。在学中は陸上部に在籍し充実した4年間を過ごし、
予測を伴う﹁生体認証の現状﹂やまさに現代
さんは、4年次生である在学中の1月に2010大阪ハーフマラソン
していく社会での新たな心得を含めた進言に
天候で参加者の中にはコンディションを崩す者も見られた。
井上
の日本を形成する題材を論点とする﹁日米流
マラソンで有名。みぞれまじりの雨が降り、ときおり雪も舞う悪
真剣に耳を傾けていた。
4000名のみ参加可能な人気の高い
通の相違点について﹂や﹁コンビニフランチ
2010大阪ハーフマラソン女子の部
大学教育の改革に向けて
熱心な議論が交わされた
も、その開発費と普及に関わる費用のバラン
第13回入学宣誓式は、
多くの保護者・関係者が見守る中、足立
副学長による式辞から始まり、喜びの中にも厳粛に行われた
和やかな雰囲気の中 卒業記念パーティー
ャ イ ズ の 起 源 と 発 展 に つ い て﹂、ま た 新 鮮 な
40位と大健闘の結果となった。
考え方を導いた﹁日本プロ野球とメジャーリ
きたのは365名と4割近くが関門規定を通過できず陥落する中、
ーグ﹂など実に多岐にわたる研究テーマ内容
1月31日
(日)に大阪で開催された
13
スが必要なのが現実。経営的な観点とその研
入学宣誓式当日は、新入生の新たな一歩を祝うかのように前夜から降り続いた雨もやみ、
希望に満ちた笑顔がキャンパスのあちこちで見られた
16
式は閉会の運びとなった。
卒業生と教職員とが、最後
のひとときを名残り惜しむよ
うに過ごしていた。卒業生は
4年間の謝恩の意を表し、別
れを惜しんでいた。
最後のひとときを名残り惜しむように
会場のあちこちで記念撮影も行われた
式 与
経営学部
釣島平三郎
教授
関戸恒昭
教授
釣島教授
(左)
と関戸教授
(右)
発表の総括として、学生の研究内
容や取り組み姿勢の他にも現実社
会での心得などももたらされ、
学生たちは感慨深い様子
井上さんが参加した女子の部では599名の参加者のうち完走で
が発表された。
平成22年 人間学部卒業 井上晴美さん
19
究的な価値をどう見極めていくかがいつもポ
76
13
年応募者多数のために申込み先着
10
研究発表は 分と限られたこともあり、学
生はいかにコンパクトに論点をまとめて発表
!
できるかに苦心していた。また、質疑応答に
40位で完走した。
22
599名中40位の好成績にて
ハーフマラソン完走 発表待ちの学生からも、研究内容に
関するさまざまな鋭い質問が飛び交い、
発表者も緊張を強いられる
2010大阪ハーフマラソンは、例
365名の完走者中、第40位の好成
績で見事完走し、喜びを全身で表
わす井上晴美さん
授
記
位
学
20
2
2010年(平成22年)4月28日(水)
4年間の集大成 毎 日 エ コ ロ ジ ー を 体 感・
省エネルギー意識の
向上へとつながる
太陽光発電設備 設置完了
3月 日・ 日の両日、2008年より着
手していた本学看護学部実習棟屋上への太陽
光発電設備の設置工事が完了した。この事業
は、2009年末に﹁私立大学・大学院等教
育研究装置施設整備﹂として文部科学省より
補助金申請の内示を受け承認されたもの。
さしい町づくりを
推進するため日常
のエネルギー管
理・省エネルギー
に意識を持ち、教
今日からできるエコライフと
企業の取り組みを体感できた
年
月
とを認識してもらうための教養として進めて
いる。つまり、将来活躍する看護の現場であ
る病院や医院は、入院している患者︵対象者︶
にとっては生活する場所であり、看護師や医
師にとっては職場だが、対象者にとっては日々
続く生活の場なのだ。そこに携わっている看
日
︵土︶
アジア太平 た。参加した学生のアンケートからは環境に 護師が人間の生活に関わる基本的な経験や様々
第9回﹁人間と自然環境﹂フィールドワーク
引率指導
足立泰久 教授
平成
なにわのシンボル通天閣をアピールする
あるグリーンエコプラザにおいて看
このフィールドワークは、教室内では見る いが分かり、的確な看護に近づくことができ
ことのできない具体的な環境対策や日常生活 る。そのためにも、看護の専門知識だけでな
な知識を身につけていて初めて、対象者の思
一方、すっかり観光地化されてきている通天閣周辺では、
た。どこの地域も抱える問題を垣間見ることができた。
人通りは少なく閑散としており、活気のない状態であっ
された。今回で新世界界隈のフィールドワークは2回目
美原西小学校にて体験授業
だまし絵って面白い!
CM制作のための調査実施
引率指導
人間学部
猪池雅憲 講師
名の参加者で実施
の 取 り 組 み を 実 際 に 体 感 し、﹁知 ら な い﹂か く、幅広い教養を身につけていることが大切
日
︵日︶
に
人間文化学科開講科目﹁観光建築デザイン概論﹂のフ
ら﹁もっと知りたい﹂と思う環境に関する関 になる。
ィールドワークが、1月
いる﹁人間と自然環境﹂のフィール
﹃科学体験教室﹄電子顕微鏡で観察
尾上研究室の出前授業
きあがった。
表現され、新世界観光を魅力充分に発信できる作品がで
そのCMには学生ならではの感性と視点から新世界が
を行った。
制作を各自で行い、一人一作品の課題を製作、発表まで
した。調査終了後には、学内において新世界界隈のCM
ルドワーク後半では、各自のテーマに基づき調査を実施
の人気スポットにもなってきているのがわかる。フィー
にも待ち時間が発生していた。大変賑わいがあり、若者
観光バスでのツアー客が大勢立ち寄り、通天閣に上るの
となる。今年は商店街を中心に調査を行った。商店街の
ドワークがおこなわれた。フィール
心と学修意欲を高め、お互い加害者にも被害
護学部の教養科目として開講されて
ドワークの成果は授業の中で全員が
者にもならないために、人間と自然が共存す
日、大 阪 市 生 野 区 役 所 に て、﹁な ん
人間学部
文鐘聲 講師
大阪市生野区役所にて 財産・福
祉など多岐にわたる相談にボラン
ティア相談員として参加
マンツーマンの
相談解決へ貢献する
﹁何でも﹂相談室
発表し、それぞれのテーマについて
ことを目的としている。
るための方策を思考できる知恵を身につける
洋 ト レ ー ド セ ン タ ー︵A T C︶内 に 対して前向きな声が集まっている。
∼実際を見て触れて実感できる授業∼
熱心なディスカッションが交わされ
さらに、この授業は、看護学部生に環境問
題が心の問題でもあると気づかせ、心の成長
が看護の技能に大きく影響を与えるというこ
1月
でも相談いらっしゃ∼い﹂大相談会が行われ
た。
の拡大版である。私も相談員の一人として相
水曜日に同所にて行われている通常の相談会
で作製し、上手に観察する知恵と工夫、物作りの楽しさ
形を観察する道具をペットボトルのフタとガラスビーズ
の顕微鏡︶
の観察﹄を全学年で実施した。この授業では、
平成 年2月 日
︵月︶∼ 日
︵金︶
に堺市立美原西小
学校で﹃電子顕微鏡と手作り顕微鏡
︵レーウェンフック
はさみやのりで錯視図形を作成し、現象を観
今年で4回目である。授業では小学生たちが、
授業が、堺市立美原西小学校にて行われた。
科鈴木公洋准教授による﹁だまし絵﹂の体験
2月
人間学部
鈴木公洋 准教授
談活動を行っている。内容は、財産・相続、
を経験する。また、先端機器の走査電子顕微鏡で動植物
看護学部
尾上孝利 教授
近隣トラブル、生活環境、福祉制度などの多
や文房具などを、 ∼1万倍まで瞬時に変化させて立体
この相談会は、区役所等でたらいまわしに
ならず、できるだけワンストップのサービス
岐にわたる相談活動を行っている。同日は、
察して楽しんだ。
が行えるよう、2007年5月から毎月第4
通常の相談員に加え、弁護士、司法書士、精
像の美しさを体感でき児童たちは感動していた様子。
日にかけて、人間学部心理学
名は﹁リバースペクティ
ブ﹂、2年生2クラス 名は﹁エイムズの窓﹂、
1年生2クラス
日から
太成学院大学の地域貢献事業の一つとして、
神保健福祉士などが相談にあたり、相談者も
26
名 は﹁ド ラ ゴ ン﹂
、4 年 生
2クラス 名と6年生1クラス 名は﹁エイ
3年生 1クラス
ムズの部屋﹂とよばれる図形を作成した。授
4年酒井渉、3年川上未来、人間文化学科3
ンティア活動を行っている人間学部心理学科
年千葉亮真、森本真彦が参加した。
業補助として、日頃から美原西小学校でボラ
溝端しのぶ
︵看護2年︶
、牟田島絵美︵看護2年︶、川上
未来
︵心理3年︶、森本真彦
︵人間文化3年︶、千葉亮真︵人
う指導していた。
顕微鏡を作り観察できるよ
り組み、ほとんどの児童が
方、観察に児童と一緒に取
い方、ガラスビーズの扱い
たちは、ハンドドリルの使
全児童が手作り顕微鏡を
作 製・観 察 す る と き、学 生
をサポートしてくれた。
4 年︶の 6 人 の 学 生 が 授 業
間 文 化 3 年︶
、酒 井 渉
︵心 理
することである。
して通常の時間割の中で実施すること、そして子供たち
26
に共通の話題を提供し、いろいろと話し合うネタを提供
45
職員・学生ととも
17
この授業の特色は6年間継続していること、全学年が
観察すること、走査電子顕微鏡を小学校の理科室に設置
経営学部
釣島平三郎 教授
影響が反映されたものになった。
本学の﹁産官学連携﹂のあり方と建学の精神
大阪府商工会連合会と本学がパートナー機関
りスタートした。しかしこの﹁地域力連携拠
点事業﹂も平成 年3月で終了した。本学を
パートナーとする大阪府商工会連合会は、引
企業の経営力をサポートする地域力連携拠点 センター事業﹂でも採択機関として認定され
いるが、本学ではこの徳の形成や、 経済産業省が推進している政策である﹁中小 き続き経済産業省の次の政策﹁中小企業応援
事業﹂に、この政策の採択された機関である た。我々も一緒に新たな試みを模索したい。
31
34
に大学全体で省エ
24
通常より多く、昨今の不況による生活不安の
強風の中、CM制作のための調査を終え、満足そうな学生たち
「だまし絵」そのものの面白さと、
それをつくることの面白さとで
興奮気味の児童たち
ている。
﹁産官学連携﹂を進めてきた。
そのような建学の精神の表れとして本学の となり、
具体的には南河内各市の商工会や有力な中
教育目標の一つとして﹁集団生活を通じて、
社会の連帯性を自覚する﹂という目標がある 小企業と提携し、学生が企業の現場を見学し、
年度よ
が、本学も地域に密着した大学として﹁本学 一方で企業の経営者が本学で講義をして頂い
できることが建学の精神の実践であると考え
本学の建学の精神は﹁教育は徳 学生が何らかの形で地域に関わり地域に貢献﹂ た﹁産業・観光特論﹂の授業を平成
てきた。
22
24
人格の形成が教育の原点であると
43
12
考え、これを教育理念として掲げ
45
24
12
なり﹂です。一般的には徳とはそ
22
20
手づくり顕微鏡の作り方の説明に
熱心に聞き入る児童たち。初めての体験に
心躍らせている様子がうかがえた
ネルギー活動にと
学部長 関戸恒昭 講師 吉井紀子 教務主事
村本満 (基礎看護学概論Ⅰ・Ⅱ)
学生主事 雑賀亮一 助教 髙木みどり (基礎看護学過程論) 高大連携主担 吉川博史
助教 松井達也 (精神看護学実習) 【事務局】
事務局長補佐 古川一彦
助教 吉岡由喜子 21
・もっとリサイクルしたいと思いました
・環境保護システムについてわかりやす
く展示されておりました ・二酸化炭素の排出を減らさなければな
らないと深く実感した
・今まで見学したことがない場所だった
のですごく嬉しかったです
・日常的に利用しているものが本当に再
利用してできていることに驚きました
・日本は世界でもトップレベルの環境技
術を持っていることに驚きました
の身に品位をそなえ、他人から信
21
【経営学部】
講師 山本弘恵 (成人看護学援助論)
上・LED、蛍光灯、白熱灯その違いを手動
発電機で実感
下・蛍光灯の明かりで栽培できる野菜の開発
以上のような考え方から平成 年度より、
22
看護学部実習棟屋上に設置された太陽光発電設備。
近づくとその大きさに圧倒される
りくんでいきたい。
左木山祝一
24
教授 中根登代美
学部長補佐兼教務主事 (成人看護学概論)
石澤靖子 教授 森田婦美子 教務副主事
山口眞由 (母性看護学概論) 実習主任 山本純子 この設置をきっかけに、より一層地球にや
【看護学部】
学生アンケートから・・・
頼や尊敬を得られる要素を指して
20
役職
【看護学部】
吹田淳一
教務課長 23
新任
1Fロビーに設けられた発電量表示パネル
で現在の発電ワット数を知ることができる
(平成2
22年4月1日付)
2年4月1日付)
教職員人事 (平成
大人気のフィールドワーク
宮原哲雄
(基礎看護学方法論) 入試部長 学生サービス課長 2010年(平成22年)4月28日(水)
3
これこそ学びの実 践 !
異国の地で思いが 伝 わ っ た
音楽リズム表現発表会
みんなでたのしく踊れたよ♪
太成学院天満幼稚園
∼開校 周年記念行事
オリンピック代表選手からのエール
太成学院大学中学校
に対しお米を顔にぶつけたり生卵を額に当てる
本当に沢山の人がこの発表会に足を運んでくだ
も関わらず、来賓や保護者や地域住民の方々と、
した。
日 月
日
︵日︶
に記念行事︵四部構成︶を行いま
事ができました。
第 四 部 は 教 育 後 援 会 主 催 の﹁保 護 者 懇 親 会﹂
を行い、和やかな雰囲気のもと楽しいひと時を
過ごす事ができました。
年度、本学園・太成学院大学中学校は開校
中学校は、また新しいステージに進みます。
2月 日
︵祝日︶
、第 回音楽リズム表現発表
周年を迎えることができました。そこで、過
大変ありがとうございました。
会を北区民ホールで行いました。この日は雨に
儀式などを各々が実演。収穫を願い繁栄を祈る
ン体験では、部屋で来客を待ち構える新郎新婦
∼シンガポール異文化研修
から2月 日
︵土︶
の
2010年2月 日︵日︶
日程で、昨年大好評であったシンガポール研修
が金杉教諭の引率の下実施された。
そんな期待に応えたのは、もちろん太成学院
天満幼稚園の園児たちです。オペレッタ、おゆ
を紐解いていただき、伊勢湾台風被害からの復
からご祝辞を頂戴するとともに、本学園の歴史
させていただきました。足立裕亮副学園長先生
第一部として在校生に加え、卒業生、保護者
も出席し、来賓をお招きしての﹁記念式典﹂を
うぎ、合奏や歌と、お友達みんなで練習してき
さいました。
ゴム園見学では、ゴムの木からゴムの原料であ
た努力の成果を発揮してくれました。真剣に取
研修のメインプログラムの一つが、隣国マレ など、その儀式の意味合いも含めて体感したこ
ーシアのスングヌイプライ村への訪問︵ホーム とで、学生達は感慨深い様子であった。同じく
ビジット︶。これは今回初めて行われたプログ
る液体を集める作業を見た学生から自発的に﹁や
など普段とは一味違うアプローチの様子が見ら
らせてほしい﹂と声が出て、実体験へつながる
ラムで、学生にとっても非常に希少かつ貴重な
中でもマレーの結婚式のデモンストレーショ
れ、自然にコミュニケーション力の大切さを実
たちに見せてくれました。
り組む子供たちの姿は、新たな成長と期待を私
学の精神に対するお話をいただきました。
興などのご苦労をはじめ、学園の成り立ち、建
引き続いて、第二部﹁記念講演﹂としてトラ
ンポリン競技、アテネ・北京オリンピック日本
代表選手である廣田遙さんと母親の峰子さんに
よる講演が行われ、和やかな雰囲気のもと楽し
いひと時を過ごすことができました。廣田選手
ムリ
ってあきらめ
か ら 中 学 生 に 対 す る メ ッ セ ー ジ で は、〝夢・目
標を持って、やる前から
太成学院大学高等学校
第 回卒業式
名に授与されま
に精励努力賞が授与され、特別賞は水泳、陸上
競技、体操競技部、剣道部の
した。
回歯科衛生士国家試験
の日は全国 か所の会場で試験が一斉に行われ、
2010年3月7日
︵日︶
、大阪工業大学にお
いて第 回歯科衛生士国家試験が行われた。こ
第
合格の知らせに思わず涙が⋮
太成学院大学歯科衛生専門学校
式の運びとなりました。
後に校歌斉唱し厳粛裡に閉
表・福 留 侑 悟 君︶
の 後、最
口 直 登 君︶、答 辞
︵卒 業 生 代
り、送 辞
︵在 校 生 代 表・井
清秀校友会長より祝辞があ
奥 田 均 教 育 後 援 会 長、門 川
河内校長より式辞、学園長代理として足立裕
亮副理事長、中口馨大東市教育委員会教育長、
20
本校の 名が受験した。当日は雨で少し寒かっ
たが、受験生は2年間がんばった成果が実るよ
うに真剣に試験に臨んでいた。
︵木︶
午後2時に行
なお、合格発表は3月 日
われ、結果は 名の合格となり、合格率は %
一郎校長から卒業証書が、7組・佐竹菜摘さん
られ、卒業生代表の3組・福留侑悟君に河内耕
名、1組から
組まで担任より氏名が読み上げ
な晴天に恵まれ挙行されました。卒業生289
にふけっていた。
したような気がする。感動です﹂と話し、感慨
少なくなく、ある学生は﹁人生の中で一番勉強
が詰めかけ、合格の知らせに思わず涙ぐむ姿も
となった。発表当日は休暇中にも関わらず学生
第三部では食堂にて生徒会主催の﹁大同窓会﹂
を行いました。卒業生 名が集っていただき、
﹁太 成 学 院 大 学 高 等 学 校 第 回 卒 業 式﹂が
2月3日
︵水︶
、新たな門出を祝福するかのよう
19
感する機会になった。
参加学生からは﹁みんな親切で、言葉が通じ
ない時にジェスチャーで通じたケースも多々あ
った﹂
﹁現地の人たちはフレンドリーで明るい
人たちばかりだったのであまり英語が話せなく
ても言いたいことが伝わったと思う﹂
﹁少しで
も喋れたことやコミュニケーションをとれたこ
ず、とにかくチャレンジする事と小さなことの
積み重ねを大切にして欲しい〟とお話しいただ
きました。母峰子さんからは、ご参加の保護者
に対して〝子どもさんの話をよく聞いてあげて
10
在校生、先生方とともに楽しいひと時を過ごす
ください〟とお話しいただきました。
25
とが自信につながった﹂などの声が上がり、実
特色授業
ブラッシング実習で
口腔細菌の管理法を学ぶ
95
践の大切さをあらためて実感し感動していた様
子が伝わってきた。
GDP
︵国内総生産︶
世界上位の繁栄を誇るシ
ンガポールと、陸地でつながっているマレーシ
アの両国の地を踏み経験することで、各国への
理解を深めるだけでなく世界的な視点からその
国を見つめる良い機会になった。
キーの特性を正しく理解し、自らが積
極的に身体を動かし活動する中で体力
の向上を目指し、個々のレベルに応じ
たスキルの向上を目指し検定合格を目
指 す﹂ま た、
﹁集 団 生 活 を 通 じ て す ば
らしい人間関係を構築する﹂ことをあ
げている。
ほとんどの学生がスキー初体験の中、
2級合格者が出る快挙となった。最終
的に2級に1名合格のほか、3級に
機会があり、ブラッシング手技の向上も図ることが
る。併設の歯科衛生専門学校教員の指導も受講する
垢染色剤を用いて各自の口で歯磨き技術を学んでい
その基本は歯磨き
︵ブラッシング︶
である。学生は歯
高齢者、特に寝たきり高齢者では、誤嚥性肺炎の
発症頻度が高く、口腔常在菌の管理が重要となる。
提供された歯垢を位相差顕微鏡で観察している。
による赤血球破壊︶から細菌の病原性について学び、
本実習では、口腔常在菌数、さらにコロニー︵集
団︶
から発育した細菌の種類、周囲の溶血環︵溶血毒
49
一例を挙げると、糖尿病には歯周病原菌のポルヒロ
モ ナ ス・ジ ン ジ ン バ リ ス が、ま た 高 齢 者 の 誤 嚥︵誤
ナス・ジンジンバリスや口腔連鎖球菌が関与してい
って飲み込んでしまうこと︶
性肺炎にはポルヒロモ
る。そのため、本学では、看護教育の中に口腔常在
細菌管理法
︵ブラッシング︶
を学ぶ機会を設けている。
熱心な姿勢が見受けられる。
看護学部2年秋冬期に行われている﹃臨床技術論﹄ できる。実際に社会で即戦力として活躍するのに必
では、微生物の取り扱い方をテーマに実習が実施さ 要な専門技術を身につける貴重な機会に学生たちの
︱臨床技術論︱
第二部にて講演いただいた、アテネ・北京オリン
ピック日本代表選手の廣田遙選手とお母様へ向けて
在校生より謝辞が述べられた
55
れている。課題の一つが口腔細菌である。
59
1
1
5
(
6
経験となった。
現地の雰囲気を存分に味わ
う学生たち。普段の生活を
垣間見ることで世界的な違
いなどにも自然と気付かさ
れる
2 月 日︵月︶∼ 日︵金︶に 長 野 県
北安曇郡白馬村八方でスポーツ特別実
これは、看護学部生が対象のもので、
︵全て1年次生︶
昨年のおよそ倍の 名
の参加があった。実習の目的として、
し、その知識と技能を修得すると共に、
﹁自 然 を 活 用 し た 野 外 で の 特 性 を 理 解
強健な心身を養い、自然に親しむ態度
名、4級に4名、5級に1名が合格し
た。2級受験者の中には、合格できず
に悔し泣きする学生もいて、本気で取
の協調性を学び、養えたと思いました。
19
10
ブラッシング後
高校でのインターンシップにて単位認定
3年次生の小松祐介さんが
大阪府立平野高等学校、同
じく経営情報学科3年次生
の菅野隆幸さんが大阪府立
美原高等学校、人間学部心
理学科3年次生の尾下末来
さんが大阪府立長野北高等
学校でおよそ5カ月にわた
って学生補助員としての任
務を果たし、好評価を得た。
今後とも高等学校の本派
遣制度へのニーズを把握し、
より学内派遣の可能な学生
を多くし、本制度の充実に
つ な げ た い。高 等 学 校 の
「情報」授業の内容充実に
大きな役割となるよう努力
するとともに、高大連携へ
の発展にもより一層の成果
を期待したい。
2009年10月 よ り2010年1
月・2月 に か け、本 学 学 生
を公立高等学校の「情報」
授業へ学生補助員
(スチュ
ーデント・アシスタント)
として派遣した。この制度
は、学生の持つ情報関連知
識・技術を生かすことで、
高等学校の「情報」授業を
一段と充実させ、また学生
にとっても教育現場を経験
することで、就職活動の貴
重な体験になると期待し
2005年度
(平成17年度)
より
実施されているもの。
今回派遣されたのは、総
合経営学部経営情報学科4
年次生 岸畑裕隆さんをは
じめ4名。岸畑さんが大阪
府立泉南高等学校へ、また
総合経営学部経営情報学科
学園トピックス
看護学部1年次生の丸川綾美さんは、
口の中に常時存在する細菌は虫歯や歯周病の発症
﹁マ ナ ー や ス ポ ー ツ に つ い て、仲 間 と
と進行だけでなく、全身疾患にも深く関与している。
すぐにあきらめるんじゃなくて、自分
から﹃やろう﹄という姿勢が大切。ス
ポーツはただ単に体を動かすだけじゃ
ないことも知ることができました﹂と
満足そうに話していた。
ブラッシング前
10
府立高校で「情報」の授業を担当、
スチューデント・アシスタント制度
ますます充実
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を 育 て る﹂こ と、
﹁講 習 を 通 し て、ス
白馬八方尾根でスポーツ特別実技「スキー実習」開催
り組んでいた様子がうかがえた。
浦島太郎の舞台設定の中、真剣かつ楽しそうにダンスを
踊る園児たち
第1回
ゴムの木からの樹液採取に
チャレンジする学生。
なかなかうまくいかない
それぞれが熱心に頑張る中で、実習の目的が
自然と達せられていった
74
13
引 率 指 導
人 間 学 部
金杉高雄教授
18
19
24
74
21
15
技﹁スキー実習﹂が行われた。
白銀の世界の中、スキー技術修得とともに
人間関係構築の大切さを実感
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10
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2010年(平成22年)4月28日(水)