ファンタジスタ クラブブック

ファンタジスタ クラブブック
はじめに
ファンタジスタ クラブブックは
ファンタジスタトーストマスターズクラブにとって
大切なビジョン、こだわり、
そして運営に際し踏まえておきたい事を記し、
下記の目的で使用する。
・メンバーが迷った時、ここに戻り確認する。
・入会希望者はこのクラブブックを一読し、ビジョン、
こだわりに賛同をもって入会を表明するものとする。
目次
ビジョン
4
こだわり
5
クラブ運営
6
例会運営
7
メンバーシップ
8
あとがき
9
ビジョン
Be a Fantasista!
誰も予想できない芸術的なプレーでゲームの流れを変え
観客を魅了するプレイヤーのことを
サッカー界ではファンタジスタと呼ぶ。
コミュニケーションとリーダーシップの世界におけるファンタジスタになる。
常識にとらわれず磨き抜かれたコミュニケーションスキルで
一瞬にして場の空気を変え人々の心を動かし
巻き込むことのできるリーダーになる。
これが私たち一人ひとりのビジョンです。
4
こだわり
● 例会は、芸術的な技を磨く道場であり、常識にとらわれないアイデアを
ためす実験場であり、学びを心からたのしむ遊び場である。
● まわりに流されることなく、止めて考える。
● ファンタジスタらしい発言、発想、行動をした人にはリコグニションを。
● フィードバック、フィードバック、そしてフィードバック。
● ここだ!というときは率先して行動で例を示す。
● 失敗するのは怖い、でもチャレンジする。
● クラブのなかで起きていることは全て自分ごとである。
● ファンタジスタになるためには何が必要かを問い続ける。
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クラブ運営
トーストマスターズクラブの例会で学んだことを活用し、プロデューサー制度(*1)と公開コンペ(*2)という
仕組みをベースに、メンバーが自らやりたい事を提案して例会を作り上げていくアドバンストバイリンガルクラブ。
フラットでオープンな雰囲気を創りだすために、メンバー同士がニックネームで呼び合う。
例会情報:
・原則 第3土曜日 13:30-16:30
・会場は主として都内
(会場により変更の場合あり)
*1: プロデューサー制度
メンバーが自分がやりたいプログラムを公開コンペで提案し、投票により例会を企画・運営する権利を獲得し、
プロデューサーになる。プロデューサーは、他のメンバーと一緒にプログラムを作りあげる。
*2:公開コンペ - 教育プログラムはVPEが決めるのではなく、メンバー全員で決める。
公開コンペとは、VPE主導で半年単位の例会スケジュールをプレゼンテーション(10~15分程度/人)によ
り決める例会のこと。投票の結果、上位から順に、最大3か月分主催の権利を取得することができる。
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例会運営
オープニング
13:30~
・公開コンペで選ばれたプログラムをプロデューサー主導で実施
・ワークショップ、セッション、ディスカッションなどやり方は
プロデューサー次第
ファンタジスタ独自の
メインプログラム
(2 - 2.5時間程度)
総合論評
(5 - 10分程度)
クロージング
・会長挨拶、ゲスト紹介など
・ファンタジスタの視点で例会を振り返る
~16:30
・ファンタジスタ流リコグニション (下記参照)
・ゲストコメント、諸連絡
ファンタジスタ流リコグニション
ブーケ
おっ、いいね!と思った発言や行動に対するリコグニション
ブリックバット
う~ん、要改善、と思った発言や行動に対する反省や提案
ファンタジスタ
モーメント
一瞬にして場の空気を変えた、これぞファンタジスタ!
と思える発言や行動へのリコグニション
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メンバーシップ
入会条件
1. トーストマスターズのID(会員番号)をもっていること。
2. ゲストとしてプロデューサーの実施する例会に2回参加していること。
3. VPMよりファンタジスタ クラブブックの説明を受け、理解・賛同していること。
入会手続き
1. ファンタジスタ クラブブックへの賛同を明記の上、VPMにメールにて正式に入会表明をする。
2. VPMの主導により、入会希望表明スピーチを行う。
・内容については、以下2点を含む3分以内のスピーチとする。
1) なぜ入会したいか 2) メンバーとしてどのように貢献したいか・できるか
※必要に応じQ&A。
・スピーチの後、出席メンバーの3分の2以上の賛同を得て入会が承認される。
ゲストポリシー
1. 入会希望者の自主性を尊重し、積極的な入会勧誘は控える。
2. ゲストは2回まで見学無料、3回目以降は、500円/回の費用負担(コンテストは含まない)
メンバーシップポリシー
1. 出欠連絡は、事前に必ず担当プロデューサー(またはVPE)に行う。
2. 2回連続無断欠席でインアクティブ会員となる。
3. インアクティブ会員からアクテイブ会員への復帰は、
本人から役員へ申し出、役員会の確認を得て行われるものとする。
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あとがき
ファンタジスタトーストマスターズクラブは、創設時よりトーストマスターズクラブのビジョン、ミッションに加え、さらに高いレベルでの知識、技術、
マインドを得るために、自分たちの理想やこだわりを自らに問い続け文書化してきました。ここにあとがきとしてその文書化の足跡を記します。
私たちは、2008年8月にファウンダーにより作成された「新しいトーストマスターズクラブの構想(企画書)」に基づき、2008年11月15
日の第0回例会を行い、その中でクラブ名を「ファンタジスタトーストマスターズクラブ」と決定し活動を開始しました。しかし半年ほどたったこ
ろから、掲げた理想と現実の間にギャップが生まれ、クラブはその方向性を見失い始めました。「このままではクラブが空中分解してしまう。」
と危機感を強めた当時のクラブ役員は、箱根で一泊二日の合宿を行い、オリジナルの企画書をベースにメンバーで共感できるビジョン、ミッ
ション、こだわりをより明確にすることにしました。この作業はその後、有志による4ヶ月の文書化作業を経て、2009年1月16日に The
Spirit and Body of Fantasista(S&B) という文書として実を結び、そのクラブ方針に賛同した20人のメンバーが集い、2010年10
月22日に世界本部の認証を得てチャーターしました。
S&Bは制定から3年を経て次第に実情と合わない部分も多くなってきました。 そこでメンバーは2013年10月から12月の3回の例会
「The Real Communication through Spirit and Body」を実施してS&Bを見直し、現在のメンバーの意見を反映し、わかりやす
さと実用性に重点を置いた文書の作成に取り組みました。
この見直し、作成のプロセスにおいては、メンバーが今まで各々のトーストマスターズクラブ、及びファンタジスタトーストマスターズクラブの例
会の中で学んだ全てのスキルを駆使し、クラブのビジョン、こだわりについて立ち止まって考え、ディスカッションを重ね、2013年12月30日に
このファンタジスタ クラブブックを完成しました。
私たちメンバーは、迷ったときはこのクラブブックに立ち戻り、こだわりを読み返し、“Be a Fantasista!”のビジョン実現に向けて活動を続け
ていきます。
2014年1月13日
ファンタジスタトーストマスターズクラブメンバー一同
9
改定履歴
ページ、箇所
文言
日にち、コメント
P8. 2 入会条件
旧)2. ゲストとして2回訪問していること。
新)2. ゲストとしてプロデューサーの実施する例会に2回参加していること。
3.21.2015
パーラメンタリープロシージャー
教室にて、
VPM Taakoより動議
P6、P7
例会時間
旧)13:45~16:45
新)13:30~16:30 (会場により変更の場合あり)
7.16.2016
クラブブック見直し
P8
メンバーシップ・入会条
件
旧)3回目以降は1,000円/回の費用負担
新)3回目以降は500円/回の費用負担(コンテストは含まない)
7.16.2016
クラブブック見直し