PREMIUR LEAGUE

多国籍企業論:June 28,2010IB&M; T.Hayashi
7/25/2012
多国籍企業論:June 25, 2012
ケース 4: MUの国際競争優位の源泉
持続的競争優位性の源泉?
Manchester United PLC
競争・市場のグローバル化と
競争環境のグローバルな変化への対応が
求められる時代
PREMIUR
LEAGUE
The Theory of Multinational Enterprises
ケース:
MU (Manchester United)と持続的競争優位
2011年5月
順位
チーム名
順位
May,2010最終順位
順位
May,2011最終順位
1
チェルシー
1
マンチェスター・ユナイテッド(61.1%)
2
マンチェスター・ユナイテッド
2
チェルシー
外国人選手比率
監督国籍
1
マンチェスター・U
61.1%
Scotland
2
チェルシー
69.2%
Italy
Best 5 AVG
3
アーセナル
3
マンチェスター・シティー
3
マンチェスター・C
57.6%
Italy
66.1%
4
トットナム
4
アーセナル
4
アーセナル
82.1%
France
5
マンチェスター・シティー
5
5
トッテナム
60.7%
England
6
アストンヴィラ
6
リバプール
55.2%
Scotland
7
7
エバートン
59.3%
Scotland
2nd 5
8
8
フラム
74.1%
Wales
52.8%
9
アストン・ビラ
42.3%
France
10
サンダーランド
33.3%
England
11
ストーク・シティー
11
WBA
65.5%
England
12
フルハム
12
ニューカッスル
45.5%
England
3rd 5
13
ストーク・シティ
51.8%
Wales
57.40%
14
ボルトン
14
ボルトン
14
ボルトン
53.6%
Ireland
15
ウォルヴァーハンプトン
15
ブラックバーン
15
ブラックバーン
70.4%
Scotland
16
ウィガン
16
ウィガン
16
ウィガン
62.5%
Spain
17
ウェストハム
17
May,2012最終順位
勝数
引き分け
負け数
FPR
マンチェスター・C (Italy)
28
5
5
70%
2
マンチェスター・U (Scotland)
28
5
5
60%
トットナム
3
アーセナル
(France)
21
7
10
74%
6
リヴァプール
4
トッテナム
(England)
20
9
9
61%
リヴァプール
7
エヴァートン
5
ニューカッスル (England)
19
8
11
55%
エヴァートン
8
フルハム
6
チェルシー
(Italy)
18
10
10
74%
9
バーミンガム・シティー
9
アストンヴィラ
7
エバートン
(Scotland)
15
11
12
60%
10
ブラックバーン
10
サンダーランド
8
リバプール
(Hungary)
14
10
14
53%
11
ウェスト・ブロミッジ
9
フラム
14
10
14
78%
12
ニューカッスル
10
WBA
13
8
17
63%
11
スウォンジ・シティ
12
11
15
12
ノーウィッチ・シティ
12
11
15
13
サンダーランド
11
12
15
14
ストーク・シティ
11
12
15
15
ウィガン
11
10
17
ウォルヴァーハンプトン
16
アストン・ビラ
7
17
14
13
サンダーランド
13
ストーク・シティー
順位
(Netherland)
(England)
17
ウォルバーハンプトン
51.4%
Ireland
Bottom 5
18
バーンリー
18
バーミンガム・シティー
17
QPR
10
7
21
18
バーミンガム
54.8%
Scotland
52.80%
19
ハル・シティー
19
ブラックプール
18
ボルトン
10
6
22
19
ブラックプール
40.0%
England
20
ポーツマス
20
ウェストハム
19
ブラックバーン
8
7
23
20
ウェストハム
55.3%
England
20
ウォルバーハンプトン
5
10
23
多国籍企業論:June 28,2010IB&M; T.Hayashi
7/25/2012
組織(内部資源)・戦略・競争要因・競争環境
プレミア・リーグ (May,2008)
外国籍選手比率と最終順位
Manchester United PLC と
競争優位
組織が有する独自の
経営資源・組織文化・組織能力:競争優位
外国籍選手比率
外国籍選手比率とランキング
80
67.3
70
60
●:(MU:55.2)
50
40
30
20
10
0
Top 5
戦略
67.5
64.1
50.7
C.ダーウィン
K.マルクス
A.チャンドラー
M.ポーター
R.Nelson &
S.Winter
Second 5
Third 5
Bottom 5
競争環境(技術環境・市場環境)
Chelsea VS MU
Five Forces Model
J. Barney の VRIO フレームワーク
新規参入業者
G.ハメル &
C.プラハラード
D. ティース
H.ミンツバーグ
I.野中
Profile of Manchester United PLC
創立
新しいフットボールクラブ
フットボールチーム
の多角化
競争要因
E.ペンローズ
H.アンゾフ
J.バーニー
J.コリンズ
R.ルメルト
1878年
1991年、株式上場(London Stock Exchange)
2005年 M.グレーザー氏(US)買収(推定:1,600億円)
売上高
代替品
他の競技(野球、アメフト、
ラグビー、バレーボール、
バスケットボール、他多数)
映画、遊園地、
他の娯楽施設
www.manutd.com
Directors Sir Roy Gardner A, N, R
- Independent Non-Executive Chairman
David Gill N - Chief Executive
Nick Humby - Group Finance Director
Andy Anson - Commercial Director
買手
ファン
選択肢が多い
供給業者
選手
代理人
他のチーム
競争業者
グローバルに多数
敵対関係
強
HP
林 倬史:戦略フレームワークを理解する【連載一覧へ】 http://www.sbbit.jp/article/7444/
£325 m
(約436億円)・・・2008年度
従業員数
493人(?) 2003年現在
主要事業
サッカークラブの経営
多国籍企業論:June 28,2010IB&M; T.Hayashi
7/25/2012
Manchester United PLC
MU June 08
● 2003年度イングランドプレミアシップで黒字(純利益約60億円)を計上
したクラブは Manchester Unitedのみ。
● 2008年度の上位クラブでも、赤字クラブが多い。
欧州スポーツブランド価値 ランキング
Revenue Sources(%)
€80.9m
● オールド・トラフォードが毎試合満席になる割合は100%に近い。これは
ヨーロッパでもほとんど唯一の現象。
1
2
3
4
5
6
7
7
9
10
€128.2m
Commercial,
25%
Matchday;
39%
● マンチェスター・ユナイテッドは世界のサッカークラブのクラブ価値評
価額ランキングの首位 (Deloitte & Touche Sport調べ)。また、収益
額でもニューヨークヤンキースをも上回る。
● サッカークラブでは初めての株式上場を果たした。また、毎年株主に配
当を出している唯一のフットボールクラブである。現在は米国人に買収
され、上場されていない。
Broadcasting,
36%
● 潜在ファン数:全世界5300万人(アジア:1660万人)
東洋経済(03/1/18)
€115.7m
マンチェスター・ユナイテッド
レアル・マドリード
バイエルン・ミュンヘン
フェラーリ(F1)
マクラーレン・メルセデス(F1)
ユベントス
リバプール
バルセロナ
アーセナル
ウィリアムズBMW(F1)
Future Brand (2002年)
Deloitte:Football Money League 09
Forbes; March 2010
1
• Our ranking of the world's top sports brands,
reveals that
Tiger Woods, NIKE, Manchester United and
the Super Bowl
are the most valuable names in their respective
categories.
Country
Current Value
($mil)
England
1,870
512
160
Spain
1,353
576
81
Arsenal
England
1,200
349
80
Bayern Munich
Germany
1,110
465
59
5
Liverpool
England
1,010
332
50
Italy
990
330
58
Rank
Real Madrid (Spain)
Manchester United
2
Real Madrid
479.5
3
450.7
4
367
2
FC Barcelona (Spain)
3
Manchester United (England)
4
Bayern Munich (Germany)
321.4
6
AC Milan
5
Arsenal (England)
251.1
7
Barcelona
8
Chelsea
6
Chelsea (England)
249.8
7
ACMilan (Italy)
235.1
8
Internationale (Italy)
211.4
Revenue ($mil)
Operating Income
($mil)
Spain
960
487
108
England
800
424
-13
9
Juventus
Italy
600
264
46
10
Schalke 04
Germany
510
234
41
11
Tottenham Hotspur
England
445
228
70
12
Olympique Lyonnais
France
423
245
94
9
Liverpool (England)
203.3
10
Schalke 04 (Germany)
202.4
13
AS Roma
Italy
381
276
69
11
Totteham Hotspur (England)
181
14
Internazionale Milan
Italy
370
272
27
12
Manchester City (England)
169.6
15
Hamburg SV
Germany
330
202
44
13
Juventus (Italy)
153.9
16
Borussia Dortmund
Germany
325
183
9
14
Olympique de Marseille (France)
150.4
17
Manchester City
England
310
164
-16
15
AS Roma (Italy)
143.5
18
Werder Bremen
Germany
292
177
27
Newcastle United
England
285
198
-13
VfB Stuttgart
Germany
264
176
18
19
http://www.forbes.com/2010/02/03/most-powerful-sports-names-tiger-woods-nike-cmo-network-sports-brands.html
Team
1
Deloitte Football Money League 2011 (2010-2011) € Million
259
155
150
110
106
102
85
85
82
79
20
http://www.forbes.com
多国籍企業論:June 28,2010IB&M; T.Hayashi
About Manchester United PLC
なぜ、このような厳しい業界でユナイテッドは
黒字を出し、毎年、売上を伸ばせるのか?
Manchester United football club
愛称: 赤い悪魔/The Red Devils
ホームタウン: マンチェスター/Manchester
スタジアム: オールド・トラッフォード/Old Trafford(68,936収容)
監督
7/25/2012
Sir . Alex Ferguson
Nick Humby - Group Finance Director は、ユナイテッドの躍進の理由
に以下の3つのポイントを挙げている。
1941年12月31日生まれ。スコットランド出身。
アバディーンの監督経験後、1986年11月6日から
MUFCの監督に就任。1990年のFAカップ優勝以降、
数々の栄光を築き上げた。
ヨーロッパでは最も成功した監督として知られる。
・プレミアシップの成功による多額のTV放映権料の獲得
・クラブが多くのタイトルを取ったこと
・株式上場を果たしたこと
チャンピオンズリーグ優勝(3回)
1967-68, 1998-99, 2007-2008,
But why?
1999
カップウィナーズカップ優勝(1回)
1990-91
プレミアリーグ優勝(最多の19回)
1907-08、1910-11、1951-52、
1955-56、1956-57、1964-65、1966-67、
1992-93、1993-94、1995-96、1996-97、
1998-99、1999-2000、2000-01、2002-03,
2006-2007, 2007-2008, 2010-2011
FAカップ優勝(11回)
1908-09、1947-48、1962-63、1976-77、
1982-83、1984-85、1989-90、1993-94、
1995-96、1998-99、2003-04
About history
観客数と順位の関係
. 観 客 数 と順 位 の 関 係
観客 数 によ る 順 位
リー グ 順 位
順位
0
競争優位を保つブランド価値の源泉
では何が他と違うのか?
強力なブランド力を持っていることである
・カイロで乗ったタクシーの運転手が、知っている英語が3つあると
言う。「サッチャー」「ブレア」「マンチェスター・ユナイテッド」だった。
(1999年 スティーブン・バイアーズ英貿易産業相)
But why?
But why?
模倣困難な歴史
Sir Matt Busby (1909/5/26生)
ブランドコンサルタント会社 Future Brandのリサーチ結果によると、
マンチェスター・ユナイテッドはヨーロッパで1番のスポーツブランドとしての価
値があるとされた。F1のフェラーリなどを抑えた結果である。そして世界レベ
ルでは2位。因みに1位はアメリカン・フットボールチームのダラス・カウボーイ
ズ。ユナイテッドのサッカークラブとしてのブランド価値は世界一である。
1945年監督に就任。
独自のユースシステムを確立、数々
の名選手を育てあげた。
1952年、地元イングランドリーグでの初優
勝。マンチェスター・ユナイテッドはその
黄金期を迎える。
4
8
12
このブランド価値の源泉は?
16
1946-47
1948-49
1950-51
1952-53
1954-55
1956-57
1958-59
1960-61
1962-63
1964-65
1966-67
1968-69
1970-71
1972-73
1974-75
1977-78
1979-80
1981-82
1983-84
1985-86
1987-88
1989-90
20
Eu rope an Foo tball S tatistic s, Atte ndanc eよ り筆 者 作 成
他のクラブにはない歴史にある
しかしそれは優勝回数などといった単なる“強さ”の歴史ではない。
模倣困難
性が低い
・ユナイテッドよりも、イングランドでの優勝回数はリバプールの方が多い。 チャンピオンズリーグ
での優勝回数はレアルマドリードの方が多い。ユナイテッドより多くのタイトルを取っているクラブ
はある。
・グローバルマーケティングは他のクラブでもやっている。近年ではマーケティングの一環でレアル
マドリード がアジアツアーを行っている。他のクラブも追随している。
・TV放映権料は他のリーグ、他のクラブも貰っており、ユナイテッドだけのものではない。
・事業の多角化は、他のクラブも行っている。
強力な
ブランド力
により他より
も多くのファ
ンを獲得
トヨタカップ優勝(1回)
しかし、これだけでは説明ができない
1958年2月、イングランドで初め
て、クラブチームの欧州最強を決
めるヨーロッパカップ(現チャン
ピオンズリーグ)に出場を果たし、
6日、準決勝に進出、ドイツのク
ラブと対戦。
強力な
ブランド力で、
他よりも多く
の新規事業
や提携事業
が成功
強力なブランド力による
高い収益力
多国籍企業論:June 28,2010IB&M; T.Hayashi
7/25/2012
About history
About history: to be continued
About history
しかし、その時悲劇は起きた。
1958年2月6日:
その試合後の帰りの飛行機が
ドイツのミュンヘンの空港で離陸に
失敗、墜落。
犠牲者は23人、中には主力選手
7名も含まれていた。
生き残った選手の多くも、サッカー
のできない体になっていた。
しかし、主力選手を失ったクラブは、あの
準決勝進出から6年後にはリーグの最下位
となってしまった。
それに終止符を打ったのがアレックス・ファーガソン。
ところがバスビーは決してあきらめず、
辛抱強く指導を続けた。
1986年に監督に就任したファーガソンは、バスビーの哲学を踏
襲し、廃れていたユース育成に力をいれ直し、6年近くの間粘
り強く指導を重ね1992年リーグ優勝を達成した。人々はこの
チームをFergie Fledglings(ファーガソンの雛鳥たち)と呼
んだ。
そして1966年、イングランドリーグで優勝。
その2年後には、イングランドで初のヨー
ロッパカップ優勝を決めた。
事故から10年の歳月をかけて、バスビー・
ベイブスの夢は達成された。
そして1994年1月20日、ユナイテッドに奇跡の伝説をもたらし
たサー・マット・バスビーは85歳で生涯を閉じた。
しかし、彼の夢である奇跡の三冠達成(FAカップ、プレミア
リーグ、欧州チャンピオンズリーグ)は彼の生きているうちに
叶うことはなかった。
しかし、バスビーにもひとつ成し遂げられ
なかったことがあった。三冠の達成である。
チームは壊滅状態。
George Best: MU伝説のFW(フォワード) 1946- 2005
1946年5月22日生まれ、2005年11月25日死去
ベルファストでの葬儀(12月3日)には
10万人もの市民が参列
バスビーが監督を後任に託して以降、クラブは長い不遇の時代
をたどる。2部リーグへの転落の時期、26年間リーグ優勝から
遠ざかり、だれもがユナイテッドは終わったと考えた。
このような歴史を成し遂げられた力
About history
1999年5月26日、ユナイテッドはヨーロッパ
チャンピオンリーグ決勝に進出。
選手の能力+バスビーの哲学をベースにした組織文化
これに勝てばイングランド初の三冠達成というと
ころまで来ていた。
対戦相手はドイツのバイエルン・ミュンヘン。
‹
選手だけでなく 会長からスタジアム入口の係員まで、
クラブの人々は、いつでも力を合わせて懸命に試合の
ために準備をする.
前半6分で先制のゴールを決められ、そして1点差
1961年、15歳でマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に入団し17歳でトップチームデビュー。
在籍した11シーズンでリーグ優勝2回、1967-68シーズンには28得点を挙げ得点王に。同年、ミュンヘンの悲劇
(1958年)からのチームの復活を宣言する
チャンピオンズカップ制覇の偉業をボビー・チャールトンと共に成し遂げる。
1968年:バロンドール(欧州年間最優秀選手賞)受賞
チャンピオンスカップファイナル、対ベンフィカ戦。
1-1の同点で迎えた後半ロスタイムに貴重な勝ち越し点
を決め、チームにチャンピオンズカップをもたらす。
その年の活躍が認められ1968年度のバロンドールを受賞する
http://mochikichi.blog41.fc2.com/blog-category-227.html
のままロスタイムへ、観客は誰もがあきらめた。
しかし、ユナイテッドはあきらめずそのロスタイ
ムの3分間で2点とって逆転し、奇跡の三冠を達成
した。
For The Teamの精神:すべてがチームのためにある。
「サッカークラブは映画スタジオ同様、
コンテンツ・プロバイダーである 」
(レアル・マドリード マーケティング部長
ホセ・アンゲル・サンチェス)
対戦相手は飛行機墜落のドイツ・ミュンヘンの
チーム。この日は、マット・バスビーの誕生日
だった・・・・。
60年代から攻撃的な魅力あるサッカーを見せるだけで
なく、こういった伝説ともいえるような歴史を持っている。
‹
‹
決してあきらめない
・・・・
あきらめず、最後まで全力を尽くす。
従業員がサポーター
・・・・
従業員は皆ユナイテッドを愛しており、
モチベーションが非常に高い。
多国籍企業論:June 28,2010IB&M; T.Hayashi
強さのみならず、このような歴史も人々の心を引きつけ、
他のクラブよりも強いブランド価値を作り出す
大きな源泉となっている。
7/25/2012
Manchester Unitedの
歴史(ブランド)による
顧客ロックイン
認知・理解
好意
模倣が極めて困難であり、他のクラブが同じレベルの
インパクトを持つブランドを一から構築することは、
莫大なコストと、時間がかかり、
著しいコスト上の不利を強いられる。
インターネット・
TV、等のメディア戦略
若手育成システム
組織文化
ファンの形成
優れたリーダシップ能力
歴史の影響
このような貴重にして稀少な資産と運営能力が、
持続的競争優位をもたらし、
競争の激しい業界における成功要因となっている。
ロイヤルティ顧客の形成
それを可能にしている A.Ferguson 監督の
Leadership
独自の歴史を背景としたブランドと組織文化を
戦略的に活用する組織能力
=他のクラブが模倣できない
グローバルな競争優位の
最大の源泉となっている。
There really is “only one United”.
• 2008年は、1958年の悲劇から 50年目
‹ 2008年5月21日:CLの優勝決定戦
MU 1-1(PK 6-5) チェルシー
私たちの挑戦は、1958年
• MU優勝
の悲劇から始まっている。
50年目の今年はなんとし
てでも勝ちたかった。
・順位が下がっても、ファン
が離れにくい
・マーケティングコストの低下
等
継続的、安定的な収入
こうした理念と組織文化を
選手も従業員も共有して
クラブが一丸となっていること。
2007(July)-2008年(May)
UEFA(Union of Europian Football Association
Champions League)
2009/5/27: CL優勝戦:
2010/5/22 : CL優勝戦
2011/5/28: CL優勝戦:
Barcelona (Spain) VS MU
: Barcelona 優勝
Intel(Italy) VS Bayern(Germany) : Intel 優勝
Barcelona (Spain) VS MU
: Barcelona 優勝
2010年5月
MUの持続的国際競争優位の源泉につ
いて、講義内容を踏まえたうえで、あな
たの見解を述べてください
MU
England=13名: 13/35*100=37.1%
外国人選手比率=62.9%
20試合以上出場: 2名/11*100=18.2%
外国人選手比率=81.8%
Chelsea
England=8名: 13/31*100=25.8%
外国人選手比率=74.2%
20試合以上出場: 4名/13*100=30.8%
外国人選手比率=69.2%
2012年5月20試合以上出場
MU
62%
MC
62%
Chelsea 83%