通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド

本書は、金融商品取引法
(昭和23年法第25号)
第13条の規定に基づく目論見書です。
通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加 型 投 信 / 海 外/債券 (課税上は株式投資信託として取扱われます。)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加 型 投 信 / 国 内/債券 (課税上は株式投資信託として取扱われます。)
投資信託説明書(請求目論見書)
2011年4月16日
ファンドの販売会社、ファンドの基準価額等については、以下の照会先ま
でお問い合わせください。
大和住銀投信投資顧問株式会社
<インターネットホームページ>http://www.daiwasbi.co.jp/
<お電話によるお問い合わせ先>受付窓口:(電話番号)0120-286104
受付時間:午前9時から午後5時まで(土、日、祝日除く。)
1. この投資信託説明書(請求目論見書)にかかる通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド ※
の募集については、委託会社は、金融商品取引法(昭和23年法第25号)第5条の規定により有
価証券届出書を平成23年4月15日に関東財務局長に提出しており、平成23年4月16日にその届
出の効力が生じております。
※本書において、届出の対象とした募集内国投資信託受益証券に係るファンドを総称して「通
貨選択型エマージング・ボンド・ファンド」または「当ファンド」と表示することがありま
す。
2. この投資信託説明書(請求目論見書)は、金融商品取引法第13条第2項第2号の規定に定める
事項に関する内容を記載した目論見書です。
3.
当ファンドの基準価額は、同ファンドに組み入れられている有価証券等の値動きのほか為替変
動による影響を受けますが、これらの運用による損益は全て投資家の皆様に帰属します。した
がって、当ファンドは元本が保証されているものではありません。
目
次
投資信託説明書(請求目論見書)
本文
頁
第一部 証
報
…………………………………………………………
1
報
…………………………………………………………
4
況
…………………………………………………………
4
営
…………………………………………………………
70
第3 フ ァ ン ド の 経 理 状 況
…………………………………………………………
78
第4 内国投資信託受益証券事務の概要
…………………………………………………………
170
第二部 フ
第1 フ
第2 管
券
ァ
ァ
情
ン
ン
理
ド
ド
及
情
の
び
状
運
第三部 委
託
会
社
等
の
情
報
…………………………………………………………
172
第1 委
託
会
社
等
の
概
況
…………………………………………………………
172
第一部【証券情報】
(1)【ファンドの名称】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
以下、上記ファンドを総称して「通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド」または「各ファ
ンド」といいます。また、上記ファンドを総称して、またはそれぞれを「当ファンド」または
「ファンド」といい、必要に応じて各ファンドを以下のように表示することがあります。
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
:円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
:豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
:ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
:ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
:南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
:トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
:中国元コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
:マネープールファンド
*上記以外のファンドが今後追加されることがあります。
(2)【内国投資信託受益証券の形態等】
当ファンドは、追加型証券投資信託(契約型)の受益権です。
当ファンドについて、委託会社の依頼により、信用格付業者から提供され、もしくは閲覧に供さ
れた信用格付または信用格付業者から提供され、もしくは閲覧に供される予定の信用格付はありま
せん。
ファンドの受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいます。)の規定
の適用を受け、受益権の帰属は、後述の「(11)振替機関に関する事項」に記載の振替機関及び当該
振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含
め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まりま
す(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいま
す。)。委託会社である大和住銀投信投資顧問株式会社は、やむを得ない事情等がある場合を除き、
当該振替受益権を表示する受益証券を発行しません。また、振替受益権には無記名式や記名式の形
態はありません。
− 1 −
(3)【発行(売出)価額の総額】
各々につき、2兆円を上限とします。
なお、上記金額には申込手数料および申込手数料にかかる消費税および地方消費税(以下、「消
費税等」といいます。)は含まれていません。
(4)【発行(売出)価格】
取得申込受付日(注1)の翌営業日の基準価額(注2)とします(なお、申込手数料および申込手数料
にかかる消費税等相当額は含まれていません。)。
(注1)各ファンド(マネープールファンドを除く)につき、ニューヨーク証券取引所、ニュー
ヨークの銀行、英国証券取引所またはロンドンの銀行の休業日と同日の場合には、取得の
お申込みを受付けないものとします。
(注2)基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除
きます。)を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の
資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日に
おける受益権総口数で除した金額をいいます。
ファンドの基準価額については、お申込みの各販売会社または下記の照会先までお問い合わせく
ださい。
大和住銀投信投資顧問株式会社
<インターネットホームページ>http://www.daiwasbi.co.jp/
<お電話によるお問い合わせ先>受付窓口:(電話番号)0120-286104
受付時間:午前9時から午後5時まで(土、日、祝日除く。)
(5)【申込手数料】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
申込手数料は、申込価額(発行価格)に申込手数料率を乗じて得た額とします。申込手数料率
は、3.15%(税抜3.0%)を上限とし、販売会社毎に定めた率とします。
各ファンド(マネープールファンドを除く)の申込手数料(スイッチングの際の申込手数料を
含みます。)については、お申込みの各販売会社までお問い合わせください。
※申込手数料には、消費税等相当額がかかります。
※分配金自動再投資型において収益分配金を再投資する場合は、手数料はかかりません。
[マネープールファンド]
ありません。
※マネープールファンドへの取得申込みは、スイッチングの場合に限ります。
※スイッチングのお取扱いについては、各販売会社までお問い合わせください。
(6)【申込単位】
販売会社によって異なります。ファンドの申込単位については、お申込みの各販売会社までお問
い合わせください。
(7)【申込期間】
平成23年4月16日から平成24年4月16日までです。
(申込期間は、上記期間終了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。)
(8)【申込取扱場所】
ファンドの申込取扱場所(販売会社)については、下記までお問い合わせください。
大和住銀投信投資顧問株式会社
<インターネットホームページ>http://www.daiwasbi.co.jp/
− 2 −
<お電話によるお問い合わせ先>受付窓口:(電話番号)0120-286104
受付時間:午前9時から午後5時まで(土、日、祝日除く。)
(9)【払込期日】
①申込代金については、販売会社の定める期日までにお支払いください(詳細はお申込みの販売会
社までお問い合わせください。)。
②申込期間中に、投資家から申込まれた振替受益権に係る取得申込みの発行価額の総額は、追加信
託を行う日に、販売会社によって委託会社の指定する口座を経由して、受託会社の指定するファ
ンド口座(受託会社が再信託している場合は、当該再信託受託会社の指定するファンド口座)に
払い込まれます。
(10)【払込取扱場所】
申込代金は、お申込みの販売会社にお支払いください。
(11)【振替機関に関する事項】
振替機関は、株式会社証券保管振替機構です。
(12)【その他】
①振替受益権について
ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11)振替機関に関する事項」に記載
の振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記「(11)振替機関に関する事項」に
記載の振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
(参考)
◆投資信託振替制度とは、
ファンドの受益権の発生、消滅、移転をコンピュータシステムにて管理します。
・ファンドの設定、解約、償還等がコンピュータシステム上の帳簿(「振替口座簿」といい
ます。)への記載・記録によって行われますので、受益証券は発行されません。
②日本以外の地域における発行
ありません。
− 3 −
第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【ファンドの性格】
(1)【ファンドの目的及び基本的性格】
①ファンドの目的
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
信託財産の成長を目指して運用を行います。
[マネープールファンド]
安定した収益の確保を図ることを目的として運用を行います。
②ファンドの基本的性格
当ファンドにおける社団法人投資信託協会による商品分類・属性区分は以下の通りです。
<商品分類表>
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
投資対象資産
単位型・追加型
投資対象地域
(収益の源泉)
国
株
式
債
券
内
単位型
海
外
不動産投信
内
外
その他資産
(
)
追加型
資産複合
(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
※商品分類表の各項目の定義について
追加型投信…一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産
とともに運用されるファンドをいいます。
海外…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海
外の資産を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
債券…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に債
券を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
上記以外の各区分の定義の詳細については、社団法人投資信託協会のホームページ
(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
− 4 −
<属性区分表>
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
投資対象資産
決算頻度
投資対象地域
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
年1回
グローバル
年2回
日本
年4回
北米
年6回
(隔月)
欧州
投資形態
為替ヘッジ
ファミリーファン
ド
あり
(フルヘッジ)
アジア
年12回
(毎月)
オセアニア
日々
中南米
その他
(
)
アフリカ
不動産投信
その他資産
(投資信託証券
(債券 一般))
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
なし
ファンド・オブ・
ファンズ
中近東
(中東)
エマージング
(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
※属性区分表の各項目の定義について
その他資産(投資信託証券(債券 一般))
…目論見書又は投資信託約款において、投資信託証券を通じて実質的に債券
(一般)に主として投資する旨の記載があるものをいいます。債券(一般)
とは、属性区分において公債、社債、その他債券属性にあてはまらない全て
のものをいいます。
年12回(毎月)…目論見書又は投資信託約款において、年12回(毎月)決算する旨の記載
があるものをいいます。
エマージング…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資収益がエマージ
ング地域(新興成長国(地域))の資産を源泉とする旨の記載があるもの
をいいます。
ファンド・オブ・ファンズ…社団法人投資信託協会が定める「投資信託等の運用に関する
規則」第2条に規定するファンド・オブ・ファンズをいいま
す。
為替ヘッジあり…目論見書又は投資信託約款において、為替のフルヘッジ又は一部の資産
に為替のヘッジを行う旨の記載があるものをいいます。
上記以外の各区分の定義の詳細については、社団法人投資信託協会のホームページ
(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
− 5 −
<商品分類表>
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
投資対象資産
単位型・追加型
投資対象地域
(収益の源泉)
国
株
式
債
券
内
単位型
海
外
不動産投信
内
外
その他資産
(
)
追加型
資産複合
(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
※商品分類表の各項目の定義について
追加型投信…一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産
とともに運用されるファンドをいいます。
海外…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海
外の資産を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
債券…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に債
券を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
上記以外の各区分の定義の詳細については、社団法人投資信託協会のホームページ
(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
− 6 −
<属性区分表>
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
投資対象資産
決算頻度
投資対象地域
投資形態
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
年1回
グローバル
年2回
日本
年4回
北米
年6回
(隔月)
欧州
ファミリーファン
ド
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
あり
(
)
アジア
年12回
(毎月)
オセアニア
日々
中南米
その他
(
)
アフリカ
なし
不動産投信
その他資産
(投資信託証券
(債券 一般))
為替ヘッジ
ファンド・オブ・
ファンズ
中近東
(中東)
エマージング
(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
※属性区分表の各項目の定義について
その他資産(投資信託証券(債券 一般))
…目論見書又は投資信託約款において、投資信託証券を通じて実質的に債券
(一般)に主として投資する旨の記載があるものをいいます。債券(一般)
とは、属性区分において公債、社債、その他債券属性にあてはまらない全て
のものをいいます。
年12回(毎月)…目論見書又は投資信託約款において、年12回(毎月)決算する旨の記載
があるものをいいます。
エマージング…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資収益がエマージ
ング地域(新興成長国(地域))の資産を源泉とする旨の記載があるもの
をいいます。
ファンド・オブ・ファンズ…社団法人投資信託協会が定める「投資信託等の運用に関する
規則」第2条に規定するファンド・オブ・ファンズをいいま
す。
為替ヘッジなし…目論見書又は投資信託約款において、為替のヘッジを行なわない旨の記
載があるもの又は為替のヘッジを行う旨の記載がないものをいいます。
上記以外の各区分の定義の詳細については、社団法人投資信託協会のホームページ
(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
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<商品分類表>
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
単位型・追加型
投資対象地域
国
投資対象資産
(収益の源泉)
株
式
債
券
内
単位型
海
外
不動産投信
内
外
その他資産
(
)
追加型
資産複合
(注)当ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
※商品分類表の各項目の定義について
追加型投信…一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産
とともに運用されるファンドをいいます。
国内…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に国
内の資産を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
債券…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に債
券を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
上記以外の各区分の定義の詳細については、社団法人投資信託協会のホームページ
(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
− 8 −
<属性区分表>
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
投資対象資産
決算頻度
投資対象地域
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
年1回
グローバル
年2回
日本
年4回
北米
年6回
(隔月)
欧州
ファミリーファンド
アジア
年12回
(毎月)
オセアニア
日々
中南米
その他
(
)
アフリカ
不動産投信
その他資産
(投資信託証券
(債券 一般))
資産複合
(
)
資産配分固定型
資産配分変更型
投資形態
ファンド・オブ・ファ
ンズ
中近東
(中東)
エマージング
(注)当ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
※属性区分表の各項目の定義について
その他資産(投資信託証券(債券 一般))
…目論見書又は投資信託約款において、投資信託証券(マザーファンド)を通
じて実質的に債券(一般)に主として投資する旨の記載があるものをいいま
す。債券(一般)とは、属性区分において公債、社債、その他債券属性にあ
てはまらない全てのものをいいます。
年2回…目論見書又は投資信託約款において、年2回決算する旨の記載があるものをいい
ます。
日本…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資収益が日本の資産を源泉
とする旨の記載があるものをいいます。
ファミリーファンド…目論見書又は投資信託約款において、親投資信託(ファンド・オ
ブ・ファンズにのみ投資されるものを除く。)を投資対象として
投資するものをいいます。
上記以外の各区分の定義の詳細については、社団法人投資信託協会のホームページ
(http://www.toushin.or.jp/)をご参照ください。
− 9 −
③ファンドの特色
− 10 −
− 11 −
− 12 −
− 13 −
− 14 −
④信託金の限度額
[各ファンド(中国元コース(毎月分配型)およびマネープールファンドを除く)]
信託金の限度額は、各々につき5,000億円とします。委託会社は、受託会社と合意のうえ、限
度額を変更することができます。
[中国元コース(毎月分配型)]
信託金の限度額は、2,000億円とします。委託会社は、受託会社と合意のうえ、限度額を変更
することができます。
[マネープールファンド]
信託金の限度額は、1兆円とします。委託会社は、受託会社と合意のうえ、限度額を変更する
ことができます。
(2)【ファンドの沿革】
[各ファンド(中国元コース(毎月分配型)を除く)]
平成21年7月17日 信託契約締結
平成21年7月17日 当ファンドの設定・運用開始
[中国元コース(毎月分配型)]
平成22年2月1日 信託契約締結
平成22年2月1日 当ファンドの設定・運用開始
(3)【ファンドの仕組み】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
当ファンド
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型))
委託会社
大和住銀投信投資顧問株式会社
大和住銀投信投資顧問株式会社
ファンドの設定、運用指図、目論見書、
ファンドの設定、運用指図、目論見書、
運用報告書の作成等を行います。
運用報告書の作成等を行います。
受託会社
住友信託銀行株式会社
住友信託銀行株式会社
証券投資信託契約
<再信託受託会社:日本トラスティ・
<再信託受託会社:日本トラスティ・
サービス信託銀行株式会社>
サービス信託銀行株式会社>
信託財産の管理業務等を行います。
信託財産の管理業務等を行います。
募集・販売に関する契約
販売会社
ファンドの募集の取扱い、販売、解約請
ファンドの募集の取扱い、販売、解約請
求の受付、収益分配金の再投資ならび
求の受付、収益分配金の再投資ならび
に収益分配金、償還金および解約金の
に収益分配金、償還金および解約金の
支払い等を行います。
支払い等を行います。
解約金・収益分配金等
投資家
投資家
(受益者)
(受益者)
買付・換金のお申込み等
− 15 −
[マネープールファンド]
当ファンド
エマージング・ボンド・ファンド
エマージング・ボンド・ファンド
(マネープールファンド)
(マネープールファンド)
マザーファンド
キャッシュ・マネジメント・
キャッシュ・マネジメント・
マザーファンド
マザーファンド
委託会社
大和住銀投信投資顧問株式会社
大和住銀投信投資顧問株式会社
ファンドの設定、運用指図、目論見書、
ファンドの設定、運用指図、目論見書、
運用報告書の作成等を行います。
運用報告書の作成等を行います。
受託会社
住友信託銀行株式会社
住友信託銀行株式会社
証券投資信託契約
<再信託受託会社:日本トラスティ・
<再信託受託会社:日本トラスティ・
サービス信託銀行株式会社>
サービス信託銀行株式会社>
信託財産の管理業務等を行います。
信託財産の管理業務等を行います。
募集・販売に関する契約
販売会社
ファンドの募集の取扱い、販売、解約請
ファンドの募集の取扱い、販売、解約請
求の受付、収益分配金の再投資ならび
求の受付、収益分配金の再投資ならび
に収益分配金、償還金および解約金の
に収益分配金、償還金および解約金の
支払い等を行います。
支払い等を行います。
解約金・収益分配金等
投資家
投資家
(受益者)
(受益者)
買付・換金のお申込み等
①委託会社等が関係法人と締結している契約等の概要
関係法人
契約等の概要
受託会社
ファンドの運用方針、投資制限、信託報酬の総額、ファンドの基準価額の算
出方法、ファンドの設定・解約等のファンドの運営上必要な事項が規定され
ている信託契約を締結しています。
販売会社
販売会社に委託するファンドの募集・販売に係る業務の内容、解約に係る事
務の内容、およびこれらに関する手続き等について規定した契約を締結して
います。
②委託会社等の概況(平成23年2月末現在)
・名称
大和住銀投信投資顧問株式会社
・代表者の役職氏名 代表取締役社長 横井 正道
・本店の所在の場所 東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
・資本金の額
20億円
・会社の沿革
昭和48年6月1日 大和投資顧問株式会社設立
平成11年2月18日 証券投資信託委託業の認可取得
平成11年4月1日 住銀投資顧問株式会社及びエス・ビー・アイ・エム
投信株式会社と合併し、大和住銀投信投資顧問株式
会社へ商号を変更
− 16 −
・大株主の状況
名称
住所
所有株式数 比率
(株)
(%)
株式会社大和証券グループ本社
東京都千代田区丸の内1−9−1
グラントウキョウ ノースタワー
1,692,500
44.0
株式会社三井住友フィナンシャル
グループ
東京都千代田区丸の内1−1−2
1,692,500
44.0
ティー・アール・ピー・エイチ・
コーポレーション
アメリカ合衆国21202,メリーランド
州ボルチモア イースト プラット
ストリート100
385,000
10.0
2【投資方針】
(1)【投資方針】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
①主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、実質的な
保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、下記の各通貨(注1)の買いの為替ヘッジ
をする別に定める投資信託証券(注2)(以下、「指定投資信託証券」といいます。)へ投資しま
す。なお、親投資信託であるキャッシュ・マネジメント・マザーファンドへも投資を行います。
(注1)各通貨は、以下の各々の場合について、次の通りとします。
円コース(毎月分配型)
円
豪ドルコース(毎月分配型)
豪ドル
ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
ブラジルレアルコース(毎月分配型)
南アフリカランドコース(毎月分配型)
トルコリラコース(毎月分配型)
中国元コース(毎月分配型)
ニュージーランドドル
ブラジルレアル
南アフリカランド
トルコリラ
中国元
− 17 −
(注2)別に定める投資信託証券とは、以下の各々の場合について、次のケイマン籍外国投資信
託をいいます。
円コース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund JPY Class
豪ドルコース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund AUD Class
ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund NZD Class
ブラジルレアルコース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund BRL Class
南アフリカランドコース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund ZAR Class
トルコリラコース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund TRY Class
中国元コース(毎月分配型)
TRP Global Emerging Markets Bond Fund CNY Class
②資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
[マネープールファンド]
①キャッシュ・マネジメント・マザーファンドへの投資を通じて、本邦通貨建ての公社債および短
期金融商品等に実質的に投資を行い、利息等収入の確保を図ります。
②資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(2)【投資対象】
①投資の対象とする資産の種類
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項
で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
[マネープールファンド]
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項
で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、信託
約款に定めるものに限ります。)
ハ.金銭債権
ニ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
②運用の指図範囲
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
− 18 −
委託会社は、信託金を、主として指定投資信託証券および大和住銀投信投資顧問株式会社を委
託会社とし、住友信託銀行株式会社を受託会社として締結されたキャッシュ・マネジメント・マ
ザーファンド(以下、「マザーファンド」といいます。)に投資するほか、次に掲げる有価証券
(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除き
ます。)に投資することを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するもの
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および社債券(新
株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権証券および短期社
債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるもの
をいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるものをいいま
す。)
なお、3の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現先取引(売戻し
条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができます。
また、4および5の証券を以下「投資信託証券」といいます。
[マネープールファンド]
委託会社は、信託金を、主として大和住銀投信投資顧問株式会社を委託会社とし、住友信託銀
行株式会社を受託会社として締結されたキャッシュ・マネジメント・マザーファンド(以下、
「マザーファンド」といいます。)ならびに次の有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定
により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.国債証券
2.地方債証券
3.特別の法律により法人の発行する債券
4.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株
引受権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。新株予約権付社債について
は、会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社債についての社債であって当
該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明確にしているも
の(以下会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予
約権付社債を含め「転換社債型新株予約権付社債」といいます。)に限ります。)
5.資産の流動化に関する法律に規定する特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定
めるものをいいます。)
6.コマーシャル・ペーパー
7.外国または外国の者の発行する本邦通貨建ての証券で、前各号の証券の性質を有するもの
8.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるもの
をいいます。)
9.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるものをいいま
す。)
10.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託
の受益証券に表示されるべきもの
11.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの
12.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の
受益証券に限ります。)
13.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。)
なお、1から5までの証券および7の証券のうち1から5までの証券の性質を有するものを以
下「公社債」といい、8および9の証券を以下「投資信託証券」といいます。
− 19 −
③その他の金融商品の運用の指図
委託会社は、信託金を、前記②の有価証券の他、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条
第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用する
ことを指図することができます。
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
[マネープールファンド]
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの
6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
また、マネープールファンドにおいては、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等へ
の対応等、委託会社が運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を、主として前記1か
ら6までに掲げる金融商品により運用することの指図ができます。
− 20 −
当ファンドが投資対象とする指定投資信託証券等の概要
当ファンドが投資対象とする指定投資信託証券およびマザーファンド(以下「指定投資信託証券等」)
の概要は以下の通りです。
指定投資信託証券等の概要は、平成23年2月末現在で委託会社が知り得る情報を基に作成していま
す。
<指定投資信託証券の概要>
ファンド名
TRP
TRP
TRP
TRP
TRP
TRP
TRP
Global
Global
Global
Global
Global
Global
Global
Emerging
Emerging
Emerging
Emerging
Emerging
Emerging
Emerging
Markets
Markets
Markets
Markets
Markets
Markets
Markets
Bond
Bond
Bond
Bond
Bond
Bond
Bond
基本的性格
ケイマン籍/外国投資信託受益証券/円建て
運用目的
主に新興国の政府、政府機関等が発行または保証する米ドル建ての債券を中心に
投資し、高水準のインカムゲインの確保と中長期的な信託財産の成長を目指しま
す。
主要投資対象
新興国の政府、政府機関等が発行または保証する米ドル建ての債券を中心に投資
します。また、外国為替予約取引等を活用します。
運用方針
1.各ファンドは、主に米ドル建ての新興国の政府、政府機関等が発行または保
証する債券を実質的な主要投資対象とします。
●デュレーションは、エマージング債券市場平均(*)に対して±2年の範囲とし
ます。
*エマージング債券市場平均とは、代表的な債券指数であるJPモルガンE
MBIグローバル・ダイバーシファイドの数値をいいます。
●ポートフォリオの平均格付けは、原則として、B−格相当以上とします。
●米ドル建て以外の資産への投資は、原則として、ファンドの純資産総額の
20%以内とします。ただし、この場合は対米ドルで為替ヘッジすることを原
則とします。
●事業債への投資は、原則として、ファンドの純資産総額の20%以内としま
す。
●政府以外の発行する同一発行体の債券への投資割合は、原則として、ファン
ドの純資産総額の10%以内とします。ただし、同一発行体の事業債への投資
割合は、原則として、ファンドの純資産総額の3%以内とします。
●キャッシュ運用目的や新興国債券市場の非常事態時等においては、米国国債
およびAAA格相当以上の米ドル建ての公社債へ投資する場合があります。
− 21 −
Fund
Fund
Fund
Fund
Fund
Fund
Fund
JPY
AUD
NZD
BRL
ZAR
TRY
CNY
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
2.各ファンドにおいて、組入れ資産の米ドル建て資産に対して以下の為替ヘッ
ジを行います。
ファンド
為替予約取引等
JPY Class 原則として、米ドル建て資産を対円で為替ヘッジします。
AUD Class 原則として、米ドル建て資産を対豪ドルで為替ヘッジします。
NZD Class 原則として、米ドル建て資産を対ニュージーランドドルで為替
ヘッジします。
BRL Class 原則として、米ドル建て資産を対ブラジルレアルで為替ヘッジ
します。
ZAR Class 原則として、米ドル建て資産を対南アフリカランドで為替ヘッ
ジします。
TRY Class 原則として、米ドル建て資産を対トルコリラで為替ヘッジしま
す。
CNY Class 原則として、米ドル建て資産を対中国元で為替ヘッジします。
3.資金動向、市況動向、投資対象国における非常事態(金融危機、デフォル
ト、資産凍結などの投資規制の導入、自然災害、政治体制の変更、テロや戦
争等の発生等)によっては、上記の運用ができない場合があります。
投資運用会社
T.ロウ・プライス・インターナショナル・リミテッド
(T. Rowe Price International Ltd)
運用開始日
JPY Class/AUD Class/NZD Class/BRL Class/ZAR Class/TRY Class
2009年7月17日
CNY Class
2010年2月1日
会計年度
毎年3月末
収益の分配
原則毎月行います。
管理報酬および
その他費用等
管理報酬等:年0.09%(程度)
上記の他、信託財産にかかる租税、組入有価証券の売買時にかかる費用、信託事
務の処理に要する費用、信託財産の監査にかかる費用、ファンドの設立にかかる
費用、現地での登録料、法律顧問費用、名義書換事務代行費用、管理費用、組入
有価証券の保管に関する費用、借入金や立替金に関する利息等はファンドの信託
財産から負担されます。
上記の管理報酬等には、管理事務代行会社への報酬が含まれており、その報酬に
は下限金額(40,000米ドル)が設定されています。
受託会社への費用として年間10,000米ドルがかかります。
運用報酬はかかりません(運用会社の報酬は、各ファンド(マネープールファン
ドを除く)の委託者報酬から支弁されます。)。
※上記の報酬等は将来変更になる場合があります。
申込手数料
ありません。
その他
−
− 22 −
<T.ロウ・プライス・インターナショナル・リミテッドの概要>
同社(所在地:英国ロンドン)は、米国T.ロウ・プライス・グループの運用会社です。同グルー
プの代表的な会社であるT.ロウ・プライス・アソシエイツ・インクは、1937年に設立された会社
で、グローバルに資産運用業務を行っております。T.ロウ・プライス・アソシエイツ・インクの
親会社であるT.ロウ・プライス・グループ・インクは、米国の上場会社であり、また、S&P500
インデックスの採用銘柄です。T.ロウ・プライス・インターナショナル・リミテッドは、T.ロ
ウ・プライス・グループの運用技術および調査能力を活用することができます。
<マザーファンドの概要>
ファンド名
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資信託委託会社
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託会社
住友信託銀行株式会社
(再信託受託会社) (日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社)
基本的性格
親投資信託
運用基本方針
安定した収益の確保を図ることを目的として運用を行います。
ベンチマーク
−
主要投資対象
本邦通貨建ての公社債および短期金融商品等を主要投資対象とします。
投資態度
①本邦通貨建て公社債および短期金融商品等に投資を行い、利息等収入の確保
を図ります。
②資金動向、市況動向によっては上記のような運用ができない場合がありま
す。
主な投資制限
①株式への投資は行いません。
②外貨建資産への投資は行いません。
③デリバティブ取引(有価証券先物取引等、スワップ取引、金利先渡取引をい
います。)の利用はヘッジ目的に限定しません。
設定日
平成19年2月20日
信託期間
無期限
信託報酬
ありません。
申込手数料
ありません。
信託財産留保額
ありません。
その他費用等
ファンドの組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料等を信託財産か
ら支弁します(その他費用については、運用状況等により変動するものであ
り、事前に料率、上限額等を記載することができません。)。
決算日
毎年7月25日(休業日の場合翌営業日)
ベンチマークに
−
ついて
その他
−
− 23 −
(3)【運用体制】
PLAN(戦略)
DO(運用)
SEE(評価)
投資政策委員会
資産別分科会
運用業務部
国内株式分科会
国内債券分科会
国内株式運用
各グループ
外国株式分科会
外国債券分科会
アセットアロケーション分科会
市場・投資環境シナリオ
マクロ・市場
投資環境シナリオ
資産配分
資産別戦略
市場・投資戦略部会
国内債券運用
第一/第二グループ
外国株式運用
各グループ
グループ
外国債券運用
グループ
マクロシナリオ
マクロ部会
マクロ・市場
投資環境シナリオ原案
ポートフォリオ
ポートフォリオ
検討会議
検討会議
情報
情報
投資戦略部
運用管理
運用管理
委員会
委員会
海外現地法人
大和総研等
*当ファンドの運用体制に係る運用本部の人員数は、平成23年2月末現在で約100名です。
*運用体制および人員数は、今後変更になる場合があります。
*運用リスク管理体制についての詳細は、後述の「3 投資リスク<リスクの管理体制>」に
記載しております。
*当社では、社内業務規程等でファンドの運用におけるファンドマネージャーの権限および責
任、また信託財産の適正な運用とリスク管理を行うことを目的として運用に関する基本的事
項を定めております。
(4)【分配方針】
①毎決算時※に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
イ.分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益を含みます。)
等の範囲内とします。
ロ.収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託会社が決定します。ただし、
分配対象額が少額な場合等には、分配を行わないことがあります。
ハ.留保益の運用については特に制限を設けず、委託会社の判断に基づき、元本部分と同一の運
用を行います。
※各ファンド(マネープールファンドを除く)は毎月の16日(ただし、休業日の場合は翌営業日)、
マネープールファンドは毎年1月、7月の16日(ただし、休業日の場合は翌営業日)とします。
②信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
イ.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当等収益」と
いいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を
控除した後、その残額を受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあて
るため、その一部を分配準備積立金として積立てることができます。
ロ.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下、「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあると
− 24 −
きは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配金にあてるため、分配準備積立金として積立てることができます。
ハ.毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
[マネープールファンド]
イ.配当金、利子、貸付有価証券にかかる品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除
した額(以下「配当等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にか
かる消費税等に相当する金額を控除した後、その残額を受益者に分配することができます。
なお、次期以降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積立てることがで
きます。
ロ.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下、「売買益」といいます。)は、諸経費、信
託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあると
きは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配金にあてるため、分配準備積立金として積立てることができます。
ハ.毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
③収益分配金の支払いは、次の方法により行います。
イ.収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託会社の指定する日から、毎計算期間の
末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金
にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払
前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込
者とします。)に支払います。
※収益分配金の支払いは、原則として決算日から起算して5営業日までに開始します。
ロ.前項の規定にかかわらず、販売会社との間で締結した累積投資約款に基づく契約により収益
分配金を再投資する受益者に対しては、受託会社が委託会社の指定する預金口座等に払い込
むことにより、原則として、毎計算期間終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付
されます。この場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益
権の売付を行います。当該売付により増加した受益権は、信託約款の規定にしたがい、振替
口座簿に記載または記録されます。収益分配金を再投資する場合の受益権の価額は、原則と
して、信託約款に定める各計算期間終了日(決算日)の基準価額とします。
ハ.上記イ.に規定する収益分配金の支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
(5)【投資制限】
当ファンドは、委託会社による当ファンドの運用に関して以下のような一定の制限および限度を
定めています。
①信託約款に定める投資制限
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
イ.主な投資制限
(イ)投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投資は
行いません。
(ロ)投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
(ハ)外貨建資産への直接投資は行いません。
(ニ)同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
ロ.公社債の借入れの指図
(イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることが
できます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認められたとき
は、担保の提供の指図を行うものとします。
− 25 −
(ロ)前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内と
します。
(ハ)信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産
の純資産総額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当
する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
(ニ)(イ)の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
ハ.資金の借入れ
(イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約に伴
う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含み
ます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当を目的として、
資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、
当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
(ロ)一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金
支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者
への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間
が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却または解
約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借
入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範囲内とします。
(ハ)収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその
翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
(ニ)借入金の利息は信託財産中より支弁します。
ニ.受託会社による資金の立替え
(イ)信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託会社の申し出があるときは、
受託会社は資金の立替えをすることができます。
(ロ)信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の
未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受託会社がこ
れを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
(ハ)上記(イ)および(ロ)の立替金の決済および利息については、受託会社と委託会社との協議
によりそのつど別にこれを定めます。
[マネープールファンド]
イ.株式への投資制限
株式への実質投資は行いません。
ロ.投資信託証券への投資制限
委託会社は、信託財産に属する投資信託証券(マザーファンドを除きます。)の時価総額と
マザーファンドの信託財産に属する投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなし
た額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の5を超えることとなる投資の指図をしま
せん。
*信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの時価総額にマ
ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額の割合を乗じて得た額
をいいます。以下同じです。
ハ.先物取引等の運用指図・目的・範囲
(イ)委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リス
− 26 −
クを回避するため、わが国の取引所※における有価証券先物取引(金融商品取引法第28条
第8項第3号イに掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引(金融商品取引法
第28条第8項第3号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション取引(金融
商品取引法第28条第8項第3号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国の取引所にお
けるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選択権取
引は、オプション取引に含めて取り扱うものとします(以下同じ。)。
※金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第2条第
8項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じです。
(ロ)委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リス
クを回避するため、わが国の取引所における金利にかかる先物取引およびオプション取引
ならびに外国の取引所におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることが
できます。
ニ.スワップ取引の運用指図・目的・範囲
(イ)委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リス
クを回避するため、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件の
もとに交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指図をすること
ができます。
(ロ)スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として信託約款に定める
信託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能
なものについてはこの限りではありません。
(ハ)スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で
評価するものとします。
(ニ)委託会社は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたとき
は、担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
ホ.金利先渡取引の運用指図・目的・範囲
(イ)委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リス
クを回避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。
(ロ)金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として信託約款に定める信
託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能な
ものについてはこの限りではありません。
(ハ)金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で
評価するものとします。
(ニ)委託会社は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたとき
は、担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(ホ)金利先渡取引とは、当事者間において、あらかじめ将来の特定の日(以下「決済日」とい
います。)における決済日から一定の期間を経過した日(以下「満期日」といいます。)
までの期間に係る国内または海外において代表的利率として公表される預金契約または金
銭の貸借契約に基づく債権の利率(以下「指標利率」といいます。)の数値を取り決め、
その取り決めに係る数値と決済日における当該指標利率の現実の数値との差にあらかじめ
元本として定めた金額および当事者間で約定した日数を基準とした数値を乗じた額を決済
日における当該指標利率の現実の数値で決済日における現在価値に割り引いた額の金銭の
授受を約する取引をいいます。
へ.同一銘柄の転換社債型新株予約権付社債等への投資制限
委託会社は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の転換社債ならびに転換社債型新株
予約権付社債の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する当該同一銘柄の転換社債ならび
に転換社債型新株予約権付社債の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、
− 27 −
信託財産の純資産総額の100分の10を超えることとなる投資の指図をしません。
ト.有価証券の貸付の指図および範囲
(イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する公社債を次の範囲
内で貸付の指図をすることができます。
(a)公社債の貸付は、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財産
で保有する公社債の額面金額の合計額の50%を超えないものとします。
(ロ)前項に定める限度額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額
に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
(ハ)委託会社は、有価証券の貸付にあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行う
ものとします。
チ.公社債の空売りの指図
(イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産の計算においてする信託財
産に属さない公社債を売付けることの指図をすることができます。なお、当該売付けの決
済については、公社債(信託財産により借入れた公社債を含みます。)の引渡しまたは買
戻しにより行うことの指図をすることができるものとします。
(ロ)前項の売付けの指図は、当該売付けにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の
範囲内とします。
(ハ)信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付けにかかる公社債の時価総額が信託財産
の純資産総額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当
する売付けの一部を決済するための指図をするものとします。
リ.公社債の借入れ
(イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることが
できます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認められたとき
は、担保の提供の指図を行うことができます。
(ロ)前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内と
します。
(ハ)信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産
の純資産総額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当
する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
(ニ)(イ)の借入れにかかる品借料は信託財産から支弁するものとします。
ヌ.外貨建資産への投資制限
外貨建資産への実質投資は行いません。
ル.資金の借入れ
(イ)委託会社は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約に伴
う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含み
ます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的とし
て、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。
なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
(ロ)一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金
支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者
への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間
が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却または解
約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借
− 28 −
入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範囲内とします。
(ハ)収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその
翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
(ニ)借入金の利息は信託財産中より支弁します。
ヲ.受託会社による資金の立替
(イ)信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託会社の申し出があるときは、
受託会社は資金の立替えをすることができます。
(ロ)信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の
未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受託会社がこ
れを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
(ハ)(イ)および(ロ)の立替金の決済および利息については、受託会社と委託会社との協議によ
りそのつど別にこれを定めます。
②法令による投資制限
デリバティブ取引等に係る投資制限(金融商品取引業等に関する内閣府令)
委託会社は、信託財産に関し、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に
係る変動その他の理由により発生し得る危険に対応する額としてあらかじめ委託会社が定めた合
理的な方法により算出した額が当該信託財産の純資産総額を超えることとなる場合において、デ
リバティブ取引等(新株予約権証券またはオプションを表示する証券もしくは証書に係る取引お
よび選択権付債券売買を含みます。)を行い、または継続することを受託会社に指図しないもの
とします。
− 29 −
(参考)マザーファンドの投資方針
キャッシュ・マネジメント・マザーファンドの信託約款の運用の基本方針の概要
(1)運用の基本方針
当ファンドは、安定した収益の確保を図ることを目的として運用を行います。
(2)運用方法
①投資対象
本邦通貨建て公社債および短期金融商品等を主要投資対象とします。
②投資態度
イ.本邦通貨建て公社債および短期金融商品等に投資を行い、利息等収入の確保を図ります。
ロ.資金動向、市況動向によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)運用の指図
①この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項
で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、信
託約款に定めるものに限ります。)
ハ.金銭債権
ニ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
②委託会社は、信託金を、主として次の有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価
証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.国債証券
2.地方債証券
3.特別の法律により法人の発行する債券
4.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株
引受権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。新株予約権付社債について
は、転換社債型新株予約権付社債に限ります。)
5.資産の流動化に関する法律に規定する特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定
めるものをいいます。)
6.コマーシャル・ペーパー
7.外国または外国の者の発行する本邦通貨建ての証券で、前各号の証券の性質を有するもの
8.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託
の受益証券に表示されるべきもの
9.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの
10.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の
受益証券に限ります。)
11.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。)
なお、1から5までの証券および7の証券のうち1から5までの証券の性質を有するものを以
下「公社債」といいます。
③委託会社は、信託金を、前記②の有価証券の他、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第
2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用するこ
− 30 −
とを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きま
す。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの
6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
④前記②にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委託会社が
運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を、主として前記③の1から6までに掲げる
金融商品により運用することの指図ができます。
(4)主な投資制限
①株式への投資は行いません。
②同一銘柄の転換社債および転換社債型新株予約権付社債への投資割合は、取得時において信託財
産の純資産総額の10%以内とします。
③外貨建資産への投資は行いません。
④有価証券先物取引等は、以下の範囲で行います。
イ.委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスク
を回避するため、わが国の取引所における有価証券先物取引(金融商品取引法第28条第8項
第3号イに掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引(金融商品取引法第28条第
8項第3号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション取引(金融商品取引法
第28条第8項第3号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国の取引所におけるこれらの
取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、選択権取引は、オプショ
ン取引に含めて取り扱うものとします(以下同じ。)。
ロ.委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスク
を回避するため、わが国の取引所における金利にかかる先物取引およびオプション取引なら
びに外国の取引所におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができま
す。
⑤スワップ取引は、以下の範囲で行います。
イ.委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスク
を回避するため、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件のもと
に交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指図をすることができ
ます。
ロ.スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として信託約款に定める信
託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なも
のについてはこの限りではありません。
ハ.スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評
価するものとします。
ニ.委託会社は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
⑥金利先渡取引は、以下の範囲で行います。
イ.委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスク
− 31 −
を回避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。
ロ.金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として信託約款に定める信託
期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なもの
についてはこの限りではありません。
ハ.金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評
価するものとします。
ニ.委託会社は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、
担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
− 32 −
3【投資リスク】
<当ファンドの有するリスク>
□当ファンドは、投資信託証券を通じて実質的に債券など値動きのある有価証券等に投資します
ので、基準価額は変動します。また、外貨建資産は、為替の変動による影響も受けます。した
がって、投資元本が保証されているものではなく、これを割り込むことがあります。
□信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。
□当ファンドの投資目的は確実に達成されるものではなく、元本および元本からの収益を確保す
る保証はありません。
□投資家の皆様におかれましては、当ファンドの内容とリスクを十分ご理解のうえお申込みくだ
さいますよう、よろしくお願いいたします。
<基準価額の変動要因>
基準価額を変動させる要因として主に以下のリスクがあります。ただし、以下の説明はすべてのリ
スクを表したものではありません。
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
(1)流動性リスク
実質的な投資対象となる有価証券等の需給、市場に対する相場見通し、経済・金融情勢等の変化
や、当該有価証券等が売買される市場の規模や厚み、市場参加者の差異等は、当該有価証券等の流
動性に大きく影響します。当該有価証券等の流動性が低下した場合、売買が実行できなくなった
り、不利な条件での売買を強いられることとなったり、デリバティブ等の決済の場合に反対売買が
困難になったりする可能性があります。その結果、ファンドの基準価額が下落するおそれがありま
す。
(2)金利変動に伴うリスク
投資対象の債券等は、経済情勢の変化等を受けた金利水準の変動に伴い価格が変動します。通
常、金利が低下すると債券価格は上昇し、金利が上昇すると債券価格は下落します。債券価格が下
落した場合、ファンドの基準価額も下落するおそれがあります。また、債券の種類や特定の銘柄に
関わる格付け等の違い、利払い等の仕組みの違いなどにより、価格の変動度合いが大きくなる場合
と小さくなる場合があります。
□デュレーションについて
デュレーションとは、金利の変動に対する債券価格の変動性を表す指標です。一般的にデュ
レーションの値が大きいほど、金利の変動に対する債券価格の変動(感応度)が大きくなりま
す。
(3)信用リスク
投資対象となる債券等の発行体において、万一、元利金の債務不履行や支払い遅延(デフォル
ト)が起きると、債券価格は大幅に下落します。この場合、ファンドの基準価額が下落するおそれ
があります。また、格付機関により格下げされた場合は、債券価格が下落し、ファンドの基準価額
が下落するおそれがあります。
(4)外国証券投資のリスク
<為替リスク>
□円コース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
円での為替ヘッジを行い、為替リスクを低減することに努めます。ただし、対円で完全に為
替ヘッジすることはできないため、円に対する米ドルの為替変動の影響を受ける場合があり
ます。
− 33 −
また、円金利が米ドル金利より低い場合、米ドルと円との金利差相当分のヘッジコストが
かかることにご留意ください。
□豪ドルコース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
豪ドルでの為替ヘッジを行います。そのため、円に対する豪ドルの為替変動の影響を受け、
為替相場が豪ドルに対して円高方向に進んだ場合には、当ファンドの基準価額が下落するお
それがあります。また、対豪ドルで完全に為替ヘッジすることはできないため、円に対する
米ドルの為替変動の影響を受ける場合があります。
なお、豪ドル金利が米ドル金利より低い場合、米ドルと豪ドルとの金利差相当分のヘッジ
コストがかかることにご留意ください。
□ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
ニュージーランドドルでの為替ヘッジを行います。そのため、円に対するニュージーランド
ドルの為替変動の影響を受け、為替相場がニュージーランドドルに対して円高方向に進んだ
場合には、当ファンドの基準価額が下落するおそれがあります。また、対ニュージーランド
ドルで完全に為替ヘッジすることはできないため、円に対する米ドルの為替変動の影響を受
ける場合があります。
なお、ニュージーランドドル金利が米ドル金利より低い場合、米ドルとニュージーランド
ドルとの金利差相当分のヘッジコストがかかることにご留意ください。
□ブラジルレアルコース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
ブラジルレアルでの為替ヘッジを行います。そのため、円に対するブラジルレアルの為替変
動の影響を受け、為替相場がブラジルレアルに対して円高方向に進んだ場合には、当ファン
ドの基準価額が下落するおそれがあります。また、対ブラジルレアルで完全に為替ヘッジす
ることはできないため、円に対する米ドルの為替変動の影響を受ける場合があります。
なお、ブラジルレアル金利が米ドル金利より低い場合、米ドルとブラジルレアルとの金利
差相当分のヘッジコストがかかることにご留意ください。
□南アフリカランドコース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
南アフリカランドでの為替ヘッジを行います。そのため、円に対する南アフリカランドの為
替変動の影響を受け、為替相場が南アフリカランドに対して円高方向に進んだ場合には、当
ファンドの基準価額が下落するおそれがあります。また、対南アフリカランドで完全に為替
ヘッジすることはできないため、円に対する米ドルの為替変動の影響を受ける場合がありま
す。
なお、南アフリカランド金利が米ドル金利より低い場合、米ドルと南アフリカランドとの
金利差相当分のヘッジコストがかかることにご留意ください。
□トルコリラコース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
トルコリラでの為替ヘッジを行います。そのため、円に対するトルコリラの為替変動の影響
を受け、為替相場がトルコリラに対して円高方向に進んだ場合には、当ファンドの基準価額
が下落するおそれがあります。また、対トルコリラで完全に為替ヘッジすることはできない
ため、円に対する米ドルの為替変動の影響を受ける場合があります。
なお、トルコリラ金利が米ドル金利より低い場合、米ドルとトルコリラとの金利差相当分
のヘッジコストがかかることにご留意ください。
− 34 −
□中国元コース(毎月分配型)
当ファンドが主要投資対象とする外国投資信託証券は、主に米ドル建て資産へ投資し、対
中国元での為替ヘッジを行います。そのため、円に対する中国元の為替変動の影響を受け、
為替相場が中国元に対して円高方向に進んだ場合には、当ファンドの基準価額が下落するお
それがあります。また、対中国元で完全に為替ヘッジすることはできないため、円に対する
米ドルの為替変動の影響を受ける場合があります。
なお、中国元金利が米ドル金利より低い場合、米ドルと中国元との金利差相当分のヘッジ
コストがかかることにご留意ください。
<カントリーリスク>
投資対象となる国と地域によっては、政治・経済情勢が不安定になったり、証券取引・外国為
替取引等に関する規制が変更されたりする場合があります。さらに、外国政府が資産の没収、国
有化、差押えなどを行う可能性もあります。これらの場合、ファンドの基準価額が下落するおそ
れがあります。
(5)新興国への投資のリスク
新興国は、先進国と比べて経済状況が脆弱であるとされ、政治・経済および社会情勢が著しく変
化する可能性があります。想定される変化としては、次のようなものがあります。
・政治体制の変化
・社会不安の高まり
・他国との外交関係の悪化
・海外からの投資に対する規制
・海外との資金移動の規制
さらに、新興国は、先進国と比べて法制度やインフラが未発達で、情報開示の制度や習慣等が異
なる場合があります。この結果、投資家の権利が迅速かつ公正に実現されず、投資資金の回収が困
難になる場合や投資判断に際して正確な情報を十分に確保できない可能性があります。これらの場
合、ファンドの基準価額が下落するおそれがあります。
(6)その他のリスク
当ファンドが投資対象とする外国投資信託証券で、当ファンドや当該外国投資信託証券を投資対
象とする他のファンドで追加設定・解約等に伴う資金移動が発生し、当該外国投資信託証券におい
て売買が生じた場合等には、当ファンドの基準価額に影響を及ぼす場合があります。
[マネープールファンド]
(1)流動性リスク
実質的な投資対象となる有価証券等の需給、市場に対する相場見通し、経済・金融情勢等の変化
や、当該有価証券等が売買される市場の規模や厚み、市場参加者の差異等は、当該有価証券等の流
動性に大きく影響します。当該有価証券等の流動性が低下した場合、売買が実行できなくなった
り、不利な条件での売買を強いられることとなったり、デリバティブ等の決済の場合に反対売買が
困難になったりする可能性があります。その結果、ファンドの基準価額が下落するおそれがありま
す。
(2)金利変動に伴うリスク
投資対象の債券等は、経済情勢の変化等を受けた金利水準の変動に伴い価格が変動します。通
常、金利が低下すると債券価格は上昇し、金利が上昇すると債券価格は下落します。債券価格が下
落した場合、ファンドの基準価額も下落するおそれがあります。また、債券の種類や特定の銘柄に
関わる格付け等の違い、利払い等の仕組みの違いなどにより、価格の変動度合いが大きくなる場合
と小さくなる場合があります。
− 35 −
□デュレーションについて
デュレーションとは、金利の変動に対する債券価格の変動性を表す指標です。一般的にデュ
レーションの値が大きいほど、金利の変動に対する債券価格の変動(感応度)が大きくなりま
す。
(3)信用リスク
投資対象となる債券等の発行体において、万一、元利金の債務不履行や支払い遅延(デフォル
ト)が起きると、債券価格は大幅に下落します。この場合、ファンドの基準価額が下落するおそれ
があります。また、格付機関により格下げされた場合は、債券価格が下落し、ファンドの基準価額
が下落するおそれがあります。
(4)ファミリーファンド方式に関わる基準価額の変動について
当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用します。当ファンドや当ファンドの投資対象とな
るマザーファンドに投資する他のベビーファンドで解約申込みがあった際に、マザーファンドに属
する有価証券を売却しなければならない場合があります。この場合、市場規模、市場動向によって
は当該売却により市場実勢が押し下げられ、当初期待されていた価格で売却できないこともありま
す。この際に、当ファンドの基準価額が下落するおそれがあります。
<その他の留意点>
(1)為替ヘッジに関する留意点
各ファンド(マネープールファンドを除く)の主要投資対象の外国投資信託証券では、為替予約
取引やそれに類似する取引であるNDF(直物為替先渡取引)等により為替取引が行われます。これ
らの取引において取引価格に反映される為替取引によるプレミアム/コストは、金利水準だけでな
く当該通貨に対する市場参加者の期待や需給等の影響を受けるため、金利差から理論上期待される
水準と大きく異なる場合があります。
また、対象通貨によっては、為替管理規制や流動性等により為替予約取引等ができなくなる場合
や、金額が制限される場合があります。
(2)繰上償還について
各ファンド(マネープールファンドを除く)が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しな
いこととなる場合には、当該ファンドは繰上償還されます。
また、通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド全体の信託財産の受益権の口数を合計した口
数が30億口を下回ることとなった場合、および当ファンドの目的に合った運用を継続することがで
きない事態となった場合等には、繰上償還されることがあります。
(3)換金請求の受付に関する留意点
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、組入投資信託証券の取引の
停止その他やむを得ない事情があるときは、ご換金の受付を中止することおよびすでに受付けたご
換金の受付を取消すことがあります。また、信託財産の資金管理等を円滑に行うため、大口の換金
請求には制限を設ける場合があります。
[マネープールファンド]
取引所における取引の停止、その他やむを得ない事情があるときは、ご換金の受付を中止するこ
とがあります。また、信託財産の資金管理等を円滑に行うため、大口の換金請求には制限を設ける
場合があります。
(4)クーリング・オフについて
当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オ
− 36 −
フ)の適用はありません。
(5)法令・税制・会計等の変更可能性について
法令・税制・会計等は、変更される可能性があります。
− 37 −
<リスクの管理体制>
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。
名称および人員数
内容
◆運用管理委員会
ファンドの運用状況を総合的に分析・評価するとともに、
(20名程度)
運用リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・決定し
ます。
◆リスク管理委員会
運用リスクを除く経営リスクを適時、的確に把握し、適切
(20名程度)
な具体的措置を講じ、リスクの軽減・管理に努めます。
◆監査部
取締役会直轄として、各部室の業務が適正な内部管理態勢
(6名程度)
のもと、法令等に従って行われているかを点検します。
◆コンプライアンス・オフィサー
(1名)
◆法務コンプライアンス部
(5名程度)
◆プロダクト管理部
(8名程度)
◆運用審査室
(3名程度)
◆トレーディング部
(20名程度)
コンプライアンスの観点から各部室の指導・監督を行うと
同時に、法令等の遵守体制の維持・強化に向けた役職員の
啓蒙・教化に努めます。
社内規則の制定・改廃の点検を行うほか、インサイダー情
報の管理や広報内容のチェック等、法令違反等を未然に防
止するために日常的な活動を行います。
約定内容と取引報告書を照合する等、発注業務の監視およ
び約定価格の妥当性を点検します。
ファンドのパフォーマンス分析・評価並びにリスク分析を
行い、運用本部に開示するとともに、運用管理委員会を通
じて、運用リスクの軽減に向けた提言を行います。
有価証券の売買発注は、トレーディング部が最良執行の観
点を踏まえて行います。
※運用リスクの管理は、以下の体制で行います。
取締役会
重要事項の報告
(委員長:代表取締役社長)
•ファンドの運用状況を総合的に分析・評価
•運用リスク管理の強化、改善に向けた
方策を討議、決定
運用リスク軽減に向けた提言
運用に係わる内部基準の遵守状況の点検結果報告
プロダクト管理部
運用審査室
•ファンドのパフォーマンス分析・評価
•リスク分析
モニタリング、運用リスクに関する内部基準への抵触・逸脱に対する
指摘および状況のフォローアップ
運用本部
•運用リスク把握、自主的な管理
*リスクの管理体制は、今後変更になる場合があります。
- 38 -
運用評価 および運用リスクの管理状況の報告
運用評価および運 用リスクの管 理状況報告を指示
運用管理委員会
4【手数料等及び税金】
(1)【申込手数料】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
申込手数料は、申込価額(発行価格)に申込手数料率を乗じて得た額とします。申込手数料率
は、3.15%(税抜3.0%)を上限とし、販売会社毎に定めた率とします。
各ファンド(マネープールファンドを除く)の申込手数料(スイッチングの際の申込手数料を
含みます。)については、お申込みの各販売会社までお問い合わせください。
※申込手数料には、消費税等相当額がかかります。
※分配金自動再投資型において収益分配金を再投資する場合は、手数料はかかりません。
[マネープールファンド]
ありません。
※マネープールファンドへの取得申込みは、スイッチングの場合に限ります。
※スイッチングのお取扱いについては、各販売会社までお問い合わせください。
(2)【換金(解約)手数料】
ありません。
(3)【信託報酬等】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
委託会社および受託会社の信託報酬の総額は、計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額
に年率1.554%(税抜1.48%)を乗じて得た金額とします。委託会社は販売会社に対して、販売
会社の行う業務に対する代行手数料を支払います。委託会社、販売会社および受託会社の間の配
分は以下の表のとおりです。
委託会社
販売会社
受託会社
年率0.8925%
(税抜0.85%)
年率0.63%
(税抜0.60%)
年率0.0315%
(税抜0.03%)
※当ファンドが投資対象とする指定投資信託証券では、管理報酬等が合計0.09%程度かかります
ので、当ファンドにおける実質的な信託報酬は年率1.644%(税込)程度です。
※ただし、指定投資信託証券の管理報酬等には関係法人により下限金額が設定されているものが
あるため、指定投資信託証券の純資産総額によっては、当ファンドにおける実質的な信託報酬
が上記の率を超える場合があります。また、信託財産にかかる租税、組入有価証券の売買時に
かかる費用、信託事務の処理に要する費用、信託財産の監査にかかる費用、ファンドの設立に
かかる費用、現地での登録料、法律顧問費用、管理費用、組入有価証券の保管に関する費用、
借入金や立替金に関する利息等は指定投資信託証券が負担します。また、指定投資信託証券に
おける報酬は将来変更または見直される場合があり、その場合は実質的な信託報酬率は変更さ
れることになります。
※キャッシュ・マネジメント・マザーファンドにおいては、信託報酬は収受されません。
[マネープールファンド]
委託会社および受託会社の信託報酬の総額は、計算期間を通じて毎日、各月の前月の最終5営
業日間の無担保コール翌日物レートの平均値(以下「コールレート」といいます。)に応じて、
信託財産の純資産総額に年率0.63%(税抜0.60%)以内の率を乗じて得た金額とし、当該月の第
1営業日の計上分より適用します。
委託会社は販売会社に対して、販売会社の行う業務に対する代行手数料を支払います。委託会
社、販売会社および受託会社の間の配分は以下の表のとおりです。
− 39 −
コールレート
委託会社
販売会社
受託会社
合計
1.00%以上
年率0.2835%
年率0.2835%
年率0.063%
(税抜0.27%) (税抜0.27%) (税抜0.06%)
年率0.63%
(税抜0.60%)
1.00%未満
純資産総額に右記の率を乗じて得た額を下記の
コールレートに
比率で配分します。
0.63(税抜0.60)を
乗じて得た率
45%
45%
10%
※キャッシュ・マネジメント・マザーファンドでは信託報酬は収受されませんので、当ファン
ドにおける実質的な信託報酬は上記と同じです。
①信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとします。
②信託報酬にかかる消費税等相当額を信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します(税額は、
税法改正時には変更となります。)。
③信託報酬の販売会社への配分は、委託会社が一旦信託財産から収受した後、各販売会社毎の取扱
残高に応じて支払います。委託会社は、信託報酬を収受したときは、販売会社に対して代行手数
料を遅滞なく支払うものとします。なお、販売会社への配分には、消費税等相当額がかかります。
(4)【その他の手数料等】
①組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料は、信託財産が負担します。この他に、売買
委託手数料に対する消費税等相当額、先物取引・オプション取引・コール取引等に要する費用お
よび外国における資産の保管等に要する費用についても信託財産が負担します。信託財産の証券
取引等に伴う手数料や税金は信託財産が負担しますが、売買委託手数料等の証券取引に伴う手数
料等は国や市場によって異なります。また、売買金額によっても異なります。
※有価証券の売買委託手数料、外国における資産の保管等に要する費用などについては、取引ま
たは請求のつど、信託財産で負担することになります。これらの費用および当ファンドが投資
対象とする指定投資信託証券およびマザーファンドにおける信託財産で間接的にご負担いただ
く費用は、事前に計算できないため、その総額や計算方法等を具体的に記載しておりません。
②信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸経費、受託会社の立替えた立替金の利息およ
び信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等相当額は、受益者の負担と
し、信託財産中から支弁します。
③信託財産の財務諸表の監査に要する費用は、計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に対
し年率0.0063%(税抜0.0060%)以内の率を乗じて得た額とし、各ファンド(マネープールファ
ンドを除く)は各特定期末(毎年1月、7月に属する計算期末)または信託終了時に、マネー
プールファンドは各計算期末または信託終了時に信託財産中から支弁します。また、委託会社は
信託財産の規模等を考慮してその率または金額を変更することができます。
④信託財産留保額
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
解約の際には、解約請求受付日の翌営業日の基準価額に0.1%を乗じて得た額が信託財産留保
額として差し引かれます。
[マネープールファンド]
ありません。
− 40 −
(5)【課税上の取扱い】
当ファンドは、課税上は株式投資信託として取扱われます。
受益者に対する課税については、以下のような取扱いとなります。なお、税法等が改正された場
合は、以下の内容が変更になることがあります。
①個人の受益者に対する課税
<平成23年12月31日まで>
・収益分配金の課税
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金については、10%(所得税7%および地方税
3%)の税率で源泉徴収され確定申告不要となります。なお、確定申告を行い、申告分離課税
または総合課税(当ファンドは、配当控除の適用がありません。)を選択することができます。
・解約時および償還時の課税
譲渡益(解約価額および償還価額から取得費(申込手数料および申込手数料にかかる消費税
等相当額等を含みます。)を控除した利益をいいます。)については、譲渡所得として 10%
(所得税7%および地方税3%)の税率が適用され、申告分離課税となります。なお、源泉徴
収選択口座を選択した場合には、原則として確定申告不要となります。
<平成24年1月1日以降>
・収益分配金に対する課税
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金については、20%(所得税15%および地方税
5%)の税率で源泉徴収され確定申告不要となります。なお、確定申告を行い、申告分離課税
または総合課税(当ファンドは、配当控除の適用がありません。)を選択することができます。
・解約時および償還時の課税
譲渡益(解約価額および償還価額から取得費(申込手数料および申込手数料にかかる消費税
等相当額等を含みます。)を控除した利益をいいます。)については、譲渡所得として 20%
(所得税 15%および地方税5%)の税率が適用され、申告分離課税となります。なお、源泉
徴収選択口座を選択した場合には確定申告不要となります。
<損益通算について>
解約時および償還時の譲渡損失(または譲渡益)については、上場株式等の譲渡益(または
譲渡損失)との相殺が可能です。当該相殺後の譲渡損失については、確定申告により、申告分
離課税を選択した場合の上場株式等の配当所得との損益通算が可能です。
また、源泉徴収選択口座内においても、解約時および償還時の譲渡損失(または譲渡益)に
ついては、上場株式等の譲渡益(または譲渡損失)と相殺され、当該相殺後の譲渡損失につい
ては、上場株式等の配当所得との損益通算が可能です。
②法人の受益者に対する課税
<平成23年12月31日まで>
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金ならびに解約時および償還時の個別元本超過額
に対しては、7%(所得税7%)の税率で源泉徴収されます。
<平成24年1月1日以降>
収益分配金のうち課税対象となる普通分配金ならびに解約時および償還時の個別元本超過額
に対しては、15%(所得税15%)の税率で源泉徴収されます。
<益金不算入制度について>
当ファンドは、益金不算入制度の適用はありません。
− 41 −
(参考)
<個別元本について>
・追加型証券投資信託を保有する受益者毎の取得元本(申込手数料および申込手数料にかかる消費
税等相当額は含まれません。)が個別元本にあたります。
・受益者が同一ファンドを複数回取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信託を行うつど当
該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
・同一ファンドを複数の販売会社で取得する場合については各販売会社毎に、個別元本の算出が行
われる場合があります。また、同一販売会社であっても複数支店等で同一ファンドを取得する場
合は当該支店毎に、「分配金受取型」と「分配金自動再投資型」の両コースで取得する場合には
コース別に、個別元本の算出が行われる場合があります。詳しくは、販売会社にお問い合わせく
ださい。
・受益者が特別分配金を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から当該特別分配金を
控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります(「特別分配金」については、下記の
<収益分配金の課税について>を参照)。
<収益分配金の課税について>
収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる「特別分配金」(受益者
毎の元本の一部払戻しに相当する部分)の区別があります。
受益者が収益分配金を受け取る際、①当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本
と同額または当該受益者の個別元本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通分配金
となり、②当該収益分配金落ち後の基準価額が個別元本を下回っている場合は、その下回る部分の
額が特別分配金、当該収益分配金から当該特別分配金を控除した額が普通分配金となります。
*上記の内容は、税法等が変更・改正された場合には、変更になることがあります。
*課税上の取扱いの詳細につきましては、税務専門家等にご確認されることをお勧めします。
− 42 −
5【運用状況】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
(1)【投資状況】
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
209,673,476
0.97%
21,318,731,594
21,716,195,013
98.17%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)【投資資産】
①【投資有価証券の主要銘柄】
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
21,969,014,421
0.9668
Bond Fund JPY Class
券
ケイマン諸島
−
21,240,033,358
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
2
206,737,800
1.0142
ザーファンド
証券
日本
−
209,673,482
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
98.17%
親投資信託受益証券
0.97%
合計
99.14%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 43 −
評価単価(円)
時価(円)
利率(%)
償還期限
0.9704
−
21,318,731,594
−
1.0142
−
209,673,476
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
98.17%
0.97%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②【投資不動産物件】
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③【その他投資資産の主要なもの】
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)【運用実績】
①【純資産の推移】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
826
−
(平成21年7月17日)
第1特定期間末
3,297
3,400
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
3,292
−
平成22年4月末日
3,938
−
平成22年5月末日
5,307
−
平成22年6月末日
7,127
−
第2特定期間末
8,381
8,576
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
9,255
−
平成22年8月末日
11,115
−
平成22年9月末日
14,771
−
平成22年10月末日
17,876
−
平成22年11月末日
20,200
−
平成22年12月末日
20,619
−
第3特定期間末
21,569
22,247
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
21,597
−
平成23年2月末日
21,716
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 44 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.0898
1.1258
1.1036
1.1063
1.0788
1.0921
−
−
−
−
1.1000
1.1430
1.1193
1.1337
1.1397
1.1498
1.1167
1.1034
−
−
−
−
−
−
1.1061
1.1511
1.0914
1.0824
−
−
②【分配の推移】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.0360
0.0430
0.0450
③【収益率の推移】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
12.6%
4.9%
4.6%
(4)【設定及び解約の実績】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 45 −
設定総額(円)
4,523,456,305
6,561,047,361
15,181,125,347
解約総額(円)
1,497,764,905
1,966,825,959
3,299,863,786
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
107,271,440
0.84%
12,477,917,577
12,699,535,834
98.25%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
12,674,370,317
0.9884
Bond Fund AUD Class
券
ケイマン諸島
−
12,527,799,597
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
2
105,769,513
1.0142
ザーファンド
証券
日本
−
107,271,441
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
98.25%
親投資信託受益証券
0.84%
合計
99.10%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 46 −
評価単価(円)
時価(円)
利率(%)
償還期限
0.9845
−
12,477,917,577
−
1.0142
−
107,271,440
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
98.25%
0.84%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
462
−
(平成21年7月17日)
第1特定期間末
4,853
5,124
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
5,179
−
平成22年4月末日
4,752
−
平成22年5月末日
5,869
−
平成22年6月末日
7,156
−
第2特定期間末
7,992
8,347
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
8,589
−
平成22年8月末日
9,107
−
平成22年9月末日
10,432
−
平成22年10月末日
11,007
−
平成22年11月末日
11,553
−
平成22年12月末日
12,004
−
第3特定期間末
12,427
13,109
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
12,885
−
平成23年2月末日
12,699
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 47 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.1600
1.2630
1.1949
1.2262
1.0610
1.0499
−
−
−
−
1.0707
1.1387
1.1161
1.0928
1.1692
1.1530
1.1441
1.1618
−
−
−
−
−
−
1.1454
1.2174
1.1304
1.1390
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.1030
0.0680
0.0720
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
26.3%
△1.8%
13.7%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 48 −
設定総額(円)
5,012,113,493
5,466,040,017
5,806,280,532
解約総額(円)
827,501,661
2,186,485,899
2,420,522,845
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
6,845,868
0.87%
767,324,556
786,588,020
97.55%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
796,062,409
0.9845
Bond Fund NZD Class
券
ケイマン諸島
−
783,728,341
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
2
6,750,018
1.0141
ザーファンド
証券
日本
−
6,845,866
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
97.55%
親投資信託受益証券
0.87%
合計
98.42%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 49 −
評価単価(円)
時価(円)
利率(%)
償還期限
0.9639
−
767,324,556
−
1.0142
−
6,845,868
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
97.55%
0.87%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
21
−
(平成21年7月17日)
第1特定期間末
421
441
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
514
−
平成22年4月末日
594
−
平成22年5月末日
782
−
平成22年6月末日
841
−
第2特定期間末
989
1,027
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
1,007
−
平成22年8月末日
909
−
平成22年9月末日
829
−
平成22年10月末日
909
−
平成22年11月末日
727
−
平成22年12月末日
778
−
第3特定期間末
840
890
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
793
−
平成23年2月末日
786
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 50 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.1632
1.2762
1.1573
1.1965
1.0614
1.0671
−
−
−
−
1.0986
1.1646
1.1187
1.0821
1.1133
1.1118
1.1133
1.0971
−
−
−
−
−
−
1.1118
1.1778
1.1011
1.0539
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.1130
0.0660
0.0660
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
27.6%
0.1%
7.2%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
期間
設定総額(円)
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
475,169,637
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
648,099,099
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
401,016,430
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 51 −
解約総額(円)
113,164,164
109,322,328
545,460,967
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
3,090,886,397
0.91%
330,845,479,820
337,834,824,746
97.93%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
346,798,196,877
0.9671
Bond Fund BRL Class
券
ケイマン諸島
−
335,417,110,494
キャッシュ・マネジメント・ 親投資信託受益
2
3,047,610,331
1.0141
マザーファンド
証券
日本
−
3,090,886,395
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
97.93%
親投資信託受益証券
0.91%
合計
98.85%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 52 −
評価単価(円)
時価(円)
利率(%)
償還期限
0.9540
−
330,845,479,820
−
1.0142
−
3,090,886,397
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
97.93%
0.91%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
8,291
−
(平成21年7月17日)
第1特定期間末
67,412
72,095
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
96,156
−
平成22年4月末日
112,048
−
平成22年5月末日
128,888
−
平成22年6月末日
151,859
−
第2特定期間末
169,288
179,375
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
180,702
−
平成22年8月末日
208,544
−
平成22年9月末日
244,950
−
平成22年10月末日
262,897
−
平成22年11月末日
285,941
−
平成22年12月末日
304,912
−
第3特定期間末
318,220
342,469
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
322,711
−
平成23年2月末日
337,834
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 53 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.0895
1.2145
1.1078
1.1618
1.0370
1.0324
−
−
−
−
1.0425
1.1345
1.0623
1.0501
1.0681
1.0353
1.0350
1.0208
−
−
−
−
−
−
1.0260
1.1220
1.0098
1.0057
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.1250
0.0920
0.0960
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
21.5%
4.1%
7.6%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 54 −
設定総額(円)
70,043,874,886
114,781,362,126
164,781,289,376
解約総額(円)
8,167,080,335
14,274,136,214
17,012,282,553
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
15,099,745
0.74%
2,006,002,158
2,030,938,886
98.77%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
2,147,294,111
0.9151
Bond Fund ZAR Class
券
ケイマン諸島
−
1,965,097,922
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
2
14,888,331
1.0141
ザーファンド
証券
日本
−
15,099,742
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
98.77%
親投資信託受益証券
0.74%
合計
99.52%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 55 −
評価単価(円)
時価(円)
利率(%)
償還期限
0.9342
−
2,006,002,158
−
1.0142
−
15,099,745
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
98.77%
0.74%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
744
−
(平成21年7月17日)
第1特定期間末
1,947
2,128
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
1,812
−
平成22年4月末日
1,695
−
平成22年5月末日
1,750
−
平成22年6月末日
1,683
−
第2特定期間末
1,652
1,769
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
1,686
−
平成22年8月末日
1,654
−
平成22年9月末日
1,753
−
平成22年10月末日
1,726
−
平成22年11月末日
1,795
−
平成22年12月末日
1,906
−
第3特定期間末
1,921
2,046
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
1,865
−
平成23年2月末日
2,030
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 56 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.1097
1.2257
1.1580
1.1822
1.0808
1.0567
−
−
−
−
1.0637
1.1377
1.1133
1.0979
1.1448
1.1147
1.1051
1.1379
−
−
−
−
−
−
1.1011
1.1791
1.0475
1.0544
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.1160
0.0740
0.0780
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
22.6%
2.5%
10.8%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
期間
設定総額(円)
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
2,755,323,743
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
750,882,623
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
681,030,043
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 57 −
解約総額(円)
1,000,295,190
952,397,302
489,532,782
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
26,896,240
0.85%
3,104,869,921
3,166,895,789
98.04%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
3,777,214,016
0.8399
Bond Fund TRY Class
券
ケイマン諸島
−
3,172,622,349
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
2
26,519,661
1.0141
ザーファンド
証券
日本
−
26,896,237
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
98.04%
親投資信託受益証券
0.85%
合計
98.89%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 58 −
評価単価(円)
時価(円)
0.8220
利率(%)
償還期限
−
3,104,869,921
−
1.0142
−
26,896,240
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
98.04%
0.85%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
1,094
−
(平成21年7月17日)
第1特定期間末
4,400
4,726
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
3,703
−
平成22年4月末日
2,812
−
平成22年5月末日
2,447
−
平成22年6月末日
2,179
−
第2特定期間末
2,244
2,452
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
2,301
−
平成22年8月末日
2,288
−
平成22年9月末日
2,485
−
平成22年10月末日
2,624
−
平成22年11月末日
2,770
−
平成22年12月末日
2,634
−
第3特定期間末
2,898
3,098
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
2,914
−
平成23年2月末日
3,166
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 59 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.1057
1.1767
1.0957
1.1515
1.0237
0.9966
−
−
−
−
1.0201
1.0941
1.0526
1.0303
1.0681
1.0616
1.0188
0.9447
−
−
−
−
−
−
0.9577
1.0357
0.9078
0.8987
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.0710
0.0740
0.0780
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
17.7%
△1.0%
1.5%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2特定期間(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 60 −
設定総額(円)
5,776,669,415
1,101,479,432
1,445,393,533
解約総額(円)
1,796,996,731
2,881,280,575
618,378,711
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
投資信託受益証券
ケイマン諸島
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
26,211,421
0.99%
2,607,170,174
2,641,541,671
98.70%
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
TRP Global Emerging Markets 投資信託受益証
1
3,058,622,917
0.8705
Bond Fund CNY Class
券
ケイマン諸島
−
2,662,531,252
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
2
25,844,431
1.0142
ザーファンド
証券
日本
−
26,211,426
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
種類別
投資比率
投資信託受益証券
98.70%
親投資信託受益証券
0.99%
合計
99.69%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 61 −
評価単価(円)
時価(円)
利率(%)
償還期限
0.8524
−
2,607,170,174
−
1.0142
−
26,211,421
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
98.70%
0.99%
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
3,333
−
(平成22年2月1日)
平成22年3月末日
3,994
−
平成22年4月末日
4,701
−
平成22年5月末日
4,944
−
平成22年6月末日
5,183
−
第1特定期間末
5,136
5,235
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
5,169
−
平成22年8月末日
4,340
−
平成22年9月末日
4,057
−
平成22年10月末日
3,566
−
平成22年11月末日
3,270
−
平成22年12月末日
2,957
−
第2特定期間末
2,937
3,027
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
2,793
−
平成23年2月末日
2,641
−
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 62 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
1.0000
−
1.0504
1.0673
0.9959
0.9883
−
−
−
−
0.9900
1.0100
1.0043
0.9898
0.9996
0.9762
0.9946
0.9631
−
−
−
−
−
−
0.9818
1.0058
0.9603
0.9506
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成22年2月1日∼平成22年7月16日)
第2特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
1口当りの分配金(円)
0.0200
0.0240
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
期間
収益率
第1特定期間(平成22年2月1日∼平成22年7月16日)
第2特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当特定期末分配付基準価額−前特定期末分配落基準価額)÷前特定期末分配落基準価額×100
1.0%
1.6%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
期間
第1特定期間(平成22年2月1日∼平成22年7月16日)
第2特定期間(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 63 −
設定総額(円)
6,239,224,986
207,105,234
解約総額(円)
1,051,260,697
2,402,802,483
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
(1)投資状況
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
投資資産の種類
国・地域名
親投資信託受益証券
日本
(キャッシュ・マネジメント・マザーファンド)
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
<参考:マザーファンドの投資状況>
(平成23年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
投資資産の種類
国・地域名
国債証券
日本
純資産総額
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率です。
時価合計(円)
投資比率
112,528,529
100.01%
112,517,449
−
時価合計(円)
4,099,339,200
4,551,850,492
投資比率
90.06%
−
(2)投資資産
①投資有価証券の主要銘柄
(平成23年2月末現在)
イ.主要銘柄の明細
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
キャッシュ・マネジメント・マ 親投資信託受益
1
110,952,997
1.0141
ザーファンド
証券
日本
−
112,523,542
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
1
2
3
4
5
6
7
8
<参考:マザーファンドの主要銘柄の明細>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
銘柄名
種類
株数、口数
簿価単価(円)
国・地域
業種
又は額面金額
簿価(円)
156 国庫短期証券
国債証券
1,300,000,000
99.93
日本
−
1,299,199,400
288 2年国債
国債証券
900,000,000
100.03
日本
−
900,281,000
170 国庫短期証券
国債証券
500,000,000
99.93
日本
−
499,690,000
161 国庫短期証券
国債証券
400,000,000
99.96
日本
−
399,858,000
155 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.96
日本
−
299,908,200
163 国庫短期証券
国債証券
300,000,000
99.95
日本
−
299,855,900
154 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,936,800
160 国庫短期証券
国債証券
200,000,000
99.96
日本
−
199,928,800
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の時価の比率です。
ロ.投資有価証券の種類別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
種類別
投資比率
親投資信託受益証券
100.01%
合計
100.01%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
− 64 −
評価単価(円)
時価(円)
1.0142
利率(%)
償還期限
投資
比率
− 100.01%
112,528,529
−
評価単価(円)
時価(円)
99.96
1,299,576,200
100.02
900,234,000
99.94
499,726,000
99.98
399,957,600
99.99
299,989,800
99.95
299,874,600
99.99
199,996,200
99.99
199,984,800
利率(%)
償還期限
−
2011/06/10
0.2000
2012/01/15
−
2011/08/10
−
2011/04/07
−
2011/03/14
−
2011/07/08
−
2011/03/07
−
2011/03/28
投資
比率
28.55%
19.78%
10.98%
8.79%
6.59%
6.59%
4.39%
4.39%
<参考:マザーファンドの投資有価証券の種類別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
種類別
投資比率
国債証券
90.06%
合計
90.06%
(注)投資比率は、ファンドの純資産総額に対する当該種類の時価の比率です。
ハ.投資株式の業種別投資比率
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資株式の業種別投資比率>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
②投資不動産物件
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドの投資不動産物件>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
③その他投資資産の主要なもの
(平成23年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
該当事項はありません。
<参考:マザーファンドのその他投資資産の主要なもの>
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
該当事項はありません。
(3)運用実績
①純資産の推移
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
純資産総額(百万円)
(分配落)
(分配付)
設定時
1
(平成21年7月17日)
第1計算期間末
34
(平成22年1月18日)
平成22年3月末日
51
平成22年4月末日
60
平成22年5月末日
36
平成22年6月末日
39
第2計算期間末
66
(平成22年7月16日)
平成22年7月末日
65
平成22年8月末日
52
平成22年9月末日
46
平成22年10月末日
130
平成22年11月末日
79
平成22年12月末日
375
第3計算期間末
380
(平成23年1月17日)
平成23年1月末日
93
平成23年2月末日
112
(注)純資産総額は百万円未満切捨てで表記しております。
− 65 −
1口当りの純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
−
1.0000
−
−
1.0003
−
−
−
−
−
1.0005
1.0006
1.0007
1.0007
−
−
−
−
−
1.0007
−
−
−
−
−
−
−
1.0008
1.0008
1.0008
1.0008
1.0008
1.0010
−
−
−
−
−
−
−
1.0009
−
−
−
1.0011
1.0011
−
−
②分配の推移
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
該当事項はありません。
③収益率の推移
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
期間
収益率
第1期(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2期(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3期(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)収益率=(当計算期末分配付基準価額−前計算期末分配落基準価額)÷前計算期末分配落基準価額×100
0.0%
0.0%
0.0%
(4)設定及び解約の実績
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
期間
第1期(平成21年7月17日∼平成22年1月18日)
第2期(平成22年1月19日∼平成22年7月16日)
第3期(平成22年7月17日∼平成23年1月17日)
(注)本邦外における設定及び解約の実績はありません。
− 66 −
設定総額(円)
48,931,273
133,766,074
478,318,289
解約総額(円)
14,002,982
102,324,386
164,434,910
(参考情報)
− 67 −
− 68 −
− 69 −
第2【管理及び運営】
1【申込(販売)手続等】
(1)当ファンドの取得申込者は、販売会社において申込期間における毎営業日にお申込みいただけま
す。ただし、各ファンド(マネープールファンドを除く)においては、取得申込受付日がニュー
ヨーク証券取引所、ニューヨークの銀行、英国証券取引所またはロンドンの銀行の休業日と同日
の場合には、取得のお申込みを受付けないものとします。お申込みの受付は原則として午後3時
までとします。これらの受付時間を過ぎてからのお申込みは翌営業日以降でニューヨーク証券取
引所、ニューヨークの銀行、英国証券取引所またはロンドンの銀行の休業日と同日でない最も近
い営業日の取扱いとします。マネープールファンドへの取得申込みは、スイッチングの場合に限
ります。
(2)申込価額は、取得申込受付日の翌営業日の基準価額(当初1口=1円)とします。お申込みには
申込手数料および申込手数料にかかる消費税等相当額を要します。当ファンドの申込単位は、1
口または1円の整数倍で販売会社毎に定めた単位です。
(3)当ファンドの取得申込者は、販売会社において、取引口座を開設のうえ、取得のお申込みを行う
ものとします。お申込みの方法には、収益の分配がなされた場合に分配金を受取ることができる
「分配金受取型」と、税引後の分配金を自動的に無手数料で再投資する「分配金自動再投資型」
があり、「分配金自動再投資型」を取得申込者が選択した場合には、取得申込者は販売会社との
間で累積投資約款に従って分配金再投資に関する契約を締結します。ただし、販売会社によって
はどちらか一方のコースのみの取扱いの場合があります。
なお、当ファンドは円コース(毎月分配型)、豪ドルコース(毎月分配型)、ニュージーランド
ドルコース(毎月分配型)、ブラジルレアルコース(毎月分配型)、南アフリカランドコース
(毎月分配型)、トルコリラコース(毎月分配型)、中国元コース(毎月分配型)、マネープー
ルファンドの8つのファンドで構成されていますが、販売会社によっては、一部のファンドのみ
のお取扱いとなる場合があります。
*販売会社によっては、当該契約または規定について、同様の権利義務関係を規定する名称の異
なる契約または規定を使用することがあり、この場合、当該別の名称に読み替えるものとしま
す。
(4)定時定額で購入する「定時定額購入サービス」(販売会社によっては、名称が異なる場合があり
ます。)を利用する場合は、販売会社との間で「定時定額購入サービス」に関する契約を締結し
ます。詳細については、販売会社にお問い合わせください。
(注)当ファンドの取得申込者は販売会社に、取得申込みと同時にまたは予め、自己のために開設さ
れたファンドの受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該
取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売会社は、当該取得申
込みの代金の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または
記録を行うことができます。委託会社は、追加信託により分割された受益権について、振替機
関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通
知を行うものとします。振替機関等は、委託会社から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。受託会社は、
追加信託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
2【換金(解約)手続等】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
受益者は、販売会社に対して毎営業日に解約のお申込みをすることができます。ただし、ニュー
ヨーク証券取引所、ニューヨークの銀行、英国証券取引所またはロンドンの銀行の休業日と同日の場
− 70 −
合には、解約請求を受付けないものとします。解約の受付は原則として午後3時までとします。これ
らの受付時間を過ぎてからの解約請求は翌営業日以降で、ニューヨーク証券取引所、ニューヨークの
銀行、英国証券取引所またはロンドンの銀行の休業日と同日でない最も近い営業日の取扱いとします。
委託会社は、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、組入投資信託証
券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、解約請求の受付を中止することおよびすで
に受付けたご換金の受付を取消すことがあります。解約請求の受付が中止された場合、受益者は解
約の受付中止以前に行った当日の解約請求を撤回できます。ただし、受益者がその解約請求を撤回
しない場合には、解約の受付の中止を解除した後の最初の基準価額の計算日にその請求を受付けた
ものとして取扱うこととします。また、信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口の解約請求に
は制限を設ける場合があります。
<解約請求による換金手続き>
□解約価額:当該請求受付日の翌営業日の基準価額から信託財産留保額を控除した価額です。
(解約価額については、お申込みの各販売会社までお問い合わせください。)
□信託財産留保額:当該請求受付日の翌営業日の基準価額に0.1%を乗じて得た額とします。
*信託財産留保額とは、換金する受益者が負担するものであり、基準価額から差引かれた信託
財産留保額は、信託財産に組入れられます。
□解約単位:販売会社毎に定めた単位とします。
(解約単位については、お申込みの各販売会社までお問い合わせください。)
□解約代金の支払い:原則として解約請求を受付けた日から起算して6営業日目から販売会社の申
込場所で支払われます。
□解約にかかる手数料:ありません。
[マネープールファンド]
受益者は、販売会社に対して毎営業日に解約のお申込みをすることができます。解約の受付は原則
として午後3時までとします。これらの受付時間を過ぎてからの解約請求は、翌営業日の取扱いとし
ます。
委託会社は、取引所における取引の停止、その他やむを得ない事情があるときは、解約請求の受付
を中止することがあります。その場合、受益者は解約の受付中止以前に行った当日の解約請求を撤
回できます。ただし、受益者がその解約請求を撤回しない場合には、解約の受付の中止を解除した
後の最初の基準価額の計算日にその請求を受付けたものとして取扱うこととします。また、信託財
産の資金管理を円滑に行うため、大口の解約請求には制限を設ける場合があります。
<解約請求による換金手続き>
□解約価額:当該請求受付日の翌営業日の基準価額です。
(解約価額については、お申込みの各販売会社までお問い合わせください。)
□信託財産留保額:ありません。
□解約単位:販売会社毎に定めた単位とします。
(解約単位については、お申込みの各販売会社までお問い合わせください。)
□解約代金の支払い:原則として解約請求を受付けた日から起算して6営業日目から販売会社の申
込場所で支払われます。
□解約にかかる手数料:ありません。
(注)当ファンドの換金請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受
益者の請求に係るこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引き換えに、当該一部解約に
係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機
関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。換金請求を受益者がする
ときは、振替受益権をもって行うものとします。
− 71 −
3【資産管理等の概要】
(1)【資産の評価】
①基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除きま
す。)を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額か
ら負債総額を控除した金額(以下、「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総
口数で除した金額をいいます。
<主要投資対象の評価方法>
ファンド名
有価証券等
評価方法
円コース(毎月分配型)
豪ドルコース(毎月分配型)
ニュージーランドドルコース
原則として、基準価額計算日に知り得る直
(毎月分配型)
投資信託証券 近の純資産額(上場されている場合は、そ
ブラジルレアルコース
(外国籍) の主たる取引所における最終相場)で評価
(毎月分配型)
します。
南アフリカランドコース
(毎月分配型)
トルコリラコース(毎月分配型)
中国元コース(毎月分配型)
原則として、基準価額計算日における以下
のいずれかの価額で評価します。
・日本証券業協会発表の売買参考統計値
(平均値)
・金融商品取引業者、銀行等の提示する
公社債等
マネープールファンド
価額(売気配相場を除く。)
・価格情報会社の提供する価額
※残存期間が1年以内の公社債について
は、一部償却原価法により評価すること
ができます。
②基準価額は、便宜上1万口当たりに換算した価額で表示されます。原則として委託会社の各営業
日に計算され、翌日の日本経済新聞に掲載されます。また、お申込みの各販売会社または下記の
照会先まで問い合わせることにより知ることができます。
大和住銀投信投資顧問株式会社
<インターネットホームページ>http://www.daiwasbi.co.jp/
<お電話によるお問い合わせ先>受付窓口:(電話番号)0120-286104
受付時間:午前9時から午後5時まで(土、日、祝日除く。)
(2)【保管】
該当事項はありません。
(3)【信託期間】
各ファンド(中国元コース(毎月分配型)を除く)の信託の期間は信託契約締結日(平成21年7
月17日)から平成26年7月16日まで(5年)、中国元コース(毎月分配型)の信託の期間は信託契
約締結日(平成22年2月1日)から平成26年7月16日まで(約4年)とします。
なお、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときには、受託会社と
協議のうえ、信託期間を延長することができます。
ただし、信託期間の終了前に通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド全体の信託財産の受益
権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなった場合、あるいは信託期間終了前にこの信託
契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生した
− 72 −
ときは、信託契約の解約の規定にしたがい、信託契約を解約し、この信託を終了させることができ
ます(後記「(5)その他 ①信託契約の解約」をご参照ください。)。
また、各ファンド(マネープールファンドを除く)の主要投資対象である指定投資信託証券が存
続しないこととなる場合には、当該ファンドは繰上償還されます。
(4)【計算期間】
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。前記にかかわらず、各計算期間終
了日に該当する日(以下、「該当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当
日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最終計算期間
の終了日は信託期間の終了日とします。
(注)計算期間終了日を「決算日」ということがあります。
[マネープールファンド]
計算期間は、原則として毎年1月17日から7月16日、7月17日から翌年1月16日までとします。
前記にかかわらず、各計算期間終了日に該当する日(以下、「該当日」といいます。)が休業日の
とき、各計算期間終了日は、該当日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるもの
とします。ただし、最終計算期間の終了日は信託期間の終了日とします。
(注)計算期間終了日を「決算日」ということがあります。
(5)【その他】
①信託契約の解約
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
イ.委託会社は、信託契約の一部を解約することにより、通貨選択型エマージング・ボンド・
ファンド全体の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなった場合
には、受託会社と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、この信託契約
を解約し、信託を終了させることができます。
ロ.委託会社は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利である
と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、この信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託会社は、あら
かじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
ハ.委託会社は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととなる場合
には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託会社は、あら
かじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
ニ.委託会社は、前イ.および前ロ.の事項について、書面による決議(以下「書面決議」とい
います。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の
解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約にかかる知れ
ている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
ホ.前ニ.の書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益
権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託会社を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
へ.前ニ.の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者
の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
ト.前ニ.から前へ.までの規定は、委託会社が信託契約の解約について提案をした場合におい
て、当該提案につき、この信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録により
同意の意思表示をしたときおよび前ハ.の規定に基づいてこの信託契約を解約する場合には
適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合で
− 73 −
あって、前ニ.から前へ.までに規定するこの信託契約の解約の手続を行うことが困難な場
合には適用しません。
[マネープールファンド]
イ.委託会社は、信託契約の一部を解約することにより、通貨選択型エマージング・ボンド・
ファンド全体の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなった場合
には、受託会社と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、この信託契約
を解約し、信託を終了させることができます。
ロ.委託会社は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利である
と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、この信
託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託会社は、あら
かじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
ハ.委託会社は、前イ.および前ロ.の事項について、書面による決議(以下「書面決議」とい
います。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の
解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約にかかる知れ
ている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
ニ.前ハ.の書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益
権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託会社を除きます。以下本項において
同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
ホ.前ハ.の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者
の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
ヘ.前ハ.から前ホ.までの規定は、委託会社が信託契約の解約について提案をした場合におい
て、当該提案につき、この信託契約にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録により
同意の意思表示をしたときには適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを
得ない事情が生じている場合であって、前ハ.から前ホ.までに規定するこの信託契約の解
約の手続を行うことが困難な場合には適用しません。
②信託契約に関する監督官庁の命令
委託会社は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、
信託契約を解約し信託を終了させます。また、委託会社は、監督官庁の命令に基づいてこの信託
約款を変更しようとするときは、信託約款の変更等の規定にしたがいます。
③委託会社の登録取消等に伴う取扱い
委託会社が、監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止した場合
は、委託会社はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
ただし、監督官庁がこの信託契約に関する委託会社の業務を他の投資信託委託会社に引き継ぐ
ことを命じたときは、この信託は、信託約款の変更等に規定する書面決議が否決となる場合を除
き、当該投資信託委託会社と受託会社との間において存続します。
④受託会社の辞任および解任に伴う取扱い
受託会社は、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託会社がその任
務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託会社また
は受益者は、裁判所に受託会社の解任を申立てることができます。受託会社が辞任した場合、ま
たは裁判所が受託会社を解任した場合、委託会社は、信託約款の変更等の規定にしたがい、新受
託会社を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託会社を解任すること
はできないものとします。委託会社が新受託会社を選任できないときは、委託会社はこの信託契
約を解約し、信託を終了させます。
− 74 −
⑤信託約款の変更等
イ.委託会社は、受益者の利益のため必要と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したと
きは、受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との
併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者指図型投資信託
の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または
併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は信託約
款に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
ロ.委託会社は、前イ.(前イ.の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場合
に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面
決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更
等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託約款
にかかる知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
ハ.前ロ.の書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益
権が属するときの当該受益権にかかる受益者としての受託会社を除きます。以下本項におい
て同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、
知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について
賛成するものとみなします。
ニ.前ロ.の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者
の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
ホ.書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
へ.前ロ.から前ホ.までの規定は、委託会社が重大な約款の変更等について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託約款にかかるすべての受益者が書面または電磁的記録に
より同意の意思表示をしたときには適用しません。
ト.前イ.から前へ.の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された
場合にあっても、当該併合にかかる一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決
議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
⑥公告
委託会社が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
⑦反対者の買取請求権
信託契約の解約または重大な約款の変更等を行う場合には、書面決議において当該解約または
重大な約款の変更等に反対した受益者は、受託会社に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産
をもって買取るべき旨を請求することができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続
に関する事項は、信託約款に規定する書面に付記します。
⑧運用にかかる報告等開示方法
[各ファンド(マネープールファンドを除く)]
委託会社は、特定期末(毎年1月、7月に属する計算期末)から3ヵ月以内に有価証券報告書
を提出します。また、委託会社は特定期末に運用報告書を作成し、販売会社を通じて受益者へ交
付します。
[マネープールファンド]
委託会社は、決算日から3ヵ月以内に有価証券報告書を提出します。また、委託会社は決算時
に運用報告書を作成し、販売会社を通じて受益者へ交付します。
⑨委託会社と関係法人との契約の変更
− 75 −
<募集・販売契約>
委託会社と販売会社との間の募集・販売の取扱い等に関する契約は、当事者の別段の意思表
示のない限り、1年毎に自動的に更新されます。募集・販売の取扱い等に関する契約は、当事
者間の合意により変更することができます。なお、販売会社に異動があれば、委託会社は有価
証券届出書の訂正届出書を提出します。
4【受益者の権利等】
当ファンドの受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。この受益権は、信
託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。受益者の有する主な権利は次のとお
りです。また、ファンド資産に生じた利益および損失は、全て受益者に帰属します。
(1)収益分配金に対する請求権
受益者は、収益分配金を持分に応じて委託会社に請求する権利を有します。
収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託会社の指定する日から、保有口数に応じて、
販売会社を通じて決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当
該収益分配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。
また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のた
め販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者としま
す。)に支払います。
※収益分配金の支払いは、原則として決算日から起算して5営業日までに開始します。
上記にかかわらず、販売会社との間で締結した累積投資約款に基づく契約により収益分配金を再
投資する受益者に対しては、委託会社は毎計算期間終了日の翌営業日に、収益分配金を販売会社に
交付します。この場合、販売会社は受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、信託約款の規定にしたがい、振替口座簿に記載
または記録されます。
収益分配金の請求権は、支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、
委託会社が受託会社から交付を受けた金銭は委託会社に帰属します。
(2)償還金に対する請求権
受益者は、償還金を持分に応じて委託会社に請求する権利を有します。
償還金は、信託終了後1ヵ月以内の委託会社の指定する日から受益者に支払われます。償還金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
※償還金の支払いは、原則として償還日から起算して5営業日までに開始します。
償還金の請求権は、支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、委
託会社が受託会社から交付を受けた金銭は委託会社に帰属します。
(3)受益権の換金(解約)請求権
受益者は、自己に帰属する受益権について、解約の実行を販売会社を通じて委託会社に請求する
権利を有しています。権利行使の方法等については、前述の「換金(解約)手続等」をご参照くだ
さい。
(4)帳簿書類の閲覧・謄写の請求権
受益者は委託会社に対し、当該受益者にかかる信託財産に関する書類の閲覧または謄写を請求す
ることができます。
(5)反対者の買取請求権
信託契約の解約または重大な約款の変更等を行う場合には、書面決議において当該解約または重
大な約款の変更等に反対した受益者は、受託会社に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産を
もって買取るべき旨を請求することができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関
− 76 −
する事項は、信託約款に規定する書面に付記します。
− 77 −
第3【ファンドの経理状況】
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
1.当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大
蔵省令第59号)並びに同規則第2条の2の規定により、「投資信託財産の計算に関する規則」
(平成12年総理府令第133号)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載されている金額は、円単位で表示しております。
2.当ファンドの計算期間は6ヵ月未満であるため、財務諸表は6ヵ月毎に作成しております。
3.当ファンドは、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、前特定期間(平成22年1月
19日から平成22年7月16日まで)及び当特定期間(平成22年7月17日から平成23年1月17日ま
で)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
1.当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大
蔵省令第59号)並びに同規則第2条の2の規定により、「投資信託財産の計算に関する規則」
(平成12年総理府令第133号)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載されている金額は、円単位で表示しております。
2.当ファンドの計算期間は6ヵ月未満であるため、財務諸表は6ヵ月毎に作成しております。
3.当ファンドは、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、前特定期間(平成22年2月
1日から平成22年7月16日まで)及び当特定期間(平成22年7月17日から平成23年1月17日ま
で)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
1.当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大
蔵省令第59号)並びに同規則第2条の2の規定により、「投資信託財産の計算に関する規則」
(平成12年総理府令第133号)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載されている金額は、円単位で表示しております。
2.当ファンドは、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2期計算期間(平成22年
1月19日から平成22年7月16日まで)及び第3期計算期間(平成22年7月17日から平成23年1月
17日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。
− 78 −
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− 81 −
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− 82 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
(1)受取配当金
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、前計算期末が休日の
ため、平成22年1月19日から平成22年7月16日
までとなっております。
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
同左
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
3,025,691,400円
6,561,047,361円
1,966,825,959円
7,619,912,802円
15,181,125,347円
3,299,863,786円
2.受益権の総数
7,619,912,802口
19,501,174,363口
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
自
至
分配金の計算過程
第5期計算期間末(平成22年2月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した233,680,994円 (1万口当たり822.55円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い19,886,560円 (1万
口当たり70円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
14,360,349円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
124,140,748円
95,179,897円
233,680,994円
(822.55円)
19,886,560円
(70円)
第6期計算期間末(平成22年3月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した321,057,768円 (1万口当たり1,103.16円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,372,430円 (1
万口当たり70円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
32,053,211円
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第11期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 1,367,760,434 円 ( 1 万 口 当 た り 1,522.62
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い67,371,960円
(1万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
232,454,468円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
43,933,005円
収益調整金
935,276,317円
分配準備積立金
156,096,644円
分配可能額
1,367,760,434円
(1万口当たり分配可能額)
(1,522.62円)
収益分配金
67,371,960円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
第12期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 1,775,235,520 円 ( 1 万 口 当 た り 1,601.42
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い83,140,168円
(1万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
164,229,435円
− 83 −
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
25,980,266円
176,780,225円
86,244,066円
321,057,768円
(1,103.16円)
20,372,430円
(70円)
第7期計算期間末(平成22年4月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した396,975,831円 (1万口当たり1,179.45円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い23,560,373円 (1
万口当たり70円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
76,813,659円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
206,519,986円
113,642,186円
396,975,831円
(1,179.45円)
23,560,373円
(70円)
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
1,264,694,651円
346,311,434円
1,775,235,520円
(1,601.42円)
83,140,168円
(75円)
第13期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 2,580,987,142 円 ( 1 万 口 当 た り 1,742.35
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い111,099,161円
(1万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
176,696,138円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
136,630,684円
収益調整金
1,851,038,432円
分配準備積立金
416,621,888円
分配可能額
2,580,987,142円
(1万口当たり分配可能額)
(1,742.35円)
収益分配金
111,099,161円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
第8期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した613,992,148円 (1万口当たり1,336.55円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い32,157,071円 (1
万口当たり70円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
126,688,029円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
327,961,037円
分配準備積立金
159,343,082円
分配可能額
613,992,148円
(1万口当たり分配可能額)
(1,336.55円)
収益分配金
32,157,071円
(1万口当たり収益分配金)
(70円)
第14期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 3,096,885,866 円 ( 1 万 口 当 た り 1,790.30
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い129,736,072円
(1万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
204,610,973円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
2,305,128,162円
分配準備積立金
587,146,731円
分配可能額
3,096,885,866円
(1万口当たり分配可能額)
(1,790.30円)
収益分配金
129,736,072円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
第9期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した723,507,317円 (1万口当たり1,307.25円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い41,509,460円 (1
万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
20,874,973円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
491,841,681円
分配準備積立金
210,790,663円
分配可能額
723,507,317円
(1万口当たり分配可能額)
(1,307.25円)
収益分配金
41,509,460円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
第15期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 3,282,066,483 円 ( 1 万 口 当 た り 1,755.27
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い140,237,376円
(1万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
72,862,349円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
2,571,010,638円
分配準備積立金
638,193,496円
分配可能額
3,282,066,483円
(1万口当たり分配可能額)
(1,755.27円)
収益分配金
140,237,376円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
第10期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した974,762,847円 (1万口当たり1,279.23円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い57,149,346円 (1
万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
34,555,678円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
754,683,107円
分配準備積立金
185,524,062円
分配可能額
974,762,847円
(1万口当たり分配可能額)
(1,279.23円)
収益分配金
57,149,346円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
第16期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 3,369,614,487 円 ( 1 万 口 当 た り 1,727.90
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い146,258,807円
(1万口当たり75円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
91,278,959円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
2,724,875,834円
分配準備積立金
553,459,694円
分配可能額
3,369,614,487円
(1万口当たり分配可能額)
(1,727.90円)
収益分配金
146,258,807円
(1万口当たり収益分配金)
(75円)
− 84 −
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
− 85 −
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
6,033
148,300,107
148,306,140
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
19,190
155,958,376
155,977,566
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.1000円
「1口=1円(10,000口=11,000円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund JPY Class
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・
受益証券
マザーファンド
合計 2銘柄
− 86 −
1.1061円
「1口=1円(10,000口=11,061円)」
口数
評価額
21,315,899,168
21,068,634,737
201,402,957
204,242,738
21,517,302,125
21,272,877,475
備考
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− 89 −
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− 90 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
(1)受取配当金
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、前計算期末が休日の
ため、平成22年1月19日から平成22年7月16日
までとなっております。
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
同左
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
4,184,611,832円
5,466,040,017円
2,186,485,899円
7,464,165,950円
5,806,280,532円
2,420,522,845円
2.受益権の総数
7,464,165,950口
10,849,923,637口
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
自
至
分配金の計算過程
第5期計算期間末(平成22年2月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した658,911,093円 (1万口当たり1,535.22円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い47,211,669円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
35,164,449円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
417,030,148円
206,716,496円
658,911,093円
(1,535.22円)
47,211,669円
(110円)
第6期計算期間末(平成22年3月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した754,941,084円 (1万口当たり1,748.26円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い47,500,587円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
35,854,304円
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第11期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 1,849,408,012 円 ( 1 万 口 当 た り 2,331.94
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い95,169,098円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
76,654,849円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
1,426,451,704円
分配準備積立金
346,301,459円
分配可能額
1,849,408,012円
(1万口当たり分配可能額)
(2,331.94円)
収益分配金
95,169,098円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第12期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した2,137,810,493円 (1万口当たり2,427円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い105,701,559円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
78,253,471円
− 91 −
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
535,606,008円
183,480,772円
754,941,084円
(1,748.26円)
47,500,587円
(110円)
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
109,743,097円
1,632,935,891円
316,878,034円
2,137,810,493円
(2,427円)
105,701,559円
(120円)
第7期計算期間末(平成22年4月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した932,210,871円 (1万口当たり2,416.21円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い42,439,757円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
285,900,322円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
511,175,876円
分配準備積立金
135,134,673円
分配可能額
932,210,871円
(1万口当たり分配可能額)
(2,416.21円)
収益分配金
42,439,757円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第13期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 2,473,138,252 円 ( 1 万 口 当 た り 2,730.58
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い108,686,347円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
377,120,601円
第8期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 1,110,231,617 円 ( 1 万 口 当 た り 2,440.85
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い50,033,987円
(1万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
154,632,868円
第14期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 2,629,260,524 円 ( 1 万 口 当 た り 2,703.93
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い116,686,381円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
88,359,461円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
1,940,896,097円
分配準備積立金
600,004,966円
分配可能額
2,629,260,524円
(1万口当たり分配可能額)
(2,703.93円)
収益分配金
116,686,381円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
616,866,072円
338,732,677円
1,110,231,617円
(2,440.85円)
50,033,987円
(110円)
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
1,714,713,828円
381,303,823円
2,473,138,252円
(2,730.58円)
108,686,347円
(120円)
第9期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 1,572,309,733 円 ( 1 万 口 当 た り 2,400.79
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い78,589,628円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
44,492,611円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
1,092,656,300円
分配準備積立金
435,160,822円
分配可能額
1,572,309,733円
(1万口当たり分配可能額)
(2,400.79円)
収益分配金
78,589,628円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第15期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 2,771,990,461 円 ( 1 万 口 当 た り 2,665.14
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い124,810,924円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
83,201,280円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
2,137,136,033円
分配準備積立金
551,653,148円
分配可能額
2,771,990,461円
(1万口当たり分配可能額)
(2,665.14円)
収益分配金
124,810,924円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第10期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 1,757,191,298 円 ( 1 万 口 当 た り 2,354.17
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い89,569,991円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
53,465,529円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
1,312,380,447円
分配準備積立金
391,345,322円
分配可能額
1,757,191,298円
(1万口当たり分配可能額)
(2,354.17円)
収益分配金
89,569,991円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第16期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 2,916,033,499 円 ( 1 万 口 当 た り 2,687.61
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い130,199,083円
(1万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
149,529,551円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
2,274,542,721円
分配準備積立金
491,961,227円
分配可能額
2,916,033,499円
(1万口当たり分配可能額)
(2,687.61円)
収益分配金
130,199,083円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
− 92 −
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
− 93 −
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
6,547
△8,318,700
△8,312,153
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
9,734
△189,789,956
△189,780,222
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0707円
「1口=1円(10,000口=10,707円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
親投資信託
受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund AUD Class
キャッシュ・マネジメント・マ
ザーファンド
合計 2銘柄
− 94 −
1.1454円
「1口=1円(10,000口=11,454円)」
口数
評価額
12,287,179,801
12,123,760,309
102,996,570
104,448,821
12,390,176,371
12,228,209,130
備考
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− 97 −
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− 98 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
(1)受取配当金
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、前計算期末が休日の
ため、平成22年1月19日から平成22年7月16日
までとなっております。
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
同左
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
362,005,473円
648,099,099円
109,322,328円
900,782,244円
401,016,430円
545,460,967円
2.受益権の総数
900,782,244口
756,337,707口
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第5期計算期間末(平成22年2月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した43,821,274円 (1万口当たり1,150.86円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い4,188,472円 (1万
口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
2,634,199円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
31,117,385円
分配準備積立金
10,069,690円
分配可能額
43,821,274円
(1万口当たり分配可能額)
(1,150.86円)
収益分配金
4,188,472円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
分配金の計算過程
第11期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した124,356,719円 (1万口当たり1,529.88円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い8,941,365円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
6,665,892円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
97,956,599円
分配準備積立金
19,734,228円
分配可能額
124,356,719円
(1万口当たり分配可能額)
(1,529.88円)
収益分配金
8,941,365円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第6期計算期間末(平成22年3月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した70,321,539円 (1万口当たり1,661.84円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い4,654,698円 (1万
口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
2,721,209円
第12期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した124,780,028円 (1万口当たり1,500.42円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い9,147,970円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
6,658,532円
− 99 −
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
59,384,518円
8,215,812円
70,321,539円
(1,661.84円)
4,654,698円
(110円)
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
101,203,969円
16,917,527円
124,780,028円
(1,500.42円)
9,147,970円
(110円)
第7期計算期間末(平成22年4月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した84,443,245円 (1万口当たり1,792.89円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い5,180,874円 (1万
口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
10,373,786円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
930,511円
収益調整金
67,266,220円
分配準備積立金
5,872,728円
分配可能額
84,443,245円
(1万口当たり分配可能額)
(1,792.89円)
収益分配金
5,180,874円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第13期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基づき計算した111,711,088円 (1万口当たり1,460.82円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い8,411,875円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
5,196,217円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
93,798,416円
分配準備積立金
12,716,455円
分配可能額
111,711,088円
(1万口当たり分配可能額)
(1,460.82円)
収益分配金
8,411,875円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第8期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した88,586,650円 (1万口当たり1,642.24円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い5,933,675円 (1万
口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
25,247,860円
第14期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した118,172,507円 (1万口当たり1,789.85円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い7,262,596円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
6,675,150円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
22,199,464円
収益調整金
81,795,997円
分配準備積立金
7,501,896円
分配可能額
118,172,507円
(1万口当たり分配可能額)
(1,789.85円)
収益分配金
7,262,596円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
52,238,146円
11,100,644円
88,586,650円
(1,642.24円)
5,933,675円
(110円)
第9期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した117,770,639円 (1万口当たり1,600.17円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い8,095,890円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
4,981,766円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
82,982,670円
分配準備積立金
29,806,203円
分配可能額
117,770,639円
(1万口当たり分配可能額)
(1,600.17円)
収益分配金
8,095,890円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第15期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した123,178,837円 (1万口当たり1,744.56円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い7,766,829円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
4,337,486円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
92,897,077円
分配準備積立金
25,944,274円
分配可能額
123,178,837円
(1万口当たり分配可能額)
(1,744.56円)
収益分配金
7,766,829円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第10期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した140,247,135円 (1万口当たり1,556.95円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い9,908,604円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
5,977,843円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
107,903,230円
分配準備積立金
26,366,062円
分配可能額
140,247,135円
(1万口当たり分配可能額)
(1,556.95円)
収益分配金
9,908,604円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
第16期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した130,623,288円 (1万口当たり1,727.05円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い8,319,714円 (1
万口当たり110円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
6,428,589円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
102,862,498円
分配準備積立金
21,332,201円
分配可能額
130,623,288円
(1万口当たり分配可能額)
(1,727.05円)
収益分配金
8,319,714円
(1万口当たり収益分配金)
(110円)
− 100 −
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
− 101 −
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
762
16,501,424
16,502,186
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
640
16,595,695
16,596,335
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0986円
「1口=1円(10,000口=10,986円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
親投資信託
受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund NZD Class
キャッシュ・マネジメント・マ
ザーファンド
合計 2銘柄
− 102 −
1.1118円
「1口=1円(10,000口=11,118円)」
口数
評価額
812,819,694
823,792,759
6,962,309
7,060,477
819,782,003
830,853,236
備考
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− 105 −
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− 106 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
(1)受取配当金
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、前計算期末が休日の
ため、平成22年1月19日から平成22年7月16日
までとなっております。
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
同左
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
61,876,794,551円
114,781,362,126円
14,274,136,214円
162,384,020,463円
164,781,289,376円
17,012,282,553円
2.受益権の総数
162,384,020,463口
310,153,027,286口
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
自
至
分配金の計算過程
第5期計算期間末(平成22年2月16日)に、投資信託約款に
基 づ き 計 算 し た 9,507,900,895 円 ( 1 万 口 当 た り 1,326.61
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い1,075,055,830
円 (1万口当たり150円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
748,616,436円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
5,616,149,939円
3,143,134,520円
9,507,900,895円
(1,326.61円)
1,075,055,830円
(150円)
第6期計算期間末(平成22年3月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した10,460,504,744円 (1万口当たり1,288.22
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い1,218,017,164
円 (1万口当たり150円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
859,666,806円
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第11期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した34,266,553,700円 (1万口当たり1,863.29
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い2,942,458,305
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
2,396,518,866円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
25,041,732,694円
分配準備積立金
6,828,302,140円
分配可能額
34,266,553,700円
(1万口当たり分配可能額)
(1,863.29円)
収益分配金
2,942,458,305円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
第12期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した39,747,830,093円 (1万口当たり1,833.43
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い3,468,717,584
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
2,740,584,138円
− 107 −
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
6,848,505,888円
2,752,332,050円
10,460,504,744円
(1,288.22円)
1,218,017,164円
(150円)
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
30,783,375,570円
6,223,870,385円
39,747,830,093円
(1,833.43円)
3,468,717,584円
(160円)
第7期計算期間末(平成22年4月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した14,867,826,053円 (1万口当たり1,608.27
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い1,386,691,501
円 (1万口当たり150円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
2,703,430,711円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
1,602,669,920円
収益調整金
8,278,509,685円
分配準備積立金
2,283,215,737円
分配可能額
14,867,826,053円
(1万口当たり分配可能額)
(1,608.27円)
収益分配金
1,386,691,501円
(1万口当たり収益分配金)
(150円)
第13期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基づき計算した44,363,307,930円 (1万口当たり1,797.35
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い3,949,213,927
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
2,991,651,330円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
35,924,668,863円
分配準備積立金
5,446,987,737円
分配可能額
44,363,307,930円
(1万口当たり分配可能額)
(1,797.35円)
収益分配金
3,949,213,927円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
第8期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した21,656,428,364円 (1万口当たり1,969.12
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い1,649,700,410
円 (1万口当たり150円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
5,188,914,502円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
11,488,930,646円
分配準備積立金
4,978,583,216円
分配可能額
21,656,428,364円
(1万口当たり分配可能額)
(1,969.12円)
収益分配金
1,649,700,410円
(1万口当たり収益分配金)
(150円)
第14期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した47,008,092,589円 (1万口当たり1,765.26
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い4,260,740,620
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
3,335,854,240円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
39,260,624,053円
分配準備積立金
4,411,614,296円
分配可能額
47,008,092,589円
(1万口当たり分配可能額)
(1,765.26円)
収益分配金
4,260,740,620円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
第9期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した26,123,832,269円 (1万口当たり1,935.41
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い2,159,656,406
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
1,533,809,271円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
16,205,945,321円
分配準備積立金
8,384,077,677円
分配可能額
26,123,832,269円
(1万口当たり分配可能額)
(1,935.41円)
収益分配金
2,159,656,406円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
第15期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した50,278,653,626円 (1万口当たり1,724.42
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い4,665,090,209
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
3,410,721,479円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
43,416,875,009円
分配準備積立金
3,451,057,138円
分配可能額
50,278,653,626円
(1万口当たり分配可能額)
(1,724.42円)
収益分配金
4,665,090,209円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
第10期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した30,677,441,043円 (1万口当たり1,889.19
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い2,598,144,327
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
1,805,834,940円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
21,189,003,336円
分配準備積立金
7,682,602,767円
分配可能額
30,677,441,043円
(1万口当たり分配可能額)
(1,889.19円)
収益分配金
2,598,144,327円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
第16期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した52,384,830,662円 (1万口当たり1,689.00
円)を分配対象収益とし、収益分配方針に従い4,962,448,436
円 (1万口当たり160円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
3,777,253,977円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
46,435,240,768円
分配準備積立金
2,172,335,917円
分配可能額
52,384,830,662円
(1万口当たり分配可能額)
(1,689.00円)
収益分配金
4,962,448,436円
(1万口当たり収益分配金)
(160円)
− 108 −
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
− 109 −
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
133,921
△1,011,731,550
△1,011,597,629
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
270,077
△221,164,297
△220,894,220
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0425円
「1口=1円(10,000口=10,425円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
親投資信託
受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund BRL Class
キャッシュ・マネジメント・マ
ザーファンド
合計 2銘柄
− 110 −
1.0260円
「1口=1円(10,000口=10,260円)」
口数
評価額
318,599,117,949
309,009,284,498
2,810,104,138
2,849,726,606
321,409,222,087
311,859,011,104
備考
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− 113 −
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− 114 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
(1)受取配当金
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、前計算期末が休日の
ため、平成22年1月19日から平成22年7月16日
までとなっております。
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
同左
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
1,755,028,553円
750,882,623円
952,397,302円
1,553,513,874円
681,030,043円
489,532,782円
2.受益権の総数
1,553,513,874口
1,745,011,135口
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
自
至
分配金の計算過程
第5期計算期間末(平成22年2月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した332,749,487円 (1万口当たり1,929.28円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,696,773円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
18,777,844円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
103,008,261円
210,963,382円
332,749,487円
(1,929.28円)
20,696,773円
(120円)
第6期計算期間末(平成22年3月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した320,095,257円 (1万口当たり1,912.91円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,080,055円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
17,186,373円
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第11期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した365,429,243円 (1万口当たり2,398.32円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い19,807,972円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
18,022,322円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
190,058,027円
分配準備積立金
157,348,894円
分配可能額
365,429,243円
(1万口当たり分配可能額)
(2,398.32円)
収益分配金
19,807,972円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第12期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した371,006,307円 (1万口当たり2,373.96円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,316,618円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
16,226,018円
− 115 −
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
110,036,722円
192,872,162円
320,095,257円
(1,912.91円)
20,080,055円
(120円)
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
206,387,232円
148,393,057円
371,006,307円
(2,373.96円)
20,316,618円
(130円)
第7期計算期間末(平成22年4月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した331,015,703円 (1万口当たり2,367.38円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い16,778,812円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
79,677,376円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
102,738,364円
分配準備積立金
148,599,963円
分配可能額
331,015,703円
(1万口当たり分配可能額)
(2,367.38円)
収益分配金
16,778,812円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第13期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基づき計算した361,213,689円 (1万口当たり2,350.17円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い19,980,548円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
16,173,862円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
208,974,272円
分配準備積立金
136,065,555円
分配可能額
361,213,689円
(1万口当たり分配可能額)
(2,350.17円)
収益分配金
19,980,548円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第8期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した381,467,147円 (1万口当たり2,457.79円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い18,624,916円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
30,564,005円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
160,081,636円
分配準備積立金
190,821,506円
分配可能額
381,467,147円
(1万口当たり分配可能額)
(2,457.79円)
収益分配金
18,624,916円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第14期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した374,409,511円 (1万口当たり2,314.79円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い21,027,046円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
15,138,579円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
231,479,608円
分配準備積立金
127,791,324円
分配可能額
374,409,511円
(1万口当たり分配可能額)
(2,314.79円)
収益分配金
21,027,046円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第9期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した388,841,697円 (1万口当たり2,440.17円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,715,503円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
16,189,455円
第15期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した375,127,196円 (1万口当たり2,284.84円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い21,343,531円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
15,997,826円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
248,003,664円
分配準備積立金
111,125,706円
分配可能額
375,127,196円
(1万口当たり分配可能額)
(2,284.84円)
収益分配金
21,343,531円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
181,074,396円
191,577,846円
388,841,697円
(2,440.17円)
20,715,503円
(130円)
第10期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した374,237,202円 (1万口当たり2,408.97円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,195,680円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
15,144,238円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
186,645,123円
分配準備積立金
172,447,841円
分配可能額
374,237,202円
(1万口当たり分配可能額)
(2,408.97円)
収益分配金
20,195,680円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第16期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した391,673,622円 (1万口当たり2,244.53円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い22,685,144円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
15,400,080円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
271,870,802円
分配準備積立金
104,402,740円
分配可能額
391,673,622円
(1万口当たり分配可能額)
(2,244.53円)
収益分配金
22,685,144円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
− 116 −
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
− 117 −
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
1,221
△23,123,287
△23,122,066
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
1,252
△46,413,520
△46,412,268
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0637円
「1口=1円(10,000口=10,637円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund ZAR Class
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・
受益証券
マザーファンド
合計 2銘柄
− 118 −
1.1011円
「1口=1円(10,000口=11,011円)」
口数
評価額
1,933,787,255
1,879,447,833
13,077,145
13,261,532
1,946,864,400
1,892,709,365
備考
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− 121 −
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− 122 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
(1)受取配当金
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、前計算期末が休日の
ため、平成22年1月19日から平成22年7月16日
までとなっております。
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
同左
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
3,979,672,684円
1,101,479,432円
2,881,280,575円
2,199,871,541円
1,445,393,533円
618,378,711円
2.受益権の総数
2,199,871,541口
3,026,886,363口
−
128,076,989円
3.元本の欠損
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
自
至
分配金の計算過程
第5期計算期間末(平成22年2月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した401,362,453円 (1万口当たり1,046.13円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い46,039,485円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
40,672,571円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
148,815,318円
211,874,564円
401,362,453円
(1,046.13円)
46,039,485円
(120円)
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第11期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した404,112,372円 (1万口当たり1,839.19円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い28,563,953円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
25,082,165円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
186,153,380円
分配準備積立金
192,876,827円
分配可能額
404,112,372円
(1万口当たり分配可能額)
(1,839.19円)
収益分配金
28,563,953円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
− 123 −
第6期計算期間末(平成22年3月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した466,123,463円 (1万口当たり1,290.07円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い43,358,089円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
37,466,292円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
235,979,655円
分配準備積立金
192,677,516円
分配可能額
466,123,463円
(1万口当たり分配可能額)
(1,290.07円)
収益分配金
43,358,089円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第12期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した415,209,559円 (1万口当たり1,813.88円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い29,757,929円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
23,698,474円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
211,414,224円
分配準備積立金
180,096,861円
分配可能額
415,209,559円
(1万口当たり分配可能額)
(1,813.88円)
収益分配金
29,757,929円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第7期計算期間末(平成22年4月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した436,352,917円 (1万口当たり1,599.42円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い32,738,344円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
84,508,517円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
33,457,459円
収益調整金
182,094,051円
分配準備積立金
136,292,890円
分配可能額
436,352,917円
(1万口当たり分配可能額)
(1,599.42円)
収益分配金
32,738,344円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第13期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基づき計算した433,525,862円 (1万口当たり1,793.22円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い31,428,571円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
26,222,973円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
241,479,180円
分配準備積立金
165,823,709円
分配可能額
433,525,862円
(1万口当たり分配可能額)
(1,793.22円)
収益分配金
31,428,571円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第8期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した452,037,302円 (1万口当たり1,897.93円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い28,580,855円 (1
万口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
149,517,235円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
136,399,414円
分配準備積立金
166,120,653円
分配可能額
452,037,302円
(1万口当たり分配可能額)
(1,897.93円)
収益分配金
28,580,855円
(1万口当たり収益分配金)
(120円)
第14期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した471,375,684円 (1万口当たり1,762.21円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い34,773,955円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
25,498,681円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
293,772,721円
分配準備積立金
152,104,282円
分配可能額
471,375,684円
(1万口当たり分配可能額)
(1,762.21円)
収益分配金
34,773,955円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第9期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した422,911,985円 (1万口当たり1,886.88円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い29,137,269円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
23,738,926円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
156,537,130円
分配準備積立金
242,635,929円
分配可能額
422,911,985円
(1万口当たり分配可能額)
(1,886.88円)
収益分配金
29,137,269円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第15期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した477,930,178円 (1万口当たり1,725.57円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い36,006,102円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
25,712,042円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
311,848,328円
分配準備積立金
140,369,808円
分配可能額
477,930,178円
(1万口当たり分配可能額)
(1,725.57円)
収益分配金
36,006,102円
(1万口当たり収益分配金)
(130円)
第10期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した407,833,448円 (1万口当たり1,853.90円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い28,598,330円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
20,821,845円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
175,494,458円
分配準備積立金
211,517,145円
分配可能額
407,833,448円
第16期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した507,345,156円 (1万口当たり1,676.13円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い39,349,522円 (1
万口当たり130円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
23,831,182円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
− 124 −
0円
357,032,324円
126,481,650円
507,345,156円
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
(1,853.90円)
28,598,330円
(130円)
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
(1,676.13円)
39,349,522円
(130円)
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
− 125 −
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
前期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
1,535
483,479
485,014
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
2,009
△73,068,868
△73,066,859
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0201円
「1口=1円(10,000口=10,201円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund TRY Class
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・
受益証券
マザーファンド
合計 2銘柄
− 126 −
0.9577円
「1口=1円(10,000口=9,577円)」
口数
3,241,730,129
評価額
2,827,761,191
22,209,853
22,523,011
3,263,939,982
2,850,284,202
備考
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− 129 −
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− 130 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
自
至
前期
平成22年2月1日
平成22年7月16日
自
至
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
投資信託受益証券及び親投資信託受益証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
(1)受取配当金
外国投資信託受益証券についての受取配当
金は、原則として、投資信託受益証券の配
当落ち日において、確定配当金額を計上し
ております。
(2)有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
−
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
同左
(1)受取配当金
同左
(2)有価証券売買等損益
同左
当ファンドの特定期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
前期
平成22年7月16日現在
項目
当期
平成23年1月17日現在
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
3,333,938,944円
2,905,286,042円
1,051,260,697円
5,187,964,289円
207,105,234円
2,402,802,483円
2.受益権の総数
5,187,964,289口
2,992,267,040口
51,854,591円
54,511,989円
3.元本の欠損
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
前期
自 平成22年2月1日
至 平成22年7月16日
自
至
分配金の計算過程
第1期計算期間末(平成22年5月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した306,194,336円 (1万口当たり631.13円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い58,217,988円 (1万
口当たり120円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
228,946,446円
有価証券売買等損益
収益調整金
分配準備積立金
分配可能額
(1万口当たり分配可能額)
収益分配金
(1万口当たり収益分配金)
0円
77,247,890円
0円
306,194,336円
(631.13円)
58,217,988円
(120円)
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
第4期計算期間末(平成22年8月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した301,219,555円 (1万口当たり631.58円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い19,077,102円 (1万
口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
33,862,178円
有価証券売買等損益
(費用控除後、繰越欠損金補填後)
0円
収益調整金
98,551,719円
分配準備積立金
168,805,658円
分配可能額
301,219,555円
(1万口当たり分配可能額)
(631.58円)
収益分配金
19,077,102円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
− 131 −
第2期計算期間末(平成22年6月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した293,906,516円 (1万口当たり569.87円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,629,605円 (1万
口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
30,006,250円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
98,241,165円
分配準備積立金
165,659,101円
分配可能額
293,906,516円
(1万口当たり分配可能額)
(569.87円)
収益分配金
20,629,605円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
第5期計算期間末(平成22年9月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した318,431,191円 (1万口当たり765.47円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い16,639,682円 (1万
口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
71,710,448円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
86,679,813円
分配準備積立金
160,040,930円
分配可能額
318,431,191円
(1万口当たり分配可能額)
(765.47円)
収益分配金
16,639,682円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
第3期計算期間末(平成22年7月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した311,216,986円 (1万口当たり599.88円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い20,751,857円 (1万
口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
36,154,440円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
105,589,091円
分配準備積立金
169,473,455円
分配可能額
311,216,986円
(1万口当たり分配可能額)
(599.88円)
収益分配金
20,751,857円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
第6期計算期間末(平成22年10月18日)に、投資信託約款に
基づき計算した328,658,151円 (1万口当たり864.91円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い15,199,591円 (1万
口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
52,517,210円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
80,577,300円
分配準備積立金
195,563,641円
分配可能額
328,658,151円
(1万口当たり分配可能額)
(864.91円)
収益分配金
15,199,591円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
第7期計算期間末(平成22年11月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した337,613,058円 (1万口当たり976.19円)を
分配対象収益とし、収益分配方針に従い13,833,936円 (1万
口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
51,920,046円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
76,692,618円
分配準備積立金
209,000,394円
分配可能額
337,613,058円
(1万口当たり分配可能額)
(976.19円)
収益分配金
13,833,936円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
第8期計算期間末(平成22年12月16日)に、投資信託約款に
基づき計算した319,935,983円 (1万口当たり1,005.35円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い12,729,314円 (1
万口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
21,628,778円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
73,817,616円
分配準備積立金
224,489,589円
分配可能額
319,935,983円
(1万口当たり分配可能額)
(1,005.35円)
収益分配金
12,729,314円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
第9期計算期間末(平成23年1月17日)に、投資信託約款に
基づき計算した314,182,359円 (1万口当たり1,049.98円)
を分配対象収益とし、収益分配方針に従い11,969,068円 (1
万口当たり40円)を分配しております。
配当等収益
(費用控除後)
25,099,343円
有価証券売買等損益
0円
収益調整金
70,556,927円
分配準備積立金
218,526,089円
分配可能額
314,182,359円
(1万口当たり分配可能額)
(1,049.98円)
収益分配金
11,969,068円
(1万口当たり収益分配金)
(40円)
− 132 −
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
前期
平成22年2月1日
平成22年7月16日
自
至
当期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは投資信託受益証券及び親投
資信託受益証券を通じて有価証券に投資し、ま
た、投資信託受益証券においては、デリバティ
ブ取引を行っております。これらの金融商品に
係るリスクは、価格変動リスク、信用リスク、
為替変動リスク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
− 133 −
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
前期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
5,013
△81,436,322
△81,431,309
当期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
投資信託受益証券
合計
最終の計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
2,789
△6,685,366
△6,682,577
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
前期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
当期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前期(自 平成22年2月1日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
当期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
前期
平成22年7月16日現在
当期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
0.9900円
「1口=1円(10,000口=9,900円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
投資信託受益証券
銘柄
TRP Global Emerging Markets
Bond Fund CNY Class
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・
受益証券
マザーファンド
合計 2銘柄
− 134 −
0.9818円
「1口=1円(10,000口=9,818円)」
口数
評価額
3,261,658,407
2,890,155,514
27,951,981
28,346,103
3,289,610,388
2,918,501,617
備考
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− 137 −
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− 138 −
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
項目
自
至
第2期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
第3期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、基準価額で評価しており
ます。
親投資信託受益証券
2.収益及び費用の計上基
準
有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
有価証券売買等損益
3.その他財務諸表作成の
ための基本となる重要
な事項
同左
同左
−
当ファンドの計算期間は、当計算期末が休日の
ため、平成22年7月17日から平成23年1月17日
までとなっております。
(貸借対照表に関する注記)
第2期
平成22年7月16日現在
項目
1.元本状況
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
2.受益権の総数
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
第2期
自 平成22年1月19日
至 平成22年7月16日
34,928,291円
133,766,074円
102,324,386円
66,369,979円
478,318,289円
164,434,910円
66,369,979口
380,253,358口
自
至
分配金の計算過程
該当事項はありません。
第3期
平成23年1月17日現在
第3期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
分配金の計算過程
該当事項はありません。
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
項目
自
至
第2期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
第3期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
なお、当ファンドは親投資信託受益証券を通じ
て有価証券に投資しております。これらの金融
商品に係るリスクは、価格変動リスク、信用リ
スク及び流動性リスクであります。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
− 139 −
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
Ⅱ
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
金融商品の時価等に関する事項
項目
第2期
平成22年7月16日現在
第3期
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
第2期
平成22年1月19日
平成22年7月16日
第3期
平成22年7月17日
平成23年1月17日
自
至
第2期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準
第10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示
に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20
年3月10日)を適用しております。
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
第2期(平成22年7月16日現在)
種類
親投資信託受益証券
合計
当計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
9,970
9,970
第3期(平成23年1月17日現在)
種類
親投資信託受益証券
合計
当計算期間の損益に含まれた評価差額(円)
48,516
48,516
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
第2期(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
第3期(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
第2期(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
第3期(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至
平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
第2期
平成22年7月16日現在
第3期
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0007円
「1口=1円(10,000口=10,007円)」
− 140 −
1.0009円
「1口=1円(10,000口=10,009円)」
(4)【附属明細表】
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
親投資信託
受益証券
合計
銘柄
キャッシュ・マネジメン
ト・マザーファンド
1銘柄
− 141 −
口数
評価額
377,626,743
382,951,280
377,626,743
382,951,280
備考
<参考>
当ファンドは、「キャッシュ・マネジメント・マザーファンド」受益証券を投資対象としており、貸
借対照表の資産の部に計上された「親投資信託受益証券」はすべて同マザーファンドの受益証券であ
ります。
※ 以下に記載した情報は監査の対象外であります。
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
(1)貸借対照表
区
分
平成 22 年7月 16 日現在
金
額(円)
平成 23 年1月 17 日現在
金
額(円)
資産の部
流動資産
コール・ローン
231,078,185
822,268,810
国債証券
1,999,540,500
3,749,196,900
流動資産合計
2,230,618,685
4,571,465,710
資産合計
2,230,618,685
4,571,465,710
未払解約金
29,137,438
1,663,703
流動負債合計
29,137,438
1,663,703
負債合計
29,137,438
1,663,703
2,172,102,509
4,506,175,727
29,378,738
63,626,280
元本等合計
2,201,481,247
4,569,802,007
純資産合計
2,201,481,247
4,569,802,007
負債純資産合計
2,230,618,685
4,571,465,710
負債の部
流動負債
純資産の部
元本等
元本
剰余金
剰余金又は欠損金(△)
− 142 −
(2)注記表
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
自
項目
至
1.有価証券の評価基準及
び評価方法
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
国債証券
個別法に基づき、時価で評価しております。
時価評価にあたっては、原則として日本証券業
協会が発表する売買参考統計値(平均値)、金
融商品取引業者、銀行等の提示する価額(売気
配相場を除く)又は価格情報会社の提供する価
額のいずれかから入手した価額で評価しており
ます。
平成22年7月17日
平成23年1月17日
国債証券
同左
また、適正な評価額を入手できなかった場合又
は入手した評価額が時価と認定できない事由が
認められた場合は、投資信託委託会社が忠実義
務に基づいて合理的事由をもって時価と認めた
価額もしくは受託会社と協議のうえ両者が合理
的事由をもって時価と認めた価額で評価してお
ります。
2.収益及び費用の計上基
準
有価証券売買等損益
約定日基準で計上しております。
同左
有価証券売買等損益
同左
(貸借対照表に関する注記)
項目
1.元本状況
開示対象ファンドの計算期間の期首における当該親投資信託の元
本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
元本の内訳
SMBCファンドラップ・欧州株
SMBCファンドラップ・新興国株
SMBCファンドラップ・コモディティ
SMBCファンドラップ・米国債
SMBCファンドラップ・欧州債
SMBCファンドラップ・新興国債
SMBCファンドラップ・日本グロース株
SMBCファンドラップ・日本中小型株
SMBCファンドラップ・日本債
DC日本国債プラス
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース
(毎月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月
分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎
月分配型)
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配
型)
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
大和住銀 中国株式ファンド(マネー・ポートフォリオ)
エマージング好配当株オープン マネー・ポートフォリオ
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
グローバル・ハイイールド債券ファンド(円コース)
グローバル・ハイイールド債券ファンド(中国・インド・インド
ネシア通貨コース)
グローバル・ハイイールド債券ファンド(BRICs通貨コース)
グローバル・ハイイールド債券ファンド(世界6地域通貨コー
ス)
グローバル・ハイイールド債券ファンド(マネープールファン
ド)
アジア・ハイ・インカム・ファンド・アジア3通貨コース
アジア・ハイ・インカム・ファンド・円コース
アジア・ハイ・インカム・ファンド(マネープールファンド)
− 143 −
平成22年7月16日現在
平成23年1月17日現在
1,754,695,961円
3,232,877,416円
2,815,470,868円
2,172,102,509円
3,478,539,178円
1,144,465,960円
17,777,555円
6,999,800円
2,073,502円
17,320,485円
24,202,413円
7,932,471円
23,001,558円
4,757,256円
35,164,970円
12,586,424円
76,996,398円
73,418,107円
9,550,454円
4,967,367円
1,174,100円
11,246,822円
15,488,992円
3,619,048円
15,267,624円
3,419,503円
21,742,501円
−
201,402,957円
102,996,570円
9,199,740円
6,962,309円
1,564,072,883円
2,810,104,138円
12,425,062円
13,077,145円
16,231,026円
70,055,774円
127,868,716円
19,391,796円
50,626,573円
−
22,209,853円
377,626,743円
184,796,305円
22,945,860円
27,951,981円
14,279,269円
−
−
23,424,969円
24,208,177円
−
50,539,026円
−
−
−
−
986,334円
154,026,360円
41,769,415円
986,440円
ストラテジック・アジア株式ファンド(限定追加型)
合計
2.受益権の総数
−
2,172,102,509円
339,405,465円
4,506,175,727円
2,172,102,509口
4,506,175,727口
(金融商品に関する注記)
Ⅰ 金融商品の状況に関する事項
自
至
項目
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
平成22年7月17日
平成23年1月17日
1.金融商品に対する取組
方針
当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関す
る法律」第2条第4項に定める証券投資信託で
あり、投資信託約款に規定する「運用の基本方
針」に従っております。
同左
2.金融商品の内容及びリ
スク
当ファンドが保有している金融商品の種類は、
有価証券、金銭債権及び金銭債務であります。
これらの金融商品に係るリスクは、価格変動リ
スク、信用リスク及び流動性リスクでありま
す。
同左
3.金融商品に係るリスク
管理体制
委託会社のファンドの運用におけるリスク管理
については、運用部門から独立した組織体制で
行っております。運用管理委員会(代表取締役
社長を委員長とします。)は、ファンドの運用
状況を総合的に分析・評価するとともに、運用
リスク管理の強化・改善に向けた方策を討議・
決定しております。また、法務コンプライアン
ス部運用審査室は、ファンドのパフォーマンス
分析・評価並びにリスク分析を行い、運用本部
に開示するとともに、運用管理委員会を通じ
て、運用リスクの軽減に向けた提言を行ってお
ります。
同左
4.金融商品の時価等に関
する事項についての補
足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額の
ほか、市場価格がない場合には合理的に算定さ
れた価額が含まれております。当該価額の算定
においては、一定の前提条件等を採用している
ため、異なる前提条件等に拠った場合、当該価
額が異なることもあります。
同左
Ⅱ
金融商品の時価等に関する事項
項目
平成22年7月16日現在
平成23年1月17日現在
1.金融商品の時価及び貸
借対照表計上額との差
額
金融商品は原則としてすべて時価で評価してい
るため、貸借対照表計上額と時価との差額はあ
りません。
同左
2.時価の算定方法
(1)有価証券
重要な会計方針に係る事項に関する注記に
記載しております。
(2)金銭債権及び金銭債務
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額
と近似していることから帳簿価額を時価と
しております。
(1)有価証券
同左
(2)金銭債権及び金銭債務
同左
(追加情報)
自
至
平成22年1月19日
平成22年7月16日
自
至
当期より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第
10号 平成20年3月10日)及び「金融商品の時価等の開示に
関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 平成20年
3月10日)を適用しております。
− 144 −
平成22年7月17日
平成23年1月17日
−
(有価証券に関する注記)
売買目的有価証券
(平成22年7月16日現在)
種類
国 債 証 券
合計
計算期間※の損益に含まれた評価差額(円)
177,900
177,900
※「計算期間」とは、「キャッシュ・マネジメント・マザーファンド」の計算期間の期首日から開示対象ファンドの期末日まで
の期間(平成21年7月28日から平成22年7月16日まで)を指しております。
(平成23年1月17日現在)
種類
国 債 証 券
合計
計算期間※の損益に含まれた評価差額(円)
740,400
740,400
※「計算期間」とは、「キャッシュ・マネジメント・マザーファンド」の計算期間の期首日から開示対象ファンドの期末日まで
の期間(平成22年7月27日から平成23年1月17日まで)を指しております。
(デリバティブ取引等関係に関する注記)
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(平成22年7月16日現在)
該当事項はありません。
(平成23年1月17日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
(自 平成22年1月19日 至 平成22年7月16日)
該当事項はありません。
(自 平成22年7月17日
該当事項はありません。
至 平成23年1月17日)
(1口当たり情報)
平成22年7月16日現在
平成23年1月17日現在
1口当たり純資産額
1口当たり純資産額
1.0135円
「1口=1円(10,000口=10,135円)」
(3)附属明細表
有価証券明細表
<株式以外の有価証券>
通貨
種類
円
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
国債証券
銘柄
81 国庫短期証券
144 国庫短期証券
146 国庫短期証券
147 国庫短期証券
148 国庫短期証券
150 国庫短期証券
152 国庫短期証券
154 国庫短期証券
155 国庫短期証券
156 国庫短期証券
156 国庫短期証券
156 国庫短期証券
156 国庫短期証券
156 国庫短期証券
160 国庫短期証券
161 国庫短期証券
161 国庫短期証券
合計 12銘柄
1.0141円
「1口=1円(10,000口=10,141円)」
券面総額
100,000,000
100,000,000
500,000,000
400,000,000
250,000,000
100,000,000
100,000,000
200,000,000
300,000,000
200,000,000
200,000,000
200,000,000
200,000,000
300,000,000
200,000,000
200,000,000
200,000,000
− 145 −
評価額
99,998,100
99,998,100
499,983,000
399,978,000
249,981,000
99,990,300
99,988,200
199,972,200
299,952,000
199,907,200
199,907,200
199,907,200
199,907,200
299,860,800
199,959,600
199,953,400
199,953,400
3,749,196,900
備考
<参考>
「円コース(毎月分配型)」は「TRP グローバル エマージング マーケッツ ボンド ファンド クラス A‒JPY
クラス」、「豪ドルコース(毎月分配型)」は「TRP グローバル エマージング マーケッツ ボンド ファンド クラ
ス B‒AUDクラス」、「ニュージーランドドルコース(毎月分配型)」は「TRP グローバル エマージング マーケ
ッツ ボンド ファンド クラス C ‒ NZDクラス」、「ブラジルレアルコース(毎月分配型)」は「TRP グローバ
ル エマージング マーケッツ ボンド ファンド クラス D ‒BRLクラス」、
「南アフリカランドコース(毎月分配型)」
は「TRP グローバル エマージング マーケッツ ボンド ファンド クラス E ‒ZARクラス」、「トルコリラコース
(毎月分配型)」は「TRP グローバル エマージング マーケッツ ボンド ファンド クラス F ‒TRYクラス」、「中
国元コース(毎月分配型)」は「TRP グローバル エマージング マーケッツ ボンド ファンド クラス H ‒CNYク
ラス」受益証券を主要投資対象としており、貸借対照表の資産の部に計上された「投資信託受益証券」は、これら投資
信託の受益証券です。これら投資信託は、ケイマン籍の円建て外国投資信託です。
※なお、以下に記載した情報は、監査の対象外であります。
これら投資信託は、2010 年3月 31 日に計算期間が終了し、ケイマンにおいて一般に公正妥当と認められる会計原則
に準拠した財務諸表が作成され、現地において独立監査人による財務書類の監査を受けております。
これら投資信託の「貸借対照表」および「有価証券明細表」等は、2010 年3月 31 日現在の財務諸表の原文を委託会
社で抜粋・翻訳したものであります。
貸借対照表
2010 年 3 月 31 日現在
(日本円で表示)
資産の部
有価証券(時価) (取得原価 ¥104,497,885,680)
外貨建現金(時価) (取得原価 ¥10,654,303,371)
為替予約取引に係る未実現評価益
未収入金:
投資有価証券売却分
受益証券売却分
未収利息
繰延資産
資産合計
¥
682,211,654
2,928,943,274
1,737,741,303
4,495,204
131,805,746,653
負債の部
為替予約取引に係る未実現評価損
支払債務:
投資有価証券購入分
受益証券買戻分
未収管理会社報酬
未払監査報酬
未払保管手数料
未払名義書換代理人報酬
未払受託会社報酬
負債合計
961,905,882
6,407,775,681
257,951,352
12,173,418
6,484,800
5,677,006
1,617,333
647,183
7,654,232,655
純資産
純資産の部
元本
累積未分配純利益
投資有価証券及び為替取引に係る累積未分配ネット実現損
投資有価証券及び為替取引に係るネット未実現評価益
純資産
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
A-JPY
B-AUD
C-NZD
D-BRL
E-ZAR
F-TRY
G-USD
H-CNY
112,283,419,359
10,726,047,528
3,442,888,331
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−146−
¥
124,151,513,998
¥
¥
120,179,152,539
1,447,471,816
(7,839,183,173)
10,364,072,816
124,151,513,998
¥
¥
¥
¥
¥
¥
¥
¥
¥
3,236,976,571
5,089,952,062
507,966,659
95,534,603,068
1,781,193,247
3,629,268,045
10,472,685,408
3,898,868,938
124,151,513,998
発行済受益証券
Class A-JPY Class
Class B-AUD Class
Class C-NZD Class
Class D-BRL Class
Class E-ZAR Class
Class F-TRY Class
Class G-USD Class
Class H-CNY Class
3,095,224,908
4,498,860,649
466,617,783
88,257,129,530
1,679,132,073
3,451,016,137
1,084,721
3,721,175,965
受益証券一口当たりの純資産額及び販売価格
Class A-JPY Class
Class B-AUD Class
Class C-NZD Class
Class D-BRL Class
Class E-ZAR Class
Class F-TRY Class
Class G-USD Class
Class H-CNY Class
¥
¥
¥
¥
¥
¥
¥
¥
損益計算書
2009 年 7 月 17 日(運用の開始日)から 2010 年 3 月 31 日まで
投資収益
受取利息
1.05
1.13
1.09
1.08
1.06
1.05
9,654.73
1.05
(日本円で表示)
¥
費用
管理会社報酬
保管手数料
監査報酬
名義書換代理人報酬
ファンド設立費用
受託会社報酬
費用合計
3,089,639,017
35,065,339
19,510,809
6,484,800
4,666,317
1,243,464
647,183
67,617,912
投資純利益
3,022,021,105
実現及び未実現(損)益:
実現(損)益:
投資有価証券
為替取引及び為替予約取引
ネット実現益
下記有価証券取引に係るネット未実現評価(損)益の変動額:
投資有価証券
為替取引及び為替予約取引
ネット未実現評価益の変動額
7,785,533,679
2,578,539,137
10,364,072,816
実現及び未実現益
11,009,983,921
運用による純資産の増加額
(65,424,235)
711,335,340
645,911,105
¥
純資産変動計算書
2009 年 7 月 17 日(運用の開始日)から 2010 年 3 月 31 日まで
運用による純資産の増(減)額:
投資純利益
ネット実現益
未実現評価益の正味変動額
運用による純資産の純増加額
受益者への分配金
ファンド受益証券の取引による純資産の純増加額
純資産の純増加額
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−147−
14,032,005,026
(日本円で表示)
¥
3,022,021,105
645,911,105
10,364,072,816
14,032,005,026
(10,059,643,567)
120,179,152,539
124,151,513,998
純資産
期首
期末
−
124,151,513,998
有価証券明細表
額面金額(単位:米ドル)
評価額(単位:円)
アルゼンチン 2.4%
社債券 0.5%
City of Buenos Aires
12.500% due 04/06/2015
国債 1.9%
Republic of Argentina
7.000% due 10/03/2015
アルゼンチン計 (取得原価
オーストリア
30,700,000
2,392,180,007
2,981,234,617
925,000
86,086,095
86,086,095
1,000,000
92,271,996
600,000
63,831,197
450,000
45,987,895
5,000,000
486,775,658
688,866,746
1,000,000
95,075,196
2,400,000
250,606,069
600,000
62,301,117
2,040,000
227,311,478
3,400,000
326,432,625
2,150,000
223,737,398
5,150,000
510,219,519
3,000,000
291,883,187
3,000,000
283,774,482
3,000,000
277,881,203
5,000,000
26,500,000
13,263,000
16,975,000
480,000
554,799,975
2,674,252,677
1,417,133,447
2,125,036,327
42,451,659
74,050,000
3,405,264,450
0.1%
0.6%
社債券 0.6%
Digicel Group, Ltd.
9.125% due 01/15/2015
Digicel, Ltd.
12.000% due 04/01/2014 (a)
Qtel International Finance, Ltd.
6.500% due 06/10/2014
CBQ Finance, Ltd.
7.500% due 11/18/2019
バミューダ計 (取得原価 ¥637,915,524)
ブラジル
589,054,610
¥2,656,547,448)
社債券 0.1%
Sappi Papier Holding AG
6.750% due 06/15/2012 (a)
オーストリア計 (取得原価 ¥79,248,818)
バミューダ
6,300,000
10.6%
社債券 2.1%
Globo Comunicacao e Participacoes S.A.
9.375% due 04/29/2049
JBS S.A.
10.500% due 08/04/2016
Usiminas Commercial, Ltd.
7.250% due 01/18/2018
Telemar Norte Leste S.A.
9.500% due 04/23/2019
BR Malls International Finance
9.750% due 11/29/2049
Banco do Brasil (Cayman)
8.500% due 10/29/2049 (a)(b)
NET Servicos de Comunicacao S.A.
7.500% due 01/27/2020
Banco Votorantim S.A.
7.375% due 01/21/2020 (a)
BFF International, Ltd.
7.250% due 01/28/2020 (a)
BES Investimento do Brasil S.A.
5.625% due 03/25/2015
国債 8.5%
Brazilian Government International Bond
7.875% due 03/07/2015
5.875% due 01/15/2019
7.125% due 01/20/2037
11.000% due 08/17/2040
5.625% due 01/07/2041
Brazil Notas do Tesouro Nacional Serie F
10.000% due 01/01/2021
Banco Nacional de Desenvolvimento Economico e Social
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−148−
6.500% due 06/10/2019
ブラジル計 (取得原価 ¥12,404,959,728)
ケイマン諸島
360,771,823
13,128,932,632
1,100,000
5,000,000
109,017,845
502,239,977
1,250,000
110,667,995
2,750,000
3,090,000
233,833,589
262,743,924
3,170,000
347,909,702
1,100,000
110,136,648
880,000
86,338,556
2,800,000
263,018,638
3,750,000
358,283,984
3,400,000
328,259,377
350,000
33,313,928
1,300,000
127,090,074
3,000,000
278,918,387
4,800,000
513,546,216
1,500,000
151,898,393
550,000
53,704,638
3,870,921,871
2,000,000
188,608,631
188,608,631
1,830,000
189,804,663
1,100,000
114,604,155
10,475,000
4,600,000
4,000,000
1,130,495,468
483,551,978
358,809,584
2,277,265,848
1,000,000
98,812,795
5,000,000
511,583,977
610,396,772
3.1%
社債券 3.1%
Agile Property Holdings, Ltd.
9.000% due 09/22/2013
10.000% due 11/14/2016
TAM Capital, Inc.
7.375% due 04/25/2017
DP World Sukuk, Ltd.
6.250% due 07/02/2017
6.250% due 07/02/2017
Petrobras International Finance Co.
7.875% due 03/15/2019
TDIC Finance, Ltd.
6.500% due 07/02/2014 (a)
CSN Islands XI Corp.
6.875% due 09/21/2019
Voto-Votorantim Overseas Trading Operations NV
6.625% due 09/25/2019
Embraer Overseas, Ltd.
6.375% due 01/15/2020
Kuwait Projects Co.
8.875% due 10/17/2016
TDIC Sukuk, Ltd.
4.949% due 10/21/2014
Odebrecht Finance, Ltd.
7.000% due 04/21/2020
TAM Capital 2, Inc.
9.500% due 01/29/2020
Fibria Overseas Finance, Ltd.
9.250% due 10/30/2019
Minerva Overseas II, Ltd.
10.875% due 11/15/2019 (a)
Sable International Finance, Ltd.
7.750% due 02/15/2017 (a)
ケイマン諸島計 (取得原価 ¥3,580,259,669)
チリ
3,600,000
0.2%
社債券
Colbun
6.000%
チリ計
0.2%
S.A.
due 01/21/2020
(取得原価 ¥180,384,205)
コロンビア
1.8%
社債券 0.2%
Empresas Public de Medellin
7.625% due 07/29/2019
Ecopetrol S.A.
7.625% due 07/23/2019
国債 1.6%
Colombia Government International Bond
7.375% due 03/18/2019
7.375% due 09/18/2037
6.125% due 01/18/2041
コロンビア計 (取得原価 ¥2,183,552,294)
エルサルバドル 0.5%
国債 0.5%
El Salvador Government International Bond
7.650% due 06/15/2035
Republic of El Salvador
7.375% due 12/01/2019
エルサルバドル計 (取得原価 ¥552,007,343)
ガボン
0.9%
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−149−
国債 0.9%
Republic of Gabon
8.200% due 12/12/2017
ガボン計 (取得原価 ¥1,056,598,507)
ドイツ
グレナダ
237,687,989
237,687,989
7,400,000
767,516,125
767,516,125
1,611,000
60,965,392
60,965,392
5,000,000
498,826,147
498,826,147
5,000,000
440,494,828
1,961,000
186,003,352
2,000,000
185,581,175
812,079,355
900,000
87,779,401
0.0%
国債 0.0%
Grenada Government International Bond
2.500% due 09/15/2025
グレナダ計 (取得原価 ¥63,804,574)
ハンガリー
0.4%
国債 0.4%
Republic of Hungary
6.250% due 01/29/2020
ハンガリー計 (取得原価
¥446,909,213)
0.7%
社債券 0.7%
ICICI Bank, Ltd.
6.375% due 04/30/2022 (b)
Indian Oil Corp., Ltd.
4.750% due 01/22/2015
Bank of Baroda
4.750% due 10/07/2015
インド計 (取得原価 ¥764,673,757)
インドネシア
4.3%
社債券 0.1%
Adaro Indonesia PT
7.625% due 10/22/2019 (a)
国債 4.2%
Indonesia Treasury Bond
11.000% due 11/15/2020
Indonesia Government International Bond
7.750% due 01/17/2018
11.625% due 03/04/2019 (a)
6.625% due 02/17/2037
7.750% due 01/17/2038
Perusahaan Penerbit SBSN
8.800% due 04/23/2014
Republic of Indonesia
5.875% due 03/13/2020
インドネシア計 (取得原価 ¥4,927,236,153)
イラク
2,500,000
0.6%
国債 0.6%
Republic of Ghana
8.500% due 10/04/2017
ガーナ計 (取得原価 ¥654,860,946)
インド
1,123,316,941
1,123,316,941
0.2%
社債券 0.2%
Rearden G Holdings EINS GmbH
7.875% due 03/30/2020
ドイツ計 (取得原価 ¥229,758,727)
ガーナ
10,850,000
30,000,000,000
349,782,090
11,900,000
13,850,000
4,000,000
1,250,000
1,239,808,583
1,866,802,635
382,590,062
136,655,994
4,100,000
449,887,282
8,000,000
776,860,124
5,290,166,171
47,250,000
3,598,257,435
3,598,257,435
2.9%
国債 2.9%
Republic of Iraq
5.800% due 01/15/2028
イラク計 (取得原価 ¥3,186,330,173)
アイルランド
0.8%
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−150−
社債券 0.8%
VIP Finance Ireland, Ltd. for OJSC Vimpel Communications
9.125% due 04/30/2018
TransCapitalInvest, Ltd. for OJSC AK Transneft
5.670% due 03/05/2014
8.700% due 08/07/2018
アイルランド計 (取得原価 ¥876,472,883)
イスラエル
393,784,174
2,500,000
3,050,000
245,306,386
346,265,264
985,355,824
5,750,000
3,000,000
667,919,601
292,068,198
959,987,799
182,286
17,117,938
1,305,000
3,265,000
2,500,000
135,962,202
303,937,530
213,743,990
670,761,660
2,350,000
230,892,565
230,892,565
4,000,000
6,750,000
388,261,870
618,893,972
2,000,000
195,756,791
1,202,912,633
10,125,000
4,480,000
2,500,000
3,650,000
1,123,469,949
401,866,734
265,719,988
351,287,664
2,142,344,335
13,050,000
13,820,000
1,335,234,179
1,410,789,759
2,746,023,938
375,000
1,000,000
2,000,000
3,614,000
39,292,102
110,959,995
217,733,878
338,063,606
0.8%
社債券 0.8%
Israel Electric Corp., Ltd.
9.375% due 01/28/2020
7.750% due 12/15/2027
イスラエル計 (取得原価 ¥913,583,298)
ジャマイカ
0.5%
社債券 0.0%
Air Jamaica, Ltd.
9.375% due 07/08/2015
国債 0.5%
Jamaica Government International Bond
10.625% due 06/20/2017
8.000% due 06/24/2019
8.000% due 03/15/2039
ジャマイカ計 (取得原価 ¥563,984,074)
ジャージー、チャネル諸島
0.2%
社債券 0.2%
Atlantic Finance, Ltd.
8.750% due 05/27/2014
ジャージー、チャネル諸島計 (取得原価
カザフスタン
¥226,609,956)
1.0%
社債券 1.0%
Halyk Savings Bank of Kazakhstan JSC
7.750% due 05/13/2013
7.250% due 05/03/2017
ATF Bank JSC
9.000% due 05/11/2016
カザフスタン計 (取得原価 ¥1,082,296,256)
レバノン
3,700,000
1.7%
国債 1.7%
Lebanon Government International Bond
9.000% due 03/20/2017
4.000% due 12/31/2017
8.250% due 01/12/2021
7.000% due 12/03/2024
レバノン計 (取得原価 ¥1,991,557,491)
リトアニア 2.2%
国債 2.2%
Lithuania Government International Bond
6.750% due 01/15/2015
7.375% due 02/11/2020
リトアニア計 (取得原価 ¥2,468,351,429)
ルクセンブルグ 3.5%
社債券 3.5%
Gaz Capital S.A. for OAO Gazprom
8.125% due 07/31/2014
9.250% due 04/23/2019 (c)
8.625% due 04/28/2034 (c)
7.288% due 08/16/2037
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−151−
MHP S.A.
10.250% due 11/30/2011
TNK-BP Finance S.A.
6.625% due 03/20/2017
7.875% due 03/13/2018
RSHB Capital S.A. for OJSC Russian Agricultural Bank
9.000% due 06/11/2014 (a)
6.299% due 05/15/2017
7.750% due 05/29/2018
Evraz Group S.A.
8.875% due 04/24/2013
9.500% due 04/24/2018
VTB Capital S.A.
6.875% due 05/29/2018 (c)
SB Capital S.A.
6.468% due 07/02/2013
Steel Capital S.A. for OAO Severstal
9.750% due 07/29/2013 (a)
ルクセンブルグ計 (取得原価 ¥3,971,342,648)
メキシコ
291,084,275
900,000
4,250,000
86,618,876
437,824,780
1,250,000
4,825,000
2,200,000
135,324,474
470,009,018
231,777,909
3,900,000
1,000,000
383,183,406
101,265,595
7,650,000
747,876,206
600,000
61,810,557
7,200,000
747,660,125
4,400,484,802
1,086,000
109,340,213
1,172,000
2,000,000
111,701,908
198,559,991
2,000,000
1,725,000
199,027,191
175,287,592
2,000,000
3,000,000
2,000,000
192,860,151
330,076,785
192,486,392
23,300,000
2,362,209,812
4,300,000
436,948,780
1,850,000
183,235,832
400,000
38,497,278
3,300,000
322,998,705
4,000,000
375,096,175
10.6%
社債券 4.5%
Cablemas S.A. de CV
9.375% due 11/15/2015
Desarrolladora Homex SAB de CV
7.500% due 09/28/2015
9.500% due 12/11/2019
Urbi Desarrollos Urbanos SAB de CV
8.500% due 04/19/2016 (a)
9.500% due 01/21/2020 (a)
Petroleos Mexicanos
4.875% due 03/15/2015
8.000% due 05/03/2019
6.000% due 03/05/2020
United Mexican States
5.950% due 03/19/2019
Grupo Petrotemex S.A. de CV
9.500% due 08/19/2014
Controladora Mabe S.A. CV
7.875% due 10/28/2019 (a)
Kansas City Southern de Mexico S.A. de CV
8.000% due 02/01/2018 (a)
Grupo Posadas SAB de CV
9.250% due 01/15/2015 (a)
Grupo Televisa S.A.
6.625% due 01/15/2040
Financiera Independencia SAB de CV
10.000% due 03/30/2015
国債 6.1%
Mexican Bonos
8.000% due 12/19/2013
9.500% due 12/18/2014
8.000% due 12/17/2015
8.500% due 12/13/2018
8.000% due 06/11/2020
7.500% due 06/03/2027
10.000% due 11/20/2036
8.500% due 11/18/2038
Mexico Government International Bond
6.625% due 03/03/2015
5.625% due 01/15/2017
6.750% due 09/27/2034
United Mexican States
5.125% due 01/15/2020
メキシコ計 (取得原価 ¥12,466,698,275)
オランダ
3,000,000
4,500,000
MXN
MXN
MXN
MXN
MXN
MXN
MXN
MXN
40,000,000
48,000,000
56,000,000
16,000,000
50,632,900
40,000,000
150,000,000
48,000,000
5,000,000
9,848,000
2,500,000
420,227,693
319,956,312
404,980,813
443,459,873
128,957,526
395,718,551
285,901,631
1,341,755,945
366,958,722
530,271,976
989,211,859
258,127,988
22,000,000
2,086,515,105
13,200,370,799
2,000,000
192,486,391
6.2%
社債券 6.2%
Kazakhstan Temir Zholy Finance BV
6.500% due 05/11/2011
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−152−
7.000% due 05/11/2016
CenterCredit International BV
8.625% due 01/30/2014
GTB Finance BV
8.500% due 01/29/2012
Intergas Finance BV
6.375% due 05/14/2017
Majapahit Holding BV
8.000% due 08/07/2019
7.750% due 01/20/2020
7.875% due 06/29/2037
KazMunaiGaz Finance Sub BV
11.750% due 01/23/2015 (a)
9.125% due 07/02/2018
White Nights Finance BV for OAO Gazprom
10.500% due 03/25/2014
Arcos Dorados BV
7.500% due 10/01/2019
LUKOIL International Finance BV
7.250% due 11/05/2019
Listrindo Capital BV
9.250% due 01/29/2015 (a)
オランダ計 (取得原価 ¥6,929,823,533)
パナマ
2,200,000
209,535,453
1,500,000
144,196,601
8,900,000
860,722,521
9,700,000
5,000,000
4,550,000
1,000,403,634
509,247,977
442,158,059
10,600,000
6,100,000
1,280,057,861
696,805,408
3,500,000
389,504,622
8,195,000
795,566,368
4,900,000
481,298,205
2,000,000
202,711,530
7,732,079,310
12,000,000
1,135,295,948
1,135,295,948
6,371,000
12,000,000
5,200,000
4,500,000
4,888,000
727,166,539
1,304,609,220
566,059,494
559,238,374
490,989,801
3,648,063,428
1,000,000
101,483,591
2,675,000
2,500,000
272,163,473
246,832,261
2,000,000
7,483,000
5,150,000
2,000,000
9,825,000
7,189,000
235,749,670
856,534,073
520,916,296
214,911,990
907,719,918
661,664,027
4,017,975,299
1,700,000
216,280,565
216,280,565
2,400,000
228,194,149
2.9%
国債 2.9%
Peruvian Government International Bond
8.375% due 05/03/2016
7.125% due 03/30/2019
7.350% due 07/21/2025
8.750% due 11/21/2033
6.550% due 03/14/2037
ペルー計 (取得原価 ¥3,490,818,927)
フィリピン
3.2%
社債券 0.5%
National Power Corp.
6.875% due 11/02/2016
Power Sector Assets & Liabilities Management Corp.
7.250% due 05/27/2019
7.390% due 12/02/2024
国債 2.7%
Philippine Government International Bond
9.375% due 01/18/2017 (c)
8.375% due 06/17/2019
6.500% due 01/20/2020
7.750% due 01/14/2031
6.375% due 01/15/2032
6.375% due 10/23/2034
フィリピン計 (取得原価 ¥3,842,789,144)
ルーマニア
0.2%
国債 0.2%
Romanian Government International Bond
5.000% due 03/18/2015
ルーマニア計 (取得原価 ¥208,854,874)
ロシア
527,384,680
0.9%
国債 0.9%
Panama Government International Bond
5.200% due 01/30/2020
パナマ計 (取得原価 ¥1,069,610,415)
ペルー
5,500,000
10.2%
社債券 1.3%
BOM Capital PLC
6.699% due 03/11/2015
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−153−
Russian Railways
5.739% due 04/03/2017
国債 9.0%
Russian Foreign Bond
7.500% due 03/31/2030
ロシア計 (取得原価 ¥11,864,109,932)
セルビア
南アフリカ
102,902,000
11,106,474,134
12,708,441,788
17,206,000
1,607,728,566
1,607,728,566
6,350,000
1,900,000
665,286,930
180,642,872
845,929,802
1,000,000
98,158,902
98,158,902
2,000,000
196,714,925
196,714,925
5,000,000
533,775,976
533,775,976
7,600,000
1,135,378,175
8,000,000
8,300,000
5,950,000
5,500,000
5,000,000
2,750,000
4,650,000
855,910,361
859,893,241
633,108,531
566,853,734
522,703,336
296,467,586
429,064,780
5,299,379,744
5,600,000
547,491,098
4,900,000
6,850,000
3,950,000
462,022,468
644,928,457
377,060,284
3,961,000
356,754,642
0.7%
国債 0.7%
South Africa Government International Bond
6.875% due 05/27/2019
5.500% due 03/09/2020
南アフリカ計 (取得原価 ¥809,790,930)
0.1%
社債券 0.1%
Hyundai Capital Services, Inc.
6.000% due 05/05/2015 (a)
韓国計 (取得原価 ¥90,898,311)
国際機関
0.2%
社債券 0.2%
Central American Bank for Economic Integration
5.375% due 09/24/2014
国際機関計 (取得原価 ¥182,289,995)
トリニダード
0.4%
社債券 0.4%
Petroleum Co. of Trinidad & Tobago, Ltd.
9.750% due 08/14/2019
トリニダード計 (取得原価 ¥497,387,861)
トルコ
1,373,773,505
1.3%
国債 1.3%
Republic of Serbia
6.750% due 11/01/2024
セルビア計 (取得原価 ¥1,499,868,832)
韓国
14,600,000
4.3%
社債券 0.9%
Turkey Government International Bond
11.875% due 01/15/2030
国債 3.4%
Turkey Government International Bond
7.500% due 07/14/2017
7.000% due 03/11/2019
7.500% due 11/07/2019
7.000% due 06/05/2020
7.375% due 02/05/2025
8.000% due 02/14/2034
6.750% due 05/30/2040
トルコ計 (取得原価 ¥5,096,794,987)
ウクライナ
1.9%
社債券 0.4%
NAK Naftogaz Ukraine
9.500% due 09/30/2014
国債 1.5%
Ukraine Government
6.875% due 03/04/2011
6.385% due 06/26/2012
7.650% due 06/11/2013
Ukraine Ministry of Finance
6.580% due 11/21/2016
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−154−
ウクライナ計 (取得原価
アラブ首長国連邦
¥2,120,111,471)
2,388,256,949
0.1%
社債券 0.1%
RAKIA Sukuk Co., Ltd.
1.752% due 12/05/2012 (d)
MDC-GMTN BV
7.625% due 05/06/2019
アラブ首長国連邦 (取得原価
725,000
63,679,357
575,000
60,776,036
124,455,393
2,300,000
238,552,309
6,550,000
642,743,736
881,296,045
600,000
65,282,320
2,525,000
250,092,149
2,870,000
278,899,699
1,000,000
1,500,000
91,571,196
145,065,593
6,250,000
2,400,000
607,359,972
246,681,589
600,000
57,978,303
2,000,000
195,211,849
1,938,142,670
1,727,000
187,997,067
2,959,000
3,000,000
301,372,953
317,742,705
807,112,725
7,150,000
2,150,000
15,500,000
447,361,003
120,537,594
894,337,559
3,683,000
301,122,066
1,200,000
8,522,000
8,506,000
7,835,000
1,720,000
12,949,000
110,165,755
696,758,688
580,204,441
525,283,448
115,314,299
951,554,373
4,742,639,226
¥115,733,029)
イギリス 0.7%
社債券 0.7%
Vedanta Resources PLC
9.500% due 07/18/2018 (a)
Standard Bank PLC
8.125% due 12/02/2019
イギリス計 (取得原価 ¥821,173,852)
アメリカ
1.6%
社債券 11.6%
Bunge, Ltd. Finance Co.
8.500% due 06/15/2019
CEDC Finance Corp. International, Inc.
9.125% due 12/01/2016 (a)
Cemex Finance LLC
9.500% due 12/14/2016 (a)
Drummond Co., Inc.
7.375% due 02/15/2016
9.000% due 10/15/2014 (a)
NII Capital Corp.
8.875% due 12/15/2019 (a)
10.000% due 08/15/2016 (a)
Pemex Project Funding Master Trust
5.750% due 03/01/2018
Southern Copper Corp.
7.500% due 07/27/2035
アメリカ計 (取得原価 ¥1,844,508,026)
ウルグアイ
0.6%
社債券 0.2%
Uruguay Government International Bond
7.875% due 01/15/2033
国債 0.5%
Uruguay Government International Bond
6.875% due 09/28/2025
7.625% due 03/21/2036
ウルグアイ計 (取得原価 ¥763,421,667)
ベネズエラ
3.8%
社債券 1.4%
Petroleos de Venezuela S.A.
4.900% due 10/28/2014
5.125% due 10/28/2016
5.250% due 04/12/2017
Venezuela Government International Bond
8.500% due 10/08/2014
国債 2.4%
Venezuela Government International Bond
10.750% due 09/19/2013
8.500% due 10/08/2014
5.750% due 02/26/2016
7.000% due 12/01/2018
7.750% due 10/13/2019
9.250% due 09/15/2027
ベネズエラ計 (取得原価 ¥4,499,733,782)
ベトナム
0.5%
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−155−
国債 0.5%
Socialist Republic of Vietnam
6.875% due 01/15/2016
6.750% due 01/29/2020
ベトナム計 (取得原価 ¥584,222,723)
4,950,000
1,150,000
491,286,581
110,142,395
601,428,976
長期有価証券合計 (取得原価 ¥104,497,885,680)
112,283,419,359
投資有価証券合計 90.4% (取得原価 ¥104,497,885,680)
112,283,419,359
その他資産・負債 (ネット) 9.6%
11,868,094,639
純資産 100.0%
124,151,513,998
添付の注記は、本財務諸表の不可欠の部分である。
−156−
ファンドレベルでの為替予約取引
買
取引先
BRL Brown Brothers Harriman & Co.
USD Standard Chartered Bank
USD Brown Brothers Harriman & Co.
USD Standard Chartered Bank
USD Citibank, Inc.
USD Brown Brothers Harriman & Co.
USD RBC
USD Chase Manhattan Bank
契約額
28,410,000
15,492,588
33,208,982
6,933,369
12,193,709
15,537,326
3,666,411
2,305,003
決済日
04/05/2010
04/05/2010
04/21/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/18/2010
05/18/2010
05/18/2010
売
USD
BRL
MXN
BRL
BRL
BRL
IDR
EUR
契約額
(15,687,465)
(28,410,000)
(430,417,434)
(12,523,227)
(22,095,000)
(28,410,000)
(33,500,000,000)
(1,687,250)
未実現評価(損)益
¥
20,034,380
(38,243,853)
(153,598,379)
(3,192,929)
(9,275,388)
(20,612,441)
1,700,902
2,041,230
¥ (201,146,478)
Class
買
JPY
USD
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
JPY
USD
USD
USD
JPY
USD
JPY
USD
JPY
USD
JPY
USD
USD
JPY
JPY
USD
JPY
USD
JPY
USD
JPY
A - JPY Class における為替予約取引
取引先
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
12,395,720
25,000
2,999,330,663
2,400,395
40,868,060
11,618,750
3,560,692
64,524,286
8,539,008
14,000
54,000
174,000
2,900,480
320,000
17,871,840
21,000
47,878,512
374,000
2,532,040
437,000
185,000
2,165,808
126,956,048
32,000
1,388,175
33,167,126
3,071,607,501
51,000
11,210,880
決済日
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
05/06/2010
05/06/2010
05/06/2010
04/05/2010
05/06/2010
05/06/2010
05/06/2010
売
USD
JPY
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
JPY
JPY
JPY
USD
JPY
USD
JPY
USD
JPY
USD
JPY
JPY
USD
USD
JPY
USD
JPY
USD
JPY
USD
契約額
(136,000)
(2,254,500)
(33,310,551)
(27,000)
(459,000)
(130,000)
(40,000)
(728,000)
(96,000)
(1,267,686)
(4,881,492)
(15,621,720)
(32,000)
(28,963,200)
(197,000)
(1,899,555)
(528,000)
(33,817,080)
(28,000)
(39,531,020)
(16,742,500)
(24,000)
(1,382,000)
(2,965,472)
(15,000)
(3,071,607,501)
(33,173,752)
(4,742,235)
(120,000)
未実現評価(損)益
¥ (312,185)
81,511
(113,223,114)
(122,498)
(2,021,120)
(528,512)
(176,927)
(3,500,382)
(431,278)
40,481
164,294
636,923
(89,615)
937,753
(535,934)
62,695
(1,458,061)
1,129,659
(84,293)
1,302,469
543,989
(76,765)
(2,154,565)
24,065
(13,170)
27,544,582
(27,584,620)
22,339
118
¥ (119,822,161)
Class
買
AUD
USD
AUD
AUD
AUD
USD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
AUD
USD
USD
AUD
AUD
B - AUD Class における為替予約取引
取引先
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
86,260
67,000
57,032,435
87,502
781,021
501,000
319,232
101,095
858,920
144,774
505,541
34,111
12,083
22,916
884,000
684,000
1,125,574
18,621
決済日
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
売
USD
AUD
USD
USD
USD
AUD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
AUD
AUD
USD
USD
契約額
(77,000)
(75,217)
(50,536,441)
(77,000)
(693,000)
(561,502)
(286,000)
(91,000)
(774,000)
(130,000)
(458,000)
(31,000)
(11,000)
(21,000)
(968,852)
(748,171)
(1,026,000)
(17,000)
未実現評価(損)益
¥
197,953
(185,892)
165,786,617
304,397
2,182,762
(1,309,548)
635,644
161,245
1,290,346
260,538
531,402
26,804
7,688
1,734
(433,590)
(208,293)
596,821
7,411
−157−
USD
USD
USD
USD
AUD
AUD
AUD
USD
AUD
USD
USD
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
&
&
&
&
&
&
&
&
&
&
&
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
46,000
234,000
479,000
135,000
463,960
425,860
139,879
52,858,953
58,216,480
361,000
126,000
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
AUD
AUD
AUD
AUD
USD
USD
USD
AUD
USD
AUD
AUD
(49,959)
(254,749)
(523,532)
(147,171)
(420,000)
(387,000)
(126,000)
(57,800,933)
(53,080,446)
(394,376)
(137,693)
¥
16,528
31,910
(111,020)
1,245
396,726
224,900
178,023
(14,633,659)
14,281,679
35,633
8,710
170,284,723
Class
買
USD
NZD
NZD
NZD
USD
NZD
NZD
NZD
NZD
NZD
NZD
USD
NZD
USD
C - NZD Class における為替予約取引
取引先
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
137,000
6,459,050
247,174
97,084
12,000
35,699
15,723
371,044
105,696
92,770
450,412
5,431,765
7,696,796
80,000
決済日
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
売
NZD
USD
USD
USD
NZD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
NZD
USD
NZD
契約額
(197,066)
(4,447,759)
(172,000)
(67,000)
(17,504)
(25,000)
(11,000)
(259,000)
(74,000)
(65,000)
(318,000)
(7,660,083)
(5,448,190)
(112,959)
未実現評価(損)益
¥
(258,870)
12,462,771
309,319
173,547
(38,777)
29,883
14,190
389,294
90,254
74,535
136,294
(113,377)
27,339
3,479
¥
13,299,881
Class
買
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
USD
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
USD
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
USD
BRL
BRL
USD
D - BRL Class における為替予約取引
取引先
JPMorgan Chase & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Standard Chartered Bank
Brown Brothers Harriman & Co.
JPMorgan Chase & Co.
Standard Chartered Bank
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
JPMorgan Chase & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
JPMorgan Chase & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
435,710,000
218,302,852
8,049,485
270,480,000
12,175,577
66,626,100
237,776,400
8,843,629
276,184,301
2,456,000
15,597,128
17,025,142
7,128,974
29,102,257
9,019,891
10,212,488
7,438,480
7,990,200
7,099,548
10,798,000
12,157,692
36,866,000
28,070,562
2,673,110
3,892,820
5,527,922
10,676,085
17,522,027
250,696,379
10,747,720
450,000,000
123,694,338
決済日
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
06/02/2010
04/05/2010
05/04/2010
06/02/2010
04/05/2010
05/04/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
05/04/2010
04/05/2010
05/04/2010
07/02/2010
04/05/2010
売
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
BRL
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
BRL
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
BRL
USD
USD
BRL
契約額
(233,000,000)
(117,197,000)
(4,416,000)
(147,000,000)
(6,637,000)
(36,200,000)
(128,500,000)
(4,831,000)
(149,803,000)
(4,536,723)
(8,584,000)
(9,402,000)
(3,978,000)
(16,241,000)
(5,013,000)
(5,720,000)
(4,144,000)
(4,439,000)
(4,002,000)
(19,189,126)
(6,861,000)
(20,806,000)
(15,886,000)
(1,511,000)
(2,171,000)
(3,068,000)
(5,981,000)
(9,735,000)
(450,000,000)
(5,919,000)
(246,264,981)
(225,000,000)
未実現評価(損)益
¥ 1,016,548,445
466,569,427
8,365,006
234,844,862
16,633,479
81,161,701
274,297,095
11,121,926
360,390,942
(7,786,503)
13,656,305
11,908,898
1,148,055
4,517,761
3,334,498
(353,596)
1,824,498
3,115,206
(2,633,523)
5,354,920
(5,232,570)
(15,984,545)
(16,269,812)
(1,381,549)
740,099
2,441,892
(494,855)
1,282,481
(110,375,279)
5,671,499
73,001,503
(209,724,349)
−158−
BRL
USD
BRL
BRL
BRL
BRL
BRL
Brown Brothers
Citigroup
Brown Brothers
Citigroup
Citigroup
Brown Brothers
Brown Brothers
Harriman & Co.
Harriman & Co.
Harriman & Co.
Harriman & Co.
241,208,589
107,639,204
16,405,514
91,000,000
103,833,991
17,443,520
16,849,950
05/04/2010
04/05/2010
05/04/2010
06/02/2010
07/02/2010
05/04/2010
05/04/2010
USD
BRL
USD
USD
USD
USD
USD
(131,851,592)
(194,833,991)
(9,016,000)
(49,715,909)
(56,296,894)
(9,664,000)
(9,388,000)
¥
219,506,712
(132,203,540)
10,419,799
54,780,467
66,048,808
3,834,923
(1,544,645)
2,448,536,441
Class
買
USD
ZAR
ZAR
ZAR
USD
ZAR
ZAR
ZAR
ZAR
ZAR
USD
USD
USD
USD
USD
ZAR
USD
USD
USD
USD
ZAR
USD
USD
USD
ZAR
USD
ZAR
USD
E - ZAR Class における為替予約取引
取引先
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
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Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
11,000
149,438,401
165,737
3,159,297
25,000
864,281
2,413,360
473,571
1,308,641
111,555
11,000
99,000
353,000
265,000
304,000
2,355,215
373,000
298,000
368,000
267,000
1,131,400
48,000
135,000
19,400,120
143,851,890
474,000
1,157,972
254,000
決済日
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
売
ZAR
USD
USD
USD
ZAR
USD
USD
USD
USD
USD
ZAR
ZAR
ZAR
ZAR
ZAR
USD
ZAR
ZAR
ZAR
ZAR
USD
ZAR
ZAR
ZAR
USD
ZAR
USD
USD
契約額
(85,759)
(19,107,568)
(21,000)
(407,000)
(192,910)
(113,000)
(319,000)
(63,000)
(175,000)
(15,000)
(81,820)
(736,857)
(2,638,746)
(1,968,751)
(2,264,496)
(317,000)
(2,759,081)
(2,178,529)
(2,695,950)
(1,966,669)
(154,000)
(359,820)
(1,011,488)
(143,851,890)
(19,307,683)
(3,532,058)
(156,000)
(1,874,787)
未実現評価(損)益
¥
(62,102)
113,850,204
144,169
2,122,451
(115,756)
425,701
864,817
132,047
279,944
16,189
(12,040)
(114,394)
(552,350)
(259,895)
(374,451)
312,706
(212,931)
157,495
122,229
(46,545)
(10,440)
(65,253)
(177,123)
(15,512,867)
15,078,887
(376,777)
67,393
24,675
¥
115,705,983
Class
買
USD
USD
TRY
USD
USD
TRY
USD
TRY
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
TRY
USD
TRY
TRY
USD
USD
USD
F - TRY Class における為替予約取引
取引先
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
31,000
267,000
64,876,641
66,000
56,000
1,408,724
44,000
787,925
474,000
29,000
63,000
327,000
455,000
971,000
168,000
962,266
79,000
24,434
77,444
939,000
172,000
899,000
決済日
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
04/05/2010
売
TRY
TRY
USD
TRY
TRY
USD
TRY
USD
TRY
TRY
TRY
TRY
TRY
TRY
TRY
USD
TRY
USD
USD
TRY
TRY
TRY
契約額
(47,777)
(414,744)
(41,775,042)
(102,911)
(87,730)
(909,000)
(67,992)
(510,000)
(736,833)
(44,947)
(96,529)
(504,823)
(700,427)
(1,495,826)
(257,670)
(628,000)
(120,890)
(16,000)
(51,000)
(1,442,623)
(265,086)
(1,381,089)
未実現評価(損)益
¥
(33,743)
(489,594)
75,705,581
(144,907)
(148,197)
1,466,215
(58,890)
672,423
(902,601)
(47,040)
(33,797)
(408,077)
(445,021)
(1,015,216)
(106,097)
339,593
(32,932)
3,627
(15,495)
(742,172)
(187,217)
(705,594)
−159−
USD
TRY
USD
USD
USD
TRY
TRY
USD
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brown
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Brothers
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
Harriman
&
&
&
&
&
&
&
&
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
Co.
43,000
44,888
424,000
39,392,847
397,000
60,369,537
207,781
529,000
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
04/05/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
TRY
USD
TRY
TRY
TRY
USD
USD
USD
(66,891)
(29,000)
(656,488)
(60,369,537)
(610,983)
(39,208,636)
(135,000)
(809,708)
¥
Class
買
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
CNY
USD
CNY
CNY
USD
H - CNY Class における為替予約取引
取引先
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
Brown Brothers Harriman & Co.
契約額
1,040,400
592,820
257,667,085
1,804,253
387,971
1,190,875
211,095
1,927,089
483,546
74,876
769,304
102,165
612,720
912,808
720,800
4,176,461
1,643,620
654,749
1,397,895
798,197
2,251,392
388,341
2,412,333
2,071,760
40,943,676
280,707,775
259,046
508,000
決済日
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
04/06/2010
05/04/2010
05/04/2010
05/04/2010
売
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
USD
CNY
USD
USD
CNY
為替予約に伴う未実現評価益
為替予約に伴う未実現評価損
契約額
(153,000)
(87,000)
(37,847,682)
(265,000)
(57,000)
(175,000)
(31,000)
(283,000)
(71,000)
(11,000)
(113,000)
(15,000)
(90,000)
(134,000)
(106,000)
(613,000)
(241,000)
(96,000)
(205,000)
(117,000)
(330,000)
(57,000)
(354,000)
(304,000)
(279,420,118)
(41,199,981)
(38,000)
(3,464,560)
未実現評価(損)益
¥
(54,874)
(14,506)
(9,428,451)
(64,209)
(15,371)
(50,786)
(7,087)
(64,695)
(15,259)
(2,906)
(28,153)
(3,121)
(22,423)
(26,048)
(38,017)
(109,508)
(20,455)
(7,754)
(20,206)
(6,407)
(17,169)
(10,323)
(56,845)
(46,736)
953,176
(7,293,256)
(4,802)
43,336
¥
(16,432,855)
¥
¥
用語
AUD
BRL
CNY
EUR
IDR
JPY
MXN
NZD
TRY
USD
ZAR
(64,006)
29,454
(442,800)
(21,857,522)
(188,852)
20,326,082
65,207
18,503
70,556,915
3,442,888,331
(961,805,882)
2,481,082,449
オーストラリアドル
ブラジルレアル
中国元
ユーロ
インドネシアルピア
日本円
メキシコペソ
ニュージーランドドル
トルコリラ
アメリカドル
南アフリカランド
(a) 変動金利(2010 年 3 月 31 日時点)
(b) 規則 144A 証券 − 1933 年証券法規則 144A に基づく登録を免除された有価証券。これらの証券は、証
券取引委員会(SEC)への登録を免除、通常一義的に適格機関投資家への転売が可能である。別段の指
定がない限り、これらの証券は流動性が低いとはみなされない。
−160−
(c)変動利付債を意味している。この債券の満期日は、金利変更日の翌日である。記載されている金利は、
2010 年 3 月 31 日時点で有効な金利を反映している。
(d) コーラブル債を意味している。この債券の満期日は、次回の繰上償還日である。これは当該有価証券
が、あらかじめ定められた価格で発行会社に買い戻しされる可能性のある日を意味する。
<注記>
重要な会計方針
以下は、本ファンドが米国で一般に認められた会計原則(「米国 GAAP」)に準拠して、その財務諸表を
作成するにあたって継続して適用している重要な会計方針の要約である。米国 GAAP に準拠した財務諸表を
作成するにあたって、経営陣は、財務諸表の報告額及び開示事項に影響する予想及び仮定(仮説)を設定
する必要がある。このような予想と実績は異なる可能性がある。
(A) 受益証券の純資産額の決定
本ファンドの純資産額(「純資産額」)は、毎営業日及び受託会社が決定できるその他の日(それぞれ
を「計算日」)(本トラストの最新の目論見書に定義されている通り)に計算される。本ファンドの「純
資産額」は、管理会社報酬、弁護士報酬、監査報酬並びにその他の専門家報酬及び費用等を含み、本ファ
ンドの資産及び負債の全額を考慮して計算される。
クラス G 以外の全クラスについては、純資産額は日本円で計算される。クラス G の純資産額は、米ドル
で計算され、報告通貨に換算される。
日本円による受益証券一口当たりの純資産額は通常、各営業日に計算され、受益証券一口当たりの純資
産額の数値は小数点第 5 位を切り上げる。米ドルによる受益証券一口当たりの純資産額は通常、各営業日
に計算され、受益証券一口当たりの純資産額の数値は小数点第 5 位を切り上げる。
(B) 有価証券の評価
純資産額を計算する目的上、市場気配値が容易に入手できる有価証券及びその他の資産は、公正価値で
記載されている。公正価値は通常、直近に報告された売却価格、または売却価格が報告されない場合には、
相場報告システムもしくは主要なマーケット・メーカーまたは価格提供サービスから取得する気配値を基
に決定される。
国内外の債券及び非上場デリバティブは、通常、主要なマーケット・メーカーまたは価格提供サービス
から得られる気配値に基づいて評価される。独立した価格提供サービスから得られる価格は、マーケッ
ト・メーカーが提供する情報、または類似した性質を持つ投資もしくは有価証券に関する利回りのデータ
から取得した市場価額の概算を利用している。
先渡契約で購入した債券は、先渡決済日に決済されるまで毎日値洗いされる。満期までの残存期間が 60
日以内の短期有価証券は、公正価値に近似する償却原価で評価される。上場オプション、先物取引及び先
物オプションは、関連する取引所が決定する清算価格で評価される。
機能通貨(日本円)以外の通貨で当初評価した投資は、価格提供サービスから得た為替レートを用いて
機能通貨へ換算している。このため、本ファンドの受益証券の純資産額は機能通貨に対する通貨価値の変
動の影響を受ける可能性がある。米国外の市場で取引される有価証券、または機能通貨以外の通貨建ての
有価証券の価値は、NYSE が休場し、かつ純資産額が変動するかもしれない日で、投資家が受益証券を購入、
買戻請求または交換できない日に重大な影響を受ける可能性がある。
市場気配値が容易に入手できない有価証券及びその他の資産は、受託会社が誠実に決定した公正価値で
評価する。受託会社は、市場気配値が容易に入手できない状況にある有価証券及びその他の資産を評価す
る方法を採用する。例えば、日々の市場気配値が容易に入手できない特定の有価証券または投資は、受託
会社がその他の有価証券または指標を参照した上で策定したガイドラインに従って評価される場合があ
る。
最新の市場データまたは信頼性の高い市場データ(売買情報、売買気配値情報、ブローカーの気配値な
ど)がない状況では、市場気配値は容易に入手できないとみなされる。こうした状況には、関連市場の終
了後かつ NYSE の取引終了前に本ファンドの有価証券または資産の価値に重大な影響を及ぼすような事象が
発生する場合も含まれる。さらに、非常の事態により証券取引所または有価証券取引市場が終日開かれず、
他の市場価格も入手できないような場合も、市場気配値は容易に入手できないとみなされる。
−161−
受託会社は、本ファンドの有価証券または資産の価値に重大な影響を及ぼす可能性がある重要事象の監
視、及びそうした重要事象を考慮して該当する有価証券または資産の価値を再評価すべきかどうかの判断
の責任を負う。
本ファンドが公正価値を用いて純資産額を決定する際、有価証券の価格はその主要な取引市場の気配値
に基づくのではなく、投資管理会社またはその指示により行動する者が公正価値を正確に反映していると
考える他の方法で決定される場合がある。公正価値の評価には、有価証券の価値に関する主観的な判断を
要することがある。
本ファンドの方針は、算出した本ファンドの純資産額が価格決定時点の有価証券の価値を適切に反映す
ることを目指している。しかし、受託会社またはその指示により行動する者が決定した公正価値が、価格
決定時点で当該有価証券を売却した場合に本ファンドが得る価格を正確に反映することは、本ファンドで
は保証できない(例えば、強制処分または清算処分の場合など)。本ファンドが用いる価格は有価証券を
売却した場合に実現されるであろう価値とは異なる場合があり、そうした相違は財務諸表に重大な影響を
及ぼし得る。
<公正価値測定>
GAAP に基づく公正価値測定及び開示事項に関する当局の指針に従い、本ファンドは、公正価値
の測定に用いられる評価手法への入力数値に優先順位を設定する分類の中で、その投資の公正価
値を開示する。分類において、優先順位が最も高い(レベル1)のは、活発な市場で同一資産ま
たは負債に対する未調整の気配値に基づく評価で、優先順位が最も低い(レベル 3)のは、その評
価にとって重大な、観察不可能な入力数値に基づく評価である。当該指針は、公正価値の分類に
次の 3 レベルを設定している。
・レベル 1: 測定日現在、活発な市場において本ファンドがアクセス可能な同一の投資に
対する未調整の気配値を反映した入力数値。
・レベル 2: 活発でない市場における入力数値を含む、資産または負債について直接的ま
たは間接的に観察可能な気配値以外の入力数値。
・レベル 3: 観察不可能な入力数値。
入力数値は、様々な評価技法採用の際に用いられ、また、リスクに対する仮定を含む、市場参加者が評
価を決定するにあたって用いる様々な仮定を幅広く参照する。入力数値には、価格情報、特定の幅広い信
用データ、流動性に関する統計値、及びその他の要素などが含まれる場合がある。
公正価値の分類内での金融商品のレベルは、公正価値測定にとって極めて重要な入力数値の最低水準に
基づいている。しかし、何が「観察可能」を構成するのかを決定するには、投資管理会社による重要な判
断が必要となる。投資管理会社は、容易に入手でき、定期的に配布または更新され、信頼性が高く検証可
能で、独占的なものではなく、関連する市場に積極的に関与している独立した情報源によって提供されて
いる市場データを観察可能なデータとみなしている。ある金融商品に関する分類は、その価格決定の透明
性に基づくもので、当該商品に対する受託会社の認識したリスクとは必ずしも一致しない。
投資
公正価値が活発な市場の気配値に基づいているためレベル 1 に分類される有価証券には、特定の米国債
及びソブリン債、並びに特定の短期金融市場商品が含まれている。受託会社は、本ファンドがそのような
商品を大量に保有し、売却すると取引価格に影響を与え得ると合理的に判断できる状況においても、当該
商品の気配値を調整しない。
活発でない市場で取引されているものの、市場の気配値、ディーラーの呼び値、または観察可能な入力
数値に基づくその他の価格情報源に基づいて評価されている投資はレベル 2 に分類される。これらには、
投資適格な社債及びソブリン債が含まれている。レベル 2 の有価証券は、活発な市場で取引されていない、
または譲渡制限の対象となっているポジションを含むため、その評価は一般的に入手可能な市場情報に基
づいた非流動性または非譲渡性を反映し調整される。
デリバティブ商品
デリバティブ商品は、証券取引所、または店頭取引で当事者間の交渉により取引される。先物取引や上
場オプション取引などの取引所上場デリバティブは、活発に取引されているとみなされるか否かに応じて、
通常では公正価値はレベル1またはレベル 2 に分類される。
−162−
本ファンドは、取引目的で、予想ヘッジを含むデリバティブ商品を利用できる。ヘッジは、本ファンド
が、デリバティブ商品を用いて、他の保有有価証券に関連するリスクを相殺する一つの戦略である。ヘッ
ジは損失を減少させるが、同時に市場が本ファンドによって予想された方向と異なる方向に動くと、ある
いはデリバティブ商品のコストがヘッジによる利益を上回ると利益を減少させ、または損失を生じさせる
場合がある。
ヘッジはまた、デリバティブ商品の価値の変動が、予想したほどにヘッジ対象有価証券の価値の変動に
連動しないリスクがある。その場合、ヘッジされている保有有価証券の損失は低下せず、上昇するかもし
れない。
本ファンドのヘッジ戦略がリスクを減らす、あるいは、ヘッジ取引を利用することによって必ず効果が
得られるという保証はない。本ファンドにはヘッジを用いる義務はなく、ヘッジを用いない選択をできる。
本ファンドがデリバティブ商品に投資すると、投資元本金額を超える損失を被る場合がある。また、適切
なデリバティブ取引があらゆる環境で利用できるとは限らず、本ファンドが他のリスクへのエクスポージ
ャーを減らすために効果があると思われる場合でも、その取引を利用できるという保証はない。
先渡取引及び金利スワップを含む店頭デリバティブ商品については、受託会社が取引相手先、ディーラ
ーまたはブローカーから受領した気配値などの観察可能な入力数値を入手でき、それらが信頼できるとみ
なされた場合には、常にそれらを用いて評価する。モデルが使われているような際には、店頭デリバティ
ブ商品の価値は、商品の契約条件や特定の固有リスク、さらには観察可能な入力数値の入手可能性や信頼
性に依存する。そのような入力数値としては、参照証券の市場価格、イールドカーブ、クレジットカーブ、
ボラティリティ指標、期限前償還率、及びそれぞれの入力数値の相関関係などが挙げられる。
通常の先渡取引、スワップ及びオプション等の一部の店頭デリバティブ商品は、一般に市場データで確
認できるため、レベル 2 に分類される入力数値を有している。
流動性が低いか、入力数値が観察不可能な店頭デリバティブ商品は、レベル 3 に分類される。こうした
流動性の低い店頭デリバティブ商品の評価は、一部のレベル 1 またはレベル 2 の入力数値を利用できるが、
公正価値の決定には重要であるとみなされる観察不可能なその他の入力数値も含んでいる。
各測定日において、受託会社は観察可能な入力数値を反映するためにレベル 1 及びレベル 2 の入力数値
を更新するが、その結果としての損益は、観察不能な入力数値が用いられることを理由としてレベル 3 に
反映される。
次の表は、2010 年 3 月 31 日現在の貸借対照表に計上された金融商品を、項目別及び公正価値をレベル別
に表示したものである。
以下は、本ファンドの資産及び負債の評価にあたって 2010 年 3 月 31 日現在の入力数値に従った公正価
値の要約である。
分 類
アルゼンチン
オーストリア
バミューダ
ブラジル
ケイマン諸島
チリ
コロンビア
エルサルバドル
ガボン
ドイツ
ガーナ
グレナダ
ハンガリー
インド
インドネシア
イラク
アイルランド
活発な市場における同一
の投資に係る気配値を反
映した入力数値
(Level 1)
\ −
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
重要なその他の観察
重要な観察不可
可能な入力数値
能な入力数値
2010 年 3 月 31 日 時
(Level 2)
(Level 3) 点での公正価値
\
2,981,234,617
\ −
\ 2,981,234,617
86,086,095
−
86,086,095
688,866,746
−
688,866,746
13,128,932,632
−
13,128,932,632
3,870,921,871
−
3,870,921,871
188,608,631
−
188,608,631
2,277,265,848
−
2,277,265,848
610,396,772
−
610,396,772
1,123,316,941
−
1,123,316,941
237,687,989
−
237,687,989
767,516,125
−
767,516,125
60,965,392
−
60,965,392
498,826,147
−
498,826,147
812,079,355
−
812,079,355
5,290,166,171
−
5,290,166,171
3,598,257,435
−
3,598,257,435
985,355,824
−
985,355,824
−163−
イスラエル
ジャマイカ
ジャージー、カナル諸島
カザフスタン
レバノン
リトアニア
ルクセンブルグ
メキシコ
オランダ
パナマ
ペルー
フィリピン
ルーマニア
ロシア
セルビア
南アフリカ
韓国
国際機関
トリニダード
トルコ
ウクライナ
アラブ首長国連邦
イギリス
アメリカ
ウルグアイ
ベネズエラ
ベトナム
合計
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
959,987,799
670,761,660
230,892,565
1,202,912,633
2,142,344,335
2,746,023,938
4,400,484,802
13,200,370,799
7,732,079,310
1,135,295,948
3,648,063,428
4,017,975,299
216,280,565
12,708,441,788
1,607,728,566
845,929,802
98,158,902
196,714,925
533,775,976
5,299,379,744
2,388,256,949
124,455,393
881,296,045
1,938,142,670
807,112,725
4,742,639,226
601,428,976
112,283,419,359
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
959,987,799
670,761,660
230,892,565
1,202,912,633
2,142,344,335
2,746,023,938
4,400,484,802
13,200,370,799
7,732,079,310
1,135,295,948
3,648,063,428
4,017,975,299
216,280,565
12,708,441,788
1,607,728,566
845,929,802
98,158,902
196,714,925
533,775,976
5,299,379,744
2,388,256,949
124,455,393
881,296,045
1,938,142,670
807,112,725
4,742,639,226
601,428,976
112,283,419,359
為替予約取引の未実現評価益
為替予約取引に係る未実現評価損
合計
−
−
−
3,442,888,331
(961,905,882)
114,764,401,808
−
−
−
3,442,888,331
(961,905,882)
114,764,401,808
(C) 有価証券の取引及び投資収益
有価証券取引は、財務報告の目的上、約定日基準で計上される。発行時または先渡契約で売買された有
価証券は、約定日から 1 カ月経過後以降に決済される場合がある。有価証券売却に係る実現損益は、個別
原価法で計上されている。有価証券のプレミアム及び割引は、実効利回りベースで償却/発生する。受取
利息は発生主義で認識される。
(D) 経費
本ファンドは、管理会社報酬、保管手数料、名義書換代理人報酬、監査報酬及び本ファンドの運営に関
連するその他の費用等を含む自社の費用を負担する。費用項目は発生主義で計上される。
(E) 分配方針
受託会社は毎月分配を行う意向である。受託会社は前月の最終営業日または受託会社が単独の裁量によ
って決められるその他の日(「基準日」)に、当月の分配金を公表し、通常は毎月 10 日(この日が営業日
ではない場合は翌営業日)または受託会社が単独の裁量によって決められるその他の日(「配当日」)に
分配を行う。
分配金がある場合は、通常は本ファンドのネット実現キャピタルゲイン(ヘッジポジションを含む)、
ネット未実現キャピタルゲイン及び投資純利益からなされる。すなわち、各クラスの純資産総額にそれぞ
れのポートフォリオ利回りを掛け合わせたものする。
既存の受益者は分配金の再投資を選択したため、受益証券がそれぞれの配当日に発行されている。
−164−
2010 年 3 月 31 日に終了した期に公表され、再投資された分配金は次の通りである。
受益者への分配金
Class A-JPY
Class B-AUD
Class C-NZD
Class D-BRL
Class E-ZAR
Class F-TRY
Class G-USD
Class H-CNY
分配金合計
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
Class
投資純利益より
\
\
(114,130,749)
(79,801,156)
(6,620,412)
(1,046,833,702)
(53,932,431)
(129,461,525)
(62,998,871)
(16,646,484)
(1,510,425,330)
ネット実現益及び未実
現評価益より
\
(189,855,257)
(402,590,989)
(29,168,095)
(7,064,834,772)
(366,861,283)
(460,042,188)
(10,286,414)
(25,579,239)
\ (8,549,218,237)
合
\
\
計
(303,986,006)
(482,392,145)
(35,788,507)
(8,111,668,474)
(420,793,714)
(589,503,713)
(73,285,285)
(42,225,723)
(10,059,643,567)
(F) 新興市場有価証券
本ファンドはその大半の資産を新興諸国の有価証券(または有価証券への投資商品)に投資できる。新
興諸国の通貨及び有価証券の公正価値は、発行国の政治的動向に大きな影響を受ける場合がある。さらに、
関連諸国の既存の政権が、国有化、収用、没収課税の徴収または支払利息への源泉徴収の制度導入や強制
など、本ファンドに悪影響を与える措置を講じる可能性もある。
本ファンドが投資をしている諸国の多くがそのような政治的、経済的、社会的不安定状況を経験してき
た。通貨価値の大きな変動も経験している。そのような不安定状況や価値変動が将来起きない保証はなく、
それが起きた場合、本ファンドのパフォーマンスに著しい悪影響を及ぼさない保証もない。
(G) ソブリン債
本ファンドは、新興諸国から発行または保証されたソブリン債証券に主に投資できる。ソブリン債への
投資は高いリスクを伴う。ソブリン債の返済を統制する政府機関が、当該債務の条件に従って到来する弁
済期限に元本または利息を支払えず、または支払う意志がない場合がある。
元本及び利息を弁済期限に合わせて返済する政府機関の意志及び能力は、とりわけ弁済期日における当
該国のキャッシュフローの状況、外貨準備高、十分な外貨の入手可能性、債務支払負担額の経済全体に占
める割合、国際通貨基金に対する政府方針、及び政府機関が置かれている政治上の制約に影響を受ける場
合がある。
政府機関は、自国の債務に関する元本及び利息の未払金を減らすために米国以外の政府、多国籍機関そ
の他の国際機関からの拠出金に期待し、それに依存する場合もある。これら政府や多国籍機関は、債務国
側の経済改革の実施状況や経済成果及び弁済期限に合わせた債務の返済状況を拠出の条件とするかもしれ
ない。債務国がそうした経済改革の実施、一定水準の経済成果の達成あるいは弁済期限に合わせた元本や
利息の支払を怠った場合、当該第三者による融資の約束が取り消されるかもしれず、そうなると当該債務
国による適切な債務の弁済能力や意志はさらに弱まることになろう。その結果、政府機関がソブリン債の
デフォルトに陥ることもあり得よう。
ソブリン債の保有者は、当該債務の債務返済繰延べに参加し、政府機関へのさらなる融資拡大を求めら
れる可能性もある。政府機関によるデフォルトが発生した場合、係る債務を回収する効果的な法的救済は
ほとんど、あるいは全くないかもしれない。
(H) ブレディ債
本ファンドはブレディ債に投資できる。ブレディ債とは、ソブリン発行体に対する商業銀行の既存のロ
ーンを 1989 年に当時の米財務長官ニコラス・F・ブレディ氏の導入した計画(「ブレディ・プラン」)に
基づいて再編した後、その債務と引き換えに発行された債券である。
ブレディ・プランによる債務の再編は、これまでにメキシコ、ベネズエラ、アルゼンチン、ウルグアイ、
コスタリカ、ナイジェリア、フィリピン、ブラジル、ペルー、エクアドル、パナマ、ポーランド及びブル
ガリアに導入されてきた。
本ファンドは、(パーティシペーションまたはアサインメントを通じて)ブレディ債として再編される
可能性のある銀行ローンに投資する場合がある。
ブレディ債には担保がつき、様々な通貨で発行される場合があり(もっとも大半が米ドル建てとなるが)、
店頭のセカンダリー市場で活発に取引されている。米ドル建ての担保付きブレディ債は、額面発行の固定
−165−
利付債か、割引変動利付債の可能性があるが、いずれにせよ米国財務省の発行する、ブレディ債と年限の
等しいゼロクーポン債によって元本についてはその全額が保証される。
ブレディ債は、3 つまたは 4 つの評価部分を持つと見られることが多い。それらは(i)最終満期時点での、
一定の担保でカバーされている元本の返済能力、(ii)担保でカバーされている利息の返済能力、(iii) 担
保の裏付けのない利息の支払い能力、(iv)満期時における担保の裏付けのない元本の返済能力(担保の裏
付けのない金額は「残存リスク」を構成する)である。
ブレディ債の残存リスク、とりわけ、ブレディ債を発行した諸国の公的機関による商業銀行ローンのデ
フォルトの歴史を踏まえると、ブレディ債の投資は投機的であるとみなされる。2010 年 3 月 31 日時点で、
本ファンドはブレディ債を保有していない。
(I) 現金及び外国通貨
本ファンドの機能通貨及び報告通貨は日本円である。外国の有価証券、通貨並びにその他の資産及び負
債の公正価値は、毎営業日の最新の為替レートに基づいて本ファンドの機能通貨に換算される。
為替レートの変動の結果としての保有通貨並びにその他の資産及び負債の公正価値の変動は、外国通貨
の未実現損益として計上される。投資有価証券の実現損益、未実現評価損益、並びに利益及び費用は、各
取引日及び報告日にそれぞれ換算される。
有価証券及びデリバティブ商品への投資に関する外国通貨の為替レートの変動による影響は、損益計算
書上で当該有価証券の市場価格及び評価の変動の影響からは分離されず、ネット実現及び未実現損益に含
まれる。
(J) 為替予約取引
本ファンドは、予定される有価証券の購入または売却の決済に伴い、本ファンドが保有する有価証券の
一部または全部に伴う通貨エクスポージャーをヘッジするため、もしくは投資戦略の一環として、為替予
約取引を締結することができる。
為替予約取引は、二当事者間で将来の特定日に設定された価格で通貨の売買を行う契約である。為替予
約取引の公正価値は、外国為替相場の変動により上下する。為替予約取引は毎日値洗いされ、価格の変動
は未実現損益として本ファンドに計上される。
実現損益は開始時における価値と終了時における価値との差額に相当し、通貨の引き渡しまたは受領に
より計上される。これらの契約には、貸借対照表に反映された未実現損益を超える市場リスクが含まれる
ことがある。また、本ファンドは、取引相手先が契約の条件を満たすことができなくなる場合や、為替の
変動がベース通貨に不利となる場合にリスクにさらされる可能性がある。
本ファンドはまた、日本円の投資家向けに為替リスクをヘッジする目的で、為替予約取引を締結できる
権限を付与されている。特定クラスの為替予約取引からの損益は、その特定クラスに配賦される。クラス
G−米ドル・クラスは為替予約取引を行わない。
(K) 先物取引
本ファンドは、先物取引を締結できる。本ファンドは、証券市場または金利及び通貨価値の変動に対す
るエクスポージャーを管理するために、先物取引を利用できる。先物取引の利用に伴う主たるリスクには、
本ファンドが保有する有価証券の市場価額の変動と先物取引価格間の不完全な相関性、市場が非流動的で
ある可能性、及び取引相手先が契約条件を履行できない可能性がある。先物取引は、市場で示された毎日
の清算価格で評価される。
本ファンドは、先物取引の締結に際して、先物ブローカーまたは取引所の定める当初証拠金額要件に従
い、現金または米国政府機関債を先物ブローカーに預け入れることが義務づけられている。先物取引は毎
日値洗いされ、価格の変動により適宜未払金あるいは未収金(「変動証拠金」)が本ファンドに計上され
る。損益は認識されるが、当該契約が期限を迎えるか決済されるまで実現損益とはみなされない。先物取
引には、貸借対照表に開示された変動証拠金を超える損失リスクが様々な度合いで含まれている。2010 年
3 月 31 日時点で、本ファンドは先物取引を保有していない。
(L) スワップ契約
本ファンドは、金利及びクレジット・デフォルト・スワップなどのスワップ取引に投資できる。スワッ
プ契約は、投資キャッシュフロー、資産、外国通貨あるいは市価と連動したリターンを指定された将来の
間隔で交換あるいはスワップするために、本ファンドと相対で非公開に契約される。
本ファンドは、金利、通貨及び信用リスクへのエクスポージャーを管理するために、金利及びクレジッ
ト・デフォルト契約を締結できる。これらのスワップ契約に関連して、有価証券は各スワップ契約の条件
に従い担保として用いられる場合がある。
−166−
金利スワップ契約には、本ファンドと相手方で、金利の支払いまたは受け取りに関する各々の交換、例
えば、一定の名目元本額について、変動金利による支払いを固定金利による支払いと交換すること等が含
まれている。特定の金利スワップ契約は以下を含むことがある:
(ⅰ)プレミアムと引き換えに金利が一定率すなわち「キャップ」を上回る範囲まで、一方が他方に対し
支払を行う金利キャップ、(ii)プレミアムと引き換えに金利が一定率すなわち「フロアー」を下回る範囲
まで、一方が他方に対し支払を行う金利フロアー、(iii)所与の最小あるいは最大レベルを超える金利変
動から守るよう、一方がキャップを売却しフロアーを購入する、あるいはその逆を行う金利カラー、(ⅳ)
行使期間満了日以前のあらかじめ定められた日付及び時間までに取引相手先がスワップ契約全体をゼロ・
コストで終了できるコール・オプション付金利スワップ、(ⅴ)金利スワップの利用者が金利スワップ・レ
ートと特定のベンチマークとの間の将来の金利の差異(スプレッド)をロックインできるスプレッド・ロ
ックまたは(ⅵ)二者間で異なるマネー・マーケットに基づく異なる金利を交換できるベーシス・スワッ
プ。
社債または新興国におけるソブリン債についてのクレジット・デフォルト・スワップでは、一方の当事
者は、不履行が生じた場合に一定のリターンを受け取る権利と引き換えに、他方の当事者に対して一連の
支払を行う。
本ファンドは発行体の債務不履行に対応するプロテクション(つまり、本ファンドが債務を保有する、
あるいはリスクを持つ場合のリスク軽減)の手段を提供し、または特定の発行者による不履行の可能性に
関して積極的にロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることを目的に、新興国における社
債またはソブリン債についてのクレジット・デフォルト・スワップを使用できる。
本ファンドは、プロテクションの売り手である場合、クレジット・イベントがなければ、プロテクショ
ンの買い手からスワップ契約期間を通して前払金または固定金利での収入を得る。本ファンドがプロテク
ションの売り手で、クレジット・イベントが生じた場合、特定のスワップ契約の条件の定義に基づき、プ
ロテクションの買い手にそのスワップの名目元本の同額までを支払い、一定の場合には当該有価証券の引
き渡しを受ける。
本ファンドが売り手である場合、本ファンドの純資産総額に加え、スワップの名目元本の投資エクスポ
ージャーを有することになるため、ポートフォリオのレバレッジが増加する。本ファンドがプロテクショ
ンの買い手である場合、クレジット・イベントが生じた場合、通常プロテクションの売り手からスワップ
の名目元本同額までを受領する。
クレジット・インデックスに基づくクレジット・デフォルト・スワップ契約では、一方の当事者は、ク
レジット・インデックスを構成する組織のすべてまたは一部の評価損、元本の不足、利息の不足または不
履行が生じた場合に一定のリターンを受け取る権利と引き換えに、他方の当事者に対して一連の支払を行
う。
クレジット・インデックスとは、全体としての信用市場のある側面の典型となるよう組み合わされたク
レジット商品またはエクスポージャーの一覧である。こうしたインデックスは、クレジット・デフォル
ト・スワップ市場において最も流動性のある組織としてディーラーの投票により決定されたクレジットか
ら、セクター別に作られている。
インデックスには、投資適格有価証券へのクレジット・デフォルト・スワップ、高利回りの有価証券、
アセットバック証券、新興市場または各セクター内の様々な信用格付等が含まれる。クレジット・インデ
ックスは、固定スプレッドや標準化された満期などの標準的な条件を有するクレジット・デフォルト・ス
ワップを用いて取引される。
インデックス・クレジット・デフォルト・スワップは、インデックス上のすべての銘柄を参照しており、
不履行が生じた場合、クレジット・イベントは、当該銘柄のインデックスにおけるウェイトに基づいて決
済される。インデックスの構成は定期的(通常 6 カ月ごと)に変更され、多くのインデックスにおいては、
各銘柄がインデックス内で同等のウェイトを有する。本ファンドは 2010 年 3 月 31 日において、スワップ・
ポジションを一切保有していない。
(M) デリバティブ商品
ASC 815-10-50(財務会計基準書(SFAS)第 161 号)は、デリバティブ商品及びヘッジ活動の開示を義務
づけている。具体的には、本ファンドは、a)デリバティブ商品をどのように、また何故利用しているか、
b)デリバティブ商品と関連ヘッジ項目をどのように計上しているか、c)デリバティブ商品と関連ヘッジ項
目が財務ポジション、財務パフォーマンス及びキャッシュフローにどのような影響を及ぼすか、を開示し
なければならない。
本ファンドは、ASC 第 815 号に基づくヘッジ商品としていかなるデリバティブ商品も指定していない。
−167−
本ファンドは、各金融商品の金利リスク、信用リスク、または為替リスクという主たるリスク・エクス
ポージャーを一義的に売買目的として、金利スワップ、クレジット・デフォルト・スワップ、先物取引及
び為替予約取引など様々なデリバティブ商品を取引している。これらデリバティブ商品の公正価値は、貸
借対照表に記載されるとともに、公正価値の変化は、損益計算書内の為替予約取引に関する実現(損)益
または未実現(損)益の純変動額として反映される。本計算期間中、本ファンドのデリバティブ商品に関
する取引は、以下の為替予約取引のみであった。
2010 年 3 月 31 日時点における、貸借対照表に対するデリバティブ商品の影響
ASC 第 815 号に基づくヘッジ商品として指定されていないデリバティブ商品
該当箇所
資産デリバティブ商品
為替予約取引に係る未実現評価益
為替予約取引
\
3,442,888,331
負債デリバティブ商品
為替予約取引に係る未実現評価損
\
961,905,882
2009 年 7 月 17 日(運用の開始日)から 2010 年 3 月 31 日までの期間における、損益計算書に対するデリ
バティブ商品の影響
ASC 第 815 号に基づきヘッジ商品として指定されていないデリバティブ商品
該当箇所
運用の結果として認識されたデリバティブに係る実現益
為替予約取引に係るネット実現益
運用の結果として認識されたデリバティブに係る未実現評
価益の変動額
為替予約取引
\
586,336,209
\
2,480,982,449
2009 年 7 月 17 日(運用の開始日)から 2010 年 3 月 31 日までの期間における為替予約取引
の平均名目元本はおよそ次の通り:
ファンドレベル
Class A-JPY Class
Class B-AUD Class
Class C-NZD Class
Class D-BRL Class
Class E-ZAR Class
Class F-TRY Class
Class H-CNY Class
USD
31,274,593
USD
123,122,086
USD
106,191,828
USD
9,519,568
USD 1,504,319,388
USD
62,840,371
USD
128,618,320
USD
118,829,821
本ファンドは、適宜締結される店頭デリバティブ及び為替予約取引を統制する特定の取引相手先ととも
に国際スワップデリバティブ協会(ISDA)マスターアグリーメント(以下「マスターアグリーメント」)
の当事者である。マスターアグリーメントには、とりわけ当事者の一般的な義務、表明、合意事項、担保
要件、債務不履行及び早期解除に関する条項が記載されている場合がある。
担保要件は、各取引相手先に対する本ファンドのネット・ポジションに応じて決まる。担保は現金また
は米国政府もしくは政府機関が発行した債券、または本ファンドと取引相手先が合意したその他の有価証
券が用いられる。マスターアグリーメントの条件に基づき、一部の取引相手先に関し本ファンドに付され
た担保は、本ファンドの保管会社の分離口座で保有され、売却または再担保提供できる金額については、
有価証券明細表に表示されている。
本ファンドに適用される解除事由は、特定の期間中に本ファンドの純資産が一定の基準値を下回った場
合に発生する場合がある。
取引相手先に適用される解除事由としては、当該相手先の信用格付けが一定水準を下回った場合に発生
する場合がある。いずれの場合も、当該事由が発生したときには、他方当事者は契約を早期に解除し、解
除側当事者の合理的な判断に従って、当該早期解除の結果発生する損失及び費用の支払いを含む、残存し
ているすべてのデリバティブ及び為替予約取引の精算を選択できる。
本ファンドの 1 名以上の取引相手先が早期解除を選択する決定をした場合、それは本ファンドの将来の
デリバティブ活動に影響を及ぼす可能性がある。
−168−
2【ファンドの現況】
【純資産額計算書】
(平成 23 年2月末現在)
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
21,982,197,181
266,002,168
21,716,195,013
20,062,568,210
1.0824
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
12,879,927,227
180,391,393
12,699,535,834
11,149,428,734
1.1390
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
802,269,722
Ⅱ 負債総額
15,681,702
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
786,588,020
Ⅳ 発行済数量
746,342,499
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
1.0539
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
341,541,928,859
3,707,104,113
337,834,824,746
335,911,966,478
1.0057
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
2,069,166,192
38,227,306
2,030,938,886
1,926,200,707
1.0544
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
3,264,761,144
97,865,355
3,166,895,789
3,523,736,377
0.8987
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
2,659,261,051
17,719,380
2,641,541,671
2,778,802,906
0.9506
円
円
円
口
円
138,444,725
25,927,276
112,517,449
112,396,885
1.0011
円
円
円
口
円
4,680,252,121
128,401,629
4,551,850,492
4,487,928,640
1.0142
円
円
円
口
円
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
<参考:マザーファンドの純資産額計算書>
(平成 23 年2月末現在)
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅰ 資産総額
Ⅱ 負債総額
Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ)
Ⅳ 発行済数量
Ⅴ 1単位当り純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
− 169 −
第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
1 名義書換手続など
該当事項はありません。
2
受益者名簿
作成しません。
3
受益者に対する特典
ありません。
4
受益権の譲渡
①受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記
載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。
②上記①の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権
の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載
または記録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したものでない
場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含
みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または
記録が行われるよう通知するものとします。
③上記①の振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録さ
れている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合
等において、委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振
替停止日や振替停止期間を設けることができます。
5
受益権の譲渡の対抗要件
受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託会社および受託会社に対
抗することができません。
6
受益権の再分割
委託会社は、受託会社と協議のうえ、社振法に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を
均等に再分割できるものとします。
7
償還金
償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日
以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権につ
いては原則として取得申込者とします。)に支払います。
8
質権口記載又は記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払
い、一部解約の実行の請求の受付、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定に
よるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
(注)委託会社は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取
り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継す
る者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、当該振替受益権を表示する
受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託会社がやむを得ない事情等により受益証券を
− 170 −
発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券
から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないものとします。
− 171 −
第三部【委託会社等の情報】
第1【委託会社等の概況】
1【委託会社等の概況】
(1)資本金の額
資本金の額:20億円(平成23年2月末現在)
会社が発行する株式総数:12,800,000株
発行済株式総数:3,850,000株
最近5年間における主な資本金の額の増減:該当事項はありません。
(2)会社の機構
会社は、8名以内で構成される取締役により運営されます。取締役は、株主総会の決議によって選
任されます。取締役の選任は、議決権を行使することができる総株主の議決権の3分の2以上を有す
る株主が出席し、議決権を行使することができる総株主の議決権の3分の2以上をもってこれを行い
ます。
取締役の任期は、選任後1年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の
終結の時までとします。補欠として選任された取締役の任期は、前任取締役の任期の満了する時まで
とします。
取締役会は、取締役会の決議によって取締役の中から取締役社長、取締役副社長各1名、専務取締
役および常務取締役若干名を選定することができます。また代表取締役は2名とし、取締役社長およ
び取締役副社長がこれに就任します。
取締役会は、法令に別段の定めがある場合を除き、代表取締役が招集し、招集通知は3日前までに
これを発します。ただし、緊急の必要があるときは、この期間を短縮することができます。
取締役会は、法令または定款に定める事項の他、業務執行に関する重要事項を決定します。その決
議は、取締役の6名以上が出席し、その出席取締役の過半数をもって行います。
<投信運用の意思決定プロセス>
PLAN(戦略)
DO(運用)
SEE(評価)
投資政策委員会
資産別分科会
運用業務部
国内株式分科会
国内債券分科会
国内株式運用
各グループ
外国株式分科会
外国債券分科会
アセットアロケーション分科会
市場・投資環境シナリオ
マクロ・市場
投資環境シナリオ
資産配分
資産別戦略
市場・投資戦略部会
国内債券運用
第一/第二グループ
外国株式運用
各グループ
グループ
外国債券運用
グループ
マクロシナリオ
マクロ部会
マクロ・市場
投資環境シナリオ原案
情報
情報
運用管理
運用管理
委員会
委員会
海外現地法人
投資戦略部
大和総研等
− 172 −
ポートフォリオ
ポートフォリオ
検討会議
検討会議
2【事業の内容及び営業の概況】
委託会社は、株式会社住友銀行(現株式会社三井住友フィナンシャルグループ)および大和證券株
式会社(現株式会社大和証券グループ本社)の戦略的提携により平成11年4月1日付で、大和投資顧
問株式会社と住銀投資顧問株式会社およびエス・ビー・アイ・エム投信株式会社の三社が合併して設
立された会社です。
「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託会社は、証券投資信
託の設定を行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用
業)を行っています。また、「金融商品取引法」に定める投資助言業務を行っています。
平成23年2月末現在、委託会社が運用の指図を行っている投資信託の総ファンド数は、143本であ
り、その純資産総額は、約2,686,758百万円です(なお、親投資信託47本は、ファンド数及び純資産
総額からは除いております。)。
種類
ファンド数
単位型株式投資信託
3
16,695百万円
追加型株式投資信託
139
2,666,916百万円
追加型公社債投資信託
1
3,146百万円
合計
143
2,686,758百万円
− 173 −
純資産総額
3【委託会社等の経理状況】
1.委託会社の財務諸表は、
「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省
令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)並びに同規則第2条の規定に基づき、「金融商品取
引業等に関する内閣府令」(平成19年8月6日内閣府令第52号。)に基づいて作成しております。
なお、第37期事業年度(自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日)については、改正前の
財務諸表等規則に基づき、第38期事業年度(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)に
ついては、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
また、委託会社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和52年大蔵省令第38号。)並びに同規則第38条及び第57条の規定により、「金融商品取引業等
に関する内閣府令」(平成19年内閣府令第52号。
)に基づいて作成しております。
2.財務諸表及び中間財務諸表の記載金額については、千円未満の端数を切り捨てて表示しておりま
す。
3.委託会社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第37期事業年度(自 平成20
年4月1日 至 平成21年3月31日)及び、第38期事業年度(自 平成21年4月1日 至 平成
22年3月31日)の財務諸表について、あずさ監査法人による監査を受け、第39期中間会計期間の
中間財務諸表(自 平成22年4月1日 至 平成22年9月30日)については、有限責任 あずさ
監査法人による中間監査を受けております。
なお、あずさ監査法人は、監査法人の種類の変更により、平成22年7月1日をもって有限責任
あずさ監査法人となりました。
− 174 −
(1)【貸借対照表】
(単位:千円)
第37期
第38期
(平成21年3月31日)
(平成22年3月31日)
資産の部
流動資産
現金・預金
8,926,038
10,732,367
前払費用
164,321
158,204
未収還付法人税等
304,359
−
2,200,246
3,018,894
302,927
401,279
96,171
3
11,994,065
14,310,748
未収収益
繰延税金資産
その他
流動資産計
固定資産
有形固定資産
建物
※1
397,192
330,961
器具備品
※1
98,818
66,930
710
710
3,911
−
500,632
398,601
445,887
561,554
12,706
12,706
458,593
574,261
投資有価証券
3,812,850
4,474,278
関係会社株式
1,169,774
1,169,774
9,100
5,277
長期差入保証金
742,547
743,958
出資金
161,517
161,517
繰延税金資産
557,369
536,417
1,323
916
△70,350
△73,350
6,384,132
7,018,789
7,343,357
7,991,652
19,337,423
22,302,401
土地
建設仮勘定
有形固定資産計
無形固定資産
ソフトウエア
電話加入権
無形固定資産計
投資その他の資産
従業員長期貸付金
その他
貸倒引当金
投資その他の資産計
固定資産計
資産合計
− 177 −
(単位:千円)
第37期
第38期
(平成21年3月31日)
(平成22年3月31日)
負債の部
流動負債
未払金
73,433
183,571
1,102,827
1,657,874
−
915,515
8,983
2,895
604,600
715,800
役員賞与引当金
48,800
58,000
その他
18,721
18,976
1,857,365
3,552,633
退職給付引当金
751,197
835,692
役員退職慰労引当金
133,802
173,442
固定負債計
885,000
1,009,135
2,742,365
4,561,769
未払費用
未払法人税等
前受収益
賞与引当金
流動負債計
固定負債
負債合計
− 178 −
(単位:千円)
第37期
第38期
(平成21年3月31日)
(平成22年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金
2,000,000
2,000,000
資本準備金
156,268
156,268
資本剰余金合計
156,268
156,268
343,731
343,731
1,100,000
1,100,000
13,220,524
14,232,788
14,664,255
15,676,519
16,820,524
17,832,788
その他有価証券評価差額金
△225,466
△92,156
評価・換算差額等合計
△225,466
△92,156
純資産合計
16,595,057
17,740,631
負債純資産合計
19,337,423
22,302,401
資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
株主資本合計
評価・換算差額等
− 179 −
(2)【損益計算書】
(単位:千円)
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
平成21年3月31日)
(自
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
営業収益
運用受託報酬
4,061,953
3,603,017
15,381,937
16,956,717
23,815
24,464
19,467,706
20,584,199
支払手数料
7,587,789
8,348,565
広告宣伝費
139,283
164,821
1,590
−
調査費
1,208,212
1,113,852
委託調査費
1,691,482
1,923,670
112,690
118,521
通信費
27,023
29,464
印刷費
288,628
325,398
協会費
21,841
16,722
諸会費
8,534
6,036
その他
4,503
34,513
11,091,578
12,081,565
205,830
205,410
2,704,289
2,717,562
賞与
40,459
40,152
退職金
5,076
4,038
457,355
478,341
11,634
14,440
144,711
129,350
57,374
59,772
不動産賃借料
838,846
848,510
退職給付費用
171,337
190,115
委託者報酬
その他営業収益
営業収益計
営業費用
公告費
調査費
委託計算費
営業雑経費
営業費用計
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
福利厚生費
交際費
旅費交通費
租税公課
− 180 −
固定資産減価償却費
168,629
119,125
賞与引当金繰入額
604,600
715,800
役員退職慰労引当金繰入額
39,220
39,640
役員賞与引当金繰入額
48,800
58,000
282,477
233,998
5,780,642
5,854,257
2,595,485
2,648,375
354,591
502,114
22,205
14,130
投資有価証券売却益
2,288
−
為替差益
9,761
−
その他
4,989
32,982
393,834
549,227
677
−
−
8,094
その他
4,113
66
営業外費用計
4,790
8,160
2,984,529
3,189,442
賞与引当金戻入益
100,063
−
特別利益計
100,063
−
−
5,000
その他
221
169
特別損失計
221
5,169
3,084,371
3,184,273
法人税、住民税及び事業税
966,000
1,378,026
法人税等調整額
164,798
△168,517
法人税等合計
1,130,798
1,209,509
当期純利益
1,953,572
1,974,764
諸経費
一般管理費計
営業利益
営業外収益
受取配当金
受取利息
営業外収益計
営業外費用
投資有価証券売却損
為替差損
経常利益
特別利益
特別損失
貸倒引当金繰入額
税引前当期純利益
− 181 −
(3)【株主資本等変動計算書】
(単位:千円)
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
(自
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
株主資本
資本金
前期末残高
2,000,000
2,000,000
−
−
2,000,000
2,000,000
156,268
156,268
−
−
156,268
156,268
156,268
156,268
−
−
156,268
156,268
343,731
343,731
−
−
343,731
343,731
1,100,000
1,100,000
−
−
1,100,000
1,100,000
12,806,951
13,220,524
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金
資本準備金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金合計
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金
利益準備金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
その他利益剰余金
別途積立金
前期末残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
繰越利益剰余金
前期末残高
− 182 −
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
△1,540,000
△962,500
1,953,572
1,974,764
413,572
1,012,264
13,220,524
14,232,788
14,250,683
14,664,255
△1,540,000
△962,500
1,953,572
1,974,764
413,572
1,012,264
14,664,255
15,676,519
16,406,951
16,820,524
△1,540,000
△962,500
1,953,572
1,974,764
413,572
1,012,264
16,820,524
17,832,788
△40,620
△225,466
△184,845
133,310
△184,845
133,310
△225,466
△92,156
△40,620
△225,466
△184,845
133,310
△184,845
133,310
△225,466
△92,156
利益剰余金合計
前期末残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
前期末残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等合計
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
− 183 −
純資産合計
前期末残高
16,366,330
16,595,057
△1,540,000
△962,500
当期純利益
1,953,572
1,974,764
株主資本以外の項目の当期
△184,845
133,310
228,726
1,145,574
16,595,057
17,740,631
当期変動額
剰余金の配当
変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
− 184 −
重要な会計方針
第37期
(自
至
1.有価証券の評価基準
及び評価方法
平成20年4月1日
第38期
(自
平成21年3月31日)
(1) 子会社株式及び関連会社株式
総平均法による原価法を採用してお
平成21年4月1日
至
平成22年3月31日)
(1) 子会社株式及び関連会社株式
同左
ります。
(2) その他有価証券
(2) その他有価証券
同左
時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価
法(評価差額は、全部純資産直入法
により処理し、売却原価は、総平均
法により算定)を採用しておりま
す。
時価のないもの
総平均法による原価法を採用して
おります。
2.固定資産の減価償却の
方法
(1) 有形固定資産
(1) 有形固定資産
定率法を採用しております。
同左
なお、主な耐用年数は以下のとおり
であります。
建物
器具備品
15∼30年
4∼15年
(2) 無形固定資産
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
同左
なお、自社利用のソフトウエアにつ
いては、社内における利用可能期間
(5年)に基づく定額法によっておりま
す。
3.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため
同左
一般債権については貸倒実績率によ
り、貸倒懸念債権等の特定の債権につ
いては個別に回収可能性を検討し回収
不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
(2) 賞与引当金
従業員賞与の支払に備えるため、将
同左
来の支給見込額のうち当事業年度の負
担額を計上しております。
(3) 役員賞与引当金
(3) 役員賞与引当金
役員賞与の支払に備えるため、将来
同左
の支給見込額のうち当事業年度の負担
額を計上しております。
(4) 退職給付引当金
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、社
内規定に基づく当事業年度末の要支給
額を計上しております。これは、当社
の退職金は、将来の昇給等による給付
− 185 −
同左
額の変動がなく、貢献度、能力及び実
績に応じて、各事業年度ごとに各人別
に勤務費用が確定するためです。
(5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払に備えるた
(5) 役員退職慰労引当金
同左
め、役員退職慰労金規程に基づく当事
業年度末の要支給額を計上しておりま
す。
4.その他財務諸表作成の
(1) 消費税等の会計処理
ための重要な事項
(1) 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理
同左
は、税抜方式によっております。
会計方針の変更
第37期
(自
至
第38期
(自
平成20年4月1日
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(リース取引に関する会計基準等)
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従
来、賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によってお
りましたが、当事業年度より「リース取引に関する会計
基準」(企業会計基準第13号(平成5年6月17日(企業会
計審議会第一部会)、平成19年3月30日改正))及び
「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計
基準適用指針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計士
協会 会計制度委員会)、平成19年3月30日改正))が適
用されたことに伴い、通常の売買取引に係る方法に準じ
た会計処理を適用しております。なお、リース取引開始
日が適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・
リース取引については、引き続き通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理を適用しております。当該変更
に伴う損益に与える影響はありません。
− 186 −
−
表示方法の変更
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
(自
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
(損益計算書)
投資運用業等統一経理基準の一部改正(平成20年3月
19日)により、以下の表示方法の変更を行っておりま
す。
(1)前事業年度のまで助言手数料を営業費用の「支払手
数料」に含めて表示しておりましたが、当事業年度よ
り「委託調査費」として区分掲記することといたしま
した。なお、前事業年度の「支払手数料」に含まれる
助言手数料は、2,333,171千円であり、当事業年度の
「調査費」に含まれる助言手数料は、1,651,234千円で
あります。
(2)前事業年度まで「海外委託費」は、一般管理費に表
示しておりましたが、当事業年度より営業費用の「調
−
査費」と「委託調査費」に表示することといたしまし
た。当事業年度の「調査費」、「委託調査費」に含ま
れる海外委託費の合計額は、360,564千円であります。
(3)前事業年度まで「器具・備品費」は、一般管理費の
内訳として区分掲記しておりましたが、当事業年度よ
り「諸経費」の中に含めることといたしました。な
お、当事業年度の「器具・備品費」は、84,833千円で
あります。
(4)前事業年度まで「情報提供料」を一般管理費の
「諸経費」に含めて表示しておりましたが、当事
業年度より営業費用の「調査費」に含めて表示す
ることといたしました。なお、前事業年度及び当
事業年度の「情報提供料」はいずれも40,000千円
であります。
注記事項
(貸借対照表関係)
第37期
第38期
(平成21年3月31日)
(平成22年3月31日)
※1.有形固定資産の減価償却累計額
※1.有形固定資産の減価償却累計額
建物
132,619千円
器具備品
184,596千円
建物
207,904千円
器具備品
228,436千円
2.保証債務
2.保証債務
被保証者
従業員
被保証者
従業員
被保証債務の内容
住宅ローン
被保証債務の内容
住宅ローン
金額
31,092千円
金額
27,211千円
− 187 −
(損益計算書関係)
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
(自
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
該当事項はありません。
同左
(株主資本等変動計算書関係)
第37期(自
平成20年4月1日
至
平成21年3月31日)
1.発行済株式に関する事項
(単位:千株)
前事業年度末
株
式
数
当事業年度
当事業年度
増加株式数
減少株式数
当事業年度末
株
式
数
発行済株式
普通株式
3,850
−
−
3,850
合
3,850
−
−
3,850
計
2.自己株式に関する事項
該当事項はありません。
3.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成20年6月20日
定時株主総会
株式の種類
配当金の総額
(千円)
普通株式
1株当たり
配当額(円)
1,540,000
400
基準日
効力発生日
平成20年3月31日
平成20年6月23日
(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの
決議
の総額
種類
平成21年6月24日
普通
定時株主総会
株式
第38期(自
配当金
株式の
平成21年4月1日
(千円)
962,500
至
配当の
原資
1株当た
り配当額
基準日
効力発生日
平成21年3月31日
平成21年6月25日
(円)
利益
250
剰余金
平成22年3月31日)
1.発行済株式に関する事項
(単位:千株)
前事業年度末
株
式
数
当事業年度
当事業年度
増加株式数
減少株式数
当事業年度末
株
式
数
発行済株式
普通株式
3,850
−
−
3,850
合
3,850
−
−
3,850
計
− 188 −
2.自己株式に関する事項
該当事項はありません。
3.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成21年6月24日
定時株主総会
株式の種類
配当金の総額
(千円)
普通株式
1株当たり
配当額(円)
962,500
250
基準日
効力発生日
平成21年3月31日
平成21年6月25日
(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの
平成22年6月28日開催の第38回定時株主総会において、次のとおり付議致します。
決議
株式の
種類
平成22年6月28日
普通
定時株主総会
株式
配当金
の総額
(千円)
962,500
配当の
原資
1株当た
り配当額
基準日
効力発生日
平成22年3月31日
平成22年6月29日
(円)
利益
剰余金
− 189 −
250
(リース取引関係)
第37期
(自
至
第38期
(自
平成20年4月1日
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
1.ファイナンス・リース取引
1.ファイナンス・リース取引
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引(通常の賃貸借
もの以外のファイナンス・リース取引(通常の賃貸借
取引に係る方法に準じた会計処理によっているもの)
取引に係る方法に準じた会計処理によっているもの)
(借主側)
(借主側)
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
(1) リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額及び期末残高相当額
額及び期末残高相当額
取得価額
減価償却累
期末残高
取得価額
減価償却累
期末残高
相当額
計額相当額
相当額
相当額
計額相当額
相当額
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
器具備品
合
計
4,823
1,045
3,778
4,823
1,045
3,778
(2) 未経過リース料期末残高相当額
1年以内
(千円)
器具備品
合
2,813
4,823
2,009
2,813
1年以内
2,934千円
合計
2,009
(2) 未経過リース料期末残高相当額
926千円
1年超
計
4,823
966千円
1年超
3,861千円
1,968千円
合計
2,934千円
(3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当
(3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当
額
額
支払リース料
支払リース料
1,070千円
1,070千円
減価償却費相当額
964千円
減価償却費相当額
964千円
支払利息相当額
181千円
支払利息相当額
143千円
(4) 減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法
(4) 減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法
同左
減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする
定額法によっております。
支払利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差
額を利息相当額とし、各期への配分方法について
は、利息法によっております。
2.オペレーティング・リース取引
2.オペレーティング・リース取引
未経過リース料
未経過リース料
1年以内
2,104千円
1年以内
1,609千円
1年超
1,609千円
1年超
−千円
合計
3,714千円
合計
1,609千円
(金融商品関係)
第38期(自
平成21年4月1日
至
平成22年3月31日)
(追加情報)
当事業年度より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号
価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号
− 190 −
平成20年3月10日)及び「金融商品の時
平成20年3月10日)を適用しております。
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業及び投資助言・代理業などの資産運用事業を行っております。余裕資金は安全で
流動性の高い金融資産で運用し、銀行からの借入や社債の発行はありません。
安全性の高い金融商品での短期的な運用の他に、自社ファンドの設定に自己資本を投入しております。
その自己設定投信は、事業推進目的で保有しており、設定、解約又は償還に関しては、社内規定に従
っております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である未収収益は、主たる事業である投資運用業等より発生する運用報酬、委託者報酬が大半
を占めております。これらの債権は、全て1年以内の債権であり、そのほとんどがファンド財産の中から
支払われるため、回収不能となるリスクは極めて軽微であります。
投資有価証券はその大半が事業推進目的で設定した投資信託であり、価格変動リスク及び為替変動リス
クに晒されております。
未払費用は投資信託の販売に係る支払手数料と運用に係る再委託手数料であります。
未払費用の大半を占める支払手数料は、ファンド財産の中から支払われるため、支払期日に支払を実行
出来なくなるリスクは極めて軽微であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、社内規定に従って取引先を選定し、担当部門で取引先の状況を定期的にモニタリングし、財務
状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、投資有価証券の一部を除いて、資金決済のほとんどを自国通貨で行っているため、為替の変動
リスクは極めて限定的であります。
投資有価証券のうち自己設定投信については、その残高及び損益状況等を定期的に経営会議に報告して
おります。
また、デリバティブ取引についても行っておりません。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、社内規定に従って手元流動性を維持することに
より、流動性リスクを管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成22年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表に含めておりません。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
(1)現金・預金
(2)未収収益
時価
差額
10,732,367
10,732,367
−
3,014,380
3,014,380
−
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払費用
負債計
−
4,182,854
4,182,854
17,929,602
17,929,602
−
1,472,849
1,472,849
−
1,472,849
1,472,849
−
(*1)未収収益のうち、金融商品で時価評価の対象となるものを表示しております。
(*2)未払費用のうち、金融商品で時価評価の対象となるものを表示しております。
− 191 −
−
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資産
(1)現金・預金、並びに(2)未収収益
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額に
よっております。
(3)投資有価証券
投資信託であり、公表されている基準価額によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」を
ご参照ください。
負債
(1)未払費用
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分
貸借対照表計上額
(1)その他有価証券
非上場株式
291,423
(2)子会社株式
非上場株式
1,169,774
(3)長期差入保証金
743,958
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められること
から時価開示の対象としておりません。このため、(1)その他有価証券の非上場株式につい
ては2.(3)投資有価証券には含めておりません。
(注3)金銭債権の決算日以後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内
現金・預金
10,732,367
未収収益
3,014,380
合計
13,746,747
(有価証券関係)
第37期(平成21年3月31日現在)
1.その他有価証券で時価のあるもの
種類
取得原価(千円)
貸借対照表計上額(千円)
差額(千円)
(1) 株式
−
−
−
(2) 債券
−
−
−
(3) その他
−
−
−
−
−
−
(1) 株式
−
−
−
貸借対照表計上額が取
(2) 債券
−
−
−
得原価を超えないもの
(3) その他
貸借対照表計上額が取
得原価を超えるもの
小計
小計
合計
3,901,000
3,521,426
379,573
3,901,000
3,521,426
379,573
3,901,000
3,521,426
379,573
− 192 −
2.当事業年度中に売却したその他有価証券
売却額(千円)
売却益の合計額(千円)
売却損の合計額(千円)
2,288
677
77,769
3.時価評価されていない有価証券
(1) 子会社株式及び関連会社株式
区分
貸借対照表計上額(千円)
子会社株式
1,169,774
関連会社株式
−
合計
1,169,774
(2) その他有価証券
区分
貸借対照表計上額(千円)
非上場株式
291,423
合計
291,423
第38期(平成22年3月31日現在)
1.子会社株式
子会社株式(貸借対照表計上額
関係会社株式1,169,774千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから、記載しておりません。
2.その他有価証券
種類
貸借対照表計上額が取
得原価を超えるもの
取得原価(千円)
貸借対照表計上額(千円)
差額(千円)
(1) 株式
−
−
−
(2) 債券
−
−
−
1,273,000
1,285,821
12,821
1,273,000
1,285,821
12,821
(3) その他
小計
(1) 株式
−
−
−
貸借対照表計上額が取
(2) 債券
−
−
−
得原価を超えないもの
(3) その他
3,065,000
2,897,033
△167,967
3,065,000
2,897,033
△167,967
4,338,000
4,182,854
△155,145
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額
291,423千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
3.当事業年度中に売却したその他有価証券
売却額(千円)
−
売却益の合計額(千円)
売却損の合計額(千円)
−
−
− 193 −
(デリバティブ取引関係)
第37期
(自
至
第38期
(自
平成20年4月1日
平成21年3月31日)
至
当社は、デリバティブ取引を全く利用してお
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
同左
りませんので、該当事項はありません。
(退職給付関係)
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
(自
平成21年3月31日)
1.採用している退職給付制度の概要
退職金規程に基づく退職一時金制度のほか、
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
1.採用している退職給付制度の概要
同左
確定拠出年金制度を採用しております。
2.退職給付債務に関する事項
2.退職給付債務に関する事項
退職給付債務(退職給付引当金)
退職給付債務(退職給付引当金)
835,692千円
751,197千円
(注)退職給付債務の算定にあたり簡便法を
採用しております。
採用しております。
3.退職給付費用に関する事項
3.退職給付費用に関する事項
勤務費用
確定拠出年金掛金
合
計
(注)退職給付債務の算定にあたり簡便法を
128,898千円
42,439千円
171,337千円
(注)退職給付債務の算定にあたり簡便法を
採用しております。
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
当社は簡便法を採用しておりますので、基
勤務費用
確定拠出年金掛金
合
計
144,118千円
45,997千円
190,115千円
(注)退職給付債務の算定にあたり簡便法を
採用しております。
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
同左
礎率等については記載しておりません。
− 194 −
(税効果会計関係)
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
(自
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内
訳
訳
流動資産
(千円)
流動資産
(千円)
未払事業税
14,717
未払事業税
67,959
賞与引当金
245,467
賞与引当金
290,614
社会保険料
22,200
社会保険料
28,209
未払事業所税
その他
5,229
15,313
未払事業所税
5,090
その他
9,404
(繰延税金資産の小計)
302,927
(繰延税金資産の小計)
401,279
繰延税金資産の純額
302,927
繰延税金資産の純額
401,279
固定資産
退職給付引当金
固定資産
304,986
退職給付引当金
339,291
投資有価証券
40,700
投資有価証券
40,700
ゴルフ会員権
37,190
ゴルフ会員権
38,408
役員退職慰労引当金
54,323
役員退職慰労引当金
70,417
その他有価証券評価差額金
62,988
その他有価証券評価差額金
その他
(繰延税金資産の小計)
評価性引当額
154,106
43,952
その他
635,260
(繰延税金資産の小計)
△ 77,890
(繰延税金資産の合計)
557,369
繰延税金資産の純額
557,369
評価性引当額
64,125
615,932
△ 79,514
(繰延税金資産の合計)
536,417
繰延税金資産の純額
536,417
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因と
との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因と
なった主要な項目別の内訳
なった主要な項目別の内訳
法定実効税率
40.6%
法定実効税率
40.6%
(調整)
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
0.9
交際費等永久に損金に算入されない項目
1.0
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△0.3
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△4.7
過年度法人税等
△0.6
過年度法人税等
0.9
特定外国子会社等課税所得
△1.6
その他
0.2
外国税額控除
△1.7
税効果会計適用後の法人税等の負担率
その他
△0.7
税効果会計適用後の法人税等の負担率
36.6
− 195 −
38.0
(関連当事者との取引)
第37期(自 平成20年4月1日
至 平成21年3月31日)
兄弟会社等
会社等
属性
の名称
その他
の関係
会社の
大和証
券株式
会社
子会社
株式
その他
会社
の関係
三井
会社の
住友
子会社
銀行
取引条件※1
住所
資本金
(億円)
事業の
議決権
内容又
等の所
役員の
事業上
は職業
有割合
兼任等
の関係
関係内容
取引の
内容
当社投
投資信
東京
資信託
託に係
都
に係る
る事務
事務代
代行手
行の委
数料の
託等
支払※1
当社投
投資信
資信託
託に係
に係る
る事務
事務代
代行手
行の委
数料の
託等
支払※1
千代
1,000
証券業
−
−
田区
東京
都
千代
6,650
銀行業
−
−
田区
期末
取引
金額
科目
2,078,153
3,549,060
残高
(千円)
(千円)
未払
費用
未払
費用
242,242
193,011
投資信託に係る事務代行手数料については、商品性格等を勘案し総合的に決定しております。
(追加情報)
当事業年度より平成18年10月17日公表の、「関連当事者の開示に関する会計基準」(企業会計基準委員会 企業会
計基準第11号)及び「関連当事者の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準委員会 企業会計基準適用指
針第13号)を適用しております。
なお、これによる開示対象の追加はございません。
第38期(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
兄弟会社等
属性
その他
の関係
会社の
子会社
その他
の関係
会社の
子会社
会社等
の名称
大和証
券株式
会社
株式
会社
三井
住友
銀行
取引条件※1
住所
資本金
(億円)
事業の
議決権
内容又
等の所
は職業
有割合
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の
内容
当社投
投資信
東京
資信託
託に係
都
に係る
る事務
事務代
代行手
千代
1,000
証券業
−
−
田区
行の委
数料の
託等
支払※1
当社投
投資信
東京
資信託
託に係
都
に係る
る事務
事務代
代行手
千代
17,710
銀行業
−
−
田区
行の委
数料の
託等
支払※1
取引
金額
期末
科目
(千円)
2,590,851
2,955,228
残高
(千円)
未払
費用
未払
費用
385,057
259,188
投資信託に係る事務代行手数料については、商品性格等を勘案し総合的に決定しております。
− 196 −
(1株当たり情報)
第37期
(自
至
第38期
平成20年4月1日
(自
平成21年3月31日)
1株当たり純資産額
至
4,310円40銭
1株当たり当期純利益
507円42銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益に
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
1株当たり純資産額
4,607円96銭
1株当たり当期純利益
512円93銭
同左
ついては、潜在株式が存在しないため記載してお
りません。
(注)1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第37期
(自
至
第38期
(自
平成20年4月1日
平成21年3月31日)
至
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
損益計算書上の当期純利益(千円)
1,953,572
1,974,764
普通株主に帰属しない金額(千円)
−
−
普通株式に係る当期純利益(千円)
1,953,572
1,974,764
普通株式の期中平均株式数(千株)
3,850
3,850
(重要な後発事象)
第38期
第37期
(自
至
(自
平成20年4月1日
至
平成21年3月31日)
該当事項はありません。
平成21年4月1日
平成22年3月31日)
同左
− 197 −
(1)中間貸借対照表
(単位:千円)
当中間会計期間末
(平成22年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
10,525,471
前払費用
148,171
未収委託者報酬
2,203,738
未収運用受託報酬
1,104,303
未収収益
20,553
繰延税金資産
246,376
その他
12
流動資産計
14,248,628
固定資産
有形固定資産
建物
※1
301,057
器具備品
※1
57,397
土地
710
有形固定資産計
359,164
無形固定資産
496,079
投資その他の資産
投資有価証券
4,542,609
関係会社株式
1,169,774
長期貸付金
4,078
長期差入保証金
743,946
会員権
161,517
繰延税金資産
503,671
その他
712
貸倒引当金
△ 73,350
投資その他の資産計
7,052,959
固定資産計
7,908,203
資産合計
22,156,831
− 199 −
負債の部
流動負債
未払金
153,544
未払手数料
1,023,792
未払費用
780,875
未払法人税等
728,659
前受収益
103,481
賞与引当金
390,000
役員賞与引当金
31,800
その他
※2
流動負債計
18,349
3,230,502
固定負債
退職給付引当金
901,430
役員退職慰労引当金
112,225
固定負債計
1,013,655
負債合計
4,244,158
純資産の部
株主資本
資本金
2,000,000
資本剰余金
資本準備金
156,268
資本剰余金合計
156,268
利益剰余金
利益準備金
343,731
その他利益剰余金
別途積立金
1,100,000
繰越利益剰余金
14,360,677
利益剰余金合計
15,804,408
株主資本合計
17,960,677
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
△48,003
評価・換算差額等合計
△48,003
純資産合計
17,912,673
負債純資産合計
22,156,831
− 200 −
(2)中間損益計算書
(単位:千円)
当中間会計期間
(自 平成22年4月1日 至 平成22年9月30日)
営業収益
委託者報酬
10,982,039
運用受託報酬
1,631,318
その他営業収益
48,476
営業収益計
12,661,834
営業費用
7,741,013
一般管理費
※1
営業利益
2,962,935
1,957,884
営業外収益
受取配当金
2,007
受取利息
3,756
雑収入
1,402
営業外収益計
7,166
営業外費用
為替差損
10,712
営業外費用計
10,712
経常利益
1,954,339
特別損失
固定資産除却損
146
特別損失計
146
税引前中間純利益
1,954,192
法人税、住民税及び事業税
706,332
法人税等調整額
157,471
法人税等合計
863,803
中間純利益
1,090,389
− 201 −
(3)中間株主資本等変動計算書
(単位:千円)
当中間会計期間
(自 平成22年4月1日 至 平成22年9月30日)
株主資本
資本金
前期末残高
2,000,000
当中間期変動額
当中間期変動額合計
−
当中間期末残高
2,000,000
資本剰余金
資本準備金
前期末残高
156,268
当中間期変動額
当中間期変動額合計
−
当中間期末残高
156,268
資本剰余金合計
前期末残高
156,268
当中間期変動額
当中間期変動額合計
−
当中間期末残高
156,268
利益剰余金
利益準備金
前期末残高
343,731
当中間期変動額
当中間期変動額合計
−
当中間期末残高
343,731
その他利益剰余金
別途積立金
1,100,000
前期末残高
当中間期変動額
当中間期変動額合計
−
当中間期末残高
1,100,000
繰越利益剰余金
前期末残高
14,232,788
当中間期変動額
剰余金の配当
△962,500
中間純利益
1,090,389
当中間期変動額合計
127,889
当中間期末残高
14,360,677
利益剰余金合計
15,676,519
前期末残高
当中間期変動額
剰余金の配当
△962,500
中間純利益
1,090,389
当中間期変動額合計
127,889
当中間期末残高
15,804,408
株主資本合計
前期末残高
17,832,788
− 202 −
当中間期変動額
剰余金の配当
△962,500
中間純利益
1,090,389
当中間期変動額合計
127,889
当中間期末残高
17,960,677
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
前期末残高
△92,156
当中間期変動額
株主資本以外の項目の当中間期
44,152
変動額(純額)
当中間期変動額合計
44,152
当中間期末残高
△48,003
評価・換算差額等合計
前期末残高
△92,156
当中間期変動額
株主資本以外の項目の当中間期
44,152
変動額(純額)
当中間期変動額合計
44,152
当中間期末残高
△48,003
純資産合計
前期末残高
17,740,631
当中間期変動額
剰余金の配当
△962,500
中間純利益
1,090,389
株主資本以外の項目の当中間期
44,152
変動額(純額)
当中間期変動額合計
172,041
当中間期末残高
17,912,673
− 203 −
中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
当中間会計期間
(自 平成22年4月1日 至 平成22年9月30日)
1.資産の評価基準及び評価方法
有価証券
(1)子会社株式及び関連会社株式…総平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの…中間決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差
額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は
総平均法により算定)
時価のないもの…総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法を採用しております。なお、主な耐用年数は以下のとおりで
あります。
建物15年∼30年、器具備品4年∼15年
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウエアについ
ては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によって
おります。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため一般債権については貸倒実績
率により、貸倒懸念債権等の特定の債権については個別に回収可能
性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員賞与の支払に備えるため、将来の支給見込額のうち当中間会
計期間の負担額を計上しております。
(3)役員賞与引当金
役員賞与の支払に備えるため、当事業年度における支給見込額の当
中間会計期間負担額を計上しております。
(4)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、社内規定に基づく当中間会計期間
末の要支給額を計上しております。これは、当社の退職金は、将来
の昇給等による給付額の変動がなく、貢献度、能力及び実績に応じ
て、各事業年度ごとに各人別に勤務費用が確定するためです。
(5)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払に備えるため、役員退職慰労金規程に基づ
く中間会計期間末要支給額を計上しております。
4.その他中間財務諸表作成の
ための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
会計方針の変更
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
至 平成22年9月30日)
(資産除去債務に関する会計基準等の適用)
当中間会計期間から、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号
平成20年3月31日)
及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号
平成20年3月31日)
を適用しております。これによる当中間会計期間の営業利益、経常利益及び税引前中間純利益に与える
影響はありません。
− 204 −
表示方法の変更
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
至 平成22年9月30日)
(中間貸借対照表)
前中間会計期間までは流動資産の「未収収益」に含めて表示していた「未収委託者報酬」、「未収運用受
託報酬」及び流動負債の「未払費用」に含めて表示していた「未払手数料」は表示をより明瞭にするため当
中間会計期間より区分掲記いたしました。なお、前中間会計期間における「未収委託者報酬」、「未収運用
受託報酬」及び「未払手数料」の金額はそれぞれ2,028,745千円、1,194,455千円及び935,292千円でありま
す。
注記事項
(中間貸借対照表関係)
当中間会計期間末(平成22年9月30日)
※1.有形固定資産の減価償却累計額
476,765千円
※2.消費税等の取扱い
仮払消費税等及び仮受消費税等は、相殺のうえ、金額的重要性が乏しいため、流動負債の「その他」に
含めて表示しております。
3. 保証債務
被保証者
従業員
被保証債務の内容
住宅ローン
金額
25,270千円
(中間損益計算書関係)
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
※1.減価償却実施額
至 平成22年9月30日)
有形固定資産
45,673千円
無形固定資産
100,075千円
(中間株主資本等変動計算書関係)
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
至 平成22年9月30日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
前事業年度末
当中間会計期間
当中間会計期間
当中間会計期間末
株式数
増加株式数
減少株式数
株式数
普通株式(千株)
3,850
−
−
3,850
2.自己株式に関する事項
該当事項はありません。
3.新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
配当金支払額
決議
株式の
種類
配当金の
総額(千円)
1 株当たり
配当額(円)
− 205 −
基準日
効力発生日
平成 22 年 6 月 28 日
普通株式
定時株主総会
962,500
250
平成 22 年 3 月 31 日
平 成 22年 6月 29日
(リース取引関係)
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
至 平成22年9月30日)
1.ファイナンス・リース取引
リース取引開始日が平成20年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引
(借主側)
(1)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び中間期末残高相当額
器具備品
合
計
取得価額相当額
4,823千円
4,823千円
減価償却累計額相当額
2,492千円
2,492千円
中間期末残高相当額
2,331千円
2,331千円
(2)未経過リース料中間会計期間末残高相当額
1年内
986千円
1年超
1,469千円
合
2,456千円
計
(3)支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
535千円
減価償却費相当額
482千円
支払利息相当額
57千円
(4)減価償却費相当額及び利息相当額の算定方法
減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
支払利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額とし、各期への配分方法について
は、利息法によっております。
2.オペレーティング・リース取引
(借主側)
未経過リース料
1年以内
556千円
1年超
合
-千円
計
556千円
(金融商品関係)
当中間会計期間(自
平成22年4月1日
至
平成22年9月30日)
金融商品の時価等に関する事項
平成22年9月30日における中間貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりで
あります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。
(単位:千円)
中間貸借対照表計上額
(1)現金・預金
時価
差額
10,525,471
10,525,471
−
(2)未収委託者報酬
2,203,738
2,203,738
−
(3)未収運用受託報酬
1,104,303
1,104,303
−
− 206 −
(4)未収収益(*1)
16,978
16,978
−
4,251,185
4,251,185
−
18,101,677
18,101,677
−
1,023,792
1,023,792
586,730
586,730
−
1,610,522
1,610,522
−
(5)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払手数料
(2)未払費用(*2)
負債計
(*1)未収収益のうち、金融商品で時価開示の対象となるものを表示しております。
(*2)未払費用のうち、金融商品で時価開示の対象となるものを表示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資産
(1)現金・預金、(2)未収委託者報酬、(3)未収運用受託報酬、並びに(4)未収収益
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額に
よっております。
(5)投資有価証券
投資信託であり、公表されている基準価額によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」を
ご参照ください。
負債
(1)未払手数料、(2)未払費用
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分
中間貸借対照表計上額
(1)その他有価証券
非上場株式
291,423
(2)子会社株式
非上場株式
1,169,774
(3)長期差入保証金
743,946
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから
時価開示の対象としておりません。このため、(1)その他有価証券の非上場株式については
(注1)資産(5)投資有価証券には含めておりません。
(有価証券関係)
当中間会計期間末(平成22年9月30日)
その他有価証券
(単位:千円)
区
分
中間貸借対照表日における
中間貸借対照表計上額
取得原価
差額
中間貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①
株式
−
−
−
②
債券
−
−
−
− 207 −
③
その他
小計
870,307
860,000
10,307
870,307
860,000
10,307
中間貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
①
株式
−
−
−
②
債券
−
−
−
③
その他
3,380,877
3,472,000
△91,122
小計
3,380,877
3,472,000
△91,122
合計
4,251,185
4,332,000
△80,814
(デリバティブ取引関係)
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
至 平成22年9月30日)
デリバティブ取引を利用しておりませんので、該当事項はありません。
(セグメント情報等)
セグメント情報
当中間会計期間(自
平成22年4月1日
至
平成22年9月30日)
1.報告セグメントの概要
当社は、「投資・金融サービス業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
関連情報
当中間会計期間(自
平成22年4月1日
至
平成22年9月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
投資信託委託業
外部顧客よりの営業収益
投資一任業務
10,982,039
1,631,318
その他
48,476
合計
12,661,834
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
本邦の外部顧客よりの営業収益に区分した金額が中間損益計算書の営業収益の90%を超えるため、
地域ごとの営業収益の記載は省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が中間貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、地域ごとの有形固定資産の記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客よりの営業収益のうち、中間損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、
記載はありません。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
当中間会計期間(自
平成22年4月1日
至
平成22年9月30日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
− 208 −
当中間会計期間(自
平成22年4月1日
至
平成22年9月30日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
当中間会計期間(自
平成22年4月1日
至
平成22年9月30日)
該当事項はありません。
(追加情報)
当中間会計期間より「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号
平成21年
3月27日)及び「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
20号
平成20年3月21日)を適用しております。
(1株当たり情報)
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
1株当たり純資産額
至 平成22年9月30日)
4,652円64銭
1株当たり中間純利益
283円22銭
なお、潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりませ
ん。
(注)1株当たり純資産額及び中間純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(注)算定上の基礎
1.1株当たり純資産額
当中間会計期間末
項目
(平成22年9月30日)
中間貸借対照表の純資産の部の合計額(千円)
17,912,673
純資産の部の合計額から控除する金額(千円)
−
普通株式に係る中間期末の純資産額(千円)
17,912,673
1株当たり純資産額の算定に用いられた中間期末の普通株式
3,850
の数(千株)
2.1株当たり中間純利益
当中間会計期間
項目
(自 平成22年4月1日
至 平成22年9月30日)
中間損益計算書上の中間純利益(千円)
1,090,389
普通株式に帰属しない金額(千円)
−
普通株式に係る中間純利益(千円)
1,090,389
普通株式の期中平均株式数(千株)
3,850
(重要な後発事象)
当中間会計期間(自 平成22年4月1日
該当事項はありません。
− 209 −
至 平成22年9月30日)
4【利害関係人との取引制限】
委託会社は、「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げ
る行為が禁止されています。
(1)自己又はその取締役若しくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこと
(投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるお
それがないものとして内閣府令で定めるものを除きます。)。
(2)運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、若
しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣
府令で定めるものを除きます。)。
(3)通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託会社の親
法人等(委託会社の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業
者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以
下(4)および(5)において同じ。)又は子法人等(委託会社が総株主等の議決権の過半数を保有
していることその他の当該金融商品取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令
で定める要件に該当する者をいいます。以下同じ。)と有価証券の売買その他の取引又は金融デ
リバティブ取引を行うこと。
(4)委託会社の親法人等又は子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、
運用財産の額若しくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこ
と。
(5)上記(3)および(4)に掲げるもののほか、委託会社の親法人等又は子法人等が関与する行為で
あって、投資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜さ
せるおそれのあるものとして内閣府令で定める行為
5【その他】
(1)定款の変更、事業譲渡または事業譲受、出資の状況その他の重要事項
当社の定款の変更に関しては、株主総会の決議が必要です。
(2)訴訟事件その他重要事項
委託会社およびファンドに重要な影響を与えると予想される訴訟事件等は発生していません。
委託会社の営業年度は、毎年4月1日より翌年3月31日までとし、営業年度末に決算を行います。
− 210 −
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
円コース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、円の買いの為替ヘッジ
をする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託であるキャッシュ・マ
ネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成21年10月16日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund JPY Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
豪ドルコース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、豪ドルの買いの為替
ヘッジをする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託であるキャッ
シュ・マネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成21年10月16日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund AUD Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
ニュージーランドドルコース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、ニュージーランドドル
の買いの為替ヘッジをする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託で
あるキャッシュ・マネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成21年10月16日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund NZD Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
ブラジルレアルコース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、ブラジルレアルの買い
の為替ヘッジをする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託である
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成21年10月16日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund BRL Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
南アフリカランドコース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、南アフリカランドの買
いの為替ヘッジをする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託である
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成21年10月16日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund ZAR Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
トルコリラコース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、トルコリラの買いの為
替ヘッジをする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託であるキャッ
シュ・マネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金5,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成21年10月16日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund TRY Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・
中国元コース
(毎月分配型)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.基本方針
この投資信託は、信託財産の成長を目指して運用を行います。
2.運用方法
(1)投資対象
投資信託証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主に米ドル建ての新興国の政府および政府機関等の発行する債券を主要投資対象とし、
実質的な保有外貨建て資産に対して、原則として米ドルの売り、中国元の買いの為替
ヘッジをする別に定める投資信託証券へ投資します。なお、親投資信託であるキャッ
シュ・マネジメント・マザーファンド受益証券へも投資を行います。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 投資信託証券、短期社債等およびコマーシャル・ペーパー以外の有価証券への直接投
資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
③ 外貨建資産への直接投資は行いません。
④ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には、制限を設けません。
3.収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
(エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
約款)
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適
用を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託
契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金500億円を上限に受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金2,000億円を限度として信託金を追加すること
ができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取
得申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得
申込者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、500億口を上限に、追加信託に
よって生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、
それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割
できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第19条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託
協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額
をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管
理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿
に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録
されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者
の指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をい
います。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割
される受益権をその取得申込者に対し、1口の整数倍の口数をもって取得の申込みに
応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数
の増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、委託者の指定する販売会社は、別に定める日と同日の
場合には、受益権の取得に応じません。
④ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、第5項に規定する
手数料および当該手数料にかかる消費税および地方消費税(以下「消費税等」といい
ます。)に相当する金額を加算した価額とします。ただし、この信託契約締結日前の
取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、第5項に規定する手数料
および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の価額は次の通りとします。
販売会社がそれぞれ定める手数料率を取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締
結日前の取得申込については、1口につき1円とします。)に乗じて得た額とします。
⑥ 第4項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資
する場合の受益権の価額は、原則として、第28条に規定する各計算期間終了日の基準
価額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
②
前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第
2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証
券」といいます。)および大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友信託銀
行株式会社を受託者として締結された別に定める親投資信託(以下「マザーファン
ド」)の受益証券に投資するほか、次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項
の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資する
ことを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前号の証券の性質を有するも
の
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により設立された法人の発行する債券および
社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権
証券および短期社債等を除きます。)
4.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。)
5.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現
先取引(売戻し条件付の買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)
に限り行うことができます。また、第4号および第5号の証券を以下「投資信託証
券」といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)
および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項
にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第20条において同じ。)、第20条第1項に定める信託業務の委託先お
よびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第
1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条から第25条に掲げ
る取引その他これらに類する行為を行うことができます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
第15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条、第23条
から第25条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことの指図をすることがで
き、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当該行為を行う
ことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(公社債の借入れの指図)
第19条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産中から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項
に定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの
(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものと
します。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第21条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類する者を含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第22条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほ
か、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第23条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第24条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をするこ
とができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価
証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。た
だし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の範
囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎月17日から翌月16日までとします。ただし、
第1計算期間は信託契約締結日より平成22年5月17日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該
当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、
該当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。た
だし、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税等
に相当する金額等(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産
中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第31条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第28条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に年10,000分の148の率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者
との間の配分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第32条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当
等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税
等に相当する金額を控除した後その残額を受益者に分配することができます。なお、
次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積み立てることが
できます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸
経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配す
ることができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積
み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第33条 受託者は、収益分配金については、原則として第34条第1項に規定する支払開始日
および第34条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第
34条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第34条第4項に規定
する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第34条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付を行います。当該売付により増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたがい、
振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第36条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の
支払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第35条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第36条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 委託者は、別に定める日と同日の場合は、第1項による一部解約の実行の請求の受
け付けを行わないものとします。
⑤ 第3項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額から当
該基準価額に0.1%の率を乗じて得た額を信託財産留保額として控除した価額とします。
⑥ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能
の停止、指定投資信託証券の取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、第1
項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた一
部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第5項の規定に準じて計算された価額とします。
⑧ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑨ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第38条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取扱い)
第37条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第38条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、この信託が主要投資対象とする指定投資信託証券が存続しないこととな
る場合には、この信託契約を解約し、信託を終了させます。この場合において、委託
者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
③ 委託者は、第1項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいま
す。)を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約
の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係
る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を
発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑥ 第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときおよび第2項の規定に基づいてこの信託契約を解約
する場合には適用しません。また、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情
が生じている場合であって、第3項から前項までに規定するこの信託契約の解約の手
続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第39条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
43条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第40条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第43条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第41条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第42条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第43条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第43条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あ
らかじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
なお、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないもの
とします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)
について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日なら
びに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2
週間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することがで
きます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益
者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第44条 第38条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第38
条第3項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第45条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第46条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第47条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第48条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1 この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとし
ます。
附則2 第34条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則3 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
上記条項により信託契約を締結します。
平成22年2月1日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住友信託銀行株式会社
(付表)
Ⅰ
別に定める投資信託証券
約款第16条および別に定める運用の基本方針における「別に定める投資信託証券」とは次の
投資信託及び投資法人(外国のものも含む)の、受益証券又は投資証券(振替受益権または振
替投資口を含む)をいいます。
ケイマン籍外国投資信託
TRP Global Emerging Markets Bond Fund CNY Class
Ⅱ
別に定める親投資信託
約款第16条における「別に定める親投資信託」とは次のものとします。
親投資信託
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド
Ⅲ
別に定める日
約款第12条および第36条における別に定める日は、次のいずれかに該当する日とします。
・ニューヨーク証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行の休業日
・英国証券取引所の休業日
・ロンドンの銀行の休業日
Ⅳ
別に定める各信託
約款第36条第8項に定める「別に定める各信託」とは次のものとします。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド
(マネープールファンド)
約
款
大和住銀投信投資顧問株式会社
運用の基本方針
約款第18条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1. 基本方針
この投資信託は、安定した収益の確保を図ることを目的として運用を行います。
2. 運用方法
(1)投資対象
キャッシュ・マネジメント・マザーファンド受益証券を主要投資対象とします。なお、
わが国の公社債等に直接投資する場合があります。
(2)投資態度
① 本邦通貨建ての公社債および短期金融商品等に実質的に投資を行い、利息等収入の確
保を図ります。
② 資金動向、市況動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。
③ 信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避
するため、国内において行われる有価証券先物取引、有価証券指数等先物取引、有価証
券オプション取引、金利にかかる先物取引及び金利にかかるオプション取引ならびに外
国の市場における有価証券先物取引、有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取
引、金利にかかる先物取引及び金利にかかるオプション取引と類似の取引(以下「有価
証券先物取引等」といいます。)を行うことができます。
④ 信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避
するため、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件のもとに
交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うことができます。
⑤ 信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避
するため、金利先渡取引を行うことができます。
(3)投資制限
① 株式への実質投資は行いません。
② 投資信託証券(親投資信託を除きます。)への実質投資割合は、信託財産の純資産総額
の5%以内とします。
③ 同一銘柄の転換社債および転換社債型新株予約権付社債への実質投資割合は、取得時
において信託財産の純資産総額の10%以内とします。
④ 外貨建資産への実質投資は行いません。
⑤ 有価証券先物取引等は、約款第19条の範囲で行います。
⑥ スワップ取引は、約款第20条の範囲で行います。
⑦ 金利先渡取引は、約款第21条の範囲で行います。
3. 収益分配方針
毎決算時に、原則として以下の方針に基づいて分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の利子・配当収益および売買益(評価損益も含みま
す。)等の範囲内とします。
② 収益分配金額は、基準価額水準、市況動向等を勘案して、委託者が決定します。ただ
し、分配対象額が少額の場合には分配を行わないことがあります。
③ 留保益の運用については特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一
の運用を行います。
追加型証券投資信託
<エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド) 約款>
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、
住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適用
を受けます。
③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の
一部について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による
信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に
規定する利害関係人をいいます。以下この条において同じ。)を含みます。)と信託契
約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生
じることがない場合に行うものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金1百万円を受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれ
を引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者との合意のうえ、金1兆円を限度として信託金を追加することが
できます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第1項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成26年7月16日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1
号に規定される募集であり、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定め
る公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得
申込者とし、第7条により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込
者に帰属するものとします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については、1百万口に、追加信託によって
生じた受益権については、これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、それぞ
れ均等に分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振
法」といいます。)に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割で
きるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益
権の口数を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券
および第25条に規定する借入有価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託協
会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額
(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した金額を
いいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはあり
ません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社振法の規定の適用を受けることとし、受益権の帰
属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り扱うことについて同意した一
の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。)及び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理
機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記
載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録され
ることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。
)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の
指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関
の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむを得
ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益
証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証
券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座
簿への新たな記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行
うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法
の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託
により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替
機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 販売会社(委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1
項に規定する第一種金融商品取引業を行う者をいいます。以下同じ。)および委託者の
指定する登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をいい
ます。以下同じ。)をいいます。以下同じ。)は、第7条第1項の規定により分割され
る受益権を、別に定める各信託(この信託を除きます。)の受益者が当該信託の受益権
の換金の手取金をもって、取得申込みをした場合に、1口の整数倍の口数をもって取
得の申込みに応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設
されたこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該
口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行われます。なお、販売
会社は、当該取得申込の代金(第3項の受益権の価額に当該取得申込の口数を乗じて
得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数の
増加の記載または記録を行うことができます。
③ 第1項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額とします。ただし、こ
の信託契約締結日前の取得の申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円としま
す。
④ 第3項の規定にかかわらず、受益者が販売会社との間で別に定める累積投資約款に
基づく契約(以下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資す
る場合の受益権の価額は、原則として、第34条に規定する各計算期間終了日の基準価
額とします。
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とす
る受益権が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をす
るものとします。
② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有す
る受益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備え
る振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替
先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関
等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受
人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するもの
とします。
③
委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権
が記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開
設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを
えない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができ
ます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、
委託者および受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2
条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。
)
イ.有価証券
ロ.デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第2条第20項に規定するものを
いい、約款第19条、第20条および第21条に定めるものに限ります。)
ハ.金銭債権
ニ.約束手形(金融商品取引法第2条第1項第15号に掲げるものを除きます。)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を、主として大和住銀投信投資顧問株式会社を委託者とし、住友
信託銀行株式会社を受託者として締結された親投資信託「キャッシュ・マネジメン
ト・マザーファンド」(以下「マザーファンド」といいます。)の受益証券ならびに次
の有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各
号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.国債証券
2.地方債証券
3.特別の法律により法人の発行する債券
4.社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下
「分離型新株引受権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。新株
予約権付社債については、会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付
社債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し
得ないことをあらかじめ明確にしているもの(以下会社法施行前の旧商法第341条
ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予約権付社債を含め「転換社債
型新株予約権付社債」といいます。
)に限ります。)
5.資産の流動化に関する法律に規定する特定社債券(金融商品取引法第2条第1項
第4号で定めるものをいいます。)
6.コマーシャル・ペーパー
7.外国または外国の者の発行する本邦通貨建ての証券で、前各号の証券の性質を有
するもの
8.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で
定めるものをいいます。
)
9.投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるもの
をいいます。
)
10.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証
券発行信託の受益証券に表示されるべきもの
11.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの
12.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券
発行信託の受益証券に限ります。)
13.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。)
なお、第1号から第5号までの証券および第7号の証券のうち第1号から第5号
までの証券の性質を有するものを以下「公社債」といい、第8号および第9号の証
券を以下「投資信託証券」といいます。
②
委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商
品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含
みます。)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託
を除きます。
)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの
6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの
③ 第1項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への
対応等、委託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、主として前項
第1号から第6号までに掲げる金融商品により運用することの指図ができます。
④ 委託者は、信託財産に属する投資信託証券(マザーファンドの受益証券を除きま
す。)の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する投資信託証券の時価総額のうち
信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の5を超
えることとなる投資の指図をしません。
⑤ 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファン
ドの時価総額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額
の割合を乗じて得た額をいいます。
⑥ 委託者は、法令・規則等で認められる範囲で信託金を委託者の関係会社が発行する
有価証券により運用することを指図することができます。また、委託者は、信託金に
よる有価証券その他の資産の取得を委託者の関係会社から行うことを指図することが
できます。
(利害関係人等との取引等)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投
資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指
図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産のためにする取引そ
の他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)お
よび受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項に
て準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本
項、次項および第26条において同じ。)、第26条第1項に定める信託業務の委託先およ
びその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、第15条、第16条第1
項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条から第21条、第23条から第25
条、第29条から第31条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができま
す。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理とし
て行うことができる取引その他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の
計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人が当該利害関係人
の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令
に反しない場合には、信託財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害
関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定する親法人等又
は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、第
15条、第16条第1項および第2項に掲げる資産への投資等ならびに第19条から第21
条、第23条から第25条、第29条から第31条に掲げる取引その他これらに類する行為を
行うことの指図をすることができ、受託者は、委託者の指図により、当該投資等なら
びに当該取引、当該行為を行うことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および
同法第32条第3項の通知は行いません。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、そ
の指図を行います。
(先物取引等の運用指図・目的・範囲)
第19条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動
リスクを回避するため、わが国の金融商品取引所における有価証券先物取引(金融商
品取引法第28条第8項第3号イに掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引
(金融商品取引法第28条第8項第3号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オ
プション取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ハに掲げるものをいいます。)なら
びに外国の金融商品取引所におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をす
ることができます。なお、選択権取引は、オプション取引に含めて取り扱うものとし
ます。(以下同じ。)
② 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動
リスクを回避するため、わが国の金融商品取引所における金利にかかる先物取引およ
びオプション取引ならびに外国の金融商品取引所におけるこれらの取引と類似の取引
を行うことの指図をすることができます。
(スワップ取引の運用指図・目的・範囲)
第20条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動
リスクを回避するため、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定
の条件のもとに交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指図
をすることができます。
② スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として第4条に定
める信託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解
約が可能なものについてはこの限りではありません。
③ スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した
価額で評価するものとします。
④ 委託者は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めた
ときは、担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(金利先渡取引の運用指図・目的・範囲)
第21条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動
リスクを回避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。
② 金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として第4条に定め
る信託期間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約
が可能なものについてはこの限りではありません。
③ 金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した
価額で評価するものとします。
④ 委託者は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めた
ときは、担保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。
(同一銘柄の転換社債型新株予約権付社債等への投資制限)
第22条 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の転換社債ならびに転換社債
型新株予約権付社債の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する当該同一銘柄の
転換社債ならびに転換社債型新株予約権付社債の時価総額のうち信託財産に属すると
みなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の10を超えることとなる投資
の指図をしません。
② 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファン
ドの時価総額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額
の割合を乗じて得た額をいいます。
(有価証券の貸付の指図および範囲)
第23条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する公社債を次の
範囲内で貸付の指図をすることができます。
1.公社債の貸付は、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財
産で保有する公社債の額面金額の合計額の50%を超えないものとします。
② 前項に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超え
る額に相当する契約の一部の解約を指図するものとします。
③ 委託者は、有価証券の貸付にあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を
行うものとします。
(公社債の空売りの指図)
第24条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産の計算においてする信
託財産に属さない公社債を売付けることの指図をすることができます。なお、当該売
付けの決済については、公社債(信託財産により借入れた公社債を含みます。)の引渡
しまたは買戻しにより行うことの指図をすることができるものとします。
② 前項の売付けの指図は、当該売付けにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産
総額の範囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付けにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する売付けの一部を決済するための指図をするものとします。
(公社債の借入れ)
第25条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をするこ
とができます。なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めら
れたときは、担保の提供の指図を行うことができます。
② 前項の指図は、当該借入れにかかる公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範
囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れにかかる公社債の時価総額が信
託財産の純資産総額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える
額に相当する借入れた公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
④ 第1項の借入れにかかる品借料は信託財産から支弁するものとします。
(信託業務の委託等)
第26条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項に
定める信託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受
託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力がある
と認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等
の管理を行う体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げ
る基準に適合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が
適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することができるものとし
ます。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業
務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のため
に必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
(混蔵寄託)
第27条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(外国の法令に準拠して設立された法人
で第一種金融商品取引業者に類するものを含みます。以下本条において同じ。)から、
売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外
国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商
品取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取
引業者等の名義で混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第28条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または
登録をすることとします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を
留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認
めるときは、速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信
託財産に属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法に
より分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合は、信託財産に属
する旨の記載または記録に代えてその計算を明らかにする方法により分別して管理す
ることがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、
その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第29条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解
約の請求ならびに信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第30条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還
金等、有価証券等にかかる利子等およびその他の収入金を再投資することの指図がで
きます。
(資金の借入れ)
第31条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約
に伴う支払資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返
済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当て
を目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすること
ができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開
始日から信託財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者へ
の解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間
もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金
の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有
価証券等の売却または解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。
ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%の
範囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日か
らその翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第32条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者
に帰属します。
(受託者による資金の立替)
第33条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があると
きは、受託者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等およびそ
の他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、受
託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりその
つど別にこれを定めます。
(信託の計算期間)
第34条 この信託の計算期間は、原則として毎年1月17日から7月16日まで、7月17日から
翌年1月16日までとします。ただし、第1計算期間は信託契約締結日より平成22年1
月18日までとします。
② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下、「該当
日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日以降の営業日で、該
当日に最も近い日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただ
し、最終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告等)
第35条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、こ
れを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、
これを委託者に提出します。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に
定める報告は行わないこととします。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作
成に欠くことのできない情報その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外
の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項に定める閲覧また
は謄写の請求をすることはできないものとします。
(信託事務の諸費用)
第36条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立
替金の利息および信託財産にかかる監査報酬ならびに当該監査報酬にかかる消費税お
よび地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相当する金額等(以下「諸経費」
といいます。
)は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第37条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第34条に規定する計算期間を通じて毎日、
信託財産の純資産総額に次に掲げる率を乗じて得た金額とし、委託者と受託者との間
の配分は別に定めます。
・各月の前月の最終5営業日間の無担保コール翌日物レートの平均値に0.6を乗じて得
た率を当該月の第1営業日の計上分より適用するものとし、平成21年7月において
は信託契約締結日から適用するものとします。ただし、上記無担保コール翌日物
レートの平均値が年10,000分の100を超える場合には、年10,000分の60の率とします。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するもの
とします。
③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信
託財産中から支弁します。
(収益の分配)
第38条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針に従い、
次の方法により処理します。
1.配当金、利子、貸付有価証券にかかる品貸料およびこれらに類する収益から支払
利息を控除した額(以下「配当等収益」といいます。)は、諸経費、信託報酬およ
び当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除した後その残額を受益者
に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、その一部を分
配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。
)は、諸経
費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除し、繰
越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、受益者に分配
することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金とし
て積み立てることができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第39条 受託者は、収益分配金については、原則として第40条第1項に規定する支払開始日
および第40条第2項に規定する交付開始日までに、償還金(信託終了時における信託
財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。)については、第40
条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第40条第4項に規定す
る支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金お
よび一部解約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつきその責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第40条 収益分配金は、毎計算期間の終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、毎計
算期間の末日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者
(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行われた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されてい
る受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益
者に対しては、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則と
して、毎計算期間の終了日の翌営業日に、収益分配金が販売会社へ交付されます。こ
の場合、販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にかかる受益権の売
付けを行います。当該売付けにより増加した受益権は、第10条第3項の規定にしたが
い、振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヶ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日におい
て振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前にお
いて一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以
前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、
当該受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償
還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行う
ものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の
記載または記録が行われます。
④ 一部解約金は、第42条第1項の受益者の請求を受け付けた日から起算して、原則と
して6営業日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第2項は除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支
払いは、販売会社の営業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益
者毎の信託時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第41条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その
支払いを請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については前条第3項に規
定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託
者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。
(信託の一部解約)
第42条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実
行を請求することができます。
② 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、販売会社
に対し、振替受益権をもって行うものとします。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の
一部を解約します。なお、第1項の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座
が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解
約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消
の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該
口数の減少の記載または記録が行われます。
④ 前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額とします。
⑤ 委託者は、金融商品取引所等における取引の停止その他やむを得ない事情があると
きは、第1項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することができます。
⑥ 前項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該
受け付け中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受
益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価
額は、当該受け付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の
請求を受け付けたものとして第4項の規定に準じて計算された価額とします。
⑦ 委託者は、信託契約の一部を解約することにより、別に定める各信託(この信託を
含みます。)の信託財産の受益権の口数を合計した口数が30億口を下回ることとなっ
た場合には、受託者と合意のうえ、あらかじめ、監督官庁に届け出ることにより、こ
の信託契約を解約し、信託を終了させることができます。
⑧ 委託者は前項の規定により、この信託を解約しようとするときは、第44条の規定に
従います。
(質権口記載又は記録の受益権の取り扱い)
第43条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益
分配金の支払い、一部解約の実行の請求の受け付け、一部解約金および償還金の支払
い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われ
ます。
(信託契約の解約)
第44条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利
であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、
委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、前項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。
)
を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約
の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係る知れ
ている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発しま
す。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができ
ます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者
は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 第2項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合に
おいて、当該提案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録
により同意の意思表示をしたときには適用しません。また、信託財産の状態に照らし、
真にやむを得ない事情が生じている場合であって、第2項から前項までに規定するこ
の信託契約の解約の手続を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第45条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従
い、信託契約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第
49条の規定にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第46条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止し
たときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投
資信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第49条の書面決議が否
決となる場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第47条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約
に関する事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、
この信託契約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第48条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がそ
の任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、
委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることができます。受託者が
辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第49条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受
託者を解任することはできないものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を
終了させます。
(信託約款の変更等)
第49条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生し
たときは、受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の
信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者
指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あら
かじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。な
お、この信託約款は本条に定める以外の方法によって変更することができないものと
します。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当
する場合に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)に
ついて、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならび
に重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週
間前までに、この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事
項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の
受益権が属するときの当該受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項
において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができ
ます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者
は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当
該受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行います。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場
合において、当該提案につき、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的
記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場
合にあっても、当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面
決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うことはできません。
(反対者の買取請求権)
第50条 第44条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う
場合には、書面決議において当該解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、
受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求する
ことができます。この買取請求権の内容および買取請求の手続に関する事項は、第44
条第2項または前条第2項に規定する書面に付記します。
(他の受益者の氏名等の開示の請求の制限)
第51条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を
行うことはできません。
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
(信託期間の延長)
第52条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき
は、受託者と協議の上、信託期間を延長することができます。
(公告)
第53条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第54条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により
定めます。
附則1
この約款において「累積投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と販
売会社が締結する「累積投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約
を含むものとします。この場合、「累積投資約款」は別の名称に読み替えるものとしま
す。
附則2 この約款において「金融商品取引所」とは、金融商品取引法第2条第16項に規定す
る金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商
品市場をいいます。なお、金融商品取引所を単に「取引所」という場合があり、取引
所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第28条第8項第3号もしくは同項第
5号の取引を行う市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」という場合が
あります。
附則3 第40条第6項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるも
のとし、各受益者毎の信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
また、同条同項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則とし
て、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重
平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
附則4 第21条に規定する「金利先渡取引」は、当事者間において、あらかじめ将来の特定
の日(以下「決済日」といいます。
)における決済日から一定の期間を経過した日(以
下「満期日」といいます。)までの期間に係る国内または海外において代表的利率とし
て公表される預金契約または金銭の貸借契約に基づく債権の利率(以下「指標利率」
といいます。
)の数値を取り決め、その取り決めに係る数値と決済日における当該指標
利率の現実の数値との差にあらかじめ元本として定めた金額および当事者間で約定し
た日数を基準とした数値を乗じた額を決済日における当該指標利率の現実の数値で決
済日における現在価値に割り引いた額の金銭の授受を約する取引をいいます。
上記条項により信託契約を締結します。
平成21年7月17日
委託者
東京都千代田区霞が関三丁目2番1号
大和住銀投信投資顧問株式会社
受託者
大阪市中央区北浜四丁目5番33号
住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社
(付表)
Ⅰ 別に定める各信託
約款第12条第1項および約款第42条第7項の「別に定める各信託」とは、次のものをいいま
す。
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・円コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・豪ドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ニュージーランドドルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・南アフリカランドコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・トルコリラコース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド・中国元コース(毎月分配型)
追加型証券投資信託
エマージング・ボンド・ファンド(マネープールファンド)