Taro-28 0320 学校だより 3

『あったかサン』の学校だより
平成28年3月23日
あ さ ひ 27
~ 明るく(明朗)
強く(忍耐)
薩摩川内市立平佐東小学校
正しく(正直)
考える(勤勉) 太陽の子 ~
「心の花」を咲かそう
校長
平成27年度に別れを告げ、まもなく平成28年度が始まろうとし
ております。月日は、どんどん過ぎていきます。毎日学校で子ど
もたちと過ごしていますと、ずっとこのままの日々が続いていく
ような錯覚にとらわれますが、別れの時は確実に近づいて来てい
ます。この一年、ご家庭ではお子様の成長をどのように感じてい
らっしゃいますか。
体が大きくなった子、新しい知識が増えた子、少し大人っぽくなった子、校外のスポー
ツ大会で自信をつけた子、作品展やコンクール等で良い結果が出た子・・・。子どもたち
の成長は一様ではありませんが、どの子もその子なりのスピードでしっかりと成長してく
れていると感じています。
とかく学校というと教科学習の部分に目がいきがちですが、学校は集団の中で人と共に
生きる術を学ぶ場でもあります。「知」「徳」「体」のバランスのとれた成長こそが幸せな
一生を歩むための礎であると考えております。
斉藤隆介さんの童話に「花さき山」があります。山奥で村の娘が山姥と出会い、山一面
に咲いている花を見つけます。「この花は、ふもとの村の人間がやさしいことを一つする
と、一つ咲く。」「この花さき山、一面の花は、みんなこうして咲いたんだ。つらいのを辛
抱して、自分のことより、人のことを思って、涙をいっぱいためて、辛抱すると、そのや
さしさとけなげさが、こうして花になって咲き出すのだ」と山姥は娘に言います。自分の
ことより人のことを思って良いことをすると花が咲きます。それだけなく、自分が頑張っ
たこと、一生懸命に取り組んだことにも花が咲きます。
学習や生活で自分が頑張ったことを自分自身が認められること、また他人に認めてもら
えるとさらにいいと思います。そこに「心の花」が咲くのです。
3月は、まとめの月でした。一人一人が輝き、1年間の成長の跡が多く見られるといい
なと思います。学習を子どもが楽しいと感じるのは、わからないことがわかった、できな
いことができたと感じ、自分に力がついたと感じる時です。学校では、子どもたちに学習
・生活のまとめができるように、指導をしていきます。ご家庭でも子どもたちの「心の花」
が咲くようにご支援してくださればありがたく存じます。
この1年間、保護者や地域の皆様方には大変お世話になり、深く感謝申し上げます。
5(火)
6(水)
8(金)
9(土)
11(月)
12(火)
13(水)
入学式準備(新4~6年登校)
新任式、始業式、入学式
身体計測、聴力・視力検査
土曜授業、知能検査(2・4・6年)
いじめ問題を考える週間(~15日)
子ども安全守り隊
、学級PTA、
PTA総会
◎毎月23日は、子どもといっしょに読書の日
14(木) 学力検査(2~6年、~15日)
16(土) PTA・地域合同歓迎会
19(火) 全国学力学習状況調査(6年)
20(水) 家庭訪問(~21日、予備27日)
22(金) 1年生を迎える会
26(火) 耳鼻科検診
28(木) 内科検診
29(金)
昭和の日