ダウンロード - 日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ 2016

展 示 会 と し て の 環 境 配 慮「 エ コ 化 」の 取 り 組 み
ECO-PRODUCTS 2013
●配布資料や印刷物について
■配布資料のPDFダウンロード
エコプロダクツ展では、展示会の開催趣旨に鑑み、できるだけ環境に負荷をかけない展示会とするため様々な取り組
出展者がブースで配布するチラシやパンフレットなどの印刷物の削減を目指し、PDFデータをオンラインガイドの各
みをしています。
出展者ページからダウンロードできるようにしています。
●展示造作について
■環境配慮ガイドライン
展示会の概要
展示会の概要
■「間にあっています」マーク
ありがとうございます。でも…
来場した中学生から寄せられた「エコプロダクツ展が、より環境に配慮した展示会になるためのアイ
出展者に環境配慮した展示ブースの設計を行っていただくために、一般的な展示ブースの構成要素を7項目に分類した
デア」の中から、
「 自分に必要ないモノは受け取らない、という意思表示のマークを、会場内でつけて帰
ガイドラインを設定しました。
ガイドラインでは可能な限りリース・レンタルシステムを使用し、
新規に製作する場合も
りに返却する」という提案を2009 年から採用、来場予定の学校・団体に事前に呼びかけ、必要枚数を配
エコ素材の使用を推奨します。また全出展者からこのガイドラインを基準としたチェックシートを提出してもらい、そ
布しています。
間にあって
います
のポイント数や自社の環境配慮点などを評価することに加え、
デザイン性やわかりやすさなども考慮し、
「エコ&デザイ
■環境に配慮した用紙や印刷技術の利用
■リサイクルプログラム
ポスターやチラシなどの印刷物は、リサイクルペーパーや、
FSC 森林認証
®
◆リサイクルプログラムにおけるリサイクルルート
紙、竹紙などを用途に応じ使用し、水なし印刷やソイインキなども可能な限
やむを得ず廃棄する展示装飾物などのマテリ
アルを主催者で一括回収し、再資源化(一部
アンケート
加出展者には処理終了後にリサイクル証明書
を発行し、リサイクル方法やリサイクル先を報
り利用しました。
プラスチック類(カーペット含む)
発電
木 材
セメント燃料代替
紙 類
金 属
●電力の使用について
発電
木質ボード
セメント製品(発電、燃料代替の灰)
再生紙・
トイレットペーパー
金属原料
100%リサイクル
告しました。
アンケート
サーマルリサイクルを含む)を行いました。参
来場者属性
来場者属性
ンブース大賞」
の選定基準のひとつとしました。
「エコ&デザインブース大賞」
の詳細についてはP.28をご覧ください。
■グリーン電力
各出展者の展示ブースで使用する電力のほか、会場照明や空調に使
アイシングループ/アイシン精機、
集めて使うリサイクル協会/印刷工業会、
アレフ
(びっくりドンキー)
、
石坂産業/くぬぎの森環境塾、
ン電力で賄い、バイオマスや風力、地熱、太陽光発電などの自然エネ
ECO-TOPプログラム(東京都環境局)、オール東京62市区町村共同事業「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」、
海洋管理協議会:MSC
(環境ラベル活用ゾーン)
、
久栄社/日本WPA
(環境ラベル活用ゾーン)
、
空港ブース
(空港環境整備協会/新関西国際空港/
ルギーを使用しました。自然エネルギーの使用により、約 40 トン ※ 1
成田国際空港/日本空港ビルデング/北海道空港/国土交通省 航空局)、
グリーン購入ネットワーク
(環境ラベル活用ゾーン)/
東京都トラック協会/日本経営士会/上西産業/エコパレット滋賀/エナジーグリーン/東京サラヤ/プリプレス・センター、
経済産業省 産業技術環境局 環境経済室・環境調和産業推進室、
サトーホールディングス、
産業環境管理協会 カーボンマネジャー登録室、
産業環境管理協会/東京商工会議所
「eco検定」
(環境ラベル活用ゾーン)
、
住友ゴム工業、
東洋製罐グループ
(東洋製罐グループホールディングス/
東洋製罐/東洋鋼鈑/東洋ガラス/東罐興業/日本クロージャー/東洋エアゾール工業)
、
トッパングループ
(凸版印刷/トッパンフォームズ/
トッパン・コスモ)
、
日本化学繊維協会
(帝人/東レ/クラレ/東洋紡/旭化成/ユニチカ/三菱レイヨン/セーレン/ダイワボウ)
、
パナソニック、
三菱電機グループ、
リコー
■リサイクルパンチカーペット(グリーン購入法適合)
の CO 2 削減効果が得られました。自然エネルギーの使用には、エナ
ジーグリーンの「グリーン電力証明書 ※2」を導入しました。
■協力:エナジーグリーン
※1:東京電力株式会社の2012年度実排出係数0.000525t-CO2/kWhにより算出
(生物資源)、水力、地熱などの自然エネルギーによって発電された電力のことです。石油や石炭、原
※ 2:グリーン電力とは、風力、太陽光、バイオマス
子力など従来のエネルギーによる発電は、資源の枯渇や放射能性廃物など地球環境に大きな影響を与えています。自然エネルギーによる発電
をもっていると考えられています。
は発電するときにCO2を発生しないため、地球温暖化を防止するなどの「環境付加価値」
この「環境付加価値」
を
「電気」
と切り離して、証書(グリーン電力証書)
というかたちで取引をすることで、自然エネルギーによって発電されたグリ
ーン電力を使用しているとみなすことができます。
またグリーン発電所の中には、市民出資(市民による出資)
によって建設された発電所(南信州
これらの取り組みは、地域のエネルギーの自立や環境教育など
おひさま発電所 / 長野県飯田市、石狩市民風車 / 北海道石狩市)などがあります。
に役立てられています。
各種企画
各種企画
主催者テーマゾーンほか、希望者が有料で使用する「エコパッケージブース」では、原材料の一部に再生ポリエステルを
教育・環境配慮・国際化
教育・環境配慮・国際化
◆参加出展者一覧(50音順)
用する電力まで、使用する全ての電力約 85,000kWh 相当をグリー
使用したリサイクルパンチカーペットを採用しました。
◆出展者・来場者によるゴミ排出量計量実績データ
■電力消費量の削減
●会場内のゴミについて
チラシ・カタログなど
■エコプロゴミゼロ大作戦
飲料パック
会場内で出るゴミをエコステーション
(東 1・3・4・6ホール入口)で
ペットボトル本体
11分別し、種類ごとに計量、運搬しやすいように圧縮して再資源化し
ペットボトルキャップ
32kg
弁当箱・ストローなど
11kg
プラスチック原料に
主催者テーマゾーンほか、希望者が有料で使用する「エコパッケージブース」では、消費電力が少なく、寿命が長いLED
プラスチック原料
または固形燃料に
ランプを使用したスポットライトを採用しました。
812kg
スチール缶
42kg
鉄原料に
電話・小型家電、使用済みインクカートリッジ、おもちゃ・文具などの
アルミ缶
25kg
アルミ缶原料に
食べ残し
461kg
飲み残し
4kg
グリーンシンク、三光金属、白井グループ、高俊興業、
田中衡機工業所、PLA-PLUSプロジェクト、宮崎、レコテック
その他
(混合)
段ボール
■LED照明器具
ポリエステル原料に
品のリユース・リサイクルを実施、家庭で不用になった衣服や携帯
プラスチック製品を会場で回収し、
リサイクルしました。
■協力:A SEED JAPAN、イン・サポート、
インクカートリッジ里帰りプロジェクト、xChange、エコケー、
会場内の電力使用量を削減することを目標にして、出展者の皆様にも協力をお願いしながら展示会運営を行いました。
155kg
9kg
ペットボトルラベル
紙原料に
告知活動と成果
告知活動と成果
ました。出展者の搬入・搬出時に出るゴミも回収。
また会期中、不用
515kg
家畜のえさ、堆肥に
740kg
3,468kg
段ボールに
※会場の施工・撤去による廃材は含まれません。
■リターナブル容器を使用したお弁当
大量に出るお弁当箱の空き箱のゴミを削減するために、主催者や希望する出展者はリターナブル容器を使用したお弁
当を利用しました。出展者の皆様にもリターナブル容器のお弁当の利用を推奨し、弁当業者を紹介しました。
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ECO-PRODUCTS 2013 REPORT
ECO-PRODUCTS 2013 REPORT
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C O 2排 出 量 調 査 の 実 施
ECO-PRODUCTS 2013
エコプロダクツ展の開催によって発生するCO2排出量を継続的に削減することを目的に、展示会全体を調査対象とするCO2排
出量調査を実施しています。展示会全体を対象とする調査としては国内初の取組みとして 2008年に調査を開始し、今回が6回
目の調査となりました。調査の実施にあたっては、イベントのCO2排出量算定調査の分野で多くの実績を持つ、東京都市大学 環
境学部 教授 伊坪徳宏氏に監修を依頼することで調査結果の客観性が担保できるように努めています。
展示会の場合、毎年の開催規模も展示内容も異なりますので、CO2排出量の数値だけを単純に比較することには大きな意味を持ち
ません。例えば、展示内容が変われば、必要となる材料の必要量も変わります。
このため、CO2排出量の多い少ないよりも、調査結果
から分かる傾向と改善のポイントを認識してCO2排出量の削減につながる具体的な行動に繋げていくことが重要になります。主催者
ではCO2排出量削減に向けた取り組みを次の3段階で考えています。
第1段階
第2段階
状況を認識すること
この調査では、対象を「会場」、
「 来場者」、
「 主催者」、
「 出展者」のカテゴリに分けて CO 2排出量が把握できたら、今度は減らすための具体的な行動を起こすことが必要
CO 2排出量を調査していますが、全ての要素にCO 2が発生する要因があること、 です。エコプロダクツ展では、実際の行動につなげることのできる取組みを多数実施
自分たちがCO2排出量の削減に関係していることを認識することはとても大切です。 してします。
調査協力ご出展者
ブースの出展内容データ提供
会場 34t
(1%)
ブースの排出量算定結果報告
エコプロダクツ2013主催者
CO2総排出量の
(4,302トン)の内訳
(2011年)
2,150t
CO2総排出量の
(4,964トン)の内訳
(2012年)
会場 32t(1%)
来場者
出展者
(一社)
産業環境管理協会・日本経済新聞社
1,637t
(38%)
来場者
出展者
2,798t
(50%)
1,780t
(36%)
(56%)
来場者アンケート結果
来場者属性
出展者分の排出量
来場者分の排出量
主催者分の排出量
第3段階
● FSC認証紙など環境に配慮された紙の使用
● 会場内のごみの11分別リサイクル
● 会場の廃棄物を一括で回収するリサイクルプログラム など
正味排出量の削減につとめること
調査手法の助言
●カーボンフットプリント
(CFP)/カーボン・オフセットの実施
東京都市大学 伊坪研究室
CO2排出量を削減するためにはCO2を発生させないことが最も大切ですが、やむを得ず発生したCO2に対してはカー
ボンフットプリント(CFP)/カーボン・オフセットなども利用して正味排出量の削減に取り組んでいます。
●主な調査対象
出展者
来場者
●エコプロダクツ2013でのカーボンフットプリント
(CFP)
とカーボン・オフセットの適用イメージ
主催者
移動
製作・調達
広告宣伝
製作・調達
移動
搬入
搬入
会場
展示会全体のCO2排出量
展示会全体のCO2排出量
出展者
自主的な削減努力によって
削減されたCO2
自主的な削減努力によって
削減されたCO2
主催者
出展者
オフセットによる削減効果
出展者
出展者ブース
電気の使用等
展示会全体のCO2排出量
造作・装飾
展示物
器具・備品
配布物
スタッフ
(説明員等)
会場内の
基本部分の
設営・撤去
来場者への
配布物
(ガイドマップ等)
スタッフ
(運営・警備等)
会場
自主的な
削減努力
主催者
第三者が排出量の計算結果の
妥当性を確認
カーボンフットプリント
(CFP)
来場者
搬出
廃棄・リサイクル
搬出・廃棄・リサイクル
宿泊・帰社
宿泊・帰社
4,964t-CO
2e
32
4,302t-CO
2
354
2798
1000
-1000
481
443
2150
2254
-605
-613
-432
2012年
2011年
2010年
主催者
出展者
◆カーボンフットプリント(CFP)/カーボン・オフセット実施出展者(50音順)
オフセット
産業環境管理協会/東京商工会議所「eco検定」
(環境ラベル活用ゾーン)、新日本印刷
4,722t-CO
50
1712
1417
503
704
2517
2551
会場
来場者
主催者によるカーボン・オフセット
368t-CO2
出展者によるカーボン・オフセット(全社合計)
216t-CO2
経済産業省 産業技術環境局 環境経済室・環境調和産業推進室、
産業環境管理協会 カーボンマネジャー登録室、
◆カーボンフットプリント(CFP)実施出展者(50音順)
会場
会場の使用に関するCO2の発生要因は、そのほとん
どが電力使用によるものです。出展者にも1小間あた
り1kW の電力使用量でのブース運営への協力を呼
び掛けており、出展者の削減努力が結果にも表れて
います。本調査の開始当初と比較しても、
ここ数年は
減少傾向で推移しています。
26
1906
に客観性を持たせることを目的としたプログラムです。エコプロダクツ展示
会では、主催団体でもある一般社団法人産業環境管理協会が運営するCFP
コミュニケーションプログラムの運用ルールに基づいて数値の検証を行っ
ています。カーボン・オフセットは、CO2を排出した分のクレジットを購入
することで、その排出量を相殺する仕組みです。また、主催者だけでなく、出
展者も任意でCFPやカーボン・オフセットプログラムに参加できるように
なっています。オフセットに使用するクレジットも、国内クレジットや認証
排出削減量(CER)、オフセット・クレジット(J-VER)など政府等が主導する
信頼性の高いクレジットを導入しています。
2
41
44
1637
2000
4,773t-CO
2
CFPとは、CO2排出量の数値を第三者が検証することで、その排出量の数値
告知活動と成果
告知活動と成果
3000
0
4,647t-CO
2
34
1780
来場者
各種企画
各種企画
エコプロダクツ2013 (第15回) の調査結果は、会期中の実績値も含めて改めて算定し、平成26年6月頃にエコプロダクツ展の
WEBで公開します。ここでは、これまでの調査結果とエコプロダクツ2012(第14回)の傾向を報告します。
4000
(国内クレジット/J-VER/CER)
クレジットの購入
会場
グリーン電力の使用による削減
※カーボンフットプリント
(CFP)
とカーボン・オフセットの考え方のイメージ図であり、実際の削減量を表すものではありません。
●過去の調査結果
5000
来場者
主催者
オフセットによる削減効果
カーボン・オフセット
の実施
会場
宿泊・帰社
教育・環境配慮・国際化
教育・環境配慮・国際化
会場への交通
6000
アンケート
アンケート
調査結果の監修
● LED照明の利用の推奨
● 電力使用量の削減などより少ない環境負荷でのブース設営への協力要請
CO2排出量を削減するために、まずはCO2を発生させないことが最も大切です。エコプロダクツ展示会では、例えば、会期中に使用する電力には全てグリーン電力を使用するな
どCO 2排出量削減のための様々な取組みを行っていますが、それでもやむを得ず発生するCO 2は、
カーボンフットプリント
(CFP)
やカーボン・オフセットなども利用してCO 2排
出量の実質的な削減に取組んでいます。
調査結果のまとめ
〈エコプロダクツ展での取り組みの一例〉
来場者属性
主催者 354t
(7%)
主催者 481t
(11%)
会場分の排出量
排出量削減のための行動を起こすこと
展示会の概要
展示会の概要
●調査実施体制
●CO2 排出削減に向けた基本的な考え方
来場者
前年度比から143t-CO2の増加となりました。電車、
バスなどの公共交通機関による来場の浸透が目立つ
一方で、乗用車による来場も目立ちました。乗用車は
一度に輸送できる人数が少ないため、CO2排出量が
相対的に大きくなっています。遠方からの自家用車を
使った来場をなるべく控えることがCO 2 削減には有
効です。
ECO-PRODUCTS 2013 REPORT
2009年
2008年
東洋製罐グループ(東洋製罐グループホールディングス/東洋製罐/東洋鋼鈑/東洋ガラス/東罐興業/日本クロージャー/
出展者
主催者
前年度比から648t-CO2の増加となりました。前回か
ら調査結果の精度を向上させるために調査手法の見
直しを行った影響もあり、数値は大きくなりましたが、
数値だけの比較ではなく改善項目に注目することが
重要です。今回の結果から、配布物、造形装飾、
スタッ
フなどに関連して発生するCO2が主要な要素である
ことが分かりました。
前年度比から127t-CO2の削減となりましたWEB広
告の併用による印刷物の削減などにより、広告関連の
削減が目立ちます。一方で印刷物には若干の増加傾
向が見られました。引き続き、必要最低限の印刷部数
の設定などを検討することが必要です。
東洋エアゾール工業)
◆カーボン・オフセット実施出展者
(50音順)
アレフ
(びっくりドンキー)
、
SGSジャパン、カシオ計算機、川崎市(環境ラベル活用ゾーン)、湘南貿易、セブン&アイ・ホールディングス、
全国木材資源リサイクル協会連合会、
東京ガス、
DOWAエコシステム、日清製粉グループ、マツダ、丸井グループ、
萬正リサイクルシステムズ、
横浜市
ECO-PRODUCTS 2013 REPORT
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エコ&デザインブース大賞
出展者が独自に行うブース装飾におけるリユース・リサイクル性や、運営面や配布物などでの CO2低減の工夫といった環境配慮点を評価
することに加え、デザイン性やわかりやすさなども総合的に考慮し、エコ & デザインブース大賞を表彰いたしました。また、今回は地球温
暖化防止としての国産材利用の重要性を鑑みて、新たな特別賞を設け(国土緑化推進機構等連携)、国産材を使用した優れたブースについ
ても選定いたしました。受賞者の選定にあたっては、下記の有識者の皆様に審査員としてご協力いただきました。
益田 文和 氏(東京造形大学 デザイン学科教授、オープンハウス 代表取締役)
伊坪 徳宏 氏(東京都市大学 環境学部 環境マネジメント学科 教授)
平野 喬 氏(地球・人間環境フォーラム 専務理事・事務局長)
谷口 徹也 氏(日経BP社 日経エコロジー 編集長) (順不同)
ECO-PRODUCTS 2013
エコプロダクツ展の「国際化」をめざし、海外からの出展者や来場者の誘致、PR活動に取り組んでいます。今回は、北京
と台湾で、アジア企業を対象に出展説明会を開催。海外からの来場を促すため、本展ホームページの外国語(英語・中国
語・韓国語)ページの情報量を増やし、会期後は海外来場者のインタビューや各ブースを英語テロップで紹介した動画
を設け、次回の来場につなげるべく取り組みました。
展示会の概要
展示会の概要
●エコプロダクツ2013エコ&デザインブース大賞選定委員会
国際化への取り組み
ECO-PRODUCTS 2013
●在京各国大使館、政府機関などへの来場案内
【在京大使館、政府機関などにコンタクトした国(順不同)】
アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、イギリス、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、
ベルギー、ケニア、インド、
インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ニュージーランド、韓国、
中国 ほか
●海外での広報・営業活動
■出展者名:ライオン ■ブース番号:3-006
●環境配慮のポイント
来場者属性
来場者属性
最優秀賞
6月に中国・北京、台湾・台北で出展検討者向け説明会を実施し、広告代理店関係者を中心に約70名が出席しました。
●各種情報発信
ブース造作に山梨の森の間伐材を部分的に使用。
展示後には再利用します。
●選定委員からのコメント
◎エコプロダクツ展 公式ホームページ
説明する社員の熱意も伝わる、楽しいブースづくりだ。展示内容と事業内容に一貫性があり、手作りのツール
が多用されていたり、
材料や塗料など細かいところまで環境配慮されている。
リサイクル率も高い。
英語、中国語、韓国語のホームページを作成し、展示会概要、展示会の環境への取り
アンケート
アンケート
組みの紹介、また海外来場者向けの会場内ツアーの参加受付などを行いました。
◎海外メディアへの掲載の働きかけ
優秀賞
海外メディアに対し、本展への来場を呼びかけるとともに情報を発信し、海外メ
■出展者名:アレフ
(びっくりドンキー) ■ブース番号:3-042
ディアへの掲出を図りました。
年間さまざまなイベント会場にてハンバーグを提供するため、
今年度より移動厨房を導入し、
毎回廃棄処理していた装
飾工事を一切なくしました。また、社名(びっくりドンキーなど)のサイン文字はメンテナンスを加えながら、再利用を
しています。
展示部分で掲載しているPOPやグラフィックは、
他のイベントで利用するため、
全て持ち帰って再利用を
しています。
徹底した環境対策をブース装飾においても実践しております。
●選定委員からのコメント
中古コンテナの活用による移動厨房やゴミゼロ大作戦との連携で生ごみ資材を提携農家に運んで活用するなど、ゼロエミッションの徹
底をはかっている点を評価。食器やカップもリユース可能なものを使用。展示部分でも自社の取り組みをわかりやすく説明している。
優秀賞
■出展者名:オール東京62市区町村共同事業「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」 ■ブース番号:5-041
●環境配慮のポイント
【部材面】展示台:解説パネルは全て強化ダンボールを使用。現場でのノックダウン式が可能で会期終了後は解説パネル
は全て再利用。照明:環境配慮の観点から照明の数を削減しています。配布物:配布資料の点数、部数を削減しています。
●選定委員からのコメント
展示物の活用後の事も考えられていて、
コンパクトに収納し、搬送を容易にする工夫がなされている。各市区町村
からの多様な取り組みを、統一感をもったデザインでしっかり訴求。来場者対応にもチームワークのよさが見える。
特別賞
■出展者名:アサヒグループ(アサヒビール/ニッカウヰスキー/アサヒ飲料/カルピス/アサヒフードアンドヘルスケア/和光堂) ■ブース番号:5-031
●環境配慮のポイント
●選定委員からのコメント
説明パネルをできる限り使わずに、壁一面にテーマや展示物に関するストーリーを記載した大胆なデザイン
が秀逸。
ブースの木々に映える壁と文字の色使いもよい。
自社の取り組みについて、丁寧にわかりやすく説明
されている点も評価。
特別賞
■出展者名:石坂産業/くぬぎの森環境塾 ■ブース番号:6-018
●環境配慮のポイント:
◎昭和の学校を彷彿させる木質の外観 ∼木のぬくもりが伝わる教室∼
◎可能な限りリユース、
リサイクル、省エネ
◎リサイクルプログラムにより適正に再資源化
●選定委員からのコメント
<中国語>
<韓国語>
Catch Asia Media Network、the Jakarta Post、Yahoo News India、
News.nom.co、PR.com、Press release point、
Discover a Japan you didn’t know、Fairitaly.org、hydrocarbons21 ほか
新唐人電視合、中华工商时报、人民网、比特网、车讯网、expoon.com、
newexpo.com ほか
Konetic、Green management of information、IEB Tour ほか
●海外来場者サポート
◎インフォメーションデスクの設置と外国語資料の配布
海外来場者からの様々な問い合わせに対応したほか、英語・中国語・韓国語の 3 言
語で作成した本展示会の会場図付き案内のチラシを配布しました。
チラシ配布数:
〈英語〉264枚 〈中国語〉128枚 〈韓国語〉277枚
◎出展者ブースでの海外対応協力
海外来場者に向けたサービスのため、ブースにおける海外対応(英語・中国語・韓国
語)の協力を出展者に募りました。
22社・団体の出展者の方に、各言語で対応してい
ただきました。
[外国語対応バッジ配布数:101枚]
●海外来場者向けツアー、団体来場受け入れ
告知活動と成果
告知活動と成果
ブース内にアサヒビールが保有する「アサヒの森」の間伐材を使用しています。
「 アサヒの森コーナー」
では展示台やコーナー囲いを全てアサヒの森の間伐材で製作しています。間伐材は会期終了後、アサヒ
グループの各施設で再利用を予定しています。
<英語>
公式ホームページ英語版
各種企画
各種企画
リサイクルプログラムに参加。
【搬送面】装飾の主体をダンボールにすることにより、
軽量化を実現。
輸送時のCO2を削減。
【掲載された海外メディア
(一部)】
教育・環境配慮・国際化
教育・環境配慮・国際化
●環境配慮のポイント
英語・韓国語ガイドとともに会場内を巡るツアーを実施し、英語101名、韓国語34名
の来場者が参加しました。韓国語ツアーの参加者が前回より微減しましたが、英語
ツアーについては団体での参加が多かったことが影響し、大幅に参加者が増えまし
た。
「日本企業の環境取り組みに対する姿勢が学べた」
「日本の優れた技術を学ぶこ
とができた」などの声をいただきました。
【おもな海外来場者出身国・地域
(順不同)】
インドネシア、
ベトナム、
ラオス、
マレーシア、
ブルネイ、
ミャンマー、
タイ、
カンボジア、
シンガポール、
フィリピン、
インド、
ハンガリー、韓国 ほか
■協力:エコネットワークス
国産材を多用し、
シンプルな構造で、あたたかみと懐かしさを感じさせるブースだ。普段自社で使用している
備品も多く、
リユース率が高い。5年後の自分に届く手紙という物語性があるサービスも面白い。
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ECO-PRODUCTS 2013 REPORT
ECO-PRODUCTS 2013 REPORT
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