LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE 15 JANVIER 2008 VIVRE EN FRANCE La Banque 銀行 「銀行を開設したいんですけど、どうしたらいいんですか?」とよく質問を 頂く。実は開設方法は銀行によって様々で、一概にはいうことができない。 とはいえ、今回はいくつかの例を挙げてご紹介したいと思う。まったく同じ 手続きとは限らないが、少しでも参考になることを願って! 〈どんな銀行があるの?〉 日本も都市銀から地方銀行まで合わせると本当にたくさんの銀行がある。フランスの銀行も様々で、どこも多彩な サービスで集客に一生懸命。一番大きな銀行は、日本銀行と同じポジションのフランス銀行 “ BANQUE DE FRANCE” 。残念ながら一般利用はできないが、もしフランを持っていてユーロに変えたいなら、ここに行こう。 パリのオペラ座近くの本店住所はこちら。31, rue Croix-des-Petits-Champs 75001 Paris ホームページはこちら。http://www.banque-france.fr そして実際に利用きる主な銀行はこちら。これ以外にも地方銀行があるので、サービスや便利さを比較して決める とよい。 □Banques Populaires □BNP paribas http://www.banquepopulaire.fr/ http://www.bnpparibas.net/banque/portail/particulier/HomePage?type=site □Caisse d’epargne http://www.caisse-epargne.fr/index.aspx □CLC □Crédit Agricole http://www.credit-agricole.fr/ □LCL □Société Générale http://www.lcl.com/fr/ http://www.societegenerale.fr/ I. 〈口座を開く〉 II. 日本の銀行だと口座を開く際の最低入金金額は小額でも良いが、フランスでは20ユーロ程度が必要。この額 も銀行によりけり。さて、いざ口座開設!となった時に一番始めにする事は、アポイントメントを取るこ と。もしそんなに混んでいなければ、その場で対応してくれるが、突然に「口座を作りたいんですけ ど・・・」と行くと、「まずはアポイントを取って」と言われる。 III. アポイントを取ったら、指定日時に必要書類を えて銀行に出向く。一般的に必要な書類はパスポート、滞 在許可証、住居証明書(ガス・水道料金の請求書など)、賃貸契約書、入金用のお金が挙げられる。ホーム ステイの場合は賃貸契約書の代わりに、ホストファミリーに「○○さんは我が家に滞在しています」という旨 を一筆書いてもらうとよい。 IV. 開設したら小切手やカルトブルーなどが発行される。カルトブルーはデビットカードの様なもので、買い物の 際にその都度預金口座から引き落として支払えるカード。クレジットカードの様にまとめて引き落とされるの ではない。フランスでは主流で、良く利用されている。ATMでも現金引き出しができる。 V. 日本の様に通帳はないので、毎月送られてくる利用明細書を保管しておくとよい。捨ててしまいがちである が、何かの手続きで必要になることもある。Société Généraleなど一部銀行ではインターネットで利用状況を確認できる VI. サービスがある。 お問い合わせはこちら! AJ-FRANCE 075-703-0115 [email protected] LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE 15 JANVIER 2008 〈国際送金ってどうするの?〉 留学中、お金の心配はやはり付いてまわる。自分の貯金から、また親からの援助として、日本から送金してもらう機 会もあるだろう。普段馴染みのない国際送金方法について、ここではご紹介したい。 送金方法は主に2つ。【国際送金】【銀行小切手】とある。下記に一般的な【国際送金】をご紹介。手続に身分証明 証の提示を求められる事があるので、免許証など持って行こう。 【国際送金】ゆうちょ銀行編 ゆうちょ銀行でできる国際送金は、現地銀行口座や郵便口座に送金できる。 “住所宛て送金”と“口座宛て送金”の2種 類があり、手数料は両方とも金額にかかわらず2500円と、一番安く国際送金できる。ただし受け取る側の口座に よって手数料などが送金金額から引かれる場合がある。所要日数は“住所宛て送金”が5∼10日、“口座宛て送金”が 4∼6日。 ゆうちょ銀行の国際送金のサイト http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/kaigai/kj_tk_kg_index.html ではさっそく手続を・・・。 1:まずは窓口で「現金で送金」するのか「ゆうちょ口座から送金」するのかを伝え、専用の記入用紙をもらう。 2:「送金種類」は「郵便振替口座あて送金」か「銀行口座あて送金」を選ぶ。 3:「受取人」には受取人の名前、住所、口座番号を記入。もちろんアルファベットで。口座番号は長いので、記入 間違いがないかしつこいくらい確認を! 4:「銀行口座あて送金の場合」は、送金先が銀行口座の場合に記入。3の「受取人」で記入した口座番号以外に、 受取銀行名、支店名(支店番号でも可)、銀行住所、銀行コード番号が必要なので、あらかじめ確認しておこう。 5:「差出人」は手続者本人の名前、住所、電話番号を記入。住所はローマ字でフランス式に番地、町名、市町村、 都道府県、JAPONの順に記入する。口座間送金の場合は差出人口座番号の記入欄もあるので書く。 6:「通信文」はとくに記入の必要なし。 7:「送金目的」は貿易外取引の方にチェックし、内容を記入。 8:「通過コード」は “EUR” 、「金額」は指定金額を書く。金額部分はよく確認すること。 国際送金はユーロで送るが、ゆうちょ窓口では日本円で対応してくれるので大丈夫。ゆうちょ銀行のその日の レートでユーロ換算され、現金または郵便口座から送金される。銀行の仲介手数料に3,8ユーロ引かれることが 多いので、送金額に追加すること。 9:送金後は送金控えを必ず受け取り、きちんと送金されたことが確認できるまでは大切に保管しておく。 もしあなたが送金を受け取る側の人なら、受け取たら必ず送金してくれた人に連絡をしよう。ちゃんと送れた か不安に思っているはず。 【国際送金】銀行編 →現地の銀行口座に送金する方法。外国為替取り扱い銀行で可 能。“至急扱い”と“普通扱い”があり、手数料や送金されるまでの日数は銀行によって違う。 日本の銀行に支払う手数料の他に、受け取り銀行の手数料も送金者が負担しなければなら ない場合もある。ゆうちょ銀行のように詳細を書きたいところだが、銀行によって記入 フォーマットが様々なため割愛。基本的にはゆうちょ銀行での手続に必要な送金情報(口 座番号、銀行名など)が分かっていれば問題なく送金できる。もし銀行にユーロがあると いう方は、こちらで送金するとよいだろう。 以上代表的、かつ比較的簡単な送金方法である。ゆうちょ銀行でするにしろ銀行でするに しろ、できるだけ国際送金の扱いに慣れているような窓口を選ぶと良い。小規模のゆう ちょ銀行だと、窓口の方も不慣れなことがある。もし上記の情報だけでは送金できないと いわれても、慌てず、どの情報が足りないのかしっかりと確認して、必要情報を調べれば 大丈夫。自身で学校手続きする人も、事前に授業料を振り込む場合がほとんどなので、こ の国際送金を覚えておくと便利だ。 お問い合わせはこちら! AJ-FRANCE 075-703-0115 [email protected]
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