LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE 15 JANVIER 2008 VIVRE EN FRANCE Le Courrier 郵便 郵便を送りたい。でも国際郵便って、宛名はどう書くの?届くまでどのくらいかか るの?料金は?と、知れば簡単なことだが、今更人に聞けないという人もいるの ではないだろうか。基本的なことだからこそ、ここでもう一度確認してみよう。 〈手紙を送る 日本→フランス〉 日本からフランスに送る場合は以下の見本を参考に。出発前にホームステイの方にご挨拶の手紙を出したり、入学 手続きで書類を送ったり、又帰国後にお礼のお手紙を書いたりする人も多いだろう。 フランスに手紙を出すときは、宛名の書き方が日本と違う。 名前、番地、市町村、都道府県、郵便番号、国名の順 に書くのが一般的で、 下記に一例をあげておくので参考に。フランス国内間での郵便も同じ書き方。 A 【A】→差出人の住所を記入。封 筒の裏面に書くのはフランスも同 じ。 YAMADA Hanako 74-1 Sakurai Kamigamo Kita-ku Kyoto 603-8054 JAPON B 【B】→切手。フランス→日本は 20gまで0,85ユーロで送れる。 C Mademoiselle YAMADA Yuki 12,rue Mandar 75002 Paris FRANCE D AIR MAIL 【C】→宛先住所。どちらが姓か 分かるように大文字で書く。 【D】→国際郵便である印に必ず 記入。“PAR AVION” でも良い。 【A】は差出人の住所を書く。フランス式に番地から書き、∼区や∼町は、ーku、ーchoとすれば大丈夫。 【B】は日本からだと船便で90円(1∼3ヶ月と恐ろしく時間がかかる事も!)、航空便で260円(3∼6日)、SAL 便260円以下(6∼13日)、EMS便1500円(2∼4日)。EMS便は国際郵便の中で最優先に扱われるので、急いでい る時には最適。また配達状況も分かるので安心。 【C】は名前の前にMonsieur ,Madame, Mademoiselleのいずれかをつけよう。最近では略してM=Monsieur , Mme=Madame, Mlle=Mademoiselleと書かれる。 【D】は国際郵便である事を示すのに必須。ちなみに郵便用語はフランス語が基準で、Par Avionは世界で通じる。 お問い合わせはこちら! AJ-FRANCE 075-703-0115 [email protected] LES DOSSIERS D’AJ-FRANCE 15 JANVIER 2008 〈手紙を送る フランス→日本〉 フランスから日本に郵便を出すときは、フランス側の差出人住所はそのままフランス語で書き、日本側の受取人住 所は、JAPONとPar Avionだけフランス語で書けば、あとはそのまま日本語で届く。フランスでは切手は郵便局以外 でもタバコ屋(TABAC)などでも購入可能。 〈荷物を送る〉 日本 フランス間で荷物を送る時には、船便、航空便、SAL便、EMS便の3種類ある。30kgまで送ることができ、 料金は30kgで船便2900円、一番早いEMS便で6200円。船便は安いが、届くまでに1∼3ヶ月かかるので、帰国時の 荷物を送る時などに利用すると良い。EMS便は3日程度。航空便は1週間くらいで、なぜか料金はEMS便よりも少し 高い。SAL便は2週間前後で届き、料金も5000円と少し安い。 郵便局窓口に専用の送付状が置いてあるので、記入して貼付ければOK。記入例が郵便局のHPにあるので参考に。 http://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/parcel.html 〈フランス郵便事情〉 フランスの郵便事情は、フランス人からでも決して良い話を聞かない。窓口では待 つ、並ぶ、そして対応が悪い。なにより、郵便物がきちんと届かないのが一番の問 題。私自身は著しく遅れて届いた(もしくは受け取った)ということはないが、友 人は通常1週間あれば届く物が、1ヶ月半経ってから届いていた。でもこんなこと は日常茶飯事。運が悪かったとあきらめるしかない。郵便窓口でも、この行列が見 えていないのか!?と疑いたくなるくらい、隣の窓口の同僚と昨晩のテレビついて 盛り上がっていたり・・・。とはいえ、良いところもある。みんな待つことにはなれているので、自分の番が回っ てきたら次を気にせず、しっかり質問できる。言葉の不安がある外国人に取って、後ろに並ぶ人の視線を気にしなく てよいのはありがたい。もちろんすごく丁寧な対応で素敵な人もいるので、あしからず。 とにかく、郵便局に行くときは苛立たないように、気持ちにも時間にも余裕をもっていこう。 〈郵便局でのお土産〉 フランスのお土産で、ありきたりな物は嫌という人は、郵便局を覗いてみ よう。デザイン性の高い素敵な記念切手がある。名画やフランスで人気の キャラクターはもちろんのこと、CHANELやGIVENCHYなどの有名デザイ ナーの切手など(ハート型でとてもキュート)もあり、ちょっと気の利い たお土産に良い。もちろん値段は通常切手と同じ。 その他、フランスならではの郵便サービスではワインを送る、専用の箱がある。Colissimo コリッシモという郵 パックのようなサービス。ワイン専用に割れないようにしっかりガードできる。 まずは郵便局の窓口で箱を購入。 国内用と国際用の箱があるので、間違えない ように。組み立てて中身を入れ、指定の記入用紙に宛先など書けばこれで送れ る。料金は1本用2kgまでで29 ユーロ。ワイン以外にもこのColissimoがあ り、本やお土産など送れる。サイズはL-6kgまで(34,5ユーロ)、XL-7kgま で( 39,5ユーロ)がある。下記にフランス郵便局のColissimo案内ページがあ る。始めの方は国向けの案内だが “VERS L’INTERNATIONAL”で国際用の料金や箱のサイズなどがわかる。 http://www.laposte.fr/IMG/pdf/Depart_de_France_metropolitaine-2.pdf お問い合わせはこちら! AJ-FRANCE 075-703-0115 [email protected]
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