機械工学科 - 近畿大学

平成
年度
28
機械工学科授業計画
平成 28 年度
機械工学科授業計画
近畿大学理工学部
近畿大学理工学部
講
義
要
項
共通教養科目
授
業
計
画
科目名:
自校学習
英文名: 1st Year Seminar
ア ツ ミ
担当者: 渥美
ヒ サ オ
寿雄
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
「実学教育」、「人格の陶冶」を重視する建学精神と、「人に愛される人、人に信頼される人、人に尊敬される人」を育
成することを教育目的とする近畿大学。近畿大学は創設以来、実社会に役立つ人材を育成する「実学」を中心とした
実践的な教育と研究を行ってきた。様々な問題を抱える現代社会にあって、今こそ「未来志向の実学精神」が求めら
れている。
共通教養科目は、その根幹となる重要な科目群であり、今後、社会人として必要な幅広い見識を形成するためのもの
である。本授業のはじめに、近畿大学の学生として、本学の教育理念、教育目標・目的を理解し、自ら学ぶ意欲と習
慣を身につけ、今後の学園生活を有意義に送ることができるよう、自己啓発の必要性について意識付けを図る。
また、理工学部で開講する共通教養科目として、理工学部におけるさまざまな研究分野について学習し、エンジニ
アあるいは研究者としての将来像を具体的に描くための動機付けを目指す。
第1回 近畿大学を知る(1)
第2回 近畿大学を知る(2)
第3回 近畿大学を知る(3)
第4回 近畿大学を知る(4)
第5回 学科の取り組み(1:理学科数学コース)
第6回 学科の取り組み(2:理学科物理学コース)
第7回 学科の取り組み(3:理学科化学コース)
第8回 学科の取り組み(4:生命科学科)
第9回 学科の取り組み(5:応用化学科)
第10回 学科の取り組み(6:機械工学科)
第11回 学科の取り組み(7:電気電子工学科)
第12回 学科の取り組み(8:情報学科)
第13回 学科の取り組み(9:社会環境工学科)
第14回 語学学習について(理工学部教養・基礎教育部門)
第15回 「My Campus Plan」、キャリアを考える
■学習・教育目標および到達目標
・近畿大学の歴史と伝統および今後の展望を知り、大学の一員としての自覚と誇りを持つことができる。
・自ら学ぶ意欲と習慣を身につけ、大学生活を設計する。
■授業時間外に必要な学修
「シラバスで指定した参考文献、各学科の取り組みの中で紹介された書籍を読み、内容を理解すること」
「講義時に指定する「大学生の学び」に関わる書籍や記事を読み、自らの学生生活を設計すること」
「My Campus Planを作成し、日々チェックを行うとともに、さらなる改善に努めること」
■教科書
使用しない
■参考文献
[ISBN]なし『炎の人生:評伝・世耕弘一先生』(田島一郎, 近畿大学世耕弘一先生建学史料室)
[ISBN]なし『キャリアデザイン・マニュアル』
■関連科目
キャリアデザイン
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間レポート「興味を持った研究と将来の希望」50%
My Campus Planと4年間の過ごし方レポート 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
(代表者)渥美教授室 31号館7階 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日 10:00 ~ 12:00
-1-
科目名:
人権と社会1
英文名: Human Rights and Society 1
オ ク ダ
担当者: 奥田
ヒトシ
均
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「人権」を「差別問題」に狭めることなく、
「人間らしさ」の社会的表現として理解することを追求する。そのため、
「人
間の権利」の前提となる人間観を人間の本質的特性と遇有的特性の両面から掘り下げ、「人権」が人間らしさの指標で
あることを学ぶ。
第1回 オリエンテーション・学習権について
第2回 人間の本質的特性(1)生命の尊厳と人権
第3回 人間の本質的特性(2)人間のスタートラインと人権
第4回 人間の本質的特性(3)人間のゴールラインと人権①
第5回 人間の本質的特性(4)人間のゴールラインと人権②
第6回 人間の本質的特性(5)生命科学の発展と人権
第7回 人間の本質的特性(6)遺伝子問題と人権①
第8回 人間の人間の本質的特性(7)遺伝子問題と人権②
第9回 遇有的特性 個性ある存在としての人間
第10回 差別とは何か(1)本質的特性と遇有的特性
第11回 差別とは何か(2)差別と区別
第12回 差別とは何か(3)社会問題としての差別と人権
第13回 差別問題から社会を分析する
第14回 春期人権講演(時期は未定)
第15回 講義のまとめ
■学習・教育目標および到達目標
「人権」が人間の普遍的価値であり、同時に社会問題であることの意味を理解する。
■授業時間外に必要な学修
日々の人権に関する社会の動きを新聞などで把握すること
■教科書
使用しない
■関連科目
人権と社会2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
講義内でのテスト 90%
人権講演会感想文 10%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日 午後1時30分~ 3時30分
-2-
科目名:
人権と社会1
英文名: Human Rights and Society 1
クマモト
担当者: 熊本
リ
サ
理抄
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
現代社会における人権課題を、その歴史的背景、自己・他者・社会との関係性、および社会構造の視点から学修します。
「生存権」「労働権」「教育を受ける権利」の保障について、その実態を考察していきます。
「人権」「平等」「特権」「貧困」「自尊感情」「性」などの概念や実体を歴史的視点と現代的視点から学修します。
マイノリティたちによる人権獲得に向けたとりくみについて学修します。
第1回 オリエンテーション:授業概要について
第2回 人権とは何か:歴史的概要と日本国憲法
第3回 平等とは何か:「形式的平等」と「実質的平等」
第4回 「特権」を考える
第5回 貧困と人権
第6回 子どもの貧困
第7回 教育を受ける権利
第8回 働く権利
第9回 雇用におけるジェンダー平等の課題
第10回 性について考える(1)sexとgender
第11回 性について考える(2)性別二元論
第12回 性について考える(3)性の多様性
第13回 自尊感情
第14回 秋期人権講演会
第15回 人権週間人権講演会
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、現代社会における人権課題についての知識を得るとともに、自己および他者の人権ならびにそれらと関連
する社会構造に対する理解力、思考力、分析力を深め、人間らしく生きること(自立)や他者とつながりあうこと(共
生)を日常生活や他者との関係性において実践する力を身につけることを目標とします。
■授業時間外に必要な学修
授業で習ったことを日常の生活や人間関係へ応用し、その思考や理解を深めること。
日々の国内外の社会の動きについて新聞等でよく接し把握しながら、それらを論理的に思考すること。
■教科書
適宜プリントを配布します。
■参考文献
適宜授業中に紹介します。
■関連科目
人権と社会2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
授業中課題(ふりかえりシート)90%
レポート 10%
■授業評価アンケート実施方法
各学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
研究室(本館5階・507号室)
E-mailアドレス([email protected])
■オフィスアワー
月曜日3限と金曜日3限
-3-
科目名:
人権と社会1
英文名: Human Rights and Society 1
タ ナ ダ
担当者: 棚田
ヨウヘイ
洋平
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
本講義では、まず、①「人権」概念と人権教育・啓発の今日的動向をふまえたうえで、②現代の日本社会におけるさまざ
まな人権課題(被差別部落、障害者、外国人、女性、子ども等)について、具体的に学修します。後者に関しては、各人権
課題の実態(歴史的経緯や現状)をふまえつつ、ありうべき解決策(人権教育・啓発のあり方等)を、参加者とともに考え
ていきます。
その際、授業者も含めた参加者一人ひとりが、自分自身の経験を振り返ったり、現況を見つめ直したりするなかで、自分
自身にひきつけながら「人権」について学んでいきます。そのため、講義の各回においては、個人作業(簡単な小レポート)
やグループワーク等の活動も、適宜取り入れます。
第1回 イントロダクション
第2回 人権と社会① -「人権」とは何か?
第3回 人権と社会② -人権教育と人権啓発
第4回 ジェンダーと人権① -「男女共生」とは何か?
第5回 ジェンダーと人権② -セクシャルマイノリティの観点からみた社会
第6回 障害と人権① -「障害」とは何か?
第7回 障害と人権② -障害者の観点からみた社会
第8回 在日外国人と人権① -「外国人」とは誰か?
第9回 在日外国人と人権② -外国人の観点からみた社会
第10回 部落問題と人権① -「部落問題」とは何か?
第11回 部落問題と人権② -部落出身者の観点からみた社会
第12回 教育と人権① -「子どもの権利」とは何か?
第13回 教育と人権② -「学校づくり」としての人権教育
第14回 労働と人権① -「働く」ことを考える
第15回 労働と人権② -人権を尊重する「職場づくり」
試験課題 人権課題の背景とその解決方法について
■学習・教育目標および到達目標
① 人権という概念について、具体的な事例や経験にもとづいて理解する。
② 現代社会におけるさまざまな人権課題の実態をふまえて、その解決策を考察する。
③ 自分自身にひきつけて、人権をとらえる。
■授業時間外に必要な学修
講義の各回で提示する、レジュメ・参考資料の内容(紹介された各種文献・情報等)をもとに、予習・復習をすすめましょう。
■教科書
特定の教科書は定めません。
講義の各回にて、レジュメ・参考資料を提示します。
■参考文献
講義の各回にて提示します。
■関連科目
人権と社会2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
授業中課題(各回)30%
最終課題(定期試験)70%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して実施します。
■研究室・E-mailアドレス
【所属】 一般社団法人 部落解放・人権研究所
【連絡先(E-mailアドレス)】 [email protected]
■オフィスアワー
なし(非常勤のため)
-4-
科目名:
人権と社会1
英文名: Human Rights and Society 1
ニシムラ
担当者: 西村
ヒ デ キ
秀樹
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
この科目の主要なテーマは「なぜ戦争と差別はなかなか無くならないのか」。性差別、部落差別、貧困など現代社会の構造を明らかにし、
人間を尊敬(「水平社宣言」)し、生きる力をどうしたら獲得できるのか。人権全般について導入的内容を受講生と共に学びます。
講師は35年余、
放送局でニュースやドキュメンタリー番組を制作、
放送局による人権侵害の防止や人権啓発活動を積極的に推進してきた。
教えるとは、未来をともに語ること(仏の詩人、ルイ・アラゴンの言葉)
第1回 オリエンテーション「なぜ人権と社会を学ぶのか」
第2回 人権獲得の歴史 その1
第3回 人権獲得の歴史 その2
第4回 「世界人権宣言」以前の歴史
第5回 「世界人権宣言」以後の歴史
第6回 被差別部落問題 明治「賤民廃止令」と反対一揆
第7回 被差別部落問題 水平社創設と糾弾闘争
第8回 被差別部落問題 戦後の解放運動と同和対策特別措置法
第9回 被差別部落問題 不祥事と再発防止策
第10回 被差別部落問題と宗教~大逆事件
第11回 被差別部落問題と週刊朝日差別文書問題
第12回 最大の人権侵害・戦争
第13回 沖縄の歴史
第14回 沖縄密約問題
第15回 「どうしたら過去を克服できるか」
試験問題は、実施時に設定します。
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、近現代における人権侵害や差別事件の基準を学ぶと共に、人間らしく生きていくため、人権を論じ、自立に向けて共に考えて
いきます。
■授業時間外に必要な学修
新聞、テレビニュースなどマスメディアを通じて、社会の動きについての知識や論理を身につける。大阪人権博物館、水平社博物館を訪
問し、学修してほしい。
■教科書
[ISBN]9784047101937『差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)』(辛 淑玉,角川グループパブリッシング)
[ISBN]9784043943951『世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫)』(内澤 旬子,角川書店
(角川グループパブリッシング))
■参考文献
[ISBN]9784759240580『ビジュアル部落史』(大阪人権博物館, 解放出版社)
[ISBN]9784781690001『日本という国 増補改訂 (よりみちパン!セ)』(小熊 英二, イースト・プレス)
[ISBN]9784582766714『昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー )』(半藤 一利, 平凡社)
[ISBN]9784255004853『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(加藤 陽子, 朝日出版社)
■関連科目
人権と社会2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
授業内課題 30%
レポート&試験 70%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
特になし。
-5-
科目名:
人権と社会2
英文名: Human Rights and Society 2
オ ク ダ
担当者: 奥田
ヒトシ
均
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
人間関係の基本となる自己表現の問題は人権の重要な課題である。そこで自己表現法について2回に分けて抗議する。
また具体的な差別の問題として部落問題を取り上げる。どのような一定の社会的諸関係が近代の部落差別を生み出し
たのか、その変遷と差別のとらえ方について学習を深める。こうした部落問題での知見が、他の差別問題にもつながっ
てくることにもふれていきたい。なお「人権と社会2」は、「人権と社会1」の履修者であることが条件となる。
第1回 オリエンテーション・学習権について
第2回 アサーショントレーニング(1)
第3回 アサーショントレーニング(2)
第4回 明治維新と近代の差別
第5回 近代の価値観の形成
第6回 水平社の結成と水平社宣言
第7回 戦後の部落解放の歩み
第8回 「同対審」答申を読む
第9回 部落差別の現実
第10回 差別のとらえ方(1)存在論と状態論
第11回 差別のとらえ方(2)関係論
第12回 関係論実例
第13回 差別撤廃の法制度
第14回 秋期人権講演会(時期未定)
第15回 人権週間人権講演会(時期未定)
■学習・教育目標および到達目標
差別問題を人権の視座から捉える視点を育む
■授業時間外に必要な学修
新聞の報道などにおける人権課題を常に把握しておく
■教科書
使用しない
■参考文献
[ISBN]9784759210286『差別のカラクリ』(奥田 均, 解放出版社)
■関連科目
人権と社会1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
講義内テスト 80%
講演会感想文 20%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日午後1時30分~ 3時30分
-6-
科目名:
暮らしのなかの憲法
英文名: Constitution in Everyday Life
ニノミヤ
担当者: 二宮
キ
ミ
貴美
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
教養科目の一つとして、日本国憲法全般について取り扱います。憲法のあり方については様々な意見があって当然で
すが、憲法に関する基礎知識を備えていることが前提です。新聞記事等を参照しながら、現代社会における憲法の意
義を自分自身の問題として考えられるよう、解説します。
第1回 憲法とは何か
第2回 民主主義と政治のあり方
第3回 法の下の平等
第4回 幸福追求権
第5回 思想・良心の自由
第6回 信教の自由と政教分離原則
第7回 表現の自由(1)
第8回 表現の自由(2)
第9回 表現の自由(3)
第10回 経済活動の自由
第11回 教育を受ける権利
第12回 生存権
第13回 参政権
第14回 労働基本権
第15回 公正な裁判を受ける権利
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
新聞やTV等で報道される事件など具体的な例を通して、憲法を自分自身の問題として捉え、自ら考える力を身につけ
ます。
■授業時間外に必要な学修
日常から新聞、TVで報道される法律問題に注目し、社会生活の中で法律とはどのように位置づけられるかを考えてく
ださい。
■教科書
[ISBN]9784792305611『スタート憲法』(成文堂)
■関連科目
特になし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 100%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
なし
■オフィスアワー
水曜日4限
-7-
科目名:
住みよい社会と福祉
英文名: Welfare and Society Better to Live In
チェ ウンジュ
担当者: 崔
銀珠
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
人間の生活には様々な「生きづらさ」が潜んでいます。現代社会における「生きづらさ」は、格差社会、貧困、介護問題、年金問題、心の病、児童虐待など様々
な問題として顕在化しており、社会全体に閉塞感をもたらしています。「社会福祉」とは、そのような人々の「生きづらさ」を解消するための学問であり、ま
た方法です。そのため、この「生きづらさ」を解消するための「社会福祉」も、私たちの生活の様々な場面に存在しています。それは自分自身、家族、また生
活している地域、そして社会に深く関係しています。
本講では、私たちの身の回りに潜んでいるこの「生きづらさ」と「社会福祉」を、最近のトピックに関連づけて学んでいきます。講義の中では、より分かり
やすく学ぶために映像教材を使用したり、どの程度理解ができているのかを確認するために学生の皆さんに対してにアンケートを行います。「住みよい社会」
とはどのような社会なのか、一緒に考えていきましょう。
第1回 社会福祉、社会保障とは
第2回 医療保険(1)
第3回 医療保険(2)
第4回 介護保険
第5回 年金
第6回 雇用保険と労働者災害補償保険
第7回 生活保護と社会福祉制度
第8回 対人援助としての社会福祉
第9回 障がいと福祉
第10回 高齢と福祉(1)
第11回 高齢と福祉(2)
第12回 地域と福祉(1)
第13回 地域と福祉(2)
第14回 まとめ(1)
第15回 まとめ(2)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
1)自分自身や家族、地域、社会に存在している様々な「生きづらさ」に気づくことの出来る視点を養います。
2)どのような原因によってこれらの「生きづらさ」が生じているのか、多角的に捉えることができる視点を養います。
3)生活の「生きづらさ」に立ち向かうための身近な福祉に関する知識の獲得します。
4)福祉の視点と知識をもって、住みよい社会を支えていくために必要な価値観について考えます。
5)上記の学習目標を達成するため、マクロの観点からの社会保障とミクロの観点からの社会福祉について考察します。
■授業時間外に必要な学修
毎回の講義で学習する内容について必要最低限の事前学習をしておいてください(予習)。
また講義で学んだ視点をもって、改めて自身の生活の周りに存在する社会福祉について考えてもらいます(復習)。
■教科書
指定しません。
毎回講義に必要なレジュメを配付します。
■参考文献
[ISBN]9784767933498『生活と福祉―家庭、地域、社会・組織の福祉的機能と生活支援 (介護福祉士養成テキスト)』(小澤温, 建帛社)
[ISBN]9784641220218『はじめての社会保障 第11版 (有斐閣アルマBasic)』(椋野美智子, 有斐閣)
[ISBN]不定『厚生労働白書』各年度版 (厚生労働省, ぎょうせい 2001- )
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 80%
授業への参加 20%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
なし
-8-
科目名:
住みよい社会と福祉
英文名: Welfare and Society Better to Live In
ペ
担当者: 裵
ヒョスン
孝承
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
社会福祉とは、だれもが思い描く人生(自己実現)を過ごすように「より良い生活(well-being)」を支援・
追究する理論および実践の学問である。そのため、ノーマライゼーションや自己決定、利用者主体といった理念を基
に、個々人の状況に対応した多様なサービスの提供や社会基盤整備が重要な課題とされるようになった。なかでも、
支援機器・ユニバーサルデザイン・バリアフリー・まちづくりなど、理工系の学問領域と連携も重視されるようになっ
ている。 本講では、社会福祉の基礎理論を講じるとともに、日本に限らず、国際社会の動向と状況から今後の新たな
視点を学ぶ。さらに、地域社会や家族の中で自己のもつ役割を認識し、社会的弱者に対して一人の市民としてどのよ
うな関わりがもてるのかについて考える視点を養うこととする。
授業は、講義を中心に行うが、要介護高齢者、障害者、要保護母子などの事例を検討し、グループ討議などを通し
て授業への積極性、参加態度を問う。
第1回 生活と福祉
第2回 社会問題
第3回 社会福祉の基本的動向と援助対象
第4回 社会福祉法制度の体系
第5回 高齢者福祉(1)
第6回 高齢者福祉(2)
第7回 障害者福祉(1)
第8回 障害者福祉(2)
第9回 児童福祉
第10回 社会福祉と理工学との連携
第11回 家族関係・家族福祉
第12回 第12回社会保障論
第13回 第13回 東アジアの福祉
第14回 第14回 公的扶助論(生活保護)
第15回 総合まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
社会の様々な問題や<人の生きにくさ><高齢社会><障害への遭遇><家族の問題>等に対して、関心を払うこ
と。さらに、それらを解消するための学問・実践領域である社会福祉と理工系が学ぶべき領域との接点を探り、新た
な社会資源創設の可能性を見いだしていくことを学ぶ。
■授業時間外に必要な学修
社会福祉および社会問題に関するニュースを見ること
■教科書
特に指摘しない
■参考文献
[ISBN]9784623069552『よくわかる社会福祉 第10版 (やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ)』(山縣文治, ミネル
ヴァ書房)
■関連科目
高齢者福祉論・障害者福祉論・児童福祉論・社会福祉援助技術論・国際社会福祉
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
グループ議論 20%
レポート 10%
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日
-9-
科目名:
現代社会と法
英文名: Contemporary Society and Law
フ カ イ
担当者: 深井
ト モ キ
智樹
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
世の中で現に生じている紛争を題材に、紛争の予防や解決において、法がどのように機能しているかを理解する。
上記理解に必要な範囲で、法の基本原理・原則や、基本的知識についても解説する。
第1回 ガイダンス
第2回 法と裁判
第3回 憲法①ー総論・統治機構
第4回 憲法②ー基本的人権
第5回 民事事件①ー一般民事事件①
第6回 民事事件②ー一般民事事件②
第7回 民事事件③ー消費者問題
第8回 民事事件④ー労働問題
第9回 民事事件⑤ー交通事故
第10回 民事事件⑥ー親族問題
第11回 刑事事件①ー刑事手続きの流れ及び刑事裁判の基本原則
第12回 刑事事件②ー裁判員裁判及び事実認定①
第13回 刑事事件③ー裁判員裁判及び事実認定②
第14回 刑事事件④ー裁判員裁判及び事実認定③
第15回 総括
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
具体的紛争事例を題材として、法の目的・適用について学ぶとともに、物事を多面的・多角的に評価し、課題を主体的・
論理的に解決する力を養う。
■授業時間外に必要な学修
授業で触れられた視点をもって、各自新聞やテレビ等のニュースにあたられたい。
時間に余裕があれば、是非、法廷傍聴にも行っていただきたい。
■教科書
特に指定しない。
適宜、レジュメを配布する。
■参考文献
適宜指示する。
■関連科目
特になし。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 40%
授業中課題 60%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4限
- 10 -
科目名:
環境と社会
英文名: Environment and Society
サ
サ
キ
担当者: 佐々木
単 位: 2単位
ヨウ
洋
開講年次: 2年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
環境問題を考えるには、幅広い分野に目を向ける必要がある。普段、使用していない用語を目にすると、別世界に紛れ込んだような気分になるが、それらの用
語に繰り返し接することにより、次第にその用語の持つ定義や意味が自分の身体に染みこむことを経験できるものである。本講義では、参考書で使われている
経済や法の用語や先人の業績を読み解き、環境問題の観点から、自分の言葉でまとめることにより、「持続可能な社会」の実現に必要な知識を獲得することを目
的とする。このために講義では、多くのキーワードとそのキーワードが持つ概念を書き写す。ほぼ隔週で行う小テストで自分言葉で出力することを繰り返すこ
とによって自分の中に環境問題とそれに対する解決策を涵養していく反転授業を行う。レポートおよび小テストともに JABEE用答案用紙を使用する。特にレ
ポートについては、推敲に重点をおき、黒インクまたは黒ボールペンでの手書きを要求する。講義の流れとしては2015年末のCOP21でのパリ協定に到達するま
での経緯を考える。
第1回 環境問題とはなにか
第2回 環境問題の歴史(1)公害問題
第3回 環境問題の歴史 (2)地球環境問題
第4回 環境問題と経済学
第5回 環境の経済価値と評価
第6回 環境政策の目的と手段
第7回 気候変動問題と炭素経済
第8回 「環境と経済の両立」から持続可能な発展へ
第9回 環境税
第10回 森林環境税と産業廃棄物税
第11回 環境における法の役割
第12回 環境法の仕組み
第13回 国としての環境政策
第14回 持続可能な発展に向けた国際的取り組み
第15回 持続可能な社会の評価
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-2に主体的に関与
地球環境問題を理解するための自然科学的キーワード、経済学的キーワードを理解し、キーワードやその背景・関連する事項および地球環境問題解決のための
提言を自分の言葉で表現できる。
■授業時間外に必要な学修
定期試験にはノート持ち込み可とします。毎回の講義前に学習のねらいを動画配信しますので視聴の上、UNIPAにアップされた講義資料で予習ください。ア
クティブラーニングとしての出力は毎回の小テストが該当します。一方講義中はブログによって講義パワーポイントのjpgファイルで閲覧可能としますので、
ノート・メモできなかった分は、これを参照して小テストに臨んでください。学習を進めるうちに興味を持ったテーマについての参考図書等を読んで、種々の
キーワードのイメージを膨らませるとともに固定化し、自分の言葉で表現し、他者に伝える修練を行う。レポート課題のために参考文献の④⑤⑥⑦のうち、最
低1冊を読破する必要があります。
■教科書
使用しませんが15週の講義進行は参考文献①に沿って進めます。ただし参考文献①が発行された以後の世界の動きについては参考文献⑪⑫⑬の内容も使用しま
す。また2015年に出版された本として⑭⑮も利用します
■参考文献
[ISBN]9784595309328
[ISBN]9784478870273
[ISBN]9784478871058
[ISBN]9784102074015
[ISBN]9784167651756
[ISBN]9784862760296
[ISBN]9784862761593
[ISBN]9784622071747
[ISBN]9784772695022
[ISBN]9784535786523
[ISBN]9784121021205
[ISBN]9784621085172
[ISBN]9784004315384
[ISBN]9784798912936
①『環境と社会』鈴木基之、上田和宏著 放送大学教育振興会(2009)
②『生きるための選択 限界を超えて』ドネラ・H・メドウス等著、茅陽一監訳ダイヤモンド社(1992) ③『成長の限界-人類の選択』ドネラ・H・メドウス等著、枝廣淳子訳 ダイヤモンド社(2005)
④『沈黙の春』レイチェル・カーソン著青樹逐一訳 新潮文庫(1964) ⑤『ハチはなぜ大量死したのか』ローワン・ジェイコブセン著中里京子訳文春文庫(2011)
⑥『ディープ エコノミー』ビル・マッキベン著 大槻敦子訳 英治出版(2008)
⑦『フェアトレードのおかしな真実』コナー・ウッドマン著 松本裕訳 英治出版(2013)
⑧『持続可能な発展の経済学』H・E・デイリー著、新田功訳 みすず書房(2005)
⑨『エコロジカル・フットプリントの活用』ニッキー・チェンバース他著五頭美和訳 合同出版(2005)
⑪『地球温暖化スキャンダル』スティーブン・モシャー +トマス・フラー著渡辺正訳 日本評論社(2010)
⑫『気候変動とエネルギー問題』深井有著 中公新書 (2011)
⑬『「地球温暖化」神話』渡辺正著 丸善出版(2012)
⑭『異常気象と地球温暖化』鬼頭昭雄著 岩波書店(2015)
⑮『21世紀地球寒冷化と国際変動予測』丸山茂徳著 吉田勝訳 東信堂(2015)
■関連科目
1年次の共通教養科目資源とエネルギー、国際経済と企業の国際化等
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テスト(小論文形式計15回)45%
レポート(1回)15%
定期試験 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12月~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
30号館5階佐々木講師室 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日6時限
- 11 -
科目名:
資源とエネルギー
英文名: Natural Resources and Energy
ヤマザキ
担当者: 山崎
ヒ デ オ
秀夫
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
現在,人類が直面するしている問題としては,エネルギー及び生産資源の枯渇,環境破壊,世界人口の急増と食糧資源の不足などがあげられる。このうちエ
ネルギー資源の問題は,石油や天然ガスなどの化石燃料の枯渇が近いと言われながら,その消費量は増加の一途をたどっている。人類社会の発展と持続的な社
会の形成のためには,まずエネルギー問題について真剣に議論し,解決の道を探っていかねばならない。近年の環境保護の動きから,太陽光や風力などの自然
エネルギーが注目を浴びているが,エネルギー生産量,安定供給力,用地確保,コスト,寿命後の大量の廃棄物発生など多くの問題があり,安易な期待のもと
にエネルギー問題を楽観視することはできない。この科目では,エネルギー資源,省エネルギー,各種発電技術についての知識を得るとともに,我々が今後何
をすべきか、何を選択すべきかについて考える。
なお,資源とエネルギーの問題は流動的であるので,社会情勢に応じてシラバスの記載にかかわらず,講義を進める場合もある。特に,東日本大震災に伴う
福島第一原発事故とそこから放出された放射性物質による環境放射能汚染や破壊或いは寿命を迎えた原子炉の廃炉の問題は,わが国のエネルギー政策に大きな
影響を与えている。講義では福島第一原発事故についても言及する。
第1回 1.エネルギーの基礎(概論)
(第15回に記述している福島第一原発事故に関する諸問題については,エネルギー事情の概要に関連して,第1 ~第3回の講義で言及する予定である。そのた
めに,シラバス内容は適宜,シフトする可能性がある。
第2回 1.エネルギーの基礎(各論)
第3回 2.化石エネルギー(石炭)
第4回 2.化石エネルギー(石油)
第5回 2.化石エネルギー(天然ガス等)
第6回 3.電力(概論)
第7回 3.電力(各論)
第8回 4.自然エネルギー(水力、地熱)
第9回 4.自然エネルギー(太陽エネルギー)
第10回 4.自然エネルギー(風力、その他)
第11回 5.核エネルギー(概論)
第12回 5.核エネルギー(原理と構造)
第13回 5.核エネルギー(資源と廃棄物)
第14回 6.省エネルギー
第15回 7.福島第一原発事故と電力供給の問題点
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-2に主体的に関与
資源,エネルギー問題について,科学的に正しい認識を持つと共に,自らの意見を述べ,議論できる力を持てるようになることを目標とする。
■授業時間外に必要な学修
日頃から,新聞やテレビなどのメディアを通して資源やエネルギーの問題に関心を持ってほしい。但し,メディアから流れてくる情報には誤りや偏見も多い
ので注意が必要である。平成23年3月に福島第一原発事故が起きたので,わが国における資源とエネルギーの問題は大きな岐路に立っていることを自覚してほ
しい。
■教科書
教科書は使用しない。適宜,資料を配布する。
■参考文献
[ISBN]4885553210 「講座 現代エネルギー・環境論 (改訂版)」,エネルギー教育研究会編著 電力新報社 ¥1,600(2000)
[ISBN]4478082324 「21世紀、日本のエネルギーは大丈夫か」,村主進・犬飼英吉・長沢光男著 ダイヤモンド社 ¥1,600(1999)
[ISBN]4487796830 「舛添のどうなる日本?どうする日本!国民で考えるエネルギー問題」,舛添要一著 東京書籍 ¥1,500(2001)
[ISBN]4885552346 「次世代エネルギー構想 このままでは資源が枯渇する」,電力中央研究所編著 電力新報社 ¥1,900(1998)
[ISBN]4274131246 「新エネルギー技術入門」,足立芳寛著 オーム社 ¥3,500(1997)
[ISBN]4621049062 「エネルギーの百科事典」,茅陽一編 丸善 ¥17,000(2001)
[ISBN]4274023575 「コンパクト版 エネルギー・資源ハンドブック」,エネルギー・資源学会編 オーム社 ¥15,000(1997)
■関連科目
環境と社会、技術と倫理
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
演習及びレポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部の方法に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
山崎教授室(22号館A棟5階)
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日 16:00 ~ 18:00
- 12 -
科目名:
技術と倫理
英文名: Technology and Ethic
ヨコタニ ヨウイチロウ
クヌギハラ ヒロム
キ グ チ
ショウジ
担当者: 横谷
洋一郎・椚原 弘・木口 昭二
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
技術者は、設計や閉発を担当し倫理的な観点があまり問われない職業と見られてきた。しかし、近年東電福島原発事故や福知山線脱線事故など技術
者の倫理が問われる事件や事故が多く発生している。これからの若い技術者は、環境・エネルギーや情報管理さらには安全などの分野で世の中と関
わりを保ちながら、より良い技術を開発していかなければならない。専門分野の学習深めていく学生に対して、きちんとした倫理観を持った新しい
科学技術者のあるべき姿について学習していく。
第1回 「技術と倫理」序論
第2回 企業での倫理問題の取組み
第3回 製造物責任と技術者
第4回 倫理規定の意義
第5回 モラル問題
第6回 科学技術者のモラル基準とまとめ
第7回 品質問題
第8回 環境問題
第9回 法規制と倫理
第10回 安全問題
第11回 知的所有権問題
第12回 情報問題
第13回 リスク問題
第14回 望まれる科学技術者となるには
第15回 最近のトピックス研究
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-3に主体的に関与
グローバル化と標準化が進む現代の科学技術世界において、これからの科学技術者の在り方、基本として持つべき科学技術倫理観を養うことが目
標である。
■授業時間外に必要な学修
技術と倫理に関連する事件の情報収集
■教科書
[ISBN]9784759815573『技術者による実践的工学倫理 第3版: 先人の知恵と戦いから学ぶ』(中村 収三,化学同人)
■参考文献
[ISBN]9784812213490 「はじめての工学倫理」 齊藤了文・坂下浩司著:昭和堂 ¥1,400(2001)
[ISBN]9784621080283 「科学技術者の倫理」 C.E.Harris, M.S.Pritchard, M.J.Rabins著:日本技術士会 訳編:丸善 ¥3,900(2002)
[ISBN]4621047795 「環境と科学技術者の倫理」 P.A.Vesilind, A.S.Gunn著:日本技術士会環境部会訳編 :丸善 ¥2,800(2000)
[ISBN]4622041197 「技術倫理1」 C.Whitbeck著:札野 順・飯野弘之訳:みすず書房 ¥2,800(2000)
[ISBN]9784627973039 「技術者倫理の世界」 藤本温二編著 森北出版 ¥1,900(2002) (全て税別)
■関連科目
環境と社会 人権と社会
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
12月~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
非常勤講師控室 21号館2階(内線)2262 動力伝達システム研究室38号館5階(東﨑) [email protected]
■オフィスアワー
火曜日5限(東﨑)
- 13 -
科目名:
企業倫理と知的財産
英文名: Business Ethics and Intellectual Assets
サ ハ ラ
担当者: 佐原
リュウイチ
隆一
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
企業は社会を構成する要素であり、その活動を通じて生産される商品およびサービスに全面的に責任を持つ。その規範が企業倫理であり、企業のあり方を考
えるうえで、その目的である利益の追求に匹敵する重要な概念である。まず、この企業倫理について学ぶ。
世界各国において知的財産戦略が製品開発の現場で重要な課題となっている。優れた技術や製品を開発してもその成果の保護を怠れば何の意味もないだけで
なく、大きな損害を被ることもありえる。創造力と研究開発成果を適切に評価することは、企業と技術者の倫理の問題でもあり、産業の国際競争力の生死を握っ
ているといっても過言ではない。授業の2番目の内容として、知的財産権の必要性と内容について学ぶ。
第1回 知的財産とは
第2回 特許制度
第3回 特許要件と特許権の効力
第4回 特許調査
第5回 特許調査の実際と発明の権利化
第6回 商標法
第7回 商標調査
第8回 中間試験
第9回 実用新案法、意匠法
第10回 著作権法
第11回 判例について
第12回 不正競争防止法
第13回 企業倫理とは
第14回 企業倫理と経営
第15回 重要事項の整理
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
企業倫理について理解を深める。知的財産権の産業上の意味と内容についてよく理解する。
■授業時間外に必要な学修
企業倫理や知的財産に関するニュースに注意を払い、見つけた場合にはインターネット等で詳細な情報を入手するよう努力すること。
■教科書
指定しない。
■参考文献
[ISBN]9784426104511『はじめての知的財産法 第2版 (3日でわかる法律入門)』(尾崎哲夫, 自由国民社)
[ISBN]9784004312666『知的財産法入門 (岩波新書)』(小泉直樹, 岩波書店)
[ISBN]9784526055713『技術者のためのやさしい知的財産入門 (B&Tブックス)』(原嶋成時郎, 日刊工業新聞社)
[ISBN]9784587621155『弁理士の仕事 (もっと知りたい 4)』(弁理士受験新報編集部, 法学書院)
[ISBN]9784885260759『実務者のための著作権ハンドブック(第九版)』(著作権法令研究会)
[ISBN]9784623052486『企業と社会(上巻)』(ジェームズ・E.ポスト, ミネルヴァ書房)
■関連科目
キャリアデザインと生涯学習
技術と倫理
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
確認テスト 30%
中間試験 35%
期末試験 35%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室
[email protected]
■オフィスアワー
14:50-18:00
- 14 -
科目名:
国際経済と企業の国際化
英文名: International Economics and Internationalization of Companies
ア サ イ
担当者: 浅井
タダヒロ
忠洋
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
国際経済と企業の国際化は、国際的な経済社会の秩序と体制のなかで行はれる種々の経済取引の原因や成果について
考える学問である。講義では、国際経済の動向に関わる基礎的な概念について、解説していく。さらに、国や企業が
国際経済に対してどのように関与しているのかについても解説する。本講義を通して、各国の経済や政策、および、
企業活動が世界全体の経済に影響を及ぼすこと、そのために国々の協調・協力が重要であることを認識する。
第1回 国際化の中の日本
第2回 戦後の国際経済体制と日本経済
第3回 外国為替レート変動インパクトと日本経済
第4回 ライフスタイルを変える国際貿易とBRICS
第5回 貿易摩擦と産業構造の調整
第6回 規模の経済性と貿易
第7回 資金の流れと国際金融市場
第8回 国際収支と国際マクロ経済学
第9回 国際資本移動と投資機会
第10回 国際貿易体制・組織
第11回 IT時代のグローバル・ネットワーク企業
第12回 直接投資と企業活動のグローバル化
第13回 南北問題と地球環境
第14回 経済統合・国際協調の重要性
第15回 経済停滞化の企業戦略 成長か衰退か
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-2に主体的に関与
1.第2次世界大戦以降の国際経済の変遷と現状について説明できる。2.国際経済に関する諸概念について説明でき
る。3.国際化する生産要素や情報に対する企業戦略について説明できる。4.経済統合・国際協調の重要性につい
て説明できる。
■授業時間外に必要な学修
新聞の経済欄等で日本経済と世界経済の動きを確認し把握すること
■教科書
適時プリント配布
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 30%
定期試験 70%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
授業中に指示します。
- 15 -
科目名:
国際化と異文化理解
英文名: International and Crosscultural Understanding
ウ ハ ラ
担当者: 莵原
ミ
ワ
モ ク チョンキュン
美和・睦 宗 均
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
【韓国の文化と言語行動編】
私たちは毎日、ことばを使って考えたり、他人にそれを表現・伝達したりします。このような言語行動に使われることばは、社会や集団によって作られた文化
と大きく関わっていると言われています。
本講義では、このような言語行動という観点から言語文化的に近い韓国語と日本語の類似・差異を探り、「異文化」と「自文化」の理解を深めていきます。
【イギリス英語・イギリス文化編】
日本の英語の教科書は圧倒的にアメリカ英語で書かれているものが多いですが、世界全体を見るとアメリカ英語ではなく、イギリス英語の方を学校で学ぶ国も
数多くあります。本講義では、みなさんが圧倒的によりなじみがあると思われるアメリカ英語と適宜比較もしながら、イギリス英語の特徴を学び、それを通し
てイギリスの社会や文化の特性について理解を深めていきます。
第1回 イントロダクション
第2回 【韓国の文化と言語行動1】異文化理解の意義・日韓の言語行動の比較
第3回 【韓国の文化と言語行動2】挨拶から見た日韓の言語行動の比較
第4回 【韓国の文化と言語行動3】初対面から見た日韓の言語行動の比較
第5回 【韓国の文化と言語行動4】韓国の徴兵制について
第6回 【韓国の文化と言語行動5】褒め・称賛表現から見た日韓の言語行動の比較
第7回 【韓国の文化と言語行動6】お断り表現から見た日韓の言語行動の比較
第8回 【韓国の文化と言語行動7】所有物使用・対人意識から見た日韓の言語行動の比較
第9回 【イギリス英語・イギリス文化1】イギリス英語の発音の特徴
第10回 【イギリス英語・イギリス文化2】イギリス英語の綴りの特徴
第11回 【イギリス英語・イギリス文化3】イギリス英語の文法の特徴
第12回 【イギリス英語・イギリス文化4】イギリス英語の語彙(食べ物に関する語彙など)
第13回 【イギリス英語・イギリス文化5】イギリス英語の語彙(教育・住居に関する語彙など)
第14回 【イギリス英語・イギリス文化6】イギリス英語の語彙(社会階級に関する語彙など)
第15回 【イギリス英語・イギリス文化7】イギリス英語の語彙(衣服に関する語彙・その他)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
【韓国の文化と言語行動編】
人間は、自己と他者の違い、自文化と他文化の違いを理解することにより、自己の言語と文化をより深く理解することができます。本講義では、韓国語との対
照を通じて、日本語と日本人の言語行動について再認識すると同時に、様々な文化が入り混じるグローバル化した国際社会に求められる異文化理解のツールと
テクニックの基礎を学びます。
【イギリス英語・イギリス文化編】
学習者は、この講義を通して、代表的な英語国であるアメリカとイギリスのことばの違いについて、学びます。またその過程で、イギリス独自の文化や社会制
度について、知識を深めることができるようになります。
■授業時間外に必要な学修
この授業は外国語科目ではありませんが、外国語について興味を持つことが重要です。そのため、英語や韓国語、その他の外国語と日本語をよく観察し、違い
に気づくということを心がけてください。また、講義で紹介する本や資料を自分で読み、考えることがよい訓練になると思います。
■教科書
毎回プリントを配布します。
■参考文献
[ISBN]9784790711100『ことばと文化の日韓比較 : 相互理解をめざして』(斉藤明美, 世界思想社)
[ISBN]9784939076701『イギリス英語Total Book (CD book)』(カール・R. トゥーヒグ, ベレ出版)
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
毎授業時の課題・小テスト 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
睦 宗均: 11号館4階 407 ・ [email protected]
莵原美和: 11号館3階 343 ・ [email protected]
■オフィスアワー
睦 宗均: 火曜日4限
莵原美和: 火曜日4限
- 16 -
科目名:
国際社会と日本
英文名: International Society and Japan
ア サ イ
担当者: 浅井
タダヒロ
忠洋
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
第二次世界大戦で国力が疲弊した日本は、国連や諸外国から援助を受けることで復興して世界有数の経済大国になり
ました。しかし、第二次世界大戦後に独立した多くのアシア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国は、いまなお政治的不
安定で経済の発展もままならない状況です。このような状況のなかで、国際社会に対して日本がどのような支援や貢
献が出来るかを考えるとともに、現在行われている様々な貢献(政治的な貢献、経済的な貢献、民間による貢献)の
具体的内容を正しく認識して、国際社会の一員として将来どのような貢献が出来るかを考えることです。特に科学技
術者として、日本の科学技術が国際社会にどう役立っているかを理解することが、専門科目を履修するうえで重要な
要因のひとつになりうると考えられます。
第1回 講義全体の概要と目的
第2回 第二次世界大戦後から現代にいたるまでの、日本に対する世界からの援助
第3回 日本の豊かさを考える
第4回 発展途上国(アシア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国)の歴史と現状
第5回 世界各国が行っている発展途上国への貢献
第6回 発展途上国で必要とされる日本の貢献とは
第7回 現在の日本の国際貢献について - 政治的な貢献 -
第8回 現在の日本の国際貢献について - 経済的な貢献 -
第9回 世界の中の日本「リーダーシップをもつオープンな日本へ」①
第10回 環境ビジネスは豊かさの成長を支えるか
第11回 東アジア経済統合-利益大きい経済圏広域化
第12回 企業の国際化展開と社会的責任(CSR)
第13回 将来の国際貢献とは「リーダーシップをもつオープンな日本へ」②
第14回 成長か衰退か{エコ」に商機 消費の構造変化
第15回 まとめーーー日本人としてこれからどのように世界に貢献していくか
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
国際社会に対する日本の貢献について、歴史的意義と政治的意義を理解できる。現在日本が行っている具体的な貢献
を理解するとともに、個人がそれらの貢献にどのようにかかわっていくかに対する意見を持てるようにする。
■授業時間外に必要な学修
新聞の経済欄等で日本経済と世界経済の動きを確認し把握すること
■教科書
適時プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784641163386『開発援助の経済学 第4版』(西垣 昭, 有斐閣)
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 30%
定期試験 70%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
授業中に指示します。
- 17 -
科目名:
ビジネスモデルとマネジメント
英文名: Business model and Management
ナカムラ ミツノブ
担当者: 中村
光信
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
この講義では、現代のあらゆる企業に共通するマーケティング活動について組織内外の顧客へのコミュニケーションを切り口にグローバル化が進むホテル産業
をケーススタディーとしてビジネス・モデルとマネジメントを学びます。
またホスピタリティ・マインドについての造詣を深める事により、ホスピタリティ産業、ツーリズム産業全般のみならず公共的サービス機関や外資系企業への
職業選択にも参考となる実践的な講義です。
講義に際しては、パワーポイント、インターネット、ビデオ等を活用し、わかり易い講義を心掛けます。
第1回 ガイダンス、ビジネスモデルって何? 世界のホテルビジネス
第2回 日本のホテルビジネス
第3回 ホスピタリティ・マインドとは
第4回 ホテル・ビジネスにおける商品構造とその特徴
第5回 ホテル・ビジネスの組織と運営
第6回 マーケティング戦略策定プロセス
第7回 統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)
第8回 マーケティング・コミュニケーション(Ⅰ)広告・宣伝、パブリシティ
第9回 マーケティング・コミュニケーション(Ⅱ)販売促進、人的販売、エレクトロニクス・マーケティング
第10回 マーケティング・リサーチ &マーケティング・プラン
第11回 ブランド・マネジメント(設定、浸透、維持、管理)
第12回 人材マネジメント(Ⅰ) 募集、採用、評価、報酬、離職
第13回 人材マネジメント(Ⅱ)能力開発、キャリアデザイン
第14回 ステーク・ホルダーに向けたマーケティングコミュニケーション
第15回 授業振り返り
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
受講者は、この授業を履修することによって
1)ホテルビジネスをサンプルとしてビジネスの仕組みを理解し
2)マーケティングにおける組織内外の顧客へのコミュニケーション活動の大切さを認識し
3)ホスピタリティ・マインドに対する造詣を深める事が出来るようになります。
■授業時間外に必要な学修
「講義で省略した部分を教科書・参考書で調べ、疑問があれば次週以降に教員に質問すること」
「ネット社会における消費者行動の動向についてネットや新聞・雑誌等で確認し把握すること」
「各講義で指示された課題に取り組むこと」
「講義で学習したことを実生活で適用・応用し、その理解を深めること」
■教科書
適宜プリント配付
■参考文献
[ISBN]9784894717190『コトラーのホスピタリティ &ツーリズム・マーケティング 第3版』(フィリップ・コトラー , ピアソン・エデュケーション)
[ISBN]9784893087140『ゴールド・スタンダード』(ジョゼフ・ミケーリ, ブックマン社)
■関連科目
マーケティング論、ホスピタリティ・マネジメント論、リーダーシップ論
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
授業中課題(ミニッツペーパー、課題レポート)50%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日5限、水曜日3限、木曜日2限
- 18 -
科目名:
メディアの読み方
英文名: How to Read Media
ナカヤマ
担当者: 中山
ヒ デ キ
秀樹
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
学部共通の教養科目です。
テレビ、新聞、雑誌、インターネットといった情報媒体(メディア)から発信・提供される情報は、多種多様です。
そうした情報の本質を、的確に「読み取る」技法を習得するのが、この授業の主眼です。
授業では、メディア情報がどのようにして制作されているのか、その仕組みを、出版社で雑誌・書籍の編集を行なっ
てきた経験をベースに、具体的に解き明かします。
さらに、メディア情報を「適切に取捨選択し、自分の仕事や生活に生かす」ための方法も、知ることができるように
します。
メディア情報の「読み方」から「自分の意思を表現する技術」まで、コミュニケーションスキルを習得することにな
ります。
就職活動にも役立つはずです。社会人になっても有用なスキルが得られるようにします。
第1回 メディア情報の性格:情報はすべて「編集」されている
第2回 メディア情報の商品性:情報の編集と流通の仕組み
第3回 メディア産業の現場:新聞、出版、テレビ、ネットの現在
第4回 雑誌編集の現場:雑誌ができるまで
第5回 書籍制作の現場:書籍のつくりかた
第6回 電子メディアの情報:電子メディアの情報の読み方
第7回 新聞の報道情報:新聞の読み方
第8回 テレビ・映画・写真の表現:映像がつたえる情報
第9回 ネット社会の情報:ネット情報の検証
第10回 広告の情報:広告から知る時代の変化
第11回 メディアとしてのアート:アートが伝えるもの
第12回 ことばの技術:「ことば」が伝えるもの
第13回 表現の技術:読み方、書き方、聞き方、話し方
第14回 編集の技術:捨てる・生かす・つなぐ技術
第15回 情報の生かしかた:メディア情報との付き合いかた
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
情報の本質を理解する視点とスキルを学び、「聞く」「話す」「読む」「書く」技術を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
マスコミ報道・ネット情報の内容分析を、自分で行なってみてもらいます。
■教科書
[ISBN]9784004306801『メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)』(菅谷 明子, 岩波書店 : 2000)
■参考文献
[ISBN]9784883999613『ほんとうは大学生のために書いた 日本語表現練習帳』(中山秀樹, すばる舎 : 2010)
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 80%
課題レポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5限、木曜日4限・5限
- 19 -
科目名:
日本語の技法
英文名: Skills of Japanese Language
ツ ヅ キ
担当者: 都築
ユ
ミ
由美
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
言葉は思考のための道具である。母語である日本語の能力がおぼつかないようでは、大学での学業も十分には成り立
たない。また社会に出れば、会議、プレゼンテーション、人付き合いなど、あらゆる場面での言語能力が求められる。
大学でのよりよき学びの礎とするために、将来よりよき社会人になるために、この授業では実技や発表を中心に実践
的に音声表現における日本語の技法を学ぶ。
第1回 ガイダンス
第2回 あなたのライフデザインを決める知的な話し方
第3回 話すための基礎技術、発声と発音
第4回 現代社会に求められるプレゼンテーションのノウハウ
第5回 人生の進路を決める就職と面接①
第6回 人生の進路を決める就職と面接②
第7回 人生の進路を決める就職と面接③
第8回 パブリックスピーキング スピーチ上手になるために①
第9回 パブリックスピーキング スピーチ上手になるために②
第10回 敬語①
第11回 敬語②
第12回 話し上手は聞き上手、会話力を高めよう
第13回 格言、慣用句を覚え人生の機微を知ろう
第14回 現代言葉事情と変わりゆく日本語
第15回 コミュニケーション力を磨こう
論述形式による試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
文化としての日本語の奥深さを学ぶと同時に、社会生活に直結する日本語の音声表現にスポットを当て、言語力やコ
ミュニケーション力の向上を目指す。
■授業時間外に必要な学修
言語力の習得は、知識以上に体験することが肝要である。学んだことを実践することで自分のものにすること、広く
社会の出来事に関心をもち話題を探すこと、普段から日本語に興味をもつことなどを心掛ける。
■教科書
[ISBN]9784623050499『コミュニケーション力―豊かに生きるための知的技法』(児島 建次郎, ミネルヴァ書房 : 2008)
コミュニケーション力―豊かに生きるための知的技法
■参考文献
特になし
■関連科目
特になし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 40%
授業中の発表、課題、提出物 60%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行う
■研究室・E-mailアドレス
講師控室(21号館2階)
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日3限
- 20 -
科目名:
基礎ゼミ1
英文名: Synthetic Seminar 1
ワ
ダ
担当者: 和田
ヨシタカ
イ
オ
イ
キヨシ
トウザキ ヤスヨシ
ハ ラ ダ
タカシ
フ チ ハ タ マナブ
サ ワ イ
トオル
コ サ カ
マナブ
ニシヤブ カズアキ
義孝・五百井 清・東﨑 康嘉・原田 孝・渕端 学・澤井 徹・小坂 学・西籔 和明・
オオツボ ヨシカズ
カジワラ シ ン ジ
ア サ ノ カズノリ
ハシモト トモヒサ
ス ズ キ ナ オ ヤ
サ カ タ セイイチロウ
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
大坪 義一・梶原 伸治・浅野 和典・橋本 知久・鈴木 直弥・坂田 誠一郎・岡田(塩澤)
シ マ
ア ラ イ ノリヨシ
ム ラ タ ジュンジ
ミチオカ タケノブ
ナ カ イ マサアキ
イ ケ ダ アツトシ
ト ミ タ ヨシヒロ
志麻・荒井 規允・村田 順二・道岡 武信・仲井 正昭・池田 篤俊・冨田 義弘
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
受身の学習ではなく積極的に学習する習慣、自己学習能力の修得およびその楽しさを知るとともに、グループで活動し、チームワークを組んで与えられたテーマに取り組み、問題を解決
していく能力とともに研究成果を発表する能力を養うことを目的とする。授業は少人数教育で行い、計画段階から実施報告、結果の報告を担当教員とディスカッションすることにより、
報告・コミュニケーションの実践の場とする。
学期末にふり返り(達成度自己評価)を行う。
履修者を班分けし、下記のうち各班2テーマの内容を学習する。
●遊び心でものづくりの体験を(鈴木、橋本、道岡)-紙飛行機の制作などで「飛ぶ」を考える。
●プログラミングによるCGの作成(落合)-Visual BasicによりCGまたはゲームを作成し、PowerPointおよび実演により成果を発表する。アルゴリズムを理解し、独創力を身に付ける。
●身のまわりのメカトロニクス機器(大坪)-LEGOのMindstormをもちいて、メカトロニクス機器の構成法について学習する。
●4年間の学習計画の作成(渕端)-自身の卒業後の目標を設定したうえで、4年間の学習計画を立てる。
●新型機械開発の企画・立案・プレゼンテーション(梶原)ー数年後に実用化したい新型機械の企画・立案を行い,効果的なプレゼンテーションをとおして,説得ではなく納得させるコ
ミュニケーション力を身につける。
●おもちゃと技術の関わり(五百井)-昔からある素朴な物理おもちゃの原理とルーツを探り,その物の製作や応用例の調査を通して,基本原理の理解を深める.
●計画と鋳造体験(冨田)-鋳造技術について学び、計画し、鋳造体験を行う。
●研究企画書(小坂)-各自、ベンチャー企業の社長を演じる。まず各自が興味をもつ技術を決め、その研究企画書を書き、プレゼンテーションを行い、技術を売り込む。発表者を除く全員が投資者を
演じ、社長に対して技術の価値を追及する。
●「炎の人生」から学ぶモノづくりキャリアプラン(西籔)-「炎の人生」から近畿大学の建学の精神を学び、モノづくりの重要性を知り、自分自身の今後のキャリアプランを考える.
●動力伝達の仕組み解明(東﨑)-自分の好きな機械(自動車、船舶、電車、ヘリコプターなど)を選定し、動力が伝達される経路を調べ、構成されている機械要素の名前や働きを理解する。
また、自分で考えた改良を提案してみよう。
●低炭素社会とその取り組みについての調査学習(井田)-エネルギーと環境問題に対する取り組みについて調査し、最新技術による社会貢献のあり方を分析し、工学が誘う未来への方
向性を自ら学習しかつ論議し、これから学ぶ工学基盤のあり方について考える。
●複合材料の機能と用途(淺野)-自動車、スポーツ用品、日用品など私たちの生活で使用している製品の中から複合材料を調査し、その機能や製造方法について考える。
●デジタル画像による変位・ひずみ測定(和田)-身近なデジタルカメラを使ってマーク(点)を撮影する。2枚以上の画像からマークがどのように移動したかを調べることができる。画
像処理の基本と撮影の基本(「どうやって点の位置を調べるのか」「ぶれない撮影はどうしたらよいのか」)等について実験と講義を通じて学び、実験の基礎について学ぶ。
●製品の設計について学ぼう(坂田)-機械を含む各種製品設計例について調べるとともに,設計に必要な事項を学び,簡単な構造設計を体験する。
●夢の研究計画書(岡田)-こんな製品や技術があればよいのに,というものに対して実現するための研究計画書の作成を行う.この講義を通して,研究アイデアの出し方,研究計画の
立て方や計画書の作成の方法を学ぶ.
●イグノーベル・マシンの提案(原田)-Machine that makes people LAUGH and then THINK.人々を笑わせ,そして考えさせる機械を提案します.
●光学部品の製造を学ぼう-レンズなどの光学部品の製造に必要不可欠な加工技術を体験する。どのようにすれば効率的に品質の高い製品が製造できるかを考える。(村田)
●高エネルギー効率達成のためのものづくり-エネルギー変換機械(例えば風車など)を製作し,グループ対抗のコンペティションを行う。製作を通し,エネルギーや環境に対する最新技
術を学ぶ。(荒井)
●ウェアラブルデバイス作成(池田)-人間の運動を計測できるウェアラブルデバイスの作成を通じて、データ計測と解析に必要な知識と技術を身に付ける。
●日本刀と熱処理の関わり(仲井)-日本刀にも用いられている鉄鋼材料の熱処理を行い、熱処理条件の違いにより、成分が同じであるにもかかわらず特性を大きく変えることができる
ことを体験する。この実験を通じて、金属材料における熱処理の重要性を学ぶ。
●対数グラフで工学を考える(澤井)-工学のみならず自然科学・社会科学にも共通するべき乗関数関係の事例を調査し、プレゼンテーションを行う力を身に付ける。
第1回 ガイダンス
第2回 テーマ1(1回目)
第3回 テーマ1(2回目)
第4回 テーマ1(3回目)
第5回 テーマ1(4回目)
第6回 テーマ1(5回目)
第7回 テーマ1(6回目)
第8回 テーマ1(7回目)
第9回 テーマ2(1回目)
第10回 テーマ2(2回目)
第11回 テーマ2(3回目)
第12回 テーマ2(4回目)
第13回 テーマ2(5回目)
第14回 テーマ2(6回目)
第15回 テーマ2(7回目)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-1に主体的に関与
機械工学コース学習・教育目標(F-1)に主体的に関与する。
授業で習ったことおよび身近なものへ適用・応用し説明できる。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
指導教員により指定された教科書ならびに配布する資料
■参考文献
機械工学に関する各種専門図書
■関連科目
機械工学科で開講している科目全般
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
報告書 50%
プレゼンテーション 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表者
和田 義孝 内線5319 38号館5階 [email protected]
■オフィスアワー
担当者により異なる。
- 21 -
科目名:
基礎ゼミ2
英文名: Synthetic Seminar 1
ワ
ダ
担当者: 和田
ヨシタカ
オキ
サ チ オ
オチアイ ヨシヒロ
イ
オ
イ
キヨシ
コ サ カ
マナブ
トウザキ ヤスヨシ
ハ ラ ダ
タカシ
フ チ ハ タ マナブ
義孝・沖 幸男・落合 芳博・五百井 清・小坂 学・東﨑 康嘉・原田 孝・渕端 学・
サ ワ イ トオル
オオツボ ヨシカズ
カジワラ シ ン ジ
ア サ ノ カズノリ
ハシモト トモヒサ
ス ズ キ ナ オ ヤ
サ カ タ セイイチロウ
澤井 徹・大坪 義一・梶原 伸治・浅野 和典・橋本 知久・鈴木 直弥・坂田 誠一郎・
オ カ ダ( シ オ ザ ワ ) シ マ
ア ラ イ ノリヨシ
ミチオカ タケノブ
ナ カ イ マサアキ
イ ケ ダ アツトシ
ウ ダ ヒロシ
岡田(塩澤)志麻・荒井 規允・道岡 武信・仲井 正昭・池田 篤俊・宇田 宏
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
基礎ゼミ2は、「ものづくり」を中心としたペーパカーの設計、製図、試作を行い、図面から製品ができるまでの製作工程を体験することにより、機械工学と
は何かを考究するテーマと、チームワークを組んで与えられたテーマに取り組み、問題を解決していく能力とともに研究成果を発表する能力を養うことを目的
とする。
また、実際の二足歩行ロボットを用いて、物理法則が支配する現実世界で、巧く目的課題を実現させる方法を考案試行し、創造性を育成する。授業は少人数で
行い、計画段階から実施報告、結果の報告を担当教員とディスカッションすることにより、報告・コミュニケーションの実践の場とする。学期末にふり返り(達
成度自己評価)を行う。
第1回 ガイダンス
第2回 ロボット課題(1)
第3回 ロボット課題(2)
第4回 ロボット課題(3)
第5回 ロボット課題(4)
第6回 ロボット課題(5)
第7回 ロボット課題(6)
第8回 ロボット課題(7)
第9回 ペーパカー課題(1)
第10回 ペーパカー課題(2)
第11回 ペーパカー課題(3)
第12回 ペーパカー課題(4)
第13回 ペーパカー課題(5)
第14回 ペーパカー課題(6)
第15回 ペーパカー課題(7)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-1に主体的に関与
機械工学コース学習・教育目標(F)に主体的に関与する。
1.設計、製図、製作および企画、考案、プログラミングの一連の工程を体験し,各段階で留意すべきことを理解し説明できる。
2.PDCAサイクルを意識した試行錯誤により,問題解決の道筋を理解し説明できる。
3.グループによる作業で留意すべきことを理解し説明できる。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
指導教員により指定された教科書ならびに配布する資料
■参考文献
機械工学に関する各種専門図書
■関連科目
機械工学に関する各種専門科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
ロボット:報告書 25%
ロボット:プレゼンテーション 25%
ペーパカー:設計製作日誌 20%
ペーパカー:製作図面 20%
ペーパカー:レース結果および車両評価 10%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表者
和田義孝 内線5319 38号館5階 [email protected]
■オフィスアワー
担当者により異なる。
- 22 -
科目名:
キャリアデザイン
英文名: Career Design
タニグチ トモヒコ
担当者: 谷口
智彦
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
今後の職業人には、自律したキャリアを歩む必要があります。そのためには、自分自身の価値観や仕事の経験、社会での就労形態などを客観的に見
つめ、分析し、自発的なキャリア形成をする力を養っておかなければなりません。また、組織にもそうした自発的なキャリアを歩む個人を上手にマ
ネジメントすることで、貴重な人材資源を活用する必要があります。
本授業は、そうした考え方を学ぶための理論的な解説や事例の検討などで構成します。
第1回 イントロダクション:キャリアとは何か
第2回 キャリアの理解(1)キャリアの定義とキャリアデザイン
第3回 キャリアの理解(2)働くことの意味とライフサイクル
第4回 キャリアの理解(3)将来設計
第5回 キャリアの理解(4)自分を知ること
第6回 キャリアの理解(5)職種・業界を通じて学ぶ
第7回 キャリアに関する基礎理論(1)概要
第8回 キャリアに関する基礎理論(2)キャリアの段階理論
第9回 キャリアに関する基礎理論(3)キャリアのトランジション理論
第10回 企業とキャリア(1)企業組織から見た人材とキャリア
第11回 企業とキャリア(2)人材のマネジメント
第12回 キャリア上の経験と学習(1)経験学習の定義とアルバイト経験
第13回 キャリア上の経験と学習(2)インターンシップ経験等
第14回 キャリア上の経験と学習(3)社会人キャリア初期の経験等
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-3に主体的に関与
現代の社会経済環境を認識し、自ら自律的にキャリア形成が行える視点、また経営的観点から人材を捉えることで組織のリーダーシップをとりうる
基本的な知識を習得することを目的とします。
■授業時間外に必要な学修
各講義で指示された課題に取り組むこと。
講義で取り上げた内容について、身近な人にインタビューする等、実際例を把握すること。
講義の内容をノートに取り、重要なポイントについては関心を広げ、新聞、書籍などに目を通し、より理解を深めること。
■教科書
特にありません。
■参考文献
[ISBN]9784569619415『働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書 187)』(金井壽宏, PHP研究所)
[ISBN]9784532110017『人材マネジメント入門(日経文庫 B76)』(守島 基博, 日本経済新聞社)
[ISBN]9784833419093『「見どころのある部下」支援法 (ワークス人と組織選書)』(谷口智彦, プレジデント社)
[ISBN]9784833491181『「いっしょに働きたくなる人」の育て方 (ワークス人と組織選書)』(見舘 好隆, プレジデント社)
■関連科目
キャリアデザイン2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
授業中の課題等 30%
■授業評価アンケート実施方法
短期大学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
21号館7階739研究室
■オフィスアワー
金曜日3限
- 23 -
科目名:
キャリアデザイン
英文名: Career Design
ナカムラ ヒロシゲ
担当者: 中村
弘成
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
キャリアをデザインするためには自分を知ることも必要であるが、人間は社会的生物であるから、社会とどういう交渉をもち、どういう
ふうに関連してゆくか知らなければならない。この自分を知り、社会で実践してみるという繰り返しに必要なスキルを前半で学ぶ。すなわ
ち前半でキャリアをデザインするためのスキルを学び、後半は大学生の身近な体験が「実は」そのまま実社会での仕事に活かすことができ
ることを示し、学生が自信を持ってキャリアの第一歩を踏み出せるようにグループワークを交え講義を行う。
第1回 キャリアデザインとは何なのか?
第2回 世の中の大きな流れの例を学ぶ≪未来の方向性≫
第3回 自分自身の伸びしろの把握の仕方と伸ばし方≪過去・現在の把握Ⅰ≫
第4回 思い込みの怖さを体感する≪過去・現在の把握Ⅱ≫
第5回 Planned Happenstance理論≪過去・現在から未来への進め方≫
第6回 他人が理解しやすい伝え方≪論理的・具体的な書き方と話し方≫
第7回 相手の言っていることをしっかりきくには?≪効果的な聴き方≫
第8回 他人の行動を促す伝え方≪アサーティヴなコミュニケーション≫
第9回 これまでの復習
第10回 仕事とは何なのかⅠ≪その共通していること≫
第11回 仕事とは何なのかⅡ≪その共通していること≫
第12回 アルバイトと企業の仕事との関連
第13回 サークル・クラブ活動と企業の仕事との関連
第14回 大学での勉強スタイル・ボランティアと企業の仕事との関連
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-3に主体的に関与
キャリアをデザインできることのメリットを理解する。
キャリアデザインに必要なスキルを理解する。
自分の身近なロールモデルや体験を仕事に活かせることを示すことができる。
■授業時間外に必要な学修
授業で学んだことを実生活使ってみること。
授業で指示された課題への取り組み。
■教科書
「ヒューマンスキル問題集シリーズVol.2 仕事に就くときの不安解消 第1歩 問題集」
著者:中村弘成。アマゾンでのみ購入可能。第4回目の授業から使用する。
ISBN978-4-86543-347-0
■参考文献
適宣指示する。
■関連科目
特になし。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
授業中課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
経営学部実施規程に準拠しています。
■研究室・E-mailアドレス
講師控室(2号館2階)・[email protected]
■オフィスアワー
当該科目開講時限の前後休憩時間とします。
- 24 -
科目名:
キャリアデザイン
英文名: Career Design
ナ ガ オ
担当者: 長尾
ユ ウ コ
裕子
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
キャリアの選択肢が増えた現代において、自己の価値観・職業意識に応じた働き方・学び方・生き方を自分自身で設計する力が必
要です。
この授業では、①ビジネスプランの作成や企業分析から、企業活動や経営について理解を深めます。②個人ワーク・グループワー
クを通して、コミュニケーション力・プレゼンテーション力の向上を図ります。
なお、この授業は就職活動の対策に有用ですが、それだけでなく、社会に出て活躍するために必要な知識・能力を養成することを
主眼としています。講義・ペアワーク・グループディスカッション等を織り交ぜながら進めますので、積極的に参加してください。
第1回 オリエンテーション/就活とキャリアデザイン
第2回 個人と組織の関係の変化
第3回 組織の理解
第4回 ビジネスプランを考える①
第5回 ビジネスプランを考える②
第6回 企業分析
第7回 社会・経済の動向をキャッチする
第8回 自己分析
第9回 『自己PR』作成
第10回 『学生時代に注力したこと』作成
第11回 『志望動機』『将来のビジョン』作成
第12回 接遇マナーの基本
第13回 面接対策
第14回 グループディスカッション
第15回 授業のまとめと期末レポート提出
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-3に主体的に関与
1.多様化する就業形態・組織形態についての理解
2.企業経営(概要)についての理解
3.コミュニケーション力・プレゼンテーション力の向上
4.就職活動における基本的事項の理解・習得
5.社会で活躍するための能力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームワーク等)の向上
■授業時間外に必要な学修
社会の動向に関心を持ち、新聞やビジネス書、ニュース等をチェックする習慣をつける
■教科書
指定しない(適宜プリント配付)
■参考文献
授業内で随時紹介
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
授業内課題の提出 40%
グループワークの実施 20%
期末レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
大学が定める実施要領に基づいて実施します。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階 講師控室
[email protected]
■オフィスアワー
授業終了後、対応します。
- 25 -
科目名:
科学的問題解決法
英文名: Methodology of Scientific Approach to Various Interesting Subject
オ ガ ワ
担当者: 小川
ヨシヒロ
喜弘
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 5セメスター・6セメスター
■授業概要・方法等
地図を作成・保存するだけでなく,空間情報(位置と属性情報)を地図上で管理・利用するシステムとして,地理情報システム(Geographic Information
System,GIS)が,多くの分野で用いられている.本講義では,GISをいろいろなトピックスに応用し,ツールとしてGISを使いながら技術を身につけ,GISの
基本概念を学習する.具体的には,GISソフトウエアであるArcGISの使い方と意思決定のステップを実践しながら,GISを用いて物事を空間的に考え,現実社
会の問題解決や意思決定にいかにGISが有用であるかを学ぶ.
第1回 Chapter 1 Intoduction
第2回 Chapter 2 Map design
第3回 Chapter 3 GIS outputs
第4回 Assignment (1)
第5回 Chapter 4 File geodatabase
第6回 Chapter 5 Spatial data
第7回 Chapter 6 Digitizing
第8回 Chapter 7 Geocoding
第9回 Chapter 8 Geoprocessing
第10回 Assignment (2)
第11回 Chapter 9 Spatial analysis
第12回 Chapter 10 ArcGIS 3D Analyst
第13回 Chapter 11 ArcGIS Spatial Analyst
第14回 Assignment (3)
第15回 Final project
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-2に主体的に関与
この講義を履修することによって,
1)GISの技術を駆使する
2)空間的に考える
3)分類する
4)パターンを認識する
5)空間情報を分析する
6)分かりやすく情報を提供する
能力を習得する.
GISを通して,論理的な考え方を養い,意思決定のスキルを身につける.
■授業時間外に必要な学修
資料を事前に読んで講義に臨むこと.
講義後の課題を実施すること.
■教科書
[ISBN]9781589483460『Understanding GIS: An ArcGIS Project』(Christian Harder, Esri Pr : 2013)
配布資料(Webページ)で講義
■参考文献
[ISBN]9781589483088『Getting to Know ArcGIS for Desktop』(Michael Law, Esri Pr : 2013)
[ISBN]9781589483354『GIS Tutorial 1: For ArcGIS 10.1』(Wilpen L. Gorr, Esri Pr : 2013)
[ISBN]9781589483378『GIS Tutorial 2: Spatial Analysis: For ArcGIS 10.1』(David W. Allen, Esri Pr : 2013)
[ISBN]9781589482074『GIS Tutorial 3: Advanced Workbook』(David W. Allen, Esri Pr : 2010)
[ISBN]9781589482807『Making Spatial Decisions Using GIS』(Kathryn Keranen, Esri Pr : 2011)
[ISBN]9784772241564『図解!ArcGIS10〈Part1〉身近な事例で学ぼう』(吉田 聡, 古今書院 : 2012)
[ISBN]9784772241649『図解!ArcGIS 10〈Part2〉GIS実践に向けてのステップアップ』(川崎 昭如, 古今書院 : 2013)
[ISBN]9784772241502『図解 ArcGIS〈Part3〉ジオデータベース入門』(川崎 昭如, 古今書院 : 2011)
[ISBN]9784772241670『GISと地理空間情報―ArcGIS 10.2とダウンロードデータの活用』(古今書院 : 2014)
■関連科目
情報処理関連の科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Using and making maps 25%
Working with spatial data 25%
Learning advanced GIS applications 25%
Presentation 25%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います.
■研究室・E-mailアドレス
Eキャンパス G館4階 4D [email protected]
■オフィスアワー
火曜日3限,水曜日3限
- 26 -
科目名:
プレゼンテーション技術
英文名: Presentation Skills
ヒラヤマ
担当者: 平山
ユ ウ コ
裕子
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
「コミュニケーション能力」は、企業が新卒学生採用にあたって重要視されているスキルのひとつです。
そのため、採用試験でも、さまざまなかたちでコミュニケーション力が試されているのが現実です。
特に、コミュニケーション能力の重要な部分である「プレゼンテーション能力」=「第3者に対して、あなたの考え・情報・感情などを正確に効果的に伝達して、
相手の納得を得て、あなたの意図した行動を促すための相互理解を得る」は、最も必要とされています。
これらの能力を身につけておくことは、社会人になってからの「企画・提案」などに限らず、卒業研究での「卒業発表」、研究職における「学会発表」といっ
た機会が多くある理学部の学生には、必要不可欠であるのが現状です。
この授業は、学生が『自ら参加して作り上げていく授業』のため積極的な態度で臨んでください。毎授業内で与えられたテーマでのグループ内での演習・発表、
全体への試行・実践プレゼンテーションを通して、アイディア・コンセプトを「分かりやすく伝える力」、
「信頼関係を築く話し方」、
「説得力のある表現力」、
「場
を巻き込む話の進め方」を学びます。
最終の実践プレゼンテーションではPowerPointを用いての提案プレゼンテーションを実施。相互にフィードバックすることで、プレゼンテーションの準備・実
施方法の修得とプレゼンテーション能力の向上を図ります。
※受講人数により試行・実践プレゼンテーションの日程・時間を変更する場合があります。詳細は、履修人数確定後に授業内で周知します。
第1回 オリエンテーション、プレゼンテーションの定義と種類
第2回 【コミュニケーションの基本】
第3回 わかりやすく伝える① 【考えの整理】
第4回 わかりやすく伝える② 【伝達スキル】
第5回 プレゼンテーションの基本① 【論理的に話す】
第6回 【試行プレゼンテーション】の実施
第7回 プレゼンテーションの基本② 【アウトライン作成】
第8回 PowerPoint活用① 【ビジュアル効果の基本】
第9回 PowerPoint活用② 【図解の基本】
第10回 プレゼンテーションの応用【表現力をつける】
第11回 実践プレゼンテーションの実施① 【実践(提案)プレゼンテーション】
第12回 実践プレゼンテーションの実施② 【実践(提案)プレゼンテーション】
第13回 実践プレゼンテーションの実施③ 【実践(提案)プレゼンテーション】
第14回 実践プレゼンテーションの実施④ 【実践(提案)プレゼンテーション】
第15回 まとめ、振返り
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
・聞き手と相互理解し、聴き手の立場に立った適切な応答が行えるコミュニケーション能力を身につける
・プレゼンテーションの重要性・必要な能力を理解して、聴き手の納得を得ることの出来るプレゼンテーションが実施できるようになる
・視覚的効果に配慮した分かりやすいプレゼンテーション補助資料が作成できるようになる
■授業時間外に必要な学修
・毎回の講義で指示された課題に取り組み準備すること
・授業で学んだ知識を身近なことに応用して理解を深めること
・授業で修得したスキルにPDCAサイクルを取り入れて、異なる場で実践しスキルの改善につなげること
■教科書
適時プリント配布
■関連科目
特になし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
授業内での演習、ワークシートへの取り組み 30%
試行及び実践プレゼンテーション 50%
期末レポート(プレゼンテーションに関するレポート)20%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
木曜日4時限、5時限
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科目名:
情報処理基礎
英文名: Introduction to Computer Exercise
ス ズ キ
担当者: 鈴木
ナ オ ヤ
直弥
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
現在はICTの時代といわれ、コンピュータの進歩・インターネット環境や通信技術の発展は非常に目覚しく、多くの企業・職業分野だけではなく、一般家庭
においても利用することが当たり前となっている。このような状況の中で、ICTを活用する能力を習得することの重要性は年々高くなっており、社会に出る前
に習得していることが望ましい。このため本学では、情報リテラシー教育において、コンピュータの基礎知識や情報倫理、アプリケーションやインターネット
の操作方法、またそれらを安全かつ有効に利用する方法や知識を早期に習得し、情報化社会に対応できる能力を養う。
授業内容として、Microsoft Office Word/Excel/Power Pointの基礎的な操作方法に加え、IT知識としてコンピュータの構成要素、社会における利用のされ方な
ど、活用する上で土台となる知識、さらに、情報セキュリティやインターネット/SNSの活用方法やリスクなど、実機による実習を取り入れながら、大学生活
だけでなく社会に出て必要とされる情報活用能力を養成する。
第1回 オリエンテーション/ Windows①/ Web履修登録
第2回 情報倫理①(情報セキュリティの必要性)
第3回 SNS
第4回 Windows②/メール
第5回 Windows③/ Power Point①(概要)
第6回 Power Point②(オブジェクト)
第7回 Power Point③(スライドショー)
第8回 インターネットの仕組み/情報倫理②
第9回 中間試験
第10回 Word①(概要)
第11回 Word②(オブジェクト)
第12回 Excel①(概要)
第13回 Excel②(関数の基礎)
第14回 Excel③(関数の活用)
第15回 Excel④(グラフ)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標E-1に主体的に関与
1.Microsoft Officeアプリケーション(Word/Excel/Power Point)の基本的な操作方法を身に付ける。(ビジネス文章の作成、関数やグラフを使った表作成、ス
ライドによる資料作成レベル)
2.コンピュータの構成などIT基礎知識の習得と、インターネット/SNSのメリットデメリットを理解し、適切な利用方法を身に付ける。
3.情報セキュリティの重要性を理解し、さらには個人情報の取り扱いや著作権等の基本的なルールを身に付ける。
4.KudosKnowledge(eラーニング)を活用し、自らアプリケーション操作に関するスキルアップを図る。
■授業時間外に必要な学修
講義ごとに指示される課題に積極的に取り組むこと。
講義内容を整理し独自のノートや資料を作成すること。
■教科書
[ISBN]9784865101942 『情報リテラシー Windows7.Office2013対応』(FOM出版)
■参考文献
OS及びWord、Excel関係の市販書なら何でも可
■関連科目
数学、物理学等数学的な技法を必要とする基礎科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 40%
定期試験 60%
■授業評価アンケート実施方法
具体的な実施方法は後日提示する。
■研究室・E-mailアドレス
iguchi[at]info.kindai.ac.jp
■オフィスアワー
木曜日2時限目
- 28 -
近畿大学の健康スポーツ教育について
Ⅰ.大学における健康スポーツ教育の目的
大学における健康スポーツ教育の目的は、「自己のライフステージや心身の状態に適した身体運
動やスポーツを生活の中に積極的に取り入れ、人々との交流を通じて、豊かなライフスタイルを形
成できる能力を身につけること」です。
具体的には、一つは健康・体力の回復・維持・増進という「健康への配慮」、一つは余暇の増大、
生活の質の向上、生活意識の変化にともなう文化的な欲求としての「豊かな生きがいの創造」です。
すなわち、生涯にわたる身体運動・スポーツ活動を通じてすべての人々が豊かに生き生きと生き
ることと、自己を表現できることを目的としたものであり、各自がライフステージに対応した自己
開発や自己表現がなされること、そして身体運動・スポーツ活動をすることが自己目的化されるこ
とを教育の目的としています。
そのために、健康スポーツ教育の目標を以下のように焦点づけています。
1.生涯にわたる健康管理や、健康・体力の回復・維持・増進を図るための素養を高める。
2.身体運動・スポーツ活動の中で、「新しい動きの体験」を享受することにより、
運動する喜びとともに共生する喜びを体得する。
3.身体運動・スポーツ活動に関する科学的「知」を動くことによって実感し、探求する。
4.身体運動・スポーツ活動をすることによって得られる集約的な身体の「知」を体得し、
生涯スポーツ活動の素養を養う。
Ⅱ.授業について
本学がおこなう健康スポーツ教育の授業は以下の通りです。
1. 健康とスポーツの科学(講義
2. 心と体の健康(講義
2 単位)半期開講
2 単位)半期開講
※一部の学部のみ開講
※一部の学部のみ開講
3. 生涯スポーツ1(実技・実習 1 単位)前期開講
4. 生涯スポーツ2(実技・実習 1 単位)後期開講
*教職課程を履修する場合、生涯スポーツ1および生涯スポーツ2は必修科目です。
*健康運動実践指導者の称号資格を希望する場合(食品栄養学科・経営学科スポーツマネジメ
ントコース)
、生涯スポーツ1および生涯スポーツ2は必修科目です。
1)健康とスポーツの科学(講義)
開講学部:理工学部・経営学部・短期大学部・総合社会学部・建築学部・国際学部
今日の学生が持つ多様なニーズに応えるための試みとして、「生涯学習」の視点から
- 29 -
「健康とスポーツの科学」についてさまざまな角度から講義をします。
(1) スポーツ科学の基礎知識
(2) 健康科学の基礎から応用
(3) 健康の自己管理論
※詳細は各学部シラバスを参照
2) 心と体の健康(講義)
開講学部:経済学部・文芸学部
現代人が抱えるさまざまな心身の健康問題を「心」から「体」、
「体」から「心」へ、そして
「心身一如」といった視座から心身の密接で統合的な関係に気づき、総合的な人間の見方につ
いて、実践より見出されたスポーツ科学の視点から講義をします。
(1)健康という心身のあり方の理解
(2)自己理解・他者理解
(3)コミュニケーションの理解
(4)社会のなかで生きているという自分の理解
3)生涯スポーツ1・2(実技・実習)※開講(1~4年)
生涯スポーツ1・2は、体育・スポーツに関する専門的知識と基礎から応用まで運動技術・
技能の習得を目指すものです。具体的には、
(1)プレイ・レジャー・コミュニケーションとしてのスポーツ
(2)健康づくりとしてのスポーツ
(3)身体能力開発としてのスポーツ
と、3つの視点からスポーツのあり方を理解し、実技・実習を行います。尚、生涯スポーツ1
は「基礎的」、生涯スポーツ2は「応用的」な視点で実施し、以下の授業目的、内容をもって
実施します。
授業目的: 生涯スポーツ1および生涯スポーツ2の授業は、実技を中心とした実習科目です。
健康やスポーツに関する専門的知識の獲得のための講義や VTR などの視聴覚教材
を利用して授業を行う以外は、グラウンドや体育館で実施します。両科目ともスポ
ーツ・運動教材を用い、体力・運動能力の向上あるいはその方法、健康の意義とそ
の保持・増進の方法などを習得することを目標としています。
ただし、生涯スポーツ2は、生涯スポーツ1と比較して、より専門的な知識の獲
得や幅広い体力・運動能力の習得を目指しています。
また、生涯スポーツ1・2とも、授業時に2回あるいは3回にわたってフィット
ネスチェックを実施します。フィットネスチェックとは、各自の健康状態に関わる
心身状態(日常生活における心身の健康に関わるチェック、形態・体格)、体力・
運動能力の測定です。フィットネスチェックでの測定結果は、受講生の学習に役立
つよう統計処理を行います。
- 30 -
授業内容:
生涯スポーツ1および生涯スポーツ2の授業は、一つの時限に複数の担当者が、
それぞれ異なった運動教材で、それぞれが異なった授業展開をします。
スポーツ種目は、配布プリントもしくは近畿大学ホームページを参照してください。
http://www.kindai.ac.jp/campus-life/lesson/lifelong-sport/index.html
授業時間外に必要な学修:授業で与えた健康問題・課題を日常生活の中で取り組み、実践し、
その理解を深めること。
Ⅲ.成績評価について
成績評価は、以下の2つの課題の達成度によって行われます。
身体的課題の達成度(50 点)
身体活動量の確保、技術・技能の獲得、戦術戦略の理解
心理・社会的課題の達成度(50 点)
努力・意欲の度合、コミュニケーションの度合、マナー・礼節の実践
Ⅳ.履修登録についての注意
1. クラス分け(第1回目授業にて)
1)受講生の各種目によるクラス分けは、記念会館において、「生涯スポーツ1」は
4 月の第1回目の授業、
「生涯スポーツ2」は9月の第1回目の授業で行います。
2)受講希望者は記念会館に集合すること。配布資料を参考に各担当教員の説明を聞
き、第1希望から第3希望まで希望するクラスを選択しておきます。
3)各クラスには、円滑な授業運営および安全確保のために定員(20〜40 名)を設
けています。
4)各クラスにおいて希望者が多数の場合は各担当教員が抽選を行います。
2. 受講許可証の発行
1)受講クラス決定後、受講許可証を発行します。
2)受講許可証は大切に保管してください。
3)受講許可証をもとに各自で履修登録(web 登録)を行います。曜日・時限・担当
教員名を確認し、登録ミスがないよう細心の注意を払ってください。
4)受講の許可なく履修登録をした学生の受講は認められません。
3.クラス分けを欠席した場合
1)諸事情で第1回目授業を欠席した学生は、履修相談窓口にて受け付けます。受講
クラスは、定員に達していないクラスでの選択になります。
2)履修相談窓口は、以下の日程で行います。
◎東大阪キャンパス
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(生涯スポーツ1)
期日:4 月 8 日(金)~4 月 14 日(木)ただし、土日祝は除く。
時間:午前 11 時~午後 1 時・午後 1 時~3 時・午後 4 時~6 時
場所:11 号館 1 階
生涯スポーツ担当教員控室
(生涯スポーツ2)
期日:日程は、11 号館 1 階
生涯スポーツ担当教員控室入口に掲示します。
時間:午前 11 時~午後 1 時・午後 1 時~3 時・午後 4 時~6 時
場所:11 号館 1 階
生涯スポーツ担当教員控室
※履修相談窓口にて、受講クラスを決定し、受講許可証受領後、
各自で履修登録(web 登録)を行うこと。
◎奈良キャンパス
(生涯スポーツ1)
期日:4 月 8 日(金)、4 月 12 日(火)および 4 月 15 日(金)
時間:ガイダンス終了後(詳細は掲示板を確認してください)。
(生涯スポーツ2)
期日:9 月 13 日(火)、9 月 16 日(金)および 9 月 20 日(火)
時間:ガイダンス終了後(詳細は掲示板を確認してください)。
※履修相談窓口にて、受講クラスを決定し、受講許可証受領後、
各自で履修登録(web 登録)を行うこと。
3)履修登録を間違えた場合、履修登録期間内に各自、修正してください。
4)決定した受講クラスの変更は、特別な理由がない限り認められません。
5)上記1)~4)の手続きを怠ると、各自が web 登録を行っても「受講許可証」は
発行されないので、受講は認められません。
Ⅴ.実技・実習の履修上の注意
1.実技・実習は、巻末の地図に示されたスポーツ施設において実施します。
2.授業場所は「生涯スポーツ時間割ホームページ」に記載しています。雨天など天候変化、グ
ラウンド状態不良等の理由により、授業場所を変更するときがあります。授業場所変更につ
いては、授業前に、生涯スポーツ担当教員控室(11 号館1階)、記念会館ロビーの掲示板に
掲示されますので、事前に確認をしてください。
3.実技・実習等の服装はトレーニングウエア及び運動靴を使用すること。眼鏡、時計、指輪、
携帯電話など、破損しやすい物は、危険防止の見地からも、授業中できるだけ携帯しないで
ください。万一破損があっても保障することはできません。外傷などの身体的事故について
の注意、万一の場合の処置については「実技・実習上の安全対策」の項を熟読すること。
4.屋内(記念会館、記念会館別館、剣道場、KEEP など)の授業では必ず館内シューズを使用
すること(KEEP で使用する館内シューズは担当教員の指示に従う)。また、グラウンドでは
担当教員が認めた運動靴を使用し、テニスコートではテニスシューズを、人工芝グラウンド
では専用シューズを使用してください。
5.各クラスの更衣場所については、担当教員の指示に従ってください。
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6.授業に関する不明な点は、生涯スポーツ担当教員控室(11 号館1階)に問い合わせてくださ
い。
7.貴重品の管理は、各担当教員の指示に従ってください。
8.実技科目である特性上、欠席日数が4回以上もしくは、それに相応する遅刻等がある場合は
不可とします。
9.再試験は、原則、実施しない。ただし、事情等を勘案し実施する場合、対象となるのは欠席
回数が4回未満の者とします。
Ⅵ.実技・実習上の安全対策
実技・実習における安全管理は、日常生活の自己管理からです。自己管理されたリズムある
日常生活は、最優先されるべき実技・実習上の安全対策です。
しかし、実技・実習中には、避けることのできない不可効力的な事故も発生します。多くの
ケースは、もう少し注意しておけば、あるいはもう少し準備・配慮しておけばといったことが
しばしば見受けられます。不摂生な生活、睡眠不足などによる注意不足・散漫などが起因であ
る場合が多いです。事故は、自分だけでなく他の受講生に対しても多大な迷惑をかけることに
なります。
日常生活の中での自己管理も踏まえ、実技・実習の際に以下の事に注意してください。
1.自己管理について
1)暴飲、暴食をしない
2)十分な睡眠を取る
3)朝食を摂る
4)規則正しい生活を送る
2.服装について
1)トレーニングウエアを着用すること
2) 指定された靴を使用すること
3) 時計、指輪等の装飾品を身に付けないこと
4) 爪は切っておくこと
5) 長い髪は束ねること
3.用具について
1)使用用具の取り扱いは、担当教員の指示に従うこと
2)各種目の用具の特殊性を熟知し、慎重に取り扱うこと
4.活動中について
1)担当教員の指導上の注意、助言を厳守すること
2)各種目のルール、マナーを厳守すること
3)感情的にならないこと
4)心身の不調をきたした場合、すぐに担当教員に申し出ること
5.事故の処置について
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実技・実習中に万一外傷、その他授業が継続できないような事故が発生した場合、
以下のような要領で処置をします。
1)事故発生時
担当教員に申し出て指示を受けること。原則として次のように処置をしま
す。大学保健管理センター(11 月ホール 3 階)または、農学部医務室で処置
を受ける。
2)学外の医療機関で治療した場合
学生部学生生活課に届け出ること。その際、大学で扱う医療費給付制度な
どを確認すること。
参考:近畿大学学園学生健保共済会ホームページ(http://www.kindai-wellness.jp/)
近畿大学学園学生健保共済会発行「WELLNESS ガイドブック」
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科目名:
生涯スポーツ1
英文名: Lifelong Sports 1
担当者: 詳細はホームページを参照してください
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
運動教材2種目を用いて授業が展開されます。
運動教材については、開講の曜日・時限により異なりますので、初回の授業時に確認してください。
第1回目の授業は記念会館へ集合し、配布する資料を参考に受講クラス(種目・担当者)を決定します。
安全な授業の展開のために、各クラスには定員があります。定員を超えて受講希望があった場合には第2、第3希望のクラスへ回ることがあります。
生涯スポーツ1の受講希望者は必ず出席し、「受講許可書」を得てから履修登録を行なってください。*「受講許可書」がなければ履修できません。
授業計画は各担当者が作成し、「生涯スポーツ時間割ホームページ」(http://www.kindai.ac.jp/gakusei/gym/)に明示しています。ただし、第2回~第4回
目の授業は全クラス共通でフィットネス・チェックを実施します。測定項目は、形態測定・安静時心拍数・血圧・筋力・筋持久力・柔軟性・敏捷性・全身持久
力などです。
一般的な授業計画は以下に記します。
第1回 ガイダンス、クラス選択および受講許可証の発行/健康・体力テスト(アンケート)の記入
第2回 フィットネス・チェック
第3回 フィットネス・チェック
第4回 フィットネス・チェック
第5回 第1運動教材(種目)の基礎的運動技能・技術の習得
第6回 第1運動教材(種目)の基礎的トレーニング法の理解
第7回 第1運動教材(種目)のルールと審判法の習得
第8回 第1運動教材(種目)の基礎的戦術・戦略の理解と立案
第9回 第1運動教材(種目)の理解度確認と実技テスト
第10回 第2運動教材(種目)の基礎的運動技能・技術の習得
第11回 第2運動教材(種目)の基礎的トレーニング法の理解
第12回 第2運動教材(種目)のルールと審判法の習得
第13回 第2運動教材(種目)の基礎的戦術・戦略の理解と立案
第14回 第2運動教材(種目)の理解度確認と実技テスト
第15回 まとめ
■学習・教育目標および到達目標
健康の維持・増進、体力・運動能力の向上とその意義についての科学的理論を理解し、各種スポーツの基本的運動技術・技能・ルールを学ぶことによって、
自らすすんで運動・スポーツを楽しむことのできる態度を養い、生涯にわたり健康的な生活を営む能力の獲得を目指します。
生涯スポーツ1の学習内容は、生涯スポーツ2と比較し、より基礎的・一般的なものを扱います。
■授業時間外に必要な学修
選択したスポーツ種目のルールを復習する。
担当教員から指示された課題に取り組む。
平常より、十分な栄養摂取と休養・睡眠を心がける。
■教科書
必要に応じて担当教員が授業中に指示します。
■参考文献
必要に応じて担当教員が授業中に指示します。
■関連科目
「健康とスポーツの科学」
「心と体の健康」
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
身体的課題の達成度(身体活動量の確保、技術・技能の習得、戦術・戦略の理解と応用 )50%
心理的・社会的課題の達成度(努力・意欲の程度、コミュニケーションの度合、マナー ・礼節の実践)50%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
問い合わせは11号館1階「生涯スポーツ担当教員控室」まで。
([email protected])
■オフィスアワー
担当教員により異なるので、問い合わせること。
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科目名:
生涯スポーツ2
英文名: Lifelong Sports 2
担当者: 詳細はホームページを参照してください
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
次に示す運動教材のうち1種目を用いて授業が展開されます。
運動教材は、開講の曜日・時限により異なりますので、初回の授業で確認してください。
生涯スポーツ2は9月第1回目の授業時に記念会館へ集合し、配布資料を参考に受講クラス(種目・担当者)を決定します。
安全な授業展開のために、各クラスには定員があります。定員を超えて受講希望があった場合には第2希望、第3希望のクラスへ回ることがあります。
生涯スポーツ2の受講希望者は必ず出席し、受講許可書を得てから履修登録を行なってください。*受講許可書がなければ履修不可です。
授業計画は各担当者が作成し、
「生涯スポーツ時間割シラバス」に明示しています。ただし、第2回目・第3回目の授業は全クラス共通でフィットネス・チェッ
クを実施します。測定項目は、形態測定・安静時心拍数・血圧・筋力・筋持久力・柔軟性・敏捷性・全身持久力などです。
一般的な授業計画は以下に記します
第1回 ガイダンスおよびクラス選択、受講許可証の発行/健康・体力テスト(アンケート)の記入
第2回 フィットネス・チェック
第3回 フィットネス・チェック
第4回 フィットネス・チェックの評価とそれに基づく運動プログラムの考察
第5回 運動教材(種目)の特性とその健康・体力へ期待される効果
第6回 運動教材(種目)の特性と心理社会的効果
第7回 生涯にわたる運動・スポーツの実践と健康寿命の延伸
第8回 生涯にわたる運動・スポーツへの参加とQOL
第9回 運動教材(種目)の専門的運動技能・技術の習得
第10回 運動教材(種目)の専門的トレーニング法の理解
第11回 運動教材(種目)のルールと審判法の習得
第12回 運動教材(種目)の競技戦術・戦略の理解と立案
第13回 一流競技選手の体力・運動技能・戦術の観察(VTR等使用)
第14回 運動・スポーツに発生しがちに事故・障害と救急法
第15回 まとめ
■学習・教育目標および到達目標
健康の維持・増進、体力・運動能力の向上とその意義についての科学的理論をより深く理解し、各種スポーツの専門的運動技術・技能・ルールを学ぶことによっ
て、自らすすんで運動・スポーツを楽しむことのできる態度を養い、生涯にわたり健康的な生活を営む能力の獲得を目指します。
生涯スポーツ2の学習内容は、生涯スポーツ1と比較し、より専門的なものを扱います。
■授業時間外に必要な学修
選択したスポーツ種目のルールを復習する。
担当教員の指示する課題に取り組む。
平常より、十分な栄養摂取と休養・睡眠を心がける。
■教科書
必要に応じて担当教員が授業中に指示します。
■参考文献
必要に応じて担当教員が授業中に指示します。
■関連科目
「健康とスポーツの科学」
「心と体の健康」
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
身体的課題の達成度(身体活動量の確保、技術・技能の習得、戦術・戦略の理解と応用)50%
心理的・社会的課題の達成度(努力・意欲の程度、コミュニケーションの度合、マナー ・礼節の実践)50%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行ないます。
■研究室・E-mailアドレス
問い合わせは「11号館1階生涯スポーツ担当教員控室」([email protected])まで。
■オフィスアワー
担当教員により異なるので、各教員に問い合わせること。
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科目名:
健康とスポーツの科学
英文名: Health and Sports Sciences
ナカニシ
担当者: 中西
マ ス ヨ
増代
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
本授業では、健康とスポーツについて、健康と生活、生活習慣病、スポーツトレーニング、栄養、薬物・性などの
視点・論点から講義をおこないます。
第1回 健康と生活スタイル(からだにやさしいライフスタイルとは)
第2回 健康と飲酒・喫煙(お酒と健康的な付き合い方。喫煙は百害あって一利なし)
第3回 運動習慣で改善する生活習慣病(運動不足が生活習慣病を招く)
第4回 健康づくりのための運動指針(自分のエネルギー消費量を算出)
第5回 「肥満とやせの評価」(あなたの判定は正しいですか)
第6回 効率の良い体脂肪の燃やし方(食べても太らないからだ作りとは)
第7回 体力の特性(防衛体力と行動体力を兼ね備えた基礎体力とは)
第8回 スポーツトレーニングの科学(有酸素トレーニングで出来る体質改善とは)
第9回 栄養・運動・休養のバランス(この順番の重要さとは)
第10回 運動習慣と骨粗鬆症(無重力の宇宙空間での長期滞在は骨強度に深刻な影響がある宇宙ステーションと
は?)
第11回 運動中の水分補給(熱中症などにかからない方策)
第12回 運動と心身(抗うつ効果)
第13回 健康と薬物(健康を脅やかすものから身を守るには)
第14回 性感染症(感染経路が理解できれば、予防は簡単)
第15回 後天性免疫不全症候群(歴史と、それへの対策)
「定期試験」
■学習・教育目標および到達目標
授業「健康・スポーツの科学」で学んだことを自己評価し、自分の生活習慣を改善することに努め、それらを実行・
実践できる人になる。
1.この授業内容を踏まえて、健康な生活を送るために、今、自分がしなければならない4つの改善策をみつける。
2.健康に関連する生活習慣病を予防するための身体活動量を理解する。
3.スポーツトレーニングの理論と方法を理解し、自分のエネルギー消費量を算出する。
4.栄養と健康のかかわりを理解し、摂取エネルギーを算出する。
5.性感染症に絶対自分がかからないためにどうしたら良いか。
■授業時間外に必要な学修
授業中にとり上げた内容をしっかり復習しレポート報告する。
授業で学んだ内容を日々の生活習慣に取り入れ実践する。
■参考文献
授業時に随時指定する。
■関連科目
生涯スポーツ1、2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
授業時の小テスト 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規定に準拠して行ないます。
■オフィスアワー
授業後に質問等を受け付けます。
- 37 -
科目名:
食生活と健康
英文名: Diet and Health
コバタケ
担当者: 小畠
ユ
カ
リ
ゆかり
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
食は我々の生命を維持するために必要不可欠である。しかし現代は様々な食品が豊富に流通し食生活も多様化したた
め、過剰摂取や摂取不足が生じやすくなった。間違った栄養摂取が続くと健康を害することもあるため、栄養の基本
的概念を理解した上で、正しい食生活をおくる必要がある。本講義では、様々な栄養素に関する基礎知識をつけると
ともに、人間がよりよい食生活を行い、健康を維持増進するためにはどうするべきかを総合的に考える。
第1回 栄養素(1.炭水化物)
第2回 栄養素(2.タンパク質)
第3回 栄養素(3.脂肪)
第4回 栄養素(4.ビタミン、ミネラル)
第5回 食品成分
第6回 サプリメントの役割(1)
第7回 サプリメントの役割(2)
第8回 食における嗜好性
第9回 食生活の国際比較
第10回 ヒトのライフステージと栄養(1)
第11回 ヒトのライフステージと栄養(2)
第12回 ヒトのライフステージと栄養(3)
第13回 食と生活習慣(1)
第14回 食と生活習慣(2)
第15回 まとめ
「定期試験」
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-2に主体的に関与
(1)主要な栄養素の機能について理解する。
(2)ヒトの健康を保つ上で適した栄養の摂取方法とその食生活を理解する。
■授業時間外に必要な学修
教科書を読み予習・復習を行うこと。
授業で疑問に思ったことは教員に質問し、自分でノートにまとめること。授業で習ったことを適用、応用し、実践し
ていくこと。
授業で指示された課題を教科書、専門書などで調べ、取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784808260125『イラスト栄養学総論』(田村 明,東京教学社)
■参考文献
[ISBN]9784767961750『最新栄養学 : 専門領域の最新情報 第10版』(John W.Erdman Jr., 建帛社)
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 80%
授業中課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
講師室
■オフィスアワー
授業終了直後の休み時間
- 38 -
英語科目について
(平成 25・26・27・28 年入学生用)
- 41 -
韓国語より
1つを選択
中国語
ドイツ語
フランス語
入学時プレイスメン
トテスト
1年次
総合1
総合2
英語演習1再
オーラルイングリッシュ1再
オーラルイングリッシュ1(必)
オーラルイングリッシュ2(必)
1年次
英語演習1(必)
英語演習2(必)
⇒
①履修条件:総合1または2
を修得済みの者。
②2年次の時間割には、総合
1・2を設けない。
第2外国語科目履修の流れ
2年次
総合3
総合4
英語演習2再
TOEIC1再
オーラルイングリッシュ2再
オーラルイングリッシュ3再
アカデミックリーディング2
オレンジ群2単位のうち1単
位選択必修
アカデミックリーディング1
プレイスメントテスト オーラルイングリッシュ3(選必)
により習熟度別クラス オーラルイングリッシュ4(選必)
2年次
TOEIC 1(必)
TOEIC 2(必)
英語科目履修の流れ
⇒
プレイスメントテスト
により習熟度別クラ
ス
3年次
3年次
総合1
総合2
TOEIC2再
オーラルイングリッシュ4再
ブルー群4単位のうち
1単位選択必修
ライティング1(選必)
ライティング2(選必)
科学技術英語 1(選必)
科学技術英語 2(選必)
近畿大学外国語教育の目的と共通基本目標
―外国語教育マニフェスト―
前
文
近畿大学の教養教育の目的は、幅広い知識と深い洞察力を培い、豊かな人間関係と確かな主体
性を確立することにある。この教養教育の目的に基いて掲げられた計6項目の目標のうち、特に
外国語教育と密接に関係するものとして、2.日本文化と外国文化の理解を通じ、国際感覚を高
め、相互の個性を尊重し、信頼し合う精神を養う、5.国際社会に対応できる英語をはじめとす
る外国語によるコミュニケーション能力を養う、の2項目がある。この2項目に立脚して、近畿
大学の外国語教育の目的を次のように掲げる。
目
的
近畿大学の外国語教育は、国際社会に対応できる英語をはじめとする外国語によるコミュニケ
ーション能力を養うとともに、日本文化と外国文化の理解を通じ、国際感覚を高め、相互の個性
を尊重し、信頼し合う精神を養うことを目的とする。
共通目標
上記の目的を達成するために英語と第二外国語それぞれの全学共通の基本目標をおく。
- 42 -
英語履修案内
英語教育の共通基本目標
From
To
中学・高校を通じて6年間英語の語彙や
文法を一通り学習し、英文もある程度は
読めるけれど、聞いたり話したりは自信
がない。卒業後、社会に出たときに役立
①
実社会、特に産業界で役に立つ英語
コミュニケーション力が身につく。

②
社会力(教養)の一部となる英語力
が身につく。
つかどうか分からない。

“FromTo”を実現する手段としての「近畿大学の英語教育」
―
専門教育と教養をリンクさせる実践的な英語教育
―
共通基本目標
1. 国際社会の共通言語としての英語をコミュニケーションの道具として使いこなすために、バランスの
とれた4技能の能力を養成する。
2. 自分の意見を英語で書いたり、発表したり、人とディスカッションしたりする積極的な態度を養成す
る。
3. 自分の考えを持って課題に取り組み、英語で発表したり、異なる文化をもつ人々とインタラクション
したりできる能力を養成する。
4.自己評価に基づいて目標を設定し、確実に目標を達成する自律力を養成する。
具体的方策
上記の目標を達成するために以下の具体的方策を実施する。
1. 基幹科目:プレイスメントテストによる比較的少人数(15 人~30 人)の習熟度別クラスを編成する。
習熟度に応じて基礎から応用まで、実践的でわかりやすい授業を展開する。
2. 発展科目:学生のニーズに合わせた科目を開講する。基幹科目で養った英語力及び教養、異文化理解
力、アカデミックリテラシーなどをさらに深める。
3. 1年生全員にネイティブ教員によるオーラルコミュニケーションの授業を提供する。間違いを恐れず、
積極的に英語で話し、発表できる態度を養成する。
4. コンテンツを重視した教材を使用する。一般的な教養から専門の導入的話題について、学生同士が考
え、話し合い、発表するやり甲斐のある活動を多く提供する。
5. フレームワーク(近畿大学英語能力指標〈5レベル〉)を共通基盤とし、学生の自己評価による目標レ
ベルを設定する。少なくとも 2 レベルアップを達成できるような教員による学生支援をする。
6. 授業外活動の充実による学生の自律性を養成する。英語村(e-cube)や語学センターなどの利用を促進
する。多読用図書を整備し、学生の利用を促進する。
- 43 -
- 44 -
Speaking
Listening
常的な短い会話なら、内容をほ
ぼ理解することができる。
(A2) 事問題、自分の専門分野に関連
身近な話題について、明瞭で短
い会話なら、要点を理解するこ
解することができる。(B1
単なものであれば、要点を理
りか使い分けることができる。
★テーマの難易度に応じた準備
と状況に応じた表現やそれに対
する応答を相手が聞き取りやす
い発音で話すことができる。
★テーマの難易度に応じた準備
時間(期間)が与えられれば、
自分について、また身近な日常
の事柄について 1 分程度話すこ
とができる。(B1 改)
まり文句(社交的なやりとりな
ど)を自然に口にすることがで
きる。(A1 改)
★テーマの難易度に応じた準備
時間(期間)が与えられれば、
自分について、また家族、周囲
の人々、居住条件、学校生活に
ついて簡単な言葉で 30 秒程度
時間(期間)が与えられれば、
表現を丁寧度によって、いく通
出、謝罪など)と状況に応じた
★機能(要求、提案、注文、申
できる。(B1)
解し、即座に適切な短い応答が
★機能(依頼、許可、感謝など) ★相手の発言の目的や機能を理
れば、個人的な話題や時事問
準備時間(期間)が与えられ
★テーマの難易度に応じた
とができる。(B2 改)
会話や議論を継続させるこ
★状況に応じて、質問をし、
ができる。(B2 改)
を理解し、即座に適切な応答
★相手の発言の目的や機能
理解することができる。
(B1 改) 改)
した内容などについて、要点を
★よく使われる日常的表現と決
とができる。
することができる。(B2 改)
★明瞭な発音で 50 語程度の長
身近な話題について、明瞭で日
★相手やその家族のことなど、
★テレビドラマや映画も簡
野などについて、要点を理解
とができる。(B1 改)
★相手やその家族のことなど、
(A1,A2)
さであれば、個人的な話題や時
題や時事問題、自分の専門分
示 を 理 解 す る こ と が で き る 。 を聞き取ることができる。
(A2) であっても、要点を理解するこ
★明瞭な発音で 100 語程度
550 +
B1 / B2
K-1
の長さであれば、個人的な話
メッセージやアナウンスの要点
あれば、短い、簡単な質問や指
★明瞭な発音であれば、やや長
450 +
B1
K-2
い会話、スピーチ、アナウンス
★明瞭な発音による短い簡単な
350 +
350 <
★ゆっくりとした明瞭な発音で
A2 / B1
A1 / A2
CEF レベル
TOEIC
K-3
K-4
Kindai レベル
Can-Do Framework
3
を見ながら話すことができ
話題について、5 分以上メモ
議論も含めて、さまざまな
れれば、自分の専門分野の
準備時間(期間)が与えら
★テーマの難易度に応じた
ができる。
ほとんどの場合自然な応答
★日常的な会話であれば、
改)
解することができる。(B2
あれば、内容をある程度理
ュースなども簡単なもので
★テレビドラマや映画、ニ
ことができる。(B2 改)
野の講義の要点を理解する
★教養科目や自分の専門分
改)
解することができる。(B2
アナウンスなどの内容を理
★長めの会話やスピーチ、
650 +
B2
K-Global
- 45 -
Writing
Reading
語程度)の文章を書くことがで
きる。(B1 改)
★関心のある話題や経験などに
ついて、辞書を使って 50 語程度
のパラグラフを構成を意識しな
改)
★身近で個人的に関心のある話
題について、つながりのある 3
★文章の種類(因果関係、比較
ついて、1~3 パラグラフ(100
を書くことができる。(A2 改)
などを書くことができる。(A2
★辞書を使えば、身近な話題に
ることができる。
(注1)
の多読用素材を理解す
★辞書を使わずに、与えられ
を書くことができる。(B2 改)
について、300 語以上の文章
ある分野のさまざまな話題
★辞書を使えば、興味関心の
を理解することができる。
4
★辞書を使わずに、与えら
(B2 改)
文章を書くことができる。
なスタイルの 500 語以上の
★辞書を使えば、さまざま
る。
素材を理解することができ
レベル 5(注1)以上の多読用
★辞書をほとんど使わずに
レベル 4(注1)の多読用素材
★辞書をほとんど使わずにレベ
ル3
ることができる。
★辞書をほとんど使わずに
とができる。
ードで読み、概要を理解す
理解することができる。
ードで読み、概要を理解するこ
1分間に 180 語以上のスピ
上のスピードで読み、概要を
ることができる。(B2 改)
を、1 分間に 100 語以上のスピ
★礼状やあいさつなどの手紙文
ることができる。
★短いメモやメッセージ、礼状
することができる。
(注1)
多読用素材を理解
ル 2(注1)の多読用素材を理解す
★辞書をほとんど使わずにレベ
ル 1 の
★教科書の文章や、専門分野に
★辞書をほとんど使わずにレベ
を理解することができる。
★教科書の文章や、専門分野
どの内容をある程度理解す
野に関連した文章などを、
る。(B1 改)
理解することができる。
語以上のスピードで読み、概要
とができる。(B2 改)
や記事、専門分野の文献な
章などを、1分間に 130 語以
のほとんど理解することができ
以上のスピードで読み、概要を
★テキストの文章を1分間に 60
章などの要点を理解するこ
ブ向けに書かれたエッセイ
関連した比較的簡単な文章など
た専門分野に関連した文章など
★教科書の文章を 1 分間に 80 語
ることができる。(A2)
よび、専門分野に関連した文
★辞書を使えば、ネィテイ
★教科書の文章や、専門分
者用に書かれた文章、記事、ま
を理解することができる。(A2)
スケジュール表など)を理解す
★辞書を使えば、時事問題お
で話すことができる。
意見の根拠を簡潔に 1 分程度
明することができる。
の意見の根拠を 1 分以上説
★準備をしなくても、自分
る。(B2 改)
に関連した比較的簡単な文
★辞書を使えば、大学英語学習
★一般的な文体で書かれた英文
改)
とができる。(B1 改)
★ごく短い簡単な英文(メモ、
ら話すことができる。(B2
ど)について、1 分以上話すこ
★準備をしなくても、自分の
いて、3 分以上メモを見なが
映画のあらすじ、感想・考えな
きる。(A2 改)
題、自分の専門分野などにつ
個人的に関心がある話題(本や
(または数文で)話すことがで
- 46 -
効果的に使用することができ
きる。
理解することができる。
★1000 語レベルの語彙をほぼ
を効果的に使用すること
をほぼ理解できる。
(注 3)
★アカデミック語彙(570 語)
る程度理解できる。
彙を理解し、その派生語もあ
理解できる。
の語
★2000 語レベル
★2000 語レベルの語彙をほぼ
(注2)
できる。
を効果的に使用することが
る。
効果的に使用することができ
理解できる。
5
彙とその派生語をある程度
★3000 語レベル(注2)の語
★1500 語レベルの語彙(注2) ることができる。
3)を効果的に使用す
★1000 語レベル(注2)の語彙を
語)(注
★アカデミック語彙(570
ができる。
2)
できる。
りを指摘し修正することが
他の学生の文章の文法的誤
★文法知識を活用し、自分や
★2000 語レベルの語彙 (注
運用ができる。
目を適切に活用して英語の
おいて、さまざまな文法項
★多様なアクティビティに
きる。
★トピックセンテンスやサポー
することができる。
まな文法項目を適切に活用
ィビティにおいてもさまざ
すことを主眼としたアクテ
★より多く書く、あるいは話
くことができる。
分で 200 語以上の文章を書
間で 150 語程度の文章を書
くことができる。
れたトピックについて、30
たトピックについて、30 分
(注1) レベル X は Graded Readers のレベルをさす。(*1) Level X means the level of Graded Readers.
理解することができる。
★1500 語レベルの語彙をほぼ
使用することができる。
る。
★500 語レベル
文・複文を正しく使うことがで
の語彙を
や語彙を意識して使うことがで
の語彙を
ことができる。
because, when などを用いた重
★500 語レベル
ティングセンテンスに用いる文
ラフをつなぐ表現を適切に使う
★ 単 文 や 、 接 続 詞 and, but,
(注2)
を適切に活用することができ
★文と文、パラグラフとパラグ
つことができる。
(注2)
ィにおいても基本的な文法知識
識を活用することができる。
切に活用しようとする意識を持
る。
ことを主眼としたアクティビテ
ビティにおいて基本的な文法知
ビティにおいて、文法知識を適
Grammar
★より多く書く、あるいは話す
くことができる。
対照、列挙など)を意識して書
★正確さを求められるアクティ
★正確さを求められるアクティ
がら書くことができる。
Vocabulary+
って書くことができる。
★自分の情報を一定の書式に従
って書くことができる。
~5 文程度の文章を、辞書を使
- 47 -
HW< 500
HW< 1000
K-3
K-2
HW< 2300
K-1
HW> 2300
K-Global
ものです。
6
ヨーロッパにおける外国語教育の向上のために、第二言語の使用、教育方針や学習者の達成度など、共通の理解を持つ目的で開発された
CEF とは、Common European Framework of Reference for Languages のことで、欧州評議会が 2001 年に公開した枠組みです。
(注3)アカデミックの語彙とは Academic Word List の語彙をさす。 (*3) Academic words come from the Academic Word List.
(*2) The word level means the level of word family.
HW< 1400
(注2)語レベルは、別途配布の語彙リスト参照。
Headwords
K-4
レベルと Headwords(HW)対応表
英語科目一覧
配当
科
目
名
英語演習 1
英語演習 2
オーラルイングリッシュ 1
オーラルイングリッシュ 2
TOEIC 1
TOEIC 2
オーラルイングリッシュ 3
オーラルイングリッシュ 4
アカデミックリーディング 1
アカデミックリーディング 2
ライティング 1
ライティング 2
科学技術英語 1
科学技術英語 2
学年 単位
1
1
1
1
2
2
2-4
2-4
2-4
2-4
3-4
3-4
3-4
3-4
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
開講
前
後
前
後
前
後
前
後
前
後
前
後
前
後
備
考
必修科目
必修科目
必修科目
1 単位選択必修
選択科目
1 単位選択必修
*2 単位は同一教員週 2 回担当科目、1 単位は週 1 回の科目
英語科目概要
英語演習 1・2(1 年前期・後期科目)
「近大 Can-Do 枠組み」に基づいて、基礎的な総合的英語能力を養う。リスニングや音読、パラグラフ・リ
ーディングを徹底し、受信型スキルを養う。多読教材等を通して基本的な語彙・文法の定着を図り、速読能
力の基礎を養う。また、日本語や英語で意見交換をする、文章にまとめる、発表するなどの活動を通して、
発信型スキルを養う。
オーラルイングリッシュ 1・2(1 年前期・後期科目)
「近大 Can-Do 枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ
等を通して、さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的
語彙・表現を身につける。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生は e-cube
での活動にも参加する。
7
- 48 -
TOEIC 1・2(2 年前期・後期科目)
TOEIC30 点アップをめざした効果的な演習を行う。TOEIC に必要な語彙を強化し、文法事項を再確認すると
ともに、応答問題や会話問題の聞き取り練習を重点的に行い、リスニング能力を養成する。
オーラルイングリッシュ 3・4(2 年前期・後期科目)
『オーラルイングリッシュ 1・2』で学んだ内容をさらに深め、「近大 Can-Do 枠組み」に基づいて、リス
ニング力・スピーキング力のさらなる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を
発表したり、ディスカッションを行うことによって、プレゼンテーション能力を養う。さらに、社会に出て
役に立つコミュニケーションスキルを身につける。
アカデミックリーディング 1・2(2 年前期・後期科目)
1 年次に養った総合的英語力に基づき、英語で書かれた理工系のテキスト、著書を読み解くための精読型
の英語力の養成をめざす。
ライティング 1・2(3 年前期・後期科目)
「近大 Can-Do 枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んできた文法知識を整理する。
読解・語彙力養成にも重点を置き、基本的な英文の構造の理解から始めて、自分の考え・さまざまなメッセ
-ジを正しく伝えるための英文を書くことを学ぶ。パラグラフ・ライティングの力、文章構成力をつける授
業を通して、卒業研究につながる作文力(英語・日本語)を基礎から学ぶ。
科学技術英語 1・2(3 年前期・後期科目)
海外で理工学の教育を受ける、もしくは実務に携わる際に必要とされる、理工学に関する語彙・表現に照
準を合わせ、理工学系の英語全般に亘る基礎的な学習を行い、演習・小テストなどをおり込みながら技術者
としての英語コミュニケーション能力の向上を目指す。理工学系の英語のテクニカルな意味を理解し、十分
に使いこなせる力を養う。また、英文による公式手紙の書き方も学習し、実際に使える英語力の向上を目指
す。
8
- 49 -
<TOEIC 等の得点による在学生の単位認定基準>
TOEIC 等の得点
TOEIC 得点
TOEFL PBT 得点
(かっこ内は iBT)
実用英語技能検定試験
認定される科目
600 以上
505(63) 以上
準1級
TOEIC 1・2
*1 単位の認定を受けるためには所定の申請期間内にスコア原本・学生証を持参のうえ理工学部事務部に申請しな
くてはならない。申請期間は、前後期の定期試験期間中。
(取得後、1年以内のスコアに限る)
*2 テスト等で単位認定を受けたあと、同一科目の授業を受講して単位を取得することはできない。
*3 入学前1年以内に取得したスコアについても準用する。
9
- 50 -
外 国 語 科 目
英 語
(平成 25・26・27・28 年入学生用)
授
業
計
画
科目名:
英語演習1
英文名: English 1
カ
ヤ
担当者: 賀谷
ヨ シ コ
カ ネ コ
リ
サ
ヤ マ ダ
マサヨシ
ヤマモト
タ ケ シ
ア ラ イ
フミヒト
ヌクトウ ヒロカズ
ウ チ ダ
ユ
キ
嘉子・金子 理紗・山田 正義・山本 武史・新井 文人・抽冬 紘和・内田 有紀・
ウ ハ ラ
ミ ワ
莵原 美和
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
近畿大学および本学理工・建築学部に特化したテキストを用いて、基礎的な総合的英語能力を養う。リスニングや音読、パラグラフ・リーディングを徹底し、
受信型スキルを習得する。同時に、各ユニットのテーマに沿ったライティングやダイアローグおよびプレゼンテーション等のさまざまなタスクを通して、発信
型スキルも養成する。テキストは両スキルを有機的に結びつけて伸長できるよう構成されており、この枠組みに基づいた授業が展開される。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1 Welcome to kindai University
第3回 Unit 1 Welcome to kindai University
第4回 Unit 1 Welcome to kindai University
第5回 Unit 2 kindai University & Research
第6回 Unit 2 kindai University & Research
第7回 Unit 2 kindai University & Research
第8回 Unit 3 Basic Seminars
第9回 Unit 3 Basic Seminars
第10回 Unit 3 Basic Seminars
第11回 TOEIC Practice 1 & 2
第12回 Unit 4 KUDOS
第13回 Unit 4 KUDOS
第14回 Unit 4 KUDOS
第15回 Unit 5 Cafeterias at kindai University
第16回 Unit 5 Cafeterias at kindai University
第17回 Unit 5 Cafeterias at kindai University
第18回 Unit 6 E-CUBE and Gogaku Center (KULI)
第19回 Unit 6 E-CUBE and Gogaku Center (KULI)
第20回 Unit 6 E-CUBE and Gogaku Center (KULI)
第21回 TOEIC Practice 2 & 3
第22回 Unit 7 Extracurricular Activities
第23回 Unit 7 Extracurricular Activities
第24回 Unit 7 Extracurricular Activities
第25回 Unit 8 Examinations and Credits
第26回 Unit 8 Examinations and Credits
第27回 Unit 8 Examinations and Credits
第28回 Unit 9 Summer Vacation
第29回 Unit 9 Summer Vacation
第30回 Unit 9 Summer Vacation
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-2に主体的に関与
受講者は、この授業を履修することによって、
1)大学を中心とする日常生活についての様々な事項に関する文章を読み、語彙を習得し、またそれをもとにまとまった文章を書いて発表できるようになる。
2)専門分野を学ぶ教育上のシステムや研究の進め方の基本的な内容を英語で理解し、また発表できるようになる。
3)以上を通して、英語の4技能を総合的に伸ばしつつ、専門分野や学問一般に関わるアカデミックな語彙や表現を、基礎的なレベルで理解し使用できるよう
になる。
■授業時間外に必要な学修
授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。
積極的に語彙力の増強を図ること。
■教科書
[ISBN]9784791954957『 First Year in RI-KE』(澤、照井、グラント、トラスコット、成美堂:2015)
■参考文献
必要に応じて授業中に指示する。
■関連科目
英語演習2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
初回の授業で通知する。
■オフィスアワー
初回の授業で通知する。
- 53 -
科目名:
英語演習1(再)
英文名: English 1
テラオカ
担当者: 寺岡
モ
ト
コ
もと子
単 位: 2単位
開講年次: 1 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
この授業では、読解前、読解中、読解後の3段階のタスクを用いて読解力の向上を目指す。また、リスニングのコツを習得するための学習ストラテジーも実践
する。ペアーワークやグループワークを通してクラスワークを進めるため、積極的な授業参加が不可欠である。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1: To drive or to ride? トピックセンテンスとパラグラフの構成を理解する
第3回 Unit 2: Help yourselves 原因と結果を述べる
第4回 Unit 2: Help yourselves 原因と結果を述べる
第5回 Unit 3: What I learned from Fay 経験を語る(物語)
第6回 Unit 3: What I learned from Fay 経験を語る(物語)
第7回 Unit 4: Ways to help others 分類しながら説明する
第8回 Unit 4: Ways to help others 分類しながら説明する
第9回 Unit 5: Can fish fall from the sky? 報告する(時事ニュース)
第10回 Unit 5: Can fish fall from the sky? 報告する(時事ニュース)
第11回 Unit 6: How to prepare a presentation 手順を説明する
第12回 Unit 6: How to prepare a presentation 手順を説明する
第13回 Unit 7: International date line 事実を時系列に沿って説明する
第14回 復習・課題
第15回 課題解説
第16回 Unit 8: What is friendship? 定義を示して例示する
第17回 Unit 9: Entering a photo contest 効率的に情報を伝える(e-mail)
第18回 Unit 9: Entering a photo contest 効率的に情報を伝える(e-mail)
第19回 Unit 10: Getting money for a big project 比較する
第20回 Unit 10: Getting money for a big project 比較する
第21回 Unit 11: Accepting the "Salesperson of the Year" award スピーチの文体に慣れる
第22回 Unit 11: Accepting the "Salesperson of the Year" award スピーチの文体に慣れる
第23回 Unit 12: Written art コミュニケーションのスタイルを理解する
第24回 Unit12: Wtitten art コミュニケーションのスタイルを理解する
第25回 Unit 13: Life advice Q&A with Dr. Joyce Green 目的を持って尋ねる(人生相談)
第26回 Unit 13: Life advice Q&A with Dr. Joyce Green 目的を持って尋ねる(人生相談)
第27回 Unit 14: Stronger yen threatens Japanese economy 経済記事を読んでグラフを完成させる
第28回 復習・課題
第29回 課題解説・Unit 15: Not hearing a gorilla 報告する(科学)
第30回 定期試験対策
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講生は、この授業を履修することによって
1.3段階のタスク(読解前、読解中、読解後)で読解力を上げ、
2.リスニングのコツを学習ストラテジーでつかみ、
3.ペアーワークやグループワークを通してコミュニケーション能力をつける。
■授業時間外に必要な学修
予習・復習を必ず行い、小テストの準備をする。
■教科書
[ISBN]9784764739505『英語リーディングへの道 初級編―Reading Stream:Elementary (GRADED READING SERIES)』(金星堂 : 2013)
■参考文献
必用に応じて授業時に指示する。
■関連科目
英語演習2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 54 -
科目名:
英語演習1(再)
英文名: English 1
サ ナ ダ
担当者: 真田
リ
エ
里恵
単 位: 2単位
開講年次: 1 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
英文法の基礎を学び、英語での読む、書く、聞く力を身につけることを目指す。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1: 基本5文型
第3回 Unit 2: 文の種類
第4回 Unit 2: いろいろな数値
第5回 Unit 3: 基本時制
第6回 Unit 3: 発音しづらい語句
第7回 Unit 4: 進行形
第8回 Unit 4: 固有名詞(人名・地名など)
第9回 Unit 5: 完了形
第10回 Unit 5: 簡単な挨拶文
第11回 Unit 6: 助動詞①(can/may/must/should)
第12回 Unit 6: 提案文、勧誘文
第13回 Unit 7: 助動詞②(could/might/wouldなど)
第14回 Unit 7: 依頼文
第15回 Unit 8: 受動態
第16回 Unit
第17回 Unit
第18回 Unit
第19回 Unit
第20回 Unit
第21回 Unit
第22回 Unit
第23回 Unit
第24回 Unit
第25回 Unit
第26回 Unit
第27回 Unit
第28回 Unit
第29回 Unit
第30回 Unit
8: Yes / No疑問文
9: 不定詞
9: wh疑問文
10: 動名詞
10: 否定・付加疑問文
11: 分詞
11: カジュアルな表現
12: 比較
12: フォーマルな表現
13: 関係代名詞
13: 意味のかたまり(チャンク)
14: 話法
14: 主張や理由を導くキーワード
15: 特殊構文(強調・倒置・同格)
15: 名詞から話題をイメージする
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
この授業を履修することで、受講者は、
1)基本的英文法を習得し、
2)英文読解力を養い、
3)日常会話でのリスニング力を鍛え、
4)英語で表現する力を身につけることができる。
■授業時間外に必要な学修
各講義内容についての予習と、毎回行う小テストのための学習
■教科書
[ISBN]9784764740174『総合英語のターゲット演習 準中級』(森田 彰, 金星堂 : 2015)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
英語演習2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 55 -
科目名:
英語演習2
英文名: English 2
カ
ヤ
担当者: 賀谷
ヨ シ コ
カ ネ コ
リ
サ
ヤ マ ダ
マサヨシ
ヤマモト
タ ケ シ
ア ラ イ
フミヒト
ヌクトウ ヒロカズ
ウ チ ダ
ユ
キ
嘉子・金子 理紗・山田 正義・山本 武史・新井 文人・抽冬 紘和・内田 有紀・
ウ ハ ラ
ミ ワ
莵原 美和
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
近畿大学および本学理工・建築学部に特化したテキストを用いて、基礎的な総合的英語能力を養う。リスニングや音読、パラグラフ・リーディングを徹底し、
受信型スキルを習得する。同時に、各ユニットのテーマに沿ったライティングやダイアローグおよびプレゼンテーション等のさまざまなタスクを通して、発信
型スキルも養成する。テキストは両スキルを有機的に結びつけて伸長できるよう構成されており、この枠組みに基づいた授業が展開される。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 10 Part-time Jobs
第3回 Unit 10 Part-time Jobs
第4回 Unit 10 Part-time Jobs
第5回 Unit 11 Conducting Experiments
第6回 Unit 11 Conducting Experiments
第7回 Unit 11 Conducting Experiments
第8回 Unit 12 Advanced Seminars
第9回 Unit 12 Advanced Seminars
第10回 Unit 12 Advanced Seminars
第11回 TOEIC Practice 4 & 5
第12回 Unit 13 Higashiosaka
第13回 Unit 13 Higashiosaka
第14回 Unit 13 Higashiosaka
第15回 Unit 14 Local Industry in Higashiosaka
第16回 Unit 14 Local Industry in Higashiosaka
第17回 Unit 14 Local Industry in Higashiosaka
第18回 Unit 15 Language Training at Overseas Universities
第19回 Unit 15 Language Training at Overseas Universities
第20回 Unit 15 Language Training at Overseas Universities
第21回 TOEIC Practice 5 & 6
第22回 Unit 16 Internship
第23回 Unit 16 Internship
第24回 Unit 16 Internship
第25回 Unit 17 Employment and the Career Center
第26回 Unit 17 Employment and the Career Center
第27回 Unit 17 Employment and the Career Center
第28回 Unit 18 Graduation and the Future
第29回 Unit 18 Graduation and the Future
第30回 Unit 18 Graduation and the Future
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-2に主体的に関与
受講者は、この授業を履修することによって、
1)大学を中心とする日常生活についての様々な事項に関する文章を読み、語彙を習得し、またそれをもとにまとまった文章を書いて発表できるようになる。
2)専門分野を学ぶ教育上のシステムや研究の進め方の基本的な内容を英語で理解し、また発表できるようになる。
3)以上を通して、英語の4技能を総合的に伸ばしつつ、専門分野や学問一般に関わるアカデミックな語彙や表現を、基礎的なレベルで理解し使用できるよう
になる。
■授業時間外に必要な学修
授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。
積極的に語彙力の増強を図ること。
■教科書
[ISBN]9784791954957『First Year in RI-KE』(澤、照井、グラント、トラスコット、成美堂:2015)
■参考文献
必要に応じて授業中に指示する。
■関連科目
英語演習1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
初回の授業で通知する。
■オフィスアワー
初回の授業で通知する。
- 56 -
科目名:
英語演習2(再)
英文名: English 2
テラオカ
担当者: 寺岡
モ
ト
コ
もと子
単 位: 2単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
この授業では、読解前、読解中、読解後の3段階のタスクを用いて読解力の向上を目指す。また、リスニングのコツを習得するための学習ストラテジーも実践
する。ペアーワークやグループワークを通してクラスワークを進めるため、積極的な授業参加が不可欠である。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1: Are you ready for a pet? トピックセンテンスとパラグラフの構成を理解する
第3回 Unit 2: Gap year 比較する
第4回 Unit 2: Gap year 比較する
第5回 Unit 3: What is wealth? 定義を示して例示する
第6回 Unit 3: What is wealth? 定義を示して例示する
第7回 Unit 4: Globalization 原因と結果を述べる
第8回 Unit 4: Globalization 原因と結果を述べる
第9回 Unit 5: What I learned in college 経験を語る(物語)
第10回 Unit 5: What I learned in college 経験を語る(物語)
第11回 Unit 6: How paper is recycled? 手順を説明する
第12回 Unit 6: How paper is recycled? 手順を説明する
第13回 Unit 7: Where do our students come from? グラフを使いながら事実を説明する
第14回 復習・課題
第15回 課題解説
第16回 Unit 8: From "Snail Mail" to PDAs in just twenty years 事実を時系列に沿って説明する
第17回 Unit 9: Rules for success スピーチの文体に慣れる
第18回 Unit 9: Rules for success スピーチの文体に慣れる
第19回 Unit 10: Three ways to build a more international company 分類しながら説明する
第20回 Unit 10: Three ways to build a more international company 分類しながら説明する
第21回 Unit 11: A suitable hotel 効率的に情報を伝える(e-mail)
第22回 Unit 11: A suitable hotel 効率的に情報を伝える(e-mail)
第23回 Unit 12: Another earth? 報告する(科学)
第24回 Unit 12: Another earth? 報告する(科学)
第25回 Unit 13: An interview with New Student Union President Sarah Kyle 目的を持って尋ねる
第26回 Unit 13: An interview with New Student Union President Sarah Kyle 目的を持って尋ねる
第27回 Unit 14: Modern writing: Be brief! 新しい文章のスタイルを理解する(Twitter)
第28回 復習・課題
第29回 課題解説・Unit 15: Rent control board hears local concerns 報告する(時事ニュース)
第30回 定期試験対策
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講生は、この授業を履修することによって
1.3段階のタスク(読解前、読解中、読解後)で読解力を上げ、
2.リスニングのコツを学習ストラテジーでつかみ、
3.ペアーワークやグループワークを通してコミュニケーション能力をつける。
■授業時間外に必要な学修
予習・復習を必ず行い、小テストの準備をする。
■教科書
[ISBN]9784764739307『英語リーディングへの道 準中級編―Reading Stream:Pre-intermediate (GRADED READING SERIES)』(金星堂 : 2012)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
英語演習1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 57 -
科目名:
英語演習2(再)
英文名: English 2
サ ナ ダ
担当者: 真田
リ
エ
里恵
単 位: 2単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
基本的な英文法を学び、英文読解力と最低限必要とされる語彙力を身につけることを目標とする。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1: be動詞
第3回 Unit 2: 一般動詞(1)自動詞・他動詞
第4回 Unit 3: 一般動詞(2)二重目的語、目的語と補語をとる動詞
第5回 Units 1-3復習
第6回 Unit 4: 人称代名詞
第7回 Unit 5: Wh-疑問文
第8回 Unit 6: 過去形
第9回 Units 4-6復習
第10回 Unit 7: 現在完了形(1) 継続
第11回 Unit 8: 現在完了形(2) 経験・完了
第12回 Unit 9: 進行形(現在進行形、過去進行形)
第13回 Units 7-9 復習
第14回 Unit 10: 未来表現(be going to, will)
第15回 Unit 11: 助動詞(1)can mayなど
第16回 Unit 12: 助動詞(2)must, shouldなど
第17回 Units 10-12 復習
第18回 Unit 13: 接続詞(1)and, but, or, so
第19回 Unit 14: 受動態
第20回 Unit 15: 頻度を表す副詞
第21回 Units 13-15復習
第22回 Unit 16: -ing, -edで終わる形容詞
第23回 Unit 17: 原級、比較級、最上級
第24回 Unit 18: 基本的な前置詞 (at,on,in)
第25回 Units 16-18 復習
第26回 Unit 19: 接続詞(2)when, because, although,if
第27回 Unit 20: 不定詞と動名詞
第28回 Unit 21: 関係詞 (who, which, where)
第29回 Unit 22: 仮定法(仮定法過去)
第30回 Units 19-22 復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
この授業を履修することにより、受講者は、
1)基本英文法を習得し、
2)英文読解力を養い、
3)必要な語彙を身につけることができる。
■授業時間外に必要な学修
各講義内容についての予習と、毎回行う小テストのための学習
■教科書
[ISBN]9784791910885『コミュニケーションのためのベーシック・グラマー』(山本 厚子, 成美堂 : 2009)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
英語演習1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 58 -
科目名:
TOEIC1
英文名: TOEIC 1
ヨシオカ
担当者: 吉岡
ミ
ノ
リ
ミ ハ ラ
ケイ
ニシ
エ ツ コ
タケバヤシ シュウイチ
ヒ ダ カ
フ ミ ヨ
みのり・三原 京・西 悦子・竹林 修一・日高 文代
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
TOEICについての対策を学習する。テーマや文法事項別に分かれた教科書を使い、いままでに曖昧にしてきた文法知
識を正確に捉えなおし、同時に語彙力を強化する課題を行う。同時にTOEICというテスト自体に戸惑わないためのス
キルを充実させる練習を行う。
第1回 イントロダクション、Unit 1 Events
第2回 Unit 2 Eating Out
第3回 Unit 3 Shopping
第4回 Unit 4 Housing
第5回 Unit 5 Employment
第6回 Unit 6 Personnel
第7回 Unit 7 Office
第8回 Unit 8 Finance and Banking
第9回 Unit 9 Management
第10回 Unit 10 Transactions
第11回 Unit 11 Documents
第12回 Unit 12 Public Announcements
第13回 Unit 13 Commuting
第14回 Unit 14 Travel
第15回 Unit 15 News
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-2に主体的に関与
受講生は、TOEICテストで30点アップを目指す。それに必要な語彙力を身につけることを第1の目標とする。その上で、
文法知識を十分に確認し、実践的な問題を通して会話を正確に聞き取る能力を身につける。また、スコアアップに効
果的と思われる問題文を速く読み取る力を身につけるようになる。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]9784764739581『Gear Up for the TOEIC Test―ポイントで攻略するTOEICテスト』(妻鳥千鶴子他, 金星堂 :
2013)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
TOEIC 2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 59 -
科目名:
TOEIC2
英文名: TOEIC 2
ヨシオカ
担当者: 吉岡
ミ
ノ
リ
ミ ハ ラ
ケイ
ニシ
エ ツ コ
タケバヤシ シュウイチ
ヒ ダ カ
フ ミ ヨ
みのり・三原 京・西 悦子・竹林 修一・日高 文代
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
TOEICについての対策を学習する。テーマや文法事項別に分かれた教科書を使い、いままでに曖昧にしてきた文法知
識を正確に捉えなおし、同時に語彙力を強化する課題を行う。同時にTOEICというテスト自体に戸惑わないためのス
キルを充実させる練習を行う。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit1 Restaurants
第3回 Unit2 Entertainment
第4回 Unit3 Business
第5回 Unit4 Office
第6回 Unit5 Telephone
第7回 Unit6 Letter & E-mail
第8回 Unit7 Health
第9回 Unit8 Bank & Post Office
第10回 Unit9 New Product
第11回 Unit10 Travel 1
第12回 Unit11 Travel 2
第13回 Unit12 Job Offer
第14回 Unit13 Shopping
第15回 Unit14 Education
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-2に主体的に関与
受講生は、TOEICテストで30点アップを目指す。それに必要な語彙力を身につけることを第1の目標とする。その上で、
文法知識を十分に確認し、実践的な問題を通して会話を正確に聞き取る能力を身につける。また、スコアアップに効
果的と思われる問題文を速く読み取る力を身につけるようになる。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]9784791933853『Best Practice for the TOEIC Test―TOEICテストへの総合アプローチ』(吉塚 弘, 成美堂 :
2014)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
TOEIC 1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 60 -
科目名:
ライティング1
英文名: Writing 1
キヌガワ
担当者: 衣川
フ
ミ
二三
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
近大「Can-Do 枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んできた文法知識を整理する。語彙力養
成にも重点を置き、基本的な英文の構造の理解から初めて、自分の考え・さまざまなメッセージを正しく伝えるため
の英文を書くことを学ぶ。パラグラフ・ライティングを基礎から学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1
Let me introduce myself 自己紹介する
第3回 Unit 2
Would you do me a favor? 依頼する
第4回 Unit 3
Please give me some advice アドバイスを求める
第5回 Unit 4
How about going to the museum? アドバイスや提案をする
第6回 Unit 5
Let's decide when to meet 約束する
第7回 Unit 6
I have to apologize to you 謝罪する
第8回 Unit 1-6の復習
第9回 Unit 7
Room for two? 予約する
第10回 Unit 8
I have a problem 苦情を述べる
第11回 Unit 9
We would like to invite you to a party! 招待する
第12回 Unit 10
How to get to his place? 道案内する
第13回 Unit 11
This is just a reminder リマインダーを送る
第14回 Unit 12
Thank you for the invitation, but... 誘いを断る
第15回 Unit 7-12の復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講生は、この授業を履修することで、
1)e-mailを作成するのに必要な語彙、文法、表現力を身につけ、
2)学んだ知識に自分の情報を織り交ぜて、
3)自然な英語で自ら発信できるようになる。
■授業時間外に必要な学修
毎回の授業で学んだことを必ず復習すること。
既習事項の定着度を確認するため、授業内で表現、語彙、文法に関する小テストを行う。
■教科書
[ISBN]9784764739574『Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎―Write Me Back Soon!』(成岡 恵子, 金星堂 : 2013)
■参考文献
必要に応じて授業内で指示する。
■関連科目
ライティング 2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 61 -
科目名:
ライティング1
英文名: Writing 1
ナカニシ リョウタ
担当者: 中西
亮太
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「近代 Can-Do 枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んできた文法知識を整理する。語彙力養成
にも重点を置き、基本的な英文の構造の理解から始めて、自分の考え・さまざまなメッセージを正しく伝えるための
英文を書くことを学ぶ。パラグラフ・ライティングを基礎から学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1: Let me introduce myself 自己紹介する
第3回 Unit 2: Would you do me a favor? 依頼する
第4回 Unit 3: Please give me some advice アドバイスを求める
第5回 Unit 4: How about going to the museum? アドバイスや提案をする
第6回 Unit 5: Let's decide when to meet 約束する
第7回 Unit 6: I have to apologize to you 謝罪する
第8回 Unit 1 ~ 6のまとめ・発展学習
第9回 unit 7: Room for two? 予約する
第10回 Unit 8: I have a proble 苦情を述べる
第11回 Unit 9: We would like to invite you to a party! 招待する
第12回 Unit 10: How to get to his place? 道案内する
第13回 Unit 11: This is just a reminder リマインダーを送る
第14回 Unit 12: Thank you for the invitation, but... 誘いを断る
第15回 Unit 7 ~ 12のまとめ・発展学習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、この授業を履修することによって、
1)英語でのメール作成に必要な語彙力・文法力・表現力を身につけ、
2)修得した語彙・文法・表現を活用し、状況に応じて様々な文章を英語で書くことができ、
3)人に伝えたいメッセージを自然な英語の文章にまとめることができるようになる。
■授業時間外に必要な学修
必ず、毎回の授業において必要となる語彙・文法・表現を予習し、授業にて学習したことを復習すること。
授業内の語彙・文法・表現の小テストを通して、既習事項の定着度の確認を行う。
■教科書
[ISBN]9784764739574『Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎―Write Me Back Soon!』(成岡 恵子, 金星堂 : 2013)
■参考文献
授業内にて必要に応じて指示する。
■関連科目
ライティング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 62 -
科目名:
ライティング1
英文名: Writing 1
ツジモト
担当者: 辻本
マ サ コ
昌子
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
この授業では、日本語とは異なる文化・言語体系を持つ英語のライティングを学びます。CDの聴き取りや穴埋めをペアワーク活動で実施し、
文法や語彙・表現力を養います。毎回違うトピックについて話し合い、意見を書いて提出、語法や形式の確認を行います。文法小テストも
適時行い、基本的な英文法の再確認をしてください。英文の基本的なパラグラフの書き方をまず身につけることを目指します。
第1回 イントロダクション
第2回 Chapter 1 自己紹介
第3回 Chapter 1 自己紹介
第4回 Chapter 2 出来事や経験を語る
第5回 Chapter 2 体験談
第6回 Chapter 3 手続きや手順の説明
第7回 Chapter 3 料理方法レシピ
第8回 Chapter 4 パラグラフの書き方
第9回 Chapter 4 アメリカ英語とイギリス英語の違い
第10回 Chapter 5 描写
第11回 Chapter 5 Describing interesting people and places
第12回 Chapter 6 例を挙げる
第13回 Chapter 6 例をあげて説明
第14回 Chapter 7 プロセス・ライティングとは
第15回 Chapter 7とまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講生は、英文の基本的なパラグラフ・ライティングのスキルを身につけることを目標にします。時間をかけずに、まず即興で英文を作る
習慣をつけてください。様々なタスクをテキストの指示にしたがって行うことで、次第に日本語の発想にひきずられずに、論理性のある英
文が書けるようになります。
■授業時間外に必要な学修
文法小テストの間違い箇所の確認、返却された草案の書き直しなど
使い慣れた辞書類を参照に、テキストの解説もくまなく読んで、次の授業に備えること。
■教科書
[ISBN]9784764738966『Writing Frontiers ー英語で発想するライティング』(熊本たま, 金星堂, 2010)
【留意事項】
・第一回目の授業で購入先などの説明をします。教員の指示があるまで教科書は購入しないこと。
・年度の途中で、新版出版の可能性があります。その場合は第一回目の授業で使用テキストについて説明します。
・適宜プリントを配布する。
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
使い慣れた電子辞書や、英和・和英辞典を持参すること。
■関連科目
ライティング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 63 -
科目名:
ライティング2
英文名: Writing 2
キヌガワ
担当者: 衣川
フ
ミ
二三
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
近大「Can-Do 枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んできた文法知識を整理する。語彙力養
成にも重点を置き、基本的な英文の構造の理解から初めて、自分の考え・さまざまなメッセージを正しく伝えるため
の英文を書くことを学ぶ。パラグラフ・ライティングを基礎から学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 13
Good luck! 励ます
第3回 Unit 14
Congratulations! 祝福する
第4回 Unit 15
It would be appreciated if... フォーマルな依頼をする
第5回 Unit 16
Can I make an offer? 申し出る
第6回 Unit 17
Thank you! 感謝の意を述べる
第7回 Unit 18
You know what? 報告する
第8回 Unit 13-18の復習
第9回 Unit 19
Get well soon! お見舞いの気持ちを伝える
第10回 Unit 20
Anybody interested? 募集する
第11回 Unit 21
Season's Greetings! 季節の挨拶をする
第12回 Unit 22
I would like to apply for the position 応募する
第13回 Unit 23
Inquiry about scholarship 問い合わせる
第14回 Unit 24
Sorry for your loss お悔やみを述べる
第15回 Unit 19-24の復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講生は、この授業を履修することで、
1)e-mailを作成するのに必要な語彙、文法、表現力を身につけ、
2)学んだ知識に自分の情報を織り交ぜて、
3)自然な英語で自ら発信できるようになる。
■授業時間外に必要な学修
毎回の授業で学んだことを必ず復習すること。
既習事項の定着度を確認するため、授業内で表現、語彙、文法に関する小テストを行う。
■教科書
[ISBN]9784764739574『Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎―Write Me Back Soon!』(成岡 恵子, 金星堂 : 2013)
■参考文献
必要に応じて授業内で指示する。
■関連科目
ライティング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 64 -
科目名:
ライティング2
英文名: Writing 2
ナカニシ リョウタ
担当者: 中西
亮太
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「近代 Can-Do 枠組み」に基づき、英文を書くことを通して、これまでに学んできた文法知識を整理する。語彙力養成
にも重点を置き、基本的な英文の構造の理解から始めて、自分の考え・さまざまなメッセージを正しく伝えるための
英文を書くことを学ぶ。パラグラフ・ライティングを基礎から学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 13: Good luck! 励ます
第3回 Unit 14: Congratulations! 祝福する
第4回 Unit 15: It would be appreciated if... フォーマルな依頼をする
第5回 Unit 16: Can I make an offer? 申し出る
第6回 Unit 17: Thank you! 感謝の意を述べる
第7回 Unit 18: You know what? 報告する
第8回 Unit 13 ~ 18のまとめ・発展学習
第9回 Unit 19: Get well soon! お見舞いの気持ちを伝える
第10回 Unit 20: Anybody interested? 募集する
第11回 Unit 21: Season's Greetings! 季節の挨拶をする
第12回 Unit 22: I would like to apply for a position 応募する
第13回 Unit 23: Inquiry about scholarship 問い合わせる
第14回 Unit 24: Sorry for your loss お悔やみを述べる
第15回 Unit 19 ~ 24のまとめ・発展学習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、この授業を履修することによって、
1)英語でのメール作成に必要な語彙力・文法力・表現力を身につけ、
2)修得した語彙・文法・表現を活用し、状況に応じて様々な文章を英語で書くことができ、
3)人に伝えたいメッセージを自然な英語の文章にまとめることができるようになる。
■授業時間外に必要な学修
必ず、毎回の授業において必要となる語彙・文法・表現を予習し、授業にて学習したことを復習すること。
授業内の語彙・文法・表現の小テストを通して、既習事項の定着度の確認を行う。
■教科書
[ISBN]9784764739574『Eメールで学ぶ英文ライティングの基礎―Write Me Back Soon!』(成岡 恵子, 金星堂 : 2013)
■参考文献
授業内にて必要に応じて指示する。
■関連科目
ライティング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 65 -
科目名:
ライティング2
英文名: Writing 2
ツジモト
担当者: 辻本
マ サ コ
昌子
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
この学期では、ワンパラグラフのレベルから進んで、エッセイへと広げていきます。因果関係・比較と対照・分類な
どのやり方をトピックに沿って学びます。最終的には、自分の意見が論理的に表現できて、読み手にも説得力をもつ
結論が書けるように訓練していきます。
第1回 イントロダクション
第2回 Chapter 7、8 Classification
第3回 Chapter 8 Classification
第4回 Chapter 8 Classification
第5回 Chapter 9 理由
第6回 Chapter 9 理由
第7回 Chapter 10 原因と結果
第8回 Chapter 10 因果関係
第9回 Chapter 11 比較・対照
第10回 Chapter 11 比較対照
第11回 Chapter 12 パラグラフからエッセイへ
第12回 Chapter 12 パラグラフからエッセイへ
第13回 Chapter 13 意見文
第14回 Chapter 13 意見文
第15回 Chapter 13 意見文
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
講義と演習に加えて、ペアワークなどで意見交換を行いながら、英語の論理を反映したパラグラフを作ること。さらに、
形式に従ったアカデミックなエッセイへと仕上げることが目標です。
■授業時間外に必要な学修
授業内に書いた英文の手直し、文法や語彙などのミスがないかを確認。課題が出た場合は、下書きを何度か提出し、
アドバイスを受けること。
■教科書
[ISBN]9784764738966『Writing Frontiers-英語で発想するライティング』 (熊本たま、金星堂、2010年)
【留意事項】
・第一回目の授業で購入先などの説明をします。教員の指示があるまで教科書は購入しないこと。
・年度の途中で、新版出版の可能性があります。その場合は代位回目の授業で使用テキストについて説明します。
・適宜プリントを配布する。
■参考文献
使い慣れた英和・和英辞典・英英辞典など
■関連科目
ライティング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規定に準拠して行う。
- 66 -
科目名:
科学技術英語1
英文名: English for Science and Techonology 1
テ ル イ
担当者: 照井
マ サ コ
雅子
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
この授業では、理工系学生の持つ専門知識を活かしながら、専門分野で必要な英語コミュニケーションの種類やそれ
らのパターンと特徴を理解できるよう分析し、その分析を英語コミュニケーションの発信に応用するための効率的な
学習方法を提案する。理工系分野で近年ますます必要とされている英語コミュニケーションの分析から応用までの一
連の学習と演習を通じて、英語力を向上させることを授業の目的とする。講義は英語と日本語の両方で行う。科学技
術論文の構造と各セクションの特徴や文の流れを理解し、自分の専門分野の科学技術論文でよく使われる専門用語や
表現などを学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 研究論文の基礎1
第3回 研究論文の基礎2
第4回 研究論文の基礎3
第5回 英語論文の探し方と図書館データの活用方法
第6回 専門分野の研究論文のコーパス(データベース化した言語資料)とコーパス内の英文の分析
第7回 研究論文の分析と応用1(構造と投稿規定)
第8回 研究論文の分析と応用2(タイトル)
第9回 研究論文の分析と応用3(タイトル)
第10回 研究論文の分析と応用4(要旨)
第11回 研究論文の分析と応用5(要旨)
第12回 研究論文の分析と応用6(要旨)
第13回 研究論文の分析と応用7(要旨)
第14回 研究論文の分析と応用8(イントロダクションほか)
第15回 研究論文の分析と応用9(まとめ)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
受講者はこの授業を履修することによって、
1. 理工系分野必要な英語コミュニケーションの種類やそれらのパターンと特徴を分析し、その応用力を養う。
2. 専門分野において、自分の考えを英語でコミュニケーション出来る力をつける。
■授業時間外に必要な学修
指示された課題や、科学技術に関するウェブサイト等の授業で紹介する英語情報に自ら進んで接し、科学技術英語へ
の関心を深めること。
■教科書
適宜資料配布
■参考文献
[ISBN] 9784764739048『Essential Genres in SciTech English』(野口 ジュディー , 金星堂)
■関連科目
科学技術英語2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
最終課題 50%
小テスト 20%
授業中の演習および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
11号館245室 [email protected]
■オフィスアワー
授業中に通知する。
- 67 -
科目名:
科学技術英語1
英文名: English for Science and Techonology 1
ミヤナガ ショウジ
担当者: 宮永
正治
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
この授業では、理工系学生の持つ専門知識を活かしながら、専門分野で必要な英語コミュニケーションの種類やそれ
らのパターンと特徴を理解できるよう分析し、その分析を英語コミュニケーションの発信に応用するための効率的な
学習方法を提案する。理工系分野で近年ますます必要とされている英語コミュニケーションの分析から応用までの一
連の学習と演習を通じて、英語力を向上させることを授業の目的とする。授業は英語と日本語の両方で行い、受講者
が理工系でよく使われる英語文書(教科書本文と自分で収集した資料)を分析して発表することが中心となる。その
ため、授業はその発表と意見交換が中心となり、受講者には積極的な授業参加が望まれる。
第1回 イントロダクション
第2回 教科書Unit 1:Safety Rules
第3回 教科書Unit 1:Safety Rules
第4回 教科書Unit 3:Product Specifications
第5回 教科書Unit 3:Product Specifications
第6回 教科書Unit 4:Instruction Manual
第7回 教科書Unit 4:Instruction Manual
第8回 教科書Unit 8:Science Feature Article
第9回 教科書Unit 8:Science Feature Article
第10回 教科書Unit 10:Company Website
第11回 教科書Unit 10:Company Website
第12回 教科書Unit 12:Call for Papers
第13回 教科書Unit 12:Call for Papers
第14回 教科書Unit 15:Research Paper Abstract
第15回 教科書Unit 15:Research Paper Abstract
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
受講者はこの授業を履修することによって、
1. 理工系分野で必要な英語コミュニケーションの種類やそれらのパターンと特徴を分析し、その応用力を養う。
2. 専門分野において、自分の考えを英語でコミュニケーション出来る力をつける。
■授業時間外に必要な学修
指示された課題には必ず取り組むこと。その他、科学技術に関するウェブサイト等の授業で紹介する英語情報に自ら
進んで接し、科学技術英語への関心を深めること。
■教科書
[ISBN]9784764739048『Essential Genres in SciTech English』(野口ジュディー、金星堂:2010)
■関連科目
科学技術英語2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
授業中の演習および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
11号館317研究室
[email protected]
■オフィスアワー
授業中に通知する。
- 68 -
科目名:
科学技術英語2
英文名: English for Science and Techonology 2
テ ル イ
担当者: 照井
マ サ コ
雅子
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
この授業では、理工系学生の持つ専門知識を活かしながら、専門分野で必要な英語コミュニケーションの種類やそれ
らのパターンと特徴を理解できるよう分析し、その分析を英語コミュニケーションの発信に応用するための効率的な
学習方法を提案する。理工系分野で近年ますます必要とされている英語コミュニケーションの分析から応用までの一
連の学習と演習を通じて、英語力を向上させることを授業の目的とする。講義は英語と日本語の両方で行う。科学技
術論文の構造と各セクションの特徴や文の流れを理解し、自分の専門分野の科学技術論文でよく使われる専門用語や
表現などを学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 研究論文の基礎1
第3回 研究論文の基礎2
第4回 研究論文の基礎3
第5回 英語論文の探し方と図書館データの活用方法
第6回 専門分野の研究論文のコーパス(データベース化した言語資料)とコーパス内の英文の分析
第7回 研究論文の分析と応用1(構造と投稿規定)
第8回 研究論文の分析と応用2(タイトル)
第9回 研究論文の分析と応用3(タイトル)
第10回 研究論文の分析と応用4(要旨)
第11回 研究論文の分析と応用5(要旨)
第12回 研究論文の分析と応用6(要旨)
第13回 研究論文の分析と応用7(要旨)
第14回 研究論文の分析と応用8(イントロダクションほか)
第15回 研究論文の分析と応用9(まとめ)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
受講者はこの授業を履修することによって、
1. 理工系分野必要な英語コミュニケーションの種類やそれらのパターンと特徴を分析し、その応用力を養う。
2. 専門分野において、自分の考えを英語でコミュニケーション出来る力をつける。
■授業時間外に必要な学修
指示された課題や、科学技術に関するウェブサイト等の授業で紹介する英語情報に自ら進んで接し、科学技術英語へ
の関心を深めること。
■教科書
適宜資料配布
■参考文献
[ISBN] 9784764739048『Essential Genres in SciTech English』(野口 ジュディー , 金星堂)
■関連科目
科学技術英語1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
最終課題 50%
小テスト 20%
授業中の演習および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
11号館245室 [email protected]
■オフィスアワー
授業中に通知する。
- 69 -
科目名:
科学技術英語2
英文名: English for Science and Techonology 2
ミヤナガ ショウジ
担当者: 宮永
正治
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
この授業では、理工系学生の持つ専門知識を活かしながら、専門分野で必要な英語コミュニケーションの種類やそれ
らのパターンと特徴を理解できるよう分析し、その分析を英語コミュニケーションの発信に応用するための効率的な
学習方法を提案する。理工系分野で近年ますます必要とされている英語コミュニケーションの分析から応用までの一
連の学習と演習を通じて、英語力を向上させることを授業の目的とする。授業では、各受講者が興味のある分野・技
術の英語論文をデータベースで検索して収集し、それらの構成、専門用語、頻出表現等を分析して課題に応用するこ
とが中心となる。そのため、受講者には積極的な授業参加が望まれる。
第1回 イントロダクション
第2回 英語論文の探し方と図書館データの活用方法
第3回 専門分野の研究論文のコーパス(データベース化した言語資料)とコーパス内の英文の分析
第4回 専門分野の研究論文のコーパス(データベース化した言語資料)とコーパス内の英文の分析
第5回 研究論文の基礎1(投稿規定)
第6回 研究論文の基礎2(投稿規定)
第7回 研究論文の分析と応用1(論文の構造)
第8回 研究論文の分析と応用2(要旨)
第9回 研究論文の分析と応用3(要旨)
第10回 研究論文の分析と応用4(緒言)
第11回 研究論文の分析と応用5(緒言)
第12回 研究論文の分析と応用6(タイトル)
第13回 研究論文の分析と応用7(タイトル)
第14回 研究論文の分析と応用8(最終発表)
第15回 研究論文の分析と応用9(まとめ)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
受講者はこの授業を履修することによって、
1. 理工系分野で必要な英語コミュニケーションの種類やそれらのパターンと特徴を分析し、その応用力を養う。
2. 専門分野において、自分の考えを英語でコミュニケーション出来る力をつける。
■授業時間外に必要な学修
指示された課題には必ず取り組むこと。その他、科学技術に関するウェブサイト等の授業で紹介する英語情報に自ら
進んで接し、科学技術英語への関心を深めること。
■教科書
適宜資料配布
■参考文献
[ISBN]9784757411463『理系たまごシリーズ(3)理系英語のライティング』(野口ジュディー、アルク : 2007)
■関連科目
科学技術英語1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
最終課題 50%
小テスト 20%
授業中の演習および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
11号館317研究室
[email protected]
■オフィスアワー
授業中に通知する。
- 70 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 1
英文名: Oral English 1
担当者: ウォルシュ
シェイン ローレンス・テオドア オスティス・ガレス ジョーンズ・トラス
コット ジョージ・ヒエタラヒティ エレキカレヴィ・ホーキング マーク・ジョセフ マッ
カボイ・スコット ライリー
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、
さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ
る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。
第1回 Class explanation
第2回 Greeting and self-introductions
第3回 Asking for and giving information (e.g., at the post office)
第4回 Clarifying and asking for repetition (e.g., at a bank)
第5回 Asking for and giving an opinion/agreeing and disagreeing
第6回 Explaining and giving a reason
第7回 Japanese culture, home stay conversation
第8回 Expressing likes, dislikes and preferences
第9回 Requesting and accepting/declining a request
第10回 Food / At a restaurant, tipping customs
第11回 Inviting and accepting or declining an invitation
第12回 Telephoning, making plans
第13回 Asking for & giving or refusing permission (e.g., on the plane)
第14回 Offering (to do) something, accepting or declining an offer
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。
■授業時間外に必要な学修
授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。
e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。
■教科書
クラスにより使用テキストが異なります。
最初の授業で指示します。
■参考文献
最初の授業で指示します。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Classwork 30%
Quizzes/Tests 40%
Reading (Homework) 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示します。
■オフィスアワー
最初の授業で指示します。
- 71 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 1(再)
英文名: Oral English 1
担当者: ホワイト
ショーン・ガレス ジョーンズ・ブライアン スレイター・トラスコット ジョー
イ ト ウ
ジ・ホーキング マーク・スコット ライリー・伊藤 ジェニファリー
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、
さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ
る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。
第1回 Class explanation
第2回 Greeting and self-introductions
第3回 Asking for and giving information (e.g., at the post office)
第4回 Clarifying and asking for repetition (e.g., at a bank)
第5回 Asking for and giving an opinion/agreeing and disagreeing
第6回 Explaining and giving a reason
第7回 Japanese culture, home stay conversation
第8回 Expressing likes, dislikes and preferences
第9回 Requesting and accepting/declining a request
第10回 Food / At a restaurant, tipping customs
第11回 Inviting and accepting or declining an invitation
第12回 Telephoning, making plans
第13回 Asking for & giving or refusing permission (e.g., on the plane)
第14回 Offering (to do) something, accepting or declining an offer
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。
■授業時間外に必要な学修
授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。
e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。
■教科書
クラスにより使用テキストが異なります。
最初の授業で指示します。
■参考文献
最初の授業で指示します。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Classwork 30%
Quizzes/Tests 40%
Reading (Homework) 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示します。
■オフィスアワー
最初の授業で指示します。
- 72 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 2
英文名: Oral English 2
担当者: ウォルシュ
シェイン ローレンス・テオドア オスティス・ガレス ジョーンズ・トラス
コット ジョージ・ヒエタラヒティ エレキカレヴィ・ホーキング マーク・ジョセフ マッ
カボイ・スコット ライリー
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、
さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ
る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。
第1回 Talking about the past
第2回 Asking for and giving directions, transportation
第3回 Talking about places and travel
第4回 Describing someone (physical, personality)
第5回 Talking about the family and personalities
第6回 Talking about clothing and the weather
第7回 Shopping, describing something and comparing
第8回 Expressing feelings
第9回 Describing symptoms and talking about health (e.g., at the doctor)
第10回 Asking for advice and suggesting
第11回 Complaining and apologizing (e.g., at a hotel front desk)
第12回 Persuading
第13回 Making a compliment and thanking
第14回 Talking about the future
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。
■授業時間外に必要な学修
授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。
e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。
■教科書
クラスにより使用テキストが異なります。
最初の授業で指示します。
■参考文献
最初の授業で指示します。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Classwork 30%
Quizzes/Tests 40%
Reading (Homework) 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示します。
■オフィスアワー
最初の授業で指示します。
- 73 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 2(再)
英文名: Oral English 2
担当者: ガレス
ジョーンズ・ホワイト ショーン・ブライアン スレイター・トラスコット ジョー
イ ト ウ
ジ・ホーキング マーク・スコット ライリー・伊藤 ジェニファリー
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング・スピーキングの基礎力を養う。会話練習・ロールプレイ等を通して、
さまざまな生活の場面で用いられることばの機能と表現形式を学び、日常会話に必要な基礎的語彙・表現を身につけ
る。また、身近な話題について口頭で簡潔に説明できるようにする。受講生はe-cubeでの活動にも参加する。
第1回 Talking about the past
第2回 Asking for and giving directions, transportation
第3回 Talking about places and travel
第4回 Describing someone (physical, personality)
第5回 Talking about the family and personalities
第6回 Talking about clothing and the weather
第7回 Shopping, describing something and comparing
第8回 Expressing feelings
第9回 Describing symptoms and talking about health (e.g., at the doctor)
第10回 Asking for advice and suggesting
第11回 Complaining and apologizing (e.g., at a hotel front desk)
第12回 Persuading
第13回 Making a compliment and thanking
第14回 Talking about the future
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
「近大Can-Do枠組み」のK-3/4の内容ができるようになります。
■授業時間外に必要な学修
授業中に指定した予習、復習を必ず行うこと。
e-learningを積極的に活用し、語彙力の増強を図ること。
■教科書
クラスにより使用テキストが異なります。
最初の授業で指示します。
■参考文献
最初の授業で指示します。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Classwork 30%
Quizzes/Tests 40%
Reading (Homework) 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示します。
■オフィスアワー
最初の授業で指示します。
- 74 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 3
英文名: Oral English 3
担当者: マイケル
ジョン ウォーカー・パトリック ジャッジ・ガレス ジョーンズ・トマス サイ
イ ト ウ
モン マーク・ルドルフ ジュリー・アン・伊藤 ジェニファリー・ホワイト ウィリアム
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
『オーラルイングリッシュ 1・2』で学んだ内容をさらに深め、 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピー
キング力のさらなる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッショ
ンを行うことによって、プレゼンテーション能力を養う。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを
身につける。
第1回 Course description, teacher policies, grading, etc.
第2回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact / (Topic) Greetings, Introducing oneself
第3回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact (cont.) / (Topic) Food
第4回 Presentation 1
第5回 Presentation Skills: Gestures / (Topic) Shopping
第6回 Presentation Skills: Gestures (cont.) / (Topic) Japanese Culture
第7回 Presentation 2
第8回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation / (Topic) Transportation
第9回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation (cont.) / (Topic) Work
第10回 Presentation 3
第11回 Presentation Skills: Effective Visuals / (Topic) Music
第12回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Travel
第13回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Family
第14回 Presentation 4
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
特定の話題について1分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。
■授業時間外に必要な学修
授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組
むこと。
■教科書
最初の授業で指示する。
■参考文献
最初の授業で指示する。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 1・2
英語演習1・2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Presentations 40%
Quizzes/Tests 30%
Classwork & Homework 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示する。
■オフィスアワー
最初の授業で指示する。
- 75 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 3(再)
英文名: Oral English 3
担当者: ピーター
バリー グラント・パトリック ジャッジ・ホワイト ショーン・リース ティナ
エイドリアナ・ホワイト ウィリアム
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
『オーラルイングリッシュ 1・2』で学んだ内容をさらに深め、 「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピー
キング力のさらなる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッショ
ンを行うことによって、プレゼンテーション能力を養う。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを
身につける。
第1回 Course description, teacher policies, grading, etc.
第2回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact / (Topic) Greetings, Introducing oneself
第3回 Presentation Skills: Posture & Eye Contact (cont.) / (Topic) Food
第4回 Presentation 1
第5回 Presentation Skills: Gestures / (Topic) Shopping
第6回 Presentation Skills: Gestures (cont.) / (Topic) Japanese Culture
第7回 Presentation 2
第8回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation / (Topic) Transportation
第9回 Presentation Skills: Voice Inflection & Pronunciation (cont.) / (Topic) Work
第10回 Presentation 3
第11回 Presentation Skills: Effective Visuals / (Topic) Music
第12回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Travel
第13回 Presentation Skills: Effective Visuals (cont.) / (Topic) Family
第14回 Presentation 4
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
特定の話題について1分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。
■授業時間外に必要な学修
授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組
むこと。
■教科書
最初の授業で指示する。
■参考文献
最初の授業で指示する。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 1・2
英語演習1・2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Presentations 40%
Quizzes/Tests 30%
Classwork & Homework 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示する。
■オフィスアワー
最初の授業で指示する。
- 76 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 4
英文名: Oral English 4
担当者: マイケル
ジョン ウォーカー・パトリック ジャッジ・ガレス ジョーンズ・トマス サイ
イ ト ウ
モン マーク・ルドルフ ジュリー・アン・伊藤 ジェニファリー・ホワイト ウィリアム
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
『オーラルイングリッシュ3』に引き続き、「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピーキング力のさら
なる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッションを行うこと
によって、プレゼンテーション能力に磨きをかける。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを身に
つける。
第1回 Course description, teacher policies, grading, etc. / (Topic) Summer Vacation
第2回 Presentation Skills: Explaining Visuals / (Topic) Sports
第3回 Presentation Skills: Explaining Visuals (cont.): Charts, Graphs & Data / (Topic) Your Home
第4回 Presentation 1
第5回 Presentation Skills: The Story Message (Overview)) / (Topic) Health
第6回 Presentation Skills: The Story Message (Overview) / (Topic) Animals
第7回 Presentation 2
第8回 Presentation Skills: Presentation Structure (Introduction, Body, Conclusion) / (Topic) Weather
第9回 Presentation Skills: Introduction & Introductory Phrases / (Topic) Media & Entertainment
第10回 Presentation 3
第11回 Presentation Skills: The Body (Using Evidence & Examples) / (Topic) America
第12回 Presentation Skills: Transitions & Sequencers / (Topic) Education
第13回 Presentation Skills: The Conclusion / (Topic) Other Cultures
第14回 Presentation 4
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標F-3に主体的に関与
特定の話題について2分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。
■授業時間外に必要な学修
授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組
むこと。
■教科書
最初の授業で指示する。
■参考文献
最初の授業で指示する。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 1・2・3
英語演習1・2・3
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Presentations 40%
Quizzes/Tests 30%
Homework & Classwork 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示する。
■オフィスアワー
最初の授業で指示する。
- 77 -
科目名:
オーラルイングリッシュ 4(再)
英文名: Oral English 4
担当者: ピーター
バリー グラント・パトリック ジャッジ・ホワイト ショーン・リース ティナ
エイドリアナ・ホワイト ウィリアム
単 位: 1単位
開講年次: 3 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
『オーラルイングリッシュ3』に引き続き、「近大Can-Do枠組み」に基づいて、リスニング力・スピーキング力のさら
なる向上を図る。理工分野や時事の話題等について、自分の考えや感想を発表したり、ディスカッションを行うこと
によって、プレゼンテーション能力に磨きをかける。さらに、社会に出て役に立つコミュニケーションスキルを身に
つける。
第1回 Course description, teacher policies, grading, etc. / (Topic) Summer Vacation
第2回 Presentation Skills: Explaining Visuals / (Topic) Sports
第3回 Presentation Skills: Explaining Visuals (cont.): Charts, Graphs & Data / (Topic) Your Home
第4回 Presentation 1
第5回 Presentation Skills: The Story Message (Overview)) / (Topic) Health
第6回 Presentation Skills: The Story Message (Overview) / (Topic) Animals
第7回 Presentation 2
第8回 Presentation Skills: Presentation Structure (Introduction, Body, Conclusion) / (Topic) Weather
第9回 Presentation Skills: Introduction & Introductory Phrases / (Topic) Media & Entertainment
第10回 Presentation 3
第11回 Presentation Skills: The Body (Using Evidence & Examples) / (Topic) America
第12回 Presentation Skills: Transitions & Sequencers / (Topic) Education
第13回 Presentation Skills: The Conclusion / (Topic) Other Cultures
第14回 Presentation 4
第15回 General course review
■学習・教育目標および到達目標
特定の話題について2分間以上のプレゼンテーションやディスカッションができる。
■授業時間外に必要な学修
授業で習ったことを身近なものへ適用や応用し、その理解を深めること。そして、各授業で指示された課題に取り組
むこと。
■教科書
最初の授業で指示する。
■参考文献
最初の授業で指示する。
■関連科目
オーラルイングリッシュ 1・2・3
英語演習1・2・3
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
Presentations 40%
Quizzes/Tests 30%
Homework & Classwork 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で指示する。
■オフィスアワー
最初の授業で指示する。
- 78 -
科目名:
アカデミックリーディング1 AR1-1
英文名: Academic Reading 1
ウ チ ダ
担当者: 内田
ユ
キ
有紀
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Lesson 1: Men Are From Mars, Women Are From Venus
第3回 Lesson 2: Chocolate
第4回 Lesson 3: Product Placement
第5回 Lesson 4: Fart Tax
第6回 Lesson 5: Letter from an Iranian Girl
第7回 Lesson 6: Blogs
第8回 Lesson 7: The Placebo Effect
第9回 Lesson 8: Sedna
第10回 Lesson 9: The Amazon
第11回 Lesson 10: Space Junk
第12回 Lesson 11: ID theft
第13回 Lesson 12: Euthanasia
第14回 まとめ
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]978-4-7919-3113-2『Reading Expert〈2〉』(宍戸真、成美堂:2010)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 79 -
科目名:
アカデミックリーディング1 AR1-2
英文名: Academic Reading 1
ヨシオカ
担当者: 吉岡
ミ
ノ
リ
みのり
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Lesson 1: Mysteries
第3回 Lesson 1: Mysteries
第4回 Lesson 2: Favorite Foods
第5回 Lesson 2: Favorite Foods
第6回 Lesson 3: Cool Jobs
第7回 Lesson 3: Cool Jobs
第8回 Lesson 4: Shipwrecks
第9回 Lesson 4: Shipwrecks
第10回 Lesson 5: Science Investigators
第11回 Lesson 5: Science Investigators
第12回 Lesson 6: Explorers and Pioneers
第13回 Lesson 6: Explorers and Pioneers
第14回 まとめ
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]978-1-285-84700-9『Reading Explorer Foundations: Student Book』(Text only) (Nancy Douglas、Cengage
Learning:2014)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 80 -
科目名:
アカデミックリーディング1 AR1-3
英文名: Academic Reading 1
ミ ハ ラ
担当者: 三原
ケイ
京
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1 Millennials
第3回 Unit 2 Green Profits
第4回 Unit 3 Well-Loved Pets
第5回 復習
第6回 Unit 4 Italy's Fashion Kings
第7回 Unit 5 Viral Marketing
第8回 Unit 6 TED Talks
第9回 復習
第10回 Unit 7 The Gossip Media
第11回 Unit 8 Replanting the World's Forests
第12回 Unit 9 Adventure Tourism
第13回 復習
第14回 Unit 10 The Cannes Film Festival
第15回 復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]978-4-523-17775-3『Reading Pass 2 (Second Edition)』
(Andrew E. Bennett、南雲堂:2015)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 81 -
科目名:
アカデミックリーディング1 AR2-1
英文名: Academic Reading 1
サルワタリ
担当者: 猿 渡
ア ス カ
翌加
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1-1 分類・物質の成り立ち
第3回 Unit 1-1 分類・物質の成り立ち
第4回 Unit 1-2 とても小さな原子
第5回 Unit 2-1 比較・元素
第6回 Unit 2-1 比較・元素
第7回 Unit 2-2 生命を支える気体
第8回 Unit 3-1 原因と結果・色・光・音
第9回 Unit 3-2 光の反射について考える
第10回 Unit 4-1 仮説・運動と重力
第11回 Unit 4-2 ニュートンと運動
第12回 Unit 5-1 定義・エネルギー
第13回 Unit 5-2 E=mc2
第14回 Unit 6-1 例証・熱
第15回 Unit 6-2 熱の伝導
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]9784523174585『English for science 役に立つ科学技術英語』(Fran Zimmerman他, 南雲堂 : 2004)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施基準に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 82 -
科目名:
アカデミックリーディング1 AR2-2
英文名: Academic Reading 1
タケバヤシ シュウイチ
担当者: 竹 林
カ ネ コ
リ
サ
ヒ ダ カ
フ ミ ヨ
修一・金子 理紗・日高 文代
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に,総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため,まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また,それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り,ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 1 Amazing Animals
第3回 Unit 1 Amazing Animals
第4回 Unit 2 Travel and Adventure
第5回 Unit 2 Travel and Adventure
第6回 Unit 3 Music and Fesivals
第7回 Unit 3 Music and Fesivals
第8回 Review 1 City in the Clouds
第9回 Unit 4 Other Worlds
第10回 Unit 4 Other Worlds
第11回 Unit 5 City Living
第12回 Unit 5 City Living
第13回 Unit 6 Clothing and Fashion
第14回 Unit 6 Clothing and Fashion
第15回 Review 2 Ancient Capitals
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]9781285846859『Reading Explorer 1 (second edition)』(Text only), (Nancy Douglas, センゲージ・ラーニング :
2015)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施基準に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 83 -
科目名:
アカデミックリーディング2 AR1-1
英文名: Academic Reading 2
ウ チ ダ
担当者: 内田
ユ
キ
有紀
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Lesson 13: Venice, Italy
第3回 Lesson 14: Honorifics
第4回 Lesson 15: Beauty in the Media
第5回 Lesson 16: Salzburg, Austria
第6回 Lesson 17: Sweatshops
第7回 Lesson 18: Aroma Oils
第8回 Lesson 19: German Education
第9回 Lesson 20: Peter Jackson
第10回 Lesson 21: Women in New Zealand
第11回 Lesson 22: Wine in France
第12回 Lesson 23: The Pygmalion Effect
第13回 Lesson 24: Multinational Business
第14回 まとめ
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]978-4-7919-3113-2『Reading Expert〈2〉』(宍戸真、成美堂:2010)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 84 -
科目名:
アカデミックリーディング2 AR1-2
英文名: Academic Reading 2
ヨシオカ
担当者: 吉岡
ミ
ノ
リ
みのり
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Lesson 7: Mind's Eye
第3回 Lesson 7: Mind's Eye
第4回 Lesson 8: Animal Wonders
第5回 Lesson 8: Animal Wonders
第6回 Lesson 9: Incredible Domes
第7回 Lesson 9: Incredible Domes
第8回 Lesson 10: Wild Weather
第9回 Lesson 10: Wild Weather
第10回 Lesson 11: Giants of the Past
第11回 Lesson 11: Giants of the Past
第12回 Lesson 12: Technology
第13回 Lesson 12: Technology
第14回 まとめ
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]978-1-285-84700-9『Reading Explorer Foundations: Student Book』(Text only) (Nancy Douglas、Cengage
Learning:2014)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 85 -
科目名:
アカデミックリーディング2 AR1-3
英文名: Academic Reading 2
ミ ハ ラ
担当者: 三原
ケイ
京
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「英語演習1・2」で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 11 Giving Away Billions
第3回 Unit 12 Computer Actors
第4回 Unit 13 New York City
第5回 復習
第6回 Unit 14 Fresh Water: A Growing Crisis
第7回 Unit 15 Exporting Culture
第8回 Unit 16 Aging Populations
第9回 復習
第10回 Unit 17 The Power of YouTube
第11回 Unit 18 Sotheby's
第12回 Unit 19 Yoga
第13回 復習
第14回 Unit 20 Crime-Fighting Scientists
第15回 復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]978-4-523-17775-3『Reading Pass 2 (Second Edition)』
(Andrew E. Bennett、南雲堂:2015)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 86 -
科目名:
アカデミックリーディング2 AR2-1
英文名: Academic Reading 2
サルワタリ
担当者: 猿 渡
ア ス カ
翌加
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に、総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため、まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また、それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り、ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 7-1 証拠づけ・喫煙・麻薬・アルコール
第3回 Unit 7-1 証拠づけ・喫煙・麻薬・アルコール
第4回 Unit 7-2 麻薬の危険性
第5回 Unit 8-1 実験・電気と磁気
第6回 Unit 8-1 実験・電気と磁気
第7回 Unit 8-2 磁石の魔法
第8回 Unit 9-1 計算・液体と気体
第9回 Unit 9-2 なぜ物体は浮くの?
第10回 Unit 10-1 報告・生命の起源
第11回 Unit 10-2 進化
第12回 Unit 11-1 記述・宇宙
第13回 Unit 11-2 月旅行、素敵かしら?
第14回 Unit 12-1 予測・天候
第15回 Unit 12-2 天気の不思議
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]9784523174585『English for science 役に立つ科学技術英語』(Fran Zimmerman他, 南雲堂 : 2004)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施基準に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 87 -
科目名:
アカデミックリーディング2 AR2-2
英文名: Academic Reading 2
タケバヤシ シュウイチ
担当者: 竹 林
カ ネ コ
リ
サ
ヒ ダ カ
フ ミ ヨ
修一・金子 理紗・日高 文代
単 位: 1単位
開講年次: 2 ~ 4年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
『英語演習1・2』で学んだ内容をさらに深め、英語のリーディング能力を中心に,総合的な英語能力のさらなる向上と
定着を図る。高学年で学術論文等の専門的な英語の文章を読み解く際の基礎力を養うため,まとまった量の英文を精
読または速読することを繰り返し、それぞれの英文に関連した演習問題もあわせて解きながら、英文の内容を理解す
る力を高める。また,それらの英文や演習問題を通して語彙や文法の定着を図り,ライティングやスピーキングにも
活かせる様々な英語表現を学ぶ。
第1回 イントロダクション
第2回 Unit 7 Dinosaurs Come Alive
第3回 Unit 7 Dinosaurs Come Alive
第4回 Unit 8 Stories and Storytellers
第5回 Unit 8 Stories and Storytellers
第6回 Unit 9 Tough Jobs
第7回 Unit 9 Tough Jobs
第8回 Review 3 Land of Legends
第9回 Unit 10 Pyramid Builders
第10回 Unit 10 Pyramid Builders
第11回 Unit 11 Legends of the Sea
第12回 Unit 11 Legends of the Sea
第13回 Unit 12 Vanished!
第14回 Unit 12 Vanished!
第15回 Review 4 The Hidden Warriors
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)の基礎力を確実にしながら、特に専門的な英語の文章を読むのに必要なリー
ディングの基礎力が身につくことを目指す。
■授業時間外に必要な学修
授業内で指定した予習・復習を必ず行うこと。
■教科書
[ISBN]9781285846859『Reading Explorer 1 (second edition)』(Text only), (Nancy Douglas, センゲージ・ラーニング :
2015)
■参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
■関連科目
アカデミックリーディング1
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施基準に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
最初の授業で通知する。
■オフィスアワー
最初の授業で通知する。
- 88 -
第二外国語について
(平成 25・26・27・28 年入学生用)
第二外国語教育の共通基本目標
From
To
中学・高校を通じて英語を勉強したが、
英語以外の外国語も今から身につけて

①
ケーションができる。
②
おきたい。
外国人と臆することなくコミュニ
国際感覚と広い視野が身につく。

“From  To”を実現する手段としての「近畿大学の第二外国語教育」
―
今しかない、ゼロから始める楽しい第二外国語
―
共通基本目標
1.独仏中韓を基軸とした英語以外の言語も学習し、これらの外国語の学習を通して多元的な世界
の見方ができる力を培う。
2.一人一人のレベルに応じて到達目標を設定し、その達成度を確認しつつ段階的に外国語の運用
能力を向上させる。
3. 多様化する国際社会において相互に尊重し信頼し合う上で必要な知識を習得し、異文化への
理解を深め、国際的な感覚を高める。
具体的方策
上記の目標を達成するために以下の具体的方策を実施する。
1.希望する第二外国語を選択し履修できるクラス編成。新しく学ぶ外国語の基本要素が確実に身
につく基幹科目。知識を実用レベルにまで高める発展科目。
2.自己評価により現在のレベルを確認し、次の目標を設定して自律的に学習できるシステム。教
員によるきめ細かい学習支援。
3.
「ことばと文化」
「国際化と異文化理解」などの教養講座と語学教育との連携。ことばを通して
文化に接し、文化を学ぶことによって国際的視野と深い教養が身につく授業。
4.授業外活動による学生の学習意欲の向上。語学センター講座(検定対策講座を含む)
、スピー
チコンテストなど学内における交流。留学及び海外研修の支援。
5.学生一人一人の意欲とニーズに応える学習指導体制。教員による学生個人を対象とする学習相
談。
6.学部専門教育との連携・橋渡し。各学部の特色を最大限に生かした第二外国語教育。専門教育
と多様な外国語をリンクさせる発展科目の整備・充実。
- 91 -
第二外国語について
なぜ大学で第二外国語を学ぶのでしょうか?
あなたは、第二外国語を学びたいと思いますか? 本学では、多くの学部において第二外国語は
必修科目ではなく、選択科目のひとつです。しかし、実際はほとんどの学生が第二外国語を履修し
ています。みなさんの先輩にその動機を尋ねると、
「英語以外の外国語を話せるようになりたい」
、
「英語の単位だけでは足りないから」といった答えが返ってきます。
どうして大学で第二外国語を学ぶのでしょうか? 地球規模でのネットワーク化が進行している
今日にあって、国際社会におけるコミュニケーション言語として、英語が重要なことは言うまでも
ありません。しかし一方で、世界は、新たな多文化・多言語社会へと向かっています。中国や韓国
をはじめとするアジアの国々との交流だけでなく、EU諸国との関係も日本にとって重要です。現
代の日本を作り上げてきた歴史や文化は、英語圏以外の多様な国々からの影響も受けているのです。
第二外国語を学ぶことは、自分の知見や価値観を広げ、またそのことばを母語とする人々について、
深く学ぶ機会であり、国際社会において不可欠な教養を得る機会と言えるでしょう。
しかし、一部の学部を除いて、一年次に履修可能な第二外国語の授業は週一回の 90 分しかあり
ません。ただ受動的に授業を聴いているだけでは、流暢に話せるようにはなりません。それでは意
味がないと思う人もいるでしょう。しかし、実際に、第二外国語の授業を楽しみにしている人たち
がたくさんいるのです。それはなぜか、答えは単純です。第二外国語を学ぶことには「新しいこと
を知る喜び」があるからです。
そもそも、大学での外国語学習は、流暢に話せるようになることだけを目的としてはいません。
話すことはあくまで手段の一つなのです。大学では、そのことばを形成してきた文化的背景や、こ
とばの構造から日本とは異なる文化を知ることを目的としています。そこに「知る喜び」を感じて、
そのことばを積極的に学べば学ぶほど、語学もまた自然と上達していきます。事実、毎年、語学検
定試験の高難度の級に合格し、語学力と多様な価値観を身につけて、世界に羽ばたいてゆく先輩も
少なくありません。
日本にも外国の方がたくさんいます。かれらが一生懸命日本語で話しかけてくれると、自分たち
の文化を認めてもらえたような気がして、うれしくはありませんか? 多様なことばを知ることは、
多様な文化を認め、そこに住む人々と文化的に近づくことでもあるのです。それは旅行や留学、将
来の海外赴任にも活かされることでしょう。たとえ流暢でなくとも、さまざまなことばを話そうと
する人は多くの友人や思い出を得られるものです。
本学では、多様化する国際社会の要請に応じて、諸外国の言語を学び、その文化に固有の伝統や
考え方を理解することを第二外国語教育の最重要目標としています。世界を見渡す視点を日本や英
語圏からずらしてみるとまた違った世界が見えてきます。視点は多ければ多いほど、世界は広がり
をもつはずです。ことばを学ぶことによって開かれる世界は、無限なのです。
いまこそ、第二外国語を学んでみませんか?
- 92 -
ドイツ語について
「ドイツ語」と聞くと、何だか堅苦しくて難しそう、というイメージを抱く人が多いかもしれま
せん。本当にそうでしょうか。ドイツ語は英語と同じ西ゲルマン語という仲間に属し、英語とかな
り近い関係にあるので、単語や文法体系に共通点が多く、しかも発音は英語よりずっと簡単です。
語順などもむしろ日本語に似ているところがあり、私たち日本人にとっては特に学びやすい外国語
だと言えます。
ではドイツ語はどこで、どのくらい多くの人々が話しているのでしょうか。ドイツ語圏にはドイ
ツ(人口約 8200 万人)を始め、オーストリア(約 800 万人)、スイス(ドイツ語人口は約 500 万
人)、そしてリヒテンシュタイン(約 3 万人)が含まれます。この他ルクセンブルクでもドイツ語
が公用語のひとつとなっており、またドイツと国境を接する地域や東欧でもドイツ語を話す人たち
がおり、世界のドイツ語話者人口はほぼ1億人、EU(ヨーロッパ連合)の中でドイツ語は最も多
く話されている言葉となっています。
さて皆さんは、ドイツ語やドイツ語圏について、何を知っているでしょうか。最近ではゲームを
通じてドイツ語やドイツ文化(ゲルマン神話を含む)にふれる機会が増えているようですが、子供
の時にグリム童話を読んだという人、モーツァルトやベートーヴェン、あるいはクラフトワークに
代表されるテクノ・ミュージシャンの音楽が好きだという人も少なくないでしょう。オーストリア
の首都ウィーンで花開いた世紀末の文化は今もなお私たちを惹きつけて離しません。また、環境先
進国・福祉先進国として有名なドイツから、日本が多くのことを学んでいることはよく知られてい
ます。ドイツと言えばやはりベンツやBMWに代表されるクルマがあり、一度はアウトバーンを走
ってみたいと思っている人、サッカーのブンデスリーガに興味を持っている人もいるでしょう。最
近ではドイツ語圏の映画が日本公開される機会も増えました。そうした関心や興味を手がかりにし
て、ドイツ語の勉強を始めてみましょう。現在はインターネットを使ってドイツ語圏の情報が瞬時
に手に入り、英語圏のソースとは異なったものの見方、考え方に触れることもできます。また、ド
イツ語圏での旅行や語学研修も簡単に行える時代です。たとえ片言でもドイツ語を使って買い物や
現地の人との会話ができたら、旅の楽しみが増し、印象も全然違ったものになるでしょう。ドイツ
語を学ぶことを通して、自分の世界を広げていきましょう。
<辞書と参考書>
語学を学ぶには辞書が必要です。初級の段階では、なるべく紙の辞書を使うようにしましょう。
用例が見やすく、書き込みも容易だからです。参考書は必需品ではありませんが、必要に応じて自
主学習に役立てましょう。どちらも先生の説明を聞いて自分に合ったものを選び、早く使い慣れて
ください。
おすすめ辞書
『クラウン独和辞典』(三省堂)
『新アクセス独和辞典』(三修社)
『新アポロン独和辞典』
(同学社) 『エクセル独和辞典』(郁文堂)他
おすすめ参考書
『ドイツ語のしくみ(CDつき)』(白水社)他
- 93 -
フランス語について
フランスというと、皆さんは何を思い浮かべますか?
フランス料理やワインなど、グルメの国。
スイーツ大国。最近ではミシュランガイドの名前がテレビで聞かれることも多くなりました。また
世界のファッションをリードする国でもあります。スポーツでも、サッカーや柔道やフィギュアス
ケートなどさまざまな種目で、フランス語圏の選手たちがめざましい活躍をしていますね。それに
ロワールの古城やモン・サン・ミシェルに代表される数多くの世界遺産を有する国でもあります。
でもそれだけではなく、フランスはヨーロッパで一番のマンガ大国というような意外な一面も持っ
ているのです!
そんな多様で豊かな文化への入口として「フランス語」を勉強してみませんか?
フランス語は英語と同じアルファベットを使い、英語と共通する単語も多いので、とても簡単に
学ぶことができます。しかも英語に次ぐ第二の国際語で、国連やオリンピックでも英語と並んで使
われる言葉です。それにフランス語はフランス本国だけでなく、世界中で広く使われています。ヨ
ーロッパのベルギーやスイス、アフリカ諸国、カナダのケベック州やアメリカの一部、中南米諸国
やアジア、中東でもフランス語は使われています。世界でフランス語を話す人は、何とフランスの
人口の4倍もいるのです!
世界で2億6千万人が話している言語、それがフランス語です。
グローバル化がしきりに言われる現代にあって、世界的な言語としてのフランス語の重要性はい
っそう高まってきています。フランス語を知ることによって、日本やアメリカとはまた違った視点
から世界を眺めることができるようになるでしょう。英語だけではなく、さらにフランス語の知識
を身につけることは、皆さんにとっても貴重な知的財産の一つとなるはずです。フランス語はまた
明晰さと論理性に富む言語であると言われますが、フランス語の学習が論理的な思考力の育成と、
新しい視点からの異文化理解に役立つことを願っています。さあ、一緒に楽しくフランス語を学び
ましょう!
<辞書と参考書>
辞書
外国語を勉強する上で一番基本となる参考書は、何と言っても辞書に他なりません。最初か
らいきなり語彙数の多い大型辞書を買うよりも、次に挙げるような「学習仏和辞典」で勉強
を始めるのがいいでしょう。
「ディコ仏和辞典」(白水社)
「クラウン仏和辞典」(三省堂)
「プチ・ロワイヤル仏和辞典」
(旺文社)
参考書
など
講義の中でも文法は分かりやすく詳しく説明しますが、自分で分からないところを確認し、
知識をさらに深めるのには、次のような文法参考書をおすすめします。
「新・リュミエール
フランス文法参考書」(駿河台出版社)
「大学で始めるフランス語」(駿河台出版社)
- 94 -
など
中国語について
「中国」と聞いてみなさんはどんなことを連想しますか? 反日デモ、PM2.5、「爆買
い」……。最近の中国をめぐる報道を見て、中国に対してよいイメージを持っていない
人もいることでしょう。中国は広大な国土を抱え、13 億を超えるさまざまな人々が暮
らしています。中国人 13 億人すべてが「反日」? そんなことはないはずです。
中国は、改革開放以来、急速な経済発展を遂げてきました。今や日本にとって最大の
貿易相手国であり、生産地としても市場としても、日本経済の重要な鍵を握っています。
また、日中の距離は、飛行機でわずか 2 時間程度。ビジネスや観光をはじめ、人々の交
流も活発です。みなさんも、街中で中国語を耳にしたり、アルバイト先で中国の人と知
り合う機会も多いのではないでしょうか。
日本と中国、お互いの理解を深めるために私たちができることは何でしょう? その
答えの一つは、「中国語」を学ぶことです。広大な中国には、お互いの意思疎通が不可
能なほど多様な方言が存在しますが、私たちが学ぶ中国語は、「普通話」と呼ばれる標
準語であり、中国全土だけでなく、台湾や香港、シンガポール、世界中にあるチャイナ
タウンでも使える、中華圏の共通語です。また、日本は中国と同じく、漢字文化圏に属
します。中国では「簡体字」という簡略化された漢字、台湾や香港では「繁体字」とい
う旧来の漢字を用いていますが、いずれにせよ漢字。日本人は中国語を学ぶのに極めて
有利です。漢字に助けられつつ、中国語を学べば、広い中華圏への扉を開くことができ
るのです。
百聞は一見にしかず、在学中にぜひ一度、中国や台湾へ、旅行や留学をしてみてはい
かがでしょうか。本学では、短期語学研修(台湾 3 週間、北京 4 週間)を提供していま
す。研修に参加し、異なる文化や価値観に触れることで、大きな刺激を得られることで
しょう。
また、実用的な中国語を資格として身に付け、就職活動に備えるのもいいでしょう。
本学のカリキュラムは、「中国語検定試験」にも対応して構成されています。語学セン
ター(11 月ホール 2 階)では、会話や検定対策など、豊富な講座を無料で提供してい
ます。
日中両国の関係がぎくしゃくしている時代だからこそ、確かで豊かな知識と広い視野
を備えた国際人が求められています。今こそ、中国語を学びませんか?
<辞書と参考書>
辞書 旅行や留学へ持参し、コミュニケーションツールとして活用することを考えると、
最初は携帯用で、日中と併せて一冊のものを購入するのがいいでしょう。
『デイリーコンサイス中日・日中辞典』(三省堂)
『ポケットプログレッシブ中日・日中辞典』(小学館)
『中日辞典 第二版』(小学館)
『中日辞典 第三版』(講談社)
『東方中国語辞典』(東方書店)
『中国語辞典』(白水社)
参考書
授業と並行して、気軽な入門書を読んでみてはどうでしょう。
『はじめての中国語』(講談社現代新書) 『中国語はじめの一歩』(ちくま新書)
『中国語文法・完成マニュアル』(白帝社) 『よくわかる中国語文法』(白帝社)
- 95 -
韓国語について
日本に最も近い隣の地域、朝鮮半島で話されている韓国語(朝鮮語)は、日本語と非常
に似通ったことばとして知られています。例えばどんなところが似ているか?まずは語順
が似ています。「昨日本屋で買った本、すごくおもしろかったよ」という文も、単語をそれ
ぞれ置き換えていくだけでできあがってしまいます。他には漢字由来の語を使う、という
点も似ています。例を挙げれば、「新聞」「高速道路」といった語も韓国語で同じように用
いられます。発音はそれぞれ「シンムン」
「コソクトロ」となりますが、
「しんぶん」と「シ
ンムン」、「こうそくどうろ」と「コソクトロ」
、何となく音も似ています。類似は他にもい
ろいろありますが、日本語をよく知っている皆さんにとって、どれも勉強しやすいことば
だと感じることができます。
しかし、異なることばですから当然違いもあります。まず使われる文字が違います。韓
国語で使われる文字「ハングル」は、15 世紀に作り出されたものです。今でもその使用説
明書が残っているという、世界でも珍しい文字です。初めて韓国語を学ぶ皆さんは、まず
このハングルを学ぶことからスタートします。ハングルさえ読み書きできるようになれば、
後は韓国語のすばらしい世界が広がっていきます。ぜひ頑張りましょう。
日本と朝鮮半島との交流は先史時代から続いているといわれますが、21 世紀を迎えてさ
らに活発になってきました。今では、週末を利用して韓国へちょっと旅行に、ということ
が簡単にできるようになっています。最近ではテレビや映画でも韓国語に触れる機会が増
えています。学んだ内容をすぐに実践できる、というのも韓国語学習の楽しみの一つとい
えるでしょう。また本学では、韓国の多くの大学(慶煕大学、釜山外国語大学、仁荷大学、
高麗大学、漢陽大学など)と交流協定を結んでおり、春休みや夏休みを利用しての語学研
修プログラム、学部への交換留学プログラムなどを通じて、皆さんの韓国語学習をサポー
トしています。
最も近い隣の地域、朝鮮半島のことばを足がかりに、広くアジア、世界へと目を向けて
みましょう。そしてそれは、自らのことば、文化を再認識することにつながります。まず
は韓国語から、その一歩を踏み出してみませんか。
<辞書と参考文献>
辞書:辞書等が必要な場合には講義で指示しますが、以下のようなものがあります。
『朝鮮語辞典』(小学館)、『コスモス朝和辞典』
(白水社)、
『韓日辞典』
(三修社)など
参考書:参考書についても、講義内で適宜指示します。
- 96 -
第二外国語科目一覧
配当学年
単位
学期
ドイツ語総合1
1
1
前
ドイツ語総合2
1
1
後
フランス語総合1
1
1
前
フランス語総合2
1
1
後
中国語総合1
1
1
前
中国語総合2
1
1
後
韓国語総合1
1
1
前
韓国語総合2
1
1
後
日本人またはネイティブ
ドイツ語総合3
2
1
前
教員担当科目
ドイツ語総合4
2
1
後
フランス語総合3
2
1
前
フランス語総合4
2
1
後
中国語総合3
2
1
前
中国語総合4
2
1
後
韓国語総合3
2
1
前
韓国語総合4
2
1
後
科
目
名
備
考
第二外国語履修のガイドライン
*履修希望者は、下記の履修条件を満たしている者に限る。
科目名
履修条件
ドイツ語
同一言語を1・2継続して履修登録すること。
フランス語
総合1・2
中国語
履修する言語において、「総合1」を履修せずに、
それぞれの「総合2」を履修することはできない
韓国語
同一言語を3・4継続して履修登録すること
ドイツ語
フランス語
総合3・4
前年までに同一言語の総合1・2のうち、少なく
中国語
とも一方の単位を取得していることを条件とす
韓国語
る
- 97 -
第二外国語科目<科目名・概要>
<ドイツ語>
ドイツ語は、ドイツ、スイス、オーストリアなど、ヨーロッパの中央に位置する国々で話されてい
ることばで、EU 圏内では英語についで最も話者人口の多いことばです。歴史的に英語とは姉妹関
係にあり、英語を学んだ人はドイツ語に入っていくことが容易です。英語と比べると発音が簡単で
あり、学習者はすぐに読み書き、発音ができるようになります。ドイツは EU 経済をリードするだ
けではなく、工業、医学、芸術、哲学などの学問分野でも中心的役割を果たしています。また、自
動車やサッカー、ビールとソーセージ、童話やメルヘン、エコロジーと福祉など、日常レベルでも
様々な魅力に事欠きません。人生を豊かにしてくれるドイツ文化に、ぜひ触れてみませんか。
ドイツ語
総合1
日常のさまざまな場面で使われる会話体のテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き
取り、口頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。読む・書
く・話す能力をバランスよく育成することに主眼を置きます。またテキストの内容に関連して、ド
イツ語圏の文化事情についても紹介します。積極的に声を出して発音することを望みます。
ドイツ語
総合2
「ドイツ語総合1」に引き続いて、日常のさまざまな場面で使われる会話体のテキストに従って、
ドイツ語の仕組みを捉え、さらに語彙を増やして、表現力をつけていきましょう。テキストの内容
に関連して、ドイツ語圏の文化事情についても紹介します。読み書きだけではなく、ヒアリング力
もつけ、また積極的にことばを口に出して発音することを望みます。
ドイツ語
総合3
これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭
練習、ドイツ語を作り出す練習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな
場面で簡単に応用できる表現を習得します。また文章読解を通じて、比較的長い文章を読解する力
もつけます。 ドイツ語圏の文化に対する理解も更に深めて行きましょう。随時プリントなどの補
助教材を使うことがあります。
ドイツ語
総合4
これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭
練習、ドイツ語を作り出す練習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな
場面で簡単に応用できる表現を習得します。 長文を読解する力もつけます。ドイツ語圏の文化に
対する理解も更に深めて行きましょう。随時プリントなどの補助教材を使うことがあります。
- 98 -
<フランス語>
フランス語は、フランスばかりではなくベルギー、カナダやアフリカ諸国でも話されている国際語
で、英語と同じアルファベットを使い、共通する単語も多いので、とても簡単に学ぶことができま
す。世界の表舞台で活躍する人々や、世界的なスポーツ選手にもフランス語を話す人は多く、英語
に次ぐ言語として国際連合の公用語の一つにもなっています。また芸術、ファッション、料理、建
築といった分野においてもフランス文化は大きな存在感を示しており、フランス語を学ぶとそうし
た世界への視野も広がります。そんなフランス語を一緒に学んでみませんか?
フランス語
総合1
この講義では、フランス語を聞き、話し、読み、書くためのバランスの取れた能力の育成を目指し
ます。基本的な文法を、日常生活に即した会話文をもとに楽しく学びながら、自分でも使える力を
身に付ける仕組みです。講義は毎回新しい内容が出てきますので、なるべく休まずに出席しましょ
う。授業中の活発な質問など、講義への一人一人の積極的な参加を望みます。
フランス語
総合2
「フランス語総合 1」に引き続き、日常生活に即した会話を楽しく学びながら、フランス語をさら
に自由に使えるように知識を深めていきます。
「総合 2」では、さまざまな動詞を使いこなし、広い範囲の語彙を身に付けながら、会話でより
自由にいろいろなことを表現できるようにします。また文法は過去形も学び、簡単な文章なども読
みこなせるレベルまで進んでいきます。
フランス語
総合3
すでに「フランス語総合 1, 2」を履修した学生を対象とします。
簡単な文章を読んだり、日常的な会話を楽しく学びながら、フランス語を使いこなすのに必要な能
力の完成を目指します。また「総合 1,2」で学んだ知識を基本から再確認し、まだ習っていない内
容も少しずつ習得できるようにします。授業は知識を積み重ねていくことが必要ですので、休まず
出席しましょう。また予習と復習を欠かさないようにして、知識をしっかりと身に付けるようにし
てください。
フランス語
総合4
これまでに習得した知識にさらに磨きをかけながら、フランス語の文法を完成に近づけます。日常
のさまざまな場面での会話文を楽しく学びながら、それらの表現を自分でも使いこなせるように練
習し、それと同時に語彙を増やして簡単な文章なども読みこなせるようにします。前期と同様、休
まず出席しましょう。また予習や復習も必ずして知識をしっかりと身に付けるようにしてください。
- 99 -
<中国語>
広大な国土をもつ中国には、まったく意思疎通ができないほど互いに異なる、多くの方言がありま
す。大学で学ぶ中国語は、
「漢語」とも「普通話」とも呼ばれ、中国全土だけでなく、台湾や香港、
シンガポール、世界各地のチャイナタウンでも使える中華圏の共通語です。途方もなく長い歴史を
もち、とてつもない人口を抱え、急速な発展を遂げる中国。歴史的にも文化的にも地理的にも経済
的にも、日本ときわめて関係の深い国です。中国を理解するための第一歩として、まず中国語を今
学びませんか。
中国語
総合1
中国語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的な中国語を用いてコミュニケーション
が図れるようにします。「総合1」では、中国語の音節構造を理解し、発音表記(ピンイン)に習
熟することが第一の目標となりますが、簡単な自己紹介や日常会話ができるよう、文法の基礎もし
っかりと学んでいきます。
中国語
総合2
「総合 2」では、
「総合 1」で習熟したピンインを見て、一字一句正確に発音できることを目指しま
す。また平易な文章を聞き、話すことができるよう中国語の基礎的知識を身につけ、初級レベルの
コミュニケーションが図れるようにします。
中国語
総合3
中国語総合 1,2 を履修し、基礎的事項をマスターした学生を対象とする科目です。
中国語総合 1,2 で学習した単語や文法事項を復習しながら、日常の身近な話題をテーマに、自分
の言葉で表現できる力を養います。
「総合 3」では、主に「読む」と「書く」に重点を置き、中国
語による文章表現力の基礎を身につけます。中国語を読んで適切に理解し、自分の言いたいことが
書けること、また情報や自分の考えを場面や目的に応じて適切に伝えることを学びます。
中国語
総合4
「総合 3」に引き続き、日常の身近な話題や生活習慣をテーマに、中国語による自己表現力を高め
ていきます。語彙を増やすとともに文法力や表現力も強化し、総合的な中国語運用能力を伸ばして
いきます。
<韓国語>
朝鮮半島で話されている韓国語(朝鮮語)は、日本語とよく似たことばとして知られています。ま
ず語順が似ていますし、漢字由来のことばが多いことも共通しています。ですから日本語を母語と
する人には、きっと最も勉強しやすいことばと感じられることでしょう。文字は「ハングル」を使
います。ハングルは 15 世紀に作られた非常にわかりやすい表記法です。日本と朝鮮半島は古くか
ら交流がありましたが、21 世紀の今ますます盛んです。アジアへそして世界へ目を向ける第一歩
として、まず最も近いお隣の地域、お隣のことば、韓国語の学習を始めてみませんか。
韓国語
総合1
韓国語を初めて学ぶ学生を対象に、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力を身
につけることが、この授業の目標です。まずは文字と発音の学習から始まり、基礎的な語彙と文法
の学習へと進みます。口頭での反復練習を中心に、基礎的な会話を学んでいきます。
韓国語
総合2
「韓国語総合 1」に引き続き、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力をさらに
伸ばしていきます。基礎的な語彙や文法に習熟し、さまざまな表現をくり返し練習することで、簡
単な会話ができるようになることを目標としています。
韓国語
総合3
「韓国語総合 1・2」の学習内容を基礎として、さらに実践的な運用能力の獲得へと進みます。既
に習った用言の基本的な活用を確認し、さらにさまざまな活用のタイプを学習するとともに、多様
な表現を学びます。
韓国語
総合4
「韓国語総合 3」に引き続き、実践的な運用能力を養っていきます。さまざまな語彙や用言の活用、
表現を学ぶとともに、韓国の文化などについても触れていきます。
第二外国語履修のガイドライン
*履修希望者は、下記の履修条件を満たしている者に限る。
科目名
履修条件
同一言語を1・2継続して履修登録すること
ドイツ語
フランス語
総合1・2
履修する言語において、「総合1」を履修せず
中国語
に、それぞれの「総合2」を履修することはで
韓国語
きない
ドイツ語
同一言語を3・4継続して履修登録すること
フランス語
総合3・4
前年までに同一言語の総合1・2のうち、少な
中国語
くとも一方の単位を取得していることを条件と
韓国語
する
ドイツ語
同一言語を1・2継続して履修登録すること
フランス語
コミュニケーション1・2
前年までに同一言語の総合1・2のうち、少な
中国語
くとも一方の単位を取得していることを条件と
韓国語
する
ドイツ語
同一言語を A・B 継続して履修登録すること
フランス語
カルチャーセミナーA・B
前年までに同一言語の総合3・4のうち、少な
中国語
くとも一方の単位を取得していることを条件と
韓国語
する
ドイツ語
同一言語を3・4継続して履修登録すること
フランス語
前年までに同一言語の総合3・4、コミュニケ
中国語
韓国語
コミュニケーション3・4
ーション1・2のうち、少なくとも2科目の単
位を取得していることを条件とする(組み合わ
せは問わない)
*平成 25・26 年度の入学生は、第二外国語 2 単位(同一言語)が必修となる。
第二外国語科目<科目名・概要>
<ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語
総合1・2>
(1 年次選択科目 [2 年次再履修クラスも設ける] 、1は前期、2は後期)(基幹科目)(同
一言語を1・2継続して履修する)
新しい外国語に慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようにする。文字、
発音、基本語彙と表現、文構造など、聞き、話し、読み、書くというバランスの取れた言
語運用に不可欠な基礎的知識を習得する。週1回の授業。
<ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語
総合3・4>
(2年次選択科目、3は前期、4は後期)(基幹科目)(総合1あるいは2いずれか1科目
修得を先修条件とする)
総合1・2で学んだ知識をもとに、その言語のさらにスムーズな運用ができるようにす
る。比較的長い表現を聞き取って、自分でも言えるように練習する。平易な文章を読みこ
なし、手紙や簡単な文章を書ける能力も養う。週1回の授業。
<ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語
コミュニケーション1・2>
(2年次選択科目、1は前期、2は後期)(発展科目)(総合1あるいは2いずれか1科目
修得を先修条件とする)
「話す」と「聞く」という二つの側面に重点を置く。外国旅行でよく出会う場面や日常生
活によくある場面などを用いて、情報を聞き取り、自分を表現する方法を練習する。週1
回の授業。
<ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 カルチャーセミナー A・B>
(3年次選択科目、A は前期、B は後期)(発展科目)
(総合3あるいは4いずれか1科目修得を先修条件とする)
これまでに学んできたさまざまな知識を運用して、より長い文章の解読ができるようにす
る。さらに各言語圏の文化に対する理解を深めるために、新聞や雑誌など各国の現代文化
に関する多彩な教材を用いて、最新情報や知識を吸収できるレベルを目標にする。週1回
の授業。
<ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語
コミュニケーション3・4>
(3年次選択科目、3は前期、4は後期)(発展科目)(総合3・4、コミュニケーション
1・2の4科目のうちいずれか2科目修得を先修条件とする)
主に日常会話中心に口頭による言語運用能力の基礎を完成させる。より詳細な表現を聞
き取って、自分でも正確に言えるように口頭練習し、様々な場面でさらに詳しい情報交換
ができるようにする。週1回の授業で、ネイティブ講師が担当する。
外 国 語 科 目
第二外国語
(平成 25・26・27・28 年入学生用)
授
業
計
画
科目名:
ドイツ語総合1
英文名: Basic German 1
タ ナ カ
担当者: 田中
マコト
イ ト ウ
フミアキ
誠・伊東 史明
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
日常のさまざまな場面で使われる会話を中心とするテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き取り、口
頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。またテキストの内容に関連して、ド
イツ語圏の事情についても紹介します。
第1回 ドイツ語はこんな音
第2回 Lektion 1. 私はハンス・ベッカーです。ドイツ語教師です。
第3回 Lektion 1. 私はハンス・ベッカーです。ドイツ語教師です。
第4回 Lektion 2. これは何?
第5回 Lektion 2. これは何?
第6回 まとめと復習・小テスト
第7回 Lektion 3. 何を買うの?
第8回 Lektion 3. 何を買うの?
第9回 Lektion 4. 手伝ってあげて!
第10回 Lektion 4. 手伝ってあげて!
第11回 Lektion 5. ぼくと一緒に来る気はある?
第12回 Lektion 5. ぼくと一緒に来る気はある?
第13回 Lektion 6. 赤い車それとも白い車、どちらの車?
第14回 Lektion 6. 赤い車それとも白い車、どちらの車?
第15回 まとめと復習・補足・小テスト
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
「読む」「書く」「聴く」「話す」能力を総合的に養い、ドイツ語検定で言えば5級に相当する語彙と基本フレーズを習
得することを通じて、実際に使える初歩的なドイツ語力の獲得を目指します。
■授業時間外に必要な学修
初めて学ぶ言語なので予習よりも復習に重点を置き、課題としての練習問題を自ら解くことによって、理解を確かな
ものにすることが大切です。わからない単語は前もって調べ、辞書を引く習慣をつけましょう。
■教科書
[ISBN]9784261012583『ドイツ語一歩一歩』(山本 洋一, 郁文堂 : 2015)
■参考文献
授業で紹介します。
「ドイツ語について」の項を参照
■関連科目
ドイツ語総合2・3・4
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
各担当教員が初回授業で伝えます。
■オフィスアワー
各担当教員が初回授業で伝えます。
- 107 -
科目名:
ドイツ語総合2
英文名: Basic German 2
タ ナ カ
担当者: 田中
マコト
イ ト ウ
フミアキ
誠・伊東 史明
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
日常のさまざまな場面で使われる会話を中心とするテキストに従って、文法事項の説明、語彙や表現の聴き取り、口
頭練習などを段階的、反復的に行ない、ドイツ語の基本的な仕組みを学びます。またテキストの内容に関連して、ド
イツ語圏の事情についても紹介します。
第1回 前期の復習
第2回 Lektion 7. 別な列車に乗り換えなければならない
第3回 Lektion 7. 別な列車に乗り換えなければならない
第4回 Lektion 8. 携帯の電源を切らなければならなかった
第5回 Lektion 8. 携帯の電源を切らなければならなかった
第6回 まとめと復習
第7回 Lektion 9. 先週末ミュンヘンに行ってきた
第8回 Lektion 9. 先週末ミュンヘンに行ってきた
第9回 Lektion 10. 旧友との再会が待ちどおしい
第10回 Lektion 10. 旧友との再会が待ちどおしい
第11回 Lektion 11. 貸した本は気に入った?
第12回 Lektion 11. 貸した本は気に入った?
第13回 補足と復習
第14回 補足と復習
第15回 まとめと復習・補足・小テスト
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
「読む」「書く」「聴く」「話す」能力を総合的に養い、ドイツ語検定で言えば5級に相当する語彙と基本フレーズを習
得することを通じて、実際に使える初歩的なドイツ語力の獲得を目指します。
■授業時間外に必要な学修
初めて学ぶ言語なので予習よりも復習に重点を置き、課題としての練習問題を自ら解くことによって、理解を確かな
ものにすることが大切です。わからない単語は前もって調べ、辞書を引く習慣をつけましょう。
■教科書
[ISBN]9784261012583『ドイツ語一歩一歩』(山本 洋一, 郁文堂 : 2015)
■参考文献
授業で紹介します。
「ドイツ語について」の項を参照
■関連科目
ドイツ語総合1・3・4
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
各担当教員が初回授業で伝えます。
■オフィスアワー
各担当教員が初回授業で伝えます。
- 108 -
科目名:
ドイツ語総合3
英文名: Basic German 3
ヤ マ グ チ マサル
担当者: 山口
勝
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭練習、ドイツ語作文の練
習などにより、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな場面で簡単に応用できる表現を習得します。随時、プ
リントなどの補助教材を使うことがあります。
第1回 Lektion0 Aussprache 発音
第2回 Lektion1 Was lernst du? Ich lerne Japanisch(出会いと自己紹介)
第3回 Lektion1 Was lernst du? Ich lerne Japanisch(出会いと自己紹介)
第4回 Lektion2 Hast du Geschwister? - Ja, ich habe einen Bruder.(家族について尋ねる/名詞の性・冠詞の格変化)
第5回 Lektion2 Hast du Geschwister? - Ja, ich habe einen Bruder.(家族について尋ねる/名詞の性・冠詞の格変化)
第6回 Lektion3 Wann fährst du nach München? - Morgen früh.(明日の予定を尋ねる/不規則変化動詞・命令形)
第7回 Lektion3 Wann fährst du nach München? - Morgen früh.(明日の予定を尋ねる/不規則変化動詞・命令形)
第8回 Lektion4 Welche Uhr kaufst du? - Ich kaufe diese Uhr.(買い物に行く・1/定冠詞類・不定冠詞類)
第9回 Lektion4 Welche Uhr kaufst du? - Ich kaufe diese Uhr.(買い物に行く・1/定冠詞類・不定冠詞類)
第10回 Lektion5 Kaufst du diese Bücher? - Ja, ich kaufe sie.(買い物に行く・2/複数形・人称代名詞)
第11回 Lektion5 Kaufst du diese Bücher? - Ja, ich kaufe sie.(買い物に行く・2/複数形・人称代名詞)
第12回 Lektion6 Was machst du an diesem Wochenende? - Ich gehe ins Kino.(週末の予定を尋ねる/前置詞の格支配)
第13回 Lektion6 Was machst du an diesem Wochenende? - Ich gehe ins Kino.(週末の予定を尋ねる/前置詞の格支配)
第14回 Lektion7 Was liest du gern? - Ich lese gern japanische Mangas.(趣味について尋ねる/形容詞の格変化)
第15回 Lektion7 Was liest du gern? - Ich lese gern japanische Mangas.(趣味について尋ねる/形容詞の格変化)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
「総合1・2」で学んだドイツ語の知識をもとに、さらにドイツ語の表現力や応用力を養い、簡単な会話や文章が理解でき
る力をつけましょう。
■授業時間外に必要な学修
予習として単語を調べておくこと、復習としては課題の練習問題を自ら解くことによって、理解を確かなものにすること。
■教科書
[ISBN]9784560064146『パノラマ初級ドイツ語ゼミナール』(上野 成利, 白水社 : 2015)
■参考文献
授業で紹介します。
■関連科目
ドイツ語総合1・2・4
ドイツ語総合A・B
ドイツ語コミュニケーション1・2・3・4
ドイツ語カルチャーセミナー A・B
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
各担当教員が初回授業で伝えます。
■オフィスアワー
各担当教員が初回授業で伝えます。
- 109 -
科目名:
ドイツ語総合4
英文名: Basic German 4
ヤ マ グ チ マサル
担当者: 山口
勝
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
これまで学んだドイツ語の文法や基本構造をもう一度確認しながら、語彙や表現の聴き取り、口頭練習、ドイツ語作文の練習など
により、ドイツの日常生活で使うことができ、またいろいろな場面で簡単に応用できる表現を習得します。随時、プリントなどの
補助教材を使うことがあります。
第1回 Lektion
第2回 Lektion
第3回 Lektion
第4回 Lektion
第5回 Lektion
第6回 Lektion
第7回 Lektion
第8回 Lektion
第9回 Lektion
第10回 Lektion
第11回 Lektion
第12回 Lektion
第13回 Lektion
第14回 Lektion
第15回 Lektion
8. Wohin willst du gehen? - Ich will ins Restaurant gehen.(昼食を食べに行く/話法の助動詞・未来形)
8. Wohin willst du gehen? - Ich will ins Restaurant gehen.(昼食を食べに行く/話法の助動詞・未来形)
9. Ich weiß nicht, wann der Zug abfährt. - Er fährt um 9 Uhr ab.
(駅の窓口で尋ねる/分離動詞・接続詞と副文)
9. Ich weiß nicht, wann der Zug abfährt. - Er fährt um 9 Uhr ab.
(駅の窓口で尋ねる/分離動詞・接続詞と副文)
10. Hast du vor, München zu besuchen? - Ich freue mich darauf.
(休暇の計画を尋ねる/ zu不定詞・再帰代名詞)
10. Hast du vor, München zu besuchen? - Ich freue mich darauf.
(休暇の計画を尋ねる/ zu不定詞・再帰代名詞)
11. Als ich das Museum besuchte, fand eine Ausstellung statt.(旅の経験を語る・1/動詞の3基本形・過去形)
11. Als ich das Museum besuchte, fand eine Ausstellung statt.(旅の経験を語る・1/動詞の3基本形・過去形)
12. Hast du Weimar besucht? - Ja. Es gefällt mir in Weimar.(旅の経験を語る・2/現在完了形・非人称表現)
12. Hast du Weimar besucht? - Ja. Es gefällt mir in Weimar.(旅の経験を語る・2/現在完了形・非人称表現)
13. Es wird gesagt, dass Tokio die teuerste Stadt ist.(意見を交換する・1/受動態・比較表現)
13. Es wird gesagt, dass Tokio die teuerste Stadt ist.(意見を交換する・1/受動態・比較表現)
14. Ich will gern Menschen helfen, die Hilfe brauchen.(意見を交換する・2/関係代名詞・関係副詞)
14. Ich will gern Menschen helfen, die Hilfe brauchen.(意見を交換する・2/関係代名詞・関係副詞)
15(補足). Wenn ich Geld hätte, würde ich auch nach Japan gehen.(別れと再会の約束/接続法)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
「総合1・2」で学んだドイツ語の知識をもとに、さらにドイツ語の表現力や応用力を養い、簡単な会話や文章が理解できる力をつ
けましょう。
■授業時間外に必要な学修
予習として単語を調べておくこと、復習としては課題の練習問題を自ら解くことによって、理解を確かなものにすること。
■教科書
[ISBN]9784560064146『パノラマ初級ドイツ語ゼミナール』(上野 成利, 白水社 : 2015)
■参考文献
授業で紹介します。
■関連科目
関連科目
ドイツ語総合1・2・3
ドイツ語総合A・B
ドイツ語コミュニケーション1・2・3・4
ドイツ語カルチャーセミナー A・B
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
各担当教員が初回授業で伝えます。
■オフィスアワー
各担当教員が初回授業で伝えます。
- 110 -
科目名:
フランス語総合1
英文名: Basic French 1
タ カ ハ シ アズサ
担当者: 高橋
梓
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
フランスと聞いて、何を思い浮かべますか? フランス料理とスイーツの国、世界のファッションをリードする国、モン・サン・ミシェルなどの世界遺産を有
する国。またフランスはヨーロッパで一番のマンガ大国でもあります! フランス語は世界第二の国際語であり、世界の人々が英語の次に学ぶ言語です。しか
も英語と共通する単語も多いので、簡単に学ぶことができます。そんなフランス語を学んでみませんか? この講義では、フランス語を聞き、話し、読み、書くためのバランスの取れた能力の育成を目指します。基本的な文法を、日常的な会話文をもとに楽しく学び
ます。一人一人の積極的な参加を望みます!
第1回 オリエンテーション
第2回 アルファベ 簡単なあいさつを覚えよう!
第3回 Leçon 1:あいさつの表現 「こんにちは!」
第4回 Leçon 1 続き:お礼・おわびの表現 1から20までの数字
第5回 Leçon 2 :男性名詞と女性名詞 「コーヒーとサンドイッチをお願いします」
第6回 Leçon 2 続き:冠詞 身の回りのもの
第7回 Leçon 3:-er形の規則動詞 「音楽は好き?」
第8回 Leçon 3 続き:否定文の作り方
第9回 Leçon 4:動詞 être ( ~である)と avoir (持っている) 「このカバンはすてきですね!」
第10回 Leçon 4 続き:指示形容詞 (この、あの~ ) 20から60までの数字
第11回 Leçon 5:形容詞の使い方 「彼女はとてもスポーツ好きです」
第12回 Leçon 5 続き:時間の言い方 国名と国籍
第13回 Leçon 6:動詞 aller (行く) と venir (来る) 「プレゼントを買うつもりです」
第14回 Leçon 6 続き:近い未来と近い過去 曜日と月の名前
第15回 前期のまとめと復習
定期試験(定期試験期間中に行います)
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、フランス語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようになります。またフランスの言葉と文化への理
解を深め、より広い国際感覚を養うことができます。
■授業時間外に必要な学修
講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。
テキスト付録のCDを聞いて、単語や例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。
■教科書
[ISBN]9784255352602『クロワッサン 基礎からわかるフランス語』(松村博史、バンドロム・エディ著:朝日出版社)
【留意事項】第1回目の授業で購入先等の説明をします。教員の指示があるまで購入しないこと。
■参考文献
[ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社)
[ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015)
[ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫, 駿河台出版社)
【留意事項】辞書・参考書については、教員の指示に従って下さい。
■関連科目
全てのフランス語科目、国際化と異文化理解
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
担当教員に確認してください。
■オフィスアワー
担当教員に確認してください。
- 111 -
科目名:
フランス語総合2
英文名: Basic French 2
タ カ ハ シ アズサ
担当者: 高橋
梓
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「フランス語総合1」に引き続き、日常会話を楽しく学びながら、フランス語をさらに自由に使えるように知識を深め
ていきます。「フランス語総合2」では、さまざまな動詞を使いこなし、語彙も身に付けながら、会話でいろいろな内
容を表現できるようにします。また文法では過去形も学び、簡単な文章も読めるレベルまで進んでいきます。前期と
同様、毎回休まずに出席し、授業には積極的に参加しましょう!
第1回 オリエンテーション
第2回 前期に学んだことの復習
第3回 Leçon 7:さまざまな疑問文 「荷物はありますか?」
第4回 Leçon 7 続き:所有形容詞 (私の~ etc.)
第5回 Leçon 8 : -ir形のさまざまな動詞 「十分に寝る時間がないんだよ!」
第6回 Leçon 8 続き : 命令形の使い方 道順の説明
第7回 Leçon 9 : 疑問詞① 「どうしてフランス語を勉強してるの?」
第8回 Leçon 9 続き:動詞 faire (する・作る) と prendre (取る)
第9回 Leçon 10:過去形の使い方 「映画を観に行きました」
第10回 Leçon 10 続き:過去形の続き 先週・今週・来週などの言い方
第11回 Leçon 11:疑問詞② 疑問形容詞 quel 「電車を乗り換えなくてはいけませんか?」
第12回 Leçon 11 続き:動詞 vouloir ( ~したい)、pouvoir ( ~できる)、devoir ( ~ねばならない)
第13回 Leçon 12:比較級と最上級 「大阪の人はよりあたたかいです」
第14回 Leçon 12 続き:比較級と最上級の続き 旅行に関する語彙
第15回 後期のまとめと復習
定期試験(定期試験期間中に行います)
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、フランス語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的なコミュニケーションが図れるようにな
ります。またフランスの言葉と文化への理解を深め、より広い国際感覚を養うことができます。
■授業時間外に必要な学修
講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。
テキスト付録のCDを聞いて、単語や例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。
■教科書
[ISBN]9784255352602『クロワッサン 基礎からわかるフランス語』(松村博史、バンドロム・エディ著:朝日出版社)
【留意事項】第1回目の授業で購入先等の説明をします。教員の指示があるまで購入しないこと。
■参考文献
[ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社)
[ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015)
[ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫, 駿河台出版社)
■関連科目
全てのフランス語科目、国際化と異文化理解
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部の実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
担当教員に確認してください。
■オフィスアワー
担当教員に確認してください。
- 112 -
科目名:
フランス語総合3
英文名: Basic French 3
アキヨシ タカヒロ
担当者: 秋吉
孝浩
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
すでに「フランス語総合1, 2」を履修した学生を対象とします。
新しい文法の知識を増やしながら日常的な会話を楽しく学び、文化的背景についても理解を深めながら、フランス語を使いこなすための能力の完成を目指しま
す。
フランス語ネイティブと基本的な会話をしたり、
旅行に行ってフランス語を話したり、
検定の4級を受験できるレベルのフランス語が身につけられるでしょう。
授業は知識を積み重ねていくことが必要ですので、休まず出席しましょう。予習と復習を欠かさないようにして、知識をしっかりと身に付けるようにしてくだ
さい。
第1回 オリエンテーション
第2回 これまで学んだ内容の復習と活用(1)
第3回 これまで学んだ内容の復習と活用(2)
第4回 Leçon 10:比較級と最上級(1)
第5回 Leçon 10:比較級と最上級(2)
第6回 Leçon 10:現在分詞とジェロンディフ
第7回 Leçon 11:中性代名詞
第8回 Leçon 11:中性代名詞
第9回 Leçon 11:「知る」を意味する二つの動詞 savoir と connaître
第10回 Leçon 12:フランス語の過去形(複合過去)(1)
第11回 Leçon 12:フランス語の過去形(複合過去)(2)
第12回 Leçon 13:関係代名詞(1)
第13回 Leçon 13:関係代名詞(2) 指示代名詞
第14回 Leçon 13:受動態・強調構文
第15回 前期のまとめと復習
定期試験(定期試験期間中に行う)
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、フランス語の文法知識を深めながら、フランス語を使っていろいろな表現ができるようになる。また身の回りの直接的なことがらについて、フラン
ス語で理解し説明したりできる能力を身に付けることができる。
■授業時間外に必要な学修
講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。
テキスト付録のCDを聞いて、ダイアログや例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。
■教科書
[ISBN]9784384210446『シェリーとフランス語 仏検5級・4級・3級対応フランス語文法』(近藤 由佳、三修社 : 2014) 【留意事項】総合1・2から継続して使用しま
す。持っていない場合は教員が購入先等について説明します。
■参考文献
[ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社)
[ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015)
[ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫、駿河台出版社)
【留意事項】辞書・参考書については、教員の指示に従って下さい。
■関連科目
全てのフランス語科目、国際化と異文化理解
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
担当教員に確認してください。
■オフィスアワー
担当教員に確認してください。
- 113 -
科目名:
フランス語総合4
英文名: Basic French 4
アキヨシ タカヒロ
担当者: 秋吉
孝浩
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
これまでに習得した知識にさらに磨きをかけながら、フランス語の文法を完成に近づけます。日常のさまざまな場面での会話文を
楽しく学びながら、それらの表現を自分でも使えるように練習し、より幅広い分野の語彙も身につけて、簡単な文章なども読みこ
なせるようにします。そうすることによって、フランス語圏の文化についてもより深く知ることができるでしょう。
前期と同様、休まず出席しましょう。また予習や復習もして知識をしっかりと身に付けてください。
第1回 オリエンテーション
第2回 Leçon 14:代名動詞の使い方(1)
第3回 Leçon 14:代名動詞の使い方(2) 複合過去
第4回 Leçon 15:半過去の使い方(1)
第5回 Leçon 15:半過去の使い方(2)・大過去
第6回 Leçon 15:道順の尋ね方・説明の仕方
第7回 Leçon 16:フランス語の未来形(単純未来)
第8回 Leçon 16:特殊な疑問代名詞・関係代名詞
第9回 Leçon 17:仮定を表す言い方(条件法)(1)
第10回 Leçon 17:仮定を表す言い方(条件法)(2)
第11回 Leçon 17:直接話法と間接話法
第12回 Leçon 18:接続法の使い方(1)
第13回 Leçon 18:接続法の使い方(2)
第14回 これまで学んだ内容の復習と活用(1)
第15回 これまで学んだ内容の復習と活用(2)
定期試験(定期試験期間中に行う)
■学習・教育目標および到達目標
受講者は、フランス語の文法知識を深めながら、フランス語を使っていろいろな表現ができるようになる。また身の回りの直接的
なことがらについて、フランス語で理解し説明したりできる能力を身に付けることができる。
■授業時間外に必要な学修
講義で学んだ内容をテキストで再確認し、新しい単語は必ず辞書でチェックします。
テキスト付録のCDを聞いて、ダイアログや例文を自分で正しく発音し読む練習をしておきましょう。
■教科書
[ISBN]9784384210446『シェリーとフランス語 仏検5級・4級・3級対応フランス語文法』(近藤 由佳、三修社 : 2014)
■参考文献
[ISBN]9784560000380『ディコ仏和辞典』(白水社)
[ISBN]9784385119342『クラウン仏和辞典 第7版 小型版』(三省堂 : 2015)
[ISBN]9784411005328『新・リュミエール―フランス文法参考書 増補改訂版』(森本 英夫、駿河台出版社)
【留意事項】辞書・参考書については、教員の指示に従って下さい。
■関連科目
全てのフランス語科目、国際化と異文化理解
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
担当教員に確認してください。
■オフィスアワー
担当教員に確認してください。
- 114 -
科目名:
中国語総合1
英文名: Basic Chinese 1
コウフク
担当者: 幸福
カ オ リ
ウ エ ダ
ナ
オ
ミ
ナ カ ツ カ コズエ
ヒョウ
ギ コ ウ
香織・上田 なおみ・中司 梢・馮 誼光
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
中国語を聞き、話し、読み、書くことに慣れ親しみ、初歩的な中国語を用いてコミュニケーションが図れるようにします。「総合1」では、中国語の音節構造
を理解し、発音表記(ピンイン)に習熟することが第一の目標となりますが、簡単な自己紹介や日常会話ができるよう、文法の基礎もしっかりと学んでいきます。
第1回 発音1 声調・単母音・複母音・練習問題
第2回 発音2 声母表・無気音と有気音・そり舌音・消えるoとe・同じiでも違う音・練習問題
第3回 発音3 鼻音を伴う母音・またしても消えるe・eのヴァリエーション・練習問題
第4回 発音4 第3声の連続・「不」の声調変化・「一」の声調変化・軽声・声調の組み合わせ・隔音マーク・r化・練習問題
第5回 第1課 動詞「是」・名前の言い方・挨拶ことば・人称代名詞・練習
第6回 第2課 助詞「的」・疑問詞・語気助詞・練習
第7回 第1課~第2課の復習
第8回 第3課 動詞述語文・副詞「也」・連動文・場所を表すことば・指示代名詞・練習
第9回 第4課 助動詞「想」・反復疑問文・形容詞述語文・指示代名詞・練習
第10回 第3課~第4課の復習
第11回 第5課 年齢の言い方・動詞「有」・比較の言い方・数詞その1・練習
第12回 第6課 経験の表し方・動詞「~が好きだ」・助動詞の「要」・数詞その2・練習
第13回 第5課~第6課の復習
第14回 第7課 年月日、曜日、時刻の言い方・前置詞その1・文末の了・練習
第15回 総合1の総復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
この科目の単位修得は電気電子工学科総合エレクトロニクスコースで設定した学習・教育目標Cの達成に付随的に関与している。
「総合2」と併せて、中国語検定準4級程度の基本語彙と文法力を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。
講義内で重要とされる部分をノートし、予復習に益するよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリントなども丁寧にファイルし、授業に活用すること。
学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。
■教科書
[ISBN]9784255452371『日中いぶこみ広場』(相原茂・陳淑梅・飯田敦子 朝日出版社)
■参考文献
辞書:
[ISBN]9784385121703『デイリーコンサイス中日・日中辞典 第3版, 中型版』(杉本達夫, 三省堂)
[ISBN]9784095156958『中日辞典 第2版, 大活字版』(北京・商務印書館, 小学館)
参考書:
[ISBN]9784061489875『はじめての中国語(講談社現代新書 987)』(相原茂, 講談社)
[ISBN]9784480056665『中国語はじめの一歩(ちくま新書 066)』(木村英樹, 筑摩書房)
■関連科目
中国語総合2、中国語総合3,4(理工・薬学・農のみ)
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
教室で各教員に直接確認して下さい。
■オフィスアワー
教室で各教員に直接確認して下さい。
- 115 -
科目名:
中国語総合2
英文名: Basic Chinese 2
コウフク
担当者: 幸福
カ オ リ
ウ エ ダ
ナ
オ
ミ
ナ カ ツ カ コズエ
ヒョウ
ギ コ ウ
香織・上田 なおみ・中司 梢・馮 誼光
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「総合2」では、「総合1」で習熟したピンインを見て、一字一句正確に発音できることを目指します。また平易な文章を聞き、話すことができるよう中国語の基
礎的知識を身につけ、初級レベルのコミュニケーションが図れるようにします。
第1回 総合1の復習
第2回 第8課 前置詞その2・動詞につく「了」・時間量の言い方・量詞・練習
第3回 第9課 動詞の「在」・是~的構文・進行の表し方・場所を著すことば・方位詞・練習
第4回 第8課~第9課の復習
第5回 第10課 主述述語文・助動詞「能」・結果補語・練習
第6回 第11課 助動詞「会」・二重目的語をとる動詞・様態補語・自然現象の表し方・練習
第7回 第10課~第11課の復習
第8回 第12課 方向補語・動詞の重ね型・助動詞「可以」・練習
第9回 第13課 疑問詞の不定用法・要是~・助動詞「得」・助動詞のまとめ・練習
第10回 第12課~第13課の復習
第11回 第14課 可能補語・把構文・お金の言い方・練習
第12回 第15課 選択疑問文・形容詞の重ね型・使役の表現・練習
第13回 第14課~第15課の復習
第14回 第16課 未来の表現・受け身の表現・禁止の表現・前置詞のまとめ・練習
第15回 総合2の総復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
「総合1」と併せて、中国語検定準4級程度の基本語彙と文法力を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。
講義内で重要とされる部分をノートし、予復習に益するよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリントなども丁寧にファイルし、授業に活用すること。
学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。
■教科書
[ISBN]9784255452371『日中いぶこみ広場』(相原茂・陳淑梅・飯田敦子,朝日出版社)
■参考文献
辞書:
[ISBN]9784385121703『デイリーコンサイス中日・日中辞典 第3版, 中型版』(杉本達夫, 三省堂)
[ISBN]9784095156958『中日辞典 第2版, 大活字版』(北京・商務印書館, 小学館)
参考書:
[ISBN]9784061489875『はじめての中国語(講談社現代新書 987)』(相原茂, 講談社)
[ISBN]9784480056665『中国語はじめの一歩(ちくま新書 066)』(木村英樹, 筑摩書房)
■関連科目
中国語総合1・中国語総合3,4(理工・薬学・農のみ)
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
教室で各教員に直接確認して下さい。
■オフィスアワー
教室で各教員に直接確認して下さい。
- 116 -
科目名:
中国語総合3
英文名: Basic Chinese 3
タ ナ カ
担当者: 田中
ヨ ウ コ
洋子
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
中国語総合1,2を履修し、基礎的事項を習得した学生を対象とする科目です。
中国語総合1,2で学習した単語や文法事項を復習しながら、単語量と文法的な知識を増やし、自分の言葉で表現でき
る力を養います。「総合3」では、主に「読む」と「書く」に重点を置き、中国語運用能力の基礎を身につけます。中
国語を読んで理解し、自分の言いたいことが書けること、また情報や自分の考えを場面や目的に応じて適切に伝えら
れることを目指します。
第1回 中国語基礎文法の復習
第2回 第1課 1)名詞の前に置く“的” 2)動詞の前に置く“地”
第3回 第1課 3)助動詞“要”の用法 4)連動文
第4回 第2課 5)動態助詞の“了” 6)語気助詞の“了”
第5回 第2課 7)語気助詞の“吗” 8)禁止の表現
第6回 第3課 9)経験・経過を洗わす“过” 10)“怎么”の2つの用法
第7回 第3課 11)離合詞 12)副詞“才”の用法
第8回 第1~3課のまとめ
第9回 第4課 13)動作の進行 14)動作・状態の持続を表わす“着”
第10回 第4課 15)動作を行う時間の長さ・動作の回数 16)“因为~所以…”
第11回 第5課 17)近い未来“要~了”・“快~了” 18)反語の表現
第12回 第5課 19)副詞“就”の用法 20)“要是(/如果)~就…”
第13回 第6課 21)結果補語 22)感嘆文
第14回 第6課 23)副詞“还”の用法 24)“虽然~但是…”
第15回 第4~6課のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
総合4とあわせて、中国語検定4級程度の常用語彙と文法力を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
中国語総合1,2で学修した内容を充分に復習し、その知識を授業内で運用できるよう日頃より準備すること。
授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。
講義内で重要とされる部分をノートし、予習・復習に役立つよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリント
なども丁寧にファイルし、授業に活用すること。
学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。
■教科書
『2年めの中国語ポイント45』本間史・孟広学著 白水社
■参考文献
シラバス「中国語について」の項を参照
■関連科目
中国語総合4
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
- 117 -
科目名:
中国語総合4
英文名: Basic Chinese 4
タ ナ カ
担当者: 田中
ヨ ウ コ
洋子
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「総合3」に引き続き、語彙と文法的な知識を増やし、自分の言葉で表現できる力を養い、総合的な中国語運用能力を
伸ばしてゆきます。
第1回 中国語総合3の復習
第2回 第7課 25)様態補語 26)比較の表現
第3回 第7課 27)形容詞の重ね型 28)“不但~而且…”
第4回 第8課 29)方向補語 30)複合方向補語
第5回 第8課 31)強調表現“连~也(/都)…” 32)“一~就…”
第6回 第9課 33)“把”構文 34)受身の表現
第7回 第9課 35)副詞“再”と“又”の用法 36)“只要~才…”
第8回 第7~9課のまとめ
第9回 第10課 37)可能補語 38)“是~的”の構文
第10回 第10課 39)“只有~就…”
第11回 第11課 40)“~得了”/“~不了” 41)兼語文
第12回 第11課 42)“不是~而是…”
第13回 第12課 43)存現文 44)同じ疑問詞の呼応
第14回 第12課 45)“不管~都…”
第15回 第10~12課のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
総合3と併せて、中国語検定4級程度の常用語彙と文法力を身につけます。
■授業時間外に必要な学修
中国語総合1,2,3で学修した内容を充分に復習し、その知識を授業内で運用できるよう日頃より準備すること。
授業で学修した発音・文法・表現を把握し、それを応用できるよう練習を積極的に行うこと。
講義内で重要とされる部分をノートし、予習・復習に役立つよう工夫をする。また授業内で配布された参考プリント
なども丁寧にファイルし、授業に活用すること。
学修済の項目に関し、問題点や疑問点を具体的にして授業に臨むこと。
■教科書
『2年めの中国語ポイント45』本間史・孟広学著 白水社
■参考文献
シラバス「中国語について」の項を参照
■関連科目
中国語総合3
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表および課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
大学実施規程に準拠して行います。
- 118 -
科目名:
韓国語総合1
英文名: Basic Korean 1
チェ ジンソン
担当者: 崔
眞善
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
韓国語を初めて学ぶ学生を対象に、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力を身につけることが、
この授業の目標です。まずは文字と発音の学習から始まり、基礎的な語彙と文法の学習へと進みます。口頭での反復
練習を中心に、基礎的な会話を学んでいきます。
第1回 イントロダクション:「韓国語」とは
第2回 第1課:文字と発音(1) 単母音、初声・その1
第3回 第1課:文字と発音(1) 半母音[j]、終声・その1
第4回 第2課:文字と発音(2) 初声・その2、有声音化
第5回 第2課:文字と発音(2) 半母音[w]と二重母音、連音化
第6回 第3課:文字と発音(3) 初声・その3、初声・その4
第7回 第3課:文字と発音(3) 終声・その2、濃音化
第8回 ここまでのまとめと復習
第9回 第4課:「韓国人です」その1
第10回 第4課:「韓国人です」その2
第11回 第5課:「韓国語は専攻ではありません」その1
第12回 第5課:「韓国語は専攻ではありません」その2
第13回 第6課:「教室は階段の横にあります」その1
第14回 第6課:「教室は階段の横にあります」その2
第15回 前期学習内容のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講者が韓国語の文字を読み、書くことができ、さらにあいさつや自己紹介など簡単なコミュニケーションができる
ようになることを目指します。
■授業時間外に必要な学修
韓国語の文字(ハングル)に慣れるために読み書きの練習のみならず、付属CDを繰り返し聞きながら発音の練習をする
こと。また、各課の新出単語や表現について、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。
■教科書
[ISBN]9784255556215『改訂版・韓国語の世界へ 入門編』(李 潤玉,朝日出版社)
■参考文献
なし
■関連科目
韓国語総合2、韓国語総合3・4
韓国語コミュニケーション1・2・3・4
韓国語カルチャーセミナー A・B
語学センター開講の韓国語講座
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
- 119 -
科目名:
韓国語総合2
英文名: Basic Korean 2
チェ ジンソン
担当者: 崔
眞善
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「韓国語総合1」に引き続き、韓国語を読み、書き、聞き、話すための基礎的な運用能力をさらに伸ばしていきます。
基礎的な語彙や文法に習熟し、さまざまな表現をくり返し練習することで、簡単な会話ができるようになることを目
標としています。
第1回 前期学習内容の復習
第2回 第7課:「午後、時間大丈夫ですか」その1
第3回 第7課:「午後、時間大丈夫ですか」その2
第4回 第8課:「小学生にテコンドーを教えています」その1
第5回 第8課:「小学生にテコンドーを教えています」その2
第6回 第9課:「ふつう、6時に起きます」その1
第7回 第9課:「ふつう、6時に起きます」その2
第8回 ここまでのまとめと復習
第9回 第10課:「野球がとても好きです」その1
第10回 第10課:「野球がとても好きです」その2
第11回 第11課:「昼ごはん、食べなかったんですか」その1
第12回 第11課:「昼ごはん、食べなかったんですか」その2
第13回 第12課:「春休みには何をするつもりですか」その1
第14回 第12課:「春休みには何をするつもりですか」その2
第15回 後期学習内容のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
語彙と文法をバランスよく学び、受講者が初級段階のコミュニケーションができるようになることを目指します。
■授業時間外に必要な学修
各課の新出単語や表現について、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。
■教科書
[ISBN]9784255556215『改訂版・韓国語の世界へ 入門編』(李 潤玉,朝日出版社)
■参考文献
なし
■関連科目
韓国語総合1、韓国語総合3・4
韓国語コミュニケーション1・2・3・4
韓国語カルチャーセミナー A・B
語学センター開講の韓国語講座
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
- 120 -
科目名:
韓国語総合3
英文名: Basic Korean 3
イ
担当者: 李
ヒョンジョン
炫淨
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 前期
■授業概要・方法等
「韓国語総合1・2」の学習内容を基礎として、さらに実践的な運用能力の獲得へと進みます。既に習った用言の基本的
な活用を確認し、さらに多様な用言活用と表現を学びます。
第1回 オリエンテーション、「ヘヨ体」の復習
第2回 第1課:「何年度入学ですか」その1
第3回 第1課:「何年度入学ですか」その2
第4回 第2課:「韓国語を一生懸命勉強するつもりです」その1
第5回 第2課:「韓国語を一生懸命勉強するつもりです」その2
第6回 第3課:「あの靴、ちょっと見せてください」その1
第7回 第3課:「あの靴、ちょっと見せてください」その2
第8回 ここまでのまとめと復習
第9回 第4課: 「よく行く韓国料理のお店があれば紹介してください」その1
第10回 第4課:「よく行く韓国料理のお店があれば紹介してください」その2
第11回 第5課:「一緒に撮った写真を添付しました」その1
第12回 第5課:「一緒に撮った写真を添付しました」その2
第13回 第6課:「発表の時間に遅れてすみません」その1
第14回 第6課:「発表の時間に遅れてすみません」その2
第15回 前期のまとめと復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講者がハングル能力検定試験5級から4級程度の文法項目と語彙を身につけることを目指します。
■授業時間外に必要な学修
各課の本文内容など、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。また、関連単語を調べ、読み書きを行い、自らの
ことについて表現ができる幅を広げること。
■教科書
[ISBN]9784255556444『改訂版・韓国語の世界へ 初中級編』(李 潤玉,朝日出版社)
■関連科目
韓国語総合1・2、韓国語総合4
韓国語コミュニケーション1・2・3・4
韓国語カルチャーセミナーA・B
語学センター開講の韓国語講座
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
- 121 -
科目名:
韓国語総合4
英文名: Basic Korean 4
イ
担当者: 李
ヒョンジョン
炫淨
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 後期
■授業概要・方法等
「韓国語総合3」に引き続き、実践的な運用能力を養っていきます。さまざまな語彙や用言の活用、表現を学ぶとともに、
韓国の文化などについても触れていきます。
第1回 前期の復習
第2回 第7課:「暑い夏にサムゲタンを食べます」その1
第3回 第7課:「暑い夏にサムゲタンを食べます」その2
第4回 第8課:「重くないので一人でしますよ」その1
第5回 第8課:「重くないので一人でしますよ」その2
第6回 第9課:「パソコンちょっと借りてもいいですか」その1
第7回 第9課:「パソコンちょっと借りてもいいですか」その2
第8回 ここまでのまとめと復習
第9回 第10課:「リムジンバスの方がいいでしょうね」その1
第10回 第10課:「リムジンバスの方がいいでしょうね」その2
第11回 第11課:「陶磁器も作ってみましたか」その1
第12回 第11課:「陶磁器も作ってみましたか」その2
第13回 第12課:「韓国の会社に就職しようと思っています」その1
第14回 第12課:「韓国の会社に就職しようと思っています」その2
第15回 後期のまとめと復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
受講者がハングル能力検定試験4級程度の文法項目と語彙を身につけることを目指します。
■授業時間外に必要な学修
各課の本文内容など、音読等の繰り返し練習を通じて覚えること。また、関連単語を調べ、読み書きを行い、自らの
ことについて表現ができる幅を広げること。
■教科書
[ISBN]9784255556444『改訂版・韓国語の世界へ 初中級編』(李 潤玉,朝日出版社)
■関連科目
韓国語総合1・2、韓国語総合3
韓国語コミュニケーション1・2・3・4
韓国語カルチャーセミナーA・B
語学センター開講の韓国語講座
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 20%
口頭発表及び課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
- 122 -
基
礎
授
業
科
計
画
目
学習支援室案内
学生諸君にとって難しいと思われている物理を中心に、学生諸君の勉学の手
助けをする“学習支援室”を開室しています。
物理は理工学部の学生にとって大変重要な基礎科目です。学習支援室では物理
だけに限らず、数学が分らない人にも丁寧に指導します。気軽にお越しくださ
い。
例えば、
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など、気軽にお越しのうえ、ご相談ください。
相談場所:31号館2階
学習支援室
相談時間や担当者等、開室に関する詳細は学習支援室の掲示版を確認してくだ
さい。
科目名:
基礎物理学および演習
英文名: Introduction to Physics and Exercise
ミチオカ タケノブ
ア ラ イ
タカヒト
ワタナベ ヨウスケ
担当者: 道岡
武信・新居 毅人・渡邉 陽介
単 位: 3単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
私たちのまわりを見渡すと,身近なことから壮大な宇宙まで様々な自然現象があります。その現象に目を向けて,それらがどのような法則や原理に基づいて
起こるのかという“不思議を探求”する一つの方法が物理学です。この物理学を学習するということは,先人たちが築いた“不思議を解明”する考え方や現象
の生起の仕組みを理解する事になります。そして自然は簡単な法則に従っていることがわかり,その法則を数学という手段を用いて表現することができるよう
になります。このように自然現象にひそむ法則を探索する学問が物理学なのです。
また,物理学は数学・化学・生物学・地学とともに科学の基礎として,理工学部の各学科で学ぶ専門分野の基礎を形作っています。したがって,この講義で
学ぶ物理学をきちんと理解することは大変重要となります。
講義では,物理現象を理解するのに必要な微積分とベクトルを中心とする基本的な数学を初めに学習します。そして物理学の基本的な考え方を理解すること
ができるように授業を進め,基礎的な質点の力学を中心に剛体の力学まで学びます。演習で多くの問題に触れることにより,力学を広く理解できるように学習
します。公式の暗記に頼るのではなく,論理的に考えることにより,物理現象を深く理解できるようになることを目標とします。
この「基礎物理学および演習」と第2セメスターの「物理学および演習」を履修することにより,理工学部で学んでおく事が望ましい物理学の主な分野を,自
然な流れで学習できるようにしてあります。
(定期試験を受験しない場合は不受とする)
第1回 物理学で使う微分と積分の基礎
第2回 物理学で使うベクトルの基礎と位置,速度,加速度
第3回 位置,速度,加速度
第4回 力と運動:いろいろな力と力のつり合い
第5回 ニュートンの運動の法則
第6回 いろいろな運動
第7回 いろいろな運動
第8回 仕事とエネルギー
第9回 仕事とエネルギー
第10回 仕事とエネルギー,運動量と力積
第11回 運動量と力積、角運動量
第12回 角運動量と力のモーメント
第13回 剛体の力学:つり合う条件
第14回 剛体の運動:重心と慣性モーメント
第15回 これまでの総括
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
1. 微積分・ベクトルの知識を力学的問題に適用できる。
2. 運動の法則を理解し,質点の基本的な運動を解くことができる。
3. 力・仕事・エネルギー・運動量・角運動量の概念を理解できる。
4. 運動量保存則・エネルギー保存則を理解し,質点の力学的問題を解くことができる。
5. 剛体とつり合い,剛体の重心と慣性モーメントを理解し,力学的問題を解くことができる。
■授業時間外に必要な学修
授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。
■教科書
[ISBN]9784320034945『ファンダメンタル物理学 ―力学―』(笠松 健一,新居 毅人, 中野 人志, 千川 道幸 ,共立出版)
■参考文献
参考書は,数多く出版されていますので,書店で実際に見るか担当の先生に相談してください。
■関連科目
線形代数学Ⅰ,Ⅱ,微分積分学Ⅰ,Ⅱ,物理学および演習
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テスト・レポート・課題 40%
定期試験(全学科共通の問題)60%
■授業評価アンケート実施方法
期末にアンケート方式で実施する。
■研究室・E-mailアドレス
石橋:[email protected]
■オフィスアワー
物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。
- 125 -
科目名:
物理学および演習
英文名: Introduction to Physics and Exercise
ハシモト トモヒサ
担当者: 橋本
ア ラ イ
タカヒト
オ バ ラ
ケン
知久・新居 毅人・小原 顕
単 位: 3単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
本科目は,第1セメスターの「基礎物理学および演習」と合わせて理工学部で学んでおくことが望ましい物理学の基礎的分野をカバーするものです。「基礎物
理学および演習」では,微積分とベクトルの数学的知識をもとに物理学の柱である質点の力学を中心に剛体の力学まで学びますが,本科目では波動,熱力学,
そして物理学のもう一つの柱である電磁気学の基礎を,演習を行いながら各分野の内容が十分に理解できるよう学習します。公式の暗記に頼るのではなく,論
理的に考えることにより,物理現象を深く理解できるようになることを目標とします。
「基礎物理学および演習」と「物理学および演習」を履修することにより,理工学部で学んでおく事が望ましい物理学の主な分野を,自然な流れで学習できる
ようにしてあります。
(定期試験を受験しない場合は不受とする)
第1回 波の性質と波を表す式
第2回 重ね合わせの原理
第3回 波の反射
第4回 気体分子の熱運動
第5回 気体分子の熱運動,熱力学第1法則
第6回 熱力学第1法則
第7回 理想気体におけるいろいろな状態変化,熱機関
第8回 熱機関
第9回 電荷とクーロンの法則
第10回 電場
第11回 電位
第12回 オームの法則とキルヒホッフの法則
第13回 電流と磁場
第14回 荷電粒子に働く磁気力
第15回 電磁誘導の法則
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
1. 波動を表す式を理解し,重ね合わせの原理による波の干渉と反射を理解する。
2. 理想気体の状態方程式を分子運動論的な解釈まで含めて理解する。
3. 熱力学第1法則が理解できる。
4. 真空中の静電場に関する基本法則を理解し,電場および電荷に働く力の問題を解くことができる。
5. 定常電流に関する基本法則とその現象を理解できる。
6. 電流と磁場に関する基本法則を理解し,磁場および電流に働く力の問題を解くことができる。
7. 電磁誘導の法則を理解し,誘導起電力の問題を解くことができる。
■授業時間外に必要な学修
授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。
■教科書
[ISBN]9784320034976『ファンダメンタル物理学 ―電磁気・熱・波動― 第2版』(新居 毅人, 井上 開輝, 笠松 健一, 千川 道幸, 中野 人志, 松本 芳幸,共立出版)
■参考文献
参考書は,数多く出版されていますので,書店で実際に見るか担当の先生に相談してください。
■関連科目
線形代数学Ⅰ,Ⅱ,微分積分学Ⅰ,Ⅱ,基礎物理学および演習
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テスト・レポート・課題 40%
定期試験(全学科共通の問題)60%
■授業評価アンケート実施方法
期末にアンケート方式で実施する。
■研究室・E-mailアドレス
石橋:[email protected]
■オフィスアワー
物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。
- 126 -
科目名:
物理学概論および演習Ⅰ
英文名: Fundamentals Physical Science Ⅰ
オオサカ トシユキ
担当者: 大坂
寿之
単 位: 3単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
物理学は自然科学の中でもとりわけ基礎的かつ包括的な学問です。あまり記憶に頼らずとも,比較的少数の原理や法則を用いて自然の豊か
で多様な現象を理解することを可能にし,現代社会を支える様々な理工系学問に通底する縦糸になっています。この講義では,高校物理を
未履修もしくは履修したが理解が不十分な学生を対象とし,質点の力学を中心に必要な数学の学習も補いつつ授業を進め,第2セメスター
の「物理学概論および演習II」の履修と合わせることで,物理学の基本的な考え方を理解することを目指します。
第1回 物理学への招待
第2回 力とその性質I
第3回 力とその性質II
第4回 力とその性質III
第5回 力とその性質IV
第6回 力と運動I
第7回 力と運動II
第8回 力と運動III
第9回 周期運動I
第10回 周期運動II
第11回 運動量と力積
第12回 角運動量
第13回 仕事と運動エネルギー I
第14回 仕事と運動エネルギー II
第15回 これまでの総括
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
1.物理的記述に用いられる基本量(長さ・時間・質量・電荷)を知っている。
2.測定の基準となる基本単位を知っている。
3.運動の法則を理解し,質点の基本的な運動を解くことができる。
4.力・仕事・エネルギー・運動量・角運動量の概念を理解できる。
5.エネルギー保存則,運動量保存則を理解できる。
■授業時間外に必要な学修
授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。
そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。
■教科書
[ISBN]9784780602005『自然科学の基礎としての物理学』(原 康夫, 学術図書出版社)
■参考文献
[ISBN]9784780601169『物理学入門』(原 康夫,学術図書出版社)
[ISBN]9784873619309『シップマン自然科学入門新物理学』(J.T.シップマン, 学術図書出版社)
■関連科目
物理学概論および演習II
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テスト・レポート・課題 40%
定期試験(全学科共通の問題)60%
■授業評価アンケート実施方法
期末にアンケート方式で実施する。
■研究室・E-mailアドレス
石橋:[email protected]
■オフィスアワー
物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。
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科目名:
物理学概論および演習Ⅱ
英文名: Fundamentals Physical Science Ⅱ
ナカハラ
担当者: 中原
ミ キ オ
幹夫
単 位: 3単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
物理学は自然科学の中でもとりわけ基礎的かつ包括的な学問です。あまり記憶に頼らずとも,比較的少数の原理や法則を用いて自然の豊かで多様な現象を理解
することを可能にし,現代社会を支える様々な理工系学問に通底する縦糸になっています。この科目は,高校物理を未履修もしくは履修したが理解が不十分な
学生を対象とし,波動・熱力学・電磁気学の基礎,および原子物理学の初歩について講義と演習を行います。本科目と第1セメスターの「物理学概論および演習I」
を合わせて履修することで,理工学部の教養として学んでおくことが望ましい物理学の基礎を学習します。
第1回 熱力学I
第2回 熱力学II
第3回 熱力学III
第4回 波動I
第5回 波動II
第6回 波動III
第7回 電荷
第8回 電場
第9回 電位
第10回 回路
第11回 電磁気学
第12回 電磁波
第13回 原子物理学
第14回 現代物理学への招待
第15回 これまでの総括
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
1.波動とは何かを理解している。波を特徴付ける量とそれらの関係を知っている。
2.温度とは何か,熱がエネルギーの一形態であることを理解する。
3.電荷と電流を理解する。クーロンの法則を理解する。
4.電場とは何か,電位とは何かを理解する。
5.光は電磁波であることを理解する。
6.原子とは何かを理解する。
■授業時間外に必要な学修
授業計画に従い予習と復習を行い「学習・教育目標および到達目標」の達成を目指す。
そのために教員への質問,学習支援室の利用など自ら学習の向上に努める。
■教科書
[ISBN]9784780602005『自然科学の基礎としての物理学』(原 康夫, 学術図書出版社)
■参考文献
[ISBN]9784780601169『物理学入門』(原 康夫,学術図書出版社)
[ISBN]9784873619309『シップマン自然科学入門新物理学』(J.T.シップマン, 学術図書出版社)
■関連科目
物理学概論および演習I
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テスト・レポート・課題 40%
定期試験(全学科共通の問題)60%
■授業評価アンケート実施方法
期末にアンケート方式で実施する。
■研究室・E-mailアドレス
石橋:[email protected]
■オフィスアワー
物理学習支援室では質問や相談を受け付けています。
- 128 -
科目名:
基礎化学および演習
英文名: Basic Chemistry and Exercises
マルモト シンスケ
担当者: 丸本
真輔
単 位: 3単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
化学は物質の学問であり、原子や分子によって組み立てられた物質の構造が、その性質にどのように反映されるのか。また、物質の変化、すなわち、化学反応
がいかにして起こり、その結果、どのような生成物を与えるのかを正しく理解し、応用する学問である。現代社会では、化学が関わる分野は多岐にわたってお
り、日常的に触れる物質に関する知識だけでも膨大なものがある。理工学部生として、化学の基礎知識を修めておくことが望ましいことは言うまでもない。
「基礎化学および演習」では、物質の構造や状態に関する基礎知識を学び、化学的な考え方を身の回りで起こる現象の理解に応用するための基礎学力を養う。
講義で得た知識を応用する力を身つけるために、講義と同時間の演習が連続して行われる。週2コマ3単位の科目である。受講生は、①定期試験、②中間試験、
③問題演習への取組みの総合成績によって評価される。中間試験および定期試験ではそれぞれ前半および後半の内容の理解度が試される。この授業は、化学を
専門としない学生を対象とし、後期の「化学」を学ぶ際に必要な基礎知識を与える。
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
定期試験
現代化学の成立: 物質を構成する原子や分子
現代化学の成立に関する演習
原子構造: 混合物・純物質・化合物・単体・同素体・原子の構造・同位体
原子構造に関する演習
化学反応と物質量: 化学反応式・質量保存則・アボガドロ定数
化学反応と物質量に関する演習
化学式: 組成式・分子式・構造式
化学式に関する演習
構造式と原子軌道: 主量子数・副量子数・スピン量子数・磁気量子数
構造式と原子軌道に関する演習
原子の電子配置: 電子軌道の形・電子配置
原子の電子配置に関する演習
化学結合: 共有結合・イオン結合・金属結合
化学結合に関する演習
中間試験
中間試験の解答と解説
反応速度: 反応速度・律速段階・活性化エネルギー・触媒・化学平衡
反応速度に関する演習
酸と塩基: 中和反応・電離定数・電離平衡・水素イオン指数
酸と塩基に関する演習
酸化と還元: 酸化と還元の定義・酸化剤と還元剤・金属のイオン化傾向と標準電極電位・電池の原理
酸化と還元に関する演習
物質の三態: 物質の三態・固体の結晶構造・液体溶液の特徴・理想気体と実在気体
物質の三態に関する演習
有機化合物: 有機化合物の特徴・有機化合物の分類・芳香族化合物・ベンゼンの置換反応
有機化合物に関する演習
高分子化合物: 高分子化合物の構造・天然高分子化合物・高分子と環境問題
高分子化合物に関する演習
環境と化学: 環境と物質の循環・大気水大地と化学
環境と化学に関する演習
■学習・教育目標および到達目標
1.原子の構造を理解し、同位体の存在を理解したうえで、質量数および原子量の概念を正しく使うことができる。
2.単体と同素体、純物質と混合物の意味を正しく理解し、具体例を挙げてその違いを説明できる。
3.化学式の種類には、組成式・分子式・構造式があることを理解し、適宜、活用することができる。
4.水素原子の軌道の種類を4つの量子数によって分類し、軌道の特徴を概念的に捉えて説明することができる。
5.元素の周期律表の成り立ちを、電子配置の規則に従って系統的に理解する。
6.共有結合は電子の軌道の重なりによって構成され、重ねあわせ方の違いによって、σ結合とπ結合があることを理解する。
7.化学結合の成り立ちを理解し、結合の種類と特徴を、具体的な例を挙げて説明することができる。
8.反応速度に影響する因子について理解を深め、化学平衡の概念を導くことができる。
9.酸・塩基の概念には複数の定義があることを理解する。
10.酸・塩基の特徴を認識したうえで、酸化還元反応の理解に応用することができる。
11.固体・液体・気体についての特徴を理解し、それぞれ特有の現象について説明することができる。
12.典型的な有機化合物の種類と分類法を学び、それぞれに特徴的な化学反応を分子構造と結びつけて議論することができる。
13.高分子化合物の性質を理解する。
14.現在の環境問題を化学的に説明することができる。
以上の項目の達成度が70%以上になるように努める。
■授業時間外に必要な学修
1.講義内容のまとめと復習
2.演習問題の答案作成および復習
3.その他の課題のレポート作成
■教科書
担当教員の指示による
■参考文献
[ISBN]9784563046217『Step‐up基礎化学』(石川 春樹, 培風館 : 2015)
[ISBN]9784320043848『身近に学ぶ化学の世界』(宮澤 三雄, 共立出版 : 2009)
[ISBN]9784780601176『化学―物質・エネルギー・環境』(浅野 努, 学術図書出版社 : 2008)
[ISBN]9784759810202『大学への橋渡し 一般化学』(芝原 寛泰, 化学同人 : 2006)
[ISBN]9784785330705『Catch Up大学の化学講義―高校化学とのかけはし』(杉森 彰, 裳華房 : 2005)
■関連科目
化学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 30%
中間試験 30%
問題演習 40%
■授業評価アンケート実施方法
授業時間内に実施する
- 129 -
科目名:
化学
英文名: Chemistry
マエカワ マサヒコ
担当者: 前川
キタマツ
ミ ズ キ
ツボウチ マサアキ
カワヒガシ
タ ツ オ
マルモト シンスケ
雅彦・北松 瑞生・坪内 雅明・川東 龍夫・丸本 真輔
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
化学は現代社会において人類の生活と活動を、物質とエネルギーの両面から支える大切な要素である。その要点は、物質
の構造と性質を構成粒子である原子および分子の性質から深く考え、理解し、物質のもつ多様な性質を人類の平和と安全の
ために賢く活かす途を探るところにある。「化学」の講義では、基礎化学の知識を土台として、化学物質の性質がどのよう
な場面で活かされるのか、また、その根幹に横たわる基本的な考え方は何か、についていくつかの具体例を通して学ぶ。
この講義では、化学に関する5つの話題について、その分野を専門とする教員が背景から丁寧に説明する。従って、講義
は5名の教員のオムニバス形式で行われる。各単元は3回の講義で完結する。クラスによって開講される単元の順番は異なる
が、単元毎に内容は独立しているので、理解に支障はない。
理解度と応用力の確認のために、単元毎にテストを行う。評価は5回の単元テストの総合点とする。予備知識として、前期「基
礎化学および演習」程度の内容を理解していることを前提とする。
第1回 エネルギーの化学(1)核分裂で取り出すエネルギー:原子力発電・放射能・放射性廃棄物
第2回 エネルギーの化学(2)電子移動で取り出すエネルギー:カルバニ電池・燃料電池・太陽電池
第3回 エネルギーの化学(3)化学エネルギーと社会、など、単元テスト
第4回 香料の化学(1)自然のなかの香り、人間と香り、においによる刺激と情報
第5回 香料の化学(2)揮発性をもつ芳香物質の化学構造と機能性
第6回 香料の化学(3)においや香りを認識するメカニズム、など、単元テスト
第7回 光の化学(1)光の性質と現代生活における光:光エネルギー利用、情報技術革命への展開
第8回 光の化学(2)光の分類とその利用:太陽光、化学発光、LED光、レーザー光
第9回 光の化学(3)最新科学技術を光の知識で理解する:インターネット・Blu-Ray、など、単元テスト
第10回 環境の化学(1)地球環境問題(公害)・オゾン層破壊・フロンガス
第11回 環境の化学(2)酸性雨・地球温暖化・温室効果ガス・京都議定書
第12回 環境の化学(3)環境ホルモン、など、単元テスト
第13回 核酸医薬の化学(1)セントラルドグマ、細胞
第14回 核酸医薬の化学(2)アンチジーン、アンチセンス、siRNA、デコイ、アプタマー
第15回 核酸医薬の化学(3)アンチセンスで使われる人工核酸、など、単元テスト
■学習・教育目標および到達目標
化学の5つの側面について基礎となる考え方を理解し、具体例を通じてその適用方法を習得する。
(1) 化学エネルギーの発生原理、その有用性と課題を説明できる。
(2) 香料の化学構造と性質、その認識メカニズムについて説明できる。
(3) 光の性質とその利用法について、具体例を挙げて説明できる。
(4) 地球環境問題(公害)について、その概要を説明できる。
(5) 核酸医薬の化学について、具体例を挙げて説明できる。
これらに関連する事項について、70%以上の理解度を目指す。
■授業時間外に必要な学修
1.その日受けた授業内容の整理と復習
2.課題などに関するレポート作成
3.単元テストのための試験勉強
■教科書
特に指定しない
■参考文献
[ISBN]9784563046217『Step‐up基礎化学』(石川 春樹, 培風館 : 2015)
[ISBN]9784860430979『実感する化学 (下巻)』(A Project of the American Chemical Society, エヌ・ティー・エス : 2008)
[ISBN]9784860430962『実感する化学 (上巻)』(A Project of the American Chemical Society, エヌ・ティー・エス : 2005)
[ISBN]9784872590739『一目でわかる先端化学の基礎』(大阪大学出版会 : 2002)
■関連科目
基礎化学および演習
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
単元テスト 100%
■授業評価アンケート実施方法
授業時間内に実施する
- 130 -
科目名:
基礎生物学
英文名: Basic Biology
ハギワラ
担当者: 萩原
テ ル キ
央記
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
生物学は21世紀に生きる私達の生活と社会に密接に関わってくるサイエンスですが、新入生の多くは入試で生物学を選択していません。また、一部の学生は
高校で生物を履修していません。本講義は、こうした学生を対象にして開講します。講義内容は、細胞の構造と機能、生物体のつくりおよび生命の連続性に関
わるものです。いずれも高校生物IとIIでとりあげている内容です。学習する現象の大部分は身近な生物と我々自身の細胞や組織でおきている現象です。自分の
生命を学ぶという姿勢があれば、理解を深めることができます。理解できれば、自ずと生物学に対する興味が深まってきます。これが本講義の目的です。折に
触れて、講義内容と関連した最新トピックスもわかりやすく解説し、現代社会における生物学の意義についても理解を深めてもらいます。
講義では難解な数式や化学式はあまり使用しません。興味を喚起することが第一の目的だからです。この目的に沿って、生物学の重要事項が視覚的に学べる
ように工夫された本を教科書として使用します。この教科書を受講時に必ず持参することを求めます。
第1回 序論
第2回 細胞の構造とはたらき
第3回 細胞を構成する物質
第4回 細胞への物質の出入り
第5回 細胞の働きと酵素
第6回 体細胞が増えるしくみ:体細胞分裂
第7回 多細胞生物
第8回 生殖細胞ができるしくみ:減数分裂
第9回 ヒトの生殖細胞の形成
第10回 ヒトの発生
第11回 遺伝のしくみ(1)メンデルの法則
第12回 遺伝のしくみ(2)ヒトの遺伝
第13回 遺伝子の本体と働き(1)DNAの構造と複製
第14回 遺伝子の本体と働き(2)遺伝暗号とタンパク質合成のしくみ
第15回 生物学と現代社会の関わり
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
(1)細胞の多様な機能が構造と関連づけて説明できる。
(2)体細胞分裂と減数分裂の違いが模式図で表せる。
(3)人の器官、生殖・発生、遺伝について正しい知識を身に付ける。
(4)DNAの構造と機能が細胞分裂と遺伝子の形質発現と関連付けて説明できる。
■授業時間外に必要な学修
授業中に与えられた課題を用いた復習
■教科書
[ISBN]9784410281457『フォトサイエンス生物図録―視覚でとらえる』(数研出版株式会社, 数研出版 : 2013)
■参考文献
[ISBN]9784807908127『生物学入門 (大学生のための基礎シリーズ)』(東京化学同人 : 2013)
[ISBN]9784758120180『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』(和田 勝, 羊土社 : 2011)
■関連科目
生物学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験等 75%
講義中課題等 25%
■授業評価アンケート実施方法
7月に実施します。具体的な実施方法は各担当講師に聞いてください。
■研究室・E-mailアドレス
連絡先は各担当講師が初回講義時に指示します。
■オフィスアワー
各担当講師が初回講義時に指示します。
- 131 -
科目名:
生物学
英文名: Biology
ヤマモト
担当者: 山本
ア ツ シ
純之
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
生物学は21世紀に生きる私達の生活と社会に密接に関わってくるサイエンスですが、新入生の多くは入試で生物学を選択していません。また、一部の学生
は高校で生物を履修していません。本講義は、「基礎生物学」に引き続いて、こうした学生を対象にして開講します。講義内容は、生体の刺激応答、恒常性維
持および代謝に関わるものです。いずれも高校生物でとりあげている内容です。学習する現象の大部分は自身の細胞や組織でおきている現象です。自分の生命
を学ぶという姿勢があれば、理解を深めることができます。理解できれば、自然と生物学に対する興味が深まってきます。これが本講義の目的です。折に触れ
て、講義内容と関連した最新トピックスもわかりやすく解説し、現代社会における生物学の意義についても理解を深めてもらいます。
講義では難解な数式や化学式は一切使用しません。興味を喚起することが第一の目的だからです。この目的に沿って、生物学の重要事項が視覚的に学べるよ
うに工夫された本を教科書として使用します。この教科書を受講時に必ず持参することを求めます。
第1回 序論
第2回 刺激の受容と反応(1)一般的特徴
第3回 刺激の受容と反応(2)ヒトの視覚器と聴覚器・平衡感覚器・その他の受容器
第4回 刺激の受容と反応(3)ヒトの筋肉の構造と収縮
第5回 神経系の構造とはたらき(1)ヒトの感覚神経と運動神経
第6回 神経系の構造とはたらき(2)ヒトの自律神経
第7回 ホルモンのはたらき(1)ヒトの内分泌腺
第8回 ホルモンのはたらき(2)自律神経との協同作用
第9回 ホルモンのはたらき(3)植物ホルモン
第10回 免疫と生体防御(1)ヒトのリンパ系と免疫に関係する細胞
第11回 免疫と生体防御(2)免疫のしくみ
第12回 呼吸(1)外呼吸
第13回 呼吸(2)内呼吸
第14回 光合成
第15回 窒素同化
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
(1)ヒトの刺激受容器の構造の模式図が描けて各部の働きが説明できる。
(2)神経とホルモンの働きが具体例をあげて説明できる。
(3)AIDSや臓器移植の拒否反応などの具体的な問題が免疫系のはたらきで説明できる。
(4)生物の生命活動のエネルギー源はもとを正せば太陽エネルギーであることがブドウ糖を例にとって説明できる。
■授業時間外に必要な学修
教科書や関連資料の予習・復習を前提に講義は進める
■教科書
[ISBN]9784410281648『新課程視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録 (フォトサイエンス図録シリーズ)』(数研出版編集部,数研出版)
■参考文献
[ISBN]9784807908127『生物学入門 第2版 (大学生のための基礎シリーズ 2)』(石川統, 東京化学同人)
[ISBN]9784785350024『基礎生物学 増訂版』(佐藤重平, 裳華房)
[ISBN]9784785350499『細胞からみた生物学 改訂第4版』(太田次郎, 裳華房)
[ISBN]9784758120180『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学 第2版』(和田勝, 羊土社)
[ISBN]9784062575072『新しい高校生物の教科書 (ブルーバックス B-1507)』(栃内新, 講談社)
■関連科目
基礎生物学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験(詳細は初回講義時に指示)100%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
具体的な実施方法は各担当講師に聞いてください。
■研究室・E-mailアドレス
山本 純之:初回講義時に指示
清水喜久雄:初回講義時に指示
森山隆太郎:22号館2階 環境生理学研究室・[email protected]
■オフィスアワー
連絡を受けた際に随時
- 132 -
科目名:
微分積分学Ⅰ
英文名: CalculusⅠ
イ ハ ラ
担当者: 井原
ケ ン タ ロ ウ
ミヤザキ カズノリ
健太郎・宮崎 一徳
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
荒く言えば、なめらかに変化する量を調べるのが解析学であり、微分積分学はその最も基礎の部分に当たる。その理
論は数学、自然科学、工学諸分野のみならず、経済学などの社会科学においても基本的道具として多用される。微分
積分学 I では、理工系諸分野への応用を念頭に、実際に計算し、使えるようになることを目標にして、実 1 変数実数
値関数の微分について学ぶ。
第1回 数列の極限とその計算
第2回 無限級数
第3回 関数の極限と連続
第4回 中間値の定理,逆関数と合成関数
第5回 導関数の定義と計算
第6回 関数の増減と平均値の定理
第7回 指数関数・対数関数・三角関数
第8回 指数関数・対数関数の微分
第9回 三角関数の微分
第10回 逆三角関数と双曲線関数
第11回 媒介変数表示と曲線の接線
第12回 高次導関数と多項式の展開
第13回 テイラー展開
第14回 導関数の応用
第15回 理解を深める演習問題(1)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
解析学の基礎である極限操作に慣れ、微分の理論的側面を理解し、実際の計算ができるようになり、さらにそれらの
知識を各専門分野の問題に適用できるようになるための能力を身につけることを目標とする。
■授業時間外に必要な学修
各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。
■教科書
[ISBN]9784563003982『微分積分学30講』(青木 貴史,培風館)
■参考文献
[ISBN]9784785314088『微分積分学 (数学シリーズ)』(難波誠, 裳華房)
[ISBN]9784130620055『解析入門 1 (基礎数学 2)』(杉浦光夫, 東京大学出版会)
■関連科目
線形代数学 I, II, 微分積分学 II
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
日常の演習または小テストまたはレポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
学期末に授業評価アンケートを行う
- 133 -
科目名:
微分積分学Ⅱ
英文名: CalculusⅡ
ミヤザキ カズノリ
担当者: 宮崎
オ オ ク ボ
ノリヒコ
一徳・大久保 範彦
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
荒く言えば、なめらかに変化する量を調べるのが解析学であり、微分積分学はその最も基礎の部分に当たる。その理
論は数学、自然科学、工学諸分野のみならず、経済学などの社会科学においても基本的道具として多用される。微分
積分学 II では、理工系諸分野への応用を念頭に、実際に計算し、使えるようになることを目標にして、実 1 変数実
数値関数の積分と二変数関数の微分積分について学ぶ。
第1回 不定積分とその基本性質
第2回 積分の変数変換
第3回 部分積分・分数関数の積分
第4回 定積分とその基本性質
第5回 部分積分と広義積分
第6回 積分と面積
第7回 面積の計算(1)
第8回 面積の計算(2)
第9回 積分と体積
第10回 曲線の長さと道のり
第11回 簡単な微分方程式
第12回 二変数関数・偏微分
第13回 2変数関数のテイラー展開、極大・極小
第14回 重積分
第15回 理解を深める演習問題
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
積分の理論的側面と意味を理解し、実際の計算ができるようになり、さらにそれらの知識を各専門分野の問題に適用
できるようになるための能力を身につけるとともに、2変数関数の微分積分の基礎について理解することを目標とす
る。
■授業時間外に必要な学修
各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。
■教科書
[ISBN]9784563003982『微分積分学30講』(青木 貴史,培風館)
■参考文献
[ISBN]9784785314088『微分積分学 (数学シリーズ)』(難波誠, 裳華房)
[ISBN]9784130620055『解析入門 1 (基礎数学 2)』(杉浦光夫, 東京大学出版会)
■関連科目
線形代数学 I, II, 微分積分学 I
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
日常の演習または小テストまたはレポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
学期末に授業評価アンケートを行う
- 134 -
科目名:
線形代数学Ⅰ
英文名: Linear AlgebraⅠ
イ ハ ラ
担当者: 井原
ケ ン タ ロ ウ
ミヤザキ カズノリ
健太郎・宮崎 一徳
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
線形代数学は、高校数学のベクトル(数学B)、行列(数学C)の延長線上にある科目である。ここではより大きな次
元のベクトル、
行列の取り扱いについて学ぶ。
特に線形代数学 I では, ベクトルや行列の基本的計算法、
空間図形の扱い、
連立 1 次方程式の解法と解の構造を中心に学習する。
大学の数学においては、抽象化が一つの特徴である。抽象化とは、数学のいろいろな対象に共通な要素を取り出して
ひとまとめにし、統一して理解しようとということである。このことによって数学は、幅広い問題の解決に適用でき
る普遍性を持つに至り、あらゆる分野の基礎として重要な学問となったのである。
線形代数学はその抽象化の考え方が随所に現れる最初の科目である。線形代数学を学ぶ目的は、まず上記のテーマに
ついて具体的計算ができるようになること、さらにそれを通じて、現象を統一的に捉える能力を修得することである。
第1回 ベクトルとその成分表示および内積
第2回 内積とその応用
第3回 位置ベクトル
第4回 ベクトルと図形
第5回 空間図形の相互関係
第6回 ベクトルの一次独立
第7回 理解を深める演習問題(1)
第8回 行列とその演算
第9回 行列の積
第10回 特別な行列
第11回 行列の和と積の性質
第12回 行列の基本操作
第13回 基本操作と逆行列
第14回 様々な連立一次方程式とその解法
第15回 理解を深める演習問題(2)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
空間図形、ベクトル、行列に関して基本的な計算ができるようになるとともに、将来、それらの知識を各専門分野の
問題に適用できるようになるための能力を身につけることを目標とする。
■授業時間外に必要な学修
各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。
■教科書
[ISBN]9784563003975『線形代数学30講』(青木 貴史,培風館)
■参考文献
[ISBN]9784785313012『線型代数学 増補改題 (数学選書 1)』(佐武一郎, 裳華房)
[ISBN]9784563002169『入門線形代数』(三宅敏恒, 培風館)
■関連科目
線形代数学 II, 微分積分学 I,II
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
日常の演習または小テストまたはレポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
学期末に授業評価アンケートを行う
- 135 -
科目名:
線形代数学Ⅱ
英文名: Linear AlgebraⅡ
ミヤザキ カズノリ
担当者: 宮崎
オ オ ク ボ
ノリヒコ
一徳・大久保 範彦
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
線形代数学は、高校数学のベクトル(数学B)、行列(数学C)の延長線上にある科目である。ここではより大きな次
元のベクトル、行列の取り扱いについて学ぶ。特に線形代数学 II では、一次変換と図形、行列式、行列の対角化につ
いて学ぶ。
大学の数学においては、抽象化が一つの特徴である。抽象化とは、数学のいろいろな対象に共通な要素を取り出して
ひとまとめにし、統一して理解しようとということである。このことによって数学は、幅広い問題の解決に適用でき
る普遍性を持つに至り、あらゆる分野の基礎として重要な学問となったのである。
線形代数学はその抽象化の考え方が随所に現れる最初の科目である。線形代数学を学ぶ目的は、まず上記のテーマに
ついて具体的計算ができるようになること、さらにそれを通じて、現象を統一的に捉える能力を修得することである。
第1回 一次変換
第2回 一次変換の合成と逆変換
第3回 回転行列と回転移動
第4回 一次変換と直線
第5回 一次変換と二次曲線
第6回 空間の一次変換
第7回 直交変換と直交行列
第8回 理解を深める演習問題(1)
第9回 行列式
第10回 行列式の余因子展開と逆行列
第11回 行列式と体積およびベクトルの外積
第12回 固有値
第13回 行列の対角化と三角化
第14回 対称行列の対角化とその応用
第15回 理解を深める演習問題(2)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Bに主体的に関与
行列と一次変換、行列式、行列の対角化に関して基本的な計算ができるようになるとともに、将来、それらの知識を
各専門分野の問題に適用できるようになるための能力を身につけることを目標とする。
■授業時間外に必要な学修
各回で扱われる内容について、理解できるまでしっかり復習することが大切である。
■教科書
[ISBN]9784563003975『線形代数学30講』(青木 貴史,培風館)
■参考文献
[ISBN]9784785313012『線型代数学 増補改題 (数学選書 1)』(佐武一郎, 裳華房)
[ISBN]9784563002169『入門線形代数』(三宅敏恒, 培風館)
■関連科目
線形代数学 I, 微分積分学 I,II
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
日常の演習または小テストまたはレポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
学期末に授業評価アンケートを行う
- 136 -
科目名:
情報処理実習Ⅰ
英文名: Information Processing Practice Ⅰ
オオサワ
担当者: 大澤
ヤ ス ミ
ミナミ ヨ シ タ カ
保美・南 佳孝
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター・2セメスター
■授業概要・方法等
長い歴史を持ち、現在でも広く利用されているC言語について、基本的な内容に焦点を当てて学習する。本科目は情報処理実習Ⅱと合わせて内容を構成して
おり、本科目はその前半にあたる。本科目と情報処理実習Ⅱの2科目を通して、単一のソースファイルからなるプログラムを作成できるようになることを目指す。
本科目では、C言語の文法、数値の計算、キーボードを使った数値の入出力、分岐、反復、関数などの制御構造について学習する。各回の授業では、要点の
確認と例題プログラムの実行を通じて、その回のテーマに関する知識を深めた後、演習問題を実施して理解度を確認するという形で進める。C言語に関する知
識については要点に触れるだけで、詳しい説明はしないので、教材や参考書を使って十分な予習を行う必要がある。
本科目は、ファイルの保存、コピー&ペースト、キーボード入力、マウス操作などコンピュータの基本的な操作ができる学生を対象としている。
成績評価については下記のとおりであるが、IPAにより実施される【基本情報技術者試験】を合格すれば本科目の単位を認定する。
第1回 C言語の基本
第2回 入出力と計算(1)
第3回 入出力と計算(2)
第4回 入出力と計算(3)
第5回 分岐(1)
第6回 分岐(2)
第7回 分岐(3)
第8回 反復(1)
第9回 反復(2)
第10回 反復(3)
第11回 関数(1)
第12回 関数(2)
第13回 関数(3)
第14回 課題(1)
第15回 課題(2)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標E-1に主体的に関与
基本情報技術者試験のC言語に関する問題に正答するための基礎知識を修得する。
[1]文法について理解し、それに従ったプログラムを作成できる。
[2]数値の計算、キーボードを使った数値の入出力について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。
[3]分岐、反復、関数などの制御構造について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。
■授業時間外に必要な学修
[1]教材や参考書を使って、次回の授業で取り上げる内容を予習しておくこと。
[2]授業内で完成しなかった課題は、次回の授業までに完成させ、内容についても十分に理解しておくこと。
■教科書
適宜資料を配布する。
■参考文献
[ISBN]978479737098X『やさしいC 第4版』
(ソフトバンククリエイティブ : 2012)
[ISBN]9784777517534『C言語教科書』
(田中成典, 工学社 : 2013)
■関連科目
情報処理基礎、情報処理実習Ⅱ、情報処理演習、情報システム基礎、情報システム応用
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
筆記試験 70%
プログラム作成課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は1月頃に実施予定
■研究室・E-mailアドレス
大澤保美 非常勤講師・yohsawa[at]kindai.ac.jp
南佳孝 非常勤講師・メールアドレスは授業で連絡
■オフィスアワー
非常勤講師なのでなし
- 137 -
科目名:
情報処理実習Ⅱ
英文名: Information Processing Practice Ⅱ
オオサワ
担当者: 大澤
ヤ ス ミ
保美
単 位: 1単位
開講年次: 1 ~ 2年次
開講期: 2セメスター・3セメスター
■授業概要・方法等
長い歴史を持ち、現在でも広く利用されているC言語について、基本的な内容に焦点を当てて学習する。本科目は情報処理実習Ⅱと合わせて内容
を構成しており、本科目はその前半にあたる。本科目と情報処理実習Ⅱの2科目を通して、単一のソースファイルからなるプログラムを作成できる
ようになることを目指す。
本科目では、C言語の文法、数値の計算、キーボードを使った数値の入出力、分岐、反復、関数などの制御構造について学習する。各回の授業では、
要点の確認と例題プログラムの実行を通じて、その回のテーマに関する知識を深めた後、演習問題を実施して理解度を確認するという形で進める。
C言語に関する知識については要点に触れるだけで、詳しい説明はしないので、教材や参考書を使って十分な予習を行う必要がある。
本科目は、ファイルの保存、コピー&ペースト、キーボード入力、マウス操作などコンピュータの基本的な操作ができる学生を対象としている。
成績評価については下記のとおりであるが、IPAにより実施される【基本情報技術者試験】を合格すれば本科目の単位を認定する。
第1回 C言語の基本
第2回 入出力と計算(1)
第3回 入出力と計算(2)
第4回 入出力と計算(3)
第5回 分岐(1)
第6回 分岐(2)
第7回 分岐(3)
第8回 反復(1)
第9回 反復(2)
第10回 反復(3)
第11回 関数(1)
第12回 関数(2)
第13回 関数(3)
第14回 課題(1)
第15回 課題(2)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標E-1に主体的に関与
基本情報技術者試験のC言語に関する問題に正答するための基礎知識を修得する。
1.配列、ポインタ、文字列、構造体について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。
2.キーボードを使ったデータの入出力について理解し、それらを用いたプログラムを作成できる。
■授業時間外に必要な学修
1.教材や参考書を使って、次回の授業で取り上げる内容を予習しておくこと。
2.授業内で完成しなかった課題は、次回の授業までに完成させ、内容についても十分に理解しておくこと。
■教科書
適宜資料を配布する。
■参考文献
[ISBN]978479737098X『やさしいC 第4版』
(ソフトバンククリエイティブ : 2012)
[ISBN]9784777517534『C言語教科書』
(田中成典, 工学社 : 2013)
■関連科目
情報処理基礎、情報処理実習Ⅱ、情報処理演習、情報システム基礎、情報システム応用
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
筆記試験 70%
プログラム作成課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は1月頃に実施予定
■研究室・E-mailアドレス
大澤保美 非常勤講師・yohsawa[at]kindai.ac.jp
■オフィスアワー
非常勤講師なのでなし
- 138 -
科目名:
情報処理演習
英文名: General Theory on Information Processing
担当者:
ミナミ ヨ シ タ カ
南 佳孝
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター・4セメスター
■授業概要・方法等
情報処理実習Iおよび情報処理実習Ⅱの後を受け、C言語によるプログラミング力をさらに強化するとともに、基本
情報技術者試験を受験するために必要な事項を学習する。本科目は、基本情報技術者試験のC言語に関して正答する
ための最終段階の講義である。
成績評価については下記のとおりであるが、IPAにより実施される【基本情報技術者試験】を合格すれば本科目の
単位を認定する。
第1回 リスト構造
第2回 リスト構造
第3回 リスト構造
第4回 リスト構造
第5回 木構造
第6回 木構造
第7回 木構造
第8回 これまでのまとめ
第9回 演習(1)
第10回 演習(2)
第11回 演習(3)
第12回 演習(4)
第13回 演習(5)
第14回 演習(6)
第15回 総まとめ
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標E-1に主体的に関与
基本情報技術者試験のC言語に関する問題に正答できるレベルの実力を修得する。
[1]スタック、待ち行列、リスト構造、木構造などのデータ構造とアルゴリズムについて理解している。
[2]上記のデータ構造とアルゴリズムをC言語で実装できる。
■授業時間外に必要な学修
[1]教材や参考書を使って、次回の授業で取り上げる内容を予習しておくこと。
[2]授業内で完成しなかった課題は、次回の授業までに完成させ、内容についても十分に理解しておくこと。
■教科書
適宜資料を配布する。
■参考文献
[ISBN]9784798030142『苦しんで覚えるC言語 』
(MMGames, 秀和システム : 2011)
[ISBN]978479737098X『やさしいC 第4版』
(ソフトバンククリエイティブ : 2012)
[ISBN]9784777517534『C言語教科書』
(田中成典, 工学社 : 2013)
[ISBN]9784774168210『平成27年度【春期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
』(山本 三雄,技術評論社:2014)
■関連科目
情報処理基礎、情報処理実習Ⅰ、情報処理実習Ⅱ、情報システム基礎、情報システム応用
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
課題提出 100%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12月頃に実施予定
■研究室・E-mailアドレス
南佳孝 非常勤講師・メールアドレスは授業で連絡
■オフィスアワー
非常勤講師のためなし
- 139 -
科目名:
インターンシップ
英文名: Internship
オオツボ ヨシカズ
担当者: 大坪
義一
単 位: 2単位
開講年次:
開講期:
■授業概要・方法等
インターンシップは、在学中に実際の企業で就業経験をもつことで、職業観および社会観を養うことを目的とするプ
ログラムである。
学生が就職を考える時、自分の適性と職種、性格と企業風土および文化のすり合わせをしていくことは、最も重要な
作業であるが、一人で結論を出すのは大変困難な作業である。そこで、あらかじめ就業体験を積むことにより、職場
や職種選びの検討材料を増やすとともに、自らの職業観を確立させ、自分が学んでいる学問の意義を十分理解し、自
主性を備えた人材に成長することを目的とする。すなわち、インターンシップによって、学生が目的意識の形成およ
び学習意欲の喚起につながることが一番大切である。
(注意)インターンシップは、キャリアセンターが主催するキャリアインターンシップが原則だが、その他で実施され
るスクールインターンシップやパブリックインターンシップも含めることができる。
(注意)受講者は、単位認定を希望しない場合でも、必ず理工学部事務部に申し出て、実習計画書を提出する必要がある。
実習は、夏休みまたは春休みに集中して行うことを原則とする。
単位認定には、導入講義の受講、実習、終了後の発表を含めて60時間以上(あるいは60時間以上に相当する内容)を
必要とする。
理工学部事務部主催の事前講義に出席し、配布された「インターンシップ実習簿」を参照すること。
なお、詳細は、各担当者に問い合わせること。
第1回 理工学部主催の導入講義
第2回 インターンシップ実習先の決定
第3回 事前研修
第4回 実習計画書の提出
第5回 実習
第6回 終了届の提出
第7回 実習報告書の提出および発表
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標A-1に主体的に関与
到達目標は、以下である。
(1)受講者がこの科目を通して、自らの職業観を確立できること。
(2)自分が学んでいる学問の意義を十分理解し、自主性を備えた人材に成長すること。
■授業時間外に必要な学修
事前に希望する職種または業務内容を選択し、希望する会社の企業研究を十分に行う。これに加え、自身の適性や性
格などを客観的に把握することを心がけ、社会人としてのマナー向上を図る。
■教科書
「インターンシップ実習簿」理工学部発行
(受講者には導入講義にて無料配布)
■参考文献
特に指定しない
■関連科目
全ての専門科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
導入講義の受講評価、日誌、インターンシップ実施報告書、終了後の発表の評価 100%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12月~1月に実施する。
■研究室・E-mailアドレス
38号館5階 大坪准教授室(N508)
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日4時限以降
- 140 -
科目名:
社会奉仕実習
英文名: Social Work
ワ
ダ
担当者: 和田
ヨシタカ
義孝
単 位: 1単位
開講年次:
開講期:
■授業概要・方法等
ボランティア活動を通じて倫理観や社会貢献の精神、公共性や社会性の意識を身につけることを目的としている。
さらに、実習後の報告書の作成を通じて、様々な角度から物事を見ることのできる能力、自主的・総合的に物事を考
える力、的確に判断できる能力、社会奉仕することへの誇り、協調性とリーダーシップの涵養を目標とする。
(注意)導入講義は、5-6月に行う予定で、講義の日程は、理工学部事務部より案内する。実際の実習は、夏休みまた
は春休みに集中して行うことを原則とする。不明な点は担当教員に問い合わせること。単位認定には講義、実習、発
表会を含めて30時間以上を必要とする。
第1回 導入講義(社会奉仕実習をスムーズに実施するための講義)
第2回 導入講義(社会奉仕実習をスムーズに実施するための講義)
第3回 社会奉仕実習
第4回 社会奉仕実習
第5回 社会奉仕実習
第6回 社会奉仕実習
第7回 社会奉仕実習
第8回 社会奉仕実習
第9回 社会奉仕実習
第10回 社会奉仕実習
第11回 社会奉仕実習
第12回 社会奉仕実習
第13回 社会奉仕実習実施発表会
第14回 社会奉仕実習実施発表会
第15回 社会奉仕実習の総括
■学習・教育目標および到達目標
受講者がこの科目を通じて倫理観や社会貢献の精神、公共性や社会性の意識を身につける実践できる。
■授業時間外に必要な学修
日々の社会問題や社会貢献の動向を新聞の社会欄等を確認し把握すること。
ボランティア活動についての文献を読み、習得すること。
各講義で指示された課題に取り組むこと。
■教科書
「社会奉仕実習実施簿」理工学部発行(受講者には無料配布します)
■参考文献
特に指定しない
■関連科目
開講する全ての専門科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
実習の状況 40%
レポート 30%
プレゼンテーション 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
和田義孝准教授室 破壊力学研究室38号館5階 内線5319 [email protected]
■オフィスアワー
火・水・金曜日の5時限目
- 141 -
科目名:
情報システム基礎
英文名: Information System Basic
イ グ チ
担当者: 井口
ノブカズ
信和
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
現在は情報化社会の時代といわれ、コンピュータの進歩は非常に目ざましく、多くの職業分野での変化が見られる。ついてはそれに対応するため、
現代のIT系事業に携わる技術者の前提知識を証明するものといえる基本情報技術者資格の取得を最終目標とし、一方でIT社会への進出を目指す
学生にとって今や必須である情報処理能力の学習を通じ、情報化社会に適応できうる基礎能力と、今後の情報処理関係授業に必要となる能力を養う。
授業概要は、情報化社会の中で求められる経営戦略の基礎から、戦略実現のために用いられる情報システムの構成や機能、またこれらを開発するた
めに必要な情報システム開発手法までを講義と演習により理解していく。
IPA認定の修了試験受験資格を得るためには51時間の受講が必要です。
この修了試験に合格することによって、基本情報技術者試験の午前試験免除資格が得られます。
第1回 オリエンテーション、企業と法務1
第2回 企業と法務2
第3回 企業と法務3
第4回 経営戦略1
第5回 経営戦略2
第6回 システム戦略
第7回 開発技術1
第8回 技術要素1
第9回 技術要素2
第10回 開発技術2
第11回 開発技術3
第12回 プロジェクトマネジメント
第13回 サービスマネジメント
第14回 サービスマネジメント2
第15回 期末試験
定期試験(修了試験)
■学習・教育目標および到達目標
1.組織体系の知識や法的知識を有し、組織経営に対して戦略的な情報システムの活用を考察することができる知識基盤を育成する。
2.平成21年度の基本情報技術者試験の改定に合わせ、新規出題分野である、プロジェクトマネジメントやサービススマネジメントの分野を学ぶ。
3.基本情報技術者試験出題範囲を網羅的に学習し、資格取得のためのスキルを醸成する。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題等に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784865101898 基本情報技術者試験対策テキスト :FOM出版:2,520円(税込)
■参考文献
情報リテラシー Windows 7・Office2013対応:制作 NTTラーニングシステムズ㈱ 2,000円(税込)
■関連科目
情報処理基礎、情報システム応用
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
期末試験 50%
中間課題 50%
■授業評価アンケート実施方法
7月頃に実施予定
■研究室・E-mailアドレス
情報学科・井口教授室(38号館S311)・iguchi[at]info.kindai.ac.jp
■オフィスアワー
木曜日2限目
- 142 -
科目名:
情報システム応用
英文名: Information System Practice
イ グ チ
担当者: 井口
ノブカズ
信和
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
情報システム基礎に引き続き、システム開発に必須となる情報システムの関連知識と今後の情報処理関係授業の基礎となる能力を養うとともに、基本情報技
術者資格の取得を目指す。
授業は、情報システム基礎で学習した内容の応用演習と位置付けし、前半は情報システム開発に必要な知識養成のための演習と解説を行う。後半は知識を更
に発展させ、情報化社会に必須となるセキュリティや法的知識、及び基本情報技術者資格取得に向けた問題解答力を養成する。
※1.自由選択科目であるので、卒業に要する単位には計算されません。
※2.IPA認定の修了試験受験資格を得るためには50時間の受講が必要です。この修了試験に合格することによって、基本情報技術者試験の午前試験免除資格
が得られます。
第1回 オリエンテーション、基礎理論1
第2回 基礎理論2
第3回 基礎理論3
第4回 アルゴリズムとプログラミング1
第5回 アルゴリズムとプログラミング2
第6回 アルゴリズムとプログラミング3 コンピュータ構成要素1
第7回 コンピュータ構成要素2
第8回 システム構成要素 ソフトウェア1
第9回 ソフトウェア2
第10回 中間課題 データベース
第11回 ネットワーク
第12回 セキュリティ
第13回 修了試験演習1
第14回 修了試験演習2
第15回 期末試験 修了試験演習3
定期試験(修了試験)
■学習・教育目標および到達目標
1.基本情報処理技術者午前試験問題全範囲の解法を学ぶ。
2.コンピュータシステムの構築やハード・ソフト、データベースやネットワークの特性を、演習を交えて学習し、基礎的な情報システムの動作知識を習得する。
3.情報処理授業における演習知識を前提とし、アルゴリズムやプログラミングに関する出題文の読解力を鍛える。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題等に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784865101898 基本情報技術者試験対策テキスト :FOM出版:2,520円(税込)
■参考文献
情報リテラシー Windows 7・Office2013対応:制作 NTTラーニングシステムズ㈱ 2,000円(税込)
■関連科目
情報処理基礎、情報システム基礎
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
期末試験 50%
中間課題 50%
■授業評価アンケート実施方法
12月に実施予定
■研究室・E-mailアドレス
情報学科 井口教授室(38号館S311)・iguchi[at]info.kindai.ac.jp
■オフィスアワー
木曜日2時限目
- 143 -
専
門
科
目
※科目は 50 音順で掲載しています。
科目名の横に < > 書きで表記されているのはコース名で
す。
表記がない場合は、コース共通のシラバスです。
< 機 械 >・・・機械工学コース
< 知 能 >・・・知能機械システムコース
授
業
計
画
科目名:
応用機械製図 <機械>
英文名: Machine Design and Drafting
カジワラ
担当者: 梶原
シ ン ジ
ミチオカ タケノブ
ワキ ヤスタカ
タ ケ ダ
シュウコ
伸治・道岡 武信・脇 康隆・武田 修子
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
本授業科目は、機械製図と機械要素設計で学んだ基礎知識に基づいて実際の設計手法に沿った設計製図を学習するものである。応用設計課題としては、やや
複雑な単独機械としてのテーマ「うず巻きポンプ」を与え、設計手法としての基本的な考え方だけでなく、設計的基礎的能力を養うことを目標として、強度計
算から始まり、適正材料の選択およびメカニズム、部品の機能や互換性、耐久性、評価方法などについて、3次元CADによる設計支援システムを併用しながら、
基礎製図力を高め、機械技術者として欠かせない設計製図能力を習得させるものである。
さらに課題提出に際しては計算書や図面内容に付き試問を厳しく実施することで、数値決定の根拠や設計理解度について、口述によって確認するものである。
受講に当たっては、講義で得た知識で設計計算書は予め自宅で作成しておき、大学では3次元CAD実習による課題を期日までに正確に作成して提出すること
が必要である。
第1回 うず巻ポンプその1
第2回 うず巻ポンプその2
第3回 うず巻ポンプその3
第4回 3次元CAD実習その1
第5回 3次元CAD実習その2
第6回 3次元CAD実習その3
第7回 3次元CAD実習その4
第8回 うず巻ポンプその4
第9回 うず巻ポンプその5
第10回 うず巻ポンプケーシングその6
第11回 3次元CAD実習その5
第12回 3次元CAD実習その6
第13回 3次元CAD実習その7
第14回 3次元CAD実習その8
第15回 総合課題:設計書・図面完成
■学習・教育目標および到達目標
学習・教育目標(D-4)に主体的に関与。
1.うず巻ポンプでは、ポンプ動力と羽根車の設計および軸径の決定および構想図の作成ができる。
2.組み立て図の完成に伴い、機械構造計算および3次元モデリング、図面作成を習得し、完成できる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784827710182『うず巻ポンプの設計 (設計シリーズ 3)』(大町 昌義,パワー社)
■参考文献
[ISBN]9784844527480『JISにもとづく標準機械製図集 第7版』(北郷薫, 理工学社)
[ISBN]9784526002250『機械設計便覧 新版』(木内石, 日刊工業新聞社)
[ISBN]不定『機械工学便覧』基礎編(α編), デザイン編(β編), 応用システム編(γ編)の3編より構成 (日本機械学会, 丸善 2003-)
[ISBN]9784844600039『渦巻ポンプの設計と製図』(寺田進, 理工図書)
■関連科目
機械工学科で開講されている専門科目および関連する選択科目を履修して、予め十分なる基礎知識を得ておく必要がある。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
設計計算書(40%)40%
CAD製図(40%)40%
質疑応答による理解度・積極性・努力度・整合性 (20%)20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表者:機械工学科 機械機能設計研究室(梶原)内線5366 38号館6階 E-mail: [email protected]
■オフィスアワー
月曜日から金曜日:12:30 ~ 13:00、水曜日5時限目
(ただし、会議などの時間は除く)
- 147 -
科目名:
確率・統計 <機械>
英文名: Statistical Method
タ バ タ
担当者: 田畑
ケ ン ジ
謙二
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
確率・統計は実験データを含む様々のデータを分析するときに必要な数学である。
この講義では確率論・数理統計学を基礎から解説する。また、その理論から得られた重要な定理と公式を
物理現象、工学的事象の把握や実験、調査分析に用いる方法を解説する。
授業は講義および演習の形で行う。
第1回 確率の基礎概念
第2回 条件付き確率とベイズの定理
第3回 確率変数と確率分布の基礎概念
第4回 多次元の確率変数
第5回 離散型確率分布
第6回 連続型確率分布
第7回 大数の法則と中心極限定理
第8回 最小2乗法と確率のまとめ
第9回 中間試験
第10回 主成分分析と因子分析
第11回 標本が従う分布
第12回 点推定
第13回 区間推定
第14回 検定
第15回 統計分野のまとめ
中間試験
■学習・教育目標および到達目標
1. 確率論の基礎を理解し、二項分布や正規分布などの確率分布の諸量が計算できること
2. 数理統計学の基礎を理解し、推定および検定ができること
3. 多変量解析の基礎を理解し、最小二乗法や回帰分析が使えるようになること
■教科書
[ISBN]9784320110090『徹底攻略 確率統計』(真貝 寿明, 共立出版 : 2012)
■参考文献
[ISBN]9784780604146『統計と確率の基礎』(服部 哲弥, 学術図書出版社 : 2014)
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 35%
定期試験 35%
演習課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
12~1月頃に実施します
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日2限終了後
- 148 -
科目名:
確率・統計 <知能>
英文名: Statistical Method
タ バ タ
担当者: 田畑
ケ ン ジ
謙二
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
確率・統計は実験データを含む様々のデータを分析するときに必要な数学である。
この講義では確率論・数理統計学を基礎から解説する。また、その理論から得られた重要な定理と公式を
物理現象、工学的事象の把握や実験、調査分析に用いる方法を解説する。
授業は講義および演習の形で行う。
第1回 確率の基礎概念
第2回 条件付き確率とベイズの定理
第3回 確率変数と確率分布の基礎概念
第4回 多次元の確率変数
第5回 離散型確率分布
第6回 連続型確率分布
第7回 大数の法則と中心極限定理
第8回 最小2乗法と確率のまとめ
第9回 中間試験
第10回 主成分分析と因子分析
第11回 標本が従う分布
第12回 点推定
第13回 区間推定
第14回 検定
第15回 統計分野のまとめ
中間試験
■学習・教育目標および到達目標
1. 確率論の基礎を理解し、二項分布や正規分布などの確率分布の諸量が計算できること
2. 数理統計学の基礎を理解し、推定および検定ができること
3. 多変量解析の基礎を理解し、最小二乗法や回帰分析が使えるようになること
■教科書
[ISBN]9784320110090『徹底攻略 確率統計』(真貝 寿明, 共立出版 : 2012)
■参考文献
[ISBN]9784780604146『統計と確率の基礎』(服部 哲弥, 学術図書出版社 : 2014)
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 35%
定期試験 35%
演習課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
12~1月頃に実施します
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
■オフィスアワー
金曜日2限終了後
- 149 -
科目名:
機械加工学 <機械・知能>
英文名: Machining
ニシヤブ カズアキ
担当者: 西籔
和明
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
本科目は、
“モノづくり”の基本となる重要な加工法の一つであり、各種工業材料から機械部品を製作するために必要な機械加工法の種類とその特徴を説明し、
切削加工における機構、切削抵抗、切削温度、切削仕上面、切削工具、工具摩耗と工具寿命、被削性、切削剤などの基礎的な切削理論について解説するとともに、
切削加工を行うための各種工作機械や切削加工における経済性についても紹介する。本講義では、2年次の機械加工実習で体験する実際の切削加工の現象と切
削加工理論とを関連付けて学べるように配慮する。講義は、パワーポイントおよび配布資料を用いた説明を聞き、その重要なポイントを記録して理解を深める。
また、
演習問題のレポートを課すことにより説明内容の理解度を確認し、
教科書ならびに配布資料を用いて十分な予習・復習を行うことが求められる授業とする。
第1回 加工技術総論
第2回 切削様式と切りくず
第3回 切削による塑性変形
第4回 切削抵抗の基礎
第5回 切削抵抗理論1
第6回 切削抵抗理論2
第7回 切削抵抗実験
第8回 演習問題
第9回 切削温度
第10回 切削仕上面
第11回 切削工具
第12回 工具摩耗と工具寿命
第13回 被削性と切削剤
第14回 切削加工の経済性
第15回 講義内容の復習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-3)に主体的に関与する。
“ものづくり”を行う上で必要な基本的な機械加工方法を修得するとともに、切削加工に関する基礎理論を理解できる。さらに、機械加工を行うための工作機
械や経済性についての基本的な事項を説明できる。
■授業時間外に必要な学修
講義中に指示された演習問題に対するレポートを提出すること。講義で説明した内容を身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。講義で理解できな
かったことやさらに学習したい内容は、教科書や配布資料および参考書籍等を用いて調査し、質問等があれば担当教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784782840863『新編 機械工作学』(産業図書)
■参考文献
[ISBN]9784320079083『精密工作法 上 第2版』(田中義信, 共立出版)
[ISBN]9784320080317『加工学基礎 1: 基礎切削加工学』(杉田忠彰, 共立出版)
[ISBN]9784320080614『実用切削加工法 第2版』(藤村善雄, 共立出版)
[ISBN]9784320080348『加工学基礎 4: 工作機械と生産システム』(藤村善雄, 共立出版)
■関連科目
機械工作法、機械加工実習、精密加工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
演習問題レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
西籔 准教授室 38号館6階N-606室(内線5308)[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5限(16:30 ~ 18:00)
- 150 -
科目名:
機械加工実習1 <機械・知能>
英文名: Machine Shop Practice 1
ニシヤブ カズアキ
担当者: 西籔
オオツボ ヨシカズ
ア サ ノ
カズノリ
ム ラ タ
ジュンジ
ナ カ イ
ヨウイチ
和明・大坪 義一・淺野 和典・村田 順二・中井 庸一
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
本実習では、機械加工によるものづくりの概要および加工方式の進化を体験的に学習させる。また、実習を通してものづくりの楽しさや面白さを経験させるこ
とによって、機械工学への興味と関心を持たせることを目的とする。個々の学生ごとに異なる形状の機械製品を苦労して完成させ、手間のかかる加工作業を丁
寧に行う体験を通じて、ものづくりの喜びと感激を味わせる。工作機械を用いた基礎実習は機械加工の基礎となる加工方式であり、汎用旋盤作業や測定等の体
験を通じて機械加工の基礎知識と技能を養う。CAD/CAM実習は設計部門と生産部門をインタ-ネットで接続したネットワ-ク生産実習システムを構築し、図
形デ-タの作図から加工までの手順を体験させる。さらに、溶融した金属から所望の形状部品を得る代表的な素形加工として鋳造を体験させる。本実習は連続
した作業であり、また作業の安全を優先させるため、遅刻および欠席はしないこと。
第1回 オリエンテ-ション/工作機械基礎実習の概要説明
第2回 オリエンテ-ション/工作機械基礎実習の概要説明
第3回 汎用旋盤実習1
第4回 汎用旋盤実習2
第5回 汎用旋盤実習3
第6回 汎用旋盤実習4
第7回 CAD/CAM実習1
第8回 CAD/CAM実習2
第9回 CAD/CAM実習3
第10回 CAD/CAM実習4
第11回 鋳造基礎実習1
第12回 鋳造基礎実習2
第13回 鋳造基礎実習3
第14回 鋳造基礎実習4
第15回 総括
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-3)に主体的に関与する。
・実習を通して、加工方式を体験的に学習・理解できる。
・ものづくりの概念・プロセスの概略を理解し、簡単な製品の製作を計画することができる。
・基礎から最新の加工を体験することにより、加工技術の発展の方向性を知り、適切な加工法を選択できる。
■授業時間外に必要な学修
ものづくりの概要および加工方式について、常日頃から興味を持ってください。
実習で習ったことを身の回りの工業製品へ応用・適用し,その加工法の理解を深めること。
■教科書
機械加工実習指導書、機械工作実習工場編(配布)
■参考文献
[ISBN]9784782840863『新編機械工作学』(機械工作学編集委員会, 産業図書)
[ISBN]9784339040593『機械加工学 (機械系大学講義シリーズ 27)』(中島 利勝, コロナ社)
[ISBN]9784274086762『CAD/CAM/CAE入門 (図解メカトロニクス入門シリーズ)』(安田 仁彦, オーム社)
■関連科目
機械工作法、機械加工学、精密加工学、工業材料、図学および機械製図、機械製図基礎演習、機械製図演習、設計製図の基礎、設計製図、応用機械製図、鋳造
工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
作品の完成度 50%
実習の理解度 20%
レポート(レポートを未提出のものは単位を認めない)30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
西籔
大坪
淺野
村田
根本
蒲生
准教授室 38号館6階N-606室(内線5307)[email protected]
准教授室 38号館5階N-508室(内線5364)[email protected]
准教授室 38号館6階S-604室(内線5368)[email protected]
講師室 38号館6階N-608室(内線5322)[email protected]
機械工作実習工場 31号館1階(内線4220)[email protected]
機械工作実習工場 31号館1階(内線4220)
■オフィスアワー
西籔 水曜日・5限(16:30 ~ 18:00)
大坪 水曜日・5限以降(16:30 ~ 20:00)
淺野 火曜日・5限(16:30 ~ 18:00)
村田 火曜日・5限(16:30 ~ 18:00)
中井 随時
根本 随時
蒲生 随時
- 151 -
科目名:
機械加工実習2 <機械・知能>
英文名: Machine Shop Practice 2
ニシヤブ カズアキ
担当者: 西籔
オオツボ ヨシカズ
ム ラ タ
ジュンジ
ト ミ タ
ヨシヒロ
ナ カ イ
ヨウイチ
和明・大坪 義一・村田 順二・冨田 義弘・中井 庸一
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
本実習では、機械加工によるものづくりの概要および加工方式の進化を体験的に学習させる。また、実習を通してものづくりの楽しさや面白さを経験させるこ
とによって、機械工学への興味と関心をもたせることを目的とする。そこで、全員が形の違う簡単な機械製品を、図面の作成から製品完成までの全ての工程を
全て自分の手で行ない、長い作業と大変な苦労の末にようやく製品を完成させ、そのときの喜びと感激を味わせる。この実習では製作図面から製品を完成させ
るまでの全体的なプロセスを体験させるために、1学年の機械製図基礎演習において製作図面を作図し、本実習およびNC旋盤実習とをリンクさせ、機械製作
の概略を学ばせ関連教科のつながりも理解させている。実習課題としてはNC旋盤実習、汎用旋盤実習、手仕上げ実習を行う。NC旋盤実習は現在最も一般化し
た加工方式であり、その基本となるNCプログラミングを学ばせ、NC旋盤を用いた加工を体験させる。汎用旋盤実習は機械加工の基礎となる加工方式であり、
汎用旋盤作業と測定等関連作業とにより機械加工の基礎知識と技能を養う。さらに、手仕上げ実習を行い、けがき作業などの有効性を実習する。
受講に当たって、本実習は、連続した作業であり、作業の安全を確保するためにも遅刻および欠席はしてはいけない。
第1回 NC旋盤実習1
第2回 NC旋盤実習1
第3回 NC旋盤実習2
第4回 NC旋盤実習2
第5回 NC旋盤実習3
第6回 NC旋盤実習3
第7回 NC旋盤実習4
第8回 NC旋盤実習4
第9回 NC旋盤実習5
第10回 NC旋盤実習5
第11回 汎用旋盤実習
第12回 汎用旋盤実習
第13回 手仕上げ実習
第14回 手仕上げ実習
第15回 総括
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース教育目標D-3に主体的に関与する。
各ショップの加工方式を体験的に学習・理解し、課題の作品を完成する。それにより、ものづくりの概念・プロセスの概略を理解し、簡単な製品の製作を計画
できるようになる。また、機械加工の基礎から最新の技術までの加工方式を学ぶことによって、加工技術の進歩の方向付けができるとともに、適切な加工方式
を選択できる。
■授業時間外に必要な学修
ものづくりの概要および加工方式について常日頃から興味を持ってください。
実習で習ったことを身の回りの工業製品へ応用・適用し,その加工法の理解を深めること。
■教科書
機械加工実習指導書、機械工作実習工場編(配布)
■参考文献
[ISBN]9784782840863『新編機械工作学』(機械工作学編集委員会, 産業図書)
[ISBN]9784339040593『機械加工学 (機械系大学講義シリーズ 27)』(中島利勝, コロナ社)
■関連科目
機械工作法、機械加工学、機械製図、機械製図基礎演習、精密加工学、工業材料、生産システム工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
作品の完成度 50%
実習の理解度 20%
レポート(レポートを未提出のものは単位を認めない)30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
西籔
大坪
冨田
村田
根本
蒲生
准教授室 38号館6階N-606室(内線5307)[email protected]
准教授室 38号館5階N-508室(内線5364)[email protected]
講師室 38号館7階N-710室(内線5370)[email protected]
講師室 38号館6階N-608室(内線5322)[email protected]
機械工作実習工場 31号館1階(内線4220)[email protected]
機械工作実習工場 31号館1階(内線4220)
■オフィスアワー
西籔 水曜日・5限(16:30 ~ 18:00)
大坪 水曜日・5限以降(16:30 ~ 20:00)
冨田 月曜日・3・4限(13:10 ~ 16:20)
村田 火曜日・5限(16:30 ~ 18:00)
中井 随時
根本 随時
蒲生 随時
- 152 -
科目名:
機械工学実験 <機械・知能>
英文名: Experiments of Mechanical Engineering
トウザキ ヤスヨシ
担当者: 東﨑
オキ
サ チ オ
オチアイ ヨシヒロ
ハシモト トモヒサ
ア ラ イ
ノリヨシ
ウ
ダ
ヒロシ
康嘉・沖 幸男・落合 芳博・橋本 知久・荒井 規允・宇田 宏
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
機械工学実験は機械工学、電気・電子工学、材料などに関連した基礎学問を実地に学ぶ科目であり、物理現象を科学的に判断するという実証的経験を積み、実
験によって思考の過程を体得することが主な目的である。また、今までに学習してきた講義の内容を実地に体得して、その知識を確実にするとともに、正しい
測定技術や実験方法を習得するために行うものである。さらに実験を行った後、その結果をまとめ、報告書を作成することによって、技術文書の書き方や適切
なデータ処理方法といった基礎的能力を育成することも目的としている。この科目は将来研究者・技術者として実験を計画し、技術開発の実務に携わるための
基礎を与えるものである。下記の「授業計画の項目・内容」にある実験項目などから指定されたテーマの実験を行う。実験を行った次回はレポート提出日とし、
レポートの添削指導を受けること。なお、班分けを行うため、順番や実験項目は班によって変わる。
・サーボ機構の特性測定(宇田)
DCサーボモータの速度制御と角度制御の実験を行い、アクチュエータの制御方法の基礎を習得する。さらに、DCサーボモータの過渡応答を調べ、DCサーボモー
タの制御性能、操作性能について説明できる。
・材料試験(沖)
工業材料の力学的、機械的性質を評価する試験を材料試験と呼ぶ。ここでは、材料試験のうち最も基本的な静的引張試験を行い、試験方法、データの整理方法、
評価方法を学び、材料の違いによる特性の違いを理解する。
・三次元形状の作成(落合)
SolidWorksにより三次元形状をコンピュータ上に作成し、その形状を加工機(三次元プロッタ)および3Dプリンタにより実体にすることによりCAD・CAMを
体験する。
・表面付着油膜厚さ計測(東﨑)
歯車及び軸受の付着油膜厚さを推定するために、蛍光剤を油・グリースに混ぜ、蛍光反応センサーで出力感度と油膜厚さのキャリブレーション試験を行う。蛍
光剤による油膜計測法の説明ができる。
・内燃機関の性能測定(荒井)
ガソリンエンジンの性能測定および性能評価を行い、熱力学の工学的な応用を学ぶ。
・円柱まわりの圧力分布と抗力(橋本)
一様な流れの中に置かれた単一円柱まわりの圧力分布、後流分布を測定すると同時に、圧力抗力係数を求める。
・金属の振動の固有値計測(仲井)
同じ形状の種々の金属における振動の固有値を計測し、共振する振動数が材質により異なることを理解し、
振動の固有値計測法の説明ができる。
(このような機械工学に関する内容の実験の中から受講する。順不同)
第1回 実験ガイダンス
第2回 実験 テーマ1
第3回 実験 テーマ1
第4回 実験 テーマ2
第5回 実験 テーマ2
第6回 レポート提出と添削指導 テーマ1,2
第7回 レポート提出と添削指導 テーマ1,2
第8回 実験 テーマ3
第9回 実験 テーマ3
第10回 実験 テーマ4
第11回 実験 テーマ4
第12回 レポート提出と添削指導 テーマ3,4
第13回 レポート提出と添削指導 テーマ3,4
第14回 総合演習
第15回 総合演習
■学習・教育目標および到達目標
実験結果より得られた内容を理解するとともに、工学の基本的事項を正しく理解でき、得られた結果を正しく評価して説明するために、どのような手法を用い
るべきかを理解して実際に活用できる。
機械工学コース学習教育・目標E-3に主体的に関与
■授業時間外に必要な学修
本実験で学習した内容と、専門科目の授業との関連を理解し、理解度を深めること。また、実験用のノートを作成し、講義等で学んだと事の関連についてまと
めること。
■教科書
第1週の説明会において配布する。
■参考文献
機械工学科で開講されている専門必修科目ならびに、それに関連する選択科目で用いられている教科書、配布プリント全般。
■関連科目
機械工学科で開講されている専門必修科目ならびに、それに関連する選択科目全般。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 80%
実験ノートおよびディスカッション 20%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
動力伝達システム研究室38号館5階 (内線)5317
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日13:00 ~ 14:30(東﨑)
月曜日16:30 ~ 18:00(橋本)
月曜日14:50 ~ 16:20(荒井)
月曜日14:50 ~ 16:20(落合)
- 153 -
科目名:
機械工作法
英文名: Manufacturing Processes
キ グ チ
担当者: 木口
ショウジ
ム ラ タ
ジュンジ
昭二・村田 順二
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
機械工作法は設計概念の具現化の一部であり、原料または材料に熱や機械的な力を加えることによって、その形状あるいはそれがもっている機械的性質を変
化させ、使用目的に適合した製品を作り出す方法をいう。また、設計との関係や、完成された機械が社会的にどのような役割や影響を及ぼしてゆくかというこ
とも、共時的に論じることでもある。工業製品を一例にとると、所定の品質・性能をもった製品を所要の数量だけ、合理的な価格で製造するための機械工作法
が機械工学の基礎的分野として重要な意味をもっているのである。
この講義では、機械工作法の中の鋳造、溶接、塑性加工および切削加工について、それぞれの大要を近年開発された新技術まで視野を広めて解説し、幅広く
機械工作法の基礎知識を修得させる。教科書の予習復習は当然のこと、本講義の内容は、日常生活で用いる工業製品に応用されていることが多いので、常日頃
から機械工作法に興味をもつことが必要である。
第1回 1.機械工作法の概念
第2回 2.鋳物(1);①日本の鋳物の歴史 ②生産・ユーザー関係 ③経営環境と実力値
第3回 2.鋳物(2);④軽量化動向 ⑤リサイクル ⑥環境との調和
第4回 3.鋳物(3);①鋳物の技術系統図 ②鉱石の埋蔵量とその消費率 ③寸法精度の向上 ④鋳造法の改良
第5回 3.鋳物(4);⑤機能性の向上 ⑥機能性の付加 ⑦健全な鋳物の少量生産 ⑧鋳物の複合化
第6回 4.溶接;(1)主な溶接法の概要
第7回 (2)被覆アーク溶接、半自動アーク溶接
第8回 (3)アーク溶接以外の溶接法
第9回 (4)鋼材の溶接性と溶接欠陥
第10回 (5)溶接設計・施工
第11回 5.塑性加工;(1)塑性変形
第12回 (2)素材製造における塑性加工 (a)圧延加工(b)引抜き加工(c)押出し加工(d)管材の製造法
第13回 (3)板金プレス加工 (a)せん断加工(b)(曲げ加工(c)深絞り加工(d)張出し加工(e)各種成形加工 (4)鍛造加工(a)材料の加熱(b)自由鍛造(c)型鍛造(d)鍛造用機
械
第14回 6.切削加工 (1)切削加工の種類 (2)切削機構
第15回 7.機械工作法まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース教育目標(D-3)に主体的に関与
工業製品を製造する場合、製造方法によっては強度等に影響を及ぼすばかりでなく、コストにも大きく影響を与える。したがって、数多くの工作法を知り、
かつその特徴を十分理解することによって、最も適した製造法を選ぶことができる。
■授業時間外に必要な学修
常日頃から機械で加工されている製品に興味をもち、講義を通じて機械工作法との関連付けに努力してください。
■教科書
講義用参考資料(必要に応じて配布する)
■参考文献
[ISBN]9784782840863『新編 機械工作学』(産業図書)
[ISBN]9784320081055『機械工作法〈1〉』(朝倉 健二, 共立出版)
[ISBN]9784782840467『標準機械工作法』(田中重芳, 産業図書)
■関連科目
微分積分学Ⅰ、線形代数学Ⅰ、基礎物理学および演習
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
演習、レポート 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
木口 教授室 38号館 7階(内線)5331
[email protected]
村田 講師室 38号館 6階(内線)5322
[email protected]
■オフィスアワー
(木口)火曜日4限(14:50 ~ 16:20)
(村田)火曜日5限(16:30 ~ 18:00)
- 154 -
科目名:
機械製図演習 <機械・知能>
英文名: Exercises in Mechanical Drafting
カジワラ
担当者: 梶原
シ ン ジ
ワキ ヤスタカ
タ ケ ダ
シュウコ
伸治・脇 康隆・武田 修子
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
授業によって習得した機械設計製図の基礎知識及び3次元CADの基本操作技術を生かして、「はすば歯車減速機」の部品を、強度計算や
これに関する材料の選択及びメカニズム、部品の互換性など3次元CADを利用した設計製図技術を修得させる。
受講にあたっては、教科書や配布資料を基に予習し、講義で得た知識で設計計算書は予め自宅で作成しておき、大学ではCAD実習による
課題を期日までに正確に作成して提出することが必要である。
第1回 3次元CADの基本操作1
第2回 3次元CADの基本操作2
第3回 3次元CADの操作1
第4回 3次元CADの操作2
第5回 3次元CADの操作3
第6回 3次元CADの操作4
第7回 歯車減速機の設計1
第8回 歯車減速機の設計2
第9回 歯車減速機の設計3
第10回 歯車減速機の設計4
第11回 はすば歯車のモデリング1
第12回 はすば歯車のモデリング2
第13回 はすば歯車の図面作成1
第14回 はすば歯車の図面作成2
第15回 設計書及び図面指導
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標D-4(作図能力)に主体的に関与する.
歯車減速機を題材に、機械設計における性能・形状パラメーターの決定手順を理解し、その過程を適切に表現した計算書が作成できること。
3次元CADの特徴であるパラメトリック設計の概念を理解し、はすば歯車のソリッドモデル及び図面を製図規則にそって作成できること。
■授業時間外に必要な学修
はすば歯車、減速機の特性について理解を深めること。
■教科書
講義用プリント配布
■参考文献
[ISBN]9784627664333『初心者のための機械製図 第3版』(植松育三, 森北出版)
[ISBN]9784274069529『JISにもとづく標準製図法 第13全訂版』(大西清, オーム社)
[ISBN]9784844527480『JISにもとづく標準機械製図集 第7版』(大柳康, 理工学社)
[ISBN]9784627666610『図解SolidWorks実習 : 3次元CAD完全マスター』(岸佐年, 森北出版)
■関連科目
図学および機械製図、機械製図基礎演習、機械工作法、設計製図、応用機械製図
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
設計計算書 50%
CAD製図 50%
■授業評価アンケート実施方法
7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
梶原伸治 38号館6階(内線)5366 [email protected]
脇 康隆 [email protected]
武田修子
■オフィスアワー
(梶原) 水曜5限,月曜~金曜昼休み
(脇・武田)金曜12:30 ~ 13:30
- 155 -
科目名:
機械製図基礎演習
英文名: Fundamental Exercises in Mechanical Drawing
ニシヤブ カズアキ
担当者: 西籔
ム ラ タ
ジュンジ
和明・村田 順二
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
本科目は、第1セメスターの「図学および機械製図」において修得した製図の基礎知識を基にして、機械部品の中か
ら歯車ポンプのスケッチおよび製図を行う。歯車ポンプの分解・組立およびスケッチ作業を行うことにより、実際の
製品に直接触れ、それぞれの部品の形状や寸法の測定を行うとともに、加工方法、工程、仕上面状態など、加工に必
要な情報を詳細に検討し、それらのデータを基にして部品図と組立図を描く手法を指導する。
第1回 概要説明、図学および機械製図の復習
第2回 歯車ポンプの分解・組立1
第3回 歯車ポンプの分解・組立2
第4回 歯車ポンプの部品のスケッチ1
第5回 歯車ポンプの部品のスケッチ2
第6回 歯車ポンプの部品のスケッチ3
第7回 歯車ポンプの部品のスケッチ4
第8回 歯車ポンプの部品図の製図1
第9回 歯車ポンプの部品図の製図2
第10回 歯車ポンプの部品図の製図3
第11回 歯車ポンプの部品図の製図4
第12回 歯車ポンプの組立図の製図1
第13回 歯車ポンプの組立図の製図2
第14回 歯車ポンプの組立図の製図3
第15回 歯車ポンプの組立図の製図4
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-4)に主体的に関与する。
加工方法、工程、仕上面状態など加工に必要なデータを基にして部品図と組立図を製図できる。その結果、三次元空
間での形状認識ができる。
■授業時間外に必要な学修
講義中に指示した課題を提出期限までに完成させること。講義中に説明した内容が理解できなかったことやさらに学
習したい内容は、教科書や配布資料および参考書籍等を用いて調査し、質問等があれば担当教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784627664340『初心者のための機械製図(第4版)』(藤本 元(監修), 森北出版 : 2015)
■参考文献
[ISBN]9784844527480『JISにもとづく標準機械製図集 第7版』(大柳康, 理工学社)
[ISBN]9784844527466『JISにもとづく標準製図法 第13全訂版』(大西清, 理工学社)
[ISBN]9784542182554『JISハンドブック 製図 2014』(日本規格協会)
■関連科目
機械工作法、図学および機械製図、機械製図演習、設計製図の基礎、設計製図、応用機械製図
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
課題(スケッチ・製図課題)100%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
西籔 准教授室 38号館6階N-606室(内線5308)[email protected]
村田 講師室 38号館6階N-608室(内線5322)[email protected]
■オフィスアワー
西籔 水曜日・5時限(16:30 ~ 18:00)
村田 火曜日・5時限(16:30 ~ 18:00)
- 156 -
科目名:
機械設計 <機械・知能>
英文名: Machine Design
オチアイ ヨシヒロ
担当者: 落合
カジワラ
シ ン ジ
芳博・梶原 伸治
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
機械設計は要求される性能や特性に基づいて,より高い性能を発揮する機構を定め,これらの機構に使用される材料や形状寸法を決定し、図面やCADで検討
し,さらに地球環境に優しいものを生産することを目指す.授業においては機械工学の基礎科目である材料力学,流れ学,製図・CAD-CAM,加工学、材料
学等の知識を活用し,これらを総合して機械設計全般について基礎概念と応用能力の向上をはかる.具体的には,機械の基礎となる歯車,軸,ブレーキ,ばね
の規格や用語を理解し,これらの機械部品の基礎設計を学習する.
第1回 歯車の種類と基礎原理
第2回 インボリュト歯形
第3回 転位歯車およびかみあい率
第4回 はすば歯車
第5回 歯車の伝達効率と強度計算
第6回 巻掛伝動装置の種類と選択,小テスト
第7回 ブロックブレ-キの設計
第8回 ハンドブレ-キの設計
第9回 ばねの種類と設計
第10回 ばねの計算
第11回 ばねの関する演習問題と小テスト,配管および油圧の設計,
第12回 軸の設計,機械設計と技術者倫理
第13回 軸における疲労と応力集中と軸の危険回転数
第14回 軸継手とクラッチ
第15回 復習と演習問題
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(D-2)に主体的に関与.
機械の基礎となる歯車,軸,ブレーキ,ばねの規格や用語を理解し,これらの機械部品の基礎設計ができる.
■授業時間外に必要な学修
授業中に説明しなかった教科書の演習問題およびレポートの演習問題を解くこと.
■教科書
[ISBN]9784274069369『機械設計入門 (機械工学入門シリーズ)』(大西 清,理工学社)
■参考文献
[ISBN]9784844520245『JISにもとづく機械設計製図便覧 第11版』(大西清, 理工学社)
[ISBN]9784627610415『機械設計法 (最新機械工学シリーズ)』(林則行, 森北出版)
[ISBN]9784769321439『実践機械設計 1: 初級編』(創造的設計研究会, 工業調査会)
[ISBN]9784888981293『機械工学便覧 デザイン編β4: 機械要素・トライボロジー 第5版』(日本機械学会, 丸善)
[ISBN]9784320071537『技術者倫理と法工学』(清水克彦, 共立出版)
■関連科目
材料力学,機械製図基礎演習,機械製図,機械加工学,工業材料,流れ学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
レポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
設計システム研究室(落合)38号館6階(内線)5328
[email protected]
機械機能設計研究室(梶原)38号館6階(内線)5366
[email protected]
■オフィスアワー
落合 月曜日4時限目,水曜日昼休み時間
梶原 月~金の昼休み
- 157 -
科目名:
機械要素設計 <機械・知能>
英文名: Machine Element Design
オチアイ ヨシヒロ
担当者: 落合
芳博
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
機械設計には,新しい機械を考案する場合と,使用されてきた機械の改良を行う設計がある.機械や装置が,革新的機能や使用目的に対する機能を発揮させ
るように,構想を練り,各部品が耐久性を維持するように設計しなければならない.また,再利用可能でかつ適切な材料を選定し,その形状や大きさ,機構を
決定する.機械設計は多くの分野の知識や経験が要求される統合工学であり,機械要素設計では機械設計に必要な基礎知識を習得することを目標とする.機械
の基礎である一般に使用される機械要素である'ねじ'や軸受等の設計方法を学習する.
第1回 機械要素設計の基礎,機械設計と技術者倫理
第2回 材料の破壊に対する諸説
第3回 許容応力と安全率(演習問題)
第4回 許容応力に関する演習と小テスト
第5回 ねじの基礎
第6回 ねじの設計
第7回 ねじの設計に関する演習問題
第8回 ねじの強度設計と小テスト
第9回 キー・ピン・止め輪の設計
第10回 軸受の基礎と規格
第11回 軸受の寿命計算1
第12回 軸受の寿命計算2(ラジアル荷重とスラスト荷重を受ける場合)
第13回 軸受の寿命計算の演習
第14回 軸受への給油法と密封装置,小テスト
第15回 復習と演習問題
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(D-2)に主体的に関与.
機械設計のための基礎用語を理解し,機械要素の基礎となるねじ,キー,軸受の基本設計ができる.
■授業時間外に必要な学修
授業中に説明しなかった教科書の演習問題およびレポートの演習問題を解くこと.
■教科書
[ISBN]9784274069369『機械設計入門 (機械工学入門シリーズ)』(大西 清,理工学社)
■参考文献
[ISBN]9784844520245『JISにもとづく機械設計製図便覧 第11版』(大西清, 理工学社)
[ISBN]9784627610415『機械設計法 (最新機械工学シリーズ)』(林則行, 森北出版)
[ISBN]9784769321439『実践機械設計 1: 初級編』(創造的設計研究会, 工業調査会)
[ISBN]9784888981293『機械工学便覧 デザイン編β4: 機械要素・トライボロジー 第5版』(日本機械学会, 丸善)
[ISBN]9784320071537『技術者倫理と法工学』(清水克彦, 共立出版)
■関連科目
材料力学, 機械製図, 機械製図基礎演習,機械加工学,工業材料, 流れ学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
レポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
設計システム研究室38号館6階(内線)5328
[email protected]
■オフィスアワー
落合 月曜日4時限目
- 158 -
科目名:
機械力学 <機械・知能>
英文名: Mechanical Dynamics
ハ ラ ダ
担当者: 原田
タカシ
孝
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
機械力学では,自動車,ロボット,工作機械などの"動く機械"の運動と振動を通して機械システムの力学的な解析と設計方法を学習する.
学習の中心は運動方程式であり,(1)運動方程式を作る,(2)運動方程式の解を導く,ことが出発点である.大学初年度に学習した(1)ニュートンの運動方程式,
(2)微分演算子法は,運動方程式を作って解くことにおいてその原理は分かりやすいが,座標系の設定などにテクニックが必要であり複雑な機械システムの運動
方程式を扱うには適していない.本講義では,(1)ラグランジュの運動方程式,(2)ラプラス変換を用いて,複雑な機械システムの運動方程式を単純明快に作って
解く方法を学習する.大学ならではのこれらの手法の原理はやや難解であるが,講義ではこれらの方法の"使い方"に重きをおいて,複雑な機械システムの運動
方程式を実践的に作って解く方法を学習する.次に運動方程式の解をグラフによって(3)見える化する.1自由度および多自由度の機械システムの,慣性,粘性,
剛性などの運動方程式を構成する物理パラメータの値が変化したときの振動挙動を,時間応答,周波数応答などで見える化する.(1)運動方程式を作る,(2)解く,
(3)見える化,が本講義の一貫したテーマである.
講義の後半では,回転機械と往復機械に対して,(1) ~ (3)の解析を適用すると共に,振動抑制などの設計問題を学習する.
第1回 機械力学・機械振動の基礎(数学の復習)
第2回 1自由度系の振動(1) 減衰自由振動系の運動方程式を解く
第3回 1自由度系の振動(2) 振動挙動の見える化
第4回 1自由度系の振動(3) 加振力を受ける粘性減衰系の強制振動
第5回 1自由度系の振動(4) まとめ
第6回 解析力学(1) ラグランジュの運動方程式の原理
第7回 解析力学(2) ラグランジュの運動方程式の利用1
第8回 中間試験
第9回 解析力学(3) ラグランジュの運動方程式の利用2
第10回 2自由度系の振動(1) 2自由度の振動系モデル
第11回 2自由度系の振動(2) 自由振動と減衰振動
第12回 2自由度系の振動(3) 強制振動,粘性動吸振器
第13回 機械力学の応用(1) 回転機械のつりあい
第14回 機械力学の応用(2) 往復機械の力学
第15回 機械力学の総括と工学的事例紹介
中間試験、定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育目標(C)に主体的に関与。
機械力学の基礎を発展させて,機械工学の運動の基礎となる機械力学の発展的な知識を得る。また、それらの知識だけでなく、実際に応用できる力を身につけ
ることが目標である。具体的には下記ができるようになることを目標とする.
・1自由度系の自由減衰振動に関する運動方程式を導出し,その解を導出できる.
・1自由度系の自由減衰振動に関する運動をグラフ化し,また,グラフから運動に関するパラメータを計算することができる.
・1自由度系の強制振動に関する運動方程式を導出し,その解を導出できる.
・1自由度系の強制振動に関する運動をグラフ化し,また,グラフから運動に関するパラメータを計算することができる.
・ラグランジュ方程式を用いて,多自由度系の運動方程式を導出できる.
・2自由度系の振動に関する運動方程式を導出し,固有振動数を求めることが出来る.
・回転機械の釣り合い計算を行うことが出来る.
■授業時間外に必要な学修
機械力学に関して,講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784627605503『機械力学 (機械工学入門講座)』(末岡 淳男, 森北出版 : 1997)
■参考文献
[ISBN]9784627607217『機械力学演習 (機械工学入門講座)』(末岡 淳男, 森北出版 : 2004)
[ISBN]9784785322403『工科系のための解析力学』(河辺 哲次, 裳華房 : 2012)
[ISBN]9784254237313『機械力学―振動の基礎から制御まで (学生のための機械工学シリーズ)』(日高 照晃, 朝倉書店 : 2000)
[ISBN]9784627666818『振動工学の基礎』(岩壺 卓三, 森北出版 : 2008)
■関連科目
物理学,微分積分,線形代数
工業力学,機械力学の基礎,制御工学の基礎
微分方程式,数学解析
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 40%
中間試験 30%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
精密機械工学研究室38号館6階 (内線) 5351
[email protected]
■オフィスアワー
水曜5限
- 159 -
科目名:
機械力学演習実験 <機械・知能>
英文名: Exercises and Experiments of Mechanical Dynamics
カジワラ
担当者: 梶原
シ ン ジ
トウザキ ヤスヨシ
伸治・東﨑 康嘉
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
本科目は、機械力学についての理解を深めるための講義および演習を行い、さらに、理解を深めるために実験を行う。
講義は、3セメスター 「機械力学の基礎」,4セメスター「機械力学」の講義を発展させ、実社会における事例を多数取り上げ、幅広く機械力学を理解できるよ
うに配慮して行う。
これまでの機械力学の講義の総まとめとして、一自由度から二自由度までの力学体系の総まとめを行う,さらに,学習度の低い連続体の式の導入から弦の実
験を通して行うことによって,基礎式と実験との整合性や実験における誤差の考察を行う.
また,機械力学を応用した工業製品に自動車がある。そこで、実験では振動による性能低減を理論と実験から体験できるように「Vibrations and Occilations」
のビデオからサスペンション系(ショックアブソーバー、スプリング等を含む)における実際的な解析手法について解析を行う。ドライビングシミュレータお
よび計測装置の体験によって、市場における商品開発に機械力学が適用されている様子を紹介し、創造的な思考の重要性を示す。
受講に当たっては、好奇心を持って、柔軟な思考ができるように努力することが必要である。
第1回 実験ガイダンスと講義導入
第2回 実験概要および機械力学や工業振動学と機械製品との関連性の講義
第3回 調和振動とうねり 1自由度の振動 減衰のない自由振動
第4回 自由振動のエネルギー、減衰および強制振動
第5回 調和外力と強制振動
第6回 小テスト1
第7回 2自由度の振動
第8回 ラグランジュの方程式
第9回 小テスト2
第10回 機械力学のモデル化演習
第11回 連続体の講義と弦の振動実験
第12回 ドライビングシミュレータを用いた運転負荷の実測・実験1
第13回 ドライビングシミュレータを用いた運転負荷の実測・実験2
第14回 ピストンの慣性力のつりあい条件
第15回 自動車力学
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育目標(C)に関与。
機械力学をもとに演習や実験を通じて,振動,騒音に関する問題解決法を説明できる.
■授業時間外に必要な学修
機械力学に関して,講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で理解度が低い部分は教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784627605503『機械力学 (機械工学入門講座)』(末岡 淳男,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784762349300『機械力学演習 (最新機械工学演習集成 13)』(杉本隆尚, 学献社)
[ISBN]9784781904771『演習機械力学 (セミナーライブラリ基礎機械工学)』(辻岡康, サイエンス社)
[ISBN]9784627607217『機械力学演習 (機械工学入門講座)』(末岡 淳男, 森北出版)
■関連科目
機械力学の基礎、機械力学、機構学、自動車工学、微分積分学Ⅰ・Ⅱ、線形代数学Ⅰ・Ⅱ、機械設計、計測工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
実験レポート 50%
小テスト#1 25%
小テスト#2 25%
■授業評価アンケート実施方法
7月頃実施します。
■研究室・E-mailアドレス
(梶原) ・[email protected]
機械機能設計研究室38号館6階 S610 (内線 5366)
(東﨑) ・[email protected]
動力伝達システム研究室室38号館5階 N506 (内線5317)
■オフィスアワー
(梶原)水曜日5限、月~木曜日 昼休み
(東崎)水曜日5限
- 160 -
科目名:
機械力学の基礎 <機械・知能>
英文名: Basic Mechanical Dynamics
トウザキ ヤスヨシ
担当者: 東﨑
ハ ラ ダ
タカシ
康嘉・原田 孝
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
エンジン、タービンなどの産業機械及びロボット等の作業装置では、回転や往復運動などの運動を必ず伴って作動する。「工業力学」では、物体に力が作用し
ても平衡状態にあって運動を生じない場の力の関係について論じてきた。
「機械力学の基礎」では力の作用の結果、運動状態に変化が生ずる場合の運動について、
質点、質点系、剛体の3種について学習する。また、複雑な系に関する運動方程式を誘導するのに有効なラグランジュの運動方程式を習得し、その後、振動の
基礎となる1自由度の運動方程式を学習し、機械の振動特性を理解する基礎力を養う。受講に当っては、教科書を元に予習を行い、配布するプリントの演習問
題等で復習を行って理解を深めることが必要である。
第1回 力および力のモーメント
第2回 点の運動
第3回 質点の運動の法則
第4回 質点の運動量と力積および角運動量
第5回 質点系の力学
第6回 剛体の力学の基礎
第7回 慣性モーメントの計算
第8回 中間試験
第9回 剛体の平面運動
第10回 剛体の運動量及び角運動量保存の法則
第11回 質点と剛体の運動に関する総合演習
第12回 振動系のモデリング
第13回 調和振動と振動解析に必要な数学
第14回 1自由度系の自由振動
第15回 エネルギ法を用いた振動解析
中間試験と定期試験を実施します。
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育目標(C)に主体的に関与。
機械工学の運動の基礎となる機械力学の知識を得る。また、それらの知識だけでなく、実際に応用できる力を身につけることが目標である。具体的には下記が
できるようになることを目標とする.
・剛体に作用する力および力のモーメントを計算できる.
・移動座標系における質点の位置・速度・加速度を計算できる.
・ダランベールの原理を用いて運動方程式を導出できる.
・移動座標系における質点および質点系の運動方程式を導出できる.
・剛体の平面運動に関する運動方程式を導出できる.
・さまざまな形状の剛体の慣性モーメントを計算できる.
・1自由度系の単振動に関する運動方程式を導出して,その解を導出できる.
・1自由度系の単身動の固有振動数などの運動特性を導出できる.
■授業時間外に必要な学修
講義で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
講義時間中に配布する課題を自宅にて学習すること。
■教科書
[ISBN]9784627605503『機械力学 (機械工学入門講座)』(末岡 淳男, 森北出版 : 1997)
■参考文献
[ISBN]9784254237313『機械力学―振動の基礎から制御まで (学生のための機械工学シリーズ)』(日高 照晃, 朝倉書店 : 2000)
[ISBN]9784627607217『機械力学演習 (機械工学入門講座)』(末岡 淳男, 森北出版 : 2004)
[ISBN]9784627665415『振動工学 - 振動の基礎から実用解析入門まで』(藤田 勝久, 森北出版株式会社 : 2005)
■関連科目
物理学、数学全般、機械設計、制御工学、計測工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
中間試験 30%
レポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
6~7月頃実施します。
■研究室・E-mailアドレス
38号館 N-506 東﨑教授室
[email protected]
38号館 N-604 原田教授室
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日 5限
- 161 -
科目名:
機構学 <機械・知能>
英文名: Kinematic of Mechanism
ハ ラ ダ
担当者: 原田
タカシ
孝
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
コンピュータ技術の発達により自動車やロボットを始めとする現在の機械製品のメカトロニクス化が進んでいる.しかし,最新の機械製品においても,昔なが
らのリンク,歯車,ベルト,カムなどのさまざまな機構が使用されている.これらの機構はメカトロニクスでは実現できない高速性,高精度,高伝達特性を有
する.今後も,機械を開発・設計する技術者にとって機構の知識は欠かすことができない.
本講義では,機械を設計する場合に,その機械の目的を達成するためにはどのような機構を用い,それらをいかに組み合わせれば良いかについて判断するため
の知識を修得することを目的とし,各種機構の動作の原理を理解することを目標とする.
第1回 機械運動の基礎(1)
第2回 機械運動の基礎(2)
第3回 機構の速度と加速度(1)
第4回 機構の速度と加速度(2)
第5回 摩擦伝動装置
第6回 歯車装置(1)
第7回 歯車装置(2)
第8回 中間試験
第9回 カム装置(1)
第10回 カム装置(2)
第11回 リンク装置(1)
第12回 リンク装置(2)
第13回 巻きかけ伝動装置
第14回 レポート課題の解説
第15回 機構学の応用
中間試験,定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育目標(C)に主体的に関与.
1. 機構の自由度を求めることが出来る.
2. 機構の瞬間中心を求めることが出来る.
3. 機構の速度,加速度を求めることが出来る.
4. ころがり伝動の条件と,摩擦伝導装置の速比を計算できる.
5. すべり伝動の条件と歯車歯形の原理を理解し,歯車設計の基本計算ができる.
6. カム線図を求め,カムの輪郭を描くことができる.
7. リンク装置の機構を理解し,その運動を説明できる.
8. 4節リンク装置の運動条件と,変位・速度を求めることができる.
9. 巻掛け伝動装置の種類を理解し,ベルトの長さ,巻掛け角度,張力,動力を計算できる.
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと.
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し,その理解を深めること.
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ,疑問があれば教員に質問すること.
■教科書
[ISBN]9784781903804『機構学 (エンジニアリングライブラリ―基礎機械工学)』(森田 鈞, サイエンス社 : 1984)
■参考文献
[ISBN]9784888981675『機構学―機械の仕組みと運動 (JSMEテキストシリーズ)』(日本機械学会, 日本機械学会 : 2007)
[ISBN]9784339045710『ロボット機構学』(鈴森 康一, コロナ社 : 2004)
[ISBN]9784320079991『機構学 (大学講座機械工学)』(多々良 陽一, 共立出版 : 1977)
■関連科目
微分積分,機械力学,機械運動学,機械力学演習実験,ロボット工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 25%
レポート 25%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
セメスター終了前に実施する.
■研究室・E-mailアドレス
精密機械工学研究室38号館6階 (内線) 5351
(原田)・[email protected]
■オフィスアワー
水曜5限
- 162 -
科目名:
教科教育演習 <機械>
英文名: Exercise for Education
キ ム ラ
担当者: 木村
タカヨシ
ク サ カ ベ
ト シ オ
フジカワ
カ ズ オ
ヨ シ ダ
シゲル
ヤマギワ ヨシロウ
イシバシ アキヒロ
マ ツ イ
ユタカ
カ ガ ワ
隆良・日下部 俊男・藤川 和男・吉田 繁・山際 由朗・石橋 明浩・松井 優・加川
ナオ
ス ズ キ タ カ オ
コ ン ド ウ ヤスシ
ム ロ タ
カ エ コ
尚・鈴木 貴雄・近藤 康・室田 佳恵子
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
教員採用試験の受験を支援するため、受験対策講座を開設いたします。講座の目的としては学生に教員採用試験の
受験勉強のきっかけと方向性を示すことにあります。
講義内容
1次試験対策:教職教養科目と一般教養科目の試験問題の中から理科、教育、数学、物理、化学、生物分野の問題を
中心に演習を行う。
2次試験対策:主に,中学教員免許の受験を対象とした数学、物理、化学、生物、工業分野の問題を中心に演習を行う。
面接試験対策:模擬面接を行うことによって面接に対応する能力を養う。
理科実験の指導:中学生を対象に理科実験の学習指導案の作成、指導方法を学習する。
授業形態は、集中講義(3月上旬)で、講義実施期日については掲示する。
教職に関する 一般教養、教職教養(教育原理、教育心理学、教育法規、時事審議会報告など)、専門(数学、理科:
物理、化学、生物、理科実験指導案作成など)、論作文 などを演習する。 作成した理科実験指導案をもとに中学生を対象に理科実験を準備し、指導方法を学習する。
■学習・教育目標および到達目標
教員採用試験の1次試験および2次試験の合格を目標にする。
■授業時間外に必要な学修
参考文献を含むさまざまな資料で教科内容についてしらべる。
特に実験指導においては、多くの場面を予想した十分な事前準備をおこなう。
■教科書
資料配布
■参考文献
[ISBN]9784827814613『中学校学習指導要領 平成20年3月告示』(文部科学省, 東山書房 : 2008)
[ISBN]9784827814781『高等学校学習指導要領』(文部科学省, 東山書房 : 2011)
■関連科目
教職関連のすべての科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
講義中課題・試験(科目ごとの指示による)40%
レポート 60%
■授業評価アンケート実施方法
講義の最終週に授業アンケートを実施
■研究室・E-mailアドレス
[email protected]
レポート提出先:室田(生命科学科)[email protected]
■オフィスアワー
初回授業時に通知
- 163 -
科目名:
計算力学実習 <機械>
英文名: Practice in Computational Mechanics
サ カ タ
担当者: 坂田
セイイチロウ
ワ
ダ
ヨシタカ
誠一郎・和田 義孝
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
工学的問題を解く有力な数値解析法の一つである有限要素法に着目し、機械技術者として実社会に出て、この解法をより有効かつ効果的に実用の
場で生かすには、学科実習において自らが広く体験することに加えて理論的背景を十分に理解し、その基礎的な概念を習得することが最も重要な課
題である。
そこで、有限要素法に関して初心者の学生に対し、実習を通じて機械工学分野に必要な諸問題の計算技法と解析に対する能力を養成する。また,
これまで学んだプログラミングに関する内容との関連を解説し,現代社会における情報系科目と機械工学科目の密接な繋がりを解説する.
第1回 計算力学の基礎
第2回 有限要素法基礎演習(1)
第3回 有限要素法基礎演習(2)
第4回 有限要素法基礎演習(3)
第5回 有限要素法基礎演習(4)
第6回 有限要素法演習(1)
第7回 有限要素法演習(2)
第8回 有限要素法の理論(1)
第9回 有限要素法の理論(2)
第10回 有限要素法演習(3)
第11回 有限要素法演習(4)
第12回 計算力学を用いた設計実習(1)
第13回 計算力学を用いた設計実習(2)
第14回 計算力学を用いた設計実習(3)
第15回 計算力学を用いた設計実習(4)
課題の提出
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(E-1)に主体的に関与。
1.有限要素法の基本的概念を理解し,説明できる。
2.有限要素法を用いた数値解析の基礎的技法を修得し,簡単が解析ができる。
3.計算技法と解析に対する能力を養え,CAEを用いた構造部材の簡単な設計ができる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
授業内容とスケジュールに応じてプリント配布
■参考文献
[ISBN]9784526027840『やさしい有限要素法の計算』(小田 政明, 日刊工業新聞社)
■関連科目
材料力学,流れ学,熱工学など機械工学科の基礎的な力学及び数学一般,情報処理関係およびCADの基礎的知識
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート課題 30%
諮問(総合課題)70%
■授業評価アンケート実施方法
後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
坂田誠一郎 38号館7階(内線5311) 計算加工力学研究室 [email protected]
和田義孝 38号館5階(内線5319)破壊力学研究室 [email protected]
■オフィスアワー
水曜日:12:10 ~ 13:00(ただし、会議などの時間は除く)
- 164 -
科目名:
計算力学実習 <知能>
英文名: Practice in Computational Mechanics
サ カ タ
担当者: 坂田
セイイチロウ
ワ
ダ
ヨシタカ
誠一郎・和田 義孝
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
工学的問題を解く有力な数値解析法の一つである有限要素法に着目し、機械技術者として実社会に出て、この解法
をより有効かつ効果的に実用の場で生かすには、学科実習において自らが広く体験することに加えて理論的背景を十
分に理解し、その基礎的な概念を習得することが最も重要な課題である。
そこで、有限要素法に関して初心者の学生に対し、実習を通じて機械工学分野に必要な諸問題の計算技法と解析に
対する能力を養成する。また,これまで学んだプログラミングに関する内容との関連を解説し,現代社会における情
報系科目と機械工学科目の密接な繋がりを解説する.
第1回 計算力学の基礎
第2回 有限要素法基礎演習(1)
第3回 有限要素法基礎演習(2)
第4回 有限要素法基礎演習(3)
第5回 有限要素法基礎演習(4)
第6回 有限要素法演習(1)
第7回 有限要素法演習(2)
第8回 有限要素法の理論(1)
第9回 有限要素法の理論(2)
第10回 有限要素法演習(3)
第11回 有限要素法演習(4)
第12回 計算力学を用いた設計実習(1)
第13回 計算力学を用いた設計実習(2)
第14回 計算力学を用いた設計実習(3)
第15回 計算力学を用いた設計実習(4)
課題の提出
■学習・教育目標および到達目標
1.有限要素法の基本的概念が理解し説明できる。
2.有限要素法を用いた数値解析の基礎的技法を修得し設計へ適用できる。
3.計算技法と解析に対し理解し設計評価へ適用できる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
授業内容とスケジュールに応じてプリント配布
■参考文献
[ISBN]9784526027840『やさしい有限要素法の計算』(小田 政明, 日刊工業新聞社)
■関連科目
材料力学,流れ学,熱工学など機械工学科の基礎的な力学及び数学一般,情報処理関係およびCADの基礎的知識
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート課題 30%
諮問(総合課題)70%
■授業評価アンケート実施方法
後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
坂田誠一郎 38号館7階(内線5311) 計算加工力学研究室 [email protected]
和田義孝 38号館5階(内線5319)破壊力学研究室 [email protected]
■オフィスアワー
水曜日:12:10 ~ 13:00(ただし、会議などの時間は除く)
- 165 -
科目名:
計測工学 <機械・知能>
英文名: Instrumentation Engineering
ウ
ダ
担当者: 宇田
ヒロシ
宏
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
測定機器および測定量をあつかう場合、測定に関する基礎知識を知っておく必要がある。本講義では、計測の基礎
である単位、有効数字、近似式からはじめる。さらに、信号測定ではアナログ信号処理とディタル信号処理の基礎につ
いて学ぶ。
受講に当たっては、教科書、配布資料を元に予習し、演習問題で復習を行って理解を深めることが必要である。
第1回 計測の基礎
第2回 次元
第3回 測定の誤差
第4回 有効数字
第5回 計算過程での誤差
第6回 測定の精度
第7回 精度の表わし方
第8回 誤差の定義式
第9回 誤差の伝播・中間試験
第10回 信号の計測法
第11回 シグナルコンディショナ
第12回 直流ブリッジによる抵抗の測定
第13回 フィルタ
第14回 ADコンバータ
第15回 演習問題
中間試験、定期試験
■学習・教育目標および到達目標
単位、有効数字および測定誤差の意味について説明できる。さらに、信号測定ではアナログ信号処理とディジタル信
号処理の基礎について説明できる。
(機械工学コース学習教育・目標E-2に主体的に関与)
■授業時間外に必要な学修
講義前には教科書を読み理解を深め、理解できない内容については講義中に質問すること。
講義後は教科書の練習問題に取り組み、講義内容を復習すること。
■教科書
[ISBN]9784627664432『計測システム工学の基礎(第3版)』(西原 主計,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784339044584『計測工学 (機械系教科書シリーズ)』(前田 良昭, コロナ社)
[ISBN]9784320080874『計測工学 増補版 (機械システム入門シリーズ 2)』(山口 勝美, 共立出版)
■関連科目
力学、数学、電気電子回路、デジタル回路、制御工学の基礎、制御工学、制御工学演習実験、システム制御工学、
メカトロニクス、ロボット工学、センシング工学、バーチャルリアリティ、生体医工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
中間試験 15%
小テストまたは演習レポート 15%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
38号館5階・内線5314 [email protected]
■オフィスアワー
金曜日 5時限目 16:30 ~ 18:00
- 166 -
科目名:
工業材料
英文名: Industrial Materials
オキ
担当者: 沖
サ チ オ
幸男
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
現在使用されている多くの機械は、複雑で厳しい環境下であっても、その機能を十分に発揮することが求められてる。このような要求に応じるためには機械
を構成する材料が、目的とする条件に耐えるとともに、長時間の使用後もその機能を失わないことが必要である。材料に求められる条件とは、単に、機械的強
度のみならず、腐食雰囲気などの化学的条件および極低温から超高温などの物理的条件などの単独或いは複合作用も含まれることになる。このような条件はま
た、今後の技術の発展とともにさらに複雑かつ厳しいものになるであろう。
したがって各種の機械を設計・製作・使用するものは、そのような使用目的に適した材料を自ら選ばなくてはならず、そのためには材料の本質を十分理解する
必要がある。工業材料では、設計、モノづくりなどにおける各種材料に関する問題に対して解決策を提案できる能力を養う。
第1回 講義に関する全般的な説明
第2回 工業材料と社会生活
第3回 工業材料の構造と性質
第4回 金属材料の構造
第5回 状態図の基礎
第6回 状態図の使い方
第7回 材料の強化機構
第8回 鋼に関するFe-C系状態図の説明と熱処理
第9回 鉄鋼材料、鋳鉄、ステンレス鋼、特殊鋼の性質と分類
第10回 非鉄金属材料の分類、性質と用途
第11回 セラミックス材料・高分子材料
第12回 工業材料の試験・検査
第13回 工業材料と環境、材料と技術者倫理
第14回 総合演習
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-3)に主体的に関与
1. 材料の分類、構造、構造解析法を説明できる。 2. 金属材料の状態図、組織、性質を説明できる。 3. 鉄鋼材料の構成成分と分類ができる。 4. 非鉄金属材
料の特徴を説明できる。 5. セラミックス、プラスチックの特徴を説明できる。 6. 材料の機械的性質、化学的性質、その評価法を説明できる。 7. 資源循環
型社会と材料との関係に関する基本的事項を説明できる。
■授業時間外に必要な学修
授業で得た知識を身近な材料に適用、応用し、その理解を深める。
■教科書
[ISBN]9784407310672『材料技術基礎―材料の基礎から新素材まで』(里達雄,実教出版)
■参考文献
[ISBN]9784753651054『材料工学―材料の理解と活用のために』(M.F. Ashby, 内田老鶴圃)
[ISBN]9784753650934『材料工学入門―正しい材料選択のために 増補訂正版』(M.F. Ashby, 内田老鶴圃)
[ISBN]9784563067120『材料の科学と工学 1: 材料の微細構造』(W.D. キャリスター , 培風館)
[ISBN]9784782840689『基礎機械材料』(一谷吉郎, 産業図書)
■関連科目
機械工学実験、材料工学演習実験、材料組織学、機械工作法
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テスト・演習・レポート 30%
期末試験 70%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施
■研究室・E-mailアドレス
材料物性研究室(沖)38号館7階(内線)5334 [email protected]
■オフィスアワー
前期:水曜日 12:20 ~ 13:10
後期:金曜日 12:20 ~ 13:10
- 167 -
科目名:
工業数学 <機械>
英文名: Industrial Mathematics
イ
オ
イ
担当者: 五百井
キヨシ
清
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
ベクトルと複素数の2つの分野に関して,その微積分の取り扱いについて講述する.ベクトルの微積分に関する知識を身に付けることにより,多くの物理現
象や工学的対象が簡明に記述されることを理解する.また,複素数は実数部と虚数部からなる数であるが,実数では取扱いにくい問題も複素数の範囲で扱うこ
とにより難なく解決されることを学ぶ.講義では,工学・技術の立場から,実際の応用例についても随時,説明を行う.なお,受講に際しては,微分積分学Ⅰ・
Ⅱ,および線形代数学Ⅰ・Ⅱを既に修得していることが望ましい.
第1回 ベクトルの代数
第2回 ベクトルの図形的側面
第3回 ベクトルの微分
第4回 スカラー場とベクトル場
第5回 ベクトルの積分(1)
第6回 ベクトルの積分(2)
第7回 ベクトルの積分定理
第8回 中間試験と解説
第9回 複素数の関数
第10回 正則関数(1)
第11回 正則関数(2)
第12回 コーシーの積分定理(1)
第13回 コーシーの積分定理(2)
第14回 複素関数の展開
第15回 留数定理とその応用
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(B)に主体的に関与.
ベクトルの微積分と複素数の微積分を工学・技術の課題に応用して解決できることを目標とする.この科目の単位を修得することにより,受講生は少なくと
も以下の項目の知識と能力を身に付けることができる.
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
スカラーとベクトルの基本性質を理解し,内積や外積の基本演算が行える.
ベクトルの微分・積分の意味を理解し,これらを求めることができる.
スカラー場とベクトル場の考え方,および勾配,発散,回転の意味がわかる.
線積分,面積分,体積分の意味を理解し,これらを使用して計算が行える.
複素関数の意味を理解し,複素変数の初等関数が扱える.
複素関数の微分について理解を深め,正則関数の性質を説明できる.
複素関数のテイラー展開とローラン展開ができる.
コーシーの積分定理を理解し,これを定積分に応用して計算が行える.
■授業時間外に必要な学修
・授業中に説明のなかった教科書の演習問題を自分で解いてみる.
・スカラーとベクトルの類似点と相違点,および実数と複素数の類似点と相違点を演算規則や微積分の側面から自分なりにまとめなおしてみる.
■教科書
[ISBN]9784627057418『工学系数学テキストシリーズ応用数学』(上野健爾,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784781911922『ナビゲーション ベクトル解析 (ライブラリ数学ナビゲーション)』(河村 哲也, サイエンス社)
[ISBN]9784061546622『ゼロから学ぶベクトル解析 (ゼロから学ぶシリーズ)』(西野 友年, 講談社)
[ISBN]9784061545267『なっとくする複素関数 (なっとくシリーズ)』(小野寺 嘉孝, 講談社)
[ISBN]9784903814384『イメージでとらえる ビジュアル複素関数入門』(井澤 裕司, プレアデス出版)
■関連科目
微分積分学Ⅰ・Ⅱ,線形代数学Ⅰ・Ⅱ,流体力学,構造力学,制御工学,ロボット工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃,後期開講科目は12~1月頃に実施します.
■研究室・E-mailアドレス
ロボティクス研究室38号館6階 (内線)5337
(五百井)[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5時限,および,在室時はいつでも質問を受け付ける
- 168 -
科目名:
工業数学 <知能>
英文名: Industrial Mathematics
イ
オ
イ
担当者: 五百井
キヨシ
清
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
ベクトルと複素数の2つの分野に関して,その微積分の取り扱いについて講述する.ベクトルの微積分に関する知識を身に付けることにより,多くの物理現
象や工学的対象が簡明に記述されることを理解する.また,複素数は実数部と虚数部からなる数であるが,実数では取扱いにくい問題も複素数の範囲で扱うこ
とにより難なく解決されることを学ぶ.講義では,工学・技術の立場から,実際の応用例についても随時,説明を行う.なお,受講に際しては,微分積分学Ⅰ・
Ⅱ,および線形代数学Ⅰ・Ⅱを既に修得していることが望ましい.
第1回 ベクトルの代数
第2回 ベクトルの図形的側面
第3回 ベクトルの微分
第4回 スカラー場とベクトル場
第5回 ベクトルの積分(1)
第6回 ベクトルの積分(2)
第7回 ベクトルの積分定理
第8回 中間試験と解説
第9回 複素数の関数
第10回 正則関数(1)
第11回 正則関数(2)
第12回 コーシーの積分定理(1)
第13回 コーシーの積分定理(2)
第14回 複素関数の展開
第15回 留数定理とその応用
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
ベクトルの微積分と複素数の微積分を工学・技術の課題に応用して解決できることを目標とする.この科目の単位を修得することにより,受講生は少なくと
も以下の項目の知識と能力を身に付けることができる.
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
スカラーとベクトルの基本性質を理解し,内積や外積の基本演算が行える.
ベクトルの微分・積分の意味を理解し,これらを求めることができる.
スカラー場とベクトル場の考え方,および勾配,発散,回転の意味がわかる.
線積分,面積分,体積分の意味を理解し,これらを使用して計算が行える.
複素関数の意味を理解し,複素変数の初等関数が扱える.
複素関数の微分について理解を深め,正則関数の性質を説明できる.
複素関数のテイラー展開とローラン展開ができる.
コーシーの積分定理を理解し,これを定積分に応用して計算が行える.
■授業時間外に必要な学修
・授業中に説明のなかった教科書の演習問題を自分で解いてみる.
・スカラーとベクトルの類似点と相違点,および実数と複素数の類似点と相違点を演算規則や微積分の側面から自分なりにまとめなおしてみる.
■教科書
[ISBN]9784627057418『工学系数学テキストシリーズ応用数学』(上野健爾,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784781911922『ナビゲーション ベクトル解析 (ライブラリ数学ナビゲーション)』(河村 哲也, サイエンス社)
[ISBN]9784061546622『ゼロから学ぶベクトル解析 (ゼロから学ぶシリーズ)』(西野 友年, 講談社)
[ISBN]9784061545267『なっとくする複素関数 (なっとくシリーズ)』(小野寺 嘉孝, 講談社)
[ISBN]9784903814384『イメージでとらえる ビジュアル複素関数入門』(井澤 裕司, プレアデス出版)
■関連科目
微分積分学Ⅰ・Ⅱ,線形代数学Ⅰ・Ⅱ,流体力学,構造力学,制御工学,ロボット工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃,後期開講科目は12~1月頃に実施します.
■研究室・E-mailアドレス
ロボティクス研究室38号館6階 (内線)5337
(五百井)[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5時限,および,在室時はいつでも質問を受け付ける
- 169 -
科目名:
工業力学
英文名: Engineering Mechanics
トウザキ ヤスヨシ
担当者: 東﨑
サ カ タ
セイイチロウ
康嘉・坂田 誠一郎
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
工業力学は、物理としての力学から工業上の実際問題への応用を意識し、それに適合する力学へ引き継ぐ学問であり、今後学習する諸力学、諸工学の基礎とな
る重要な科目である。よって本講義では、後学年で学習する材料力学、機械力学などへの入門としての役割を持たせ、工学としての力学の基本的諸事項、単位、
ベクトルなどを理解し、それらを用いて物体の釣合いを基本とした力学、すなわち静力学および動力学がNewtonの運動の法則に裏付けられた学問であり、本
講義によって運動の法則の完全な理解とその応用の仕方が理解され、今後学習する諸力学、諸工学の円滑な展開への基礎ができあがる。
第1回 工業力学で使う数学1
第2回 工業力学で使う数学2
第3回 工学系の力学を学ぶための準備
第4回 力とベクトル
第5回 物体間に働く力
第6回 力のモーメント・等価力
第7回 力の釣り合い
第8回 総合演習1
第9回 分布力と等価集中荷重,重心の基礎
第10回 複雑な物体の重心
第11回 点の平面運動と円運動
第12回 質点の運動と運動方程式
第13回 運動量と力積
第14回 仕事とエネルギー
第15回 総合演習2
中間試験と定期試験を実施します。
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育目標(C)に主体的に関与。
1)Newtonの運動の法則およびそれを応用した諸概念の数学的取り扱いを理解し、それらの簡単な工学問題への適用ができる。
2)重心を求ることができる。
3)力のモーメントのつり合いを理解し、関連する力学の問題を解くことができる。
4)質点の運動の基礎を理解し、説明できる。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で示された式の展開を再度自らの手で行い、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784407331271『工学系の力学: 実例でわかる、基礎からはじめる工業力学 (専門基礎ライブラリー )』(末益 博志,実教出版)
■参考文献
[ISBN]9784526062759『絵とき「機械力学」基礎のきそ (Machine Design Series)』(久保田 浪之介, 日刊工業新聞社)
[ISBN]9784274201158『絵ときでわかる 機械力学』(門田 和雄, オーム社)
[ISBN]9784501414504『演習 工業力学』(一柳 信彦, 東京電機大学出版局)
[ISBN]9784627610248『工業力学 第3版』(青木 弘, 森北出版)
■関連科目
材料力学、機械力学、材料強度学、計算力学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
中間試験 40%
■授業評価アンケート実施方法
6~7月頃に実施します
■研究室・E-mailアドレス
38号館 坂田准教授室 N-708号室 内線5311
[email protected]
38号館 東﨑教授室 N-506号室 内線5317
[email protected]
■オフィスアワー
坂田 木曜日 2限 東﨑 月曜日 4限
- 170 -
科目名:
構造力学 <機械・知能>
英文名: Structural Mechanics
オチアイ ヨシヒロ
担当者: 落合
芳博
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
高度な力学を理解し,複数の部材からなる機械構造物の強度計算が行えることを目標とする.複雑な機械構造物の場合,コンピュータを使用して
解析を行うので,その基礎となる原理を理解する.具体的には航空機、自動車,プラント,工場設備など各種機械装置を設計するための基礎知識とし
て構造力学を学習する.すでに,材料力学を学んでいるが,進んだ機械設計には材料力学のほかに基本的な構造の構成要素を総合的に考察する構造
力学の基礎知識が必要不可欠である.構造力学の基礎である構造に働く力の釣合い,支持条件について述べ,静定と不静定構造の区別を明確に示す.
静定トラスを取り上げ,その解法を十分な演習を含めて学習する.マトリックス法による構造解析の考え方を述べ,トラス,骨組のこの方法による解析
例を示す.設計現場でよく使用されている有限要素法による構造解析のための基礎知識を理解させる.
第1回 構造力学の概論, 静力学の基礎,構造力学と技術者倫理
第2回 せん断力分布図,モーメント分布図(点荷重の場合)
第3回 せん断力分布,モーメント分布の計算(分布荷重の場合)
第4回 トラス構造物の強度について
第5回 トラス構造物の節点法による解析
第6回 トラス構造物の断面法による解析
第7回 ラーメン構造物のたわみ角式と節点方程式
第8回 ラーメン構造物の節点方程式と層方程式
第9回 集中荷重が作用する門形ラーメン(固定支持の場合)
第10回 集中荷重が作用する門形ラーメン(ヒンジ支持の場合)
第11回 連続はりへの応用
第12回 コンピュータを用いた構造力学解析
第13回 マトリックス法によるラーメン構造物の解析
第14回 CAEによる機械構造物の解析
第15回 構造力学の復習と演習問題
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(C)に主体的に関与.(D-3)に付属的に関与.
構造力学の基礎を理解し,トラスやラーメンの問題を独力で解くことができる.
機械を設計する際,梁の計算が確実にできる.
■授業時間外に必要な学修
授業中に説明しなかった教科書の演習問題を解くこと.
■教科書
[ISBN]9784627464919『構造力学概論』(松浦 章夫,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784627425224『構造力学 下: 不静定編 第2版』(崎元達郎, 森北出版)
[ISBN]9784621037560『航空機構造力学』(小林繁夫, 丸善)
■関連科目
材料力学の基礎,材料力学,力学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
宿題などのレポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
設計システム研究室38号館6階(内線)5328
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日4時限目,火曜日昼休み時間
- 171 -
科目名:
材料工学演習実験 <機械>
英文名: Exercises and Experiments of Materials Engineering
ア サ ノ
担当者: 淺野
カズノリ
キ グ チ
ショウジ
オキ
サ チ オ
ナ カ イ
マサアキ
和典・木口 昭二・沖 幸男・仲井 正昭
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
機械工学を学ぶにあたり、機械材料の製法や諸特性は非常に重要である。本科目では、材料工学の理解を深めるための講義・演習・実験を行う。まず、材料の
組織や性質に関する講義を行った後、結晶学、状態図、組織学に関連した基礎的実験や演習を行う。
履修者を班分けし、班毎に下記の講義・演習・実験をすべて行う。
(1)結晶学の基礎:結晶構造、ミラー指数を結晶模型を使って解説する。これと関連付けて、X線回折、電子線回折の原理と応用方法を解説する。またこれらテー
マの演習を行う。最後に、これらの知識を総動員して、X線回折装置を設計する。
(2)凝固と伝熱の基礎:コンピュータの進歩と相まって数値計算法は急速に発展している。本講では、伝熱理論に基づいた金属凝固のCAE解析について演習する。
(3)鋳鉄の溶解と凝固:鋳鉄を溶製するために必要な原材料の配合計算を行い、実際に鋳鉄を溶解する。鋳鉄の溶解過程、状態や凝固過程を観察するだけでなく、
熱分析や板チル試験などの炉前試験を行い、鋳鉄の性質について学ぶ。
(4)金属材料の熱処理:金属材料の多くは、熱処理によりその性質を多様に変化させることができる。ここでは、熱処理の基本を解説するとともに、熱処理に関
する演習、実験を行う。
第1回 ガイダンス
第2回 テーマ1(その1)
第3回 テーマ1(その2)
第4回 テーマ1(その3)
第5回 テーマ2(その1)
第6回 テーマ2(その2)
第7回 テーマ2(その3)
第8回 レポート提出および査読(1)
第9回 テーマ3(その1)
第10回 テーマ3(その2)
第11回 テーマ3(その3)
第12回 テーマ4(その1)
第13回 テーマ4(その2)
第14回 テーマ4(その3)
第15回 レポート提出および査読(2)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(D-1)に主体的に関与。
実験やレポート、諮問を通して得られた内容ならびに材料工学の基本的事項を正しく理解し、説明できる。
■授業時間外に必要な学修
機械工学を学ぶために必要な材料に関する知識の重要性について知ること。
■教科書
「材料工学演習実験テキスト」(第1回の説明会時に配布)
■参考文献
下記関連科目で用いられている教科書や配布プリントなど。
■関連科目
工業材料、材料組織学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 40%
レポート 60%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
38号館7階
38号館7階
38号館6階
38号館7階
木口 教授室 内線5331 [email protected]
沖 教授室 内線5334 [email protected]
淺野准教授室 内線5368 [email protected]
冨田講師室 内線5370 [email protected]
■オフィスアワー
木口: 火曜日 4限
沖: 火曜日 12:20 ~ 13:10
淺野:火曜日 5限
冨田: 月曜日 3 ~ 4限
- 172 -
科目名:
材料組織学 <機械>
英文名: Structure and Properties of Materials
キ グ チ
担当者: 木口
ショウジ
ナ カ イ
マサアキ
昭二・仲井 正昭
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
材料は、機械、電子、建設など工学の広い分野に関連をもつものであって、材料の知識も膨大になるものであるが、その基礎となる材料の性質を普遍的かつ
体系的に理解することが大切である。現代では、金属、セラミックス、高分子などの材料を個々に取り扱うのではなく、それらを包含した材料科学の領域とし
て系統的に学ぶことが必要になってきている。
材料は、それらがつくられた履歴により種々の微細構造を持つようになる。このような組織の違いによって材料の性質が変わる。材料の構造を主として調べ
る学問が材料組織学であり、講義や小テスト、宿題・課題を通して材料組織学の習得を図る。
第1回 1.材料組織学の目標と授業内容
第2回 2.固体におけるいろいろな相の形と分布
第3回 3.材料の科学(その1)
第4回 4.平衡状態図(その1)
第5回 5.平衡状態図(その2)
第6回 6.非平衡相変態(その1)
第7回 7.非平衡相変態(その2)
第8回 8.課題演習「二元共晶状態図」
第9回 9.非平衡相変態(その3)
第10回 10.材料の科学(その2)
第11回 11.表面の熱力学
第12回 12.相変化
第13回 13.組織変化(その1)
第14回 14.組織変化(その2)
第15回 15.授業のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(D-3)に関与。 1.材料の性質が何で決まるのか、ということを理解し、説明できる。
2.工業上最も重要なFe-C系状態図を正確に記述できる。
3.Fe-C系状態図に基づいて相変態を説明できる。
■授業時間外に必要な学修
新聞、科学雑誌等で紹介される最新の科学技術に対して常に興味を持って接すること。
授業で学習・習得したことは、いつでも引き出しから取り出して、活用できるようにしておくこと。
■教科書
「材料組織学序説」 昭和プリント ¥1,890(2008年)
■参考文献
[ISBN]9784254240115『材料組織学』(杉本孝一, 朝倉書店)
[ISBN]なし『材料の構造と物性 (講座・現代の金属学 1)』(日本金属学会, 丸善 1994)
[ISBN]なし『鋳鉄の科学』(中村幸吉, 日本鋳物工業会 2005)
■関連科目
工業材料、材料工学演習実験、エコマテリアル、複合材料学、鋳造工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テストおよびレポート 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
木口教授室 38号館7階N-712(内線5331)
非平衡プロセス工学研究室 38号館7階N-719(内線5332)
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日3時限目
- 173 -
科目名:
材料力学 <機械・知能>
英文名: Strength of Materials
ワ
ダ
担当者: 和田
ヨシタカ
モリモト アキヒロ
義孝・森本 精洋
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
材料力学は機械装置および構造物を設計する時、または強度安全性を評価する時に必要な学問であるため、技術者として内容を十分理解しておく
ことが重要である。すでに学習した前半部分の材料力学に引続き、まずはりの曲げ変形および平等強さのはりなどについて述べる。次に組合せ応力、
ひずみエネルギならびに長柱の座屈問題について学習する。講義では関連する演習問題も交え、材料力学の基本的な原理原則を修得する。
受講に当たっては、テキストを予習・復習し、演習問題を解くことにより理解を深めることが必要である。
第1回 曲げ変形(1)-片持はり
第2回 曲げ変形(2)-両端支持はり
第3回 曲げ変形(3)-面積モーメント法
第4回 平等強さのはり
第5回 せん断
第6回 はりのせん断応力
第7回 組み合わせ応力(1)-任意点の応力
第8回 組み合わせ応力(2)-軸荷重と曲げ
第9回 組み合わせ応力(3)-曲げとねじり
第10回 ひずみエネルギ(1)-はりのひずみエネルギ
第11回 ひずみエネルギ(2)-カスチリアノの定理
第12回 ひずみエネルギ(3)-衝撃荷重による応力と変形
第13回 長柱の座屈(1)-オイラー公式
第14回 長柱の座屈(2)-セカント公式
第15回 総合演習およびまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(C)に主体的に関与。
材料力学で習得した知識が、機械構造物の強度設計に深く関わっていることを知るとともに、材料力学的素養を身につけ説明・議論できる。受講
により下記項目が可能になり、科学的に正しい認識を持つとともに、自らの意見を述べ、議論できる。
1.はりの変形解析ができる
2.組み合わせ荷重を受ける部材の応力解析ができる
3.ひずみエネルギおよび衝撃荷重を受ける部材の応力・変形解析ができる
4.軸圧縮力を受ける部材の座屈解析ができる
■授業時間外に必要な学修
毎回の演習問題を確実に理解し、テキスト章末の演習問題を行う。さらに授業で習ったことを身近な機械設計へ応用し、その理解を深める。
■教科書
[ISBN]9784627611412『材料力学 1(改訂版(SI版))(最新機械工学シリーズ)』(渥美 光,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784627662322『材料力学 基礎編 第2版』(尾田十八, 森北出版)
[ISBN]9784781909752『演習材料力学 新訂版 (セミナーライブラリー機械工学 2)』(尾田十八, サイエンス社)
■関連科目
材料力学の基礎、材料力学演習実験、物理学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
和田准教授室(38-5F)内線5319 [email protected]
■オフィスアワー
月曜日16:30 ~ 18:00 (和田)
- 174 -
科目名:
材料力学演習実験 <機械・知能>
英文名: Exercises and Experiments of Strength of Materials
サ カ タ
担当者: 坂田
セイイチロウ
ワ
ダ
ヨシタカ
モリモト アキヒロ
誠一郎・和田 義孝・森本 精洋
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
材料力学は機械装置および構造物を設計する時、または強度安全性を評価する時に必要な学問であるため、技術者として内容を十分理解しておくことが重要
である。このため、演習・実験を通して応力解析の基本を習得することに目標を置いている。荷重と変形、つりあい条件、梁の曲げ、軸のねじりなどから数種
の基本となる実験を行い、それに関連した演習を行う。これらの演習・実験を通して、材料力学の基本的な原理原則を体得する。
受講に当たっては、テキストを予習・復習し、演習問題を解くことにより理解を深めることが必要である。
第1回 引張・圧縮
第2回 せん断
第3回 組み合わせ棒、熱応力
第4回 トラス、内圧を受ける薄肉円筒
第5回 まとめ、例題演習
第6回 図形の性質
第7回 つりあい
第8回 せん断力図と曲げモーメント図
第9回 曲げ応力
第10回 曲げ応力応用
第11回 ねじり
第12回 ねじり応用
第13回 まとめ、例題演習
第14回 総合問題
第15回 設計および事故例研究
レポート
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(C)に主体的に関与。
材料力学演習・実験を通して習得した知識が、機械構造物の強度設計に深く関わっていることを知るとともに、材料力学的素養を身につける。受講により下
記項目が可能になり、科学的に正しい認識を持つとともに、自らの意見を述べ、議論できる力を持てるようになることを目標とする。
1.軸力およびせん断力を受ける部材の応力・変形計算ができる
2.はりの応力・変位計算ができる
3.軸のねじり応力・変形計算ができる
■授業時間外に必要な学修
演習した基本的な問題は確実に解けるようにし、テキスト各章の問題も解答する。さらに授業で演習したことを身近な機械設計へ応用し、その理解を深める。
■教科書
[ISBN]9784627611412『材料力学 1(改訂版(SI版))(最新機械工学シリーズ)』(渥美 光,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784627662322『材料力学 基礎編 第2版』(尾田十八, 森北出版)
[ISBN]9784781909752『演習材料力学 新訂版 (セミナーライブラリー機械工学 2)』(尾田十八, サイエンス社)
■関連科目
材料力学の基礎、物理学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポートまたは小テスト 100%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
坂田:固体力学研究室(38-7F) [email protected]
和田:破壊力学研究室(38-5F) [email protected]
(森本先生担当分も上記のいずれかにお問い合わせ下さい)
■オフィスアワー
火曜日14:00 ~ 15:00
- 175 -
科目名:
材料力学の基礎
英文名: Strength of Materials
サ カ タ
担当者: 坂田
セイイチロウ
モリモト アキヒロ
誠一郎・森本 精洋
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
材料力学は機械装置および構造物を設計する時、または強度安全性を評価するとき必要となる学問であるため、基本的なことはできるだけ完全に理解させる
ことを目標において授業を進める。はじめに、応力とひずみの概念を十分理解するため、引張と圧縮の作用する部材の問題について述べる。ついで構造の主要
要素であるはりについて、つりあい式、せん断力、曲げモーメントならびに曲げ応力解析などについて説明する。このあと、軸のねじりについての応力・変形
の解析方法について学習する。これらの知識が機械構造物の設計に深く関わっていることを知り、材料力学的素養を身につけさせる。
受講に当たっては、テキストを復習し、演習問題を解くことにより、理解を深めることが必要である。
第1回 材料力学への導入
第2回 許容応力と安全率、例題演習
第3回 引張と圧縮、熱応力
第4回 組合せ棒およびトラス
第5回 慣性力を受ける物体の応力、内圧を受ける薄肉円筒
第6回 極限設計法、例題演習
第7回 つりあいおよび図形の性質と曲げ
第8回 はりのせん断力図と曲げモーメント図(その1)-片持はり
第9回 はりのせん断力図と曲げモーメント図(その2)-両端支持はり
第10回 はりの曲げ応力
第11回 非対称曲げを受けるはり、例題演習
第12回 ねじり
第13回 動力軸のねじりおよびコイルばね
第14回 円形断面でない棒のねじり、例題演習
第15回 総合演習およびまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
応力解析の基本となる、応力・ひずみの概念、引張と圧縮の問題、はりの曲げ問題、軸のねじり問題を理解するとともに、これらの事柄が機械構造物の強度
設計に深く関わっていることを認識する。受講により下記項目が可能となり、科学的に正しい認識を持つとともに、自らの意見を述べ、議論できる力を持てる
ようになることを目標とする。学習・教育目標(C)に主体的に関与。
1)軸力およびせん断力を受ける部材の応力計算ができる
2)はりのせん断力図・曲げモーメント図作成と曲げ応力計算ができる
3)ねじり荷重を受ける部材の応力・変形計算ができる
■授業時間外に必要な学修
毎回の演習問題を確実に理解し、テキスト章末の演習問題を行う。さらに授業で習ったことを身近な機械設計へ応用し、その理解を深める。
■教科書
[ISBN]9784627611412『材料力学 1(改訂版(SI版))(最新機械工学シリーズ)』(渥美 光,森北出版)
■参考文献
[ISBN]9784627662322『材料力学 基礎編 第2版』(尾田十八, 森北出版)
[ISBN]9784781909752『演習材料力学 新訂版 (セミナーライブラリー機械工学 2)』(尾田十八, サイエンス社)
■関連科目
物理学、数学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
レポートまたは小テスト 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
固体力学研究室(38-7F)内線5311 [email protected]
(森本先生,坂田担当分とも)
■オフィスアワー
木曜日10:40 ~ 11:30 (坂田)
- 176 -
科目名:
システム工学 <知能>
英文名: Systems Engineering
サ カ タ
担当者: 坂田
セイイチロウ
誠一郎
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
システムとは,多くの要素の集合体で,各要素が有機的に結合して,全体として目標を達成しようとするものと定義
できる.これは機械構造物に代表される工学システムだけでなく,情報システム,社会システムなど様々な分野が含
まれる.システム工学は,広義にはシステムの研究,計画,設計,製造,運用などの全てを対象とするため,工学分
野の技術者の基礎教養に位置づけられるものであるとも言える.本講義では,このうち対象とするシステムの概要と
評価方法,およびシステムの改善のための計画法に類する内容について重点的に解説を行う予定である.
授業方法としては講義を主とし,適宜演習や課題を課すことにより理解を深める予定である.
第1回 システム工学の概要及び目的
第2回 システムの計画と評価
第3回 システムのスケジューリング,システム信頼性評価の基礎.
第4回 回帰分析,システム信頼性評価の基礎
第5回 演習(1)
第6回 線形計画問題(1)
第7回 線形計画問題(2)
第8回 演習(2)
第9回 非線形計画問題について(大域的問題,局所的問題)
第10回 局所的最適化問題の解法(1)
第11回 演習(3)
第12回 局所的最適化問題の解法(2)
第13回 大域的最適化問題の解法
第14回 最適化手法の機械工学分野への応用
第15回 総合演習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース 学習・教育到達目標(E-3)に主体的に関与
(1)講義で対象とするシステムの概要が理解でき,説明できる.
(2)システムの評価方法が理解でき,説明できる.
(3)システム改善のための手法が理解でき,計画法などを用い基本的な例題を解くことができる.
■授業時間外に必要な学修
適宜課題を課しますので,事前事後学習として課題に取り組み,理解を深めて下さい.
■教科書
[ISBN]9784627911727『システム工学(第2版)』(室津 義定, 森北出版株式会社 : 2006)
■関連科目
工学全般
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
期末テスト 70%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
1月頃に実施予定です.
■研究室・E-mailアドレス
固体力学研究室
坂田誠一郎
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日 16:40 ~ 17:30
- 177 -
科目名:
システム制御工学 <知能>
英文名: System Control Engineering
コ サ カ
担当者: 小坂
マナブ
学
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
制御とは、人間の指示通りに機械などを、自動的にうまく動かす技術である。その応用は、ロボット,ロケット,自動車,医療機器などの最先端技術から、
自動ドアなど身近なものまで、ありとあらゆる機械に使われている。つまり企業にとって制御は、他社製品との差別化を図る上で、欠かせられない重要なコア
技術である。そして機械技術者にとって制御技術は、一般常識として身につけるべきスキルである。
この授業の基本方針を以下に示す。
1.企業で実際に使われている制御技術テーマを厳選し、理解すれば入社後、役立つことを周知徹底させる。
2.「制御工学の基礎」、「制御工学」で教えた古典制御理論に続いて、現代制御理論と離散時間系を教える。
3.授業の速さと説明の量についてアンケートを行い、結果を次回の授業に反映させる。
第1回 本授業の導入と位置づけ
第2回 状態空間法によるシステムの解析(1)
第3回 状態空間法によるシステムの解析(2)
第4回 状態空間法によるシステムの解析(3)
第5回 状態空間法によるシステムの解析(4)
第6回 状態空間法によるシステムの解析(5)
第7回 状態空間法によるシステムの解析(6)
第8回 状態空間法によるフィードバック制御系の設計(1)
第9回 状態空間法によるフィードバック制御系の設計(2)
第10回 状態空間法によるフィードバック制御系の設計(3)
第11回 状態空間法によるフィードバック制御系の設計(4)
第12回 制御器をマイコンに実装するプログラム(1)
第13回 制御器をマイコンに実装するプログラム(2)
第14回 制御器をマイコンに実装するプログラム(3)
第15回 制御器をマイコンに実装するプログラム(4)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
到達目標は次のとおりである。
1)伝達関数から状態表現に変換できる。
2)状態表現から伝達関数に変換できる。
3)状態表現で表されたシステムの安定性を判別できる。
4)極配置法と最適制御で状態フィードバックを設計できる。
5)制御器をC言語で書ける。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784339032185『高校数学でマスターする現代制御とディジタル制御―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学, コロナ社 : 2015)
■参考文献
[ISBN]9784339032062『高校数学でマスターする制御工学―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学, コロナ社 : 2012)
[ISBN]9784627920415「MATLAB/Simulinkによる現代制御入門」 川田昌克著 森北出版 ¥3,200 (2011)
[ISBN]9784904774106「mbedマイコンによるモータ制御設計法」 小坂 学著 科学技術出版 ¥3200 (2013)
[ISBN]488657243X「センサレスドライブ制御技術の基礎とMATLABシミュレーション」 小坂 学著 トリケップス (2005)
[ISBN]4339033030「フィードバック制御入門」 杉江俊治・藤田政之共著 コロナ社 ¥3,000 (2000)
[ISBN]4254201052「制御工学の基礎」 柴田浩・藤井知生・池田義弘共著 朝倉書店 ¥3,000 (2001)
[ISBN]462791721X「MATLAB/Simulinkによる わかりやすい制御工学」井上和夫・川田昌克・西岡勝博共著 森北出版 ¥2,400 (2001)
■関連科目
力学、数学、計測工学、電気電子回路、制御工学の基礎、制御工学演習実験、制御工学、メカトロニクス、ロボット工学、センシング工学、バーチャルリア
リティ、生体医工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
eラーニング 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
制御工学研究室38号館 5階(内線)5348
[email protected]
■オフィスアワー
水曜5時限目(質問等は、いつでも、どこでも、なんでも、どのようにでも受け付ける。)
- 178 -
科目名:
自動車工学 <機械>
英文名: Automotive Engineering
カジワラ
担当者: 梶原
シ ン ジ
伸治
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
自動車工学は,機械工学の四力+制御、材料など、広い範囲についての工学である。高度な機械システムの一つである自動車を通じて、工学理論と実際との
結び付きについて理解を深めることを第一義の目的とする。 自動車の構造概要および動的性能に重要な役割をするエンジン,サスペンション,タイヤ,ブレー
キ,ボデーおよび電子制御方法など の詳細を講義し,自動車の動的性能である「走る」「曲がる」「止まる」の三要素を理解させる。さらに,それらの電子制
御手法を理解する。材料,製造方法,大量生産における品質保証になどと加えて,各国の法規動向,公害·安全対策の現状や材料調達およびコストと今後の動向
を概説し,自動車の社会的位置付けも理解を深める。
また,4年次の卒業研究および将来の実務に役立つようにする。
受講にあたっては,教科書及び配布プリントを元に予習し,演習問題等で復習を行って理解を深めることが必要である。
第1回 自動車一般、自動車の基本的構造
第2回 タイヤの力学
第3回 サスペンション
第4回 ステアリング
第5回 操縦性・安定性1(旋回特性、ロール軸等)
第6回 操縦性・安定性2(サスペンションジオメトリー)
第7回 操縦性・安定性3(コーナリング限界のコントロール性)
第8回 乗り心地・振動(ばね上、ばね下固有振動数等)
第9回 ブレーキ(制動力学とブレーキ力配分等)
第10回 走行抵抗と動力性能
第11回 新しい自動車技術(ASV等)
第12回 ガソリンエンジン
第13回 ディーゼルエンジン
第14回 新エンジン
第15回 自動車用材料
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標Cに主体的に関与.
機械システムの一つである自動車を通じて、工学理論と実際との結び付きについて記述できる。
また、基礎的な自動車力学の計算ができる。
■授業時間外に必要な学修
自動車工学に関して,講義で指示された課題に取り組むこと。
常に新聞・Web情報など最新の技術をサーチしておき,自分なりに情報を整理し,理解を深めておくこと。
講義で指示した部分をWeb・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
具体的には、自動車一般,自動車の運動,タイヤの力学,動力性能,制動性能,操縦性・安定性,乗り心地・振動,エンジン,EV、新エネルギー自動車、
ITS,自動車用材料,社会情勢などである。
■教科書
[ISBN]9784381088550『自動車工学入門』(野崎 博路,山海堂)
■参考文献
[ISBN]9784501417307『サスチューニングの理論と実際』(野崎博路, 東京電機大学出版局)
[ISBN]9784627690110『自動車工学』(尾崎紀男, 森北出版)
■関連科目
機械力学、機械力学演習実験、機械運動学、機械設計、材料力学の基礎
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
レポート#1 30%
レポート#2 20%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
機械機能設計研究室 38号館6階(内線)5366
[email protected]
■オフィスアワー
水曜5限、月~水曜日 昼休み
- 179 -
科目名:
数学解析 <機械>
英文名: Mathematical Analysis
オ オ ク ボ
担当者: 大久保
ノリヒコ
範彦
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
まず、周期関数のフーリエ級数と複素形フーリエ級数の求め方を学習する。フーリエ級数の応用として、偏微分方程
式の解を求めることができる。次に、ラプラス変換とラプラス逆変換の求め方を学習する。ラプラス変換とラプラス
逆変換の応用として、常微分方程式の解を求めることができる。毎回、授業中に問題プリントを配付する。
第1回 フーリエ級数の基礎
第2回 フーリエ級数I
第3回 フーリエ級数II
第4回 フーリエ級数III
第5回 フーリエ級数IV
第6回 フーリエ級数の応用
第7回 フーリエ積分
第8回 今までの復習
第9回 中間試験
第10回 ラプラス変換I
第11回 ラプラス変換II
第12回 ラプラス変換III
第13回 ラプラス変換の応用I
第14回 ラプラス変換の応用II
第15回 ラプラス変換の応用III
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(B)に主体的に関与。
1.周期関数のフーリエ級数が求められるようになる。
2.周期関数の複素形フーリエ級数が求められるようになる。
3.ラプラス変換とラプラス逆変換が求められるようになる。
4.ラプラス変換とラプラス逆変換を用いて、常微分方程式の解が求められるようになる。
■授業時間外に必要な学修
講義で配付するプリントの問題を解くこと。
■教科書
[ISBN]9784785310790『基礎解析学』(矢野 健太郎,裳華房)
■参考文献
[ISBN]9784320019447『やさしく学べる ラプラス変換・フーリエ解析 増補版』(石村 園子, 共立出版)
■関連科目
微分積分学I,II
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階・講師控室
■オフィスアワー
金曜の4,5限
- 180 -
科目名:
数学解析 <知能>
英文名: Mathematical Analysis
オ オ ク ボ
担当者: 大久保
ノリヒコ
範彦
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
まず、周期関数のフーリエ級数と複素形フーリエ級数の求め方を学習する。フーリエ級数の応用として、偏微分方程
式の解を求めることができる。次に、ラプラス変換とラプラス逆変換の求め方を学習する。ラプラス変換とラプラス
逆変換の応用として、常微分方程式の解を求めることができる。毎回、授業中に問題プリントを配付する。
第1回 フーリエ級数の基礎
第2回 フーリエ級数I
第3回 フーリエ級数II
第4回 フーリエ級数III
第5回 フーリエ級数IV
第6回 フーリエ級数の応用
第7回 フーリエ積分
第8回 今までの復習
第9回 中間試験
第10回 ラプラス変換I
第11回 ラプラス変換II
第12回 ラプラス変換III
第13回 ラプラス変換の応用I
第14回 ラプラス変換の応用II
第15回 ラプラス変換の応用III
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(B)に主体的に関与。
1.周期関数のフーリエ級数が求められるようになる。
2.周期関数の複素形フーリエ級数が求められるようになる。
3.ラプラス変換とラプラス逆変換が求められるようになる。
4.ラプラス変換とラプラス逆変換を用いて、常微分方程式の解が求められるようになる。
■授業時間外に必要な学修
講義で配付するプリントの問題を解くこと。
■教科書
[ISBN]9784785310790『基礎解析学』(矢野 健太郎,裳華房)
■参考文献
[ISBN]9784320019447『やさしく学べる ラプラス変換・フーリエ解析 増補版』(石村 園子, 共立出版)
■関連科目
微分積分学I,II
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
学部実施規程に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
21号館2階・講師控室
■オフィスアワー
金曜の4,5限
- 181 -
科目名:
数値計算法 <機械>
英文名: Numerical Computation
ワ
ダ
ヨシタカ
ハシモト トモヒサ
ア ラ イ
ノリヨシ
担当者: 和田
義孝・橋本 知久・荒井 規允
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
理工学分野で数学的手法は極めて重要な意味を持つ。そして数式を解析的に解くことが、まず優先される。しかし、実際は解析的には解けない問題に遭遇す
ることも多く、数値的にそれぞれの具体的条件のもとで解を求める方法をとる。
以前からコンピュータによる数値解析法はさまざまな手法が開発され、社会の高度化に伴いそれらを学習する必要性はますます高い。本講義では、特に必要
とする分野を選び厳密な基礎理論と共に直感的な解説も行うことにより、理解しやすいものとする。社会で広く使われているC言語を用いて講義を進める。
第1回 forループの応用
第2回 if文の応用
第3回 幾何学計算
第4回 数値積分(1)
第5回 数値積分(2)
第6回 レポート課題(1)
第7回 数値微分
第8回 常微分方程式
第9回 レポート課題(2)
第10回 関数の近似法と多項式補間
第11回 試問課題(1)
第12回 非線形方程式の解法,ニュートン法
第13回 試問課題(2)
第14回 連立一次方程式の解法
第15回 試問課題(3)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(E-1)に主体的に関与。
1.数学的手法の数値計算による解法を理解し説明できる
2.C言語のより実践的な利用方法を理解しプログラミングできる
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
講義で利用するスライド等は必要に応じて配布する。
■参考文献
[ISBN]4781910017 数値計算[新定版]州之内治男・著 石渡恵美子・改定 サイエンス社(2002)
■関連科目
プログラミング実習または情報処理実習1および2の履修を行い、機械工学科の基礎的な力学及び数学一般の基礎科目の知識が必要。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート課題(1)15%
レポート課題(2)15%
試問課題(1)20%
試問課題(2)20%
試問課題(3)30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
和田准教授室 破壊力学研究室 38号館5階 内線5319 [email protected]
橋本講師室 CAE解析設計研究室 38号館6階 内線5357 [email protected]
荒井講師室 計算熱工学研究室 38号館5階 内線5358 [email protected]
■オフィスアワー
火・水・金曜日の5時限目
- 182 -
科目名:
数値計算法 <知能>
英文名: Numerical Computation
ワ
ダ
ヨシタカ
ハシモト トモヒサ
ア ラ イ
ノリヨシ
担当者: 和田
義孝・橋本 知久・荒井 規允
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
理工学分野で数学的手法は極めて重要な意味を持つ。そして数式を解析的に解くことが、まず優先される。しかし、実際は解析的には解けない問題に遭遇す
ることも多く、数値的にそれぞれの具体的条件のもとで解を求める方法をとる。
以前からコンピュータによる数値解析法はさまざまな手法が開発され、社会の高度化に伴いそれらを学習する必要性はますます高い。本講義では、特に必要
とする分野を選び厳密な基礎理論と共に直感的な解説も行うことにより、理解しやすいものとする。社会で広く使われているC言語を用いて講義を進める。
第1回 forループの応用
第2回 if文の応用
第3回 幾何学計算
第4回 数値積分(1)
第5回 数値積分(2)
第6回 レポート課題(1)
第7回 数値微分
第8回 常微分方程式
第9回 レポート課題(2)
第10回 関数の近似法と多項式補間
第11回 試問課題(1)
第12回 非線形方程式の解法,ニュートン法
第13回 試問課題(2)
第14回 連立一次方程式の解法
第15回 試問課題(3)
■学習・教育目標および到達目標
1.数学的手法の数値計算による解法を理解し説明できる
2.C言語のより実践的な利用方法を理解しプログラミングできる
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
講義で利用するスライド等は必要に応じて配布する。
■参考文献
[ISBN]4781910017 数値計算[新定版]州之内治男・著 石渡恵美子・改定 サイエンス社(2002)
■関連科目
プログラミング実習または情報処理実習1および2の履修を行い、機械工学科の基礎的な力学及び数学一般の基礎科目の知識が必要。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート課題(1)15%
レポート課題(2)15%
試問課題(1)20%
試問課題(2)20%
試問課題(3)30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
和田准教授室 破壊力学研究室 38号館5階 内線5319 [email protected]
橋本講師室 CAE解析設計研究室 38号館6階 内線5357 [email protected]
荒井講師室 計算熱工学研究室 38号館5階 内線5358 [email protected]
■オフィスアワー
火・水・金曜日の5時限目
- 183 -
科目名:
図学および機械製図
英文名: Mechanical Drawing
ニシヤブ カズアキ
担当者: 西籔
ム ラ タ
ジュンジ
和明・村田 順二
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 1セメスター
■授業概要・方法等
本科目は、機械・器具などの図面を描くための基礎的な事項を学修する。この中には線や文字および記号の使い方、さらに製品の
材質、加工方法、工程などを図面に指示する方法が規定されており、製品を製造するための図面の描き方の基礎となっている。こ
の機械製図の基礎的な事項を学修する前に、図学を学修し、三次元空間の形状認識を理解できるように指導する。日本工業規格(J
IS)で定められた機械製図規格およびその関連規格にしたがった作図法および図面解読能力を養うことを目的としている。その
ため、講義による説明と演習、および製図課題を一体化させ、モノづくりに必要な基礎的な製図法を修得するよう指導する。
第1回 図学(1)
第2回 図学(2)
第3回 図形の表し方
第4回 図面のあらまし・線と文字
第5回 寸法の表し方・寸法公差とはめあい
第6回 パッキン押え
第7回 表面性状
第8回 ボルト・ナット(1)
第9回 ボルト・ナット(2)
第10回 ボルト・ナット(3)
第11回 歯車(1)
第12回 歯車(2)
第13回 歯車(3)
第14回 歯車(4)
第15回 まとめ(定期試験に備えた学習)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-4)に主体的に関与する。
JISに定められた機械製図規格およびその関連規格にしたがって製図することにより、図面を解読することができる。
■授業時間外に必要な学修
講義中に指示した課題を提出期限までに完成させること。講義中に説明した内容が理解できなかったことやさらに学習したい内容
は、教科書や配布資料および参考書籍等を用いて調査し、質問等があれば担当教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784627664340『初心者のための機械製図(第4版)』(藤本 元(監修), 森北出版 : 2015)
■参考文献
[ISBN]9784844527480『JISにもとづく標準機械製図集 第7版』(大柳康, 理工学社)
[ISBN]9784844527466『JISにもとづく標準製図法 第13全訂版』(大西清, 理工学社)
[ISBN]9784542182554『JISハンドブック 製図 2014』(日本規格協会)
■関連科目
機械工作法、機械製図の基礎演習、機械製図演習、設計製図の基礎、設計製図、応用機械製図
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
課題・レポート 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
西籔 准教授室 38号館6階N-606室(内線5308)[email protected]
村田 講師室 38号館6階N-608室(内線5322)[email protected]
■オフィスアワー
西籔 水曜日・5時限(16:30 ~ 18:00)
村田 火曜日・5時限(16:30 ~ 18:00)
- 184 -
科目名:
制御工学 <機械・知能>
英文名: Control Engineering
イ ケ ダ
担当者: 池田
アツトシ
コ サ カ
マナブ
篤俊・小坂 学
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
制御とは、人間の指示通りに機械などを、自動的にうまく動かす技術である。その応用は、ロボット,ロケット,自動車,医療機器などの最先端技術から、
自動ドアなど身近なものまで、ありとあらゆる機械に使われている。つまり企業にとって制御は、他社製品との差別化を図る上で、欠かせられない重要なコア
技術である。そして機械技術者にとって制御技術は、一般常識として身につけるべきスキルである。
この授業の基本方針を以下に示す。
1. 企業で実際に使われている制御技術を厳選し、理解すれば入社後、役立つことを周知徹底させる。
2.「制御工学の基礎」に続いて、制御対象の把握と、制御器の設計法を教える。
3. 授業の速さと説明の量についてアンケートを行い、結果を次回の授業に反映させる。
第1回 制御対象の把握(1)
第2回 制御対象の把握(2)
第3回 制御対象の把握(3)
第4回 制御対象の把握(4)
第5回 制御対象の把握(5)
第6回 制御対象の把握(6)
第7回 制御対象の把握(7)
第8回 制御対象の把握(8)
第9回 制御性能を表す制御仕様
第10回 制御仕様を満足させる制御器の設計
第11回 P制御
第12回 PI制御
第13回 PD制御
第14回 PID制御
第15回 PID制御器の設計
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コ―ス:学習・教育目標(E)に主体的に関与。
到達目標は次のとおりである。
1)ステップ応答やボード線図を見て、その伝達関数を推定できる。
2)むだ時間を含むフィードバック制御系の安定性と定常特性を解析できる。
3)極配置法でPID制御器を設計できる。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784339032062『高校数学でマスターする制御工学―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784339033038『フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)』(杉江 俊治, コロナ社)
[ISBN]9784627917217『MATLAB/Simulinkによるわかりやすい制御工学』(川田 昌克, 森北出版)
[ISBN]9784254201055『制御工学の基礎 新版』(柴田浩, 朝倉書店)
■関連科目
力学、数学、計測工学、電気電子回路、制御工学の基礎、制御工学演習実験、システム制御工学、メカトロニクス、ロボット工学、センシング工学、バーチャ
ルリアリティ、生体医工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
eラーニング 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
小坂 制御工学研究室38号館 5階(内線)5348
[email protected]
池田 センシング学研究室 38号館 5階(内線)5382
[email protected]
■オフィスアワー
小坂 水曜5時限目
池田 月曜3時限目
(質問等は、いつでも、どこでも、なんでも、どのようにでも受け付ける。)
- 185 -
科目名:
制御工学演習実験 <機械・知能>
英文名: Exercises and Experiments of Control Engineering
イ
オ
イ
担当者: 五百井
キヨシ
コ サ カ
マナブ
オオツボ ヨシカズ
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
シ
マ
イ ケ ダ
アツトシ
清・小坂 学・大坪 義一・岡田(塩澤)志麻・池田 篤俊
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
制御とは、人間の指示通りに機械などを、自動的にうまく動かす技術である。その応用は、ロボット,ロケット,自動車,医療機器などの最先端技術から、
自動ドアなど身近なものまで、ありとあらゆる機械に使われている。つまり企業にとって制御は、他社製品との差別化を図る上で、欠かせられない重要なコア
技術である。そして機械技術者にとって制御技術は、一般常識として身につけるべきスキルである。
この授業の基本方針を以下に示す。
1.実際に使われている制御技術テーマを厳選し、理解すれば入社後、役立つことを周知徹底させる。
2.演習では、講義「制御工学の基礎」と「制御工学」で学習した周波数応答とPID制御系のシミュレーションを行い、実際の制御系設計を実感する。
3.実験では、車輪型倒立振子を倒れないように制御する課題を与え、制御工学の面白さと驚きを体験させて、制御工学の魅力を伝える。
第1回 制御の目的
第2回 物理モデルと微分方程式
第3回 物理モデルとラプラス変換
第4回 周波数応答を計測してボード線図を書く演習(1)
第5回 周波数応答を計測してボード線図を書く演習(2)
第6回 MATLABによるPID制御演習(1)
第7回 MATLABによるPID制御演習(2)
第8回 MATLABによるPID制御演習(3)
第9回 車輪型倒立振子の安定化制御(1)
第10回 車輪型倒立振子の安定化制御(2)
第11回 車輪型倒立振子の安定化制御に関する演習(1)
第12回 車輪型倒立振子の安定化制御に関する演習(2)
第13回 車輪型倒立振子の安定化制御に関する実験(1)
第14回 車輪型倒立振子の安定化制御に関する実験(2)
第15回 車輪型倒立振子の安定化制御に関する実験(3)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コ―ス:学習・教育目標(E)に主体的に関与。
1)周波数応答を見てボード線図を書くことができる。
2)PID制御系のPIDゲインと制御性能の関係を理解し説明できる。
3)制御系シミュレーションソフト「MATLAB」を操作できる。
4)車輪型倒立振子の安定性を論じることができる。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784339032062『高校数学でマスターする制御工学―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784339033038『フィードバック制御入門 (システム制御工学シリーズ)』(杉江 俊治, コロナ社)
[ISBN]9784627917217『MATLAB/Simulinkによるわかりやすい制御工学』(川田 昌克, 森北出版)
[ISBN]9784254201055『制御工学の基礎 新版』(柴田浩, 朝倉書店)
■関連科目
制御工学の基礎、制御工学、システム制御工学、ロボット工学、基礎物理学および演習、力学全般、数学全般、計測工学、電気電子回路
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
演習レポート 50%
実験レポート 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
五百井教授室38号館6階 (内線5337) [email protected]
小坂教授室 38号館5階 (内線5348) [email protected]
大坪准教授室38号館5階 (内線5364) [email protected]
岡田講師室 38号館5階 (内線5381) [email protected]
池田講師室 38号館5階 (内線5382) [email protected]
■オフィスアワー
水曜5時限目および、在室時はいつでも受け付ける。
- 186 -
科目名:
制御工学の基礎 <機械・知能>
英文名: Fundamentals of Control Engineering
イ ケ ダ
担当者: 池田
単 位: 2単位
アツトシ
コ サ カ
マナブ
篤俊・小坂 学
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
制御とは、人間の指示通りに機械などを、自動的にうまく動かす技術である。その応用は、ロボット,ロケット,自動車,医療機器などの最先端技術から、
自動ドアなど身近なものまで、ありとあらゆる機械に使われている。つまり企業にとって制御は、他社製品との差別化を図る上で、欠かせられない重要なコア
技術である。そして機械技術者にとって制御技術は、一般常識として身につけるべきスキルである。
この授業の基本方針を以下に示す。
1.企業で実際に使われている制御技術テーマを厳選し、理解すれば入社後、役立つことを周知徹底させる。
2.ブロック線図と伝達関数によるシステムの解析方法を教える。
3.授業の速さと説明の量についてアンケートを行い、結果を次回の授業に反映させる。
第1回 制御とは
第2回 ブロック線図による制御系の表現
第3回 2自由度制御系のフィードバック制御とフィードフォワード制御と制御性能
第4回 ラプラス変換によるシステム解析(1)
第5回 ラプラス変換によるシステム解析(2)
第6回 ラプラス変換によるシステム解析(3)
第7回 ラプラス変換によるシステム解析(4)
第8回 ラプラス変換によるシステム解析(5)
第9回 ラプラス変換によるシステム解析(6)
第10回 ラプラス変換によるシステム解析(7)
第11回 ラプラス変換によるシステム解析(8)
第12回 ラプラス変換によるシステム解析(9)
第13回 ラプラス変換によるシステム解析(10)
第14回 ラプラス変換によるシステム解析(11)
第15回 ラプラス変換によるシステム解析(12)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コ―ス:学習・教育目標(E)に主体的に関与。
到達目標は次のとおりである。
1)ブロック線図から伝達関数を求めることができる
2)微分方程式から伝達関数を求めることができる
3)伝達関数の安定性を判別できる
4)ステップ応答の最終値を求めることができる
5)2次遅れ系のボード線図をかくことができる
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784339032062『高校数学でマスターする制御工学―本質の理解からMat@Scilabによる実践まで』(小坂 学,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]4339033030「フィードバック制御入門」 杉江俊治・藤田政之共著 コロナ社 ¥3,000 (2000)
[ISBN]462791721X「MATLAB/Simulinkによる わかりやすい制御工学」川田昌克・西岡勝博共著 森北出版 ¥2,400 (2001)
[ISBN]4501109602「初めて学ぶ基礎制御工学」 森政弘・小川鉱一共著 東京電機大学出版局 ¥3,400 (2001)
[ISBN]4274035271「わかりやすい制御」 竹下光夫・鷲尾翔一共著 オーム社 ¥2,900 (2000)
[ISBN]4769321422「機械の制御 理論と実際」 (社)実践教育訓練研究協会編 工業調査会 ¥2,800 (1999)
[ISBN]4526031879「やさしい機械制御」 金子敏夫著 日刊工業新聞社 ¥1,900 (2000)
[ISBN]4339043915「メカトロニクスのための制御工学」 高木章二著 コロナ社 ¥3,000 (2000)
[ISBN]4254201052「制御工学の基礎」 柴田浩・藤井知生・池田義弘共著 朝倉書店 ¥3,000 (2001)
[ISBN]9784888981149「制御工学JSMEテキストシリーズ」 日本機械学会 ¥1,886 (2002)
■関連科目
力学、数学、計測工学、電気電子回路、制御工学、制御工学演習実験、システム制御工学、メカトロニクス、ロボット工学、センシング工学、バーチャルリ
アリティ、生体医工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
eラーニング 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
小坂 制御工学研究室38号館 5階(内線)5348
[email protected]
池田 センシング学研究室 38号館 5階(内線)5382
[email protected]
■オフィスアワー
小坂 水曜5時限目
池田 月曜2時限目
(質問等は、いつでも、どこでも、なんでも、どのようにでも受け付ける。)
- 187 -
科目名:
生体医工学 <知能>
英文名: Medical and Biological Engineering
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
シ
マ
担当者: 岡田(塩澤)志麻
単 位: 2単位
開講年次: 4年次
開講期: 7セメスター
■授業概要・方法等
体医工学とは医学に工学技術を取り入れて,生命現象を明らかにするとともに,診断や治療に有効な手段を提供する
という新しい専門分野である.生体機能の基礎からさまざまな医療機器の応用まで説明できるようにする.
第1回 生体医工学の概要
第2回 生体機能① 生体の基本構成について
第3回 生体機能② 生体特性について
第4回 生体機能③ 生体計測,生体センサについて(導入)
第5回 生体と電気の安全について
第6回 生体電極と生体センサについて
第7回 ヘルスケア機器①:日常生活モニタリング
第8回 ヘルスケア機器②:睡眠モニタリング
第9回 ヘルスケア機器③:ヘルスケアに必要なモニタリング
第10回 医療機器の雑音の発生と対策
第11回 画像診断装置
第12回 手術,治療器
第13回 加齢や健康維持について
第14回 バイオメカニクス① 股関節,ひざ関節を例とした関節の構成
第15回 バイオメカニクス② 運動の推定方法
■学習・教育目標および到達目標
ヒトの生体機能について説明できる.
既存の医療機器の原理が記述できる.
生体医工学の最新研究をを説明できる.
■授業時間外に必要な学修
自分の身近な健康機器,医療機器を挙げ,その原理について調べる.講義後は,講義において得た知識について,生
体医工学の専門分野においてどのように応用されているかを調べ,理解を深め説明できる.
■教科書
未定
■参考文献
[ISBN]9784339072266『ヒト心身状態の計測技術―人に優しい製品開発のための日常計測』(牧川 方昭,コロナ社)
*センシング工学を履修した学生は上記教科書を持参してください.
■関連科目
バーチャルリアリティ,センシング工学,計測工学,制御工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
授業中課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
岡田志麻 38号館5階(内線5381)岡田講師室
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日 3限
- 188 -
科目名:
精密加工学 <機械>
英文名: Precision Machining
ム ラ タ
担当者: 村田
ジュンジ
順二
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
生産技術(ものづくり技術)は我が国の基盤技術であり、これまでの経済成長を根底から支えてきた。その一方で、製造業のコスト低減に関する要求は年々厳
しくなっており、我が国のものづくりに関わる産業競争力低下が深刻な問題となりつつある。そのような中、精密加工技術は、材料の高付加価値化を実現する
技術として、資源の少ない我が国の国際競争力を高める上でその重要性が増している。本講義では精密加工法の意義、基本的な考え方を解説し、種々の加工法
の原理や特徴、用途を詳述する。また、これまでに習得した各種工作法との関連性や相違点などを解説することで、材料、形状、精度、経済性などを考慮した
最も効率的な加工方法を選択できる能力を養う。精密機械部品の設計、機械システムの設計、生産技術分野を志望する学生には必須の講義である。
第1回 ガイダンス
第2回 研削加工Ⅰ(概要)
第3回 研削加工Ⅱ(研削砥石)
第4回 研削加工Ⅲ(研削理論)
第5回 研削加工Ⅳ(研削抵抗・研削温度・仕上げ面粗さ)
第6回 研磨加工(砥粒加工)
第7回 前半のまとめと演習
第8回 中間試験
第9回 放電加工
第10回 レーザー加工
第11回 電子ビーム・イオンビーム加工
第12回 化学加工Ⅰ(エッチング・フォトリソグラフィ )
第13回 化学加工Ⅱ(電解加工・電気めっき)
第14回 評価・分析技術
第15回 講義のまとめと演習
中間試験および定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-3)に主体的に関与する。
(1)「機械工作法」および「機械加工学」で習得した各種加工法を基盤とし、さらに精度が要求される製品に対して用いられる種々の精密加工法の原理と特徴
を理解し、説明できる。
(2)種々の加工方法の中から、材料・用途・形状・精度・コストの観点から最も適切な加工方法を選定し、その理由を説明することができる。
(3)1つの加工法で製品仕様を満足できない場合、複数の加工法を選定し、各工程の目的も含めて説明することができる。
■授業時間外に必要な学修
・毎回の講義において課題を提出するのでそれを利用し理解を深める。
・課題提出時に講義内容に関する質問欄を設けるので、理解が困難であった箇所および理解を深めたい部分を教員に質問する。
・講義で取り扱った加工法について、それまでに学習した他の加工法との関連や差異について理解する。
・身近な工業製品を分解・観察し、それがどのような加工法で製作されているかを検討する。
■教科書
講義開始時に資料を配布する。
■参考文献
[ISBN]9784888981477『加工学〈1〉除去加工 (JSMEテキストシリーズ)』(日本機械学会)
[ISBN]4769321015『研削加工のすすめ方 (工業調査会の実践入門シリーズ)』(横川和彦, 工業調査会 : 1992)
[ISBN]4842501510『特殊加工』(佐藤敏一, 養賢堂 : 1994)
[ISBN]4254231083『機械加工ハンドブック』(朝倉書店 : 2006)
[ISBN]9784782840863『新編機械工作学』(機械工作学編集委員会, 産業図書)
■関連科目
機械工作法、機械加工学、機械加工実習1・2
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 40%
中間試験 30%
演習・課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施する。
■研究室・E-mailアドレス
村田順二 講師室 38号館N608 (内線5322)[email protected]
■オフィスアワー
火曜日5限(16:30-18:00)
- 189 -
科目名:
設計製図 <機械・知能>
英文名: Design and Drawings of Electric Apparatus
ス ズ キ
担当者: 鈴木
ナ オ ヤ
ワキ ヤスタカ
タ ケ ダ
シュウコ
直弥・脇 康隆・武田 修子
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
時代の流れは、数多くの技術革新を生んできた。しかしながら、ものつくりの原点である設計計算理論は古典的であるが、設計手法としてのCAEによる解析
やCADによって設計の効率化が図られているのである。これらの理由としては、国際的市場の価格競争による開発期間の短縮やコンカレント設計が主流になっ
てきたからである。したがって、上述した最新の設計技術に基づいた設計手法を、これまでの専門的授業によって習得した機械設計製図の基礎知識を生かして、
受講者に課せられるテーマ「うず巻きポンプ」を選び、設計計算だけでなく、3次元CAD手法を修得させる。
なお、第6セメスターである応用機械製図に継続して実施されることで、うず巻きポンプにおける一連の設計手法における手順を完結するようにカリキュラ
ムが組まれている。 授業方法は、教科書や配布資料をもとに予習し、講義で得た知識で設計計算書は予め自宅で作成し、大学では3次元CAD実習による課題を期日までに正確に
作成して提出することが必要である。
また、授業は2クラス編成で行い、全員完成させる。
第1回 うず巻ポンプ:羽根車1
第2回 うず巻ポンプ:羽根車2
第3回 うず巻ポンプ:羽根車3
第4回 3次元CAD実習その1
第5回 3次元CAD実習その2
第6回 3次元CAD実習その3
第7回 3次元CAD実習その4
第8回 うず巻ポンプ:ケーシング1
第9回 うず巻ポンプ:ケーシング2
第10回 うず巻ポンプ:ケーシング3
第11回 3次元CAD実習その5
第12回 3次元CAD実習その6
第13回 3次元CAD実習その7
第14回 3次元CAD実習その8
第15回 総合課題:設計書・図面完成
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(D-4)に主体的に関与。
1.うず巻ポンプでは、ポンプ動力と羽根車の設計および軸径の決定および構想図の作成ができる。
2.許容応力値での機械構造計算および3次元モデリング、図面作成ができる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784827710182『うず巻ポンプの設計 (設計シリーズ 3)』(大町 昌義,パワー社)
■参考文献
[ISBN]9784844527480『JISにもとづく標準機械製図集 第7版』(北郷薫, 理工学社)
[ISBN]9784526002250『機械設計便覧 新版』(木内石, 日刊工業新聞社)
[ISBN]不定『機械工学便覧』基礎編(α編), デザイン編(β編), 応用システム編(γ編)の3編より構成 (日本機械学会, 丸善 2003-)
[ISBN]9784844600039『渦巻ポンプの設計と製図』(寺田進, 理工図書)
■関連科目
機械工学科で開講されている専門科目および関連する選択科目を履修して、予め十分なる基礎知識を得ておく必要がある。
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
設計計算書 40%
CAD製図 40%
質疑応答による理解度・積極性・努力度・整合性 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表者:機械工学科 環境流体工学研究室(鈴木 直弥)内線5344 38号館6階 E-mail: [email protected]
■オフィスアワー
月曜日から金曜日:12:30 ~ 13:00、水曜日5時限目
(ただし、会議などの時間は除く)
- 190 -
科目名:
設計製図の基礎 <機械・知能>
英文名: Fundamentals of Design Drawing
ハ ラ ダ
担当者: 原田
タカシ
ワキ ヤスタカ
タ ケ ダ
シュウコ
孝・脇 康隆・武田 修子
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
開発期間の短縮やコンカレント設計が主流となる現代での設計技術に基づいた設計手法を、これまでの専門的授業によって習得した機械設計製図の基礎知識及
び3次元CADの基本操作技術を生かして、受講者に課せられるテーマ(はすば歯車減速機)の部品を選び、設計計算及び3次元CAD手法を修得させる。
なお、第3セメスターの機械製図演習に継続して実施されることで、はすば歯車減速機における一連の設計手法における手順を完結するようにカリキュラム
が組まれている。
受講にあたっては、教科書や配布資料を基に予習し、講義で得た知識で設計計算書は予め自宅で作成しておき、大学ではCAD実習による課題を期日までに正
確に作成して提出することが必要である。
第1回 歯車減速機の設計1
第2回 歯車減速機の設計2
第3回 歯車減速機の設計3
第4回 歯車減速機の設計4
第5回 歯車減速機の設計5
第6回 歯車減速機の設計6
第7回 はすば歯車のモデリング1
第8回 はすば歯車のモデリング2
第9回 はすば歯車のモデリング3
第10回 はすば歯車のアセンブル
第11回 はすば歯車の図面作成1
第12回 はすば歯車の図面作成2
第13回 はすば歯車の図面作成3
第14回 はすば歯車の図面作成4
第15回 課題および図面指導
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コースの学習・教育到達目標(D-4)に主体的に関与する。
はすば歯車減速機の設計計算書が作成できること。設計計算書では、はすば歯車の仕様、機構を決定し、それに基づく歯のかみあい率、歯の曲げ強さ、軸の強
度、軸受の選定などの決定及び減速機の構想図の作成ができる。
上記設計仕様の基づくはすば歯車のソリッドモデル及び各部品モデルのアセンブル、組み立図面を製図規則にそって作成できること。
■授業時間外に必要な学修
歯車減速機や機械設計,および3次元CAD操作について自主的に理解を深めること.また,CAD検定への積極的な受験を勧める.
■教科書
講義用プリントを配布する。
■参考文献
[ISBN]9784627664333『初心者のための機械製図(第3版)』(森北出版 : 2010)
[ISBN]9784274069529『JISにもとづく標準製図法』(大西 清, オーム社 : 2010)
[ISBN]9784844527480『JISにもとづく標準機械製図集』(大柳 康, 理工学社 : 2012)
[ISBN]9784627666610『図解SolidWorks実習 - 3次元CAD完全マスター』(岸 佐年/栗山 弘/伊達 政秀, 森北出版 : 2007)
■関連科目
図学および機械製図、機械製図基礎演習、機械製図演習、設計製図、応用機械製図
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
設計計算書 60%
CAD図面 40%
■授業評価アンケート実施方法
後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
原田 孝 38号館6階 原田教授室 内線5351: [email protected]
淺野 和典 38号館6階 淺野准教授室 [email protected]
脇 康隆 [email protected]
■オフィスアワー
原田 孝 水曜日5限
- 191 -
科目名:
センシング工学 <知能>
英文名: Sensing Engineering
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
シ
マ
担当者: 岡田(塩澤)志麻
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
メカトロニクス・ロボティクスの分野において,利用されるセンサは多様であり,その測定原理や応用方法も多様と
なっている.このため,センサの開発や応用を考える際の基盤となる知識習得を目的とし,各種センサの基本原理と
その製作方法を説明し,応用事例についても解説する.
講義内では適時小テストや課題を与え,理解度を確認する.
第1回 センシング工学について
第2回 力,圧力,加速度の計測
第3回 長さ,速度,回転の計測
第4回 光の計測
第5回 画像計測①
第6回 画像計測②
第7回 温度,湿度の計測
第8回 超音波のセンサ素子とシステム
第9回 位置,距離の計測
第10回 センシングとための電子回路①
第11回 センシングとための電子回路②
第12回 動作,行動計測
第13回 信号処理①
第14回 信号処理②
第15回 マイクロセンサ
■学習・教育目標および到達目標
学生自身の研究において,計測しようとする対象に最適なセンサを選択できるよう,多様なセンサについての知識を
深めることと,さらに,既存のセンサでの計測が困難な場合,各種センサの新しい応用や,新しいセンサ開発を進め
られる.
■授業時間外に必要な学修
自分の身近な電機製品において,どのようなセンサが搭載され,応用されているのかを学習しておくこと.また,シ
ラバスに記載されているセンシングについて参考図書を中心に理解を深めておくこと.
講義後は,自分の興味をもつ分野において(航空,自動車,医療など),学習したセンサがどのように応用されている
かを調べ,講義内容についての理解を深めること.
■教科書
[ISBN]9784339072266『ヒト心身状態の計測技術―人に優しい製品開発のための日常計測』(牧川 方昭,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784339031928『センシング工学入門』(木下 源一郎 / 実森 彰郎, コロナ社)
■関連科目
物理学および演習,計測工学,電子回路,デジタル回路
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
授業中課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
岡田志麻 38号館5階(内線5381)岡田講師室
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日 3限
- 192 -
科目名:
卒業研究 <機械・知能>
英文名: Individual Study for Bachelor Thesis
キ グ チ
担当者: 木口
ショウジ
オキ
サ チ オ
オチアイ ヨシヒロ
イ
オ
イ
キヨシ
コ サ カ
マナブ
トウザキ ヤスヨシ
ハ ラ ダ
タカシ
イ
ダ
昭二・沖 幸男・落合 芳博・五百井 清・小坂 学・東﨑 康嘉・原田 孝・井田
タ ミ オ
フ チ ハ タ マナブ
サ ワ イ トオル
ニシヤブ カズアキ
オオツボ ヨシカズ
ア サ ノ カズノリ
ス ズ キ ナ オ ヤ
サ カ タ セイイチロウ
民男・渕端 学・澤井 徹・西籔 和明・大坪 義一・淺野 和典・鈴木 直弥・坂田 誠一郎・
ワ ダ
ヨシタカ
カジワラ シ ン ジ
ナ カ イ マサアキ
ト ミ タ ヨシヒロ
ハシモト トモヒサ
オ カ ダ( シ オ ザ ワ ) シ マ
ア ラ イ
和田 義孝・梶原 伸治・仲井 正昭・冨田 義弘・橋本 知久・岡田(塩澤)志麻・荒井
ノリヨシ
ム ラ タ ジュンジ
イ ケ ダ アツトシ
ミチオカ タケノブ
規允・村田 順二・池田 篤俊・道岡 武信
単 位: 4単位
開講年次: 4年次
開講期: 7セメスター・8セメスター
■授業概要・方法等
卒業研究では、各自が希望し、配属された研究室において、指導教員の専門分野に関連した研究テーマが設定される。研究の過程においては、そのテーマに関
連する学問に対する自主的な勉学はもちろんであるが、これまでに修得した専門科目の知識を展開し、製造・開発・研究によって生じる問題設定とその解決に
応用できる能力、さらには自らの創意工夫により課題や問題に対して切り開いてゆける創造性などを修得させ、自主的に問題解決に取り組む事のできる人材を
養成する。この研究過程においては、理論的あるいは実験的な研究に積極的・精力的に取り組むよう指導される。また、理論や実験の進め方、考察の仕方、文
献の検索、研究態度、論文あるいは報告書のまとめ方・書き方,プレゼンテーションなどの指導が行われ、高度な機械技術者・研究者の育成を図ることを目標
としている。
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転がり軸受を活用した変速装置の開発と潤滑状態把握法に関する研究(東﨑) 自動車新型サスペンションおよびプラスティック衝撃吸収・機構CAE解析に関する研究(梶原)
鋳造技術を利用した複合材料の作製に関する研究(冨田)
メッシュレスCAE、3Dプリンタおよび冷間鍛造用金型設計に関する研究(落合)
群制御を用いたレスキューロボットの開発,ミミズ型レスキューロボットの開発(大坪)
球状黒鉛鋳鉄に発生する異常黒鉛の生成機構の解明、金属凝固のその場観察、鋳鉄の真空溶解に関する研究(木口)
材料の高性能化,高機能化(沖)
新型ロボット・メカトロ機器・バーチャルリアリティ機器の設計と制御に関する研究(五百井)
金属基複合材料の作製と諸特性に関する研究(淺野)
制御理論の実用化に関する研究(小坂)
大気-海洋間の運動量・熱・二酸化炭素輸送に関する研究(鈴木)
流れのコンピュータシミュレーションに関する研究(橋本)
先進材料の加工技術に関する研究(西籔)
国際連携による低炭素社会を実現するためのエネルギーと環境を同時解決する研究(井田)
バイオマスの燃焼およびガス化特性に関する研究(渕端)
構造物の健全性、破壊予測シミュレーションに関する研究(和田)
先端材料およびそれを用いた構造物の力学特性解析および最適設計に関する研究(坂田)
工学的手法を用いた感覚生理における生体機能の解明に関する研究(岡田)
ロボットや工作機械などの機械システムを精密に機能させる研究(原田)
ソフトマター(液晶,高分子,界面活性剤,生体分子など),相変化に関する研究(荒井)
物理化学現象に基づく先進加工技術に関する研究(村田)
ヒトの運動計測・解析手法およびそれらの応用システムに関する研究(池田)
機械装置内や大気環境中の流れ・熱・物質挙動の解明に関する研究(道岡)
エネルギーシステム、バイオマス利用技術に関する研究(澤井)
金属材料の微細組織と特性との関係に関する研究(仲井)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(D-1,2)に主体的に関与する。
各コースにおける開講科目単位を習得することにより、そのコースにおける学問的素養を身につけることができる。この素養を基礎とし、与えられた卒業研
究題目に基づく卒業研究論文を作成、その内容について発表できる。ただし、350時間以上の出席が必要である。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
研究テーマに関する専門図書ならびに配布する資料
■参考文献
研究テーマに関する参考図書ならびに配布する資料
■関連科目
必修科目、数学・物理学関係科目及び研究テーマに関する専門科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
卒業論文 70%
卒業研究発表会におけるプレゼンテーション 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表者 機械工学科 五百井清
38号館6階 [email protected]
■オフィスアワー
担当者により異なる。
- 193 -
科目名:
卒業研究ゼミナール <機械・知能>
英文名: Seminar for Bachelor Thesis
ワ
ダ
担当者: 和田
ヨシタカ
オチアイ ヨシヒロ
イ
オ
イ
キヨシ
トウザキ ヤスヨシ
コ サ カ
マナブ
ハ ラ ダ
タカシ
フ チ ハ タ マナブ
サ ワ イ
トオル
義孝・落合 芳博・五百井 清・東﨑 康嘉・小坂 学・原田 孝・渕端 学・澤井 徹・
ニシヤブ カズアキ
オオツボ ヨシカズ
ア サ ノ カズノリ
サ カ タ セイイチロウ
ス ズ キ ナ オ ヤ
カジワラ シ ン ジ
ミチオカ タケノブ
西籔 和明・大坪 義一・淺野 和典・坂田 誠一郎・鈴木 直弥・梶原 伸治・道岡 武信・
ナ カ イ マサアキ
ハシモト トモヒサ
オ カ ダ( シ オ ザ ワ ) シ マ
ア ラ イ ノリヨシ
ム ラ タ ジュンジ
イ ケ ダ アツトシ
イ ダ
仲井 正昭・橋本 知久・岡田(塩澤)志麻・荒井 規允・村田 順二・池田 篤俊・井田
タ ミ オ
ト ミ タ ヨシヒロ
民男・冨田 義弘
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
卒業研究ゼミナールでは,課題の分析能力,機器の利用能力を習得するために,配属された研究室において,指導教員の専門分野に関連した研究テーマが設定
される.この科目は,7,8セメスターに開講される卒業研究を習得するための基礎となる科目であり,物理現象を科学的に判断するという実証的経験並びに
実験における思考の過程を体得することが主な目的である.また,今までに学習してきた講義の内容を実際に使用してその知識を確実にするとともに,正しい
測定技術並びに情報処理技術を修得するために行うものである.さらに,これらの応用として実験対象の設計や評価を個人及び複数名によるチームで取り組み,
将来技術者として実験を計画し開発技術の実務に携わるための基礎を身につけることを目標とする.
第1回 各種材料・構造物の変形応力解析と設計に関する研究(坂田)
第2回 自動車工学と熱流体および機構CAE解析に関する研究(梶原)
第3回 材料の破壊とき裂進展に関する研究(和田)
第4回 ソフトマターの分子シミュレーションに関する研究(荒井)
第5回 メッシュレスCAEに関する研究(落合)
第6回 軽合金複合材料の特性に関する研究(淺野)
第7回 物理化学反応に基づく先進加工技術に関する研究(村田)
第8回 ロボットに代表される知能機械制御システムに関する学習と研究(五百井)
第9回 流れのコンピュータシミュレーションに関する研究(橋本)
第10回 材料科学工学の基礎的考え方と材料開発の手法(沖)
第11回 国際連携による低炭素社会を実現するためのエネルギーと環境を同時解決する研究(井田)
第12回 鋳造技術を利用した複合材料の作製に関する研究(冨田)
第13回 レスキューロボットの開発に関する研究(大坪)
第14回 バイオマスの燃焼およびガス化に関する研究(渕端)
第15回 転がり軸受を活用した変速装置の開発と潤滑状態把握法に関する研究(東﨑)
第16回 日本のものづくり産業の現状と今後の対策(木口)
第17回 大気-海洋間の運動量・熱・二酸化炭素輸送に関する研究(鈴木)
第18回 制御系の研究とその進め方を学習する(小坂)
第19回 先進材料の加工技術に関する研究(西籔)
第20回 ロボットや工作機械などの機械システムを精密に機能させる研究(原田)
第21回 人の生体信号計測とそれを用いた機械コントロールの研究(岡田)
第22回 機械装置内や大気環境中の流れ・熱・物質挙動の解明に関する研究(道岡)
第23回 環境・モノ・ヒトを計測して解析する研究(池田)
第24回 エネルギーシステム、バイオマス利用技術に関する研究(澤井)
第25回 医療用金属材料の高性能化に関する研究(仲井)
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(D-1,2)および(F)に主体的に関与する。
1.各自のテーマについて背景,目的,意義および概要が的確に説明できる。
2.各自のテーマについて実験計画の立案ができる。
3.各自のテーマについて基礎を修得し,各テーマに実際に取り組む準備ができる。
4.研究室毎のテーマについて,複数名による意見交換やグループワークを通じ,チームワークを発揮し課題に取り組むことができる。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
研究テーマに関する専門図書及び教員作成のプリント
■参考文献
参考資料(必要に応じて配布する)
■関連科目
機械工学科で開講されている専門必修科目およびそれに関連する選択科目
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 50%
試問 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表者 機械工学科 五百井清
38号館6階 [email protected]
■オフィスアワー
担当者により異なる。
- 194 -
科目名:
鋳造工学 <機械>
英文名: Casting Engineering
ア サ ノ
担当者: 淺野
カズノリ
和典
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
機械工作法の1つである鋳造加工は人類が早くから会得した成形技術で、大小かつ複雑な製品を一連の工程で多量生産できるという特徴を持っており、鋳造
品は自動車、一般産業用機械器具、航空機、宇宙機器、電気・電子部品、環境・生活用品など産業と生活を支えるいろいろな部品や製品として広く用いられて
いる。
この授業では、鋳造品の生産工程に沿って金属の溶解、鋳造方案、各種鋳型とその造型法、凝固解析など各工程における鋳造工学としての基礎理論、コンピュー
タを利用した最新の鋳造技術、鋳造品の設計などを学習する。また鋳造品の用途や鋳造加工の基本となる流体・伝熱・凝固理論と鋳造工学との関連を学ぶ。
第1回 鋳造技術の歴史
第2回 鋳造加工法の特徴
第3回 鋳造用合金
第4回 金属の溶解炉と溶解法
第5回 金属の凝固特性
第6回 鋳造方案
第7回 最新の模型製作法
第8回 鋳型と造型法(1) (砂型)
第9回 鋳型と造型法(2) (金型、ダイカスト)
第10回 特殊鋳造法(1)
第11回 特殊鋳造法(2)
第12回 鋳造欠陥とその対策
第13回 凝固解析
第14回 鋳造品の設計
第15回 これまでの総括、演習
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(D-3)に主体的に関与。
1.鋳造工程が説明できる。
2.溶融金属を鋳型に鋳込んだ時の凝固の進行過程が説明できる。
3.鋳造品の材質に影響を与える主要な因子が説明できる。
4.鋳造品の設計製作や鋳造品利用の際に考慮すべき事項を述べることができる。
■授業時間外に必要な学修
「自動車、土木建設機械、工作機械など身近な製品のどの部分に鋳造品(鋳物)が使われているか調べること」
「鋳造技術が応用されている工業技術について調べること」
「講義で指示された課題に取り組むこと」
■教科書
[ISBN]9784990278182「基礎から学ぶ 鋳造工学」(日本鋳造工学会 編)
■参考文献
[ISBN]9784782840955『鋳造工学 新版』(中江秀雄, 産業図書)
[ISBN]なし『鋳鉄の生産技術 改訂版』((財)素形材センター )
[ISBN]なし『軽合金鋳物・ダイカストの生産技術』((財)素形材センター )
[ISBN]なし『鋳鉄の生産技術』((財)素形材センター )
[ISBN]9784339040586『溶融加工学 (機械系大学講義シリーズ)』(大中逸雄, コロナ社)
■関連科目
工業材料、機械工作法、材料組織学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
レポート 20%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
淺野和典 38号館6階 複合材料研究室 [email protected]
■オフィスアワー
火曜日5限
- 195 -
科目名:
デジタル回路 <知能>
英文名: Digital Circuit
オオツボ ヨシカズ
担当者: 大坪
義一
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
自然界に存在する物理量はアナログ量であるが,コンピュータの発達に伴い,AD(Analog to Digital)変換器を用いて,信号をデジタル化して取り扱うことが多
くなった。身の回りの家電製品を例に取ると地上デジタル放送,CDプレイヤー,DVDプレイヤー,デジタルカメラなどきりがない。デジタル化された信号は,
信号処理回路によって様々な演算が施される。
また,産業界において最も利用が多いシーケンシャル制御系(リレー回路を用いた制御系)においても論理回路の役割は重要である。
本講義では,まずデジタル回路の理論的基礎である2進数とブール代数について学ぶ。次に基本論理回路について理解した後,組み合わせ論理回路について
学習する。
第1回 2進数(1)
第2回 2進数(2)
第3回 2進数(3)
第4回 論理演算とブール代数(1)
第5回 論理演算とブール代数(2)
第6回 論理演算とブール代数(3)
第7回 論理演算とブール代数(4)
第8回 論理演算とブール代数(5)
第9回 論理演算とブール代数(6)
第10回 確認テスト
第11回 確認テストの解答
第12回 組み合わせ回路(1)
第13回 組み合わせ回路(2)
第14回 ラッチとフリップフロップ(1)
第15回 ラッチとフリップフロップ(2)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
メカトロニクス機器に心臓部であるCPUの働きを知るために,必要な講義である。受講者は,真理値表が与えられると論理関数の簡単化を行い,さらにはその
真理値表を実現するための論理回路の設計,製作が可能となる。
■授業時間外に必要な学修
講義のあった日に習ったことは必ず復習を行うこと。そして,分からなかった点は,次回の講義で質問を行うようにすること。また,復習の意味をかねて確認
テストを実施する。それに向けて,復習を怠ることのないように気をつけること。次回の講義の内容を教科書をみて,分からない点はまとめておき,講義中に
質問をしてほしい。さらには,日常の身の回りにあるディジタル機器について興味を持つこと。
■教科書
[ISBN]9784339007350『ディジタル回路演習ノート』(浅井 秀樹,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784785611293『論理回路―基礎と例題』(松本 光功, 昭晃堂)
[ISBN]9784274209598『論理回路 (新インターユニバーシティ )』(高木 直史, オーム社)
[ISBN]9784774108049『よくわかるディジタルIC回路の基礎』(松田 勲, 技術評論社)
[ISBN]9784339043907『メカトロニクスのための電子回路基礎 (メカトロニクス教科書シリーズ)』(西堀 賢司, コロナ社)
[ISBN]9784339044607『機械系の電子回路 (機械系教科書シリーズ)』(高橋 晴雄, コロナ社)
■関連科目
・電子回路,センサ工学,信号処理
・知能機械システム実験
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 30%
確認テスト 30%
定期試験 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
38号館5階 N508 大坪准教授室(内線5364)
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5時限目以降(16:30 ~ 20:00)
- 196 -
科目名:
電気電子回路 <機械・知能>
英文名: Electric Circuit
コ サ カ
担当者: 小坂
マナブ
学
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
メカトロニクスは、機械工学・制御工学・電気電子工学を基礎としている。その応用は、ロボット・自動車・ロケット・
医療機器などの最先端技術から、家庭電化製品・自動ドアなど身近なものまであらゆる機械に使われている。つまり機械技
術者にとって電気電子工学は、一般常識として身につけるべき知識、技術である。
この授業では、電気電子工学をはじめて学ぶ学生に、直流回路と交流回路の解析の基礎を実例を示しながら講義する
第1回 電気電子工学とは
第2回 電流の流れかた
第3回 電流と電圧の関係
第4回 直流回路とは
第5回 抵抗の直並列接続
第6回 複雑な回路Ⅰ
第7回 複雑な回路Ⅱ
第8回 複雑な回路Ⅲ
第9回 電流の発熱作用
第10回 単相交流Ⅰ
第11回 単相交流Ⅱ
第12回 単相交流Ⅲ
第13回 交流回路Ⅰ
第14回 交流回路Ⅱ
第15回 交流回路Ⅲ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
①抵抗と電源で構成される直流回路を解析できる
②抵抗、コンデンサ、コイルと正弦波交流電源で構成される回路を解析できる
③正弦波応答波形を見て、ゲインと位相差を求められる
(機械工学コース学習教育・目標E-2に主体的に関与)
■授業時間外に必要な学修
機械工学の分野で必要な電気電子工学の基礎を学ぶため、講義前には教科書を読み理解を深め、理解できない内容は講義
中に質問すること。
講義後は教科書の例題に取り組み、講義内容を復習すること。
■教科書
[ISBN]9784339008760『高校数学でマスターする電気回路―水の流れで電気を実感』(小坂 学, コロナ社 : 2015)
■参考文献
[ISBN]9784339008340『解いてなっとく 身につく電気回路』(中野 人志, コロナ社 : 2012)
■関連科目
基礎物理学および演習、物理学および演習、計測工学、デジタル回路、制御工学の基礎、制御工学、制御工学演習実験、
システム制御工学、メカトロニクス、ロボット工学、センシング工学、バーチャルリアリティ、生体医工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
eラーニング 40%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
制御工学研究室(38号館5階・内線5348)
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5時限目(在室時はいつでもOK)
- 197 -
科目名:
伝熱工学 <機械>
英文名: Heat Transfer Engineering
キ グ チ
担当者: 木口
ショウジ
昭二
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
熱力学が平衡状態にある系を取り扱う学問であるのに対し、伝熱工学は温度差の結果として物体間に興るエネル
ギー伝達を探究する科学である。伝熱工学は動力工学の分野においてきわめて重要な位置を占めるばかりでなく、機
械工学、化学工学、金属工学、環境工学、電気工学など広い応用範囲をもっている。特に最近のエネルギー問題に関
連してますますその重要性を増しつつある。
本講義では、伝導、伝達、放射、沸騰、凝縮といった熱の移動現象とそれにともなう物質の移動現象について学ぶ
とともに、小テスト、レポートを通して伝熱工学の習得を図る。
第1回 1.伝熱工学の目標と授業内容
第2回 2.熱伝導(その1)
第3回 2.熱伝導(その2)
第4回 2.熱伝導(その3)
第5回 2.熱伝導(その4)
第6回 2.熱伝導(その5)
第7回 2.熱伝導(その6)
第8回 3.熱伝達
第9回 4.熱通過と熱交換(その1)
第10回 4.熱通過と熱交換(その2)
第11回 4.熱通過と熱交換(その3)
第12回 4.熱通過と熱交換(その4)
第13回 5.沸騰と凝縮の熱伝達(その1)
第14回 5.沸騰と凝縮の熱伝達(その2)
第15回 伝熱工学のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(C)に関与。 1.伝熱の三基本形式である熱伝導、熱伝達および熱放射の違いを理解し、説明できる。
2.熱通過による伝熱の諸問題を解析的方法により探究できる。
3.熱通過の際の伝熱量や温度変化の具体量を算出できる。
■授業時間外に必要な学修
新聞、科学雑誌等で紹介される最新の科学技術に対して、常に興味を持って接すること。
授業で学習・習得したことは、いつでも引き出しから取り出して、活用できるようにしておくこと。
■教科書
[ISBN]9784274085161『図解伝熱工学の学び方』(北山 直方,オーム社)
■関連科目
熱力学の基礎、熱力学演習実験、熱力学、エネルギー工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
小テストおよびレポート 50%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規定に準拠して行います。
■研究室・E-mailアドレス
木口教授室 38号館7階N-712(内線5331)
非平衡プロセス工学研究室38号館7階N-719(内線5332)
[email protected]
■オフィスアワー
火曜日4時限目
- 198 -
科目名:
流れ学演習実験 <機械・知能>
英文名: Exercises and Experiments of Fluid Mechanics
ス ズ キ
担当者: 鈴木
ナ オ ヤ
ミチオカ タケノブ
直弥・道岡 武信
単 位: 1単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
本講義では、流れ学で学んだ重要な定理・公式を適用して多くの演習問題を解くことによって、流れ現象を理解させる。講義は単に問題を解くだけでなく、
その問題・解答を通して、身のまわりで見られる現象と関連づけて説明する。同時に、重要なものについては実験によって実証する。演習と実験を同時に行う
ことによって、興味を抱かせながら、定理・公式のもつ物理的な意味を理解させることを目的とする。
第1回 流体静力学 1
第2回 流体静力学 2
第3回 流体静力学 3
第4回 流体運動の基礎 1
第5回 流体運動の基礎 2
第6回 流体運動の基礎 3
第7回 流体測定法
第8回 流体摩擦 1
第9回 流体摩擦 2
第10回 管路と水路 1
第11回 管路と水路 2
第12回 管路と水路 3
第13回 管路と水路 4
第14回 運動量の法則
第15回 物体まわりの流れ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(C)に主体的に関与
(1)圧力、密度、流量、損失ヘッドについて説明できる。
(2)全圧、静圧、動圧の関係を説明できる。
(3)ベルヌーイの式、連続の式を適用して、基本的な問題を解くことができる。
(4)運動量の法則を適用して、基本的な問題を解くことがができる。
■授業時間外に必要な学修
1.講義で指示された課題に取り組むこと。
2.講義で省略した課題を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784339045550『流れの力学―基礎と演習』(松岡 祥浩,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784817300577『わかる流体の力学』(山枡雅信, 日新出版)
[ISBN]9784782842188『水力学』(富田幸雄, 産業図書)
[ISBN]9784627610613『水力学 (最新機械工学シリーズ 6)』(国清行夫, 森北出版)
■関連科目
微分積分学Ⅰ,Ⅱ, 物理学Ⅰ,Ⅱ, 流れ学の基礎
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 20%
小試験 30%
定期試験 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表:環境流体工学研究室(鈴木) 38号館6階 内線5344
E-mail: [email protected]
■オフィスアワー
金曜日5時限(16:30 ~ 18:00)
- 199 -
科目名:
流れ学の基礎
英文名: Fundamentals of Fluid Mechanics
ス ズ キ
担当者: 鈴木
ナ オ ヤ
ミチオカ タケノブ
直弥・道岡 武信
単 位: 2単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
流体の流れを力学的に取り扱うのに必要な基礎知識について、技術者として必要な流体の力学に関する基本的な原理や解析的な要素に対して、経験的知識や
実験的結果を導入することで流体に関する諸問題を合理的に取り扱うものである。
また、水や空気を作動流体とする広範囲にわたる機械の流動に関する性能向上などに必要な演習問題を通じて、工学的諸問題の解決をはかる能力を養う。
第1回 流体の物理的性質(1)
第2回 流体の物理的性質(2)
第3回 流体の物理的性質(3)
第4回 流体静力学(1)
第5回 流体静力学(2)
第6回 流体静力学(3)
第7回 流体静力学(4)
第8回 流体運動の基礎(1)
第9回 流体運動の基礎(2)
第10回 流体運動の基礎(3)
第11回 流体運動の基礎(4)
第12回 流体運動の基礎(5)
第13回 流体運動の基礎(6)
第14回 流体運動の基礎(7)
第15回 流体運動の基礎(8)
定期試験 後期定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(C)に主体的に関与。
1.流れに関する工学的な諸問題に対応できる。
2.流れ学の解説や理論、公式などの物理的意味を深めることができる。
3.演習問題を通じて流れ学に親しみ、理解できる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784339045550『流れの力学―基礎と演習』(松岡 祥浩,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784782842195『水力学 (最新機械工学講座)』(富田幸雄, 産業図書)
[ISBN]9784782840191『例題演習 水力学(増改版)』(笠原 英司, 産業図書)
■関連科目
材料力学,熱工学など機械工学科の基礎的な力学及び数学一般、情報処理関係の基礎的知識
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
小テスト 30%
課題提出などのレポート評価 20%
■授業評価アンケート実施方法
後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
代表:環境流体工学研究室(鈴木)内線5344 38号館6階S608 [email protected]
■オフィスアワー
月曜日から金曜日:12:30 ~ 13:00、水曜日5時限目
(ただし、会議などの時間は除く)
- 200 -
科目名:
熱力学 <機械・知能>
英文名: Thermodynamics
サ ワ イ
担当者: 澤井
トオル
フ チ ハ タ マナブ
徹・渕端 学
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
本講義では、「熱力学の基礎」および「熱力学演習実験」の講義を元に実際の熱力学的現象、特に蒸気の状態変化、蒸気
サイクル、冷凍サイクル、ノズル流動などについて説明する。小テストおよび演習課題などをとおして基礎的な学力および
それを応用できる力の育成をはかる。
第1回 熱力学の復習
第2回 蒸気の性質について-蒸発現象第3回 蒸気の性質について-状態量第4回 蒸気の性質について-蒸気線図第5回 蒸気の状態変化について-その1第6回 蒸気の状態変化について-その2第7回 蒸気サイクルについて-ランキンサイクル第8回 蒸気サイクルについて-初温、初圧、背圧の影響-
第9回 蒸気サイクルについて-実際のサイクル第10回 蒸気サイクルについて-冷凍サイクル第11回 ヒートポンプについて
第12回 演習
第13回 湿り空気について
第14回 流動とノズルについて-熱流動の基礎第15回 流動とノズルについて-噴流特性定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Cに主体的に関与。
蒸気サイクルおよび蒸気原動所の仕組みを理解し、各種蒸気サイクルについて理論的な性能計算ができる。
冷凍サイクルおよびヒートポンプの仕組みを理解し,理論的な性能計算ができる。
室内温・湿度を適正な状態に保つ空気調和の基礎的な計算ができる。
ノズルから噴出する熱流動の噴流特性およびノズル形状との関連について基礎的な計算ができる。
■授業時間外に必要な学修
熱力学的なセンスを身につけるために、適宜、小テスト課すので各自取り組むことが必要。
■教科書
[ISBN]9784339044614『工業熱力学 (機械系教科書シリーズ)』(丸茂 栄佑,木本恭司,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784526014895『工業熱力学通論 第2版』(斉藤武, 日刊工業新聞社)
[ISBN]9784782840757『例題演習熱力学』(斎藤彬夫, 産業図書)
[ISBN]9784888981040『熱力学 (JSMEテキストシリーズ)』(日本機械学会, 丸善)
■関連科目
熱力学の基礎、熱力学演習実験、伝熱工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
小テスト、演習課題 30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部共通の評価方法で1月頃に実施。
■研究室・E-mailアドレス
[email protected](澤井)
[email protected](渕端)
■オフィスアワー
講義開講曜日の昼休み(澤井)
月,水,木12:15 ~ 12:45(渕端)
- 201 -
科目名:
熱力学演習実験 <機械・知能>
英文名: Exercises and Experiments in Thermodynamics
ア ラ イ
担当者: 荒井
ノリヨシ
フ チ ハ タ マナブ
ミ ズ ノ
サトル
キタムラ ユウジン
規允・渕端 学・水野 諭・北村 有人
単 位: 1単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
本講義では,熱力学の基礎の講義を元に実際の熱力学的現象を実験および演習,演習実験によって学習する.熱力学
の第2法則とエントロピー,ガスサイクル,エネルギーシステムの基本的な考え方について解説する.(EUI)
第1回 熱力学第2法則とエントロピーについて
第2回 完全ガスのエントロピー変化とT-S線図
第3回 オットーサイクル,ディーゼルサイクル
第4回 ブレイトンサイクル,スターリングサイクル
第5回 ガスサイクルの演習1
第6回 ガスサイクルの演習2
第7回 エネルギーの有効活用について(講義)
第8回 エネルギーの有効活用について(演習)
第9回 実験演習1
第10回 実験演習2
第11回 実験演習3
第12回 実験演習4
第13回 エネルギーの有効活用について(発表)
第14回 エネルギーの有効活用について(発表)
第15回 総合演習・指導
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標Cに主体的に関与.
完全ガスの状態変化を現象と結びつけて理解し説明できる.
各種熱サイクルについて理論的に性能計算ができる.
■授業時間外に必要な学修
随時,課題として,ガスサイクル計算演習,エネルギー問題に関する調査・プレゼンテーションの準備を課します.
■教科書
[ISBN]9784339044614『工業熱力学 (機械系教科書シリーズ)』(丸茂 栄佑,木本恭司,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784526014895『工業熱力学通論 第2版』(斉藤武, 日刊工業新聞社)
[ISBN]9784782840757『例題演習 熱力学』(斎藤彬夫, 産業図書)
[ISBN]9784888981040『熱力学 (JSMEテキストシリーズ)』(日本機械学会, 日本機械学会)
■関連科目
熱力学の基礎,熱力学,伝熱工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
実験演習レポート 70%
プレゼン演習・評価シート 30%
■授業評価アンケート実施方法
学部所定の様式によりに実施します。
■研究室・E-mailアドレス
計算熱工学研究室(荒井)38号館 5階(内線)5358
熱工学研究室(渕端)38号館 6階(内線)5354
■オフィスアワー
月曜4限(荒井),月,水,木曜日12:15 ~ 12:45(渕端)
- 202 -
科目名:
熱力学の基礎 <機械・知能>
英文名: Fundamentals of Thermodynamics
サ ワ イ
担当者: 澤井
トオル
ア ラ イ
ノリヨシ
徹・荒井 規允
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
国家あるいは社会を形成する基盤は、エネルギーである。特に、熱エネルギーは、力学的なエネルギーに変換されたり、さらに電気エネルギーへも変換され、
私たちの社会や生活を支えている。この熱エネルギーを理解したり利用したりするのに必要な学問が熱力学である。熱力学は、エネルギー資源や環境問題と深
く関わっている。これらの問題や課題を、さらに深く理解するために必要な知識を習得できるようにする。
授業は、高校物理で学習した理想ガス(完全ガス)の状態方程式を含め、熱力学第一法則,第二法則および各種熱力学用語など、熱力学の基礎を幅広く習得
できるように授業計画を立てている。さらに、より理解を深めるために毎時間演習を行い、熱力学の基礎的な知見を身に付けることを念頭とした教育を行う。
(EUI)
第1回 温度と熱
第2回 圧力と仕事
第3回 熱力学の第一法則について-ジュールの実験について-
第4回 熱力学の第一法則-内部エネルギーについて-
第5回 熱力学の第一法則とエンタルピーについて
第6回 熱力学第一法則と系(閉じた系、開いた系)について
第7回 定常流動系のエネルギー保存則について
第8回 完全ガス-状態式について-
第9回 完全ガス-物性値について-
第10回 完全ガスの分子運動論と混合ガス
第11回 中間試験
第12回 完全ガスの状態変化について-その1-
第13回 完全ガスの状態変化について-その2-
第14回 熱力学第二法則について
第15回 熱力学第二法則とカルノーサイクルについて
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース教育目標Cに主体的に関与。
温度、熱エネルギー、エンタルピー等、熱力学用語を正確に理解できる。
各種単位系の変換演算ができる。 熱力学の第一法則に従い、熱-内部エネルギー-仕事の変換に関する計算ができる。
完全ガスの性質を理解するとともに、各種状態変化について状態量の変化、エネルギーの出入り等が計算できる。
熱力学の第二法則にもとづく可逆・不可逆現象を理解できる。
熱サイクルの基本を理解し、カルノーサイクルの状態変化が記述できる。
■授業時間外に必要な学修
熱力学的なセンスを身につけるために、適宜,宿題(レポートの場合もあり)を課す。各自の力で取り組むことが必要である。11月から12月に中間テストを行う。
■教科書
[ISBN]9784339044614『工業熱力学 (機械系教科書シリーズ)』(丸茂 栄佑,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784526014895『工業熱力学通論 第2版』(斉藤武, 日刊工業新聞社)
[ISBN]9784888981040『熱力学 (JSMEテキストシリーズ)』(日本機械学会, 丸善)
[ISBN]9784782840757『例題演習熱力学』(斎藤彬夫, 産業図書)
■関連科目
工業力学、物理学、物理学実験
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 40%
中間試験 30%
小テスト(レポートなどを含む)30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部共通の評価方法で1月頃に実施
■研究室・E-mailアドレス
澤井教授室
38号館6階N-613
[email protected]
荒井講師室
38号館5階N-504
[email protected]
本科目に関する全体的な問い合わせは、荒井まで連絡すること。
■オフィスアワー
澤井: 月曜日 15-17時,荒井: 月曜日 4限目
- 203 -
科目名:
バーチャルリアリティ <知能>
英文名: Virtual Reality
イ ケ ダ
担当者: 池田
アツトシ
篤俊
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 6セメスター
■授業概要・方法等
バーチャルリアリティ(Virtual Reality)とは,「みかけや形などは現実にあるものではないが,本質的もしくはその
効果としては現実にあるもの」と定義されている.バーチャルリアリティを実現するための技術とは,ヒトが現実に
あるものから受けている様々な刺激(光,音,力,匂い,味など)を別の方法で提示するための技術であると言える.
本講義では,講義の前半においてヒトの感覚および知覚特性について学び,それらをコンピュータ上で再現するため
の手法について説明する.講義の後半では,ヒトに効果的に刺激を提示するためのデバイスや技術について学び,バー
チャルリアリティの実応用について議論する.
第1回 バーチャルリアリティ(VR)とは!?
第2回 ヒトの感覚(五感)と知覚
第3回 ヒトの感覚(視覚・前庭感覚)
第4回 ヒトの感覚(体性感覚)
第5回 ヒトの感覚(聴覚・嗅覚・味覚)
第6回 モデリング入門
第7回 視覚のモデリング
第8回 体性感覚のモデリング
第9回 環境の計測技術
第10回 身体の計測技術
第11回 視覚の提示
第12回 聴覚の提示
第13回 体性感覚の提示
第14回 オーグメンテッドリアリティ
第15回 バーチャルリアリティの実応用
■学習・教育目標および到達目標
ヒトの五感に係る身体器官や情報処理過程について理解し,ヒトの知覚特性について説明できる.
ヒトに情報を提示するためのデバイスやそこに用いられている技術について適切な説明ができる.
■授業時間外に必要な学修
講義前にバーチャルリアリティについて自分なりに調べ,関連するキーワードにどのようなものがあるかを予習して
おくこと.また,教科書をよく読んでわからない部分は講義中に質問できるように準備しておくこと.
講義後は,講義で取ったノートを用いて復習を行うと共に,各講義で学んだ知識が実世界でどのように利用されてい
るかについて調べ,理解を深めること.
■教科書
講義中に指示する
■参考文献
[ISBN]9784904490051『バーチャルリアリティ学』(コロナ社 : 2010)
■関連科目
デジタル回路,ロボット工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
12月から1月頃に実施予定
■研究室・E-mailアドレス
池田講師室,38号館 5階 N510
[email protected]
■オフィスアワー
月曜日 3限目
- 204 -
科目名:
微分方程式 <機械>
英文名: Differential Equations
タ バ タ
担当者: 田畑
ケ ン ジ
謙二
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
微分方程式は物理・工学分野における様々な現象を記述するために用いられる。そのため、微分方程式を学習することは
専門科目を理解する上で必要不可欠なことである。本講義においては、まず微分方程式とは何かという段階から始め、1階
微分方程式、2階微分方程式、偏微分方程式と段階を追って、微分方程式の考え方および概念が十分に理解できるように説
明する。更に具体的な工学分野での現象も適時取り上げ、数学を応用する力を付けることをねらいとする。
第1回 微分方程式の基礎概念
第2回 変数分離形の微分方程式
第3回 物理学における変数分離形微分方程式
第4回 変数分離型に変形できる微分方程式
第5回 1階線形微分方程式(Ⅰ)
第6回 中間まとめ
第7回 完全微分形の微分方程式
第8回 積分因子による完全微分型への変形
第9回 定数係数同次線形微分方程式(Ⅰ)
第10回 定数係数同次線形微分方程式(Ⅱ)
第11回 非同次線形微分方程式(Ⅰ)
第12回 非同次線形微分方程式(Ⅱ)
第13回 連立線形微分方程式
第14回 演算子法
第15回 微分方程式のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース:学習・教育目標(B)に主体的に関与。
1階微分方程式および2階線形微分方程式の意味と解法を理解し、これらを用いて工学問題を解くことができる。
さらに運動方程式や連立微分方程式を解く方法を理解する。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784320018266『テキスト 微分方程式』(小寺 平治,共立出版)
■参考文献
[ISBN]9784785310868『微分方程式 (基礎解析学コース )』(矢野健太郎, 裳華房)
[ISBN]9784320017504『やさしく学べる微分方程式』(石村 園子, 共立出版)
■関連科目
微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 60%
小テスト 20%
提出課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
田畑 [email protected]
■オフィスアワー
授業終了直後または木曜日 2 限目の授業終了後に質問等を受け付けます。
- 205 -
科目名:
微分方程式 <知能>
英文名: Differential Equations
タ バ タ
担当者: 田畑
ケ ン ジ
謙二
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 3セメスター
■授業概要・方法等
微分方程式は物理・工学分野における様々な現象を記述するために用いられる。そのため、微分方程式を学習することは専
門科目を理解する上で必要不可欠なことである。本講義においては、まず微分方程式とは何かという段階から始め、1階微
分方程式、2階微分方程式、偏微分方程式と段階を追って、微分方程式の考え方および概念が十分に理解できるように説明
する。更に具体的な工学分野での現象も適時取り上げ、数学を応用する力を付けることをねらいとする。
第1回 微分方程式の基礎概念
第2回 変数分離形の微分方程式
第3回 物理学における変数分離形微分方程式
第4回 変数分離型に変形できる微分方程式
第5回 1階線形微分方程式(Ⅰ)
第6回 中間まとめ
第7回 完全微分形の微分方程式
第8回 積分因子による完全微分型への変形
第9回 定数係数同次線形微分方程式(Ⅰ)
第10回 定数係数同次線形微分方程式(Ⅱ)
第11回 非同次線形微分方程式(Ⅰ)
第12回 定数係数同次線形微分方程式(Ⅱ)
第13回 連立線形微分方程式
第14回 演算子法
第15回 微分方程式のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
知能工学コース:学習・教育目標(B)に主体的に関与。
1階微分方程式および2階線形微分方程式の意味と解法を理解し、これらを用いて工学問題を解くことができる。
さらに運動方程式や連立微分方程式を解く方法を理解する。
■授業時間外に必要な学修
講義で指示された課題に取り組むこと。
授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること。
講義で省略した部分を教科書・参考書等で調べ、疑問があれば教員に質問すること。
■教科書
[ISBN]9784320018266『テキスト 微分方程式』(小寺 平治, 共立出版 : 2006)
■参考文献
[ISBN]9784785310868『微分方程式 (基礎解析学コース)』(矢野 健太郎, 裳華房 : 1994)
[ISBN]9784320017504『やさしく学べる微分方程式』(石村 園子, 共立出版 : 2003)
■関連科目
微分積分学Ⅰ、微分積分学Ⅱ
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期テスト 60%
小テスト 20%
提出課題 20%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
田畑 [email protected]
■オフィスアワー
授業終了直後または木曜日 2 限目の授業終了後に質問等を受け付けます。
- 206 -
科目名:
品質管理 <機械>
英文名: Quality Management
ヤマライ
担当者: 山来
ヤ ス シ
寧志
単 位: 2単位
開講年次: 4年次
開講期: 7セメスター
■授業概要・方法等
企業を取り巻く環境は年々変化しており、その変化に対応できる戦略的な企業経営の重要性が高まっている。消費者に信頼され受け入れられる品質の製品・
サービスを提供することが、企業経営の基本である。その品質の保証のためには、製品の物理的な質のみならず、企業におけるさまざまな質を高める必要があ
る。多くの企業で取り入れられている、品質を中核とするマネジメント・システムとして、全社的品質管理(TQM)がある。
本講義では、最初に品質管理の基本事項を学び、TQMにおけるものの見方などを学習する。つぎに、さまざまな解析手法や管理手法の基礎を身につける。
広義の品質
(企業の質・経営の質・人の質・製品の質・サービスの質など)
を総合的に達成するための全社的品質管理活動の基礎的な考え方と方法論を講義する。
第1回 ガイダンス・品質管理とは
第2回 品質管理の歴史
第3回 QC的ものの見方・考え方
第4回 TQMにおける問題解決法
第5回 データのとり方・まとめ方
第6回 QC七つ道具(1)
第7回 QC七つ道具(2)
第8回 新QC七つ道具(1)
第9回 新QC七つ道具(2)
第10回 新製品開発と品質保証
第11回 新製品開発と品質保証に有効な手法(1)
第12回 新製品開発と品質保証に有効な手法(2)
第13回 ISO 9000ファミリーとPL
第14回 実験計画法とタグチメソッド(パラメータ設計)
第15回 まとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
1)広義の品質(企業の質・経営の質・人の質・製品の質・サービスの質など)を総合的に達成するための全社的品質管理の改善活動の基礎を理解する
2)全社的品質管理における「品質」と「管理」の考え方を理解する
3)品質を中核とするマネジメント・システムの基本的な考え方や手法を身につける
■授業時間外に必要な学修
・日本的品質経営の実態を新聞紙面から十分に読み取ること
・品質を第一とする企業の理念が紹介されている場面を発見し、その本質がどこにあるかを考察すること
・お客様重視と訴えている企業が多くあるが、どのような経営戦略を展開しているか考察すること
・授業で習ったことを身近なものへ適用・応用し、その理解を深めること
■教科書
[ISBN]9784542501645『クォリティマネジメント入門』(岩崎 日出男,日本規格協会)
■参考文献
[ISBN]9784817193162『フリーソフトウェアRによる統計的品質管理入門 第2版』(荒木孝治, 日科技連出版社)
[ISBN]978-4817195630『新QC七つ道具活用術 - こんな使い方もある新QC七つ道具 -』(今里健一郎, 日科技連出版社)
■関連科目
なし
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 70%
レポート 30%
■授業評価アンケート実施方法
理工学部実施規定に準拠して行う。
■研究室・E-mailアドレス
yamarai@isc.osakac.ac.jp
(@を半角に変更して使用すること)
■オフィスアワー
非常勤講師室
月曜日 15:00 ~ 15:30
- 207 -
科目名:
物理学実験
英文名: Experiments in Physics
ワ
ダ
担当者: 和田
ヨシタカ
ナ カ イ
マサアキ
ア ラ イ
ノリヨシ
イ ケ ダ
アツトシ
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
シ
マ
フ チ ハ タ マナブ
ハシモト
義孝・仲井 正昭・荒井 規允・池田 篤俊・岡田(塩澤)志麻・渕端 学・橋本
トモヒサ
ミ ズ ノ サトル
知久・水野 諭
単 位: 1単位
開講年次: 1年次
開講期: 2セメスター
■授業概要・方法等
物理学実験とは様々装置を用いて自然現象を観測し、自然の奥底に秘められた物理法則を理解する学問である。授業では、原理が簡単に理解出来る実験装置を用いて力学・熱学・光学・
電磁気学等の基本的物理分野の特徴的な物理量の測定を行うことで、これまで教科書から得られるだけであった物理概念を実験を通して体得する。そして基本的な測定装置の原理や取扱
法を学び、各種の測定装置を有効に使用するための基本的知識を説明できるようにする。
履修者を班分けし、班毎に下記実験を全て行う。
(1)伸びによる弾性率の測定,重力加速度gの測定
針金の伸びを測定することによりそのヤング率を求める。
振り子の周期を光エレクトロニクスを用いて測定し、重力加速度gを求める。
(2)ニュートン・リング(光の回折)
ニュートンリングを利用して、レンズの曲率半径を測定する。
(3)比熱の測定
混合法によって固体の比熱を測定する。
(4)交流回路
発振回路を作成し発振特性を調べる。
(5)増幅回路
増幅回路の基本的な考え方を学び実際に増幅回路を通じて増幅された電圧を測定する。
(6,7)自然エネルギーの活用
自然エネルギーを電気エネルギーに変換するための理論について学ぶために装置(風力発電機)を利用し、起電力を測定する。
第1回 実験ガイダンス
第2回 実験テーマ1
第3回 実験テーマ1 レポート作成、提出、及び口頭試問
第4回 実験テーマ2
第5回 実験テーマ2 レポート作成、提出、及び口頭試問
第6回 実験テーマ3
第7回 実験テーマ3 レポート作成、提出、及び口頭試問
第8回 実験テーマ4
第9回 実験テーマ4 レポート作成、提出、及び口頭試問
第10回 実験テーマ5
第11回 実験テーマ5 レポート作成、提出、及び口頭試問
第12回 実験テーマ6
第13回 実験テーマ6 レポート作成、提出、及び口頭試問
第14回 実験テーマ7
第15回 実験テーマ7 レポート作成、提出、及び口頭試問
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(E-3)に主体的に関与。
1.物理学の基本的事項を正しく説明できる。
2.自然現象は物理法則を用いて説明できる。
3.定量的な測定結果を正しく評価し、そこから結論を導くことができる。
4.得られた結果の信頼性を評価できる。
5.レポート作成により技術論文が書ける。
■授業時間外に必要な学修
配布した「物理学実験用プリント」・物理実験の参考書を学修する。
■教科書
「物理学実験用プリント」(第1回の実験ガイダンスの時に配布する)
■参考文献
[ISBN]9784254130546『物理実験コース』(比企能夫, 朝倉書店)
■関連科目
情報処理基礎、基礎物理学および演習、物理学および演習
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート(各実験テーマの内1つでも未提出レポートがあると不受となります。)70%
口頭試問 30%
■授業評価アンケート実施方法
12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
和田義孝 38号館5階(内線5319)和田准教授室 [email protected]
橋本知久 38号館6階(内線5357) 橋本講師室 [email protected]
岡田志麻 38号館5階(内線5381)岡田講師室 [email protected]
荒井規允 38号館6階 (内線5358) 荒井講師室 [email protected]
池田篤俊 38号館X階 (内線5382) 池田講師室 [email protected]
水野 諭 38号館3階(内線5141) ハイテクリサーチセンター 2(バイオコークス研究所) [email protected]
渕端 学 38号館6階 (内線5354) 渕端教授室 [email protected]
■オフィスアワー
和田 水曜日16:30-18:00
橋本 月,火曜日16:30-18:00
岡田 月,水曜日13:10-14:40
荒井 月曜日14:50-16:20
池田 月曜日14:50-18:00
水野 水曜日12:10-13:10
渕端 月,水,木曜日12:15 ~ 12:45
(担当者によって異なるので、実験初日のガイダンスで知らせる。)
- 208 -
科目名:
プログラミング実習 <機械>
英文名: Practice of programming
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
シ
マ
イ ケ ダ
担当者: 岡田(塩澤)志麻・池田
単 位: 1単位
アツトシ
篤俊
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
熱や流体のシミュレーションから、ロボットをはじめ自動車、鉄道などの交通機関や工作機械の制御まで、機械工学の分野でもコンピュータは活用されてい
る。また、計測装置はほぼすべてコンピュータ化されており統合的な情報の解析が可能になっている。このような背景から機械系技術者もコンピュータの知識
が強く要求される。コンピュータを理解する基本は、動作原理を知り、具体的にプログラミングを体験することである。本講義では、プログラミング言語とし
てC言語を用い、数値計算の基礎となる文法を中心にプログラムの書き方を学び,自身で開発するシステムに必要なプログラムを書けるようにする.
はじめに、コンパイラーの使い方とC言語の構造を理解し、メイン関数のみで構成されるプログラムの作成をとおして、数値の取り扱い方、反復処理、選択
処理な どの制御構造を用いたプログラムの書き方、配列変数の使い方などの基本的なことがらを学ぶ。演算子などの細かな文法は、この間に必要に応じて紹
介する。(EUI)
第1回 コンパイラの使い方とCのプログラムの構造について
第2回 画面出力の基礎printfと出力フォーマット
第3回 数値型と算術演算
第4回 エラーの見つけ方と対策
第5回 反復処理の方法(1)
第6回 反復処理の方法(2)
第7回 一次元配列変数(1)
第8回 一次元配列変数(2)
第9回 条件分岐(1)
第10回 条件分岐(2)
第11回 2次元配列
第12回 アドレスとポインタ
第13回 ファイル処理
第14回 簡単な数値計算
第15回 総合演習
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標E-1に主体的に関与
アルゴリズムを構想する段階で、反復処理、選択処理、配列などが適切にプログラミングできる。
■授業時間外に必要な学修
1)演習内容を復習し、よく理解できていない箇所についてノートを作成し、次回の演習で質問する
2)演習ごとに提示される課題に取り組む
■教科書
講義中に指示する
■参考文献
[ISBN]9784797370980『やさしいC 第4版 「やさしい」シリーズ)』
(
(高橋 麻奈, ソフトバンククリエイティブ)
[ISBN]9784764902893『例題で学ぶC言語』(熊谷 毅, 近代科学社)
[ISBN]9784874084144『C言語による最新アルゴリズム事典 (ソフトウェアテクノロジー )』(奥村 晴彦, 技術評論社)
■関連科目
情報処理実習Ⅰ、Ⅱ、数値計算法
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
12月から1月頃実施します。
■研究室・E-mailアドレス
岡田志麻 38号館5階(内線5381)岡田講師室
[email protected]
池田篤俊 38号館 5階 N510
[email protected]
■オフィスアワー
岡田 月,水曜日13:10 ~ 14:40
池田 月曜 13:10 ~ 14:40
- 209 -
科目名:
プログラミング実習 <知能>
英文名: Practice of programming
オ カ ダ( シ オ ザ ワ )
シ
マ
イ ケ ダ
担当者: 岡田(塩澤)志麻・池田
単 位: 1単位
アツトシ
篤俊
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
熱や流体のシミュレーションから、ロボットをはじめ自動車、鉄道などの交通機関や工作機械の制御まで、機械工学の分野でもコンピュータは活用されてい
る。また、計測装置はほぼすべてコンピュータ化されており統合的な情報の解析が可能になっている。このような背景から機械系技術者もコンピュータの知識
が強く要求される。コンピュータを理解する基本は、動作原理を知り、具体的にプログラミングを体験することである。本講義では、プログラミング言語とし
てC言語を用い、数値計算の基礎となる文法を中心にプログラムの書き方を学び,自身で開発するシステムに必要なプログラムを書けるようにする。
はじめに、コンパイラーの使い方とC言語の構造を理解し、メイン関数のみで構成されるプログラムの作成をとおして、数値の取り扱い方、反復処理、選択
処理な どの制御構造を用いたプログラムの書き方、配列変数の使い方などの基本的なことがらを学ぶ。演算子などの細かな文法は、この間に必要に応じて紹
介する。(EUI)
第1回 コンパイラの使い方とCのプログラムの構造について
第2回 画面出力の基礎printfと出力フォーマット
第3回 数値型と算術演算
第4回 エラーの見つけ方と対策
第5回 反復処理の方法(1)
第6回 反復処理の方法(2)
第7回 一次元配列変数(1)
第8回 一次元配列変数(2)
第9回 条件分岐(1)
第10回 条件分岐(2)
第11回 2次元配列
第12回 アドレスとポインタ
第13回 ファイル処理
第14回 簡単な数値計算
第15回 総合演習
■学習・教育目標および到達目標
アルゴリズムを構想する段階で、反復処理、選択処理、配列などが適切にプログラミングできる。
■授業時間外に必要な学修
1)演習内容を復習し、よく理解できていない箇所についてノートを作成し、次回の演習で質問する
2)演習ごとに提示される課題に取り組む
■教科書
講義中に指示する
■参考文献
[ISBN]9784797370980『やさしいC 第4版 「やさしい」シリーズ)』
(
(高橋 麻奈, ソフトバンククリエイティブ)
[ISBN]9784764902893『例題で学ぶC言語』(熊谷 毅, 近代科学社)
[ISBN]9784874084144『C言語による最新アルゴリズム事典 (ソフトウェアテクノロジー )』(奥村 晴彦, 技術評論社)
■関連科目
情報処理実習Ⅰ、Ⅱ、数値計算法
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 100%
■授業評価アンケート実施方法
12月から1月頃実施します。
■研究室・E-mailアドレス
岡田志麻 38号館5階(内線5381)岡田講師室
[email protected]
荒井規允 38号館6階(内線5319)荒井講師室
[email protected]
池田篤俊
■オフィスアワー
岡田 月,水曜日13:10 ~ 14:40
荒井 月曜日14:50-16:20
- 210 -
科目名:
メカトロニクス <知能>
英文名: Mechatronics
オオツボ ヨシカズ
担当者: 大坪
義一
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
私たちが日常生活で用いている多くの製品には,工業の色々な技術が使用されている。例えば,TV, DVD、エアコン,冷蔵庫に代表される家電製品やゲー
ム機器に至るまで様々な技術の応用である。
また,それらの製品を生み出す産業界に目を向けてみても、各種の工作機械や産業用ロボットなどの「電子機械」が,品質のよい製品を効率的に作り出して
いるのが現状である。
このように,現代社会では,「電子機械」に関する技術は,なくてはならないものとなっている。電子機械を英語で表すとメカトロニクス(mechatronics)と表
記されるが,これは,和製英語であり,1980年代に日本で確立された技術である。そのメカトロニクス技術とは,
「機械技術」と「電子技術」が一体化とした上に,
「情報技術」が加わり,三者が融合してできたものである。
本講義では,メカトロニクスを構成している機械要素,センサ、アクチュエータについて学習した後,それらを統合するための制御方式について学習する。
第1回 電子機械の概要とその役割(1)
第2回 電子機械の概要とその役割(2)
第3回 機械の運動と運動の伝達(1)
第4回 機械の運動と運動の伝達(2)
第5回 機械の運動と運動の伝達(3)
第6回 機械の運動と運動の伝達(4)
第7回 機械の機構と運動の伝達(5)
第8回 機械の機構と運動の伝達(6)
第9回 機械の機構と運動の伝達(7)
第10回 機械の機構と運動の伝達(8)
第11回 センサとアクチュエータの基礎(1)
第13回 センサとアクチュエータの基礎(2)
第14回 センサとアクチュエータの基礎(3)
第15回 センサとアクチュエータの基礎(4)
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
身の回りにあるメカトロニクス機器がどのような技術で製作されているかが説明できるような技術者の養成を目指す。そのためには、機械技術要素、電気・電
子技術要素、制御技術、および情報技術など幅広い技術を浅く学ぶことに重点をおくように学習目標を設定する。それぞれの技術について自ら学べるようにな
り説明できる。
■授業時間外に必要な学修
講義のあった日に習ったことは必ず復習を行うこと。そして,分からなかった点は,次回の講義で質問を行うこと。また,次回の講義の内容は教科書をみて予
習を行い,分からない点はまとめて講義中に質問をしてください。さらには,日常の身の回りにあるメカトロニクス機器について興味を持つよう心がけてほしい。
■教科書
[ISBN]9784407304565『最新メカトロニクス入門 (基礎シリーズ)』(実教出版)
■参考文献
[ISBN]9784062571661『図解・わかるメカトロニクス―身近な機械のしくみを解き明かす (ブルーバックス)』(小峯 龍男, 講談社)
[ISBN]9784627944220『メカトロニクス入門 第2版』(土谷 武士, 森北出版)
[ISBN]9784274201561『ハンディブックメカトロニクス』(三浦 宏文, オーム社)
[ISBN]9784274131769『メカトロニクス (新世代工学シリーズ)』(高森 年, オーム社)
■関連科目
電気電子工学,信号処理,デジタル回路,知能機械システム実験
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
レポート 40%
定期試験 60%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
38号館5階 N508 大坪准教授室(内線5364)
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5時限目以降(16:30 ~ 20:00)
- 211 -
科目名:
流体工学
英文名: Fluid Engineering
ス ズ キ
担当者: 鈴木
ナ オ ヤ
カジワラ
シ ン ジ
直弥・梶原 伸治
単 位: 2単位
開講年次: 2年次
開講期: 4セメスター
■授業概要・方法等
流体の流れについて、すでに「流れ学の基礎」で学び、次にそこで学んだ基礎知識を基に「流れ学演習実験」で演習・実験を通して理解を深めた。本講義の「流
体工学」では、今まで学んだ基礎的な内容について復習しながら、やや複雑な内容について講述する。また、学んだ知識を用いてうず巻きポンプ羽根車および
ケーシングの設計を行う。
第1回 流体静力学
第2回 流体運動 1
第3回 管路と水路 1
第4回 管路と水路 2
第5回 羽根車の設計 1
第6回 羽根車の設計 2
第7回 羽根車の設計 3
第8回 うず巻ポンプの不具合事例とキャビテーション
第9回 軸剛性と回転振動
第10回 振動CAE解析および流体CAE解析
第11回 ケーシングの設計1
第12回 ケーシングの設計2
第13回 ケーシングの設計3
第14回 軸封装置の設計
第15回 課題:設計書完成
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース学習・教育目標(C)に主体的に関与
(1)ベルヌーイの式を適用して基礎的な問題を解くことができる。
(2)各種形状における損失を知る。
(3)ポンプの羽根車を設計することができる。
(4)ポンプのケーシングを設計することができる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、設計書に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784339045550『流れの力学―基礎と演習』(松岡 祥浩,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784817300577『わかる流体の力学』(山枡雅信, 日新出版)
[ISBN]9784782842188『水力学』(富田幸雄, 産業図書)
[ISBN]9784627610613『水力学 (最新機械工学シリーズ 6)』(国清行夫, 森北出版)
[ISBN]9784827710182『うず巻ポンプの設計 (設計シリーズ 3)』(大町昌義, パワー社)
[ISBN]9784621036877『機械設計便覧 第3版』(機械設計便覧編集委員会, 丸善)
[ISBN]9784844600039『渦巻ポンプの設計と製図』(寺田進, 理工図書)
■関連科目
微分積分学Ⅰ,Ⅱ、物理学、流れ学の基礎、流れ学演習実験、機械要素設計、材料力学の基礎
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
羽根車の設計計算書 50%
ケーシングの設計計算書 50%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
環境流体工学研究室(鈴木)38号館6階 内線5344
E-mail: [email protected]
機械機能設計研究室(梶原) 38号館6階 内線5366
E-mail: [email protected]
■オフィスアワー
金曜日5時限目
- 212 -
科目名:
流体力学 <機械>
英文名: Fluid Dynamics
ミチオカ タケノブ
担当者: 道岡
武信
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
流体力学は、主に空気や水の流れ現象を理論的に取り扱う学問である。これまで流れ学では、実験を通して流れを取り扱う定理や法則を学んできたが、本講義
においては、流体の支配方程式や層流・乱流について学ぶ。流体の支配方程式の導出にあたっては、物理学や数学の知識を多少必要とするが、基礎事項を説明
した上で講述する。
第1回 非粘性流体 1
第2回 非粘性流体 2
第3回 非粘性流体 3
第4回 非粘性流体 4
第5回 粘性流体 1
第6回 粘性流体 2
第7回 粘性流体 3
第8回 層流1
第9回 層流2
第10回 乱流1
第11回 乱流2
第12回 物体周りの流れ1
第13回 物体周りの流れ2
第14回 物体周りの流れ3
第15回 流体力学のまとめ
定期試験
■学習・教育目標および到達目標
機械工学コース教育目標(C)に主体的に関与
(1)ベルヌーイの式、運動量の法則を応用して問題を解くことができる。
(2)連続の式と運動方程式により速度分布を求めることができる。
(3)物体周りの流れを説明することができる。
■授業時間外に必要な学修
1.授業で習ったことを利用し、レポート課題に適用すること。
2.講義で省略した課題を教科書等で調べ、わからない場合は次週以降に質問すること。
3.各講義において指示された課題に取り組むこと。
■教科書
[ISBN]9784339045550『流れの力学―基礎と演習』(松岡 祥浩,コロナ社)
■参考文献
[ISBN]9784627605206『流体力学 (機械工学入門講座)』(杉山 弘, 森北出版 : 1995)
[ISBN]9784274204357『基礎から学ぶ流体力学』(飯田 明由, オーム社 : 2007)
[ISBN]9784627674417『流体力学-非圧縮性流体の流れ学-』(中山 司, 森北出版 : 2013)
■関連科目
微分積分学Ⅰ,Ⅱ、線形代数学Ⅰ,Ⅱ、物理学、流れ学の基礎、流れ学演習実験
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
定期試験 50%
レポート課題 20%
小試験 30%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
流体工学研究室 38号館6階 (内線5325)
[email protected]
■オフィスアワー
水曜日の5時限目
- 213 -
科目名:
ロボット工学 <知能>
英文名: Robotics
イ
オ
イ
担当者: 五百井
キヨシ
清
単 位: 2単位
開講年次: 3年次
開講期: 5セメスター
■授業概要・方法等
21世紀はロボットの時代になるといわれている.機械の自動化・知能化が一層進展し,自動車をはじめ多くの機械がセンサやコンピュータを搭載した知能機
械に進化していくと予想される.一方,ロボット技術は,高度に知能化された機械と情報の融合技術でもある.
本授業では,初めてロボット工学を学ぼうとする学生にたいして,ロボットを構成する基本要素(機械要素,アクチュエータ,センサ,コンピュータ)とそ
のシステムとしての仕組みを,実例を交えながら講義する.
この授業の基本方針は以下のようである.
1.ロボットを構成する要素とロボットシステムとしての仕組みを把握させる.
2.ロボットの動きを表現する数式部は,図を使ってわかりやすく説明し.物理的,直感的な理解を促す.
3.多くの実例を通して興味をかきたて,ロボットづくりのおもしろさを伝える.
第1回 ロボット工学について
第2回 ロボット工学のための数学と力学
第3回 ロボットアームの機構と力学の概要
第4回 座標変換と回転行列
第5回 速度,角速度の運動学とヤコビ行列
第6回 ロボットアームの運動学(1)
第7回 中間試験
第8回 ロボットアームの運動学(2)
第9回 ロボットアームの動力学(1)
第10回 ロボットアームの動力学(2)
第11回 ロボットアームの動力学(3)
第12回 ロボットアームの運動制御
第13回 車輪型移動ロボットの概要
第14回 より進んだロボットの紹介
第15回 到達度確認問題と解説
■学習・教育目標および到達目標
1)ロボットを構成する要素とシステムとしての仕組みを理解する
2)ロボットの位置・姿勢が表現できる
3)ロボットの位置、速度、力に関する運動学が記述できる
■授業時間外に必要な学修
・世間一般に報道されているロボット開発の記事等に興味をもつこと
・身の回りの自動機械や家電製品の仕組み等について考えること
■教科書
[ISBN]9784254237368『ロボット工学』 則次俊郎,五百井清 他3名 共著 朝倉書店 ¥3,200 (2003)
■参考文献
[ISBN]9784339041309『ロボット制御基礎論 (コンピュータ制御機械システムシリーズ)』(吉川 恒夫, コロナ社)
[ISBN]9784785365127『ロボット工学 : 機械システムのベクトル解析 改訂版 (機械工学選書)』(広瀬茂男, 裳華房)
■関連科目
基礎物理学および演習、物理学および演習、微分積分学Ⅰ,Ⅱ,線形代数学Ⅰ,Ⅱ,機械力学、数学解析、工業数学、計測工学、電気工学、制御工学の基礎、制御工学、
システム制御工学
■成績評価方法および基準(100点満点で60点以上を合格とします)
中間試験 40%
到達度確認問題 60%
■授業評価アンケート実施方法
前期開講科目は7月頃、後期開講科目は12 ~ 1月頃に実施します。
■研究室・E-mailアドレス
ロボティクス研究室38号館6階 (内線)5337
(五百井)[email protected]
■オフィスアワー
水曜日5時限,および,在室時はいつでも質問を受け付ける
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MEMO
理 工 学 部 授 業 計 画( 2 0 1 6 )
2016.4 印 刷 発 行
発行者 近畿大学理工学部
編 集 近畿大学理工学部 教務委員会
所在地
〒577‐8502 東大阪市小若江3‐4‐1
電話番号 ( 0 6 )4 3 0 7−3 0 4 7
インターネット版シラバス
下記のアドレスでもシラバスを公開しています。
http://syllabus.itp.kindai.ac.jp/customer/Form/sy01000.aspx
※インターネット版シラバスでは、学科名以外にも、
キーワードや、開講年次、単位、開講期、科目区分、必修・選択の別などの科目属性から
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