国立大学法人大阪教育大学役員退職手当規程

国立大学法人大阪教育大学役員退職手当規程
(目的)
第1条
この規程(以下「退職手当規程」という。)は,国立大学法人大阪教育大
学(以下「本学」という。)における国立大学法人法(平成15年法律第112
号。以下「国立大学法人法」という。)第10条に規定する学長,理事及び監事
(非常勤の役員を除く。以下「役員」という。)に対する退職手当(以下「退職
手当」という。)の支給に関し,必要な事項を定めることを目的とする。
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退 職 手 当 の 支 給 に 当 た っ て は ,本 学 並 び に 役 員 の 業 務 の 実 績 等 を 考 慮 し な け れ
ばならない。
(退職手当の受給要件)
第2条
退 職 手 当 は ,役 員 が 退 職( 死 亡 を 含 む 。)し 又 は 解 任 さ れ た と き( 以 下「 退
職」と い う。)に はそ の役 員に 支給 し,死 亡 した とき には その 遺族 に支 給す るも
の と す る 。た だ し ,役 員 が 国 立 大 学 法 人 法 第 1 7 条 第 2 項 及 び 第 3 項 の 規 定 に よ
り解 任さ れた とき(同条 第 2項 第1 号に 該当 し解 任さ れた 場合 を除 く。)は,当
該役員には退職手当は支給しない。
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役 員 が 他 の 官 職 の 身 分 を 保 有 し た ま ま 本 学 役 員 と な っ た 場 合 ,当 該 役 員 の 退 職
につ いて は,退 職 手当 は支 給し ない 。ただ し ,身分 保 有機 関に おい て,職員 在職
期間における退職手当は支給しないこととなる場合は,この限りでない。
(退職手当の額)
第3条
退職手当の額は,役員としての在職期間(以下「在職期間」という。)1
月 に つ き , 退 職 の 日 に お け る そ の 役 員 の 基 本 給 月 額 に 1 0 0 分 の 1 2 .5 の 割 合
を 乗 じ て 得 た 額 に ,文 部 科 学 省 国 立 大 学 法 人 評 価 委 員 会 が 行 う 業 績 評 価 の 結 果 及
び 役 員 と し て の 在 職 期 間 に お け る そ の 者 の 職 務 実 績 に 応 じ ,経 営 協 議 会 の 議 を 経
て 決 定 す る 業 績 勘 案 率( 0 .0 か ら 2 .0 ま で の 範 囲 内 。以 下 こ の 条 及 び 第 9 条 第
2号 にお いて 同じ 。)を 乗 じて 得た 額と する 。ただ し ,第5 条 後段 の規 定に より
引 き 続 き 在 職 し た も の と み な さ れ た 役 員 の 退 職 手 当 の 額 は ,異 な る 役 職 ご と の 在
職期間(以下「役職別在職期間」という。)1月につき,退職の日における当該
異 な る 役 職 ご と の 基 本 給 月 額 に 1 0 0 分 の 1 2 .5 の 割 合 を 乗 じ て 得 た 額 に , 当
該 役 職 別 在 職 期 間 に お い て ,文 部 科 学 省 国 立 大 学 法 人 評 価 委 員 会 が 行 う 業 績 評 価
の 結 果 及 び 当 該 役 職 別 在 職 期 間 に お け る そ の 者 の 職 務 実 績 に 応 じ ,経 営 協 議 会 の
議を経て決定する業績勘案率を乗じて得たそれぞれの額の合計額とする。
(在職期間の計算)
第4条
在 職 期 間 及 び 役 職 別 期 間 の 月 数 の 計 算 に つ い て は ,任 命 の 日 か ら 起 算 し て
暦に従って計算するものとし,1月に満たない端数(以下「端数」という。)が
生じたときは1月と計算するものとする。
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前 条 第 1 項 た だ し 書 の 規 定 に よ る 場 合 に お い て ,役 職 別 期 間 の 合 計 月 数 が ,前
項 の 規 定 に よ り 計 算 し た 在 職 期 間 の 在 職 月 数 を 超 え る と き は ,役 職 別 期 間 の う ち
端数の少ない在職月数から当該超える月数に達するまで順次1月を減ずるもの
と し ,こ の 場 合 に お い て ,端 数 が 等 し い と き は ,後 の 役 職 別 期 間 の 在 職 月 数 か ら
1月を減ずるものとする。
(再任等の場合の取扱い)
第5条
役員が任期満了の日又はその翌日において再び同一の役職の役員に任命
さ れ た と き は ,そ の 者 の 退 職 手 当 の 支 給 に つ い て は ,引 き 続 き 在 職 し た も の と み
な す 。ま た ,任 期 満 了 の 日 以 前 又 は そ の 翌 日 に お い て 役 職 を 異 に す る 役 員 に 任 命
されたときも同様とする。
(国家公務員として在職した後引き続いて役員となった者に対する退職手当に係
る特例)
第6条
役 員 の う ち ,学 長 の 要 請 に 応 じ ,引 き 続 い て 国 家 公 務 員( 国 家 公 務 員 退 職
手当法(昭和28年法律第182号。以下「退職手当法」という。)第2条第1
項に規定する職員をいう。以下同じ。)となるため退職をし,かつ,引き続き国
家 公 務 員 と し て 在 職 し た 後 ,引 き 続 い て 再 び 役 員 と な っ た 者 の 在 職 期 間 の 計 算 に
つ い て は ,先 の 役 員 と し て の 在 職 期 間 の 始 期 か ら 後 の 役 員 と し て の 在 職 期 間 の 終
期までの期間は,役員としての引き続いた在職期間とみなす。
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前 項 の 規 定 に よ る 場 合 に お い て ,国 家 公 務 員 と し て 在 職 し た 期 間 の 第 3 条 の 適
用 に か か る 基 本 給 月 額 に つ い て は ,国 家 公 務 員 と し て 在 職 し た 期 間 の 役 員 等 を 勘
案し,学長が別に定める。
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国家公務員が,任命権者の要請に応じ,引き続いて役員となるため退職をし,
か つ ,引 き 続 い て 役 員 と な っ た 場 合 に お け る そ の 者 の 役 員 と し て の 引 き 続 い た 在
職 期 間 に は ,そ の 者 の 国 家 公 務 員 と し て の 引 き 続 い た 在 職 期 間 を 含 む も の と す る 。
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役 員 が ,第 1 項 の 規 定 に 該 当 す る 退 職 を し ,か つ ,引 き 続 い て 国 家 公 務 員 と な
っ た 場 合 又 は 第 3 項 の 規 程 に 該 当 す る 役 員 が 退 職 し ,か つ ,引 き 続 い て 国 家 公 務
員となった場合においては,別に定める場合を除き,退職手当は支給しない。
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第 3 項 の 規 定 に 該 当 す る 役 員 の う ち ,前 項 に 該 当 す る 者 以 外 の 者 が 退 職 し た 場
合 の 退 職 手 当 の 額 に つ い て は ,第 3 条 の 規 定 に か か わ ら ず ,当 該 退 職 の 日 に 国 家
公 務 員 に 復 帰 し ,国 家 公 務 員 と し て 退 職 し た と 仮 定 し た 場 合 の ,第 3 項 の 役 員 と
し て の 在 職 期 間( 国 家 公 務 員 と し て 引 き 続 い た 在 職 期 間 を 含 む 。)を 退 職 手 当 法
第 7 条 に 規 定 す る 在 職 期 間 と み な し ,退 職 手 当 法 の 規 定 を 準 用 し て 計 算 し た 退 職
手 当 の 額 に 相 当 す る 額 と す る 。こ の 場 合 に お け る 当 該 退 職 の 日 に お け る 基 本 給 月
額 は ,当 該 役 員 が 第 3 項 に 規 定 す る 役 員 と な る た め 国 家 公 務 員 を 退 職 し た 日 に お
け る 国 家 公 務 員 と し て の 俸 給 月 額 を 基 礎 と し て ,当 該 役 員 と し て の 在 職 期 間 等 を
勘案し,学長が別に定める。
(職員との在職期間の通算)
第7条
役 員 が ,引 き 続 い て 国 立 大 学 法 人 大 阪 教 育 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程( 以 下「 職
員退 職手 当規 程」とい う。)第1 条 に規 定す る職 員( 常時 勤務 に服 する こと を要
しない者を除く。以下「職員」という。)又は他の国立大学法人及び大学共同利
用 機 関 法 人 ,独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 ,独 立 行 政 法 人 大 学 評 価・学 位
授 与 機 構 ,独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 財 務 ・ 経 営 セ ン タ ー 並 び に 独 立 行 政 法 人 メ デ ィ
ア教育開発センター(以下「他の国立大学法人等」という。)の職員となったと
き は ,退 職 手 当 は 支 給 し な い 。た だ し ,他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 職 員 と な っ た 場 合
は ,そ の 者 の 役 員 と し て の 勤 続 期 間 が ,当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 に お け る 職 員 に
係 る 退 職 手 当 に 関 す る 規 程 等 に お い て ,そ の 者 の 当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 に お け
る職員としての勤続期間に通算しない場合は,この限りでない。
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役 員 が ,引 き 続 い て 職 員 又 は 他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 職 員 か ら 役 員 と な っ た 場 合
に お け る そ の 者 の 役 員 と し て の 引 き 続 い た 在 職 期 間 に は ,そ の 者 の 引 き 続 い た 職
員又は他の国立大学法人等の職員としての在職期間を含むものとする。ただし,
他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 職 員 が 引 き 続 い て 役 員 と な っ た 場 合 ,当 該 他 の 国 立 大 学 法
人 等 の 役 員 に 係 る 退 職 手 当 に 関 す る 規 程 等 に お い て ,職 員 と し て の 勤 続 期 間 を 当
該他の国立大学法人等の役員としての勤続期間に通算することと定めている他
の 国 立 大 学 法 人 等 に 限 り ,か つ ,当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 退 職 手 当 に 関 す る 規
程 等 に よ り ,当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 に お い て 退 職 手 当 に 相 当 す る 給 付 の 支 給 を
受けていない場合に限る。
(他の国立大学法人等の役員との在職期間の通算)
第8条
役 員 が ,引 き 続 い て 他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 と な っ た と き は ,退 職 手 当
は支給しない。ただし,この場合,その者の役員としての勤続期間が,当該他の
国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 に 係 る 退 職 手 当 に 関 す る 規 程 等 に お い て ,そ の 者 の 当 該 他
の 国 立 大 学 法 人 等 に お け る 役 員 と し て の 勤 続 期 間 に 通 算 し な い 場 合 は ,こ の 限 り
でない。
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役 員 が ,引 き 続 い て 他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 か ら 役 員 と な っ た 場 合 に お け る
そ の 者 の 役 員 と し て の 引 き 続 い た 在 職 期 間 に は ,他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 と し
て の 在 職 期 間 を 含 む も の と す る 。た だ し ,こ の 場 合 ,当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 の
役 員 に 係 る 退 職 手 当 に 関 す る 規 程 等 に お い て ,役 員 と し て の 勤 続 期 間 を 当 該 他 の
国立大学法人等の役員としての勤続期間に通算することと定めている他の国立
大 学 法 人 等 に 限 り ,か つ ,当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 の 退 職 手 当 に 関 す る 規 程 等 に
よ り ,当 該 他 の 国 立 大 学 法 人 等 に お い て 退 職 手 当 に 相 当 す る 給 付 の 支 給 を 受 け て
いない場合に限る。
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前項による引き続く他の国立大学法人の役員の在職期間中に引き続く職員の
在 職 期 間 を 有 す る 場 合 の 役 員 の 在 職 期 間 に つ い て は ,前 条 第 2 項 の 規 定 を 準 用 す
る。
(職員の在職期間を有する役員の退職手当の額の特例)
第9条
第7条第2項又は第8条第2項に規定する在職期間を有する役員が退職
した場合の退職手当の額は,第3条にかかわらず,役員退職時の基本給月額に,
次の各号に掲げる支給率を合計した支給率を乗じて得た額とする。
( 1 )役 員 と し て の 引 き 続 い た 在 職 期 間 を 国 立 大 学 法 人 大 阪 教 育 大 学 職 員 退 職 手 当
規 程 第 1 3 条 に 規 定 す る 職 員 と し て の 引 き 続 い た 在 職 期 間 と み な し ,か つ ,役
員退職時において同等の理由により職員を退職したものとみなした場合にお
ける同規程により算出した支給率
( 2 ) 役 員 と し て の 在 職 期 間 1 月 に つ き , 1 0 0 分 の 1 2 .5 の 割 合 を 乗 じ て 得 た
支 給 率 に ,文 部 科 学 省 国 立 大 学 法 人 評 価 委 員 会 が 行 う 業 績 評 価 の 結 果 及 び 役 員
と し て の 在 職 期 間 に お け る そ の 者 の 職 務 実 績 に 応 じ ,経 営 協 議 会 の 議 を 経 て 決
定する業績勘案率から1を引いて得た値を乗じて得た支給率
2
前項第2号の規定の適用については,第3条後段の規定を準用する。
(地方公共団体との勤続期間の通算の特例)
第10条
役 員 が ,学 長 の 要 請 に よ ら ず 引 き 続 き 地 方 公 務 員 と な る 場 合 ,当 該 地 方
公 共 団 体 の 退 職 手 当 に 関 す る 条 例 等 に お い て ,役 員 が 学 長 の 要 請 に よ ら ず ,引 き
続 い て 当 該 地 方 公 共 団 体 に 使 用 さ れ る 者 と な っ た 場 合 に ,役 員 と し て 引 き 続 く 勤
続期間を当該地方公共団体に使用される者としての勤続期間に通算することと
定めている場合は,退職手当は支給しない。
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役 員 と し て の 引 き 続 い た 在 職 期 間 に は ,地 方 公 務 員 か ら 引 き 続 い て 役 員 と な っ
たときにおけるその者の地方公務員としての引き続いた在職期間に含めるもの
と す る 。た だ し ,当 該 地 方 公 共 団 体 の 退 職 手 当 に 関 す る 条 例 等 に お い て ,役 員 が
学 長 の 要 請 に よ ら ず ,引 き 続 い て 当 該 地 方 公 共 団 体 に 使 用 さ れ る 者 と な っ た 場 合
に ,役 員 と し て の 引 き 続 く 勤 続 期 間 を 当 該 地 方 公 共 団 体 に 使 用 さ れ る 者 と し て の
勤 続 期 間 に 通 算 す る こ と と 定 め て い る 地 方 公 共 団 体 に 限 り ,か つ ,当 該 地 方 公 共
団 体 の 退 職 手 当 に 関 す る 条 例 等 に よ り ,当 該 地 方 公 共 団 体 に お い て 退 職 手 当 に 相
当する給付の支給を受けていない場合に限る。
(職員退職手当規程の準用)
第11条
遺 族 の 範 囲 及 び 順 位 に 関 し て は 職 員 退 職 手 当 規 程 第 2 条 の 2 を ,退 職 手
当 の 支 給 制 限 等 に 関 し て は 職 員 退 職 手 当 規 程 第 1 9 条 か ら 第 2 5 条 ま で を ,退 職
手当の支払いに関しては職員退職手当規程第26条をそれぞれ準用する。なお,
この場合において,「職員」とあるのは「役員」と読み替えるものとする。
(端数の処理)
第12条
退職手当規程の定めるところにより退職手当の計算の結果生じた10
0円未満の端数は,これを100円に切り上げるものとする。
(実施細則)
第13条
退職手当規程の実施のための手続その他その執行について必要な事項
は,別に定める。
附
則
この規程は,平成16年4月1日から施行する。
附
則
この規程は,平成18年4月1日から施行する。
附
則
この規程は,平成21年8月1日から施行する。