ソルスティス冷媒総覧 - Honeywell Refrigerants

冷媒
Solstice® 冷媒
( ソルスティス )
ソルスティス冷媒ロードマップ:
新しい業界標準
ソルスティス冷媒ラインアップ
GWP IPCC 報告書
中 / 高圧チラー
ヒートポンプ
ターボ冷凍機、
ヒートポンプ &
冷凍冷蔵機器
冷凍冷蔵機器
低圧チラー
高温ヒートポンプ
直膨式
据付型冷凍冷蔵機器
直膨式中温
CO2 カスケード(二元式)
内蔵型
コンデンシングユニット
エアコン・空調
冷蔵冷凍車
ORC(オーガニック
ランキンサイクル)
直膨式
第4次
(AR4)
第5次
(AR5)
ドロップイン(1)
ASHRAE
分類
冷却能力
新規機器 /
レトロフィット
効率
コンプレッサ(2)
備考
販売状況
基準従来品
R-134a
1430
1300
A1
新規 / レトロ *
スクリュー式、遠心式
ハネウェル
代替製品
ソルスティス N13 (R-450A)
604
547
A1
新規機器
8 ∼ 10% 低下
1 ∼ 3% 向上
スクリュー式、遠心式
より広い運転範囲
より高い周辺外気温度に対応
満液式蒸発器使用可能
販売中
未掲載
<1
A2L
新規機器
20 ∼ 25% 低下
1 ∼ 5% 向上
スクリュー式、遠心式
より広い運転範囲
より高い周辺外気温度に対応
より高い冷凍機油への可溶性
販売中
より高い周辺外気温度で良好
より低い作動圧力流体
サンプル提供中
遠心式
より高い冷却能力範囲
販売中 **
スクリュー式、その他(未定)
産業プロセス
tre(蒸発器内冷媒温度)による ***
販売中 **
ハネウェル
代替製品
ソルスティス ze
基準従来品
R-410A
2088
1923
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス L41 (R-447A)
583
572
A2L
基準従来品
R-123
77
79
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス zd
(HFO-1233zd(E))
未掲載
1
A1
新規機器
基準従来品
ボイラー、化石燃料、電気ヒーター
ハネウェル
代替製品
ソルスティス zd
(HFO-1233zd(E))
未掲載
1
A1
新規機器
基準従来品
R-404A
3922
3943
A1
ハネウェル
代替製品
パフォーマックス LT (R-407F)
1824
1674
A1
新規 / レトロ
同等
5 ∼ 10% 向上
レシプロ式、スクロール式、
スクリュー式
温度膨張弁の交換不要
冷凍温度条件で、より高い吐出温度
販売中
ハネウェル
代替製品
ソルスティス N40 (R-448A)
1387
1273
A1
新規 / レトロ
同等
5 ∼ 10% 向上
レシプロ式、スクロール式、
スクリュー式
温度膨張弁の交換不要
コンプレッサ運転範囲への良好な対応
販売中
基準従来品
R-134a
1430
1300
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス N13 (R-450A)
604
546
A1
新規 / レトロ * 8 ∼ 10% 低下
同等
レシプロ式、スクリュー式
より広い運転範囲
より高い周辺外気温度に対応
満液式蒸発器使用可能
販売中
未掲載
<1
A2L
新規機器
1 ∼ 5% 向上
レシプロ式、スクリュー式
屋外 /Atex(防爆)準拠
販売中
冷凍温度条件で同等の吐出温度
2016年販売開始
より高い周辺外気温度で良好
より低い作動流体
販売中
高温気候で良好
サンプル提供中
2016 年販売開始
(HFO-1234ze(E))
ハネウェル
代替製品
ソルスティス ze
基準従来品
R-404A
3922
3943
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス L40X (R-455A)
n/a
145
A2L
基準従来品
R-410A
2088
1923
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス L41 (R-447A)
583
572
A2L
基準従来品
基準従来品
R-407C
R-22
1774
1810
1624
1760
A1
A1
(HFO-1234ze(E))
ハネウェル
代替製品
ソルスティス L20 (R-444B)
n/a
294
A2L
基準従来品
R-404A
3922
3943
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス N40 (R-448A)
1387
1273
A1
基準従来品
R-134a
1430
1300
A1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス ze
未掲載
<1
A2L
基準従来品
R-245fa
1030
858
B1
ハネウェル
代替製品
ソルスティス zd
(HFO-1233zd(E))
未掲載
1
A1
(HFO-1234ze(E))
(1) 最適化しないシステムでのドロップイン試験
(2) 最適なコンプレッサ技術、対応機種についてはハネウェル技術チームにお問い合わせください。
* 既存設備の容量が通常より大きい場合レトロフィット適用可
** ご契約についてはハネウェルまでお問い合わせください
*** ハネウェル技術チームにご確認ください
ロータリー式、スクロール式
新規機器
7 ∼ 10% 低下
1 ∼ 5% 向上
レシプロ式、ロータリー式、ス
クロール式
遠心式
40 ∼ 45% 向上
同等
レシプロ式、スクロール式、
スクリュー式
レシプロ式、スクリュー式
20 ∼ 25% 低下
レシプロ式、ロータリー式、
スクロール式
新規機器
4% 低下
3 ∼ 6% 向上
レシプロ式、ロータリー式、
スクロール式
ロータリー式、スクロール式
新規機器
7% ∼ 10% 低下
1 ∼ 3% 向上
レシプロ式、ロータリー式、
スクロール式、スクリュー式
( 両冷媒とも ) レシプロ式、
ロータリー式、スクロール式
新規機器
対 R-22:95%
対 R-407C:同等
対 R-22:95%
対 R-407C:1 ∼
3% 向上
レシプロ式、ロータリー式、
スクロール式
レシプロ式
新規 / レトロ
同等
1 ∼ 4% 向上
新規機器
20 ∼ 25% 低下
1 ∼ 5% 向上
新規機器
レシプロ式
冷凍温度条件でより高い吐出温度
サンプル提供中
2016 年販売開始
使用温度による ***
販売中
使用温度による ***
販売中 **
ハネウェルの Solstice® ( ソルスティス ) で始まる未来の冷媒
CO 2 相当 フェーズダウン ( 段階的削減 ) -EU
100%
90%
93%
63%
63%
63%
45%
45%
45%
31%
31%
31%
24%
21%
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027-29
2030
従来冷媒
(GWP AR4/5、ASHRAE 分類)
ソルスティス製品
F ガス
R-134a (1430/1300 、A1)
ソルスティス ze (<1、A2L)
ソルスティス yf (<1、A2L)
ソルスティス N13 (R-450A) (604、A1)
チラー(中 / 高圧)
& ヒートポンプ
R-410A (2088/1923、A1)
ソルスティス L41 (R-447A) (583、A2L)
R-22 (1810/1760 、A1)
R-407C (1774/1624、A1)
X(3)
ソルスティス L20 (R-444B) (294、A2L)
R-123 (77/79、A1)
低圧チラー
X
ソルスティス zd (1、A1)
X 新規据置型機器で
X 冷却能力 ≥ 40kW の新規
X 冷媒充填量 ≥ 40t CO2 相当
間接冷却カスケード:
GWP < 1500 可
GWP ≥ 2500
の冷凍冷蔵機器の修理点検:
GWP ≥ 2500(2)
R-22 (1810/1760 、A1)
据付型冷凍冷蔵機器
(2)
R-507 (3985/3985、A1)
(2)
R-134a (1430/1300 、A1)
の機器の修理点検
( 回収・再利用 )
GWP≥2500(1)
X(3)
R-404A (3922/3943、A1)
R-407A (2110/2107、A1)
X 冷却能力 ≥40kW
PAC:GWP ≥ 150
X
X
パフォーマックス LT
(R-407F) (1824、A1)
ソルスティス N40 (R-448A) (1387、A1)
ソルスティス ze (<1、A2L)
ソルスティス N13 (R-450A) (604、A1)
内蔵型
コンデンシングユニット (4)
XGWP ≥ 2500 の新規業務用内
蔵型 & コンデンシングユニット
R-404A (3922/3943、A1)
プリチャージ済機器も割当に含む
ORC(オーガニック
ランキンサイクル)
R-245fa (1030/858、B1)
ソルスティス L20 (R-444B) (294、A2L)
ソルスティス N40 (R-448A) (1387、A1)
ソルスティス ze (<1、A2L)
ソルスティス zd (1、A1)
凡例
例:R-134a (1430/1300、A1) 冷媒
(GWP AR4/AR5 、ASHRAE 分類)
X
X 冷媒充填量 <3kg の新規スプリット型 GWP ≥750
X(3)
R-404A (3922/3943、A1)
R-134a (1430/1300 、A1)
XGWP≥ 150 の可動式エアコン
ソルスティス L41 (R-447A) (583、A2L)
R-22 (1810/1760 、A1)
R-407C (1774/1624、A1)
冷蔵冷凍車
型 & コンデンシングユニット
ソルスティス L40X (R-455A) (<150)
R-410A (2088/1923、A1)
据付型エアコン
XGWP≥ 150 の新規業務用内蔵
F-gas(代替フロン):当該用途で規制が適用されない期間
記載年 1 月 1 日から使用禁止となる冷媒
回収再利用品のみ継続使用可能(新品は不可)
備考
GWP 値
F-gas 規制の記載に従い IPCC 第 4 次報告書
(AR4)
の値を使用、Solstice yf/zd/ze については第 5 次
報告書(AR5)
。
50℃の用途を除く
(1)
(2)
(3)
EU28 ヶ国およびサウジアラビアで禁止
(4)
充填制限を確認してください
回収再利用品を除く
ハネウェルの製品は、安全、低 GWP かつ持続可能であると同時にエネルギー効率性の維持する総合的な
環境性を考慮し開発されました。ハネウェルでは、各国、各企業の世界的なカーボンフットプリント削減
施策に向けた継続的な取り組みの向上に寄与するため、研究開発および製造能力に対する投資を行ってい
ます。
F-gas 規制 – Annex III: 新製品の上市禁止
製品および機器
禁止開始日
HFC-23 を含む防火機器
2016 年 1 月 1 日
GWP150 以上の HFC を充填した家庭用冷蔵庫と冷凍機器
2015 年 1 月 1 日
業務用冷蔵及び冷凍装置機器で密閉されているシステム
GWP 2500 以上の HFC を使用するもの
2020 年 1 月 1 日
GWP150 以上の HFC を使用するもの
2022 年 1 月 1 日
GWP2500 以上の HFC を使用する、もしくは HFC に機器機能を依存する据付型冷凍冷蔵機器。
ただし、対象製品を -50 ℃以下に冷却する目的の機器を除く。
2020 年 1 月 1 日
GWP150 以上のフッ素系温暖化効果ガスを使用する、もしくは当該ガスに機器機能を依存する冷却能力
40kW 以上の業務用集中型マルチパック冷蔵システム。ただし、カスケードシステムの一次冷媒回路については
GWP1500 未満のフッ素系温暖化効果ガスを使用可能な場合もある。
2022 年 1 月 1 日
GWP150 以上の HFC を使用する可動式ルームエアコン
(エンドユーザーによる複数居室間の移動が可能な密閉型機器)
2020 年 1 月 1 日
GWP750 以上のフッ素系温暖化効果ガスを使用、もしくは当該ガスに機器機能を依存する、フッ素系温暖化効
果ガスの充填量 3kg 未満のシングルスプリットエアコンシステム
GWP150 以上の HFC を使用する発泡フォーム。ただし、国内安全 押出ポリスチレン( XPS)
基準への適合が求められる場合を除く。
他の発泡フォーム
2025 年 1 月 1 日
2020 年 1 月 1 日
2023 年 1 月 1 日
GWP150 以上の HFC を使用する噴霧剤(エアゾール)。ただし、国内安全基準への適合が求められる場合もし
くは医療用用途での使用を除く。
2018 年 1 月 1 日
記:HFC とはブレンド(混合)製品を指し、配合されている単一成分についてではありません。
F- gas 規制 – Annex III: 使用規制
メンテナンス・サービス
CO 2 換算で充填量 40 トン以上の冷凍冷蔵機器のサービス時の GWP2500 以上の新品 F-gas の使用禁止。
サービス禁止規制は軍事および低温 (-50 ℃ ) 機器には適用されない。
禁止開始日
2020 年 1 月 1 日
CO 2 換算で充填量 40 トン以上の冷凍冷蔵機器のサービス時の GWP2500 以上の F-gas 回収再利用品の使用
2030 年 1 月 1 日
プリチャージ機器
禁止開始日
る機器でない限り上市禁止。禁止発効後にプリチャージ済機器を上市する際には、機器メーカーおよび輸入者は独
立監査機関の承認を受けたことを示す適合宣言書を提示しなければならない。
2017 年 1 月 1 日
禁止
F-gas を予め充填(プリチャージ)済の冷凍冷蔵、エアコン、ヒートポンプ機器は、IV 章に定めた割当内に含まれ
Honeywell International Inc.は、本書に記載されている情報が正確で信頼性のあるものと確信していますが、
明示的または黙示的にかかわらずこれら情報の提供はいかなる保証または責任も伴わず、またHoneywell
International
Inc.が表明、保証するものではありません。すべての製品の性能は、他の原材料、用途、配
合、環境的要素や製造条件などのユーザー条件における使用下で影響を受ける場合があるため、製品の製
造や使用にあたってはユーザーがこれら全てを考慮する必要があります。ユーザーは、本書に当該製品の
正確な評価データが掲載されていると仮定すべきではありません。本書に記載された情報は、ユーザー自
身による独自の試験や実験責任を回避するものではなく、製品および/また本書に記載された情報の使用
に際してユーザーはあらゆるリスクおよび責任(結果、特許侵害、法規制準拠、労働安全衛生・環境に対
するリスクを含むが、それに限定されない)を想定するものとします。
ハネウェルジャパン株式会社
フッ素化学品事業部
〒 105-0022 東京都港区海岸 1-16-1
ニューピア竹芝サウスタワー 20 階
www.honeywell-refrigerants.com/japan/
米国化学工業協会 (ACC) の会員であるハネウェル パフォ
ーマンス・マテリアルズ・アンド・テクノロジーズ (PMT)
は、ハネウェルの事業における健康・安全・環境 (HS&E)
方針に則し、レスポンシブル・ケアを採用しています。レ
スポンシブル・ケアは、化学産業が主宰する世界的な自主
方針で、会員各社は各国の化学業界団体を通じて健康・安
全・環境の向上と、ステークホルダーに対する製品や製
造プロセスについての情報提供などを協働して行ってい
ます。
当社のコミットメント
従業員の安全
製品の品質
環境保護、事業展開する地域社会と、お客様に対する責任
Tel 03-6730-7106 / Fax 03-6730-7221
日本語ウェブサイト
レスポンシブル・ケア
FPR-004-2016-02, JP July 2016
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