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NEWS RELEASE
2015 年 4 月 9 日
イータス株式会社
〒220-6217
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横浜市西区みなとみらい
MapleSim モデルの使用で LABCAR による HiL テストを
スピードアップ
- 効率と精度の高い MapleSim モデルを FMI 接続で LABCAR に導入
クイーンズタワーC 17F
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2-3-5
ETAS K.K.
Queen’s Tower C-17F
2-3-5 Minatomirai Nishi-ku
Yokohama Kanagawa
220-6217
イータス株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ウォルフガング・
シーネル。以下イータス)と Maplesoft™社(所在地:カナダ オンタリオ州。 以下
Maplesoft)は、イータスの HiL(ハードウェア・イン・ザ・ループ)テストシステム
「LABCAR」と、Maplesoft の次世代のシステムレベルモデリングツール
「MapleSim」の接続に成功したと発表しました。両社の検証結果によると市場の
同等製品と比較して HiL テストの期間を 15 倍の速さで実施でき、またより正確
なシミュレーション結果を得ることが可能になるため、LABCAR でのテスト効率が
大幅に向上します。
LABCAR は、自動車用電子制御装置(ECU)向けの HiL テストシステムです。シ
ミュレーションモデル、ソフトウェア、ハードウェア、テストオートメーション、および
時刻同期した ECU アクセスのためのオープンなモジュール構造のシステムアー
キテクチャを採用しているため、拡張性に富み、サードパーティ製のハードウェア、
ソフトウェア、シミュレーションモデルとの統合に適しています。LABCAR
OPERATOR の統合プラットフォーム(IP)では、これらのコンポーネントを直感的
かつ簡単な方法で統合・構成できます。Linux ベースの高性能なリアルタイムシ
ステムの構成も、Windows コンピューターから Web インターフェース経由で非常
に簡単に実行できます。次に、LABCAR OPERATOR の実験環境(EE)を使用し
て、HiL 実験の制御、すなわち、シミュレーションモデルと残余バスシミュレーショ
ンのパラメーター化、ECU の I/O のシミュレーション、後処理用データの記録を
行います。これらはすべて、イータスのクラス最高の適合ツールである INCA と
連携できます。
MapleSim は、最新式の物理的なモデリングとシミュレーションを行い、モデルの
開発・解析時間を大幅に短縮する一方で、精度の高いシミュレーションを高速で
実行します。MapleSim には、FMI(ファンクショナル・モックアップ・インターフェー
ス)など、モデルを様々な形式にエクスポートできる機能が搭載されています。
FMI はモデル定義の業界標準であり、異なるツールセット間でモデルの共有を容
易にし、コシミュレーションやモデル交換を可能にします。LABCAR は FMI 規格
に準拠しているため、MapleSim モデルを LABCAR テスト環境に直接取り込むこ
とができます。また、MapleSim モデルを Simulink® S-Function としてエクスポー
トし、LABCAR テスト環境に取り込むことも可能です。このため LABCAR ユーザ
<Public>
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045-222-0900 (代表)
Fax
045-222-0956
ーは、自分の電子制御装置をテストする際、MapleSim が作成した非常に高速で
精度の高いシミュレーションコードを活用できます。
MapleSim モデルは LABCAR の HiL 環境にシームレスに統合されるため、
LABCAR ユーザーは生産性を大幅に向上できます。設計段階の初期に開発し
たモデルは、通常は HiL テストや検証段階で使用する前に手を加え、リアルタイ
ムのテスト環境に適用できるよう高速化する必要があります。しかし MapleSim で
は、独自の技術によりモデルの精度を損ねることなく非常に高速なシミュレーショ
ンコードが生成できます。その結果プロジェクトの初期と検証の両方の段階で同
じモデルを再利用できるため、テスト時間を短縮し、非常に正確なシミュレーショ
ン結果を得ることが可能となります。
イータス株式会社
〒220-6217
横浜市西区みなとみらい
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ETAS K.K.
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Maplesoft 社の Executive Vice-President 兼 Chief Scientist である Dr. Laurent
Bernardin は、次のように述べています。「イータスや Maplesoft などの企業がモ
デル交換およびコシミュレーション用の FMI 規格をサポートすることは、多くのエ
ンジニアにとって有益なことです。MapleSim モデルが LABCAR にシームレスに
統合されるため、エンジニアは両方のツールをマニュアルで接続するための作業
時間を費やすことなく、両ツールの長所を容易に活用できます。」
さらに、イータスのテクニカルセールス&サポート部マネージャーである
Dr. Tobias Kreuzinger は「弊社の目標は柔軟で効果的なテスト環境をエンジニア
に提供することであり、MapleSim と FMI 接続がその実現に寄与します。高性能
な LABCAR 環境と、非常に高速で精度の高い MapleSim モデルとの組み合わせ
により、制御・診断機能のテスト時間が短縮でき、テストの性能もさらに向上でき
ます」と説明しています。
LABCAR の詳細については、www.etas.com/labcar をご確認ください。
MapleSim の詳細については、www.maplesoft.com/maplesim をご確認ください。
Maplesoft™、MapleSIMTM は Maplesoft 社の登録商標です。
その他、このニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名
などは、各社の商標または登録商標です
<製品に関するお問合せ先>
イータス株式会社 テクニカルセールス部
E-mail : [email protected]
<本リリース及び掲載写真・データに関するお問合せ>
イータス株式会社 コミュニケーション部 松尾
E-mail : [email protected]
TEL:045-222-0943
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045-222-0900 (代表)
Fax
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【イータス株式会社について】
イータス株式会社は、自動車産業及びその他組込み産業領域における組込み
システム開発のための革新的なソリューションを提供する ETAS GmbH の日本
法人として 1998 年に設立されました。
ETAS はシステムプロバイダーとして、統合ツールからエンジニアリングサービ
ス、コンサルティング、トレーニング、サポートのためのツールソリューションとい
った多角的なポートフォリオご提供します。組込みシステム領域におけるセキュ
リティソリューションは ETAS の子会社である ESCRYPT により提供されます。
1994 年の設立から ETAS GmbH は Bosch グループの 100%子会社として、欧
州、北・南米、アジア、各地域における世界 13 か国で子会社、セールスオフィ
スを展開しています。
詳細は www.etas.comをご参照ください。
【Maplesoft について】
メイプルソフト(Maplesoft)は、対話的な数学計算ソフトウェアを開発・販売するリ
ーディングカンパニーです。世界中の数学者・物理学者・エンジニア・設計者に愛
用され、同社のフラッグシップ製品である数式処理・数式モデル設計環境
「Maple(メイプル)」をはじめとして、数理技術を基本とした様々な技術計算製品を
提供しております。
メイプルソフトの計算ソフトウェアは、アライドシグナル、BMW、ボーイング、ダイ
ムラー・クライスラー、ドリームワークス、フォード、GE、ヒューレット・パッカード、
ルーセント・テクノロジー、モトローラ、レイセオン、ロバート・ボッシュ、タイコ エレ
クトロニクスそしてトヨタ自動車など一般企業をはじめ、MIT、スタンフォード大学、
オックスフォード大学、NASA、カナダ・エネルギー省などの先端的研究機関にお
いて教育や研究目的で利用されております。詳細は下記 Web サイトをご覧くださ
い。
http://www.maplesoft.com
【サイバネットについて】
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特に CAE(※)関連の多
岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機
器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適
用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等
を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解
析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回
路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウ
ェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有する PC/スマートデバイス管理の効率化を実現する IT 資産
管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、
企業のセキュリティレベルを向上させる IT ソリューションをパッケージやサイバネ
ットクラウドで提供しております。サイバネットシステム株式会社に関する詳しい
情報については、下記 Web サイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/
<Public>
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