東京都市大学 国際センター発行 2016 年 11 月 10 日 ECU(エディスコーワン大学)への交換留学生 特派員レポート Vol.22 今回は、都市生活学部の一ノ宮さんからレポートを頂き し、夏はとても乾燥していて多くの日の最高気温が 40 度 ました。約 10 か月滞在した一之宮さんの視点でパースの と暑いですが、それを斟酌しても日本の夏と比べると比較 魅力を伝えていただきました。早速、一ノ宮さんの レポー 的過ごしやすいと言えます。また、一般的にパースは、オ トを見てみましょう! ーストラリアの中で一番物価の高い都市と言われていてい ます。確かに水やお酒は高いですが、それでも東京や横 皆さんにレポートを書く回数もあと2回となり、帰国の日 浜で生活するよりもトータルで考えると安いです。なんと言 が近づいていることを身に染みて感じています。これまでの やケータイを落としたとしても届けてくれます。また、彼らは、 レポートでは、パースがどんなところなのかを紹介していな オン・オフが非常にはっきりしているので色々なお店や会社 かったのであらためてご紹介したいと思います。Google で は 5 時に終わるし、授業も 1 日 1 コマとかが当たり前です 検索したらある程度のことは分かると思うので、ここでは、 が、こなしている内容は、日本と大差ないように思えます。 実際に約 10 ヶ月間住んでみて気づいたことについて触れ なので、ここパースではゆとりある生活を送れます。 っても一番の魅力は、ここに住む人々です。例えば、財布 ます。若干主観が入りますがご了承ください。 <パース市内の夜景> 第一にご紹介したいことは、「住みやすさ」についてです。 パースは世界一住みやすい都市といわれていますが、その 魅力が分かるようになるには結構な月日を要します。例 えば、ここパースは地中海性気候(Cs)に属し、この Cs は、割と過ごしやすいと一般的に言われていますが、はっ きり言って夏以外は、ほとんど東京と変わらないです。しか <パース郊外のワイナリー> しかし、ここで住むには、もちろん多くのデメリットも伴いま す。先ほども挙げましたが、多くのお店が 5 時に閉まってし まうという日本じゃ考えられないことが当たり前ですし、西 オーストラリア州は、無駄に大きく、最低でも 30km程 度の移動は当たり前なので車が必要と言えます。しかしな がら、このようなデメリットを考慮してもメリットの方が圧倒 的に勝っているので住みやすい街だと思います。 <交換留学先の ECU ジュンダラップキャンパス> <近郊のビーチ・インド洋> パースの郊外に車を走らせると、自然豊かな国立公園 やワイナリー、僕が一番と思う沖縄の鳩間島のビーチに匹 敵するくらいの素敵なビーチが多くあることも魅力の一つで す。さらに、西オーストラリア州は、インド洋に面していて気 軽にパース周辺の島々へ行くこともできます。 最後に、まだまだパースに滞在したいという思いが強いの で、機会があったら再びパースを訪れたいと思っています。 都市生活学部都市生活学科 2 年 一ノ宮克友
© Copyright 2024 Paperzz