2010年11月26日 お客様各位 チリ産豚肉のアジア向け輸出状況について

2010年11月26日
お客様各位
チリ産豚肉のアジア向け輸出状況について
中国:2010 年 5 月に中国当局がチリを訪れた後、マックスアグロ社、及び、コエ
クサ社の輸入を認可するための必要事項を伝えました。SAG(チリ農業省農業牧畜局)
は 9 月に必要事項を取り揃えましたが、まだ中国から認可が降りていません。
台湾:市場開拓の為の交渉は 2002 年から始まっていますが今日まで大きな進展は
ありません。
2009 年 8 月に SAG、APA-ASPROCER(チリ豚肉生産者協会)と台湾当局は BAPHIQ(台湾
検疫局)が 2010 年にチリを訪問する可能性についての話し合いを持ちましたが、合意
には至りませんでした。現在、ProChile の台湾事務所長のパトリシオ・ファインベル
グが引き続き交渉しています。
フィリピン:2009 年 11 月に SAG がフィリピンの市場について問い合わせをしまし
た。フィリピンは 6 ヶ月後に返答を約束しましたが、いまだに返答はありません。それ
でも ProChile のベトナム駐在所所長のハイメ・リベラは市場開拓の準備を進めていま
す。
ベトナム:SAGは 2009 年半ばに、輸出の可否を問い合わせ、ベトナムは 2010
年始めから協議を開始しました。
前述のハイメ・リベラが準備を進めています。
マレーシア:2010 年6月、豚肉輸入と鶏肉輸入は別々に交渉することとなり、豚
肉については、副産物 10 部位の輸入のみが認可されました。現在、市場には副産物1
0部位が輸入されています。
タイ:2010 年 2 月、豚肉輸入の必要事項がSAGに伝えられました。SAGは返
答を考慮中です。
シンガポール:現在、2社3工場がシンガポールへ輸出しています。(マックス
アグロ社、アグロスーパー社ロサリオ工場及びロ・ミランダ工場)同国に対しては検疫
状況を満たせば他の工場も輸出が可能です。