2016 診療のご案内 東邦大学医療センター 大橋病院の基本理念・基本方針 地域の基幹病院として、 地域の医療機関との連携を深め 患者様によりよい医療を提供していきます。 病院長 長谷弘記 基本理念 優しい心、親切な心のこもった医療の実践 基本方針 1. 安 心 か つ 信 頼 さ れ る 医 療 を 目 指 し ま す 。 2. 地域医療機関と連携し、24 時間体制で患者様のニーズに対応します。 3. わ かりやすい診療科の編成 で 、 わ か り や す い 医 療 を 提 供 し ま す 。 平成28年度を迎え、東邦大学医療センター大橋病院においても101名の新規職員を採用して、新 年度をスタート致しました。今年度も紹介患者様や救急搬送患者様等には「患者さんに優しくて親切 な医療」を実践し、 「地域の中核病院として24時間体制」で対応し、 「大学病院が担うべき高度先進医療」 の提供を行うつもりです。 昨年9月より、新病院の建設が始まりました。工事を開始して間もなく、地中から大量の埋設物が 発見され、それらの調査に4か月ほどの時間をようしましたが、平成28年3月より本格的な着工にこ ぎつけることができました。当初に予定しておりました平成30年1月の新病院開設から遅れること 6ヶ月後の同年6月開設を目指して、病院内の担当部署を中心として新病院で新たなサービス提供に 向けて様々な検討を行い、ほぼ中核となるべき姿を描くことができました。 新病院におけるサービスとしまして、1) 徒歩にて来院される患者さんが直接国道246号線から入 れるような歩行者専用道路(1階)と外来階(2階)を結ぶエレベータとエスカレーターの設置、2) 患者さんの相談や入院予定の患者さんに対する 「患者サポートセンター」の設置、 3) 患者さんのスムー ズな退院や転院を可能とする「退院支援センター」の設置、4) 日曜・休日および長期連休期間に重点 をおいた救急体制の充実を図ることが既に進行しております。また、入院病床数は319床と大幅に 減少しますが、小児科病室9室をはじめ高度な治療が可能な集中治療室を20室 (ICU6室、HCU5室、 救急部専用 HCU3室、SCU6室)設けます。またハイブリッド手術室や日帰り手術室を含めて手術 室を9室設けた、高度急性期病院を目指すことと致しました。 新病院開設までの2年間は現病院にて診療を行いますが、外来部門の縮小化を目指してこれまで 9ヶ月間に渡って積極的な逆紹介を進めました結果、「地域支援病院」の申請が可能となりました。 今後も、地域の「かかりつけ医」の先生方と一層協力を強固にして、地域完結型医療システムの構築 に寄与する所存です。なお一層、混雑や待ち時間のない外来部門、紹介患者さんや救急搬送患者さん のスムーズな診療・入院への努力を重ねていくことを、患者様および地域の先生方にお約束致します。 今後とも東邦大学医療センター大橋病院へのご協力をお願い申し上げます。 3 2016 診療のご案内 総 合 目 次 ・診療科 5 ・院長直轄部門/中央施設部門/看護部 39 ・診療スタッフ一覧 57 ・病院DATA 91 病院概要/教員病院等の指定/身体障害者福祉法 に基づく指定医一覧 診 療 科 消化器内科 6 循環器内科 7 腎臓内科 8 神経内科 9 呼吸器内科 10 膠原病リウマチ科 11 糖尿病・代謝内科 12 総合内科 13 小児科 14 心の診療科(精神神経科) 15 外科 16 脳神経外科 17 もの忘れ外来(脳神経外科外来) 18 整形外科 19 心臓血管外科 20 婦人科 21 皮膚科 22 泌尿器科 23 眼科 24 耳鼻咽喉科 25 放射線科 26 麻酔科 27 形成外科 28 救急集中治療科 29 リハビリテーション科 30 病理診断科 31 総合健康相談センター 32 脳卒中センター 33 乳がんセンター 34 脊椎脊髄センター 35 女性専用外来 36 漢方外来 37 消化器内科 消化器内科 診療スタッフ一覧 診療 部長 教授 前 谷 容 Iruru 58p Maetani ●消化器内科 消化器一般、胆道・膵臓疾患、内視鏡 診療内容・専門分野 消化器内科は、消化管 ( 胃・食道・小腸・大腸 )、肝臓、胆・膵の3領域 にわかれ、診療を行っております。それぞれ専任のスタッフを配置し、各 領域の一般的な疾患から、難治性の疾患まで、それぞれ専門的な見地から 迅速かつ正確な診断、的確な治療方針の選択、よりレベルの高い治療を提 供できるよう、日々務めています。 また、満足度の高い医療を提供できるよう、患者さんとのコミュニケー ションを重視しています。説明を十分に行うことはもとより、患者さんの 症状など、わずかなサインも逃さないよう、環境作りに努めています。 また、地域の先生方との連携を強化し、患者さんを中心とした診療を進 めていけるよう考えています。ご紹介いただいた患者さんの経過は、なる べく詳しくご説明し、画像やデータなど共有できるよう努めております。 医療は日々進歩しております。現在の標準的な治療はもとより、新しい 治療や診断方法なども積極的に取り入れ、病に苦しむ患者さんのために役 立つ医療を展開できるよう考えています。 消化管疾患 消化管疾患では内視鏡を中心に様々な検査を行っており、特に上部消化 管内視鏡は速やかに施行することに努めています。また、他の内視鏡検査 も状況に応じ施行する体制をとっています。腫瘍性病変は上皮性、非上皮 性を問わず的確な診断を目指しており、X 線透視や超音波内視鏡 (EUS)、 拡大内視鏡、特殊光内視鏡を組み合わせ診断能の向上に努めています。ま た、近年カプセル内視鏡が保険適応となり、当院でも導入し検査を積極的 に行っております。胃・大腸の早期悪性腫瘍に対する内視鏡治療として、 従来の内視鏡的粘膜切除術 (EMR) に加え、内視鏡的粘膜下層切開剥離術 (ESD) を 2004 年から導入し、高い完全切除率を達成しております。偶発症 率は低く、安全な手技を目指しております。進行癌に対しては、切除可能 例は外科との連携にて速やかな対応を、また切除不能例については化学療 法とともに狭窄に対する拡張、ステント治療を積極的に行い QOL の向上 を目指しています。胃・十二指腸潰瘍や胃食道静脈瘤などの出血性病変に 対する緊急内視鏡的止血術にも積極的に取り組んでいます。潰瘍性大腸炎、 クローン病などの炎症性腸疾患では、腹部超音波検査、レントゲン、CT、 内視鏡検査による総合的な診断を行っており、治療においては、栄養療法、 薬物療法に加え、血球成分除去療法を組み入れて早期の寛解導入を心がけ ています。 肝臓疾患 肝臓疾患では主に肝内悪性腫瘍(肝細胞癌、転移性肝癌)に対し経皮的 ラジオ波焼灼療法を積極的に行っています。肝細胞癌の標準的治療として 位置づけられているラジオ波治療ですが、他の治療法が奏功しない場合の 転移性肝癌に対しても、腫瘍の個数や大きさにとらわれず、腫瘍減量療法 も取りいれ治療を展開しています。肝細胞癌に対しては肝動脈塞栓術、肝 動注療法なども施行しています。また、 C 型慢性肝炎に対するインターフェ ロン治療や、DAAs による B 型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法も行って います。肝硬変に伴う腹水や食道静脈瘤、肝性脳症に対しても、内服・点 滴治療や内視鏡的静脈瘤硬化療法、内視鏡的静脈瘤結紮術、カテーテルに よる側副血行路閉塞術などを施行しています。 胆道・膵臓疾患 胆道疾患としては、ERCP を中心に積極的な診断、治療を行っております。 胆道癌、膵癌などによる閉塞性黄疸に対するステント治療や、総胆管結石 に対する切石術はもちろん、直接胆道鏡などによる精密検査も積極的に実 施しております。近年は術後症例や ERCP 不能例に対してバルーン内視鏡 を用いた ERCP や、Interventional EUS(治療的超音波内視鏡)を用いた治 療も数多く行っております。また以前より経皮経肝的ドレナージ(PTBD) ルートからの治療も引き続き行っております。 膵疾患としては膵癌など対する EUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引生検 法)による組織診断や、慢性膵炎の膵石治療や膵管狭窄に対するステント 治療を積極的に行っております。また結石に対する体外衝撃波結石破砕術 (ESWL)治療も取り入れております。仮性嚢胞などに対するドレナージも 数多く施行しており、EUS-FNA 手技を用いた経消化管的嚢胞ドレナージを 中心に施行しております。 悪性胆道狭窄は切除不能なことが多く、ステント留置に加えて放射線化 学療法の併用を行っております。胃十二指腸閉塞合併症例に対する胆管・ 6 消化管ダブルステント治療も積極的に行っております。ネオアジュバンド 療法も含め外科との連携をとり速やかな診療を進めています。 主な検査・医療設備 上部消化管内視鏡 下部消化管内視鏡 内視鏡的各種止血術 内視鏡的各種腫瘍摘除術 (ポリペクトミー、EMR、ESD) 胃 X 線造影 小腸造影、注腸造影 腹部超音波 内視鏡的超音波断層法 超音波内視鏡ガイド下穿刺 (FNA) ERCP 関連手技 経皮経肝胆道造影および胆道鏡 膵管鏡 食道胃静脈瘤硬化療法 腹部超選択的血管造影およびそれを用いた治療 胆道結石および膵石の内視鏡的砕石や体外衝撃波療法(ESWL) 内視鏡的狭窄解除とステント留置 経皮内視鏡的胃瘻造設術 肝腫瘍の治療(経皮的ラジオ波焼灼術等) 各種腫瘍・癌に対する化学療法 腹水に関する特殊治療 実績・研究 平成 27 年度 患者数 外来患者数:25,660 名 入院患者数:01,596 名 上部消化管内視鏡: ESD: 大腸内視鏡: 腹部超音波: 経皮的ラジオ波焼灼術: ERCP 関連手技: PTBD 関連手技: PEG 造設: 腹部血管造影: TAE: カプセル内視鏡: EUS-FNA: 2,890 件 28 件 2,670 名 5,741 件 98 件 519 件 30 件 20 件 10 件 20 件 20 件 49 件 特色 消化管領域では、内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) を食道から大腸まで積 極的に施行しており、高い完全切除率を維持し、安全に治療しております。 また、内視鏡診断では、拡大内視鏡、超音波内視鏡、特殊光による観察な どを利用し、詳細な診断を心がけております。 肝臓領域では、主に肝細胞癌・転移性肝癌など肝悪性腫瘍に対する経皮 的ラジオ波焼灼療法 (RFA) に力をいれており、よりリスクの高い状況でも 偶発症発生率を抑えるよう努めています。また、造影超音波検査や CT、 MRI などを駆使し、肝疾患の的確な診断を行っています。 胆・膵領域では、内視鏡的逆行性膵胆管造影検査 (ERCP)・経皮経肝胆道 ドレナージ (PTBD) などを中心に、結石などの良性疾患から、悪性腫瘍によ る胆道狭窄などの難治性の疾患まで幅広く診療にあたっています。また、体 外衝撃波結石破砕術 (ESWL) や管内超音波断層法 (IDUS)、超音波内視鏡下穿 刺生検法 (EUS-FNA) などを利用し、特殊治療や高度な診断を行っております。 また、より先進的な、胃・十二指腸・大腸などの悪性狭窄病変に対する ステント治療や、胃ろう造設にも、力を入れています。 研究・教育 研究機関としては、数多くの臨床研究を行っております。各種診断及び 治療における後ろ向き研究はもちろん、観察研究、比較研究や RCT など多 数行っております。他施設共同研究、臨床治験にも数多く携わっておりま す。また多くの内視鏡及び内視鏡関連機器の開発にも携わっております。 教育機関としては、大学病院として学生・研修医の指導はもとより、消 化器内科医、内科医としての一般的な知識の修得をできるよう努めていま す。さらに、消化管、肝臓、胆・膵の各分野での、専門的な知識や高度な 技術を維持すべく教育体制を整えています。 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 循環器内科 循環器内科 59p 中 村 正 人 Masato Nakamura ●循環器内科 冠動脈インターベンション、末梢動脈疾患、冠動脈疾患、末梢動脈血管内治療 診療内容・専門分野 診療対象は、 狭心症・心筋梗塞・不整脈・心臓弁膜症・心不全等の心疾患のみならず、 高血圧症、動脈硬化症、大動脈疾患等循環器全般にわたる疾患です。また循環器救急 に対してはCCUを開設し、急性心筋梗塞症や不安定狭心症等の救急疾患に対しても 専門スタッフが24時間体制で対応しています。 不整脈 不整脈の精査のため、 心電図、 ホルター心電図のほか加算平均心電図を用いた心室 遅延電位等を施行しています。 また心臓電気生理学的検査法も行っています。 さらに ホルター心電図を利用した心拍変動解析や、原因不明の失神例に対するhead up tilt 試験を行い、 不整脈発生因子としての自律神経の影響についても検査しています。 心房細動をはじめとする不整脈に対しては、 薬物療法を専門的に行っています。 ま た頻脈性不整脈に対してはカテーテルアブレーション、徐脈性不整脈に対しては ペースメーカー療法を行っています。さらに当診療科は心室細動治療に用いる植込 み型除細動器(ICD) が使用できる施設になっており、 既に300例を越える致死性不整 脈例に使用しています。本年度より皮下植込み型除細動器(SICD)の使用を開始して います。 冠動脈疾患 (狭心症・心筋梗塞等) 虚血性心疾患に対しては、運動負荷心電図(トレッドミル検査)や心臓核医学検査 から心臓カテーテル検査まで現在のスタンダードな検査から冠動脈64列CT等の検 査までを精度良く安全に施行しています。 虚血性心疾患に対しては薬物療法の他、カテーテルを用いての治療(冠動脈イン ターベンション:PCI)も積極的に行っていて、20,000件を越す経験を有します。冠動 脈インターベンションは通常のバルーンをを用いたPTCAのほか、 ステント留置術や アテレクトミー (粥腫切除術) 、 ロータブレーター、 血栓吸引療法等のデバイスを病変 の形態に応じて選択して治療を行っています。 急性心筋梗塞に対しては24時間体制でカテーテル治療を行っております。 心臓弁膜症・先天性心疾患 心臓弁膜症の診断に最も良い検査法は心臓超音波検査です。通常の経胸壁心臓超 音波検査のほか、経食道心臓超音波検査も行っています。経食道心臓超音波検査で は、弁膜症の他に先天性心疾患、特に心房中隔欠損症や、卯円孔開存の診断が可能で す。 治療法は薬物療法を中心に行っていますが、 大動脈弁膜症、 僧帽弁狭窄症に対して は侵襲の少ないカテーテルを用いて治療するバルーン拡張術、心房中隔欠損症には 欠損孔閉鎖 (ストラクチャー) を行っています。 心不全 診断には、心電図、レントゲン検査、血液・尿検査のほか、心臓超音波検査を行いま す。 また心臓核医学検査やホルター心電図、 場合によっては入院していただき心臓カ テーテル検査が必要なことがあります。 心不全の治療は薬物療法が中心となりますが、 心不全の原因によりましては、 原疾 患に対する治療も積極的に行っています。また、平成18年より使用可能となった CRT、CRTDの認定施設となっています。心不全の原因となる睡眠時無呼吸に対して も専門的治療を行っています。 高血圧症 高血圧症は大部分が本態性ですが、一部の高血圧症にはさまざまなホルモンの異 常や、腎動脈狭窄症、腎不全等に伴う二次性のものがあります。そのため高血圧症の 方は、 血液・尿検査や超音波検査によりこれらの異常がないかどうかを調べる必要が あります。 治療法は薬物治療が中心となりますが、腎動脈狭窄症に伴うものに対してはステ ント留置を行っています。 動脈硬化症 検査法には、 血液検査、 レントゲン検査のほか、 超音波検査 (頸動脈・腎動脈) や脈派 伝播速度 (CAVI) ・足関節/上腕血圧比 (ABI) 、 皮膚組織灌流圧 (SPP) 測定等も行ってい ます。 治療は高脂血症・糖尿病・高血圧症等の治療が中心となりますが、 頸動脈狭窄症・腎 動脈狭窄症・閉塞性動脈硬化症に対しては積極的にステント留置を行っています。 肺高血圧症 肺動脈性、左心性肺疾患、慢性血栓塞栓等が原因にあり、本年度より慢性血栓塞栓 性肺高血圧に対してのカテーテル治療がはじまりました。 主な検査・医療設備 心臓電気生理学的検査 先端に電極が付いている何本かの電極カテーテルを、手や足の太い動静脈を通して 心臓に入れて、 心臓の中の心電図を記録しながら電気刺激する検査法です。 不整脈に 関する詳細な部位および質的診断が可能でありカテーテルアブレーションやペース メーカー治療等に直結する検査です。 心臓カテーテル検査 カテーテルを手や足の太い動静脈を通して心臓に入れて心腔や大血管を造影したり 内圧を測定する検査です。冠動脈造影は、虚血性心疾患の診断に必要な検査で、冠動 脈の詳細な診断が可能です。また診断だけでなく冠動脈インターベンションに直結 する重要な検査です。 心臓超音波検査 音波を胸部にあてる検査です。 苦痛がなく安全で正確な診断を行うことができます。 心臓のポンプ機能が一目で分かります。心臓弁膜症のほか、心筋梗塞症、心筋症等の 診断には欠かせない検査法です。通常の心臓超音波検査のほか、左房内の血栓の有 無・僧帽弁や大動脈弁の異常が詳細に分かる経食道心臓超音波検査も行っています。 心臓核医学検査 外来レベルで、胸痛患者さんの心臓の血流を調べる検査(負荷心筋血流シンチグラ ム) を主に施行しています。 胸部症状や心電図異常のある方の心事故予測に優れてい ます。また心臓交感神経機能や心筋脂肪酸代謝の評価も行っており、心不全・心筋虚 血・心筋梗塞・心筋症等の診断・治療に利用しています。 心臓・大血管CT・MRI 心筋の精査のため心臓超音波検査の補助的な検査として行われます。また大動脈瘤 等の大動脈疾患の診断に大変重要な検査です。また最近では冠動脈の評価もできる ようになってきました。 心臓リハビリテーション 心疾患患者様のリハビリテーションにて予後が変わると言われております。専門プ ログラムが出来充実してきました。 実績・研究 年間検査・治療件数 安静時心電図 運動負荷心電図 経胸壁心臓超音波 経食道心臓超音波 (平成 26 年度) 24,471 1,566 8,295 487 頸動脈超音波 2,568 四肢血管超音波 2,298 腎動脈超音波 ABI/PWV・CAVI トレッドミル運動負荷試験 ホルター心電図 イベントレコーダー 加算平均心電図(Lp、QTD、TWA) 心筋シンチグラフィー 検査・研究内容 434 2,994 25 1,642 114 382 825 冠動脈CT 440 経皮的冠動脈インターベション(PCI) 340 冠動脈造影 四肢血管血管内治療 (EVT) 腎動脈ステント 588 176 5 下静脈フィルター留置 12 植え込み型除細動器(ICD)植え込み 21 ペースメーカー植え込み 両室ペーシング機能付きICD植え込み(CRTD) 電気生理学検査 (EPS) カテーテルアブレーション ストラクチャー 76 13 23 96 34 ・PCI 後再狭窄予防に関する検討 ・心筋梗塞後リモデリング予防に関する検討 ・サーカディアンリズムと心筋梗塞発症に関する検討 ・血管内超音波による粥腫組織性状解析と PCI 時合併症の検討 ・冠動脈 CT と血管内超音波の比較検討 ・血管内皮機能と冠動脈疾患に関する検討 ・心房細動による脳塞栓症予防に関する検討 ・薬剤と左心室拡張能に関する検討 ・心房細動に対するカテーテルアブレーション治療 医局主催の研究会 ・東京心臓病研究会(3 月) ・世田谷区大橋循環器連携の会(5 月 セルリアンタワー東急ホテル) ・城南不整脈研究会(7 月) ・Tokyo Percutaneous Intervention Conference(TOPIC;7 月 セルリアンタワー東 急ホテル) ・大橋循環器懇話会(年 2 回) ・東京 PAD 症例検討会(年 6 回) ・末梢治療症例検討会(年 2 回) ・大橋グランドラウンド(月 1 回 , 大橋病院) ・京橋カンファレンス(年 4 回) 7 腎臓内科 腎臓内科 診療スタッフ一覧 診療 部長 准教 授 常 喜 信 彦 61p Nobuhiko Jouki ●腎臓内科 腎臓病、血液浄化、腎不全時の循環器合併症 診療内容・専門分野 診療科の特徴について 一人の患者さまに二人の主治医 臨床研究 現在進行中の臨床研究について以下の通りお知らせいたし ます。 私たち腎臓内科は患者さんを中心とした診療を行うために、 地域の先生方との病診連携に密した「一人の患者さまに二人 の主治医」をモットーにしています。 腎臓内科では腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全等の腎臓病 全般の診療を担当しており、これらの多くの疾患は慢性病で す。慢性腎臓病の原因には糖尿病や膠原病などもあり、糖尿 病内科、リウマチ膠原病痛風センターとも連携、また慢性腎 臓病は心血管合併症発症も多く循環器内科、心臓血管外科と 橋承13-28 血液透析中の腎性貧血患者に対するエポエチン ベ ータペゴル製剤投与時の維持ヘモグロビン値によ る予後の評価(PARAMOUNT-HD study)」 橋承13-52 透析開始時の心血管系スクリーニングからみた慢 性腎臓病診療の実態調査-臨床観察的コホート研究 橋承13-61 透析開始時の心血管系スクリーニングからみた慢 性腎臓病診療の実態調査 も連携をとりながら診療しております。 橋承13-58 経皮的血管内カテーテル治療後の慢性期コレステ を越えた医師 - 医師連携のみならず、栄養部・薬剤部、また医 橋承13-59 腎臓病特有の肺動脈圧上昇とその機序の解明 慢性腎臓病治療にはチーム医療が必要不可欠です。診療科 師には「相談しにくい」 「聞きにくい」事に関し専門看護師が 対応できるようなチーム医療を目指しております。 また、血液透析療法や腹膜透析療法、LDL 吸着療法等、血 液浄化療法全般は臨床工学部と連携しながら当科で対応して おります。 主な検査・医療設備 ロール塞栓症の実態に関するコホート研究 橋承13-70 保存期慢性腎臓病の腎性貧血治療における早期介 入治療と従来治療の心血管予後と費用対効果に対 する多施設共同、オープンラベル、ランダム化並 行群間比較試験 橋承13-64 透析患者の重症感染症発症に対するプロカルシト ニン(PCT)測定の有用性評価 その他 腎生検 針生検を用い、背部よりエコーガイド下で腎組織 を採取する検査です。腎炎の確定診断や病期を正確に把握す る上で極めて重要な検査です。本検査を行う際は入院をして いただく必要があります。 平成 28 年 3 月より月曜日午後に「電解質異常外来/ ADPKD FMD 動脈硬化は血管壁の硬化に先立ち、血管内皮細胞の機 外来」を開設いたしました。電解質異常外来では Na、K などの電 胞機能を評価する検査です。 ADPKD 合併症を評価、定期的にフォローアップするとともに難病 能障害が先行することが分ってきました。FMD は血管内皮細 心臓超音波検査・核医学検査・カテーテル検査 慢性腎臓病の 重要な合併症の1つである狭心症や心筋梗塞、心臓弁膜症と いった心臓疾患を評価する検査です。詳細につきましては「循 環器内科」の項を参照下さい。 医療設備 透析室:ベッド数 10 床、血液透析装置 10 台(透 析監視装置 8 台、個人用血液透析装置 2 台) 、アフェレーシス 装置 2 台、出張用血液透析装置 2 台 8 主な専門外来紹介 解質異常を外来・入院で精査加療を行います。ADPKD 外来では 申請やトルバブタン導入を検討いたします。外来担当医師は週替 わりとなります。 神経内科 教授 藤 岡 俊 樹 Toshiki 62p 神経内科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 Fujioka ●神経内科 神経疾患全般、多発性硬化症、末梢神経疾患 診療内容・専門分野 神経内科は身体医学の中で、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の疾患を診断し治療する診療科 です。当院の神経内科は、まだ “神経内科” という名称が用いられていなかった、初代里 吉営二郎教授時代以来、国内の代表的な神経内科教室として難病の診療にあたってきまし た。神経内科が診療する疾患の中で頻度の高いものとしては、頭痛、脳脊髄の血管障害(脳 梗塞、脳出血など)、パーキンソン病などの運動異常性、痴呆症(認知症)、てんかん、脳炎、 脊髄炎、脊髄小脳変性症、多発性硬化症、筋萎縮症(運動ニューロン症)、末梢神経炎、 ギランバレ症候群、筋ジストロフィー、重症筋無力症、多発筋炎等があげられます。 脳波検査 意識障害や失神発作や、てんかんの症例では、診断にふさわしい治療を選択するのに重要 です。特にてんかんでは発作型にあった抗てんかん薬を決定するのに大切な検査です。 髄液検査 脳炎、髄膜炎等の中枢神経系の感染症では、髄液検査により早急に診断を確定して、一刻 も早く適切な抗生物質を用いて治療開始することが大切です。そのほか脱髄疾患やギラン バレー症候群でも髄液所見が診断の助けになります。 針筋電図 神経原性疾患では ALS をはじめとする運動ニューロン疾患の診断に大切です。そのほか多 発筋炎、筋ジストロフィー、ミオトニー疾患で筋電図が診断のために有用です。 診療科の特徴 末梢神経伝導検査 なかでも重症筋無力症や多発筋炎のような自己免疫機序に基づく筋疾患の診断と治療の経 VEP 視覚誘発電位 吸器外科と麻酔科は経験豊富であり、協力して治療に当たっています。 ABR 聴性脳幹反応 て診断可能であるのが特徴です。そして診断を確定するために、補助的な検査を適宜組み 筋生検 患者さんにあまり苦痛のない検査から、筋電図、髄液検査、神経筋生検といった疼痛を伴 診断に有用です。必要に応じて電子顕微鏡による診断も行います。 検査計画を立てています。 血管炎によるニューロパチーや末梢神経に物質の蓄積を起こすニューロパチー (アミロイド 私たちの診療科の特徴は、教室の伝統でありました骨格筋疾患の患者さんが多い点です。 験が豊富です。また重症筋無力症の治療に欠かせない胸腺摘出術のような特殊な治療も呼 神経内科が扱う疾患は、その多くが専門医による詳細な病歴聴取と神経学的診察によっ 合わせていきます。これらの中には、MRI、MRA、脳波、末梢神経伝導速度測定のような うまたは間欠的な診断手段も含まれます。患者さんに苦痛が少ない組み合わせを優先して 認知症 神経疾患を扱う医師として当科のすべての医師が担当いたします。詳細な神経学的診察、 神経心理学的検査に加え、頭部 MRI にて、代表的な認知症疾患であるアルツハイマー病に 特異的な、海馬傍回の萎縮度の検出、脳血流 SPCET によるアルツハイマー病特有の部位の 血流低下の検出を行います。さらに、認知症の鑑別疾患は広く神経疾患すべてにわたりま すので、適宜、他の検査も組み合わせて行ってまいります。 ギランバレ症候群、多発性硬化症 免疫異常が原因となって急激に発症してまいります。適切なタイミングで治療を開始し なければ運動能力低下という後遺症を残してしまう事があります。診断には、髄液検査、 末梢神経伝導検査、血液内の特殊な自己抗体の検出、臨床症状を参考にします。ガンマグ ロブリン大量静注療法や血液浄化療法を行います。 重症筋無力症 これも免疫異常が原因で発症します。胸郭内にある胸腺という臓器の異常がある事が多 いため、呼吸器外科と協力して、胸腺摘出とともに内科的治療を行います。ステロイド治療、 コリンエステラーゼ阻害薬による治療が内科的治療の基本ですが薬物量の調整が難しく、 経験を積んだ当科には多くの患者さんが紹介されてきています。 パーキンソン病 高齢化社会をむかえ確実に増加しています。診断には、経験を積んだ神経内科医による 臨床症状の評価とともに、心臓交感神経機能評価、頭部 MRI による検索が必要です。治療 も内服薬の調整が難しく当科では多くの患者さんを通院で治療しています。 これらの診断、治療には、難関と目されてきた日本神経学会認定試験をパスした神経専門 医 6 名が当たっています。私たちの診療科では、今後も神経専門医を育てるべく卒後教育 を行っており、これに伴って、将来専門医数が増加すると考えております。 主な検査・医療設備 血液検査・尿検査 糖尿病や高脂血症、高尿酸血症等、成人病の危険因子を見出し、脳血管障害等の予防のた めに大切です。 頭部 CT 検査 脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷の診断に大切です。 MRI 脱随疾患や脳血管障害、特に疾患部位が脳幹・小脳および脊髄にあるときは、MRI は病変 を見つけるのに威力を発揮します。 末梢神経疾患の診断に有用です。 多発性硬化症では、視神経がよく障害されるので、診断状重要です。 脳幹機能をみるのによく、脳死の判定にも用いられます。 筋疾患の診断、その他 ALS や SPMA 等の運動ニューロン疾患については神経原性筋萎縮の 末梢神経生検 沈着等) では生検で診断確定ができます。 必要に応じて電子顕微鏡による診断も行います。 遺伝子検査 神経難病の診断や家族性疾患の診断では遺伝子検査が重要です。特殊な疾患の場合は、そ の検査を行っている専門の施設に検体を送って詳しい検査を依頼します。 主な専門的治療・手術 血液浄化療法 血漿交換療法、免疫吸着療法などとも呼ばれています。重症筋無力症、多発性硬化症(特 に視神経脊髄症) 、免疫介在性末梢神経炎などの難治例の治療に用いられます。 胸腺摘除術 重症筋無力症の治療に必須です。当院呼吸器外科チームが担当します。いままでに豊富な 実績と優秀な手術成績を残しております。 ボツリヌス毒素治療 眼瞼けいれん、顔面けいれん、ジストニアなどの不随意運動症の治療に効果があります。 重傷な場合や薬物療法が奏功しない場合に適応があります。本治療法の国内への導入に関 与してきており豊富な実績を有しています。 実績・研究 診療実績 平成 26 年度 患者数 初診患者数 1,172 人 再診患者数累積 13,834 人 年間入院患者数 448 人 研究内容 高脂血症を有する軽度認知機能障害患者に体する薬物療法の効果、ギランバレ症候群の免 疫異常の検討、筋ジストロフィー症における免疫学的機序の検討と新しい治療法の開発、 Parkinson 病の精神症状の評価法の確立などの研究を行っています。 医局主催の研究会 メトロポリタン神経免疫フォーラム(年 2 回、ミッドタウン) 神経症候から学ぶ大橋の会(脳外科、近隣医師会と共催:年 2 回) 目黒区認知症連携検討会(脳外科、近隣医師会と共催:年数回) 多発性硬化症 Meet The Professor Session(年 1 回) MRA 脳血管の異常を詳しく見るために有用な検査です。 9 呼吸器内科 診療スタッフ一覧 診療 部長 呼吸器内科 教授 松 瀬 厚 人 Hiroto 63p Matsuse ●呼吸器内科 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、呼吸器内科全般 診療内容・専門分野 気管支喘息・慢性咳嗽 患者さんは増加傾向にあり、治療・病態の把握に呼気 ガス分析、気道抵抗の測定を行っています。 呼吸器疾患全般を取り扱いますが、特に気管支喘息、 呼吸器疾患のみならず複数の疾患に罹患していること 慢性咳嗽、慢性閉塞性肺疾患、び漫性肺疾患、間質性肺炎、 があり、他科との緊密な連携が要求されますが、当病院 肺サルコイドーシス、肺癌、肺感染症(肺真菌症)、肺血 では充分にそれらに応じられるよう配慮されています。 栓塞栓症、睡眠障害、気胸ならびにこれらによる慢性呼 吸不全を対象としています。 主な検査・医療設備 慢性閉塞性肺疾患・呼吸不全 日本では慢性閉塞性肺疾患患者さんが増加傾向にあり、 気 管 支 鏡 そのため早期発見が不可欠となっています。当院では精 (電 子 ス コ ー プ) 密肺機能検査、24 時間酸素・炭酸ガスモニター装着、6 分間歩行、呼吸筋疲労等を指標として病態の評価・治療 CT、MRI(MRA) を行っています。また、慢性呼吸不全、睡眠障害の患者 さんは在宅酸素療法・在宅持続陽圧呼吸を導入し、呼吸 リハビリテーションおよび経時的に短期入院による病態 CT ガイド下生検 の把握を行っています。睡眠障害が存在するとその併発 症(高血圧、脳血管障害、虚血性心疾患、高インシュリ ン血症、糖尿病等)が高まります。 肺換気・ 血流シンチグラム、 Ga シンチグラム 肺悪性腫瘍 診断は気管支鏡検査、CT ガイド下穿刺、CT、MRI、核 医学等画像検査、超音波検査等により総合的な観点から 行っています。治療は年齢・体力・QOL を考慮して適切 な全身化学療法、抗癌剤気管支動脈注入療法等の集学的 治療を行っています。また呼吸器外科ならびに放射線科 との連携のもとに手術、放射線療法を行っています。 び漫性肺疾患・間質性肺炎 気管支鏡検査による病理診断および、病態の解明、治 療方針の決定のため、気管支肺胞洗浄液中の細胞成分比 率、フローサイトメトリーによるリンパ球表面抗原の解 析、サイトカインの測定を行っています。 10 精密肺機能検査 肺生検、吸引肺生検、起炎菌同定、気 管支肺胞洗浄液の分析による診断・治 療、喀血の止血 3 次元画像診断による病変の把握 気管支鏡検査が難しい場合、CT 下 に経胸壁的肺生検を施行します。 肺血栓塞栓症、慢性閉塞性肺疾患、 び漫性肺疾患の診断・評価 肺気量分画・フローボリュームカーブ・肺 拡散能・クロージングボリューム・窒素洗 い出し法による慢性閉塞性肺疾患、間質性 肺炎、術前評価・神経筋疾患の評価 酸 素 飽 和 度・ 睡眠異常の解析、人工呼吸器の設定 炭酸ガスモニター に用います。 肺 動 脈 撮 影・ 肺血栓塞栓症の診断。肺癌治療・喀 気 管 支 動 脈 撮 影 血の診断・治療を行います。 胸 腔 鏡 検 査 胸水の症例に対して診断・治療目的 に行います。 呼気ガス分析 呼気中の一酸化窒素を測定し気道炎 症を評価します。 モストグラフ 気道抵抗を測定します。 膠原病リウマチ科 診療 部 長 診療スタッフ一覧 亀 田 秀 人 64p Hideto Kameda ●膠原病リウマチ科 関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、 生物学的製剤治療 診療内容・専門分野 「膠原病をきれいに治す」 ます。さらに各診察室に関節超音波検査機器が設置されており、 関節病変のリアルタイム精査が可能となっています。これによ り関節滑膜炎・腱鞘滑膜炎の有無や程度、骨びらんや関節液貯留 当診療科では「膠原病をきれいに治す」を常に心がけていま のなどを知ることができ、現在の関節の痛みが炎症によるもの す。関節リウマチをはじめとした膠原病は、適切に治療されなけ か、現在の治療が適切なのか、または強化すべきなのかを判断す れば生命予後、機能予後に深刻な影響を及ぼします。近年の治療 る上で重要な材料となります。 法の進歩に伴い治療開始時期、すなわち早期診断と早期治療が 生物学的製剤治療において指導的役割を果たしており、多く ますます重要になっています。そのために地域の先生方と密に の国際共同治験や国内臨床試験に参加しています。さらには整 連携して早期診断と早期治療を実現すること、全身性疾患であ 形外科との定期的なカンファレンスを通じて、機能向上を目指 ることから他の様々な診療科と連携したチーム医療に邁進して した手術が最適なタイミングで施行出来るように心がけていま います。 す。診断未確定の関節炎や早期の関節リウマチの患者さんに限 「膠原病を二度なしに」 免疫学は麻疹などに一度罹ったら二度は罹りにくい「二度な し」現象を解明するために発展し、予防接種の成功に結実しまし た。原因不明の全身性自己免疫疾患である膠原病の予防はまだ 出来ませんが、再燃を繰り返すことが病気の特徴の一つですの で、私達は一度治療したら二度と再燃しない「寛解維持」を重視 して治療を行っています。 入院診療の実際 不明熱や関節炎の患者さんの診断確定と治療導入のための入 院が約半数、その他は合併症の治療や治療の見直しなどです。現 在の入院期間は2-6週が多く、その最大の要因は「膠原病をきれい に治す」観点からの副腎皮質ステロイドの可及的速やかな減量 にあります。助教、レジデント、研修医からなるチーム診療を 膠原病リウマチ科 教授 らず、難治性の患者さんも遠慮なくご紹介下さい。 2. 全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎・多発性筋炎、血管炎の診療 これらの膠原病に対して、 「 膠原病をきれいに治す」観点から 副腎皮質ステロイドの使用を最小限にとどめ、その代わりに初 期治療から免疫抑制薬の併用を原則としています。さらに最新 治療をいち早く導入するために、全身性エリテマトーデスでは 多くの国際共同治験に参加しています。膠原病患者さんの生命 予後にもっとも重要な臓器である肺に関しては医局を共にする 呼吸器内科と密に連携して、膠原病の間質性肺炎や薬剤性肺障 害、肺感染症の克服に取り組み、間質性肺疾患や膠原病の肺合併 症の各診療マニュアル、生物学的製剤と呼吸器疾患診療の手引 きなどの作成に携わっています。 行っており、さらに週2回の診療科全体でのカンファレンスにお いて診断や治療方針を討議しています。 主な診療疾患 1. 関節リウマチ、脊椎関節炎(乾癬性関節炎など) 当科では60カ所以上の関節部位の触診をルーチンで行ってい 11 糖尿病・代謝内科 診療スタッフ一覧 診療 部長 教授 糖尿病・代謝内科 柴 輝 男 Teruo Shiba ●糖尿病・代謝内科 内科学、糖尿病学(代謝・栄養) 診療内容・専門分野 1型糖尿病では インスリン強化療法を原則とし、持続皮下インスリン療法 (CSII:continuous subcutaneous insulin infusion) による治療も 取り入れています。 2型糖尿病では 生活習慣 (食事・運動)の改善を主とし、患者さんの取組みを重 視して投薬の必要性などを十分に相談し、外来におけるイン スリン導入および自己血糖測定の指導にも積極的に取り組 み 、2 型 糖 尿 病 の 基 礎 イ ン ス リ ン 補 充 療 法( B O T:B a s a l Supported Oral Therapy) も実施しています。 また、 手術後の膵性糖尿病に対するインスリン治療経験も豊富 です。医師主導型の臨床試験ならびに治験に積極的に参加し ています。 糖尿病性合併症 ・網膜症:眼科診断に基づき適正な血糖コントロール維持に努めます。 ・腎 症:障害の早期診断ならびに進展阻止に努め、 予後の正確 な診断、 保存期腎不全の管理を行い、 腎不全期の人工血 液透析導入を円滑に進めます。 ・神経障害:末梢神経障害、自律神経障害の程度と予後を診断 治療、 生活指導を行います。 その他、糖尿病患者さんに伴う脂質異常症、高尿酸血症、高血 圧症、 一般疾患等の診断をあわせて行います。 糖尿病患者さんに併発する虚血性心疾患、脳血管障害、閉塞性 動脈硬化症、骨関節疾患、皮膚疾患、妊婦等について、専門科と 併診し、 血糖コントロールに努めます。 入院診療 高血糖、ケトーシス、ケトアシドーシス、昏睡等の緊急入院は、 随時受け入れております。通常入院、教育入院は、予約により 承っています。 他疾患で入院された患者さんの血糖コントロールについても 依頼により随時主科と連携し適正な血糖調整に努めます。 糖尿病連携診療 一般クリニックまたは糖尿病専門クリニックに通院されてい る患者さんの専門的な入院治療に力を注ぎます。 入院を要する患者さんの入院治療を計画・予約します。 尚、 ご紹 介下さいました先生のご指示があれば、退院後、ご紹介いただ いた医療機関の医師のもとにお帰りになり通院治療を継続し ていただきます。 対象となる患者さん 糖尿病の治療体験入院を希望される患者さん 血糖コントロールを必要とする患者さん インスリン治療導入が適当と考えられる患者さん その他入院治療が適応と考えられる糖尿病の患者さん 主な検査・医療設備 持続血糖モニタリングシステム (CGMS) CGMS (Continuous Glucose Monitoring System) 持続血糖モニ タリンスシステムは新しい検査法で、皮下に刺入留置したセ ンターにより数日間連続して5分おきに24時間の血糖値デー タを得ることが出来ます。この検査により患者さんの睡眠中 や、食後、運動中などの連続した血糖値を測定・記録し、インス リン治療はもとより内服加療や食事運動療法など患者さんの 個々の病態把握及び治療効果の評価に有用です。 12 65p 持続皮下インスリン療法 (CSⅡ) 片手に収まる程度の小型機器であるイン スリンポンプにプログラムを入力して、一 日の血糖の動きに合ったインスリンを注 入することで血糖コントロールを改善す ることができるようになります。 食事試験、 ブドウ糖負荷試験 食事試験は、フォーミュラー食を用いて血 糖値、血中インスリン値等を測定し、糖尿 病の病態及び治療効果の評価に有用です。 ブドウ糖負荷試験は、 75gブドウ糖(トレー ランG®)を飲んで血糖値、血中インスリン値を測定します。正 常型、 境界型、 糖尿病型を診断及び病態把握にも有効です。 インスリン自己注射指導 インスリンの自己注射開始時に、インスリン注入用ペン型注 射器の適正な手技、 用法を指導します (糖尿病療養指導士) 。 インクレチン注射療法 軽度の肥満から肥満を有する糖尿病の患者さんに適した治療 です。 体重減少に伴ない血糖コントロールが改善し注射から離 脱し内服なしでも、 良好なコントロールを保てる方がいます。 外来検査 血糖、HbA1c、グリコアルブミン、血中ケトン体、体脂肪測定等 のデータを当日診療に反映させております。 頸動脈超音波検査、末梢神経機能検査、自律神経機能検査、骨 密度検査等糖尿病関連の検査は、中央検査部門で、適宜行って おります。 在宅療養指導 自己血糖測定実施指導 インスリン自己注射を行っている患者さんには、簡易血糖測 定器をお貸しし、正しい使い方を指導します(自己測定によっ て記録された血糖値をノートに記載していただき、治療の参 考にさせていただきます) ( 。糖尿病療養指導士) 。 栄養指導 年齢、体格、身体活動、病態を考慮した適正な食事量および食 事内容の栄養バランスについて解説し、実施上の注意、個別指 導を行っております。 (管理栄養士) 糖尿病教室 日時:毎週火~金曜日 当科医師、栄養士、看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士と連 携し、 指導を担当しています。 火曜日13:30、 水曜日10:30、 木曜日13:30、 金曜日13:30に4階会 議室で開催しています。 その他 糖尿病・代謝内科 友の会「清風会」 日本糖尿病協会に加入する糖尿病「友の会」は、糖尿病患者と その御家族、医師、看護師、栄養士、検査部、薬剤部など糖尿病 診療に関わる医療スタッフで作られている会です。 年に3回、四季折々の時期に「歩く会」などを開催し、運動療法 を通じて患者さんとスタッフの交流を行っています。会員に なって頂くと糖尿病療養に関する情報誌、月刊『糖尿病ライフ さかえ』 も毎月届きます。 総合内科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 教授 前 谷 容 Iruru Maetani ●外来診療スタッフ 内 科 外 来 担 当 医 師 ( 教 授 、 准 教 授 、 講 師 、医師など) (平成 28.4.1 現在) ●消化器内科 消化器一般、胆道・膵臓疾患、内視鏡 総合内科 総合内科のしくみ 診療内容・専門分野 内科への初診時に、特別指定された臓器別診療科へのご紹 総 合 内 科 介状などのない場合には、原則としてまず総合内科を受診し ていただきます。 66p 初診時、専門診療科が特定できない症状の患者さんの窓口 このシステムによって、初診患者さんの診察までの待ち時 間を短縮することができるようになりました。各内科系診療 科の教授、准教授、講師、医師が交代で診療を担当し、午前、 疾患に応じて担当医が専門診療科に振り分けます。 午後診療をいたします。 初診時でも、直ちに臓器別診療科での診療が望ましいと判 断した場合には、総合内科から専門分野の医師へ依頼をして、 リウマチ科 糖尿病・代謝内科 膠原病 呼 吸 器 内 科 る場合には、診療科が決定していれば、その診療科の担当医 神 経 内 科 ことはありませんが、もし 2 回目以降も引き続き受診を要す 腎 臓 内 科 原則として総合内科では初診のみの診察で継続診療をする 循 環 器 内 科 ます。 消 化 器 内 科 引き続き臓器別診療科での診療をお受けいただく場合もあり に予約をいたします。 カゼなどで特定の診療科が決定していない場合には、総合 内科の初診時に診察した医師の外来(専門分野外来)に予約 をいたします。 ・紹介状等により、特定の専門診療科へのご紹介を受けた ときは「総合内科」を経由せずに直接当該診療科を受 診します。 ・ 「総合内科」担当医は当面の間、輪番制になっております。 ・当院「かかりつけ内科系診療科」がある場合は、「総合 内科」ではなく、 「かかりつけ内科系診 療科」が診療 窓口となります。 ※ご不明な点がございましたら 病診連携室 TEL : 0 3 - 3 4 8 1 - 7 3 8 5 までお問い合わせください。 13 小児科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 代 行 准 教授 清 水 教 一 66p Norikazu Shimizu ●小児科 小児科学一般、小児神経、先天代謝異常 診療内容・専門分野 小児科 一般外来 初診外来を午後7時まで受付けています。 午後4時以降は、 救急小児科医対応とし、24時間体制で小児科専門医が担当 します。4診までの体制をとり、予約制を基本としています が、 急患の多い小児科の特性を考慮し、 予約無しの患者さん にも待ち時間を短くできるようにしています。 専門外来 午後の診療を専門外来に当てています。小児各分野に対 応できるよう、 専門医が診断、 治療にあたっています。 神経疾患 などの疾患に対する心理療法やカウンセリングを臨床 心理士と共に行っています。 予防接種・乳幼児健診(完全予約制) 月・火・金の午後を診療に当てています。 外来受診の御予約は小児科外来へ。 予約方法 予約電話番号:03-3468-1251 (代表) 内線3356 予約受付:月~金曜日 午後3時~午後4時にお願い いたします。 主な検査・医療設備 小児神経専門医が診断と治療にあたっています。 最近、 特 脳波検査 に増加傾向にある小児精神疾患、 心のケアーに関しては、 難治性けいれん、てんかん、熱性けいれん、及びてんかん 鑑別疾患の正確な診断により、 治療を決定しています。 専従の小児臨床心理士が対応しています。 アレルギー疾患 免疫・アレルギー検査 気管支喘息、アトピー性皮膚炎および食物アレルギー等 種々の免疫疾患の病因解明のために、患児血液細胞検査 および遺 のアレルギー疾患に伴う救急処置および普段のコント (細胞表面マーカーおよびサイトカイン産生能等) 伝子診断を行い正確な診断をもとに、 治療を決定していま ロールを的確に行うため、毎日アレルギー専門外来を設 す。種々のアレルギー患者さんには、血液検査、スクラッチ けています。 テスト、 皮内テストから感作アレルゲンを決定し、 有効な治 代謝疾患 療を決定しています。 また、 食物アレルギーの症状改善に伴 各種代謝疾患に専門医が対応しています。特にウィルソ い、食物摂取が可能かどうか、入院下での食物負荷試験も ン病外来患者数は、我が国においてトップの実績を誇っ 行っております。 ています。 代謝検査 循環器疾患 種々の負荷試験、 遺伝子検査により正確な診断をもとに、 先天性心疾患、 川崎病、 学校検診における心臓異常や不整 治療を決定しています。 特に、 ウィルソン病の遺伝子診断に 脈の疑いのお子様には、専門医が診断と治療にあたって 関しては、 日本におけるパイオニア的活動をしています。 います。 心臓疾患検査 内分泌疾患・糖尿病 超音波検査、ドップラー検査、心臓カテーテル検査にて、 専門外来において、専門医が診断と治療にあたっていま 先天性心疾患、不整脈、川崎病等を迅速に診断し、治療方針 す。 を決定しています。 腎疾患・泌尿器・膠原病 腎疾患検査 各種腎疾患 (腎炎・ネフローゼ) 、 泌尿器疾患、 膠原病、 尿路 造影検査、 シンチグラフィー検査などを行っています。 感染症、夜尿などについて専門医が診断と治療にあたっ 血液・腫瘍性疾患 ています。 骨髄血検査、 腫瘍検査などを行い、 診断と治療を行ってい 血液・免疫疾患 ます。 専門外来において、 専門医が血液疾患、 腫瘍疾患の診断と 治療にあたっています。 心理相談 不登校、摂食障害、心身症、親子関係、育児不安、発達障害 14 心の診療科(精神神経科) 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 水 野 雅 文 Masafumi 68p Mizuno ●心の診療科 精神疾患一般、統合失調症、老年期精神障害、臨床精神医学、予防精神医学 診療内容・専門分野 悩みから、統合失調症、双極性障害(躁うつ病)に対する診 療まで幅広い症状・疾患を扱っています。特にうつ病(職場 のメンタルヘルスなど) 、児童・思春期のこころの問題、高齢 者の精神疾患(認知症・うつ病など)の診療に力を入れてい ます。臨床心理士による認知行動療法(CBT)などのカウンセ リング、高次脳機能検査等の各種心理検査も行っております。 対象疾患 うつ病・双極性障害(躁うつ病) うつ病は、認知症や身体疾患に基づくうつ状態との鑑別が 必要であり、その悪化を防ぐために早期の診断と対策が重要 です。当科では薬物療法、カウンセリングの他、職場や産業 医との連携、リワークデイケアの紹介など、患者さんに合わ せた治療を行っています。躁とうつを繰り返す双極性障害に は、薬物血中濃度をモニターしながら適切な気分安定薬の処 方をしております。 発達障害(自閉症スペクトラム、ADHD)、不登校など 「子どもの心の診療外来」として、家庭や学校でのトラブル や不登校・引きこもりなど、児童・思春期のメンタルヘルス に対する診療を行っています。児童・思春期に特有のこころ の問題の背景には、自閉症スペクトラムや ADHD( 注意欠如多 動性障害 ) などの発達の問題が存在することがあります。当科 では医師の診察だけでなく、臨床心理士による心理検査を併 用して診断と治療を進めています。 認知症・高齢者のうつ病 当科では MRI、脳血流 SPECT、心筋シンチグラフィーなどの 検査も併用し、認知症のサブタイプ(アルツハイマー型、血 管性、レビー小体型など)の診断も行っています。更に、心 の診療科の特徴を生かし、認知症に伴う周辺症状(幻覚妄想、 興奮、徘徊などの問題行動)に対する治療や指導を積極的に 行っています。認知症との鑑別が難しい疾患として高齢者の うつ病が挙げられますが、当科では専門的な視点から、高齢 者のうつ症状に対する診断と治療を行っています。 をとっています。入院が必要な場合には大森病院を含めた関 連施設に紹介しています。 神経症性障害(パニック障害、強迫性障害、対人恐怖症など)、摂食障害 薬物療法のみならず、臨床心理士のカウンセリングも含め た精神療法的対応を重視し、治療にあたっています。 てんかん 脳波・画像診断・薬物血中濃度モニター等必要な検査を適 切に行い、薬物療法や生活指導を行います。 主な検査・医療設備 CT、MRI、SPECT 精神症状を呈する脳の器質性疾患、認知症の有無の診断に活 用します。 脳波検査 てんかん等発作性疾患の診断や治療経過の判断を行います。 心理検査(高次脳機能検査) ロールシャッハテスト、知能検査(WISC-Ⅳ、WAIS-Ⅲ等) 、記 銘力テスト、作業能力テスト等を行います。経験豊富な臨床 心理士が検査を行います。 その他 当科には入院施設はありませんが、入院による治療が適切と 判断された場合は、東邦大学医療センター大森病院または近 隣の入院施設にご紹介致します。大森病院精神神経科では薬 物療法への反応の乏しいうつ病や統合失調症に対して、修正 型通電療法 (mECT) も適宜行っており、適応の判断や施行前検 査は大橋病院心の診療科でも実施しております。 トピックス 精神科に対する社会的ニーズは年々高くなっており、その 扱う問題・領域も多種多様なものになっています。女性専用 外来および一般科とも充分に連携をとり、診療を行います。 子どものこころの外来 統合失調症 初 診 金曜日 午前 失調症も外来で充分に治療可能な症例が増えています。特に 再 診 木・金曜日 午後 近年の統合失調症の軽症化と薬物療法の発達に伴い、統合 若年者(15 ~ 30 歳)専用のデイケア(大森病院イルボスコ) 心の診療科 心の診療科では「気分が晴れない」 「眠りが浅い」など心の と連携し、統合失調症の初期治療に十分な対応を取れる体制 臨床心理士と連携して診断・治療を行います。 15 外科 診療スタッフ一覧 診療 部長 教授 草 地 信 也 69p Shinya Kusachi ●外科 一般外科 診療内容・専門分野 外科では本邦における 5 大がん(肺がん、胃がん、肝がん、 大腸がん、乳がん)の全てに対応しております。各グループ には各々の関連学会専門医を中心としたチームにより、診断 外科 から手術、化学療法、そして緩和医療までを実践しております。 また、急性腹症や気胸、外傷などの一般外科・救急疾患、ヘ ルニア、肛門疾患などにも対応しています。また、手術後の 合併症の減少にも努め、術後感染症や耐性菌感染を世界最高 レベルにまで減少させています。 消化器外科(食道・胃・大腸) 食道癌・胃癌・大腸癌をはじめとする消化管疾患を 6 名の 日本消化器外科学会専門医を中心に消化器内科医、放射線科 医や看護師、薬剤師など専門家とのチームの協力の元で治療 を行っております。 「患者さんに優しい医療の実践」のために 出来うる限り低侵襲な治療を心がけ、腹腔鏡下手術を積極的 に導入しており、内視鏡外科・腹腔鏡下手術は侵襲の少ない 手術方法として導入から約 20 年が経過し経験症例数は 1000 例を超えました。最近ではますますの手術手技の改良・進歩 に伴い、より低侵襲にそしてより安全な手術として確立され、 非常に精密な手術が可能となり、入院期間 1 週間で皆さんに 早い社会復帰をしていただいております。教室では多くの日 本内視鏡外科学会技術認定医を中心にこの低侵襲手術を緊急 手術も含めた多くの疾患で提供しております。 進行再発癌に対する化学療法は外科外来に併設された、外 来化学療法室にて標準治療はもちろん患者さん個々のニーズ にあった治療を実践しております。 消化器外科(肝胆膵) 肝胆膵グループでは、日本肝胆膵外科学会高度技能指導医 1 名、専門医 1 名、日本内視鏡外科学会技術認定医 3 名を擁し、 腹腔鏡下手術などの低侵襲手術から、大血管合併切除などの 拡大手術まで症例・疾患に合わせた手術を行っています。 良性胆嚢疾患に対する腹腔鏡下手術は、年間 200 例前後施 行しており、特に紹介患者様に対応するため、火曜日と木曜 日の午後に「胆のう専門外来」を開設しています。急性胆嚢 炎に対しても早期に腹腔鏡下手術を行い、入院期間の短縮・ 入院費用の軽減を図っています。また、近年では創部が臍部 一ケ所のみの単孔式腹腔鏡下手術も積極的に行い、創がほと んど目立たない手術も行っています。 肝臓切除や膵臓切除に対しても、症例によっては腹腔鏡手 16 術も積極的に導入しております。悪性疾患に対しては、機能 温存手術から拡大手術まで病態に会わせた治療を選択してい ます。術前あるいは術後に放射線療法や化学療法を行い、治 療成績の改善に努めています。 呼吸器外科 呼吸器疾患領域の外科的な治療および診断が必要と考えら れた症例に対して、日本呼吸器外科学会専門医を中心に年間 90 例以上の手術を行っております。原発性・転移性肺がんや 胸腺腫をはじめとする悪性疾患や、気胸や胸腺疾患などの良 性疾患に対しても、積極的に取り組んでおります。手術まで の入院待機期間は 1-3 週間であり、術前検査目的に 1-2 回通院 していただければ、手術前日の入院が可能です。退院の目安は、 開胸手術で術後 7-12 日、胸腔鏡手術では術後 2-4 日程度です。 高齢の方や持病がある方、そして退院に不安がある方は、必 要に応じて入院期間を延長していただいております。特徴と しては、筋肉(広背筋・前鋸筋)や肋骨を切らない開胸法、 全体の約 70%(気胸・胸腺疾患では全例)に対して行われる 胸腔鏡下手術、縦隔リンパ節生検目的の縦隔鏡下手術などが あげられます。また最近では肺がんに対する区域切除等の縮 小手術や、胸腺疾患に対する完全鏡視下の拡大胸腺摘出術も 導入しております。 乳腺外科 乳腺領域では、乳がん検診から再発乳癌治療まで行ってお ります。乳がんセンターでの乳腺ドックに加え、目黒区乳が ん検診実施施設として、年間 800 件以上の乳がん検診を行い、 特に目黒区乳がん検診については当科が総括施設となり、受 診率 20.9%、要精検率 6.4%、陽性反応的中率 6% 以上と、目黒区・ 実施施設の協力のもと非常に精度の高い乳がん検診を継続で きております。2015 年は、マンモグラフィ読影 1,676 件、乳 腺超音波検査 952 件、穿刺吸引細胞診 34 件、針生検(吸引生 検含む)108 件を行い、106 例の乳癌を発見しました。うち、 乳癌 72 例(乳房温存手術 25 例、センチネルリンパ節生検 62 例)、良性病変 4 例に手術を施行しました。術前・術後の治療は、 種々のガイドラインをベースに、患者さん個々の生活環境に 合わせて施行しています。特に化学療法は、化学療法認定看 護師・化学療法専門薬剤師とともにチーム医療として、外科 実施分 789 例中、のべ 366 件すべてを外来化学療法室で実施 しました。また、隣接する他大学・基幹病院の乳腺専門医と 連携し、当院開催の『がん臨床ケアセミナー』をはじめ、種々 の研究会・勉強会・講演会の企画・運営を通して、城南地区 における乳腺診療の研鑽に努めております。 脳神経外科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 岩 渕 聡 Satoshi Iwabuchi ●脳神経外科 脳卒中、脳神経血管内治療、脳神経外科全般、脳血管障害、 機能的脳神経外科 診療内容・専門分野 対象疾患 上記疾患が疑われる主な症状 意識消失、意識障害、記憶障害、見当識障害等。 半身の運動障害、感覚障害、言語障害等。 けいれん、不随意運動、開眼・閉眼障害、視覚・聴覚障害等。 顔面の麻痺、痛み、頭痛、めまい、耳鳴り。嚥下障害等。 顔のピクツキ、顔面の痛み、手足のしびれ、腰椎、歩行障害等。 初診は、平日午前中の外来で脳神経外科専門医が診療にあたりま す。紹介状が無い場合でも受診は可能です。 くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など脳卒中の患者さんに対しては、 “救急診療部”、“脳卒中センター” と連携し、24 時間体制で診療にあ たっています。超急性期の脳梗塞患者さんに対しては、血栓溶解療 法に加え、積極的に最新の血栓回収療法を行っています。 また、当科では脳卒中の患者さんに対して、岩渕教授を中心に、 カテーテルを用いた脳血管内治療を積極的におこなっています。脳 血管内治療は患者さんへの負担が非常に少なく、現在注目を集めて いる治療ですが、当科では早期より積極的に導入し、都内でも屈指 の施設です。 三叉神経痛、顔面けいれんに対して、神経内科と連携しながら治 療に当たっています。神経を圧迫している血管を剥離移動させる神 経血管減圧術については岩渕教授外来で取り扱っており、毎年多く の患者さんが手術治療を受けています。当院では安全面に万全を期 して多数の神経生理学的モニターの下で手術が行われています。 脳腫瘍の患者さんには青木准教授が中心に診療をおこなっていま す。CT、MRI などの最新の画像検査を用いて、正確な診断、治療計 画をたて、神経内視鏡やナビゲーションシステムを用いて、より安 全かつ精度の高い手術治療を行っています。また、青木准教授は神 経内視鏡の認定医でもあります。 脊髄脊椎疾患の患者さんは、伊藤講師が中心となり診療を行って います。当院の脊髄脊椎の治療は整形外科と一致協力して行ってお り、両科の特徴を生かし総合的に治療に当たる、全国的にも数少な い施設です。診断には、MRI、脊髄造影、マルチスライス CT 等に て総合的で確実な診断を心掛け、治療は最新鋭の手術顕微鏡、また は内視鏡を駆使し、安全でより患者さんの負担の少ない低侵襲な手 術を目指しています。 “もの忘れ外来” を毎週火・木・金曜日の午後に予約制で行って、認 知症専門医である中野客員教授、谷医師が最新の画像検査を用いて認 知症の早期診断、治療にあたっています。また当院では専属の臨床心 理士による神経心理検査も行っており、画像診断だけでなく一人の患 者さんに数時間かけて客観的な認知機能も評価しています。 スポーツに関わる頭部外傷に関する専門外来として、“スポーツ 頭部外傷外来” を月曜日の午前中、金曜日の午後に中山講師が診療 を行っています。頭部外傷の診断・治療、 メディカルチェックに加え、 脳震盪からの競技復帰に関する計画立案や指導を行ない、安全な競 技継続を目指しています。 脳神経外科領域の疾患は難しい疾患を多く含んでいますが、できる 限りわかりやすく、患者さん、ご家族に説明しながら診療するよう 心がけています。 主な検査・医療設備 脳神経外科 脳血管障害:くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳動脈瘤、脳血管奇形、 モヤモヤ病、脳動脈や頚部頸動脈の動脈硬化性病変・狭窄病変等。 腫瘍性病変:脳腫瘍、頭皮・頭蓋骨腫瘍、脊髄腫瘍等 外傷:頭部・スポーツ頭部外傷・顔面外傷、脳挫傷、脊髄外傷、慢 性硬膜下血腫等 機能的脳神経外科:顔面痙攣、三叉神経痛 脊椎・脊髄外科:変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症等 その他:水頭症、小児脳神経外科、髄膜炎、脳炎、脳腫瘍等 外来診療 71p MRI、3D-CT、RI シンチグラフィー、血管エコー、脳波、神経生理 検査等の無侵襲、低侵襲検査を駆使し、神経放射線科専門医の協力 下に確実な診断を心がけております。 高速マルチスキャン (64 マルチスライス)CT 脳血管撮影 (3D-DSA) 高次脳機能検査 (脳の働き具合を調べる) 一度の検査で全身をスライスできてしまう最新 鋭機器。0.5mm 間隔の撮影で迅速な脳疾患診断 が可能となりました。 カテーテルを用い、侵襲性を伴う検査ですが、 治療上必要がある場合は脳血管内治療指導医の 指導下に行われます。3 次元で血管を評価します。 脳疾患に伴う脳機能障害の有無を調べます。 痴呆様症状が気になる方にも行います。 主な専門的治療・手術 開 頭 手 術 脳神経血管内治療 低侵襲手術とするため、神経内視鏡、脳血管内治療等を併用し つつさらに術中ナビゲーションシステムを導入し、必要に応じ てレーザー、超音波、高周波等の最先端医療機器を駆使して、 開頭手術の安全性を高めています。 専門スタッフ(脳血管内治療指導医・専門医)3名を擁し、脳 動脈瘤、脳血管奇形、急性期塞栓症等の治療を、開頭せずに極 細カテーテルを用いて脳の血管内から治療を行います。 脳梗塞超急性期の血栓溶解療法 発症 4.5 時間以内の脳梗塞は t-PA を使用し血行再建を行います。t-PA の非適応例や t-PA で 再開通が得られない例に対しカテーテルを用いた血行再建も積 極的に行っています。 集 約 的 治 療 手術による腫瘍摘出に加え、化学療法、免疫療法、放射線療法等、 エビデンスに基づいた効果的な補助療法を併用し、腫瘍の縮小 や再発防止に良好な結果を得ております。 神経内視鏡下手術 頭蓋骨に小さい穴をあける(穿頭)術式で、内視鏡下に脳室内 腫瘍摘出や水頭症の治療、脳内血腫除去術等を行います。 機能的脳神経外科 顔面が自分の意思とは無関係にピクピク動いてしまう顔面痙攣 や、顔面の鋭い一瞬の痛みとして自覚される三叉神経痛は、こ れらの神経を血管が圧迫して生じています。 顕微鏡下に責任である血管を移動させこれらの神経の圧迫を解 除することで、完治が得られます。 脊 椎・脊 髄 外 科 変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症など様々な脊椎 疾患に対して、骨と神経と双方の専門性から、当院では整形外 科医と脳神経外科医と共同で手術治療を行っています。 急性期リハビリ テ ー シ ョ ン 発症直後からの廃用予防と早期からの運動学習によるセルフケ ア早期自立を最大の目標とします。また、回復期・維持期への 途切れない診療を行います。 脳 腫 瘍 の 17 もの忘れ外来(脳神経外科外来) 診療スタッフ一覧 客員 教授 中 野 正 剛 Seigo 73p Nakano ●脳神経外科 認知症 診療内容・専門分野 対象となる症状 もの忘れ もの忘れ外来 “もの忘れ”も的確な治療で改善される可能性があります もの忘れの原因のなかで、 生理的な要因によるもの、 脳血管障 害性認知症、アルツハイマー型認知症、軽度認知機能障害(MCI) 等はそれぞれに適切な治療方法があります。また慢性硬膜下血 腫、 正常圧水頭症の場合、 明らかに認知障害が現れていても早期 発見により治る場合があります。気になったらとにかく一度診 て質の高い診断を行っています。 心理検査では脳の機能でどういった働きが苦手になってきて いるかを見つけ出します。 画像診断ではMRIで脳の萎縮の程度をコンピューターによっ て解析し、脳血流SPECTで疾患ごとに異なる脳血流の低下パ ターンをコンピューターで解析することにより、正確な診断に 結びつけています。 もの忘れが気になり始めた方、或いは既に認知症と診断され ている方も、 一度受診していただき、 正しい診断を受けていただ くことをお勧め致します。 断することをお薦めします。 もの忘れ外来 診察日時:毎週火曜日 午後1時30分~午後4時 (再診) 認知症は稀な病気ではありません 毎週木・金曜日 午後1時30分~午後4時 (再診・初 認知症はかつて稀な病気と捉えられていました。しかし高齢 診) 化社会を迎えた現在では、日本の65歳以上で15%程度の方が発 担当医: 火・金曜日 中野正剛 症しているとされています。もはや高血圧や高脂血症の様に一 木・金曜日 谷真理子 般的な病気になっているのです。 ただ、 認知症は他の疾患と違い 場 所: 東棟1階 脳神経外科外来 病気の始まりがはっきりしない事が多く、 「年のせい」と見過ご 予 約: 病診連携室 されてしまいがちです。 また、 「ひょっとしたらもの忘れかも?」 電話:03-3481-7385(直通) FAX:03-3468-6191 とご本人やご家族が思っても、どこの病院を受診したらよいの かわからず、そのままになってしまっていることもしばしばあ るようです。 認知症の正しい診断が重要です! 認知症とひとことで言っても原因となる病気は様々です。最 も有名で症例も多い「アルツハイマー型認知症」のほか、最近注 目される様になった「レビー小体型認知症」、比較的稀ではある ものの介護では問題が生じやすい「ピック病」とも呼ばれる「前 頭側頭葉変性症」 やかつて日本で最も多いと言われた 「脳血管性 認知症」などがあります。この様に認知症の原因疾患は様々で、 発症する方も増えているのですが、認知症を正しく診断できる 病院は限られています。 病気の原因が異なれば、 行う治療や介護の方法も異なります。 認知症を正しく診断し、治療と介護の方針を決定することは極 めて重要なのです。 当院でのもの忘れ外来の特長 当院では認知症の専門医が診察にあたり、臨床心理士による 詳細な心理検査やMRI、脳血流SPECTなどの画像診断機器を用い 18 ※初診来院日に検査は行っておりません(後日施行予定となり ます)。 主な検査・医療設備 MRI、3DCT、RIシンチグラフィー(SPECT)、脳波、神経生理検査等 の無侵襲、 低侵襲検査を駆使し、 神経放射線科専門医の協力下に 確実な診断を心掛けております。 ※ なお、検査は予約制ですので、まず診察をさせて頂いた上 で、 必要な検査の日程を組むことになっております。 整形外科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 教授 武 者 芳 朗 Yoshirou 73p Musha ●整形外科 脊椎・脊髄外科 診療内容・専門分野 診療内容 当科は昭和39年に開設された日本整形外科学会の認定施設で す。 脊椎・脊髄外科、 肩・肘・手外科、 股関節疾患、 膝関節疾患、 足の 外科にそれぞれ専門スタッフをそろえております。 専門分野 脊椎脊髄の病気には、自然経過で軽快するものも数多くあり ますが、 一方色々な治療に抵抗して進行・増悪するものも少なく ありません。 症状が進めば進むほど、 発症してからの時間が経過 するほど、 治療効果はあがらず、 治療しても元に戻らない状態と なってしまいます。 早期診断、 早期治療が望まれます。 ・首筋から肩、 背中、 腰周りや、 手・足、 その他身体各所のシビレや 痛みがある方 ・シビレや痛み、脱力(麻痺)により上肢の機能が低下したり、 手の細かい動作(お箸、書字、ボタンはめなど)が不自由になっ てきた方 ・シビレや痛み、 脱力 (麻痺) で歩行が不自由になってきた方 以上のような症状を訴える患者様には、特に早期の受診を お勧めします。 当センターは、脊椎・脊髄神経に由来する頚部痛、肩腕部痛、 背部痛、腰痛や四肢(上肢、下肢)のシビレ、痛み、脱力(麻痺)、 上肢機能障害、歩行障害の治療を行います。椎間板障害、椎間板 近年、高齢化社会を迎え、退行性病変である変形性膝関節症 (内反膝・外反膝) の患者さんが増加傾向にあります。 当科の特徴 は、 最小侵襲人工膝関節全置換術を他病院より早期の段階 (平成 18年~)から施行し、良好な成績をあげています。平成24年から は、セメントを使用せず骨と親和性ある人工関節を用いて手術 しております。 またトップレベルのスポーツ選手に多い前十字靱帯断裂、 半月 板損傷に対しても、 関節鏡を用いて積極的に手術療法を施行して おります。 股関節外科 股関節専門外来では、若年者の臼蓋形成不全や高齢者の変形 整形外科 脊椎・脊髄外科 膝関節スポーツ外科 性股関節症、 大腿骨骨頭壊死症など、 幅広い年齢層の患者様を診 察しております。 年齢や変形の程度によって、 保存療法もしくは股関節鏡、 人工 股関節置換術や骨切り術等の手術療法を検討します。 人工股関節置換術ではMIS (Minimally Invasive Surgery:低侵襲 手術法) を取り入れており、 早期にリハビリを開始し、 術後2週間 程度で退院可能です。また高齢者の大腿骨頚部骨折における人 工骨頭挿入術も、MISで対応しております。股関節唇損傷や大腿 臼蓋インピンジメントは股関節鏡により低侵襲で治療すること が出来ます。 実績・研究 ヘルニア、 脊柱管狭窄症、 脊椎靭帯骨化症や脊椎の骨折、 感染症、 炎症性疾患、 脊椎・脊柱変形、 腫瘍、 骨粗鬆症など脊椎脊髄疾患の すべてに対応致します。 肩・肘・手外科 当科は日本手外科学会の認定施設です。 肩関節、 肘関節、 手・指 関節を総合的に診察しています。 すなわち、 上肢を運動器の一つ のユニットとして評価を行い、 治療方針を決定しています。 この 方法は、 上肢全体が罹患する疾病、 例えば関節リウマチや糖尿病 による上肢障害 (バネ指、 デュプイトレン拘縮、 絞扼性神経障害、 拘縮肩など) に非常に有効です。 さらに高齢化社会に向けて、私たちオリジナルの人工肘関節 や人工肩関節を開発して臨床応用も行っています。特に上肢の 人工関節置換術においては、国内でTOP5に入る手術数を行って います。 また2012年4月からの保険診療点数の改正に伴い、 新たに認め られた関節鏡下手術も肩・肘・手・指関節の全てに行っています。 ●平成 27 年度患者数 外 入 来 患 者 延 院 患 者 ●平成 27 年度手術件数 数 数 手 術 合 計 件 数 脊 椎 外 科 上肢(肩・肘・手)の外科(外傷含む) 上肢(肩・肘・手)人工関節全置換術 骨軟部腫瘍(良性・悪性) 人工膝関節全置換術 鏡視下(前十字靭帯・半月板など) 人工股関節全置換術 足の外科(外反母趾、関節鏡など) 人 工 骨 頭 置 換 術 外 傷(骨 折 脱 臼 含 む) 31,441 人 774 人 776 件 97 件 292 件 19 件 32 件 66 件 53 件 26 件 13 件 40 件 138 件 19 心臓血管外科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 尾 﨑 重 之 Shigeyuki Ozaki ●心臓血管外科 弁膜症・虚血性心疾患・大動脈・末梢血管の外科治療、 組織細胞工学を応用したハイブリッド生体弁の研究開発 診療内容・専門分野 心臓血管外科 冠動脈バイパス手術から弁膜症、 大動脈手術にいたるまで患者さんのか らだの状態を十分に把握し、 からだに対する侵襲を最小限度にとどめなが ら、 最高水準の結果をもたらす手術を行っています。 したがって、 これまで 手術に対するからだの負担が大きいため手術を勧められなかった患者さ ん、他の臓器に問題があるために手術を勧められなかった患者さん、御高 齢者の患者さんでも手術を行うことができ、手術翌日から歩行、食事が可 能になり、1~2週間で退院できる治療法を確立してきました。さらに肝 炎、エイズ、免疫反応を防ぐため患者さん自身の血液を予め採取し、赤血 球・血小板・血漿に分離して冷凍保存し、 手術時に解凍使用する方法も確立 し、より患者さんにやさしい医療の確立をめざしています。更に関連病院 と連携し、 術後の患者さんの運動療法も積極的に行っています。 より質の高い弁膜症手術 従来の 「悪い弁は取り換える」 という手術法ではなく、 患者さんの弁の状 態、 心機能、 年齢、 食生活、 職種等、 患者さんのバックグラウンドを考慮した 手術方法を、 患者さんと相談しながら行います。 平成19年4月から、大動脈弁疾患に対して、弁形成術を施術しています。 この手術法では、 弁置換術後のように抗凝固療法を必要としないので食事 制限や運動制限がなく、妊娠・出産も可能になります。また、大動脈弁輪の 小さい方は、 人口弁置換施術後に人工弁の前後で圧較差を認める事があり ますが、我々の施術している弁形成術ですと圧較差を認めず、良好な結果 を得ています。この手術法は自己組織(心膜)を使用しているので、人工弁 を使わない経済的メリット、感染のリスクが低いというメリット、“異物” である人工弁を移植しないので拒絶反応が無く、 術後に脳梗塞などを起こ すリスクが低い 「生体との適合性」 と言う最大のメリットがあります。 また、僧帽弁閉鎖不全症に対しても、弁置換術ではなく自己の弁を温存 しながら行う弁形成術を積極的に行っています。僧帽弁疾患の約80%に 合併すると言われている心房細動は、 脳梗塞の発生率を上昇させるとても 嫌な病気の一つです。当科では、心房細動の外科治療(メイズ手術)も積極 的に行っております。 全国的にはメイズ手術による術後の洞調律維持率は 70%~80%と言われていますが、昨年の当科の術後洞調律維持率は91% と非常に高いレベルにあります。 人工心肺を使用しない冠動脈バイパス手術 (OPCABG) 狭心症、心筋梗塞に対するこの手術では、従来の人工心肺を使用した手 術の合併症(脳梗塞の発生や腎臓機能の悪化等)をできるだけ回避するた めに、開発された手術方法です。特に心臓後面に位置する冠動脈に対して は正確な吻合手技を短時間で確実に成し遂げる技術と経験が要求され、 高 度に修練された技術によってのみはじめて安定した高成績が達成できる スペシャリストの手術として近年登場しました。 当科ではこの手術を積極 的に取り入れ、 昨年の人工心肺を使用しない冠動脈バイパス手術の遂行率 は97%と非常に高いレベルにあります。全国的にはまだ40%前後の遂行 率ですが、この手術は確実な技術をもってすれば、手術による出血が少な く、心臓の筋肉の障害が少ないこと、そして従来の手術では重症の患者さ んで問題となった脳梗塞の発生や腎臓機能の悪化が回避できること等多 くの利点があります。また、約8cmの皮膚切開で行う人工心肺を使用しな い冠動脈バイパス手術も行っており、 患者さんの侵襲をより軽減する手術 方法も確立しています。 大動脈疾患 大血管手術は最近増加傾向にあり、胸部大動脈瘤(上行・弓部・下行)、胸 腹部大動脈瘤、腹部大動脈瘤と増大傾向にあります。また急性大動脈解離 も増大傾向にあり、これらに対して積極的に手術を行っており、緊急時に も即対応しています。また、2006年より日本でも認可された、大動脈疾患 に対するステントグラフトデバイスを使用することで、 より低侵襲に胸部 および腹部大動脈瘤に対する治療が可能になっています。 当施設でも適応 のある疾患には積極的にステントグラフトを使用することで、 より患者さ んの体に優しい術式を選択しています。 末梢動脈閉塞性疾患 末梢血管障害の治療では人工血管置換術の他、 バルーンによる狭窄部拡 20 75p 張術・ステントによる拡大術や血管内アテローム切除術等の血管内形成術 も行っています。末梢血管障害の約30%に冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞) を合併すると言われており、冠動脈疾患の検索も同時に行っています。ま た、腎不全患者さんの治療にも関与し、患者さんの血管と人工腎臓を接続 する動静脈シャント (内シャント) の作製も行っています。 静脈疾患 下肢静脈瘤に対しては、 大伏在静脈ストリッピング、 静脈結紮術、 硬化療 法など、 従来の治療法に加えて、 適応のある患者様には、 より低侵襲に治療 が可能な、 血管内レーザー治療も行っています。 この治療法は、 従来の手術 に比較して、 皮膚切開が非常に小さく、 美容的にも優れており、 大伏在静脈 を抜去する従来の治療法に比べれば、術後の疼痛が少なく、体にやさしい 治療法です。 術後の運動療法 術後の患者さん、 特に狭心症・心筋梗塞の患者さんには、 関連病院と連携 しながらバイパスしたグラフトの長期開存、 危険因子の除去 (高脂血症・高 血圧・糖尿病・肥満)、QOLの改善、生命予後の改善を目指して、運動療法を 行っています。 心臓血管外科コンサルト 手術患者さんの御紹介だけでなく、内科的、外科的治療適応の御相談と フォローアップ、また心臓に対する不安にいたるまで、どうかお気軽にご 連絡ください。従来の大学病院と異なり、心臓血管外科スペシャリストと していつでも御相談を承ります。 病院代表 (03-3468-1251) だけでなく、 医局 (03-3481-7318) にもご自由に 御連絡いただければ幸いです。臨床の最前線で活躍される先生方、心臓の 病で不自由、不安をお持ちの方に、微力ながらお力になりたいと思ってい ます。 緊急、 重症患者さんの完全受け入れ体制 LMT症例、不安定狭心症、心原性ショック症例、PTCA/Stent bail-out不能 例、急性A型大動脈解離等の緊急症例に対しては、御紹介医との連絡から 手術開始までの時間短縮を行い迅速に対応します。また、重症心不全等で 早朝の手術が施行出来ない患者さんに対しても万全のICU管理で対応し ます。また、当院での慢性透析のcapacityは非常に高く透析下腎不全を合 併する心疾患患者さんでも冠動脈のみならず、弁膜症、大動脈すべての領 域で自信を持って承ります。 紹介病院、 紹介医との真の協力体制 患者さんの術後のQOLはもちろんのこと、 御紹介していただいた先生の ご希望を十分に考慮させていただきます。 手術、 経過のご報告、 早期転院は もとより、 術後検査に関してもご相談に応じて対応させていただきます。 われわれの使命 御紹介いただく患者さんを、いつでも最適のタイミングで手術し、年間 200例以上の手術を施行していくcapacityをもち合わせている施設です。 「心臓の手術は大変だ。」という常識を打ち破り、普遍性のある高い水準の 外科治療を、最低侵襲で実践し、一日も早い日常生活復帰を達成していた だくことが、 私達の使命と考えています。 その他 トピックス 大動脈弁疾患に対する新しい治療法として組織細胞工学を応用したハ イブリッド生体弁の研究開発を行っています。 近年の高齢化社会が進む中 で患者さんのQOLを向上させ、 かつ長い耐久性を持った生体弁の開発が求 められています。 当科では、 独自の研究経験を基盤にし、 さらに工学連携の もと耐久性に富む自己の細胞を使用した生体大動脈弁の開発を行い、 早期 の臨床応用を目指しています。 婦人科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 教授 久 布 白 兼 行 76p Kaneyuki Kubushiro ●婦人科 婦人科腫瘍、内視鏡下手術、婦人科がん 診療内容・専門分野 診療する疾患 子宮頸管ポリープ、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮内膜症、 卵巣腫瘍、骨盤内感染症、外陰・腟疾患、また子宮頸部上皮内 腫瘍、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、腹膜癌、外陰癌などの悪 性腫瘍、広く婦人科腫瘍全般について診断・治療を行います。 良性腫瘍 子宮筋腫、良性卵巣腫瘍、子宮内膜症、ポリープなどの良 性腫瘍に対して薬物療法、手術療法を行います。とくに子宮 内膜症に対しては各種のホルモン剤治療を行います。また良 性腫瘍に対しては日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医によ る手術が実施されます。入院期間は手術後約 5 日間です。 子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、腹膜癌などの悪性腫瘍の治 療について、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、日本癌 治療認定医機構認定医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本 臨床細胞学会細胞診専門医がチームとなって、手術療法、抗 がん剤化学療法、放射線療法を組み合わせて集学的治療を行 います。また、全国組織の臨床試験に積極的に参加・登録し、 とくに婦人科悪性腫瘍研究機構の臨床試験において多数の症 例を登録し質の高い治療を実践しています。 大橋病院内のがんに対するチーム診療として緩和ケアを当 該診療科とともに行っています。また婦人科癌手術後のケア の一つとして、リンパ浮腫に対するケアを入院時から退院後 外来まで継続的に対応します。抗がん剤化学療法に関しては、 入院治療に加えて外来治療を行い、化学療法認定看護師、認 定薬剤師が安全に治療を受けていただけるように配慮してい ます。 先進医療として初期子宮体がんに対して腹腔鏡下手術を 行ってきましたが、本術式は平成 26 年 4 月に保険適応となり ました。 内視鏡手術 子宮筋腫、良性卵巣腫瘍、子宮内膜症などの良性腫瘍に対 して腹腔鏡下手術、子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫に対 して子宮鏡下手術等を行っております。 主な検査・医療設備 超音波断層法(経腟・経腹法) 腫瘍診断 腫瘍診断(子宮筋腫、子宮癌、卵巣癌等の MRI・CT 位置や発生部分を詳しく検査する方法です。 ) 子宮鏡・レゼクトスコープ 粘膜下筋腫・内膜ポリープの診断 子宮筋腫・子宮内膜症・子宮外妊娠・ 腹腔鏡 卵巣腫瘍の診断・治療 コルポスコープ 子宮頸部病変診断 骨密度測定 骨密度測定 治療実績 (平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月) 1. おもな手術件数(全手術件数:350 件) 開腹手術:65 例、悪性腫瘍手術(子宮頸癌、子宮体癌、卵 巣癌など):51 例、良性腫瘍手術(子宮筋腫、卵巣腫瘍、 子宮内膜症など):234 例 腹腔鏡下手術:92 例 子宮鏡下手術:64 例 子宮頸部円錐切除術:67 例 2. おもな検査件数 コルポスコピー検査:210 件 超音波検査:570 件 婦人科 悪性腫瘍 実績・研究 特色 悪性腫瘍の治療に関しては、エビデンスならびにガイドラ インに則り手術療法、化学療法、放射線療法を組み合わせて 集学的治療を行っております。さらに国内外の臨床試験に参 加・登録して新規の抗がん剤治療を含め新たな治療法の開発 に向けて先進的医療を積極的に施行しております。また、院 内がん治療委員会において院内化学療法のレジメの登録等に 従事し、手術に関しては外科・泌尿器科と連携して徹底的な 腫瘍摘出手術を行っています。早期子宮体癌に対する腹腔鏡 下手術にも着手しています。 研究項目 ・子宮頸部腫瘍のヒトパピローマウィルスと p16 に関する研 究 ・原発性腹膜癌に関する分子生物学的研究 ・子宮内膜症の悪性化に関する研究 ・プラチナ抵抗性再発・再燃上皮性卵巣癌、原発性卵管癌、 腹膜癌におけるリポソーム化ドキソルビシンのランダム化 第Ⅲ相比較試験 ・FIGO 進行期Ⅲ-Ⅳ期の上皮性卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜 癌に対する初回治療としての標準的なプラチナ併用化学療 法+ベバシズマブ同時併用に続くベバシズマブ単独継続投 与例の前向き観察研究 ・臨床的 FIGOⅣb 期子宮体癌に対する寛解導入化学療法後の 腫瘍摘出術に関する Feasibility Study ・ベバシズマブ既治療のプラチナ製剤抵抗性再発の上皮性卵 巣癌、卵管癌、原発性腹膜癌における化学療法単剤に対す る化学療法 + ベバシズマブ併用のランダム化第 II 相比較試 験 ・腹膜外アプローチによる骨盤および傍大動脈リンパ節廓清 術を含む子宮頸癌および子宮体癌の根治術に関する研究 ・術後リンパ浮腫に対する漢方療法の有用性に関する研究 医局主催の研究会 大橋婦人科フォーラム 目黒産婦人科臨床懇話会 21 皮膚科 診療スタッフ一覧 診療 部長 准教 授 福 田 英 嗣 77p Hidetsugu Fukuda ●皮膚科 アレルギー性皮膚疾患、薬疹、アトピー性皮膚炎、皮膚腫瘍 診療内容・専門分野 一般診療 午前中は一般外来診療を行い、部長以下のスタッフが初診お よび再診を担当しております。急を要する病気であれば午後で も担当医が診察を行いますので、直接皮膚科外来へご連絡くだ さい。 午後は専門外来や手術が中心になりますが、 様々な特殊検 査を行っております。 専門外来 専門外来はヘルペス外来(火)と美容皮膚外来(水)、爪外来 (金)を行っております。その他、接触皮膚炎、薬疹等のアレル ギー性皮膚疾患、 脱毛症、 蕁麻疹や皮膚の良性および悪性腫瘍等 どのような皮膚疾患についても対応致しております。 手術・検査 皮膚科 小手術、皮膚生検、光線治療、光線過敏性検査、パッチテスト (貼布試験) 、 陥入爪治療等は随時行っております。 入院 病棟では、重症な湿疹・皮膚炎、薬疹、蕁麻疹、乾癬、水疱症、帯 状疱疹、 熱傷、 皮膚の良性および悪性腫瘍の手術、 血管炎、 膠原病 等幅広く入院治療を行っております。 主な専門外来紹介 専門外来は午前の初診の診察を受けてから予約により受診いた だくようになります。 ヘルペス外来:第3火曜日 午後1時30分~午後3時30分 帯状疱疹を中心に広くウイルス感染症の診断と治療に力をいれ ております。 ことに疱疹後の神経痛には悩まされることが多く、 痛みのコントロールに独自の方法で対応しております。 美容皮膚外来:水曜日 午後1時30分~午後3時30分 肝斑や日光性色素斑など、 シミの種類に合わせて内服・外用を組 み合わせて治療を行います。 また、 医療レーザー脱毛なども行っ ています。 爪外来:金曜日 午後1時30分~午後3時30分 陥入爪や巻き爪に対し、 ワイヤー法やVHO式巻き爪矯正、 ガター 法などによる治療を行います。 主な検査・医療設備 パッチテスト かぶれ等のアレルギーが原因として考えられる病気に対して、 原因を見出すために行う検査です。原因と思われる物質を皮膚 に直接貼り付け、 後日同部位の皮膚反応を観察して判定します。 スクラッチテスト 蕁麻疹等反応の早く出現する (即時型) アレルギー性疾患の原因 検索に行う検査です。 皮膚の表面を少し針先で擦過し、 そこに原 22 因と思われる物質を乗せ、 15分後に判定します。 光線過敏検査 光線過敏があるかどうかの検査で、人工的な紫外線を照射し皮 膚の反応をみるものです。 皮膚生検 臨床診断が確定できない、原因が不明等の病気では皮膚の一部 を採取し病理組織学的に検査を行います。 真菌検査 水虫 (足白癬) 等の真菌感染症の診断に欠かせない検査です。 ダーモスコピー 皮膚悪性腫瘍、 色素性病変の補助診断として有用な検査です。 医療設備 光線関係では紫外線照射装置のデルマレイ、ターゲット照射型 ナローバンドUVB(ターナブ)、炭酸ガスレーザー、美容関係の外 用薬、器具、病理検査や真菌検査に必要な顕微鏡、外来手術機器 があります。 主な専門的治療・手術 光線療法 長紫外線(UVA)を照射して治療するPUVA療法は乾癬、白斑、皮 膚悪性リンパ腫等に行います。また、narrow band UVBによる治 療も行います。 冷凍療法 液体窒素を当てて病変部を凍結させる治療法です。 いぼ (尋常性 疣贅) 、 各種良性腫瘍等に行われます。 外科的手術療法 皮膚腫瘍の治療として広く行われます。 大きさにより単純切除、 皮弁形成や植皮術が行われます。 電気外科療法 いぼや小さな腫瘍、血管拡張等に対して電気凝固術が行われま す。 炭酸ガスレーザー療法 いぼや母斑等に対して炭酸ガスレーザーで焼却します。 ケミカルピーリング 難治性のニキビの治療に行われます。 陥入爪治療 陥入爪や巻き爪に対して、超弾性ワイヤーなどを挿入する治療 です。 生物学的製剤による治療 重症の乾癬、 関節症性乾癬を対象とした治療法です。 現在ある治 療薬のなかで最も効果が期待できます。高額医療であり副作用 防止のため血液、 画像検査を行います。 定期的な通院加療が必要 です。 泌尿器科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 教授 関 戸 哲 利 Noritoshi 78p Sekido ●泌尿器科 泌尿器外科、泌尿器癌、下部尿路機能障害 診療内容・専門分野 泌尿器科とは? 泌尿器科は泌尿器・男性生殖器系臓器の外科的・内科的疾患を対象と し、その診断から治療までを担う診療科です。 泌尿器科が対象とする病気は? 泌尿器癌 (腎癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌) は勿論、排尿障害(神経因性 膀胱、尿失禁、骨盤臓器脱、前立腺肥大症) 、尿路結石、尿路感染症、男性 機能障害 (ED、男性更年期、男性不妊) 、副腎腫瘍、外傷、小児泌尿器疾患 など非常に幅広い分野が含まれます。 大橋病院泌尿器科の得意分野は? 泌尿器癌、排尿障害、尿路結石、尿路感染症などです。最新の知見に基 づき患者様の状態に合った最善の医療を提供すべく、スタッフ一同鋭 意努力しております。 早期腎臓癌、早期腎盂尿管癌に対しては腹腔鏡手術を行っております。 膀胱癌に対しては膀胱筋層までを切除するきちんとした経尿道的膀胱 腫瘍切除術(TURBT)を実施しています。高グレードの筋層非浸潤癌に対 してはセコンドTURBTも積極的に施行しています。筋層浸潤癌に対して 内分泌外来 月曜日 午後2時~ 女性尿失禁外来 火・木曜日 午後2時~4時 排尿機能外来 月曜日 午前9時~11時30分 クッシング症候群、原発性アルドステロン症、副腎褐色細胞腫、副 腎性器症候群等の副腎の疾患、再発性の尿路結石症の原因の1つ となる上皮小体疾患等に対しての専門外来です。 腹圧性尿失禁に対する手術をご希望の患者様を中心に、骨盤臓器 脱の患者様を含めて診療に当たっております。 排尿に関する問題 (神経因性膀胱や尿失禁など)を専門的に診療す る外来です。 主な検査・医療設備 超音波診断装置は各外来ブースに設置されており、 特殊診断以外は予約なしで施行 可能です。 排泄性腎盂造影や逆行性腎盂造影などの造影検査は予約となります。 軟性膀胱鏡 生理食塩水下での 経尿道手術が可能 な内視鏡セット 以前の様な硬性鏡と違い格段に挿入時の抵抗感が異なります。 膀胱内の 観察を容易にしたのみならず、 尿道狭取の治療にも威力を発揮しており ます。 より安全かつ確実な経尿道的膀胱腫瘍手術あるいは前立腺肥大症手術 の実施を目的に最新の内視鏡手術器具を導入しております。 以下で水腎症や広範囲の上皮内癌を伴わない場合には患者様のご希望に Holmium LASER 発生装置 前立腺癌に対しては前立腺全摘術やホルモン治療、抗癌剤治療を中 体外衝撃波 結石破砕装置 東邦大学の3付属病院の中で最初に本機器を導入して以来1000例 を越す症例を積み重ねてきております。基本的には日帰りで施行 しております。 副腎腫瘍に対しては原則的に腹腔鏡手術で治療に当たっております。 軟性腎盂尿管 ファイバースコープ 腎尿管結石の内視鏡治療、あるいは腎盂尿管癌の内視鏡検査に威 は抗癌剤治療と膀胱全摘を組み合わせた治療の他、癌が単発かつ3~5cm 応じて抗癌剤と放射線治療による膀胱温存療法も検討しています。 心とした治療を行っています。 排尿障害 一般外来の他、専門外来である排尿機能外来を開設して診療に当 たっております。 難治性の患者様に対しては排尿障害に対する精密検査である尿流動 態検査の結果をもとに治療方針を立案しております。 前立腺肥大症については従来の経尿道的前立腺切除術(TURP)に加え てホルミウムレーザー治療(HoLEP)を行っております。 女性腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱は女性腹圧性尿失禁外来を開設して 診療当たっております。 尿路結石症 大橋病院は東邦大学の3付属病院の中で最初に体外衝撃波(ESWL)を 導入して以来1000例を越す症例を積み重ねて来ております。 これに加え、現在、硬性あるいは軟性尿管鏡を用いたホルミウムレー ザーによる結石治療(TUL)も積極的に行っております。 尿路感染症 結石性腎盂腎炎やウロセプシスなどの重症尿路感染症の患者様をご 紹介頂く事が多く、適切な処置や手術を行う事で元気に退院して頂い ております。 尿流動態 検査装置 泌尿器科 泌尿器癌 主な専門外来紹介 前立腺肥大症、尿管結石あるいは尿管腫瘍への新しい治療を可能 にする装置です。 力を発揮する器具です。 最新の電子スコープを導入しております。 膀胱と尿道の機能を精査するための検査機器です。 泌尿器科の中 でも専門的な検査のために実施可能な泌尿器科専門医は必ずしも 多くないのが実情です。 水曜午後の 「排尿機能検査外来」 で検査を 行っております。 実績・研究 診療実績(平成27年の主要な手術実績、手術総数317件) 副腎手術:3(腹腔鏡手術) 腎癌手術 : 20(早期癌は腹腔鏡手術。腹腔鏡下腎部分切除術や下 大静脈腫瘍塞栓摘除などの高度な手術も実施しています) 腎盂尿管癌手術 : 7(早期癌は腹腔鏡 で施行) 膀胱癌手術 : 67 前立腺癌手術 : 6 前立腺肥大症手術 : 41(うち ホルミウムレーザー治療 38) 腎尿管結石手術 : 159(うち硬性あるいは細径軟性尿管鏡とホル ミウムレーザーを使用した内視鏡手術 50) 後腹膜リンパ節郭清:2 研究内容 以下のような臨床研究を行っております。 ・尿流動態検査に基づく神経因性膀胱治療のアウトカムに関する検討 ・神経因性膀胱症例の QOL に関する検討 ・排尿障害に対する薬物療法に関する検討 ・膀胱癌に対するセカンド TURBT に関する検討 ・筋層浸潤膀胱癌に対する膀胱温存療法のアウトカムに関する検討 ・前立腺全摘標本のマッピングに基づく前立腺生検法についての検討 ・抗コリン薬に関する臨床的検討 23 眼科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 富 田 剛 司 Goji 79p Tomita ●眼科 緑内障 主な専門外来紹介 緑内障外来 水曜日:午後 1 時~3 時 金曜日:午前 9 時~11 時 午後 1 時~3 時 近年の疫学調査の結果から、40 歳以上の日本人の 20 人に 1 人が緑 内障に罹患していることが判明し、緑内障はけっして稀な疾患では ないことが分かりました。緑内障は知らずに放置すれば、最後には 重篤な視覚障害をきたす恐れのある疾患ですが、病勢の軽いうちに 早めに発見し、適切な治療を受ければ、進行を停止させることも十 分可能な疾患です。 1. 三次元画像解析検査を用いた緑内障診断 近年、緑内障の診断において眼底の三次元画像解析が大変有効で あることが認識され、世界的にみても本検査の利用度は増加しつ つあります。当科では、本検査を用いた緑内障の眼底画像診断を 積極的に応用して緑内障の早期発見に努めています。 2. 検査入院 眼科 緑内障は眼圧の変動が病気の進行に大きく関与することがわかっ ている疾患です。当科では、患者さんのご都合も考え、土日を利 用した 1 泊入院で、24 時間の眼圧測定や眼底検査などの諸調査を 行っています。 3. 手術治療 緑内障は眼圧下降治療によって病気の進行を停止させうること が、強いエビデンスに基づいて世界的に認められています。ただ、 点眼などの薬物治療においても眼圧コントロールが不良の場合 は、手術による眼圧下降治療(緑内障手術)を行います。国内で もトップクラスである年間約 200 例の緑内障手術の経験を生かし、 線維柱帯切除術、非穿孔性線維柱帯切除術、線維柱帯切開術、ビ スコカナロストミー、インプラント等、緑内障におけるあらゆる 手術術式を駆使して手術治療にあたっております。 網膜硝子体外来 4. 黄斑円孔、黄斑上膜 OCTを用いて精密な診断をしています。手術は症例に応じて 25G (ゲージ) システムを用いて無縫合の硝子体手術を施行します。 黄斑円孔は内境界膜剥離を併用し良好な結果を得ています。また 患者さんになるべく負担にならないよう、症例に応じて術後にう つぶせの姿勢をしない方法も行っております。 5. 網膜中心静脈閉塞症 蛍光眼底造影検査やOCT等を用いて精査後、ステロイド薬や抗 VEGF 薬の硝子体注射、光凝固、硝子体手術、内服治療を選択し て行っております。 6. 増殖硝子体網膜症 難治性の疾患である増殖硝子体網膜症に対し、 強膜内陥術や硝子体 手術を積極的に施行しており、 良好な手術成績をおさめています。 涙器外来 第 1・第 3 木曜日:午前 9 時~11 時 涙囊炎や鼻涙管閉塞に対して、年間 150 件の涙囊鼻腔吻合術を施行 しています。症例によっては皮膚切開をしない鼻内顕微鏡による涙 囊鼻腔吻合術も施行しています。 眼形成外来 第1・第3木曜日:午前 9 時~11 時 本邦唯一人の米国眼形成外科学会(ASPRS)会員であり、米国標準 の眼形成手術を普及しています。眼瞼下垂や眼瞼内反、眼窩底骨折、 義眼床作成等の手術治療を積極的に施行しています。眼瞼下垂の手 術は、日帰りでミューラー筋短縮術などを施行しています。 白内障外来 月~土曜日:午前 9 時~11 時 入院治療(1 泊 2 日から 2 泊 3 日) 、または日帰り治療を行ってお ります。2.4mm の小切開白内手術を施行しており、術後炎症や乱 視変化は最小限のため早期よりの社会復帰を可能にしています。 平成 23 年 5 月より、トーリック眼内レンズ挿入を開始しました。 月~土曜日:午前 9 時~11 時 1. 裂孔原性網膜剥離 初診時にベッドが空いていれば、即日入院していただき、眼底検 査を行い、早期に手術を施行します。 主な検査・医療設備 2. 加齢黄斑変性 網膜、脈絡膜の診断には不可欠な検査です。フルオレセイ 平成 16 年 6 月より光線力学療法(PDT) を開始しました。また脈 ンとインドシアニングリーンを造影剤として用います。 蛍光眼底造影 予約の必要はなく初診で来院した日に施行できます。 絡膜新生血管の状態によって、光凝固、抗 VEGF 薬(ルセンティス、 眼底、視神経の断面を非侵襲的に画像化(三次元的)でき マクジェン、アバスチン、アイリーア)の硝子体注射などを組み 光干渉断層計 る検査であり、黄斑部疾患、緑内障の診断に威力を発揮し (スペクトラルドメインOCT) 合わせて治療しています。 ます。予約なしに検査できます。 3. 糖尿病網膜症 糖尿病網膜症は糖尿病管理が重要なため、内科と連携をとりなが ら治療をすすめます。眼科的には蛍光眼底造影検査を適宜実施し、 病状によりレーザー光凝固を施行します。牽引性網膜剥離、硝子 体出血、黄斑浮腫など増殖変化の強い増殖性糖尿病網膜剥離症に 対しては、抗VEGF薬の硝子体注射や硝子体手術を行い、視力予後 が以前より改善してきています。 24 視野検査 緑内障の診断に不可欠な検査です。検査は予約で施行して いますが、緊急性がある場合は随時施行しています。 平成 16 年 6 月より加齢黄斑変性に対し、PDT を施行してい 光線力学療法 (PDT)ます。希望で入院することも可能です。外来通院の治療も 行っています。 IOLマスター 非接触で眼軸長測定をします。 これまでの超音波測定器よりも測定精度が高くなりました。 耳鼻咽喉科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 教授 吉 川 衛 Mamoru 81p Yoshikawa ●耳鼻咽喉科 副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔真菌症、嚢胞、腫瘍、顔面外傷 診療内容・専門分野 主な専門外来紹介 鼻副鼻腔外来 金曜日 午後 2 時~午後 3 時 30 分 鼻・副鼻腔疾患に対する内視鏡手術は、慢性副鼻腔炎はもとより、 鼻アレルギー、術後性上顎嚢胞などの嚢胞性疾患、鼻副鼻腔腫瘍、 眼窩壁骨折、涙道閉塞症、さらには下垂体腫瘍にまで適応が拡大し てきました。また、近年目覚ましく進歩した手術支援機器を使用す ることで、難度の高い高度病変例や再手術例、さらには前頭蓋底や 翼口蓋窩の病変に至るまで、低侵襲な経鼻的アプローチによる手術 が可能となりました。当院は、手術支援機器としてハイビジョン内 視鏡システム、マイクロデブリッダーおよび内視鏡用ドリル、手術 用ナビゲーションシステムを備えています。それらを使用した低侵 襲で安全な内視鏡手術を行っています。 アレルギー外来 木曜日 午後 2 時~午後 3 時 30 分 アレルギー性鼻炎の原因となる主な抗原はハウスダスト、ダニ、 スギ・ヒノキ花粉で、症状として鼻汁、くしゃみ、鼻閉が挙げられ ます。抗原に曝露された場合に引き起こされる関連症状を緩和する 治療法であるアレルゲン免疫療法を当院でも行っております。アレ ルギー性鼻炎で、薬物療法、アレルゲン免疫療法などの保存的治療 で治療効果が乏しい場合には、下鼻甲介粘膜切除術や後鼻神経切断 術などの手術を内視鏡下に行っています。 めまい外来 火曜日 午後 2 時~午後 3 時 30 分 めまいやふらつきは一度の診察では正確な診断ができず、治療経 過中に正しい診断にいたることが少なくありません。メニエール病、 良性発作性頭位めまい症(BPPV)、前庭神経炎等をはじめとする耳 由来の診断・治療を専門としております。また、治療については薬 物治療から、理学療法、リハビリテーションなど多くの選択肢があ ります。 補聴器外来 木曜日 午後 2 時~午後 3 時 30 分 高齢者医療に貢献すべく、補聴器相談医が難聴の原因の的確な診 断と、生活に適合した補聴器の選択を行っております。装着後のケ アもきめ細かく行っております。 主な検査・医療設備 手 シ 咽 電 嗅 術 用 ナ ビ ゲ ー ョ ン シ ス テ ム 頭 喉 頭 用 NBI 子 ス コ ー プ 覚 検 査 鼻 腔 通 気 度 検 査 終 夜 睡 眠 ポ リ グ ラ フ 検 査 平 衡 機 能 検 査 ( E N G 検 査 ) 聴性脳幹反応検査 耳 管 機 能 検 査 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科の扱う領域は、耳疾患、鼻疾患、咽頭・喉頭疾患、頭 頸部腫瘍など多岐にわたります。また、耳鼻咽喉科の特徴として、 他の診療科との関連が多いことが挙げられます。例えば、脳神経外 科、眼科、形成外科、外科、呼吸器科、小児科などです。大学病院では、 このような多岐にわたる領域の診療を、他の診療科と連携して行え ることが利点となります。 東邦大学医療センター大橋病院耳鼻咽喉科は、大学病院および地 域の基幹病院として主に急性期医療を扱い、特に手術治療を中心と した診療をおこなっています。手術では主に慢性副鼻腔炎、副鼻腔 真菌症、嚢胞(膿瘍)、腫瘍、頭蓋底疾患などを対象とした内視鏡 下鼻内副鼻腔手術が最も多く行われています。この手術に関しては 充実した診療設備を有し、手術支援機器としてハイビジョン内視鏡 システム、マイクロデブリッダーおよび内視鏡用ドリル、手術用ナ ビゲーションシステムを備えており、高度な医療を提供しておりま す。また、以前より当科ではいびき・睡眠時無呼吸に関する専門的 な診療を行っており、他施設ではあまり行われていない小児領域の 睡眠時無呼吸症候群の診断や治療にも積極的に取り組んでおりま す。その他、めまい、補聴器・難聴、アレルギーに関しても専門外 来を有しており、今後他の領域の専門外来も充実させてまいります。 このような専門性をもとに、診療所や病院との連携を密にとり、病 状によって診療分担を行う病診連携もしくは病病連携の強化に努め ております。医療連携を推進することによって、患者さんに最適の 効率よい医療を提供することが私どもの使命と考えております。な お、専門外来は原則として一般耳鼻咽喉科外来の診療を経て、適切 な専門外来を予約して頂いております。 睡眠時無呼吸外来 水曜日 午後 2 時~午後 3 時 30 分 睡眠時無呼吸症候群は、簡易睡眠検査および終夜睡眠ポリグラフ 検査(1 泊 2 日)にて診断を行います。その結果から得られた睡眠 時無呼吸症候群の重症度や原因に応じて、保存的治療(経鼻的持続 陽圧呼吸療法 (nasal CPAP)、口腔歯科装置、減量)や手術治療(扁 桃摘出術、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)、内視鏡下鼻内手術) を選択します。また、小児における睡眠時無呼吸症候群は、眠気の 問題だけではなく成長の遅れ、多動、成績の不振などに関係するこ とがあります。そのため、3~4 歳頃から睡眠検査を行い睡眠の状 態を詳しく調べることにより、扁桃摘出術、アデノイド切除術など の手術治療の適応があるか判断します。 術野での位置情報を画像上で認識することにより、合併症を起 こすことなく安全に手術を行うことができます。 微細血管構造を強調表示することで、咽頭や喉頭の表在癌の診 断を早期に行うことが可能になります。 嗅覚障害の程度を客観的に評価し、診断・治療に役立てます。 鼻づまりの重症度について評価し、治療法選択の補助的診断と して役立てています。 睡眠中の脳波や呼吸状態などを測定し、睡眠時無呼吸症候群を 含む睡眠障害の検査を行っています。 眼球の周囲に電極を装着して眼の動きを記録することによって、 平衡機能の障害部位を精査します。 音に対する反応を脳波信号で観察することにより、難聴の原因の究 明に役立てています。 耳管の病態を正確に把握するため、嚥下時に生じる音の変化を耳で 記録して耳管機能の評価を行っています。 実績・研究 診療実績(平成 27 年度の主要な手術実績) 内 視 鏡 下 鼻 内 副 鼻 腔 手 術 323 件 鼻 中 隔 矯 正 術 113 件 下 鼻 甲 介 粘 膜 切 除 術 76 件 下 垂 体 手 術(脳 外 科 と 合 同) 3 件 手術合計件数:634 件 鼓 膜 換 気 チ ュ ー ブ 留 置 術 19 件 口蓋扁桃摘出術・アデノイド切除術 58 件 7件 顕 微 鏡 下 喉 頭 微 細 手 術 頭 頸 部 手 術 35 件 研究内容 ・小児睡眠時無呼吸と鼻腔通気性に関する研究 ・慢性副鼻腔炎のEndotypeに基づく難治化因子のエピジェネテ ィクス機構の解明(科学研究費) ・重症好酸球性副鼻腔炎に対する新しい治療戦略(日本医療研究 開発機構研究費) 25 放射線科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 五 味 達 哉 Tatsuya 82p Gomi ●放射線科 腹部放射線診断、血管内治療 診療内容・専門分野 放射線診断においては現代医療に重要な位置を占める画像診 断装置としてMRI2台、CT2台、ガンマカメラ2台を駆使して日常 診療を行っております。超音波診断や血管造影等も依頼に応じ て行っております。読影基準として管理加算Ⅱを取得していま す。 放射線治療においてはライナックがあります。 治療外来につ いてはお問い合せください。 病診連携 放射線科 外来での検査には予め予約が必要ですが、近隣施設からの御 依頼は極力すみやかに行えるように別枠で優先的に予約を入れ ております。御依頼・御予約は全て病診連携室(03-348 1-7385 直通)までお問い合わせ下さい。 近隣施設からの御依頼の患者さんには、検査の当日に御本人 に検査結果と報告書をお持ち帰り戴くのを基本に致しておりま す。機器の発達に伴い非常に高度な三次元処理を要する検査が 急増しており、患者さんにお待ち戴く例や後日郵送する例も有 る事をご了承下さい。 スタッフは臓器別にまんべんなく全身の専門家をそろえてお ります。読影は極力その分野の専門家が行うよう努力致してお ります。 主な検査・医療設備 MRI 日立社製1.5ステラMRI ECHELON Vega GEヘルスケアジャパン社製1.5ステラMRI Optima MR360 Advance 通常の臨床用MRIでは磁場の高い1.5テスラ装置であり、高度な 診断能を有します。 CT 東芝製64列スライスヘリカルCT Aquilion CX, 64 64スライスCT装置です。このCT装置では一回の呼吸停止で鎖骨 上縁から恥骨までを撮影することができます。このため呼吸停 止が困難な高齢者の撮影も可能となります。また薄いスライス 厚の画像を高速で撮影できるため、CTでありながら横断像のみ でなく、明瞭な矢状断像や冠状断像の再構成および血管等の三 次元画像の撮影が可能です。 核医学 東芝社製2検出型ガンマカメラ E-CAM 最新型の汎用機であり全ての検査に適応しています。 シーメンス社製2検出型ガンマカメラ Symbis S 次世代を担うスパイラルCT一体型のSPECT-CTと同じコンセプ 26 トを持った、 未来対応型ガンマカメラシステムです。 心筋SPECT ・脳血流SPECT等にフルに稼働しています。 治療 東芝社製体外照射装置 メバトロン 放射線治療計画装置 Pinnacle3 CTやMRIの情報をデジタルのまま取り込み正確な治療計画が立 てられます。 実績・研究 平成27年度 患者数 核医学 CT M RI 2,154 24,541 11,403 診断学 1. 造影剤 通常、CT で使用されるヨード造影剤は自動注入器を用いて 肘の静脈から注入されます。 しかし造影剤注入時における自 動注入器の時間圧力曲線に関する詳しい検討はなされてい ないのが現状です。 このため我々は自動注入器における時間 圧力曲線を詳しく検討し、ヨード造影剤の血管外漏出を含 め、 ヨード造影剤による副作用を軽減することに取り組んで います。 2. MRI 呼吸停止をせずにも腹部MRI検査ができる新しい撮像方法の 検討を行っております。またこの方法を用いれば検査中に 少々動いても撮像が可能となります。 治療 乳癌の罹患率の上昇とともに、乳房温存術後の照射の全放射 線治療中に占める割合が増大してきています。また膀胱癌に対 する膀胱温存のための治療法として化学療法併用放射線治療 や、 難治性の膵、 胆道系腫瘍に対する化学放射線治療の有用性に 対しての検討を行っております。 麻酔科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 小 竹 良 文 Yoshifumi 83p Kotake ●麻酔科 麻酔科学一般、集中治療医学 麻酔科が担当する分野としては周術期管理、集中治療および ペインクリニックが挙げられます。 診療内容・専門分野 周術期管理 ピー)として慢性疼痛の治療に効果を上げています。診療は隔週 火曜日(AM)が鈴木康生医師、木、金、土曜日(AM)を青山幸 生医師が担当しています。 主な検査・医療設備 大橋病院では全身麻酔、局所麻酔あわせて7手術室で対応して 周術期管理 おります。麻酔科管理症例は2012年の2494例から2013年では して管理する麻酔情報管理システムを導入しております。また、 おり、5名の常勤医、大学院生および非常勤麻酔科医で対応して 2677例に増加しています。症例数自体は病院の規模からみて平均 的な数字ですが、心臓外科、胸部外科、脳外科など高い技術を要 求される症例が多い点が特徴的です。術前評価は従来、手術前日 の午後に対応してきましたが、業務の効率化および当日入院等、 入院期間短縮の流れに対応できるよう2013年度から週日の午前中 に中央棟2Fの術前検査センターで行うこととしました。 集中治療 重症の患者さんでは循環管理、呼吸管理が重要となりますが、 麻酔科医は手術中の呼吸循環管理を担当しており、呼吸循環管理 のエキスパートとして集中治療室で治療をうける重症患者さんの 治療に参画しています。また、呼吸ケアサポートチームとして看 護師、臨床工学技士、理学療法士とともに集中治療室および病棟 大橋病院では患者モニタおよび全身麻酔器からの情報を電子化 術後痛に対する治療効果をさらに向上させる目的で患者さん自身 が自らの痛みの程度に応じて鎮痛薬を追加することが可能な患者 管理型疼痛管理ポンプを麻酔科独自で運用しており、今後さらな る活用法を検討しています。 ペインクリニック 疼痛治療機器として、東京医研社製「スーパーライザー」2台、 日本医広社製「エクセルXe:キセノン光1台、知覚・痛覚定量分 析装置としてニプロ社製「ペインビジョン」などの医療設備を備 え、当科における慢性疼痛の診断と治療の一助としています。 実績・研究 周術期管理 ペインクリニック 格者となりました。また、小竹は日本麻酔科学会編周術期管理テ アサポートチームを運営しています。 我が国での慢性疼痛患者は、2千万人を超え、その半数以上が 腰下肢痛(60%)で、次に頚肩腕部の痛み、さらには慢性頭痛が それに続くという疫学調査があり、また治療に満足している人 は、全体の約25%で、4人に3人が治療に不満足であると答えてい ます。この結果は、多くの医療職が慢性疼痛の扱いに困難を感じ ていることと表裏一体の関係にあると考えられます。以上の現状 を踏まえ、当科では、全人的医療の実践を目標とした疼痛管理を 共通のコンセプトとして診療を行っています。すなわち全人的医 療モデルは、身体・心理・社会・実存的医療モデルであり、患者 全体を理解することで、初めて痛みの原因となる患者固有の歪み の特性が理解できると思われます。具体的治療法として、現在薬 物療法が治療の中心的役割を演じていますが、それに加え手技的 療法として神経ブロック療法、鍼治療、スーパーライザーやキセ ノン光などの光線療法など、さらに心身医学的療法や実存分析療 法などの心理療法を加味した鼎立の医療を実践しています。ま 本年度より常勤医および大学院生のすべてが麻酔専門医の有資 キストの執筆にも参画しています。また、周術期の輸液研究課題 で日本学術振興会による科学研究費補助金を取得しました。 集中治療 小竹は日本集中治療医学会集中治療認定医および学会評議員、 機関誌編集委員会委員として活動しています。 ペインクリニック ペインクリニックでは、年間延べ2,000名を超える患者が外来を 受診しています。その中で、新しい研究として、従来の近代的西 洋医学に代表されるパソジェネシス(病因追究論)と、新しい健 康の概念であるサルトジェネシス(健康創成論)の統合を全人的 医療の文脈の中で進め、それらを疼痛医療にいかに応用していく かをテーマに日々の臨床の中で研究を進めています。 主な専門外来紹介 た、4回/月の鍼灸師による鍼治療(手技療法)は、鍼の持つ効 ペインクリニック外来 基づく薬物療法のみでは得られない、患者の自律性を促す体験療 鍼治療外来 麻酔コンサルト外来 果と鍼灸師自身の持つ効果(治療的自我)が、パターナリズムに 法、すなわち心理療法をベースとした理学療法(ソマトセラ 麻酔科 で人工呼吸を行っている患者さんのケアをアドバイスする呼吸ケ 火(第2,4週)・土曜日 午前9時~午後0時 午前8時30分~午後4時 木・金曜日 午前9時~午後0時 土曜日(第2週) 午前9時~11時 月~金曜日 27 形成外科 診療スタッフ一覧 診療 部長 教授 大 西 清 Kiyoshi 84p Onishi ●形成外科 先天異常、頭蓋顎顔面外科、再建外科 診療内容・専門分野 キズ痕や変形は患者さんに大きな精神的ダメージを与えます。患者さん の立場になった医療を実践します。 形成外科は、体の表面やそれに近い部分の異常や変形を、形はもちろ 再建外科 としています。取り扱う疾患は、生まれつきの先天異常と後天異常に分 経麻痺などの機能障害に対し、色々な組織を移植して修復再建手術を行 んのこと機能面からもできるだけ正常に近い状態に治すことを治療目的 外傷や癌・悪性腫瘍摘出手術などに起因する組織欠損や変形、顔面神 けられます。 います。「悪いものはとったけど、キズ痕をガーゼで隠さないと人前に出 先天異常 1. 頭や顔:大きさや左右の輪郭の違いなど 2. 口:口唇裂、口蓋裂など 3. 耳:小耳症、埋没耳、折れ耳、副耳、耳瘻孔、耳たぶの異常など 4. 眼:内反・外反、眼瞼下垂など 5. 体:胸の凹みや出っ張り、副乳、臍ヘルニア、でべそなど 6. 手足:多指(趾)症、合指(趾)症など 7. 血管腫や母斑などのあざ(赤あざ、黒あざ、茶あざ) 後天異常 1.外傷(けが):外傷による色々なキズは、出来る限り痕が目立たないよ うに治すことが理想です。鼻、頬、あごなど顔の骨折の治療も形成外科 の分野です。 2.熱傷(やけど):全身管理から局所の治療、手術を行います。 3.外傷、熱傷、手術後などに生じた瘢痕(キズ痕)や瘢痕拘縮(キズのひ きつれ)、ケロイド(キズ痕などが赤く盛り上がり痛い・痒い)、変形 の治療を行います。 4.腫瘍(できもの):皮膚表面の腫瘍や皮下の腫瘍、脂肪や筋肉などに生 じる軟部腫瘍を手術により摘出します。 形成外科 5.癌や悪性腫瘍手術後の欠損や変形、顔面神経麻痺などに対し色々な組織 を移植して治療します。 6.褥瘡(床ズレ)や下腿潰瘍など治りにくいキズの治療を行います。 7.その他:あざ・しみ・脱毛・こじわなどに対するレーザー治療や若返り 治療、美容外科治療を行います。 「きれいに治したい」 、 「元の状態に戻したい」とは誰もが望むことです。 形成外科はこの様なニーズにお応えする診療科です。上記以外にも様々な 病気に対し色々な治療を行っています。何なりとお気軽にご相談下さい。 主な専門外来紹介 先天異常 生まれつきの異常や変形は、ご家族の方にとっても大きな心の障害で す。先天異常は、頭・顔・目・鼻・口・耳・胸・手足など体のすべての 部位におこり、形が左右違っていたり、小さかったり大きかったり、曲がっ ていたりなどと様々な変形がみられます。母斑や血管腫などのアザも先 天性異常のひとつです。これらに対し、簡単な装具での矯正治療やレー ザー治療、手術を行います。機能障害を伴うこともあり育成医療により 治療費の給付を受けることができます。 頭蓋顎顔面外科 首から上の様々な病気や変形、外傷、骨折などに対し、皮膚表面だけ ではなく時には骨も動かして、また体の他の部位から組織を移植して治 28 療を行います。特に首から上の部分は隠しようのない露出部で、目立つ られない」、「みんなと温泉に入れない」などお悩みではありませんか? 「より良い QOL を目指す」という基本理念を念頭に、患者さん一人一人 のニーズを踏まえた治療法を選択します。 褥瘡、潰瘍 高齢化や、糖尿病・閉塞性動脈硬化症などにより褥瘡や潰瘍の患者さ んが増加しており、諸事情により在宅での加療を余儀なくされているこ とも少なくありません。このような患者さんに対して、通院による定期 的な診察により、適切なケアや治療計画をご提案させて頂きます。また、 保存的療法に抵抗性を示す場合は、外科的治療を行い、早期離床、QOL の向上を図ります。さらに、ご家族や実際のケアにあたる医療従事者へ の指導や啓蒙により再発予防にも努めております。 フットケア外来 当院では、医療行為としてメディカルフットケアをおこないます。関 連各科(循環器内科、糖尿病内科、腎臓内科、心臓血管外科、整形外科、 皮膚科など)と各部門(看護師、 理学療法士、義肢装具士など)が連携して、 迅速かつ集学的な治療を行います。 陥入爪や巻き爪、爪白癬、鶏眼・胼胝、水疱・潰瘍などの足病変や変形、 荷重歩行に対しての診断や評価を行います。さらに血流障害や神経障害、 糖尿病や透析などによる足壊疽の危険因子や問題点を抽出します。ABI、 皮膚灌流圧(SPP) 、血管撮影など血管評価を行ったうえで、治療方針を 決定していきます。この方針に基づき、スキンケアから血管内手術、バ イパスによる血行再建や、デブリードマン、保存的治療による創傷処置、 皮弁などによる再建までを、院内で横断的に行います。 患者さんお一人お一人に応じて、複数の診療科や看護師、理学療法士、 義肢装具士などがそれぞれの専門性を発揮しながら、集学的に病変の治 療と予防に取り組みます。足病変でお困りのことがございましたら、ぜ ひ一度ご相談ください。 実績・研究 ・超音波カラードプラおよび MDCT を用いた皮弁栄養血管の評価 ・皮膚灌流圧(SPP)測定による下肢虚血患者の評価 ・爪甲変形に体する組織学的検討 ・超音波断層装置(エコー)・ナビゲーションシステムを用いた顔面 骨骨折の治療 ・整容面を重視した再建術の検討 救急集中治療科 診療スタッフ一覧 診療 部 長 講師 櫻 井 貴 敏 Takatoshi 85p Sakurai ●脳神経外科 漢方全般、神経救急、東洋医学、脳神経外科一般 診療内容・専門分野 日本救急医学会専門医指定施設 大橋救急システム (日本救急医学会専門医指定施設) 大橋救急外来システム 特徴 救 急 車 ・救急車で来院された患者さんを中心に、常時救急外来専任医 (救急集中治療科医師)が診療対応します。 ・重症度判断、初期治療、鑑別診断を行い各科担当医師と診療 救急集中治療科専任医師 方針を決定します。科や部門を超えたチーム医療の徹底を モットーとしております。 臨床生化学血液検査 X 線単純写真 CT 等 ・二次救急病院として、必要な検査、入院、加療ができる体制、 機能を維持し、地域における医療連携の充実を目指していき ます。 鑑別診断 代表的治療 ・脳神経外科 脳動脈瘤:クリッピング術(開頭) 脳血管塞栓術(脳血管外科療法) 脳 梗 塞:脳血管溶解療法 各科診療医師 M R I 脳血管撮影 エコー 心臓血管撮影等 不安定狭心症、心筋梗塞:PCI(経皮的冠動脈インターベ ンション) 心不全、不整脈:集中治療、薬物治療 ・心脈血管外科 大動脈解離:大動脈形成術 弁 膜 症:弁形成術 不安定狭心症、急性心筋梗塞:冠動脈バイパス術 ●主な対応疾患 1. 脳卒中の 早 期 診 断 、早 期 治 療 2. 心筋梗塞、 心不全、 不整脈、 大動脈瘤の 早 期 診 断、早期治療 救急集中治療科 ・循環器内科 3. 上部消化管出血の 早 期 治 療( 内 視 鏡 ) 4. 意識障害、 頭痛、 てんかんの 診 断 と 治 療 ・消化器内科 上部消化管出血:内視鏡的止血術 その他 ・消化器外科 腹膜炎、消化器穿孔 ・整形外科 各種外傷 検査 看護師、放射線技師、臨床検査技師等が、救急医療に対応す るため常時待機しております。 入院 ICU,CCU、一般病床を確保し、救急患者さんが緊急で入院でき る体制をとっております。 29 リハビリテーション科 診療スタッフ一覧 診療 部長 教授 武 者 芳 朗 Yoshirou 85p Musha ●整形外科 脊椎・脊髄外科 診療内容・専門分野 運動機能障害や言語コミュニケーション障害に対する診察 と、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を中心としたメディ カルリハビリテーションを行っています。 承認施設 当院は、理学療法・作業療法・言語聴覚療法を実施しており、 施設基準は、運動器Ⅰ、呼吸器Ⅰ、心大血管疾患Ⅰ、脳血管 疾患等Ⅱ、がん患者リハビリ、摂食機能療法の基準を満たし ています。 訓 練 室(身障トイレ・和室 3 畳含む) 188 ㎡ 診 察 室 9.2 ㎡ トレッドミル、訓練用階段、BIODEX、各種重垂バンド、歩行器、 各種杖等 物理療法機器 ホットパック、極超短波、低周波刺激装置、高周波刺激装置、 レーザー照射装置、SSP、頚椎・腰椎牽引器、過流浴装置 作業療法検査・治療機器 STEF、MFT、HDS-R、コース立方体、デザインペグ、ADL 関連 用具 等 言語聴覚療法機器 言語聴覚療法評価・訓練機器一式 その他 言語聴覚室 8.8 ㎡ 物理療法室 16.6 ㎡ 初めての方 対象疾患 運動器疾患 リハビリテーション科 脳血管疾患等 脊椎・脊髄病、変形性関節症、 その他の関節障害、骨折、外傷、 および手術後人工関節、切断肢などを 含む 脳血管障害、 脊髄損傷、 パーキンソン病、 脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患、 末梢神経障害など 呼吸器 肺炎、無気肺等、胸部外傷、 COPD(重症度Ⅱ以上) 、 肺・消化器などの癌術後、 人工呼吸器管理下など 心大血管疾患 心不全、末梢動脈閉塞疾患、 心大血管術後など がん患者リハビリ 術前・術後の二次的障害(筋力低下、 日常生活動作低下など) 、緩和など また、リハビリテーション一般に関する相談や身体障害者 手帳、義肢装具作製、車椅子・杖の処方も行います。 主な検査・医療設備 運動療法機器 マット、プラットフォーム、肋木、起立訓練台、平行棒、姿勢 矯正用鏡、オーバーヘッドフレーム、滑車、肩関節輪転運動器、 前腕回内回外訓練機、手関節掌背屈訓練機、エルゴメーター、 30 リハビリテーション科には専門病床がありません。 そのため入院が必要な場合は、当該診療科への入院が必要 となります。当該診療科の担当医よりリハビリテーション 申し込みが届いて初診になります。 初診について リハビリテーション科初診担当医による診察で、リハビリ テーションの適応の有無をチェックした上で適応と診断され ますと、訓練頻度と終了予定期間が設定された上でリハビリ テーションの処方がなされます。 原則として初診の翌日以降からリハビリテーションの開始 となりますのでご承知おきください。 再来の方 リハビリテーション科の診察・訓練とも予約制です。 予約をお持ちで無い場合は、リハビリテーション科外来窓口 またはお電話にて診療予約をお申し込み下さい。 予約電話番号: 03-3468-1251(内線 3573) 訓練の終了について リハビリテーション科として設定したゴールに至れば訓練 は終了です。 終了が迫った段階で効果があらわれ始めたときは訓練を 延長し、効果が見られない場合は各診療科と相談のうえその後 の治療方針を決定します。 病理診断科 診療スタッフ一覧 診 療部 長 教授 髙 橋 Kei 啓 85p Takahashi ●病理診断科 診断病理一般、循環器、婦人科 診療内容 患者さんの病変の一部から採取された組織や細胞に対して染 色を施して顕微鏡を使って診断を行うのが病理診断であり、適 切な診断、 治療を行うための極めて重要な検査です。 当科では病 理診断の重要性を十分認識し、各診療科と連絡を密に取り情報 交換を行いながら質の高い医療を提供できるよう努力しており ます。 病理診断についてお聞きになりたいことがございましたらお気 軽にお問い合わせください。 実績・研究 平成26年 病理診断数 術前に生検が困難であった場合や手術断端評価、リンパ節郭 清範囲決定などのために、手術中に組織標本や細胞診標本を作 製して病理診断がなされます。 通常、 診断は10分前後で行われま すが、術中迅速診断の結果によって術式が変更される場合に 行っています。 細胞診断 6,000件 セカンドオピニオン(外部標本再評価) 組織診断 術中迅速診断 6,850件 術中迅速診断 主な検査 病変の一部から採取された生検素材や手術によって摘出され た臓器・組織材料に対して、標本を作製し病理診断を行います。 腫瘍性疾患の場合には良悪性判定、 組織型診断、 腫瘍深達度およ び浸潤範囲、 治療効果判定などについて、 炎症疾患の場合には特 異性・非特異性炎の鑑別などについて病理報告書を作成し、 担当 医のもとに提出します。 組織診断 電子顕微鏡を用いた診断 病理解剖 310件 86件 120件 33体 臨床病理カンファランス、 研究支援 より良き医療従事者を育成するために重要な意味を持つ臨床 病理検討会(CPC)や消化器カンファランスなどの症例検討会が 定期的に開催されています。これらカンファランスは近隣の医 療機関の方々も御参加戴けます。 また、 他診療科の学会発表や論 文作成、 医学研究への協力・支援を行っています。 研究 病理診断科 ・川崎病や高安動脈炎など原因不明の系統的血管炎についての 臨床病理学的検討 ・後炎症性動脈硬化症と粥状動脈硬化症との相互関係の解析 ・血管炎動物モデルを用いた血管炎発生機序の解析や新規抗炎 細胞診断 (細胞診) 症薬評価 細胞診は患者さんへの負担が少なく検体採取ができ、 かつ、 組 ・新たな血管炎治療確率に向けた動物モデル評価 織診よりも比較的容易かつ迅速に標本作製、 診断が出来るため、 ・肺神経内分泌がんの病理組織学的検討 がん細胞の検出には極めて有用な検査法です。婦人科領域の子 宮腟部塗抹標本や呼吸器喀痰検査、あるいは泌尿器における尿 中腫瘍細胞検索などが日常的に広く行われています。異常細胞 が発見された場合には生検や手術などへと診断、治療が進みま す。 細胞検査士の資格を持つ技師がスクリーニングを行い、異常 細胞をみつけた場合には細胞診指導医・病理専門医のチェック を経て担当医に報告します。 病理解剖診断 不幸にして病死された患者さんに対してご遺族の承諾のもと に解剖させていただくのが病理解剖です。 生前診断の妥当性、 病 気の進行具合、最終的な死因や治療効果などについて検討が加 えられます。 病理解剖の結果が蓄積されることにより、 他の方法 では得がたい医学の進歩への貢献が期待されます。 セカンドオピニオン 他の医療機関で病理検査を受けられた患者さんが本院にてセ カンドオピニオンを希望される場合には、病理報告書と病理標 本を担当医へ御提出下さい。 より適切な検査、 治療法を考慮する 際の参考にするため提出標本に対して再検討を加えます。 また、 31 総合健康相談センター 診療スタッフ一覧 セ ンタ ー 長 講師 高 宮 清 之 Kiyoshi 86p Takamiya ●神経内科 眼瞼痙攣、筋疾患、ボツリヌス毒素治療、ジストニア 神経疾患全般 診療内容・専門分野 主な検査・医療設備 * 印は健康診断では実施できません ** 印はオプションとなります。 診療内容 * 印はオプションとなります。 人間ドック 身長、体重、体温、BMI、腹囲 行い、その後様々な検査をお受け頂きます。昼食はご用意致し 聴診、血圧、心電図(安静時) をもとに当日の担当医師が総合的な判断をし、きめ細かい説明・ 検尿(Ph、比重、尿糖、尿蛋白、ケトン、ビリルビン、ウロビリノー 人間ドック 身体計測 生活習慣病の予防を主な目的と致します。医師が問診・診察を 循環器系 ます。検査結果は当日午後2時までには判明します。その結果 腎・泌尿器系 指導を行います。必要な場合には院内の専門医を紹介致します。 ご希望の場合には院外の先生にご紹介致します。 当日は管理棟5階の総合健康相談センターにいらして下さい。 実施日:月曜日~金曜日(祝日を除く) 料 金:48,600 円(消費税含む) ~ 4 6 7 8 9 10 問診票記入 当日・受付 AM 8:30 採尿・採血 検査 昼食・懇談会 結果報告 診察・指導 PM 2:00まで AFP、CA-19-9 代謝・内分泌系 糖(空腹時血糖・尿値)、HbA1C、脂質(総コレステロール・ HDL コレステロール・LDL コレステロール・中性脂肪)、尿酸、 電解質(Na、K、Cl、Ca、Mg、P) 血液系・免疫・感染系 健康相談センター 5 便の採取 部エコー(肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓)、便潜血(二日法)、 ア ル ブ ミ ン・総 ビ リ ル ビ ン〕 、膵 機 能(ア ミ ラ ー ゼ)、CEA、 ご自宅等 総合健康相談センター 3 必要書類受け取り 腹部触診、上部消化管 X 線撮影、* 上部消化管内視鏡検査、腹 肝機能〔AST(GOT) ・ALT(GPT) ・γ-GTP・LDH・ALP・総蛋白・ 人間ドックの流れ 2 呼吸器系 消化器系 (ご加入の健康保険組合との契約によっては検査内容、料金が変更となる場合があります) 予約 アチニン)、PSA(男性のみ) 聴診、胸部 X 線撮影(正面)、肺機能(スパイログラム) 時 間:午前8時 30 分~午後2時 1 ゲン、亜硝酸、尿中白血球、潜血)、腎機能(尿素窒素・クレ 血算(赤血球・白血球・白血球像・血小板・ヘモグロビン・ Ht、MCV)、免疫・感染系(CRP、RF、HBs 抗原、HCV 抗体、 梅毒血清反応) 眼科系 眼底(高血圧動脈硬化性変化・糖尿病性網膜症) 、眼圧、視力 耳鼻科系 聴力検査、中耳・鼓膜診察 乳腺系 乳ガン(触診、* マンモグラフィー) 婦人科系 子宮頸ガン細胞診、婦人科診察 電話または来院してお申し込み下さい。 予 約 電 話 番 号 : 03-3481-7009 ( 直 通) お申し込み順に希望日でご予約いたします。 32 脳卒中センター 診療スタッフ一覧 セ ンタ ー 長 教授 岩 渕 聡 Satoshi 87p Iwabuchi ●脳神経外科 脳卒中、脳神経血管内治療、脳神経外科全般、脳血管障害 機能的脳神経外科 診療内容・専門分野 対象疾 患 脳梗塞 、く も 膜 下 出 血 、脳 出 血 上記が 疑 わ れ る 主 な 症 状 頭 痛 、め ま い 、意 識 障 害 、半 身 の 運 動 麻 痺 、感 覚 障 害 、 言語障 害 、け い れ ん 外来・入 院 診 療 脳 卒 中 治 療 成 績 を 向 上 さ せ る た め に は 、脳 卒 中 患 者 を 特 定 の 病 棟 に 集 め 、専 門 的 知 識 と 治 療 経 験 を 有 す る スタッフによるチームが診療を担当するシステムが 必 要 で す 。当 院 で は H 2 0 よ り 脳 卒 中 ケ ア ー ユ ニ ッ ト ( S C U ) を 開 設 し 、脳 神 経 外 科 、神 経 内 科 、循 環 器 内 科 の 医 師 、専 属 の 認 定 看 護 師 ( 脳 卒 中 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 、摂 食 嚥 下 ) 、理 学 療 法 士 を 配 置 し 、チ ー ム 内 で 密 な 連 携 を 取 り な が ら 脳 卒 中 患 者 に 対 し 、急 性 期 治 療 、早 期 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 、回 復 期 リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン へ の途切 れ の な い 医 療 体 制 を 確 立 し て い ま す 。 当センターは東京都23区西南部地域における脳卒 中 医 療 の 基 幹 病 院 と し て 、脳 卒 中 ホ ッ ト ラ イ ン を 設 置 し 、救 急 車 、地 域 医 療 機 関 か ら の 連 絡 を ダ イ レ ク ト に 脳 卒 中 セ ン タ ー の 医 師 が 受 け 、迅 速 な 脳 卒 中 患 者 の 受 け 入 れ を 行 っ て い ま す 。特 に 近 年 で は 脳 梗 塞 急 性 期 に 対するt-PA静注療法や血管内治療による再開通療法 が 注 目 さ れ て お り 、当 セ ン タ ー で も こ れ ら 最 新 治 療 を 主な検査・医療設備 高速マ ル チ ス キ ャ ン( 6 4 マ ル チ ス ラ イ ス )C T 一度の検査で全身をスライスできてしまう最新鋭 機 器 。0 . 5 m m 間 隔 の 撮 影 で 迅 速 な 脳 疾 患 診 断 が 可 能 となり ま し た 。 脳血管 撮 影( 3D- DSA ) カ テ ー テ ル を 用 い 、侵 襲 性 を 伴 う 検 査 で す が 、治 療 上必要がある場合は脳血管内治療指導医の指導下に 行われ ま す 。3 次 元で 血 管 を 評 価 し ま す 。 MRI 脳 血 流 検 査( SPEC T ) 脳 血 流 を 解 剖 学 的 な 評 価 を し 、統 計 学 的 に 解 析 し て います。 頚部血管超音波検査 本 邦 で も 増 加 し て い る 頸 動 脈 病 変 を 検 出 し 、全 身 血 管病の評価を行っています。 主な専門的治療・手術 t-PA静 注 療 法 脳梗塞急性期(4.5時間以内の患者)の患者さんに対 し て 、血 栓 溶 解 剤 で あ る t - P A ( ア ル テ プ ラ ー ゼ ) を 投 与 し 、閉 塞 し た 血 管 を 再 開 通 さ せ る 治 療 で す 。症 状 に よ っ て は 劇 的 な 改 善 を 得 る こ と が で き ま す。 経皮的血栓回収療法 t - P A 静 注 療 法 で 改 善 の 可 能 性 が 低 い 、も し く は t - P A 静 注 療 法 が 行 え な い 患 者 さ ん に 対 し て 、カ テ ー テ ルを用いて閉塞した血管を再開通させる治療をおこ な っ て い ま す 。当 セ ン タ ー は 2 名 の 脳 神 経 血 管 内 治 療 学 会 指 導 医 の も と 、多 く の 患 者 さ ん に こ の 治 療 を 行 っ て お り 、良 好 な 成 績 を あ げ て い ま す 。 これらの治療は発症から再開通までの時間が治療 成 績 に 直 結 し て お り 、一 人 で も 多 く の 患 者 さ ん に 貢 献 で き る よ う に 院 内 体 制 、地 域 連 携 の 整 備 、強 化 も 行 っ 脳卒中センター 24時間 体 制 で 対 応 し て い ま す 。 性 能 MR( I 1 . 5 T )を 2 台 設 置 し て い ま す 。 ています。 くも膜下出血に対する治療 当センターではくも膜下出血の原因となる脳動脈 瘤 に 対 し て 、代 表 的 な 治 療 で あ る 開 頭 に よ る 脳 動 脈 瘤 ク リ ッ ピ ン グ 術 、カ テ ー テ ル を 用 い た 脳 動 脈 瘤 塞 栓 術 の ど ち ら も 対 応 可 能 で す 。患 者 さ ん の 病 態 に 合 わ せ て 、よ り 適 切 な 治 療 法 を 選 択 し て い ま す 。 脳卒中急性期リハビリテーション 脳 卒 中 発 症 直 後 か ら 、医 師 、専 属 の 理 学 療 法 士 、認 定 看 護 師 が 介 入 し 、患 者 さ ん の 病 状 に 合 わ せ た リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン を 積 極 的 に 行 っ て お り ま す 。早 期 自 立 、 廃 用 、合 併 症 予 防 な ど を 最 大 の 目 標 と し て います。 脳 の 情 報 を 詳 細 に 得 る こ と が で き ま す 。当 院 で は 高 33 乳がんセンター 診療スタッフ一覧 セ ンタ ー 長 講師 岡 本 康 Yasushi 87p Okamoto ●外科 一般外科、乳腺外科 診療内容・専門分野 専門医師による質の高い乳腺診療を迅速に提供 乳がん検診では、通常、触診およびマンモグラフィ検査を行 いますが、若い方ばかりでなく乳腺組織が豊富な方では、マン モグラフィだけでは判定が困難なことが多く、乳腺超音波検査 での確認が必要となります。また、これらの検査で、何らかの 病変が発見され、悪性が疑われた場合には、針生検や穿刺吸引 細胞診などの病理検査を行い、より正確な診断が必要となりま す。 一方、職場で行われている乳がん検診や人間ドック(任意型 検診)などは、検診方法が施設で異なる、結果報告が遅い、簡 単な結果報告書の通知のみで説明が不十分などの問題点があり ます。さらに、乳がん検診においても、マンモグラフィ読影資 格を含め、乳腺診療全般に対する幅広い知識と高い専門性など 「良質な検診」が要求される時代になってきております。 当センターは、全予約制で、初診患者さんのみを対象として おり、乳がん検診目的の患者さんを含め、原則的としてすべて の受診者に『乳腺ドック(マンモグラフィ+超音波検査+自己 検診指導)』 (乳がん検診)を実施いたします(授乳中・豊胸術後・ ペースメーカーや除細動器を装着されている患者様は事前にご 相談下さい)。触診およびマンモグラフィ撮影後、読影資格を有 する乳腺専門医あるいは認定医が、マンモグラフィの即時読影 後、乳がんセンター内での乳腺超音波検査を行い、大きな異常 間ドックや他施設における乳がん検診にて乳腺腫瘍が疑われた 際には、迅速な診断が可能な乳がんセンターの受診をお勧めし ます。 一方、他施設において、すでに乳がんの診断を受けられた患 者様に関しましては、受診は可能ですが、何らかの治療が必要 と判断される場合には、従来の乳腺外来へ移行となりますこと をご了承願います(現時点で乳がんセンターは診断部門)。 当センターが、今まで以上に地域の乳がん診療の発展に貢献 できれば幸いと考えております。受診希望の患者様のご紹介に 関しましては、病診連携室まで、お電話をお願い申し上げます。 先生方からのご連絡をお待ちしております。 主な検査・医療設備 マンモグラフィ・乳腺超音波検査に加え、良性・悪性の診断 目的で、超音波ガイドでの「穿刺吸引細胞診」、より確実な診断 を行うための「針生検」、マンモトームやバコラと呼ばれる特殊 な機器でより多くの組織を連続的に吸引しながら採取する「吸 引組織生検」、乳頭分泌物を、ガラス板に採取する「分泌物細胞診」 など、必要に応じて、各種病理組織学的検査を行います。 実績・研究 診療実績 乳がんセンター 超音波ガイドでの針生検、穿刺吸引細胞診あるいは吸引組織生 経過観察や必要となった場合には、乳腺外来での診療に移行致 します。 つまり、乳腺専門医・認定医による診断および結果説明(病 理検査をのぞく)が迅速に行われるため、乳腺ドック(乳がん 検診)で終了された患者さんに関しては、原則的に自費診療 (16,200 円)となりますが、病理検査を行った患者さんは、保 険証を使用した保険診療となります。また、紹介状持参の方、 一次検診結果持参の二次検診目的の方、当院他科より紹介(要 依頼、往診を除く)の方は、保険診療で対応しております。人 34 年間検査数 475 件 超音波検査 53 件 針生検(吸引生検含む) 25 件 針細胞診 検を行います。その結果は、後日、従来の乳腺外来にてご説明 致します。そして、病理検査の結果、何らかの治療や短期間の 450 件 マンモグラフィ ります。一方、乳腺ドックの結果、何らかの腫瘍等が疑われ、 病理検査が必要と判断された場合には、乳腺ドックに引き続き、 475 人 外来患者数(平成 27 年 1 月~ 12 月) を認めなかった場合には自己検診指導で乳腺ドックは終了とな 受診目的と受診結果 平成 27 年 件 数 検 診 193 有症状 139 二次検診 合計 143 475 受診結果 乳癌 (発見率%) その他 142 1 (0.5) 18 (12.5) 106 54 (00.0) 316 35 (27.3) 68 異常なし 60 20 25 105 今後、より一層の病診体制の充実を図って参りますので、 ご紹介のほど、よろしくお願い申し上げます。 脊椎脊髄センター 診療スタッフ一覧 セン タ ー 長 教授 武 者 芳 朗 Yoshirou 88p Musha ●整形外科 脊椎・脊髄外科 診療内容・専門分野 診療内容 当センターは、高度先進医療の一環として、 「整形外科」、 脊椎靭帯骨化症や脊椎の骨折、感染症、炎症性疾患、脊椎・ 脊柱変形、腫瘍、骨粗鬆症など各種脊椎脊髄疾患のすべ てに対応しています。 慢性疼痛治療 「脳神経外科」の脊椎脊髄疾患を専門としたスタッフが 当センターでは、難治性の腰痛、臀部痛、下肢痛など ス CT に加え、X 線透視下に脊髄腔造影、神経根ブロック ク等)、レーザー治療などによる慢性疼痛治療も行ってお 一致協力し、両科の特徴を生かし総合的な治療にあたる、 を患っている方には、ペインクリニック、各種ブロック 仙腸関節ブロッ 全国的にも数少ない施設です。X 線、MRI、マルチスライ 療法(神経根ブロック、椎間関節ブロック、 等により総合的で確実な診断を心掛けています。治療に は最新鋭の手術顕微鏡を駆使し、安全で、より患者様へ の負担の少ない低侵襲な手術を目指しています。術後は、 専属のリハビリスタッフにより機能回復を促進し、早期 ります。併せてご相談ください。 実績・研究 の社会復帰を目指したリハビリテーションを行い、笑顔 当科独自の治療 で退院されることを目標としています。 ・手術療法は顕微鏡下に施行。 脊椎脊髄の病気には、自然経過で軽快するものも多く ありますが、一方色々な治療に抵抗して進行・増悪する ものも少なくありません。症状が進めば進むほど、発症 してからの時間が経過するほど、治療効果はあがらず、 治療しても元に戻らない状態となってしまいます。早期 診断、早期治療が望まれます。 ・首筋から肩、背中、腰周りや、手・足、その他身体の ・頚部脊髄症などに対する脊柱管拡大術は、筋肉温存・ 棘突起修復法による。 ・顕微鏡下胸・腰椎椎弓形成術は小切開で筋肉、棘突起を 温存し、修復する。 ・仙腸関節障害難治例に対する高周波熱凝固療法。 ・腰椎椎間関節のう腫の保存的治療。 ・骨粗鬆症による脊椎骨折の治療。 各所のシビレや痛みがある方 ・シビレや痛みに加えて、脱力(麻痺)により上肢の 研究・テーマ ・シビレや痛み、脱力(麻痺)で歩行が不自由になって きた方 以上のような症状を訴える患者様には、特に早期の ・新しい生体材料の開発。 ・低出力レーザー治療の基礎と臨床。 脊椎脊髄センター 機能が低下したり、手の細かい動作(お箸、書字、 ・脊椎における低侵襲手術(年間 100 件以上) 。 ボタンはめなど)が不自由になってきた方 ・仙腸関節障害の診断と治療。 受診をお勧めします。 当 セ ン タ ー は 、 脊 椎 ・ 脊 髄 神 経 に 由 来 す る 頚 部 痛 、 肩腕部痛、背部痛、腰痛や四肢(上肢、下肢)のシビレや 痛み、脱力(麻痺) 、上肢機能障害、歩行障害の治療を行 います。椎間板障害、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、 35 女性専用外来(こころの診療科) 診療スタッフ一覧 医師 蓮 舎 寛 子 Hiroko Hasuya ●心の診療科 臨床精神医学、児童思春期精神医学 診療内容・専門分野 特色 女性は、思春期、成人期、更年期、老年期とその身体的ま た社会的ライフステージによって、男性とは異なる様々な問 題に遭遇し、精神的な不調を抱えやすくなります。そこで当 院女性専用外来ではそのような女性の特質に深く配慮し、こ ころの診療科の女性医師による診療を行います。 診療 ・診療は完全予約制です。予め直通電話で御予約をお願いしま す。 (03-3481-7008 直通) ・原則として保険診療を行うため、こころの診療科(精神神経 診療日 月曜日・水曜日の午前 9 時~ 12 時 受付方法 電話による完全予約制 予約電話番号:03-3481-7008(直通) 予約受付:月曜日・水曜日の午前 9 時~ 12 時 主な検査・医療設備 科)のカルテを作成し診療を行います。 血液尿検査(女性ホルモン値を含む) 神経科)外来での診療継続をお勧めすることがあります。そ 心理検査 ・必要に応じて、女性専用外来ではなくこころの診療科(精神 の際には、チーム医療の立場からこころの診療科の男性医師 が診療を行う場合もあります。予めご了承ください。 ・検査においても男性検査技師が検査にあたる場合があります ので、予めご了承ください。 対象 気分の落ち込み、不安、イライラ、緊張、めまい、ふらつき、 動悸、発汗、ほてりなど 家族関係や育児による悩み・不安など 情報提供・カウンセリング 上記の疾患や症状、悩みについて御相談を受け、カウンセ リングを行い、適切な情報提供をし、必要な場合に専門治療 におつなぎします。 女性専用外来 36 主な専門外来紹介 画像診断(X線、MRI等) 88p 漢方外来 診療スタッフ一覧 准教 授 青 山 幸 生 Yukio 88p Aoyama ●麻酔科・ペインクリニック 麻酔科学、慢性疼痛、難治性疼痛、 東洋医学、心身医学、ペインクリニック、緩和ケア 診療内容・専門分野 主な検査・医療設備 漢方医療は、その医療の視点を患者の臓器単独に置くので 漢方医療の基本は、“望、聞、問、切” にあり、特に患者さ 人間として捉え、身体的・心理的・社会的・実存的な視点か 診断していくことです。西洋医学の診断のための検査ももち はなく、患者をいつ、いかなる場合においても、“病をもった ら包括的 ( 全人的 ) に理解し、その過程のなかから、患者固有 の問題解決を図り、患者個々の有する資源を活用し、人間と しての秩序を整えようとする医療と考えています。具体的に は、漢方薬の使用による薬物療法と、鍼治療・マッサージに よる生体への直接的刺激療法(手技的療法)があり、その基 本理念は健康中心主義に立ち、生老病死を受容的に捉え、瀉 法と補法のバランスの上に患者の体質調整、体質改善にアプ ローチしていくことにあります。また、漢方医療は、現在医 療の中心的役割を担っているいわゆる近代的西洋医学とは相 んの話をよく聞き、身体を触わりながら(脈診、腹診など) ろん重要ですが、漢方では診断の代わりに “証” を決めること で治療のための漢方薬を決定しています。したがいまして、 特別な検査・医療設備は必要としないのが原則ですが、院内 で行える必要な検査は重要な医療資源として適宜活用させて 頂いております。 実績・研究 反するものではなく、相補的な立場からその適応と限界を熟 年間約 1000 名の患者さんが受診されています(月、水、木、 範囲を広げ、一方でその限界の縮小を図ることを目指してい 日本東洋医学会、日本疼痛漢方研究会、日本東洋心身医学会、 知し、両者を相互主体的に活用することにより疾患への適応 ます(統合医療) 。 当外来では、日本東洋医学会専門医 3 名(内 2 名は日本東 洋医学会指導医)が診療にあたり、西洋医学単独ではうまく 問題解決に至らないような難治性疾患、また様々な検査に異 常が出現しにくいいわゆる機能的疾患、さらに日常よくみら れるような肩こりのような疾患まで幅広く診療しております。 特に、専門分野として、難治性疼痛疾患、慢性疼痛などの疼 痛疾患、中枢から末梢に至る神経疾患全般、脳神経領域の疾 金それぞれ PM の外来) 。学会発表も積極的に行われており、 日本慢性疼痛学会など漢方医学の関連学会に積極的に研究発 表が行われています。具体的な研究活動としては、全人的医 療学の文脈で、漢方医学の役割、必要性、有用性などについて、 サルトジェネシス(健康創成論)的立場より検討が行われて います。 最後に、当科は日本東洋医学会指定研修施設に認定されて います。 患などをそれぞれ 3 名の漢方専門医が専門分野として診療に あたっています。さらに当科の特徴として、 ①漢方専門医とし ての西洋医が診療にあたる②漢方薬はエキス剤しか使用しな い③西洋医学でうまくいかないケースがメインターゲットと なることも多いなどがあります。 最後に今まで診断のついていない、あるいははっきりしな いケースについては、できるだけ西洋医学的な診断、病名を つけ、その上で漢方医学的な方法論単独、あるいは西洋医学 方法論を優先させていくかなどを検討し、その結果として治 療効果の向上と治療に満足して頂けるような診療体制の構築 に努めながら日々の診療にあたっております。 漢方外来 的アプローチと併用していくか、場合によっては西洋医学的 37 コミュニケーションマーク/ステートメント このマークは、東邦大学が大切にする建学の精神「自然・ 生命・人間」をシンボル化したものです。 自然、生命、人間をモチーフとしたアイコンが集まり、青 い地球を構成しているこのシンボルは、自然や生命あるも のとの調和や共生、互いに助け合い、補い合い、戒め合う、 愛によって結ばれる世界観を表しています。 「自然界のうち に生き、大自然のうちに生命を託して」生きるよろこびと、 個にとらわれない全体的な視点をもって、人類のため、生 きとし生けるすべてのもののために、学び、貢献していく 人を育成する東邦大学のあり方を表現しています。 コンセプトアイコン 太陽 sun 水 water 風 wind 星 star 貝 shell 遺伝子 DNA 植物 plant 花 f lower 鳥 bird 鯨 whale 人 human 心・愛 heart 万物に暖かい光を降り注ぐ 太陽。自然、生命、人間を 育むエネルギーの象徴。 自然界の法則によって美し い螺旋を描き成長する貝。 自然がおりなす美や叡智の 象徴。 未来にむけて羽ばたき、大 空を自由に飛び回る鳥。俯 瞰的視点と無限の創造力、 自由の象徴。 自然、生命、人間に豊かさ、 恵みをもたらす水。あらゆ る生命体の根源を象徴。 創業時より東邦に大切に受 け継がれてきた DNA。古代 より綿々と受け継がれてき た生命の記録、情報の象徴。 雄大な姿で、大海原を優雅 に泳ぐ鯨。包み込む大きさ、 やさしさと力強さの象徴。 古代より地球上に流れ続け る悠久の風。新しい文化を 運ぶ風。自然、生命、人間の 歴史や進化を象徴。 今まさに大木になるために 芽吹いた植物。誕生、成長す る意志の象徴。 雄大なる自然の中に生かさ れ、生命の喜びを全うする 人間。東邦人の象徴。 はるか彼方に輝き、航海(人 生)の道標となる星。探求 と希望の象徴。 各々がもつ色(個性)を生 かし、美しく花開き、実を 結 ぶ。個 性 や 美、多 様 性、 達成の象徴。 東邦の持つ「自然、 生命、 人間」 を 想 う あ た た か い 心・愛。 自然、生命、人間を思い続 けてきた中心にあるもの。 院内感染対策室 40 医療安全管理室 41 手術部 42 臨床検査部 43 院長直轄部門 臨床生理機能検査部 44 病院病理部 45 中央施設部門 放射線部 46 輸血部 47 臨床工学部 48 薬剤部 49 栄養部 50 診療録管理部 51 ソーシャルワーカー室・がん相談支援センター 52 病診連携室 53 治験事務局 54 緩和ケアチーム 55 看護部 56 看護部 院内感染対策室 院内感染対策室 I C D ・ 院内 感 染 対 策 室 室 長 教授 松 瀬 厚 人 Hiroto Matsuse ●呼吸器内科 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、呼吸器内科全般 業務内容 各種院 内 感 染 対 策 、 感 染 症 コ ン サ ル テ ー シ ョン な ど を行っ て い ま す 。 院 内 感 染 対 策 に 関 し て は 積極 的 に 地域連 携 を 取 り 、 感 染 対 策 に 取 り 組 ん で い いま す 。 院 内感染 対 策 各種耐 性 菌 サ ー ベ イ ラ ン ス や 院 内 ラ ウ ン ド を行 い 、 院 内伝播 、 さ ら に 感 染 の 発 症 を 常 時 監 視 し て いま す 。 同 時に、 耐 性 菌 を 生 み 出 さ な い た め 抗 菌 薬 の 適正 使 用 の推進 に 努 め て い ま す 。 ア ウ ト ブ レ イ ク の 兆候 を 感 知した 場 合 は 迅 速 に 対 応 し 、 原 因 究 明 、 対 策の 立 案 を講じ 速 や か に 終 息 に 至 る よ う に 危 機 管 理 体制 を 整 えてい ま す 。 ま た 、 教 職 員 に お け る 職 業 感 染防 止 活 動にも 力 を い れ て お り ま す 。 感 染症診 療 コ ン サ ル テ ー シ ョ ン 各種耐 性 菌 治 療 、 一 般 病 棟 や 集 中 治 療 室 に おけ る 感 染症に 加 え 、 地 域 に お け る 感 染 対 策 の 相 談 など 幅 広 い分野 の 感 染 制 御 に 努 め て い ま す 。 活動写真 40 ●スタッフ 中山晴雄 松岡千賀子 小玉健太郎 大塚昌信 竹縄一幸 太田登志子 白根尚子 山原亜友美 地域連携 医師 感染症専門医、 IC D・ 院 内 感 染 対 策 室 副 室長 【脳神経外科】 脳神経外科一般、神経感染症、スポーツ頭部外傷 看護師 感染管理認定看護師 看護師 感染管理認定看護師 臨床検査技師 感染制御認定臨床微生物検査技師 薬剤師 抗 菌 薬 化 学 療 法 認 定 薬 剤師 薬剤師 抗 菌 薬 化 学 療 法 認 定 薬 剤師 薬剤師 事務員 (平成 28.4.1 現在) 東 邦 大 学 医 療 セ ン タ ー 大 森 病 院 、 佐 倉 病 院や地域 病 院 と の 感 染 対 策 に か か わ る カ ン フ ァ レ ン ス・相互 評価を行っています。 ま た 、 年 4 回 地 域 病 院 5 施 設 と 合 同 カ ン ファレン ス を 行 い 、 連 携 施 設 の 院 内 感 染 対 策 の 相 談 にも応じ ています。 その他 当 院 は 「 日 本 感 染 症 学 会 連 携 施 設 」「 日 本 外科感染 症 学 会 外 科 周 術 期 感 染 管 理 教 育 認 定 施 設 」「 日本環境 感 染 学 会 教 育 認 定 施 設 」で す 。 感 染 制 御 に 関する「教 育 」「 研 究 」 活 動 を 行 っ て い ま す 。 医療 安 全 管 理 室 室 長 ●スタッフ 八木文彦 田中友里 増渕孝子 風間利文 佐野祐貴 後藤文雄 石井直人 斉 田 芳 久 Yoshihisa Saida 医療の質・安全学会会員 / 外科教授 副室長(眼科准教授) 副室長(腎臓内科講師) 専 従 看 護 師 ( ゼ ネ ラ ル マ ネ ージャー) 専従薬剤師 事務 顧問 顧問 (平成 28.4.1 現在) 医療安全管理室 医療安全管理室 連 携 し な が ら 医 療 安 全 研 修・講 演 会 等 を 行 っ て い ま 業務内容 医 療 安 全 管 理 室 は 、病 院 長 直 轄 の 機 関 と し て 安 全 の確保と医療の質の向上を目的に活動を行っていま す。 院 内 で 発 生 す る 様 々 な 事 故 や ヒ ヤ リ ハ ッ ト の 報 告 を 集 め、そ の 分 析 や 対 応 を 行 っ て い ま す。 ま た 安 全 文 化 の 醸 成 の た め、キ ャ ン ペ ー ン や 様 々 な 部 署 と す 。さ ら に 「チ ー ム 医 療」 の 推 進 の た め に 附 属 3 病 院 で 連 携 し な が ら 啓 発 活 動 に 取 り 組 ん で い ま す。「患 者 さ ん、医 療 ス タ ッ フ 全 員 が 協 働 す る」文 化 が、医 療の質の向上と安全と安心な医療に繋がることを信 じて、業務に取り組んでいます。 実績・研究 インシ デ ン ト 報 告 数 3000 2500 2000 2413 2420 2785 2644 2680 1500 1000 500 0 2011 年度 2012 年度 全教職 員 対 象 研 修 会 2013 年度 2014 年度 2015 年度 セーフティーマネージャー対象研修会 開 催 日 内 容 5 月 29 日 ( 金 ) 第 1 回テーマ 「医療における個人情報保護」 9 月 10 日・17 日 6 月 24 日 ( 水 ) 地域連携 医療安全研修会 「吉本新喜劇から学ぶ最強医療コミュニケーション」 第 2 回テーマ 11 月 19 日・12 月 10 日 医療の質向上を通して安全を確保するための手法 としての RCA を学ぶ 7 月 29 日 ( 水 ) 10 月 29 日 ( 木 ) 第 2 回テーマ 輸液ポンプの保守管理について / フットポンプの 使用方法と管理について / 結核における接触者検 診の重要性と感染防止対策 第 3 回テーマ 「せん妄についての基礎知識」 せん妄の臨床症状について / 薬剤について / 事例 紹介 12 月 17 日 ( 木 ) 第 4 回テーマ CT-MRI 検査の基本的な注意点 / 病理検体取り扱 いについて 1月8日(金) 第 5 回テーマ 輸血用検査検体と血液製剤の取り扱いについて / 細菌検査検体の保存 2 月 15 日 ( 月 ) 第 6 回テーマ ※1%ノルアドについて / ハイリスク薬品の管理に ついて / 虐待の画像診断 2 月 29 日 ( 月 ) 内 容 開 催 日 第 1 回テーマ チーム医療に必要なノンテクニカルスキルについて チーム STEPPS・シナリオシュミレーションなど 3病院合同研修会 開 催 日 11 月 3 日 ( 火 ) 内 容 チーム STEPPS などのチーム医療研修 シナリオシュミレーションなど 第 7 回テーマ 「医療コンフリクトマネジメント」 41 手術部 ●スタッフ 手術部 手術 部部 長 教授 尾 﨑 重 之 Shigeyuki Ozaki ●心臓血管外科 弁膜症・虚血性心疾患・大動脈・末梢血管の外科治療、 組織細胞工学を応用したハイブリッド生体弁の研究開発 業務内容 手術部概 要 1 . 手術部 の 構 造 病院西側に位置する手術部エリアは、2 階にその中心とな る清潔区域を配置。患者さんの入退室をコントロールする 前室をはじめ、直列型手術室 6 室、滅菌準備室 1 室、一部 の滅菌器材の洗浄・滅菌・保管をサポートする滅菌器材室 を有しています。 (回復室は有していません)2014 年 6 月 から分娩室を改装し眼科手術、局所麻酔手術を行う 2 室を 有しています。日帰り手術を受けた後、状態が安定するま で休んでいただけるようにリクライニングベッドを設置し、 安心して自宅にお帰りいただけるようにしています。また、 同じフロアーに、麻酔コンサルト外来を配置しています。 手術部の 管 理 運 営 体 制 1 . 手術部 の 運 営 定例手術は月曜から土曜午前(第 3 土曜日を除く)とし、 緊急手術の対応は夜間休日を問わず受け入れています。 各診療科には使用可能な曜日が設定されており、スムーズ に運営が出来るように手術予定を調整しています。月に一 度の手術室運営会議では、手術が安全、円滑に遂行される よう環境を整える為の話し合いを行っています。また、各 診療科の要望や手術の傾向、枠の利用率などから手術室の 有効利用が検討され、必要に合わせて手術枠の見直しが行 われています。 2 . 対応す る 診 療 科 と 手 術 の 傾 向 主に対応している診療科は、外科・脳神経外科・心臓血管 外科・整形外科・婦人科・泌尿器科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・ 形成外科の 10 診療科です。その他にも内科や小児領域で の清潔度が求められる処置検査にも応じています。近年は、 医療技術と医療材料の進歩により内視鏡を使用した手術や、 血管内治療などの低侵襲手術が多く行われるようになり、 患者さんにとってより高いクオリティの診療が提供される 環境が整ってきています。 3 . 麻酔コ ン サ ル ト 外 来 入院前、手術患者さんに対し麻酔科医師が、麻酔コンサル ト外来で術前診察をし、病歴、各種検査結果、アレルギー の有無などの情報収集・評価を行います。そのうえで、術 式の特徴をふまえ、患者さんに最適な麻酔方法を選択し、 説明しています。常駐している薬剤師は、内服薬を確認し、 必要時術前に中止依頼を行っています。看護師は、 患者さん・ ご家族に対し手術前の心境の変化に細やかに対応ができる ようにサポートし、入院前から病棟での生活がイメージで きるように説明や環境の調整をしています。又、今年度よ り歯科衛生士による口腔内診療を行い、術前リスクを評価 し、早期対応出来るように活動しています。 4 . 安全管 理 1)患者さんの安全管理 誤認手術防止対策として、手術室入室時に患者さんの本 42 小竹良文 大城みゆき 看護師 教 授 【 麻 酔 科 】 麻 酔 科 学 一 般 、 集 中治療医学 看護師長(ICU 兼任) 35 名 主任 2 名、麻酔コンサルト外来 3 名 (師長補佐 1 名) 、手術室非常勤 1 名 2 名(1 名 ICU 兼任) クラーク 16 名 委託社員 専属臨床工学士 1 名 1 名(麻酔コンサルト外来) 薬剤師 1 名(麻酔コンサルト外来) (平成 28.4.1 現在) 歯科衛生士 人確認・カルテ確認・手術部位確認を担当麻酔科医師と 看護師により行っています。術中管理は、各種生体モニ タリングで継続的な観察を行い、異常の早期発見・早期 処置が行われるよう管理されています。麻酔科専門医に より、全身麻酔・脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔での患 者管理はもちろんのこと、重篤な合併症患者さんや専門 的な管理が必要なケースも周術期を通した管理がなさ れ、重症例の術後は集中治療室での全身管理がなされて います。 2)設備・機器管理 手術で使用される医療機器は、臨床工学士が管理してお り、日々の使用前使用後の点検から通年の保守点検まで を担っています。また、適正使用のためのレクチャーを 行うなどチームメンバーとして欠くことのできないポジ ションにあります。電機系統・空調設備は施設課が担当 しており、通年でのメンテナンスが行われています。環 境整備は委託社員によって術間清掃から最終清掃までが 確実に行われ、清潔環境が維持されています。 看護提供の概要 1. 看 護 体 制 固定チームナーシング方式を取り入れ、より高い専門性が 発揮される体制を整えてます。看護師教育や安全管理、業 務改善などは問題解決のための小チーム制で行っています。 看護師教育については、基本的にプリセプターシップ制度 が導入されており、マンツーマンでの教育のもとおよそ 3 年で自立した看護実践ができるような教育体制が整ってい ます。勤務体制は基本的に 2 交代で、休日は当直体制で緊 急手術に対応しています。それぞれの手術は器械出し、外 回りの原則 2 名の看護師で担当し、他のチームメンバーと 連携をとりながら専門的な看護技術が提供されています。 また、手術患者さんに対しては麻酔コンサルト外来で関わ りをもち、手術看護に必要な情報を担当者に伝達していま す。担当看護師も患者さんに安心と安全を提供する為に術 前・術後訪問を実施し、看護の振り返りを行い質の向上を 目指しています。 2. 患 者 サ ー ビ ス 向 上 の た め の 取 組 み 当手術室では、小児手術の際に親同伴入室(PPI)を取り入 れており、親と子双方の不安に介入し母子分離の時間が最 小限になるように工夫しています。また、患者さんの希望 によって手術室内で好みの音楽を聴いていただけるような 環境も整っており、リラックスした状態で手術に臨んでい ただけるよう配慮しています。 実績・研究 手術実績 平成 27 年度 年間総手術件数 5,270 件(内緊急手術 473 件) 手術件数の多い診療科としては、眼科 1,742 件、外科 875 件、 整形外科 762 件、形成外科 420 件、婦人科 342 件、心臓血管 外科 327 件の順です。 臨床検査部 医師 鈴 木 真 事 Makoto Suzuki 心筋症、心臓超音波診断、心臓弁膜症、先天性疾患 業務内容 証拠に基づいた医療(EBM)の手助けをしているのが検査 部です。 血液や尿、便等に含まれる成分の濃度測定や病原性細菌等 の検査に加え、外来採血を行っています。 検査の結果は正確かつ精密でなければいけません。そのた めに毎日の内部精度管理の実施に加え、外部精度管理にも参 加し、精度保証施設認証を取得して正確な結果を出すように 努めています。 緊急検査は、検体受け取り後 30 分以内に報告可能と成って いて、その他の検査も特殊な事情が無い限り1時間以内に報 告を行い、可能な限り迅速な検査結果の返却に努めています。 緊急検査については二次救急開設以来、夜間、休日も対応 しており、実施項目の拡充にも努めています。 主な検査・医療設備 尿一般検査 尿のスクリーニング検査として糖質、蛋白質やナトリウム等尿に 溶けている物質と血球、細胞や細菌等の溶けていない固形成分を調 べる尿沈渣を行います。 前者は尿試験紙の色調変化を自動的に読み取る自動分析器(アト ラス)で分析し、その情報を後者の尿沈渣を画像判断する UF-1000 へ送ります。両検査の結果は比較され乖離の生じた時や画像判断が 出来なかった場合は、検査コンピュータシステムに表示されるので 技師が肉眼で鏡検し最終判定として報告しています。 血液検査 血液検査は、主として血球算定(血算)、末梢白血球像と血液凝 固検査を行っています。 血算は、血球や血小板等の数から貧血、細菌感染や出血傾向等の 有無を調べます。 末梢白血球像は、白血病や感染症の種類を調べる検査で、正常白 血 球 5 分 類 算 定 と 同 時 に 血 算 を 自 動 血 球 計 数 装 置 XE-5000、 XT-2000 で自動的に測定し、異常血球細胞や判定不能時には分析器 に警報が表示されるので、その様な検体は技師が顕微鏡で鏡検する 等必要な方法を用いて最終判定結果を報告しています。 血液凝固検査は、血友病をはじめ梗塞や手術後の管理また腎透析 等、血液の凝固に関連する種々の疾患と治療薬剤の投与量の確認に 不可欠な検査です。 プロトロンビン時間やフィブリノーゲン等、数種類の血液凝固因 子の測定を自動凝固検査装置コアプレスタ 2000 で行っています。 細菌検査 感染症の原因となる病原菌の検出とその菌に効く薬(抗菌薬)の 種類を調べます。 また、感染対策上問題となる菌(薬剤耐性菌など)を検出、報告 するとともに院内感染対策委員会と連携して病院の感染管理にも携 ●スタッフ 高宮清之 講 師 【 神 経 内 科 】 神 経 疾 患 全 般 、眼瞼痙攣、 筋疾患、ボツリヌス毒素治療、ジストニア 客 員 講 師 血液検査、栄養・代謝 志越 顕 臨床検査技師 17 名 1 名 臨床検査技師(非常勤) (平成 28.4.1 現在) 3 名 事務員 臨床検査部 臨床 検 査 部 部 長 わっています。 免疫・血清検査 免疫学的検査は、ウィルス等に感染すると生体が防御のために抗 体を生成しますので、その抗体量から感染の有無を調べます。また、 逆に動物で作製した抗体と生体中の微量物質のホルモンやウィルス 等の量を、抗原抗体反応を利用して測定します。 ウィルスやそれらの抗体をはじめ甲状腺ホルモン等を、免疫学的 自動分析装置とコバス e611 で測定し、最長反応時間 1.5 時間後ま でにほぼ全ての検査項目の報告が可能と成っています。 生化学検査 体の臓器には特有の物質が含まれていて、臓器に損傷が生じると その臓器の特有な物質が血液中に放出されます。よって、それらを 測ることから損傷の有無や程度を知る事が可能となります。 糖尿病の血中ブドウ糖やヘモグロビン A1c、肝臓検査の AST、 ALT、LDH、γ-GTP や腎臓機能を見る血漿蛋白質、尿素やクレアチ ニンはじめ神経組織や心臓の様な筋肉に多く含まれている CPK 等 種々の診断、治療に必要な物質を多く測定しています。 外来採血室 外来採血室へ提出された診察カードをもとに、外来受診された診 療科で入力した検査依頼を、病院診療コンピュータから自動ラベル 発行装置に引継ぎ、患者さんの検査内容に応じた採血管にお名前等 必要事項を印刷したバーコードラベルを発行すると同時に、採血管 に貼り付けて払い出して来ます。 この装置によって患者さんの取り違えや採血容器の間違いを回避 します。 実績・研究 平成 27 年度検査件数 生化学検査 血液学検査 細菌検査 免疫血清検査 一般検査 採血患者数 2,130,747件 47,407件 278,954件 101,893件 85,536件 390,195件 平成 27 年度研究実績(学会参加発表等) ・第 62 回日本臨床医学会学術総会 (平成 27 年 11 月 19 日~ 22 日:岐阜) ・第 27 回日本臨床微生物学会総会 (平成 28 年 1 月 29 日~ 31:仙台) ・第 31 回日本環境感染学会学術集会 (平成 28 年 2 月 19 日~ 20:東京) ・第 26 回生物試料分析学会年次学術集会 (平成 28 年 2 月 19 日~ 21 日:那覇) 43 臨床生理機能検査部 臨床生理機能検査部 臨床 生理 機 能 検 査 部 部 長 教授 前 谷 容 Iruru Maetani ●消化器内科 消化器一般、胆道・膵臓疾患、内視鏡 業務内容 主に人間の生理機能(種々の臓器の働き)について、検査 をしています。調べる分野は脳、心臓、肺、腹部臓器、体表 面臓器、神経系等様々な分野にわたります。各種検査法の種 類および検査用の装置も日に日に進歩し、以前は数日の入院 検査が必要であった検査も、現在では外来で簡単に、そして できるだけ苦痛を伴わないで、楽に検査ができるようになっ てきました。くわしい検査項目の一覧については下記をご覧 下さい。各診療科と密接な連携をとりながら、それぞれの分 野において、最新の装置を使ったより精度の高い診断ができ るよう努めています。 主な検査・医療設備 循環器系検査 心電図 心臓の検査の中で最も一般的な検査です。通常安静時に検査をしますが、 運動負荷をして心電図をとる場合(マスター負荷心電図)もあります。 トレッドミル負荷心電図 主に狭心症を診断するための検査法です。ベルトコンベアの様な装置の 上を歩くことにより、運動した時の心電図変化を観察します。はじめの 歩き出しはゆっくりですが、徐々に速くなり、最後は坂道をかなりのス ピードで走るような負荷をかける検査です。この検査により、通常の心 電図では異常がみつけられなかった狭心症を、早期に発見することがで きます。このトレッドミル検査と心臓核医学検査を同時に行うと、より 正確な診断ができます。 ホルター心電図 通常の心電図検査は数分で終了しますので、短時間の所見しか観察でき ません。ホルター心電図は、ほぼ 24 時間の心電図を記録しますので、日 常生活上での心電図所見をみることができます。特に不整脈の診断や治 療効果の判定には、外来でできる検査として、もっともよい方法です。 電極を胸に貼りつけ、ウォークマン程度の大きさのカセットテープレコー ダーを身につけてもらいますが、当日の入浴以外は、日常生活には差し 支えありません。 心室遅延電位・TWA どちらの検査も、生命に危険のある不整脈(致死的不整脈)が出現する 素因をもっているかどうかを予測する検査です。心室遅延電位の検出検 査はベッドに寝ているだけの検査ですが、TWA 検査はベッド上で軽い運 動(自転車こぎ)をして、脈拍数を上げてから行う検査です。 ABI・PWV ABI(足関節/上腕血圧比:Ankle Brachial Index)は動脈の閉塞状態を、 PWV(脈波伝播速度:Pulse Wave Velocity)は動脈の固さを測定する検査 法です。両者合わせても、検査時間は 10 分程度で簡便にできます。高血圧・ 高脂血症治療における動脈硬化度の判定、閉塞性動脈硬化症(AOS)の診 断等動脈硬化性疾患に役立つ検査です。 神経生理機能系検査 脳波 頭部の表面に電極を置き、脳から発する活動電位を観察して、てんかん の診断や脳の活動の状態を調べる検査です。暗室でよこになった姿勢で おこない、痛みはありません。検査には約 1 時間程度かかります。 44 ●スタッフ 高宮清之 【 神 経 内 科 】 神 経 疾 患 全 般 、 眼 瞼痙攣、 筋疾患、ボツリヌス毒素治療、ジストニア 検査技師 19 名 事務員 1名 (平成 28.4.1 現在) 針筋電図 手や足の筋肉にごく細い針電極を刺して筋肉の活動電位を観察する検査 です。痛みを伴いますが、筋肉の病気や脊髄・神経の病気の診断、部位 の判断、重症度の判定等に大切な検査です。検査する筋肉の部位や数は 症状によって異なります。 末梢神経伝導速度検査 手・足の筋肉を動かす運動神経、感覚を伝える感覚神経に与えた電気刺 激の伝わる速さを測定します。多少痛みを伴う検査ですが、手や足のし びれ、糖尿病等による神経障害の有無・程度の診断に不可欠な検査です。 誘発電位(ABR、VEP、SEP、P-300) 各種の刺激に対する反応を首、 頭等に置いた電極から観察します。イアフォ ンからの音刺激では聴覚神経等(ABR) 、モニター画面の光刺激では視神 経等(VEP) 、 手の電気刺激では脊髄等(SEP)の異常が検査できます。また、 意識障害の検査として P-300 と呼ばれる脳の波形を観察します。 呼吸器系検査 肺機能検査 マウスピースを口にくわえ、最大吸気後に最大呼出を行うことで、肺か ら出入りする空気の量とその速さを測定します。これにより肺の伸縮性 や気管の閉塞の有無を調べる検査です。検査時間は20分~40分程度です。 超音波検査 心臓超音波 心臓の構造や働きを、動きを見ながら評価するための検査です。横になっ ているだけで、何の苦痛もなく検査ができます。多くの心疾患は、この 心臓超音波検査で診断が可能です。 経食道心臓超音波 食道から心臓の状態を観察するための心臓超音波検査です。経食道(け いしょくどう)という言葉は、食道を通して検査して観察するという意 味です。検査法は胃内視鏡検査(胃カメラ)とほぼ同じものと考えてく ださい。普通の心臓超音波検査では十分観察できない部位を、より詳し く知るための検査です。検査当日の朝食はとらずに来院してください。 腹部臓器超音波 肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓等の形や大きさに異常がないかどうか見 る検査です、通常ベッドの上で仰向けになり、腹部にゼリーを塗って検 査を行います、検査中、息を吸ったりとめたりしながら検査を進めてい きます。原則として空腹時に検査を行います。 乳腺超音波 乳腺、腋窩にできたしこりの形や大きさ、性状を見る検査です。上半身 裸の状態で検査を行います。検査時はベッドの上で仰向けの状態になり、 胸にゼリーを塗って検査を行います。 頚部その他表在領域超音波検査 頚部、甲状腺、その他体の表面にできたしこりの形や大きさ、性状を見 る検査です。検査部位にゼリーを塗って検査を行います。 頸動脈超音波 頸動脈内に動脈硬化による狭窄や壁の肥厚がないかを調べます。左右の動 脈壁の石灰化や内蔵の隆起、血液の流れを検査します。検査時はベッドの 上で仰向けの状態になり、首にゼリーを塗って検査を行います。 実績・研究 平成 27 年度 検査件数 心電図 腹部超音波 頸部・表在超音波 乳腺超音波 頸動脈超音波 四肢血管超音波 心臓超音波 経食道心蔵超音波 生理機能総検査件数:67,511 件 25,991 件 5,879 件 1,280 件 451 件 2,373 件 2,547 件 8,988 件 530 件 肺機能 LP・TWA 24hホルター心電図 筋電図 脳波 トレッドミル ABI・骨密度 耳鼻科検査 6,009 件 700 件 2,746 件 1,219 件 817 件 8件 3,021 件 4,952 件 病院病理部 病院 病 理 部 部 長 教授 Kei 臨 床 検 査 技 師 ( 電 子 顕 微 鏡 室 兼 任 技 師 を 含む) 6 名 事務員 Takahashi ●病理診断科 診断病理一般、循環器、婦人科 業務内容 病理検査は大きく組織診断、術中迅速診断、病理解剖 に分けられます。病理診断が行われる対象は消化器、呼 吸器、循環器、泌尿器、耳鼻咽喉、脳、婦人科、皮膚な ど全身におよびますが、各診療科と連絡を取り合いなが ら業務を行っております。また、病理検体の取扱いにつ いては病理管理診断システムを導入し検体受付から報告 書発行に至るまでの工程を管理し、検体取り違え事故を 防ぐと共にプライバシー保護にも細心の注意を払ってお ります。このほか近隣医療機関からの病理検体について 委託検査を行っています。 主な検査・医療設備 病理検査 組織診断はヘマトキシリン・エオジン染色、細胞診断 はパパニコロウ染色、ギムザ染色を行った標本に対して 顕微鏡で観察するのを基本としますが、より正確な診断 を行うために特殊染色が適宜加えられます。本施設では 約 40 種類の特殊染色に対応しています。 免疫組織科学的検査 現在ルーチン化している検査方法で、細胞が産生する 特殊な蛋白やホルモン、ある種のがん細胞などに特異的 に発現する蛋白や膜抗原などを抗原抗体反応により証明 する補助的病理診断法です。さらに、乳がんのエストロ ゲン受容体やプロゲステロン受容体発現のほか HER-2 や 上皮性成長因子受容体(EGFR)発現などについての検査 を行い、ホルモン治療、分子標的治療を実施する際に貢 献しています。当施設では約 120 種類の抗体を保有し検 査を行っています。 電子顕微鏡検査 電子顕微鏡室で行われている組織や細胞の超微細形態 を観察する検査法です。腎生検診断では全例で電子顕微 鏡による検索が行われ、腎炎診断に貢献しています。また、 光学顕微鏡による検索のみでは診断困難な疾患に対して も電子顕微鏡による補助診断が加えられます。 設備 病理検体管理システム、密閉式自動包埋装置、自動染 色装置、超低温ミクロトーム、写真撮影装置、超低温冷 1名 (平成 28.4.1 現在) 凍庫、純水製造装置、製氷機、剖検室、透過型電子顕微鏡、 走査型電子顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡(電子顕微鏡 室管理) 病院病理部 髙 橋 啓 ●スタッフ 実績・研究 研究は病理診断科と共同で遂行されています。 ・診断精度の向上を目指した組織標本ならびに細胞標本染 色法の改良、新規開発 ・細胞診における真菌症診断法の解析 ・膀胱がんや乳がんなどに対する組織学的、細胞学的、分 子病理学的検討 ・婦人科液状細胞診と従来法との比較検討 ・胸膜癒着機序解明を目指した電子顕微鏡的検索 □免疫組織学的検査 (乳癌) 左:Estrogen Receptor 右:HER-2 □腎生検 左:螢光抗原体(IgG) 右:電子顕微鏡像 □細胞診断 左:アスペルギルス (喀痰) 右:コイロサイトーシス (膣スメア) 45 放射線部 放 射線 部 部 長 ●スタッフ 講師 長 基 雅 司 Masashi 放射線技師 28 名 事務員 1名 Nagamoto 放射線部 ●放射線科 超音波診断、骨軟部放射線診断、放射線治療 (平成 28.4.1 現在) MRI 検査 業務内容 強い磁気と電波を用いて体内のあらゆる断面の画像が得られます。 放射線部は中央診療施設のひとつであり、放射線診断部門、核医学 部門、 放射線治療部門の3部門からなります。 検査・治療を受けられる 方は、診療科を受診していただき、院内のオーダリングシステムより 申し込みを受け付けています。また、院外からは病診連携室をとおし て予約を申し受けます。 放射線診断部門では単純Ⅹ線撮影・造影検査・CT・MRIなどの画像検 査、 核医学部門ではSPECTの核医学検査、 放射線治療部門ではリニアッ クによる放射線治療を施行しています。画像検査については、PACS (picture archiving and communication system) によるフィルムレス化 がされており、画像を迅速に参照することが可能となっています。ま MRI(1.5T) 装置 2台 GE製 Optima MR360 Advance 日立製 ECHELON Vega 核医学検査 放射性医薬品を投与し、 負荷心筋シンチ、 脳血流シンチ、 骨シンチ等多 様な機能検査を行います。 シンチカメラ 2台 シーメンス製 Symbia 東芝製 e.cam 放射線治療 高エネルギーX線、電子線による悪性腫瘍の治療を行う装置がありま す。 リニアック装置 1台 シーメンス製 MEVATRON 6740 た、 CT・MRI・核医学の全ての検査においては放射線科専門医による読 影がされ、 読影結果が病院システム上に配信されています。 主な検査・医療設備 一 般撮影 検 査 デジタルX線システムを採用し、 撮影したX線画像にコンピューター処 理を行い診断精度の向上した画像をモニター上に出力します。また、 各診療科からモニター上で画像を参照できます。DEXA法の骨密度測 CT装置 MDCT Aquillion CX(東芝) MRI 装置 1.5T ECHELON Vega(日立) 定は骨粗しょう症の診断や治療経過観察に利用されます。 一般撮影装置 5台 ポータブル撮影装置 3台 乳房撮影装置 1台 泌尿器撮影装置 1台 骨密度測定装置 1台 Cアーム 2台 透 視撮影 検 査 透視像を観察しながら、消化器検査から肝・胆・膵造影の検査・治療を 行います。 また、 内視鏡併用検査、 整形外科領域等の透視を必要とする あらゆる検査・治療を行っています。 透視撮影装置 2台 フラットパネルフルデジタルX-TV ultimax 等 循 環器撮 影 検 査 心血管専用のバイプレーションシステムにより、 透視像を観察しなが ら心血管造影、電気生理学的検査、その他高度な血管内治療を行って 心臓カテ診断システム i Infinix Celeve-(東芝) その他 います。 専門性を目指して、現在、当院所属の診療放射線技師が取得している 心血管撮影装置 1台 頭・腹部血管撮影装置 1台 東芝製 X線バイプレーションシステム Infinix CB 等 ・検診マンモグラフィー撮影 CT 検査 資格・認定は下記の通りです。 認定診療放射線技師 ・医学物理士 ・第一種衛生管理者 ・放射線管理士 ・磁気共鳴専門技術者 マルチスライスCTは短時間で広範囲の高解像度の画像が得られ、 画像 ・医用画像情報管理士 ・消化器内視鏡技師 ・第一種放射線取扱主任者 ・X 線 CT 認定技師 ・放射線機器管理士 ・医療情報技師 全身用CT装置 2台 東芝製 Aquilion CX, Aquilion 64 ・放射線治療品質管理士 ・放射線治療専門放射線技師 処理を行うことにより高精度の3D表示の画像が得られます。 46 核医学検査 SPECT Symbia(シーメンス) 輸血部 輸血 部 部 長 ●スタッフ 教授 小 竹 良 文 Yoshifumi 臨床検査技師 3名 Kotake ●麻酔科 麻酔科学一般、集中治療医学 輸血検査 不規則性抗体検査 過去に輸血された場合や妊娠等において、赤血球抗原に対 する抗体が産生されていないかを検査します。 交差適合試験 患者さんの血液と輸血する血液が適合しているかを検査し ます。 主な検査・医療設備 全自動輸血検査システム 輸血部 業務内容 (平成 28.4.1 現在) 不規則性抗体スクリーニング、交差適合試験等の検査をカ ラム法を用いて、検体・試薬の分注、加温、遠心、判定等 全自動操作で行っています。 血液照射装置 赤血球製剤及び血小板製剤に対して移植片対宿主病 この不規則性抗体検査及び交差適合試験は自動分析器を使 (GVHD)の予防のため放射性同位元素セシウム 137 を照射 しています。 用し検査を行っています。 血液製剤の管理 輸血療法に用いられる血液製剤を 24 時間温度管理がで きる保管庫で保存し、管理しています。 赤血球製剤、血小板製剤については、放射線照射装置を その他の設備 自動血球洗浄装置、血液専用保存庫、冷凍冷蔵保存庫、血 小板保管チャンバー 使用し、血液製剤に放射線照射を行い、輸血副作用のひと つである移植片対宿主病(GVHD)の予防に努めています。 自己血輸血 予定された手術日の前に患者さんより血液を採取し、手 術にそなえる自己血輸血を行っています。 全血保存 採血バッグを用いて採血後そのままの状態で、4℃の冷蔵 庫にて保管します。バッグの種類により採血日より 35 日 保存可能です。 47 臨床工学部 臨床 工学 部 部 長 ●スタッフ 教授 小 竹 良 文 Yoshifumi Kotake ●麻酔科 麻酔科学一般、集中治療医学 臨床工学部 48 業務内容 臨床工学部は、生命維持管理装置の操作および保守点検を 業務としております。業務内容を大きく分けて、ME 機器管理 部門と臨床技術提供部門に別れます。当部は、各部門の責任 的業務を行っておりますが、日常的な業務の増減に対応でき るよう兼任体制となっております。 ME 機器管理部門 病院で使用される医療機器は、多種多様であり、年々高性 能になっております。また、その殆どが安全性を配慮した機 器となっております。しかし、誤った使用法や保守管理が不 十分な機器は、故障の原因となり、危険な状態になることも あります。我々は、患者さん、医療スタッフへ安全な機器を 提供するために、医療機器の保守管理を行っております。特 に手術室、ICU では、生命監視モニタ、生命維持装置、治療機 器など様々な医療機器が設置されております。我々臨床工学 技士は、直接患者さんに接することがなくとも、医師、看護 師とともに医療チームの一員であることを認識し、安全な医 療機器を提供できるよう心がけております。また、医療機器 は各メーカから新しい製品が紹介されます。臨床工学技士は、 この新しい医療機器の安全性、操作性、病院のニーズに合っ た機器であるか、評価を行っております。現在は、主に手術 室機器の対応と病棟で使用されている ME 機器の保守管理を 行っております。 人工心肺部門 人工心肺装置は、名称通りに心臓や大血管の手術を行う時 に「心臓」と「肺」の代行をして、酸素化した血液を全身に 送るための装置です。そのため装置が停止したり、操作を誤っ たりすると、直接患者さんの生命に影響します。技士は、様々 なモニタから患者さんの状態、人工心肺装置の状況を監視し、 また、術者の進行状況を把握しながら操作を行っております。 当院では、特に大動脈弁形成術を中心に、冠状動脈バイパス術、 大動脈置換術などの手術に携わっております。人工心肺を必 要とする心臓血管手術に、医師、看護師とともに医療チーム として、安全な医療技術を提供するよう心がけております。 そのため、心肺装置の操作教育も、より厳しい指導をしてお ります。また、心筋症、心筋炎、肺梗塞など急な心機能低下 の対応として、補助循環装置(PCPS)の操作、管理も行って おります。これは、24 時間管理が必要となります。 血液浄化部門 当院での血液浄化部門は、その治療の多くは血液透析療法 です。透析室は 10 床と小規模ながらも毎日 2 クール体制で行っ ております。血液透析療法では、血液透析濾過、血液濾過、 オンライン透析濾過、酢酸フリー透析と、透析を必要とする 患者さんの状態に、最良と考える血液浄化療法を提供出来る よう常に準備しております。また、人工呼吸器の装着など、 森下正樹 別所郁夫 大沢光行 加藤文彦 日野由香里 岡本裕美 技師長 技師長補佐 技師長補佐 副技師長 主任 主任 齋藤拓郎 平尾 健 髙梨隼一 功力未夢 佐川竜馬 臨 床 工学技士 臨 床 工学技士 臨 床 工学技士 臨 床 工学技士 臨 床 工学技士 (平成 28.4.1 現在) 病棟から治療室へ移動出来ない患者さんの透析として病棟専 用の透析装置も整えて、全病棟で透析治療が行えます。血漿 交換療法(単一膜・二重濾過)、血液(血漿)吸着療法、白血 球吸着などの特殊血液浄化療法の技術も整えております。ま た、重篤な患者さんに行われる持続的血液浄化(24 時間透析) も臨床工学部の業務として携わっております。当院の血液浄 化部門は、現在日本で行われている全血液浄化療法を備えて おります。 心臓カテーテル検査部門 心臓カテーテル検査、経皮的冠状動脈形成術、心臓生理的 電気検査、ペースメーカ埋込術、ICD 埋込術などの治療に携わっ ております。治療中に患者さん経過をモニタで監視、ポリグ ラフ、心臓生理的電気情報の採取および提供、体外式ペース メーカのペーシング操作を行っております。重篤な心機能低 下などに使用される補助循環装置を備え、検査・治療中、即 時対応出来る体制にしております。補助循環装置は、IABP・ PCPS の保守管理と操作を行います。カテーテル検査部門では、 日常的にモニタ管理、IABP 装置、PCPS 装置、体外式ペースメー カ、除細動器の保守管理を行っております。 実績・研究 平成 27 年度 実績 ME 機器管理部門 定期・依頼点検件数 当部・点検・修理件数 内 メーカー依頼件数 6,784 件 6,615 件 169 件 血液浄化施行件数 血液透析関連(HD・HDF・ABF・HF) 内 特殊血液浄化療法(PE・IA・CAP・ETA) 5,045 件 4,931 件 114 件 血液浄化部門 人工心肺装置部門・補助循環(PCPS) 人工心肺装置操作件数 補助循環件数(PCPS) 心臓カテーテル部門 心臓(血管)カテーテル件数 CAG PCI 内 EVT SHD 関連(PTSMC・ASD・BAV・PTMC・BPA) 心臓生理的検査・治療件数 EPS・Ab 内 デバイス(PM・ICD・CRTD・INR) 141 件 8件 1,099 件 633 件 214 件 214 件 38 件 266 件 136 件 130 件 その他 認定資格(技士) 体外循環認定士、透析技術認定士、3 学会合同呼吸療法認定士、 ME 実力技術認定、アフェレーシス療法認定士、心血管インター ベンション技師 薬剤部 薬剤 部 部 長 治験 薬 管 理 者 小 林 秀 樹 Hideki Kobayashi 診療内容・専門分野 安全に、そして適正に使用できる体制を整えることを責務とし ています。 薬剤師は医薬品の適正使用を実施するために、業務活動の中 心に患者さんの利益を捉える「ファーマシューティカルケア」 を理念としています。薬のスペシャリストとして行動し、そし て医療人として社会から信頼されるように薬剤部一同研鑽を重 ねています。 調剤部門(内服・外用・注射) 内服・外用・注射剤の調剤を行います。外来処方は原則的に 院外とし、調剤は入院患者さん主体になっています。入院中の 処方薬に関しては完全一回量調剤(一回分を一包化)を、注射 剤は患者さん毎の一本渡しを実施しています。 薬品管理部門 院内使用薬品の品質管理と円滑な供給のために医薬品在庫量 の適正化をはかり、購入、供給、在庫を管理しています。また、 重点管理薬品については使用管理も行っています。 製剤部門 臨床で用いる一般製剤や各診療部門の要請により、市販され ていない医薬品や特殊な用法の特殊製剤等幅広く調製し供給し ています。 注射混注部門 外来・入院患者さんの抗がん薬の混注作業を、抗がん薬専用 の安全キャビネットを使用し行っています。医師、看護師と密 に連絡をとり、安全にそして早く薬剤を提供できるよう努めて います。また、食事のとれない入院患者さんの食事の代わりと なる高カロリー輸液を清潔度の高いクリーンルーム内で調製し ています。 医薬品情報部門 患者さんに有効かつ安全な薬物療法を実施して頂くため、医 療従事者に対し医薬品に関する情報を提供しています。その手 段として Drug News、DI ニュース、院内医薬品集等を発行し、 医薬品に関する各種の問い合わせに応じています。また、医薬 品副作用情報の収集、厚生労働省への報告等も行っています。 薬剤管理指導部門(病棟薬剤師) 全病棟に薬剤師を常駐させ、入院中の患者さんに対する薬物 薬剤師 33 名 事務員 2名 用務員 2名 (平成 28.4.1 現在) 療法管理業務を行なっています。患者さんが入院の際に持参さ れたお薬の内容を確認し、その情報を医師や看護師に提供した り、一人一人の患者さんにお薬の使用方法や服薬の意義などを 説明することにより理解を深めて頂いています。治療効果を向 薬剤部 薬剤部はチーム医療の一員として、薬学的観点から医薬品を ●スタッフ 上させること、さらに副作用をはじめとする薬の不利益を回避 することにより、患者さんの生活の質(QOL)を向上させるこ とを目的として、患者さんの立場に立った薬学的ケアに努めて います。 薬物血中濃度測定解析(TDM)業務 薬の効果と副作用のでる用量が近い薬に関して血中濃度を測 定し解析を行う事で安全に使用できるよう医師に情報提供を 行っています。 主な専門的治療・手術 感染委員会 医師・看護師・検査技師と協力して、薬に関する専門知識を 生かして、抗生物質、消毒薬などを適正使用し、院内の感染防 止に取り組んでいます。 がん治療委員会 薬学的な観点から情報提供を行い、がん薬物療法を安全に、 そして適切な医療を提供できるように取り組んでいます。 緩和ケアチーム 痛みなどの体の症状、不安などの精神的な症状に対し、薬の 専門知識を生かして医療関係者、患者さんや家族への情報提供 を行い、チームの一員として治療に参加し、痛みなどの症状の 緩和に取り組んでいます。 栄養サポートチーム(NST) 患者さんの栄養状態を最適な方法で良好に保つことを目的と するチームです。チームの一員として、医薬品や栄養剤を適正 使用し、栄養状態の改善に取り組んでいます。 その他 毎年多くの薬学部学生の実務実習を受け入れています。また、 薬学部一年生の院内見学等も早期臨床体験の一環として実施し ています。これらは、本学の学生に限らず依頼のあった他大学 の学生にも同様に行っています。さらに地域医療連携・薬薬連 携強化の一環として、調剤薬局薬剤師の研修も実施しています。 49 栄養部 ●スタッフ 栄養 部部 長 松門 武 冨岡 勤 次 長 管理栄養士、栄養指導、医療安全 上席室長 管理栄養士、栄養指導、栄養サポートチーム、 心不全チーム 主 任 管理栄養士、栄養指導、栄養サポートチーム、 城田知己 褥瘡対策チーム 益 田 紗 也 香 部 員 管理栄養士、栄養指導、嚥下チーム、 緩和ケアチーム 教授 草 地 信 也 Shinya ●外科 一般外科、外科感染症 Kusachi 他、管理栄養士 6 名・栄養士 2 名・調理師 10 名 業務内容 〔集団指導〕 私たち栄養部は、医療に携わる者として患者さんの気 栄養部 持ちを最優先に考え、安全で衛生的に管理された食事に より、治療効果を高めるお手伝いをさせていただきます。 また、食事が摂れない、低栄養など特別な栄養管理が必 要な場合には NST(栄養サポートチーム)が積極的に介 入いたします。 栄養相談 〔個人指導〕 医師の指示に基づき、食事療 (平成 28.4.1 現在) 教育入院中の患者さんを対象に開催しております。 糖尿病教室 開催日:火~金曜日(祝祭日は休) 場 所:4階会議室 内 容:火曜日 薬物療法 水曜日 糖尿病とは・日常の生活 木曜日 検査について 金曜日 食事療法 チーム医療 法が必要な方に対し管理栄養士 が病状や食習慣に合わせた内容 でお話いたします。 時 間: 栄養部ではNST(栄養サポートチーム)、 褥瘡対策チーム、摂食・嚥下チーム、心不 全チーム、緩和ケアチームなどを通じ他職 種とチームを組み患者さんの栄養管理に努 めております。 月~土曜日 午前9時~午後1時 午後2時~午後5時(祝祭日、第3土曜日のみ休) 場 所: 地下1階 栄養相談室、病棟 指導時間: 1回約30分 予約制 (ご希望の方は主治医にご相談ください) *栄養食事指導料が算定されます。 カンファレンス風景 食事 病院での食事は治療の一環です。患者さんの病状に応じて提供するため、多種の食事をご用意しております。 また、必要に応じて個別対応も行っております 〔食事時間〕 朝食8時、昼食12時、夕食18時 *配膳の順番により多少前後します。 行事食(年 19 回) 50 嚥下食 梅ちゃん食(食欲不振食) 診療録管理部 診 療録 管 理 部 部 長 ●スタッフ 講師 診療情報管理士 4名 高 宮 清 之 Kiyoshi 事務員 2名 派遣スタッフ 3名 Takamiya ●神経内科 神経疾患全般、眼瞼痙攣、筋疾患、ボツリヌス毒素治療、 ジストニア 業務内容 (平成 28.4.1 現在) ③院内がん登録 当院を訪れた外来患者さん、入院患者さんを問わず、全ての 「がん」について、診断・治療・予後に関する情報を集め整 診療録管理部の業務を取り巻く環境の変化は大きく、診療録管 理・保管し、集計・解析する業務(2011年は821症例、2012年 理(物)としての管理より診療情報管理(データ)の管理へと は987症例、2013年は1,065症例、2014年は1,117症例、2015年 移行しつつあります。併せて診療情報管理が医療の質の向上に (1~9月)は844症例 繋がる重要な病院機能の1つであるとの認識も高まりつつあ り、そのニーズに応えるため下記の業務を日々行っています。 ①診療録の点検 医師法・医療法・医療保険制度上適切な記載が必要とされる 診療記録を点検・評価し、不備があった場合には各診療科へ フィードバックする業務 胃 大腸 肝 肺 乳腺 2011 年 87 155 18 54 57 2012 年 111 209 26 57 67 2013 年 105 237 26 96 75 2014 年 119 214 32 82 77 2015 年 81 152 21 70 73 *初発・初回治療症例 *診断のみ症例も含む *2015 年は 1 月から 9 月 ④紹介状など紙データのスキャナ取り込み ②疾病統計の作成 2015年度の取込み件数は223,452件、1件あたり複数枚のもの 「疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10回修正」に基づ き、病気やけがなどの傷病をカテゴリーやグループに分け整理 し集計する業務 2015 年度・疾病統計(2016 年 4 月 5 日現在) 感染症及び寄生虫症 新生物 血液造血器免疫障害 内分泌栄養代謝疾患 精神行動の障害 神経系の疾患 眼付属器の疾患 耳乳様突起の疾患 循環器系の疾患 呼吸器系の疾患 消化器系の疾患 皮膚皮下組織の疾患 筋骨格系結合組織 腎尿路生殖器系の疾患 妊娠分娩産褥 周産期に発生した病態 先天異常 症状徴候異常所見 損傷中毒外因の影響 傷病死亡の外因 健康状態影響要因 特殊目的用コード 合計 5大がん年別症例数 診療録管理部 近年、診療録管理体制加算をはじめ病院機能評価などによる 女性 211 881 57 95 10 226 670 62 679 484 567 129 266 292 1 1 43 133 356 0 290 0 5,453 多く1日あたりの平均読取り枚数は約1,680枚程度 ⑤CD-ROM等による他院からの医療画像デー タ取込み(全て)及び他院への情報提供のた 男性 171 860 43 117 12 290 597 37 1,205 706 775 194 202 323 0 0 23 116 389 0 320 0 6,380 合計 382 1,741 100 212 22 516 1,267 99 1,884 1,190 1,342 323 468 615 1 1 66 249 745 0 610 0 11,833 めのCD-ROM作成(*内視鏡・超音波・心電 図など) 2015年度のCD-ROM医療画像データ取込み件数は3,680件、情 報提供などのCD-ROM作成は419件 *取込み件数の内2,405件は病診連携室にて実施 *CT、MRI、CRなどの放射線画像のみのCD-ROM作成は放射 線部にて実施 ⑥電子カルテ以前の紙カルテの貸出・返却業務 上記のほか、診療情報管理士によるDPC業務(主に様式1の 点検及び修正)や病名マスターの整備など電子カルテシステム を補完すべく業務を遂行しております。 51 ソーシャルワーカー室・がん相談支援センター ソ ーシ ャ ル ワ ー カ ー 室 室 長 ソーシャルワーカー室・がん相談支援センター 教授 武 者 芳 朗 Yoshirou Musha ●整形外科 脊椎・脊髄外科 診療内容・専門分野 業務内容 ソーシャルワーカー室には、ソーシャルワーカーと退院 支援看護師が配属され、入院中・外来通院中の患者さん・ご 家族の支援や、支援に関わる関係機関との連携の窓口とし て業務をおこなっています。ソーシャルワーカーは、病気 になったことによって派生するさまざまな問題について 心理・社会的側面から支援を行っております。当院での急 性期治療終了後の療養場所・療養方法、また外来通院中の 療養に関するご相談などについては同じ室内に配属され ている退院支援看護師と一緒に支援をおこなっています。 患者さんとご家族の支援にあたっては、医師、看護師、理 学療法士等の院内スタッフとの連携はもちろん、地域の医 療機関やケアマネージャー、保健師、訪問看護師や公的関 係機関の職員の皆様と連携させていただいております。 相談支援内容 経済的問題(医療費の支払い・生活費の問題等) 各種の医療費助成制度、その他の福祉制度の利用を検討し ●スタッフ ソーシャルワーカー 退院支援看護師 5名 (社会福祉士5名 内 精神保健福祉士2名 内 がん相談支援センター相談員基礎研修 終了者2名) 2名 (平成 28.4.1 現在) 病気に関する精神的な問題について 急に病気になりどうして良いかわからない、落ち込んでし まう等、病気になったことでおこる精神的な問題について 患者さんとご家族のサポートをいたします。 その他 家族の問題その他、どこへ相談してよいかわからない時 も、お声をかけてください。お話を伺い、場合により院内の 専門部署との調整をおこなったり、適切な相談機関をご紹 介いたします。 その他 ご相談をご希望の場合は、まず電話でご連絡ください。原 則的には予約制となっております。 受付方法 予約電話番号:代表03-3468-1251(内線3295・3296) 予約受付:月曜~金曜 午前9時30分~午後4時 土曜 午前9時30分~午前12時 (相談は予約制) (第3土曜日は休診) ながら、少しでも安心して治療をしていただけるようご相 談にのります。 退院後の問題 がん相談支援センター 「急性期治療は終了した」が、リハビリテーションが必要で 当院は東京都の大腸・胃のがん診療連携協力病院の指定を 等の状態になられた時などの療養場所、療養方法に関する ターを併設しております。がんに関する相談窓口として、 も、他の医療機関、施設、関係機関の皆様と連携を取りなが 談員がお話しをうかがい、ご相談の内容によってはがんに ある、介護が必要な状況になった、自宅での療養が難しい 受けています。ソーシャルワーカー室にがん相談支援セン ご相談、在宅での医療・介護体制の整備についてのご相談 お声をかけてください。まずは、がん相談支援センター相 らご支援していきます。 関する専門看護師・認定看護師・薬剤師などと連携をとっ 各種保険・福祉制度について 介護保険、健康保険、年金、障がい者福祉等のサービスにつ いてのご紹介や、 利用についてのお手伝いをいたします。 てご相談にのります。 受付方法 03-3481-7344 (直通)にお電話ください。 予約受付:月曜~金曜 午前9時30分~午後4時 (相談は予約制) 52 病診連携室 病診 連 携 室 室 長 教授 武 者 芳 朗 ●スタッフ 新山史朗 事務員 副室長【皮膚科准教授】 5名 Yoshirou Musha (平成 28.4.1 現在) ●整形外科 脊椎・脊髄外科 ②予約確認書 病診連携室ご利用にあたって スム ーズな予約受 付 を 実 現 。 患者 様の外来待ち 時 間 も 短 縮 し ま し た 。 近 年、医 療 界 で は 医 療 連 携 の 推 進 と そ の 強 化 が 課 題 紹介元 ①診察・検査FAX予約申込書 医療機関様 病診 連携室 ① 「診察・検査 FAX 予約申込書」 と な っ て い ま す が 、東 邦 大 学 医 療 セ ン タ ー 大 橋 病 院 当 院 で は 医 療・ 病 診 連 携 の 重 要 性 を 認 識 し 、 時 代 の ニ ー ズ に 応 じ る た め 、そ し て な に よ り 患 者 さ ん の 利 便 性 向 上 を 図 る た め に 、病 診 連 携 室 を ス タ ー ト い た 病診連携室 ②「予約確認書」 も例外 で は あ り ま せ ん 。 しまし た 。 ご 紹 介 患 者 さ ん の ス ム ー ズ な 受 付 、ご 紹 介 医 の 皆 様 へ の 返 信 と 返 送 の チ ェ ッ ク 、 広 報・ 医 療 連 携 活 動 な ど を 通 じ て 、 当 院 の 理 念 で あ る 「 優 し い 心 、親 切 な 心のこ も っ た 医 療 の 実 践 」 を 目 指 し て い ま す 。 ご予 約 外来 診 療 予 約 セ カ ン ド オ ピ ニ オ ン 外 来 予 約 CT / MRI 検査予約 RI 検査予約 生理機能検査予約 上部消化管内視鏡検査予約 当院病 診 連 携 室 宛 に ①「 診 察 ・ 検 査 F A X 予 約申 込 書 」 をお送 り く だ さ い 。 ※CT、MRI、RI の場合はフォーマットが異なります。 病診連携室へのお問い合わせ 電話:03-3481-7385(直通) 予 約 受 付 後 す み や か に、 ご 紹 介 元 の 先 生 宛 に ②「予 約 FAX:03-3468-6191 お 渡 し く だ さ い。( 一 般 の 患 者 さ ん か ら の 直 接 の 予 約 ご予約受付時間 ※外来診療と各検査を同一日にご希望された場合は、外 土 =午前 9 時~午後 1 時 確認書 」 を F A X に て お 送 り し ま す の で 、 患 者さ ん へ は受け 付 け て い ま せ ん 。) 来診療の予約のみをお取りし、検査については受診日 当日に診察医から検査部へ依頼することになります。 ※セカンドオピニオン外来はお申し込みいただいてから、 担当医師と相談日時を調整し、予約日時を御連絡いた 月~金=午前 9 時~午後 5 時 ※第 3 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日)、 創立記念日(6 月 10 日)は除く。 ※FAX は 24 時間受信しておりますが、時間外の受付分については、 原則として返信が翌日または休日明けの業務時間内となります。 します。 <日程調整に約 2 週間程度の日数をご考慮ください> 53 治験事務局 治 験事 務 局 室 長 ●スタッフ 教授 斉 田 芳 久 Yoshihisa Saida 小林秀樹 薬 剤 部 部 長 【 薬 剤 部 】 治 験 薬 管理者 CR C 4 名 ( 薬 剤 師 2 名 、 看 護 師 2 名) 事務員 1名 (平成 28.4.1 現在) ●外科 一般外科、消化器外科(大腸肛門外科)、内視鏡外科、消化器内視鏡 診療内容・専門分野 その他 治験事 務 局 で は 、 平 成 1 0 年 4 月 の 新 G C P ( 医 薬 当 院 に 受 診 さ れ た 患 者 さ ん が 、治 験 エ ン ト リ ー 基 品 の 臨 床 試 験 の 実 施 の 基 準 )完 全 実 施 に 対 応 す る た 準 に 合 致 し、 治 験 に 参 加 さ れ る 場 合 が あ り ま す。そ め 、治 験 審 査 委 員 会 の 運 営 や 治 験 実 施 に 関 す る 治 験 の と き に 、他 施 設 に 受 診 さ れ て い る 場 合 に は、治 験 受 託 規 定 等、そ れ ぞ れ の 標 準 業 務 手 順 書 を 作 成 し て 参加と治療内容についてお問い合わせする場合があ い ま す。 そ れ に 従 い 治 験 事 務 局 組 織 、 治 験 コ ー デ ィ ります。 治験事務局 ネ ー タ ー(CRC :薬 剤 師 、 看 護 師 ) 業 務 の 体 制 整 備 を 行 い ま し た。治 験 事 務 局 が 治 験 審 査 委 員 会 事 務 局 も あ わ せ て 行 っ て い ま す。 そ の た め に 、 治 験 の 依 頼 か ら そ の 後 の 事 務 手 続 き 、 契 約 、 業 務 手 続 き 、治 験 実 施、C RC 業 務 、 終 了 、 モ ニ タ リ ン グ ・ 監 査 、 資 料 の 保 存・管 理 ま で 治 験 に 関 す る 全 て の 業 務 を 司 り ま す。 実績・研究 平成 2 7 年 度 の 受 託 件 数 治験 製造販売後 臨床試験 製造販売後 調査 治験 (医療機器) 製造販売後 臨床試験 (医療機器) 製 造 販 売後 調査 (医療機器) 件数 10 件 0件 26 件の うち 5 件 (全症例) 3件 0件 0件 症例数 31 例 0例 147 例 23 例 0例 0例 治験 製造販売後 臨床試験 製造販売後 調査 治験 (医療機器) 製造販売後 臨床試験 (医療機器) 製造販売後 調査 (医療機器) 件数 16 件 1件 84 件の うち 23 件 (全症例) 11 件 1件 13 件のうち 4件 (全症例) 症例数 63 例 10 例 525 例 101 例 9例 133 例 継続受託 件 数 54 緩和ケアチーム ●スタッフ 青山幸生 准教 授 中 村 陽 一 Yoichi Nakamura ●外科 緩和医療 診療内容・専門分野 「がん」だけでなく、全ての患者さんの「全人的苦痛」に対 して、医療者が患者さん・ご家族、そして地域の先生、在宅 スタッフとともにチームとなってアプローチしてまいり ます。 准 教 授 【麻酔科】慢性疼痛、難治性疼痛、心身医学、東洋医学、 ペインクリニック、緩和ケア 相 川 さ や か 医 師 【心の診療科】臨床精神医学、予防精神医学 徳久順也 医 師 【消化器内科】胆道・膵臓疾患 中山隆之 医 師 【整形外科】骨軟部腫瘍 堀孔美恵 看 護 師 がん看護専門看護師 木村麗砂 薬 剤 師 緩和薬物療法認定薬剤師 (平成 28.4.1 現在) へ向けての社会的資源利用援助を含む包括的なサポー トを提供します。 ⑵ 医療従事者からの情報、患者の診察、家族との面談、診 療録、検査結果などに基づいて患者・家族を多面的にア セスメントし、 推奨および直接のケアを行います。 緩和ケアチーム診療実績 緩和ケアチームの大事にしていること 108 件 2014 年度 177 件 2015 年度 す。緩和ケアを望んでいる人には、望んでいるときに迅速 原疾患 胃がん 大腸がん 39 例 疼痛コントロールなどの身体症状や精神症状へのアプ 膵がん 29 例 肺がん ローチは、 緩和ケアチームには当然のように求められていま 乳がん す。 終末期の患者さんに対して 「こころのこもったケア」 を実 践する必要がありますが、 そのためには医療者のこころの中 に 「ホスピスマインド」 を持つ必要があると考えます。 WHOの緩和ケアの定義のなかにもありますが、 「生命を 160 件 222 件 28 例 況が許される範囲で担当主科と協力をしながら、症状緩和 に努めてまいります。 69 件 19 例 12 例 婦人科がん 24 例(子宮:12、卵巣:5 など) 泌尿器がん 26 例(腎:5、膀胱:8、前立腺:11 など) 非悪性疾患 14 例(心不全) 尊重し、死を自然の経過として認めること」 「死を迎えるま 2. 教育活動 を重視して、 「同じひとりの人間として、こころのこもった ⑴ 院内の医療従事者に対して緩和ケアに関する勉強会・ はじめ当院の医療スタッフが成長していけるように教育・ ⑵ 院内・院外の医療従事者を対象に「がん診療に携わる で患者が人生を積極的に生きていけるように支えること」 ケア」が提供できるように、緩和ケアチームのメンバーを 啓蒙活動も続けていきたいと考えています。 実績・研究 1. 臨床活動 (緩和ケアチーム・緩和ケア外来) ⑴ 生命を脅かす疾患に患われている患者とその家族に 緩和ケアチーム いるのか」をチームアプローチで適切に実践していきま 当院での看取りを希望される場合には、在院日数等の状 2012 年度 2013 年度 患者さん・ご家族が「何に苦しみ、何を考え、何を望んで ルして「在宅へ繋ぐ」 「転院を可能にする」よう努力します。 40 件 2011 年度 「早期からの緩和ケア」と 「ホスピスマインドを忘れない緩和ケア」 に提供できるような体制を整え、症状を早期にコントロー 2010 年度 講習会等を定期的に行います。 医師に対する緩和ケア研修会」を毎年開催しています。 ⑶ 学生に対する卒前教育を担当しています。 3. 研究活動 ⑴ 多施設共同研究を行い、緩和ケアにおける標準治療の 確立にも努めています。 対して、疼痛やその他の身体的苦痛の緩和、精神的支援、 ⑵ 臨床研究の成果を継続的に学会・研究会での発表を 行っています。 家族支援、療養場所の調整などに関する不安や在宅療養 55 看護部 ●スタッフ 看護 部長 影 山 美 子 Miko Kageyama 診療内容・専門分野 副看護部長 副看護部長 副看護部長 看護師長 人事担当 教育担当 業務担当 医療安全担当 看護学生 (平成 28.4.1 現在) 実 習 受 け 入 れ 大 学 : 東 邦 大 学 看 護 学 部・ 武 蔵 野 大 学 看護学部・東京工科大学医療保健学部 看 護部理 念 安 全で安 心 で き る 質 の 高 い 看 護 を 提 供 し ま す 。 看 護部基 本 方 針 1 .患 者 さ ん の 意 思 を 尊 重 し 、 満 足 し て い た だ け る 看 護を 提 供 し ま す 。 2 .医 療 従 事 者 間 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 円 滑 に し 、 良い チ ー ム 医 療 を 推 進 し ま す 。 3 .専門 職 業 人 と し て 、 学 習 を 継 続 し ま す 。 取り組み チーム医療へ 大橋病院の医療チームにリソースナースが中心的な 役割を担っています。 ( 緩 和 ケ ア・が ん 治 療・褥 創 ケ ア・呼 吸 器 ケ ア・NST・ 摂食・嚥下・感染管理・高齢者サポート) 地域活動 看護部 ・ 東 京 都 ナ ー ス プ ラ ザ 主 催 の 「 1 日 看 護 体 験 学 習」 の 協 力 施 設 に な っ て い ま す。毎 年、10 名 の 中・ 高 看 護部概 要 看護配置: 7:1 看護職員数:576 名 看護職:503 名 看護補助者:60 名 看護単位:14 単位(11 病棟、手術室、外来、健康相談) 看護方式:固定チームナーシング継続受け持ち方式 看護の展開:NANDA 看護診断 ス ペシャ リ ス ト 日 本看護 協 会 認 定 専門看護師(2 名) :がん看護 認定看護師(22 名) :感染管理 集中ケア 皮膚・排泄ケア 透析看護 がん性疼痛看護 がん化学療法看護 摂食・嚥下障害看護 緩和ケア 認知症看護 脳卒中リハビリテー ション看護 慢性心不全看護 糖尿病看護 そ の他学 会 認 定 呼吸療法士 消化器内視鏡技師 透析技師認定士 日本糖尿病療法士 メディカルアロマセラピストなど 56 遠藤敏子 大森礼織 安藤弓子 増渕孝子 校生が楽しい体験をして頂いています。 ・「 中 学 生 職 場 体 験 」東 京 都 で は キ ャ リ ア 形 成 を 助 け るべく全公立中学校で職場体験を行なうことに な っ て い ま す。 地 域 の 中 学 生 の 皆 さ ん が 大 橋 病 院 で体験をして頂いています。 ・ 看 護 の 日 の PR と し て 、 地 域 の 方 へ 看 護 活 動 を 行 なっています。 公開講座 専 門・ 認 定 看 護 師 が 医 療 従 事 者 対 象 に 「が ん 看 護」 研修などの講義を行なっております。 ※他の医療機関へも出向いて講義をしていますので、 講師依頼も承ります。 診療スタッフ一覧 消化器内科 58 循環器内科 59 腎臓内科 61 神経内科 62 呼吸器内科 63 膠原病リウマチ科 64 糖尿病・代謝内科 65 総合内科 66 小児科 66 心の診療科(精神神経科) 68 外科 69 脳神経外科 71 もの忘れ外来(脳神経外科外来) 73 整形外科 73 心臓血管外科 75 婦人科 76 皮膚科 77 泌尿器科 78 眼科 79 耳鼻咽喉科 81 放射線科 82 麻酔科 83 形成外科 84 救急集中治療科 85 リハビリテーション科 85 病理診断科 85 総合健康相談センター 86 脳卒中センター 87 乳がんセンター 87 脊椎脊髄センター 88 女性専用外来 88 漢方外来 88 消化器内科 消 化器内科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 出 身大 学 卒 業年 度 ●消化 器内科 (診療科案内 6 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マエタニ イルル 前谷 容 診療部長 教授 トミナガ ケンジ 日本消化器病学会指導医、日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器内視鏡学会専門医 日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医 日本大腸肛門病学会指導医、日本大腸肛門病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本医師会認定産業医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本内科学会認定医 日本内科学会指導医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医 北 里大 学 胆道・膵臓疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 消化器一般 胆道・膵臓疾患 内視鏡 富永健司 講師 ネモト ユカコ 根本夕夏子 超音波疾患 非常勤医師 (出向中) シゴヤ ヒロアキ 新後閑弘章 医師(出向中) オオムタ シゲフミ 昭 和 57 年 3 月 平成 7 年 3 月 平 成 11 年 3 月 平 成 12 年 3 月 東 邦大 学 胆道・膵臓疾患 平 成 12 年 3 月 大牟田繁文 非常勤医師 サイグサ ヨシノリ 膵臓疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本肝臓学会専門医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化管学会胃腸科認定医 日本内科学会認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東京女子医科大学 胆道・膵臓疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 胆道・膵臓疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 東 邦大 学 胆道・膵臓疾患 日本内科学会認定医 東 邦大 学 肝臓疾患 日本内科学会認定医 東 邦大 学 肝臓疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 東 邦大 学 三枝善伯 医師 イトウ サヨ 伊藤紗代 内視鏡治療 医師(出向中) ゴン カツシゲ 権 勉成 医師 サイトウ ミチヒロ 齋藤倫寛 医師 コヤマ カホ 小山圭穂 平 成 14 年 3 月 平 成 14 年 3 月 平 成 18 年 3 月 平 成 19 年 3 月 平 成 20 年 3 月 医師 トクヒサ ジュンヤ 德久順也 平 成 20 年 3 月 医師 マツイ タカシ 松井貴史 平 成 20 年 3 月 医師 ミヤウチ リサ 宮内倫沙 医師 58 平 成 20 年 3 月 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●消化器内科 (診療科案内 6 ページ) モリ マキコ 出身大学 卒業年度 胃腸疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本内科学会認定医 日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 胆道・膵臓疾患 日本内科学会認定医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本内科学会認定医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本内科学会認定医 東 邦大 学 胃腸疾患 日本内科学会認定医 東 海大 学 胃腸疾患 日本内科学会認定医 東 邦大 学 森 麻紀子 平 成 20 年 3 月 吉田有輝 医師 ナルキ ミエコ 成木良瑛子 平 成 20 年 3 月 循環器内科 医師 ヨシダ ユウキ 消化器内科 消 化器内科/循環器内科 平 成 21 年 3 月 医師 マキノ トシユキ 牧野敏之 平 成 21 年 3 月 医師 ミト クミコ 三登久美子 平 成 21 年 3 月 医師(出向中) タカハシ アツコ 高橋厚子 平 成 23 年 3 月 医師(出向中) ヒハラ ダイスケ 日原大輔 平 成 22 年 3 月 医師 ホリエ ヨシマサ 消化器一般 東 海大 学 消化器一般 東 邦大 学 消化器一般 東 邦大 学 消化器一般 大 阪医 大 平 成 23 年 3 月 堀江義政 医師 シマダ ナガサト 平 成 24 年 3 月 島田長怜 医師 タナカ タカシ 平 成 24 年 3 月 田中貴志 医師 ヤマモト シュウヘイ 平 成 24 年 3 月 山本修平 医師 ●循環 器内科 (診療科案内 7 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナカムラ マサト 中村正人 診療部長 教授 モロイ マサオ 諸井雅男 教授 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 末梢動脈疾患 日本心血管インターベンション治療学会指導医 日本内科学会指導医 東 邦大 学 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会指導医 日本医師会認定産業医 FACP 東 邦大 学 冠動脈疾患 昭 和 57 年 3 月 末梢動脈血管内治 療 心臓核医学 心臓CT・MRI 動脈硬化症 昭 和 59 年 3 月 59 循 環器内科 循環器内科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●循環器内科 (診療科案内 7 ページ) ハラ ヒデヒコ 原 英彦 准教授 イイジマ ライスケ 飯島雷輔 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 旭川医大 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会専門医 日本内科学会指導医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 東 邦大 学 心臓核医学 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 日本内科学会内科専門医 日本循環器学会循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 東 邦大 学 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会内科認定医 日本不整脈心電学会 ICD/CRT 研修修了 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 信 州大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本内科学会認定医 循環器専門医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本内科学会認定医 循環器専門医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本内科学会専門医 循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本循環器学会循環器専門医 日本内科学会内科認定医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 東 邦大 学 心臓超音波診断 日本内科学会認定医 循環器専門医 東 邦大 学 内科認定医 循環器専門医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 先天性心奇形 末梢動脈血管内治 療 経皮的心房中隔欠 損 閉 鎖 術 末梢動脈血管内治 療 講師 クニマサ タエコ 國正妙子 医師 オノ ツヨシ 小野 剛 医師 ナカムラ ケイジロウ 中村啓二郎 医師 イケダ ノブタカ 池田長生 出身大学 卒業年度 動脈硬化症 心臓CT・MRI 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 循環器内科一般 末梢動脈血管内治 療 不整脈、心臓電気生理 学 カテーテルアブレ ー シ ョ ン 植込み型除細動器 平成 4 年 3 月 平成 7 年 3 月 平 成 11 年 3 月 平 成 11 年 3 月 平 成 11 年 3 月 ペースメーカー、抗不整脈薬治療 循環器内科一般 平 成 13 年 3 月 医師 サトウ カオリ 佐藤香織 循環器内科一般 平 成 15 年 3 月 准修練医 トクエ マサヒデ 德江政英 医師 ハヤシ フミユキ 林 典行 循環器内科一般 睡眠時無呼吸 循環器内科一般 平 成 16 年 3 月 平 成 17 年 3 月 医師 ヤザキ ヨシユキ 矢﨑義行 循環器内科一般 平 成 17 年 3 月 医師 ニイクラ ヒロキ 新倉寛輝 循環器内科一般 平 成 17 年 3 月 医師 ハシモト ゴウ 橋本 剛 医師 ワタナベ マミ 渡邉真規 医師 60 心臓弁膜症 心不全 冠動脈インターベ ー シ ョ ン 循環器内科一般 平 成 18 年 3 月 平 成 18 年 3 月 循 環器内科/腎臓内科 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●循環器内科 (診療科案内 7 ページ) コウガメ ノリヒロ 出身大学 卒業年度 冠動脈インターベ ー シ ョ ン 日本内科学会内科認定医 日本心血管インターベンション治療学会インターベンション認定医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ー シ ョ ン 日本内科学会内科認定医 東 邦大 学 髙亀則博 平 成 19 年 3 月 循環器内科 氏名 役職 医師 武中宏樹 循環器内科一般 平 成 20 年 3 月 医師 ハシモト ヒカリ 不整脈 東 邦大 学 循環器内科一般 東 邦大 学 循環器内科一般 東 邦大 学 循環器内科一般 東 邦大 学 循環器内科一般 東 邦大 学 腎臓内科 タケナカ ヒロキ 平 成 21 年 3 月 橋本 晃 医師 サトウ マナブ 平 成 24 年 3 月 佐藤 学 医師 シミズ タカユキ 平 成 25 年 3 月 清水貴之 医師 ナガイ タイト 平 成 25 年 3 月 永井泰斗 医師 ノト タツノリ 平 成 25 年 3 月 能戸辰徳 医師 ナカジマ リンタロウ 中島林太郎 非常勤講師 フクダ ヒロシ 福田 宏 非常勤講師 ナカザト リョウ 中里 良 動脈硬化症、狭心症 心筋梗塞 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定総合内科専門医 東 邦大 学 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 平成 6 年 3 月 内科一般 心臓核医学 動脈硬化症 心臓CT 平成 7 年 3 月 非侵襲的画像診断( 心 臓 C T、 日本内科学会総合内科専門医 心臓核医学) 日本循環器学会循環器専門医 東 邦大 学 冠動脈インターベ ン シ ョ ン 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 平 成 10 年 3 月 非常勤講師 シンジ ヒデオ 進士英雄 非常勤講師 循環器内科一般 末梢動脈血管内治 療 平 成 12 年 3 月 ●腎臓 内科 (診療科案内 8 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジョウキ ノブヒコ 常喜信彦 診療部長 准教授 ハセ ヒロキ 長谷弘記 教授 腎臓病 血液浄化 腎不全時の循環器 合 併 症 腎臓病 血液浄化 腎不全時の循環器 合 併 症 日本腎臓学会指導医、日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医 日本透析医学会専門医 日本内科学会指導医 日本内科学会総合内科専門医 東 邦大 学 日本腎臓学会指導医、日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医 日本透析医学会専門医 日本内科学会指導医 日本循環器学会認定循環器専門医 東 邦大 学 大 学 院 平成 2 年 3 月 昭 和 58 年 11 月 61 腎 臓内科/神経内科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●腎臓内科 (診療科案内 8 ページ) 腎臓内科 イマムラ ヨシヒコ 今村吉彦 客員講師 イニシ ヨウジ 神経内科 伊西洋二 客員講師 イシカワ ヒロヤス 石川裕泰 日本腎臓学会指導医、日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医、日本透析医学会専門医 日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会専門医 日本超音波医学会認定専門医 東邦大学 日本腎臓学会指導医 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医 日本透析医学会専門医 東 邦大 学 腎臓病 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医 日本透析医学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 東 邦大 学 大 学 院 腎臓病 日本腎臓学会指導医、日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医 日本透析医学会専門医 日本内科学会専門医 日本内科学会認定医 名 古屋 市 立 大 学 腎臓病 日本腎臓学会指導医、日本腎臓学会専門医 日本透析医学会指導医、日本透析医学会専門医 日本内科学会指導医 日本内科学会総合内科専門医 フットケア指導士 東 邦大 学 日本内科学会認定医 日本糖尿病学会専門医 聖 マリ ア ン ナ 腎臓病 血液浄化 腎不全時の循環器 合 併 症 腎臓病 血液浄化 腎病態生理(高血圧) 血管病態生理(腎不全 ) 血液浄化 客員講師 オオツボ シゲル 大坪 茂 血液浄化 客員講師 タナカ ユリ 田中友里 講師 ハヤシ トシヒデ 林 俊秀 医師 イワサキ マサキ 岩﨑昌樹 出身大学 卒業年度 血液浄化 フットケア 糖尿病 腎臓病 昭 和 59 年 3 月 昭 和 61 年 3 月 平成 7 年 3 月 平成 8 年 3 月 平成 6 年 3 月 医 科大 学 平 成 15 年 3 月 血液浄化 腎臓病 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 腎臓病 日本腎臓学会専門医 日本透析医学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 腎臓病 日本内科学会認定医 金 沢医 科 大 学 血液浄化 平 成 19 年 3 月 医師 クボ シュン 久保 峻 血液浄化 平 成 21 年 3 月 医師 マツカネ アイ 松金 愛 血液浄化 平 成 23 年 3 月 医師 ●神経 内科 (診療科案内 9 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フジオカ トシキ 藤岡俊樹 診療部長 教授 スギモト ヒデキ 杉本英樹 准教授 タカミヤ キヨシ 高宮清之 講師 コンノ シンゴ 紺野晋吾 講師 62 神経疾患全般 多発性硬化症 末梢神経疾患 運動ニューロン疾 患 筋疾患 神経疾患全般 神経疾患全般、眼瞼痙 攣 筋疾患 ボツリヌス毒素治 療 ジストニア 重症筋無力症 神経疾患全般 日本神経学会専門医 日本神経学会指導医 日本内科学会認定医 日本内科学会指導医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本神経学会専門医、日本神経学会指導医 日本内科学会認定医 日本内科学会指導医 日本医師会認定産業医 労働衛生コンサルタント 東 邦大 学 大 学 院 日本神経学会専門医、日本神経学会指導医 日本内科学会認定医、人間ドッグ認定医 日本医師会認定産業医 労働衛生コンサルタント(保健衛生) 人間ドッグ健診情報管理指導士(人間ドッグアドバイザー) 東 邦大 学 大 学 院 日本神経学会専門医 日本神経学会指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会指導医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 大 学 院 昭 和 57 年 3 月 平成 5 年 3 月 平成 2 年 3 月 平 成 19 年 3 月 神 経内科/呼吸器内科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●神経内科 (診療科案内 9 ページ) ナカゾラ ヒロシ 出身大学 卒業年度 日本内科学会認定医 東 邦大 学 大 学 院 神経疾患全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 中空浩志 平 成 18 年 3 月 医師 ムラタ マユミ 村田眞由美 神経内科 神経疾患全般 平 成 16 年 3 月 医師 東 邦大 学 神経疾患全般 平 成 21 年 3 月 井上雅史 医師 イマムラ トモミ 神経疾患全般 日本神経学会専門医 日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 神経疾患全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 神経疾患全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 神経疾患全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 神経疾患全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 今村友美 呼吸器内科 イノウエ マサシ 平 成 21 年 3 月 医師 ササキ ミユキ 佐々木美幸 平 成 23 年 3 月 医師 ハギワラ ワタル 萩原 渉 平 成 23 年 3 月 医師 フセ アキヒサ 布施彰久 平 成 23 年 3 月 医師 コバヤシ マリ 小林茉莉 平 成 24 年 3 月 医師 キハラ ヒデオ 東 邦大 学 神経疾患全般 平 成 25 年 3 月 木原英雄 医師 ●呼吸 器内科 (診療科案内 10 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マツセ ヒロト 松瀬厚人 診療部長 教授 ヤマギシ トオル 山岸 亨 気管支喘息 慢性閉塞性肺疾患 呼吸器内科全般 慢性閉塞性肺疾患 慢性呼吸不全 日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器学会指導医 日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医 日本アレルギー学会専門医 日本アレルギー学会指導医 日本医師会認定産業医 大 分医 科 大 学 日本呼吸器学会指導医 日本内科学会認定医 東 京慈 恵 会 医 科 小高倫生 医師 キタハラ アサコ 北原麻子 肺癌 気管支喘息 慢性閉塞性肺疾患 呼吸器内科全般 大学 平成 9 年 3 月 医師 コダカ ノリオ 平成 1 年 3 月 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 日本内科学会総合内科専門医 東 邦大 学 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 平 成 14 年 3 月 平 成 16 年 3 月 医師 63 呼 吸器内科/膠原病リウマチ科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●呼吸器内科 (診療科案内 10 ページ) クロセ ヨシユキ 出身大学 卒業年度 呼吸器内科全般 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 東邦大学 呼吸器内科全般 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 日本内科学会総合内科専門医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本呼吸器学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 呼吸器内科全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 黒瀬嘉幸 平 成 18 年 3 月 呼吸器内科 医師 ワタナベ カヨ 渡邉賀代 平 成 18 年 3 月 医師 キシモト クミコ 膠原病リウマチ科 岸本久美子 平 成 19 年 3 月 医師 カマタ ユウキ 鎌田勇樹 平 成 19 年 3 月 医師 ナカノ チヒロ 中野千裕 平 成 19 年 3 月 医師 トヨダ マナブ 豊田 学 平 成 19 年 3 月 医師 ヒラヤマ カナコ 平山可菜子 平 成 20 年 3 月 医師 オシオ タケシ 押尾剛志 平 成 19 年 3 月 医師 ニイツマ クミコ 新妻久美子 平 成 23 年 3 月 医師 イマイズミ チサト 今泉知里 平 成 23 年 3 月 医師 シマダ ナガシゲ 東 邦大 学 呼吸器内科全般 平 成 26 年 3 月 島田長茂 医師 ●膠原 病リウマチ科 (診療科案内 11 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カメダ ヒデト 亀田秀人 診療部長 教授 オグラ タケヒサ 小倉剛久 医師 64 関節リウマチ 全身性エリテマト ー デ ス 日本リウマチ学会指導医 日本内科学会指導医 慶 應義 塾 大 学 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 皮膚筋炎 平成 2 年 3 月 生物学的製剤治療 全身性エリテマト ー デ ス 膠原病全般 関節超音波検査 平成 7 年 3 月 膠 原病リウマチ科/糖尿病・代 謝 内 科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●膠原病リウマチ 科 (診療科案内 11 ページ) ヒラタ アヤコ 平田絢子 ハヤシ ノリヒデ 林 則秀 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 膠原病全般 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医 日 本医 科 大 学 膠原病全般 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 東 邦大 学 膠原病全般 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 膠原病全般 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 膠原病全般 日本リウマチ学会専門医 日本内科学会認定医 東 邦大 学 膠原病全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 膠原病全般 日本内科学会認定医 東 邦大 学 関節リウマチ 膠原病全般 関節超音波検査 関節超音波検査 平 成 15 年 3 月 平 成 15 年 3 月 医師 クジメ リエ 久次米吏江 平 成 16 年 3 月 伊東秀樹 平 成 20 年 3 月 医師 タケナカ サヤカ 武中さや佳 糖尿病・代謝内科 医師 イトウ ヒデキ 膠原病リウマチ科 医師 出身大学 卒業年度 平 成 20 年 3 月 医師 イマムラ ムネツグ 今村宗嗣 平 成 20 年 3 月 医師 ミズシナ ケンノスケ 水品研之介 平 成 21 年 3 月 医師 フジサワ ユキ 藤澤有希 平 成 22 年 3 月 医師 ヤマシタ ナオコ 膠原病全般 東 邦大 学 膠原病全般 金 沢医 科 大 学 平 成 22 年 3 月 山下奈多子 医師 カタギリ タカハル 平 成 25 年 3 月 片桐翔治 医師 ●糖尿 病・代謝内科 (診療科案内 12 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シバ テルオ 柴 輝男 内科学 日本糖尿病学会研修指導医、日本糖尿病学会専門医 日本病態栄養学会認定病態栄養専門医、病態栄養指導医 日本内科学会指導医、日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医 日本動脈硬化学会指導医、日本動脈硬化学会専門医 東 京大 学 内科学 日本糖尿病学会研修指導医 日本糖尿病学会専門医 日本内科学会認定医 東 京大 学 内科学 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、指導医 日本病態栄養学会認定病態栄養専門医、病態栄養指導医 日本内科学会指導医、日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医、日本人間ドック認定医 兵 庫医 科 大 学 糖尿病学(代謝・栄養 ) 診療部長 教授 サカモト ケンタロウ 坂本健太郎 糖尿病学(代謝・栄養 ) 昭 和 55 年 3 月 平 成 11 年 3 月 医師 オカハタ スミエ 岡畑純江 医師 糖尿病学(代謝・栄養 ) 肥満症 平 成 14 年 3 月 65 糖 尿病・代謝内科/総合内科/ 小 児 科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 出 身大 学 卒 業年 度 ●糖尿 病・代謝内科 (診療科案内 12 ページ) ミツマツ タカコ 三松貴子 内科学 糖尿病学(代謝・栄養 ) 日本糖尿病学会専門医 日本内科学会認定医 福岡大学 平 成 16 年 3 月 医師 糖尿病・代謝内科 総合内科 ●総合 内科 (診療科案内 13 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ マエタニ イルル 前谷 容 診療部長 教授 消化器一般 胆道・膵臓疾患 内視鏡 日本消化器病学会指導医、日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器内視鏡学会専門医 日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医 日本大腸肛門病学会指導医、日本大腸肛門病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本医師会認定産業医 東 邦大 学 昭 和 57 年 3 月 ●小児 科 (診療科案内 14 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シミズ ノリカズ 清水教一 小児科 小児神経 日本小児科学会専門医 小児神経専門医 コンサータ錠登録医師 東 邦大 学 循環器・川崎病 日本小児科学会専門医 日本小児循環器学会専門医 東 邦大 学 消化器 日本小児科学会専門医 エピペン注射液処方医師 日 本大 学 アレルギー 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 エピペン注射液処方医師 東 邦大 学 大 学 院 アレルギー 日本小児科学会専門医 エピペン注射液処方医師 東 邦大 学 内分泌 日本小児科学会専門医 杏 林大 学 先天代謝異常 診療部長代行 准教授 ニヘイ コウイチ 二瓶浩一 昭 和 58 年 3 月 昭 和 59 年 3 月 講師 ナスノ キヨト 那須野聖人 平成 7 年 3 月 医師 ナカムラ ヒロアキ 中村浩章 平 成 21 年 3 月 医師 スズキ ミサコ 鈴木美沙子 平 成 16 年 3 月 医師 ミシマ ノリコ 三嶌典子 平 成 16 年 3 月 医師 オガワ アヤコ 東 邦大 学 アレルギー 平 成 19 年 3 月 小川絢子 医師 コニシ ヒロエ 小児科一般 小西弘恵 日本小児科学会専門医 東 邦大 学 平 成 20 年 3 月 医師 ネモト チエコ 小児科一般 東 邦大 学 小児科一般 東 海大 学 根本智恵子 平 成 22 年 3 月 医師 ナカザワ ショウコ 中澤祥子 医師 66 平 成 23 年 3 月 小 児科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●小児科 (診療科案内 14 ページ) ホシノ ヒロキ 出身大学 卒業年度 小児科一般 東 邦大 学 小児科一般 東 京慈 恵 会 医 科 平 成 23 年 3 月 星野廣樹 医師 シライ ヨウコ 大学 白井陽子 平 成 16 年 3 月 医師 ウツノミヤ シンジ 小児科一般 東 邦大 学 小児科一般 獨 協医 科 大 学 小児科一般 東 邦大 学 小児科一般 東 邦大 学 小児科一般 東 邦大 学 平 成 25 年 3 月 医師 ハヤシ アユミ 小児科 宇都宮真司 平 成 25 年 3 月 林 歩実 医師 ササモト コウキ 平 成 26 年 3 月 笹本光紀 医師 タケダ ケイ 平 成 26 年 3 月 武田 慶 医師 ツルオカ ミク 平 成 26 年 3 月 鶴岡美来 医師 クロイワ ミノル 黒岩 実 小児外科一般 日本小児外科学会指導医 日本外科学会認定医 東 京医 科 大 学 昭 和 55 年 3 月 医師 (大森病院 小児外科教授) スズキ マユミ 大 妻女 子 大 学 大 心理相談 学院 鈴木眞弓 平成 1 年 3 月 臨床心理士 タケスエ マサロウ 糖尿病 日本小児科学会専門医 東 邦大 学 アレルギー 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会指導医 東 邦大 学 アレルギー 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会指導医 エピペン注射液処方医師 鳥 取大 学 小児血液 日本小児科学会専門医 東 邦大 学 武居正郎 昭 和 45 年 3 月 非常勤講師 スズキ イツオ 鈴木五男 小児保健 昭 和 49 年 3 月 客員教授 キシダ マサル 岸田 勝 昭 和 57 年 3 月 客員教授 カザマ ヒロミ 風間浩美 昭 和 60 年 3 月 客員講師 67 小 児科/心の診療科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●小児科 (診療科案内 14 ページ) ウノ タク 出身大学 卒業年度 腎臓 日本小児科学会専門医 東邦大学 小児科一般 日本小児科学会専門医 久 留米 大 学 大 学 宇野 拓 平成 4 年 3 月 客員講師 カワシタ ヒロコ 川下尋子 新生児 平成 6 年 3 月 客員講師 クロイワ レイ アレルギー 小児科 黒岩 玲 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 エピペン注射液処方医師 聖 マリ ア ン ナ 医 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 エピペン注射液処方医師 東 邦大 学 非常勤医師 フジワラ ジュンコ アレルギー 藤原順子 院 科 大学 平 成 10 年 3 月 平 成 13 年 3 月 非常勤医師 心の診療科 ●心の 診療科 (診療科案内 15 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ミズノ マサフミ 水野雅文 診療部長 教授 ネモト タカヒロ 根本隆洋 准教授 ツジノ ナオヒサ 辻野尚久 日本精神神経学会指導医、日本精神神経学会専門医 日本医師会認定産業医、精神保健指定医 日本森田療法学会指導医 日本老年精神医学会指導医 日本老年精神医学会認定医 慶 應義 塾 大 学 日本精神神経学会指導医 日本精神神経学会専門医 日本医師会認定産業医 精神保健指定医 精神保健判定医 慶 應義 塾 大 学 臨床精神医学 日本精神神経学会指導医 日本精神神経学会専門医 日本臨床精神神経薬理学会専門医 精神保健指定医 東 邦大 学 臨床精神医学 日本精神神経学会指導医 日本精神神経学会専門医 日本児童青年精神学会認定医 精神保健指定医 新 潟大 学 臨床精神医学 日本精神神経学会指導医 日本精神神経学会専門医 精神保健指定医 東 海大 学 臨床精神医学 日本精神神経学会指導医 日本精神神経学会専門医 精神保健指定医 東 邦大 学 心理一般 日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士 東洋英和女子学院 精神疾患一般、統合失 調 症 老年期精神障害 臨床精神医学 予防精神医学 社会精神医学、予防精神医学 神経心理学 精神科リハビリテー シ ョ ン 臨床精神医学 臨床精神薬理学 講師 ハスヤ ヒロコ 蓮舎寛子 児童思春期精神医 学 医師 アイカワ サヤカ 相川さやか 予防精神医学 昭 和 61 年 3 月 平成 7 年 3 月 平 成 12 年 3 月 平成 9 年 3 月 平 成 17 年 3 月 医師 イケダ リュウ 池田 竜 老年期精神医学 平 成 17 年 3 月 医師 セガワ アサコ 瀬川あさ子 平 成 15 年 3 月 臨床心理士 セノオ マリエ 妹尾茉莉江 臨床心理士 68 大学大学院 心理一般 日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士 立 教大 学 大 学 院 平 成 20 年 3 月 外科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 出身大学 卒業年度 ●外科 (診療科案内 16 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クサチ シンヤ 草地信也 一般外科 診療部長 教授 サイダ ヨシヒサ 斉田芳久 教授 カタダ ナツヤ 片田夏也 教授 ワタナベ マナブ 准教授 ナカムラ ヨウイチ 中村陽一 消化器外科(大腸肛門 外 科 ) 内視鏡外科 消化器内視鏡 一般外科 食道胃外科学 食道運動機能障害の病態と治療 内視鏡外科 岡本 康 浅井浩司 講師 エノモト トシユキ 榎本俊行 田中良明 平成 4 年 3 月 山 口大 学 昭 和 63 年 3 月 緩和医療 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会指導医 日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本緩和医療学会緩和医療専門医、日本がん治療認定医機構暫定教育医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、ICD 東 邦大 学 大 学 院 一般外科 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本乳癌学会専門医、日本乳癌学会認定医 日本消化器外科学会認定医、マンモグラフィ読影認定医 日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本癌治療学会臨床試験登録医 日本オンコプラスティックサージェリー学会エキスパンダー・インプラント責任医師 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本胆道学会指導医、日本消化器外科学会専門医 日本消化器外科学会指導医、日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 ICD、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器外科学会専門医 日本消化器外科学会指導医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本大腸肛門病学会専門医 東 邦大 学 一般外科 日本大腸肛門病学会専門医 日本大腸肛門病学会指導医 獨 協医 科 大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本乳癌学会認定医 マンモグラフィ読影認定医 日本消化器外科学会認定医 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、ICD 外科周術期感染管理医認定制度認定医・教育医 日本慢性期医療協会認定医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本乳癌学会認定医 日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本消化管学会胃腸科認定医 日本在宅医学会専門医、日本医師会認定産業医 日本医師会認定健康スポーツ医、ICD 日本体育協会公認スポーツドクター 日本消化管学会胃腸科専門医、日本消化管学会胃腸科指導医 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医 日本大腸肛門病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 マンモグラフィ読影認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器病学会専門医 東 邦大 学 内視鏡外科 一般外科 乳腺外科 消化器外科(肝胆膵外 科 ) 内視鏡外科 消化器外科(大腸肛門 外 科 ) 講師 タナカ ヨシアキ 東 邦大 学 大 学 院 東 邦大 学 消化器外科(肝胆膵外 科 ) 講師 アサイ コウジ 昭 和 54 年 3 月 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医、日本消化器外科学会専門医 日本消化器外科学会指導医、日本肝胆膵外科学会高度技能指導医、日本胆道学会認定指導医 日本内視鏡外科学会技術認定医、日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本禁煙学会専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、ICD 日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育医・認定医 日本医師会認定産業医 一般外科 准教授 オカモト ヤスシ 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会指導医、日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会指導医、日本消化器内視鏡学会指導医 日本消化器内視鏡学会専門医、日本大腸肛門病学会指導医 日本内視鏡外科学会技術認定医、日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本禁煙学会専門指導者、ICD 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育医 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医、消化器がん外科治療認定医 日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器内視鏡学会指導医 日本消化器病学会専門医、日本消化器病学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本食道学会食道科認定医、食道外科専門医 日本内視鏡外科学会技術認定取得医(食道領域) 日本消化管学会胃腸科専門医・指導医 Certificate of da Vinci System Training as a Console Surgeon 東 邦大 学 肛門外科 平成 3 年 3 月 外科 渡邉 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会指導医 日本呼吸器内視鏡学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会指導医 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、ICD 日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育医 腹部救急暫定教育医、腹部救急認定医 平 成 12 年 3 月 昭 和 58 年 3 月 平成 9 年 3 月 平成 9 年 3 月 昭 和 60 年 3 月 非常勤講師 アリマ ヨウイチ 有馬陽一 客員講師 ノト ヤスミツ 能戸保光 乳腺外科 外科感染症 乳腺外科 客員講師 タカバヤシ カズヒロ 髙林一浩 消化器外科(大腸肛門 外 科 ) 客員講師 オオツジ アヤコ 大辻絢子 客員講師 消化器外科 昭 和 62 年 3 月 平成 6 年 3 月 平 成 13 年 3 月 平 成 15 年 3 月 69 外科 氏名 役職 専門領域 ●外科 (診療科案内 16 ページ) タケシタ エミコ 竹下惠美子 桐林孝治 日本外科学会専門医 日本外科学会指導医 日本大腸肛門病学会専門医 日本大腸肛門病学会指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 東邦大学 一般外科 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本呼吸器外科学会専門医、日本呼吸器学会専門医(外科系) 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡指導医 日本禁煙学会専門指導者、日本乳癌学会認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 マンモグラフィ読影認定医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本消化器病学会専門医 東 海大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 日本胆道学会認定指導医 東 邦大 学 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医 マンモグラフィ読影認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本医師会認定産業医 聖 マリ ア ン ナ 一般外科 日本外科学会専門医 日本呼吸器学会専門医(外科系) 呼吸器内視鏡学会専門医 日本禁煙学会専門指導医 マンモグラフィ読影認定医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本消化器病学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本消化器内視鏡学会専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 大 学 院 一般外科 日本外科学会専門医 北 里大 学 一般外科 日本外科学会専門医 東 邦大 学 大 学 院 一般外科 マンモグラフィ読影認定医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医 東 邦大 学 一般外科 日本外科学会専門医 日本乳癌学会認定医 マンモグラフィ読影認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 消化器外科(大腸肛門 外 科 ) 呼吸器外科 医師 カタギリ ミワ 片桐美和 消化器外科 医師 マツキヨ ヒロシ 外科 松清 大 医師 ナガオ サヤカ 長尾さやか 医師 ニシムタ ヒロノブ 西牟田浩伸 消化器外科(肝胆膵外 科 ) 内視鏡外科 一般外科 消化器外科(大腸肛門 外 科 ) 緩和医療 呼吸器外科 医師 ワタナベ リョウヘイ 渡邊良平 医師 サイトウ トモアキ 齋藤智明 医師 ヒグチ タダシ 樋口 格 出身大学 卒業年度 一般外科 医師 キリバヤシ タカハル 指導医・専門医・認定医・産業医他 消化器外科(食道・胃 外 科 ) 内視鏡外科 ヘルニア外来 一般外科 消化器外科(肝胆膵外 科 ) 内視鏡外科 上部消化管 平成 7 年 3 月 平 成9 年 3 月 平 成 11 年 3 月 平 成 11 年 3 月 医 科大 学 平 成 13 年 3 月 平 成 14 年 3 月 平 成 19 年 3 月 平 成 23 年 3 月 平 成 21 年 3 月 医師 ハギワラ オサヒコ 萩原令彦 平 成 23 年 3 月 医師 ナガオカ ヤスシ 永岡康志 平 成 19 年 3 月 医師 イシイ トモタカ 石井智貴 平 成 20 年 3 月 医師 タカハシ アサコ 高橋亜紗子 医師 70 平 成 20 年 3 月 外 科/脳神経外科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●外科 (診療科案内 16 ページ) クジラオカ マナブ 出身大学 卒業年度 一般外科 東 邦大 学 一般外科 東 邦大 学 一般外科 東 邦大 学 一般外科 東 京医 科 大 学 一般外科 東 邦大 学 一般外科 東 邦大 学 一般外科 東 邦大 学 一般外科 順 天堂 大 学 一般外科 東 邦大 学 平 成 24 年 3 月 鯨岡 学 医師 ニイツマ トオル 平 成 24 年 3 月 新妻 徹 医師 モリヤマ ホダカ 平 成 24 年 3 月 森山穂高 医師 マエハラ ジュンジ 平 成 25 年 3 月 外科 前原惇治 医師 イトウ カズキ 平 成 26 年 3 月 伊藤一樹 カキザキ ナナコ 平 成 26 年 3 月 柿崎奈々子 脳神経外科 医師 医師 トミ ヨシアキ 平 成 26 年 3 月 富 義明 医師 ネシメ シゲフミ 平 成 26 年 3 月 禰寝重史 医師 ハシモト ヨウコ 平 成 26 年 3 月 橋本瑶子 医師 ●脳神 経外科 (診療科案内 17 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イワブチ サトシ 岩渕 聡 診療部長 教授 アオキ カズヤ 青木和哉 准教授 サクライ タカトシ 櫻井貴敏 講師 イトウ ケイスケ 伊藤圭介 脳卒中、脳神経血管内 治 療 脳神経外科全般 脳血管障害 機能的脳神経外科 脳腫瘍 神経内視鏡 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会指導医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脳卒中学会専門医 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本神経内視鏡学会技術認定医 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本救急医学会専門医 日本東洋医学会専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本脊髄外科学会認定医 東 邦大 学 水頭症 脳神経外科一般 神経救急 漢方全般 東洋医学 脳神経外科一般 脊椎・脊髄外科 昭 和 59 年 3 月 昭 和 60 年 3 月 平成 4 年 3 月 平成 7 年 3 月 講師 71 脳 神経外科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●脳神経外科 (診療科案内 17 ページ) ハヤシ モリト 林 盛人 講師 サイトウ ノリヒコ 齋藤紀彦 出身大学 卒業年度 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 東邦大学 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 日本神経内視鏡学会技術認定医 がん治療認定医 東 邦大 学 大 学 院 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育医 日本感染症学会専門医 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医 ICD 東 邦大 学 脳血管障害 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 脳神経血管内治療 脳血管障害 脳腫瘍 平成 9 年 3 月 平 成 19 年 3 月 講師 ナカヤマ ハルオ 中山晴雄 講師 キムラ ヒトシ 神経感染症 スポーツ頭部外傷 機能的脳神経外科 脳神経外科 木村 仁 平 成 15 年 3 月 平成 7 年 3 月 医師 イワマ ジュンヤ 岩間淳哉 平 成 21 年 3 月 医師 フジタ サトシ 脳神経外科一般 東 邦大 学 脳神経外科一般 東 邦大 学 平 成 21 年 3 月 藤田 聡 医師 ヒライ ノゾミ 平 成 23 年 3 月 平井 希 医師 タニ マリコ 谷真理子 医師 ヒラタ ヨウコ 平田容子 医師(留学中) サトウ ケンイチロウ 佐藤健一郎 医師(出向中) ハラシナ ジュンイチ 原科純一 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 認知症 血管内治療 脳神経外科一般 神経放射線診断 認知症 脳神経外科一般 脳神経血管内治療 脳血管障害 脳血管障害 平 成 18 年 3 月 平 成 13 年 3 月 平 成 15 年 3 月 平 成 15 年 3 月 医師(出向中) イシイ マサシ 石井 匡 平 成 21 年 3 月 医師(出向中) ヒラモト ユウ 平元 侑 医師(出向中) 72 平 成 21 年 3 月 脳 神経外科/もの忘れ外来/整 形 外 科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●脳神経外科 (診療科案内 17 ページ) ナカノ セイゴ 認知症 中野正剛 客員教授 ヨコウチ テツヤ 横内哲也 客員講師 脳神経外科一般 脳神経血管内治療 出身大学 卒業年度 日本認知症学会専門医、日本老年精神医学会専門医 日本核医学会専門医、日本老年精神医学会評議員 日本核医学会 PET 専門医 日本内科学会認定内科医 日本老年医学会認定老年病専門医 東 京医 科 大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 東 邦大 学 脳血管障害 大 学院 平成 9 年 3 月 昭 和 62 年 3 月 ●もの 忘れ外来 (診療科案内 18 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ナカノ セイゴ 認知症 客員教授 タニ マリコ 谷真理子 医師 【脳神経外科】 日本認知症学会専門医、日本老年精神医学会専門医 日本核医学会専門医、日本老年精神医学会評議員 日本核医学会 PET 専門医 日本内科学会認定内科医 日本老年医学会認定老年病専門医 東 京医 科 大 学 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 脳神経外科一般 認知症 大 学院 平成 9 年 3 月 平 成 18 年 3 月 脳神経外科 もの忘れ外来 中野正剛 【脳神経外科】 血管内治療 ●整形 外科 (診療科案内 19 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ムシャ ヨシロウ 脊椎・脊髄外科 日本整形外科学会専門医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 日本脊椎脊髄病学会指導医 日本医師会認定産業医 臨床修練指導医 東 邦大 学 肩・肘・手外科 日本整形外科学会専門医 日本手外科学会専門医 慶 應義 塾 大 学 日本整形外科学会専門医 日本体育協会公認スポーツドクター 東 邦大 学 診療部長 教授 イケガミ ヒロヤス 池上博泰 教授 カネコ タカオ 金子卓男 関節リウマチ スポーツ整形外科 膝関節外科 スポーツ整形外科 昭 和 59 年 3 月 整形外科 武者芳朗 昭 和 60 年 3 月 平 成 11 年 3 月 講師 スナカワ タカヒデ 東 邦大 学 大 学 院 股関節外科 平 成 15 年 3 月 砂川隆英 医師 ナカヤマ タカユキ 骨軟部腫瘍 日本整形外科学会専門医 東 邦大 学 膝関節外科 日本整形外科学会専門医 日本体育協会公認スポーツドクター 東 邦大 学 股関節外科 日本整形外科学会専門医 日 本医 科 大 学 膝関節外科 日本整形外科学会専門医 日本体育協会公認スポーツドクター 東 邦大 学 中山隆之 平 成 18 年 3 月 医師 コウノ ノリヒコ 河野紀彦 スポーツ整形外科 平 成 18 年 3 月 医師 ヨシダ ケンタロウ 吉田健太郎 平 成 20 年 3 月 医師 モチヅキ ユウタ 望月雄大 スポーツ整形外科 平 成 20 年 3 月 医師 73 整 形外科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●整形外科 (診療科案内 19 ページ) マツモト タイスケ 松本太輔 出身大学 卒業年度 膝関節外科 日本整形外科学会専門医 鳥取大学 膝関節外科 日本整形外科学会専門医 東 邦大 学 スポーツ整形外科 平 成 21 年 3 月 医師 ハダ マサル 羽田 勝 スポーツ整形外科 平 成 21 年 3 月 医師 シンタク タカノリ 肩・肘・手外科 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 千 葉大 学 整形外科一般 近 畿大 学 整形外科一般 近 畿大 学 整形外科一般 東 邦大 学 眞宅崇徳 平 成 21 年 3 月 医師 サトウ シュンスケ 佐藤春輔 平 成 21 年 3 月 医師 カワハラ ケイスケ 整形外科 川原佳 平 成 22 年 3 月 医師 ナガハリ ヒロマサ 長張浩昌 平 成 23 年 3 月 医師 ヨシザワ シュウ 吉澤 秀 平 成 23 年 3 月 医師 モリ タケオ 森 武男 平 成 23 年 3 月 医師 ナグモ ヨシアキ 南雲吉祥 平 成 23 年 3 月 医師 トヨダ シンヤ 豊田真也 平 成 23 年 3 月 医師 イシイ ヒデアキ 石井秀明 平 成 25 年 3 月 医師 タケスエ ユウヤ 竹末祐也 平 成 25 年 3 月 医師 タカダ カズタカ 高田和孝 医師 74 平 成 25 年 3 月 整 形外科/心臓血管外科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●整形外科 (診療科案内 19 ページ) サメジマ ユウジ 出身大学 卒業年度 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 東 邦大 学 整形外科一般 名 古屋 市 立 大 学 整形外科一般 北 京大 学 整形外科一般 秋 田大 学 整形外科一般 熊 本大 学 整形外科一般 浜 松医 科 大 学 平 成 25 年 3 月 鮫島雄仁 医師 サカモト ミサト 平 成 25 年 3 月 阪元美里 医師 マツウラ ユウキ 平 成 26 年 3 月 松浦勇樹 医師 イシミネ ヨウヘイ 平 成 20 年 7 月 伊志嶺洋平 医師 ヤマダ カヨ 医師 キンジョウ スミト 整形外科 平 成 26 年 3 月 山田佳世 平 成 26 年 3 月 金城純人 医師 平 成 26 年 3 月 石井克尚 医師 心臓血管外科 イシイ カツヒサ ●心臓 血管外科 (診療科案内 20 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オザキ シゲユキ 尾﨑重之 診療部長 教授 ヤマシタ ヒロマサ 山下裕正 医師 タカトオ ミキオ 髙遠幹夫 医師 キヨハラ ナガキ 清原久貴 医師 ウチダ シン 内田 真 非常勤講師 マツイ ヒロオ 松井宏夫 弁膜症・虚血性心疾患・大動脈 ・末梢血管の外科治療 組織細胞工学を応用したハイ 日本心臓血管外科学会専門医 日本胸部外科学会指導医 日本外科学会指導医 防 衛医 科 大 学 校 日本外科学会専門医 血管内レーザー焼灼術実施管理委員会実施医 日本心臓血管外科専門医 日 本医 科 大 学 昭 和 61 年 3 月 ブリッド生体弁の研究開発 弁膜症 虚血性心疾患 大動脈 平 成 11 年 3 月 末梢血管の外科治 療 東 京医 科 大 学 弁膜症 平 成 20 年 3 月 虚血性心疾患 大動脈 末梢血管の外科治 療 東 邦大 学 弁膜症 平 成 24 年 3 月 虚血性心疾患 大動脈 末梢血管の外科治 療 弁膜症 虚血性心疾患 大動脈 日本外科学会専門医 東 邦大 学 平成 2 年 3 月 末梢血管の外科治 療 医療マスコミ学 医療社会学 中 央大 学 昭 和 49 年 3 月 客員教授 75 心 臓血管外科/婦人科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●心臓血管外科 (診療科案内 20 ページ) アベ カズオ 阿部和男 大動脈・末梢血管の外科治療 日本心臓血管外科専門医 日本外科学会専門医 日本胸部外科学会認定医 日本ステントグラフト実施基準管理委員会指導医 山形大学 弁膜症 日本心臓血管外科学会専門医 日本外科学会専門医 防 衛医 科 大 学 校 日本外科学会専門医、日本胸部外科学会認定医 日本心臓血管外科学会専門医、ドイツ心臓外科専門医 日本医師会認定産業医 日本ステントグラフト実施基準管理委員会実施医 血管内レーザー焼灼術実施管理委員会指導医 防 衛医 科 大 学 校 胸部・腹部ステントグラフト 客員教授 カワセ イサム 河瀨 勇 客員教授 カンキ カズシゲ 神吉和重 出身大学 卒業年度 虚血性心疾患 大動脈 昭 和 58 年 3 月 平成 1 年 3 月 末梢血管の外科治 療 成人心臓疾患一般 補助人工心臓治療 客員教授 平成 1 年 3 月 ●婦人 科 (診療科案内 21 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クブシロ カネユキ 久布白兼行 診療部長 教授 心臓血管外科 コミヤマ シンイチ 小宮山慎一 准教授 タケヤ チアキ 日本産科婦人科学会専門医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本婦人科腫瘍学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本医師会認定産業医、日本癌治療学会臨床試験登録医 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法インストラクター 慶 應義 塾 大 学 婦人科腫瘍 婦人科がん がん化学療法 婦人科手術 臨床試験 日本産科婦人科学会専門医 日本婦人科腫瘍学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 富 山大 学 産婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医 日 本大 学 産婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医 東 邦大 学 産婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医 東 邦大 学 産婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医 高濃度ビタミン C 点滴療法学会認定医 防 衛医 科 大 学 産婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 婦人科腫瘍 日本産科婦人科学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東 邦大 学 産科婦人科全般 日本産科婦人科学会専門医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 日本周産期・新生児学会新生児蘇生法インストラクター 東 邦大 学 大 学 院 婦人科腫瘍 内視鏡下手術 婦人科がん 武谷千晶 昭 和 57 年 3 月 平成 4 年 3 月 平成 9 年 3 月 医師 婦人科 タカハシ レナ 髙橋怜奈 平 成 21 年 3 月 医師 マンライ メグミ 萬来めぐみ 平 成 21 年 3 月 医師 ハタ トシアキ 秦 俊昭 昭 和 57 年 3 月 非常勤医師 ヤマモト ヤスヒロ 山本泰弘 非常勤医師 ヤスダ ミツグ 安田 貢 婦人科腫瘍 内視鏡下手術 婦人科細胞診断 平 成 12 年 3 月 昭 和 34 年 3 月 非常勤医師 アサカワ ヤスユキ 浅川恭行 客員講師 76 内視鏡下手術 平 成 13 年 3 月 皮 膚科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 出身大学 卒業年度 ●皮膚科 (診療科案内 22 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フクダ ヒデツグ 福田英嗣 診療部長 准教授 ムカイ ヒデキ 向井秀樹 客員教授 ウルシバタ オサム 漆畑 修 客員教授 ニイヤマ シロウ 新山史朗 日本皮膚科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 東 邦大 学 日本皮膚科学会専門医 日本アレルギー学会指導医 日本アレルギー学会専門医 日本アレルギー学会認定医 北 里大 学 日本皮膚科学会専門医 日本抗加齢医学会専門医 東 邦大 学 大 学 院 脱毛症 日本皮膚科学会専門医 東 海大 学 皮膚科一般 日本皮膚科学会専門医 東 邦大 学 皮膚科一般 日本皮膚科学会専門医 埼 玉医 科 大 学 皮膚科一般 日本皮膚科学会専門医 東 邦大 学 皮膚科一般 日本皮膚科学会専門医 北 里大 学 皮膚科一般 日本皮膚科学会専門医 東 邦大 学 アレルギー性疾患 皮膚腫瘍 薬疹 アトピー性皮膚炎 皮膚アレルギー 乾癬 アレルギー性疾患 美容皮膚科 ヘルペス感染症 皮膚外科 平成 9 年 3 月 昭 和 51 年 3 月 昭 和 52 年 3 月 平成 6 年 3 月 准教授 ハセガワ タケシ 長谷川毅 昭 和 62 年 3 月 客員講師 マツオカ ヨシタカ 松岡芳隆 昭 和 58 年 3 月 スズキ タク 鈴木 琢 皮膚科 客員講師 平 成 10 年 3 月 客員講師 タカハシ ミサキ 高橋美咲 美容皮膚科 平 成 18 年 3 月 医師 ワタナベ コウスケ 渡邊恒輔 平 成 21 年 3 月 医師 ニシカワ サオリ 西川沙織 皮膚科一般 東 邦大 学 皮膚科一般 東 京医 科 大 学 皮膚科一般 和歌山県立医科大学 皮膚科一般 東 邦大 学 美容皮膚科 平 成 22 年 3 月 医師 ヤマグチ カナ 山口加奈 美容皮膚科 平 成 22 年 3 月 医師 ヤスダ ハヅキ 安田葉月 美容皮膚科 平 成 23 年 3 月 医師 マキ リサ 牧 里紗 美容皮膚科 平 成 25 年 3 月 医師 77 皮 膚科/泌尿器科 氏名 役職 ●皮膚 科 (診療科案内 22 ページ) アラオ カズヤ 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 出 身大 学 卒 業年 度 皮膚科一般 北里大学 皮膚科一般 日 本医 科 大 学 平 成 26 年 3 月 荒尾和哉 医師 ニシマキ ミユキ 西牧美幸 平 成 26 年 3 月 美容皮膚科 医師 ●泌尿 器科 (診療科案内 23 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セキド ノリトシ 関戸哲利 診療部長 教授 タケウチ ヤスハル 竹内康晴 日本泌尿器科学会指導医、日本泌尿器科学会専門医 日本泌尿器内視鏡学会技術認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療暫定教育医 筑 波大 学 尿路結石症 日本泌尿器科学会指導医 日本泌尿器科学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 尿路結石症 日本泌尿器科学会指導医 日本泌尿器科学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会専門医 東 邦大 学 泌尿器外科 泌尿器癌 排尿障害 尿路生殖器悪性腫 瘍 平成 3 年 3 月 平 成 11 年 3 月 講師 サワダ ヨシトモ 澤田喜友 尿路生殖器悪性腫 瘍 平 成 12 年 3 月 医師 ニイツ ヤスオ 皮膚科 新津靖雄 平 成 16 年 3 月 医師 キンノ クレナイ 泌尿器科一般 埼 玉医 科 大 学 泌尿器科一般 東 邦大 学 泌尿器科一般 東 邦大 学 泌尿器科一般 東 邦大 学 平 成 22 年 3 月 金野 紅 泌尿器科 医師 ワタナベ ショウタロウ 平 成 24 年 3 月 渡邊昌太郎 医師 ミヤザキ コウイチ 平 成 25 年 3 月 宮崎紘一 医師 ワタナベ クロウド 平 成 26 年 3 月 渡邊蔵人 医師 ナカジマ コウイチ 中島耕一 尿路生殖器悪性腫 瘍 男性性機能 日本泌尿器科学会専門医 日本泌尿器科学会指導医 日本性機能学会専門医 日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医 東 邦大 学 泌尿器科一般 日本泌尿器科学会専門医 埼 玉医 科 大 学 尿路結石症 日本泌尿器科学会指導医 日本泌尿器科学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療暫定教育医 東 邦大 学 教授 カサハラ ミズキ 笠原瑞希 平成 6 年 3 月 平 成 21 年 3 月 非常勤医師 クロダ カナミ 黒田加奈美 非常勤講師 78 尿路感染症 膀胱癌 昭 和 56 年 3 月 泌 尿器科/眼科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●泌尿器科 (診療科案内 23 ページ) ツバキ ヒデミチ 出身大学 卒業年度 内分泌外科 日本内分泌甲状腺外科学会専門医 東 邦大 学 泌尿器腫瘍 日本泌尿器科学会専門医 日本泌尿器科学会指導医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 筑 波大 学 日本泌尿器科学会指導医 日本泌尿器科学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 東 邦大 学 椿秀三千 昭 和 56 年 3 月 非常勤講師 オオタ トモノリ 太田智則 客員教授 スヤマ ダイスケ 排尿障害 軟性鏡 尿路生殖器悪性腫 瘍 須山太助 平成 4 年 3 月 平 成 12 年 3 月 客員講師 ●眼科 (診療科案内 24 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ トミタ ゴウジ 富田剛司 緑内障 日本眼科学会専門医 日本眼科学会指導医 岐 阜大 学 大 学 院 網膜硝子体疾患 日本眼科学会専門医 日本眼科学会指導医 眼科 PDT 認定医 東 邦大 学 緑内障 日本眼科学会専門医 日本眼科学会指導医 富 山医 科 薬 科 昭 和 59 年 3 月 診療部長 教授 ヤギ フミヒコ 八木文彦 平成 6 年 3 月 准教授 イシダ キョウコ 平成 7 年 3 月 准教授 エノモト ノブコ 大学 眼科一般 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 弘 前大 学 眼科一般 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 東 邦大 学 眼科一般 日本眼科学会専門医 鹿 児島 大 学 眼科一般 日本眼科学会専門医 東 邦大 学 榎本暢子 泌尿器科 石田恭子 平 成 14 年 3 月 医師 竹山明日香 平 成 16 年 3 月 眼科 タケヤマ アスカ 医師 アンラク アヤコ 安樂礼子 平成 8 年 3 月 医師 トクエ ユカ 徳江裕佳 平 成 18 年 3 月 医師 イトウ ヒロユキ 眼科一般 東 邦大 学 眼科一般 東 邦大 学 眼科一般 東 邦大 学 伊藤浩幸 平 成 22 年 3 月 医師 ウチダ ノゾム 内田 望 平 成 25 年 3 月 医師 タクミ テツロウ 内匠哲郎 平 成 25 年 3 月 医師 79 眼科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●眼科 (診療科案内 24 ページ) クロダ アツミ 出身大学 卒業年度 眼科一般 東邦大学 眼科一般 東 邦大 学 眼科一般 東 邦大 学 眼科一般 東 邦大 学 眼科一般 東 邦大 学 平 成 26 年 3 月 黒田敦美 医師 ツカハラ シュン 平 成 26 年 3 月 塚原 瞬 医師 ホンダ ハクエイ 平 成 26 年 3 月 本田博英 医師 マサイ サトコ 平 成 26 年 3 月 正井智子 医師 イイダ トシヤ 平 成 24 年 3 月 飯田純也 医師 タケウチ シノブ 網膜硝子体疾患 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 東 邦大 学 網膜硝子体疾患 日本眼科学会専門医 東 京大 学 涙器 日本眼科学会専門医 東 邦大 学 緑内障 日本眼科学会専門医 群 馬大 学 黄斑疾患 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 東 邦大 学 加齢黄斑変性 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 日 本大 学 眼腫瘍 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 東 邦大 学 竹内 忍 昭 和 48 年 3 月 客員教授 タナカ スミヨシ 田中住美 昭 和 61 年 3 月 眼科 客員教授 ヤベ ヒロオ 矢部比呂夫 客員講師 ハマナカ テルヒコ 眼形成 白内障 濱中輝彦 昭 和 52 年 3 月 昭 和 51 年 3 月 客員講師 スズキ ミズト 鈴木水音 昭 和 58 年 3 月 客員講師 モリ リュウサブロウ 森隆三郎 平成 7 年 3 月 客員講師 カネコ タク 金子 卓 客員講師 80 網膜硝子体疾患 平 成 11 年 3 月 耳 鼻咽喉科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 出身大学 卒業年度 ●耳鼻咽喉科 (診療科案内 25 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヨシカワ マモル 吉川 衛 鼻副鼻腔疾患 日本耳鼻咽喉科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 睡眠時無呼吸症候 群 森脇宏人 日本耳鼻咽喉科学会専門医 日本睡眠学会認定医 めまい 山崎ももこ 日本耳鼻咽喉科学会専門医 めまい相談医 大学 東 京慈 恵 会 医 科 大学 平 成 12 年 3 月 非常勤講師 オオクボ ハルカ 東 京慈 恵 会 医 科 平成 7 年 3 月 医師 ヤマザキ モモコ 大学 平成 5 年 3 月 診療部長 教授 モリワキ ヒロト 東 京慈 恵 会 医 科 耳鼻咽喉科一般 日本耳鼻咽喉科学会専門医 東 邦大 学 睡眠時無呼吸症候 群 日本耳鼻咽喉科学会専門医 東 邦大 学 耳鼻咽喉科一般 日本耳鼻咽喉科学会専門医 日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医 東 邦大 学 耳鼻咽喉科一般 日本耳鼻咽喉科学会専門医 東 邦大 学 めまい 日本耳鼻咽喉科学会専門医 東京慈恵会医科 大 久 保 はるか 平 成 16 年 3 月 医師 ヤマグチ ソウタ 山口宗太 平 成 16 年 3 月 医師 イシイ ヨシコ 石井祥子 平 成 17 年 3 月 医師 クボタ トシキ 平 成 21 年 3 月 医師 タケノヤ アキコ 竹 ノ 谷 亜希子 平 成 21 年 3 月 医師 イノウエ ナツキ 大学 耳鼻咽喉科 久保田俊輝 耳鼻咽喉科一般 札 幌医 科 大 学 耳鼻咽喉科一般 東 京医 科 大 学 耳鼻咽喉科一般 東 邦大 学 耳鼻咽喉科一般 東 邦大 学 耳鼻咽喉科一般 東 邦大 学 井上なつき 平 成 23 年 3 月 医師 タカハタ ヨシオミ 髙畑喜臣 平 成 23 年 3 月 医師 サカグチ ユウスケ 坂口雄介 平 成 24 年 3 月 医師 モロズミ ショウコ 両角尚子 平 成 24 年 3 月 医師 ナカノ ミカ 中野光花 平 成 25 年 3 月 医師 81 耳 鼻咽喉科/放射線科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●耳鼻咽喉科 (診療科案内 25 ページ) ナカヤマ アカリ 出身大学 卒業年度 耳鼻咽喉科一般 東邦大学 耳鼻咽喉科一般 東 邦大 学 平 成 25 年 3 月 中山朱里 医師 ハヤマ ナナ 平 成 26 年 3 月 葉山奈々 医師 ●放射 線科 (診療科案内 26 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゴミ タツヤ 五味達哉 腹部放射線診断 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 東 邦大 学 大 学 院 腹部画像診断 日本医学放射線学会専門医、日本医学放射線学会放射線診断専門医 日本超音波医学会専門医 日本超音波医学会指導医 日本医師会認定産業医 マンモグラフィ読影認定医 東 邦大 学 超音波診断 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 日本超音波医学会指導医 日本超音波医学会専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 放射線治療 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線治療専門医 日本放射線腫瘍学会認定医 慶 應義 塾 大 学 放射線診断 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 東 邦大 学 放射線診断 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 東 邦大 学 放射線診断 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 マンモグラフィ読影認定医 東 邦大 学 放射線診断 日本医学放射線学会専門医 東 邦大 学 放射線診断 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 マンモグラフィ読影認定医 東 邦大 学 放射線診断 マンモグラフィ読影認定医 日本核医学会 PET 核医学認定医 東 邦大 学 放射線診断 日本医学放射線学会放射線診断専門医 マンモグラフィ読影認定医 日本核医学会 PET 核医学認定医 防 衛医 科 大 学 校 血管内治療 平成 6 年 3 月 診療部長 教授 セキグチ リュウゾウ 関口隆三 乳房画像診断 臨床教授 ナガモト マサシ 長基雅司 講師 スガワラ アキトモ 骨軟部放射線診断 放射線治療 菅原章友 昭 和 58 年 3 月 昭 和 58 年 3 月 平成 9 年 3 月 非常勤医師 耳鼻咽喉科 カサカワ ケンジ 笠川賢二 平成 5 年 3 月 客員講師 ナカジマ ミチコ 中島倫子 平成 9 年 3 月 客員講師 放射線科 ツノオ ミカ 角尾美果 平成 9 年 3 月 医師 ムラタ ノゾム 村田 望 平 成 14 年 3 月 医師 ハセガワ マコト 長谷川誠 平 成 17 年 3 月 医師 イワサキ ミキコ 岩崎美樹子 平 成 20 年 3 月 医師 エド ヒロミ 江戸博美 医師 82 平 成 20 年 3 月 放 射線科/麻酔科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●放射線科 (診療科案内 26 ページ) カジヤマ アキコ 放射線診断 マンモグラフィ読影認定医 梶山亜希子 出身大学 卒業年度 東 邦大 学 平 成 24 年 3 月 医師 モリシタ サオリ 放射線診断 東 邦大 学 放射線診断 東 邦大 学 平 成 24 年 3 月 森下沙央理 医師 ヤマサキ ユキ 平 成 26 年 3 月 山﨑由貴 医師 ●麻酔 科 (診療科案内 27 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コタケ ヨシフミ 小竹良文 麻酔科学一般 日本麻酔科学会指導医 日本集中治療医学会専門医 日本ペインクリニック学会認定医 慶 應義 塾 大 学 麻酔科学、慢性疼痛 日本心身医学会指導医 日本東洋医学会指導医 日本麻酔科学会指導医 日本東洋医学会専門医 日本ペインクリニック学会認定医 東 邦大 学 局所麻酔学 日本麻酔科学会指導医 日本ペインクリニック学会認定医 北 里大 学 麻酔科学一般 日本麻酔科学会専門医 東 邦大 学 麻酔科学一般 日本麻酔科学会指導医 東 邦大 学 麻酔科学一般 日本麻酔科学会専門医 鳥 取大 学 麻酔科学一般 日本麻酔科学会専門医 東 邦大 学 集中治療医学 診療部長 教授 アオヤマ ユキオ 青山幸生 准教授 アラカワ マサユキ 荒川真之 難治性疼痛、東洋医学 心身医学、ペインクリニック 緩和ケア 麻酔科学一般 昭 和 60 年 3 月 昭 和 58 年 9 月 昭 和 62 年 3 月 講師 マキ ユウイチ 牧 裕一 トヨダ ダイスケ ペインクリニック 豊田大介 平 成 11 年 3 月 平 成 12 年 3 月 放射線科 医師 集中治療医学 医師 オノデラ ジュン 平 成 17 年 3 月 医師 トミチ ケイコ 冨地恵子 麻酔科 小野寺潤 平 成 18 年 3 月 医師 カワハラ サユリ 北 里大 学 麻酔科学一般 平 成 23 年 3 月 川原小百合 医師 キムラ ヒロキ 麻酔科学一般 麻酔科標榜医 東 邦大 学 心身医学 日本麻酔科学会専門医 東 邦大 学 木村宏輝 平 成 10 年 3 月 医師 スズキ ヤスオ 鈴木康生 医師 神経ブロック ペインクリニック 昭 和 58 年 3 月 83 麻 酔科/形成外科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●麻酔 科 (診療科案内 27 ページ) ヒロカド ヤスマサ 廣門靖正 筑波大学理療科 東洋医学 教員養成施設 鍼灸 平成 5 年 3 月 客員講師 タナカ コウイチロウ 田中耕一郎 東洋医学全般 内科学 出 身大 学 卒 業年 度 日本東洋医学会専門医 日本内科学会認定医 富山医科薬科大学 平 成 14 年 3 月 講師 ヤマモト タツオ 麻酔科学一般 山 口大 学 麻酔科学一般 昭 和大 学 麻酔科学一般 東 邦大 学 麻酔科学一般 聖マリアンナ医 平 成 25 年 3 月 山本達夫 医師 アベ リサ 平 成 25 年 3 月 阿部理沙 医師 トオイ アキラ 平 成 25 年 3 月 遠井 朗 医師 サカモト ヤスマサ 科 大学 坂本安優 平 成 26 年 3 月 医師 ヤマモト メグミ 埼 玉医 科 大 学 麻酔科学一般 平 成 24 年 3 月 山本めぐみ 医師 ●形成 外科 (診療科案内 28 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オオニシ キヨシ 麻酔科 大西 清 診療部長 教授 イノウエ タケオ 井上健夫 形成外科 臨床教授 ヒラタ アキコ 平田晶子 医師 ナワタ マユ 縄田麻友 医師 オカネヤ テツヤ 岡根谷哲哉 医師 ヤマダ テツオ 山田哲郎 医師 84 先天異常 頭蓋顎顔面外科 再建外科 再建外科 熱傷 日本形成外科学会専門医、日本熱傷学会専門医 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医 日本頭蓋顎顔面外科学会専門医 日本創傷外科学会専門医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 東 邦大 学 日本形成外科学会専門医 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医 慶 應義 塾 大 学 日本形成外科学会専門医 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医 日本創傷外科学会専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本形成外科学会専門医 東 邦大 学 顔面外傷 昭 和 54 年 3 月 昭 和 54 年 3 月 皮膚軟部腫瘍 形成外科一般 皮膚外科 顔面骨骨折 形成外科一般 創傷治癒 皮膚外科 平 成 18 年 3 月 平 成 18 年 3 月 レーザー 弘 前大 学 形成外科一般 平 成 23 年 3 月 褥瘡 難治性潰瘍 形成外科一般 フットケア 難治性潰瘍 日本形成外科学会専門医 東 邦大 学 平 成 16 年 3 月 形 成外科/救急集中治療科/リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 科 / 病 理 診 断 科 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●形成外科 (診療科案内 28 ページ) サゼ ミチオ 佐瀬道郎 客員講師 形成外科一般 再建外科 皮膚悪性腫瘍 褥瘡 日本形成外科学会専門医 日本熱傷学会専門医 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医 日本創傷外科学会専門医 日本褥瘡学会認定師 出身大学 卒業年度 東 邦大 学 平成 1 年 3 月 ●救急 集中治療科 (診療科案内 29 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サクライ タカトシ 櫻井貴敏 診療部長 講師 ナカヤマ タカユキ 中山隆之 漢方全般 神経救急 東洋医学 脳神経外科一般 日本脳神経外科学会専門医 日本救急医学会専門医 日本東洋医学会専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 平成 4 年 3 月 東 邦大 学 【整形外科】 平 成 18 年 3 月 骨軟部腫瘍 医師 カタギリ ミワ 片桐美和 医師 【外科】 一般外科 消化器外科 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医 日本消化器病学会専門医 東 海大 学 平 成 11 年 3 月 ●リハ ビリテーション科 (診療科案内 30 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ムシャ ヨシロウ 武者芳朗 【整形外科】 日本脊椎脊髄病学会指導医 日本整形外科学会専門医 日本医師会認定産業医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 臨床修練指導医 東 邦大 学 【整形外科】 日本整形外科学会専門医 日本体育協会公認スポーツドクター 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本リハビリテーション医学会認定臨床医 義肢装具等適合判定医 東 邦大 学 脊椎・脊髄外科 診療部長 教授 モチヅキ ユウタ 望月雄大 医師 イズクラ ヒデアキ 膝関節外科 スポーツ整形外科 脳卒中リハビリテ ー シ ョ ン 伊豆蔵英明 平 成 20 年 3 月 平成 7 年 3 月 ●病理 診断科 (診療科案内 31 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ タカハシ ケイ 髙橋 啓 診療部長 教授 オオハラセキ トシアキ 大原関利章 講師 横内 幸 講師 エノモト ヤスノリ 榎本泰典 医師 サトウ ワカナ 佐藤若菜 循環器 婦人科 診断病理一般 循環器 泌尿器 診断病理一般 呼吸器 消化器 診断病理一般 消化器 血液 診断病理一般 日本病理学会病理専門医 日本病理学会病理専門医研修指導医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本病理学会病理専門医 日本病理学会病理専門医研修指導医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 山 梨医 科 大 学 日本病理学会病理専門医 日本病理学会病理専門医研修指導医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本病理学会病理専門医 日本病理学会病理専門医研修指導医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 大 阪医 科 大 学 平成 1 年 3 月 平成 8 年 3 月 平 成 14 年 3 月 平成 9 年 3 月 リハビリテーション科 病理診断科 ヨコウチ ユキ 診断病理一般 形成外科 救急集中治療科 医師 昭 和 59 年 3 月 東 邦大 学 平 成 26 年 3 月 医師 85 病 理診断科/総合健康相談セン タ ー 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●病理診断科 (診療科案内 31 ページ) イハラ フミエ 伊原文恵 出身大学 卒業年度 診断病理一般 日本病理学会病理専門医 日本病理学会病理専門医研修指導医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東邦大学大学院 婦人科腫瘍 日本産科婦人科学会専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東 邦大 学 肝胆膵 平成 3 年 3 月 非常勤医師 ヤスダ ミツグ 安田 貢 婦人科細胞診断 昭 和 34 年 3 月 非常勤医師 ●総合 健康相談センター (診療科案内 32 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ タカミヤ キヨシ 高宮清之 センター長 講師 クサチ シンヤ 草地信也 【神経内科】眼瞼痙攣 筋疾患、ボツリヌス毒 素 治 療 ジストニア 神経疾患全般 一般外科 外科感染症 教授 マエタニ イルル 前谷 容 教授 クブシロ カネユキ 久布白兼行 教授 イワブチ サトシ 岩渕 聡 教授 マツセ ヒロト 松瀬厚人 教授 ヨシカワ マモル 病理診断科 吉川 衛 消化器一般 胆道・膵臓疾患 内視鏡 【婦人科】 婦人科腫瘍 内視鏡下手術 婦人科がん 【脳神経外科】脳卒中 脳神経血管内治療 脳神経外科全般、脳血管障害 機能的脳神経外科 【呼吸器内科】 気管支喘息 慢性閉塞性肺疾患 呼吸器内科全般 【耳鼻咽喉科】 鼻副鼻腔疾患 東 邦大 学 大 学 院 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会指導医 日本呼吸器内視鏡学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会指導医 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医 ICD 東 邦大 学 日本消化器病学会指導医、日本消化器病学会専門医 日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器内視鏡学会専門医 日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医 日本大腸肛門病学会指導医、日本大腸肛門病学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本産科婦人科学会専門医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本婦人科腫瘍学会専門医、日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本医師会認定産業医、日本癌治療学会臨床試験登録医 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法インストラクター 慶 應義 塾 大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本脳神経血管内治療学会指導医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本脳卒中学会専門医 東 邦大 学 日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器学会指導医 日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医 日本アレルギー学会専門医 日本アレルギー学会指導医 日本医師会認定産業医 大 分医 科 大 学 日本耳鼻咽喉科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 東 京慈 恵 会 医 科 スズキ マコト 鈴木真事 総合健康相談センター クロダ カナミ 黒田加奈美 講師 オカモト ヤスシ 岡本 康 講師 ゴミ タツヤ 五味達哉 准教授 心筋症 心臓超音波診断 心臓弁膜症 先天性心疾患 【泌尿器科】 尿路結石症 尿路感染症 膀胱癌 【外科】 一般外科 乳腺外科 【放射線科】 腹部放射線診断 血管内治療 平成 2 年 3 月 昭 和 54 年 3 月 昭 和 57 年 3 月 昭 和 57 年 3 月 昭 和 59 年 3 月 平成 1 年 3 月 大学 平成 5 年 3 月 教授 医師 86 【消化器内科】 日本神経学会専門医、日本内科学会認定医 人間ドック専門医 日本医師会認定産業医 労働衛生コンサルタント(保健衛生) 人間ドック健診情報管理指導士(人間ドックアドバイザー) 日本超音波医学会(循環器)指導医、日本内科学会指導医 日本循環器学会専門医 日本超音波医学会専門医 日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本泌尿器科学会指導医 日本泌尿器科学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 東 邦大 学 日本外科学会指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本外科学会専門医、日本乳癌学会専門医 日本消化器外科学会認定医、マンモグラフィ読影認定医 日本乳癌学会認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本癌治療学会臨床試験登録医 東 邦大 学 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 東 邦大 学 大 学 院 昭 和 54 年 3 月 昭 和 56 年 3 月 昭 和 58 年 3 月 平成 6 年 3 月 総 合健康相談センター/脳卒中 セ ン タ ー / 乳 が ん セ ン タ ー 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●総合健康相談セ ン タ ー (診療科案内 32 ページ) ヤギ フミヒコ 八木文彦 【眼科】 網膜硝子体疾患 日本眼科学会指導医 日本眼科学会専門医 眼科 PDT 認定医 出身大学 卒業年度 東 邦大 学 平成 6 年 3 月 准教授 ●脳卒 中センター (診療科案内 33 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イワブチ サトシ 岩渕 聡 センター長 教授 ハヤシ モリト 林 盛人 講師 イワマ ジュンヤ 岩間淳哉 日本脳神経血管内治療学会指導医 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本脳神経外科学会専門医 日本脳卒中学会専門医 日本脳神経血管内治療学会専門医 東 邦大 学 【脳神経外科】 日本脳神経外科学会専門医 東 邦大 学 【神経内科】 日本内科学会指導医 日本神経学会専門医 日本内科学会認定医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本神経学会専門医 日本神経学会指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会指導医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 大 学 院 日本医学放射線学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本内科学会指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会認定医 旭 川医 大 【脳神経外科】脳卒中 脳神経血管内治療 脳神経外科全般 脳血管障害、 機能的脳神経外科 【脳神経外科】 脳神経外科一般 脳神経血管内治療 昭 和 59 年 3 月 平成 9 年 3 月 脳血管障害 脳血管障害 平 成 21 年 3 月 医師 フジオカ トシキ 藤岡俊樹 教授 コンノ シンゴ 紺野晋吾 神経疾患全般 多発性硬化症 末梢神経疾患 重症筋無力症 神経疾患全般 講師 ゴミ タツヤ 五味達哉 教授 ハラ ヒデヒコ 原 英彦 准教授 【放射線科】 腹部放射線診断 血管内治療 【循環器内科】冠動脈インター ベンション、先天性心 奇 形 末梢動脈血管内治 療 経皮的心房中隔欠 損 閉 鎖 術 昭 和 57 年 3 月 平 成 19 年 3 月 平成 6 年 3 月 平成 4 年 3 月 オカモト ヤスシ 岡本 康 センター長 講師 クブシロ カネユキ 久布白兼行 教授 タカハシ ケイ 髙橋 啓 イノウエ タケオ 井上健夫 臨床教授 一般外科 乳腺外科 【産科婦人科】 婦人科腫瘍 内視鏡下手術 婦人科がん 【病理診断科】 診断病理一般 日本乳癌学会認定医、日本乳癌学会専門医 日本外科学会専門医、日本外科学会指導医 日本消化器外科学会認定医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本がん治療認定医機構暫定教育医、マンモグラフィ読影認定医 日本癌治療学会臨床試験登録医 東 邦大 学 日本産科婦人科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 日本婦人科腫瘍学会専門医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医、 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本癌治療学会臨床試験登録医、日本医師会認定産業医 日本周産期・新生児医学学会新生児蘇生法インストラクター 慶 應義 塾 大 学 日本病理学会病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本形成外科学会専門医 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医 慶 應義 塾 大 学 循環器 昭 和 58 年 3 月 昭 和 57 年 3 月 平成 1 年 3 月 婦人科 【形成外科】再建外科 熱傷 顔面外傷 昭 和 54 年 3 月 乳がんセンター 教授 【外科】 総合健康相談センター 脳卒中センター ●乳が んセンター (診療科案内 34 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 皮膚軟部腫瘍 87 乳 がんセンター/脊椎脊髄セン タ ー / 女 性 専 用 外 来 / 漢 方 外 来 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●乳が んセンター (診療科案内 34 ページ) ヒラタ アキコ 平田晶子 医師 オオハラセキ トシアキ 大原関利章 講師 ナガモト マサシ 長基雅司 講師 アリマ ヨウイチ 有馬陽一 客員講師 ノト ヤスミツ 能戸保光 非常勤講師 ヨコウチ ユキ 横内 幸 講師 【形成外科】形成外科 一 般 出 身大 学 卒 業年 度 日本形成外科学会専門医 東 邦大 学 大 学 院 日本病理学会病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 山 梨医 科 大 学 日本医学放射線学会専門医 日本超音波医学会専門医 日本医学放射線学会放射線診断専門医 日本超音波医学会指導医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 日本乳癌学会認定医、マンモグラフィ読影認定医 日本外科学会専門医、日本消化器外科学会認定医 日本化学療法学会抗菌化学療法認定医 日本化学療法学会抗菌薬臨床試験指導者 ICD 東 邦大 学 日本乳癌学会認定医、日本外科学会専門医 日本消化官学会胃腸科認定医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 日本在宅医学会認定専門医、日本医師会認定産業医 日本医師会認定健康スポーツ医、ICD 日本体育協会公認スポーツドクター 東 邦大 学 日本病理学会病理専門医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 東 邦大 学 大 学 院 皮膚外科 レーザー 平 成 18 年 3 月 顔面骨骨折 【病理診断科】 診断病理一般 循環器 平成 8 年 3 月 泌尿器 【放射線科】 放射線治療 骨軟部放射線診断 超音波診断 【外科】 一般外科 乳腺外科 外科感染症 【外科】 一般外科 乳腺外科 【病理診断科】 診断病理一般 呼吸器 昭 和 58 年 3 月 昭 和 62 年 3 月 平成 6 年 3 月 平 成 14 年 3 月 消化器 ●脊椎 脊髄センター (診療科案内 35 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ムシャ ヨシロウ 武者芳朗 【整形外科】 日本脊椎脊髄病学会指導医 日本整形外科学会専門医 日本医師会認定産業医 日本整形外科学会脊椎脊髄病医 臨床修練指導医 東 邦大 学 【脳神経外科】 日本脳神経外科学会専門医 日本脊髄外科学会認定医 東 邦大 学 脊椎・脊髄外科 センター長 教授 イトウ ケイスケ 伊藤圭介 講師 脳神経外科一般 脊椎・脊髄外科 昭 和 59 年 3 月 平成 7 年 3 月 ●女性 専用外来 (診療科案内 36 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ハスヤ ヒロコ 蓮舎寛子 医師 乳がんセンター 脊椎脊髄センター アイカワ サヤカ 相川さやか 医師 臨床精神医学 児童思春期精神医 学 【心の診療科】 臨床精神医学 日本精神神経学会指導医 日本精神神経学会専門医 日本児童青年精神医学会認定医 精神保健指定医 新 潟大 学 日本精神神経学会専門医 精神保健指定医 東 海大 学 予防精神医学 平成 9 年 3 月 平 成 17 年 3 月 ●漢方 外来 (診療科案内 37 ページ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アオヤマ ユキオ 青山幸生 准教授 サクライ タカトシ 女性専用外来 漢方外来 88 【心の診療科】 櫻井貴敏 講師 【麻酔科】 麻酔科学 慢性疼痛、難治性疼痛 東洋医学、心身医学 ペインクリニック、緩和ケア 【脳神経外科】 漢方 全 般 神経救急 東洋医学 脳神経外科一般 日本東洋医学会専門医 日本東洋医学会指導医 日本ペインクリニック学会認定医 日本麻酔科学会指導医 日本心身医学会指導医 東 邦大 学 日本東洋医学会専門医 日本救急医学会専門医 日本脳神経外科学会専門医 日本医師会認定産業医 東 邦大 学 昭 和 58 年 9 月 平成 4 年 3 月 漢 方外来 氏名 役職 専門領域 指導医・専門医・認定医・産業医他 ●漢方外来 (診療科案内 37 ページ) ツツミ タカホ 出身大学 卒業年度 日 本歯 科 大 学 口腔内疼痛の診断 と 治 療 平成 5 年 3 月 包 隆穂 客員講師 タナカ コウイチロウ 田中耕一郎 東洋医学全般 内科学 日本東洋医学会専門医 日本内科学会認定医 富山医科薬科大学 平 成 14 年 3 月 講師 漢方外来 89 病 院 D A T A 病院DATA 病院概要/教員病院等の指定/身体障害者福祉法 に基づく指定医一覧 92 病院D ATA ●病院概要 ■ 名称 ■ 所在地 ■ 標榜診療時間 ■ 実診療時間 ■ 受付時間 ■ 休診日 ■ 病床数 ■ 病院の規模 ■ 指定を受けている 公費負担医療制度 ■ 施設基準等 ■ その他 東邦大学医療センター大橋病院 東京都目黒区大橋2丁目17ー6 [月曜日から金曜日]9時から17時まで(総合内科を除く) [土曜日]9時から14時まで [月曜日から金曜日]9時から17時まで [土曜日]9時から14時まで <初診>[月曜日から金曜日]8時30分から11時30分まで 13時30分から15時30分まで [土曜日]8時30分から11時30分まで <再診>[月曜日から金曜日]8時30分から11時30分まで 13時30分から15時30分まで [土曜日]8時30分から11時30分まで ※科によって異なりますのでお問い合わせ下さい。 日曜日・祝日・第三土曜日・創立記念日(6月10日) ・年末年始(12月29日から1月3日) 一般病床 433床 敷地面積・建物等 敷地面積 7,345㎡ 建築面積 4,007㎡ 建築延面積22,853㎡ ,精神通院), 児童福祉 結核予防 , 生活保護 , 障害者自立支援(育成 ,更生 母子保健 , 原爆被爆 , 特定疾患 , 小児慢性 , 措置医療ほか東京都医療費助成制度 ※施設基準等一覧(P92~93)の「◎基本診療科の施設基準届出承認事項」及び 「◎特掲診療科の施設基準届出承認事項」を参照して下さい。 二次救急医療機関 ●教育病院等の指定 消化器内科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本消化器内視鏡学会・認定指導施設 日本大腸肛門病学会・専門医修練施設 日本消化器病学会・認定施設 循環器内科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本循環器学会・循環器専門医研修施設 日本超音波医学会・認定超音波専門医研修施設 日本心血管インターベンション学会・研修施設 植込み型除細動器使用許可施設 両心室ペーシング認定施設 腎臓内科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本透析医学会・専門医制度認定施設 日本腎臓学会・研修施設 神経内科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本神経学会・教育施設 呼吸器内科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本呼吸器学会・認定施設 日本呼吸器内視鏡学会・認定施設 膠原病リウマチ科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本リウマチ学会・認定教育施設 糖尿病・代謝内科 日本内科学会・認定医制度教育病院 日本糖尿病学会・認定教育施設 日本動脈硬化学会・認定教育施設 日本病態栄養学会・認定教育施設 小児科 日本小児科学会・認定施設・研修施設 日本アレルギー学会・教育施設 精神科 日本精神神経学会・精神科専門医制度研修施設 外科 日本外科学会・認定医制度修練施設 ・専門医制度修練施設 日本消化器外科学会・専門医修練施設 日本乳癌学会・認定施設 日本気管支学会・認定施設 日本呼吸器外科学会・専門医関連施設 日本環境感染学会・認定教育施設 日本呼吸器内視鏡学会・認定指導施設 日本消化器内視鏡学会・認定指導施設 日本大腸肛門病学会・専門医修練施設 日本消化器病学会・認定施設 脳神経外科 日本脳神経外科学会・専門医訓練場所 日本脳神経血管内治療学会・専門医訓練施設 92 88 整形外科 心臓血管外科 婦人科 皮膚科 泌尿器科 眼科 耳鼻咽喉科 放射線科 麻酔科 形成外科 救急集中治療科 病理診断科 乳がんセンター 臨床検査部 臨床生理機能検査部 放射線部 院内感染対策室 緩和ケア外来 日本脳卒中学会・認定研修教育病院 日本脊髄外科学会・認定訓練施設 日本外科感染症学会・外科周術期感染管理教育施設 日本整形外科学会・専門医制度による研修施設 日本手外科学会・専門医制度による基幹研修施設 日本胸部外科学会・指定施設 胸部腹部ステントグラフト実施施設 日本産科婦人科学会・専門医制度卒後研修指導施設 日本婦人科腫瘍学会・専門医制度指定修練施設 日本皮膚科学会・専門医研修施設 日本アレルギー学会・認定教育施設 日本泌尿器科学会・専門医教育施設 日本眼科学会・専門医制度研修施設 日本耳鼻咽喉科学会・専門医研修施設 日本アレルギー学会・認定教育施設 日本医学放射線学会・専門医修練施設 日本核医学会・専門医教育病院 日本超音波医学会・認定超音波指導医 ・専門医研修施設 日本麻酔科学会・指導病院 日本ペインクリニック学会・認定病院 日本歯科麻酔学会・認定病院 日本東洋医学会・研修施設 日本心身医学会・研修診療施設 日本形成外科学会・認定施設 日本救急医学会・専門医訓練施設 日本病理学会・専門医研修施設 日本臨床細胞学会・認定施設 日本臨床細胞学会・教育研修施設 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会 エキスパンダー・インプラント実施施設 日本臨床検査医学学会・認定研修施設 日本超音波医学会・認定超音波専門医研修施設 マンモグラフィ検診認定施設 日本感染症学会・連携研修施設 日本外科感染症学会・外科周術期感染管理教育施設 日本緩和医療学会・認定研修施設 病院DATA ● 身体障害者福祉法に基づく指定医一覧(平成28年4月1日現在) ■ 障害者自立支援法第59条(育成医療・更生医療) 診療科名 担当する医療 腎 臓 内 科 腎臓機能障害者の医療 整 形 外 科 整形外科に関する医療 形 成 外 科 形成外科に関する医療 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科に関する医療 脳神経外科 脳神経外科に関する医療 眼 科 眼科に関する医療 心臓血管外科 心臓血管外科に関する医療 医師名 長谷 弘記 武者 芳朗 平田 晶子 吉川 衛 岩渕 聡 富田 剛司 尾﨑 重之 職名 教授 教授 助教 教授 教授 教授 教授 ■ 身体障害者福祉法指定医第15条 障害部位 視覚障害者の診断 聴覚・平衡機能・音声機能・言語機能又はそしゃく機能障害者の診断 肢体不自由者・音声機能・言語機能・平衡機能・障害者の診断 肢体不自由者・音声機能・言語機能又はそしゃく機能障害者の診断 平衡機能障害者の診断 肢体不自由者の診断 肝臓機能障害の診断 心臓機能障害者の診断 腎臓機能障害者の診断 呼吸機能障害者の診断 ぼうこう又は直腸機能障害者の診断 小腸機能障害者の診断 ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害の診断 医師名 富田 剛司 八木 文彦 石田 恭子 榎本 暢子 竹山 明日香 安樂 礼子 金子 卓 吉川 衛 森脇 宏人 大久保 はるか 山口 宗太 岩渕 聡 青木 和哉 櫻井 貴敏 伊藤 圭介 伊豆蔵 英明 齋藤 紀彦 中山 晴雄 木村 仁 岩間 淳哉 大西 清 藤岡 俊樹 杉本 英樹 藤岡 俊樹 杉本 英樹 紺野 晋吾 清水 教一 武者 芳朗 池上 博泰 金子 卓男 牛込 伸行 砂川 隆英 大谷 崇裕 中山 隆之 望月 雄大 高宮 清之 三枝 善伯 中村 正人 中村 啓二郎 長谷 弘記 二瓶 浩一 尾﨑 重之 鈴木 真事 長谷 弘記 常喜 信彦 田中 友里 岩﨑 昌樹 松瀬 厚人 山岸 亨 小髙 倫生 黒瀬 嘉幸 関戸 哲利 黒田 加奈美 竹内 康晴 草地 信也 斉田 芳久 渡邉 学 榎本 俊行 竹下 恵美子 長尾 二郎 斉田 芳久 渡邉 学 榎本 俊行 亀田 秀人 所属 眼科 眼科 眼科 眼科 眼科 眼科 眼科 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 脳神経外科 形成外科 神経内科 神経内科 神経内科 神経内科 神経内科 小児科 整形外科 整形外科 整形外科 整形外科 整形外科 整形外科 整形外科 整形外科 臨床生理機能学 消化器内科 循環器内科 循環器内科 腎臓内科 小児科 心臓血管外科 臨床生理機能学 腎臓内科 腎臓内科 腎臓内科 腎臓内科 呼吸器内科 呼吸器内科 呼吸器内科 呼吸器内科 泌尿器科 泌尿器科 泌尿器科 外科 外科 外科 外科 外科 外科 外科 外科 外科 膠原病リウマチ科 職名 教授 准教授 准教授 助教 助教 助教 医師 教授 助教 助教 助教 教授 准教授 講師 講師 医師 講師 講師 助教 助教 教授 教授 准教授 教授 准教授 講師 准教授 教授 教授 講師 医師 助教 医師 助教 助教 講師 助教 教授 助教 教授 講師 教授 医師 教授 准教授 講師 助教 教授 助教 助教 助教 教授 医師 講師 教授 教授 准教授 講師 助教 医師 准教授 講師 講師 教授 ※ 最 新 情 報 は ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く ださい。 93 89 病院D ATA ● 施 設 基 準 等 一 覧 (平成28年4月1日現在) ■ 名 称:東邦大学医療センター大橋病院 ■ 開設者:学校法人 東邦大学 理事長 炭山嘉伸 ■ 開 設:昭和39年3月 ■ 管理者:病院長 長谷弘記 ■ 保険医療機関指定: 平成24年8月1日~平成30年7月31日 ■ 許可病床数:433床 救急告知医療機関 二次救急医療機関 ■ 東京都がん診療連携協力病院(胃がん・大腸がん): 平成28年4月1日~平成32年3月31日 各種指定・取扱および承認事項 ●健康保険法による療養担当規則「厚生労働大臣が 定める施設基準」に基づき、関東信越厚生局東京事 務所長に届出し承認を得た保険医療機関です。 ●看護に関する事項 ⑴厚生労働大臣が定める基準による看護(基準看護)を行っている 保険医療機関です。 ⑵病棟において、1日に看護を行う看護職員(看護師および准看護 師) の数は、 常時、 当該病棟の入院患者の数が7又はその端数を増 すごとに1以上います。 なお、 看護職員の7割以上は看護師です。 ⑶厚生労働大臣が定める基準において、患者の負担による付添看 護は行っていません。 ●DPC算定病院 当院は包括算定方式により、 入院料を算定しています。 ・DPC算定病院 (医療機関別係数1.3655) ●入院時食事療養 (I) に関する事項 管理栄養士によって管理された給食は適時 (夕食については午後6 時以降) ・適温で提供しています。 ●特別療養環境室 (室料差額/日) に関する事項 5人室以上および重症病床の室料差額は、 徴収していません。 ●特別療養環境室徴収費用内訳 (税込み額) ⑴ 特別室 ⑵ 個室 ⑶ 2 人室 ⑷ 4 人室 56,160 円 36,720 円 27,000 円 21,600 円 10,800 円 7,560 円 5,400 円 東棟 516、517 号 東棟 20 室、中央棟 1 室 西棟 1 室 東棟 4 室、中央棟 1 室 西棟 3 室、中央棟 15 室 中央棟 2 室 西棟 2 室、中央棟 5 室 ●保険外併用療養費に係る基準 ⑴初診の場合 紹介状をお持ちでない方は健康保険の初診料算定時のみ選定療養費 (自費) として5,400円 (税込み) を申し受けます。 ⑵救急外来のご案内(来院時の注意) 平成 26 年 9 月 1 日より、 休日・時間外において緊急性を認めない 患者さんには、 時間外選定療養費 6,480 円をご負担いただきます。 ⑶予約に基づく診療 脳神経外科 (もの忘れ外来) 火・金曜日(13:30~16:00)予約料3,240円 ⑷長期入院の場合 平成14年4月1日以降の入院で、通算入院期間が180 日を超えた 場合(他の保険医療機関での入院期間を含む)、長期入院に係る選 定療養費として1日につき7対1入院基本料 2,570 円(税込み) を申し受けます。 ※但し、 特別な病態等にある患者様は除きます。 94 90 ⑸先進医療 前眼部三次元画像診断解析(平成24年5月1日~) 5,000円 ⑹薬価基準の収載医薬品の薬事法等と異なる用法等に係る投与 *アクテムラ点滴静注400mg 97,860円(平成28年4月1日~) *アクテムラ点滴静注80mg 20,080円(平成28年4月1日~) (*トシリズマブ(遺伝子組換え)注) アリミデックス錠1mg 535円(平成27年9月9日~) ●文書料 (税込み額) [診断書関係] 5,400円から (院内書式診断書5,400円/ 保険会社等診断書8,640円) [死亡診断書] 5,400円から [証明書関係] 3,240円から 各種健康保険法の取扱 ●法令による医療機関指定 ・健康保険法 ・国民健康保険法 ・労働者災害補償保険法 ・地方公務員災害補償法 ・生活保護法 ・結核予防法 ・原爆医療法 ・母子保険法 (教育医療) ・児童福祉法 ・身体障害者福祉法 ・障害者自立支援法 ・公害健康被害の補償等に関する法律 ・消防法による救急医療 ●東京都医療助成制度の取扱 障 :心身障害者医療 親 :ひとり親家庭医療 乳 :乳幼児医療 都 :医療助成制度 (特殊疾病等) ●基本診療料の施設基準届出承認事項 1) 一般病棟入院基本料 (7対1) 2) 超急性期脳卒中加算 3) 診療録管理体制加算1 4) 医師事務作業補助体制加算1 (75 対1) 5) 急性期看護補助体制加算1 (25 対1) (5割以上) 6) 看護職員夜間配置加算 (12 対1) 配置加算1 7) 重症者等療養環境特別加算 8) 緩和ケア診療加算 9) 医療安全対策加算1 10)感染防止対策加算1 11)患者サポート体制充実加算 12)総合評価加算 13)呼吸ケアチーム加算 14)病棟薬剤業務実施加算1・2 15)データ提出加算2 16)退院支援加算 17)精神疾患診療体制加算 18)特定集中治療室管理料3 19)ハイケアユニット入院医療管理料1 20)脳卒中ケアユニット入院医療管理料 21)小児入院医療管理料2 ●特掲診療料の施設基準届出承認事項 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 高度難聴指導管理料 糖尿病合併症管理料 がん性疼痛緩和指導管理料 がん患者指導管理料1・2・3 外来緩和ケア管理料 糖尿病透析予防指導管理料 院内トリアージ実施料 ニコチン依存症管理料 がん治療連携計画策定料 (東京都がん診療連携協力病院 (胃が ん・大腸がん) ) 10)排尿自立指導料 11)薬剤管理指導料 12)医療機器安全管理料1 13)持続血糖測定器加算 14)遺伝学的検査 病院DATA 15)HPV核酸検出 16)検体検査管理加算 (Ⅰ) 17)検体検査管理加算 (Ⅳ) 18)心臓カテーテル法による諸検査の血管内視鏡検査加算 19)時間内歩行試験 20)ヘッドアップティルト試験 21)皮下連続式グルコース測定 22)長期継続頭蓋内脳波検査 23)神経学的検査 24)小児食物アレルギー負荷検査 25)内服・点滴誘発試験 26)センチネルリンパ節生検 (片側) 併用法 27)画像診断管理加算1 28)画像診断管理加算2 29)CT撮影及びMRI撮影 30)冠動脈CT撮影加算 31)心臓MRI撮影加算 32)乳房MRI撮影加算 33)抗悪性腫瘍剤処方管理加算 34)外来化学療法加算1 35)無菌製剤処理料 36)心大血管疾患リハビリテーション料 (Ⅰ) 37)脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅱ) 38)運動器リハビリテーション料 (Ⅰ) 39)呼吸器リハビリテーション料 (Ⅰ) 40)がん患者リハビリテーション料 41)通院・在宅精神療法 42)硬膜外自家血注入 43)透析液水質確保加算2 44)皮膚悪性腫瘍切除術(悪性黒色腫センチネルリンパ節加算を 算定する場合に限る。 ) 45)組織拡張器による再建手術(一連につき) (乳房(再建手術)の 場 合に限る。 ) 46)骨移植術 (軟骨移植術を含む。 ) (自家培養軟骨移植術に限る。 ) 47)脳刺激装置植込術(頭蓋内電極植込術を含む。 )及び脳刺激装 置交換術 48)脊髄刺激装置植込術及び脊髄刺激装置交換術 49)緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術(プレートのあ るもの)) 50)網膜再建術 51)内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅴ型 (拡大副鼻腔手術) 52)乳線悪性腫瘍手術 (乳がんセンチネルリンパ節加算1及び又は 乳がんセンチネルリンパ節加算2を算定する場合に限る) 53)乳線悪性腫瘍手術(乳頭乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴わ ないもの)及び乳頭乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴うも の) ) 54)ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術 (乳房切除後) 55)経皮的冠動脈形成術 (特殊カテーテルによるもの) 56)経皮的中隔心筋焼灼術 57)ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 58)両心室ペースメーカー移植術及び両心室ペースメーカー交換 術 59)植込型除細動器移植術、植込型除細動器交換術及び経静脈電 極抜去術 60)両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術及び両室ペー シング機能付き植込型除細動器交換術 61)大動脈バルーンパンピング法 (IABP法) 62)補助人工心臓 63)体外衝撃波胆石破砕術 64)腹腔鏡下肝切除術 65)体外衝撃波膵石破砕術 66)腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術 67)早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 68)体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 69)腎腫瘍凝固・焼灼術 (冷凍凝固によるもの) 70)膀胱水圧拡張術 71)腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術 72)腹腔鏡下小切開膀胱悪性腫瘍手術 73)人工尿道括約筋植込・置換術 74)腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術 (子宮体がんに限る。 ) 75)胃瘻造設術(内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含 む。 ) 76)輸血管理料Ⅱ 77)人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算 78)胃瘻造設時嚥下機能評価加算 79)麻酔管理料 (Ⅰ) 80)麻酔管理料 (Ⅱ) 81)病理診断管理加算2 (平成 28 年4月1日現在) ●医科点数表第2章第10部手術の通則の5 及び6に掲げる手術に係る施設基準 平成28年4月1日掲示(平成27年1月~12月までの実績) 1. 区分1に分類される手術 オ 頭蓋内腫瘤摘出術等 黄斑下手術等 鼓室形成手術等 肺悪性腫瘍手術等 経皮的カテーテル心筋焼灼術 該当手術実施全件数 30例 130例 0例 41例 119例 2. 区分2に分類される手術 該当手術実施全件数 77例 60例 23例 23例 0例 20例 18例 ア イ ウ エ ア イ ウ 靭帯断裂形成手術等 水頭症手術等 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 キ 尿道形成手術等 角膜移植術 肝切除術等 子宮附属器悪性腫瘍手術等 3. 区分3に分類される手術 エ オ カ キ 上顎骨形成術等 上顎骨悪性腫瘍手術等 バセドウ甲状腺全摘(亜全的)術 (両葉) 母指化手術等 内反足手術等 食道切除再建術等 同種死体腎移植術等 4. 区分4に分類される手術 ア イ ウ エ オ カ その他の区分に分類される手術 人工関節置換術 乳児外科施設基準対象手術 ペースメーカー移植術 及び ペースメーカー交換術 冠動脈、大動脈バイパス移植術 (人工心肺を使用しないものを含む。) 及び体外循環を要する手術 経皮的冠動脈形成術 急性心筋梗塞に対するもの 不安定狭心症に対するもの その他のもの 経皮的冠動脈粥腫切除術 経皮的冠動脈ステント留置術術 急性心筋梗塞に対するもの 不安定狭心症に対するもの その他のもの 該当手術実施全件数 0例 0例 0例 0例 0例 6例 ー 637例 該当手術実施全件数 104例 0例 94例 187例 339例 39例 30例 270例 0例 289例 33例 24例 232例 手術を受けるすべての患者さんに対して、当該手術の内容、合併 症及び予後等の文章を用いて詳しく説明を行い、併せて、患者さ んからの要望のあった場合、その都度手術に関して充分な情報を 提供致します。 95 91 東邦大学医療センター 東邦大学医療センター 大橋病院 〒153-8515 東京都目黒区大橋2-17-6 Tel. 03(3468)1251(代表) Fax. 03(3468)3756 東邦大学医療センター 大森病院 〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1 Tel. 03(3762)4151(代表) Fax. 03(3768)3620 東邦大学医療センター 佐倉病院 〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1 Tel. 043 (462)8811(代表) Fax. 043(462) 8820 東邦大学医療センター 大橋病院 診療のご案内 2016 2016 年 7 月発行 発行:東邦大学医療センター大橋病院 病診連携室 〒153-8515 東京都目黒区大橋2-17-6 Tel. 03(3468) 1251(代表)
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