後半 : 成果発表・組織

2. ジオスペース研究センター
2. ジオスペース研究センター
ジオスペース研究センターは、従来の共同観測情報センターおよび各観測所を統合して 2004
年 4 月に発足しており、太陽から地球大気までのエネルギー・物質の輸送・循環過程に関する
系統的解明を目指して、太陽地球環境に関する定常的事業と領域横断的な重点共同研究プロジ
ェクトの企画・推進を行っている。ジオスペース研究センターは、プロジェクトの企画・統括
を行うマネジメント部と、プロジェクト研究の実践・支援を担うプロジェクト推進部、そして
分野横断的な観測協力が機動的に実施できるように一元的に編成された観測所群から構成さ
れる。研究推進に不可欠な太陽地球環境の観測は、研究所本部 (名古屋)、研究所分室 (豊川) の
他、北海道の母子里観測所・陸別観測所、富士山麓の富士観測所、南九州の鹿児島観測所およ
び長野県の菅平観測施設、木曽観測施設で行われている。
センターの定常的事業としては、2006 年度に引き続き、太陽地球環境研究に関わる諸分
野で得られた観測結果を継続的かつ組織的に収集してデータベースを構築し、全国の共同
利用研究者に提供することにより共同研究を支援・推進してきた。
1.データベースシステム開発
新たに研究所および関連分野の諸情報にアクセスするための窓口となる「ポータル」構
築の検討を行い、サーバを立ち上げて運用を開始した。このポータル構築は、これまで蓄
積してきた PC-UNIX の技術の集大成と言えるもので、将来本格的なシステムの導入を行う
準備段階として、オープンソースの技術を活用している。現在、継続的に試験的運用を行
っている。このシステムは、従来のホームページと異なり、複数の人により容易に更新し
うるものである。今後この技術を活用してさまざまな研究情報の発信を行うとともに、愛
媛大学で開発中の STARS などのネットワークデータベースと連携して、関連分野のデータ
ベースへの容易なアクセスにも活用することを継続的にテストした。
2.データベース作成
2007 年度のデータベース作成共同研究は以下の 14 課題が運営委員会で審査の上承認され、
実施された。(http://center.stelab.nagoya-u.ac.jp/kyoudou/database.html)
(1) プラズマ圏プラズマ密度データベース (東北大学)
(2) 太陽の周期活動・長期変動データベース (自然科学研究機構国立天文台)
(3) 超高層大気イメージングシステムデータベースのアーカイブ (太陽地球環境研究所)
(4) 210 度地磁気データベースのアーカイブ (太陽地球環境研究所)
(5) 地上分光観測による大気組成変動のデータベース (太陽地球環境研究所)
(6) HF レーダーデータベース (太陽地球環境研究所)
(7) 宇宙線 WDC データベース (茨城大学)
(8) EISCAT データベース (太陽地球環境研究所)
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(9) 日本の大気化学データベース構築プロジェクト (国立環境研究所)
(10) 磁気異常帯のイメージングリオメータ・データの公表 (拓殖大学)
(11) 鹿児島観測所 VLF 観測データベースの作成 (太陽地球環境研究所)
(12) 市民観測者による超高層大気現象観測に関するデーターベースの作成 (高知工科大学)
(13) MAGDAS/CPMN/EMN データのデータベース化 (九州大学)
(14) 地上−衛星観測比較研究のための FAST 及び GEOTAIL 衛星 QL プロットデータベース
の作成 (太陽地球環境研究所)
一方で、太陽地球環境研究所が新たに建設した SuperDARN レーダー (北海道-陸別短波レ
ーダー) が 2006 年 11 月より継続して稼働をしており、研究所オリジナルなレーダーのデー
タ ベ ー ス も 共 同 利 用 の 形 式 で 公 開 を 行 っ て い る 。 (http://center.stelab.nagoya-u.ac.jp/web1
/hokkaido/gif/)
3.研究会・会合
太陽地球システムの宇宙天気と宇宙気候を調べる Climate And Weather of the Sun-Earth
System (CAWSES 国際協同研究、2004−2008 年) を国内の重要拠点として推進するために、
「International CAWSES Symposium」(2007 年 10 月 23−27 日) に対して支援を行った。
4.計算機利用共同研究と国際協同研究の支援
名古屋大学情報連携基盤センターのスーパーコンピュータを利用した太陽地球系科学に
関するモデリング・シミュレーションの計算機利用共同研究課題 37 件が運営委員会で承認
され、2005 年 3 月から稼動している情報連携基盤センターのスカラー並列型スーパーコン
ピュータ Fujitsu PRIMEPOWER HPC2500/1536 を用いた共同研究が精力的に実施された。
本センターは、国際共同研究のデータベース作成や会議開催および環境整備の支援をし
てきた。2007 年度は、CAWSES 宇宙天気国際協同研究を推進するための全国共同研究の基
盤となる日本発の「CAWSES 宇宙天気国際協同研究データベース」の作成を継続した。
プロジェクト
センターでは、2004 年度から 5 カ年計画で 3 つの課題を設定し、以下のとおり領域横断
的共同研究プロジェクトを推進した。
プロジェクト1「CME の素過程の研究」
プロジェクト 1 では、謎となっている CME のグローバルな特性を解明するため次の研究
課題を実施した。
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(1) 宇宙線モジュレーションと IPS による CME の密度・速度・磁場構造の調査
信州大学・宗像教授のグループが実施している宇宙線モジュレーションの国際ネットワーク
観測から CME の大規模磁場構造を推定することができる。この能力を強化するために、我々
は平成 17 年度より観測ネットワークの改良を行ってきた。今年度は、名古屋ミューオン計に
Sao Martinho と同型の新レコーダを設置し、時間分解能の高い共役観測を開始した。また、地
磁気限界リジリティーが世界最高 (16.8 GV) のタイ・ドイインサノン (標高 2565 m) に岩手大
学の中性子モニターを移設し、宇宙線観測を開始した (タイ・マヒドル大学−チュラロンコン
大学−ウボンラチャタニ大学、信州大学、アメリカ・デラウェア大学の共同)。この中性子計
(Princess Sirindhorn Neutron Monitor; PSNM) は、観測できる一次宇宙線の平均エネルギーが非常
に高く、極域中性子計ネットワークによる観測とミューオン計ネットワークの観測をつなぐ重
要な役目を果たすことが期待される。一方、4 台 (名古屋、Hobart, Sao Martinho, Kuwait City) の
多方向ミューオン計による観測ネットワーク(Global Muon Detector Network; GMDN) から得ら
れたデータを使って、2006−2007 年におけるコロナホール起源の 27 日周期変動について解析
を行った。その結果、ドリフト効果が太陽自転周期内の宇宙線密度勾配に明瞭に見られること
が判明した。
(2) 大型高感度の IPS 観測専用アンテナの開発
IPS による CME の観測精度を向上させるには、アンテナの高感度化が不可欠である。我々
は、昨年度より豊川観測所に IPS 観測専用の大型アンテナ (ジオスペース電波計測システム
UHF シリンドリカルアンテナ) の開発を行っている。2007 年度は、低雑音受信機とダイポ
ールアンテナ素子を開発し、アンテナの構造体に取り付けた。また、受信機バックエンド
部や観測制御・データ収集システムの開発も行った。
(3) 飛翔体と IPS による国際共同観測よる CME の 3 次元特性の研究
CME の 3 次元構造やダイナミックスをより詳細に探るには、IPS による地上観測だけでな
く、飛翔体観測を含めた共同研究が必要になる。そこで、2007 年 10 月 30−31 日に愛知県
豊川市市民プラザにおいて国際ワークショップを開催し、共同研究について議論した。参加
者は、22 名 (アメリカ、メキシコ、ロシア、インド、英国、ドイツから 13 名、国内から 9 名)。
主な議題は、1) 海外の IPS 観測との共同研究、2) 飛翔体観測 (STEREO, SMEI など) との共
同観測、3) 次世代電波アレイ(MWA) による太陽風・CME 観測計画、4) データフォーマッ
トの標準化、などである。 (詳細な情報は http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/ips_toyokawa.html
を参照)
プロジェクト2「人工衛星−地上共同観測によるジオスペース研究の新展開」
(1) カナダでのオーロラ・大気光の光学観測
2007 年 1−3 月に、
アメリカ THEMIS 衛星が磁気圏尾部を集中観測する時期に合わせて、
カナダ・フォートスミスとギラムで 30 Hz サンプリングの高感度全天カメラでオーロラのキ
ャンペーン観測を行った。オーロラサブストームやパルセイティングオーロラの衛星−地
上同時観測を得て、現在、解析を開始している。2005 年 1 月および 9 月にカナダ・レゾリ
ュートベイおよびアサバスカに設置された全天カメラ、掃天分光フォトメータ、誘導型磁
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力計は順調に観測を継続している。2007 年 10 月に電気通信大学の教員がレゾリュートベイ
に出張し、2007 年度冬季の自動観測を開始した。これらのデータはホームページを開設し
て公開している。アドレスは、http://stdb2.stelab.nagoya-u.ac.jp/canada/である。
(2) サブオーロラ帯孤立オーロラの地上−衛星観測
サブオーロラ帯に位置するカナダ・アサバスカで観測された孤立オーロラアークと Pc1 地
磁気脈動が 1 対 1 対応する関係を昨年度までの研究で明らかにしてきた。2007 年度は、この
Pc1 帯地磁気脈動がアサバスカで観測されている時に、その磁力線につながれた磁気赤道面
を THEMIS 衛星が飛翔していた例を見いだし、両者で観測される Pc1 地磁気脈動が良く対応
していることがわかってきた。さらに、この中の水素のサイクロトロン周波数帯の波動は地
上まで伝搬せず、ヘリウムや酸素の周波数帯のもののみが伝搬している様子も明らかになっ
てきた。
(3) 極冠域パッチ現象の観測
カナダ・レゾリュートベイでの定常観測により、極冠域パッチ現象の観測が続けられて
いる。極冠域パッチ現象は、太陽に照らされた昼間側の電離圏の密度の高いプラズマが、
何らかの原因でちぎれ、白い実線で示した極冠域のプラズマ対流にのって、夜側まで運ば
れて来る現象である。このパッチ現象と HF レーダーの同時観測データを解析し、パッチの
中のすべての領域において、10 m スケールの電離圏不規則構造が発達していることを世界
で初めて明確に示した。この結果は、極冠域パッチが昼間側の電離圏で生成されるとすぐ
にその中の小スケール不安定が発達していることを示した興味深い成果である。
(4) 内部磁気圏を探査する小型衛星 ERG の検討
内部磁気圏衛星を探査する衛星 Energization and Radiation in Geospace (ERG) は、前年度に
小型衛星に関するワーキンググループ群の一つとして正式採用された。2007 年度は、宇宙
航空研究開発機構 (JAXA) の戦略的研究開発経費を配算され、2008 年度の正式提案に向け
て、pre-Phase-A の検討が進められている。プロジェクト 2 のメンバーは、この検討に関し
て、サイエンス検討の側面から中心的な役割を果たしてきた。
(5) 北海道‐陸別短波レーダーの観測
2006 年 12 月より定常観測を開始した北海道- 陸別短波レーダーは、2007 年度も一部期間
を除いて定常観測を継続した。磁気嵐の急始期における磁気圏電場の過遮蔽に伴うイオン
ドリフト現象や、真夜中付近におけるサブオーロラ帯速度シアー構造の生成・消滅などの
観測に成功し、成果を論文として公表した。
(6) ベアアイランド流星レーダーの運用
プロジェクト 2 として、
2006 年 12 月に北欧ベアアイランドに流星レーダーを設置し、2007
年夏期から定常運用を開始、すでに半年分の中間圏風速データが蓄積されている。今後、
中間圏の観測を行っている TIMED 衛星 TIDI で得られる風速データや SABER による温度の
高度プロファイルを比較していく。さらに、経度や緯度の異なる他の流星レーダーと連携
し、下部熱圏/中間圏の大気波動の解明を進めていく予定である。
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(7) ブラジル・チリにおける放射線帯粒子観測
2008 年 2−3 月に拓殖大学の教員がブラジル・アルゼンチンを訪れ、高感度カメラによる
電離圏の大気光観測、およびイメージングリオメータのメンテナンスを行った。イメージ
ングリオメータの観測データはデータベース化し一般に公開する。これにより、NOAA 衛
星やあけぼの衛星など、放射線帯粒子を観測している人工衛星データとの比較を容易にし
ていく予定である。
(8) ライダー機器開発支援
ノルウェーでの EISCAT レーダーとの共同研究のために、平成 2008−2009 年度に製作が
予定されている大型ナトリウムライダーの開発のための旅費支援を行った。
(9) 研究会等における講演
上記成果に関連して多数の講演が国内外の学会、研究会で行われている。特に、2007 年
10 月に京都で行われた CAWSES 国際研究集会において、プロジェクト 2 の現状と成果をレ
ビューする講演を行った。
プロジェクト3 「太陽活動の地球環境への影響に関する研究」
2007 年度は、特別教育研究経費により導入した「大気変動−太陽活動相関観測装置」の
立ち上げ、調整を行いながら、以下の 3 つの分担課題を実施した。
(1) 過去の太陽活動とその地球環境への影響
太陽活動の影響を受ける銀河宇宙線が地球大気で生成する放射性炭素を過去に遡って測
定することにより、太陽活動の変遷を調べることができる。特に過去の太陽活動の周期性
を調べるために、これまでマウンダーやシュペーラー極小期および太陽活動通常期におけ
る年輪中の放射性炭素濃度の高精度測定を行い、マウンダー極小期で太陽活動変動の周期
が 11 年ではなく 14 年であったことを見いだした。今年度はこの結果をさらに検証すると
ともに、周期が延びていないシュペーラー極小期について検証を行った。まず、シュペー
ラー極小期の放射性炭素濃度が増加を始める前からピークに至る年代を測定し、シュペー
ラー極小期の全体像を把握しようとした。その結果、極小期に入る以前にもシュワーベサ
イクルの周期長が伸びている可能性が見いだされ、さらなる検証測定の必要性を示した。
また、昨年度入手した紀元前 4 世紀の太陽活動極小期と見られる年代の樹木試料を用いて、
その年輪中の放射性炭素濃度の測定を引き続き行った。2007 年度は建物の耐震工事のため、
名古屋大学の加速器質量分析計が通年では使えず、東京大学の加速器質量分析計を併用し
た。まずは、2 つの装置で一致した結果が得られることを確認し、さらに測定を続けている。
予備的な結果によれば、この時代の太陽活動周期は 11 年ではなく 14 年程度に伸びていた
可能性が高く、マウンダー極小期と同様の傾向である。
また 2007 年度は、前年度導入を始めた改良型放射性炭素試料調製システムの整備を行い、
年輪等から得られる放射性炭素試料作成の精度を向上させる試みをしており、次年度にか
けて最適なシステムを完成させる予定である。
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2.ジオスペース研究センター
(2) 大気中微量成分への太陽活動の影響
モニタリング観測を通して、大気組成の数年から十数年のタイムスケールでの変動から、
太陽の 11 年周期に対応する変動を抽出し、太陽活動の大気組成変動に対する影響を調べる
とともに、高感度ミリ波大気観測装置の開発を行っている。
チリ共和国のアタカマ高地 (23°S, 68°W,標高 4800 m) において、ミリ波観測装置を用い
た水蒸気同位体 (H218O) の連続観測を進めるとともに、これまで 2 年間に取得された観測
データから高度分布解析を行うための解析法の検討および改良を行い、特に観測されるス
ペクトルに対する多項式フィッティングによるベースライン補正法の効果について検討し
た。今後も補正法の改良と自動処理プログラムを開発し、年間を通した南半球亜熱帯域に
おける成層圏水蒸気の季節変動を明らかにする予定である。
南極昭和基地での観測を想定した、高感度超伝導受信機を用いた小型ミリ波受信装置に
ついては,極低温 (4K) 動作と小型化のための新たな熱設計および 100 GHz と 200 GHz に
対する光学設計を行い、消費電力の小さい小型冷凍機を開発して、必要な性能を確認した。
新しいミリ波大気分子分光観測装置については、2007 年度、高等研究院 5 階実験室に設置
し、その超伝導受信機の改良と、NOx, HOx をカバーする 250 GHz 帯までの周波数帯域の拡
張を行った。さらにビーム伝送光学系の最適化を行い、自作の観測プログラムを組み込み
観測システムとしての最終調整を行った。その結果,250 GHz 帯の受信機雑音温度 120
K(DSB) を達成し、ビーム伝送光学系での伝送損失を 0.25 dB 以下まで低減することができ
た。これにより、スペクトル強度が微弱で従来は検出が困難であった HOx や NOx の観測が
可能となった。さらにバックエンド部のデジタル分光計も放熱機構の改良を施し、標高 5000
m の高地で所期の性能が発揮できることを減圧チャンバーの実験により確認した。一方、
来年度に本装置を移設予定のアタカマ高地の観測拠点に観測用コンテナハウスを設置し、
インフラ整備を行った。アタカマ高地での定常連続観測により、これまでほとんど未開拓
であった中間圏の微量成分 (特にオゾン、H2O, HO2, NO, NO2) の 変動の実態が明らかにで
きると期待される。次の太陽活動期にむけて、ブラジル磁気異常帯での磁気嵐に伴う相対
論的加速電子による解離・電離で生じる HOx や NOx が引き起こす中間圏大気組成変動を明
らかにすることで、太陽活動に伴う高エネルギー粒子の地球大気への影響を調べる。
一酸化塩素 (ClO) は成層圏オゾンの破壊過程に最も深く関連する。人為起源のフロン等
を起源とした塩素によるオゾン層破壊は、オゾン長期トレンドに最も大きな影響を与える
要因であり、太陽活動との関連を調べる上でも重要である。その ClO の分布と時間変動を
理解するとともに、2009 年秋に打ち上げが予定されている JEM 搭載型超伝導サブミリ波リ
ム放射サウンダ (JEM/SMILES) によって観測される ClO データの検証実験への利用の可能
性を検討する必要がある。そのために、チリ・アタカマ高地のミリ波観測装置搭載するた
めの、ClO 観測に特化した 200 GHz 帯超伝導受信機の設計・製作を行った。また、アタカ
マ高地に既設のミリ波観測装置を用いて ClO の予備観測を行い、6 時間積分で電波強度約
50 mK の ClO スペクトルを検出することができた。新しい ClO 観測用受信器システムを用
いて、今後連続的に観測を行い、ClO 高度分布と時間変動およびオゾン長期変動との関連を
調べるための時系列データを取得する。
(3) 太陽活動が地球環境に与える影響の素過程の解明
太陽活動変動の顕著な現れである太陽紫外線の強度変動が大気組成に与える影響を解明
するために,ラボ実験により反応素過程を明らかにし,モデル計算に反映させることを目
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2. ジオスペース研究センター
的としている。2007 年度は、真空紫外レーザーシステムを用いて高感度に並進励起窒素原
子 N(4S) を検出した。高層大気における亜酸化窒素 (N2O) の光分解過程と、生成する高速
の窒素原子 N(4S) の緩和過程についてラボ実験とモデル計算で解明した。これらの過程は
熱圏下部における一酸化窒素 (NO) の生成量に大きく関連している。太陽光紫外線の変動
によりこうした N(4S) の生成消滅が変動することが予測される。成層圏・中間圏・熱圏下
部で起こっているオゾンや窒素酸化物の化学過程を明らかにする上で重要なデータである。
とくに太陽光変動が大きい波長領域での光分解過程を調べており、太陽光変動が大気に及
ぼす影響の解明に不可欠なものである。さらに、大気中のケトン類などの有機化合物と塩
素原子との反応速度ならびに反応過程を明らかにした。新しい分光学的手法により二酸化
炭素 (CO2) の同位体の存在比を数秒で測定する装置のテストを行った。
母子里観測所
母子里観測所は北緯 44 度の北海道中央部に位置している。冬季には、最低気温が −30
度近くになる寒冷地であり、また、豪雪地域でもある。
1. 大気圏環境に関する研究
母子里観測所は人口密集地域から離れているので、地域的な大気汚染の影響を受けるこ
とが比較的少なく、大気観測に適している。また、山間地ではないので、広い範囲の対流
圏成分を計測する衛星の検証データを得るのに適している。地上からの分光計測や気球に
よる計測により成層圏ならびに対流圏の微量化学成分の観測を行っている。
地球規模の大気環境問題の一つに成層圏オゾン破壊の問題がある。世界的に成層圏オゾ
ン減少が近年観測されているが、日本国内では北海道でオゾン減少が最も顕著にあらわれ
ている。それゆえ、母子里観測所において成層圏オゾンならびにオゾン破壊関連物質の長
期的な観測を行うことは重要である。中緯度オゾンの変動の原因を研究するために 1996 年
3 月、0.0019 cm−1 の波数分解能を持つフーリエ変換型赤外分光 (FTIR) 計を母子里観測所に
設置した。オゾンの全量の他、オゾンの化学に直接関係した重要な成層圏化学成分である
塩化水素 (HCl)、硝酸塩素 (ClONO2)、硝酸 (HNO3)、フッ化水素 (HF) を、設置以来現在
まで持続的に高精度で観測している。また、地上設置型の可視分光器を用いた成層圏二酸
化窒素とオゾンの気柱全量の観測を、1991 年 3 月から行っている。ここでの赤外および可
視分光観測は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) の組織する大気組成変化検出ネットワーク
(NDACC) の一部として実施されている。
FTIR 計を用いて、対流圏の重要な化学成分の連続観測も行っている。一酸化炭素 (CO)、
エタン (C2H6)、シアン化水素 (HCN) などを計測しており、これらの成分の季節変動やア
ジア大陸でのバイオマス燃焼の影響を研究している。首都大学東京と共同で地上のオゾン、
一酸化炭素および炭化水素の濃度を測定しており、長期間のデータについて比較検討して
いる。
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2.ジオスペース研究センター
さらに、地球温暖化の温室効果気体である CO2 およびメタン(CH4)の計測を行うために、母
子里観測所の FTIR 計に新たに InGaAs 検出器を装着し、また遠隔操作による観測を実現するた
めに Windows ベースの制御ソフトを導入した。この測定により、温室効果気体の世界的な分布
の計測を行うために 2009 年打ち上げられる予定の GOSAT 衛星 (JAXA) および OCO 衛星
(NASA) の検証に必要なデータが得られる。
2.電磁気圏環境に関する研究
磁気緯度が北緯 36 度に位置する母子里観測所は、中緯度の電磁気圏環境を観測するため
の観測点として、全国共同利用されている。広大な観測用地を持つため、人工の電磁気雑
音や光の干渉が少なく、電磁気圏環境の観測に適している。
(1) 電波観測
内部磁気圏内の電磁環境を探査する目的で、ELF/VLF 電磁放射の観測を定常的に実施してい
る。
約 5000 m2 の面積のループアンテナが観測庁舎から約 7 km 離れた山間部の谷間に展張され、
アンテナで受信された極微弱な信号が、光ファイバーケーブルによって観測所まで導かれる。
信号波形は毎時 50−52 分に Mini Disk (MD) に記録されていたが、2006 年 6 月に現地に A/D 変
換ボードを内蔵した Windows パソコンを導入し、30 分に 1 回、2 分ずつ、20 kHz で波形をディ
ジタル記録している。また、0.8, 1.5, 5.0, 8.0 kHz の信号強度のディジタル記録は引き続き継続
している。母子里観測所と鹿児島観測所で同時観測されたトウィーク空電の分散特性の精密解
析から、低緯度域における電離圏 D 層下部の反射高度 (等価電子密度) を求めることができる。
2003−2006 年の磁気嵐に伴う D 層高度の変動に関して、千葉大学と共同で解析を進めている。
(2) 磁場観測 (フラックスゲート型、インダクション型)
母子里観測所における磁場観測は 1989 年から継続し、210 度磁気子午面に沿った磁場多
点観測網のキー観測点として、1 分値データプロットをホームページで公開しており
母子里観測所。
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2. ジオスペース研究センター
(http://stdb2.stelab.nagoya-u.ac.jp/mm210/)、年平均 2000 件程度のアクセスがある。高時間分
解能 (1 秒値) データに関しても、
リクエストに応じてデータを公開している。
2007 年度に、
Web 上ではなく直接データリクエストを受けた件数は 14 件である。また、2007 年 7 月から
は、新たなパソコンを導入してインダクション磁力計のサンプリング速度を従来の 1 Hz か
ら 64 Hz に上げ、Pc1 帯地磁気脈動の観測を新たに開始した。
(3) 低緯度オーロラ全天カメラ記録 (高感度 5 波長モノクロ TV、可視光 TV、分光フォトメータ )
庁舎裏側の鉄塔の上と庁舎壁面に光学観測機器が設置されており、低緯度オーロラの定
常観測を行っている。2007 年度は太陽活動極小期であり、大きな磁気嵐は発生しなかった
ため、母子里観測所では低緯度オーロラは観測されなかった。
陸別観測所
陸別観測所は北緯 43.5 度、東経 143.8 度の北海道道東のほぼ中央部に位置している。晴
天率が高い上、降水量 (年平均 688 mm)・降雪量 (年平均 145 mm) ともに少なく、風速も年
間を通して弱い (平均 1.6 m/s) ため、オーロラ・大気の観測に最適の場所である。本観測所
では、電波・赤外線・可視光等の観測装置を用いた成層圏オゾン層破壊に関連する大気微
量成分の総合的観測、高感度全天カメラやフォトメータ等を用いた低緯度オーロラの定常
的な観測や酸素原子や OH 分子の大気夜光観測に基づいた中間圏大気重力波の伝播特性の
研究が継続的に行われている。
本観測所は、1997 年 10 月、陸別町の「りくべつ宇宙地球科学館」の 2 階の一部を国立環境
研究所と共同で借り受け、陸別総合観測室として本格的な観測をスタートさせた。1989 年、地
元の天文観測グループが赤いオーロラの写真撮影に成功したことに端を発し、1992 年にオーロ
ラ観測装置を現地に持ち込んでテスト的な観測を始めたのが本観測所の前身となっている。最
終的には、本研究所と国立環境研究所の他に情報通信研究機構や東北工業大学、横浜国立大学
なども加わり、省庁や大学の枠を超えて 10 台の測定装置が広さ約 1200 平米の部屋で共同研究
陸別観測所 (左) と北海道-陸別短波レーダー (右)。
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2.ジオスペース研究センター
を展開している。2003 年 4 月からは、学内措置により陸別総合観測室から陸別観測所に格
上げされた。この観測所は母子里観測所とともに世界的な観測ネットワークである NDSC
の拠点にもなっており、赤外線分光および可視分光の観測データが同ネットワークのデー
タベースに提供されている。また、本観測所から約 15 km 北西のポントマム地区に新たに
大型短波レーダー (北海道-陸別短波レーダー) を設置し、2006 年 12 月より継続的な観測を
開始した。これは、世界で 2 番目の中緯度 SuperDARN でかつアジア領域で初めての
SuperDARN レーダーである。
1.成層圏オゾンに関連する大気微量成分の研究
FTIR 計、可視分光計、ミリ波分光放射計等を用い、国立環境研究所と共同で我が国の北
域における中層大気の組成変動の総合的なモニタリング観測を進めている。FTIR 計は、太
陽光を背景とした吸収スペクトル線の測定から、オゾンの他にも HCl や対流圏の CO など
の季節変動を高精度で観測している。また、可視分光計は薄明時の太陽光の散乱光強度か
ら二酸化窒素 (NO2) とオゾンの全量を求めている。また国立環境研究所と共同で進めてい
るミリ波分光放射計による観測では、大気中オゾンからの放射スペクトルを測定し、オゾ
ンの高度別混合比を知ることができる。
2007 年度は、これまで行ってきた FTIR 計の観測を継続するとともに、国立環境研究所と共
同で進めているミリ波分光放射計で取得された長期オゾンモニタデータの再検討を行い、強度
較正用の冷却黒体発泡スチロール容器の電波透過率の変化にともなう強度較正ファクターの
変動を補正した。
2.光学・磁場・電波観測による熱圏・電離圏・中間圏変動の研究
本観測所では、高感度全天カメラ、掃天フォトメータ、分光温度フォトメータ、フラックス
ゲート磁力計による低緯度オーロラ、大気夜光変動の定常観測を行っており、観測データをホ
ームページで公開している。
2007 年度は、6 月 4 日−8 日にかけて SuperDARN Workshop 国際会議を北海道網走市のホテ
ル網走湖荘にて開催し、
12 カ国から参加した 45 名の外国人研究者を含む 82 名の参加者により、
最新の研究成果発表やレーダーネットワークの運用方針に関する検討を行った。3 日目午後に
は、陸別観測所ポントマム地区の北海道-陸別短波レーダーの見学会を行ない、新レーダーシス
テムのアンテナや送受信機を公開した。
観測データのホームページは以下のとおり。
光学観測データ:http://stdb2.stelab.nagoya-u.ac.jp/omti/index.html
磁場観測データ:http://stdb2.stelab.nagoya-u.ac.jp/mm210/index.html
大型短波レーダー:http://center.stelab.nagoya-u.ac.jp/hokkaido
主な観測装置は次のとおりである。
42
2. ジオスペース研究センター
観
測 機 器
担
当 機 関
成層圏オゾン関連
赤外線フーリエ変換型分光計
太陽地球環境研究所
可視分光計
太陽地球環境研究所
ミリ波放射分光計
国立環境研究所
レーザーレーダー (355 nm)
国立環境研究所
レーザーレーダー (532 nm)
国立環境研究所、東北工業大学
ブリューワ分光光度計
国立環境研究所
オーロラ・大気光・電離圏関連
高感度全天 CCD カメラ
太陽地球環境研究所
2 波長掃天分光観測器
太陽地球環境研究所
3 波長固定型分光測光器
太陽地球環境研究所
分光温度フォトメータ
太陽地球環境研究所
フラックスゲート磁力計
太陽地球環境研究所
LF 標準電波受信機
東北大学、太陽地球環境研究所
HF レーダー (ポントマム地区)
太陽地球環境研究所
富 士 観 測 所 、菅 平 観 測 施 設 、木 曽 観 測 施 設
天体電波源の惑星間空間シンチレーションを利用して太陽風を観測する施設は、豊川分室、
富士観測所、菅平観測施設および木曽観測施設の 4 地点に配置された電波望遠鏡群により
構成されている。これらの施設のうち、富士観測所は、標高 1015 m の富士山裾野の樹海と
豊川分室に建設された新電波望遠鏡。
43
2.ジオスペース研究センター
牧草地に囲まれ電波環境にも恵まれた中に在る。観測所は 1978 年に太陽風観測を目的に設
置され、太陽風観測のための 4 地点システムにおいて要の役を果たしている。各観測点に
は、非対称シリンドリカルパラボラアンテナが設置され、冬季を除き毎日連続して太陽風
を観測している。アンテナの制御を含め、全ての観測は完全自動化され、豊川より遠隔制
御・監視されている。観測所庁舎は、電波シールド室、実験室、宿泊兼居室からなり太陽
風以外の観測にも共同利用できる。富士観測所および木曽観測施設のアンテナは、木星電
波などの観測に共同利用されている。
2006 年度から豊川分室で惑星間空間シンチレーション観測専用の新電波望遠鏡 (ジオ
スペース電波計測システム UHF シリンドリカルパラボラアンテナ) の建設が始まった。
新電波望遠鏡は,子午面トランシット型の固定シリンドリカルパラボラアンテナで、南
北長 10600 cm 東西有効開口幅 1895 cm×2 を有し、327 MHz の周波数で観測を行うこと
ができる。2007 年度は、アンテナに低雑音受信機やダイポール素子、観測制御・データ
収集システムが取り付けられ、システム性能を確認・最適化するための総合調整が行わ
れた。
鹿児島観測所
鹿児島観測所は九州南端の桜島火山の近く、垂水市に位置している。また、大隅半
島の先端の佐多岬にもコンテナハウスをベースとした観測点がある。下表に掲げるよ
うに、各種の電波観測機器などによる観測を実施し、地磁気擾乱、電離圏擾乱、超高
層大気擾乱などの研究を行うとともに、取得データを共同利用に提供している。2007
年 1 月以降は無人観測体制に移行した。
鹿児島観測所。
44
2. ジオスペース研究センター
1.ELF/VLF 空電および 40 kHz 標準電波の観測
ELF/VLF 帯空電 (0.8, 1.5, 5.0, 8.0 kHz) の観測と 40 kHz 標準電波の強度・位相のディジタ
ル観測は、記録計として利用しているパソコンが落雷によって故障することがあったが、
修理・交換を経て 2007 年度も順調に継続した。また、アナログテープに記録されていた 1976
年以降の 30 年分の ELF/VLF 帯空電の波形をディジタル化するプロジェクトを 2007 年 2 月
に開始。2003 年までのすべての磁気テープの記録リストを作成し、ホームページで公開し
た (アドレス:http://stdb2.stelab.nagoya-u.ac.jp/vlf/index.html)。鹿児島観測所と母子里観測所
で観測されたトウィーク空電の分散特性の精密解析から、低緯度域における電離圏 D 層下
部の反射高度 (等価電子密度) を求める研究を、千葉大学と共同で解析を進めている。
2.磁場観測 (フラックスゲート型、インダクション型)
鹿児島観測所における磁場観測は 1989 年から継続し、210 度磁気子午面に沿った磁場多
点観測網の重要観測点として、1 分値データプロットをホームページで公開している
(http://stdb2.stelab.nagoya-u.ac.jp/mm210/)。高時間分解能 (1 秒値) データに関しては、2007
年度は 14 件のデータリクエストが国内外からあり、データを提供した。2007 年 9 月に、誘
導磁力計を垂水からノイズの少ない佐多観測点に移設し、サンプリング周波数を 1 Hz から
64 Hz に上げて、Pc1 帯の地磁気脈動の観測を開始した。
3.大気光観測
鹿児島県佐多の鹿児島大学演習林内に高感度大気光全天カメラ装置を設置し、2000 年 7
月から夜間大気光の観測を開始した。2003 年 9 月にコンテナハウスを設置して、屋外にあ
った観測装置類を収納したことにより、より安定した観測が可能になった。2003 年 12 月、
コンテナハウス内に新たに分光温度フォトメータを設置し、中間圏界面付近の大気温度、
中間圏・熱圏の大気光強度の定常観測を開始した。2005 年 9 月から 2006 年 1 月にかけて、
インドネシアで稼働している同種の分光温度フォトメータの修理のため、佐多のフォトメ
ータとの入れ替え実験を行ったが、2006 年 1 月からは再び定常観測を開始した。現在では、
電話回線によるネットワークを通して、豊川と鹿児島観測所から佐多観測点の機器のデー
タを準リアルタイムで取得できる。これらのデータはホームページ (http://stdb2.stelab.
nagoya-u.ac.jp/omti/) で公開されている。
鹿児島観測所での観測
観 測 項 目
超高層大気環境
地球電磁気環境
場所
観 測 機 器
佐多
大気光全天カメラ
佐多
分光温度フォトメータ
垂水
フラックスゲート磁力計
佐多
誘導磁力計
垂水
ELF/VLF 帯空電観測器
千葉大学工学部
垂水
40 kHz 標準電波受信機
千葉大学工学部
45
共同研究体制
3.研究成果の発表
3. 研究成果の発表
3.1 研 究 論 文 等 (2006年 1月 −2008年 3月 )
著
書
阿部学、小川忠彦、小川泰信、上出洋介、河合崇欣、川田佳史、菊池崇、才野敏郎、佐藤淳、
塩川和夫、関華奈子、中村健治、野澤悟徳、檜山哲哉、藤木利之、増田公明、松見豊、
松本英二、元場哲郎、安成哲三、山口靖、渡邊誠一郎、新しい地球学−太陽−地球生
命圏総合作用系の変動学−、渡邊誠一郎他編、360pp, 名古屋大学出版会、名古屋、2008.
藤井良一、元場哲郎、太陽地球系システムにおける気候変動、環境理学−太陽から人まで、
野上道男編、276pp、古今書院、東京、2006.
Hirahara, M., I. Shinohara, N. Terada, Y. Miyoshi, and T. Mukai, Editors, Future Perspective of
Space Plasma and Particle Instrumentation and International Collaborations, AIP press, New
York, USA, in press.
Kamide, Y., and A. C.-L. Chian, Editors, Handbook of Solar-Terrestrial Environment, 540pp,
Springer Pub., Heidelberg, Germany, 2007.
論
文 (査 読ありの論文のみ掲載)
Abe, K., Y. Hayato, T. Iida, M. Ikeda, J. Kameda, Y. Koshio, A. Minamino, M. Miura, S.
Moriyama, M. Nakahata, S. Nakayama, Y. Obayashi, H. Ogawa, H. Sekiya, M. Shiozawa, Y.
Suzuki, A. Takeda, Y. Takeuchi, K. Ueshima, H. Watanabe, S. Yamada, I. Higuchi, C.
Ishihara, T. Kajita, K. Kaneyuki, G. Mitsuka, H. Nishino, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga,
S. Clark, S. Desai, F. Dufour, E. Kearns, S. Likhoded, M. Litos, J. L. Raaf, J. L. Stone, L. R.
Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper, J. P. Cravens, J. Dunmore, W. R. Kropp, D. W.
Liu, S. Mine, C. Regis, M. B. Smy, H. W. Sobel, M. R. Vagins, K. S. Ganezer, B. Hartfield,
J. Hill, W. E. Keig, J. S. Jang, I. S. Jeong, J. Y. Kim, I. T. Lim, K. Scholberg, M. Fechner, N.
Tanimoto, C. W. Walter, R. Wendell, S. Tasaka, G. Guillian, J. G. Learned, S. Matsuno, M.
D. Messier, T. Hasegawa, T. Ishida, T. Ishii, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K.
Nishikawa, Y. Oyama, Y. Totsuka, A. T. Suzuki, T. Nakaya, H. Tanaka, M. Yokoyama, T. J.
Haines, S. Dazeley, R. Svoboda, A. Habig, Y. Fukuda, T. Sato, Y. Itow, T. Koike, T.
Tanaka, C. K. Jung, T. Kato, K. Kobayashi, C. McGrew, A. Sarrat, R. Terri, C. Yanagisawa,
N. Tamura, Y. Idehara, M. Sakuda, M. Sugihara, Y. Kuno, M. Yoshida, S. B. Kim, B. S.
Yang, T. Ishizuka, H. Okazawa, Y. Choi, H. K. Seo, Y. Gando, K. Inoue, Y. Furuse, H. Ishii,
46
3. 研究成果の発表
K. Nishijima, Y. Watanabe, M. Koshiba, S. Chen, Z. Deng, Y. Liu, D. Kielczewska, H.
Berns, K. K. Shiraishi, E. Thrane, and R. J. Wilkes, Search for matter-dependent
atmospheric neutrino oscillations in Super-Kamiokande, Phys. Rev., D 77, 052001, 2008.
Abe, K., Y. Hayato, T. Iida, K. Ishihara, J. Kameda, Y. Koshio, A. Minamino, C. Mitsuda, M.
Miura, S. Moriyama, M. Nakahata, Y. Obayashi, H. Ogawa, M. Shiozawa, Y. Suzuki, A.
Takeda, Y. Takeuchi, K. Ueshima, I. Higuchi, C. Ishihara, M. Ishitsuka, T. Kajita, K.
Kaneyuki, G. Mitsuka, S. Nakayama, H. Nishino, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga, Y.
Totsuka, S. Clark, S. Desai, F. Dufour, E. Kearns, S. Likhoded, M. Litos, J. R. Raaf, J. L.
Stone, L. R. Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper, J. P. Cravens, W. R. Kropp, D. W.
Liu, S. Mine, C. Regis, M. B. Smy, H. W. Sobel, M. R. Vagins, K. S. Ganezer, J. E. Hill, W.
E. Keig, J. S. Jang, J. Y. Kim, I. T. Lim, K. Scholberg, N. Tanimoto, C. W. Walter, R.
Wendell, R. W. Ellsworth, S. Tasaka, E. Guillian, J. G. Learned, S. Matsuno, M. D. Messier,
A. K. Ichikawa, T. Ishida, T. Ishii, T. Iwashita, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura,
K. Nitta, Y. Oyama, A. T. Suzuki, M. Hasegawa, I. Kato, H. Maesaka, T. Nakaya, K.
Nishikawa, T. Sasaki, H. Sato, S. Yamamoto, M. Yokoyama, T. J. Haines, S. Dazeley, S.
Hatakeyama, R. Svoboda, G. W. Sullivan, A. Habig, R. Gran, Y. Fukuda, T. Sato, Y. Itow,
T. Koike, C. K. Jung, T. Kato, K. Kobayashi, M. Malek, C. McGrew, A. Sarrat, R. Terri, C.
Yanagisawa, N. Tamura, M. Sakuda, M. Sugihara, Y. Kuno, M. Yoshida, S. B. Kim, J. Yoo,
T. Ishizuka, H. Okazawa, Y. Choi, H. K. Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K. Inoue, H. Ishii, K.
Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe, M. Koshiba, D. Kielczewska, J. Zalipska, H. G. Berns,
K. K. Shiraishi, K. Washburn, and R. J. Wilkes, Measurement of atmospheric neutrino flux
consistent with tau neutrino appearance, Phys. Rev. Lett., 97, 171801, 2006.
Abe, K., J. Hosaka, T. Iida, K. Ishihara, J. Kameda, Y. Koshio, A. Minamino, C. Mitsuda, M. Miura,
S. Moriyama, M. Nakahata, Y. Obayashi, H. Ogawa, M. Shiozawa, Y. Suzuki, A. Takeda, Y.
Takeuchi, I. Higuchi, C. Ishihara, M. Ishitsuka, T. Kajita, K. Kaneyuki, G. Mitsuka, S.
Nakayama, H. Nishino, A. Okada, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga, Y. S. Clark, S. Desai,
F. Dufour, E. Kearns, S. Likhoded, M. Litos, J. R. Raaf, J. L. Stone, L. R. Sulak, W. Wang,
M. Goldhaber, D. Casper, J. P Cavens, J. Dunmore, W. R. Kropp, D. W. Liu, S. Mine, C.
Regis, M. B. Smy, H. W. Sobel, M. R. Vagins, K. S. Ganezer, J. Hill, W. E. Keig, J. S. Jang,
J. Y. Kim, I. T. Lim, K. Scholberg, N. Tanimoto, C. W. Walter, R. Wendell, R. W.
Ellsworth, S. Tasaka, G. Guillian, J. G. Learned, S. Matsuno, M. D. Messier, Y. Hayato, A.
K. Ichikawa, T. Ishida, T. Ishii, T. Iwashita, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K.
Nitta, Y. Oyama, Y. Totsuka, A. T. Suzuki, M. Hasegawa, K. Hiraide, I. Kato, H. Maesaka,
T. Nakaya, K. Nishikawa, T. Sasaki, H. Sato, S. Yamamoto, M. Yokoyama, T. J. Haines, S.
Dazeley, S. Hatakeyama, R. Svoboda, G. W. Sullivan, D. Durcan, M. Swanson, A. Clouchi,
A. Habig, Y. Fukuda, T. Sato, Y. Itow, T. Koike, C. K. Jung, T. Kato, K. Kobayashi, M.
Malek, C. McGrew, A. Sarrat, R. Terri, C. Yanagisawa, N. Tamura, M. Sakuda, M.
Sugihara, Y. Kuno, M. Yoshida, S. B. Kim, B. S. Yang, J. Yoo, T. Ishizuka, H. Okazawa, Y.
Choi, H. K. Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K. Inoue, H. Ishii, K. Nishijima, H. Ishino, Y.
47
3.研究成果の発表
Watanabe, M. Koshiba, D. Kielczewska, J. Zalipska, H. G. Berns, R. Gran, K. K. Shiraishi,
A. Stachyra, E. Thrane, K. Washburn, and R. J. Wilkes, High-energy neutrino astronomy
using upward-going muons in Super-Kamiokande I, Astrophys. J., 652, 198-205, 2006.
Abe, T., J. Kurihara, N. Iwagami, S. Nozawa, Y. Ogawa, R. Fujii, H. Hayakawa, and K. Oyama,
Dynamics and energetics of the lower thermosphere in aurora (DELTA) – Japanese sounding
rocket campaign, Earth Planets Space, 58, 1165-1171, 2006.
Adriani, O., L. Bonechi, M. Bongi, R. D’Alessandro, P. Papani, D. A. Faus, J. Velasco, M.
Haguenauer, Y. Itow, K. Masuda, Y. Matsubara, H. Matsumoto, H. Menjo, Y. Muraki, T.
Sako, K. Kasahara, T. Tamura, and K. Yoshida, The LHCf experiment at LHC, Chech. J.
Phys. Suppl., 56, A107-A116, 2006.
Ahn, M. H., E. Aliu, S. Andringa, S. Aoki, Y. Aoyama, J. Argyriades, K. Asakura, R. Ashie, F.
Berghaus, H. G. Berns, H. Bhang, A. Blondel, S. Borghi, J. Bouchez, S. C. Boyd, J.
Burguet-Castell, D. Casper, J. Catala, C. Cavata, A. Cervera, S. M. Chen, K. O. Cho, J. H.
Choi, U. Dore, S. Echigo, X. Espinal, M. Fechner, E. Fernandez, K. Fujii, Y. Fujii, S.
Fukuda, Y. Fukuda, H. Gomez-Cadenas, R. Gran, T. Hara, M. Hasegawa, T. Hasegawa, K.
Hayashi, Y. Hayato, R. L. Helmer, I. Higuchi, J. Hill, K. Hiraide, E. Hirose, J. Hosaka, A. K.
Ichikawa, M. Ieiri, M. Iinuma, A. Ikeda, T. Inagaki, T. Ishida, K. Ishihara, H. Ishii, T. Ishii,
H. Ishino, M. Ishitsuka, Y. Itow, T. Iwashita, H. I. Jang, J. S. Jang, E. J. Jeon, I. S. Jeong, K.
K. Joo, G. Jover, C. K. Jung, T. Kajita, J. Kameda, K. Kaneyuki, B. H. Kang, I. Kato, Y.
Kato, E. Kearns, D. Kerr, C. O. Kim, M. Khabibullin, A. Khotjantsev, D. Kielczewska, B. J.
Kim, H. I. Kim, J. H. Kim, J. Y. Kim, S. B. Kim, M. Kitamura, P. Kitching, K. Kobayashi,
T. Kobayashi, M. Kohama, A. Konaka, Y. Koshio, W. Kropp, J. Kubota, Yu. Kudenko, G.
Kume, Y. Kuno, Y. Kurimoto, T. Kutter, J. Learned, S. Likhoded, I. T. Lim, S. H. Lim, P. F.
Loverre, L. Ludovici, H. Maesaka, J. Mallet, C. Mariani, K. Martens, T. Mariyama, S.
Matsuno, V. Matveev, C. Mauger, K. B. McConnel Mahn, C. McGrew, S. Mikheiyev, M.
Minakawa, A. Minamino, S. Mine, O. Mineev, C. Mitsuda, C. Mitsuoka, M. Miura, Y.
Moriguchi, T. Morita, S. Moriyama, T. Nakadaira, M. Nakahata, K. Nakamura, I. Nakano, F.
Nakata, T. Nakaya, S. Nakayama, T. Namba, R. Nambu, S. Nawang, K. Nishikawa, H.
Nishino, S. Nishiyama, K. Nitta, S. Noda, H. Noumi, F. Nova, P. Novella, Y. Obayashi, A.
Okada, K. Okumura, M. Okumura, M. Onchi, T. Ooyabu, S. M. Oser, T. Otaki, Y. Oyama,
M. Y. Pac, H. Park, F. Pierre, A. Rodriguez, C. Saji, R. Schroeter, M. Sekiguchi, E. Seo, E.
Sharkey, A. Shima, M. Shiozawa, K. Shiraishi, G. Sitjes, M. Smy, T. Takahshi, M. Takasaki,
M. Takatsuki, Y. Takenaga, K. Takenaka, H. Takeuchi, Y. Takeuchi, K. Taki, Y. Takubo, N.
Tamura, H. Tanaka, K. Tanaka, M. Tanaka, Y. Tanaka, K. Tashiro, R. Terri, S. T’Jampens,
A. Tornero-Lopez, T. Toshito, Y. Totsuka, S. Ueda, M. Vagins, L. Whitehead, C. W. Walter,
W. Wang, R. J. Wilkes, S. Yamada, Y. Yamada, S. Yamamoto, Y. Yamanori, C.
Yanagisawa, N. Yershov, H. Yokoyama, M. Yokoyama, J. Yoo, M. Yoshida, and J.
Zalipska, Measurements of neutrino oscillation by the K2K experiment, Phys. Rev., D74,
072003, 2006.
48
3. 研究成果の発表
Amm, O., and R. Fujii, Separation of Cowling channel and local closure currents in the vicinity of a
substorm breakup spiral, J. Geophys. Res., in press (10.1029/2008JA013021).
Amm, O., R. Nakamura, H. U. Frey, Y. Ogawa, M. Kubyshikina, A. Balogh, and H. Reme, Substorm
topology in the ionosphere and magnetosphere during a flux rope event in the magnetotail,
Ann. Geophysicae, 24, 735-750, 2006.
Asai, A., T. Yokoyama, M. Shimojo, S. Masuda, and K. Shibata, Flare Ribbon Expansion and Energy
Release, J. Astrophys. Astr., 27, 167-173, 2006.
Asai, K. T., T. Nagatsuma, T. Hori, and Y. Miyoshi, Development of storm-time proton total energy
based on multi-observation of NOAA satellites, in Advances in Geosciences 8 ST, edited by M.
Duldig et al., World Scientific Pub., Singapore, 79-89, 2007.
Asai, K. T., T. Nagatsuma, H. Shimazu, T. Hori, K. Kitamura, and Y. Miyoshi, Cutoff L-values of
solar protons in comparison with ring current protons during a storm: NOAA/POES
observations, in Advances in Geosciences 2 ST, edited by M. Duldig et al., World Scientific
Pub., Singapore, 105-114, 2006.
Ashour-Abdalla, M., J.-M. Bosqued, M. El-Alaoui, V. Peroomian, T. Umeda, and R. J. Walker,
Modeling PSBL high speed ion beams observed by Cluster and Double Star, Adv. Space
Res., in press.
Beaulieu, J.-P., D. P. Bennett, P. Fouque, A. Williams, M. Dominik, U. G. Jorgensen, D. Kubas, A.
Cassan, C. Coutures, J. Greenhill, K. Hill, J. Menzies, P. D. Sackett, M. Albrow, S. Brillant,
J. A. R. Caldwell, J. J. Calitz, K. H. Cook, E. Corrales, M. Desort, S. Dieters, D. Dominis, J.
Donatowicz, M. Hoffman, S. Kane, J.-B. Marquette, R. Martin, P. Meintjes, K. Pollard, K.
Sahu, C. Vinter, J. Wambsganss, K. Woller, K. Horne, I. Steele, D. M. Bramich, M.
Burgdorf, C. Snodgrass, M. Bode, A. Udalski, M. K. Szymanski, M. Kubiak, T.
Wieckowski, G. Pietrzynski, I. Soszynski, O. Szewczyk, L. Wyrzykowski, B. Paczynski, F.
Abe, I. A. Bond, T. R. Britton, A. C. Gilmore, J. B. Hearnshaw, Y. Itow, K. Kamiya, P. M.
Kilmartin, A. V. Korpela, K. Masuda, Y. Matsubara, M. Motomura, Y. Muraki, S.
Nakamura, C. Okada, K. Ohnishi, N. J. Rattenbury, T. Sako, S. Sato, M. Sasaki, T.
Sekiguchi, D. J. Sullivan, P. J. Tristram, P. C. M. Yock, and T. Yoshioka, Discovery of a
cool planet of 5.5 Earth masses through gravitational microlensing, Nature, 439, 437-440,
2006.
Becker-Guedes, F., Y. Sahai, P. R. Fagundes1, E. S. Espinoza, V. G. Pillat, W. L. C. Lima, Su. Basu,
Sa. Basu, Y. Otsuka, K. Shiokawa, E. M. MacKenzie, X. Pi, and J. A. Bittencourt, The
ionospheric response in the Brazilian sector during the super geomagnetic storm on 20
November 2003, Ann. Geophysicae, 25, 863-873, 2007.
Blum, R. D., J. R. Mould, K. A. Olsen, J. A. Frogel, M. Werner, M. Meixner, F. Markwick-Kemper,
R. Indebetouw, B. Whitney, M. Meade, B. Babler, E. B. Churchwell, K. Gordon, C.
Engelbracht, B.-Q. For, K. Misselt, U. Vijh, C. Leitherer, K. Volk, S. Points, W. Reach, J. L.
Hora, J.-P. Bernard, F. Boulanger, S. Bracker, M. Cohen, Y. Fukui, J. Gallagher, V. Gorjian,
J. Harris, D. Kelly, A. Kawamura, W. B. Latter, S. Madden, A. Mizuno, N. Mizuno, A.
49
3.研究成果の発表
Nota, M. S. Oey, T. Onishi, R. Paladini, N. Panagia, P. Perez-Gonzalez, H. Shibai, S. Sato,
L. Smith, L. Staveley-Smith, A. G. G. M. Tielens, T. Ueta, S. Van Dyk, and D. Zaritsky,
Spitzer SAGE survey of the Large Magellanic Cloud. II. evolved stars and infrared
color-magnitude diagrams, Astron. J., 132, 2034-2045, 2006.
Bonechi, L., O. Adriani, M. Bongi, G. Castellini, R. D’Alessandro, A. Faus, M. Haguenauer, Y. Itow,
K. Kasahara, T. Mase, K. Masuda, Y. Matsubara, H. Matsumoto, H. Menjo, Y. Muraki, P.
Papini, T. Sako, T. Tamura, K. Tanaka, S. Torii, A. Tricomi, W. C. Turner, J. Velsco, H.
Watanabe, and K. Yoshida, The LHCf experiment at the LHC accelerator, AIP Conf. Proc.,
867, 266-273, 2006.
Chian, A. C.-L., and Y. Kamide, An overview of the solar-terrestrial environment, in Handbook of
Solar-Terrestrial Environment, edited by Y. Kamide, and A. C.-L. Chian, Springer Pub.,
Heidelberg, Germany, 1-23, 2007.
Chian, A. C.-L., Y. Kamide, E. L. Rempel, and W. M. Santana, On the chaotic nature of
solar-terrestrial environment: Interplanetary Alfven intermittency, J. Geophys. Res., 111,
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3. 研究成果の発表
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Katagiri, A. Kawachi, S. Kawasaki, T. Kifune, R. Kiuchi, K. Konno, L. Ksenofontov, H. Kubo,
J. Kushida, Y. Matsubara, T. Mizukami, R. Mizuniwa, M. Mori, H. Muraishi, T. Naito, T.
Nakamori, D. Nishida, K. Nishijima, M. Ohishi, Y. Sakamoto, V. Stamatescu, S. Suzuki, T.
Suzuki, D. L. Swaby, H. Tanimura, G. Thornton, F. Tokanai, K. Tsuchiya, Y. Yamada, M.
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3.研究成果の発表
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Motomura, Y. Muraki, S. Nakamura, T. Okumura, K. Ohnishi, N. J. Rattenbury, T. Sako,
To. Saito, S. Sato, L. Skuljan, D. J. Sullivan, T. Sumi, W. L. Sweatman, P. C. M. Yock, The
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Moriyama, M. Nakahata, T. Namba, Y. Obayashi, H. Ogawa, M. Shiozawa, Y. Suzuki, A.
Takeda, Y. Takeuchi, S. Yamada, I. Higuchi, M. Ishitsuka, T. Kajita, K. Kaneyuki, G.
Mitsuka, S. Nakayama, H. Nishino, A. Okada, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga, S. Desai,
E. Kearns, J. L. Stone, L. R. Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper, W. Gajewski, J.
Griskevich, W. R. Kropp, D. W. Liu, S. Mine, M. B. Smy, H. W. Sobel, M. R. Vagins, K. S.
Ganezer, J. Hill, W. E. Keig, K. Scholberg, C. W. Walter, R. W. Ellsworth, S. Tasaka, A.
52
3. 研究成果の発表
Kibayashi, J. G. Learned, S. Matsuno, M. D. Messier, Y. Hayato, A. K. Ichikawa, T. Ishida,
T. Ishii, T. Iwashita, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K. Nitta, Y. Oyama, Y.
Totsuka, A. T. Suzuki, M. Hasegawa, I. Kato, H. Maesaka, T. Nakaya, K. Nishikawa, H.
Sato, S. Yamamoto, M. Yokoyama, T. J. Haines, S. Dazeley, S. Hatakeyama, R. Svoboda, E.
Blaufuss, J. A. Goodman, G. W. Sullivan, D. Turcan, A. Habig, Y. Fukuda, Y. Itow, M.
Sakuda, M. Yoshida, S. B. Kim, J. Yoo, H. Okazawa, T. Ishizuka, C. K. Jung, T. Kato, K.
Kobayashi, M. Malek, C. Mauger, C. McGrew, E. Sharkey, C. Yanagisawa, Y. Gando, T.
Hasegawa, K. Inoue, J. Shirai, A. Suzuki, K. Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe, M.
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Hosaka, J., K. Ishihara, J. Kameda, Y. Koshio, A. Minamino, C. Mitsuda, M. Miura, S. Moriyama,
M. Nakahata, T. Namba, Y. Obayashi, N. Sakurai, A. Sarrat, M. Shiozawa, Y. Suzuki, Y.
Takeuchi, S. Yamada, I Higuchi, M. Ishitsuka, T. Kajita, K. Kaneyuki, G. Mistuoka, S.
Nakayama, H. Nishino, A. Okada, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga, S. Clark, S. Desai, E.
Kearns, S. Likhoded, J. L. Stone, L. R. Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper, J. P.
Cravens, W. R. Kropp, D. W. Liu, S. Mine, M. B. Smy, H. W. Sobel, C. W. Sterner, M. R.
Vagins, K. S. Ganezer, J. Hill, W. E. Keig, J. S. Jang, J. Y. Kim, I. T. Lim, K. Scholberg, C.
W. Walter, R. W. Ellsworth, S. Tasaka, G. Guillian, A. Kibayashi, J. G. Learned, S.
Matsuno, M. D. Messier, Y. Hayato, A. K. Ichikawa, T. Ishida, T. Ishii, T. Iwashita, T.
Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K. Nitta, Y. Oyama, Y. Totsuka, A. T. Suzuki, M.
Hasegawa, I. Kato, H. Maesaka, T. Nakaya, K. Nishikawa, T. Sasaki, H. Sato, S. Yamamoto,
M. Yokogawa, T. J. Haines, S. Dazeley, B. K. Kim, K. B. Lee, S. Hatakeyama, R. Svoboda,
E. Blaufuss, J. A. Goodman, G. W. Sullivan, D. Turcan, J. Cooley, A. Habig, Y. Fukuda, T.
Sato, Y. Itow, C. K. Jung, T. Kato, K. Kobayashi, M. Malek, K. Martens, C. Mauger, C.
McGrew, E. Sharkey, C. Yanagisawa, N. Tamura, M. Sakuda, Y. Kuno, M. Yoshida, S. B.
53
3.研究成果の発表
Kim, J. Yoo, H. Okazawa, T. Ishizuka, Y. Choi, H. K. Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K.
Inoue, J. Shirai, A. Suzuki, K. Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe, M. Koshiba, D.
Kielczewska, J. Zalipska, H. G. Berns, R. Gran, K. K. Shiraishi, A. L. Stachyra, K.
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Hosaka, J., K. Ishihara, J. Kameda, Y. Koshio, A. Minamino, C. Mitsuda, M. Miura, S. Moriyama,
M. Nakahata, T. Namba, Y. Obayashi, N. Sakurai, M. Shiozawa, Y. Suzuki, A. Takeda, Y.
Takeuchi, S. Yamada, I Higuchi, M. Ishitsuka, T. Kajita, K. Kaneyuki, G. Mitsuoka, S.
Nakayama, H. Nishino, A. Okada, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga, S. Clark, S. Desai, E.
Kearns, S. Likhoded, J. L. Stone, L. R. Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper, J. P.
Cravens, W. R. Kropp, D. W. Liu, S. Mine, C. Regis, M. B. Smy, H. W. Sobel, C. W.
Sterner, M. R. Vagins, K. S. Ganezer, J. E. Hill, W. E. Keig, J. S. Jang, J. Y. Kim, I. T. Lim,
K. Scholberg, C. W. Walter, R. Wendell, R. W. Ellsworth, S. Tasaka, G. Guillian, A.
Kibayashi, J. G. Learned, S. Matsuno, M. D. Messier, Y. Hayato, A. K. Ichikawa, T. Ishida,
T. Ishii, T. Iwashita, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K. Nitta, Y. Oyama, Y.
Totsuka, A. T. Suzuki, M. Hasegawa, I. Kato, H. Maesaka, T. Nakaya, K. Nishikawa, T.
Sasaki, H. Sato, S. Yamamoto, M. Yokogawa, T. J. Haines, S. Dazeley, S. Hatakeyama, R.
Svoboda, E. Blaufuss, J. A. Goodman, G. W. Sullivan, D. Turcan, J. Cooley, A. Habig, Y.
Fukuda, T. Sato, Y. Itow, C. K. Jung, T. Kato, K. Kobayashi, M. Malek, K. Martens, C.
Mauger, C. McGrew, A. Sarrat, C. Yanagisawa, N. Tamura, M. Sakuda, Y. Kuno, M.
Yoshida, S. B. Kim, J. Yoo, T. Ishizuka, Y. Choi, H. K. Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K.
Inoue, J. Shirai, A. Suzuki, K. Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe, M. Koshiba, D.
Kielczewska, J. Zalipska, H. G. Berns, R. Gran, K. K. Shiraishi, A. Stachyra, K.
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A. Minamino, C. Mitsuda, M. Miura, S. Moriyama, M. Nakahata, Y. Obayashi, H. Ogawa,
H. Sekiya, M. Shiozawa, Y. Suzuki, Y. Takeuchi, K. Ueshima, H. Watanabe, S. Yamada, I.
Higuchi, C. Ishihara, M. Ishitsuka, T. Kajita, K. Kaneyuki, G. Mitsuka, S. Nakayama, H.
Nishino, K. Okumura, C. Saji, Y. Takenaga, S. Clark, S. Desai, F. Dufour, E. Kearns, S.
Likhoded, M. Litos, J. L. Raaf, J. L. Stone, L. R. Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper,
J. P. Cravens, J. Dunmore, W. R. Kropp, D. W. Liu, S. Mine, C. Regis, M. B. Smy, H. W.
Sobel, K. S. Ganezer, J. Hill, W. E. Keig, J. S. Jang, J. Y. Kim, I. T. Lim, K. Scholberg, N.
54
3. 研究成果の発表
Tanimoto, C. W. Walter, R. Wendell, R. W. Ellsworth, S. Tasaka, G. Guillian, J. G. Learned,
S. Matsuno, M. D. Messier, Y. Hayato, A. K. Ichikawa, T. Ishida, T. Ishii, T. Iwashita, T.
Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K. Nitta, Y. Oyama, Y. Totsuka, A. T. Suzuki, M.
Hasegawa, K. Hiraide, H. Maesaka, T. Nakaya, K. Nishikawa, T. Sasaki, S. Yamamoto, M.
Yokoyama, T. J. Haines, S. Dazeley, S. Hatakeyama, R. Svoboda, G. W. Sullivan, D.
Turcan, A. Habig, T. Sato, Y. Itow, T. Koike, T. Tanaka, C. K. Jung, T. Kato, K.
Kobayashi, M. Malek, C. McGrew, A. Sarrat, R. Terri, C. Yanagisawa, N. Tamura, Y.
Idehara, M. Sakuda, M. Sugihara, Y. Kuno, M. Yoshida, S. B. Kim, B. S. Yang, J. Yoo, T.
Ishizuka, H. Okazawa, Y. Choi, H. K. Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K. Inoue, Y. Furuse, H.
Ishii, K. Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe, M. Koshiba, S. Chen, Z. Deng, Y. Liu, D.
Kielczewska, J. Zalipska, H. Berns, R. Gran, K. K. Shiraishi, A. Stachyra, E. Thrane, K.
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Hayashi, Y. Higashi, R. Inoue, C. Itoh, F. Kajino, H. Katagiri, A. Kawachi, S. Kawasaki, T.
Kifune, R. Kiuchi, K. Konno, H. Kubo, J. Kushida, Y. Matsubara, T. Mizukami, R.
Mizuniwa, M. Mori, H. Muraishi, T. Naito, T. Nakamori, D. Nishida, K. Nishijima, M. Ohishi,
Y. Sakamoto, V. Stamatescu, S. Suzuki, T. Suzuki, D. L. Swaby, T. Tanimori, G. Thornton, F.
Tokanai, K. Tsuchiya, S. Watanabe, Y. Yamada, M. Yamazaki, S. Yanagita, T. Yoshida, T.
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Saito, Y., S. Yokota, K. Asamura, T. Tanaka, R. Akiba, M. Fujimoto, H. Hasegawa, H. Hayakawa, M.
Hirahara, M. Hoshino, S. Machida, T. Mukai, T. Nagai, T. Nagatsuma, M. Nakamura, K.
Oyama, E. Sagawa, S. Sasaki, K. Seki, and T. Terasawa, Low energy charged particle
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Sakaguchi, K., K. Shiokawa, Y. Miyoshi, Y. Otsuka, T. Ogawa, K. Asamura, and M. Connors,
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Sako, T., T. Sekiguchi, M. Sasaki, K. Okajima, F. Abe, I. A. Bond, J. B. Hearnshaw, Y. Itow, K.
Kamiya, P. M. Kilmartin, K. Masuda, Y. Matsubara, Y. Muraki, N. J. Rattenbury, D. J.
Sullivan, T. Sumi, P. Tristram, T. Yanagisawa, and P. C. M. Yock, MOA-cam3: a
wide-field mosaic CCD camera for a gravitational microlensing survey in New Zealand, Exp.
63
3.研究成果の発表
Astron., in press.
Sako, T., O. Adriani, L. Bonechi, M. Bongi, A. Faus, M. Haguenauer, Y. Itow, K. Kasahara, K.
Masuda, Y. Matsubara, H. Matsumoto, H. Menjo, Y. Muraki, Y. Obata, T. Tamura, K.
Tanaka, S. Torii, W.C. Turner, J. Velasco, and K. Yoshida, Performance of the prototype
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Sako, T., K. Watanabe, Y. Muraki, Y. Matsubara, H. Tsujihara, M. Yamashita, T. Sakai, S.
Shibata, J. F. Valdes-Galicia, L. X. Gonzalez, A. Hurtado, O. Musalem, P. Miranda, N.
Martinic, R. Ticona, A. Velarde, F. Kakimoto, S. Ogio, Y. Tsunesada, H. Tokuno, Y. T.
Tanaka, I. Yoshikawa, T. Terasawa, Y. Saito, T. Mukai, and M. Gros, Long-lived solar
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Shiokawa, K., S. Suzuki, Y. Otsuka, T. Ogawa, T. Nakamura, M. G. Mlynczak, and J. M. Russell
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Shiokawa, K., K. Hosokawa, K. Sakaguchi, A. Ieda, Y. Otsuka, T. Ogawa, and M. Connors, The
Optical Mesosphere Thermosphere Imagers (OMTIs) for network measurements of aurora and
airglow, in Future Perspective of Space Plasma and Particle Instrumentation and
64
3. 研究成果の発表
International Collaborations, edited by M. Hirahara, I. Shinohara, N. Terada, Y. Miyoshi, and
T. Mukai, AIP press, New York, USA, in press.
Shiokawa, K., T. Tsugawa, Y. Otsuka, T. Ogawa, G. Lu, A. Saito, and M. Yamamoto, Optical and
radio observations and AMIE/TIEGCM modeling of nighttime traveling ionospheric
disturbances at mid-latitudes during geomagnetic storms, in Mid-Latitude Ionospheric
Dynamics and Disturbances, Geophys. Monogr. Ser., Amer. Geophys. Union, Washington,
D.C. in press.
Shiokawa, K., Y. Otsuka, S. Suzuki, T. Katoh, Y. Katoh, M. Satoh, T. Ogawa, H. Takahashi, D.
Gobbi, T. Nakamura, B. P. Williams, C.-Y. She, M. Taguchi, and T. Shimomai, Development
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Shiokawa, K., K. Seki, Y. Miyoshi, A. Ieda, T. Ono, M. Iizima, T. Nagatsuma, T. Obara, T.
Takashima, K. Asamura, Y. Kasaba, A. Matsuoka, Y. Saito, H. Saito, M. Hirahara, Y.
Tonegawa, F. Toyama, M. Tanaka, M. Nose, Y. Kasahara, K. Yumoto, H. Kawano, A.
Yoshikawa, Y. Ebihara, A. Yukimatsu, N. Sato, S. Watanabe, and the Inner Magnetosphere
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Swanson, M. E. C., K. Abe, J. Hosaka, T. Iida, K. Ishihara, J. Kameda, A. Koshio, A. Minamino, C.
Mitsuda, M. Miura, S. Moriyama, M. Nakahata, Y. Obayashi, H. Ogawa, M. Shiozawa, Y.
Suzuki, A. Takeda, Y. Takeuchi, K. Ueshima, I. Higuchi, C. Ishihara, M. Ishitsuka, T. Kajita,
K. Kaneyuki, G. Mitsuka, S. Nakayama, H. Nishino, A. Okada, K. Okumura, C. Saji, Y.
65
3.研究成果の発表
Takenaga, S. Clark, S. Desai, F. Dufour, E. Kearns, S. Likhoded, M. Litos, J. L. Raaf, S. Mine,
C. Regis, M. B. Smy, H. W. Sobel, M. R. Vagins, K. S. Ganezer, J. E. Hill, W. E. Keig, J. S.
Jang, J. Y. Kim, I. T. Lim, K. Sholberg, N. Tanimoto, C. W. Walter, R. Wendell, R. W.
Ellsworth, S. Tasaka, G. Guillian, J. G. Learned, S. Matsuno, M. D. Messier, Y. Hayato, A. K.
Ichikawa, T. Ishida, T. Ishii, T. Iwashita, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K. Nitta,
Y. Oyama, Y. Totsuka, A. T. Suzuki, M. Hasegawa, K. Hiraide, I. Kato, H. Maesaka, T.
Nakaya, K. Nishikawa, T. Sasaki, H. Sato, S. Yamamoto, M. Yokoyama, T. J. Haines, S.
Dazeley, S. Hatakeyama, R. Svoboda, G. W. Sullivan, D. Turcan, J. Cooley, K. B. M. Mahn,
A, Habig, Y. Fukuda, T. Sato, Y. Itow, T. Koike, C. K. Jung, T. Kato, K. Kobayashi, M.
Malek, C. McGrew, A. Sarrat, R. Terri, C. Yanagisawa, N. Tamura, M. Sakuda, M. Sugihara,
Y. Kuno, M. Yoshida, S. B. Kim, B. S. Yang, J. Yoo, T. Ishizuka, H. Okazawa, Y. Choi, H. K.
Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K. Inoue, H. Ishii, K. Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe, M.
Koshiba, D. Kielczewska, J. Zalipska, H. G. Berns, R. Gran, K. K. Shiraishi, A. Stachyra, E.
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L. Zhang, A. Balogh, G. Paschmann, R. B. Torbert, B. Klecker, H. Rème, P. Puhl-Quinn, P.
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Takahashi, K., E. Iwasaki, T. Nakayama, Y. Matsumi, and T. J. Wallington, Vacuum ultraviolet
laser-induced fluorescence kinetic study of the reactions of Cl atoms with fluoroalkenes
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66
3. 研究成果の発表
2007.
Takasaki, H., J. Kiyohara, A. Asai, H. Nakajima, T. Yokoyama, S. Masuda, J. Sato, and T. Kosugi,
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Takeda, K., Y. Kubota, S. Takashima, M. Hori, A. Serdyuchenko, M. Ito, and Y. Matsumi,
Diagnostics of surface wave excited Kr/O2 plasma for low-temperature oxidation processes, J.
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Takenaga, Y., K. Abe, Y. Hayato, T. Iida, K. Ishihara, J. Kameda, Y. Koshio, A. Minamino, C.
Mitsuda, M. Miura, S. Moriyama, M. Nakahata, Y. Obayashi, H. Ogawa, M. Shiozawa, Y.
Suzuki, A. Takeda, Y. Takeuchi, K. Ueshima, H. Watanabe, S. Yamada, I. Higuchi, C.
Ishihara, M. Ishitsuka, T. Kajita, K. Kaneyuki, G. Mitsuka, S. Nakayama, H. Nishino, K.
Okumura, C. Saji, Y. Totsuka, S. Clark, S. Desai, F. Dufour, A. Herfurth, E. Kearns, S.
Likhoded, M. Litos, J. L. Raaf, J. L. Stone, L.R. Sulak, W. Wang, M. Goldhaber, D. Casper,
J. P. Cravens, J. Dunmore, J. Griskevich, W.R. Kropp, D.W. Liu, S. Mine, C. Regis, M.B.
Smy, H.W. Sobel, M.R. Vagins, K. S. Ganezer, J. E. Hill, W. E. Keig, J. S. Jang, J. Y. Kim,
I. T. Lim, K. Scholberg, N. Tanimoto, C. W. Walter, R. Wendell, R. W. Ellsworth, S.
Tasaka, E. Guillian, J. G. Learned, S. Matsuno, M. D. Messier, A. K. Ichikawa, T. Ishida, T.
Ishii, T. Iwashita, T. Kobayashi, T. Nakadaira, K. Nakamura, K. Nishikawa, K. Nitta, Y.
Oyama, A.T. Suzuki, M. Hasegawa, H. Maesaka, T. Nakaya, T. Sasaki, H. Sato, S.
Yamamoto, M. Yokoyama, T.J. Haines, S. Dazeley, S. Hatakeyama, R. Svoboda, G. W.
Sullivan, R. Gran, A. Habig, Y. Fukuda, T. Sato, Y. Itow, T. Koike, C. K. Jung, T. Kato, K.
Kobayashi, C. McGrew, A. Sarrat, R. Terri, C. Yanagisawa, N. Tamura, M. Sakuda, M.
Sugihara, Y. Kuno, M. Yoshida, S. B. Kim, B. S. Yang, T. Ishizuka, H. Okazawa, Y. Choi,
H. K. Seo, Y. Gando, T. Hasegawa, K. Inoue, H. Ishii, K. Nishijima, H. Ishino, Y. Watanabe,
M. Koshiba, S. Chen, Z. Deng, Y. Liu, D. Kielczewska, H. G. Berns, K. K. Shiraishi, E.
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67
3.研究成果の発表
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Tsugawa, T., T. Sadakane, J. Sato, Y. Otsuka, T. Ogawa, K. Shiokawa, and A. Saito,
Summer-winter hemispheric asymmetry of sudden increase in ionospheric total electron
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Tsugawa T., S.-R. Zhang, A. J. Coster, Y. Otsuka, J. Sato, A. Saito, Y. Zhang, and L. J. Paxton,
Summer-winter hemispheric asymmetry of the sudden increase in ionospheric total electron
content and of the O/N2 ratio: Solar activity dependence, J. Geophys. Res., 112, A08301, 2007
(10.1029/2007JA012415).
Tsurutani, B. T., W. D. Gonzalez, A. L. C. Gonzalez, F. L. Guarnieri, N. Gopalswamy, M. Grande, Y.
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68
3. 研究成果の発表
Watanabe, K., M. Gros, P. H. Stoker, K. Kudela, C. Lopate, J. F. Valdes-Galicia, A. Hurtado, O.
Musalem, R. Ogasawara, Y. Mizumoto, M. Nakagiri, A. Miyashita, Y. Matsubara, T. Sako,
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Watanabe, K., Y. Muraki, Y. Matsubara, K. Murakami, T. Sako, P. Miranda, R. Ticona, A.
Velarde, F. Kakimoto, S. Ogio, H. Tokuno, H. Tsuchiya, S. Shibata, T. Sakai, Y. Mizumoto, R.
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Watanabe, K., T. Sako, Y. Muraki, Y. Matsubara, T. Sakai, S. Shibata, J. F. Valdés-Galicia, L. X.
González, A. Hurtado, O. Musalem, P. Miranda, N. Martinic, R. Ticona, A. Velarde, F.
Kakimoto, S. Ogio, Y. Tsunesada, H. Tokuno, Y. T. Tanaka, I. Yoshikawa, T. Terasawa, Y.
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Lett., 35, L03101, 2008 (10.1029/2007GL032496).
Zhang, P., V. Kharchenko, A. Dalgarno, Y. Matsumi, T. Nakayama, and K. Takahashi, Approach
to thermal equilibrium in atomic collisions, Phys. Rev. Lett., 100, 103001, 2008.
69
3.研究成果の発表
3.2 学会・研究会等での発表 (2007 年 4 月−2008 年 3 月)
国際研究集会
研 究 集 会 名
開 催 国
開 催 期 日
発表数
コンビ
ーナー 教員 研究員 学生
計
2007 年
ア メリカ
4 月 22− 25 日
1
0
0
1
日本
4 月 24− 27 日
1
0
0
1
NDACC-IRWG meeting 2007
ス ペイン
4 月 30 日−5 月 4 日
1
0
0
1
Greenland Space Science
Symposium
デンマーク
5 月 4−9 日
1
0
0
1
ISSI International Team Meeting :
Coronal Hard X-ray Sources in
Solar Flare
ス イス
5 月 7−11 日
1
0
0
1
2007 Taiwan Geosciences Assembly
台湾
5 月 15− 18 日
1
0
0
1
AGU 2007 Joint Assembly
メ キシコ
5 月 22− 25 日
1
0
0
1
SuperDARN Workshop 2007
日本
6 月 4−8 日
7
3
3
13
GEM 2007 Workshop
アメリカ
6 月 17−22 日
0
0
1
1
2007 CEDAR/DASI Workshop
アメリカ
6 月 24−29 日
0
1
1
2
PD07/International Workshop on
new Photon-Detectors
日本
6 月 27−29 日
0
0
1
1
IUGG XXIV General Assembly
2007
イタリア
7 月 2−13 日
5
3
1
9
30th International Cosmic Ray
Conference
メキシコ
7 月 3−11 日
3
0
3
6
Bilateral Seminar Italy-Japan on
Electromagnetics in Seismic
and Volcanic Areas
日本
7 月 25−27 日
1
0
0
1
AOGS 2007/4th Annual Meeting
タイ
7 月 30−8 月 4 日
5
0
1
6
13th International EISCAT
Workshop
フィンランド
8 月 6−10 日
2
0
0
2
IV International Conference
“Solar-Terrestrial Bonds and
Earthquake Precursors”
ロ シア
8 月 14− 17 日
1
0
0
1
Announcing First Results from
Hinode
アイルランド
8 月 20− 24 日
0
1
0
1
Cluster PEACE and RAPID Team
Meeting
イ ギリス
9 月 5−7 日
0
1
0
1
RF Ionospheric Interactions
Workshop
Initial Results from Hinode :
Workshop in Memory of Takeo
Kosugi
70
3
1
3.研究成果の発表
International Conference on
Topics in Astroparticle and
Underground Physics (TAUP)
2007
日本
9 月 11−15 日
1
0
0
1
The 25th Anniversary of the
IMAGE Magnetometer Network
ド イツ
10 月 8−10 日
1
0
0
1
IAU Symposium No. 249
中国
10 月 22−26 日
2
0
0
2
International CAWSES Symposium
日本
10 月 23−27 日
1
17
6
9
32
Toyokawa IPS Workshop
日本
10 月 30−31 日
2
3
0
0
3
The 2nd International JEM-EUSO
Meeting
日本
11 月 2−3 日
1
0
0
1
JGRG17
日本
12 月 3−7 日
1
0
0
1
AGU Fall Meeting
アメリカ
12 月 10−14 日
6
5
4
15
1st Asia Pacific School on
International Heliophysical Year
インド
12 月 10−22 日
1
0
0
1
1
2008 年
Conference on Earth-Sun System
Exploration: Energy Coupling
Within and Between Plasma
Regimes
アメリカ
1 月 14−18 日
2
0
0
2
Manchester Microlensing Conference
イギリス
1 月 21−25 日
1
0
0
1
The First Korean Winter School
on Space Physics
韓国
2 月 21−22 日
1
0
0
1
US-Japan Workshop on Magnetic
Reconnection 2008
日本
3 月 3−6 日
1
0
0
1
Accelerators in the Universe
日本
3 月 12−14 日
1
0
0
1
SMILES International Workshop
日本
3 月 17−19 日
2
0
0
2
International Workshop on
Advances in Cosmic Ray Science
日本
3 月 17−19 日
1
0
0
1
72
20
合計
24 116
国内学会
研 究 集 会 名
開 催 場 所
開 催 期 日
発 表 数
コンビ
ーナー
教員 研究員 学生
計
2007 年
日本気象学会 2007 年度春期
大会
国立オリンピッ
ク記念青少年総
合 センタ ー
5 月 13−16 日
日本地球惑星科学連合 2007
年大会
幕張メッセ国際会
議場
5 月 19−24 日
71
2
1
0
0
1
20
10
14
44
3.研究成果の発表
第 48 回大気環境学会年会
岡山理科大学
9 月 5−7 日
1
0
0
1
日本物理学会第 62 回年次大会
北海道大学
9 月 21−24 日
0
0
6
6
日本天文学会 2007 年秋季年会
岐阜大学
9 月 26−28 日
4
2
5
11
第 122 回地球電磁気・地球惑
星圏学会総会および講演会
名古屋大学
9 月 28−10 月 1 日
17
9
13
39
第 21 回数値流体力学シンポ
ジウム
秋葉原コンベンシ
ョンホール
12 月 19−21 日
1
0
0
1
3
2008 年
日本物理学会第 63 回年次大会
近畿大学
3 月 22−26 日
2
0
5
7
日本天文学会 2008 年春季年会
国立オリンピック
記念青少年総合セ
ンター
3 月 24−27 日
2
0
5
7
48
21
合
計
48 117
研究会等
研 究 集 会 名
開 催 場 所
開 催 期 日
コンビ
発 表 数
ーナー
教員 研究員 学生
計
2007 年
宇宙ブロック研究発表会
名古屋大学
4 月 3−4 日
2
0
1
3
HIMAC 共同利用研究成果発
表会
ホテルポートプラザ
千葉
4 月 9−10 日
1
0
0
1
小型科学衛星 WG 第 1 回研
究会
宇宙航空研究機構
4 月 13 日
1
0
0
1
第 23 回化学反応討論会
神戸大学
6 月 13−15 日
1
0
2
3
太陽将来計画ワークショップⅡ
国立天文台
6 月 26 日
1
0
0
1
第 31 回極域宙空圏シンポジ
ウム
国立極地研究所
7 月 23−24 日
6
3
3
12
ひので−太陽風ワークショップ
国立天文台
7 月 26 日
2
0
0
2
プラズマ科学のフロンティ
ア 2007 研究会
核融合科学研究所
8 月 1−3 日
1
0
0
1
第 24 回エアロゾル科学・技
術研究討論会
国立保健医療科学
院
8 月 9−11 日
1
0
0
1
シンポジウム−太陽地球環
境研究の現状と将来
志賀島荘 (福岡県)
8 月 27−29 日
2
2
1
5
第 3 回最新の天文学の普及
飛騨天文台
9 月 9−10 日
1
0
0
1
大阪府立大学
9 月 10−11 日
1
0
0
1
をめざすワークショップ
−太陽編
磁気嵐シミュレータ実現に
向けた検討会
72
1
3.研究成果の発表
STE 研・NICT 合同シミュレ
ーション研究会
大阪府立大学
9 月 11−12 日
STE 研究連絡会現象報告会と
現象解析ワークショップ
情報通信研究機構
高精度アストロメトリ観測
の時代を迎えた 21 世紀の
天文学
3
2
1
0
3
9 月 14 日
1
2
1
4
国立天文台
9 月 19−20 日
1
0
0
1
研究会「暗黒物質と銀河構
造」2007
ウェルサンピア伊勢
9 月 29−30 日
2
2
0
0
2
「宇宙地球系情報科学研究
会」
「地球科学データの収集
と公開に関する研究集会」
金沢大学
10 月 11−12 日
2
2
0
0
2
中間圏・熱圏・電離圏研究会
情報通信研究機構
11 月 13−14 日
4
1
1
6
電離圏の利用と影響に関す
るシンポジウム
情報通信研究機構
11 月 14−15 日
3
1
0
4
第 80 回生存圏シンポジウム
/SGEPSS 波動分科会「シ
ミュレーション奥儀」
福井市地域交流プ
ラザ
11 月 15−16 日
1
0
2
3
惑星形成の初期条件および乱
流ダイナモに関する研究会
オハヨーサンホテ
ル (岐阜)
11 月 16−18 日
0
1
0
1
磁気圏−電離圏複合系にお
ける対流に関する研究会
吉備国際大学
11 月 26−27 日
1
2
1
4
第 13 回大気化学討論会
名古屋大学
11 月 27−29 日
2
1
6
9
第 2 回「地文台によるサイエ
ンス」シンポジウム ∼ 極
限エネルギー宇宙物理か
ら地球科学まで ∼
甲南大学
12 月 8−9 日
2
0
0
2
宇宙線研究所共同利用研究発
表会
東京大学宇宙線研
究所
12 月 14−15 日
2
0
0
2
第 1 回赤道大気レーダーシン
ポジウム
京都大学
12 月 20−21 日
3
0
0
3
ERG 計画検討会議「ERG 計
名鉄犬山ホテル
12 月 25−26 日
3
4
2
0
6
名鉄犬山ホテル
12 月 26−28 日
2
5
1
2
8
1
0
0
1
1
画ワーキンググループキ
ックオフ会合」
GEMSIS ワークショップ:実
証型ジオスペースモデリ
ングに向けて
2008 年
第 87 回京都大学生存圏シン
ポジウム「中低緯度熱圏大
気風速のロケット観測」
京都大学
1 月 7−8 日
73
3.研究成果の発表
ミリ波・サブミリ波受信機ワ
ークショップ (ミリ波∼
テラヘルツ波受信技術に
関するワークショップ)
大阪府立大学
1 月 24−25 日
1
1
0
0
1
中緯度短波レーダー研究会
名古屋大学
1 月 28 日
3
6
1
2
9
平成 19 年度太陽圏シンポジ
ウムおよび STE 研研究集
会「惑星間空間中の高エネ
ルギー粒子成分の起源と
粒子加速・伝播機構Ⅸ/太
陽地球環境と宇宙線モジ
ュレーション」
名古屋大学
1 月 28−30 日
1
3
0
0
3
磁気圏・電離圏シンポジウム
「宇宙プラズマ関連研究
計画の全体像の俯瞰」
宇宙航空研究開発
機構
1 月 29−30 日
2
0
0
2
太陽活動と気候・気象に関す
る小研究会
名古屋大学
2 月 20 日
0
0
1
1
大気圏シンポジウム
宇宙航空研究開発
機構
2 月 27−28 日
1
1
1
3
特定領域「太陽系外惑星科学
の展開」第 4 回大研究会
東京大学
3 月 3−5 日
0
0
3
3
第 3 回ジオスペース環境科
学研究会
九州大学
3 月 5−6 日
5
1
0
6
STE 研究連絡会現象報告会と
現象解析ワークショップ
情報通信研究機構
3月7日
0
1
0
1
電磁気圏観測の現状と将来
名古屋大学
3 月 15 日
1
0
0
1
ISAS/JAXA 宇宙放射線シン
ポジウム
国立天文台
3 月 17−18 日
2
0
0
2
第 9 回惑星圏研究会
東北大学
3 月 17−19 日
2
0
1
3
超高層大気・電磁気圏研究成
果公表のための論文執筆ワ
ークショップ
伊良湖ガーデンホ
テル
3 月 25−27 日
1
0
0
1
80
21
合
計
74
1
28 129
4.組織・職員
4. 組織・職員
組織図
本研究所は、5 研究部門 (4 研究部門および 1 客員部門)、ジオスペース研究センター、
ならびに技術部と研究所事務部から構成されている。2004 年 4 月に設置されたジオスペー
ス研究センターは、共同観測情報センターと観測所を統合したもので、現在はマネジメン
ト部、プロジェクト推進部、4 観測所で構成されている。
所
長
副所長
研究部門
ジオスペース研究センター
技術部
研究所事務部*
経理課
総務課
鹿児島観 測所
富士観測所
陸別観測所
母子里観測所
プロジェ クト推進部
マネジメント部
大気環境変動予測 客(員 )
総合解析
太陽圏環 境
電磁気圏環境
大気圏環境
*研究所事務部は、太陽地球環境研究所、環境医学研究所、エコトピア科学研究所の統合事務部。
75
4.組織・職員
職員名簿
▲ 2007 年 4 月 2 日−2008 年 4 月 1 日 転出・退職
○ 2007 年 4 月 2 日−2008 年 4 月 1 日 転入・採用
* 分室 (豊川地区) 勤務
所 長
副所長
副所長
藤井
小島
松見
良一
正宜▲
豊○
研究部門
第 1 部門 大気圏環境
教 授
松見
教
授
水野
豊
准教授
長濵
智生
亮
助
中山
智喜○
教
第 2 部門 電磁気圏環境
教 授
小川
教 授
藤井
准教授
塩川
忠彦▲
良一
和夫*
准教授
助 教
助 教
野澤 悟徳
大塚 雄一*
大山伸一郎
第 3 部門 太陽圏環境
教 授
小島
教 授
伊藤
准教授
松原
准教授
増田
正宜▲
好孝
豊
公明
准教授
助 教
助 教
徳丸
﨏
住
宗利
隆志
貴宏
助
助
家田
三好
章正
由純
第 4 部門 総合解析
教 授
菊池
崇
准教授
増田
智
准教授
関 華奈子
教
教
ジオスペース研究センター
センター長
センター長
教 授 (兼)
教 授 (兼)
准教授
准教授
小島
荻野
阿部
西谷
正宜▲
瀧樹○
文雄
望
母子里観測所
所 長
教
授 (兼)
松見
豊
富士観測所
所 長
教
授 (兼)
小島
正宜▲
准教授 (兼)
徳丸
宗利○
所
長
助
助
助
教
教
教
藤木
前澤
梅田
謙一
裕之
隆行
教 授 (兼)
水野
亮
鹿児島観測所
所 長
教 授 (兼)
小川
忠彦▲
塩川
和夫○
陸別観測所
所 長
76
所
長
准教授 (兼)
4.組織・職員
研究所事務部
事務部長
事務部長
総務課長
経理課長
横田 圭介▲
服部 幸博○
松岡真一郎
井沢 文雄
総務課
専門員
河合
泰和
第一庶務掛
掛 長
掛 長
平松 利朗▲
大久保 淳○
主
研究支援掛
掛 長
梶浦有一郎
事務職員
山浦
裕子
第二庶務掛
第三庶務掛
(環境医学研究所 担当)
(エコトピア科学研究所 担当)
事務職員
事務職員
小林
永田
健士
真弥○
技術職員
技術職員
技術職員
技術職員
丸山
山本
濱口
川端
益史
優佳
佳之*
哲也○
任
早瀬みどり
経理課
専門職員
向井
廣▲*
第一経理掛
掛 長
主 任
犬飼
中澤
第二経理掛
第三経理掛
(環境医学研究所 担当)
(エコトピア科学研究所 担当)
幹緒
一夫▲
全学技術センター (太陽地球環境研究所)
技術長
先任専門技術職員
技術班長
技術班長
技術班長
技術専門職員
鳥山
加藤
哲司*
泰男*
丸山 一夫
山田 良実▲
池神 優司 (母子里観測所)
児島 康介
77
4.組織・職員
技術補佐員等
電磁気圏環境部門
太陽圏環境部門
総合解析部門
佐藤
山田
奥田
貢*
良実
友紀
ジオスペース研究センター
共通
母子里観測所
塚本 隆啓
浅野かよ子*
瀬良 正幸
事務補佐員等
(2008 年 4 月 1 日現在)
所
属
人数
研究部門
15
ジオスペース研究センター
備
考
(うち 3*)
4
観測所
事務部 (太陽地球環境研究所担当)
3
(鹿児島 2)
6
(うち 2*)
招聘客員研究員
氏
名
Buchert, S.
Moen, J.
Wanliss, J.
Shalimov, S.
Bennett, D. P.
Koustov, A. V.
所
属・役 職
在
任 期 間
スウェーデン宇宙物理研究所・上
級研究員 (スウェーデン)
オスロ大学・教授 (ノルウェー)
2007 年 1 月 20 日− 2007 年 4 月 22 日
エンブリー・リドル航空大学・准
教授 (アメリカ)
ロシア科学アカデミー地球物理研
究所・第 1 級研究者 (ロシア)
ノートルダム大学・准教授 (アメ
リカ)
サスカチュワン大学・教授 (カナダ)
2007 年 5 月 28 日− 2007 年 8 月 17 日
2007 年 3 月 26 日− 2007 年 6 月 16 日
2007 年 8 月 15 日− 2007 年 12 月 14 日
2007 年 10 月 2 日− 2007 年 12 月 17 日
2008 年 1 月 8 日− 2008 年 4 月 4 日
招聘教員
氏
名
所
渡邉
堯
茨城大学・名誉教授
2007 年 4 月 1 日− 2008 年 3 月 31 日
平原
聖文
立教大学・准教授
2007 年 4 月 16 日− 2007 年 8 月 31 日
東京大学・教授
2007 年 10 月 1 日− 2008 年 3 月 31 日
信州大学・准教授
2007 年 6 月 1 日− 2008 年 3 月 31 日
川原
琢也
属・役 職
在
78
任 期 間
4.組織・職員
研究機関研究員
氏
井上
小泉
山本
名
諭
宜子
哲也
着 任 日
2006 年 4 月 1 日 (2008 年 3 月 31 日まで)
2006 年 8 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
研究員
氏 名
成川 正広
堀
智昭
アルヴェリウス 幸子
蓑島
敬
天野 孝伸
平木 康隆
着 任 日
2005 年 4 月 1 日 (2007 年 4 月 30 日まで)
2007 年 4 月 1 日
2007 年 6 月 1 日 (2008 年 5 月 31 日まで)
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
日本学術振興会特別研究員
氏
名
津川 卓也
横山 竜宏
新堀 淳樹
江波 進一
栗原 純一
毛受 弘彰
松本 洋介
藤本 桂三
中島 章光
坂口 歌織
岩崎絵利果
田中 隆之
着
2005 年 4 月 1 日
2005 年 4 月 1 日
2006 年 4 月 1 日
2007 年 4 月 1 日
2007 年 4 月 1 日
2007 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
2008 年 4 月 1 日
任 日
(2007 年 11 月 20 日まで)
(2008 年 3 月 31 日まで)
(2009 年 3 月 31 日まで)
(2010 年 3 月 31 日まで)
(2010 年 3 月 31 日まで)
(2009 年 3 月 31 日まで)
(2011 年 3 月 31 日まで)
(2010 年 3 月 31 日まで)
(2010 年 3 月 31 日まで)
(2010 年 3 月 31 日まで)
(2010 年 3 月 31 日まで)
(2011 年 3 月 31 日まで)
日本学術振興会外国人特別研究員
氏
名(国籍)
Pearce, J. K. (イギリス)
着
任 日
2007 年 9 月 4 日 (2009 年 9 月 3 日まで)
79
5.運営
5. 運 営
全国共同利用の研究所として円滑な運営を行うため、本研究所には、所長の諮問機関と
して運営協議会が置かれている。この他、研究所内の各種所内委員会とともに、全国の関
連研究機関の研究者を構成員として、共同利用/共同研究体制等について議論する共同利
用委員会および共同利用専門委員会が設けられている。
運営機構図
共同利用所内委員会
教育委員会
予算委員会
整備委員会
所
長
教
授
会
副所長
技術部運営委員会
出版編集委員会
計算機委員会
図書運営委員会
運営協議会
広報委員会
所内各種委員会
大気圏専門委員会
電磁気圏専門委員会
共同利用委員会
太陽圏専門委員会
総合解析専門委員会
ジオスペース研究センター運営委員会
総合観測委員会
80
5.運営
運営協議会
研究所の共同利用計画および共同利用に関する運営の大綱について、研究所長の諮問に
応じて審議する。運営協議会は、
(1) 研究所長
(2) 大学院理学研究科・大学院工学研究科・大学院環境学研究科の教授各 1 名
(3) 研究所の教授若干名
(4) 本学以外の学識経験者若干名
(5) その他本学教員で研究所長が必要と認めた者
から成る (2004 年 4 月改正)。
運 営 協 議 員 (2007 年 度 )
小野 高幸
櫻井
隆
笹野 泰弘
佐藤 夏雄
鈴木洋一郎
津田 敏隆
寺澤 敏夫
湯元 清文
河合 崇欣
河野 明廣
佐藤 修二
藤井 良一
松見
豊
小川 忠彦
小島 正宜
伊藤 好孝
菊池
崇
荻野 瀧樹
東北大学大学院理学研究科教授
国立天文台副台長
国立環境研究所地球環境研究センター長
国立極地研究所副所長
東京大学宇宙線研究所長
京都大学生存圏研究所副所長
東京工業大学大学院理工学研究科教授
九州大学宙空環境研究センター長
名古屋大学大学院環境学研究科教授
名古屋大学大学院工学研究科教授
名古屋大学大学院理学研究科教授
名古屋大学太陽地球環境研究所長
名古屋大学太陽地球環境研究所教授
名古屋大学太陽地球環境研究所教授
名古屋大学太陽地球環境研究所教授
名古屋大学太陽地球環境研究所教授
名古屋大学太陽地球環境研究所教授
名古屋大学太陽地球環境研究所教授
81
5.運営
共同利用委員会
本委員会は、共同利用の実施に関する事項について審議する。構成は、研究所内外の研
究者約 20 名をもって組織 (共同利用委員会内規) し、
(1) 所内委員のうち 8 名は、研究所の 4 研究部門から各 2 名を研究所が選出、その他の所
内委員若干名は、委員の構成を考慮して、研究所が選出する。
(2) 所外委員のうち 4 名は、4 つの専門委員会 (共同利用委員会専門委員会細則) の委員長
を兼ね、その他の所外委員若干名については、委員の構成を考慮して、改選前の共同
利用委員会が選出する。委員長は研究所長が委員の中から命ずる。また、共同利用委
員会に、所内委員の中から選出される幹事を置く。
共 同 利 用 委 員 会 委 員 (2007 年 度 )
所外委員
小川英夫
丸山 隆
宗像一起
河野英昭
北 和之
所内委員
中川朋子
山本 衛
高橋幸弘
柴田一成
藤本正樹
小島正宜◎
徳丸宗利○
松見 豊
水野 亮
塩川和夫
野澤悟徳
松原 豊
関華奈子
家田章正
荻野瀧樹
◎委員長
○幹事
共同利用専門委員会
本委員会は、共同利用の実施に関する専門的事項について調査/審議を行う。
(1) 共同利用専門委員会は、大気圏専門委員会・電磁気圏専門委員会・太陽圏専門委員会・
総合解析専門委員会の 4 専門委員会で構成される。その他に、ジオスペース研究セン
ターの円滑な運営を図るため、ジオスペース研究センター運営委員会を置く。
(2) 各専門委員会は、研究所内外の研究者約 10 名により組織される。
(3) 所内委員は、研究所が選出する。
(4) 所外委員の選出方法は、各専門委員会にて決める。
(5) 各専門委員会委員長は、委員の互選により所外専門委員の中から選出し、共同利用委
員会の所外委員も務める。
(6) 各専門委員会に幹事を置く。幹事は所内委員より選出される。
82
5.運営
共 同 利 用 専 門 委 員 会 委 員 (2007 年 度 )
専門委員会名
所外委員
所内委員
大気圏専門委員会
小川英夫◎
北 和之
笠井康子
村田 功
小池 真
梶井克純
松見 豊○
水野 亮
長濵智生
電磁気圏専門委員会
丸山
山本
隆◎
衛
高橋幸弘
前田佐和子
塩川和夫○
小川忠彦
太陽圏専門委員会
宗像一起◎
秋岡眞樹
星野真弘
中川朋子
柴田祥一
花岡庸一郎
大山真満
永田伸一
徳丸宗利○
小島正宜
伊藤好孝
松原 豊
総合解析専門委員会
河野英昭◎
能勢正仁
篠原 育
横山央明
海老原祐輔
品川裕之
関華奈子○
菊池 崇
増田 智
野澤悟徳
大塚雄一
家田章正
荻野瀧樹
◎委員長
○幹事
ジオスペース研 究 センター運 営 委 員 会
本委員会は、研究プロジェクトの企画及び推進などセンターの運営に関する事項につい
て審議する。運営委員会は、
(1) センター長
(2) センターの大学教員若干名
(3) 太陽地球環境研究所の大学教員若干名
(4) 本学以外の学識経験者若干名
(5) その他センター長が必要と認めた者
をもって構成する。委員長は、センター長をもって充て、幹事は研究所の運営委員の中か
ら委員長が指名する。
83
5.運営
ジオスペース研 究 センター運 営 委 員 会 委 員 (2007 年 度 )
所外委員
柴田一成
星野真弘
中村正人
佐藤夏雄
今村隆史
所内委員
小寺邦彦
小島正宜◎
荻野瀧樹○
松見 豊
塩川和夫
徳丸宗利
増田公明
増田 智
阿部文雄
西谷 望
◎委員長
○ 幹事
総合観測委員会
本委員会は、ジオスペース研究センターのプロジェクトと連携して総合観測事業の計画
及び実施に関する企画・調査及び審議を行う。委員会は、
(1) センターの大学教員若干名
(2) 太陽地球環境研究所の大学教員若干名
(3) 本学の大学教員若干名
(4) 本学以外の学識経験者若干名
(5) その他委員会が必要と認めた者
からなる委員 10 名程度をもって組織し、委員長と幹事を置く。委員長は委員のうちから互
選し、幹事はセンター委員のうちから委員長が指名する。
総 合 観 測 委 員 会 委 員 (2007 年 度 )
所外委員
宗像一起◎
麻生武彦
巻田和男
所内委員
津田敏隆
湯元清文
西谷 望○
前澤裕之
塩川和夫
◎委員長
○幹事
84
小島正宜
徳丸宗利
増田公明
6.共同利用
6. 共同利用
共同研究
大学その他の研究機関に所属する研究者と当研究所の研究者とが協力して、共同研究を
行っている。
「共同研究」の提案は毎年公募し、共同利用専門委員会および共同利用委員会
の審査により採否を決定する。
採択された共同研究一覧 (2007年度)
代
表 者
研究機関・職*
研 究 課 題
大気圏関係
小川
英夫
大阪府立大理学系研究科・
教授
準ミリ波からサブミリ波にかけての大気微量成
分観測法の開発
笠井
康子
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・主任研究員
水蒸気と関連微量成分の観測
水野
範和
名大理学研究科・助教
ミリ波サブミリ波用 RF90°ハイブリット等の高
精度微細加工技術の開拓
鈴木
勝久
横浜国立大教育人間科学
部・教授
FTIR 分光法による対流圏・成層圏微量成分の長
期変動観測
平原
靖大
名大環境学研究科・准教授
中間赤外線領域における大気分子の発光分光観測
村田
功
東北大環境科学研究科・准
教授
フーリエ変換型分光計による大気微量成分変動
の観測
入交
芳久
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・主任研究員
大気中微量成分観測用超伝導 THz 帯受信機の開
発
伊藤
雅彦
愛知学院大教養部・講師
大気エアロゾル中の微量有機物の研究
今村
隆史
国立環境研究所大気圏環境
研究領域・領域長
植物起源炭化水素からの二次有機エアロゾル生
成
梶井
克純
首都大東京都市環境学部・
教授
オゾンおよびその前駆体の対流圏濃度変動観測
川崎
昌博
京大工学研究科・教授
レーザーキャビリティリングダウン分光法によ
る大気エアロゾル計測
北
和之
茨城大理学部・准教授
LED を用いた窒素酸化物光分解コンバーターの
実用化
古賀
聖治
産業技術総合研究所環境管
理技術研究部門・主任研究員
対流圏エアロゾル粒子の粒径分布変動の研究
小寺
邦彦
名大環境学研究科・特任教
授
太陽活動の中層大気・気候への影響
柴崎
和夫
國學院大文学部・教授
大気微量成分の長距離輸送に関して
85
6.共同利用
渋谷
一彦
東京工業大理工学研究科・
教授
レーザー分光法による大気中微量成分のキャラ
クタリゼーション
戸野倉 賢一
東大環境安全研究センタ
ー・准教授
亜酸化二窒素等の温室効果気体の赤外レーザー
計測法の開拓
廣川
淳
北大地球環境科学研究院・
准教授
大気成分と液体粒子との不均一反応の実験研究
真船
文隆
東大総合文化研究科・准教授
液体表面の溶媒和構造と不均一反応
水谷
耕平
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・研究マネ
ージャー
ライダーによる対流圏エアロゾル、水蒸気、雲の
観測
皆巳
幸也
石川県立大生物資源環境学
部・准教授
富士山の山体を通過する大気の鉛直混合と変質
の観測
電磁気圏関係
大矢
浩代
千葉大工学部・助手
トウィーク法による夜間中低緯度帯 D 領域電離
圏擾乱の研究
小野
高幸
東北大理学研究科・教授
あけぼの衛星電磁場・粒子観測データを用いた放
射線帯形成過程の研究
島倉
信
千葉大自然科学研究科・教
授
磁気圏波動の方位測定に関する研究
中村
卓司
京大生存圏研究所・准教授
TIMED 衛星と地上光学・レーダー観測による
MLT 領域大気構造の研究
野澤
宏大
鹿児島工業高等専門学校一
般教育科・准教授
イオプラズマトーラスの可視分光観測
服部
克巳
千葉大理学部・准教授
ULF 電磁場データの信号弁別法の開発
早川
正士
電気通信大電気通信学部・
教授
トリンピ現象の発生機構の解明
平原
聖文
立教大理学部・准教授
れいめい衛星と地上光学・レーダー網を用いたオ
ーロラ粒子・発光現象の研究
細川
敬祐
電気通信大情報通信工学
科・助教
レーダー・光学観測の比較によるポーラーパッチ
の空間構造解析
山本
真行
高知工科大工学部・准教授
市民観測者による撮影データを生かした超高層
大気発光現象の観測
湯元
清文
九大宙空環境研究センタ
ー・センター長
ULTIMA 地磁気観測網を用いたグローバルな電
磁場擾乱の解析研究
巻田
和男
拓殖大工学部・教授
磁気異常帯における超高層大気環境の調査
小川
泰信
情報・システム研究機構
国立極地研究所・講師
EISCAT レーダーを中心とした中間圏−熱圏−電
離圏−磁気圏結合の研究
坂野井 健
東北大理学研究科・助教
オーロラ微細構造のれいめい−地上レーダー同
時観測
藤原
東北大理学研究科・助教
極域熱圏/電離圏へのエネルギー流入と変動のモ
デリング
均
86
6.共同利用
前田 佐和子
京都女子大現代社会学部・
教授
極冠帯・極光帯の電離大気と中性大気温度の分布
と加熱機構
太陽圏関係
斎藤
尚生
東北大・名誉教授
NEWS 法則の太陽地球環境への影響
中川
広務
東北大理学研究科・日本学
術振興会特別研究員
太陽活動に伴った太陽風 3 次元構造の変化の解
明
三澤
浩昭
東北大理学研究科・准教授
木星放射線帯長期変動の観測研究
宗像
一起
信州大理学部・教授
宇宙線モジュレーション観測による CME 磁場構
造の研究
東大理学系研究科・日本学
術振興会特別研究員
放射線同位核種を用いた太陽活動史の研究
京大・名誉教授
SC モデルの精密化
翁介
オフィスジオフィジク・代
表
プラズマの沿磁力線加速に関する Slow mode
wave の役割
橋本 久美子
吉備国際大政策マネジメン
ト学部・准教授
電離圏対流とプロトン、電子オーロラ発光の相関
特性に関する研究
浅井
歩
自然科学研究機構国立天文
台野辺山太陽電波観測所・
上級研究員
フレアループ上空の非熱的放射源と磁場構造に
ついて
宮腰
純
総合研究大・博士課程
フレアループ及びその上空における硬 X 線源の
観測
三好
隆博
広島大理学研究科・助教
コロナ磁場外挿法における単極子除去法と高速
収束化法の開発
森岡
昭
東北大・名誉教授
マイクロタイプⅢ型太陽電波バーストと宇宙天気
横山
央明
東大理学系研究科・准教授
太陽フレアにおける粒子加速現象の研究
浅村
和史
宇宙航空研究開発機構宇宙
科学研究本部・助手
れいめい衛星による粒子観測を用いた高高度電
離圏プラズマ構造に関する研究
高田
拓
宇宙航空研究開発機構宇宙
科学研究本部・プロジェク
ト研究員
DSP 衛星を用いた巨大磁気嵐時の内部磁気圏の
磁気配位とリングカレントの研究
中井
仁
大阪府立茨木工科高等学
校・教諭
磁気圏尾部大規模プラズマ対流の研究
加藤
雄人
東北大理学研究科・日本学
術振興会特別研究員
木星磁気圏におけるホイスラーモード波動と電
子ダイナミクスに関する研究
片岡
龍峰
理化学研究所・基礎科学特
別研究員
太陽風構造に依存する放射線帯の宇宙天気予報
土屋
史紀
東北大理学研究科・助教
磁気嵐に伴う中緯度 D 領域擾乱
長妻
努
情報通信研究機構総合企画
部・主任研究員
磁気圏対流と地磁気嵐の発達過程
宮原 ひろ子
総合解析関係
荒木
坂
徹
87
6.共同利用
宮下
幸長
宇宙航空研究開発機構宇宙
科学研究本部・プロジェク
ト研究員
ストームの発達に関する研究
松岡
彩子
宇宙航空研究開発機構宇宙
科学研究本部・助教授
「あけぼの」衛星−地上共同観測によるジオスペ
ースの研究
野澤
恵
茨城大学 理工学研究科・講師
CIP-MOCCT 法による磁気ループの計算
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・専攻研究員
磁気圏のマルチスケール MHD シミュレーション
深沢 圭一郎
計算機利用共同研究
天野
孝伸
東大理学系研究科・博士課
程
衝撃波における高エネルギー粒子加速の
Vlasov・粒子シミュレーション
井上
諭
名大 STE 研・研究機関研究員
CME の大規模構造形成過程の数値的研究
鵜飼
正行
愛媛大理工学研究科・教授
磁気リコネクションの計算機シミュレーション
梅田
隆行
名大 STE 研・助教
流体−運動論マルチスケールコードによるジオ
スペースの研究
大澤
幸治
名大理学研究科・教授
無衝突プラズマにおける衝撃波の形成過程と粒
子加速
荻野
瀧樹
名大 STE 研・教授
太陽風磁気圏電離圏相互作用のシミュレーション
片岡
龍峰
理化学研究所・基礎科学特
別研究員
太陽風の磁気流体シミュレーション
K. W. Min
韓国科学技術院物理学部
門・教授
夜側上部電離圏のモデリング
C. H.
Jaroschek
東大理学系研究科・日本学
術振興会特別研究員
太陽圏におけるコーヒーレント電磁放射メカニ
ズムの研究
坂井
純一
富山大工学部・教授
コロナ質量放出の発生機構及び粒子加速の研究
品川
裕之
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・主任研究員
熱圏-電離圏-磁気圏相互作用のモデリング
篠原
育
宇宙航空研究開発機構宇宙
科学研究本部・助教授
磁気リコネクションの運動論スケールから MHD
スケールまでの発達
田中 健太郎
宇宙航空研究開発機構宇宙
科学研究本部・研究員
宇宙天気予報の基礎的研究
D.-Y. Lee
チュンブク国立大天文宇宙
科学部・教授
相対論的電子損失機構の数値実験
寺田
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・JST 研究員
グローバルハイブリッドシミュレーションを用
いた地球惑星電磁圏の研究
A. T. Y. Lui
ジョン・ホプキンス大応用
物理研究所・主任研究員
薄い電流層におけるプラズマ不安定
中田
裕之
千葉大自然科学研究科・助
教
極域電離層 3 次元ポテンシャル分布の数値計算
中村
雅夫
大阪府立大工学研究科・准
教授
宇宙プラズマ環境の計算機実験
直樹
88
6.共同利用
N. Pogorelov
カリフォルニア大リバーサ
イド校地球惑星物理研究
所・上級研究科学者
太陽風と非局所恒星間物質の非定常相互作用:太
陽活動の変化、惑星間磁場反転及びグローバル結
合領域の伝播
野澤
茨城大理工学研究科・講師
CIP-MOCCT 法による磁気ループのシミュレーシ
ョン
スタンフォード大ハンセン
実験物理学部・研究員
IPS 観測データを用いた太陽風擾乱 MHD シミュ
レーション
B.-H. Ahn
キュンプック国立大・教授
地磁気指数は惑星間パラメータ VBz にどのよう
に応答するか?
深沢 圭一郎
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・専攻研究員
木星型磁気圏の MHD シミュレーション
藤本
桂三
情報通信研究機構電磁波計
測研究センター・日本学術
振興会特別研究員
数値シミュレーションによる磁気再結合の 3 次
元的構造の解明
藤田
茂
気象大・准教授
数値モデルによる磁気圏電離圏特性の研究
藤原
均
東北大理学研究科・助教
熱圏大気エネルギー・力学過程の研究
チュンナム国立大天文宇宙
科学科・BK21 研究員
太陽風と地球磁気圏との相互作用のグローバル
MHD シュミレーション
堀之内 武
京大生存圏研究所・助教
積雲対流及び対流起源の大気重力波の研究
町田
忍
京大理学研究科・教授
惑星磁気圏における粒子加速の包括的研究
三好
勉信
九大理学研究院・准教授
大気大循環モデルによる中間圏・熱圏大気大循環
の数値実験
村中
崇信
宇宙航空研究開発機構情報・
計算工学センター・研究員
宇宙機プラズマ相互作用解析ツールの開発
山崎
了
広島大理学研究科・助教
衝撃波静止系シミュレーションコードを用いた
無衝突衝撃波の研究
チュンナム国立大宇宙物理
学部・教授
太陽風の不連続面通過に対する磁気圏の応答
竜宏
名大 STE 研・日本学術振興
会特別研究員
中・低緯度域における中性-電離大気結合過程の
研究
R. J. Walker
カリフォルニア大ロサンゼ
ルス校地球惑星物理研究
所・主任研究員
外部惑星磁気圏のシミュレーション研究
蔡
東生
筑波大システム情報工学研
究所・准教授
3 次元完全グローバル電磁粒子コードによる数
値宇宙気象と仮想衛星観測
加藤
雄人
東北大理学研究科・日本学
術振興会特別研究員
地球放放射線帯での相対論的電子加速過程の研
究
林
朴
恵
啓志
京善
Y. Yi
横山
データベース作成共同研究
飯島
雅英
櫻井
隆
東北大理学研究科・准教授
プラズマ圏プラズマ密度データベース
自然科学研究機構国立天文
台・教授
太陽の周期活動・長期変動データベース
89
6.共同利用
塩川
和夫
名大 STE 研・准教授
超高層大気イメージングシステムデータベース
のアーカイブ
塩川
和夫
名大 STE 研・准教授
210 度地磁気データベースのアーカイブ
長濵
智生
名大 STE 研・准教授
地上分光観測による大気組成変動のデータベース
西谷
望
名大 STE 研・准教授
HF レーダーデータベース
野澤
恵
茨城大理工学研究科・講師
宇宙線 WDC データベース
野澤
悟徳
名大 STE 研・准教授
EISCAT データベース
畠山
史郎
国立環境研究所アジア自然共
生研究グループ・室長
日本の大気化学データベース構築プロジェクト
巻田
和男
拓殖大工学部・教授
磁気異常帯のイメージングリオメータ・データの
公表
三好
由純
名大 STE 研・助教
鹿児島観測所 VLF 観測データベースの作成
山本
真行
高知工科大工学部・准教授
市民観測者による超高層大気現象観測に関する
データーベースの作成
湯元
清文
九大宙空環境研究センター・
センター長
MAGDAS/CPMN/EMN データのデータベース化
名大 STE 研・准教授
地 上 - 衛 星 観 測 比 較 研 究 の た め の FAST 及 び
GEOTAIL 衛星 QL プロットデータベースの作成
関
華奈子
*研究機関名・職名は 2007 年 4 月 1 日現在のもの
90
6.共同利用
研究集会
「研究集会」は毎年公募し、共同利用専門委員会および共同利用委員会の審査を経て、
採否が決定される。
共同研究集会一覧 (2007年度)
*国際シンポジウム等
研究集会名
代
表 者
開
催 日
開催場所
2007 年
太陽地球環境教育課程プログラム
中井
仁
5 月 19 日
幕張メッセ国際会議場
国際 SuperDARN ワークショップ*
小川
忠彦
6 月 4−8 日
ホテル網走湖荘
太陽地球環境教育課程プログラム
中井
仁
7 月 23−24 日
国立極地研究所
シンポジウム−太陽地球環境の現
村田
功
8 月 27−29 日
福岡県志賀島荘
吉川
顕正
9 月 10−11 日
大阪府立大学
中村
雅夫
9 月 11−12 日
大阪府立大学
田中
高史
9 月 14 日
情報通信研究機構
太陽地球環境教育課程プログラム
中井
仁
9 月 29 日
名古屋大学
宇宙地球系情報科学研究会
村田
健史
10 月 11−12 日
金沢大学
地球科学データの収集と公開に関
能勢
正仁
10 月 11−12 日
金沢大学
国際 CAWSES シンポジウム*
津田
敏隆
10 月 23−27 日
京都大学
遠隔測定による太陽風研究に関す
小島
正宜
10 月 30−31 日
豊川市民プラザ
中間圏・熱圏・電離圏研究会
藤原
均
11 月 13−14 日
情報通信研究機構
電離圏の利用と影響に関するシン
齊藤
昭則
11 月 14−15 日
情報通信研究機構
橋本久美子
11 月 26−27 日
吉備国際大学
大気化学討論会
神沢
博
11 月 27−29 日
名古屋大学
グローバル大気化学研究の将来
小池
真
11 月 29 日
名古屋大学
国際太陽系観測年企画会議
湯元 清文
12 月 21 日
北海道大学東京オフィス
ERG 計画検討会議
小野
高幸
12 月 25−26 日
名鉄犬山ホテル
GEMSIS Workshop:実証型ジオスペ
増田
智
12 月 26−28 日
名鉄犬山ホテル
状と将来
磁気嵐シミュレータ実現に向けた
検討会
STE シミュレーション研究会:宇
宙環境研究
STE 研究連絡会現象報告会と現象
解析ワークショップ
する研究集会
る国際ワークショップ*
ポジウム
第 3 回磁気圏電離圏複合系におけ
る対流に関する研究会
ースモデリングに向けて
91
6.共同利用
2008 年
世界資料センター (WDC) 会議
渡邉
堯
1 月 11 日
日本学術会議
れいめい−地上同時観測研究集会
坂野井 健
1 月 17 日
東北大学東京分室
ミリ波∼テラヘルツ波受信技術に
小川
英夫
1 月 24−25 日
大阪府立大学
笠羽
康正
1 月 28 日
東京工業大学
中緯度短波レーダー研究会
西谷
望
1 月 28 日
名古屋大学
平成 19 年度太陽圏シンポジウム
中川
朋子
1 月 28−30 日
名古屋大学
惑星間空間中の高エネルギー粒子
長谷部信行
1 月 28−30 日
名古屋大学
宗像
一起
1 月 28−30 日
名古屋大学
第 3 回ジオスペース環境科学研究会
河野
英昭
3 月 5−6 日
九州大学
第 12 回大気ライダー観測研究会
長澤
親生
3月7日
信州大学東京オフィス
STE 研究連絡会現象報告会と現象
田中
高史
3月7日
九州大学
関するワークショップ
将来の比較惑星磁気圏・大気圏を
目指して∼将来木星圏探査∼
成分の起源と粒子加速・伝播機
構 IX
太陽地球環境と宇宙線モジュレー
ション
解析ワークショップ
92
6.共同利用
共同利用機器等
観 測 機 器/データ処理装置
大気組成分可視分光器 (母子里、陸別)
大気組成赤外干渉分光計 (母子里、陸別)
ラマンライダー(名古屋)
大気中不均一反応解析システム(名古屋)
二酸化炭素安定同位体レーザー分光計(名古屋)
大気中二酸化窒素・オゾン濃度測定装置(名古屋)
超高層大気イメージングシステム (豊川)
SuperDARN 北海道-陸別短波レーダー (陸別)
327 MHz 電波望遠鏡 (富士、木曽)
太陽中性子望遠鏡 (東大宇宙線研 乗鞍観測所内)
GEDAS (太陽地球環境データ解析システム)
多方向宇宙線ミューオン望遠鏡 (名古屋)
3 次元画像処理装置 (名古屋)
担当教員名
長濵
長濵
松見
松見
松見
松見
塩川
西谷
小島
松原
増田
阿部
荻野
ソフトウェア/データベース
智生
智生
豊
豊
豊
豊
和夫
望
正宜
豊
智/西谷
文雄
瀧樹
望
担当教員名
大気組成赤外観測データ (母子里、陸別)
二酸化窒素・オゾン観測データ (母子里、陸別)
EISCAT レーダーデータベース (ロングイアビン、トロムソ、キル
ナ、ソダンキレ)
オーロラ全天カメラデータ (カナダ、アラスカ、シベリア)
210°地磁気観測データ (母子里、陸別、鹿児島、海外観測点)
超高層大気イメージングシステムデータ
VLF/LF 電磁波観測データ (母子里、鹿児島)
イメージングリオメータ観測データ (ニーオルスン、ブラジル)
SuperDARN 北海道-陸別短波レーダーデータ (陸別)
惑星間空間シンチレーションデータ
太陽風速度データ
宇宙線強度データベース
電離層電場/電流モデリング
太陽フレアデータベース
磁気圏総合解析データベース (FAST 衛星他)
磁気圏 MHD シミュレーション
大マゼラン雲データベース
長濵 智生
長濵 智生
藤井 良一/野澤 悟徳
塩川 和夫
塩川 和夫
小川 忠彦/塩川
小川 忠彦
小川 忠彦
西谷
望
小島 正宜
小島 正宜
阿部 文雄
家田 章正
増田
智
関 華奈子
荻野 瀧樹
阿部 文雄
和夫
担当教員名
共同利用に供する施設等
太陽地球環境情報処理システム (分散処理型ワークステーションシステム)
母子里観測所
陸別観測所
木曽観測施設
富士観測所
鹿児島観測所
93
荻野
松見
水野
小島
小島
小川
瀧樹/阿部 文雄
豊
亮
正宜
正宜
忠彦
6.共同利用
共 同 利 用 に関 する出 版
研究集会報告書等出版
標
題
発行年月日
平成 16 年度/平成 17 年度「中間圏・熱圏・電離圏研究会」
2007 年 9 月
SuperDARN 2007 Presentations and Pictures (DVD-ROM)
2007 年 9 月
第 13 回大気化学討論会講演集録
2007 年 11 月
平成 19 年度 STE シミュレーション研究会
2008 年 1 月
2007 年度第 8 回受信機ワークショップ「ミリ波サブミリ波受信機ワ
2008 年 2 月
ークショップ」
平成 19 年度太陽圏シンポジウム・研究集会報告集
2008 年 3 月
STE研 究 連 絡 会
本連絡会は、太陽−地球間で発生した最新の現象を重点的に設定して、人工衛星や地上
から観測される太陽、太陽風、宇宙線、地磁気、電離層、電波放射などのデータを紹介し、
シミュレーション・モデリングの結果と比較検討している。主として独立行政法人情報通
信研究機構と協力して開催されている。
研 究 集 会 名
開 催 日
開 催 場 所
STE 現象報告会 (STE 研究連絡会)
2007 年 9 月 14 日
情報通信研究機構
STE 現象報告会 (STE 研究連絡会)
2008 年 3 月 7 日
九州大学
CAWSES 宇 宙 天 気 国 際 協 同 研 究 データベース
国際学術連合会議−太陽地球系物理学・科学委員会 (ICSU-SCOSTEP) は、S-RAMP 国際
協同研究 (1998−2002 年) の成果を受けて、21 世紀最初の国際協同研究計画として太陽地
球システムの宇宙天気と宇宙気候を調べる Climate And Weather of the Sun-Earth System
(CAWSES) 国際協同研究 (2004−2008 年) を実施することを決めた。その CAWSES 国際協
同研究を推進するために、前年度に引き続き 2007 年度も我が国が積極的に参加するための
全国共同研究の基盤となる日本発の「CAWSES 宇宙天気国際協同研究データベース」を作
成した。
94
7.国際交流
7. 国際交流
本研究所の目的とする研究分野の性質上、
国際交流の充実を図ることは必須の要素である。
国際協力事業による国際共同観測をはじめ、研究者レベルでの共同研究、外国人研究者との
人的交流にも重点を置いている。
7.1 学 術 交 流 協 定
機 関 名
国 名
協定締結日
インドネシア国立航空宇宙研究所
インドネシア
1988 年 5 月 31 日
ニュージーランド
1989 年 7 月 26 日
アメリカ
1990 年 7 月 16 日
ノルウェー
1990 年11 月23 日
ボリビア
1992 年 2 月 20 日
ニュージーランド
1992 年 12 月 7 日
アメリカ
1992 年12 月15 日
アメリカ
1993 年 1 月 5 日
スウェーデン
2005 年 9 月 1 日
Indonesian National Institute of Aeronautics and Space
ニュージーランド国立水圏大気圏研究所
National Institute of Water and Atmospheric Research
アラスカ大学地球物理研究所
Geophysical Institute, University of Alaska Fairbanks
オスロ大学物理学教室
Department of Physics, University of Oslo
ラパス・サンアンドレス大学理学部附属チャカルタヤ宇
宙線研究所
Chacaltaya Cosmic Ray Observatory, Faculty of Sciences,
Universidad Mayor de San Andres, La Paz
オークランド大学地球物理研究センター
Centre for Geophysical Research, University of Auckland
米国海洋大気局宇宙空間環境研究所
Space Environment Center, National Oceanic and
Atmospheric Administration
米国海洋大気局地球物理データセンター
National Geophysical Data Center, National Oceanic and
Atmospheric Administration
スウェーデン宇宙物理研究所
Swedish Institute of Space Physics
(1993年3月25日)
トロムソ大学理学部
ノルウェー
2003 年4 月2 日
(1993 年10 月8 日)
Faculty of Science, University of Tromsø
95
7.国際交流
フィンランド気象研究所地球物理部門
フィンランド
1994 年10 月21 日
アメリカ
1994 年10 月24 日
アルメニア
1996 年10 月18 日
ブラジル
1997 年 3 月 5 日
アメリカ
1997 年12 月22 日
ニュージーランド
1998 年 7 月 30 日
中国
2001 年 2 月 20 日
中国
2005 年11 月11 日
ロシア
2007 年 4 月 14 日
Department of Geophysics, Finnish Meteorological
Institute
マサチューセッツ工科大学ヘイスタック研究所
Haystack Observatory, Massachusetts Institute of
Technology
エレバン物理研究所
Yerevan Physics Institute
ブラジル国立宇宙科学研究所
National Institute of Space Research
カリフォルニア大学サン・ディエゴ校天体物理及び宇宙
科学研究センター
Center for Astrophysics and Space Sciences, University of
California at San Diego
カンタベリー大学理学部
Faculty of Science, University of Canterbury
中国科学院高能物理研究所
Institute of High Energy Physics, Chinese Academy of
Science
中国極地研究所
Polar Research Institute of China
ロシア科学アカデミー極東支部宇宙物理学および電波伝
搬研究所
Institute of Cosmophysical Research and Radiowave
Propagation, Far Eastern Branch, Russian Academy of
Science
96
7.国際交流
7.2 国 際 共 同 研 究
本研究所が参加している国際共同研究 (2007 年度)
国際協力事業
研 究 課 題
相 手 側 の 国 (機 関 ) 等
CAWSES (Climate and Weather of the Sun-Earth
SCOSTEP
System)
短波レーダーによる極域電磁気圏の研究
アメリカ、イギリス、フランス、南アフリカ、オ
ーストラリア、カナダ、イタリア
太陽風磁気圏電離圏熱圏結合の宇宙天気研究
韓国
国際共同研究
研 究 課 題
相 手 側 の 国 (機 関 ) 等
南極域におけるオゾンホールの研究および南
ニュージーランド (NIWA)
北両半球の大気環境の比較研究
代替フロン化合物の大気中の反応に関する研究
アメリカ (フォード中央研究所)
大気素反応過程に関する研究
イギリス (ブリストル大学)
キャビティリングダウン法の大気計測への応用
アメリカ (アラスカ大学地球物理研究所)
大気中の重要な化学反応の解明
オーストラリア (オーストラリア国立大学)
高層大気における化学反応過程の解明
アメリカ (ハーバード・スミソニアン天体物理学
センター)
チリ・アタカマにおける大気微量分子の観測的研究
チリ (チリ大学)
中緯度熱圏大気波動の南北共役点観測
オーストラリア (IPS Radio and Space Service)
赤道大気エネルギーによる熱圏変動の研究
インドネシア (LAPAN)
カナダ北極域におけるオーロラ・超高層大気の
アメリカ (カリフォルニア大学)、カナダ (カルガ
高感度光学観測
リー大学)
中間圏界面温度のグローバル観測
ブラジル (INPE)
EISCAT レーダーを主に用いた北極域超高層大
ノルウェー (トロムソ大学)、EISCAT 科学協会
気の研究
EISCAT レーダー共同研究
EISCAT 科学協会
惑星間空間シンチレーション・ネットワークに
イギリス (EISCAT グループ)、インド (タタ基礎
よる惑星間空間擾乱の研究
科学研究所)、メキシコ (地球物理研究所)
太陽圏トモグラフィー法を用いた太陽風 3 次元
アメリカ (UCSD/CASS)
構造とダイナミックスの研究
マイクロレンズ効果を利用した新天体の探索
ニュージーランド (オークランド大学、カンタベ
リー大学、ビクトリア大学、マッセー大学)、ア
メリカ (ノートルダム大学)
97
7.国際交流
太陽中性子の研究
ボリビア (サンアンドレス大学)、アルメニア (エ
レバン物理研究所)、中国 (中国科学院高能物理
研究所)、スイス (ベルン大学)、アメリカ (ハワ
イ大学/国立天文台)、メキシコ (メキシコ国立
自治大学)
LHC 加速器を用いた高エネルギー宇宙線相互
イタリア (フィレンツェ大学、カタニア大学)、フラ
作用の研究
ンス (エコールポリテクニク)、スイス (欧州合同原子
核研究機関)、スペイン (バレンシア大学)、アメリカ
(ローレンスバークレー国立研究所)
巨大水チェレンコフ検出器を用いた宇宙ニュ
アメリカ (ボストン大学、ブルックヘブン国立研究
ートリノの研究
所、UCI、デューク大学、ジョージ・メイソン大学、
ハワイ大学、
インディアナ大学、
ロスアラモス研究所、
ニューヨーク州立大学、メリーランド大学、ワシント
ン大学)、韓国 (チョンナム大学、ソウル大学、スン
キュンカン大学)、中国 (ティンハ大学)、ポーランド
(ワルシャワ大学)
太陽風−磁気圏相互作用モデリング
アメリカ (UCLA/IGPP)
98
7.国際交流
7.3 研 究 者 の交 流
国外からの来訪者 (2007 年 4 月以降)
長 期 滞 在 者 (継 続 を含 み、客 員 教 員 を除 く)
氏 名 (身 分)
Pearce, J. K. (日本学術
振興会外国人特別
研究員)
所 属 (課 題)
ブリストル大学 (レーザーイオン化個別粒子質量
分析計の開発と大気エアロゾル解析への応用)
滞在期間
2007 年 9 月 4 日 −
2009 年 9 月 3 日
所 属
国 名
来訪者
氏 名
Rinne, Y.
University of Oslo
ノルウェー
Sandahl, I.
Swedish Institute for Space Physics
スウェーデン
Kim, K.-H.
Korea Astronomy and Space Science Institute
University of Leicester (ほか 20 大学または機関)
韓国
Lester, M.
イギリス (8 名)
(ほか 43 名、陸別レ
アメリカ (9 名)
ーダーサイト見学グ
オーストラリア (7 名)
ループ)
カナダ (5 名)
イタリア (2 名)
南アフリカ (3 名)
ノルウェー (1 名)
ロシア (2 名)
スェーデン (2 名)
フランス (2 名)
台湾 (2 名)
中国 (1 名)
Ashfold, M.
University of Bristol
イギリス
Walker, R.
UCLA/IGPP
UCSD (ほか 9 大学または機関)
アメリカ
Jackson, B.
アメリカ (8 名)
(ほか 12 名、豊川分
ドイツ (1 名)
室太陽風アンテナ見
イギリス (1 名)
学グループ)
インド (1 名)
メキシコ (1 名)
ロシア (1 名)
Han, C.
Chungbuk National University
韓国
Sydora, R.
University of Alberta
カナダ
Bond, I.
Massey University
ニュージーランド
Ward, W.
University of New Brunswick
カナダ
99
7.国際交流
外 国 人 来 訪 者 による講 演
*外国人客員教授・准教授
講 演 者
所 属
国 名
開 催 期 日
Buchert, S. *
Swedish Institute of Space Physics
スウェーデン 2007 年 4 月 16 日
Moen, J. *
University of Oslo
ノルウェー
4 月 23 日
Sandahl, I.
Swedish Institute for Space Physics
スウェーデン
5月7日
Kim, K.-H.
Korea Astronomy and Space Science Institute
韓国
5 月 11 日
Lunde, J.
University of Tromsø
ノルウェー
6月5日
Wanliss, J. *
Embry-Riddle Aeronautical University
アメリカ
6 月 15 日
Wanliss, J. *
Embry-Riddle Aeronautical University
アメリカ
8月8日
Ashfold, M.
University of Bristol
イギリス
9 月 17 日
Walker, R.
UCLA/IGPP
アメリカ
10 月 29 日
Shalimov, S. *
Institute of Physics of the Earth, Russia ロシア
11 月 2 日
Academy of Science
Bennett, D. P. *
University of Notre Dame
アメリカ
11 月 6 日
Bennett, D. P. *
University of Notre Dame
アメリカ
12 月 7 日
Han, C.
Chungbuk National University
韓国
12 月 13 日
Sydora, R.
University of Alberta
カナダ
Koustov, A.V. *
University of Saskatchewan
カナダ
2月1日
Ward, W.
University of New Brunswick
カナダ
3月3日
2008 年 1 月 28 日
外国人客員教授・准教授による英語でのセミナー、講義・・・・2007 年度中に合計 8 回実施
教 員 の海 外 派 遣 (2007 年 度 )
外国出張者
延べ 66 名
<略称>
CASS:
EISCAT:
IGPP:
INPE:
IPS:
LAPAN:
NIWA:
SCOSTEP:
UCI:
UCLA:
UCSD:
Center for Astrophysics & Space Sciences
European Incoherent Scatter Radar
Institute of Geophysics and Planetary Physics
Instituto Nacional de Pesquisas Espaciais
Ionospheric Prediction Service
Lembaga Panerbangan Dan Antariska Nasional
National Institute of Water and Atmosphere
Scientific Committee on Solar Terrestrial Physics
University of California, Irvine
University of California, Los Angeles
University of California, San Diego
100
8.教育活動
8. 教育活動
本研究所では、大学院・学部教育により、将来の太陽地球系科学を担う若手研究者の育
成を行っている。
大学院教育
極めて学際性の高い本研究所の立場から、理学研究科および工学研究科の 2 つの研究科で大学
院教育を実施している。理学研究科では、素粒子宇宙物理学専攻 (宇宙地球物理系) を担当し、
工学研究科では、電子情報システム専攻 (電気工学分野) の大学院学生の一部を受け入れている。
なお、大学院において、太陽地球環境の勉学を志す入学志望者に対し、大学院担当教員
の現在の研究テーマとその内容をまとめた小冊子「大学院案内」により大学院教育・研究
の内容の周知を図っている。
太 陽 地 球 環 境 研 究 所 で指 導 を受 けている大 学 院 学 生 の数
* 2008 年
2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度
4 月 1 日現在
2008 年度*
博士前期課程 1
16
8
18
10
12
7
博士前期課程 2
13
16
10
18
10
12
博士後期課程 1
5
2
6
2
7
4
博士後期課程 2
3
5
1
6
2
6
博士後期課程 3
4
6
6
2
6
6
41
37
41
38
37
35
博士前期課程 1
3
4
1
1
3
6
博士前期課程 2
2
3
4
1
1
3
博士後期課程 1
0
2
0
0
0
0
博士後期課程 2
0
0
2
0
0
0
博士後期課程 3
0
0
0
2
0
0
計
5
9
7
4
4
9
外国人研究生
0
0
0
1
1
0
国内研究生
0
0
0
0
0
0
46
46
48
43
42
44
0
3
3
4
0
−
−
−
−
理学研究科
計
工学研究科
学生総数
学位 (課程博士) 取得者数
上記年度入学者の学位取得率
60/60
/3 年以内取得率 (%)
75/75
101
0/0
8.教育活動
理 学 研 究 科 素 粒 子 宇 宙 物 理 学 専 攻 宇 宙 地 球 物 理 系 (2007 年 度 )
研究分野/教員名
研 究 分 野
太陽地球系物理学
教
小島
伊藤
授
正宜
好孝
太陽地球相関理学
藤井
菊池
良一
崇
太陽地球系化学
松見
水野
豊
亮
准 教 授
阿部 文雄
松原
豊
徳丸 宗利
増田 公明
塩川 和夫
関 華奈子
野澤 悟徳
増田
智
助 教
藤木 謙一
﨏
隆志
住
貴宏
家田 章正
大山伸一郎
中山
智喜
工 学 研 究 科 電 子 情 報 システム専 攻 (2007 年 度 )
研究分野/教員名
研 究 分 野
宇宙電磁環境工学
教 授
小川 忠彦
荻野 瀧樹
准 教 授
西谷
望
長濵 智生
助 教
大塚 雄一
三好 由純
前澤 裕之
梅田 隆行
学 部 教 育 への協 力
本研究所教員は、次のように、名古屋大学の 4 年一貫教育に協力し、全学共通科目を担
当する他、理工系学部からの要請により、講義・演習・実験・ゼミナールを担当している。
また、国内外の研究生の教育指導も行っている。
担 当 科 目 (2007 年 度 )
学 部
全学共通
理学部
工学部
科
目
宇宙科学 (理系教養科目)
物理実験学/物理学実験/物理学実験 I/物理学実験Ⅱ/物理学概論 I/物理学概論
Ⅱ/宇宙物理学 Ⅲ/太陽地球系科学
電気磁気学及び演習/電気回路論及び演習/電磁波工学/電気電子数学及び演習/
基礎セミナーA/電磁気学I
環境学研究科での教育
地 球 学 1、 地 球 学 2
その他 の大 学 での教 育
京都大学、東京大学、東北大学、豊橋技術科学大学、北海道大学
102
8.教育活動
国 際 共 同 研 究 への学 生 参 加 数
*論文は 2007 年 4 月 1 日から 2008 年 3 月 31 日までに出版されたもの
研
究 課 題
相 手 側 の 国 (機 関 ) 等
参加
学生を含む
学生数
論文数
SCOSTEP
6
1
アメリカ (JHU/APL)、イギリス( レス
3
0
韓国 (忠南国立大学校 KAIST, 慶北国
立大学校)
3
0
アメリカ (フォード中央研究所)
3
4
アメリカ (アラスカ大学地球物理研究所)
1
1
チリ(チリ大学)
3
1
インドネシア (LAPAN)
2
3
アメリカ (カリフォルニア大学)、カナダ
(カルガリー大学)
3
2
ノルウェー (トロムソ大学)、EISCAT 科学
協会
3
1
EISCAT レーダー共同研究
EISCAT 科学協会
3
1
惑星間空間シンチレーション・ネッ
イギリス (EISCAT グループ)、インド
(タタ基礎科学研究所)、メキシコ (地球
物理研究所)
1
2
アメリカ (UCSD/ CASS)
1
0
ニュージーランド (オークランド大学、
カンタ
ベリー大学、ビクトリア大学、マッセー大学)、
アメリカ (ノートルダム大学)
6
1
CAWSES (Climate and Weather of the
Sun-Earth System)
短波レーダーによる極域電磁気圏の
研究
ター大学)、フランス (LPCE/CNRS)、南
アフリカ (ナタル大学)、オーストラリ
ア (ラトローブ大学)、カナダ (サスカ
チュワン大学)、イタリア(IFSI)
太陽風磁気圏電離圏熱圏結合の宇宙
天気研究
代替フロン化合物の大気中の反応に
関する研究
キャビティリングダウン法の大気計
測への応用
チリ・アタカマにおける大気微量分
子の観測的研究
赤道大気エネルギーによる熱圏変動
の研究
カナダ北極域におけるオーロラ・超
高層大気の高感度光学観測
EISCAT レーダーを主に用いた北極
域超高層大気の研究
トワークによる惑星間空間擾乱の
研究
太陽圏トモグラフィー法を用いた太陽
風3次元構造とダイナミックスの研究
マイクロレンズ効果を利用した新天
体の探索
103
8.教育活動
太陽中性子の研究
ボリビア (サンアンドレス大学)、アルメ
1
1
5
1
1
2
2
0
47
21
ニア (エレバン物理研究所)、中国 (中国科
学院高能物理研究所)、スイス (ベルン大
学)、アメリカ (ハワイ大学/国立天文台)、
メキシコ (メキシコ国立自治大学)
LHC 加速器を用いた高エネルギー宇
宙線相互作用の研究
イタリア (フィレンツェ大学、カタニア大
学)、フランス (エコールポリテクニク)、ス
イス (欧州合同原子核研究機関)、スペイン
(バレンシア大学)、アメリカ (ローレンスバ
ークレー国立研究所)
巨大水チェレンコフ検出器を用いた
宇宙ニュートリノの研究
アメリカ (ボストン大学、ブルックヘブン国
立研究所、UCI、デューク大学、ジョージ・
メイソン大学、ハワイ大学、インディアナ
大学、ロスアラモス研究所、ニューヨーク
州立大学、メリーランド大学、ワシントン
大学)、韓国 (チョンナム大学、ソウル大学、
スンキュンカン大学)、
中国 (ティンハ大学)、
ポーランド (ワルシャワ大学)
太陽風−磁気圏相互作用モデリング
アメリカ (UCLA/IGPP)
合計 (延べ数)
学会・研究会等への学生参加状況
国際研究集会
研 究 集 会 名
開 催 国
開 催 期 日
参加
支援した
学生数
学生数
2007 年
SuperDARN Workshop 2007
日本
6 月 4−8 日
4
4
GEM 2007 Workshop
アメリカ
6 月 17−22 日
1
1
2007 CEDAR/DASI Workshop
アメリカ
6 月 24−29 日
1
1
PD07/International Workshop on New Photon-Detectors
日本
6 月 27−29 日
1
1
IUGG XXIV General Assembly 2007
イタリア
7 月 2−13 日
1
1
30th International Cosmic Ray Conference
メキシコ
7 月 3−11 日
2
2
AOGS 2007/4th Annual Meeting
タイ
7 月 30−8 月 4 日
1
1
International CAWSES Symposium
日本
10 月 23−27 日
8
8
104
8.教育活動
Toyokawa IPS Workshop
日本
10 月 30−31 日
1
0
AGU Fall Meeting
アメリカ
12 月 10−14 日
4
4
2008 年
Manchester Microlensing Conference
イギリス
1 月 21−25 日
1
1
Accelerators in the Universe
日本
3 月 12−14 日
1
1
International Workshop on Advances in Cosmic Ray
Science
日本
3 月 17−19 日
1
1
27
26
合
計
国内学会
研 究 集 会 名
開 催 場 所
開 催 期 日
参加
支援した
学生数
学生数
2007 年
日本地球惑星科学連合 2007 年大会
幕張メッセ国際会議場
5 月 19−24 日
22
21
日本物理学会第 62 回年次大会
北海道大学
9 月 21−24 日
6
6
日本天文学会秋季年会
岐阜大学
9 月 26−28 日
8
8
第 122 回地球電磁気・地球惑星圏学
会総会および講演会
名古屋大学
9 月28 日−10 月1 日
13
4
2008 年
日本物理学会第 63 回年次大会
近畿大学
3 月 22−26 日
7
7
日本天文学会 2008 年春季年会
国立オリンピック記念
青少年総合センター
3 月 24−27 日
6
6
62
52
合
計
研究会等
研 究 集 会 名
開 催 場 所
開 催 期 日
参加
支援した
学生数
学生数
2007 年
宇宙ブロック研究発表会
名古屋大学
4 月 3−4 日
第 23 回化学反応討論会
神戸大学
第 31 回極域宙空圏シンポジウム
10
0
6 月 13−15 日
3
3
国立極地研究所
7 月 23−24 日
3
3
ひので−太陽風ワークショップ
国立天文台
7 月 26 日
1
0
シンポジウム−太陽地球環境の現
状と将来
志賀島荘
8 月 27−29 日
3
3
STE 研究連絡会現象報告会と現象
解析ワークショップ
情報通信研究機構
9 月 14 日
2
2
105
8.教育活動
研究会「暗黒物質と銀河構造」
ウェルサンピア伊勢
9 月 29−30 日
8
8
中間圏・熱圏・電離圏研究会
情報通信研究機構
11 月 13−14 日
1
1
第 80 回生存圏シンポジウム/
SGEPSS 波動分科会
福井市地域交流プラザ
11 月 15−16 日
2
0
磁気圏−電離圏複合系における対
流に関する研究会
吉備国際大学
11 月 26−27 日
1
1
第 13 回大気化学討論会
名古屋大学
11 月 27−29 日
6
0
ERG 計画ワーキンググループキッ
クオフ会合
名鉄犬山ホテル
12 月 25−26 日
2
2
GEMSIS ワークショップ:実証型ジ
オスペースモデリングに向けて
名鉄犬山ホテル
12 月 26−28 日
4
4
3
0
11
0
2008 年
中緯度短波レーダー研究会
名古屋大学
1 月 28 日
平成 19 年度太陽圏シンポジウムおよ
び STE 研研究集会「惑星間空間中
の高エネルギー粒子成分の起源と
粒子加速・伝播機構Ⅸ/太陽地球
環境と宇宙線モジュレーション」
名古屋大学
1 月 28−30 日
太陽活動と気候・気象に関する小研
究会
名古屋大学
2 月 20 日
1
0
大気圏シンポジウム
宇宙航空研究開発機構
2 月 27−28 日
1
1
特定領域研究「太陽系外惑星科学の
展開」第 4 回大研究会
東京大学
3 月 3−5 日
5
5
ジオスペース環境科学研究会
九州大学
3 月 5−6 日
2
2
STE 研究連絡会現象報告会と現象
解析ワークショップ
九州大学
3月7日
2
2
第 9 回惑星圏研究会
東北大学
3 月 17−19 日
1
1
72
38
合
計
106
8.教育活動
フィールドワーク学生参加状況
国 外
国 名
チリ
場 所
アタカマ高地
イタリア
県 名
場 所
実施期日
参
加
学
生
数
1 北海道
母子里
2007 年 9 月
1
2008 年 1 月−2 月
1
2008 年 2 月
1
2008 年 3 月−4 月
1
陸別レーダー
サイト
2007 年 10 月
1 宮城県
仙台市天文台
2007 年 11 月
3
2007 年 12 月
2 新潟県
胎内市
2007 年 9 月
1
2008 年 3 月
1 富山県
神岡観測所
2007 年 6 月
1
ギラム
2008 年 1 月
1
2007 年 7 月
1
フォートスミス
2008 年 1 月
2
2007 年 8 月
1
2007 年 4 月
1
2007 年 9 月
1
2007 年 5 月
1
2007 年 11 月
1
2007 年 6−7 月
3
2007 年 12 月
1
2007 年 8−9 月
1
2008 年 3 月
1
2007 年 10 月
2 茨城県
つくば市
2007 年 11 月
1
2007 年 11 月
1 千葉県
2007年10−11月
5
2007 年 12 月
1
放射線医学総
合研究所
2008 年 1 月
1 東京都
文京区
2007 年 8 月
6
2007 年 5 月
1
東大タンデトロン
2007 年 9 月
1
2007 年 8−9 月
3
2007 年 10 月
1
2007 年 11 月
1
2007 年 11 月
2
2008 年 1−2 月
1
2008 年 1 月
1
2007 年 4 月
1 静岡県
富士吉田市
2008 年 3 月
1
1 京都府
西村製作所
2007 年 10 月
3
和歌山県 潮岬
2007 年 8−9 月
1
長崎県
2007 年 8 月
1
2007 年 9 月
1
2007 年 6 月
1
2008 年 2 月
1
ニュージー マウントジョン
ランド 天文台
スイス
実施期日
参
加
学
生
数
2007 年 7 月
ノルウェー トロムソ
カナダ
国 内
CERN
フィレンツェ大学
オーストリア オーストリア科 2007 年 7 月−8 月
学アカデミー宇
宙科学研究所
五島
鹿児島県 内之浦
佐多
国外参加学生合計人数 *
29 国内参加学生合計人数*
名
39
名
*延 べ 人 数
107
9.研究関連活動
9. 研究関連活動
計 算 機 ・通 信 ネットワーク
豊川回線と計算機システムの更新を 2005 年度に実施した。豊川高速回線は、研究所の部
門が豊川から名古屋へ移動したことに伴い、2006 年 5 月に 300 Mbps から 100 Mbps へと回
線速度を遅くして 2007 年度はその回線を維持した。計算機システムは、合計 50 TB の RAID
ディスクで構成されるファイルサーバ、クラスタータイプの CPU サーバ、最新の Sun ワー
クステーションなどで構成され、記憶容量、処理能力とも大幅に向上している。また、研究
所の東山移転に伴い、豊川に設置する予定だった機器の多くは、移転先の共同教育研究施設
1 号館に設置されて稼動している。これらの計算機・ネットワークは、観測データ解析やシ
ミュレーション、論文作成、データベース作成、ホームページ作成などの他、日常的なメー
ルなどあらゆる研究活動に利用されている。
また、2004 年度から、新しいインターネット接続のテレビ会議システム (豊川−東山) が
導入されて、遠隔講義・テレビ会議に利用されている。さらに、2000 年度から 2003 年度ま
での 3 年計画で遂行したギガネットプロジェクト「ジオスペース環境情報の高度化ネットワ
ーク利用に関する研究」の発展として、情報通信研究機構 (NICT) の JGNII プロジェクトに
継続的に参加し、2004 年度から 2008 年度までの 5 年計画で「高速ネットワーク利用による
ジオスペース環境情報の共有化と相互利用」を名古屋大学、京都大学、愛媛大学、九州大学、
NICT の 5 機関が連携した共同研究として遂行した。その JGNII の高速回線は共同教育研究
棟 1 号館まで 2006 年に延長接続され、2007 年度は 3 次元動画の遠隔操作など高速ネットワ
ーク利用の実証実験を行った。
100 Mbps
共同教育研究施設 1 号館
2005 年度に更新された本研究所の分散型計算機システムとネットワークの構成。
108
9.研究関連活動
会 議 ・研 究 会 等 の開 催
本研究所は、さまざまな国内外の会議や研究会を企画し、その主催あるいは共催を務めて
いる。以下のものは、それらの内の主なものである。このほかにも、各種の会議において、
組織委員やプログラム委員の委託を受けている。
国際 SuperDARN ワークショップ
11 ヶ国の国際協力により運営されている国際短波レーダーネットワーク SuperDARN の
研究者により毎年開催されている SuperDARN 国際会議は、今年度は太陽地球環境研究所
の主催で行われた。講演数は口頭・ポスター含めて 96、参加者は 82 名 (うち外国人参加
者は 11 ヶ国より 48 名) であった。会議では、SuperDARN のデータを中心とした成果発表
や今後のレーダーネットワーク運営に関する議論が行われた。また会期中には太陽地球環
境研究所が所有する北海道-陸別 HF レーダーの見学会も行われた。
主催
名古屋大学太陽地球環境研究所
開催日
2007 年 6 月 4−8 日
開催場所
ホテル網走湖荘
国際 CAWSES シンポジウム
参加者は 376 名 (うち外国人は 154 名)であった。午前は 1 会場でのチュートリアル講演
(計 3 件) と基調講演 (計 15 件)、午後は口頭発表 2 会場とポスター1 会場に分かれ、招待講
演 45 件、口頭講演約 100 件およびポスター講演約 250 件が行われた。CAWSES プロジェ
クト前半の研究成果を一同に持ち寄り議論を行うことで、太陽地球系科学の総合的な理解
と知見を進め、異なる研究分野の研究者間の交流を促進することができた。また、日本の
この研究分野におけるイニシアティブと貢献を国際的に示すことができた。
主催
SCOSTEP, 京都大学生存圏研究所、京都大学大学院理学研究科附属天文台、名古
屋大学太陽地球環境研究所、京都大学学術創成研究費「宇宙天気予報の基礎研
究」
、京都大学 21 世紀 COE プログラム「物理学の多様性と普遍性の探求拠点」
、
京都大学 21 世紀 COE プログラム「活地球圏の変動解明」
、名古屋大学 21 世紀
COE プログラム「太陽・地球・生命圏相互作用系の変動学」
、情報通信研究機構
開催日
2007 年 10 月 23−27 日
開催場所
京都大学百周年時計台記念館
大気化学討論会
地球大気対流圏および成層圏の化学・力学過程についての観測・室内実験・モデリング・
データ解析などによる研究結果を、口頭ならびにポスター発表により議論した。発表件数
は、口頭が 39 件、ポスターが 67 件の計 106 件であった。参加数は一般 91 名、学生 61 名
であった。成層圏・圏界面」
、
「対流圏・成層圏オゾン」
、
「長寿命気体」
、
「研究プロジェク
ト」
、
「VOCs」
、
「窒素酸化物・ラジカル」
、
「エアロゾルの分布・輸送」
、
「エアロゾルの特性・
生成過程」のセッションが開かれ、さらに特別セッションとして「地球システム科学にお
ける大気化学分野の役割を考える」が開かれ活発な議論が展開された。
主催
大気化学研究会、名古屋大学太陽地球環境研究所
開催日
2007 年 11 月 27−29 日
開催場所
名古屋大学野依記念学術交流館
109
9.研究関連活動
平成 19 年度太陽圏シンポジウムおよび STE 研研究集会「惑星間空間中の高エネルギー粒子
成分の起源と粒子加速・伝播機構Ⅸ/太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」
太陽圏シンポジウムは、太陽圏研究における最前線の話題に焦点をあてて毎年名古屋大学
で開催してきている。今年度は、太陽圏研究における様々な将来計画について招待講演を企
画した。また、複数の研究コミュニティにわたって実施されている太陽圏研究の相互交流を
促進する観点から、太陽圏シンポジウムは「太陽地球環境と宇宙線モジュレーション」研究
会および「惑星間空間中の高エネルギー粒子成分の起源と粒子加速・伝搬機構」研究会と合
同で開催している。これら 2 つの研究会では、主に高エネルギー粒子観測による研究結果お
よび計画が報告された。合同研究会を通じて 29 件の講演があり、参加者は 56 名であった。
主催
名古屋大学太陽地球環境研究所
開催日
2008 年 1 月 28−30 日
開催場所
名古屋大学グリーンサロン東山
第 3 回ジオスペース環境科学研究会
今回が第 3 回を数える本研究集会は、地球周辺の宇宙環境を総合的に取り扱うジオスペース
環境科学に関する研究成果を報告し、議論・情報交換を行うことを目的としている。ジオスペ
ース環境科学において重要な 3 つの要素として、(1) 汎地球的地上観測によるマクロな場の導
出→多圏間相互作用、(2) 飛翔体観測による粒子加速の運動論、(3) 多圏間相互作用と運動論
を組み込んだ実証型ジオスペースモデルが考えられるが、今回の研究会は特にこの中の(1)(3)
とその相互作用に重点をおいた議論が 40 名を超える参加者によって行われた。また、九州大
学の大学院生による企画セッションも開催され、院生の聞きたい講演、という観点で、半日間
の招待講演セッションと、米国、韓国からの研究者による 2 件の招待講演が行われた。
主催
名古屋大学太陽地球環境研究所、九州大学大学院理学研究院、九州大学宙
空環境研究センター
開催日
2008 年 3 月 5−6 日
開催場所
九州大学西新プラザ
出版
Newsletter No. 47
Newsletter No. 48
Newsletter No. 49
2007 年 6 月
2007 年 10 月
2008 年 2 月
(Web にて公開。http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/doc/news_book_j.html)
110
10.委員会
10. 委員会
学内委員会
本研究所の教員は、名古屋大学内で次の学内委員会の委員として、それぞれの委員会の扱
う重要事項の審議/討論に参加している。
委 員 会 等 の 名 称
部局長会
博物館運営委員会
教育研究評議会
地球水循環研究センター協議員会
男女共同参画推進委員会
地球水循環研究センター運営委員会
全学技術センター運営委員会
名古屋大学交通安全会代議員
全学技術支援委員会
NICE・ネットワーク連絡会連絡員
エコトピア科学研究所運営協議会
計画・評価担当者会議
原子力委員会
施設マネジメント委員会
附属図書館商議員会
研究助成員会
図書館システム検討委員会
国際交流委員会
安全保障委員会
国際関係施設委員会
総合保健体育科学センター運営委員会
全学教育企画委員会
大学文書資料室運営委員会
環境安全衛生管理室運営委員会
全学技術支援委員会技術職員問題 WG
小型シンクロトロン光研究センター運営委員会
全学技術支援委員会技術専門員等選考 WG
自然災害等対策検討 WG
全学技術支援委員会検討 WG
ホームカミングディ部局代表者
SCS 情報メディア教育センター棟子局運営委員会
学外委員会活動
本研究所の教員が委員等の委嘱を受けている学外委員会 (2007 年度)
機関/組織名
宇宙航空研究開発機構
委員会/役職等の名称
宇宙理学委員会委員/宇宙科学運営協議会運営協議委員/小
型科学衛星専門委員会委員/宇宙科学研究大気球研究委員会
委員/宇宙科学情報解析センター運営委員会委員
情報通信研究機構
次世代高度ネットワーク推進会議・国際共同研究推進部会
111
10.委員会
海洋研究開発機構
地球観測システム構築推進プラン「地上からの分光法による対
流圏中のガス・エアロゾル同時立体観測網の構築」研究運営委
員会委員
情報・システム研究機構/統計
外部評価委員
数理研究所
情報・システム研究機構/国立
極地研究所
運営会議委員/非干渉散乱レーダ委員会委員/総合研究委員
会委員/南極観測委員会宙空圏分科会委員/外部評価委員会
委員/南極観測評価委員会委員/編集委員会委員
自然科学研究機構/国立天文台
太陽・天体プラズマ専門委員会委員/太陽・天体プラズマ研究
部外部評価委員/電波専門委員会委員/電波専門委員会電波
天文周波数小委員会委員/研究交流委員会委員
京都大学生存圏研究所
運営委員会委員/赤道大気レーダー全国・国際共同利用専門委
員会委員/MU レーダー全国・国際共同利用専門委員会委員/
電波科学計算機実験全国・国際共同利用専門委員会
東京大学宇宙線研究所
共同利用研究査定委員会委員/共同利用研究実施専門委員会
委員
大阪大学核物理研究センター
研究計画検討専門委員会委員
地球電磁気・地球惑星圏学会
評議員/運営委員
日本天文学会
早川基金選考委員
大気化学研究会
運営委員・事務局長
Scientific Committee on Solar-
Adherent (日本代表)/CAWSES WG3.1 委員/CAWSES WG4.3
Terrestrial Physics
委員/Bureau Member (COSPAR からの代表)
HPF 推進協議会
正会員
文部科学省
科学技術・学術審議会専門委員 (学術分科会)/科学技術・学
術審議会専門委員 (資源調査分科会)/南極地域統合推進本部
外部評価委員会委員
日本学術振興会
科学研究費委員会専門委員/特別研究員等審査会専門委員お
よび国際事業委員会書面審査委員
日本学術会議
地球惑星科学委員会国際対応分科会 SCOSTEP 小委員会委員/
地球惑星科学委員会国際対応分科会 COSPAR 小委員会委員/
地球惑星科学委員会国際対応分科会 IASC 小委員会委員/地球
惑星科学委員会国際対応分科会国際極年 2007-2008 小委員会委
員/地球惑星科学委員会国際対応分科会 STPP 小委員会委員/
地球惑星科学委員会国際対応分科会 IAGA 小委員会委員/地
球惑星科学委員会国際対応分科会 eGY 小委員会委員/地球惑
星科学委員会 IGBP・WCRP 合同分科会 (環境学委員会) IGAC
小委員会委員/電気電子工学委員会 URSI 分科会電波天文学小
委員会委員/電気電子工学委員会 URSI 分科会電離層電波伝搬
112
10.委員会
少委員会委員/電気電子工学委員会 URSI 分科会プラズマ波動
小委員会委員/連携会員
Committee on Space Research
Vice-chair of the COSPAR subcommission C1 (The Earth’s Upper
Atmosphere and Ionosphere)/Panel on Radiation Belt Environment
Modeling 委員
American Geophysical Union
日本地域諮問委員会/Associate Editor of Journal of Geophysical
Research - Space Physics
EISCAT Scientific Association
評議会/科学監視委員会 (SOC)
Super Dual Auroral Radar Network
Executive Council
この他に国内外の各種研究提案書のレフェリー、各種専門誌のレフェリーの委託を受けて
いる。
113
11.社会との連携
11. 社会との連携
本研究所の発足以来、公開講座、研究所の一般公開・公開講演などを通して社会との連携
を図っている。
知 の探 検 講 座 「太 陽 地 球 環 境 を探 る」
2007 年度、本研究所は知の探検講座「太陽地球環境を探る」を愛知県の高校生を対象に開
講した。これは、愛知県教育委員会の知と技の探求教育推進事業における「知と技の探検講
座」の一環であり、平成 19 年度の知の探検講座には、名古屋大学・愛知教育大学・名古屋工
業大学・愛知県立大学・豊田工業大学の 5 つの大学が参加し、各大学 1 講座ずつ担当した。
講座の本格的なスタートの前に、2007 年 7 月 30 日に愛知県産業貿易館で行われた「知と技
の探検講座開講式」においては、その分科会で本研究所の野澤悟徳准教授が、
「オーロラの科
学」というタイトルで講演を行った。
本研究所の講座には 14 名の高校生が参加し、8 月 6 日からの 5 日間と 9 月−11 月の 4 回の
計 9 回講座を行い、そのまとめとしての研究発表会を 12 月 27 日に行った。知の探検講座の
ねらいは、高校生が単に大学で講義を受けるのではなくて、実習や実験を経験することによ
り最先端の研究の雰囲気に触れることにある。
知の探検講座における講義風景。
114
11.社会との連携
各回の講座内容
開催日
タイトル
内容
8月6日
太陽地球環境への誘い
4 人の講師による講義とフリーディスカッションを行った。
8月7日
宇宙高エネルギー粒子
「宇宙線」
2 人の講師による講義の後、印刷された過去 20 年間のデ
ータを整理して、大規模太陽フレアの頻度の時間変化を調
べ、その周期性についての議論を行った。また、霧箱・電
離箱を用いて宇宙線の存在を視覚的に確認した。
8月8日
電波で探る太陽風
豊川の太陽風アンテナの見学を行った。また、2 人の講師
による講義と、各人に共振回路+検波回路を作成させ、ラ
ジオ放送の受信に挑戦してもらった。
8月9日
太陽面爆発とオーロラ
の関係を探る
4 人の講師による講義の後、実習を行った。実習は主としてある
CME (Coronal Mass Ejection) ‒ SC (Sudden Commencement) オーロ
ライベントについて、CME の伝播速度と地球に到達する時間を
導出してもらった。その後、インターネット上のデータからその
CME により、本当にオーロラが光ったことを確認した。
8 月 10 日
太陽地球環境のコンピュ
ータシミュレーションと
バーチャルリアリティ
1 人の講師による講義と、平行して 2 つの実習を講義つき
で行った。実習の一つは北海道−陸別短波レーダーを用いた
解析、一つは Virtual Reality の体験を主としており、後者
では PC の中身を見たり、プログラミングをしてもらった。
9 月 15 日
電波や光で大気を調べる
1 人の講義の後、3 つのグループに分けて実習を行った。実
習は、フレネルアンテナの設計・製作と BS 放送受信実験
を行い、どのグループもうまく製作することができた。
10 月 20 日
地球環境と大気化学の
実験
1 人が講義とデモンストレーション実験を行った後、大学
院生の協力を得て 4 つの実験を行った。4 つの実験はそれ
ぞれ、光の波長と光吸収・地球温暖化気体の赤外線吸収・
光化学スモッグの実験・手作り分光器を用いた回折の学習
をテーマとした。
11 月 10 日
地球高層大気を知ろう
2 人の講師による講義の後、実習を行った。実習では
EISCAT のデータ解析を行い電子密度の高度分布を学び、
また光学フィルターを用いた光の透過実験を行った。さら
に、地上磁場データを用いて電離圏の電子の速さを計算し
てもらった。
11 月 17 日
地磁気を測る
1 名の講義の後、実習を行った。実習はフラックスゲート
磁力計を用い、4 班で行った。永久磁石の磁気モーメント
と磁力計のノイズレベルを測定した後、屋外 4 箇所で磁場
変動を測定し、その原因について議論した。
これらの講座に対する生徒たちの感想は様々であったが、特に学校ではあまり行われない
実験や実習に対する関心は高かった。講座を通して興味を持った分野については各自が個別
に勉強し、その成果は講座別研究発表会の場でパワーポイントを用いて発表された。その中
から特に優秀な発表者 2 名を 2008 年 1 月 28 日に行われた全体発表会に推薦したが、それ以
外の発表もよく勉強して趣向を凝らしている様子が伺え、発表内容は充実していた。また、
115
11.社会との連携
本講座を通して、将来本研究所の関連分野の研究をしたい、と述べる生徒もおり、本講座が
高校生の知的探究心を高めるのに役立ったと言える。
名 大 祭 「研 究 室 公 開 ツアー」での一 般 公 開 ・講 演 会
名古屋大学大学祭開催時には、
「研究室公開ツアー」で本研究所東山宇宙線研究室とジオス
ペース研究センターを公開し、次のような企画を行った。
ジオスペース研究センター (6 月 8 日開催)
映像による 3 次元体験
「太陽地球環境のコンピュータシミュレーションとバーチャルリアリティ」
宇宙線研究室 (6 月 10 日開催)
霧箱・放電箱による宇宙線の飛跡の観察と説明、宇宙線望遠鏡見学と説明、
放射性炭素取り扱い現場とその意義の説明
講演:増田公明准教授による「宇宙線と地球環境」
観 測 所 の一 般 公 開
毎年 8 月には、木曽観測施設の太陽風観測装置 (電波望遠鏡) の公開を、東京大学大学院
理学系研究科の木曽観測所 (光学望遠鏡) と共催して行っている。2007 年度は 8 月 4 日 (土)
午後に開催した。
一 般 向 け講 演
2007 年度は下表のとおり、一般向け講演を通して社会に向けて研究成果や最新の情報を提
供している。
開催日
講演会名
講演会タイトル
開催場所
対象
2007 年4月 28 日 電気学会東海支部 地球温暖化とその 名古屋ガーデンパレ 大学教員、一般
総会講演会
2007 年 7 月 18 日 電気学会東海支部
学術講演会
影響
ス
電波望遠鏡で地球 愛知工業大学八草キ 大学生
環境をモニターす ャンパス
る−アンデス標高
5 千メートルでの
大気観測−
2007 年 9 月 20 日 地 球 環 境 の 心 臓 大気の鼓動がつく 東京国際交流館・プ 一般
「赤道大気の鼓動 る超高層プラズマ ラザ平成
を聴く」
の乱れ
会議場
116
国際交流
11.社会との連携
2007 年 9 月 20 日 地 球 環 境 の 心 臓 スマトラ大地震が 東京国際交流館・プ 一般
「赤道大気の鼓動 引き起こした
を聴く」
大 ラザ平成
気の波
国際交流
会議場
2007 年 9 月 21 日 名古屋大学教育学 オゾン層破壊・地 名古屋大学教育学部 高校生
部 附 属 中 学 高 校 球温暖化を学ぼう
附属中学高校
光粒祭分科会
2007 年 11 月 25 日 田原市市民大学
オーロラの科学
田原文化会館
一般
2007 年 11 月 26 日 東大-JAXA 学際理 オーロラ、宇宙の 東京大学本郷キャン 学生、一般
工学 20 周年記念公 嵐、宇宙プラズマ パス安田講堂
開シンポジウム「宇 現象から大気の進
宙科学と大学」
2008 年 1 月 12 日 知多理科学習会
化まで
オーロラのふるさと
半田市青年の家
小・中学校理科
教員
2008 年 2 月 16 日 名古屋大学オープ 地球大気と環境問 名古屋大学経済学研 中・高校生、一
ンカレッジ「自由 題
究科カンファレンス 般
奔放!サイエンス」
ホール
報道
2007 年度は下表のとおり、本研究所の研究成果等が報道機関によって紹介された。
掲載 (放送) 日
2007 年 4 月 3 日
掲載新聞 (放送局名および番組名)
朝日放送 TV「NEWS ゆう」
掲載 (放映) タイトル
大気汚染物質を黄砂の粒が吸着しなが
ら飛んできている
2007 年 5 月 2 日
朝日放送 TV 「NEWS ゆう」
「おはよ 猛威をふるう黄砂、恐怖の正体
うコール」
2007 年 6 月 7 日
北海道新聞
「貴重なデータ発信」網走で国際会議出
席の研究者 陸別のレーダー施設見学
2007 年 6 月 8 日
十勝毎日新聞
短波レーダー施設を見学
国内外の研
究者陸別で交流
2007 年 9 月 28 日 中日新聞
宇宙の天気予報します
キラー電子を
2007 年 9 月 30 日 時事通信
ネットで予報
2007 年 10 月 1 日 東京新聞
予測「宇宙天気予報」開発
衛星軌道のキラー電子
2007 年 10 月 5 日 日刊工業新聞
2007 年 10 月 5 日 十勝毎日新聞
NASA 飛行士・フィリップスさん 陸別
小訪問、児童の興味一身に
2007 年 10 月 6 日 北海道新聞、十勝毎日新聞
宇宙のロマン語る
NASA 飛行士のフ
ィリップスさん 特別講演会
117
11.社会との連携
2007 年 10 月 23 日 北海道新聞
NASA 飛行士のフィリップスさん 3 度目
の宇宙へ
2007 年 11 月 1 日 アジア太平洋宇宙機関会議 Website
Probabilistic Forecast of Killer Electron
Alert in Geosynchrnous Orbit
2007 年 11 月 9 日 十勝毎日新聞
神秘的現象に興味津々
ロシア科学協
会シャリモフさん招き授業 陸別小・中
学校
2008 年 1 月 10 日 誠文堂新光社『子供の科学』
放射線帯を調べて宇宙の天気を予報!
2008 年 2 月 15 日 朝日新聞、毎日新聞、中日新聞
太陽系によく似た構成の惑星系を発見
広報活動
当研究所の広報事業では、「高度な知的財産を社会貢献に」をモットーに、研究所の施設
が置かれている自治体の協力を得ながら、研究成果を地域に還元する努力をしてきた。
文部科学省が 2002 年度より創設した地域貢献特別支援事業は、
大学と自治体がパートナー
シップを持ち、地域連携/貢献の組織的取り組みを推進するものである。本研究所は、研究
所の分室がある豊川市や附属観測施設を置く北海道陸別町などを対象とした「研究所および
附属観測施設と地域社会の交流」事業に選定された。この事業は、2005 年度から名古屋大学
総長裁量経費のもとに運営されている。
「個性豊かな自治体のニーズに応える」、「国民の自然科学への関心を喚起する」を目標
に、一般への啓蒙活動、啓蒙用冊子・ビデオ・DVD の制作、小・中・高校生への教育活動な
どをこれまでに行ってきた。また、2003 年 3 月に陸別町との間に発足した社会連携連絡協議
会は、本研究所から広報委員長、附属観測所長、陸別町側から町長、助役、教育委員長、り
くべつ宇宙地球科学館長がメンバーになっており、定期的に会議を開催している。名古屋大
学本部の研究協力・国際部社会連携課からも責任者が随時出席し、
大学としての地域貢献に対
する取り組みを伝えている。
2007 年度には次の活動を通して、地域社会への研究成果の還元や貢献を行った。
シンポジウム、イベントの開催
NASA 宇宙飛行士による講演会及び陸別小学校との交流会を陸別町と共催
陸別小学校、陸別中学校において外国人研究者による「出前授業」を陸別町と共催
啓蒙用冊子の制作
コミック What are the Polar Regions?! (英語版)、
What is the Upper Atmosphere?! (英語版)
(Web にて公開。http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/doc/outreach_j.html)
118
12.資料
12. 資 料
沿 革
1985 (昭和 60) 年 10 月
学術会議 STP 専門委員会 STP センター作業委員会で、名古屋大学空電
研究所の STP 全国共同利用研究所への改組の要請がとりまとめられた。
1987 (昭和 62) 年 3 月
STP 専門委員会で、空電研究所改組案が検討された。
1987 (昭和 62) 年 4 月
学術会議地球電磁気研究連絡委員会で、改組案が検討された。
1987 (昭和 62) 年 6 月
名古屋大学評議会は、空電研究所の太陽地球系科学に関する共同利用
型研究所への改組に向けて、同大学学長を委員長とする「空電研究所
改組検討委員会」の設置を承認した。
1988 (昭和 63) 年 1 月
共同利用型研究所構想への、理学部附属宇宙線望遠鏡研究施設の参加
が改組検討委員会で決定された。
1988 (昭和 63) 年 7 月
第 3 部門および太陽電波世界資料解析センターが国立天文台へ移管さ
れた。
1989 (平成元) 年 6 月
名古屋大学評議会は、空電研究所を改組して太陽地球環境研究所を設
置することで、平成 2 年度概算要求を行う決定をした。
1990 (平成 2) 年 6 月
空電研究所と理学部附属宇宙線望遠鏡研究施設とを廃止・統合して、
名古屋大学太陽地球環境研究所 (全国共同利用) が発足。
1995 (平成 7) 年 4 月
共同観測情報センターが発足。
1997 (平成 9) 年 10 月
陸別総合観測室が発足。
2001 (平成 13) 年 4 月
名古屋大学大学院環境学研究科設立のため大気圏環境部門の一部を
割愛。
2003 (平成 15) 年 4 月
陸別総合観測室が陸別観測所に昇格。
2004 (平成 16) 年 4 月
国立大学法人名古屋大学が発足。
共同観測情報センターを改組してジオスペース研究センターを設置。
2006 (平成 18) 年 3 月
太陽地球環境研究所が、東山キャンパスに統合移転。一部の部門を除
いて、共同教育研究施設 1 号館 (旧核融合研跡地) へ移転。豊川地区
は分室となる。
2006 (平成 18) 年 4 月
佐久島観測所を廃止。
2006 (平成 18) 年 10 月
太陽地球環境研究所、環境医学研究所、エコトピア科学研究所の事務
組織を統合した研究所事務部が発足。
119
12.資料
蔵 書
太陽地球環境研究所の蔵書数は次表の通りである。これらの蔵書は豊川・東山の図書室に
あり、国内・国外の研究機関からの寄贈書も含まれる。各蔵書には整理番号が付けられ、共
同利用者等による検索が容易にできるシステムとなっている。
太陽地球環境研究所の図書・雑誌 (2008 年 3 月現在)
図 書
洋 書
和 書
合 計
9,981 冊
2,593 冊
12,574 冊
和雑誌
合 計
雑 誌
洋雑誌
131 種
32 種
163 種
土 地 ・建 物
( ) 内は借入分
地区・名称
2
土地 (m )
2
建物 (m )
所在地・電話
東山地区
(052) 747-6303
1,440
名古屋市千種区不老町
(共同教育研究施設内)
名古屋市千種区不老町
187,817
(36)
7,639
愛知県豊川市穂ノ原 3-13
(0533) 86-3154
113,640
(3,106)
378
北海道雨竜郡幌加内町
字母子里北西 3
(0165) 38-2345
−
81
(81)
49.6
北海道足寄郡陸別町宇遠別
(0156) 27-8103
北海道足寄郡陸別町字ポント
マム78-1、78-5、129-1、129-4
(0156) 27-4011
13,203
(469)
292
鹿児島県垂水市本城
字下本城 3860 の 1
(0994) 32-0730
20,162
(16,662)
174
山梨県南都留富士河口湖町
富士ケ嶺 1347 の 2
(0555) 89-2148
−
2,476
−
(052) 789-4330
豊川地区
分室
北海道地区
母子里観測所
陸別観測所
24,580
(24,580)
鹿児島地区
鹿児島観測所
山梨地区
富士観測所
120
12.資料
長野地区
長野県小県郡真田町菅平
(0268) 74-2496
大字長字菅平 1223
電気通信大学菅平宇宙電波観測所内
菅平観測施設
3,300
(3,300)
33
(33)
木曽観測施設
6,240
(6,240)
66
長野県木曽郡上松町
大字小川字才児山
(0264) 52-4294
信楽観測点
−
−
滋賀県甲賀市信楽町神山
京都大学生存圏研究所
信楽 MU 観測所内
(0748) 82-3211
岐阜地区
乗鞍観測点
−
−
岐阜県高山市
(090) 7721-5674
丹生川町岩井谷乗鞍岳
東京大学宇宙線研究所附属乗鞍観測所内
344,362
(54,393)
12,628.6
(114)
滋賀地区
計
科 学 研 究 費 補 助 金 応 募 および採 択 状 況
2007 年度応募件数
(採択は 2008 年度)
新規
継 続
研究種目の区分
特別推進研究
特定領域研究
基盤研究 (A)
基盤研究 (B)
基盤研究 (C)
審査区分
公募研究
一般
海外学術調査
一般
海外学術調査
一般
企画調査
若手研究 (S)
若手研究 (A)
若手研究 (B)
萌芽研究
2007年度採択件数
(申請は 2006 年度)
教
員
P
D
R
A
学
振
研
究
員
教
員
P
D
R
A
学
振
研
究
員
教
員
P
D
R
A
学
振
研
究
員
0
3
1
0
8
3
3
0
1
1
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
0
2
0
1
5
4
1
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
0
2
0
1
8
4
3
0
0
0
6
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
0 0 −
0 0 −
− − 5
− − −
0 0 −
2
0
−
1
−
0
0
−
0
−
0
0
−
0
−
−
−
5
−
−
3
0
−
1
−
0
0
−
0
−
0
0
−
0
−
−
−
7
−
−
17
0
0
5
28
0
0
7
特別研究促進費
特別研究員奨励費
若手研究 (スタートアップ) (該当年度 5 月申請)
研究成果公開促進費 (データベース)
2
0
−
−
1
小計
27
3
合計
0
5
57
35
※ 転入者・研究代表者変更に伴う受入分を含む。
※ 特別研究員(DC) 分を含む。
121
12.資料
科研費補助金の応募資格を有する教職員数 (2007 年 12 月 1 日現在)
34 名
職 名
教 授
准教授
講 師
助 教
PD
RA
合 計
人 数
8
10
0
10
5
1
34
研究費
本研究所で行われている研究・観測に対し、2007 年度は以下の科学研究費補助金と企業・
財団などからの財政的援助を受けた。
科学研究費補助金
科学研究費
種 目
特定領域研究
研 究 題 目
交付金額 (円)
LHCf2 号機による最高エネルギー宇宙線相互作用モデルの高
精度検証
1,800,000
特定領域研究
重力マイクロレンズによる太陽系外惑星、浮遊惑星の探索
1,700,000
基盤研究 (A) 海外
MOAⅡ1.8 m 望遠鏡によるマイクロレンズ事象の探索
7,150,000
基盤研究 (B) 一般
地球大気 OH・酸素原子リモート計測のためのテラヘルツ波
ヘテロダインセンサーの開発
10,010,000
準ミリ波水蒸気分光放射計による中層大気水蒸気・オゾンの
観測的研究
6,760,000
基盤研究 (B) 一般
マイクロレンズ追尾観測ネットワークによる新天体の探索
6,110,000
基盤研究 (B) 一般
磁気圏加速電子との相互作用による大気微量分子の組成変動
機構の観測的研究
5,850,000
大型短波レーダーによる中・高緯度電離圏プラズマ−超高層大
気相互作用の研究
5,460,000
レーダー観測とシミュレーションによる北極域下部熱圏−中
間圏結合の解明
4,680,000
基盤研究 (B) 一般
惑星間空間における CME の 3 次元構造の研究
3,510,000
基礎基盤 (B) 一般
磁気圏−電離圏結合における電離圏の能動的役割の研究
2,730,000
基盤研究 (B) 海外
カナダ北極域におけるオーロラの高時間分解能光学観測
7,410,000
基盤研究 (B) 海外
チリ共和国アタカマにおける成層圏・中間圏の水蒸気同位体
およびオゾンの観測的研究
4,940,000
EISCAT レーダーを主に用いた磁気圏・電離圏・熱圏・中間
圏結合の総合的研究
4,550,000
シベリア域から日本におけるジオスペース環境変動の衛星−
地上共同観測
3,510,000
地球温暖化にかかわる大気微量分子の反応過程の研究
2,210,000
基盤研究 (B) 一般
基盤研究 (B) 一般
基盤研究 (B) 一般
基盤研究 (B) 海外
基盤研究 (B) 海外
基盤研究 (C) 一般
122
12.資料
基盤研究 (C) 一般
太陽風加速統一モデルの検証と構築
基盤研究 (C) 一般
太陽フレアによる極端紫外線 (EUV) の電離圏対応に関する観
測的研究
780,000
重力マイクロレンズによる太陽系外惑星検出アラートシステム
の構築
1,400,000
赤外半導体レーザーを用いた安定同位体のリアルタイム計測装
置の開発
1,400,000
若手研究 (B)
LHCf 実験を用いた電磁カスケードシャワー中の LPM 効果の実証
1,000,000
若手研究 (B)
多点衛星観測データ解析に基づいた磁気嵐時環電流の発達と
消失に関する研究
900,000
若手研究 (B)
衛星観測と地磁気逆計算法によるオーロラ爆発開始条件の解明
800,000
若手研究 (B)
磁気嵐時の放射線帯外帯消失における波動粒子相互作用の評価
700,000
若手研究 (B)
若手研究 (B)
2,210,000
若手研究 ( スター 革新的なブラソフシミュレーション手法の研究
トアップ)
1,350,000
萌芽研究
LHC での高エネルギーニュートリノ研究の検討
1,900,000
萌芽研究
磁気インピーダンスセンサを用いた超小型・広帯域磁力計シ
ステムの開発
1,300,000
萌芽研究
GPS 受信機網を用いた地震起源の電離圏変動に関する研究
1,000,000
特別研究員奨励費
磁気嵐に伴う磁気圏−電離圏内におけるプラズマ攪乱の発生
と発達過程の研究
1,100,000
地磁気擾乱時における中緯度電離圏へのエネルギー輸送機構
の研究
1,100,000
中・低緯度電離圏イレギュラリティと中性−電離大気上下結
合の観測的・理論的研究
1,100,000
特別研究員奨励費
極域下部熱圏における力学とエネルギー収支の研究
1,100,000
特別研究員奨励費
キャビティーリングダウン法と質量分析法を組み合わせた新
しいエアロゾル研究
1,100,000
レーザーイオン化個別粒子質量分析計の開発と大気エアロゾ
ル解析への応用
900,000
LHC 加速器実験による超高エネルギー宇宙線の大気シャワ
ーモデルの研究
900,000
学術創成研究費
(分担:京都大学)
宇宙天気予報の基礎研究 (惑星間シンチレーション観測によ
る太陽風モデルの構築)
20,471,000
学術創成研究費
(分担:京都大学)
宇宙天気予報の基礎研究 (リアルタイム観測と宇宙天気図モ
デリング)
5,280,000
特別研究員奨励費
特別研究員奨励費
特別研究員奨励費
特別研究員奨励費
受託研究
研究依頼者
受託研究事項
科学技術振興機構
光イオン化質量分析法による微粒子・微量成分計測
科学技術振興機構
可搬型伝導ミリ波大気分子測定装置の開発
123
受託収入金(円)
20,865,000
5,980,000
12.資料
宇宙航空研究開発機 JEM 搭載型サブミリ波サウンダ (JEM/SMILES) 用南米地上
構
ミリ波装置による ClO の予備検証実験
国立環境研究所
4,800,000
平成 19 年度陸別ミリ波オゾン放射計によるオゾン高度分布観
測精度の管理及びオゾン時間変動解析に関する研究委託業務
1,500,000
情報・システム研究 ジオスペースバーチャル研究所/バーチャルオーガニゼー
機構
ション構築の基礎研究
1,500,000
受託事業
研究依頼者
受託事業事項
愛知県教育委員会教 知と技の探求教育推進事業「太陽地球環境を探る」
育長
受託収入金(円)
742,560
共同研究
研究委託者
研 究 題 目
研究経費 (円)
(株) アルバック
小型冷凍機を用いた超伝導電波分光計の開発
3,420,000
(株) 西村製作所
天文観測用大型モザイク CCD カメラの性能向上のための基
礎試験
1,914,000
矢崎総業 (株) 技術 大気中の微量成分の検出装置の開発
研究所
1,000,000
奨学寄付金
寄附名称
放送文化基金
寄附の目的
放送衛星の放射線環境予測シミュレータの開発・研究
寄付金額 (円)
2,000,000
山田科学振興財団研 EISCAT レーダー用信号処理装置の開発と極域下部熱圏観測
究援助金
への応用
2,000,000
大 川 情 報 通 信 基 金 伝送線理論を応用した宇宙天気予報の研究
2007 年度研究助成
1,000,000
井上科学振興財団
国際研究集会「国際 SuperDARN ワークショップ」開催経費
の一部援助
800,000
第 1 回名古屋大学学 国際研究集会「Announcing First Results from Hinode」に出席
術振興基金
し、研究発表を行う
217,000
第 1 回名古屋大学学 大型低周波電波望遠鏡による太陽圏プラズマ探査の新展開
術振興基金
211,000
第 1 回名古屋大学学 国際学会へ参加し、一般講演およびポスター発表を行うため
術振興基金
185,000
第 2 回名古屋大学学 量子カスケードレーザーの応用によるテラヘルツ帯次世代
術振興基金
ヘテロダインセンシング技術の開拓
251,000
第 2 回名古屋大学学 EISCAT レーダ用信号処理装置の開発
術振興基金
171,000
124
12.資料
リーダーシップ経 費 重 点 配 分 研 究 課 題
研究題目
研究代表者
研究分担
ジオスペース研究センター・プロジェ
クト 2「人工衛星−地上共同観測によ
るジオスペース研究の新展開」−海外
観測に関連した共同研究
塩川 和夫
所内 7 名
所外 4 名
海外 4 名
宇宙線観測ネットワーク統合システ
ムの構築
徳丸 宗利
北海道・アラスカレーダー同時観測に
よる磁気嵐電場の研究
菊池
LHCf 実験装置較正用クオーツファイ
バの補修:大気中の超高エネルギー宇
宙線反応の精密理解と宇宙線起源の解
明にむけて
﨏
放射性炭素測定による過去の太陽活動
の研究
増田 公明
崇
隆志
125
自己負担額
リーダーシップ経費
5,800,000
1,300,000
所内 0 名
所外 6 名
海外 8 名
1,000,000
1,000,000
所内 3 名
所外 2 名
4,300,000
800,000
12,300,000
800,000
1,350,000
700,000
所内 7 名
所外 4 名
海外 4 名
所内 2 名
所外 3 名
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ઍ⴫
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