こんな画面見たことありませんか？

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福井キヤノン事務機株式会社
２０１５.8月号 VOL.08
こんな画面見たこと
ありませんか？
パソコンやインターネットの進化に伴って、マルウェアも進化を続けています。
特に最近のマルウェアは単なるいたずらではなく、⾦銭的な利益を伴うものが多いので、攻撃側も⽬的を達成
するためにあらゆる手を講じてきます。
そこで今回はマルウェアの種類や特徴、感染しないための注意点をご紹介いたします。
お客様先で質問の多いトラブル内容
①身に覚えのないウイルススキャンの画面が表示される
・Advanced System Protector
・RegClean Pro など
②Internet Explorerのホームページが変更されている
・HAO123
・babylon toolbar など
マルウェアによるものです。
このような症状の原因は
マルウェアにも種類があります。
・スパイウェアとは、ユーザーが閲覧したホームページの履歴・実⾏した操作の内容・メールアドレス・インストール済みのプログラムな
どの個人情報を、プログラムの提供元に送信することを主な目的としたプログラムの総称です。
送信された情報は、広告の表示など宣伝目的だけに使用されることもありますが、悪意のある第三者宛に送信された場合、不正ア
クセスや不正な課⾦などの原因になる可能性があります。
・アドウェアとは、パソコン上で、宣伝や広告を⽬的とした様々な動作を⾏うプログラムの総称です。
プログラムによっては、予期しないパソコンの動作が発生するため、正常なパソコン使用の妨げとなったり、問題の原因となったりする場
合があります。スパイウェアとアドウェアは、どちらもそれぞれの性質をあわせ持っている場合が多く、区別は明確ではありません。
・コンピュータウイルスとは他人のコンピュータに勝手に入り込んで悪さをするプログラムです。画面表示をでたらめにしたり、無意味
な単語を表示したり、ディスクに保存されているファイルを破壊したりします。大抵は使用者の知らないうちに感染する。またウイルスに
感染したことに気づかずにコンピュータを使用し続けると、他のコンピュータにウイルスを移す危険性があります。
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よくある感染経路は？
マルウェアの感染には、さまざまな経路があります。感染経路を知っているのと知らないのとでは、感染を予防す
るにあたり大きな違いがあります。少しでも感染しないように気をつけることが⼤切です。
①Webページの改ざんによる感染
かつては怪しいWebサイトを訪問しなければ大丈夫と思われていましたが、最近では正規のWebサイトが不正侵⼊を受けて
書き換えられ、ウイルスが仕込まれてしまうケースも急増しています。この場合は、正規のWebサイトを閲覧しても、ウイルスに感
染してしまうことになります。
最近のWebブラウザはEVグリーンバー対応です。
EVグリーンバー機能対応のサイトであれば、
アドレスバーが緑色になります。これによって
そのサイトの安全性の高さを確認することができます。
②フリーソフトのダウンロードからの感染
有償でもおかしくないソフトが無料で提供されていますが、フリーソフトはダウンロードする時とソフト利⽤時の広告収⼊で利益を
得ている場合がほとんどです。
中にはその広告や偽のダウンロードバナーによって感染させられる場合がありますので、ダウンロードの際は注意が必要です。
インストール時には、次へ次へとただ押していくので
はなく、チェック項目を確認し、要らない項目は
チェックを外す事が必要です。
③メールからの感染
メールの添付ファイルからマルウェア感染する場合があります。マルウェアが埋め込まれるファイルには、マイクロソフト社のOfficeア
プリケーション（Word、Excelなど）やpdf形式のファイル、実⾏形式のプログラム（拡張⼦が.exe など）が、多く使われます。
メール自体や添付物、ＵＲＬにアクセスするのが
危険なことだとは良く知られていますが、
プレビューするだけでも感染する場合があります。
PCのことで少しでも疑問やご不明点がありましたら、お気軽に弊社担当までお尋ねください。
よろしくお願い申し上げます。
福井キヤノン事務機株式会社
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