2012 年 05 月 01 日ニュースリリースモアナルアガーデン財団(MGF) が三名の文化貢献者を称え、「第 35 回プリンス・ロット・フラフェスティバル」を 2012 年 7 月 21 日に開催！（ハワイ州ホノルル発）モアナルアガーデン財団（ＭＧＦ）は、2012 年 7 月 21 日(土 )の午前９時から午後４時まで、モアナルアガーデンで、第 35 回プリンス・ロット・フラフェスティバル「ラウカナカ・カ・フラ」を開催し、そのなかで、フラやオリ（ハワイアンチャント）、ハワイ文化とハワイネイ（真なるハワイ）の推進に、これまで多大な貢献をしてきたアンティ・エディス・カウェロヘア・マッキンジーとアンティ・ペーシェンス・ナマカ・ベーコン、ジェームズ・カウペナ・ウォング氏の功績を称え、表彰する運びとなりました。「今大会に、ハワイの最も尊敬すべき文化貢献者三名をお迎えし、その功績を称えて表彰させて頂くことは、このうえない喜びです。」と語るのは、ＭＧＦのエクゼクティブディレクターであり、会長を務めるアリカ・ジャマイル。「彼らは各々のアプローチで、ハワイ先住民ばかりでなく、ハワイのすべての人々のために、ハワイ文化を生気にあふれ活き活きとしたかたちで継承することに力を尽くし、大いなる貢献を果たしてきました。」今大会の開催にあたって、ハワイ文化の権威であり、作曲家、クムフラ（フラ師範）でもあるマヌ・ボイド氏が、マッキンジー、ベーコン、ウォング各氏の功績を称えて、今回特別にフラの楽曲を創作し、フェスティバルのなかで初めて披露します。系統学のエキスパートであり、オリの学識が深いことでも知られるアンティ・マッキンジーは、系統的なチャントについて、世に広く認められている２冊の著書を記し、フラとオリの保存のために力を尽くしてきました。 -‐ more -‐ 2012 Prince Lot Hula Festival Announces Honorees Page 2 著名な作家であり、学者、そして作曲家でもあるマリー・カウェナ・プクイの養女、アンティ・ベーコンは、母マリーの人生と業績について、つぶさに書き記してきたことで知られています。フラとオリの権威として、アンティ・ベーコンは、世界的にも有名なメリー・モナーク・フラフェスティバルをはじめ、数々のフラの大会で審査員を務めてきました。ハワイで最も尊敬されているチャンター（詠唱者）、ウォング氏は、マリー・カウェナ・プクイからオリを学び、師匠であるトム・ヒオナの元で、太鼓を使うパフ・フラの技術を磨きました。カウェナ・プクイの実娘、ペレ・プクイ・スガヌマのチャンターを務めるウォング氏は、作曲家、演奏者としても広く知られています。「今回のテーマ『ラウカナカ・カ・フラ… 数多のフラグループの集い』は、フラに心血を注ぐ幾つものグループが一堂に集まってフラを踊ることを謳った、伝統的なオリに基づき、こう名づけられました。」と語る、アリカ・ジャマイル。「それは、フラをこよなく愛し、世界中から集まって来られる方たちの心に、深く語りかけるような内容となっています。」「今大会には、ハワイ全島のフラハラウ（フラ団体）が招かれています。」と、ジャマイル。「また、受賞者をはじめ、観光客の方々や地元の方々にもハワイの伝統文化を楽しく体験して頂けるよう、ホイケと呼ばれる特別なショーをご用意しています。」今回のプリンス・ロット・フラフェスティバルは、カヒコと呼ばれる古典フラとチャント、そしてアウアナと呼ばれるモダンフラのパフォーマンスの双方に焦点をあてています。出演者は、現在ハワイにわずかしか遺されていない、パフラと呼ばれるマウンドの上で踊りを披露します。当日は、ハワイのローカルフードや軽食を終日販売するほか、限定版のＴシャツやお土産用のバッチも販売。その売り上げは、大会開催の費用に充てる計画です。入場料は無料ですが、かわりにバッチ購入というかたちでＭＧＦへの寄付を募り、それを大会開催の基金に充当します。ハワイ在住者はもちろんのこと、観光客の方々も大歓迎。ビーチチェアやビーチマットなどをご持参のうえ、モアナルアガーデンに心地のよい木陰を作っているモンキーポッドの下で、数々のアクティビティーやローカルフードをお楽しみ頂けます。なお、商用目的の写真撮影はお断りしています。 -‐ more – 2012 Prince Lot Hula Festival Announces Honorees Page 3 当フラフェスティバルには、ハワイ観光庁 (Hawaii Tourism Authority)をはじめ、ハワイ州文化芸術財団(State Foundation on Culture and the Arts)、ハワイ関連業務局(Office of Hawaiian Affairs) 、ホノルル市、米国芸術基金(National Endowment for the Arts) 、アロハ・パシフィック消費者信用組合(Aloha Pacific Credit Union)、ハワイアン航空、カメハメハスクール、 ING ダイレクト、サーブコ基金 (Servco Foundation)、ハワイ観光局 (Hawaii Visitors and Convention Bureau)、オアフ観光局(Oahu Visitors Bureau)、ザ・ホノルル・スター・アドバタイザー、ミッドウィーク他、数多くの企業や団体がスポンサーとして参加しています。のちにカメハメハ５世として王に君臨したロット王子の名前を冠して、 1978 年、ＭＧＦにより創始された、プリンス・ロット・フラフェスティバルは、毎年１万名にも及ぶ来場者を迎え、好評を博しています。モアナルアの地でフラを復活させたことで名高いロット王子がとくに好んだレクリエーションスポットといわれるのが、このモアナルアでもありました。その王子の夏の別荘が、今もモアナルアガーデンの敷地内に遺されています。モアナルアガーデンは、オアフ島ホノルルでも、ハワイの歴史と文化を伝える最も美しい場所のひとつで、かつて植物園だったこの地には、歴史的な建造物とともに、珍しい樹木や草花が見られます。今回のフェスティバルに参加するフラ団体、およびパフォーマンスの詳細なスケジュールについては、後日改めて、文末に掲載のウェブサイトにて発表いたします。 1 970 年に非営利団体として設立されて以来、モアナルアガーデン財団（ＭＧＦ）は、カマナヌイ・バレーとモアナルアガーデン地区における教育と祝祭、その社会的責務の実行を通して、ハワイの歴史、文化、環境を保護し、存続させることを使命としています。ＭＧＦは、財産譲渡や寄付、メンバーシップの会費を大会開催の費用に充てています。メンパーシップについてのお問合わせ、お申込みやＭＧＦについての詳細は、公式ホームページ www.moanaluagardensfoundation.org をご覧頂くか、808-839-5334 まで、お電話でお問合わせください。 ###### ※ 当フラフェスティバルの写真提供、および詳細につきましては、下記までお問合わせください。【お問合わせ先】ディベロップメント＆マーケティングコンサルタントポリーン・ウォーシャム(Pauline Worsham) 電話：808-263-5544、携帯：808-497-4084 Ｅメール：pauline@ pmwconsult.com