訪問する NGO (予定) ★NGO「オガーレス・プロビデンシア」 メキシコでの「ストリートチルドレン」支 援のさきがけ的団体。スペイン出身の神父ア レハンドロ・ガルシア・ドゥラン氏 (99 年没 ) が 1979 年に設立。これまでに何千人もの「ス トリートチルドレン」が路上から抜け出すた めの支えとなってきた。定住施設を中心とす るプログラムで、少年、少女、路上生活を抜 け出せない少女の赤ん坊を支援している。 ★NGO「プロ・ニーニョス・デ・ラ・カジェ」 ストリートチルドレンがもつ可能性をのば し、自尊心をとり戻して自らの意思で路上生 活から抜け出し、新しい生活を始められるよ う 、路上やデイセンターの活動を通して支援。 子どもたちが 路上を抜け出す決意をしたら、 希望に合わせて行き先を探し、施設や家庭な ど、子ども自身が気に入った場所がみつかる まで、寄り添う。1993 年 5 月 28 日設立。 ★NGO「ジョリア」 カトリック教・サレジオ会関係者が中心に なって運営する団体。路上に生きる少女たち と、貧困地域(主に、施設周辺地域)の子ど もと女性を支援する。NGO「プロ・ニーニョス・ デ・ラ・カジェ」に似た活動形態をもつが、 対象が 少女 少女の子ども 貧困地域の子 どもと女性 であることが特徴。 ★NGO「カサ・アリアンサ・メヒコ」 国際 NGO「Covenant House」のメキシコ 支部。メキシコシティでは、1988 年から活動。 ストリートチルドレン一人ひとりが、個人と して成長していけるよう、衣食住、医療、心 理ケア、学校教育、人生相談、など広い分野 にわたって子どもたちを支援。最終的に子ど もが自立し、社会に貢献できる人間になれる までの手助けをする。 ★NGO「オリン・シワツィン」 メキシコシティ都心の貧困層居住地区で、 教会の一角を借りて保育園を運営しながら、 ひとり親家庭や働く女性など、困難を抱える 親子を支える。この地域には家庭内暴力を受 けている母親、子どもが多く、ストリートチ ルドレンが生まれる原因となっている。同団 体は、貧困家庭を支援することで、その悪循 環を断ち切ろうとしている。 旅行よびかけ NGO 「ストリートチルドレンを考える会」運営委員 工藤律子 篠田有史 (ジャーナリスト) (フォトジャーナリスト)
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