光電式煙感知器感度試験器(アナログ式・一般型用) 品番 BG99106 保管用 取扱説明書 BG99106 ●お買い上げありがとうございます。 大切に保管してください。 ●適応感知器一覧表…1枚 付属品 ●この商品で煙感知器の点検を行うには、 ●ミシン油……………1コ 紅椿化学工業(株) ベニサンミシン油(B-111) 消防設備士(甲種第4類・乙種第4類)または 消防設備点検資格第2種の資格が必要です。 6 15 コネクタに接続する。 1 パネルを開いて パネル接続ハーネスをパネル側の 14 4 2 電源スイッチ(AC100V)と ファンスイッチがOFF側になっていること 5 を確認し、 煙発生用電圧調節器のツマミを左側にいっぱいにまわす。 13 電源コードのプラグをAC100Vコンセントに差し込む。 ●この商品は煙感知器 (光電式スポット型)の感度試験をする機能をもっています。 5 煙発生用電圧調節器を左側にいっぱいにまわし、排煙する。 試験のしかた 図1 ●軽い回転音を聞いて、 10 ファン (煙循環用) 発煙部(ヒーター部) 7 1 供試感知器印加電圧計を試験をしようと 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が1.0±0.2Vの範囲にあることを確認し 3 11 発煙ボックス 注 油切れで煙の発生がほとんどない場合 ●この試験器は、 製造年月日から起算して3年ごとに校正を行う必要があります。 図1 ●ミシン油 (潤滑油) を発煙部(ヒーター部) ( ●校正のときは、 弊社営業所までお問い合わせください。 ●商品の分解・改造は絶対にしないでください。故障の原因となります。 18 動作表示灯 9 参照) にある布が少し湿る程度 補給してください。 注 ミシン油の補給量が多すぎると、煙が大量に発生し適正な試験ができない 場合があります。 5 煙の発生を認めた後、 煙発生用電圧調節器のツマミを再び左側にいっ 図1 参照) 11 ぱいにまわし、 発煙ボックス ( を奥まで差し込む。 17 電源表示灯 注 21 定格銘板 14 電源スイッチ (AC100V) 11 発煙ボックス内の発煙部(ヒーター部) ● 図1 ( 参照)がミシン油に浸されてい ●ミシン油が切れましたら、紅椿化学工業(製)のベニサンミシン油(B -111) を 15 コネクタ お買い求めください。 動作表示 灯 10 動作表示 ブザー 注 20 0 30 V 2 供試感知器種別 2 1 (一般) (3信号 ) 切替スイッチ(感度別) 3 印加電圧調節器 3 注 20 9 感知器 (試験対象)を取りはずすまで、 動作表示ブザーは鳴り続けます。 7 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が停止しますので、その指示値を読み取り 5 記録してください。 2信号感知器の試験手順 5 4 ファンスイッチ 6 ON 3 7 2 8 印加電圧 調節器 5 煙発生用電圧調節器 良品の感知器でも煙の発生量が多いと不良品と判定する場合があります。 5 その場合は、 煙発生用電圧調節器の目盛を少しさげて再度、 試験をしてください。 ● 一つの感度(1種・2種・3種のいずれか)をもった感知器の試験手順 の操作 5で 記録した値を確認してください。 電源表示 灯 4 (0.5A) ヒューズ 5 6 5 煙発生用電圧調節器を左側にいっぱいにまわ 感知器取付板を開いた状態で して排煙してください。 ● 9 感知器 (試験対象)を取りはずすと 20 動作表示ブザーは鳴りやみます。 ● 7 1 一つの感度(1種・2種・3種のいずれか)をもった感知器の試験手順 2 供試感知器種別切替スイッチ 「操作 (感度別)を 5 」のあとすぐに 「2信号 3種」の位置にあわせる。 7 8 煙発生用 電 1V/分を目 圧調節器 安に 電圧調整 をしてく ださい。 ● OFF 電動スイ ッチ コネクタ AC 100V 一つの感度(1種・2種・3種のいずれか)をもった感知器の試験手順 の操作 5と 注 3信号感知器(AN型・アナログ)の試験手順 3信号感知器の試験手順(AN型・アナログ)の操作 5 ・操作 8 ・操作 11 で 記録した値を確認してください。 ● 8 取付ベース 1 2 供試感知器種別切替スイッチ(感度別)を「3信号 1種」の位置にあわせる。 9 感知器 ■異常時の点検・処置 (試験対象) 状 態 電源表示灯が点灯 しない。 10 ファン (煙循環用) 2 7 感知器取付板を開いて、裏面の 8 取付ベースに 9 感知器(試験対象) 点 検 ヒューズが切れていませんか。 7 を取り付け、 感知器取付板を閉じる。 処 置 ヒューズ(0.5A)を交換してください。 注 電源プラグがはずれていませんか。 電源プラグをコンセントに差し込んでください。 感度試験器内に煙が残っていま せんか。 煙発生用電圧調節器が左側にいっ ぱいにまわっていることを確認し、 排煙してください。 煙濃度計(電圧表示) の指示値が1.0±0.2V ファンスイッチがON側になって ファンスイッチをOFF側にしてくだ の範囲に入らない。 いませんか。 さい。 11 発煙ボックス 12 光電式煙濃度センサ 13 電源コード・プラグ(AC100V) ファン(煙循環用)付近 から異常音が聞こえる。 修理依頼を行ってください。 5 煙発生用電 たあと、「煙発生用電圧調節器の調節方法」で記録した値に 圧調節器を調節する。 19 煙濃度計 9 感知器 (電圧表示)の指示値が上昇して (試験対象)が動作す 4 発煙部(ヒーター部)の布が少し湿る 程度にミシン油を補給してください。 煙濃度計(電圧表示) 発煙ボックスの発煙部(ヒーター の指示値が上昇しな 部)より煙が発生していますか。 光電式煙濃度センサまたは煙濃度 計(電圧表示)が故障している可能 い。 お手入れ方法 中性洗剤を薄めた液にやわらかい布を 浸し、固く絞ってふき取ってください。 化学ぞうきんをご使用のときは、 その注意書にしたがってください。 ベンジンなどは引火性があるた め危険ですので、使用しないで ください。 シ ン ナ ー ベ ン ジ ン 性があります。 修理依頼を行ってください。 煙濃度計(電圧表示) 発煙ボックスにミシン油を多量 の指示値の上昇が速 に補給していませんか。 いために適正な試験 が実施できない。 煙発生用電圧調節器の目盛の 位置は適正ですか。 発煙部(ヒーター部)の布が少し湿る 程度になるように処置してください。 注 発煙部(ヒーター部)に応力が 加わらないように布のミシン 油を吸い取ってください。 煙発生用電圧調節器の目盛を調節 してください。 18 動作表示灯が点灯 20 ると (赤)し、 動作表示ブザーが鳴動する。 5 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が停止しますので、その指示値を読み 取り記録してください。 6「操作 5 」のあとすぐに 2 供試感知器種別切替スイッチ(感度別)を 「3信号 2種」の位置にあわせる。 19 煙濃度計 9 感知器 (電圧表示)の指示値が上昇して (試験対象)が動作す 7 20 18 動作表示灯が点灯 ると、 (赤)し、 動作表示ブザーが鳴動する。 8 2 供試感知器種別切替スイッチ 8 のあとすぐに (感度別)を 9「操作 」 「3信号 3種」の位置にあわせる。 19 煙濃度計 9 (電圧表示)の指示値が上昇して 感知器 (試験対象)が動作 10 18 動作表示灯が点灯 20 すると、 (赤)し、 動作表示ブザーが鳴動する。 9 このとき、 感知器 (試験対象)の側面の合わせマークが 8 取付ベースの 確認灯部と一致していることを確認してください。 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が1.0±0.2Vの範囲にあることを確認し 3 修理依頼を行ってください。 ●汚れが目立つときは… 5 2信号感知器の試験手順 いずれか)をもった感知器の試験手順 の操作 ・ 21 2 の操作 で記録した値が 定格銘板内の良品範囲にあるかどうか確認して ください。 11 感知器 20 (試験対象)を取りはずすまで、 動作表示ブザーは鳴り続けます。 3信号感知器(AN型・アナログ)の 場合 7 感知器取付板 注 ※感知器の良否の判定は濃度種別に応じて、一つの感度(1種・2種・3種の 読み取り記録してください。 2信号感知器の試験手順 の操作 2 で記録した値を確認してください。 電圧 6 パネル接続ハーネス やわらかい布でふき取ってください。 9 感知器 21 定格銘板に記載を下まわった時点で、次の 良品域の下限値 1 から再開してください。 (試験対象)を取り付け、操作 1 OF ファンスF イッチ ●ふだんのおそうじは… 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が試験対象感知器の感度種別に応じた 4 19 煙濃度計 (電圧表示) の指示値が再び上昇し、停止したときの指示値を 2 2信号感知器の場合 ON 9 (試験対象)を取りはずす。 3 7 感知器取付板を開いて、試験の終わった 感知器 ● 3種の感度試験は以下の試験手順となります。 一つの感度(1種・2種・3種のいずれか)をもった感知器の場合 5 煙濃度計 供試感知 器種別切 替スイッ チ 4 2 V 21 定格 5 ※感知器の良否の判定は感度種別に応じて、操作 で記録した値が 銘板内の良品範囲にあるかどうか確認してください。 18 20 すると、 動作表示灯が点灯 (赤) し、 動作表示ブザーが鳴動する。 3 4 0 (2信号 ) 3種 2種 3種 2種 1種 供試感知 器印加電 圧 21 定格銘板に記載) 9 感知器 良品域の下限値( を下まわった時点で、次の 1 から再開してください。 (試験対象)を取り付け、操作 と同じです。 ■感度試験良品判定 21 定格銘板内の良品範囲にあることを確認してください。 「試験のしかた」で記録した値が 1 供試感知器印加電圧計 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が試験対象感知器の感度種別に応じた 7 煙発生用電圧調節器の目盛をあげすぎると、煙が大量に発生し適正な 試験ができない場合があります。 ●2種の感度試験は 一つの感度 (1種・2種・3種のいずれか)をもった感知器の試験手順 パネル 9 感知器 20 ● (試験対象)を取りはずすと 動作表示ブザーは鳴りやみます。 5 ●油がこぼれますので、搬送中や保管中は本体を横倒しにしないでください。 (0.5A) 煙発生用電圧調節器を左側にいっぱいにまわして 排煙してください。 19 煙濃度計 9 (電圧表示)の指示値が上昇して 感知器 (試験対象)が動作 4 ないことを確認ください。 16 ヒューズ 20 動作表示ブザー 5 煙発生用 たあと、 「煙発生用電圧調節器の調節方法」で記録した値に 電圧調節器を調節する。 本 体 ●10秒程度してから煙が発生することを確認してください。 ●この試験器は、 (財)日本消防設備安全センターの性能評定品です。 (性能評定番号 評14 -122号) ● 5 7 感知器取付板を開いた状態で 7 感知器取付板を閉じる。 8 11 発煙ボックスを発煙部(ヒーター部) 使用上のご注意 6 7 感知器取付板を開いて、試験の終わった 9 感知器(試験対象)を取りはずす。 7 感知器取付板の裏面の 8 取付ベースに 9 感知器 (試験対象)を取り付け、 2 する感知器の定格電圧(DC24VまたはDC12V) 3 印加電圧調節器であわせる。 になるよう 5 図1 参照) ( が見える位置まで引き出し、 煙発 生用電圧調節器を「2」の位置にあわせる。 2 感知器種別(1種・2種・3種)に関係なく、 供試感知器種別切替スイッチ 1 (感度別)を「一般 2種」の位置にあわせる。 が回転していることを確認してください。 各部のなまえ 注 ミシン油の補給量が多すぎると、煙が大量に発生し適正な試験ができない場合があります。 一つの感度(1種・2種・3種のいずれか)をもった感知器の試験手順 範囲に入りません。その場合は感度試験器内の煙を排煙してください。 注意 19 煙濃度計(電圧表示) 19 煙濃度計 5 煙発生用電圧調節器の示す目盛を記録する。 (電圧表示)の指示値があがり始めてからの上昇率が1V/分以下になった時点の 19 注 感度試験器内に煙があると 煙濃度計(電圧表示)の指示値が1.0±0.2Vの やけどをするおそれがあります。 調節を正しく行わないと、感知器の良品判定が正しくできない場合があります。 必ず下記の手順で正しく調節してください。 19 (電圧表示)の指示値が1.0±0.2Vの範囲にあることを確認してください。 5 煙濃度計 ■必ずお守りください 作業中に発煙ボックスの発煙部(ヒーター部)は、熱くなって いますのでさわったりしないでください。 注 5 煙発生用電圧調節器は1.5目盛を目安にして0.1目盛単位で微調節する。 ● 17 電源表示灯が点灯 (赤) することを確認してください。 6 4 ファンスイッチをON側にする。 接触禁止 1 2 3 3 14 電源スイッチ (AC100V)をON側にする。 4 ご使用前に 安全上のご注意 煙発生用電圧調節器の調節方法 試 験 の 準 備 ●取扱説明書 (本紙)…1枚 ●正しくお使いいただくため、この説明書を 注 11 9 感知器 20 (試験対象)を取りはずすまで、 動作表示ブザーは鳴り続けます。 煙濃度計(電圧表示)の指示値が停止しますので、その指示値を読み取り 記録してください。 19 7 感知器取付板を開いて、試験の終わった 9 感知器 (試験対象)を取りはずす。 12 5 煙発生用電圧調節器を左側にいっぱいにまわ 感知器取付板を開いた状態で して排煙してください。 ● 9 感知器 20 (試験対象)を取りはずすと 動作表示ブザーは鳴りやみます。 ● 7 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が試験対象感知器の感度種別に応じた良 13 21 定格銘板に記載) 9 感知器 品域の下限値( を下まわった時点で、次の 1 から再開してください。 (試験対象)を取り付け、操作 5 8 11 ※感知器の良否の判定は濃度種別に応じて、操作 ・操作 ・操作 で記録 21 した値が 定格銘板内の良品範囲にあるかどうか確認してください。 19 煙濃度計 (電圧表示)の指示値が停止しますので、その指示値を読み 取り記録してください。 8A2 M74 00004 1105-30112A
© Copyright 2024 Paperzz