スノーラフティング 指導者チェックシート

スノーラフティング
指導者チェックシート
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事前打合せ
□ 事前打合せに来所した際に、自然の家団体対応職員との打合せ
(1)スノーラフティングコースの確認
(2)安全対策についての確認
・トラブル発生時の連絡手段の取り方について
・スノーモービル横転時の対応について
・指導者と団体引率者の役割について
※基本的にスノーモービルの運転は自然の家職員が行います。引率者の方は、搭乗
体験の際の準備や注意喚起をお願いします。
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準備について
□ 服装・持ち物の確認(参加者活動前)
・活動に適した服装か(スノーウェア、帽子、手袋、ネックウォーマーなど)
□ 自然の家機材準備(30分前~1時間前)
・エンジンオイル,ガソリンの残量の確認
・ハンドル(スキー部分),ブレーキ,アクセルの確認
・駆動部に氷,雪塊等が詰まっていないか
・牽引ロープは正確に設置されているか
・ゴムボートの空気は十分か,カバーの中に雪が溜まっていないか
・ロープ・D型リング・持ち手ロープに破損はないか
・ヘルメット,ゴーグルに破損はないか
□ 緊急時の準備は万全か
・指導者(引率者)は携帯電話やトランシーバーなどの連絡機器を携帯したか
※トランシーバー(4台)については、自然の家のものを貸出することが可能です。
なお、トランシーバーを使用する際は、1台につき単3電池×3本が必要になり
ます。
・簡易処置を行える救急セットの有無
3 中止判断(1時間前)
□ 大雨,洪水,大雪,暴風,暴風雪警報,または注意報の確認
□ 視界不良(20メートル先が見えない)になっていないか確認
□ 天候,天気予報で判断に迷った時は,グループリーダー,社会教育主幹,所長へ相談
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確認事項および指導ポイント
≪実施する上での確認事項≫
□ コースの確認(参加者がコースへ移動する前)
・コース上の氷塊,雪塊,木の枝など危険物を除去
・待機場所を設定し,目印(杭・蛍光テープ等)を確認
※待機場所は,その時の状況により団体対応職員と協議して設定します。
□ 試乗(参加者がコースへ移動する前)
・試乗の際,雪面の凍結,極端な凹凸,圧雪状況を確認
・上記を考慮の上,最高速度30キロ以内の徹底
≪指導ポイント≫
□ ゴムボート搭乗までの指導
・乗車できるのは1組最大2人(高校生以上)~3人(幼稚園~小学生)まで
・待機場所での待ち方や注意事項の確認
・ゴムボートの乗り方についての指導(座り方,乗ってからの対応)
・ゴムボート周囲の緑ロープを握らない注意を徹底
・持ち手ロープの確認
・ヘルメットの着用及びストラップの確認
・ゴーグルの着用を徹底
□ 走行前・走行時の指導
・スタート時にボートの参加者を目視し「行くよ!」の声をかける
・ロープを張った状態からスロースタート
・直線では30キロ以内,カーブでは15キロ,一回転する所では15キロ以内で走行
・走行中,参加者の様子を確認
・ジャンプする箇所に入る前は、余裕を持ってスピードを減速
・ロープを弛ませないように走行
・カーブを曲がるごとに参加者の様子を確認
・停車位置より前でスピードを落とし,待機場所を確認
・モービルとボートが衝突,またはボートが転覆せずに停車
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活動終了後について
・参加者に体調不良者,けが人等がいないか確認
・ヘルメット,ゴーグルに破損や紛失があるか確認
・コースに落し物がないか確認
・コースの点検・補修
・ガソリンの量、エンジンオイルの量を確認
※ともに半分を下回っていれば補充しておく。
・モービルの鍵を返却
その他活動実施上の留意点
・指導者(引率者)は、参加者の実態や体力に即したプログラムであるか確認する上
で、事前の下見や打合せなどの配慮が必要である。
・スノーモービルが走行中は、事故防止のためコース上に立ち寄らないように注意を
しっかり促す必要がある。
・活動中は、指導者(引率者)間の連携を密にし、活動中の事故やけがの発生防止に
努める必要がある。
・活動中に天候状況が悪くなった場合は無理をせず、活動を継続するか団体対応職員
と協議し、判断することが望ましい。