体験メニュー例

体験型遠足「はんのう里山体感ツアー」
体験メニュー例
(平成 25 年 1 月作成)
メニューの見方
・ガイド 1 人あたりの対応人数、所要時間、ねらい、内容の欄は、参加者が 3 年生の場
合を想定して記載しています。学年によって変わる場合があります。
・先生のご要望をうかがった上で、体験を組み合わせたプログラムをご提案いたします。
ただし、1 つの体験だけお申し込みいただくことも可能です。
・メニューに記載のない体験でも、「こんなことがやってみたい」というご要望があれ
ばご相談に乗ります。お気軽にお問い合わせください。
①クイズラリー
<天覧山>
対象
全学年
対応人数
所要時間
30 分
ねらい
・自然に対する関心を高める。
子ども 15 人程度にガイド 1 人
・様々な角度から自然を見る視点を与える。
内容
ガイドが引率しながら、コース上の観察ポイントでクイズを出題。対象をよく観察
した上で、子どもたちに回答してもらいます。
○出題例
-足下にドングリがたくさん落ちているね。
地面に落ちているドングリと同じものは①
~③の絵のどれでしょう?(3択クイズ)
備考
・虫の体のつくりなど、学校で学習した内容とからめたクイズを出題することで、
子どもたちの知識を深めることができます。
・出題数によって時間の調整が可能です。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察、[4 年]季節と生物)
活用例
・入間市の小学校2年生
中央公園から天覧山の中腹の広場(中段)に登るまでの区間で、5 問のクイズを
出題しました。所要時間は 40 分。
【先生の声】「普段では気づかない自然のものへ目を向けることができた。」
クイズを楽しみながら歩くので、
登り坂もへっちゃらです。
②フィールドビンゴ
<天覧山・飯能河原>
対象
全学年
対応人数
子ども 10 人程度にガイド 1 人
所要時間
30 分
ねらい
・子どもたちの感性を刺激し、自然に対する関心を高める。
・五感を使って、自然とふれあう楽しさを知る。
・観察する力を養う。
内容
ビンゴゲームを楽しみながら、身の回りの自然の宝物を探します。
○出題例
-「きいろい花」「ハートのはっぱ」
:視覚
-「しめったおちばのにおい」
:嗅覚
-「とりのこえ」:聴覚
-「つるつるしたはっぱ」
:触覚
備考
・学年によってビンゴの出題内容を変えます。
・
「色々な形の葉っぱを観察しよう」という風に、テーマを決めてビンゴをつくるこ
ともできます。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察、[4 年]季節と生物)
活用例
・狭山市の小学校2年生
天覧山の中腹の広場(中段)で、グループに分かれてビンゴを楽しみました。
所要時間は 20 分。
【先生の声】「フィールドビンゴで、目を輝かせて見つけていた。」
カードに書かれたものを、友達と協力しながら
探します。
③ガイドウォーク
<天覧山>
対象
3 年生以上
対応人数
所要時間
30 分~
ねらい
・自然に対する関心を高める。
子ども 10 人程度にガイド 1 人
・様々な角度から自然を見る視点を与える。
・自然のしくみや自然と人間との関わりについて理解する。
内容
ガイドがコース上の観察ポイントで解説を行いながら歩きます。
「生きものどうしの
つながり」、
「自然と私たちの生活との関わり」などのテーマに沿って話をします。
備考
・コースについては、現地の下見をしながら先生のご要望を伺った上でご提案いた
します。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察、昆虫と植物、[4 年]季節と生物)
活用例
・入間市の小学校 3 年生
天覧山の山頂付近から天覧入谷津までの区間で行いました。雑木林や人工林の木
の観察や、天覧入谷津に暮らす生きものの紹介などをしました。
【先生の声】「実態に合わせてコースを組んでくださった点が良かった。」
天覧入谷津では、草はらや田んぼで暮らす
生きものを観察することができます。
④同じものをさがそう!
<天覧山・飯能河原>
対象
全学年
所要時間
20 分~
ねらい
・自然への関心を高める。
対応人数
子ども 15 人程度にガイド 1 人
・観察力を養う。
内容
ガイドが事前に集めたもの(活動場所に落ちている葉っぱ、木の実など)を 20 秒だけ
見せ、制限時間内にいくつ拾ってこられるかを競います。探しものを終えた後は、拾っ
たものを観察しながら解説を行います。
備考
・採集してくるものは落ちているものに限定し、葉っぱをむやみにとらないなど自
然とのふれあいのマナーを伝えます。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]昆虫と植物、身近な自然の観察、[4 年]季節と生物)
活用例
・入間市の小学校 2 年生
飯能河原のまわりの林で活動しました。所要時間 20 分。
「みんなで拾った木の実は、どの木から
落っこちたものかな?」
⑤川の生きものさがし
<飯能河原>
対象
全学年
対応人数
子ども 10 人程度にガイド 1 人
所要時間
40 分
ねらい
・川の生きもののくらしについて知る。
内容
箱メガネで川の中をのぞいたり、あみを使って生きものをつかまえたりしながら、
川の生態系について理解を深めます。
備考
・箱メガネやあみなどを準備しますが、数に限りがありますので、交替で使ってい
ただくことになります。
・川に入るときはけが防止のためビーチサンダルは避け、必ず運動靴などかかとの
ある履き物を使用してください。
・着替えやタオルを持参してください。ただし、飯能河原には更衣室やシャワーは
ありません。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察、[4 年]季節と生物、[5 年]動物の誕生、[6 年]生
物と環境)
活用例
・入間市の小学校 2 年生、3 年生
・狭山市の小学校 2 年生
【先生の声】「箱メガネを初めて使ってうれしかったようです」「川での遊びや学習
がとても良かったです。川虫探しなど、わかりやすくとても良かったです。」
子どもたちは夢中で生きものを探し、
あっという間に時間が過ぎてしまいます。
⑥石ころパズル
<飯能河原>
対象
全学年
対応人数
子ども 15 人程度にガイド 1 人
所要時間
20 分
ねらい
・河原の石には色々な形、大きさ、模様があることに気づく。
・自然のものを使って遊ぶ楽しさに気づく。
内容
河原の石を台紙の上に描かれた枠内に隙間無く置いていき、形を完成させます。
できるだけきれいな形になるように、石の向きを変えたり、裏返したりと工夫しな
がら遊びます。
○出題例
魚の形(右の写真)
備考
・水切りなど、石を使った他の遊びと組み合わせて行うこともできます。
・高学年では、パズルをした後、石の種類について調べてみることもできます。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察、[5 年]流水の働き、[6 年]土地のつくりと変化)
活用例
・入間市の小学校 2 年生、3 年生
・狭山市の小学校 2 年生
友達と協力しながらパズルに挑戦します。
⑦自然の色さがし
<天覧山・飯能河原>
対象
1~3 年生
対応人数
子ども 15 人程度にガイド 1 人
所要時間
15 分
ねらい
・自然の中にもいろいろな色があることに気づく。
・観察力を養う。
内容
見本のカードに載っている色と同じ色を
自然のものの中から探します。
見本カードの例
関わりの
・生活科(季節の自然さがし)
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察)
たん てい
⑧森の探偵
<天覧山>
対象
3 年生以上
対応人数
子ども 15 人程度にガイド 1 人
所要時間
20 分
ねらい
・遊びを通じて、森に様々な木があることを知る。
・木の見分け方のポイントを理解する。
内容
ワークシートに書かれた特徴(葉の枝への
付き方、大きさ、形、幹の手ざわりなど)
に合った木を指定のエリアの中から探して
もらいます。
ワークシートの見本
関わりの
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察)
⑨葉っぱのこすり出し
<天覧山>
対象
1~3 年生
対応人数
1 クラスにガイド 1 人
所要時間
20 分
ねらい
・遊びを通じて、様々な種類の葉にふれる。
・自然のものを使って遊ぶ楽しさに気づく。
内容
裏向きに置いた葉の上に紙をあて、紙の上から
葉を置いたところを色鉛筆でこすります。葉の
模様をきれいに紙に写し取ることができ、オリ
ジナルの葉っぱ図鑑をつくることができます。
備考
・事前に準備をしておくことで、室内でも実施が可能です。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察)
⑩動物連想ゲーム
<室内>
対象
全学年
対応人数
1 クラスにガイド 1 人
所要時間
20 分
ねらい
・身近な動物の生態について知る。
内容
動物の体の特徴や生態に関するヒントを少しずつ出しながら、何の動物か連想してあてる
ゲームです。正解発表の後、答えの動物にまつわる解説を行います。
○出題例
(ヒント)
-私は、冬の間、土の中で寝ています。
-私は、田んぼにたくさんすんでいます。
-私は、生まれたばかりの時は足がありません。
-私の体は、ヌルヌルしています。
-私は、泳ぐのが得意です。
-私は、虫を食べます。
-私は、クワックワッ、ゲッゲッと鳴きます。
(正解)
カエル
備考
・雨天時の室内でのプログラムです。
・クイズの後の解説は、学年に合わせた内容を行います。
関わりの
・生活科
深い教科
・理科([3 年]身近な自然の観察)