PA C I F I C O YO K O H A M A アニュアルレポート ANNUAL REPORT 2013 目 次 1.社長メッセージ.......................................................................................................... 1 2.会社情報 ............................................................................................................. 2 ~ 3 3.施設概要と各施設の所有・運営関係 ................................................................ 4 4.2013 年度 経営の概況................................................................................ 5 ~ 6 5.財務諸表 ...................................................................................................................... 7 6.2013 年度 の主な取組と CSR(企業の社会的責任)への取組 ............. 8 7.経済波及効果 ............................................................................................................. 9 8.営業の概況 ................................................................................................... 10 ~ 13 パシフィコ横浜の企業理念 基本理念 - パシフィコ横浜の使命 - 「国際観光・M ICE都市 横浜」のMICE拠点として、 人と情報の交流を促進することにより、 学術・文化・産業等の発展を通じて、地域の活性化と国際平和に貢献します。 経営方針 - 理念を実現するための基本的な方向 - 1.国際会議場、展示場及びホテルが一体となった大規模複合MICE施設としての特性と、横浜という都市 の魅力、ウォーターフロントに位置する環境を活かし、快適で魅力ある交流の場を提供します。 2.開催されるMICEの成功を私たち自身の喜びとし、お客さまから信頼され、満足いただけるサービスを 提供します。 3.MICEの開催により公益的使命を果たすとともに、株式会社として経営環境の変化に柔軟かつ迅速に 対応します。 企業行動指針 - 企業の社会的責任 (CSR) と行動規範 - 1.お客様に安全・快適で高品質な施設やサービスを提供します 2.法令・社内規則を遵守し、社会的倫理に基づいて行動すると共に、反社会的勢力及び団体との関係は排除 します 3.省エネ・資源の有効活用・リサイクルなど地球環境の保全を念頭に置いた事業を遂行します 4.個人の人権・人格を尊重し、不当な差別をしません 5.社員の自発性・創造性を尊重し、安全で働きやすい職場環境づくりをします 6.良き企業市民として、地域社会への貢献活動に取り組みます 7.取締役は本指針の遵守・実現を自らの責務と認識し、率先垂範の上、実効性のある社内体制を整備します 社長メッセージ 平素より、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 2014 年 6 月 30 日に開催された定時株主総会及び取締役会におきまして、 代表取締役社長に選任されました鈴木でございます。 パシフィコ横浜が「国際観光・MICE(※)都市 横浜」の中核施設とし てその使命を全うできるよう、誠心誠意力を尽くしてまいります。 2013 年度は、TICAD Ⅴ(第 5 回アフリカ開発会議)をはじめとした大 規模な国際会議や、展示ホールを利用した長期イベントが開催されたこと により、会場使用料収入は過去最高の 35 億 3 千万円となり、2011 年度 に策定した「中期経営計画(2011-2015)」や、横浜市と締結している「自 主的・自立的経営を目指した協約(2011-2013)」等に定める会場使用料収入目標を大きく上回ることが できました。 2014 年度につきましては、売上・利益目標の達成と顧客満足を向上させる商品の提供、新たな価値の 創出への取組を重点に、企業価値の一層の向上に努めてまいる所存です。 2013 年 6 月に、横浜市が国土交通省観光庁の指定する「グローバル MICE 戦略都市」の一つに選ばれ ました。アジア太平洋地域は、経済成長を背景に国際会議開催件数が増加傾向にあり、国内外の競合都市・ 施設も積極的な取り組みを展開していることから誘致競争は厳しさを増しております。 弊社では、競争力の維持強化を図るべく、2013 年度から 2030 年度に亘る中長期大規模改修工事を開 始いたしました。本工事によって、より便利で快適な施設の提供、新たな付加価値の創造やエネルギー負 荷の低減などを通じ、MICE 施設として収益力と魅力向上に努めるとともに、国際 MICE セールスの強化 に取り組んでまいります。 また、MICE 開催や施設運営から派生する周辺ビジネスの事業化の検討など今後の新たな収益源確保に 向けた事業領域の拡大にも取組んでまいります。 2020 年の東京オリンピックの開催が決定し、それと前後して国内では MICE 施設の新設や拡張が計画 されるなど、MICE 業界にとって変化の時を迎えております。 横浜市においても、弊社隣接地である 20 街区に新たな MICE 施設の整備方針を表明しました。横浜市 は、国家戦略特区の指定とあわせて都心臨海部の再生・機能強化に本格的に取り組む姿勢であり、弊社と しても、開業以来の施設運営の経験を生かし必要なアドバイス等を行うなど、計画への協力を行い、横浜 の MICE 機能の更なる強化にも貢献してまいりたいと考えております。 株主のみなさまにおかれましては、今後とも、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ ます。 2014 年 7 月 株式会社横浜国際平和会議場 代表取締役社長 (※) MICE:Meeting(企業等の会議) 、Incentive Travel(企業等の行う報奨・研修旅行),Convention(国際機関・学 会等が主催する総会、学術会議等),Exhibition/Event(展示会・見本市 / イベント)などビジネスイベントの総称 1 会社情報 会 社 概 要 商 号 株式会社 横浜国際平和会議場 英 文 社 名 PACIFIC CONVENTION PLAZA YOKOHAMA 略 称 社 名 パシフィコ横浜 (PACIFICO YOKOHAMA) 本 社 所 在 地 〒 220- 0012 横浜市西区みなとみらい一丁目1番1号 代表取締役社長 鈴木 隆 設 立 1987(昭和 62)年 6 月 3 日 金 75 億 6500 万円 革 1987(昭和 62)年 6 月 資 沿 本 1988(昭和 63)年 6 月 同年 12 月 1989(平成 元)年 6 月 同年 10 月 1991(平成 3)年 6 月 同年 7 月 同年 9 月 同年 10 月 1994(平成 6)年 4 月 1999(平成 11)年 7 月 2000(平成 12)年 6 月 2001(平成 13)年 7 月 2004(平成 16)年 6 月 2006(平成 18)年 8 月 2009(平成 21)年 6 月 2010(平成 22)年 3 月 2010(平成 22)年 4 月 2013(平成 25)年 6 月 2014(平成 26)年 6 月 ㈱横浜国際平和会議場(会長:花村仁八郎・社長:髙木文雄) 設立 資本金 44 億円 資本金 88 億円に増資 会議センター・ホテル建設工事着工 資本金 110 億円に増資 展示ホール(Ⅰ期分)建設工事着工 資本金 159 億 8600 万円に増資 会議センター・ホテル棟竣工 7 月 29 日竣工式開催 8 月 22 日営業開始 資本金 168 億 100 万円に増資 国立横浜国際会議場(国立大ホール)建設工事着工 展示ホール(Ⅰ期分)竣工 10 月 12 日竣工式開催 10 月 13 日営業開始 国立大ホール完成 国(大蔵省)から管理を受託 4 月 25 日落成記念式典開催 5 月 19 日から営業開始 展示ホール(Ⅱ期増床・アネックスホール)工事着工 髙木文雄 会長就任・馬場貞夫 社長就任 展示ホール(Ⅱ期分)7 月 30 日竣工 8 月 6 日営業開始 岡本坦 社長就任 資本金 75 億 6,500 万円に減資 深川邦昭 社長就任 会議センターリニューアル 小堀卓 社長就任 光田清隆 社長就任 鈴木隆 社長就任 主 な 事 業 内 容 1. 国際・国内会議及び文化・学術等各種催物の企画、 誘致及び開催 2. 国内外商品等の見本市、 展示会の企画、 誘致及び開催 3. 会議施設、 展示場、 商談室、 宿泊施設及びこれらに付帯する施設の賃貸及び管理運営 4. 駐車場等の受託管理、及び公園等の指定管理 5. 損害保険代理業 2 会社情報 株 式 の 状 況 (2014 年 3 月 31 日現在) 1. 株式数 発行可能株式の総数 399,000 株 発行済株式の総数 333,520 株 当社への出資状況 主な株主名 2. 株主数 245 名 株式数 当社の当該株主 持株比率 (%) へ の 出 資 状 況 横浜市 82,000 24.58 な し 神奈川県 40,000 11.99 な し 株式会社 日本政策投資銀行 32,000 9.59 な し 日建連みなとみらい 21 出資協力会 12,000 3.59 な し 株式会社 三菱東京 UFJ 銀行 6,820 2.04 な し 株式会社 横浜銀行 6,640 1.99 な し 東京瓦斯 株式会社 4,000 1.19 な し 東京電力 株式会社 4,000 1.19 な し 東日本電信電話 株式会社 4,000 1.19 な し 株式会社 みずほ銀行 3,880 1.16 な し 役 員 (2014 年 7 月 1 日現在) 役 職 名 氏 名 現 職 代表取締役社長 鈴 木 隆 専務取締役 武井 伊織 常務取締役 永 見 取 締 役 伊東 眞幸 ㈱浜銀総合研究所 代表取締役社長 取 締 役 大竹 准一 神奈川県 拉致問題・国際戦略担当局長 取 締 役 木村 俊一 東京電力㈱ 神奈川支店長 取 締 役 佐々木 謙二 横浜商工会議所 会頭、日本発条㈱ 相談役 取 締 役 中山 こずゑ 横浜市 文化観光局長 取 締 役 早川 美穂 東京瓦斯㈱神奈川支社長兼横浜支店長 取 締 役 原田 清志 東日本電信電話㈱ 理事 神奈川事業部長兼神奈川支店長 取 締 役 深井 勝美 ㈱日本政策投資銀行 地域企画部担当部長 常勤監査役 松田 宏一 監 査 役 田 子 璋 監 査 役 大澤 正之 裕 組 織 (2014 年 7 月 1 日現在) 弁護士 従 業 員 数 (2014 年 7 月 1 日現在) 株主総会 区 分 従業員数 平均年齢 平均勤続年数 男 性 36 名 45.6 歳 11 年 6 ヶ月 女 性 15 名 38.7 歳 12 年 5 ヶ月 合計又は 平 均 51 名 43.6 歳 11 年 10 ヶ月 監査役 取締役会 総務部 総務課 営業部 営業課 誘致企画課 施設運営部 運営課 施設課 3 施設概要と各施設の所有・運営関係 9 8 -3 8 -4 10 6 4 5 7 8 -1 施 設 名 称 2 概 要 施設所有者 3 8 -2 1 土地所有者 運 営 ① 会議センター 大中小合わせて約 50 室 の会議室 パシフィコ横浜 横浜市※ パシフィコ横浜 ② ホテル 客室数約 600 室 パシフィコ横浜 横浜市※ 横浜グランドインター コンチネンタルホテル ③ 横浜国際協力センター 横浜市が誘致した 国際機関の活動拠点 横浜市政策局 横浜市 国立大ホール 東日本唯一の国立国際会議場 ④ 1 F ( マリンロビー ) 多目的に利用可能な 1,400㎡ のロビー、 パシフィコ横浜 波打ち際をイメージしたデザイン 2 F 以上 ( ホール ) シアター形式約 5,000 席の 日本最大級の会議場 国 ( 財務省 ) パシフィコ横浜 ( 施設管理業務のみ) 横浜市と国の共有 パシフィコ横浜 ( 持分 1 / 2 ずつ ) パシフィコ横浜 ⑤ 展示ホール 4 分割可能な 20,000 ㎡ の 展示ホール パシフィコ横浜 横浜市※ パシフィコ横浜 ⑥ アネックスホール 6 分割可能な 1,350 ㎡の会議室、 多目的に利用可能 パシフィコ横浜 横浜市※ パシフィコ横浜 ⑦ みなとみらい公共駐車場 約 1,200 台収容可能な地下駐車場 横浜市建築助成公社 横浜市 ⑧-1 ペデストリアンデッキ 各施設をつなぐ 2 階デッキ ⑧-2 プラザ パシフィコ横浜の中心にある円形広場 横浜市港湾局 パシフィコ横浜 横浜市 パシフィコ横浜 ( 指定管理者) パシフィコ横浜 ⑧-3 ぷかりさん橋 シーバス等の船舶の発着所 ⑧-4 臨港パーク 横浜港を臨むみなとみらい地区の最大 緑地 駐車場:100 台 ⑨ バス・大型車駐車場 ( 耐震バース ) 40 台収容の大型車駐車場と 搬入出車両待機場として利用 ─ 横浜市 ⑩ 2 0 街区 空地(22,120.48 ㎡) 新 MICE 施設整備検討中(横浜市) ─ 横浜市 ※ 横浜市との公有財産有償貸付契約 4 2013 年度 経営の概況 2 0 1 3 年 度 経 営 の 概 況 1.事業の経過およびその成果 当期における我が国の経済状況は、政府による経済政策や円安の影響により、企業業績の好転や設備投資の増加 が見られ、景気回復の兆しが見られました。こうした状況を背景に国内の MICE 業界においては、市場も活況を維 持しております。その一方、国内やアジア太平洋地域で既存施設の拡張や新施設の建設が相次いで計画される等、 今後、MICE 誘致の国内・国際競争の激化が予想されます。 このような中、当期の当社の状況といたしましては、全施設において年間を通して高稼働を維持することができ ました。その結果、総売上高で 79 億 9 千 8 百万円、会場使用料収入も 35 億 3 千 3 百万円と、共に過去最高となり、 前期 ( 総売上高 76 億 8 千 5 百万円、会場使用料収入 33 億 5 千 3 百万円 ) を大きく上回ることができました。 (1) 営業状況 2013 年度は、 「TICAD Ⅴ(第 5 回アフリカ開発会議)」、等の大規模国際会議、 「第 67 回日本臨床眼科学会」 等の大規模学術会議、「第 6 回化粧品産業技術展(CITE Japan 2013)」、「CP + 2014(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)」等の展示会が開催された他、「マンモス YUKA」や「福山☆冬の大感謝祭 其の十三」等 の長期イベントが、従来稼動状況が低かった夏期・冬期に開催されたため、通期で高い稼働を維持いたしまし た。 この結果、施設全体の総利用件数は 1,030 件(前期 973 件)、総来場者数は 423 万人(前期 389 万人)を 記録し、1991 年の開業以来の総来場者数は、6 千 81 万人となりました。 (2) 業 績 損益につきましては、売上高が、過去最高の業績を挙げたことから、修繕費、水光熱費等の売上原価の前期 比増を吸収し、営業利益で 14 億 5 千 2 百万円(前期比 2 億 9 千 5 百万円増)、経常利益で 7 億 4 千 5 百万円(前 期比 2 千万円増)となりました。 その結果、施設の大規模改修に伴う固定資産除却損の増加があったものの、当期純利益は、前期比 3 千 9 百万円減の 3 億 9 千万円となり、開業以来 14 度目、12 期連続の黒字決算を達成することができました。 5 2013 年度 経営の概況 2.会社が対処すべき課題 開業後 23 年を経過し老朽化・陳腐化した建物や設備への対応に加え、MICE 誘致の施設間競争に勝ち抜くため に施設・設備の機能強化や大規模改修が喫緊の課題となってきましたが、これらの課題を解決するため、当期から 2030 年度までの 18 年間にわたり、総額 180 億円を要する中長期大規模改修を開始いたしました。当期の改修工事は、 計画どおり順調に進めることができました。来期は、その中核工事の一つであるホテル棟の改修に着手します。今後、 東日本大震災の復興需要や 2020 年の東京オリンピック開催決定を契機とした建設物価の高騰が懸念されておりま すが、改修工事の実行・進捗管理や資金管理を徹底するとともに、改修資金の財源確保に向け、自己資金の留保を 充実し、改修計画の円滑な遂行に努めてまいります。 なお、大規模改修にあたり、横浜市からの支援を実現するため、前期には損益面・資金面等の経営目標を示した「経 営努力計画 (2012 ~ 2016)」を作成し、同市に提出しておりますが、同計画の目標については、順調に達成しており、 引き続き計画の最終達成に努めてまいります。 また、横浜市では、同市の MICE 機能の強化施策として、当社施設北側に隣接した「みなとみらい 21 中央地区・ 20 街区」に新たな MICE 施設を整備することを表明いたしました。当社としては、当社施設と相乗効果が発揮でき るような施設のあり方、運営手法等を検討し、横浜の MICE 機能の強化と当社の事業拡大に向けて、横浜市に対し 働きかけを行ってまいります。 来期は、「売上・利益目標の達成」はもとより、「顧客満足を向上させる商品の提供」「新たな価値の創出」を経営 の重点項目として掲げ、事業活動を推進いたします。そして、社員が一丸となり、一層の営業活動に注力し、継続 的な利益確保と内部留保の充実により、経営基盤の更なる安定化を図るとともに、当社に課せられた社会的使命を 遂行し、企業価値の向上に努めてまいります。 損 益 の 推 移 (過去 5 年間) ■ 財産及び損益の状況の推移 2009 年度 (平成 21 年度) 区 分 2010 年度 (平成 22 年度) 2011 年度 (平成 23 年度) 2012 年度 (平成 24 年度) 2013 年度 (平成 25 年度) 7,164,470 7,488,948 7,064,367 7,685,296 7,998,969 営業利益(千円) 961,761 1,184,182 887,668 1,157,060 1,452,337 経常利益 ( 千円 ) 396,428 670,826 389,954 725,189 745,445 19,920 9,240 395,362 429,806 390,768 59 27 1,185 1,288 1,171 総資産 ( 千円 ) 43,357,115 41,888,992 39,698,732 38,778,847 39,266,603 純資産 ( 千円 ) 8,731,615 8,740,855 9,136,218 9,566,024 9,956,792 26,180 26,207 27,393 28,682 29,853 売上高 ( 千円 ) 当期純利益 ( 千円 ) 1株当たり当期純利益 ( 円 ) ※ 1株当たり純資産 ( 円 ) ※ 1 株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数に基づき算出しております。 (単位:千円) 8,000,000 7,998,969 7,685,296 7,488,948 7,164,470 7,064,367 7,000,000 売上高 3,000,000 営業利益 2,000,000 経常利益 1,000,000 1,452,337 961,761 1,184,182 670,826 396,428 2009 年度 2010 年度 6 887,668 1,157,060 725,189 745,445 389,954 2011 年度 2012年度 2013年度 財務諸表 貸 借 対 照 表 (2014 年 3 月 31 日現在) 科 目 (単位:千円) 金 額 (資産の部) 流動資産 現金及び預金 売掛金 有価証券 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物 構築物 車両運搬具 工具器具備品 建設仮勘定 無形固定資産 ソフトウェア 電話加入権 投資その他の資産 投資有価証券 長期前払費用 破産更生債権等 差入保証金 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 科 目 (負債の部) 流動負債 買掛金 1年内返済予定長期借入金 前受金 設備未払金 未払法人税等 その他 3,214,983 1,275,600 407,701 1,400,000 29,131 104,588 △ 2,038 36,051,619 34,267,367 33,676,430 171,376 192 242,417 176,950 9,792 7,857 1,935 1,774,459 4,449 538,986 2,446 1,065,010 130,888 35,125 △ 2,446 資 産 合 計 25,242,046 21,686,240 364,537 3,189,589 1,680 負債合計 29,309,810 純資産合計 (2013 年 4 月 1 日から 2014 年 3 月 31 日まで) (単位:千円) 科 目 売 売 上 上 売 原 上 金 額 高 価 総 7,998,969 5,912,629 利 益 2,086,340 益 1,452,337 販売費及び一般管理費 営 業 634,002 利 営業外収益 受 取 利 そ の 営業外費用 支 払 利 支 払 手 数 そ の 経 常 利 息 他 469 1,429 1,899 息 料 他 389,761 272,029 47,001 708,791 益 特 別 損 失 固 定 資 産 除 却 損 745,445 102,391 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法 人 税 等 調 整 額 当 期 純 利 102,391 643,054 214,964 37,321 益 252,286 390,768 記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。 7 9,956,792 7,565,000 2,391,792 2,391,792 570,000 400,000 1,421,792 9,956,792 負債及び純資産合計 記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。 損 益 計 算 書 4,067,764 565,828 1,573,620 585,194 1,048,465 51,606 243,049 固定負債 長期借入金 退職給付引当金 受入保証金等 長期前受収益 (純資産の部) 株主資本 資本金 利益剰余金 その他利益剰余金 別途積立金 修繕積立金 繰越利益剰余金 39,266,603 金 額 39,266,603 2013 年度 の主な取組と CSR(企業の社会的責任)への取組 中長期大規模改修スタート 開業後 23 年を経過した施設の老朽化対策及び競争力強化のため、2013 年度から 2030 年度までに亘る大規模改修工 事を開始しました。 2013 年度は特別高圧受変電設備や構内電話交換機、ホテル棟ゴンドラの更新工事を実施しております。また、お客様 の利便性向上のため、展示ホールにカードキーによるセキュリティシステムを導入しました。本改修によって、MICE 施 設としての魅力を高め、収益力と国際競争力を高めてまいります。 横浜環境行動賞「ヨコハマ 3 R夢」受賞、「3 R活動優良事業所」に 3 年連続認定 2011 年から 3 年連続で横浜市より「3R 活動優良事業所」に認定されました。「3R 活動優良事業所」とは、横浜市が 資源回収や紙ごみ減量化の推進、消費者に対する PR の推進等、3R 活動に顕著な功績があった事業所に対して認定する ものです。 パシフィコ横浜では施設内各エコステーションに設置された 8 種類の分別リサイクルボックスから集めた全てのごみ を、施設内の集積所で再度分別した後、計量・記録し、発生場所別と種類別の集計ができるシステムを構築し、ごみの “ 見える化を実現 ” しました。これにより廃棄物処理業務においては業務初の取組みとして、施設内で出た廃棄物の完全 把握と 100%リサイクルを目指し、環境負荷の低減に努めています。 ※ 3R 活動:リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再利用) 災害発生時の地域貢献 以下の関係機関と災害発生時の協定を締結しております。 ① 災害時における施設等の提供協力に関する基本協定(締結先:横浜市) 災害発生に伴い、鉄道が運行停止または道路が閉鎖された場合に、帰宅困難者の受け入れと物資の集配拠点として 施設の提供を定めた協定です。 ② 津波発生時における施設等の提供協力に関する協定(締結先:横浜市) 津波発生時又は発生するおそれがある場合に、一時的に当社施設を避難場所として開放することを定めた協定です。 ③ 補充的避難場所としての施設等の提供協力に関する基本協定(締結先:横浜市) 多数の避難者で公的避難場所が不足した場合に、補充的避難場所として一時的に当社施設を開放することを定めた 協定です。 ④ 警察署庁舎被災時の代替施設としての利用に関する協定(締結先:神奈川県警戸部警察署) 大規模地震等の災害発生により警察署庁舎が使用不能となった場合に、住民救助等の初動活動を行うため、一時的 に当社施設を使用することを定めた協定です。 また、大規模災害発生時への備えとして、非常食、アルミブランケット、簡易トイレ等、施設来場者用の備蓄品を整 備しております。 パシフィコ横浜 CS 基本理念 CS スローガン お客様の大切な瞬間を最高の瞬間とするために CS 行動原理 A-JiST A(安全) Ji(迅速) S(正確) T(丁寧) <安全を基本とし、迅速、正確、丁寧に業務遂行することを行動原理とします> ・安全・・・大規模集客施設として常に安全にお客様をお迎えします。 ・迅速・・・お待たせしないスピーディな対応をします。 ・正確・・・業務遂行、催事運営、施設管理は間違いなく正確に行います。 ・丁寧・・・相手を尊重し、丁寧な対応をします。 8 経済波及効果 地域経済への貢献を測定するため、2012 年度に開催された MICE による経済波及効果測定調査を実施いたしました。 あわせて、パシフィコ横浜が存在することで、横浜市民に、MICE への参加機会を提供してきた ” 価値 ” を測定し、可視 化する調査を実施いたしました。 パシフィコ横浜は、経済効果を目的とした産業インフラとしての役割のみならず、社会インフラとしての役割を通じて、 横浜市民にも貢献しています。 パシフィコ横浜がMICE開催に伴い各ステークフォルダーに提供している効果や価値 産業見本市・展示会等出展者 (市内外の企業等) 主催者 (市内外の団体) 新規契約 誘発効果 経済波及効果 横浜市 • パシフィコ横浜は市内外から 催事開催による消費を呼び込 み、日本全体に対して約 2,070億円の経済波及効果を 創出 • そのうち、横浜市に対しては 約870億円の経済波及効果を 生み出している。 催事主催による 消費 地域経済 (市内企業) 営業余剰 市内外からの来場者 凡例 雇用者所得誘発 催事参加による 消費 パシフィコ横浜 雇用者所得や営業余剰を通じて 約7,900人分の雇用を創出 催事開催による消費 催事開催による消費 に伴う経済波及 横浜市内企業の雇用者 見本市等出展による 新規契約誘発効果 横浜市民への MICE参加機会の提供 に関する価値約35億円 他自治体在住者 MICE参加提供 に関する価値 横浜市民 ※出展企業は横浜市以外の企業も含まれているため、新規契約誘発効果は、市内外の企業にもたらされる効果である。 また、新規契約誘発効果は経済波及効果には含まれていない。 【対地域経済】 ■ 2012 年度開催催事経済波及効果 前回調査は、リーマンショック前の 2007 年度に行ったのに対し、今回はアベノミクス効果が本格化する前の経 済環境下での調査でしたが、対全国の経済波及効果は約 2,070 億円と前回調査より 7%増加しました。 横浜市内の経済波及効果は、約 870 億円と前回調査より 26%増加しました。 ① 直接効果 ② 経済波及効果 ( )内は 前回 (2007 年 ) 調査 ③ 雇用効果 ④ 誘発税収額 全 国 神奈川県 横浜市 約 940 億円 約 610 億円 約 580 億円 約 2,070 億円 (約 1,930 億円) 約 920 億円 (約 770 億円) 約 870 億円 (約 690 億円) 約 17,800 人分 約 545 億円 約 9,300 人分 約 253 億円 約 7,900 人分 約 238 億円 約 270 億円 国税 ・ 地方税合計 約 24 億円 県民税・事業税・ その他間接税 約 14 億円 主に市民税 【対市民生活】 ■ 横浜市民が感じるパシフィコ横浜の価値 横浜市民に対して、約 35 億円 / 年の価値を提供 横浜市内にパシフィコ横浜が存在していることで、市民が時間をかけて市外まで出かけずに、低コスト(安い交 通費等)で高頻度に様々な MICE に参加できるという価値(※)を測定。 ※提供価値=市民が MICE への参加を通じて感じる価値 - 訪問に必要な費用(交通費+時間価値) 詳細はパシフィコ横浜ホームページ http://www.pacifico.co.jp プレスリリース「PACIFICO NEWS」2014 年 3 月 20 日発信をご参照ください。 9 営業の概況 国 立 大 ホ ー ル の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 開催件数(件) 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 (平成 21 年度)(平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度) 111 102 132 135 143 実質日数稼働率(%) 67 69 72 78 77 655 648 747 717 813 参加者数(千人) *実質日数稼働率 = 稼働日数÷利用可能日数(年間 365 ~ 6 日-施設点検等の閉館日数 24 日) 【種類別内訳】 ■ 国立大ホール利用実績 種類別内訳 会議・セミナー・ シンポジウム 2009年度 大会・集会・式典 2010年度 企業コンベンション 2011年度 21 25 興行・イベント 2012年度 19 28 その他 2013年度 23 31 19 34 15 0 10 12 13 30 43 14 50 1 38 10 40 1 34 11 29 20 33 46 60 70 80 90 100 (%) 会 議 セ ン タ ー の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 開催件数(件) 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 (平成 21 年度)(平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度) 実質日数稼働率(%) 参加者数(千人) 328 66 ※ 411 370 432 421 443 62 59 67 66 422 453 500 526 *実質日数稼働率 = 主な会議室(メインホール・301 ~ 304・501・502・503)の平均稼働日数÷利用可能日数(年間 365 ~ 6 日-施設点検等の 24 日) ※ 2009 年度改修工事期間は、利用可能日数より除いて算出しております。 【種類別内訳】 ■ 会議センター利用実績 種類別内訳 会議・セミナー・ シンポジウム 2009年度 81 10 1 8 大会・集会・式典 2010年度 81 8 1 10 パーティー 2011年度 80 その他 2012年度 75 11 2 12 (展示・見本市 企業インセンティブ イベント等) 2013年度 75 10 2 13 0 10 20 30 10 40 7 1 12 50 60 70 80 90 100 (%) 営業の概況 展 示 ホ ー ル の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 (平成 21 年度)(平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度) 開催件数(件) 145 128 153 173 173 実質面積稼働率(%) 70 61 59 72 74 2,632 1,725 2,061 2,407 2,644 参加者数(千人) *実質面積稼働率 = 稼働面積÷(利用可能日数(年間 365 ~ 6 日-施設点検等の 24 日 ) ×面積) 【種類別内訳】 ■ 展示ホール利用実績 種類別内訳 展示会・見本市 2009年度 物販 2010年度 興行・イベント 2011年度 その他 2012年度 (会議・セミナー・ シンポジウム・ 大会・集会・企業 インセンティブ等) 2013年度 42 8 35 23 25 7 31 0 10 29 10 9 30 26 31 37 35 33 8 20 21 29 33 40 50 28 60 70 80 90 100 (%) 90 100 (%) ア ネ ッ ク ス ホ ー ル の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 (平成 21 年度)(平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度) 開催件数(件) 280 240 228 244 271 実質日数稼働率(%) 62 60 54 65 61 270 294 278 268 250 参加者数(千人) *実質日数稼働率 = 各部屋(F201 ~ F206)の平均稼働日数÷利用可能日数(年間 365 ~ 6 日-施設点検等の 24 日) 【種類別内訳】 ■ アネックスホール利用実績 種類別内訳 会議・セミナー・ シンポジウム 2009年度 大会・集会・式典 2010年度 パーティー 2011年度 その他 2012年度 (展示・見本市 企業インセンティブ イベント等) 58 23 63 4 2 59 57 2013年度 10 20 30 11 31 21 38 4 2 37 63 0 37 32 32 40 50 60 70 80 営業の概況 2 0 1 3 年 度 の 主 な 催 事 ・国際酪農連盟ワールドデイリーサミット 2013 10/28(月)~ 29(火) ・第 67 回日本臨床眼科学会 10/31(木)~ 11/3(日) ・Embedded Technology 2013/EDSFair2013Nov. 11/20(水)~ 22(金) ・福山☆冬の大感謝祭 其の十三 12/14(土)~ 1/1(水) ・CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2014 2/13(木)~ 16(日) ・IPCC(気候変動に関する政府間パネル) 第 2 作業部会第 10 回会合及び第 38 回総会 3/25(火)~ 31(月) ・JRC2013 / 2013 国際医用画像総合展 4/11(木)~ 14(日) ・第 6 回化粧品産業技術展 CITE Japan 2013 5/15(水)~ 17(金) ・アフリカン・フェア 2013 5/30(木)~ 6/2(日) ・TICAD Ⅴ(第 5 回アフリカ開発会議) 5/31(金)~ 6/3(月) ・特別展マンモス「YUKA」 シベリアの永久凍土から現れた少女マンモス 7/13(土)~ 9/16(月) ・第 12 回ヒトプロテオーム機構国際会議 9/14(土)~ 18(水) ・日本脳神経外科学会第 72 回学術総会 10/16(水)~ 18(金) 12 営業の概況 パシフィコ横浜におけるコンベンション開催実績 複合コンベンション施設であるパシフィコ横浜では、会議、展示会、イベント、コンサートを始め、様々な催事でご利用 いただいておりますが、特に国際会議や医学会では日本トップクラスの実績を上げています。 国際会議 ※ 1 コンベンション施設※ 2 別開催件数ランキング(直近 5 年間 / 上位 5 位) 2008 2009 2010 (件) 2011 2012 1位 パシフィコ横浜 97 パシフィコ横浜 91 パシフィコ横浜 73 パシフィコ横浜 69 パシフィコ横浜 84 2位 つくば国際会議場 48 つくば国際会議場 47 国立京都国際会館 49 国立京都国際会館 40 東京国際フォーラム 53 3位 国立京都国際会館 34 国立京都国際会館 44 つくば国際会議場 42 つくば国際会議場 32 国立京都国際会館 47 4位 福岡国際会議場 33 大阪国際会議場 37 神戸国際会議場 31 大阪国際会議場 26 つくば国際会議場 41 5位 幕 張 メ ッ セ 33 名古屋国際会議場 29 幕 張 メ ッ セ 27 神戸国際会議場 26 大 阪 国 際 会 議 場 35 (日本政府観光局 統計より) 国際会議 ※ 1 コンベンション施設※ 2 別参加者総数ランキング(直近 5 年間 / 上位 5 位) 2008 2009 2010 2011 (万人) 2012 1位 パシフィコ横浜 2位 東京ビッグサイト 7.6 国立京都国際会館 8.0 国立京都国際会館 8.8 名古屋国際会議場 8.8 福 岡 国 際 会 議 場 10.2 3位 福岡国際会議場 5.4 大阪国際会議場 6.5 東京ビッグサイト 6.1 国立京都国際会館 6.2 国立京都国際会館 8.5 4位 幕 張 メ ッ セ 4.3 福岡国際会議場 6.1 神戸国際会議場 5.6 福岡国際会議場 5.2 神戸国際展示場 7.6 5位 国立京都国際会館 3.8 マリンメッセ福岡 4.4 神戸国際展示場 5.3 東京ビッグサイト 4.6 大 阪 国 際 会 議 場 6.9 19.8 パシフィコ横浜 31.5 パシフィコ横浜 13.8 パシフィコ横浜 14.3 パシフィコ横浜 18.6 (日本政府観光局 統計より) ※ 1「国際会議」の基準 ※ 2 大学・ホテルを除く ① 主 催 者 :国際機関・国際団体 ( 各国支部を含む ) 又は、国家機関・国内団体 ② 参加者総数:50 名以上 ③ 参 加 国 :日本を含む 3 カ国以上 ④ 開 催 期 間:1 日以上 日本医学会分科会 コンベンション施設別開催件数ランキング(直近 5 年間 / 上位 5 位) 2008 2009 2010 2011 (件) 2012 1位 パシフィコ横浜 16 パシフィコ横浜 14 パシフィコ横浜 11 パシフィコ横浜 12 福岡国際会議場 9 2位 大阪国際会議場 6 国立京都国際会館 7 国立京都国際会館 10 名古屋国際会議場 8 パシフィコ横浜 8 3位 東京国際フォーラム 6 名古屋国際会議場 7 神戸国際会議場 7 福岡国際会議場 6 神戸国際会議場 8 4位 神戸国際会議場 5 京王プラザホテル 6 東京国際フォーラム 6 幕 張 メ ッ セ 5 国立京都国際会館 7 5位 名古屋国際会議場 5 福岡国際会議場 5 福岡国際会議場 6 札幌コンベンションセンター 5 大阪国際会議場 6 (当社調べ) 【参考】中・大型国際会議 ※ 3 国内都市別開催件数ランキング 2008 2009 (件) 2010 2011 2012 1位 東 京 61 東 京 58 東 京 51 東 京 57 東 京 64 2位 横 浜 49 横 浜 52 横 浜 47 横 浜 32 横 浜 52 3位 京 都 29 京 都 34 京 都 33 京 都 28 京 都 48 4位 福 岡 23 大 阪 21 福 岡 25 福 岡 22 福 岡 26 5位 大 阪 20 神 戸 20 神 戸 23 名 古 屋 16 神 戸 21 ※ 3「中・大型国際会議」の基準:参加者総数が 300 人以上、そのうち外国人参加者数が 50 人以上 13 (日本政府観光局 統計より) 〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号 1-1-1, Minato-Mirai, Nishi-Ku, Yokohama 220-0012, JAPAN TEL 045-221-2155 http://www.pacifi co.co.jp
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