九州工業大学学術機関リポジトリ Title Author(s) Issue Date URL Rights 逆温度こう配現象の非平衡分子動力学解析 徳永, 敦士; 長山, 暁子; 鶴田, 隆治 2010-11 http://hdl.handle.net/10228/5427 社団法人日本機械学会 Kyushu Institute of Technology Academic Repository The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 1901 論文 B 編> 口本 機 械 学 会 論文 集 ( 76 巻 771 号 (2010−11) ’ 逆 温 度 こ う配現 象の 非 平 衡分 子動 力学解析 Study ・ * *2 徳 永 敦 士札 長 山 暁 子 10−O 6 No . , 鶴 隆 治 田 *3 Based on n the lnverted Temperature Pr ・ file Non − Equilibrium Molecular Dynamics TOKUNAGA Atsushi *4 ‡ 4Department Takaharu TSURUTA Gyoko NAGAYAMA , and Qf Mechanical Engineeri Kyushu Ilistitute of Technology , , −cho , Fukuoka , 804 −8550 Japa Tobata −ku , Kitakyu曲 u 一 曲 i, IlSensui り ’ of the inverted temperature pr 面 le in condensation has been discussed at length in Problem kinetic theory . The possible occurrence of the inverted temperature pro 丘le raised serious d ubts 正 e ・In this because the result seemed phy8ically unreasonab about the va 旦 idity(,f the previous theory, non −equilibrium NEMD )simulation with two facing surfaces of evapo − study , olecular dynamics ( is carried out in order to obtain further evidence for the occurrence of the rat 孟on and condensation ・・ Heat ・nd m … t・・n ・fer r ・ t… c ・… th・ liq・ id−v ・p ・ ・ i賦 erf ・e d ・ ・i・ g i・ v ・ ・t・dt ・mp … t・・e p・。fi1 given by changing are calculated for dif 正erent non −equilibrium conditiens the condensatien f argon From a view pQint of irreversible thermodynamics , the the telnperature of evapora むing surface . the inverted temperature profile are examined with the NEMD data and we have a criteria for that 血 e inverted te珥 perature pro創 e may occur without contrad 量 ction to the second 正aw conclusion . In addition we found tha ヒthe molecula π eflection at the condensing surface has of thermodynamics , . r 曲 cted molecules d 。 not acco ユ。・ role in the inverted temperature phenomenon The an impertant raise the temperature ln the vicinity of the date with the condensing surface so that those molecules 〔} ・ c 〔mdensing Kept 「 冊 ords −equilibrium ・ − Condensation,Therlnodynamics ,Non Equilibrium,Inverted Temperature Profile , Molecular Dynamics , Condensation Coe 伍 cient surface under the non conditions : い の つ れ て 蒸気 温 度 う配現 象 と し て 知 られ て 1 る().凝 縮潜 熱 は 蒸気 側 か ら液 相 側 に 輸 送 され る も の ,凝縮 界面 近傍 の 蒸気 空 間 に お い て は ,凝縮 流 れ と逆方 向 に 熱流 束 が 生 じ る現象 で され て によ っ て 初 め て指 摘 あ る.1971 年 に Pao 以来,熱 力 学 の パ ラ ドッ クス と して 議論 され , 主 と し て 気 体分 子 運 動論 に よ る 検討 3} 〔 や 実験的検 証 8) C7)( が 行われ し て の 境 界条件 が 必 要 とな り, ら{ 邸 鼠の 凝 縮面 に 向 か うに が 上 昇す る 現象 は ,逆温 度 こ 気 体 分 子 運 動論 の 展開 に お い て は ,気液 界面情報 と 1. 緒 言 蒸気相 か て い る. 凝縮 ・蒸発 係数 に よ っ 与え られ る .多 く は ,凝縮 係数が 1 す なわ ち完全 一定値 を与 えて 議 論 が 行 われ 凝 縮の 場合 や ,1 以 下 の て , C9) て い る が ,鶴 田 ら は 分 子 の 運動状 態 に応 じ た 凝縮 確 率 と し て の 凝 縮 係 数 を与 え な けれ ば 真 の 温度 分布 は 得 られ な い と し て ーシ ョ ンモ ン , ア ル ゴ ン 分子 に 対 して 直 接 シ ミ ュ レ テカル ロ 法 SMC )に よ る解 析 を 行 い , 逆 温 度 こ う配現 象 を 否定す る報告 を行 っ て い る.図 1 に そ の 結 果 を整 理 して 示 す が ,凝 縮 係 数 が 1 の 場 合に は ,凝縮 界 面 に近 づ くに つ れ て 蒸気 温 度 が バ t 原稿 受付 2010 年 1 *正 員 ,九 州 工 1 4 月 業 大学 大学 . 日 院工 学府 機 械 知 能 ユニ学 専 攻 ( 804 − − 8550 北 九 州市 戸畑 区仙水 町 1 1). *t 正員, 工 大 院 工 学 研 究 院機 械 知能工 学研 究系. 九州 業 大学 学 *3 正 員 ,フ ェロ ー, 九 州 ユニ 業 大 学 大 掌院 工 掌 研究 院 機械 知 能 工 掌 研 究 系, E −mail : tsuruta @ mech . kyutech . ac . jp ル クの 気 温 度 以 上 に 高 くな り,過 熱 蒸 気 状 態 に ま で な ) 一方 ,分 子 動 力 学 zaCIOXII と遷移 状 態 説 理 論 る. っ て 確 立 され た 凝縮 確率 と し て の 鯲 蒸 っ て い によ 数は ,後述 の 式(1)で 示 され る よ うに 入 射分 子 の 界 面鉛 直方 向の 並 進 エ ネ ル ギ ーに よ っ て 速度依存性 が表 現 され る ,こ れ , 一 221 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 1902 逆 温 度 こ う 配現 象 の非 平 l量::鏤 灘 聾 衡分 . x アz l 2o : , 搬卿 曹 墾 一 一 .『 1 。 。 。 。。 。 。 一 − … 』 ● 。 Dimensionle ∬ o ’ s卿 F 塘. lC σ【nparist皿 c θ加 m of 重empemt 、 8 Condensing SZtrfa ‘e ・ ゴ e pm 皿es 伽 di 10 皿 几 . t SMC θ : =μ 7肋 プ ー 無 次元 温 度 ( 7紛 φ : ポテ A : 熱 : 化学ポテ : 平均密度 [ kg血 ] : 凝縮係数 μ 一 co 皿didons at 血e co 血 bOundary 3hユ9 蜘 resu 瓧 tsfbr】02Kargori SUiface ) : /Km2s ] (次元 は 異 な る ) IJ κ 」 ρ う配 は 生 ・923,β・ α O. 0. 299) に は ,逆 温 度 こ ( じ ず , しか 界面 σ る 結果 を 得 た .さ らに ,こ の 1 場 = 850,炉 0) を凝 縮係数 と した α 0. 考 慮 し ない 一定値 ( 場 合に は ,ま た く異 なる 温 度分布 を 示 し ,わ ず か に 9) 逆 温 度 こ う配 が 確認 され て い る .詳細 の 説 明 は文 献( っ は 生 じ ず ,否 定 され る可 能 性 が 高い と報 告 した . し か し なが ら,近 年 の ン た 1 液体 9Subsc 蒸気 tipt 反 射 分子 ,ま た 非平衡熱力 学 と分 子 シ ミュ 蒸 発分子 ョ る 可 能性 の あ る こ とが 指 摘 され て い る (15HIT 象にっ レ い て ーシ ョ ン を 用 い て 検証 し ,逆 温 度 こ う配 現 詳 細 な検討 を行 うこ とに し た い . 緒言 で も触 れ た 度依 存 性 が あ り,界 面 鉛直 方向 の 並 進 エ ネル っ プ ラ ン ク 定数 Js] [ 質 量流束 轍 m2s ) lkgl ( 】 艸 q * R AT は単 原 子 分 子 に 限 らず ,水 の よ うな極 性 を有 す る り ,成 立 す る こ とが 確 認 され て い る つ IJ?lcg ] 定 数 【 J!(kgK}1 の パ ラ メ ータ ー とβは な わ ち 長 さ ス ケ ール を持 α , : ガス 並 進 運 動の 自由度の 比 に よ っ : 温度 K】 【 界 面 に お け る 温 度跳 躍 量 ←f−i9) っ た 界 面 鉛直 方向 て 一次元 の 決 定 され る こ とが 遷 移 状 態 説 理 論 よ り明 ら か と な っ て い る 液 面 か らの 蒸 発分 子 に つ ’T K} ←7 f. ) [ テ ス ト粒 子 を 挿 入 す る時 の ポ テ ン シ ャ ル ー .加 え て ,二 気 液 の 比 体積 比 の 三 乗根 , す エ ネル ギ [ J】 二 蒸気 分 子 の 界 面 鉛 直 方 向速 度 成分 とな 10×11) 〔 温 度 差 の な い 系 で の 輸 送熱 : (1) 圜 } : : , 一・卿 ー 多原 子 分 子 にお い て も並 進 エ ネル ギ が 支配 因 子 工! K] [ [ ] 定数 も し くは 過 冷度 u これ Jl( m2s ) [ 萋 分 子 一個 の 質量 脚 ギ ーに よ 1)で 与 え られ る . て そ の 挙 動 が 表 され ,式( F, fhJJg速 度 分 布 関 数 ン よ うに ,凝縮 係 数 に は 入 射分 子 の 速 号 記 ボル ツマ 方向 2, 凝縮 ・ 蒸発 係数 と 気液界 面の 分 子境界条 件 . 一度 ,非 平衡 熱力 学 と非 平衡 の 分 子 動 力 ミュ z z そ こ で ,今 学シ 9 ’熱 輸 送 μ ’物 質輸送 明 らか に 逆温度 こ う配 現 象 を観 察 した もの レ ーシ に お け る エ ン ト ロ ピ ー生 成 率 現 象論 的係 数 とを 組 み 合 わせ た 検 討 か ら も 逆温 度 こ う配 の 存在 が 許 され 1 亅ノ [ 抵抗係 数 非平 衡分 子 動力 学法 を 用 い 13)(14) ( があ り ン シ ャル Superseript に 譲 る が ,速 度依 存性 を 考慮 ずれ ば逆温 度 こ う配 現 象 , m 】 イ 波長 [ 」κKm2s) 【 」 合 と ほ ぼ 等価 な 凝縮 量 を与 え る も の の ,速度 依存 性 を 研究では ・プ ロ ド ネ ル ギ ー IJ ] 3 も非 平衡度 に よ らず界 面の 無次 元 温 度分布 が ほ ぼ 一致す ン シ ャル エ σ を 考慮 した 場 合 界 面 にお け る フ ー リエ 型 の 熱 伝 導 率 ! 口 m1 平 均 自由行程 [ : げ λ o. 299 B= 155 , SLI . ATt2i Al ! . J. 33s , VK Si・ 1. 73T, H s = S= 2. 2 6, ATIe12K 一 孫 …踊 ’ i ( 界面 鉛 直方 向) m 】 [ : 凝縮 係数 の 式 〔 1)に お ける パ ラ メ ー ター λリ 垂 1 f十 響 1::誕 攣 軍 1 量 ロβ α ・σ゜σ ・ z 方 向 x 方 向 ,y 方 向 , : , … …δ 嚇 評 9覊 ・ 一一一 一一・ 一一… 一一』 ・ 一一.一.−−・ 一一・ 一・ ・ 一・ 一・ ・ ・ 一 一・ 一 ・ … 一 … . ・ 目 . 子 動 力 学 解析 い て は , 平 衡系 に お い て 凝 縮分 子 と釣 り合 う必 要性 か ら,こ の 凝 縮 係 数 を 蒸発 係 数 と して Maxwell の 速度分布 を修 正 す る こ とが 妥 当 と 考 え られ ,以 下 の 速 度分布 が 適 用 され る . 血! s】 [ ・ 嫉剥 醤 篇 〕 一 一222 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 逆温度 反 射分 子 に 関 し て は 平衡 系か らの ず れ が大 き くな , けれ ば ,蒸発分 子 とあ わせ MaXwell 分 布 に な る こ と て か ら , 次 式 が 想 定 され る. 以 上 の 前報 ( 9)にお い とか ら , 反 射分 子 に つ 手 一帯 一1;L… ( ) () 一一1嘉 一ifu の ・ て は ,蒸発 分 子及 び ,速度依存 性 を考 慮 し た凝 縮 係数 を い て 重み 関数 として Maxwe 速度 分 布 関数 を修 正 し , 皿の 確 α + 雌 1, − mV xp 1 一α r + こ こ で , △T は 界 面 に お け る 温 度 ジ ャ ン プ 量 ,△μ は 1( 2keT ) シ ャ ノ嗟 質量 流束 状 況 は 図 2 に示 す とお りで あ る .な お 讐騫 〔〕 唖期 の 5) ( T すな わ ち ,式 α)に よ り入 射分 子 の 凝 縮判 定 を行 い ,蒸 … 4)と( 5)の 確率 で 速度 発 お よ び 反射 分 子 に そ れ ぞ れ 式 ( DSMC に よ る 逆温 度 こ う配 現象 を検証 して い . の る そ 結 果 ,図 1 で 示 し た よ うに ,逆 温度 こ う配 現 4) の 蒸 発 分子 の 速 度分 布 関数 象 は 消 滅 し た 。な お 式 〔 は ,Maxwell 分 布 よ り も高 速 側 に ピ ーク を 持 ち,黄 5) の 反 射分 子 は逆 に 低 速側 に 多 く分布 す る .こ れ ら の 特 性 を踏 ま え た 分 子 運 動 論 を展 開す る こ とが ,逆温度 こ う配 現 象 を 議 論す る 際 に 重 要 で あ る こ と を示 し た . シ ョ ン に 駆 … 一 9) ( 秘」 ’ ヴ 」 。 tu1,r を ,現象論 的係数 お 相 反定 理 が 成 立 す る 非平 衡分 子 動 力 学 シ お い て 逆温 度 こ う配 が観 察 され て い ミュ レ =ire, lle rg 、 − 、 r ,ny . ) さ ら に ,凝縮 の 場 合に界 面 に お け る単 位 面積 当 た り の エ ン トロ ピ ーの 生 成率げ は , − 一羚 一券 ω as 1nx16) テ ン シ ャル .流 束 方 程式 ( 6) 7)か ,( 項 を消去 す る と, 一 儲 里 . 一」轟 ・ 9 1 Tg ノ9・ と な り, ー 1・) ( △μ に よ り与 え ら れ る ( , し か し な が ら,近 年 の 磁・ ら の 式 に お け る 比 例係 , , よび 抵抗係 数 と呼 び ,交差 係数の 問 に は オ ン サーガ ー . を与え 一 一 △μ ( Tt ); mk ・ の 鍔・ 鵜 afi12 / 2k・ T ) ( 鰤 で あ り,界 面 を通 して の 熱 流束 と 化学ポテ ン これ 一ト 艦 ・・ : , 章) 〔 吋 叢〕 ・ ・ 動 力 と して 表 現す る と,以 下 の よ うに な る . 率密度 関 数 と して 表 現 した 以 下 の 式 を適 用 した . _1一 ∫ 式で 表 され る . ’ 巉 毒 飼 鑑} 〕 こ は, .熱お よ ひ物 質 の 流 束方 程 式 は次 非平衡 系 に お い て ・ 1一 f 一( ・ 1903 う配 現 象 の 非 平 衡 分 子 動 力 学 解 析 こ (11) lf + * 9 J トロ ピ ー生 成 率 と し て 次式 を 得 る . ン エ 生」 μμ μ μ − zs△ T = ら化 学 ポ 」w ’ み1 ≒ 孟判 考 iT ; ]奇 ÷[ ・ る こ とを 重 視 し,上 記 分 子 境界 条件 を再 考す る と,蒸発 分子 は ・ ゴ ・ ’ 一 良 い と し て も ,非 平 衡度 の 大 き い 場 合 に ,反 射 分 子 が 液 面 の 情 報 を持 っ て 反 射 す る と考 え るの が 妥 当 で あ る 12) ( + 1 か は 定 か で は な い .ま た ,非 平 衡熱力 学 に よ る検討 〔Φ に お い て は ,DSMC 解析 に基づ い お り,分 子 境界 条件 その 影 響 が 反 映 され て い な もの の た定 量化が行われ て い .そ こ で 次章 以 降 で は ,非 平 衡分 子 動 力 学 シ ミュ ーシ そ の ョ ン を行 っ て レ TV 分子 運 動 論的 な 検討 を行 うと と もに , デ ータ解 析 を 通 7 し た 非 平 衡 熱 力 学 的 を展 開 す る , こ れ に よ り ,遡 温度 こ ρ う配 現象 の 解 明 を行 うこ とに す る. 3. 界 面 の 非 平 衡 熱 力学 v ま ず ,文 献 (16)を基 に ,局所 平 衡 を前 提 と した 気 液 界 面 の 非 平 衡熱 力 学 を 紹 介 す る .線形 近 似 の 成 立 す る ρ interface liCluid Fig 2 Tem 購 and density profles vap 〔 〕r 一 223 −一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 904 工 逆 温 度 こ う配 現 象 の 非 平 衡 分 子 動 力 学 解 析 した がっ て 熱 力学 の 第 二 法則 の 観 点か ら, , 一’ ll. 1 lh > 0 協 > 0・iAu> 0・liS の 条件 の 下 に O す なわ ち q 」 XAT 13) ( 一 14) ( , * < , lelJ ・ の 幅 ・ 場 合に逆温度 ,, < , 隠 脇 ・ ・ う配 現 象 が 生 じ る こ とに な る. こ 4 非 平 衡分 子 動 力 学 シ ミm 非 平 衡熱力 学 に た めに ーシ レ よ る検 証 と分 子運 勦 論 的 考察 を行 う 非 平衡 分子動力 学法 に よるシ ミ , ョン ーシ レ ュ d −」 を行 う.図 3 に そ の 計 算 体系 を 示 す が , 型 の 単原 子 分 子 で あ る ア ル es を用 い , 左 方 に 蒸発 面 , ゴ ン 右方 に 凝 縮面 が 定常的 に 維持 され るよ うに ,液 相部 に 異 な る 温 度 を 目 標 と し た 温 度制 御 を行 う.全 て の 境界 に は 周 期境 界 条件 を 適 用 し,温 度 差 を 維 持 した ま ま の 非 平 衡状 態 に あ る気液 界面 を 実現 す る.計 算セ ル 486 × 6 . 486 × 13L347nm 法 は 6. れ 方 向 の 長 さは ア ル 100K ゴ ン の 寸 方 向 に 110 分 割 され ,各分 割 領 域 内で ア rO3405 L , ル ゴ ン の ポテ ン ン サ ン ブル 平 . 63× 1σ搬 g ャ ル 深 さ は 碗 广 119. 8K ン シ ャ ル とす る . 質 量は シ Jones(12, 6)ポ テ (レ 耄B 。 §12D §110 §lo。 葭 90 0 60 80 100 120 2040 mrti 直径 は , で あ り, 伽 ノ £ a) ( 115K−100K に お ける気体 分子 平 均 自由行 程 の 約 30 倍 を設 定 して い る . 計 算 セ ル は 流れ 均 を行 う.ア 140 ・凝縮流 あ り,蒸 発 で の Fig, )simUlatian systen1 3 Non£ qu且ibriLmi Mr【 ン ョ 140 ミ Bo §垂2・ 竈110 § IOQ 畿 go O 204060 80 100 120 thml z 欄 蜘 計 算 の カ ッ 〔 訓 3. 5 トオ フ 距離 は 値 積 分 に は 速 度ベ ル レ σ 法 を用 150 万 ス テ ッ プ の 計 算 を 行 っ 15) ( (b) 140t と し ,運 動方 程 式 の 数 い て 時 間 刻み 5fS と して た .温 度条件 は ,凝 縮側 制 御 温 度 を 100K に 固 定 し ,蒸 発 側 を 110K 〜130K 範 の T E 100 ミ go O 204060 80 100 120 c) ( 130K−100K の 目標 温 へ は緩 やか に 上 昇 し て お り,そ の 上 昇 量 は 非 平衡度 と と も に 大 き くな っ て い る こ とが うか が え る ,凝 縮界 面 近 け る 温 度 挙動 を 拡 大 し て 示 し た 図 5 を 見 れ ば 界 面 の 蒸 気 側 温 度 怒 は ,恥 130K バ ル ク 蒸気 約 5K 上 昇 し て い る , この の 条件 下にお い Fig、 4 TemperatUre prof皿e 度を 115K−100K,125K−100K,130K−100K と し た 時 の 温 度 ー 分 布 を 図 4 に 示 す .い ず れ の ケ ス に お い て も 高温 側 の 流 れ が 生 じ る た め ,温 度 評 価 に お い て か ら低温 側 は そ の 平均 流 速 を 考 慮 して い る.界 面 近 傍 を 除 い た 蒸 気 相 の 温 度 分 布 は ほ ぼ一様で あ る が ,凝縮界 面 近 傍で , =104. 6K xtnmJ 5 ・1 温 度 分 布 温 度 制 御 部 109 . 4K とな り 1 … 1 ’oo κ “ S 結 果 と考 察 傍にお − ’30 κ : §120 § ilo 囲 で 変 化 させ た . i 13。 125K−100K て , は 1 】4 112 ミ 11° ミ 108 鬘1。6 §1併 葭 UO2 6K と 比 較 して 温 度 ブ判 04 . と き ,界面 に お け る液 体側 温 度 プと し て 温 度制御 部か ら力 の 切断距離 の 2倍 で あ 100 9呂 10D lO4 LO8 112 116 120 且24 128 132 zfnmJ 5De 田 血s oft 卿 Fig. o αnd sing sud p1℃Mes at … 鵬 一224 ・ 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 逆温度 こ る 7σ だ け界 面 側 に位 置 す る温 度 を とれ ば,界面 に お け る 温 度 跳 躍 量 AT は 約 一 7. 6K と評 価 され る. 臼 以 上 の よ うに 蒸発 ・ 凝 縮流れ の 定 常 な 非 平衡 系 に , お い て ,凝縮 界面 近傍 に 凝縮 潜熱輸 送 とは 逆 方向 に 温 度 こ う配 が 生 じ ,界面 に お い て 温 度跳 躍 を と もな う逆 う配 現象 が観 察 され た , ・ S 2 物質 輸送量 と化 学ポ テ ン シ ャ ル 質量 流 束 は ,蒸気 空 間 の 平均 密 度 と平 均 流 速 を乗 じ る こ とで 計 算 され る. 温度こ J ま た ,物 質輸 送 の 駆 動 力 を 表 す 化 学 ポ テ Widom は テ ス ト粒 子 挿 入 法 の し た .こ の 接 計算 幽 11 う R ど ミ § ミ 丶 ン シ ャル に よ り NEMD 方法 は ,仮 想の テス ス § ミ liquidphase astiePtaPt o. o 沸 曹 1ρ lr ・ 40 ン シ ャル を表 し,こ こで の ア ン ト粒 子 挿 入 回数 と計算 時 間 に よ る平 均 を意 味す る. なお ,温 度 T は 長 時間平 均 温 度 ,T n は 瞬時 の 温度 で あ り,ポ テ ン シ ャ ル の 計算 に は力 の 切 断距離 の 補 正 項 を 16・ 13・ ガ 3 協: で 与 えて い ρ るpm)・こ こ Ptr3 fm ) , p は 無次 元 密 度 (ρ = r矗は 無次 元 切 ’ 図 6 に 化 学 ポ テ ン シ ャ ル の 計算結 果 を示 す .気液 そ れ ぞ れ の 化 学ポ テ ン シ ャ ル を計算す る に あ た り,液相 及 び 界 面 近 傍 の 蒸気 相に 検査 体積 を 設 置 し て い る が , 液 相 の 検査 体積 は 温 度 制 御の 影 響 を 考慮 し て 温 度制 御 領 域 か ら 7σ の 距 離 を 置 い て い る . 本シ ミ ュ で は 1計 算 ス テ レ ーシ ョ ン プ あ た りに 1000回 テ ス ト粒 子 を挿 入 ッ し て い る が ,蒸気相 で は 結果 に多 少 の ば らつ き は あ る も の の ,液相 に お い て は 一様 に収 束 し て お り,気 液 の 化 学ポ テ ン シ ャ ル 差 を評価 で き る もの と 考 え て い る . S ・3 熱流 束 凝縮 界 面近傍 で の 熱 流束 の 算 出に は ,imhi9−KirkWoodの 方 )を zaei 用 い た .こ れ ば 計算 シ ス テ ム 内 に 検査 体積 を 設 置 し,そ の 内部 で 以 下 の 計 算 を行 うこ とで 熱 流束 を求 め る方 法で あ る. % = ノk Jp+ Ji + (18) 言章 麦 〔 一 % 吉 軸 } 人 ・ 聴 ZiTt79 18)の 右辺 第一項 は分 子 の 運 動 エ ネル 式( は ポテ ン シ ャル に よ り輸送 され ギ ー,第 二 項 ー ネル ギ 第 三 項 は分 子 間 相 互 作 用 ー るエ ネル ギ で あ る .凝縮界 面 近 傍 に エ , お け る 熱 流 束 の 計 算結 果 を 図 件 に 対 して 負 の 値 とな っ 7 に 示 す ,全 て の 計算条 て お り ,先 に 示 した 温 度分布 とあ わ せ て 逆温 度 こ う配現 象 が発 生 し て い る こ とが 確 認で きる. 5 ・4 非平 衡 熱力 学 か らの 検 討 上 述 した 熱お よ 物質輸 送量 の 結果 を , 計 算 条 件 を含 め て 表 1 に 示 す . び また , こ れ らの 計 算結 果 を基 に 求 め た 非平 衡熱力 学 に お け る現 象論 的 係 数 お よび 抵 抗 係 数 を 表 凝 縮界 面 の ン シ ャル の もの の 蒸気 に お け るエ と , 場合 , 差 も負 の 値 とな る が 相部で の ン 2 に示す . 温 度 差 △T は 負 で あ り 4 熱 流束 , 化学ポテ 質量流束は 正 となる , は負 とな っ て い る . 界面 トロ ピ ーの 生 成 率 を 式 ( 10)か ら計 算す る 表 1 に 見 られ る よ うに 全 て の 条件で 正 の 値 を示 し て お り, 熱 力 学 の 第 二 法 則 を 満足 す る こ とに な る .さ らに 現 象論 的 係 数 か らの 検討 に お い て も ,表 2 に 示 す よ うに 第二 法 則 の 条 件 で あ る式 〔 13)を満 足 す る 結果 と な っ て お り ,本 NEMD 協韓 ・一 surface ’ =35 )を表 す 断距離(r2. Fig. 7 Hea岨 ux in血e vici1並ty ofthe Qondensing , 翫 磯 サ ン ブル 平均はテ ス 考初 ・ 0, 02 ・ 0. 04 4 ), G6 ). 08 ・ O. l o , , 陶 〉 姻誡 尸 @飼煮 ] ]1 17) ( U は ,あ る 瞬 間の 分子 配 置 に 仮想 粒子 を 挿入 し た 際の で o 潜 ・ ポテ 血9 SU 曲 ・ … ・ 駕 thecondens テ 次 式 で 表 され る . ム ワα尸oro 1ゴq ご4 30 0. 92 0 . 84 0 . 86 0. 88 Q, 9 0 , 92 刀 讎 Tentperature, ノ 6 Che 恤 c瓠 pote 翩 血 the v 量 c ity of Fig. 9 差 ム に挿入 す る際 の ポ テ ン シ ャ ル か ら求 め る方法 で あ り, 騨 ツaporphase 25 鬘 か ら直 ト粒 子 を シ 蝿 一 20 喜 10 ( ρv = 1905 う配 現 象 の 非 平 衡分 予動 力 学 解析 評 価値 の の 結 果 お よび 現 象 論 的 係 数 の 妥 当性 が確 認で き る . な お ,凝 縮 界 面 近 傍 で る 条件 で あ る黄 14)につ の 蒸 気 相部 の 熱流 束が 負 に な い て も表 3 に お い て 検 証 して 一 225 〜 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 1906 逆温度 う配 現 象 の 非 平 衡 分 子 動 力 学 解 析 こ Ttible l Heat and T 岡 − Ti. TH ・ mass ノ ) IH 鳳 ・ 110−100 藍03. 2 666. 8 115−100 105. 4 869. 3 120−100 107. 6 1133. 6 125−100 109. 0 1442. 8 130−100 1094 1740, 3 f虱uxes ljacent oondensing to a ( ’ 4 μ(プ) 」夛 m2 明 1・ [J 】 x1 〔戸[J1(m2s )] [駆 ・ 一 一 4 ). 03179 1. 092 1. 11 72. 595 −1. ) , 0493K −Lll4 82 . 7128 −1. −2 . ). 0646 156 62 . 5163 − −2. 護) . 0724K 1. 163 96 . 9218 − − ) . 0692 1. 289 2. 25 . 7 ∠r!rs ・ σ ・ ・ Table 2 Pheriomenological coe 伍 cients and resistivity coe 1亭 、 15。 J!( m2s ) [ 】 皿 圍 ( 2s tf。 kぎ1( Jm2s) [ ] ) 】 一5 . 86xlO4 6, 65x109 協 llO−100 − 3 . 91xlO7 × × い るが い , 以 上 の こ 逆温度 こ で ず れ も満 足 す る も の と な っ とか ら 本 , シ ミ ュ レ . ーシ て い 薨 . 0 OO5 避 0. 004 0. 0030 . 002O . OOI0000 , され た 分 子 動 力学 シ ミュ レ ーシ 面 の 分子 境界条件 を適用 し ョ 行っ , した論文 ン に 9> ( で は, の 凝縮 係 数 を 与 え る と と も に 法 に よる検 証 を , . 005 受 O, 004 00030 . 002O 、 0010 蒸発 分子 と反 射 分 子 の 速 度分 布 を 与 え る必 要 が あ る.そ こで ,非 平 衡 . oeo 系 に お け る速 度分 布 を 調 べ る こ と に よ り,平 衡 系 と の 差が 生 じて い るか ど うか の 検 討 を行 う. 図 8 に 非 平 衡 度 が 大 き な 条 件 125K−100K お よ び 130K ・ 100K の 2 ケ ース に つ い て ,凝 縮界 面 近 傍 で の 反 射 分 子 と蒸 発分 子 , な らび に 両 者 を合 わ せ た 界 面 か ら 遠 ざか る全 て の 分 子 に対 して の Vz rmiir ] . oo6G て い る .そ こ で は , 運 動 状態 を 考 慮 し た 凝 縮確率 と して 300 40e 500 600 、 平衡系 よ っ て 構 築 され た 界 DSMC 200 0 OO7o 5 速 度分 布関数 か らの 検 討 先 に 述 べ た よ う 5 ・ う配 現 象 を否 定 a) ( 125K−100K 現 実 に 存在 す る現 象 で あ る と結 論 づ け られ に ,逆 温度 こ 100 る. の 0 う配 現 象 は ,熱 力 学 の 第 二 法 則 に 反 す る も の はな く . 皇127xlO3 . 006 る. ン で観察 ョ ] 0. 0070 × × 7. 80 卩鬮 L28xlO7 一1 ) ; ri 一2 . 67x107 −P4」 5x107 − 5. 44 107 _6 . 10xlO7 − 5. 83x107 115−100 − 5 . 09x107 卩 − 120 100 6 . 64 107 − − 125100 8. 45 107 130−100 − 1 . 02 Ios 」m2 [ −s 磁毎 AS J ! m2sK [( ) 1 _9. 12x104 駄 。 6. 92xIO × T瓠hle 3 Verifications ofEq . ( 14) 1亭」 m2s ! kgl [ − 8. 21 10 ID 9ホ J蜊 [ 42x108 8. NEMD 儡 cients derived fivm m2 畷 [ o. 64 一 1享 轟 召ノ為 1(m4e )】 surface O 匡00 200 300 4eo b) ( 毘z 伽 500 600 魯ノ 130K−100K Fig. 8 Veloeity distnbution in the Vicinity efthe c dens 血g su 漁 ce 速度分布 関 数 を示 す . 一226 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library The Japan The Japan Society Sooiety of Meohanioal Mechanical Engineers Engineers of 逆温度 こ 平 衡系 にお け る それ ぞ れ の 速度分布 関数 も示 し て い る が , 二つ の ケ ース 度分 布 関数 と ほ に お い て も,蒸発 分子 は 平衡 系の 速 と ん ど 一致 して い る . し か し な が ら, 反 射 分子 に お い て は 有意 な 差 の 生 じて い る こ とが わ か る ,す な わ ち,反 射分子 が 最 も多 く,分布 の ピーク を 10〔hm!s 程度 の 低速渡 領 域 にお い て ,平 衡 系 よ りも 少 な い 分布 と な り ,そ の 差 は 非 平 衡度 と と も に 大 き く な て い る .逆 に 300mts 程 度 の 高速領 域 に お い て は , 示す っ 平 衡 系 よ り も分布 量 が 多 くな っ て い る こ と が 確 認 で き る .低速域 の 分 子 の 存在 確率が 下 が り,高速域 の 確率 が 上 が っ 存在 て お り,液 面 温 度 に 十分 に適 応 した状 態 で 反 射 する と い う前提 が 崩 れ ,液 面 へ の エ ネ ル ギ ー伝 達 が 制限 され ,平 衡系 よ りも大 き な エ ネ ル ギ ーを持 っ て 反射 し て い る と 判断 され る.そ の 結 果 , 界 面 の 蒸 気 反射 分 子 の 持 っ 余 剰 エ ネル ギ ーが 側温 度 が 高 く な り , 気相側 熱伝導に よ り戻 され る こ と で 遡 跛 こ う配 じ る も の と考 え られ る .な お ,界 面 を 離 れ る の へ 現象が生 19D7 う配 現 象 の 非 平 衡 分 子 動 力 学 解 析 4) ( , Aoki K . and Cerc遮r旧皿 i, C . Evapora髄on and , Condensatien Plates 2 Pa圃 1el aI FInite No5 ReynoldS−Numbers 伽 ’o ∫ σ 劭 誌 ,丶bl.26, 1163−1164. , (1983) pp. 5) The ] ( 〜 JJM . , He nan $ LJE and Bee 朋 涯dcer pe1atUte Thcory of Evapo 劍 i(m 』P 伽 加 (ゾ P 面 x in the Kinetic 29 No . 丶「 ol . 12 ( 1986) pp. 42314232 、 月 瑯雌 , , 6 Y 血ehus 工 Mdecu 一 Flow E 跏 s in Evapo 盛磁on and 」 , () ・ Muttiphase 5bience ‘nd Cond 蜘 on at inteStbeg TechnOlogy vbl . 9 No , 3 1997 205 −327. , , , ( ) pp . 7) R 別醐 DeSihpmde MD . {)n the Tenip∈膿a 加me , ( Shankar in Liquid國 Valx}r P ( DisUibetion ge Between Plan巳 A −F 勧 4 Z脚 ics, VbL Liquid SUfεKコes P1参櫺嬬 {〜プ勵 1030胴 1038. 2 N α 6 (1990) , pp. 8) Fan魯 Gand 物 d CA . Meas 鷹 d α ose b ( ,丁聴 the i terfhoe ofAn Evqp(〕田 軸ng Plijisica Liqui { ’Iaeview E, 廴 No . 1 (1999)pp . 417−428 . VbL 59, 9) TsurLita T et al. 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(1) 非 平 衡 分子 動力学 シ ミ ュ レ ーシ ョ ン にお い て ,逆 反 せず こ う配 現 象は 熱 力 学 の 第 二 法 則 に違 , 3) 分 子 運 動論 ( か らみ れ ば , 液 面 に 適応 しな い 反射分 子 の 寄与 に よ っ て 界面 蒸 気側 温 度 が 上 昇 し,逆温 じ る、 文 , 肛 に 起 こ り得る. 度 こ う配 が 生 , , 2) 非 平衡 熱 力学 か ら導 き 出 され た 条件 を満 た す こ と ( , , , 温度 こ う配現 象が 観察 され る , か ら 逆 温度 , , { , , , 献 , 1) Sone Y …md AGki K , Molecular Gas llynarnics ( ,(1994), Asakura Sh〔織 PJ96, 2) Pao, YP . Application ofKinetic [ ( , lh町 to止 e 恥 bl of Evapo 劇 Qn and C 〔 瞰 i Pibtyies ofFluidS , Vo艮 :14, 2 (1971) 306r312, , No . pp. 3 ) Sonq Y 跏 d OoisliL Y , K 圃 ()Thcory of Evqporation ( 氈 dion − Hyd 噸 c E σn and Shp and Conden Oプ ti 昭 PfPas プ 叫 Jbmu た躍 Seciety Bo しmdaryi −Conqhia q 44, No . 6 (1978) pp. 198 】−1994. , Jlq隅 Vb1. , , , 撃 , 一227 一 一 NNII-Electronic 工 工 Eleotronio Library Service Library
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