第 79 号 平成17年 1 月 1 日 ―― 編集・発行 ―― 譛千葉県学校給食会 〒261-0002 千葉市美浜区新港61 電 話 043-242-8621㈹ FAX 043-247-4901 元気にもちつき! 次は僕、私 ▲ 主要目次 ▲ 野田市立みずき小学校で ○新春を迎えて ………………………………………… 2 頁 ○全国学校給食研究協議大会参加報告 ……………… 3 頁 ○文部科学大臣表彰受賞の喜び ……………………… 4 頁 ○研修報告(給食研究会・センター研究会県外研修)… 5 頁 千学給 ○豊かな心・生きる力を育てる学校給食の取り組み… 6 頁 http://www.cgk.or.jp ○自慢献立 ………………………………………………11頁 〈回覧をお願いします〉 ○財団法人 千葉県学校給食会情報 …………………… 8 頁 ○みんなの広場 …………………………………………10頁 ○千学給あんない ………………………………………12頁 財団法人 千葉県学校給食会 理事長 清 水 新 次 新年あけましておめでとうございます。 皆様方には日頃、当財団の業務に対しまして、ご 理解とご支援を賜り深く感謝申し上げます。 さて、今年は学校給食法が制定され半世紀が経過 し、また「栄養教諭制度」が施行されるなど、節目 の年でもあります。栄養補給から始まった学校給食 も、今日では学校教育の一環を担う「食育」として 大きく注目されています。 このような状況の中、児童・生徒一人ひとりが食 べ物の「旬」・「味」について理解し、正しい食事 のあり方や望ましい食習慣を身につけ、食を通して 自ら健康管理ができるようにすることなど、学校給 食の果たすべき役割の重要性を痛感しております。 当財団といたしましても、平成15年度導入いたし ました「学校給食献立システム」を更に普及させ、 迅速かつ正確な事務処理を実施し、従来にも増して 安全・安心な学校給食用物資を安定的に供給し、皆 様方のご期待に添えるよう職員一同、一層の努力を してまいる所存でありますので、今後とも温かいご 支援とご協力をお願い申し上げます。 終わりに、本年も皆様方にとりまして、より良い 年になりますようご祈念申し上げ年頭のご挨拶とい たします。 少年たちが演じる翁の舞 千葉県指定無形民俗文化財 さんばそう 千倉の三番叟(千倉町) こっと ひらいそ 忽戸地区と平磯地区でかつて盛んであ った農村歌舞伎の上演に先立ち、清めの 意味で演じられた舞です。農村歌舞伎は 途絶えてしまいましたが、三番叟は今も 7月の第2土・日曜日の祭礼に少年たちに こ ご よって演じられています。古語での掛け 合いや独特のしぐさなど、現在の少年に は習得するのにかなりの時間と努力が必 要です。 (写真提供:千葉県教育庁教育振興部文化財課) − 2 − 全国学校給食研究協議大会参加報告 千葉県教育庁教育振興部学校保健課 指導主事 闍 山 佳 久 会場風景 澄み渡る秋空の下、11月10日(水)東京都の東京 芸術劇場において、学校給食法制定50周年記念第55 回全国学校給食研究協議大会が開かれました。 開会式では、日頃から学校給食の充実発展に努め、 その功績が認められた全国の学校・共同調理場、個 人及び団体が表彰されました。千葉県からは、学校 給食功労者個人の部で、千葉市立都賀の台小学校上 席専門員深山和江先生と松戸市立中部小学校上席専 門員一色初江先生が顕彰され、栄えある文部科学大 臣表彰を受賞されました。 その後、「学校給食の現状と課題」のテーマで、 文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課、山 口敏課長より、食に関する指導の重要性や栄養教諭 制度の創設についての説明がありました。その中で、 食育を推進していくための指導体制を各学校が確立 していくことがまず第 1 に必要であるとの話があり ました。また、今年は学校給食法が制定され50年の 節目を迎えるという意義もありますが、栄養教諭制 度が創設されたのも記念すべき一つであり、その役 割の3つの柱として、①個別指導、②授業への参画、 ③学校内外への食についてのコーディネートがある という説明がありました。 午後はまず、上野学園大学教授、東京芸術劇場オ ルガニストの小林英之先生の芸術劇場を象徴する強 大なパイプオルガンのコンサートがあり、荘厳な響 きを鑑賞しました。 その後、「食を通して豊かな未来を」のテーマで 東京都豊島区立小学校教育研究会学校給食研究部と 「愛情いっぱい・おいしい給食」のテーマで東京都 足立区立入谷中学校から実践発表がありました。豊 島区立学校給食研究部では特色ある給食活動とし て、カフェテリア方式・リザーブ方式・バイキング 方式を行い、自己管理能力を高めるための活動を実 施していました。さらに、心の育成と社会性の涵養 をねらいとし、お弁当給食・模擬店給食・ふれあい 給食などを実施しているという報告がありました。 足立区立入谷中学校からは、実態調査の結果、朝食 欠食の生徒が三分の一いるということから学校給食 を中心にした食に関する指導に力を入れ、保護者・ 地域との連携を中心にした実践を積み重ね、その結 果不登校も減ってきたという報告がありました。 最後に、漫画家のビッグ錠氏の「ビッグ錠の世界」 と題した講演とオテル・ドゥ・ミクニオーナーシェ フの三國清三氏の「料理の心」と題した講演があり、 その後「ふたつの夢」というテーマでお二人の対談 がありました。ビッグ錠氏からはヒット作「庖丁人 味平」をもとにした食についての話を、三國清三氏 からは自分の行っている食育の活動について話があ りました。とくに、三國氏の小学校六年生までに四 つの味覚(甘味、酸味、塩味、苦味)が決定されて しまうので、それまでにしっかり身に付けさせなけ ればならないという話が印象的でした。対談では、 三國氏がNHKの 「ようこそ先輩」 という番組で行っ たビデオの一部を 見ながら、食育活 動の重要性につい て二人の対談が進 んでいきました。 なお来年度は、 青森県青森市で第 56回全国学校給食 平成16年度学校給食文部科学大臣表彰 右 千葉市立都賀の台小学校 研究協議大会が開 深山和江上席専門員 催されることが決 左 松戸市立中部小学校 一色初江上席専門員 定いたしました。 − 3 − 功労者個人の部 体と心を育てる 給食を目指して 千葉市立都賀の台小学校 上席専門員 深 山 和 江 この度、平成16年11月10日東京芸術劇場において 学校給食法制定50周年記念の、第55回全国学校給食 研究協議大会が開催され、意義深い本大会の席上 「平成16年度学校給食文部科学大臣賞」の栄に浴し ました。 思い返せばこのような賞を拝受することができる など考えも及ばず、38年間ひたすら子どもたちの健 康を願い学校給食の仕事一筋に歩んできました。仕 事の上でも人生においても、平坦な日々ばかりでは ありませんでしたが、将来を担う子どもたちの成長 を願ってのこの道は、私にとって希望のある有意義 な毎日でした。また、この間たくさんの諸先生方の ご指導やご助言、学校栄養士会会員の皆様方のお力 功労者個人の部 子どもたちに支えられ 松戸市立中部小学校 上席専門員 一 色 初 江 私が松戸市に勤務してから30年が過ぎようとして います。当時は、栄養士の配置が少なく、 1 人で 5 校を兼務していた頃が今ではとても懐かしく思い出 されます。子どもたちに喜ばれる給食、特長ある食 事と献立、衛生管理の徹底を考え栄養士の全校配置 を切実に感じていました。 長い道のりの末、平成 2 年に栄養士全校配置が実 現−その時は「栄養士の必要性、食の大切さが理解 されたものだ。」と感無量でした。これで松戸市の 子どもたちに、安全で心豊かな給食が提供できると 思いました。 栄養士の職務は、地味で責任の重いことばかりで 添えのおかげで仕事を続けてくることができました ことに、深く感謝しております。 都賀の台小では、21世紀を担う子どもたちの「わ かる授業・楽しい教室・夢広がる学校」づくりのた めに全教職員がそれぞれの立場で「何」が必要なのか を考え、この「何」を追求していくことで本校の教育 目標を達成することに一丸となり取り組んでいます。 学校給食の立場からは、次のような取り組みをし ています。 藺 都賀の台小学校給食のめあての推進。 藺 給食時間の学級指導は、目的を明確に持ち、子ど もが楽しくおいしく食べながらも、食に関しての 知識が深まるように工夫する。 藺ランチルーム給食での楽しい雰囲気作りに心がける。 藺 献立作成は子どもから保護者、家庭にも興味、関 心が広がるよう創意と工夫をしていく。 毎日の給食を通して子どもたちが、生涯において 自分の健康を考えて食べることができる。そして、 バランスの取れた食事の大切さを身につけることが でき体も、心もたくましく育てる給食づくりを心が けていきたいと思います。 すが、子どもたちのために一生懸命工夫改善し、愛 情いっぱいの給食の成果は、明るい声や日々の成長 で返ってくることを実感しています。 私が栄養士になって一番印象に残っていること は、卒業生を送り出すときに「私、一色先生のよう な栄養士になり、おいしい給食をつくります。」と いわれた言葉です。「私でも学校現場にいて子ども に何かを残してあげることができるのだ。」と涙が でるほど嬉しく感じました。それと共により一層子 どもたちの健康増進のために務めていかなければと 思いました。 今、豊かさの中で食習慣の乱れや偏食等による子 どもたちの健康が問題になっています。不足を補う ことで解決できた時代以上に食指導の重要性を感じ ます。今後とも学校・家庭・地域連携のもと心と体 を育む給食をめざし精進したいと存じます。 この度の身に余る受賞はひとえに諸先生方のご指 導と周囲の皆様のご支援のたまものと心より感謝申 し上げます。 − 4 − 給食研究会 県外研修に参加して 千葉市立打瀬小学校 統括主任栄養士 石 川 久美子 今年の給食研究会県外研修の訪問校は、東京都江 戸川区立宇喜田小学校でした。宇喜田小学校のある 江戸川区は区内全小中学校に学校栄養職員が配置さ れていて、各校の実態に応じた食教育が実践されて いるそうです。 宇喜田小学校は、閑静な住宅街の中にあり、学校 の隣りには宇喜田の森という学校所有の学習の場が 整備されていました。宇喜田の森で行われる学習活 動を通して子どもたちには、四季を感じる豊かな情 操が着実に養われているとのことでした。また、昭 和58年 4 月開校ということを感じさせない校風で学 校全体が落ち着いた雰囲気の中で授業が実施されて いました。宇喜田小学校は、平成15年 9 月、第 1 回 全日本小学校ホームページ大賞東京都優秀校を、平 成15年10月全国学校給食文部科学大臣表彰を受賞さ 学校給食センター研究会 県外研修に参加して 白井市学校給食共同調理場 所 長 香 取 延 也 今回の研修は山梨県甲斐市敷島学校給食センター を視察してまいりました。甲斐市は本年 9 月に敷島 町、竜王町、双葉町が合併し、誕生したばかりの新 市であることから、給食実施方法等は旧体制のまま となっており、まずは、今後の甲斐市としての一体 化への調整が必要とのことでした。 そのようなお忙しい中、対応いただいたところで すが、新施設は事前に用地取得していた場所に本年 4 月に旧敷島町を対象区域に開設したとのことであ り、旧センター(昭和37年開設)でも衛生管理を徹 底するために、ドライ化運用すべく、 2 年程前から 研修等により改善策を進めてきたことにより、ドラ イ方式への移行は概ねスムーズにでき、栄養士さん の「これで施設面での衛生管理はほっとしました。」 との言葉が印象的でした。 れました。給食目標にそった様々な活動が実践され ていて、指導の充実を図る手だてとして、環境整備、 地域・家庭との連携、自己管理能力の育成、好まし い人間関係の育成の 4 項目が示されすばらしい実践を しています。 訪問当日は、学級活動の授業を参観させていただ くことができました。整備されたランチルームで、 4 年生が貧血について、担任・養護教諭・栄養士の T・T授業に真剣に取り組んでいました。宇喜田小学 校では、日常的に養護教諭と栄養士がT・T授業を行 っているそうです。健康教育の充実にそれぞれの専 門性を生かした取り組みはとても参考になりまし た。また、予定時間よりも大分早く到着したおかげ で、ランチルーム内の整備状況や栄養指導資料など をゆっくり見させていただきました。勤務校におい て大いに参考 になるものば かりでした。 有意義な研修 を過ごすこと ができました。 今回参加の各市町村の施設はウエット方式の古い 施設が多く、建て替えはしたいがセンター方式であ ることから、その費用は莫大となり、行財政改革が 急務とされている昨今、非常に厳しい状況にあり、 ドライ方式の真新しい施設、設備は私を含め多くの 参加者の垂涎の的ではなかったでしょうか。 また、千葉県では「千産千消」として、地場産物 の給食への導入を推進しておりますが、敷島学校給 食センターでも、地場産米はもとより、山梨県がブ ドウの産地であることから、葡萄滓を飼料として旧 町内で飼育した牛の肉や梅の生産振興を図っている こともあり梅ジャム等を使った献立作成など積極的 な取り組みの姿勢が伺われました。 紙面の関係で割愛させていただきますが視察予定 時間がオーバーする程質疑が集中し、大変有意義な 研修に参加 させていた だき、関係 者の皆様に 感謝申し上 げます。 − 5 − 成東町立大富小学校 学校給食研究の 学校給食研究の 授業を公開して 授業を公開して 研究主任 有 井 幸 恵 本校は、平成15年度より、独立行政法人日本スポ ーツ健康センターから「学校給食における学校・家 庭・地域の連携推進事業」の拠点校としての委嘱を 受け、10月22日に研究発表会を行いました。 当日は、学校栄養職員とのティーム・ティーチン グで指導した学級活動の授業展開をはじめ、姉妹学 年による異学年交流学習、親子が一緒に食する親子 給食などを公開するとともに、それまでの学校給食 (食に関する指導)の研究経過を発表いたしました。 学級活動 ○3年生…「噛むことの大切さ」 噛みごたえのある食物(するめ、大豆)を実際に 噛む活動を通して、よく噛むことを意識した食事の 習慣を身につけさせようとしました。この学習では、 保護者がエプロンをかけて導入の劇に出演するなど 保護者参加型の授業を展開しました。 ○4年生…「おやつについて考えよう」 よく食べるおやつには、糖分・脂肪分・塩分が多 く含まれていることを知るとともに、とりすぎが体 「心に残った食の授業」 「心に残った食の授業」 5 年 佐 藤 詩 穂 「わぁー、レストランみたい。」 私は、「食」の勉強で二つの心に残っていること があります。一つは、バイキング給食のことです。 私たち 5 年生は、この日のためにとても大切なメニ ューを考えました。栄養士さんから、主食・主菜・ 副菜がそろうように言われ、「なぁんだ、簡単なこ とだ。」と思いました。でも、やり始めると、「どん な組み合わせにすればいいんだろう。」と決まらず、 みんなの意見もまとまりませんでした。毎日、栄養 に害を与え生活 習慣病の原因に なりやすいこと を理解し、おや つのとり方につ いて考えまし た。学校栄養職 員と担任との T・Tの指導に保護者も一緒に参加することで、各 家庭でのよりよい食習慣形成への意識が高まった学 習となりました。 異学年交流学習 ○1・6年生…「太巻き寿司を作ろう」 6 年生は、地域の太巻き寿司研究会の先生に教え ていただいた 1 学期の体験を生かし、 1 年生と一緒 に太巻き寿司を作ることで郷土料理のよさを伝えよ うとしました。 1 年生も、秋の行事の雰囲気を感じ 取るとともに収穫のお祭り気分を味わう活動として 6年生に教えてもらいながら一緒に太巻き寿司作り に挑戦しました。仲のよい活動ぶりが光りました。 ○2・5年生…「おにぎりパーティ」 2 ・ 5 年生は、学校田を使い農家の先生の指導を 受けながら米作りを行ってきました。当日は、米の 収穫祭として 2 ・ 5 年生混合のグループを作り一緒 に協力し合っておにぎりと豚汁を作るとともに、お 世話になった米の先生を招いて収穫を喜び合いまし た。楽しいそして心に残るパーティとなりました。 のバランスを考えて献立を立てている栄養士さんは すごいと思いました。 もう一つは、 2 年生とのおにぎりパーティです。 おにぎりパーティでは、おにぎりと豚汁を作りまし た。このおにぎりのお米は、 2 年生と 5 年生が育て たものです。おにぎりの中には、私たちが育てて一 粒ずつもみを取った古代米が少しだけ入っています。 やっとでき上がり、お米の先生も招待して、みん なでおにぎりと豚汁を食べました。古代米は少し甘 く感じました。自分たちで育てたお米で作ったおに ぎりと豚汁はとてもおいしかったです。 私は、バイキング給食やおにぎりパーティを通し て「食」の大切さがわかりました。 − 6 − 銚子市立本城小学校 心身共にたくましい 心身共にたくましい 『本城っ子』の育成 『本城っ子』の育成 研究主任 滝 田 沙 織 本校は、平成16・17年度の 2 年間、千葉県教育委 員会より「学校給食」の研究指定を受けました。 近年、我が国においては、「飽食の時代」と言わ れるほどに豊かさを獲得しつつも、栄養バランスの 偏りや生活習慣病の低年齢化、肥満傾向の増加など 食生活の変化に起因すると考えられる様々な問題が 顕在化しています。 7 月に実施した食に関するアンケート結果による と、朝食の欠食は 3 %とわずかであるものの、食べ 物の好き嫌いに関しては、90%の児童が嫌いな物が あると回答しています。どの学年もベスト 3 はピー マンやトマトといった野菜が挙げられています。一 期待されている学校給食 市川市立塩焼小学校 校 長 井河澤 直 之 「バランスのよい食事を家でも作 るようにしないといけないなと強く思いました。」 「家で食べない物でも、学校では頑張って食べてい るようなのでありがたいです。」 これは、10月 7 日に実施した給食試食会に参加し た保護者の感想の一部です。81名(全校の約1割) の参加があり、多くの意見や感想を聞くことができ ました。当日の献立は「あさりごはん・蓮の和風ハ ンバーグ・べか菜の味噌汁・梨・牛乳」という市川 で収穫されたものを中心にした献立でした。本校の 栄養士が考えたものです。献立の工夫の他にも、材 料の展示や、献立の情報を子どもたちに提供してく れています。また、毎日おいしい給食を、生きた食 の教育をという前向きの姿勢で給食作りに励んでく れています。加えて現場の調理師・調理員さんたち のチームワークも良く、これが本校の特色である評 判の良い給食をつくる源になっています。 方、給食については80%が好きとしており、鶏肉の マリネやカレーの献立を楽しみにしていますが、苦 手な食べ物がある場合、全く食べないで食缶に返し ている児童も少なくありません。 そこで、知育・徳育・体育の根幹となる「食育」 を推進し、栄養や食事の摂り方について正しい知識 に基づいて自ら判断し、食をコントロールしていく 自己管理能力を身に付けた子どもの育成を目指すべ く、研究に着手しました。 今年度は、給食センターの栄養士さんや市役所健 康管理課の栄養士さんとのTTによる授業実践、兄弟 学年との仲良し給食、昼の校内放送を利用しての啓 発活動等に取り組ん でいます。 今後さらに、健康 の増進や生活の向上 を図れるような実践 力を培っていきたい と考えています。 さて、この試食会ですが、ここに参加した保護者 は、比較的子どもの食に関して積極的であると考え られます。その保護者たちが子どもの食や学校の給 食についてどのように考えているのか当日のアンケ ートから考えてみたいと思います。 まず、学校給食に対して感謝している声が圧倒的 に多いことです。冒頭にあげた他に、【給食で野菜 を食べるようになった・毎日楽しみにしている・家 では作れない物も出してくれる等々】 次に、学校給食への要望として【レシピを教え て・安全な食材を・歯のために硬めの献立を・バラ ンスのよい栄養のある給食を・季節の食材、地元の 食材を・アルマイトの食器を何とかして】等々が聞 かれました。子どもの食生活に関しては以下の通り ①朝食を必ず食べる はい…96% いいえ…1% ②好き嫌いがある はい…61% いいえ…39% ③間食をする はい…87% いいえ…13% ④嫌いなものでも残さず食べようとしている はい…59% いいえ…36% これらのことから、学校給食に大いに感謝してい ること、嫌いな物も給食では食べられるようになる など期待度も大変高いことが改めてわかりました。 − 7 − 学校給食会を見学して 関東農政局千葉統計・情報センター センター長 福 村 安 男 関東農政局と千葉統計・情報センターは、千葉県 学校給食会と登戸小学校の協力により、平成16年 9 月28日「学校給食における地産地消」をテーマに、 生産者、消費者、関東農政局長をはじめとする行政 関係者に参加して頂き、学校給食会の施設見学、給 食の試食と意見交換を行い、相互理解を深めました。 給食の現場では、「千産千消」を推進する立場か ら県内産米をはじめ35品目の食材を利用しているも のの、安心で美味しい千葉県産の食材を増やしてい くためには、供給方法や価格等解決しなければなら ない面があるとの説明があり、学校給食で地産地消 を進めるには、関係省庁間及び生産者との話し合い を通じた連携が必要であることを新たに認識致しま した。 農事組合法人 和郷園 代表理事 木 内 博 一 去る 9 月28日(火)に(財)千葉県学校給食会の見学 に参加させて頂き、設立の目的を伺い、また事業所 のシステムの説明と作業風景を見学させて頂きまし た。設立の目的説明では学校給食用物資の計画的、 合理的な供給、物資の生産、流通情報の提供、調理 技術向上の総合的な機能の発揮と支援など県内給食 事業のサポートサービス事業の役割を担う目的で設 立されている事が良く理解できました。次に施設内 の作業風景を見学させて頂き、施設に多少老朽化が 進み、作業の効率化に欠ける面はあるように感じら れましたが、丁寧に工夫して衛生的に管理されてお り、そこで働く職員の取り組み姿勢に大変感銘を受 けました。昼食では千葉市立登戸小学校の当日の献 立に沿った食事を頂き、私も小学校の頃を思い出し 懐かしい気が致しました。メニューの中に、地場産 物の『サツマイモ』や季節を感じさせる『さんま』 の蒲焼など、栄養職員さんの地場産品を中心に考え 今回の意見交換会では、「日本食」は世界に誇れ る栄養バランスに優れた食事であり、食材にあった 調理方法や食べ方を通じた生活習慣として「食文化」 が形成されており、これを守り発展させ、一層の安 全性を確保するためには「顔」の見える「地産地消」 が大切であるなど多くの意見が出されました。 学校給食を食育の一環として「給食現場」で食文 化の継承と安全性に努力されている方々に改めて敬 意を表するとともに、「食」を正しく学ぶには、各 家庭における「食育」の必要性を改めて認識し、主 催者としてこうした「意見交換会」を数多く取り組 み、多くの方々の声を聞き、行政に反映することの 必要性を痛感した次第です。 最後に、協力いただいた学校給食会、登戸小学校 長をはじめ参加頂いた生産者、消費者、行政関係者 の方々に感謝し、お礼申し上げます。 た『旬』の 素材の活用 に私達生産 者も親近感 を感じました。 しかし、このような地場産品活用のメニューはな かなか取り組みが難しいのが現状であることを伺 い、多様なハードルがあるにしても、もっと積極的 に生産者と給食会が情報交換の場を設けてお互いの 歩み寄りが必要だと感じられました。また、給食会 の意見の中から県内の 1 次加工業者の少ない現状が 報告されておりましたが、この辺の現状に私達生産 団体は早急に取り組む必要があると考えます。 最後に、近年『食』の不祥事が何かと取り上げら れ、消費者に過大な不安を与えるような場面が多々 あります。しかし『食』は人間にとって生命の源で あり、必ず信頼できる関係であるべきだと私達生産 者は考え日々畑で自然と向き合っております。 今後も未来ある子供達に豊かな食材を提供して行 きたいと思います。 − 8 − 美瑛を視察して 土づくりを基盤にした安全・安心な農作物の生産 副主査 湊 妙 子 美瑛は北海道のほぼ中央に位置し、起伏に富んだ 丘陵地の多い町です。現在の農家戸数は約600戸、 ピーク時(昭和30年)の1/4であり、緩やかではあ りますが、減少傾向は続いています。生産面では従 来の主要産品である水稲・馬鈴しょ・大根等は減少 し、トマト等の果菜野菜が増加している現状です。 JAびえいでは農業の担い手や共同生産組織の育成 等に力を入れ、農 業の生産性向上の ための農業振興策 を強化していると ころです。基盤と なる施策として、 町ぐるみで土壌診 食品Q&A〔冷凍ほうれん草〕 Q 生と冷凍ではほうれん草の種類は違うのですか。 A ほうれん草の品種は、プラトン、パンドラ、R4東 照などが主力品種ですが、生も冷凍も同じ品種で す。 Q 冷凍ほうれん草は生より大きいのはなぜですか。 A 生は八百屋やスーパーマーケットの店頭で売られ るため、見た目を重視しており、特にスーパーマ ーケットの陳列棚の高さに合うように、60日から 70日かけて、丈が25cm位になるまで生育させ、早 取りしたものです。冷凍用ほうれん草は、丈が 35cm∼45cm位になるまで、80日から130日かけて じっくり生育させます。そうすることによって、 ほうれん草の甘みが増し、独特の「えぐみ」や 「あく」も少なくなります。まさに、味の濃い、 旬のほうれん草が冷凍にされるわけです。 Q 冷凍ほうれん草はなぜ色が鮮やかなのですか。 お知らせ 断を徹底して、堆肥や緑肥などの有機肥料を中心に した土づくりを重点的に進めています。そうするこ とで健康で病虫害に強い、減農薬の安全な農作物を 生産できると確信しているからです。 さらに、今後の食の「安全・安心」のためには、 トレーサビリティシステムの構築が不可欠であるこ とを考慮し、その確立に向けての「生産履歴記帳運 動」を展開しているところです。この運動を推進す るために、生産履歴記帳推進委員会を組織し、各品 目別に栽培基準を設け、栽培履歴の日常的な記録と 出荷前提出の徹底を図っています。 将来、これらの取り組みが認められ、美瑛の農作 物の全品目が安全・安心な「美瑛ブランド」として 確立することを目指しています。 安全・安心な農作物の生産に取り組む美瑛の皆さ んの真摯な姿勢に触れ、学校給食会としても、今後 も流通はもちろん生産から加工まで、一層気を配り、 学校・共同調理場に安全・安心な食材をお届けした いと思っています。 A 旬の時期に収穫したほうれん草を選別、洗浄、前 処理後、95度の熱湯に40秒ほどくぐらせます。こ れが「ブランチング」という工程で、わずかに加 熱処理することで野菜のもつ酵素の働きを止め、 長期間品質を保持できます。この後、急速冷却・ 冷凍して、マイナス18度以下の低温で保存します ので、ほうれん草本来の色とおいしさがそのまま 保たれるのです。 Q 冷凍ほうれん草1kgを製造するのに生のほうれん 草をどのくらい使用するのですか。 A 冷凍ほうれん草には大別して根付きのものと、カ ットして脱水したもの があります。根付きの ものは約1.3kg、カット して脱水したものは約 2 kg使用して、製品に します。 資料提供(有)和郷 さあや’キッチン 今年度の講演会及び学校給食物資展示会は平成17年3月25日 (金) に開催いたします。 皆様のご来場お待ち致しております。 − 9 − 楽しかったバイキング給食 給食はすごい 勝浦市立荒川小学校 八千代市立八千代中学校 6年 関 祐 一 1年 青 柳 拓 実 ぼくたちの学校は全校で29名です。少ない人数で 困ることもあるけれど、うれしいこともあります。 それは、 1 年生から 6 年生全員でバイキング給食を 食べられることです。この行事は、遠足や運動会と 同じくらい楽しみにしているものです。 会場に入ると、ぼくの好きな物がずらっとならん でいて夢のようです。 1 年生は、初めてなので一緒 に取ってあげました。みんなの顔を見るとうれしそ うで、にこにこしていました。 栄養士の先生から、食品の組み合わせ方とバラン スについて教えていただきました。修学旅行の食事 にバイキングがあるので、好きな物ばかりではなく、 3 つの食品群から取るようにしたいです。 たくさんの料理をぼくたちのために作ってくださ った給食センターの方々は、とても忙しかったと思 います。荒川小学校全員が感謝しています。 ぼくは、毎日元気に学校に通っています。中学生に なり、部活の朝練習があるので早く起きなければなら なくなったので大変です。 4 時間目の終わりごろにな ると、いつも「早く授業が終わらないかな。 」とばか り思っているので、授業がとても長く感じてしまいま す。八中の給食はとてもおいしく、量も多くて色々な メニューもあり、朝練習と授業ですいたお腹がいっぱ いになります。 この前の給食の授業で食品を 1 群から 6 群に分ける ことを学びました。そして、それらをバランスよくと ることが大切であることを学びました。 今まで、給食はただのごはんというイメージがあり ましたが、今では栄養があってとてもすごいごはんだ ということがわかりました。 ぼくたちの健康を考え心を込めて作って下さってい る給食をこれからも残さずに食べたいと思います。給 食の授業で学んだことを生かせる様、家でも栄養のバ ランスを考える様にしていきたいと思います。そして、 これからも元気に学校に通っていきたいと思います。 学校栄養職員からひとこと 学校給食の果たす役割 一宮町立東浪見小学校 酒 井 陽 子 飽食の時代といわれる今日、私たちはたくさんの食 材、食物に囲まれ食事の多様化が進んでいます。子供 たちを取り巻く社会環境もまた大きく変化し、個食、 孤食、不規則な食事時間等が子供たちの心の発育に影 響が高いと言われています。また偏った食生活が原因 となる様々な病気、生活習慣病が増加の傾向にあるの も事実です。食形成に関しては、子供の頃に出来たも のが将来に続くと言われていますので、学校給食の果 たす役割は非常に大きいものだと思っています。給食 を通して友だちと仲良く食事をする事により、より良 い人間関係が築けたり、給食当番の仕事を分担し協力 し合う大切さを身につける事ができます。そして給食 が生きた食材となり正しい食事のあり方を理解する事 ができると思います。献立作成で気をつけている事は 栄養のバランスのとれた給食にするのはもちろんの事、 行事・季節感をとり入れて、単独校ですので温かい料 理は温かいうちに、冷たい料理は冷たく子供たちが食 べられるようにしています。子供たちの「給食おいし かったよ。また作ってね。」という元気な声に励まされ、 子供たちに安全でおいしい給食を作るために給食室が 一体となって、学校給食3年目の新米栄養士はがんば っています。 − 10 − 自 慢 献 立 おいしい給食 〈米飯献立〉(1食単価215.72円) 松戸地区学校栄養士会 〈パン献立〉(1食単価295.87円) 〈米飯献立〉 〈パン献立〉 ・鮭と 枝豆のごはん ・牛乳 ・ひじきの春巻 ・さつま汁 ・からし和え ・キウイフルーツ ・セサミトースト ・ポークビーンズ ・小松菜の のり和え ・豆腐の とろみスープ ・みかん ・牛乳 松戸市立中部小学校 献 立 名 松戸市立金ケ作中学校 ・鮭と枝豆のごはん・牛乳・ひじきの春巻 ・さつま汁・からし和え・キウイフルーツ 材 料 名 精 白 米 麦 水 分 し ょ う 油 さ け 食 塩 昆 布 (ダシ用) 銀 鮭 (半 身) 酒 む き 枝 豆 塩 白 い り ご ま ひ じ き ご ぼ う た け の こ ほ う れ ん 草 人 参 春 雨 き く ら げ サ ラ ダ 油 し ょ う 油 み り ん 砂 糖 水 澱 粉 春 巻 の 皮 揚 油 豚 肉 大 根 人 参 ご ぼ う 長 葱 さ つ ま 芋 白 み そ だし用厚けずり 水 分 ほ う れ ん 草 キ ャ ベ ツ し ょ う 油 砂 糖 か ら し 粉 キ ウ イ 牛 乳 重量g 65 5 87 0.7 2 0.2 0.7 15 0.3 10 0.4 0.5 0.2 10 5.5 2.8 2 1.4 0.4 0.1 1.4 0.7 0.7 2 0.4 13 3 10 15 5 6 10 20 9 2 115 10 35 3 1 0.15 1/2個 206 献 立 名 作 り 方 材 料 名 ①味付ごはんを炊く。 ②下の③∼⑥をごはんにまぜる。 ③鮭は、酒をふりオーブンで焼く。 ④皮をとり、身をほぐし、骨をとり のぞき、パラパラにしてもう一度 オーブンで焼く。 ⑤枝豆は、塩ゆでをする。 ⑥いりごまは、オーブンで焼く。 ①ひじきはもどしておく。 ②ごぼうは、千切にする。 ③たけのこは、千切にする。 ④ほうれん草は2cmに切り茹でる。 ⑤人参は千切にする。 ⑥春雨は、ゆでて2cmに切る。 ⑦きくらげはもどしてよく洗い千切り。 ⑧1∼7までの材料を炒め、調味する。 ⑨材料の具を、春巻の皮で包む。 ⑩油であげる。 ①だしをとる。 ②大根、人参はいちょう切。 ③ごぼうはささがき、長葱は小口切 にする。 ④さつま芋は、1cm位の角切。 ⑤白みそはといておく。 ⑥だし汁の中に材料をいれ、みそ汁 をつくる。長葱は最後に入れる。 ①ほうれん草は2cmに切りゆでる。 ②キャベツはザク切に切りゆでる。 ③調味液(タレ)をつくりあえる。 〈献立のねらい及び児童生徒の反応〉 今が旬の食材、鮭とさつま芋を使った秋いっぱいの献立です。 又、松戸市の栄養士が考案したひじき春巻をとり入れ、鉄分がと れる献立です。子ども達からも、色どり、味もよく好評です。 単 位 米飯献立 パン献立 kcal 679 827 g 24.6 35.1 食 パ ン 白 す り ご ま マ ー ガ リ ン 三 温 糖 黒 い り ご ま だ い ず 水 煮 豚 も も 肉 角 切 じ ゃ が い も た ま ね ぎ に ん じ ん ベ ー コ ン セ ロ リ 冷凍グリンピース サ ラ ダ 油 トマトケチャップ ホ ー ル ト マ ト 三 温 糖 うす口しょうゆ 塩 チ リ パ ウ ダ ー が ら ス ー プ 小 松 菜 も や し に ん じ ん き ざ み の り こい口しょうゆ み り ん けずり節だし汁 も め ん と う ふ た け の こ に ん じ ん 乾 燥 き く ら げ た ま ご あ さ つ き 塩 こ し ょ う うす口しょうゆ 塩 し ょ う が が ら ス ー プ で ん ぷ ん み か ん 牛 乳 重量g 60 5 6 2 2.5 15 35 65 40 5 10 0.5 5 1 13 10 2 1 0.6 0.03 50 35 30 3 0.3 2 0.7 1.8 35 5 3 0.7 10 5 0.3 0.05 0.8 1.0 1 150 2 72 206 作 り 方 ①白すりごまと三温糖とマーガリン をよく練り混ぜる。 ②食パンに①をぬる。 ③上に黒ごまを散らして、焼く。 ①じゃがいも、にんじん、たまねぎ は、さいの目に切る。セロリは、 うす切にする。 ②材料をよくいため、スープで煮る。 ③調味し、煮込む。 ④仕上げに、下ゆでしたグリンピー スを入れる。 ①小松菜は、3cmに切る。にんじん は、千切りにする。 ②やさいは、それぞれゆでて、さま す。 ③調味料も煮立てて、さます。 ④配食直前に和える。 ①とうふは、さいの目に切る。きく らげは、もどしてきざむ。たけの こ、にんじんは、千切りにする。 あさつきは、小口切りにする。卵 は割ほぐす。 ②スープで具を煮る。 ③調味し煮る。 ④とろみをつけ、卵を入れ、しっか り火を通す。 ⑤仕上げにあさつきを入れる。 〈献立のねらい及び児童生徒の反応〉 人気メニューのトーストです。今回は、ごまをたっぷり使いまし た。豆の苦手な人でも比較的よく食べてくれるポークピーンズと 組み合わせてみました。鉄分たっぷりのメニューです。 実 施 日 平成16年10月19日 調 理 場 松戸市立金ケ作中学校 (職氏名) 上席専門員 田 中 世津子 実 施 日 平成16年10月19日 調 理 場 松戸市立中部小学校 (職氏名) 上席専門員 一 色 初 江 栄 養 量 エネルギー たんぱく質 ・セサミトースト・ポークビーンズ・小松菜ののり 和え・豆腐のとろみスープ・みかん・牛乳 脂 肪 カルシウム 鉄 g 17.3 31.7 mg 358 517 mg 2.9 4.5 レチノール当量 μg 286 710 − 11 − ビ タ ミ ン B1 B2 mg mg 0.38 0.48 1.25 1.07 C mg 66 77 食物繊維 食 塩 g 7.3 8.9 g 3.2 3.7 【 千 学 給 あ ん な い 】平 成 1 7 年 度 物 資 委 員 会 選 定 物 資 紹 介 ○ニチレイ商品のご紹介 3 県学校給食会(千葉・栃木・茨城)共同購入物資として 1 月より取扱いますので、ご利用下さい。 ○衣がサクサクのコロッケ(野菜) 60g 29円 ○アメリカンドッグ 70g 39円 ○さばカレー煮 ボイルパック 40g×10個入 袋695円 ○さば照焼 ボイルパック 40g×10個入 袋640円 ○サケのムニエル ボイルパック 40g×10個入 袋740円 編集後記 11月の平均気温や日本に上陸した台風の数が観測史上最高を記録したこと、あるいは12月に入ってからの真夏日 等々、異常ともいえる気象でした。最近、「食に関する指導」への関心が一層高まり、食育に取り組む学校が増えています。 学級活動や総合的な学習の時間等を活用して、食の指導をしたり、あるいは親子で調理や学校園等での栽培・収穫等々の実 践を通して、保護者や地域の方々との連携を図りながら幅広い活動をして成果を上げている学校が多いようです。現在、当 財団では皆様方に様々な情報提供ができるように、ホームページの拡充を進めています。今後も、役立っていきたいと思い ますのでよろしくお願い致します。2005年が皆様にとって素晴らしい年でありますよう祈念いたします。 − 12 −
© Copyright 2024 Paperzz