授業科目 情報処理3 担当教員 長尾 和彦,高木 洋 学 科 情報工学科 学

授業科目
情報処理3
担当教員
学 科
情報工学科
学 年
3年
授業期間
分 野
専門
授業形態
講義
履修区分
長尾 和彦,高木 洋
通年
単位数
3単位
必修
学習目標
最近注目のプログラム言語として普及している Java 言語について学習をする。情報処理 2 の内容に加え、問題
解決の方法、アルゴリズム、プログラム手法について解説し,実用的なプログラミング技術の習得を目指す
進め方
プログラミングのノウハウは、従来の座学による学習形式ではなかなか体得できない。学生 自身が独力で問題に
あたり、解決していく姿勢が必要である。このため、プログラム演習の 時間を多くとり、学生に考えさせる時間
を多く取る。そして、互いの解決方法をレポート 発表の場で議論することで、理解を深めさせる。
学 習 項 目
学習内容
評価方法
関連科目
教科書等
備 考
(時間数)
●統合開発環境Eclipse
(6)
・ 基本的な使い方(プロジェクト~コンパイル)
●CodeRally
(3)
・ CodeRally の起動
・ ラリーカーの改良
●オブジェクト指向プログラミング
(4)
・クラスの役割
・メンバ
・継承・オーバーライド
●CodeRally API の解説
(3)
●レーシングプログラムを作る
(6)
・CodeRally のルール
・レーシングカーの制御
・ステアリングとスロットルの調整
・衝突と燃料の補給
…… 前期中間試験 ……
(1)
●CVS:バージョン管理システム
(4)
●XP(eXtream Programming)
(3)
●トーナメントの実施
(15)
・対戦用ラリーカーの開発
・オープン戦
・対戦用ラリーカーの開発
・本選
…… 前期期末試験 ……
●アプレットを用いたプログラミング
(22)
・アプレットプログラムの作成
・キーボードとマウスイベント
…… 後期中間試験 ……
(1)
●コンポーネントを用いたプログラミング
(22)
・AWT、SWING の紹介
・GUI 開発ツール
…… 後期期末試験 ……
学習到達目標
・ 最近の主流である IDE(統合開発環境)を体験する
・ ゲームプログラミングを通してプログラミングに慣
れる
・ オブジェクト指向の基本であるクラスの概念につい
て理解を深める
・ CodeRally クラスの備えるメソッドについて概説する
・ ラリーカーのプログラミングを通して、オブジェクト
指向プログラミングに慣れる。
・プログラムの実際的な開発工程で用いられるバージョン
管理、XP について学ぶ
・ラリーカーの開発に XP を導入し、勝てるプログラムの
開発を目指す
・アプレットベースの GUI プログラムのメカニズムを学
ぶ
試験、レポート、課題作成により、総合的に評価する。
情報処理2(2)、アルゴリズム(3)、プログラム特論(4)
【発行所】
【書名】①CodeRally で覚えちゃう Java 【著者】
①技術評論社
① 可知豊
プログラミング&Eclipse 学習術
②ソシム
② 高橋麻奈
②「やさしい Java 第 2 版」
各テーマごとに Java によるサンプルプログラムを提供する。サンプルプログラムを活用して自分の力でプ
ログラムを完成させること。