ラジャスタン州投資ミッション

インド経済短信
2015 年 10 月 15 日発行 第 427 号
発行:日本貿易振興機構(ジェトロ)
【ジェトロからのお知らせ】ラジャスタン州投資ミッションのご案内
1. ピタンプールに日本工業団地を整備予定~マディヤ・プラデシュ州首相訪日~
2. 15 年度成長見通し、さらに 0.2 ポイント下押し
~中銀がフォーキャスターズ調査の結果を発表~
3. チェンナイの日本料理店経営者が語るビジネス上のポイント
4. 9 月の自動車販売台数:乗用車販売 9.5%増、3 カ月連続のプラス成長
<<<<【ジェトロからのお知らせ】ラジャスタン州投資ミッションのご案内>>>>
インド北西部に位置するラジャスタン州は、自動車を中核とするインド北部の産業集積に近く、
多様な産業が発展しています。また、インドで初めての特定国向け工業団地となる、日本企業専
用工業団地を整備するなど、日本企業への理解も深く、他州では見られないインセンティブの付
与等で投資を集めています。この度ジェトロでは、同州の投資サミット「Resurgent Rajasthan」
の開催に合わせ、州の投資環境を視察するミッションを派遣致します。同州政府や進出日系企業
との絶好の交流の機会ですので、皆様奮ってご参加ください。
ラジャスタン州投資ミッション
日程: 2015 年 11 月 16 日(月)~20 日(金) 現地集合・現地解散
主催: ジェトロ・ニューデリー事務所
企画・運営: 旅行代理店
対象者・規模: 日系企業・団体 50 名程度
【お申込み・お問い合わせ】
ご参加者のお名前、会社名、肩書き、ご連絡先(携帯電話、Email アドレス)を下記担
当者宛てにご連絡下さい。
ジェトロ・ニューデリー事務所 担当:梅木、原囿
Email:[email protected]
TEL: +91-11-4168-3006
【Resurgent Rajasthan Partnership Summit 概要】
1. 日時(予定) : 2015 年 11 月 19 日(木) 10:30~17:00
20 日(金) 10:00~13:30
2. 会場 : Jaipur Exhibition & Convention Center, EPIP Sitapura, Jaipur,
Rajasthan
3. 参加国: 日本、シンガポール、オーストラリア 他
4. イベント: 開会式、各国セッション、テーマ別セミナー など
1
【ラジャスタン州投資ミッション行程案】
日
程
11 月 16 日
宿泊
ニューデリー
内
夕刻
容
現地集合
(月)
デリー・エアロシティ泊
11 月 17 日
ニューデリー
(火)
11 月 18 日
ジャイプール
(水)
11 月 19 日
(木)
11 月 20 日
(金)
ジャイプール
9:00
結団式
午前 グルガオン 投資環境視察
16:00 ホテルにて投資環境セミナー
18:00 在印日本企業、インド企業、政府関係者との
懇親会
デリー・エアロシティ泊
6:30 ニューデリー出発
9:30 Honda Cars India 様
(タプカラ)視察
12:30 ギロット日本企業専用工業団地 視察
13:00 ニムラナにて昼食会兼勉強会
14:30 ニムラナ出発
18:00 ジャイプール着
州首相とのインタラクション
19:00
州政府主催懇親会
マリオットジャイプール泊
9:00 ホテル出発
9:30 会場到着
(Jaipur exhibition and convention centre)
10:30-13:00 Resurgent Rajasthan 開会式
14:00-15:15 ジャパンセミナー
18:00 参加企業の懇親会(市内レストラン)
解団式
マリオットジャイプール泊
朝 ホテル発
10:00 JCB India 様(Mahindra World City)訪問
11:30 同 出発
(日本からの参加者)ジャイプール空港からフライト
(在印日系企業様)バスにてドロップ
2
1. ピタンプールに日本工業団地を整備予定~マディヤ・プラデシュ州首相訪日~
【ニューデリー発】
マディヤ・プラデシュ州政府、インド工業連盟(CII)などは、同州のシヴラジ・シン・チョ
ウハン州首相の訪日に合わせ、「インド・マディヤ・プラデシュ州における投資機会セミナー」
を東京と大阪で開催した。州政府は、商都インドール近郊のピタンプールに日本企業向け工業
団地を設けることを発表した。
<ピタンプールを日本工業団地の候補地に選定>
インド中部に位置するマディヤ・プラデシュ州(以下、MP 州)は、インド大陸の中央に位置
し、農業資源、鉱物資源に恵まれた肥沃な州だ。2015 年 9 月にインド商工省や世界銀行などが
発表した「ビジネス環境改善評価調査報告書」によれば、インド 29 州における同州の改革進捗
状況は第 5 位の位置づけを得た。これまでの日系企業の同州への進出事例は限定的であるもの
の、①チョウハン州首相率いるインド人民党(BJP)政権が 3 期連続で政権を担い政治が安定し
ていること、②モディ首相肝入りのプロジェクトである「メイク・イン・インディア」に呼応
した製造業振興策を積極的に打ち出していること、③他州に引けを取らない基礎インフラが整
っていることなどから、今後は同州への進出を検討する日系企業も増加することが見込まれる。
今般、チョウハン州首相の来日の機会を捉え、ジェトロは MP 州貿易・投資振興公社
(MPTRIFAC)と、同州の投資促進活動を支援する覚書を締結した。この協力の一環として、ジ
ェトロは 9 月 30 日に東京、10 月 2 日に大阪で投資誘致セミナーを共催した。東京および大阪で
のセミナーで基調講演に立ったチョウハン州首相は、投資先としての MP 州の魅力を述べた。州
首相は、「歴史的にインドと日本の関係は非常に深い。自分自身も子供の時から『日本は信頼
性が高い国』という認識を持っていた」と強調する一方、「我が州は日本企業の間で知名度が
低いことも自覚している。実際、我々が力をつけてきたのはここ 10 年の話。今や MP 州はイン
ド全体の経済成長を牽引する存在となり、特に農業の成長率は国内最高で 2 桁を記録するほど
だ。今こそ、日系企業の誘致を本格化したく、投資環境の整備も進めている。その目玉として、
我々はピタンプールに日本企業向け工業団地を整備することにした」と語った。
一方、経済産業省は、10 月 1 日に MP 州政府との間で、更なる投資と開発に向けた協働の取組
に関する覚書に署名、同州の商都インドール近郊のピタンプールを日本企業向け工業団地
(JITs: Japan Industrial Townships )の候補地として追加することなどを確認した。JITs は、
2015 年 4 月末の宮沢経済産業大臣訪印時に、インドのシタラマン商工相との間で署名した「日
印投資促進とインド太平洋経済統合に向けたアクションアジェンダ」の中で、11 の候補地が決
定されていたもの。これをもって、ピタンプール工業団地は 12 ヵ所目の JITs 候補地となった。
東京でのセミナーで講演するチョウハン州首相 (ジェトロ撮影)
3
<魅力的なインセンティブを盛り込む>
今般、州政府が日本企業の入居にフォーカスした工業団地整備の構想を明らかにしたピタン
プールは、同州の商都インドールから車で幹線道路を走りわずか 30 分の距離に立地。ピタンプ
ールには、ブリヂストン(乗用車タイヤ)やパナソニック(乾電池)、さらにボルボ・アイシ
ャー(トラック、エンジン)、マン(トラック)など外資系企業に加え、地場のフォースモー
ター、マヒンドラ&マヒンドラ(共に商用車)、ルピンやピラマル(共に製薬)など 900 企業
が工場を構えている。近隣には、アジア最大の自動車試験場が整備され、インド重工業省の外
郭団体が整備する試験コースや研究開発施設などが、2016 年 12 月に本格稼動する予定だ。
州政府が整備する日本企業向け工業団地の総面積は、500 エーカー。このうち、道路や商業用
地、住宅用地などを除いた 300 エーカーが工業用地として分譲される見通しだ。土地価格は 400
ルピー/平方メートル(約 720 円、1 ルピー=約 1.8 円)と他州の工業団地と比べて極めて安価
だ。さらに州政府は、①10 年間の VAT および CST の 100%還付、②7 年間の入境税の免税、③土
地開発コストの 50%補助などを柱とした、日本工業団地限定の特別インセンティブを用意する。
日本工業団地の具体的な申し込み受付や分譲開始の時期については、後日州政府から案内され
ることになっている。日本工業団地にかかる詳細な内容については、ジェトロもしくは州政府
に問い合わせ頂きたい。
2015年9月現在の日本工業団地予定地の全景 (ジェトロ撮影)
<本件に係るお問い合わせ先>
ジェトロ・ニューデリー メール:IND@jetro.go.jp
マディヤ・プラデシュ州貿易振興公社(MPTRIFAC)
電話:+91-755-2559978、 メール:[email protected]
2. 15 年度成長見通し、さらに 0.2 ポイント下押し
~中銀がフォーキャスターズ調査の結果を発表~【ムンバイ発】
インド準備銀行(RBI)は、調査機関の経済予測をまとめたフォーキャスターズ調査の結果を
発表した。2015 年度の経済成長率(中央値)は、6 月発表の前々回調査では 7.8%、8 月発表の
前回調査は 7.6%となっていたが、今回調査では 7.4%と更に 0.2 ポイント下方修正された。
<15 年度、農業、サービス業で減速見通し>
9 月 29 日に発表された 36 回目となるフォーキャスターズ調査(注 1)によると、経済成長を
表す実質粗付加価値(GVA、注 2)の成長率(中央値)は、2015 年度が 7.4%、2016 年度が
8.0%と予測されている(図 1 参照)。15 年度第 1 四半期 GDP が発表される前の 8 月 4 日に発表
された前回調査では、それぞれ 7.6%と 8.2%となっており、15 年度ならびに 16 年度の予測値
がそれぞれ 0.2 ポイント下がったことになる。2015 年度の産業別予測値は、工業の成長率が前
回調査の 6.5%から 6.7%へ 0.2%ポイント上昇した一方で、農業が 2.0%から 1.5%へ、サービ
ス業も 9.7%から 9.4%へ、それぞれ減少した。
4
図1 インドの実質GVA(基本価格表示)成長率の推移
(前年度比%)
9
最大値
8
7
最小値
6
予測値域
実績
5
中央値(今回調査)
中央値(前回調査)
4
2012
2013
2014
2015
2016
(年度)
(注1)年度は4月〜翌年3月。
(注2)15年度以降はフォーキャスターズ調査の予測値。
(資料)インド中央統計局(CSO)およびインド準備銀行(RBI)
なお、RBI は同日発表された金融政策レポートの中で、実質 GVA 成長のベースラインについて、
2015 年度を 7.4%、2016 年度を 7.8%としている。ただし、16 年度にかけて経済成長が加速す
るためには、モンスーンが平常化し、海外需要が改善することなどが前提とされている。また、
リスクとして、(1)為替変動、(2)海外経済成長の減速、(3)食品価格圧力、(4)原油価
格をめぐる不確実性、(5)投資動向、を挙げ、「雨不足や不規則な降水は食品価格に影響を与
える」とし、「中国経済の動向、米国の金融政策に関連する国際金融市場の変動性や不確実性
が高まることも、経済成長のパスにとって重大なリスク」との認識を示した。
<景況感も引き続き悪化の様相>
71 回目の工業動向調査によると、産業動向を映し出すビジネス期待指数(BEI)は、実績で
2015 年度第 2 四半期が 102.4 ポイントと 2015 年度第 1 四半期の水準(104.8 ポイント)を下回
った(図 2 参照、注 3)。先行きはやや好転する見込みだが、前回の水準(113.1 ポイント)か
ら 0.3 ポイント増の 113.4 にとどまる。
図2 ビジネス期待指数推移
(ポイント)
120
110
100
実績
先行き
90
2Q
3Q
14
(注)年度は4月〜翌年3月。
(資料)インド準備銀行(RBI)
4Q
1Q
15
5
2Q
3Q
(年度)
また消費者動向調査でも、消費者が 1 年前と比較した経済、収入、消費、雇用、物価水準と
いった現状認識(9 月時点)を指数化した消費者現状指数(CSI)が 102.9 ポイント、1 年後の
認識を指数化した期待指数(FEI)が 119.2 ポイントと、いずれも前回調査時点(2015 年 6 月)
の水準(107.7 ポイント、124.2 ポイント)を下回った(図 3 参照、注 4)。
(ポイント)
130
図3 消費者現状指数(CSI)および期待指数(FEI)推移
CSI
FEI
120
110
100
90
80
12
13
3
14
6
9
12
3
15
6
9 (月)
(年)
(資料)図2に同じ
(注 1)25 人の専門家が 9 月に行った経済予測を RBI がまとめた調査。
(注 2)基本価格表示の粗付加価値(GVA)に、生産にかかる税金を加え、補助金を引いたもの
が GDP となる。
(注 3、4)100 ポイントが基調判断の閾(いき)値となっている。
3. チェンナイの日本料理店経営者が語るビジネス上のポイント【チェンナイ発】
最近チェンナイでは、日本食を提供する店が増えている。ジェトロ・チェンナイは 9 月下旬
~10 月上旬にかけ、チェンナイの日本料理店経営者から、当地での日本食ビジネスに関するポ
イントについて話を聞いた。
ラーメン専門店「秋平」オーナーの秋元氏、日本食レストラン「空島」の片山料理長、「桃
山」オーナーの金氏、日本食弁当配達サービスを手がける「山幸フーズ」の松岡氏の 4 名にイ
ンタビューした。
<インド人顧客をターゲットに>
ターゲットとする顧客について尋ねたところ、「秋平」の秋元氏、「空島」の片山料理長、
「桃山」の金氏は共通して「インド人顧客」と答えた。
金氏は「日本人や韓国人だけをターゲットとしていては安定した経営は難しい。日本食に興
味を持つインド人は増えており、インド人の嗜好とコストに見合ったメニューを提供していく
ことが大切」と話した。
また片山料理長は、インド人顧客の嗜好について、「純粋な日本料理の味を求めて来店する
方もいるが、多くは日本料理をインド風にアレンジした『フュージョン型』の料理を好む傾向
にある」と分析。「日本料理にインド人の嗜好を融合させた『フュージョン型』のメニューを
提供する店が今後ブームになるのではないか」と語った。
<人脈が重要>
6
秋元氏は当地でのビジネスについて、「人脈が大事」と語った。知人の伝手で、レストラン
に関する記事を新聞紙上で大きく取り上げてもらうことができたという。「新聞を見てやって
きた」というインド人顧客も多く、インドでのメディアの影響力の大きさを知った。同氏は
「記事で取り上げてもらったおかげで、一定のインド人顧客を獲得することができた。自分が
当地で培った人脈をビジネスに活かすことができた」と話した。
<日本産調味料の入手が困難>
一方、日本食の調理にあたり、4 名全員が課題として挙げていたのが、日本の調味料の調達だ。
だしの素、海苔、みりん、ごま油などといった調味料は、チェンナイでも調達できるものの、
高価であり利益を圧迫する要因になる。これらの調味料は毎日使うため、可能であればもっと
安く仕入れたいと言う。
<トラブルは起こるもの>
また、インドでのビジネスはトラブルなしには語れない。突然の停電や断水、食材が予定通
りに到着しないなど、日本では考えられないようなことが日常的に起こる。そういったトラブ
ルに関し、秋元氏や松岡氏は、「トラブルは起こると見越して、行動することが大事」と話し
た。「秋平」では、開店後に発生した様々なトラブルと対処法をリスト化し、スタッフ間で共
有している。このおかげで、最近はトラブルが起きても慌てることが少なくなったという。ト
ラブルを未然に防ぐ努力も重要だが、トラブルは起こるものと捉え、その際にいかに素早く対
策を講じ、毎日の業務に影響を与えないようにするかを考えることの方がより重要となろう。
4.
9 月の自動車販売台数:乗用車販売 9.5%増、3 カ月連続のプラス成長【バンガロール発】
インド自動車工業会(SIAM)が発表した 2015 年 9 月の自動車販売台数は、乗用車が前年同月
比 9.5%増の 16 万 9,590 台で、プラス成長を維持した。多目的自動車(SUV)の販売は 8.6%減
の 4 万 8,464 台、バンは 10.0%減の 1 万 4,113 台となった。SUV とバンを含んだ乗用車全体の
販売台数は 3.8%増の 23 万 2,167 台となった。2015 年度上半期(2015 年 4 月~9 月)では、前
年同期比 6.2%増となっている。SIAM は、「前月に続き、インフレ率の低下と燃料価格の下落、
さらに各社による新モデルの導入などが乗用車の販売増に好影響を与えている」としている。
メーカー別の乗用車(SUV とバンを除く)の月間販売では、最大手のマルチ・スズキが前年同
月比 7.9%増の 8 万 7,916 台、2 位の現代自動車は同 0.8%増の 3 万 5,193 台、ホンダが同
85.4%増の 1 万 7,800 台、タタ・モーターズが同 4.7%増の 1 万 226 台、トヨタ・キルロスカモ
ーターが同 1.3%減の 4,855 台であった。ホンダはファミリータイプのアメイズとセダンタイプ
のシティが好調であり、販売台数を大きく伸ばした。
二輪部門では、スクーターが前年同月比 6.5%増の 46 万 2,341 台と、前月までの二桁成長か
ら伸びは鈍化したものの、プラス成長を維持した。一方、オートバイは同 2.9%減の 102 万 237
台と不調が続いた。メーカー別のスクーター販売では、首位のホンダが同 9.7%増の 26 万
4,416 台、2 位 TVS モーターが同 12.2%増の 7 万 1,303 台、3 位ヒーローが同 6.0%減の 6 万
2,986 台、4 位ヤマハが同 42.3%増の 3 万 3,647 台であった。メーカー別のバイク販売では、首
位ヒーローが同 2.5%増の 52 万 6,658 台、2 位バジャージは同 5.8%減の 18 万 7,711 台、3 位
ホンダは同 18.0%減の 14 万 7,229 台となった。二輪全体の 9 月の販売は、同 1.1%減の 153 万
7,137 台だった。2015 年度上半期では、前年同期比 0.4%減となっている。SIAM は、「モンス
ーンの不調により、農村部での需要回復が遅れており、今年度の二輪販売は前年度並みとなり
そうだ」と指摘する。
商用車は前年同月比 12.1%増の 6 万 2,845 台であった。この内、中・大型商用車が同 63.8%
増の 3 万 1,172 台と 13 ヵ月連続でプラス成長を維持している。一方、小型商用車は同 14.5%減
の 3 万 1,673 台と、12 ヵ月連続の前年割れとなっている。
7
三輪車(前年同月比 13.0%減の 4 万 9,524 台)を含む自動車全体の月間販売数の合計は、前
年同月比 0.5%減の 188 万 1,673 台となった。2015 年度上半期では、前年同期比 0.4%増に留ま
っている。SIAM は今後の見通しについて、「利下げ期待や燃料価格の下落など、好材料が揃っ
ていることから、2015 年度の乗用車販売は前年度比 6~8%増になるだろう。一方、二輪部門で
は、スクーターが今後も好調を維持すると思われるが、バイクについては先行きが不透明だ」
としている。
9 月の輸出は、乗用車(SUV、バンを含む)が前年同月比 0.6%減の 5 万 7,421 台、商用車が
同 5.9%減の 7,672 台、二輪車が同 1.8%増の 23 万 3,302 台であった。三輪車(同 23.0%増の 4
万 4,730 台)を含む自動車全体の月間輸出台数は同 3.5%増の 34 万 3,125 台となった。なお、
2015 年度上半期では、前年同期比 7.7%増となっている。
表 1【9 月のメーカー別乗用車販売実績】
Category
Domestic Sales
Exports
Sub-Category
September Change April - September Change September Change April - September Change
Manufacturer
2014
2015
%
2014-15 2015-16
%
2014 2015
%
2014-15 2015-16
%
A. Passenger Cars(PV s)*
Fiat India Automobiles Pvt. Ltd.
1,005
539
-46.4
5,276
4,209
-20.2
16
40
150.0
21
68
223.8
Ford India
2,249 5,153 129.1
12,956
13,653
5.4 2,306 4,715
104.5 13,717
15,142
10.4
General Motors India
2,555 1,238
-51.5
16,352
9,301
-43.1
143 1,770 1,137.8
156
3,180 1938.5
Hindustan Motors
NA
NA
113
NA
NA
NA
NA
NA
Honda Cars India Ltd.
9,600 17,800
85.4
73,568
91,364
24.2
193
657
240.4
2,975
3,451
16.0
Hyundai Motor India Ltd.
34,906 35,193
0.8 201,889 208,121
3.1 16,430 12,331
-24.9 97,021
83,522
-13.9
Mahindra & Mahindra Ltd.
246
326
32.5
1,668
1,900
13.9
0
0
0
0
Maruti Suzuki India Ltd.
81,447 87,916
7.9 463,597 521,980
12.6 9,207 7,247
-21.3 57,552
61,202
6.3
Nissan Motor India Pvt. Ltd.
2,351 1,388
-41.0
15,945
9,118
-42.8 15,063 10,036
-33.4 55,634
53,704
-3.5
Renault India Pvt. Ltd.
145
505 248.3
1,379
1,614
17.0
0
0
0
0
Skoda Auto India
1,619 1,225
-24.3
7,244
7,337
1.3
0
0
0
0
Tata Motors
9,765 10,226
4.7
43,284
55,177
27.5
288
481
67.0
1,409
1,667
18.3
Toyota Kirloskar Motor
4,921 4,855
-1.3
27,303
30,039
10.0 1,500 1,252
-16.5
8,139
8,962
10.1
Volkswagen India Pvt. Ltd.
4,089 3,226
-21.1
20,269
23,224
14.6 5,857 6,429
9.8 32,239
36,145
12.1
Total
154,898 169,590
9.5 890,843 977,037
9.7 51,003 44,958
-11.9 268,863 267,043
-0.7
B. Utility Vehicles
Ashok Leyland Ltd
33
0 -100.0
198
1
-99.5
0
69
4
96 2300.0
Force Motors Ltd.
362
300
-17.1
1,374
1,122
-18.3
1
2
100.0
102
7
-93.1
Ford India
4,537 3,121
-31.2
28,185
21,498
-23.7 4,650 9,439
103.0 25,768
40,679
57.9
General Motors India
1,715 1,240
-27.7
12,202
7,450
-38.9
0
0
0
0
Hindustan Motor Finance Corp. Ltd
185
150
-18.9
718
1,018
41.8
0
0
0
0
Honda Cars India
5,415
709
-86.9
14,632
5,853
-60.0
187
125
-33.2
381
385
1.0
Hyundai Motor India
135 7,312 5,316.3
1,144
23,743 1,975.4
0 1,703
0
2,254
Isuzu Motors India Pvt. Ltd.
20
35
75.0
108
174
61.1
0
0
0
0
Mahindra & Mahindra Ltd.
19,647 18,717
-4.7 100,086
94,582
-5.5
339
480
41.6
2,127
2,483
16.7
Maruti Suzuki India Ltd.
5,980 6,331
5.9
32,369
36,633
13.2
966
295
-69.5
4,964
3,823
-23.0
Nissan Motor India Pvt. Ltd.
1,794 1,228
-31.5
9,794
10,445
6.6
0
5
0
110
Renault India Pvt. Ltd.
3,418 1,276
-62.7
19,694
15,322
-22.2
59
0 -100.0
3,412
62
-98.2
Skoda Auto India
27
18
-33.3
44
77
75.0
0
0
0
0
Tata Motors
2,104 1,506
-28.4
12,982
9,541
-26.5
109
5
-95.4
605
407
-32.7
Toyota Kirloskar Motor
7,631 6,521
-14.5
39,788
38,868
-2.3
2
4
100.0
14
26
85.7
Volkswagen India Pvt. Ltd.
0
0
5
0 -100.0
0
0
0
0
Total
53,003 48,464
-8.6 273,323 266,327
-2.6 6,313 12,127
92.1 37,377
50,332
34.7
C. Vans
Force Motors Ltd.
1
0 -100.0
3
0 -100.0
0
0
0
0
Mahindra & Mahindra Ltd.
1,248
521
-58.3
8,933
5,215
-41.6
125
204
63.2
298
1,473
394.3
8
Maruti Suzuki India Ltd.
11,863 11,836
-0.2
62,364
70,350
12.8
275
122
Tata Motors
2,571 1,756
-31.7
16,940
11,384
-32.8
36
10
Total
15,683 14,113
-10.0
88,240
86,949
-1.5
436
336
All Total
223,584 232,167
3.8 1,252,406 1,330,313
6.2 57,752 57,421
* Please note BMW, Audi, JLR & Mercedes data is not incorporated.
NA=Not Available
Source: Society of Indian Automobile Manufacturers (SIAM)
-55.6
942
-72.2
130
-22.9
1,370
-0.6 307,610
629
102
2,204
319,579
-33.2
-21.5
60.9
3.9
表 2【9 月のメーカー別二輪車販売実績】
Domestic Sales
Category
Sub-Category
Manufacturer
September
2014
2015
Exports
Change April -September Change September Change April-September Change
%
2014-15 2015-16
%
2014 2015
%
2014-15 2015-16
%
Scooters
Hero MotoCorp Ltd.
66,996 62,986
-6.0 352,330 304,433 -13.6 11,742 1,822
Honda Motorcycles & Scooters
241,128 264,416
9.7 1,201,460 1,403,213
16.8 8,215 7,917
India Yamaha Motor Pvt. Ltd.
23,638 33,647
42.3 125,155 151,540
21.1
0 2,824
Mahindra Two Wheelers Ltd.
3,043 10,270 237.5 13,958 45,506 226.0
337
463
Piaggio Vehicles Pvt. Ltd.
2,692
2,380 -11.6 13,750 13,959
1.5
0
176
Suzuki Motorcycle
32,882 17,339 -47.3 142,190 120,098 -15.5
188
522
TVS Motor
63,576 71,303
12.2 335,697 362,554
8.0 2,417 4,066
Total
433,955 462,341
6.5 2,184,540 2,401,303
9.9 22,899 17,790
Motorcycles
Bajaj Auto
199,251 187,711
-5.8 952,492 955,148
0.3 147,759 142,517
H-D Motor Company India Pvt Ltd.
472
492
4.2
2,307
2,176
-5.7
168
847
Hero MotoCorp Ltd.
513,886 526,658
2.5 2,959,192 2,811,421
-5.0 11,428 15,278
Honda Motorcycles & Scooters
179,472 147,229 -18.0 907,489 767,212 -15.5 9,685 11,172
India Kawasaki Motors Pvt. Ltd.
121
103 -14.9
682
578 -15.2
0
0
India Yamaha Motor Pvt. Ltd.
35,687 33,620
-5.8 177,198 171,770
-3.1 12,352 12,788
Mahindra Two Wheelers Ltd.
13,576
6,854 -49.5 71,332 29,306 -58.9
609 1,432
Royal Enfield(Unit of Eicher Ltd.)
27,540 43,741
58.8 152,666 229,538
50.4
480
750
Suzuki Motorcycle
9,364
9,496
1.4 24,284 48,516
99.8 2,321 3,886
Triumph Motorcycles (India)
105
101
-3.8
666
590 -11.4
0
0
TVS Motor
70,946 64,232
-9.5 343,020 348,136
1.5 20,681 26,146
Total
1,050,420 1,020,237
-2.9 5,591,328 5,364,391
-4.1 205,483 214,816
Mopeds
TVS Motor
69,233 54,559 -21.2 372,382 352,974
-5.2
736
696
Total
69,233 54,559 -21.2 372,382 352,974
-5.2
736
696
All Total
1,553,608 1,537,137
-1.1 8,148,250 8,118,668
-0.4 229,118 233,302
Source: Society of Indian Automobile Manufacturers (SIAM)
-84.5
-3.6
37.4
177.7
68.2
-22.3
34,905 36,964
5.9
39,939 45,973
15.1
0 10,447
1,842
3,988 116.5
4
665 16,525.0
1,451
4,595 216.7
12,117 19,598
61.7
90,258 122,230
35.4
-3.5 821,519 823,184
404.2
312
2,063
33.7 61,227 67,896
15.4 51,644 55,934
0
0
3.5 88,791 72,615
135.1
4,822
7,147
56.3
3,443
4,686
67.4
9,762 24,225
0
0
26.4 140,305 161,655
4.5 1,181,825 1,219,405
0.2
561.2
10.9
8.3
-18.2
48.2
36.1
148.2
15.2
3.2
-5.4
4,305
8,046
-5.4
4,305
8,046
1.8 1,276,388 1,349,681
86.9
86.9
5.7
表 3【9 月のメーカー別商用車販売実績】
Category
Sub-Category
Manufacturer
M&H Comm. Vehicles(CVs)*
A: Passenger Carriers
Ashok Leyland
Mahindra & Mahindra Ltd.
SML Isuzu Ltd.
Tata Motors Ltd
VE CVs-Eicher
Total
Domestic Sales
Export
September Change April-September Change September Change April-September Change
2014 2015
% 2014-15 2015-16 %
2014 2015
%
2014-15 2015-16
%
1,119 1,861
14
34
259 211
925 1,395
206 181
2,523 3,682
66.3 6,201 9,566
142.9
535
838
-18.5 2,250 2,254
50.8 6,764 7,878
-12.1 2,290 2,371
45.9 18,040 22,907
9
54.3 780
56.6
0
0.2
5
16.5 427
3.5
84
27.0 1,296
373
0
0
316
78
767
-52.2
-100.0
-26.0
-7.1
-40.8
3,063
2
12
1,737
121
4,935
2,652
8
10
2,078
328
5,076
-13.4
300.0
-16.7
19.6
171.1
2.9
B: Goods Carriers
AMW Motors Ltd.
220
50 -77.3 1,644
679 -58.7
0
0
0
Ashok Leyland
4,481 9,620 114.7 22,089 36,503
65.3 248 287
15.7 1,765
Mahindra and Mahindra Ltd.
180 511 183.9 1,507 2,173
44.2
10
37 270.0
37
SML Isuzu Ltd.
250 279
11.6 1,023 1,149
12.3
10
22 120.0
88
Tata Motors
9,479 14,520
53.2 49,664 64,279
29.4 1,029 993
-3.5 6,094
VE CVs-Eicher
1,752 2,309
31.8 9,792 11,023
12.6 154 267
73.4 1,938
VE CVs-Volvo
150 201
34.0
460
612
33.0
0
0
0
Total
16,512 27,490
66.5 86,179 116,418
35.1 1,451 1,606
10.7 9,922
Total M&HCVs
19,035 31,172
63.8 104,219 139,325
33.7 2,747 2,373
-13.6 14,857
LCVs
A: Passenger Carriers
Ashok Leyland Ltd.
11
43 290.9
221
363
64.3
1
25 2,400.0
44
Force Motors Ltd.
1,585 1,742
9.9 9,288 10,278
10.7
11
1
-90.9
147
Mahindra & Mahindra Ltd.
112 134
19.6 1,487 1,547
4.0
0
0
60
SML Isuzu Ltd.
162 163
0.6 2,029 1,919
-5.4
2
0 -100.0
7
Tata Motors
885 1,111
25.5 8,259 8,282
0.3 283 164
-42.0 1,370
VE Cvs-Eicher
272 299
9.9 2,891 3,461
19.7
41
78
90.2
459
Total
3,027 3,492
15.4 24,175 25,850
6.9 338 268
-20.7 2,087
B: Goods Carriers
Ashok Leyland
2,414 2,366
-2.0 11,052 12,723
15.1 113 134
18.6
697
Force Motors Ltd.
197 180
-8.6
975
783 -19.7
14
0 -100.0
24
Isuzu Motors India Pvt.
76 183 140.8
356
672
88.8
0
0
0
Mahindra & Mahindra Ltd.
14,865 13,751
-7.5 71,968 70,516
-2.0 1,739 2,273
30.7 9,864
Piaggio Vehicles Pvt. Ltd.
609 401 -34.2 3,026 2,228 -26.4
0
0
7
SML Isuzu Ltd.
160 338 111.3
627 1,359 116.7
16
19
18.8
39
Tata Motors
15,144 10,299 -32.0 74,455 57,826 -22.3 3,074 2,433
-20.9 12,971
VE Cvs-Eicher
551 663
20.3 2,663 3,313
24.4 116 172
48.3
696
Total
34,016 28,181 -17.2 165,122 149,420
-9.5 5,072 5,031
-0.8 24,298
Total LCVs
37,043 31,673 -14.5 189,297 175,270
-7.4 5,410 5,299
-2.1 26,385
Total Comm.
56,078 62,845
12.1 293,516 314,595
7.2 8,157 7,672
-5.9 41,242
* Diamler India Commercial Vehicles, Scania Commercial Vehiles & Volvo Buses data is not available
NA = Not Available
Source: Society of Indian Automobile Manufacturers (SIAM)
0
2,611
142
80
7,421
1,326
0
11,580
16,656
47.9
283.8
-9.1
21.8
-31.6
16.7
12.1
93
36
23
0
1,431
552
2,135
111.4
-75.5
-61.7
-100.0
4.5
20.3
2.3
922
26
0
13,599
0
81
15,096
799
30,523
32,658
49,314
32.3
8.3
37.9
-100.0
107.7
16.4
14.8
25.6
23.8
19.6
(了)
<「インド経済短信」に関するお問い合わせ先>
ジェトロ・ニューデリー事務所(担当:古屋、土屋)
4th Floor, EROS Corporate Tower, Nehru Place, New Delhi-110019
Phone: +91-11-41683006, Fax: +91-11-41683003, E-mail:[email protected]
※ジェトロは提供する情報および助言をできる限り正確にするように努力していますが、提
供した情報および助言の正確性の確認・ 採否はお客様の責任と判断で行って頂いています。
10