芝生化された小学校校庭における校庭利用と芝生維持管理に関する研究

2011/1/26 都市計画主専攻卒業研究最終発表
芝生化された小学校校庭における校庭利用と芝生維持管理に関する研究
査を行った.以下にその結果を示す.
筑波大学社会工学類都市計画専攻4年 200711320 河村瑞紀
指導教員:村上暁信
1. はじめに
このような校庭芝生化とその利用に関する課題に対し,校庭の適切
近年,子どもの生活行動の変化に伴って,身体を動かす機会や場が
な利用方法と芝生の入念な維持管理の問題は特に重要になると考えら
減少しており,運動不足や体力低下が大きな問題となっている 1).こ
れる.芝生の維持管理には芝刈り,施肥,散水など多くの労力と専門
のことから,普段の生活や遊びから多様な動作を経験し運動能力を高
的な知識が必要となる.実際に教職員のみで維持管理を行う場合,負
める時期にある児童にとって,身近な遊び場所である小学校の校庭で
担が大きいなどの声も挙がっている.そのような状況を踏まえ,近年
身体を動かすことの重要性は大きいといえる.
では地域やスポーツ少年団,PTA,学校が一体となった維持管理体制を
また,校庭は児童の利用だけでなく,地域の運動会や休日の校庭開
形成している事例もある 9).例えば東京都では,上記のような地域と
放におけるスポーツ少年団の活動でも利用されており,地域住民にと
学校の協働による維持管理体制を立ち上げている場合,補助金を助成
っても重要な役割を持っている.東京都の公立小学校では,約 85%
している 10).これは維持管理において,学校だけでなく地域や保護者
(2008 年時点)の小学校が年間を通じて毎週末に校庭を開放しており,
が協力することで,学校側の負担が軽減されることや持続的な維持管
スポーツ少年団や地域住民のスポーツ活動など地域スポーツ活動の場
理体制を確立できることなどのメリットがあるからだといえる.また,
となっている 2).地域スポーツ活動の中でも,多くの小学校に存在す
芝生の校庭を利用する際には,保護マットを使用することやゴールの
るスポーツ少年団は,全国で約 3 万 6000 団体にも及んでいる.そこで
位置を固定せず集中した利用を防ぐこと等の対策や最適な頻度での校
は,スポーツ活動を通じて,歓びや楽しさを体験すると共に,仲間と
庭利用が求められる.
の連帯感や協調性などを育むことが目的とされている 3).
児童や地域の活動の場となる校庭において,近年,小学校を中心と
以上より,芝生化された校庭においても児童の遊びや学校開放の際
のスポーツ少年団などの地域スポーツ活動における校庭利用の確保と,
して,環境学習への利用や体力向上を目的に校庭の一部または全面を
スポーツ少年団などを含む地域との協働による芝生維持管理体制の確
芝生化する学校が増えている.校庭芝生化は,1970 年代に文部省や東
立が今後求められるといえる.
京都などの自治体が芝生化への助成を行ったことにより各地に広まっ
しかし,児童の校庭利用に関する研究は見られるが,地域スポーツ
た.しかし,その後は維持管理の難しさなどから多くの校庭で芝生が
活動の校庭利用の実態は明らかにされておらず,また維持管理体制が
消滅し,芝生化の動きは一旦停滞した.1990 年代に入り,文部省だけ
校庭利用に与える影響について言及した研究はこれまで見当たらない.
でなく, J リーグによる「J リーグ百年構想」
(1996)をはじめ,様々
2.目的
な支援がみられるようになり,再びグラウンドや校庭,園庭の芝生化
そこで本研究では,芝生化された小学校校庭の維持管理におけるス
が進められるようになった 4).このような動きもあり,2000 年前後か
ポーツ少年団の役割とその校庭での活動を調査することで,校庭芝生
ら各地において校庭の芝生化が進み 5),2008 年時点で日本全国に芝生
化における芝生維持管理体制とスポーツ少年団の校庭利用の関係を明
の校庭を持つ学校は 1500 校以上に達している(文部科学省 企画・体
らかにすることを目的とした.
育課調)
.
維持管理については,主体の違いに着目し,その特徴を考察するこ
校庭の芝生化については,様々な効果が期待されている.効果の1
ととした.その後,スポーツ少年団の校庭での活動に維持管理体制が
つ目として教育上の効果が挙げられる.具体的には児童のスポーツ活
どのような影響を及ぼしているのかを分析することとした.
動の多様性や安全性の向上,環境教育の生きた教材として活用が可能
3.対象地
であることなどの効果が挙げられている 6).実際の校庭での児童の活
本研究では,東京都内の校庭の芝生化(天然芝)面積の広い小学校
動に焦点を当てた研究では,校庭に芝生があることによって児童が校
を対象とした.東京都では,
『10 年後の東京』11)で校庭芝生化を推奨
庭で遊ぶ頻度が高くなったことや,遊ぶ動作の種類が多様になること
している.2001 年から 2009 年において校内芝生化(人工芝を含む)
7)
が報告されている .2つ目として,地域スポーツ活動の活性化も期
を実施した公立小学校は 145 校にのぼり(東京都環境局 HP『校庭芝生
待される効果として挙げられている。芝生化された校庭を使った地域
化実施校一覧』
:2010 年時点)
,全国と比べ多くなっている.また,学
の幼児から高齢者までの様々なスポーツの安全かつ快適な実施が望ま
校開放を行っている学校が多く,
スポーツ少年団の活動も盛んである.
れている.
一方,校庭芝生化の課題として,管理の手間や費用,踏圧による芝
生の裸地化などを懸念する声も少なくない.また,児童の遊びにおい
ても,校庭の芝生化によりボール遊びが規制されることや芝生化され
た校庭では見られなくなった遊びも報告されている 8).このように,
全 145 校のうち,芝生化(天然芝)面積の広く,入念な維持管理を
必要とする 47 校の小学校を本研究では分析対象とした.
4.手法
東京都内の校庭芝生化を実施した小学校 47 校にアンケート用紙を
配布して回答を求め,31 校から回答が得られた。
過度の踏圧による裸地化の可能性や校庭利用頻度の減少,校庭での活
アンケート用紙は,予備調査の結果を踏まえて,芝生化概要,学校
動内容の制限など,校庭の芝生化と校庭利用に関して,取り組むべき
時間における校庭利用,スポーツ少年団の校庭利用,維持管理体制,
課題が挙げられている 9).
芝生化実施以前の協議・会合の5項目について質問項目を作成し,調
また,スポーツ少年団の活動の制限の内容については,多くの小学
5.結果・考察
校で同様の項目が見られ,スパイクの禁止やピッチャーマウンドなど
5-1.校庭芝生化概要
に保護マットをひくこと,大人のキックの禁止,ゴールの固定位置で
一人当たりの芝生化面積は,10 ㎡未満の小学校がほとんどであった.
踏圧による芝生へのダメージを考慮し,一人当たりの芝生面積を 10
の使用をやめるなどが挙げられた.
5-4.協議・会合
㎡以上確保することが有効であると言われている.調査実施校におけ
表5に協議・会合の有無を示す.表5より 31 校のうち 18 校で協議・
る一人当たりの芝生面積が小さいが,芝生の状態は良好であり,入念
会合が行われ,12 校では行われなかったことがわかる.協議・会合の
な維持管理によって芝生の状態が保たれていると考えられる.また,
頻度としては,最も多い場合として週 1 回,最も少ない場合として年
一部ダスト舗装を残している小学校やトラック内のみ芝生化を実施し
1 回となっており,学校による差が見られた.また,スポーツ少年団
ている小学校も見られた.芝生の種類は,多くの小学校でティフトン
が維持管理を行う場合,13 校中 11 校が協議・会合を行っていた.ス
とペレニアルライグラスのオーバーシードであった.
ポーツ少年団を含む協議・会合が行われた 7 校の小学校を表6に示す.
5-2.維持管理体制
主な参加者としては学校関係者,PTA,スポーツ少年団,地域などであ
維持管理体制の作業別主体を表したものを表1に示す.
散水,
施肥,
り,芝生の維持管理や利用に関して話し合われていた.
補修作業においては専門的な知識も必要となり,教職員や専門業者が
以上より,協議・会合が全体として約半数行われているのに対し,
担う場合がほとんどであった.一方で,多大な労力を必要とする芝刈
スポーツ少年団が維持管理を行う場合,高い確率で協議・会合が行わ
り・雑草抜きは,教職員や専門業者の他に,児童,PTA,スポーツ少年
れていた.スポーツ少年団は学校外の地域スポーツ活動であるため学
団,その他団体など複数の主体が作業を担っていた.また,維持管理
校との話し合いが重要であることが推察される.また,7 校中 6 校は
体制を主体別に分類したものを表2に示す.31 校中 15 校の小学校で
参加者に地域住民を含んでおり,スポーツ少年団が維持管理を行う場
教職員,児童,PTA,専門業者が維持管理体制の主体であった.学校関
合は,地域との結びつきが強いことが示唆される.
係者と専門業者のみで維持管理を行っている場合が約半数であり,学
6.結論
校側に負担がかかっていることがわかった.また 31 校のうち,スポー
現在,教職員や PTA などによる維持管理体制の場合が多く,教職員
ツ少年団が校庭利用している小学校は 24 校あり,その中で,上記の学
の負担が大きい.このように,スポーツ少年団が維持管理を行わない
校関係者,専門業者に加え,スポーツ少年団が維持管理を担っている
場合には,教職員の負担が過大になる場合がある.また,スポーツ少
学校は,13 校であった.スポーツ少年団が存在する小学校のうち半数
年団の校庭利用においては,活動頻度が減る場合がある.
以上の小学校においてスポーツ少年団が維持管理に行っていた.
一方,スポーツ少年団が維持管理を行う場合では,校庭での活動頻
また,表1よりスポーツ少年団の作業内容は,多くの場合芝刈り・
度が芝生化以前と変わらない又は増え,スポーツ少年団の校庭利用が
雑草抜きを担っており,散水,施肥,補修作業,目土を行っている場
確保されている.この際,協議・会合に地域住民も参加し,維持管理
合が数件見られた.表3にスポーツ少年団が行う芝刈り・雑草抜きの
や芝生の利用について話し合われており,地域と学校との結びつきが
作業人数,時間,頻度を示した.サッカー,野球など 2 団体が,1 回
強いことが,スポーツ少年団が維持管理を行う際に重要になるのでは
20~30 人程度で約 30 分~1 時間,
月に 1,2 回行っている場合が多かっ
ないか.
た.
芝刈り・雑草抜きに着目した場合の主体別の作業時間割合を図1,
2に示す.図1より,スポーツ少年団が芝刈り・雑草抜きを行うこと
で,教職員の負担時間割合は 25%以下になっている.一方で,図2よ
引用文献
りスポーツ少年団が芝刈り・雑草抜きを行わない場合,教職員負担時
1.
間割合が25%以上になっている小学校が14校中6校ある.
特に,
ID 20,
2.
24,27 の小学校では教職員の負担が多大になっていた.
3.
5-3.スポーツ少年団の校庭利用
スポーツ少年団の活動は,
多くの小学校でサッカーと野球であった.
4.
多くの小学校で週 1,2 回,1 回約 3,4 時間の活動が行われていた.
5.
スポーツ少年団の芝生化以前と以後を比較した校庭利用の変化をスポ
6.
ーツ少年団の団体数で表したものを表4に示す.スポーツ少年団が維
7.
持管理を行う場合,活動頻度が 3 団体で増え,18 団体で変わらず,1
団体で減った.一方,スポーツ少年団が維持管理を行わない場合,活
8.
動頻度が 9 団体で変わらず,3 団体で減った.以上より,維持管理を
9.
行っている場合,校庭での活動頻度が芝生化以前と変わらない又は増
10.
11.
えたという回答が多く,校庭利用が確保されていることがわかった.
また,活動頻度が減る場合,維持管理を行っていない場合が多くなっ
ていた.
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2011/1/26 都市計画主専攻卒業研究最終発表
表 1 維持管理作業別主体
芝刈り・雑草抜き
小学校ID
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
教職員
児童
24
○
6
3
9
10
2
1
3
4
20
○
24
PTA
3
○
40
5
60
5
60
23
17
○
○
20
○
スポーツ少年団
40
80
90
80
25
12
80
5
専門業者
その他
教職員
○
4
50
18.75
30
教職員
児童
PTA
施肥
スポーツ少
年団
20
4
0.5
0.45
2
20
3
○
近隣高校生徒80
○
○
○
地域1
○
○
GK○
○
2
0.5
地域○
1.5
その他
0.125
○
教職員
児童
PTA
補修作業
スポーツ少
年団
専門業者
その他
教職員
4
○
○
0.25
4
14
10
2
5
0.25
○
20
100
芝生ボランティア60
15
10
60
30
○
80
14
10
専門業者
その他
点検1
入れ替え0.5
2
○
地域○
種まき○
○
1
○
○
○
○
○
1
1
○
種まきなど4
○
30
60
125
その他
スポーツ少
年団
PTA
ロープ張り9
4
地域0.5
児童
種まき○
○
24
○
専門業者
○
4
○
○
2
4
14
6
0.5
1.25
3
○
○
メンテナンス
6
10
12
60
2
6
1
8
40
その他
○
○
2
4
14
3
専門業者
○
0.25
3.75
20
54
○
児童
散水
スポーツ少
PTA
年団
○
1
GP10
芝生化応援団○
個人○
○
○
○
○
2
○
○
1
2
2
1.5
○
○
10
0.75
○
○
○
機械メンテナンス○
○
○
○
1
○
○
1
目土5
種まき36
入れ替え○
目土15 エアレーション○
○
○
1
○
○
1
10
○
○
○
○
○
○
○
12
○
○
20
24
○
○
*数字は、作業人数×作業時間(時間)×作業頻度(月○回)により算出し、ひと月あたり一人で作業を行った場合にかかる時間を示す。
*○は、作業に携わっているが数値が未記入であったものを示す。
芝生ボランティア○
GP2
○
1
種まき○
○
○
2.5
6
表4 スポーツ少年団の維持管理と校庭利用変化
表2 維持管理体制とスポーツ少年団の校庭利用
スポーツ少年団の校庭利用
維持管理体制
あり
なし
学校関係者,専門業者
9
6
学校関係者,専門業者,その他団体
2
1
学校関係者,専門業者,スポーツ少年団
13
0
計24校
計7校
校庭利用
スポーツ少年団
が維持管理を
計15校
計3校
計13校
合計31校
1
9
12
13
15
19
21
23
26
28
30
31
芝刈り・雑草抜き
スポーツ少年団
人数(人)
時間(時間)
頻度(回/月)
サッカー
-
-
使用後
野球
-
-
使用後
サッカー
3
0.5
1
野球
3
0.5
1
サッカー
30
0.5
2
野球
20
0.5
2
サッカー
30
1.5
0.25
陸上
20
1.5
0.25
サッカー
5
1.5
2
野球
5
1.5
2
野球
-
0.5
使用後
サッカー・野球・その他
40
1.5
1
サッカー
10
1
1
野球
20
0.5
2
サッカー
10
0.5
2
サッカー
10
1
0.7
野球
10
1
0.7
サッカー
10
1
0.25
野球
10
1
0.25
サッカー
2
1
6
野球
2
1
6
減った
1
3
計4団体
不明
1
1
計2団体
計23団体
計13団体
計36団体
表5 維持管理体制と協議会合の有無
表3 スポーツ少年団の芝刈り・雑草抜き作業概要
小学校ID
行う
行わない
増えた 変わらない
3
18
0
9
計3団体 計27団体
図1 芝刈り・雑草抜きの作業時間割合(スポーツ少年団あり)
維持管理主体
校庭利用
協議・会合あり
協議・会合なし 未記入
学校, 専門業者
校庭利用
3
3
しない(7校) 学校,専門業者,その他団体
0
1
学校,専門業者
3
5
1
学校,専門業者,スポーツ少年団
11
2
校庭利用
スポ少含む 7
する(24校)
スポ少含まない 2
含むか不明 2
学校,専門業者,その他団体
1
1
計18校
計12校
計1校
計6校
計1校
計9校
計13校
計2校
合計31校
表6 スポーツ少年団を含む協議・会合の概要
小学校ID
1
9
19
23
26
28
図2 芝刈り・雑草抜きの作業時間割合(スポーツ少年団なし)
31
回数 参加者
PTA,地域,
-
スポーツ少年団
年3回
教職員,PTA,地域,
スポーツ少年団
話し合った内容
-
2007年8月
芝生の管理について
地域,スポーツ少年団,
月1回 市教育委員会,
維持管理について
グリーンクラブ
芝刈り日程確認、実施報
教職員,PTA,地域,
2.5回
告、
スポーツ少年団
芝生の活用等
教職員,スポーツ少年
3回 団,
グリーンサポート隊
月1回
PTA,地域,
スポーツ少年団
教職員,地域,
- スポーツ少年団,
行政,業者
2009年9月,2010年2月,11
月
校庭芝生の団体開放
芝生管理について、
イベントについて
管理の進め方など