Informatica MDM Multidomain Edition - 10.1.0

Informatica MDM Multidomain Edition
(バージョン 10.1.0)
Oracle 用のバージョン
9.5.0
Informatica MDM Multidomain Edition Oracle 用のバージョン 9.5.0
バージョン 10.1.0
2015 年 11 月
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Data Exchange、Informatica On Demand、Informatica Identity Resolution、Informatica Application Information Lifecycle Management、Informatica Complex
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www.asm.ow2.org/license.html、http://www.cryptix.org/LICENSE.TXT、http://hsqldb.org/web/hsqlLicense.html、http://httpunit.sourceforge.net/doc/
license.html、http://jung.sourceforge.net/license.txt、http://www.gzip.org/zlib/zlib_license.html、http://www.openldap.org/software/release/
license.html、http://www.libssh2.org、http://slf4j.org/license.html、http://www.sente.ch/software/OpenSourceLicense.html、http://fusesource.com/
downloads/license-agreements/fuse-message-broker-v-5-3-license-agreement、http://antlr.org/license.html、http://aopalliance.sourceforge.net/、http://
www.bouncycastle.org/licence.html、http://www.jgraph.com/jgraphdownload.html、http://www.jcraft.com/jsch/LICENSE.txt、http://jotm.objectweb.org/
bsd_license.html に基づいて許諾されたソフトウェアが含まれています。http://www.w3.org/Consortium/Legal/2002/copyright-software-20021231、http://
www.slf4j.org/license.html、http://nanoxml.sourceforge.net/orig/copyright.html、http://www.json.org/license.html、http://forge.ow2.org/projects/
javaservice/、http://www.postgresql.org/about/licence.html、http://www.sqlite.org/copyright.html、http://www.tcl.tk/software/tcltk/license.html、http://
www.jaxen.org/faq.html、http://www.jdom.org/docs/faq.html、http://www.slf4j.org/license.html、http://www.iodbc.org/dataspace/iodbc/wiki/iODBC/
License、http://www.keplerproject.org/md5/license.html、http://www.toedter.com/en/jcalendar/license.html、http://www.edankert.com/bounce/index.html、
http://www.net-snmp.org/about/license.html、http://www.openmdx.org/#FAQ、http://www.php.net/license/3_01.txt、http://srp.stanford.edu/license.txt、
http://www.schneier.com/blowfish.html、http://www.jmock.org/license.html、http://xsom.java.net、http://benalman.com/about/license/、https://github.com/
CreateJS/EaselJS/blob/master/src/easeljs/display/Bitmap.js、http://www.h2database.com/html/license.html#summary、http://jsoncpp.sourceforge.net/
LICENSE、http://jdbc.postgresql.org/license.html、http://protobuf.googlecode.com/svn/trunk/src/google/protobuf/descriptor.proto、https://github.com/
rantav/hector/blob/master/LICENSE、http://web.mit.edu/Kerberos/krb5-current/doc/mitK5license.html、http://jibx.sourceforge.net/jibx-license.html、
https://github.com/lyokato/libgeohash/blob/master/LICENSE、https://github.com/hjiang/jsonxx/blob/master/LICENSE、https://code.google.com/p/lz4/、
https://github.com/jedisct1/libsodium/blob/master/LICENSE、http://one-jar.sourceforge.net/index.php?page=documents&file=license、https://github.com/
EsotericSoftware/kryo/blob/master/license.txt、http://www.scala-lang.org/license.html、https://github.com/tinkerpop/blueprints/blob/master/
LICENSE.txt、http://gee.cs.oswego.edu/dl/classes/EDU/oswego/cs/dl/util/concurrent/intro.html、https://aws.amazon.com/asl/、https://github.com/twbs/
bootstrap/blob/master/LICENSE、および https://sourceforge.net/p/xmlunit/code/HEAD/tree/trunk/LICENSE.txt。
本製品には、Academic Free License(http://www.opensource.org/licenses/afl-3.0.php)、Common Development and Distribution License(http://
www.opensource.org/licenses/cddl1.php)、Common Public License(http://www.opensource.org/licenses/cpl1.0.php)、Sun Binary Code License Agreement
Supplemental License Terms、BSD License(http:// www.opensource.org/licenses/bsd-license.php)、BSD License(http://opensource.org/licenses/BSD-3Clause)、MIT License(http://www.opensource.org/licenses/mit-license.php)、Artistic License(http://www.opensource.org/licenses/artistic-license-1.0)、
Initial Developer’s Public License Version 1.0(http://www.firebirdsql.org/en/initial-developer-s-public-license-version-1-0/)に基づいて許諾された
ソフトウェアが含まれています。
本製品には、ソフトウェア copyright (C) 2003-2006 Joe WaInes, 2006-2007 XStream Committers が含まれています。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソ
フトウェアに関する許諾および制限は、http://j.org/license.html にある使用条件に従います。本製品には、Indiana University Extreme! Lab によって開発された
ソフトウェアが含まれています。詳細については、http://www.extreme.indiana.edu/を参照してください。
本製品には、ソフトウェア Copyright (C) 2013 Frank Balluffi and Markus Moeller が含まれています。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに
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特許については、https://www.informatica.com/legal/patents.html を参照してください。
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証などを含めて、一切の明示的および黙示的保証の責任を負いません。Informatica LLC では、本ソフトウェアまたはドキュメントに誤りのないことを保証していませ
ん。本ソフトウェアまたはドキュメントに記載されている情報には、技術的に不正確な記述や誤植が含まれる場合があります。本ソフトウェアまたはドキュメントの
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NOTICES
この Informatica 製品(以下「ソフトウェア」)には、Progress Software Corporation(以下「DataDirect」)の事業子会社である DataDirect Technologies からの特
定のドライバ(以下「DataDirect ドライバ」)が含まれています。DataDirect ドライバには、次の用語および条件が適用されます。
1.DataDirect ドライバは、特定物として現存するままの状態で提供され、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示
もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受
けるものとします。
2.DataDirect または第三者は、予見の有無を問わず発生した ODBC ドライバの使用に関するいかなる直接的、間接的、偶発的、特別、あるいは結果的損害に対し
て責任を負わないものとします。本制限事項は、すべての訴訟原因に適用されます。訴訟原因には、契約違反、保証違反、過失、厳格責任、詐称、その他の不
法行為を含みますが、これらに限るものではありません。
Part Number: MDM-UGB-101000-0001
目次
序文............................................................ 9
Informatica のリソース. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
Informatica マイサポートポータル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
9
Informatica マニュアル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
Informatica 製品可用性マトリックス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
Informatica の Web サイト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
10
Informatica How-To ライブラリ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Informatica ナレッジベース. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Informatica サポートの YouTube チャンネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Informatica Marketplace. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Informatica Velocity. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
Informatica グローバルカスタマサポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
10
第 1 章 : アップグレードの概要................................. 12
Informatica MDM Multidomain Edition のアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
アップグレードプロセス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
BPM アダプタのアップグレードオプション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
14
アップグレードの記録. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
第 2 章 : アップグレードする前に............................... 16
リリースノートの確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
インストーラファイルの抽出. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
アップグレード制限の確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
17
システム要件の確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
アップグレードドキュメントフォルダの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
LANG 環境変数の値の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
18
アプリケーションサーバーのメモリの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
JAVA_HOME 環境変数の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
18
JBoss 管理ポートの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
WebSphere のプロパティの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
レコードを含むステージングテーブルでのロードジョブの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
オペレーショナルリファレンスストアユーザーに対する SYS.V_$PARAMETER の選択権限の付与. . . .
21
Informatica MDM Hub データベースデバッグログの有効化. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
デバッグログの有効化オペレーショナル参照ストアデータベースでの. . . . . . . . . . . . . . . . . 21
実装のバックアップ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
スキーマのバックアップ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
カスタマイズの登録またはバックアップ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
カスタマイズしたクレンジングエンジン設定ファイルのバックアップ. . . . . . . . . . . . . . . . . 22
メタデータの検証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
メタデータの検証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
4
目次
検証結果の保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
23
MDM Hub 環境レポートの確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
MDM Hub 環境レポートの保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
元のスキーマ所有者によるオペレーショナルリファレンスストアの登録. . . . . . . . . . . . . . . . . .
24
カラム名での予約語使用の回避. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
26
レジスタのインデックス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
マッチポピュレーションの要求. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
27
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
サンプルの Informatica プラットフォームのプロパティファイル. . . . . . . . . . . . . . . . . . .
33
第 3 章 : ActiveVOS アップグレード前タスク..................... 39
ActiveVOS アップグレード前タスクの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
39
JBoss 環境での管理者ユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
39
WebSphere 環境での管理者ユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
40
WebLogic 環境での管理者ユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
安全な ActiveVOS 通信のための JBoss の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
41
安全な ActiveVOS 通信のための WebSphere の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
WebSphere 環境での安全なプロファイルの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
42
第 4 章 : Hub ストアのアップグレード........................... 43
Hub ストアのアップグレードの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
データベースを英語以外のロケールに設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
Verbose モードでの MDM Hub マスタデータベースのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
44
サイレントモードでの MDM Hub マスターデータベースのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . .
46
Verbose モードでのオペレーショナル参照ストアデータベースのアップグレード. . . . . . . . . . . . . 47
サイレントモードでのオペレーショナル参照ストアデータベースのアップグレード. . . . . . . . . . . 49
アップグレードスクリプトが正常に実行されたことの確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
Hub Store のアップグレードのトラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
第 5 章 : Hub サーバーのアップグレード......................... 52
Hub サーバーのアップグレードの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
52
グラフィカルモードでの Hub サーバーのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
52
コンソールモードでの Hub サーバーのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
サイレントモードでの Hub サーバーのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
プロパティファイルの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
57
サイレントアップグレードの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
アップグレードドキュメントフォルダへの Hub サーバーのログファイルのコピー. . . . . . . . . . . .
60
Hub Server のアップグレードの再適用(オプション). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
61
Hub サーバーのアップグレードのトラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
61
第 6 章 : プロセスサーバーのアップグレード.................... 63
Process サーバーアップグレードの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
グラフィカルモードでのプロセスサーバーのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
目次
5
コンソールモードでのプロセスサーバーのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
サイレントモードでのプロセスサーバーのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
プロパティファイルの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
67
プロセスサーバーのサイレントアップグレードの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68
AddressDoctor 5 統合へのアップグレード手順. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
69
一致ポピュレーションの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71
一致ポピュレーションの有効化. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
71
アップグレードドキュメントディレクトリへのプロセスサーバーのログファイルのコピー. . . . . . . 73
プロセスサーバーのアップグレードの再適用(オプション). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
プロセスサーバーのアップグレードのトラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 74
第 7 章 : リソースキットのアップグレード...................... 77
リソースキットのアップグレードの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 77
リソースキットのアンインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
77
リソースキットのインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
78
第 8 章 : アップグレードした後に............................... 82
プロパティファイルのアプリケーションサーバー設定の更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
MDM Hub 環境の再起動. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
83
アプリケーションサーバーの再起動. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
83
MDM Hub 環境のトラブルシューティング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 83
廃止されたオブジェクトの参照の更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
odjbc6 JAR ファイルの削除. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
WebSphere 管理セキュリティの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
オペレーショナルリファレンスストアの登録解除. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
EAR ファイルのアンインストールおよびデータソースの削除. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
WebSphere 管理コンソールでの WebSphere 管理セキュリティの有効化. . . . . . . . . . . . . . . . . 86
Hub サーバーとプロセスサーバーのプロパティの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
Hub サーバーの PostInstallSetup スクリプトの手動実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
プロセスサーバーの PostInstallSetup スクリプトの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
87
オペレーショナルリファレンスストアの登録. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
マッチトークンの再生成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
マッチトークンの生成バッチジョブの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 92
アップグレードされたメタデータの検証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
メタデータの検証. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
検証結果の保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
93
メタデータ検証メッセージの解決. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
アップグレード後の MDM Hub 環境レポートの確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
MDM Hub 環境レポートの保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
プロキシユーザーの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 95
プロキシユーザーを使ったオペレーショナルリファレンスストアの再登録. . . . . . . . . . . . . . . . . 96
EJB プロトコルのための SiperianClient ライブラリクラスのアップグレード. . . . . . . . . . . . . . . 98
MDM Hub データベースデバッグログの無効化. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
6
目次
Informatica プラットフォームのロギングの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
アップグレードテスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
Informatica Data Director のアップグレードテスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
MDM Hub アップグレードテスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100
カスタムコードのアップグレードのテスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
100
Informatica Data Director および Hub サーバーのプロパティ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
100
第 9 章 : アプリケーションサーバー用の ActiveVOS アップグレー
ド後タスク.................................................... 102
JBoss の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
102
JBoss 環境での ActiveVOS セキュリティドメインの編集. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 102
JBoss 環境での信頼されたユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
WebLogic の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
104
WebLogic 環境での信頼されたユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
104
安全な ActiveVOS 通信のための WebLogic の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 104
デフォルトのセキュリティレルムの編集. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 104
ActiveVOS ロールの追加. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105
グループの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105
ユーザーの追加. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105
abTaskClient ロールの編集. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 106
WebSphere の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
106
WebSphere 環境での信頼されたユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 106
安全なプロファイルへのユーザーとグループの追加. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 107
第 10 章 : ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグ
レード後タスク................................................ 108
ActiveVOS 用の MDM Identity Service の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 108
ビジネスエンティティワークフローアダプタの ActiveVOS URN の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 109
ActiveVOS プロトコルの HTTPS への設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 109
複合オブジェクトベースの ActiveVOS アダプタのタスク設定の更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
110
ビジネスエンティティワークフローアダプタのタスクトリガの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
111
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
112
カスタマイズしたビジネスエンティティの ActiveVOS ワークフローの更新. . . . . . . . . . . . . 112
エンティティ 360 フレームワークのデフォルト承認ワークフローの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . 114
Siperian BPM から ActiveVOS への移行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 115
Siperian ワークフローアダプタの IDD 構成の更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 115
タスクの割り当ての設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 116
プライマリワークフローエンジンの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルの生成. . . . . . . . . . . . 118
第 11 章 : サブジェクト領域アダプタ用の ActiveVOS アップグレー
ド後タスク.................................................... 119
ActiveVOS URN の更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 119
目次
7
ActiveVOS の信頼されたユーザーの確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 120
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフローの Informatica Data Director タスク設定の
更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 120
サブジェクト領域ベースの ActiveVOS アダプタの IDD 設定の更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 121
サブジェクト領域ワークフローアダプタのタスクトリガの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
121
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
123
カスタマイズしたサブジェクト領域の ActiveVOS ワークフローの更新. . . . . . . . . . . . . . . . 123
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフローの再デプロイ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 124
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルの生成. . . . . . . . . . . . 124
付録 A : 既存の ActiveVOS タスクの処理........................ 126
既存の ActiveVOS タスクの処理の概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 126
移行スクリプトの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
付録 B : アップグレードチェックリスト........................
126
129
Oracle 用のバージョン 9.5.0. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 129
Oracle 用のバージョン 9.5.0. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130
Oracle 用のバージョン 9.5.0. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130
索引.......................................................... 132
8
目次
序文
『Informatica MDM Multidomain Edition Upgrade Guide』へようこそ。このガイドでは、Informatica MDM
Hub の実装を最新バージョンにアップグレードする方法について説明します。現在インストールされているバ
ージョンの『Informatica MDM Multidomain Edition Upgrade Guide』を使用してください。
このガイドは、Informatica MDM Hub の実装のアップグレードを担当する技術者を対象としています。
Informatica のリソース
Informatica マイサポートポータル
Informatica のユーザーは、最初に Informatica マイサポートポータル
(https://mysupport.informatica.com)から Informatica にアクセスします。マイサポートポータルは、大規
模なオンラインデータ統合コラボレーションプラットフォームであり、全世界で 10 万人を超える Informatica
の顧客およびパートナーが利用しています。
メンバーは以下の操作を行うことができます。
•
1 つの場所からすべての Informatica のリソースにアクセスできます。
•
自分のサポート事例を確認できます。
•
ナレッジベースや製品マニュアルを検索したり、入門ドキュメントを参照したり、サポートビデオを視聴し
たりできます。
•
最寄りの Informatica ユーザーグループネットワークを検索して、他のユーザーと共同作業を行えます。
Informatica マニュアル
Informatica マニュアルチームは、正確で役に立つマニュアルの作成に努めています。このマニュアルに関す
る質問、コメント、ご意見の電子メールの送付先は、Informatica マニュアルチーム
([email protected])です。 お客様のフィードバックは、マニュアルの改良に利用させて
いただきます。コメントに返信をご希望のお客様は、その旨をお知らせください。
マニュアルチームは、必要に応じてマニュアルを更新します。製品の最新のマニュアルを入手するには、
https://mysupport.informatica.com から製品マニュアルにアクセスします。
Informatica 製品可用性マトリックス
製品可用性マトリックス(PAM)には、製品リリースでサポートされるオペレーティングシステム、データベー
スなどのデータソースおよびターゲットが示されています。PAM は、Informatica My Support ポータル
(https://mysupport.informatica.com)でアクセスできます。
9
Informatica の Web サイト
Informatica 社の Web サイトは、https://www.informatica.com からアクセスできます。このサイトでは、
Informatica 社の概要と沿革、今後のイベント、営業拠点などの情報を提供しています。また、製品情報やパ
ートナー情報も提供しています。サービス関連のページには、テクニカルサポート、トレーニングと教育、お
よび実装に関するサービスの重要な情報を掲載しています。
Informatica How-To ライブラリ
Informatica のユーザーとして、Informatica How-To ライブラリ(https://mysupport.informatica.com)に
アクセスできます。How-To Library は、Informatica の製品および機能についての詳細を確認できるリソース
のコレクションです。一般的な問題に対するソリューションを提供したり、機能や動作を比較したり、特定の
実際のタスクを実行するための方法を示したりする記事やインタラクティブなデモンストレーションが含まれ
ています。
Informatica ナレッジベース
Informatica のユーザーとして、Informatica ナレッジベース(https://mysupport.informatica.com)にアク
セスできます。この Knowledge Base を利用して、Informatica 製品に関する既知の技術的問題の解決策を検索
することができます。また、FAQ(よくある質問)の答え、技術的ホワイトペーパー、技術的なヒントも得られ
ます。Knowledge Base に関する質問、コメント、ご意見の電子メールの送付先は、Informatica ナレッジベー
スチーム([email protected])です。
Informatica サポートの YouTube チャンネル
http://www.youtube.com/user/INFASupport で Informatica サポートの YouTube チャンネルにアクセスできま
す。Informatica サポートの YouTube チャンネルでは、特定のタスクを実行するソリューションについてのビ
デオを用意しています。Informatica サポートの YouTube チャンネルに関する質問、コメント、またはアイデ
アがある場合は、サポート YouTube チームに電子メール([email protected])を送信するか、
または@INFASupport でツイートしてください。
Informatica Marketplace
情報マーケットプレースは、開発者とパートナーがデータ統合実装を増幅、拡張、強化するソリューションを
共有するためのフォーラムです。マーケットプレースにある何百ものソリューションを利用して、プロジェク
トで実装にかかる時間を短縮したり、生産性を向上させたりできます。Informatica Marketplace には、
http://www.informaticamarketplace.com からアクセスできます。
Informatica Velocity
https://mysupport.informatica.com で Informatica Velocity にアクセスできます。数多くのデータ管理プ
ロジェクトの実世界での経験から開発された Informatica Velocity は、世界中の組織と協力して優れたデー
タ管理ソリューションの計画、開発、展開、および維持を行ってきた弊社コンサルタントの知識の集合体を表
しています。Informatica Velocity についての質問、コメント、またはアイデアがある場合は、
[email protected] から Informatica プロフェッショナルサービスにお問い合わせください。
Informatica グローバルカスタマサポート
電話またはオンラインサポートからカスタマサポートセンターに連絡できます。
オンラインサポートのご利用には、ユーザー名とパスワードが必要です。http://mysupport.informatica.com
から、ユーザー名とパスワードが入手できます。
10
序文
Informatica グローバルカスタマサポートの電話番号は、Informatica の Web サイト
http://www.informatica.com/us/services-and-training/support-services/global-support-centers/に掲
載されています。
はじめに
11
第 1 章
アップグレードの概要
この章では、以下の項目について説明します。
•
Informatica MDM Multidomain Edition のアップグレード, 12 ページ
•
アップグレードプロセス, 13 ページ
•
BPM アダプタのアップグレードオプション, 14 ページ
•
アップグレードの記録, 15 ページ
Informatica MDM Multidomain Edition のアップグレ
ード
Informatica MDM Hub は Hub サーバー、プロセスサーバー、Hub ストアで構成されます。 Hub ストアは、1 つ
の MDM Hub マスターデータベースと 1 つ以上のオペレーショナル参照ストアで構成されます。これらの各コン
ポーネントをアップグレードする必要があります。
インストールされている Informatica MDM Hub バージョンに該当するアップグレード手順に従います。インス
トールされているバージョンを特定するには、MDM Hub コンソールで[ヘルプ] > [概要]をクリックしま
す。[インストールの詳細]をクリックして、リリース名カラムのバージョンを書き留めます。
以下の表に、アップグレード可能な製品バージョンを示します。
12
現在のバージョン
アップグレードパス
Informatica MDM Multidomain
Edition バージョン 10.0.0 および任意
の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition バージョン 9.7.1 および任意
の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition バージョン 9.7.0
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition バージョン 9.6.1
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition バージョン 9.6.0
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
現在のバージョン
アップグレードパス
Informatica MDM Multidomain
Edition for Oracle バージョン 9.5.1
および任意の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition for Oracle バージョン 9.5.0
および任意の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition for Oracle バージョン 9.1.0
および任意の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Informatica MDM Multidomain
Edition for IBM DB2 バージョン
9.0.2 および任意の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 へのアップグレードの詳細については、
Informatica グローバルカスタマサポートにお問い合
わせください。
Informatica MDM Multidomain
Edition for IBM DB2 バージョン
9.0.1 および任意の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 へのアップグレードの詳細については、
Informatica グローバルカスタマサポートにお問い合
わせください。
Informatica MDM Multidomain
Edition for Oracle 9.0.1 および任意
の HotFix レベル
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 に直接アップグレードできます。
Oracle 用の 9.0.1 より前のバージョン
Informatica MDM Multidomain Edition バージョン
10.1.0 へのアップグレードの詳細については、
Informatica グローバルカスタマサポートにお問い合
わせください。
アップグレードプロセス
プロダクション環境でアップグレードする前に開発環境でアップグレードを実行します。アップグレードガイ
ドに記載されているアップグレードプロセスに従います。
プロダクション環境をアップグレードする前に、開発環境においてプロダクションデータのサンプルコピーで
事前アップグレードを実行します。開発環境のアップグレードをテストします。開発環境でアップグレードの
問題を特定および解決してから、プロダクション環境をアップグレードします。Informatica MDM Hub 実装は、
開発環境、テスト環境、プロダクション環境など、さまざまな運用環境に対応しています。Informatica MDM
Multidomain Edition をアップグレードする際は、各環境をアップグレードする必要があります。
アップグレードプロセスは以下のフェーズで構成されます。
1.
アップグレード前のタスクを実行して、Hub サーバーのインストーラ、プロセスサーバーのインストーラ、
および Hub ストアアップグレードスクリプトを正常に実行できることを確認します。
2.
Hub ストアをアップグレードします。Hub ストアをアップグレードするには、スクリプトを実行して MDM
Hub マスターデータベースおよびオペレーショナルリファレンスストアのデータベースをアップグレード
します。
アップグレードプロセス
13
3.
Hub サーバーをアップグレードします。Hub サーバーをアップグレードするには、Hub サーバーのインスト
ーラを実行してアップグレードオプションを選択します。アップグレードウィザードによって Hub サーバ
ーのファイルがインストールされ、Hub サーバーが設定されます。
4.
プロセスサーバーをアップグレードする。プロセスサーバーをアップグレードするには、プロセスサーバ
ーのインストーラを実行してアップグレードオプションを選択します。 アップグレードウィザードによっ
てプロセスサーバーのファイルがインストールされ、プロセスサーバーが設定されます。プロセスサーバ
ーのアップグレード後、一致ポピュレーションを設定する必要があります。
5.
リソースキットをアップグレードします。
6.
アップグレード後のタスクを実行します。
BPM アダプタのアップグレードオプション
埋め込み BPM ワークフローアダプタを使用する場合は、アップグレードオプションを確認して、環境に最適な
アップグレードを選択します。
ワークフローエンジンは、次の埋め込みワークフローアダプタを使用して設定できます。
Siperian BPM
廃止されました。Hub コンソールの Workflow Manager でのアダプタ名は SIPERIAN です。
アップグレードオプション:
•
Siperian BPM をプライマリワークフローアダプタとして使用する。
•
ビジネスエンティティに基づいた ActiveVOS アダプタに移行する。プライマリワークフローアダプタ
として BE ActiveVOS を、セカンダリワークフローアダプタとして Siperian BPM を設定します。
Siperian BPM アダプタから BE ActiveVOS アダプタに移行することをお勧めします。
BE ActiveVOS をプライマリワークフローアダプタとして使用するには、次のアップグレード手順を実行し
ます。
1.
ActiveVOS アップグレード前タスクを実行します。
2.
Hub サーバーのインストール時に、プロンプトが表示されたら ActiveVOS のインストールを選択しま
す。
3.
アプリケーションサーバー用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行します。
4.
ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行します。
サブジェクト領域に基づいた ActiveVOS アダプタ
Hub コンソールの Workflow Manager でのアダプタ名は Informatica ActiveVOS です。アダプタは SIF の API
を使用して動作します。
アップグレードオプション: Informatica ActiveVOS をプライマリワークフローアダプタとして使用する。
アプリケーションサーバー用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行してから、サブジェクト領域ア
ダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行します。
ビジネスエンティティに基づいた ActiveVOS アダプタ
推奨。 Hub コンソールの Workflow Manager でのアダプタ名は BE ActiveVOS です。アダプタはビジネスエ
ンティティサービスを使用して動作します。
アップグレードオプション: BE ActiveVOS をプライマリワークフローアダプタとして使用する。
14
第 1 章: アップグレードの概要
BE ActiveVOS をプライマリワークフローアダプタとして使用するには、次のアップグレード手順を実行し
ます。
1.
ActiveVOS アップグレード前タスクを実行します。
2.
Hub サーバーのインストール時に、プロンプトが表示されたら ActiveVOS のインストールを選択しま
す。
3.
アプリケーションサーバー用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行します。
4.
ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行します。
アップグレードの記録
アップグレードする前、アップロード中およびアップロード後に、Informatica MDM Hub 環境の詳細をキャプ
チャして、アップグレードを確認(および必要に応じてトラブルシューティング)する必要があります。アッ
プグレードのトラブルシューティングに対するサポートが必要な場合、この情報のコピーを Informatica グロ
ーバルカスタマサポートに提供できます。
以下の表に、アップグレードに関する情報の参照先を示します。
アップグレード情報
確認できる場所
オペレーショナルリフ Hub コンソールのリポジトリマネージャツールによる検証結果
ァレンスストア(ORS) アップグレード前とアップグレード後に ORS メタデータの検証結果を
メタデータ
生成します。
構成設定
Hub コンソールのエンタープライズマネージャツールによる環境レポ
ート
環境レポートには、Hub サーバー、Process サーバー、マスターデー
タベースおよび ORS データベースの情報が記録されています。アップ
グレード前とアップグレード後に環境レポートを保存します。
データベースの更新
データベースデバッグログ
データベースデバッグログは、Hub ストアのデータベースイベントを
記録します。
Hub サーバーおよび
Process サーバーのア
ップグレードのアップ
グレードイベント
Informatica MDM Hub インストーラのログファイル
Hub サーバーと
Process サーバーの情
報
Hub サーバーと Process サーバーのログファイル
Hub コンソール情報
Hub コンソールのログファイル
関連項目:
• 「アップグレードドキュメントフォルダの作成」
• 「MDM
Hub 環境レポートの保存」
(ページ18)
(ページ24)
アップグレードの記録
15
第 2 章
アップグレードする前に
この章では、以下の項目について説明します。
•
リリースノートの確認, 16 ページ
•
インストーラファイルの抽出, 17 ページ
•
アップグレード制限の確認, 17 ページ
•
システム要件の確認, 17 ページ
•
アップグレードドキュメントフォルダの作成, 18 ページ
•
LANG 環境変数の値の設定, 18 ページ
•
アプリケーションサーバーのメモリの設定, 18 ページ
•
JAVA_HOME 環境変数の設定, 18 ページ
•
JBoss 管理ポートの設定, 19 ページ
•
WebSphere のプロパティの設定 , 20 ページ
•
レコードを含むステージングテーブルでのロードジョブの実行, 20 ページ
•
オペレーショナルリファレンスストアユーザーに対する SYS.V_$PARAMETER の選択権限の付与, 21 ペー
ジ
•
Informatica MDM Hub データベースデバッグログの有効化, 21 ページ
•
実装のバックアップ, 22 ページ
•
メタデータの検証, 22 ページ
•
MDM Hub 環境レポートの確認, 23 ページ
•
元のスキーマ所有者によるオペレーショナルリファレンスストアの登録, 24 ページ
•
カラム名での予約語使用の回避, 26 ページ
•
レジスタのインデックス, 26 ページ
•
マッチポピュレーションの要求, 27 ページ
•
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定, 27 ページ
リリースノートの確認
インストールプロセスおよびアップグレードプロセスの最新情報については、『Informatica MDM Multidomain
Edition リリースノート』を参照してください。 また、リリースでの既知および修正済みの制限事項について
の情報も確認できます。
16
インストーラファイルの抽出
インストーラファイルは圧縮して配布されます。
インストーラファイルを抽出する必要があります。抽出に使用するユーティリティが空のフォルダも抽出する
ことを確認します。
次のインストールファイルを、Informatica 電子ソフトウェアダウンロードサイトからマシン上のディレクト
リにダウンロードして抽出します。
•
お使いのオペレーティングシステム用の MDM Hub インストーラをダウンロードして抽出します。
•
データベースファイルをダウンロードして抽出します。
•
ライセンス供与されたバージョンの ActiveVOS サーバーをインストールする場合は、お使いのオペレーティ
ングシステム用の ActiveVOS サーバーインストーラをダウンロードして抽出します。
•
Informatica プラットフォームをインストールする場合は、お使いのオペレーティングシステム用の
Informatica プラットフォームのサーバーインストールファイルをダウンロードします。
•
Informatica プラットフォームをインストールする場合は、Informatica プラットフォームのクライアント
インストールファイルをダウンロードします。
アップグレード制限の確認
アップグレードを開始する前に、次の条件を確認します。
•
Informatica MDM Multidomain Edition 実装では、すべてのコンポーネントを同じバージョンで構成する必
要があります。複数のバージョンの Informatica MDM Multidomain Edition がある場合は、各バージョン
を別々の環境にインストールする必要があります。同じ環境に異なるバージョンの Informatica MDM
Multidomain Edition を共存させることはできません。
•
Informatica MDM Multidomain Edition のアップグレード中に、環境に大きな変更を加えることはできませ
ん。例えば、アップロード・プロセス中に Oracle、IBM DB2、または Microsoft SQL Server データベース
をアップグレードすることはできません。
•
付属しているアップグレードスクリプトを使用して、オペレーショナルリファレンスストア(ORS)をアッ
プグレードしておく必要がある。 アップグレードツールとしてリポジトリマネージャは使用することを想
定されていない。これは、バージョン間で、アーティファクトが一部継承されない場合があったり、継承さ
れてもアーティファクトの内容が不正確な場合があったりするためである。 詳細については、
『 『Informatica MDM Multidomain Edition リリースノート』』を参照してください。
システム要件の確認
環境は、アップグレード先の Informatica MDM Multidomain Edition バージョンのハードウェア要件とソフト
ウェア要件を満たす必要があります。また、クレンジングエンジンに必要なロック解除コードがあることを確
認する必要があります。
製品の要件およびサポートされているプラットフォームの詳細については、Informatica マイサポートポータ
ルの Product Availability Matrix を参照してください。
https://mysupport.informatica.com/community/my-support/product-availability-matrices
インストーラファイルの抽出
17
アップグレードドキュメントフォルダの作成
upgradedoc というフォルダを作成し、メタデータの検証結果、環境レポート、およびログファイルなど、アッ
プグレードの全アーティファクトのコピーを保存します。
アップグレード中に問題が発生した場合は、このディレクトリのコピーを Informatica グローバルカスタマサ
ポートに送付して問題を分析してもらう必要があります。
LANG 環境変数の値の設定
オペレーティングシステムの LANG 環境変数の値を en_US.UTF-8 に設定します。
アプリケーションサーバーのメモリの設定
アプリケーションサーバー起動スクリプトで最大 JVM ヒープサイズ(-Xmx)を 4GB 以上に設定します。以下の
設定を変更してください。
JBoss と WebLogic の場合
次のコマンドを実行します。
set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -server -Xms2048m -Xmx4096m -Xss2000k -XX:PermSize=256m -XX:MaxPermSize=1024m
WebSphere の場合
Java 仮想マシンのプロパティページのプロファイルに対して、WebSphere コンソールで次の設定を変更し
ます。
-Xms2048m -Xmx4096m -Xmso2048m -Xss2000k -XX:PermSize=256m -XX:MaxPermSize=1024m
-Xmx パラメータは–XX:MaxPermSize の 3 倍~4 倍のサイズにする必要があり、-XX:PermSize をXX:MaxPermSize の 1/3 または 1/4 のサイズにする必要があります。
JAVA_HOME 環境変数の設定
アップグレードを既存のインストールディレクトリに適用する場合、次の手順を実行します。
1.
2.
18
JBoss 環境で、次のファイルから JAVA_HOME 環境変数を手動で削除します。
•
Windows: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\setSiperianEnv.bat
•
UNIX: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/setSiperianEnv.sh
JBoss または WebLogic の環境では、JAVA_HOME 環境変数を、サポートされている JDK のバージョンを指す
ように設定してください。
第 2 章: アップグレードする前に
JBoss 管理ポートの設定
JBoss を使用する場合は、アップグレードする前に、JBoss 管理ポートを cmxserver.properties ファイルで設
定する必要があります。 このプロパティを設定しない場合は、アップグレードが失敗し、エラーが表示されま
す。
1.
次のディレクトリに移動します。
<infamdm_install_directory>/hub/server/resources
2.
テキストエディタで cmxserver.properties ファイルを開きます。
3.
次のプロパティを追加し、JBoss 管理ポート番号を指定します。
cmx.jboss7.management.port=[port]
4.
ファイルを保存します。
JBoss 管理ポートの設定
19
WebSphere のプロパティの設定
アップグレードする前に、まず IBM WebSphere でプロパティを設定する必要があります。
次の表に、プロパティ、値、およびプロパティを設定する場所の簡単な説明を示します。
カスタムプロパティ
値
説明
com.ibm.SOAP.requestTimeout
1800
このプロパティ
は、次のディレ
クトリにある
soap.client.props
ファイルで設定
する。
<WebSphere のイン
ストールディレク
トリ>/
AppServer/
profiles/<プロフ
ァイル名>/
properties
インストールの
成功後は、この
プロパティをリ
セットしてデフ
ォルト値にして
もかまわない。
javax.management.builder.initial
javax.management.MBeanServerBuilder
Informatica
Data Director
でスマート検索
をサポートする
には、Apache
Solr MBeans が
必要となる。
WebSphere コン
ソールで、Java
仮想マシンのカ
スタムプロパテ
ィとしてこのプ
ロパティを設定
する。
プロパティの詳細については、WebSphere のマニュアルを参照してください。
レコードを含むステージングテーブルでのロードジ
ョブの実行
Microsoft SQL Server 環境において、レコードを含むステージングテーブル上でロードバッチジョブを実行し
ます。
ステージングテーブルにレコードが含まれる場合にオペレーショナル参照ストアをアップグレードすると、ロ
グファイルのサイズが利用可能なハードドライブの容量を超えるためにアップグレードが失敗する可能性があ
ります。
20
第 2 章: アップグレードする前に
オペレーショナルリファレンスストアユーザーに対
する SYS.V_$PARAMETER の選択権限の付与
オペレーショナルリファレンスストアユーザーに SYS.V_$PARAMETER の選択権限を付与するには、SQL 文を実行
します。
選択権限を付与するには、以下の SQL 文を実行します。
grant select on SYS.V_$PARAMETER to <Operational Reference Store user: オペレーショナル参照ストアユーザー>;
Informatica MDM Hub データベースデバッグログの有
効化
使用しているプラットフォーム(Windows または UNIX)の「Informatica MDM Hub インストールガイド」の手
順に従って、Informatica MDM Hub のデータベースデバッグログ(cmx_debug.log)をオンにしていることを確認
します。 データベースデバッグログには、実行されたストアドプロシージャのランタイムログ記録情報が含ま
れています。 エンタープライズマネージャツールを使用して生成された環境レポートには、データベースデバ
ッグログへのフルパスが示されています。
重要: C_REPOS_DB_RELEASE.DEBUG_FILE_PATH のデータベースデバッグログパスが正しいことを確認します。 デー
タベースログパスが正しくないと、アップグレードは失敗します。
注: CMX データベースのデバッグログを有効にするのが難しい場合は、Informatica グローバルカスタマサポ
ートに連絡してください。このデバッグログは、アップグレードを開始する前に有効にする必要があります。
デバッグログの有効化オペレーショナル参照ストアデータベースで
の
Oracle ディレクトリオブジェクトを使用して、データベースアクティビティのデバッグログを有効にします。
デフォルトでは、デバッグログは無効になっています。デバッグログを有効にする場合、cmx デバッグデータ
ベースログファイルのデフォルトファイル名は cmx_debug.log です。デバッグログの詳細については、
『Informatica MDM Hub 設定ガイド』 の手順を参照してください。
1.
ファイルシステムに、cmx デバッグデータベースログファイルを格納するディレクトリを作成します。
例えば、次のディレクトリを作成します。
C:\infamdm\debug_log
2.
データベース管理者などの Oracle ユーザーに、このディレクトリに対する読み取りおよび書き込みアク
セスを許可します。
3.
Oracle にこのユーザーとしてログインします。
4.
Oracle ディレクトリオブジェクトを作成します。
例えば、次のコマンドを実行して SIP_DEBUG_LOG ディレクトリオブジェクトを作成します。
CREATE OR REPLACE DIRECTORY sip_debug_log AS 'C:\infamdm\debug_log'
5.
作成した Oracle ディレクトリオブジェクトに対する読み取りおよび書き込み特権を付与します。
例えば、PUBLIC ユーザーに sip_debug_log に対する読み取りおよび書き込み特権を付与するには、次のコ
マンドを実行します。
GRANT READ, WRITE ON DIRECTORY sip_debug_log TO PUBLIC;
オペレーショナルリファレンスストアユーザーに対する SYS.V_$PARAMETER の選択権限の付与
21
例えば、特定のユーザーに sip_debug_log に対する読み取りおよび書き込み特権を付与するには、次のコ
マンドを実行します。
GRANT READ, WRITE ON DIRECTORY sip_debug_log TO <ORS_USER_ID>;
6.
次のコマンドを実行します。
UPDATE C_REPOS_DB_RELEASE SET DEBUG_FILE_PATH = '<Oracle directory object>', DEBUG_FILE_NAME =
'<debug_file_name>', DEBUG_IND = 1;
例えば、次のコマンドを実行します。
UPDATE C_REPOS_DB_RELEASE SET DEBUG_FILE_PATH = 'SIP_DEBUG_LOG', DEBUG_FILE_NAME = 'cmx_debug.log',
DEBUG_IND = 1;
7.
Oracle をログアウトして、再度ログインします。
8.
デバッグが有効かどうかをテストするには、次のコマンドを実行します。
EXEC CMXLB.DEBUG_PRINT('Test logging')
9.
ログファイルに次のエントリが含まれていることを確認します。
Test logging.
実装のバックアップ
カスタマイズを保持し、環境を復元できるようにするには、現在の実装をバックアップします。 アップグレー
ド中に問題が発生した場合に、バックアップから環境を復元できます。
スキーマのバックアップ
スキーマのフルバックアップを実行します。 アップグレードプロセスで行われたスキーマ変更はロールバック
できません。 アップグレード中に問題が発生した場合には、スキーマはバックアップからリストアできます。
スキーマのバックアップ手順については、データベースのマニュアルを参照してください。
カスタマイズの登録またはバックアップ
Hub コンソールに登録しているカスタマイズ(カスタムクエリ、カスタム関数など)は、アップグレードプロ
セス中に更新されます。
Hub コンソールに登録していないカスタマイズの最新ソースコードをバックアップします。 登録していないカ
スタマイズは、アップグレード後には使用できなくなります。
カスタマイズしたクレンジングエンジン設定ファイルのバックアッ
プ
カスタマイズしたクレンジングエンジン設定ファイルをすべてバックアップします。
メタデータの検証
オペレーショナルリファレンスストア(ORS)に検証エラーがないことを確認します。 ORS に無効なメタデー
タが含まれる場合に Hub ストアをアップグレードすると、予期しない結果が生成される場合があります。 メタ
22
第 2 章: アップグレードする前に
データを検証するため、Hub コンソールでリポジトリマネージャを使用します。 検証上のすべての問題を解決
し、メタデータを再検証して、検証上の問題が解決されていることを確認します。
最終的な検証結果のコピーをアップグレードドキュメントフォルダ upgradedoc に保存します。
関連項目:
• 「アップグレードドキュメントフォルダの作成」
(ページ 18)
メタデータの検証
オペレーショナルリファレンスストア(ORS) リポジトリのメタデータを検証するには、Hub コンソールでリ
ポジトリマネージャツールを使用します。
1.
Hub コンソールの設定ワークベンチから、リポジトリマネージャツールを選択します。
2.
リポジトリマネージャツールから、[検証]タブを選択します。
3. [検証するリポジトリを選択]リストから、リポジトリを選択します。
4. [検証]ボタンをクリックします。
5. [検証チェックの選択]ダイアログボックスから、実行する検証チェックを選択します。[OK]をクリック
します。
リポジトリマネージャツールにより、リポジトリが検証され、すべての問題が[検出された問題]ペイン
に表示されます。
6. [修復]ボタンをクリックして、修復可能な問題を修正します。
7.
修正後も ORS が[不明]状態の場合は、アプリケーションサーバーのシステムクロックとデータベースマ
シンを同期します。
検証結果の保存
検証プロセスを実行したら、検証結果を HTML ファイルとして保存できます。
1.
Hub コンソールのリポジトリマネージャツールから、[検証]タブを選択します。
2. [保存]ボタンをクリックします。
3. [保存]ダイアログボックスから、検証結果を保存するディレクトリに移動します。
4.
わかりやすい HTML ファイル名を指定します。[保存]をクリックします。
リポジトリマネージャによって、指定した場所に検証結果が HTML ファイルとして保存されます。
MDM Hub 環境レポートの確認
Hub コンソールのエンタープライズマネージャツールを使用して、Hub サーバー、プロセスサーバー、MDM Hub
マスターデータベース、およびオペレーショナルリファレンスストアのデータベースに対する MDM Hub の現在
の設定を確認します。 コンポーネントのバージョン履歴も確認します。
環境レポートのコピーをアップグレードドキュメントフォルダに保存します。
MDM Hub 環境レポートの確認
23
MDM Hub 環境レポートの保存
MDM Hub 環境レポートを保存するには、Hub コンソールでエンタープライズマネージャツールを使用します。
1.
Hub コンソールの[設定]ワークベンチでエンタープライズマネージャツールを選択します。
2.
エンタープライズマネージャツールで[環境レポート]タブを選択します。
3. [保存]をクリックします。
4. [Hub 環境レポートの保存]ダイアログボックスで、環境レポートを保存するディレクトリに移動します。
5. [保存]をクリックします。
関連項目:
• 「アップグレードドキュメントフォルダの作成」
(ページ 18)
元のスキーマ所有者によるオペレーショナルリファ
レンスストアの登録
オペレーショナルリファレンスストア(ORS)データベースのいずれかがプロキシユーザーで登録されている場
合は、ORS データベースを元のスキーマ所有者で登録してください。 アップグレード操作の実行に必要な特権
を確実に得るには、元のスキーマ所有者で ORS を登録する必要があります。 アップグレード後は、ORS をプロ
キシユーザーで登録してもかまいません。 元のデフォルトのスキーマ所有者は CMX_ORS です。
1.
Hub コンソールを起動します。
[データベースの変更]ダイアログボックスが表示されます。
2.
MDM Hub マスターデータベースを選択して、[接続]をクリックします。
3.
設定ワークベンチにあるデータベースツールを選択します。
4. [書き込みロック] > [ロックの取得]の順に選択します。
5. [データベースの登録]ボタンをクリックします。
Informatica MDM Hub 接続ウィザードが表示され、データベースタイプの選択が求められます。
6.
データベースのタイプを選択して[次へ]をクリックします。
7.
データベースの接続プロパティを設定します。
a.
Oracle の接続方式を選択して、[次へ]をクリックします。
以下の Oracle 接続方式を選択できます。
サービス
サービス名を使用して Oracle に接続します。
SID
Oracle のシステム ID を使用して Oracle に接続します。
サービス名と SID 名の詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
[接続プロパティ]ページが表示されます。
b.
24
選択する接続タイプの接続プロパティを指定し、[次へ]をクリックします。
第 2 章: アップグレードする前に
以下の接続プロパティを設定することができます。
データベース表示名
Hub コンソールに表示する必要があるオペレーショナルリファレンスストアの名前。
マシン識別子
Hub ストアインスタンスからのレコードを一意に識別するためにキーに割り当てられるプレフィ
ックス。
データベースホスト名
Oracle データベースをホストするサーバーの IP アドレスまたは名前。
SID
サーバー上で実行される Oracle データベースのインスタンスを参照する Oracle システム識別
子。 [SID]フィールドは、[SID]接続タイプを選択した場合に表示される。
サービス
Oracle データベースへの接続に使用する Oracle サービスの名前。[サービス]フィールドは、
[サービス]接続タイプを選択した場合に表示される。
ポート
Oracle データベースサーバー上で実行される Oracle リスナの TCP ポート。 デフォルトは 1521。
Oracle TNS 名
ネットワーク上で認識されているデータベースの名前(アプリケーションサーバーの
TNSNAMES.ORA ファイルで定義)。
例: mydatabase.mycompany.com
Oracle TNS 名は、Oracle データベースのインストール時に設定します。 Oracle TNS 名の詳細
については、Oracle のマニュアルを参照してください。
スキーマ名
オペレーショナルリファレンスストアの名前。
ユーザー名
ORS の元のユーザー名を指定する。 デフォルトは CMX_ORS。
パスワード
ORS の元のユーザーに関連付けられているパスワード。
サマリページが表示されます。
c.
サマリを確認し、追加の接続プロパティを指定します。
元のスキーマ所有者によるオペレーショナルリファレンスストアの登録
25
以下の表に、設定可能な追加の接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続 URL
接続 URL。接続ウィザードでは、デフォルトで接続 URL が
生成されます。 次のリストに、Oracle 接続タイプの接続
URL のフォーマットを示します。
サービス接続タイプ
jdbc:oracle:thin:@//database_host:port/service_name
SID 接続タイプ
jdbc:oracle:thin:@//database_host:port:sid
[サービス]接続タイプの場合、カスタマイズし、後で別
の接続 URL をテストするオプションがあります。
登録後にデータソースを
作成
登録後にアプリケーションサーバーのデータソースを作成
する場合は選択します。
注: このオプションを選択しない場合、手動でデータソー
スを設定する必要があります。
d.
サービス接続タイプには、デフォルトの URL を変更する場合、[編集]ボタンをクリックし、URL を指
定して[OK]をクリックします。
8. [完了]をクリックします。
[データベースの登録]ダイアログボックスが表示されます。
9. [OK]をクリックします。
MDM Hub で ORS が登録されます。
カラム名での予約語使用の回避
カラム名に予約語が使用されないようにします。データが含まれるカラムの名前を変更するスクリプトを取得
するには、Informatica グローバルカスタマーサポートにお問い合わせください。
予約語のリストについては、『『Informatica MDM Multidomain Edition Configuration Guide』』を参照してく
ださい。
レジスタのインデックス
カスタムインデックスを含むスキーマをアップグレードする場合は、カスタムインデックスを登録しておく必
要があります。 カスタムインデックスを登録するには、SIF の API の RegisterCustomIndex を使用します。
RegisterCustomIndex SIF API の詳細については、『『Informatica MDM Multidomain Edition サービス統合フ
レームワークガイド』』を参照してください。
26
第 2 章: アップグレードする前に
マッチポピュレーションの要求
マッチポピュレーションには、マッチプロセスに使用する標準ポピュレーションセットが含まれます。サポー
トされている国、言語、またはポピュレーションごとに標準ポピュレーションセットがあります。一致ルール
に使用する一致ポピュレーションを有効にする必要があります。
選択した国に対して一致ポピュレーションを要求するには、http://mysupport.informatica.com の
Informatica カスタマーポータルからサービス要求をログに記録する必要があります。 他の国用の追加のポピ
ュレーションファイルが必要な場合や、Informatica MDM Hub の最新バージョンにアップグレードするために
更新されたポピュレーションファイルが必要な場合があります。 使用するポピュレーションには、SSA-Name3
バージョンとの互換性が必要です。SSA-Name3 バージョンの詳細については、「Product Availability
Matrix」(https://mysupport.informatica.com/community/my-support/product-availability-matrices)を
参照してください。
Informatica プラットフォームのプロパティファイル
の設定
MDM Hub インストールの一環として Informatica プラットフォームをインストールするには、Informatica プ
ラットフォームのプロパティファイルを作成します。 プロパティファイルにインストールのオプションを指定
して、このファイルを「SilentInput.properties」という名前で保存します。
1.
テキストエディタを開きます。
2.
テキストエディタで Informatica プラットフォームのプロパティファイルを作成します。
3.
インストールパラメータの値を設定します。
4.
プロパティファイルを「SilentInput.properties」という名前で保存します。
次のインストールパラメータを設定します。
LICENSE_KEY_LOC
ライセンスキーファイルの絶対パスおよびファイル名。
USER_INSTALL_DIR
Informatica のインストール先ディレクトリ。
INSTALL_TYPE
Informatica をインストールするか、アップグレードするかを指定します。
値が 0 の場合は、インストーラにより Informatica のインストールが実行されます。 値が 1 の場合は、
前のバージョンの Informatica がアップグレードされます。
ENABLE_KERBEROS
Kerberos 認証を使ったネットワーク上で実行されるように Informatica ドメインを設定するかどうかを指
定します。
Kerberos 認証を使ったネットワーク上で実行されるように Informatica ドメインを設定するには、このパ
ラメータを 1 に設定します。
SERVICE_REALM_NAME
Informatica ドメインサービスが属する Kerberos レルムの名前。サービスレルム名とユーザーレルム名は
同じでなければなりません。
マッチポピュレーションの要求
27
USER_REALM_NAME
Informatica ドメインユーザーが属する Kerberos レルムの名前。サービスレルム名とユーザーレルム名は
同じでなければなりません。
KEYTAB_LOCATION
Informatica ドメイン用のすべてのキータブファイルが格納されるディレクトリ。 Informatica ドメイン
のキータブファイルの名前は、Informatica で設定した形式に従う必要があります。
KRB5_FILE_LOCATION
Kerberos 設定ファイルのパスとファイル名。Informatica では、Kerberos 設定ファイルは krb5.conf と命
名する必要があります。
SPN_SHARE_LEVEL
ドメインのサービスプリンシパルレベルを示します。 このプロパティを以下のいずれかに設定します。
•
プロセス。ドメインでは、ノードごと、およびノードのサービスごとに、一意のサービスプリンシパル
名(SPN)とキータブファイルを必要とします。ノードごとに必要になる SPN とキータブファイルの数
は、ノードで実行されるサービスプロセスの数により変わります。本稼働ドメインに推奨されます。
•
ノード。ドメインでは、ノードとそのノードで実行されているすべてのサービスで 1 つの SPN とキータ
ブファイルを使用しています。また、ノードのすべての HTTP プロセスに個別の SPN とキータブファイ
ルが必要になります。 テストドメインと開発ドメインに推奨されます。
デフォルトは process です。
HTTPS_ENABLED
Informatica Administrator への接続をセキュリティ保護するかどうかを指定します。値が 0 の場合は、
インストーラにより Informatica Administrator への安全ではない HTTP 接続が設定されます。値が 1 の
場合は、インストーラにより Informatica Administrator への安全な HTTPS 接続が設定されます。
DEFAULT_HTTPS_ENABLED
インストーラでキーストアファイルを作成するかどうかを指定します。
値が 1 の場合は、インストーラによりキーストアが作成され、HTTPS 接続に使用されます。 値が 0 の場合
は、インストーラにより、指定したキーストアファイルが使用されます。
CUSTOM_HTTPS_ENABLED
インストーラで既存のキーストアファイルを使用するかどうかを指定します。
値が 1 の場合は、インストーラにより、指定したキーストアファイルが使用されます。
DEFAULT_HTTPS_ENABLED=1 にする場合は、このパラメータを 0 に設定する必要があります。
DEFAULT_HTTPS_ENABLED=0 にする場合は、このパラメータを 1 に設定する必要があります。
KSTORE_PSSWD
キーストアファイルのテキストパスワード。
KSTORE_FILE_LOCATION
キーストアファイルの絶対パスおよびファイル名。
HTTPS_PORT
Informatica Administrator への安全な接続に使用されるポート番号。
CREATE_DOMAIN
Informatica ドメインを作成するかどうかを指定します。
28
第 2 章: アップグレードする前に
値が 1 の場合は、インストーラによりノードおよび Informatica ドメインが作成されます。 値が 0 の場
合は、インストーラによりノードが作成され、以前のインストールで作成された別のドメインにこのノー
ドが参加します。
KEY_DEST_LOCATION
インストール中に作成されたノードの、暗号化キーを格納するディレクトリ。
PASS_PHRASE
ドメイン内で機密データを保護するための暗号化キーの作成時に使用するキーワードです。キーワードは
以下の基準をすべて満たす必要があります。
•
長さが 8~20 文字である
•
大文字を 1 文字以上使用する
•
小文字を 1 文字以上使用する
•
数字を 1 文字以上使用する
•
スペースを含まない
JOIN_DOMAIN
以前のインストールで作成された別のドメインにノードを参加させるかどうかを示します。
値が 1 の場合は、インストーラによりノードが作成され、このノードが別のドメインに参加します。
CREATE_DOMAIN=1 にする場合は、このパラメータを 0 に設定する必要があります。 CREATE_DOMAIN=0 にす
る場合は、このパラメータを 1 に設定する必要があります。
KEY_SRC_LOCATION
参加先の Informatica ドメインのマスタゲートウェイノードにある、暗号化キーが格納されているディレ
クトリ。
SSL_ENABLED
Informatica ドメインでサービス間の安全な通信を有効または無効にします。
ドメイン内のサービス間で安全な通信を設定するかどうかを示します。この値を true に設定した場合は、
ドメイン内のサービス間で安全な通信が有効になります。このプロパティを true に設定できるのは、
CREATE_DOMAIN=1 を設定する場合です。 JOIN_DOMAIN=1 を設定する場合は、このプロパティを true に設
定する必要があります。
SECURITY_DOMAIN_NAME
作成したノードの参加先ドメイン内のデフォルトのセキュリティドメインの名前。
TLS_CUSTOM_SELECTION
Informatica ドメインで安全な通信を有効にするための SSL 証明書を提供、使用するかどうかを示します。
提供した SSL 証明書を使用するには、このプロパティを True に設定します。
NODE_KEYSTORE_DIR
TLS_CUSTOM_SELECTION が True に設定されている場合は必須。キーストアファイルを含めるディレクトリ。
このディレクトリには、infa_keystore.jks および infa_keystore.pem という名前のファイルが入ってい
る必要があります。
NODE_KEYSTORE_PASSWD
TLS_CUSTOM_SELECTION が True に設定されている場合は必須。キーストアの infa_keystore.jks のパスワ
ード。
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定
29
NODE_TRUSTSTORE_DIR
TLS_CUSTOM_SELECTION が True に設定されている場合は必須。トラストストアファイルが含まれるディレ
クトリ。このディレクトリには、infa_truststore.jks および infa_truststore.pem という名前のファイ
ルが入っている必要があります。
NODE_TRUSTSTORE_PASSWD
TLS_CUSTOM_SELECTION が True に設定されている場合は必須。infa_truststore.jks ファイルのパスワー
ド。
SERVES_AS_GATEWAY
ゲートウェイまたは作業ノードのどちらを作成するかを示します。
値が 1 の場合は、インストーラによりノードがゲートウェイノードとして設定されます。 値が 0 の場合
は、ノードが作業ノードとして設定されます。
DB_TYPE
ドメイン環境設定リポジトリのデータベース。
次のいずれかの値を入力します。
•
Oracle
•
DB2
•
MSSQLServer
DB_UNAME
ドメイン環境設定リポジトリのデータベースユーザーアカウント名。
DB_PASSWD
データベースユーザーアカウントのパスワード。
DB_SSL_ENABLED
ドメイン環境設定リポジトリのデータベースがセキュアにするかどうかを示します。セキュアデータベー
ス内にドメイン環境設定リポジトリを作成する場合は、このパラメータを True に設定します。このパラ
メータを True に設定する場合は、JDBC 接続文字列にセキュアデータベースパラメータを使用する必要が
あります。
TRUSTSTORE_DB_FILE
セキュアデータベースのトラストストアファイルのパスとファイル名。
TRUSTSTORE_DB_PASSWD
トラストストアファイルのパスワード。
DB_CUSTOM_STRING_SELECTION
JDBC URL とカスタム接続文字列のどちらを使用してドメイン環境設定データベースに接続するかを決定し
ます。
値が 0 の場合は、インストーラにより指定したデータベースプロパティから JDBC URL が作成されます。
値が 1 の場合は、インストーラにより、指定したカスタム接続文字列が使用されます。このパラメータを
1 に設定するのは、セキュアデータベース内にドメイン環境設定リポジトリを作成する場合です。
DB_SERVICENAME
DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0 の場合は必須です。
DB_ADDRESS
DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0 の場合は必須です。
30
第 2 章: アップグレードする前に
HostName:Port の形式で表される、データベースインスタンスのホスト名とポート番号。
ADVANCE_JDBC_PARAM
このパラメータは、DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0 を設定する場合に設定できます。
JDBC URL 接続文字列に含めるオプションのパラメータ。 パラメータ文字列が有効であることを確認して
ください。インストーラは、JDBC URL に文字列を追加する前にパラメータ文字列を検証しません。このパ
ラメータを空にした場合は、インストーラにより JDBC URL が追加パラメータなしで作成されます。
DB_CUSTOM_STRING
DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=1 の場合は必須です。
有効なカスタム JDBC 接続文字列。
DOMAIN_NAME
ドメインの名前。
デフォルトのドメイン名は、Domain_<MachineName>です。 名前は 128 文字以下で、7 ビットの ASCII 文字
にする必要があります。スペースおよび次の文字は使用できません。` % * + ; " ?
DOMAIN_HOST_NAME
ノードをホストするマシンのホスト名。
注: localhost は使用しないでください。ホスト名はマシンを明示的に示す必要があります。
NODE_NAME
CREATE_DOMAIN=1 を設定する場合は必須。
このマシン上に作成するノードの名前。 このノード名は、マシンのホスト名ではありません。
DOMAIN_PORT
ドメインを作成する場合、これが作成するノードのポート番号になります。ノードのデフォルトのポート
番号は 6005 です。デフォルトのポート番号がマシンで使用可能でない場合は、インストーラに次に使用
可能なポート番号が表示されます。
ドメインに参加する場合は、これが参加先ドメインのゲートウェイノードのポート番号になります。
DOMAIN_USER
ドメイン管理者のユーザー名。
DOMAIN_PSSWD
ドメイン管理者のパスワード。パスワードは、3 文字以上 16 文字以内にする必要があります。
DOMAIN_CNFRM_PSSWD
確認するために、パスワードを再度入力してください。
JOIN_NODE_NAME
JOIN_DOMAIN=1 を設定する場合は必須。
ドメインに追加しているノードの名前。 このノード名は、マシンのホスト名ではありません。
JOIN_HOST_NAME
JOIN_DOMAIN=1 を設定する場合は必須。
ドメインに追加するノードの作成先マシンのホスト名。 ノードのホスト名にアンダースコア(_)文字は
使用できません。
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定
31
注: localhost は使用しないでください。ホスト名はマシンを明示的に示す必要があります。
JOIN_DOMAIN_PORT
JOIN_DOMAIN=1 を設定する場合は必須。
追加するドメインのゲートウェイノードのポート番号。
ADVANCE_PORT_CONFIG
ドメインおよびノードコンポーネントのポート番号のリストを表示するかどうかを示します。値を 0 にし
た場合は、インストーラによりドメインおよびノードコンポーネントにデフォルトのポート番号が割り当
てられます。 この値を 1 にする場合は、ドメインおよびノードコンポーネントのポート番号を設定できま
す。
MIN_PORT
このパラメータは、ADVANCE_PORT_CONFIG=1 を設定する場合に設定できます。
ノードで実行するアプリケーションサービスプロセスに割り当てることができる動的ポート番号範囲の最
小ポート番号。
MAX_PORT
このパラメータは、ADVANCE_PORT_CONFIG=1 を設定する場合に設定できます。
ノードで実行するアプリケーションサービスプロセスに割り当てることができる動的ポート番号範囲の最
大ポート番号。
TOMCAT_PORT
このパラメータは、ADVANCE_PORT_CONFIG=1 を設定する場合に設定できます。
ノードのサービスマネージャのポート番号。 サービスマネージャは、このポートで受信する接続要求をリ
スンします。クライアントアプリケーションは、このポートを使用してドメインのサービスと通信します。
Informatica コマンドラインプログラムは、ドメインと通信するためにこのポートを使用します。このポ
ートは、SQL データサービスの JDBC/ODBC ドライバ用でもあります。デフォルトは 6006。
AC_PORT
このパラメータは、CREATE_DOMAIN=1 および ADVANCE_PORT_CONFIG=1 を設定する場合に設定できます。
Informatica Administrator によって使用されるポート番号です。 デフォルトは 6007。
SERVER_PORT
このパラメータは、ADVANCE_PORT_CONFIG=1 を設定する場合に設定できます。
ドメインのサービスマネージャに対するサーバーのシャットダウンを制御するポート番号。サービスマネ
ージャは、このポートでシャットダウコマンドをリスンします。デフォルトは 6008。
AC_SHUTDWN_PORT
このパラメータは、CREATE_DOMAIN=1 および ADVANCE_PORT_CONFIG=1 を設定する場合に設定できます。
Informatica Administrator に対するサーバーシャットダウンを制御するポート番号。Informatica
Administrator は、このポートでシャットダウンコマンドをリスンします。デフォルトは 6009。
Windows では、インストールのために使用されるアカウントと同じユーザーアカウントで Informatica サービ
スを実行するかどうかを指定します。
この Informatica サービスを別のユーザーアカウントで実行するには、以下のプロパティを設定します。
32
第 2 章: アップグレードする前に
USE_LOGIN_DETAILS
別のユーザーアカウントで Windows サービスを実行するかどうかを指定します。値が 0 の場合、サービス
は現在のユーザーアカウントで実行するように設定されます。値が 1 の場合、サービスは別のユーザーア
カウントで実行するように設定されます。
WIN_USER_ID
Informatica Windows サービスを実行するユーザーアカウント。
次の形式を使用します。
Domain Name\User Account
このユーザーアカウントには、[オペレーティングシステムの一部として機能]権限が付与されている必要
があります。
WIN_USER_PSSWD
Informatica Windows サービスを実行するユーザーアカウントのパスワード。
サンプルの Informatica プラットフォームのプロパティファイル
以下の例は、サンプルの silentInput.properties ファイルの内容を示しています。
# Use the sample file SilentInput.properties to install Informatica services without user interaction.
#
Use the sample properties file to define the parameters for the silent installation.
#
To upgrade Informatica, use the SilentInput_upgrade.properties or
SilentInput_upgrade_NewConfig.properties file.
# Use the following guidelines when you edit this file:
#
Back up the file before you modify it.
#
Any error condition that causes the installation to fail, such as an installation directory that is not
valid,
#
generates a log file in SYSTEM_DRIVE_ROOT. For example: c:\silentErrorLog.log
#######
# The LICENSE_KEY_LOC property represents the absolute path and file name of the license key file.
#
Set the property if you are installing or upgrading Informatica.
LICENSE_KEY_LOC=c:\license.key
# The USER_INSTALL_DIR property represents the directory in which to install the new version of Informatica.
#
Set the property if you are installing or upgrading Informatica.
#
The property must point to a valid directory with write permissions enabled.
USER_INSTALL_DIR=c:\Informatica\9.6.1
# The INSTALL_TYPE property determines whether to install or upgrade Informatica.
#
Set INSTALL_TYPE=0 to perform a new installation of Informatica.
#
To upgrade Informatica, use the SilentInput_upgrade.properties file.
#
To upgrade Informatica to a different node configuration, use the
SilentInput_upgrade_NewConfig.properties file.
INSTALL_TYPE=0
# Provide Kerberos Network Authentication parameters:
#Set this property to 1 if you are Enabling Kerberos
ENABLE_KERBEROS=0
#Provide Service realm name.
SERVICE_REALM_NAME=
#Provide User realm name.
USER_REALM_NAME=
#provide KeyTab location.
KEYTAB_LOCATION=
#Provide Kerberos configuration file location.
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定
33
KRB5_FILE_LOCATION=
# The SPN_SHARE_LEVEL property determines whether the service principal level for the domain is Node or
Process.
#
Value NODE
Use Node Level. Configure the domain to share SPNs and keytab files on a node.
#
Value PROCESS
Use Process Level. Configure the domain to use a unique service principal name (SPN)
and keytab file for each node and each service on a node.
SPN_SHARE_LEVEL=
# The HTTPS_ENABLED property determines whether to secure the connection to Informatica Administrator.
#
Value
0
Use HTTP connection. Set up an unsecure HTTP connection to Informatica Administrator.
#
Value
1
Use HTTPS connection. Set up a secure HTTPS connection to the Informatica Administrator.
HTTPS_ENABLED=0
# The DEFAULT_HTTPS_ENABLED property determines whether the installer creates a keystore file.
#
Set the property if HTTPS_ENABLED=1 (uses HTTPS connection).
#
Value
0
Use a keystore file that you specify.
#
Value
1
Create a keystore and use it for the HTTPS connection.
DEFAULT_HTTPS_ENABLED=1
# The CUSTOM_HTTPS_ENABLED property determines whether the installer uses an existing keystore file.
#
Value
0
Set the property to 0 if DEFAULT_HTTPS_ENABLED=1.
#
Value
1
Install Informatica using a keystore file that you specify. Set the property to 1 if
DEFAULT_HTTPS_ENABLED=0.
CUSTOM_HTTPS_ENABLED=0
# The KSTORE_PSSWD property represents the password for the keystore file.
#
Set the property to the plain text password for the keystore file if CUSTOM_HTTPS_ENABLED=1.
KSTORE_PSSWD=MyKeystorePassword
# The KSTORE_FILE_LOCATION property represents the location of the keystore file.
#
Set the property to the absolute path and file name of the keystore file if CUSTOM_HTTPS_ENABLED=1.
KSTORE_FILE_LOCATION=c:\MyKeystoreFile
# The HTTPS_PORT property represents the port number to use for the secure connection to Informatica
Administrator.
HTTPS_PORT=8443
# The CREATE_DOMAIN
#
Value
0
Set the property to
#
Value
1
CREATE_DOMAIN=1
property determines whether to create an Informatica domain.
Create a node and join the node to another domain created in a previous installation.
0 if JOIN_DOMAIN=1.
Create a node and an Informatica domain.
#Please Specify the site key Destination location
KEY_DEST_LOCATION=c:\Informatica\9.6.1\isp\config\keys
#set the property to Pass Phrase, this field needs to set only for CREATE DOMAIN case
PASS_PHRASE_PASSWD=
# The JOIN_DOMAIN property determines whether to join the node to another domain created in a previous
installation.
#
Value
0
Create a node and an Informatica domain. Set the property to 0 if CREATE_DOMAIN=1.
#
Value
1
Create a node and join the node to another domain created in a previous installation.
Set the property to 1 if CREATE_DOMAIN=0.
JOIN_DOMAIN=0
# Set the property to the site key source location and this needs to set only for JOIN DOMAIN case
KEY_SRC_LOCATION=c:\temp\siteKey
# The SSL_ENABLED property enables or disables Transport Layer Security (TLS).
34
第 2 章: アップグレードする前に
#
Set the property to true to enable secure communication between services within the domain.
#
Set the property to true or false if CREATE_DOMAIN=1.
#
The property will not be used if JOIN_DOMAIN=1, as the node will get added on the basis of domain
security.
SSL_ENABLED=false
#
#
The property SECURITY_DOMAIN_NAME represents the LDAP name for the Kerberos enabled domain
Set the property if JOIN_DOMAIN=1 and ENABLE_KERBEROS=1
SECURITY_DOMAIN_NAME=
#################################################
#Provide TLS information for domain. Set TLS_CUSTOM_SELECTION equals to true if you want domain level TLS
option.
TLS_CUSTOM_SELECTION=false
################################
#Below fields are only required when you set TLS_CUSTOM_SELECTION=true
NODE_KEYSTORE_DIR=c:\temp
NODE_KEYSTORE_PASSWD=
NODE_TRUSTSTORE_DIR=c:\temp
NODE_TRUSTSTORE_PASSWD=
# The SERVES_AS_GATEWAY property determines whether to create a gateway or worker node.
#
Set the property if JOIN_DOMAIN=1.
#
Value
0
The installer configures the node as a worker node.
#
Value
1
The installer configures the node as a gateway node.
SERVES_AS_GATEWAY=0
# The DB_TYPE property represents the database type for the domain configuration database.
#
Set the property to the database types (case-sensitive): .
DB_TYPE=
# The DB_UNAME property represents the database user account name for the domain configuration repository.
DB_UNAME=UserName
# The DB_PASSWD property represents the database password for the database user account.
DB_PASSWD=UserPassword
# The DB_SSL_ENABLED property represents whether the database is in SSL mode or not.
#Set the property to "true" if you want to enable secure communication.
# Also if this property is set to true then DB_CUSTOM_STRING_SELECTION property must be set to 1 to use
#only custom string option property DB_CUSTOM_STRING which should include the following secure DB parameters:
#EncryptionMethod=SSL;HostNameInCertificate=;ValidateServerCertificate=
DB_SSL_ENABLED=false
# The TRUSTSTORE_DB_FILE and TRUSTSTORE_DB_PASSWD properties to be set only if enable secure communication
#for the DB property i.e DB_SSL_ENABLED=true
# Set the TRUSTSTORE_DB_FILE property to the location of the trust store file for the DB
# Set the TRUSTSTORE_DB_PASSWD as a password of the trust store file for the DB
TRUSTSTORE_DB_FILE=
TRUSTSTORE_DB_PASSWD=
#
Set TRUSTED_CONNECTION=0 if DB_TYPE is set to a database type other than MSSQLServer or if you
install Informatica on Linux or UNIX.
#
If the property is empty, the installer uses Microsoft SQL Server authentication.
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定
35
# In join node scenario, when JOIN_DOMAIN=1
#
Set this value to empty,for all cases.
TRUSTED_CONNECTION=
# The DB_CUSTOM_STRING_SELECTION property determines whether to use a JDBC URL or a custom connection string
to connect to the domain configuration database.
#
Set DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=1 if TRUSTED_CONNECTION=1. Also provide the default valid connection
string in DB_CUSTOM_STRING.
#
Value
0
The installer creates a JDBC URL from the database properties you provide
#
Value
1
The installer uses the custom connection string you provide.
DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0
# The DB_SERVICENAME property represents the service name or database name of the database.
#
Set the property if DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0.
#
Set the property to the service name for Oracle and IBM DB2 databases.
#
Set the property to the database name for Microsoft SQL Server and Sybase ASE databases.
#
Leave the property blank if DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=1.
DB_SERVICENAME=DBServiceName
# The DB_ADDRESS property represents the host name and port number for the database instance.
#
Set the property if DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0.
#
Set the property in the format HostName:PortNumber.
#
Leave the property blank if DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=1.
DB_ADDRESS=HostName:PortNumber
# The ADVANCE_JDBC_PARAM property represents additional parameters in the JDBC URL connection string.
#
If DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=0, you can set the property to include optional parameters in the JDBC
URL connection string.
#
The parameter string must be valid.
#
If the parameter is empty, the installer creates the JDBC URL without additional parameters.
ADVANCE_JDBC_PARAM=
# The DB_CUSTOM_STRING property represents a valid custom JDBC connection string.
#
Set the property if DB_CUSTOM_STRING_SELECTION=1.
DB_CUSTOM_STRING=
# The DOMAIN_NAME property represents the name of the domain to create. The default domain name is
Domain_<MachineName>.
#
Set the property if CREATE_DOMAIN=1.
#
The domain name must not exceed 128 characters and must be 7-bit ASCII only. It cannot contain a space
or any of the following characters: ` % * + ; " ? , < > \ /
DOMAIN_NAME=DomainName
# The DOMAIN_HOST_NAME property represents the host name of the machine.
#
* If you create a domain, this is the host name of the machine on which to create the node.
#
If the machine has a single network name, use the default host name.
#
If the machine has multiple network names, you can modify the default host name to use an alternate
network name. Optionally, you can use the IP address.
#
* If you join a domain, this is the host name of the machine that hosts the gateway node of the domain
you want to join.
#
Do not use localhost. The host name must explicitly identify the machine.
DOMAIN_HOST_NAME=HostName
# The NODE_NAME property represents the node to create on the machine. The node name is not the host name for
the machine.
NODE_NAME=NodeName
36
第 2 章: アップグレードする前に
# The DOMAIN_PORT property represents the port number.
#
* If you create a domain, set the property to the port number for the node to create.
#
The default port number for the node is 6005.
#
If the default port number is not available on the machine, the installer displays the next
available port number.
#
* If you join a domain, set the property to the port number of the gateway node of the domain you want
to join.
DOMAIN_PORT=
# The DOMAIN_USER property represents the user name for the domain administrator.
#
If you create a domain, you can use this user name to initially log in to the Informatica Administrator.
#
If you join a domain, this is the user name to use to log in to the domain that you want to join.
DOMAIN_USER=AdminUser
# The DOMAIN_PSSWD property represents the password for the domain administrator.
#
The password must be more than 2 characters but cannot exceed 128 characters.
DOMAIN_PSSWD=
# The DOMAIN_CNFRM_PSSWD property confirms the password you set for the domain administrator.
#
Set the property to the password you set in the DOMAIN_PSSWD property to confirm the password.
DOMAIN_CNFRM_PSSWD=
# The JOIN_NODE_NAME property represents the name of the node to create on this machine. The node name is not
the host name for the machine.
#
Set the property if JOIN_DOMAIN=1.
JOIN_NODE_NAME=NodeName
# The JOIN_HOST_NAME property represents the host name of the machine that hosts the gateway node of the
domain you want to join.
#
Set the property if JOIN_DOMAIN=1.
JOIN_HOST_NAME=DomainHostName
# The JOIN_DOMAIN_PORT property represents the port number of the gateway node of the domain you want to join.
#
Set the property if JOIN_DOMAIN=1.
JOIN_DOMAIN_PORT=
# The ADVANCE_PORT_CONFIG property determines whether to display the list of port numbers for the domain and
node components.
#
If ADVANCE_PORT_CONFIG=1, set the MIN_PORT, MAX_PORT, TOMCAT_PORT, AC_PORT, SERVER_PORT, and
AC_SHUTDWN_PORT properties.
#
Value
0
The installer assigns default port numbers to the domain and node components.
#
Value
1
You can manually set the port numbers for the domain and node components.
ADVANCE_PORT_CONFIG=0
# The MIN_PORT property represents the lowest port number in the range of port numbers that can be assigned
to the application service processes that run on this node.
#
Set the property if ADVANCE_PORT_CONFIG=1.
MIN_PORT=
# The MAX_PORT property represents the highest port number in the range of port numbers that can be assigned
to the application service processes that run on this node.
#
Set the property if ADVANCE_PORT_CONFIG=1.
MAX_PORT=
# The
6006.
#
#
#
#
TOMCAT_PORT property represents the port number used by the Service Manager on the node. Default is
Set the property if ADVANCE_PORT_CONFIG=1.
The Service Manager listens for incoming connection requests on this port.
Client applications use this port to communicate with the services in the domain.
This is the port that the Informatica command line programs use to communicate with the domain.
Informatica プラットフォームのプロパティファイルの設定
37
#
This is also the port for the SQL data service JDBC/ODBC driver.
TOMCAT_PORT=
# The AC_PORT property represents the port number used by Informatica Administrator. Default is 6007.
#
Set the property if CREATE_DOMAIN=1 and ADVANCE_PORT_CONFIG=1.
AC_PORT=
# The SERVER_PORT property controls the server shutdown for the domain Service Manager. The Service Manager
listens for shutdown commands on this port. Default is 6008.
#
Set the property if ADVANCE_PORT_CONFIG=1.
SERVER_PORT=
# The AC_SHUTDWN_PORT property represents the port number that controls the server shutdown for Informatica
Administrator. Default is 6009.
#
Set the property if ADVANCE_PORT_CONFIG=1.
#
Informatica Administrator listens for shutdown commands on this port.
AC_SHUTDWN_PORT=
#######
# On Windows, set the following properties to specify whether to run the Informatica service under the same
user account as the account used for installation.
#######
# The USE_LOGIN_DETAILS property determines whether to run the Windows service under a different user
account.
#
Value
0
The installer configures the service to run under the current user account.
#
Value
1
The installer configures the service to run under a different user account.
USE_LOGIN_DETAILS=0
# The WIN_USER_ID property represents the user account with which to run the Informatica Windows service.
#
Set the property if USE_LOGIN_DETAILS=1.
#
The user account must have the "Act as part of the operating system" permission.
#
Use the format DomainName\UserAccount.
WIN_USER_ID=WindowsUserAcct
# The WIN_USER_PSSWD property represents the password for the user account with which to run the Informatica
Windows service.
WIN_USER_PSSWD=WindowsUserPassword
#######
# After you create the properties file, save the file with the name SilentInput.properties and
#
run the silent installer to perform the Informatica services installation.
#######
38
第 2 章: アップグレードする前に
第 3 章
ActiveVOS アップグレード前タス
ク
この章では、以下の項目について説明します。
•
ActiveVOS アップグレード前タスクの概要, 39 ページ
•
JBoss 環境での管理者ユーザーの作成, 39 ページ
•
WebSphere 環境での管理者ユーザーの作成, 40 ページ
•
WebLogic 環境での管理者ユーザーの作成, 40 ページ
•
安全な ActiveVOS 通信のための JBoss の設定, 41 ページ
•
安全な ActiveVOS 通信のための WebSphere の設定, 41 ページ
•
WebSphere 環境での安全なプロファイルの作成, 42 ページ
ActiveVOS アップグレード前タスクの概要
Hub サーバーをアップグレードまたはインストールする前に、アプリケーションサーバーで ActiveVOS コンソ
ールの管理者ユーザーを作成する必要があります。ActiveVOS 管理者ユーザーは、MDM Hub 内のユーザーでは
なく、ActiveVOS コンソールへのログイン用のユーザーです。また、アップグレードの前に、ActiveVOS と MDM
Hub 間の通信に HTTP Secure(HTTPS)プロトコルを使用するように JBoss と WebSphere の環境を設定すること
ができます。
Hub サーバーをインストールする際に、ActiveVOS コンソールの管理者ユーザー名とパスワードの入力を求め
られます。埋め込み ActiveVOS を BPM として使用するように設定された環境をアップグレードする場合は、
Hub サーバーのアップグレードプロセス中に ActiveVOS をインストールし、ActiveVOS セキュリティを設定す
る必要があります。
JBoss 環境での管理者ユーザーの作成
アプリケーションサーバーの abAdmin ロールを持つ ActiveVOS コンソール管理者ユーザーを作成します。管理
者ユーザーを作成しない場合は、デプロイメントに失敗します。
1.
コマンドプロンプトから add-user.bat を実行します。
add-user.bat ファイルは次のディレクトリにあります。
JBoss install directory\bin
39
2.
表示されるプロンプトに回答します。
注: プロンプトでは、デフォルト値が括弧内に表示されます。デフォルト値を使用して次のプロンプトに
進むには、Enter キーを押します。
どのタイプのユーザーを追加しますか?a)管理ユーザーまたは b)アプリケーションユーザー
b を入力してアプリケーションユーザーを選択します。
レルム(ApplicationRealm)
standalone-full.xml ファイルに追加した login-module で指定したのと同じレルム名を入力します。
ユーザー名
ActiveVOS コンソールの管理者名を入力します。
パスワード
JBoss のパスワード標準に準拠しているパスワードを入力します。
このユーザーをどのロールにしますか?
abAdmin を入力します。
レルム<realmname>のユーザー<username>を追加しようとしています。よろしいですか?
ユーザーを追加するには、yes を入力します。
この新しいユーザーは、ある AS プロセスを別の AS プロセスに接続するために使用されますか?
yes を入力します。
3.
アプリケーションサーバーを再起動します。
WebSphere 環境での管理者ユーザーの作成
アプリケーションサーバーの abAdmin ロールを持つ ActiveVOS コンソール管理者ユーザーを作成します。管理
者ユーザーを作成しない場合は、デプロイメントに失敗します。
1.
WebSphere コンソールで、abAdmin ロールを作成します。
2.
WebSphere コンソールで、ActiveVOS コンソール管理者ユーザーを作成します。
注: ActiveVOS コンソールのユーザーは、インストール後またはアップグレード後のプロセスで
postinstallsetup または patchinstallsetup を実行するときに abAdmin ロールにマップされます。
3.
アプリケーションサーバーを再起動します。
WebLogic 環境での管理者ユーザーの作成
アプリケーションサーバーの abAdmin ロールを持つ ActiveVOS コンソール管理者ユーザーを追加します。管理
者ユーザーを追加しない場合は、デプロイメントに失敗します。
40
1.
WebLogic コンソールで、abAdmin ロールを作成します。
2.
WebLogic コンソールで、ActiveVOS コンソール管理者ユーザーを作成し、そのユーザーを abAdmin ロール
に割り当てます。
3.
アプリケーションサーバーを再起動します。
第 3 章: ActiveVOS アップグレード前タスク
安全な ActiveVOS 通信のための JBoss の設定
ActiveVOS と MDM Hub 間の通信にセキュアな HTTP(HTTPS)プロトコルを使用するには、アプリケーションサ
ーバーを設定する必要があります。
この手順は、JBoss で HTTPS プロトコルを使用するための設定方法の 1 つを示しています。その他の方法につ
いては、JBoss のマニュアルを参照してください。
1.
Java キーツールコマンドを使用して、キーストアとエイリアスを生成します。作成したキーストアのパス
ワードをメモします。
詳細については、Java のマニュアルを参照してください。
2.
コネクタ設定を standalone-full.xml に追加します。
a.
テキストエディタで次のファイルを開きます。
<JBoss のインストールディレクトリ>\standalone\configuration\standalone-full.xml
b.
次の XML コードを standalone-full.xml に追加します。
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:web:1.4" default-virtual-server="default-host" native="false">
<connector name="http" protocol="HTTP/1.1" scheme="http" socket-binding="http" redirectport="443"/>
<connector name="https" protocol="HTTP/1.1" scheme="https" socket-binding="https" enablelookups="false" secure="true">
<ssl name="tomcat-ssl" key-alias="tomcat" password="<keystore password>" certificate-key-file="c:
\\as\\ssl\\keystore" protocol="TLSv1"/>
</connector>
3.
Java 仮想マシン(JVM)証明書をインポートするように JBoss を設定します。
a.
テキストエディタで次のファイルを開きます。
<JBoss のインストールディレクトリ>\bin\standalone.conf.bat
b.
次のコマンドを standalone.conf.bat に追加します。
set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Djavax.net.ssl.trustStore=c:\\as\\ssl\\keystore Djavax.net.ssl.trustStorePassword=<keystore password>"
4.
アプリケーションサーバーを再起動します。
安全な ActiveVOS 通信のための WebSphere の設定
ActiveVOS と MDM Hub 間の通信にセキュアな HTTP(HTTPS)プロトコルを使用するには、アプリケーションサ
ーバーを設定する必要があります。
1.
SSL 対応の WebSphere ポートを作成します。
2.
自己署名証明書を許可するように WebSphere を設定します。
詳細については、WebSphere のマニュアルを参照してください。
安全な ActiveVOS 通信のための JBoss の設定
41
WebSphere 環境での安全なプロファイルの作成
WebSphere で、Informatica MDM Multidomain Edition および Informatica ActiveVOS で使用するためのセキ
ュアプロファイルを設定します。
1.
コマンドラインから、次のサンプルコードに示すように安全なプロファイルを作成します。
Windows の場合:
<app_server_root>\bin\manageprofiles.bat -create -profileName AppSrv01
-profilePath <app_server_root>\profiles\AppSrv01
-templatePath <app_server_root>\profileTemplates\default
-adminUserName administrator -adminPassword password1 -enableAdminSecurity true
UNIX の場合:
<app_server_root>/bin/manageprofiles.sh -create -profileName AppSrv01
-profilePath <app_server_root>/profiles/AppSrv01
-templatePath <app_server_root>/profileTemplates/default
-adminUserName administrator -adminPassword password1 -enableAdminSecurity true
2.
WebSphere コンソールで、セキュリティトランスポートタイプを SSL-Supported に変更します。
a. [セキュリティー]を展開し、[グローバル・セキュリティー]をクリックします。
b. [認証]の下で[RMI/IIOP セキュリティー]を展開し、[CSIv2 インバウンド通信]をクリックしま
す。
c.
CSIv2 Transport Layer の下の[Transport]リストから、[SSL サポート]を選択します。
d. [適用]をクリックしてから[保存]をクリックします。
3.
WebSphere コンソールで、アプリケーションセキュリティが設定されていることを確認します。
a. [セキュリティー]を展開し、[グローバル・セキュリティー]をクリックします。
b. [アプリケーション・セキュリティー]の下で[アプリケーション・セキュリティーを使用可能にす
る]を選択します。
c. [適用]をクリックしてから[保存]をクリックします。
4.
統合リポジトリをセットアップします。
a. [セキュリティー]を展開し、[グローバル・セキュリティー]をクリックします。
b. [ユーザー・アカウント・リポジトリー]の下の[使用可能なレルム定義]リストから、[統合リポジ
トリー]を選択します。
c. [構成]をクリックします。
d.
レルムの[リポジトリー]の下で、[組み込みリポジトリーを使用する]をクリックします。
e.
管理者ユーザーのパスワードを指定します。
f. [適用]をクリックしてから[保存]をクリックします。
5.
42
WebSphere プロファイルを再起動します。
第 3 章: ActiveVOS アップグレード前タスク
第 4 章
Hub ストアのアップグレード
この章では、以下の項目について説明します。
•
Hub ストアのアップグレードの概要, 43 ページ
•
データベースを英語以外のロケールに設定, 43 ページ
•
Verbose モードでの MDM Hub マスタデータベースのアップグレード, 44 ページ
•
サイレントモードでの MDM Hub マスターデータベースのアップグレード, 46 ページ
•
Verbose モードでのオペレーショナル参照ストアデータベースのアップグレード, 47 ページ
•
サイレントモードでのオペレーショナル参照ストアデータベースのアップグレード, 49 ページ
•
アップグレードスクリプトが正常に実行されたことの確認, 50 ページ
•
Hub Store のアップグレードのトラブルシューティング, 51 ページ
Hub ストアのアップグレードの概要
Hub ストアとは、MDM Hub マスターデータベースおよび 1 つまたは複数のオペレーショナルリファレンスストア
(ORS)のデータベースが含まれたデータベースです。 データベースをアップグレードするには、配布内容に含
まれているスクリプトを使用します。
データベース環境を英語以外のロケールに設定する場合は、Hub ストアをアップグレードする前に、必ず文字
セットを Unicode 文字にします。 アップグレードが正常に完了したら、設定するロケールを選択できます。
ロケールは、データベースレベルにおいてでなく、ユーザーアカウント設定として保存されます。
データベースを英語以外のロケールに設定
Hub ストアデータベースの環境を英語以外のロケールに設定する場合は、アップグレードスクリプトを実行す
る前に、データベースの環境で Unicode 文字セットが使用されていることを確認します。 文字セットを設定す
るには、データベースの環境変数を使用します。
アップグレードスクリプトにより、メタデータが英語に翻訳され、翻訳キーがメタデータに関連付けられます。
アップグレードが成功したら、各 MDM Hub コンソールユーザーはユーザーインタフェースとデータベース用に
サポートされているロケールを選択できるようになります。 各ユーザーのロケール選択はあらゆるユーザーデ
ータとともにマスターデータベースに保存されます。
例えば、Oracle データベース環境に韓国語ロケールで作成されている MDM Hub ストアを考えます。 アップグ
レードする前に、データベースの環境変数 NLS_LANG を必ず KOREAN_KOREA.AL32UTF8(韓国語の Unicode)に設定し
43
ておきます。アップグレード後は、ロケールを韓国語のままにすることも、サポートされている別のロケール
を選択することもできます。
次の表に、文字セットを設定するのに使用できるデータベース環境変数を示します。
データベース
環境変数名
Oracle
NLS_LANG
IBM DB2
DB2CODEPAGE
Microsoft SQL Server
SET LANGUAGE 句(セッションのみ)
データベース環境変数の詳細については、使用するデータベースのマニュアルを参照してください。
Verbose モードでの MDM Hub マスタデータベースのア
ップグレード
MDM Hub マスターデータベースをアップグレードするには、アップグレードスクリプトを実行します。
注: Hub コンソールを使用してメタデータの変更を行わなかった場合、データベースのアップグレードスクリ
プトが失敗する可能性があります。 スクリプトが失敗した場合、Informatica グローバルカスタマサポートに
連絡してください。
1.
コマンドプロンプトを開きます。
2.
次のディレクトリに移動します。
3.
4.
44
•
UNIX の場合: <distribution directory: 配布ディレクトリ>/database/bin
•
Windows の場合: <distribution directory: 配布ディレクトリ>\database\bin
次のコマンドを使って MDM Hub マスターデータベースのアップグレードスクリプトを実行します。
•
UNIX の場合: sip_ant.sh updatemasterdatabase
•
Windows の場合: sip_ant.bat updatemasterdatabase
プロンプトに回答します。
第 4 章: Hub ストアのアップグレード
Oracle 環境の場合、MDM Hub マスターデータベースに次の情報を提供してください。
プロンプト
説明
データベースタイプの入力
(ORACLE、MSSQL、DB2)
データベースタイプ。ORACLE を指定する。
Oracle 接続タイプ
(SERVICE、SID)を入力。
[SERVICE]
接続タイプ。以下の値を使用する。
SERVICE
Oracle に接続するサービス名を使用します。
SID
Oracle に接続する Oracle システム ID を使用します。
デフォルトは SERVICE。
データベースホスト名を入
力 [localhost]
データベースを実行しているホストの名前。
データベースのポート番号
を入力。[1521]
データベースリスナが使用するポート番号。デフォルトは
1521。
データベースサービス名を
入力[orcl]
Oracle サービスの名前。このプロンプトは、選択した
Oracle 接続タイプが SERVICE の場合に表示される。 デフ
ォルトは orcl。
Oracle Net の接続 ID(TNS
名)を入力。[orcl]
Oracle データベースに接続するために使用される TNS 名。
デフォルトは orcl。
マスターデータベースの接
続 URL:
"jdbc:oracle:thin:@//
<host_name>:<port>/
<service_name>"。
Oracle 接続タイプ SERVICE の接続 URL。
データベース SID を入力。
[orcl]
5.
Oracle システム ID の名前。このプロンプトは、選択した
Oracle 接続タイプが SID の場合に表示される。
マスターデータベースのユ
ーザー名[cmx_system]
MDM Hub のマスターデータベース名は変更できない。
マスターデータベースのユ
ーザーのパスワードを入力
MDM Hub マスターデータベースにアクセスするためのパス
ワード。
マスターデータベースのアップグレード時に次のプロンプトが表示されたら、下記のように回答します。
This upgrade should be performed by a DBA to grant ‘create sequence’ privileges for the master
database. The master database does not have ‘create sequence’ privileges, you can either grant it now
(manually) and then move forward or re-start the upgrade, or direct this process to do so for you now,
and continue the current upgrade.
Do you want the process to create this privilege? Yes/No
•
No と回答すると、アップグレードプロセスは、特権が確かにユーザーに付与されたかどうかを再びチ
ェックし、TNS 名のプロンプトに戻る。
Verbose モードでの MDM Hub マスタデータベースのアップグレード
45
•
Yes と回答した場合には、アップグレードプロセスを続行するために、次のプロンプトに回答する必要
がある。
DBA のユーザー名を入力してください。
DBA パスワードを入力してください。
6.
JBoss 環境で、アプリケーションサーバーを再起動します。
7.
CMX_SYSTEM アップグレードログファイルのコピーをアップグレードドキュメントディレクトリに保存しま
す。 変更スクリプトごとにログファイルが 1 つずつあります。
これらのファイルはアップグレードプロセスによって次の場所に保存されます。
•
UNIX の場合:
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/server/resources/database/
db_changes/<database name: データベース名>/Master
•
Windows の場合:
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\server\resources\database\db_changes
\<database name: データベース名>\Master
関連項目:
• 「アップグレードドキュメントフォルダの作成」
(ページ 18)
サイレントモードでの MDM Hub マスターデータベー
スのアップグレード
サイレントモードで MDM Hub マスターデータベースをアップグレードするには、環境に応じた適切なコマンド
でアップグレードスクリプトを実行します。
注: コマンドラインにサイレントアップグレードプロセスを表示するには、-Dnoprompt を true に設定します。
コマンドラインに開始時刻と終了時刻のみを表示するには、-Dnoprompt を true -silent に設定します。
1.
コマンドプロンプトを開きます。
2.
次のディレクトリに移動します。
3.
•
UNIX。<distribution directory: 配布ディレクトリ>/database/bin
•
Windows。<distribution directory: 配布ディレクトリ>\database\bin
Oracle 環境で MDM Hub マスターデータベースをアップグレードするには、次のコマンドを実行します。
UNIX。
sip_ant.sh updatemasterdatabase -Dmaster.tnsname=<TNS name> -Dmaster.connectiontype=<SID or SERVICE> Dmaster.server=<host name> -Dmaster.port=<port> -Dmaster.sid=<SID name> -Dmaster.username=<MDM Hub
Master Database username> -Dmaster.password=<MDM Hub Master Database password>Dcmx.username=<administrator username> -Dcmx.password=<administrator password> Dcmx.server.masterdatabase.type=ORACLE -Dnoprompt=true
Windows。
sip_ant.bat updatemasterdatabase -Dmaster.tnsname=<TNS name> -Dmaster.connectiontype=<SID or SERVICE> Dmaster.server=<host name> -Dmaster.port=<port> -Dmaster.sid=<SID name> -Dmaster.username=<MDM Hub
Master Database username> -Dmaster.password=<MDM Hub Master Database password>Dcmx.username=<administrator username> -Dcmx.password=<administrator password> Dcmx.server.masterdatabase.type=ORACLE -Dnoprompt=true
4.
46
IBM DB2 環境で MDM Hub マスタデータベースをアップグレードするには、次のコマンドを実行します。
第 4 章: Hub ストアのアップグレード
UNIX。
sip_ant.sh updatemasterdatabase -Dcmx.server.masterdatabase.type=DB2 -Dmaster.hostname=<host name>
-Dmaster.port=<port> -Dmaster.username=<MDM Hub Master Database username> -Dmaster.password=<MDM Hub
Master Database password> -Ddba.username=<DBA username>
-Ddba.password=<DBA password> -Dnoprompt=true
Windows。
sip_ant.bat updatemasterdatabase -Dcmx.server.masterdatabase.type=DB2 -Dmaster.hostname=<host name>
-Dmaster.port=<port> -Dmaster.username=<MDM Hub Master Database username> -Dmaster.password=<MDM Hub
Master Database password> -Ddba.username=<DBA username>
-Ddba.password=<DBA password> -Dnoprompt=true
5.
Microsoft SQL Server 環境で MDM Hub マスターデータベースをアップグレードするには、次のコマンドを
実行します。
UNIX。
sip_ant.sh updatemasterdatabase -Dmaster.hostname=<hostname> -Dmaster.port=<port> -Dmaster.username=<MDM
Hub Master Database username>
-Dmaster.password=<MDM Hub Master Database password>
-Dcmx.username=<administrator username> -Dcmx.password=<administrator password> Dcmx.server.masterdatabase.type=MSSQL
-Dmaster.database=<MDM Hub Master Database name> -Dnoprompt=true
Windows。
sip_ant.bat updatemasterdatabase -Dmaster.hostname=<hostname> -Dmaster.port=<port> Dmaster.username=<MDM Hub Master Database username>
-Dmaster.password=<MDM Hub Master Database password>
-Dcmx.username=<administrator username> -Dcmx.password=<administrator password> Dcmx.server.masterdatabase.type=MSSQL
-Dmaster.database=<MDM Hub Master Database name> -Dnoprompt=true
Verbose モードでのオペレーショナル参照ストアデー
タベースのアップグレード
オペレーショナルリファレンスストア(ORS)のデータベースをアップグレードするには、アップグレードスク
リプトを実行します。 ORS のデータベースをアップグレードする前に、MDM Hub マスターデータベースをアッ
プグレードします。
注: Hub コンソールを使用してメタデータの変更を行わなかった場合、データベースのアップグレードスクリ
プトが失敗する可能性があります。 スクリプトが失敗した場合、Informatica グローバルカスタマサポートに
連絡してください。
1.
アプリケーションサーバーを停止します。
2.
コマンドプロンプトを開きます。
3.
次のディレクトリに移動します。
4.
5.
•
UNIX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/database/bin
•
Windows の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>\database\bin
次のコマンドを使って、オペレーショナルリファレンスストアのアップグレードスクリプトを実行します。
•
UNIX。./sip_ant.sh updateorsdatabase
•
Windows。sip_ant.bat updateorsdatabase
プロンプトに回答します。
Verbose モードでのオペレーショナル参照ストアデータベースのアップグレード
47
Oracle 環境の場合、次の情報を提供してください。
プロンプト
説明
データベースタイプの入力(ORACLE、MSSQL、
DB2)
データベースタイプ。ORACLE を指定する。
Oracle 接続タイプ(SERVICE、SID)を入力。
[SERVICE]
接続タイプ。以下の値を使用する。
SERVICE
Oracle に接続するサービス名を使用し
ます。
SID
Oracle に接続する Oracle システム ID
を使用します。
デフォルトは SERVICE。
オペレーショナルリファレンスストアのデータ
ベースホスト名を入力[localhost]
データベースを実行しているホストの名
前。
オペレーショナルリファレンスストアデータベ
ースのポート番号を入力[1521]
データベースリスナが使用するポート番
号。デフォルトは 1521。
オペレーショナルリファレンスストアのデータ
ベースサービス名を入力[orcl]
Oracle サービスの名前。このプロンプト
は、選択した Oracle 接続タイプが
SERVICE の場合に表示される。
Oracle Net の接続 ID(TNS 名)を入力。
[orcl]
マスターデータベースの接続 URL:
"jdbc:oracle:thin:@//
<host_name>:<port>/<service_name>"。
接続 URL を変更しますか(y/n)[n]
48
Oracle TNS 名。デフォルトは orcl。
Oracle 接続タイプ SERVICE の接続 URL。
デフォルトの接続 URL を変更する場合
は、y を入力する。デフォルトの接続
URL を使用する場合は、n を入力する。
データベース SID を入力。[orcl]
Oracle システム ID の名前。このプロン
プトは、選択した Oracle 接続タイプが
SID の場合に表示される。
オペレーショナルリファレンスストアのデータ
ベース名を入力 [cmx_ors]
オペレーショナルリファレンスストアの
データベースの名前。デフォルトは
cmx_ors。
オペレーショナルリファレンスストアのデータ
ベースのユーザーパスワードを入力
オペレーショナルリファレンスストアに
アクセスするためのパスワード。
第 4 章: Hub ストアのアップグレード
プロンプト
説明
リストからロケール名を入力します(de、
en_US、fr、ja、ko、zh_CN)[en_US]
オペレーティングシステムのロケール。
ORS タイムラインの粒度の整数コードを次のよ
うに入力: 年 5、月 4、日 3、時 2、分 1、秒 0
[3]
使用するタイムラインの単位を指定す
る。
タイムラインの粒度に入力した値は、ア
ップグレードプロセスでは無視される。
インストール時に設定したタイムライン
の粒度は変更できない。
6.
Hub コンソールで、アップグレードされた ORS を登録します。
7.
アプリケーションサーバーを再起動します。
8.
データベースデバッグログのコピーをアップグレードドキュメントディレクトリに保存します。 デバッグ
ログの場所は、環境レポートに規定されています。
9.
CMX_ORS アップグレードログファイルのコピーをアップグレードドキュメントディレクトリに保存します。
変更スクリプトごとにログファイルが 1 つずつあります。
これらのファイルはアップグレードプロセスによって次の場所に保存されます。
•
UNIX の場合:
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/server/resources/database/
db_changes/<database name: データベース名>/ORS
•
Windows の場合:
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\server\resources\database\db_changes
\<database name: データベース名>\ORS
重要: sip_ant ログファイルは、コマンドラインから sip_ant を実行するたびに上書きされます。 sip_ant
スクリプトを実行して別の ORS をアップグレードする前に、バックアップコピーを保存する必要がありま
す。
関連項目:
• 「アップグレードドキュメントフォルダの作成」
• 「MDM
Hub 環境レポートの保存」
(ページ 18)
(ページ 24)
サイレントモードでのオペレーショナル参照ストア
データベースのアップグレード
サイレントモードでオペレーショナル参照ストアデータベースをアップグレードするには、環境に応じた適切
なコマンドでアップグレードスクリプトを実行します。
注: コマンドラインにサイレントアップグレードプロセスを表示するには、-Dnoprompt を true に設定します。
コマンドラインにサイレントアップグレードプロセスの開始時刻と終了時刻のみを表示するには、-Dnoprompt
を true -silent に設定します。
1.
コマンドプロンプトを開きます。
2.
次のディレクトリに移動します。
サイレントモードでのオペレーショナル参照ストアデータベースのアップグレード
49
3.
•
UNIX。<distribution directory: 配布ディレクトリ>/database/bin
•
Windows。<distribution directory: 配布ディレクトリ>\database\bin
Oracle 環境でオペレーショナル参照ストアをアップグレードするには、次のコマンドを実行します。
UNIX。
sip_ant.sh updateorsdatabase –Dors.tnsname=<tns name> -Dors.connectiontype=sid -Dors.hostname=<hostname>
-Dors.port=<port> -Dors.sid=<Oracle SID> -Dors.username=<ORS username> -Dors.password=<ORS password> Dcmx.server.masterdatabase.type=oracle -Dnoprompt=true
Windows。
sip_ant.bat updateorsdatabase –Dors.tnsname=<tns name> -Dors.connectiontype=sid Dors.hostname=<hostname> -Dors.port=<port> -Dors.sid=<Oracle SID> -Dors.username=<ORS username> Dors.password=<ORS password> -Dcmx.server.masterdatabase.type=oracle -Dnoprompt=true
4.
IBM DB2 環境でオペレーショナル参照ストアをアップグレードするには、次のコマンドを実行します。
UNIX。
sip_ant.sh updateorsdatabase -Dors.hostname=<host name> -Dors.database=%db2database% -Dors.port=<port>
-Dors.username=<ORS username> -Dors.password=<ORS password> Dcmx.server.masterdatabase.type=db2 Dnoprompt=true
Windows。
sip_ant.bat updateorsdatabase -Dors.hostname=<host name> -Dors.database=%db2database% -Dors.port=<port>
-Dors.username=<ORS username> -Dors.password=<ORS password> Dcmx.server.masterdatabase.type=db2 Dnoprompt=true
5.
Microsoft SQL Server 環境でオペレーショナル参照ストアをアップグレードするには、次のコマンドを実
行します。
UNIX。
sip_ant.sh updateorsdatabase -Dors.hostname=<hostname> -Dors.port=<port> -Dors.username=<ORS username>
-Dors.password=<ORS password> -Dors.database=<database name> -Dcmx.server.masterdatabase.type=MSSQL
-Dnoprompt=true
Windows。
sip_ant.bat updateorsdatabase -Dors.hostname=<hostname> -Dors.port=<port> -Dors.username=<ORS username>
-Dors.password=<ORS password> -Dors.database=<database name> -Dcmx.server.masterdatabase.type=MSSQL
-Dnoprompt=true
アップグレードスクリプトが正常に実行されたこと
の確認
C_REPOS_DB_CHANGE テーブルをチェックして、Hub ストアのアップグレードスクリプトが正常に実行されたこ
とを確認します。
スクリプトは、前回のアップグレード中に実行されなかった場合には、アップグレードプロセス中に実行され
ます。 スクリプトが失敗したことが C_REPOS_DB_CHANGE テーブルで示された場合は、Informatica グローバル
カスタマサポートに連絡してください。
50
第 4 章: Hub ストアのアップグレード
Hub Store のアップグレードのトラブルシューティン
グ
アップグレードが失敗したことがエラーメッセージで示された場合、またはアップグレード中に問題が発生し
た場合は、次の情報を利用して問題のトラブルシューティングを行います。
アップグレードを行う際にも、次のトラブルシューティングのヒントを考慮に入れてください。
オペレーショナル参照ストアをアップグレードする際、Oracle でエラー ORA-20005 が生成される。
sip_ant updateorsdatabase を実行するとエラー ORA-20005 が発生する場合は、以下の手順を実行します。
1.
次のコマンドを実行し、必要な権限を付与します。
exec dbms_java.grant_permission(upper('ORS_USER'),'SYS:java.net.SocketPermission','*',
'connect,resolve');
2.
次のコマンドを実行して、Oracle に Java クラスがロードされていることを確認します。
select dbms_java.longname(object_name), status from user_objects where object_type='JAVA CLASS';
3.
これらのクラスがロードされていない場合は、次のコマンドを実行してこれらのクラスを再ロードし
ます。
loadjava -verbose -force -resolve -oracleresolver -user &ors_name/&ors_passwd@&tns_name siperiancleansecaller.jar
loadjava -verbose -force -resolve -oracleresolver -user &ors_name/&ors_passwd@&tns_name siperiandbutil.jar
Hub ストアのアップグレードが失敗しました。
部分的にアップグレードされたスキーマで Hub ストアのアップグレードを再実行することはできません。
アップグレードが失敗した場合は、フルバックアップからデータベースをリストアし、Hub ストアのアッ
プグレードを再度実行します。
英語以外のロケールを使用してアップグレードすると、一部のテーブルは英語で表示され、一部のテーブルは
ロケールの言語で表示される。
Hub ストアデータベース環境を英語以外のロケールに設定する場合は、必ず文字セットを Unicode に変更
したうえで、アップグレードスクリプトを実行して MDM Hub マスターデータベースとオペレーショナル参
照ストアをアップグレードします。 アップグレード時に、テーブルのメタデータはすべて翻訳キーを使用
して英語に翻訳されます。 Unicode 文字セットを選択していない場合は、一部のテーブルのみが翻訳され
ます。
Hub Store のアップグレードのトラブルシューティング
51
第 5 章
Hub サーバーのアップグレード
この章では、以下の項目について説明します。
•
Hub サーバーのアップグレードの概要, 52 ページ
•
グラフィカルモードでの Hub サーバーのアップグレード, 52 ページ
•
コンソールモードでの Hub サーバーのアップグレード, 55 ページ
•
サイレントモードでの Hub サーバーのアップグレード, 57 ページ
•
アップグレードドキュメントフォルダへの Hub サーバーのログファイルのコピー, 60 ページ
•
Hub Server のアップグレードの再適用(オプション), 61 ページ
•
Hub サーバーのアップグレードのトラブルシューティング, 61 ページ
Hub サーバーのアップグレードの概要
Hub サーバーは、アプリケーションサーバー環境で動作する MDM Hub ソフトウェアです。アクセス、セキュリ
ティ、Hub サーバーを介したセッション管理など、MDM Hub のコアサービスおよび共通サービスを使用します。
グラフィカルモードまたはサイレントモードでアップグレードできます。Hub サーバーをグラフィカルモード
でアップグレードするには、ディストリビューション内に用意されている Hub サーバーのインストーラを実行
します。Hub サーバーをサイレントモードでアップグレードするには、サイレントインストーラのプロパティ
ファイルを設定します。
Hub サーバーのインストーラでは、パッチインストールとフルインストールが区別され、インストール時にユ
ーザーは既存の MDM Hub インストールをターゲットとして指定します。 既存の Hub サーバーインストールを上
書きする前に、MDM Hub インストーラは重要なファイルのバックアップを作成します。
注: MDM Hub アップグレードの前にアプリケーションサーバーを新規バージョンにアップグレードした場合は、
Hub サーバーの完全インストールを実行します。詳細については、「『Informatica MDM Multidomain Edition
インストールガイド』」を参照してください。
グラフィカルモードでの Hub サーバーのアップグレ
ード
Hub サーバーをグラフィカルモードでアップグレードするには、Hub サーバーのインストーラを実行します。
1.
52
Hub サーバーのインストールに使用したユーザー名を使用してログインします。
2.
Hub サーバーがデプロイされているアプリケーションサーバーを起動します。
3.
コマンドプロンプトを開き、配布ディレクトリ内の Hub サーバーのインストーラに移動します。デフォル
トでは、インストーラは以下のディレクトリにあります。
4.
•
UNIX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ><operating system name: オペレーティングシステム
名>/mrmserver
•
Windows の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>\windows\mrmserver
次のコマンドを実行します。
•
UNIX の場合:hub_install.bin
•
Windows の場合:hub_install.exe
5. [概要]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
[使用許諾契約]ウィンドウが表示されます。
6.
使用許諾契約の条件を確認して同意します。[次へ]をクリックします。
7.
Hub サーバーのインストール場所を選択します。Hub サーバーのインストールフォルダーには siperianmrm.ear ファイルが含まれます。[次へ]をクリックします。
バージョン警告メッセージが表示されます。
8. [OK]をクリックして既存の Hub サーバーのインストールをアップグレードします。
9.
ショートカットフォルダーを選択します。[次へ]をクリックします。
10.
Hub サーバーのライセンスファイルの場所を入力してください。[次へ]をクリックします。
11.
以前のインストールで WebLogic をアプリケーションサーバーとして使用した場合、WebLogic Admin のパ
スワードを入力するように求めるメッセージが Hub サーバーのインストーラに表示されます。WebLogic の
パスワードを入力します。
12.
埋め込み ActiveVOS をインストールする場合、[はい]を選択して次のサブステップを実行します。[次
へ]をクリックします。
すでに埋め込み ActiveVOS がインストールされている場合、直接サブステップに移動します。
a.
埋め込み ActiveVOS がインストールされていないか、以前のバージョンの埋め込み ActiveVOS がイン
ストールされている場合、インストールフォルダを指定します。以前の ActiveVOS のインストールと
同じフォルダに ActiveVOS をインストールすることはできません。[ActiveVOS インストールフォルダ
を選択]ページで、デフォルトのインストールパスを受け入れるか、または希望する場所を指定しま
す。 [次へ]をクリックします。
b.
埋め込み ActiveVOS がインストールされていないか、以前のバージョンの埋め込み ActiveVOS がイン
ストールされている場合、[ActiveVOS インストーラ]ページで[選択]をクリックします。配布パッ
ケージの ActiveVOS_Server インストールファイルを参照します。[次へ]をクリックします。
c.
ユーザー名とパスワードを入力し、ActiveVOS コンソールの管理者ユーザーを作成します。
重要: このユーザー名とパスワードは、アプリケーションサーバーで作成した ActiveVOS コンソール
のユーザー名とパスワードと同じにする必要があります。
d. [データベース情報]ページで、ActiveVOS データベーススキーマの作成時に指定した資格情報を入力
します。 [次へ]をクリックします。
注: スタンドアロン ActiveVOS から埋め込み ActiveVOS に移行する場合、スタンドアロン ActiveVOS
スキーマの詳細を入力します。
e.
埋め込み ActiveVOS がインストールされていない場合、[アプリケーションサーバー Web URL]ページ
で、デフォルト URL を受け入れるか、ActiveVOS Web サービスの呼び出しに使用する URL を指定しま
す。URL にアプリケーションサーバーに接続するための正しいポート番号が含まれていることを確認
します。[次へ]をクリックします。
グラフィカルモードでの Hub サーバーのアップグレード
53
この URL は、インストール後のセットアップスクリプトによって、ActiveVOS Web サービスの呼び出
し、定義済みの MDM ワークフローの ActiveVOS へのデプロイ、および URN マッピングの作成に使用さ
れます。
f. [次へ]をクリックします。
13.
Informatica プラットフォームの次のいずれかのインストールオプションを選択します。
14.
•
[はい]。Informatica プラットフォームをインストールする。
•
[いいえ]。Informatica プラットフォームをインストールしない。
前の手順で[はい]を選択した場合は、[選択]をクリックして、次の Informatica プラットフォームの
ファイルの場所を参照します。
•
インストール応答ファイル
•
Platform インストールファイル
15. [製品使用ツールキット]ページで[環境タイプ]を選択します。
16.
プロキシサーバーを使用する場合は、[はい]を選択してプロキシサーバーの詳細情報を入力します。そう
でない場合は、[いいえ]を選択します。
次のプロキシサーバーの詳細を入力できます。
•
プロキシサーバーの名前/IP
•
プロキシサーバーのポート
•
プロキシサーバーのドメイン名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのユーザー名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのパスワード。不要な場合は空白のままにします。
17. [次へ]をクリックします。
[デプロイ]ページが表示されます。
18.
自動または手動のどちらでデプロイするかを選択します。自動的にデプロイするには[はい]をクリック
し、手動でデプロイするには[いいえ]をクリックした後、[次へ]をクリックします。
•
お使いの環境で ActiveVOS を使用している場合は、[いいえ]をクリックして手動でデプロイした後、
[次へ]をクリックします。手動でデプロイする前に ActiveVOS スキーマを 9.2.4.1 にアップグレード
する必要があります。
•
WebLogic またはクラスタ環境では、手動でデプロイするために[いいえ]をクリックして、[次へ]を
クリックします。
•
ActiveVOS のない WebSphere スタンドアロン環境または JBoss スタンドアロン環境では、[はい]をク
リックして自動的にデプロイした後、[次へ]をクリックします。
[インストール前のサマリ]ウィンドウが表示されます。
19.
いずれかのオプションを変更するには、[前へ]ボタンをクリックして前の選択を変更します。
20.
サマリウィンドウで設定内容を確認したら、[インストール]をクリックしてインストールプロセスを開始
します。
Hub サーバーのインストーラがシステムを設定する間、インストーラには[しばらくお待ちください]画
面が表示されます。Hub サーバーのインストーラは重要なファイルを、MDM Hub インストールディレクト
リのバックアップフォルダに格納されているアーカイブにバックアップします。アーカイブのファイル名に
は、次の例に示す形式が使用されます。
Informatica MDM Hub Server-2010-09-27_12-13.jar
インストールが完了すると、[インストールの完了]ウィンドウが表示されます。
21. [完了]をクリックして Hub サーバーインストーラを終了します。
54
第 5 章:
Hub サーバーのアップグレード
注: アップグレードが正常に完了しなかった場合、アップグレードが失敗したことを示すウィンドウが表
示され、エラーメッセージを含むログファイルの場所が示されます。
22.
手順 18 で[いいえ]を選択した場合は、EAR ファイルを再パッケージして手動でデプロイします。
a.
次のコマンドを実行して、EAR ファイルを再パッケージします。
UNIX の場合:
cd <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server/bin
./sip_ant.sh repackage
Windows の場合:
cd <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\bin
sip_ant.bat repackage
b.
23.
アプリケーションサーバーの管理コンソールで、Hub サーバーの EAR ファイルを手動でデプロイしま
す。アプリケーションサーバーのドキュメントを参照してください。
アプリケーションサーバーを再起動します。
コンソールモードでの Hub サーバーのアップグレー
ド
UNIX では、Hub サーバーをコンソールモードでアップグレードできます。
1.
アプリケーションサーバーを起動します。
2.
MDM Hub ディストリビューション内の次のディレクトリに移動します。
UNIX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/<operating system name: オペレーティングシステム名
>/mrmserver
3.
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
./hub_install.bin -i console
4.
アップグレードで選択するロケールに対応する番号を入力し、Enter キーを押します。
アップグレードに関する概要情報が表示されます。
5.
Enter キーを押します。
使用許諾契約が表示されます。
6.
使用許諾契約に目を通します。使用許諾契約の条項に同意する場合は Y と入力し、同意しない場合は N と
入力してインストールプログラムを終了します。
7.
Enter キーを押します。
前の手順で Y と入力した場合、インストールフォルダに関する情報が表示されます。
8.
9.
Hub サーバーをインストールしたディレクトリを指定します。
•
デフォルトのフォルダを選択する場合は、Enter キーを押す。
•
パスを変更する場合は、インストールフォルダの絶対パスを入力し、Enter キーを押します。
インストールフォルダの場所を確認します。インストールフォルダを確認して Y と入力するか、または N
と入力してインストールフォルダを変更します。
バージョン警告メッセージが表示されます。
10.
Enter キーを押して、続行することを確認します。
11.
WebLogic 環境では、WebLogic パスワードを入力して Enter キーを押します。
コンソールモードでの Hub サーバーのアップグレード
55
12.
Informatica ActiveVOS がインストールされているか、以前のバージョンの埋め込み ActiveVOS がインス
トールされている場合、Enter キーを押して[はい]と応答します。
インストーラから ActiveVOS のインストールに関する情報を指定するようにプロンプトが表示されます。
a.
埋め込み ActiveVOS がインストールされていないか、以前のバージョンの埋め込み ActiveVOS がイン
ストールされている場合、ActiveVOS サーバーをインストールする場所を指定します。以前の
ActiveVOS のインストールと同じフォルダに ActiveVOS をインストールすることはできません。
b.
埋め込み ActiveVOS がインストールされていないか、以前のバージョンの埋め込み ActiveVOS がイン
ストールされている場合、ActiveVOS サーバーのインストールファイルの場所を指定します。
c.
ユーザー名とパスワードを入力し、ActiveVOS サーバー管理コンソールで管理者ユーザーを作成しま
す。
重要: このユーザー名とパスワードは、アプリケーションサーバーで作成した ActiveVOS コンソール
のユーザー名とパスワードと同じにする必要があります。
d.
ActiveVOS スキーマ作成時に指定した ActiveVOS データベースの資格情報を入力します。
注: スタンドアロン ActiveVOS から埋め込み ActiveVOS に移行する場合、スタンドアロン ActiveVOS
スキーマの詳細を入力します。
e.
13.
埋め込み ActiveVOS がインストールされていない場合、MDM および ActiveVOS Web サービスの呼び出
しに使用する URL を指定します。URL にアプリケーションサーバーに接続するための正しいポート番
号が含まれていることを確認します。
Enter キーを押します。
Informatica プラットフォームのインストールプロンプトが表示されます。
14.
Informatica プラットフォームをインストールする場合、続行するには Enter キーを押します。 インスト
ールせずにキャンセルする場合は、2 を入力して Enter を押します。
Informatica プラットフォームのインストール応答ファイルおよびアーカイブファイルの場所に関するプ
ロンプトが表示されます。
15.
Informatica プラットフォームのインストール応答ファイルおよびアーカイブファイルの場所を入力して、
Enter キーを押します。
16. [製品使用ツールキット]オプションから、環境タイプを選択します。Production に 1、Test/QA に 2、
Development に 3 を入力してから Enter キーを押します。
17.
プロキシサーバーがあるかどうかを選択します。ある場合は、Enter キーを押します。そうでない場合は、
2 を入力して Enter キーを押します。
次のプロキシサーバーの詳細を入力できます。
•
プロキシサーバーの名前/IP
•
プロキシサーバーのポート
•
プロキシサーバーのドメイン名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのユーザー名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのパスワード。不要な場合は空白のままにします。
インストールの設定のサマリが表示されます。
18.
インストール中に postInstallSetup を実行するか、後で手動で実行するか、いずれかの方法を選択します。
Informatica ActiveVOS を使用するように環境が設定されている場合は、後でスクリプトを手動で実行す
ることを選択します。スクリプトを実行する前に ActiveVOS スキーマを 9.2.4.1 にアップグレードする必
要があります。
19.
Enter キーを押します。
アップグレードの設定のサマリが表示されます。
56
第 5 章:
Hub サーバーのアップグレード
20.
アップグレード前のサマリの情報を確認します。情報が正しければ、Enter キーを押してアップグレード
を開始します。変更する必要がある場合は、特定の情報に対して BACK と入力して変更を行います。
プロセスが完了すると、アップグレードの完了に関する情報が表示されます。
21.
Enter キーを押してインストーラを終了します。
サイレントモードでの Hub サーバーのアップグレー
ド
サイレントモードでは、ユーザーとの対話なしで Hub サーバーをアップグレードできます。複数のインストー
ルがある場合や、マシンクラスタでアップグレードする必要がある場合は、サイレントモードを実行できます。
サイレントアップグレードでは、進捗やエラーメッセージは表示されません。
Hub サーバーのサイレントアップグレードを実行する前に、サイレントアップグレードのプロパティファイル
を設定しておく必要があります。インストーラはファイルを読み込んでアップグレードオプションを確認しま
す。 サイレントアップグレードのプロセスは、不正なアプリケーションサーバーパスまたはポートなど、設定
が正しくない場合でも正常に完了する場合があります。プロパティファイルに正しい設定がされていることを
確認する必要があります。
Hub サーバーのインストール先となるマシンのハードディスクに、Hub サーバーアップグレードファイルをコピ
ーします。サイレントモードでアップグレードするには、以下のタスクを実行します。
1.
インストールプロパティファイルを設定し、そのプロパティファイル内でインストールオプションを指定
する。
2.
インストールプロパティファイルを使用してアップグレードを実行する。
プロパティファイルの設定
サイレントアップグレードプロセスに影響を与えるプロパティファイルのパラメータの値を確認します。
1.
Hub サーバーのインストール時に設定したプロパティファイルを検索します。
2.
テキストエディタを使用してファイルを開き、サイレントアップグレードプロセスに影響を与えるパラメ
ータの値を確認します。
サイレントモードでの Hub サーバーのアップグレード
57
次の表で、確認するアップグレードパラメータについて説明します。
プロパティ名
USER_INSTALL_DIR
説明
Hub サーバーをインストールしたディレクトリ。
例: C\:\\<infamdm installation directory: infamdm インストール
ディレクトリ>\\hub\\server。
プロパティファイルでは、バックスラッシュ文字をエスケープ
する必要があります。インストールディレクトリパスを指定す
る際は、二重バックスラッシュを使用します。
3.
SIP.APPSERVER.PASSWORD
WebLogic にアクセスするためのパスワード。WebLogic 環境用
です。
RUN_DEPLOYMENT_FLAG
サイレントアップグレードの一部として、postInstallSetup
スクリプトを実行します。サイレントアップグレードの最後に
postInstallSetup を実行する場合は、1 を設定します。
postInstallSetup を実行しない場合は、0 を設定します。
バンドルとしてライセンス供与された ActiveVOS サーバーのバージョンをインストールする場合は、
ActiveVOS のプロパティをプロパティファイルに追加します。
a.
このリリースに付属している silentInstallServer_sample.properties ファイルを開きます。
b.
ActiveVOS を検索します。
c. [ActiveVOS のインストール]セクションをプロパティファイルにコピーします。
###############################################################################
#################### ActiveVOS Server installation ############################
###############################################################################
## Do you want to install ActiveVOS (Yes/No)
AVOS.INSTALL=Yes
## Path to ActiveVOS Installer (ActiveVOS_Server_windows_9.2.4.1.exe for Windows or
ActiveVOS_Server_unix_9.2.4.1.sh for Linux/UNIX)
AVOS_INSTALLER_PATH=c\:\\ActiveVOS_Server_windows_9.2.4.1.exe
## ActiveVOS server install directory
AVOS_INSTALL_DIR=C\:\\infamdm\\avos\\server
## Database type is the same as for HUB (There is no ability to set a different database type for
ActiveVOS)
## Oracle connection data
## Connection Type SID or Service Name
AVOS.ORACLE.CONNECTION.TYPE="Service Name"
AVOS.DB.SERVER=localhost
AVOS.DB.PORT=1521
## Oracle SID name or service name
AVOS.DB.SID=orcl
AVOS.DB.SCHEMA_NAME=avos
AVOS.DB.PASSWORD=!!cmx!!
## DB2 connection data
AVOS.DB.SERVER=localhost
AVOS.DB.PORT=50000
AVOS.DB.DBNAME=AVOS
AVOS.DB.SCHEMA_NAME=AVOS
AVOS.DB.USER=avos
AVOS.DB.PASSWORD=!!cmx!!
## MSSQL connection data
AVOS.DB.SERVER=localhost
AVOS.DB.PORT=1433
58
第 5 章:
Hub サーバーのアップグレード
AVOS.DB.DBNAME=avos
AVOS.DB.USER=avos
AVOS.DB.PASSWORD=!!cmx!!
##If you are moving from standalone ActiveVOS to embedded ActiveVOS, enter the details for the
standalone ActiveVOS schema.
d.
4.
プロパティファイルで、ActiveVOS データベースの情報を指定するとともに、サポートされている他
のデータベースのプロパティを削除します。 プロパティのヘルプが必要な場合は、環境に合わせて
『Informatica MDM Multidomain Edition インストールガイド』を参照してください。
Informatica プラットフォームをインストールする場合、Informatica プラットフォームの次のプロパテ
ィをサイレントインストールのプロパティファイルに追加して設定します。
## If you want to install Informatica Platform, set to 1
## If you DO NOT want to install Informatica Platform, set to 0
INSTALL.PLATFORM.YES=1
## Path to the Informatica Platform installer (zip or tar file)
INFA.PLATFORM.ZIP=C\:\\961HF1_Server_Installer_winem-64t.zip
## For UNIX: INFA.PLATFORM.ZIP=/export/home/user/961HF1_Server_Installer_linux-x64.tar
## Path to silent installer properties file
INFA.PLATFORM.PROPERTIES=C\:\\SilentInput.properties
5.
次の製品使用ツールキットのプロパティをサイレントインストールのプロパティファイルに追加して設定
します。
#Product Usage Toolkit Installation
#CSM_TYPE is the type of Product Usage Toolkit installation.
# valid values are:Production,Test,Development. Should not be blank.
CSM_TYPE=Production
# If the network has a proxy server, fill in the following parameters (leave empty if no proxy):
# proxy server host
CSM_HOST=
# proxy server port
CSM_PORT=
# Proxy server domain name (leave blank, if not applicable)
CSM_DOMAIN=
# Proxy server user name (leave blank, if not applicable)
CSM_PROXY_USER_NAME=
#Proxy server password (leave blank, if not applicable)
CSM_PROXY_PASSWORD=
6.
ライセンス供与された ActiveVOS サーバーのバージョンを使用する場合は、サイレントインストールのプ
ロパティファイルに以下のプロパティを追加して設定します。
SIP.APPSERVER.WEB.URL=http://localhost:8080
## Avos console's administrator username
AVOS.CONSOLE.USER=aeadmin
## Avos console's administrator password
AVOS.CONSOLE.PASSWORD=admin
##The user name and password must be the same as the ActiveVOS Console user name and password
that was created in the application server during the pre-installation process.
サイレントアップグレードの実行
プロパティファイルの設定後、サイレントアップグレードを開始できます。
1.
アプリケーションサーバーが動作していることを確認します。
2.
コマンドウィンドウを開きます。
サイレントモードでの Hub サーバーのアップグレード
59
3.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合: ./hub_install.bin -f <location of silent properties file for hub server: Hub サーバーのサイ
レントプロパティファイルの場所>
Windows の場合:hub_install.exe -f <location of silent properties file for hub server: Hub サーバーのサイ
レントプロパティファイルの場所>
サイレントアップグレードがバックグラウンドで実行されます。プロセスにしばらく時間がかかる場合が
あります。 Hub サーバーの postInstallSetup スクリプトをサイレントインストールの一部として実行し
た場合、postinstallSetup.log ファイルをチェックしてアップグレードが正常に行われたことを確認しま
す。
ログファイルは、以下のディレクトリから利用できます。
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server/logs/
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\logs\
アップグレードドキュメントフォルダへの Hub サー
バーのログファイルのコピー
Hub サーバーのログファイルのコピーを保存します。 これらのログファイルは、アップグレードのトラブルシ
ューティングを行う場合に使用します。
Hub サーバーのログファイルを upgradedoc アップグレードドキュメントフォルダにコピーします。 これらのフ
ァイルは hub_server_upgrade などの別のフォルダに保存してください。 クラスタ内の複数の Hub サーバーをア
ップグレードした場合は、Hub サーバーの各インスタンスのファイルを個別のフォルダに保存します。
次の表に、コピーするログファイルを示します。
60
ファイル
説明
<infamdm installation directory: infamdm インストー
ルディレクトリ>/hub/server/
Infamdm_Hub_Server_InstallLog.xml
Hub サーバーのインストールに関するログ
メッセージを含む。
<infamdm installation directory: infamdm インストー
ルディレクトリ>/hub/server/
infamdm_installer_debug.txt
デバッグメッセージと、アップグレード
プロセスの実行時に選択したすべてのオ
プションが含まれる。
<infamdm installation directory: infamdm インストー
ルディレクトリ>/hub/server/logs/
patchInstallSetup.log
patchInstallSetup スクリプトの実行結果
が含まれる。
<infamdm installation directory: infamdm インストー
ルディレクトリ>/hub/server/logs/cmxserver.log
Hub サーバーログが含まれる。 このファ
イルは、Hub サーバーの起動時に Hub サー
バーにより作成される。
アプリケーションサーバーのログファイル。
ツリーの、アプリケーションサーバーの
インストールディレクトリ内にあります。
第 5 章:
Hub サーバーのアップグレード
Hub Server のアップグレードの再適用(オプション)
Hub サーバーのアップグレードが完了した場合に、Hub サーバーのアップグレードを再適用することはアップグ
レードプロセスによって許可されません。 Hub サーバーのアップグレードを再適用する例は、アップグレード
プロセス中にハードウェアが故障した場合などです。 また、このプロシージャは、アップグレードのテストを
行って、前のバージョンのソフトウェアに戻す場合にも実行できます。
1.
2.
次のディレクトリにある siperian-mrm.ear ファイルをバックアップします。
•
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server
•
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server
アップグレード手順を繰り返します。 インストールコマンドにパラメータDSIPERIAN_FORCED_PATCH_INSTALL=true を追加します。
例えば、UNIX でアップグレードをグラフィカルモードで再適用する場合は、次のコマンドを実行します。
hub_install.bin -DSIPERIAN_FORCED_PATCH_INSTALL=true
Hub サーバーのアップグレードのトラブルシューティ
ング
アップグレードが失敗したことがエラーメッセージで示された場合、またはアップグレード中に問題が発生し
た場合は、次の情報を利用して問題のトラブルシューティングを行います。
アップグレードを行う際にも、次のトラブルシューティングのヒントを考慮に入れてください。
EAR ファイルが JBoss 環境で許可される時間内にデプロイされない。
オペレーション参照ストアの数が増えると、EAR ファイルのデプロイメント時間も長くなります。EAR ファイル
のデプロイメント時間が、JBoss 環境で許可される時間を超えると、アップグレードは失敗します。EAR ファイ
ルのデプロイメント時間が許可されるようにデプロイメント時間を長くします。許可される時間のデフォルト
は 600 秒です。
1.
deploy.wait.time プロパティ(次のディレクトリの build.properties ファイル内)の値を増やします。
UNIX の場合: <infamdm installation directory>/hub/server/bin
Windows の場合: <infamdm installation directory>\hub\server\bin
2.
次のディレクトリに移動します。
UNIX の場合:<JBoss installation directory>/standalone/configuration
Windows の場合: <JBoss installation directory>\standalone\configuration
3.
standalone-full.xml ファイルに次のコードを設定してタイムアウト値を増やします。
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:deployment-scanner:1.1">
<deployment-scanner path="deployments" relative-to="jboss.server.base.dir" scan-interval="5000"
deployment-timeout="1200"/>
</subsystem>
Hub サーバーのアップグレードが失敗しました。
Hub サーバーのアップグレードが失敗した場合には、EAR ファイルを再デプロイして Hub サーバーのアップグレ
ードを再試行することができます。
Hub Server のアップグレードの再適用(オプション)
61
注: JBoss 環境で JBoss の実行中に standalone-full.xml ファイルの中のデータソースの設定を手動で変更する
と、patchInstallSetup スクリプトを実行したときに設定の変更が失われます。
1.
次のディレクトリに移動します。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server
2.
次のコマンドを実行して、Hub サーバーアプリケーションをデプロイし、アプリケーションサーバーの設
定に変更を適用します。
注: 使用する環境に埋め込み ActiveVOS がない場合は、コマンドに ActiveVOS のユーザー名とパスワード
を含める必要はありません。
UNIX の場合:
WebLogic
patchInstallSetup.sh -Dweblogic.password=<WebLogic password> -Ddatabase.password=<MDM Hub Master
database password> -Davos.username=<ActiveVOS Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console
password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS database password>
WebSphere(セキュリティ有効)
patchInstallSetup.sh -Dwebsphere.password=<WebSphere password> -Ddatabase.password=<MDM Hub Master
database password> -Davos.username=<ActiveVOS Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console
password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS database password>
WebSphere(セキュリティ無効)
patchInstallSetup.sh -Ddatabase.password=<MDM Hub Master database password> -Davos.username=<ActiveVOS
Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS
database password>
JBoss
patchInstallsetup.sh -Ddatabase.password=<MDM Hub Master database password> -Davos.username=<ActiveVOS
Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS
database password>
Windows の場合:
WebLogic
patchInstallSetup.bat -Dweblogic.password=<WebLogic password> -Ddatabase.password=<MDM Hub Master
database password> -Davos.username=<ActiveVOS Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console
password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS database password>
WebSphere(セキュリティ有効)
patchInstallSetup.bat -Dwebsphere.password=<WebSphere password> -Ddatabase.password=<MDM Hub Master
database password> -Davos.username=<ActiveVOS Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console
password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS database password>
WebSphere(セキュリティ無効)
patchInstallSetup.bat -Ddatabase.password=<MDM Hub Master database password> -Davos.username=<ActiveVOS
Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS
database password>
JBoss
patchInstallsetup.bat -Ddatabase.password=<MDM Hub Master database password> -Davos.username=<ActiveVOS
Console username> -Davos.password=<ActiveVOS Console password> -Davos.jdbc.database.password=<ActiveVOS
database password>
注: UNIX でパスワードに感嘆符(!)を含める場合、 感嘆符の前にバックスラッシュを付ける必要があり
ます 。例えば、パスワードが!!cmx!!の場合は、\!\!cmx\!\!と入力します。
62
第 5 章:
Hub サーバーのアップグレード
第 6 章
プロセスサーバーのアップグレー
ド
この章では、以下の項目について説明します。
•
Process サーバーアップグレードの概要, 63 ページ
•
グラフィカルモードでのプロセスサーバーのアップグレード, 64 ページ
•
コンソールモードでのプロセスサーバーのアップグレード, 66 ページ
•
サイレントモードでのプロセスサーバーのアップグレード, 67 ページ
•
AddressDoctor 5 統合へのアップグレード手順, 69 ページ
•
一致ポピュレーションの設定, 71 ページ
•
アップグレードドキュメントディレクトリへのプロセスサーバーのログファイルのコピー, 73 ページ
•
プロセスサーバーのアップグレードの再適用(オプション), 74 ページ
•
プロセスサーバーのアップグレードのトラブルシューティング, 74 ページ
Process サーバーアップグレードの概要
Process サーバーは、データクレンジング操作、一致操作、およびバッチジョブを取り扱うサーブレットです。
Process サーバーをアップグレードするには、配布内容に含まれている Process サーバーのインストーラを実
行します。 アップグレードプロセス時に既存の MDM Hub インストール先をターゲットの場所として選択する
と、Process サーバーのインストーラにより、フルインストールでなくアップグレードと認識されます。 既存
の Process サーバーインストールを上書きする前に、Process サーバーインストーラは重要なファイルのバッ
クアップを作成します。
MDM Hub アップグレードの前にアプリケーションサーバーを新規バージョンにアップグレードした場合は、プ
ロセスサーバーの完全インストールを実行します。詳細については、「『Informatica MDM Multidomain
Edition インストールガイド』」を参照してください。
63
グラフィカルモードでのプロセスサーバーのアップ
グレード
プロセスサーバーをグラフィカルモードでアップグレードするには、プロセスサーバーのインストーラを実行
します。
1.
Process サーバーのインストール時に使用したユーザー名でログインします。
2.
Process サーバーがデプロイされているアプリケーションサーバーを起動します。
3.
コマンドプロンプトを開き、配布ディレクトリ内のプロセスサーバーのインストーラに移動します。デフ
ォルトでは、インストーラは以下のディレクトリにあります。
4.
•
UNIX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ><operating system name: オペレーティングシステム
名>/mrmcleanse
•
Windows の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>\windows\mrmcleanse
次のコマンドを実行します。
•
UNIX の場合:hub_cleanse_install.bin
•
Windows の場合:hub_cleanse_install.exe
5. [概要]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
[使用許諾契約]ウィンドウが表示されます。
6. [使用許諾契約に同意する]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
[インストールフォルダの選択]ウィンドウが表示されます。
7.
プロセスサーバーのインストール場所を選択します。プロセスサーバーのインストールフォルダには
siperian-mrm-cleanse.ear ファイルが含まれます。
•
デフォルトの場所を選択するには、[次へ]をクリックします。
•
別の場所を指定するには、[選択]をクリックして[次へ]をクリックします。
バージョン警告メッセージが表示されます。
8. [OK]をクリックして、続行することを確認します。
9.
以前のインストールで WebLogic をアプリケーションサーバーとして使用した場合、WebLogic Admin のパ
スワードを入力するように求めるメッセージが Process サーバーのインストーラに表示されます。
WebLogic のパスワードを入力します。
10. [製品使用ツールキット]ページで[環境タイプ]を選択します。
11.
プロキシサーバーがある場合は、[はい]を選択してプロキシサーバーの詳細を入力します。そうでない場
合は、[いいえ]を選択します。
次のプロキシサーバーの詳細を入力できます。
•
プロキシサーバーの名前/IP
•
プロキシサーバーのポート
•
プロキシサーバーのドメイン名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのユーザー名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのパスワード。不要な場合は空白のままにします。
12. [次へ]をクリックします。
[デプロイ]ページが表示されます。
64
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
13.
自動または手動のどちらでデプロイするかを選択します。自動的にデプロイするには[はい]をクリック
し、手動でデプロイするには[いいえ]をクリックして、[次へ]をクリックします。
•
WebSphere スタンドアロン環境または JBoss スタンドアロン環境では、自動的にデプロイするために
[はい]をクリックして、[次へ]をクリックします。
•
WebLogic またはクラスタ環境では、手動でデプロイするために[いいえ]をクリックして、[次へ]を
クリックします。
[インストール前のサマリ]ウィンドウが表示されます。
14.
いずれかのオプションを変更するには、[前へ]ボタンをクリックして前の選択を変更します。
15.
サマリウィンドウで設定内容を確認したら、[インストール]をクリックしてインストールプロセスを開始
します。
Process サーバーのインストーラがシステムを設定する間、インストーラには[しばらくお待ちください]
画面が表示されます。Process サーバーのインストーラは重要なファイルを、MDM Hub インストールディ
レクトリのバックアップフォルダに格納されているアーカイブにバックアップします。アーカイブのファイ
ル名には、次の例に示す形式が使用されます。
Siperian Hub Cleanse Match Server-2010-05-12_18-09.jar
インストールが完了すると、[インストールの完了]ウィンドウが表示されます。
16. [完了]をクリックして Process サーバーのインストーラを終了します。
注: アップグレードが正常に完了しなかった場合、アップグレードが失敗したことを示すウィンドウが表
示され、エラーメッセージを含むログファイルの場所が示されます。
17.
手順 13 で[いいえ]を選択した場合は、EAR ファイルを再パッケージして手動でデプロイします。
a.
次のコマンドを実行して、EAR ファイルを再パッケージします。
UNIX の場合:
cd <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse/bin
./sip_ant.sh repackage
Windows の場合:
cd <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse\bin
sip_ant.bat repackage
b.
18.
19.
アプリケーションサーバーの管理コンソールでプロセスサーバーの EAR ファイルを手動でデプロイし
ます。アプリケーションサーバーのドキュメントを参照してください。
SSA-Name3 ライブラリファイルを<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>
\cleanse\upgrade\ssa から<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\cleanse\lib に
コピーします。
•
UNIX の場合は、ファイルを<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/
cleanse/upgrade/ssa から<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\cleanse\lib
にコピーします。
•
Windows の場合は、ファイルを<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>
\cleanse\upgrade\ssa から<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\cleanse\lib
にコピーします。
アプリケーションサーバーを再起動します。
グラフィカルモードでのプロセスサーバーのアップグレード
65
コンソールモードでのプロセスサーバーのアップグ
レード
UNIX では、Process サーバーをコンソールモードでアップグレードできます。
注: RedHat Linux で Process サーバーをアップグレードする場合は、ルートユーザーを使用しないでくださ
い。ルートユーザーには、InstallAnywhere に必要な.profile がありません。代わりに、別のユーザープロフ
ァイルを作成して、Process サーバーをアップグレードします。
1.
アプリケーションサーバーを起動します。
2.
MDM Hub ディストリビューション内の次のディレクトリに移動します。
Solaris の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/solaris/mrmcleanse
HP-UX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/hpux/mrmcleanse
Linux の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/linux/mrmcleanse
AIX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/aix/mrmcleanse
3.
コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
./hub_cleanse_install.bin -i console
4.
インストールで選択するロケールに対応する番号を入力し、Enter を押します。
インストールに関する概要情報が表示されます。
5.
Enter キーを押します。
使用許諾契約が表示されます。
6.
使用許諾契約に目を通します。Y と入力して、使用許諾契約に同意するか、または使用許諾契約に同意し
ない場合は、N と入力してインストールプログラムを終了します。
7.
Enter キーを押します。
前の手順で Y と入力した場合、インストールフォルダに関する情報が表示されます。
8.
9.
プロセスサーバーをインストールしたディレクトリを指定します。
•
デフォルトの場所を選択する場合は、Enter キーを押します。
•
パスを変更する場合は、インストールフォルダの絶対パスを入力し、Enter キーを押します。
インストールフォルダの場所を確認します。インストールフォルダを確認して Y と入力するか、または N
と入力してインストールフォルダを変更します。
バージョン警告メッセージが表示されます。
10.
Enter キーを押して、続行することを確認します。
11.
WebLogic 環境では、WebLogic パスワードを入力して Enter キーを押します。
12. [製品使用ツールキット]オプションから、環境タイプを選択します。Production に 1、Test/QA に 2、
Development に 3 を入力してから Enter キーを押します。
13.
プロキシサーバーがあるかどうかを選択します。ある場合は、Enter キーを押します。そうでない場合は、
2 を入力して Enter キーを押します。
次のプロキシサーバーの詳細を入力できます。
66
•
プロキシサーバーの名前/IP
•
プロキシサーバーのポート
•
プロキシサーバーのドメイン名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのユーザー名。不要な場合は空白のままにします。
•
プロキシサーバーのパスワード。不要な場合は空白のままにします。
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
インストールの設定のサマリが表示されます。
14.
インストール中に postInstallSetup を実行するか、後で手動で実行するか、いずれかの方法を選択します。
15.
Enter キーを押します。
アップグレードの設定のサマリが表示されます。
16.
アップグレード前のサマリの情報を確認します。情報が正しければ、Enter キーを押してアップグレード
を開始します。変更する必要がある場合は、特定の情報に対して BACK と入力して変更を行います。
プロセスが完了すると、アップグレードの完了に関する情報が表示されます。
17.
Enter キーを押してインストーラを終了します。
サイレントモードでのプロセスサーバーのアップグ
レード
サイレントモードでは、ユーザーとの対話なしで Process サーバーをアップグレードできます。複数のインス
トールがある場合や、マシンクラスタでアップグレードする必要がある場合は、サイレントモードを実行でき
ます。サイレントアップグレードでは、進捗やエラーメッセージは表示されません。
Process サーバーのサイレントアップグレードを実行する前に、サイレントアップグレードのプロパティファ
イルを設定する必要があります。インストーラはファイルを読み込んでアップグレードオプションを確認しま
す。 サイレントアップグレードのプロセスは、不正なアプリケーションサーバーパスまたはポート設定など、
設定が正しくない場合でも正常に完了する場合があります。プロパティファイルに正しい設定がされているこ
とを確認する必要があります。
Process サーバーのアップグレード先となるマシンのハードディスクに、Process サーバーのアップグレード
ファイルをコピーします。サイレントモードでアップグレードするには、以下のタスクを実行します。
1.
インストールプロパティファイルを設定し、そのプロパティファイル内でインストールオプションを指定
する。
2.
インストールプロパティファイルを使用してアップグレードを実行する。
プロパティファイルの設定
サイレントアップグレードプロセスに影響を与えるプロパティファイルのパラメータの値を確認します。
1.
プロセスサーバーのインストール時に設定したプロパティファイルを検索します。
2.
テキストエディタを使用してファイルを開き、サイレントアップグレードプロセスに影響を与えるパラメ
ータの値を確認します。
サイレントモードでのプロセスサーバーのアップグレード
67
次の表で、確認するアップグレードパラメータについて説明します。
プロパティ名
USER_INSTALL_DIR
説明
プロセスサーバーをインストールしたディレクトリ。
例: C\:\\<infamdm installation directory: infamdm インストール
ディレクトリ>\\cleanse。
プロパティファイルでは、バックスラッシュ文字をエスケープ
する必要があります。インストールディレクトリパスを指定す
る際は、二重バックスラッシュを使用します。
3.
SIP.APPSERVER.PASSWORD
WebLogic にアクセスするためのパスワード。WebLogic 環境用
です。
RUN_DEPLOYMENT_FLAG
サイレントアップグレードの一部として、postInstallSetup
スクリプトを実行します。サイレントアップグレードの最後に
postInstallSetup を実行する場合は、1 を設定します。
postInstallSetup を実行しない場合は、0 を設定します。
次の製品使用ツールキットのプロパティをサイレントインストールのプロパティファイルに追加して設定
します。
#Product Usage Toolkit Installation
#CSM_TYPE is the type of Product Usage Toolkit installation.
# valid values are:Production,Test,Development. Should not be blank.
CSM_TYPE=Production
# If the network haa a proxy server, fill in the following parameters (leave empty if no proxy):
# proxy server host
CSM_HOST=
# proxy server port
CSM_PORT=
# Proxy server domain name (leave blank, if not applicable)
CSM_DOMAIN=
# Proxy server user name (leave blank, if not applicable)
CSM_PROXY_USER_NAME=
#Proxy server password (leave blank, if not applicable)
CSM_PROXY_PASSWORD=
プロセスサーバーのサイレントアップグレードの実行
プロパティファイルの設定後、サイレントアップグレードを開始できます。
68
1.
アプリケーションサーバーが動作していることを確認します。
2.
コマンドウィンドウを開きます。
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
3.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合: ./hub_cleanse_install.bin -f <location of silent properties file for process server: プロセ
スサーバーのサイレントプロパティファイルの場所>
Windows の場合:hub_cleanse_install.exe -f <location of silent properties file for process server: プロセ
スサーバーのサイレントプロパティファイルの場所>
サイレントアップグレードがバックグラウンドで実行されます。プロセスにしばらく時間がかかる場合が
あります。 Process サーバーのインストール後スクリプトをサイレントインストールの一部として実行し
た場合には、postinstallSetup.log ファイルをチェックしてアップグレードが正常に行われたことを確認
します。
ログファイルは、以下のディレクトリから利用できます。
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse/logs/
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse\logs\
AddressDoctor 5 統合へのアップグレード手順
この節では、MDM Hub 実装で AddressDoctor 5 を使用するようにアップグレードする手順について説明します。
注: この節は、AddressDoctor を使用するライセンスを持つユーザーに適用されます。
AddressDoctor 5 統合にアップグレードするには、以下の手順を実行する必要があります。
1.
cmxcleanse.properties ファイルを開きます。このファイルは次の場所にあります。
Windows: <infamdm_install_directory>\hub\cleanse\resources
UNIX: <infamdm_install_directory>/hub/cleanse/resources
2.
次のように、AddressDoctor 5 のプロパティが cmxcleanse.properties ファイルに設定されていることを確
認します。
Windows:
cleanse.library.addressDoctor.property.SetConfigFile=C:\infamdm\hub\cleanse\resources
\AddressDoctor\5\SetConfig.xml
cleanse.library.addressDoctor.property.ParametersFile=C:\infamdm\hub\cleanse\resources
\AddressDoctor\5\Parameters.xml
cleanse.library.addressDoctor.property.DefaultCorrectionType=PARAMETERS_DEFAULT
UNIX:
cleanse.library.addressDoctor.property.SetConfigFile=/u1/infamdm/hub/cleanse/resources/
AddressDoctor/5/SetConfig.xml
cleanse.library.addressDoctor.property.ParametersFile=/u1/infamdm/hub/cleanse/resources/
AddressDoctor/5/Parameters.xml
cleanse.library.addressDoctor.property.DefaultCorrectionType=PARAMETERS_DEFAULT
3.
プロパティファイルを保存して閉じます。
4.
SetConfig.xml および Parameters.xml を、cmxcleanse.properties ファイルで指定された場所にコピーします。
SetConfig.xml ファイルのサンプルは次のとおりです。
<!DOCTYPE SetConfig SYSTEM 'SetConfig.dtd'>
<SetConfig>
<General WriteXMLEncoding="UTF-16LE" WriteXMLBOM="NEVER"
MaxMemoryUsageMB="600" MaxAddressObjectCount="10" MaxThreadCount="10" />
<UnlockCode>79FYL9UAXAVSR0KLV1TDC6PAQVVC3KM14FZC</UnlockCode>
<DataBase CountryISO3="ALL" Type="BATCH_INTERACTIVE" Path="c:\addressdoctor\5"
PreloadingType="NONE" />
AddressDoctor 5 統合へのアップグレード手順
69
<DataBase CountryISO3="ALL" Type="FASTCOMPLETION" Path="c:\addressdoctor\5"
PreloadingType="NONE" />
<DataBase CountryISO3="ALL" Type="CERTIFIED" Path="c:\addressdoctor\5"
PreloadingType="NONE" />
<DataBase CountryISO3="ALL" Type="GEOCODING" Path="c:\addressdoctor\5"
PreloadingType="NONE" />
<DataBase CountryISO3="ALL" Type="SUPPLEMENTARY" Path="c:\addressdoctor\5"
PreloadingType="NONE" />
</SetConfig>
Parameters.xml ファイルのサンプルは次のとおりです。
<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?>
<!DOCTYPE Parameters SYSTEM 'Parameters.dtd'>
<Parameters
WriteXMLEncoding="UTF-16LE"
WriteXMLBOM="NEVER">
<Process
Mode="BATCH"
EnrichmentGeoCoding="ON"
EnrichmentCASS="ON"
EnrichmentSERP="ON"
EnrichmentSNA="ON"
EnrichmentSupplementaryGB="ON"
EnrichmentSupplementaryUS="ON" />
<Input
Encoding="UTF-16LE"
FormatType="ALL"
FormatWithCountry="ON"
FormatDelimiter="PIPE" />
<Result
AddressElements="STANDARD"
Encoding="UTF-16LE"
CountryType="NAME_EN"
FormatDelimiter="PIPE" />
</Parameters>
5.
コンフィギュレーションファイル SetConfig.xml で、AddressDoctor 5 のロック解除コードを指定します。
SetConfig.xml ファイルと Parameters.xml ファイルの詳細については、AddressDoctor 5 のドキュメントを
参照してください。
6.
次の場所から、AddressDoctor 5 のライブラリをコピーします。
Windows: <infamdm_install_directory>\hub\cleanse\lib\upgrade\AddressDoctor
UNIX: <infamdm_install_directory>/hub/cleanse/lib/upgrade/AddressDoctor
7.
JADE.dll(または同等の AddressDoctor 4 ライブラリを、次の場所にある AddressDoctor 5 ライブラリに
置き換えます。
Windows: <infamdm_install_directory>\hub\cleanse\lib
UNIX: <infamdm_install_directory>/hub/cleanse/lib
詳細については、以下の場所にある libupdate_readme.txt ドキュメントを参照してください。
Windows: <infamdm_install_directory>\hub\cleanse\lib\upgrade
UNIX: <infamdm_install_directory>/hub/cleanse/lib/upgrade
8.
アプリケーションサーバーを再起動します。
現在実行しているアプリケーションサーバーと同じユーザー名でログインし、アプリケーションサーバー
起動中に例外が発生しないことを確認します。
9.
70
Process サーバーを再起動します。
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
Process サーバーの初期化中に、ターミナルコンソールに次のようなメッセージが表示されます。
[INFO ] com.siperian.mrm.cleanse.addressDoctor.Library: Initializing AddressDoctor5
10.
クレンジング関数というツールを起動します。
11.
書き込みロックを取得します([書き込みロック] > [ロックの取得])。
12.
AddressDoctor クレンジング関数を選択します。
13. [更新]ボタンをクリックします。
AddressDoctor5 クレンジング関数が AddressDoctor クレンジング関数ノードに追加されます。
一致ポピュレーションの設定
一致ポピュレーションには、マッチプロセスに使用する標準ポピュレーションセットが含まれます。サポート
されている国、言語、またはポピュレーションごとに標準ポピュレーションセットがあります。マッチルール
に使用する一致ポピュレーションを有効にする必要があります。
一致ポピュレーションは、Informatica MDM Hub のインストールの population.ysp ファイルとして用意されて
います。ポピュレーション名は ysp ファイル名と同じです。Japanese ポピュレーションを追加する際に、
Person_Name_Kanji 一致フィールドを使用する場合は、_Kanji をポピュレーション名に追加します。例えば、
Japan_Kanji または Japan_i_Kanji になります。この場合、標準の Person_Name 一致フィールドは使用できま
せん。
使用するポピュレーションには、SSA-Name3 バージョンの MDM Hub との互換性が必要です。追加のポピュレー
ションファイルが必要な場合や、最新バージョンにアップグレードするために更新されたポピュレーションフ
ァイルが必要な場合は、http://mysupport.informatica.com の Informatica の MySupport ポータルでサービ
ス要求をログに記録します。この製品で要求する最初のポピュレーションファイルは無料です。他の国用のポ
ピュレーションファイルが必要な場合や、MDM Hub の最新バージョンにアップグレードするために更新された
ポピュレーションファイルが必要な場合があります。
一致ポピュレーションの有効化
マッチルールに使用する一致ポピュレーションを有効にする必要があります。
1.
<population: ポピュレーション>.ysp ファイルを以下の場所にコピーします。
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse/resources/
match
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse\resources
\match
2.
C_REPOS_SSA_POPULATION メタデータテーブルで、ポピュレーションが登録されていることを確認します。
MDM Hub インストールのシードデータベースには、C_REPOS_SSA_POPULATION テーブルに登録されたいくつ
かのポピュレーションがありますが、有効にはなっていません。
3.
C_REPOS_SSA_POPULATION テーブルにポピュレーションが含まれていない場合、それをテーブルに追加して
有効にします。
ポピュレーション名は ysp ファイル名と同じです。例えば、ysp ファイルの名前が US.ysp なら、ポピュレ
ーション名は US です。
ポピュレーションをオペレーショナルリファレンスストアに追加するには、以下の手順を実行します。
一致ポピュレーションの設定
71
IBM DB2 または Oracle の場合:
a.
ポピュレーションを追加するオペレーショナルリファレンスストアスキーマに接続します。
b.
SQL*Plus で、次のディレクトリにあるスクリプト(add_std_ssa_population.sql)を実行します。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/server/resources/
database/custom_scripts/oracle
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\server\resources
\database\custom_scripts\oracle
c.
以下の表に説明する内容に従ってプロンプトに回答します。
プロンプト
説明
追加するポピュレーションを入力し
ます
ポピュレーションの名前。
ROWID_SSA_POP の値を入力します
(例: INFA.0001)。デフォルトは
[INFA.0001]
C_REPOS_SSA_POPULATION メタデータテーブル
の ROWID_SSA_POP カラムの一意の値デフォル
トは INFA.0001 です。
ポピュレーションは C_REPOS_SSA_POPULATION テーブルに登録されています。
d.
次のコマンドを実行して、ポピュレーションを有効にします。
UPDATE c_repos_ssa_population SET enabled_ind = 1 WHERE population_name = '<Your Population> ';
COMMIT;
Microsoft SQL Server の場合:
a.
次のディレクトリにある add_std_ssa_population.bat スクリプトを実行します。
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\server\resources\database
\custom_scripts\MSSQL
b.
72
以下の表に説明する内容に従ってプロンプトに回答します。
プロンプト
説明
CMX_ORS DB("localhost")の MSSQL イン
スタンスを持つホスト名
Microsoft SQL Server インスタンスのホ
スト名
cmx_ors ユーザー名("cmx_ors")
オペレーショナルリファレンスストアの
ユーザー名。
cmx_ors ユーザーパスワード
オペレーショナルリファレンスストアの
パスワード。
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
プロンプト
ポピュレーション名を入力します(注:
Japan ポピュレーションまたは Japan_i ポ
ピュレーションに Person_Name_Kanji を
使用する場合は、接尾辞「_Kanji」を名
前の最後に追加します)。デフォルトは
(" ")
ROWID_SSA_POP の値を入力します(例:
INFA.0001)。デフォルトは(INFA.0001)
説明
ポピュレーションの名前。
C_REPOS_SSA_POPULATION メタデータテー
ブルの ROWID_SSA_POP カラムの一意の値
ポピュレーションは C_REPOS_SSA_POPULATION テーブルに登録されています。
c.
次のコマンドを実行して、ポピュレーションを有効にします。
USE <Operational Reference Store user: オペレーショナル参照ストアユーザー>
GO
UPDATE [dbo].[C_REPOS_SSA_POPULATION] SET ENABLED_IND = 1 WHERE POPULATION_NAME = '<population: ポピ
ュレーション>'
4.
Process サーバーを再起動します。
5.
Hub コンソールにログインし、ポピュレーションが有効になっていることを確認します。
ポピュレーションは、ベースオブジェクトの[一致/マージ設定]ユーザーインタフェースに表示されま
す。
アップグレードドキュメントディレクトリへのプロ
セスサーバーのログファイルのコピー
Hub サーバーのログファイルのコピーを保存します。 これらのログファイルは、アップグレードのトラブルシ
ューティングを行う場合に使用します。
プロセスサーバーのログファイルをアップグレードドキュメントフォルダにコピーします。 これらのファイル
は cleanse_match_server_upgrade などの別のフォルダに保存してください。 クラスタ内の複数のプロセスサーバ
ーをアップグレードした場合は、プロセスサーバーの各インスタンスのファイルを個別のフォルダに保存しま
す。
次の表に、コピーするログファイルを示します。
ファイル
説明
<cleanse installation directory: クレンジングインストールディ
レクトリ>/hub/cleanse/
Infamdm_Hub_Cleanse_Match_Server_InstallLog.xml
Process サーバーインストール
のログファイルが含まれる。
<cleanse installation directory: クレンジングインストールディ
レクトリ>/hub/cleanse/infamdm_installer_debug.txt
デバッグメッセージと、アップ
グレードプロセスの実行時に選
択したすべてのオプションが含
まれる。
<cleanse installation directory: クレンジングインストールディ
レクトリ>/hub/cleanse/logs/patchInstallSetup.log
patchInstallSetup スクリプト
の実行結果が含まれる。
アップグレードドキュメントディレクトリへのプロセスサーバーのログファイルのコピー
73
ファイル
説明
<cleanse installation directory: クレンジングインストールディ
レクトリ>/hub/cleanse/logs/cmxserver.log
Process サーバーのログが含ま
れる。
アプリケーションサーバーのログファイル。
ツリーの、アプリケーションサ
ーバーのインストールディレク
トリ内にあります。
プロセスサーバーのアップグレードの再適用(オプ
ション)
プロセスサーバーのアップグレードが完了した場合に、プロセスサーバーのアップグレードを再適用すること
はアップグレードプロセスによって許可されません。 プロセスサーバーのアップグレードを再適用する例は、
アップグレードプロセス中にハードウェアが故障した場合などです。 また、このプロシージャは、アップグレ
ードのテストを行って、前のバージョンのソフトウェアに戻す場合にも実行できます。
1.
2.
次のディレクトリにある siperian-mrm.ear ファイルをバックアップします。
•
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse
•
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse
アップグレード手順を繰り返します。 インストールコマンドにパラメータDSIPERIAN_FORCED_PATCH_INSTALL=true を追加します。
例えば、UNIX でアップグレードをグラフィカルモードで再適用する場合は、次のコマンドを実行します。
hub_cleanse_install.bin -DSIPERIAN_FORCED_PATCH_INSTALL=true
プロセスサーバーのアップグレードのトラブルシュ
ーティング
アップグレードが失敗したことがエラーメッセージで示された場合、またはアップグレード中に問題が発生し
た場合は、次の情報を利用して問題のトラブルシューティングを行います。
アップグレードを行う際にも、次のトラブルシューティングのヒントを考慮に入れてください。
EAR ファイルが JBoss 環境で許可される時間内にデプロイされない。
オペレーション参照ストアの数が増えると、EAR ファイルのデプロイメント時間も長くなります。EAR ファイル
のデプロイメント時間が、JBoss 環境で許可される時間を超えると、アップグレードは失敗します。EAR ファイ
ルのデプロイメント時間が許可されるようにデプロイメント時間を長くします。許可される時間のデフォルト
は 600 秒です。
1.
deploy.wait.time プロパティ(次のディレクトリの build.properties ファイル内)の値を増やします。
UNIX の場合: <infamdm installation directory>/hub/server/bin
Windows の場合: <infamdm installation directory>\hub\server\bin
74
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
2.
次のディレクトリに移動します。
UNIX の場合:<JBoss installation directory>/standalone/configuration
Windows の場合: <JBoss installation directory>\standalone\configuration
3.
standalone-full.xml ファイルに次のコードを設定してタイムアウト値を増やします。
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:deployment-scanner:1.1">
<deployment-scanner path="deployments" relative-to="jboss.server.base.dir" scan-interval="5000"
deployment-timeout="1200"/>
</subsystem>
WebLogic 環境でプロセスサーバーのアップグレードが失敗しました。
WebLogic 環境でプロセスサーバーをアップグレードする場合、次のエラーでアップグレードが失敗することが
あります。
Unable to start application, deployment error msg: weblogic.management.ManagementException: [Deployer:
149196]Rejecting start request for application siperian-mrm-cleanse.ear because stop request is running for
the application.
問題を解決するには、WebLogic 管理コンソールを使用して siperian-mrm-cleanse.ear ファイルを手動でデプロイ
してから、アプリケーションサーバーを再起動します。
プロセスサーバーのアップグレードが失敗しました。
プロセスサーバーのアップグレードが失敗した場合には、EAR ファイルを再デプロイしてプロセスサーバーの
アップグレードを再試行することができます。
注: JBoss の実行中に standalone-full.xml の中のデータソースの設定を手動で変更すると、patchInstallSetup
スクリプトを実行したときに設定の変更が失われます。
1.
次のディレクトリに移動します。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse
2.
次のコマンドを実行して、プロセスサーバーアプリケーションをデプロイし、アプリケーションサーバー
の設定に変更を適用します。
UNIX の場合:
WebLogic
patchInstallSetup.sh -Dweblogic.password=<WebLogic password: WebLogic パスワード> Ddatabase.password=<your database password: データベースパスワード>
WebSphere
patchInstallSetup.sh -Ddatabase.password=<your database password: データベースパスワード>
JBoss
patchInstallsetup.sh -Ddatabase.password=<your database password: データベースパスワード>
Windows の場合:
WebLogic
patchInstallSetup.bat -Dweblogic.password=<WebLogic password: WebLogic パスワード> Ddatabase.password=<your database password: データベースパスワード>
WebSphere
patchInstallSetup.bat -Ddatabase.password=<your database password: データベースパスワード>
JBoss
patchInstallsetup.bat -Ddatabase.password=<your database password: データベースパスワード>
プロセスサーバーのアップグレードのトラブルシューティング
75
注: UNIX でパスワードに感嘆符(!)を含める場合、 感嘆符の前にバックスラッシュを付ける必要があり
ます 。例えば、パスワードが!!cmx!!の場合は、\!\!cmx\!\!と入力します。
76
第 6 章: プロセスサーバーのアップグレード
第 7 章
リソースキットのアップグレード
この章では、以下の項目について説明します。
•
リソースキットのアップグレードの概要, 77 ページ
•
リソースキットのアンインストール, 77 ページ
•
リソースキットのインストール, 78 ページ
リソースキットのアップグレードの概要
リソースキットの最新バージョンにアップグレードするには、リソースキットのフルインストールを実行しま
す。 リソースキットのパッチインストールは実行できません。
1.
前のバージョンのリソースキットをアンインストールします。
2.
最新バージョンのリソースキットをインストールします。
リソースキットのアンインストール
リソースキットをアップグレードするには、前のバージョンのリソースキットをアンインストールします。
1.
アプリケーションサーバーを起動します。
2.
コマンド プロンプトを開き、次のディレクトリに移動します。
UNIX の場合:<Resource Kit installation directory: Resource Kit インストールディレクトリ>/deploy/
UninstallerData
Windows の場合:<Resource Kit installation directory: Resource Kit インストールディレクトリ>\deploy
\UninstallerData
3.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合:Uninstall_Informatica_MDM_Hub_Resource_Kit.bin
Windows の場合:Uninstall Informatica MDM Hub Resource Kit.exe
4. [アンインストール]をクリックします。
[アンインストールの完了]ウィンドウが表示されます。
5.
前のバージョンのリソースキットをアンインストールします。
6. [完了]をクリックします。
77
リソースキットのインストール
前のバージョンのリソースキットをアンインストールしたら、リソースキットの最新バージョンをインストー
ルします。
1.
アプリケーションサーバーを起動します。
2.
配布ディレクトリのリソースキットインストーラに移動します。 デフォルトでは、インストーラは以下の
ディレクトリにあります。
UNIX の場合:<distribution directory: 配布ディレクトリ>/<operating system name: オペレーティングシステム名
>/mrmresourcekit
Windows の場合: <distribution directory: 配布ディレクトリ>\windows\mrmresourcekit
3.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合:hub_resourcekit_install.bin
Windows の場合:hub_resourcekit_install.exe
4.
インストールの言語を選択し、[OK]をクリックします。
[概要]ウィンドウが表示されます。
5. [次へ]をクリックします。
[ライセンスキー]ウィンドウが表示されます。
6. [使用許諾契約に同意する]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
[機能のインストール]ウィンドウが表示されます。
7.
インストールするリソースキットの機能を選択し、[次へ]をクリックします。
以下のリソースキットの機能を選択することができます。
サンプルスキーマ
サンプルスキーマをインストールするにはこのオプションを選択します。 サンプルアプリケーショ
ンをインストールする前に、サンプルスキーマを作成して Hub サーバーに登録する必要があります。
サンプルとユーティリティ
サンプルアプリケーションとサンプルユーティリティをインストールするにはこのオプションを選択
します。
デプロイされるサンプルアプリケーションのリストは build.properties ファイルに保存されます。
build.properties ファイルは<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub
\resourcekit\samples ディレクトリにあります。
SIF SDK および Javadoc
SIF SDK に関連する Javadoc、ライブラリ、およびリソースをインストールするにはこのオプション
を選択します。
BPM SDK
BPM SDK に関連するリソースをインストールするにはこのオプションを選択します。
Jaspersoft
Jaspersoft インストーラをリソースキットのホームにコピーするにはこのオプションを選択します。
SSA-NAME3
SSA-NAME3 インストーラをリソースキットのホームにコピーするにはこのオプションを選択します。
[インストールフォルダの選択]ウィンドウが表示されます。
8.
78
リソースキットをインストールする場所を選択します。
第 7 章: リソースキットのアップグレード
•
デフォルトの場所を選択する場合は、[次へ]をクリックする。
•
パスを入力する場合は、インストールフォルダのパスを入力して[次へ]をクリックする。
注: フォルダ名にスペースが含まれているパスを指定すると、インストールは失敗します。
•
デフォルトのインストール場所に戻す場合は、[デフォルトフォルダの復元]をクリックする。
•
別の場所を指定する場合は、[選択]をクリックして[次へ]をクリックする。
UNIX の場合は、[リンクフォルダの選択]ウィンドウが表示されます。Windows の場合は、[ショートカッ
トフォルダの選択]ウィンドウが表示されます。
9.
製品のアイコンまたはリンクを作成する場所を選択するか、製品のアイコンまたはリンクを作成しないオ
プションを選択して、[次へ]をクリックします。
[設定の選択]ウィンドウが表示されます。
10.
設定オプションを選択し、[次へ]をクリックします。
以下の設定オプションを選択することができます。
サンプルの設定
サンプルを設定します。
ソースのみ
サンプルのソースをインストールします。
[サンプルの設定]を選択した場合は、[リソースキットのアプリケーションサーバー]ウィンドウが表示
されます。 [ソースのみ]を選択した場合は、[インストール前のサマリ]ウィンドウが表示されます。
11. [リソースキットのアプリケーションサーバー]ウィンドウで、リソースキットをインストールするアプリ
ケーションサーバーを選択し、[次へ]をクリックします。
選択したアプリケーションサーバーの[アプリケーションサーバー: ホーム]ウィンドウが表示されま
す。
12.
アプリケーションサーバーを設定します。
•
JBoss の設定:
1.
アプリケーションサーバーのインストールディレクトリを指定し、[次へ]をクリックします。
[JBoss アプリケーションサーバー: 設定名]ウィンドウが表示されます。
2.
設定名を指定し、[次へ]をクリックします。
デフォルト値は standalone です。
3.
•
リモートポートを指定します。
WebLogic の設定:
1.
MDM Hub で使用するドメインとして、WebLogic ドメインのインストールディレクトリのパスを選
択し、[次へ]をクリックします。
[WebLogic アプリケーションサーバー: ログイン]ウィンドウが表示されます。
リソースキットのインストール
79
2.
WebLogic Server のログイン情報を入力します。
以下のログインパラメータを設定できます。
ホスト
WebLogic をインストールしたホストコンピュータの名前。
サーバー
WebLogic がデプロイされているドメイン内の WebLogic Server インスタンスの名前。
ユーザー名
WebLogic インストールのユーザー名。
パスワード
WebLogic のユーザー名に対応するパスワード。
ポート番号
WebLogic Server がリスンするポート番号。
•
WebSphere の設定:
1.
WebSphere Application Server のパスを選択し、[次へ]をクリックします。
[警告]ウィンドウが表示されます。
2.
インストール条件を満たしていることを確認し、[OK]をクリックします。
[WebSphere セキュリティの選択]ウィンドウが表示されます。
3.
WebSphere のセキュリティを有効にするかどうかを選択し、[次へ]をクリックします。
[いいえ]を選択して[次へ]をクリックすると、[WebSphere Application Server: ポート]ウ
ィンドウが表示されます。デフォルトは[いいえ]です。
サーバー名を設定し、WebSphere Application Server の RMI ポートと SOAP ポートを設定します。
クラスタ化環境では、クラスタサーバー名、その対応する SOAP ポート情報、および RMI ポート情
報のいずれかを入力します。
[はい]を選択して[次へ]をクリックすると、[WebSphere Application Server: ポートおよび
ユーザークレデンシャル]ウィンドウが表示されます。WebSphere のユーザー名と WebSphere のパ
スワードを指定します。
[Informatica MDM Hub サーバー]ウィンドウが表示されます。
13.
Hub サーバーのインストールの情報を入力し、[次へ]をクリックします。
Hub Server の以下の情報を指定できます。
サーバー名
Hub サーバーをホストするサーバーの名前。
サーバーの HTTP ポート
Hub サーバーのポート番号。
Informatica MDM の管理パスワード
MDM Hub にアクセスするためのパスワード。
[リソースキットの ORS ID]ウィンドウが表示されます。
14.
リストからリソースキットの ORS ID を選択し、[次へ]をクリックします。
リストには、作成したオペレーショナルリファレンスストア ID が表示されています。 サンプルスキーマ
に関連するオペレーショナルリファレンスストア ID を選択します。
80
第 7 章: リソースキットのアップグレード
サンプルスキーマを登録していない場合、サンプルスキーマのオペレーショナルリファレンスストア ID は
表示されません。 サンプルのオペレーショナルリファレンスストアを登録し、インストールを再起動しま
す。
[デプロイメントの選択]ウィンドウが表示されます。
15.
デプロイメントのオプションを選択し、[次へ]をクリックします。
以下のいずれかのデプロイメントのオプションを選択することができます。
このインストール中に実行する。
インストール中にリソースキットをデプロイし、設定します。
後でデプロイする。
後で手動でデプロイと設定を行う場合は、このオプションを選択します。
サンプルとユーティリティ機能のインストールが選択済みの場合は、このインストール手順でリソー
スキットをデプロイ、設定します。 このインストール手順でリソースキットをデプロイ、設定しな
い場合は、変更を行ったときに、後から postInstallSetup スクリプトを使用してサンプルを再デプ
ロイすることはできません。
インストール後のセットアップを手動で実行する場合は、後で postInstallSetup スクリプトを使用
して EAR ファイルをデプロイすることはできません。 インストールを変更する場合は、手動で EAR
ファイルを編集、デプロイする必要があります。
[インストール前のサマリ]ウィンドウが表示されます。
16.
インストール前のサマリを確認してインストールの設定を確定し、[インストール]をクリックします。
インストールが完了すると、[インストールの完了]ウィンドウが表示されます。
17. [完了]をクリックしてリソースキットのインストーラを終了します。
リソースキットのインストール
81
第 8 章
アップグレードした後に
この章では、以下の項目について説明します。
•
プロパティファイルのアプリケーションサーバー設定の更新, 82 ページ
•
MDM Hub 環境の再起動, 83 ページ
•
廃止されたオブジェクトの参照の更新, 84 ページ
•
odjbc6 JAR ファイルの削除, 84 ページ
•
WebSphere 管理セキュリティの設定, 85 ページ
•
マッチトークンの再生成, 92 ページ
•
アップグレードされたメタデータの検証, 93 ページ
•
アップグレード後の MDM Hub 環境レポートの確認 , 94 ページ
•
プロキシユーザーの設定, 95 ページ
•
プロキシユーザーを使ったオペレーショナルリファレンスストアの再登録, 96 ページ
•
EJB プロトコルのための SiperianClient ライブラリクラスのアップグレード, 98 ページ
•
MDM Hub データベースデバッグログの無効化, 99 ページ
•
Informatica プラットフォームのロギングの設定, 99 ページ
•
アップグレードテスト, 99 ページ
•
Informatica Data Director および Hub サーバーのプロパティ, 100 ページ
プロパティファイルのアプリケーションサーバー設
定の更新
アプリケーションサーバーをアップグレードする場合、プロパティファイルのアプリケーションサーバー設定
を手動で更新する必要があります。
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\bin にある build.properties ファ
イルで、次の設定を更新します。
82
•
SIP.AS.HOME
•
SIP.AS.SERVER_FOLDER
•
SIP.AS.DEPLOY_FOLDER
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server にある setSiperianEnv.bat ファイ
ルで、次の設定を更新します。
•
SET JBS_HOME
•
SET JBS_SERVER_DIR
•
SET JBS_DEPLOY_DIR
•
SET JBS_CLIENT_CLASSPATH
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\resources にある
cmxserver.properties ファイルで、次の設定を更新します。
•
cmx.appserver.version
ポート番号など、アプリケーションサーバーの他の構成設定を変更していた場合は、cmxserver.properties の設
定も更新する必要があります。
MDM Hub 環境の再起動
アップグレードしたら、MDM Hub 環境を再起動します。
アプリケーションサーバーの再起動
アプリケーションサーバーを再起動してから Hub コンソールを起動します。
1.
Hub サーバーやプロセスサーバーを実行しているアプリケーションサーバーをシャットダウンします。
2.
Java WebStart のキャッシュをクリアします。 詳細については、Java のマニュアルを参照してください。
3.
Java のキャッシュをクリアします。 詳細については、Java のマニュアルを参照してください。
4.
Hub サーバーやプロセスサーバーを実行するアプリケーションサーバーを起動します。
5.
Hub コンソールを起動します。
MDM Hub 環境のトラブルシューティング
Hub コンソールが起動できない場合は、次の情報を利用してこの問題のトラブルシューティングを行います。
Hub コンソールが JBoss 環境で起動できない
JBoss 環境では、JBoss アプリケーションサーバーが再起動しない場合、Hub コンソールを起動することはでき
ません。 MDM Hub により、リポジトリレイヤが初期化されなかったことを示すエラーが生成されます。
問題を解決するには、バッチファイルで以下のコードを実行して JBoss を再起動します。
rmdir C:\<JBoss installation directory>\standalone\tmp /s /q
mkdir C:\<JBoss installation directory>\standalone\tmp
C:\<JBoss installation directory>\bin\standalone.bat -c standalone-full.xml -b 0.0.0.0
Hub コンソールが DB2 環境で起動できない
DB2 データソースを含む MDM Hub 環境で Hub コンソールが起動できず、以下のエラーが表示されたとします。
SIP-09070: SIP-10318: データアクセスエラーにより、ユーザーを取得できませんでした。
MDM Hub 環境の再起動
83
SIP-10324: データオブジェクトをロードしようとしたときに、予期せぬ例外が発生しました。
java.lang.NullPointerException
この問題は、MDM Hub の管理者ユーザー名とアプリケーションサーバーの管理者ユーザー名における大文字と
小文字の不一致によって発生します。 例えば、MDM Hub の管理者ユーザーが DB2ADMIN(大文字)であるのに
対し、アプリケーションサーバーの管理者ユーザーが db2admin(小文字)である場合がこれに該当します。
アプリケーションサーバーのユーザー名を MDM Hub のユーザー名と厳密に一致させる必要があります。
注: 大文字と小文字の区別に関連する問題を回避するには、DB2 用のユーザー名を定義する際にすべて大文字
を使用することをお勧めします。
例えば、WebSphere を使用する場合には、ユーザー名を WebSphere コンソールで設定します。
1.
WebSphere コンソールを開きます。
2. [リソース]>[データソース]>[siperian-cmx_system-ds]>[カスタムプロパティ].
3. [ユーザー]フィールドに DB2ADMIN と大文字で入力します。
4. [パスワード]フィールドにこのユーザーのパスワードを入力します。
5. [適用]をクリックしてから[保存]をクリックします。
6.
WebSphere を再起動します。
7.
Hub コンソールを起動し、ログインします。
廃止されたオブジェクトの参照の更新
パッケージとユーザーイグジットを更新して廃止されたオブジェクトへの参照を削除する必要があります。
以下の参照を更新する必要があります。
REL_START_DATE、REL_END_DATE、および HUID テーブル。
REL_START_DATE および REL_END_DATE システムカラムならびに HUID テーブルの参照を更新します。 アッ
プグレードプロセスよって、階層マネージャべースオブジェクトで使用されるパッケージおよびビューに
含まれる REL_START_DATE および REL_END_DATE カラムの参照が削除されます。 REL_START_DATE の参照に
代わって、PERIOD_START_DATE の参照が作成されます。 また、REL_END_DATE の参照に代わって、
PERIOD_END_DATE の参照が作成されます。
DIRTY_IND
DIRTY_IND システムカラムの参照を更新します。 アップグレードプロセスにより、DIRTY_IND カラムが、
各ベースオブジェクトに関連付けられたダーティーテーブルに置き換えられます。 ダーティーテーブルに
は、トークン化する必要のあるベースオブジェクトレコードそれぞれの ROWID_OBJECT の値が含まれてい
ます。
odjbc6 JAR ファイルの削除
JBoss 環境で、次の場所から odjbc6.jar ファイルを削除します。
<JBoss install location>\modules\com\activevos\main
<JBoss install location>\modules\com\informatica\mdm\jdbc\main
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\lib
84
第 8 章: アップグレードした後に
WebSphere 管理セキュリティの設定
WebSphere 管理セキュリティを設定して、WebSphere 管理コンソールへの MDM Hub のアクセスを制御できます。
WebSphere 管理セキュリティを設定するには、次の手順を実行します。
1.
オペレーショナルリファレンスストア(ORS)を登録解除します。
2.
EAR ファイルをアンインストールし、WebSphere からデータソースを削除します。
3.
WebSphere 管理コンソールで WebSphere 管理セキュリティを有効にします。
4.
Hub サーバーおよびプロセスサーバーのプロパティを設定します。
5.
Hub サーバーおよびプロセスサーバーの PostInstallSetup スクリプトを実行します。
6.
ORS を登録します。
ORS の登録時には WebSphere 資格情報を入力します。ORS の確認後は、資格情報を入力する必要はありません。
オペレーショナルリファレンスストアの登録解除
オペレーショナルリファレンスストア(ORS)を登録解除するには、MDM Hub コンソールでデータベースツール
を使用します。
1.
MDM Hub コンソールで、[書き込みロック] > [ロックの取得]の順にクリックします。
2. [設定]ワークベンチで、[データベース]ツールを選択します。
[データベース情報]ページが表示されます。
3.
データベースのリストから、登録を解除する ORS を選択します。
4. [データベースの登録解除]をクリックします。
データベースツールに、ORS の登録解除を確認するメッセージが表示されます。
5. [はい]をクリックします。
EAR ファイルのアンインストールおよびデータソースの削除
EAR ファイルをアンインストールしてデータソースを削除するには、WebSphere 管理コンソールを使用します。
1.
WebSphere 管理コンソールを使用して、次のデプロイメントファイルのデプロイを解除します。
デプロイメントファイル名
説明
siperian-mrm.ear
必須。Hub サーバーアプリケーション。
provisioning-ear.ear
必須。プロビジョニングツールアプリケーション。
entity360view-ear.ear
オプション。エンティティ 360 フレームワーク。
informatica-mdm-platformear.ear
オプション。Informatica プラットフォームアプリケーシ
ョン。
2.
WebSphere 管理コンソールを使用して siperian-mrm-cleanse.ear ファイルのデプロイを解除します。
3.
WebSphere 管理コンソールを使用して、MDM Hub マスターデータベースのすべてのデータソースとオペレ
ー ショナルリファレンスストアを削除します。
4.
アプリケーションサーバーを再起動します。
WebSphere 管理セキュリティの設定
85
詳細については、WebSphere のマニュアルを参照してください。
WebSphere 管理コンソールでの WebSphere 管理セキュリティの有効
化
WebSphere 管理コンソールで WebSphere 管理セキュリティを有効にする必要があります。WebSphere 管理セキ
ュリティを有効する場合は、WebSphere アプリケーションセキュリティを無効にします。
詳細については、WebSphere のマニュアルを参照してください。
Hub サーバーとプロセスサーバーのプロパティの設定
Hub サーバーとプロセスサーバーのプロパティファイルを設定し、WebSphere 管理セキュリティを有効にする
必要があります。
1.
アプリケーションサーバーを停止します。
2.
Hub サーバーで WebSphere セキュリティを有効にします。
a.
次のディレクトリで、cmxserver.properties を開きます。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server/resources
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server
\resources
b.
3.
cmx.websphere.security.enabled を true に設定します。
プロセスサーバーで WebSphere セキュリティを有効にします。
a.
次のディレクトリで cmxcleanse.properties を開きます。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse/resources
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse
\resources
b.
4.
cmx.websphere.security.enabled を true に設定します。
Hub サーバーで WebSphere ユーザー名を設定します。
a.
次のディレクトリで build.properties を開きます。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server/bin
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\bin
b.
5.
websphere.username を WebSphere 管理ユーザー名に設定します。
プロセスサーバーで WebSphere ユーザー名を設定します。
a.
次のディレクトリで build.properties を開きます。
UNIX の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse/bin
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse\bin
b.
6.
websphere.username を WebSphere 管理ユーザー名に設定します。
SQL* Plus で、次のコマンドを実行して c_repos_cleanse_match_server.is_secured を 1 に設定します。
UPDATE c_repos_cleanse_match_server set is_secured = 1 where rowid_cleanse_match_server='<Insert value
here>';
COMMIT;
7.
86
アプリケーションサーバーを起動します。
第 8 章: アップグレードした後に
Hub サーバーの PostInstallSetup スクリプトの手動実行
Hub サーバーの PostInstallSetup スクリプトを実行する必要があります。
1.
コマンドプロンプトを開きます。
2.
次のディレクトリにある PostInstallSetup スクリプトに移動します。
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/server
Windows の場合:<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server
3.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合:postinstallsetup.sh -Ddatabase.password=<MDM Hub マスターデータベース> Dwebsphere.password=<WebSphere administrative user password>
Windows の場合: postinstallsetup.bat -Ddatabase.password=<MDM Hub マスターデータベース> Dwebsphere.password=<WebSphere administrative user password>
4.
アプリケーションサーバーを再起動します。
プロセスサーバーの PostInstallSetup スクリプトの実行
プロセスサーバーの PostInstallSetup スクリプトを実行する必要があります。
1.
コマンドプロンプトを開きます。
2.
次のディレクトリにある PostInstallSetup スクリプトに移動します。
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/cleanse
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\cleanse
3.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合:postinstallsetup.sh -Dwebsphere.password=<websphere administrative user password>
Windows の場合: postinstallsetup.bat -Dwebsphere.password=<websphere administrative user password>
4.
アプリケーションサーバーを再起動します。
オペレーショナルリファレンスストアの登録
オペレーショナルリファレンスストアを登録するには、Hub コンソールを使用します。
1.
設定ワークベンチにあるデータベースツールを起動します。
2. [書き込みロック] > [ロックの取得]の順にクリックします。
3. [データベースの登録]をクリックします。
Informatica MDM Hub 接続ウィザードが表示され、データベースタイプの選択が求められます。
4.
Microsoft SQL Server、Oracle、または IBM DB2 を選択して[次へ]をクリックします。
5.
Microsoft SQL Server で、データベースの接続プロパティを設定します。
a. [接続プロパティ]ページで、接続プロパティを指定し、[次へ]をクリックします。
WebSphere 管理セキュリティの設定
87
以下の表に、接続プロパティの種類と説明を示します。
プロパティ
説明
データベース表示
名
Hub コンソールに表示する必要があるオペレーショナルリファ
レンスストアの名前。
マシン識別子
Hub ストアインスタンスからのレコードを一意に識別するため
にキーに割り当てられるプレフィックス。
データベースホス
ト名
Microsoft SQL Server データベースをホストするサーバーの
IP アドレスまたは名前。
ポート
Microsoft SQL Server データベースのポート。 デフォルトは
1433。
スキーマ名
オペレーショナルリファレンスストアの名前。
パスワード
オペレーショナルリファレンスストアのユーザー名に関連付け
られているパスワード。
Dynamic Data
Masking ホスト
Dynamic Data Masking をホストするサーバーの IP アドレスま
たは名前。 Dynamic Data Masking を使用しない場合は、空の
ままにする。
DDM 接続 URL
オプション。Dynamic Data Masking サーバーの URL。 Dynamic
Data Masking を使用しない場合は、空のままにする。
b. [接続プロパティ]ページで、接続プロパティを指定し、[次へ]をクリックします。
c.
サマリを確認し、追加の接続プロパティを指定します。
以下の表に、設定可能な追加の接続プロパティを示します。
6.
プロパティ
説明
接続 URL
接続 URL。接続ウィザードでは、デフォルトで接続 URL が
生成されます。
登録後にデータソースを
作成
登録後にアプリケーションサーバーのデータソースを作成
する場合は選択します。
Oracle 環境で、データベースの接続プロパティを設定します。
a.
Oracle の接続方式を選択して、[次へ]をクリックします。
次の表に、選択できる Oracle の接続方式を示します。
接続方式
説明
サービス
サービス名を使用して Oracle に接続します。
SID
Oracle のシステム ID を使用して Oracle に接続します。
サービス名と SID 名の詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
88
第 8 章: アップグレードした後に
[接続プロパティ]ページが表示されます。
b.
選択する接続タイプの接続プロパティを指定し、[次へ]をクリックします。
以下の表に、接続プロパティの種類と説明を示します。
プロパティ
説明
データベー
ス表示名
Hub コンソールに表示する必要があるオペレーショナルリファレンス
ストアの名前。
マシン識別
子
Hub ストアインスタンスからのレコードを一意に識別するためにキー
に割り当てられるプレフィックス。
データベー
スホスト名
Oracle データベースをホストするサーバーの IP アドレスまたは名前。
SID
サーバー上で実行される Oracle データベースのインスタンスを参照す
る Oracle システム識別子。 [SID]フィールドは、[SID]接続タイプ
を選択した場合に表示される。
サービス
Oracle データベースへの接続に使用する Oracle サービスの名前。[サ
ービス]フィールドは、[サービス]接続タイプを選択した場合に表示
される。
ポート
Oracle データベースサーバー上で実行される Oracle リスナの TCP ポ
ート。 デフォルトは 1521。
Oracle TNS
名
ネットワーク上で認識されているデータベースの名前(アプリケーシ
ョンサーバーの TNSNAMES.ORA ファイルで定義)。
例: mydatabase.mycompany.com
Oracle TNS 名は、Oracle データベースのインストール時に設定しま
す。 Oracle TNS 名の詳細については、Oracle のマニュアルを参照し
てください。
スキーマ名
オペレーショナルリファレンスストアの名前。
ユーザー名
オペレーショナルリファレンスストアのユーザー名。デフォルトでは、
これがオペレーショナルリファレンスストアを作成するために使用す
るスクリプトで指定するユーザー名です。このユーザーが、Hub スト
ア内のすべてのオペレーショナルリファレンスストアデータベースオ
ブジェクトの所有者となる。
オペレーショナルリファレンスストアでプロキシユーザーが設定され
ている場合は、代わりにプロキシユーザーを指定できます。
パスワード
オペレーショナルリファレンスストアのユーザー名に関連付けられて
いるパスワード。
Oracle の場合、パスワードでは大文字と小文字の区別がない。
デフォルトでは、これがオペレーショナルリファレンスストアを作成
するときに指定するパスワードです。
オペレーショナルリファレンスストアでプロキシユーザーが設定され
ている場合は、代わりにプロキシユーザーのパスワードを指定できま
す。
WebSphere 管理セキュリティの設定
89
プロパティ
説明
Dynamic
Data
Masking ホ
スト
Dynamic Data Masking をホストするサーバーの IP アドレスまたは名
前。 Dynamic Data Masking を使用しない場合は、空のままにする。
DDM 接続 URL
オプション。Dynamic Data Masking サーバーの URL。 Dynamic Data
Masking を使用しない場合は、空のままにする。
注: スキーマ名とユーザー名は、どちらもオペレーショナルリファレンスストアを作成するときに指
定したオペレーショナルリファレンスストアの名前です。この情報が必要な場合はデータベース管理
者に問い合わせます。
サマリページが表示されます。
c.
サマリを確認し、追加の接続プロパティを指定します。
以下の表に、設定可能な追加の接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続 URL
接続 URL。接続ウィザードでは、デフォルトで接続 URL が
生成されます。次のリストに、Oracle 接続タイプの接続
URL のフォーマットを示します。
サービス接続タイプ
jdbc:oracle:thin:@//database_host:port/service_name
SID 接続タイプ
jdbc:oracle:thin:@//database_host:port:sid
サービス接続タイプの場合のみ、別の接続 URL をカスタマ
イズして後でテストできます。
登録後にデータソースを
作成
登録後にアプリケーションサーバーのデータソースを作成
する場合は選択します。
注: このオプションを選択しない場合、手動でデータソー
スを設定する必要があります。
d.
7.
サービス接続タイプには、デフォルトの URL を変更する場合、[編集]ボタンをクリックし、URL を指
定して[OK]をクリックします。
IBM DB2 環境で、データベースの接続プロパティを設定します。
a.
接続プロパティを指定して[次へ]をクリックします。
以下の表に、接続プロパティの種類と説明を示します。
90
プロパティ
説明
データベース表
示名
Hub コンソールに表示する必要があるオペレーショナルリファレン
スストアの名前。
マシン識別子
Hub ストアインスタンスからのレコードを一意に識別するためにキ
ーに割り当てられるプレフィックス。
第 8 章: アップグレードした後に
プロパティ
説明
データベースサ
ーバー名
IBM DB2 データベースをホストするサーバーの IP アドレスまたは
名前。
データベース名
作成するデータベースの名前
データベースホ
スト名
IBM DB2 データベースをホストするサーバーの IP アドレスまたは
名前。
スキーマ名
オペレーショナルリファレンスストアの名前。
ユーザー名
オペレーショナルリファレンスストアのユーザー名。デフォルトで
は、これがオペレーショナルリファレンスストアを作成するために
使用するスクリプトで指定するユーザー名です。このユーザーが、
Hub Store 内のすべてのオペレーショナルリファレンスストアデー
タベースオブジェクトの所有者となります。
オペレーショナルリファレンスストアでプロキシユーザーが設定さ
れている場合は、代わりにプロキシユーザーを指定できます。
パスワード
オペレーショナルリファレンスストアのユーザー名に関連付けられ
ているパスワード。
IBM DB2 の場合、パスワードでは大文字と小文字が区別される。
デフォルトでは、これがオペレーショナルリファレンスストアを作
成するときに指定するパスワードです。
オペレーショナルリファレンスストアでプロキシユーザーが設定さ
れている場合は、代わりにプロキシユーザーのパスワードを指定で
きます。
Dynamic Data
Masking ホスト
Dynamic Data Masking をホストするサーバーの IP アドレスまたは
名前。 Dynamic Data Masking を使用しない場合は、空のままにす
る。
DDM 接続 URL
オプション。Dynamic Data Masking サーバーの URL。 Dynamic
Data Masking を使用しない場合は、空のままにする。
注: スキーマ名とユーザー名は、どちらもオペレーショナルリファレンスストアを作成するときに指
定したオペレーショナルリファレンスストアの名前です。この情報が必要な場合はデータベース管理
者に問い合わせます。
[サマリ]ページが表示されます。
b.
サマリを確認し、追加の接続プロパティを指定します。
以下の表に、設定可能な追加の接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続 URL
接続 URL。接続ウィザードでは、デフォルトで接続 URL が
生成されます。接続 URL のフォーマットを次の例に示す。
jdbc:db2://database_host:port/db_name
登録後にデータソースを
作成
登録後にアプリケーションサーバーのデータソースを作成
する場合は選択します。
注: このオプションを選択しない場合、手動でデータソー
スを設定する必要があります。
WebSphere 管理セキュリティの設定
91
8. [完了]をクリックします。
[データベースの登録]ダイアログボックスが表示されます。
9. [OK]をクリックします。
[アプリケーションサーバーログイン]ダイアログボックスが表示されます。
10.
WebSphere 管理ユーザー名とパスワードを入力します。
11. [OK]をクリックします。
MDM Hub で ORS が登録されます。
12.
アプリケーションサーバーを再起動します。
13.
登録したオペレーショナルリファレンスストアを選択し、[データベース接続のテスト]ボタンをクリック
してデータベース設定をテストします。
[データベースのテスト]ダイアログに、データベース接続テストの結果が表示されます。
14. [OK]をクリックします。
ORS が登録され、データベースへの接続がテストされます。
マッチトークンの再生成
ベースオブジェクトごとにマッチトークンの生成バッチジョブを実行します。
マッチトークンの生成バッチジョブは、プロセスサーバーのアップグレード時に更新する SSA-Name3 ライブラ
リファイルに基づいて、マッチトークンを生成します。
マッチトークンの生成バッチジョブの実行
マッチトークンの生成バッチジョブを実行するには、Hub コンソールのバッチビューアツールを使用します。
1.
Hub コンソールの[ユーティリティ]ワークベンチから、[バッチビューア]ツールを選択します。
2.
バッチビューアツールのナビゲーションペインで、[マッチトークンの生成]ノードを展開します。
3. [マッチトークンの生成]ノードで、ベースオブジェクトの 1 つとしてマッチトークンの生成バッチジョブ
を選択します。
4. [すべての一致トークンを再生成]を有効化します。
5. [バッチの実行]をクリックします。
このバッチジョブにより、最新の SSA-Name3 ライブラリファイルに基づいて、ベースオブジェクトに対す
るマッチトークンが生成されます。
6.
92
残りのベースオブジェクトについて手順 3~5 を繰り返します。
第 8 章: アップグレードした後に
アップグレードされたメタデータの検証
オペレーショナルリファレンスストア(ORS)に検証エラーがないことを確認します。 この結果を、アップグ
レード前に得られた検証結果と比較します。 メタデータを検証するため、Hub コンソールでリポジトリマネー
ジャを使用します。
注: 前バージョンの MDM Hub からのアップグレード後も、マッピングのないステージングテーブルが含まれて
いた古いデータベースの検証エラーが発生する場合があります。 Hub コンソールのリポジトリマネージャツー
ルで、[修復]ボタンをクリックしてこのような修復可能な問題を修正します。
関連項目:
• 「メタデータの検証」
(ページ 22)
メタデータの検証
オペレーショナルリファレンスストア(ORS) リポジトリのメタデータを検証するには、Hub コンソールでリ
ポジトリマネージャツールを使用します。
1.
Hub コンソールの設定ワークベンチから、リポジトリマネージャツールを選択します。
2.
リポジトリマネージャツールから、[検証]タブを選択します。
3. [検証するリポジトリを選択]リストから、リポジトリを選択します。
4. [検証]ボタンをクリックします。
5. [検証チェックの選択]ダイアログボックスから、実行する検証チェックを選択します。[OK]をクリック
します。
リポジトリマネージャツールにより、リポジトリが検証され、すべての問題が[検出された問題]ペイン
に表示されます。
6. [修復]ボタンをクリックして、修復可能な問題を修正します。
7.
修正後も ORS が[不明]状態の場合は、アプリケーションサーバーのシステムクロックとデータベースマ
シンを同期します。
検証結果の保存
検証プロセスを実行したら、検証結果を HTML ファイルとして保存できます。
1.
Hub コンソールのリポジトリマネージャツールから、[検証]タブを選択します。
2. [保存]ボタンをクリックします。
3. [保存]ダイアログボックスから、検証結果を保存するディレクトリに移動します。
4.
わかりやすい HTML ファイル名を指定します。[保存]をクリックします。
リポジトリマネージャによって、指定した場所に検証結果が HTML ファイルとして保存されます。
メタデータ検証メッセージの解決
検証ツールを実行した後に、検証メッセージが表示されることがあります。
次のエラーメッセージは、最も一般的な検証メッセージです。
警告 SIP-PV-10703 パッケージ'EMPLOYEE_DETAILS_PKG'がデータベースビューと同期されていません。
データベースビューと同期化するには、リポジトリマネージャから修復プロセスを実行します。
アップグレードされたメタデータの検証
93
ビュー'C_EMPLOYEE_DETAILS_MTIP' - プロキシユーザーロールの SELECT 特権が付与されていません。またはルート MTIP の
SIP-MV-11410- SQL が正しくありません。
MTIP ビューを再作成します。
1.
Hub コンソールで、設定ワークベンチを開き、エンタープライズマネージャをクリックします。
2.
書き込みロックを取得します。
3. [ORS データベース]タブを選択します。
4.
データベースを選択します。
5. [プロパティ]タブを選択します。
6. [MTIP の再生成が必要]というプロパティを見つけて、[MTIP の再生成]ボタンをクリックします。
ビュー'EMPLOYEE_DETAILS_PKG' - プロキシユーザーロールの SELECT 特権が付与されていません。
この特権が含まれるようにプロキシユーザーロールを更新します。
1.
Hub コンソールで、セキュリティアクセスマネージャワークベンチを開き、[ロール]をクリックしま
す。
2.
書き込みロックを取得します。
3.
プロキシユーザーロールを選択します。
4. [リソース特権]タブをクリックします。
5.
メッセージで参照されているパッケージまたはテーブルを特定します。
6. [読み取り]チェックボックスをオンにします。
SIP-PV-11105 - ビューに対するプロキシユーザーロールの SELECT 特権が付与されていません。
ビュー'C_REPOS_USER_GROUP_ALL' - プロキシユーザーロールの SELECT 特権が付与されていません。
データベース移行スクリプトにより、プロキシユーザーロールが作成されましたが、プロキシユーザーに
はリポジトリビューに対する特権が付与されていません。 データベースから、リポジトリビューに対する
プロキシユーザーの SELECT 特権を付与します。
アップグレード後の MDM Hub 環境レポートの確認
Hub コンソールのエンタープライズマネージャツールを使用して、Hub サーバー、プロセスサーバー、MDM Hub
マスターデータベース、およびオペレーショナルリファレンスストアのデータベースに対する MDM Hub の現在
の設定を確認します。 コンポーネントのバージョン履歴を確認してください。
環境レポートのコピーをアップグレードドキュメントフォルダ upgradedoc に保存します。
MDM Hub 環境レポートの保存
MDM Hub 環境レポートを保存するには、Hub コンソールでエンタープライズマネージャツールを使用します。
1.
Hub コンソールの[設定]ワークベンチでエンタープライズマネージャツールを選択します。
2.
エンタープライズマネージャツールで[環境レポート]タブを選択します。
3. [保存]をクリックします。
4. [Hub 環境レポートの保存]ダイアログボックスで、環境レポートを保存するディレクトリに移動します。
5. [保存]をクリックします。
94
第 8 章: アップグレードした後に
関連項目:
• 「アップグレードドキュメントフォルダの作成」
(ページ 18)
プロキシユーザーの設定
オペレーショナル参照ストアがプロキシユーザーに以前登録されていた場合、プロキシユーザーを設定してく
ださい。 プロキシユーザーは、メタデータの取得、ユーザーデータの変更、バッチジョブの実行を行うことが
できます。プロキシユーザーがメタデータに変更を行うことはできません。
プロキシユーザーの設定を行うには、MDM Hub でユーザーに事前定義したプロキシロールを割り当てる必要が
あります。プロキシロールには、読み込み特権と実行特権があります。プロキシロールに対して特権を変更する
ことはできません。また、プロキシロールを割り当てるユーザーに他のロールを割り当ててはいけません。
1.
プロキシユーザーとして使用する MDM Hub ユーザーを追加します。
a.
Hub コンソールで[ユーザー]ツールを起動します。
b.
書き込みロックを取得します。
c. [ユーザー]タブをクリックします。
d. [ユーザーの追加]ボタンをクリックします。
[ユーザーの追加]ダイアログボックスが表示されます。
e.
ユーザーに対して以下の項目を設定します。
プロパティ
説明
名
ユーザーの下の名。
ミドルネーム
ユーザーのミドルネーム。
姓
ユーザーの姓。
ユーザー名
Hub コンソールにログインするためにユーザーが入力するユーザー
アカウントの名前。
デフォルトのデ
ータベース
ユーザーのデフォルトのデータベース。これは、Hub コンソールに
ログインするときにユーザーが選択するオペレーショナル参照スト
アです。
パスワード
ユーザーのパスワード。
パスワードの確
認
確認のためにパスワードを再度入力します。
外部認証を使用
する
このオプションを有効にすると、MDM Hub が提供するデフォルトの
認証ではなく、サードパーティのセキュリティプロバイダーによる
外部認証が使用されます。
このオプションを無効にすると、デフォルトの MDM Hub 認証が使
用されます。
プロキシユーザーの設定
95
f. [OK]をクリックします。
MDM Hub が、[ユーザー]タブのユーザーリストにユーザーを追加します。
2. [プロキシロール]を、手順 1 で作成したユーザーに割り当てます。
a. [ユーザーとグループ]ツールを起動します。
b.
書き込みロックを取得します。
c. [ロールへのユーザー/グループの割り当て]タブをクリックします。
d. [プロキシロール]を選択します。
e. [ロールへのユーザーの割り当て]ボタンをクリックします。
[ロールへのユーザーの割り当て]ダイアログボックスが表示されます。
f.
手順 1 で作成したユーザーを選択します。他のユーザーが選択されていれば、それをクリアします。
g. [OK]をクリックします。
ユーザーが[プロキシロール]に割り当てられ、プロキシユーザーが設定されました。
プロキシユーザーを使ったオペレーショナルリファ
レンスストアの再登録
オペレーショナルリファレンスストアが以前プロキシユーザーに登録されていて、登録されたプロキシユーザ
ーを元のスキーマオーナーに変更した場合、アップグレード前に、データベース登録を変更してプロキシユー
ザーに戻してください。
1.
Hub コンソールを起動します。
[データベースの変更]ダイアログボックスが表示されます。
2.
MDM Hub マスターデータベースを選択して、[接続]をクリックします。
3.
設定ワークベンチにあるデータベースツールを起動します。
4. [書き込みロック] > [ロックの取得]の順にクリックします。
5. [データベースの登録]ボタンをクリックします。
Informatica MDM Hub 接続ウィザードが表示され、データベースタイプの選択が求められます。
6.
データベースのタイプを選択して[次へ]をクリックします。
7.
データベースの接続プロパティを設定します。
a.
Oracle の接続方式を選択して、[次へ]をクリックします。
次の表に、選択できる Oracle の接続方式を示します。
接続方式
説明
サービス
サービス名を使用して Oracle に接続します。
SID
Oracle のシステム ID を使用して Oracle に接続します。
サービス名と SID 名の詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。
96
第 8 章: アップグレードした後に
[接続プロパティ]ページが表示されます。
b.
選択する接続タイプの接続プロパティを指定し、[次へ]をクリックします。
以下の表に、接続プロパティの種類と説明を示します。
プロパティ
説明
データベー
ス表示名
Hub コンソールに表示する必要があるオペレーショナルリファレンス
ストアの名前。
マシン識別
子
Hub ストアインスタンスからのレコードを一意に識別するためにキー
に割り当てられるプレフィックス。
データベー
スホスト名
Oracle データベースをホストするサーバーの IP アドレスまたは名前。
SID
サーバー上で実行される Oracle データベースのインスタンスを参照す
る Oracle システム識別子。 [SID]フィールドは、[SID]接続タイプ
を選択した場合に表示されます。
サービス
Oracle データベースへの接続に使用する Oracle サービスの名前。[サ
ービス]フィールドは、[サービス]接続タイプを選択した場合に表示
されます。
ポート
Oracle データベースサーバー上で実行される Oracle リスナの TCP ポ
ート。デフォルトは 1521 です。
Oracle TNS
名
ネットワーク上で認識されているデータベースの名前(アプリケーシ
ョンサーバーの TNSNAMES.ORA ファイルで定義)。
例:mydatabase.mycompany.com
Oracle TNS 名は、Oracle データベースのインストール時に設定しま
す。 Oracle TNS 名の詳細については、Oracle のマニュアルを参照し
てください。
スキーマ名
オペレーショナルリファレンスストアの名前。
ユーザー名
オペレーショナルリファレンスストアにプロキシユーザー名を指定し
ます。
パスワード
オペレーショナルリファレンスストアのプロキシユーザーに関連付け
られたパスワード
サマリページが表示されます。
c.
サマリを確認し、追加の接続プロパティを指定します。
プロキシユーザーを使ったオペレーショナルリファレンスストアの再登録
97
以下の表に、設定可能な追加の接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続 URL
接続 URL。接続ウィザードでは、デフォルトで接続 URL が
生成されます。 次のリストに、Oracle 接続タイプの接続
URL のフォーマットを示します。
サービス接続タイプ
jdbc:oracle:thin:@//database_host:port/service_name
SID 接続タイプ
jdbc:oracle:thin:@//database_host:port:sid
サービス接続タイプの場合のみ、別の接続 URL をカスタマ
イズして後でテストできます。
登録後にデータソースを
作成
登録後にアプリケーションサーバーのデータソースを作成
する場合は選択します。
注: このオプションを選択しない場合、手動でデータソー
スを設定する必要があります。
d.
サービス接続タイプには、デフォルトの URL を変更する場合、[編集]ボタンをクリックし、URL を指
定して[OK]をクリックします。
8. [完了]をクリックします。
[データベースの登録]ダイアログボックスが表示されます。
9. [OK]をクリックします。
MDM Hub がオペレーショナルリファレンスストアを登録します。
EJB プロトコルのための SiperianClient ライブラリ
クラスのアップグレード
EJB プロトコルを使用して、サービス統合フレームワーク(SIF)要求を通じて MDM Hub と通信する場合は、最
新バージョンの SiperianClient ライブラリクラスを使用する必要があります。 カスタムの JNDI ルックアッ
プメソッドを使用する場合は、EJB3 の規則に準拠するようにそのルックアップメソッドを更新してください。
1.
既存の SiperianClient ライブラリクラスを最新バージョンの SiperianClient ライブラリクラスに置き換
えます。
SiperianClient ライブラリクラスは、以下のディレクトリにある siperian-api.jar ファイルに含まれてい
ます。
2.
98
•
<リソースキットのインストールディレクトリ>\sdk\sifsdk\lib
•
<MDM Hub のインストールディレクトリ>\hub\server\lib
カスタムの JNDI ルックアップメソッドを使用する場合は、EJB3 の規則に準拠するようにそのルックアッ
プメソッドを更新してください。
第 8 章: アップグレードした後に
MDM Hub データベースデバッグログの無効化
MDM Hub データベースデバッグログを無効化します。 MDM Hub がデータベースデバッグログを使用しなくなり
ます。 デバッグにはアプリケーションサーバーのログを使用してください。
Informatica プラットフォームのロギングの設定
Informatica プラットフォームをインストール済みの場合は、Informatica プラットフォームのプロセスをロ
グに記録するように MDM Hub を設定します。
1.
以下のディレクトリにある log4j.xml ファイルを開きます。
UNIX の場合:<infamdm_install_directory>/hub/server/conf
Windows の場合:<infamdm_install_directory>\hub\server\conf
2.
log4j.xml ファイルに以下の行を追加します。
<category name="com.informatica.mdm.platform">
<priority value="ALL"/>
</category>
<appender name="CONSOLE" class="org.apache.log4j.ConsoleAppender">
<param name="Threshold" value="ALL"/>
</appender>
3.
log4j.xml ファイルを保存して閉じます。
アップグレードテスト
アップグレードされた Informatica MDM Hub 実装をテストします。 Informatica MDM Multidomain Edition
のすべての実装は固有のもので、テスト要件は開発、テスト、およびプロダクション環境によって異なります。
提案されたアップグレードテストがお使いの環境に適さない場合は、独自のテストを設計できます。 テスト作
業は、実装固有の要件を満たすように設計してください。
Informatica Data Director のアップグレードテスト
お使いの環境に適用した Informatica Data Director アップグレードの以下のテストを実行します。
1.
Informatica Data Director コンフィギュレーションマネージャを起動し、Informatica Data Director
アプリケーションインスタンスをデプロイします。
2.
Informatica Data Director にログインします。
3.
複数の検索を実行します。
4.
複数のタスクを作成、処理します。
5.
テストレコードを挿入します。
6.
テストレコードをコピーし、もう 1 つのテストレコードを作成します。
7.
検索を実行して、これら 2 つのレコードを見つけます。
8.
2 つのテストレコードをマージ、アンマージします。
MDM Hub データベースデバッグログの無効化
99
MDM Hub アップグレードテスト
お使いの環境に対し、Hub コンソールのアップグレードの以下のテストを実行します。
1.
Hub コンソールを起動します。
2. [設定]ワークベンチの中の[ユーザー]ツールを選択し、既存のユーザーのプロパティを表示します。
3. [モデル]ワークベンチの中の[スキーマビューア]ツールを選択し、オペレーショナルリファレンススト
アに接続します。 [スキーマビューア]でスキーマを確認します。
4. [モデル]ワークベンチの中の[スキーマ]ツールを選択し、ベースオブジェクトの[一致/マージ設定]
を表示します。
5. [ユーティリティ]ワークベンチで[バッチビューア]ツールを選択します。 可能な場合は、ステージバ
ッチジョブ、ロードバッチジョブ、マッチバッチジョブ、およびマージバッチジョブのテストバッチジョ
ブを実行します。
6. [ユーティリティ]ワークベンチで Process サーバーツールを選択します。 登録されている Process サー
バーへの接続をテストします。
7. [モデル]ワークベンチで[クレンジング関数]ツールを選択します。 外部クレンジングエンジンごとに
テスト用クレンジング関数を実行します。
8. [データスチュワード]ワークベンチで[データマネージャ]ツールを選択します。 一致する 2 つのテス
トレコードを作成します。
9. [データスチュワード]ワークベンチで[マージマネージャ]ツールを選択します。 2 つのテストレコー
ドを探し、マージして、その後、テストレコードのマージ解除を行います。
カスタムコードのアップグレードのテスト
カスタムクライアントアプリケーションなどのカスタムコードがある場合は、それが予期したとおりに動作す
ることを確認するテストを実行します。
Informatica Data Director および Hub サーバーのプ
ロパティ
アップグレードプロセスでは、Informatica Data Director(IDD)に影響を与える Hub サーバーのプロパティ
値が保持されます。
バージョン 9.7.1 以前からアップグレードする場合、アップグレード前の cmxserver.properties ファイルには、
バージョン 10.0.0 以降で追加されたいくつかのプロパティが含まれていません。新しい Hub サーバーのプロ
パティによって、[データ]ワークスペース、エンティティ 360 フレームワーク、およびスマート検索を有効に
するかどうかが制御されます。アップグレードプロセスは、プロパティを cmxserver.properties ファイルに追
加し、プロパティの値を設定して、IDD アプリケーションの動作がバージョン 9.7.1 以前と同じなるようにし
ます。
100
第 8 章: アップグレードした後に
次の表では、各プロパティとその説明およびデフォルト値がまとめられています。
プロパティ
デフォ
ルト値
説明
cmx.dataview.enabled
true
IDD アプリケーション開発者がサブジェクト領域モデルを
実装すると、IDD ユーザーは[データ]ワークスペースを
使用してマスタデータを検索、編集、および管理できま
す。このプロパティでは、[データ]ワークスペースと関
連要素が IDD アプリケーションに表示されるかどうかを指
定します。
cmx.e360.view.enabled
false
開発者がエンティティ 360 フレームワークを実装すると、
IDD ユーザーは[検索]ボックスを使用してエンティティ
を見つけ、エンティティワークスペースを使用してマスタ
データを編集および管理できます。このプロパティでは、
エンティティワークスペースと関連要素が IDD アプリケー
ションに表示されるかどうかを指定します。
cmx.ss.enabled
false
[検索]ボックスを有効にするには、このプロパティを
true に設定し、スマート検索を設定します。
Informatica Data Director および Hub サーバーのプロパティ
101
第 9 章
アプリケーションサーバー用の
ActiveVOS アップグレード後タス
ク
この章では、以下の項目について説明します。
•
JBoss の設定, 102 ページ
•
WebLogic の設定, 104 ページ
•
WebSphere の設定, 106 ページ
JBoss の設定
ここでは、JBoss 用の ActiveVOS アップグレード後手順を説明します。
JBoss 環境での ActiveVOS セキュリティドメインの編集
JBoss でコンテナベースの認証を有効にします。
1.
エディタで standalone-full.xml を開きます。
2.
ActiveVOS の security-domain 要素を検索します。
3.
既存の login-module をコメントアウトします。
4.
次のように、login-module 子要素を追加します。
<security-domain name="ActiveVOS">
<authentication>
<!--<login-module code="org.jboss.security.auth.spi.IdentityLoginModule" flag="required">
<module-option name="principal" value="aeadmin"/>
<module-option name="roles" value="abAdmin,abTaskClient"/>
</login-module>-->
<login-module code="RealmUsersRoles" flag="required">
<module-option name="usersProperties" value="${jboss.server.config.dir}/applicationusers.properties"/>
<module-option name="rolesProperties" value="${jboss.server.config.dir}/applicationroles.properties"/>
<module-option name="realm" value="ApplicationRealm"/>
<module-option name="unauthenticatedIdentity" value="anonymous"/>
</login-module>
</authentication>
</security-domain>
5.
102
JBoss アプリケーションサーバーが実行されている場合は、サーバーを再起動します。
JBoss 環境での信頼されたユーザーの作成
ActiveVOS ワークフローエンジンを使用するには、アプリケーションサーバーで abTrust、
abServiceConsumer、および abTaskClient のロールを持つ信頼されたユーザーを作成します。信頼されたユー
ザーは、MDM Hub と ActiveVOS で信頼されます。このユーザーが MDM Hub と ActiveVOS 間の通信の安全性を高
めます。
この信頼されたユーザーは、Hub コンソールの ActiveVOS ワークフローアダプタユーザーと同じユーザーです。
信頼されたユーザーの名前は、アプリケーションサーバーの管理者ユーザーと同じ名前にすることはできませ
ん。
1.
2.
コマンドプロンプトから add-user.bat を実行します。
•
UNIX の場合: <JBoss install director>/bin/add-user.sh
•
Windows の場合: <JBoss install director>\bin\add-user.bat
表示されるプロンプトに回答します。
注: プロンプトでは、デフォルト値が括弧内に表示されます。デフォルト値を使用して次のプロンプトに
進むには、Enter キーを押します。
どのタイプのユーザーを追加しますか?a)管理ユーザーまたは b)アプリケーションユーザー
b を入力してアプリケーションユーザーを選択します。
レルム(ApplicationRealm)
standalone-full.xml ファイルに追加した login-module で指定したのと同じレルム名を入力します。
ユーザー名
信頼されたユーザーのユーザー名を入力します。
注: 信頼されたユーザーのユーザー名は一意にする必要があります。信頼されたユーザーと MDM Hub
ユーザーのユーザー名が同じだと、設定エラーになります。
パスワード
JBoss のパスワード標準に準拠しているパスワードを入力します。
このユーザーをどのロールにしますか?
「abTrust, abServiceConsumer, abTaskClient」と入力します。
レルム<realmname>のユーザー<username>を追加しようとしています。よろしいですか?
ユーザーを追加するには、yes を入力します。
この新しいユーザーは、ある AS プロセスを別の AS プロセスに接続するために使用されますか?
yes を入力します。
3.
アプリケーションサーバーを再起動します。
JBoss の設定
103
WebLogic の設定
ここでは、WebLogic 用の ActiveVOS アップグレード後手順を説明します。
WebLogic 環境での信頼されたユーザーの作成
ActiveVOS ワークフローエンジンを使用するには、アプリケーションサーバーで abTrust、
abServiceConsumer、および abTaskClient のロールを持つ信頼されたユーザーを作成します。
この信頼されたユーザーは、Hub コンソールの ActiveVOS ワークフローアダプタユーザーと同じユーザーです。
信頼されたユーザーの名前は、アプリケーションサーバーの管理者ユーザーと同じ名前にすることはできませ
ん。
1.
2.
WebLogic コンソールで、次のロールを作成します。
•
abTrust
•
abServiceConsumer
•
abTaskClient
WebLogic コンソールで、信頼されたユーザーを作成し、そのユーザーを abTrust、abServiceConsumer、
および abTaskClient の各ロールに割り当てます。
注: 信頼されたユーザーのユーザー名は一意にする必要があります。信頼されたユーザーと MDM Hub ユー
ザーのユーザー名が同じだと、設定エラーになります。
3.
アプリケーションサーバーを再起動します。
安全な ActiveVOS 通信のための WebLogic の設定
ActiveVOS と MDM Hub 間の通信にセキュアな HTTP(HTTPS)プロトコルを使用するには、アプリケーションサ
ーバーを設定する必要があります。
1.
WebLogic コンソールで、アプリケーションサーバーの SSL リスンポートを有効にします。
2.
コマンドプロンプトを開きます。
3.
次のディレクトリに移動します。
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server
4.
次のコマンドを実行します。
UNIX の場合:
postinstallSetup.sh -Ddatabase.password=<MDM Hub Master Database password: MDM Hub マスターデータベースの
パスワード> -Dweblogic.password=<WebLogic password: WebLogic パスワード>
Windows の場合:
postinstallSetup.bat -Ddatabase.password=<MDM Hub Master Database password: MDM Hub マスターデータベースの
パスワード> -Dweblogic.password=<WebLogic password: WebLogic パスワード>
5.
アプリケーションサーバーを再起動します。
デフォルトのセキュリティレルムの編集
WebLogic では、セキュリティレルムはユーザーの資格情報とロールを管理するためのコンテナです。
1.
WebLogic Server 管理コンソールで、MDM10 ドメイン内で[セキュリティ レルム]をクリックします。
2.
デフォルトのレルム[myRealm]をクリックします。
3. [プロバイダ]タブをクリックして、[認証]タブをクリックします。
104
第 9 章: アプリケーションサーバー用の ActiveVOS アップグレード後タスク
4. [認証]タブで、[DefaultAuthenticator]をクリックします。
5. [構成]タブをクリックして、[Common]タブをクリックします。
6.
制御フラグリストから[OPTIONAL]を選択します。
7. [保存]をクリックします。
8.
WebLogic インスタンスを再起動します。
ActiveVOS ロールの追加
セキュリティレルムに ActiveVOS ロールを追加します。
1.
WebLogic Server 管理コンソールで、MDM10 ドメイン内で[セキュリティ レルム]をクリックします。
2.
セキュリティレルムを選択します。
3. [ロールとポリシー]タブをクリックし、次に[レルム ロール]タブをクリックします 。
4. [レルム ロール]タブで、[グローバル ロール]を展開し、[ロール]をクリックします。
5. [新規]をクリックします。
6. [名前]フィールドに ActiveVOS ロール abAdmin を入力し、[OK]をクリックします。
7. [新規]をクリックします。
8. [名前]フィールドに ActiveVOS ロール abTaskClient を入力し、[OK]をクリックします。
9. [新規]をクリックします。
10. [名前]フィールドに ActiveVOS ロール abServiceConsumer を入力し、[OK]をクリックします。
11. [新規]をクリックします。
12. [名前]フィールドに ActiveVOS ロール abTrust を入力し、[OK]をクリックします。
グループの作成
MDM Hub 管理者用のグループと MDM Hub ユーザー用の別のグループを作成します。
1.
WebLogic Server 管理コンソールで、MDM10 ドメイン内で[セキュリティ レルム]をクリックします。
2.
作成したレルムを選択します。
3. [ユーザーとグループ]タブをクリックします。
4. [グループ]をクリックします。
5. [新規]をクリックします。
6. [名前]フィールドに MDMAVadmins を入力し、[OK]をクリックします。
7. [新規]をクリックします。
8. [名前]フィールドに MDMAVusers を入力し、[OK]をクリックします。
ユーザーの追加
ActiveVOS サーバーで認証する MDM Hub 管理者とユーザーを追加します。
注: ユーザー名、パスワード、ロールは、MDM Hub、ActiveVOS、および WebLogic で一致している必要があり
ます。パスワードは WebLogic のパスワード標準に準拠している必要があります。
1.
MDM Hub 管理者およびユーザーと一致しているユーザークレデンシャルを持つユーザーを追加します。
a. [ユーザーとグループ]タブで[ユーザー]をクリックします。
WebLogic の設定
105
b. [新規]をクリックします。
c. [名前]フィールドに MDM Hub 管理者またはユーザーのユーザー名を入力します。
d. [パスワード]フィールドにこのユーザー名のパスワードを入力し、もう一度入力します。
e. [OK]をクリックします。
f.
2.
上記の手順を繰り返し、ActiveVOS サーバーで認証するすべての MDM Hub 管理者とユーザーを追加し
ます。
MDMAVadmins グループに管理者を割り当てます。
a. [ユーザーとグループ]タブで、MDM Hub 管理者をクリックします。
b. [グループ]をクリックします。
c. [使用可能]リストで[MDMAVadmins]グループをクリックし、[選択済み]に移動します。
d. [保存]をクリックします。
e.
3.
上記の手順を繰り返し、残りの MDM Hub 管理者を追加します。
ユーザーを MDMAVusers グループに割り当てます。
abTaskClient ロールの編集
abTaskClient ロールを編集し、MDMAVusers グループ内のユーザーに ActiveVOS サーバーでの認証を許可する
セキュリティポリシーを追加します。
1. [ロールとポリシー]タブをクリックし、次に[レルム ロール]タブをクリックします 。
2. [レルム ロール]タブで[グローバル ロール] > [ロール]を展開します。
3. [abTaskClient]行で、[ロール条件の表示]をクリックします。
4. [Add Conditions]をクリックします。
5. [Predicate]リストから[Group]を選択します。
6. [次へ]をクリックします。
7. [Group Argument Name]フィールドに MDMAVusers を入力し、[追加]をクリックします。
8. [完了]をクリックします。
9. [保存]をクリックします。
WebSphere の設定
ここでは、WebSphere 用の ActiveVOS アップグレード後手順を説明します。
WebSphere 環境での信頼されたユーザーの作成
ActiveVOS ワークフローエンジンを使用するには、信頼されたユーザーを作成して、abTrust、
abServiceConsumer、および abTaskClient ロールにマップします。
この信頼されたユーザーは、Hub コンソールの ActiveVOS ワークフローアダプタユーザーと同じユーザーです。
信頼されたユーザーの名前は、アプリケーションサーバーの管理者ユーザーと同じ名前にすることはできませ
ん。
1.
106
WebSphere コンソールで、ave_websphere EAR アプリケーションを停止します。
第 9 章: アプリケーションサーバー用の ActiveVOS アップグレード後タスク
2.
信頼されたユーザーを作成します。
注: 信頼されたユーザーのユーザー名は一意にする必要があります。信頼されたユーザーと MDM Hub ユー
ザーのユーザー名が同じだと、設定エラーになります。
3.
ave_websphere.ear ファイルを開きます。
4.
ave_websphere.ear ファイルで、信頼されたユーザーを abTrust、abServiceConsumer、および
abTaskClient ロールにマップします。
5.
WebSphere プロファイルを再起動します。
安全なプロファイルへのユーザーとグループの追加
MDM Hub の管理者およびユーザーのためにユーザーとグループを作成します。ユーザーとグループの作成方法
の詳細については、WebSphere のマニュアルを参照してください。
注: ユーザー名、パスワード、ロールは、MDM Hub、ActiveVOS、および WebSphere で一致している必要があり
ます。パスワードは WebSphere のパスワード標準に準拠している必要があります。
1.
WebSphere コンソールで、ActiveVOS サーバーで認証する MDM Hub の管理者およびユーザーのそれぞれに
対し、ユーザーを作成します。
2.
MDM Hub 管理者のグループを作成します。
3.
MDM Hub ユーザーのグループを作成します。
4.
MDM Hub 管理者グループに管理者を追加します。
5.
MDM Hub ユーザーグループにユーザーを追加します。
WebSphere の設定
107
第 10 章
ビジネスエンティティアダプタ用
の ActiveVOS アップグレード後タ
スク
この章では、以下の項目について説明します。
•
ActiveVOS 用の MDM Identity Service の設定, 108 ページ
•
ビジネスエンティティワークフローアダプタの ActiveVOS URN の設定, 109 ページ
•
ActiveVOS プロトコルの HTTPS への設定, 109 ページ
•
複合オブジェクトベースの ActiveVOS アダプタのタスク設定の更新, 110 ページ
•
ビジネスエンティティワークフローアダプタのタスクトリガの設定, 111 ページ
•
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新, 112 ページ
•
エンティティ 360 フレームワークのデフォルト承認ワークフローの設定, 114 ページ
•
Siperian BPM から ActiveVOS への移行, 115 ページ
•
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルの生成, 118 ページ
ActiveVOS 用の MDM Identity Service の設定
埋め込み ActiveVOS を使用している場合は、MDM Identity Service を使用するように ActiveVOS を設定して
ください。ActiveVOS 用の MDM Identity Service を設定するには、ActiveVOS コンソールを使用して、MDM
Hub ワークフローエンジンユーザーのパスワードを Identity Service のパスワードに設定します。
1.
ActiveVOS コンソールで、[管理] > [サービスの設定] > [Identity Service]を選択します。
2. [プロバイダ設定]セクションで、[有効]チェックボックスを有効にして、[プロバイダタイプ]から
[MDM]を選択します。
3. [接続]タブで、ActiveVOS ワークフローエンジンのユーザーパスワードを MDM 接続設定のパスワードとし
て入力します。
ActiveVOS ワークフローエンジンユーザーは、ActiveVOS ワークフローエンジンを MDM Hub コンソールの
Workflow Manager ツールに追加したときに指定したユーザーです。ActiveVOS ワークフローエンジンのユ
ーザーは信頼されたユーザーです。
4. [更新]をクリックします。
108
5.
接続をテストします。
a. [テスト]タブを選択します。
b. [テスト用ユーザー]フィールドに、ActiveVOS ユーザーの名前を入力します。
c. [テスト設定]をクリックします。
ビジネスエンティティワークフローアダプタの
ActiveVOS URN の設定
ActiveVOS サーバーには、内部的に使用する 2 つの定義済みの Uniform Resource Name(URN)があります。
URN マッピングの URL は、ActiveVOS サーバーが動作しているホスト名とポート番号に変更する必要がありま
す。
1.
ActiveVOS コンソールを起動します。ブラウザで、正しいホスト名とポート番号に置き換えて、以下の
URL を入力します。
暗号化接続:https://[host]:[port]/activevos
非暗号化接続:http://[host]:[port]/activevos
2.
ActiveVOS コンソールのホームページで、[Administration] > [Configure Server] > [URN
Mappings]をクリックします。
3.
以下の URN について、ActiveVOS サーバーのホスト名とポート番号を反映するようにパスを更新します。
URN
URL パス
ae:internal-reporting
暗号化接続:https://[host]:[port]/activevos/internalreports
非暗号化接続:http://[host]:[port]/activevos/internalreports
ae:task-inbox
暗号化接続:https://[host]:[port]/activevos-central/avc
非暗号化接続:http://[host]:[port]/activevos-central/avc
4.
urn:mdm:service が MDM Hub サーバーのホスト名とポート番号にマッピングされていることを確認します。
暗号化接続:https://[host]:[port]/cmx/services/BeServices
非暗号化接続:http://[host]:[port]/cmx/services/BeServices
ActiveVOS プロトコルの HTTPS への設定
ActiveVOS と MDM Hub の間の安全な通信を有効にするには、Hub コンソールの Workflow Manager で HTTPS にプ
ロトコルを設定します。
最初に、HTTPS 通信用のアプリケーションサーバーを設定する必要があります。
1.
Hub コンソールを起動します。
2.
書き込みロックを取得します。
3.
設定ワークベンチの[Workflow Manager]をクリックします。
ビジネスエンティティワークフローアダプタの ActiveVOS URN の設定
109
4.
Workflow Manager で[ワークフローエンジン]タブをクリックします。
5.
ActiveVOS ワークフローエンジンを選択し、[編集]ボタンをクリックします。
6. [ワークフローの編集]ダイアログボックスで、プロトコルを HTTPS に設定します。
7.
WebLogic 環境では、[ワークフローの編集]ダイアログボックスで、abAdmin ロールに属するユーザーの
ユーザー名およびパスワードを入力します。
複合オブジェクトベースの ActiveVOS アダプタのタ
スク設定の更新
タスク設定に displayType 属性を追加します。
1.
ActiveVOS タスクのタスク設定を追加します。
次のコードサンプルは、ビジネスエンティティベースの ActiveVOS タスクを MDM Multidomain Edition で
提供されるワークフローの Informatica Data Director 構成ファイルに設定する方法を示します。
<tasks includeUnassignedTasks="true">
<!-- Task Definitions -->
<taskType taskTypeId="BeMergeTask" name="AVOSBeMerge" displayName="Merge"
creationType="MERGE" displayType="MERGE">
<description>Merge two records together.</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeUnmergeTask" name="AVOSBeUnmerge"
displayName="Unmerge" creationType="UNMERGE" displayType="UNMERGE">
<description>Unmerge an XREF record from a Base Object record.
</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeOneStepApprovalTask" name="AVOSBeFinalReview" displayType="NORMAL"
displayName="Final review" creationType="NONE" pendingBVT="true">
<description>Update a record and require the user to go through an
approval process before completing the task.
</description>
</taskType>
<taskType name="AVOSBeNotification" displayName="Notification"
creationType="NONE" displayType="NORMAL">
<description>Notification step in the workflow</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeTwoStepApprovalTask" name="AVOSBeReviewNoApprove" displayType="NORMAL"
displayName="Review no approve" creationType="NONE" defaultApproval="true" pendingBVT="true">
<description>Update a record and require the user to go through an
approval process before completing the task.
</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeUpdateWithApprovalTask" name="AVOSBeUpdate"
displayName="Update" creationType="CREATE" pendingBVT="true" displayType="NORMAL">
<description>Update a record and do not require the user to go through an approval
process before completing the task. The approval step is optional.
</description>
</taskType>
</tasks>
110
第 10 章: ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
ビジネスエンティティワークフローアダプタのタス
クトリガの設定
タスクマネージャでビジネスエンティティに基づく ActiveVOS ワークフローを使用するには、タスクトリガを
設定する必要があります。タスクトリガを設定しない場合は、タスクがタスクマネージャに表示されません。
トリガを設定するには、プロビジョニングツールを使用して[詳細設定]ページからタスク構成ファイルを編
集します。詳細については、『 『Informatica MDM Multidomain Edition プロビジョニングツールガイド』』
を参照してください。
以下の startWorkflow 属性を設定すると、タスクトリガを設定できます。
プロセス
ActiveVOS ワークフロープロセスの名前。
taskKind
プロセスに必要なユーザーインタフェースのタイプを定義します。REVIEW、MERGE、または UNMERGE を定
義できます。taskKind は、ActiveVOS ワークフローエンジンによって返されます。
taskTemplate
使用するタスクテンプレートの名前。
firstTask Type
ワークフローの最初のタスク。オプション。このパラメータにより、タスク作成時にそのタスクを割り当
てられます。
2 段階承認のコードサンプル
次のコードサンプルは、2 段階承認タスクのためのビジネスエンティティに基づく ActiveVOS アダプタの
startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="BeTwoStepApprovalTask" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"
firstTaskType="AVOSBeReviewNoApprove"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
<role name="*"/>
</trigger>
1 段階承認のコードサンプル
次のコードサンプルは、1 段階承認タスクのためのビジネスエンティティに基づく ActiveVOS アダプタの
startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="BeOneStepApprovalTask" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"
firstTaskType="AVOSBeFinalReview"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
<role name="*"/>
</trigger>
承認を伴う更新のコードサンプル
次のコードサンプルは、承認を伴う更新タスクのためのビジネスエンティティに基づく ActiveVOS アダプ
タの startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="BeUpdateWithApprovalTask" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"
firstTaskType="AVOSBeUpdate"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
ビジネスエンティティワークフローアダプタのタスクトリガの設定
111
<role name="*"/>
</trigger>
マージのコードサンプル
次のコードサンプルは、マージタスクのためのビジネスエンティティに基づく ActiveVOS アダプタの
startWorkflow 要素構設定を示します。
<trigger name="Matched">
<startWorkflow process="BeMergeTask" taskKind="MERGE" taskTemplate="MergeTaskGenerator"
firstTaskType="AVOSBeMerge"/>
<event name="MatchedBE"/>
<role name="SYSTEM"/>
</trigger>
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新
ワークフローをカスタマイズした場合は、各ワークフローの ActiveVOS .BPEL ファイルで、プレゼンテーショ
ンパラメータと sif:encrypted プロパティを更新する必要があります。
カスタマイズしたビジネスエンティティの ActiveVOS ワークフロー
の更新
ビジネスエンティティの ActiveVOS ワークフローをカスタマイズした場合は、各ワークフローの
ActiveVOS .BPEL ファイルで、プレゼンテーションパラメータと sif:encrypted プロパティを更新する必要が
あります。
1.
sif:encrypted を true に設定してパスワードの暗号化を有効にします。
2.
プレゼンテーションパラメータを更新して、タスクのフィルタリングの問題を回避します。
次の表は、ActiveVOS プロジェクトで追加または更新する必要があるプレゼンテーションパラメータを示して
います。
112
パラメータ
式
hubUsername
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:hubUsername/text()
hubPassword
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:hubPassword/text()
securityPayload
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:securityPayload/text()
orsId
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:orsId/text()
taskTypeName
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:name/text()
taskTypeDisplayName
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:displayName/text()
第 10 章: ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
パラメータ
式
taskTypeDescription
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:description/text()
pendingBVT
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:pendingBVT
taskTypeDataUpdateType
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:dataUpdateType/text()
taskTypeDisplayType
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:displayType/text()
defaultApproval
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:defaultApproval
taskDataTaskId
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:taskId/text()
taskDataOwnerUID
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:ownerUID/text()
taskDataGroups
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:groups/mdmavxsd:groups/text()
dueDate
let $in := $ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskData/mdmavxsd:dueDate/text() let $out :=
status
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:status/text()
taskDataPriority
length($out) > 0))), string-length($out) + (stringlength($in )) * xsd:int((string-length($out) = 0)))
taskDataSubjectAreaUID
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:subjectAreaUID/text()
taskDataTitle
let $in := $ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskData/mdmavxsd:title/text() let $out :=
taskDataComments
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:comments/text()
taskDataInteractionId
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:interactionId/text()
taskDataCreator
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:creator/text()
createDate
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:createDate
taskDataUpdatedBy
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:updatedBy/text()
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新
113
パラメータ
式
lastUpdateDate
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:lastUpdateDate
workflowVersion
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:workflowVersion/text()
beRowId
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:taskRecords/mdmavxsd:INFARecordKey[1]/
mdmavxsd:rowId/text()
bePkeySrcObject
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:taskRecords/mdmavxsd:INFARecordKey[1]/
mdmavxsd:pkeySrcObject/text()
beSystem
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:taskRecords/mdmavxsd:INFARecordKey[1]/
mdmavxsd:system/text()
beRowidXref
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:taskRecords/mdmavxsd:INFARecordKey[1]/
mdmavxsd:rowidXref/text()
beTableUID
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:taskRecords/mdmavxsd:INFARecordKey[1]/
mdmavxsd:tableUID/text()
taskTypeCreationType
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/mdmavxsd:taskType/
mdmavxsd:creationType/text()
.BPEL ファイルの更新の詳細については、ActiveVOS のマニュアルを参照してください。
エンティティ 360 フレームワークのデフォルト承認
ワークフローの設定
ユーザーがビジネスエンティティを作成または更新するとき、[保存]をクリックするとデフォルトの承認ワー
クフローがトリガされます。ワークフローをデフォルトワークフローとして設定するには、プロビジョニング
ツールを使用します。
1.
プロビジョニングツールにログインします。
2. [詳細設定] > [タスク設定(XML)]をクリックします。
タスク設定 XML ファイルが表示されます。
3.
114
デフォルトワークフローによって作成されたタスクのプロパティを設定するには、デフォルトの承認タス
クテンプレートの設定を XML ファイルに追加します。
第 10 章: ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
次のコードサンプルは、デフォルトの承認タスクテンプレートを示しています。このコードは優先度を
NORMAL に設定し、期限を現在の日付から 7 日後に設定し、さらにタスクのステータスを OPEN に設定しま
す。
<taskTemplate name="DefaultApproval">
<title>Review changes in (taskRecord[0].label)</title>
<priority>NORMAL</priority>
<dueDate>+7d</dueDate>
<status>OPEN</status>
</taskTemplate>
4.
デフォルトでトリガされるワークフローを指定するには、デフォルト承認トリガの設定を XML ファイルに
追加します。
次のコードサンプルは、いずれかのロールのユーザーがビジネスエンティティを作成または更新したとき
に、デフォルトワークフローとして設定された ReviewNoApprove を示しています。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="ReviewNoApprove" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
<role name="*"/>
</trigger>
5. [検証してパブリッシュ]をクリックします。
6.
IDD コンフィギュレーションマネージャにログインします。
7.
IDD アプリケーションを選択し、[キャッシュのクリア]をクリックします。
Siperian BPM から ActiveVOS への移行
Siperian ワークフローアダプタからビジネスエンティティに基づいた ActiveVOS ワークフローアダプタに移行
することができます。
重要: ビジネスエンティティに基づいた ActiveVOS ワークフローアダプタに移行することをお勧めします。
Siperian ワークフローアダプタは非推奨です。非推奨扱いのアダプタも継続してサポートしますが、古くなる
ため、将来のリリースではサポートが廃止されます。
ビジネスエンティティに基づいた ActiveVOS ワークフローアダプタをプライマリワークフローエンジンとして
設定します。Siperian BPM ワークフローアダプタはセカンダリワークフローアダプタになります。タスクを処
理する場合はセカンダリワークフローアダプタを使用できますが、タスクを作成する場合はプライマリワーク
フローアダプタを使用する必要があります。
デフォルト ActiveVOS ワークフローのデフォルトプロセスに習熟するには、ActiveVOS コンソールを使用しま
す。ビジネスプロセスをデフォルトの ActiveVOS ワークフローに合わせない場合は、ActiveVOS Designer を購
入してワークフローを変更する必要があります。
Siperian ワークフローアダプタの IDD 構成の更新
タスクマネージャで Siperian ワークフローアダプタタスクを表示するには、Informatica Data Director 構成
ファイルのタスク設定を更新します。
1.
Siperian BPM タスクタイプ設定を更新します。
•
defaultApproval="true"を defaultApproval="false"に変更します。
•
creationType を NONE に設定します。
Siperian BPM から ActiveVOS への移行
115
2.
ActiveVOS タスクのタスク設定を追加します。
次のコードサンプルは、Informatica Data Director 構成ファイルでのビジネスエンティティベースの
ActiveVOS タスクの設定方法を示しています。
<tasks includeUnassignedTasks="true">
<!-- Task Definitions -->
<taskType taskTypeId="BeMergeTask" name="AVOSBeMerge" displayName="Merge"
creationType="MERGE" displayType="MERGE">
<description>Merge two records together.</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeUnmergeTask" name="AVOSBeUnmerge"
displayName="Unmerge" creationType="UNMERGE" displayType="UNMERGE">
<description>Unmerge an XREF record from a Base Object record.
</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeOneStepApprovalTask" name="AVOSBeFinalReview" displayType="NORMAL"
displayName="Final review" creationType="NONE" pendingBVT="true">
<description>Update a record and require the user to go through an
approval process before completing the task.
</description>
</taskType>
<taskType name="AVOSBeNotification" displayName="Notification"
creationType="NONE" displayType="NORMAL">
<description>Notification step in the workflow</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeTwoStepApprovalTask" name="AVOSBeReviewNoApprove" displayType="NORMAL"
displayName="Review no approve" creationType="NONE" defaultApproval="true" pendingBVT="true">
<description>Update a record and require the user to go through an
approval process before completing the task.
</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="BeUpdateWithApprovalTask" name="AVOSBeUpdate"
displayName="Update" creationType="CREATE" pendingBVT="true" displayType="NORMAL">
<description>Update a record and do not require the user to go through an approval
process before completing the task. The approval step is optional.
</description>
</taskType>
</tasks>
タスクの割り当ての設定
ビジネスエンティティに基づく ActiveVOS ワークフローアダプタへのタスクの割り当てを設定するには、IDD
コンフィギュレーションマネージャを使用してサブジェクト領域ごとにタスクの割り当てを設定します。タス
クを直接割り当てることも、タスクマネージャによってタスクがユーザーに割り当てられるようにすることも
可能です。
1.
Informatica Data Director コンフィギュレーションマネージャにログインします。
http://[host]:[port]/bdd/config/
2.
更新するアプリケーションを選択します。
3. [編集]をクリックします。
4. [サブジェクト領域]タブでサブジェクト領域を選択して、[サブジェクト領域の編集]をクリックしま
す。
5. [タスクの割り当て]タブをクリックし、[追加]をクリックします。
6. [タスクの割り当て]ダイアログボックスで、タスクのリストから設定するタスクを選択します。
7.
タスクの割り当てが可能なロールとユーザーを選択します。[OK]をクリックします。
8. [保存]をクリックします。
116
第 10 章: ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
9. [ビジネスエンティティスキーマの生成]をクリックします。コンフィギュレーションマネージャによっ
て、ビジネスエンティティとビジネスエンティティサービスの設定が生成されます。
10.
MDM Hub で、リポジトリマネージャを使用してオペレーショナル参照ストアを検証します。リポジトリマ
ネージャの検証によって、アプリケーションサーバーにキャッシュされているリポジトリデータがリフレ
ッシュされます。
プライマリワークフローエンジンの設定
プライマリワークフローエンジンを設定するには、ビジネスエンティティに基づく ActiveVOS ワークフローの
ワークフローエンジンを追加します。ビジネスエンティティに基づく ActiveVOS ワークフローエンジンを追加
すると、このワークフローエンジンがプライマリワークフローエンジンに、Siperian BPM ワークフローエンジ
ンがセカンダリワークフローエンジンになります。セカンダリワークフローエンジンでタスクを作成すること
はできません。
重要: Siperian BPM がセカンダリワークフローアダプタの場合にワークフローエンジンを追加すると、
Siperian BPM ワークフローエンジンがオペレーショナル参照ストアから削除され、タスクがタスクインボック
スから削除されます。
1.
Hub コンソールの設定ワークベンチで[Workflow Manager]をクリックします。
2.
書き込みロックを取得します。
3. [ワークフローエンジン]タブを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
4. [ワークフローの追加]ダイアログボックスで、ワークフローエンジンのプロパティを入力します。
以下の表に、ワークフローエンジンのプロパティを示します。
フィールド
説明
ワークフローエン
ジン
ワークフローエンジンの表示名
アダプタ名
ビジネスエンティティに基づいて ActiveVOS ワークフローアダプタ
に[BE ActiveVOS]を選択します。
ホスト
Informatica ActiveVOS インスタンスのホスト名。
ポスト
Informatica ActiveVOS インスタンスのポート名。
ユーザー名
信頼されたユーザーのユーザー名。
パスワード
信頼されたユーザーのパスワード。
プロトコル
MDM Hub と ActiveVOS 間の通信プロトコル。プロトコルには http ま
たは https が使用できます。
5. [OK]をクリックします。
Siperian BPM から ActiveVOS への移行
117
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティ
サービス構成ファイルの生成
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルを生成するには、Informatica Data
Director コンフィギュレーションマネージャを使用します。
1.
コンフィギュレーションマネージャの[アプリケーション]ペインで、ビジネスエンティティおよびビジ
ネスエンティティサービス構成内に構成を生成する Informatica Data Director アプリケーションを選択
します。
2. [ビジネスエンティティスキーマの生成]をクリックします。
コンフィギュレーションマネージャによって、ビジネスエンティティとビジネスエンティティサービスの
設定が生成されます。
3.
118
コンフィギュレーションマネージャに、ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成
の生成中に発生した問題のメッセージが表示されます。メッセージは、コンフィギュレーションマネージ
ャが生成処理中に問題を解決したかどうかを示し、および問題解決のためにコンフィギュレーションマネ
ージャが行った変更について説明します。コンフィギュレーションマネージャが問題を解決しなかった場
合は、問題と、問題解決のために行える推奨アクションを書き留めます。
第 10 章: ビジネスエンティティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
第 11 章
サブジェクト領域アダプタ用の
ActiveVOS アップグレード後タス
ク
この章では、以下の項目について説明します。
•
ActiveVOS URN の更新, 119 ページ
•
ActiveVOS の信頼されたユーザーの確認, 120 ページ
•
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフローの Informatica Data Director タスク設定の更
新, 120 ページ
•
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新, 123 ページ
•
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフローの再デプロイ, 124 ページ
•
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルの生成, 124 ページ
ActiveVOS URN の更新
HTTP Secure(HTTPS)プロトコルを使用して MDM Hub と ActiveVOS の間の通信を保護するには、URN パスの
URL を http から https に変更します。
1.
ActiveVOS コンソールを起動します。ブラウザで、正しいホスト名とポート番号に置き換えて、以下の
URL を入力します。
保護された接続。https://[host]:[port]/activevos
保護されていない接続。http://[host]:[port]/activevos
2.
ActiveVOS コンソールのホームページで、[Administration] > [Configure Server] > [URN
Mappings]をクリックします。
119
3.
以下の URN について、ActiveVOS サーバーのホスト名とポート番号を反映するようにパスを更新します。
URN
URL パス
ae:internalreporting
保護された接続。https://[host]:[port]/activevos/internalreports
ae:task-inbox
保護された接続。https://[host]:[port]/activevos-central/avc
保護されていない接続。http://[host]:[port]/activevos/
internalreports
保護されていない接続。http://[host]:[port]/activevos-central/avc
4.
MDMHost:InfaMDM が MDM Hub サーバーのホスト名とポート番号にマップされていることを確認します。
保護された接続。https://[host]:[port]/cmx/services/SifService
保護されていない接続。http://[host]:[port]/cmx/services/SifService
ActiveVOS の信頼されたユーザーの確認
Hub コンソールで、ActiveVOS ワークフローエンジン設定に信頼されたユーザーが指定されていることを確認
します。
1.
Hub コンソールの設定ワークベンチで[Workflow Manager]をクリックします。
2. [ワークフローエンジン]タブを選択します。
3.
書き込みロックを取得します。
4. [ActiveVOS]を選択し、[編集]ボタンをクリックします。
5. [ワークフローの編集]ダイアログボックスで、信頼されたユーザーのユーザー名とパスワードを入力しま
す。
6. [OK]をクリックします。
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフロー
の Informatica Data Director タスク設定の更新
タスクマネージャでサブジェクト領域ベースの ActiveVOS ワークフローアダプタを使用するには、
Informatica Data Director の構成ファイルを更新する必要があります。サブジェクト領域に基づいた
ActiveVOS ワークフローを使用している場合、ビジネスエンティティに基づいた ActiveVOS ワークフローに移
行することはできません。
Informatica Data Director の構成ファイルで以下のタスクパラメータを設定できます。
taskType
タスクタイプを示します。
taskTypeID
プロセス名です。
120
第 11 章: サブジェクト領域アダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
name
taskType の名前です。この名前は、ActiveVOS ワークフロー設定内のタスクの名前と同じにする必要があ
ります。
サブジェクト領域ベースの ActiveVOS アダプタの IDD 設定の更新
ビジネスエンティティベースのタスクマネージャでサブジェクト領域ベースの ActiveVOS ワークフローアダプ
タを使用するには、Informatica Data Director 構成ファイルを更新します。Informatica Data Director 構
成ファイルを更新しないと、タスクの作成にタスクマネージャを使用できません。
次のコードサンプルは、サブジェクト領域ベースの ActiveVOS タスクを MDM Multidomain Edition で提供され
るワークフローの Informatica Data Director 構成ファイルに設定する方法を示します。
<tasks includeUnassignedTasks="true">
<!-- Task Definitions -->
<taskType taskTypeId="IDDMergeTask" name="AVOSMerge" displayName="Merge" creationType="MERGE"
displayType="MERGE">
<description>Merge two records together.</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="IDDUnmergeTask" name="AVOSUnmerge" displayName="Unmerge" creationType="UNMERGE"
displayType="UNMERGE">
<description>Unmerge an XREF record from a Base Object record.
</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="IDDOneStepApprovalTask" name="AVOSFinalReview" displayType="NORMAL" displayName="Final
review" creationType="NONE" pendingBVT="true">
<description>Update a record and require the user to go through an approval process before completing the
task.
</description>
</taskType>
<taskType name="Notification" displayName="Notification" creationType="NONE" displayType="NORMAL">
<description>Notification step in the workflow</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="IDDTwoStepApprovalTask" name="AVOSReviewNoApprove"
displayType="NORMAL" displayName="Review no approve" creationType="NONE"
defaultApproval="true" pendingBVT="true">
<description>Update a record and require the user to go through an approval process
before completing the task.
</description>
</taskType>
<taskType taskTypeId="IDDUpdateWithApprovalTask" name="Update" displayType="NORMAL" displayName="Update"
creationType="CREATE" pendingBVT="true">
<description>Update a record and do not require the user to go through an approval
process before completing the task. The approval step is optional.
</description>
</taskType>
</tasks>
サブジェクト領域ワークフローアダプタのタスクトリガの設定
タスクマネージャでサブジェクト領域に基づいた ActiveVOS ワークフローを使用するには、タスクトリガを設
定する必要があります。タスクトリガを設定しない場合は、タスクがタスクマネージャに表示されません。
トリガを設定するには、プロビジョニングツールを使用して[詳細設定]ページからタスク構成ファイルを編
集します。詳細については、『 『Informatica MDM Multidomain Edition プロビジョニングツールガイド』』
を参照してください。
以下の startWorkflow 属性を設定すると、タスクトリガを設定できます。
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフローの Informatica Data Director タスク設定の更新
121
プロセス
ActiveVOS ワークフロープロセスの名前。
taskKind
プロセスに必要なユーザーインタフェースのタイプを定義します。REVIEW、MERGE、または UNMERGE を定
義できます。taskKind は、ActiveVOS ワークフローエンジンによって返されます。
taskTemplate
使用するタスクテンプレートの名前。
firstTask Type
ワークフローの最初のタスク。オプション。このパラメータにより、タスク作成時にそのタスクを割り当
てられます。
2 段階承認のコードサンプル
次のコードサンプルは、2 段階承認タスクのためのサブジェクト領域に基づいた ActiveVOS アダプタの
startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="IDDTwoStepApprovalTask" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"
firstTaskType="AVOSReviewNoApprove"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
<role name="*"/>
</trigger>
1 段階承認のコードサンプル
次のコードサンプルは、1 段階承認タスクのためのサブジェクト領域に基づいた ActiveVOS アダプタの
startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="IDDOneStepApprovalTask" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"
firstTaskType="AVOSFinalReview"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
<role name="*"/>
</trigger>
承認を伴う更新のコードサンプル
次のコードサンプルは、承認を伴う更新タスクのためのサブジェクト領域に基づいた ActiveVOS アダプタ
の startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="DefaultApproval">
<startWorkflow process="IDDUpdateWithApprovalTask" taskKind="REVIEW" taskTemplate="DefaultApproval"
firstTaskType="Update"/>
<event name="CreateBE"/>
<event name="UpdateBE"/>
<role name="*"/>
</trigger>
マージのコードサンプル
次のコードサンプルは、マージタスクのためのサブジェクト領域に基づいた ActiveVOS アダプタの
startWorkflow 要素設定を示します。
<trigger name="Matched">
<startWorkflow process="IDDMergeTask" taskKind="MERGE" taskTemplate="MergeTaskGenerator"
firstTaskType="AVOSMerge"/>
<event name="MatchedBE"/>
<role name="SYSTEM"/>
</trigger>
122
第 11 章: サブジェクト領域アダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新
ワークフローをカスタマイズした場合は、各ワークフローの ActiveVOS .BPEL ファイルで、プレゼンテーショ
ンパラメータと sif:encrypted プロパティを更新する必要があります。
カスタマイズしたサブジェクト領域の ActiveVOS ワークフローの更
新
サブジェクト領域の ActiveVOS ワークフローをカスタマイズした場合は、各ワークフローの ActiveVOS .BPEL
ファイルで、プレゼンテーションパラメータと sif:encrypted プロパティを更新する必要があります。
1.
sif:encrypted を true に設定してパスワードの暗号化を有効にします。
2.
プレゼンテーションパラメータを更新して、タスクのフィルタリングの問題を回避します。
次の表は、ActiveVOS プロジェクトで追加または更新する必要があるプレゼンテーションパラメータを示して
います。
パラメータ
タイプ
式
subjectareauid
文字列
$InfaTask/mdmavxsd:taskData/
mdmavxsd:subjectAreaUID
title
文字列
$InfaTask/mdmavxsd:taskData/mdmavxsd:title
creator
文字列
$InfaTask/mdmavxsd:taskData/mdmavxsd:creator
mdmtasktype
文字列
$InfaTask/mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:name
orsId
文字列
$InfaTask/mdmavxsd:orsId
duedate
文字列
$InfaTask/mdmavxsd:taskData/mdmavxsd:dueDate
tasktypename
文字列
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:name
taskTypeDisplayName
文字列
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:displayName
taskTypeDescription
文字列
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:description
taskTypePendingBVT
ブール
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:pendingBVT
taskTypeDataUpdateType
文字列
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:dataUpdateType
taskTypeDisplayType
文字列
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskType/mdmavxsd:displayType
ActiveVOS .BPEL ファイルの更新
123
パラメータ
タイプ
式
priorityOut
string
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:taskData/mdmavxsd:priority
workflowVersion
string
$ProcessTaskRequest/mdmavxsd:INFATask/
mdmavxsd:workflowVersion/text()
.BPEL ファイルの更新の詳細については、ActiveVOS のマニュアルを参照してください。
サブジェクト領域に基づく ActiveVOS ワークフロー
の再デプロイ
バージョン 10.0 HotFix 2 では、 サブジェクト領域に基づいたワークフローアダプタ用の ActiveVOS ワーク
フローが変更されました。サブジェクト領域に基づいたワークフローアダプタを使用する場合、リソースキッ
トで提供されるデフォルトワークフローを再デプロイする必要があります。タスクワークフローが含まれる
Informatica ActiveVOS プロジェクトを MDM Hub サーバーにデプロイするには、まず CommonMDM プロジェクト
をエクスポートし、次に MDMWorkflow プロジェクトをエクスポートします。
1.
Informatica ActiveVOS Designer で、エクスポートする BeCommonMDM プロジェクトを開きます。
2. [ファイル] > [エクスポート]をクリックします。
[エクスポート]ダイアログボックスが開きます。
3. [Orchestration]の下で、[コントリビューション-ビジネスプロセスアーカイブ]を選択します。[次へ]
をクリックします。
4. [デプロイメント URL]フィールド([サーバーデプロイメントオプション]の下)に、ActiveVOS インス
タンスの URL を入力します。[完了]をクリックします。
5. [デプロイメントの完了]ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
6.
BeMDMWorkflow プロジェクトについてすべての手順を繰り返します。
BeMDMWorkflow プロジェクトをエクスポートする前に、BeCommonMDM プロジェクトをエクスポートする必
要があります。
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティ
サービス構成ファイルの生成
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルを生成するには、Informatica Data
Director コンフィギュレーションマネージャを使用します。
1.
コンフィギュレーションマネージャの[アプリケーション]ペインで、ビジネスエンティティおよびビジ
ネスエンティティサービス構成内に構成を生成する Informatica Data Director アプリケーションを選択
します。
2. [ビジネスエンティティスキーマの生成]をクリックします。
124
第 11 章: サブジェクト領域アダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスク
コンフィギュレーションマネージャによって、ビジネスエンティティとビジネスエンティティサービスの
設定が生成されます。
3.
コンフィギュレーションマネージャに、ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成
の生成中に発生した問題のメッセージが表示されます。メッセージは、コンフィギュレーションマネージ
ャが生成処理中に問題を解決したかどうかを示し、および問題解決のためにコンフィギュレーションマネ
ージャが行った変更について説明します。コンフィギュレーションマネージャが問題を解決しなかった場
合は、問題と、問題解決のために行える推奨アクションを書き留めます。
ビジネスエンティティおよびビジネスエンティティサービス構成ファイルの生成
125
付録 A
既存の ActiveVOS タスクの処理
この付録では、以下の項目について説明します。
•
既存の ActiveVOS タスクの処理の概要, 126 ページ
•
移行スクリプトの実行, 126 ページ
既存の ActiveVOS タスクの処理の概要
MDM Multidomain Edition バージョン 10.1 より前に作成された ActiveVOS タスクを使用するには、定期的に
移行スクリプトを実行して必要なプレゼンテーションパラメータをタスクに入力します。移行スクリプトを実
行しないと、タスクがタスクマネージャに表示されません。バージョン 10.1 にアップグレードする前に作成さ
れたすべてのタスクが処理されるまで、定期的に移行スクリプトを実行します。
移行スクリプトの実行
MDM Multidomain Edition バージョン 10.1 より前に作成された ActiveVOS タスクを使用するには、移行スク
リプトを実行して必要なプレゼンテーションパラメータをタスクに入力します。移行スクリプトを実行しない
と、タスクがタスクマネージャに表示されません。すべてのタスクが完了するまで定期的にスクリプトを実行
します。
注: スクリプトはプロパティファイルを使用して実行できます。または、パスワードをプロパティファイルに
保存するのを避ける場合は、コマンドでプロパティを指定してスクリプトを実行できます。
1.
すべてのタスク管理ロールに属する MDM Hub スーパーユーザーを作成します。
ActiveVOS 移行ユーティリティでは、すべてのタスク管理ロールに属するスーパーユーザーを作成する必
要があります。
注: 移行後、タスクは、アップグレード前に割り当てられていたのと同じユーザーに割り当てられます。
2.
プロパティファイルを使用してスクリプトを実行するには、次の手順を実行します。
a.
テキストエディタで次のファイルを開きます。
<infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub\server\bin\build.properties
126
b.
次のプロパティを build.properties ファイルに追加します。
プロパティ
説明
avos.jdbc.database.driver.jar
ActiveVOS データベースの JDBC ドライバが含ま
れる JAR ファイルへのパス。
このパラメーターは、Hub サーバーのインスト
ール時に<infamdm installation directory>
\conf\avos.install.properties に avos プレフ
ィックスなしで入力されます。
avos.jdbc.database.driver.class
ActiveVOS データベースの JDBC ドライバクラ
ス。
このパラメーターは、Hub サーバーのインスト
ール時に<infamdm installation directory>
\conf\avos.install.properties に avos プレフ
ィックスなしで入力されます。
avos.jdbc.database.url
ActiveVOS データベースの接続 URL。
このパラメーターは、Hub サーバーのインスト
ール時に<infamdm installation directory>
\conf\avos.install.properties に avos プレフ
ィックスなしで入力されます。
avos.jdbc.database.username
ActiveVOS データベースのユーザー名。
このパラメーターは、Hub サーバーのインスト
ール時に<infamdm installation directory>
\conf\avos.install.properties に avos プレフ
ィックスなしで入力されます。
avos.jdbc.database.password
ActiveVOS データベースのパスワード。
avos.ws.protocol
ActiveVOS サーバー接続のプロトコル。http ま
たは https になります。
avos.ws.host
ActiveVOS が実行されるアプリケーションサー
バーのホスト名。
avos.ws.port
アプリケーションサーバー接続のポート番号。
avos.ws.trusted.username
信頼されたユーザーのユーザー名。
注: 信頼されたユーザーは、MDM Multidomain
Edition のインストールおよびアップグレード
プロセスで作成されます。
avos.ws.trusted.password
信頼されたユーザーのパスワード。
注: 信頼されたユーザーは、MDM Multidomain
Edition のインストールおよびアップグレード
プロセスで作成されます。
avos.hub.username
すべてのタスク管理ロールに属する MDM Hub ス
ーパーユーザー。
移行スクリプトの実行
127
avos.ws.pagesize
1 つのデータベーストランザクションで処理さ
れ、ActiveVOS からバッチロードされるタスク
の数。
avos.ws.statuses
オプション。処理する ActiveVOS タスクステー
タスのカンマ区切りリスト。例えば、READY や
IN_PROGRESS などです。デフォルトではすべて
のタスクが処理されます。
コマンドプロンプトを開きます。
d.
次のディレクトリに移動します。
•
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/
server/bin
•
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub
\server\bin
次のコマンドを使って MDM Hub マスターデータベースのアップグレードスクリプトを実行します。
•
UNIX の場合: sip_ant.sh migrate-avos-sa-tasks
•
Windows の場合: sip_ant.bat migrate-avos-sa-tasks
コマンドでプロパティファイルを指定してスクリプトを実行するには、次の手順を実行します。
a.
コマンドプロンプトを開きます。
b.
次のディレクトリに移動します。
c.
128
説明
c.
e.
3.
プロパティ
•
UNIX の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>/hub/
server/bin
•
Windows の場合: <infamdm installation directory: infamdm インストールディレクトリ>\hub
\server\bin
コマンドでプロパティを指定して MDM Hub マスターデータベースアップグレードスクリプトを実行し
ます。例えば、次のコマンドを実行できます。
•
UNIX の場合: sip_ant.sh migrate-avos-sa-tasks -Davos.jdbc.database.password=!!cmx!! Davos.ws.protocol=http -Davos.ws.host=localhost -Davos.ws.port=8080 -Davos.ws.pagesize=100 Davos.ws.trusted.username=avos -Davos.ws.trusted.password=avos -Davos.hub.username=admin
•
Windows の場合: sip_ant.bat migrate-avos-sa-tasks -Davos.jdbc.database.password=!!cmx!! Davos.ws.protocol=http -Davos.ws.host=localhost -Davos.ws.port=8080 -Davos.ws.pagesize=100 Davos.ws.trusted.username=avos -Davos.ws.trusted.password=avos -Davos.hub.username=admin
4.
スクリプトの定期的な実行をスケジュールします。
5.
サブジェクト領域ベースのワークフローアダプタのすべてのタスクが処理されたら、スクリプトを実行す
る必要はなくなり、スーパーユーザーを作成できます。
付録 A: 既存の ActiveVOS タスクの処理
付録 B
アップグレードチェックリスト
この付録では、以下の項目について説明します。
•
Oracle 用のバージョン 9.5.0, 129 ページ
•
Oracle 用のバージョン 9.5.0, 130 ページ
•
Oracle 用のバージョン 9.5.0, 130 ページ
Oracle 用のバージョン 9.5.0
アップグレードする前に、以下に示されたタスクを順に実行します。

リリースノートを確認します。

インストーラファイルを抽出します。

アップグレード制限を確認します。

システム要件を確認します。

アップグレードドキュメントフォルダを作成します。

LANG 環境変数の値を設定する。

アプリケーションサーバーのメモリを設定します。

JAVA_HOME 環境変数を設定する。

JBoss 管理ポートを設定する。

WebSphere カスタムプロパティを設定する。

ORS ユーザーに対して SYS.V_$PARAMETER の選択権限を付与します。

MDM Hub データベースデバッグログを有効にします。

スキーマをバックアップします。

カスタマイズを登録またはバックアップする。

カスタマイズしたクレンジングエンジン構成ファイルをバックアップする。

メタデータを検証する。

MDM Hub 環境レポートを確認する。
129

元のスキーマ所有者を使用してオペレーショナル参照ストアを登録する。

インデックスを登録する。

一致ポピュレーションが他にも必要な場合は、要求します。

埋め込み ActiveVOS ワークフローアダプタを使用するには、ActiveVOS アップグレード前タスクを実行す
る。

Informatica プラットフォームのプロパティファイルを設定します。
Oracle 用のバージョン 9.5.0
アップグレードする際は、以下に示されたタスクを順に実行します。

MDM マスターデータベースをアップグレードします。

オペレーショナルリファレンスストアをアップグレードします。

Hub ストアのアップグレードスクリプトが正常に実行されたことを確認する。

Hub サーバーをアップグレードします。アップグレードの前にアプリケーションサーバーを新規バージョ
ンにアップグレードした場合は、Hub サーバーの完全インストールを実行します。

Hub サーバーのログファイルをアップグレードドキュメントディレクトリにコピーします。

プロセスサーバーをアップグレードする。アップグレードの前にアプリケーションサーバーを新規バージ
ョンにアップグレードした場合は、プロセスサーバーの完全インストールを実行します。

必要に応じて、AddressDoctor 5 にアップグレードします。

一致ポピュレーションを設定します。

プロセスサーバーのログファイルをアップグレードドキュメントディレクトリにコピーします。

前のバージョンのリソースキットをアンインストールする。

最新バージョンのリソースキットをインストールする。
Oracle 用のバージョン 9.5.0
アップグレードした後、以下に示されたタスクを順に実行します。
130

プロパティファイルのアプリケーションサーバー情報を更新します。

環境を再起動します。

廃止されたデータソースの参照を更新します。

WebSphere 管理セキュリティを設定します。オプション。

マッチトークンを再生成します。

アップグレードされたメタデータを検証します。
付録 B: アップグレードチェックリスト

アップグレード後の MDM Hub 環境レポートの確認

必要に応じてプロキシユーザーを設定します。

プロキシユーザーを指定してオペレーショナル参照ストアを再登録します。

EJB プロトコルを使用する場合は、SiperianClient ライブラリクラスをアップグレードする。

MDM Hub マスターデータベースロギングを無効化する。

スマート検索を有効にする。

埋め込み ActiveVOS ワークフローアダプタを使用するには、アプリケーションサーバー用の ActiveVOS ア
ップグレード後タスクを実行する。

ビジネスエンティティ用の埋め込み ActiveVOS ワークフローアダプタを使用するには、ビジネスエンティ
ティアダプタ用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行する。

サブジェクト領域用の埋め込み ActiveVOS ワークフローアダプタを使用するには、サブジェクト領域アダ
プタ用の ActiveVOS アップグレード後タスクを実行する。

Informatica プラットフォームのロギングを設定します。

アップグレードされた環境をテストする。
Oracle 用のバージョン 9.5.0
131
索引
A
M
abTaskClient ロール
編集 106
ActiveVOS
Siperian BPM からの移行 115
URN、設定 109, 119
WebSphere カスタムプロパティ、設定 20
自動インストーラのプロパティ 57
MDM Hub
アップグレードテスト 100
MDM Hub マスタデータベースのアップグレード
Verbose モード 44
サイレントモード 46
O
C
Oracle ディレクトリオブジェクト
デバッグログ用(Windows 21
cmxserver.log ファイル 60, 73
H
hub_cleanse_install.bin 64
hub_cleanse_install.exe 64
hub_install.bin 52
hub_install.exe 52
Hub サーバー
アップグレードの再適用 61
アップグレードのトラブルシューティング 61
グラフィカルモードでのアップグレード 52
サイレントアップグレード 57, 59
サイレントプロパティファイル 57
Hub サーバーのアップグレード
概要 52
コンソールモード 55
ログファイル 60
Hub ストア
アップグレードのトラブルシューティング 51
Hub ストアのアップグレード
オペレーショナルリファレンスストア
アップグレード 47
概要 43
マスターデータベース 44
I
infamdm_installer_debug.txt ファイル 60, 73
Informatica Data Director
アップグレードテスト 99
Informatica プラットフォーム
プロパティファイル 27
L
LANG 環境変数
設定 18
132
P
postInstallSetup.log ファイル 60, 73
S
Siperian BPM
ActiveVOS への移行 115
SSA-Name3
アップグレード後の要件 92
U
URN
ActiveVOS の設定 109, 119
W
WebSphere
カスタムプロパティ、設定 20
WebSphere 管理セキュリティ
EAR ファイルのアンインストール 85
Hub サーバーの PostInstallSetup スクリプトの実行 87
プロセスサーバーの PostInstallSetup スクリプトの実行 87
WebSphere セキュリティ
ORS の登録解除 85
あ
アップグレード
概要 12
環境の再起動 83
マスターデータベース 44
アップグレードの準備チェックリスト 130
アップグレードプロセス
概要 13
アップグレードテスト
Hub コンソールのツール 100
Informatica Data Director 99
概要 99
アンインストール
リソースキット 77
い
一致ポピュレーション
有効化 71
インデックス
登録 26
お
オペレーショナルリファレンスストア
登録 24
オペレーショナルリファレンスストアの登録 96
オペレーショナル参照ストアデータベース
デバッグログ(Windows) 21
オペレーショナル参照ストアのアップグレード
Verbose モード 47
サイレントモード 49
か
カスタマイズ
バックアップまたは登録 22
カスタムコード、テスト 100
環境変数
LANG 18
環境レポート
確認 23, 94
保存 24, 94
く
クレンジングエンジンの設定ファイル
バックアップの実行 22
け
検証結果
保存 23, 93
さ
サイレントアップグレード
Hub サーバーの 59
プロセスサーバーのサイレントアップグレードの実行 68
す
スキーマ
バックアップの実行 22
スキーマ所有者 96
せ
セキュリティレルム
デフォルト、編集 104
ち
チェックリスト
アップグレードした後に 130
アップグレードする前に 129
アップグレードの準備 130
て
テスト
アップグレードテスト 99
カスタムコード 100
データベースデバッグログ
無効化 99
有効化 21
デバッグログ
オペレーショナル参照ストアデータベース(Windows) 21
と
ドキュメント
アップグレードドキュメントフォルダ 18
ふ
プロキシのロール
ユーザーへの割り当て 95
プロキシユーザー
設定 95
プロセスサーバー
アップグレードの再適用 74
アップグレードのトラブルシューティング 74
グラフィカルモードでのアップグレード 64
コンソールモードでのアップグレード 66
サイレントアップグレード 67
サイレントプロパティファイル 67
プロセスサーバーのアップグレード
概要 63
ログファイル 73
ま
し
マッチポピュレーション
要求 27
準備
オペレーショナルリファレンスストアの登録 96
データベースデバッグログ、有効化 21
はじめに 9
め
メタデータの検証
検証チェック 23, 93
索引
133
リソースキット
アップグレード 77
アンインストール 77
ロール (続く)
ActiveVOS、追加 105
ログファイル
Cleanse Match Server のアップグレード 73
cmxserver.log ファイル 60, 73
Hub サーバーのアップグレード 60
Infamdm_Cleanse_Match_Server_InstallLog.xml ファイル 73
infamdm_installer_debug.txt ファイル 60, 73
Infamdm_Server_InstallLog.xml ファイル 60
postInstallSetup.log ファイル 60, 73
アプリケーションサーバーのログファイル 60, 73
データベースデバッグログ 21
ろ
わ
ロール
abTaskClient、編集 106
ワークフローエンジン
追加 117
メタデータ 検証 23, 93
検証メッセージ、解決 93
メタデータ
検証 23
り
134
索引