株式会社キャラバン(PDF:1.1MB)

発行日:
平成25年1月25日
エコアクション21
環境活動レポート
第6版 << H23.7.1~H24.6.30 >>
Caravan's Report
株式会社 キャラバン
目 次
1
事業活動の概要
1.2
ページ
環境管理組織図
3
ページ
環境方針
4
ページ
環境目標・実績
5
ページ
中期環境活動計画・
6
ページ
活動計画の評価と今後の計画
7
ページ
環境関連法規等の適合確認
8
ページ
問題の是正及び予防措置
9
ページ
環境保全活動
10
ページ
代表者による評価と見直し
11
ページ
事業活動の概要
会社名
代表者
所在地
環境保全関係者
経営責任者
環境管理責任者
連絡先
本社
潮工場
横内事務所
代表取締役
総務
TEL
FAX
E-mail
ホームページ
資本金
従業員数
法人設立年月日
会社経歴
売上高
決算期
平成 8年7月
平成10年 11月
平成15年7月
以降、現在に至る
平成24年決算期
年1回
事業内容
株式会社 キャラバン
冨田 佳和
静岡県藤枝市天王町三丁目9番42号
静岡県藤枝市潮395-2
静岡県藤枝市横内2268
冨田 佳和
岡村 布由樹
054-645-2045
054-645-2046
[email protected]
http://www.caravan-tai.com
1000万円
22名(平成25年1月現在)
有限会社キャラバン設立
産業廃棄物収集運搬事業開始
株式会社キャラバンへ組織変更
358百万円
7月1日~翌年6月30日
産業廃棄物処分業
産業廃棄物収集運搬業
一般廃棄物収集運搬業
一般廃棄物処理業
取締役会
組織図
代表取締役
総務部
産業廃棄物収集運搬業
静岡県
積替え保管
許可番号
無
第2201056777号
産業廃棄物収集運搬業
山梨県
積替え保管
許可番号
無
第01900056777号
産業廃棄物処分業
静岡県
積替え保管
許可番号
無
第02222056777号
一般廃棄物収集運搬業
藤枝市
積替え保管
許可番号
無
藤生環指第1-48号
一般廃棄物収集運搬業
焼津市
積替え保管
許可番号
無
焼廃許可指令第68-2号
一般廃棄物処理業
藤枝市
積替え保管
許可番号
無
藤環指第1号
営業部
潮工場
運送部
許可取得年月日
許可有効期限
平成20年11月6日
平成25年11月5日
産業廃棄物種類
燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類
がれき類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず
動植物性残さ、ガラス・コンクリート陶磁器くず
許可取得年月日
許可有効期限
平成20年3月27日
平成25年3月26日
産業廃棄物種類
廃プラスチック類、紙くず、木くず
繊維くず、金属くず
ガラス・コンクリート陶磁器くず、がれき類
許可取得年月日
許可有効期限
平成21年10月13日
平成26年10月12日
産業廃棄物種類
廃プラスチック類、金属くず、がれき類
ガラス・コンクリート陶磁器くず、紙くず
木くず、繊維くず、動植物性残さ
許可取得年月日
許可有効期限
平成22年4月1日
平成24年3月31日
産業廃棄物種類
廃プラスチック類、木くず、剪定枝、陶器くず 可燃ごみ、鉄くず、紙類 許可取得年月日
許可有効期限
平成23年4月1日
平成25年3月31日
一般廃棄物(可燃・不燃)
産業廃棄物種類
許可取得年月日
許可有効期限
平成23年4月1日
平成25年3月31日
木くず・剪定枝、繊維くず、廃プラスチック類
産業廃棄物種類
運搬車両
脱着装置付コンテナ専用車
キャブオーバー(ユニック付)
キャブオーバー(チップ運搬専用車)
保有設備
工場使用
パワーショベル
回転フォーク
ショベルローダー
ヒンジバケット4mマスト
5台
3台
1台
1台
2台
1台
1台
事業活動の概要②
処理施設
機械設備名
処理方式
機種名
電気容量
圧力
処理能力 t/日(8h)
破砕機
圧縮機
破砕分離機
破砕
圧縮
破砕分離
TK・B-450型
SW-620型油圧プレス機
15kw
5.5kw
14kw
2.4t
4.76
4.72
13.39
HIプラスターボ
破砕機
圧縮機
破砕分離機
処理工程図
破砕
廃プラスチック類
金属くず
ガラス・陶磁器くず
がれき類
木くず
繊維くず
受
受
受
受
受
受
入
入
入
入
入
入
→
→
→
→
→
→
破
破
破
破
破
破
砕
砕
砕
砕
砕
砕
→
→
→
→
→
→
委
委
委
委
委
委
託
託
託
託
託
託
先
先
先
先
先
先
受
受
受
受
受
入
入
入
入
入
→
→
→
→
→
圧
圧
圧
圧
圧
縮
縮
縮
縮
縮
→
→
→
→
→
委
委
委
委
委
託
託
託
託
託
先
先
先
先
先
受入
→
→
委託先
圧縮
廃プラスチック類
ガラス・陶磁器くず
紙くず
繊維くず
動植物性残さ
破砕分離
石膏ボード
破砕分離
処理実績
単位
平成21年度
平成22年度
平成23年度
収集運搬量
t
10773
11819
6197
中間処理量
t
3225
2379
2123
再資源化量(自社)
t
3188
2056
1993
最終処分量
t
455
164
129
中間処理後の処分量
t
3197
1749
2062
再資源化量(二次排出)
t
2741
1580
1952
廃棄物処理料金
収集運搬費につきましては種類・量・距離により計算致します。 下記連絡先までご相談下さい。
株式会社キャラバン
TEL
FAX
054-645-2045
054-645-2046
環境管理組織図
経営責任者
環境管理責任者
潮工場・横内事務所・本社事務所
環境管理組織における機能
部門
経営責任者
代表取締役 冨田 佳和
環境管理責任者
機能
①環境管理責任者をはじめ、必要な責任者を任命する。
当該管理者には現在の責務に関わり無く責任と権限を明示する。
②環境経営システムの構築・運用・維持に必要経費諸資源(人材・資金
機械設備・技術・技能を含む)を準備する。
③環境経営に関する基本理念・長期戦略・基本方針を制定し、基本的な
な環境目標設定する。
④環境システムの構築・運用に関する情報を収集し、方針・目標をはじめ、
システム全体の見直しを行う
①環境経営に関する経営諸資源の合理的・効果的な運用を図り、目的
を達成するために環境経営に関する委員会組織を運営する。
②環境経営システムの構築・運用を円滑に行い、最高責任者による
見直しのためにその構築・運用に関する情報を最高責任者に提供する。
③生産・営業・事務部門の全体をを統括して、全員参加による環境経営
システムの運用と改善を推進する。
総務 岡村 布由樹
本社事務所
EA21事務局
①環境管理責任者の指示に基づき必要な文書の管理、データの管理及び
対外的な窓口として補佐する。また指摘事項及び環境レポートの
最終チェック機関とする。
経理 西野 文乃
中間処理場
①中間処理場の環境経営システムの運用及び管理に責任を負い、
場内の必要な人材育成、パーフォーマンスの向上をはかる。
②処理加工機械の保守管理を兼務する。
工場長 青木 誠
運送部
リーダー 萩原 康伸
①環境管理責任者の指示に基づき、車両、機械の担当として補佐する。
環境目標・実績
中期環境目標
項目
【基準】2010年度
2011年度
2013年度
2014年度
225499
-1%
-2%
-3%
32037
7142
79181
96
-1%
-1%
-1%
-1%
-2%
-2%
-2%
-2%
-3%
-3%
-3%
-3%
二酸化炭素排出量削減
(kg-CO2)
購入電力(kwh)
ガソリン (L)
軽油 (L)
都市ガス(Nm3)
受託した産業廃棄物
リサイクル率
%
90.3
92
93
94
一般廃棄物の排出量
t
0.28
-1%
-2%
-3%
水使用量
m3
646
-1%
-2%
-3%
排出事業者への再資源化情報、3R推進の情報提供
情報提供及び分別指導
環境負荷実績・本年度目標及び実績
項目
二酸化炭素排出量削減
(kg-CO2)
2010年度
2011年度目標
2011年度実績
評価(○×)
225499
223245
176006
○
32037
7142
79181
96
28834
6428
71263
86
24000
5079
62025
103
○
○
○
×
購入電力(kwh)
ガソリン (L)
軽油 (L)
都市ガス(Nm3)
受託した産業廃棄物
リサイクル率
%
90.3
92
97
○
一般廃棄物の排出量
t
0.28
0.25
0.10
○
水使用量
m3
646
581
464
○
排出事業者への再資源化情報、3R推進の情報提供
情報提供及び分別指導
実績推移(昨年度比較)
250000
100
225499
200000
90.3
97
80
176006
150000
60
2010年度
100000
2011年度
50000
2010年度
40
2011年度
20
0
kg-CO2
0
受託した産業廃棄物 リサイクル率
二酸化炭素排出量削減
2
1000
1.5
800
600
2010年度
1
2011年度
0.5
0.28
一般廃棄物の排出量
646
464
400
2010年度
2011年度
200
0.10
0
%
t
0
水使用量
m3
中期環境活動計画
目的
項目
車
両
燃
料
の
効
率
化
環居活動項目
2011年 2012年 2013年
アイドリングストップ
△
○
○
空ぶかし厳禁、急発進、急ブレーキの禁止
○
○
○
○
○
エコドライブの推奨
車両ごとの燃料使用量管理をする。
○
○
○
ルート収集の効率化
○
○
○
エアコン設定温度夏は28℃、冬は20℃の励行
○
○
○
○
○
クールビズ、ウォームビズ
二酸化炭素削減
資
源
・
電
力
抑
制
昼休み、時間外の消灯、パソコンは待機電力
○
○
○
コピー用紙の再使用(機密情報以外)
○
○
○
夜間照明時間の設定変更による節電
○
○
○
○
○
遮光対策
リサイクルトナーの購入
○
○
○
本社事務所のFAXペーパーレス化
○
○
○
○
○
本社事務所データのクラウド化
廃棄物のリサイクル
廃
棄
物
排
出
量
の
抑
制
節水
水
使
用
量
の
削
減
グリーン購入
事
務
用
品
の
再
使
用
分別の徹底
○
○
○
分別コンテナ利用による再資源化推進
○
○
○
再資源化率の高い業者の選択(二次排出)
○
○
○
排出事業者への情報の提供
○
○
○
○
○
人材育成(資格取得)
節水意識の徹底
○
○
○
雨水貯水タンクの活用
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
年1回の河川清掃の参加
○
○
不法投棄パトロール参加
○
○
節水表示
エコマーク商品の購入推進
再使用できる物品購入
工場周辺の美化活動
地域貢献
環
境
保
全
△
○
活動計画の評価と今後の計画
目的
項目
車
両
燃
料
の
効
率
化
二
酸
化
炭
素
削
減
資
源
・
電
力
抑
制
評価
環居活動項目
アイドリングストップ
評価
内容
内容
△
待機時
継続実施
徹底されている
継続実施
-
次年度計画反映
空ぶかし厳禁、急発進、急ブレーキの禁止 ○
エコドライブの推奨
車両ごとの燃料使用量管理をする。
○
月次管理
継続実施
ルート収集の効率化
○
日々打ち合わせ実施
継続実施
エアコン設定温度夏は28℃、冬は
19℃の励行
クールビズ、ウォームビズ
○
徹底されている
継続実施
-
次年度計画反映
昼休み、時間外の消灯、PCは待機電
力
コピー用紙の再使用(機密情報以外)
△
昼交代制の為
継続実施
○
徹底されている
継続実施
夜間照明時間の設定変更による節電
○
徹底されている
継続実施
-
次年度計画反映
遮光対策
リサイクルトナーの購入
○
徹底されている
継続実施
本社事務所のFAXペーパーレス化
○
徹底されている
継続実施
-
次年度計画反映
本社事務所データのクラウド化
廃
棄
物
の
リ
サ
イ
ク
ル
廃
棄
物
排
出
量
の
抑
制
節
水
水
使
用
量
の
削
減
グ
リ
ー
ン
購
入
事
務
用
品
の
再
使
用
分別の徹底
○
徹底されている
継続実施
分別コンテナ利用による再資源化推進
○
徹底されている
継続実施
再資源化率の高い業者の選択
○
選定されている
継続実施
排出事業者への情報の提供
○
営業時実施
継続実施
人材育成(資格取得)
環
境
保
全
次年度計画反映
節水意識の徹底
○
徹底されている
継続実施
雨水貯水タンクの活用(散水)
○
徹底されている
継続実施
節水表示
エコマーク商品の購入推進
次年度計画反映
マンネリ化
継続実施
△
-
次年度計画反映
毎日実施
継続実施
年1回の河川清掃の参加
-
次年度計画反映
不法投棄パトロール参加
-
次年度計画反映
再使用できる物品購入
工場周辺の美化活動
地
域
貢
献
今後の取り組み
○
環境関連法規等の適合確認
1.環境関連法規の遵守状況
当社事業所に適用される環境関連法規の遵守状況を確認したところ違反はありませんでした。
法規・条例・規制
法令等の遵守内容
騒音・振動規制法
規制基準の遵守
建設リサイクル法
建設副産物のリサイクル
リサイクル
【許可申請】中間処分業
静岡県 5年更新
【許可申請】収集運搬業
静岡県・山梨県 5年更新
廃棄物排出事業所との
委託契約
備 考
遵守状況
特定施設該当なし
作業時間の遵守
委託契約書の締結
B・C2票 収集運搬業者返却
マニフェストの管理
B2・D票 排出業者返却
E票
最終処分結果後
廃棄物の処理及び清掃に
排出事業者
関する法律
マニフェストの期間内返却 90日以内又は180日以内
マニフェストの保管
投棄禁止
保管場所への提示
廃棄物の悪臭・飛散防止
静岡県産業廃棄物の適正な処
理に関する条例
5年間
不法投棄は行わない
60cm×60cm以上掲示
車両荷台にシートを被せる等
県状状況報告書の提出
静岡県提出 6/30まで
廃棄物適正処理
処理フロー・処理量等の
情報公開
藤枝市・焼津市廃棄物の処理 一般廃棄物収集運搬・許可の
5年更新
及び清掃に関する条例
届出と更新申請
浄化槽法
施設の設置
保守点検の実施
届出
保守点検記録
消防法
火災報知機の設置
安全確認
道路交通法
交通法規の遵守
安全運転
家電リサイクル法
法令の遵守
処理業者への適正処理
循環型社会形成推進基本法
3Rへの努力
廃棄物の再資源化推進
2.違反訴訟等の有無
関係機関からの指摘、利害関係者からの訴訟等過去3年間ありませんでした。
問題の是正及び予防措置
対象項目
都市ガス使用量の目標未達成
目標:86Nm3
実績:103Nm3
原因
問題の是正及び予防措置
・来客時にお茶を出す際使用。
大きな削減は見込まれないが
来客数が多かった為。
缶、PET等の再生利用可能
な容器を提供検討
環境保全活動
潮工場前の河川の清掃
処分場がある地区は高齢者が多く、深い川に入って清掃するのが困難な為年1回重機等を用いて日頃から
お世話になっている地域住民の方々と一緒になって美化運動をしております。
処分場周辺のごみ拾い
毎日定期的にごみ拾いをしています。
地域の一員として周辺の環境美化に努めています。
代表者による評価と見直し
【評価】
夜間照明時間の設定変更による節電の取り組み効果が出ている。
地域の環境保全活動は以前から実施しており、地域との共生は重要であると考える為
持続的な活動が必要である。
潮工場における雨水利用による散水効果は高く、年間132m4利用できている実績は
有効な取り組みとして判断できる。
【改善】
マンネリ化している所は新たな仕掛けを作り、実施する必要がある。
産業廃棄物処理業に特化したCO2削減項目を考え、マンネリ化を防ぐ等話し合う必要がある。
【総評】
各活動の計画の実行の取り組みのマンネリ化が懸念される。
車両のアイドリングの効率化に関しては、寒い時期の朝は長いアイドリングが必要になる事もあるが
意識をもって取り組む必要がある。
【今後】
刻々と変化する環境問題に対し、対応できる環境経営を目指さなければならない。
新しい取り組みを創造し、社内的にも環境意識への刺激が欲しい。
産業廃棄物業界に特化した新たな行動を項目に追加しても良いと感じる。
そういった意味でも人材育成は重要であり、講習等を利用し自己啓発していく事が必要になる。