南城市地域イントラ配信機器更新事業 提案仕様書

南城市地域イントラ配信機器更新事業
提案仕様書
1
目次
共通事項.............................................................................................................................................................................. 3
第1節
本事業の目的............................................................................................................................................ 3
第2節
期 間 ............................................................................................................................................................ 3
第1項
本事業全体の期間 ............................................................................................................................. 3
第2項
システムの切り替え期間 .................................................................................................................. 3
第3項
瑕疵期間................................................................................................................................................. 3
第4項
保守期間................................................................................................................................................. 3
第3節
事業費の上限............................................................................................................................................ 3
第4節
課題・進捗に関する確認 ....................................................................................................................... 3
「教育委員会サーバ」編................................................................................................................................................. 4
第1章
要求仕様 .......................................................................................................................................................... 5
第1節
提案に係る基本的な考え方 ................................................................................................................ 5
第2節
機器構成等に関する仕様 .................................................................................................................... 5
第3節
設定及びデータ移行に関する考え方 .............................................................................................. 6
第4節
リプレース対象サーバの現況 ............................................................................................................. 7
第5節
その他の特記事項 .................................................................................................................................. 7
「地域情報/防災情報配信システム」編 ................................................................................................................ 8
第1章 要求仕様 .............................................................................................................................................................. 9
第1節
本事業の目的............................................................................................................................................ 9
第2節
インフラ要求 .............................................................................................................................................10
第1項
サーバインフラ....................................................................................................................................10
第2項
端末 ........................................................................................................................................................12
第3項
機器設置...............................................................................................................................................13
第4項
電源設備...............................................................................................................................................13
第5項
公衆電話回線 .....................................................................................................................................13
第3節
システム機能要求..................................................................................................................................14
第1項
地域情報防災情報配信システム................................................................................................14
第2項
庁舎 IP 電話システム ......................................................................................................................15
第3項
拡張システム(任意) ........................................................................................................................15
第2章
制限事項及び特記事項 ...........................................................................................................................16
第1節
システムの切り換え ..............................................................................................................................16
第2節
既存機器への影響 ................................................................................................................................16
第3節
データ移行 ................................................................................................................................................16
2
共通事項
第1節 本事業の目的
本事業の目的は、平成19年度に実施した「地域イントラネット基盤施設整備事業」において導
入したサーバ機器群が耐用年数を迎え、メーカの保守期限が切れることから、新たにハードウェ
ア及びソフトウェアをリプレースし、継続して現在の機能を利用可能とすることである。
第2節 期 間
本節では、本事業を遂行するにあたっての期間に関しての内容を記述する。
第1項 本事業全体の期間
本事業全体としては契約日から平成 25 年1月 31 日までの期間に完了するものとする。
第2項 システムの切り替え期間
サーバの停止によるサーバ機器入替及び各アプリケーション設定並びにデータ移行作業期間
は、平成 24 年 12 月 29 日から平成 25 年 1 月 3 日までとし、平成 25 年 1 月 4 日からは稼動させ
ること。システムの切り替え期間から逆算して、機器選定の確定、機器調達、設計、事前設定、事
前動作確認期間を設定する。
第3項 瑕疵期間
本事業の瑕疵期間として、事業完了から1年を瑕疵期間として設ける。
第4項 保守期間
本事業の保守期間として、事業完了から 5 年間を保守対応可能期間とする。
第3節 事業費の上限
本業務に要する費用の上限は、保守費用を含む5年リース総額 62,735,400円(消費税を
含む)とし、年額及び月額を表記すること。
積算根拠が確認できる見積書(各経費は税抜で表記し、別途消費税額を併記)を提出するこ
と。
第4節 課題・進捗に関する確認
本事業を遂行するにあたり、事業遂行期間中は定例会議の場を設け本事業に関連する課題・
進捗の検討・確認を行うものとする。また、本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あ
るいは本仕様書の記載事項に疑義が生じた場合には速やかに本市と協議すること。
3
「教育委員会サーバ」編
4
第1章 要求仕様
第1節 提案に係る基本的な考え方
1.本市の規模、教職員数を勘案し、将来的負荷や拡張性を考慮するとともに各機器の冗長性
も考慮した上で提案すること。
2.リプレース対象外の既存資源を最大限活用すること。
3.サーバの仮想化等による省電力・省スペース化を図り、環境に配慮すること。
4.新技術の導入等により現行システムの機能向上が見込まれる場合には、システムの機能
拡張についても提案すること。
5.初期構築費用並びにランニングコスト(保守コスト)についても明確に記載した内容で見積を
行い、保守についてはその範囲まで明確にすること。
第2節 機器構成等に関する仕様
1.リプレース対象サーバは下表の通りとする。
サーバ名称
台数
備考
教職員が利用しているパソコ
ンを管理するサーバ
ドメインコントローラ
1
・Windows ログイン認証
・利用者の組織認証(管理)
・ファイルサーバ利用認証
ドメインコントローラーに障害
が発生した場合に、ドメイン
サブドメインコントローラ
1
コントローラーに代わって ド
メインコントローラーの役割を
果たすサーバ
ファイルサーバ
1
教職員のデータを保存する
為のサーバ
ファイルサーバのデータをバ
バックアップサーバ
1
ックアップするサーバ ファイ
ルサーバに障害が発生した
場合の、データ消失を防ぐ
南城市内の小中学校のホー
ムページを公開する為のサ
WWW/Mail サーバ(教職員用)
1
ーバ
南城市内の小中学校の教
職員のメールを送受信する
為のサーバ
5
市の外部ドメイン(名前解決)
外部 DNS/Mail サーバ(公民館用)
1
用サーバ
公民館でメールを送受信す
る為のサーバ
インターネットの有害サイト
コンテンツフィルターサーバ(InterSafe)
1
(アダルト、暴力、反社会的
サイト等)への接続を 制限
する為のサーバ
教職員のパソコンの利用状
セキュリティ対策マスターサーバ(SkySea ClientVew)
1
況を常時監視し、不正な操
作をさせない為のサーバ
セキュリティ対策マスターサ
セキュリティ対策データサーバ(SkySea ClientView)
1
ーバで取得したログを格納す
るサーバ
上記の各サーバの稼動状況
システム監視サーバ(HDE Center)
1
を監視し、万が一、障害が発
生した場合に、アラートを 出
す
2.データバックアップについては、最適な手法を提案すること。
3.データバックアップについてはWAN経由で可能であること。
4.ネットワークOSについては、各サーバに最適であると判断したものを提案すること。
5.バックアップソフトについては、最適であると判断したものを提案すること。
6.サーバの冗長化については、最適と思われるよう提案すること。
7.サーバのCPU及びHDD容量については、最適と判断したものを提案すること。
8.無停電電源装置については、サーバ数を考慮して最適と判断した数量を提案すること。
第3節 設定及びデータ移行に関する考え方
サーバ設定及びデータ移行については下記の各号について留意し提案すること。
1.アクティブディレクトリー設定及びデータについては、既存の設定を引き継ぐこと。必要であ
れば適切なアップグレード、拡張を協議の上行うこと。
2.ファイルサーバーの設定及びデータについては、現在保有しているアクセス権設定やデータ
をそのまま引き継ぐこと。また、必要な場合は協議の上、適切な機能を追加拡張すること。
3.教育委員会用 WWW/Mail(教員用)サーバの設定及びデータについては、既存の内容を
保持したまま移行すること。
4.外部 DNS/Mail(公民館用)サーバの設定及びデータについては、既存の内容を保持したま
ま移行すること。
5.セキュリティ対策サーバの設定及びデータについては、既存の内容を保持したまま移行する
6
こと。また、導入時点の最新版であり、現行からアップデートされた機能についても適切に利
用できるようにすること。
6.システム機器監視サーバにおいては、現在の設定をそのまま引き継ぐこと。また、今回新設、
増設された機器についても監視の対象とすること。(現在20ノード監視)
7.コンテンツフィルターについては、既存の内容を保持したまま移行すること。また、導入時点
の最新版であり、現行からアップデートされた機能についても適切に利用できるようにするこ
と。
第4節 リプレース対象サーバの現況
リプレース対象の各サーバのネットワークOS及びハードディスク使用量(目安)は以下のとお
り。
サーバ名称
ネットワークOS
使用量
ドメインコントローラ
Windows2003 R2
18.36GB
サブドメインコントローラ
Windows2003 R2
18.36GB
ファイルサーバ
Windows2003
1.2TB
バックアップサーバ
Windows2003
1.4TB
教育委員会用 WWW/Mail サーバ(教員用)
RedHat Linux
9GB
外部 DNS/Mail サーバ(公民館用)
RedHat Linux
7GB
Windows2003 R2
10GB
Windows2003 R2
7GB
コンテンツフィルターサーバ(InterSafe)
セ キ ュ リ テ ィ 対 策 マ ス タ ー サ ー バ ( SkySea
ClientVew)
セ キ ュ リ テ ィ 対 策 デ ー タ サ ー バ ( SkySea
RedHat Linux
ClientView)
RedHat Linux
システム監視サーバ(HDE Center)
110GB
10GB
第5節 その他の特記事項
1.現使用機器の設定情報については、業者決定後、その業者に開示するものとする。
2.上記内容を満たしながら、現在使用中のアプリケーションよりも更に最適と思われるアプリ
ケーション等があれば、アプリケーションの入替について提案しても構わない。
7
「地域情報/防災情報配信システム」編
8
第1章 要求仕様
第1節 本事業の目的
本事業の目的は、前述した通り「地域情報防災情報配信システム」の保守期限が切れてしまう
事から、新たにハードウェア及びソフトウェアをリプレースする事により、継続して同システムを利
用出来る事を目的としている。
現在、稼働中である「地域情報防災情報配信システム」は、携帯電話及び固定電話から、南城
市全域への一斉放送、佐敷・大里・知念・玉城4地域へのグループ放送、及び全70自治会行政
区への個別放送を、携帯電話及び固定電話から任意に発信出来る機能を有しており、地域・防
災・行政情報の配信として定常的に利用されている。また、放送内容を音声(ボイスメール)で携
帯電話やPCへ配信する機能も併せ持っており、屋外拡声器による放送の欠点(聞き逃し、聞こえ
にくい、放送されている場所にいないと情報が伝わらない等)を補完している。
「地域情報防災情報配信システム」は、南城市役所 3 庁舎(玉城・大里・佐敷)及び各公共施設
(教育機関・出先機関)へ敷設されているIP電話機とも連携しており、IP 電話からも市内各自治会
公民館へ対し一斉・グループ・個別といった範囲で放送出来る機能が提供されている。
前述した機能を損なう事なく、必要部材のみリプレースを行う事で最大限対費用効果を考慮し
たリプレースを要求する。
9
第2節 インフラ要求
本事業に於いてリプレースされたシステムは、インフラ部分における以下の要求を満たす事とす
る。
第1項
サーバインフラ
サーバインフラに関しては、保守期限が切れる事から全面的にリプレースを行う事とし、本市が
指定する場所に設置するものとする。
1.
リプレース対象
本事業に於いてリプレース対象となるサーバは下表の通り。
対象システム
サーバ名称
用途
地域情報防災
Cisco 社製呼制御サーバ
各自治会公民館へ設置された音声変換装置
情報配信システ
(放送制御用)
(IP-アナログ音声変換)を中央制御するサーバ。
ム
庁舎 IP 電話システムにも同サーバが導入されて
おり、互いに連携する事で庁舎 IP 電話からの放
中央サイト
送機能等実現する。
Cisco 社製呼制御サーバ
庁舎・各公共機関へ設置されている IP 電話を中
(IP電話制御用)
央制御するサーバ。
Cisco 社製 IVR サーバ
音声ガイダンスによる地域情報防災情報配信シ
ステムへのアクセスや、外線電話からの発信者
番号通知によるアクセス認証機能を提供する。
ITS 社製 防災配信サーバ
Cisco 社製呼制御サーバと連携し、呼制御サー
バ単体では実現不可能な放送機能を提供する。
地域情報防災情報配信システムのコアコンポー
ネント。
ITS 社製 メールデータベー
地域情報防災情報配信システムによって放送さ
スサーバ
れた内容をメール配信する為のデータベースサ
ーバ。
ITS 社製 メールアカウントサ
地域情報防災情報配信システムによって放送さ
ーバ
れた内容をメールデータベースサーバ内に登録
されたユーザにメール送信するサーバ。
対象システム
機器名称
用途
地域情報防災
ITS 社製 音声メール変換サ
Cisco 社製録音サーバ、及びメールアカウント
10
情報配信システ
ーバ
サーバと連携し、地域情報防災情報配信シス
ム
テムにて放送された内容を地域住民への携
帯電話・PC 上で再生可能な音声形式へ変換
中央サイト
する為のサーバ。
ITS 社製 J-Alert 連携 API
防災配信サーバと連携し、J-Alert からの受
サーバ
信メッセージをトリガーとして、地域情報防災
情報配信システムに緊急情報自動配信、及
び管理する機能を提供するサーバ。
Cisco 社製外線ゲートウェイ
公衆電話回線を収容し、システムに外線への
Cisco 2801
発着信機能を提供する Cisco 社製 VoIP ネット
ワーク機器。
地域情報防災情報配信システム専用の電話
回線を収容し、外線から市内への一斉・グル
ープ・個別放送を行う事が出来る。
Cisco 社製外線ゲートウェイ
公衆電話回線を収容し、システムに外線への
Cisco 2801(IP 電話用)
発着信機能を提供する Cisco 社製 VoIP ネット
ワーク機器。
Cisco 社製会議開催
地域情報防災情報配信システムでは、システ
ゲートウェイ
ム内部にて会議機能を利用する。
通常、この会議機能は人手を介した手動開催
Cisco 2801
を行う必要があるが、本機器を導入した事に
より自動で会議開催を行う事が可能となる。
Cisco 社製 Server Switch
各種 Server を Network へ接続を提供する。
Cisco Calatyst 2960
無停電装置(UPS)
サーバ群が設置してある庁舎内サーバルー
APC Smart UPS3000
ムが停電した際、発電機に切り替わるまでの
間にサーバ群への電源供給が停止しないよ
うに無停電装置を導入している。
無停電装置(UPS)
サーバ群が設置してある庁舎内サーバルー
APC Smart UPS2000
ムが停電した際、発電機に切り替わるまでの
(IP 電話用)
間にサーバ群への電源供給が停止しないよ
うに無停電装置を導入している。
2.
サーバプラットフォーム
昨今の仮想化技術の成熟もあり、機能・電力消費・省スペース性の観点から尐数のサーバ
筐体上に仮想化ミドルウェアを導入する事とする。
システム稼働に必要となる各機能を提供するサーバは、上記の仮想化ミドルウェア上に展
11
開する事で柔軟なシステム可用性、低消費電力、省スペースを実現する事とする。
第2項
端末
現在稼働中のシステムで利用している端末に関しては、原則リプレース対象外とし、現状のまま
継続利用を行うものとする。
下記に端末の種類、用途を記載する。
対象システム
機器名称
用途
地域情報防災
ITS 社製 音声変換装置
各自治会公民館へ敷設された地域イントラネ
情報配信システ
ットと本機器をネットワーク接続し、さらに音声
ム
信号をアナログ変換した上で自治会公民館
に設置された放送機器(アンプ)に接続する
端末
(各自治会公民
事で、音声を地域住民に拡声する為の装置。
ITS 社製 IO リレー装置
各自治会公民館へ敷設された地域イントラネ
館)
ットと本機器をネットワーク接続し、放送開始
時に放送機器(アンプ)を自動的に起動させる
為のリレー装置。
TOA 社製 PA アンプ
各自治会公民館へ設置された放送用アンプ。
音声変換装置・IO リレー装置と連携する事
で、地域情報防災情報配信システムから放
送を実施した際に、自動起動した上で遠隔地
からの音声を地域住民に配信する事が出来
る。
ベリンガー社製 DSP
デジタル音声信号処理装置(DSP : Digital
Signal Processor)。音声入出力信号の拡大・
縮小やエコー低減、環境ノイズの低減といっ
た放送時の音声品質を調整する為の装置。
Cisco 社製 POE スイッチ
Cisco 社製 POE スイッチ。地域イントラネット
ワークと接続し、エンドポイントへ設置した機
Catalyst Express 500
器へネットワーク接続を提供する。
また、音声変換装置への電力供給も本機器
にて提供している。
対象システム
機器名称
用途
庁舎 IP 電話
Cisco 社製 IP 電話
庁舎職員、及び各公共機関(教育機関・出先
システム
Cisco 7911
機関)にて電話業務を行う際に利用する IP 電
話機。
端末
Cisco 社製 IP 電話
庁舎内に尐数設置された多機能 IP 電話機。
12
(庁舎内・各公
Cisco 7941
前述した Cisco 7911 よりも高機能な為、業務
共機関)
の集中する課に必要に応じて設置されてい
る。
Cisco 社製無線 IP 電話
庁舎内の無線 LAN を伝送路として利用できる
Cisco 7921
無線 IP 電話。
移動しながらの会話や有線でのネットワーク
敷設が難しい場所へ設置されている。
第3項
機器設置
前述した機器をリプレースした際に設置するスペースに関しては、原則としてリプレース対象外
とし、現在稼働中のシステム機器が収められたサーバラックを継続利用する事とする。
第4項
電源設備
電源設備に関しても、原則としてリプレース対象外とし、現在稼働中のシステム機器が利用して
いる電源設備を継続利用する事とする。
第5項
公衆電話回線
現在稼働中のシステムに接続されている電話回線に関しても原則リプレース対象外とし、現在
システムに接続されている公衆電話回線を継続利用する事とする。
13
第3節 システム機能要求
本事業に於いてリプレースされるシステムは、システム機能部分において以下の機能要求を満た
す事とする。
第1項
地域情報防災情報配信システム
分類
機能名称
説明
放送
一斉放送
庁舎内に設置された IP 電話または市役所職員の携帯
電話から、各自治会公民館の全て(70箇所)に対して
放送を行う機能。
グループ放送
庁舎内に設置された IP 電話または市役所職員の携帯
電話から、玉城・大里・佐敷・知念の4地域グループ毎
の自治会公民館に対して放送を行う機能。
個別放送
庁舎内に設置された IP 電話または市役所職員/自治
会長の携帯電話から各自治会公民館に対して放送を行
う機能。(自治会長は自分の地区にのみ放送が可能)
緊急割り込み放送
緊急時に割り込みを掛けて放送を行う機能。
外線放送
外線電話から一斉・グループ・個別・緊急割り込み放送
を行う機能。
システムの悪用防止の為、予めシステムに登録された
電話番号からのみ放送を行う事が出来る。
チャイム機能
放送開始時に音声ファイルを再生する機能。
通常放送時はチャイム、緊急放送時はサイレンといった
音源を指定可能。
メール配信
定時放送
決まった時間に自動的に放送を行う機能。
利用者登録
地域住民が Web 画面上からメール配信利用登録を行う
事が出来る機能。
放送メール配信
システムに登録された利用者に対して、放送した内容を
音声ファイルを添付する形でメール配信する機能。
テキスト配信
システムに登録された利用者に対して、市職員がテキ
ストメールを配信する機能。
J-Alert 連携
J-Alert 連携
J-Alert からの受信メッセージをトリガーとして、地域情
報防災情報配信システムに緊急情報自動配信を行う機
能。
管理・運用
管理画面
ブラウザから管理画面へアクセスし、システムの設定・
変更・状態確認が出来る管理機能。
耐障害性
クラスタリング機能
呼制御機能を提供する Cisco 社製呼制御サーバに障害
が生じ、停止した場合でも他の呼制御サーバが同機能
を提供する事によりシステムを継続利用出来る機能。
14
第2項
庁舎 IP 電話システム
分類
機能名称
説明
呼制御
内線発着信
庁舎・各公共機関へ設置された IP 電話(約 400 台)
に対して、内線発着信、通話を行う機能。
外線発着信
システムに接続された公衆電話網を経由した外線発
着信、通話を行う機能。
グループ着信
グルーピングされた複数の IP 電話を一斉に鳴動さ
せる機能。
保留
通話中のコールを保留する機能。
転送
通話中のコールを他者に転送する機能。
会議
3 者以上で会議通話を行う機能。
代理応答
他者の IP 電話に着信したコールを代理で応答する
機能。
電話帳
IP 電話利用者の電話番号を IP 電話上から検索・閲
覧出来る電話帳機能。
履歴
過去の不在着信、通話、発信履歴を 100 件以上表
示出来る機能。
管理・運用
管理画面
ブラウザから管理画面へアクセスし、IP 電話の追加・
削除・変更が出来る管理機能。
耐障害性
クラスタリング機能
呼制御機能を提供する Cisco 社製呼制御サーバに
障害が生じ、停止した場合でも他の呼制御サーバが
同機能を提供する事によりシステムを継続利用出来
る機能。
SRST 機能
呼制御機能を提供する Cisco 社製呼制御サーバが
全て停止した場合でも、外線ゲートウェイによって一
部の IP 電話、及び機能を継続して利用出来る機能。
第3項
拡張システム(任意)
本「地域情報/防災情報配信システム」と連携し、拡張機能として提供出来るシステムがあれば、
任意で提案すること。
15
第2章 制限事項及び特記事項
本章では、本事業に於いてシステムがリプレースされる際の制限事項や特記事項を記載する。
第1節 システムの切り換え
現在稼働中のシステムから新たなサーバ群へ切り替える際に、「庁舎 IP 電話システム」及び「地
域情報防災情報配信システム」両システムの停止を伴う作業が発生する場合は、その期間を可
能な限り短縮し(概ね 1 日程度)、業務への影響を最小限にとどめるものとする。
またシステムを切り替える際の停止時間や工程の詳細を明らかにすること。
第2節 既存機器への影響
IP 電話や音声変換装置、IO リレーといったネットワーク接続される既存端末に関しては、リプレ
ース対象外となるが、中央サイトのサーバ群が新バージョンに移行する為、ソフトウェア互換性を
保つ為に適宜端末側のソフトウェアをバージョンアップすること。
第3節 データ移行
現行稼働中のシステムに設定されている設定内容を、リプレースするサーバ群に引き継ぐこと。
自動的に引き継げないデータがある場合は手動でデータを引き継ぐなど、必要な対策を講じるこ
と。
16