Syllabus 文化財学部 文化財修復国際協力学科 2012~2013 年度入学生 吉備国際大学 CCC130012 授業科目名 吉備から世界へ 担当者 髙橋 睦子、棚橋 映水、前嶋 英輝 年次 1 テーマと 到達目標 この科目の到達目標として、受講生は、本学の所在地である備中高梁という場所が地域文化圏「吉備の国」としてど のような文化的・歴史的特色があるのかを十分に理解し、さらに、世界の文化や社会の多様性を学ぶことによって国 際人となるための基礎を身につける。 授業は毎回異なる講師によるオムニバス形式によって実施される。備中高梁(吉備の国)の自然環境、歴史、 精神風土についての基礎知識を学修するとともに、日本と世界とのつながりに注目し、グローバル化の意味とその 影響を考え、世界各地の社会・文化事情の解説を通じて、ローカルな日常世界とグローバルな国際社会との関係か ら、多文化共生の基本的な意義と課題について理解する。 概要 (地) 吉備国際大学のメインキャンパスが立地する岡山県高梁市は、日本における政治や教育、福祉などの分野で 先進的かつ指導的な活躍をした人材を多く輩出した地である。このような地域の歴史・文化・社会の特色について 多角的に紹介するこの科目は、本学の地域志向教育の科目群の一つである。 さらに、この科目は、吉備国際大学の教育目標である地域に根ざしグローバルに活躍できる「日本人としてのメ ンタリティと国際人としてのセンスを兼ね備え、豊かな人間性と専門性を有する、社会に有為な個性ある人材を養成 する」教育への序論として位置づけられる、高梁を中心とする文化圏「吉備の国」の特色を学び、また国際人養成の 基礎として世界の文化や社会の多様性を学ぶ。いわば、吉備国際大学学生としての知的基盤を培う科目である。 評価方法 毎回の講義で作成・提出する小レポートをもとに、(1) 授業内容についての理解度(60%)、および(2)授業を理解しよ うとする取り組みの姿勢(授業を理解しようとする熱意、小レポートの充実度等:40%)から成績評価を行う。 履修条件・ 注意事項 履修にあたっては毎回必ず小レポートを提出する必要がある。2行未満のレポートや名前のみを記載して提出され たレポートについては欠席扱いとする。授業中は積極的にノートを取り、自分なりの関心と問題意識をもって聴講す ること。受講は、各回の授業テーマについて基礎知識・情報を確認する予習を行ない、また、講義後には聴講した 内容について自ら入手可能な資料等を用いて調べ理解を深めるよう復習を行うこと。 学内外の十数人の講師によって分担するので、授業の進行状況によって講義スケジュールに変更が生じることもあ る。 変更がある場合にはその都度受講生に連絡する。 授業中の私語やスマホ・ケータイなど迷惑行為は一切認めない。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆吉備国の学び 単位数 2 秋学期授業計画 第1回 序論: グローバル化とわたしたち 第2回 東アジアの国際関係論 第3回 中国 第4回 韓国 第5回 インド 第6回 アメリカ 第7回 EU/欧州連合 第8回 フィンランド 第9回 ドイツ 第10回 フランス (地) 第11回 吹屋ベンガラ (地) 第12回 備中松山城とともに (地) 第13回 社会福祉のルーツ (地) 第14回 順正学園と備中高梁 (地) 第15回 備中高梁の自然環境 最終試験(「評価方法」を参照のこと) *講義の順序・テーマおよび講師については一部変更が生じる 場合もある。変更等については授業で連絡・説明する。 教科書1 指定しない。 教科書2 参考書1 参考書2 『異文化理解入門』 著者:原沢 伊都夫 出版社:研究社 ISBN: 4327377341 CCC130013 授業科目名 吉備から世界へ 担当者 相川 直美 年次 1 テーマと 到達目標 留学生として日本でのキャンパスライフや日々の生活に必要な基本的な学習能力を身につけることを目標とする。 主に日本や世界の日々のニュースや出来事をテーマに、皆で考察し合い、自分の考えをまとめ発表することを最終 的な目標とする。また、主にコミュニケーション力を培い、情報交換、分析、考察などを通じて総合的な日本語力を 高めることを目指す。 概要 日本を含む世界の様々な国々の最新ニュースや話題を取り上げ、動画、新聞記事、コラムなどできるだけ生の教材 に触れ、さまざまな角度から分析を行い、自らの考えをまとめていく。また、他者の意見についても考え、コミュニ ケーション能力を育てる。一方、日本語学としても情報を読み説き、文法解説及び読解を行い、日本語能力向上に 役立てる。主に、内容はさまざまな社会問題や社会情勢をはじめ、異文化コミュニケーション、日本の伝統文化、日 本の常識、人間の心理的な側面、世界と日本、岡山、吉備、民話、その他若者に関心のある項目を織り交ぜながら 毎回テーマをかかげ、それについて考察して授業を進める。また、ディベートやグループ活動も行いアクティブな授 業を展開する。大いに積極的に意見を述べていただきたい。 評価方法 授業の出席状況、態度、積極性、課題レポート(50%)、試験(50%)によって評価する。 履修条件・ 注意事項 授業中は携帯電話、スマートフォンなどの端末の仕様を禁止する。ただし辞書としての使用は認める。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆吉備国の学び 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1 オリエンテーション 2 日本の文化、世界の文化 3 日本の常識を考える 4 留学生活における問題点と解決策 5 将来の展望と今 6 時事問題、話題の人、ニュース 1 7 時事問題、話題の人、ニュース 2 8 ディベート 1 9 ディベート 2 10 日本の動画から考える 1 11 世界の動画から考える 2 12 コラムを分析する 1 13 コラムをまとめる 2 14 コラムをまとめて発表する 3 15 総合的まとめ 16 期末試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 なし 単位数 2 CCC130014 授業科目名 吉備から世界へ 担当者 相川 直美 年次 1 テーマと 到達目標 留学生として日本でのキャンパスライフや日々の生活に必要な基本的な学習能力を身につけることを目標とする。 主に日本や世界の日々のニュースや出来事をテーマに、皆で考察し合い、自分の考えをまとめ発表することを最終 的な目標とする。また、主にコミュニケーション力を培い、情報交換、分析、考察などを通じて総合的な日本語力を 高めることを目指す。 概要 日本を含む世界の様々な国々の最新ニュースや話題を取り上げ、動画、新聞記事、コラムなどできるだけ生の教材 に触れ、さまざまな角度から分析を行い、自らの考えをまとめていく。また、他者の意見についても考え、コミュニ ケーション能力を育てる。一方、日本語学としても情報を読み説き、文法解説及び読解を行い、日本語能力向上に 役立てる。主に、内容はさまざまな社会問題や社会情勢をはじめ、異文化コミュニケーション、日本の伝統文化、日 本の常識、人間の心理的な側面、世界と日本、岡山、吉備、民話、その他若者に関心のある項目を織り交ぜながら 毎回テーマをかかげ、それについて考察して授業を進める。また、ディベートやグループ活動も行いアクティブな授 業を展開する。大いに積極的に意見を述べていただきたい。 評価方法 授業の出席状況、態度、積極性、課題レポート(50%)、試験(50%)によって評価する。 履修条件・ 注意事項 授業中は携帯電話、スマートフォンなどの端末の仕様を禁止する。ただし辞書としての使用は認める。 春学期授業計画 1 オリエンテーション 2 日本の文化、世界の文化 3 日本の常識を考える 4 留学生活における問題点と解決策 5 将来の展望と今 6 時事問題、話題の人、ニュース 1 7 時事問題、話題の人、ニュース 2 8 ディベート 1 9 ディベート 2 10 日本の動画から考える 1 11 世界の動画から考える 2 12 コラムを分析する 1 13 コラムをまとめる 2 14 コラムをまとめて発表する 3 15 総合的まとめ 16 期末試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 なし 科目分野 履修期 ◆吉備国の学び 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1300310 授業科目名 キャリア開発Ⅱ 科目分野 担当者 馬場 秀雄 年次 2 テーマと 到達目標 (地)「地域貢献ボランティア活動を通して地域社会に積極的に参加できる人材となる。」をテーマとする。 各学科で定められたディプロマポリシーの技術・行動項目において、「社会に積極的に参加できる人材となる。」を 目的とした科目であり、具体的には、地域のボランティア活動へ参加し、地域の人々と共にふれあい活動すること で、地域社会に貢献しようとするこころや姿勢を持ち、地域社会や身近な生活におこりうる問題点を理解し、解決す るために地域社会に積極的に参加できるようになることを到達目標とする。 概要 キャリア教育の一環として社会人基礎力を身に付けるために、地域貢献ボランティアをおこなう。具体的には、ボラ ンティアの社会的役割やボランティアの意義、活動時の注意事項等について学んだのち、地域から要請を受けたボ ランティア活動を10コマ分(20時間以上)行なう。 ボランティア活動は、ボランティア活動予定表(5月~1月末まで)から活動時間合計が20時間以上になるよう選択 し、活動をおこなう。 その後、ボランティア活動報告書(1,000字以上)を作成し、グループに分かれ発表を行う。 評価方法 ボランティア活動の内容および活動報告書、発表会内容等により、授業の到達目標についての達成度をトータルで 評価する。 具体的には、ボランティア活動状況60%、発表20%、活動報告書20%のウエイトにより評価する。 履修条件・ 注意事項 「吉備から世界へ」の授業で学んだ地域の問題点について、さらに事前学修により調査し理解したのち受講する。 履修登録までに、大学が加盟する任意保険(学生教育研究災害傷害保険「学研災」)に加入すること。 ボランティア活動時は、ボランティアカードと学生証を携帯し、受入れ事業者の指示に従い、事故に注意すること。 ボランティア終了時には、活動時間を記入し、事業者に終了確認印を受領すること。 履修期 ◆キャリア教育科目 2015年度 春学期~秋学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.ボランティア活動の意義(外部講師) 2.ボランティア活動の基礎的理解(先輩による体験談) 3.ボランティア活動の注意点(ボランティアセンター) 4.ボランティア活動 5.ボランティア活動 6.ボランティア活動 7.ボランティア活動 8.ボランティア活動 9.ボランティア活動 10.ボランティア活動 11.ボランティア活動 12.ボランティア活動 13.ボランティア活動 14.活動報告書作成(1000字以上) 15. 活動内容発表 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 単位数 2 CCC1300407 授業科目名 キャリア開発Ⅲ 担当者 棚橋 映水 年次 3 テーマと 到達目標 【テーマ】自分に適した職業進路を具体的に選択し、就活のため、具体的能力を発揮できるようにする。 【到達目標】自分に適した職業進路を選択することができる.就職活動ができる能力を身につける.選択した進路お よび社会が求める人間像について考え,身につけておくべき自主性や責任感、社会人としての一般常識や教養、 分別、協調性やコミュニケーション力を再確認し実質的なものにすることができる。 概要 合同授業日と各学科の授業日とで授業は構成されている。11回の合同授業は、就職活動を行うために身につけて おくべき内容から構成されている。 評価方法 合同授業、学科ごと授業中に求める課題(60%)、ポートフォリオ作成(40%) 履修条件・ 注意事項 提出物は復習の上で、期日までに完成させ、必ず提出することが求められる。 合同授業日と各学科授業日で教室が異なるので、教室を間違わないように留意する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆キャリア教育科目 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 秋学期授業計画 1、オリエンテーション 2、(合同)就活ガイダンス・調査票 3、(合同)自己分析・自己PR 4、(合同)エントリーシート攻略テスト 5、(合同)(合同)社会を知ろう(新聞活用) 6、(合同)業界・企業を知ろう(中小企業家同友会) 7、(合同)マナー講座(身だしなみ) 8、(合同)エントリーシート攻略テスト(フォロー) 9、(合同)就活に向けて 10、(合同)内定を勝ち取るために 11、(合同)面接対策講座:グループディスカッション 12、(合同)面接対策講座:集団面接・個人面接 13.(学科)ポートフォリオの活用 14.(学科)個別能力の理解と表現を学ぶ 15.(学科)社会人としてのマナー 16.(学科)試験またはポートフォリオ仕上げ提出など 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 CCC1300511 授業科目名 情報処理Ⅰ 科目分野 担当者 今村 俊介 年次 1 テーマと 到達目標 高校までに習得したコンピュータリテラシーをもとに、入学してから半期の間で大学生に必要とされる必要最低限の コンピュータスキルを身につけることを到達目標とする。 コンピュータ基本操作および基礎的アプリケーションソフトの利用をおこなえるように学習し、大学でITを活用した効 率的な学習を行うための基礎知識を習得する。 概要 情報のデジタル化、コンピュータ開発の歴史、コンピューティングの要素と機構、ハードウェア、ソフトウェア、文書作 成、表計算、プレゼンテーション、ネットワーク、インターネットによる情報検索、コンピュータによる問題解決、セキュ リティ、情報モラル、情報システムの利用と社会問題などについて学習する。 講義の内容に対応して、パソコンを使用し適宜演習をおこなう。 評価方法 「コンピュータスキル」の定着を確認するため、講義内で毎回専門用語の説明を求める。それに対する返答、あるい は自主的な発言やディスカッションへの積極的な参加態度を30%の重みづけで評価する。また、課題等の提出物 30%、試験の成績を40%として最終的に総合評価を行う。 履修条件・ 注意事項 教科書は必ず初回の講義から持参すること。 講義は指定されたクラス・講義室で受講すること(受講者数はパソコン教室の定員以内とする)。 事前の技能確認シート未受験者の履修は認めない。 高校までで習得したコンピュータリテラシーを踏まえた講義であるため、受講前までに高校で得た知見を十分復習 しておくことが望ましい。 各回の講義に対し、予習として授業計画に記載されている部分の教科書を読み、理解できない点をまとめた上で講 義に臨むこと。また、復習として、その回で学習した専門用語の意味を簡潔に説明できるようにしておくこと。 復習の確認については、次回の講義時に指名あるいは挙手にて専門用語の説明を求め、その状況を成績評価の 得点とするので留意されたい。 授業計画の内容は、進捗の状況に応じて変更になることがある。 履修期 春学期授業計画 第1回 オリエンテーション(クラス・教科書、ログイン等確認) 第2回 パソコンのハードウェアと周辺機器 第3回 デジタルデータのしくみ(ビット/バイト・標本化・コード) 第4回 OSとアプリケーション 第5回 ファイルシステム操作 第6回 文書作成(ワープロソフト)操作 第7回 文書作成(ワープロソフト)課題 第8回 表計算ソフト操作 第9回 表計算ソフト課題 第10回 プレゼンテーションソフト操作 第11回 プレゼンテーションソフト課題 第12回 ネットワークとインターネット 第13回 インターネットによる情報検索・情報セキュリティ 第14回 コンピュータの歴史・コンピュータによる問題解決 第15回 情報モラルと社会問題、まとめ・質疑 第16回 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 情報リテラシー 入門編 出版社:FOM出版 ISBN:978-4-86510-072-3 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆情報教育科目 単位数 2 CCC1300603 授業科目名 情報処理Ⅱ 科目分野 担当者 中島 正樹 年次 1 テーマと 到達目標 ①EXCELを使いこなせる。 ②関数や書式の設定で効率よく問題解決を行う。 ③実務でEXCELの活用ができる技術を身に付ける。 ④MOS取得を目指す。 概要 EXCELの基本と、数式や関数の使い方を説明しながら関数を利用した処理の演習をおこなう。また実務でよく利用 される形式の集計や計算を想定した多くの課題で書式の設定や関数の設定と正しい結果になっているかの検証方 法などを身に付ける。 実際にEXCELを使用しながら授業を進めるための関数の例題と演習問題を直接操作できるようにEXCELで作成 した教科書(EXCELブック)を初回の授業時に配布しこれに基づいて授業を進める。社会に出た時に活用できるE XCEL技術を学ぶ。 評価方法 実習の成果物の評価(提出物)・授業態度、及び定期試験の総合評価 定期試験(30%)、受講態度(40%)、提出物評価(30%) 履修期 2015年度 秋学期 ◆情報教育科目 単位数 2 特に授業中の態度を厳しく評価する。 履修条件・ 注意事項 履修条件:パソコンの基本的知識とEXCELの経験や興味があること 注意事項:基礎から教育を行うが講義では多くのことを行うので予習としてマニュアルに目を通しておくことと、授業 でおこなった例題を復習して身に付けるようにすること。 毎回新しいことが多く出るので授業は真剣に取り組む必要がある。 春学期授業計画 秋学期授業計画 第1回 EXCELの機能及び基本操作について 第2回 書式について(セル、ページ設定) 第3回 数式や関数の利用 第4回 数学関数、統計関数、論理関数の機能 第5回 日付と時刻関数、検索関数、文字列関数の機能 第6回 関数を利用したカレンダーの作成 第7回 カレンダーの応用(出勤簿) 第8回 配列数式の説明と演習 第9回 請求金額の計算 第10回 納品書の作成(品名・単価の自動表示と計算) 第11回 ピボットテーブル(売上集計と分析) 第12回 グラフの作成とグラフでの予測 第13回 エラー時の処理と事例 第14回 実務での事例と解析 第15回 難解や不明点の解説・反省会 第16回 単位認定試験(EXCELを使用して) 教科書1 情報処理Ⅱ用EXCELマニュアル (作成配布資料) 教科書2 参考書1 参考書2 学生に役立つ Microsoft Excel 2013 応用 出版社:FOM出版 ISBN:978-4-86510-114-0 CCC1300604 授業科目名 情報処理Ⅱ 担当者 大谷 卓史 年次 1 テーマと 到達目標 仮想的な事例や現実の事例を通じて、情報セキュリティと情報倫理学の基本的な考え方を学ぶ。 この講義の到達目標は次の3点である。 1.情報社会において、情報セキュリティにまつわる危険やリスクを理解し、トラブルを事前に回避できる。 2.万が一トラブルに巻き込まれた場合でも、人々の力を借りたとしても合理的な社会的・個人的コストで解決でき る。 3.情報倫理学の基本的な思考を身につけることで、情報社会においてどのような倫理的問題が生じえるか理解で きる。 なお、本講義のラーニングアウトカムズは「情報リテラシー」と「問題解決能力」である。 概要 現代における情報セキュリティと情報倫理にかかわる諸問題について、仮想的事例や現実の事例から学ぶ。情報 技術だけでなく、法律や経済・ビジネス、情報倫理などにかかわる知識や考え方を身につける。 主要なキーワードは次のとおりである。 電子掲示板やtwitterなどでのトラブル、フィッシング、ワンクリック詐欺、電子メールの成りすまし、プライバシー、匿 名性、著作権、など。 講義の最終回に全体のまとめをおこなう。 毎回簡単な課題提出を求める。内容は自分の意見であれば自由で採点には関係がないが、授業内容を理解したう えでの意見であるかどうかなどを課題で確認する。課題に対しては、次回以降授業担当者から返答を行う。 評価方法 発言やディスカッションへの積極的な参加態度30%、課題等の提出物10%、試験60%、による総合評価。 履修条件・ 注意事項 教科書の内容を重視して進める。 原則として情報処理Iの単位を取得した学生を対象とするが、9月入学生や編入生・再履修生等については個別に 対応する。 講義は指定されたクラス・講義室で受講すること。 各回の講義に対して、次のように予習・復習を十分におこなうこと。 予習:次回内容に対応する章の「重要ポイント」および「考えよう」を読み、本文を読んでくること。 復習:授業内容に対応する章の「まとめ」をもとにノートを整理し、「練習問題」に取り組むこと。 授業計画の内容は、理解度の状況に応じて変更になることがある。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆情報教育科目 単位数 2 秋学期授業計画 1 イントロダクション 2 なぜ情報倫理が必要なのか 3 倫理とは何だろうか 4 コンピュータとインターネットの歴史 5 インターネット上の情報は信用できるのか 6 視聴覚教材 情報セキュリティ 7 インターネットコミュニティ 8 ユビキタス社会のプライバシー 9 監視社会における自由の問題 10 動画共有サイトにMAD動画を投稿してもよいだろうか 11 視聴覚教材 国家安全保障と監視の問題 12 情報公開と機密情報 13 情報技術者の倫理と責任 14 グローバル化とインターネット 15 まとめ 16 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 改訂新版 情報倫理入門 著者:土屋俊監修、大谷卓史編著、江口聡、喜多千草、永崎研宣、村上祐子、坪井雅史、川口嘉奈子、吉永敦 征、川口由起子著 出版社:アイケイコーポレーション ISBN:4874923240 CCC1300605 授業科目名 情報処理Ⅱ 科目分野 担当者 今村 俊介 年次 1 テーマと 到達目標 表計算ソフトExcelの応用関数や多言語OSについて理解を深め、実務に役立つ技能を演習形式で体得し、実務力 を身につけることを到達目標とする。 情報処理Iにより情報処理の基礎やオフィスアプリケーション操作を一通り理解した学生が、さらにコンピュータを活 用した社会に適応する上で必要な概念と関連技術・用語について理解を深めるためのものである。 なお、本講義のラーニングアウトカムズは「情報リテラシー」と「問題解決能力」である。 概要 情報処理の実務的内容として、表計算ソフトExcelの応用課題作成を行う。また、Windowsと日本語OS(B-TRON) を比較考察し、コンピュータのハードウェア・ソフトウェアと望ましい情報システムの形態を実機学習を通して理解す る。 講義の最終回に全体のまとめをおこなう。 評価方法 発言やディスカッションへの積極的な参加態度30%、課題等の提出物30%、試験40%、による総合評価。 履修条件・ 注意事項 実習を重視して進めるので、遅刻は厳禁とする。 原則として情報処理Iの単位を取得した学生を対象とするが、9月入学生や編入生・再履修生等については個別に 対応する。 PC台数の制限があるため、このクラス希望者全員が受講可能とならないことがある。 各回の授業に対して予習・復習を十分におこなうこと。 授業計画の内容は、理解度の状況に応じて変更になることがある。 履修期 春学期授業計画 ◆情報教育科目 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1 オリエンテーション 2 表計算 関数:条件判断 3 表計算 関数:表の参照 4 表計算 条件付き書式 5 表計算 複合グラフ 6 表計算 ブック間集計とデータ統合 7 表計算 ピボットテーブル・ピボットグラフ 8 表計算 小テスト 9 OSの多様性 10 B-TRONとは何か 11 WindowsとB-TRON(超漢字OS) 12 超漢字OSの多言語処理 13 超漢字OSの実身・化身 14 OSと情報セキュリティ 15 まとめ 16 試験 教科書1 Microsoft Excel 2013 応用 出版社:FOM出版 ISBN:978-4-89311-987-2 教科書2 「超漢字OS」についてはプリントを適宜配布する。 参考書1 授業内で適宜指示する。 参考書2 単位数 2 CCC1300608 授業科目名 情報処理Ⅱ 担当者 佐藤 匡 年次 1 テーマと 到達目標 「アプリケーションソフトの応用操作」をテーマに、コンピュータ、オペレーティングシステム、アプリケーションソフトお よびネットワークの基礎概念や社会情報学の基礎、セキュリティ保護の考え方等、いわゆるリベラルアーツとしての 現代のコンピュータリテラシーを理解することを到達目標とする。 情報処理Iにより情報処理の基礎やオフィスアプリケーション操作を一通り理解した学生が、さらにコンピュータを活 用した社会に適応する上で必要な概念と関連技術・用語について理解を深めるためのものである。 概要 テーマと到達目標のために、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)試験に準拠したWindows操作やMSOffice Excel操作を題材として学習する。 評価方法 「コンピュータリテラシーの理解」の予習復習を確認するため、講義内で毎回専門用語の説明を求める。それに対す る返答、あるいは自主的な発言やディスカッションへの積極的な参加態度を30%の重みづけで評価する。また、課 題等の提出物30%、アプリケーションソフトの応用操作の理解度を問う試験の成績を40%として最終的に総合評価 を行う。 これらの3つの評価をバランスよく得ていることを単位認定(到達目標)の判断基準とする。 履修条件・ 注意事項 本講義は短期間でExcelのMOS資格試験範囲全体を解説するものであるため、特に厳格な講義運営を行う。 教科書は必ず初回の講義から持参すること。 受講者数は、パソコン教室の定員以内とする。 第1回のオリエンテーション・スキル確認テスト未受験者の履修は認めない。 各回の講義に対し、予習として授業計画に記載されている部分の教科書を読み、理解できない点をまとめた上で講 義に臨むこと。また、復習として、その回で学習したアプリケーションソフトの応用操作方法を再確認しておくこと。 復習の確認については、次回の講義時に指名あるいは挙手にて応用操作の説明を求め、その状況を成績評価の 得点とするので留意されたい。 授業計画の内容は、進捗の状況に応じて変更になることがある。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆情報教育科目 単位数 秋学期授業計画 第1回 オリエンテーション・スキル確認テスト 第2回 Excel 環境管理 第3回 Excel セルデータの作成 第4回 Excel セルやワークシートの書式設定 第5回 Excel ワークシート・ブックの管理 第6回 Excel 数式や関数の適用(引数と返り値) 第7回 Excel 数式や関数の適用(条件分岐) 第8回 Excel グラフなど視覚的なデータの表示 第9回 Excel ワークシートのデータの共有 第10回 Excel データの分析と整理 第11回 Excel MOS模擬試験 1回目 第12回 Excel MOS模擬試験 2回目 第13回 Excel MOS模擬試験 3回目 第14回 Excel MOS模擬試験 4回目 第15回 Excel MOS模擬試験 5回目 第16回 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 よくわかるマスター MOS Excel2013 出版社:FOM出版 2 CCC1300709 授業科目名 英語Ⅰ 担当者 平見 勇雄 年次 1 テーマと 到達目標 英語で意見が多少なりとも言えるようになることを到達目標とします。そのためには最低限の正しい英語が言えるよ う、基本的文法のおさらいと単語力、一般教養的な知識が必要となります。 毎年受講する学生を見ていると、英語が得意ではない学生から比較的高度な文章を読める学生まで幅広くいるの で、あらかじめ実力に応じて予習してくることを前提として授業を行っていきます。したがって次の授業では何を習う かを明らかにしておきますのでしっかり準備して授業に臨んで下さい。それにより学生は高校までの基本的な文法 事項を復習でき、そのうえで辞書で単語を引けば、特別に難しい内容を書いている文章や専門的知識のいる内容 以外なら、おおよその文の内容を把握できるようになります。 高校までと違い、社会に出るにあたって、現在世の中で何が起こっているのか、そして自分たちはこれからどうして いけばいいのかを考えていけるようなトピックを各方面から偏ることなく選んでいるので、英語の基本的な習得はもち ろん、自分たちの将来を考えるきっかけを文章から考えてもらえるようにします。 今後の国際化に対応するために、議論に必要な最低限の単語を覚えていきますので必ず毎日少しずつ英語の 勉強のための時間を作り出してください。 概要 このテキストは「流行」「文化」「旅行」「自然科学」「健康」「科学技術」「ビジネス」といった多岐にわたる分野から現在 の社会を映し出す興味深い話題が取り上げられています。すでに耳にした、目にした話題がどのように英語では表 現されているのかに着目して、その話題についてほんの少しでも深く知ってもらえるよう、そして英語でやさしく表現 できるような工夫がなされていますから、生きた英語を習得してもらえるよう指導します。教科書には家でも勉強でき るようにCDも一緒に購入してもらう予定です。前期は流行や文化、そして旅行という、比較的扱いやすい分野から 入っていきます。 評価方法 授業の中で課す課題と授業態度(50%)と試験(50%)で総合的に評価します。 履修条件・ 注意事項 英語の授業は予習と復習を義務付けています。個人によって高校までの(特に文法の理解度)習得の差はあると思 いますが、次の時間に何を講義するかを前の授業のときに言っておきますので、高校のときの参考書をもう一度ひも といてあらかじめ文法的予習をしておいてもらい、テキストの単語も辞書で引いて自分なりの訳を書いてくることを前 提とします。授業のときにはできる限り辞書を携帯して下さい。またCDを使って一日に何度か習ったところを聴く習 慣をつけてもらいたいと思っています。読む、聴くことを中心に総合的な力をつけていくので、積極的な姿勢で授業 に臨んで下さい。 春学期授業計画 1 orientation Social trends 2 Things young people are less interested in 3 What's in a name ? 4 Throwing it all away,,,the Danshari boom 5 Everything caught on video 6 Employers checking facebook 7 前期前半のまとめと文法に関する復習 8 Culture and travel 9 LCCs - Law Cost Carriers 10 Young people don't travel abroad 11 Foreign views of Japanese culture 12 Rethinking university education 13 Graffiti - is it artistic expression ? 14 前期後半のまとめと文法に関する復習 15 前期総復習 16 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 Trend Watching 出版社:Seibido(成美堂) 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1300809 授業科目名 英語Ⅱ 担当者 平見 勇雄 年次 1 テーマと 到達目標 英語で意見が多少なりとも言えるようになることを到達目標としていますが、後期はさらにその程度を少し上げていき ます。最低限の正しい英語が言えるよう、前期に続いて基本的文法のおさらいと単語力、一般教養的な知識を身に つけていきます。 前期同様、あらかじめ実力に応じて予習してくることを前提として授業を行います。したがって次の授業では何を 習うかを明らかにしておきますのでしっかり準備して授業に臨んで下さい。辞書で単語を引けば、特別に難しい内 容、専門的知識のいる内容以外なら、おおよその文の内容を把握できるようになるよう引き続き指導します。 社会に出るにあたり、世の中の動きを考えていけるようなトピックが出ているので、英語の基本的な習得はもちろ ん、自分たちの将来を考えるきっかけを文章から考えてもらえるようにします。 今後の国際化に対応するために、議論に必要な最低限の単語を覚えていきますので必ず毎日少しずつ英語の 勉強のための時間を作り出してください。 概要 このテキストは「流行」「文化」「旅行」「自然科学」「健康」「科学技術」「ビジネス」といった多岐にわたる分野から現在 の社会を映し出す興味深い話題が取り上げられています。すでに耳にした、目にした話題がどのように英語では表 現されているのかに着目して、その話題についてほんの少しでも深く知ってもらえるよう、そして英語でやさしく表現 できるような工夫がなされていますから、生きた英語を習得してもらえるよう指導します。教科書には家でも勉強でき るようにCDも一緒に購入してもらう予定です。後期は自然科学、健康、ビジネスという興味深い分野を勉強していき ます。 評価方法 授業の中で課す課題と授業態度(50%)と試験(50%)で総合的に評価します。 履修条件・ 注意事項 英語の授業は予習と復習を義務付けています。個人によって高校までの(特に文法の理解度)習得の差はあると思 いますが、次の時間に何を講義するかを前の授業のときに言っておきますので、高校のときの参考書をもう一度ひも といてあらかじめ文法的予習をしておいてもらい、テキストの単語も辞書で引いて自分なりの訳を書いてくることを前 提とします。授業のときにはできる限り辞書を携帯して下さい。またCDを使って一日に何度か習ったところを聴く習 慣をつけてもらいたいと思っています。読む、聴くことを中心に総合的な力をつけていくので、積極的な姿勢で授業 に臨んで下さい。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1 Science and health 2 Asian dust and PM2.5 3 Tsunami countermeasures 4 Bright white teeth for everybody 5 Helium in short supply 6 Forced drinking at universities 7 後期の前半のまとめ 8 Technology and business 9 QR codes - a Japanese success story 10 Rebuilding the Titanic 11 The Costco phenomenon 12 Tablets for business 13 Are we running out of fuel ? 14 後期の後半のまとめ 15 後期のまとめ 16 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 Trend Watching 出版社:Seibido(成美堂) 単位数 2 CCC1300908 授業科目名 英語Ⅲ 担当者 平見 勇雄 年次 2 テーマと 到達目標 実践的な英語運用能力を養うことが目標です。映画を鑑賞しながらスクリプトを全訳していきます。古い時代の名作 と言われている映画を1年かけて会話文を勉強します。基本的には聴きやすいきれいな英語ですが、早くて最初は わからない学生もいるかもしれませんが、しっかりと予習、復習すれば短い会話文が理解できるようになります。 英語の実力は学生それぞれだと思いますから、ある程度は学生の能力に応じて理解できる分だけ理解できればよ いと考えていますので、自分の実力より少しだけ高い内容が理解できるようになります。 ただ短い、よく出てくる表現や言い回しはみなさん全員が身につくよう指導していきますので、予習、復習を万全 にして授業に臨んでもらいます。 概要 第二次世界大戦がはじまるころにアメリカで制作された名作です。イギリスが舞台となっています。日本人向けに しゃべっている英語ではありませんが、場面から、あるいは文法から英語が把握できるところも結構あります。推測し ながら、勘を働かせながら、理解することも大切です。根拠のない勘ではなく、ある程度根拠のある勘を働かせて聞 いていく理解の仕方も学んでもらいます。 評価方法 授業態度60~70%、試験30~40%で総合的に判断します。 履修条件・ 注意事項 復習を中心に勉強を進めてもらいます。ストーリーが見えると非常に面白い授業になりますから、遅刻、欠席しない よう授業に臨んで下さい。特にスラング辞典等を用意する必要はありません。特別な表現はこちらで解説いたしま す。できるだけ短い表現はその都度覚えるようにしてください。 春学期授業計画 1 オリエンテーション 2 ドイツへ宣戦布告 3 マイラとロイの出会い 4 オリンピア劇場 5 友人キティ 6 キャンドルライトクラブ 7 雨の中の再会 8 婚約 9 ロイの出兵 10バレー団解雇 11キティとの生活 12ロイの母親との待ち合わせ 13ロイの死 14娼婦に 15前期のまとめ 16レポートor試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 プリントを配布します。 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆外国語 単位数 2 CCC130102 授業科目名 英語Ⅳ 担当者 平見 勇雄 年次 2 テーマと 到達目標 一年を通して実践的な英語運用能力を養うことが目標ですが、後期は英語にもいくつかの種類があることを意識し ながら勉強していきます。スクリプトを全訳していき、会話文を勉強しますが登場人物はイギリス人、アメリカ人、カナ ダ人、そしてロシア系の俳優が英語をしゃべっていて、さらにイギリス人はオックスフォード英語、中流階級の英語、 そして労働者階級の英語をしゃべっています。したがって聴きやすいきれいな英語、そうではない英語と、さまざま あり、少し英語のバリエーションにも気付いてもらえると思います。しかししっかり何度も聴けば短い英文ですから理 解できるようになるでしょう。 前期にも書きましたが、英語の実力は学生それぞれ違うと思いますから、自分の能力に応じて理解できるだけ自 分のものにしていって下さい。また自分の今の実力より少しだけ高い内容が理解できるよう指導します。 ただ短い、よく出てくる表現や言い回しは全員が身につくようにして欲しいと思いますので、そのつもりで授業に臨 んでもらいます。 概要 第二次世界大戦がはじまるころにアメリカで制作された名作で、イギリスが舞台となっています。後期のストーリーは いろんなことを考えさせてくれる場面が続きます。おそらく多くの学生がストーリーに引き込まれ次がどうなっていくか が楽しみになって授業に臨むことができるでしょう。人間が持つ感情は何十年と経ち時代が変わっても変わらないこ とも知ってもらえると思います。英語の実力をつけることはもちろん、内容からいろいろなことが学べる教材です。 前期同様、場面から、あるいは文法から内容、あるいは英語が把握できるところも多々あります。推測しながら、勘 を働かせ、理解することを前期同様に続けてもらいます。何度も言うようですが、根拠のない勘ではなく、ある程度根 拠のある勘を働かせて聞いていく理解の仕方も学んでもらいます。一本の映画のスクリプトを詳しく読み込み終える ことで達成感を味わえるはずです。 評価方法 授業態度60~70%、試験30~40%で総合的に判断します。 履修条件・ 注意事項 復習を中心に勉強を進めてもらいます。ストーリーが見えると非常に面白い授業になりますから、遅刻、欠席しない よう授業に臨んで下さい。特にスラング辞典等を用意する必要はありません。特別な表現はこちらで解説いたしま す。できるだけ短い表現はその都度覚えるようにしてください。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1 前期の復習 2 ロイとの再会 3 スコットランド 4 叔父との会話 5 ロイの母親との会話 6 行方不明 7 ロイとキティの捜索 8 最終章 9 ヴィヴィアンリーの生涯 10ロバートテイラー 11マーロンルロイ 12マーロンルロイの他の作品 13 〃 14 〃 15全体の復習 16試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 プリントを配布します。 単位数 2 CCC1301101 授業科目名 フランス語Ⅰ 科目分野 担当者 加藤 健次 年次 1 テーマと 到達目標 「かんたんなフランス語を話すことができるようになる」をテーマとし、大学で始めて第二外国語としてフランス語を学 ぶ学生が、初歩的なコミュニケーション技能習得のために必要な理論と方法を学ぶ。日常的によく使われるフランス 語の例文を覚えて話せるようになることを目標とする。 概要 この講義は、一方向のレクチャーではなく、参加型双方向の授業で、フランス語のスキル習得のため、できるだけ大 きな声を出して繰り返し発音することが求められる。フランス語の音節を正しく発音するための方法を知り、綴り字を 正しく読むための理論と基礎文法を理解し、初歩的かつ日常的なフランス語会話に必要な語彙と例文を、繰り返し 発音して、暗唱できるようにする。初心者対象で、ABCと発音/つづり字の読み方から始められ、名詞・形容詞の 性・数や冠詞などの基本文法を懇切丁寧に説明され、できるだけ実用的な語彙が自然に覚えられるようになってい る。 評価方法 「かんたんなフランス語を話すことができるようになる」という目標への到達度について、各学生のスキル習熟度を計 るために、授業での質問や発表等を通じて総合的に評価する。また、「技能習得のために必要な理論と方法を学 ぶ」の到達度について、知識および表現力を計るための試験を行って評価する。授業毎試験(40%)、授業への積極 的な参加態度(20%)、単位認定試験(40%)を合計して総合評価する。 履修条件・ 注意事項 予習は、毎授業の終わりに「次週の暗唱例文」が課題として示されるので、これらがスムーズに発話できるようにして くることである。復習は、そのテーマに関連した語彙を覚え、応用できるように練習することである。復習の成果は、 最終週の単位認定試験で問われる。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.Leçon 1 「~をお願いします」不定冠詞・定冠詞 2.Leçon 2 「私は~です」動詞être 3.Leçon 3 「~を持っています」動詞avoir 4.Leçon 4 「~が好きです」動詞aimer 5.Leçon 5 「~するのが好きです」aimer + 動詞の原形 6.Leçon 6 「~ではありません」否定文 7.Leçon 7 「~時~分です」時制・年齢の表現 8.Leçon 8 「~に終わります」動詞finir 9.Leçon 9 「これは~ですね」C’est + 述語形容詞 10.Leçon 10 「私の~です」所有形容詞 11.Leçon 11 「私のものです」指示形容詞 12.Leçon 12 「赤いスカート」付加形容詞 13.Leçon 13 「お腹が痛いです」à + 定冠詞の縮約 14.Leçon 14 「~に行きます」動詞aller 15.Leçon 15 「~しようか?」疑問詞où 16.最終試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ゼロから始める書き込み式フランス語BOOK [大型本] 著者:中田 俊介 (著),、川口 裕司 (監修) 出版社:成美堂出版 ISBN:ISBN-10: 4415305164|ISBN-13: 978-4415305165 ◆外国語 単位数 2 CCC1301201 授業科目名 フランス語Ⅱ 担当者 加藤 健次 年次 1 テーマと 到達目標 「フランス語による初歩的な会話ができるようになる」をテーマとし、フランス語を学び始めて半年経った学生が、簡 単なフランス語でコミュニケーションするための理論と方法を学ぶ。目標到達度は、状況と場面に応じた様々な会話 表現を発話できるようになることである。 概要 この講義では、日常的な会話表現のパターンを知り、フランス語で会話するために必要なリズム・抑揚の理論と文法 を理解し、様々な日常的場面で想定される応答表現を、読んだり聞き取ったりできるようになる。基本的文法を学 び、できるだけ実用的な語彙が自然に覚えられるようになっている。動詞も、日常会話でよく使う動詞をとりあげる。 時制は現在形を中心に、日常会話で使われる近接未来、複合過去を学ぶ。 評価方法 「フランス語による初歩的な会話ができるようになる」という目標への到達度について、各学生のスキル習熟度を計る ために、授業での質問や発表等を通じて総合的に評価する。また、「技能習得のために必要な理論と方法を学ぶ」 の到達度について、知識および表現力を計るための試験を行って評価する。授業毎試験(30%)、授業への積極的 な参加態度(20%)、単位認定試験(50%)を合計して総合評価する。 履修条件・ 注意事項 予習は、毎授業の終わりに「次週の暗唱例文」が課題として示されるので、これらがスムーズに発話できるようにして くることである。復習は、そのテーマに関連した語彙を覚え、応用できるように練習することである。復習の成果は、 最終週の単位認定試験で問われる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.「~はどこですか?」疑問詞où 2.「~から来ました」動詞venir 3.「もうすぐ~します」近接未来 4.「~を召し上がりますか?」動詞prendre 5.「いい天気です」天気の表現Il fait 6.「彼女を知っています」直接目的語代名詞 7.「彼女にプレゼントを買います」間接目的代名詞 8.「私は寝ます」代名動詞 9.「~できます」動詞pouvoir 10.「~したいのです」動詞vouloir 11.「~したいのですが」条件法 12.「~しなさい」命令法 13.「~しました①」複合過去―助動詞être 14.「~しました②」複合過去―助動詞avoir 15.復習エクササイズ 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 中田 俊介 (著),、川口 裕司 (監修)『ゼロから始める書き込み式フランス語BOOK [大型本]』 出版社:成美堂出版 ISBN:ISBN-10: 4415305164|ISBN-13: 978-4415305165 2 CCC1301301 授業科目名 フランス語Ⅲ 担当者 加藤 健次 年次 2 テーマと 到達目標 「フランス語会話ができるようになる」をテーマとし、フランス語によるコミュニケーション技能習得のための方法と理論 を学ぶ。フランス語技能検定5級を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 1年で習った発音や綴り字の読み方の復習をしながら、検定問題も念頭に置いて教科書の練習問題をていねいに 解いていく。教科書にある会話例文を正確に発音する指導を受ける。次週までに、それらを口に出して言えるように してくる。授業では、その例文を暗唱する。これを繰り返すことで語彙力や発話力を身につけ、実際に検定試験に チャレンジしてみよう。 評価方法 「フランス語会話ができるようになる」という目標への到達度について、各学生のスキル習熟度を計るために、授業で の質問や発表等を通じて総合的に評価する。また、「技能習得のために必要な理論と方法を学ぶ」の到達度につい て、知識および表現力を計るための試験を行って評価する。授業毎試験(30%)、授業への積極的な参加態度 (20%)、単位認定試験(50%)を合計して総合評価する。 履修条件・ 注意事項 予習は、毎授業の終わりに「次週の暗唱例文と文法問題」が課題として示されるので、これらがスムーズに言えたり、 問題に回答できるようにしてくることである。復習は、そのテーマに関連した語彙を覚え、応用できるように練習する ことである。復習の成果は、最終週の単位認定試験で問われる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.文字と発音 2.綴り字の読み方 3.名詞の性と数、不定冠詞 4.定冠詞、動詞avoirの活用 5.動詞 treの活用、部分冠詞 6.疑問文の作り方・答え方 7.否定分の作り方、否定疑問文 8.形容詞の性と数 9.~er動詞(第1群規則動詞)の活用 10.指示形容詞、所有形容詞 11.補語人称代名詞 12.強勢形、疑問形容詞 13.~ir動詞(第2群規則動詞)の活用 14.前置詞と定冠詞の縮約 15.まとめの問題 16・単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 フランス語単語の力を本当につけられるのはこれだ! 基礎養成編 著者:小幡谷 友二(著)、久松 健一 (著)、早川 文敏 (著) 出版社:駿河台出版社 ISBN:ISBN-10: 4411005107|ISBN-13: 978-4411005106 ◆外国語 単位数 2 CCC1301401 授業科目名 フランス語Ⅳ 担当者 加藤 健次 年次 2 テーマと 到達目標 「フランス語で会話を楽しむことができる」をテーマとし、フランス語によるコミュニケーション技能習得のための方法と 理論を学ぶ。フランス語技能検定5級に合格するレベルを到達目標とする。 概要 これまでに習った文法や基本構文を復習しながら、検定問題も念頭に置いて教科書の練習問題をていねいに解い ていく。教科書にある会話例文を正確に音読する指導を受ける。次週までに、それらを口に出して言えるようにして くる。授業では、その例文を暗唱する。これを繰り返すことで本気で語彙力や発話力を身につけ、検定試験に合格 しよう。 評価方法 「フランス語で会話を楽しむことができる」という目標への到達度について、各学生のスキル習熟度を計るために、授 業での質問や発表等を通じて総合的に評価する。また、「技能習得のために必要な理論と方法を学ぶ」の到達度に ついて、知識および表現力を計るための試験を行って評価する。授業毎試験(30%)、授業への積極的な参加態度 (20%)、単位認定試験(50%)を合計して総合評価する。 履修条件・ 注意事項 予習は、毎授業の終わりに「次週の暗唱例文」が課題として示されるので、これらがスムーズに発話できるようにして くることである。復習は、そのテーマに関連した語彙を覚え、応用できるように練習することである。復習の成果は、 最終週の単位認定試験で問われる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.動詞allerとvenirの活用 2.近接未来と近接過去 3.命令形、否定表現 4.疑問代名詞 5.疑問副詞 6.指示代名詞 7.関係代名詞 8.過去分詞 9.直説法複合過去 10.補語人称代名詞の語順 11.比較級と最上級 12.非人称構文 13.直説法半過去 14.直説法大過去 15.まとめの問題 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 フランス語単語の力を本当につけられるのはこれだ! 基礎養成編 著者:小幡谷 友二(著), 久松 健一 (著), 早川 文敏 (著) 出版社:駿河台出版社 ISBN:ISBN-10: 4411005107|ISBN-13: 978-4411005106 単位数 2 CCC1301501 授業科目名 ドイツ語Ⅰ 担当者 清水 光二 年次 1 テーマと 到達目標 この授業では、ドイツ語の単語と文を正しく発音するためのルールを知り、動詞や名詞を中心にした基礎的な文法 を学習する。そのことによって「ドイツ語Ⅰ」の終了時には、初歩的かつ日常的なドイツ語会話において必要とされる 語彙や簡単な文を、読んだり聞き取ったりできるようになる。 なお、ドイツ語の授業は、2年間の学習後には「ドイツ 語検定(独検)」5級に挑戦できるレベルに達することを目標としており、1年次の授業はそのための重要な第一歩と なっている。 概要 この講義は、ドイツ語の初学者を対象にしている。春学期を通してに学修する項目は、大体以下のような内容であ る。つづりと発音の関係、挨拶等の定型表現、自己紹介と他者紹介、辞書の案内と使い方、規則動詞と不規則動詞 の現在人称変化、名詞の性・数・格、前置詞、定冠詞類、不定冠詞類など。教師による文法事項説明後の練習問題 や読本部分については、学生の予習・復習が必須であり、授業中の発表が求められる。なお、今回この授業で使う テキストは、ドイツ語だけではなくドイツの文化や生活についても様々に情報提供してくれているので、現在の生の ドイツを丸ごと楽しめるであろう。 評価方法 授業への積極的参加態度(50%)と、知識の修得程度を確認するための試験(50%)による総合評価。 履修条件・ 注意事項 語学の授業であるから、ただじっと座って聞いているだけというのはありえない。毎回の授業では何かきっと発表を やれされるものと、覚悟しておいてほしい。それが、「授業への積極的参加態度」の評価につながるのである。テキス トの練習問題や読本部分については学生が本来主体的にやるべきところで、それをうまくやるためには、毎回の授 業前後の予習と復習がどうしても必要となってくる。なお、辞書は毎回持ってくること。定期試験の際にも辞書の持ち 込みは可能とするが、普段使っていないといざという時に役に立たない。 春学期授業計画 1.ドイツ語とは、アルファベート 2.ドイツ語の発音ルール(1) 3.ドイツ語の発音ルール(2)、動詞の現在人称変化 4.seinの人称変化、語順 5.名詞の性・数・格 6.habenの現在人称変化 7.複数形 8.強変化動詞 9.命令形 10.前置詞の格支配、 11.定冠詞類 12.不定冠詞類 13.nichtとkein 14.DVDを使った春学期のまとめ(L.1~L.3) 15.DVDを使った春学期のまとめ(L.4~L.6) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ベルリンに夢中(DVD付) 著者:B.ヴォンデ、石井学 他 出版社:同学社 ISBN:978-4-8102-0740-8 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆外国語 単位数 2 CCC1301601 授業科目名 ドイツ語Ⅱ 担当者 清水 光二 年次 1 テーマと 到達目標 日常的な会話表現に触れながら、ドイツ語の基礎的な文法事項についての学習と理解をさらに深める。そのことに よって学生は、「ドイツ語Ⅱ」終了時には、平易な日常会話での様々な応答表現が読んだり聞き取ったりできるように なる。なお、ドイツ語の授業は、2年間の学習後には「ドイツ語検定(独検)」5級に挑戦できるレベルに達することを 目標としており、1年次の授業はそのための重要な一歩となっている。 概要 この講義は、「ドイツ語Ⅰ」を終了した学生を対象にしている。秋学期を通して学習する主な文法項目は、大体以下 のようなものになる。分離動詞・非分離動詞、接続詞、話法の助動詞、動詞の過去形と現在完了形、形容詞の格変 化、再帰動詞など。教師による文法事項説明後の練習問題や読本部分については、学生の予習・復習が必須であ り、授業中の積極的な発表が求められる。なお、この授業で使うテキストはドイツ語だけではなく、ドイツの文化や生 活についてもいろいろと情報提供してくれているので、授業では生のドイツを丸ごと楽しめるであろう。 評価方法 授業態度(50%)と定期試験(50%)による総合評価。 履修条件・ 注意事項 語学の授業であるから、ただじっと座って聞いているだけというのはありえない。毎回の授業では何かきっと発表を やれされるものと、覚悟しておいてほしい。それが、「授業への積極的参加態度」の評価につながるのである。テキス トの練習問題や読本部分については学生が本来主体的にやるべきところで、それをうまくやるためには、毎回の授 業前後の予習と復習がどうしても必要となってくる。なお、辞書は毎回持ってくること。定期試験の際にも辞書の持ち 込みは可能とするが、普段使っていないといざという時に役に立たない。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.分離動詞 2.非分離動詞 3.話法の助動詞 4.未来時制 5.動詞の3基本形 6.動詞の過去人称変化 7.現在完了 8.habenとsein 9.形容詞の格変化 10.受動態 11.再帰代名詞 12.長文を読んでみよう(1) 13.長文を読んでみよう(2) 14.DVDを使った秋学期のまとめ(1) 15.DVDを使った秋学期のまとめ(2) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ベルリンに夢中(DVD付) 著者:B.ヴォンデ、石井学 他 出版社:同学社 ISBN:978-4-8102-0740-8 単位数 2 CCC1301701 授業科目名 ドイツ語Ⅲ 担当者 野村 英昭 年次 2 テーマと 到達目標 ドイツの社会・文化を理解し、同様に日本の社会・文化を紹介できるようにする。ドイツの社会と文化を知るためにド イツ語の文章を講読します。内容を読み取ることが目的ですが、読み違えたなら、その都度その原因を突きとめま す。そのための手段がドイツ語文法です。語形の確認、語順の確認、品詞の確認が解決の手がかりです。内容が分 かったなら、日本ではそれがどのようであるかを考えます。この学習の継続でドイツ語からでも情報収集できるように することが到達目標です。 概要 言語学習は、それがほんの少しであっても、その文化・社会を身近に感じることで促進される。本講義では、毎回一 つのテーマを持ってドイツ語、ドイツ文化、ドイツ社会を学習するが、その都度担当教員の関心の視点からワンポイ ントクローズアップを試みる。また、映像で理解した内容をドイツ語の文章で確認する。 評価方法 ドイツ語購読の発表が評価の50%、学期末テストが評価の50%を占める。 履修条件・ 注意事項 ドイツ語購読の授業なので、「ドイツ語I」と「ドイツ語II」を履修済みであることを履修条件とする。 購読の発表のために予習が必要であり、ドイツ語能力の向上のために復習を必要とする。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1. 数字とデータ 2. 「数字とデータ」のドイツ語購読 3. 連邦州 4. 「連邦州」のドイツ語購読 5. 歴史と現代 6. 「歴史と現代」のドイツ語購読 7. 政治制度 8. 「政治制度」のドイツ語購読 9. 外交 10. 「外交」のドイツ語購読 11. 経済 12. 「経済」のドイツ語購読 13. 環境・気候・エネルギー 14. 「環境・気候・エネルギー」のドイツ語購読 15. 総括 16. 学期末テスト 教科書1 教材資料を配布します。 教科書2 参考書1 参考書2 「ドイツの実情」 www.tatsachen-ueber-deutschland.deで閲覧可 出版社:Societaets-Verlag, Frankfurt am Main, in cooperation with the Federal Foreign Of 単位数 2 CCC1301801 授業科目名 ドイツ語Ⅳ 担当者 野村 英昭 年次 2 テーマと 到達目標 ドイツの社会・文化を理解し、同様に日本の社会・文化を紹介できるようにする。ドイツの社会と文化を知るためにド イツ語の文章を講読します。内容を読み取ることが目的ですが、読み違えたなら、その都度その原因を突きとめま す。そのための手段がドイツ語文法です。語形の確認、語順の確認、品詞の確認が解決の手がかりです。内容が分 かったなら、日本ではそれがどのようであるかを考えます。この学習の継続でドイツ語からでも情報収集できるように することが到達目標です。 概要 言語学習は、それがほんの少しであっても、その文化・社会を身近に感じることで促進される。本講義では、毎回一 つのテーマを持ってドイツ語、ドイツ文化、ドイツ社会を学習するが、その都度担当教員の関心の視点からワンポイ ントクローズアップを試みる。また、映像で理解した内容をドイツ語の文章で確認する。 評価方法 ドイツ語購読の発表が評価の50%、学期末テストが評価の50%を占める。 履修条件・ 注意事項 ドイツ語購読の授業なので、「ドイツ語I」と「ドイツ語II」を履修済みであることを履修条件とする。 購読の発表のために予習が必要であり、ドイツ語能力の向上のために復習を必要とする。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1. ドイツを知って日本を知る 2. 教育・学術・研究 3. 「教育・学術・研究」のドイツ語購読 4. 社会 5. 「社会」のドイツ語購読 6. 文化 7. 「文化」のドイツ語購読 8. 現代生活 9. 「現代生活」のドイツ語購読 10. 国際交流 11. 「国際交流」のドイツ語購読 12. 旧東ドイツの街 13. 「旧東ドイツの街」のドイツ語購読 14. 日本を知ってドイツを知る 15. 総括 16. 学期末テスト 教科書1 教材資料を配布します。 教科書2 参考書1 参考書2 「ドイツの実情」 www.tatsachen-ueber-deutschland.deで閲覧可 出版社:Societaets-Verlag, Frankfurt am Main, in cooperation with the Federal Foreign Of 単位数 2 CCC1301905 授業科目名 中国語Ⅰ 担当者 路 玉昌 年次 1 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能の習得(入門編)。中国語を約2年間学んだ学生が2年次秋期の3月に「中国 語検定試験」準4級を受験できるレベルに到達するために段階的に到達目標を設定している。 中国語Ⅰでは、初めて中国語を学ぶ学生諸君を対象に、聞く・話す・読む・書くといった、総合的な中国語力の基 礎づくりを目標とする。まず発音を完全にマスターする。その後、発音の練習と並行して、初級文法、簡単な日常会 話、応用のきく文型などを習得する。 本講義のラーニングアウトカムズは「コミュニケーション・スキル」と「多文化・異文化理解」である。 概要 中国語での読む・書く・話す力を伸ばすためには、まず発音を完全にマスターする必要がある。中国語には日本語 にない捲舌音や有気音があり、発音が難しい。そのため、2ヶ月近く徹底的に練習を繰り返す。その後、初級文法や 簡単な日常会話を練習したりすることにより、、前期終了時には挨拶や自己紹介ができるよう指導する。 評価方法 日頃のテスト(20%)、予習、復習、発言などの参加姿勢(20%)、単位認定試験の成績(60%)で評価する。詳しい評価 方法は初回の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 ①テキストを必ず購入すること。②毎回宿題を課すのでそれをしっかりと行うこと。 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.第1課(発音Ⅰ 声調、単母音、複母音) 3.第2課(発音Ⅱ子音、そり舌音) 4.第3課(発音Ⅲ 鼻音を伴う母音) 5.第4課(動詞述語文、人称代名詞など) 6.同 上(会話の練習と復習) 7.中国映画の鑑賞 8.第5課(指示代名詞、疑問詞疑問文など) 9.同 上(会話の練習と復習) 10.第6課(“有”の用法、連動式文など) 11.同 上(会話の練習「と復習) 12.第7課(動作の進行を表す“在”など) 13.同 上(完了を表す“了”など)) 14.同 上(会話の練習と復習) 15.前期内容の復習 16.期末テスト 教科書1 ベーシック 友子の北京ライフ 著者:李志華・文南 出版社:白帝社 ISBN:978-4-89174-905-7 教科書2 参考書1 参考書2 初回の授業時に紹介する。 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1302005 授業科目名 中国語Ⅱ 担当者 路 玉昌 年次 1 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能の習得(基礎編)。中国語を約2年間学んだ学生が2年次秋学期の3月に「中 国語検定試験」準4級を受験できるレベルに到達するために段階的に到達目標を設定している。 中国語Ⅱでは、春学期で学習した中国語の基礎を基に、やや高度な文法事項、表現等を習得し、読解力と会話力 を養い、総合的な中国語力の基礎をつくり中国語検定準4級の獲得へつなげていくことを目標とする。 本講義のラーニングアウトカムズは「コミュニケーション・スキル」と「多文化・異文化理解」である。 概要 基礎的な文法事項、表現等を会話や筆記練習等で理解を深め、会話力、読解力、応用力を高める。担当教員は毎 回必ず課題として出された単語や基本構文の暗唱をチェックする。 評価方法 日頃のテスト(20%)、予習、復習、発言などの参加姿勢(20%)、単位認定試験の成績(60%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 ①テキストを必ず購入すること。②毎回宿題を課すのでそれをしっかりと行うこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション(前期の総括) 2.第8課(時刻の言い方、連動式文など) 3.同 上(会話と復習) 4.同 上(会話と復習) 5.第9課(“是~的”文、経験を表す“過”など) 6.同 上(会話と復習) 7.同 上(会話と総合練習) 8.中国映画の鑑賞 9.第10課(持続を表す“着”、動詞の重ね型の文など) 10.同 上(会話と復習) 11.同 上(会話と復習) 12.第11課(助動詞“会”“能”“可以” など) 13.同 上(会話と復習) 14.同 上(会話と復習) 15.秋学期内容の復習 16.期末テスト 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ベーシック 友子の北京ライフ 著者:李 志華・文南 出版社:白帝社 ISBN:978-4-89174-905-7 2 CCC1302102 授業科目名 中国語Ⅲ 担当者 岡崎 郁子 年次 2 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能の習得(応用編)。中国語を約2年間学んだ学生が、2年次秋期の3月に「中 国語検定試験」準4級を受験できるレベルに到達するために、段階的に到達目標を設定している。 中国語Ⅲでは、ⅠⅡで学習した中国語の基礎を基に、やや高度な文法事項・表現等を習得し、読解力と会話力 を養い、総合的な中国語力の基礎を固め、「中国語検定試験」準4級の獲得へつなげてゆくことを目標とする。 概要 基礎的な文法事項・表現等を会話や筆記練習等で理解を深め、会話力、読解力、応用力を高める。終了時、会 話を中心とした日常レベルの中国語を発音したり、聴き取ったりできるようになる。 評価方法 定期試験(50%)、平常点(50%)による総合評価。 履修条件・ 注意事項 毎回の指示に従って、予習と復習を行なうこと。 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.第1課-発音復習 3.第2課-発音練習 4.第3課-疑問助詞を使った疑問文 5.第4課-疑問助詞を使った疑問文 6.第5課-数詞・量詞 7.第6課-動詞・方位詞 8.第7課-年月日・値段の尋ねかた 9.第8課-前置詞・進行形 10.第9課-連動式文 11.第10課-形容詞述語文 12.ビデオ鑑賞 13.第11課-副詞のいろいろ 14.第12課-反復疑問文 15.復習 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 キャンパス漢語 著者:植松希久麿 出版社:駿河台出版社 ISBN:ISBN978-4-411-03086-3 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆外国語 単位数 2 CCC1302201 授業科目名 中国語Ⅳ 担当者 路 玉昌 年次 2 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能習得のための方法と理論の修得(検定試験対応・後篇)。春学期に引き続いて 中国語検定試験準4級に出題されている問題を解くために必要な文法事項を理解し、語彙力や会話力や読解力を 身につけて実際に検定試験準4級に挑戦することができるようになる。 概要 これまでに習った単語、基礎的文法事項、表現等を生かしつつ、新しい文法や表現等を習得し、筆記や会話の練 習を通して、中国語の読解能力と基礎的会話能力を高める。これまで習得したものを生かしつつ、「聞く」「話す」と いう訓練を行うことによって、コミュニケーション能力の向上をはかる。また、毎回少し時間を割いて中国に関すること をも勉強する。 評価方法 日頃のテスト(20%)、予習、復習、発言などの参加姿勢(20%)、単位認定試験の成績(60%)で評価する。詳しい評価 方法は初回の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 毎回の授業において、発音の練習、文型の応用が可能なように担当教員の指示した内容を必ず熟読、練習、予習 してくること。わからない文法などは参考書や辞書を使って事前に調べてきて授業に臨んでもらうことを前提とする。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆外国語 単位数 秋学期授業計画 1.第6課 漢字を覚えよう!(本文) 2.同 上 (ポイント) 3.同 上 (練習)、第7課 街を歩こう!(本文) 4.第7課 (ポイント) 5.同 上 (練習) 6.第8課 中国映画を見よう!(本文) 7.同 上 (ポイント、練習) 8.中国映画の鑑賞 9.第9課 チャイナドレスを買おう!(本文) 10.同上 (ポイント) 11.同上 (練習)、第10課 中華を食べよう! 12.第10課 (ポイント、練習) 13.第11課 西遊記を読もう!(本文、ポイント) 14.同上 (練習) 15.秋学期の復習 16.期末テスト 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 中国語 つぎへの一歩 著者:尹 景春 竹島 毅 出版社:白水社 ISBN:978-4-560-06924-0 2 CCC1302202 授業科目名 中国語Ⅳ 担当者 岡崎 郁子 年次 2 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能の習得(応用編)。中国語を約2年間学んだ学生が、2年次秋期の3月に「中 国語検定試験」準4級を受験できるレベルに到達するために、段階的に到達目標を設定している。 中国語Ⅳでは、ⅠⅡⅢで学習した中国語の基礎を基に、やや高度な文法事項・表現等を習得し、読解力と会話 力を養い、総合的な中国語力の基礎を固め、「中国語検定試験」準4級の獲得へつなげてゆくことを目標とする。 概要 基礎的な文法事項・表現等を会話や筆記練習等で理解を深め、会話力、読解力、応用力を高める。終了時、会 話を中心とした日常レベルの中国語を発音したり、聴き取ったりできるようになる。 評価方法 定期試験(50%)、平常点(50%)による総合評価。 履修条件・ 注意事項 毎回の指示に従って、予習と復習を行なうこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆外国語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.第13課-春期の復習(発音) 3.第14課-春期の復習(文法) 4.第15課-時間詞 5.第16課-時間補語 6.第17課-結果補語 7.第18課-方向補語 8.第19課-比較文 9.第20課-概数のいいかた 10.第21課-「請問~」「連~都」 11.第22課-可能補語 12.ビデオ鑑賞 13.復習-禁止のいいかた 14.復習-受身文 15.中国語検定試験受験に向けて 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 キャンパス漢語 著者:植松希久麿 出版社:駿河台出版社 ISBN:ISBN978-4-411-03086-3 単位数 2 CCC1302301 授業科目名 日本語Ⅰ春 科目分野 担当者 福本 苗 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日 本語科目と併せて、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本 語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得すること を目標とする。 概要 この講義は、「文法」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 力試しテスト+ポイントを整理しよう 3.Unit1 使えるようになろう 4.Unit2 力試しテスト+ポイントを整理しよう 5.Unit2 使えるようになろう 6.Unit3 力試しテスト+ポイントを整理しよう 7.Unit3 使えるようになろう 8.中間試験 9.Unit 4力試しテスト+ポイントを整理しよう 10.Unit4 使えるようになろう 11.Unit5 力試しテスト+ポイントを整理しよう 12.Unit5 使えるようになろう 13.Unit6 力試しテスト+ポイントを整理しよう 14.Unit6 使えるようになろう 15.Unit1~6の復習 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング文法N2 著者:坂本勝信 出版社:アルク 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆日本語 単位数 2 CCC1302303 授業科目名 日本語Ⅰ春 科目分野 担当者 大下 朋子 年次 1 テーマと 到達目標 大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日本語科目と併せ て、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本語講座を利用しな がら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得することを目標とする。 概要 この講義は、「文法」を中心に学習を進める。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をする こと。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 力試しテスト+ポイントを整理しよう 3.Unit1 使えるようになろう 4.Unit2 力試しテスト+ポイントを整理しよう 5.Unit2 使えるようになろう 6.Unit3 力試しテスト+ポイントを整理しよう 7.Unit3 使えるようになろう 8.中間試験 9.Unit 4力試しテスト+ポイントを整理しよう 10.Unit4 使えるようになろう 11.Unit5 力試しテスト+ポイントを整理しよう 12.Unit5 使えるようになろう 13.Unit6 力試しテスト+ポイントを整理しよう 14.Unit6 使えるようになろう 15.Unit1~6の復習 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング文法N2 著者:坂本勝信 出版社:アルク 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆日本語 単位数 2 CCC1302401 授業科目名 日本語Ⅰ秋 科目分野 担当者 福本 苗 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日 本語科目と併せて、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本 語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得すること を目標とする。 概要 この講義は、「文法」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆日本語 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit7 力試しテスト+ポイントを整理しよう 3.Unit7 使えるようになろう 4.Unit8 力試しテスト+ポイントを整理しよう 5.Unit8 使えるようになろう 6.Unit9 力試しテスト+ポイントを整理しよう 7.Unit9 使えるようになろう 8.中間試験 9. Unit1~3の復習と練習問題(1) 10.Unit1~3の復習と練習問題(2) 11.Unit4~6の復習と練習問題(1) 12.Unit4~6の復習と練習問題(2) 13.Unit7~9の復習と練習問題(1) 14.Unit7~9の復習と練習問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング文法N2 著者:坂本勝信 出版社:アルク 2 CCC1302403 授業科目名 日本語Ⅰ秋 科目分野 担当者 大下 朋子 年次 1 テーマと 到達目標 大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日本語科目と併せ て、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本語講座を利用しな がら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得することを目標とする。 概要 この講義は、「文法」を中心に学習を進める。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をする こと。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆日本語 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit7 力試しテスト+ポイントを整理しよう 3.Unit7 使えるようになろう 4.Unit8 力試しテスト+ポイントを整理しよう 5.Unit8 使えるようになろう 6.Unit9 力試しテスト+ポイントを整理しよう 7.Unit9 使えるようになろう 8.中間試験 9. Unit1~3の復習と練習問題(1) 10.Unit1~3の復習と練習問題(2) 11.Unit4~6の復習と練習問題(1) 12.Unit4~6の復習と練習問題(2) 13.Unit7~9の復習と練習問題(1) 14.Unit7~9の復習と練習問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング文法N2 著者:坂本勝信 出版社:アルク 2 CCC130251 授業科目名 日本語Ⅱ春 科目分野 担当者 大下 朋子 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義では特にN1レベルの「文法」について学ぶ。日本 語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「文法」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 文法能力を理解しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実際にN1レベルの文法問題 をくり返し解き、出題の傾向や内容を理解する。講義内で小テストなどを導入し、文法力のさらなる向上を目指す。 評価方法 単位認定試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)に基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 力試しテスト+ポイントを整理しよう 3.Unit1 使えるようになろう 4.Unit2 力試しテスト+ポイントを整理しよう 5.Unit2 使えるようになろう 6.Unit3 力試しテスト+ポイントを整理しよう 7.Unit3 使えるようになろう 8.中間試験 9.Unit 4力試しテスト+ポイントを整理しよう 10.Unit4 使えるようになろう 11.Unit5 力試しテスト+ポイントを整理しよう 12.Unit5 使えるようになろう 13.Unit6 力試しテスト+ポイントを整理しよう 14.Unit6 使えるようになろう 15.Unit1~6の復習 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング文法N1 著者:坂本勝信 出版社:アルク ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC130261 授業科目名 日本語Ⅱ秋 科目分野 担当者 大下 朋子 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義では特にN1レベルの「文法」について学ぶ。日本 語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「文法」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 文法能力を理解しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実際にN1レベルの文法問題 をくり返し解き、出題の傾向や内容を理解する。講義内で小テストなどを導入し、文法力のさらなる向上を目指す。 評価方法 単位認定試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)に基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit7 力試しテスト+ポイントを整理しよう 3.Unit7 使えるようになろう 4.Unit8 力試しテスト+ポイントを整理しよう 5.Unit8 使えるようになろう 6.Unit9 力試しテスト+ポイントを整理しよう 7.Unit9 使えるようになろう 8.中間試験 9. Unit1~3の復習と練習問題(1) 10.Unit1~3の復習と練習問題(2) 11.Unit4~6の復習と練習問題(1) 12.Unit4~6の復習と練習問題(2) 13.Unit7~9の復習と練習問題(1) 14.Unit7~9の復習と練習問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング文法N1 著者:坂本勝信 出版社:アルク 2 CCC1302701 授業科目名 応用日本語Ⅰ春 科目分野 担当者 小西 真弓 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日 本語科目と併せて、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本 語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得すること を目標とする。 概要 この授業は、「読解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.内容理解(短文) 3.内容理解(短文) 4.内容理解(短文) 5.内容理解(短文) 6.内容理解(中文) 7.内容理解(中文) 8.内容理解(中文) 9.内容理解(中文) 10.内容理解(中文) 11.統合理解 12.統合理解 13.主張理解(長文) 14.主張理解(長文) 15.情報検索 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験問題集N2読解スピードマスター 著者:小林 ひとみ・桑原 里奈・木林 理恵 出版社:Jリサーチ出版 ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1302702 授業科目名 応用日本語Ⅰ春 科目分野 担当者 相川 直美 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。具体的には、他 の日本語科目と連携しながら、学生が「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できるよう努める。学生は、ラー ニングサポートセンターの日本語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上 の実力を確実に修得することを目標とする。 概要 この授業は、「読解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.内容理解(短文) 3.内容理解(短文) 4.内容理解(短文) 5.内容理解(短文) 6.内容理解(中文) 7.内容理解(中文) 8.内容理解(中文) 9.内容理解(中文) 10.内容理解(中文) 11.統合理解 12.統合理解 13.主張理解(長文) 14.主張理解(長文) 15.情報検索 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験問題集N2読解スピードマスター 著者:小林 ひとみ・桑原 里奈・木林 理恵 出版社:Jリサーチ出版 ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1302801 授業科目名 応用日本語Ⅰ秋 科目分野 担当者 小西 真弓 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日 本語科目と併せて、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本 語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得すること を目標とする。 概要 この授業は、「読解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.模擬試験 内容理解(短文) 2.模擬試験 内容理解(短文) 3.模擬試験 内容理解(中文) 4.模擬試験 内容理解(中文) 5.模擬試験 統合理解 6.模擬試験 統合理解 7.模擬試験 主張解(長文) 8.模擬試験 主張解(長文) 9.模擬試験 主張解(長文) 10.情報検索 11.情報検索 12.N2 模擬試験 13.N2 模擬試験 解説 14.N2 模擬試験 15.N2 模擬試験 解説 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験問題集N2読解スピードマスター 著者:小林 ひとみ・桑原 里奈・木林 理恵 出版社:Jリサーチ出版 単位数 2 CCC1302802 授業科目名 応用日本語Ⅰ秋 科目分野 担当者 相川 直美 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。具体的には、他 の日本語科目と連携しながら、学生が「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できるよう努める。学生は、ラー ニングサポートセンターの日本語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上 の実力を確実に修得することを目標とする。 概要 この授業は、「読解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.模擬試験 内容理解(短文) 2.模擬試験 内容理解(短文) 3.模擬試験 内容理解(中文) 4.模擬試験 内容理解(中文) 5.模擬試験 統合理解 6.模擬試験 統合理解 7.模擬試験 主張解(長文) 8.模擬試験 主張解(長文) 9.模擬試験 主張解(長文) 10.情報検索 11.情報検索 12.N2 模擬試験 13.N2 模擬試験 解説 14.N2 模擬試験 15.N2 模擬試験 解説 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験問題集N2読解スピードマスター 著者:小林 ひとみ・桑原 里奈・木林 理恵 出版社:Jリサーチ出版 単位数 2 CCC13029 授業科目名 応用日本語Ⅱ春 担当者 小西 真弓 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義ではとりわけN1レベルの「読解」について学ぶ。日 本語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「読解」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 文法能力を理解しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実際にN1レベルの文法問題 をくり返し解き、出題の傾向や内容を理解する。講義内で小テストなどを導入し、文法力のさらなる向上を目指す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.内容理解(短文) 3.内容理解(短文) 4.内容理解(短文) 5.内容理解(短文) 6.内容理解(中文) 7.内容理解(中文) 8.内容理解(中文) 9.内容理解(中文) 10.内容理解(中文) 11.統合理解 12.統合理解 13.主張理解(長文) 14.主張理解(長文) 15.情報検索 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験問題集N1読解スピードマスター 著者:菊池富美子, 日置陽子, 黒岩しづ可, 竹田 慎吾 出版社:ジェイ・リサーチ出版 ◆日本語 単位数 2 CCC13030 授業科目名 応用日本語Ⅱ秋 担当者 小西 真弓 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義ではとりわけN1レベルの「読解」について学ぶ。日 本語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「読解」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 文法能力を理解しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実際にN1レベルの文法問題 をくり返し解き、出題の傾向や内容を理解する。講義内で小テストなどを導入し、文法力のさらなる向上を目指す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.模擬試験 内容理解(短文) 2.模擬試験 内容理解(短文) 3.模擬試験 内容理解(中文) 4.模擬試験 内容理解(中文) 5.模擬試験 統合理解 6.模擬試験 統合理解 7.模擬試験 主張解(長文) 8.模擬試験 主張解(長文) 9.模擬試験 主張解(長文) 10.情報検索 11.情報検索 12.N2 模擬試験 13.N2 模擬試験 解説 14.N2 模擬試験 15.N2 模擬試験 解説 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験問題集N1読解スピードマスター 著者:菊池富美子, 日置陽子, 黒岩しづ可, 竹田 慎吾 出版社:ジェイ・リサーチ出版 単位数 2 CCC1303101 授業科目名 日本語研究Ⅰ春 科目分野 担当者 磯 永二 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。具体的には、他 の日本語科目と連携しながら、学生が「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できるよう努める。学生は、ラー ニングサポートセンターの日本語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上 の実力を確実に修得することを目標とする。 概要 この授業は、「聴解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 力試しテスト 3.Unit1 〃 ポイントを整理しよう 4.Unit2 ポイント理解 力試しテスト 5.Unit2 〃 ポイントを整理しよう 6. Unit3 概要理解 力試しテスト 7. Unit3 〃 ポイントを整理しよう 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 力試しテスト 10. Unit4 〃 ポイントを整理しよう 11. Unit 5 総合理解 力試しテスト 12. Unit 5 〃 ポイントを整理しよう 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N2 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1303102 授業科目名 日本語研究Ⅰ春 科目分野 担当者 雲津 英子 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日 本語科目と併せて、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本 語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に修得すること を目標とする。 概要 この授業は、「聴解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 確認問題 3.Unit1の復習 4. Unit2 ポイント理解 確認問題 5. Unit2の復習 6. Unit3 概要理解 確認問題 7. Unit3の復習 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 確認問題 10. Unit4の復習 11. Unit5 統合理解 12. Unit5の復習 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N2 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1303103 授業科目名 日本語研究Ⅰ春 科目分野 担当者 木村 泰枝 年次 1 テーマと 到達目標 大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日本語科目と併せ て、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本語講座を利用しな がら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得することを目標とする。 概要 この授業は、「聴解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 力試しテスト 3.Unit1 〃 ポイントを整理しよう 4.Unit2 ポイント理解 力試しテスト 5.Unit2 〃 ポイントを整理しよう 6. Unit3 概要理解 力試しテスト 7. Unit3 〃 ポイントを整理しよう 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 力試しテスト 10. Unit4 〃 ポイントを整理しよう 11. Unit 5 総合理解 力試しテスト 12. Unit 5 〃 ポイントを整理しよう 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N2 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1303201 授業科目名 日本語研究Ⅰ秋 科目分野 担当者 磯 永二 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。具体的には、他 の日本語科目と連携しながら、学生が「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できるよう努める。学生は、ラー ニングサポートセンターの日本語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上 の実力を確実に修得することを目標とする。 概要 この授業は、「聴解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 確認問題 3.Unit1の復習 4. Unit2 ポイント理解 確認問題 5. Unit2の復習 6. Unit3 概要理解 確認問題 7. Unit3の復習 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 確認問題 10. Unit4の復習 11. Unit5 統合理解 12. Unit5の復習 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N2 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク 単位数 2 CCC1303202 授業科目名 日本語研究Ⅰ秋 科目分野 担当者 雲津 英子 年次 1 テーマと 到達目標 これからはじまる大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日 本語科目と併せて、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本 語講座を利用しながら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に修得すること を目標とする。 概要 この授業は、「聴解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2を取得す ること。より効率的に講義内容を習得するよう予習・復習など自主学習をすること。N2を取得していない学生は、2年 次に開講される日本語関連科目Ⅱの履修はできない。 なお、日本語能力試験N1の取得者でプレスメントテストにて日本語科目の履修を免除された学生は、日本人学 生と同様に、外国語科目を履修しなければならない。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 力試しテスト 3.Unit1 〃 ポイントを整理しよう 4.Unit2 ポイント理解 力試しテスト 5.Unit2 〃 ポイントを整理しよう 6. Unit3 概要理解 力試しテスト 7. Unit3 〃 ポイントを整理しよう 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 力試しテスト 10. Unit4 〃 ポイントを整理しよう 11. Unit 5 総合理解 力試しテスト 12. Unit 5 〃 ポイントを整理しよう 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N2 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク 単位数 2 CCC1303203 授業科目名 日本語研究Ⅰ秋 科目分野 担当者 木村 泰枝 年次 1 テーマと 到達目標 大学教育への円滑な導入を目的に、留学生の日本語能力の更なる向上を図る。学生は、他の日本語科目と併せ て、「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」能力を習得できる。また、ラーニングサポートセンターの日本語講座を利用しな がら実力の涵養に努めて欲しい。「日本語能力試験」N2程度以上の実力を確実に習得することを目標とする。 概要 この授業は、「聴解」を中心に学習を進める。講義内で小テストなどを導入し、語彙力・聴解力のさらなる向上を目指 す。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 4月入学生は1クラス、9月入学生は2クラス、再履修正は3クラスを履修すること。本講義の受講中にN2の取得を目 指し、より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習に努めること。なお、本科目履修前に日本語 能力試験N1を高得点で取得した者は、プレスメントテストの結果も勘案した上で同科目の単位が認定される場合が ある。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 確認問題 3.Unit1の復習 4. Unit2 ポイント理解 確認問題 5. Unit2の復習 6. Unit3 概要理解 確認問題 7. Unit3の復習 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 確認問題 10. Unit4の復習 11. Unit5 統合理解 12. Unit5の復習 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N2 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク 単位数 2 CCC13033 授業科目名 日本語研究Ⅱ春 科目分野 担当者 磯 永二 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義ではとりわけN1レベルの「聴解」について学ぶ。日 本語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「聴解」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 聴解力を習得しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実施にN1レベルの聴解問題をく り返し解き、出題傾向や内容理解を行う。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習をすること。講義 内で小テストなどを導入し、聴解力のさらなる向上を目指す。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 力試しテスト 3.Unit1 〃 ポイントを整理しよう 4.Unit2 ポイント理解 力試しテスト 5.Unit2 〃 ポイントを整理しよう 6. Unit3 概要理解 力試しテスト 7. Unit3 〃 ポイントを整理しよう 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 力試しテスト 10. Unit4 〃 ポイントを整理しよう 11. Unit 5 総合理解 力試しテスト 12. Unit 5 〃 ポイントを整理しよう 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N1 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC130331 授業科目名 日本語研究Ⅱ春 科目分野 担当者 木村 泰枝 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義ではとりわけN1レベルの「聴解」について学ぶ。日 本語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「聴解」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 聴解力を習得しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実施にN1レベルの聴解問題をく り返し解き、出題傾向や内容理解を行う。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習をすること。講義 内で小テストなどを導入し、聴解力のさらなる向上を目指す。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 力試しテスト 3.Unit1 〃 ポイントを整理しよう 4.Unit2 ポイント理解 力試しテスト 5.Unit2 〃 ポイントを整理しよう 6. Unit3 概要理解 力試しテスト 7. Unit3 〃 ポイントを整理しよう 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 力試しテスト 10. Unit4 〃 ポイントを整理しよう 11. Unit 5 総合理解 力試しテスト 12. Unit 5 〃 ポイントを整理しよう 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N1 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク ◆日本語 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC13034 授業科目名 日本語研究Ⅱ秋 科目分野 担当者 磯 永二 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義ではとりわけN1レベルの「聴解」について学ぶ。日 本語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「聴解」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 聴解力を習得しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実施にN1レベルの聴解問題をく り返し解き、出題傾向や内容理解を行う。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習をすること。講義 内で小テストなどを導入し、聴解力のさらなる向上を目指す。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 確認問題 3.Unit1の復習 4. Unit2 ポイント理解 確認問題 5. Unit2の復習 6. Unit3 概要理解 確認問題 7. Unit3の復習 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 確認問題 10. Unit4の復習 11. Unit5 統合理解 12. Unit5の復習 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N1 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク 単位数 2 CCC130341 授業科目名 日本語研究Ⅱ秋 科目分野 担当者 木村 泰枝 年次 2 テーマと 到達目標 日本語によるコミュニケーションスキルの習得を目指し、この講義ではとりわけN1レベルの「聴解」について学ぶ。日 本語能力試験N1を受験することができるレベルを到達目標とする。 概要 この講義は、「聴解」を中心に学習を進める。日本語能力試験N1に出題されている問題の解答を導くために必要な 聴解力を習得しながら、同時に語彙力やコミュニケーション能力の向上を目指す。実施にN1レベルの聴解問題をく り返し解き、出題傾向や内容理解を行う。 評価方法 試験(50%)、小テスト(20%)、学習意欲・態度(30%)などに基づく総合評価。 履修条件・ 注意事項 この科目履修前に日本語能力試験N1を高得点で取得した者は、プレースメントテストの結果も勘案した上で同科目 の単位が認定される場合がある。より効率的に講義内容を習得できるよう予習・復習など自主学習をすること。講義 内で小テストなどを導入し、聴解力のさらなる向上を目指す。 履修期 春学期授業計画 ◆日本語 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.Unit1 課題理解 確認問題 3.Unit1の復習 4. Unit2 ポイント理解 確認問題 5. Unit2の復習 6. Unit3 概要理解 確認問題 7. Unit3の復習 8. 中間試験 9. Unit4 即時応答 確認問題 10. Unit4の復習 11. Unit5 統合理解 12. Unit5の復習 13. Unit1~5の復習と実践問題(1) 14. Unit1~5の復習と実践問題(2) 15.総括 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本語能力試験レベルアップトレーニング聴解N1 著者:坂本勝信, 吉原こずえ 出版社:アルク 単位数 2 CCC1303501 授業科目名 文章表現入門 科目分野 担当者 清水 光二 年次 1 テーマと 到達目標 現代の大学生、あるいは社会人として必要とされるであろう日本語の基本的な運用能力の獲得を、この授業の主要 なテーマとする。学生は、テキストを通して、日本語の円滑な運用に必要な重点項目を毎回順番に学修することによ り、確実な日本語基礎力を身に付けることが出来る。そしてそれは、在学中のレポートや卒論作成において役立つ であろうし、就職活動の際にも大いに有益であろう。また、この授業の中では日本人のための「日本語検定」を紹介 しており、受検に対しての指導も合わせて行う予定である。 概要 授業内容は、大きくは「敬語」、「文法」、「語彙」、「言葉の意味」、「漢字」、「表記」の6つ項目から成り立っている。 学習者はこれらを順番に学んでゆくことにより、日本語の運用能力を一歩一歩着実に高めてゆくことができる。さら に「日本語検定」への挑戦は、学生自身の今の日本語力を振り返るきっかけになるとともに、今後の日本語学習の 目標にもなるであろう。 評価方法 授業態度(50%)、期末試験(50%)による総合評価 履修条件・ 注意事項 実は週1回の授業だけでは、日本語の力はなかなか伸びない。日本語の上達には、今の自分の日本語に対しての 気づきと、日々の意識的な努力がどうしても必要となる。なお、毎回小テストを行うので、予習や復習はどうしても必 要である。 留学生の受講は可能だが、「日本語能力試験」のN2(2級)以上の実力がないと、実際授業についてゆくのが困難 であろうと考える。 履修期 春学期授業計画 1. 「日本語検定3級」に挑戦 2. はじめに 3. 敬語の種類と使い分け 4. 注意すべき敬語 5. 配慮を示す言葉 6. 品詞・活用の種類 7. ら抜き言葉・さ入れ言葉 8. 文のねじれと言葉の係り受け 9. 接続後・指示語と文章 10. 類義語・対義語 11. 動詞の自他・視点 12. 文体 13. コロケーション 14. 部首・音訓・熟語 15. 仮名遣い・送り仮名 16. 定期試験 秋学期授業計画 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 スキルアップ! 日本語力 著者:名古屋大学日本語研究会GK7 出版社:東京書籍 ISBN:978-4-487-80364-4 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆人間性の涵養 単位数 2 CCC1303502 授業科目名 文章表現入門 科目分野 担当者 雲津 英子 年次 1 テーマと 到達目標 本講義のテーマは、大学生、あるいは社会人として必要な日本語の基本的な運用能力の獲得である。 大学生活では、高度な授業内容を理解し、専門書を読み、発表資料・レポート作成を行い、それを発表する能力が 必要となる。 本講義では、そのために必要な日本語力の養成をめざし、学生が、日本語の円滑な運用に必要な重点項目を毎回 順番に学習することにより、確実な日本語力を身につけることを到達目標とする。 また、「日本語検定」を紹介し、 受検に対しての指導も行う。 概要 講義内容は、「敬語」、「文法」、「語彙」、「言葉の意味」、「漢字」、「表記」の6つ領域で構成している。学生はこれら を順番に学んでいくことにより、日本語の運用能力を一歩一歩着実に高めていくことができる。 毎回の講義では、小テスト及び復習テストを実施し、学習内容の定着状況を学生自身が確認することでさらなる日 本語力向上をめざす。 さらに「日本語検定」への挑戦は、学生自身の今の日本語力を振り返るきっかけになるとともに、今後の日本語学習 の目標にもなる。 評価方法 単位認定試験(50%)、授業態度(35%)、小テスト(15%)による総合評価 履修条件・ 注意事項 毎回の講義で小テスト及び復習テストを実施するため、予習・復習をして講義に臨むことが必要である。 日本語力の向上には、今の自分の日本語力に対しての気づきと、日々の意識的な努力が必要とされるため、講義 以外での学習時間も重要である。 なお、留学生の受講は可能であるが、「日本語能力試験」のN2(2級)以上の実力がなければ、講義内容の理解は 難しいだろう。 履修期 春学期授業計画 ◆人間性の涵養 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.「日本語検定3級」に挑戦 2.はじめに 3.敬語の種類と使い分け 4.注意すべき敬語 5.配慮を示す言葉 6.品詞・活用の種類 7.ら抜き言葉・さ入れ言葉 8.文のねじれと言葉の係り受け 9.接続後・指示語と文章 10・類義語・対義語 11.動詞の自他・視点 12.文体 13.コロケーション 14.部首・音訓・熟語 15.仮名遣い・送り仮名 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 スキルアップ! 日本語力 著者:名古屋大学日本語研究会GK7 出版社:東京書籍 ISBN:978-4-487-80364-4 単位数 2 CCC1303601 授業科目名 文学への招待 科目分野 担当者 雲津 英子 年次 1 テーマと 到達目標 本講義のテーマは、詩・俳句・短歌・小説等の文学作品を読み鑑賞することを通して、作者が描いた人間の生き方 を間接的に経験し、学生が自分自身の生き方を多様で豊かなものにしていくことである。 学生が、その過程において、文学に使われている語彙や巧みな言語表現、文学作品にみられる豊かな構想力を自 己のものにし、自己の言語表現能力の向上をめざすとともに、文学作品の鑑賞を通して自分自身の生き方を豊かな ものにしようとする態度を身につけることを到達目標とする。 概要 詩・俳句・短歌・小説等の文学作品について、それぞれの作者や作品を生み出した歴史的背景、あるいは文化的 背景に触れ、文学の発達のあらましやそれぞれの時代における文学の特質を学ぶ。また、文学作品を読み、印象 に残った作家や作品について調べ発表したり、討論を行う。このような学習活動を通して、作者が描いた人間の生き 方を間接的に経験し、自分自身の生き方を豊かなものにするとともに、文学作品を読み、鑑賞することの意義を理 解する。さらに、学生の図書館活用能力の向上のため、図書館の活用方法についての学習を行う。 評価方法 レポート試験・受講態度などによって総合的に評価する。 レポート試験(40%)、発表・討論への参加(30%)、受講態度(30%) 履修条件・ 注意事項 大学図書館・県立図書館・市立図書館などで本を借りて、自宅においても積極的に読書をし、講義に臨むこと。発 表・討論のための事前準備を行う必要がある。予習復習を必要とし、その内容については適宜、指示する。 履修期 春学期授業計画 1.文学とはなにか 2.図書館活用方法の理解 3.図書館活用の実践 4.日本文学史(1)-上代文学 5.日本文学史(2)-中古文学 6.日本文学史(3)-中世文学 7.日本文学史(4)-近世文学 8.日本文学史(5)-近代文学 9.日本文学史(6)-現代文学 10.発表・討論(1)-夏目漱石・森鷗外・泉鏡花の作品 11.発表・討論(2)-芥川龍之介の作品 12.発表・討論(3)-宮沢賢治の作品 13.発表・討論(4)-小林多喜二・太宰治の作品 14.発表・討論(5)-詩・俳句・短歌 15.まとめ 16.単位認定試験(レポート試験) 教科書1 使用しない(必要に応じプリントを配布する) 教科書2 参考書1 参考書2 適宜、指示する 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆人間性の涵養 単位数 2 CCC1303701 授業科目名 美術の見方 担当者 前嶋 英輝 年次 1 テーマと 到達目標 「自分なりの美術の見方を確立する」ことをテーマとして、美術作品について広い知識を持ち、自分の言葉で語るこ とができる能力を身につける。美術作品の 「見方」の2つの可能性を考えてみる。1つめは、美術作品について客観 的に知識として学習する見方であり、2つ目は、主観的に興味を持ち疑問を投げかけて みるような見方である。前 者にはある程度の答えがあり、後者には答えは無い。この授業では、2つの見方を組み合わせて対話型鑑賞を行 い、美術の見方を考え ることで、自分の美術の見方ができるようになることを到達目標とする。 概要 毎回映像資料による対話型鑑賞を行う。毎回、先行研究として示されている各時代の作品の属性や意味、時代背 景などについて学問的な検討を行う。 鑑賞の仕 方を学ぶことが目的であるから、とにかく多くの美術作品にふれ、 授業で紹介される作品について、自分なりに調べてみることが大切である。自分で考えた疑問 などについて、授業 内の対話や毎回の小レポートの中で深める事が大切である。 評価方法 この科目では、芸術について理解し自分の視点で鑑賞できる能力を身につけることを目的としていることから、授業 への参加態度(30%)、毎回の小レポート (30%)、 到達目標達成度を見る期末試験(40%)の割合によって評価を 行う。詳しい評価内容については、最初の授業で説明する。 履修条件・ 注意事項 事前に次回の授業内容を指示するので、美術作品について興味を持ち検索などで予習を行うことが必要である。ま た積極的に討論に参加するためにノートなどを もとに復習を行うことが重要である。対話型鑑賞では、自分の視点 で意見を述べることが重要である。できれば自主的に美術館を訪れることを薦める。期末試験 では、到達目標の理 解度を見るため十分な復習が必 要である。 初回の授業で芸術作品についての調べ方や授業の進め方について詳しく説明する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆人間性の涵養 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.対話型鑑賞と美術の見方 2.世界の美術館散歩 3.美術教育と人間形成 4.古代オリエント 5.ギリシャ・ローマ・中世 6.ルネサンス・バロック 7.古典主義・印象派 8.後期印象派以降 9.インド美術とイスラム美術 10. 仏教美術の誕生とシルクロード 11. 飛鳥〜平安 12. 鎌倉〜室町 13. 安土桃山 14. 江戸 15. 現代の美術 16. 単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 教科書や参考書は使用しないが、適宜プリントなどを配布する。予習復習も配布プリントによって行う。 2 CCC1303801 授業科目名 音楽のたのしみ 担当者 上田 豊 年次 1 テーマと 到達目標 テ-マは「音楽とは何か」。人類は、なぜ音楽を創り出し、そして継承してきたのか。現在、音楽は生活の様々な場 面まで深く浸透している。しかし、大多数の人々は、冒頭の問いに直ちに的確に答えることはできない。本講座で は、人と音楽との関係、音楽そのものについて考察し、受講者一人ひとりが冒頭の問いに回答でき、人生における 音楽の意味を理解できることを目標とする。 概要 音楽の素材である音について知る。音楽は音素材をどのように組み合わせて構成されているのか、その仕組みを 知る。その仕組みの把握として、よく親しまれている歌を素材に、音階、和音、リズムなど音楽の構成要素を、音楽分 析を通して学ぶ。以上は、音楽そのものの把握であるが、次に音楽が我々の生活の中で、どのように用いられ機能 しているかをCDやDVDの視聴を通して把握し、音楽が我々の生活をどのように潤しているかを知り、生涯にわたっ て音楽を愛好する心情を養う。 評価方法 平素の学習態度、授業における課題、期末試験により、総合的に評価する。評価の割合は、期末試験(50%)、授 業における課題(30%)、授業参加態度(20%)。 履修条件・ 注意事項 ・平素からテ-マ「音楽とは何か」について、考察しておくこと。 ・音楽への姿勢として自分の趣向だけではなく、いろいろな音楽に耳を傾けるようにすること。 ・授業は、積み上げ方式ですすめるので、毎回の授業の課題を復習し、完全に理解しておくこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆人間性の涵養 単位数 秋学期授業計画 1.音楽とは何か1 日常生活と音楽分析 2.音・音楽を知る 3.音楽の構造1 音楽の三つのタイプ 4.音階1:長音階 5.音階2:色々な音階 6.名曲を聴く 7.音楽の構造1:旋律と和音 8.音楽の構造2:和音(長調) 9.音楽の構造3:和音(短調) 10.音楽の構造4:形式 11.音楽の構造5:ソナタ形式 12.音楽の聴き方1:ジャズとは 13.音楽とは何か2:ジャズを楽しむ 14.音楽とは何か3 SONGSPREMIUM(歌の力) 15.音楽とは何か4 1/fゆらぎ 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 必要に応じてプリントを配布します。 2 CCC1304001 授業科目名 生涯スポーツ実習 科目分野 担当者 天岡 寛 年次 1 テーマと 到達目標 生涯スポーツ実習通して、スポーツの楽しさを理解し、好きになってもらう。スポーツの楽しさである、人と関わる楽し さ、極める楽しさ、協力する楽しさ、創意工夫する楽しさ、考える楽しさ、勝敗の楽しさを理解することができる。 近年、社会環境の変化による、外遊びの減少、運動経験不足、基礎運動能力の低下が挙げられる。自分自身の体 を自由自在に動かすことができるように、全身のコーディネーションと体幹の安定化を高める事ができる。全身持久 力を高める事ができるようにボールを使った球技の中で、たくさんのボールにさわり、たくさんプレーすることによって 高めることができる。 履修期 2015年度 春学期 ◆人間性の涵養 単位数 1 概要 球技(バスケットボール、フットサル、卓球、バトミントン)を通してルールを守り、仲間と助けあうことを体感する。 気軽にできる体幹トレーニングにより、基礎筋力、全身コーディネーションを高める。 ストレッチを学び、怪我予防を学ぶことができる。 評価方法 受講態度(50%)及び理解度(50%) 全力で取り組み、技術習得に努めてたか。 仲間と協力して、目的にむかってプレーしているか。 授業のマナー・ルールを守っているか。 履修条件・ 注意事項 体育館シューズを準備。 運動できる服装の準備(ジーンズ等は認めない) 水分(水、スポーツ飲料、お茶)の準備 競技に関する競技規則等について、復習及び指示された予習を行うこと. 適宜,レポ-トの作成・提出を行う。 春学期授業計画 1 .オリエンテーション 2.卓球 3.卓球 4.バスケットボール 5.バスケットボール 6.フットサル 7.フットサル 8.バトミントン 9.バトミントン 10.器具を使用しての筋力トレーニング 11.器具を使用しての筋力トレーニング2 12.自体重でできる筋力トレーニング 13.自体重でできる筋力トレーニング2 14.フットサル 15.フットサル 16.最終試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 実習科目につき教科書は使用しない 秋学期授業計画 CCC1304101 授業科目名 哲学 担当者 山本 敦之 年次 1 テーマと 到達目標 テーマは「歴史の中の哲学」である。哲学という言葉は無造作に使われることが多い。しかし本来哲学は、古代ギリ シャに端を発する一つの歴史上の、極めて重要な知的伝統である。そしてそれはある時期まで学問全体を指し、狭 義の哲学は「第一哲学」と呼ばれたりした。学生は、各時代の代表的哲学者の思想を通じて、文明の中での学問と 狭義の哲学のありようの歴史を知ることになる。これによって、世界と自分について、根底から物事を考える能力を身 につけることが到達目標である。 概要 古代ギリシャにおける哲学の誕生や初期の展開、プラトンやアリストテレスを通じての哲学の確立、ヘレニズム期の 哲学、古代末期の哲学とキリスト教といったことを、ギリシャ世界の拡大と変容、ヘレニズム世界の成立、ローマによ る政治的統合といった時代背景の中で理解する。また西欧世界の成立と発展といった文脈の中で、自由学芸、哲 学、神学の関係や、諸科学の成立と哲学の変容を理解する。 評価方法 知識の習得状況をはかるとともに、みずから調べ考えまとめる能力を確認する。そのため定期試験(60%)、課題レ ポート(40%)で評価する。ただし、授業中の態度などで50%の範囲で減点する場合がある。 履修条件・ 注意事項 数学や論理学、文芸や芸術に対する関心、知的好奇心。謙虚に学んだ上で自分の頭で考えるという姿勢。講義の 最後に次回までの予習事項を指示するので、書物やnetを通じての予習が必須。 春学期授業計画 1. 「哲学」という言葉の歴史と哲学の始まり。 2.エレア派とその影響 3.ソクラテスとその影響 4.プラトン 5.アリストテレスの哲学 6.アリストテレスの第一哲学 7.ヘレニズム世界の哲学とローマ帝国の思想状況 8.西欧文明の成立 9.盛期中世の学問状況 10.14世紀の大変革 11.ルネサンスと科学革命 12.科学革命と政治哲学 13.19世紀における諸科学の成立と哲学 14.科学的心理学の成立と哲学の変容 15.総括 16.定期試験 教科書1 西洋哲学史<古代から中世へ> 著者:熊野純彦 出版社:岩波新書 ISBN:9784004310075 教科書2 西洋哲学史<近代から現代へ> 著者:熊野 純彦 出版社:岩波新書 ISBN:9784004310082 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆世界認識・自己理解 単位数 2 CCC1304102 授業科目名 哲学 担当者 山本 敦之 年次 1 テーマと 到達目標 テーマは「歴史の中の哲学」である。哲学という言葉は無造作に使われることが多い。しかし本来哲学は、古代ギリ シャに端を発する一つの歴史上の、極めて重要な知的伝統である。そしてそれはある時期まで学問全体を指し、狭 義の哲学は「第一哲学」と呼ばれたりした。学生は、各時代の代表的哲学者の思想を通じて、文明の中での学問と 狭義の哲学のありようの歴史を知ることになる。これによって、世界と自分について、根底から物事を考える能力を身 につけることが到達目標である。 概要 古代ギリシャにおける哲学の誕生や初期の展開、プラトンやアリストテレスを通じての哲学の確立、ヘレニズム期の 哲学、古代末期の哲学とキリスト教といったことを、ギリシャ世界の拡大と変容、ヘレニズム世界の成立、ローマによ る政治的統合といった時代背景の中で理解する。また西欧世界の成立と発展といった文脈の中で、自由学芸、哲 学、神学の関係や、諸科学の成立と哲学の変容を理解する。 評価方法 知識の習得状況をはかるとともに、みずから調べ考えまとめる能力を確認する。そのため定期試験(60%)、課題レ ポート(40%)で評価する。ただし、授業中の態度などで50%の範囲で減点する場合がある。 履修条件・ 注意事項 数学や論理学、文芸や芸術に対する関心、知的好奇心。謙虚に学んだ上で自分の頭で考えるという姿勢。講義の 最後に次回までの予習事項を指示するので、書物やnetを通じての予習が必須。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆世界認識・自己理解 単位数 秋学期授業計画 1. 「哲学」という言葉の歴史と哲学の始まり。 2.エレア派とその影響 3.ソクラテスとその影響 4.プラトン 5.アリストテレスの哲学 6.アリストテレスの第一哲学 7.ヘレニズム世界の哲学とローマ帝国の思想状況 8.西欧文明の成立 9.盛期中世の学問状況 10.14世紀の大変革 11.ルネサンスと科学革命 12.科学革命と政治哲学 13.19世紀における諸科学の成立と哲学 14.科学的心理学の成立と哲学の変容 15.総括 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 西洋哲学史<古代から中世へ> 著者:熊野 純彦 出版社:岩波新書 ISBN:9784004310075 2 CCC1304201 授業科目名 宗教学 担当者 山本 敦之 年次 1 テーマと 到達目標 テーマは「世界宗教史」である。学生は講義を通じて、現生人類の誕生から新石器時代、文明の誕生を経て、ユー ラシア西部や日本にどのような宗教が存在してきたか、そしてそれらが現代の我々にどのような影響を及ぼしている のかを知る。このことを通じ、世界の多様な文化を理解する能力を高め、そして現代において宗教に対し健全な態 度を確立することができるようになる。これらが到達目標である。 概要 後期旧石器時代・中石器時代・新石器時代・古代諸文明(メソポタミア、エジプト、カナアン、ギリシャなど)という段階 を経て一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の成立までの流れを追い、そしてそれらの一神教の展開を概観す る。これは主としてユーラシア大陸西半部の歴史上の諸宗教の紹介という形をとるが、文字資料のみならず画像な どの視覚的情報を多用して、縁遠い時空に生きた人々の精神世界への理解を促したい。また、日本の宗教という話 題にも、世界史的観点から言及する。 評価方法 知識の習得状況をはかるとともに、みずから調べ考えまとめる能力を確認する。そのため定期試験(60%)、課題レ ポート(40%)で評価する。ただし、授業中の態度などで50%の範囲で減点する場合がある。 履修条件・ 注意事項 地理歴史の基礎知識。講義の最後に次回までの予習事項を指示するので、書物やnetを通じての予習が必須。 春学期授業計画 1.人類史と宗教---旧石器時代から新石器時代へ 2.日本の縄文時代の宗教 3.文明と宗教---メソポタミア 4.エジプト文明の宗教 5.エジプト新王朝時代とカナアンの宗教 6.ミノア文明とミケーネ文明の宗教 7.古代ギリシャの宗教---歴史時代 8.ユダヤ教の成立 9.ヘレニズム期の宗教 10.キリスト教の成立と展開 11.初期のイスラム教 12.西欧文明のキリスト教 13.日本宗教史概観 14.現代世界宗教事情概観 15.総括 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 多神教と一神教 著者:本村 凌二 出版社:岩波新書 ISBN:9784004309673 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆世界認識・自己理解 単位数 2 CCC1304301 授業科目名 倫理学 担当者 山本 敦之 年次 1 テーマと 到達目標 主題は「暇と退屈」である。つまり、ヒトが暇であるという事態と退屈であるという事態である。我々にとって身近な「暇 と退屈」を分析する。暇はあるが退屈はしないという、よき人生はどのようなものか考える。そして学生各位が自分固 有のよき人生への指針を獲得することが到達目標である。 概要 定住生活を開始して以来、人類とともにあり、個人や集団に破滅をもたらしたりすることもある「退屈」について、国分 功一郎『暇と退屈の倫理学』を一緒に読みながら、注釈と批判を加え、ともに考えてゆく。その過程でパスカルや ニーチェ、ラッセルやハイデッガー、ホッブズやルソー、マルクスやアーレントといった西欧思想の古典をこのテーマ に関わる範囲で読むことになる。 また、定住革命論やユクスキュルの環世界論など、隣接するさまざまな領域の知 見を学ぶ。 評価方法 復習テスト8回(40%)、定期試験(60%)。ただし受講態度によって50%の範囲で減点することがある。 履修条件・ 注意事項 予習として教科書を1章ずつ読んでくる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆世界認識・自己理解 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.「好きなこと」とは? 2.パスカルとニーチェについて 3.暇と退屈の原理論 4.定住革命について 5.暇と退屈の系譜学 6.暇と退屈の経済史 7.ホッブズ、ルソー、マルクス 8.暇と退屈の疎外論 9.暇と退屈の哲学 10.ユクスキュルの環世界論 11.暇と退屈の人間学 12.ハイデッガー 13.暇と退屈の倫理学 14.スピノザ 15.結論 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 暇と退屈の倫理学 著者:国分功一郎 出版社:朝日出版社 ISBN:9784255006130 単位数 2 CCC1304401 授業科目名 心理学 担当者 森井 康幸、小西 賢三、藤原 直子 年次 1 テーマと 到達目標 心理学とはどんな学問かを知ることがテーマである。心理学は心の働きについて科学的に研究していく学問であ る。人が生活している環境からいかに情報を取り入れ,蓄積し,利用するのか,あるいは,いかに人間関係のなかで 適応的に生きているのかなどについての学びを通して,心理学のおもしろさに触れ,心理学の基礎的な考え方を理 解することを到達目標とする。 概要 心理学は知覚、認知、発達、社会、パーソナリティーなどさまざまな領域において様々な研究が行われている。本講 義では,いくつかの領域における研究対象,方法,得られた知見等の解説をオムニバス形式で行う。 評価方法 小テスト(40%) と定期テスト(50%) の成績,及び受講態度等(10%)から総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 テキストは使用しないので,集中して講義に参加すること。 授業担当者ごとに,3回に1回くらいの割合で小テストを行うので,特に復習には力を入れること。 春学期授業計画 (1) オリエンテーション (2) 外界を探るこころの働き (3) 感覚と知覚 (4) 見えの世界 (5) 認知とは何か? (6) 記憶のふしぎ (7) 本能と学習 (8) 経験による行動の変化 (9) 行動の源泉:欲求 (10) 発達とは何か (11) 発達段階と心の成長 (12) ストレスと考え方 (13) 性格検査のお話し (14) 人との関わり 他者の認知 (15) 集団の力 (16) 定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 ◆世界認識・自己理解 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 CCC1304501 授業科目名 多文化理解 科目分野 担当者 井上 秀二 年次 1 テーマと 到達目標 テーマ: 身近な多文化から伝統文化を理解する 到達目標: 異なる文化を理解をするために、多文化の基礎的な概念を説明しながら、 東南アジアから伝わった陶芸・茶・書を 取り上げる。陶芸・茶・書は日本において大いに発展したが、海外ではすでに廃れている物もある。激しい多文化の 時代に過去に異文化としてどのように受け入れられてきたのか。近年はグローバリゼーションによって多様な文化が 押し寄せ、若い世代の間で、伝統文化への関心も薄れつつある。今日、この点を、身近な伝統文化も自文化と思っ ているものも、実は異文化であることに気づき捉えなおすと、日本の伝統文化を大切にする心を養うことができる。多 文化の時代は異文化交流を通して伝統文化をいかに伝えることが出来るかを到達目標とする。 概要 古代に、中国や韓国を通じて仏教や儒教が日本に伝来し、異文化として取り込まれて発展した。それらは今日、 果たして自文化なのか異文化なのか、その由来を理解しなければ正しく答えることもできない。そのような異文化に 対して、日本独自の自文化である「神道」は、多くの国民に信仰され今日に至っている。 戦前の教育を受けた人びとは「候文」の読み書きができた。けれども戦後教育を受けた者に「候文」は、もはや異 文化と言ってよい。茶・書・陶芸の中にも、同じく多文化を見ることができるので、-茶道の体験を含めて-これらを 取り上げてみたい。 評価方法 伝統文化を理解するには、歴史を含めた授業だけでは不十分で、実作業も取り入れなくてはならない。積極的な参 加度(20%)、体験時の態度(10%)、小テスト(30%)、試験(40%)で評価したい。 履修条件・ 注意事項 地域や大学で多文化共生に関する活動はされているか、身近な伝統文化の中に、自文化と異文化はどの様ものが あるか調べ、授業の中で発表をしてもらう。海外や国内での異文化体験についても発表してもらうため参加形の授 業となる。 履修期 春学期授業計画 1、多文化時代の到来 2、身近な自文化・異文化と混成文化 3、異文化の出会い 4、異文化間のコミュニケーション 5、世界の多文化 6、日本の中の多文化 7、東南アジアの多文化 8、伝統文化はどこから ― 茶の場合 ― 9、伝統文化はどこから ― 書の場合 ― 10、伝統文化はどこから ― 陶芸の場合 ― 11、茶道の体験 12、大学内の異文化交流 13、海外に伝播した自文化 14、文化交流の重要性 15、多文化時代の展望 16、単位認定試験 教科書1 異文化理解 著者:青木 保 出版社:岩波書店 ISBN:ISBN4-400-430740-6 教科書2 参考書1 多文化の時代を生きる 著者:佐々木 高明 出版社:株式会社 小学館 ISBN:ISBN4-09-626123-8 参考書2 多文化共生のための異文化コミュニケーション 著者:原沢 伊都夫 出版社:株式会社 明石書店 ISBN:ISBN978-4-7503-4064-7 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆世界認識・自己理解 単位数 2 CCC1304601 授業科目名 日本国憲法 科目分野 担当者 入江 祥子 年次 1 テーマと 到達目標 <到達目標> 主権者として必要とされる日本国憲法の知識を身につけ、さらに憲法改正につき論理的に自己の考えを 述べることができることを目指す。 「人権」について正しく理解し、快適な社会づくりに貢献できることを目指す。 <テーマ> 難解とされる日本国憲法における基本的論点を、判例やニュースを織り交ぜながらできるだけ 平易に解説すると同時に、日本国憲法の将来を自分で考えるために必要と思われる情報を提供す る。「人権」について理解を深める。 概要 法の初学者のために、広く「法」の解説から始める。さらに「憲法」の定義やその特質について学んだ うえで、「日本国憲法」についてその成立背景から基本原理および統治機構について、判例・学説を交え 講義を行う。特に「人権」については、その性質および享有主体性等個々の論点にまで立ち入った解説を 行い、正しい人権意識を身につけることを意識する。また、統治機構については、政治的時事問題を交え、日本の 政治の仕組みおよび問題点について説明し、主権者として必要な正しい知識を取得できるよう講義 を行う。 評価方法 受講態度及び取組姿勢20%、各講義の最後に実施する理解度を問う小テストの評価30%、定期試験 50%の配分で基本的評価を行う。授業態度については、私語、遅刻、途中退室等についても考慮する。小 テストが優秀であれば加点する。 履修期 2015年度 春学期 履修条件・ 注意事項 春学期授業計画 秋学期授業計画 第 1回: 裁判員制度概要、問題点 第 2回: 法とは何か、法はなぜ必要か、法と道徳の違い 第 3回: 法源とはなに、成文法、不文法 第 4回: 憲法とは何か、実質的意味の憲法、立憲的意味の憲 法 第 5回: 憲法の成立、大日本帝国憲法と日本国憲法、成立背 景、特徴 第 6回: 国民主権の意味、その役割 第 7回: 戦争の放棄、「戦争」の意味、「戦力」の意味 第 8回: 人権の享有主体性、外国人の人権 第 9回: 特別権力関係理論、私人間効力の問題 第10回: 人権保障の限界、「公共の福祉」の意味 第11回: 「権力分立」の意味、権力的契機、正統性の契機 第12回: 国会の制度意義、その構成及び役割 第13回: 内閣の制度意義、その構成と役割 第14回: 裁判所の制度意義、その構成及び役割 第15回: 地方自治、財政 定期試験 教科書1 各回ごとに配布物を配り、それに従って授業を進める。 教科書2 参考書1 参考書2 六法 ◆社会と制度 単位数 2 CCC1304701 授業科目名 民法 科目分野 担当者 生駒 正文 年次 1 テーマと 到達目標 民法は、皆さんが社会生活をする上でのトラブルを解決するルールを定めていますので、民法を学習することによ り、社会生活に役立つ実用的な知識が身に付きます。また、公務員試験や資格試験などの多くに試験科目として採 用されていますので、これらの試験を目指す人にとっては、必修の科目といえます。したがって、この授業では、次 のステップとしての公務員試験や資格試験の勉強に円滑に移行できることも念頭に置いて、民法の基礎を理解し記 憶することを目標とします。 概要 民法の基礎を理解するために、平易な概説書を使用し、具体的な事例を折り込み、分かり易く説明します。、予習、 復習に活用してください。また、復習用に教科書に準拠した問題集を作成しますので、これを活用して知識を整理 してください。あわせて、随時、資格試験(試験問題が公表されている行政書士試験を使用)の問題を取り入れ実践 的なトレーニングを行います。 評価方法 試験 70点 授業姿勢 30点 で評価 履修条件・ 注意事項 ①(予習)別途作成のうえ配布する補助教材を事前に一読し,授業にて学習する部分の概要を把握するとともに、分 からない箇所や疑問に思う箇所などについてチェックをしておくこと。 ②(復習)別途作成する問題集により、当日学習した部分について、問題を解き、正解を確認することにより、復習し ておくこと。 ③遅刻、無断途中退出と私語は禁止します。 ④ポータブルな六法を携帯すること。 履修期 春学期授業計画 1.民法総説 2.人の能力 3.制限能力者 4.物 5.法律行為と意思表示(意思の欠缺) 6.法律行為と意思表示(瑕疵ある意思表示) 7.代理 8.無権代理 9.無効と取り消し 10.条件・期限・期間 11.時効 12.団体 13.物権序論 14.物権変動(不動産) 15.物権変動(動産) 16.まとめ(試験) 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 法学講議案(第2章、第3章、第4章利用) 著者:生駒 正文 出版社:ビジネス実務法務研究所 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆社会と制度 単位数 2 CCC1304801 授業科目名 経済学 科目分野 担当者 張 秉煥 年次 1 テーマと 到達目標 経済学を学ぶもっとも重要なインセンティブは、自分が暮らしている世界を理解するのに役立つということである。日 常生活で目にするさまざまな経済的現象に関する分析的思考を修得する。とりわけ我々の生活への応用可能性を 探ることに重点をおく。具体的には市場における消費者や企業といった経済主体の経済活動の背後論理を理解 し、価格メカニズム、豊かさの意味合いと国民所得、経済成長および経済政策などと実生活とのかかわり合いにつ いて理解を深めることができる。 概要 前半部では、個々の消費者の行動や企業の行動に関する分析をもとに、価格メカニズムについて学ぶ。具体的に は経済学の考え方、需要と供給、価格弾力性、市場の構造と価格分析、公共財と共有資源問題などに関する基礎 的知識を修得する。なお、具体例を取り上げ、現実の経済問題に関する理解を深める。後半部では、一国の経済 全体の動きを分析する。具体的には、国全体の総生産や所得水準の動き、豊かさの真の意味合い、経済政策、景 気循環、インフレと失業などに重点をおく。 評価方法 単位認定は課題10点、筆記試験(小テスト2回20点および定期期末試験70点)によって総合的に評価・判定する。 履修条件・ 注意事項 事前にテキスト読み、理解できない点をまとめるとともに、復習にも心がけること。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 第1回 オリエンテーション 第2回 経済学の十大原理(1) トレードオフ、機会費用、限界分析、価格、市場の失敗 第3回 経済学の十大原理(2) 国民所得、経済成長、経済政策、インフレと失業率 第4回 需要と供給 第5回 市場構造と価格 第6回 価格変化への需要反応と価格戦略 第7回 政府による市場介入 第8回 公共財と外部性 第9回 国民所得 第10回 経済成長 第11回 経済政策の概要 第12回 景気循環 第13回 インフレと失業 第14回 グローバル化と労働市場 第15回 総括 第16回 定期筆記試験 教科書1 独自教材(パワーポイント版講義録・ワークブック兼用) 教科書2 参考書1 参考書2 ◆社会と制度 マンキュー入門経済学 著者:N.グレゴリー マンキュー (著)、足立 英之 (翻訳) 出版社:東洋経済新報社 ISBN:978-4492313862 単位数 2 CCC1304901 授業科目名 社会学 科目分野 担当者 黒宮 亜希子 年次 1 テーマと 到達目標 本講義の到達目標は以下のようである。 ①社会学に関する、基礎的な考え方・見方を身につける。 ②人と社会の関係性について、社会学的な視点から理解を深めることができるようになる。 ③身の回りの出来事(社会問題)について、社会学的な視点から考察できるようになる。 履修期 ◆社会と制度 2015年度 秋学期 単位数 2 概要 社会学は我々にとって身近な「社会」を扱う学問である。そのため、本講義では、「社会学を理解する」「社会学を 覚える」のではなく、「社会学する(応用力)」ことまでを到達目標とする。 授業開始当初は、社会学的な考え方についての基礎的な知識・態度を学ぶ。その後、毎回授業内で取り上げる テーマについて視聴覚教材等を元に分析を加え、各受講生が記述を行う。授業は講義形式ではあるが、頻繁に受 講生に発言・発表の機会を設けて進める双方向授業の方式をとる。 評価方法 授業中の提出課題(分析シート)40%、定期試験60% により評価を実施する。 履修条件・ 注意事項 毎回授業にて「提出課題」を求める(記述式)。 特に復習を重視する。配付資料を基に、次回授業の冒頭で知識の確認を行う。 全学共通科目であるため、履修人数が非常に多数の場合や、受講学生学部・学科の偏り(一部学部学科の受講生 のみになる)がある場合、授業計画を多少変更することがある。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.授業オリエンテーション 2.人と社会の関係性の理解(1)地位と役割 3.人と社会の関係性の理解(2)役割葛藤 4.人と社会の関係性の理解(3)ラベリング 5.人と社会の関係性の理解(4)スティグマ 6.人と社会の関係性の理解(5)集団 7.人と社会の関係性の理解(6)個人と集団 8.人と社会の関係性の理解(7)個人・集団・社会 9.人の生活の理解(1)子どもと学校 10.人の生活の理解(2)学校と職業選択 11.人の生活の理解(3)職業とジェンダー 12.人の生活の理解(4)家庭における性別役割分業 13.人の生活の理解(5)若者と雇用問題 14.人の生活の理解(6)雇用と社会問題 15.人の生活の理解(7)人口変動と地域社会 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 授業中に資料を配付する。 CCC1305001 授業科目名 人権と政治 科目分野 担当者 中島 英俊 年次 1 テーマと 到達目標 世界レベルで問題となっている、様々な「人権」について、標準的な知識を身につけることを目標とする。 概要 第二次世界大戦後、人権は正当な国際的関心事となった。市民の諸権利、国際法における人権、性・宗教による 差別、難民と移民、拷問、南北の先住民の生存権など、人権は様々な様相を呈している。本講義では、まずこれら の人権について紹介し、その後に、人権とそれを保障する政治のあり方、選挙システムのあり方等を改めて問うこと にしたい。 評価方法 5回以上欠席すると、定期試験は受験できない。定期試験(100%)により評価する。 履修条件・ 注意事項 教科書や配布する資料などを講義の前に読んでくるなど、予習や復習を必ずおこなって授業に臨むこと。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1 権利宣言の生い立ち (三権分立について) 2 権利宣言の生い立ち (成文憲法と権利宣言) 3 自由国家的権利宣言 (ジョン・ロックの政府論) 4 自由国家的権利宣言 (アメリカ諸州の憲法) 5 社会国家的権利宣言 (社会権の登場) 6 社会国家的権利宣言 (社会権の内容) 7 権利宣言の国際的保障 (第2次世界大戦後 の世界) 8 権利宣言の国際的保障 (世界人権宣言など) 9 トピックス 南アフリカのアパルトヘイトについて 10 トピックス 南アフリカ 11 国内的救済手続き 法のヒエラルキー 12 国内的救済手続き 日本のケース 13 国際的救済手続き 国際的組織 14 国際的救済手続き 国連のシステム 15 民主主義と人権 16 期末試験 教科書1 ◆社会と制度 『人間の法的権利』 著者:ポール・シガート(初川 満訳) 出版社:信山社 ISBN:ISBN7972-1515-1 教科書2 著者: 参考書1 Human Rights in the World Community 著者:Richard Pierre Claude and Burns H. Weston (eds.) 出版社:U of Pennsylvania Press ISBN:ISBN 0-8122-1283-5 参考書2 The Power of Human Rights 著者:Thomas Risse, Stephen Ropp, and Kathryn Sikkink 出版社:Cambridge Univ. Press ISBN:ISBN 0521-65093-3 単位数 2 CCC1305101 授業科目名 社会と統計 担当者 中島 英俊 年次 1 テーマと 到達目標 ●統計学の基本的な考えを学ぶ。 特に、サンプリングと統計的仮説検定について重点的な学習を行う。この講義 では、まず言葉によってな考えを学んでいく。.そして、そのような理解に基づいて、具体的な計算等を行うことによっ て、理解を深める。 実際に、応用分析.ができるようになることをめざす。 概要 ●理論ではなく、応用に重点をおく。 実際に、計算したり、練習問題を解くことにより、理解していく。 平均や分散 といった記述統計の紹介から始めて、確率、確率変数、確率分布、などをみていく。 標本抽出、推計と学んでい き、統計的仮説検定を学習する。その後に、分散分析と、回帰分析の導入的な議論をみる。数回宿題を提出しても らい、期末テストを行う。 評価方法 小テスト(30%)、期末テスト(70%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 なるべく微分・積分等は使わないようにするが、順列・組み合わせなどの知識があれば理解しやすい。なお、 十分な予習と復習なしには、講義についていくことは困難である。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1 はじめに 2 標本の記述統計 3 確率変数とその分布 4 2つの」確率変数 5 標本抽出 6 推定 I 7 推定 II 8 仮説検定 9 分散分析 10回帰序論 11回帰理論 12重回帰 13相関 14カイ2乗検定 15ベイジアン決定理論 16期末テスト 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 Introductory Statistics for Business and Economics 著者:T.H. Wonnacott and R.J. Wonnacott 出版社:John Wiley & Sons, Inc. ISBN:ISBN-0-471-09716-0 ◆社会と制度 単位数 2 CCC1305201 授業科目名 環境科学 担当者 秋山 純一 年次 1 テーマと 到達目標 環境問題を理解するための基礎的知識である「生態系」、「生物多様性」、「物質循環」及び「食物連鎖」等の知識を 習得する。その基礎的知識をもとに、現在人類が直面している環境問題である「オゾン層の破壊」、「地球温暖化」、 「環境ホルモン」およびその他の環境問題全般の現状についての知識を習得し、現在および将来に起こると予想さ れる様々な環境問題について自身で考え、意見を発信し、また行動できるようになる。 概要 ヒトは有形無形の環境の中で生活しており、その生命環境の持続的保全が健康保持、人類存続には不可欠であ る。生活の利便性や効率、経済性を追求するあまり、近年の交通手段の急激な進歩や特に情報革命を中心とする 社会構造の急速な変化が先進国だけでなく開発途上国にも広く及んでいる。現在、我々人類はこの急激な変化へ の適応に追われ、本来、最も尊いはずの生命保持のための環境の維持や保全が後手となり、現在、地球上では近 未来を危ぶむ種々の重大な問題(環境汚染、地球温暖化、オゾン層の破壊、紫外線量の増加、環境ホルモン等) が生じている。本講義では前半は生命と環境についての基本的な知識(環境、生態系、生物多様性、物質循環及 び食物連鎖等)を習得し、その知識を基に我々の目前で現在起こっている種々のレベルでの環境問題の現状を把 握し、また将来生じると予想される問題を予見し、これらの問題に対して先見的な問題意識を持ちどの様に対処す べきるかを学習する。本講義の後半では各環境問題の問題提示としてこれらの環境問題に関連するの現状と未来 を予測したDVD映像などの鑑賞も加えて学習を行う。 評価方法 問題概要を事前にプリントにて予告配布するマークシート形式主体の定期試験により約90%を評価し、残り約10% の評価として、授業中の態度や質疑応答に関する評価点を加算する。 履修条件・ 注意事項 スライド等の映像を中心に説明や質問を行いながら講義を進めるので、プリント空欄への記入及びノートメモを取る こと。授業毎の前に配布するプリントによる学習項目の予習と授業後の復習をすることで理解が深まる。 春学期授業計画 1.環境と人間のかかわりあい 2.環境における人類の危機要因 3.生態系と人間 4.食物連鎖 5.物質循環 6.オゾン層の破壊(原因、影響) 7.オゾン層の破壊(対策) 8.皮膚と環境(構造と機能) 9.紫外線(分類と作用) 10.環境ホルモン(原因) 11.環境ホルモン(影響、対策) 12.地球温暖化(原因) 13.地球温暖化(影響) 14.地球温暖化(対策) 15.その他の環境問題(酸性雨、SPM等) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 CCC1305202 授業科目名 環境科学 担当者 秋山 純一 年次 1 テーマと 到達目標 環境、生態系、生物多様性、物質循環及び食物連鎖等の生命と環境についての基礎的な知識を修得し、近未来 に人類が直面すると予想されている様々な環境問題、環境の変化により世界規模で流行が懸念される健康被害な どを取り上げ、それらへ対応するための知識修得を行う。 概要 ヒトは有形無形の環境の中で生活しており、その生命環境の持続的保全が健康保持、人類存続には不可欠であ る。生活の利便性や効率、経済性を追求するあまり、近年の交通手段の急激な進歩や特に情報革命を中心とする 社会構造の急速な変化が先進国だけでなく開発途上国にも広く及んでいる。現在、我々人類はこの急激な変化へ の適応に追われ、本来、最も尊いはずの生命保持のための環境の維持や保全が後手となり、現在、地球上では近 未来を危ぶむ種々の重大な問題(環境汚染、地球温暖化、オゾン層の破壊、紫外線量の増加、環境ホルモン等) が生じている。本講義では先ず生命と環境についての基本的な知識(環境、生態系、生物多様性、物質循環及び 食物連鎖等)を習得し、その知識を基に我々の目前で現在起こっている種々のレベルでの環境問題の現状を把握 し、また将来生じると予想される問題を予見し、これらの問題に対して先見的な問題意識を持ちどの様に対処すべ きるかを学習する。本講義では問題提示としてこれらの環境問題に関連するの現状と未来を予測したDVD映像など の鑑賞も加えて行い、その対策について考えていく。 評価方法 問題概要を事前にプリントにて予告配布するマークシート形式主体の定期試験により約90%を評価し、残り約10% の評価として、授業中の態度や質疑応答に関する評価点を加算する。 履修条件・ 注意事項 スライド等の映像を中心に講義を進めるのでプリント空欄への記入及びノートメモを取ること。スライド等の映像を中 心に講義を進めるのでプリント空欄への記入及びノートメモを取ること。学習項目の予習と授業後の復習をすること で理解が深まる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆自然と数理 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.環境と人間のかかわりあい 2.環境における人類の危機要因 3.生態系と人間 4.食物連鎖 5.物質循環 6.オゾン層の破壊(原因、影響) 7.オゾン層の破壊(対策) 8.皮膚と環境(構造と機能) 9.紫外線(分類と作用) 10.地球温暖化(原因) 11.地球温暖化(影響) 12.地球温暖化(対策) 13.その他の地球環境問題 (酸性雨) 14.その他の地球環境問題(SPM) 15.その他の地球環境問題(現状と対策) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 単位数 2 CCC1305302 授業科目名 物理学 担当者 大島 修 年次 1 テーマと 到達目標 物理の基礎。簡単な計算ができること。計算を通じて考えられること。物理的な見方ができるようになること。 概要 力学を中心に、物理の基礎を学ぶ。高校で物理を学んだ人にも学ばなかった人にも、理解しやすい授業を目指 す。公式に代入して計算するというやり方では物理の内容が理解しにくい。物理的な考え方を大切にして、本質が 分かるような、一般的な高校での扱いとは違った側面から学習する。日常生活に直結した計算の練習もする。力学 だけでなく、宇宙や医療系の話題も取り入れて、幅広く学習する。 評価方法 試験70%、提出物(レポート)20%、授業姿勢10%。 履修条件・ 注意事項 高校で物理を学んだ人も学ばなかった人も、事前に教科書に目を通して置くことで、授業が理解し易くなる。さらに は、授業後にもう一度、教科書を見直すことで、専門科目での物理関連の授業においても理解し易くなるため、本 授業の予習復習をすること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆自然と数理 単位数 秋学期授業計画 1 グラフの書き方、等速運動、加速度運動 2 等速直線運動 3 落下運動 4 鉛直投げ上げ運動 5 鉛直投げ上げ 6 力、力の表し方、フックの法則 7 作用反作用 8 慣性の法則、運動の法則 9 運動方程式 10 摩擦、圧力 11 力のモーメント、重心 12 エネルギー 13 温度と熱 14 音 15 光 16 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 新しい高校物理の教科書 著者:山本明利、左巻健男 出版社:講談社 ISBN:4062575094 2 CCC1305401 授業科目名 生物学 担当者 香田 康年 年次 1 テーマと 到達目標 【テーマ】 ・ヒトが生物の1種であること、他の生物がいなければヒトは存在できないこと、すべての生物は、シンカしてきたこと が分かる。 ・「生物のシンカ」は一般用語の「進化」と意味がことなることを理解する ・生物について、自分のこれまでの知識と関連づけながら考える習慣を少しでも身につける。 それにより、知識を暗記するのではなく、物事の関係を理解し、問題に対応する思考力を磨く。 【到達目標】 ヒトは生物であることを再認識する。 どんな種類の生物がこの地球上にいるのかが概ねわかる。 ヒトは様々な生物がいなければ生きていけないことが分かる。 「生物はシンカ」してきたことが分かる。 「生物のシンカ」とはどのような現象でどのように起こるのかが概ね分かる。 また、生物学は科学の一つであること,科学とはどのような学問であるかが概ね分かる。 教員や学生と質疑応答しながら、自ら考える習慣を身につける。 概要 上記のテーマや到達目標を達成するため,下記の講義項目に従って授業を行う予定であるが、受講生が自ら考え る力を養えるよう、受講生の興味、疑問、理解の程度を重視するので、講義順序や講義内容,範囲などは適宜変更 する。 受講生は,講義内容に関する疑問点や質問を積極的に出し,理解を深めて欲しい。かつなお,疑問点が残れ ば,毎回質問用紙を配布するので,記入すること。それにより学生の授業内容の理解度を知り、フィードバックを図 評価方法 小テストを複数回行い.それらの合計点により基本的に成績を判定する。各テストは,講義した内容から,重要な 内容について説明記述させる問題を中心に出題する。授業をとっていない友人に分かるような説明記述ができてい ることが,採点の対象になる。 毎回の質問用紙の質問内容により(授業内容を理解した上でのよく考えた質問であれば)10点まで加点する。また 授業態度により最大10点,プラスマイナスする(授業の質を高める積極性はプラス評価,逆に授業の進行を阻害す る授業態度はマイナス評価)。 履修条件・ 注意事項 授業内容は常識と異なることが多く,毎回授業は前回までの理解を前提に進めるので,毎回必ず復習し,いつ小 テストがあっても対応できるように,充分理解し,ノート整理しておくこと。 予習として、重要な点についての疑問点を整理しておき、次回の授業で質問できるようにしておくこと。 春学期授業計画 1.ヒトと生物の世界 2.“タカハシ虫”と環境. 3.川と海と生物の関係 4.生物の基本的分類 5.地球の歴史と生物の歴史 6.動物の系統樹 7.学問の発展と科学 8.生物とは 9.遺伝子とシンカ 10.無性生殖と有性生殖,性と多様性 11.多細胞生物と寿命,死 12.クローンと双生児 13.動物と植物と菌類の関係 14.動物の体と3胚葉構造 15.糞と尿と構造、代謝 16. 試験 教科書1 使用しない 教科書2 参考書1 参考書2 授業において,適宜紹介する. 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 CCC1305403 授業科目名 生物学 科目分野 担当者 香田 康年 年次 1 テーマと 到達目標 【テーマ】 ①「生物とは?」について考えることができ、また理解することができる。 ②「なぜ生物はそうなったのか?」について考えることができ、理解することが出来る。 ③ ヒトは生物であることを再認識する。 ★生物について、自分のこれまでの知識と関連づけながら考える習慣を少しでも身につける。 それにより、知識を暗記するのではなく、物事の関係を理解し、問題に対応する思考力を磨く。 【到達目標】 〇どんな種類の生物がこの地球上にいるのかが概ねわかる。 〇ヒトは様々な生物がいなければ生きていけないことが分かる。 〇「生物はシンカ」してきたことが分かる。 〇「生物のシンカ」とはどのような現象でどのように起こるのかが分かる。 〇生物学は科学の一つであること,科学とはどのような学問であるかが分かる。 概要 〇 上記のテーマや到達目標を達成するため,下記の講義項目に従って授業を行う予定であるが、受講生が自ら 考える力を養えるよう、グループ討論を多用する。 〇 なお、受講生の興味、疑問、理解の程度を重視するので、講義順序や講義内容,範囲などは適宜変更する。 〇 受講生は,講義内容に関する疑問点や質問を積極的に出し,理解を深めて欲しい.かつなお,疑問点が残れ ば,毎回質問用紙を配布するので,記入すること。それにより学生の授業内容の理解度を知り、フィードバックを図 る。 評価方法 小テストを複数回行う。それらの合計点が評価の70%である。各テストは,講義の内容から,重要な内容について説 明記述させる問題を中心に出題する予定である。授業をとっていない友人に分かるような説明記述ができていること が,採点の対象になる。なお、途中の小テストは、再試験追試験を行うが、最終回のテストは再試験追試験を行わな い。 各回の講義では、チームごとにその日のテーマについて討議し発表する。チームごとにそのできを評価し、各回 の合計点が評価の30%である。 履修条件・ 注意事項 授業内容は常識と異なることが多く,毎回授業は前回までの理解を前提に進めるので,毎回必ず復習し,いつ小 テストがあっても対応できるように,充分理解し,ノート整理しておくこと。 予習として、重要な点についての疑問点を整理しておき、次回の授業で質問できるようにしておくこと。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.生物とは? どんな存在か? 3.生物の特徴の中で、何が一番重要か? 4.人間は生物か? 5.生物は何種類いるか? 6.どんな生物がいるか? 生物の大まかな分類? 7.なぜ分類するのか? 8.どの分類の生物が一番多いか? 9.細菌と、動物・植物・菌類 と何が違うか? 10.動物とは? 植物とは? 菌類とは? 11.なぜ多数に分類される超多数の生物がいるのか? 12.進化とは? 13.絶滅した生物 なぜ絶滅したのか?なぜ絶滅しなかったの か? 14.なぜシンカするのか? 15.動物とは?動物の分類?動物の体はどうなっている? 16. 試験 教科書1 使用しない 教科書2 参考書1 参考書2 授業において,適宜紹介する. 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 CCC1305405 授業科目名 生物学 科目分野 担当者 福田 富男 年次 1 テーマと 到達目標 テーマは生物の基礎ともいえる生態、細胞、発生や遺伝学などに加え、人の健康に深く関係する生活習慣病など の幅広い知識を習得し、生物現象を広く正確に把握できる。 具体的な学習内容は概要の欄にしめすものとし、これらに加え一般社会人として、正しく知識を活用できる能力を 養い、学習の到達目標は授業内容の完全な理解を目指す。 概要 学習の内容としては、森林植物生態学、河川生物生態学、実習などをもとに論文構成と資料整理法を習得する。更 に海と沿岸生物学、アマモ場の生態学、魚類生態学などの諸分野の幅広い生物生態学の知識を学ぶ。加えて生 物学と医学、 細胞・発生・遺伝などの基礎生物学を学び、それらをもとに老いと生物学、ヒトの一生と健康な生活な どの基礎医学の諸分野、またこれからの生物学の考え方にもおよぶ広範囲の知識を習得する。 評価方法 授業態度、課題対応、定期試験等の結果で総合的に評価する。 最終試験(70%)、授業外課題評価(20%)、授業態度(10%)等の結果で総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 基礎生物学を主体に自然科学、医学、環境、保健問題などに広く関心を持っていること。加えて、授業時間外の課 題について各授業内で指示するので、必ず実行し失念しないよう留意しておくこと。また、配布資料は再発行しない ので紛失しないこと。 履修期 春学期授業計画 1.生物学概説 2.森林植物生態学 3.森林植物生態学実習 4.河川生物生態学 5.河川生物生態学実習 6.論文構成と資料整理法 7.海と沿岸生物学 8.アマモ場の生態学 9.魚類生態学 10.生物体としてのヒト 11.生物学と医学 12. 細胞・発生・遺伝 13. 老いと生物学 14. ヒトの一生と健康な生活 15. まとめとこれからの生物学 16. 定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 病気にならない健康生活スタイル 著者:徳田安春、岸本暢将、星 哲哉 出版社:西村書店 ISBN:978-4-89013-612-4 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 CCC1305501 授業科目名 化学 担当者 秋山 純一 年次 1 テーマと 到達目標 本講義では基礎的な化学知識全般の学習に重点に学習し、また日用品、生活に必要な薬品化学や界面化学分野 の項目も取り上げ、将来の種々職業や生活に役立つ化学的な知識をもつようになる。 概要 今日の科学技術の進歩は目覚しく,現代の私達の豊かな暮らしは正にこの科学の進歩に支えられていると言っても 過言ではない。化学は,物質の成り立ちや変遷を究明する学問で、物質を構成する原子や分子を対象とし,それら の性質,構造,反応性などを実証的に解き明かす。18世紀後半から学問として体系付けられ,幾多の素晴らしい知 見や成果を蓄積しながら,現代化学へと発展してきた。今日では,複雑で有用な物質を簡単な物質(分子)から合 成するなど,私達の身の回りには化学の力で作られた物質が溢れ,暮らしを豊かに,快適にしてくれている。一方, 分子という考えの導入により,生命現象を化学的に解釈できるようになり,また生命現象を遺伝しのレベルで操作す ることもできるようになった。これらの知見を基に生命科学の分野では遺伝子治療なども行われるようになった。しか し他方では,地球環境問題や環境ホルモンなどの新たな種々の問題がみられるようになった。本講義では基礎的 な化学の知識の確認・修得に重点におき、また特に我々の生活用品や基礎医学に関連した分野も取り上げて進め る。 評価方法 問題概要を事前にプリントにて予告配布するマークシート形式主体の定期試験により約90%を評価し、残り約10% の評価として、授業中の態度や質疑応答に関する評価点を加算する。 履修条件・ 注意事項 大部分の講義項目でプリントを配布し、スライド等の映像を中心に講義を進めるので、必要に応じてプリント空欄へ の記入やメモを取ること。学習項目の予習と授業後の復習をすることで理解が深まる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆自然と数理 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.原子・分子の構造 2.化学結合 3.同位体と放射能(利用と健康障害) 4.周期律表 5.化学反応、結合 6.酸化と還元(反応、ビタミンC他) 7.酸化と還元(燃料電池他) 8.物質の分類(金属、非金属) 9.水の化学(特性、硬度、pH) 10.有機化合物の構造分類 11.有機化合物の置換基による分類 12.有機合成の反応分類 13.高分子化合物(糖、タンパク質) 14.界面の化学(洗剤) 15.界面の化学(乳化) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 講義ごとにプリント配布 単位数 2 CCC1305503 授業科目名 化学 担当者 仁宮 章夫 年次 1 テーマと 到達目標 原子、イオン、分子を基礎として糖、アミノ酸、タンパク質、脂質さらには環境や健康面で問題となる化学物質の分 子をを知り、また分子構造を理解することによって自然科学の視点から環境や健康に留意した生活ができるようにな ることを到達目標とする。 概要 化学は身の回りの物質を取り扱う学問である。その物質を構成する原子、イオン、分子について学習する。衣食に ついてそれらを構成している具体的な物質、例えば、糖質、アミノ酸とタンパク質、脂質それぞれの分子の性質を学 習して毎日の生活面で役立てる。さらに、環境問題に関するさまざまな物質、例えば、環境ホルモンについても学 習する。結果として、生活に関連した化学物質についての知識を身につけ、自分自身のみならず環境に配慮した 生活を学習して、各自の生活を見直すことができるようになる。 評価方法 この科目では、講義ごとへの積極的参加態度(20%)、知識の修得程度を確認するための試験(60%)、自ら調べま とめる能力を確認するためのレポート(20%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 講義では自作のプリントを使うので、講義で説明した重要な点をプリントに記入して、プリントを必ず整理しておき、 いつでも提出できるようにしておく。さらに、毎回の講義で復習用のプリントを配布するので次回の講義には自分で 問題を解いて提出する。さらに、講義の終了時には次回の講義にふれるので、各自が利用している情報機器などを 利用してそのテーマの内容を予習をしておく。 春学期授業計画 1. 原子の構造 2. イオン 3. 分子 4. 金属と非金属との性質 5. 有機化合物 6. 異性体 7. 衣料と洗剤 8. 食品一般の問題 9. 糖質 10. アミノ酸とタンパク質 11. 脂質 12. 農薬・環境ホルモン 13. プラスチック 14. 環境に関する化学物質 15. 講義の総括 16. 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 適宜資料配布 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 CCC1305601 授業科目名 人類生態学 科目分野 担当者 末吉 秀二 年次 1 テーマと 到達目標 人類生態学の視点から、ヒトの環境への適応を理解することができる。 概要 人類生態学は、個体群レベルで人間の生存をとらえ、その生業・食物・人口学的側面に関する包括的な研究から、 ヒトの環境への適応を明らかにする学問分野と定義される。 本講義は、①生態系のなかの人間、②人間の生存と健康、③人口からみた人間、④環境問題と人間の大テーマを ブレークダウンして詳しく説明する。また、今日の環境問題や人口問題の本質について理解を深める。 評価方法 試験80%、小レポート10%、受講態度10%で評価する。 履修条件・ 注意事項 指定した教科書は必ず購入すること。 毎回講義で指定する章を通読し、不明な点を明確にすること(予習)、不明な点が理解できたかを確認すること(復 習)。 履修期 春学期授業計画 ◆自然と数理 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1 オリエンテーション 2 生態系と人類の特性 3 人類の起源と進化 4 生存様式の変化と多様性 5 生業と社会 6 身体とその機能 7 行動の生態学 8 栄養と健康 9 病気の生態学 10 長期的な人口変化 11 人口指標と集団の適応 12 現代の人口問題 13 エネルギーと資源 14 ライフスタイルと環境 15 地球環境問題と人類 16 試験 教科書1 人類生態学 著者:大塚柳太郎・河辺俊雄・高坂宏一ほか 出版社:東京大学出版会 ISBN:4-13-052300-7 教科書2 参考書1 参考書2 生態人類学を学ぶ人のために 著者:秋道智彌、市川光雄、大塚柳太郎編 出版社:世界思想社 ISBN:4-7907-0561-7 単位数 2 CCC1305701 授業科目名 統計学 担当者 山本 敦之 年次 1 テーマと 到達目標 テーマは「数学としての統計学の理解と、推測統計学の実践」である。学生は、度数分布や確率分布の基礎概念を 練習問題を解きながら習得する。その上で、母平均や母分散の区間推定や、仮説検定(母平均・母分散、適合度・ 独立性、母相関係数)の技法に習熟する。これによって学生が関係する分野の現実の問題でそれらの技法を使いこ なす能力を身につけることが到達目標である。 概要 集団の代表値・散布度や二つの集団の相関などの度数分布論の基礎概念、二項分布・正規分布やχ2乗分布やt 分布などの確率分布論の基礎概念を、問題演習を通じて習得する。しかるのち、母平均や母分散の区間推定や母 平均・母分散や適合度・独立性や母相関係数に関わる仮説検定の問題を解き、さまざまな分野における応用への 道を開く。 評価方法 復習テスト10回(計50点)。これと定期試験(50点)で評価する。 履修条件・ 注意事項 順列・組合せ、確率、数列、微分積分の初歩など、ある程度の数学的知識は履修に際して必要条件である。それと 毎回復習すること。 春学期授業計画 1.度数分布 2.代表値・散布度 3.平均・分散の計算 4.相関係数 5.確率変数 6.2次元確率分布 7.二項分布 8.正規分布 9.χ2分布とt分布 10.標本分布 11.区間推定 12.仮説検定 13.母平均・母分散の検定 14.適合度・独立性の検定 15.母相関係数の検定・推定 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 新統計入門 著者:小寺平治 出版社:裳華房 ISBN:4-7853-1099-5 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 CCC1305801 授業科目名 数学 担当者 山本 敦之 年次 1 テーマと 到達目標 医療系をはじめとする、広範囲の専門分野で将来必要となる数学的知識、つまり「1変数や2変数の微積分」がテー マである。限られた時間の中で基礎的なものに限定してその学習をおこなう。学生が1変数と2変数の微積分の基礎 的問題を解く能力を身につけることが到達目標である。 概要 まず1変数関数では、さまざまな初等的関数(整関数、三角関数、指数関数)の性質について学び、これらの関数や その逆関数の微分や積分を行なう。また級数展開について学ぶ。2変数関数では全微分という概念を理解し、さま ざまな関数の微分や積分を行なう。また2変数関数の極値問題や重積分の問題を解く。こうして1変数と2変数の微 積分の基礎的問題を解く能力を身につける。 評価方法 復習テスト10回(50点)および定期試験(50点)。 履修条件・ 注意事項 数学I,A,II, Bを履修していること。 春学期授業計画 1.簡単な1変数関数と2次曲線 2.三角関数と逆三角関数 3.指数関数と対数関数 4.1変数関数の微分 5.初等関数の導関数、n次導関数 6.平均値の定理とテイラー展開 7. 1変数関数の不定積分 8. 1変数関数の定積分 9. 2変数関数の微分 10. 2変数関数の極値 11. 2変数関数の累次積分 12.重積分 13.変数変換 14.変数変換と積分 15.総括 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 基礎演習 微分積分 著者:寺田 文行 出版社:サイエンス社 ISBN:4-7819-0680 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆自然と数理 単位数 2 SA213061 授業科目名 日本文化史 担当者 加藤 健次 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「消費社会に関する基本知識」と「販売と消費からみた大衆文化の歴史」をテーマとして、日本史と日本文化史を学 び、消費を中心として成長・発展してきた近代化の歴史と現状を理解し、語れるようになることを到達点とする。 概要 日本の社会体制と支配層を年代を追って学びながら、同時にその時代の人々(庶民)の生活はどういうものだった かについて考察する。特に経済活動の一環としての消費に注目する。中世から近代・現代へかけて人々の需要は どう変化してきたのか。それに対応して職人や文芸・美術家は何を創造してきたのか。さらには日本文化として伝承 されてきた文化遺産について、建築、庭園、茶、花、美術、能、歌舞伎、文芸、等を中心に、スライドで形象を確認し らがらその特質について学ぶ。 評価方法 「近代化の歴史を語れるようになる」という目標への到達度について、各学生の<気づき>を計るために、授業での 質問や発表等を通じて総合的に評価する。また、「歴史と現状を語れるようになる」の到達度について、知識および 認識力・用言力を計るための試験を行って評価する。授業毎試験(30%)、授業への積極的な参加態度(20%)、単 位認定試験(50%)を合計して総合評価する。 履修条件・ 注意事項 予習は、事業計画にあるテーマに関する情報収集を行うこと。毎授業の終了時に「次週のテーマ」が示されるので、 それを図書館で調べて授業内で発表できるようにしてくることである。復讐は、各事象について研究した専門書を図 書館で調べ、それを読んでみることである。最終週に行われる単位認定試験で、復習の成果が問われる。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.書道史-空海と最澄 2.仏教史(1)-仏教伝来から末法思想まで 3.仏教史(2)-鎌倉以降の宗教思想家たち 4.日本文化の特色は融合と発展にある 5.建築・彫刻史-時空を超えて 6.「日本」にとりつかれた日本人 7.神道史-神仏習合から国家神道へ 8.学問・思想史-「生き方」が思想になる 9.茶道史・華道史 10.絵画・工芸史 11.文学史(1)白鵬文化から近世 12.連歌・俳諧史 13.芸能と大衆文化史 14.文学史(2)近・現代と韻文・評論 15.日本音楽史 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 『超速!最新日本文化史の流れ』 著者:竹内 睦泰著 出版社:ブックマン社 ISBN:ISBN-10: 4893086073|ISBN-13: 978-4893086075 ◆国際社会文化領域 単位数 2 SA213046 授業科目名 日本史Ⅰ 担当者 國方 久史 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:日本の歴史の原始・古代から近世までを講義する。 到達目標:教職の教科に関する科目の一つであるので、採用試験に出題される問題に対応できるレベルを到達目 標とする。前近代の日本の歴史の大きな投げれを把握できるようになることが大切である。 概要 本講義では,日本の原始・古代から近世に至る歴史に関するさまざまな問題を、テーマとして取り上げるが、全体とし て通史的な構成となるように心がけた。細分化されたテーマはそれぞれバラバラに存在しているのではなく、それら を総合することで時代の全体像を把握できるように配慮した。未曾有の大転換期にさしかかっている21世紀の人類 社会の歩みの中で、われわれ日本人が何をなすべきか、またなしうるかを正確に見極めるためにも、「日本とは何 か」という課題に立ち向かわなくてはならない。日本列島において、数十万年前から営まれてきた人類社会の歴史 の中に日本を置き、その千数百年の歴史を総括し、その実態を明らかにすることが重要である。 評価方法 平常の受講態度、定期試験の成績、課題、小テスト、授業への参加などを総合的に判断して評価する。定期試験 (50%)、課題・小テスト(50%)。 履修条件・ 注意事項 義の三分の二以上に出席することが定期試験を受けるための条件である。教員免許状取得を目的とする科目であ るので、授業に対する取り組みの姿勢については厳しく指導する。小テストを実施するので、「日本史Ⅰノート」の予 習・復習は欠かせない。 春学期授業計画 1,オリエンテーション、日本史を学ぶ意味 2、日本文化のあけぼの 3、律令国家の形成 4、貴族政治と国風文化 5、鎌倉幕府の成立 6、元寇と幕府の衰退 7、室町幕府の成立 8、幕府の衰退と室町文化 9、戦国大名の登場 10、織豊政権と桃山文化 11、幕藩体制の成立 12、幕藩体制の展開 13、経済の発展と元禄文化 14、幕政の改革 15、幕政の衰退と化政文化 16、単位認定試験 教科書1 「日本史概説」 教科書2 参考書1 参考書2 「日本史Ⅰノート」 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆国際社会文化領域 単位数 2 SA213047 授業科目名 日本史Ⅱ 担当者 國方 久史 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:近・現代の日本の歴史の推移。 到達目標:教職の教科に関する科目の一つであるので、採用試験に出題される問題に対応できるレベルを到達目 標とする。近・現代の歴史の流れを理解すること。世界の動きとの関連に十分配慮すること。 概要 本講義では、近代から現代までの日本の歴史に関するさまざまな問題をテーマとして取り上げながら、全体として通 史的な構成となるように配慮した。細分化されたテーマを総合することで時代の全体像を把握できるように心がけて 講義したい。日本近代史を理解することは、アジアの近隣諸国との友好な関係を築くうえでも必要不可欠であろう。 日本史が日本という自明の対象を持つかのように考えられた時代は去り、日本の多元的把握や国境の相対化を通 じて、近代=国民国家形成の特質を解明する必要が意識されるようになった現在、現代が直面する諸問題の由来 を歴史の中に探ることを通して、未来につながる歴史像を考えることが重要である。 評価方法 平常の受講態度と定期試験、課題・小テスト、授業への参加などを総合的に判断して評価する。最終試験(50%)、 課題・小テスト(50%)。 履修条件・ 注意事項 テキストは毎時間必ず持参すること。講義の三分の二以上の出席を定期試験を受けるための条件とする。授業に対 する取り組みの姿勢については厳しく指導する。「日本史Ⅱノート」の予習・復習は不可欠である。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆国際社会文化領域 単位数 秋学期授業計画 1、オリエンテーション、維新前夜 2、明治新政権と維新の諸改革 3、文明開化と征韓論 4、自由民権運動の発展と挫折 5、明治憲法体制の確立 6、日清・日露戦争 7、日本資本主義と産業革命 8、日本帝国主義の確立 9、第一次世界大戦参加と大戦下の社会・経済 10、普選運動と社会運動 11、金融恐慌と大恐慌 12、満州事変とファシズムへの道 13、日中戦争と日本ファシズムの成立 14太平洋戦争と総力戦 Ⅰ5、大日本帝国の崩壊と戦後の日本 16、単位認定試験 教科書1 「近現代の日本史」 教科書2 参考書1 参考書2 「日本史Ⅱノート」 2 SA213048 授業科目名 東洋史Ⅰ 担当者 國方 久史 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:前近代の中国の歴史を講義する。 到達目標:教職の教科に関する科目の一つであるので、採用試験に出題される問題に対応できるレベルを到達目 標とする。前近代中国の歴の大きな流れを把握することが重要である。 概要 本講義では、主として中国の古代から明清時代に至る歴史について講義する.中国史に関するさまざまな問題を テーマとして取上げながら、全体として通史的な構成となるように配慮した。我が国の歴史は、中国との一衣帯水の 関係のもとで展開してきた。中華文明がもたらした影響の強さは、われわれが今なお常用する漢字を取り上げただ けでも理解できよう。両国の関係は、過去から現在間へと連なり。さらには未来をも規定する宿命的なものといってよ い。とりわけ経済の面においてっは国家や地域を超えて世界が一体化しつつある現在にあって、一国を対象とする 歴史叙述にいかなる意味があるのかという問いに対しては、中国に関する限り、両国の永い歴史で培われてきたお もさを指摘しておかねばならない。 評価方法 定期試験、課題・小テストを総合的に判断して評価する。最終試験(50%)、課題・小テスト(50%)。 履修条件・ 注意事項 テキストを用意するので毎時間持参すること。講義の三分の二以上出席することが、定期試験を受ける条件である。 受講態度・授業への参加状況については厳しく指導する。小テストを実施するので、「東洋史Ⅰノート」の予習・復習 は欠かせない。 春学期授業計画 1、オリエンテーション、中国の多様性 2、中国古典文明の形成1 3、中国古典文明の形成2 4、秦・漢統一帝国の成立1 5、秦・漢統一帝国の成立2 6、魏晋南北朝の変遷 7、隋・唐世界帝国の形成1 8、隋・唐世界帝国の形成2 9、五代・宋と対外関係 10、遼・西夏・金の興亡 11、元の中国支配 12、明・清時代の中国 13、インドの古典文明 14、イスラーム世界の形成と発展 15、トルコ・イラン世界の展開 16、単位認定試験 教科書1 「中国の歴史」 教科書2 参考書1 参考書2 「東洋史Ⅰノート」 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆国際社会文化領域 単位数 2 SA213049 授業科目名 東洋史Ⅱ 担当者 國方 久史 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 中国近現代の歴史の歩みを理解するとともに、アジア各国の近現代の動きを理解すること。 教職の教科に関する科目の一つなので、採用試験に出題される問題に対応できるレベルを到達目標とする。 概要 近年発展の著しい隣国中国の近・現代の歴史について講義する。日本を含めた欧米列強の侵略により苦難の歴史 を歩んできた中国近・現代の歴史を理解することは必ずしも容易ではないが、本講義ではできる限り平易に講義し たいと思っている。 アジア各国も近代以降西欧列強の植民地あるいは従属国となったが、そこからどのようにして 独立を果たしていったのかを中心に、近現代の動きを考えてみたい。 評価方法 定期試験、課題・小テスト、出席状況などを総合的に判断して評価する。最終試験(50%)、課題・小テスト(50%)。 履修条件・ 注意事項 テキスを毎時間持参すること。講義の三分の二以上の出席を最終試験を受けるうえでの条件とする。授業への参加 態度などについては厳しく指導する 。小テストを実施するので、「東洋史Ⅱノート」の予習・復習は欠かせない。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆国際社会文化領域 単位数 秋学期授業計画 1、オリエンテーション、アヘン戦争とアロー戦争1 2、太平天国と洋務運動 3、変法運動・義和団運動 4、辛亥革命と中華民国の成立 5、文学革命と五・四運動 6、国共の合作と分離 7、満州事変と日中戦争 8、中華人民共和国の歩みー大躍進政策 9、文化大革命 10、改革・開放政策 11、オスマン帝国の動揺とアラブの目覚め 12、南アジアと東南アジアの植民地化 13、アジア諸国の改革と民族運動 14、アジア諸地域の自立 15、第三世界の自立と危機 16、単位認定試験 教科書1 「中国近・現代史」 教科書2 参考書1 参考書2 「東洋史Ⅱノート」 2 SA213050 授業科目名 西洋史Ⅰ 担当者 國方 久史 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:古代ギリシア世界~重商主義と啓蒙専制主義の時代に至る西洋の歴史 到達目標:教員免許資格取得に関する科目なので、教員採用試験の問題に対処し得るレベルへの到達を目標と する。授業への参加態度などを厳しく指導する。西洋の歴史の流れを理解すること。他の世界との関係に十分留意 すること。 概要 現代世界は、国際的に解決しなければならない多くの問題や課題を抱えている。この現代国際社会の中で、日本 が国際的に信頼関係を築いていくためには、現状を認識するだけでなく、諸外国が歩んできた歴史を踏まえた深い 異文化理解が不可欠である。ここに、広く世界の歴史に目を向ける意味がある。現代の西洋世界を理解するために は、遠い過去から積み重ねられてきた伝統を理解することが必要である。古代ギリシア・ローマ世界も、中世ヨーロッ パ世界も、現代世界と異なる世界核を持つとともに、現代世界の基層となる世界でもある。 評価方法 単位認定試験(50%)、小テスト(30%)、課題(20%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 「西洋史Ⅰノート」を用意するので、必ず予習・復習を行うこと。小テストを必ず受験するとともに、課題を提出するこ と。 春学期授業計画 Ⅰ、ポリスの成立と民主制への歩み 2、ヘレニズム時代とギリシア文化 3、共和制ローマ 4、ローマ帝国 5、キリスト教とローマ文化 6、西ヨーロッパ世界の成立 7、東ヨーロッパ世界の成立 8、西ヨーロッパ世界の変容 9、ヨーロッパ中世文化 10、ヨーロッパ世界の拡大 11、ルネサンス 12、宗教改革 13、主権国家体制の形成 14、重商主義と啓蒙専制主義 15、まとめ 16、単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 「西洋史Ⅰノート」 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆国際社会文化領域 単位数 2 SA213051 授業科目名 西洋史Ⅱ 担当者 國方 久史 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:近・現代西洋の歴史 到達目標:教員免許資格取得に関する科目なので、採用試験の問題に対処できるレベルを目標とする。授業への 参加態度などは厳しく指導する。近・現代の西洋の歴史の流れを理解すること。世界の他の地域との関連に十分留 意すること。 概要 大学で歴史を学ぶのは、歴史を通して知的な能力を鍛え、過去についての知識のみならず、現在や未来について の見識や洞察力を養うためである。近年盛んに言われるようになったキャリア形成教育では、汎用的な能力や教養 が重視されているが、歴史はこうした能力を培う分野の1つである。大切なことは知識の量ではなく、過去の事実を 歴史的に関連付け、現在との関係で意味を探ることのできる能力である。 評価方法 単位認定試験(50%)、小テスト(30%)、課題(20%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 「西洋史Ⅱノート」を用意するので、必ず予習・復習に努めること。小テストは必ず受験すること。課題は必ず提出す ること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆国際社会文化領域 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 Ⅰ、ヨーロッパ諸国の海外進出 2,17~18世紀のヨーロッパ文化 3、産業革命 4、アメリカ独立革命 5、フランス革命 6、ナポレオンの大陸支配 7、ウィーン体制 8、ヨーロッパの再編 9、アメリカの発展 10、帝国主義時代 11、第一次世界大戦とロシア革命 12、ヴェルサイユ体制とファシズム 13、世界恐慌と第二次世界大戦 14、冷戦体制 15、冷戦の終結と社会主義体制の解体 16、単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 「西洋史Ⅱノート」 単位数 2 A1120140 授業科目名 地域研究C 担当者 路 玉昌 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 中国は近年目覚ましい経済発展を遂げ、政治も変貌し、国際社会における存在も大きくなってきている。社会保障 も整備されつつある。一方、腐敗事件が続発し、社会格差が深刻化しているなど様々な問題も起きている。本講義 は、こうした現代中国を分析する。本講義を受講することにより、現代中国の国家制度、権力構造、社会構造とその 変容、経済システム及び環境と社会保障の現状と問題点などについて理解できるようになる。 概要 本講義では、現代中国の国家制度、一党支配下の権力構造、社会構造とその変容、経済改革と経済格差、環境問 題、社会保障問題などを様々な視点で捉え分析する。 評価方法 授業態度、課題レポートなど(30%)、期末テスト(70%)で総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 毎回担当教員が予習と復習の範囲・内容を指示するのでそれらをしっかり行うこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆国際社会文化領域 2015年度 秋学期 単位数 2 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.国家制度 3.共産党一党支配の構造 4.政治改革 5.中国の経済力 6.中国の経済改革 7.中国経済のグローバル化 8.格差の問題 9.格差が拡大し続けた要因(ディスカッションとレポート の提 出) 10.人口問題 11.社会構造とその変容 12.環境問題(1) 13.環境問題(2) 14.社会保障問題(1) 15.社会保障問題(2) 16.期末テスト 教科書1 必要に応じてプリントを配布する。 教科書2 参考書1 参考書2 適宜に紹介する。 SA213060 授業科目名 国際関係史 担当者 國方 久史 年次 1 テーマと 到達目標 近代から現在までの国際関係の推移を理解することを目標とする。 概要 近代以降から現在までの国際関係の推移について講義する。国際政治の現実は、我々の予想を超えて急展開し ている。しかし、国際関係がどのような方向に流れているのか。何が現在の国際関係で本当の問題点なのか。ある いは、我々はこれから予想される国際関係の流れの中でどのように行動すればよいのか。このような問いに答えるた めにも、これまでの国際関係の推移を理解しておくことは不可欠であろう 評価方法 定期試験、小テスト、課題、受講態度などを総合的に判断して評価する。最終テスト(50%)、課題(20 %)、小テスト(30%)。 履修条件・ 注意事項 教科書を忘れずに毎時間持参すること。三分の一以上欠席した者は、最終試験を受験する資格を失うので注意す ること。 春学期授業計画 1、パックス・ブリタニカ時代から列強時代へ 2、第一次世界大戦から講和会議へ 3、ヴェルサイユ・ワシントン体制の成立と展開 4、ヴェルサイユ・ワシントン体制への挑戦 5、第二次世界大戦の勃発と拡大 6、大同盟の戦時戦略と戦後国際秩序を求めて 7、ヤルタ会談と冷戦への道 8、冷戦の開始と展開 9、1960年代の米中ソ関係 10、ベトナム戦争 11、1960~70年代の米ソ関係と第三世界 12、レーガン時代とゴルバチョフ=鄧小平時代 13、イラン・イラク戦争と湾岸戦争 14、東欧・ソ連の崩壊 15、まとめ 16、単位認定試験 教科書1 「国際関係史」 教科書2 参考書1 参考書2 随時紹介する。 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆国際社会文化領域 単位数 2 A1120190 授業科目名 近代東アジア史 担当者 國方 久史 年次 1 テーマと 到達目標 日・中・韓・台湾の近代化の歩みと植民地化の経緯を理解することを到達目標とする。 概要 本講義で取り上げるのは、日本・中国・韓国・台湾の近現代の歩みと相互の関係についてである。日本人にとって 「近代」という言葉はプラスのイメージを抱くであろう。では、中国や韓国、台湾の人々にとってはどうだろう。歴史を 振り返れば、そこには常に何がしかのネガティブなイメージが付きまとっている。それぞれの国民心理や民族感情か らくる「思い込み」や「思い入れ」による歴史理解に対し、より冷静に歴史理解を深め、同時に各国に対する前向きの 関心が高まるような授業を行いたい。 評価方法 定期テスト、課題、小テストなどを総合的に判断して評価する。最終試験(50%)、課題(20%)、小テスト(2 0%)、授業への参加(10%)。 履修条件・ 注意事項 テキストを用意するので、毎時間持参すること。講義の三分の二以上に出席することが、定期試験を受ける条件であ る。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆国際社会文化領域 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1、オリエンテーション 2、日本の開国 3、中国の開国 4、朝鮮の開国1 5、朝鮮の開国2 6、日本の近代改革 7、中国の近代改革1 8、中国の近代改革2 9、朝鮮の近代改革1 10、朝鮮の近代改革とその挫折 11、朝鮮の植民地化 12、植民地支配下の朝鮮 13、植民地支配下の台湾 14、植民地支配からの解放 15、まとめ 16、単位認定試験 教科書1 「近代日本とアジア」 教科書2 参考書1 参考書2 「近代東アジア史ノート」 単位数 2 SA113008 授業科目名 実践英語A 担当者 メルヴィオ 年次 1 テーマと 到達目標 The main theme of this course is "globalization and its consequences". It is aimed to improve students' English proficiency and to enhance the understanding on socioeconomic transition in the contemporary world from various perspectives, ranging from socioeconomic transformation, environmental issues, international relations, and cultural identities. The students are expected to acquire "critical thinking" as well as practical skills of academic English. 概要 「使える英語」への入門として、英語で考え表現するための基本的な語学力の強化を図る。英語を話すのでは なく「英語で考え, 理解し, 話す」ためには、誤りをおそれずに平易な表現を覚えることが重要である。「英語で 書く」ためには、日本語ネイティブにありがちな曖昧な思考を再認識し、何を表現したいのかをまず明確にしな ければならない。この実践英語Aは、英検準2級レベル以上の英語力を最低限の出発点として、大学生に相応し い知的な内容での会話・プレゼンテーション技能、文章読解および文章作成の技能を教授する。 評価方法 In-class participation (20%, how actively you participate in classroom sessions), comprehension of reading assignments (20%, you should be ready for reading various texts in English), mid-term report with short presentation (30%, you will be advised how to prepare for the mid-term report and presentation), final presentations (30%, on the topic you will choose). 履修条件・ 注意事項 受講者は最低限「英検準2級」レベルにあることがこの授業の履修に際しての前提である。 受講に際しては、必ず授業内容についての予習・復習に取り組み、疑問点は教員に確認すること。授業で用いる言 語は英語のみである。海外留学も視野に含め、真剣に英語力の向上を目指す学生を歓迎する。 At least EIKEN pre-2 grade is the minimum requirement for those who hope to take this course. Once you decide to take this course, it is self-evident that you will regularly attend class. In the classroom you should not use other language than English. Despite these warnings, those who are really serious to improve your English proficiency, especially those who plan to study abroad are warmly welcomed. 春学期授業計画 1. introduction to academic English UNIT A 2. vocabulary exercises 3. text comprehension (socioecomic topics) 4. discussions about environmental issues UNIT B 5. writing short essays 6. exchanging opinions 7. commenting current social topics 8. group discussions UNIT C 9. individual presentation 10. presentation skills 11. writing speech 12. writing comments on others talks UNIT D 13. discussion about globalization 14. debates on global economy 15. critical thinking 16. Final examination: students' presentations 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 指定しない。 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆実践外国語領域 単位数 2 SA113009 授業科目名 実践英語B 科目分野 担当者 メルヴィオ 年次 1 テーマと 到達目標 This course mainly aims to improve the linguistic and cultural competence of those students who hope to study abroad. 英語圏の大学への留学を実現できるよう言語的および文化的な英語の素養を習得し、大学生としてふさわしい知的 な会話や議論を英語できるようになることを到達目標とする。 概要 実践英語Bの受講のスタートラインとしては、英検準1級以上またはそれに相当するレベルを想定している。 履修期 2015年度 秋学期 ◆実践外国語領域 単位数 2 さまざまな場面において英語でスムーズなコミュニケーションができるように、実用性に重点をおいた実践的な語学 力の向上を図る。ネイティブの英語の速度についていけるよう、さまざまな視聴覚教材によってリスニングとボキャブ ラリーを訓練する。BBCやCNNといった国際報道の英語を聞き取り、その内容を把握しつつ、自らの意見を表現で きるようになることが期待される。 評価方法 In-class participation (授業への参加状況 20%, how actively you participate in classroom sessions), comprehension of reading assignments (英文読解の課題の達成度20%, you should be ready for reading various texts in English), mid-term report with short presentation (中間レポートとその内容のプレゼンテーション30%, you will be advised how to prepare for the mid-term report and presentation), final presentations and class discussion (最終プレゼンテーションとその内容についてのクラス討論30%). 履修条件・ 注意事項 この科目は、英検準1級レベルまたはそれと同等の英語力を最低限の前提として授業を行うので、履修に際しては とくに留意すること。授業では多くの英語テキストを読みこなすことが基本である。したがって、受講に際しては、必 ず予習・復習に取り組み、疑問点は教員に確認すること。授業で用いる言語は英語のみである。真摯に自らの英語 力の向上を目指す受講生を歓迎する。 At least EIKEN PRE1 grade is the minimum requirement for those who hope to take this course. Once you decide to take this course, it is self-evident that you will regularly attend class. In the classroom you should not use other language than English. You will be expected to read plenty of text in English as assignments. Despite these warnings, those who are really serious to improve your English proficiency, especially those who plan to study abroad are warmly welcomed. 春学期授業計画 秋学期授業計画 UNIT A 1. introduction to class activities 2. text comprehension (global issues) 3. writing reflections (global issues) 4. discussion and debate 5. vocabulary exercise (sociocultural issues) UNIT B 6. listening comprehension (sociocultural issues) 7. writing short essays 8. reading short journal articles 9. presentation exercise (students will choose topics) 10. group discussion UNIT C 11. giving a talk (students will choose topics) 12. proper manner of commenting others talks 13. discussion about international organizations 14. debates on global warming 15. debates on risk management 16. Final examination: students' presentations. 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 指定しない。 SA113014 授業科目名 実践韓国語A 科目分野 担当者 李 分一 年次 1 テーマと 到達目標 韓国語の文字構成(子音、母音)と音素、音節の構成原理(子音、母音の組み合わせ)を基礎から身に付け、読み 書き能力を体系的に学習する。また、韓国語と関連する社会、文化、歴史、慣習などの背景をも学習する。最終的 には、基礎文法や日常生活表現による自己紹介文の作成を目標とする。この講義を受講すれば、日本に隣接する 韓国の社会と文化が理解できる。また、コミュニケーション・スキルとともに、韓国の友達がつくられ、しかも韓国への 一人旅もできる。 概要 日本に近接する韓国を理解するために必要な言葉を身に付けることは、最も有効な方法の中の一つである。特 に、言語学的に類似性を持つ日本語と韓国語は、韓国語を学習する日本人にとって有利な側面が多い。この授業 では、韓国の理解に必要な初級レベルの会話とその背景を学習する。 評価方法 定期試験(80%)、提出物(10%)、授業姿勢(10%)等によって評価する。 履修条件・ 注意事項 受講生の予習(30時間)と複習(30時間)のために、トピック別の宿題とレポートを課す。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.ハングルの子音と母音 3.ハングルの子音と母音(読み書き) 4.子音と母音の組み合わせ 5.子音と母音の組み合わせ(発音) 6.第8課 私はチャンジウンと言います。 7.練習問題(挨拶の単語) 8.第9課 私は韓国人ではありません。 9.練習問題(職業の単語) 10.第10課 韓国語は面白いですか。 11.練習問題(趣味の単語) 12.第11課 週末に何をしますか。 13.練習問題(食べ物の単語) 14.第12課 授業は何時から何時までですか。 15.練習問題(花と木の単語) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 親しくなれる韓国語 著者:崔瑞ヒョン 出版社:白帝社 ISBN:978-4-86398-123-2 C3087 ◆実践外国語領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 SA113015 授業科目名 実践韓国語B 科目分野 担当者 李 分一 年次 1 テーマと 到達目標 実践韓国語Aで学習したハングル(子音、母音)、基礎文法、日常生活会話を中心に、各テーマに対応できる実践 会話を身に付ける。また、各テーマに関連する韓国のさまざまな情報や状況などについて理解を深めながら、中級 レベルの会話習得を目標とする。この講義を受講すれば、日本に隣接する韓国の社会と文化が理解できる。また、 コミュニケーション・スキルとともに、韓国の友達がつくられ、しかも韓国への一人旅もできる。 概要 日本と韓国は、古来より密接な関係にあったと言われている。この授業の前半部では、韓国の社会、文化、歴史、 慣習などの内容と関連する初級レベルの会話を中心に学習する。また、教科書に登場する各テーマに応じた背景 知識について意見交換を行う。後半部では、韓国の時事的関心事について自分の意見を自ら提示できる中級レベ ルの会話を習得するため、必要とされる多様な背景を提供して意見交換を行う。 評価方法 定期試験(80%)、提出物(10%)、授業姿勢(10%)等によって評価する。 履修条件・ 注意事項 受講生の予習(30時間)と複習(30時間)のために、トピック別の宿題とレポートを課す。 履修期 春学期授業計画 ◆実践外国語領域 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.第13課 このかばんはいくらですか。 3.練習問題(世界の貨幣とお金の単語) 4.第14課 運転できますか。 5.練習問題(外国語標記) 6.第15課 韓国の食べ物が好きですか。 7.練習問題(体の単語) 8.第16課 ここから南大門市場まで遠いですか。 9.練習問題(形容詞の反対語) 10.第17課 写真を撮って下さい。 11.練習問題(家族の呼称) 12.第18課 どちらのご出身ですか。 13.練習問題(場所の単語) 14.去年の夏休みに韓国へ行きました。 15.練習問題(十二支と動物の単語) 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 親しくなれる韓国語 著者:崔瑞ヒョン 出版社:白帝社 ISBN:978-4-86398-123-2 C3087 2 SA113016 授業科目名 実践韓国語C 担当者 姜 明求 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 到達目標は真面目に学習すれば、日常会話、文章の書き、新聞やドラマなどで使われる韓国語が聞き取れることが できるようにすること。韓国・韓国語の勉強が楽しめるようにすること。 概要 講義概要と目的は次の通りである。日本に近接する韓国を理解するために言語を身につけることは、最も有効な手 段の1つである。 この講義では、中級レベルの会話とビジネスの言葉について学習する。講義の内容は、初級の学習内容を復習しなが ら、初級から中級へと無理なくステップアップできるようにする。文字、基礎の文法の勉強と共に、状況や場面に応じた 自己紹介や家族の紹介、出会い、食事、ビジネスの言葉、などの内容をわかりやすく説明する。また、講義では韓国 の社会、文化、歴史、習慣などについても学習する。 評価方法 授業態度・貢献度(20%)、小テスト(20%)、単位認定試験(60%)によって評価する。 履修条件・ 注意事項 教科書購入。積極的に学ぶ姿勢と問題意識を持って取り組むこと。出席を重視するので休まないように。私語、メー ル、飲食、携帯電話、無断退室の厳禁である。教科書あるいは配布した資料を事前によく読むこと。また、毎回復習 をして、自分のものにしておくこと。日頃から、韓国、韓国語に関心を持つこと。 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.文字の復習(1) 3.文字の復習(2) 4.저는 장지은 이라고 합니다 5.異文化とコミュニケーション 6.이 가방은 얼마입니까 7.한국 음식을 좋아합니까 8.韓国語と音楽 9.異文化とコミュニケーション 10.어디 출신입니까 11.韓国語と映画 12.작년 어름휴가 때 한국에 갔어요 13.異文化とコミュニケーション 14.올해부터 한국어를 공부할거에요 15.全体のまとめ 16.単位認定試験 教科書1 親しくなれる韓国語 著者:崔瑞玹 出版社:白帝社 ISBN: 978-4-86398-123-2 | 教科書2 参考書1 参考書2 講義中に適宜指示する。 科目分野 履修期 ◆実践外国語領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 SA113011 授業科目名 実践中国語A 科目分野 担当者 路 玉昌 年次 1 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能の習得(実践入門編)をテーマとして、中国語によるコミュニケーションの基礎 能力を身につける。まず発音を完全にマスターする。それから、基本的な表現を学習・練習することにより、春学期 終了時には挨拶、自己紹介、買い物をする際の簡単なやり取りができることを到達目標とする。 概要 中国語によるコミュニケーション技能の習得(実践入門編)。 中国語での読む・書く・話す力を伸ばすためには、まず発音を完全にマスターする必要がある。中国語の発音が難 しい。そのため、1ヶ月近く徹底的に練習を繰り返す。その後、基本的な表現を学習・練習する。春学期終了時には 日常挨拶や自己紹介、買い物をする際の簡単なやり取りができるよう指導する。 評価方法 日頃の小テスト(20%)、予習、復習、発言などの参加姿勢(20%)、単位認定試験の成績(60%)で評価する。詳しい評 価方法は初回の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 毎回予習と復習の範囲・内容を指示するのでそれらをしっかりと行うこと。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.発音Ⅰ 単母音、声調、子音) 3.発音Ⅱ 軽声、そり舌音) 4.発音Ⅲ 鼻音を伴う母音) 5.第1課 自己紹介 6.同 上 (会話の練習と復習)、第2課 これはなんですか? 7.第2課 (会話の練習と復習) 8.第3課 これはいかがですか? 9. 同 上 (会話の練習と復習)、第4課 買い物 10.第4課 買い物、(会話の練習と復習) 11.第5課 どこにありますか? 12.同 上 (会話の練習「と復習)、第6課 何がありますか? 13.第6課 (会話の練習「と復習) 14.第7課 何時に行きますか? 15. 同 上 (会話の練習と復習) 16.期末テスト 秋学期授業計画 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 《新版》 1年生のコミュニケーション中国語 著者:塚本 慶一監修 劉 穎著 出版社:白水社 ISBN:978-4-560-06902-8 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆実践外国語領域 単位数 2 SA113012 授業科目名 実践中国語B 科目分野 担当者 路 玉昌 年次 1 テーマと 到達目標 中国語によるコミュニケーション技能の習得(実践基礎編)をテーマとして、中国語によるコミュニケーションの基礎 能力を身につける。これまで学習した中国語の基礎を基に、様々な場面での会話表現に触れながら、より高度な文 法事項、表現等を習得し、読解力と会話力を養うことができる。 概要 これまで勉強してきた語彙や文型などを応用しつつ、設定された場面での語彙や表現を吸収する。その中で基礎 的な文法事項、表現等を会話や筆記練習等で理解を深め、会話力、読解力、応用力を高める。 評価方法 日頃の小テスト(20%)、予習、復習、発言などの参加姿勢(20%)、単位認定試験の成績(60%)で評価する。詳しい評 価方法は初回の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 テキストの購入については、第1回の授業の時に説明する。毎回予習と復習の範囲・内容を指示するのでそれらを しっかりと行うこと。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆実践外国語領域 単位数 2 秋学期授業計画 1.第8課 ホテルのフロントで 2.同 上 (会話の練習と復習)、第9課 タクシーに乗る 3.第9課 (会話の練習と復習) 4.第10課 試着と支払い 5.第10課 ホテルのフロントで 6.同 上 (会話の練習と復習)、第11課 苦情を訴える 7.第11課 (会話の練習と復習) 8.第12課 紛失届を出す 9. 同 上 (会話の練習と復習)、第1課 北京到着 10.第1課 (会話の練習と復習) 11.第2課 道を尋ねる 12. 同 上 (会話の練習と復習)、第3課 買い物 13.第3課 (会話の練習と復習) 14.第4課 バスに乗る 15.同 上 (会話の練習と復習) 16.期末テスト 教科書1 《新版》1年生のコミュニケーション中国語 著者:塚本 慶一監修 劉 穎著 出版社:白水社 ISBN:978-4-560-06902-8 教科書2 2年生のコミュニケーション中国語 著者:塚本 慶一監修 劉 穎著 出版社:白水社 ISBN:978-4-560-06906-6 参考書1 参考書2 SA313006 授業科目名 スポーツリーダーシップ論 担当者 前田 信弘 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「スポーツにおけるリーダーシップを理解する」をテーマとし、スポーツ集団・組織におけるリーダーシップの基礎知 識を学び、それらの知見を実際のスポーツ現場で活用し、チームパフォーマンスを向上させる能力を習得できる。 概要 スポーツ集団においてはリーダーの存在がパフォーマンスに大きな影響を及ぼす。まず、これまでのリーダーシップ 研究の主な理論また心理学的な視点からリーダーシップについて基本的知識を学習する。また、それらをベースに リーダーシップを実際の現場で如何に発揮するかの能力を、これまでの事例分析、グループワーキング(現場で起 こる様々な問題について課題発見・原因追求・解決方法)を通して獲得できるよう授業を行う。 評価方法 取り組む姿勢、授業態度30% 課題発表(個人・グループワーキング)40% 試験30% 履修条件・ 注意事項 1)リーダーシップについてこれまでの自らの経験についてまとめ参加すること 2)復習しグループワーキングでいかせるよう必ずノートを作成すること 春学期授業計画 1ガイダンス 2リーダーのパーソナリティ 3リーダーシップのスタイル 4リーダーシップ理論 5リーダーの心理学的考察 6チームにおけるリーダーシップ 7直面するリーダーの課題①トラブルを防ぐ 8直面するリーダーの課題②トラブルを解決する 9グループワーキング① (一般的な場面におけるリーダー) 10グループワーキング② 11リーダーのコーチング能力① (スポーツ現場におけるリーダー) 12リーダーのコーチング能力② 13リーダーのコミュ二ケーションスキル 14リーダーの戦略行動 15リーダーシップとフォロワーシップ 16試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 ◆スポーツ学領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 SA313008 授業科目名 社会スポーツ概論 科目分野 担当者 高藤 順 年次 1 テーマと 到達目標 「社会スポーツの概念」及び「社会制度としての社会スポーツの実態」をテーマとし、それらについて地域のスポーツ 指導者になるために必要な知識を習得するとともに、指導者としての能力が発揮できることを到達目標とする。 概要 (地)現在スポーツは、特に先進諸国においては人々の社会生活の一部となり、きわめて高度に整備され機能して いる。しかしながら、学校体育や企業スポーツを中心にスポーツが普及・発展してきたわが国の社会スポーツは、 1993年日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)開幕以降、文部科学省や日本体育協会、スポーツ競技団体を中心によう やく発展しつつある現状である。また、バブル経済の崩壊、リーマンショック以降、企業クラブが休・廃部が増加する 一方、地域・市民を中心とした総合型地域スポーツクラブも増加傾向にある。本講義では、スポーツと社会に関わる 様々なしくみや課題及び今後の展望を解説する。 評価方法 最終試験(30%)中間レポート(30%)毎回の小レポート(30%)受講姿勢(10%)評価の詳細については、第1回目 の授業において説明する。 履修条件・ 注意事項 授業終了後の小レポート内容とともに自分なりの考察を毎回授業後、ノートにまとめておくこと。授業に対する取り組 みについては、厳しく指導する。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆スポーツ学領域 単位数 2 秋学期授業計画 1.(地)社会スポーツの概念 2.学校体育との相違点 3.日本における社会スポーツ発展の歴史 4.アメリカにおける社会スポーツ発展の歴史 5.ヨーロッパにおける社会スポーツ発展の歴史 6.社会スポーツ発展のための法整備 7.社会スポーツ発展のための行政支援 8.社会スポーツ発展のための企業支援 9.(地)社会スポーツ発展のための地域住民とのタイアップ 10.(地)地域スポーツクラブ活動の現状と課題 11.公共スポーツ施設活動の現状と課題 12.商業スポーツクラブの現状と課題 13.(地)プロスポーツの社会スポーツへの貢献と課題 14.総合型地域スポーツクラブへの展望と課題 15.社会スポーツの現状の課題と今後の展望 16.最終試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(パワーポイントの資料を使用) SA313047 授業科目名 スポーツ哲学 科目分野 担当者 森田 啓之 年次 1 テーマと 到達目標 「体育・スポーツ事象を哲学的に理解する」をテーマとして、様々な体育・スポーツ事象の本質について考える中 で、体育・スポーツの現状を批判的に分析できる視点を身につける。 具体的には、体育とスポーツはどのように区別されるのか、これからどのような方向に向かうべきなのかについて、 自分の中に妥当な「観」を形成することを到達目標とする。 概要 保健体育科の教員の具体的仕事である「保健体育授業」と「運動部活動」を取り上げ、その意義や価値についてグ ループ討議を交えながら考察を深める。また、教育や指導についての根本を学ぶために、哲学的文献の精読も求 めながら、「体育・スポーツ指導のあり方」について共に考えていくなかで、これからの自身の学びについて再確認 する。 評価方法 この授業では、自分の中に妥当な「体育・スポーツ観」を形成することを到達目標としているため、最終的には「試 験」(60%)においてその理解度や定着度をみる。と同時に、事前学習としてのレポート課題の提出(10%)、出席と グループ討議への積極的参加態度(30点)とを併せて、総合評価を行う。ただし、試験においては6割の点数がな ければ単位は認定しない。 履修条件・ 注意事項 集中講義のため、参加型の進め方を多くする。毎日の課題としてレポートを課し、翌日にその成果をプレゼンするの で、試験に加えて、レポート提出は必須である。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 第1回:体育・スポーツ実践をめぐる現状(1) −体育概念の出自 第2回:体育・スポーツ実践をめぐる現状(2) −概念の多義化と その問題性− 第3回:体育とは何か(1) −スポーツとの相違:関係概念と実体 概念− 第4回:体育とは何か(2) −普通体育と専門体育− 第5回:体育とは何か(3) −プラトンの「洞窟の比喩」と教育の超 越性− 第6回:体育とは何か(4) −プラトンの「洞窟の比喩」と体育の超 越性− 第7回:教科体育論(1) −民間教育団体の思想と実践(その1) − 第8回:教科体育論(2) −民間教育団体の思想と実践(その2) − 第9回:教科体育論(3) −民間教育団体の思想と実践(その3) − 第10回:教科体育論(4) −民間教育団体の思想と実践(その 4)− 第11回:課外体育論(1) −運動部活動の教育的意義− 第12回:課外体育論(2) −運動部活動の抱える課題− 第13回:地域スポーツ論(1) −わが国におけるスポーツ振興の これまで− 第14回:地域スポーツ論(2) −これからのスポーツ振興のありか た− 第15回:学校・社会体育関係論 −体育・スポーツにおける学社 連携と融合− 第16回:単位認定試験 教科書1 テキストは指定しない。適宜、資料プリントを配布する。 教科書2 参考書1 参考書2 「教養としての体育原理」 著者:友添秀則・岡出美則 出版社:(大修館書店)2005 ◆スポーツ学領域 単位数 2 SA313048 授業科目名 スポーツ史 担当者 森田 啓之 年次 1 テーマと 到達目標 「体育・スポーツの歴史を理解する」をテーマとして、様々な体育・スポーツ事象の歴史(成り立ち)について考える 中で、体育・スポーツの現在と今後を考察する視点を身につける。 具体的には、スポーツはどのように生まれたのか、並びにこれからどのような方向に向かうべきなのかについて、自 分の中に妥当な「観」を形成することを到達目標とする。 概要 スポーツの象徴である「オリンピック」を取り上げ、古代から現代に至るまでどのような経過を辿ってきたのか、さらに は近代に誕生した「近代スポーツ」の特徴について理解を深めるとともに、学校体育の歴史を振り返る中で、これか らの体育やスポーツの進むべき方向性について、考察する。 なお、互いの意見を冷静に交換できる能力を培う意味でも、授業はプレゼンテーションとグループ討議を中心に進 める。 評価方法 この授業では、自分の中に妥当な「体育・スポーツ観」を形成することを到達目標としているため、最終的には「試 験」(60%)においてその理解度や定着度をみる。と同時に、自ら調べまとめる能力を確認するための課題レポート とその発表(10%)、出席とグループ討議への積極的参加態度(30点)とを併せて、総合評価を行う。ただし、試験 において6割の点数がなければ単位は認定しない。 履修条件・ 注意事項 集中講義のため、参加型の進め方を多くする。毎日の課題としてレポートを課し、翌日にその成果をプレゼンするの で、試験に加えて、レポート提出は必須である。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆スポーツ学領域 単位数 2 秋学期授業計画 第1回:我々はなぜ歴史を学ぶのか? −歴史を学ぶ意義− 第2回:スポーツと遊戯、体育の概念史 第3回:未開社会、古代社会のスポーツ 第4回:中世のスポーツ 第5回:近代スポーツの誕生 第6回:近代オリンピック 第7回:生涯スポーツの概念と普及 第8回:スポーツの個別史(1)イギリス発のスポーツ 第9回:スポーツの個別史(2)アメリカ発のスポーツ 第10回:スポーツの個別史(3)民族スポーツ 第11回:スポーツの個別史(4)ニュースポーツ 第12回:近代教育思想と体育 第13回:近代体育の誕生 第14回:学校体育の理念の変遷 第15回:日本における学校体育の変遷 第16回:単位認定試験 教科書1 テキストは指定しない。適宜、資料プリントを配布する。 教科書2 参考書1 「スポーツ史講義」 著者:稲垣正浩他 出版社:(大修館書店)1995 参考書2 「体育史講義」 著者:岸野雄三 出版社:(大修館書店)1984 K71092119 授業科目名 産業と技術の歴史 科目分野 担当者 大谷 卓史 年次 1 テーマと 到達目標 技術と社会・経済・規範などが相互作用して、どのように私たちの生きる世界を形成してきたか、人物を中心にして 学び、今後の自分自身の職業選択や将来の生き方を考察できる知識と基礎的能力を習得する。 1.技術者という人物を中心に見ることで、現代社会における産業・技術とそれを取り巻く制度のあり方が、いかにし て歴史的に生成してきたものか理解できる。 2.産業革命から現代に至る産業・技術の歴史を概括的に把握できる。とくに、世界史・日本史上の出来事と連関さ せて理解できる。 3.上記の2点を踏まえ、現代の科学・技術・産業の変化について、 自分自身の職業選択や将来の生き方と関連さ せて考察できる。 概要 産業革命期以後の産業と技術の歴史について、代表的な企業家・技術者などの人物の伝記を通じて学ぶ。技術の 歴史は、ある社会的・技術的文脈の中で人々が創造し、つくりあげてきたものである。どのような社会や技術の状態 があってある人物の人間形成や科学技術的知識の習得が行われ、彼らのどのような活躍によって、産業や技術が 構築されてきたのか学ぶ。 毎回簡単な課題提出を求める。内容は自分の意見であれば自由で採点には関係がないが、授業内容を理解したう えでの意見であるかどうかなどを課題で確認する。課題に対しては、次回以降授業担当者から返答を行う。 評価方法 平常点(受講態度30%と課題10%)+定期試験(60%) 履修条件・ 注意事項 授業に積極的に取り組む姿勢が単位取得には必要です。 予習:授業内で指定する参考書および配布資料の指定部分を読んできてください。 復習:授業終了後にアップロードするスライドを見て、授業内容を再度振り返ってください。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 第1回 イントロダクション 第2回 ハリソン―世界時刻の計測 第3回 ワット―産業革命の原動力 第4回 ブルネル―大英帝国の技術ビジョン 第5回 エジソン―発明と経営の間で 第6回 エジソンとその時代(ビデオ閲覧) 第7回 ベル―電信から電話へ 第7回 デフォレスト―無線通信とラジオ放送 第8回 大原孫三郎-産業とフィランソロピ 第9回 ベンツ―ガソリンエンジン搭載の自動車 第10回 ライト兄弟―空間意識を変えた飛行機 第11回 フォン・ブラウン―宇宙ロケットとミサイル 第12回 コンピュータの誕生(ビデオ閲覧) 第13回 ビル・ゲイツ-パソコン産業をつくる 第14回 「サイバーノーツ」群像-インターネットをつくる 第15回 まとめ 第16回 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ◆環境・経営領域 『近代発明家列伝――世界をつないだ九つの技術』 著者:橋本毅彦 出版社:岩波書店 ISBN:4004314283 単位数 2 K71092113 授業科目名 経営学概論 科目分野 担当者 姜 明求 年次 1 テーマと 到達目標 到達目標は、この講義を通じて経営学の基礎知識、企業に関する基礎知識を習得し、それを活用して経営学の用 語の説明、応用ができるようにすることが目標である。また、経営学の全体像を理解することを目標とする。さらに、 次のような能力が養成されることを目標にする。教科書と資料を読み、調べることによって、読む力、調べられる力が 養われる。企業経営の仕組みを調べて、それを整理し、まとめる力を涵養する。さらに、講義の内容について質問を し、それに答える訓練を通じて考える力とコミュニケーション能力が養われる。 概要 講義概要と目的は次のとおり゛ある。経営学は社会科学の1分野であり、我々が生きていく上で関わりが深い重要な 学問である。 本講義では、経営学に関する基礎的な概念と理論を中心にとりあげ、わかりやすく解説し、それを理解することを 狙いとする。講義内容は、株式会社の仕組み、日本の雇用制度、競争戦略のマネジメント、組織構造のマネジメントなど である。また、講義は教科書を中心に進行し、必要に応じて参考資料を配布する。皆様はこの講義を通して経営学 の基礎的な知識を学び、それを活用することができる。ビデオ教材も活用する。 評価方法 授業態度・貢献度(20%)、小テスト(20%)、単位認定試験(60%)によって評価する。 履修条件・ 注意事項 教科書購入。積極的に学ぶ姿勢と問題意識を持って取り組むこと。出席を重視するので休まないように。私語、メー ル、飲食、携帯電話、無断退室の厳禁である。教科書あるいは配布した資料を事前によく読むこと。また、毎回復習 をして、自分のものにしておくこと。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.企業経営の全体像 3.経営学の全体像 4.株式会社の仕組み 5.日本の雇用制度の仕組み 6.ケースの研究 7.競争戦略のマネジメント 8.多角化戦略 9.組織構造のマネジメント 10.ケースの研究 11.キャリアテザイン 12..情報システムと事業の仕組み 13.経営学の広がり 14.経営学の未来 15.全体のまとめ総合復習 16.単位認定試験 教科書1 1からの経営学(第2版) 著者:加護野忠男・吉村典久 編著 出版社:中央経済社 ISBN:978-4-502-69610-7 C3034| 教科書2 参考書1 参考書2 講義中に適宜指示する。 ◆環境・経営領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 K71092107 授業科目名 行政法 科目分野 担当者 入江 祥子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 <テーマ> 行政法の基礎を理解し、現在の行政システムについて発展的に考察する <到達目標> 1 行政法の特徴を比較法で説明できる 2 行政法の法体系を理解できる 3 用語を説明できる 4 現在の行政システムの問題点を指摘できる 概要 行政法を「行政組織法」、「行政作用法」、「行政救済法」の分野に分け、それぞれの分野の概要を解説しし、基本 的論点を考察する。「国家賠償法」および「地方自治法」についても基本事項を押さえる。 評価方法 授業の理解度は、講義内で実施する小レポートおよび期末試験で評価する。 小レポートは理解度の高さに応じボーナス点を付与する。 私語、飲食、途中退室など他人に迷惑をかけるような受講態度がみられた場合には、受講を認めない場合がある。 受講態度には出席状況も加味する。 履修期 ◆環境・経営領域 2015年度 秋学期 単位数 2 成績評価は、受講態度(30%)、小レポート(30%)、期末試験(40%)の割合で行う。 期末試験を受験した者であっても、大学所定の出席数に満たない場合は、その者の単位認定は行わない。 履修条件・ 注意事項 <履修条件> 日本国憲法等法律科目を受講済みの者の受講が望ましい。 (そうでなければ自習にて基礎知識を習得するよう努力すること。) 予習復習は必須である。 公務員試験への対応は講義では基本的に行わないが、個別質問には応じる。 <受講上の注意)> 小レポートの提出をもって出席とみなす。 授業中の私語、飲食、途中退室および再入室は他者に対する迷惑行為であるので厳禁とする。 講師の指示に従わない者の受講は認めない。 <出席について> 口頭での欠席願には応じない。 出席数の把握は各自が責任をもって行うものとし、個別照会には応じない。 配布物の再配布は行わないので、自己都合で欠席した場合の配布物は各自で準備すること。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1 イントロダクション~行政法とは~ 2 行政法総論 3 行政組織法 4 行政作用法(1) 5 行政作用法(2) 6 行政作用法(3) 7 行政作用法(4) 8 行政作用法(5) 9 行政救済法(1) 10 行政救済法(2) 11 行政救済法(3) 12 行政救済法(4) 13 国家賠償法 14 地方自治法 15 期末試験 16 総括 教科書1 毎回レジュメを配布する。 使っている参考書があれば持参してかまわない。 教科書2 参考書1 参考書2 六法 K71092105 授業科目名 会計学Ⅰ 担当者 谷牧 義仁 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 すべてのビジネスマンにとって必要な「会計感覚」をテーマとして、実際の仕事の上で必要とされる「会計感覚」を身 につけ、生かせることを到達目標とします。 概要 普段、普通に生活をしていても「会計」とかかわっていると思うことはあまりないかもしれません。しかし、意外というべ きか当たり前というべきか、実は会計と私たちは生活のいろいろな場面でつながりを持っています。 例えば、ネットを使って株式などの投資を行う場合、会計はその判断材料として生かされています。また、学生の就 職活動では、対象となる企業の情報には、財務情報として会計の情報があり、その企業の現状や将来性を読み取 ることのできる情報があるとされています。会計は「会計の専門家だけが理解していればよい」というものではなく、 「企業に関わるすべての人にとっても必要な知識」なのです。 この講義では、会計という側面から企業の仕組みや会計の基本的なこと、会計の役割について学習します。 評価方法 ● 評価方法:単位認定試験、課題、授業態度等を総合的に評価する ● 評価基準:単位認定試験(70%)、課題・授業態度等(30%) 履修条件・ 注意事項 ● 授業の進め方、評価方法などについて、第1回目講義で説明を行うので受講予定者は必ず出席すること ● 講義で使用するテキストは必ず購入すること ● 単位認定試験の受験資格:講義の3分の2以上の出席 ● 毎回の授業において、必ず復習が必要となる ● よくわからないところがあれば、授業時などに質問すること 春学期授業計画 1.イントロダクション 2.会計の基礎 3.企業の目的 4.売上と利益 5.管理会計の基礎 6.損益分岐点 7.管理会計と評価 8.財務会計 9.税務会計 10.キャッシュ・フロー計算書の必要性 11.キャッシュ・フロー経営 12.キャッシュ・フローと税金 13.PDCAサイクル 14.KPIと重要指数 15.まとめ 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 適宜指示する 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆環境・経営領域 単位数 2 K71092112 授業科目名 環境法 科目分野 担当者 小田 淳子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマと到達目標:環境法の制定された背景と法体系の基礎,環境保全の費用負担の考え方,環境法の体系的な 概念の知識,環境法の各論について学ぶ。環境関連法規の体系と概要に関する基礎的要素を習得することを目標 とする。企業・行政・国民の各立場で,環境汚染の予防や環境保全のためになすべき役割を明確に認識し,企業社 会で環境経営を目指して働くうえでの基礎的能力を身につけることができる。 概要 環境問題への社会や政府の対応には,大気汚染,水質汚濁,廃棄物問題,ゴミのリサイクルなど,様々な法的問題 が含まれており,環境に関する法が環境法である。講義では,地球規模や地域規模で発生している様々な環境問 題に対し,人が健康で快適な生活を享受できる社会の構築に向けて,法的対応はどのようであるか,企業・行政・国 民はどのような役割や責務が求められているかを学ぶ。環境法の位置づけ,構成とその内容,法の相互関係や特 徴について講述する。講義中はテキストと併用する講義プリントの作成も同時進行する。 評価方法 評価方法:授業取り組み姿勢,講義プリント・レポートの提出,定期試験の成績を合わせて評価する。 評価基準:受講態度(10%),提出物・レポート等(20%),定期試験(70%) 履修条件・ 注意事項 教科書を講義で使用するので,必ず購入して授業に臨むこと。 教科書や資料での予習・復習を必ず行うこと。 講義への遅刻(-5),講義中の私語及び途中退室は減点扱いとするので注意のこと。 課題に対しては提出期限等を厳守すること。 履修期 春学期授業計画 ◆環境・経営領域 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション(環境問題と環境法) 2.環境問題の多様化と環境被害対応の歴史 3.環境基本法と環境の法体系 4.環境の基本原則(汚染者負担・拡大生産者責任) 5.企業による環境影響と環境マネジメント 6.地球温暖化と関連法(地球温暖化対策) 7.地球温暖化と関連法(エネルギー政策) 8.廃棄物処理と循環型社会 9.リサイクル法の概要と各論 10.グリーン購入と環境ラベル 11.生物多様性と国際的取り組み 12.動植物と生態系保護 13.環境被害への対応(大気・水・土壌の汚染) 14.生活環境公害への対応(悪臭・騒音・化学物質) 15.国際的環境問題への対応 16.定期試験 教科書1 なるほど図解 環境法の仕組み 著者:中嶋乃扶子 出版社:中央経済社 ISBN:978-4-502-04380-2 教科書2 参考書1 参考書2 新・よくわかる ISO環境法(改訂第4版)) 著者:鈴木敏央 著 出版社:ダイヤモンド社 ISBN:978-4-478-00740-2 2 K71092118 授業科目名 知的財産制度入門 担当者 生駒 正文 年次 1 テーマと 到達目標 テーマ:事業経営と知的財産マネージメントについて。 到達目標:知的財産権制度全体の体系を理解し、法的な思考を身につける。 概要 今後、日本の将来を担う学生諸君は、「知的財産の創造(技術・農産品)」、「保護(法律)」、「活用(経営・経済等)」 の3領域を動かす原動力となる知的財産経営教育の学習が必要とされている。21世紀は、知的財産の時代といわ れ、知的財産経営が一段と重視されている。知的財産経営に関する知識は、農業品・技術開発にかかわる各企業 にとって、技術・商品化開発を展開するコア技術展開力やマネジメントスキル(知財の力)が必要となり、特に文系学 生には経営と知的財産権を保護する視点から、知的財産経営の基礎について理解を深める必要がある。 評価方法 毎回の授業への取り組みと定期試験を重視する。試験(70%)、出席点(30%) 履修条件・ 注意事項 授業では学習資料として教科書および配布プリントを使用するので、 毎回の授業でのテーマとなる該当箇所について必ず予習および復習をすること。」 教科書を持参・出席すること、ノートをとること、考えることを原則に講義にのぞむこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆環境・経営領域 2015年度 秋学期 単位数 2 秋学期授業計画 1 知的財産基礎 知的財産と知的財産権2 知的財 産基礎 〃 3 知的財産基礎 知的財産保護制度のあらまし 4 知的財産基礎 〃 5 知的財産基礎 知的財産保護制度のあらまし 6 知的財産基礎 〃 7 知的財産基礎 知的財産保護制度のあらまし 8 知的財産基礎 〃 9 特許実務 特許明細書の基本的書き方(1) 10 特許実務 特許明細書の基本的書き方(2) 11 特許実務 特許出願の手続 12 特許実務 特許・意匠商標の調査知識 13 知財経営 事業戦略と知財マネジメント 14 知財経営 〃 15 知財経営 〃 16 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ポイント知的財産法 出版社:マスターリンク K71092124 授業科目名 環境とライフスタイル 科目分野 担当者 小田 淳子 年次 1 テーマと 到達目標 大量消費・大量廃棄の現代社会が抱える環境諸問題に対応するため,地球環境の保全と生活環境の改善に向け て求められるライフスタイル変革のあり方について学ぶ。利便性を追求する生活様式と環境負荷の関わりから,個人 や社会が取るべき生活スタイルの変革を理解し,環境倫理や社会的責任への意識を高めることを目標とする。 日常生活の中の環境負荷や資源の浪費等について強い問題意識を持ち,環境配慮型生活を送るための実践力を 身につけることができる。 概要 (地)環境問題の解決には,問題の現象そのものに関心を寄せるのではなく、社会の消費生活と環境との関わりに 関心を持ち,自らの行動につなげることが重要である。そのためには,大量消費の行われる今日の社会は,人間環 境や社会環境,文化に対しどのような変化と問題を生じさせているのか,また環境負荷低減に向けてどのような仕組 みが動いているのかを実践的に学ぶ機会が必要である。この講義では, ①消費社会(企業,国民,事業所,地域)をテーマとする4課題を設定し,グループ発表や討論を取り入れたアクティ ブラーニングの授業形式で進めながら,事前講義・グループ学習・発表まとめにより学習効果を図る。 ②消費環境社会と高梁地域の森林保全問題にテーマを設定し,高梁NPOとの協力による地域体験学習プログラム を実施する。外部講師講演による事前学習→地域での学外実習→振り返のプログラムを通して,受講生が地域社 会へのより深い関心を高め,環境取り組みに持続的かつ積極的に課題を認識する力を養っていく。 評価方法 評価方法 : テーマに対するグループ活動(課題レポート・発表・取り組み姿勢),体験学習プログラムの参加・取 組),定期試験をあわせて,総合的に評価を行う。 評価基準: 課題レポート20%,グループ活動(発表・取り組み姿勢)30%,定期試験50% 履修条件・ 注意事項 履修条件・注意事項 講義中,遅刻,他の迷惑となる私語・途中退出(トイレ等),課題の遅延はいずれも減点扱い(5点)とする。 討論テーマについて,事前学習のための課題レポート作成を必ず行うこと。 問題提起・討論ができるように,新聞記事やテレビのニュース等で情報収集を常に行っておくこと。 体験学習(予定)の実施に際しては,日程調整して必ず受講するものとする。 履修期 春学期授業計画 1.講義ガイダンス・環境関心度チェック 2.消費生活の変遷と循環型社会の到来 3.物質やエネルギーの消費と環境負荷 4.地域のごみ問題から発生する課題(地) 5.循環資源とリサイクルの社会 6.ごみ分別とリサイクル活動(課題発表1) 7.消費社会と環境保全:森林資源の役割 8.消費社会と環境活動:地域の森林保護(講師講演)(地) 9.消費社会と環境活動:森林体験学習(地) 10.環境配慮の行動とは:企業の取り組み 11.環境配慮の行動とは:大学等の取り組み 12.環境配慮の行動とは(課題発表2) 13.日常生活の環境負荷 14.日常生活の環境配慮活動 15.日常生活の環境配慮活動(課題発表3) 16.定期試験 教科書1 テーマ毎に,プリントを配布する。 教科書2 参考書1 エコライフを実践する 著者: 杉山久仁子 出版社:丸善(株) ISBN:4-621-07247-1 参考書2 ごみ問題とライフスタイル 著者:高月 紘 出版社:日本評論社 ISBN:4-535-04828-2 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆環境・経営領域 単位数 2 K710921271 授業科目名 環境経営概論 担当者 井勝 久喜 年次 1 テーマと 到達目標 「戦略的環境経営の必要性と意義」をテーマとして、地球環境と企業経営の関係性を学び、なぜ環境経営が必要な のかということについて考える。 環境と経済及び環境経営の方法論の概要を学ぶことにより、2年次以降の専門科目に円滑につながる能力を身に つけることを到達目標とする。 概要 なぜ、企業は環境に配慮した経営をしなければならないのか、持続可能な人類社会を築くために環境経営が必要 なことを、環境問題発生の原因と関連づけて理解する。さらに、持続可能な企業経営における、企業の社会的責任 と環境経営戦略の概念と重要性について理解するとともに、環境経営の具体的内容について概要を講義する。 評価方法 試験(50%)、発言などの授業中の学び(30%)、課題レポート(20%)、で評価する。ただし、他の受講生に迷惑とな る受講態度が認められた場合には、減点することもある。また、参加型学習法であることから、授業態度を重視す る。詳しい評価方法は、最初の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 1)講義と参加型学習法により授業を行うので、予習が必須である。予習の内容については授業時間中に指示す る。2)指示に従って、必ずノートを作成し復習をすること。3)初回の講義には、必ず出席すること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆環境・経営領域 単位数 秋学期授業計画 第1回 環境問題と経済社会 第2回 環境の価値 第3回 経済理論概要 第4回 環境と経済1 第5回 環境と経済2 第6回 エコロジカルフットプリント 第7回 豊かさの概念 第8回 環境経営の歴史的背景(世界の動き1) 第9回 環境経営の歴史的背景(世界の動き2) 第10回 環境経営の歴史的背景(日本の動き) 第11回 環境経営手法概要 第12回 環境経営手法各論 第13回 環境経営と社会的ジレンマ 第14回 戦略的環境経営 第15回 環境経営用語の理解 第16回 試験 教科書1 使用しない(プリントを配布する) 教科書2 参考書1 参考書2 実践環境経営論 著者:堀内行蔵/向井常雄 出版社:東洋経済新報社 ISBN:4-492-50156-8 2 K71092207 授業科目名 環境ビジネス論 科目分野 担当者 小田 淳子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 環境ビジネスの方向性と施策,多様な環境ビジネスのあり方について知識の習得を図り,業態や企業の具体的な 事例を学ぶことにより,地球環境問題の解決と環境ビジネスの関連性を考察する能力を養うことを目標とする。環境 分野への就業・起業を行う基礎的な能力と意欲を身につけることができるようになる。 概要 地球環境問題や地域・社会問題は私たちの生活に大きな被害を及ぼすだけでなく,企業活動やビジネスにも影響 をもたらしている。講義では,環境問題の解決と持続可能な社会の構築に向けた環境ビジネスの方向性と環境施策 について概説したうえで,産業界は企業経営における環境戦略を具体的にどのように進めているか講述する。特 に,実践的な環境ビジネスの事例として,業種別の取り組みを挙げて解説する。講義の後半では,企業の環境ビジ ネスモデルをテーマに,調査やグループ討論,発表報告を取り入れる。 評価方法 評価方法:課題,ディスカッション・発表,定期試験の成績で総合的に評価する。 評価基準:課題・復習プリント等(15%),発表・ディスカッションへの意欲(25%),定期試験(60%) 履修条件・ 注意事項 教科書,配布プリントの予習・復習を必ず行こと(復習の成果を評価するためにプリント提出を2回程度行う)。 後半のグループ活動が大きなポイントとなるので,欠席・遅刻をしないこと。 講義中の私語及び途中退室,課題の遅延は減点扱いとするので注意のこと。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆環境・経営領域 単位数 秋学期授業計画 1.環境ビジネスとはなにか 2. 地球環境問題と企業の社会的責任 3.環境政策と企業活動のグリーン化 4.環境配慮型製品とビジネス 5.電機業界の製品開発と対策 6.自動車産業界と環境対策 7.リサイクル産業とビジネス 8.外部講師 (環境ビジネス企業の戦略) 9.エネルギー産業と環境対策 10.農林業とビジネス 11.事例調査(課題設定・実施) 12.事例調査(討論・まとめ) 13.事例調査(発表・ふりかえり) 14.環境ビジネスの市場規模と環境ベンチャー 15.環境ビジネスへの期待と課題(振り返り) 16.定期試験 教科書1 環境ビジネスと政策 著者:馬奈木俊介・豊澄智己 出版社:昭和堂 ISBN:978-4-8122-1167-0 教科書2 参考書1 次世代環境ビジネス 著者:尾崎弘之 出版社:日本経済新聞出版社 ISBN:978-4-532-31431-6 C3034 参考書2 環境ビジネス最前線―リーディングカンパニーに学ぶ10のイノベーション 著者:スマートエナジー 出版社:カナリア書房 ISBN:978-4778202064 2 K71092121 授業科目名 地球環境科学 科目分野 担当者 井勝 久喜 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「環境を科学的に理解する」をテーマとして、地球環境について自然科学と社会科学の両面から学び、環境問題の 解決を自ら考え、行動に結びつけるための能力を身につける。 地球環境の歴史的変遷及び地球の物理的環境、化学的環境、生物学的環境なと、地球そのものについて理解す る。また、社会化学的に地球環境を捉える視点について理解する。加えて、地球環境問題の原因と現状について 学んでいく。環境社会検定合格レベルを到達目標とする。 概要 地球環境問題を理解するための基礎的知識を学び、地球環境問題とは人間の活動が自然環境に影響を与え、そ れが再び人間や社会に悪影響を与える図式を知る。地球環境の基礎である水圏、気圏、地圏、生物圏についての 基礎的な理解を深めるとともに、人間活動と自然環境との関わりについての複雑な仕組みを考察する。また、人間 及び社会システムと環境破壊、資源、エネルギー問題等の関係について、事例を示しながらその問題点と解決策を 導き出す能力が身に付くよう討論を交えながら講義を進める。 評価方法 参加型学習が主体であるので、発言などの授業態度(50%)、試験(30%)、課題レポート(20%)、で評価する。ただ し、他の受講生に迷惑となる受講態度が認められた場合には、減点することもある。また、参加型学習法であること から、授業態度を重視する。詳しい評価方法は、最初の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 1)後半はLTD話し合い学習法により授業を行うので、予習が必須である。2)指示に従って、必ずノートを作成し復 習をすること。3)初回の講義には、必ず出席すること。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆環境・経営領域 単位数 秋学期授業計画 第1回 地球環境科学を学ぶ意味 第2回 地球環境の歴史認識 第3回 地球の物理的環境 第4回 地球の化学的環境 第5回 地球の生物的環境 第6回 地球環境と社会科学1 第7回 地球環境と社会科学2 第8回 地球環境問題の理解1 第9回 外部講師講演会 第10回 LTD話し合い学習法の解説 第11回 ゼロエミッションと環境 第12回 ヒューマン・エコロジー 第13回 環境倫理と環境教育 第14回 持続可能な開発のための教育 第15回 地地球環境問題の解決策を考える 第16回 試験 教科書1 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 教科書2 参考書1 参考書2 環境科学 -人間と地球の調和を目指して- 著者:日本化学会 出版社:東京化学同人 ISBN:4-8079-0579-1 2 K71092206 授業科目名 循環型社会論 科目分野 担当者 井勝 久喜 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「持続可能な資源利用を促進し、循環型社会の考え方の修得」をテーマとし、循環型社会の必要性を学ぶと共に、 資源の循環利用について学んでいく。また、資源循環型社会における企業経営のあり方を理解し、資源をマネジメ ントできる能力を身につけることを到達目標とする。 概要 製造業においてはものの生産が企業活動の柱である。そこでは大量生産・大量消費社会を作り出すことを目指して きたが、そのことが大量廃棄社会を作り上げ、廃棄物問題及び資源の枯渇問題を引き起こしている。近代の生産シ ステムは資源の採取から生産・消費・廃棄までの一方通行であったが、今後の社会においては、資源の循環と経済 の循環を同時に成り立たせる循環型社会の形成が必要である。本講では、循環型社会を作るために必要な取り組 みと企業の役割について論じる。 評価方法 BRD方式で授業を行い毎回の授業でレポートを作成しそのレポートを評価(50%)、課題レポート(20%)、試験 (30%)で評価する。ただし、他の受講生に迷惑となる受講態度が認められた場合には、減点することもある。詳しい 評価方法は、最初の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 1)BRD方式により授業を行うので、前週に配布された授業課題について予習が必須である。2)指示に従って、必 ずノートを作成し復習をすること。3)初回の講義には、必ず出席するこ と。 履修期 春学期授業計画 ◆環境・経営領域 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 第1回 循環型社会とは 第2回 市場経済の仕組みと循環型社会 第3回 廃棄物問題と循環型社会 第4回 3Rの展開 第5回 資源と循環型社会 第6回 エネルギーと循環型社会 第7回 リサイクル関連施設の見学 第8回 拡大生産者責任 第9回 エコロジカル・フットプリント 第10回 資源生産性 第11回 エコリュックサック 第12回 フードマイレージ 第13回 循環型社会の指標 第14回 循環型社会形成推進基本計画 第15回 リサイクル関連法令の解説 第16回 試験 教科書1 使用しない(プリントを配布) 教科書2 参考書1 参考書2 サステイナビリティ学 3資源利用と循環型社会 著者:小宮山宏他 出版社:東京大学出版会 ISBN:978-4-13-065123-3 単位数 2 S8213025 授業科目名 行動生物学 担当者 香田 康年 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 【テーマ】「人間理解のための新しい理論」である行動生物学の基本が分かる。「ヒトはなぜ、何のためにそのような 行動をするのか」など、人間の性質、人間の行動機作や脳の機能が、シンカの過程によって出来てきたことが分か る。 また、新しい知識から、疑問点を見つけ、過去の知識と照らし合わせながら理解し学ぶ力、思考力の訓練を行い、 身につける。 【到達目標】 人間の行動や感情などと脳の関係について大まかに分かる。脳は、身体の器官の一つであり、動物 によって構造が違っていることが分かる。動物の脳や身体の構造、行動は、シンカの過程を経て出来てきたことが分 かる。「生物のシンカ」とはどのような現象かが分かる。「生物シンカ」の起こる仕組みの基本が分かる。他の動物をは じめ人間の行動や感情が「シンカ」して形成されて来たことが分かる。本能や学習能力、理性とはどのようなことか、 おおよそ理解する。利他行動がなぜ起こるのかを理解するために、血縁淘汰説など、新しい進化理論の基本が分 かる。 概要 「ヒトを含めた動物はそれぞれの環境でそれぞれの状況に応じて進化してきた生物である」ととらえる行動生物学は 新しい進化理論を産みだし、従来の理解とまったく異なる人間の新たな理解の仕方を提供した。その考え方および 成果について講義する。行動はなぜどのように進化したのか、遺伝子と行動との関係、本能、学習、理性、知性、意 識と無意識、人間の心の性質などについて、行動生物学的な新たな理解の仕方を講義する。 上記のテーマや到達目標を達成するため、受講生の興味、疑問、理解の程度を重視するので、下記の講義順序 や講義内容、範囲などは適宜変更する。 受講生は、講義内容に関する疑問点や質問を積極的に出し、理解を深めて欲しい。かつなお、疑問点が残れ ば、毎回質問用紙を配布するので、記入すること。それにより学生の授業内容の理解度を知り、フィードバックを図 評価方法 小テストを複数回行い。それらの合計点により基本的に成績を判定する(おおよそ70%の予定)。各テストは、講義 の内容から、重要な内容について説明記述させる問題を中心に出題する。授業をとっていない友人に分かるような 説明記述ができていることが、採点の対象になる。 毎回の質問用紙の質問内容(授業内容を理解した上でのよく考えた質問であれば)、また授業に対する積極性な ど授業態度により、おおよそ30%の評価とする予定である。授業の質を高める積極性はプラス評価、逆に授業の進 行を阻害する授業態度はマイナス評価)。 履修条件・ 注意事項 授業内容は常識と異なることが多く、毎回授業は前回までの理解を前提に進めるので、毎回必ず復習し、いつ小テ ストがあっても対応できるように、充分理解し、ノート整理しておくこと。予習として、重要な点についての疑問点を整 理しておき、次回の授業で質問できるようにしておくこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆保健医療福祉領域 単位数 秋学期授業計画 1. 生物の進化=集団中の遺伝子の構成の変化 2.人間の性質は脳の構造による&元は遺伝子の変化 3.ニホンザル,チンパンジーとヒトの関係 4.血縁者に対する利他行動の進化 5.被血縁者に対する利他行動の進化 6.利他行動の進化に伴う様々な感情の進化 7.感情や欲求とは脳のシステムによっている 8.カッコウの行動 9.本能の進化 10.学習と本能の関係 11.理性と本能の関係 12.オヤニラミの行動 13.♂と♀の関係と子育て 14.性に関する進化 15.性の分化と遺伝子の発現 16.試験 教科書1 使用しない 教科書2 参考書1 参考書2 授業において,適宜紹介する 1 S8213024 授業科目名 栄養学 科目分野 担当者 産本 敦子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 健康と栄養との関わりについて理解し、望ましい食生活のあり方について考えることをテーマとし、自らの食生活を 見直し、問題点を探り、改善できる能力を身につける。 到達目標として ①栄養素の体内での働きについて理解できる。 ②健康保持・増進のために、何を、どれだけ、どのように食べればよいのかを理解できる。 ③疾病と栄養の関係について学び、疾病予防・治療・増悪化防止のための栄養食事療法について理解できる。 概要 栄養素の機能や食品の特性を理解するとともに、体内での消化・吸収・代謝について基礎的な知識を習得し、食 生活に関心を持ち、食生活と健康について考える。 さらに、さまざまなライフステージにある人の健康の保持・増進と疾病予防や治療のための食生活のあり方につい て考える。また、各種病態別の栄養食事療法についても学習することにより、理学療法士として患者の栄養指導へ の理解を深める。 評価方法 健康と栄養の関わりを理解し、望ましい食生活のあり方を考え、実践する能力を身につけることを目的とし、知識の 習得の程度を確認するための毎回の小テスト(30%)、定期試験(50%)、自らの食生活の問題点を探り、改善方法を 考えるためのレポート(20%)で総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業時に前回の授業内容について小テストを行うので、復習を必ずしておくこと。 履修期 春学期授業計画 1.健康と栄養 2.栄養素の種類と機能(糖質、脂質) 3.栄養素の種類と機能(タンパク質、ビタミン) 4.栄養素の種類と機能(ミネラル、食物繊維、水) 5.食品と栄養 6.エネルギー代謝 7.栄養素の消化・吸収 8.栄養素の体内代謝 9.日本人の食事摂取基準 10.ライフステージと栄養(乳児期~成人期) 11.ライフステージと栄養(更年期~高齢期) 12.臨床栄養1(循環器疾患患者の栄養食事療法) 13.臨床栄養2(消化器疾患患者の栄養食事療法) 14.臨床栄養3(栄養・代謝疾患患者の栄養食事療法) 15.臨床栄養4(その他の疾患患者の栄養食事療法) 16.試験 教科書1 使用しない(毎回プリントを配布する) 教科書2 参考書1 参考書2 系統看護学講座 栄養学 著者:小野章史ら 出版社:医学書院 ISBN:978-4-260-01993-4 ◆保健医療福祉領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 1 S8113013 授業科目名 微生物学Ⅰ 担当者 長町 榮子 年次 1 テーマと 到達目標 各種感染症における病原微生物及び感染予防に関する知識について学ぶ。広範なる微生物の知識を理解し、さら に、各種感染症における病原微生物及び感染予防に関する知識、滅菌・消毒、化学療法、微生物学的検査、新興 感染症、感染症法の分類と疾患等の専門的知識を習得する。 概要 看護専門職に必要な専門的知識を習得させるために、広範なる微生物の知識を充分に納得させる。さらに、各種 感染症における病原微生物及び感染予防に関する知識、滅菌・消毒、化学療法、微生物学的検査等の知識を教 授し、専門的知識を体得させる。 また、現代医療に不可欠な免疫に関する知識を、基礎から応用まで幅広く講義する。すなわち、病原微生物の生 態、感染の概念と生体反応(免疫反応)を理解し、細菌、ウイルス、リケッチア、真菌等の病原性、感染経路、感染症 の治療等について学ぶ。 医療現場において重要である消毒、滅菌法に関する知識、新興感染症(重症急性呼吸器症候群、鳥型インフル エンザのヒト感染等)、感染症法の分類と疾患等についても教授する。 評価方法 試験の成績(80%)を中心に、授業態度(10%)、課題レポート等(10%)による総合評価を行う。 履修条件・ 注意事項 授業予定の教科書のページを、熟読しておくこと。また、授業終了後には講義内容及び関連事項を、ノートにまとめ ておくこと。 春学期授業計画 1.序論,細菌の分類と命名法,細菌の形態 2.細菌の増殖,細菌の変異と遺伝 3.感染と発症,感染症の診断 4.消毒と滅菌 5.化学療法 6.院内感染とその対策 7.グラム陽性通性嫌気性および好気性球菌 8.グラム陰性通性嫌気性桿菌真菌学総論 9.らせん菌群 10.グラム陰性好気性桿菌・球菌 11.グラム陽性好気性および通性嫌気性桿菌 12.偏性嫌気性菌 13.マイコバクテリウム他 14.リケッチア 15.クラミジア,口腔細菌 16.試験 教科書1 シンプル微生物学 著者:東匡伸、小熊恵二他著 出版社:南江堂 ISBN:978-4-524-26207-6 教科書2 参考書1 参考書2 標準微生物学 著者:平松啓一、山西弘一他著 出版社:医学書院 ISBN:4-260-10445-4 科目分野 履修期 ◆保健医療福祉領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 1 S8213021 授業科目名 公衆衛生学 担当者 尾瀬 裕 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 公衆衛生は,疾病予防,寿命延長,精神的・身体的健康の保持増進を目的とした科学・技術であり,医学の体系の 中では,社会医学に位置づけられる。すなわち,基礎医学でも臨床医学でもなく,それらを利用する「応用医学」と しての側面を持っている。 公衆衛生は疾病予防や健康の保持増進が目的であり,対象となるのはほとんどが健康な人々であって,ある意味 ではリハビリテーションの対極にあるとも言える。国家試験の必須科目でないのも,そういう理由だと思われる。 しかし,地域リハビリテーション等に関する地域住民へのアプローチなどと公衆衛生活動とは共通点も多い。 そのために求められるのは,いわゆる"Public Heaith Mind"であり,それを身につけることが,この科目の到達目標 である。 概要 公衆衛生の領域は極めて広く,半期ですべての領域を学習することは不可能と言ってよい。したがって,地域リハビ リテーションと関連の深い領域,並びに医学の方法論の1つとしての疫学に重点を置いて授業を進めたい。 評価方法 期末試験の結果を重視する(90%)が,提出物の内容も評価の対象(10%)となる。 履修条件・ 注意事項 国家試験科目ではないので,試験は教科書等持ち込み可とするが,再試験はしない。 例年,成績は必ずしも良くない。とくに,教科書に記載のないことに関しては,極めてできが悪い。 授業に集中すること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆保健医療福祉領域 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション,公衆衛生学総論 2.衛生統計1 総論,人口統計 3.衛生統計2 生命表・疾病統計 4.疫学1 総論,研究方法 5.疫学2 疫学指標(頻度に関する指標) 6.疫学3 疫学指標(リスクにかんするもの) 7.疫学4 バイアス,交絡と因果関係 8.疫学5 疫学の応用 9.健康管理と集団検診の理論 10.予防医学の考え方 11.環境保健1 物理的環境因子 12.環境保健2 その他の環境因子 13.公害とその予防 14.対人保健概論 15.産業保健概論 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 シンプル衛生公衆衛生学2015年版 著者:小山洋,辻一郎 出版社:南江堂 1 S8213020 授業科目名 薬理学 科目分野 担当者 長町 榮子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 薬物の薬理作用とその作用機序、臨床応用、有害作用、薬物動態等について学ぶ。薬物に対する生体の反応に ついての基礎的知識を習得することができる。すまわち、薬の作用と有害作用(副作用)、循環器系に作用する薬、 抗菌剤の抗菌スペクトルと有害作用、抗癌剤、抗うつ薬・抗精神病薬等の精神科領域の薬等の作用機序、有害作 用、臨床応用等について習得する。 概要 医薬品の薬理作用についての知識は医療に携わる者にとっては、必須なものである。従って、薬物の最新の薬理 作用とその作用機序、臨床応用、有害作用、薬物動態等について教授する。さらに、「薬物に対する生体の反応」 についての基礎的知識を身につけさせる。薬の作用と有害作用(副作用)、循環器系に作用する薬、抗生剤の抗菌 スペクトルと有害作用、抗癌剤、消化性潰瘍治療薬の作用機序と臨床応用、抗うつ薬・抗精神病薬等の精神科領 域の薬、糖尿病治療薬等の長期間投与薬物の作用機序、有害作用、臨床応用について学ぶ。 評価方法 試験の成績(80%)を中心に、授業態度(10%)、課題レポート等(10%)による総合評価を行う。 履修条件・ 注意事項 授業予定の教科書のページを、熟読しておくこと。また、授業終了後には講義内容及び関連事項を、ノートにまとめ ておくこと。化学、解剖学、生理学等が基礎知識として必要である。 履修期 春学期授業計画 1.薬理学の概念・薬理作用 2.薬効に影響を及ぼす要因・薬の有害作用 3.薬の適用・各種製剤と処方箋・処方の実際 4.抗生物質各論・合成化学療法薬 5.がんの化学療法・免疫抑制薬・消毒薬その他 6.交感神経作用薬・副交感神経作用薬その他 7.全身麻酔薬・催眠薬・抗精神病薬その他 8.抗うつ薬・抗てんかん薬・麻薬性鎮痛薬その他 9.アレルギーと抗ヒスタミン薬・炎症と抗炎症薬 10.強心薬・狭心症治療薬・抗不整脈薬 11.抗高血圧薬 12.血管拡張薬・利尿薬その他 13.呼吸器系薬物(気管支喘息治療薬、鎮咳薬他) 14.消化器系薬物(胃・十二指腸潰瘍薬他) 15.物質代謝に作用する薬物(糖尿病治療薬他) 16.試験 教科書1 系統看護学講座 薬理学 著者:大鹿英世、吉岡充弘、井関 健著 出版社:医学書院 ISBN:4-00-02683-5 教科書2 参考書1 参考書2 今日の治療薬 著者:浦部晶夫、島田和幸、川合眞一編集 出版社:南江堂 ISBN:978-4-524-26925-9 || ◆保健医療福祉領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 S8113021 授業科目名 看護学概論 担当者 遠藤 明美、太湯 好子 年次 1 テーマと 到達目標 「看護とは何か」について考える素地を学ぶことを目標とする。看護学の基本概念である人間、環境、 健康、看護の 概要をとらえ理解できる。最終的には、自己の「看護観」を表現できることをねらいとする。 概要 看護の歴史を概観するとともに、人間、環境、健康、看護をキーワーズに、看護の対象である人間理解、健康の概 念、看護とは何かについて学ぶ。看護の目的・目標、看護の対象、看護の方法、機能を学習し、今日の看護のあり 方とこれからの看護について展望し、考察する。また、看護学の導入であり、各領域へと発展することを理解する。 評価方法 筆記試験(60%)、提出物(30%)、授業姿勢(欠席は減点対象)(10%)を合わせて評価する。 評価の詳細については、第一回目の授業時に説明する。 履修条件・ 注意事項 毎回の授業において問題提起と討論が可能なようにテキストの指定されたページを熟読してくること(予習)。 また、レポート提出を定期試験受験の条件とする。授業ごとにノートをまとめておくこと(復習)。 詳細は第一回目の授業で全体計画の説明をする。 看護とは何かが考えられるように、主体的な学習への取り組み状況を重視し、積極的に学び考えることを期待する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1 看護って 2 看護と看護基礎教育 3 看護の変遷・職業としての看護 4 健康とは① 健康の概念 5 健康とは② 人々の生活と健康 6 看護の対象である人間の理解① 7 看護の対象である人間の理解② 8 看護の対象である人間の理解③ 9 看護とは① 看護の定義 10 看護とは② 看護理論からみる看護の本質 11 看護とは② 看護の役割と機能 12 看護と倫理 ① 現代社会と職業倫理 13 看護と倫理 ② 看護実践における倫理原則 14 最終試験 15 私の看護観 まとめ 16 私の看護観 発表 教科書1 系統看護学講座 専門1 基礎看護学 [1] 看護学概論 著者:茂野 香おる 他 出版社:医学書院 教科書2 看護の基本となるもの 著者:ヴァージニア・ヘンダーソン著 湯槇ます・小玉香津子訳 出版社:日本看護協会出版会 参考書1 フローレンス・ナイチンゲール 看護覚え書 著者:Florence Nightingale 訳 湯槇 ます他 出版社:現代社 参考書2 ◆保健医療福祉領域 単位数 2 S81130230 授業科目名 生活援助論Ⅰ 科目分野 担当者 掛谷 益子、澤田 和子、内田 裕子、片山 陽子、岡本 さゆり、木村 麻紀、市村 美香 年次 1 テーマと 到達目標 人の健康問題を解決に導くためには、看護の基本技術を適確に実施する能力が必要である。各基本技術を看護 行為として実践するためには、対象者への深い理解と社会的責任に立脚した判断が含まれる。看護技術を支える 態度や行為の構成要素である、知識と判断、実施と評価、利用者への説明、完全安楽の確保、プライバシーの保 護、指示の確認、報告・記録、個別性の対応、家族相談などをふまえて個別の患者に対して基本技術を正しく適応 するために必要な内容を習得することが目的である。そして、対象者に適切な清潔の援助を提供する技術が習得 できる。 概要 看護技術の基本原則は、安全・安楽・自立・個別性の4つである。これはつまり、看護者が対象に提供する看護技術 はすべて、対象の安全をまもり、最大限の安楽を提供し、自立を促すという方向性にそったものであり、かつ対象の 個別性をふまえたものとなっている必要がある。これらの基本原則をふまえたうえで、生活援助論Iでは、日常生活 の援助のうち身体の清潔保持に関する技術について学ぶ。その技術は科学的根拠に基づいて看護行為を具体的 に表現する技すなわちscienceに加え、対象への気遣いや慈しみの気持ちや配慮を目に見える形で表現する専門 的技術すなわちart を志向する。これらの技術は成人看護学、老年看護学、母性看護学、小児看護学、地域看護 学を学ぶうえでの基盤となる。 評価方法 筆記試験(70%)、課題レポート(10%)、実技試験(10%)、授業姿勢(10%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 学内演習時は実習衣を着用し、身なり(頭髪・爪など)を整えて、積極的に参加する。また、演習内容・援助の目的・ 援助技術の手順を予習し、演習後は実施した技術の評価(安全・安楽に注意して援助できたか)を行い、不十分で あった部分を教科書等で確認し、復習する。その繰り返しにより、看護技術の習得が可能となる。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション・看護の目的 2.感染予防 3.衣生活:講義 4.衣生活:演習(寝衣交換) 5.身体の清潔1:講義(意義・目的・方法) 6.身体の清潔2:演習(洗髪) 7.身体の清潔3:演習(洗髪) 8.身体の清潔4:講義(清拭・入浴介助) 9.身体の清潔5:演習(清拭) 10.身体の清潔6:演習(清拭) 11.身体の清潔7:講義・演習(足浴) 12.身体の清潔8:講義・演習(口腔ケア) 13.身体の清潔9:講義・演習(陰部ケア) 14.援助技術演習のまとめ(清拭・洗髪) 15.援助技術演習のまとめ(足浴) 16.試験 教科書1 系統看護学講座 専門3 基礎看護技術II 基礎看護学[3] 出版社:医学書院 教科書2 参考書1 参考書2 ナーシンググラフィカ 基礎看護技術 出版社:メディカ出版 ◆保健医療福祉領域 単位数 1 S8113087 授業科目名 学校保健学 担当者 池永 理恵子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 ヘルスプロモーションの理念に基づき、公衆衛衛生看護領域における学校保健の保健管理と保健教育について学 ぶ。 特に児童生徒等の現代的課題を視野にいれ、看護専門職としての課題解決を思考することができる。 法的根拠に基づいた保健管理と健康教育の実践に必要な基本的な学校看護の知識と技術を身につけることがで きる。 また、保健師国家試験の中の学校保健分野の基本的な知識について、8割以上身につけることができる。 概要 ヘルスプロモーションの理念に基づき学校保健における健康管理と健康教育を学習する。法的根拠に基づいた保 健管理の在り方と健康教育の基本的な知識と技術を講義と演習によって学ぶ。 学校保健学を通して演習やグループワークの中で健康管理の重要性に気づき、指導を受けながら健康診断の測 定ができることとする。また、基本的な応急手当の方法を理解し、指導を受けながらできるようになる。対象者に応じ た保健教育をグループ演習によって行う。 評価方法 受講態度(20%)、課題レポート(20%)、試験(60%)の結果を総合的に判断する。 履修条件・ 注意事項 養護教諭の免許状取得(Ⅰ種及び2種)を目的とする科目の一つであるため、授業に対する取り組みの姿勢である 出席状況、演習への参加状況・授業態度、課題レポート提出等を強く求める。試験の結果を総合的に評価する。予 習復習及び課題解決学習などの自主学習を行うこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆保健医療福祉領域 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.ガイダンス 2.学校保健の概要と法的根拠 3.学校保健とヘルプロモーションの理念 4.学校保健組織と学校保健に関わる職種と役割 5.学校における定期健康診断の進め方 6.学校における定期健康診断の実際 7.感染症の予防と健康管理(GWプレゼン) 8.応急処置の基本的方法と実際 9.学校安全と危機管理 10.健康教育の進め方 11.健康教育の実際1(保健指導プレゼン) 12..健康教育の実際2(保健指導プレゼン) 13.学校環境衛生の方法と実際 14.健康課題の解決・健康相談活動 15.学校保健と地域組織との連携 外部講師招聘 16.テスト 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 新版学校保健概論 著者:松岡弘・渡邉正樹編著 出版社:光生館 ISBN:978-4-332-52017-7 2 S8313010 授業科目名 リハビリテーション概論 科目分野 担当者 中角 祐治 年次 1 テーマと 到達目標 リハビリテーションは、しょうがいを持った方の「完全参加と平等」、「全人間的復権」を目指すものです。 医学的リハビリテーションと教育・職業・介護など社会的なことがあります。現在の日本社会におけ る現状を知り、より良いリハビリテーションのあり方を考えられようになることが到達目標です。 概要 リハビリテーションについて、歴史的変遷を含めて紹介し、将来展望します。 行政上の障がいの分類、日本における障がい者の人数、医療や福祉的な対応を紹介します。 そして、障がいを持った方々も幸せな人生を送れるような取組を考えます。 評価方法 レポート。リハビリテーションに関係するテーマを各自設定し、数編の文献を元にして、千字程度 にまとめる。文献の引用だけでなく、自分の言葉でまとめられていることが評価基準です。 履修条件・ 注意事項 最初の時間に授業内容をコピーしたCDを配布しますので、予習してきて下さい。 履修期 春学期授業計画 1;リハビリテーションの理念・歴史的変遷 2;リハビリテーションにおける意思決定 3;身体しょうがい、身体しょうがい者更生相談所 4;精神しょうがい、精神保健福祉センター 5;小児のしょうがい、児童相談所 6;高齢者のしょうがい、地域包括支援センター 7;医療制度と医療施設 8;福祉制度と福祉施設 9;在宅での医療と福祉 10;地域中核病院におけるリハビリテーションの実際 (外部講師;井原市民病院リハビリテーション科科長) 11;しょうがいを持った方の就労、スポーツや文化活動 12;医療・福祉施設の品質管理、リスクマネジメント 13;先進技術1(Brain Human Interface、人工内耳) 14;先進技術2(遺伝子治療、再生医療) 15;将来のリハビリテーション、国際機関 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 リハビリテーションを考える 著者:上田 敏 出版社:青木書店 ISBN:4250830187 ◆保健医療福祉領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 1 S8313033 授業科目名 作業療法概論 担当者 松田 勇 年次 1 テーマと 到達目標 学生は将来の作業療法士を目指して、医療・保健・福祉の領域で作業療法をより広い視野で捉えることができる。ま たその独自性と専門性を明確に理解できること目標する。 概要 作業療法の対象である5分野(身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害および地域)でその代表的疾患を例 示し、それらに対する作業療法の実践過程を理解する。また医療・保健・福祉にかかわる専門職としての適性や素 質ついてふれる。作業療法の歴史的背景を世界とわが国での発展を踏まえ、今後の作業療法の課題と展望につい て検討する。さらに作業的存在としての人と作業療法の関わりを理解する。 評価方法 最終試験(80%)、授業の参加度(10%)、課題(10%)などで総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 日常生活の中で作業と人(自己も含む)の関わりについて洞察力を深めること。 事前にプリント等を配布する。教科書の指定頁を含め、予習・復習をしておくこと。 春学期授業計画 1.作業療法の起源 2.作業療法の歴史(世界) 3.作業療法の歴史(日本) 4.作業療法の目的 5.作業療法の対象 6.作業療法の方法 7.身体障害の作業療法(脳血管障害) 8.身体障害の作業療法(脊髄損傷・他) 9.老年期の作業療法(骨・関節疾患) 10.老年期の作業療法(認知症・他) 11.精神障害の作業療法(統合失調症) 12.精神障害の作業療法(適応障害・他) 13.発達障害の作業療法(脳性麻痺) 14.発達障害の作業療法(学習障害) 15.地域・保健・福祉領域の作業療法 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 作業療法の世界 著者:鎌倉 矩子 出版社:三輪書店 科目分野 履修期 ◆保健医療福祉領域 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 1 S8413004 授業科目名 社会福祉事業史Ⅰ 科目分野 担当者 松原 浩一郎 年次 1 テーマと 到達目標 社会福祉制度は、社会共同の20世紀版と言える。つまり、古代から営まれてきた社会共同が、時代と共に変化をと げ、社会福祉制度として現在に至ったのである。 そこで本講義では、古代の社会共同の在り方から順次歴史を下って福祉制度の変化を学習する。 到達目標としては、社会共同が歴史と共にどのように変化を遂げたのか、現在に至るまでの歴史を踏まえて論じるこ とができるようになることを目指す。特に近代の産業革命・市民革命以降、資本主義経済制度が貧困問題を構造的 に抱えていることを説明できるようになることを目指す。 概要 現代に至る歴史の中で、社会共同がいかに変化したのか、慈善事業や博愛事業が時の権力者とどのようにつなが り、実施されたのかということを概観する。くわえて、欧米のキリスト教およびわが国の仏教の思想と社会共同あるい は救済事業との関連も学習する。さらに近代の産業革命や市民革命が福祉事業にいかに影響を及ぼし、それが制 度化されてきたのかという歴史も学ぶ。 評価方法 学期末テストにおいて評価する。基本事項は穴埋め問題30問各2点60点、その他論述問題3問(一問20点、残り 2問各10点合計40点) 履修条件・ 注意事項 特定の教科書は使用しないが、講義レジメを配布する。事前にしっかり読んで予習をすること。また講義をよく聴き、 こまめにメモを取ること。その後自宅にて復習をすること。 試験は、穴埋め式と論述式であり、難易度は高いので、論述解答の方法を自己学習すること。 履修期 春学期授業計画 1、福祉と社会福祉の違い 2、社会福祉と歴史研究の意義と社会福祉学成立の要件(福祉 発展3段階と社会共同の変化) 3、前近代キリスト教と福祉事業の発展 4、中世ヨーロッパの福祉事業 5、わが国福祉の歴史(仏教・天皇による福祉) 6、律令国家から江戸時代の福祉事業 7、ヨーロッパ近世・近代社会と社会事業 8、新救貧法の成立以降のイギリスの福祉 9、ドイツおよびアメリカ近代以降の福祉 10、明治・大正期のわが国の福祉 11、昭和期の福祉(第二次世界大戦終戦まで) 12、福祉国家の成立とそのかげり(イギリス) 13、アメリカにおける第二次世界大戦後の福祉 14、わが国の戦後の福祉(福祉三法の時代) 15、高度経済成長以降現在に至るまでのわが国の福祉 16、期末試験 教科書1 教科書2 参考書1 社会福祉の歴史 著者:右田紀久恵 他 出版社:有斐閣 ISBN:4-641-08171-9 参考書2 社会福祉のあゆみ 著者:鈴木依子 出版社:一橋出版 ISBN:4-8348-0006-7 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆保健医療福祉領域 単位数 2 S8413063 授業科目名 国際人道援助計画論 科目分野 担当者 橋本 由紀子 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:国際人道援助と他の援助の違いを把握、理念、方法論を学ぶ 履修期 2015年度 春学期 ◆保健医療福祉領域 単位数 2 目的: 今日の国際社会における人道支援の必要性と和平、人権について考える。 そして人道支援の輪郭を明らかにする。 現在国際的に活躍する人道支援団体、国際機関、NGOなどの活動を知 る。それらの違いやその背景を理解し、平和構築につなげるには具体的にどのような方法論があるかを提案できる ようになる。 概要 授業概要: 人道支援の実践をNGOの活動を通して紹介する。AMDA,国境無き医師団, 世界の医師団、アムネスティーイン ターナショナル、UNHCRその他の機関の具体的活動内容、和平に関連する用語の説明を行い、グループディス カッションをする。各団体の特徴、他団体との違い、その背景を理解し、どの状況でどの方法論が適しているかを提 案できるようになる。 学生各自が資料を収集し発表する機会が多い。 評価方法 毎回提出のレポートの内容50%、授業での積極的発表,発言 20% 、最終レポート 30% の割合で評価する。 履修条件・ 注意事項 毎回、前回に配布した資料を持参することを忘れないように。授業中に意見表明や発言、積極的ディスカッションを 重視 5回以上休んだ学生は受講の資格なし. 意見表明や発言ができるように、事前に十分予習し、次回に向けて 十分理解しているかを確認する。 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.人道支援とは 国際的取組 3.国際人道問題支援室(OCHA) 4.UNHCR 5.UNICEF 6.ジャパンプラットホームJPF 7.JDR 8.食糧支援 9.保健医療 10.地雷対策 11.教育 12.心理社会的ケア 13.国際人道援助の現場 14.アフガニスタン 15.南部スーダン 16.最終レポート提出、それに基づくまとめとディスカッション 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 国際緊急人道支援 著者:内海成治 他 出版社:ナカニシヤ出版 ISBN:978-4-7795-0247-7 秋学期授業計画 S8413009 授業科目名 ボランティア論Ⅰ 担当者 米良 重徳 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 1997年1月17日未明に起きた阪神淡路大震災は未曾有の大災害となり、多くの人々を悲しみのどん底に突き落とし たが、その中から1つだけ大きな希望を得ることができた。それは被災者救援のために日本中そして世界中から夥し い数のボランティアが立ち上がったことである。日本の潜在的なボランティア運動を顕在化させたのである。いわゆ るボランティア元年である。その後ボランティア活動は1998年12月に施行されたNPO法を契機にNPO活動へその活 躍の場を広げ、ボランティアが社会を変革する担い手に育ってきた。本講義では様々な課題のある現代社会にお いて課題解決のためのボランティア活動が持つ意義をテーマとして学び、学生たちが在学中に何らかのボランティ ア活動に積極的に参加したいと思うようになる意識啓発を目標とする。 概要 大きく総論と各論の2つに分けて講義を進める。総論ではボランティア活動の定義、意義、歴史、担い手、支援体 制、ボランティア精神やボランティアの心構えそして特にその社会的価値がリアリティーをもって明らかになるように 講義を進める。各論では具体的な活動分野(例えば福祉、国際協力、環境保護、災害救援、学校ボランティア等) ごとの事例を通しての活動を紹介したりして、ボランティア活動を身近なものとして感じてもらうように講義を進める。 また、国際協力実習やボランティア活動実習の報告を行い、実際にボランティア活動に参加した学生の声を聞く機 会を設ける。その後学生たちがボランティア活動に興味を持って、具体的なアクションとして何らかのボランティア活 動に参加できるようにする。 評価方法 毎回の講義の後に質問を含めた感想を書いて提出してもらうが、そのレポートの内容や予習復習に関する課題レ ポートと定期試験の結果そして授業参加度を合わせて総合的に評価する。課題レポート30%、定期試験60%、授 業参加態度10%の割合とする。講義の三分の二以上の出席は当然のこととして定期試験を受けるための条件とな る。 履修条件・ 注意事項 配布するプリントを中心に講義するので、そのプリントにしっかりとメモを取ること、また講義を聞くだけでなく、意見表 明や質問をするなど積極的な授業態度を歓迎する。事前事後に提示されるキーワードについての課題レポートが 求められるので、しっかりと予習復習してほしい。予習復習に関する課題レポートは必ず提出してもらう。もちろん私 語は厳禁である。(場合によっては退出してもらうこともある。) 春学期授業計画 1. オリエンテーション 2. ボランティアとは? 3. ボランティアの心 4. ボランティア活動の歴史 5. ボランティア活動内容の分類化 6. ボランティア活動運営の実際 7. 障害者福祉ボランティア活動 8. 児童福祉(子ども家庭福祉)ボランティア活動 9. 高齢者福祉ボランティア活動 10.国際協力ボランティア活動 11.環境保護ボランティア活動 12.災害救援ボランティア活動 13.教育の場におけるボランティア活動 14.ボランティア活動実践事例紹介 15.まとめ 16.定期試験 教科書1 講義内容に応じて紹介する。 教科書2 参考書1 参考書2 ボランティアの理論と実際 著者:巡静一・早瀬昇 出版社:中央法規出版 ISBN:ISBN4-8058-1529-9 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆保健医療福祉領域 単位数 2 S8413010 授業科目名 ボランティア論Ⅱ 担当者 米良 重徳 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 1997年1月17日未明に起きた阪神淡路大震災は未曾有の大災害となり、多くの人々を悲しみのどん底に突き落とし たが、その中から1つだけ大きな希望を得ることができた。それは被災者救援のために日本中そして世界中から夥 しい数のボランティアが立ち上がったことである。日本の潜在的なボランティア運動を顕在化させたのである。いわ ゆるボランティア元年である。その後ボランティア活動は1998年12月に施行されたNPO法を契機にNPO活動へその 活躍の場を広げ、ボランティアが社会を変革する担い手に育ってきた。本講義では様々な課題のある現代社会に おいて課題解決のためのボランティア活動が持つ意義をテーマとして学び、学生たちが在学中に何らかのボラン ティア活動に積極的に参加したいと思うようになる意識啓発を目標とする。 概要 まず「ボランティア論Ⅰ」で紹介できなかった具体的な活動分野(例えば青少年健全育成、子育て支援、まちづくり、 フィランソロピー、福祉施設での活動等)を紹介し、その後日本でも有名なボランティア団体(例えば社会福祉協議 会、AMDA、YMCA、ユニセフ、ユネスコ、共同募金会等)をピックアップしてその活動を紹介することによって組織が どのようにボランティア活動を支えていくのかを学び、ボランティア活動を身近なものとして感じてもらうように講義を 進める。また、国際協力実習やボランティア活動実習の報告を行い、実際にボランティア活動に参加した学生の声 を聞く機会も設ける。その後学生たちが具体的なアクションとして何らかのボランティア活動に参加できるようにす る。 評価方法 毎回の講義の後に質問を含めた感想を書いて提出してもらうが、そのレポートの内容や予習復習に関する課題レ ポートと定期試験の結果そして授業参加度を合わせて総合的に評価する。課題レポート30%、定期試験60%、授 業参加t態度10%の割合とする。講義の三分の二以上の出席は当然のこととして定期試験を受けるための条件とな る。 履修条件・ 注意事項 配布するプリントを中心に講義をするので、そのプリントにしっかりとメモを取ること、また講義を聞くだけでなく、意見 表明や質問をするなど積極的な授業態度を歓迎する。事前事後に提示されるキーワードについての課題レポート が求められるので、しっかり予習復習してほしい。予習復習に関するレポートは必ず提出してもらう。もちろん私語は 厳禁である。(場合によっては退出してもらうこともある。) 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆保健医療福祉領域 単位数 秋学期授業計画 1. 青少年健全育成ボランティア活動 2. 子育て支援ボランティア活動 3. まちづくりボランティア活動 4. フィランソロピー 5. 福祉教育とボランティア活動 6. ボランティア団体事例研究―社会福祉協議会 7. ボランティア団体事例研究―AMDA 8. ボランティア団体事例研究―YMCA 9. ボランティア団体事例研究―ユニセフ 10.ボランティア団体事例研究―ユネスコ 11.ボランティア団体事例研究―共同募金会 12.ボランティア活動の担い手と支援機関 13.ボランティア実習報告会 14.ボランティア万歳! 15.まとめ 16.定期試験 教科書1 講義内容に応じて紹介する。 教科書2 参考書1 参考書2 ボランティアの理論と実際 著者:巡静一・早瀬昇 出版社:中央法規出版 ISBN:ISBN4-8058-1529-9 2 S5213016 授業科目名 神経解剖学 担当者 古田 知久 年次 1 テーマと 到達目標 この授業のテーマは心理学と関係の深い神経系、神経系を保護する骨や筋、および神経系と関係が深い内分泌 系の構造と機能である。医療系の職種との協働に対応でき、臨床心理士試験にも対応できるレベルの知識の獲得 を到達目標とする。 概要 「心」が存在すると考えられている神経系、その入れ物である頭蓋と脊椎、神経系と密接な関係のある内分泌系に ついて学習する。教科書、プリント、スライド(パワーポイント)、模型などを用いて多角的に講義する。プリント内容とス ライド内容は連動させてある。解剖学用語は医学系の学問を学び、医療系の臨床業務に従事する者の共通言語と なる。将来医学系と関連した職種を希望する学生には特に有用な科目である。 評価方法 受講態度、期末試験結果などを合わせて総合的に評価する。成績評価基準は受講態度15%、試験成績85%を目 安とする。但し、受講態度や礼儀が著しく不良な場合は試験成績が良くても評価を減じることがある。 履修条件・ 注意事項 解剖学で学習する全身解剖よりさらになじみのない専門用語が多いので、予習・復習による十分な自学・自習が 重要である。解剖学同様、教科書で予習し、スライドで理解し、プリントで復習するとわかりやすいと思われる。上述 のようにプリント内容とスライドでの説明は連動させてあるので、ノートテイクはあまり必要がない。講義中は講義内容 の理解に集中してほしい。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆心理学領域 単位数 秋学期授業計画 1.解剖学用語の解説、背中の骨と筋 -脊椎を中心に 2.顔面と頭蓋 -頭蓋骨を中心に 3.内分泌系 4.中枢神経系 1 神経系の機能、神経組織 の構成 5.中枢神経系 2 神経系を保護するもの、 脳の血管 6,中枢神経系 3 大脳 7.中枢神経系 4 間脳と脳幹 8.中枢神経系 5 小脳と脊髄 9.運動の伝導路 10.体性感覚の伝導路 11.末梢神経系 1 脳神経 12.末梢神経系 2 脊髄神経 13.自律神経系 14.視覚、聴覚 15.平衡覚、嗅覚、味覚 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 「イラストで学ぶ解剖学」第2版 著者:松村譲兒 出版社:医学書院 ISBN:978-4-260-00755-9 2 S5213013 授業科目名 医学概論Ⅰ 担当者 古田 知久 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 社会医学を中心に「医学」の包括的な解説がテーマであり、その理解を目標とする。合わせて、自分自身および家 族の健康管理の重要性と健康管理に関する知識の獲得も目標とする。 概要 医学の概要、現在の医学における問題点、疫学、疾病予防、環境保健、地域保健、母子保健について概観する。 環境保健では健康に係わる地球規模の環境問題も概説し、飲酒、喫煙、性感染症、睡眠についても講義する。ま た、逐次、関連する疾患、自分自身および家族の健康管理についても触れる。 評価方法 受講態度、期末試験結果などを合わせて総合的に評価する。成績評価基準は受講態度15%、試験成績85%を目 安とするが、受講態度、礼儀が著しく不良な場合はさらに評価を減ずる場合もある。 履修条件・ 注意事項 講義内容が広範で用語も難解である。プリントと教科書を中心に、一部スライド(パワーポイント)を用いて講義する が、解剖学、生理学に関する知識から昨今の医療問題に関する知識までを含むため、予習・復習を含めた幅広い 自学・自習の努力が必要である。また、内容が広汎かつ相互に関連しているので、可能な限り、医学概論Ⅰ、Ⅱの 順に履修してほしい。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.医学と心理学の関わり、医学の概要 2.生命と健康、医の倫理、医学における 最近の諸問題 3.疫学、研究手法 4.疾病予防と健康管理 1 総論的事項、 一般の感染症 5.疾病予防と健康管理 2 がん、生活習慣病 6.疾病予防と健康管理 3 アレルギー疾患、 事故 7.疾病予防と健康管理 4 自己の健康管理 8.疾病予防と健康管理 5 喫煙特論、 飲酒特論 9.疾病予防と健康管理 6 性感染症特論 10.環境保健 1 環境と生態系、環境の把握と 評価 11.環境保健 2 公害、環境衛生 12.環境保健 3 地球的環境問題 13.地域保健と衛生行政 14.概日リズムと睡眠特論 15.母子保健 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 「シンプル衛生公衆衛生学」2014 著者:鈴木庄亮、久道 茂監修 辻 一郎,小山 洋編集 出版社:南江堂 ISBN:毎年更新されるため現時点で不明 ◆心理学領域 単位数 2 S5213014 授業科目名 医学概論Ⅱ 担当者 古田 知久 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 社会医学を中心に「医学」の包括的な解説がテーマであり、その理解を目標とする。合わせて、自分自身および家 族の健康管理の重要性と健康管理に関する知識の獲得も目標とする。 概要 学校保健、老人保健、精神保健、保健医療、医療制度、医事法制、リハビリテーション等について概観する。合わ せてがん、中毒についても講義し、自分自身の健康管理についても講義する。 医療制度では留学中の経験も含 め、日米の医療制度に違いにも言及する。 評価方法 受講態度、期末試験結果などを合わせて総合的に評価する。成績評価基準は受講態度15%、試験成績85%を目 安とするが、受講態度、礼儀が著しく不良な場合はさらに評価を減ずる場合もある。 履修条件・ 注意事項 講義内容が広範で用語も難解である。プリントと教科書を中心に、一部スライド(パワーポイント)を用いて講義する が、解剖学、生理学に関する知識から昨今の医療問題に関する知識までを含むため、予習・復習を含めた幅広い 自学・自習の努力が必要である。また、内容が広汎かつ相互に関連しているので、可能な限り、医学概論Ⅰ、Ⅱの 順に履修してほしい。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆心理学領域 単位数 秋学期授業計画 1.医学の概要、学校保健 1 子どもの健康 状態と問題点 2.学校保健 2 学校における健康管理と 保健教育、歯科 3.産業保健 1 歴史的事項と現状、労働 災害 4.産業保健 2 職業病、職場における健康 管理 5.がん特論 6.中毒特論 7.老人保健 1 老化と老人の現況、老人の 保健と福祉 8.老人保健 2 認知症、歯科保健 9.精神保健 1 脳と精神、高次脳機能 10.精神保健 2 脳の構造と機能、 精神疾患の総論的事項 11.精神保健 3 精神疾患各論、最近の諸問題 12.国際保健医療 日米の医療制度の違い 留学中の経験も含め国際性とは 13.保健医療の制度と法規 1 医療制度、 医療従事者 14.保健医療の制度と法規 2 医療保健他 15.リハビリテーション医学 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 「シンプル衛生公衆衛生学」2015 著者:鈴木庄亮、久道 茂監修 辻 一郎、小山 洋編集 出版社:南江堂 ISBN:毎年改訂されるので現時点で不明 2 S5213025 授業科目名 社会福祉原論 科目分野 担当者 福島 知子 年次 1 テーマと 到達目標 テーマ 社会福祉思想の軌跡 到達目標 社会福祉の歴史を資本主義の展開段階と対応させながら学ぶことで、社会福祉が対象とする生活問題が資本主 義の根本的矛盾から必然的に生まれたものであることを理解することができる。 概要 概要 社会福祉のあゆみを資本主義の展開段階と対応させながら把握する。 具体的には、絶対王政全盛期から初期資本主義期にエリザベス救貧法を、資本主義発展期に新救貧法を、古典 的帝国主義期に社会事業を、後期資本主義期に社会福祉を対応させながら授業を展開する。また、社会福祉の供 給主体としては、公共部門とは別に民間部門に関しても歴史の流れの中で捉えていく。 評価方法 ほぼ毎回課すレポートと期末テストで学習効果測定を行う。 レポート(1〜2枚程度)は、理解の質的側面(理解の深さ)と主体的な課題として取り組んでいるかを中心にみる。 (単位認定試験70%、レポート30%) 履修条件・ 注意事項 テキストを必ず熟読(予習)した上で授業に臨むこと。事前に予習復習課題を提示する。 履修期 春学期授業計画 ◆心理学領域 2015年度 秋学期 単位数 2 秋学期授業計画 秋学期授業計画 1 オリエンテーション 社会福祉のあゆみ 2 貧困問題の発生と旧救貧法① 3 貧困問題の発生と旧救貧法② 旧救貧法下の社会思想と新 救貧法の成立 4 民間福祉部門の役割 5 社会主義の台頭 6 貧困調査の意義 7 救貧法の廃止と擁護をめぐる対立 8 社会立法の動き 9 ベバリッジ体制の確立と福祉国家 10 ベバリッジ体制の確立から今日に至る歩み 11 ニーズ論の本質 12 ソーシャルワークの発展(英国・米国) 13 日本の社会福祉のあゆみ(戦前の慈善社会事業と戦後の 社会福祉) 14 社会福祉動向:社会福祉基礎構造改革以降 15 社会福祉思想の軌跡 16 単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 「社会福祉のあゆみー社会福祉思想の軌跡—」 著者:金子光一 出版社:有斐閣(有斐閣アルマ) ISBN:4−641−12270−9 S5213020 授業科目名 臨床心理学 科目分野 担当者 宇都宮 真輝 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 臨床心理学とは、どのような学問であるかについて包括的な理解をしてもらうことが、この授業のテーマである。到達 目標は、臨床心理学についての基礎的な内容を学習し、応用に向けた知識と実践的な態度を身につけることであ る。 概要 臨床心理学についての基礎的な内容を紹介する。臨床心理学の発展の歴史、心理療法、心理アセスメント、精神 疾患の理解、臨床の現場などについて紹介する。また、「臨床心理学の現場」の回では、機会があれば外部から心 理臨床の現場で活躍する講師をお招きしてお話を聴く機会も設けたい。 臨床心理学についての基礎的な内容を理解し、応用に向けた知識と、実践的な態度を身につけてもらいたい。 評価方法 評価は、受講態度(20%)、小テスト・レポート(20%)、期末試験(60%)とし、総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 出席は必須であるので欠席をしないこと。積極的かつ真摯な態度で授業に臨むこと。 事前に各回の内容について伝達するので、予習を行うこと。小テストなども行うので、自身の習熟度を確認し、復習 を欠かさないこと。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.臨床心理学の歴史 3.精神分析学 4.分析心理学 5.行動療法 6.認知行動療法 7.来談者中心療法 8.カウンセリングとは 9.心理アセスメントとは 10.知能検査・性格検査 11.人と発達 12.発達障害 13.精神疾患 14.ストレスマネジメント 15.臨床心理学の現場(外部講師) 16.期末試験 ※外部講師の日程は都合により変更する可能性あり 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 はじめて学ぶ人の臨床心理学 著者:杉原一昭(監修)、渡邉映子・勝倉孝治(編) 出版社:中央法規 ISBN:978-4-8058-2347-7 ◆心理学領域 単位数 2 S5213023 授業科目名 学習心理学 科目分野 担当者 土居 正人 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 学習とは,「活動や訓練あるいは観察の結果として生じた永続的な行動の変容」と定義される。本講義では、「学 習による人の行動」の科学的理論を理解することである。具体的には,「行動」が条件付けによって獲得されることを 理解し,様々な環境要因によって行動が生じることを学ぶ。心理学の基礎として,学習・行動理論の代表的な理論と 応用方法を理解し、自らの必要性に応じて活用できることを到達目標とする。 概要 代表的な学習理論である,古典的条件づけ・オペラント条件づけ,社会的学習の基礎理論と応用について概説す る。特に,古典的条件づけとオペラント条件付けについては,理論だけでなく演習を行ったり,実際の日常生活の中 で応用する方法を学んだりして理解を深めていく。そして,各理論から発展した技法や,臨床場面・学校生活等で の活用についても紹介し,臨床心理学との関連についても学んでいく。 履修期 ◆心理学領域 2015年度 秋学期 評価方法 単位認定試験(60%),課題提出とその内容(20%),授業姿勢(20%)から総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 全時間出席することを原則とする。毎回の予習,復習も必要である。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.オリエンテーション,学習とは 2.学習心理学の歴史 3.パブロフの古典的条件付け 4.ソーンダイクの試行錯誤学習 5.ケーラーの洞察学習 6.ワトソンの行動主義 7.ハルの学習理論 8. トールマンの学習理論 9. スペンスとマウラーの媒介理論 10. スキナーのオペラント条件付け 11. 社会的学習理論(模倣学習) 12. 社会的学習理論(観察学習) 13. 学習・行動理論の応用1 14. 学習・行動理論の応用2 15. 学習・行動理論の応用3 16. 単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 プリント配布、板書を行います。 単位数 2 S5213018 授業科目名 発達心理学 科目分野 担当者 宇都宮 真輝 年次 1 テーマと 到達目標 発達心理学を学ぶ目的の一つに、人間を生涯発達の視点から理解することがあげられる。そのためには、身体、 脳、感情、認知、人間関係の発達など、様々な観点から人間の発達を分析、また理解するための知識を身に付ける ことが必要であり、さらにそれらの視点を臨床場面で応用するための態度を身に付けることを到達目標とする。 概要 様々な視点から人間の発達過程について学習する。具体的には、ライフサイクルにおける胎児期、乳幼児期、児童 期、青年期、成人期のそれぞれにおける発達の様相や発達課題について学習する。また、各発達段階における臨 床的問題についても学習し、その問題に対する心理的援助についても考察を深める。 評価方法 期末試験を受験するためには、2/3以上の出席が必要。評価は、受講態度(20%)、 小テスト・レポート(20%)、期 末試験(60%)とし、総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 出席は必須であるので欠席をしないこと。積極的かつ真摯な態度で授業に臨むこと。 事前に各回の内容について伝達するので、予習を行うこと。小テストなども行うので、自身の習熟度を確認し、復習 を欠かさないこと。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.ライフサイクルについて 3.胎児期 4.新生児期 5.乳児期 6.幼児期 -表象の獲得- 7.幼児期 -社会性の発達- 8.発達障害 9.児童期 10.青年期 11.青年期の病理 12.青年期から成人期へ 13.成人前期 14.成人後期 15.まとめ 16.期末試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 よくわかる発達心理学 著者:無藤隆・岡本祐子・大坪治彦(編) 出版社:ミネルヴァ書房 ISBN:9784623053797 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆心理学領域 単位数 2 S5213019 授業科目名 社会心理学 科目分野 担当者 三宅 俊治 年次 1 テーマと 到達目標 人と人の関係に基づく意識・行動について、社会的・文化的枠組みから理解することをテーマとする。社会心理学 の理論や術語につての理解が、講義内容の6割以上に達することが、到達目標ある。 概要 人間の生活は、一人では成り立たない。家庭、学校、職場、地域社会などの場面で、他社に影響を与える一方、他 社から影響を受けている。他者との現実の関わりのほか、記憶や想像なども含めて、心理的世界における関わりを 通して、我々の意識や行動が変化することはよく知られている。社会的動機、社会的認知、社会的態度、集団、コ ミュニケーション等を通して人と人の相互関係を理解する。 評価方法 定期試験(60%)、課題及びレポート(40%)により総合評価する。予習・復習の証拠として、使用テキストもしくは教材 の指定箇所についてのレポートを毎回、授業の開始前に提出してもらう。、 履修条件・ 注意事項 授業への出席は、教材理解の前提である。私語厳禁。スマホ・携帯電話などの電源は切っておくこと。講義中の飲 食はもちろんのこと、机の上の飲食物が目についた場合は、予習・復習点はあたえず、さらに減点する。 履修期 春学期授業計画 ①社会心理学とは何か ②現代社会心理学史及び対象 ③社会的動機 ④親和動機と達成動機 ⑤社会的認知 ⑥対人認知 ⑦対人関係の認知 ⑧対人魅力 ⑨社会的態度 ⑩集団 ⑪同調 ⑫リーダーシップ ⑬コミュニケーション ⑭非言語的コミュニケーション ⑮集合現象 ⑯定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 社会心理学(ベーシック現代心理学7) 著者:明田芳久、他(著) 出版社:有斐閣 ISBN:ISBN-641-08607-9 C-1311 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆心理学領域 単位数 2 S5213021 授業科目名 認知心理学 科目分野 担当者 小西 賢三 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ ブラックボックスという表現で処理されていた人間内部の問題、特に大脳における情報処理過程(知覚、注意、表 象、記憶、言語、問題解決、推論など)の実験心理学的観点からの理解と認知モデルの構築。 履修期 ◆心理学領域 2015年度 秋学期 単位数 2 到達目標 日常生活における人間のさまざまな活動の元となる認知モデルを理解するとともに,モデル構築のための実験パ ラダイムを説明することが出来る。 概要 「記憶」,「情報の検索」,「イメージと空間の認知」について,実験に基づく認知モデルを概観するとともに,日常生 活において認知活動を制御する「注意」の過程についても言及する。 評価方法 受講態度(10%),定期試験(90%)の結果から総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業計画を参考に,授業で扱う箇所について予めテキストを読み,どのようなことが講義で話されるのかについて内 容を把握しておくことが望ましい。また,講義後には,習った箇所について必ず復習を行い,理解しにくかった内容 などの確認を行うこと。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.認知心理学とは 3.記憶のしくみ 4.情報の検索と忘却 5.概念と言語 6.知識と表象 7.イメージと空間の情報処理 8.認知の制御過程 9.文章の理解 10.文章の記憶 11.推理 12.問題解決 13.意思決定 14.日常世界と認知心理学1 15.日常世界と日心理学2 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 グラフィック認知心理学 著者:森敏昭,井上毅,松井孝雄(共著) 出版社:サイエンス社 ISBN:4-7819-0776-8 S5213027 授業科目名 健康心理学 担当者 三宅 俊治 年次 1 テーマと 到達目標 ヒトの意識・行動と健康・疾病との関係を論ずる。特に、生活習慣病の予防的観点から、食事・睡眠・運動などの効 果や、ストレスの軽減など、健康に及ぼす心理的要因を検討するのがテーマである。これらについて、6割以上の理 解度をもって到達目標とする。 概要 健康の推進・維持、疾病の予防・治療、健康・疾病・機能不全に関する原因・経過の究明、及びヘルスケア・システ ム(健康管理組織)・健康政策策定の分析と改善等に対する心理学領域の知見について検討する。 評価方法 定期試験60点。予習・復習の証拠となる課題・レポート40点。計100点で評価する。 履修条件・ 注意事項 毎回授業に出席するのは当然のこと。私語・飲食厳禁。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆心理学領域 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 ①健康心理学とは何か ②健康心理学の研究法 ③健康行動の基礎(無意識をめぐる理論) ④健康行動の基礎(動機づけ) ⑤健康行動の理解 ⑥健康行動のモデル ⑦ストレスについて ⑧ストレス理論 ⑨ストレス・コーピング ⑩ストレスと疾病 ⑪健康なパーソナリティ ⑫疾患とパーソナリティ ⑬ソーシャルサポートと健康 ⑭ソーシャルサポートの測定 ⑮健康心理学で用いるアメスメント ⑯定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 新版 健康心理学 著者:野口京子(著) 出版社:金子書房 ISBN:ISBN4-7608-2606-8 単位数 2 S5213029 授業科目名 人格心理学 科目分野 担当者 土居 正人 年次 1 テーマと 到達目標 日常的に使われている、「性格(人格)」という心理学概念の利点と欠点について理解し、自らの必要性に応じて知 識を活用できることを到達目標とする。 概要 「性格(人格)」という語は日常的に使われている。私たちはその根拠も考えず、経験や直観、時には思いつきで他 者の性格を推測し、やみくもに落ち込んだり、他者について勝手にこうだと決めつけて不利な立場に追い込むこと すらある。本講義では、教科書や性格(人格)検査の実施を通して、様々な観点(臨床心理学的側面、文化的側 面、発達的側面など)から「性格(人格)」を捉え、現在どのようなことがわかっているのか、いないのかを解説してい く。 履修期 ◆心理学領域 2015年度 春学期 評価方法 単位認定試験(60%),課題提出とその内容(20%),授業姿勢(20%)から総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 全時間出席することを原則とする。毎回の予習,復習も必要である。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1. オリエンテーション,性格(人格)とは 2. 性格の諸理論 3. 類型論:クレッチマーの類型論 4. 類型論:ユングの類型論 5. 特性論:オールポートの特性論 6. 特性論:Big-Five 7. 性格の発達 8. 人間のライフサイクルと性格 9. 性格における家族関係と生活 10. 人間関係と性格 11. コミュニケーションに現れる性格 12. 職業適性とは 13. 性格の正常・異常 14. 性格の適応的変化 15. 性格(人格)検査 16. 単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 プリント配布、板書を行います。 単位数 2 S5213032 授業科目名 心理療法 担当者 小林 俊雄 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「心理療法」2015年秋木4限講義.臨床場面で活躍できる有為な人材になる。社会に有為な人材になる。「心理療 法」の技術を身につけた有為な人材になる。他の部署とコミュニケーションができる有為な人材になる。「はい」という 返事ができる有為な人材になる。敬語で接客することが出来る有為な人材になる。「心理療法士」の基本的な教養と して、日本の歴史、岡山県の歴史、世界の歴史を知っている国際人になる。郷土を愛し日本を愛し自分自身を愛し て活躍できる有為な人材になる。 概要 「心理療法」2015年秋木4限講義は、病院における「心理療法」の心理技術を確実に教育する。病院における心理 療法、脳卒中患者の心理療法、老人患者の心理療法、不登校の患者の心理療法、有機溶剤吸引の患者の心理療 法、覚醒剤の患者の心理療法、いじめの問題と心理療法、不登校患者の心理療法、自殺の問題と心理療法、自己 臭妄想の患者の心理療法などについて、教科書『よく分かる心理学講義』と『配布資料』をつかって実際的な技法を 講義する。 評価方法 「心理療法」2015年講義の評価基準は、「心理療法」授業の積極的参加得点(70%)、「心理療法」の提出物 (20%)、「心理療法」の試験の成績(10%)などで総合的に評価する(合計100%)。「心理療法」の積極的参加得点 で高得点をあげるためには、授業を盛り上げる勉強態度であること。積極的であることが必要である。欠席はしな い。遅刻はしない。教員にあてられたら明朗な応接態度で「はい」と返事をする。単語で回答しない。教科書『よく分 かる心理学講義』と『配布資料』をを予習してくる。教科書『よく分かる心理学講義』と『配布資料』を持参する。教員 が授業中に指示する単語検索に対しては、電子辞書、ケータイ電話等で速やかに単語検索をすることが必要であ 履修条件・ 注意事項 「心理療法」の授業は、オックスフォード大学方式で高度なレベルの授業を進める。オックスフォード大学方式(刈谷 剛彦2010年『書斎の窓』)では十分に下調べをしてから授業に出席することを履修条件としている。オックスフォード 大学方式の下調べの目安としては、2015年9月末日までに教科書『よく分かる心理学講義』を3回全部読んでくるこ とである。オックスフォード大学方式では教科書『よく分かる心理学講義』と『配布資料』のどこに何が書かれてあるか 一通り覚えてから授業に参加することが特徴である。読めない単語を見つけたら意味と読み方を十分に下調べして 「心理療法勉強ノート」に記載する。「心理療法」2015年講義は教科書『よく分かる心理学講義』と『配布資料』を使 う。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆心理学領域 単位数 2 秋学期授業計画 1「心理療法」と病院。センターと「支援」。エンパワメント。学校と 「教育」 2「心理療法―ストレスの治し方」 3「心理療法―心理療法フェイスシート」 4「心理療法―カウンセリングがうまくいく。心の治し方」 5「心理療法―脳卒中患者のつらさとその対策」 6「心理療法―家族カウンセリングのやりかた」 7「心理療法―カルチャーショックと引っ越しの心理」55 8「心理療法―有機溶剤吸引の子ども」46-53頁 9「心理療法―不登校の問題」55-65頁 10「心理療法―老人の心がわかる」78-87頁 11「心理療法―老人のコンプレックスがわかる」97-107 12「心理療法―覚醒剤の患者」186-199頁 13「心理療法―いじめの原因と幼児虐待」129-152頁 14「心理療法―自殺の心理と連想テスト」153-175 頁 15「心理療法―自己臭を気にしている女性患者Uさん」200-211 頁 16試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 『よく分かる心理学講義』 著者:小林俊雄著 出版社:関西看護出版 ISBN:4-906438-39-3C3011 S5213003 授業科目名 子どもの心理発達 科目分野 担当者 森井 康幸 年次 1 テーマと 到達目標 系統発生的な視点を取り入れながら、とくに子ども期に焦点を当てて、ヒト・人間の発達・発生をとらえることをテーマ とし、動物としてのヒト発達の特殊性や共通性を知り、発達心理学の幅広い知識を習得するとともに、心理学的な考 え方を理解することを到達目標とする。 概要 系統発生的な観点をふまえつつ、ヒトの特殊性を学ぶとともに、個体発生的な観点からは、胎児期から思春期に至 る人間の行動や心的機能の発生、発達、成熟過程等の変化について学習する。また、人間のもつ諸機能の発達を 相互関連的に理解し、それぞれの発達段階における発達の遅れやつまずきなどの問題についても学習する。 生涯発達の心理学を念頭に置きつつも、ここでは子どもの時期に焦点を当て、個々の心的機能・問題について多 面的に概説していく。 評価方法 小テスト(30%)、 定期試験(70%)の結果に受講態度(1~0)を乗じたもので評価する。つまり,テストで満点で あっても受講態度が悪いと,たとえば0.5の場合,評価点は100×0.5=50点ということになる. 履修条件・ 注意事項 人間の発達的な理解を深めるために真剣に学習に取り組むこと。 頻繁に、小テストを行うので、最低限,教科書の当該箇所は精読し,予習・復習を怠ることのないようつとめること。 履修期 春学期授業計画 ◆心理学領域 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1. オリエンテーション 2. 発達における生物学的基盤 3. 胎児にできること 4. 新生児の見る世界、聴く世界 5. 発達初期の不思議 6. 母子相互作用を促進する仕組み 7. 愛着形成と親子関係 8. 愛着関係に影響する要因 9. 幼児期の認知発達と自己の育ち 10 .遊びと認知発達 11. 遊びと仲間関係 12. ことばの発達①(ことばの前のことば) 13. ことばの発達②(ことばの獲得) 14. 児童期①(仲間関係の広がり) 15. 児童期②(思考の深まり) 16. 定期試験 教科書1 よくわかる発達心理学 著者:無藤隆・岡本祐子・大坪治彦(編) 出版社:ミネルヴァ書房 ISBN:9784623053797 教科書2 参考書1 参考書2 いちばんはじめに読む心理学の本3 発達心理学 著者:藤村宣之(編) 出版社:ミネルヴァ書房 ISBN:9784623054640 単位数 2 S6113001 授業科目名 西洋美術保存修復学基礎 科目分野 担当者 大原 秀行 年次 2 テーマと 到達目標 「西洋美術の保存修復」を学ぶ上での基礎となる学習である。 岡山県の西洋美術事情(美術館、美術作家、それに関わる人物等)をテーマとします。 それによって、「西洋美術の保存・修復とは何か」「展覧会とはどんなものか」を学び、「西洋美術の保存修復」を理 解することを到達目標とします。 概要 (地) 岡山・倉敷の大原美術館は日本における近代美術収集の最初の美術館であり創始者の大原孫三郎の意義は 非常に大きいですが、作品の収集に尽力した画家・児島虎次郎の関わりも重要です。さらにこの2人には切っても 切れない関係にある日本の社会福祉の父と言われた石井十字の3人中心に画像を交えて解説し、岡山の文化から 端を発して西洋美術の保存修復について講義する。 その中で、「地(知)の拠点整備事業」の取り組みについても解説して行く。 評価方法 この科目では、西洋美術の保存・修復を学ぶための基礎的理解を高め、今後の学習に役立てるために色々な方法 で単位取得の判定を行います。その中で、定期試験70%、中間レポート20%、受講中の質疑応答10%の割合で評 価します。 履修条件・ 注意事項 定期試験を行います。また受講中に1~2回レポートを課します。 授業に出席するだけでは単位は取得できません。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション (この科目を受講する背景についての説明) 2.西洋美術の保存修復にはどんなものが対象になるのか 3.岡山県の美術館を例にとって 4.大原美術館の成り立ち 5.大原孫三郎について 6.大原美術館と児島虎次郎 7.児島虎次郎と石井十次 8.平櫛田中美術館と保存修復 9.修復工房について 10.海外の修復工房 11.「地(知)の拠点整備事業」について 12.展覧会の成り立ち 13.作品の輸送について 14.作品の梱包について 15.今学期のまとめ 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113002 授業科目名 アートマネージメント 担当者 大原 秀行 年次 2 テーマと 到達目標 「アートマネジメントの理解」をテーマにする。 アートマネージメントとは何か。我々のいる社会と美術(アート)の関係をしっかりと身に付けることを到達目標とする。 概要 美術館に行くとたくさんの素晴らしい作品が並んでいます。しかし、それが一体いくらするのかは皆目見当が付かな いと思います。しかし、美術館もお金を出して購入しているのです。日本の美術館にあるゴッホの「ひまわり」はかつ て58億円で落札されました。海外の美術館には1点200億円の絵画もあります。絵画はどのようにして取引され、ど のように値段が付いて行くのでしょうか。若い作家たちはどのようにして世の中にデビューして行くのでしょうか。その ような社会と美術品の仕組みを学び、将来社会と美術の橋渡しが出来るようになります。 評価方法 この科目では社会と美術(アート)の橋渡しを理解するために、様々な方法で単位取得の判定をいたします。 そのため、しばしば美術館・博物館や画廊イベント会場に足を運び、レポートにまとめてもらいます。 定期試験70%、レポート20%、質疑応答10%で判定します。 履修条件・ 注意事項 普段から好きな展覧会・嫌いな展覧会に関わらず、頻繁に美術館や画廊等に行くこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆専門基礎科目 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.アートマネージメントとは 3.ゴッホの「ひまわり」は58億円で落札された 4.サザビーとクリスティー 5.日本のオークション 6.美術品の値段 7.日本のコレクター 8.世界のコレクター 9.外部講師によるレクチャー 10.外部講師によるレクチャー 11.美術品の贋作 12.贋作事件 13.展覧会の成り立ち 14.政府による美術品補償制度 15.今学期のまとめ 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 S6113003 授業科目名 修復の世界 担当者 馬場 秀雄 年次 1 テーマと 到達目標 文化財の保存・修復の意義や歴史を知り、技術・理論・理念を理解し、現在の修復事情を考察することが出来る。過 去から現在に至る文化財の保存・修復の歴史的変遷を学び、過去の修復や保存処置で発生した種々の問題につ いて、その実例を検討および考察して本来あるべき姿の修復を考える。 概要 保存・修復処置の根底にあるものを過去の保存処置の歴史から学ぶ。次に文化財の保存修復における伝統技術と 科学技術の比較検討を行いそこから、日本美術の特質・日本の気象条件と文化財・保存環境を考察してさらに、ハ イテクでよみがえる伝統材料と科学技術について考察する。 評価方法 試験60% 提出物20% 授業意欲20%を総合して評価する 履修条件・ 注意事項 毎回の授業の下準備と授業終了後のノートや資料の整理 入学次に配付される学生便覧に従い履修年次に修得すること 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆専門基礎科目 単位数 秋学期授業計画 1講義概要の説明 2保存・修復処置の根底にあるもの 3文化財の保存修復における伝統技術と科学技術 4紙と絹ハイテク技術でよみがえる伝統材料と技術 5日本技術が世界でどう生かされているか 6世界に広がる装潢技術による修復技法 7文化財としての絵画の修理と伝統 8表装技術で壁画を救う 9海外に根付いた日本の伝統 10保存担当学芸員が担う役割 11人材養成にはたす博物館の役割 12文化財保存修復と学校教育 13西欧における文化財保存のための高等教育 14伝統技術の継承 15文化財保存教育・インターンシップ 16試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 S6113004 授業科目名 修復の美を伝える 担当者 馬場 秀雄 年次 2 テーマと 到達目標 1980年に京都国立博物館の敷地内に国宝・重要文化財などの修理を行う場として設置された京都国立博物館文 化財保存修理所の現場について学ぶことが出来る。 東洋美術(膠絵・書積)・仏像彫刻の保存修理や保存模写についてどのような手順で行われるのか。なぜ修理が必 要なのか。これからの文化財修理や保存模写が目指すものは何かを考察する。 概要 日本の伝統文化の存在を考えるうえで重要なことは、文化財が継承されているからこそ日本文化が存在しているこ とを認識する。文化財は日本文化の根底であり、ゆえに 文化財を守り、継承していかなければならないかを考察する。そのためには、文化財の保存修復技術も継承しなく てはならない。科学的視点・美術史的考察を加えた新しい文化財保存修復・修理技術の取り入れ方を考察する。 評価方法 試験(60%)・授業意欲(40%) 履修条件・ 注意事項 入学次に配付される学生便覧に従い履修年次に修得すること。 春学期授業計画 1.授業概要 2.美の修理 3.彫刻・千手観音立像 4.彫刻・不動明王及び童子像 5.屏風・かきつばた図 6.屏風・風俗図 7掛け軸・山越え阿弥陀図 8.掛け軸・釈迦三尊図 9.掛け軸・墨跡 10障壁画 11.巻き物Ⅰ 12巻き物Ⅱ 13.修理とは何かⅠ 14.修理とは何かⅡ 15.材料と技術 16.レポート試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113005 授業科目名 東洋美術絵画保存修復学 担当者 棚橋 映水 年次 2 テーマと 到達目標 絵画の見方や鑑賞を通して、東洋絵画の魅力を探る」をテーマとして、美術史的考察、科学的考察、文化財保存学 的考察の両面から学び、絵画の魅了を自ら考える思考を身につける。 絵画の見方や鑑賞を通して、絵画の保存や修理の関連性に関わる基礎知識を理解することを到達目標とする。 概要 修復事例を参照しながら修復を行う過程で重要な修理の理念を十分に考察する。修理に対する心構えを再確認 し、修理記録調査、修理記録の作成、修理工程、修理報告書の作成、方向などを学び修理と保存への理解を深め る。 評価方法 定期試験(60%)、レポート課題(提出物等)、授業への積極的な参加態度、発言頻度、発言内容(40%)により総 合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 1)試験内容については、授業で配付する資料や講義のなかで問題提起をする。 2)授業のなかで適宜、配布する資料から定期試験問題を出題するため配付資料も重要である。 3)初回のガイダンスには必ず出席すること。 注意)本科目については、学生便覧・シラバスに記載される配当年次(2年)に受講することが望ましい。 春学期授業計画 1.講義概要の説明 2.屏風 3.紅白梅図 4.金箔と金泥 5.風神雷神図① 6.風神雷神図② 7.風神雷神図③ 8.松林図 9.障壁画 :襖絵、壁貼り付け図 10.障壁画 :二条城と京都御所 11.障壁画 :法隆寺金堂壁画 12.仏画 「青不動明王」 13.仏画 「吉祥天像」 14.まとめ:復習① 15.まとめ:復習② 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 図解 日本画用語辞典 出版社:東京美術 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113006 授業科目名 東洋美術書蹟保存修復学 担当者 棚橋 映水 年次 2 テーマと 到達目標 文字のある風景を様々な視点から図りながら記録と資料の関係をテーマとして、思考の過程を大切にしながら記録 と資料の知識を修得することを到達目標とする。 概要 記録資料として大切に保存された文書や書物のなかでも、特に、華やかで美しい料紙を取り上げ、料紙の技法や 装飾性と紙の原料、種類について学び、理解を深める。 一連の授業内容を踏まえたうえで、各自オリジナルの装飾料紙を作製する。 評価方法 定期試験(60%)、レポート課題(提出物等)、授業への積極的な参加態度、発言頻度、発言内容(40%)により総 合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 1)試験内容については、授業で配付する資料や講義のなかで問題提起をする。 2)授業のなかで適宜、配布する資料から定期試験問題を出題するため配付資料も重要である。 3)初回のガイダンスには必ず出席すること。 注意)本科目については、学生便覧・シラバスに記載される配当年次(2年)に受講することが望ましい。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.講義概要の説明 2.文字のはじまりとひろがり① 3.文字のほじまりとひろがり② 4.紙と文化① 5.紙と文化② 6.料紙-染め紙① 7.料紙-染め紙② 8.料紙-箔加工① 9.料紙-箔加工② 10.料紙-唐紙 11.料紙-雲母 12.料紙-墨流し 13.料紙-継ぎ紙 14.王朝の美の再現者 15.料紙-まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 図解 日本画用語辞典 著者:東洋藝術大学大学院文化財保存学日本画家研究室[編」] 出版社:東京美術 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113007 授業科目名 紙文化財概論 担当者 鈴木 英治 年次 2 テーマと 到達目標 紙と文化財ー文書、書物、美術品、工芸品等−との関係の変化を考えることにより、それらの持つ価値をより明確に 見ることが出来るようになる。 我々を取り巻く多くの紙媒体の文化財をより深い、より正確な鑑賞能力が身に付く。 概要 紙が文化の発展に果たした役割は非常に大きいものがある。とりわけ文化と紙の関係を、書物と文書の変遷に注目 して探ると、人間の発展歴史、特に近世から近代の大飛躍のメカニズムが明確に見えてくる。また版画という紙と密 接に関係した美術作品の歴史に注目すると、近世以降(ルネッサンス以降)の西洋絵画の本質が明確になる。紙と いう一つの物質の歴史を見るだけでも、人類の進歩の動きが見えてくる。 評価方法 講義終了時に提出する予習レーポー25%、習得レポート25%,期末試験(もしくはレポート)50%を基本に,評価を 行う。 履修条件・ 注意事項 本科目の受講にあたっては、予習として、初回に配布する講義資料の概要を読み次回の授業の要点について事前 の調査を行いまとめておき、授業時にコピーを提出すること。復習として、各回の講義のなかで疑問や理解できない 点をまとめておき次の講義の開始時に提出すること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆専門基礎科目 単位数 2 秋学期授業計画 ⒈紙文化財とは ⒉紙以前の文化:記す文化の誕生 ⒊紙と文化2:文書の誕生を考える ⒋紙と文化3:書物の誕生を考える ⒌書写から印刷へ:紙の果たした役割 ⒍ルネサンスと印刷革命:何故書物は紙に印刷されたか? ⒎日本の版画史 古代・中世編 ⒏日本の版画史 近世編 ⒐西洋の版画史 西洋版画の始まり 10.西洋の版画史 版画史から見える西洋絵画の本質 11.書物と文書の変化辿る:メディアの歴史における紙 12.近世から近代へ:高度情報化社会への道 13.和紙と西洋紙:洋紙の誕生 14.紙の美を愛でる1:紙の美を考える 15.紙の美を愛でる2:紙文化財の諸相 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113008 授業科目名 紙ーその歴史と科学 科目分野 担当者 鈴木 英治 年次 2 テーマと 到達目標 紙は私たちにとって、あまりに日常的でありふれたものであり、紙とは何かということを改めて考えることはほとんどな いだろう。しかし、何故紙ができるのか?あるいは紙とは何か?という本質が解ってきたのは、20世紀の後半になっ てである。製紙の歴史を深く追求すると、そこには深いこの世界の摂理に基づいた技術の発展の跡が見えてくる。 それにより紙の性質の本質的理解が出来、紙文化財の扱い方法が推測出来るようになる。 概要 紙文化財の代表である文書と書籍の特徴を文化的・物質的両面から捉え、その形態の持つ意味の重要性を学ぶ。 履修期 2015年度 春学期 評価方法 履修条件・ 注意事項 春学期授業計画 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113009 授業科目名 文化財の素材分析 担当者 髙木 秀明 年次 2 テーマと 到達目標 文化財科学調査における素材調査の方法について修得するをテーマとする。 文化財に使用されている素材(材料)を知ることで、その情報を保存修復に利用するだけでなく、歴史的・地理的条 件から文化財の制作にかかわる知見や素材の伝播についての知見が得ることができるということが理解できるように なる。 概要 文化財に使用されている素材は無機化学物質だけではなく有機化合物も使用されている。本講義では、有機化合 物を対象とした科学的な分析手法(主に非破壊分析法)について種々の分析機器を知り、その理論と原理を理解 する。さらに、人間の視覚情報を数値に置き換える反射スペクトル分析法や、文化財科学分析に使用する標準試料 や対照試料の精密分析には、従来から行われている化学分析も必要であるので、その中でも分離分析法を理解す る。 評価方法 成績評価基準:定期試験(100%)。 履修条件・ 注意事項 予習(UNIVERSAL PASSPORTを利用する)・復習を実施すること。配布資料に沿って講義を進めるが、各自適宜 ノートをとること。欠席した場合は、各自でその内容を補完すること。様々な文化財について、専門的な知識を高め るために復習を越えて、博物館等でも実物を見て自主学習することを勧める。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆専門基礎科目 単位数 秋学期授業計画 1 文化財科学調査の目的と現場 2 文化財の素材-金属・装飾品・顔料・ガラス 3 文化財の素材-木材・紙・繊維・漆・染料 4 有機化合物の電子軌道と結合 5 有機化合物の構造、共役二重結合 6 蛍光スペクトル分析法 7 三次元蛍光スペクトル分析法 8 三次元蛍光スペクトル分析法と蛍光X線分析法 9 有機化合物と蛍光X線 10 可視-近赤外反射スペクトル分析法 11 紫外-可視分光吸収スペクトル法 12 赤外分光分析法 13 ラマン分光分析法 14 クロマトグラフィー 15 薄層クロマトグラフィーの実際 16 定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 S6113010 授業科目名 文化財の光学調査 科目分野 担当者 髙木 秀明 年次 2 テーマと 到達目標 文化財科学調査における基本事項と光学調査の方法について修得するをテーマとする。 基本的な事項(倫理的な面)を理解し、適切な様々場面や文化財に適切な方法とは何かを認識し行なえるようにな る。また、文化財科学調査の中でも初歩的な光学調査の方法論を理解し、調査結果が読み取れるようになる。 概要 文化財には、制作された当時の文化が様々な形で記録されている。文化財を対象とした研究および文化財の保存 修復においては、まず文化財の形態、構造、使用されている素材などの諸情報を科学的な手段によって引き出すこ とが重要となる。本講義では、「文化財を科学の目で見る」方法として、目視観察による状態の観察方法、赤外線・ 紫外線・X線などの電磁波を照射した反射・透過画像観察、文化財に使用された素材の中で特に無機化学物質の 自然科学的な分析手法について理論と原理を理解する。 評価方法 成績評価基準:定期試験(100%)。 履修条件・ 注意事項 予習(UNIVERSAL PASSPORTを利用)・復習を必ず実施すること。配布資料に沿って講義を進めるが、各自適宜 ノートをとること。欠席した場合は、各自でその内容を補完すること。様々な文化財について、専門的な知識を高め るために復習を越えて、自ら博物館等におもむき、実物を見て自主学習することを勧める。 履修期 春学期授業計画 1 文化財保存修復における科学分析の意義 2 文化財を科学の目で見る 3 材料を観察する-繊維・紙の顕微鏡観察 4 X線の歴史と物質との相互作用 5 軟X線透過画像解析 6 紫外線を照射する観察法 7 赤外線を照射する観察法 8 蛍光X線分析 9 文化財の彩色に用いられた顔料 10 分析事例-彩色衣装 11 分析事例-板絵・油彩画 12 分析事例-彩色絵図 13 分析事例-彩色衣装 14 様々な蛍光X線分析装置 15 放射性炭素年代測定法 16 定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 資料を配布し、これを教科書とする。 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113011 授業科目名 文化財の物質化学 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 2 テーマと 到達目標 文化財の科学分析や保存修復科学に取り組めるように、物質についての化学的の知識を修得し、物質化学的な現 象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。文化財を物質化学的に捉えられるように、物 質の構成粒子、化学式、化学結合について学び、物質化学的な現象を論理的に理解して、その現象を主体的に 考え自らの考えを導き出すための能力を身につける。 具体的には、①元素の周期表をもとに原子、分子、イオンからなる物質や電子配置に関する知識を修得し、②物質 を表記するための元素記号、イオン式、組成式、電子式、分子式、構造式を学び、③物質を形成する化学結合を理 解して、④物質化学的な現象を自ら考え理解し、自らの考えを導き出せるようになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学分析や保存修復科学に関わる物質化学的な現象を論理的に理解するために、元素の周期表、物 質、電子配置、イオンとその形成、イオン式、組成式、電子式、分子とその形成、分子式と構造式、化学結合に関す る物質化学の知識を修得する。周期表をもとにして原子、原子から生成される分子、原子や分子から生成されるイ オン、そしてそれらの電子配置を学び、周期表をもとにして物質を表記するための元素記号、電子式、イオン式、組 成式、分子式、構造式についての理解を深め、物質を構成する化学結合について学修する。適宜、到達度を確認 するための小テストを行う。 更に、文化財に関わる物質化学的な現象を事例として取り上げ、授業内容をもとにしてその物質化学的な現象を考 察する。物質化学的な現象を自ら考え理解できるように、適宜、受講者に自らの考えを積極的に発言させ、討論を 通じて受講者が能動的に考え、自らの考えを導き出せるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~④を設定している。試験や小テストでは到達目標①~③に関する知識の修得度や理解 度をみる。到達目標④については、授業中に適宜、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達成度を 評価する。したがって、成績評価は、原則として試験(70%)、小テスト(20%)、授業態度(10%)の配分により評価 する。ただし、他の受講生に迷惑となる受講態度が認められた場合や消極的な態度が見られる場合には減点する。 履修条件・ 注意事項 本科目を受講する際は必ずシラバスを熟読し、受講に際し予習と復習を徹底すること。授業内容に対応する教科書 の該当箇所を予習し、疑問点をもった上で授業に臨み、授業中にその疑問点を解決すること。授業時間内にその 疑問点が解決できなかった場合には適宜質問をして理解に努めること。更に、講義内容についての知識を修得し、 その内容を理解して、自らの考えを導き出せるようにするために、授業後には復習が不可欠である。授業後には、 板書の内容や口頭で説明した内容をノートにわかりやすく整理し纏めること。 履修期 春学期授業計画 1.文化財を物質化学的に考える、元素の周期表 2.物質 3.電子配置の基礎 4.電子配置 5.イオンの基礎 6.イオンの形成 7.イオン式 8.組成式の基礎 9.組成式 10.電子式の基礎 11.電子式 12.分子の基礎 13.分子の形成 14.分子式と構造式 15.化学結合 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 著者:数研出版編集部 編 出版社:数研出版 ISBN:978-4-410-27385-8 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113012 授業科目名 文化財の反応化学 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 2 テーマと 到達目標 文化財の科学分析や保存修復科学に取り組めるように、反応についての化学的な知識を修得し、反応化学的な現 象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。文化財を反応化学的に捉えられるように、物 質の状態、変化、性質、量について学び、反応化学的な現象を論理的に理解して、その現象を主体的に考え自ら の考えを導き出すための能力を身につける。 具体的には、①物質の三態、物理変化と化学変化、沸点と融点に関する知識を修得し、②原子量、分子量、式量、 物質量、そして溶解や濃度を学び、③化学反応や化学反応式、化学反応式の係数や化学反応の量的関係を理解 して、④反応化学的な現象を自ら考え理解し、自らの考えを導き出せるようになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学分析や保存修復科学に関わる反応化学的な現象を論理的に理解するために、物質の状態、変化、 性質、量に関する反応化学の知識を修得する。物質の三態、物理変化と化学変化、融点と沸点、原子量、分子量、 式量、物質量、溶解、濃度について理解を深め、化学反応、化学反応式、化学反応式の係数、化学反応の量的関 係について学修する。適宜、到達度を確認するための小テストを行う。 更に、文化財に関わる反応化学的な現象を事例として取り上げ、授業内容をもとにしてその反応化学的な現象を考 察する。反応化学的な現象を自ら考え理解できるように、適宜、受講者に自らの考えを積極的に発言させ、討論を 通じて受講者が能動的に考え、自らの考えを導き出せるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~④を設定している。試験や小テストでは到達目標①~③に関する知識の修得度や理解 度をみる。到達目標④については、授業中に適宜、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達成度を 評価する。したがって、成績評価は、原則として試験(70%)、小テスト(20%)、授業態度(10%)の配分により評価 する。ただし、他の受講生に迷惑となる受講態度が認められた場合や消極的な態度が見られる場合には減点する。 履修条件・ 注意事項 本科目を受講する際は必ずシラバスを熟読し、受講に際し予習と復習を徹底すること。授業内容に対応する教科書 の該当箇所を予習し、疑問点をもった上で授業に臨み、授業中にその疑問点を解決すること。授業時間内にその 疑問点が解決できなかった場合には適宜質問をして理解に努めること。更に、講義内容についての知識を修得し、 その内容を理解して、自らの考えを導き出せるようにするために、授業後には復習が不可欠である。授業後には、 板書の内容や口頭で説明した内容をノートにわかりやすく整理し纏めること。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆専門基礎科目 単位数 秋学期授業計画 1.文化財を反応化学的に考える、物質の三態 2.物理変化と化学変化 3.融点と沸点 4.原子量、分子量、式量の基礎 5.原子量、分子量、式量 6.物質量 7.溶解の基礎 8.溶解 9.濃度 10.パーセント濃度 11.化学反応 12.化学反応式 13.化学反応の量的関係 14.化学反応式の係数の基礎 15.化学反応式の係数 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 著者:数研出版編集部 編 出版社:数研出版 ISBN:978-4-410-27385-8 2 S6113013 授業科目名 光と色の科学 科目分野 担当者 下山 進 年次 2 テーマと 到達目標 光と色をテーマとして、人間の色覚現象および光と色のスペクトル、色の数値化等、色を科学的に理解することがで きるようになる。 概要 光の性質、光と色覚、光とスペクトル、物体色の色覚過程、物体を照射(照らし出す)光源の発光スペクトルと物体表 面が反射する反射スペクトル、発光スペクトルと反射スペクトルとヒトの網膜にある色覚細胞との関係、そして色を数 値化する表色系について、色覚実験や測色計による色のスペクトル測定を行い、またグループ討議しながら授業を 進める。 評価方法 成績評価は、知識の修得程度を確認するための単位認定試験(70%)、自ら調べまとめる能力を確認する課題レ ポートの提出と授業への積極的な参加態度を確認するレポート課題発表(30%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 講義計画に記載されたキーワードに関連する事項を図書館等で調べ理解できない点をまとめて授業を受けること。 授業時間に毎回配布する講義資料をファイルして復習し、ファイルした講義資料は毎回持参すること。また、講義終 了時に提示する課題について自ら調べレポートにまとめて次回の講義時間に発表し提出すること。なお、レポート はコピーし毎回の講義資料と共にファイルすること。 履修期 春学期授業計画 1.この科目で学ぶこと-光とは何か?・色とは何か?- 2.なぜ色は視えるのか? 3.光の三原色 4.光の性質 5.光と色覚Ⅰ≪ヒトの眼の構造≫ 6.光と色覚Ⅱ≪光の波長と色覚≫ 7.光と色覚Ⅲ≪残像現象と補色・加法混色と減法混色≫ 8.視覚と色の世界≪色の三属性・色の役割・色を比較する方法 ≫ 9.スペクトルとは何か? 10.物体色の認識過程≪発光スペクトルと反射スペクトル≫ 11.反射スペクトルと色相・明度・彩度の関係 12.色の表現 13.色を測る分光測色計 14.表色系≪マンセル表色系・XYZ(Yxy)表色系・Lab表色系≫ 15.数値化された物体色を読み取り比較する 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113014 授業科目名 文化財文様学 担当者 馬場 秀雄 年次 2 テーマと 到達目標 東洋文化財文様の基礎的な知識と歴史を学ぶ。 東洋美術における文様の歴史をひも解きその時代的特徴や変遷 を理解し認識することができる。 概要 日本に古くから伝わる伝統的な文様を縄文時代・古墳時代・飛鳥奈良時代・平安鎌倉時代・室町桃山時代・江戸時 代と時代ごとの歴史考察を行いその特徴を理解し日本文化を認識する。 評価方法 試験60% 提出物20% 授業意欲20%を総合評価する。 履修条件・ 注意事項 美術史を履修していることが望ましい 入学次に配付される学生便覧に従い履修年次に修得すること。 春学期授業計画 1.正倉院文様1 2.正倉院文様2 3.正倉院文様3 4.名物裂文様1 5.名物裂文様2 6.名物裂文様3 7.唐紙文様1 8.唐紙文様2 9.唐紙文様3 10.更紗文様1 11.更紗文様2 12.有職文様 13.吉祥文様 14.江戸小紋・友禅文様 15.江戸小紋・友禅文様2 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113015 授業科目名 文化財修復素材学 担当者 棚橋 映水 年次 2 テーマと 到達目標 伝統に受け継がれてきた素材(膠・箔・絵具)や、新たに開発された新素材(合成樹脂・合成絵具)など、それそれの 特色や素材の長所や短所についての知識を習得する。 概要 絵を描くために必要な材料や画材、使用方法について学ぶ。 評価方法 試験60%、レポート課題(受講態度)40%により総合的に評価する。 欠席数、授業中の態度、提出物等は重要な評価対象となる。 履修条件・ 注意事項 授業への出席は必須条件であり、講義の妨げとなる行為(講義中の私語、携帯電話の使用、飲食等)は厳禁試験 内容については、授業で配付する資料や講義のなかで問題提起をする。 注意:履修年次について、学生便覧のとおり修得すること。但し社会人編入生についてはその限りではない。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.ガイダンス 2.膠の種類とその違い 3.膠溶液を作る 4.膠に別の糊剤を加え、表現の幅を広げる 5.日本の膠 6.合成樹脂 7.エマルジョンとCMC 8.新たな合成樹脂の選定 9.体質顔料・胡粉 10.体質顔料・雲母 11.基底材・紙 12.基底材・絹 13.基底材・キャンパス 14.絵具・天然 15.絵具・合成 16.試験 教科書1 図解 日本画用語辞典 著者:東洋藝術大学大学院文化財保存学日本画家研究室[編」] 出版社: 東京美術 教科書2 参考書1 参考書2 ◆専門基礎科目 単位数 2 S6113016 授業科目名 西洋美術保存修復学応用 科目分野 担当者 大原 秀行 年次 3 テーマと 到達目標 西洋美術の修復i家の仕事と美術館は切っても切り離せない関係にあります。そのため、この授業では美術館にお いての「展覧会コンサバター」をテーマとして取り上げます。それと同時に展覧会の主である作家(画家)についても 解説します。そのため、西洋美術の主たる画家達のたどってきた 道を理解出来ると同時に、彼らがかつて制作した 多くの作品がどのように実際に保存されているのかという現実を理解することを到達目標とします。 概要 日本国内で行われている各種の展覧会を紹介しながら、その展覧会が成り立つまでの様々な人々の関わりが理解 出来ます。またその中で保存修復の専門家としての仕事の内容を画像を交えて解説します。 展覧会に関わって いる人々とは、美術館の館長や学芸員だけではなく、美術館自体を運営する事務の人たちそして展覧会を企画す る新聞社の文化事業部等の企画の専門家、作品を管理する保存修復家、作品を運搬し美術館ないに展示する美 術梱包の専門家、照明の専門家、展覧会のカタログやポスターを作る出版社、デザイナー等々様々な人々が関 わっています。 評価方法 この科目では、西洋美術作品がどのような状況のもとで画家が制作したのか、また後世のわれわれがどのようにして 守っているのかの理解度を評価するため、色々な方法で単位取得の判定を行います。その中で、定期試験70%、 中間レポート20%、受講中の質疑応答10%の割合で評価します。 履修条件・ 注意事項 定期試験を行います。また受講中に1~2回レポートを課します。 授業に出席するだけでは単位は取得できません。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション(この科目を受講する意義と注意点の説明) 2.「展覧会コンサバター」の意義 3.「フェルメール展」における修復家の仕事 4.フェルメールの人物像 5.フェルメールの作品、および修復 6.「モジリアーニ展」における修復家の仕事 7.モジリアーニの人物像 8.モジリアーニの作品および修復 9.「ゴッホ展」における修復家の仕事 10.ゴッホの人物像 11.ゴッホの作品および修復 12.イタリアの修復工房から 13.ドイツの修復工房から 14.現代美術の展覧会における修復家の仕事 15.今学期のまとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門科目 単位数 2 S6113017 授業科目名 西洋美術保存修復学実践 担当者 大原 秀行 年次 3 テーマと 到達目標 西洋美術の中で、伝統的な技法によって制作された油彩画と現代美術作品の保存修復の内容をテーマとします。 昔の技法で制作された作品と現代美術作品の保存修復方法の違いを理解できることが到達目標です。 概要 油彩画は伝統的な技法のもとに制作されることが多いが、現代美術の場合は美術作家が個々に思いつくままに 様々なマテリアルを使用して制作されている場合が多い。そのため、修復方法も多岐にわたっており、様々な分野 の知識が要求されます。まず、伝統的な油彩画の構造をしっかりと身に付けてから、実際にどのような症状を呈した 時にどのような修復処置が必要になるのか、また様々なマテリアルを使用する現代美術における保存修復の問題を 実例を画像で示しながら解説していきます。 評価方法 この科目では、伝統的な油彩画作品や現代美術作品の保存修復の実際の理解度を評価するため、色々な方法で 単位取得の判定を行います。その中で、定期試験70%、中間レポート20%、受講中の質疑応答10%の割合で評 価します。 履修条件・ 注意事項 定期試験を行います。また受講中に1~2回レポートを課します。 授業に出席するだけでは単位は取得できません。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆専門科目 単位数 2 秋学期授業計画 1.オリエンテーション(西洋美術作品の保存修復の実際を学ぶ 上での心構えの説明) 2.油彩画の構造 3.絵画の支持体について 4.絵画の地塗り、下描きについて 5.絵画に使用する絵具、結合剤、ニスについて 6.額縁、木枠について 7.油彩画の保護について 8.様々な劣化現象について 9.難しい現代美術の修復について 10.現代美術の修復処置I 11.現代美術の修復処置II 12.東洋美術と西洋美術の修復の接点 13.西洋美術修復に必要な化学調査 14.真贋問題について 15.今学期のまとめ 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113018 授業科目名 文化財修復事例学 科目分野 担当者 馬場 秀雄 年次 3 テーマと 到達目標 東洋美術(膠絵・書積)の保存修復事例を学ぶことにより、保存修復を理解して、保存修復技術について認識するこ とが出来る。 東洋美術(膠絵・書積)の保存修復事例を検証することで、保存修復についての理解を深め、さらに、修復技術の 認識をすることが出来る。 概要 東洋美術(膠絵・書山)の保存修復事例を研究して、保存修復の歴史的変遷、 および地域的バリェイーションあるいは素材・構造額的特長を学び、科学的視点から過去・現在の修復技術につい て評価検証する。保存修復事例を探求することにより その絵画技法をも知り考察する。 評価方法 レポート試験(60%)・授業意欲(40%)を総合評価する 履修条件・ 注意事項 東洋美術史を理解できること 入学次に配付される学生便覧に従い履修年次に修得すること 履修期 春学期授業計画 1.文化財保存修復の道筋 2.保存修復の事例Ⅰ 3.保存修復の事例Ⅱ 4.保存修復の事例Ⅲ 5.保存修復の事例Ⅳ 6.保存修復の事例Ⅴ 7.膠絵・書蹟の伝統的修復技術Ⅰ 8.膠絵・書蹟の伝統的修復技術Ⅱ 9.膠絵・書蹟の伝統的修復技術Ⅲ 10.膠絵・書蹟現在の修復技術Ⅰ 11.膠絵・書蹟現在の修復技術Ⅱ 12.基底材の研究 13.絵具の研究 14.保存修復技術の歴史的変遷 15.中国・韓国・日本の修復技術の素材・構造的特徴 16.東洋美術保存修復のまとめ・レポート試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門科目 単位数 2 S6113019 授業科目名 東洋美術修復学 担当者 棚橋 映水 年次 3 テーマと 到達目標 「文化財の保存・管理・修理」をテーマとして、日本画や書蹟などの文化財について、その活用や保存を考える際に 作品の状態を見極めるための基本調査の見方・調べ方を学び、それぞれの状態について写真や図版、用いて、ま た修理事例から理解する。外的要因による損傷・劣化、過去の不適切な修理に起因する損傷 と修理材料・周辺技術の関連について自ら考え、文化財の保存と修理を単なる知識としてとらえるのではなく、現時 点での事実を網羅的に把握し基礎の知識を身につける。 文化財の修理は個々の状態に応じたオーダーメイドの管理対処が基本であり、傷み方やその原因、対処の仕方に は多くの注意が必要であることについて理解する。文化財の所有者、学芸員、現場での保存修復の実務にあたっ ている第一線の技術者の立場での視点で文化財を捉え、自ら考えて判断できるようになることを到達目標とする。 概要 絵画や書跡など文化財として取扱う場合に必要とされる実務的についての基本的な知識と理解を深めるとともに、 構造体に起因する損傷と対処法、基底材の材料と技法に起因する損傷と劣化について考察する。 事例を示しながらその問題点と解決策を導き出す能力が身に付くよう教科書を主体とした方式による授業を行う。 評価方法 この科目では、絵画や書跡の損傷に起因する問題の解決策を自ら考え、文化財の保護、保存管理に結び付けるこ とを目的としていることから、知識の修得程度を確認するための試験(60%)、自ら調べまとめる能力を確認するため の課題レポート・授業への参加態度(40%)、を重視する。 履修条件・ 注意事項 1)毎回の授業では教科書を使用するため、指定の書籍を必ず購入すること。 2)授業時に次回の予習について説明するので、指示に従って教科書を一読しておくこと。 3)指示に従ってノートを作成し復習をすること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆専門科目 2015年度 秋学期 単位数 秋学期授業計画 1.講義概要(ガイダンス) 2.外的要因による損傷・劣化 3-3さまざまな外的被害 3.外的要因による損傷・劣化 3-4取扱いに起因する損傷 4.コラム①「微生物劣化と制限因子」 5.コラム②「殺菌燻蒸について」 6.コラム③「掛軸・巻子の取扱い」 7.過去の不適切な修理に起因する損傷 4-1良質ではない材料を用いたことによるもの 8.過去の不適切な修理に起因する損傷 4-2本紙に負担をかける処置の選択によるもの 9.過去の不適切な修理に起因する損傷 4-3剥落止め処置によるもの 10.修理材料・周辺技術 5-1保存箱、5-2軸首、5-3表装裂地 11.修理材料・周辺技術 5-4裏打紙、5-5補修絹・補修紙 12.修理材料・周辺技術 5-6顔料 13.小麦澱粉糊・古糊 14.膠・その他の接着材① 15.膠・その他の接着材② 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 日本画・書跡の損傷ー見方・調べ方 著者:東京文化財研究所/国宝修理装潢師連盟 出版社:オフィスHANS ISBN:978-4-901794-46-6 C3071 2 S6113020 授業科目名 東洋美術保存学 担当者 棚橋 映水 年次 3 テーマと 到達目標 東洋美術おける保存修復に関する知識の修得とその活用をテーマとして、思考の過程を大切にしながら保存修復 の知識を修得することを到達目標とする。 概要 保存修復の基礎的な内容を復習しながら、文化財修復を学んでいくうえで必要な修理理念と哲学、修理の原則、 保存修復の現状、素材の特色などの理解を深める。東洋絵画に限らず、書籍、西洋絵画にかかわる修理理念につ いても理解する。 評価方法 試験60%、レポート課題40%により総合的に評価する。 欠席数、授業中の態度、提出物等は重要な評価対象となる。 履修条件・ 注意事項 授業への出席は必須条件であり、講義の妨げとなる行為(講義中の私語、携帯電話の使用、飲食等)は厳禁試験 内容については、授業で配付する資料や講義のなかで問題提起をする。 注意:履修年次について、学生便覧のとおり修得すること。但し社会人編入生についてはその限りではない。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.講義概要の説明 2.修理理念と哲学①文化財の保存と活用 3.修理理念と哲学②修理のあり方 4.修理理念と哲学③修理に対する心構え 5.修理理念と哲学④修理に対する姿勢 6.修理理念と哲学⑤まとめ 7.修理の原則①現状維持 8.修理の原則②現状保存 9.修理の原則③復元の否定 10.修理の原則④過剰修理の戒め 11.修理の原則⑤全体のバランス 12.修理の原則⑥再修理の余地を残す 13.修理の原則⑦記録にとどめる 14.修理の原則⑧まとめ 15.修理の原則⑨まとめ 16.試験 教科書1 図解 日本画用語辞典 著者:東洋藝術大学大学院文化財保存学日本画家研究室[編] 出版社: 東京美術 ISBN:978-4-8087-0819-1C0571 教科書2 日本画・書跡の損傷ー見方・調べ方 著者:東京文化財研究所/国宝修理装潢師連盟 出版社:オフィスHANS ISBN:978-4-901794-46-6 C3071 参考書1 図解 日本画の伝統と継承ー素材・模写・修復ー 著者:東京芸術大学大学院文化財保存学日本画研究室[編] 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0723-1 C0071 参考書2 ◆専門科目 単位数 2 S6113021 授業科目名 文書と書籍ー記録の歴史 科目分野 担当者 鈴木 英治 年次 3 テーマと 到達目標 製記録資料の修復にはそれらの形態、構造への熟知が不可欠である。本講義により,書物の誕生から現代までの 変遷を理解し、書物や文書の形態と文化の関係について考える力をつける。 その力の獲得によって、紙文化財修理における対象資料のあるべき姿、正しい修理方針の立案や素材の選択が 出来るようになる。 概要 製本は、記録を整理し保存する方法として発展してきた。地域、時代により変化し、様々な形態を生み出してきた。 それはそれぞれの文化と密接に関わって変化してきた。したがってその修理は技術の問題であると同時に、それが 生む出された固有の文化との関連を理解していなければならない。そのために様々な文化における書物と文書の 基本的な形態の特徴、それらの技術の歴史的を、多数の実物の資料と素材を対象として学ぶ。また、実際に現存 分する文化財と同じ素材を使用し、おなじ道具、技術によって、日本の代表的な製本を再現することを通して構造と 材料、文化の関係を探り、その多様性と文化的固有性を理解する。 評価方法 講義終了時に提出する習得レポート40%,期末試験(もしくはレポート)30%,制作課題の評価30%を基本に,評価 を行う。 履修条件・ 注意事項 実習を含むので、各回出席をし、欠席・遅刻をしないことが必須の条件となる。それが守れない場合には課題の制 作は不可能となる。また実習の場面では、限られた時間で課題を完成させるためには、あらかじめ対象とする製本 の形態や、具体的な作業工程について事前に配布資料や教科書を参照して予習をしておくことが必要である。 履修期 春学期授業計画 1)オリエンテーションおよび記録資料とは? 2)記録資料における書物と文書 3)書物とは何か?書物の定義と本質を考える 4)書物・文書の修復を考える1ー文化財を扱うために 5)書物・文書の修復を考える2ー道具・材料を知る 6)書物・文書の修復ための準備ー実技について 7)書物の構造を考える1ー書物における構造とは? 8)書物の構造を考える2ー書物の構造的分類 9)構造から見た書物の歴史1ー書物の発生 10)構造から見た書物の歴史2ー古代の書物:西洋 11)構造から見た書物の歴史3ー古代の書物:東洋 12)構造から見た書物の歴史4ー中世篇:西洋 13)構造から見た書物の歴史5ー中世篇:東洋 14)書物の構造の再現ー粘葉装の製本(1)紙の準備と調整 15)書物の構造の再現ー粘葉装の製本(2)製本作業 16)制作課題の採点とレポートの提出 教科書1 古典籍の装幀と造本 著者:吉野敏武 出版社:印刷学会出版部 ISBN:ISBN4-87085-184-9 教科書2 参考書1 参考書2 宮内庁書陵部 書庫渉猟 書写と装訂 著者:櫛笥節男 出版社:おうふう ISBN:SBN4-273-03396-8 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門科目 単位数 2 S6113022 授業科目名 紙文化財の保存・修復 科目分野 担当者 鈴木 英治 年次 3 テーマと 到達目標 記録資料の修復にはそれらの形態、構造への熟知が不可欠である。本講義により,日本の書物の誕生から現代ま での変遷を理解し、書物や文書の形態と文化の関係について考える力をつける。 その力の獲得によって、日本の紙文化財修理における対象資料のあるべき姿、正しい修理方針の立案や素材の 選択が出来るようになる。 概要 明春期の「文書と書籍ー記録の歴史」に引き続き、私たちにとって最も身近な日本の書物の歴史を、実物の資料、 素材を手に取って調べることにより理解し、その上で千数百年の伝統を持つ二種類の日本独特の製本について現 存資料を参考にして再現する。 また、明治以降の日本には、伝統的な文書(書籍を含む古文書から近世文書)以外に、大量の近代資料あるいは 外国で作られた資料が集積されている。それらの保存・修復も重要な課題となってきている。それらを構成する多様 な素材・形態を学び、大量資料の保存・修復の技術を考える。さらに近代的な紙資料の修復技術を実習を通して体 験する。 評価方法 講義終了時に提出する習得レポート40%,期末試験(もしくはレポート)30%,制作課題の評価30%を基本に,評価 を行う. 履修条件・ 注意事項 実習を含むので、各回出席をし、欠席・遅刻をしないことが必須の条件となる。それが守れない場合には課題の制 作は不可能となる。また実習の場面では、限られた時間で課題を完成させるためには、あらかじめ対象とする製本 の形態や、具体的な作業工程について事前に配布資料や教科書を参照して予習をしておくことが必要である。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆専門科目 単位数 秋学期授業計画 1)和本(線装本)の製本(1):線装とは 2)和本(線装本)の製本(2):素材と構造の調和 3)和本(線装本)の製本(3):本文紙の準備、調整 4)和本(線装本)の製本(4):表紙の用意と綴じ 5)和本(線装本)の製本(5):題簽の貼付 6)大和綴じの製本(1):大和綴じとは 7)大和綴じの製本(2):表紙の染色 8)大和綴じの製本(3):本文紙調整、仮綴じ、断裁 9)大和綴じの製本(4):表紙の装飾 10)大和綴じの製本(5):製本、題簽の貼付 11)修復技術(1):繕い 12)修復技術(2):裏打ちとは 13)リーフキャスティングの利用 14)近代資料への保存処置1 15)近代資料への保存処置2 教科書1 古典籍の装幀と造本 著者:吉野敏武 出版社:印刷学会出版部 ISBN:ISBN4-87085-184-9| 教科書2 参考書1 参考書2 宮内庁書陵部 書庫渉猟 書写と装訂 著者:櫛笥節男 出版社:おうふう ISBN:SBN4-273-03396-8 2 S6113023 授業科目名 文化財の無機化学 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 3 テーマと 到達目標 文化財の科学分析や保存修復科学に取り組めるように、無機化合物についての化学的な知識を修得し、無機化学 的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。文化財を無機化学的に捉えられるよう に、無機化合物の特徴、酸・塩基、酸化・還元、それらの関わる化学反応について学び、無機化学的な現象を論理 的に理解して、その現象を主体的に考え自らの考えを導き出すための能力を身につける。 具体的には、①無機化合物とその分類、酸と塩基、酸化剤と還元剤に関する知識を修得し、②酸と塩基の電離、物 質量、モル濃度、水のイオン積、pH、酸化数を学び、③中和反応、酸化・還元反応、反応の量的関係を理解して、 ④無機化学的な現象を自ら考え理解し、自らの考えを導き出せるようになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学分析や保存修復科学に関わる無機化学的な現象を論理的に理解するために、無機化合物とその分 類、酸と塩基、酸化剤と還元剤に関する無機化学の知識を修得する。無機化学における酸と塩基の電離、物質量、 モル濃度、水のイオン積、pH、酸化数についての理解を深め、無機化合物群の中和反応、酸化・還元反応、反応 の量的関係について学修する。適宜、到達度を確認するための小テストを行なう。 更に、文化財に関わる無機化学的な現象を事例として取り上げ、授業内容をもとにしてその無機化学的な現象を考 察する。無機化学的な現象を自ら考え理解できるように、適宜、受講者に自らの考えを積極的に発言させ、討論を 通じて受講者が能動的に考え、自らの考えを導き出せるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~④を設定している。試験や小テストでは到達目標①~③に関する知識の修得度や理解 度をみる。到達目標④については、授業中に適宜、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達成度を 評価する。したがって、成績評価は、原則として試験(70%)、小テスト(20%)、授業態度(10%)の配分により評価 する。ただし、他の受講生に迷惑となる受講態度が認められた場合や消極的な態度が見られる場合には減点する。 履修条件・ 注意事項 本科目を受講する際は必ずシラバスを熟読し、受講に際し予習と復習を徹底すること。授業内容に対応する教科書 の該当箇所を予習し、疑問点をもった上で授業に臨み、授業中にその疑問点を解決すること。授業時間内にその 疑問点が解決できなかった場合には適宜質問をして理解に努めること。更に、講義内容についての知識を修得し、 その内容を理解して、自らの考えを導き出せるようにするために、授業後には復習が不可欠である。授業後には、 板書の内容や口頭で説明した内容をノートにわかりやすく整理し纏めること。 履修期 春学期授業計画 1.文化財を無機化学的に考える、無機化合物 2.無機化合物の分類 3.酸と塩基の基礎 4.酸と塩基 5.酸と塩基の電離 6.中和反応の基礎 7.中和反応 8.物質量 9.モル濃度 10.水のイオン積とpHの関係 11.pH 12.中和反応の量的関係 13.酸化と還元 14.酸化数の基礎 15.酸化数 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 著者:数研出版編集部 編 出版社:数研出版 ISBN:978-4-410-27385-8 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆専門科目 単位数 2 S6113024 授業科目名 文化財の有機化学 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 3 テーマと 到達目標 文化財の科学分析や保存修復科学に取り組めるように、有機化合物についての化学的な知識を修得し、有機化学 的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。文化財を有機化学的に捉えられるよう に、有機化合物の特徴、名称、骨格と官能基、性質について学び、有機化学的な現象を論理的に理解して、その 現象を主体的に考え自らの考えを導き出すための能力を身につける。 具体的には、①脂肪族化合物や芳香族化合物の名称、脂肪族化合物や芳香族化合物の骨格と官能基、界面活 性剤などの有機化合物に関する知識を修得し、②脂肪族化合物や芳香族化合物などの有機化合物の特徴や分類 を学び、③天然有機化合物や合成有機化合物を理解して、④有機化学的な現象を自ら考え理解し、自らの考えを 導き出せるようになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学調査や修復科学に関わる有機化学的な現象を論理的に理解するために、脂肪族化合物や芳香族 化合物の名称、脂肪族化合物や芳香族化合物の骨格と官能基、界面活性剤に関する有機化学の知識を修得す る。脂肪族化合物や芳香族化合物などの有機化合物の特徴や分類についての理解を深め、天然有機化合物や合 成有機化合物について学修する。適宜、到達度を確認するための小テストを行なう。 更に、文化財に関わる有機化学的な現象を事例として取り上げ、授業内容をもとにしてその有機化学的な現象を考 察する。有機化学的な現象を自ら考え理解できるように、適宜、受講者に自らの考えを積極的に発言させ、討論を 通じて受講者が主体的に考え、自らの考えを導き出せるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~④を設定している。試験や小テストでは到達目標①~③に関する知識の修得度や理解 度をみる。到達目標④については、授業中に適宜、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達成度を 評価する。したがって、成績評価は、原則として試験(70%)、小テスト(20%)、授業態度(10%)の配分により評価 する。ただし、他の受講生に迷惑となる受講態度が認められた場合や消極的な態度が見られる場合には減点する。 履修条件・ 注意事項 本科目を受講する際は必ずシラバスを熟読し、受講に際し予習と復習を徹底すること。授業内容に対応する教科書 の該当箇所を予習し、疑問点をもった上で授業に臨み、授業中にその疑問点を解決すること。授業時間内にその 疑問点が解決できなかった場合には適宜質問をして理解に努めること。更に、講義内容についての知識を修得し、 その内容を理解して、自らの考えを導き出せるようにするために、授業後には復習が不可欠である。授業後には、 板書の内容や口頭で説明した内容をノートにわかりやすく整理し纏めること。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆専門科目 単位数 秋学期授業計画 1.文化財を有機化学的に考える、有機化合物 2.有機化合物の特徴 3.有機化合物の分類 4.脂肪族化合物 5.脂肪族化合物の骨格 6.官能基 7.脂肪族化合物の名称の付け方 8.脂肪族化合物の基礎 9.脂肪族化合物 10.芳香族化合物 11.芳香族化合物の骨格 12.芳香族化合物の名称の付け方 13.芳香族化合物の基礎 14.芳香族化合物 15.界面活性剤、天然有機化合物、合成有機化合物 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 著者:数研出版編集部 編 出版社:数研出版 ISBN:978-4-410-27385-8 2 S6113025 授業科目名 光で探る文化財 担当者 下山 進 年次 3 テーマと 到達目標 文化財の光学調査および分光学調査をテーマとして、文化財を構成する素材を知り、文化財のX線透過画像解析 法、紫外線照射観察法、赤外線照射観察法等の光学調査、そして文化財の蛍光X線分析、三次元蛍光スペクトル 分析、可視反射スペクトル、可視ー近赤外反射スペクトル分析等の分光学調査について学び、文化財の光学調査 および分光学調査によって何が解るのか理解できるようになる。 概要 先史時代から近代の色彩豊かな文化財を紹介し、その文化財に使用された素材、特に顔料と染料(無機物と有機 物)を学ぶ。そして、それらの文化財に光を照射する光学調査法と分光学調査法について事例を上げながら講義 する。 評価方法 成績評価は、知識の修得程度を確認するための単位認定試験(70%)、自ら調べまとめる能力を確認する課題レ ポートの提出と授業への積極的な参加態度を確認するレポート課題発表(30%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 講義計画に記載されたキーワードに関連する事項を図書館等で調べ理解できない点をまとめて授業を受けること。 授業時間に毎回配布する講義資料をファイルして復習し、ファイルした講義資料は毎回持参すること。また、講義終 了時に提示する課題について自ら調べレポートにまとめて次回の講義時間に発表し提出すること。なお、レポート はコピーし毎回の講義資料と共にファイルすること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆専門科目 単位数 2 秋学期授業計画 1.この科目で学ぶこと-文化財を光で探る科学調査- 2.色彩豊かな文化財①-先史時代から中世- 3.色彩豊かな文化財②-近世から近代- 4.顔料と染料(無機物と有機物) 5.文化財を構成している物質(物質は何からできているの か?) 6.X線で探る文化財Ⅰ≪X線透過画像解析≫ 7.X線で探る文化財Ⅱ≪蛍光X線分析≫ 8.紫外線で探る文化財≪紫外線照射観察≫ 9.紫外線から可視光線で探る文化財≪蛍光スペクトル分析≫ 10.三次元蛍光スペクトル非破壊分析 11.可視光線でさぐる文化財≪可視光反射スペクトル分析≫ 12.可視から近赤外線で探る文化財≪可視-近赤外反射スペ クトル分析≫ 13.赤外線で探る文化財≪赤外照射観察≫ 14.文化財の光学調査 15.文化財の分光学調査 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113026 授業科目名 西洋絵画技法 担当者 前嶋 英輝 年次 3 テーマと 到達目標 「西洋絵画の様々な技法」の理解をテーマとし、油彩画を中心に絵画技法を自由に使える能力を身につける。その ために絵画を文化財としてみる視点から油彩、水彩、テンペラ、フレスコなど様々な技法について広く学習する。 西洋絵画の技法に必要な材料や道具の知識を修得し、実際にそれを使用して制作ができるようになることを到達目 標とする。 概要 油彩、水彩、テンペラ、フレスコ、素描など様々な材料と道具、その使用方法について理解を深めるため、資料や文 献から得られる知識とともに、実際に素材や 道具に触れて実制作を行う。またキャンバスの張り方や道具の手入れ の仕方などについても理解する。スケッチブックへのエスキース(試作)の仕方や静物、人 物、風景などの構図のと り方についても学習する。 さらに授業内でテーマに沿った討論を行うことで理解を深める。 評価方法 この科目では、西洋絵画技法について理解し制作できる能力を身につけることを目的としていることから、授業への 参加態度(30%)、提出作品(30%)、 到達目標達成度を見る期末試験(40%)の割合によって評価を行う。詳しい 評価内容については、最初の授業で説明する。 履修条件・ 注意事項 事前に次回の授業内容を指示するので、西洋絵画について検索などで予習を行うことが必要である。また積極的 に討論に参加するために前回のノートなどをもとに復習を行うことが重要である。試験では、到達目標の理解度を見 るため十分な復習が必要である。 初回の授業で西洋絵画についての調べ方や授業の進め方について詳しく説明する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 ◆専門科目 単位数 秋学期授業計画 1.西洋絵画技法入門 2.西洋絵画技法の歴史 3.ルネッサンスの技法 4.油彩画の技法 5.水彩画の技法 6.素描の技法 7.素描のモチーフ 8.モチーフと構図 9.グリザイユとスフマート 10.アクリル絵の具の研究 11.油彩画の研究 12.ガッシュの研究 13.水彩画の研究 14.現代絵画の技法 15.西洋絵画の鑑賞と保存修復 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 教科書や参考書は使用しないが、適宜プリントなどを配布する。予習復習も配布プリントによって行う。 2 S6113027 授業科目名 東洋絵画技法 担当者 棚橋 映水 年次 3 テーマと 到達目標 「東洋絵画、日本画に関する素材の特性と日本画できあがるまでの工程を知る。」をテーマとして、 素材の特性を知り、日本画のできあがる工程を認識するため、課題を与え、知識の修得度を図ることを到達目標と する。 概要 一般に日本画という名称は明治以降に西洋画と区別するために使われるようになったものであり、それ以前にはな かった。日本画と西洋画の大きな違いは描くために使用する素材に違いがある。 中学高校の美術教育の場に於いては日本画より西洋画・油絵の比重のほうが多く、一般的に東洋絵画や日本画に 対する認識については、一般的に感じられるまでには至っていいないため、どのように描かれているのかほとんど認 識されれいない。そのため、東洋の絵画に使用される、画材(基底材)や技法を理解し、絵を描く過程を理解するこ とで修理研究に生かされる。 評価方法 試験60%、課題40%により総合的に評価する。 欠席数、課題への取り組み、提出物は重要な評価対象となる。 履修条件・ 注意事項 1)試験内容については、授業で配付する資料や講義のなかで問題提起をする。 2)授業のなかで適宜、配布する資料から定期試験問題を出題するため配付資料も重要である。 3)初回のガイダンスには必ず出席すること。 注意):本科目について、学生便覧・シラバス記載のとおりの配当年次(3年次)に受講すること 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆専門科目 単位数 秋学期授業計画 1.講義概要の説明 2.基底材①膠とドウサ 3.基底材②墨 4.基底材③紙と絹 5.基底材④小麦粉澱粉糊と古糊 6.顔料絵具 7.水干絵具 8.絵具の溶き方(顔料) 9.絵具の溶き方(水干) 10.金泥と箔 11.水墨画の運筆① 12.水墨画の運筆② 13.運筆で表現 14.本画ができるまで①下地 15.本画ができるまで②下図・骨描き・背景 16.本画ができるまで③下塗り・彩色仕上げ(試験) 教科書1 教科書2 参考書1 図解 日本画の伝統と継承ー素材・模写・修復ー 著者:東京芸術大学大学院文化財保存学日本画研究室 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0723-1 C0071 参考書2 図解 日本画用語辞典 著者:東京芸術大学大学院文化財保存学日本画研究室 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0819-1 C0571 2 S6113028 授業科目名 生涯学習概論 担当者 倉知 典弘 年次 2 テーマと 到達目標 本講義では、生涯学習に関わる基礎的な事項の学習を通じて以下のような能力形成を図ることを目標とする。 1:生涯学習に関わる基礎的な概念を理解することを通じて、学習支援者としての学芸員のあり方について各自の 見解を持ち、それを発表できるようになる 2:多様な学習の存在形態を知ることを通じて、各自の学習を振り返り、自己形成過程に関する理解を深め、表現す ることができるようになる 3:現在の生涯学習の支援体制について批判的な考察ができるようになり、代替案を提示できるようになる 概要 本講義は、学芸員資格の取得を目指し学生に対して、生涯学習の基礎的な原理などを身につけてもらうための講 義である。講義の内容は大きく5つに分けることができる。第1に生涯学習の理念・原理に関するものである。ここで は、生涯学習が取り入れられるようになった契機等の理解を深めることが目指される。第2に生涯学習の対象・内 容・方法に関する事項である。具体的な「教育方法」だけではなく、学習の在り方についての理解を深めることが目 的である。第3に生涯学習の支援のあり方についての学びである。ここでは、生涯学習を支援するための営みが紹 介される。第4が施設に関する学習である。学芸員であれば博物館がその重要な施設となるだろうが、本講義では 施設そのものの役割だけではなく、地域という観点から施設の位置づけを考えていく。そして、第5に行財政であ る。博物館も法規などによって定められている以上、行財政と深く関わるものである。そのため、行政のあり方を学ぶ ことは必要不可欠である。以上が、本講義の概要であるが、学習記録などにより、学生の履修状況を確認した上で、 内容を若干変更することがある。 評価方法 学習記録(15%)、期末レポート(15%)、定期試験(70%)で評価する。学習記録の提出は義務であり、所定の回数 の提出がない場合は成績評価を行わない。なお、期末レポートの提出は任意である。 履修条件・ 注意事項 本講義においては、テキストの該当箇所の読了を済ませていることを前提とした講義を行っていくので必ず購入して おくこと。また、各回の予習と復習を兼ねた学習記録用紙の提出を義務付けるので必ず提出すること。提出の手順 などは初回に提示するので必ず初回の講義に出席すること。学習記録の予習では、キーワードの下調べ及びテキ スト内容に関する論述課題を提示する。学習記録の復習では、講義内容の復習を行ってもらう。これは、各自の学 習の成果を明確化するとともに講義内容へも反映されるものである。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆博物館学 単位数 2 秋学期授業計画 第1回:生涯学習概論を学ぶ意義と学び方 第2回:生涯教育・学習論の登場と学習社会 第3回:日本における生涯学習・社会教育の特質 第4回:生涯発達と成人期の学習 第5回:生涯学習の内容と学習課題 第6回:生涯学習の学びを支える「教育方法」 第7回:生涯学習の学びの諸相ー社会変革と生涯学習 第8回:生涯学習の学びの諸相ー職業生活と生涯学習 第9回:生涯学習社会における学習支援者の仕事と役割 第10回:学習情報の提供と学習相談 第11回:生涯学習の学習評価と成果の活用 第12回:生涯学習施設における学習ー地域づくりと生涯学習施 設 第13回:生涯学習の法的基盤と支援体制 第14回:社会教育の行政と財政 第15回:生涯学習を支援するとはー講義のまとめ 第16回:定期試験 教科書1 生涯学習概論 知識基盤社会で学ぶ・学びを支える 著者:山本 順一 シリーズ監修 前平 泰志 監修 渡邊 洋子 編著 出版社:ミネルヴァ書房 ISBN:9784623070411 教科書2 参考書1 参考書2 学びのフィールドへ 著者:前平泰志 編 出版社:松籟社 S6113029 授業科目名 博物館概論 科目分野 担当者 守安 收 年次 2 テーマと 到達目標 博物館という存在が有する機能とその社会的意義を学ぶことをテーマとする。 履修期 ◆博物館学 2015年度 春学期 単位数 2 多種多様な博物館がそれぞれ担っている機能を学ぶことで、生涯教育の中核施設たる博物館の存在意義を認識 する。意義を知れば、博物館の活発な利用へとつながる。博物館は教育性を優先させながらも娯楽を取り入れて社 会に貢献することができる施設であり、そこで催される諸事業に対して積極的な参加意識をもって取り組んでいける ようになることを到達目標とする。 概要 博物館とは何かを学ぶ。博物館の歴史を通じて博物館の概念を理解し、博物館法を熟読して基本的認識を深め る。とりわけ博物館の機能について考え、これからの地域、社会とのかかわりにおいて、その存在意義を明らかにし ていく。一方、博物館は自らの置かれた状況を知ることが重要であり、外部評価を取り入れるだけではなく、自己評 価を行い、それらを積極的に活用することによって、それぞれの施設は活性化していく。結果として、魅力的な存在 となった博物館の利用は促進されることになるだろう。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に頻繁に博物館施設を訪ね、利用者としての意識を高めておくこと。試験 だけでは、出席していただけでは単位は取れない。 春学期授業計画 1.博物館とは何か 2.博物館法から-目的と定義 3.博物館法から-種類と事業 4.博物館法から-学芸員の役割 5.博物館法から-その他種々の要件 6.博物館の歴史-海外 7.博物館の歴史-日本 8.博物館の機能-収集と保存 9.博物館の機能-展示と教育 10.博物館の機能-調査研究 11.博物館と地域社会 12.日本の博物館の現況と評価、その問題点① 13.日本の博物館の現況と評価、その問題点② 14.これからの博物館 15.まとめ 16. 試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 秋学期授業計画 S6113030 授業科目名 博物館経営論 科目分野 担当者 守安 收 年次 2 テーマと 到達目標 博物館経営のための基礎的知識を学ぶことをテーマとする。 履修期 2015年度 秋学期 ◆博物館学 単位数 2 博物館を地域や社会から、その存在意義を認められつつ運営することは容易ではない。存在を確かなものとするた めに必要な経営基盤とは何か、また適切な管理運営の手法を確立するためにはどのような必要条件があるのかを 学ぶ。博物館の適切なマネジメントを理解することで、博物館が催す諸事業をこれまで以上に積極的に利用し、ま た博物館に対してさまざまな提言をおこなうことができる能力を獲得することを目標とする。 概要 博物館経営が厳しさを増している今日、博物館本来の目的を達成するため、形態面と活動面双方における適切な 管理・運営について理解し、経営基盤の充実、経営手法やその評価、また他団体・機関との連携などについても考 察する。 経営が安定し、地域や社会から評価を得てこそ、サービス機関である博物館の機能を存分に発揮することができる ことを強調したい。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に頻繁に博物館施設を訪ね、利用者としての意識を高めておくこと。試験 だけでは、出席していただけでは単位は取れない。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.博物館経営の目的と理念 2.博物館設置の条件(1)環境(地理的、歴史的、文化的、社会 的) 3.博物館設置の条件(2)望ましい基準(人と設備) 4.博物館の組織(1)経営主体と組織 5.博物館の組織(2)職員論(館長、学芸員、事務職員) 6.博物館の経営(1)行財政制度と予算の特色 7.博物館の経営(2)経営の特色 8.博物館の経営(3)使命と計画、行動規範 9.博物館の経営(4)ミュージアムマーケティング 10.博物館の経営(5)事業評価 11.博物館の広報 12.博物館における連携(1)市民参画(友の会、ボランティアな ど) 13.博物館における連携(2)他機関(行政、類縁諸機関、地域 社会) 14.快適な博物館-ミュージアム・サービス 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113031 授業科目名 博物館資料論 科目分野 担当者 守安 收 年次 2 テーマと 到達目標 博物館がその機能を果たす上でなくてはならない「資料」とは何かを学ぶことをテーマとする。 履修期 ◆博物館学 2015年度 春学期 単位数 2 先人が伝えてきた「もの」。その単なる「もの」が「博物館資料」として有意義に活用されるようになるためには、調査 研究やさまざまな手続きが行わなければならない。そうした資料化に関する知識や技術の基礎を修得することで、 博物館の根幹を形成する資料の重要性を認識する。結果として、博物館をより効果的に利用できるようになることを 到達目標とする。 概要 博物館資料とは、博物館がその機能を果たす上で必要な「もの」と、それについての情報であり、「もの」は資料化さ れて初めて展示教育や学術研究に利用することが可能となる。この資料の概念と資料化の過程を学び、活用へと つなぐ。殊に資料化に関する業務についての講義は、実習や作業を交えながら具体的に進めていくこととする。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に頻繁に博物館施設を訪ね、利用者としての意識を高めておくこと。試験 だけでは、出席していただけでは単位は取れない。 春学期授業計画 1.資料と博物館資料、それぞれの概念 2.博物館資料となるために-調査研究活動 3.博物館資料の価値 4.博物館資料の分類-一次資料 5.博物館資料の分類-二次資料① 6.博物館資料の分類-二次資料② 7.博物館資料の製作 8.資料化の過程①受け入れと収集記録 9.博物館における収集の理念と方式 10.資料化の過程②保存技術的処理 11.資料化の過程③登録と分類 12.資料化の過程④整理と目録の作成 13.博物館資料公開の理念と方法①展示を中心に 14.博物館資料公開の理念と方法②その他 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 秋学期授業計画 S6113032 授業科目名 博物館資料保存論 科目分野 担当者 守安 收 年次 2 テーマと 到達目標 個々の素材に応じた資料保存と博物館資料の保存とでは、相違点があり、後者は公開と両立させなばならない。そ うした観点から博物館における資料保存について学ぶことをテーマとする。 履修期 2015年度 秋学期 ◆博物館学 単位数 2 博物館資料を展示や収蔵といった環境面で劣化・変質・損傷させるような事態は最善を尽くして極力避けねばなら ない。それは博物館にとって最重要課題の一つである。資料保存のための科学知識を身につけることは、文化財や 博物館にかかわる人間にとって必要不可欠であり、その基礎に立脚して資料を活用することが可能となる。その不 可欠な知識を確実に修得することを到達目標とする。 概要 博物館における資料保存の意義を理解するとともに、資料の保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料 を良好な状態で保存するための知識を習得する。それは単に博物館施設に限定されるものではなく、文化財保存 に関する基礎そのものといえる。そして資料保存の意義を知り、保存科学の知識を身につけることは、文化財やそ の修復に関する学びの習得を目指す当学部・学科の設置目的に適うといえよう。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に頻繁に博物館施設を訪ね、利用者としての意識を高めておくこと。試験 だけでは、出席していただけでは単位は取れない。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.資料保存の意味と意義 2.日本における伝統的資料保存の意識と方法 3.博物館における展示・収蔵資料の現状 4.資料の保存と環境(1)経年変化の実例 5.資料の保存と環境(2)生物的要因による劣化とその防止 6.資料の保存と環境(3)化学的要因による劣化とその防止 7.資料の保存と環境(4)物理的要因による劣化とその防止 8.博物館資料の保存(1)収蔵庫の保存環境 9.博物館資料の保存(2)展示室の環境(温湿度を中心に) 10.博物館資料の保存(3)展示室の環境(光を中心に) 11.博物館資料の保存(4)IPM(総合的有害生物管理) 12.博物館資料の修理と修復 13.博物館の災害の防止と対策(自然災害、防犯、輸送・梱包) 14.文化財・自然環境の保護・保存と活用 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113033 授業科目名 博物館展示論 科目分野 担当者 守安 收 年次 3 テーマと 到達目標 博物館における展示に関する基礎的知識を学ぶことをテーマとする。 履修期 2015年度 秋学期 ◆博物館学 単位数 2 博物館が魅力ある存在として定着するにあたっては、展示は切り札的な力を発揮することを理解する。なぜなら展 示は博物館の存在意義を意識づける最大最高の機会であるからだ。ゆえに展示についての幅広い知識を有するこ とや技術を吸収することは、利用者側にも館側にとっても大きなメリットを与える。展示をよりよくすることに関心を抱く ことは、博物館の成長につながるということを明確に認識し、展示に対して的確な評価をすることができる能力を獲 得することを到達目標とする。 概要 博物館が一番に来館者と向かい合うのは「展示」。上手に展示しなければ、展示する意味を減じてしまう。その展示 の歴史や展示の諸形態に関する知識や理論、技術等を学び、博物館の展示機能についての基礎的能力を養う。 まとめとしては、受講生に実際に博物館でのレポートをさせて館側の意図を学ぶと同時に、その試みが来館者に伝 わり、目的を達成しているか否かといったことについて討論を行う。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に頻繁に博物館施設を訪ね、利用者としての意識を高めておくこと。試験 だけでは、出席していただけでは単位は取れない。 春学期授業計画 秋学期授業計画 01.博物館展示の意義(1)コミュニケーションとしての 展 示 02.博物館展示の意義(2)調査研究の成果としての展 示 03.博物館展示の意義(3)展示の歴史 04.博物館展示の意義(4)展示理論と用語 05.博物館展示の実際(1)展示形態(常設展示) 06.博物館展示の実際(2)展示形態(企画展示) 07.博物館展示の実際(3)展示形態(その他) 08.博物館展示の実際(4)展示設備と装置 09.博物館展示の実際(5)展示工学(視線・動線・照 明・音響計画 10.博物館展示の実際(6)展示工学(ケースと演示具111.博 物館展示の実際(7)展示の評価と改善・更新 12.展示解説(1)種々のパネル 13.展示解説(2)人と機器による解説 14.展示解説(3)展示解説者や図録の作成 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113035 授業科目名 博物館教育論 科目分野 担当者 守安 收 年次 3 テーマと 到達目標 博物館における教育とはどのようなものであるかを学ぶことをテーマとする。 履修期 2015年度 春学期 ◆博物館学 単位数 2 博物館において、近年最も重要視されている機能のひとつが「教育」であることはいうまでもない。博物館活動にお ける教育の意義と特性を認識することは、世代をこえた来館者に対してより多くの満足度を与えることにつながる。と 同時に来館者の参加意識を高める効果も想定できる。その積極的な参加意識が地域と連携しながら成長する博物 館を築くとみなされることから、学校教育とは異なる教育の特性を活かした手法を身につけることを目標とする。 概要 博物館における教育活動の基盤となる理論や実践に関する知識と方法を習得し、博物館教育の意義と特性を理解 した上で、生涯教育の拠点となる機能の充実を図り、また学校教育との連携を行うための能力を養う。あわせて、世 代をこえた市民参画の場となるワークショップやボランティア活動の現状と課題について語り、参加意識の向上に努 めることとしたい。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に頻繁に博物館施設を訪ね、利用者としての意識を高めておくこと。試験 だけでは、出席していただけでは単位は取れない。 春学期授業計画 01.生涯学習の推進と博物館 02.博物館教育の目的と意義 03.教育活動の内容と方法(1)展示と展示関連 04.教育活動の内容と方法(2)展示以外 05.教育活動の内容と方法(3)館外 06.教育活動の内容と方法(4)企画と実施 07.教育活動の内容と方法(5)ワークショップ 08.博物館の教育担当者(1)学芸員 09.博物館の教育担当者(2)Museum Educator と Mseum Teacher 10.博物館と学校教育 11.博物館の教育サービス(1)学校対象 12.博物館の教育サービス(2)一般対象 13.博物館ボランティアの活動 14.博物館におけるボランティア活動の課題 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 秋学期授業計画 S6113037 授業科目名 文化財デジタルアーカイブ 担当者 福森 大二郎 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「文化財情報のデジタルアーカイブ」をテーマに、文化資源をデジタルで記録・保存・公開する知識や技術的プロセ スを学ぶとともに、文化財業務に携わる新たな視野をもつ人材としての基礎的な能力を習得する。具体的には、① 文化財の画像・文字・映像・音声情報に関するデジタルアーカイブの技術を学ぶ、②文化財アーカイブの管理・運 用・展開についての事例研究と考察を行う、さらには①②を通じて、③文化財関連業務に求められる人材としての 知識や技術、判断力を身につけることを到達目標とする。 概要 文化財デジタルアーカイブは、今日、文化財分析や保存修復の中核技術とともに、文化財を将来に受け継ぐため の重要な基盤技術となりつつある。本講座では、進展するIT技術を背景とする記録・保存・修復・複製・公開などの 技術的プロセスを学ぶとともに、最新の動向や事例研究を行うため、講義は端末室(パソコン室)で行う。具体的に は講師が作成したレジメや資料映像、Web上のアーカイブなどをパソコン上で参照しながら講義を行い、教科書は 使用しない。ただし随時、参考図版や映像、複製サンプルの実物などを提示し、発言や討議、プレゼンテーション などを求める参加型の講義とする。 評価方法 成績評価は、①~③の到達目標への理解度を見る試験(60%)、講義内での発言やプレゼンテーションへの参加、 到達度を評価する受講態度(40%)で行う。 履修条件・ 注意事項 講義内容が多岐にわたるため、ユニバーサルパスポート内の講義録での復習および各自の講義ノート作成を推奨 する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆関連科目 単位数 2 秋学期授業計画 第1回「ガイダンス:文化財デジタルアーカイブ前夜」 第2回「デジタルアーカイブとは、何か」 第3回「文化財とデジタルアーカイブ」 第4回「文化財の現在をデジタルの視点からサーベイする」 第5回「文化財デジタルアーカイブのロードマップと技術」 第6回「文化財デジタルアーカイブの運用とライセンス」 第7回「文化財デジタルアーカイブと知的財産権」 第8回「文化財デジタルアーカイブの先導的試み」 第9回「高精細デジタル技術と伝統工芸技術」 第10回「文化財修復・復元・複製の現場、事例研究・討議①」 第11回「文化財修復・復元・複製の現場、事例研究・討議②」 第12回「文化財複製とトレーサビリティ」 第13回「文化財デジタルアーカイブの公開とミュージアム」 第14回「デジタルアーカイブと人材」 第15回「まとめ:文化財デジタルアーカイブの課題」 第16回「試験」 教科書1 教科書は使用せず、随時、資料などの配布を行う。 出版社:勉誠出版(株) 勉誠出版(株) (株)水曜社 (株)集英社 教科書2 参考書1 参考書2 「文化財アーカイブの現場-前夜と現在、そのゆくえ」 「MLA連携の現状・課題・将来」 「デジタルアーカイブ 基点・手法・課題」 「著作権とは何か」「著作権の世紀」 著者:福森大二郎著 水谷長志編著 笠羽晴夫著 福井健策著 S6113038 授業科目名 芸術概論 担当者 前嶋 英輝 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「芸術について広く学ぶ」をテーマとして、自分なりの考えを持ち芸術について語る能力を身につける。日本の伝統 文化を学ぶことは、同時に日本の歴史文化及び地域の歴史文化を学ぶことであり、日本や中国、韓国と西洋の芸 術作品や文化を比較しながら、広く芸術の意味について学習する。 具体的な例を挙げながら、芸術作品に対する報告書を完成することを到達目標とする。 概要 具体的な芸術作品を例に挙げながら、作品の意味と時代背景について考察し、東洋と西洋の芸術について概観す る。また自分で選んだ芸術作品について考えをま とめ発表し、討論の中で深める。特にアニメーション文化につい て理解を深める。芸術の世界は広いので、積極的に授業での討論に参加することで様々な意見を 理解することが 重要である。 評価方法 この科目では、芸術について理解し自分の視点で鑑賞できる能力を身につけることを目的としていることから、授業 への参加態度(30%)、授業内発表と報告 書(30%)、 到達目標達成度を見る期末試験(40%)の割合によって評 価を行う。詳しい評価内容については、最初の授業で説明する。 履修条件・ 注意事項 事前に次回の授業内容を指示するので、芸術作品について検索などで予習を行うことが必要である。また積極的 に討論に参加するために前回のノートなどをもとに復習を行うことが重要である。中間発表では、自分の視点で作品 を解説できることが重要である。期末試験では、到達目標の理解度を見るため十分な復習が必 要である。 初回の授業で芸術作品についての調べ方や授業の進め方について詳しく説明する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 ◆関連科目 単位数 秋学期授業計画 1.アニメーションと日本絵画 2.北斎漫画 3.浮世絵 4.水墨画 5.中国と韓国の絵画 6.シルクロード美術 7.オリエント美術 8.ギリシャ・ローマ美術 9.ヨーロッパの中世 10.ルネッサンス 11.バロック・古典主義 12.印象派 13.西洋と日本の近代 14.現代美術 15.芸術とアニメーション 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 教科書や参考書は使用しないが、適宜プリントなどを配布する。予習復習も配布プリントによって行う。 2 S6113039 授業科目名 近世文書概論 担当者 井上 秀二 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 テーマ:古文書読解を通して文化財を理解する。 到達目標: ゛古文書﹆は近年、県市の図書館、文書館等が積極的に収集し、地域の文化財として保存がされている。史料は市 民に歴史史料として公開され、町づくりに利用されています。史料はほとんどが、古い字体の漢字や旧かな遣いで 記されているため、戦後教育を受けた者には読むこともままならない。この授業では、そうした古文書に゛慣れ親し み、初歩的段階の読解力を身につける。 基本のテーマに、江戸時代に寺子屋などで学ばれた教材(=初歩的な古文書)を活用する。これをコツコツと読解 いていく中で、直接の目標に掲げる、変体仮名、くずし字、数々の用字・用語など古文書読解に必要な入門的素養 も身に付け、文化財を取り扱う上で、必要に応じて歴史的背景も解説ができるようになることを到達目標とする。 概要 文化財を修復する対象は石、木、和紙等と多様である。そこに書かれている内容を本学が所蔵する古文書等を通し て理解を深める。古文書を取り扱う上で、「くずし字、候文」に慣れることから始めて、例文を幾回も真似て、読み書く ことにより、草書体の変化を覚えることが出来る。史料に触れながら読解力を養うことを目的とする。それにより文化 財を理解する上で史料への造詣を深める。 評価方法 成績評価は、毎週の講義中の小テストで(40%) 、学期末の試験(30%) 、および授業態度(30%)のウエイトにより、 総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 毎回の授業で、「いろはカルタ」や「ことわざ」「寺子屋の教科書」を配布するので、反復して事前に文例を予習をし て覚えて来ること。繰り返し声を出して読み、模写することが最も良い上達の方法です。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆関連科目 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.古文書について 2.本学が所蔵する古文書にふれてみる 3.かなのくずし字に親しむ 4.かなのくずし字に慣れる 5.候文に親しむ 6.候文に慣れる 7.百人一首を読む 8.いろはカルタを読む 9.高札を読む 10.人別送り状を読む 11.宗門改帳を読む 12.「要文書」を読む 13.領地判物・領地目録を読む 14.廃背文書を読む 15.茶の湯の書簡を読む 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 古文書解読事典 著者:大石学 出版社:東京堂出版 ISBN:4-490-10559-2 参考書2 古文書(解読事典) 著者:林英夫他 出版社:柏書房 ISBN:4-7601-0973-0 単位数 2 S6113040 授業科目名 現代美術概論 担当者 前嶋 英輝 年次 カリキュラムにより異なります。 テーマと 到達目標 「現代美術の認識と行動」をテーマに、現代美術について広く鑑賞し知識を得て、自分なりの意見を論じる能力を身 につける。表現の可能性について技術や素材の面から理解し、現代の作家が行っている行為について広く知見を 増やす。 現代美術と自分とのつながりを意識して鑑賞ができ、自分の意見が論述できるようになることを達成目標とする。 概要 現代美術の起源から現在の動向について概観し、表現された作品の精神性について討論する。毎回できるだけ多 くの作品を見て、参加型の授業形態をとり、自分 の考えを発表する。特にアニメーション関係の作品について、詳し く概観していくこととする。毎回の小レポートによってスモールステップの知識の積み重ねと 確認を行う。 評価方法 到達目標は、現代美術の鑑賞能力を身につけることであり、意見を発表することで確認して行くので、毎回のレポー ト(30点)と対話型鑑賞への参加(30 点)、期末試験(40点)のウエイトで評価する。 現代美術には、鑑賞者の視線 が重要な意味を持つので、積極的な発言を高く評価する。 履修条件・ 注意事項 事前に次回の鑑賞内容を指示するので、現代美術について自分なりの検索などで予習を行い、毎回の小レポート の準備を行うことが必要である。また積極的に討論に参加するために前回のノートなどをもとに復習を行うことが重 要である。初回の授業で現代美術についての調べ方や授業の進め方について詳しく説明する。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 春学期 ◆関連科目 単位数 秋学期授業計画 1.現代美術に出会う 2.現代美術の始まり 3.精神の自由と美術 4.モネとセザンヌの影響 5.ピカソの影響 6.ポップアートからの影響 7.前衛と呼ばれた時代 8.大原美術館の現代美術 9.猪熊源一郎美術館 10.現代美術のギャラリー 11.漫画と現代美術 12.アニメーションと現代美術 13.アートアニメーションの現在 14.アートフェスティバル 15.現代美術のその先へ 16.単位認定試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 教科書や参考書は使用しないが、適宜プリントなどを配布する。予習復習も配布プリントによって行う。 2 S6113045 授業科目名 美術史Ⅰ 科目分野 担当者 守安 收 年次 1 テーマと 到達目標 日本美術史(縄文~室町時代)の基礎を学部ぶことをテーマとする。 履修期 2015年度 春学期 ◆関連科目 単位数 2 人間が作る物の形、イメージのありさまは、時代とともに変わり、作り手や地域によっても異なる。そのことは東アジア の島国である日本の国内においても同様である。ここでは縄文時代から室町時代までの間に日本列島で行われた さまざまな造形とそれに関連する歴史事象を概観し確認する。あわせて岡山県下での造形の代表例についても理 解する。映像を交えながら進める講義を通じて日本美術の歴史に触れることで、まずはそれに親しみをもち、日本 美術が呈する特性、固有性、時代性などを認識する基礎的能力を獲得することを到達目標とする。 概要 (地)美術作品には作家の個性、民族性、時代性が反映するという。本科目では、絵画・彫刻・工芸・考古の分野か ら時代を代表する作家・作品を選びながら概説を語る。あわせて画像をみながら解説を行う。年代としては縄文時代 から室町時代までを扱うが、日本美術の特性や世界各地の様式や手法との共通性などを知ることによって、美術が グローバルな存在であることを学ぶ。またそれは美術にとどまらず文化財全体についての理解を深め、その保護と 修復への関心を高める効果を上げるものと考えられる。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に美術館や博物館を訪ね、美術に触れておくこと。試験だけでは単位を 得ることができない。 春学期授業計画 01..はじめに 02.縄文・弥生時代 03.古墳時代 04.(地)岡山県域にみる古代の絵画と造形 05.仏教美術 06.飛鳥・白鳳時代 07.奈良時代 08.平安時代前期 09.平安時代後期 10.鎌倉時代 11.室町時代 12.(地)絵巻物にみる岡山の古代・中世 13.水墨画 14.(地)岡山の画家-雪舟 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 秋学期授業計画 S6113046 授業科目名 美術史Ⅱ 科目分野 担当者 守安 收 年次 1 テーマと 到達目標 日本美術史(桃山~現代)の基礎を学ぶことをテーマとする。 履修期 ◆関連科目 2015年度 秋学期 単位数 2 人間が作る物の形、イメージのありさまは、時代とともに変わり、作り手や地域によっても異なる。そのことは東アジア の島国である日本の国内においても同様である。ここでは桃山時代から今日にいたる間に日本列島で行われたさ まざまな造形とそれに関連する歴史事象を概観する。その中では、岡山県下での造形例や作家を扱われて地域の 美術への理解が可能となる。映像を交えながら進める講義を通じて日本美術の歴史に触れることで、まずはそれに 親しみをもち、さらに日本美術が呈する特性、固有性、時代性などを認識する基礎的能力を獲得することを到達目 標とする。 概要 (地)美術作品には作家の個性、民族性、時代性が反映するという。本科目では、絵画・彫刻・工芸・考古の分野か ら時代を代表する作家・作品を選びながら概説を語る。あわせて画像をみながら解説を行う。年代としては縄文時代 から室町時代までを扱うが、日本美術の特性や日本美術をリードした作家、岡山・高梁といった郷土ゆかりの作家 や作品のことを知ることによって、美術がグローバルな存在であることを学ぶ。またそれは美術にとどまらず文化財 全体についての理解を深め、その保護と修復への関心を高める効果を上げるものと考えられる。 評価方法 知識の修得状況を確認する試験60%。自身で調べまとめる能力を確認するレポート等提出物20%。出席状況や発 言頻度・内容などの授業態度等20%により総合的に評価する。 履修条件・ 注意事項 授業には積極的に臨むこと。また自主的に美術館や博物館を訪ね、美術に触れておくこと。試験だけでは単位を 得ることができない。 春学期授業計画 秋学期授業計画 01.はじめに 02.桃山時代 03.江戸時代前期 04.江戸時代中期 05.江戸時代後期(1)浮世絵 06.江戸時代後期(2)写生画系 07.江戸時代後期(3)文人画系 08.(地)江戸時代の岡山画壇 09.(地)岡山の画家-浦上玉堂 10.明治・大正の洋画を中心に 11.明治・大正の日本画を中心に 12 20世紀の美術思潮 13.(地)岡山の美術 14.(地)高梁の美術 15.まとめ 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S6113047 授業科目名 文化史Ⅰ 担当者 馬場 秀雄 年次 1 テーマと 到達目標 日本文化の歴史と背景を学ぶ 日本文化の歴史と背景を照らし合わせて、日本の伝統文化や生活文化のありようを知り日本文化の歴史やその伝 わり方を理解し、総合的に日本文化・生活文化を考察出来るようになる。 概要 日本人の日常生活に息づく伝統文化や生活文化が解体しつつある今日、私たちはどこにたどり着こうとしているの か?人々の伝統的価値観や生活意識を示すものとして宗教や思想を中心にして、日本文化・生活文化の歴史を考 察する。 評価方法 試験60%,レポート等の提出物20%,授業意欲20%を総合評価する。 履修条件・ 注意事項 毎回の授業の下調べ及び問題提起が出来るようにテキスト等を熟読してくること。 毎回の授業終了後は資料・ノートの整理を行なうこと。 入学次に配付される学生便覧に従い履修年次に修得すること。 春学期授業計画 1.講義概要説明 2.日本文化の源流 3.古代国家の形成と日本神話 4.仏教の受容とその発展 5.漢文化から国風文化へ 6.平安時代の仏教 7.鎌倉仏教の成立 8.内乱期の文化 9.国民的宗教の成立 10.近世国家の成立と歴史思想 11.元禄文化 12.儒学の日本的展開 13.国学と洋学 14.明治維新における公論尊重の理念 15.近代日本における西洋化と伝統文化 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 ◆関連科目 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 S6113048 授業科目名 文化史Ⅱ 担当者 馬場 秀雄 年次 1 テーマと 到達目標 日本文化の歴史と背景を通して日本文化の本質を学ぶ。 日本文化の歴史と背景を照らし合わせて、日本の伝統文化・生活文化および伝統芸能・茶道文化の探求・考察が 出来るようになる。 概要 大陸から海で隔てられた「島国日本」の伝統文化の、最大の特色とは一体何か。それらはどのようにして生まれ今日 に伝わる伝統文化となったのか。王朝公家文化・仏教文化・女流かな文字文化・唐物文化や能楽文化・茶の湯文 化を通して、日本人の伝統文化の本質を考察する。 評価方法 試験60% 提出物20% 授業意欲20%を総合評価する 履修条件・ 注意事項 毎回の授業において問題提起と討論や発表が出来るようにテキストを熟読してくること。毎回授業終了後はノート整 理すること。 入学次に配付される学生便覧に従い該当年次に履修すること。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆関連科目 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.講義概要説明 2.神と仏と 3.「風土記」の世界 4.「みやこ」の源像 5.知識と有識 6.遣唐使廃止前後 7.私日記の登場 8.王朝の才女たち 9.写実と幽玄 10.内野の蕪 11.茶寄合と連歌会 12.衆人愛敬と貴人賞玩 13.物数奇の系譜 14.市中の山居・一期一会 15.大衆文化の構図 16.試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 単位数 2 A6112310 授業科目名 博物館実習 科目分野 担当者 守安 收 年次 4 テーマと 到達目標 博物館の専門的職員として不可欠な基礎的知識と技術を学ぶ。 履修期 ◆博物館学 2015年度 春学期~秋学期 単位数 3 博物館学芸員として活動するために必要な知識と技術を、講義だけではなく、実際に資料を取り扱い、また博物館 施設での実務体験を通じて資格にふさわしい能力を獲得することを目標とする。 概要 学芸員として必要な専門知識や技術を身につけるため、(1)資料の取り扱いや展示、運営等のさまざまな実務実習 に多様な館種見学を含む校内実習と、(2)実際に博物館において実務体験を味わう館園実習の二本柱で実習す る。 評価方法 実習に向き合う態度・姿勢(獲得した知識、習得した技術を含む)60パーセントと実習ノートの記述40パーセントに よって評価する。 履修条件・ 注意事項 博物館学概論、博物館経営・情報論、博物館資料論の単位を取得済みの学生に限る。保険に加入していること。 真摯に取り組み、指導者の指示に従うこと。無断欠席・遅刻は即アウトです。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.ガイダンス、学外実習先希望調査 2.博物館実習のマナー 3.博物館資料の基礎知識Ⅰ(絵画・書跡) 4.博物館資料の基礎知識Ⅱ(彫刻・工芸・考古) 5.学外実習(地域の博物館見学) 6.資料の取り扱い方①(彫刻・工芸資料) 7.資料の取り扱い方②(洋画) 8.資料の取り扱い方③(日本画・文書・典籍) 9.資料の取り扱い方④(考古資料) 10. 資料梱包実習①(平面) 11. 資料梱包実習②(立体) 12. 展示演習 13. 学外実習(県内博物館見学) 14.展覧会企画演習① 15.展覧会企画演習② 16. 展覧会広報物・図録作成演習 17. 学外実習(県内博物館見学) 18. 各種書類の作成 19. 調書・コンディションレポートの作成 20. 学外実習(県内博物館特別展見学) 21. 教育普及プログラム 22. 鑑賞の理論と実践 23. ワークショップ企画と実践 24. 博物館ボランティア・友の会との交流 25. 高梁市域の考古事情(出土品と取り扱い 外部講師) 26. 学外実習(備中松山城巡検 外部講師) 27. 写真撮影と画像処理① 28. 写真撮影と画像処理② 29. 文化財の保存処理 30. まとめ 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S61130831 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 科目分野 担当者 大原 秀行 年次 3 テーマと 到達目標 西洋美術の修復に関連したテーマを設定し、基礎的な技術知識を教授する。 西洋美術作品修復の実践を行うことにより、「修復家」になる第一歩を踏み出すことが出来る。 概要 (地) 実習室及び美術館において修復の基礎的な演習を行う。 文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の一環として取り組んでいる、岡山県高梁市内、および兵庫県南あわじ市 内の小中学校高等学校の所有する美術作品で修復を必要としている作品を選んでこ演習において実践的に活用 する。 評価方法 美術作品を扱う謙虚な態度を保持しているか、美術作品を修復するための基礎的技術を理解しようとしているか、 等「修復家」としての基礎的な事象の理解度と意欲を観察し、レポート課題と総合して判定評価する。 履修条件・ 注意事項 受講者は出来る限りたくさんの美術品を目にしなければならないので、貪欲に美術館・博物館、ギャラリー等に足を 運ぶこと。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーション(「地(知)の拠点整備事業」の取り組みにつ いての解説) 2.修復実習室における機器の説明 3.修復に必要な薬品類の説明と取り扱い方 4.美術作品(絵画)の調書作成 5.美術作品(工芸)の調書作成 6.美術館における作品調査 7.美術館における作品調査 8.美術館においての実習―作品の裏側、バックパネル 9.美術館においての実習―額縁の修復 10.大学実習室においての実習ー絵画 11.大学実習室においての実習―絵画 12.大学実習室においての実習―絵画 13.大学実習室においての実習―陶磁器 14.大学実習室においての実習―ガラス工芸 15.まとめ 16.発表 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ◆研究科目 2015年度 春学期 秋学期授業計画 単位数 2 S61130832 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 担当者 馬場 秀雄 年次 3 テーマと 到達目標 東洋美術(膠絵・書蹟)の保存修復における歴史的背景や科学的視点を知り、保存修復意識の変化を理解し、基 礎的な修復技術を認識することができる。 概要 東洋美術(膠絵・書蹟)の保存修復がこれまでどのようにして行われてきたか歴史的背景を見ながら修復意識の変 化や、なぜ修復が必要なのかを実物作品や資料を通して基礎を学ぶ 評価方法 試験60パーセント,演習意欲40%を総合評価する。 履修条件・ 注意事項 美術史および基礎科学の知識を有すること。 該当学生は必修であり必ず履修すること。 社会人編入3年生は履修できない。 春学期授業計画 1.講義概要説明 2.膠絵・書蹟の歴史・鑑賞の仕方 3.取り扱い方・保存1 4.取り扱い方・保存2 5.取り扱い方・保存3 6.取り扱い方・保存4 7.絵具・墨および基底材1 8.絵具・墨および基底材2 9.膠との関係1 10.膠との関係2 11.表装形態1 12.表装形態2 13.保存修復に用いる材料・道具1 14.保存修復に用いる材料・道具2 15.保存修復に用いる材料・道具3 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 S61130833 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 担当者 山本 敦之 年次 3 テーマと 到達目標 古典的教養と西洋文明史がテーマである。学生は西欧文明の基礎教養の中核をなしてきた論理学とレトリックの知 識を身につけ、これを駆使することができるようになる。これが古典的教養の分野における到達目標である。さらに、 古代メソポタミア、エジプト、ギリシャ、西欧の文明を多様な側面から学習する。これにより、文藝、美術などにおける さまざまなモチーフを識別する能力を身につける。これは西洋文明史における到達目標である。そしてレポート作成 を通じ、みずから調べまとめる能力を身につけることも目標である。 概要 学生はまず自由学芸7科のうち言語に関わる3科、そのうち特に論理学と修辞学の技法を、豊富な例に学びながら 習得する。これによって、古代ギリシャ以降の文明において知識人にとって枢要な知的技法を駆使する能力を習得 することになる。また、古代オリエント世界とギリシャ世界西欧世界の歴史を概観した上で、宗教、建築、美術、文芸 といった諸ジャンルの展開についての理解を深める。そして復習としての小レポートを毎回提出する。これによって みずから調べまとめる能力が養われる。 評価方法 復習としての小レポート15回(60%)、定期試験(40%) 履修条件・ 注意事項 レポートを確実に提出すること。 春学期授業計画 1.自由学芸について 2.定言命題 3.三段論法 4.論理学演習 5.レトリックの歴史 6.さまざまな比喩 7.それ以外の言葉のあや 8.メソポタミアの歴史 9.エジプトの歴史 10.ギリシャの歴史 11.先史時代のギリシャ宗教史 12.歴史時代のギリシャ宗教史 13.ギリシャ美術史 14.ギリシャ文芸史 15.西欧文明に出現するギリシャ的モチーフ 16.定期試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 S61130834 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 科目分野 担当者 鈴木 英治 年次 3 テーマと 到達目標 「読む」という行為をより深化させることにより、事物、事象の隠されている本質を明らかにする能力が身に付く。 文化財(資料)という事物も、多くの場合その本来の価値は隠されている場合が多い。文化財の保存はその価値 の理解が前提になる。「読む」力によってその能力を養うことが出来る。 概要 小説という作品を「ストーリー」の理解―あらすじをつかむ―から初めて、より深く「読む」という作業を繰り返し、その 本質を読み解くことを行う。後半ではさらにメディアの変化に伴う原作からの変化を分析し、シナリオ制作者の作品 解釈の読み取りを試みる。また、メディアの変更に伴う作品の内容の変化からそこに働くバイアスを考えることで作品 と社会の関係を読み解く。 「読む」という行為は、情報の取得→理解→解釈というプロセスについて、昔から使われてきた判りやすい表現で ある。最終的には様々な事物・事象の解釈につながる。 評価方法 講義への取り組みの態度(真摯か,積極か,学ぶべきことを習得したか?など)による評価50%,作成した資料によ る評価(独自性,完成度,プレゼンテーションのレベルなど)50% 履修条件・ 注意事項 本科目を受講する際は必ずシラバスをよく読み、受講に際し予習と復習を行う必要がある。当然のことながら、対象 作品はあらかじめその内容を把握しておく必要があり、授業ではその前提で種々の分析を行うので、予習として作 品を理解しておくこと。また、授業における検討の内容は、次の授業の重要なステップとなるので、必ずまとめておく こと。その際に自己の内容だけではなく、他の受講学生の意見などもまとめておくこと。 履修期 春学期授業計画 1.オリエンテーションーシラバスの再確認と説明 読むとは?「文章を読む」ことと「作品を理解する」ことの距離 2.物語と小説 3.作品を読むー作品を物語として読む 4.作品を読むー物語の構造を考える 5.作品を読むー作者、語り手、登場人物の関係 6.作品を読むー構造から物語の意味を読む 7.他者の解釈を読む 8.読むことをとおして作者の意図を考える 9.原作と映画化作品の差異を読む 10.TVドラマ化における作品の変化を考える 11.小説→映画→TVドラマーメディアの変化に伴う種々のバイア スを考える 12.異文化における映画化の影響を読む 13.読むことの多面性と重層性 14.情報を読む−深読みの試み 15.この世界を読む 16.レポート作成と総括 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 S61130835 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 担当者 髙木 秀明 年次 3 テーマと 到達目標 文化財の素材分析をテーマに、自ら課題を設定するための基礎能力を修得する。また、設定した課題を自ら検証 す る能力を修得することをテーマとする。 1~2年次において学習した文化財保存修復活用のための基礎知識を 利用して、課題を探索することを知り、基礎か ら実践に結び付ける不足の部分を補わなければならないことを理解 する。そして、それらを補う知識収集が自らでき るようになる。 概要 4年次に取り組む卒業論文において、自ら課題を設定し、自ら研究を進めていくための素養を身につけることを目 的 とする。そのために、卒業論文の前段階として、研究に対する基礎的な能力を修得する。専門分野の基本的な 知識 と技術を身に付け、研究目的の設定、文献の調査、研究の遂行、結果の考察、論文の作成の方法などの能力 修得 を目指す。4年次において卒業研究を進めていく上で必要な研究の素養を身につける。 評価方法 課題発表・ディスカッション、定期試験結果を総合的に評価。 発表の出来(発言内容を含む)(50%)、口頭試問 (50%)。 履修条件・ 注意事項 予習・復習を必ず実施すること。教科書・ノート・配布資料を持参すること。ノートは、この科目で独立させ、A4ノート が望ましい。これ以外の科目の内容を含んだものやルーズリーフは避ける。配布資料の取り扱いは丁寧に行うこと (クリヤーホルダーに資料ごとに入れる)。各自での自主学習を必ず行うこと。 春学期授業計画 1.イントロダクション 2.学術論文の社会的存在意義 3.学術論文の構造と執筆過程の概要 4.研究背景を説明する必要性 5.調査・実験の結果のレポート作成の意義 6.論文とレポートの差異、位置づけ 7.レポートの作成法-構成・スタイル 8.レポートの作成法-情報収集 9.論文の作成法-構成・スタイル 10.レポートの作成法-情報収集 11.論文・レポートの集め方 12.論文・レポートから情報を読み取る 13.レジュメの作成法 14.その他の研究に必要な文書 15.コンピュータを活用した参考文献の整理 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 S61130836 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 3 テーマと 到達目標 文化財の科学領域の研究を遂行するための分析化学に関する知識や技術を修得し、論拠に基づき科学的な現象 を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画 の立案、科学分析の知識と技術、分析データの解析と考察に関する能力を身につけ理解し、主体的に取り組み、 自らの考えを導き出す能力を身につける。 具体的には、①研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力を修得し、②研究課題の着想方法や研究課題の 検討・設定の仕方を学び、③その研究課題を滞りなく遂行するための研究計画を立案する方法を身につけ、④各 種分析装置を適切に取り扱え、データを解析し考察する能力を修得し、⑤研究内容を理解し主体的に遂行できるよ うになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学領域の研究を遂行できるようになるために、研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案の 能力に加え、軟X線照射画像観察法、紫外線照射画像観察法、赤外線照射画像観察法、反射スペクトル分析法、 三次元蛍光スペクトル分析法、蛍光X線分析法などの科学分析の知識と技術、分析データの解析と考察に関する 能力を修得する。研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力、研究課題の着想方法や研究課題の検討・設定 の仕方、研究課題を滞りなく遂行するための研究計画の立案方法、各種分析装置を適切に取り扱え、データを解 析する能力を身につける。適宜、習熟度を確認するためにディスカッションを行う。 更に、研究情報の収集と精査、研究課題の検討と設定、研究計画の設計と立案を行い、科学分析の技術やデータ 解析に関する能力を修得する過程で、専門的な知識や技術を学び、研究内容を主体的に思考し、研究の方向性を 自ら考え導き出し、自らが結論へと辿りつけるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~⑤を設定している。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析、 分析データの解析と考察に関する受講状況をもとに到達目標①~④に関する到達度をみる。到達目標⑤について は、毎回の授業時や適宜行なうディスカッション等を通じて、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達 成度を評価する。したがって、成績評価は、原則として目標到達度(70%)、授業態度(30%)の配分により評価す る。 履修条件・ 注意事項 研究内容について授業時間外にも研究について考え、疑問点があれば、まずは自らが考え結論を導き出した上 で、質問すること。更に、授業で学習した内容や実験内容について、授業後にノートに纏めるなどして見直し、デー タ解析や考察の時間を確保すること。それらのために予習、復習することが不可欠である。常に研究のことを考える 習慣を身につけること。必要に応じて定められた授業時間を超えて研究指導を行うことがある。 履修期 春学期授業計画 1.文化財の科学領域の研究概説 2.各種科学分析法の概説 3.研究情報の収集 4.研究情報の精査 5.研究課題の着想 6.研究課題の検討 7.研究課題の設定 8.研究計画書に関するディスカッション 9.研究計画書の設計 10.研究計画書の作成 11.研究計画書の完成 12.研究計画発表に関するディスカッション 13.研究計画発表資料の設計 14.研究計画発表資料の作成 15.研究計画発表資料の完成 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 S61130837 授業科目名 文化財学演習Ⅰ 科目分野 担当者 棚橋 映水 年次 3 テーマと 到達目標 「文化財保存修復学」をテーマとして、東洋の絵画作品について修理と保存の両面から学び、構造体、基底材の材 料と技法に起因する損傷についての問題の解決を自ら考え、文化財の保存と保護に結び付けるための能力を身に つける。 絵画作品に関わる構造体の形態、基底材、接着材などについて理解するため、糊炊き、道具の取り扱い、仮張りづ くりを行う。この作業をとおして取り扱いに起因する留意点を自ら考察し、個々に応じた基礎技術を理解する。加え て、文化財保存修復学を自ら考察し、絵画作品に対する損傷における想定外への対応、修復保存処置への判断 ができるようになることを到達目標とする。 概要 3年次指導内容 仮張りづくりを行う準備として、まず道具の取扱いについて学ぶ。さらに、準備作業をとおして、①修理理念につい て学ぶ。②作業に適した糊を炊けるようにする。③基底材と素材の関係性について研究考察する。 履修期 2015年度 春学期 ◆研究科目 単位数 2 「文化財保存修復学」についての取り扱い、作品の個々の状態に応じた傷み方やその原因に関わる共通点、対処 の仕方、修理後の保管方法などに視点を置きながら研究考察をしていく。 仮張り作業工程をとおして、下地処理工程を実践で学びながら、作品の取扱い方、損傷に起因する留意点を検討 しながら解決策を導き出す能力を身に付つける。実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートに まとめることで、予習と復習が必然となる授業を行う。 評価方法 演習では、実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートにまとめることで、予習と復習について必 然となる授業を行うため、毎回の課題について工程記録ノートから積極的に取り組む姿勢、作業工程の理解度 (50%)で評価する。実践作業を主体としているので、課題への取り組み姿勢、授業への積極的参加態度、(50%) で評価する。 履修条件・ 注意事項 1)指示に従ってノートを作成し予習と復習をすること。 2)授業の中で配付する資料をポート・フォリオにまとめること。 3)定期的に作業工程記録ノートの確認・提出を求める。 教科書に記載される書籍は演習で使用するので必ず購入すること。但し「図解 日本画の伝承と継承-素材・模 写・修復-」についてはその限りではない。 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.ガイダンス 2.糊炊き 3.竹ヘラの作製 4.紙取 5.紙継 6.骨縛り 7.紙取 8.紙継 9.胴張り 10.紙取 11.紙継 12.蓑かけ 13.蓑縛り 14.上浮け・下浮け 15.上張り 16.作業工程記録ノートの確認・提出 教科書1 図解 日本画の伝承と継承-素材・模写・修復- 著者:東京藝術大学大学院文化財保存学日本画研究室 編 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0723-1 C0071 教科書2 図解 日本画用語辞典 著者:東京藝術大学大学院 文化財保存学日本画研究室[編] 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0819-1 C0571 参考書1 日本画・書跡の損傷-見方・調べ方-(教科書として使用する) 著者:東京文化財研究所/国宝修理装潢師連盟 出版社:オフィスHANS ISBN:978-4-901794-46-6 C3071 参考書2 S61130841 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 担当者 大原 秀行 年次 3 テーマと 到達目標 文化財学演習Ⅰに引き続き、西洋美術の修復に関連したテーマを設定し、基礎的な技術知識を教授する。 西洋美術作品修復の実践を行うことにより、「修復家」になる第一歩を踏み出すことが出来る。 概要 (地) 実習室及び美術館において修復の基礎的な演習を行う。 文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の一環として取り組んでいる、岡山県高梁市内、および兵庫県南あわじ市 内の小中学校高等学校の所有する美術作品で修復を必要としている作品を選んでこ演習において実践的に活用 する。 評価方法 美術作品を扱う謙虚な態度を保持しているか、美術作品を修復するための基礎的技術を理解しているか、等 「修復家」としての基礎的な事象の理解度を観察し、レポート課題と総合して判定評価する。 履修条件・ 注意事項 受講者は出来る限りたくさんの美術品を目にしなければならないので、貪欲に美術館・博物館、ギャラリー等に 足を運ぶこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆研究科目 2015年度 秋学期 単位数 2 秋学期授業計画 春学期に引き続き演習を行う。 1.オリエンテーション(「地(知)の拠点整備事業」の取り組みにつ いての解説) 2.修復実習室における機器の説明 3.修復に必要な薬品類の説明と取り扱い方 4.美術作品(絵画)の調書作成 5.美術作品(工芸)の調書作成 6.美術館における作品調査 7.美術館における作品調査 8.美術館においての実習―作品の裏側、バックパネル 9.美術館においての実習―額縁の修復 10.大学実習室においての実習ー絵画 11.大学実習室においての実習―絵画 12.大学実習室においての実習―絵画 13.大学実習室においての実習―陶磁器 14.大学実習室においての実習―ガラス工芸 15.まとめ 16.発表 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 S61130842 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 科目分野 担当者 馬場 秀雄 年次 3 テーマと 到達目標 保存修復技法の基礎を知り、実物作品や資料の構造を理解し、基礎的な保存修復を行なうことができる。 概要 東洋美術(膠絵・書蹟)について実物作品を通して修復材料及び修復技術を習得する。 評価方法 試験60% 演習意欲40% 履修条件・ 注意事項 文化財演習Ⅰの単位を取得していること。 該当学生は必修であり必ず履修すること。 学科4年生、社会人編入4年生。東洋美術修復ゼミ生対象 履修期 2015年度 秋学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.演習概要説明 2.絵具及び規定材と膠の関係 3.形態・鑑賞・取り扱い・保存 4.東洋文化財の実態調査 5.実物作品の調査 6.演習 7.演習 8.演習 9.演習 10.演習 11.演習 12.演習 13.演習 14.演習 15.演習 16実技試験 16.演習計画 17.演習1 18.演習2 19.演習3 20.演習4 21.演習5 22.演習6 23.中間討議 24.演習7 25.演習8 26.演習9 27.演習10 28.演習11 29.演習12 30.まとめ 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ◆研究科目 単位数 2 S61130843 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 担当者 山本 敦之 年次 3 テーマと 到達目標 「西ユーラシアを中心とした人類史、文明史」がテーマである。オリエント世界から西ヨーロッパにかけての地域での 文明の誕生、および発展・伝播・相互交流について知識を習得する。学生が古代文明史について、ひいては人類 文明史について理解を深めることが到達目標である。与えられた文献を読解しそれをまとめて発表する能力を身に つけること、さらに小論文作成を通じ、みずから調べまとめる能力を涵養することも目標である。 概要 オリエント世界から西ヨーロッパにかけての地域、後期旧石器時代以降、いくつかの文化的ジャンルを選択し継時 的な変遷を整理する。大規模建築、彫刻、絵画、音楽、数学、陶芸の歴史を可能な限りさかのぼって学習する。然 るのち、古典期ギリシャにおける哲学、数学、医学、歴史、文藝、演劇、音楽、弁論術などのジャンルの誕生と発展 について、最新の研究を参照しつつ、探求する。それらは現代の諸ジャンルに直結するものだからである。このこと を講義のみならずゼミ発表を通じて学習する。またレポート作成を通じ、将来の卒業論文作成の準備とする。 評価方法 ゼミにおける発表の出来(50%)、みずからテーマを選んでの小論文(50%) 履修条件・ 注意事項 ゼミにおいて指定された時に、30分程度の発表を3回おこなうこと。 春学期授業計画 1.巨石文化 2.世界の大規模建造物 3.初期の彫刻の歴史 4.初期の絵画の歴史 5.初期の音楽の歴史 6.先史時代の数学 7.古代メソポタミアとエジプトの数学 8.クレタとミュケナイの陶器 9.幾何学様式時代 10.東方化様式 11.歴史時代ギリシアの様々な文化ジャンル 12.哲学の始まり 13.古代ギリシアの数学 14.古代ギリシアの臨床医学と歴史記述 15.総括 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 S61130844 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 担当者 鈴木 英治 年次 3 テーマと 到達目標 文化財を専門とするための基本的な知識のを身につけることが出来る。文化財という曖昧な概念を整理して、文化 財の保存を資料の持つ情報の保存ととらえることにより、様々な対象を統一的にとらえることが出来るようになる。 具体的には、文化財に関する幅広い知識が身につき、文化財とその保存意義の本質を考えられるようになること を到達目標とする。 概要 我が国に於ける「文化財」と言う概念の導入について考えることにより、文化財とは何かということを問い直す。そこか ら文化財保存と修復という行為との関係を考えてみる。「文化財はなぜ文化財なのか?美術品はなぜ美術品なの か」という当たり前と思っていることを問い直すことにより、その価値の本質を理解することが出来る。そこから現代の 保存の重要な概念である「予防的保存」の誕生の道筋を辿り、現代の日本保存の課題を考える。 評価方法 講義への取り組みの態度(真摯か,積極か,学ぶべきことを習得したか?など)による評価50%,作成した資料によ る評価(独自性,完成度,プレゼンテーションのレベルなど)50% 履修条件・ 注意事項 本科目を受講する際は必ずシラバスをよく読み、受講に際し予習と復習を行う必要がある。当然のことながら、対象 作品はあらかじめその内容を把握しておく必要があり、授業ではその前提で種々の分析を行うので、予習として作 品を理解しておくこと。また、授業における検討の内容は、次の授業の重要なステップとなるので、必ずまとめておく こと。その際に自己の内容だけではなく、他の受講学生の意見などもまとめておくこと。 春学期授業計画 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 2 秋学期授業計画 1.オリエンテーションーシラバスの再確認と説明 文化財保存とは? 2.文化財という言葉はいつ生まれた? 3.文化財以前と以後、何がかわったのか? 4.ブランディの「修復の理論」を読む−修復と美術品の関係 5.文化財はな ぜ文化財なのか?美術品はなぜ美術品なのか? 6.文化財も美術品も工芸品もすべて資料 7.資料とは何か? 8.文化財の本質 的な価値−我々は文化財の何を残そうとするのか? 9.資料の価値の多面性・重層性を考える 10.情報資料という概念 11.近代資料保存への契機 ①フィレンツェの洪水 12.近代資料保存への契機 ②酸性紙問題 13.現代の資料保存 ①予防的保存 14.現代の資料保存 ②段階的保存 15.日本における資料保存課題 16.レポート作成と総括 S61130845 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 担当者 髙木 秀明 年次 3 テーマと 到達目標 文化財の素材分析をテーマに、自ら課題を設定するための基礎能力を修得する。また、設定した課題を自ら検証 す る能力を修得することをテーマとする。 文化財学演習Ⅰで行った知識収集を元に自ら課題設定を行う。実現可能な課題設定の 難しさを知り、準備のため の情報収集の大切さを理解し、適切かつ迅速な情報収集にもとづいた課題設定ができる ようになる。 概要 4年次に取り組む卒業論文において、自ら課題を設定し、自ら研究を進めていくための素養を身につけることを目 的 とする。そのために、卒業論文の前段階として、研究に対する基礎的な能力を修得する。専門分野の基本的な 知識 と技術を身に付け、研究目的の設定、文献の調査、研究の遂行、結果の考察、論文の作成の方法などの能力 修得 を目指す。4年次において卒業研究を進めていく上で必要な研究の素養を身につける。 評価方法 課題発表・ディスカッション、定期試験結果を総合的に評価。 発表の出来(発言内容を含む)(50%)、口頭試問 (50%) 。 履修条件・ 注意事項 予習・復習を必ず実施すること。教科書・ノート・配布資料を持参すること。ノートは、この科目で独立させ、A4ノート が望ましい。これ以外の科目の内容を含んだものやルーズリーフは避ける。配布資料の取り扱いは丁寧に行うこと (クリヤーホルダーに資料ごとに入れる)。各自での自主学習を必ず行うこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 秋学期授業計画 1.オリジナルなテーマの選定 2.テーマに一致する文献の検索 3.テーマに一致する文献の精読 4.テーマに一致する文献の参考・参照文献の検索 5.テーマに一致する文献の参考・参照文献の精読 6.テーマに一致する文献の参考・参照文献の精読 7.中間フォロー(成果発表) 8.中間フォロー(ディスカッション) 9.研究発表とディスカッション結果の検討 10.補足文献検索 11.補足文献精読 12.修正版成果発表資料の作成 13.修正版成果発表資料の検討 14.最終発表 15.最終ディスカッション 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 S61130846 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 3 テーマと 到達目標 文化財学演習Ⅰで身につけた能力を基盤にして、文化財の科学領域の研究を遂行するための分析化学に関する 知識や技術を修得し、論拠に基づき科学的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとす る。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析の知識と技術、分析データの解析と考察に関 する能力を身につけ理解し、主体的に取り組み、自らの考えを導き出す能力を身につける。 具体的には、①研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力を修得し、②研究課題の着想方法や研究課題の 検討・設定の仕方を学び、③その研究課題を滞りなく遂行するための研究計画を立案する方法を身につけ、④各 種分析装置を適切に取り扱え、データを解析し考察する能力を修得し、⑤研究内容を理解し主体的に遂行できるよ うになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学領域の研究を遂行できるようになるために、研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案の 能力に加え、軟X線照射画像観察法、紫外線照射画像観察法、赤外線照射画像観察法、反射スペクトル分析法、 三次元蛍光スペクトル分析法、蛍光X線分析法などの科学分析の知識と技術、分析データの解析と考察に関する 能力を修得する。研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力、研究課題の着想方法や研究課題の検討・設定 の仕方、研究課題を滞りなく遂行するための研究計画の立案方法、各種分析装置を適切に取り扱え、データを解 析する能力を身につける。適宜、習熟度を確認するためにディスカッションを行う。 更に、研究情報の収集と精査、研究課題の検討と設定、研究計画の設計と立案を行い、科学分析の技術やデータ 解析に関する能力を修得する過程で、専門的な知識や技術を学び、研究内容を主体的に思考し、研究の方向性を 自ら考え導き出し、自らが結論へと辿りつけるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~⑤を設定している。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析、 分析データの解析と考察に関する受講状況をもとに到達目標①~④に関する到達度をみる。到達目標⑤について は、毎回の授業時や適宜行なうディスカッション等を通じて、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達 成度を評価する。したがって、成績評価は、原則として目標到達度(70%)、授業態度(30%)の配分により評価す る。 履修条件・ 注意事項 研究内容について授業時間外にも研究について考え、疑問点があれば、まずは自らが考え結論を導き出した上 で、質問すること。更に、授業で学習した内容や実験内容について、授業後にノートに纏めるなどして見直し、デー タ解析や考察の時間を確保すること。それらのために予習、復習することが不可欠である。常に研究のことを考える 習慣を身につけること。必要に応じて定められた授業時間を超えて研究指導を行うことがある。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 秋学期授業計画 1.研究計画に関するディスカッション 2.軟X線照射画像観察法の実践とデータ解析 3.紫外線照射画像観察法の実践とデータ解析 4.赤外線照射画像観察法の実践とデータ解析 5.反射スペクトル分析法の実践とデータ解析 6.三次元蛍光スペクトル分析法の実践とデータ解析 7.蛍光X線分析法の実践とデータ解析 8.測定試料調製のための試薬と器具の準備 9.測定試料の調製 10.測定試料の分析 11.分析データの解析と考察 12.研究進捗状況に関するディスカッション 13.研究進捗状況報告書の設計 14.研究進捗状況報告書の作成 15.研究進捗状況報告書の完成 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 2 S61130847 授業科目名 文化財学演習Ⅱ 担当者 棚橋 映水 年次 3 テーマと 到達目標 「文化財保存修復学」をテーマとして、東洋の絵画作品について修理と保存の両面から学び、構造体、基底材の材 料と技法に起因する損傷についての問題の解決を自ら考え、文化財の保存と保護に結び付けるための能力を身に つける。 絵画作品に関わる構造体の形態、基底材、接着材などについて理解するため、糊炊き、道具の取り扱い、仮張りづ くりを行う。この作業をとおして取り扱いに起因する留意点を自ら考察し、個々に応じた基礎技術を理解する。加え て、文化財保存修復学を自ら考察し、絵画作品に対する損傷における想定外への対応、修復保存処置への判断 ができるようになることを到達目標とする。 概要 3年次指導内容 仮張りづくりを行う準備として、まず道具の取扱いについて学ぶ。さらに、準備作業をとおして、①修理理念につい て学ぶ。②作業に適した糊を炊けるようにする。③基底材と素材の関係性について研究考察する。 「文化財保存修復学」についての取り扱い、作品の個々の状態に応じた傷み方やその原因に関わる共通点、対処 の仕方、修理後の保管方法などに視点を置きながら研究考察をしていく。 仮張り作業工程をとおして、下地処理工程を実践で学びながら、作品の取扱い方、損傷に起因する留意点を検討 しながら解決策を導き出す能力を身に付つける。実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートに まとめることで、予習と復習が必然となる授業を行う。 評価方法 演習では、実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートにまとめることで、予習と復習について必 然となる授業を行うため、毎回の課題について工程記録ノートから積極的に取り組む姿勢、作業工程の理解度 (50%)で評価する。実践作業を主体としているので、課題への取り組み姿勢、授業への積極的参加態度、(50%) で評価する。 履修条件・ 注意事項 1)指示に従ってノートを作成し予習と復習をすること。 2)授業の中で配付する資料をポート・フォリオにまとめること。 3)定期的に作業工程記録ノートの確認・提出を求める。 教科書に記載される書籍は演習で使用するので必ず購入すること。但し「図解 日本画の伝承と継承-素材・模 写・修復-」についてはその限りではない。 春学期授業計画 科目分野 履修期 ◆研究科目 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 1.ガイダンス 2.柿渋 3.基底材:楮紙 ① 4.基底材:楮紙 ② 5.基底材:絵絹 ① 6.基底材:絵絹 ② 7.日本画の顔料 ① 8.日本画の顔料 ② 9.日本画の素材 ③ 10.日本画の素材 11.接着材:膠 ① 12.接着材:膠 ② 13.古糊養生 ① 14.古糊養生 ② 15.古糊養生 ③ 16.作業工程記録ノートの確認・提出 教科書1 図解 日本画の伝承と継承-素材・模写・修復- 著者:東京藝術大学大学院文化財保存学日本画研究室 編 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0723-1 C0071 教科書2 図解 日本画用語辞典 著者:東京藝術大学大学院 文化財保存学日本画研究室[編] 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0819-1 C0571 参考書1 日本画・書跡の損傷-見方・調べ方-(教科書として使用する) 著者:東京文化財研究所/国宝修理装潢師連盟 出版社:オフィスHANS ISBN:978-4-901794-46-6 C3071 参考書2 単位数 2 A61123601 授業科目名 文化財学演習Ⅲ 科目分野 担当者 大原 秀行 年次 4 テーマと 到達目標 西洋美術保存修復および調査に関することを研究テーマとして選定し、各自又は各グループでその研究課題又は 研究作品の保存修復を完成させ、保存修復調査報告書にまとめあげ、課題作品と共に卒業論文にむけて研究する ことを目標とする。 概要 文化財学演習Ⅱで研究した事を基礎として、各自又は各グループで設定した課題に対し、まずディスカッションを 行い、また課題に関する資料・情報を収集し研究計画書を作成する。その後、保存修復を研究テーマにした者は研 究計画書にそって修復作業を行い、卒業論文作成を進める。 なお、必要に応じて、科学的調査を取り入れること。 評価方法 各自が選んだ課題に対する取り組み方、課題作品の扱い方、仕上げた作品の状況、報告書等を総合して評価す る。 履修期 2015年度 春学期 履修条件・ 注意事項 春学期授業計画 1.オリエンテーション 2.課題の要点チェック 3.課題についてのディスカッション1 4.課題についてのディスカッション2 5.課題についてのディスカッション3 6.保存修復調査の計画書作成1 7.保存修復調査の計画書作成2 8.保存修復調査の計画書作成3 9.作品の保存修復調査実習1 10.作品の保存修復調査実習2 11.作品の保存修復調査実習3 12.作品の保存修復調査実習4 13.作品の保存修復調査実習5 14.中間発表I 15.中間発表II 16.夏休みの保存修復調査計画 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 A61123602 授業科目名 文化財学演習Ⅲ 担当者 馬場 秀雄 年次 4 テーマと 到達目標 東洋美術(膠絵・書積)の保存修復技法を学び実物作品や資料を理解し、保存修復を行うことが出来る。 よりよく東洋美術作品(膠絵・書積)の保存修復を行うために、作品を熟覧できる力および資料を客観的に読み取る ことを学び、基礎修復技術を習得する。 概要 東洋美術(膠絵・書積)の保存修復について実物作品を通して行うことにより、修復材料の基礎知識を学びさらに、 修理理念や先人の修復に関する考え方を理解し基礎修復技術を習得する。 評価方法 試験60% 演習意欲40% 履修条件・ 注意事項 文化財演習Ⅰの単位を取得していること。 該当学生は必修であり必ず履修すること。 学科4年生、社会人編入4年生。東洋美術修復ゼミ生対象 春学期授業計画 1.演習概要説明 2.絵具及び規定材と膠の関係 3.形態・鑑賞・取り扱い・保存 4.東洋文化財の実態調査 5.実物作品の調査 6.演習 7.演習 8.演習 9.演習 10.演習 11.演習 12.演習 13.演習 14.演習 15.演習 16実技試験 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 A61123603 授業科目名 文化財学演習Ⅲ 担当者 山本 敦之 年次 4 テーマと 到達目標 「人類史と文明の誕生」がテーマである。地球表面上の人類史を概観した上で、オリエント世界から西ヨーロッパに かけての地域における文明の誕生、および発展・伝播・相互交流について知識を習得する。学生が人類史ならび に文明の誕生・発展について理解を深めることが到達目標である。与えられた文献を読解しそれをまとめて発表す る能力を身につけること、さらに復習レポート作成を通じ、みずから調べまとめる能力を涵養することも目標である。 概要 人類全体の歴史を概観した上で、現生人類の歴史を後期旧石器時代にさかのぼる。それ以降、定住、農耕牧畜と いった生業形態の変化にともない人類はどのような文化を生みだしてきたかを、ユーラシア西部を中心に探求する。 特に、アナトリア、レヴァント、メソポタミア、エジプト、エーゲ海域、ギリシャ、ヨーロッパといった、研究がよく行なわ れ、その後の人類史に重要な影響を及ぼした地域に関して、最新の研究を参照しつつ、独自の研究を行なう。この ことを講義のみならずゼミ発表を通じて学習する。またレポート作成を通じ、将来の卒業論文作成の準備とする。 評価方法 ゼミにおける発表の出来(50%)、みずからテーマを選んでの小論文(50%) 履修条件・ 注意事項 ゼミにおいて指定された時に、30分程度の発表を3回おこなうこと。 春学期授業計画 1.人類史概観 2.後期旧石器人の精神生活 3.中石器ならびに新石器時代 4.様々な新石器文化 5.アナトリア 6.レヴァント 7.メソポタミア 8.エジプト 9.エーゲ海域 10.クレタ島 11.ギリシア本土 12.ヨーロッパにおける農耕の拡大 13.土器製作 14.冶金術、青銅器と鉄、馬と車 15.総括 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 A61123605 授業科目名 文化財学演習Ⅲ 担当者 髙木 秀明 年次 4 テーマと 到達目標 設定した課題を解決するための実験計画を設定し、遂行するをテーマとする。 文化財科学調査(分析)の方法を実 践的に知り、得られたデータを逐次検証しながら分析を進めていく必要性を理解 する。遺漏なき科学調査(分析) ができるようになる。 概要 卒業論文執筆の元となる基本データの収得、およびその解析を行い考察を行うことになるが、何度も検討することが 必要となる。具体的な内容は各個人で研究テーマが異なるため、ここには記載しないが、到達目標を達成するため には、各自の研究内容の正確な把握とそれに基づいた計画、および結果の検証が必要である。概ね次のプロセス を 履修者各自が実行する。目的・計画の立案→準備→実行→結果の取得→考察→計画の有意さの検証→再計 画→ (くり返し)。論文の執筆材料(研究の目的~結果・考察)をきちんと準備できることも到達目標である。 評価方法 発表・ディスカッションを総合的に評価。 発表の出来(発言内容を含む)(50%)、報告書等の完成度(50%) 。 履修条件・ 注意事項 予習・復習を必ず実施すること。参考書・ノート・配布資料を持参すること。ノートは、この科目で独立させ、A4ノート が望ましい。これ以外の科目の内容を含んだものやルーズリーフは避ける。配布資料の取り扱いは丁寧に行うこと (クリヤーホルダーに資料ごとに入れる)。各自での自主学習を必ず行うこと。 春学期授業計画 1.イントロダクション 2.実験・調査計画の策定 3.研究遂行のための参考文献検索 4.上記参考文献のレジュメ作成 5.実験・調査計画書の作成 6.実験・調査計画についてのディスカッション 7.実験・調査の実施 8.実験・調査におけるデータの収集 9.実験・調査において収集したデータの整理 10.実験・調査結果をまとめる 11.実験・調査結果を考察するための文献調査 12.実験・調査結果の考察 13.中間レポートの作成 14.レポートに基づくディスカッション 15.改善点をまとめる 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 A61123606 授業科目名 文化財学演習Ⅲ 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 4 テーマと 到達目標 文化財学演習Ⅰ・Ⅱで身につけた能力を基盤にして、更に高度に文化財の科学領域の研究を遂行するための分 析化学に関する知識や技術を修得し、論拠に基づき科学的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにする ことをテーマとする。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析の知識と技術、分析データの 解析と考察に関する能力を身につけ理解し、主体的に取り組み、自らの考えを導き出す能力を身につける。 具体的には、①研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力を修得し、②研究課題の着想方法や研究課題の 検討・設定の仕方を学び、③その研究課題を滞りなく遂行するための研究計画を立案する方法を身につけ、④各 種分析装置を適切に取り扱え、データを解析し考察する能力を修得し、⑤研究内容を理解し主体的に遂行できるよ うになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学領域の研究を遂行できるようになるために、研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案の 能力に加え、軟X線照射画像観察法、紫外線照射画像観察法、赤外線照射画像観察法、反射スペクトル分析法、 三次元蛍光スペクトル分析法、蛍光X線分析法などの科学分析の知識と技術、分析データの解析と考察に関する 能力を修得する。研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力、研究課題の着想方法や研究課題の検討・設定 の仕方、研究課題を滞りなく遂行するための研究計画の立案方法、各種分析装置を適切に取り扱え、データを解 析する能力を身につける。適宜、習熟度を確認するためにディスカッションを行う。 更に、研究情報の収集と精査、研究課題の検討と設定、研究計画の設計と立案を行い、科学分析の技術やデータ 解析に関する能力を修得する過程で、専門的な知識や技術を学び、研究内容を主体的に思考し、研究の方向性を 自ら考え導き出し、自らが結論へと辿りつけるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~⑤を設定している。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析、 分析データの解析と考察に関する受講状況をもとに到達目標①~④に関する到達度をみる。到達目標⑤について は、毎回の授業時や適宜行なうディスカッション等を通じて、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達 成度を評価する。したがって、成績評価は、原則として目標到達度(70%)、授業態度(30%)の配分により評価す る。 履修条件・ 注意事項 研究内容について授業時間外にも研究について考え、疑問点があれば、まずは自らが考え結論を導き出した上 で、質問すること。更に、授業で学習した内容や実験内容について、授業後にノートに纏めるなどして見直し、デー タ解析や考察の時間を確保すること。それらのために予習、復習することが不可欠である。常に研究のことを考える 習慣を身につけること。必要に応じて定められた授業時間を超えて研究指導を行うことがある。 履修期 春学期授業計画 1.研究情報の収集 2.研究情報の精査 3.研究課題と研究計画に関するディスカッション 4.研究課題の再考 5.研究計画の再考 6.測定試料調製のための試薬と器具の準備 7.測定試料(1)の調製 8.測定試料(1)の分析 9.分析データ(1)の解析 10.分析結果(2)の考察 11.測定試料(2)の調製 12.測定試料(2)の分析 13.分析データ(2)の解析 14.分析結果(2)の考察 15.研究進捗状況に関するディスカッション 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 2015年度 春学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 A61123607 授業科目名 文化財学演習Ⅲ 科目分野 担当者 棚橋 映水 年次 4 テーマと 到達目標 春学期では、準備として、問題設定、情報収集、分析、論文形式による発表という一連の研究プロセスを学ぶ。ここ では、テーマ設定の背景、研究計画の作成、問題提起を明確にし、先行研究の整理や資料収集を行いながら、課 題についてまとめ、論文構成ができるようになる。 秋学期には、個々のテーマに基づいた課題を整理し、全体構成を考えながらまとめることができるようになる。春学 期研究考察内容を整理し分類し、論文草稿をへと反映できるようにすることを到達目標とする。 概要 4年次演習概要 ①研究課題に取り組む。 研究課題への個々の取り組みやその状況を把握し、進捗状況に対応した指導を行う。研究の意味・目的、方法など について指導し、個別に対応した内容で研究を進めていく。そして、しっかりとした取り組みの姿勢を涵養する。協 調指導と個別指導の両面からの作品の取扱い方、損傷に起因する留意点を検討しながら解決策を導き出す能力 が身に付つける授業を行う。実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートにまとめることで、研究 課題内容における収集資料となり、これらの研究記録を考察しまとめ卒業論文校正へと反映させる。 評価方法 演習では、実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートにまとめることで、予習と復習とまとめが 必然となる授業を行うため、課題について積極的に取り組む姿勢、基礎作業工程を身につけることを目的としている 毎回の作業工程記録ノートから理解度(50%)で評価する。実践作業を主体としているので、課題への取り組み姿 勢、授業への積極的参加態度、(50%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 1)指示に従ってノートを作成し予習と復習をすること。 2)授業の中で配付する資料をクリアファイルにまとめること。 3)定期的に作業工程記録ノートの確認・提出を求める。 履修期 春学期授業計画 2015年度 春学期 秋学期授業計画 1.ガイダンス 2.「研究課題」、テーマの設定 3.「研究課題」、テーマの見直し 4.「研究課題」、研究計画の作成・検討 5.「研究課題」、研究工程の作成・検討 6.「研究課題」、研究計画と工程の確定 7.研究考察作業① 8.研究考察作業② 9.研究考察作業③ 10.研究考察作業④ 11.研究考察作業における中間検討・見直し 13.研究考察作業⑤ 14.研究考察作業⑥ 15.研究考察作業⑦ 教科書1 図解 日本画の伝承と継承-素材・模写・修復- 著者:東京藝術大学大学院文化財保存学日本画研究室 編 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0723-1 C0071 教科書2 図解 日本画用語辞典 著者:東京藝術大学大学院 文化財保存学日本画研究室[編] 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0819-1 C0571 参考書1 日本画・書跡の損傷-見方・調べ方-(教科書として使用する) 著者:東京文化財研究所/国宝修理装潢師連盟 出版社:オフィスHANS ISBN:978-4-901794-46-6 C3071 参考書2 美を伝える 著者:京都国立博物館 [編] 出版社:京都新聞出版センター ISBN:978-4-7638-0654-3 C0071 ◆研究科目 単位数 2 A61123701 授業科目名 文化財学演習Ⅳ 科目分野 担当者 大原 秀行 年次 4 テーマと 到達目標 西洋美術保存修復および調査に関することを研究テーマとして選定し、各自又は各グループでその研究課題又は 研究作品の保存修復を完成させ、保存修復調査報告書にまとめあげ、課題作品と共に、いよいよ卒業論文完成に むけて研究することを目標とする。 概要 各自又は各グループで設定した課題に対し、まずディスカッションを行い、また課題に関する資料・情報を収集し研 究計画書を作成する。その後、保存修復を研究テーマにした者は研究計画書にそって修復作業を行う。 なお、必要に応じて、科学的調査を取り入れること。 評価方法 各自が選んだ課題に対する取り組み方、課題作品の扱い方、仕上げた作品の状況、報告書等を総合して評価す る。 履修期 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 履修条件・ 注意事項 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.夏休みの保存修復調査報告 2.春期に引き続き、作品の保存修復調査実習6 3.作品の保存修復調査実習7 4.作品の仕上げ1 5.作品の仕上げ2 6.作品の仕上げ3 7.中間報告 8.報告書原稿作成1 9.報告書原稿作成2 10.最終チェック 11.報告書の作成1 12..報告書の作成2 13.報告書の作成3 14.報告書の印刷、製本 15.卒業研究の発表I 16.卒業研究の発表II 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 A61123702 授業科目名 文化財学演習Ⅳ 担当者 馬場 秀雄 年次 4 テーマと 到達目標 東洋美術(膠絵・書積)の保存修復技術を学ぶことで、保存修復の意義や理念を考察することが出来る。 東洋美術(膠絵・書積)の実物作品について、写真撮影調査・科学的調査から保存修復計画を立案して実際に保 存修復を行い技術の習得をする。 概要 東洋美術(膠絵・書積)の保存修復を実物作品の保存修復を通してその歴史的背景を考察して奈良時代から続く 装潢技術との関連性をいかにこれからの保存修復技術に活かしていけるかを学ぶ。また、保存修復に用いられる裂 地や和紙について製作方法を学ぶ。 評価方法 試験60% 演習意欲40% 履修条件・ 注意事項 文化財演習Ⅰの単位を取得していること。 該当学生は必修であり必ず履修すること。 学科4年生、社会人編入4年生。東洋美術修復ゼミ生対象 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 16.演習計画 17.演習1 18.演習2 19.演習3 20.演習4 21.演習5 22.演習6 23.中間討議 24.演習7 25.演習8 26.演習9 27.演習10 28.演習11 29.演習12 30.まとめ 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 ◆研究科目 単位数 2 A61123703 授業科目名 文化財学演習Ⅳ 担当者 山本 敦之 年次 4 テーマと 到達目標 テーマは「ギリシャにおける重層的な文明史と宗教史」である。現代文明のルーツとも言える古代ギリシャ文明が成 立するまでの歴史的古層を順次学習し、現代においてその存在が当然視される文化的諸ジャンルがいかにして成 立したかを理解する。これにより現代文明へのより深い理解を獲得する。これが到達目標である。与えられた文献を 読解しそれをまとめて発表する能力を身につけること、さらに復習レポート作成を通じ、みずから調べまとめる能力を 涵養することも目標である。 概要 テーマは「ギリシャにおける重層的な文明史と宗教史」である。現代文明のルーツとも言える古代ギリシャ文明が成 立するまでの歴史的古層を順次学習し、現代においてその存在が当然視される文化的諸ジャンルがいかにして成 立したかを理解する。これにより現代文明へのより深い理解を獲得する。これが到達目標である。与えられた文献を 読解しそれをまとめて発表する能力を身につけること、さらに復習レポート作成を通じ、みずから調べまとめる能力を 涵養することも目標である。 評価方法 ゼミにおける発表の出来(50%)、みずからテーマを選んでの小論文(50%) 履修条件・ 注意事項 ゼミにおいて指定された時に、30分程度の発表を3回おこなうこと。 春学期授業計画 1.聖地 2.祭儀 3.先史時代の神々 4.ミノア、ミュケナイの神々 5.ホメロスとヘシオドス 6.神殿 7.抒情詩と悲劇 8.オリュンポスとゼウス 9.アポロン 10.ディオニュソス 11.大地母神とヘラ 12.デメテルとペルセポネ 13.アテナ 14.その他の神々 15.哲学者の神 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 秋学期授業計画 ◆研究科目 単位数 2 A61123705 授業科目名 文化財学演習Ⅳ 担当者 髙木 秀明 年次 4 テーマと 到達目標 実験結果を再考し、検討しながら実験を遂行 するをテーマとする。 文化財科学調査(分析)の実験結果を効率よく 検討する方法を知り、今までの実験 方法に改善余地が無いか検討する必要性を理解する。より正確な実験結果を 導き出すことができるようになる。 概要 卒業論文執筆の元となる基本データの収得、およびその解析を行い考察を行うことになるが、何度も検討することが 必要となる。具体的な内容は各個人で研究テーマが異なるため、ここには記載しないが、到達目標を達成するため には、各自の研究内容の正確な把握とそれに基づいた計画、および結果の検証が必要である。概ね次のプロセス を 履修者各自が実行する。目的・計画の立案→準備→実行→結果の取得→考察→計画の有意さの検証→再計 画→ (くり返し)。論文の執筆材料(研究の目的~結果・考察)をきちんと準備できることも到達目標である。 評価方法 発表・ディスカッションを総合的に評価。 発表の出来(発言内容を含む)(50%)、報告書等の完成度(50%) 。 履修条件・ 注意事項 予習・復習を必ず実施すること。参考書・ノート・配布資料を持参すること。ノートは、この科目で独立させ、A4ノート が望ましい。これ以外の科目の内容を含んだものやルーズリーフは避ける。配布資料の取り扱いは丁寧に行うこと (クリヤーホルダーに資料ごとに入れる)。各自での自主学習を必ず行うこと。 春学期授業計画 科目分野 履修期 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 秋学期授業計画 1.研究テーマについての自己点検自己評価 2.再実験・調査計画の策定 3.研究遂行のための参考文献検索 4.上記参考文献のレジュメ作成 5.再実験・再調査計画書の作成 6.再実験・再調査計画についてのディスカッション 7.再実験・再調査の実施 8.再実験・再調査におけるデータの収集 9.実験・調査において収集したデータの整理 10.再実験・再調査結果をまとめる 11.再実験・再調査結果を考察するための文献調査 12.再実験・再調査結果の考察 13.レポートの作成 14.レポートに基づくディスカッション 15.最終レポートの完成 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 2 A61123706 授業科目名 文化財学演習Ⅳ 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 4 テーマと 到達目標 文化財学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで身につけた能力を基盤にして、更に高度に文化財の科学領域の研究を遂行するための 分析化学に関する知識や技術を修得し、論拠に基づき科学的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにす ることをテーマとする。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析の知識と技術、分析データ の解析と考察に関する能力を身につけ理解し、主体的に取り組み、自らの考えを導き出す能力を身につける。 具体的には、①研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力を修得し、②研究課題の着想方法や研究課題の 検討・設定の仕方を学び、③その研究課題を滞りなく遂行するための研究計画を立案する方法を身につけ、④各 種分析装置を適切に取り扱え、データを解析し考察する能力を修得し、⑤研究内容を理解し主体的に遂行できるよ うになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学領域の研究を遂行できるようになるために、研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案の 能力に加え、軟X線照射画像観察法、紫外線照射画像観察法、赤外線照射画像観察法、反射スペクトル分析法、 三次元蛍光スペクトル分析法、蛍光X線分析法などの科学分析の知識と技術、分析データの解析と考察に関する 能力を修得する。研究情報を収集しそれらの情報を精査する能力、研究課題の着想方法や研究課題の検討・設定 の仕方、研究課題を滞りなく遂行するための研究計画の立案方法、各種分析装置を適切に取り扱え、データを解 析する能力を身につける。適宜、習熟度を確認するためにディスカッションを行う。 更に、研究情報の収集と精査、研究課題の検討と設定、研究計画の設計と立案を行い、科学分析の技術やデータ 解析に関する能力を修得する過程で、専門的な知識や技術を学び、研究内容を主体的に思考し、研究の方向性を 自ら考え導き出し、自らが結論へと辿りつけるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~⑤を設定している。研究情報の収集、研究課題の設定、研究計画の立案、科学分析、 分析データの解析と考察に関する受講状況をもとに到達目標①~④に関する到達度をみる。到達目標⑤について は、毎回の授業時や適宜行なうディスカッション等を通じて、受講者に質問を与え発言させ、討論の内容をもとに達 成度を評価する。したがって、成績評価は、原則として目標到達度(70%)、授業態度(30%)の配分により評価す る。 履修条件・ 注意事項 研究内容について授業時間外にも研究について考え、疑問点があれば、まずは自らが考え結論を導き出した上 で、質問すること。更に、授業で学習した内容や実験内容について、授業後にノートに纏めるなどして見直し、デー タ解析や考察の時間を確保すること。それらのために予習、復習することが不可欠である。常に研究のことを考える 習慣を身につけること。必要に応じて定められた授業時間を超えて研究指導を行うことがある。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 秋学期授業計画 1.研究情報の収集 2.研究情報の精査 3.研究課題と研究計画に関するディスカッション 4.研究課題の再考 5.研究計画の再考 6.測定試料調製のための試薬と器具の準備 7.測定試料(3)の調製 8.測定試料(3)の分析 9.分析データ(3)の解析 10.分析結果(3)の考察 11.測定試料(4)の調製 12.測定試料(4)の分析 13.分析データ(4)の解析 14.分析結果(4)の考察 15.研究成果に関するディスカッション 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 2 A61123707 授業科目名 文化財学演習Ⅳ 科目分野 担当者 棚橋 映水 年次 4 テーマと 到達目標 春学期では、準備として、問題設定、情報収集、分析、論文形式による発表という一連の研究プロセスを学ぶ。ここ では、テーマ設定の背景、研究計画の作成、問題提起を明確にし、先行研究の整理や資料収集を行いながら、課 題についてまとめ、論文構成ができるようになる。 秋学期には、個々のテーマに基づいた課題を整理し、全体構成を考えながらまとめることができるようになる。春学 期研究考察内容を整理し分類し、論文草稿をへと反映できるようにすることを到達目標とする。 概要 4年次指導内容 ①研究課題に取り組む。 研究課題への個々の取り組みやその状況を把握し、進捗状況に対応した指導を行う。研究の意味・目的、方法など について指導し、個別に対応した内容で研究を進めていく。そして、しっかりとした取り組みの姿勢を涵養する。協 調指導と個別指導の両面からの作品の取扱い方、損傷に起因する留意点を検討しながら解決策を導き出す能力 が身に付つける授業を行う。実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートにまとめることで、研究 課題内容における収集資料となり、これらの研究記録を考察しまとめ卒業論文校正へと反映させる。 評価方法 演習では、実践作業を主体におきながら、毎回の作業工程を記録しノートにまとめることで、予習と復習とまとめが 必然となる授業を行うため、課題について積極的に取り組む姿勢、基礎作業工程を身につけることを目的としている 毎回の作業工程記録ノートから理解度(50%)で評価する。実践作業を主体としているので、課題への取り組み姿 勢、授業への積極的参加態度、(50%)で評価する。 履修条件・ 注意事項 1)指示に従ってノートを作成し予習と復習をすること。 2)授業の中で配付する資料をクリアファイルにまとめること。 3)定期的に作業工程記録ノートの確認・提出を求める。 履修期 春学期授業計画 2015年度 秋学期 ◆研究科目 単位数 秋学期授業計画 1.研究考察作業⑧ 2.研究考察作業⑨ 3.研究考察作業⑩ 4.研究考察作業⑪ 5.研究考察作業における中間検討・見直し 6.研究考察作業⑫ 7.研究考察作業⑬ 8.研究考察作業⑭ 9.研究考察作業⑮ 10.研究考察作業データの収集と分析① 11.研究考察作業データの収集と分析② 12.研究考察作業データの収集と分析③ 13.研究考察作業データの収集と分析④ 14.研究考察作業データの収集と分析⑤ 15.研究考察作業データの収集と分析⑥ 教科書1 図解 日本画の伝承と継承-素材・模写・修復- 著者:東京藝術大学大学院文化財保存学日本画研究室 編 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0723-1 C0071 教科書2 図解 日本画用語辞典 著者:東京藝術大学大学院 文化財保存学日本画研究室[編] 出版社:東京美術 ISBN:978-4-8087-0819-1 C0571 参考書1 日本画・書跡の損傷-見方・調べ方-(教科書として使用する) 著者:東京文化財研究所/国宝修理装潢師連盟 出版社:オフィスHANS ISBN:978-4-901794-46-6 C3071 参考書2 美を伝える 著者:京都国立博物館 [編] 出版社:京都新聞出版センター ISBN:978-4-7638-0654-3 C0071 2 K610725051 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 大原 秀行 年次 4 テーマと 到達目標 西洋美術保存修復および調査に関することを研究テーマとして選定し、各自又は各グループでその研究課題又は 研究作品の保存修復を完成させ、保存修復調査報告書にまとめあげ、課題作品と共に卒業論文(研究)にまとめあ げることを目標とする 概要 (地)各自又は各グループで設定した課題に対し、まずディスカッションを行い、また課題に関する資料・情報を収集 し研究計画書を作成する。その後、保存修復を研究テーマにした者は研究計画書にそって修復作業を行う。 なお、必要に応じて、科学的調査を取り入れること。 評価方法 各自が選んだ課題に対する取り組み方、課題作品の扱い方、仕上げた作品の状況、報告書等を総合して評価す る。 履修条件・ 注意事項 卒業論文を作成するには、大学の研究室内での研究に止まらず、必要に応じてフィールドワークも行うこと。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 単位数 4 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.オリエンテーション 2.課題の要点チェック 3.課題についてのディスカッション1 4.課題についてのディスカッション2 5.課題についてのディスカッション3 6.保存修復調査の計画書作成1 7.保存修復調査の計画書作成2 8.保存修復調査の計画書作成3 9.作品の保存修復調査実習1 10.作品の保存修復調査実習2 11.作品の保存修復調査実習3 12.作品の保存修復調査実習4 13.作品の保存修復調査実習5 14.中間発表 15.中間発表 16.夏休みの保存修復調査計画 西洋美術保存修復および調査に関することを研究 1.夏休みの 保存修復調査報告 2.前期に引き続き、作品の保存修復調査実習6 3.作品の保存修復調査実習7 4.作品の仕上げ1 5.作品の仕上げ2 6.作品の仕上げ3 7.中間報告 8.報告書原稿作成1 9.報告書原稿作成2 10.最終チェック 11.研究発表 12.研究発表 13.報告書の作成1 14..報告書の作成2 15.報告書の作成3 16.報告書の印刷、製本 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 K610725052 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 馬場 秀雄 年次 4 テーマと 到達目標 東洋美術(膠絵・書)の保存修復にあたり美術史的考察および科学的視点を理解し、保存修復を通して卒業論文を 作成することができる。 概要 卒業論文に必要な資料の収集・関連文献の講読・研究を行う。各自が与えられた課題を通して修復作品・卒業論文 を完成させる。 評価方法 課題への取り組み(40%)修復作品および卒業論文(60%)を総合評価する。 履修条件・ 注意事項 演習Ⅰ・Ⅱを履修して単位を取得していること。 該当学生は必修であり必ず履修すること。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.講義概要説明 2.卒業課題について討議1 3.卒業課題について討議2 4.計画書作成1 5.計画書作成2 6.実習 7.実習 8.実習 9.実習 10.実習 11.実習 12.実習 13.実習 14.中間討議 15.中間討議 17.実習 18.実習 19.実習 20.実習 21.実習 22.実習のまとめ1 23.実集のまとめ2 24.実習作品の完成 25.卒業論文作成 26.卒業論文作成 27.卒業論文の作成 28.卒業論文の作成 29.卒業論文の完成 30.卒業論文の印刷と製本 31.卒業論文・修復作品の発表 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 単位数 4 K610725053 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 山本 敦之 年次 4 テーマと 到達目標 テーマは学生各自が、前期において学習する世界文明史に属する主題から、みずから選択する。到達目標は、何 らかの一般的思想から出発し、みずからの専門的主題に関し論証をともなう結論を導き出した論文を作成すること。 この過程で批判的精神を涵養することも目標である。 概要 前期は、現生人類の誕生から古代諸文明の誕生・発展を経由し、現代にいたるまでの世界文明史を回顧する。後 期は、学生が選択した選択した主題に関し、まず何らかの結論を予想しこれを論証する。その上で、結論と論証か らさかのぼって、これに関わる何らかの一般的思想を求め、そこからの移行を考案し、論文を構成する。この過程で 批判的考察を再三おこない、批判的精神を涵養するとともに、論文を完成する。 評価方法 前期においては課題レポート15回(100%)後期においては 論文の全体の整合性、文体、出典の扱いがおおむね適切ならC、完全に適切ならB。配列や扱いに工夫が見られる とA。新しい知見を含んでいればS。 履修条件・ 注意事項 前期においては課題レポートを提出すること、後期においては首尾一貫した論文を作成し提出すること。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 単位数 4 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.後期旧石器時代から新石器革命へ 2.世界の新石器文化 3.肥沃な三日月地帯とメソポタミア 4.メソポタミア、エジプト、アナトリア 5.ミノア文明 6.2種類のギリシャ人の文明 7.古典期のギリシャ文明 8.ヘレニズム、ローマ 9.インド、中国の文明 10.西欧文明の誕生 11.西欧文明の発展 12.西欧文明と古代ギリシャ 13.近代世界 14.現代 15.総括 1.主題選択 2.論文の結論を予想する 3.結論の前提となる議論を準備する 4.そのような議論が生まれる場となる一般的思想を想定する 5.全体構想 6.序文 7.序文への批判 8.序文の再構成 9.序文から本論への移行 10.本論の構成 11.本論への批判 12.本論の再構成 13.結論への批判 14.結論の再構成 15.完成 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 K610725054 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 鈴木 英治 年次 4 テーマと 到達目標 紙を素材とした伝統的工芸作品の修復を通して、必要な情報の収集能力、調査・研究能力等が身につく。さらに技 術伝承者からの教授等を通して、コミュニケーション能力の向上が出来る。撫川うちわの研究結果と「文化財演習 Ⅱ」で習得した紙の修理技術により、損傷した撫川うちわの修復を行うことで実践力が獲得できる。 1年をかけた調査・研究、伝統工芸の技術習得、修理の実践により、課題に取り組む積極性や過程で出てきた問 題を解決する能力が身に付く。 概要 岡山県庭瀬に江戸時代から伝承されてきた伝統的工芸作品である撫川うちわ−損傷を受けている−の修理を行うた めに、まず撫川うちわに関する踏査を行う。他の地域の伝統的うちわとの比較を行いその独自性を探る。さらに、現 代にその技術を伝承者から聞き書きを行い、また制作技術の教授を受ける。習得した制作技術と「文化財学演習 Ⅱ」で身につけた紙の修理技術により、損傷した撫川うちわの修理を行う。1年間の調査、研究、修理の取り組みの 結果を論文にまとめる。 評価方法 卒業研究への取り組みの態度(真摯か,積極か,学ぶべきことを習得したか?など)による評価50%,修復作品の完 成度による評価(修理方針の適切度,修理技術の精度、完成度など)50%,を基本に評価を行う。 履修条件・ 注意事項 1年にわたる取り組みであるが、資料の収集、伝承者からの聞き書き、文化的な背景の調査だけでも、多大な時間 がかかるが、さらにうちわの制作技術の習得や紙の修理技術の熟練を考えると、設定された講義時間を遥かに超え ることが予想される。十分な時間的余裕を持って取り組む決意が必要である。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 単位数 4 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.撫川うちわの概要を調べるーインターネット、図書館・文書館 等のレファレンスの利用 2.概要をまとめ、それについて検討をおこなう 3.他の地域の歴史的伝統を有するうちわの存在の調査 4.他の地域のうちわについて概要を調査するーインターネットの 利用を中心として 5.他の地域のうちわの概要を撫川うちわの概要と照らし、研究の 比較対象として価値があるかを検討する 6.撫川うちわについての専門的な情報の収集 ①指定のための 調査資料及び報告書の閲覧 7.閲覧資料についてのまとめる 8.撫川うちわの伝承地域−撫川藩・庭瀬藩の歴史を調べる 9.現在の庭瀬地域を訪ね過去の町の状況を考える 10.修理対象の撫川うちわの現状調査 ①使用された紙の調査 11.修理対象の撫川うちわの現状調査 ②染色材の調査 12.修理対象の撫川うちわの現状調査 ③材料−竹、接着剤の 調査 13.撫川うちわ伝承者への聞き書き ①その概要 14.撫川うちわ伝承者への聞き書き ②歴史的経緯 15.撫川うちわ伝承者への聞き書き ③技術の話 16.前期の総括 1.江戸の文化と撫川うちわの関係をさぐる ①江戸の紙工芸(剪 紙など)との関連 2.江戸の文化と撫川うちわの関係をさぐる ②俳諧との関係を さぐる 3.江戸の文化と撫川うちわの関係をさぐる ②岡山の俳諧文化 の調査 4.江戸の文化と撫川うちわの関係をさぐる ③上手のうちわの 持つ意味を考える 5.江戸の文化と撫川うちわの関係をさぐる ④商品としての撫 川うちわを考える 6.撫川うちわの制作 ①技術講習への参加 7.撫川うちわの制作 ②技術講習への参加 8.撫川うちわの制作 ③技術講習への参加 9.撫川うちわの制作 ④技術講習への参加 10.撫川うちわの修理 ①紙の準備 11.撫川うちわの修理 ②紙の染色 12.撫川うちわの修理 ③修理作業 13.撫川うちわの修理 ④修理作業 14.論文執筆 15.論文執筆 16.後期の総括 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 K610725055 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 髙木 秀明 年次 4 テーマと 到達目標 文化財科学分析調査の卒業論文の形式についての知識の修得をテーマとする。 卒業論文の構成を知り、文化財科学分析における論文執筆の特徴について理解する。 概要 テーマに基づいた文献調査、実験結果と考察、それらにより導き出された結論を論文をして執筆する。適宜、論文 の加除修正をおこなうために、草案の提出をさせる予定である。 評価方法 草案、提出論文の出来を見て評価。特に、学術的にみた執筆方法を評価する。 実験や調査の事実に基づいた記述ができているか。また、一義的な文章表現であるか。冗長な文章表現を行って いないかを中心に評価する(80%)。改訂の回数が少ないほうが望ましい評価となる(20%)。 履修条件・ 注意事項 予習(ディスカションの準備)復習(ディスカッションのまとめ)を必ず文章化しておくこと。卒業研究は指導者との共 同研究でもあるので、将来にわたりチームワークにおけるルールやマナーも遵守できなければならないことを身につ けることも合わせて教育する。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.論文作成法の再確認 2.論文執筆規程の確認 3.論文執筆規程に基づくデータの整理 4.論文執筆規程に基づく図表の作成 5.レポートを検討し論文題目の設定 6.参考文献の確認 7.論文執筆 緒言 8.論文執筆 方法 9.論文執筆 結果 10.論文執筆 考察 11.論文執筆 参考文献 12.論文執筆 図表 13.論文執筆 要旨 14.論文の点検 15.再検討点、訂正部分をまとめる 1.論文作成法の再確認 2.論文執筆規程の再確認 3.論文執筆規程に基づくデータの再整理 4.論文執筆規程に基づく図表の再作成 5.レポートを検討し論文題目の再設定 6.参考文献の再確認 7.論文再執筆 緒言 8.論文再執筆 方法 9.論文再執筆 結果 10.論文再執筆 考察 11.論文再執筆 参考文献 12.論文再執筆 図表 13.論文再執筆 要旨 14.論文の再点検 15.論文の完成 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 単位数 4 K610725056 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 4 テーマと 到達目標 文化財学演習で身につけた能力を基盤にして、文化財の科学領域の研究論文を執筆するための知識や技術を修 得し、論拠に基づき科学的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。文献検索、 論文の体裁、論述的な文章の書き方に関する能力を身につけ理解し、主体的に取り組み、自らの考えを導き出す 能力を身につける。 具体的には、①研究背景や研究課題を設定するための文献検索や情報収集する能力を修得し、②緒言、実験方 法、実験結果と考察、結言、参考文献・引用文献、謝辞等の論文の体裁を学び、③論述的な文章や図表の作成の 方法を身につけ、④研究内容を理解し卒業論文の執筆を主体的に遂行できるようになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学領域の研究論文を執筆できるようになるために、研究背景や研究課題を設定するための文献検索や 情報収集する能力を修得し、緒言、実験方法、実験結果と考察、結言、参考文献・引用文献、謝辞等の論文の体 裁を学び、論述的な文章や図表の作成の方法を身につけ、研究内容を理解し卒業論文を主体的に執筆する能力 を修得する。適宜、習熟度を確認するために論文執筆状況を把握し、ディスカッションを行う。 更に、研究論文を執筆する過程で、研究背景を適切に捉え、論文の体裁を適切に設計し、学術論文として相応し い文章表現と図表の作成が行えるように、研究内容を主体的に思考し、研究の方向性を自ら考え導き出し、自らが 結論へと辿りつけるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~④を設定している。文献検索、論文の体裁、論述的な文章の書き方について受講状況 をもとに到達目標①~③に関する到達度をみる。到達目標④については、論文執筆状況を把握し、ディスカッショ ンを行ないながら、それらの内容をもとに達成度を評価する。したがって、成績評価は、原則として目標到達度 (70%)、授業態度(30%)の配分により評価する。 履修条件・ 注意事項 研究内容について授業時間外にも研究について考え、疑問点があれば、まずは自らが考え結論を導き出した上 で、質問すること。更に、授業で学習した内容や実験内容について、授業後にノートに纏めるなどして見直し、デー タ解析や考察の時間を確保すること。それらのために予習、復習することが不可欠である。常に研究のことを考える 習慣を身につけること。必要に応じて定められた授業時間を超えて研究指導を行うことがある。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.文化財の科学領域における研究論文 2.文献検索の方法 3.文献検索の実践 4.文献検索内容の取り纏め 5.文献検索内容の精査 6.論文の体裁 7.緒言の書き方 8.実験方法の書き方 9.実験結果と考察の書き方 10.結言の書き方 11.参考文献・引用文献の書き方 12.謝辞の書き方 13.論述的な文章の書き方 14.図表の書き方 15.要旨の書き方 1.緒言の執筆 2.緒言の添削 3.緒言の再考と修正 4.実験方法の執筆 5.実験方法の添削 6.実験方法の再考と修正 7.実験結果と考察の執筆 8.実験結果と考察の添削 9.実験結果と考察の再考と修正 10.結言の執筆 11.結言の添削 12.結言の再考と修正 13.要旨の執筆 14.要旨の添削 15.卒業論文の総括 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 単位数 4 K610725057 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 棚橋 映水 年次 4 テーマと 到達目標 研究課題をテーマとして、工程表作成、工程表を基に作業を推進、研究ノートの作成、卒業論文の取りまとめ完成 へと結びつける。 文化財学演習Ⅰ修理理念と基礎作業、文化財学演習Ⅱ修理理念と仮張りの作製、文化財学演習Ⅲ研究課題への 取り組み、研究ノート作成、文化財学演習Ⅳ研究ノート内容から、卒業論文へと取りまとめ完成提出することを到達 目標とする。 卒業研究論文の指導を行う。春学期では、準備として、問題設定、情報収集、分析、論文形式による発表という一 連の研究プロセスを学ぶ。ここでは、テーマ設定の背景、研究計画の作成、問題提起を明確にし、先行研究の整理 や資料収集を行いながら、課題についてまとめ、論文構成ができるようになる。秋学期には、個々のテーマに基づ いた課題を整理し、全体構成を考えながらまとめることができるようになる。卒業論文の中間発表、論文草稿を行 い、最終論文を提出する。 概要 研究課題各自研究テーマに従い、修理の理念についての基礎的な理解を深めるとともに、作業工程から修理の仕 組みを考察する。作業工程を記録し研究ノートを作成しながら問題点と解決策を導き出す能力が身に付くよう、ゼミ 討論、悉皆調査、文献調査等を主体とする。 卒業論文への個々の取り組みやその状況を把握し、進捗状況に対応した指導を行う。卒業論文作成に当たって研 究の意味・目的、方法などについて指導し、個別に対応した内容で研究を進めていく。そして、しっかりとした取り組 みの姿勢を涵養する。個別指導を行い、論文草稿、修正、を加えて、提出する。提出された論文の評価を受ける。 評価方法 卒業論文への取り組みの姿勢(30%)、 資料収集分析力、論文構成力、評価方法 卒業論文の成熟度(70%) 履修条件・ 注意事項 1)文化財学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで作成した研究ノート基に卒業論文を作成する。 2)指示に従って、悉皆、文献調査を行う。 3)悉皆、文献調査については、限られた授業時間では十分な調査はできない、そのため調査研究については 各自が主体的に行動することが必要であり、予習と復習は必須である。 4)個別指導は、必ず指定された時間に参加すること。取り組みの姿勢を大切にし、常に予習と復習を準備、課 題の整理を行うこと。 履修期 ◆研究科目 2015年度 春学期~秋学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.既に決めているテーマの妥当性について検証 2,研究計画を立てる 3.問題提起(序論)の推敲 4.先行研究の整理・資料の整理 5.個別のテーマ別課題 確認と検証(整理) 6,個別のテーマ別課題 確認と検証 7.個別のテーマ別課題 確認と検証 8,個別のテーマ別課題 確認と検証 9.個別のテーマ別課題 確認と検証 10.個別のテーマ別課題 確認と検証(整理) 11.個別のテーマ別課題 確認と検証 12.個別のテーマ別課題 確認と検証 13.個別のテーマ別課題 確認と検証 14.個別のテーマ別課題 確認と検証 15.個別のテーマ別課題 確認と検証 16.まとめ 1.卒業論文中間報告 2.卒業論文中間報告 3.卒業論文中間報告 4.個々の進捗状況に応じた個別指導 5.個々の進捗状況に応じた個別指導 6.個々の進捗状況に応じた個別指導 7.論文草稿の提出 8.修正 個別指導 9.修正 個別指導 10.修正 個別指導 11.論文提出 最終確認 12.論文提出 最終確認 13.論文提出 最終確認 14.ゼミで発表 15.ゼミで発表 16,まとめ 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 必要に応じて随時指定する 単位数 4 K61072505A 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 馬場 秀雄 年次 4 テーマと 到達目標 東洋美術(膠絵・書)の保存修復にあたり美術史的考察および科学的視点を理解し、保存修復を通して卒業論文を 作成することができる。 概要 卒業論文に必要な資料の収集・関連文献の講読・研究を行う。各自が与えられた課題を通して修復作品・卒業論文 を完成させる。 評価方法 課題への取り組み(40%)修復作品および卒業論文(60%)を総合評価する。 履修条件・ 注意事項 演習Ⅰ・Ⅱを履修して単位を取得していること。 該当学生は必修であり必ず履修すること。 履修期 ◆研究科目 2015年度 秋学期~2016年度 春学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 17.実習 18.実習 19.実習 20.実習 21.実習 22.実習のまとめ1 23.実集のまとめ2 24.実習作品の完成 25.卒業論文作成 26.卒業論文作成 27.卒業論文の作成 28.卒業論文の作成 29.卒業論文の完成 30.卒業論文の印刷と製本 31.卒業論文・修復作品の発表 1.講義概要説明 2.卒業課題について討議1 3.卒業課題について討議2 4.計画書作成1 5.計画書作成2 6.実習 7.実習 8.実習 9.実習 10.実習 11.実習 12.実習 13.実習 14.中間討議 15.中間討議 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 単位数 4 K61072505B 授業科目名 卒業論文 科目分野 担当者 大下 浩司 年次 4 テーマと 到達目標 文化財学演習で身につけた能力を基盤にして、文化財の科学領域の研究論文を執筆するための知識や技術を修 得し、論拠に基づき科学的な現象を理解して、自らの考えを導き出せるようにすることをテーマとする。文献検索、 論文の体裁、論述的な文章の書き方に関する能力を身につけ理解し、主体的に取り組み、自らの考えを導き出す 能力を身につける。 具体的には、①研究背景や研究課題を設定するための文献検索や情報収集する能力を修得し、②緒言、実験方 法、実験結果と考察、結言、参考文献・引用文献、謝辞等の論文の体裁を学び、③論述的な文章や図表の作成の 方法を身につけ、④研究内容を理解し卒業論文の執筆を主体的に遂行できるようになることを到達目標とする。 概要 文化財の科学領域の研究論文を執筆できるようになるために、研究背景や研究課題を設定するための文献検索や 情報収集する能力を修得し、緒言、実験方法、実験結果と考察、結言、参考文献・引用文献、謝辞等の論文の体 裁を学び、論述的な文章や図表の作成の方法を身につけ、研究内容を理解し卒業論文を主体的に執筆する能力 を修得する。適宜、習熟度を確認するために論文執筆状況を把握し、ディスカッションを行う。 更に、研究論文を執筆する過程で、研究背景を適切に捉え、論文の体裁を適切に設計し、学術論文として相応し い文章表現と図表の作成が行えるように、研究内容を主体的に思考し、研究の方向性を自ら考え導き出し、自らが 結論へと辿りつけるような学修形態をとる。 評価方法 到達目標として前述の①~④を設定している。文献検索、論文の体裁、論述的な文章の書き方について受講状況 をもとに到達目標①~③に関する到達度をみる。到達目標④については、論文執筆状況を把握し、ディスカッショ ンを行ないながら、それらの内容をもとに達成度を評価する。したがって、成績評価は、原則として目標到達度 (70%)、授業態度(30%)の配分により評価する。 履修条件・ 注意事項 研究内容について授業時間外にも研究について考え、疑問点があれば、まずは自らが考え結論を導き出した上 で、質問すること。更に、授業で学習した内容や実験内容について、授業後にノートに纏めるなどして見直し、デー タ解析や考察の時間を確保すること。それらのために予習、復習することが不可欠である。常に研究のことを考える 習慣を身につけること。必要に応じて定められた授業時間を超えて研究指導を行うことがある。 履修期 ◆研究科目 2015年度 秋学期~2016年度 春学期 春学期授業計画 秋学期授業計画 1.緒言の執筆 2.緒言の添削 3.緒言の再考と修正 4.実験方法の執筆 5.実験方法の添削 6.実験方法の再考と修正 7.実験結果と考察の執筆 8.実験結果と考察の添削 9.実験結果と考察の再考と修正 10.結言の執筆 11.結言の添削 12.結言の再考と修正 13.要旨の執筆 14.要旨の添削 15.卒業論文の総括 1.文化財の科学領域における研究論文 2.文献検索の方法 3.文献検索の実践 4.文献検索内容の取り纏め 5.文献検索内容の精査 6.論文の体裁 7.緒言の書き方 8.実験方法の書き方 9.実験結果と考察の書き方 10.結言の書き方 11.参考文献・引用文献の書き方 12.謝辞の書き方 13.論述的な文章の書き方 14.図表の書き方 15.要旨の書き方 教科書1 教科書2 参考書1 参考書2 使用しない(必要に応じてプリントを配布する) 単位数 4
© Copyright 2024 Paperzz