サイレックス・テクノロジー、Linux 対応 USB デバイス

news
silex プレスリリース Vol. 93
(JASDAQ:6679)
報道関係各位
2008 年 4 月 23 日
サイレックス・テクノロジー株式会社
サイレックス・テクノロジー、Linux 対応 USB デバイスサーバ組込み用ソフトウェア開発キットを発売
∼USB 機器のネットワーク化ニーズにより柔軟に対応∼
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、社長:デヴィッド・スミス、以下
サイレックス)は、
USB ホストコントローラと LAN のインタフェースを持つ Linux ベースの機器に USB デバイスサーバの機能を実装するた
めのソフトウェア開発キット”SX-Virtual USB SDK”の提供を、OEM 顧客にむけ 5 月下旬より順次開始します。
イメージ図
USB デバイスサーバは、マルチファンクションプリンタや、ハードディスク、スキャナなど、本来パソコンに USB ケ
ーブルを接続して利用する USB 機器を、ネットワーク対応することで USB ケーブルの長さの制限を受けず、複数の PC
から共同利用を可能にするネットワーク周辺機器ハードウェア製品です。
サイレックスの USB デバイスサーバは、2004 年より、有線 LAN 対応製品では SX-1000U と SX-2000U2、無線・有線 LAN
デュアル対応製品では SX-2000WG の合計 3 機種をプラットフォーム製品として、国内はもとより米国、欧州、中国で自
社ブランドおよび OEM 顧客向けに提供している人気のロングセラー商品です。
SX-Virtual USB SDK は、この USB デバイスサーバ機能を新たにターゲット USB 機器内に機能実装を容易に実現するソフ
トウェア開発キットです。
SDK に含まれる機能モジュールは、PC 側アプリケーションソフト開発用とターゲットデバイスへの機能組込み用の 2
種に大別されます。PC 側は、ネットワーク上のデバイスサーバ機能をもつ USB デバイスの接続・切断を管理するソフト
ウェア SX Virtual Link と USB デバイスの要求・応答パケットをネットワークに転送するドライバから構成されます。一方、
デバイスサーバ機能側は SX Virtual Link からの要求に応え USB デバイスの応答パケットを処理する自社プロトコル群で構
成されます。
news
silex プレスリリース Vol. 93
(JASDAQ:6679)
サイレックスは、今後この SDK を国内外の MFP などのデジタルイメージング機器や、無線ルータに代表される各種ネ
ットワーク周辺機器など、様々な分野の USB 機器メーカに対し販売を進めてまいります。
また 2008 年 5 月 14 日∼16 日に東京ビッグサイトで開催される第 11 回組込みシステム開発技術展(ESEC)でも参考展示
を行う予定です。(東ホール
無線通信ゾーン東 32-30)
サイレックス・テクノロジーについて<ホームページ http://www.silex.jp/japan/index.php>
サイレックス・テクノロジー株式会社は、ネットワーキングテクノロジーを核としたソリューション事業を展開してお
ります。世界シェア No.1 の LAN 対応プリントサーバで培った技術と実績を土台とし、様々な機器のネットワーク化に対
応、得意とするワイヤレス・組込み技術をモジュール製品の開発に活かし、Embedded 市場を開拓しています。日本、ア
メリカ、ドイツ、中国の 4 カ国にネットワーク(Connectivity & Wireless Solution)、バイオメトリクス(Biometrics
Authentication solution)のマーケティング、開発の体制を整えています。グローバルな事業展開を進める一方で、品質基
準を厳格に保つため、設計から製造まで一貫生産体制を築いています。当社は JASDAQ(6679)に上場しています。
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
■
サイレックス・テクノロジー株式会社
TEL:03-3455-2133
PR 窓口(担当:池本、鈴木)
Fax:03-3455-5343
E-mail: [email protected]
●
記載された社名および製品名は、各社の商標または商標登録です。
●
本リリースは、情報配信記者会、総務省記者クラブで配信しております。