課題研究報告書 舞台照明製作 班員: 2 番.池田佳範 14 番.齋藤友晶 17 番.塩田賀祥 24 番.諏訪隼大 27 番.関戸健太 30 番.中嶋元気 担当教員:小林先生 1. はじめに:体育館での行事の際に使用できる舞台照明装置を製作する。 2. 研究概要 *作成目的:軽音部などが体育館舞台で活用するためのホリゾントライト(舞台照明)を、pic を使って全自動運転で使用出来るようにする。 *材料:主に以下のものを使用した。 ホリゾントライト、キャノンプラグ、導線、裸端子R3.5-4 丸型、 カラーフィルタ、ロータリースイッチ、電源ユニット、コントロール BOX *作成手順 <1>体育館から使われていないホリゾントライトを持ってくる。 <2>一度分解し、使用するうえで問題がないか確認する。 <3>長年放置されて汚れていたので雑巾で拭いて汚れを落とす。 <4>どのように使うのかを考え、完成形のイメージを作り上げる。 <5>その過程で必要になった部品、使えなくなっていた部品を調べ、必要なものを購入する。 <6>完成形のイメージをもとに、購入したパーツを使うため、本体を改造する。 <7>コントローラを使って遠隔操作するため、コントロール BOX を作成する。 <8>全自動運転の為のプログラムを作成しpicに組み込み、制御回路基板を作成する。 <9>スイッチ類をコントロール BOX に取り付け、制御回路基板に配線し完成。 3. 研究内容 文化祭や予餞会などで軽音部がライブなどをする際に幕の前からライトアップし、ライブをよ り盛り上げるためのホリゾントライトを作る、という目的で製作を開始した。ホリゾントライト とは、舞台などで背景を照らすライトのことで、アッパーホリゾントライトとロアーホリゾント ライトの 2 種類があり、私たちが作成するのはロアーホリゾントライトの方である。ロアーホリ ゾントライトとは、ホリゾント幕前に設置する床置き式のライトである。体育館に壊れて以来使 われていないホリゾントライトがあるということで、それを改造し新しく使えるようにした 使うのは自分たちではないので、作った後で自分たちが卒業し後輩たちが使うことになっても 簡単に運用や故障等の修理ができるように設計した。つまり、運用や修理が難しければ、せっか く作っても無駄になってしまうからである。 当初は電灯用の黒い線が 3 本出ていたが、常に配線とコンセント部分がむき出しなので、踏む だけで故障につながってしまう可能性を考慮し、それをなくす為や、ホリゾントライト本体とコ ントロールボックスを分けるために接続部にキャノンプラグを採用した。 ライト部には LED も検討していたのだが、買ってきて試したところ寿命が来た際の交換が容易 な電球のほうが安価で保守性が良いということで、ライトには白熱電球を採用した。 また、光のパターンも軽音部にどのような光り方を使うか質問し全自動の点灯を16パターン できるようにした。 完成したロアーホリゾントライトとコントロールボックス 4. 最後に ホリゾントライトを全自動に加え手動でも動作できるようにしたので、全自動だけでは切り替 えが難しい場面などでは手動で使用してもらうことで、今後に実際に使う後輩たちが楽に使える ように製作できたと思う。 - 汚れを落としている 導線を接続完了 課研中のスナップ画像 - 電導を良くする為、端に半田付け キャノンプラグ用の穴を空ける ホリゾントライトに導線を接続 完成して試運転
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