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プレス・リリース
第 20 回東京国際映画祭提携企画
HONG KONG FILM FESTIVAL
今年は香港特別行政区が誕生してちょうど 10 年。
世界で人気を博し、日本においても多くの人々を魅了してきた“東洋のハリウッド”香港。
21 世紀の新しい香港映画の息吹とアジアン・コラボレーションの潮流がここにある！
香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部と香港政府観光局は、１０月２３日より１０月２５日まで第２０回東京国際映画祭の提携企画として「香港
映画祭 HONG KONG FILM FESTIVAL」を開催いたします。
香港映画は、長年にわたり日本において多くのファンを魅了しきました。近年香港映画は多くの国際映画賞を受賞しているだけではなく、ハリウッドでリ
メイクされるなど国際的な評価が高まってきています。
香港と日本との映画における関係は深く、1962 年にショウ・ブラザース社の『江山美人』が、東和映画（現・東宝東和）の手によって、香港映画として初
めて日本で公開されました。それから 45 年の間、日本では数々の香港映画が公開され、流行を起こし、人気を博してきました。1970 年代のブルース・
リーに始まるカンフー映画ブーム、ホイ・ブラザースの『Ｍｒ.Boo』によるコメディー映画のヒット、1980 年代、『プロジェクトＡ』を頂点とするジャッキー・チ
ェン・ブームやチョウ・ユンファの『男たちの挽歌』による香港ノワール映画等のブーム、1990 年代にはウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』の登場に
よる新たな香港映画の人気といったものが、日本における香港映画の歴史となったのでした。
そして近年でも『少林サッカー』は世代を超え多くの支持を集めました。さらに、大ヒット作品『インファナル・アフェア』の脚本は高い評価を得、2006 年
アメリカのマーチン・スコセッシ監督でリメイクされアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞し、日本のみならず世界でも香港映画は注目を浴びて
います。
日本と長年の関係を持つ香港映画は今、新世代の映画人による“新しい肌触り”を持ったエンタテインメント作品を続々と登場させ、『墨攻』のようなア
ジア各地とのコラボレーションによる合作映画が増え、その製作中心拠点として香港が重要な役割を担っています。
今回、香港映画の新しい息吹を日本の皆様に紹介し、香港映画の魅力を再認識していただくために企画されたのが、「香港映画祭 HONG KONG
FILM FESTIVAL」です。
上映される作品は、2007 年の話題となっている、厳選された４作品です。ぜひ、ご紹介のほど、よろしくお願いいたします。
■開催詳細
【日時】
【会場】
【主催】
【後援】
【協力】
2007 年 10 月 23 日（火）∼25 日（木）
※ゲスト来日による 23 日（火）オープニング・セレモニーあり。
渋谷Ｂｕｎｋａｍｕｒａオーチャードホール
香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部 / 香港政府観光局
香港貿易発展局
キャセイパシフィック航空会社
公式サイト http://www.intacc.or.jp/hkff/
チケットは１０月６日（土）
、チケットぴあにて発売。
（一般の方のお問い合わせ）ハローダイアル 03-5777-8600[朝 7 時∼23 時]
■マスコミお問い合わせ
宣伝担当：フリーマン・オフィス（筒井・太田・石井・堤）
〒1040032 中央区八丁堀 3118 美和ビル 7 階
TEL・FAX：0335376514
■ 上映作品４作品とも日本劇場未公開作品となります。
10 月 23 日(火)※オープニング作品
『鐵三角 TRIANGLE』
監督：ツイ・ハーク（徐克）リンゴ・ラム（林嶺東）ジョニー・トー（杜琪峰）
出演：サイモン・ヤム（任達華）ルイス・クー（古天樂）ケリー・リン（林熙蕾）
香港が世界に誇る三大巨匠監督が手を組んで、１本のストーリーを作り上げた、香港初の“エクスクィジット
・コープス（つなぎ創作）”スタイルのクライム・ストーリー。香港公開は 11 月公開予定でアジア初プレミア。
いつも金に困っている 3 人の飲み仲間が、ある嵐の夜に出会った不思議な老人から、政府のビルの下に古代の
秘宝が眠っていると聞く。その話に一か八かの望みを託してビルに忍び込むと確かに秘宝が眠っていた。三人
は秘宝を手にするが、それを狙っていたのは彼らだけではなかった。
(C) 2007 Milkyway Image (HK) Ltd.
監督：ツイ・ハーク／“香港映画界のスピルバーグ”と呼ばれるヒットメーカー。日本で有名な香港映画の監督で、『ダブルチーム』でハリウッドにも進出。プロデューサーとしても『男たちの挽歌』や『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』を
手がけている。代表作：『ワンス・アポン・ア・タイム天地大乱』『七剣セブンソード』
監督：リンゴ・ラム／ツイ・ハークとともに 1980 年代から香港映画界を支えたヒットメーカーの一人。『マキシマム・リスク』でハリウッドにも進出。代表作：『友は風の彼方に』『プリズン・オン・ファイアー』
監督：ジョニー・トー／“ニュー香港ノワール”の旗手で香港映画界を引っ張る鬼才。ヨーロッパで人気が高く、ベルリン映画祭では毎年のように特集が組まれている。反町隆史が香港でアンディ・ラウと共演した『フルタイム・キラー』
を監督している。代表作：『ザ・ミッション非情の掟』『PTU』『エレクション』
サイモン・ヤム／香港の代表する個性的なバイプレイヤーで出演作は数知れず。『トゥームレイダー２』でハリウッド進出した。出演作：『PTU』『ザ・ミッション非情の掟』『エレクション』
ルイス・クー／兄貴的な庶民的人気の香港を代表する若手スター。出演作：『プロジェクト BB』『エレクション』『恋するブラジャー大作戦（仮）』
10 月 24 日(水) ※“第 19 回東京国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞記念特別上映”
『父子』（After This Our Exile）
監督：パトリック・タム（譚家明）
出演：アーロン・クォック（郭富城）ン・キントー（吳景滔）チャーリー・ヤン（楊采妮）
香港映画の作家たちに多大な影響を与えているパトリック・タム監督が 17 年ぶりに撮り、香港電影金像奨５部門等、
アジアで数々の賞を受賞。だめな父親とその息子との関係を鋭く描いたドラマの傑作。
料理人のシンは、ギャンブルにはまり借金をして家庭をかえりみなかったことで、彼に嫌気をさした妻のリンは、愛する息
子 BOY を置いて家を出ていく。残された二人は、金もなく、借金取りに追われていたので、遠く離れた安ホテルに身を置
く。だが、生活は立ちいかなくなり、シンは息子に泥棒をさせようとするが・・・・
●香港電影金像奨５部門(作品･監督･脚本･助演男優･新人賞)受賞
監督：パトリック・タム／香港の伝説的な監督で、ツイ・ハーク等の香港映画界で活躍する香港ニューウェイブの映画人たちが影響を受けている。ウォン・カーウァイ監督が師と仰いでおり、『父子』で 17 年ぶりに監督復帰した。
代表作：『レスリー・チャン嵐の青春』『最後勝利』
アーロン・クォック／香港を代表するスターで、四大天王の一人。藤原紀香と『スパイ N』で共演。出演作：『風雲ストームライダーズ』『ディバージェンス運命の交差点』
チャーリー・ヤン／香港を代表する美人女優の一人。一時期、ビジネスをするために半引退状態だったが、２００４年『香港国際警察 NEW POLICE STORY』で復帰してジャッキー・チェンと共演。
出演作：『天使の涙』『七剣セブンソード』『愛と死の間で』
10 月 24 日(水)
『男兒本色』（Invisible Target）
監督：ベニー・チャン（陳木勝）
出演：ニコラス・ツェー（謝霆鋒）ジェイシー・チェン（房祖名）ショーン・ユー（余文樂）
『香港国際警察』のベニー・チャン監督が、香港を代表する若手人気スターを揃えて描いた刑事アクション最新作。今年
の 7 月の夏休みシーズンに香港で公開されて大ヒットした作品。
繁華街で起きた現金強奪事件の巻き添えで恋人を失った警官チャンは、事件を起こしたギャングに復讐を誓う。半年後、ファン警部
補は路上封鎖でこのギャングたちと遭遇し、銃撃戦の末、警察側に多数の負傷者を出してしまう。一方、一連の事件の容疑者となっ
た兄の汚名を晴らすために、警官ワイは兄の行方を追う。こうして 3 人の警察官は、ギャング逮捕のために共に立ち上がった。
(C) 2007Universe Entertainment Limited
監督：ベニー・チャン／ジャッキー・チェンからの信頼が厚い、香港を代表するアクション映画の旗手。代表作：『香港国際警察 NEW POLICE STORY』『ジェネックス・コップ』『フー・アム・アイ』
ニコラス・ツェー／香港を代表する若手人気 TOP スター。両親が香港の有名人気スターだったことで、デビューの頃は親の七光と言われていたが、それをものともせずに歌手、俳優として活躍。日本にも音楽で短期留学していた。
昨年、人気女優のセシリア・チャンと電撃結婚。出演作：『香港国際警察 NEW POLICE STORY』『かちこみ！ドラゴン・タイガー・ゲート』
ジェイシー・チェン／父親がジャッキー・チェン、母親も元女優リン・フォンチャオという、香港映画界期待のスター。最初は歌手としてデビューするが、『ツインズ・エフェクト２花都大戦』で映画デビュー。２００７年は映画出演作が
続いており、大ブレイクを予感。出演作『早熟』
ショーン・ユー／香港で活躍する若手スターの一人で、『インファナル・アフェア』でブレイク。最近では浜崎あゆみのニューシングル「glitter / fated」の PV で共演している。
出演作『インファナル・アフェア／無間序曲』『頭文字〈イニシャル〉D』『かちこみ！ドラゴン・タイガー・ゲート』
10 月 25 日(木)
『天堂口』（Blood Brothers）
製作：ジョン・ウー（呉宇森）
監督：アレクシ・タン（陳奕利）
出演：ダニエル・ウー（呉彦祖）スー・チー（舒淇）チャン・チェン（張震）
ハリウッドで活躍していたジョン・ウー監督が、中国に戻って手掛けた帰還製作プロジェクト第一作。香港、
中国、台湾と中華圏の人気若手スターたちが顔を揃えた、香港では 8 月に公開されて話題を呼んだ注目作。
1930 年代の上海を舞台に、貧しい境遇から逃れるために上海へ旅立った 3 人の若者たち。彼らは富を攫むた
めに犯罪に満ちた世界に身を投じる。富への階段を順調に昇る３人だったが、友情で支えた３人の関係は、
やがて権力の野望という姿に飲み込まれていき、血で血を洗う対決を生み出していく。
(C) 2007 CMC Content
製作：ジョン・ウー／言わずと知れた『男たちの挽歌』で“香港ノワール”を席巻させた、香港の代表的監督。『ハード・ターゲット』でハリウッド進出し、その後も『フェイス／オフ』『ミッション：インポッシブル２』などのヒット作を連打。
『天堂口』は、ハリウッドから中国へ戻り、自身の製作プロジェクトとしての凱旋第一作。代表作：『狼／男たちの挽歌・最終章』『ワイルド・ブリッド』
ダニエル・ウー／ジャッキー・チェンの秘蔵っ子スター。アメリカ出身ながら、甘いマスクで日本でも知られている。出演作：『女帝〈エンペラー〉』『香港国際警察 NEW POLICE STORY』『美少年の恋』
チャン・チェン／台湾の若手人気スターで、先頃亡くなった台湾の鬼才エドワード・ヤンに見いだされ。子役時代から活躍。アジアの著名監督からのオファーが多い、実力派スターでもある。最近は『百年恋歌』で共演したスーチー
との噂がある。出演作：『ブエノスアイレス』『グリーン・デスティニー』『百年恋歌』
スー・チー／アジアが誇る人気女優で、最初はセクシーな役でスタートし、その後、人気スターの相手役を数多く演じている。『トランスポーター』でハリウッド・デビュー。最近は台湾でホウ・シャオシュン監督作品に連続出演し、演技
派に転向。『異邦人たち』では大沢たかお、桃井かおりと共演。出演作：『クローサー』『傷だらけの男たち』『ゴージャス』『ミレニアム・マンボ』

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