K-SMILE の“NEJIREOGY 頭蓋骨小顔骨格矯正”とは 当サロンでは、頭蓋骨矯正法(クラニオセイクラルセラピー)が元となった施術を行っております。 【クラニオセイクラルの歴史】 1899年、ウィリアム・ガーナ・サザーランドによって発見された。 分解された人間の頭蓋骨とその各骨が特殊な結合(縫合)によって連結していることに注目!! さらに、ドクターディジョネットとドクターグッドハートにより筋肉と頭蓋骨の関係が解明されて実用的なテクニッ クに発展した。 頭蓋骨療法で現在でも大きな影響をもっている基本的な理論が、ドクターサザーランドの理論である。オステオ パシードクターであったサザーランドが体系化した治療理論で、「呼吸において頭蓋と骨盤、特に仙骨の間に何 らかの運動関係がある」ことを突き止め、これを頭蓋仙骨呼吸メカニズム「クラニオセイクラルメカニズム」と呼 んだ。 1944年に頭蓋骨テクニックが初めてオステオパシー大学のカリキュラムに取り入れられた。 ドクターサザーランドはミズリー州のオステオパシー大学に在学中(1899年)に頭蓋骨の標本を手にして、その 縫合の様子を観察している時に頭蓋骨の縫合の巧妙さに心を打たれ、縫合が全体として何らかの動きのために デザインされたものに違いないと確信を得たとされている。それは、頭蓋骨の鱗部と蝶形骨の在り方を見て、ち ょうど魚のエラのように見えたことから、「呼吸運動のためにデザインされているに違いないという閃きが、目 がくらむ光のように見えた」と述べている。 オステオパシーの創始者であるドクタースティルの理論をもとに、ドクターサザーランドは、オステオパシー分野 に新たな治療体系を築きあげたとも言える。 ドクタースティルは「骨は探り、靭帯・筋膜・筋肉・血液・リンパがたどる経絡・神経へと探究は広がっていく。」でも、 全身に必要なものを輸送する経絡を開き、特に障害のある部位へ多くの血液の供給ができたとしても、期待し たような結果を得ることはできない。なぜか?どこかに秘密があるのか? この時、脳脊髄液が人体に含まれているところに究極の要因があることに気づき、脳が、豊富にその液体を供 給できなければ、何も状態は変わることがないという考えが心を打つ。生命の偉大な水脈を開き、生きる活力 を失ったところを潤すことを理解することになる。そうでなければ、永遠に健康の実りを失ってしまうことにな る。ドクターサザーランドは次のように述べている。 「脳脊髄液は、洗練された触感と知性をもった指によってリズムを制御できる」 ドクターサザーランドは、揺らぐような脳脊髄液の動揺と脳そのものの固有のリズミカルな動きと硬膜を介して 頭蓋骨から仙骨・尾骨にいたる関連した規則的な運動にリズムがあると考えていた。 そのリズムは、1分間に8~12回程度の緩やかな揺らぎになっていると言われている。頭蓋骨治療はもともと 頑固な頭痛やめまい、耳鳴りなどによく使われ解消されることも多い。 頭蓋と仙骨間のメカニズムの理論はオステオパシーが元祖であるが、クラニオセイクラルテクニック以外に 世界の民間療法の中にも頭蓋骨を対象とした療法は数多く存在しており、中でも中国医学(鍼灸)で行われてい る頭部への鍼または灸や推拿などの施術は一種の頭蓋骨テクニックであるとも言われている。 【頭蓋骨の動きに関するさまざまな研究】 ① フレイマン博士による研究 この研究は、いろんな角度から頭蓋運動をトランスジューサー(変換器)によって機械的変化を電気的変化に変 換させて定量的客観的な数値に記録するという研究です。1963年に初めて頭蓋運動の記録に成功し、またこ れはドクターサザーランドの理論・触診による頭蓋運動を裏付ける結果となった。 ② 米国シカゴ医科大学の研究結果 解剖学上、頭蓋骨は動かないものとされています。しかし、米国シカゴ医科大学の研究によって、縫合内に知覚 神経、および運動神経が存在することが証明された。 頭蓋縫合内には、固有受容器のために身体内のあらゆる可動関節と同様の知覚神経線維が供給されている。 固有受容器および複雑な縫合の存在が、頭蓋運動の必要性を証明している。 頭蓋骨は、硬膜と縫合の関係により呼吸と共に微視的な動きを見せるが、死後その活動は停止します。 ※死後2時間余りにわたっては微小な動きを確認できる。 ③ モントリオール大学(カナダ)での実験 頭蓋骨運動の役割=脳脊髄液の循環を円滑にするポンプの役割 1963年に放射性化燐を脳脊髄内に注入してその流れを観察するという実験が行われた。 その結果、放射性リンを含む脳脊髄液が30秒以内に手や足の指までも到達したことが確認された。 【脳脊髄液 CSF】 簡単に言うと、人間の根本的な栄養素のような存在です。その容量は110~170mlで5~7時間ですべ て入れ替わっていきます。つまり24時間で4~7回の入れ替わりで計500~700mlの脳脊髄液が生成されるこ とになります。 ※脳脊髄液は年齢とともに減少し、かつ増えることはない。=自然治癒力が低下と言われています。 脳脊髄液の役割は、脳や脊髄の組織を覆い、中枢神経系の保護の役目や機能の維持、栄養物質の輸送、老廃物 の排泄などの重要な役割を担うと考えられてます。 【頭蓋骨の縫合】 縫合線は、そこで接合する骨によって呼称するがいつくかのものは特別な呼び名がある。 ・矢状縫合(しじょうほうごう)・・・正中線に沿った頭頂骨の間。 ・冠状縫合・・・前頭骨と頭頂骨の間。 ・ラムダ縫合・・・頭頂骨と後頭骨の間。その形が漢字の「人」に似ているので、「人字(じんじ)縫合」とも言った。 ・鱗状縫合・・・頭頂骨と側頭骨の間。 ・前頭縫合・・・前頭骨の左右中間部にある縫合(注:通常は 6 歳頃に消失。残存する場合にこう呼ぶ)。 頭蓋骨の縫合は、関節による下顎骨、靭帯による舌骨以外はすべて軟骨質による軟骨結合とごく少量の結合組織に よるものです。 【頭蓋骨矯正の目的とは】 1. 神経機能の正常化 2. ストレス発生部への阻止および中和 3. 脳脊髄液流動の正常化 4. 頭蓋関節サブラクセーションの調整 5. 姿勢パターン修正 6. 被膜(硬膜)緊張解除 7. 血液滞留の正常化 8. ホルモン分泌の正常化 9. リンパ液の流れの正常化 10. その他 【NEJIREOGY とは】 よく、「頭蓋骨のつなぎ目(縫合)がだんだん開くことによって頭・顔が大きくなる」と聞きませんか? これは K-SMILE の説明で言うと“動きの強弱”を意味します。 簡単に言うと「開く=動きが強い。閉じる=動きが弱い」 全てのつなぎ目が必ずしも開く(動きが強い)だけではなく、開く部分があればどこかに歪がでてきます。 すなわち閉じる(動きが弱くなる)部分があるのです。 それに加え、お顔で言うと「頬杖をついたり、噛み癖」などがあるせいで各頭蓋骨に捻じれる方向への圧力がか かると、さらに頭蓋骨の動きが悪くなります。 NEJIREOGY はこの捻じれに着目し施術を行うことで、ただ頭蓋骨の動きを正常化するだけでなく、微妙な形状 にもこだわっていきます!! 【最後に】 簡単ではありますが、頭蓋骨矯正そして NEJIREOGY についてまとめてみました。 皆様が安心して施術を受け、さまざまな悩みが解消されることで笑顔になって頂ければそれが私にとって最高 の幸せです。今後とも K-SMILE、吉原啓吾をよろしくお願いいたします。 K-SMILE 代表 吉原 啓吾 〒664-0851 兵庫県伊丹市中央 1-4-4-2F TEL/FAX E-mail 072-764-6338 [email protected]
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