ニューヨークの各地で証言 国連原爆展での証言活動 代表団合同夕食会

速報版
のテーマ ☆ニューヨークの各地で証言
☆国連原爆展での証言活動
全国大学生協連(学)発
2010年5月5日(水)
学生委員長 志水 一平
編集者
竹之内 浩紀
☆代表団合同夕食会
ニューヨークの各地で証言
ニューヨーク市立大学で証言
大坂彩さんと川西裕大君の班ではニュー
ヨーク市立大学ラガーディア校で証言活動を
行いました。YOUTUBEで原爆が落ちた時
の事を再現した動画を見た後に証言をしたこ
とによって、より当時を想像しながらお話しを
聞くことができました。その後質疑応答の時
間を取り、参加者は積極的に質問をしていま
した。最後に会場にいる参加者に折り紙を配
り、平和のメッセージや被爆者に対するメッ
セージを書いてもらいました。
尺八でアメージンググレース
を演奏!
集まった平和のメッセージ
昼食後、会場にいた現地の生徒に日本か
ら持ってきた平和のメッセージ集などを贈り
ました。大学を案内してもらった後、日本に
興味を持つ生徒達が集まる日本クラブの
ミーティングにお邪魔して、現地の学生と交
流した後、贈ったメッセージ集の説明をしま
した。教室のボードに貼られた横断幕など
の写真を撮ったり、熱心にメッセージを読ん
でいました。ホテルに帰る時間ぎりぎりまで
現地の学生と交流できとても良い経験をし
ました。
第218中学校(I.S.218)で証言
第218中学校の校長先生
証言中の様子
喜んで受け取ってくれました!
メッセージを読む学生達
竹之内浩紀君の班ではマンハッタンの北
西部にある、第218中学校で小6~中2の
生徒約30名に証言活動を行いました。こ
の学校は、人間性や思いやりを大切に教
育している学校です。証言後も生徒から
たくさんの質問が出て、「核兵器は人だけ
でなく生命体を壊し、地球を滅ぼす」と話
す生徒もいました。終了後も被爆者とお
話をし、一緒に涙する生徒もいました。
小松かずこさん宅での集まり
証言をしている様子
田村大地君の班では国連原爆展のサポートを行
いました。多くの現地の方が来訪し、被爆者の話
を聞いていました。少し時間があったのでNPT再
検討会議が行われている国連の本会議場に行っ
てみました。すると、思ったよりも人が少なく、会議
場の半分も埋まっていませんでした。世界の今後
を決める会議なのにこんなもので良いのだろうか
と少し寂しさを感じました。
代表団合同夕食会
劉エン月の班ではオスニングにある小松
さんのお宅で、日系人の方々と一緒に証
言活動を行いました。証言を聞いたのは
全員女性で、ほとんどの方は母親です。
被爆者の千葉さんからの被爆女性の結婚
や出産における差別についての証言を聞
いて涙を流した方が人もいました。皆さん
はアメリカに長年生活していたから、原爆
が投下されたことを忘れかけることもあり
ました。しかし、母親として自分の子どもに
教えることの大切さを改めて感じました。
国連原爆展での証言活動
国連本会議場
被爆者の証言
代表派遣団、アメリカでの最後の行事!
夕方にはホテルにある中華料理屋で、代表派遣団の最後のイベントである被団協との合同夕食
会が行われました。まず最初に被団協の坪井団長からお話があり、「NPT再検討会議の結果は
まだわからないけど、今回の私たちの代表派遣は良かった」という振り返りでした。その後、数名
から今回の代表派遣についての感想発表と決意表明が行われました。田村大地君からも「大学
生のメッセージをしっかりと届けることが出来た。今後も未来を担っていく若者として平和への活
動を頑張っていきたい」という挨拶が行われました。
田村君挨拶
被団協の坪井団長挨拶
代表団の大学生7人
NPT再検討会議代表派遣NEWSに関するお問い合わせ先
帰国の予定
6日 8:30~
ホテル出発
日本時間7日17:00~ 成田空港到着
全国大学生活協同組合連合会
TEL 03-5307-1124
FAX
学生委員会
02-5307-1180
担当:竹之内浩紀 [email protected]
岡田亜由美 [email protected]