インターンシップ標準モデル・達成度評価基準・プログラム

平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
専門学校におけるインターンシッププログラムの開発と
実習生の達成度評価基準の活用
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
本報告書について
本報告書は、「インターンシップ実施報告」ではございません。穴吹ビジネスカレッジを中心に、専門学
校(ホテル専攻)におけるインターンシップの現状を調査をし、今後の方向性としてインターンシップの一
連のプロセスを『プログラム』として提案するものです。
目次
1.はじめに
2.委員紹介
3.「インターンシップ」プログラム開発の趣旨
3-1インターンシッププログラム開発の目的
3-2インターンシッププログラム開発の目標
3-3本事業活動の他の活動と連動させたプログラムの位置づけ
4.現状のヒアリングと課題の整理
4-1穴吹ビジネスカレッジの教育方針
4-2穴吹学園のホテル実習詳細・実習心得(他科目との連動・位置づけ)
4-3担任泉川教諭 へのヒアリング
4-3-1担任教諭 へのヒアリング項目
4-3-2担任教諭 回答抜粋
4-4本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケート
4-4-1 .本事業調査・開発委員(5校の教員)へインターンシップの実施状況アンケート《質問項目抜粋》
4-4-2. 本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケートexcel回答
4-4-3. 本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケート 考察
4-5.穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 在学生へのヒアリング
4-5-1.穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 在学生へのヒアリングの実施
4-5-2穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 在学生へのヒアリング考察
4-6.文系大学(成城大学)のインターンシップの状況
4-7.「加賀屋」のインターンシップ
4-8.有識者へのヒアリング
4-9.考察
5.実習生評価シートの作成
5-1.回答の検証と考察
5-2.仕事の工夫をどのようにおこなうかを調査するプログラム
6.専門学校におけるホテルインターンシップの理想と在りかた
6-1インターンシップの在りかた(提言)
6-2.全体マップ
6-3.インターンシッププログラム開発の組織体制マップ
6-4.インターンシッププログラム;ステップ
6-5.インターンシッププログラム;カリキュラム一覧
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
7.理想的なプログラムの具体案
7-1.専門学校におけるホテルインターンシップのモデルプログラム例:実習前学習
7-1-1.インターンシップリテラシー習得プログラム
7-1-2.コミュニケーション・リーダーシップ・セルフマネジメント
7-1-3.ひとり生活の基礎・基本を学ぶ『自立&自律』プログラム
7-1-4.ディプロマ&サティフィケート
7-1-5.学生によるホテル側へのインターンシップ受け入れのお願いと提案・コミュニケーション
インターンシップリテラシー習得プログラム / これまでの学びを整理するプログラム / 目的理解のプログ
ム(インターンシップの意味、効果) / 働く意識の形成プログラム / 仕事を徹底的に調査するプログラ
ム / ホテル業界の就職情報や企業情報、社員のキャリア形成について調べるプログラム / ホテル
業界の就職情報や企業情報、社員のキャリア形成について調べるプログラム / 自分のタイプや職業興味
について検査する / 働くことについてインタビュー / 役割認識(自分に与えられたミッション) /
自身の強みの棚卸しワーク / 自分のキャリアを意味づけるワーク / キャリアデザイン / 目標設定
/ 行動計画 / 「事例シナリオ」によるケーススタディ / お客様へのポジションチェンジ:
ロールプレイング / ビジネスコミュニケーションの基本(演習)・諸注意 / コミュニケーション・リーダー
シップ・マネジメント / 挨拶・ボランティア運動 / 人権・ダイバーシティ・ユニバーサル・バリアフリープログ
ラム / ワークライフバランスプログラムコンプライアンス全般についての講座 / ITC・SNSの活用
/ インターネットでの情報収集力 / ライフマネープラン / ひとり生活の基礎・基本を学ぶ『自立&自
律』プログラム / 実習先ホテルをとりまく観光と魅力発掘プログラム / 土地に魅力を知るプログラム /
「地方創生」の動向について / ホテルへの提案:提言プログラム / 興味ある資格を探す / ディプロ
マ&サティフィケート / 学生によるホテル側へのインターンシップ受け入れのお願いと提案・コミュニケー
ション / 保護者対象プログラム
7-2.専門学校におけるホテルインターンシップのモデルプログラム例:実習中
アクシデントディクショナリー / 自分だけの愚痴はきだしシート
7-3.専門学校におけるホテルインターンシップのモデルプログラム例:実習後
修了後の自己フィードバックシート / 評価シート
8.ワークシート
実習開始前:目標設定ワークシート / 実習期間中:セルフマネジメントワークシート
実習終了後:セルフフィードバックワークシート / インターンシップ報告会:企画書
9.参考
9-1. 《参考》インターンシップの推進にあたっての基本的な考え方(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)
9-2. 《参考》インターンシップのステップ(経済産業省)
9-3. 《参考》中原先生によるインターンシップ6つのパターン
9-4. 《参考》京都産業大学 ハイブリッドプログラム
(企業と大学が協働した、若手社員と
大学生の人材育成プログラム)
10.参考文献
11.Special Thanks
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
1.はじめに
「インターンシップ」は、現実の厳しさと働きがいを体験する機会である。そして、社会の理不尽な現実に直面し
つつ、それでもなお、「仕事」と向きあう、その意識を形成する機会である。さらにこの事業における「ホテル実
習」では、学んだことを実践し、お客様を幸せにする、感動を自ら創る場である。その現場は、地下の倉庫の”お
しぼり置き場”かもしれない、あるいは、トイレ掃除、皿洗いなど、学生たちが入学当初に描いていた華やかなホ
テルの「舞台」とは異なる。ところが、そのような小さな仕事であっても、自分がやらねば誰かが担う仕事であり、
その仕事がなければホテルの運営が成り立たないわけで、ささやかな貢献一つひとつがお客様への立派なおも
てなしであることを実感する。楽しい仕事を担うのではなく、担う仕事を自分から楽しみ、楽しく仕事をする、その
役割を認識する、インターンシップはその習慣づけの機会であると思う。現場でのドラマも、汚物も、もめごとも、
悲しみも、辛いできごとも、その場面と従業員の汗と皺と涙を共にし、そこから達成感とやりがいを見つける、そん
なインターンシップが形になればと願う。
穴吹学園(穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科、ホテル専攻)では、2年間のカリキュラムにおいて、
3回のホテル実習を実施している。教職員がホテルと良好な関係を構築し、3回の長期間の実習を通して段階
的に現場力を高めている。本事業では、既存のこのホテル実習のベースは変更せず、学校側の課題と要望に
応え、今年度は、実習生のリフレクションセッションと、ホテル側担当者の実習者評価についてのみ実施した。そ
の際に各ステークホルダよりうかがった現状課題や要望を考慮し、今後、活用していただけそうな「インターン
シッププログラム」を企画し提案する。つまり、3回の「ホテル実習」イコールインターンシップ、ではなく、このホテ
ル実習をとりまく様々な要素(事前学習・事後学習・自己学習など)の一通りを体系づけて『インターンシッププロ
グラム』と定義する。このプログラムのコンテンツを全国の専門学校各校の参考にしていただき、一部の要素だ
けでも採用いただければ幸いである。
2.委員紹介
※ 組織内五十音順
代表 大平康喜 学校法人穴吹学園
委員会統括 佐戸三千代 学校法人穴吹学園
調査・開発委員/実施委員
泉川恵里 学校法人穴吹学園
松坂健 オフィスアトランダム
今井真貴子 御園旅館
梶河沙耶子 学校法人穴吹学園
井村日登美 ホスピタリティ研究所H-1
勝又あずさ 成城大学
調査・開発委員
飯塚正成 有限会社ザ・ライスマウンド
栗林直子 国際外語・観光・エアライン専門学校
高野直人 学校法人浦山学園
海老沢昭郎 長崎国際大学
田村尚子 西武文理大学
東條文千代 NPO法人日本人材教育協会
実施委員
内山将太 ウェンスティン 大阪
杉山義浩 JRホテルクレメント高松
古吉貢 公益社団法人香川県観光協会
三矢昌洋 喜代美山荘花樹海
山上富美夫 クイーンアリス・ザ・高松
事務局
副代表 山崎展宏 学校法人穴吹学園
事務局 三好徹也 学校法人穴吹学園
郡嶌奨 学校法人麻生塾
成底敏 専門学校インターナショナルリゾートカレッジ
竹内秀次郎 かよう亭
丹治朋子 川村学園女子
小寺理一郎 元宿泊業総支配人
玉木泰 株式会社一六本舗
正木一志 高松国際ホテル
安宅健
元宿泊業総支配人
赤羽久仁子 観光分野コンソーシアム
本インターンシッププログラムは、上記、穴吹学園教職員と、本事業の実施委員、調査・開発委員、ホテル実習先
指導員、学生の意見・提案を反映しながら、ユニークなアクティビティも提案している。一部は大学におけるキャリア教
育・職業教育にも採用されているものであり、費用や時間を要せずアイデアを随時カスタマイズしながらできるものであ
る。ホテルと連動しながら行なうもの、観光協会とコラボレーションを発揮しておこなうものなど、委員全員のリソースを
フルに活用・発揮し組み立てた。
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
3.「インターンシップ」プログラム開発の趣旨
さっそく、ここで、インターンシップについて述べる。インターンシップの主な目的を整理すると、次の4つと言わ
れている。 学生が実社会での就業体験を通して、1.就業意識を高める、2.職業選択時の選択肢の幅を拡げる、
3.就職時のミスマッチを防ぐ、4.就職後の定着率を高める。受け入れホテル側は、学生を受け入れることによっ
て、学生の視点や考え方を活用し、職場を活性化させ、指導する若手社員や職員の成長を促し、そして、将来
的に優秀な学生を確保することの期待。さらに社会貢献を通して会社の魅力を社会にむけて広くアピールする
機会でもあるが、日々の業務に精一杯で、そこまで活用できていないことが現状である。また、学生にとっても、
ホテルの社員の現場で、社員同士のやりとり、社員とお客様とのやりとり、社員と自分、お客様と自分、といった
関係を通して、様々な関わりを体得する機会でありつつ、気忙しく仕事をこなすのに必死のようである。
理想を言えば、学生がホテル側指導担当と目標を共有し、達成時にはその役割(貢献と成果)を認めてもらうこ
とで成長実感を得る、さらに役割を担い成長するだけでなく、そのベースに、組織人としての職場の一員になる、
その意識の形成も重要であると考える。また、アルバイトやボランティアとの区別を自分でつけられるよう、事前
学習においての意識形成も重要と考えている。
3-1インターンシッププログラム開発の目的
本事業の幹事校、穴吹学園に限らず、高等教育のインターンシップ課題として、ホテル側は、学生の指導の
余裕がなく受け入れに消極的であり受け入れるにも社会貢献的意識を持っている。(付録:文化放送キャリア
パートナーの調査結果より)、学生は経験から学ぶつもりで臨みながらも単純作業(雑用)をひたすらさせられる
という不満が募る。要因を探り、ホテル側、学生側、そして、ホテルにも、学校にも、有益で持続可能なインター
ンシップの在り方を探る。尚、カリキュラム上の実習(職業教育)だけでなく、ここでは、「キャリア(生きかた)教
育」の一環としてインターンシップを位置付けていく。
3-2インターンシッププログラム開発の目標
2015年度には、穴吹学園の採用(一部)から、その成功事例をもとに、いずれは、国内各専門学校にもその
要素を活用いただけるようなプログラムを開発し、あわせて評価方法をはじめ、教材となるワークシートは、コピー
をして活用いただくよう、ポートフォリオに組み入れ配付したいと思っている。可能であれば、使用者からフィード
バックをもらい、改善を繰り返しながらよりよいプログラムのスタンダードを開発したい。
3-3本事業活動の他の活動と連動させたプログラムの位置づけ
視察・調査活動において各旅館の担当者にインターンシップ学生派遣の可能性をうかがった。また、インター
ンシッププログラムは、正課科目(座学・演習)との連動させていくゆえ、カリキュラムの構築の要素のひとつとし
て位置づけてもらいたい。さらに、コンピテンシー開発の現場として活かされることから、育成・開発プログラムの
内容が重なる部分がある。(その点は了承いただきたい。)
4.現状のヒアリングと課題の整理
穴吹学園におけるホテル実習の第1回(1年前期)は、穴吹グループのホテル、「JRホテルクレメント高松」、
「高松国際ホテル」、「リーガホテルゼスト高松」「ロイヤルパークホテル高松」を候補に学生を派遣する。ここで
は、様々な部署でのオムニバス的な実習により意識形成、すなわちホテルスタッフを目指す自覚を高め理解度
を深めることが目的である。
第2回(1年後期)は関西の都市型一流ホテルへ、京都は「ウェスティン都ホテル京都」、大阪は、「ウェスティン
ホテル大阪」、「ホテルニューオータニ大阪」、「ハイアットリージェンシー大阪」、神戸は、「神戸ベイシェラトンホ
テル&タワーズ」、「メリケンパークオリエンタルホテル」、「神戸ポートピアホテル」を候補に派遣する。ここでは学
内での学びを実践し体得する、仕事だけでなくホテルスタッフとしての心得を身に付ける。2ヶ月に亘り、レストラ
ン、宴会、クローク、ルームサービス、婚礼、などのいづれかの部署でスタッフの一人として戦力になる。第3回
(2年前期)は「JRホテルクレメント」に派遣する。就業力全般の育成をおこない、社会に出る準備段階として総
仕上げとして位置づけている。前述のホテルはいずれも学校側で開拓したホテルへの派遣である。
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-1穴吹ビジネスカレッジの教育方針
穴吹学園の教育方針とカリキュラム等、公開情報を以下に記す。
・《別ページ》 穴吹ビジネスカレッジ事業報告書2013年度 10ページ分(11ページから20ページまで)抜粋
学校法人 穴吹学園(設立 昭和60年4月)
専門学校 穴吹ビジネスカレッジ
〒760-0017
香川県高松市番町2-4-14
TEL:087-822-3007
FAX:087-822-5924
校長 渡邉 究
公式ホームページ
http://www.anabuki-college.net/abk/
建学の精神
穴吹カレッジグループは、地元の学生を地元で育て高い専門性と豊かな人間性を育み、地域社会から信頼
され、貢献できる人材を育成します。
教育理念
職業教育を通して、地域社会に貢献する人材を養成する
教育目的
様々なビジネスの業界と連携を図り、各業界で求められる専門力と人間力を修得させ、実践的な専門能力
を発揮できる人材を養成する
入学者に関する受け入れ方針
専門学校穴吹ビジネスカレッジは、ビジネス界の様々な分野で、仕事を通して社会に貢献することを目指し、
自ら積極的に学びそして、人間として成長していこうとする強い意志を持った皆さんを受け入れたいと考えてい
ます。そのためには、本学の教育理念に共感し、志を常に高く持つことです。
専門学校穴吹ビジネスカレッジが求めているのは、学習の成果でなく、学習に対する旺盛な興味や関心、そ
れに対する努力、また人間力の修得への強い意欲です。
そうした意味で、学内外の授業やインターンシップで、ビジネス界の現場で求められる幅広い知識や技術、基
礎教養を貪欲に学び、その過程で人間としても成長をしようと真剣に考えている人を専門学校穴吹ビジネスカ
レッジは歓迎します。
ブライダル・ホテル学科 教育目標
各専攻でブライダル知識・ホテル実務を中心とする幅広い専門知識と実践的応用能力を修得させ、早期で
の職業実習を経験することにより、コミュニケーション能力・ホスピタリティ精神を併せ持つ人材を養成する
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2014年度 カリキュラム一覧
公式ホームページより抜粋 2014年12月21日付
カリキュラム一覧
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HRS基礎Ⅰ
ホテル概論
ホテル実習
ブライダル総論
ブライダルプランニングⅠ
ホテル・トラベル英会話
ホテル会計Ⅰ
接客中国語
バー・ビバレッジ知識
インターンシップ
パソコン演習
パソコン演習
ビジネスマナーⅠ
就職実務Ⅰ
サービス介助士
● HRS基礎Ⅰ
● ホテル概論
● ホテル実習
● ブライダル総論
● ブライダルプランニングⅠ
● ホテル・トラベル英会話
● ホテル会計Ⅰ
● 接客中国語
● バー・ビバレッジ知識
● インターンシップ
● パソコン演習
● パソコン演習
● ビジネスマナーⅠ
● 就職実務Ⅰ
● サービス介助士
● HRS応用
● HRS実践Ⅰ
● HRS実践Ⅱ
● ホテル実習Ⅱ
●ブライダル実務基礎
● パーティーコーディネートⅠ
● フードサービス論Ⅰ
● フードサービス論Ⅱ
● ブライダル研究Ⅰ
● ブライダル研究Ⅱ
● HRS実践Ⅰ
● HRS実践Ⅱ
● ホテル実習Ⅱ
●ブライダル実務基礎
● パーティーコーディネートⅠ
● フードサービス論Ⅰ
● フードサービス論Ⅱ
● ブライダル研究Ⅰ
● ブライダル研究Ⅱ
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
● HRS応用
就職実務Ⅱ
ビジネマナーⅡ
色彩知識Ⅰ
色彩知識Ⅱ
自由選択科目
就職実務Ⅱ
ビジネマナーⅡ
色彩知識Ⅰ
色彩知識Ⅱ
自由選択科目
目標とする取得資格
●
●
●
●
●
●
●
専門士
レストランサービス技能検定(社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会)
ホテル実務能力検定(サーティファイホテル実務能力認定委員)
色彩検定(文部科学省後援)
サービス接遇検定(文部科学省後援)
ビジネス文書技能検定(文部科学省後援)
サービス介助士
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就職先一覧 公式ホームページより抜粋 2014年12月21日付
平成25年度卒業生 就職内定率 100%
卒業者数 54人 就職希望者数 54人 就職内定者数 54人
▼ブライダル・ホテル学科 ブライダル専攻
●(株)ベルモニー
●(株)寿や貸衣裳
●(株)おざき Arte Sposa 高松店
●(有)Yamauchi Hudson’Wedding
●(有)アイアイイスズ
●(有)スタジオエース
●ザ・チェルシー マツノイパレス
●(株)G・T・B・T Frame(フレーム)
●(有)きゃすけーど・わん
●(株)三貴商事(ウェディングチャペルセント・カテリーナ)
●(株)ドリーマー ベルフォーレ西条
●(株)ぐれいと
●(有)末広衣装店(星のチャペル)
●(株)テイクアンドギヴ・ニーズ(アーヴェリール迎賓館)
●(有)ジュエリークラフト山路
●ブライダルコスチューム カワダ
●(有)ウェディングボックスみつわ
●(株)加喜屋
●(有)ブライダルいしかわ
●(有)ヘンミ・アソシエイツ(クイーンアリス高松)
●(株)アルカンシエル
●(株)KG情報(ウエディングスタイル)
●サワダ(クレムクレム)
▼企業ビジネス学科 秘書専攻
●朝日スチール工業(株)
●香川トヨタ自動車(株)
●佐川急便(株)
●四国航空(株)
●トヨタカローラ徳島(株)
●南海プライウッド(株)
●(株)JALセールス西日本
●(株)阿波銀行
●イヌイ(株)
●(株)香川銀行
●(株)たかせんテレコム
●(株)高松天満屋
●(株)タダノエンジニアリング
●日本通運(株)
●(株)日本テクノス
●(株)百十四銀行
●(株)ホンダ四輪販売四国
●(株)高松三越
●(株)中国銀行
●香川県信用組合
●高松信用金庫
●北四国クレーン(株)
●(株)レクザム
●香川農業協同組合 JAバンク
●(株)ビッグモーター
●(社)高松市医師会
▼ブライダル・ホテル学科 ホテル専攻
●神戸ベイシェラトンホテル&タワーズホテルニューアワジ
●(有)山根 ポンテベッキオ
●京都ブライトンホテル
●サンマリーナホテル
●新神戸オリエンタルホテル
●(株)ジェイアール四国ホテル開発(JRホテルクレメント高松)
●(株)琴弾荘
●(株)喜代美山荘(花樹海)
●(株)琴平グランドホテル
●穴吹エンタープライズ(株)
●(株)エイチオーエス(ルネッサンスリゾートナルト)
●(株)二蝶
●オークラホテル(株)
●ホテルJALシティ松山
●(株)パールガーデン
●(株)JR徳島プリンスホテル
●リーガ中之島イン
▼税理士学科+税理士上級学科
●あかり税理士法人
●生駒学税理士事務所
●後藤会計事務所
●山地繁雄税理士事務所
●岡本税理士事務所
●髙見総合事務所
●税理士法人 二見・岩村会計事務所
●共同会計事務所
●三豊証券(株)
●TOTO四国販売(株)
●日本リースキン(株)
●朝日オリコミ四国(株)
●郵便事業(株)
●穴吹エンタープライズ(株)
●(株)ホンダ四輪販売四国
●(株)レクザム
●香川県農業協同組合
●穴吹興産(株)
●パナソニックエコソリューションズ
内装建材(株)
▼企業ビジネス学科 経営ビジネス専攻
●穴吹エンタープライズ(株)
●香川証券(株)
●香川トヨタ自動車(株)
●ずゞや(株)
●日本リースキン(株)
●ハウス美装工業(株)
●百十四ワークサポート(株)
●(株)穴吹ハウジングサービス
●パナソニックソリューションズ
●(株)香川ダイハツモータース
●(株)スズキ自販香川
●(株)ビックカメラ
●(株)たかせんテレコム
●(株)エルジオ
●(株)コメリ
●(株)ネクシィーズ・コミュニケーションズ
●(株)百十四銀行
●(株)星電
●(株)石垣
●(株)中国銀行
●協同食品(株)
●高松信用金庫
●大和冷機工業(株)
●日本郵政グループ(株)かんぽ生命保険
●さぬき丸一製麺(株)
●藤井電機工業(株)
▼公務員ビジネス学科・公務員学科
●高松市職員
●高松地方裁判所職員
●京都府警察事務
●三観広域消防本部
●岡山県警察
●丸亀市職員
●東京地方検察庁
●岡山県警察事務
●大阪市消防
●兵庫県警察
●観音寺市職員
●防衛省職員
●高松市消防
●広島市消防
●自衛隊一般曹候補生
●四国地方整備局
●神戸税関
●大川広域消防本部
●香川県警察
●自衛隊自衛官候補生
−8−
授業科目等の概要
必
16
修
−10−
−13−
−9−
合計
HRS応用
級の学科合格を目指す。
- 6 -
科目
より指定を受けたレストランサービス技能検定3
れるホスピタリティの心を養う。また、厚生労働省
く、要望や期待を汲み取り、お客様の立場で考えら
2
7
1
1
△
△
△
○
単位時間(
60
○
○
270
ホテルスタッフとしての総合的な能力を養
う。学校で学んだ学習(理論)を基礎とした
インターン ホテルスタッフに必要な知識・行動・倫理(マ 1
ナー)を統合し、お客様に応じた接客を実践・ 後
シップ
行動することで実習目的の達成を図ることが
できる。
○
2
前
32
就職に対する意識付けを行うことにより就職
活動を円滑に行う知識を習得する。就職活動 1
における会社訪問から就職試験まで一連のノ 後
ウハウを習得する。
就職実務Ⅰ
○
1
○
○
単位)
○
○
○
実験・実習・実技
顧客に対して、マニュアルだけのサービスではな
32
ホテル・レストランなどのサービス業で、高
齢の人や障害のある人の手伝いができるスタ 1
ッフになるため、サービス介助士準2級の資 後
サービス介 格を取得する。また、取得を通して、おもて
なしの心と介助技術を学び、将来職場だけで
助士
なくボランティアや普段の生活の中でも学ん
だことを活かしてさまざまな人への手伝いが
できる。
選択必修
10
自由選択
○
単位数
インターンシップの事前授業として、社会
人としてふさわしい心構えと接客応対がで 1
インターン
きるようになる。報告書類の書き方や、就 後
シップ指導
職活動に生かすインターンシップの在り方
を理解する。
義
2
講
30
習
○
○
○
○
○
○
○
合計
- 5 -
しての基本的な知識を身につける。
科目
ブライダル どからビジネスとしてのブライダルを理解す 1
る。挙式スタイル、披露宴のブライダルに対 後
知識
ブライダル産業の歴史、役割、今後の動向な
戦力となる力を身につける。
ホテル実習 内容やスタッフのホスピタリティマインドを 1
感じる。座学で学んだことを実践で行い、即 前
Ⅰ
ホテルの仕事を実際見ることで理解し、仕事
ビジネスマ 識を身につける。また、サービス従事者とし 1
ナーⅠ
て必要な接客マナーや対応を学ぶ。
前
社会人として必要な仕事をする際の接遇や知
得られるようにする。
ブライダルコーディネーター、衣裳コーディ
2
2
2
1
3
2
2
5
○
△
△
○
○
単位時間(
32
80
30
80
60
ブライダル ネーター、料飲スタッフなどの仕事を疑似体 1
プランニン 験し、ブライダルに関わる仕事を理解する。 前
また、グループで協力し、各個人が達成感を
グⅠ
1
通
72
学生が英語を自然に使用できるような学習を
行う。学ぶことにより英語を長時間快適に話
せるような、言語のパターンや話題を学び、
後期からのインターンシップで活用できる力
を身につける。
30
76
オフィスソフトの基本的な使い方、ビジネス
で役立つ機能をマスターする。Word では、簡 1
パソコン演
単なチラシ等も作成出来るようになる。Excel 通
習
では、関数・グラフの機能をマスターし、簡
単なデータ処理が出来るようになる。
英会話Ⅰ
ホテル概論
ホテル全般の仕組み・組織について学ぶ。
(ホ
テルの基礎・宿泊と料飲・ホテルブライダル・
1
ホテルサービス)各セクションの役割と責任
前
を理解し、現場で連携した仕事ができるよう
になる。
1
通
配当年次・学期
○
演
HRS基礎
授 業 時 数
ホテル及びレストラン・バーにおけるビバレ
ッジ(飲料)サービスについての知識、オペ 1
バー・ビバレ
レーションについて学習する。各酒類の特徴 後
ッジ知識
の理解、バー・ラウンジの実践的な技術とワ
インサービスの習得。
修
○
単位数
する。
必
ホテルでの基本的な接客、サービス、身だし
なみ、動作、言葉使いについて学ぶ。料飲の
基本的な知識と技術の習得と、試験合格に向
け基礎的な技術と料飲知識の習得を目指す。
○
単位)
○
○
○
○
義
△
授業科目概要
授業方法
講
○
授業科目名
(商業実務専門課程ブライダル・ホテル学科ホテル専攻)平成25年度
分類
習
1
授業方法
授業科目等の概要
演
○
中国語の発音をしっかり身につけ、基本的な
授業科目概要
配当年次・学期
授業科目名
授 業 時 数
接客中国語 挨拶、日常会話を学ぶ。基本的な文法を応用 1
して、業務に応じた接客中国語の基礎を習得 後
Ⅰ
(商業実務専門課程ブライダル・ホテル学科ホテル専攻)平成25年度
分類
実験・実習・実技
自由選択
選択必修
授業科目等の概要
必
選択必修
修
−10−
−11−
−14−
- 8 -
○
単位時間(
2
○
単位)
○
○
○
実験・実習・実技
科目
30
2
1
1
1
○
○
○
○
○
○
○
選択必修
合計
色彩知識Ⅱ
○
ビジネスシーンにおける色彩調和力をつけ 2
る。色彩心理を活かし、自己表現、コミュ 後
ニケーション力アップに役立て、ホテルの
会場作りなどに活かせる知識を身につけ
る。
32
32
32
2
後
2
後
18
2
後
色彩の基礎知識(色の働きと光について、色
の三属性)を学ぶ。色彩調和や色彩心理を学
び、ファッション、インテリアなど配色の基
本的な考え方を身につける。色彩検定3級取
得を目指す。
基本的な料理サービス技術及び身だしな
み、言葉遣いを習得すると共に料理の知識
HRS実践
を深める。HRS3級レベルの基本技術を
Ⅰ
習得し、
(朝食の準備~接客~片付け~セッ
ティング)実技合格のため実践練習を行う。
HRS3級の実技内容を復習するととも
に、さらに来年2級取得を目指すために必
HRS実践
要な知識を学ぶ。
(ワインの抜栓・フルーツ
Ⅱ
カッティング・ランチ・ディナー・カクテ
ル作成)
色彩知識Ⅰ
自由選択
○
○
○
配当年次・学期
きる知識を身につけ、将来実践する。
授 業 時 数
○
単位数
ホテル・レストランスタッフとして希望にそ 2
パーティー ったオリジナルの企画を作成し、必要なアイ 後
コーディネ テムの提案ができるようになる。ホテル・レ
ストランウエディングでコーディネートがで
ートⅡ
義
ョーの提案などができる知識を身につける。
講
○
習
1
修
18
演
接客中国語Ⅰで学んだ語彙と文法を生かし
2
前
2
前
合計
- 7 -
科目
就職活動の基本的ルールを再確認する。実
際に就職試験を受験する際の受験対策(面
就職実務Ⅱ 接・筆記)
。希望する企業に内定するための
ノウハウを学ぶ。添え状、お礼状の書き方、
企業へのメールの仕方などを学ぶ 。
興味のある授業を選択し、授業以外の文化
自由選択授 や教養を学ぶ。幅広い知識を身につけるた
業
めに、専門外の科目を選択し、あらゆる場
面で通用する人材になる。
1年間学んできたことをさらにレベルアッ
ホテル実習 プするために、実践にてより即戦力となれ
Ⅱ
るよう身につける。将来、ホテル内で様々
な分野で活躍できる人材となる。
学び、ホテルでの料飲サービスに活かす。
2
前
2
前
2
前
フードサー ついて基礎知識を習得する。メニューの組み 2
立て方、各料理の歴史や特徴。食材について 前
ビス論Ⅰ
ホテル業界で働く際に必要な料理・調理法に
習する。
接客中国語 て、更に電話での応対、交通・観光情報の案
内、健康トラブルへの対応などの中国語を学
Ⅱ
英会話Ⅱ
3
1
1
1
1
1
3
3
△
○
△
△
○
単位時間(
104
30
30
16
16
30
80
ブライダルショーの企画や準備計画、予算立
てを行い、1年生に指示を与えながら作業を
ブライダル
する。将来ホテルで扱う婚礼を意識しながら、 2
プランニン
挙式・ファッションショー・披露宴の流れや 前
グⅡ
スタッフの動きを理解・実施しブライダルシ
ョーを成功させる。
ホテルスタッフおよびもてなしスタッフが英
語を自然に使用できるようにする。学ぶこと
により英語を長時間快適に話せるような、言
語のパターンや話題を学ぶ。将来、仕事やも
てなし、社会に役立つ知識を身につける。
34
2
前
観光概論
配当年次・学期
○
授 業 時 数
○
必
お客様の様々なニーズを把握し、対応できる
おもてなしの知識を身につける。また、日本
の文化や伝統を理解し、海外からのお客様へ
お伝えできる力をつける。
単位数
○
○
単位)
○
○
○
○
○
義
3
授業科目概要
授業方法
講
40
授業科目名
(商業実務専門課程ブライダル・ホテル学科ホテル専攻)平成25年度
分類
習
○
授業科目概要
授業方法
授業科目等の概要
演
簿記の基礎的な知識を学び、またそれがホ 2
テル業務にどのように活かされるかを身に 後
ホテル会計 付ける。簿記の知識を使い、会計・帳簿組
織を知る。簡単な貸借対照表・損益計算書
を見ることができるようにする。
結婚式、披露宴のオリジナル企画の作成がで 2
パーティー きるようになる。ホテル・レストランスタッ 後
コーディネ フとしての基本的な打ち合わせができるよう
になる。ホテルでの会場作りやブライダルシ
ートⅠ
授業科目名
(商業実務専門課程ブライダル・ホテル学科ホテル専攻)平成25年度
分類
実験・実習・実技
自由選択
授 業 時 数
配当年次・学期
選択必修
必
- 10 -
単位数
1700 単位時間(
○
単位)
義
35 科目
講
合計
習
8
演
320
実験・実習・実技
○
選択必修
自由選択
修
−11−
−12−
−15−
○
○
合計
- 9 -
科目
ホテルスタッフとしての接遇能力や、ホス 2
ビジネスマ ピタリティー精神を身に付ける。ホテル業 後
ナーⅢ
務において、必要な実務技能を、ロールプ
レイングにより習得する。
習得する。
ホテル業界で働く際に必要な料理・調理方
についての基礎知識を習得する。メニュー
フードサー の組み立て方、各料理の歴史や特徴、食材、 2
ビス論Ⅱ
メニュープランニング、食品衛生、調理部 後
門の業務、経営・管理について学び、ホテ
ルの料飲サービスに活かす。
ビジネス社会で求められるマナー、常識、知 2
ビジネスマ 識を身に付ける。ビジネスシーンにおいて必 後
要とされる実務を、ロールプレイングにより
ナーⅡ
実際の結婚式運営にあたり、お客様との打ち
合わせから顧客のニーズに合ったサービスを
提供することと、業者とのやりとりから責任
の重さを実感し、一から結婚式を創り上げて
ブライダル いく苦労と結婚式で起こるアクシデントに対 2
応できる力を身につける。また、チームワー 後
研究Ⅱ
クの大切さを知ることで、就職先でも他部署、
業者との連携の重要性を知ることができる。
2年間学んできた知識を生かし、チェリッシ
ュウエディングを成功させる。
1
1
1
4
3
△
△
○
△
△
単位時間(
16
30
16
106
80
配当年次・学期
○
○
○
単位数
内定先企業にて職業体験実習を行う。早期 2
職業体験実 に体験実習を行うことにより、就職してか 後
習Ⅱ
ら即戦力として実務が行える。
必
○
単位)
○
○
○
○
義
8
講
320
授業科目概要
授 業 時 数
実際の結婚式運営にあたり、お客様との打ち
合わせから顧客のニーズに合ったサービスを
提供することと、業者とのやりとりから責任
の重さを実感し、一から結婚式を創り上げて
ブライダル いく苦労と結婚式で起こるアクシデントに対 2
応できる力を身につける。また、チームワー 後
研究Ⅰ
クの大切さを知ることで、就職先でも他部署、
業者との連携の重要性を知ることができる。
今までに学んだ知識を、実践できるようにな
る。ABC 検定対策。
授業科目名
授業方法
習
○
授業科目概要
授業方法
授業科目等の概要
(商業実務専門課程ブライダル・ホテル学科ホテル専攻)平成25年度
分類
演
内定先企業にて職業体験実習を行う。早期 2
職業体験実 に体験実習を行うことにより、就職してか 後
習Ⅰ
ら即戦力として実務が行える。
授業科目名
(商業実務専門課程ブライダル・ホテル学科ホテル専攻)平成25年度
分類
授業科目等の概要
実験・実習・実技
自由選択
修
−12−
選
選
必修
/
選択
必
必
必
必
必
必
必
必
必
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必
必修
/
選択
職業体験実習Ⅰ
職業体験実習Ⅱ
科 目 名
ホテル概論
ブライダル知識
ブライダルプランニングⅠ
HRS基礎
英会話Ⅰ
フード知識
接客中国語Ⅰ
バー・ビバレッジ知識
インターンシップ指導
サービス介助士
パソコン演習
ビジネスマナーⅠ
就職実務Ⅰ
インターンシップ
ホテル実習Ⅰ
1年次計
接客中国語Ⅱ
フードサービス論Ⅰ
HRS応用
観光概論
ブライダルプランニングⅡ
英会話Ⅱ
就職実務Ⅱ
ビジネスマナーⅡ
ホテル実習Ⅱ
茶道Ⅰ
茶道Ⅱ
ホスピタリティマインド
パーティコーディネートⅠ
パーティコーディネートⅡ
HRS実践Ⅰ
HRS実践Ⅱ
色彩知識Ⅰ
色彩知識Ⅱ
ブライダル研究Ⅰ
ブライダル研究Ⅱ
フードサービス論Ⅱ
2年次計
総計
科 目 名
実習
実習
講義
講義・演習
講義・演習
実習
演習
演習
講義
演習
演習
演習
演習
講義
講義
講義・演習
講義・演習
講義・演習
講義
講義
講義
演習
講義・演習
実習
実習
講義・演習
講義・演習
講義
講義
講義
演習
講義・演習
講義
講義・演習
講義
講義
演習
講義
ブライダル・ホテル学科 ホテル専攻
28
15週
前期
週
0
380
80
380
30
30
50
70
60
30
15週
30
前期
週
後期
前半
8週
1年次
0
290
290
280
10
後期
前半
8週
授
1年次
後期
後半
8週
授
0
190
190
20
32
30
16
30
30
32
後期
後半
8週
業
15週
前期
業
408
408
0
20
20
60
40
60
48
30
30
100
15週
前期
時
0
320
後期
前半
8週
2年次
20
228
228
70
32
42
30
18
16
後期
前半
8週
間
2年次
0
320
後期
後半
8週
数
214
214
116
32
32
18
16
後期
後半
8週
数
320
320
総
授
業
時
間
30
32
50
70
90
30
16
30
10
32
60
30
20
280
80
860
20
20
60
40
60
48
30
30
100
16
16
30
18
18
42
32
32
32
70
116
20
850
1710
総
授
業
時
間
カリキュラム
実習要項
実習心得
実習報告書
実習評価報告書
秘密保持契約書
Copyright © 2014 anabuki college group. All Rights Reserved.
学校法人
穴吹学園
専門学校 穴吹ビジネスカレッジ
ブライダル・ホテル学科 ホテル専攻
1.
2.
4.
5.
6.
7.
インターンシップ詳細
穴吹学園のホテル実習の詳細と評価方法等がドキュメント化されている。取り組みをまず理解いただきたく掲
載する。
4-2穴吹学園のホテル実習詳細・実習心得(他科目との連動・位置づけ)
6.インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム(案)
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
−13−
習
得
ホテル専攻
穴吹ビジネスカレッジ
穴吹学園
心
ブライダル・ホテル学科
専門学校
学校法人
実
5
4
3
2
1
5
4
3
2
1
5
4
3
2
1
県内ホテル実習要項(1年次前期)
目的 ブライダル・ホテル学科ホテル専攻において、2年次の前期授業の中で、県内一流ホテルにて実
実習内容
・接客の基本(身だしなみ・態度・接客用語)
(希望)
・実践(レストランにてサービス・宴会サービス)
・知識(クローク・フロント・アテンド・ベル・ハウスキーピング)
※実習内容・時間配分・配置部署につきましては貴ホテルとのご相談のうえ
お願いしたいと存じます。
実習期間 4月~7月 100時間 (途中1時間の休憩含む)
実習成績
日誌、各月評価及び総合評価
評価
・実習日誌(実習生が各自所持し、毎日記入した後に、指導担当者に提出・検印をもらう。)
・各月評価表(学校で準備)
・総合評価表(実習がすべて終了した時点でホテル側へ渡す)
実習先 JRホテルクレメント高松
県内ホテル実習要項(2年生前期)
目的 学内で学んだ知識・行動・倫理(マナー)をホテル現場で体験実習し、ホテル業界におけるホテ
実習内容
実習は第1期~第4期からなり、それぞれに到達目標があります。
(希望)
第1期:ホテルスタッフとしての清潔感のある身だしなみを整え、実習に臨むことができる。
第2期:レストランや宴会にて、セッティングから料飲接客・片付けまでができる。
第3期:クローク・アテンド・ベル・ハウスキーピングの仕事内容を理解し、業務ができる。
第4期:婚礼(準備~施行当日)の現場の仕事を理解する。
実習期間 1年次後期 (9月下旬~11月下旬の8週間)
実習成績
日誌、各月評価及び総合評価
評価
・実習日誌(実習生が各自所持し、毎日記入した後に、指導担当者に提出・検印をもらう。)
・各月評価表(学校での準備)
・総合評価表(実習がすべて終了した時点でホテル側へ渡す)
ウエスティン都ホテル京都、ウェスティンホテル大阪、ホテルニューオータニ大阪、神戸ベイシェ
実習先
ラトンホテル&タワーズ、メリケンパークオリエンタルホテル
県外インターンシップ詳細(1年生後期2ヶ月)
目的 ブライダル・ホテル学科ホテル専攻において、1年次の前期授業の中で、現場であるホテルにて
実習内容
・接客の基本(身だしなみ・態度・接客用語)
(希望)
・実践(レストランにてサービス・宴会サービス)
・知識(クローク・フロント・アテンド・ベル・ハウスキーピング)
※実習内容・時間配分・配置部署につきましては貴ホテルとのご相談のうえ
お願いしたいと存じます。
実習期間 4月~7月 80時間 毎週金曜日の11:30~16:30(途中1時間の休憩含む)
実習成績
日誌、各月評価及び総合評価
評価
・実習日誌(実習生が各自所持し、毎日記入した後に、指導担当者に提出・検印をもらう。)
・各月評価表(学校での準備)
・総合評価表(実習がすべて終了した時点でホテル側へ渡す)
JRホテルクレメント高松、穴吹ホテルズ(国際ホテル、リーガホテルゼスト高松、ロイヤルパークホ
実習先
テル高松)
−14−
ホテルスタッフとしての清潔感のある身だしなみを整え、実習に臨むことができ
体の持つ特徴から、理論の実践という実習本来の意義に付随して対応力、判断力や体
他部門の仕事内容を理解し、連携を図ることができる。
くれる機会であり、自己啓発、自己研鑽へと導入してくれるものである。
れるイメージを作る。
ホテルスタッフとして清潔感ある身だしなみを整え、お客様に信頼と好感を持た
現場の実習では、特定の科目の実習ばかりではなくホテルスタッフとしての総合的
3
①講義、学内実習で学んだ知識に基づいてお客様のニーズに関する対応力や判断力を
ンとしての態度を身につける。
2
④ホテルスタッフとしての職業倫理・社会的役割と使命感を養い、一流のサービスマ
③指導者の指導のもとに、ホテル業務の流れとそれに必要な接客・対応力を修得する。
②ホテル業界におけるホテルスタッフの役割を理解する。
養う。
2)目標
5. ホテルスタッフとしてお客様やスタッフと良好な人間関係を作る。
接客力を習得し、あわせてサービス業にふさわしい人格を養成することを目的とする。
におけるホテルスタッフの役割を主体的に学ぶことであり、ホテルスタッフとしての
学内で学んだ知識・行動・倫理(マナー)をホテル現場で体験実習し、ホテル業界
1)目的
1.実習の目的と目標
で実習目的の達成を図ることができる。
な知識・行動・倫理(マナー)を統合し、お客様に応じた接客を実践・行動すること
な能力を養う。つまり学校で学んだ学習(理論)を基礎としてホテルスタッフに必要
4. 基礎知識を現場で活用し、応用する。
3. 何事に対しても積極的に行動する。
2. ホテルスタッフとして自己の能力を高め、節度を持って行動する。
1.
Ⅱ.実習の心得
応を行う。
様々な部門の仕事の流れを把握した上で、臨機応変な接客を判断でき、適切な対
婚礼(準備~施工当日)の現場の仕事を理解する。
◆ 実習
るようになる。つまり実習とは自分に向き合うことで自己の力量、本質に気づかせて
サービス業スタッフとしての対応理解し、積極的に取り組む事ができる。
では、実際の業務や人間関係の体験を機転に必然的に自己の人間観、職業観等も考え
としての協調性や基本的態度などの社会性の獲得も付加的に学ぶことができる。実習
フロント業務を理解し、補助ができる。
第4期
る。
クローク・アテンド・ベル・ハウスキーピングの仕事内容を理解し、業務ができ
験に基づく行動力、専門職としての自覚などを養うことができる。また、社会の一員
え、依存を排除して能動的に学ぶ姿勢が実習成果を左右する。このような「現場」自
第3期
実習生は今までの受動的な立場から主体的な学習への転換を余儀なくされる場ともい
お客様と良好なコミュニケーションがとれる。
いろいろな人々が利用する場である。学校の教室とは異なり、実社会の現状に触れ、
実習教育の場は、実社会で、様々な環境のもとで、実際の接客が行なわれており、
フには不可欠な学びの方法である。
ドバックを目指すものであり、サービス業界において、対応力が必要なホテルスタッ
使って、実感を伴いながら知識・技術の修得、確認、応用、体験から理論へのフィー
実習とは「体験を通して学ぶ」という考え方に立脚した、実際の場で身体や感覚を
Ⅰ.ホテル実習の意味と目的
レストランや宴会にて、セッティングから料飲接客・片付けまでができる。
第2期
おもてなしの心を持ち、接客の基本である用語や態度・マナーで対応できる。
る。
第1期
実習は第1期~第4期に分けて行われ、それぞれ目標を定める。
3)段階別実習目標
−15−
5
は追実習を受けなければならない。
(実習先と相談)
・ 明るくさわやかに挨拶をする。
⑫挨拶について
4
・ お客様との対応に気を配り、コミュニケーションをとる。
・ 実習生間でコミュニケーションをとる。
・ 指導担当教員・スタッフとのコミュニケーションをとる。
⑪協調性について
⑩健康は自己管理する。
外部には漏らさないことを肝に銘じ実践する。
⑨守秘義務を守り、プライバシーを尊重する。特にお客様の個人情報は留意し、一切
・ 実習中は、所定の場所に定刻5分前までに集合する。
・ 決められた時間を厳守する。
・ 指示されたことは必ず報告・連絡する。
・ 指示されたことは責任をもってやり遂げる。
⑧責任感について
・ 自ら進んでできることを探し実行する。
・ 失敗を恐れず、積極的に取り組む。
・ 実習は意欲的に取り組む。
⑦積極性について
・ 実習着を着て外出しない。
・ 退室時には、現場実習指導者の指示に従う。
・ 実習課題を行う際には、その前後に指導担当教員に指示を受ける。
⑥実習先のルール、指示事項を守る。
⑤基本的には週5日間、8 時間を基本実習時間とする。
⑥遅刻(実習開始から 10 分未満)
・早退(実習終了前 10 分未満)・欠席・欠課の場合
⑤感情に左右されずに冷静に対応する。
・ 私語は慎む。
・ 公私の区別をつける。
・ 実習先の一員として行動する。
④指定の時刻までに実習場所に行く。
(未押印は欠課扱いとする)
③指定時刻までに実習ホテルに到着し実習指導者に出欠表を提出し押印をもらう。
る。
④自覚と責任を持って行動する。
③失敗したときは素直な気持ちで反省する。
②疾病または、やむを得ない事由によって欠席・遅刻する場合は、規定の間に学校と
実習先に連絡する。病気欠席 1 週間以上の場合は、医師の診断書を添付して届け出
②与えられた仕事に対して最善を尽くす。
もし破損した時は、直ちにその旨を現場実習指導者及び学校に報告する。
・ ホテルの備品・お客様のお預かり物は該当責任者の指示に従って使用・保管する。
①原則として欠席・遅刻・早退は認めていないので、全実習に出席する。
2.出欠席について
処置する。
・ 現場で事故が発生した場合は、事故報告書を現場実習指導者に提出する。
た場合には、直ちに現場実習指導者及び学校に連絡し、その指示を受けて適切に
・ はっきりとわかりやすく話す。
・ 不慮の事態が起こった場合、あるいは個人で判断することが難しい場面に遭遇し
・ 失敗したときは直ちに現場および学校に報告する。
①報告・連絡・相談をする。
1.実習態度について
Ⅲ.実習に関する諸注意事項
・ 対象者に応じて正しい敬語を使う。
⑭言葉遣いについて
・ 指示された内容がわからない時は確認をする。
・ 明るく明瞭に大きな声で返事する。
⑬返事について
・ お客様へ目配り、気配り、心配りを心かける。
・ 会う人全てに挨拶をする。
−16−
・はっきりとわかりやすい言葉遣いができる。
・対象者に応じて正しい敬語を使うことができる。
・指示された内容がわからないときは確認する。
・明瞭な大きな声ではっきりと挨拶ができる。
・相手に合わせた思いやりのある挨拶ができる。
・明瞭に大きな声ではっきりと挨拶ができる。
・提出期限をまもることができる。
・誤字・脱字がなく丁寧に記載することができる。
・内容に信頼性があり、具体的でわかりやすい。
・持っている知識を応用し、問題解決ができる。
・知識の意味づけや理由がわかる。
・簡潔に的確な表現を用いて記述することができる。
・専門用語や接客に対する基礎知識を持っている。
(指導・助言を受けて一応できる)
(常に助言が必要だが言われたことはできる)
(指導・助言を受けてもできない)
B:できる
C:努力を要する
D:できない
7
(到達目標に自分で到達できる)
A:良くできる
評価:実習を総合的にみて4段階で評価する。
実習記録
知識
知識:学校で学んだ基礎知識を実際の現場で臨機応変に活用することができる。
言葉遣い
返事
挨拶
に注意をはらうことができる。
接遇:現場スタッフとの良い人間関係を作ることができる。言葉遣いとともに態度や行動
・時計はつけておく。(華美でないユニフォームにあったもの)
・ピアス・ネックレス・指輪は外す。
・名札をつけている。
・清潔である。
(シミ・汚れ・しわ等がない)
・香水はつけない。
・清潔感がある。
・ユニフォームにあう薄化粧である。
・マニキュアはしない。
・短く整えている。
・髪の毛の色は自毛の色である。
・耳を出す。
・前髪は眉尻にかからない。
・長い髪は束ね、襟より下に落ちていない。
・清潔な髪である。
信頼と好感の持たれるイメージづくりができる。
協調性
責任感
積極性
行動と反省
6
・お客様とコミュニケーションをとることができる。
・実習生間でコミュニケーションをとることができる。
・指導者・スタッフとのコミュニケーションをとることができる。
・自己の健康管理ができる。
・お客様の個人情報を守ることができる。
・守秘義務を守ることができる。
・時間を守ることができる。
・指示されたことは報告・連絡できる。
・指示されたことは責任をもって対応できる。
・状況に応じて臨機応変な対応ができる。
・自ら進んでできることを探すことができる。
・失敗をおそれず、積極的に取り組むことができる。
・実習に対して意欲的である。
・ルールを守ることができる。
・感情に左右されず、冷静で公平な対応ができる。
・自覚と責任をもった行動ができる。
・与えられた仕事にベストを尽くすことができる。
・報告・連絡・相談ができる。
しても積極的な態度を心がける。
態度:ホテルスタッフとして、自己の能力を高め、節度を持って行動する。また何事に対
アクセサリー
ユニフォーム
化粧
爪
髪の毛
身だしなみ:ホテルスタッフとしてさわやかで清潔感のある身だしなみであり、お客様に
実習指導要綱
−17−
秘
密
保
持
契
約
書
平成
します。
年
氏名:
部署:
住所:
月
日
部
以上
平成 26 年 9 月 29 日~平成 26 年 11 月 21 日まで適用
印
課
7.私が本契約書の内容に違反したことによって会社に損害が生じたときは、会社の損害を賠償
す。
6.秘密の保持に関して契約書の追加提出を求められたときは、意義なく契約書の提出に応じま
子メールの通信内容を調査することを承認します。
5.私は、業務上の目的以外に通信システムを使用しません。会社が事前の予告なしに、私の電
返還します。
指定する日時までに、会社の義務に関する事項が記録された書面等及びその複製物を会社に
4.私は、会社から返還を求められたとき及び退職時には、秘密であるか否かを問わず、会社の
付されたときは、義務上の必要のためのみに使用し、使用後は速やかに会社に返還します。
3.私は、秘密事項が記載され又は記録された書面又は記録媒体(以下「書面等」という)を交
と共に、会社の承諾なしに複製を作成しません。
製しません。秘密事項が記載され又は記録された書面等は、使用後速やかに会社に返還する
2.私は、会社の許可なく、秘密事項が記載され又は記録された書面等を閲覧し、持ち出し、複
(6) 会社が秘密として管理し、又は秘密として指定した情報。
担している情報。
(5) 会社が法令又は第三者との間で締結した秘密保持契約に基づいて秘密保持義務を負
(4) 他会社との事業提携に関する情報。
(3) 事業計画、人事、財務、関連会社、紛争に関する情報。
情報。
(2) 顧客、顧客との取引内容、販売ノウハウ、接客ノウハウ、苦情処理等営業に関する
(1) 取引先、顧客、その他関係者、会社の役員及び全従業員の個人情報。
という)を不正に使用し、または第三者に漏洩しないことを誓約します。
1.私は、在職中はもとより、退職した後も、次に列挙する会社保有の情報(以下「秘密事項」
殿
担当者
殿
午前
午後
氏名
時
分
印
代
年代
平成 年 月 日
(注意) 事故発生後、現場実習指導者を経由し、速やかに届け出ること。なお、記載事項の欄に書き切れない時は
別紙添付も可、但し、内容によっては、後日詳細な報告書を求める場合がある。
5.その他
4.何が原因と思われますか
〒 -
男・女
印
報告者
事故報告書
印
所属長名
平成 年 月 日
所属・職
TEL
住所
氏名
3.お客様の意見・感情等(客観的記述)
2.対処の内容
1.発生の経過(状況)
発生場所
発生日時
( )
対象
1.お客様
2.その他
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-3担任教諭 へのヒアリング
穴吹学園「穴吹ビジネスカレッジ」ホテルブライダル学科教員、泉川恵里(本事業の調査・開発委員/実施委
員)に現状についてヒアリングを行った。質問項目、回答、所感等を以下に記す。
尚、以下の質問項目については、この次のパートにて記す「調査・開発委員 国内専門学校5校の教員への
アンケート」でも活用し、あわせて集計した。 (最後の項目[泉川先生への質問]を除く)
4-3-1担任教諭 へのヒアリング項目
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■基礎力作成
どんな力が必要か、必要な力についてご意見をうかがいたく存じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まず、以下にこれまでの調査結果ででてきた力リストを記します。
1. 力の例:前提として求められる要素 例
《能力と知識:学んで入手して鍛えるもの》
語学力(日常英会話以上の英語力) 日本語力 一般教養 社会常識 知識(周辺観光施設、地理,交通、食、トレ
ンド、PCネットワーク等) 館内情報 日本文化・日本歴史の知識 政治経済知識
《誠意とスキル:意識して身につけていくもの》
笑顔 情熱 コミュニケーション力 チームワーク力 ホスピタリティ 相手の気持ちを読む能力 社交性 積極性 発
想力 知的好奇心 表現力 開拓心 発信力 研究心 探究心 的確な判断力 意思決定力 提案力 企画力 行動
力 臨機応変能力 忍耐力 知識欲 柔軟性 心配性(よい意味での) ポジティブな姿勢 諦めない心 遊び心
ユーモア ユニーク タフな精神力 熱意 挑戦意欲 気遣い 高潔さ 本気さ 遊ぶこと 趣味を持つこと 興味関心
業務外での社内活動・社外活動 人的ネットワーク(交流) 責任感
《人間力:生まれながらに持ち、環境によって積み重なって人柄》
誠実さ 豊かな感性 人を愛する心 真心 几帳面さ やさしさ 誰かの役に立ちたい・人の喜びを自分の喜びと思
える心 尊敬の念 わがままを上手に言わせる 転機がきくこと サービス精神 謙虚さ
2. 力の例:できれば備えておいてほしい要素 (1.と重なる部分あり) 例
《能力と知識:学んで入手して鍛えるもの》
幅広い知識 見聞視野 地元の知識・歴史 語学力(英語以外の外国語 最新のコミュニケーションツール(SNS
等)に明るいこと 着物着付けやお茶・お花等 通訳案内士の資格 ご当地検定
《誠意とスキル:意識して身につけていくもの》
遊び心 好奇心 パッション 品格と人格 愛嬌 ユーモアのセンス お願いする力 NOと言わないで何とかしようとす
る力 あきらない心 多種多様な国の文化・無文化・宗教への理解 交渉力 対応力 観察力、表現力 記憶力 想
像力 ネットワーク構築力 向上心 洗練された立ち振る舞い 礼儀作法 言葉遣い 丁寧さ 深慮深さ
Q&A 以下の大分類4項目において、各々のスペース [
] に思い当たる項目をご記入願います。
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
大分類
1. ホテル全般&特定の技能
2. 地域の知識と人脈
3. 語学(英語&中国語?)
4. 愛される人間力(おもてなしの本質や愛嬌) ⇒客と地域社会を結びつける コミュニティ・リレーション・オ
フィサー ⇒旅館の女将さんの仕事の基本的な部分に近い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ポートフォリオ作成
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学生書き込みできるワークシートを束ねたものをポートフォリオと呼んでおり、他校でも活用できるシートとして、ど
のようなものが必要か、お聞かせいただきたく存じます。
《
Q&A 各々のスペースに、こんなコンテンツがあるとよいと思いますといった項目をご記入願います。また、
》の中には、是非必要(5)⇔(1)不要、の数字をご記入願います。
◇ポートフォリオ内
・レクチャー(理論・説明・テキスト・解説を含む) :
・インターンシップマニュアル
◇インターンシップワークシート・
・社会人基礎力自己評価チェックシート(行く前に実施) :(自己&360度)
・フィードバックシート(終了後に実施)(自己&360度) →《
》
・指導教員からのレビュー →《
》
・実習先担当者からのレビュー →《
》
・一緒に学ぶ仲間からのレビュー →《
》
・キャリアコンシェルジュ(メンター)からのレビュー →《
》
・将来の自分からのレビュー →《
》
→《
》
・実習先でよく振舞えるようトレーニングのためのロールプレイング:そのワークシート →《
》
・インターンシップスケジュール表シート →《
》
・インターンシップ 事前学習ワークシート →《
》
・インターンシップ 実施中のワークシート →《
》
・インターンシップ 事後学習のワークリート →《
》
・インターンシップ 評価シート (個人 ・ホテル(受入) ・ホテル(指導者) ・教員・仲間) →《
》
・インターンシップ報告会 報告内容 →《
》
・実施中の日々のフィードバックシート →《
》
・ニューツーリズムの企画ワークシート →《
》
・域学連携企画ワークシート →《
》
・先輩社会人の一日のスケジュール&インタビュー(キャリアインタビューシート(質問項目)・お礼状の書き方)
→《
》
・チェックリスト(みだしなみ・To do・マインドセット・ホテル内の業務をリストアップ) →《
》
・基礎力(どのようなときにどう振舞えるかといった項目を記入した)リスト →《
》
・その力の説明(普段に発揮できる力として等身大で分かりやすく力を解説) →《
》
・事前・実施中・事後のチェック →《
》
・自分の強みを引き出す →《
》
・キャリアデザインワークシート →《
》 (自分のタイプと強み・自分の今(価値観・人生観・仕事観)・社会に
おける自分・自分の未来・将来・今後)
・資格取得支援シート →《
》
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
・ キャリアアセスメント(アセスメント・結果&フィードバックシート) →《
・ 付録(名刺作成シート・ポケットファイル) →《
》
》
・その他
◇指導教員用(学習指導マニュアル)
・個々でカリキュラムを構成するに必要な部分を抽出するかたちで
・シラバスワークシート →《
》
・ ケーススタディ(ケースと設問と解説) →《
》
・試験問題 →《
》
・成績評価シート →《
》
・アイスブレイク 集 →《
》
・人間関係ワークファシリテーションマニュアル →《
》
・その他
→《
》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■授業での実践
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新カリキュラムを開発し、実施をするとなった場合、どのような授業がよろしいでしょうか。《
必要(5)⇔(1)不要、の数字をご記入願います。
》の中には、是非
・ホテル概論・観光概論や語学といった座学は勿論のこと、 →《
》
・ロールプレイング(実務の段取り・手順や、対応、立居振舞) →《
》
・ケースメソッド(ホスピタリティ論や危機管理やリーダーシップ) →《
》
・体験学習(即興劇、相手を知る人間関係ワーク) →《
》
・PBLとプレゼンテーション(地域視察→アイデアだし・成果物制作・課題解決) →《
》
・ポートフォリオ活用 (ワークシート、キャリアファイル) →《
》
・ワークショップ(社会人とのダイアログ・ワールドカフェ) →《
》
・・日本の歴史・文化・観光の知識 →《
》
・地域の歴史・文化・観光の知識 →《
》
・コンシェルジュの基本的な機能と役割 →《
》
・ホテル全体の機能と役割 →《
》
・心理学的な人間関係論 →《
》
・マナーコンサルタントあたりでもよいか? →《
》
・インターネットでの情報収集力 →《
》
・主要国と日本との関係性、行動特性、宗教など →《
》
・クレーム処理 →《
》
・リスクマネジメント →《
》
・社会状況や国内観光の動向や展望 知識 →《
》
・組織マネジメント・経営 →《
》
・日本の歴史 文化 観光の知識 →《
》
・心理学的な人間関係論 →《
》
・ ビジネスコミュニケーション →《
》
・インターネットでの情報収集力 →《
》
・ 旅行プランニング →《
》
・キャリア教育(職業観・勤労観の醸成、社会を生き抜く意識、とりまく社会の現状、自己理解、他者理解、多様
性受容) →《
》
・意識形成 →《
》
・ビジネス・コミュニケーション(接遇・コミュニケーション) →《
》
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
・ IT(PCスキル、情報処理) →《
・海外研修旅行
→《
》
・その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■インターンシップの実施
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インターンシップに臨む学習で、《
》
》の中には、是非必要(5)⇔(1)不要、の数字をご記入願います。
《事前学習》インターンシップリテラシー
◇カリキュラム
インターンシップの意義と手続き→《
》
インターンシップ参加に向けての心構え(講義) →《
》
ビジネス組織とビジネス・ワーカー(講義) →《
》
ビジネス組織が求める人材像・卒業生による職場報告、研修先選択 →《
プレゼンテーション→《
》
ビジネス組織(研修先)研究報告会 →《
》
ビジネスマナー講習(演習・スーツ着用) →《
》
ビジネスコミュニケーションの基本(演習)・諸注意→《
》
》
◇趣旨
個人面談・模擬面接で、自分を見つめ、インターンシップの目的意識を深めていく→《
》
プレゼンテーションをすることにより、人前で話をすることに慣れる→《
》
先輩の体験談から、社会人としての常識や、実習の心構えを学ぶ→《
》
履歴書の書き方、企業への電話のかけ方など、具体的なノウハウを学ぶ→《
》
PC研修で、実際の仕事で使える技術を身に付ける→《
》
興味のある企業を調べ、企業の理念や求める人材などについて知識を得る→《
》
様々な事前学習に参加しながら、時間厳守など社会人としての基本マナーを身に付ける→《
》
《ヒアリング》インターンシップの実施状況について
1.御校で行なっているインターンシップの種類について
提携型(企業からのアプローチ、学校からのアプローチ、学生個々が開拓、その他)、学生直接応募型、その
他
1´.それは単位に反映されるか(必修・選択・正課外) 正課外の場合は科目名、単位数、配当年次
実施の期間と内容、学生の応募が定員を超えた場合の選抜方法(基準)について
2.それぞれに費用が発生しているか
3.それぞれの期間や内容について(インターンシップの種類)
4.インターンシップに関わるスタッフ数とそのボリューム
5.インターンシップ実施までのながれについて
6.事前学習について(社会人としての基礎→《
》 / インターンシップの心構え→《
》 / ホテル事業の概
要→《
》 / ホテルの業務内容(座学)→《
》 /ホテルの業務内容(ロールプレイ等) / 接遇マナー→
《
》 / 危機管理→《
》 / 書類作成の指導→《
》)
6´.事後学習の内容について(実施報告の提出 →《
》 / 実施内容の確認 →《
》 / 学生の個別指導
→《
》 / 学校での報告会 →《
》 / 学外での報告会→《
》 / 報告書の作成→《
》 / 礼状の執
筆指導→《
》)
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
7.実施中のフォローについて
8. 実施後の学生の教育効果の評価方法について
9.学生の参加の割合と傾向について
10.募集の告知・アナウンスのしかたについて
11.企業はインターンシップの企画実施フォローにどのくらい関わるか
12.学生や企業にどんな問題があるか、どのように対処しているか
13.学生や企業からどんな要望があるか
14.理想に近いインターンシップ実施状況
15. 専門科目・就職・キャリア支援との連動について
16. 一連のカリキュラム(ワークシート教材等含む)を組んでいるか、それはオリジナルか、について
17. 学校独自(であろう)特色ある取組みがあればお教え願います。
18. 参考になる他大学の取組みについて
19.課題について
例:実習先の確保→《
》、実習内容の調整→《
》、用意した人数枠に対して学生の応募の少多→
《
》、教職員の負担→《
》、ホテルの負担→《
》、学生の生活態度に対する指導→《
》、学生の
心のケア→《
》、学生のモチベーション維持が大変→《
》、現場で低賃金アルバイトとしかみなされてい
ない→《
》、学生が希望する部署・仕事を経験できない→《
》、長期休暇中など実施時期が限定され
る→《
》、内容がホテルによってバラバラである→《
》。学生のホテル業界の志望度が下がる→《
》、
インターンシップが採用につながった事例がある→《
》
20.その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■プロジェクト(プログラム)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□ニューツーリズム企画 (地域の魅力を活用し地域おこしのための着地型観光の企画スキルを習得するプロ
グラム)
□域学連携 (地域の魅力を活用し町の活性化のための施策を練り地域に提案・発信していくプログラム)
□資格取得支援プログラム
(以下の資格を取得するための勉強会と、検定合格の際に費用の一部を助
成するプログラム)
サービス接遇検定試験3級→《
》 / ホテル実務能力認定試験宿泊初級 →《
》/ WBJウェディングプ
ランナー認定試験→《
》 / パーソナルカラリスト検定試験3級→《
》 / コミュニケーション検定試験初
級→《
》 / ご当地検定→《
》 / おもてなし検定→《
》 / HRS検定→《
》 / ホテル実務技能検
定 →《
》/ ホテリエ検定→《
》 / ホテルビジネス技能検定→《
》 / TOEIC→《
》 / コミュニ
ケーション検定→《
》 / あいさつ検定 →《
》/ 話ことば検定→《
》 / ご当地検定→《
》 / 観光
コーディネーター→《
》 / メンタルヘルス→《
》 / ビジネス能力検定→《
》 / ビジネス実務マナー
→《
》 / 簿記→《
》 / MOS→《
》 / 心理カウンセラー→《
》 / 余暇ナビゲータ→《
》
その他
このような取組みに予算の計上は可能でしょうか。
そのほか、何でも構いません、アドバイスをお願いいたします。
以上
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■泉川恵里教諭への質問項目について (2014年11月19日(火))
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□19日当日のヒアリング、授業見学、打合せ等タイムテーブルを検討したく授業時間や学生さんのご都合うか
がいたく存じます。
□インターンシップ実施とその前工程・次工程のセッションを設けるとした場合の具体的な日程を検討いただき
たく存じます。
□あわせまして、授業を行なわせていただくに、その日程調整(既存のものにどう組み入れるかを加味して)をお
願いします。
申請書には「2015年1月実施 座学4-5時間 専門学校生10名対象」と記されていますがその限りではござい
ません。
□インターンシップで1ヵ所でも、協力してくれそうな(一緒にカリキュラムを組み立ててくださる)ホテルはあります
でしょうか。
□今回のカリキュラム開発に、学生さんも協力いただくことは可能でしょうか。(ヒアリングだけでなく制作・助言な
ど)
□上記ニューツーリズム、域学連携(まちおこし)、資格取得のプログラムの実施は予算的にも含めて可能でしょ
うか。
□授業実施日に、授業公開とリフレクションセッション(見学者を含めての振りかえり会)の実施は可能でしょうか。
□現在使用しているワークシートはありますか、もし可能でしたら次回の委員会にご持参願いたく存じます。
□ポートフォリオを作成するにあたり、どのようなシートだったら活用するか(一通りリストアップして回答してもらう)
□人材育成のテーマゆえ、キャリア教育を組み入れるのもありだと思うがそれについてどう思うか。
□ホテル側と一緒につくるインターンシップを考えていますが、どのようにお考えでしょうか。
□キャリア教育を取り入れた事前学習(働くことについて考えること)についてはいかがでしょうか。
□ホテルに就職した卒業生で、サポートいただける人がいれば幸いですが、いらっしゃいますでしょうか。
□学生へのインタビューは可能ですか。以下、そのインタビュー項目を記します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■学生さんへの質問項目について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□キャリア(これまでの進路選択・将来のビジョン)
□普段の生活(やりがい・学習の時間・アルバイト・友達や趣味の生活)
□新カリキュラム(案)のご意見や教育についてのリクエスト
□勉強法・ノート・テキストについて
□キャリア教育について関心はありますか。
□ホテルへインターンシップに出向いていかがでしたか。
・時期 期間 人数 役割 カリキュラム内容 チューター 費用 服装等の注意事項 指導とフィードバック 事
前・中・後、
得たこと、課題、注意されたこと、褒められたこと、次に繋がっているか、キャリアビジョン、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■授業の見学
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□特徴的な設備や教材教具などがございましたらお教え願います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■館内施設(教室設備)や教材・教具について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□特徴的な設備や教材教具などがございましたらお教え願います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■フリーディスカッション
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以上
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-3-2泉川恵里教諭 回答抜粋
1.ホテル・ブライダル学科のブライダル専攻はインターンシップを実施しなかった。→今後、実施をしていくことに
ついて提案をしたい。
→ヒアリングに参加してくれたブライダル専攻の学生は、将来就きたい、目指す分野に近いアルバイト先を自身
で開拓し実践を積んだり、アルバイトから正社員への道を選択する学生もいた。夏休みを利用して自らインター
ンシップに応募し参加する、その支援を行なうプログラムを用意してもよいと思った。
2.学生とのやりとりにSNS(LINE)を活用している。
→報告・連絡・相談、情報の共有(わかちあい)に、”つながり”の大切さと、SNSの教育現場での活用をあらため
て提唱していきたい。
3.科目「就職実践的課程」は担任が担い、学内就職部と学生と企業を結ぶ
→就職活動関連は大学では就職部が、キャリア教育はキャリア開発担当教員が担っているが、専門学校では
進路はほぼ決まっておりその実践を学ぶ場としては担任が高校と同様学生の全般のサポートをする体制が重要
だと思った。各ステークホルダとの連携を密に有効に測っていくことの大切さについて共有した。
4.カリキュラムは穴吹学園内で構築(非常勤講師委員会で授業担当者のニーズを探る。)・シラバスは授業担
当者が担当
→カリキュラムは教育・育成方針(アドミッション・カリキュラム・ディプロマポリシィ)に沿って構築する、1科目の授
業構成については進め方やスピード含め授業担当者に一任し、委員会で共有するシステムをとっている。シラ
バスの一貫性等、見直す機会はあるのかをあらためてうかがってみたい。
5.「葬儀」についての基礎をカリキュラムに入れる必要があるか。
→今後、高齢化社会を迎え、これまでの葬儀のスタイルから変化・進化するなか、葬儀に関わる職業へのニー
ズ、また、ホテルでおこなう際のホテルスタッフのスキルも求められる。ホテル・ブライダル・葬儀学科、葬儀専
攻、といったコースを設けるまでは至らないかもしれないが、若者、あるいは、セカンドキャリアとしての中高年、さ
らに海外から訪れる学生を受け入れる可能性もある。新卒者のこのコースの入学は、本人はその気でもご両親
が消極的だと聞いた。時代とともになくなる職業、生まれる職業、進化する仕事、その変化に対応しカリキュラム
を構築していく必要性をうかがえた。
6.教員間の相互研鑽・相互交流、授業の相互派遣も視野に入れるか。
→大学では学会や、文科省の大学間連携事業、あるいは、教員が別の大学に非常勤講師として出向くなど、
学校間、教員同士の連携や、相互派遣、相互研鑽の場が準備されているが、専門学校の教員は日々の実務
に追われその余裕がないようにお見受けした。本活動自体に、今後は、「専門学校の教員育成」「教員のキャリ
ア支援」「教員の相互派遣」「教員の相互研鑽」の場や、学校自体の連携を提案したい。そして、いずれは「学
生間交流」や「地域間連携」もおこない、幅広いネットワークや観光知識を身に付け学びあうプラットフォームを
構築していきたい。
7.ネパール出身の学生への教育方法について
→日本語コースを履修するネパールからの留学生にホテル・ブライダルの知識を身に付けてもらうべく、2015
年度からコースを開講するとうかがった。日本(香川・高松)が広く世界からお客様を招くためにも、また、穴吹ビ
ジネスカレッジのグローバル展開にも有効であり、さらに、学生同士のダイバーシティな交流・啓発にも非常に有
効な施策だと思った。
8.インターンシッププログラムは事前学習のプログラムを強化
→「ホテル実習」イコール、インターンシップ、という考えかたから、3回のホテル実習を含む事前・事後学習も加
味した一貫したプログラムを「インターンシップ」と意味づけたい。
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
9.就活実践的講座 大学に比べ仕事に直結する教育ながら自己分析や企業研究、就職活動テクニック(エン
トリーシートの書き方)といったまさに実践的実用的内容
→このような職業教育だけでなくキャリア教育の必要性を感じた。職業を絞り込んで入学してきた学生も学びや
活動を通して視野を拡げる(キャリアのストレッチ)も必要である。また、就職後、就職先が合併吸収・倒産等予
期せぬ事態に直面することもおこり得る、さらに、個人的なライフステージの変化で余儀なく転職に直面すること
もおこりうる。さらに、就職先での仕事や職場で「こんなはずでなかった」といったリアリティショックや離職(7・5・3
で問題になっている)、さらに、ぶらさがり社員(若者にも増えてきたモチベーション低く組織に貢献せずに給料は
もらい居座る社員)といった対策に、いくつかのプログラムを設置することも重要課題ではないか。
10.インターンシップは2年間の中で3回実施。1年前期にはホテルの基礎的なことを穴吹グループのホテルで
学ぶ、1年後期には一流の環境で一流を知る(メインのインターンシップ)、2年の前期には県内一流のホテルで
戦力として働き学ぶ。
→この3回の実習を段階的に、さらに、実習時期の各間の時期を有効活用し育成プログラムを組んでいくことを
提案したい。
11.インターンシップ期間の学校側の金銭的負担は、1年後期の宿泊を伴うインターンシップでは、住居(レオパ
レス)を学校が用意する。面談目的での交通費(学校とホテルの往復の2回分)を学校が負担。単身生活にて、
お皿等衛生上配慮が必要なものは学生個人が用意。住居からホテルまでの交通費は学生が負担、食事は8
時間以上の勤務の場合にホテルが支給する場合もある。
→住居の手配を担任が行うと聞き、それは手間がかかる大変なことだと思った。未成年の学生を学校から8週
間派遣するには、学生と、ホテル側と、保護者と、教員(学校)が一体になり連携を図って進めていく、そのご苦
労をうかがえた。
12.インターンシップ実施期間の教員のフォローについて→開始1週間後、学生たちにとっては一番つらい時期
をはからい訪問。学生と面談はしないがホテル側指導担当者と20分程の面談。その後の日頃のやりとりはホテ
ル側指導担当者とは主にメールでのやりとり。緊急の場合は電話で対応。学生とはLINEグループで共有。
→対面でのフォローのほか、常時サポートをすることは担任にとっても大変なことだとお見受けした。(派遣期間
は通常の授業がなくても様々な雑務をこなしながら) 本人、クラスメイト、教員、ホテル指導者(現場)、ホテル
受入担当者(人事総務)、保護者のほかに、先輩やOBOGなど、メンター(ナナメの関係)がサポートするシステ
ムがあってもよいと思った。
13.インターンシップ先を学生が決めるには、学校側が開拓し提携している5つのホテルから選択をしてもらって
いる。学生が開拓をし、そこに学校が入り提携を結び派遣をするシステムを構築したい。
→「インターンシップ 専門学校 ホテル」で検索をすると多くのホテルのページがヒットする。たしかに、自分が
興味関心があるホテル、憧れのホテルあるいは、実際に足を運び、(可能ならば宿泊や食事をしながら現場や
社員をみて)探すプログラムがあってもよいと思う。
14.インターンシッププログラムのホテルでの実施内容はホテルが決める。提携時には学校側でガイダンスを実
施し穴吹側より4つのステップを提示。そのとおりやってもらっているかは未確認。
→せっかくの実習期間を充実させるために、また、ホテル側指導者の育成のためにも、一緒に育成プログラムを
組むことを提案したい。ホテルの事情を考慮しながら共に組んだ内容にはそれぞれは当事者意識をもち育成に
臨めるのではないか…、ホテルスタッフもたしかに忙しい。忙しいからこそ各業務を負担なく効率的に進めていく
ながれを構築できればと願う。
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
15.学生がインターンシップ先で、ホテルの裏側や現実を知ることで、ホテルへの就職意欲が低下する。イン
ターンシップ先のホテルから内定枠をいただきながらも学生自身が希望しない場合もある。
→派遣先のホテルへの就職意欲が低下することを正面から否定はできない。実習で学び得たこと、気付いたこ
とから、建設的に意思決定をしたのなら学生の決断を尊重してもよいと思う。就職が目的の実習ではない。ただ、
「働くこと」「仕事」に対しての根本的なモチベーションの低下ならば、それこそ実習期間中もそれぞれが負担に
なり生産性もない。ホテル側指導担当や担任が随時(少ない時間でも構わないので)キャリア面談を行なうこと
を提案したい。
16.インターンシップにおいての配属先について、ホテル側は1か所の部署で学んでほしいが、学生は様々な部
署で体験したい。(館内の見学会は実施しているが実際に働きたい要望が学生からある)
→ 8週間という期間のなかでは、1つの仕事(職場)で体得することも重要に思う。その意味や価値を事前に学
生が理解すること、また、ホテルのなかの幅広い役割をしってもらうプログラムは期間中に組み込んでもらうよう
ホテル側にも提案したい。
17.カリキュラムに、卒業生の体験談のセッションを設ける場合、卒業生の派遣は可能である。
→大学では就職活動支援の一環でOBOG懇談会やOBOG訪問がある。実際に現場で活躍している自分の先輩
から、生の声(嬉しかったこと、辛かったこと、感動したこと、失敗したこと、やりがい、苦労、今後のビジョン、予期
せぬアクシデント、土壇場などをうかがい、「ホテルでの仕事」のケーススタディを行いたく思う。
18.ステークホルダは、学校(学生・担任・就職部)とホテル(採用窓口、インターンシップ窓口、各現場のチュー
ター)
→何をどの担当が担い、どのようなフローでステークホルダ間が共有しているか(特に事件がおきたときなど)が
一覧になり、関係者で共有できるようなマップを作成したい。
4-4本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケート
本事業の調査・開発委員である、 専門学校穴吹ビジネスカレッジの泉川恵里教諭、国際外語・観光・エアラ
イン専門学校の栗林直子教諭、麻生外語観光&製菓専門学校の郡嶌奨教諭、学校法人浦山学園の髙野直
人教諭、専門学校インターナショナルリゾートカレッジの成底敏教諭(*五十音順)に、各校のインターンシップの
現状や、要望をうかがった。その回答結果を集計し下記にまとめた。
・《別ページ》 本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケート
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
委員各位
成城大学 共通教育研究センター
勝又あずさ
事業活動 ご協力のお願い
このたびは、「訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業」にて委員会活動をご一緒さ
せていただきまして、ありがとうございます。現場でご活躍の委員皆様方に、本事業活動のなかの以下の活動に
ついて、ご助言・ご協力を賜わりたく存じます。お忙しい中大変恐縮をいたします。どうぞよろしくお願いをいたし
ます。
記
ご助言いただきたい項目とその概要
・「基礎力作成」:
こちらでリストアップした基礎力候補リストの補足・追加等
・「ポートフォリオ作成」:
実際に現場で活用できそうなシートの抽出と意見・アドバイス
・「授業での実践」:
カリキュラムの導入が効果的かどうかについてのご意見・アドバイス
・「インターンシップの実施」: 御校での状況についてうかがい、併せて立案した企画案についての
ご意見・アドバイス
・「プロジェクト」:
実現の可能性と、立案した企画案についてのご意見・アドバイス
尚、本文書にご記入のうえ、デーダにて返送をお願いしたく存じます。
頂戴した回答・ご意見は、集計をし本事業の報告書に掲載をさせていただく存じます。
また、事業活動委員として、報告書・ポートフォリオの制作委員としてもお名前とご所属を掲載させていただきた
く存じます。その旨のご承諾をお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-4-1 本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケート《質問項目抜粋》 インターンシップの実施状況
1.御校で行なっているインターンシップの種類について
提携型(企業からのアプローチ、学校からのアプローチ、学生個々が開拓、その他)、学生直接応募型、その他
1´.それは単位に反映されるか(必修・選択・正課外) 正課外の場合は科目名、単位数、配当年次
実施の期間と内容、学生の応募が定員を超えた場合の選抜方法(基準)について
2.それぞれに費用が発生しているか
3.それぞれの期間や内容について(インターンシップの種類)
4.インターンシップに関わるスタッフ数とそのボリューム
5.インターンシップ実施までのながれについて
6.事前学習について(社会人としての基礎 / インターンシップの心構え / ホテル事業の概要 / ホテルの業務内
容(座学) /ホテルの業務内容(ロールプレイ等) / 接遇マナー / 危機管理 / 書類作成の指導、他)
6´.事後学習の内容について(実施報告の提出 / 実施内容の確認 / 学生の個別指導 / 学校での報告会 / 学
外での報告会 / 報告書の作成 / 礼状の執筆指導)
7.実施中のフォローについて
8. 実施後の学生の教育効果の評価方法について
9.学生の参加の割合と傾向について
10.募集の告知・アナウンスのしかたについて
11.企業はインターンシップの企画実施フォローにどのくらい関わるか
12.学生や企業にどんな問題があるか、どのように対処しているか
13.学生や企業からどんな要望があるか
14.理想に近いインターンシップ実施状況
15.専門科目・就職・キャリア支援との連動について
16.一連のカリキュラム(ワークシート教材等含む)を組んでいるか、それはオリジナルか
17.学校独自(であろう)特色ある取組みがあればお教え願います。
18.参考になる他大学の取組みについて
19.課題について
例:実習先の確保、実習内容の調整、用意した人数枠に対して学生の応募の少・多、教職員の負担、ホテルの
負担、学生の生活態度に対する指導、学生の心のケア、学生のモチベーション維持が大変、現場で低賃金アル
バイトとしかみなされていない、学生が希望する部署・仕事を経験できない、長期休暇中など実施時期が限定さ
れる、内容がホテルによってバラバラである。学生のホテル業界の志望度が下がる、インターンシップが採用につ
ながった事例がある
20.その他
4-4-2. 本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケートexcel回答
・《別ページ》
回答結果をExcelの表にまとめた。
4-4-3. 本事業調査・開発委員(5校の教員)へアンケート 考察
各委員の先生がたは非常に多忙でアンケートにお答えいただくことに心苦しく、アンケート実施の手段にも改善す
べき課題がある。多くの先生が仰るに、他の学校の先生がたの結果を早く知りたいと、それぞれの学校の活動や
施策、方針や課題などを共有する機会を持つ、その必要性を感じた。
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学校名
回答者
■求められる力
1. ホテル全般&特定の技能
穴吹ビジネスカレッジ
泉川恵里
特定ではなく、最低限の技能:サー
バーサービス実技、宿泊知識、フード
知識、ビバレッジ知識など
国際外語・観光・エアライン専
門学校
栗林直子
能力と知識、熱意とスキル、
人間力
2. 地域の知識と人脈
うどん屋さんと観光地、香川の歴史 能力と知識、熱意とスキル、
については学習すべき。
人間力
3. 語学(英語&中国語?)
英語・中国語(両方ともすでに実
施)
日本語は話す能力、話しを聞く能
力
4. 愛される人間力(おもてなしの本質や愛
嬌)
■カリキュラムに組み入れたほうがよい項目・
要素
◇ポートフォリオ内
レクチャー(理論・説明・テキスト・解説を含
理論部分は不必要
む)
インターンシップマニュアル
インターンシップについて教員がそ
れを基にインターンシップ前指導を
行えるもの
◇インターンシップワークシート・
社会人基礎力自己評価チェックシート(行く前 4
に実施) :(自己&360度)
フィードバックシート(終了後に実施)(自己& 5
360度)
指導教員からのレビュー
3
実習先担当者からのレビュー
5
一緒に学ぶ仲間からのレビュー
3
キャリアコンシェルジュ(メンター)からのレ
4
将来の自分からのレビュー
2
実習先でよく振舞えるようトレーニングのため 4
のロールプレイング:そのワークシート
インターンシップスケジュール表シート
4
インターンシップ 事前学習ワークシート
5
インターンシップ 実施中のワークシート
4
インターンシップ 事後学習のワークリート
4
インターンシップ 評価シート (個人 ・ホテル 5
(受入) ・ホテル(指導者) ・教員・仲間)
インターンシップ報告会 報告内容
5
実施中の日々のフィードバックシート
5
ニューツーリズムの企画ワークシート
3
域学連携企画ワークシート
3
先輩社会人の一日のスケジュール&インタ
4
ビュー(キャリアインタビューシート(質問項
目)・お礼状の書き方)
チェックリスト(みだしなみ・To do・マインドセッ 4
ト・ホテル内の業務をリストアップ)
基礎力(どのようなときにどう振舞えるかといっ 3
た項目を記入した)リスト
その力の説明(普段に発揮できる力として等 3
身大で分かりやすく力を解説)
事前・実施中・事後のチェック
3
自分の強みを引き出す
5
キャリアデザインワークシート(自分のタイプと 3
強み・自分の今(価値観・人生観・仕事観)・
社会における自分・自分の未来・将来・今後)
資格取得支援シート
3
キャリアアセスメント(アセスメント・結果&
3
フィードバックシート)
付録(名刺作成シート・ポケットファイル)
3
◇指導教員用(学習指導マニュアル)
個々でカリキュラムを構成するに必要な部分 3
を抽出するかたちで
シラバスワークシート
4
ケーススタディ(ケースと設問と解説)
4
試験問題
5
成績評価シート
5
アイスブレイク 集
3
人間関係ワーク 進行マニュアル
4
■授業での実践
ホテル概論・観光概論や語学といった座学は 5
勿論のこと
ロールプレイング(実務の段取り・手順や、対 5
応、立居振舞)
ケースメソッド(ホスピタリティ論や危機管理や 5
リーダーシップ)
体験学習(即興劇、相手を知る人間関係ワー 4
ク)
PBLとプレゼンテーション(地域視察→アイデ 3
アだし・成果物制作・課題解決)
ポートフォリオ活用 (ワークシート、キャリア
5
ファイル)
ワークショップ(社会人とのダイアログ・ワールド 3
カフェ)
日本の歴史・文化・観光の知識
5
地域の歴史・文化・観光の知識
5
コンシェルジュの基本的な機能と役割
5
ホテル全体の機能と役割
5
心理学的な人間関係論
5
マナーコンサルタントあたりでもよいか?
3
インターネットでの情報収集力
5
主要国と日本との関係性、行動特性、宗教な 5
クレーム処理
5
リスクマネジメント
5
社会状況や国内観光の動向や展望 知識
5
組織マネジメント・経営
5
日本の歴史 文化 観光の知識
5
心理学的な人間関係論
5
ビジネスコミュニケーション
5
インターネットでの情報収集力
5
旅行プランニング
5
キャリア教育(職業観・勤労観の醸成、社会 3
を生き抜く意識、とりまく社会の現状、自己理
解、他者理解、多様性受容)
意識形成
4
能力と知識、誠意とスキル
能力と知識、誠意とスキル、
人間力
インターナショナルリゾートカ
レッジ
成底敏
浦山学園
高野直人
日本語力 相手の気持ちを読 接客能力、食、記憶力、語学
む能力 的確な判断力
力、一般教養、知識、コミュニ
ケーション力、ホスピタリティ、
几帳面さ、礼儀作法、責任感
知識(周辺観光施設、地理,交 知識、社交性、社外活動、交
通、食、トレンド) 地元の知
流
識・歴史 人的ネットワーク
(交流)
語学力(日常英会話程度の英
英語力、英語以外の外国語
語力)
社交性 誠実さ 誰かの役に 笑顔、ユーモア、コミュニケー
立ちたい・人の喜びを自分の喜 ション力
びと思える心
麻生外語観光&製菓専門
学校
郡嶌奨
語学力、トレンド、笑顔、チー
ムワーク力、ホスピタリ
ティー、相手の気持ちを読む
能力、タフな精神力
開拓心、人的ネットワーク(交
流)
英語、中国語、韓国語
コミュニケーション力、やさし
さ、柔軟性、人を愛する心
ホテル概論、実務、知識、社
事前授業で多くのホテルの見
会人マナー、身だしなみ
学や実際に利用させる等させる
インターンシップの意義、サー 本インターンシップの目的と到 インターンシップの目的
ビス基本マナー、実務知識
達目標
概論と実技、身だしなみ、現
場での体験談
意義付けと目標、フィード
バック
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ビジネス・コミュニケーション(接遇・コミュニ
ケーション)
IT(PCスキル、情報処理)
海外研修旅行
■インターンシップの実施
インターンシップリテラシー学習状況
インターンシップの意義と手続き
インターンシップ参加に向けての心構え(講義)
ビジネス組織とビジネス・ワーカー(講義)
ビジネス組織が求める人材像・卒業生による
職場報告、研修先選択
プレゼンテーション
ビジネス組織(研修先)研究報告会
ビジネスマナー講習(演習・スーツ着用)
ビジネスコミュニケーションの基本(演習)・諸
注意
個人面談・模擬面接で、自分を見つめ、イン
ターンシップの目的意識を深めていく
プレゼンテーションをすることにより、人前で話
をすることに慣れる
先輩の体験談から、社会人としての常識や、
実習の心構えを学ぶ
履歴書の書き方、企業への電話のかけ方な
ど、具体的なノウハウを学ぶ
PC研修で、実際の仕事で使える技術を身に
付ける
興味のある企業を調べ、企業の理念や求める
人材などについて知識を得る
様々な事前学習に参加しながら、時間厳守
など社会人としての基本マナーを身に付ける
インターンシップの実施状況
1.インターンシップの種類、学生直接応募型、
その他
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学校からのアプロー
提携型、企業・学校からのア
プローチ
1'.それは単位に反映されるか(必修・選択・ 必修
正課外) 正課外の場合は科目名、単位
数、配当年次
1''.実施の期間と内容、学生の応募が定員を 1年次9月末~11月末
超えた場合の選抜方法(基準)について
2.それぞれに費用が発生しているか
発生している
3.それぞれの期間や内容について(インターン 上記に同じ
シップの種類)
4.インターンシップに関わるスタッフ数とそのボ ホテルにより様々だが、インターン
リューム
シップ担当者と現場担当者
5.インターンシップ実施までのながれについて 4月~7月県内ホテル実習 9月初
旬~中旬 インターンシップ指導
6.実施中のフォローについて
スタート1週目で各ホテルへ訪問。
担当者と密に連絡をとる
7. 実施後の学生の教育効果の評価方法につ 既存の評価表にてA~Dで成績を
いて
つけていただく
8.学生の参加の割合と傾向について
必修のため、全員参加
9.募集の告知・アナウンスのしかたについて
求人が多くあり、就職先はたくさんあ
るということと、お客様に喜ばれるホ
テルの仕事は大きなやりがいがある
と伝える
10.企業はインターンシップの企画実施フォ
ローにどのくらい関わるか
企画については学校のみで行
11.学生や企業にどんな問題があるか、どのよ 学生が現実を知ることでホテルへ
うに対処しているか
の就職意欲が下がってしまうこと
12.学生や企業からどんな要望があるか
学生:多くの部署で働きたい ホテ
ル:一つの部署を極めてほしい
13.理想に近いインターンシップ実施状況
インターンシップに行きたいホテル
を学生自身が探して行かせる
14. 専門科目・就職・キャリア支援との連動に 専門学校なのでキャリア指導はす
ついて
でに網羅している
15. 一連のカリキュラム(ワークシート教材等 現在特に組んでいない
含む)を組んでいるか、それはオリジナルか、
について
16. 学校独自(であろう)特色ある取組みがあ 特にありません
ればお教え願います。
17. 参考になる他大学の取組みについて
提携型(企業からのアプローチ 提携型 学生個々が開拓+学 提携型
=3割、学校からのアプローチ 校からのアプローチ
=5割、学生個々が開拓=2
割
必須、正課外→科目、単位に 単位に反映(必修1回+選択)
反映される (必修)
必修とし単位に反映される
は反映せず、
志望動機面接
実施の期間=基本一カ月 内
容=3~4部署の経験、学生の
応募が定員を超えた場合の選
抜方法(面談により該当研修
先への想いの確認)
なし
費用?ケースによって異なりま
すが、制服貸与料や寮費の発
生はあり(学生個人負担)
ホテル系2週間~3ヵ月、空 期間については、基本一カ
港 2週間から3ヵ月、旅行系 月! 大別すると学生にとって
1週間から1ヶ月、他、教育、 インプット型とアウトプット型とし
地域振興イベント随時
て定
担任、就職担当者、教務部 基本 クラス担任にて対応。実
長
習中に一度は訪問実施
1年生 夏休み1ヶ月、冬春休 10週間 受け入れ企業数の
み3ヶ月 内容は異なる。定員 方が例年多いため、定員を
を超えた場合は成績や授業態 超えたことはない
度で決める
発生していない
主に住まいに関して学生負
担の費用発生
1年生 夏休み1ヶ月、冬休み 上記に記載
3ヶ月 ホテル、ブライダル、衣
装 内容については企業任せ
例年120名前後の学生数に
対して4名の教員+企業担
当の営業スタッフ1名の計5
名
就職担当者の情報収集、募 希望実習先の確認 実習前授 実習指導として 目的、心構
受け入れに関するホテルへ
集→学生へ説明、告知、面 業 実習先研究 実習実施
え、訪問の仕方、電話のかけ の調査、学生への地域希望
接、動機づけ、事前学習授
実習期間中中間報告会 終了 方、法門マナー、企業職種研 アンケート、インターンシップ
業、実施→
後報告書作成 報告会
究、志望理由書作成・添削、お 先決定、学生紹介カード作
礼状の書き方
成送付、住宅等の手配、航
空券等の手配、準備物のホ
テルへの確認及び学生への
伝達
担任、就職担当者の訪問、電 実習中に一度は訪問実施
教員が各施設へ行き、担当者 担任、就職担当者が期間中
話連絡、報告書の提出、
と本人と話しをする程度
視察に訪問
学生からの問題点、悩みごと
の吸い上げ
インターンシップ評価表の提 教育効果測定は実施いていま 企業からの評価と実習報告会 実習ノートへのコメント、評価
出
せん
での発表による評価
表、振り返りレポート作成・報
告会での発表
必須1年、正課外 1年次
必修が原則
全員参加
全員参加
50%~80%実施
担任。就職課より告知、全体
担任。個別面談
担任からアナウンス(入学前
掲示、個別に意図的に声掛け
のオープンキャンパス時から
実施の旨伝える)
必須科目のため「募集」では
ない
企業担当者のみ対応、企業 実習先によって異なりますが、 現状の関わりは薄いです。受入 企業は企画には携わらない
によっては、事前授業、説明、 教育カリキュラムの一環として てもらい、評価表に記入いただ が、週ごとの学生へのコメント
面接の対応
共同して頂ける企業は増えて く程度
や評価出しはご協力いただ
おります
いている
配属、内容については企業
に一任している
企業は、できるだけ長期を希 学生=基本的な生活習慣が 学校としては8時から17時まで 精神面の弱い学生が増えて
望する(3ヵ月)企業もある。就 身に付いていない学生の存在 の間でお願いしたいが、実際は きており、現場での指導方法
学状況(カリキュラム、検定取 ⇒対応:最悪実習の取りやめ 早朝や夜間になることが多い によっては実習継続が難しく
得)状況に応じ、時期と、期
なってきている
間、参加学生を調整
「実習」という学びではなく、
「労働、戦力」になってきてい
る
企業は同上、学生は、就職希 学生=多様な部署での学び
企業からは、もっと積極性のあ 学生:配属部署の希望
望の企業へのインターンシップ 企業=素直な実習生と学校側 る学生を送り込んで欲しい。学 企業:初期段階ではスキル
のサポート
生からは、やりたかった事と違う よりも元気や挨拶、身だしな
み等を重視
実習生に就職(受験)してほ
しい
企業より事前の動機づけか
将来の業界活性化を目標とし 学校と企業が学生を育てる為 与えられる業務の難易度に
ら、報告会までご来校いただ た企業と学校の教育共同意識 に連携する事
幅があり、能力のある学生で
きながら、細やかな学生フォ と実習学生の高い業界発展へ
もそうでない学生でも、十分
ローができることが理想。
の積極的な関与態度
な取り組みや評価ができるこ
と
専門科目として、就職指導と キャリア形成を軸としたインプッ
の関連が持てることが理想。 ト型とアウトプット型研修の実施
とアウトプット型については、就
職を意識した選定が行われて
基本的にオリジナルにて対応 いる
実習指導
特にないと思います。しいて
言えば、ホテル系でないが、
ホテルインターンシップを50%
以上の学生が実施
特にありません(大学とは目的が違 特になし
うため)
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企業 1,2名 教員1名 (担
任)
学生の主体性や自律を促す為 学生が調べる、学生が自分で
入学時より“自律プログラム”を 電話する、事前訪問
実施。学生によるアクティブな
学習姿勢の醸成を行っている
特になし
■プロジェクト(プログラム)の実施状況
□ニューツーリズム企画 (地域の魅力を活 今現在できていません
産業観光( 新潟県 燕三条 旅行系学科では実施しておりま
用し地域おこしのための着地型観光の企画ス
地域 工場の祭典)
すが、ホテル系学科では未実
キルを習得するプログラム)
施
□域学連携 (地域の魅力を活用し町の活性 予算は未定。ただし、市や県へのは 同上
実施なし
化のための施策を練り地域に提案・発信して たらきかけはしてみたい
いくプログラム)
■資格取得支援プログラムの必要性
サービス接遇検定試験3級
ホテル実務能力認定試験宿泊初級
WBJウェディングプランナー認定試
パーソナルカラリスト検定試験3級
コミュニケーション検定試験初級
ご当地検定
おもてなし検定
HRS検定
ホテル実務技能検定
ホテリエ検定
ホテルビジネス技能検定
TOEIC
コミュニケーション検定
あいさつ検定
話ことば検定
ご当地検定
観光コーディネーター
メンタルヘルス
ビジネス能力検定
ビジネス実務マナー
簿記
MOS
心理カウンセラー
余暇ナビゲータ
このような取組みに予算の計上は可能でしょ
うか。
5
5
1
1
1
1
4
5
5
1
1
5
1
1
1
5
5
1
1
1
1
1
1
3
未定
○
○
実施なし
ホテル系学科ではないが、
製菓系の学科で地元の百貨
店とのタイアップでスイーツの
販売実習を行っている
3
5
3
3
4
○
○
○
○
○
○
○
5
3
3
3
4
5
5
5
5
5
通常授業のため予算計上は
できない
−31−
有用と判断出来れば予算計上
可能
予算計上はできないと思わ
れる
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-5.穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 在学生へのヒアリング
4-5-1.穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 在学生へのヒアリングの実施
2014年11月19日(水)13:30-15:30、穴吹ビジネスカレッジのホテルブライダル学科学生を対象に以下の旨、
ヒアリングを行なった。
趣旨:穴吹ビジネスカレッジのホテル実習についての学生たちの所感や課題、さらに、各自が大切だと考えるコ
ンピテンシー要素についてもインタビューを行い、開発の参考させていただく。
対象者:穴吹学園 ホテル・ブライダル学科 2年生 計8名
場所:穴吹学園 穴吹ビジネスカレッジ 番町校舎3階 教室
実施日時: 2014年11月19日(水) 13:30-15:30
当日のながれ
13:30-13:45 はじめに(事務連絡・自己紹介(学校生活・インターンシップ・自分の強み)
アイスブレイク(ケースを通して所感をうかがう)
13:45-14:20 「インターンシップについて教えてください」
14:20-14:50 「これからのビジョンについて教えてください」
14:50-15:15 「社会に出て大事だと思う人間力について教えてください」
15:15-15:30 まとめ メッセージの贈りあい お礼のご挨拶・ヒアリングの趣旨共有 写真撮影
当日の配付資料や投射スライド
・《別ページ》 企画書
・《別ページ》 事前配付資料→一部提出
・《別ページ》 当日配付資料
・《別ページ》 当日配付資料→事後提出
・《別ページ》 投射スライド
・《別ページ》 報告資料
・《別ページ》 学生アンケート結果excel
4-5-2穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 在学生へのヒアリング考察
学生たちのホテル実習を「授業の一環」として出向き、そこから学ぶ・体験すること、その意識はかなり高かった。
誠実で、目的意識を持って臨むのは目的と目標が定まって入学し、学校生活を過ごしているからだと思う。また、
同じ目的で臨む少人数の仲間たちとの絆、さらに、一人ひとりと正面から向き合う泉川教諭との信頼関係の相
互作用がなされていることが要因と考える。
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−32−
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:穴吹学園学生
専門学校穴吹ビジネスカレッジ みなさんへ
11月19日(水)のヒアリングにむけて みなさんへご挨拶(勝又)
みなさん はじめまして!勝又あずさと申します。 ☺ このたび、「ホテルインターンシップをよりよくするプロジェクト」に
関わらせてもらっています。普段は成城大学(東京都世田谷区)にてキャリアデザイン科目を担当しています。
このたび、以下の項目について、みなさんからアドバイスをいただきたく、11月19日(水)に学校へおうかがいします。
どうぞよろしくお願いいたします。
☺ 穴吹ビジネスカレッジのインターンシップをよりよくしていくためのアイデア
☺ どんな意識・態度・姿勢の人が、社会で活躍できる人間か。
*みなさんのご意見をうかがいながら、年内に企画案を練り、2月には文部科学省に書類(成果物)を提出します。
■みなさんへお願い
当日は2時間があっという間に過ぎてしまいそうで…、その時間を有効に使いたく、事前にシートの記入をお願いしま
す。次のページより、可能な範囲で記入をお願いします。提出をしていただく際には、個人情報の取り扱いと守秘義務
は厳守し、誌面上の個人情報の取り扱いには十分に注意をいたします。
■当日のタイムテーブル
13:30-13:45
13:45-14:20
14:20-14:35
14:35-14:50
14:50-15:00
はじめに(事務連絡・自己紹介など)
「インターンシップについて教えてください」
「これからのビジョンについて教えてください」
「社会に出て大事だと思う人間力について教えてください」
まとめ お礼のご挨拶
■当日持参いただきたいもの
・もし可能でしたら、インターンシップ時の日記など
・筆記用具
・☺スマイル
*お菓子は勝又が用意します。
■この活動は、「文部科学省 平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業」に穴吹
学園が採択され、「訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業」をタイトルに授業デザインや、
ポートフォリオの作成、そして、インターンシップのプログラムを開発し、その実践を通して、「地域とお客様を連動させ
高品質なサービスを提供できるホテルマン」を育成していきます。現場で活躍中の学生みなさんの意見が大変貴重
です。一緒にインターンシッププログラムをつくるような気持ちで臨んでいただけると幸いです。
■勝又の自己紹介
専門は「キャリア教育・開発」です。「キャリア形成概論」といった理論科目のほか、「職業選択論」といった働くことに
着いて考える授業、「まちづくり」「旅行企画」といったプロジェクト科目など、学生みんなが、「想定外のことがおきても、
打たれ強く、立ち直りが早く、自分を信じて 一歩踏み出すような意識」を身につける、そのお手伝いが自分の役割だと
思っています。Facebookもやっています。なにかお役に立てることがあればお気軽に仰ってください。
以上
−33−
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:穴吹学園学生
おなまえ
提出をしていただく際には、個人情報の取り扱いと守秘義務は厳守し、誌面上の個人情報の取り扱いには十分に注意をいたします。
■はじめに
自己紹介をお願いします!
部活やスポーツはやっていますか。
アルバイトはやっていますか。
ご趣味や特技は?
ご内定先をお差し支えのない範囲でお教え願います。
自己アピールなど
■「インターンシップについて教えてください」
実習先:
(1年前期) 期間:
実習先:
(1年後期) 期間:
実習先:
(2年前期) 期間:
どんなことをやりましたか。
実習を通して何を学びましたか。
実習内容などに、問題や改善点があればお書きください。
今回の経験が今に繋がっていること
やりがいを感じたり成長したときは?
エピソード(アクシデントやトラブルなどのストーリー)があれば…。
これから社会に出て活かせること・できていなければならないこと
もっと身につけておきたいこと、社会に出てからやりたいこと
−34−
年
年
年
月
月
月
日 ~
日 ~
日 ~
年
年
年
月
月
月
日
日
日
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:穴吹学園学生
■ 「これからのビジョンについて教えてください」
* こちらのシートは提出不要です。みなさんの将来への贈り物☺
☺ これまで頑張ってきたこと
☺ 今の自分の強みとなること
したいこと
☺ したいこと、できること、すべきこと、
右の○のなかに、仕事や勉強やバイトや恋愛や映画や、親孝行など、
いろいろ記してみてください。
☺ あなたにとって、働くとは?
できること
☺ 10年後の社会と自分、どうなっているでしょう。
☺ 1年後の自分、どうなりたいですか。
☺ 目標設定(まずここ1ヶ月で行なうこと。具体的に。小さなことでもなんでもOKです。)
☺ 2015年の抱負を考えてみましょう。
☺ 今だからこそ、学生時代にやっておくこと
☺ みんなからのエール
−35−
すべきこと
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インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:穴吹学園学生
■ 「社会に出て大事だと思う人間力について教えてください」
以下の言葉から、「わたしはこれが大事だと思う」キーワード、10個に☑をつけてください。
尚、社会で求められる能力や技術、スキルはあえて、なるべく入れていません。
□自分自身の存在を受け容れる □打たれ強さ □物事を前向きに捉える □当事者意識をもち主体的に行動
する □やってみようとチャレンジ □チャンスはどこにもありそれをチャンスと捉えるかどうか □反芻と意味づけ
(反芻:繰り返し考え、よく味わうこと。) □公明正大 □ Honest Frank Fair(正直で素直で誠実である) □他
者受容 □信頼関係を構築 □嬌・笑顔・マメ 深く考える □クイックアクション&レスポンス □報告・連絡・相
談 □オープンで風通し良く、業務の遂行によい影響を与える □率先して行うこと □想像・イメージする □笑
顔 □愛嬌 □情熱 □チームとしての達成 □相手の気持ちを読む □躊躇せず相手に声をかける □仕事
には自分から動く □幅広い視野を持ちアイデアが浮かぶ □関心を持ち人や本を通して情報を収集知的好奇心
□開拓心 □発信 □研究心・探究心 □的確な判断と意思決定 □提案・アイデアをだす □柔軟さ □臨
機応変 □忍耐 □継続 □情報収集 □継続的学び □遊び心 □ユーモア □ユニーク □精神的タフ
□挑戦意欲 □心遣い □気働き □気転 □目的意識 □高潔さ □本気さ □好奇心 □興味関心
□責任を持つ □意思決定 □助けてもらう □弱みを見せる □広い視野 □多様な価値観 □観察と交渉
□学び続ける □立ち振る舞い □丁寧さ □人を愛する・大切にする □まごころ
□マメで几帳面 □やさ
しさ □奉仕 □人の喜びと幸せを自分ごとに □尊敬の姿勢 □謙虚さ
□わたしはこれには自信があるというもの ベスト5
1.
2.
3.
4.
5.
4.
5.
その理由(基準):
□これがとても重要、必要・身に付けたい ベスト5
1.
2.
3.
その解説:
■ケーススタディで感じたこと
《参考》 「日本型コンシェルジュ」としての資質(態度・姿勢・意識)
お客様に上手にわがままを言わせて期待以上のおもてなしができる人 / 「真摯」( integrity)
① 人として / 自己肯定 自己効力 自己研鑽
② お客様に対して / 多様性受容 利他的精神 感動の創造
③ 地域・社会に対して / 正義と誠実さ リーダーシップ 社会的貢献
−36−
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インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:穴吹学園学生
みなさんへ
きょうはお忙しいなか、お時間をいただき本当にありがとうございます。
このポストイットに感じたことや意見を記して、修了後に勝又まで提出ねがいます。言いにくいことでも何でも、
この事業の発展と、勝又の成長のために気楽に記してください。守秘義務は守ります。
勝又あずさ
おなまえ:
インターンシップについて感じたこと
きょう感じたことなど何でも
社会に出て大事だと思うこと
■きょうのながれ
13:30-13:45
13:45-14:20
14:20-14:50
14:50-15:15
15:15-15:30
これからのビジョン
はじめに(事務連絡・自己紹介など)
「インターンシップについて教えてください」
「これからのビジョンについて教えてください」
「社会に出て大事だと思う人間力について教えてください」
まとめ お礼のご挨拶
−37−
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インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:穴吹学園学生
ヒアリングの後でおねがい
みなさん、きょうはお忙しいなかお時間を割いてくださり、貴重なお話を本当にありがとうございました。
限られた時間のなかでうかがえなかったことを、下記に記して、泉川先生にお預けいただきたく存じます。
メールでももちろん構いません。 わたしのアドレスは、katsumata@seijo.ac.jp 携帯は090-1426-4893、
Facebookもやってます! コメントを、11月26日(水)13:00までにいただけると幸いです。
おなまえ:
1.インターンシップについてのアドバイスで言い忘れたこと
2.これからのビジョンについて言い忘れたことや質問など、なんでも
3社会に出て大事だと思う人間力について、ひらめいたこと、なんでも
4.我々の活動へのアドバイスや提案、要望など
5.ヒアリングセッション全体を通して、それが今の自分に繋がっていること、成長・発展していることなどがあれば…
6.言い忘れたこと、思いついたこと、感じたことなど、なんでも
−38−
A
B
C
D
ホテル専攻
ホテル専攻
ホテル専攻
ブライダル専攻
E
F
ブライダル専攻 ブライダル専攻
ウェスティン都 ホテルニュー ウェスティンホ
ホテル京都(宿 オータニ大阪 テル大阪(宿
泊)
(ドア)
泊)
営業職
販売職
ホテル
授業は大変だが
充実している。
○
インターンシッ
プはホテルの裏
側を見た。苦労
が分かった。
学校生活は楽
しい
○
責任感、慕わ
れた、きらわ
れることも大
事
学校生活は楽し
い
○
G
H
ホテル専攻
ホテル専攻
ウェスティン
ウェスティン都ホ
ホテル大阪 テル京都(料飲)
(宿泊)
販売職
旅館
楽しい
充実している
○
○
人と接すること
の難しさ
仕事の厳しさ
任される人
人間力
■自己紹介
学校生活
インターンシップに行ったか
インターンシップ
どんな社会人になりたいか
責任感、お客様
への接し方、先
輩をみて勉強
昼休みが楽しい
楽しい
スキルアップ
責任を持つ、関
大な人
我慢強さ
楽しい
一生できる仕事
素直・目標を持
つ
■インターンシップについて
ベルスタッフ、
英語で話しかけ
られ、必死に対
応して自信あつ
いた
言葉遣い、立
居振舞、挨
拶、社会人と
してあたりま
え。近隣の地
図を上司から
A
B
愛嬌 マメ
人を動かす
力、責任感、
時事知識、目
配り、気配
り、心配り
遊び心、興味、
気配り、威圧
創造力、ポジ
感、ポジティ
ティブ、探究、
ブ
研究
プロデュース会
社、事務作業、
システム入力、
接客のしかた
お金が関わる仕 ルームサービス
マクドナルド、 事、上司が責任 1ヵ月間、社員 講師の先生が、備
居酒屋、結婚式 をとってくれ から離れてひと えあればうれいな
る、お客様との りで。信頼され しという言葉、
場
コミュニケー 任された館、1
ション、信頼
人前
D
E
F
G
H
向上心・思いや
り
英語、敬語
興味関心、ホテ
ルの言語は英語
だけでない、ポ
ルトガル語や中
国語も学ぶ、絵
本も
愛嬌
自信・積極的
柔軟性
金欲、働く忍
耐、素直さ、ま
じめ
笑顔・ユニーク
さ・継続性・負
けず嫌い
C
■求められる力
■自信があるもの
笑顔・個性・創
健康、まじめ、忍
責任感・素直さ 好奇心・探究心
造力
耐、探究、つり
自分が向上するのには、①環境と②ロールモデルになる人が重要。仕事を楽しむ考え方、目標をつくる
A
B
C
D
E
苗字がユニーク
ペンギンとプリ
ンが好き
F
G
H
■はじめに
自己紹介をお願いします!
部活やスポーツはやっています
か。
やっていない
小学校から中
3までテニ
ス、高校から
バレー
バトミントン
サッカー、テニ
ス
テニスとバトン
とダンス
吹奏楽部
していない
していない
アルバイトはやっていますか。
現在はしていな
い
某スーパー
やっている
婚礼の料飲
マクドナルド、
居酒屋、結婚式
場
居酒屋、婚礼
している
していない
ご趣味や特技は?
ネットサーフィ
ン、音楽鑑賞
スポーツ
料理
いろいろ
外食
ご内定先をお差し支えのない範 電気工事業 株
囲でお教え願います。
式会社大和商会
自己アピールなど
販売員
クレメント
クレメント
背が高いで
す。
進んで仕事をし
ます
楽しいことが好
き
釣り
ホテルニュー淡路
ニューオータニ 株式会社クロス
グループ、琴平花
大阪
カンパニー
壇
■「インターンシップについて教
えてください」
国際ホテル
実習先:(1年前期)
期間:年 月 日 ~ 年 月日
実習先:(1年後期)
期間:年 月 日 ~ 年 月日
ウエスティンホ
テル大阪
9月30日~11月
23日
国際ホテル
国際ホテル
国際ホテル
ニューオータ ウエスティンホテ
ル大阪
ニ大阪
ウエスティンホ ウエスティンホテ
テル大阪
ル大阪
ホテルクレメン
ト
ホテルクレメン
ホテルクレメント
ト
宴会、ベルサー
ビス、ルーム
サービス
県内では主に宴
宴会、ベル、
会、県外では料
ルームサービス 飲、レストランス
タッフ
実習先:(2年前期)
期間:年 月 日 ~ 年 月日
どんなことをやりましたか。
ドアマンとし
ハウスキーピン
て配属され玄
グ、ベルスタッ
関周りのこと
フ
全般
−39−
実習を通して何を学びました
か。
A
B
裏方の大変さ、
ホテルの徹底し
たシステム、衛 社会の厳しさ
生、社会人の心
構え
実習期間が長す 強いて言うな
実習内容などに、問題や改善点 ぎる。1ヵ月
ら、交通費を
があればお書きください。
ぴったりぐらい 出してほし
がよい
かった。
目上の人に対
しての言葉遣
就職先を話珍し
今回の経験が今に繋がっている
いが良くなっ
がられて印象に
こと
たり、仕事に
残り受かった。
対する意識が
向上した。
お客様が部屋に
「きれいな部屋 お客様にお礼
やりがいを感じたり成長したと をありがとう」 を言われた
きは?
と書いてくれた り、褒められ
ときにやりがい
たり
を感じた。
外国のお客様も 1,000人以上の
多く、英語が話 宴会終了後、
エピソード(アクシデントやト せない自分に話 タクシーへの
ラブルなどのストーリー)があれ しかけてきて、 誘導の手際の
ば…。
ボディランゲー 悪さ、上司の
ジで何とか乗り かたにかなり
切った。
叱られた
お客様に自分を
知ってもらう。 言葉遣いは勿
これから社会に出て活かせるこ そして、お客様 論、立居振
と・できていなければならないこ のことを知るた 舞、社会人と
と
めにもコミュニ して当たり前
ケーションが必
の礼儀
要
専門的なことは
身に付けられな 自分が上司に
もっと身につけておきたいこ
いので言葉遣い なった時の対
と、社会に出てからやりたいこと
などをしっかり
応など
身に付けたい。
■ 「社会に出て大事だと思う人
間力について教えてください」
打たれ強さ、信
頼関係を構築、
愛嬌笑顔、マ
メ、深く考え
る、幅広い視野
を持ちアイデア
が浮かぶ、的確
な判断と意思決
定、ユーモア、
立居振舞い、て
いねいさ、謙虚
さ、
□わたしはこれには自信があると
いうもの ベスト5
1
遊び心
2
興味関心
3
想像・イメージ
4
物事を前向きに
5
研究心・探究心
信頼関係を構
築、提案、責
任を持つ、想
像、笑顔、相
手の気持ちを
読む、提案や
アイデアを出
す、柔軟さ、
臨機応変、広
い視野、責任
を持つ、立居
振舞
気配り
ポジティブ
威圧感
その理由(基準):
□これがとても重要、必要・身に
付けたい ベスト5
1
信頼関係を構築 人を動かす力
2
謙虚さ
責任感
3
C
D
E
F
G
大阪でのイン
ターンシップの
期間をもう少し
長くしてほし
かった
休憩時間を正し
く、残業はさせ
ないでほしい
チャレンジする
ことの大切さ
お客様を観察す 備えあれば憂いな
る
し
ひとりでお客様
に対応をしたと
き、笑顔で会話
をしたとき
仕事に慣れて一人
で仕事をこなした
時
オーダーミスをし
て料理を出すのが
遅れた
英語力、日本語
力、社会情勢等
やってみようと
チャレンジ、信
頼関係を構築、
報告・連絡・相
談、相手の気持
ちを読む、愛
嬌、的確な判断
と意思決定、臨
機応変、精神的
タフさ、責任を
持つ、人を愛す
る、大切にす
る。
やってみようと
チャレンジ、信
頼関係を構築、
報告・連絡・相
談、仕事には自
分から動く、幅
広い視野を持ち
アイデアが浮か
ぶ、関心を持ち
人や本を通して
情報を取集、知
的b好奇心、的確
な判断と意思決
定、学び続け
る、ていねい
さ、人の喜びと
幸せを自分ごと
に
打たれ強さ、物
事を前向きに考
える、やってみ
ようとチャレン
ジ、愛嬌、情
熱、的確な判断
と意思決定、ユ
ニーク、心遣
い、立居振舞、
まごころ、人の
喜びを自分ごと
に
物事を前向きに
捉える、Honest
Frank Fair、愛
嬌、相手の気持
ちを読む、提
案・アイデアを
出す、ユーモ
ア、好奇心、責
任を持つ、人を
愛する、大切に
する、人の喜び
と幸せを自分ご
とに
金欲がある
働くことが好き
忍耐力
素直さ
真面目
笑顔
ユニークさ
継続
諦めない心
負けず嫌い
笑顔
個性
創造力
愛嬌
几帳面
責任感
好奇心
素直
愛嬌
心遣い
探究心
行動力
好奇心
遊び心
健康
真面目
忍耐力
探究心
熱心
人を想う心
英語力
敬語
英語、
礼儀
敬語
打たれ強さ
笑顔
自信
人間関係
金
身だしなみ
常識
発信
ユーモア
柔軟さ
気配り
イレギュラーに対
応できる判断力
物事を前向きに
捉える、やって
みようとチャレ
ンジ、愛嬌、笑
顔、マメ、深く
考える、報告、
連絡、相談、率
先して行うこ
と、相手の気持
ちを読む、責任
を持つ、学び続
ける、人の喜び
と幸せを自分ご
とに
笑顔・マメ
時事知識
4
ユーモア
目配り
努力
接客技術
愛嬌
人を大切にする
精神的な強さ
5
幅広い視野
心配り
向上心
強い心
忍耐
責任感
情熱
その解説:
仕事上必要だ
と思う
H
社会の厳しさを知
り、それに立ち向
かう精神力を身に
付けた
打たれ強さ、
HonetFrankFair、
報告・連絡・相
談、オープンで風
通しがよく、業務
の遂行によい影響
を与える、柔軟
さ、ユーモア、心
遣い、気転、弱み
を見せる、謙虚さ
記述力
ヒアリングの後でおねがい
授業の一環ではあ
るが仕事に変わり
はないので受け入
れることも大切
1.インターンシップについてのア
思い浮かばない
ドバイスで言い忘れたこと
−40−
A
B
漠然と一人立ち
2.これからのビジョンについて言 できるスキル、
今の仕事をし
い忘れたことや質問など、なんで 知識を身に付け
ながら
も
れば会社を立ち
上げたい
C
D
E
自分の道を全力
で生きる人にな
りたい
コミュニケー
ション能力と我
3社会に出て大事だと思う人間力
人それぞれの
慢強さが必須。
について、ひらめいたこと、なん
個性を受け入
ユニークさもあ
でも
れる
れば楽しく社会
を過ごせる
いろいろな人の
いろいろな意見
を聞きたい
考え方について
一つの意見・選
ちょっとわか
択肢が増えたの
らない
が成長に繋がっ
ている
自分の選択が
あっているの
か、悩むときも
あったが、みん
なの意見などを
聞いて自分の人
生を生きるべき
だと思った。
B
H
自分の夢とかを
周りに言うこと
でどこかで繋が
りとか縁がある
かもしれないと
いうことを聞け
てよかった。是
非実践したい。
社会に出る直前
の私にとって
は、社会人の考
え方や生き方な
どはすごく興 なんとなく視
6.言い忘れたこと、思いついたこ
味・関心があ
野が拡がっ
と、感じたことなど、なんでも
り、一つでも多
た。
くの考えを身に
付けたかったの
でヒアリングを
してよかった。
A
G
あたりまえのこ
とですが、日々
笑顔、愛嬌、素
成長することが
直さ
大切だと思っ
た。
4.我々の活動へのアドバイスや提
十分に満足で
思い浮かばない
案、要望など
した
5今の自分に繋がっていること、
成長・発展していること…
F
もともと神戸の
専門式場のプラ
ンナーになるの
が夢だったの
で、まずは就職
先の大阪のホテ
ルでホテル業を
身に付けたうえ
でホテルのプラ
ンナーになり、
ゆくゆくは神戸
の専門式場のプ
ランナーになり
ます。
貴重な話が聞け
て本当によかっ ヒアリングに参
た。。これから 加させてもらっ
の生活に活かし てよかった。
ていきたい。
C
D
−41−
E
F
G
H
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-6.文系大学(成城大学)のインターンシップの状況
大学のインターンシップの一例を参考にしたく、本務校でのインターンシップの実施状況を訊いた。
対象者:
成城大学 キャリア支援部 久保玲氏
場所:
成城大学 勝又研究室
実施日時: 2014年10月23日(木) 10:30-11:30
成城大学で実施しているインターンシップは、大学提携型としては、①大学からのアプローチ、②企業からのア
プローチ、③学生個々が開拓 と様々である。派遣先の開拓にあたっては大学からのお願いがほとんどだが、職
員の個人的つながりや、同窓会を通して卒業生の会社が引き受けてくれるケースもある。
大学提携型インターンシップ
2014年度、本プログラムにおいては計約220名が応募し、約160名が選抜され、参加をした受入企業 計62
社 うち5社が公募、57社が提携 ホテルは3社 1つの企業あたり1回に1名から24名が参加した。「知らない
企業に飛び込んでみよう」と学生に伝え職業選択の幅を拡げていく。
これらとは別に、大学と提携せず学生が個々で参加をしているインターンシップもある。その数は把握できてい
ないが、キャリア支援部や学生部で手続きをした保険加入件数だけでも40件はある。(企業のほうで保険にか
けているケースもある)
尚、インターンシップガイダンスには在学生計約500名が参加をしている。
・インターンシップの期間は、夏休みを利用しながら、1日、3日、5日以上、毎週○曜日、週5日、午前のみ、と
いった様々なケースがある。プログラムは企業内で構築し大学側は一任する。学生の費用負担は基本的には
交通費のみ
・専門科目との連動はないが、社会イノベーション学部のみ単位化をしている。キャリア支援部の正課外プログ
ラムとして「キャンパスインターンシップ」、「海外にある日本企業でのインターンシップ」といったプログラムを展開
したり、学内インターンシップも実施し職員の元で仕事をする学生もいる。
・インターンシップを主担当として担っているスタッフは1名(OBOG訪問や教員採用試験の窓口も兼務している)
イベント実施時には、課長や主任をはじめスタッフがサポートをしてくれる。
インターンシッププログラムのフロー
1.企業へのインターンシップ受入依頼書を発送(郵送・メール:4月) →回答(5月)
2.第1回インターンシップガイダンス開催(4月:夜間)
・「インターンシップってなに?」
・インターンシップの現状や意義について総論を解説
・今後の日程・手続き概要について説明
・インターンシップ経験者によるパネルディスカッション
3.第2回インターンシップガイダンス(5月:夜間)
・「どんな企業があるの?」
・企業担当者と派遣学生の対談(2社程度)
・求人NAVI利用方法の説明
・次回、決定者向け事前セミナーの告知
・インターンシップ受入企業の公開
・大学提携型インターンシップ用の申し込み学生登録カードの配付
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4.学生の登録カード受付(6月)→書類選考の実施
(希望企業へのインターンシップに対する意欲や真剣さを主軸に専攻)
216名の面接 態度、熱意、応募動機など
→学生の実習先企業の決定(6月) 封書にて参加決定者へ通知、誓約書および手続き説明書を発送
5.決定者向け インターンシップ事前セミナー① 事前学習① 6月土曜日午後3時間
6.決定者向け インターンシップ事前セミナー② 事前学習② 6月土曜日午前3時間(1週間後)
*事前学習は業者に委託
7.受入企業へ各種書類の送付(7月)
→送付書類:覚書、誓約書、実習開始(集合)日時・場所のご回答返信書類、参加学生情報、インターンシッ
プ評価表等
8.決定者向け インターンシップ事前セミナー③ 事前学習③ 2回開催どちらかに参加 土曜日 午前3時間
大学提携型インターンシップに参加する学生をメインに、基本的なマナーについてガイダンスを実施、
9.実習開始手続き (集合日時・場所等、企業からの返送を学生に送付→キャリア支援部にて手続き完了)
10.インターンシップ実施期間 (8月1日頃から9月20日頃まで)
企業担当者に、学生が持参するインターンシップノート(日誌)へのコメントの協力を依頼 企業からの要請により
適宜見学対応
11.インターンシップ評価表提出 →企業担当者にインターンシップ評価表に記入の上、大学にお送りいただくよ
うお願い
12.体験報告会 9月下旬に2回に分けて実施
大学提携型インターンシップにおいて、貴重な体験をしたことを今後に役立てるべく、グループワークを通じて振
り返りを実施
13.お礼訪問 9月下旬から10月半ば
インターンシップ受入先企業にお礼の訪問(キャリア支援部全職員)
参考: 就職白書 リクルートキャリア就職みらい研究所による調査結果「就職白書2014」より抜粋
企業側:インターンシップの実施目的、実施する際の苦労や留意点 / 学生:参加目的
*複数回答
出所:
就職白書2014(リクルートキャリア 就職みらい研究所)
http://data.recruitcareer.co.jp/research/2014/06/20141-847c.html
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-7.「加賀屋」のインターンシップ
加賀屋(石川県和倉温泉)はインターンシップは積極的に受け入れるようにしている。2014年度も国内の3校
から各2,3人が料飲課に派遣された。客室係には以前、1名だが本人の希望で受け入れたことがある。実習生
は現場で厳しい指導を受け、スタッフと同じように働く。最終日には送別会を催すまでの関係になる。加賀屋を
運営する一員として参画意識を持ってもらうことも大切と考えている。
※専門学校や大学での教育カリキュラムに是非取り入れてもらいたい項目は?
旅館の場合は現場で体得することがほとんどで、そこが企業の人材育成と異なる部分だと思います。入社前
に身につけてほしいのは、ビジネス会話の基本にある日本人としての、正しい日本語です。また細かい部分では、
スリッパを整えたり、ふすまのあけかた、目の前にある物の拾いかた、小さなことにも気持ちを込めて応対するこ
と、社員同士の挨拶ができること、人一人ひとりの気持ちを大切にすること、観察する力、です。受け身でなく能
動的に、自分はどうしてそれをしなければいけないか、おもてなしの本質とその意識形成も重要です。加賀屋に
入社したら「自分はお客様に、加賀屋に、必要とされている」という自己肯定感を持ってほしいと思います。
※2014年度本事業の事業報告内視察レポートより引用・一部改変
4-8.有識者へのヒアリング
インターンシップについて経済産業省や大学、企業をはじめ、プログラムの開発や検証等で幅広く活躍中の番
野智行氏に、「インターンシップ」の方向性や課題について、また、コンピテンシーディクショナリーのインターン
シッププログラムの活用についてアドバイスをいただいた。
対象者:株式会社番野企画事務所 代表取締役 番野智行氏
場所:成城大学 2号館 大会議室
実施日時: 2014年11月28日(金)16:00-16:20
1.ホテル担当者に記入いただくアンケートに、学校へのフィードバックの欄を設けることはよいと思う。
2.学生の定期的なフィードバックのシステムを設けることもよいのでは。入学時、実習前、実習期間中、実習後、
卒業時、卒業後、各節目にどのように成長したか、意識しているかを確認することが重要である。
3.実習先で担う仕事(役割)を学生自身がどのように意味づけるか、そのサポートを実習先と教員がきちんと行う
ことが重要である。
4.実習期間中の、ホテル側の負担を少なくしながら よりより支援ができるその仕組みを構築するとよい。
5.実習先で学生が担う業務を高度化させる必要はなく、単純作業であってもその仕事にどのような意味と価値
があるかを認識するプロセスを大事にしたい。また、仕事の成果がきちんと目に見え、活字にすることで、役割の
意義を学生も理解すると思う。
6.先輩の様子を観察するその意識や習慣づけが身に付けば、実習期間中のどの時間もどの仕事も学生にとっ
て意味のある時間になる。
7.働く目的と意味と在りかたを体感することをインターンシップの趣旨に反映するとよい。そのためにはホテルマ
ンのテクニックだけでなくやりがいや姿勢、(仕事のやりかただけでなく在り方)を考えるよう、ケーススタディなども
取り入れるのはどうか。
8.コンピテンシーディクショナリーを本人の目標設定のツールに育成と連動させるとよい。さらに、学校・教員側と、
ホテル側とふり返りができる、「共通言語」として活用するとよい。
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インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
4-9.考察
泉川恵里教諭(穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 ホテル専攻)をはじめ、関係者からうかがった
意見をもとに、専門学校における「ホテル実習」(インターンシッププログラムのなかの実習部分)の必要課題を整
理した。
課題:
1.学生の積極性・主体性を促し、実習に臨む目的意識の形成(派遣先を自ら開拓するなど)
2.派遣先ホテルと一緒に作り上げるカリキュラム(両者にとって有益で各々がプログラムのキャストの一員として臨む)
3.学生が与えられる仕事が単純作業ゆえ、仕事内容に対する不満を解決(インターンシップの本来の趣旨の共有)
4.実習を通して現場(仕事内容・職場環境)を知り、別のキャリアを目指すこと(選択幅)についての理解・受容
解決策として、下記の4つに整理した。
1.ホテル実習がカリキュラム(取得単位科目)のひとつとして位置づけられているが、専門科目や事前・事後の学
習等も含めた一連のプログラムとして構成されていない。→プログラム化の提案
2.実践体験が優先され、学生の長い目でみたキャリア教育に至っていない。→キャリア教育の導入
3.学生を評価する、その基準が明確でない。→評価を単なる採点と見ず育成要素として活用できる手法の提案
4.教員の指導内容も、即戦力となる実践的な指導法やドキュメントに関心がある。→スキルコンピテンシーの基礎
となるメタコンピテンシーの開発について等、幅広い情報を提供したい。
5.実習生評価シートの作成
穴吹学園側の要望により、ホテル実習に派遣した学生を先方の指導担当に評価してもらう、その評価シートを
開発し実施した。シートそのものと、実際に記入をしていただいた回答例を示す。
・《別ページ》 評価シート案 5ページ
・《別ページ》 コンピテンシーディクショナリーシート 再掲
1ページ
・《別ページ》 回答 メリケンパーク 3ページ
・《別ページ》 回答 ホテルニューオータニ 3ページ
・《別ページ》 回答 ウェスティンホテル 3ページ
5-1.回答の検証と考察
ヒアリングを通して要望やアドバイスを整理すると、やったでおしまいにしない、事前学習はもちろんのこと、実施
期間中あるいは終了後に仕事の意味を意味づける習慣づけをサポートする必要性を感じた。例えば、単純作業
であってもその仕事を意味づけ(自分にとってどんな価値があるのかを)、どのように工夫したかを整理する機会
を持つことが重要である。次の課題として、この評価を単位取得時の成績評価基準に反映させる、その仕組みも
検討してまいりたい。
5-2.仕事の工夫をどのようにおこなうかを調査するプログラム
「仕事の工夫」について考えるワークシートを作成した。
・《別ページ》仕事の工夫ワークシート 1ページ
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 評価シート
ホテル○○○
ホテル実習 ご担当者殿
穴吹カレッジグループ
専務理事・本部長
大平 康喜
文部科学省 平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
「6.インターンシップ標準モデル・達成度評価基準」構築 における ご協力のお願い
実習生評価のお願い
晩秋の候 街はクリスマスのライトアップが始まりました。多くの行事が駆け足で近づいてまいります。
このたび、「ホテル実習生」として、本学学生を受け入れてくださり、大変感謝をいたします。
標記、本学は今年度、文部科学省 平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
に採択され、「訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業」の幹事校として活動を進めており
ます。活動のひとつとして、平成27年度に新たなインターンシッププログラムを検討すべく、今年度はその一部の開
発を行なっております。
今年度にまずは、受入企業様・実習指導者による評価方法を検証し、その後の育成に活用したく存じます。これま
での定量的評価に加え、キャリア教育の視点から定性的評価を導入し、学生の実施期間中・事前・事後をも範疇
に、研鑽意識の形成と維持向上をはかってまいりたく存じます。
本務にお忙しいことを心得、誠に恐縮ながら、添付の書式にて評価をお願いしたく存じます。学生の評価だけでな
く、本評価方法につきましてもご意見・ご感想をお聞かせいただけましたら幸いです。
(尚、評価方法につきましては、検証・改善を繰り返し、文科省へ提出する報告書を通して、同様の専攻の各校にも
活用してもらえるよう、発信してまいります。)
記
添付文書: 1ページ: ご挨拶状(本紙)
2ページ: 実習生による実習振返りシート (実習生の学びと所感をご一読願います)
3ページ: ご記入いただきたいシート① →こちらは実習生に渡し、学校側はコピーをいただきます。
本学の評価指標に沿った定量的評価と実習生の文章(2ページ)を一読後 ご記入ください。
4ページ: ご記入いただきたいシート② →こちらは実習生には渡さず学校側でいただきます。
* 本事業の研究・開発用に参考にさせていただく承諾をお願いします。
* 評価方法のご助言については、活動報告書にお名前とともに掲載させていただきたく存じます。
5ページ: 《ご参考》本学の実施心得に基づいた評価指標(3ページ記入の際にご利用ください)
回答期限: 平成26年12月7日(日) 必着 (同封の返信封筒にて投函をお願いします)
尚、回答はすべての欄にご記入をいただけましたら幸いです。
本件に関するお問合せ: 学校法人穴吹学園 専門学校穴吹ビジネスカレッジ 副校長代理 佐戸三千代
〒760-0017 香川県高松市番町2-4-14 TEL(087)822-3007 mail: [email protected]
評価シート作成: 本事業 調査・開発委員 勝又あずさ(成城大学 共通教育研究センター 特別任用准教授)
以上
−46−
実習生記入→指導ご担当者・学校側
実習生 氏名:
○○ ○○
(専門学校穴吹ビジネスカレッジ ブライダル・ホテル学科 1年)
実習事業所名 ウェスティンホテル大阪
住所: 〒531-0076 大阪市北区大淀中1-1-20 TEL.06-6440-1111
ご担当者名:
実習状況 実習期間
職名:
平成26年
出欠状況 実施日数
日
月
日
欠席: 病欠
~
.
平成
日 事故
年
日 その他
月
日
日 / 遅刻
回 早退
1■実習者によるふりかえり
1-1.実施前の意気込み(自分はどんな気持ちで実習に臨みましたか?)
1-2.全体を通して自分自身の評価 100点満点で
《
点》
その理由:
1-3.よくできた部分
1-4.あまりよくできなかった部分
1-5.社員さんとのやりとりで印象に残っていること
1-6.お客様とのやりとりで印象に残っていること
1-7.もう一度実習を行うことになったら、何をしたいか。どう振舞いたいか。
1-8.インターンシップを通して学んだことのトップ5を記してください。
1.
2.
3.
4.
その理由:
1-9.仕事を通して自信を持てたこと
1-10. この学びをこれからの学校生活と将来にどのように活かしていきますか。
−47−
5.
回
2■ 実習生の振り返りをお読みになってお感じになったことをお書き願います。
3■実習評価(定量的:要綱の項目)
*《
指導ご担当者記入→実習生・学校側
》にはA・B・C・Dの4段階評価(5ページ下部参照)をお願いします。
3-1.身だしなみ:ホテルスタッフとしてさわやかで清潔感のある身だしなみであり、お客様に信頼と好感の持たれるイメージ
づくりができていたか。
3-1-1 髪の毛、爪、制服、清潔さ等
《
》 その理由:
.
3-2.態度:ホテルスタッフとして、自己の能力を高め、節度を持って行動する。何事に対しても積極的な態度を心がける。
3-2-1 行動と反省
《
》 その理由:
.
3-2-2 積極性
《
》 その理由:
.
3-2-3 責任感
《
》 その理由:
.
3-2-4 協調性
《
》 その理由:
.
3-3.接遇:現場スタッフとの良い人間関係を作ることができる。言葉遣いとともに態度や行動に注意をはらうことができる。
3-3-1 挨拶・返事・言葉遣い
《
》 その理由:
.
3-4.知識:学校で学んだ基礎知識を実際の現場で臨機応変に活用することができる。
3-4-1 基礎知識の応用 《
》 その理由:
.
3-4-2 実習記録の記入 《
》 その理由:
.
3-5. 総合評価 《
》 その理由:
.
4■実習評価(定性的)
4-1.実習生の指導にあたり、印象に残った 実習生の見事な振舞い
4-2.実習生は、この部分を改善するとさらに成長する部分
4-3.実習生は、この仕事をもっと頑張れば、さらに成長していくのではと思う仕事内容
4-4.最後に、実習生へエールをお願いします。
−48−
5■ 実習生の振り返りをお読みになり、学校側での指導にアドバイスをお願いします。
指導ご担当者記入→学校側
6■ 実習生の日々の様子から、別紙の項目のなかで ホテルで働く上で得に重要な項目の部分に☑を、また、今回の
実習生が ・優れている、・伸ばすとさらによくなるもの、各3つずつお書きください。
尚、スキル・技術・能力より、資質・姿勢・態度・意識・ふるまいにフォーカスしております。
6-1 別紙の項目の、ホテルで働く上で得に重要な項目の部分の左列の□覧に、☑をお願いします。
6-2 実習生が優れているもの
1.
2.
3.
6-3 実習生が伸ばすとさらによくなるもの
1.
2.
3.
6-4 別紙のような、スキル・技術・能力より、資質・姿勢・態度・意識・ふるまいに焦点を当て、育成をしていくことにに
ついて、ご意見等をお聞かせ願います。
7■今後実習生を受け入れていただくにあたり、ご意見・ご要望をお聞かせ願います。
7-1. 「こんな知識や技術を身に付けてから実習に参加してほしい」といった授業の内容や教育の視点からご意見
7-2. 実習のプログラム開発に学校側ができることなど、ご要望
7-3. 実習の事前・期間中・事後の学校側の学生への指導についてのアドバイス
7-4. そのほか何でもお書きください。
8■実習評価いただくにあたり、アドバイスをお願いします。
* 言いにくいことでもなんでも、本活動の発展のため仰っていただきたく願います。
8-1. このような評価をするにあたり、問題・課題、要望等をお聞かせ願います。
8-2. 本評価シートについてご意見・アドバイスをお願いいたします。
−49−
身だしなみ:ホテルスタッフとしてさわやかで清潔感のある身だしなみでありお客様に信頼と好感の持たれるイメージづくりができる。
髪の毛
爪
化粧
ユニフォーム
アクセサリー
・清潔な髪である。
・長い髪は束ね、襟より下に落ちていない。
・前髪は眉尻にかからない。
・耳を出す。
・髪の毛の色は自毛の色である。
・短く整えている。
・マニキュアはしない。
・ユニフォームにあう薄化粧である。
・清潔感がある。
・香水はつけない。
・清潔である。(シミ・汚れ・しわ等がない)
・名札をつけている。
・ピアス・ネックレス・指輪は外す。
・時計はつけておく。(華美でないユニフォームにあったもの)
態度:ホテルスタッフとして、自己の能力を高め、節度を持って行動する。また何事に対しても積極的な態度を心がける。
行動と反省
積極性
責任感
協調性
・報告・連絡・相談ができる。
・与えられた仕事にベストを尽くすことができる。
・自覚と責任をもった行動ができる。
・感情に左右されず、冷静で公平な対応ができる。
・ルールを守ることができる。
・実習に対して意欲的である。
・失敗をおそれず、積極的に取り組むことができる。
・自ら進んでできることを探すことができる。
・状況に応じて臨機応変な対応ができる。
・指示されたことは責任をもって対応できる。
・指示されたことは報告・連絡できる。
・時間を守ることができる。
・守秘義務を守ることができる。
・お客様の個人情報を守ることができる。
・自己の健康管理ができる。
・指導者・スタッフとのコミュニケーションをとることができる。
・実習生間でコミュニケーションをとることができる。
・お客様とコミュニケーションをとることができる。
接遇:現場スタッフとの良い人間関係を作ることができる。言葉遣いとともに態度や行動に注意をはらうことができる。
挨拶
・明瞭に大きな声ではっきりと挨拶ができる。
・相手に合わせた思いやりのある挨拶ができる。
返事
・明瞭な大きな声ではっきりと挨拶ができる。
・指示された内容がわからないときは確認する。
言葉遣い
・対象者に応じて正しい敬語を使うことができる。
・はっきりとわかりやすい言葉遣いができる。
知識:学校で学んだ基礎知識を実際の現場で臨機応変に活用することができる。
知識
・専門用語や接客に対する基礎知識を持っている。
・簡潔に的確な表現を用いて記述することができる。
・知識の意味づけや理由がわかる。
・持っている知識を応用し、問題解決ができる。
実習記録
・内容に信頼性があり、具体的でわかりやすい。
・誤字・脱字がなく丁寧に記載することができる。
・提出期限をまもることができる。
評価:実習を総合的にみて4段階で評価する。
A:良くできる (到達目標に自分で到達できる)
C:努力を要する (常に助言が必要だが言われたことはできる)
−50−
B:できる (指導・助言を受けて一応できる)
D:できない (指導・助言を受けてもできない)
−53−
−54−
−55−
−56−
ウエスティンホテル大阪1
ウエスティンホテル大阪1
−57−
−58−
−59−
実習生記入→学校側
実習生 氏名:
1■今回の実習での業務内容に着いて記してください
2■この業務を任されていかがでしたか。
嬉しかったこと
嫌だったこと
頑張ったこと
辛かったこと
楽しかったこと
我慢したこと
わくわくしたこと
がっかりしたこと
3■仕事をしていくなかで何か発見がありましたか。
この仕事をすることで誰が幸せになるのか
この仕事がもし存在しなかったらどうなるか、誰が困るか
この仕事にはこんな良さがある
この仕事をすることにより自分はどう成長するか
この仕事は自分がやらなかったら誰がやるのか
この仕事を時給に換算するといくら?
この仕事はこんなところが工夫されている
この仕事はこんな工夫をしてもよい
この仕事を通して自分が成長したこと
4■働くということはどういうことですか。
何のために働きますか。働くことにより何が得られますか
働くために心がけることは何ですか
−60−
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
6.専門学校におけるホテルインターンシップの理想と在りかた
穴吹学園における「インターンシップ」のモデルを以下に提案する。
6-1インターンシップの在りかた(提言)
専門学校では、2年間のカリキュラムにおいて、ホテル実習を実施している。検証を経て構築されたカリキュラ
ムと実習を連動させながら、インターンシップをトータルプログラムと位置付けたい。つまり、正課科目に位置づけ
られる「ホテル実習」イコールインターンシップ、ではなく、このホテル実習をとりまく様々な要素(事前学習・事後
学習・自己学習など)の一通りを体系づけて『インターンシッププログラム』と定義したい。
6-2.全体マップ
穴吹学園は、学生が入学後卒業まで、計3回のホテル実習を実施している。1年生の前期にはまず現場をみ
てホテルの表裏を視る趣旨として本学園系列「国際ホテル」に8週間通う。専門学校での学びがどのように現場
で実践的に活きるかを考える。1年生後期には、関西の大規模シティホテルに長期間派遣する。ここでは配属
された部署においてその業務を社員同様に実践する。そして、2年次には地元高松の高級ホテル「ホテルクレメ
ント」にてこれまでの学びを発揮し社会に出る総仕上げとして実習に出向く。この3回のホテル実習(インターン
シップ)と、座学、キャリア教育、課外活動(一人暮らし・部活・バイト・趣味・恋愛など)が相互作用しながら就業
力は形成されていく。そのプロセスに本事業がどのように関わっていくかについて、鳥瞰図で示した。
・《別ページ》 全体マップ 1ページ
6-3.インターンシッププログラム開発の組織体制マップ
インターンシップには、実習生、専門学校(派遣元)の教員(担任)、ホテル側人事(インターンシップ受入窓
口)、実習現場のメンター、はじめ各ステークホルダがどのような位置づけ・役割で、どのように評価をするのが
最適化を鳥瞰図で示した。
・《別ページ》 インターンシッププログラム開発の組織体制マップ
1ページ
6-4.インターンシッププログラム;ステップ
経済産業省 インターンシップの推進に当たっての基本的考え方を参考に穴吹ビジネスカレッジにカスタマイ
ズした。
参考:経済産業省 インターンシップ推進 http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/intern.html
・《別ページ》 インターンシッププログラム;ステップ 1ページ
6-5.インターンシッププログラム;カリキュラム一覧
インターンシッププログラムとして、入学前から卒業後まで、3回のホテル実習とキャリア教育を結び付け、提案
する。
・《別ページ》 インターンシッププログラム;カリキュラム一覧プ 1ページ
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ホテル実習(1年前期)
ホテルクレメント
卒業後
事前学習→実施中プログラム→事後学習
ホテル実習(2年前期)
事前学習→実施中プログラム→事後学習
ホテル実習(1年後期)
ホテルニューオータニ大阪
ウェスティンホテル大阪
入学前
1.コンシェルジュコンピテンシー視察調査
2.コンシェルジュコンピテンシーディクショナリー
3.コンシェルジュの段階別到達目標および評価基準
コンシェルジュ育成教育カリキュラム・シラバス
4.コンシェルジュ知識習得教材
5.コンシェルジュ知識習得教材検証研修
6.インターンシップ標準モデル・達成度評価基準
7.インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査
7-1.対象:国内5校の専門学校の教職員
7-2.対象:穴吹学園学生
8.コンシェルジュ育成のためのポートフォリオの開発
進級時
アルバイト・課外活動等: 人間力、働く意味について実践的に習得する場として有効に活用する 理論と演習と実践を連動させる
就職前
離職・リアリティショック・ぶらさが
り・メンタルヘルス等の相談
卒業後
キャリア教育 : コンピテンシー開発 :資質・素養・姿勢、態度を形成するプログラムの構築 コンピテンシーディクショナリーを活用したコミュニケーションツール等
専門教育(教育体系・シラバス) : ホテル業務に関する、知識・スキル・技術を習得するカリキュラム体系の構築 知識教材の制作 授業の実践
事前学習→実施中プログラム→事後学習
入学前
国際ホテル等
ホテル実習(インターンシップ)をとりまく教育開発プログラム
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自己理解支援
就業観・勤労観育成
人間力開発
キャリアポートフォリオ
就職先
ホテル以外の業界・職種
実習中の宿泊先等
意識形成
日々の課題の解決
成長実感の意味づけ
実習中のコミュニケーションシート
就職担当
教員
ホテル・ブライダル学科 学生
ホテル実習(インターンシップ)をとりまくステークホルダ
ベル
客室
料飲
ルームサービス
評価シート
意見・要望のコミュニケーションツール
コンピテンシー開発ツール
現場指導者にょる評価
仕事の工夫・業務改善提案
現場マネージャー 現場マネージャー 現場マネージャー 現場マネージャー
リーダー
リーダー
リーダー
リーダー
採用・人事窓口
現場マネージャー
リーダー
フロント
提携ホテル 国際ホテル ホテルニューオータニ大阪
ウェスティンホテル ホテルクレメント 等
−64−
●学生
■ホテル
▲教員
●学生
● ■実習フィードバック
● ▲オリエンテーション
実習①
▲教員
活用・参考書類
成果報告書企画書
■評価
■ホテル
■評価
■実習生受入企画準備
■社内共有
34ページを参考にカスタマイズ
活用・参考書類
実習生受け入れ企画書
実習生評価シート
▲教育的効果検証
▲実習先訪問
●レポート作成
●事前プログラム・ ●実施プログラム・ ●事後プログラム
▲教育的効果検証
■社内共有
■実習生受入企画準備
卒業
● ▲フォローアップ
経済産業省「教育的効果の高いインターンシップ
の普及に関する調査 報告書」(平成26年3月)
活用・参考書類
実施直前目標設定
実施期間中セルフフィードバック
実施後フィードバック
■評価
■社内共有
●レポート作成
▲実習先訪問
▲教育的効果検証
▲滞在住居手配
■実習生受入企画準備
● ■実習フィードバック
▲ ■産学協働活動会議
● ▲ ■インターンシップ報告会
実習③
●事前プログラム・ ●実施プログラム・ ●事後プログラム
●レポート作成
▲実習先訪問
●実習先開拓
実習②
● ■実習フィードバック
●事前プログラム・ ●実施プログラム・ ●事後プログラム
● ▲ガイダンス
入学
インターンシップのステップ
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教員向
けPGM
インター
ンシップ
ブック
事前学習
教員・2年生
●目標設定①
ホテル・教員
教員
ブライダルプランニングⅠ、パソコン演習、
9
●目標設定②
お客様になるPGM
インターンシップ指導
ホテル・教員
●一人暮らし生活ガイダンス
●保護者対象ガイダンス
学校間交流
実施中フォロー
●教員による訪問面談
●課題整理 ●中間報告
教員・2年
生
1
2
進級
4
5
6
7
パソコン演習。
教員
現場視察
ブライダルプランニングⅡ
8
10
11
12
学校間交流
1
卒業生
2
3
卒業
6
9
3
社会人準備
茶道Ⅱ、パーティコーディ
ネートⅡ、HRS実践Ⅱ、
色彩知識Ⅱ、ブライダル研
究Ⅱ、
卒業前面談
卒業後面談
●リアリティショック防止
●ディプロマ&サティフィケート
●離職防止
●卒業コミットメント
●ぶらさがり防止
●3回の実習を通してレポート
9
ホスピタリティマイン
ド、色彩知識Ⅰ、ブ
ライダル研究Ⅰ、
フードサービス論
Ⅱ、
茶道Ⅰ、パーティ
コーディネートⅠ、
HRS実践Ⅰ
2年次
夏休
●ホテルへ提言
●ふりかえり③
事後学習
接客中国語Ⅱ、フードサービス論Ⅰ、
HRS応用、観光概論、英会話Ⅱ、就
職実務Ⅱ、ビジネスマナーⅡ、
●就職ガイダンス
教員
ホテル・教員
●教員による訪問面談
実施中フォロー
●目標設定③
ブライダル知識、接客中国語Ⅰ、バービバ
レッジ知識、サービス介助士、就職実務Ⅰ
教員
●ふりかえり②
事後学習
事前学習
就活
3
100H(Hクレメント高松)
12
ホテル業務に携わる自覚をさらに高
める。
11
8週間(ウェスティンH大阪他)
10
学内での学びを実践し体得する。就業
力を向上させる。4段階の到達目標
(別紙)
1年次
事前学習
●次期実習に備えて
●自分の強み分析
●ふりかえり①
事後学習
夏休
8
穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 ホテル専攻 インターンシップカリキュラム(案)
※穴吹ビジネスカレッジホテル・ブライダル専攻課程では、3回のホテル実習が正課科目の中に位置づけられ、在学2年間を通し実習と座学を連動させながら学生を育成していく。その事前・実施中・事後のフォローを考慮すると2年間の在学中と入学前と卒業後も、一連のながれ(時間軸)でサポートする必要性があると思う。
よって、上記のような体系を「インターンシッププログラム」として構築し提案する。
ピアレビュー(仲間・保護者等)
ホテル評価
教員評価
7
ホテル概論、HRS基礎、英会話Ⅰ、フード
知識、ビジネスマナー、
●学校で学ぶ意味を考える
●入学前オリエン
自己評価
実施中フォロー
●ホテル実習趣旨説明
関連プログラム
セルフインターンシップ
6
毎金曜11:30-16:30/80H(高松市内)
5
様々な部署での実習から自覚を高め理
解度を深める。
4
●現場を知る
●教員による訪問面談
入学
●学修意識形成
新2年
3
コンテンツ
支援者
テキスト
専門科目(上段が講義・下
段が演習、但し講義・演習は
正課科 上段に記述 2年次後期は
すべて選択科目)
目・課
外活動
等
インター
ンシップ
PGM
事前・事後:内容
実施中:内容
趣旨
インターンシップPGM
ホテル実習
学事イベント
月
年次
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
7.理想的なプログラムの具体案
これまで、穴吹ビジネスカレッジでは「ホテル実習」と称し、実務の習得を中心にカリキュラムを構成していた。
大学のインターンシップと趣旨は異なり、実践の場であること、そして、実務経験を積みスキルを向上させること
が目的であったように思える。学生たちのコメントにもあるように、その意味ではたしかに、仕事のしかたや現場の
厳しさを体験し、目的・目標は達成しつつも、欲を言えば「働くこと」、遠い将来をも視野に入れた「キャリア」につ
いて、また、「ホテル業界」の現状や動向、展望についても関心を持ち学ぶ機会になればと思う。また、諸先輩
の振舞いからこの実習の意味、さらには専門学校で学ぶカリキュラムの価値の意味づけをする機会であればと
思う。
仕事をしながらのコミュニケーションだけでなく、現場を共にさせていただく多くの諸先輩(社会人)の人生観や仕
事観に意識しながら触れ、さらに、お客様との会話から社会における幅広い価値観などに触れることも大切だと
思う。
用意された仕事をこなし、その技術が向上し、その向上度合いを評価され、「身に付いた」ことが表面に出がち
だが、その活動を通して何を得て、それが自身の今後にどう影響していくかについてじっくり考えるプロセスにも価
値を置きたい。
このような趣旨のもと、モデルプログラムを組んだ。専門学校では、既に正課科目(単位取得カリキュラム)とし
て「ホテル実習」が位置づけられている。このカリキュラムをすぐに刷新することは困難ゆえ、一部でも採用でき
そうなコンテンツを自由に採用していただければ幸いである。
7-1.専門学校におけるホテルインターンシップのモデルプログラム例:事前学習
インターンシップ(社会の現場)に出る前に知っておく・心得ておくことで、役に立つ・実習の意味づけが深まる
オプションプログラムを以下に提案する。
7-1-1.インターンシップリテラシー習得プログラム
インターンシップに臨むにあたり、事前学習において、「習得したい知識の整理」や「臨む心得」をはじめ、イン
ターンシップ参加の目的理解、目標設定と行動計画、さらにその意思表示(コミットメント)をすることにより、実習
期間中の意識が大きく変わると考える。
また、実施中には、「この仕事を自分はなぜ行なうのか」「この仕事が自分の今後にどのような意味があるの
か」を意味づけすることができる。
さらに、事後学習では、体得したことをふりかえり、今後の学習活動やキャリア形成にどのように活かしていくか
に繋げる機会となる。学んだことを頭で覚える、仕事をこなす、といった作業的なことでなく、活動を通して意識
付けしていくことが重要と考える。
インターンシップの「活動」を「体得・体感の場」に変えることを目的に、下記の旨、プログラムを構築した。
これまでの学びを整理するプログラム
穴吹学園では、前ページのようなカリキュラムのもと、在籍2年間のなかで3回のホテル実習を実施している。
入学後、座学で概論と基礎を学びながら、実際のホテル現場ではその学びがどのように活かされていくかを体
験する第1段階。その後、理論→実践から得た見識をもとに、発展科目を学ぶ。一通りの知識と実技を習得し、
実際の現場でお客様を相手に発揮する場が第2段階(大阪の高級クラスのホテルへ派遣)、家族や担任と離
れての生活ではホテル業務だけでなく生活の自立も目指す。長期間の実習を経て自分の強みや課題を理解
する。実習から戻ると就職活動が始まり、進級とともに第3段階のホテル実習が始まる。その間に、各講義・演
習、必修・選択科目を通して、自身の専攻・関心の範囲を拡げ・深めていく。あっという間に卒業の時期を迎え
る。この慌ただしい2年間をより充実させるために、授業と実習の趣旨と内容を鳥瞰する機会を持つ。授業の内
容と実習での役割を洗い出し紐づけしながら相乗効果をはかっていく。
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
カリキュラム
インターンシップの意義と手続き / インターンシップ参加に向けての心構え(講義) / ビジネス組織とビジネス・
ワーカー(講義) / ビジネス組織が求める人材像・卒業生による職場報告、研修先選択 / プレゼンテーション /
ビジネス組織(研修先)研究報告会 / ビジネスマナー講習(演習・スーツ着用) / ビジネスコミュニケーションの
基本(演習)・諸注意
趣旨
個人面談・模擬面接で、自分を見つめ、インターンシップの目的意識を深めていく/プレゼンテーションをする
ことにより、人前で話をすることに慣れる/ 先輩の体験談から、社会人としての常識や、実習の心構えを学ぶ/
履歴書の書き方、企業への電話のかけ方など、具体的なノウハウを学ぶ/PC研修で、実際の仕事で使える技
術を身に付ける/ /興味のある企業を調べ、企業の理念や求める人材などについて知識を得る/様々な事前
学習に参加しながら、時間厳守など社会人としての基本マナーを身に付ける
目的理解のプログラム(インターンシップの意味、効果)
ホテル実習の目的について議論をし、自身の考えを整理しコミットするとともに他者の考えに刺激を受け、相互
成長・相互支援の場を形成する。
目的理解のための問い
・ホテル実習は自分にとってどういう意味があるのか。何のために参加するのか。
・実習に参加することで自分は何を得て、どんな力が身に付くのか。
・仕事を通してお客様にどのように貢献できるか。
・仕事を通してホテル側にどのように貢献できるか。
・どんな成果・実績を自分は残したいか。
働く意識の形成プログラム
「働く」ことについて考え、社会の一員として舞台に立つこと、お客様に会社に貢献しながら自らも成長する、そ
の意識を醸成する。
実習は何のために? 1.就業意識を高める、
2.職業選択時の選択肢の幅を拡げる、
3.就職時のミスマッチを防ぐ、
4.就職後の定着率を高める
実習を通して何を得る?
1.学内での座学の知識を活用し実践に結び付ける
2.その地域、そのホテルならではの知識を身につける
3.テキストには記されていないようなメタコンピテンシーの部分の発揮
4.前の回のインターンシップでの改善(検証と向上)
自分の役割(貢献と成果)を認められることで成長実感を得る
役割を担い成長するだけでなく、そのベースに、組織人としての職場の一員になるということを理解する。
臨む意識を学生が自らコミットメントする
ホテルの社員の現場で、社員同士のやりとり、社員とお客様とのやりとり、社員と自分、お客様と自分、といった
関係を通して、様々な関わりを体得する。(アルバイトやボランティアと混同しないように注意する)
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
仕事を徹底的に調査するプログラム
書籍やインターネット、ホテル案内や採用情報、四季報、文献やテキストを通して、また、現場にインタビュー
に出向いたり、各ホテルを客の立場でまわり観察をしたりするなど、あらゆる角度から仕事やホテルや企業、さら
にスタッフの細かい仕事について観察・調査をおこなう。企業の両立支援や福利厚生制度などの情報、夜のホ
テルの外観から客室の稼働率などはもちろんのこと、通勤時間帯の社員の服装や顔の表情、バックオフィスの
ほうで注意されている様子など、さりげない日常の場面からも重要な発見がある。
ホテル業界の企業情報や就職情報について調べるプログラム
派遣先のホテルだけでなく、周辺のホテル・国内、あるいは海外の主要ホテルの現状、収益構造について、ま
た各ホテル概要・会社概要・沿革・客層・利用スタイル、人気の特徴、収益、従業員の年収や、福利厚生制度、
社会保険制度、従業員のキャリア支援(人事・昇格・研修)制度などについて調べる。
社員のキャリア形成について調べるプログラム
新しいホテルが開業し、また既存のホテルも方針を変え、さらに職務も変化するなか、経済的・労務的視点も
含め、ホテル業界の動向・傾向・展望を理解し、さらに各企業の変遷や予測、各ホテルの従業員の処遇や育
成制度などについても調べる。就職活動に活かすだけでなく、ホテルを様々なアプローチから理解し学ぶ。
自分のタイプや職業興味について検査する
人のタイプを9つに分類する「エニアグラム」のプログラムを実施しコミュニケーションの在りかたを学ぶ。
自分のキャリアのよりどころ「キャリアアンカー」について考える。また、職業タイプ(職業興味や自己評価能力)を
知り、今後の職業選択に活かしていくなど、フォーマルアセスメントを活用する。(無料でできるものもある)
《参考》日本エニアグラム学会のWEB上での無料診断 http://www.enneagram.ne.jp/
《参考》アメリカペンシルベニア大学の日本サイト https://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/ja/home
働くことについてインタビュー
「働く」ことについて、社会人と素で語り合う場を設ける。それは、教室でも、あるいは学内食堂でも、また、ホテ
ルのカフェや、駅前のミスタードーナッツでも、気楽に話せる場所で、なぜ働くのか、働くことから自分はどう成長
しているかについて諸先輩(ホテルを現場に働いている人だけでなく、できるだけ幅広い職・年代・状況・キャリ
ア)のかたにうかがう。
役割認識(ホテル実習において自分に与えられたミッション)
自分はこの仕事を何故行わねばならないのか。与えられた仕事とのアンマッチだけでなく、軌道に乗ったころ
の中だるみや中盤でのだるさをどのように克服していくか
・自分が担う具体的な役割・学校側の到達目標と期待・課せられたミッション等を記す
・自分が目指したい人(ロールモデル)について、その人の強み・魅力について記す
・他のホテルをお客様の立場で見学をして気づいたことを記しておく
・終了後の自分へ手紙を書く
・自分の役割を自分の言葉で記す
自身の強みの棚卸しワーク
自分の得意とする要素(分野・スキル・特性・資質など何でも)を整理すること。また、今自分が、したいこと、で
きること、すべきことを書き出し、だからこそ、さっそく今日から何をするかコミットメントし、周囲からエールをもらう
ワーク。進捗管理・軌道修正をしながら、自己のPDCAの習慣づけのきっかけをつくる。
自分のキャリアを意味づけるワーク
自分の幼少期から今に至るまで、どのような出来事があり、どのように今に至ったか。直面した課題を乗り越え
たその原動力なにか、出逢った人(救世士・賢者)、本、映画、もらった言葉(ひとこと)などを整理する。人生は
誰もにドラマがあり、その一つひとっの場面があり今の自分ができていることを意味づける。
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
キャリアデザイン(目標設定のしかた、目的とのちがい、なんのために、…ことにより)
目的と目標の違い、夢、ゴール、ビジョンとは、どういうものなのかについて学ぶ。
自身の生涯を描く(未来年表)。社会人になったときの自分は何をしているか。どんな生活をしていたいか、どん
な仕事がしたいか。具体的な場面を描いたり、こうありたいと思うイメージの写真をはりあわせる(コラージュする)
ワークを行なう。3年後のキャリアビジョンを描き、1年間の目標設定と行動計画を立てる。
目標設定(どうなりたいか、どんな力を伸ばしたいか、成長イメージ)
8週間のインターンシップを通して、自分はどうなりたいか。目標を設定する。
何を実践し、その実践を通して何を学び、習得し、どのように成長したいかの到達目標を考え、活字にし、
周囲にコミットする。
コミットすることで、自身の意欲や意識が高まり、応援をしてもらい、達成感を得ることができる。
目標設定に記す項目例
・自分は実習期間中に、いつまでに何をどのようにやりたいか。それによりどうなりたいか。
・自分は発揮したい力、伸ばしたい力は何で、この実習を通してどんな力を伸ばしたいか
・実習中盤頃の自分の様子を絵にする「キャリアデッサン」
・毎日欠かさずやることを記す。
・達成したときに自分をどのように褒めたいか。
行動計画(毎日のチャレンジと成長実感)
インターンシップ応募時期から終了後の事後学習までの一連の行動(したいこと・すべきこと・やっていくこと)を
ガントチャート方式で作成し鳥瞰し理解を得る。
くじけそうになったときの支えになる存在、読む手紙・終了後の自分へ・ロールモデル)
自己肯定感と自己効力感を高めるために、自分を褒めたいこと、自分がやらなかったら誰がやるといった意識
での力強いコミットメントを記す。モチベーションの維持向上には、話を聴いて支えてくれる人の存在が重要。仲
間や先輩はじめ周囲で支えてくれそうな人から事前にメッセージをもらう。
「事例シナリオ」によるケーススタディ
働く目的について考えるケース、想定外のアクシデントをどのように乗り越えるか、お客様とのコミュニケーション、
職場でのコミュニケーション、インターンシップに臨む自分の姿勢を整えるケースなどを扱いながら、当事者意
識をもち問題と向き合い、学生間、さらにはホテル関係者にも入っていただいながら議論をする。
事例をもとに、もし自分だったらどう考え、どう行動するかについて意見を共有する。正解がなく模範回答がある
としても、全く同じシチュエーションで事がおきるわけではないゆえ、直面した課題にどう対処するかを柔軟に考
え意思決定をする力を身につける。
卒業生に協力をしてもらい、現場でおきたできごと、そのときどう感じたか、どのように対応したか、どう指導をう
けたか、模範の対応としてはどんな行動があるのか、といったケースを作成し、学生たちがもし自分が当事者
だったらどう行動するかについて議論をしてもらう。できれば、ホテルでの現場で指導をする立場のかたと、ケー
スライター(OBOG)に、参加をしていただきながら、スタッフの立場、指導者の立場、職場同僚の立場、お客様
の立場にポジションチェンジをしながら考えていく。
お客様へのポジションチェンジ:ロールプレイング
事前学習として、自分がお客様の立場に立ちお客様の気持ちを体得する。オブザーバーとして客観的に状況
をみる。実際に学んだことを実践し意味づける。
前述ケーススタディの発展として、上記の状況を即興で演じてもらい、実際の状況を疑似体験する。実際にス
タッフ演じる立場、お客様を演じる立場、それをオブザーブする立場から、テクニックだけでなく、思いやりや感
情など、マニュアルでは理解しきれないことにも気づいていく。
ビジネスコミュニケーションの基本(演習)・諸注意
役職も役割も異なる社員のかた、世代も目的も異なるお客様、その状況や内容と場を読み、心地よく、、気持
ちよく向き合うための心構えと気働きを身に付ける。
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
7-1-2.コミュニケーション・リーダーシップ・セルフマネジメント
組織において、リーダーだけでなく、メンバー全員が発揮をする「リーダーシップ」(組織に有効な振舞い・影響
力)について学ぶ。組織内一人ひとり互いが良好な関係を築き、報告・連絡・相談が自然にできる風通しよい場
づくりについて学ぶ。インターンシップ先の組織が、あまりにも忙しいばかりに職場関係に課題を抱えていることも
少なくない。そのようなとき、実習生としてどのように振舞い、組織に貢献していくか、その役割認識(意識形成)
を趣旨としたプログラム
会社組織(職場)において、発揮する力について、その知識を蓄える。理論を学び、そして、具体的な発揮場
面や好事例について議論をする。コミュニケーションはもちろんのことリーダーシップはリーダーだけでなく一人ひ
とりが発揮する力であり、その力にはどんな意味や価値があるのか、自分にはどのように備わっていて発揮してい
けるかを学ぶ
挨拶・ボランティア運動
職場QCサークルを発展させた運動。こんにちは。ありがとうございます。といった言葉の習慣づけ、一日一善
(小さなボランティア活動)をおこない、それをダイアリーに記録する活動
人権 ダイバーシティ・ユニバーサル・バリアフリープログラム
知的障がい、身体的障がい、精神的障がいのほか、性同一性障がいをはじめLBGT、といった視点からの多
様性、外国人、高齢者、部落、エイズ、といった様々な視点からお客様と接するための知識を学ぶ。
ワークライフバランスプログラム
ホテルのなかにも「働くおかあさん」は増加し、その組織では協力をしあって支援をしていく。自身がその組織の
一員として、あるいは、結婚・出産をしながら仕事を続けていく女子学生、あるいは、その妻を支援しながら「育メ
ン」としてワークライフバランスを実践していきたい男子学生、各々の立場で心得ておくべきことを事前に学ぶ。
コンプライアンス全般についての講座
アクシデントはいつどんな場面で起こるか予想はつかない。間違った対応から会社の存続にまで影響する大
事件に発展する恐れもある。問題は抱え込まず瞬時に報告・連絡・相談が必要であり、さらに意思決定も重要
である。クレーム処理、リスクマネジメントの要素も含めた知識について、この分野の有識者にレクチャーをうける。
ITCの活用
歩きスマホや炎上など、よくない事例はニュースにもなりがちだが、よい使い方もあり、教育現場や仕事現場で
も十分に活用されている。海外のホテルでは、フロントがなく、スタッフが私服でタブレットで、ソファーでお客様の
チェックイン手続きをするなどの事例も聞く。今、世界では、最先端のIT技術を利用してどのような活用がなされ
ているか。もし自分だったらどう活用するかといったアイデアを出し合う。
SNSの活用
インターンシップ先では、実習生同士、教員との連絡をはじめ、様々な場面でスマホやSNSを活用する。イン
ターンシップ先でも様々な場面で、そのモラル、マナー、ルール、だけでなく人間性の部分が問われる。活用す
ることで力を発揮できる場面、場をよみながらスマートに使いこなす心得などを学ぶ
インターネットでの情報収集力
インターネットの情報のなかでも、正しい情報、そうでない情報などを見分け、見極めるスキルが必要である。
お客様からの問い合わせに瞬時に対応するにネット検索は便利だが、その問合せの回答やURLをお伝えするに、
出所は保障されていなけれなならない。この分野の有識者にレクチャーを受ける。
ライフマネープラン
ローン・クレジット・金融トラブル、の基礎を学ぶこと、実際に社会に出て(アルバイトでも)給与明細をもらう、そ
の際の明細の見方、また、これから就職をし家庭を持ち、出産・定年退職・老後・介護といった、ライフイベントに
どのくらいお金が必要かといったライフマネープラン(ファイナンシャルプランニング)の基礎を学ぶ
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
7-1-3.ひとり生活の基礎・基本を学ぶ『自立&自律』プログラム
はじめて一人暮らしをするうえでの、タイムマネジメント、栄養バランス管理、掃除洗濯などの方法、ルームシェ
アの場合はそのマナー、お金の管理、さらに休日の過ごし方など、(あえて特に学ぶことでもなさそうなこと)をき
ちんと学び、自立力・自律力を備える。
実習先ホテルをとりまく観光と魅力発掘プログラム
実習先のホテルについては、その周辺の観光名所などについても調べ、まず自分が慣れる。そして、お客様に
よい提案できるよう、常に情報を更新する。
土地に魅力を知るプログラム
実習先の立地(交通事情・名所・他ホテル情報)の知識、その土地の歴史や特産物・生活文化などを調べ、
説明ができるまでのスキルを身に付ける。
「地方創生」の動向について
アベノミクスの対策が、今の自分の仕事にどう影響していくか。この問題を世界中のニュースはどのように取り
上げているか。様々な角度から客観視をしながらも、自身の意見も整理し、主張ができるようになる。
ホテルへの提案:提言プログラム
実習期間中、社員の方々には気づかなそうな(学生の立場から若い視点、すこし離れた視点からの)アイデア
を提案するプログラム。小さなことでも、お客様にとっての演出や、あるいは職場・業務改善などを提案しプレゼ
ンテーションする。(できれば最終日かその前日にホテル関係者と教員の前で10分程)
受け入れホテル側は、学生を受け入れることによって、学生の視点や考え方を活用し、職場を活性化させ、
指導する若手社員や職員の成長を促し、そして、将来的に優秀な学生を確保することへの期待。さらに社会貢
献を通して会社の魅力を社会にむけて広くアピールする機会となる。
興味ある資格を探す
以下のような検定を自ら探し、チャレンジする。合格した際には、その検定料を学校側が負担をし、学校側か
らも讃える賞状を授与する。
サービス接遇検定試験3級/ホテル実務能力認定試験宿泊初級/WBJウェディングプランナー認定試験/
パーソナルカラリスト検定試験3級/コミュニケーション検定試験初級/ ご当地検定/ おもてなし検定/ HRS検
定/ホテル実務技能検定 /ホテリエ検定/ホテルビジネス技能検定/ TOEIC /コミュニケーション検定/あいさ
つ検定/話ことば検定/ご当地検定/観光コーディネーター/メンタルヘルス/ビジネス能力検定/ビジネス実務
マナー/簿記/ MOS /心理カウンセラー/余暇ナビゲータ
《参考》カリキュラムの項目
職務の目的についての理解・自社ホテル・旅館についての知識・ホテル旅館業についての一般的知識。語学
力(英語)・コンピュータスキル・ゲスト対応(立居・振る舞い)・ゲスト対応(各種手配)・レストランの知識・日本文
化理解・国際文化理解・ホスピタリティマインド・地域交流・チームワークと教育・リスク・マネジメント
7-1-4.ディプロマ&サティフィケート
課外活動も含めた上記のプログラム(ワークショップ・講座)に参加をし課題をクリアした学生には、ディプロマ・サ
ティフィケートを授与し、讃え、就職活動にも活用してもらう。また、スチューデントアシスタント、あるいは、
OB/OGとしてメンター制度を設け、縦のつながりを拡げていく。(それぞれのモチベーション向上や、入学生募集
のアピールにもつながる)
7-1-5.学生によるホテル側へのインターンシップ受け入れのお願いと提案・コミュニケーション
→受入れの意味、お願い、ホテル側のメリット、事例、評価のお願い、
・《別ページ》 企画書
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 評価シート
2015年○月○日(○)
○○株式会社
ホテル○○
インターンシップ採用ご担当者殿
インターンシップ受け入れのお願い
学校法人穴吹学園 穴吹ビジネスカレッジ
ホテル・ブライダル学科 ホテル専攻 ○年
○○ ○○
標記、御社でのインターンシップに参加をしたくご検討の程 お願いをいたします。
記
記入項目例
氏名(フリガナ)
住所 〒
生年月日: 年 月 日 (満
連絡先 携帯電話
メールアドレス
所属(学校名・学科・専攻・学年)
アルバイト経験 アルバイト先:
取得資格
趣味
性別
歳)
自宅・一人暮らし 最寄駅:
血液型
内容:
時間: 時から
内容:
時間: 時から
特技
サークル
時
時
期間: 年
期間: 年
線
駅
ヶ月
ヶ月
・勤務可能時間(時期・曜日・時間帯・休暇希望日等の要望)
・勤務条件: 実施時期・実施期間
・これまで最も力を入れてきたこと、失敗・成功・学び得たこと等
・自分の強みと活かせる場面
・履修してきた科目(得意な専門分野・科目等)
・自己PR(好きな書籍や座右の銘、尊敬する人等)
・自分のキャリアビジョンを踏まえての志望動機
・自分の持っている力を活かしてどのように貢献できるか
・インターンシップ修了時点での到達目標
・インターンシップ先で経験したいこと・取り組みたいこと
・インターンシップを通して学び得たことを自分の今後にどのように活かしていきたいか
・学生から企業への質問等
・コミットメント(誓言)
・受入可能かをいつまでに回答いただきたいか、
・受入れていただくにあたってのホテル側のメリット
・評価のお願い(本学のカリキュラム上に位置付けられたオリジナルシートに沿って)
・本件に関する問い合わせ(所属・名前・住所・電話・メールアドレス・facebook等)
・添付資料 ・履歴書 ・担任の推薦状 ・健康診断の結果
以上
−72−
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
保護者対象プログラム
実家を離れ学生が実習を行なうにあたり、様々な不安や課題を、保護者(希望者)と、学生と、ホテル側と、
学校、がその趣旨を共有する。大学でも、入学時の保護者向けガイダンス、保護者懇談会、就職活動にあたっ
ての保護者向け説明会などを実施している。
7-2.プログラム:実習中
アクシデントディクショナリー
アクシデントがおきたときのQ&Aをこれまでの事例をもとに作成し、学生たちと共有する。また、なにかおきたと
きの対応フローを事前に配付しパニックがおきないようにする。また、小さなアクシデントでも記し後に残すことで、
リスクマネジメントに、さらに、成長時のフィードバックにも活用できる。
自分だけの愚痴はきだしシート
実家(親)や学校をはなれ単身で出向する間はかなりのストレスを抱えるはずである。仲間や教員に相談に
のってもらうことは大切だが、その相談に至るかどうかまず自分の中で悩むこともあるという。そのようなとき、もや
もやをまずはき出し整理する。そのもやもやは、相手が原因だけでなく、双方のコミュニケーション不足でおきた
ことかもしれない。互いの肯定意図を受け容れ解決に向かうに一旦整理することは重要。その整理のための
シート
7-3.プログラム:事後
修了後の自己フィードバックシート
記入項目
振る舞い、感謝したこと/こんなときにどう振る舞ったか、到達レベルと意味づけ/助けてくれた人/心に残ったひ
とこと/ロールモデル→先輩の振る舞い/覚えたこと、得たこと、/他の学生と比べて自分はどうか、
評価シート
フォーマルなフォーマットは既に前項目に掲載済だが、聞こえのよい言葉の羅列だけでなく、本音を記しておくこ
とも重要である。また、ネガティブなできごとや、批判的な意見も、今後の成長のためには大切である。提出不
要として自身のなかにとどめておいてもよい、あるいは、このシートをもとに担任とのキャリア面談のツールに活用
するのもよい。
8.ワークシート
インターンシッププログラムの事前・実施中・事後に活用していくワークシートを添付する。
・《別ページ》 実習開始前:目標設定ワークシート / 実習期間中:セルフマネジメントワークシート /
実習終了後:セルフフィードバックワークシート / インターンシップ報告会:企画書
《参考》 経済産業省 インターンシップ推進
教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査(平成25年度)
教育的効果の高いインターンシップ実践のためのコーディネータガイドブック
テンプレート(インターンシップ標準帳票)シート集
http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/intern.html
成長する企業のためのインターンシップ活用ガイド
http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/guidebook-all.pdf
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−73−
インターンシップ:目標設定
記入日
氏名
フリガナ
連絡先 携帯電話
メールアドレス
所属(学校名・学科・専攻・学年)
インターンシップ期間
インターンシップ先
担当する業務内容
年
月
日 ~
年
月
日 (
日間)
学校側の期待
受入ホテルの期待
自分自身の目標
コンピテンシー:特に発揮したい要素3つ
自分が伸ばしたい能力・スキル
自分の持っている力を活かしてどのように貢献できるか
インターンシップ修了時点での到達目標
インターンシップ先で経験したいこと・取り組みたいこと
インターンシップを通して学び得たことを自分の今後にどのように活かしていきたいか
コミットメント(誓言)
−74−
年
月
日
−75−
フィードバック
コンピテンシー:自分
が発揮したい要素
仕事内容
モチベーション
目標
日程
今こそ踏ん
張り時
良好なコン
ディション
達成度合
い
設定
開始1週間前
開始直前
第1週
第2週
第3週
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
終了直後
穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 ホテル専攻 インターンシップ 実習期間中:セルフマネジメントワークシート 氏名:
1週間後
フィードバック面談時
再掲:実習生記入→指導ご担当者・学校側
実習生 氏名:
実習事業所名
住所: 〒
ご担当者名:
実習状況 実習期間
TEL.
職名:
平成26年
出欠状況 実施日数
日
月
日
欠席: 病欠
~
.
平成
日 事故
年
日 その他
月
日
日 / 遅刻
回 早退
1■実習者によるふりかえり
1-1.実施前の意気込み(自分はどんな気持ちで実習に臨みましたか?)
1-2.全体を通して自分自身の評価 100点満点で
《
点》
その理由:
1-3.よくできた部分
1-4.あまりよくできなかった部分
1-5.社員さんとのやりとりで印象に残っていること
1-6.お客様とのやりとりで印象に残っていること
1-7.もう一度実習を行うことになったら、何をしたいか。どう振舞いたいか。
1-8.インターンシップを通して学んだことのトップ5を記してください。
1.
2.
3.
4.
その理由:
1-9.仕事を通して自信を持てたこと
1-10. この学びをこれからの学校生活と将来にどのように活かしていきますか。
−76−
5.
回
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシッププログラム開発のためのヒアリング調査:対象:国内専門学校4校学生
年
月
日(
)
各位
穴吹ビジネスカレッジ インターンシッププログラム(ホテル実習) 報告会 企画書
調査・開発委員 勝又あずさ
趣旨
ホテル実習で学生が何を学び、それを今後にどのようにつなげていくか、指導者をはじめホテル関係者、担
任をはじめ学校関係者、学生間で伝えあうことにより、活動の意味づけをおこなう。本人は実習のプロセスと価
値を整理する機会となり、担任は今後の指導方針の参考になる。ホテル関係者には今回の指導の社内共有
と今後の実習生の受け入れにつなげていただく。三位一体になり良好な関係を築く。 (会の終了後には、ホ
テル関係者教員の次回以降の検討会を実施 )
概要
学生が個々に、実習開始前から実習後までのプロセス、担当業務、学び得たこと、アクシデントを乗り越えた
その原動力、今後のキャリアにどのように活かしていくか、キャリアビジョン・コミットメントし、ホテルでの指導者に
コメントをいただく。
参加対象者
・穴吹ビジネスカレッジ ホテル・ブライダル学科 実習生全員
担任・教職員 在学生 保護者 関係者 入学予定者 等
・実習先各ホテル指導者・受け入れご担当者
・自治体はじめ関係者
・本事業の実施委員、調査・開発委員
実施場所
穴吹学園 穴吹ビジネスカレッジ 〒760-0017 香川県高松市番町2-4-14 TEL:087-822-3007
実施時期
2015年度 土曜日の午後 約2時間 (仮)」
当日の一日のながれ(案)
12:30 受付開始
13:00 イントロダクション 開会挨拶 報告会の趣旨説明等
13:10 学生による発表(8分)+ホテル指導員の講評(3分) 交代時間(1分) ×6名
14:25 休憩
14:30 ホテル指導員・関係者より総評
14:45 担任より挨拶
14:55 学生よりホテル関係者へお礼のセレモニー
15:00 終了挨拶
支出について
会の案内状の作成・配送、来賓の交通費、終了セレモニーに贈呈する花束
本活動の広報 穴吹学園より、地方紙や教育誌にプレスリリースを発信 取材を期待
本提案に関する問い合わせ
実施/調査・開発委員 勝又あずさ(成城大学) [email protected]
以上
−77−
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
6.インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
付録(参考資料)
9-1.インターンシップの推進にあたっての基本的な考え方(文科省・厚労省・経産省)
9-2.インターンシップのステップ(経産省)
9-3.中原先生によるインターンシップ6つのパターン
9-4.京都産業大学 ハイブリッドプログラム
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−78−
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
9-1.インターンシップの推進にあたっての基本的な考え方(文科省・厚労省・経産省)
インターンシップの推進に当たっての基本的考え方
平成9年9月18日
平成26年4月8日一部改正
文部科学省
厚生労働省
経済産業省
2 インターンシップの意義
インターンシップは、学生を送り出す大学等、これを体験する学生、学生を受け入れる企業等それぞれにとって、
様々な意義を有するものであり、それぞれの側において積極的に対応していくことが望まれる。
①大学等及び学生にとっての意義
〇 キャリア教育・専門教育としての意義
大学におけるキャリア教育・専門教育を一層推進する観点から、インターンシップは有効な取組である。
〇 教育内容・方法の改善・充実
アカデミックな教育研究と社会での実地の体験を結び付けることが可能となり、大学等における教育内容・方法
の改善・充実につながる。また、学生の新たな学習意欲を喚起する契機となることも期待できる。
〇 高い職業意識の育成
学生が自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、主体的な職業選択や高い職業意識の育成が
図られる。また、これにより、就職後の職場への適応力や定着率の向上にもつながる。
〇 自主性・独創性のある人材の育成
企業等の現場において、企画提案や課題解決の実務を経験したり、就業体験を積み、専門分野における高度
な知識・技術に触れながら実務能力を高めることは、課題解決・探求能力、実行力といった「社会人基礎力」
や「基礎的・汎用的能力」などの社会人として必要な能力を高め、自主的に考え行動できる人材の育成にもつ
ながる。また、企業等の現場において独創的な技術やノウハウ等がもたらすダイナミズムを目の当たりにすること
により、21世紀における新規産業の担い手となる独創性と未知の分野に挑戦する意欲を持った人材の育成に
も資する。
② 企業等における意義
〇 実践的な人材の育成
インターンシップによって学生が得る成果は、就職後の企業等において実践的な能力として発揮されるものであ
り、インターンシップの普及は実社会への適応能力のより高い実践的な人材の育成につながる。
〇 大学等の教育への産業界等のニーズの反映
インターンシップの実施を通じて大学等と連携を図ることにより、大学等に新たな産業分野の動向を踏まえた産
業界等のニーズを伝えることができ、大学等の教育にこれを反映させていくことにつながる。
〇 企業等に対する理解の促進、魅力発信
大学等と企業等の接点が増えることにより、相互の情報の発信・受信の促進につながり、企業等の実態につい
て学生の理解を促す一つの契機になる。これについては、特に中小企業やベンチャー企業等にとって意義が
大きいものと思われ、中小企業等の魅力発信としてもインターンシップは有益な取組である。
さらに、インターンシップを通じて学生が各企業等の業態、業種又は業務内容についての理解を深めることによ
る就業希望の促進が可能となることや、受入企業等において若手人材の育成の効果が認められる。また、学
生のアイディアを活かすような企業等以外の人材による新たな視点等の活用は企業等の活動におけるメリットに
もつながる。これらの企業等の受入れの意義を大学等及び企業等において共有することが重要である。
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−79−
第1章 教育的効果の高いインターンシッププログラム
要件(1) 企業・大学・学生の三者で実施目的を明確に共有
国内のインターンシップには多様な形があり、それぞれ実施目的が異なっている。代表的なものとしては、①体験を中心としたキャリアガ
イダンス型、②実践を重視したキャリア教育型があり、それぞれの実施目的に応じて活用されている。どのような実施目的であっても、そ
れを明確にし、関係者が理解することが必要である。
企業・社会の
メリット
教育的効果
1.
キャリアガイダンス型
1. 仕事理解型:採用広報のためのインターンシップで、業界や企業について
総合的に理解することを目的とする。
2. 採用直結型:採用活動の一環としてミスマッチを防ぐ目的で実施される。
体験中心のキャリアガイダンス型
企業・業界広報
(採用広報)
仕事理解型
キャリアガイダンス
採用マッチング
採用直結型
体験から実践へ進むキャリア教育型
業務補助型
キャリアガイダンス+
社会人基礎力等の汎用的能力を
育成する
若者を活用した
業務推進
本来のキャリア教育
課題協働型
教養教育
社会の関係性の理解
専門教育の実質化へ
事業参画型
専門教育
起業家型思考行動特性
の獲得
専門教育の実質化
2.
キャリア教育型
1. 業務補助型:企業の通常業務に学生が取り組むことで、仕事の意義や
取り組み方、基本スキルなどを学ぶ。内容やマッチングで学びの質が大きく
左右される。
2. 課題協働型:現場での活動と教室でのワークや議論を反復して、特定
課題に対する調査、企画提案等を行う。社会人基礎力等の汎用的能
力の育成に主眼が置かれている。
3. 事業参画型:企業の新規事業や社内変革プロジェクトに参画することで、
汎用的能力に加え、起業家型思考行動特性の獲得や高度専門教育の
実質化を目指す。
若者発想の活用
社内活性化など
若者を活用した
新規事業や
変革プロジェクトの
推進
平成25年度経済産業省研究委託事業「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査」
18
第1章 教育的効果の高いインターンシッププログラム
要件(2) 実施目的に沿ったプログラム設計
教育的効果の高いインターンシップでは、現場での実習だけではなく、事前・事後の研修が体系的に設計されている。①事前研修で
は、動機付け、目標設定、基本スキルの習得等が、②事後研修では、成果確認、体験の言語化と意味づけ、評価が行われる。また、
期間中も、企業が学生に対して適切な関与ができるような仕組みが構築されている。
事前研修
事後研修
1. 動機付け
• 大学としてのインターンシップの実施目的と意味の
理解
• インターンシップに参加することの自分にとっての意
味と目的(何を得たいか、どんな成長をしたい
か)の確認
 キャリアガイダンス型では職業観に関するプログラ
ムを設計
2. 目標設定
• 最終的な成果目標の確認
• 直近の成果目標の設定と行動計画の策定
3. 実践スキル
• 社会人マナー、その他ノウハウ
• 論理思考・調査手法
• プレゼンテーション技法
• 専門的な職種の場合は必須となる専門知識
4. エントリー・マッチングの準備
• エントリーに必要な書類(履歴書、エントリーシー
ト等)の作成
• 受入企業の事前調査の実施
• 企業の仕組みと自らの専門分野や興味関心との
つながりの理解
• 受入企業から与えられる事前課題への取り組み
1. 成果確認
• 当初設定した事業目標や成長目標に到達したか
の確認
2. 言語化と意味づけ
• 日報等を用いて現場での体験を振り返り、自らの
意識と行動の変化を確認する。
① 業務・社会体験への直接的な関わりの変化
② 体験を通じたコミュニケーションの変化
③ 体験を通じた更なる意味づけ・価値観形成
への意識
• インターンシップ期間中の様々な体験が自分の人
生やキャリアパスにとって、企業にとって、地域や社
会にとってどのような意味を持つかを振り返る
• 学生の振り返りと、学生から見た受入企業とその
社員へのフィードバックの機会(会社の新たな魅
力・課題・組織への指摘、社内の変化・社員の行
動の可視化等)
3. 評価
• 実施前後の変化の自己評価・他者評価による再
認識
4. 修了後の行動計画の作成
• 大学での学びや、将来のキャリア選択につながる
目標設定と行動計画の作成
インターンシップにおける教育的効果
は現場での活動だけではなく、事前
の目標設定や仮説設定、事後の仮
説検証、振り返り、意味づけといった
プログラムによって大きく左右される
1. 事前研修では以下の項目が扱われ
る
 動機付けと実施目標の確認
 目標設定と行動計画の策定
 実践スキルの習得
 エントリー、マッチングのための準
備
2. 事後研修では以下の項目が扱われ
る
 成果(目標達成度)の確認
 体験の言語化と意味づけ
 評価
 修了後の行動計画の作成


平成25年度経済産業省研究委託事業「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査」
−80−
企業担当者と学生が同じ場で目的
と目標を共有する合同事前研修を
行うことで高い効果を発揮した事例
もある。
23
第1章 教育的効果の高いインターンシッププログラム
要件(3) 企業の現場等でのリアルな体験の機会
教育的効果の高いインターンシップでは、企業側がプログラムの実施目的を踏まえて、①実務現場の設定、②企業の基準に基づく参
画と成果への要求、③顧客等の多様な関係性、を含むリアルな体験の機会を提供している。ただし、このリアルな体験が、期間中の
振り返りや事前事後学習と連動することが必要。
教育的効果の高いインターンシップでは、学生に対して仮想的な
環境だけではなく、現実の事業の現場を提供し、それに即した成
果目標と指標を設定し、達成責任を課している。
1. 実務現場の設定
 大学の実施目的を踏まえつつ、バーチャルなプログラムやディス
カッションだけではなく実務の現場を設定する。それによって、学
生が周囲の多様な関係者からの企業視点でのフィードバックを
受けられる状況をつくる。
2. 企業の基準に基づく参画と成果への要求
 企業として必要な成果を明確にし、それに対する達成責任を
課すことで、学生の能力を最大限に引き出す。
 企業の基準に基づく評価によって、学生の能力開発やプログラ
ム全体の改善につながる。
3. 顧客等の多様な関係性
 実際の顧客や関係者とのやりとりの中で実務のPDCAサイクル
を回しながら、多様なフィードバックを受けている。
 このようなリアルな体験も、それ単独では高い教育的効果を生み
出さない。事前の調査や課題設定、目標設定、日常のフィード
バック、事後学習等での振り返りや意味づけといったサポートプログ
ラムと連動することで初めて効果を発揮する。

事後学習
成果確認/振り返りと意味づけ/修了後の行動計画
な企
体業
験の
の現
機場
会等
で
の
リ
ア
ル
く の多
内フ 様
省ィな
ー関
ド 係
バ者
ッか
ク ら
に の
基日
づ々
多様な関係性
企業の基準
実務の現場
事前学習
調査/課題設定/目標設定
平成25年度経済産業省研究委託事業「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査」
27
第1章 教育的効果の高いインターンシッププログラム
要件(4) 学生の目標設定・フィードバック・振返りの徹底
教育的効果の高いインターンシップでは、企業側がプログラムの実施目的を踏まえて、①企業の目標達成への意識強化、②関係者
からのフィードバックが得られる環境作り、③業務の進捗管理、④それらを踏まえた社内での対話・議論の場づくり、といった関与を専門
人材の支援を得つつ行っている。

インターンシップの場
実行
1.
進捗管理
試行錯誤
対話
学生 フィードバック
経営者
受入担当者
顧客や
ステークホルダー
2.
経験
対話
対話
対話
対話
対話
3.
4.
他
の
社
員
専門人材による状況把握とサポート

教育的効果の高いインターンシップでは、企業担当者が学生に対して適切に
関与し、目標達成に導くことで、結果として成長目標の達成につなげている。
関与の形としては、以下のようなものがあげられる。
企業の目標達成への意識の強化
 業務上または組織上の目標を明確にし、その達成に学生の意識を向けさ
せる。現場での活動に集中させることで、結果として周囲からの学びを得や
すくする。
関係者からの適切なフィードバック
 顧客や取引先、他の社員といった関係者からのフィードバックを直接得や
すい環境を整備し、その中で学生自身が自らの仮説を検証する機会を増
やす。
 社内の関与を促進するためには、学生が受入担当者以外の社員の協力
を得ることが必要になるよう業務を設計する
業務の進捗管理
 進捗管理を細かく行い、スモールステップでの達成感をつくりつつ全体の目
標達成の可能性を高める。
社内での対話・議論の場づくり
 関係者からのフィードバックや、学生自身の気づきをどのように業務に反映
させるかを対話・議論する場をつくる。これが結果として学生に対するカウン
セリングの場となる。
これらの関与が適切に行われるためには、専門人材との連携が効果的である。
平成25年度経済産業省研究委託事業「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査」
−81−
28
第1章 教育的効果の高いインターンシッププログラム
第1章のまとめ:教育的効果の高いインターンシッププログラムのポイント
教育的効果の高いインターンシップ
PDCAサイクルを2回
転させることで、フィー
ドバックを現場の活
動に反映させる
PDCA
3. 企業の現場等で
のリアルな体験の
機会
事前研修では目標
設定が、事後研修
では振り返りとネク
ストステップの設計
が最重要項目
PDCA
周囲からのフィード
バックを受けながら仮
説検証する機会を
設計する
4. 学生の目標設
定・フィードバック・
振返りの徹底
2. 実施目的に沿ったプログラムが設計されている
企業の受入目的を
大学が理解し、互い
のメリットを作る
1. 企業、大学、学生の三者で実施目的を明確に共有
前提条件として:すべての関係者にメリットのある場の設定
専門人材によるサポート
30
平成25年度経済産業省研究委託事業「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査」
第4章 企業参画促進の仕組みとツール
資料1 インターンシップの流れ(受入ガイドブック)
運用期
開発期
インターンシップ
マッチング
継続的な
仕組みづくりへ
▼
▼
▼
▼
▼
インターンシップ
セミナー
&
個別キャリア
カウンセリング
インターンシップの実施と
成果実現のためのサポート
事後フォロー
▼
プロモーション
目的ベースの
マッチング
▼
導入計画立案
プロモーションと
意識付け・方向付け
▼
目的実現のための
導入計画
評価期
モニタリング
&サポートカリキュラム
概
要
成果を実現する
ことが可能な業
務の設計と、対
象とすべき人材
像の定義を行い
ます。
対象となる人材像
に、効果的に情報
をとどけていきます。
企業名などの表面的なものではなく、
目的ベースのマッチングを実現していく
ための選抜を行います。また、目標を
高く設定するよう刺激を与えていきま
す。
価値を創出するために必要な
視点や視野を与え続けます。
また、学生が前進していけるよ
う、メンタル面からのサポートも
定期的に行います。
今回の成果を踏
まえて、より継続
的に社内の仕組
みとして導入して
いく展開を描いて
いきます。
マッチングの際には、覚書・誓約書・
処遇概要確認書・保険加入などの
手続きを実施します。
平成25年度経済産業省研究委託事業「教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査」
−82−
105
平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
9-3.東京大学准教授中原淳先生によるインターンシップ6つのパターン
東京大学 総合教育研究センター 准教授 中原淳准教授 による、インターンシップの企業側のアプローチ
6つのパターン
1.安価な労働力として学生を受け入れ、2.企業における社会貢献としても、また 3. 企業内「新規プロジェクト」に
位置づけ学生と社員との創発に期待をし、4.それにより職場が活性化する、さらに、5.若手社員が学生を育てる
経験の場となり、そして、6.よい人材(学生)をここで確保する。
上記6項目を網羅しつつ、派遣される学生にも、仕事体験、職場を肌で感じる、多くの人との出逢い、社会人と
のプロジェクトから達成感を得る、そして、学内で学び身に付けたことを現場で活かし体得できる。
1.安価な労働力としてのインターン
2.社会貢献としてのインターン
3.新規プロジェクトとしてのインターン
4.職場活性化としてのインターン
5.育成経験としてのインターン
6.採用活動としてのインターン
まず第一は「安価な労働力なインターン」です。つまり、学生を受け入れても、あまり学習になることはさせず、
「オペレーショナルな仕事」の一部を任せて、労働力の一部として使うということです。これは、インターンの趣旨
とはかなりズレているようですが、ケアのないインターンは、これになってしまいがちです。
第二に「社会貢献としてのインターン」は、インターンを企業のCSRに位置づけることです。企業にとっては、直
接のメリットはないけれども、社会貢献としては実施しましょう、というスタンスです。
また、インターンは、もはや国が推進しているものでもありますので、「義務化」といったら言い過ぎですが、企業
としては「立場上、断れない」ところもあるようです。こうした動きもここに含めることにしましょう。
第三に「新規プロジェクトとしてのインターン」です。これは、フレッシュな感覚をもつ学生のグループに、やる気
のある従業員を加えてグループをつくり、これをきっかけとして、通常業務では行わない「新規プロジェクト」を立
ち上げ、実施していくというものです。 「イノベーション」というと大げさですが、そうした「新しいもの」を生み出す
きっかけとして「インターン」を利用しようと考えます。
第四には「職場活性化としてのインターン」です。これは、職場などに学生を配属させ、職場を「活性化」させる
ための触媒にインターンを利用することです。
第五には「育成経験としてのインターン」です。これは、学生をケアする役割として社員をひとりアサインし、育
成経験を担ってもらう、ということです。これは、育成経験をあまりもたない社員がいる会社で、時折行われるも
のです。
そして最後、第六には「採用活動としてのインターン」です。これは、もうおわかりですね。インターンの最中に見
所のある若者を選別してしまい、そのまま採用するか、あるいは就職活動にとってプラスになるような「ファストパ
ス」を渡してしまうことです。
さすがに「インターン終わったら、即採用」というのはケースとしてはまだ少ないようですが、明示的、ないしは非
明示的に「ファストパス」が生まれることは、あり得ます(ただ就職協定に縛られている企業は、その存在を明示
はできないと思いますが・・・)。
NAKAHARA- LAB.NET U-TOKYO
東京大学 大学総合教育研究センター 准教授 中原淳先生のブログより引用 2014年4月22日付
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
9-4.《参考:産学協働》 企業と大学が協働した、若手社員と大学生の人材育成プログラム
京都産業大学 「ハイブリッドプログラム」
インターンシップの課題のひとつに、「ホテル側の特に現場が、学生を受け入れることに前向きでない」、「現場
指導員は業務に追われ、実習生の指導や評価をする余裕がない」、「指導や評価を依頼されるのなら実習生
を受け入れません」と言われるなど、ホテル側に協力を得るに難しい現状がある。
受け入れ職場の理解を得る活動や、学生を受け入れるにあたってのノウハウを学校側から提供するなどの対
策もありながら、「受け入れてもらう」といった気持ちを学校・学生がもちながら実習に臨むより、両者に効果をも
たらすことができれば、継続・発展も期待できる。その好事例として京都産業大学の松高政准教授によるハイブ
リッドプログラムを紹介したい。
以下、京都産業大学ホームページより抜粋・引用
「企業人と学生のハイブリッド」
目的
内容
企業の若手社員と大学生とのハイブリッド(Hybrid:混成)による人材育成
学生がリアルな仕事の流れを体感する
若手社員はリーダーシップ等が身につくと同時に、仕事や自社に対するプライドを再認識する
学生の就業力育成および若手社員の研修
2年次以上を対象に、地域の中堅・中小企業で企業実習を行う
若手社員(主に地域の中堅・中小企業)と学生のハイブリッド(Hybrid:混成、雑種)による人材育成プログラム。
学生はリアルな仕事の流れを体感でき、若手社員はリーダーシップ等が身につくと同時に、自らを振り返る機会
ともなり、自分自身、自社へのプライドなどを再認識し、モチベーションアップへもつながる。学生の就業力育成
と若手社員の研修という、企業・大学双方にメリットをもたらし、
早期離職の抑制にもつながる。
本プログラムは2013年度経済産業省主催「社会人基礎力を
育成する授業30選」に入選し、以下実践事例集にて授業の内容
を公開している。
・京都産業大学
http://post.kyoto-su.ac.jp/s/whatsnew/?k=2090
・2013年度 経済産業省主催「社会人基礎力を育成する授業30選」
実践事例集(30-31ページ)
http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/25fy_chosa/Kiso_30sen_jireisyu.pdf
10.まとめ
インターンシップにおいて、教育担当者の役割は「場づくり・きっかけつくり」であり、実習生とホテルと教員
とが、その場をどれだけ多く広く共有できるか。実習生はいかに深く意味づけができるかに尽きると思う。
インターンシップでは、「実践的スキルの発揮・体得」だけでなく、「働くことについての意識形成」も重要で、
活動を通して成功と失敗を繰り返しながらその達成感を意味づける、ことを習慣づけていきたい。
今、何をしたいか・できるか・すべきかを整理する、自らの強みを発揮し小さな成功体験を繰り返す、誠
実な姿勢と態度が大事で、常に真摯でありたい。
「モチベーション開発」はやる気や働きがいだけでなく、社会の厳しさに打たれる強さの視点も重要である。
働き方は変化する、変化を前向きにとらえ、多様性を受容しながら、「打たれ強さ」と「可愛がられる力」、
このふたつの力を開発していくことが、社会を生き抜く力の本質だと考える。
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平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業 訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
10.参考文献
・経済産業省インターンシップ推進 教育的効果の高いインターンシップの普及に関する調査(平成25年度)
・就職白書2014(株式会社リクルートキャリア)就職みらい研究所
・文化放送キャリアパートナー 新卒採用戦線総括2015
・経済産業省主催「社会人基礎力を育成する授業30選」 実践事例集
11.Special Thanks (謝辞)
本事業活動の調査活動とプログラムの開発には、教育機関、ホテル、地域、そして、学生のみなさんにご指
導とご意見をいただき一緒に創りあげてまいりました。心よりお礼を申し上げます。 *敬称略 組織内五十音順
穴吹ビジネスカレッジ ホテルブライダル学科
ホテル専攻 2年 白井宏規 立石欣也 林倉弘樹 三好純奈 吉田美希
ブライダル専攻 2年 岩田あゆみ 柿ノ木奈々 椎田茜
成城大学
法学部法律学科3年 関涼香
文芸学部ヨーロッパ文化学科 3年 福岡大輔
穴吹ビジネスカレッジ実習先ホテル担当指導員
慶應義塾大学 名誉教授 花田光世
慶應義塾大学 総合政策学部講師 堀内泰利
株式会社番野企画事務所 代表取締役 番野智行
群馬県邑楽郡明和町 町議会議員 薗田繁
成城大学 キャリア支援部 久保玲
本事業委員
大平康喜 山崎展宏 佐戸三千代 泉川恵里 梶河沙耶子 三好徹也 飯塚正成 赤羽久仁子
栗林直子 郡嶌奨 高野直人 成底敏
松坂健 井村日登美 今井真貴子 田村尚子 東條文千代 竹内秀次郎 海老沢昭郎 勝又あずさ
内山将太 小寺理一郎 杉山義浩 玉木泰 古吉貢 正木一志 三矢昌洋 安宅健 山上富美夫
本活動にあたり、調査・開発委員の、専門学校穴吹ビジネスカレッジの泉川恵里教諭、国際外語・観光・エア
ライン専門学校の栗林直子教諭、麻生外語観光&製菓専門学校の郡嶌奨教諭、学校法人浦山学園の髙野
直人教諭、専門学校インターナショナルリゾートカレッジの成底敏教諭(*五十音順)に、には、大変お忙しい中、
アンケートのご記入をはじめ多くのアドバイスを頂戴いたしました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
2015年1月21日現在
以上
文部科学省 平成26年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業
訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
幹事校 学校法人穴吹学園 専門学校穴吹ビジネスカレッジ 副校長代理 佐戸三千代
〒760-0017 香川県高松市番町2-4-14 TEL(087)822-3007
報告書作成 実施/調査・開発委員 勝又あずさ
(成城大学 共通教育研究センター 特別任用准教授) [email protected]
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平成 26 年度 文部科学省
成長事業分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進事業
訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
インターンシップ標準モデル・達成度評価基準 プログラム
平成 27 年 2 月
訪日外国人受け入れに対応する日本型コンシェルジュ育成事業
(代表校 学校法人穴吹学園)
連絡先 〒760-0017 高松市番町 2-4-14
学校法人穴吹学園 専門学校穴吹ビジネスカレッジ
電話 087-822-3007
* 本書の内容を無断で転記、記載することは禁じます。
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