運航の形態や区分について

04_056-061運航の形態 05.3.14 8:16 PM ページ56
中渓 正樹 *
はじめに
ANNEX では“人や貨物あるいは郵便物を有償ま
たは賃貸で運送する事に伴う航空機の運航”とし
“国内定期航空運送事業”、とか"“Domestic
ています。そこでは、Certificate を取得して国の
Operartion”と言えば、航空関係者は誰もがその
管理を受ける事、そして運航については
定義についてほぼ共通の概念をもっています。し
Operation Manual、整備については Maintenance
かし、“ジェネラル・アビエーション”、“ビジネ
Manual を設定し、それらに則 り行なう事を義務
ス航空”とか“コミューター”となると、必ずし
付けています。
のっと
も定義を一様なものとして共有しているとは言え
ません。
そこで、こうした事業あるいは運送形態の区分
この区分には、定期航空、チャーター、それ以
外の諸々の有償運送が含まれますが、それらの更
なる詳細については、条約加盟国が定める事とし
について ICAO ANNEX、我が国の航空法、ある
ています(これに応じて、米国では Part 121、
いは米国の FAR などで、どのように定義されて
125、135 などと区分している)
。
いるのか、また、夫々の区分や種類に応じて、ど
のような安全規制が課せられているのか、につい
・ Part II“International General Aviation-Aeroplane”
て解説します。
および Part III“International General AviationRotorcraft”は無償運送を行なう運航の区分です。
ICAO ANNEX(表 1 参照)
ここには、ICAO ANNEX 1“Personal Licensing”、
ANNEX 2“ Rules of the Air” や ANNEX 8
国際民間航空条約は、我が国を含め、条約加盟
“Airworthiness”等の基本的要件に加えて、守るべ
国の航空法(民間航空に係る)の憲法とでも言え
き運航上の要件が求められています。ごく基本的
るものですが、その中でも安全に関する部分の詳
なものに限られており、Part II で Maintenance
細な取り決めが ICAO ANNEX に記載されていま
Program の設定を義務付けている以外は、“耐空
す。その中の ANNEX 6“Operation of Aircraft”で
性のある機材、を適正なライセンスを保持した乗
は表 1 に示すように、運航に関する安全規制面
務員が、航空のルールを守って飛行して下さい、
から、Part I ∼ Part III の 3 つの Part に区分され
そして安全は自己の問題として管理してくださ
ています。
い”と言うのが基本になっています。
・ Part I“International Commercial Air Transport”
Aviation による長距離洋上飛行など新しい形の運
は有償運送を行なう運航の区分ですが、その公共
航に対処するため、大幅な見直しが提唱されてお
性に鑑みて運航上の厳しい安全規制を課していま
り、検討が行なわれています。
ただし、近年フラクショナル、あるいは General
す。ここで有償運送の定義ですが、ICAO
ここで、General Aviation と言う、日ごろよく
使われている用語が出てくるのですが、その定義
*Nakatani Masaki
日本ビジネス航空協会 副会長 [email protected]
56
を見ますと“International Commercial Air Transport
航空技術 No.601〔05-04〕
04_056-061運航の形態 05.3.14 8:16 PM ページ57
表 1 ICAO ANNEX
ANNEX 6の適用されるPart
有償 無償
Part International -Aeroplanes
(commercial air transport operation : An aircraft operation
involving the transport of passengers, cargo,or mail for
remuneration or hire)
issued
by state of the operator ;
required by state of
conditions and limitations
operator
may be specified
○
-Aeroplanes
ANNEX 6 Part International Operation (general aviation operation : an aircraft operation
of Aircraft
or an
aerial work operation)
Part
Certificate Operation Maintenance
○
−
−
○
−
−
acceptable to state of
operator
acceptable to state of
operator
International -Helicopters
(general aviation operation : an aircraft operation
or an
aerial work operation)
−
表 2 航空法における区分
事業の種類
事業の区分 事業の定義 事業の許可 運航規程・整備規程 事業の定義
(法第2条定義による)
他人の需要に応じ、航
空機を使用して、有償
で旅客、または貨物を
運送する事業をいう。
航空運送事業を経営し
ようとする者は、国土
交通大臣の許可を受け
なければならない。
航空運送事業
航空機使用事業
他人の需要に応じ、
航空機を使用して、
有償で旅客、又は貨
物の運送以外の行為
の請負を行う事業を
いう。
本邦航空運送事業者は、
国土交通省令で定める航
空機の運航及び整備に関
する事項について運航規
程及び整備規程を定め、
国土交通大臣の認可を受
けなければならない。こ
れを変更しようとすると
きも同様である。
国際航空運送事業
本邦内の地点と本邦
外の地点との間また
は本邦外の各地間に
おいて行う航空運送
事業をいう。
国内定期航空運送事業
本邦内の各地間に路
線を定めて一定の日
時により航行する航
空機により行う航空
運送事業をいう。
航空機使用事業を経
営しようとする者は、
国土交通大臣の許可
を受けなければなら
ない。
以外の運航”、つまり“人や貨物あるいは郵便物
相当する有償運航を表 2“航空法における区分”
を有償または賃貸で運送する事に伴う航空機の運
のように定めています。特徴的なことは、定義が
航、以外の運航”としており、それ以上の詳細な
なされているのは航空運送事業と、航空測量や遊覧
定義付けはありません。
飛行など、特定の目的で行う航空機使用事業のみ、
かたち
また有償と無償の違いは、安全規制面以外に、
ICAO ANNEX の上位にある国際民間航空条約に
おいて、前者が航空権益に関する、いわゆる
と言う極めてシンプルな容であると言う事です。
航空運送事業は国内と国際に区分され、夫々の
事業区分に定期と不定期が含まれます。
Economy Rule とのかかわりでの制約があるのに
航空運送事業を行なうには大臣の許可が必要で
対して、後者はその点が自由であると言う上でも
あり、運航や整備に関しては運航規程および整備
一線が画されています。
規程を設定し、大臣の認可が要求されます。
航空機使用事業を行なうには、やはり大臣の許
可が必要ですが、運航規程および整備規程は要求
日本の航空法
(表 2 “航空法における事業の区分”参照)
されていません。
自家用機など上記の定義以外の運航を行なうに
のっと
日本の航空法では、ICAO ANNEX 6 に則 り、
Part I“International Commercial Air Transport”に
運航の形態に係る区分や種別
は、航空法の体系に組み込まれている、基本的な
安全規制に従うことになります。
57
04_056-061運航の形態 05.3.14 8:16 PM ページ58
このようにシンプルではあるのですが、小型機
すが、“Common”に属するチャーターについ
によるチャーター運航についても不定期の航空運
ては、更に Public Charter(公開チャーター)や
送事業として、エアーライン並に規制されると言
Affinity Charter(関係者のみで構成される非公
う面もあります。また、ジェネラル・アビエーシ
開チャーター)など、7 種類に細かく定義され
ョン、ビジネス航空、コミューター航空という言
ています(FAR 212.4)
。
葉は公的にもしばしば使われていますが、航空法
では定義はされていません。
・ Air Operator Certificate
当該運航を行うに要求される Certificate(我
が国の事業許可に相当)の名称です。
米国の FAR
(表 3 “FAR 一覧表”参照)
(2)表 3 の縦欄についての説明(
“番号”順)
・番号 0
日本の航空法とは対照的に FAR では適用され
CFR 14 Chapter I の Subchapter F“Air Traffic &
る FAR の Part、航空機のクラス、サイズ、有
General Operating Rule”に属する、FAR Part 91
償・無償の区分、および運送の形態に応じて細か
による、一般に言うジェネラル・アビエーショ
く種類分けされています。
ンです。自家用機等による無償での人や貨物の
輸送、フェリーやテスト飛行、あるいは有償で
(1)表 3 の横欄についての説明
・当該運航に適用される FAR が属する CFR14
Chapter I の Subchapter 名
・適用される FAR
Part91、Part 121、Part 125 および Part 135 の
何れかが適用されます。
・ Kind of Operation
比 較 的 馴 染 み の あ る “ O n - D e m a n d ”、
“Commuter”、“Supplemental”、“Domestic(国内
も測量や農薬散布、あるいは遊覧飛行などの運
航が Part 91 に従い行われます(我が国ではこれ
らの一部は航空機使用事業として行われる)
。
これらは、一般的に言うところの 91 Operation
であり、その詳細が FAR 91.501、119.1 に定め
られていますが、この Part の中でジェネラ
ル・アビエーションとは呼称されていません。
また、以下に述べる番号 1 以降とは異なり
Air Operator Certificate は要求されません。Part
定期)”、“Flag(国際定期)”を指しますが、
91 が属する CFR 14 Chapter I の Subchapter 名
Part 91 および Part 125 に準じて行われる運航
称である“Air Traffic & General Operating Rule”
については同種の呼称はありません。
が示すように、民間航空に携わる誰もが守らな
・ Class
ヘリコプター、プロペラ、ターボジェットの
区分
・ Size
乗務員席を除く客席数と最大有償搭載重量で
区分されます。
・ Common/Noncommmon
“Common”は有償の公共運送を指します。
“Noncommon”は有償ではありますが、広告宣
くてはならない基本要件であり、従って、後述
する Part 121 あるいは 135 に基く運航を行う
上で前提となる要件でもあります。
・以下の番号 1 ∼ 18 は、CFR14 Chapter I の
Subchapter G“ Air Carrier & Operators for
Compensation or hire”に属するものであり、そ
の詳細は FAR Part 119 に定められています。
Subchapter 名が示すように有償運航の属する大
区分です。その中に Part 121、125、135 があり、
伝などをし一般に公開して供与することはない、
更 に は “ Kind of Operation” と し て “ On
人や貨物の運送を指しますが、Part135 に相当す
Demand”、“Commuter”、“Supplemental”、
るものが無い我が国には存在し得ないものです。
・ Type of Operation
定期運航、チャーター、貨物専用運航の別で
58
“Domestic”、“Flag”等とに区分され、その中で
使用される航空機の Class や Size によって運
航の種類が細かく定義されています。
航空技術 No.601〔05-04〕
運航の形態に係る区分や種別
18
17
〇
〇
〇
〇
10↑
1↑-31↓
10↑-31↓
31↑
10↓
31↓
10↓
20↓
20↑
客席数
Common/
Noncommon
Type of Operation
7,501 lbs↑
7,501 lbs↑
7,501 lbs↓
7,501 lbs↓
7,501 lbs↓
7,500 lbs↓
6,000 lbs↓
6,000 lbs↑
〇
〇
〇
〇
5 RT/wk↑
5 RT/wk↑
5 RT/wk↓
5 RT/wk↓
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
NonScheduled Charter All
最大有償 Common
common Operation
Cargo
搭載重量
Size
凡例 ↓:未満を表す ↑:以上を表す (xx↓:xxを含まずそれ以下 yy↑:yyを含みそれ以上)
Domestic/Flag
Part 121:operating
requirement
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
16
Supplemental
Part 121:operating
requirement
Commuter
Part 135:operating
requirement
On-Demand
Part 135:operating
requirement
Part 125:certification
& operations
Part 91:general
operating and flight
rules
Rotorcraft Propeller- TurbojetPowered Powerd
Class
〇
CFR 14
Chapter- I FAA & DOT
Subchapter- G
Air Carrier & Operators
for compensation or hire
Subchapter- F
Air Traffic & General
Operationg Rule
Kind of Operation
適用されるFAR
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Code of Federal Registor
番号 14 Aeronautics & Space
Chapter- I FAA & DOT
表 3 FAR 一覧表
Certificates
Air carrier
Operating
Certificates
18
17
16
15
14
13
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
Air Operator
番号
Certificates
04_056-061運航の形態 05.3.14 8:16 PM ページ59
59
04_056-061運航の形態 05.3.14 8:16 PM ページ60
Subchapter-G に属する運航には、夫々に適用
される“Air Operator Certificate”を取得し、
“Operation Specification”を設定することが要求
番号 8
最大有償搭載重量 7,501 lbs 未満の飛行機
による貨物専用有償運航が“On-Demand”と
されます(事業の許可と規程の認可に相当)。
して Part 135 に基いて行なわれる場合です
“Air Operator Certificate”としては、Part 125 の
(Common、Noncommon にかかわらず全ての
場合“Operating Certificate”が、Part 121 および
場合について)。
Part 135 の場合は“Air Carrier Certificates”が要
番号 9
求されます。
番号 1 および番号 2
一般的に言うところの Part 91 Operation で
あっても、使用する機材が 20 人以上の客席
ヘリコプターによる貨物専用有償運航が
“On-Demand”として Part 135 に基いて行な
われる場合です。
番号 10 および番号 11
を有する、あるいは最大有償搭載重量が
番号 4 および 5 と同様の運航でも、便数
6,000 lbs 以上と比較的大型の場合には Part
が週 5 往復以上行なわれる場合は、同じ Part
125 に従い、Operating Certificate を取得する
135 でも“Commuter”となります。(我国で
必要があります。
言われているコミューターのイメージとは異
Part 125 に従う場合は、Part 91 Operation に
加え、“Noncommon”なる定義で、有償では
なる)
番号 12 および番号 13
あるが広告宣伝などをし一般に公開して供与
番号 7 と同様な運航でも、使用される飛行
することはない、人や貨物の運送を行うこと
機がより大型(31 席以上、あるいは最大有償
ができます。
搭載重量 7,501 lbs 以上)の場合は、“supple-
番号 3
mental”として Part 121 に基いて行なわれます。
先に述べた“Noncommon”の定義に該当
する有償の運航を、客席 20 席以下、および
最大有償搭載重量
6,000 lbs 以下の小型飛行機で行う場合は、
番号 14 および 15
7 番のように、比較的小型飛行機(ターボ
ジェットの場合、1 席以上 31 席未満、プロペ
ラの場合 10 席以上 31 席未満、)で行なわれ
Part 125 ではなく“On-Demand”として Part
るチャーターの場合であっても、使用される
135 に準じることになります。
飛行機が“Domestic”または“Flag” Operator
番号 4 および番号 5
のものとして、Operations Specification にリス
小型飛行機(10 席未満で、最大有償搭載
トされている場合は、Supplemental として
重量 7,501 lbs 未満)やヘリコプターによる
Part 121 に基く事になります。
週 5 往復以下の定期運航が“On-Demand”と
番号 16
して Part 135 に基いて行なわれる場合です。
番号 6
ヘリコプターによるチャーターが“On-
ターボジェット機を用いて行われる全ての
定期便は“Domestic”(国内定期)または
“Flag”(国際定期)として Part 121 に基いて
Demand”として Part 135 に基いて行なわれ
行なわれます。
る場合です。
番号 17 および 18
11 番は小型プロペラ機による週 5 往復以
番号 7
上の定期便が“Commuter”として行われる
小型飛行機(31 席未満で、最大有償搭載
場合です。機材がより大型となり、11 席以
重量 7,501 lbs 未満)によるチャーターが
上の場合、あるいは最大有償搭載重量 7,501
“On-Demand”として Part 135 に基いて行な
lbs 以上の場合は、Domestic”または“Flag”
われる場合です。
60
として Part 121 に基いて行なわれます。
航空技術 No.601〔05-04〕
04_056-061運航の形態 05.3.14 8:16 PM ページ61
ジェネラル・アビエーション
“Noncommon”なる定義(先述の番号 1、2
および 3)で行われるもの。
ICAO ANNEX では有償以外の運航として、や
b)FAR の Part 135 あるいは Part 121 で行われ
や大まかに定義されていますが、我が国でもほぼ
る一般的チャーターのうち、ビジネス目的で
同様で、あえて表現すれば“航空運送事業者およ
行われる Affinity Charter(関係者のみで構成
び航空機使用事業者以外のものによる運航”とな
される非公開チャーター)。
ります。
一方、FAR ではジェネラル・アビエーションな
我が日本ビジネス航空協会でもこれを受けて、
る呼称による定義ではありませんが、Part 91 で運
“ビジネス航空とは企業、団体、あるいは個人が、
航されるものとして、純然たる自家用運航は勿論、
そのビジネス遂行上の手段として利用する飛行機
自家用機等による無償での人や貨物の輸送、フェ
および回転翼航空機による航空運送であり、利用
リーやテスト飛行、あるいは有償でも測量や農薬
者が航空機を所有する自家用機及び利用者が自己
散布、あるいは遊覧飛行などの運航(我国では使
の目的のために個別にチャーターする(オンデマ
用事業に相当する)が詳細に定義されています。
ンド・チャーター)事業機を使用して行なわれる”
と定義しています。
ビジネス航空
“ビジネス航空”は公的な場合を含めて一般的
コミューター航空
に使用されていますが、航空法にはこれに係る定
FAR で言うところの“Commuter”は上述した
義は存在しません。ただし、施行規則における
ように、ヘリコプターまたは客席 10 席未満、最
“商用目的で本邦に入国(から出発)する個人、
大有償搭載重量 7501 lbs 未満の飛行機による定期
または商用目的で本邦に入国(から出発)する法
便を指します。
人の役員(これらの者に随行するものも含む)の
我が国では、2000 年の法改正以前に“2 地点間
みの運送を行う場合”と言う定義での無償運航が
旅客運送”が不定期航空運送事業として位置付け
なら
“ビジネス航空”に相当すると考えられます。
ビジネス航空を束ねている国際ビジネス航空評
られていた時期に、当時の FAR に倣い、客席数
19 席以下最大離陸重量 5.7 トン以下の機材を用
議会によれば以下のように定義しています。
いて、30 日間に 15 往復を超える運航が 30 日を
1. Business Aviation Commercial
越えて継続する“2 地点間旅客運送”がコミュー
商用事業免許を有するオペレーターによっ
ター航空と称されました(航空局通達による)。
て、ビジネス目的に使用される航空機による運
後になって、機材に係る条件が客席数 60 席以下
航(オンデマンド・チャーター)。
で計器飛行方式が可能であること、と変わりまし
2. Corporate
雇用されたプロフェショナルな乗組員による
非商用運航。
たが、2000 年の法改正で定期航空運送事業と不
定期航空運送事業の事業区分が一本化された際に
“2 地点間旅客運送”はその姿を消しました
3. Owner Operated
ビジネスを目的として、ビジネス・オーナー
自身によって運航される航空機。
おわりに
“ジェネラル・アビエーション”、“ビジネス航
上記 1.でのオンデマンド・チャーターの定義に
空”、“コミューター航空”、あるいは“チャータ
関する公式な説明はありませんが、以下と理解さ
ー”の呼称を用いる場合には、先ずその定義を明
れます。
確にしておく必要があります。
a)FAR の Part125 あるいは Part135 の
運航の形態に係る区分や種別
61