研究目的 地域産業の災害リスク・ マネジメントに関する研究 田中・北後・吉田・中尾・(藤永)・ (未定) 地域社会での産業界の果たす重要性(←小さ な政府) 地域毎の自然災害発生形態の違い 自然災害に対する産業の危険度を評価 企業・産業界の災害への対応能力向上の研究 研究目標 研究実績 産業施設の地震災害リスク評価に関する研究(田中・ ベンドミラッド・豊田) 著書:1、 主要論文:7、主要報告:5、講演:11 地域における産業界の地震災害からの復興に関する研 究(北後) 新潟県中越沖地震調査:3チーム派遣 RCUSS調査報 告会発表、ピッツバーグ大学シンポジウムで特別講演 災害時・平時における企業雇用者の救命・健康維持に 関する研究(中尾・柳沢) EU-FP7研究申請:CHARISMA 第1次審査12点/15点(合 格)、最終審査で不採用、ピッツバーグ大学シンポジ ウムで発表 持続性社会に向けた産業副産物活用と環境改善に関す る研究(吉田) 研究内容 阪神・淡路大震災での産業・商業施設の災害脆弱性 (Vulnerability)と復興過程(Recovery Process)の 研究: 究 物理的・経済的な復旧・復興データの収集・分析、GIS上に可視化で きるデータベースの構築 海外での産業・商業施設の災害状況と復興過程の研 究:ハリケーン・カタリーナ等研究に関するピッツバーグ大学、ニューオリン ズ大学、EUとの連携、 物理的・経済的な復旧・復興データの収集・分析 企業・産業界の災害対応・環境負荷軽減の取組み研究 ESRIジャパン社:大学向けGIS利用支援プログラム申 請採用(2年間、地震被害・産業経済の復興過程の可視化と将来被害軽減BCP の研究、ArcGIS教育キット5セット、ArcGIS Server Basic 1セット) New Orleans市のHurricane・ Katrina災害からの復興 GIS上での工学的被害分布と産業界で の被害と復興の可視化 阪神・淡路大震災の記録から各種産業の事業所位置と被害 ・復興・業種の関係を明らかにする。 最終年度の取組み(1) 産業界の地震災害リスク対応策の構築に関す る研究(全員) 阪神・淡路大震災及び今後の地震災害に対する企業の 地震災害リスクへの対応状況と持続性社会への取組み を総括し、その問題点を指摘し、最適な対応策を検 討・提言する。 過去13年間の阪神地域企業を中心に実施されたアンケ ート調査や企業ヒアリングの調査結果の分析を行う 最終年度の取組み(2) 大企業及び中小企業での地震災害リスク対応の現状と ニーズを把握:BCP作成に必要なデータベースの構築 国内地震災害、カタリーナ災害等の海外での巨大風水 害による産業活動への影響を検討し、BCAO(NPO団 体)、地震産業防災研究委員会、ピッツバーグ大学・ ニューオリンズ大学と連携し情報発信する。 市民・行政・産業界の連携を図るため、地震災害リス クへの対応と持続性社会への取組みの具体的対応の検 討に向けて討議するワークショップを開催する。
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