多様な資産クラスへの分散投資、それが退職後 収入の安定確保の鍵

マニュライフ・アセット・マネジメントについて
Manulife Asset Managementは、カナダのグローバル金融サービス企業であるManulife Financial Corporation の資産運用ビジネス
部門です。運用拠点はカナダ、米国、英国、日本、香港を含む世界17ヵ国に構え、伝統的資産からオルタナティブに至るまで多岐にわたるグロー
バル投資戦略をご提供しています。2013年6月末時点のグローバル運用総資産は2,470億米ドル(約25兆円)です。
グローバル・オフィス一覧
トロント
Manulife Asset Management Limited
200 Bloor St. E., NT-6
Toronto, Ontario
M4W 1E5
Canada
TEL:+1-416-852-2204
ロンドン
Manulife Asset Management (Europe) Limited
10 King William Street
London, U.K.
EC4N 7TW
TEL:+44-20-7256-3500
東京
マニュライフ・アセット・マネジメント株式会社
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-8-1
丸の内トラストタワーN 館15 階
TEL:03-6267-1940 (セールス・顧客サービス部) 多様な資産クラスへの分散投資、それが退職後
収入の安定確保の鍵
ボストン
Manulife Asset management (US) LLC
101 Huntington Ave
Boston, MA. 02199
United States
TEL:+1-617-375-1500
ボストン(実物資産運用/森林・農地投資)
急速に進行する人口高齢化と経済の変化を背景に、退職後のニーズを満たすための新たな
Hancock Natural Resource Group
99 High Street, 26th Floor
Boston, MA 02110-2320
United States
TEL:+1-617-747-1600
方策が求められています。
香港
Manulife Asset Management(Asia)
47/F Manulife Plaza
The Lee Gardens, 33 Hysan Avenue
Causeway Bay, Hong Kong
TEL:+852-2910-2600
上記以外のアジアにおける資産運用拠点一覧
• 中国(北京市) Manulife TEDA Fund Management Company Ltd.
• 台湾
Manulife Asset Management (Taiwan) Co., Ltd.
• シンガポール Manulife Asset Management (Singapore) Pte. Ltd.
• インドネシア PT Manulife Aset Manajemen Indonesia
• マレーシア
Manulife Asset Management Malaysia Sdn Bhd
• タイ
Manulife Asset Management (Thailand) Company Limited
• ベトナム
Manulife Asset Management (Vietnam) Company Ltd.
• フィリピン
The Manufacturers Life Insurance Co. (Phils.), Inc.
日本における資産運用業務の展開
日本における資産運用業務は、1999年にマニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションが旧第百生命保険との生命保険事業における合弁を開始したことに
さかのぼります。弊社の前身はマニュライフ生命保険会社の資産運用部として保険資産を中心とした業務を行なってきましたが、2005年に投資顧問会社MFC
グローバル・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社(※)
として設立、国内の資産運用ビジネスに参入し、年金基金を含む機関投資家向けの投資一任
業務を開始いたしました。今日弊社では、マニュライフ・グループの保険資産のほか、年金基金をはじめとする機関投資家のお客様向けに国内債券および日本株
式を5年超に亘り運用しているほか、近年実物資産としての注目の高いグローバル森林投資やグローバル農地投資、また成長期待の著しいアジアにおける債券
および株式運用、さらにモーゲージ証券等を活用した債券ソリューション戦略商品をご提供しています。
(※2011年1月11日に社名を変更、マニュライフ・
アセット・マネジメント株式会社となる)
日本国内向け主要運用商品一覧
<株 式>
日本株式クオンツ・アクティブ(バリュー型)
アジア小型株式
グローバル株式(Higher Risk/Higher Return)
グローバル資源株式
中国A株運用(QFII(適格外国機関投資家)としての認可を
取得しています)
<債 券>
日本債券アクティブ(総合型)
アジア債券アクティブ
グローバル債券(Higher Risk/Higher Return)
人民元(RMB)建て債券(QFII(適格外国機関投資家)とし
ての認可を取得しています)
<オルタナティブ>
グローバル森林投資
グローバル農地投資
米国MBS絶対リターン戦略
米国ハイ・イールド債券
empowered
investment
teams
strengthened
by global
resources
ディスクレーマー
Manulife Asset Managementロゴマークはザ・マニュファクチャラーズ・ライフ・インシュアランス・カンパニーのトレードマークであり、同社およびマニュライ
フ・ファイナンシャル・コーポレーションを含むグループ企業に帰属するものです。当資料は作成時において信頼できると考えられる情報に基づいて作成しており
ますが、情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。また、見解およびコメントは現状に基づいた一般的なものであり、マニュライフ・ファイナ
ンシャル、マニュライフ・アセット・マネジメントおよび系列会社がお客様の税務、財務・資産あるいは法務に関するアドバイスを行なうものや、特定の商品につい
て勧誘・販売を行うものではありません。お客様固有の事情につきましては、お客様ご自身が適切なプロフェッショナルからアドバイスを受けるようお願い致しま
す。当資料に掲載される過去の実績は、将来の運用成果等を保証するものではありません。日本において当該情報を元にお客様が投資を行うとの判断をされる
場合においては、お客様と、日本における運用・顧客サービスの拠点であるマニュライフ・アセット・マネジメント株式会社との間に投資一任契約を締結した上で行
うものとします。
商 号:
設 立:
資 本 金:
登 録 番 号:
加 入 協 会:
主たる業務内容:
代 表 者:
マニュライフ・アセット・マネジメント株式会社(金融商品取引業者)
2004年4月
1億4,050万円
関東財務局長(金商)第433号
一般社団法人 日本投資顧問業協会
有価証券等に関する投資一任業務及び投資助言業務
代表取締役社長 チーフ・インベストメント・オフィサー 石田 成
投資にあたっては資産価格の騰落等により投資元本を割り込む事があります。また、マニュライフ・アセット・マネジメント株式会社との投資一任契約に際しお客様
にご負担いただく投資顧問報酬は各種商品、サービス等により異なるため、事前に料率または上限を表示することができません。詳しくは契約に際してお渡しす
る「金融商品販売法に基づく確認書(重要事項説明書)」及び「投資一任契約の締結時にお渡しする書面」を十分お読み頂くようお願い申し上げます。
manulifeam.com/japan
MAM-13/038B
2013年11月
多様な資産クラスへの分散投資、それが退職後収入の安定確保の鍵
多様な資産クラスへの分散投資、
それが退職後収入の安定確保の鍵
急速に進行する人口高齢化と経済の変化を背景に、退職後のニーズ
を満たすための新たな方策が求められています。
を除くすべてのアジア諸国は過去10年間
社債市場(金融関連の発行体を除く)にな
に年率実質利回りがマイナスになってい
」
る見込みです3。
たことを示しています。
」
人口動態が変化し、銀行預金の実質利回
「真の実質利回り」が最も高いのはマレー
りが低水準にとどまり、マイナスになること
シアの年率0.6%で、最も低いのはインドネ
さえあるため、退職後の収入の安定確保が
シアで、マイナス2.3%という衝撃的な数値
ますます脅かされるなか、投資家はより高
となっています。同上「真の実質利回り」が
いリターンを実現し、
リスクを管理し、退職
基準とする3つの要因は銀行預金の実質
後の目標を実現するために幅広い海外資
価値を大幅に引き下げ、長寿リスク、すな
産クラスを組み入れることが不可欠です。
わち退職者が長生きすることにより、その
マニュライフ・グループは1897年からアジ
その一方で同地域には今なお人口ボー
です。金利収入で生計を立てているような
期間の生活資金のための収入源を失うリ
アの驚異的な経済成長と財産の創造の一
ナスの恩恵を受け、今後40年間は引き続
高齢者は特に大きな影響を受けます。
」
スクが高まる可能性があることを明確に示
端を担い、それを目の当たりにしてきまし
き高いGDP成長率の達成が見込まれる国
しています。
マイケル・ドマミュース
た。
この間、
より充実した退職後のライフス
もあります。マニュライフ・アセット・マネ
さらに、
ドマミュースは、2006年から2012
タイルへの期待は著しく高まったものの、
ジメントは、そうした国は中国(年成長率
年までの期間にアジア全域の3ヶ月預金金
投資の選択肢を広げる
今後40年間に予想される人口動態の変化
6%)、ベトナム(同5.4%)、インドネシア
(同
利は最大で4.17%低下し、そしてフィリピ
現金保有以外の方法に分散させるため、
ただし、
「このレベルのリターンとリスクを
と今なお続く混乱なので「困難な金融環
4.4%)、
タイ
(同3.9%)などであると見てい
ンの下げ幅がその最大値であったと指摘
投資家にはさまざまなリスク・リターン特
実現するには、デュー・デリジェンスと全投
境」により、そうした期待を満たすことはま
ます。
しています。
性に合った、幅広いアセット・アロケーショ
資期間を通じた運用において専門的なス
ンの選択肢が必要です。マニュライフ・ア
キルが必要です。
」
と強調します。
すます難しくなる恐れがあります。
こうした
状況の中で、安定した退職後の収入を確
マニュライフ・アセット・マネジメント・アジ
ところが預金金利が歴史的な低水準にあ
セット・マネジメントは、
アジア地域におい
保するため、機関投資家と個人投資家は
ア社長のマイケル・ドマミュースは、
「こうし
るにもかかわらず、アジアでは家計の金融
て拡大しており、2012年には約1,000億
またマニュライフ・アセット・マネジメント
投資行動を再考し、退職後資金準備のた
た経済圏の成長に伴い、ますます多様化
資産の大部分が依然として銀行に預金さ
米ドルの運用資産を有し、世界的なアセッ
は、
リターンの向上とリスクの分散を可能
めの革新的な方策を講じることが求めら
する投資商品やサービス、資本市場の発
れたままです。マニュライフ・アセット・マ
ト・アロケーションのフランチャイズを基盤
にする、米ドル以外の通貨建ての外国債
れています。
展、金融サービス業界の進歩が、退職後の
ネジメントの調査によると、預貯金率はマ
として、複数資産に分散させる方策を求め
券を検討することを投資家に提案してい
準備にきっと役立つであろう」
と述べてい
レーシアの36%からインドネシアの94%ま
る機関投資家や個人投資家の高度なニー
ます。米ドル建て債券は発行残高が34兆
人口動態ボーナスがピークを迎え、
退職後の準備に影響
ます。
で国によってさまざまです。
ズに応えることが可能と確信しています。
米ドル弱と単一国としては最大規模を誇っ
マニュライフ・アセット・マネジメントの「高
マニュライフ・アセット・マネジメントは「高
ドマミュースはオルタナティブ資産クラス
のおよそ3分の2は米ドル以外の通貨建て
齢化するアジア」
リサーチ・シリーズのレ
金融危機が退職後の安定を困難に
する
齢化するアジア」の最新レポート、アジア
を組み入れることも投資の方策にプラス
債券によって占められています。
ポート
「Funding the golden years」
(黄金
人口動態の動向に加え、世界金融危機や
の"たんす預金”の中で独自の「真の実質利
に寄与するとして、次のような提案をして
時代への投資)は、
「人口動態ボーナス」-
欧州債務危機もアジアにおける退職後収
回り
(Bona Fide Real Return」の指標を紹
います。
「投資家は森林投資のような、海外
一般的に高度な経済活動を促進する人口
入の安定確保を難しくしています。
介し、投資家の資産を銀行預金に集中さ
のオルタナティブ資産を組み入れることで
「十分に分散投資された退職後資金ポー
せる危険性を数値化しています。
より一層の分散化を実現することができ
トフォリオを実現するためには、アジアだ
ます。」
けに限定するようなソリューションはあり
ていますが、投資可能なグローバル債券
層が突出している-が香港、
シンガポール、
台湾といった国や地域におけるこの20年
ドマミュースは次のように述べています。
ドマミュースは次のように説明しています。
間の金融資産の蓄積を可能にしたと論じ
「相次ぐ金融危機とそれに伴う量的緩和
ています。
しかしアジア域内の国や地域の
や中央銀行の介入が投資判断を難しくし
「多くの人はインフレによって実質金利が
1985年に設立され、5ヶ国で約100件以
性のある新しい資産クラスが生まれてお
中には人口ボーナスがピークを過ぎ、人口
ています。市場のボラティリティの高まりは
低下することを理解しています。
ところが
上の森林資産を運用するマニュライフ・ア
り、分散化を図りさえすれば、地域外への
ドマミュースは次のように説明しています。
ません。魅力的なリターンを実現する可能
高齢化、経済成長の減速および貯蓄率の
機関投資家や個人投資家にとって逆効果
所得税や信用リスクといった要因を考慮
セット・マネジメントのティンバー・リソー
投資も必要かつ許容可能です。例えば、中
低下に伴う経済的な課題に直面している
となる投資行動を助長しています。預金の
する人はあまりいないのが実情です。当社
ス・グループによると、過去35年間におけ
国人民元建て債券市場は過去10年間に
国や地域もあるのが現状です。
利回りは過去最低の水準にあるため、皮肉
の「真の実質利回り」指標は3つの要因す
るグローバル森林投資の年間利回りはお
年間6.2%のトータル・リターンを実現し2、
にも現在は現金の貯蓄には最も悪い時期
べてを反映し、日本とマレーシアの2ヶ国
よそ12%、標準偏差は12%~13%です 1。
今後2年以内に米国を超えて世界最大の
INVESTMENT&PENSIONS ASIA | September – October 2013
マイケル・ドマミュースは、マニュライフ・アセッ
ト・マネジメント・アジア社長であり、米国を除
くアセット・マネジメントのヘッドです。マニュラ
イフ・ファイナンシャル・コーポレーションのア
ジア地区・エグゼクティブ・コミッティーのメン
バーでもあります。
詳細についてはmanulifeam.com/agingAsia
をご覧ください。
1. ハンコック・ティンバー・リソース・グ
ループ、H T R G
R e s e a r c h 、および
Morningstar Encore Database。森林投
資の利回りは1977年~1986年のJohn
Hancock Timberland Indexおよび1987年
~2012年のNCREIF Timberland Indexを
参照。過去の運用実績は将来の成果を示
すものではありません。
2. 2 0 0 3 年 6 月 1 日 か ら 2 0 1 3 年 5 月 3 1 日
まで。HSBC China Local Currency
Government
Bonds、ブルームバー
グ、2013年5月31日。過去の運用実績は
将来の成果を示すものではありません。
3. スタンダード・アンド・プアーズ(フィ
ナンシャル・タイムズより)、2013年5
月14日
INVESTMENT&PENSIONS ASIA | September – October 2013