OPDESオビディエンス競技規定

OPDESオビディエンス競技規定
●オビディエンス1度(OB1度) TT1のAセクション
1.
紐付きで横に付いて歩く
紐付きの犬を伴った2チームが審査員の前に進み出て申告をします。ゼッケン番号の若いチームが出発点で基本
姿勢(ハンドラーは進行方向に立ち、犬は真横で真っ直ぐに座る)で立ちます。審査員の指示で以下の通りに歩
きだします。
2.
座って待つ
出発点でハンドラーと犬は基本姿勢で立つ。審査員の指示で犬に「マテ」を命令し、ハンドラーは振り返ること
なく常歩で20歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で犬のもとへ戻り、犬の右側に立ちます。
3.
伏せー呼び寄せ
出発点でハンドラーと犬は基本姿勢で立つ。審査員の指示で「フセ」を命令し、紐は下に置きます。ハンドラー
は振り返ることなく常歩で20歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で「コイ」を命じて、ハンド
ラーの正面で座らせます。審査員の指示で犬を左側に座らせて基本姿勢をとります。
4.
伏せて待つ
ペアのチームが科目1∼3を行っている間、指定された場所でフセの姿勢で待っていなければなりません。審査
員に申告をした後、ゼッケン番号の若いチームが出発地点に、そしてゼッケン番号の後のチームが指定された場
所へと行きます。ハンドラーと犬はハンドラーが離れる方向に向かって基本姿勢をとる。審査員の指示で「フセ」
を命じ、紐を指定されたクイまたはフェンス等に少し緩めた状態で結ぶ、あるいは引っ掛けておきます。ハンド
ラーは振り返ることなく、20歩進んで犬に右肩(あるいは左肩)を向けて立ち止まります。審査員が犬のもと
に行くように指示したら犬のもとへ行き、伏せている犬の右側に立ち、結んだ紐を解いて待ち、審査員の指示で
犬を座らせます。
1
●オビディエンス2度(OB2度) TT2のAセクション
1.
紐なしで横に付いて歩く
紐なしの犬を伴った2チームが審査員の前に進み出て申告をします。ゼッケン番号の若いチームが出発点で基本
姿勢(ハンドラーは進行方向に立ち、犬は真横で真っ直ぐに座る)で立ちます。審査員の指示で以下の通りに歩
きだします。
2.
常歩中の座れ
出発点での基本姿勢から、審査員の指示でハンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、
立ち止まったりせずに座らせ、ハンドラーは振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。
審査員の指示で犬のもとへ戻り、犬の右側に立ちます。
3.
常歩中の伏せー呼び寄せ
この科目は出発点に戻ることなく、常歩中の座れを終えた地点での基本姿勢から始まります。審査員の指示でハ
ンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、立ち止まったりせずに伏せさせ、ハンドラー
は振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で「コイ」を命じて、ハン
ドラーの正面で座らせます。審査員の指示で犬を左側に座らせて基本姿勢をとります。
4.
伏せて待つ
ペアのチームが科目1∼3を行っている間、指定された場所でフセの姿勢で待っていなければなりません。審査
員に申告をした後、ゼッケン番号の若いチームが出発地点に、そしてゼッケン番号の後のチームが指定された場
所へと行きます。ハンドラーと犬はハンドラーが離れる方向に向かって基本姿勢をとる。審査員の指示で「フセ」
を命じ、ハンドラーは振り返ることなく、30歩進んで犬に背を向けたまま立ち止まります。審査員の指示で、
ハンドラーは群集の一人として参加します。群衆の解散と共にもとの位置で犬に背を向けて立ちます。審査員が
犬のもとに行くように指示したら犬のもとへ行き、伏せている犬の右側に立ち、審査員の指示で犬を座らせます。
2
●オビディエンス3度(OB3度)
1.
紐なしで横に付いて歩く
紐なしの犬を伴った2チームが審査員の前に進み出て申告をします。ゼッケン番号の若いチームが出発点で基本
姿勢(ハンドラーは進行方向に立ち、犬は真横で真っ直ぐに座る)で立ちます。審査員の指示で以下の通りに歩
きだします。
2.
常歩中の座れ
出発点での基本姿勢から、審査員の指示でハンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、
立ち止まったりせずに座らせ、ハンドラーは振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。
審査員の指示で犬のもとへ戻り、犬の右側に立ちます。
3.
常歩中の伏せー呼び寄せ
この科目は出発点に戻ることなく、常歩中の座れを終えた地点での基本姿勢から始まります。審査員の指示でハ
ンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、立ち止まったりせずに伏せさせ、ハンドラー
は振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で「コイ」を命じて、ハン
ドラーの正面で座らせます。審査員の指示で犬を左側に座らせて基本姿勢をとります。
4.
常歩中の立止―呼び寄せ
この科目は出発点に戻ることなく、常歩中のフセー呼び寄せを終えた地点での基本姿勢から始まります。審査員
の指示でハンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、立ち止まったりせずに立止させ、
ハンドラーは振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で「コイ」を命
じて、ハンドラーの正面で座らせます。審査員の指示で犬を左側に座らせて基本姿勢をとります。
5.
物品持来(物品は任意)
基本姿勢からハンドラーは、ダンベル等を最低10歩前方に投げ、「モッテコイ」を命じる。犬はダンベル等をく
わえ上げ、最短距離でハンドラーのもとへ持ってくる。犬はダンベル等をくわえたまま正面停座をする。「ダセ」
を命じ、ダンベル等を受け取る。その後、「アトエ」で犬を左側に付ける。
3
6.
伏せて待つ
ペアのチームが科目1∼4を行っている間、指定された場所でフセの姿勢で待っていなければなりません。審査
員に申告をした後、ゼッケン番号の若いチームが出発地点に、そしてゼッケン番号の後のチームが指定された場
所へと行きます。ハンドラーと犬はハンドラーが離れる方向に向かって基本姿勢をとる。審査員の指示で「フセ」
を命じ、ハンドラーは振り返ることなく、30歩進んで犬に背を向けたまま立ち止まります。審査員の指示で、
ハンドラーは群集の一人として参加します。群衆の解散と共にもとの位置で犬に背を向けて立ちます。審査員が
犬のもとに行くように指示したら犬のもとへ行き、伏せている犬の右側に立ち、審査員の指示で犬を座らせます。
●オビディエンス4度(OB4度)
1.
紐なしで横に付いて歩く
紐なしの犬を伴った2チームが審査員の前に進み出て申告をします。受験番号の若いチームが出発点で基本姿勢
(ハンドラーは進行方向に立ち、犬は真横で真っ直ぐに座る)で立ちます。審査員の指示で以下の通りに歩きだ
します。
2.
常歩中の座れ
出発点での基本姿勢から、審査員の指示でハンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、
立ち止まったりせずに座らせ、ハンドラーは振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。
審査員の指示で犬のもとへ戻り、犬の右側に立ちます。
3.
常歩中の伏せー呼び寄せ
この科目は出発点に戻ることなく、常歩中の座れを終えた地点での基本姿勢から始まります。審査員の指示でハ
ンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、立ち止まったりせずに伏せさせ、ハンドラー
は振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で「コイ」を命じて、ハン
ドラーの正面で座らせます。審査員の指示で犬を左側に座らせて基本姿勢をとります。
4
4.
常歩中の立止―呼び寄せ
この科目は出発点に戻ることなく、常歩中のフセを終えた地点での基本姿勢から始まります。審査員の指示でハ
ンドラーと犬は常歩で歩く。10歩進んだ地点で歩度を変えたり、立ち止まったりせずに立止させ、ハンドラー
は振り返ることなくそのまま30歩進んで立ち止まり犬と対面します。審査員の指示で「コイ」を命じて、ハン
ドラーの正面で座らせます。審査員の指示で犬を左側に座らせて基本姿勢をとります。
5.
物品持来(物品は任意)
基本姿勢からハンドラーは、ダンベル等を最低10歩前方に投げ、「モッテコイ」を命じる。犬はダンベル等をく
わえ上げ、最短距離でハンドラーのもとへ持ってくる。犬はダンベル等をくわえたまま正面停座をする。「ダセ」
を命じ、ダンベル等を受け取る。その後、「アトエ」で犬を左側に付ける。
6.
障害を含む物品持来(物品・障害の高さは任意)
障害の前で基本姿勢をとり、ハンドラーはダンベル等を障害の向こう側に投げる。「トベ」・「モッテコイ」で犬は
障害に触れることなく飛び越え、すぐにダンベル等をくわえて飛び返り正面停座をする。「ダセ」を命じ、ダンベ
ル等を受け取る。その後、「アトエ」で犬を左側に付ける。
7.
前進及び伏せ
審査員の指示で、出発点から脚側行進で数歩進んでから「マエヘ」を命じ、ハンドラーはその場で立ち止まる。
犬が最低40歩前進したところで「フセ」を命じその場に素早く伏せさせる。審査員の指示で犬のもとへ行き、
「ス
ワレ」を命じ、犬を左側に付ける。
8.
伏せて待つ
ペアのチームが科目1∼5を行っている間、指定された場所でフセの姿勢で待っていなければなりません。審査
員に申告をした後、ゼッケン番号の若いチームが出発地点に、そしてゼッケン番号の後のチームが指定された場
所へと行きます。ハンドラーと犬はハンドラーが離れる方向に向かって基本姿勢をとる。審査員の指示で「フセ」
を命じ、ハンドラーは振り返ることなく、30歩進んで犬に背を向けたまま立ち止まります。審査員の指示で、
ハンドラーは群集の一人として参加します。群衆の解散と共にもとの位置で犬に背を向けて立ちます。審査員が
犬のもとに行くように指示したら犬のもとへ行き、伏せている犬の右側に立ち、審査員の指示で犬を座らせます。
OPDESオビディエンスチャンピオン制度
競技会の大小に関わらず、オビディエンス2度以上のクラスに下記のポイントが与えられます
96点∼100点
(評価 V)
10ポイント
90点∼95.5点
(評価 SG)
7ポイント
80点∼89.5点
(評価 G)
5ポイント
累積30ポイントを獲得した犬にオビディエンスチャンピオンの称号が与えられます
2003年1月6日 初版作成
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