研究スタッフ 教 授： 斎藤 浩海 研究目的 GPS SD 電力システムは安全かつ安心な社 会を支えるエネルギー供給・流通 の基盤である。当研究室では、電 力の市場化と分散型電源の有効利 用を念頭に置き、電力システムの 信頼度維持・向上を目的として以 下の基礎的な研究を進めている。 SD SD SD SD PR PR G PMU G SD SD SD Electric power transaction SD SD PMU G PR SD PR G PMU Agent-based data acquisition SD SD SD Synchronous measurement Monitoring & Operation Real-time stability monitoring State estimation and network topology identification on-line PMU：Phasor Measurement Unit PR：Power Router SD：Storage Device Off-line analysis Determination of target power flow for security enhancement Agent-based control of power flow 広域的ダイナミックセキュリティ監視 主な研究テーマ GPS 1. 同期計測に基づく大規模電力 システムのリアルタイム安定度監視 良質な電力を安定に輸送するために は、電力システムの広域的リアルタ イム監視が重要である。当研究室で は東北電力(株)と協同で、多地点同 期計測値を活用したリアルタイム固 有値推定法を研究している。 多地点同期計測技術に基づく MIMOシステムの同定 少数の計測装置による 広域システムの効率的監視 Power system PMU PMU PMU PMU Synchronous measurements from load bus and generator PMU Stability monitoring System Identification Eigenvalue estimation Power system model Input Output Load Power system Rotor angle fluctuation Rotor speed 競争環境における 電力流通能力の評価 斎藤研究室 www.ecei.tohoku.ac.jp/Laboratory/index.cgi?NAME=saito&LANG=j 2. モバイルエージェントを用いた分散エネルギー資源の最適運用 将来の配電ネットワークには分散型電源や電力貯蔵装置などの分散エ ネルギー資源が多数導入されると考えられる。これらの分散エネル ギー資源を送電ネットワークの混雑管理、信頼度向上に活用すること を考え、モバイルエージェントを用いた分散エネルギー資源の管理・ 制御方法について研究を行っている。 モバイルエージェントによる分散エネルギー資源の集約・管理 エージェント間の協調による最適運用計画 大規模電源 超高圧送電ネットワーク 超高圧送電ネットワーク PPS との 契約需要家 取引電力の流れ PPS 流出 流入 流入 超高圧系電力 混雑領域の 回避 フロー最適化 フロー最適化 各配電ネット 各配電ネット ワークフロー の最適化 電力ルーター 電力ルーター エージェント PPS：特定規模電気事業者 配電 システム ：分散型電源 ：電力貯蔵 3. 負荷平準化を達成する電気温水器の集中運用スケジューリング 配電ネットワーク 配電ネットワーク ITを活用した次世代の電力需要 管理(DSM)が期待されている。 当研究室では、負荷平準化を 目的としたDSM機器の電気温 水器群を集中的に管理・制御 するための運用計画手法を研 究している。 GAによる電気温水器群のオ ンオフスケジュールの決定 知的情報処理技術を応用し た統合制御システムの検討 control center EWH 通信ネットワーク 通信ネットワーク EWH： EWH：電気温水器 GAなどによる 最適オンオフスケジューリング bottom up 平準化 斎藤研究室 www.ecei.tohoku.ac.jp/Laboratory/index.cgi?NAME=saito&LANG=j
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