クロッケー競技規定(2016)

・ロッケ ーを成 功させ た場合 は、そ の後に自 球を1 打撃で きる打 撃権( サービス 打撃権 )が与 えられ る。
クロッケー競技規定(2016)
千葉 県特別 支援学 校
・ロッケ ー権は 、放棄 するこ とがで きる。そ の場合 は、ロ ッケー 権を獲 得した時 からサ ービス 打撃を 行う前 までに、
ス ポーツ大 会「ク ロッケ ーの部 」専門 委員会
主審に 「放棄 」と申 告しな くては ならない 。ロッ ケー権 を放棄 しても 、サービ ス打撃 権は与 えられ る。
1.競技 方法
・ロッケ ーを行 う際に 自球と 他球を 接触させ る事が 困難な 場合は 、自球 を足で踏 みなが らであ れば接 触させ るため
・赤白2 チーム による 対抗戦 とする 。(赤: 奇数球 3,白 :偶数 球3→ 計6名)
に自球 を移動 させる 事は認 められ る。(踏 み足の 踵を動 かして 自球を 大きく移 動させ る事は できな い)
・各チー ムは、 色分け された 奇数球 または、 偶数球 を所有 して攻 撃する 。
・自球以外のもの(グラウンド、ゲート)を打った場合や、他球が移動しなかった場合、自球が移動し靴底下から
・各球は 、1番 から6 番まで 1球ず つナンバ リング されて いる。
はずれ た場合 は、 ロッケ ー打 撃失敗 とみな し、そ の作 用で移 動し た球は 有効作 用とす る
・各選手 は、チ ーム球 の中の 1球を 自球とし て所有 できる 。
が、 その後 のサ ービス 打撃 等は全 て行え ず打撃 終了 となる 。
・各選手 は、球 の番号 順にス ティッ クで自球 を打つ 権利が 1回ず つ与え られる。 (打撃 権)
・1度の 打撃作 用にお いて2 球以上 にタッチ した場 合、初 めに接 触した 1球にロ ッケー 権が 与 えられ る。
・打撃権 が与え られた 選手は 、ステ ィックの フェイ ス部分 で打撃 し、球 に1度の 衝撃を 与え て 自球を 移動さ せる
(その 作用で 移動し たその 他の球 は有効作 用とし 、移動 後の位 置とす る。)
ことが できる 。(自 球に接 触して いるゲー ト等を 打撃し て移動 させる 事はでき ない。 )
・自球が 同時に 複数の 他球に タッチ した場合 、どの 他球を ロッケ ーする か1球を 選択し ロッケ ーでき る。
・各チー ムが、 全球を 第1~ 3ゲー トに順序 正しく 通過さ せ、さ らにゴ ールポー ルに当 ててよ り早く ゴール する
・ロッ ケー権 は1 打順中 に1 回与え られる 。ただ し、 ロッケ ー権 を消化 した後 に、ゲ ート を通過 した 場合は 、
ことを 競い合 う競技 である 。
新た に1回 のロ ッケー 権が 追加し て与え られる 。
・チーム 全員が 、全ゲ ートを 通過し 、ゴール アップ すると パーフ ェクト ゲームと なりゲ ーム終 了とな る。
(ゲート 通過後 であれ ば、通 過前に タッチし た同番 球にで も再度 タッチ ができる 。)
・各チー ムは原 則とし て作戦 タイム を1回( 30 秒間 )取る 事がで きる 。
・ロッケ ーされ た他球 が初め てその ゲートを 通過し た場合 は、ゲ ート通 過とする 。しか しロッ ケーさ れた球 の所有
・1試合 の試合 時間は 20 分とし 、 チームの 全員が ゴール できず に勝利 チームが 決定し なかっ たとき は、両 チー
選手に サービ ス打撃 権は与 えられ ない。
ムの総 合得点 で、勝 敗を決 定する 。
(自チー ム・相 手チー ムを問 わず、 得点とな る。ゴ ールポ ールも 同様に ゴールア ップと なる。 )
・他球に タッチ した後 、自球 がコー ト外に転 がった 場合、 アウト ボール となり打 撃を終 了する 。ロッ ケー権
2.得点
・すべて のゲー トにお いて、その表 側(番号 の書い てある 側)か らボー ルが通過 した場 合、得 点は2 点(表 通過)
も消滅 する。 (その 打撃で 移動し た球は有 効作用 とし、 移動後 の位置 とする。 )
と
・他球 にタッ チし てその 他球 がアウ トボー ルにな った 場合、 この 他球に 対する ロッケ ー権 は消滅 し、 与えら れ
し、裏側 からの 通過得 点は1 点(裏 通過)と する。
ない が、サ ービ ス打撃 権は 与えら れる。
・ゴール アップ した場 合、2 点のゴ ール得点 が与え られる 。
・ロッケ ーされ た他球 の作用 によっ て、その 他の球 がゲー ト通過 、ゴー ルポー ル に接触 または 、コー ト外に 転
がった 場合は 、他の 球に対 し得点 、ゴール アップ が認め られる 。また はアウト ボール になる 。
3.ゲー ト通過
・タッ チした 他球 を、自 球に 接触さ せるた めに持 つと きに、 その 他の球 が移動 してし まっ た場合 は、 無効作 用と
・ゲート 通過は 、ゲー トの真 上から 見て完全 に通過 した場 合に認 める。
して 元の位 置に 審判が 戻す 。(ペ ナルテ ィーは ない 。)
・ゲート を通過 すると 、さら に一打 撃できる 権利( サービ ス打撃 権)が 与えられ る。
・ロッ ケーす る他 球をゲ ート の下に 置き打 つ場合 、そ の他球 の端 がゲー ト手前 にあり 、移 動して 通過 する時 は
・ゲート 通過後 、球が 競技ラ インの 外側に出 た場合 は、( アウト ボール と呼ぶ) ゲート の通過 は認め るが、 サー
通過 を認め る。 しかし 、反 対方向 に移動 し中心 がゲ ートを 通過 しない 場合は 不通過 とす る。
ビス打 撃は与 えられ ず、次 の打順 に球が出 た位置 からプ レーに 復帰す る。(第 1ゲー トも同 様)
ゲー ト1個 分を 置くス ペー スがな かった 場合に は、 ロッ ケ ーし ても通 過とな らない 。
・他球の 作用に よって 自球が ゲート 通過した 時は、 サービ ス打撃 権は与 えられな い。
・移動さ せる事 を目的 として 1度の 打順中に 2度( タッチ 終了済 みの) 同番球に 接触さ せる事 は構わ ない。
・同番球 を同ゲ ート内 に2度 通して も、通過 とはな らず、 得点は 与えら れない。
ロッケ ー権は 与えら れない が、移 動した全 球は有 効作用 とする 。ゲー ト通過、 ゴール アップ 、アウ トボー ルは
(初めて 各ゲー トに通 した時 のみ通 過となり 、通過 得点が 与えら れる。 )
適応さ れる。
・2順目 の第1 ゲート を狙う 打撃で は、 50㎝前 方のラ イン上 に自球 を 置き、打 つこと ができ る。
・ライン 上にあ る自球 で、他 球をロ ッケーし ようと する時 に他球 がコー ト外の場 合は、 他球が 移動し た時点 で
・3順目 の第1 ゲート を狙う 打撃で は、 100 ㎝前方のラ イン上 に自球 を 置き、打 つこと ができ る。
アウト ボール となる 。
・ゲート 下にあ る球( 真 上か ら見て ゲートと 重なっ ている 球)を 打つ場 合、その ボール が転が ってき た方向 と同
[通過 タッチ ]
じ方向 に完全 に移動 すれば 通過、 反対方向 に戻る 場合は 不通過 とする 。
・1回の打撃 作用に よりゲ ート通 過 し、そ の後に 他球に タッチ した時 は 、ロッ ケー権 が与え られ 、ロッ ケー 成功・
・他球の タッチ により ゲート 下(真 上から見 てゲー トに重 なって 見える 状態)に 静止し た自球 を、他 選手が ロッケ
棄後
ーする ために 持たれ た場合 、自球 はゲート 不通過 とする 。
放
に 、ゲー ト通過 による 打撃権 とタッチ による 打撃権 の合わ せて2 回のサー ビス打 撃権が 与えら れる。
[タッ チ通過 ]
・1回の 打撃作 用によ り、他 球にタ ッチし、 その後 にゲー ト通過 した時 は、ロッ ケー権 が与え られ、 ロッケ ー
4.ロッ ケー( ロッケ ー権)
成功・ 放棄後 に、タ ッチに よる打 撃権とゲ ート通 過によ る打撃 権の合 わせて2 回のサ ービス 打撃権 が与え られる。
・打撃中 に自球 を他球 に当て る(タ ッチと言 う。) と、そ の選手 に対し てロッケ ー権が 与えら れる。
サー ビス打 撃の時 に、 他球に タッ チでき れば、 ゲー ト通過 後の 追加の ロッケ ー権が 与え られる 。
・ロッケ ー権と は、接 触させ た他球 を持って 移動さ せ、自 球に接 触させ た後、自 球及び 他球 を 踏み、 自球を 打撃
☆タッチ した他 球がゲ ート下 にあっ た場合は 、通過 前のタ ッチと する。 (タッチ 通過)
した衝 撃で他 球を送 球させ る事が できる( ロッケ ーと言 う)権 利のこ とをいう 。
☆タッチ した他 球がゲ ート向 こう側 にあった 場合 は 、通過 後のタ ッチと する。( 通過タ ッチ)
・第1ゲ ートを 通過し ない限 り、ロ ッケー権 は与え られな い。た だし、 第1ゲー ト通過 途中の タッチ は有効 とする。
[タッ チ通過 タッ チ]
-1-
・1回の 打撃作 用によ り、ゲ ート通 過前に他 球(A )にタ ッチし 、その 作用でゲ ート通 過し、 さらに 他球( B)
・プレー 中に、 身体の 一部が 自球及 び他球に 触れた 場合。 (球が ゲート に当たり 、跳ね 返った 時など も含む )
にタッ チした 時は、 他球( A)・ (B)に 各1回 のロッ ケー権 と、ロ ッケー成 功・放 棄後に 3回の サービ ス打撃権
・故意に フェイ ス部分 以外で 打撃し た場合。 (ミス ショッ トを除 く)
が与えら れる。 ただし 、(A )・( B)の他 球が同 番球の 場合は ロッケ ー権は1 回とす る。
・打撃前 に体の 一部や スティ ックで ゲート及 びゴー ルポー ルを4 5度以 上倒した 場合
・試合中 に遅延 行為が あった 場合は 主審が注 意 を与 え、そ の後1 0秒以 上打撃を 行わな かった 場合。
5.アウ トボー ル
・審判の コール 後に、 発言や 物音を たてて打 撃に支 障をき たす行 為を行 った場合 。(打 撃のや り直し ができ る)
・打撃お よびロ ッケー により 、球が コートの 外側に 出てし まった ことを アウトボ ールと 呼ぶ。
☆明らか に故意 と思わ れる妨 害や、 悪質で試 合の進 行を妨 げる行 為など 、スポー ツマン らしく ないプ レーを した
(室内コート では、 ボール とコー トの接地 面がラ インと 接して いない 場合にア ウトボ ールと する。 )
選手ま たは、 そのチ ームに 対して 主審の判 断でペ ナルテ ィーの 罰則や 1点の減 点を行 う。
(屋外コート では、 真上か ら見て ボールが ライン に接し ていな い状態 になった 場合に アウト ボール とする 。)
7.交代
・アウト ボール は、判 定を受 けた場 所の競技 ライン (最近 ライン )に対 して垂直 に1球 分(約 10㎝ )外側 に
・ゲーム 前に、 先発選 手名及 び交代 選手名を 審判に 申し出 る。
(復帰 ポイン トとい う)置 く。
・選手交 代は、 1試合 中に3 度まで 行う事が できる 。(リ エント リー制 あり)
・アウト ボール になっ たプレ イヤー は、次の 打順に 復帰ポ イント からコ ート内に 自球を 打撃で きる。
ただし 、選手 の体調 不良等 の理由 を主審が 認めた 時はそ の限り ではな い。(た だし、 リエン トリー はでき ない)
また、 自球を 最近ラ インに 対して 垂直に前 後方へ 移動さ せて、 打つこ とができ る。
(前方は ライン 上まで 、後方 はステ ィック1 本分ま で任意 の場 所 へ移動 できる。 )
8.ゲー ムの終 了
・アウト ボール からの 打撃で 他球に タッチし た場合 には、 自・他 球を元 の位置に 戻し打 撃権を 失う。
・チーム の全選 手(3 名)が ゴール した時点 で、ゲ ーム終 了(パ ーフェ クトゲー ム)と する。
・アウト ボール からの 打撃で ゲート を通って も通過 と認め られず に得点 は得られ ない。
・20 分間でゲー ムは終 了する 。( 作戦タイ ムや抗 議、審 議にか かった 時間など のロス タイム を除く )
・アウト ボール からの 打撃で 再びア ウトボー ルにな った場 合は、 移動先 の最近ラ インで 再度ア ウトボ ールと なる。
・ゲーム 終了の 合図が あった 時、奇 数球の打 撃中で あった 場合は 、次の 偶数球の 打撃終 了まで 行い終 了する 。
・復帰ポ イント にあっ た球が 他球の 打撃作用 によっ て移動 した場 合は、 無効作用 として 元の位 置へ復 元する 。
・自球と 重複す る位置 で他球 がアウ トボール の場合 は、自 球を優 先して 前に置き 、その 外側に 10cm 離し て 他球を
9.ゲー ムの勝 敗
置く。
・先に全 選手( 3名) がゴー ルアッ プできた チーム が、勝 利チー ム(パ ーフェク トゲー ム)と なる。
・自球の 打撃の 時に、 他球が 支障の ある場所 (コー ト内外 問わず )にあ ったとし ても、 移動さ せる事 はでき ない。
・競技時 間内に チーム (3名 ) がゴ ールアッ プしな かった 場合は 、総得 点で勝敗 を決定 する。
・チーム の総得 点が同 点だっ た場合 には、最 初にゴ ールア ップし たチー ムが勝利 チーム となる 。
6.ペナ ルティ (ロッ ケー時 も同様 )
(ゴー ルアッ プした 選手が 1名も いなかっ た場合 は、最 終ゲー トの最 先チーム とする 。)
☆ペナル ティー を受け たプレ イヤー は、その 時点で 全ての 打撃権 を失う 。(ロッ ケー権 やサー ビス打 撃権を 含め
て全て の権利 を失う 。)ま た、打 撃権を保 持して いない 場合は 、その チームの 次選手 の打撃 権を失 う。
10.その 他
①有効 作用の ペナル ティ ー
・主審は 、競技 規則に 従って 競技を 主催し、 競技規 則に明 示され ていな い競技上 の問題 等を決 定する 権限を 持つ。
☆有効作 用とは 、全て の球が 移動し た場合で もその ままゲ ームを 継続す る事をい う。
また、審議が 必要な 場合は 、競技 時間を一 時止め る事が できる 。
・プレー 中にス ティッ クのフ ェイス 部分以外 が自球 に接触 した場 合。
・試合前 に主審 に申請 し主審 が認め れば、選 手の実 態に応 じてハ ンディ ーキャッ プを認 める事 ができ る。
・打撃ス トロー ク中に 、自球 以外の もの(グ ランド 、ゲー トなど )を打 った場合 。
ただし、主審 はハン ディー キャッ プの内容 を相手 チーム に対し ても試 合前に説 明しな くては ならな い。
・ロッケ ー失敗 。セッ ト中に 自球を 踏み外し 、靴底 下から 転がっ た場合 。
・ロッケ ー時等 の必要 な時以 外は、 コート内 外の自 及び他 球に触 れるに は、審判 の許可 が必要 である 。
・ロッケ ー失敗 。ロッ ケー打 撃で他 球が移動 しなか った場 合や、 自球が 靴底下か らはず れて移 動した 場合。
・ゲーム 中打撃 に支障 がある 場所に 他球があ る場合 であっ ても、 他球を 移動する 事はで きない 。ただ し、審 判が
・自球が アウト ボール になっ た場合 。
特別に 許可し た場合 であれ ば一時 取り除く 事がで きる。 (移動 した球 は全て審 判によ って復 元する )
・1スト ローク 打撃で 2度以 上の衝 撃を与え た場合 や、押 し打ち をした 場合。
・コート の悪条 件等に より、 プレー に支障が あると 審判が 認めた 時は、 審判の手 によっ て修復 する事 ができ る。
・審判の 判定に 対して 過ち が あった 時は、審 判は訂 正でき る。ま た、チ ームから の抗議 はその 場です ぐにタ イム
②無効 作用の ペナル ティ ー
を要請 し、審 判に対 してチ ーム監 督または 、リー ダー1 名が1 件に対 して1回 抗議す る事が できる 。(次 打撃が
☆無効作 用とは 、球の 移動が あった 場合に、 審判に よって 全ての 球を違 反前の場 所へ復 元した 後に、 ゲーム を
われる前 までの 時間内 とする 。)
再開す る事を いう。
・リーグ 方式で 大会を 行う場 合は、 以下の順 で総合 順位を 決定す る。
・ロッケ ーする 際に、 間違っ て自球 を持った 時。
①勝敗 、尚同 勝率の 場合、 得失点 差で勝敗 を決め る。
・ストロ ーク中 にステ ィック でゲー トを倒し てしま った場 合。
②得失 点差が 同じだ った場 合は、 ゴールア ップ数 の多い チーム が勝ち 。
・自分の 打撃権 がない 時に、 コート 内に入っ た場合 。(順 番を間 違えて 打撃を行 った場 合も同 様。)
③一試 合にお ける最 高得点 数、
・プレー 中に、 スティ ックが 他球に 当たった 場合。
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行