月と金星

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1
月の満ち欠け
1.月の公転周期と自転周期
地球
月
自転周期
1日
27.3 日
公転周期
365 日
27.3 日
→ 月は地球に対していつも同じ面を向けている。
(地球から月の裏側を見ることはできない。)
2.月の満ち欠けの周期
27.3 日
29.5 日
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3.月の満ち欠け
新月
三日月
上弦の月
満月
下弦の月
<重要> 約 1 ヶ月で、反時計まわりに、右から太って、右からやせる。
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2
地球の自転による月の見かけ上の動き
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【練習問題1】次の問いに答えなさい。
(1) 月面上では音は聞こえません。それはなぜですか。
(2) 月の昼間の温度は最高何℃くらいになりますか。
(3) 月の表面に無数に見られる丸いくぼみを何といいますか。
(4) 地球から月の裏側が見えない理由を説明しなさい。
(5) 太陽・月・地球のうち、自ら光を出していないものはどれですか。
(6) 太陽・月・地球のうち、気体でできているものはどれですか。
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【練習問題2】
右の図について、次の問いに答えなさい。
(1) 地球の自転の向きは、図の A、B のどち
らですか。
(2) 月の公転の向きは、図の C、D のどちら
ですか。
(3) 月が次の a~e のように見えるのは、上の図で月が 1~8
のうちどの位置にあるときですか。
a.太陽が出てしばらくすると上り、夕方太陽を追うように沈む。
b.太陽が南中するころ東から上り、夕方南中する。
c.日の入りごろに東から上り、朝方沈む。
d.真夜中に上りはじめ、日の出ごろ南中する。
e.日の出少し前に上り、日の入り少し前に沈む。
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【練習問題3】
下の図は、1 ヶ月間、月の満ち欠けの様子を観察したものです。①~⑧のときにみえた月
の形を、ア~サの中から選びなさい。
①
午後 6 時ごろ、東の空に見えた月。
②
午後 6 時ごろ、南西の空に見えた月。
③
午前 6 時ごろ、南の空にみえた月。
④
午前 4 時ごろ、東の空に見えた月。
⑤
真夜中ごろ、南の空に見えた月。
⑥
真夜中ごろ、西の空に見えた月。
⑦
真夜中ごろ、東の空に見えた月。
⑧
午後 6 時ごろ、南の空に見えた月。
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【練習問題4】
右の図について、次の問いに答えなさい。
(1) 図 2 のウの月は、図 1 の 1~8 のどの
位置に月があるときに光って見える形で
すか。
(2) (1)のときの月を何といいますか。
(3) 図 1 の 2 の位置に月があるとき、地
球から見ると月はどのように見えますか。
図 2 のア~エのうちから選びなさい。
(4) 月が地球の影にはいって月食がおこ
るときがあるのは、月が 1~8 のどの
位置にあるときですか。
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3
月の公転運動を地球から見た月の動き
(360÷29.5=約 12.2 度)
ある日
翌日
12.2 度
【ポイント1】
毎日、同じ時間に月を観察すると、形を変えながら
西から東へ移動してみえる。
東
翌日
12.2 度
12.2 × 4=約 50 分
↓
東
【ポイント2】
月の南中、出入りは毎日約 50 分遅れる。
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【練習問題5】
下の図は、毎日「ある時刻」に月を観察した様子を示しています。
「ある時刻」にあてはま
るものを、 次のア~カの中から選びなさい。
ア.午前9時ごろ
エ.午後 6 時ごろ
イ.正午ごろ
オ.午後 9 時ごろ
ウ.午後 3 時ごろ
カ.真夜中ごろ
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4
潮の満ち引きと大潮・小潮
1.潮の満ち引き
・月が地球に及ぼす引力と、地球が月と地球の共通の重心のまわりを回転することで生
じる遠心力により、潮位の高いところと低いところができる(満潮と干潮)。
・地球は 1 日に 1 回自転するので、1 日に 2 回の満潮と干潮をむかえる。
・日本の太平洋側の満潮と干潮の差は 1.5m、日本海側は太平洋側にくらべると小さく、
40cm。
2.大潮
地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき(新月と満月)、1 日の満潮と干潮の潮位
差が大きくなる(大潮)。大潮の 4~5 日間とその前後の中潮の数日間が潮干狩りに適
した期間。
3.小潮
月と太陽が互いに直角方向にずれているとき(上弦と下弦)、たがいに力を打ち消す
形となり、満干潮の潮位差は最も小さくなる(小潮)。
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5
金星の満ち欠け
1.太陽系の惑星
(注意)めい王星は小さすぎて、2006 年に惑星のなかまからはずされている。
2.金星の満ち欠け
よいの明星
あけの明星
(夕方、西の空に見える)(明け方、東の空に見える)
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【練習問題6】右の図は、太陽・金星・地球の位置関係
を示したものです。
(1)
金星の公転の向きは、A と B のどちらですか。
(2)
金星を真夜中に観測することはできますか。
(3)
カの位置にある金星は下の①~⑥のどの形に
光って見えますか。
(4)
下の①~⑥のように、金星の見える大きさが変わるのはなぜですか。
(5) 明け方に見える金星をア~クの中からすべて選びなさい。また、見える方角を、東
西南北から選びなさい。
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