キャリ・プロ通信 vol. 4 2010 September 看護キャリアプロモート支援室 TEL:7571 URL http://www.kango.hosp.tohoku.ac.jp/career キャリアについての話その② なぜ今キャリアなのか みなさん、こんにちは。 突然ですが、みなさんは、楽しくいきいきと仕事をし ていますか? メンバーよりごあいさつ 丸山 良子教授 今年度から人事交流部門に参加しました。 大学教員も病院の看護職も目指すところ は、社会に貢献できる良き医療人の育成で 毎日の仕事が楽しいかどうかはとても重要だと思うの です。というのも、1 日 24 時間のうち 8 時間は仕事に 時間を費やしています。1 週間のうち勤務日が 5 日ある とすると 168 時間(=1 週間)のうち 40 時間、つまり週 の約 4 分の1は仕事をして過ごす時間であることがわか ります。1 週間のうちのたった 40 時間と笑うことなか れ!これが毎週毎週積み重なれば、大きな時間です。20 歳前後で就職し 60 歳前後でリタイアするとして、仕事 人生は約 40 年。その仕事人生の 4 分の 1 が仕事をして いる時間と思えば、その時間をどんなふうに過ごしてい るかは、自分自身の人生の質にも影響すると考えられる のではないでしょうか。 す。この看護キャリアプロモート支援の活 動を通して、学部の基礎教育から臨床への スムースな移行、さらに臨床と教育の実り ある連携のために寄与できればと考えて おりますので、よろしくお願いします。 保健学科看護学専攻と病院看護部門の人事 石井 幹子 副看護部長 交流に向けて 11 人で検討を進めていま す。手探りではじまった部門ですがざっく ばらんな話し合いができて、キャリ・プロ のおかげと嬉しく思っております。双方の 共通理解が増えてより深い協力関係が結べ るように願っています。11 月にワークシ 一生のうちに一定割合を占める仕事の時間。その時間 をどう過ごすかを考えることがキャリアを考えることな のです。 最近では、国のひとつの方針としてキャリア教育の改 善や充実を図るために、発達段階に応じた体系的なキャ リア教育や職業教育が実施されるようになっています。 これは、学校から社会・職業への移行が円滑にできない ことが背景となっています。(若年者完全失業率 7%、無 業者*約 60 万人、新規学卒者の早期離職等) 看護におい て就職難は別世界のことのように思われるかもしれませ んが、新人の早期離職は大きな問題です。少子化の時代 を迎え、看護を担う人の確保と継続して働けるための支 援は今日的な課題といえます。一昨年、文部科学省が看 護部門への初の補助金事業として看護職キャリアシステ ム構築プランを立ち上げたのもそれらが背景にあると考 えられます。 「今、なぜキャリアなのか」ひとつは社会の動向を受け た時代の流れであること、そしてもう一つは、東北大学 病院看護部がキャリア支援の整備・充実に取り組もうと していること。だからこそ今、看護専門職としての自分 自身のキャリアを考えるチャンスだと言えるのではない でしょうか。 *無業者:①高校や大学などの学校及び予備校・専修学校など に通学しておらず、②配偶者のいない独身者であり、③ふだん 収入を伴う仕事をしていない 15 歳以上 34 歳以下の個人 ョップが開催されます。ご参加下さい! 酒井 敬子 副看護部長 キャリア管理システム開発部門と人事交流 部門に参加しています。副看護部長として第 7 次診療支援システムの看護支援システム の構築にも関わっています。昨年からキャリ アプロモートのワーキングに参加していま すが、看護師個々のキャリア構築と看護部や 病院全体としても人的資源管理として看護 職の人材確保・育成・定着促進のしくみ作り が重要だという事を学んでいます。 一緒に頑張っていきましょう。 西 4 階病棟に勤務しています。毎 年新人看護師が入職してきますの で学生教育と臨床の教育は大事だ 松田 みち子 看護師長 看 と感じています。会議での意見交換 はとても刺激になります。微力です が宜しくお願いします。 吉田 和子 看護師長 看護教員と看護師とが協力し看護学 生を育てていき、また看護職につい てからも看護教員と関わっていける ようなシステムを作り、共に看護を 担う人を育てていけたらいいなと思 っています。よろしくお願いします。
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