平成 27 年度 1.科目名(単位数) アメリカの文化と言語Ⅰ (2 単位) 2.授業担当教員 田村 4.授業形態 講義、演習、グループディスカッション 3.科目番号 JCGC1101 5.開講学期 秋期 エレナ 6.履修条件・ 他科目との関係 これからの国際社会に対応していくためには英語でのコミュニケーション能力が必要となってくる。高校 までの暗記を中心としたつめ込みの受験英語とは違った、表現力を重視した形で、四技能(聞く・話す・読 7.講義概要 む・書く)を養うことを目的とする。英語を使いこなせるようになるためには、日本語とは異なった英語の 言語学的特徴(発音、文法、語法等)を理解しておくことが大切である。また、英語という言語の背景にあ る、アメリカ文化への理解にも重点を置く。 1. 表現力を重視した形で、英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)をバランス良く習得する。 8.学習目標 2. 1)を達成するために、英語の言語学的特徴(発音、文法、語法等)を理解する。 3. 多文化としてのアメリカ文化について知的好奇心を高め理解する。 1. 主体的に学修を行う上での基礎となるので、各自十分に事前学習・事後学習をしておくこと。事前学習・ 9.アサイメント 事後学習の仕方は授業中説明する。 (宿題)及びレポ 2. 長期休暇における課題として映画「ローマの休日」を用いたリスニング養成課題を課すので計画立てて実 ート課題 施すること。 【教科書】 10.教科書・参考書・ ジョージ トラスコット 他『Eye on America and Japan そのまま日米比較』南雲堂。 教材 【参考書】 各自英和辞書を必ず持参のこと。他詳細は授業中に指示する。 期末考査(試験またはレポート) 30% 11.成績評価の方法 小テスト・課題など 40% 授業中の態度・参加状況 30% 学生の皆さんがこの授業を通じて、楽しく積極的に学習経験を積むことができるよう願っている。この機 12.受講生への 会を活用してアメリカの文化についてできるだけたくさん学ぶことができるよう頑張ってもらいたい。それ メッセージ と同時に英語力も向上させていこう。 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 体育の日米比較について何を学習するのか考える。 事前学習 第1回 Physical education 事後学習 テキスト (pp.8-9) の練習問題を実施する。 スポーツクラブの日米比較について何を学習するのか考える。 事前学習 第2回 Sports Clubs 事後学習 テキスト (p.10) の文章を 2 回リライトする。 異文化についてどのくらい興味があるかについて考える。 事前学習 第3回 Cultural Differences 事後学習 テキスト (p.14) の練習問題を実施する。 事前学習 テキスト (p.15) の練習問題を実施する。 Continue with the topic on Culture 第4回 Differences 事後学習 異文化についての意見を短い文章にして表現する。 ヘアカットの日米比較について何を学習するのか考える。 事前学習 第5回 Haircuts 事後学習 テキスト (pp.17-18) の練習問題の答をもう一度確認する。 音楽の日米比較について説明できるようにする。 事前学習 第6回 Music 事後学習 テキスト (p.20) の練習問題を実施する。 好きな音楽について短い文章にして表現する。 事前学習 第7回 Music 事後学習 テキスト (pp.20-21) の練習問題を全て繰り返す。 お金の日米比較について何を学習するのか考える。 事前学習 第8回 Money 事後学習 テキスト (pp.23-24) の練習問題を確認する。 安全を確保できる手段について考える。 事前学習 第9回 Safety 事後学習 テキスト (p.26) の練習問題を全て繰り返す。 安全についての意見を短い文章にして表現する。 事前学習 第10回 Safety 事後学習 テキスト (p.27) の練習問題を実施する。 寿命の日米比較について考える。 事前学習 第11回 Life Expectancy 事後学習 テキスト (pp.29-30) の練習問題を実施する。 メートル法について知っていることを整理する。 事前学習 第12回 The metric system 事後学習 テキスト (pp.32-33) を読んで練習問題を実施する。 警察の日米比較について何を学習するのか考える。 事前学習 第13回 Police 事後学習 テキスト (pp.35-36) の練習問題をもう一度実施する。 季節の日米比較について知っていることを、短い文章にし 事前学習 て表現する。 第14回 Seasons 事後学習 テキスト (pp.38-39) の練習問題を実施する。 既習の全ての文章を読んでおく。 事前学習 第15回 総括(学期中に扱った内容を全て復習する) 事後学習 既習の全ての練習問題をもう一度する。 期末試験(Final exam) - 15 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) アメリカの文化と言語Ⅱ (2 単位) 2.授業担当教員 三澤 4.授業形態 講義、演習、ディスカッション 3.科目番号 JCGC1302 5.開講学期 秋期 紘一郎 6.履修条件・ 他科目との関係 「アメリカの文化と言語 I」で学んだことをもとにして、アメリカ社会の中から自己反省的に生まれてきた 動きを、英語を通して学んでいきます。例えば、今までの社会は男性の、白人の、プロテスタントの、異性 愛者の……視点を普遍的なものと当然視することによって構成されていたに過ぎないのではないかという反 省から、女性の、非白人の、プロテスタント以外の宗教の、民族的・人種的・性的マイノリティの……文化 やものの見方を積極的に取り入れていこうという考え方が徐々に広まってきました。これらの新しい考え方 に触れることによって、またこれらの考え方とそれまで本流だった「保守的な」考え方との齟齬やぶつかり 合いを学ぶことによって、 (多くの人は)白人でもクリスチャンでもアメリカ人でもない私たち自身の文化や 7.講義概要 生き方を見つめなおしていきます。 本授業では、 (英語で)読む・書く・聞く・話すという四つの言語行為のすべてに取り組んでもらいますが、 この II では、書く・話すというアウトプットの行為に特に重点を置きながら授業を進めていきます。同時に、 受講者の現時点での力に応じて、文法の解説も行います。18 歳(以上)という年齢は、「英語のネイティブ スピーカーが英語を学んだように学ぶ」には遅すぎます(逆に言うと、みなさんはすでにもう母国語である 日本語ができすぎます) 。しっかりした質の高い英語を身につけるためには、文法に習熟することが欠かせま せん。 1. 各授業のテーマを学ぶことで、現在の雑然としたアメリカ文化をつくり出している背景に関する知識、理 、、、 、、、、、、、、、、 解を深めるとともに、それをもとにして、 自分の、そして自分を取り巻く社会のあり方を、授業を受け る前とは違った角度から見つめられるようになること。 8.学習目標 2. 語学としての英語を学ぶという姿勢を脱却して、これからの大学生活の中で自分の関心のあるトピックス 、、、 を英語で勉強していく力を涵養すること。 アサインメントは毎週課しますが、内容はその都度異なります。主なものは、(1)次回の授業内容に関わ る指定のテキストを読む(音読を含む);(2)前回の授業に関わる内容のリスニング;(3)授業内容について 自分の意見をまとめたものを書く(日本語または英語)の三つです。 9.アサイメント アサインメントとは別に、三度のレポート提出を求めます(提出期限はそれぞれ、第7回授業、冬期休校期 (宿題)及びレポ 間明け最初の授業、最終授業日とします。最初のレポートはreading、二度目のレポートはwriting(英語で ート課題 100-200 wordsの文章を書く)、最後のレポートはこれまで授業で扱ってきた内容のまとめとなるようなもの を予定しています)。レポートの課題は、それまでの授業で関心を引かれたテーマについて、英語で正確に 理解し、表現できるかどうかを問う内容とします。 【教科書】 この一冊だけを勉強すれば、アメリカの文化がまるごとわかって英語もできるようになるというような教 科書はありません。授業内でテーマごとにたくさんの参考文献や英語上達に資するであろうテキストや資料 10.教科書・参考書・ を挙げますので、関心のあるものを次々に自分で読んでいって(解いていって)ください(そしてわからな いところは質問に来てください) 。 教材 【参考書】 Martha Nussbaum『Cultivating Humanity: A Classical Defense of Reform in Liberal Education,』Harvard University Press. 1997。(特に 4-7 章)など多数。 成績評価は、授業全体への総合的な関わりから判断します。 アサインメント:30% 第1回レポート:15% 第2回レポート:20% 11.成績評価の方法 第3回レポート:35% 授業への積極的な参加:+α(最大15%) (出席点はありませんが、本学の規定により、授業実時数の4分の3未満の出席しか満たしていない受講者に は単位を発行しません。) なぜイギリスやオーストラリアの文化や言語ではなく、アメリカの文化や言語なのか。なぜフランス語や スワヒリ語ではなく英語(米語)なのか。アメリカをそして英語(米語)を、世界の文脈の中に、そして歴 史の文脈の中に位置づけてみるとその理由の一端が姿を現します。21 世紀も 10 年以上が過ぎた現在、アメ リカは私たちの前を常に行く、常に正しい国家として聳え立っているわけではありません。しかし広大な土 12.受講生への 地を壮大な理念で作り上げ、反発や矛盾や葛藤とともに前進してきたその力強さと振り幅の広さは、私たち メッセージ が吟味検討するに値するたくさんの素材を提供してくれていることも確かです。アメリカの文化と言語を学 ぶことを通じて、自分がここに今このような自分として存在しているそのあり方は、自分を取り囲む環境や 歴史や言語、そして自分がそれとともに毎日生活している自分の言葉に多くを負っているのだという事実に、 自分の頭で向き合えるようになっていってください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 これまで培ってきた自分の英語の力を確認してお 事前学習 オリエンテーション(授業の進め方)、 く。 第1回 英語力診断テスト 事後学習 四技能(読む・書く・聞く・話す)の違いとその - 16 - 事前学習 第2回 女性学(1):男性の視点は普遍的か 第3回 女性学(2):女性の視点をどう生かしていくか 第4回 アメリカの大統領 第5回 非西洋文化研究(1) :近代西欧の考え方は普遍的か 第6回 非西洋文化研究(2) :日本人として、近代人として、国際人として 第7回 リスニング 第8回 アフリカン・アメリカン研究(1) :黒人差別の歴史と展開 第9回 アフリカン・アメリカン研究(2) :差異化、共生、今後 第10回 ユダヤ系アメリカ人 第11回 リスニング 第12回 マルチカルチュラリズム(1) :「違いの尊重」と相対主義 第13回 マルチカルチュラリズム(2) :コミュニケーションの可能性 第14回 「世界市民」 第15回 充実した大学生活を送るために :アメリカの大学を参考に 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 17 - 平成 27 年度 学習方法について復習する。 アサインメントの会話文を解く。 会話文の復習と「男性的/女性的」視点の違いにつ いて考えてみる。 Women’s studies についての文章を読む。 女性学のもたらす知見と不十分な点を整理する。 アサインメントの会話文を解く。 アメリカの政治と大統領の機能について、大まか に理解する。 アメリカの政治についての文章を読む。 普遍主義と相対主義の違いを確認する。 第 1 回レポート 普遍主義と相対主義のそれぞれの利点と欠点を整 理する。 英語に耳を慣らしておく。 英語を 10 分以上続けて聴いてみる。 アサインメントの会話文を解く。 アメリカにおける人種問題の性質を理解する。 人種や民族に関連する文章を読む。 アフリカン・アメリカン研究のもたらす知見と不 十分な点を整理する。 アサインメントの会話文を解く。 Writing の構成の確認と実践。 英語に耳を慣らしておく。 英語を 10 分以上続けて聴いてみる。 第 2 回レポート 会話文を復習する。 アサインメントの会話文を解く。 「共生」について、その利点と欠点を整理する。 アサインメントの会話文を解く。 会話文を復習する。 第 3 回レポート 全 15 回の授業を通じて学んだこと、学び切れなか ったことを振り返って次学期以降の勉強につなげ る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 音楽科指導法 2.授業担当教員 松本 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義および演習 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 (2 単位) 3.科目番号 JCEL2417 5.開講学期 秋期 岳志 本講義では、小学校教育における音楽科の役割と目標、また音楽的発達について理解し、初等教育に従事 する教育者として必要な指導法を学んでいく。具体的には、小学校音楽科の指導内容(表現・鑑賞、それぞ れの意義と指導法について)を理解し、次に指導案作成を行い、実践的な模擬授業へとつなげていく。 1.初等教育における音楽科の役割および目標を理解し、指導案作成と模擬授業に向けた基礎固めをする。 2.小学校音楽科の指導内容を理解するとともに、それぞれの指導法を習得する。 3.学習指導計画の意義を理解し、実践的な学習指導案を作成できるようにする。 4.模擬授業を通して、授業実践の感覚を養う。 1.学習指導案を作成し提出する。これを元にして、模擬授業も行う。 2.音楽教育に関する試験を課す。 【教科書】 ・初等科音楽教育研究会編『最新 初等科音楽教育法〔改訂版〕小学校教員養成課程用』音楽之友社。 【参考書】 ・河口道朗 編著『音楽教育入門 ― 基本理念の構築』音楽之友社。 10.教科書・参考書・ ・東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房。 教材 ・東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 【教材】※各自で必ず購入しておくこと。 ・ヘッドフォン ・6.3mmジャック(先端が 3.5mmジャックの場合、ステレオ変換ジャックが必要) 11.成績評価の方法 学習指導案 20%、模擬授業 40%、期末試験 40% 音楽科教育は、ただ単に子ども達と楽しく歌を歌っていれば済まされるような教科ではありません。その 役割や意義、子どもの発達など教育の専門家として必要な知識を得るよう努めて下さい。また、豊かな音楽 12.受講生への 経験を子ども達と共有しながら指導していくためには、音楽的知識や高い演奏技術も要求されます。これら メッセージ を身に付けることは容易ではありませんが、日々地道な教材研究と練習を重ねていってください。そして、 自らが音楽を愛好する心情を持って授業に臨むようにしましょう。 13.オフィスアワー 後日通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教科書 pp.10〜13 まで読んでおくこと。 第1回 音楽科の目標 各学年の目標 歌唱教材① 音楽科の目標について理解する。1 年生歌唱共通教材を 事後学習 復習する。 事前学習 教科書 pp.14〜17、pp.50〜55 まで読んでおくこと。 「歌唱」の意義と留意点 発声とその指導 第2回 歌唱指導の技術および留意点についてまとめる。2 年生 歌唱教材② 事後学習 歌唱共通教材を復習する。 事前学習 教科書 pp.46〜49 まで読んでおくこと。 児童期の音楽的発達について 第3回 音楽的発達について理解すること。3 年生歌唱共通教材 歌唱教材③ 事後学習 を復習する。 事前学習 教科書 pp.22〜25 まで読んでおくこと。 共通事項について 第4回 移動ドと固定ドについて 共通事項について理解すること。4 年生歌唱共通教材を 事後学習 歌唱教材④ 復習する。 事前学習 教科書 pp.60〜81 まで読んでおくこと。 「器楽」の意義と留意点 第5回 器楽指導の技術および留意点についてまとめる。5 年生 歌唱教材⑤ 事後学習 歌唱共通教材を復習する。 事前学習 リコーダーの運指を確認しておく。 リコーダー① 第6回 リコーダーの奏法について復習する。6 年生歌唱共通教 歌唱教材⑥ 事後学習 材を復習する。 事前学習 教科書 pp.92〜96 を読んでおく。 第7回 リコーダー② 「鑑賞」の意義と留意点 鑑賞教育の知識と留意点について理解する。リコーダー 事後学習 の指導法についてまとめる。 事前学習 教科書 pp.82〜91 まで読んでおくこと。 第8回 鑑賞教材① 音楽作り① 鑑賞曲の教材研究をする。音楽作りの意義と留意点につ 事後学習 いてまとめる。 事前学習 第 8 回の内容を復習しておく。 第9回 鑑賞教材② 音楽作り② 事後学習 鑑賞曲の教材研究をする。 事前学習 教科書 pp.26〜29 まで読んでおくこと。 学習指導計画(年間指導計画・学習指導案) 第10回 について 事後学習 学習指導計画について理解する。 事前学習 教科書 pp.30〜35 まで読んでおくこと。 第11回 学習指導案について 学習指導案作成① 事後学習 学習指導案について理解すること。学習指導案の作成。 事前学習 教科書 pp.36〜45 まで読んでおくこと。 第12回 音楽科の評価について 学習指導案作成② 音楽科の評価について理解すること。学習指導案を完成 事後学習 させること。 事前学習 模擬授業の準備、教材研究など。 第13回 模擬授業① 事後学習 模擬授業を振り返り、反省点を次に活かせるようにする。 事前学習 模擬授業の準備、教材研究など。 第14回 模擬授業② 事後学習 模擬授業を振り返り、反省点を次に活かせるようにする。 事前学習 これまでの学習内容を復習しておく。 第15回 まとめ 事後学習 期末試験に向けた学習を行うこと。 期末試験 - 18 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 音楽基礎Ⅰ (2 単位) 2.授業担当教員 松本 4.授業形態 講義および演習 3.科目番号 JCNT1110 5.開講学期 春期 岳志 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 保育および幼児教育に携わる者にとって必要とされる音楽の基礎的知識および演奏技術(具体的には、楽 典、ピアノ演奏法、歌唱法)の習得を目指します。特に、ピアノ演奏と弾き歌いは採用試験や保育・教育現 場の実践において極めて重要なため、重点的に学んでいきます。また、子どもの音楽的感性を如何に育んで いくのか、体験的学習を通して考えます。 1.音楽の基礎理論(楽典)を理解し、楽譜の読み書きが自由にできるようにする。 2.ピアノ演奏および弾き歌いの基礎的技術を習得する。 3.歌唱法の基礎的技術を習得する。 1.毎回楽典の練習問題とピアノの練習課題等を出します。 2.ピアノ演奏および弾き歌いの発表を実施します。 【教科書】 ・深見友紀子・小林田鶴子・坂本暁美共著『この一冊でわかるピアノ実技と楽典』音楽之友社。 ・小林美実・井戸秀和著『いろんな伴奏で弾ける選曲こどものうた 100』チャイルド本社。 ・駒井美智子編著『幼児文化教材「理論と実践」』大学図書出版。 【参考書】 10.教科書・参考書・ ・中・四国地区学会編著『歌う、弾く、表現する保育者になろう』保育士・幼稚園教諭養成テキスト 教材 全国大学音楽教育学会、音楽之友社。 ・小林美実監修『こどものうた 200』 チャイルド本社。 ・小林美実監修『続こどものうた 200』 チャイルド本社。 【教材】※各自で必ず購入しておくこと。 ・ヘッドフォン ・6.3mmジャック(先端が 3.5mmジャックの場合、ステレオ変換ジャックが必要) 11.成績評価の方法 実技 70%、 楽典 30% ピアノ演奏や歌唱のような実技は、一夜漬けで習得できるようなものではなく毎日地道に練習を積み重ね ていくことが重要です。必ず、短時間でも構わないので毎日ピアノに触れるよう心がけて下さい。短期間で 12.受講生への 基礎的技術を身に付けるためには、単調な指の訓練も必要となりますが、そうした練習は退屈なものに思わ メッセージ れてしまいます。しかし、そうした練習も楽しんで弾くのが「音楽」であり、それを乗り越えた先に真に演 奏することの楽しさがあると考えて下さい。 13.オフィスアワー 後日通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書「ピアノ実技と楽典」pp.13~37 を読 事前学習 んでおくこと。 第1回 オリエンテーション 楽典①(音符と休符①) 楽典の教科書 p.56 を復習し、第 2 回までに 事後学習 暗記しておくこと。課題曲の練習。 音符の名称・記号・拍を暗記しておくこと。 事前学習 課題曲の練習。 第2回 ピアノ演奏および弾き歌い① 楽典②(音符と休符②) 楽典の教科書 p.56 を復習し、第 3 回までに 事後学習 暗記しておくこと。課題曲の練習。 音符と休符の名称・記号・拍を暗記しておく 事前学習 こと。課題曲の練習。 第3回 ピアノ演奏および弾き歌い② 楽典③(拍子①) 2/4、3/4、4/4 の拍子を理解すること(教科 事後学習 書 p.57)。課題曲の練習。 2/4、3/4、4/4 の拍子を理解してくること(教 事前学習 科書 p.57)。課題曲の練習。 第4回 ピアノ演奏および弾き歌い③ 楽典④(拍子②) 3/8、 6/8 の 拍子 を理 解す ること (教 科書 事後学習 p.57)。課題曲の練習。 音符と休符、拍子を完全に理解してくるこ ピアノ演奏および弾き歌い④ 楽典⑤(音符と休符、拍 事前学習 と。課題曲の練習。 第5回 子の復習) ボディーパーカッション① 事後学習 教科書 p.58 の復習。課題曲の練習。 教科書 pp.54~55 を読んでおくこと。課題曲 事前学習 の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑤ 楽典⑥(音の幅) 第6回 ボディーパーカッション② 音の幅について理解しておくこと。課題曲の 事後学習 練習。 教科書 pp.64~65 を読んでおくこと。課題曲 事前学習 ピアノ演奏および弾き歌い⑥ 楽典⑦(反復記号①) の練習。 第7回 ボディーパーカッション③ 事後学習 反復記号について理解する。課題曲の練習。 - 19 - 平成 27 年度 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 ピアノ演奏および弾き歌い⑦ ボディーパーカッション④ 楽典⑧(反復記号②) ピアノ演奏および弾き歌い⑧ 歌唱法① 楽典⑨(さまざまな記号) ピアノ演奏および弾き歌い⑨ ② 楽典⑩(音階) ピアノ演奏および弾き歌い⑩ ③ 楽典⑪(調号) ピアノ演奏および弾き歌い⑪ ①) 歌唱法④ 楽典⑫(これまでの復習 ピアノ演奏および弾き歌い⑫ ②) 歌唱法⑤ 楽典⑬(これまでの復習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 歌唱法 事前学習 事後学習 歌唱法 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 ピアノ実技の発表 事後学習 第15回 事前学習 弾き歌い実技の発表 事後学習 - 20 - 反復記号の復習をし、暗記しておくこと。課 題曲の練習。 反復記号について理解する。課題曲の練習。 教科書 pp.62~63 を読んでおくこと。課題曲 の練習。 記号や楽語を暗記すること。課題曲の練習。 教科書 p.59 を読んでおくこと。課題曲の練 習。 長音階について理解すること。課題曲の練 習。 教科書 p.60 を読んでおくこと。課題曲の練 習。 調号について理解すること。課題曲の練習。 これまでの楽典をすべて復習し、暗記してお くこと。課題曲の練習。 楽典で理解していないところを復習するこ と。課題曲の練習。 これまでの楽典をすべて復習し、暗記してお くこと。課題曲の練習。 楽典で理解していないところを復習するこ と。課題曲の練習。 バイエルの課題曲を発表できるよう練習し ておくこと。 課題曲の復習。 弾き歌いの課題曲を発表出来るよう練習し ておくこと。 課題曲の復習。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 音楽基礎Ⅱ (2 単位) 2.授業担当教員 松本 4.授業形態 講義および演習 3.科目番号 JCNT1111 5.開講学期 秋期 岳志 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 保育および幼児教育に携わる者にとって必要とされる音楽の基礎的知識および演奏技術について、音楽基 礎Ⅰで学んだこと、身に付けた技術を更に深化させていきます。特に、ピアノ演奏と弾き歌いの技術は、常 に継続して練習を行うことが重要です。少しでも高い技術を身に付けるとともに、演奏可能なレパートリー を増やしていきます。演奏技術の面では教育実習や採用試験に対応できるレベルまで上達することを最終目 標とします。 1.音楽の基礎理論(楽典)を理解し、楽譜の読み書きが自由にできるようにする。 2.ピアノ演奏および弾き歌いの基礎的技術を習得する。 3.歌唱法の基礎的技術を習得する。 1.毎回楽典の練習問題とピアノの練習課題等を出します。 2.ピアノ演奏および弾き歌いの発表を実施します。 【教科書】【参考書】 音楽基礎Ⅰで購入した教科書・参考書を継続して使用していく。 (詳細は、音楽基礎Ⅰのページを参照のこと) 10.教科書・参考書・ 【教材】※各自で必ず購入しておくこと。 教材 ・ヘッドフォン ・6.3mmジャック(先端が 3.5mmジャックの場合、ステレオ変換ジャックが必要) 11.成績評価の方法 実技 70%、 楽典 30% ピアノ演奏や歌唱のような実技は、一夜漬けで習得できるようなものではなく毎日地道に練習を積み重ね ていくことが重要です。必ず、短時間でも構わないので毎日ピアノに触れるよう心がけて下さい。将来、教 12.受講生への 育・保育実習や採用試験などでピアノ演奏や弾き歌いの技術が必ず必要になりますが、人前でその実力が発 メッセージ 揮できなければ意味がありません。どんなに緊張しても心を平静に保って普段通りの演奏できるようにする のは、演奏技術を身に付ける以上に困難なことです。地道な練習と経験以外に、近道はないと思って下さい。 13.オフィスアワー 後日通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 音楽基礎Ⅰで弾いた課題曲の復習。 ピアノ演奏および課題説明 第1回 楽典①(音名) 事後学習 日・独・英の音名をすべて暗記しておくこと。課題曲の練習。 事前学習 音名について復習をしておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い① 第2回 楽典②(長音階) 事後学習 教科書 p.59 長音階について理解する。課題曲の練習。 事前学習 教科書 p.59 短音階について予習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い② 第3回 楽典③(短音階) 事後学習 短音階について理解する。課題曲の練習。 事前学習 教科書 p.59 音階について必ず理解してくること。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い③ 第4回 楽典④(音階の総復習) 事後学習 音階の練習問題に取り組み、理解を深めること。課題曲の練習。 事前学習 教科書 p.60 調名と調号を読んでおくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い④ 第5回 楽典⑤(調名と調号①) 事後学習 長調の調号について理解すること。課題曲の練習。 事前学習 長調の調号の復習をしておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑤ 第6回 楽典⑥(調名と調号②) 事後学習 短調の調号について理解すること。課題曲の練習。 事前学習 短調の調号の復習をしておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑥ 第7回 調名と調号の問題練習に取り組み、理解を深めること。課題曲の 楽典⑦(調名と調号③) 事後学習 練習。 事前学習 教科書 p.61 移調と転調を読んでおくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑦ 第8回 楽典⑧(移調と転調①) 事後学習 移調について理解すること。課題曲の練習。 事前学習 移調の復習と転調の予習をしておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑧ 第9回 楽典⑨(移調と転調②) 事後学習 転調について理解すること。課題曲の練習。 事前学習 楽典の総復習をしておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑨ 第10回 楽典の総復習。練習問題に取り組んで理解を深めること。課題曲 楽典⑩(楽典の総まとめ) 事後学習 の練習。 保育・幼児教育で活用する楽器について予習しておくこと。課題 事前学習 曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑩ 第11回 こどもの楽器① それぞれの楽器の特徴や扱い方について理解すること。課題曲の 事後学習 練習。 保育・幼児教育で活用する楽器について予習しておくこと。課題 事前学習 曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑪ 第12回 こどもの楽器② それぞれの楽器の特徴や扱い方について理解すること。課題曲の 事後学習 練習。 保育・幼児教育で活用する楽器について予習しておくこと。課題 事前学習 曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑫ 第13回 こどもの楽器③ それぞれの楽器の特徴や扱い方について理解すること。課題曲の 事後学習 練習。 事前学習 器楽合奏の指揮について予習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑬ 第14回 指揮法と指導法① 事後学習 指揮法について復習をしておくこと。課題曲の練習。 事前学習 指導法について予習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑭ 第15回 指導法について復習しておくこと。こどもの音楽Ⅰの課題曲の練 指揮法と指導法② 事後学習 習を始めること。 - 21 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) カウンセリングの基礎 (2 単位) 2.授業担当教員 富永 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義・演習(ロールプレイ、ディスカッション 等) 3.科目番号 JCCC2506 5.開講学期 秋期 弥生 カウンセリングとは個人が適応上の問題を理解し、解決することができるように他人がその援助につとめ るというような関係のことを指している。このカウンセリングは、教育、福祉、産業と様々な場所で実施さ れているが、カウンセリングを行うための「聴く」力や「応答する」 「相手を理解する」 「自分を知る」力は、 7.講義概要 カウンセリング場面だけではなく、個人が他者とコミュニケーションをはかる上でも非常に重要な力である といえる。本講義は、カウンセリングの基礎知識を理解するとともに、実際にカウンセリングについての重 要な力を、保育や子育て支援にどのように活用できるかロールプレイやグループワーク等を通じて学ぶこと を目的とする。 ・カウンセリングにおける基礎知識を理解し、説明できる。 ・カウンセリングを行う上で重要な「聴く」力や「応答する」力をロールプレイなどによって学び、実践で きる。 8.学習目標 ・自分を理解し、相手を理解する意味を考えられる。 ・カウンセリングがどのように保育・教育および子育て支援に活用できるのか考察し、活用できるようにな る。 9.アサイメント ・カウンセリングについての理解を円滑にするため、配布資料の関連部分を読むことを第2回~第14回の授 (宿題)及びレポ 業の事前学習とする。 ート課題 ・レポート課題については、授業内に課題を提示・解説する。 【教科書】 10.教科書・参考書・ 授業内でプリントを配布する。 教材 【参考書】 水野治久・石隈利紀・田村節子・田村修一・飯田順子『よくわかる学校心理学』ミネルヴァ書房、2013 年。 ・レポート課題・演習課題60%、受講態度40%とする。 11.成績評価の方法 ・遅延の場合は遅延証明書を当日又は次回授業までに担当教員に提出すること。 ・本学規定により、3/4 以上の出席が確認できない場合は、単位の修得を認めない。 本科目では、カウンセリングの理論と方法を理解し、保育や教育の現場で実践するための基本的な視点を 学んでほしい。ロールプレイなど演習を多く行い、援助者と被援助者の思いや願いを感じられるように授業 12.受講生への を進める。ディスカッションで受講者同士の考えを交流する機会を設定し、カウンセリングやコミュニケー メッセージ ションのはかり方について具体的に考えられるような授業を構成していきたい。そのために、受講生の主体 的な受講態度を期待している。 13.オフィスアワー 授業内(初回授業)で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスを読む。 オリエンテーション:カウンセリ 第1回 ングとは何か 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第2回 カウンセリングの理論① 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第3回 カウンセリングの理論② 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第4回 カウンセリングのプロセス① 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第5回 カウンセリングのプロセス② 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第6回 カウンセリングのプロセス③ 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第7回 カウンセリングの技法① (聴く) 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第8回 カウンセリングの技法② (応答) 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 カウンセリングの技法③ (相手 第9回 を理解する) 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 カウンセリングの技法④ (自分 第10回 を理解する) 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 カウンセラーとクライエントの関 第11回 係 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第12回 保護者へのカウンセリング 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 保育者、教育者のストレスとメン 第13回 タルヘルス 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 事前学習 第14回 事例検討(グループワーク) 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまとめる。 第 14 回までの授業で、教育相談について自分が理解した内容を整理 事前学習 しておく。 第15回 授業のまとめ 事後学習 授業全体をふり返り、講義内容の理解を確認する。 - 22 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 家庭 (2 単位) 2.授業担当教員 富永 4.授業形態 講義、演習、実習 3.科目番号 JCEL3623 5.開講学期 春期 弥生 6.履修条件・ 他科目との関係 小学校における「家庭科」は、衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、日常生活に必要な基礎的・基 本的知識及び技能を身に付けるととみに、、家庭生活を大切にする心情をはぐくみ、家族の一員として生活をよりよく しようとする実践的な態度を育てることを目標としている。そこで、この授業では、今日の家庭科教育の特質と小学校 7.講義概要 家庭科が果たす役割について理解するとともに学習内容に対する知識の習得を図る。さらに、授業展開に活かすこと のできる題材構成や教材選びの視点、学習指導の要点や留意点を学習していく。また、家族・家庭生活、衣生活、食 生活、住生活に関する基本事項について解説するとともに簡単な演習・実習を行い、小学校家庭科が生活を総合的 に捉えていることや生活を主体的に創る態度を目指していることに理解を深めていく。 ・「家庭生活と家族」、「日常の食事と調理の基礎」、「快適な衣服と住まい」、「身近な消費生活と環境」 に関する知識と技能を身に付ける。 8.学習目標 ・生活をよりよくしようとする実践的な態度とはどのようなものかを理解し、説明できる。 ・教育課程の特徴を理解したうえで小学校家庭科の特質と役割を理解し、説明できる。 9.アサイメント 小学校「家庭」についての理解を円滑にするために、教科書の関連部分を読むことを第2回~第14回の (宿題)及びレポ 授業の事前学習とする。 ート課題 レポート課題については、授業内で告知・解説する。 【教科書】 文部科学省『小学校学習指導要領解説家庭編』東洋館出版社、2008 年。 『小学校わたしたちの家庭科5・6』開隆堂出版、2015 年。 【参考書】 10.教科書・参考書・ 東京学芸大学附属小金井小学校『あすの授業アイデア チョイ引き活用事典』学事出版、2006 年。 教材 内野紀子『小学校学習指導要領の解説と展開 家庭編』教育出版、2008 年。 金子佳代子・藤原孝子『平成 20 年版小学校新学習指導要領ポイントと授業づくり家庭』東洋館出版、2008 年。 田中孝一『新評価規準を生かす授業づくり小学校編第 4 巻家庭科・体育科・特別活動』ぎょうせい、2011 年。 日本家庭科教育学会『生きる力をそなえた子どもたち』学文社、2013 年。 ・演習課題40%、レポート課題・レスポンスシート30%、受講態度30%とする。 11.成績評価の方法 ・遅延の場合は遅延証明書を当日又は次回授業までに担当教員に提出すること。 ・本学規定により、3/4以上の出席が確認できない場合は、単位の修得を認めない。 小学校で家庭科を学習する子どもはどのような実態なのか、子どもたちがどのような力を身に付けること 12.受講生への が目標なのか、どのように題材を構成することで目標に迫ることができるのか、本科目で実感を伴って学ん メッセージ でほしいと考える。受講生の主体的な受講態度を期待している。 13.オフィスアワー 授業内(初回授業)で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを読む。 事前学習 オリエンテーション 第1回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 家庭科への期待 事後学習 事項をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 家庭科の目標及び内容(1) 第2回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 (家庭科の目標、家庭科の内容構成) 事後学習 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 事前学習 家庭科の目標及び内容(2) 第3回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 (家庭科の内容) 事後学習 事項をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 第4回 指導計画の作成と内容の取扱い 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事後学習 事項をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 授業実践の具体(1) 第5回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 「家庭生活と家族」の実践 事後学習 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 事前学習 授業実践の具体(2) 第6回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 「家庭生活と家族」の解説 事後学習 事項をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 授業実践の具体(3) 第7回 「日常の食事と調理の基礎」の実践 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事後学習 (米飯とみそ汁の調理実習計画) 事項をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 授業実践の具体(4) 第8回 「日常の食事と調理の基礎」の実践 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事後学習 (米飯とみそ汁の調理実習) 事項をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 授業実践の具体(5) 第9回 「日常の食事と調理の基礎」の解説 事後学習 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 - 23 - 平成 27 年度 第10回 (米飯とみそ汁の調理) 授業実践の具体(6) 「日常の食事と調理の基礎」の実践・解説 (五大栄養素) 事前学習 事後学習 授業実践の具体(7) 「快適な衣服と住まい」の実践 (手縫いの技能) 事前学習 第11回 授業実践の具体(8) 「快適な衣服と住まい」の実践・解説 (手縫いの技能) 事前学習 第12回 第13回 授業実践の具体(9) 「快適な衣服と住まい」の実践・解説 (快適なすまい方) 第14回 授業実践の具体(9) 「身近な消費生活と環境」の実践・解説 第15回 授業のまとめ 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 24 - 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事項をまとめる。 教科書の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問 事項をまとめる。 第14回までの授業で自分が理解した内容を整理し ておく。 授業全体をふり返り、科目内容の理解を確認する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 家庭科指導法 (2 単位) 2.授業担当教員 富永 4.授業形態 講義、演習、模擬授業 3.科目番号 JCEL3624 5.開講学期 秋期 弥生 6.履修条件・ 他科目との関係 「家庭科」は社会の変化とともに、その意義や目標、教育内容を大きく変容してきた教科である。この授業では、社 会変化と多様化している家庭生活や児童の日常生活、家庭科の教育内容の変遷を理解する。そして、家庭科の意義 7.講義概要 を認識するとともに、小学校学習指導要領を基に、家庭科の目標、内容、指導方法について十分理解する。そのうえ で、学習指導計画・学習指導案の作成を行い、模擬授業を構想し行う。お互いの学習指導案・模擬授業を基にディス カッションを通して「楽しい」「おもしろい」「生活の役に立つ」家庭科の授業構成の工夫について考察していく。 ・小学校家庭科の学習内容・指導方法の特質を理解し、具体的に述べることができる。 ・小学校家庭科の題材指導計画と学習指導案を作成できる。 8.学習目標 ・学習目標を達成するための題材構成や授業の構成を工夫し、具体的な授業展開を提案できる。 ・他の受講者とともに授業についての講評・評価をしあい、より良い指導法を考えることができる。 9.アサイメント 小学校「家庭」についての理解を円滑にするために、教科書の関連部分を読むことを授業の事前学習とす る。 (宿題)及びレポ 課題(指導案作成、レポート)については、授業内で告知・解説する。 ート課題 【教科書】 文部科学省『小学校学習指導要領解説家庭編』東洋館出版社、2008 年。 『小学校わたしたちの家庭科5・6』開隆堂出版、2015 年。 【参考書】 10.教科書・参考書・ 東京学芸大学附属小金井小学校『あすの授業アイデア チョイ引き活用事典』学事出版、2006 年。 教材 内野紀子『小学校学習指導要領の解説と展開 家庭編』教育出版、2008 年。 金子佳代子・藤原孝子『平成 20 年版小学校新学習指導要領ポイントと授業づくり家庭』東洋館出版、2008 年。 田中孝一『新評価規準を生かす授業づくり小学校編第 4 巻家庭科・体育科・特別活動』ぎょうせい、2011 年。 日本家庭科教育学会『生きる力をそなえた子どもたち』学文社、2013 年。 ・演習課題(指導案作成、模擬授業)40%、レポート課題・レスポンスシート30%、受講態度30%と する。 11.成績評価の方法 ・遅延の場合は遅延証明書を当日又は次回授業までに担当教員に提出すること。 ・本学規定により、3/4以上の出席が確認できない場合は、単位の修得を認めない。 小学校の家庭科で、どのように題材を構成すると目標に迫ることができるのか、本科目で行う学習指導案 12.受講生への の作成や模擬授業の実施・参観をとおして学んでほしいと考える。教材・教具の工夫や開発など、受講生の メッセージ 主体的な受講態度を期待している。 13.オフィスアワー 授業内(初回授業)で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを読む。 事前学習 オリエンテーション 第1回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項 子どもの発達をささえる家庭科 事後学習 をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 第2回 指導計画の作成 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項 事後学習 をまとめる。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 家庭科における題材構成の考え方 第3回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項 学習指導案の作成について 事後学習 をまとめる。 模擬授業で扱う題材に応じて教材研究を行った資料を準 事前学習 備する。 第4回 学習指導案の作成(演習) 事後学習 作成中の学習指導案への加除修正案を考える。 作成中の学習指導案で活用する予定の教材・教具の作成 事前学習 に必要な文具等を準備する。 学習指導案の作成(演習) 第5回 教材・教具の作成(演習) 模擬授業の学習指導案を完成させた後、教材・教具の作 事後学習 成を進める。 事前学習 教科書の指定箇所を読む。 第6回 授業の参観する視点について 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項 事後学習 をまとめる。 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 事前学習 討し、指導案や資料を印刷する。 第7回 模擬授業の実施・参観と協議(1) 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 事後学習 (第8回授業開始時に提出) 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 事前学習 討し、指導案や資料を印刷する。 第8回 模擬授業の実施・参観と協議(2) 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 事後学習 (第9回授業開始時に提出) - 25 - 平成 27 年度 事前学習 第9回 模擬授業の実施・参観と協議(3) 事後学習 事前学習 第10回 模擬授業の実施・参観と協議(4) 事後学習 事前学習 第11回 模擬授業の実施・参観と協議(5) 事後学習 事前学習 第12回 模擬授業の実施・参観と協議(6) 事後学習 事前学習 第13回 模擬授業の実施・参観と協議(7) 事後学習 事前学習 第14回 模擬授業の実施・参観と協議(8) 事後学習 第15回 授業のまとめ 事前学習 事後学習 - 26 - 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 討し、指導案や資料を印刷する。 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 (第10回授業開始時に提出) 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 討し、指導案や資料を印刷する。 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 (第11回授業開始時に提出) 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 討し、指導案や資料を印刷する。 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 (第12回授業開始時に提出) 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 討し、指導案や資料を印刷する。 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 (第13回授業開始時に提出) 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 討し、指導案や資料を印刷する。 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 (第14回授業開始時に提出) 模擬授業を実施する人は、発問、資料、板書計画等を検 討し、指導案や資料を印刷する。 模擬授業を実施した人は、個別に修正指導案を作成する。 (第15回授業開始時に提出) 第14回までの授業で自分が理解した内容を整理してお く。 授業全体をふり返り、科目内容の理解を確認する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 韓国の文化と言語Ⅰ 2.授業担当教員 尹 4.授業形態 講義、演習 (2 単位) 3.科目番号 JCGC1305 5.開講学期 春期 文九 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 2002 年ワールドカップ日韓共催以後、K-POP を始め、韓国ドラマやハングルに対する関心が急速に高ま っている。こうしたことを踏まえて、本学でも韓国の大学と協定を結び、また、韓国短期研修も実施してい る。そのため、本講義ではハングルや韓国に関心がある初心者の学生を対象に基本的なハングルを学びなが ら、韓国の文化や社会についても学習することを目的にする。講義内容は難しい文法よりは、分かりやすい 日常会話、すなわち実用会話を中心に学習する。また、韓国の文化や社会などについても学習し、韓国社会 の理解を高めることにする。 学生には下記の目標を達成することが期待される。 1.韓国社会や文化に対して基本的なことを理解する。 2.ハングルの文字を覚え、韓国語の読み、書きができる。 3.簡単な日常会話ができる。 4.韓国語で簡単な自己紹介ができる。 5.韓国旅行のとき必要な基本的な言葉を覚える。 課題1:5回の授業までにハングルの文字を覚える。 課題2:最終授業の時韓国語で簡単な自己紹介をする。 【教科書】 李昌圭『韓国語を学ぼう(初級)』朝日出版社、2006。 【参考書】 10.教科書・参考書・ 海外文化広報院『韓国のすべて』海外文化広報院、2011。 教材 金真外『韓国文化化を読む』朝日出版社、2011。 金真外『韓国文化化を読む』朝日出版社、2011。 斉藤明美『言葉と文化の日韓比較』世界思想社、2005。 40% ミニテスト: 授業態度: 30% 課題及び学習ノート:30% 11.成績評価の方法 なお、本学規定により、単位取得のためには 3/4 以上の出席を必要とする。 まだ、公欠以外の欠席や遅刻は減点の対象になる。 始まらないと結果もなし。とりあえず、やってみましょう。 本学の基本方針として学生個人の思考力、創造力、問題解決能力を育成することを目的としている。 受講生は上記の目的達成のため、下記の事を守ることが期待されている。 1)授業中は常に緊張感と集中力を保ち、積極的な態度で授業に参加することや発音などの練習のときは大 きな声を出すこと。 12.受講生への 2)席は前から男女混合で座ること。 メッセージ 3)授業中に理解できなかったことをそのまま放っておかず、質問をすること。 4)授業中は私語、居眠りまた途中入出をしないこと(正当な理由以外は減点の対象になる)。 5)宿題及びレポートの提出期間を厳守すること。 6)グループ討議にはメンバー全員が積極的に参加することと他人が発表するときはきちんと 傾聴すること 13.オフィスアワー 授業中に通知する(時間割表掲載のオフィスアワー欄参照) 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバス確認および学習用ノートを準備し講義へ臨む 事前学習 オリエンテーション こと 第1回 授業概要についてシラバスを中心に説明する 事後学習 韓国社会について理解したことをまとめる pp.2~9 を熟読し、ハングルの特徴と構成を理解する 事前学習 第2回 韓国文化の理解-ハングルの特徴と構成― 事後学習 授業で理解した内容をノートにまとめる。 pp.10~17 の基本母音と子音を 10 回ずつノートに記入 事前学習 第3回 基本母音と子音(文字と発音) 事後学習 基本母音と子音の理解を確認 pp.18~27 の合成母音と終声子音字を 10 回ずつノート 事前学習 に記入 第4回 合成母音と子音(文字と発音) 事後学習 合成母音と終声子音の理解を確認 韓国文化の特徴についてノートにまとめる 事前学習 第5回 韓国文化の理解:ビデオ 事後学習 韓国文化について理解した内容をまとめる。 母音と子音を覚えて授業に臨む。 事前学習 第6回 私は○○○です(名前と職業) 事後学習 母音と子音の覚えを確認 p.40、p.48 の新出単語を 10 回ずつノートに記入 事前学習 第7回 これは何ですか(指示代名詞、場所) 事後学習 授業で理解した内容をまとめる。 第8回 この人は誰ですか(三人称代名詞) 事前学習 p.56 の新出単語を 10 回ずつノートに記入 - 27 - 平成 27 年度 第9回 家族文化と家族の呼び方 第10回 N+ガ/はどこにありますか(位置関係の言葉) 第11回 N+をしますか 第12回 N+に/へ行きますか(時間関係の言葉) 第13回 漢数詞と電話番号 第14回 これはいくらですか(買い物) 第15回 全体まとめ 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 28 - p.40、p.48、p.56 の単語確認 p.61 を参考し、自分の家族関係についてノートに記入 授業で理解した内容をまとめる p.64 の新出単語を 10 回ずつノートに記入 p.71 の活用練習をまとめる p.72 の新出単語を 10 回ずつノートに記入 pp.79~80 の活用練習をまとめる p.82 の新出単語を 10 回ずつノートに記入 p.84 の時間と曜日関係の言葉の覚えを確認 p.100 の新出単語と p.102 の漢数詞を 10 回ずつノート に記入 漢数詞の覚えを確認 p.116 の新出単語を 10 回ずつノートに記入 買い物に関する単語の覚えを確認 ハングルで自己紹介をノートに書いて授業に臨むこと 自己紹介を自分で話す練習をする。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 韓国の文化と言語Ⅱ 2.授業担当教員 尹 4.授業形態 講義 (2 単位) 3.科目番号 JCGC1306 5.開講学期 秋期 文九 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 韓国の文化と言語Ⅰでは言語を中心に講義を行なったが、Ⅱでは言語と文化両方を学習する。言語につい ては基本的な挨拶から日常会話をはじめ、漢数詞、固有数詞などを応用し、会話を深める。文化については 一般的な理論講義と共にビデオや現地見学(コリアタウン、高麗神社)などを併行して講義を行ない、より 深い韓国文化の理解を高めることも目的とする。したがって、本授業は基本的なハングル文字を理解し、韓 国の文化に興味を持っている学生が授業の対象として望ましい。 1.ハングルの文字と単語を覚える。 2.基本的な日常会話ができるように学習する。 3.現代の韓国社会の政治・経済・社会・文化などについて理解する。 4.韓国の伝統文化・名節について理解する。 5.韓国の歴史や世界遺産などについて理解する。 6.韓国の文化を体直接的に体験し、より深い文化を理解する。 1.個人レポート:韓国の文化の中、一つを選び、日本と相違点や類似点についてまとめる 2.グループレポート:グループで発表した内容をまとめる 【教科書】 李昌圭『韓国語を学ぼう(初級)』朝日出版社、2006。 【参考書】 10.教科書・参考書・ 斉藤明美『言葉と文化の日韓比較』世界思想社、2005。 教材 海外文化広報院『韓国のすべて』海外文化広報院、2011。 金真外『韓国文化化を読む』朝日出版社、2011。 金真外『韓国文化化を読む』朝日出版社、2011。 レポート及びミニテスト:40% 発表および授業態度: 40% 予習ノート: 20% 11.成績評価の方法 なお、本学規定により、単位取得のためには 3/4 以上の出席を必要とする。 まだ、公欠以外の欠席や遅刻は減点の対象になる。 本学の基本方針として学生個人の思考力、創造力、問題解決能力を育成することを目的としている。 受講生は上記の目的達成のため、下記の事を守ることが期待されている。 1)授業中は常に緊張感と集中力を保ち、積極的な態度で授業に参加することや発音などの練習のときは大 きな声を出すこと。 12.受講生への 2)席は前から男女混合で座ること。 メッセージ 3)授業中に理解できなかったことをそのまま放っておかず、質問をすること。 4)授業中は私語、居眠り、また途中入出をしないこと(正当な理由以外は減点の対象になる)。 5)宿題及びレポートの提出期間を厳守すること。 6)グループ討議にはメンバー全員が積極的に参加することと他人が発表するときはきちんと傾聴すること。 13.オフィスアワー 授業中に通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 学習用ノートを準備し、シラバス・教科書に目を通し、講 事前学習 義に臨むこと 第1回 シラバス説明と現代韓国社会の理解 事後学習 現代韓国社会について理解したことをノートにまとめる テキスト p.3 の文字を 10 回ずつノートに書く 事前学習 第2回 ハングル文字(母音と子音)について 事後学習 覚えたハングル文字を確認する pp.34~35 のハングルを 10 回ずつノートに書く 事前学習 第3回 挨拶の言葉 事後学習 覚えた挨拶の言葉を確認する pp.36~38 のハングルを 10 回ずつノートに書く 事前学習 第4回 教室の言葉 事後学習 覚えた教室の言葉を確認する 事前学習 韓国の伝統文化についてノートにまとめる 第5回 韓国の伝統文化について(ビデオ) ビデオを見て伝統文化について理解したことをノートにま 事後学習 とめる 韓国の歴史について時期を区分し、ノートにまとめる 事前学習 第6回 韓国の歴史について 事後学習 授業で理解されたことをノートにまとめる 韓国の大衆文化について調べてまとめる 事前学習 第7回 韓国の大衆文化について 事後学習 授業で理解されたことをまとめる 韓国の儒教の特徴についてノートにまとめる 事前学習 第8回 儒教と韓国について 事後学習 儒教が韓国社会に及ぼした影響についてノートにまとめる 韓国の家族制度の特徴についてまとめる 事前学習 第9回 家族制度の日韓比較について 事後学習 韓国と日本の家族制度の違いや類似点についてまとめる - 29 - 平成 27 年度 第10回 食文化の日韓比較 第11回 韓国の徴兵制度について 第12回 位置関係の言葉について 第13回 韓国の社会(名節)について(ビデオ) 第14回 韓国の世界遺産について 第15回 韓国の伝統遊び≪ユンノリ≫体験 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 30 - 韓国の食文化の特徴についてノートにまとめる 授業で理解したことについてノートにまとめる 韓国の徴兵制度についてまとめる 俯仰で理解した内容をノートにまとめる p.69 のハングルを 10 回ずつノートに書く 位置関係の言葉を理解し、確認する 韓国の社会(名節)についてノートにまとめる 授業で理解した内容をまとめる 韓国の世界遺産にはどのようなものがあるのかについてノ ートにまとめる 授業で理解した内容をノートにまとめる ユンノリについて調べ、遊び方のルールをまとめる。 感想をまとめる 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 基礎演習Ⅰ 2.授業担当教員 松本 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義、演習 7.講義概要 8.学習目標 (2 単位) 3.科目番号 JCCD1101 5.開講学期 春期 岳志 この授業では、将来保育者や教育者といった子どもに関わる専門家になるための基礎的な知識を身につけ る。また、受講者が自分の将来像について練り上げていくための機会となることをねらいとし、将来子ども の専門家としての職責を担うための土台をつくることを目指す。 1「社会人」として必要な態度を習得する。 2「子どもに関わる専門家」として必要な基礎的知識・考え方を習得する。 3 自己を知り、自己表現力を養う。 4 自己の職業観を育み 自分の将来像を練り上げる。 毎回授業内に課題を提示する。一週間かけてその課題に取り組み、次の授業でそれを提出できるようにする こと。また、その課題に関連した小テストを授業内で実施する。 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【教科書】 教材 授業内でプリント等を配布する。プリントを保管するファイルを各自持参すること。 11.成績評価の方法 課題の取り組み状況 40%、授業内小テスト 30%、授業への取り組み姿勢 30% 短期大学部での3年間で何を身につけるのかという短期的な目標と将来どのような子どもの専門家を目指 すのかという長期的な目標をしっかりと持ち、それを常に念頭に置いて学生生活を送っていってもらいたい。 12.受講生への 学生生活を送る上での基本的な生活習慣と専門知識を身につけようとする姿勢を崩すことなく、学業に直向 メッセージ きに励むこと。保育者・教育者として保育・教育現場で通用する人材になるために、多くのことを吸収しよ うとする姿勢を持って授業に臨むこと。 13.オフィスアワー 初回授業のオリエンテーションにおいて通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスを熟読しておくこと。 オリエンテーション 第1回 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 保育者に必要な知識や教養について① 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第2回 保育者に必要な知識や教養について② 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第3回 保育者に必要な知識や教養について③ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第4回 保育者に必要な知識や教養について④ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第5回 保育者に必要な知識や教養について⑤ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第6回 教育者に必要な知識や教養について① 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第7回 教育者に必要な知識や教養について② 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第8回 教育者に必要な知識や教養について③ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第9回 教育者に必要な知識や教養について④ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第10回 教育者に必要な知識や教養について⑤ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第11回 社会人になるために必要なこと① 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第12回 社会人になるために必要なこと② 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第13回 社会人になるために必要なこと③ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第14回 社会人になるために必要なこと④ 授業内で学んだことを復習しること。また、提示された課 事後学習 題に取り組むこと。 事前学習 前回授業で出された課題を提出できるようにすること。 第15回 社会人になるために必要なこと⑤ 事後学習 この半年間に学んだことをまとめること。 - 31 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 基礎演習Ⅱ 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 講義、演習 6.履修条件・ 他科目との関係 特になし (2 単位) 雅記、栗原 久、森 3.科目番号 JCCD1102 5.開講学期 秋期 正人 この授業では、、これからの社会を担う人材、特に子どもに関わる専門家に求められる基本的な態度や知識に ついて学習する。いわゆる一般教養的な知識からより個別的な内容も含めて、さまざまなことがらについて 学ぶなかで、受講者が自分の将来像について練り上げていくための機会となることをねらいとしている。 1「社会人」として必要な基礎的知識や態度を習得する。 2「子どもに関わる専門家」として必要な基礎的知識・考え方を習得する。 8.学習目標 3 自己を知り、自己表現力を養う。 4 自己の職業観を育み 自分の将来像を練り上げる。 9.アサイメント 第 1 回~5 回: 第 1 回目の授業でレポート課題を提示する。 (宿題)及びレポ 第 6 回~10 回:第 6 回目の授業でレポート課題を提示する。 ート課題 第 11 回~15 回:第 11 回目の授業で提示する。 第 6 回~10 回:『あたりまえだけど、とても大切なこと 子どものためのルールブック』ロン・クラーク著 10.教科書・参考書・ 亀井よし子 草思社 教材 その他、参考文献は、必要に応じて挙示する。 成績評価点は、各担当者の評価基準に従って算出された評価点の平均値とする。 第 1 回~5 回: 授業態度 50% レポート 50% 11.成績評価の方法 第 6 回~10 回:授業態度 50% レポート 50% 第 11 回~15 回:履修態度 50% 提出物 50% 授業の中でも社会で生きていくために大切なさまざまなことがらについて伝えるように努めるが、ぜひ日頃 から書籍や新聞、雑誌を読む習慣をつけてほしい。また、この授業は、社会に出たときに必須となる基礎的 12.受講生への な教養などを身につける科目です。社会で活動する自分の姿を想像し、緊張感、熱意、前向きな姿勢をもっ メッセージ て授業に臨んでほしい。なお、授業中は私語をしない、携帯電話を鳴らさないなどの基本的なマナーを守る ように努めてもらいたい。 13.オフィスアワー 初回授業にて伝える 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスの内容を熟読する。 オリエンテーション 事前学習 心が身体に及ぼす影響、身体が心に及ぼす影響につ 保育者を目指す大学生の心と体① 第1回 いて考える。 心が身体に及ぼす影響 身体が心に及ぼす影響 事後学習 保育者として望ましい心身の関係をまとめる。 事前学習 体力という言葉が示す内容を考える。 保育者を目指す大学生の心と体② 第2回 体力の定義と構成要素 事後学習 自身が留意すべき体力について整理する。 事前学習 今までに経験した体力測定についてまとめる。 保育者を目指す大学生の心と体③ 第3回 測定した体力要素を向上させる方法について調べ 基礎的体力の測定 事後学習 る。 事前学習 生活習慣という言葉が示す内容を考える。 保育者を目指す大学生の基礎的生活習慣① 第4回 基礎的生活習慣とその構成要素 事後学習 現在の生活習慣を振り返る。 現在の生活習慣の振り返りと改善すべきポイントを 事前学習 保育者を目指す大学生の基礎的生活習慣② まとめる。 第5回 基礎的生活習慣の確立とその方法 事後学習 確立すべき基礎的生活習慣を整理する。 健康とはどういうことか考えておく。 事前学習 大学生活を送るための健康的な取り組み① 第6回 配布資料を復習すること。健康増進・維持するため イントロダクション:健康の定義と疾病・病気 事後学習 の自分の取り組みを考える。 事前配布資料を読み、関連する薬物名を調べておく 事前学習 こと。 大学生活を送るための健康的な取り組み② 第7回 薬物乱用と依存 -薬物乱用の医学的・社会的問 乱用と濫用、依存と慢性中毒の違いを理解する。薬 題 事後学習 物乱用関連のマスメディア情報(特に危険ドラッグ) を調べる。 事前学習 事前配布資料を読んでおくこと。 大学生活を送るための健康的な取り組み③ 第8回 社会における飲酒の功罪を復習する。 アルコールと飲酒(パッチテストを実施) 事後学習 未成年者の飲酒の問題を考える。 事前配布資料を読んでおく。 事前学習 大学生活を送るための健康的な取り組み④ 第9回 喫煙の短期・長期的影響について復習する。 喫煙・喫茶 事後学習 カフェインの過剰摂取の影響について復習する。 事前配布資料を読んでおく。代表的なサプリメント 事前学習 を調べておく。 大学生活を送るための健康的な取り組み⑤ 第10回 薬物・化学物質・サプリメントの作用。プラセ 用量-効果相関について復習する。プラセボ効果の ボ効果 事後学習 発現機序を復習し、サプリメントの使用についての 態度を明確にする。 7.講義概要 - 32 - 第11回 大学生としてのリスクマネジメント① 総論(教育・保育と安全対策) 第12回 大学生としてのリスクマネジメント② 施設の安全確保 第13回 大学生としてのリスクマネジメント③ 救急法 第14回 大学生としてのリスクマネジメント④ 教育・保育現場と著作権 第15回 大学生としてのリスクマネジメント⑤ 情報セキュリティ 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 33 - 平成 27 年度 身の回りの施設の危険性に関して考える。 配布資料で復習しておく。 配布資料を読んでおく。 大学の防災設備等を実際に観察しておく。 配布資料を読んでおく。 習った技能を実際に試しておく。 配布資料を読んでおく。 実際に起きた教育・保育機関の著作権違反に関して 調べる。 配布資料を読んでおく 所有する情報機器のセキュリティ設定を行う。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習Ⅰ(教養コース) (2 単位) 2.授業担当教員 成田 4.授業形態 講義(学習参考例)、演習(ワークシート)、ディスカッション、発 表など 3.科目番号 JCCD2309 5.開講学期 春期 成 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 本講義では、主に公務員や会社員を目指す学生を対象としており、キャリアアップにつながる「教養」を 身に付けるための一環として、効果的な考え方や勉強法を学習参考例や演習問題を使用しながら実践的に理 解する。具体的には、基礎力を高める SPI 適性問題、人文科学・自然科学・社会科学の公務員関連問題など を解いて、考え方や解き方のコツをマスターする。また、職場で必要とされる思考力、文章作成能力、問題 解決能力、コミュニケーション能力を高めるために、社会で問題になっている点などを取り上げて、グルー プでのディスカッション、クラスでの発表、各人の小論文指導などを行い、社会現場で役立つ実践的な能力 を身に付けていく。 本講義では、以下の目標を達成することが期待されている。 ①希望する就職先や資格などを明確にし、具体的な目標を設定することができる。 ②それらの目標達成に向けて、自主的に勉強して必要な知識を身に付けられる。 ③職場で必要とされる思考力、文章作成能力、問題解決能力、コミュニケーション能力を身に付けられる。 ④人間として必要なマナー、常識、モラルを身に付けられる。 ⑤上記の①~④を兼ね備えた、総合的な教養と実践力を身に付けられる。 レポート課題:最終日の授業時間には「就職先では自分の経験や知識をどのように活かすか」というテーマ で、1,000字程度のレポートを作成していただく。 【教科書】教科書は使用せずに、分かりやすい学習参考例を配付して授業を進めていく。 10.教科書・参考書・ 【参考書】参考書は指定しないが、自分が受験する試験に関する参考書や問題集の中でも、解説が詳しく分 教材 かりやすいものがお薦めである。 レポート課題:60 点、授業態度(宿題、質問、発表などを含む):40 点、総合点:100 点 11.成績評価の方法 4 分の 3 以上の出席がない場合には、単位の取得を認めない。 12.受講生への 本授業を通じて、自分の希望する就職先や資格などについて真剣に考え、それらの目標を達成させるため メッセージ に、自主的に教養を高めてキャリアアップを図れるようになってほしい。 時間:授業のある日の休み時間または放課後 13.オフィスアワー 場所:伊勢崎キャンパス:4号館1階 120 研究室 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 将来、自分がやりたい職業について考えてくる。 事前学習 第1回 オリエンテーション、効果的な勉強法 事後学習 効果的な勉強法について、要点を再確認する。 就職活動を行うために何をすべきかを考えてくる。 事前学習 第2回 就職活動に関する基本的な流れ 事後学習 希望する就職先について調査してみる。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第3回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第4回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第5回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第6回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 自然科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第7回 適性問題、自然科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 自然科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第8回 適性問題、自然科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 自然科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第9回 適性問題、自然科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 施設・会社等の訪問の仕方について調べてくる。 施設・会社等の訪問の仕方(アポイントの取り方、 事前学習 第10回 マナーなど) 事後学習 当日の授業で学んだことについて復習する。 夏休み期間中の有効な過ごし方について考えてく 事前学習 る。 長期休暇期間におけるキャリアアップ法(効果的 第11回 な勉強法、有効な過ごし方など) 当日の授業で学んだことを参考にして夏休みの計画 事後学習 に役立てる。 社会科学関連のことについて予習をしてくる。 事前学習 第12回 適性問題、社会科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 社会科学関連のことについて予習をしてくる。 事前学習 第13回 適性問題、社会科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 小論文の書き方について調べてくる。 事前学習 第14回 小論文の書き方 事後学習 小論文の書き方について復習してくる。 事前学習 レポートの下書きを作成してくる。 レポート(就職先では自分の経験や知識をどのよ 第15回 うに活かすか) 事後学習 作成したレポートについて要点を再確認する。 - 34 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習Ⅰ(保育士 A コース) 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義、演習、ディスカッション 7.講義概要 8.学習目標 (2 単位) 3.科目番号 JCCD2305 5.開講学期 秋期 本講義では、保育者として必要な知識・技術を幅広く習得するために、基本をしっかりと押さえながら学 習する。授業を通して様々な専門科目を総合的に学び、保育全体を構造的に捉えたうえで、4年次の「キャ リア開発演習Ⅱ」に向けて応用力、実践力、文章表現力、言語表現力に繋げていけるようにする。4年次に 受験する私立の保育士・幼稚園就職試験の合格を目指し、専門的な知識を地道に習得する。 1.保育士として必要とされる専門知識、技術を総合的に習得することができる。 2.記述式の応用問題に対応できる力をつけることができる。 3.応用力、実践力、文章表現力、言語表現力のための基礎知識を習得することができる。 ・3年次春学期(短期大学部は2年次春期)までの学習を振り返り、4年次/3年次の就職に向けて自己課題 は何かを明確にし、レポートにまとめる。 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【教科書】 教材 『保育士・幼稚園教諭 論作文・面接対策ブック 2015 年度版』実務教育出版。 ・授業態度 30% 11.成績評価の方法 ・授業中に行われる小テスト、レポート課題など 70% 保育士になるためには、幅広い知識や技術、そして豊かな人間性や教養が求められる。この授業では、専 12.受講生への 門科目に関する知識の習得を中心に行うが、それらの力を確実に身につけていくためには、授業での復習を メッセージ 兼ねて自主学習の時間を設定し、根気よく学習を積み重ねていくことが必要である。要点を繰り返し暗記す ることによる学習の継続が皆さんの力になるよう頑張ってほしい。 13.オフィスアワー チームティーチングであるため、各担当科目の教員のオフィスアワーを参照のこと。 15.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 授業の内容、望ましい学習態度に 事前学習 自身の進路について考えをまとめる。 ついて。保育士、幼稚園教諭の就 第1回 職について。 事後学習 教育の基本となる法律について、知識を習得する。 「教育原理」 事前学習 現場の求める保育者について自身の考えをまとめる。 第2回 現場の求める保育者について 事後学習 現場の求める保育者像を鑑み、自身の学習課題を見いだす。 事前学習 今まで学習した「音楽」の授業内容から、重要な点をまとめる。 第3回 「音楽」 就職試験のなかで、筆記試験として出題される音楽の内容を復習す 事後学習 る。 事前学習 今まで学習した「幼児体育」の授業内容から、重要な点をまとめる。 第4回 「幼児体育」 就職試験に向けて、幼児体育の領域のなかで苦手な分野の練習を積 事後学習 み重ねていくための計画をする。 事前学習 今まで学習した「図画工作」の授業内容から、重要な点をまとめる。 第5回 「図画工作」 就職試験に向けて、図画工作の領域のなかで苦手な分野の練習を積 事後学習 み重ねていくための計画をする。 事前学習 5領域について、これまでの授業内容を復習する。 第6回 「保育内容」、「保育実習」 本日の授業内容に該当する箇所の問題集の問題を再度解答し、復習 事後学習 する。 事前学習 福祉の定義を復習する。 第7回 「社会福祉」、「児童福祉」 事後学習 「社会福祉」と「児童福祉」の科目内容から重要な点をまとめる。 事前学習 3年次春学期までに学習した心理学関係の授業のノートを見直す。 第8回 「発達心理」、「教育心理」 事後学習 「発達心理」「教育心理」それぞれの重要な点をまとめる。 事前学習 保育技術の分野における自身の課題を明確にする。 第9回 「保育技術」 本日の授業を振り返り、保育技術面での必要な能力を磨くための今 事後学習 後の具体的計画を立てる。 大学で今まで学習した「子どもの保健」と「子どもの食と栄養」の 事前学習 教科書のなかで、重要な箇所をピックアップして読み、理解する。 「子どもの保健」 第10回 「子どもの食と栄養」 本日の授業を復習し、実習現場を思い出して理論と実践の統合をは 事後学習 かる。 事前学習 「保育所保育指針」 、 「幼稚園教育要領」の第1章を読み、復習する。 第11回 「保育原理」 「保育所保育指針」 、 「幼稚園教育要領」のなかで重視している点を 事後学習 まとめる。 事前学習 大学で学んだ「障害児療育」の科目の教科書を読み、復習する。 第12回 「障害児療育」 「障害児療育」の観点から、障害児への望ましい指導・援助をまと 事後学習 める。 第1回目から行った授業内容を復習する。「保育所保育指針」の各 群馬県保育協議会 事前学習 章のなかで学習不足な箇所を読み、理解する。 第13回 保育士採用統一試験 過去問題の 演習 事後学習 本日行った群馬県統一試験の過去問を再度解答し、復習する。 「幼稚園教育要領」の各章のなかで学習不足な箇所を読み、理解す 事前学習 群馬県私立幼稚園協会 る。 第14回 採用統一試験 過去問題の演習 事後学習 本日行った群馬県統一試験の過去問を再度解答し、復習する。 教科書(問題集)を見直し、苦手な分野を明確にし、今後の学習計 事前学習 画を立てる。 第15回 まとめ 事後学習 4年次の就職試験に向けて自身の学習計画を立てる。 - 35 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習Ⅰ(保育士 B コース) 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 講義、演習、プレゼンテーション (2 単位) 3.科目番号 JCCD2305 5.開講学期 秋期 6.履修条件・ 他科目との関係 本講義では、保育者として必要な専門知識・技術をこれまでの学習を振り返りながら総合的に学ぶととも に、教養科目を幅広く学ぶ。4 年次に開講される「キャリア開発演習Ⅱ」さらには実際の就職試験に向けて、 公務員保育士としてふさわしい知識と教養、実践力の基礎を習得する。 1.公務員保育士に必要とされる専門知識、総合的な知識、幅広い教養を習得する。 8.学習目標 2.応用力、実践力、文章表現力などの社会人として必要な力を習得する。 1.授業時の予習復習 9.アサイメント 2.公務員保育士について課題を決めてレポートを作成し、発表する。 (宿題)及びレポ 例)地域、仕事内容、人数、給与、勤続年数、男女比など ート課題 3.自身の学習計画についてレポートを作成する。 【教科書】保育士試験研究会編『保育士・幼稚園教諭採用試験問題集 2016 年度版』実務教育出版。 10.教科書・参考書・ 【参考書】保育士試験研究会編『保育士・幼稚園教諭論作文・面接対策ブック 2016 年度版』実務教育出版。 教材 保育士採用試験情報研究会『すいすいわかる保育士採用試験』一ツ橋書店。 1.日常の授業態度(参加、実践、態度)50% 11.成績評価の方法 2.授業中に行われる小テスト 50% 保育者は人生で最も成長が著しい乳幼児期の子ども達を支えるやりがいのある仕事である。日々の学習を 12.受講生への 着実に積み重ねて自分の理想とする保育者になってほしい。そして自分の希望する職場への就職に結びつく メッセージ ように、目標を持って励んでほしい。そのためには毎日の予習復習等の自主学習が欠かせないことも理解す ること。 13.オフィスアワー チームティーチングのため、各担当科目の教員のオフィスアワーを参照のこと。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 自身の進路について考えをまとめてくる。 ガイダンス、公務員保育士について 第1回 公務員保育士模擬試験過去問題演習① 本日行った模擬試験過去問題について復習し、公務員保育 事後学習 (教養試験) 士について課題を調べる。 事前学習 現場の求める保育者について自身の考えをまとめてくる。 第2回 現場の求める保育者について(外部講師) 事後学習 現場の求める保育者像を鑑み、自身の学習課題を見出す。 事前学習 公務員採用試験で行われる適性検査について調べてくる。 第3回 「適性検査」 事後学習 「適性検査」の問題を復習する。 事前学習 公務員保育士についての発表の準備をする。 第4回 公務員保育士について(学生発表) 事後学習 学生発表を聞き、自身が受験する地域について考える。 事前学習 教科書 pp.144~194 を学習してくる。 第5回 教養科目「数的推理・判断推理・資料解釈」 教養試験で出題される問題を含めて「数的推理・判断推 事後学習 理・資料解釈」の内容を復習する。 事前学習 教科書 pp.18~74 を学習してくる。 第6回 教養科目「社会・人文・芸術・文章理解」 教養試験で出題される問題を含めて「社会・人文系」の内 事後学習 容を復習する。 事前学習 教科書 pp.75~109 を学習してくる。 第7回 教養科目「自然科学系」 教養試験で出題される問題を含めて「自然科学系」の内容 事後学習 を復習する。 今までの教養科目の授業内容を復習し学習不足な箇所を 事前学習 公務員保育士模擬試験過去問題演習② 再度学習する。 第8回 (教養試験) 事後学習 本日行った模擬試験過去問題を復習する。 事前学習 教科書 pp.198~234 を学習してくる。 第9回 専門科目「社会福祉・児童家庭福祉」 専門試験で出題される問題を含めて「社会福祉・児童家庭 事後学習 福祉」の内容を復習する。 事前学習 教科書 pp.248~275 を学習してくる。 第10回 専門科目「保育の心理学」 専門試験で出題される問題を含めて「保育の心理学」の内 事後学習 容を復習する。 事前学習 教科書 pp.278~326 を学習してくる。 第11回 専門科目「保育原理」「保育内容」 専門試験で出題される問題を含めて「保育原理・保育内容」 事後学習 の内容を復習する。 事前学習 教科書 pp.328~374 を学習してくる。 第12回 専門科目「子どもの保健」 専門試験で出題される問題を含めて「子どもの保健」の内 事後学習 容を復習する。 今までの専門科目の学習内容を復習し学習不足な箇所を 事前学習 公務員保育士模擬試験過去問題演習③ 再度学習する。 第13回 (専門試験) 事後学習 本日行った模擬試験過去問題を復習する。 「幼稚園教育要領」の各章の中で学習不足な箇所を読み、 事前学習 理解する。 群馬県私立幼稚園協会 採用統一試験 過 第14回 去問題演習 本日行った群馬県私立幼稚園協会採用統一試験過去問題 事後学習 を復習する。 教科書を見直し、苦手な分野を明確にして今後の学習計画 事前学習 を立てる。 4 年生・卒業生からの話とディスカッショ 第15回 ン、まとめ 公務員試験に合格した先輩の話から、自身の学習計画を再 事後学習 検討する。 7.講義概要 - 36 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習ⅠA(教員コース) (2 単位) 3.科目番号 JCCD2307 5.開講学期 通年 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 講義・問題演習 6.履修条件・ 他科目との関係 2年次までの教職課程科目並びにキャリア基礎演習Ⅰ/キャリア基礎演習Ⅱをすでに単位取得していることが 望ましい。 教員には、校種別の専門的知識、教育に関する基礎的な教養、一般教養などを身に付けることが求められる。 したがって、教員採用試験においても、専門教養、教職教養、一般教養の記述試験が課される。本学の教員 、2 年次の教養基礎演習ⅡA(専門教養)、 採用試験の記述試験対策は、1 年次の教養基礎演習Ⅰ(一般教養) 3 年次のキャリア開発演習ⅠA(教職教養)と一貫したプログラムで構成されている。キャリア開発演習ⅠA においては、 「教職教養」の重要ポイントを理解し、問題演習を行い、実践力を身につけることを目標とする。 各回の演習においては、 「教職教養」の各領域の傾向と対策の説明、重要ポイントの解説、過去問演習を行う。 1.教育に関する基礎的な教養を身に付け、それを教育の現場で実践するための応用力を獲得することができ る。 2.教職教養の各領域の出題傾向を理解したうえで、各自治体の出題傾向を自ら調べ、対策を立てることがで きる。 3.教職教養の各領域の重要ポイントを理解し、説明できる。 4.教職教養の各領域の過去問演習により、出題方法を実践的に理解する。そのうえで、自ら問題集等に取り 組み、自己学習できる。 1.各回の確認テスト 2.習熟度確認テストおよびレポート課題 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 【教科書】東京教友会編著『教職教養ランナー 2016 年度版』一ツ橋書店。 【参考書】協同教育研究会編、『教職教養の精選実施問題』、協同出版。 10.教科書・参考書・ 協同教育研究会編、『過去問シリーズ:○○県(自治体別に出版)の教職教養』、協同出版。 教材 資格試験研究会編、『教職教養らくらくマスター』、実務教育出版。 【配布資料】各回の演習で資料を配布する。 その他、自らが学習しやすい参考書を参照すること。 出席状況及び授業態度 30% 11.成績評価の方法 各回の確認テスト 50% 習熟度確認問題演習およびレポート課題 20% 本演習においては、教員採用試験合格を目指して、基礎力・実践力を身につけることを目的としている。目 的達成のため、受講生は以下の条件を守ること。 ① 授業ごとに限られた時間の中で重要ポイントを説明するので、授業中は集中すること。 ② 「確認テスト」までの暗記・反復学習時間は、静粛に取り組むこと。 12.受講生への ③ 遅刻および授業中の私語、居眠り、携帯電話の操作は厳禁である。 メッセージ ④ わからなかった点は各担当教員に積極的に質問すること。 ⑤ 本演習を契機として、各自が積極的に学習を進めること。重要ポイントの暗記、問題の反復練習が重要 である。 *なお、本演習は各分野の専門教員によるT.T.(チームティーチング)で実施されるため、教員の事情等 で学習範囲が変更される場合あります。その際にはコーディネーターが事前に連絡します。 13.オフィスアワー 各担当教員のオフィスアワー(時間割掲載のオフィスアワー欄を参照) 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスで授業内容を確認してくること オリエンテーション 第1回 *本演習の目標と進め方。 事後学習 テキストの「まえがき」の部分を熟読しておくこと 第 1 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 事前学習 教育法規①(教科書 pp.7-35) 第2回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 事前学習 第 2 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 教育法規②(教科書 pp.7-35) 第3回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 第 3 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 事前学習 教育法規③(教科書 pp.35-56) 第4回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 第 4 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 事前学習 教育法規④(教科書 pp.35-56) 第5回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 事前学習 第 5 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 生徒指導・安全指導①(教科書 pp.151-188) 第6回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 第 6 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 事前学習 生徒指導・安全指導②(教科書 pp.151-188) 第7回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 第 7 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 事前学習 生徒指導・安全指導③(教科書 pp.151-188) 第8回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか *確認テストを実施 事後学習 った点などを復習しておくこと 第9回 生徒指導・安全指導④(教科書 pp.151-188) 事前学習 第 8 回時に指定された範囲の予習をしておくこと - 37 - 平成 27 年度 *確認テストを実施 事後学習 教育心理①(教科書 pp.293-326) *確認テストを実施 事前学習 第10回 教育心理②(教科書 pp.293-326) *確認テストを実施 事前学習 第11回 教育心理③(教科書 pp.293-326) *確認テストを実施 事前学習 第12回 第13回 教育心理④(教科書 pp.293-326) *確認テストを実施 現代の教育①(教科書 pp.209-240) *確認テストを実施 事前学習 第14回 現代の教育②(教科書 pp.209-240) *確認テストを実施 事前学習 第15回 第16回 現代の教育③(教科書 pp.209-240) *確認テストを実施 第17回 現代の教育④(教科書 pp.209-240) *確認テストを実施 西洋教育史①(教科書 pp.241-264) *確認テストを実施 事前学習 第18回 西洋教育史②(教科書 pp.241-264) *確認テストを実施 事前学習 第19回 日本教育史①(教科書 pp.265-292) *確認テストを実施 事前学習 第20回 日本教育史②(教科書 pp.265-292) *確認テストを実施 事前学習 第21回 人権尊重の教育①(教科書 pp.189-208) *確認テストを実施 事前学習 第22回 第23回 人権尊重の教育②(教科書 pp.189-208) *確認テストを実施 第24回 人権尊重の教育③(教科書 pp.189-208) *確認テストを実施 教育課程と教授・学習① (教科書 pp.327-334) *確認テストを実施 事前学習 第25回 教育課程と教授・学習② (教科書 pp.327-334) *確認テストを実施 事前学習 第26回 学習指導要領①(教科書 pp.335-383) *確認テストを実施 事前学習 第27回 学習指導要領②(教科書 pp.335-383) *確認テストを実施 事前学習 第28回 学習指導要領③(教科書 pp.335-383) *確認テストを実施 事前学習 第29回 第30回 習熟度確認問題演習/秋期のまとめ/ 授業評価 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 38 - 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 9 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 10 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 11 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 12 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 13 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 14 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 15 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 16 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 17 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 18 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 19 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 20 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 21 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 22 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 23 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 24 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 25 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 26 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 27 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと 第 28 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわからなか った点などを復習しておくこと これまで学習した内容を復習してくること 習熟度確認問題演習及びレポート課題を通じて自己の成 果と課題を確認すること 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習Ⅱ(教養コース) (2 単位) 3.科目番号 2.授業担当教員 成田 4.授業形態 講義(学習参考例)、演習(ワークシート)、ディスカッション、 5.開講学期 発表など JCCD3310 成 春期 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 本講義では、主に公務員や会社員を目指す学生を対象としており、就職試験や資格試験のためだけでなく、 有能な社会人として必要な「教養」を身に付けるための一環として、効果的な勉強法を学習参考例や演習問 題を使用しながら実践的に理解する。具体的には、基礎力を高める SPI 適性問題、人文科学・自然科学・社 会科学の公務員関連問題などを解いて解き方のコツをマスターする。また、職場で必要とされる思考力、文 章作成能力、問題解決能力、コミュニケーション能力を高めるために、社会で問題になっている点などを取 り上げて、グループでのディスカッション、クラスでの発表、各人の小論文指導なども行い、現場で役立つ 実践的な能力を身に付ける。 本講義では、以下の目標を達成することが期待されている。 ①希望する就職先や資格などを明確にし、具体的な目標を設定することができる。 ②それらの目標達成に向けて、自主的に勉強して必要な知識を身に付けられる。 ③職場で必要とされる思考力、文章作成能力、問題解決能力、コミュニケーション能力を身に付けられる。 ④人間として必要なマナー、常識、モラルを身に付けられる。 ⑤上記の①~④を兼ね備えた、有能な社会人として活躍できる総合的な教養力や実践力を身に付けられる。 レポート課題:最終日の授業時間には、「有能な社会人となるためにはどうすべきか」というテーマで、 1,000字程度のレポートを作成していただく。 【教科書】教科書は使用しないが、市販の本よりも分かりやすい学習参考例を配付して授業を進めていく。 10.教科書・参考書・ 【参考書】参考書は指定しないが、自分が受験する試験に関する参考書や問題集の中でも、解説が詳しく分 教材 かりやすいものがお薦めである。 レポート課題:60 点、授業態度(提出課題、発表などを含む):40 点、総合点:100 点 11.成績評価の方法 4分の3以上の出席がない場合には、単位の取得を認めない。 12.受講生への 本授業を通じて、有能な社会人として活躍できる教養力を養っていただきたい。また、現場で起こり得る メッセージ 問題点については、それを発見して解決できる能力を身に付けてほしい。 時間:授業のある日の休み時間または放課後 13.オフィスアワー 場所:伊勢崎キャンパス:4号館1階 120 号室 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 有能な社会人とは、どんな人のことを言うのかについて 事前学習 考えてくる。 第1回 オリエンテーション、効果的な勉強法 事後学習 効果的な勉強法について、要点を再確認する。 どこに就職したいのかを考えておく。 事前学習 第2回 適性問題、就職活動をするための事前の準備 事後学習 就職先に応じた事前の準備を行う。 小論文や自己 PR の原案を考えてくる。 事前学習 第3回 適性問題、小論文問題、自己 PR の仕方 事後学習 ワークシートに記載した内容を再確認して練り直す。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第4回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第5回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 人文科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第6回 適性問題、人文科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 自然科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第7回 適性問題、自然科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 自然科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第8回 適性問題、自然科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 自然科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第9回 適性問題、自然科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 面接の受け方について練習をしてくる。 事前学習 第10回 適性問題、面接の受け方 事後学習 当日の授業で学んだことについて復習する。 小論文の書き方について予習してくる。 事前学習 第11回 模擬面接、合格点がもらえる小論文 事後学習 合格点がもらえる小論文のポイントについて復習する。 社会科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第12回 模擬面接、社会科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 社会科学関連のことについて予習してくる。 事前学習 第13回 模擬面接、社会科学の関連問題(過去問題) 事後学習 当日の授業で学んだことについて復習する。 時事問題として取り上げられそうなテーマを考えてく 事前学習 る。 第14回 模擬面接、時事問題 事後学習 当日の授業で解いた問題等について復習する。 事前学習 レポートの下書きを作成してくる。 レポート(有能な社会人となるためにはどう 第15回 すべきか) 事後学習 作成したレポートについて要点を再確認する。 - 39 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習Ⅱ(保育士 A コース) (2 単位) 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 演習を中心に授業を進めるが、グループ討議や面接実践も適宜行う 3.科目番号 JCCD3306 5.開講学期 春期 本講義では、キャリア開発演習Ⅰで行った内容をふまえて、保育士や幼稚園教諭の就職試験に対応できる 力を演習を通して養成する。多くの就職試験で出題されている問題や作文の課題等に対応できるように、今 7.講義概要 まで学んできた専門知識を整理する。また、現場の先生をお招きして、保育士として働くことの意義や就職 へのアドバイス、面接試験の心得や保育技術の指導等もしていただく。 1.保育士として、働く意義ややりがいを確認する。 2.保育士の資質と力量形成について考え、自らの教育保育理念を形成し、社会的ニーズに対応できるよう にする。 8.学習目標 3.保育内容の各領域を連携・統合する能力を身につける。 4.保育士としてのプレゼンテーション能力を高める。 1.授業時の予習・復習 1) 業者の保育士就職模擬試験を行うので、「保育士試験問題集」「群馬県保育士適性検査」「群馬県私立 9.アサイメント 幼稚園適性検査」などを事前に復習しておくこと。 (宿題)及びレポ 2) 実施した模擬試験問題を中心に授業を進めるので、できなかったところを見直しておくこと。 ート課題 2.レポート 1)保育実践の場と大学での学びを総合してこれからの保育者に求められることを考察する(800字程度)。 【教科書】保育士試験研究会編『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 年度版』実務教育出版。 10.教科書・参考書・ 【参考書】保育士試験研究会編『保育士・幼稚園教諭 採用試験問題集 2014 年度版』実務教育出版。 文部科学省『幼稚園教育要領』フレーベル館。厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館。 教材 その他、授業で紹介する 1.日常の授業時の評価(参加、実践、態度)を総合して 80% 11.成績評価の方法 2.まとめのレポート 20% 広い視野で命について考えてください。一人ひとりの命の大切さ。生きることの環境。現代社会の子ども をとりまくさまざまな問題。そのような環境の中で、子どもの育ちに何が重要なのか、保育者は何ができる 12.受講生への のか、どう向き合って行けばよいのか。 「人間の尊厳」を支える専門家養成としての本学の建学の精神を念頭 メッセージ に置いて、学生と教員が一緒に学び、成長していきたいと思っています。 なお実務教育出版による『保育士就職模擬試験(教養・専門)』1,500 円、『保育士就職模擬試験(作文)』 1,200 円を実施します。全国での順位や希望地域での合格可能度がわかります。合計で¥2,700 がかかります。 13.オフィスアワー 各教員のオフィスアワーは、別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 ガイダンス、採用試験について、就職支援室から 年度版』のガイダンス編を読んでくる。 第1回 のアドバイス、履歴書の書き方、質疑応答 事後学習 自分の就職先について考える。 事前学習 自分の就職先について考える。 第2回 実技試験対策「パペットセラピ-」①外部講師 事後学習 学習したことを振り返る。 事前学習 自分の就職先について考える。 第3回 実技試験対策「パペットセラピ-」②外部講師 事後学習 学習したことを振り返る。 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 年度版』を学習してくる。 第4回 採用試験の準備、適性検査の練習 事後学習 できなかった問題をやり直す。 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 作文の書き方 年度版』作文対策編を読んでくる。 第5回 (作文の練習→回収→各教員による添削) 事後学習 書けなかったところを見直す 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 保育士試験模擬試験(実務教育出版) 年度版』作文対策編を復習しておく。 第6回 (作文 800 字 60 分) 事後学習 書けなかったところを見直す。 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 年度版』作文対策編を復習しておく。 第7回 作文(第 5 回に書いたもの)の返却、講評 事後学習 書けなかったところを見直す。 事前学習 『保育士試験問題集 2014 年度版』 を復習しておく。 第8回 専門試験対策①「保育原理・保育内容」 事後学習 出来なかった問題をやり直す。 事前学習 『保育士試験問題集 2014 年度版』 を復習しておく。 第9回 専門試験対策②「児童福祉」「社会福祉」 事後学習 出来なかった問題をやり直す。 事前学習 『保育士試験問題集 2014 年度版』 を復習しておく。 第10回 専門試験対策③「発達心理」「保健衛生」 事後学習 出来なかった問題をやり直す。 『保育士試験問題集 2014 年度版』実技試験編を読 事前学習 んでくる。 第11回 実技試験対策①「音楽」 事後学習 学習したことを振り返る。 『保育士試験問題集 2014 年度版』実技試験編を読 事前学習 んでくる。 第12回 実技試験対策②「読み聞かせ」 事後学習 学習したことを振り返る。 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 年度版』面接対策編を読んでくる。 第13回 面接試験対策(心構え) 事後学習 学習したことを振り返る。 『保育士・幼稚園教諭 作文・面接対策ブック 2015 事前学習 年度版』面接対策編を復習しておく。 第14回 模擬面接 事後学習 学習したことを振り返る。 事前学習 この科目で学習したことを振り返る。 第15回 まとめ 事後学習 就職試験合格に向かう。 - 40 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習Ⅱ(保育士 B コース) 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 講義、演習、プレゼンテーション (2 単位) 3.科目番号 JCCD3306 5.開講学期 春期 6.履修条件・ 他科目との関係 本講義では、 「キャリア開発演習Ⅰ」に引き続いて、保育者として必要な知識・技術・教養を幅広く復習す るとともに、実践力や文章表現力、言語表現力を高めることを目標とする。公務員保育士にふさわしい知識 と教養、実践力を習得し、実際の就職試験合格に結びつける。 1.公務員保育士として必要とされる専門知識、総合的な知識の総まとめを行い希望する就職に結びつける 8.学習目標 2.応用力、実践力、文章表現力などの社会人として必要な力の総仕上げを行い希望する就職に結びつける 9.アサイメント 1.授業時の予習復習 (宿題)及びレポ 2.最近の保育問題に関する新聞記事を読みレポートにまとめる。 ート課題 3.この科目で学習したことを振り返って、どのような保育者になりたいかをまとめる。 【教科書】保育士試験研究会編『保育士・幼稚園教諭論作文・面接対策ブック 2016 年度版』実務教育出版。 10.教科書・参考書・ 【参考書】保育士試験研究会編『保育士・幼稚園教諭採用試験問題集 2016 年度版』実務教育出版。 教材 保育士採用試験情報研究会『すいすいわかる保育士採用試験』一ツ橋書店。 1.日常の授業態度(参加、実践、態度)50% 11.成績評価の方法 2.授業中に行われる小テスト、レポート課題など 50% 自分の希望する職場への就職に結び付けられるように、目標を持って日々の学習に励んでほしい。 12.受講生への 実務教育出版による「保育士就職模擬試験(教養・専門)」1,500 円、「保育士就職模擬試験(作文) 」1,200 メッセージ 円を実施する。この模擬試験によって全国での順位や希望地域での合格の可能度がある程度わかる。 13.オフィスアワー チームティーチングのため、各担当科目の教員のオフィスアワーを参照のこと。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 「保育士・幼稚園教諭採用試験問題集 2015 年度版」pp.414 事前学習 ~572 を読んで、公務員保育士採用試験の実施状況と合格す ガイダンス、就職支援室からのアドバイ るための勉強方法について確認する。 第1回 ス 公務員採用試験の学習計画を立てる。保育問題に関する新聞 事後学習 記事を探してくる。 事前学習 実技試験で求められることを考える。 実技試験対策「パペットセラピー」① 第2回 (外部講師) 事後学習 本日学習した実技を復習し、宿題を行う。 事前学習 前回学習したことを振り返り、発表の準備をする。 実技試験対策「パペットセラピー」② 第3回 (外部講師) 事後学習 本日学習した実技を復習する。 事前学習 教科書 pp.28~102 を読んでくる。 論作文の書き方(自分で探してきた新聞 第4回 記事をもとに論作文を作成する) 事後学習 論作文の書き方を復習し、もう一度書いてみる。 保育士就職試験で出題される教養試験の問題について総復 事前学習 習する。 第5回 保育士就職模擬試験(教養) 事後学習 本日の模擬試験で出来なかったところをやり直す。 保育士就職試験で出題される専門試験の問題について総復 事前学習 習する。 第6回 保育士就職模擬試験(専門) 事後学習 本日の模擬試験で出来なかったところをやり直す。 事前学習 論作文の書き方について復習してくる。 第7回 保育士就職模擬試験(作文) 事後学習 うまく書けなかったところをもう一度書き直してみる。 「数的推理・判断推理・資料解釈」で自分が苦手と思われる 事前学習 問題を確認する。 教養科目のまとめ 第8回 「数的推理・判断推理・資料解釈」 「数的推理・判断推理・資料解釈」で自分が苦手と思われる 事後学習 問題を再度復習する。 事前学習 「保育の心理学」で自分が苦手と思われる分野を確認する 専門科目のまとめ 第9回 「保育の心理学」 事後学習 「保育の心理学」で苦手な分野を再度復習する。 事前学習 「子どもの保健」で自分が苦手と思われる分野を確認する。 専門科目のまとめ 第10回 「子どもの保健」で自分が苦手と思われる分野を再度復習す 「子どもの保健」 事後学習 る。 「社会福祉・児童家庭福祉」で自分が苦手と思われる分野を 事前学習 確認する。 専門科目のまとめ 第11回 「社会福祉・児童家庭福祉」 「社会福祉・児童家庭福祉」で自分が苦手と思われる分野を 事後学習 再度復習する。 「保育原理・保育内容・教育原理」で自分が苦手と思われる 事前学習 分野を確認する。 専門科目のまとめ 第12回 「保育原理・保育内容・教育原理」 「保育原理・保育内容・教育原理」で自分が苦手と思われる 事後学習 分野を再度復習する。 事前学習 実技試験対策で求められることを確認する。 第13回 実技試験対策「読み書かせ」 本日の実技で学習したことを振り返って、もう一度自分で行 事後学習 ってみる。 教科書 pp.104~130 を読み、面接試験で何が見られるかを調 事前学習 べてくる。 第14回 面接試験対策(外部講師) 事後学習 本日学習したことを振り返り、面接試験に備える。 教科書 pp.124~168 を読み、面接や論作文で問われる重要事 事前学習 項を確認する。 第15回 面接試験対策、まとめ 事後学習 この科目で学習したことを振り返り、採用試験に備える。 7.講義概要 - 41 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア開発演習ⅡA(教員コース) (2 単位) 3.科目番号 JCCD3308 5.開講学期 春期 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 講義・課題演習(論作文作成・模擬面接・模擬テストなど) 6.履修条件・ 他科目との関係 キャリア基礎演習Ⅰ、Ⅱおよびキャリア開発演習Ⅰを履修していることが望ましい。 7.講義概要 8.学習目標 本講義では、1 年次の「教養基礎演習Ⅰ(一般教養) 」、2 年次の「教養基礎演習Ⅱ(専門演習)」および 3 年次の「キャリア開発演習Ⅰ(教職教養)」で培われてきた各分野・領域における基礎学力を基盤とし、教員 採用試験対策における最終的な総まとめとしての段階と位置づけ、より実践的かつ実務的な講義・演習を中心 とした講座を展開する。 各回の授業においては、各自治体ごとの小論文および面接試験の傾向を踏まえながら、過去に出題された 課題をもとにした個人および集団面接・集団討論・模擬授業・場面指導などを行う。 1.各自治体による二次試験の出題傾向を自ら調べ対策をたてることができる。 2.個人および集団面接・集団討論形式の試験において、過去に出題されたテーマに対して積極的に自らの 意見を述べることができ、教員になるための資質の向上を目指す。 3.模擬授業において、これまで各教科の指導法で学んできたことをもとに全体を見通した授業の一部を展 開することができる。 1.論作文などの課題提出 2.各回における積極的な発言、態度を評価 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ ・各回の授業の際に適宜配布 教材 ・「教職教養」「全科」「一般教職」の各ランナーやその他、自らが学習しやすい参考書を用意 各時間に出された課題(論作文、レポートなど)の提出・・・40% 授業態度 ・・・40% 11.成績評価の方法 まとめのレポート ・・・20% 100% 本授業においては、教員採用試験合格を目指して、二次試験合格に向けての実践力を身につけることを目 的としている。目的の達成のためには、受講生は以下の事項について守ること。 1.限られた時間の中でポイントを説明するので、授業中は集中すること。 2.個人および集団面接の際、予想される質問に対して端的に答えられるように十分な準備をして臨むこと。 12.受講生への 3.集団面接および討論の際、積極的・意欲的に議論に参加すること。 メッセージ 4.授業中における私語、居眠り、携帯電話の操作は厳禁。 5.本授業の経験を契機として、教員採用試験合格を目指す友人と協力して集団面接、討論および模擬授業 に対する個々のさらなるレベルアップを図ること。面接試験対策においては、対応力が問われるため本番 の面接を想定した練習を重ねることが重要である。 13.オフィスアワー ・各担当教員のオフィスアワーを参照 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 ・オリエンテーションおよび論文の書き方について 本講義内容をシラバスにてあらかじめ把握し (講義) 事前学習 臨む。改めて自分が受験する自治体の動向を確 *各自治体の採用試験の傾向および 1~3 年生までのキ 認する。 第1回 ャリア教育・教員対策講座の振り返りをし、現時点で 本講義の基本的な流れを理解し、受験する各自 自分が補わなければならない部分を再確認すること 事後学習 治体の願書・資料の入手・収集に努める。 ができる。(教職課程支援室にも依頼) 論文を書く際に必要となる注意事項を知り、次 ・論文指導と実際(講義・演習) 事前学習 時の課題を確認しアウトラインを練る。 第2回 *前時で課題として出した論文の執筆。課題 1 (教職課程支援室にも依頼) 事後学習 書いた論文について自己評価を行う ・新任教師や臨時教員に求められる必要な教育法規(講 教育現場で求められる教師像を簡潔にまとめ 事前学習 義) ておく。 *今年度着任者、臨時教員を希望する者および来年度 第3回 今年度着任希望者、臨時教員を希望する者およ 教員を目指す者全てにおいて重要かつ必要な教育法 事後学習 び来年度教員を目指す者全てにおいて重要か 規の見直しをし、再認識を行うとともにしかるべき つ必要な教育法規を再確認する。 将来に備える。 自分が受験する自治体の面接内容における最 事前学習 ・面接練習オリエンテーション(講義) 新の動向を調べる。 第4回 *各受験自治体別にグループ分け 各自でピックアップした設問を個々で練習す (教職課程支援室にも依頼) 事後学習 る。 各自が重要と思われる教育法規について簡単 ・個人(集団)面接練習①(演習) 事前学習 に解説できるように構想を練る。 *最新の傾向に基づいた設問に対する対応方法を知 第5回 り、よりよい応答のしかたを練習するとともにその 本時の面接で指摘された注意事項やディスカ 事後学習 振り返りをする。 ッションを整理する。 各自が重要と思われる教育法規について簡単 ・個人(集団)面談練習②(演習) 事前学習 に解説できるように構想を練る。 第6回 *最新の傾向に基づいた設問に対する対応方法を知 り、よりよい応答のしかたを練習するとともに集団 事後学習 本時の面接で指摘された注意事項やディスカ - 42 - 第7回 第8回 第9回 第10回 でディスカッションを行い、よりよい応答を検討す る。 ・個人(集団)面接練習③(演習) *最新の傾向に基づいた設問に対する対応方法を知 り、よりよい応答のしかたを練習するとともに集団 でディスカッションを行い、よりよい応答を検討す る。 ・集団討論練習①(演習) *最新の傾向に基づいた設問に対する対応方法を知 り、よりよい応答のしかたを練習するとともに集団 でディスカッションを行い、よりよい応答を検討す る。 ・集団討論練習②(演習) *最新の傾向に基づいた設問に対する対応方法を知 り、よりよい応答のしかたを練習するとともに集団 でディスカッションを行い、よりよい応答を検討す る。 ・場面指導①(演習) *最新の傾向に基づいた設問に対する対応方法を知 り、よりよい応答のしかたを練習するとともに集団 でディスカッションを行い、よりよい応答を検討す る。 第11回 ・模擬テスト① 一般教養編(演習) *採用試験で頻繁に出される設問に対して模擬テスト での実施。(教職課程支援室にも依頼) 第12回 ・模擬テスト② 教職教養編(演習) *採用試験で頻繁に出される設問に対して模擬テスト での実施。(教職課程支援室にも依頼) 第13回 ・直前対策 模擬テスト③ 専門教養編(演習) *採用試験で頻繁に出される設問に対して模擬テスト での実施。(教職課程支援室にも依頼) 第14回 ・直前対策 模擬テスト④ 総合編 (教職課程支援室にも依頼) 第15回 ・評価とまとめ(講義およびまとめのレポート) *本講座における目的や目標が達成できたか総合的評 価を行う。 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 43 - 事前学習 事後学習 平成 27 年度 ッションを整理し、次時に生かせるようにす る。 具体的な場面指導を想定し、実演ができるよう 構想を練る。 本時の面接で指摘された注意事項やディスカ ッションを整理し、次時に生かせるようにす る。 具体的な場面指導を想定し、実演ができるよう 構想を練る。 本時の面接で指摘された注意事項やディスカ ッションを整理し、次時に生かせるようにす る。 教育現場で自分はどのように貢献できるか具 体的に述べられるよう構想を練る。 本時の面接で指摘された注意事項やディスカ ッションを整理し、次時に生かせるようにす る。 教育現場で自分はどのように貢献できるか具 体的に述べられるよう構想を練る。 本時の面接で指摘された注意事項やディスカ ッションを整理し、次時に生かせるようにす る。 事前に一般教養の領域の内容を把握しておく 解答の解説を聞き、自己採点を行い自分が補う べき課題を確認する。また、最新のテスト傾向 を把握する。 事前に教職教養の領域の内容を把握しておく 解答の解説を聞き、自己採点を行い自分が補う べき課題を確認する。また、最新のテスト傾向 を把握する。 事前に専門教養の領域の内容を把握しておく 解答の解説を聞き、自己採点を行い自分が補う べき課題を確認する。また、最新のテスト傾向 を把握する。 事前に教職教養の領域の内容を把握しておく 解答の解説を聞き、自己採点を行い自分が補う べき課題を確認する。また、最新のテスト傾向 を把握する。 これまでの授業の流れを振り返り、意義のあっ た部分および問題点を整理しておく。 本授業における意義を再確認し、今後に向けて の自分の進むべき方向性を改めて明確にし、決 意を新たにする。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) キャリア基礎演習Ⅰ(教員コース) (2 単位) 3.科目番号 JCCD2307 5.開講学期 秋期 2.授業担当教員 チームティーチング 4.授業形態 講義・問題演習 6.履修条件・ 他科目との関係 キャリア基礎演習Ⅱ、キャリア開発演習Ⅰへとつながるキャリア科目の基礎となる科目である。 教員になるためには「一般教養」をはじめ、校種・教科別の「専門教養」、あるいは教職に関する基礎的な 教養としての「教職教養」等の知識を確実に身につけることが求められる。本学の教員採用試験対策は、1 年次(秋期)のキャリア基礎演習Ⅰ(「一般教養」対策) 、2 年次のキャリア基礎演習ⅡA(「専門教養」対策) 、 3 年次のキャリア開発演習ⅠA(「教職教養」対策)という一貫したプログラムで構成されている。キャリア 基礎演習Ⅰでは、教員になるための第一歩としての幅広い一般教養を身につけるために、各分野の担当教員 7.講義概要 が指定の教科書(=テキスト)を使用して高等学校卒業までに学んでおくべき学習内容を再確認しながら、 教員採用試験における「一般教養」の各分野(人文科学・自然科学・社会科学)の重要ポイントをわかりや すく解説した上で、各回、授業内で問題演習を行うことにより、学習内容の理解のみならず、知識の確実な 定着を図ることを目標とする。 1.本演習をとおして、高等学校卒業までに学んでおくべき学習内容に関する自らの未習得部分を確認する ことができる。 2.よりよい教員になるために必要な知識を学ぶ上での基本的な「学習の仕方」「学習計画の立て方」を習 8.学習目標 得する。 3.自らの未習得あるいは苦手部分を克服するために、本講義で学んだ「学習の仕方」にしたがって基本を 見据えた自己学習に取り組むことができる。 4.各系統・各分野の重要ポイントを理解し、問題演習時の応用問題に対しても柔軟に対応できる。 1. 各回の問題演習(=「確認テスト」) 9.アサイメント (宿題)及びレポ 2. 次時の学習範囲の予習 ート課題 3. 前時の学習範囲の復習 【教科書】資格試験研究会編『教員採用試験一般教養らくらくマスター 2016 年度版』実務教育出版。 10.教科書・参考書・ *大学の書籍販売等を通じて、必ず授業開始までに入手しておくこと。 教材 【参考書】各回、担当教員が適宜資料を配布する。 以下の3つの観点から総合的に評価する。 ・出席状況及び授業態度 ・・・30% 11.成績評価の方法 ・各回の「確認テスト」・・・50% ・習熟度確認問題演習・・・20% *期末試験は実施しない 教員採用試験合格に向けての第一歩では、基本的な知識習得のための暗記・反復学習が重要となる。本演習 においては、その基礎力を身につけることが目標であるため、受講生は以下のことを遵守すること。 ①指定の教科書(=テキスト)を必ず毎回持参すること。 ②授業ごとに限られた時間の中で重要ポイントを説明するので、授業中は集中すること。 ③「確認テスト」までの暗記・反復学習時間は、静粛に取り組むこと。 12.受講生への ④遅刻および授業中の私語、居眠り、携帯電話の操作は厳禁である。 メッセージ ⑤わからなかった点は各担当教員に積極的に質問すること。 ⑥学習の際には、その内容を理解するにとどまらず、中学生や高校生にわかりやすく教えるための方法を考 え、独自のノートづくりにも取り組むなど、各自が積極的に自己学習を進めること。 *なお、本演習は各分野の専門教員によるT.T.(チームティーチング)で実施されるため、教員の事情等 で学習範囲が変更される場合あります。その際にはコーディネーターが事前に連絡します。 13.オフィスアワー 各担当教員のオフィスアワーを参照 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスを熟読し、授業内容を確認してくること オリエンテーション 第1回 *本演習の進め方および予習・復習の仕方、テ テキストの「本書の特長と活用法」 「出題傾向と対策」 事後学習 キスト内容の確認 の部分を熟読しておくこと 事前学習 第 1 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 人文科学①(国語分野 pp.14-41) 第2回 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから *確認テストを実施 事後学習 なかった点などを復習しておくこと 事前学習 第 2 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 人文科学② 第3回 (日本史・世界史・地理分野 pp.42-107) 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから 事後学習 *確認テストを実施 なかった点などを復習しておくこと 事前学習 第 3 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 人文科学③ 第4回 (日本史・世界史・地理分野 pp.42-107) 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから 事後学習 *確認テストを実施 なかった点などを復習しておくこと 事前学習 第 4 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 人文科学④ 第5回 (日本史・世界史・地理分野 pp.42-107) 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから 事後学習 *確認テストを実施 なかった点などを復習しておくこと 事前学習 第 5 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 自然科学①(数学分野 pp.196-211) 第6回 *確認テストを実施 事後学習 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから - 44 - 事前学習 第7回 自然科学②(数学分野 pp.196-211) *確認テストを実施 自 然科学 ③(物理 ・化学 ・生物 ・地学 分野 pp.212-260) *確認テストを実施 事前学習 第8回 自 然科学 ④(物理 ・化学 ・生物 ・地学 分野 pp.212-260) *確認テストを実施 事前学習 第9回 自 然科学 ⑤(物理 ・化学 ・生物 ・地学 分野 pp.212-260) *確認テストを実施 事前学習 第 10 回 社 会科学 ①(政治 ・経済 ・社会 ・労働分野 pp.150-189) *確認テストを実施 事前学習 第 11 回 第 12 回 社 会科学 ②(政治 ・経済 ・社会 ・労働分野 pp.150-189) *確認テストを実施 第 13 回 人文科学⑤(倫理・芸術分野 pp.108-129) *確認テストを実施 第 14 回 人文科学⑥(英語分野 pp.130-140) *確認テストを実施 第 15 回 習熟度確認問題演習/授業評価 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 45 - 平成 27 年度 なかった点などを復習しておくこと 第 6 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 7 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 8 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 9 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 10 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 11 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 12 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと 第 13 回時に指定された範囲の予習をしておくこと 確認テストで出題された部分を見直し、よくわから なかった点などを復習しておくこと これまで学習した内容を復習してくること 習熟度確認問題演習の結果を通じて自己の成果と課 題を確認すること 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教育課程論(初等) 2.授業担当教員 荻原 4.授業形態 講義・演習 (2 単位) 3.科目番号 JCEL3407 5.開講学期 春期 邦昭 6.履修条件・ 他科目との関係 教育課程とは、教科の目標を達成するために、国の定める教育基本法や学校教育法その他の法令及び学習 指導要領や教育委員会で定める規則などの示すところに従って、学校において編成される教育計画である。 この教育課程編成の根拠となる幼稚園教育要領及び学習指導要領を歴史的観点から考察するとともに、教育 7.講義概要 課程をめぐる現状と課題について検討する。また、学習指導要領の趣旨、基本方針について考察する。基本 的方向性について学習する。 この上にたって、小学校における望ましい教育課程編成を試み、その意義や課題等を理解する。 1 近現代の教育課程の歩みを歴史的に理解し、説明できるようになる。 2 小学校の教育課程について、その意義や内容を理解し、レポートにまとめることができるようになる。 8.学習目標 3 今日の教育課程をめぐる現状と課題を理解し、説明できるようになる。 4 幼稚園・小中学校及び特別支援学校の学習指導要領及び教育課程について理解し、説明することができ るようになる。 9.アサイメント 1 中間レポート課題:「生きる力」を育むための望ましい教育課程編成について (宿題)及びレポ 2 期末レポート課題:今日求められている教育課程のあり方について ート課題 ※ いずれもA4版横書き2枚(約2,000字程度)レポート形式で記述。 【教科書】文部科学省『小学校学習指導要領解説総則編』東洋館出版社、平成 20 年 8 月。 文部科学省『幼稚園教育要領解説』フレーベル館、平成 20 年 10 月。 10.教科書・参考書・ 【参考書】東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴア書房。 教材 東京福祉大学編『教職科目要説(中等教育編)』ミネルヴア書房。 文部科学省『中学校学習指導要領解説総則編』ぎょうせい、平成 20 年 9 月。 1 レポート、発表、討論:総合点の70% 2 日常の授業への出席、参加態度:総合点の30% 11.成績評価の方法 ・遅刻、早退それぞれ3回で欠席1回とする。 ・レポートは期日厳守で提出する。 学校教育が知・徳・体の調和のとれた子どもたちを育成し、地機社会・家庭から信頼を得るためには、適 切で特色ある教育課程の編成が求められている。このため本科目では、教育課程の根拠となる幼稚園教育要 領、小学校学習指導要領や教育課程の編成、実施、評価について学び、教育課程の望ましいあり方について 考察する。このため、受講生は次の事柄を順守することを望む。 1 緊張感と集中力をもって受講する。 2 質問、発表を積極的に行い、主体的に取り組む。 12.受講生への 3 欠席、遅刻、早退はしない。 メッセージ 4 勝手な退室、講義と無関係な振る舞い、私語、居眠り、スマートフォンの操作は慎む。 教員は次のことを実行する。 1 講義のねらいを明確にし、シラバスに沿って講義する。 2 声の大きさや話し方など受講生の立場に立って講義する。 3 討議など受講者が講義に参加できる環境に配慮する。 4 受講者の質問には誠実に対応する。 13.オフィスアワー 授業時間内に通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教育課程の意味を考える。 オリエンテーション 第1回 教育課程とは何か 事後学習 今日の教育課題と教育課程との関連をまとめる。 今日の教育課題について 事前学習 日本に教育課程の歩みを概観する。 近現代の教育課程の歩み1 第2回 経験主義、系統性の重視 事後学習 経験主義の影響から系統性重視への転換について理解する。 事前学習 教育課程の歩みの該当箇所を通読する。 近現代の教育課程の歩み2 第3回 教育の現代化、人間性重視への転換 事後学習 教育の現代化から人間性重視への転換について理解する。 事前学習 教育課程の歩みの該当箇所を通読する。 近現代の教育課程の歩み3 第4回 新しい学力観、生きる力と確かな学力 事後学習 新学力観、生きる力の意義と内容について理解しまとめる。 新しい教科、領域が誕生した背景を考える。 事前学習 教育課程をめぐる新しい動き1 第5回 生活科の特徴、総合的な学習の時間の意義などを実例に沿っ 生活科と総合的な学習の時間 事後学習 てまとめることができる。 キャリア教育とは何か考える。 事前学習 教育課程をめぐる新しい動き2 第6回 教育課程にどう取り入れられてきたのか、まとめることがで キャリア教育 事後学習 きる。 国際理解教育と環境教育について考える。 事前学習 教育課程をめぐる新しい動き3 このような教育が生まれてきた背景と今日の実態について 第7回 国際理解教育、環境教育 事後学習 考えることができる。 中間レポートを提出する。 - 46 - 第8回 小学校学習指導要領の内容理解1 総説、教育課程の基準 第9回 小学校学習指導要領の内容理解2 一般方針、授業時数、指導計画の作成 第10回 小学校学習指導要領の内容理解3 実施上の配慮事項、教育課程の評価 第11回 中学校・特別支援学校の教育課程 中学校・特別支援学校の学習指導要領の 要点 第12回 幼稚園教育要領の理解 総説、ねらい及び内容、留意事項 第13回 教育課程をめぐる問題1 学力低下の問題とその向上策 第14回 教育課程をめぐる問題2 言語活動の充実 第15回 教育課程論のまとめ 授業評価 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 47 - 平成 27 年度 小学校学習指導要領の該当箇所を通読する。 総説、教育課程の基準について、その要点をまとめることが できる。 小学校学習指導要領の該当箇所を通読する。 一般方針、授業時数、指導計画の作成について、その要点を まとめることができる。 小学校学習指導要領の該当箇所を通読する。 実施上の配慮事項、教育課程の評価について、その要点をま とめることができる。 中学校・特別支援学校の教育課程について考える。 中学校・特別支援学校と小学校との接続についてまとめるこ とができる。 幼稚園教育要領について通読する。 幼稚園教育要領の総説、ねらい及び内容、留意事項について、 その要点をまとめることができる。 学力低下について調べる。 今日の学力の実態、またその向上策について考えることがで きる。 言語活動の意義について考える。 言語活動の充実の必要性についてまとめることができる。 教育課程とは何かについて考える。 教育課程を通して学んだことを整理する。 期末レポートを提出する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教育原理 (2 単位) 2.授業担当教員 富永 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義・演習(グループ学習) 3.科目番号 JCCS1101 5.開講学期 秋期 弥生 本講義は、保育所や幼稚園、学校で教育に関わる職に就くことを希望している人を対象に、 「教育」という 営みにおけるさまざまな理論・方法を学び、理解する。グループワーク等の演習を通して主体的に「子ども」 「教育」について考える。 ・教育に関する基本的な理論・方法について理解する。 8.学習目標 ・教育の専門知識を理解し、自分の「子ども観」、「教育観」を具体的に考えられるようになる。 9.アサイメント ・教育原理についての理解を円滑にするため、配布資料の関連部分を読むことを第2回~第14回の授業の事 (宿題)及びレポ 前学習とする。 ート課題 ・レポート課題については、授業内に課題を提示・解説する。 【教科書】授業内でプリントを配布する。 【参考書】 10.教科書・参考書・ 汐見稔幸・伊藤毅・髙田文子・東宏行・増田修治『よくわかる教育原理』ミネルヴァ書房、2011 年。 教材 奈良女子大学附属小学校学習研究会『新訂・奈良の学習法 確かな学力を育てるすじ道』明治図書、2008 年。 必要に応じて授業内でプリントを配布する。 ・レポート課題・演習課題60%、受講態度40%とする。 11.成績評価の方法 ・遅延の場合は遅延証明書を当日又は次回授業までに担当教員に提出すること。 ・本学規定により、3/4 以上の出席が確認できない場合は、単位の修得を認めない。 教育に関する基本的な理論・方法について、また教育の専門知識を理解する中で、抽象的であった「子ど も観」、「教育観」が変容していくことをめざす。演習や、レスポンスシートで積極的に自分の考えや疑問 12.受講生への を表出することで、自分の「子ども観」、「教育観」の変容だけでなく、受講生同士の考えを交流から「子 メッセージ ども観」、「教育観」を具体的に考えられるような講義を構成していきたい。そのために、受講生の主体的 な受講態度を期待している。 13.オフィスアワー 授業内(初回授業)で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスを読む。 オリエンテーション、 第1回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれば質問事項をまと 原理としての教育① 事後学習 める。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第2回 原理としての教育② 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第3回 育ち・学びと教育① 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第4回 育ち・学びと教育② 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第5回 学校の歴史・しくみ① 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第6回 学校の歴史・しくみ② 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第7回 学習・教育課程・学力① 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第8回 学習・教育課程・学力② 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第9回 「教える」という仕事と学校文化① 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第10回 「教える」という仕事と学校文化② 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第11回 教師としての成長 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第12回 子どもへの支援と学校① 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第13回 子どもへの支援と学校② 授業内容を復習し、前授業までで理解が不十分な点があれば質 事後学習 問事項をまとめる。 事前学習 前授業で配布されたプリントを読む。 第14回 地域・社会と学校 事後学習 授業内容を復習する。 第14回までの授業で、教育方法について自分が身に付けた力 事前学習 が何かを考えておく。 第15回 授業のまとめ 授業全体をふり返り、自分の「子ども観」、「教育観」を具体 事後学習 的に考える。 7.講義概要 - 48 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教育相談(カウンセリングを含む) (2 単位) 2.授業担当教員 富永 4.授業形態 講義・演習(ロールプレイ、ディスカッション 等) 3.科目番号 JCEL3405 5.開講学期 春期 弥生 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 教育相談とは、小学校や中学校・高等学校など教育現場において、児童・生徒のこころの問題を扱うだけ でなく、児童・生徒をとりまく保護者やさまざまな環境なども考慮しながら進められていく、教育現場にお ける心理的な支援活動である。本講義では、教師あるいはスクールカウンセラーが行う学校での教育相談活 動について、児童・生徒理解のために必要な知識・方法および実際の介入方法などについて、知識を深め考 察することを目的とする。 ・教育現場の実態を知り、教育相談の意義を理解し、説明できるようになる。 ・教育相談の基礎となるカウンセリングについて理解し、対応する技術を習得し、応用できるようになる。 ・教育相談(カウンセリング)を実践するための基本的な視点を身に付け、実践できるようになる。 教育相談についての理解を円滑にするため、配布資料の関連部分を読むことを第2回~第14回の授業の事前 学習とする。 【教科書】 ・授業内でプリントを配布する。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 ・春日井敏之・伊藤美奈子『よくわかる教育相談』ミネルヴァ書房、2011 年。 ・水野治久・石隈利紀・田村節子・田村修一・飯田順子『よくわかる学校心理学』ミネルヴァ書房、2013 年。 ・レポート課題・演習課題60%、受講態度40%とする。 11.成績評価の方法 ・遅延の場合は遅延証明書を当日又は次回授業までに担当教員に提出すること。 ・本学規定により、3/4 以上の出席が確認できない場合は、単位の修得を認めない。 教育現場では、いじめ、不登校、非行、発達障がい、その他様々な教育上の課題がある。本科目では、教 育相談の理論と方法を理解し、教育相談を実践するための基本的な視点を学んでほしい。ロールプレイなど 12.受講生への 演習を多く行い、援助者と被援助者の思いや願いを感じられるように授業を進める。ディスカッションで受 メッセージ 講者同士の考えを交流する機会を設定し、教育相談的援助の対応策を具体的に考えられるような授業を構成 していきたい。そのために、受講生の主体的な受講態度を期待している。 13.オフィスアワー 授業内(初回授業)で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスを読む。 オリエンテーション 第1回 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 教師に求められる臨床的視点、カウンセリングマインド 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第2回 受容と指導、生徒指導と教育相談 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第3回 子どもの発達課題と教育相談 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第4回 教育現場における教育相談、学校心理学とは何か 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第5回 援助者の活動 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第6回 予防・開発的取り組みと教育相談(1次的援助サービス) 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第7回 特別支援教育と教育相談(2次的援助サービス) 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第8回 教育現場における教育相談(3次的援助サービス)① 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第9回 教育現場における教育相談(3次的援助サービス)② 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 第10回 保護者への支援と教育相談 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ 事後学習 ば質問事項をまとめる。 第11回 組織内の相談システムと教育相談(チーム援助)① 事前学習 配布資料の指定箇所を読む。 - 49 - 平成 27 年度 事後学習 事前学習 第12回 組織内の相談システムと教育相談(チーム援助)② 第13回 スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーと 教育相談 第14回 専門機関との支援ネットワークと教育相談 第15回 授業のまとめ 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 50 - 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ ば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ ば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ ば質問事項をまとめる。 配布資料の指定箇所を読む。 授業内容を復習し、理解が不十分な点があれ ば質問事項をまとめる。 第 14 回までの授業で、教育相談について自 分が理解した内容を整理しておく。 授業全体をふり返り、講義内容の理解を確認 する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教育法規 (2 単位) 3.科目番号 2.授業担当教員 山本 JCEL3404 豊 講義(質疑応答を含む)を主とするが、事例問題ではグループ討議、 5.開講学期 春期 全体発表、検討等を行う。 6.履修条件・ 本来は、法学や教育課程論などを履修していることが望ましいが、それらの内容で教育法規に関する箇所に 他科目との関係 ついては、講義中に適宜説明するので未履修でも可能である。教育や教育法に関心があることが重要である。 教員採用選考試験の教職教養科目や面接試験等の中で一番問われる頻度の高い科目である。まずは、教育 法規を学習する際に必要となる基礎知識を習得する。その上で、学校教育や幼児・児童・生徒、教職員に関 7.講義概要 する法律上の諸課題について、教育関係法令等に基づきながら理解する能力を養う。 また、各都道府県の教員採用選考試験で出題された教育法規に関する問題を取り上げ、法規に関しての具体 的な運用を学び、解釈能力を養い、採用選考試験に合格できるようになることを目的とする。 教育法規の講座を修了した時点で、下記の目標を達成し、教員採用試験の教職教養の教育法規に関する問題 に対応できる学力を身につけていることが期待される。 1.教育法規学習の基礎知識を理解する。 8.学習目標 2.教育関連法規の具体的な内容を学び、その運用状況を知り、解釈能力を培う。 3.今日学校で生じている教育法規に関する諸課題を学び、その課題へ対応できる知識と考え方を習得する。 4.講義ごとに理解した内容と感想を所定の学習カードにまとめ提出し、学習内容の習熟を図る。 ・ 予習が欠かせない科目である。なぜならば予習することによって、課題意識をもって講義に臨むことが 9.アサイメント できるからである。その結果、学習の理解度に大きな差が生じることになる。 (宿題)及びレポ ・ シラバスに対応して、「受験に役立つ 教育法規」を読み、「書いて理解する 教育法規」の空欄を埋め て講義に臨むこと。 ート課題 ・ 講義内容に応じて、教員採用選考試験の過去問を配布するので、事前に解いて講義に臨むこと。 【教科書】 10.教科書・参考書・ 山本豊著『受験に役立つ 教育法規』学校図書、2012 年。(シラバスでは教科書と表示する) 教材 山本豊著『書いて理解する 教育法規』オフィス・サウス、2014 年。(シラバスではサブノートと表示する) *必要に応じて教材・資料等を配布する。 ・授業中の発表(事前学習の発表も含む)。態度 総合点の30% ・学習カードの記入内容、事前学習の内容 総合点の30% 11.成績評価の方法 ・理解度テスト・事後学習の内容 総合点の40% ◎ なお、本学規定により、3/4 以上の出席がない場合は単位の修得を認めない。 本科目では、学生個人の思考力、判断力、問題解決能力を養成し、より実践的で具体的な知識を得ること を目的としている。目的を達成するために受講生は以下の条件を守ること。 1. 授業中は、良き緊張感と集中力を保持して積極的な態度で授業に臨むこと。 2. 講義内容について事前に教科書を読み、サブノートの空欄を記入するなど予習を必ず行い、課題意識を もって講義に臨むこと。 3. 自ら進んで発表したり、質問したりし、講義内容の理解に努めること。 4. 欠席、遅刻、早退をした場合は学習カードにその理由を記入すること。緊急事態が生じない限り、定刻 に授業は開始する。 5. 授業中の着帽、私語、飲食(ガムを含む)等は認めない。また、スマートフォンや携帯電話等の操作は しないこと。その他、学生として授業を受けるに相応しい態度で講義に臨むこと。 12.受講生への メッセージ 教員は以下のことを実行する。 1. 授業の目的、目標を明確にし、授業の進行はシラバスに沿って行う。 2. 受講生全体に聞こえる声で話しをするとともに、専門用語はわかりやすく説明する。 3. 一方通行の講義だけを行うのではなく、ディスカッションを行いながら、学生が積極的に授業に参加(発 言、発表等)できるよう双方向対話型の学習環境を目指す。 4. 遅刻、早退、授業中の着帽、居眠り、私語、スマートフォンや携帯電話の使用等、授業に臨む上で不適 切な言動が見受けられた場合は、厳格に対処する。 5. 授業開始前には教室にいるように心がけているので、質問がある人は早めに来室して疑問の解消に努め ること。また、授業後もすぐには退室しないので(次の授業までの時間がとれる限り) 、詳しく知りた いと思う内容があったら、遠慮無く尋ねること。 13.オフィスアワー 授業中に通知する。(時間割表掲載のオフィスアワー欄参照) 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書の pp.16~24 を熟読し、それに対応するサブノ オリエンテーション、教育法規を学ぶ意義 事前学習 ートの空欄を埋める。また、教科書の質問コーナーの 教育法規の体系と構造― 解答を考えることで教育法規に興味や関心をもつ。 教育法規、法体系と法の形式・形式的効力、 第1回 国の主な法令、地方の主な法規、法令間の矛 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。興味・ 盾抵触を解決するための諸原理などについて 事後学習 関心をもった内容について図書館やインターネット等 理解する。 で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.26~29 を熟読し、興味や疑問を抱いたこ とについて図書館やインターネット等で調べる。教科 事前学習 日本国憲法の教育に関連する規定― 書に対応するサブノートの空欄を埋める。 第2回 教育を受ける権利、義務教育、法の下の平等、 信教の自由、学問の自由などについて理解する。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。興味・ 事後学習 関心をもった内容について図書館やインターネット等 4.授業形態 - 51 - 平成 27 年度 第3回 教育基本法―① 教育の目的、教育の目標、教育の機会均等、学 校教育、教員などについて理解する。 事前学習 事後学習 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 教育基本法―② 家庭教育、社会教育、学校、家庭及び地域住民 等の相互の連携協力、政治教育、宗教教育、教 育行政などについて理解する 学校教育―① 学校教育法1条校、学校の設置と管理、組織 編制、学校の運営などについて理解する。 理解度テスト ① 学校教育―② 学校教育の目的と目標、教育課程、学習指導要 領などについて理解する。 学校教育―③ 教科書の使用義務と補助教材、備え付け表簿 の内容とその保存期間、学年・学期・授業日・ 休業日などについて理解する。 児童・生徒―① 義務教育、義務教育諸学校の入学・転学・退 学・卒業、懲戒・体罰(その1)などについ て理解する。 理解度テスト ② 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第9回 第10回 第11回 第12回 児童・生徒―② 懲戒・体罰(その2) 、出席停止について理解 する。 学校保健・安全・給食―① 学校保健、学校安全、学校給食について理解 する。 理解度テスト ③ 事後学習 事前学習 事後学習 特別支援教育 特別支援学校、特別支援学級、通級による指 導について理解する。 事前学習 教職員-① 教員、教育公務員の定義 事後学習 教職員―② 学校に配置される教職員、配置職員と職務教 事前学習 - 52 - で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.30~39 を熟読し、質問コーナーの解答を 考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて図 書館やインターネット等で調べる。また、教科書に対 応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。興味・ 関心をもった内容について図書館やインターネット等 で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.40~45 を熟読し、興味や疑問を抱いたこ とについて図書館やインターネット等で調べる。教科 書に対応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。興味・ 関心をもった内容について図書館やインターネット等 で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。教育 基本法の理解度テストに備える。 教科書の pp.46~58 を熟読し、質問コーナーの解答を 考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて図 書館やインターネット等で調べる。教科書に対応する サブノートの空欄を埋める。理解度テストに備える。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問するこ と。 教科書の pp.58~72 を熟読し、興味や疑問を抱いたこ とについて図書館やインターネット等で調べる。教科 書に対応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。興味・ 関心をもった内容について図書館やインターネット等 で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.72~81 を熟読し、興味や疑問を抱いたこ とについて図書館やインターネット等で調べる。教科 書に対応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 学校教育の理解度テストに備える。 教科書の pp.82~100 を熟読し、質問コーナーの解答を 考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて図 書館やインターネット等で調べる。教科書に対応する サブノートの空欄を埋める。理解度テストに備える。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.90~102 を熟読し、興味や疑問を抱いたこ とについて図書館やインターネット等で調べる。教科 書に対応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 理解度テストに備える。 教科書の pp.104~121 を熟読し、質問コーナーの解答 を考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて 図書館やインターネット等で調べる。教科書に対応す るサブノートの空欄を埋める。理解度テストに備える。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.122~133 を熟読し、質問コーナーの解答 を考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて 図書館やインターネット等で調べる。教科書に対応す るサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.133~140 を熟読し、興味や疑問を抱いた ことについて図書館やインターネット等で調べる。教 職員の資格などについて理解する。 事後学習 第13回 教職員―③ 免許状、任用、服務、分限処分と懲戒処分など について理解する。 教職員―④ 研修、給与、勤務時間その他の勤務条件など について理解する。 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 教育行財政― 国と地方の役割分担、教育委員会、学校の管 理及び経費の負担などについて理解する。 第15回 その他の教育関連法規― 国家賠償、社会教育、学校図書館法、児童虐 待の防止等に関する法律などについて理解す る。 理解度テスト ④ 事後学習 事前学習 事後学習 - 53 - 平成 27 年度 科書に対応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.140~165 を熟読し、興味や疑問を抱いた ことについて図書館やインターネット等で調べる。教 科書に対応するサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.166~188 を熟読し、質問コーナーの解答 を考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて 図書館やインターネット等で調べる。教科書に対応す るサブノートの空欄を埋める。 学習カードに理解した内容をまとめ、提出する。授業 中に関心をもった内容について図書館やインターネッ ト等で調べ、疑問点について次時の授業で質問する。 教科書の pp.190~199 を熟読し、質問コーナーの解答 を考えたり、興味や疑問を抱いたりしたことについて 図書館やインターネット等で調べる。教科書に対応す るサブノートの空欄を埋める。 本授業を振り返り、学習目標を達成できたかどうか自 己評価する。課題が残った場合は、今後の学習や実習 等で解決を図る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教育方法論 2.授業担当教員 鈴木 美子・岡野 4.授業形態 講義、演習 (2 単位) 3.科目番号 JCEL3406 5.開講学期 春期 雅子 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 教育方法とは、一般的に、教授・学習の方法を意味しており、幼稚園を含む学校で行うすべての教育指導 が含まれる。本授業では、教育方法の変遷、教育課程、授業の構造、教育の技術、教育評価などの基礎的事 項について理解する。それらを踏まえて、幼児・児童等の側に立った指導方法、教材の検討、地域の人材活用、 コンピュ-タなどの情報機器を利用した教育方法について学習する。 また、今日の教育現場における多様な幼児・児童等に対応した援助・教育の方法について事例を通して検討 して、実戦での勝つよう力を身につけることをめざす。さらに、今日的課題である幼・保・小の校種間の連 携や、家庭との連携のあり方について考える。 1.教育方法の歴史的変遷を理解し、説明できる。 2.教育方法の理論と考え方を理解し、説明できる。 3.授業の概念や様式についての理解を深められる。 4.幼・保・小の連携や地域社会との連携などのあり方について考え、自分の考えを言える。 授業のテ-マ、すなわち、教育方法の歴史・カリキュラム論・授業論・教育の技術・教育評価のそれぞれの学 習の終了時に、振り返りのレポ-トを作成し提出する。 【教科書】 特定の教科書は使用しない。必要に応じて資料を配付します。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 柴田義松・山崎準二編著『教育の方法と技術』学文社、2005 年。 東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房。 授業態度(出席状況、発言、討論等)30% 11.成績評価の方法 レポ-ト 20% 期末試験 50% 教育・保育という営みについて、自分の将来像と関わらせて、改めてよく考えて下さい。 12.受講生への 1. 授業のル-ルは守る(欠席・遅刻はしない)。 メッセージ 2. 私語はしない。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教育方法論の授業に対するイメ-ジをもつ。 事前学習 小中高において自らが受けた授業について振り返 第1回 教育方法を学ぶ意義 事後学習 り、良い授業・悪い授業に対して考えを文章化す る。 事前学習 初期の教育方法について調べておく。 教育方法の歴史 1 第2回 (ソクラテスほか) 事後学習 ソクラテスなどの教育方法の特徴をまとめる。 19 世紀ヨ-ロッパの教育方法について調べてお 事前学習 教育方法の歴史 2 く。 第3回 (ペスタロッチ、フレ-ベル、ヘルバルトほか) 事後学習 教育方法の変遷についてまとめる。 児童中心カリキュラムと学問中心カリキュラムに 事前学習 カリキュラム論1 ついて調べておく。 第4回 (児童中心カリキュラムと学問中心カリキュラム) 事後学習 それぞれのカリキュラムの特徴をまとめる。 「学習指導要領」の変遷について調べておく。 事前学習 カリキュラム論 2 「学習指導要領」の移り変わりをまとめ、その中 第5回 (「総合的な学習の時間」の意義) 事後学習 で「総合的な学習の時間」新設の意義を文章化す る。 授業を構成する 3 要素(教師・子ども・教育内容) 事前学習 授業論1 について調べておく。 第6回 (授業の構造) 事後学習 授業の構造についてまとめて文章化する。 小中高において自らが受けた授業について振り返 事前学習 り、問題解決学習や体験的学習について考えを文 授業論2 第7回 章化する。 (問題解決学習、体験的学習) 事後学習 それぞれの学習方法の特徴についてまとめる。 体験的学習には諸側面があることについて調べて 事前学習 おく。 授業論3 第8回 (リフレクションの重要性) 省察(リフレクション)は、体験的学習の質的な 事後学習 成否を握る重要な営みであることを理解する。 教育現場で用いられるメディアの種類について調 事前学習 教育の技術1 べておく。 第9回 (教育メディアの活用) 事後学習 直接的メディア、間接的メディアなど、教育メデ - 54 - 第10回 教育の技術2 (地域人材の活用) 第11回 教育評価1 (学力とは) 第12回 教育評価2 (相対評価と絶対評価) 第13回 配慮が必要な子どもに対する保育・教育 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 幼・保・小の連携、家庭との連携 第15回 全体の振り返りとまとめ 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 55 - 平成 27 年度 ィアについて整理して理解する。 幼稚園・小学校における地域人材の活用の例につ いて調べておく。 地域人材の活用の際の留意点についてまとめる。 学力の国際比較など今日的課題について調べる。 学力についてのさまざまな観点をまとめる。 教育評価の方法について調べる。 教育評価のさまざまな方法の特徴についてまとめ る。 イジメの実態や不登校の実態について調べ、自分 の意見をまとめておく。 本授業で学んだことをふまえ、対応のあり方につ いて文章化する。 幼・保・小の連携のあり方について調べる。 幼・保・小の連携、家庭との連携のあり方につい てまとめる。 本授業における要点や課題を整理しておく。 本授業を通して学んだことを振り返り、各課題に 関するポイントを整理してノ-トを作成する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教職実践演習(小学校) (2 単位) 2.授業担当教員 國府田 祐子 4.授業形態 講義で実際の教育現場を想起し、その後、演習・ディスカッション を行う。毎時間、学生が発表する時間を設ける。 3.科目番号 JCEL3410 5.開講学期 秋期 6.履修条件・ 他科目との関係 教職実践演習は、従来の教員免許取得のための履修に加え、教職を目指す学生に対し、演習を通して、こ れまで学んできた知識を実践的な力に結びつけるため設定された科目である。 7.講義概要 本演習では、教育実習での感動や感想、授業実践の記録・蓄積、反省・評価を通して、改めて教育の本質 や意義、教師の役割、学級経営や授業のあり方について考察を深め、自らの教育実践に活かす方法を学習す る。 1 演習を通して、教育に関する自己課題を改めて見出すことができる。 2 教員に求められる資質(職務への使命感・責任感、児童に対する愛情)を身につけることができる。 8.学習目標 3 教科や領域等の指導に関して指導力、支援方法を身につけることができる。 4 社会性や対人関係を適切に身につけることができる。 5 児童理解や学級経営に関する基礎的な能力を身につけることができる。 授業の理解度、実践力を確認するために、以下を提出する。 9.アサイメント 1 授業内容に沿った、実践に結びつくレポート作成・提出 (宿題)及びレポ 2 事例・資料の読み取りと感想、意見の提出 ート課題 3 児童理解、実態に基づいた指導案の作成・提出 【教科書】特に指定しない。 10.教科書・参考書・ 「教育実習日誌」「教職履修カルテ」を持参する。 教材 【参考書】授業の中で適宜提示する。 1 受講態度、参加姿勢 50% 11.成績評価の方法 2 レポート作成、資料等の読み取り 30% 3 児童理解に基づいた実技の提示・授業展開力・計画案との整合性 20% 指導案作成、教材研究、児童理解を行い、その中で、実践に結びつく支援の工夫、予想する楽しさを味わ いましょう。感動、探究、追及する心を持ち、子どものために共に感性・技量を磨きましょう。 以下のことに気をつけて受講して下さい。 12.受講生への 1 体調を整え、心身ともに集中して受講しましょう。毎時間、授業の始めに重要事項が出現します。遅れ メッセージ ずに出席しましょう。遅刻2回は、欠席 1 とします。 2 疑問点をはっきりさせ、自分なりの感動、感想、注意事項を記録、蓄積し、実践に活かしましょう。 3 演習が多くあります。指示をメモし、必要なものを持参しましょう。 13.オフィスアワー 別途通知します 15.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教師の良さを考える 事前学習 第1回 オリエンテーション より望ましい教師像 事後学習 望ましい教師像についてまとめておく 学級の良さを考え文にする 事前学習 第2回 授業つくり、学級つくりのステップ 事後学習 発表準備 授業の良さを考え文にする 事前学習 第3回 わかる授業を成立させる条件 実習のふり返り 事後学習 よい授業とそうでない授業についてまとめておく 指導案の良さを考え理由をつける 事前学習 第4回 授業を成立させる条件 事後学習 発表準備 発表に向けて準備を行う 事前学習 第5回 学級を成立させる条件 事後学習 学級と授業の関係を文にする グループ内発表準備 事前学習 第6回 授業のルール 事後学習 レポートにまとめる まとめと発表準備 全体 事前学習 第7回 学級のルール 事後学習 担任と教師集団の関係を文にする ルール作りについて自分の案を立てておく。 事前学習 第8回 指導案と授業 事後学習 児童理解の必要を文にする 気になる子への配慮を文にする 事前学習 第9回 模擬授業とその検討 気になる子への対応 事後学習 レポートにまとめる 改善策を入れた指導案をつくる 事前学習 第10回 模擬授業とその検討 事後学習 グループ内発表準備 発表に向けて準備を行う。 事前学習 第11回 模擬授業とその検討 学級経営と学校経営 事後学習 学校経営と授業の関係を文にする まとめとグループ発表準備 事前学習 第12回 より良い教師像 事後学習 教師の良さを改めて文にする まとめと発表準備 全体 事前学習 第13回 模擬授業とその検討 事後学習 自分の良さを文にする 自分の課題を文にする 事前学習 第14回 模擬授業とその検討 事後学習 まとめと発表準備 全体 望ましい実践を文にする 事前学習 第15回 総括 事後学習 実践に向け課題をさらにつかむ - 56 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 教師論(初等) (2 単位) 2.授業担当教員 國府田 祐子 4.授業形態 講義・演習・討議・発表 3.科目番号 JCEL1401 5.開講学期 春期 6.履修条件・ 他科目との関係 教職を志す学生が、これからの教員に求められる資質・能力、教員の仕事と役割、教員の含むなどに関し て、当事者意識と危機意識をもって理解し自覚する内容とする。 7.講義概要 学校教育の要である教育課程の基準等を示した「学校教育施行規則」、「小学校学習指導要領」等について 具体的な理解を促す内容とする。 ①小学校学習指導要領第1章総則等を現実の教育活動と関連づけて理解し、教員選考試験等を受験する意識 を自覚できるようになる。 8.学習目標 ②教職の意義や教員に求められる資質・能力を具体的に理解する。 ③教員服務や職務内容について、事例から理解する。 9.アサイメント 公立学校教員選考試験の過去問題に取り組むことを、2~14回の授業の事前学習とする。事前学習に使 (宿題)及びレポ 用した教材等を用いて、教職の意義や教員に求められる資質・能力、服務や職務内容についての理解の状況 ート課題 を把握するために、授業時間内に把握する。 【教科書】文部科学省『小学校学習指導要領解説 総則編』東洋館出版社。 『教員採用試験教職教養らくらくマスター 2016年度』実務教育出版。 10.教科書・参考書・ 【参考書】諏訪耕一編『これだけは知っておきたい 教師の禁句・教師の名句』黎明書房。 教材 ロン・クラーク著・亀井よし子訳 『あたりまえだけど、とても大切なこと 子どものためのルールブック』草思社。 授業参加 50点 提出物、態度、発表、遅刻・早退、私語など 11.成績評価の方法 レポート 20点 小テスト 30点 教職に就くにあたり、教職の意義や教員に求められる資質・能力、服務や職務内容について理解している 12.受講生への ことが必要条件です。教員選考試験等の受験に向けて必要な知識を習得し、当事者意識を持ち、教職への志 メッセージ に自信を持ってください。 13.オフィスアワー 初回授業で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを読む。 事前学習 第1回 オリエンテーション、現代の義務教育と教師 事後学習 授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題①に取り組む。 教員選考試験の過去問題① 第2回 教師の服務・義務及び仕事の内容 事後学習 過去問題①及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題②に取り組む。 教員選考試験の過去問題② 第3回 教師としての心構え・教師の勤務時間 事後学習 過去問題②及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題③に取り組む。 教員選考試験の過去問題③ 第4回 学校の危機管理 事後学習 過去問題③及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題④に取り組む。 教員選考試験の過去問題④ 第5回 学習指導要領と教育課程の編成 事後学習 過去問題④及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑤に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑤ 第6回 学校の教育目標 事後学習 過去問題⑤及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑥に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑥ 第7回 学力の捉え方と教科書の活用 事後学習 過去問題⑥及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑦に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑦ 第8回 学校の組織と運営 事後学習 過去問題⑦及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑧に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑧ 第9回 特別な教育的ニーズのある子どもたちへの教育 事後学習 過去問題⑧及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑨に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑨ 第10回 教員評価・教師の力量の向上 事後学習 過去問題⑨及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑩に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑩ 第11回 教育実践家に学ぶ① 事後学習 過去問題⑩及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑪に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑪ 第12回 教育実践家に学ぶ② 事後学習 過去問題⑪及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑫に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑫ 第13回 教育実践家に学ぶ③ 事後学習 過去問題⑫及び授業内容を復習する。 事前学習 教員選考試験の過去問題⑬に取り組む。 教員選考試験の過去問題⑬ 第14回 教育実践家に学ぶ④ 事後学習 過去問題⑬及び授業内容を復習する。 第14回までの授業で学んだことをもとに、 事前学習 自分が目指す教師像を考えておく。 第15回 授業のまとめ 授業全体をふり返り、教育者にふさわしい資 事後学習 質能力を高めるために自分に必要なことが何 かを考え、継続して実践・行動する。 - 57 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 健康・スポーツ (2 単位) 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 実技と講義、演習およびディスカッション 3.科目番号 JCGL1103 5.開講学期 春期 雅記 6.履修条件・ 他科目との関係 本講義では、自らの身体について理解・分析を行い、運動を楽しむことはもちろん、自らの身体を「理解」 しながら操作し、運動を「できる」ようにすることを目的としている。さらに、運動の実践だけではなく、 自分たちの力で試合や練習を企画、運営する能力を身につけることも目指す。 ・自らの身体能力の客観的な分析を行うことができる。 8.学習目標 ・各運動の基本的なルールを理解し、基礎的な運動を行うことができる。 ・自分たちで試合や練習を企画・運営できる。 9.アサイメント 課題1 自らの身体能力の客観的な分析を行い、身体能力の向上を図る為にはどのような取り組みが必要か (宿題)及びレポ まとめる。 ート課題 課題2 各運動の基礎的な運動を実践する。(実技試験) 10.教科書・参考書・ 【教科書】必要に応じて適宜資料を配布する 教材 【参考書】必要に応じて適宜資料を配布する 課題1 50% 課題2 50% 11.成績評価の方法 計 100% なお、本学規定による 3/4 以上の出席と積極的な授業態度は単位を取得するための最低条件となります。 運動をただ行うだけではなく、運動の正しい方法やより上手になるための技術を身につけ運動を行うこと は、その運動の持つ魅力を何倍にも引き出します。是非、自分の運動能力を向上させ、様々な運動にチャレ 12.受講生への ンジしてみてください。 メッセージ 実技や演習の時間では適切な運動着、ジャージなど運動するためのふさわしい常識的な服装で参加してく ださい。ジーンズやスウェット等は禁止です。また室内では体育館シューズが必要です。 13.オフィスアワー 授業内で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 オリエンテーション(本講義の意義と授業 事前学習 本講義内容をシラバスにて把握したうえで授業に臨む。 の展開について) 第1回 ○本講義の意義と授業の展開についての 事後学習 体育の意義についてまとめる。 説明とグループわけの実施 事前学習 各測定項目の実施方法を把握。 スポーツテスト① 第2回 ○各項目の測定 事後学習 数値化した項目の分析。 事前学習 各測定項目の実施方法を把握。 スポーツテスト② 第3回 ○各項目の測定 事後学習 数値化した項目の分析。 事前学習 各測定項目の数値の分析。 スポーツテストの分析 第4回 ○スポーツテストの分析と考察 事後学習 分析結果の考察から自分の体力を向上させる方法を考える。 事前学習 バスケットボールのルールについて把握。 ゴール型球技① 第5回 ○バスケットボール 事後学習 運動のポイントについて整理する。 事前学習 運動のポイントを復習し、まとめる。 ゴール型球技② 第6回 ○バスケットボール 事後学習 運動のポイントについて整理する。 事前学習 運動のポイントを復習し、まとめる。 ゴール型球技③ 第7回 ○バスケットボール 事後学習 バスケットボールについて整理する。 事前学習 バレーボールのルールについて把握。 ネット型球技① 第8回 ○バレーボール 事後学習 運動のポイントについて整理する。 事前学習 運動のポイントを復習し、まとめる。 ネット型球技② 第9回 ○バレーボール 事後学習 バレーボールについて整理する。 事前学習 ニュースポーツのルールについて把握。 様々なスポーツの体験① 第10回 ○ニュースポーツ 事後学習 ニュースポーツのルールとポイントを整理する。 事前学習 ニュースポーツのルールについて把握。 様々なスポーツの体験② 第11回 ○ニュースポーツ 事後学習 ニュースポーツのルールとポイントを整理する。 事前学習 ニュースポーツのルールについて把握。 様々なスポーツの体験③ 第12回 ○ニュースポーツ 事後学習 ニュースポーツのルールとポイントを整理する。 事前学習 ニュースポーツのルールについて把握。 様々なスポーツの体験④ 第13回 ○ニュースポーツ 事後学習 ニュースポーツのルールとポイントを整理する。 スポーツ大会の運営の方法と関わり方について考える。 事前学習 スポーツ大会① 第14回 ○今までに行った各運動の実践 事後学習 スポーツ大会の運営に関して自己の関わりを自己評価する。 事前学習 スポーツ大会の運営の方法と関わり方について考える。 スポーツ大会② 第15回 ○今までに行った各運動の実践 事後学習 スポーツ大会の運営に関して自己の関わりを自己評価する。 7.講義概要 - 58 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 健康科学 (2 単位) 2.授業担当教員 栗原 4.授業形態 講義、ディスカッション、ならびに意見発表。身体活動について簡 単な実験を行う。 3.科目番号 JCGL1104 5.開講学期 秋期 久 6.履修条件・ 他科目との関係 WHO は健康について、身体的、心理的、社会的に健全であると定義している。この定義を踏まえて、成 人病と健康、身体の構造やその機能、運動の生理や心理等についての基礎的な知識を、現代社会との関わり 7.講義概要 から考え、健康で豊かな生活を送る方法を理解する。さらに、人の健康を阻害する病原体やストレス刺激な ど各種外部要因を理解し、健康の維持・増進に向けた意識の向上を目標とする。 以下の項目について学び、説明できるようになることを学習目標とします。 1.人体の構造と生理機能について学ぶ。 2.生活習慣(食事、運動、睡眠)の重要性について学ぶ。 3.ストレス刺激とストレス病について学ぶ。 8.学習目標 4.免疫と感染症について学ぶ。 5.嗜好品・サプリメントの功罪について学ぶ。 6.生体機能を健康的に維持する方策について、正しい知識を持てるようにする。 9.アサイメント 1.授業開始前に配布するワークシートに授業で学んだ内容をまとめ、終了時に提出する。 (宿題)及びレポ 2.レポート課題:「健康を維持するための食事と栄養摂取の意義」について、1,000~1,200字(A4版、横 ート課題 書き)でまとめる。 【教科書】授業時間ごとに資料を配布する。 10.教科書・参考書・ 【参考書】栗原久(著)『No No Drugs! -心と身体と薬物乱用』東京法令出版。 教材 東京福祉大学(編)『保育児童福祉要説』中央法規。 授業ごとのレポート 50%、課題レポート 10%、口頭発表 10%、期末試験 20%、 11.成績評価の方法 授業中の積極的発言 10% 1.一方的な講義でなく、随所で発言を求め、ディスカッションをたくさん行います。 2.レポートは、簡潔かつ要点を掘り下げたものを求めます。 3.解りやすい口頭発表の仕方を覚えてください。 4.疑問点は後に残さず、講義時間内および直後に質問してください(研究室への来訪は大歓迎)。 12.受講生への 5.予習・復習を十分行ってください。 メッセージ 6.関連図書をたくさん読んでください。 7.マスメディアの医療・健康関連情報を随時紹介しますが、皆さんも関心を持ってチェックしてください。 8.授業時間の開始は厳守します。 9.授業中に携帯電話・スマートフォンを使用することは禁止します。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 「健康科学」用の学習ノートを準備し、授業に臨む意識を高 事前学習 イントロダクション 人体の生理機能と める。 第1回 健康・病気の定義 事後学習 「健康とはどういうことなのか」ということをまとめる。 事前配布資料をよく読んで、自分の日ごろの食生活について 事前学習 考えておく。 第2回 身体活動と食事・栄養摂取 健康維持・向上に求められる食事(栄養摂取、食事時間)に 事後学習 ついてまとめる。 事前配布資料をよく読んで、運動の必要性、自分の運動量に 事前学習 ついて把握しておく。 第3回 運動の効能 事後学習 運動の身体面・精神面に及ぼす効能についてまとめる。 事前配布資料をよく読んで、睡眠・覚醒、生活リズムについ 事前学習 て把握しておく。 第4回 睡眠・日周リズムの意義 事後学習 睡眠の必要性、睡眠不足の影響をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、ストレスとはどういうことか把 事前学習 握しておく。 第5回 ストレス刺激とストレス病 身体面・精神面の活動に及ぼすストレス刺激の影響をまとめ 事後学習 る。 事前配布資料をよく読んで、病気、特に感染症に罹りやすい 事前学習 状況を考えておく。 第6回 免疫と生体防御機構 事後学習 病原体や異物に対する防御機能の機序についてまとめる。 事前配布資料をよく読んで、病原体(細菌、ウイルス)につ 事前学習 いて理解しておく。 第7回 感染症と対策 感染症発症の 3 要素(感染源、感染ルート、個人の感受性) 事後学習 をもとに、感染症予防策を考察する。 事前学習 健康をめぐる 2 分間スピーチの原稿を準備する。 課題発表(2 分間スピーチ) ・ディスカッ 第8回 ション 事後学習 スピーチした内容を文章化し、期限までに提出する。 - 59 - 平成 27 年度 事前学習 第9回 快・不快と意欲 事後学習 第10回 医薬品の正しい使用法 事前学習 事後学習 事前学習 第11回 薬物乱用と対策 事後学習 第12回 嗜好品とその功罪 事前学習 事後学習 事前学習 第13回 サプリメントと健康グッズの正しい認識 事後学習 第14回 課題発表・ディスカッションと総括 第15回 まとめ 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 60 - 事前配布資料をよく読んで、日常生活の中における喜怒哀楽 の状況を考えておく。 快・不快の発現機序、快適状態を増進するための方策をまと める。 事前配布資料をよく読んで、医薬品とはどういうときに使っ たのか、その効果はどうだったのか、自分の経験を書き出し ておく。 用量-効果相関から、医薬品の正しい使い方をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、薬物乱用とはどういうことか、 なぜ乱用は禁止されるのか考えておく。 人特有の欲求と薬物乱用・依存の発現機序をまとめ、防止策 をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、嗜好品としての酒、茶、タバコ について、有効成分を把握しておく。 飲酒、喫茶、喫煙の日常生活の中での功罪についてまとめる。 事前配布資料をよく読んで、サプリメントにはどのようなも のがあるか把握しておく。 代表的なサプリメントにつき、その効能の真偽についてまと める。 事前に提示された健康をめぐる課題について調べておく。 提示課題について発表し、ディスカッションする。 「健康に関するレポート」を小冊子にまとめたものを読んで おく。 「健康に関するレポート」をまとめた小冊子の内容について 総括する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 国語(書写を含む) (2 単位) 2.授業担当教員 國府田 祐子 4.授業形態 講義で概要を理解した後、演習や討議を行う。 毎時間、学生の発表時間を設ける。 3.科目番号 JCEL2411 5.開講学期 秋期 6.履修条件・ 他科目との関係 国語科教育の指導目標である言語能力の向上について、幼児・児童の発達段階を踏まえ、学習指導要領や 実際の教科書教材の分析から、実感的に把握させることを第1の目標とする。どのような指導を行えば学習 者の言語能力を向上させていくことができるのか、具体的な教材を用いて実践力を養う。 (1)国語科教育の歴史や意義を踏まえ、小学校学習指導要領国語科の目標及び内容について理解する。 8.学習目標 (2)言葉の機能や教科としての国語の特質を理解する。 (3)小学校の「国語科」を指導する教師として、必要な知識・技能を身に付ける。 (1)アサインメント 適宜指示する。 書写用の筆、下敷き、墨汁、半紙を用意しておく。(小・中・高等学校で用いた筆でもよい。講義 9.アサイメント 13 回目以降で使用) (宿題)及びレポ (2)レポート課題 ート課題 各授業における「基礎カード」や、その他の課題を毎回提出する。 課題は期日を守って提出する。遅れは減点とし、非常識な提出の仕方をした場合や、極端に遅れた 場合は受け取らない。 【教科書】『小学校学習指導要領解説 国語編』東洋館出版社。 10.教科書・参考書・ その他、講義中に指示する。 教材 【参考書】三省堂編集所編『新しい国語表記ハンドブック 第6版』、三省堂。 授業参加 50点 各授業における「評価カード」、提出物、態度、遅刻・早退、私語など 11.成績評価の方法 レポート・課題・小テスト 20点 期末試験 30点 教師も保育士も、日々、子どもたちに語りかけます。指導者の発する言語は、児童や幼児にとって手本そ のものです。言語技術の低い指導者と出会った子どもたちは、恵まれない環境に置かれたと言わざるをえま せん。まず教師自身が論理的な話し方ができるようになり、その上で児童や幼児の書く力や読む力、話す力、 12.受講生への 聞く力を育てていくのです。 メッセージ 幼児・児童に言葉の力を身につけさせるための講義を、実践的に行います。音読をたくさんします。模擬 授業もたくさんします。座席は指定です。目の前にいる子どもたちのかけがえのない指導者になるという自 覚をもって、授業に臨んでください。 別途指示 13.オフィスアワー 7.講義概要 14.授業展開及び授業内容 講義日程 第1回 第2回 授業内容 オリエンテーション 保育の現場で求められる言語 国語の教科書とは 学習指導要領以前の国語科教育 詩の言葉と論理の言葉 第3回 学習指導要領告示以降の国語科教育 名づけ 第4回 現行の学習指導要領と国語科教育 主語と述語 第5回 第6回 論理的思考力を身につける ―帰納的推論- 論理的思考力を身につける ―演繹的推論― 第7回 論理的文章を書く技術 ―キーワード・段落― 第8回 論理的文章を読み・書く技術 ―文章構成― 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 - 61 - 学習課題 自分が受けてきた国語の授業について、経験をまとめて おく。 幼稚園教育要領と国語科教育の関連についてまとめてお く。 自分の意図しなかった伝わり方をした経験や誤解された 経験を想起しまとめておく。 告示以前の国語科教育の歴史について、内容をまとめて おく。 国語辞典の使い方について、復習しておく。 告示以降の国語科教育の歴史についてまとめておく。 「名づけ」について、具体例をまとめておく。 自分が教わってきた国語の授業について、説明文と文学 に分けて整理しておく。 主語と述語の組み合わせの4つを暗記し、例文が作れる ようにしておく。 決まった時刻に発車する乗り物に乗りたいとき、自分は どのような準備をするか、想起しておく。 「小論文の書き方」を全文通読し、疑問点を明らかにし ておく。 ヨーロッパ大陸の国々の位置について、およその位置を 把握しておく。 2次清書に向けて、 「小論文の書き方プリント」の「なか」 を詳しく書く技術」を熟読しておく。 「詳しく書く」とは何を意味するのか、自分の考えをま とめておく。 「粗い文章と詳しい文章」について理解を深めておく。 小学校学習指導要領解説国語編の国語科の目標を読み覚 えておく。 平成 27 年度 事後学習 第9回 論理的文章を読む技術 ―子どもたちに求められている読解力― 第10回 論理的に話す技術・聞く技術 ―子どもの話す力を伸ばす5つの指導項目― 第11回 第12回 第13回 第14回 文学的文章を読む ―あらすじ・場面― 文学的文章を読む ―登場人物・人物像の変容― 書写の役割 伝統的な言語文化と国語の特質 文学的文章を読む ―物語と小説― 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第15回 文学的文章を読む ―アンデルセン童話とグリム童話― 総括 事前学習 事後学習 事後学習 期末試験 - 62 - 「書くこと」について学んだ内容をまとめておく。 リライト教材の効用についてまとめておく。 「PISA型読解力」について調べておく。 文部科学省「全国学力・学習状況調査」について、実施 学年や問題の傾向を調べる。 話す力を伸ばすための5項目について、具体的な場面を 想起しておく。 グループワークを振り返り、よかった点・改善点につい てまとめておく。 小学校学習指導要領解説国語編の「C読むこと」を読ん でおく。 童話を1作品選び、あらすじと場面についてまとめてお く。 自らの「読み聞かせ」をした経験やしてもらった経験を まとめておく。 人物像の変容について、テキストを読んで理解を深めて おく。 小・中学校時代の書写の授業における自らの経験を想起 し、まとめておく。 低学年の硬筆の授業について、「国語の特質に関する指 導」を読み、概観しておく。 自分の好きな小説1編を選び、ストーリーを想起できる ようにしておく。中心人物と登場人物について調べてお く。 物語を読み聞かせる上で、指導者が留意すべき点につい て資料をもとにまとめておく。 アニメ映画やアニメDVDについて、子どもが好む場面 を予想しておく。 すべての学習内容を振り返り、文学的文章と論理的文章 のそれぞれの特質についてまとめておく。 告示以前の学習指導要領について内容をまとめる。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 国語科指導法(書写を含む) 2.授業担当教員 國府田 祐子 4.授業形態 講義、演習、討議、発表 (2 単位) 3.科目番号 JCEL2412 5.開講学期 秋期 6.履修条件・ 他科目との関係 国語科教育の指導目標である言語能力の向上について、学習指導要領や実際の教科書教材の分析から、実 感的に把握させることを第1の目標とする。まず担当教員による模擬授業を受けたり授業VTRを視聴した 7.講義概要 りすることで、実際の授業についてイメージをもつ。与えられた指導案を瞬時に理解してその通りに授業を 展開できる力を身につける。その後、学生自身が教材研究を行い、指導案を書いたうえで模擬授業を展開し ていく。 (1)国語科教育の全体像を理解することができる。 8.学習目標 (2)教材研究の方法を理解することができる。 (3)小学校の「国語科」を指導する教師として、必要な知識・技能を身に付けることができる。 (1)アサインメント 適宜指示する。 書写用の筆、下敷き、墨汁、半紙を用意しておく。(小・中・高等学校で用いた筆でもよい。 講義 13 回目以降で使用する) 9.アサイメント (2)レポート課題 (宿題)及びレポ 各授業における「基礎シート」を毎回提出する。 ート課題 課題は締め切りを守って提出する。遅れは減点し、非常識な提出をした場合や極端に遅れた場合は 受け付けない。 【教科書】を文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』東洋館出版社。 市毛勝雄『国語力を育てる言語技術教育入門』明治図書。 10.教科書・参考書・ 『国語五 銀河』光村図書出版(小学5年教科書) 教材 【参考書】三省堂編集所編『新しい国語表記ハンドブック 第6版』三省堂。 その他は、授業中に適宜指示する。 授業参加 50点 各授業における「基礎シート」、提出物、態度、遅刻・早退、私語など 11.成績評価の方法 模擬授業(実技試験) 30点 教材研究力、指導案の整合性、授業展開力など 小テスト 20点 指導者で教師が発信する言語は、児童・生徒にとって見本そのものです。まず教師自身が論理的な話し方 ができるようになることが大切です。その上で、児童・生徒の書く力や読む力、話す力、聞く力を育ててい くのです。つまり、指導者が身につけた言語能力は、そのまま児童・生徒の言語環境になるということです。 12.受講生への 小学校で身に付けさせる国語の力を実践的に講義します。音読をたくさんします。模擬授業もたくさん受 メッセージ けてもらいます。その上で、児童に分かりやすい授業が展開できる力をつけてもらいます。座席は指定です。 自分自身が手本として児童・生徒の前に立ち、一人前の指導者になるという自覚をもって、講義に臨んでく ださい。 13.オフィスアワー 別途指示 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 自分が受けた国語科教育についてまとめておく。 オリエンテーション 第1回 国語を教える意義 シラバスを読んで授業の概要をつかみ、見通しを持つ。 事後学習 論理的に「B書くこと」の授業の実際1 「書くこと」の1次原稿に向けて構想を練る。 小学校学習指導要領解説 国語編の目次、第1・2章を 事前学習 読む。 これまでの国語科教育 第2回 論理的に「B書くこと」の授業の実際2 使用した資料・テキストを基に学習内容を整理する。 事後学習 「書くこと」の2次清書に向けて考えをまとめておく。 小学校学習指導要領解説 国語編「B書くこと」を読み、 事前学習 論理的に書くことと文学的文章を書くことと区別する。 これからの国語科教育 第3回 論理的に「B書くこと」の授業の実際3 小学校学習指導要領解説 国語編 p132・p133 を読み、 事後学習 中学校との連携についてまとめておく。 小学校学習指導要領解説 国語編「A話すこと・聞くこ 事前学習 と」を読み、論理的に話す・聞くための重要な点につい 論理的に「書くこと」の授業の実際4 てまとめておく。 第4回 「A話すこと・聞くこと」の授業の実際1 小学校学習指導要領解説 国語編 p130・p131 を読み、 小テスト 事後学習 「A話すこと・聞くこと」における中学校との連携につ いてまとめておく。 実技試験「自己紹介スピーチ」の原稿を暗記し、人前で 事前学習 読めるよう繰り返し練習しておく。 「A話すこと・聞くこと」の授業の実際2 第5回 実技試験 実技試験の結果を踏まえ、自らのよかった点・改善点に 事後学習 ついてまとめる。 小学校学習指導要領解説 国語編「C読むこと」を概観 事前学習 論理的文章を「C読むこと」の授業の実際1 しておく。 第6回 -キーワード・段落・文章構成- 事後学習 指定された教材文を繰り返し音読練習し、人前でもはっ - 63 - 平成 27 年度 第7回 論理的文章を「C読むこと」の授業の実際1 -文章構成- 模擬授業実践その1 第8回 論理的文章を「C読むこと」の授業の実際1 模擬授業実践その2 第9回 文学的文章を「C読むこと」の授業の実際 -あらすじ・場面・登場人物- 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 文学的文章を「C読むこと」の授業の実際 -描写- 模擬授業実践その3 事前学習 第10回 文学的文章を「C読むこと」の授業の実際 -人物像の変容・自由な感想- 模擬授業実践その4 事前学習 第11回 第12回 「伝統的な言語文化と国語の特質に関する指 導」の実際 第13回 第14回 第15回 「伝統的な言語文化と国語の特質に関する指 導」の実際・書写 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第5学年国語科学習指導案作成 模擬授業実践その5 第5学年国語科学習指導案作成 模擬授業実践その6 指導者に求められる言語技術力 事後学習 事後学習 事前学習 総括 事後学習 - 64 - きりとした声で範読できるよう準備しておく。 小学校学習指導要領解説 国語編「C読むこと」の中か ら「説明的文章の系統」を学んでおく。 自分や、友人の模擬授業実践を振り返り、自らのよかっ た点・改善点をまとめておく。 小学校学習指導要領解説 国語編「C読むこと」を読む。 自分や、友人の模擬授業実践を振り返り、自らの考えを まとめておく。 小 学校 学習指 導要 領解説 国語 編「 C読む こと 」の p134・p135 を読み、中学校との連携について、自らの よかった点・改善点をまとめておく。 指導者の示した模擬授業について、自らの指導実践に生 かせるところをまとめておく。 学習指導案作成に向け、構想を考える。 自分や、友人の模擬授業実践を振り返り、自らの考えを まとめておく。 模擬授業の練習を行う。 自分や、友人の模擬授業実践を振り返り、自らの考えを まとめておく。 他の授業における自らの言語技術の向上について、まと めておく。 自分が受けてきた国語科の授業との大きな違いについて 振り返り、まとめる。 小・中学校時代の書写の授業における自らの経験を想起 し、まとめておく。 低学年の硬筆の授業について、「国語の特質に関する指 導」を読み、概観しておく。 作成した指導案を指定枚数用意し、授業展開ができるよ う準備する。 自分や、友人の模擬授業実践を振り返り、自らの考えを まとめておく。 授業展開ができるよう準備する。 テキスト、学習ノート及び配付された資料を読み返す。 自己評価し、補充的な学習・発展的な学習に取り組む。 自らの言語技術の向上について振り返る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) こどもの音楽Ⅰ (2 単位) 2.授業担当教員 松本 4.授業形態 講義および演習 6.履修条件・ 他科目との関係 音楽基礎Ⅰ・Ⅱの単位を取得していること。 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 3.科目番号 JCNT2112 5.開講学期 春期 岳志 音楽基礎Ⅰ・音楽基礎Ⅱで学んだ楽典および身に付けた演奏技術を更に向上させつつ、保育実習や幼稚園で の教育実習に向けて実践的な取り組みを行う。ピアノの弾き歌いだけでなく、リズム遊びや器楽合奏などの 経験を積み重ねていきながら、子どもの発達段階における音楽教育の重要性を学んでいく。 1.音楽の基礎理論(楽典)を理解し、楽譜の読み書きが自由にできるようにする。 2.ピアノ演奏および弾き歌いの基礎的技術を習得する。 3.歌唱法の基礎的技術を習得する。 1.毎回楽典の練習問題とピアノの練習課題等を出します。 2.ピアノ演奏および弾き歌いの発表を実施します。 【教科書】 ・平成 24 年度に受講した音楽基礎Ⅰ・音楽基礎Ⅱで使用した教科書を継続使用する(詳細は、音楽基礎Ⅰの ページを参照のこと)。 ・上記の教科書以外に必要な楽譜等は、授業内でプリントにして配布予定。 【参考書】 10.教科書・参考書・ ・池田富造 著『幼児の楽器遊びと楽しい合奏 – 器楽/合奏/鼓隊の指導』 ひかりのくに。 教材 ・木許隆・高橋一行・三縄公一・高倉秋子 著 『保育者のためのリズム遊び 幼児・小学校低学年の器楽指導』 音楽之友社。 【教材】※各自で必ず購入しておくこと。 ・ヘッドフォン ・6.3mmジャック(先端が 3.5mmジャックの場合、ステレオ変換ジャックが必要) 11.成績評価の方法 実技 70%、 楽典 30% 子ども達に音楽の楽しさや美しさを伝えるには、ピアノ演奏や歌唱の技術を習得することが確かに重要で 12.受講生への はあるが、何よりも保育者自らがそうした心情を持っていなければならない。必修科目として「やらされる」 のではなく、自らが積極的に音楽美を探究していく姿勢が大切です。また、実技だけでなく、なぜ子どもに メッセージ 音楽教育が必要なのか、そうした音楽教育の原理もしっかりと理解し実践の場に臨んでいただきたい。 13.オフィスアワー 後日通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書 pp.80〜88 まで読んでおくこと。 事前学習 ピアノ演奏および課題説明 課題曲の練習。 第1回 楽典①コード① 事後学習 メジャーコードについて理解する。課題曲の練習。 事前学習 課題曲の練習。 第2回 ピアノ演奏および弾き歌い① 事後学習 課題曲の練習。 事前学習 メジャーコードについて復習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い② 第3回 楽典②コード② 事後学習 マイナーコードについて理解する。課題曲の復習。 事前学習 課題曲の練習。 第4回 ピアノ演奏および弾き歌い③ 事後学習 課題曲の練習。 メジャーコード、マイナーコードについて復習しておくこ 事前学習 ピアノ演奏および弾き歌い④ と。課題曲の練習。 第5回 楽典③コード③ 事後学習 コードの転回形について理解する。課題曲の練習。 事前学習 課題曲の練習。 第6回 ピアノ演奏および弾き歌い⑤ 事後学習 課題曲の練習。 メジャーコード、マイナーコードについて復習しておくこ 事前学習 ピアノ演奏および弾き歌い⑥ と。課題曲の練習。 第7回 楽典④コード④ 事後学習 セブンスコードについて理解する。課題曲の練習。 事前学習 課題曲の練習。 第8回 ピアノ演奏および弾き歌い⑦ 事後学習 課題曲の練習。 事前学習 セブンスコードについて復習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑧ 第9回 楽典⑤コード⑤ 事後学習 その他のコードについて復習しておくこと。課題曲の練習。 事前学習 課題曲の練習。 第10回 ピアノ演奏および弾き歌い⑨ 事後学習 課題曲の練習。 事前学習 コードについて総復習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑩ 第11回 楽典⑥ 簡易伴奏① 事後学習 簡易伴奏の課題に取り組むこと。課題曲の練習。 事前学習 課題曲の練習。 第12回 ピアノ演奏および弾き歌い⑪ 事後学習 課題曲の練習。 事前学習 コードについて総復習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑫ 第13回 簡易伴奏の課題に取り組むこと。 楽典⑦ 簡易伴奏② 事後学習 課題曲の練習。 事前学習 課題曲の練習。 第14回 ピアノ演奏および弾き歌い⑬ 事後学習 課題曲の練習。 事前学習 コードについて総復習しておくこと。課題曲の練習。 ピアノ演奏および弾き歌い⑭ 第15回 楽典⑧ 簡易伴奏③ 事後学習 課題曲の総復習。 - 65 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) こどもの音楽Ⅱ (2 単位) 2.授業担当教員 松本 4.授業形態 演習 6.履修条件・ 他科目との関係 音楽基礎Ⅰ・Ⅱおよびこどもの音楽Ⅰの単位を取得していること。 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 3.科目番号 JCNT2513 5.開講学期 秋期 岳志 音楽基礎Ⅰ・音楽基礎Ⅱ・こどもの音楽Ⅰで身に付けた演奏技術を更に向上させ、保育士および幼稚園教諭 に必要とされるレベルまで到達させる。特に、人前に出て演奏しても練習の成果を出せるように、実践を意 識してクラス内での発表を充実させていく。 1. ピアノ演奏および弾き歌いの技術を向上させる。 2. 歌唱法の基礎的技術を習得する。 1. 弾き歌いの発表を実施します。 【教科書】 ・音楽基礎Ⅰ・音楽基礎Ⅱで使用した教科書を継続使用する(詳細は、音楽基礎Ⅰのページを参照のこと)。 ・上記の教科書以外に必要な楽譜等は、授業内でプリントにして配布予定。 【参考書】 10.教科書・参考書・ ・池田富造 著『幼児の楽器遊びと楽しい合奏 – 器楽/合奏/鼓隊の指導』ひかりのくに。 教材 ・木許隆・高橋一行・三縄公一・高倉秋子 著 『保育者のためのリズム遊び 幼児・小学校低学年の器楽指導』音楽之友社。 【教材】※各自で必ず購入しておくこと。 ・ヘッドフォン ・6.3mmジャック(先端が 3.5mmジャックの場合、ステレオ変換ジャックが必要) 11.成績評価の方法 実技(ピアノ弾き歌いの発表) 100% この講義を受講する頃には、すでに実習を経験しているはずですから、保育や幼児教育において音楽がど れほど重要なものか、ある程度実践の中で実感しているかと思います。本学における音楽学習の最終段階に 12.受講生への ある講義ですから、将来をしっかりと見据えて知識と技術の修得に励んでいただきたい。自らが接すること メッセージ になる子ども達に、音楽面において憧れをもってもらえる保育者・幼稚園教諭を目指して日々努力してくだ さい。 13.オフィスアワー 後日通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 課題曲の練習。 事前学習 第1回 課題曲の説明 歌唱法 事後学習 課題曲の練習。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 事前学習 第2回 ピアノ弾き歌いレッスン① 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第3回 ピアノ弾き歌い発表① 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 事前学習 第4回 ピアノ弾き歌いレッスン② 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第5回 ピアノ弾き歌い発表② 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 事前学習 第6回 ピアノ弾き歌いレッスン③ 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第7回 ピアノ弾き歌い発表③ 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 事前学習 第8回 ピアノ弾き歌いレッスン④ 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第9回 ピアノ弾き歌い発表④ 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 事前学習 第10回 ピアノ弾き歌いレッスン⑤ 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第11回 ピアノ弾き歌い発表⑤ 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 事前学習 第12回 ピアノ弾き歌いレッスン⑥ 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第13回 ピアノ弾き歌い発表⑥ 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 課題曲の練習。テンポは遅くとも、弾き歌いができること。 事前学習 第14回 ピアノ弾き歌いレッスン⑦ 事後学習 課題曲の練習。テンポは遅くとも、両手で弾けること。 課題曲の練習。演奏が停止することなく、弾けるようにすること。 事前学習 第15回 ピアノ弾き歌い発表⑦ 事後学習 課題曲の復習。課題曲を弾き込んで、自分のレパートリーにする。 - 66 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) こどもの食と栄養 正文、坂本 (2 単位) 2.授業担当教員 植地 4.授業形態 講義、演習(課題作成および発表含む)、調理実習 3.科目番号 JCCS2107 5.開講学期 春期 めぐみ 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 小児期の栄養と食生活の重要性を理解し、一生涯の食生活の意義を理解する。また保育者として、子ども の成長と発達の特徴を踏まえた栄養と食のあり方を理解し、保育所における望ましい食のあり方について理 解を深める。さらに、最近の食にまつわる様々な問題にふれながら、保護者と子どもの総合的な食育や保育 所における食の実践について理解し、知識を深めることは大切である。 1)栄養、食生活の基礎知識について説明することができるようになる。 2)妊娠期(胎児期)、新生児期、乳児期、幼児期、学童期・思春期の栄養と食生活について、解説するこ とができるようになる。 3)保育士としての食の援助の役割について説明することができるようになる。 4)疾患をもつ子どもの栄養・食生活について説明することができるようになる。 5)子どもの食の問題について講義することができるようになる。 6)子どもとその家族に対する栄養教育・食教育について発表することができるようになる。 宿題:幼児期および学童期の食事計画のレポートについてグループで話し合い、①献立と栄養素、②予想献 立図 ③調乳・離乳食・幼児食の作成上の注意点と子どもの食事の際に配慮することを指定されたA4 判のレポート用紙に記載する(表紙不要)。(献立作成の課題は第4回の授業時に提示する。) レポート課題:保育所保育園児とその保護者を想定し、掲示を行う「食育だより」を提出する(A4判1枚)。 用紙は講義内に配布するが、それ以外の紙を用いても良い。保育園に掲示することを目的とする ので、折り紙、フェルトなどの使用は可能である。 (期限やレポート課題は第11回の授業時に提示する。) 【教科書】新保育士養成講座編纂委員会編『新 保育士養成講座第 8 巻 子どもの食と栄養』 全国社会福祉協議会、2013 年。 東京福祉大学編『保育児童福祉要説 第4版』、中央法規、2013。 10.教科書・参考書・ 【参考書】師岡章他『食を育む 食育実践ガイドブック』フレーベル館。 教材 森野恵子『食育 保育者は何をしたらいいの?』フレーベル館。 食育支援ガイドブック作成員『歯科からアプローチする食育支援ガイドブック』医歯薬出版。 家庭科教育研究者連盟『子どもの生活とつながる食育 小学校編』日本標準。 50% 期末試験 11.成績評価の方法 宿題、レポート課 題 20% 受講態度 30% 保育所に通う子どもは1年間に約 200 回以上の食事を、保育所のお友達や先生と一緒に食べる機会を持ち ます。小児期の食の体験はその後の子どもの食生活と健康の基礎をなすものです。子どもの健康や発育・発達 を考えながら、“楽しく・おいしい食の体験”を大切に出来る保育士としての実践力を養いましょう。 1)講義中は私語、携帯電話の使用、講義とは関係ない事をしないことを守りましょう。 2)正当な理由がない限り、欠席・遅刻・早退をしないようにしましょう。正当な理由での欠席や公欠がある 場合は事前に相談してください。 3)課題・レポートの提出期限は厳守しましょう。 4)調理実習は調理家政実習室で行います。エプロン、三角巾で身支度を行います。 マニキュア・ピアスははずし、長い髪の毛は必ず後ろにゴムでまとめて下さい。 また、自分用の手拭を持参してください。 13.オフィスアワー 初回授業にて通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 テキスト序章(pp.2~6)を読む 子どもの栄養の概要、グループわけ 第1回 子どもの発育・発達と栄養・食生活 事後学習 ワークブック講義箇所の復習 事前学習 テキスト第 1 章(pp.8~24)を読み、考える 第2回 健康な生活と食生活の意義、栄養・食生活の基礎知識、 ワークブック講義箇所の復習 事後学習 テキスト第 2 章 1 節(pp.26~50)をまとめる テキスト第 3 章(pp.68~97)を読み、考える 事前学習 第3回 小児期各期の栄養―①胎児期、妊娠期、産褥期 事後学習 ワークブック講義箇所の復習 テキスト第 2 章 2(pp.63~65)、参考図書を読み、 事前学習 小児期各期の栄養の実際 考える 第4回 小児期の栄養献立計画立案(演習) 事後学習 演習課題の完成 テキスト第 3 章(pp.68~83)とワークブックの 新生児期・乳児期の栄養と食生活 事前学習 予習 第5回 (1)母乳栄養と母乳哺育の援助 (2)人工栄養の栄養とその注意点 事後学習 ワークブック講義箇所の復習 新生児期・乳児期の栄養と食生活 テキストと第 3 章(pp.84~100)、参考資料を 第6回 事前学習 (3)離乳期の栄養と養育者への援助 事前に配布するので読む 12.受講生への メッセージ - 67 - 平成 27 年度 事後学習 事前学習 ワークブック講義箇所の復習 調理の資料を事前配布。自宅で調理器具の使い 方を練習する 家庭での復習(同じものを作成) 調理の資料を事前配布。自宅で調理器具の使い 方を練習する 家庭での復習(同じものを作成) テキスト第 3 章 4 節(pp.100~114)と参考資 料を読む、ワークブックの予習 ワークブック講義箇所の復習 テキスト第 3 章 5 節(pp.114~148)と参考資 料を読む、ワークブックの予習 ワークブック講義箇所の復習 テキスト第 4 章 2 節(pp.154~177)をよみ、 インターネットなどを閲覧する 課題作成 テキスト第 5 章(pp.180~204)を読み、やイ ンターネットを閲覧する 課題作成 テキスト(pp.206~234)を読む 事後学習 ワークブック講義箇所の復習 事後学習 第7回 新生児期・乳児期・幼児期の食生活の実際(調理実習) 事前学習 事後学習 第8回 新生児期・乳児期・幼児期の食生活の実際(調理実習) 事前学習 事後学習 第9回 事前学習 幼児期の栄養と食生活 事後学習 第10回 第11回 事前学習 学童期・思春期の栄養と食生活 保育施設における食育 事後学習 事前学習 児童福祉施設における食育の展開(演習) 事後学習 事前学習 第12回 児童福祉施設における食育の展開(演習) 第13回 児童福祉施設における栄養と食生活 特別な配慮を必要とする小児の栄養と食生活 (病気時の食の対応、食物アレルギーの配慮) 第14回 児童福祉施設における食育の展開 事前学習 事後学習 事前学習 第15回 「こどもの食と栄養」のまとめ 事後学習 期末試験 - 68 - 事前配布した資料を読みまとめる、ワークブッ クの予習 ワークブック講義箇所の復習 テキストとワークブックをまとめる 将来、自分が保育士や養護教諭として子どもの 食と栄養をどのように進めていくか、考える 平成 27 年度 1.科目名(単位数) こどもの保健Ⅰa (2 単位) 2.授業担当教員 根岸 4.授業形態 講義およびレポート課題提出と発表。講義ごとにその日の内容に関 してワークシートの作成と提出 3.科目番号 JCCS2108 5.開講学期 春期 祥子 6.履修条件・ 他科目との関係 ヒトの一生の中で、小児期は身体的にも機能的にも最も激しい変化のみられる時期である。しかも、この 時期に「こころ」と「からだ」の基礎の大部分が出来上がってくる。この授業では、子どもの健康の意味を 7.講義概要 理解し、子どもの健全育成とは何かを考えてみよう。さらに、子どもの疾病とその予防対策、事故と安全教 育、ハンディーキャップを持った子どもの保育などの健康課題に関する知識の習得が必要になる。同時に、 日常の保育活動の現場において、実践できる能力、問題解決能力を身につけることも求められている。 1)子どもの形態的発育、機能的発達、精神機能の発達について学び、説明することができる。 2)小児期の発育・発達に必要な栄養、ことに母乳哺育について学び、説明することができる。 3)子どもの生活リズムについて学び、説明することができる。 8.学習目標 4)子どもによくみられる疾病とその対処法について学び、説明することができる。 5)小児期の事故と安全教育、保育環境について学び、説明することができる。 6)母子保健の現状と課題について学び、説明することができる。 アサイメント(宿題)母乳哺育の意義について (A4版、横書き、レポート用紙1枚にまとめて下さい。) レポート課題: 9.アサイメント 個人別レポート課題;「母子健康手帳から得られるもの」 (宿題)及びレポ 母子健康手帳の中から1つテーマを選んで論文を作成して下さい。子どもの保健を習得する上で 個人個人の成育歴を理解することや親の育児のことを知ることは大変大切なことです。 ート課題 (A4版、横書き、レポート用紙、2枚にまとめて下さい。) レポート用紙は1枚1200~1600字とする。 【教科書】巷野悟郎、岩田力、前澤眞理子編著『子どもの保健―理論と実際―』同文書院、2011 年。 【教 材】テーマごとに資料を随時配布。 10.教科書・参考書・ 【参考書】東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 教材 新保育士養成講座編纂委員会/編『新 保育士養成講座 2011 第7巻「子どもの保健」』 社会福祉法人 全国社会福祉協議会。 期末試験 50% レポート・宿題 20% 11.成績評価の方法 授業中に配布するワークシート 20% 授業参加態度、発表 10% 子どもの発育・発達などの基礎的な項目をひろく取り上げる。将来受講者たちが親になった時にも役立つ ように健康課題に関する知識についても学習し習得しましょう。 1)この教科内容は難解のところが多いので、つねに緊張感と集中力とを保って受講し、積極的な態度で授 業に参加することを希望します。 12.受講生への 2)授業内容の理解のために、予習と復習を必ず行いましょう。 メッセージ 3)宿題やレポートの提出期限は厳守しましょう。 4)授業は正当な理由がない限り、欠席、遅刻、早退をしないこと。欠席、遅刻、早退をした場合はその理 由を必ず書面をもって報告しましょう。 5)授業中の私語、居眠りはしないこと、携帯電話は OFF にしておくことを守りましょう。 13.オフィスアワー 講義時間前後 その他、別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 全体をみて内容を把握 子どもの保健 ①保育における子どもの保健 第1回 第 1 章 p.1 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.7~10 の内容のまとめ 子どもの発育と発達 ①子どもの身体発育 第2回 第 2 章 pp.7~10 事後学習 ワークシートの作成と提出 子どもの発育と発達 ③生理機能の発達(その 1)呼吸器、 事前学習 教科書 p.17 の内容のまとめ 第3回 循環器、消化器 事後学習 ワークシートの作成と提出 第 2 章 p.17 事前学習 教科書 p.27 の内容のまとめ 子どもの精神保健 ①概要 第4回 第 3 章. p.27 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.43~49 の内容のまとめ 子どもの生活と保健 ①保育現場における衛生管理 第5回 第 4 章 pp.43~49 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.62~68 の内容のまとめ 子どもの食 ①子どもの栄養生理 第6回 第 5 章.pp.62~68 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.89~109 の内容のまとめ 保育現場での保健の実際 ①排泄、着衣、清潔 第7回 第 6 章 pp.89~109 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.121~124 の内容のまとめ 子どもの疾病と保育 ①子どもの健康状態の把握 第8回 第 7 章 pp.121~124 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.134~134 の内容のまとめ 子どもの疾病と保育 ③子どもの病気の予防と対応 第9回 第 7 章 pp.133~134 事後学習 ワークシートの作成と提出 第10回 子どもの疾病と保育 ⑤感染症 事前学習 教科書 pp.136~142 の内容のまとめ - 69 - 平成 27 年度 第11回 第12回 第 7 章 pp.136~142 子どもの疾病と保育 ⑦障害のある子どもたち 7 章 pp146~149 救急処置 ②頭部打撲、やけど、異物誤嚥、異物誤飲 第 8 章 pp.158 ~160 第 9 章 pp.177~188 第13回 母と子どもの保健 第14回 子どもにみられる発疹性疾患①斑丘疹性発疹(その1) 課題発表 第15回 子どもにみられる発疹性疾患③水疱性発疹 課題発表 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 ワークシートの作成と提出 教科書 pp.146~149 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 教科書 pp.158~160 の内容のまとめ 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 事後学習 教科書 pp.177~188 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 他の発表者の課題についての予習と質問 の準備 ワークシートの作成と提出 他の発表者の課題についての予習と質問 の準備 ワークシートの作成と提出 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 70 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) こどもの保健Ⅰb (2 単位) 2.授業担当教員 根岸 4.授業形態 講義およびレポート課題提出と発表。講義ごとにその日の内容に関 してワークシートの作成と提出 3.科目番号 JCCS2409 5.開講学期 春期 祥子 6.履修条件・ 他科目との関係 ヒトの一生の中で、小児期は身体的にも機能的にも最も激しい変化のみられる時期である。しかも、この 時期に「こころ」と「からだ」の基礎の大部分が出来上がってくる。この授業では、小児の健康の意味を理 7.講義概要 解し、小児の健全育成とは何かを考えてみよう。さらに、小児の疾病とその予防対策、事故と安全教育、ハ ンディーキャップを持った小児の保育などの健康課題に関する知識の習得が必要になる。同時に、日常の保 育活動の現場において、実践できる能力、問題解決能力を身につけることも求められている。 以下の項目について学び、保育活動の現場において実践できる能力を身につけることを学習目標とする。 1)子どもの形態的発育、機能的発達、精神機能の発達について学ぶ。 2)小児期の発育・発達に必要な栄養、ことに母乳哺育について学ぶ。 3)子どもの生活リズムについて学ぶ。 8.学習目標 4)子どもによくみられる疾病とその対処法について学ぶ。 5)小児期の事故と安全教育、保育環境について学ぶ。 6)母子保健の現状と課題について学ぶ。 アサイメント(宿題)事故とその対応法について (A4版、横書き、レポート用紙1枚にまとめて下さい。) グループ別レポート課題;「発疹を伴う子どもの病気について」 9.アサイメント グループごとに発疹性疾患の2疾患を受け持ち、A4版、横書き、レポート用紙、4枚(1疾患に2枚)にま (宿題)及びレポ とめて提出する。その後にグループで発表してもらいます。発疹性疾患の診断は大変難しいので、保育園、 ート課題 幼稚園に実習に行く前に知識を身につけておいてほしい。 レポート用紙は1枚1200~1600字とする。 【教科書】 巷野悟郎、岩田力、前澤眞理子編著『子どもの保健―理論と実際―』同文書院 2011 年。 【教 材】 テーマごとに資料を随時配布。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 教材 新 保育士養成講座編纂委員会/編『新 保育士養成講座 2011 第7巻「子どもの保健」』 社会福祉法人 全国社会福祉協議会。 期末試験 50% レポート・宿題 20% 11.成績評価の方法 授業中に配布するワークシート 20% 授業参加態度、発表 10% 子どもの発育・発達などの基礎的な項目をひろく取り上げる。将来受講者たちが親になった時にも役立つ ように健康課題に関する知識についても学習し習得しましょう。 1)この教科内容は難解のところが多いので、つねに緊張感と集中力とを保って受講し、積極的な態度で授 業に参加することを希望します。 12.受講生への 2)授業内容の理解のために、予習と復習を必ず行いましょう。 メッセージ 3)宿題やレポートの提出期限は厳守しましょう。 4)授業は正当な理由がない限り、欠席、遅刻、早退をしないこと。欠席、遅刻、早退をした場合はその理 由を必ず書面をもって報告しましょう。 5)授業中の私語、居眠りはしないこと、携帯電話は OFF にしておくことを守りましょう。 13.オフィスアワー 講義時間前後、その他講義時間決定後通知 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教科書 p.4の内容のまとめ 子どもの保健 ②子どもの健康と保健 第1回 第 1 章 p.4 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.19~21 の内容のまとめ 子どもの発育と発達 ②精神運動機能の発達 第2回 第 2 章 pp.19~21 事後学習 ワークシートの作成と提出 ④生理機能の発達(その 2)泌尿器、視 事前学習 教科書 p.17 の内容のまとめ 子どもの発育と発達 覚、聴覚 第3回 事後学習 ワークシートの作成と提出 第 2 章 p.17 事前学習 教科書 p.29 の内容のまとめ 子どもの精神保健 ②治療と療育とは 第4回 第 3 章.p.29 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.50~59 の内容のまとめ 子どもの生活と保健 ②保育現場における事故防止及び安全対 策 第5回 事後学習 ワークシートの作成と提出 第 4 章 pp.50~59 事前学習 教科書 pp.69~74 の内容のまとめ 子どもの食②母乳哺育の意義 第6回 第 5 章.pp.69~74 事後学習 ワークシートの作成と提出 事前学習 教科書 pp.109~117 の内容のまとめ 保育現場での保健の実際 ②抱っこ、おんぶ、ベビーカー (中 間のまとめ) 第7回 事後学習 ワークシートの作成と提出 第 6 章 pp.109~117 事前学習 教科書 pp.124~132 の内容のまとめ 子どもの疾病と保育 ②おもな症状の見かたと対応 第8回 第 7 章 pp.124~132 事後学習 ワークシートの作成と提出 - 71 - 平成 27 年度 第9回 子どもの疾病と保育 ④アレルギー疾患 第 7 章 pp.134~136 第10回 子どもの疾病と保育 ⑥予防接種 第 7 章 pp142~146 第11回 救急処置 ①意識障害、呼吸停止、心停止、ショック、けいれん 第 8 章 pp.151~157 第12回 保育所と家庭の連携(生活リズム、食事、睡眠) 第 9 章 pp.161~175 第13回 乳幼児健康診査をはじめとする母子保健対策 第 10 章 pp.188~194 第14回 子どもにみられる発疹性疾患②斑丘疹性発疹(その2)課題発表 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第15回 子どもにみられる発疹性疾患④しょう紅熱様発疹、じんま疹様発 疹 課題発表 期末試験 - 72 - 事前学習 事後学習 教科書 pp.134~136 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 教科書 pp.142~146 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 教科書 pp.158~160 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 教科書 pp.161~175 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 教科書 pp.188~194 の内容のまとめ ワークシートの作成と提出 他の発表者の課題についての予習と 質問の準備 ワークシートの作成と提出 他の発表者の課題についての予習と 質問の準備 ワークシートの作成と提出 平成 27 年度 1.科目名(単位数) こどもの保健Ⅱ (1 単位) 2.授業担当教員 橋本 由利子・佐野 4.授業形態 実技、演習、ディスカッション、プレゼンテーション 3.科目番号 JCCS2410 5.開講学期 春期 葉子 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 保育者として子どもの保健を展開するために必要な基本知識や実践力、子どもが健康的に生活をする上で 必要な生活環境要因の理解を実習を通して体得し、総合的に指導・援助が行えるようにする。具体的には乳 幼児の健康状態の観察、身体発育の測定と評価、乳幼児の養護、乳幼児の病気とそのケア、乳幼児の救急救 命法などについて学ぶ。歯磨きや手洗い方法などの衛生教育、事故を防ぐための安全教育の実践力を習得す る。 下記の目標を達成することが期待される。 1) 受精してから出生するまでの発育過程とこの時期に影響を及ぼす要因について説明できる。 2) 乳幼児の健康観察の方法について理解し、バイタルサインの測定ができる。 3) 乳幼児の身体発育の測定方法、発育評価の方法について理解し、実践ができる。 4) 乳幼児の養護(保育環境の整備、排泄習慣自立への支援、清潔習慣自立への支援、食習慣形成への支援) の方法について理解し、実践できる。 5) 口腔機能の発達、歯の健康について理解し、歯磨き指導の実践ができる。 6) 乳幼児の病気とケア(起こりやすい症状とそのケア、罨法、薬の与え方、集団保育での感染予防)の方 法について理解し、実践できる。 7) 乳幼児の救急処置(起こりやすい事故と応急手当、救急救命法)について理解し、実践できる。 8) 乳幼児の安全教育、衛生教育について理解し、実践できる。 1)毎回の授業で学習した内容について教科書のワークを用いて復習する。 2)日赤幼児安全法について、学習した内容と感想を書く(1000字程度)。 【教科書】榊原洋一監修 小林美由紀著『子どもの保健演習ノート』改訂第 2 版、診断と治療社、2013 10.教科書・参考書・ 【参考書】今井七重編『演習 子どもの保健Ⅱ』(株)みらい。 東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 教材 東京福祉大学編『新・社会福祉要説』ミネルヴァ書房。 毎週の授業開始時のミニテスト 50%、幼児安全法レポート 10%、授業態度 30%、身支度 10%(爪、髪の毛、 服装等実習にふさわしい準備) 11.成績評価の方法 ※レポート提出の遅れは減点となる。 本学規定により 3/4 以上(24 回中 18 回以上)の出席が確認できない場合は単位の修得を認めない。遅刻・ 早退 3 回で 1 回の欠席とする。 子どもの保健Ⅱは保育中の乳幼児の命と健康を守るための技術を学ぶ重要な科目です。保育者は乳幼児の 普段の状態をよく把握し、普段と少しでも異なる症状があった場合にはそれをいち早く察知し、適切に対処 しなくてはなりません。また、乳幼児の養護や看護を行う場合には愛情を持って温かく接する事が大切です。 一つ一つの実習を誠心誠意、真剣に行ってください。受講生は以下のことを必ず守ること。 1) 授業は、常に高い緊張感と集中力を保って受講すること。学生には積極的な態度を望む。 2) 理解できないことはそのままにしておかないで、積極的に質問すること。 3) 欠席・遅刻・早退をしないこと(やむを得ない場合は必ず文書で申し出ること)。 12.受講生への 4) 授業中の私語、携帯電話の作動は絶対にしないこと。守れない場合は退出してもらいます。 メッセージ 5) 実技・演習は、事故のないように気を引き締めて行うこと。 6) 実習機材の準備・後片付けを積極的に行うこと。 講師は以下のことを実行します。 1)学生が積極的に授業に参加(発言、発表)できるように双方向対話型の学習環境を作る。 2)明らかに授業態度が悪いと判断された場合は厳格に対処する。 (その場合、たとえすべて出席していても F 評価になることもあるので注意すること。) 13.オフィスアワー 授業開始時にお知らせします。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを読んでおく。 事前学習 第1回 オリエンテーション(子どもの保健Ⅱを学ぶにあたって) 事後学習 自己紹介用紙を記載する。 事前学習 胎児期の発育について考えてくる。 第2回 胎児期の発育について(受精してから出生するまで) 自分の母子健康手帳を見て必要事項を 事後学習 自己紹介用紙に記載する。 事前学習 テキスト pp2~17 を読んでおく。 第 1 章 子どもの発育を知ろう 第3回 (身体発育の観察と評価) 事後学習 第 1 章おさらいテスト問 1・問 2 事前学習 テキスト pp.4~7 を読んでおく。 第1章 子どもの発育を知ろう 第4回 (身体発育の測定方法と評価) 事後学習 第 1 章おさらいテスト問 3 事前学習 テキスト pp.26~36 を読んでおく。 第 2 章 子どもの発達を知ろう 第5回 (運動機能の発達とその評価について) 事後学習 第 2 章おさらいテスト問 1・問 2 第6回 第 3 章 子どもの健康状態を知ろう 事前学習 テキスト pp.40~42 を読んでおく。 - 73 - 平成 27 年度 (子どもの生理機能の発達を理解する) 事後学習 第7回 第 5 章 子どもの保育環境づくり (屋内の衛生管理など) 事前学習 事後学習 第 4 章 日常における養護の方法 (抱き方・おんぶの仕方・寝かせ方・外気浴における留意点) 事前学習 第8回 第 4 章 日常における養護の方法 (母乳と人工栄養、離乳食の進め方) 事前学習 第9回 事後学習 事後学習 第 4 章 日常における養護の方法 (調乳の実際、手洗いの基本) 事前学習 第11回 第 4 章 日常における養護の方法 (衣服の着せ方、排泄のさせ方) 第12回 第 4 章 日常における養護の方法 (沐浴・入浴のさせ方) 第13回 第 4 章 日常における養護の方法 (口腔内の衛生) 第14回 第 4 章 日常における養護の方法 (口腔機能の発達) 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第15回 第 8 章 いざというときの応急処置 (傷害時の応急処置、エピペンについて) 第16回 第 6 章 よくかかる病気について知ろう (冷却用具の種類と作り方、薬の与え方、エピペンについて) 第17回 赤十字幼児安全法講習会 (乳幼児の救急救命処置、AED を用いた心肺蘇生法も含む) 第18回 赤十字幼児安全法講習会 (乳幼児の救急救命処置、AED を用いた心肺蘇生法も含む) 第19回 第 7 章 よく起こる事故について知ろう (乳幼児に起こりやすい事故とその特徴) 第20回 第 7 章 よく起こる事故について知ろう (安全への配慮・安全管理・安全教育) 第21回 安全衛生に関する教育と教材の作成(グループワーク) 第22回 安全衛生に関する教育と教材の作成(グループワーク) 第10回 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第23回 事前学習 安全衛生教育のプレゼンテーション 事後学習 第24回 事前学習 まとめ 事後学習 - 74 - 第 3 章おさらいテスト問 1①~⑦、問 2 ①~⑤、問 3 テキスト pp.74~78 を読んでおく。 第 5 章おさらいテスト問①②⑩⑪⑫ テキスト pp.52~53、pp.62~64 を読 んでおく。 第 4 章おさらいテスト問 1④、問 3⑪~ ⑮ テキスト pp.53~55 を読んでおく。 第 4 章おさらいテスト問1①②、問 2 ①~③ テキスト pp.53~55、p61 を読んでお く。 調乳の方法と留意点について復習す る。 テキスト pp.56~59 を読んでおく。 衣服の着せ方について復習する。 テキスト pp.59~61 を読んでおく。 入浴のさせ方について復習する。 テキスト pp.56~57 を読んでおく。 第 4 章おさらいテスト問 2④⑤ 自分の歯がいつ頃生えてきたか考える 歯と口の健康の重要性について復習す る。 テキスト pp.126~130 を読んでおく。 第 8 章おさらいテスト問 1、問 2 テキスト pp.82~86 を読んでおく。 第 6 章おさらいテスト問 1、問 2、問 3、 問4 テキスト pp.122~128 を読んでおく。 第 8 章おさらいテスト問 4 テキスト pp.122~128 を読んでおく。 アサイメント 2 テキスト pp.106~109 を読んでおく。 第 7 章おさらいテスト問 1~問 3 テキスト pp.109~118 を読んでおく。 グループで製作する教材の準備をす る。 グループで製作する教材の準備をする 時間内で教材ができあがるように準備 する。 時間内で教材ができあがるように準備 する。 来週の発表に向けて発表の準備をす る。 発表ができるようにグループ内で打ち 合わせをする。 グループワークと発表の振り返り。 授業で配付されたプリントを整理す る。 この科目で学んだことを振り返る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 算数 (2 単位) 2.授業担当教員 島内 4.授業形態 講義・演習・実習等 3.科目番号 JCEL2413 5.開講学期 春期 啓介 6.履修条件・ 他科目との関係 小学校算数科の目標「算数的活動を通して、数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付 け、日常の事象について見通しをもち、筋道を立てて考え、表現する能力を育てるとともに、算数的活動の 7.講義概要 楽しさや数理的な処理のよさに気付き、進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。」を踏まえて、 指導する4つの領域、指導する学年の指導内容や指導方法についての講義・演習や今後求められる算数教育 のあり方についての講義・演習。 (1)算数科の目標や学習指導要領の内容を理解する。 (2)各学年の指導内容について理解し、説明することができる。 (3)算数科の授業づくりを理解し、自分なりの授業構想を考え説明することができる。 8.学習目標 (4)指導計画作成の意義やその方法のポイントについて理解し、説明することができる。 (5)算数指導における課題を理解し、その改善のための方法について具体的な方法を踏まえて自らの考えを説 明することができる。 【アサイメント】 自分が受けてきた算数・数学の授業を思い出し、印象に残っている内容をまとめておく。 9.アサイメント 【レポート課題】 (宿題)及びレポ 講義での課題・・第3回講義以降は、毎時間自分のまとめた内容を発表する。(詳細は第1回講義で指示) ート課題 期末課題・・授業内容を踏まえて、算数指導における指導計画を作成する (講義内で、指導計画作成のための形式等は指示をする。作成する単元についても決定する) 【教科書】 文部科学省『学習指導要領解説 算数編』東洋館出版 「算数科指導法」でも継続して使用。 必要に応じてプリント資料を作成し、配付。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 文部科学省『小学校学習指導要領』 講義の中で、適宜参考図書に関して紹介する。 【準備物】 演習において、コンパス、三角定規を使用することがあるので準備をする。(第1回講義でも使用する)。 以下の項目で評価を行う。 ○日常の授業における評価・・・総合点の 30%(必要に応じて講義の中で小テストを行う場合がある。) ○期末レポートにおける評価・・総合点の 20% 11.成績評価の方法 ○期末テストにおける評価・・・総合点の 50% なお、授業には必ず出席をすること。 受講生に期待すること (1) 履修者名簿が確定した段階で、座席指定とする。ペアでの学習やグループでの学習を通して、話し合い 12.受講生への を行い学習を深めていく。 メッセージ (2) 授業は積極的に受講すること。 (3) 授業中は積極的に質問し、発言すること。また他の受講生の発言にも真摯に耳を傾けること。 (4) 学生としてのマナーは守ること。 13.オフィスアワー 第1回講義において連絡する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教科書 pp.1~7 を読み、疑問点をまとめておく。 オリエンテーション 第1回 (算数数学の授業のアンケート・学習指導要 事後学習 算数科の目標や内容の変遷について調べまとめておく。 領や算数の内容について) 第1回講義で配付する過去の全国学力学習状況調査の問 事前学習 題を解く。解いた感想を自分なりにまとめておく。 (自分 全国学力学習状況調査について たちの算数の授業と比較して) 第2回 (学力調査からわかる算数科の目標と算数教 育の現状や課題について) 授業で取り扱った問題だけではなく、他の年の問題も解 事後学習 き、今の算数の授業について考える。 教科書 pp.18~27 を読み、自分なりにまとめる。(担当 事前学習 算数科の内容について① 者はまとめた内容の発表を行う) 第3回 (算数科の内容や領域の構成に関して) 事後学習 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 配付した参考資料を読み、自分なりにまとめる。 (担当者 事前学習 算数科の内容について② はまとめた内容の発表を行う) 第4回 (幼児期と算数との関わりについて) 事後学習 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 pp.54~68 を読み、自分なりにまとめる。(担当 事前学習 第1学年の指導について 者はまとめた内容の発表を行う) 第5回 (第1学年の目標及び指導内容) 事後学習 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 第2学年の指導について 教科書 pp.69~87 を読み、自分なりにまとめる。(担当 第6回 事前学習 (第2学年の目標及び指導内容) 者はまとめた内容の発表を行う) - 75 - 平成 27 年度 事後学習 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 第3学年の指導について (第3学年の目標及び指導内容) 第4学年の指導について (第4学年の目標及び指導内容) 第5学年の指導について (第5学年の目標及び指導内容) 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第6学年の指導について (第6学年の目標及び指導内容) 事前学習 指導計画の作成について① (学年間や異校種との連携や領域間、教科間 の連携等) 事前学習 指導計画の作成について② (算数的活動の取り入れ方など) 事前学習 算数指導改善のポイント① (学力踏査の結果の活用等) 事前学習 算数指導改善のポイント② (言語活動の充実や個に応じた指導) 事前学習 まとめ (算数指導のまとめと今後の課題) 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 期末試験 - 76 - 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 pp.188~113 を読み、自分なりにまとめる。(担 当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 pp.114~140 を読み、自分なりにまとめる。(担 当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 pp.141~164 を読み、自分なりにまとめる。(担 当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 pp.165~182 を読み、自分なりにまとめる。(担 当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 pp.14~17、p.183 を読み、自分なりにまとめる。 (担当者はまとめた内容の発表を行う) ここまでの授業を踏まえ、期末レポートの作成を行う。 レポートの提出は第15回の講義時に提出する。 事前に配付した参考資料を読み、自分なりにまとめる。 (担当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 事前に配付した参考資料を読み、自分なりにまとめる。 (担当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 事前に配付した参考資料を読み、自分なりにまとめる。 (担当者はまとめた内容の発表を行う) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 事前に配付した参考資料を読み、自分なりにまとめる。 (担当者はまとめた内容の発表を行う) 学習内容全体を振り返り整理し、期末テストに備える。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 算数科指導法 (2 単位) 2.授業担当教員 島内 4.授業形態 講義・演習・実習 3.科目番号 JCEL2414 5.開講学期 秋期 啓介 6.履修条件・ 他科目との関係 小学校算数の目標を踏まえて、算数の授業づくりのための具体的な方法等を学び、実際学習指導案を作成 する。作成した指導案を活用し、模擬授業を行い指導の実際を体験することで、さらにより良い授業作りの ための方法について学んでいくとともに、授業を見る視点や授業の改善点を明らかにする手法などを学ぶ。 (1)今求められる算数の授業に関して、現状を踏まえ、自分の考えをまとめることができる。 (2)求められる算数の授業を踏まえ、自らが理想とする算数の授業づくりのための学習指導案を作成すること ができる。 (3)模擬授業等を通して、配慮の必要な児童への対処方法や受業実践上の方法について理解し、説明すること 8.学習目標 ができる。 (4)算数の授業の評価の方法について理解し、説明することができる。 (5)模擬授業を通して、算数の授業の実践ができる。 【アサイメント】 9.アサイメント 自ら行いたい授業を、自分の経験を踏まえてまとめておく。 (宿題)及びレポ 【レポート課題】 ート課題 中間レポート・・模擬授業を行う部分の学習指導案を作成する。【グループで提出】 期末レポート・・授業全体を振り返り、自分が作成した学習指導案を修正し、提出する。【第15回で提出】 【教科書】 文部科学省『学習指導要領解説 算数編』東洋館出版(「算数」に引き続き使用する)。 必要に応じてプリント資料を作成し配付。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 文部科学省『小学校学習指導要領』 講義の中で、適宜参考図書に関しては紹介。 算数科教科書セット(1年~6年)を常備する予定。 以下の項目で評価を行う。 ○日常の授業における評価 ・・・総合点の 40% ○学習指導案(レポート課題)の評価 ・・総合点の 30% 11.成績評価の方法 ○期末テストにおける評価 ・・・総合点の 30% なお、授業には必ず出席をすること。 受講生に期待すること (1) 履修者名簿が確定した段階で、座席指定とする。ペアでの学習やグループでの学習を行う 12.受講生への (2) グループごとに模擬授業を行う。担当等は講義の中で決定する。 メッセージ (3) 授業は積極的に受講すること。(遅刻、早退をしないこと) (4) 授業中は積極的に質問し、発言をすること。また他の受講生の発言にも真摯に耳を傾けること。 (5) 学生としてのマナーを守ること。 13.オフィスアワー 第1回講義時に連絡します 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教科書 pp.8~13 を読み、自分なりにまとめる。 オリエンテーション 第1回 授業内容を理解し、自らの理想とする算数の授業 (今求められる算数科の授業の姿について) 事後学習 についてまとめる。 事前配付した資料及び教科書読み、自分なりにポ 事前学習 算数の授業づくり① イントをまとめる。 第2回 (授業実施前の準備) 事後学習 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 事前配付した資料を読み、自分なりにポイントを 事前学習 まとめる。 算数の授業づくり② 第3回 (授業前の準備や学習指導案) 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 事後学習 学習指導案作成のための準備を開始する。 事前配付した資料を読み、自分なりにポイントを 事前学習 算数の授業づくり③ まとめる。 第4回 (発問づくり) 事後学習 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 教科書 p.189 前配付した資料を読み、自分なりに 事前学習 算数の授業づくり④ ポイントをまとめる。 第5回 (板書や ICT など) 事後学習 授業で取り扱った内容を振り返り、理解を深める。 事前配付した資料を読み、自分なりにポイントを 事前学習 まとめると同時に高校時代までの評価について思 算数の授業づくり⑤ 第6回 い出しまとめておく。 (学習の定着や学習評価) 事後学習 授業内容を振り返り、学習指導案を完成させる。 第7回 学習指導案の作成 事前学習 指定された単元について、内容を確認しておく。 7.講義概要 - 77 - 平成 27 年度 【模擬授業実施単元の決定】 第8回 学習指導案の作成 【教材作成など】 第9回 学習指導案の作成 【学習指導案の完成】 第10回 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 模擬授業①【第7回の講義で分担を決定する】 模擬授業の実施と、グループに分かれての授業検討 事前学習 事後学習 第11回 模擬授業②【第7回の講義で分担を決定する】 模擬授業の実施と、グループに分かれての授業検討 事前学習 事後学習 第12回 模擬授業③【第7回の講義で分担を決定する】 模擬授業の実施と、グループに分かれての授業検討 事前学習 事後学習 第13回 模擬授業④【第7回の講義で分担を決定する】 模擬授業の実施と、グループに分かれての授業検討 事前学習 事後学習 第14回 模擬授業⑤【第7回の講義で分担を決定する】 模擬授業の実施と、グループに分かれての授業検討 事前学習 事後学習 事前学習 第15回 算数科指導法のまとめ及び今後の課題 事後学習 期末試験 - 78 - 分担に従って、学習指導案の作成を行う。必要な 資料を収集する。 引き続き、学習指導案の作成を行う。 配付した資料をもとに、作成した指導案のチェッ クを行う。 授業展開について考えておく。 グループごとに、作成した指導案を最終確認し、 期限までに提出する。 模擬授業担当者は学習指導案をふまえ授業の準備 をする。担当者以外は、内容の関連に関して調べ ておく。 実施した模擬授業を振り返り、参考になった点、 改善すべき点をまとめる。 模擬授業担当者は学習指導案をふまえ授業の準備 をする。担当者以外は、内容の関連に関して調べ ておく。 実施した模擬授業を振り返り、参考になった点、 改善すべき点をまとめる。 模擬授業担当者は学習指導案をふまえ授業の準備 をする。担当者以外は、内容の関連に関して調べ ておく。 実施した模擬授業を振り返り、参考になった点、 改善すべき点をまとめる。 模擬授業担当者は学習指導案をふまえ授業の準備 をする。担当者以外は、内容の関連に関して調べ ておく。 実施した模擬授業を振り返り、参考になった点、 改善すべき点をまとめる。 模擬授業担当者は学習指導案をふまえ授業の準備 をする。担当者以外は、内容の関連に関して調べ ておく。 実施した模擬授業を振り返り、参考になった点、 改善すべき点をまとめる。 模擬授業全体を振り返り、自分が作成した学習指 導案の修正について検討してくる。 全ての授業を振り返り、期末レポートを完成させ るとともに、期末テストに向けて学習内容を振り 返る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 児童家庭福祉 (2 単位) 2.授業担当教員 中嶋 4.授業形態 個別学習、グループ学習、発表、予習、ワークシート学習、復習 3.科目番号 JCGM1102 5.開講学期 春期 一郎 6.履修条件・ 他科目との関係 この科目は、保育士資格を取得するための必修科目であり、保育実践に不可欠の知識・技能を学習するも のである。 7.講義概要 具体的には、子どもを取り巻く環境を踏まえ、児童の家庭を含めて支援する児童家庭福祉の意義や歴史、 制度の体系、具体的活動を学ぶ。これらを通じて、保育士としての実践的な関わりと問題解決のための方法 を身につける。 1.児童家庭を支援する具体的な社会制度について理解し、説明が出来るようにする。 8.学習目標 2.児童家庭福祉の対象となる家庭、及び子どもの理解、及び関わり方を理解し、説明ができるようにする。 3.児童家庭福祉への具体的な支援方法、及び問題解決方法を理解し、実践で使用できるようにする。 15回の授業内で、社会福祉への問題意識を高め、主体的な学習ができるように予習を兼ねたアサイメントと、 9.アサイメント 問題へ及び考察を表現するためのレポート課題を行う。 (宿題)及びレポ 第1回の授業開始までに「児童家庭福祉」という言葉と「保育」という言葉の意味を調べてまとめたレポー ート課題 トを作成しておくことを強く望む。(字数は任意) 10.教科書・参考書・ 【教科書】新保育士養成講座編纂委員会/編『児童家庭福祉』全国社会福祉協議会、2013。 教材 【参考書】東京福祉大学編『新・社会福祉要説』ミネルヴァ書房、2005。 成績評価については、毎回主体的に学習しているか、積極的に質問をしているか、学習の成果が出るよう努 11.成績評価の方法 力しているかとその結果を評価します。 日常の授業態度(発表、質問は加点、欠席、私語等は減点)、レポート 50%、期末試験 50%。 携帯電話等の使用や私語等を慎むことは、守るべきマナーです。(減点の対象) 授業等で不満があれば個人的に受け付けておりますので、いつでもご相談ください。 自分の意見を持つことは、共に学ぶ学友との相互理解を深めるための道具です。自分の意見はワークシート 12.受講生への にまとめ、それを元に他人と議論を交わしてください。 メッセージ (以下、加点の対象) 他の学生を尊重し、その意見をしっかりと受け止めてください。 発表の際には、他の学生に伝わる大きさの声で行ってください。 わからないことがあれば、授業内、外で積極的に質問をしてください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 「児童家庭福祉」 「保育」という言葉を調べ、レポートに 事前学習 まとめておく。 オリエンテーション 第1回 保育における児童家庭福祉 保育を実践する課程で児童家庭福祉の知識、考え方がな 事後学習 ぜ重要なのかを理解し、説明できるようにする。 我が国における子どもの出生率と家族形態の変遷がわか 事前学習 る統計データをレポートにまとめておく。 現代社会と児童家庭福祉① 第2回 現代社会と子ども・家庭 現代における子ども・家庭を取り巻く環境を理解し、子 事後学習 育て支援との関連を説明できるようにする。 現代社会における児童のいる家庭が抱える問題を一つ調 事前学習 べてレポートにまとめておく。 現代社会と児童家庭福祉② 第3回 児童を抱える家庭がどのような生活問題に直面している 現代社会と児童家庭福祉 事後学習 のかを理解し、その原因がどのような背景のもとに起き ているのかを説明できるようにする。 児童家庭福祉の意義をレポートにまとめておく。 事前学習 児童家庭福祉の意義とその歴史的展開① 第4回 児童家庭福祉の概念・理念を理解し、実践でどのように 児童家庭福祉の概念・理念 事後学習 活かすのかを説明できるようにする。 児童家庭福祉の歴史上起きた出来事で関心のある出来事 事前学習 を一つ調べてレポートにまとめておく。 児童家庭福祉の意義とその歴史的展開② 第5回 児童家庭福祉の歴史的展開・諸外国の現状 児童家庭福祉における我が国と諸外国の関係を理解し、 事後学習 説明ができるようにする。 児童家庭福祉に関連する法制度を一つ調べてレポートに 事前学習 まとめておく。 児童家庭福祉に関する法制度と実施体制① 第6回 児童家庭福祉の法体系・実施体制・費用 児童福祉 6 法の概略を理解し、その説明ができるように 事後学習 する。 児童家庭福祉に関連する専門職を保育士以外で一つ調べ 事前学習 児童家庭福祉に関する法制度と実施体制② てレポートにまとめておく。 第7回 児童家庭福祉の専門職とネットワーク・権 児童家庭福祉に関わる専門職の理解と権利擁護について 利擁護 事後学習 説明できるようにする。 児童家庭福祉施策の現状と課題① 子育て支援サービスを一つ調べてレポートにまとめてお 第8回 事前学習 少子化と子育て支援サービス く。 - 79 - 平成 27 年度 多様な保育ニーズへの対応 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 児童家庭福祉施策の現状と課題② 母子保健サービス 障害のある子どもへの支援 事後学習 事前学習 事後学習 児童家庭福祉施策の現状と課題③ 児童の健全育成 児童虐待とDVへの対応 事前学習 児童家庭福祉施策の現状と課題④ 社会的養護サービス ひとり親家庭福祉 事前学習 児童家庭福祉援助活動① 児童家庭福祉援助活動と保育 児童家庭福祉援助活動と相談援助 事前学習 児童家庭福祉援助活動② 児童家庭福祉援助活動の実際(1) 児童家庭福祉援助活動③ 児童家庭福祉援助活動の実際(2) まとめ 児童家庭福祉分野における保育士の役割 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 80 - 具体的な保育ニーズに対応するサービスを理解し、説明 できるようにする。 障がい児を抱える家庭のニーズを調べてレポートにまと めておく。 母子家庭、障がい児を抱える家庭のニーズに対応するサ ービスを理解し、説明できるようにする。 児童の健全育成に係るサービスを一つ調べてレポートに まとめておく。 児童の健全育成、及び虐待に対する対応を理解し、説明 できるようにする。 社会的養護に係るサービスを一つ調べてレポートにまと めておく。 社会的養護サービスを利用する人々、ひとり親家庭のニ ーズを理解し、説明できるようにする。 子育て支援を行う際、子育てを行っている親に対する相 談援助の方法を調べてレポートにまとめておく。 支援が必要な児童、及び子育てを行っている両親に対す る関わり方を理解し、説明できるようにする。 バイスティックの 7 原則についてレポートにまとめてお く。 事例から学んだことを踏まえ、保育士として必要な支援 に関する要素を説明できるようにする。 バイスティックの 7 原則について支援の際にどの要素が 一番重要だと思うのかをレポートにまとめておく。 事例から学んだことを踏まえ、保育士として必要な支援 に関する要素を説明できるようにする。 保育実践を行う上で保育士として支援を行う際に大事に しなければならないと思ったこととその理由をレポート にまとめておく。 保育実践を行う上で保育士として支援を行う際、大事に したいことを説明できるようにする。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 児童生徒指導論(進路指導を含む) (初等) (2 単位) 3.科目番号 2.授業担当教員 金子 4.授業形態 講義、グループワーク、事例研究、レポート等 JCEL2403 康一 5.開講学期 春期 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及び レポート課題 10.教科書 参考書・教材 11.成績評価の方法 12.受講生への メッセージ 13.オフィスアワー 学校における生徒指導の意義や生徒指導の基礎を理解し、特に不登校、いじめ、非行、校内暴力、生徒懲戒、 学校事故等の問題について理解を図る。また、生徒指導の観点から進路指導と学級経営の問題をとりあげ、進 路指導、学級経営の意義や在り方等について理解を図る。適宜、学校における生徒指導や進路指導、学級経営 に関わる実践事例を組み入れて理解を深める。 これらの学習を通して、現場で役立つ理論的・実践的なセンスや能力を養うことを目標とする。 ・生徒指導の意義や役割について理解する。 ・児童生徒理解の基本や生徒指導の方法について理解する。 ・進路指導の意義や方法、及びキャリア教育のねらいや進め方について理解する。 ・生徒指導に基づいた学級経営の方法や配慮事項について理解する。 ・事例を元に、生徒指導上の諸問題への対応策や改善策について学ぶ。 ・中間レポート:いじめや不登校を減少させるための様々な実践を紹介し、自分の考察を加えてまとめる。 ・期末レポート:現在の学校教育が抱える生徒指導上の今日的課題を取り上げ、その対応策について、キャリ ア教育の視点や学級経営の視点から記述する。 ・小テストを実施する。レポートの詳細(内容、形式、分量、提出締め切り等)は、授業中に説明する。 【教科書】代表高橋哲夫編『生徒指導の研究 第三版』教育出版。 東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房。 【参考書】文部科学省『小学校学習指導要領解説(総則編) 』。 文部科学省『小・中学校学習指導要領解説(特別活動編) 』。 『教育相談の実際』東洋館出版社。 文部科学省『生徒指導提要』教育図書、2010 年。 ・中間レポート、期末レポート 総合点の40% ・小テスト、レポート 総合点の30% ・日常の授業態度(出席状況、質疑応答、発表等) 総合点の30% ○遅刻・早退は2回で欠席1回扱いとする。 ○期末テストは実施しない。 児童・生徒の「生きる力」を育成するための学校教育において、教科による「学習指導」と、全教育活動を 通じての「生徒指導」は車の両輪であると言えます。後者の「生徒指導」は、社会情勢や家庭環境の変化に伴 い児童・生徒の変容と課題が山積しています。教師を目指す皆さんにとって、生徒指導の理論と方法の理解と 習得は欠くことの出来ない内容です。常に課題意識を持ち、積極的・意欲的に授業に臨むよう期待します。 第 1 回授業時に周知する 14.授業展開及び授業内容 講義日程 第1回 授業内容 事前学習 学習課題 シラバス及び教科書 p.16 を通読し、問題行動 の状況をつかみ講義に臨む。 講義内容を基に、直面する学校不適応問題や 問題行動についてまとめる。 教科書 pp.7~18 を通読してくる。 学習指導要領における生徒指導の位置付け をまとめる。 教科書 pp.19~25 を通読してくる。 事後学習 生徒指導と法制の関連をまとめる。 事前学習 教科書 pp.25~41 を通読してくる。 事後学習 教師と児童の関係づくりや児童理解につい ての自己課題をまとめる。 事前学習 本科目のガイダンス 生徒指導の理論と方法① ・直面する学校不適応及び問題行動 事後学習 生徒指導の理論と方法② ・生徒指導の意義・ねらいと性格 ・ガイダンス機能の充実と生徒指導 生徒指導の理論と方法③ ・生徒指導の歴史と理論、 ・生徒指導と法制 生徒指導の理論と方法④ 生徒指導の方法(進め方) ・人間関係づくり、自己指導能力の育成、児童・生徒理 解 生徒指導の理論と方法⑤ 生徒指導の方法(進め方) ・生徒指導の進め方や生かし方、問題行動の理解と指導 事前学習 生徒指導の事例研究 ・いじめ問題のビデオ視聴とグループワーク ・いじめ問題等に関する「中間レポート」 事前学習 第6回 教育相談の理論と方法① ・教育相談の意義とねらい ・教育相談の進め方 事前学習 第7回 第8回 教育相談の理論と方法② ・教育相談の技法と実際~DVD 視聴とグループワーク 事前学習 事後学習 第2回 第3回 第4回 第5回 事後学習 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 - 81 - 教科書 pp.42~66 を通読してくる。 生徒指導の進め方や生かし方についての自 己課題をまとめる。 新聞等からいじめの記事を切り抜く。 いじめ等を撲滅するための対応策を考察し、 中間レポートにまとめる。 教科書 pp.75~89 を通読してくる。 教育相談の意義とねらいの内容をまとめ、自 己課題を明確にする。 教科書 pp.90~126 を通読してくる。 教育相談の働きの授業への生かし方につい 平成 27 年度 第9回 ・教育相談を進める上での配慮事項 進路指導の理論と方法① ・進路指導の意義と性格 ・進路指導の歴史と理論 事前学習 事後学習 進路指導の理論と方法② ・進路指導の組織と計画 ・進路指導の課題と展望 事前学習 第10回 進路指導の理論と方法③ ・キャリア教育の概要 ・キャリア教育の実際~DVD 視聴とグループワーク 事前学習 第11回 学級経営の理論と方法① ・学級経営の基本課題、 ・意義、ねらい、役割 事前学習 第12回 事前学習 第13回 学級経営の理論と方法② ・学級経営の方法、進め方 ・学級経営の組織と計画 ・ビデオ視聴「学級崩壊」 ・生徒指導上の今日的課題に関する「期末レポート」 学級経営の理論と方法③ ・ADHD/LD 指導の基礎・基本 ・ビデオ視聴「特別支援教育の実践」 事前学習 第14回 第15回 児童生徒指導論のまとめと発表 ・期末レポートを元にグループワーク、発表 ・授業評価 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 82 - てまとめ、自己課題を明確にする。 教科書 pp.127~147 を通読してくる。 進路指導の意義と性格の内容をまとめ、自己 課題を明確にする。 教科書 pp.148~177 を通読してくる。 進路指導の課題と展望をまとめ、自己課題を 明確にする。 学習指導要領総則 pp.57~58 を通読する。 学習指導要領におけるキャリア教育の位置 付けをまとめる。 教科書 pp.178~191 を通読してくる。 学級経営は管理ではなく理解であり、教師の 人間性が基本であることをまとめる。 教科書 pp.192~215 を通読してくる。 学級崩壊の実態から、今後身につけるべき自 己課題を明確にする。 期末レポートの作成・提出 学習指導要領総則 pp.63~66 を通読する。 通常学級における特別支援教育の重要性を 理解し、自己課題を明確にする。 児童生徒指導論を振り返り概要を整理する。 児童生徒指導論を今後にどう生かすか、成果 と課題をまとめる。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 社会 (2 単位) 2.授業担当教員 根岸 4.授業形態 講義、グループ学習、討議・発表学習 6.履修条件・ 他科目との関係 教育実習前に履修を終えていることが望ましい。 3.科目番号 JCEL3419 5.開講学期 春期 章 「社会」は、小学校教諭免許状取得に必要な科目である。小学校「社会」についての理解を深めるために、 小学校学習指導要領社会の改訂の経緯に触れながら、小学校3学年~6学年で指導する目標・内容を小学校 学習指導要領「社会編」に基づき学習する。 7.講義概要 特に、学習の中心となる学年の目標・内容の理解とその具現化のための教材研究の方法等については、各 学年の教科書を活用し、調査・体験・作業的な活動を導入し、班活動や発表学習を充実させ、具体的に検討 し理解を深められるようにする。また、社会科の指導計画や評価についても学習する。 「社会」の学習が終了した時点で、学生には下記の目標を達成することが期待される。 1.小学校社会科の目標、及び各学年の目標・内容を理解することができる。 2.教科書を活用し、調査・体験・作業的な活動を導入した教材研究の在り方を実践的に理解することができ 8.学習目標 る。 3.小学校社会科の指導計画作成の方法や小学校社会科の評価規準について理解を深めることができる。 4 授業においては、班活動の重要性を理解し、役割を分担し協力態勢のもとで、調査・体験・作業的な学習 や話し合い・ 発表学習ができる。 ○全員が、小学校学習指導要領社会及び教科書の該当箇所(事前に計画表を配布)をよく読んでおくこと。 ○担当班は、事前に、グループ提案用紙等に担当内容についての要点や重要箇所、疑問点等を話し合いまと 9.アサイメント め、教員へ提出すること。 (宿題)及びレポ ○各班は、調査・体験や作業的な活動に取り組む際には、役割分担や協力的な活動についての事前の話し合 ート課題 い活動を十分に行い、教材の作成・まとめ・発表等を円滑に実施できるようにすること。 ○レポート課題「社会科の目標・内容の具体化・具現化を図るため教材研究の在り方について、例を挙げて 具体的に述べなさい。」 【教科書】 ○文部科学省『小学校学習指導要領解説 社会編』東洋館出版、2008 年。 ○北俊夫・佐藤学他著『小学校社会科教科書(3・4 年上下)』東京書籍、2014 年。 10.教科書・参考書・ ○帝国書院編集部 『楽しく学ぶ小学生の地図帳 最新版』帝国書院、2014 年。 教材 ※授業で 5・6 年の教科書も使用するが、購入しなくてよい。 【参考書】 ○東京福祉大学編「教職科目要説(初等教育編)」ミネルヴァ書房 ○受講態度、作成した教材・作品の充実度、班のディスカッションの様子、レポート等を総合して評価する。 1 作成した教材・作品の充実度 総合点の 40% 2 調査・体験、作業的な班活動の様子と発表の内容・態度 総合点の 30% 3 レポート、提出物 総合点の 30% 11.成績評価の方法 なお、ア、履修要項「授業について」の「7単位の認定」により、授業時数の4分の3以上(15回中12 回以上)の出席を満たさない場合は単位を認定しない。 イ、授業態度の悪い学生は減点します。また、指導後の改善が見られない場合はF評価になること もある。 ○本科目は、小学校教諭の資格取得のために学ぶ教科です。教師になったつもりで自己を高め、緊張感、熱 意、高い倫理観等をもって授業に取り組んでほしい。特に、以下のことを守ったり努力したりしてほしい。 ア積極的に授業に取り組むこと。(予習や復習を必ず行うこと。) イ教科書等を忘れない。私語をしない。飴やガムを口の中に入れていない。居眠りをしない。 12.受講生への ウ携帯電話は電源を切りバッグ等にしまっておく。机上に飲食物等を置かない。遅刻をしない等。 メッセージ エ社会人としての教養や資質を身につける努力をしてほしいこと。 例 新聞や本を読み、日本や世界の現状を理解すると共に、知識や考え方を豊かにすること。 学校、幼稚園、保育所等の教育施設はすべて禁煙です。喫煙している学生は禁煙の努力をすること。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 学習指導要領社会「目標」の解説編を オリエンテーション 事前学習 読み、内容を把握しておく。 「社会」のねらい、学習内容等、授業の受け方(班編成、班活 第1回 動・発表学習の仕方、提案カードの作成の仕方等) 学習の仕方を振り返る。社会科の目標 事後学習 小学校社会科の目標 の重要点を整理しまとめる。 改訂の趣旨と3・4年の内容解説の部 事前学習 分を読み、内容を把握する。 小学校社会科、社会科改訂の趣旨、各学年の内容① 第2回 小学校社会科改訂の趣旨と 3~4 年の内容の概要を理解する。 3・4年の内容の重要点を整理しまと 事後学習 めておく。 5・6年の内容解説の部分を読み、内 事前学習 容を把握する。 小学校社会科、各学年の内容② 第3回 小学校社会科 5~6 年の内容の概要を理解する。 5・6年の内容の重要点を整理しまと 事後学習 めておく。 - 83 - 平成 27 年度 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 小学校社会科3年の教材研究① 「学校のまわりの様子」の学習計画づくり、調べること、持ち もの、探検コース絵地図作成―地図の作成―分かったこと、発 表計画 事前学習 事後学習 小学校社会科3年の教材研究② 「探検をしよう」―探検コースに従ってのフィールドワーク 事前学習 小学校社会科3年の教材研究③ 「絵地図や地図にまとめよう」―調べたことを絵地図や地図と して模造紙に表現し、整理する。地図から分かることのまとめ 事前学習 事後学習 事後学習 事前学習 小学校社会科3年の教材研究④ 作成した教材(作品)の紹介とまとめの発表、評価 事後学習 小学校社会科 4 年の教材研究① 「わたしたちの群馬県」の学習計画づくり、問題設定―調査内 容の決定・調査―教材の作成(何をどのように表現)―県の特色 のまとめ 事前学習 事後学習 小学校社会科 4 年の教材研究② 「群馬県を調べて表現しよう」県の位置、自然、産業、交通等 の調査、表現、特色のまとめ 事前学習 小学校社会科 4 年の教材研究③ 作成した教材(作品)の紹介とまとめの発表、評価 事前学習 事後学習 事後学習 小学校社会科 6 年の教材研究① 「武士の世の中へ」~「戦国の世から江戸の世へ」から一つの 単元を選び、学習の計画づくり―調査課題の設定―調査項目・ 内容の決定・調査―まとめ方の工夫、まとめ 事前学習 事後学習 小学校社会科 6 年の教材研究② 単元について、人物や文化遺産を中心に調査、表現、まとめ 事前学習 小学校社会科 6 年の教材研究③ 作成した教材(作品)の紹介とまとめの発表、評価 事前学習 小学校社会科の指導計画の作成と評価について①-指導計画 作成の意味・作成方法、単元の目標に準拠した観点別評価規準 の設定と評価の実際について理解する。 事前学習 事後学習 事後学習 小学校社会科の指導計画の作成と評価について② まとめのレポート作成等 - 84 - 事後学習 事前学習 事後学習 教科書「1学校のまわり」等を読み、 教材内容を把握する。 班としての活動計画やフィールドワー クについて、再確認しておく。 フィールドワークの準備、コース、約 束事、協力態勢等の再確認、 調査・体験内容の整理とまとめ 班で集まり、絵地図や地図としての表 現方法を話し合っておく。 表現した作品を振り返り、まとめた事 柄の理解を深めておく。 班としての発表の内容・仕方を話し合 い、確認しておく。 評価を踏まえての反省点の整理、教材 研究に生かす視点のまとめ。 教科書「7わたしたちの県」等を読み、 教材内容を把握する。 班の計画や調査・作業的な学習の手 順・方法等を再確認しておく。 群馬県を調べるための資料を収集し、 前時に決めた観点から事前調査を行 い、まとめておく。 表現した作品を振り返り、まとめた事 柄の理解を深めておく。 班としての発表の内容・仕方を話し合 い、確認しておく。 評価を踏まえての反省点の整理、教材 研究に生かす視点のまとめ。 教科書「3武士の世の中へ」~「5戦 国の世から江戸の世へ」を読み、教材 内容を把握する。 班で話し合い、選択する教材単元を一 つ決定しておく。 選択した教材単元について、幅広く資 料を収集し、内容を調べる。 表現した作品を振り返り、まとめた事 柄の理解を深めておく。 班としての発表の内容・仕方を話し合 い、確認しておく。 評価を踏まえての反省点の整理、教材 研究に生かす視点のまとめ。 教科書「指導計画の作成と内容の取り 扱い」の内容を把握する。 全体を振り返り、重要点をノートに整 理しまとめておく。 評価についての考え方を調べる。 社会科の教材研究の仕方について自己 課題をまとめておく。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 社会科指導法 (2 単位) 2.授業担当教員 根岸 4.授業形態 講義、グループ学習、実作、模擬授業 6.履修条件・ 他科目との関係 教育実習前に履修しておくことが望ましい。 3.科目番号 JCEL3420 5.開講学期 秋期 章 「社会科指導法」は小学校教諭免許状取得に必要な科目である。春学期に学習した「社会」の目標・内容 を実際に指導する場合の指導法について理論と実践の両面から学習し、実践的な社会科の指導力を身に付け るものである。 7.講義概要 そのために、先ず、社会科の学習指導過程、学習指導形態、学習活動を中心に社会科の学習指導理論を理 解する。 次に、これらの学習をもとにして、社会科の学習指導案づくりと模擬授業を行う。その際、教材研 究の仕方、学習指導案の書き方、発問・板書の工夫、資料の活用等の指導技術にも目を向け、模擬授業の充 実を図る。 「社会科指導法」の学習が終了した時点で、学生には下記の目標を達成することが期待される。 1.問題(課題)解決学習の学習指導過程についての理解を深めることができる。 8.学習目標 2.社会科の学習形態や学習活動及び指導技術等を実践的に理解することができる。 3.社会科の教材研究の仕方や学習指導案の形式・内容について理解し、学習指導案を作成することができる。 4 問題解決学習を導入し、指導方法・指導技術を工夫して模擬授業を行うことができる。 ○事前に、『小学校学習指導要領解説社会編』等の教科書の該当箇所(事前に指示する)をよく読んでおくこ と。 9.アサイメント ○摸擬授業前に、学習指導案を作成し提出すること。 (宿題)及びレポ ○協力して教材等を作成し、問題解決学習の学習指導過程を導入し、発問・板書等を工夫した学習指導案を ート課題 作成し、摸擬授業を実施できること。 ○レポート課題「社会科指導の工夫・改善について―摸擬授業を通して」 【教科書】 10.教科書・参考書・ ○文部科学省『小学校学習指導要領解説社会編』東洋館出版社、2008 年。 教材 【参考書】 ○東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房。 ○受講態度、学習指導案の作成、摸擬授業、レポート等を総合して評価する。 1 学習指導案の作成・提出 総合点の 30% 2 摸擬授業の指導案・摸擬授業 総合点の 40% 3 提出物、レポート 総合点の 30% 11.成績評価の方法 なお、ア、履修要項「授業について」の「7単位の認定」により、授業時数の4分の3以上(15回中 12回以上)の出席を満たさない場合は単位を認定しない。 イ、授業態度の悪い学生は減点します。また、指導後の改善が見られない場合はF評価になるこ ともある。 ○本科目は、小学校教諭の資格取得のために学ぶ教科です。教師になったつもりで自己を高め、緊張感、熱 意、高い倫理観等をもって授業に取り組んでほしい。特に、以下のことを守ったり努力したりしてほしい。 ア積極的に授業に取り組むこと。(予習や復習を必ず行うこと。) イ教科書等を忘れない。私語をしない。飴やガムを口の中に入れていない。居眠りをしない。 12.受講生への ウ携帯電話は電源を切りバッグ等にしまっておく。机上に飲食物等を置かない。遅刻をしない等。 メッセージ エ社会人としての教養や資質を身につける努力をしてほしいこと。 例 新聞や本を読み、日本や世界の現状を理解すると共に、知識や考え方を豊かにすること。 学校、幼稚園、保育所等の教育施設はすべて禁煙です。喫煙している学生は禁煙の努力をしてくださ い。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書、ノート、資料整理用ファイル等 オリエンテーション 事前学習 の準備。 「社会科指導法」のねらい、学習内容等、授業の受け方(班編 第1回 成、グループ学習―指導案の作成・摸擬授業―の方法)等 授業の受け方等の確認、学習活動からみ 事後学習 社会科の学習指導①(学習活動から見た指導理論) た指導方法の整理・まとめ。 ネット等で戦後の社会科の代表的な学習 事前学習 指導過程を調べておく。 第2回 社会科の学習指導②(戦後の社会科学習指導過程の概要) 時代の要請と学習指導過程との関連を整 事後学習 理し、理解を深める。 社会科の問題解決学習を、資料やネット 事前学習 社会科問題(課題)解決学習① 等で調べておく。 第3回 基本的なことがら-学習指導過程の基本型、問題(課題)の 社会科の問題解決学習の基本型をノート 意味、問題(課題)の設定・把握等について 事後学習 に整理し覚える。 取り上げる歴史教材の内容を人物や文化 事前学習 遺産に重点を置き調べる。 社会科問題(課題)解決学習② 第4回 実際的な理解―6年生の教材を例にして 問題の設定から予想・仮説の設定までの 事後学習 流れを整理し、覚えておく。 - 85 - 平成 27 年度 第5回 事前学習 社会科問題(課題)解決学習③ 実際的な理解―6年生の教材を例にして 事後学習 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 小学校社会科学習指導案の作成① 小学校社会科学習指導案の特色、形式・内容を理解する。 参考例を基にして実作し、指導案の書き方に慣れる 小学校社会科学習指導案の作成② 参考例を基にして実作し、指導案の書き方に慣れる。 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 小学校社会科学習指導案の作成③ 指導案を完成させる。 事後学習 模擬授業に向けての指導案づくり① 5・6年の教材の中から単元を一つ選択し、展開案を作成。 事前学習 事後学習 事前学習 模擬授業に向けての指導案づくり② 展開案の作成と資料・教材づくり 事後学習 模擬授業に向けての指導案づくり③ 教材(指導資料)づくり、板書・発問計画の作成、指導案の 提出 事前学習 事後学習 事前学習 第12回 問題(課題)解決学習を導入した模擬授業の実施① 事後学習 事前学習 第13回 問題(課題)解決学習を導入した模擬授業の実施② 事後学習 事前学習 第14回 問題(課題)解決学習を導入した模擬授業の実施③ 事後学習 第15回 問題(課題)解決学習を導入した模擬授業の実施④ 学習のまとめ、課題レポート「社会科指導の工夫・改善につ いて―摸擬授業を通して」のレポートの作成・提出 - 86 - 事前学習 事後学習 取り上げる歴史教材を再確認。問題解決 学習の全体の流れの理解と前時の流れの 把握。 実際の教材に基づく問題解決学習の重要 なポイントを整理し覚える。 事前に配布される指導案に関する資料を よく読み、理解しておく。 指導案形式をノートにまとめ理解を深め ておく。 参考例の指導案をよく読み、各項目の重 要点を整理し、まとめる。 未完成の項目の視写をして理解を深め る。 参考例の後半をよく読み、各項目の重要 点を整理し、まとめる。 視写して作成した指導案の内容・形式を 再度、整理しまとめを行う。 選択した単元の内容を、教科書や資料等 に当たって調べ、まとめる。 作成途中の展開案を、再度、班で検討し、 修正しておく。 前時までの展開案の流れの確認と単元の 内容の再確認。 展開案の全体の流れを、問題解決学習の 視点から点検し、整理する。 指導資料づくりのための計画立案諸準備 等を、班で話し合う。 模擬授業に向けて、全てを点検し、問題 点や課題等を修正しておく。 授業の台本をつくり、役割分担を確認し、 班として授業に備える。 班としての自己評価と他者評価の整理・ まとめと課題の明確化。 授業の台本をつくり、役割分担を確認し、 班として授業に備える。 班としての自己評価と他者評価の整理・ まとめと課題の明確化。 授業の台本をつくり、役割分担を確認し、 班として授業に備える。 班としての自己評価と他者評価の整理・ まとめと課題の明確化。 班や自己の課題と具体的な改善策を考 え、ノートに整理する。 工夫・改善策を、教育実習に生かせるよ うにする。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 社会的養護 (2 単位) 2.授業担当教員 中嶋 4.授業形態 個別学習、グループ学習、発表、予習、ワークシート学習、復習 3.科目番号 JCNT2416 5.開講学期 春期 一郎 6.履修条件・ 他科目との関係 この科目は、保育士資格を取得するための必修科目であり、保育実践に不可欠の知識・技能を学習するも のである。 7.講義概要 具体的な内容としては、社会的養護の意義、制度や実施体系及び児童の権利擁護について、平成 24 年公布 の関係法制度や最新の統計データを参考にしつつ、児童福祉施設の今日的動向にふれながら理解する。 1.社会的養護の理念と概念を理解し、保育士として実践で使用出来る知識を身につける。 2.児童の権利、児童養護の理念を理解し、保育士として実践で使用出来る知識を身につける。 8.学習目標 3.施設養護における自立支援等の具体的な支援について理解し、保育士としての実践力を身につける。 4.社会的養護の抱える今後の課題について理解し、保育士としての考察力、対応力を身につける。 15回の授業内で、社会福祉への問題意識を高め、主体的な学習が出来るように予習を兼ねたアサイメントと、 9.アサイメント 問題へ及び考察を表現するためのレポート課題を行う。 (宿題)及びレポ 第1回の授業開始までに「社会的養護の理念と概念」について調べてまとめたレポートを作成しておくこと ート課題 を強く望む。(字数は任意) 【教科書】 10.教科書・参考書・ 新保育士養成講座編纂委員会/編『社会的養護』全国社会福祉協議会、2013。 教材 【参考書】 東京福祉大学編『新・社会福祉要説』ミネルヴァ書房、2005。 成績評価については、毎回主体的に学習しているか、積極的に質問をしているか、学習の成果が出るよう努 11.成績評価の方法 力しているかとその結果を評価します。 日常の授業態度(発表、質問は加点、欠席、私語等は減点)、レポート 50%、期末試験 50%。 携帯電話等の使用や私語等を慎むことは、守るべきマナーです。(減点の対象) 授業等で不満があれば個人的に受け付けておりますので、いつでもご相談ください。 自分の意見を持つことは、共に学ぶ学友との相互理解を深めるための道具です。自分の意見はワークシート 12.受講生への にまとめ、それを元に他人と議論を交わしてください。 メッセージ (以下、加点の対象) 他の学生を尊重し、その意見をしっかりと受け止めてください。 発表の際には、他の学生に伝わる大きさの声で行ってください。 わからないことがあれば、授業内、外で積極的に質問をしてください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 第1回 オリエンテーション 現代社会における社会的養護の意義と歴史 的変遷① 社会的養護の理念と概念 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 現代社会における社会的養護の意義と歴史 的変遷② 社会的養護の歴史的変遷 社会的養護と児童家庭福祉① 児童家庭福祉と社会的養護の関係性 社会的養護と児童家庭福祉② 児童の権利擁護と社会的養護 社会的養護の制度と実施体系① 社会的養護の制度と法体系 社会的養護の制度と実施体系② 社会的養護の仕組みと実施体制 社会的養護の制度と実施体系③ 家庭養護と施設養護 学習課題 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 87 - 社会的養護の理念と概念について調べてまとめたレポート を作成しておく。 社会的養護の理念と概念を理解し、保育士として実践を行 う際の規範との関連を説明出来るようにする。 社会的養護の歴史上で起きた出来事を一つまとめたレポー トを作成しておく。 社会的養護の歴史について理解し、説明出来るようにする。 児童家庭福祉の支援における重要なポイントをまとめたレ ポートを作成しておく。 社会的養護における児童家庭福祉の在り方を理解し、説明 出来るようにする。 児童の有する権利についてまとめたレポートを作成してお く。 社会的養護における児童の権利の位置付けを理解し、説明 出来るようにする。 社会的養護に関する法制度を一つ調べてまとめたレポート を作成しておく。 社会的養護を実施するための法体系と具体的な制度を理解 し、説明出来るようにする。 社会的養護に係る施設を一つ調べてまとめたレポートを作 成しておく。 社会的養護の実施体制を理解し、実際の仕組みを説明出来 るようにする。 家庭養護と施設養護の特徴について調べてまとめたレポー トを作成しておく。 家庭養護と施設養護の特徴を理解し、それぞれのメリッ ト・デメリットを説明出来るようにする。 平成 27 年度 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 社会的養護の制度と実施体系④ 社会的養護の専門職 施設養護の実際① 施設養護の基本原理 施設養護の実際/養護系施設 施設養護の実際② 施設養護の実際/非行系施設・障害系施設 施設養護の実際③ 施設養護とソーシャルワーク 施設等の 運営管理 記録の作成の留意点と自己評 価の視点 社会的養護の課題と展望① 生活単位の小規模化とケア体制 社会的養護の課題と展望② 社会的養護の担い手のケアの必要性 社会的養護の課題と展望③ 社会的養護の展望 まとめ 保育士として社会的養護にどのように関わ りたいのか 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 88 - 社会的養護に係る専門職を保育士以外で一つ調べてまとめ たレポートを作成しておく。 社会的養護に係る専門職の特徴と業務内容を理解し、保育 士との連携について説明出来るようにする。 施設養護での基本原理をまとめたレポートを作成してお く。 養護系施設で行われる業務内容と支援の実際を理解し、実 践で活かせる知識を身に付ける。 障害系施設の種別を整理してまとめたレポートを作成して おく。 非行系施設、障害系施設で行われる業務内容と支援の実際 を理解し、実践で活かせる知識を身に付ける。 ソーシャルワークという言葉の意味を調べてまとめたレポ ートを作成しておく。 施設養護にかかる支援方法、及び記録の仕方等の具体的業 務を理解する。 社会的養護におけるケア体制の具体例を調べてまとめたレ ポートを作成しておく。 社会的養護の支援において子どもの権利を保障するために 必要なケア体制を理解し、説明出来るようにする。 社会的養護の施設に従事する職員が抱える問題についてま とめたレポートを作成しておく。 社会的養護に従事する職員の実際を理解し、そのような状 態に自身が置かれた時の対処方法を考察する。 社会的養護に今後求められる課題を一つ調べてまとめたレ ポートを作成しておく。 社会的養護が今後抱える課題を整理し、その対応策を考察 する。 保育士として社会的養護に係る施設で働くとしたら自身は どのような施設で働いてみたいのか、具体的な施設の種別 とその理由をまとめたレポートを作成しておく。 保育士として働いてみたい施設に関する知識とその理由を 説明出来るようにする。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 社会的養護内容 3.科目番号 SSOT2418 SCOT2418 SJMP2137 5.開講学期 秋期 (2 単位) 2.授業担当教員 中嶋 一郎 4.授業形態 個別学習、グループ学習、発表、予習、ワークシート学習、復習 6.履修条件・ 他科目との関係 「社会的養護」を履修してから履修することが望ましい。 この科目は、保育士資格を取得するための必修科目であり、保育士実践に必要な知識・技能を学習するも のである。 具体的には、子どもと家族に対応する「専門的な支援者」である保育士として、社会的養護、施設が目指 7.講義概要 そうとしている方向性と施設における家族、子どもへの支援の在り方を「子どもの最善の利益」という視点 から理解するため、保育士の専門性にかかわる知識・技術とその応用に関して具体的な事例を交えて学ぶ。 これらを通じて実習に向けた準備等ができるようにする。 1.児童福祉施設における養護の意義を理解し、専門的な支援者としての保育士に必要な認識を身につける。 8.学習目標 2.児童の成長・発達に果たす養護の意義について学習し、保育士としての役割感覚を身につける。 3.社会的養護に関わる施設の事例分析を行い、利用者理解と事例への洞察力、支援の視点を身につける。 15回の授業内で、社会福祉への問題意識を高め、主体的な学習ができるように予習を兼ねたアサイメント 9.アサイメント と、問題へ及び考察を表現するためのレポート課題を行う。 (宿題)及びレポ 第1回の授業開始までに「児童の有する権利」についてまとめたレポートを作成しておくことを強く望む。 ート課題 (字数は任意) 10.教科書・参考書・ 【教科書】 教材 吉田眞理(編著)『児童の福祉を支える 演習 社会的養護内容』萌文書林、2011。 成績評価については、毎回主体的に学習しているか、積極的に質問をしているか、学習の成果が出るよう努 11.成績評価の方法 力しているかとその結果を評価します。 日常の授業態度(発表、質問は加点、欠席、私語等は減点)40%、レポート 60%。 携帯電話等の使用や私語等を慎むことは、守るべきマナーです。(減点の対象) 授業等で不満があれば個人的に受け付けておりますので、いつでもご相談ください。 自分の意見を持つことは、共に学ぶ学友との相互理解を深めるための道具です。自分の意見はワークシート 12.受講生への にまとめ、それを元に他人と議論を交わしてください。 メッセージ (以下、加点の対象) 他の学生を尊重し、その意見をしっかりと受け止めてください。 発表の際には、他の学生に伝わる大きさの声で行ってください。 わからないことがあれば、授業内、外で積極的に質問をしてください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 児童の有する権利についてまとめたレポートを 事前学習 作成しておく。テキスト p.11、p.20 の事例を熟 社会的養護における児童の権利擁護と保育士の倫理 読しておく。 第1回 及び責務① 児童の権利擁護(1) 子どもの最善の利益を踏まえた支援の具体例を 事後学習 考察し、自分の意見を説明することが出来る。 テキスト p.23、p.32、p.37、p.44 の事例を熟読 事前学習 社会的養護における児童の権利擁護と保育士の倫理 しておく。 第2回 及び責務② 子どもの最善の利益を踏まえた支援の具体例を 児童の権利擁護(2) 事後学習 考察し、自分の意見を説明することが出来る。 テキスト p.56「全国児童養護施設協議会倫理綱 事前学習 領」をまとめたレポートを作成しておく。 テキスト p.47、p.57 の事例を熟読しておく。 社会的養護における児童の権利擁護と保育士の倫理 第3回 及び責務③ 保育士としての資質と倫理について理解し、バー 保育士等の倫理及び責務 ンアウトを起こさないための職員間の支援につ 事後学習 いて考察し、自分の意見を説明することが出来 る。 児童養護施設の体系と概要についてまとめたレ 事前学習 ポートを作成しておく。 施設養護の特性及び実際① 第4回 児童養護にかかるサービスの種類、及び連携、利 児童養護の体系と児童福祉施設の概要 事後学習 用までの手続きを理解し、説明することが出来 る。 テキスト p.67、p.72、p.75、p.81、p.84 の事例 事前学習 を熟読しておく。 施設養護の特性及び実際② 第5回 児童養護施設、乳児院、母子支援施設での支援に 日常生活支援と諸施設の暮らし(1) 事後学習 対する事例について考察し、自分の意見を説明す ることが出来る。 テキスト p.87、p.94、p.97、p.100、p.107、p.110 事前学習 施設養護の特性及び実際③ の事例を熟読しておく。 第6回 日常生活支援と諸施設の暮らし(2) 事後学習 医療型障害児入所施設、児童自立支援施設、情緒 - 89 - 平成 27 年度 事前学習 第7回 施設養護の特性及び実際④ 日常生活支援と諸施設の暮らし(3) 事後学習 事前学習 第8回 保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向① 保育士の業務、虐待された子どもへの支援 事後学習 事前学習 第9回 保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向② 虐待への対応、子どもと家族への支援 第10回 保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向③ 児童相談所の連携、虐待した家族への支援 第11回 保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向④ ソーシャルワークの技術活用、アドミッションケア 第12回 保育士の専門性にかかわる知識・技術とその傾向⑤ リービングケア、アフターケア 第13回 今後の課題と展望① 施設の小規模化と地域連携 第14回 今後の課題と展望② 施設の小規模化と地域連携 第15回 まとめ 社会的養護の施設で働くということ 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 90 - 障害児短期治療施設での支援に対する事例につ いて考察し、自分の意見を説明することが出来 る。 テキスト p.113、p.120、p.128 の事例を熟読して おく。 福祉型障害児入所施設、里親制度に係る支援に対 する事例について考察し、自分の意見を説明する ことが出来る。 入所型社会的養護施設のうち、任意で選択した一 つの施設についての業務内容をまとめたレポー トを作成しておく。 テキスト p.141 の事例を熟読しておく。 虐待を受けてきた子どもの支援に関する事例に ついて考察し、自分の意見を説明することが出来 る。 テキスト p.151、p.154 の事例を熟読しておく。 施設内の体罰に係る支援、子どもと家庭への支援 に関する事例について考察し、自分の意見を説明 することが出来る。 テキスト p.164、p.167 の事例を熟読しておく。 児童相談所との連携に係る支援、虐待した家族へ の支援に関する事例について考察し、自分の意見 を説明することが出来る。 テキスト p.167、p.175 の事例を熟読しておく。 入所から退所後に至る支援に関する事例につい て考察し、自分の意見を説明することが出来る。 テキスト p.188、p.197 の事例を熟読しておく。 入所から退所後に至る支援に関する事例につい て考察し、自分の意見を説明することが出来る。 テキスト p.208 の事例を熟読しておく。 グループホームにおける個別ケアに関する事例 について考察し、自分の意見を説明することが出 来る。 テキスト p.211、p.220 の事例を熟読しておく。 地域とのかかわり、地域と施設の関係に関する事 例について考察し、自分の意見を説明することが 出来る。 今までの授業で印象に残った事例を一つあげて、 なぜ印象に残ったのかという理由をまとめたレ ポートを作成しておく。 保育士として働いてみたい施設に関する知識と そこでの支援に関する留意点をまとめて説明出 来る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 社会福祉 (2 単位) 2.授業担当教員 中嶋 4.授業形態 個別学習、グループ学習、発表、予習、ワークシート学習、復習 3.科目番号 JCGM1101 5.開講学期 春期 一郎 6.履修条件・ 他科目との関係 この科目は、保育士資格を取得するための必修科目であり、保育士実践に不可欠の知識・技能を学習する ものである。内容としては、社会福祉に関する理論と制度の体系を学び、相談活動の方法や技術、保育にお 7.講義概要 ける具体的な展開方法を学ぶことを目的とする。また、社会福祉の現代的意義について、歴史、対象、制度、 担い手の視点からとらえる。さらに、できるだけ身近な事例を紹介しながら授業を進めつつ、社会福祉の現 代的意義を平易に解説する。これらを通じて保育士として必要な社会福祉に係る知識・技術を身につける。 1.保育士として利用者と関わる際の基準・考え方を理解し、実践できるようにする。 8.学習目標 2.利用者の保育ニーズが表出する社会的、個別的な背景を理解し、実践できるようにする。 3.保育分野における社会福祉サービスの在り方を理解し、説明できるようになる。 15回の授業内で、社会福祉への問題意識を高め、主体的な学習ができるように予習を兼ねたアサイメント 9.アサイメント と、問題へ及び考察を表現するためのレポート課題を行う。 (宿題)及びレポ 第1回の授業開始までに「社会福祉」という言葉と「福祉」という言葉の意味を調べて、その違いをまと ート課題 めたレポートを作成しておくことを強く望む。(字数は任意) 【教科書】 10.教科書・参考書・ 新保育士養成講座編纂委員会/編『社会福祉/社会福祉と相談援助』新保育士養成講座編纂委員会、2013。 教材 【参考書】 東京福祉大学編『新・社会福祉要説』ミネルヴァ書房、2005。 成績評価については、毎回主体的に学習しているか、積極的に質問をしているか、学習の成果が出るよう 11.成績評価の方法 努力しているかとその結果を評価します。 日常の授業態度(発表、質問は加点、欠席、私語等は減点)、レポート 50%、期末試験 50%。 携帯電話等の使用や私語等を慎むことは、守るべきマナーです。(減点の対象) 授業等で不満があれば個人的に受け付けておりますので、いつでもご相談ください。 自分の意見を持つことは、共に学ぶ学友との相互理解を深めるための道具です。自分の意見はワークシート 12.受講生への にまとめ、それを元に他人と議論を交わしてください。 メッセージ (以下、加点の対象) 他の学生を尊重し、その意見をしっかりと受け止めてください。 発表の際には、他の学生に伝わる大きさの声で行ってください。 わからないことがあれば、授業内、外で積極的に質問をしてください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 第1回 第2回 第3回 第4回 授業内容 学習課題 オリエンテーション 現代社会における社会福祉の意義① 概念と理念 事前学習 社会福祉の 事後学習 保育における社会福祉① と社会福祉 日本の人口動向 生活 保育における社会福祉② 福祉を学ぶ姿勢 保育と社会福祉 社会 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 現代社会における社会福祉の意義② 社会福祉の 歴史的変遷 社会福祉の歴史を学び、現在のサービスの在り方 と過去の在り方の違いを理解する。また、その上 で自分の目指す保育士像にどのような考え方が必 要なのかを説明できるようにする。 事前学習 事後学習 事前学習 第5回 社会福祉と児童家庭福祉① ての児童家庭福祉 社会福祉の分野とし 第6回 社会福祉と児童家庭福祉② 護と社会福祉 児童の人権・権利擁 事後学習 事前学習 事後学習 - 91 - 「社会福祉」という言葉と「福祉」という言葉の意 味を調べて、その違いをまとめたレポートを作成し ておく。 授業で学んだ内容を踏まえ、自身が理解した社会福 祉という言葉の意味を再確認する。 社会福祉領域での子育てに関する問題をまとめてく る。 子育てに関する問題の原因を再確認した後、自分自 身で説明できるようにする。 社会福祉領域での保育とはどのような目的で行われ るものなのかをまとめてくる。 自分自身の目指す保育士像にどのような考え方が必 要なのかを説明できるようにする。 「措置」と「契約」というサービス形態についてま とめておく。 現在のサービスの在り方と過去の在り方の違いを理 解した上で自分の目指す保育士像にどのようなサー ビスの在り方が必要なのかを説明できるようにす る。 「家族」と「家庭」の意味の違いをまとめておく。 児童家庭福祉という言葉が内包する考え方を理解す る。また、その考え方を保育実践にどのように活か していくのかを説明出来るようにする。 児童に関する様々な権利をまとめてくる。 自分の目指す保育と引きつけてそれらの権利の重要 性を説明できるようにする。 平成 27 年度 第7回 第8回 社会福祉と児童家庭福祉③ 援と社会福祉 家庭支援・子育て支 事前学習 事後学習 社会福祉の制度と実施体系① 社会福祉の制度と 法体系 社会福祉行財政と実施機関 事前学習 事後学習 事前学習 第9回 社会福祉の制度と実施体系② 社会福祉施設 社 会福祉の専門職 社会保障および関連制度 事後学習 第10回 社会福祉における相談援助① 相談援助の概要 相談援助の具体的展開 事例分析(1) 事前学習 事後学習 事前学習 第11回 社会福祉における相談援助② 相談援助の概要 相談援助の具体的展開 事例分析(2) 第12回 社会福祉における相談援助③ 相談援助の概要 相談援助の具体的展開 事例分析(3) 第13回 社会福祉における利用者の保護に関わる仕組み 情報提供と第三者評価 利用者の権利擁護と苦情 解決 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 社会福祉の動向と課題 第15回 これまでのまとめ:保育士として社会福祉で学ん だことをどう活かすのか。 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 92 - 具体的な子育て支援に関するニュースをレポートに まとめておく。 家庭支援、子育て支援の具体的な内容を理解し、そ れを説明できるようにする。 子ども家庭福祉に関する法制度を一つだけ調べてレ ポートにまとめておく。 児童福祉 6 法の概略を理解し、その説明ができるよ うにする。 児童福祉に関する福祉施設の支援目的、対象、具体 的支援内容を一つだけ調べてレポートにまとめてお く。 児童福祉に関する福祉施設の概略を理解し、そこに 従事する福祉に関する専門士について説明ができる ようにする。 バイスティックの 7 原則についてレポートにまとめ ておく。 事例から学んだことを踏まえ、保育士として必要な 支援に関する要素を説明できるようにする。 保育士が連携する社会福祉従事者の有する資格を一 つだけ調べ、レポートにまとめておく。 保育士が子どもの支援を行う際、どのような社会資 源、特に社会福祉に携わる資格を有している人と連 携をとるのかを理解し、説明できるようにする。 児童虐待に関する知識をレポートにまとめておく。 虐待を受けた児童に関する具体的な対応方法を理解 し、説明が出来るようにする。 利用者の権利擁護に関する制度をレポートにまとめ ておく。 保育においてなぜ利用者の権利擁護が必要なのかを 理解し、それを説明できるようにする・ 今後の保育分野での社会問題を調べておく。 今後の保育分野で求められる社会福祉領域での対応 策を理解し、その解決方法を自分の考えを踏まえて 説明できるようにする。 保育士として必要な授業を通じて学んだ社会福祉に 関する知識をまとめておく。 理想の保育士像に必要な社会福祉の知識を実践でど のように活かすのかということを説明できるように する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 障害児保育 (2 単位) 2.授業担当教員 立松 4.授業形態 講義、DVD 視聴、演習(ディスカッション、グループ学習) 3.科目番号 JCCS2106 5.開講学期 秋期 英子 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 共生社会の形成に向けて、保育所の中で行なわれる障害児保育(統合保育)が一般的になりつつあり、公 立保育園には特別なニーズのある子どもがいて当たり前の状況である。一方、障害児「療育」の対象は、幼 児に限らず、学齢期や成人までを含み、病院内、施設内での療育で保育士が活躍するケースもある。 「療育」 という用語は、肢体不自由を対象とした「治療教育」から始まったが、現在では、知的障害、自閉症スペク トラムを含む発達障害、病虚弱、視覚障害や聴覚障害など、適応に困難のあるあらゆる対象に向けて使われ ている。本科目では、いわゆる統合保育のみならず、病院内保育、施設内保育等、さまざまな分野で活躍す る保育士の養成をめざして講義を行う。 8.学習目標 【学習目標】 ①障害のある子の保育にはさまざまな形態があることを理解する。 ②障害のある子が育つ過程での医療・福祉・教育の制度と役割を理解し、説明ができる。 ③障害のある子どものいる家族の生活や心情を想像し、共感することができる。 ④定型発達の指標がおおまかにわかり、障害のある子どもの発達段階を推測できる。 ⑤障害の特性や保育における配慮点がわかって実践に生かすことができる。 【期待される効果】障害のある子どもやその家族への支援の考え方や基礎的知識が身につき、援助者として の心構えをもち、療育の場で自然な接し方ができるようになる。 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 ・中間レポート課題:子ども・若者白書 第2部第3章「困難を有する子ども・若者やその家族の支援」から興 味あるテーマを取り上げ、資料を収集して自分なりの考えをまとめ、発表してください。 ・小テスト:用語の理解について随時小テストを実施します。 ・期末レポート課題:事例についての論文課題:「障害のある子が在籍するクラスの経営について、担任の 立場に立って論じる」本課題により、障害児保育の理論と実践がどこまで身に付いたか確認します。 【教科書】 小林保子・立松英子共著『保育者のための「障害児療育」-理論と実践をつなぐ-』学術出版会。 【参考書】内閣府 子ども・若者白書 10.教科書・参考書・ http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h24honpenpdf/index_pdf.html 教材 内閣府 障害者白書 http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/index-w.html 障害者の権利に関する条約 日本政府公定訳 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/adhoc8/convention131015.html 日常の授業態度(ディスカッション・グループ課題等)(20%) 中間レポート課題・発表(期限内提出重視)(20%) 11.成績評価の方法 小テスト(20%) 期末レポート課題(40%) 12.受講生への メッセージ ・障害がある子どもやその家族の理解は、ふれあうこと、接することから始まります。地域のボランティア 活動や療育・教育活動に積極的に参加することを勧めます。 ・授業中の私語、居眠り、携帯電話の操作、飲食等は禁止します。 ・休憩時間と授業の区別をしましょう。大学生として節度ある態度で授業に臨んでください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 事前学習 障害の理解① 障害の理解② 子どもの生活を支える福祉や医 療、各種法制度 障害のある子の発達 療育期における家庭への子育て支援 学習課題 教科書第 1 章(pp.11~22)を読み、確認をしてお く。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 教科書第 2 章(pp.23~32)を読み、確認をしてお く。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 教科書第 3 章(pp.33~42)を読み、確認をしてお く。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 教科書第 4 章(pp.43~55)を読み、親の障害の受 容について確認をしておく。 事後学習 改めて教科書第 4 章を復習し、ノートにまとめる。 事前学習 教科書第 5 章(pp.56~64)を読み、親の障害の受 容について確認をしておく。 事後学習 療育の種類、早期療育の重要性について復習して おく。 療育の種類、早期療育・相談事業 - 93 - 平成 27 年度 第6回 第7回 事前学習 教科書第 6 章(pp.65~72)を読み、確認をしてお く。 事後学習 各専門機関についてその機能を理解しておく。 事前学習 これまでの学習で分からなかった用語を確認して おく。 事後学習 小テストに向けて用語の確認をする。 事前学習 用語の関連事項について調べ、理解を深めておく。 事後学習 解答できなかった用語について復習をする。 事前学習 教科書第 9 章(pp.109~116)を確認しておく。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 グループ演習3,4 自閉症スペクトラムを伴う子どもと保育援助 事前学習 教科書第 11 章(pp.133~142)を確認しておく。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 グループ演習5,6 肢体不自由や重症心身障害を伴う子どもと保育援 助 事前学習 教科書第 10 章(pp.117~132)を確認しておく。 地域における専門機関の役割とサービス 発達及び障害に関する用語の理解 第8回 小テスト 第9回 グループ演習1,2 知的障害を伴う子ども保育援助 第10回 第11回 第12回 グループ演習7,8 視覚障害・聴覚障害を伴う子どもと保育援助 第13回 「気になる子」と保育援助 第14回 就学への移行と特別支援教育 第15回 論文課題「障害のある子が在籍するクラスの経営 について、担任の立場に立って論じる」 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 視覚障害とは、聴覚障害とは何か事前に調べ、確 認しておく。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 教科書 12 章(pp.143~150)を確認しておく。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 教科書第 7 章(pp.73~92)を確認しておく。 事後学習 レジュメの重要箇所を確認し、ノートにまとめる。 事前学習 これまでに学んだことを振り返り、時間内に論文 課題を終えられるよう考えをまとえておく。 事後学習 第 1 回の時の理解と現在の理解度の違いを確認し てみる。 - 94 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 小学校教育実習指導 (1 単位) 2.授業担当教員 根岸 4.授業形態 講義、グループ学習、実作、模擬授業 6.履修条件・ 他科目との関係 3年次に履修する。(こども学科は2年次に履修する。) 3.科目番号 JCEL2435 5.開講学期 秋期 章 「小学校教育実習指導」は小学校教諭免許状取得に必要な科目である。学生は実習校の児童や教師、学校 の運営等に迷惑をかけぬよう、礼儀をわきまえ実習を充実させ円滑な推進に努めなければならない。 このために、教育実習に必要な知識、能力・態度、技術等を学習する。具体的には、教育実習に臨む一般 7.講義概要 的な心得、教師に求められる資質、能力・態度、実習への取り組み方についての理解を深め、学習指導案を 作成し模擬授業を行う。また、実習日誌の書き方に習熟するとともに事前準備の重要性を理解し取り組み方 を知る。 「小学校教育実習指導」の学習が終了した時点で、学生には下記の目標を達成することが期待される。 1.教育実習の意義・目的・内容を把握し、自己及び実習校の児童・教師の立場から教育実習の重要性を理解 でき、教育実習に真剣に臨もうとする心構えや態度を身に付けることができる。 2.教科書教材を題材とした教材研究の方法を理解し、教科の学習指導案を作成できる。 8.学習目標 3.模擬授業を通して教師の役割を総合的に理解し、教師に必要な資質や能力・態度を実践的に身に付けるこ とができる。 4.実習日誌の作成、実習録の書き方に習熟するとともに、教科書・学習指導要領等の準備物の確認等を行い、 教育実習の事前準備の重要性を理解することができる。 9.アサイメント ○それぞれの教科の指導法で学習した成果を生かし、さらに工夫・改善した学習指導案(国語、算数)を作成 し提出すること。 (宿題)及びレポ ○観察評価表や自己評価表を作成・提出する。 ート課題 【教科書】 10.教科書・参考書・ ○東京福祉大学編「教育実習の手引き」(2015 年版) 教材 ○文部科学省『小学校学習指導要領解説総則編、国語編、算数編』東洋館出版社(平成 20 年発行) ○受講態度、学習指導案の作成、摸擬授業、自己評価表を総合して評価する。 1 国語、算数の指導案作成・提出 総合点の 40% 2 摸擬授業の実施 総合点の 40% 3 観察評価表・自己評価表等の作成・提出 総合点の 20% 11.成績評価の方法 なお、ア、履修要項「授業について」の「7単位の認定」により、授業時数の4分の3以上(15回中 12回以上)の出席を満たさない場合は単位を認定しない。 イ、授業態度の悪い学生は減点します。また、指導後の改善が見られない場合はF評価になるこ ともある。 ○実習校で児童・教員、学校に迷惑をかけず充実して実習に取り組むために、授業では教師になったつもり で、緊張感、熱意、高い倫理観等をもって取り組み、以下のことを守ったり努力したりしてほしい。 ア 礼儀正しい態度で身なりを整えて授業に臨む。 イ 明るい表情、元気のあるはっきりした言葉遣い、メリハリのある言動に努める。 ウ 児童に指導することを考え、自らも積極的に授業に取り組むこと。(予習や復習を必ず行うこと。教科 12.受講生への 書等を忘れない。私語をしない。飴やガムを口の中に入れていない。居眠りをしない。等) メッセージ エ 携帯電話は電源を切りバッグ等にしまっておく。机上に飲食物等を置かない。遅刻をしない等。 オ 社会人としての教養や資質を身につける努力をしておくこと。 例:新聞や本を読み、日本や世界の現状を理解すると共に、知識や考え方を豊かにすること。 学校、幼稚園、保育所等の教育施設はすべて禁煙です。喫煙している学生は禁煙の努力をしてくださ い。 ○教材作成、発問・板書等の指導方法や指導技術を生かして模擬授業に取り組むこと。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書、ノート、資料整理用ファイル等の準備 事前学習 オリエンテーション、 第1回 「手引き」の実習の意義・目的、概要等の重要点を 教育実習の意義・目的、概要について 事後学習 整理しまとめる。 小学習指導要領解説「総則編」P99~P111 を読み、 小学校教育の概要について 事前学習 内容を理解する。 第2回 小学校の教育課程の実際 学校の組織、小学校教師の1日 事後学習 小学校教育に関わる法規の内容を整理しまとめる。 参考例の本時の部分をよく読み、内容の概要を理解 事前学習 模擬授業Ⅰ(国語) 学習指導案の作成① しておく。 第3回 一般的な指導案形式 視写した内容について、重要点を確認し、ノートに 指導案「国語」参考例の視写 事後学習 整理しておく。 ネット等で展開案に関する資料を収集し、展開案の 事前学習 模擬授業Ⅰ(国語) 学習指導案の作成③ 理解を深め、ノート等に整理しておく。 第4回 指導案「国語」展開案の作成 事後学習 班で話し合い、作成した部分の展開案を修正する。 模擬授業Ⅰ(国語) 学習指導案の作成④ 展開案の未完成の部分について、一人一人の考えを 第5回 事前学習 指導案「国語」展開案の完成・提出 まとめておく。 - 95 - 平成 27 年度 事後学習 事前学習 第6回 模擬授業の実施① 観察、評価 事後学習 事前学習 第7回 模擬授業の実施② 観察、評価 事後学習 事前学習 第8回 模擬授業の実施③ 観察、評価 事後学習 第9回 第10回 摸擬授業Ⅱ(算数) 学習指導案の作成① 指導案「算数」 展開案の作成 摸擬授業Ⅱ(算数) 学習指導案の作成② 指導案「算数」 展開案の完成・提出 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第11回 模擬授業の実施① 観察、評価 事後学習 事前学習 第12回 模擬授業の実施② 観察、評価 事後学習 事前学習 第13回 模擬授業の実施③ 観察、評価 事後学習 第14回 第15回 教育実習直前の準備① 実習日誌の書き方、実習録の書き方、参考例を もとに実作 教育実習直前の準備② 礼儀・マナー、服装・持ち物、実習最終日のこ と等 学習のまとめ 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 96 - 完成した展開案を、班で最終チェックを行い、摸擬 授業に備える。 台本つくり、諸資料の準備、発問、板書計画等の整 理をしておく。 他者評価表、自己評価表を整理し、反省点等をノー トにまとめる。 台本つくり、諸資料の準備、発問、板書計画等の整 理をしておく。 他者評価表、自己評価表を整理し、反省点等をノー トにまとめる。 台本つくり、諸資料の準備、発問、板書計画等の整 理をしておく。 他者評価表、自己評価表を整理し、反省点等をノー トにまとめる。 算数科指導法で学習した指導案作成についての理解 を再確認する。 班で話し合い、作成した部分の展開案を修正する。 展開案の未完成部分についての自分の考えをノート 等にまとめる。 完成した展開案を、班で最終チェックを行い、摸擬 授業に備える。 台本つくり、諸資料の準備、発問、板書計画等の整 理をしておく。 他者評価表、自己評価表を整理し、反省点等をノー トにまとめる。 台本つくり、諸資料の準備、発問、板書計画等の整 理をしておく。 他者評価表、自己評価表を整理し、反省点等をノー トにまとめる。 台本つくり、諸資料の準備、発問、板書計画等の整 理をしておく。 他者評価表、自己評価表を整理し、反省点等をノー トにまとめる。 教科書『教育実習の手引き』の該当箇所を読み、概 要を把握する。 実習日誌を記述するうえでの重要なポイントをノー トに整理する。 教科書『教育実習の手引き』の該当箇所を読み、概 要を把握する。 教育実習直前の準備のまとめを行い、重要点をノー トに整理する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 少年と犯罪 2.授業担当教員 梶原 4.授業形態 講義・討議 (2 単位) 3.科目番号 JCGC1204 5.開講学期 秋期 洋生 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 本科目では、少年による犯罪・非行の現状、家庭裁判所の調査と審判、警察、検察、社会福祉施設、少年 院、保護観察所等といった各機関の処遇について理解を深めるとともに、その効果的処遇、対応の方法につ いて司法福祉・司法ソーシャルワークの視点から考察する。 1 子ども・児童・少年の権利について理論化して理解する。 2 少年非行の実情について学び、説明できる。 3 非行少年に関わる刑事司法機関等の役割・機能について学び、説明できる。 4 事例研究に基づき、少年非行の原因や適切な処遇のあり方について考察し、検討できる。 5 以上を通じて、司法福祉、司法ソーシャルワークの意義について学び、説明できる。 1 授業内でリアクションペーパーの提出を義務付け、理解習熟度の確認を行う。 2 課題レポートの提出を義務付ける。テーマ:「少年事件における家庭裁判所の役割について」 【教科書】藤原正範『少年事件に取り組むー家裁調査官の現場から』岩波新書。 10.教科書・参考書・ 【参考書】鮎川潤『新版 少年非行の社会学』世界思想社。 教材 日本弁護士連合会『子どもの権利 ガイドブック』明石書店。 松嶋秀明『関係性のなかの非行少年』新曜社。 11.成績評価の方法 平常点 30 パーセント、試験点 70 パーセントを基準割合とする。 12.受講生への 社会事象である非行・犯罪問題について考える習慣を身に付けたい。 メッセージ 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書の第1章について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第1回 はじめに 事後学習 配布資料について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第 1 章内の事例について 200 字以内でまとめる。 第2回 子ども・児童・少年の権利という考え方 「成長権」について参考文献を図書館で調べ、200 字以 事後学習 内にまとめる。 「出生」の定義について調べる。 事前学習 第3回 社会と法の視点から①―出生の権利論― 事後学習 「出生」について 200 字以内でまとめる。 「発達」の定義について図書館で参考文献を探してみる。 事前学習 第4回 社会と法の視点から②―発達の権利論― 事後学習 「発達」について 200 字以内でまとめる。 「子ども」のルールについて『権利』の視点で取り上げ 事前学習 社会と法の視点から③ ―子どもの権利論 た文献を探してみる。 第5回 ― 事後学習 「子どもと条例」について 200 字以内でまとめる。 「権利条約」について調べる。 事前学習 第6回 少年と司法―権利に関する世界の動きー 事後学習 「権利条約」について 200 字以内でまとめる。 「健全育成」について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第7回 少年司法における保護と処遇 事後学習 「健全育成」の参考文献について 200 字以内でまとめる。 「家庭裁判所」について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第8回 家庭裁判所の現場と少年の司法福祉 事後学習 「司法福祉」について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第 2 章について 200 字以内でまとめる。 第9回 刑事司法と少年司法 第 2 章について、参考文献を踏まえて 200 字以内でまと 事後学習 める。 事前学習 第 3 章について 200 字以内でまとめる。 第10回 少年事件のむずかしさ 第 3 章内の事例を中心にについて 200 字以内でまとめ 事後学習 る。 第 4 章について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第11回 修復的司法① ―年齢という課題― 事後学習 第 4 章内の事例を中心に 200 字以内でまとめなおす。 第 5 章内の裁判例を熟読する。 事前学習 第12回 修復的司法②―少年事件のむずかしさー 事後学習 第 5 章について 200 字以内でまとめる。 第 6 章内の事例を整理してまとめる。 事前学習 第13回 「被害者」から少年の非行・犯罪を考える 事後学習 第 6 章について 200 字以内でまとめる。 第 7 章について 200 字以内でまとめる。 事前学習 第14回 非行の科学とソーシャルワーク 事後学習 配布資料の内容について 200 字以内でまとめる。 事前学習 教科書全般(第1章-第7章)の熟読。 第15回 まとめ 参考資料全般を再度読み直して 200 字以上でノートにま 事後学習 とめる。 期末試験 - 97 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 情報機器の操作Ⅰ 2.授業担当教員 森 4.授業形態 講義および演習 (2 単位) 3.科目番号 JCGL1101 5.開講学期 秋期 正人 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 現代社会において、情報機器操作の習得は必須である。この講義では、ワードプロセッサや表計算ソフト の利用法やインターネットでの情報収集、電子メールを習得する。 パーソナルコンピュータを使用した、文書作成、表計算等の基本操作を学習すると共に、コンピュータネ ットワークを利用した、コミュニケーションや情報収集について学ぶ。 ワードプロセッサおよび表計算ソフトウェアを用いた課題を課し、その成果物データの提出を求める。 【教科書】 10.教科書・参考書・ 切田節子・三浦信宏・小林としえ・乙名健 共著 教材 『Microsoft Office 2013 を使った情報リテラシーの基礎』近代科学社。 受講姿勢 40% 11.成績評価の方法 演習・課題提出 20% 期末試験 40% 12.受講生への 現在の社会生活においてコンピュータを避けて通るのは難しいのが現状です。どうせ付き合わざるを得な いのであれば、むしろ便利に使いこなしてみましょう。 メッセージ 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書の第 1 章(1.2 項以外)を読んでおく 事前学習 講義概要、コンピュータ操作習熟度アンケート、 第1回 基本的な用語等の確認 事後学習 基本的な語句等を確認し、覚える 事前学習 教科書の第2章を読んでおく 第2回 解説 OS(Windows)の基本、操作法 基本的な語句等を確認し、基本操作を練習してお 事後学習 く 配布資料をよんでおく 事前学習 第3回 コンピュータネットワークとインターネット 事後学習 基本的な語句と概念を確認しておく 配布資料を読んでおく 事前学習 第4回 WWW と Web 検索 事後学習 基本的な操作を練習しておく 配布資料を読んでおく 事前学習 第5回 電子メールの使い方 事後学習 基本的な操作を練習しておく 教科書 3.1 項を読んでおく 事前学習 第6回 ワードプロセッサ(1:基本概念・操作) 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習 教科書 3.2 項を読んでおく 事前学習 第7回 ワードプロセッサ(2:書式設定等) 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習 教科書 3.5 項を読んでおく 事前学習 第8回 ワードプロセッサ(3:図などの取り扱い) 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習 課題ファイル提出に向けて、作業を進める 事前学習 第9回 ワードプロセッサ(4:総合演習) 事後学習 教科書の章末問題に挑戦する 教科書 4.2~4.3 項を読んでおく 事前学習 第10回 表計算ソフト(1:基本概念。操作) 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習 教科書 4.4~4.5 項を読んでおく 事前学習 第11回 表計算ソフト(2:書式設定等) 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習 教科書 4.6 項を読んでおく 事前学習 第12回 表計算ソフト(3:関数の取り扱い) 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習 課題ファイル提出に向けて、作業を進める 事前学習 第13回 表計算ソフト(4:総合演習) 事後学習 教科書の章末問題に挑戦する 著作権の基本的な概念と語句を確認しておく 事前学習 第14回 著作権問題 事後学習 配付資料を読んでおく 個人情報の基本概念と身近な個人情報に関して検 事前学習 討を行う 第15回 個人情報の取り扱い 事後学習 著作権の基本的な概念と語句を確認しておく 期末試験 - 98 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 情報機器の操作Ⅱ 2.授業担当教員 森 4.授業形態 講義および演習 (2 単位) 3.科目番号 JCGL3302 5.開講学期 春期 正人 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 保育士や教員は、様々な場面で、写真や画像、音声等を取り扱います。現在では、これらの多くをコンピ ュータ上で処理する機械が増えていますが、上手に取り扱えない人も少なくありません。 本講義では、様々なマルチメディア素材の取り扱いに関する基礎知識と、技能を学習すると共に、他者の 作成した素材を活用する上で、避けては通れない著作権に関する基礎事項を学ぶ。さらに、これらの学習成 果を踏まえた上で、プレゼンテーションにおける活用に関する学習を行う。 ・コンピュータ上での、画像や音声の取り扱いに関する基礎知識・技能の習得 ・著作権に関する基礎知識の習得 ・プレゼンテーションの基礎事項の理解・習得 ・画像処理、音声処理の演習成果作品の提出を求める。 ・実際にプレゼンテーションを行い、これを提出物として取り扱う。 【教科書】 10.教科書・参考書・ 切田節子・三浦信宏・小林としえ・乙名健 共著 教材 『Microsoft Office 2013を使った情報リテラシーの基礎』近代科学社。 40% 受講姿勢 11.成績評価の方法 演習・課題提出 20% 期末試験 40% パソコンやインターネットの普及および高機能化により、一般の人々も、様々なマルチメディア素材を扱 12.受講生への う機会が増えていますが、より上手く使うためには、基礎的な理論などの学習は不可欠です。少々、堅い話 メッセージ も出てきますが、若い内に身につけてしまいましょう。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 高校の教科書や、ネット上の情報を参考に、自分の 事前学習 携帯電話やカメラの機能に関して調べてみる 第1回 講義概要、ガイダンス等 事後学習 基本的な語句等を確認し、覚える 事前学習 配布資料を読んでおく 画像処理(1) 第2回 描画ソフトの活用 事後学習 演習ファイルの作成 事前学習 配布資料を読んでおく 画像処理(2) 第3回 画像処理ソフトの活用(写真など) 事後学習 演習ファイルの作成 事前学習 前時までの操作を復習しておく 画像処理(3) 第4回 総合演習 事後学習 演習ファイルの作成 自分のカメラ等の説明書を準備 事前学習 第5回 デジタルカメラ等の周辺機器の取り扱い 事後学習 操作を復習しておく 事前学習 配布資料を読んでおく 音声データ処理(1) 第6回 音声データとコンピュータのファイル 事後学習 演習ファイルの作成 事前学習 配布資料を読んでおく 音声データ処理(2) 第7回 音声データの加工 事後学習 演習ファイルの作成 事前学習 教科書 5.1~5.4 項を読んでおく プレゼンテーションソフト(1) 第8回 基本操作 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習しておく 事前学習 教科書 5.5 項を読んでおく プレゼンテーションソフト(2) 第9回 画像・音声・アニメーションなどの貼り付け 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習しておく 事前学習 教科書 5.6~5.8 項を読んでおく プレゼンテーションソフト(3) 第10回 効果的なプレゼンテーションの基礎知識 事後学習 習った操作を確実に実行できるように復習しておく 事前学習 前時までの内容に習熟しておく 総合演習(1) 第11回 自己プレゼンテーションファイルの作成 事後学習 演習ファイルを作成 事前学習 課題ファイル提出に向けて、作業を進める 総合演習(2) 第12回 自己プレゼンテーションファイルの作成 事後学習 課題ファイル提出に向けて、作業を進める 事前学習 課題ファイル提出に向けて、作業を進める 総合演習(3) 第13回 自己プレゼンテーションファイルの作成 事後学習 課題ファイル提出に向けて、作業を進める プレゼンテーションの準備をしておく 事前学習 第14回 プレゼンテーション実践(1) 事後学習 指摘事項を参考にプレゼンテーションの改良を行う プレゼンテーションの準備をしておく 事前学習 第15回 プレゼンテーション実践(2) 事後学習 指摘事項を参考にプレゼンテーションの改良を行う 期末試験 - 99 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 人権教育(こどもの人権を含む) 2.授業担当教員 根岸 4.授業形態 講義、グループ学習、討議、発表等 6.履修条件・ 他科目との関係 3年次に履修する。 (2 単位) 3.科目番号 JCGC3101 5.開講学期 春期 章 人権教育とは「人間尊重の精神の涵養を目的とする教育活動」(「人権教育及び人権啓発の推進に関する法 律」の第2条より)であり、国民は「人権尊重の精神の涵養に努めるとともに、人権が尊重される社会の実現 7.講義概要 に寄与するよう努めなければならない」(同法律第6条国民の責務)とされている。この趣旨を受けて、本科 目においては、我が国の人権課題の現状について理解を深めながら、学校における継続した人権教育の必要 性やその在り方を実践的に追究し学習する。また、人権教育を支える基本的な法令等についても学習する。 1.日本国憲法における国民の権利について再確認し、重要点についての理解を深めることができる。 2 人権教育の根拠法である「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」や「人権教育・啓発に関する基本 計画」について、目的、基本理念、内容についての理解を深めることができる。 8.学習目標 3.『人権教育・啓発白書』に示されている人権課題を把握し、我が国の人権尊重に関する現状と諸課題につ いての理解を深め、諸課題の解決に努めていこうとする姿勢を身に付けることができる。 4.学校における人権教育の現状と課題についての理解を深めることができる。 5 人権の擁護を目的とする種々の国際条約や国内法の概要について理解することができる。 ○全員の学生が、その日の授業内容に該当する部分の教科書(2冊)の内容を、予習して、理解しておくこと。 ○担当グループは、該当箇所(計画表に沿って事前に指示)の重要点や課題をまとめた提案用紙を事前に提出 9.アサイメント し検討してもらうこと。 (宿題)及びレポ ○毎時間、グループ討議後、「ディスカッションカード」を整理・まとめをして班長が提出すること。 ート課題 ○レポート課題「学習した人権課題のうち、自分が最も重要と考えた人権課題を一つ取り上げ、その課題の 問題点と解決についての考えを述べなさい。」 【教科書】 ○中野光・小笠毅編著『ハンドブック 子どもの権利条約』岩波書店、2011 年。 10.教科書・参考書・ ○中野睦夫編著『早わかり人権教育小事典』明治図書、2013 年。 教材 【参考書】 〇法務省・文部科学省編 平成 26 年版『人権教育・啓発白書』勝美印刷株式会社。 1. グループ提案用紙の内容・発表態度 総合点の 30% 2. グループ討議・発表の様子 総合点の 20% 3. ディスカッションカードの内容 総合点の 30% 4. 課題レポート等 総合点の 20% 11.成績評価の方法 なお、ア、履修要項「授業について」の「7.単位の認定」により、授業時間数の 4 分の 3 以上(15 回中 12 回 以上)の出席を満たさない場合は単位を認定しない。 イ、授業態度の悪い学生は減点します。 また、指導後の改善が見られない場合は F 評価になることもある。 ○本科目で目指す「人間尊重の精神の涵養」は、人間性育成の根幹にかかわるものです。人間尊重の精神を 涵養し人権感覚を磨くことは大学を卒業する学生の皆さんが、人間として身に付けるべき最も基本的な教 養であり品格です。このことを踏まえて、以下の事柄を守るようお願いします。 12.受講生への ・自己の人間性を高める時間であることをよく自覚して、集中して真剣に授業に取り組むこと。 メッセージ ・グループ内や全体の話し合いに積極的に参加し、人権についての考え方を深められるようにすること。 ・他人への迷惑的行為や自己の人間としての成長を阻害するような行為はしない。例えば 私語、飴やガムを口の中に入れて授業に臨むこと、携帯電話の電源を切らないで机上に置く。 遅刻、忘れもの、居眠り、机上に飲食物等を置くこと、などです。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 人権課題を考えておく。 オリエンテーション 第1回 「人権教育」のねらい・学習内容、学習予定表・ オリエンテーションの内容を振り返り、学習の仕方 事後学習 授業形態の説明、 を理解する。 政府の人権啓発の現状等をネットや諸資料で調べて 事前学習 「人権教育及び人権啓発に関する法律」及び「人 おく。 第2回 権教育・啓発に関する基本計画」の理解 事後学習 関連する法律や基本計画の内容を復習しておく。 特に、日本の人権問題の現状と課題について考えて 事前学習 グループ編成・グループ学習の方法、わが国の人 おく。 第3回 権問題の現状と課題、導入ビデオの視聴 事後学習 グループ学習の仕方を理解しておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 事前学習 連する資料を調べておく。 主として女性に関する課題①(男女差別、セクシ 第4回 ャルハラスメント)、 セクハラや男女差別の問題点や解決の方向性につい 事後学習 て復習しておく。 主として女性に関する課題②(ドメスティックバ 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 第5回 事前学習 イオレンス等) 連する資料を調べておく。 - 100 - 事後学習 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 主として子どもに関する課題①(児童の最善の利 益と校内暴力・いじめ、不登校) 主として子どもに関する課題②(児童の最善の利 益と児童虐待等について) 主として子どもに関する課題③(児童の最善の利 益と児童買春・児童ポルノ等について) 主として高齢者に関する課題(家庭・施設におけ る身体的・心理的虐待等) 主として障害児・障害者に関する問題(障害児保 育・教育、障害者の人権) 主として同和問題に関する課題①(教育、結婚・ 就職等に係わる差別問題、差別発言等の差別実態 等) 主として同和問題に関する課題②(部落史の転 換、同和問題のまとめ等) 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第13回 主としてアイヌの人々、外国人に関する課題 事後学習 第14回 第15回 学校における人権教育の実際(同和問題、いじめ 問題等への対応) 他の人権課題に関する啓発ビデオの視聴、まとめ としてのレポート作成・提出 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 101 - 平成 27 年度 DVの課題と解決の方向性について復習し、理解を 深めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 特にいじめ問題の本質とその解決の方向性について 復習し、理解を深めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 児童虐待の問題点とその解決の方向性について復習 し、理解を深めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 児童買春・児童ポルノの問題点とその解決の方向性 について復習し、理解を深めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 高齢者虐待の問題点とその解決の方向性について復 習し、理解を深めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 左の課題と解決の方向性について復習し、理解を深 めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 同和問題の課題とその解決の方向性について復習 し、理解を深めておく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 同和問題のまとめをノートに整理し、理解を深めて おく。 左の課題について教科書をよく読み、ネット等で関 連する資料を調べておく。 左の課題と解決の方向性について復習し、理解を深 めておく。 小中高等学校で受けてきた人権教育の概要をまとめ ておく。 同和問題やいじめ問題についての学習の在り方を復 習しておく。 教科書の内容や配布された資料、グループ提案用紙 をよく読んでおく。 自己の人権課題は何かをまとめ、これからの生活に 生かしていく方策を考える。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 図画工作Ⅰ 2.授業担当教員 手塚 4.授業形態 講義、演習 (2 単位) 3.科目番号 JCNT1114 5.開講学期 秋期 千尋 6.履修条件・ 他科目との関係 乳・幼児の造形の特色および幼児教育における造形活動の役割を理解することを目的とする。また、具体 的な素材体験や題材研究を通して、造形に関する用具・道具の基礎的技能を習得するとともに、造形的知識 7.講義概要 および展開(学習環境のデザイン)について学習し、実践力を高める。併せて、保育者自身の感性と創造性 を育成する。 1.乳・幼児期の造形および表現による「遊び」と「学び」の特色について理解できる。 2.乳・幼児の各発達段階における身体性・造形表現の特質を理解し、具体的な手立てを考えることができる。 8.学習目標 3.素材や用具・道具の理解・技能の習得を通して、安全面に配慮した造形活動を構想することができる。 4.乳・幼児の感性や創造性を受け止められる保育者になれるよう、自身の感覚をはたらかせることができる。 5.幼児の感性や創造性をひらく造形活動の展開および指導について研究し、習得をめざす。 1.ドキュメンテーションカードの記入とポートフォリオの作成(毎時間) 9.アサイメント 詳細は第1回オリエンテーションで説明する。 (宿題)及びレポ 2.レポート課題「①講義を通して何を学んだのか、②幼児の造形活動でどのようなことを大切にしたいか」 ート課題 1500字 【教科書】槇 英子『保育をひらく造形表現』萌文書林。 文部科学省『平成 20 年告示 幼稚園教育要領解説』フレーベル館。 10.教科書・参考書・ 【参考書】「新 幼児と保育」編集部『子どもとアート』小学館。 教材 谷田貝公昭監修、おかもとみわこほか編著『新・保育内容シリーズ 6 造形表現』一藝社。 【教材・道具など】各自で準備が必要なものは事前に通知する。 授業への取り組み(グループワークではグループと個人の両方)、ポートフォリオ、レポートより総合判定を 11.成績評価の方法 する。 授業への取り組み・態度 30%, ポートフォリオ 40%,レポート 30% 幼児は目の前のモノやヒトに対し、からだ全体ではたらきかけることを通して自分が存在する「世界」に ついて知覚し、認知していきます。つまり、幼児にとって造形活動は「探求」であり、学びの過程そのもの を意味します。そのため保育者には、より創造的な想像力、学びを支援するための実践力が求められます。 この授業では幼児の造形教育に関する基礎・基本について学びますが、造形表現活動に関する多くのヒント は日常生活に隠されています。自身の興味・関心の向上が造形教育や学習への大きな動機づけになることを 理解して授業に臨むことを期待しています。また図画工作Ⅰは、保育実践者として経験しておくべき最低限 12.受講生への の内容で構成しています。併せて図画工作Ⅱを選択することをお勧めします。 メッセージ 【注意事項】 ①必ず汚れてもよい服装で出席すること。 ②この授業では、ポートフォリオ=自分の学習の過程の記録が評価の大半を占めます。制作過程や学習の記 録(記述、写真など)を忘れずにしましょう。 ③第 9 回で新聞紙を、第 10 回で空箱、プリンカップ、トイレットペーパーの芯を使うので普段の生活から収 集しておいてください。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 ・テキスト第 1 章を読む ガイダンス 第1回 幼児の造形を学ぶとは、保育者の役割とは 事後学習 ・学習内容をポートフォリオにまとめる 事前学習 ・テキスト第 2 章を読む イントロダクション 第2回 「ゆびで出会う」-幼児の造形世界をのぞいてみる 事後学習 ・学習内容をポートフォリオにまとめる 事前学習 ・テキスト第 4 章を読む えがく 1 【グループワーク】 第3回 点・線・面×いろ×イメージ―子どもの絵の世界 ・学習過程と内容をポートフォリオにまと 事後学習 点・線・面×いろ×リズム―からだの動きを生かして める ・テキスト pp.33-34 を読む 事前学習 えがく 2 第4回 ・学習過程と内容をポートフォリオにまと 点・線・面×ことば―オノマトペといろ・かたち 事後学習 める ・テキスト pp.42-44 を読む 事前学習 うつす 1 第5回 ・学習過程と内容をポートフォリオにまと 版であらわす表現の特徴の理解と実習-プリント実験工房 事後学習 める ・身近な素材で版になりそうなものを3つ 事前学習 探して持参する うつす 2 第6回 版であらわす表現の実習とプレゼンテーション ・学習過程と内容、相互評価のコメントを 事後学習 ポートフォリオにまとめる ・手ざわりが異なる物を5つ探して持参す 事前学習 る さわる1 第7回 手ざわり体験①-粉から○○へ ・学習過程と内容をポートフォリオにまと 事後学習 める 第8回 さわる 2 事前学習 ・事前配布資料を読む - 102 - てざわり体験②-粘土で遊ぶ 第9回 事後学習 事前学習 つける・ならべる・くみたてる1 新聞紙による造形遊びの体験と遊びの構想 事後学習 第10回 つける・ならべる・くみたてる 2 身近な材料(紙箱・紙コップ・プラスチック容器など)に よる遊びの構想 第11回 子どもの絵の世界 対話型鑑賞による演習 造形による保育環境のデザイン 1 【グループワーク】 ―企画・構想 事前学習 第12回 造形による保育環境のデザイン 2 【グループワーク】 ―制作 事前学習 造形による保育環境のデザイン 3 【グループワーク】 ―制作 事前学習 第13回 第14回 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 第15回 プレゼンテーションと鑑賞、相互評価 授業のふりかえりとまとめ 事後学習 - 103 - 平成 27 年度 ・学習過程と内容をポートフォリオにまと める ・新聞紙でどのような遊びや加工ができそ うか3つ考えてくる ・学習過程と内容をポートフォリオにまと める ・テキスト pp.55-56 ・学習過程と内容をポートフォリオにまと める ・事前配布資料を読む ・学習過程と内容をポートフォリオにまと める ・事前調査 (※テーマは第 11 回で発表) ・グループによる制作過程をポートフォリ オにまとめる ※授業時間内では終わらないので時間外に も取り組むこと ・グループによる制作過程をポートフォリ オにまとめる ※授業時間内では終わらないので時間外に も取り組むこと ・グループによる制作過程をポートフォリ オにまとめる ・発表の準備 ・全回のポートフォリオをまとめながらふ りかえり、疑問点、理解が不十分な点を探 してくる。 【レポート課題】 ・9で示したテーマに沿って 1500 字程度でまとめる。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 図画工作Ⅱ (2 単位) 2.授業担当教員 手塚 4.授業形態 講義、演習 6.履修条件・ 他科目との関係 「図画工作Ⅰ」と併せて履修することが望ましい 3.科目番号 JCNT2515 5.開講学期 春期 千尋 図画工作Ⅰを踏まえ、より実践的な題材例に取り組むことを通して、幼児の造形の特色および幼児教育に おける造形活動の役割を理解していくとともに、具体的な展開についても構想し、実践力を高めていく。併 せて、保育者自身の感性と創造性を養う。 1.乳・幼児期の造形および表現による「遊び」と「学び」の特色について理解できる。 2. 乳・幼児の各発達段階における身体性・造形表現の特質を理解し、具体的な手立てを考えることができる。 3. 素材や用具・道具の理解・技能の習得を通して、安全面に配慮した造形活動を構想することができる。 8.学習目標 4. 乳・幼児の感性や創造性を受け止められる保育者になれるよう、自身の感覚をはたらかせることができる。 5.乳・幼児の感性や創造性をひらく造形活動の展開および指導について研究し、習得をめざす。 1. ドキュメンテーションカードの記入とポートフォリオの作成(毎時間) 9.アサイメント ※詳細は第1回ガイダンスで説明する。 (宿題)及びレポ 2.【レポート課題①】 「第 10 回~14 回の授業を通して気づいたこと、理解したことを具体的に示しなが らまとめる(テーマは自由)」1500 字 ート課題 【レポート課題②】 「授業を通して何を学んだのか具体例を挙げながら感想を交えてまとめる」1500 字 【教科書】谷田貝公昭監修 おかもとみわこほか編著『新・保育内容シリーズ 6 造形表現』一藝社。 文部科学省『平成 20 年告示 幼稚園教育要領解説』フレーベル館。 10.教科書・参考書・ 【参考書】槇 英子『保育をひらく造形表現』萌文書林。 教材 『子どもとアート』『新 幼児と保育』小学館。 【教材・道具など】各自で準備が必要なものは事前に通知する 授業への取り組み(課題物の提出、グループワークではグループと個人の両方)、ポートフォリオ、レポート 11.成績評価の方法 より総合判定をする。 授業への取り組み(課題物の提出)30%、 ポートフォリオ 40%、レポート 30% 幼児は目の前のモノやヒトに対し、からだ全体ではたらきかけることを通して自分が存在する「世界」につ いて知覚し、認知していきます。つまり、幼児にとって造形活動は「探求」であり、学びの過程そのものを 意味します。そのため保育者には、より創造的な想像力、学びを支援するための実践力が求められます。こ の授業では幼児の造形教育に関する基礎・基本について学びますが、造形表現活動に関する多くのヒントは 12.受講生への 日常生活に隠されています。自身の興味・関心の向上が造形教育や学習への大きな動機づけになることを理 メッセージ 解して授業に臨むことを期待しています。 【注意事項】①必ず汚れてもよい服装で出席すること。②この授業では、ポートフォリオ=自分の学習の過 程の記録が評価の大半を占めます。制作過程や学習の記録(記述、写真など)を忘れずにしましょう。 13.オフィスアワー その都度お知らせします 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 ・テキストを一通り確認しておく。 ガイダンス 第1回 幼児の造形表現の内容と表現活動を促す環境デザイ 事後学習 ・学習内容をポートフォリオにまとめる ンについて 事前学習 ・「光」の特性についてまとめてくる ひかり 1 第2回 自然光・人工光による造形遊び体験と遊びの構想① 事後学習 ・学習過程と内容をポートフォリオにまとめる (実習) 事前学習 ・具体的な造形活動への展開を考えてくる ひかり 2 第3回 自然光・人工光による造形遊び体験と遊びの構想② ・相互評価のコメントをポートフォリオにまとめ 事後学習 (実演+相互評価) る ・テキスト第 9 章を読む 事前学習 かぜ 第4回 ・学習過程と内容、相互評価のコメントをポート 子どもの興味から出発する造形活動と遊びの構想 事後学習 フォリオにまとめる ・ 「紙」の特性と行為性を 5 つ以上挙げてくる(キ 紙の可能性1 事前学習 ーワードで可) 第5回 「おしゃれな○○に大変身」 ―制作 事後学習 ・学習過程と内容をポートフォリオにまとめる 事前学習 ・課題を完成させる 紙の可能性 2 第6回 「おしゃれな○○に大変身」 ・学習過程と内容、相互評価のコメントをポート 事後学習 ―制作・ファッションショー フォリオにまとめる 事前学習 ・事前配布資料を読んでまとめてくる アール・ブリュットの世界 アート×福祉 第7回 (講義+ディスカッション) 事後学習 ・学習内容をポートフォリオにまとめる 幼児とアートプログラム 美術館、芸術士など幼児 事前学習 ・事前配布資料を読む 第8回 を取り巻くアート環境の最新動向について 事後学習 ・学習内容をポートフォリオにまとめる (講義+ディスカッション) 事前学習 ・テキスト第 5 章を読む 第9回 「保育指導案」の作成 ・学習内容をポートフォリオにまとめる 事後学習 ・指導案を完成させる(後日提出) 7.講義概要 - 104 - 第10回 お店屋さんごっこの学習環境デザイン 1 グループワークによる企画・実施に向けての構想 事前学習 事後学習 お店屋さんごっこの学習環境デザイン 2 グループワーク 準備(制作) 事前学習 第11回 お店屋さんごっこの学習環境デザイン 3 グループワーク 準備(制作) 事前学習 お店屋さんごっこの学習環境デザイン 4 グループワーク 準備(制作) 事前学習 第12回 第13回 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 第14回 お店屋さんごっこプレゼンテーションと相互評価 事後学習 事前学習 第15回 授業のまとめとふりかえり 事後学習 - 105 - 平成 27 年度 ・テキスト第 11 章(特に pp.163~168)を読む ・学習過程と内容をポートフォリオにまとめる ※授業時間内では終わらないので時間外にも取 り組むこと ・グループによる制作過程をポートフォリオにま とめる ※授業時間内では終わらないので時間外にも取 り組むこと ・グループによる制作過程をポートフォリオにま とめる ※授業時間内では終わらないので時間外にも取 り組むこと ・グループによる制作過程をポートフォリオにま とめる 発表(おみせやさんごっこ)とプレゼンの準備 ・相互評価のコメントをポートフォリオにまとめ る 【レポート課題①】 「第 10 回~14 回の授業を通して気づいたこと、 理解したことを具体的に示しながらまとめる」 1500 字 ・全回のポートフォリオをまとめながらふりかえ り、疑問点、理解が不十分な点を探してくる。 【レポート課題②】 ・9で示したテーマに沿って 1500 字程度でまと める。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 図画工作科指導法 2.授業担当教員 佐々木 達行 4.授業形態 講義・演習 (2 単位) 3.科目番号 JCEL2418 5.開講学期 秋期 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 図画工作科の授業を指導法の視点から講義や演習、グループ学習やディスカッション等を通して考察して いく。指導法とは、図画工作科の授業目標を達成するために表現活動内容をどの様に扱うか等の方法という ことである。そのために、子どもの実態、授業目標と表現活動内容とはどの様なものか等を確認し、それら を捉えながら具体的な指導の方法を捉えていくことになる。 子どもは、どの様に考え、どの様な表現をするのか。また、それはどの様な意味があるのか、教育として、 授業としてどの様に捉えていくのか、造形表現における子どもの実態等を考察していく。また、子どもに図 画工作科の授業、つまり造形表現活動をさせるとは、具体的にどの様なことなのかを思考していく。これら は指導法を考えていく大切な要素になる。それらをどの様に捉え、扱うのかが指導の方法になるからである。 そのような内容を、授業デザイン(授業づくり)として具体的に指導案を書いたり、授業演習したり、デ ィスカッションしたりしながら指導法を捉えていく。 ○ 造形表現における子どもの実態を知り、実態に合わせた指導ができるようになる。 ○ 造形表現・鑑賞の内容(表現材料、造形要素、用具の知識や表現技法等)を知り、それらに対応した指 導ができるようになる。 ○ 授業目標、授業デザイン(授業づくり)等について、その意味や根拠を説明したり、指導案としてまと めたりすることができるようになる。 ○ 予め教科書を読むなど、講義内容を予習し、内容について問いを持ったり、質問ができるようにしたり して授業に臨むようにする。 ○ 毎回の講義内容の記録、演習作品等を記録してファイル(A4)にまとめ、ポートフォリオとして提出 する。 ○ 学習の成果を課題レポートとして提出する。 【教科書】 10.教科書・参考書・ 佐々木達行『造形教育における授業の課題・目標と評価』開隆堂出版。 教材 【参考書】 文部科学省『小学校学習指導要領解説 図画工作編』日本文教出版。 授業に対する関心・意欲・主体性等の態度、授業記録・作品等ポートフォリオ、課題レポート、等により総 11.成績評価の方法 合的に判定をする。 授業に対する関心・意欲・主体性等の態度 20%、ポートフォリオ 50%、課題レポート 30% 講義内容は皆さんが目指している教師としての専門性を高めるためのものである。 講義に出席した皆さんは、お客さんではない。講義内容を予習しておき、分からないことがあれば質問し たり、自分の考えを述べたりするなど自主的、積極的に関わり、理解を深めていくこと。講義内容について 12.受講生への 質問をすることは決して恥ずかしいことではない。むしろ、質問ができるということは、自分が分かってい メッセージ ない部分に気づいていることで、優秀であり、大きく成長する可能性を持っているということである。講義 は、知識や技術を与えてもらうだけのものではなく、自分で勝ち取るものである。それは自分に自信が持て るようになること、教師としての誇りを培っていくことにつながっていくはずである。 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 第1回 オリエンテーション 授業 の受け方、目標、内容、方法、 準備等について 学習課題 事前学習 教科書を通読しておく。 事後学習 記録帳、材料、用具、ファイル等の準備、確認する。 事前学習 第2回 授業の構成要素と指導法 事後学習 第3回 第4回 第5回 第6回 表現・鑑賞内容と指導法(1) 表現形式と指導 表現・鑑賞内容と指導法(2) 表現材料/技法/用具と指 導 子どもの表現と意味(1) 表現様式とその意味 子どもの表現と意味(2) 表現様式とその指導 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 教科書 pp.82~86、授業の構成要素について読んで、分からないところが あれば、質問できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、 「授業の構成要素」とそ の指導のあり方について、他に説明できるようにしておく。 教科書 pp.86~89、表現・鑑賞内容、「表現形式」について読んで、分か らないところがあれば、質問できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、 「表現形式」と指導との 関係について、他に説明できるようにしておく。 教科書 pp.86~89、表現・鑑賞内容、「表現材料/技法/用具」について 読んで、分からないところがあれば、質問できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、 「表現材料/技法/用具」 と指導との関係について、他に説明できるようにしておく。 「表現様式」とは何か、文言の意味を調べておく。分からないところが あれば、質問できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、子どもの表現様式とそ の表現意味をまとめておくとともに、他に説明できるようにしておく。 材料準備:クレヨン、カラーフェルトペン。子どもの表現様式とその表 現意味のまとめを確認しておく。 - 106 - 事後学習 第7回 第8回 第9回 授業デザインと指導法(1) 指導型のデザイン方法と指 導 授業デザインと指導法(2) 課題追究型のデザイン方法 と指導 授業デザインと指導法(3) 造形遊び(課題追究型)のデ ザイン方法と指導 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第10回 第11回 指導案の作成と方法(1) 授業構成と指導案の形式 指導案の作成と方法(2) 形式内容の記述の方法 事後学習 事前学習 事後学習 第12回 第13回 指導の模擬演習(1) 教材内容の検討 指導の模擬演習(2) 指導案の作成 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 模擬授業演習 第15回 授業のまとめ 事後学習 事前学習 事後学習 平成 27 年度 授業の記録、制作した作品を整理し、ファイルしておく。 また、子どもが表現する意味とそれに応じた指導との関係について、他 に説明できるようにしておく。 教科書 p.90、pp.115~118、指導型の授業のデザイン方法の実践例を読ん で、分からないところがあれば、質問できるようしておく。 授業の記録、制作した作品を整理し、ファイルしておく。また、指導型 の授業デザイン方法と指導との関係を確認しておく。 教科書 p.91、pp.107~110 を読んで、課題追究型の授業のデザイン方法 の実践例を読んで、分からないところがあれば、質問できるようしてお く。 授業の記録、制作した作品を整理し、ファイルしておく。また、課題追 究型の授業のデザイン方法と指導との関係を確認しておく。 「造形遊び」とは何か、文言の意味を調べておく。分からないところが あれば、質問できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、 「造形遊び」の授業のデ ザイン方法と指導との関係を確認しておく 教科書 pp.92~96、pp.99~102 を読んで、授業構成とはどの様なことか、 分からないところがあれば、質問できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、授業デザイン表と指導 案の形式について、自分なりの考えを持って他に説明できるようにして おく。 教科書 pp.92~96、pp.103~106 を読んで、授業デザイン表、指導案の形 式内容の具体的な記述方法を確認し、分からないところがあれば、質問 できるようしておく。 授業の記録を整理し、ファイルしておく。また、授業デザイン表と指導 案の形式に合わせ、内容を整理して具体的に書けるようにしておく。 具体的に行なってみたい授業内容、資料、学年等を選んでおく。分から ないところがあれば、質問できるようしておく。 授業の記録、作成した授業デザイン表、指導案検討資料を整理し、ファ イルしておく。 準備:各自の表現・鑑賞活動内容の必要に応じた資料、材料等。分から ないところがあれば、質問できるようしておく。 授業の記録、作成した「授業デザイン構成表」、「指導案」を整理し、フ ァイルしておく。 具体的な指導案を使った模擬演習をイメージしておく。 行なった模擬授業演習の記録を整理し、ファイルしておく。また、作成 した「指導案」や具体的な指導法についての反省点等を確認しておく。 作成したポートフォリオをもとに、授業の内容や課題を捉えなおしてお く。 課題レポートの作成 - 107 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 生活 (2 単位) 2.授業担当教員 杉山 4.授業形態 講義、実習、フィールドワーク グループ学習 3.科目番号 JCEL3625 5.開講学期 春期 憲江 6.履修条件・ 他科目との関係 教科「生活」がなぜ新設・改訂されたのか、小学校学習指導要領の変遷を通して目標や内容、基本的方針など 理解を深め、幼児期から児童期へのスムーズな移行を意図していることに気付き、「遊び」 「基本的生活習慣」 を基にその連関について考察する。そして、生活科学習内容項目について理解したうえで具体的な教育課程 7.講義概要 や指導案展開の活動事例を構想する。さらに、グループワークやディスカッションの学習や実践的体験活動 を通して子どもの気づきを大切にした教師側の声の掛け方や支援・地域環境や幼児・児童等の発達段階に応じ た生活科教育のあり方を考え、それらの学習を基にして、教科「生活」を横断的・系統的視点から他教科等と の関連・総合学習との関連・幼児教育との関連について学んでいく。 【幼児教育と生活科の学習の連関を考えた教科「生活」の理解を深める】 1.生活科の目標を深く、学習内容について教材としての知識を獲得することができる。 8.学習目標 2.具体的な体験学習を通した生活科学習のあり方について理解し、説明できる。 3.生活科の指導計画や活動展開について構想し、表現することができる。 4.生活科と幼児教育の連続や関連性について具体的に考えることができる。 9.アサイメント 課題1 「幼児教育と生活科の関連性について」の論述文を作成。 課題2 植物・動物を教材として扱う場合の基礎的基本的知識の定着を確認する。(飼育・栽培・遊び・情報) (宿題)及びレポ 課題3 体験授業をもとに活動展開事例を構想し、発表する。 ート課題 【教科書】文部科学省編『小学校指導要領解説 生活科編』日本文教出版。 国立教育政策研究所『幼児期から児童期への教育』ひかりのくに。 10.教科書・参考書・ 検定教科書『あたらしいせいかつ 上下』東京書籍。 教材 【参考書】東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房。 嶋野道弘・寺尾愼一『生活科の授業方法』ぎょうせい。 文部科学省編『幼稚園教育要領解説』フレーベル館。 授業への積極性 30% 11.成績評価の方法 期末試験(知識・理解、論述・表現) 50% レポート(活動展開事例の構想) 20% この授業の目標である【幼児教育と生活科の学習の連関】について体験・視覚・ディスカッション・グループワ 12.受講生への ーク・フィールドワークなど興味・関心を持って取り組めるよう楽しい授業を創意工夫します。学習を通して メッセージ 人間性・専門的技術を備えた教師を目指し日々自己研鑽に励んでください。さらに、演習・実習における準備 などをしっかり行い、授業課題に対する積極的な取組みを期待します。 13.オフィスアワー 授業内(初回授業)で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバス・学習準備について書き込める予 ・オリエンテーション(シラバス説明・課題説明など) 事前学習 定表を準備し臨むこと。 ・生活科新設(H1 年改訂小学校学習指導要領)の背景生 第1回 活科変遷について(H11 年・H23 年改訂小学校学習指導 学習日程・学習内容・学習準備について確 事後学習 要領)の概略を理解する。 認し、学習の見通しを持つ。 「学習指導要領解説」pp.2~7 を読み、生活 事前学習 科の変遷についての概略を理解しておく。 生活科の教科目標及び学年目標を学習し、生活科教育のね 第2回 らいを把握する。 生活科の教科としての意義をまとめてお 事後学習 く。 ① 「学習指導要領解説」教科目標 pp.9~23 事前学習 を読み、授業に臨むこと。 目標や学習内容の三層の内容構成から生活科の学習特性 第3回 について理解する。 教科目標要素を基に生活科教科目標の理 事後学習 解を図る。 「学習指導要領解説」学習内容項目 pp.24 事前学習 ~40「幼児期から児童期への教育」pp.40 生活科における学習の内容項目1(学校と生活) 内容項 ~60 を読み授業に臨む。 第4回 目2(家庭と生活) 内容項目3(地域と生活)の学習内容 学習内容項目1~3についてのポイント を理解してどんな学習展開が考えられるか構想する。 事後学習 や授業を通して構想した活動展開事例を まとめておく。 体験活動ができる服装や持ち物などの準 生活科における学習の内容項目4(公共物・公共施設) 事前学習 備に配慮して授業に臨むこと。 内容項目5(四季の変化 春) ・直接体験から生まれる子どもの気付き1 第5回 体験授業を基にねらいを明確にした春の ・市民の森公園で生活科学習体験1 事後学習 体験活動の活動指導計画案を作成し提出 フィールドワークを通して安全に楽しい活動をさせるに する。 はどう指導支援の計画を立てたらよいか構想する。 生活科における学習の内容項目7(栽培・飼育)について 検定教科書から内容項目7の内容に当た 第6回 事前学習 ・飼育、栽培(小動物・魚・虫・水生生物・花や野菜 る活動のページを確認して授業に臨む。 - 108 - の栽培) 第7回 第8回 第9回 知識と指導支援方法の理解① 生活科における学習の内容項目7(飼育) ・直接体験から生まれる子どもの気付き2 ウサギ・ヤギの飼育学習体験 校内で飼育されている動物とのかかわりを通して子供た ちにどんな支援指導が必要なのか体験から考察していく。 学校教育の基盤としての幼児期の生活経験のあり方や必 要性について学ぶ。 ・幼児教育における探検遊び ・基本的生活習慣の支援 ・生活科の評価の仕方 に視点を当て幼児教育との関連性を学ぶ。 生活科における学習の内容項目6について ・遊び(植物で遊ぶ・自然で遊ぶ・動くおもちゃ・昔の遊び) 知識と指導支援方法の理解② 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 生活科における学習の内容項目6について ・直接体験から生まれる子どもの気付き2 (子どもの興味や意欲を育てる教師側の関わりや支援) ・遊び体験 遊び環境や教材としての遊びの扱い方などグループで体 験し合い深めていく。 生活科における学習の内容項目8(人との交流) 9(自分の成長) ・情報(収集の方法・伝えあいの方法) 知識と指導支援方法の理解③ 生活科における学習の内容項目4(公共物・公共施設) 内容項目5(四季の変化 秋) ・直接体験から生まれる子どもの気付き3 ・市民の森公園で生活科学習体験2 生活科、他教科との関わり、総合的な学習の時間とのつな がり ・系統的視点(幼児保育→生活科→総合学習・社会・理科) ・横断的視点(国語・音楽・体育・道徳・図画工作⇔生活科) 幼児教育と生活科学習の連続性と教科「生活」の展望1 ・幼児教育における基本的生活習慣の確立が基盤となって いることについて動機づけの観点から考える。 ・幼児期の基本的生活習慣についての必要性と方法を考え 生活科の中でどう生かしていくのか連続性を考察する。 幼児教育と生活科学習の連続性と教科「生活」の展望2 ・幼児期の遊び体験が生活科の学びの基盤になっているこ とについて ・「遊び」を中心とした幼児期の学びを生活科学習の中で どう活かしていくのかその関連性を考察する。 期末試験 - 109 - 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 平成 27 年度 資料を基に飼育・栽培活動の学習に対する 知識を確認しておく。 自然や生き物とかかわる体験活動ができ る服装や持ち物などの準備に配慮して授 業に臨むこと。 飼育学習体験における学習活動について 指導支援の留意点をまとめておく。 「幼稚園教育要領解説」p.88、p.220 、「幼 児期から児童期への教育」pp.8~30 を読 み、授業に臨むこと。 基本的生活習慣を身につけることに視点 をあて、幼児教育と生活科学習の関連性を 自分の言葉で文章化しまとめておく。 ② 生活科学習の評価の方法についてポイン トをつかんでおく。 「幼稚園教育要領解説」pp.30~48「幼児 期から児童期への教育」pp.32~47 を読み、 授業に臨むこと。 資料を基に遊びの学習に対する知識を確 認しておく。 検定教科書から内容項目 6 の内容に当たる 活動のページを確認し興味や意欲を持た せる工夫をした遊びの準備をして授業に 臨むこと。 遊び体験における学習活動について指導 支援の留意点をまとめておく。 「幼児期から児童期への教育」pp.48~60 を読み、授業に臨むこと。 授業内容と資料を基に活動の発表や表現 について整理しておく。 体験活動ができる服装や持ち物などの準 備に配慮して授業に臨むこと。 体験授業を基に季節感をもたせる体験活 動の指導計画案を作成し提出する。 「小学校指導要領解説」pp.43~46 を読 み、授業に臨むこと。 他教科との系統性・横断的な関わりについ て自分の言葉で文章化しまとめておく。③ 「幼児期から児童期への教育」pp.61~70 「幼稚園教育要領解説」pp.230~232 を読 み、授業に臨むこと。 幼児教育と生活科学習の連続性について 自分の言葉で文章化しまとめておく。 ④ 「幼児期から児童期への教育」pp.98~102 pp.162~166 自分のまとめた文①~④を読 み直して授業に臨むこと。 課題 1「幼児教育の保育内容と生活科学習 内容との関連性」についてまとめておく。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 生活科指導法 (2 単位) 2.授業担当教員 徳江 4.授業形態 グループワーク・ディスカッションを中心に講義・発表・ワークシ ョップ・ポートフォリオなどで構成する。 6.履修条件・ 他科目との関係 3年次以上 3.科目番号 JCEL3626 5.開講学期 秋期 裕 生活科の特質は、直接体験を重視した学習活動を展開し、意欲的に学習や生活ができるようにすることに ある。この授業では、生活科の趣旨や目標・内容を理解した上で、具体的な実践に即した指導法を学習する。 その中で、子どもたちが知的好奇心・探求心をもって主体的に学ぶ学習が成立するための方策について、具 体的に追求する。そして、生活科指導法であるので、ワークショップを活用した具体的・実践的な方法を積 7.講義概要 極的に取り入れていく。 また、2 年間にわたる指導計画の作成や地域マップの作成の試みを行うとともに、大学生の生活科授業づく りや生活科授業の授業観察を加味して、実践的体験活動を試みる。 【生活科の学習をどう展開するか理解できるようになることを学習目標とします。】 1.生活科の趣旨と現状について理解できる。 2.生活科の目標や内容について理解できる。 3.生活科の年間指導計画作成の要点と作成の手順について理解できる。 8.学習目標 4.生活科の単元展開について理解できる。 5.生活科の指導案を作成できる。 6.生活科の学習展開の要点を理解できる。 7.実際の生活科授業づくりの中から、生活科の問題解決学習について理解できる。 9.アサイメント アサイメント(宿題)及びレポート課題は、授業後次回のテーマ(教科書該当部分)を確認するので、それ (宿題)及びレポ を熟読して次回の授業にそなえること。最終レポート課題は、フィールドワークとポスターセッションのポ ート課題 ートフォリオづくり。 【教科書】 文部科学省編『小学校指導要領解説 生活科編』日本文教出版、2008 年。 加藤明他、『新しい生活 上』東京書籍、2013 年。 【参考書】 10.教科書・参考書・ 嶋野道弘・寺尾愼一『生活科の授業方法』ぎょうせい、2009 年。 教材 高浦勝義、佐々井利夫書『生活科の理論』黎明書房、2006 年。 高浦勝義、佐々井利夫書『生活科の授業づくりと評価』黎明書房、2004 年。 有田和正『生活科の授業づくりの技術』教育出版、1997 年。 有田和正『生活科・教材開発のアイデア』明治図書、1997年。 授業時の発言・出席率(40%)と中間・期末レポート(40%)を基本とし、グループワーク・ディスカッシ 11.成績評価の方法 ョンにおける積極性を加味する(20%)。 毎回の授業は、グループワークとディスカッションを中心に進めていく。具体的な授業は以下の手順に沿っ て進める予定である。 ①教科書の該当部分をテーマに、割り当てられた担当の班が「教師役」となって、全員が理解できるように 工夫して授業する(レジュメ・パワーポイント活用)。授業にあたっては学習指導計画と板書計画を作成し、 12.受講生への 発問も工夫して授業実践を積む機会とする。 メッセージ ②各班・各自からの質問事項を中心に、その日のテーマについて補足・説明を行う。 ③その日のテーマに関して、各班でディスカッションする。具体的な課題は授業内で示す。ディスカッショ ンの進行は「司会」が行い、「書記」が議論の内容を記録する。この他、各自の見解を「ショートレポート」 として提出してもらう場合もある。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 生活科指導法のノートを準備し授業へ臨む。 ・オリエンテーション 第1回 (授業の進め方・シラバスの説明) シラバスについて確認し学習へのモチベーションを高 事後学習 班づくり(班長・副班長) める。 教科書(小学校指導要領解説生活科編)を読んで生活 科の概要を把握しておく。教科書の分担箇所をグルー 【生活科の学習をどう展開するか】 事前学習 プで相談し、ワークショップ形式で生活科の授業を構 ワークショップを活用して 第2回 成する。 ・通学路探検をしよう (①学校と生活) 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ 事後学習 プ形式で構成した生活科の授業をまとめる。 『小学校指導要領解説総合的な学習の時間編』を熟読 事前学習 ・「地域の探検マップをつくろう」Ⅰ して総合学習の手法を確認しておく。 第3回 (③地域と生活・⑧生活や出来事の交流) グループごとに「課題の設定と計画の作成」を具体的 「課題の設定と計画の作成」 事後学習 にまとめる。 グループで「情報・資料収集」の発表準備を行う。 事前学習 (発表手順の確認) ・「地域の探検マップをつくろう」Ⅱ 第4回 「情報・資料収集」 グループごとに「情報・資料収集」を具体的にまとめ 事後学習 る。 - 110 - 事前学習 第5回 *いせさき市民の森公園で「秋を探そう」 (⑤季節の変化と生活) 第6回 ・「地域の探検マップをつくろう」Ⅲ 「整理・分析」 事前学習 ・「地域の探検マップをつくろう」Ⅳ 「まとめ・表現」 事前学習 ・「地域の探検マップをつくろう」 ポスターセッション 「発表・プレゼンテーション」 事前学習 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 ・動物と遊ぼう (⑦動植物の飼育・栽培) ・遊びをつくり出す子供 (②家庭と生活・⑥自然や物を使った遊び) ・生活科学習で育つ子どもの資質・能力 (⑨自分の成長) 第12回 *いせさき市民の森公園で「冬を探そう」 (④公共物・公共施設の利用) 第13回 ・年間指導計画の作成 事後学習 事後学習 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 ・単元指導計画の作成と学習指導 事後学習 事前学習 第15回 ・まとめと評価(自己評価) 事後学習 - 111 - 平成 27 年度 フィールドワークの準備をする。 (カメラ・収集袋等) フィールドワークの資料整理をして、フィールドノー トにまとめる。 グループで「整理・分析」の発表準備を行う。 (発表手順の確認) グループごとに「整理・分析」を具体的にまとめる。 グループで「まとめ・表現」の発表準備を行う。 (発表 手順の確認) グループごとに「まとめ・表現」を具体的にまとめる。 グループごとにポスターセッションの準備をする。 (テ ーマ・まとめ・表現方法・発表手順の確認) グループごとにポスターセッションの反省・自己評価 をする。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で生活科の授業を構成する。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で構成した生活科の授業をまとめる。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で生活科の授業を構成する。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で構成した生活科の授業をまとめる。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で生活科の授業を構成する。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で構成した生活科の授業をまとめる。 フィールドワークの準備をする。 (カメラ・収集袋等) フィールドワークの資料整理をして、フィールドノー トにまとめる。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で生活科の授業を構成する。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で構成した生活科の授業をまとめる。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で生活科の授業を構成する。 教科書の分担箇所をグループで相談し、ワークショッ プ形式で構成した生活科の授業をまとめる。 生活科指導ハンドブックをもとに秋期学習を振り返 る。 ポートフォリオやハンドブック等の成果をもとに、秋 期の自己評価をする。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 専門演習Ⅰ (2 単位) 2.授業担当教員 手塚 4.授業形態 講義、演習 6.履修条件・ 他科目との関係 「専門演習Ⅱ」の基礎編 7.講義概要 8.学習目標 3.科目番号 JCPR3101 5.開講学期 春期 千尋 出生、保育・養育環境、子育て支援、子どもの学び等などの現代社会における子どもの育ちと発達に関す る課題について多様な資料(データ)を活用しながら自ら調べ、まとめることを通して「子どもの専門家」 としての知識・理解を深めると共に、調査・分析、問題点の整理の基礎的な考え方や方法を学ぶ。また、専 門演習Ⅱ(卒業レポート作成)に向けてそれぞれの「問い」を明らかにしていく。 1. 現代社会における子どもをめぐる多様な問題について理解を深める。 2. 複数のデータから課題を理解し、多角的な視点を得ることができるようになる。 3. 自ら問いを見出し、探求していこうとする態度を養う。 4. 調査・分析・問題点の整理・まとめ・発表の方法の基礎を理解し、実践できるようになる。 課題① グループ研究をまとめたパワーポイント(プレゼン資料) 課題② 個人研究をまとめたワークシート 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 戸田山 和久『新版 論文の教室―レポートから卒論まで』NHK 出版。 出席、グループ研究(グループへの貢献度)50% 個人研究 50% 11.成績評価の方法 上記を総合的に判断して評価する。 尚、欠席・遅刻・早退は減点の対象となるので注意してください。 現代社会において、子どもを取り巻く環境は多様化、多元化しています。皆さんは「子どもの専門家」に なるために、子どもの育ちと発達と諸問題に対しどれだけ興味・関心を持ち、理解する努力をすることがで 12.受講生への きているでしょうか。専門演習Ⅰでは基礎研究として調査・分析・問題点の整理を通して「問い」を明らか メッセージ にし、さらに専門演習Ⅱで「問い」をどのように解決できるかについて研究を通して理解を深めていきます。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスの確認をする。 事前学習 ガイダンス:授業の概要と進め方、Ⅱとの関連につい 第1回 て 事後学習 授業の意義についてふり返る。 研究の意味について調べる。 事前学習 第2回 講義:研究とは、研究発表のしかた、参考文献について 事後学習 研究の意味についての学習内容をふり返る。 社会事象の情報(新聞など)を収集する。 事前学習 ワーク①実習と学習のふり返りと現代の子どもを取り 第3回 巻く問題 事後学習 学習ノートを見直し自己の関心を深める。 グループ間の関心の調整。 事前学習 第4回 ワーク②グループごとの問題の設定 事後学習 グループごとに設定した問題を調査する。 研究論文のガイドラインを調べる。 事前学習 第5回 グループ発表に向けて:資料収集の方法 事後学習 資料を読み込む。 グループ研究の推進。 事前学習 第6回 グループ研究の推進① 事後学習 グループ研究の推進。 グループ研究の推進。 事前学習 第7回 グループ研究の推進② 事後学習 グループ研究の推進。 グループ発表の準備。 事前学習 第8回 グループ研究の発表① 事後学習 グループ発表の準備。 グループ発表の準備。 事前学習 第9回 グループ研究の発表② 事後学習 グループ発表の振り返り。 研究方法の種類について調べる。 事前学習 第10回 講義:研究方法について 事後学習 研究方法についての学習内容を振り返る。 研究論文の意味について調べる。 事前学習 第11回 講義:研究論文の書きについて 事後学習 自分の関心事を再考する。 個人研究の推進。 事前学習 第12回 個人研究の推進① 事後学習 個人研究の推進。 個人研究の推進。 事前学習 第13回 個人研究の推進② 事後学習 個人研究報告の準備。 個人研究報告の準備。 事前学習 第14回 個人研究の報告 事後学習 個人研究の振り返り。 これまでの学習内容を振り返る。 事前学習 第15回 授業のまとめと卒業レポートのテーマの抽出 事後学習 授業全体のふり返り。 - 112 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 専門演習Ⅱ (2 単位) 久、國府田 弥生、根岸 祐子、斉藤 雅記、鈴木 美子、手塚 千尋、 章、松本 岳志、森 正人 3.科目番号 JCPR3102 5.開講学期 秋期 2.授業担当教員 栗原 富永 4.授業形態 演習 6.履修条件・ 他科目との関係 「専門演習Ⅰ」を履修していること 7.講義概要 この授業では、子どもや子育て、家族、保育・幼児教育などのテーマを中心に、これまでの大学での授業 や実習中の体験から学んできた問題をとりあげて、専門演習Ⅰで学んだ研究手法を基に、そのテーマについ て研究し、成果を発表し、論文化する作業を通じて、特定のテーマについて、①自分で調べて、②自分で考 えて、③考えたことを整理して他人に伝えるという経験を積んでもらいたい。また、子ども・子育てをめぐ るテーマについての理解を深めるなかで、どうすれば現代社会のニーズにかなった「こどもの専門家」にな ることができるのかを考える機会となることも意図している。 なお、本授業は、原則として本科目担当教員が分担して受け持ち、ゼミ形式で行う。 8.学習目標 ・研究発表と論文執筆を通して、テーマを発見する力、発見したテーマについて調べる力、考える力、発表 する力を養う ・現代社会における子どもをめぐる多様な問題について理解を深める。 9.アサイメント 担当教員による。 (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 教科書は特に指定しない。 教材 11.成績評価の方法 各担当教員が示す。 ・3年間こども学科で学んできたことの集大成として、卒業研究的に取り組むことを期待する。 12.受講生への ・研究テーマは一人ひとり、じっくりと考え選択すること。 メッセージ ・研究発表及び論文作成は、大学生らしく学術的に質の高いものをめざすこと。 13.オフィスアワー 別途通知する。 01 幼児教育分野 幼児理解に基づいた保育内容、保育方法について研究する。 02 乳幼児教育、小学校教育分野 子どもや保護者の支援、または保育者・教師の成長にかかわる事例を取り上げる。文献研究や実地研究をとおして学ぶ。 03 世界の幼児教育・幼児支援分野 世界の主な国や諸地域の幼稚園教育や保育園事情について調査・研究する。 04 音楽教育および音楽表現分野 保育・幼児教育における音楽および音楽教育について学ぶ。また、こどもの曲に関する調査・分析、作曲・編曲、演奏など実践的表 現活動を行う。 05 造形表現、美術教育分野 多様な素材・道具を用いたアートワークショップ(参加・体験型の表現学習)の題材開発及び実践・評価を通して、色・形による学 びのための学習環境デザインを考える。 06 幼児体育関連分野 保育・幼児教育現場、または小学校教育現場における身体教育を対象とした学術的研究を行う。その主な研究テーマとしては教材研 究を中心とする。 07 国語科教育・言葉・物語分野 (1)グリム童話(「かえるの王様」「ヘンゼルとグレーテル」「漁師とおかみさんの話」を含む)を5編以上選び、読み聞かせを行い、 子どもの反応を観察し記録する。(2)椋鳩十(「大造じいさんとガン」他1編以上) 、レオ=レオニ(「スイミー」他2編以上)、渡辺 茂男(「しょうぼうじどうしゃじぷた」他2編以上)を読み、3人の作品に対する自分の考えを述べ、指導案を書く。 08 乳幼児の脳発達、成長、発達分野 出生後の脳機能の発達と分化を踏まえて、知能・行動発達について、事例を取り上げて学ぶ。 09 情報技術利用教育分野 情報機器等を利用した教育に関しての検討や情報技術が生活や成長に与える影響の検討、考察等を行う。 - 113 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 体育 (2 単位) 2.授業担当教員 上村 4.授業形態 実技を中心に実施し,適宜講義(実技で扱えない領域・保健領域)や ディスカッション,グループでの発表を行う。 3.科目番号 JCEL2415 5.開講学期 春期 孝司 6.履修条件・ 他科目との関係 今の日本では生活習慣病の予防・改善や平均寿命の延伸などにより,健康・スポーツへの関心が高まって きている。体育は生涯にわたって健康を保持増進し,豊かなスポーツライフを実現するために重要な科目と なっている。また,子どもの体力は低下しており,幼児や児童の体力向上のために体育は重要な位置づけと なる科目である. 7.講義概要 この授業では,小学校の学習指導要領を踏まえ,教育現場で実際に指導を行える能力を学習していく。学 習指導要領に応じて,生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てることができるようになるとと もに,健康の保持増進,体力の向上を養うための技能や知識を身につけ,指導できるようになることを目的 とする。また,幼稚園教育の現場で行われる運動を指導できるようにすることを目的とする。 1. 小学校学習指導要領の内容を踏まえた運動を行えるようになる。 2. 小学校学習指導要領の内容を踏まえた運動を最低限指導できるようになり,見本を見せることができるよ うになる。 8.学習目標 3. 幼稚園教育の現場で行われる運動を指導できるようになるとともに,見本を見せることができるようにな る。 4. 体育を指導する上での教師としての行動や留意事項を身につける事ができる。 9.アサイメント 課題1.各運動の指導のポイントと工夫について解説をする(口頭発表やディスカッション) (宿題)及びレポ 課題2.各運動領域の基礎的な運動を実践する(実技) ート課題 課題3.各運動領域での発表や課題レポートの作成および提出 10.教科書・参考書・ 【教科書】必要に応じて資料を配布する 教材 【参考書】『小学校学習指導要領解説(体育編)』 授業への参加態度 30% 実技 40% 11.成績評価の方法 課題,提出物 30% 計 100% 1. 教員をめざす学生としての心構えで受講してください。 2. 実技を行う授業のため,それにふさわしい服装(髪型,靴,爪なども含む)で参加してください。 12.受講生への 3. 欠席,遅刻,早退は原則禁止です。やむを得ない理由の場合は必ず届け出てください。 メッセージ 4. わからないこと,疑問に思うことは,質問・意見をして解決していきましょう。 5. 自主的に取り組み,積極的な授業参加を望みます。 13.オフィスアワー 別途通知します. 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 オリエンテーション 事前学習 小学校学習指導要領について予習する。 小学校学習指導要領の体育領域について 第1回 幼稚園教育要領の確認 事後学習 体育領域の復習をする。 グループ作成 体の動かし方について予習する。 事前学習 集団行動の動きについて予習する。 体つくり運動 体ほぐし運動 ラジオ体操の動作を実践できるようにする。 第2回 多様な動きをつくる運動遊び 集団行動・体操(ラジオ体操) 様々な動きを復習する。 事後学習 集団行動と体操の仕方を復習する。 各種測定項目の実施方法を把握する。 事前学習 第3回 体力テスト 1 事後学習 測定数値の記録および分析を行う。 走り方・跳び方について予習する。 事前学習 各種測定項目の実施方法を把握する。 第4回 陸上運動系 走・跳の運動/体力テスト 2 速く走る方法を復習する。 事後学習 測定数値の記録および分析を行う。 投げ方について予習する。 事前学習 各種測定項目の実施方法を把握する。 第5回 陸上運動系 投の運動/体力テスト 3 投げる方法を復習する。 事後学習 測定数値の記録および分析を行う。 走る,跳ぶ,投げる方法について振り返る。 陸上運動系/体力テストのまとめと発表 記録向上のための方法を検討する。 事前学習 第6回 陸上競技の能力向上についてグループで発表する グループ発表の準備を行う。 体力テストの結果と考察をグループで発表する 事後学習 陸上競技についてのレポートを作成する。 器械運動の種類について予習する。 事前学習 どうすればうまくできるようになるかを他者 第7回 器械運動系 マット運動 跳び箱運動 事後学習 の意見等を踏まえて考察する。 グループ発表の準備を行う。 - 114 - 第8回 器械運動系 器械運動の問題点抽出と解決 器械運動の技能向上についてグループで発表する 事前学習 事後学習 第9回 事前学習 ボール運動系 様々なボール遊び 第10回 ボール運動系 ゴール型ゲーム「バスケットボール」 第11回 ボール運動系 まとめ 発表 ボールゲームの運営の実践および発表 第12回 表現運動系 創作表現の考案およびリズム体操の発表 第13回 指導案作成とその実践 1 指導計画の考案と指導案作成 第14回 指導案作成とその実践 2 グループでの模擬授業とその評価 第15回 水泳運動系 保健領域 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 まとめ 事後学習 - 115 - 平成 27 年度 器械運動の上達方法について考察したものを 実践できるようにする。 グループ発表の準備を行う。 どうすればうまくできるようになるかを他者 の意見等を踏まえて考察する。 ボール遊びの種類について予習する。 幼稚園,小学校でどのようなボール遊びが行わ れているかを調べる。 様々なボール遊びの方法を復習する。 バスケットボールのルールを予習する。 バスケットボールの指導について復習する。 ボールゲームの運営を予習する。 ボールゲームの指導について復習する。 身体を使った表現の方法についてどのような ものがあるか調べる。 表現の指導について復習する。 指導案のあり方や作成方法について学習する。 指導案の作成について復習する。 指導計画および指導内容について学習する。 指導方法や計画の建て方など,参考となる部分 を記録しておくとともに,各自の指導案に反映 させる。 水泳の種類について予習する。 保健領域について調べる。 体育の指導法について改めて考える。 体育指導について振り返る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 体育科指導法 (2 単位) 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 講義、実技と演習およびディスカッション 3.科目番号 JCEL2416 5.開講学期 秋期 雅記 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 本講義では、小学校体育における体育科指導法に関わる主な学習内容を知るとともに、教育現場において 本講義で身につけた知識・技能を十分に活用できるようにすることを目的としている。 特に以下の内容について重点的に講義を展開する。 ・小学校学習指導要領における体育の目標、内容を捉え、体育の指導に必要な知識や技能を習得する。 ・各領域の特性や学習者の発達段階に合わせた指導方法を習得する。 ・模擬授業を展開することで、優れた体育授業の実践のために教師が身につけておくべき技術を習得する。 ・小学校学習指導要領における各領域の特性を把握できる。 ・各領域の特性を踏まえた体育の指導方法を理解することができる。 ・学習指導案の作成のポイントを理解するとともに、作成した指導案を実施することができる。 課題1 模擬授業の実施と実施する際の指導案の作成 課題2 模擬授業実施後に反省をふまえて修正した指導案の作成 【教科書】 10.教科書・参考書・ 『小学校学習指導要領解説(体育編)』文部科学省。 教材 【参考書】 必要に応じて適宜資料を配布する 課題1 50% 課題2 50% 11.成績評価の方法 計 100% なお、本学規定による 3/4 以上の出席と積極的な授業態度は単位を取得するための最低条件となります。 魅力ある体育授業を行うことは、体育授業を実施する教師の責務といえます。魅力的な体育授業を行うた めには、綿密な計画のもとに作成された指導案のもと、授業を行う必要があります。この授業ではその指導 12.受講生への 案の作り方と、指導案を用いた模擬授業を中心に展開し、教師力量をつけていきます。 メッセージ 適切な運動着、ジャージなどは体育教師の制服といえます。実技や演習では、運動するためのふさわしい 常識的な服装で参加してください。ジーンズやスウェット等は禁止です。また室内では体育館シューズが必 要です。 13.オフィスアワー 授業内で周知する 14.授業展開及び授業内容 講義日程 第1回 第2回 授業内容 学習課題 オリエンテーション(本講義の意義と授業の展開につ いて) ○本講義の意義と授業の展開についての説明とグル ープわけの実施 講義:小学校学習指導要領に示される体育の目標と内 容 ○小学校体育で目指す目標と各領域の内容を把握す る 事前学習 本講義内容をシラバスにて把握したうえで授業 に臨む。 事後学習 各グループで模擬授業の計画を立てる。 事前学習 事後学習 講義:指導案の作成方法 ○体育授業を適切に行うための指導案の作成方法と 指導上の留意点を知る 事前学習 第3回 グループワーク①「体育科指導案作成」 ○各グループにわかれて、模擬授業に向けて指導案を 作成する。 事前学習 第4回 第5回 第6回 第7回 グループワーク②「体育科指導案作成」 ○各グループにわかれて、模擬授業に向けて指導案を 作成する。 ○次時から行う模擬授業の行い方の諸連絡の実施。 模擬授業①(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業②(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか - 116 - 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 学習指導要領に目を通し内容を把握したうえで 授業に臨む。 学習指導要領における体育の目標と各領域につ いて復習しポイントを理解する。 指導案について調べ、まとめてくる。 指導案について学んだことを踏まえて、自分なり の指導案を作成してみる。 どのような体育授業をしてみたいかイメージし、 授業の流れを考えておく。 授業内で指摘を受けた部分やお互いの議論を参 考に指導案を修正する。 前回の授業の議論を踏まえて、指導案を修正して おく。 模擬授業を行うことができるよう指導案を修正 する。 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業③(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業④(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業⑤(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業⑥(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業⑦(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業⑧(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業⑨(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 模擬授業⑩(グループワーク・授業体験・授業分析) ○模擬授業を受ける際の評価の観点 ①作成した指導案の流れ通りに進んでいるか ②グループの活動は適切か ③授業の体験の姿勢は適切か ④授業分析時に積極的に参加しているか 等 ○まとめと評価 - 117 - 平成 27 年度 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 前回の授業の議論を踏まえて、指導案を修正して おく。 事後学習 模擬授業を行うことができるよう指導案を修正 する。 事前学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 前回の授業の議論を踏まえて、指導案を修正して おく。 事後学習 模擬授業を行うことができるよう指導案を修正 する。 事前学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 事後学習 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 事前学習 事後学習 実施予定の指導案に目を通し、授業の流れを把握 しておく。 模擬授業を受けて指摘を受けた部分や議論を行 った部分に関して検討し、指導案を修正する。 これまでの一連の指導案と模擬授業を振り返り、 実際の現場で適切な授業を行うために必要な技 術を確認する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 多文化コミュニケーション 2.授業担当教員 宮坂 (2 単位) 3.科目番号 JCGL1309 5.開講学期 秋期 敬造 4.授業形態 「国際社会と日本」とも関連する内容も一部含むものの、世界の人々の文化、日常生活、経済状況などを知 るという作業課題をひとつの中心とし、多文化間の<コミュニケーション>という問題意識にたち、一部ワ ークショップ的に行う科目です。春学期の「異文化理解」(専門科目)の基礎となるひとつの科目です。 グローバル化が進む国際社会におかれ、日本においても多文化コミュニケーション力(多様な人々とともに 暮らしていくために必要なコミュニケーション能力)を修得することが必要な職種・職場が増えてくる情勢 にあります。この科目では、多文化コミュニケーション力の基礎を培い、自分の視野を「多文化共生社会」 にむけて広げ豊かな感受性と想像力をはぐくむことを目的とします。そのために、世界の人々の文化、日常 7.講義概要 生活、経済状況などを知り、異なるものの見方・考え方やその背景にある歴史への理解を深めます。また、 様々な文化と自文化との共通性を見直すことにより、自文化を国際社会の一部として再認識し、世界の人々 とのつながりと共存のあり方を考えます。 なお、留学生を招いて一緒に作業の場をもつ場合もあります(そ の場合、留学生の都合にあわせて講義予定の順番を変える場合もあります)。 1.世界の人々の生活の現状を知り、異なるものの見方・考え方を理解できるようになる。 2.氾濫する情報を批判的視点から分析できるようになる。 8.学習目標 3.日本で暮らす人々の多様性を理解し、自分の問題として捉えられるようになる。 4.多様な人々との共存のあり方を自分なりに考えられるようになる。 小集団発表(2回):世界の人々の暮らし・日本で暮らす人々(トピックは各小集団で設定する) 9.アサイメント 発表のための情報収集は<課題宿題>として授業時間外に行うこともあります。 (宿題)及びレポ 小レポート(2回):小集団発表を通して学んだことをレポートにまとめる ート課題 課題読み物:授業内でより深いディスカッションが行えるように、事前に課題読み物を読み、質問について 考えてくる。(読み物と質問については授業内で配布。) 【教科書】 必要資料は授業内で配布する。 【参考書】 伊佐 雅子(監修)『多文化社会と異文化コミュニケーション』三修社。 徳井厚子『多文化社会のコミュニケーションの在り方を考える、多文化共生のコミュニケーション-日本語 10.教科書・参考書・ 教育の現場から』アルク。 教材 E.R.リーチ『文化とコミュニケーション』(青木・宮坂訳)紀伊国屋書店。 鈴木孝夫『日本語は国際語になりうるか』講談社学術文庫。 シリン・ネザマフィ『白い紙』文芸春秋。 楊逸『時が滲む朝』文芸春秋。 リービ 英雄『星条旗の聞こえない部屋』 講談社文芸文庫。 日常の授業態度(ディスカッション参加状況、振り返りコメントなど)40% 小集団発表(2回) 30% 11.成績評価の方法 小レポート(2回) 20% 自己評価 10% 世界にはいろいろな人びとが暮らしています。彼らと語らうために必要なものは、なんといっても皆さんの 12.受講生への 好奇心です。 「知りたい」と思う気持ちを持って参加してください。また、教室の中ではお互いの意見や興味 メッセージ を尊重する学習環境作りを目指します。ほかの人と異なる見解・感じ方をもっても臆せず、のびのび発言で きる自分を体験してください。 13.オフィスアワー 第1回目の授業にて周知 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 本講義を履修する動機を発表できるようにし 事前学習 講義概要と方向付け―多文化コミュニケーションとグ てくる。 第1回 ローバル化、多文化交錯状況、多文化間コンサルテー シラバスを読み、本講義で求められる姿勢、課 ション、多文化共生 事後学習 題について理解する。 身の回りにある「世界」探し。 事前学習 第2回 世界の人々の暮らし① 人類発祥と民族移動 事後学習 世界の人々の現状を振り返る。 世界のニュースを集める。 事前学習 第3回 世界の人々の暮らし② 地図を通して見る世界 事後学習 小集団発表のテーマを決める。 情報を集める。 事前学習 世界の人々の暮らし③ 小集団発表(世界の人々)の 第4回 準備 事後学習 情報をまとめる。 発表準備。 事前学習 第5回 世界の人々の暮らし④ 小集団発表(世界の人々) 事後学習 発表を振り返る。 発表を通して学んだことをまとめる。 事前学習 世界の人々の暮らし⑤ 発表の振り返りとディスカッ 第6回 ション 事後学習 文化を構成するものについてまとめる。 課題読み物①を読み、自分の意見をまとめる。 事前学習 第7回 文化を構成するもの① 人 事後学習 文化と人の関係について振り返る。 課題読み物②を読み、自分の意見をまとめる。 事前学習 第8回 文化を構成するもの② 言葉 事後学習 文化と言葉の関係について振り返る。 6.履修条件・ 他科目との関係 - 118 - 第9回 第10回 文化を構成するもの③ 日本で暮らす人々① 事前学習 事後学習 歴史 日本で暮らす人々の多様性 第11回 日本で暮らす人々② プレゼンテーション発表準備 第12回 日本で暮らす人々③ (リハーサル) 第13回 日本で暮らす人々④ 学期末プレゼンテーション発表 第14回 日本で暮らす人々⑤ 学期末プレゼンテーション 第15回 自己評価・授業評価 プレゼンテーション発表準備 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 119 - 平成 27 年度 課題読み物③を読み、自分の意見をまとめる。 文化と歴史の関係について振り返る。 日本で暮らす人々の多様性について考えてく る。 小集団発表のテーマを決める。 情報を集める。 情報をまとめる。 発表の工夫を考える。 発表準備をする。 発表の練習をする。 発表を振り返る。 発表の練習をする。 発表を振り返る。 学期を通して学んだことを振り返る。 学期を通して学んだことを、今後どのように活 かすかを考える。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 中国の文化と言語Ⅰ (2 単位) 2.授業担当教員 于 4.授業形態 グループ学習・ディスカッションと指導 3.科目番号 JCGC1303 5.開講学期 春期 莉莉 6.履修条件・ 他科目との関係 初心者を対象に、中国語の基礎訓練を行う。やさしく、正確に、しかも気軽に話せるように、まず簡単な会 話の訓練から始める。同時に、古来より日本にはかりしれない影響を与え続けてきた、 「隣の国」中国の文化 と歴史についても学習していく。国連公用語に指定されている、国際語としての中国語の言語的特徴(リズ 7.講義概要 ミカルな美しい音調等)を理解し、簡単な会話であれば、気軽に正確に使えるようになることを目指し、学 習を進めていく。また、今、経済成長を遂げ、国際的にも発言力を増してきた中国について、言語と文化、 そして人びとの暮らしを通して理解し、これからの交流の機会に役立てていく授業である。 中国語の発音と文法の概略を知り、自ら学習を進展させることができるようにするための基礎を身につける。 ピンイン(ローマ字による中国語発音表記システム)の読み方と綴り方、常用の単語、日常の挨拶語、単文 の基本文型などを学ぶことで、中国語の各音節が声調を伴って正確に発音でき、基本的な表現構造を理解で 8.学習目標 きるようになる。 授業では簡単な受け答えや聞き取り・書き取りなどの練習を通して、簡単な会話が聞き取れ、話せるように なる。 9.アサイメント アサイメント(宿題) (宿題)及びレポ 「各課の内容に沿った中国語作文の提出など」 ート課題 レポート課題 【教科書】 竹島金吾監修 景春・竹島毅著『最新版 中国語 はじめの一歩』白水社、2005 年。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 日中・中日辞書 相原茂、石田知子、戸沢市子著『Why にこたえるはじめての中国語の文法書』同学社、1996 年。 授業への積極的参加、日常の受講態度、予習・復習、課題の作成・提出などを総合的に評価する。 授業への積極的参加 総合点の 20% 11.成績評価の方法 小試験・学期末試験 総合点の 50% レポート 総合点の 30% 中国語の発音が難しいとよく言われていますが、ルールを覚えてしまえば大丈夫。毎日中国語の CD を 10 12.受講生への 分聞くことは大事です。授業中に発音が十分練習でき、文法について分かりやすく説明し、CD、ビデオも活 メッセージ 用するため、気軽に参加してください。 13.オフィスアワー 授業時間の前後に設ける。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 中国語を選択し、学ぶ目的を考えてみるこ 事前学習 ウォーミングアップ(中国について、中国語の特徴につ と。 第1回 いて、簡体字について) 声調記号及び母音発音の練習。教材 p.8 母音 発音編:声調及び発音記号(単母音)の説明と練習 事後学習 発音の難点をチェックしておくこと。 教材に挟み込みの中国語音節表に目を通す 事前学習 こと。 発音編:発音記号(子音)の練習 第2回 ピンイン表記上の注意点 無気音と有気音の練習。教材 p.9 子音の発音 事後学習 を練習すること。 事前学習 ピンイン表記の練習すること。 発音編:発音記号(複合母音)の練習。 第3回 子音発音の難点をチェック。教材 p.10 複合 声調の組み合わせ(2 音節) 事後学習 母音の発音と表記の要点をまとめること。 事前学習 教材 p.11 に目を通しておくこと。 発音編:発音記号(-n.-ng をともなう母音)の練習。 第4回 発音難点をチェックし、中国語の数字の数え グループ学習:中国語を使って数字を覚えましょう 事後学習 方を練習すること。 教材 pp.6~ 12 の理解と習得をチェック。自 小試験:発音試験 分の名前のピンイン表記を辞書で調べてお 事前学習 第1課 「你贵姓」 第5回 くこと。 人称代名詞/「是」を用いる名詞述語文/ 疑問文 事後学習 第1課の本文の中国語訳を完成させること。 教材 p.15 ポイントの書き換え練習、1 課の 第1課 課文・練習問題・応用練習 会話を入れての応答練習を準備しておくこ 事前学習 第6回 グループ学習:簡単なあいさつを中国語で言いましょう と。 豆知識:中国語と名前 事後学習 小作文『自己紹介』を完成させること。 初対面のあいさつの応答練習の準備してお 第2課 「这是什么」 事前学習 くこと。 第7回 指示代名詞(1)/助詞「的」による名詞の連結/副詞「也」 の用法/ 事後学習 第 2 課の本文の中国語訳を完成させること。 教材 p.19 ポイントの書き換え練習、2 課の会 課文・練習問題・応用練習 第2課 事前学習 話を入れての応答練習の準備 第8回 会話練習(グループ発表) 中国の学校教育 事後学習 新聞記事などを調べ中国教育事情への理解 - 120 - 第9回 事前学習 ビデオ映画鑑賞 事後学習 第10回 第11回 第12回 第13回 第 3 課 「你去哪儿」 動詞述語文(目的語・単純疑問文を含む)/所有を表す 「有」/助詞「呢」による省略疑問 小試験:漢字テスト 第3課 課文・練習問題・応用練習 会話練習(グループ発表) 中国の観光事情 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第 4 課「这个戒指多少钱?」 名量詞(助数詞)/指示代名詞(2)/形容詞述語文/数量 を問う疑問文 事前学習 第4課 課文・練習問題・応用練習 会話練習(グループ発表) 中国の貨幣 事前学習 事後学習 事後学習 第14回 第 5 課 「你吃饭了么」 指示代名詞復習/完了を表す「了」/存在を表す「有」と 「在」/助動詞「想」「喜欢」 第15回 第5課 課文・練習問題・応用練習 会話練習(グループ発表) 中国の食文化 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 121 - 平成 27 年度 を深めること。 関連文献を調べ、ストーリの背景を理解する こと。 レポートテーマを考えること。 教材 pp.13~20 の理解と習得をチェックする こと。 3 課の本文の中国語訳を完成させること。 教材 p.23 ポイントの書き換え練習、3 課の会 話を入れての応答練習を準備しておくこと。 小作文『私たちの大学』を書いておくこと。 教材 p.26 の単語の読み方及び書き方を予習 すること。 グループで買い物の会話練習文を準備する こと。 教材 p.27 ポイントの書き換え練習、4 課の会 話を入れての応答練習の準備すること。 新聞記事などを通して日中間の経済生活の 相違への理解を深めること。 教材第 p.30 の単語の読み方及び書き方を予 習すること。 小作文『私の大学』を完成させること。 前期に学んだ中国語の基礎をまとめること。 映画、新聞記事などを通じて中国の食文化を 理解すること。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 中国の文化と言語Ⅱ (2 単位) 2.授業担当教員 于 4.授業形態 グループ学習・ディスカッションと指導 3.科目番号 JCGC1304 5.開講学期 秋期 莉莉 6.履修条件・ 他科目との関係 「中国の文化と言語Ⅰ」の学習を基礎に、中国の人びとの暮らし、伝統文化、風俗習慣を盛り込んだ教材 を精読する。簡単な日常会話と文系を学び、生きた中国語会話の体験学習をおこなう。ビデオを用いて、中 7.講義概要 国の大学生活や庶民の暮らしを紹介する。老親介護をテーマにした映画を鑑賞し、中国の高齢者福祉の状況 を理解し、日本に身を置くわたしたちの暮らしや考え方と比べてみる。 (「中国の文化と言語Ⅰ」を履修した学生を対象にしています。) 中国語の入門から初級につながる会話を聞き取ることができ、話せることができるようになる。 中国語で書かれた、ある程度まとまった文章を理解できる。 8.学習目標 中国語の表現から、中国語話者のものの見方、考え方、価値観を読み取ると共に、中国の文化、社会、歴史 的背景についても理解を深めていく。 9.アサイメント 授業中の口頭発表:随時・ディスカッション後 作文:各課の内容に沿った中国語作文の提出 (宿題)及びレポ レポート課題:ビデオ映画を鑑賞した上、中国の社会福祉制度を考察すること ート課題 【教科書】 竹島金吾監修 景春・竹島毅著『最新版 中国語 はじめの一歩』白水社、2005 年。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 日中、中日辞書 教材 相原茂・戸沼市子著『入門・北京カタログ』朝日出版社。 相原茂、石田知子、戸沢市子著『Why にこたえるはじめての中国語の文法書』同学社、1996 年。 授業への積極的参加、日常の受講態度、予習・復習、課題の作成・提出などを総合的に評価する。 授業への積極的参加 総合点の 20% 11.成績評価の方法 小試験、小作文 総合点の 50% レポート 総合点の 30% 12.受講生への 中国語だけでなく、中国の伝統文化、風俗習慣、社会文脈、教育事情など多様な知識に触れる機会が多い授 業であり、ぜひふるって参加してください。 メッセージ 13.オフィスアワー 授業時間の前後に設ける。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教材 pp.8~32 の内容をまとめること。 第 6 課「你晚上有事儿吗」 事前学習 数字/日付/時刻/「動作の時点」を言う表現/課文・練習 第1回 問題・応用練習 事後学習 小作文「私の一日」を完成させること。 会話練習(グループ発表) 中国の風俗習慣:中国の旧正月Ⅰ 事前学習 教材 p.37~38 の単語を予習すること。 第 7 課「你在哪儿住」 「在」「离」の使いた/存在を表す「有」/反復疑問文/ 第2回 課文・練習問題・応用練習 旧正月の関連情報をまとめ、中国の風俗習慣 事後学習 会話練習(グループ発表) を理解すること。 中国の風俗習慣:中国の旧正月Ⅱ 障碍児教育についての資料を読むこと。 事前学習 中国の社会福祉Ⅰ 映画、文献、新聞記事を通して中国の社会福 第3回 ビデオ映画『こころの湯』を鑑賞 事後学習 祉に関する問題意識をもち、レポートテーマ を考えること 第 8 課「你一个星期干几天」 事前学習 教材 p.42 の単語を予習すること。 時間量の使い方/助動詞「得」/「从」と「离」の使い方 第4回 /課文・練習問題・応用練習 事後学習 小作文「私の家族」の準備をすること。 会話練習(グループ発表) 小試験:漢字テスト 教材 pp.33~ 48 の理解と習得をチェックする 事前学習 こと。 第 9 課「你去过美国吗?」 第5回 過去の経験の表現「したことがある」/「是~的」強調 事後学習 9 課の本文の中国語訳を完成させること。 構文/「給」と「跟」の使い方 教材 p.47 ポイントの書き換え練習、9 課の会 第 9 課 課文・練習問題・応用練習 事前学習 話を入れての応答練習を準備しておくこと。 第6回 会話練習(グループ発表) 中国の風俗習慣:プレゼント・お礼 事後学習 小作文「私の家族」を完成させること。 教材 pp.49~50 の単語のピンイン表記及び書 第 10 課「你酒量怎么样?」 事前学習 き方をチェックすること。 第7回 助動詞「能」と「会」/動詞のかさね型/程度補語「得」 事後学習 10 課の本文の中国語訳を完成させること。 グループで食事注文の会話練習文を準備す 第 10 課 事前学習 ること。 第8回 課文・練習問題・応用練習 会話練習(グループ発表) 事後学習 中国の社会福祉の動向について調べること。 - 122 - 第9回 第10回 第11回 第12回 事前学習 平成 27 年度 映画、文献、新聞記事を通して中国の社会福 祉に関する問題意識を整理すること。 中国の高齢者福祉の状況を理解し、日本の福 祉や考え方と比べてみること。 教材 pp.53~54 の単語を予習すること 事後学習 11 課の本文の中国語訳を完成させること 事前学習 中国の社会福祉Ⅱ ビデオ映画「海洋天堂」 事後学習 第 11 課 「你在干什么呢?」 動作の進行「在~呢」/話題の強調(目的語の文頭提示) /「~しに行く」「~しに来る」/選択疑問文 小試験:漢字テスト 第 11 課 課文・練習問題・応用練習 会話練習(グループ発表) 中国の風俗習慣:食事にまつわるおはなし 第 12 課「北京的人口比上海多吗?」 比較の表現/類似の表現/課文・練習問題・応用練習 中国の建築 会話練習(グループ発表) 第13回 第 13 課「祝你旅途愉快」 二重目的語構文/「的」による動詞・形容詞の連体修飾/ 目的語部分が節になる場合/課文・練習問題・応用練習 第14回 教材 p.65「自我介绍」 会話練習(グループ発表) 第15回 「自我介绍」を発表すること 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 123 - 教材 pp45~54 の内容の理解や習得をチャッ クすること 北京、上海の人口、面積などの情報を調べ、 東京と比較してみること 9 課の会話を入れての応答練習を準備してお くこと。 授業中の内容をまとめ、中国の建築の特徴及 び風水の文化について理解すること。 学んだ文型を用いて自己紹介を書いておく こと グループで友人の紹介を準備すること。 自分で書いた文章を暗記して発表する準備。 学んできた各課の復習をすること。 1年間の学習での疑問点をチェックするこ と。 到達度を確認すること。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 道徳教育の研究 (2 単位) 2.授業担当教員 三澤 4.授業形態 講義、演習、ディスカッション 3.科目番号 JCEL3409 5.開講学期 秋期 紘一郎 6.履修条件・ 他科目との関係 もしかするとみなさんにとっては、道徳を真顔で勉強するなんてばかげているように思えるかもしれませ ん。多くのみなさんの年頃というのは、道徳や社会通念を真剣に考えたり守ったりするよりも、それらを破 ることのほうに惹かれることが少なくないからです。しかし、道徳というのは大人がしたり顔でするお説教 でも教科書に羅列されているお題目でもなく、もっと私たちの身近にあるものです。 「宿題がたまっているし レポートも近いから今日の夜は少し勉強したいけど、友だちに遊びに行こうと誘われた。どうしよう。」とい 、、 うような「あれかこれか」という二つ以上の選択肢にぶつかったときに、私たちはどの道を選ぶのがよいの かという価値判断に迫られます。このような、よさ・悪さ、××すべき、といった価値判断に関わる問題はす べて道徳的、倫理的問題だといえます。この意味では、私たちは道徳とともに毎日の生活を送っているので す。 自分の価値判断が、自分の考えや行動、自分の生き方の内部だけで完結するのであれば、それほどたくさ 7.講義概要 んの問題は出てこないのかもしれません。しかし上の例でも明らかなように、自分の価値判断はほとんどの 場合、他人を巻き込みます。つまり、道徳の問題は個人的であると同時に社会性をもってもいるのです。異 なる道徳規範をもった人が二人以上集まるとき(それは私たちの実際の生活のほとんどあらゆる場面です)、 そこは衝突と妥協と調整の場となります。 このような価値判断のぶつかり合いの連続である現実をどのように生き抜いていったらよいか、またそれ を次の世代の子どもたちにどう伝えていったらよいかを考えるために、この授業では縦軸(日本の歴史の中 で道徳規範がどのように変化してきたか)と横軸(他の社会や文化圏ではどのような道徳規範が機能してい るか)の両方に目を配り、今の自分がもっている道徳観念や価値基準を見つめなおしていきます。さらに人 類の発展とともに新たに生じてきた道徳的、倫理的課題(科学技術と自然環境との関係、医療技術と生命の 意味との関係など)をも取り上げ、今後ますます変化していく社会の中で生きていくみなさんに、自分の頭 で価値を判断していく力を鍛えていってもらいます。 1. さまざまなかたちの道徳規範や価値基準と自分たちのそれとの間の共通点と相違点に着目することで、自 分が(無意識に)拠って立っている基盤を再考できるようになること。 2. 自分がどのように生きていくかという課題は、ほとんど必然的に他者を巻き込むという点ですぐれて社会 的なテーマでもあります。 「自分を含みこむ社会の一員としての自分」という角度から自分を見つめなおし てみること、そして自分が関わっていると感じられる社会の外延を広げられるようになること。 8.学習目標 3. ディスカッションや発表を通して、一対多という状況の中でも物怖じしない態度を身につけられるように なること(自分の意見を他者にわかりやすい言葉で伝えること、意見を異にする者との間にもコミュニケ ーションを打ち立てていくこと、そのために他の人の言うことにしっかりと耳を傾けることは、教育者と して(そしてこれからの社会で生きていくひとりの人間として)何より重要な資質ですし、これこそがま さに、非常に大切な「道徳的資質」と言ってもよいでしょう)。 アサインメントは毎週課しますが、内容はその都度異なります。主なものは、(1)次回の授業内容に関わ る指定のテキストを読む;(2)授業内容について自分の意見をまとめたものを書く、の二つです。 アサインメントとは別に、三度のレポート提出を求めます(提出期限はそれぞれ、第7回授業、冬期休校期 9.アサイメント 間明け最初の授業、最終授業日とし、第一回レポートは800字、第二回レポートは1,200字、第三回は1,000-1,500 (宿題)及びレポ 字を目安とします)。第一回のレポートの課題は、いくつかの道徳教材の中から自分であればどの教材をど ート課題 のように使って道徳の授業を行うかを記述するもので、第二回レポートの課題は、生命倫理に関するもので す。また、最後のレポートは、授業で扱ってきたテーマの中から最も関心をもったものについて、自分の考 えをまとめるという形態を予定しています。 【教科書】 教科書は指定しません。授業で扱うテーマに応じて、必要な文献資料を配布します。ただし、授業内に道 徳(教育)を理解するうえで有益な文献・資料を集めた参考文献リストを配りますので、関心のあるものを 10.教科書・参考書・ 次々に自分で読んでいってください(そしてわからないところは質問に来てください)。 教材 【参考書】 中戸義雄・岡部美香編著『道徳教育の可能性:その理論と実践』ナカニシヤ出版、2005 年。. 林泰成『新訂 道徳教育論』放送大学教育振興会、2009 年。 松下良平『道徳教育はホントに道徳的か?』日本図書センター2011 年。 など多数。 成績評価は、授業全体への総合的な関わりから判断します。 アサインメント:30% 第1回レポート:15% 第2回レポート:20% 11.成績評価の方法 第3回レポート:35% 授業への積極的な参加:+α(最大15%) (出席点はありませんが、本学の規定により、授業実時数の 4 分の 3 未満の出席しか満たしていない受講者 には単位を発行しません。) 50 年前の日本人と比べて、あるいは同時代の他の地域の人々(特に貧しい社会に生きる人々)と比べて、 私たちはかなり長い平均寿命を享受できる社会に生きています。これは経済発展や衛生環境の整備、そして 12.受講生への 医療技術の発展などいくつもの要因が絡まり合って可能になった大きな達成です。しかし「いかに生きるか、 メッセージ どうやってよりよく生きるか」というのは、生存期間の延長が答えを出してくれる問題ではありません。ま - 124 - 平成 27 年度 た、身体構造のように人生のある一時期までは意志と無関係に発達し、それ以降はまた意志とは無関係に徐々 に退化していくというものでもありません。つまり「いかに生きるか、どうやってよりよく生きるか」とい うのは、年を重ねて大人になるにつれて自然と身についていく技法というようなものではないのです。それ は、みなさんが意識的に考えて実行していくべき課題なのです。もちろん個々の生き方の問題というのは、 ひとりひとりが毎日の生活の中で、それに伴う喜びや葛藤から身をもって学んでいかなければならない部分 がたくさんあるのは言うまでもありません。しかしこの授業では、各自の体験に任せていたのではなかなか 遭遇しないような異文化の道徳観念や、同一社会内での価値の対立といった問題を象徴的に取り上げること によって、みなさんがそれぞれの実生活の中で意識的に自分の生き方を振り返ることができるようになる手 がかりをたくさん提供していきます。今までとは違う視点から自分の生を進めていく、よすがとしていって ください。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 「道徳教育」についてのイメージを鮮明にしてくる。 イントロダクション(授業の進め方)―事 第1回 実と価値について 事後学習 事実と価値の区別を付けられるようになる。 事前学習 人間はどこまで自然的な動物なのかを考えてくる。 人間・動物~きれいごとからクリティカ 第2回 アサインメント+人間はどこまで自然的な動物なのかにつ ル・シンキングへ 事後学習 いてのいくつかの代表的な考え方を整理する。 事前学習 一人称・二人称・三人称の区別を確認する。 第3回 一人称・二人称・三人称の視点 アサインメント+物事を判断する際の視点の置き方を整理 事後学習 する。 自分とは異なる文化圏の人々の行動様式の是非を考えてく 事前学習 る。 道徳的絶対主義と道徳的相対主義(事実と 第4回 価値再考) アサインメント+道徳的絶対主義と相対主義の違いとそれ 事後学習 ぞれの利点・問題点を整理する。 自分の道徳観の源泉はどこにあるかを考えてみる。 事前学習 アサインメント+自分の道徳観がどの程度まで個人的で、 第5回 プラトンの洞窟の比喩:教育と民主主義 どの程度まで自分の属する社会のあり方に依存しているか 事後学習 を確認する。 個人的な視点と社会的な視点の共通性と差異について考え 事前学習 てくる。 第6回 レポートの書き方 + 個人・他者・社会 アサインメント+個人的な視点と社会的な視点の共通性と 事後学習 差異について確認する。 事前学習 第 1 回レポート 洞窟の比喩から囚人のジレンマへ(二種類 第7回 アサインメント+囚人のジレンマの何がジレンマなのかを の合理性) 事後学習 確認する。 事前学習 「手品師」という作品を読んでくる。 第8回 大切なのは動機か結果か? アサインメント+「手品師」に依拠した指導案に対する考 事後学習 察をする。 道徳教育の歴史を調べる。 事前学習 道徳的価値のぶつかり合い:人気の道徳指 第9回 アサインメント+「手品師」に依拠した指導案に対する批 導資料をどう読むか 事後学習 判的な論考を考察する。 道徳教育は何を目的としたものかを考えなおしてみる。 事前学習 線引き問題のむずかしさ~共通の前提 or 第10回 アサインメント+「手品師」を自分ならどのように使う/使 共通のルール 事後学習 わないかを考察する。 事前学習 自由主義と道徳の関係について考えてくる。 自由主義と道徳教育~日本の道徳教育の 第11回 アサインメント+自由主義と道徳の折り合いについて整理 変遷とこれから 事後学習 する。 事前学習 第 2 回レポート 第12回 「いじめ」について アサインメント+「いじめ」についてこれまでとは少し異 事後学習 なる角度から考え直してみる。 医学の進歩が引き起こしている生命倫理の課題について考 事前学習 えてみる。 科学・技術の進歩と人間道徳:医療技術の 第13回 進歩と生命倫理 アサインメント+医療技術の進展によって人間の欲望を満 事後学習 たすことでもたらされるかもしれない問題点を整理する。 第 3 回レポート 事前学習 未来世代への責任:医療技術・自然環境・ 第14回 アサインメント+未来世代に対して我々の世代がどこまで 未来社会の設計 事後学習 責任をもつべきなのかについて自分の考えをまとめる。 事前学習 これまでの授業で何を学んできたかを整理する。 第15回 いかに生きるか 全 15 回の授業を通じて学んだこと、学び切れなかったこと 事後学習 を振り返って今後の勉強、人生につなげる。 - 125 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 特別活動の指導法(初等) (2 単位) 2.授業担当教員 井田 4.授業形態 講義、演習、模擬実習、グループワーク、ディスカッションなど 6.履修条件・ 他科目との関係 2年次以上 ◇ 7.講義概要 ◇ 3.科目番号 JCEL3408 5.開講学期 春期 延夫 特別活動に関する主要な概念を講義等で受け入れて増やす学び(概念受容型の学び)と演習や協議等を 通じて自力で概念を形成する「概念形成型の学習」を行うようにする。特に、特別活動の方法原理や基 本的な用語などの確認をしながら、学級活動を中心とした授業力等の理解と習得を図る。 演習内容は、小学校における「学級活動」を中心にその授業力・指導力を育成するものとする。学級活 動を中心に演習を展開する理由は、学級活動が特別活動の中核であり、集団成員としての望ましい資質 や能力・態度を育て、人間としての生き方に関する指導を行う中心的な場であるとともに、生徒指導の 全機能が補充・深化・統合される場として重要であるからである。また、教科書もなく学級担任として の力量が学級担任になると即刻問われからである。 ◇ 特別活動に関する理論と実践について理解し、理論と実践の交流や応用が図れるようになる。 ◇ 改訂学習指導要領の特別活動では、「よりよい人間関係を築く力、集団の一員としてよりよい生活づく りに参画する態度の育成」などを特に重視しており、それらに関わる力について実践を通して高めるた めの体験活動や生活を改善する話合い活動、多様な異年齢集団による活動を一層充実することが求めら 8.学習目標 れている。そこで、これらのニーズに応える具体的な活動例を理解し、自ら考えた新企画を発表できる ようになる。 ◇ 小学校における特別活動の中核となる「学級活動」について、計画委員会が主体となって授業を展開す る指導案(展開案)を作成し、班内及び全員の前で発表できるようにする。 9.アサイメント ◇ アサイメントは、毎時間課します。 (宿題)及びレポ ◇ レポート課題は、「特別活動の特質」「小学校特別活動の歴史と挑戦したい学級活動」「私が挑戦する ート課題 学級活動展開案」などとする。 【教科書】 ◇『小学校学習指導要領解説 特別活動編』東洋館出版、平成 20 年 8 月。 10.教科書・参考書・ ◇高橋哲夫、原口盛次、井田延夫編『特別活動研究 第三版』教育出版。 教材 【教 材】 ◇ プリント教材は、毎時の授業時に配布します。 日常の授業の取組・・・・・・・ 総合点の30% ※ 授業は全部出席すること。 (15回中、4回以上の欠席は単位不認定となります。なお、遅刻は1回につき2点、 11.成績評価の方法 欠席は1回につき5点の減点とします。) ◇ アサイメント、レポート・指導案の作成度など ・・・・・・・総合点の50% ◇ 復習度・資料整理活用度点検・・・・総合点の20% 1 座席は指定とする。 2 正当な理由のない遅刻、早退、欠席をしないこと。(やむを得ず欠席する場合は、書面を提出のこと。) 12.受講生への 3 携帯電話の電源は切るとともに操作しないこと、及び私語は厳禁のこと。 メッセージ 4 レポート、アサイメントについては、指定した日までに必ず提出すること。(遅れた場合は減点です) 5 予習をするとともに、教育や特別活動に関連する図書や新聞記事に関心をもち読むこと。 6 教員を目指す大学生としての自覚と覚悟をもち、その品位を保つこと。 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 『小学校学習指導要領解説 特別活動編』を 事前学習 オリエンテーション(学習目標等) 概観してくる 第1回 特別活動の特質と方法原理 教科書 pp.1~2 で、特別活動の構成と基本 特別活動の構成と基本的な用語の理解 事後学習 的な用語等を整理する 特別活動の目標 特別活動の歴史からみた特質 事前学習 解説書 pp.8~13 を熟読してくる 教育内容としての特別活動の特質 レポート課題1の理解とその構想開始 教科書 pp.3~35 で復習し、レポート課題 第2回 <課題1「特別活動の特質について、このように考えま 事後学習 1「特別活動の特質」についての考えを整 す!」> 理し始める <第4回の授業時に提出> 特別活動の教育的意義、 事前学習 解説書 pp.15~27 を熟読してくる 特別活動の目標と各活動・学校行事の目標との関連 第3回 教科書 pp.36~42 で、特別活動の教育的意 他の教育内容・方法との関連1(各教科の学習、外国語活 事後学習 義について、復習する 動、道徳教育) 他の教育内容・方法との関連2(総合的な学習の時間、生 解説書 pp.2~7、pp.27~31 を熟読してく 徒指導) る 事前学習 レポート課題2の理解とその構想開始 レポート1を作成してくる 第4回 <課題2 「小学校特別活動の歴史と私が挑戦したい学 教科書 pp.42~45 で復習する 級活動(2)の共通事項とその理由をこのように考え 事後学習 レポート課題2の構想を練る ています!」> ◇ - 126 - 第5回 第6回 <第 6 回の授業時に提出> 学級活動の指導(目標、学年ごとの内容,共通事項の理解、 展開の基盤となる考え方、指導実践例) 学級活動の指導計画(学校としての年間指導計画、学級ご との年間指導計画、一単位時間の指導計画) レポート課題3の理解とその構想開始 <課題3 「私が挑戦する学級活動(2)の展開案」> <第8回の授業時に提出> 平成 27 年度 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第7回 学級活動の活動形態(話合い活動、係活動、集会活動) 計画委員会の在り方とその指導、 係活動と当番活動の違い、 集会活動の指導 第8回 「私が挑戦する学級活動(2)の展開案」の班内発表、班 代表の選出 事前学習 事後学習 事後学習 第9回 「私たちがつくるベンチャー企業」設立会議、会社説明会 学級生活を豊かにする係活動の運営(実践例から学ぶ) 事前学習 事後学習 第10回 「私が挑戦する学級活動(2)の展開案」の班代表発表会 自己決定したものが「画餅」とならないための指導 目標達成への意欲を高める事後指導 第11回 児童会活動の指導(目標、内容、形態、指導計画・活動計 画など)、 児童会活動担当として、子どもへ「仕掛けたい企画」発表 児童会本部が行う「いじめ防止活動」の実践例 七夕集会における短冊作成に関する指導(生き方教育) 第12回 クラブ活動の指導(目標、内容、組織、指導計画・活動計 画など)、クラブ活動の指導時数、 「料理クラブ」担当教師としての指導上の留意事項 第13回 学校行事の指導(目標、内容など)、学校行事の事前指導、 学校行事の授業計画 「こんな学校行事を提案します」の発表 第14回 特別活動の授業時数 特別活動の指導計画(全体計画、年間指導計画) まとめ(復習度、資料整理活用度点検) 第15回 異年齢集団活動の意義とその在り方、特別活動の評価、 全体の振り返り、卒業式に関わる主な指導内容、 模擬卒業式の実践 - 127 - 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 解説書 pp.32~40 を熟読してくる 教科書 pp.56~64 で復習をする 解説書 pp.40~49 を熟読してくる レポート 2 を作成してくる 教科書 pp.90~91,pp.124~125、pp.136 ~146 で復習し、レポート課題3の構想を 練る 解説書 pp.48~56 を熟読してくる 「私がつくるベンチャー企業」の構想を練 る 解説書 pp.32~47 を改めて熟読してくる レポート3「私が挑戦する学級活動の展開 案」を作成してくる レポート課題3の修正・完成作業をする 解説書 p.55 の「発達の段階に即した指導の 目安」を熟読してくる 「私が作るベンチャー企業」を考えてくる 係活動の在り方を再確認し、当番活動との 違いを整理する 教科書 pp.124~140 で予習してくる 学級活動に関する学びの整理とまとめをす る 解説書 pp.64~75 を熟読してくる 「児童会担当として仕掛けたい企画」を考 えてくる 七夕飾りの短冊を作成してくる 教科書 pp.64~69、pp.105~111 で復習を する 解説書 pp.76~87 を熟読してくる 「料理クラブ顧問へのアドバイス」を考え て来る 教科書 pp.69~71 で復習をする 解説書 pp.88~103 を熟読してくる 「こんな学校行事提案します」を考えて来 る 教科書 pp.71~78 で復習をする 教科書 pp.50~55 の熟読と、それまでの学 習を復習し資料を整理してくる 解説書 pp.104~109 で復習をする 解説書 pp.122~123 を熟読してくる 解説書 p.121 で復習をする 特別活動を重視する教師となるべく決意と 覚悟をする 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 日本の文化と言語 (2 単位) 2.授業担当教員 内田 4.授業形態 講義・グループディスカッション・発表 3.科目番号 JCGC1707 5.開講学期 春期 力 6.履修条件・ 他科目との関係 これから本学で学ぶ留学生を対象に、アカデミックな日本語の運用能力を身につけることを目的にしてい ます。とくに、日本語によるレポート執筆や口頭発表のスキルを習得します。くわえて、教科書や教材の内 7.講義概要 容を通じて現代日本社会への理解を深めていきます。 (あつかうテーマについては、下記「授業展開及び授業 内容」を参照のこと。) ①日本語で書かれた説明文や評論文を正確に理解し、自分のことばで要約できるようになる。 8.学習目標 ②説明文や評論文を読んで、自分の意見を書いたり発表したりすることができるようになる。 ③現代日本社会に対する理解を深めつつ、興味をもった事柄については文献を探して調査できるようになる。 ①日本語能力向上のために、テキストの語彙・表現について小テストを毎回実施する。 9.アサイメント ②教科書の担当部分の読解資料を読んで、授業中に内容の要旨や自分の意見を発表する。 (宿題)及びレポ ③授業中に配布するワークシートを用いて、事前学習・事後学習を行なう。 ート課題 ④テキストで学んだテーマのなかから興味をもった事柄について、資料を調べたうえで、口頭発表を行い、 レポートにまとめる。 【教科書】東京大学AIKOM日本語プログラム、近藤安月子・丸山千歌編『中・上級日本語教科書 日本 10.教科書・参考書・ への招待』(第2版)東京大学出版会。 教材 その他授業中にプリント資料を配布します。 毎回の小テスト 30% 毎回の議論での発言・受講態度 20% 11.成績評価の方法 レポート 30% 口頭発表会での発表 20% *本学規定により、3/4 以上の出席が確認できない場合は単位の修得を認められない。 日本語を身につけるためには日々の努力が必要です。事前学習と事後学習は欠かさず取り組んで、毎回の授 業、とくにディスカッションには積極的に参加してください。そうすれば、かならず日本語の能力は向上し て、大学での授業がもっと楽しいものになります。 12.受講生への また、本授業では意見を発言する機会が多くありますが、意見の内容だけでなく、日本語で考えて伝えよう メッセージ とする態度や、他人の意見を真剣に理解しようとする姿勢を重視します。ぜひ楽しんでディスカッションに 参加してください。 *授業中の携帯電話(メールなど)や私語(とくに日本語以外での会話)、飲食はしないように。 13.オフィスアワー 授業時間内に説明します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 現在の日本語能力についての自己分析。 イントロダクション・自己紹介 第1回 日本語能力の得意・不得意を特定し、半年間の学習目標を立て 日本語能力の確認 事後学習 る。 日本文化・社会、日本人のイメージを表現していると思う写真 事前学習 はじめに や絵、イラストを用意する(自作しても可)。 第2回 イメージの日本・日本人―ステレオタイ 日本社会や日本人に関する疑問点と今後理解を深めたい側面 プへの挑戦 事後学習 をリストアップする。 事前学習 教科書 pp.7~22 に関するワークシート。 女性の生き方① 第3回 (資料1・2) 事後学習 日本の働く女性について自国と比較して分析する。 教科書 pp.23~33 に関するワークシート。 事前学習 女性の生き方② 女性の生き方・働き方と社会との関係について自国と比較しな 第4回 (資料3・4・5、話そう・書こう) 事後学習 がら分析する(ミニレポート②:800 字程度)。 ⇒ミニレポート①or②を提出 事前学習 教科書 pp.36~49 に関するワークシート。 子どもと教育① 第5回 (資料1・2) 事後学習 生徒指導や不登校について日本と自国とを比較して分析する。 教科書 pp.58~70 に関するワークシート。 事前学習 子どもと教育② 生徒指導や不登校など、教育現場の課題について、自国と比較 第6回 (資料5・6、話そう・書こう) 事後学習 しながら分析する(ミニレポート②:800 字程度)。 ⇒ミニレポート①or②を提出 事前学習 教科書 pp.72~87 に関するワークシート。 若者の感性① 第7回 (資料1・2・3) 事後学習 現代の若者の言動やマナーについて自国と比較して分析する。 教科書 pp.88~99 に関するワークシート。 事前学習 若者の感性② 第8回 現代の若者について自国と比較して分析する(ミニレポート (資料4・5、話そう・書こう) 事後学習 ③:800 字程度)。 ⇒ミニレポート③or④を提出 事前学習 教科書 pp.102~116 に関するワークシート 仕事への意識① 第9回 (資料1・2・3) 事後学習 就業・企業活動の実態について自国と比較して分析する。 事前学習 教科書 pp.117~129 に関するワークシート 仕事への意識② 第10回 (資料4・5・6、話そう・書こう) 事後学習 職業の考え方や企業文化について自国と比較しながら分析す - 128 - 第11回 レポートの書き方、 研究プロジェクトの進め方 第12回 レポートの内容発表、 質疑応答、コメント、内容修正 第13回 口頭発表会にむけた方向づけ、役割分担 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 口頭発表会、質疑応答、コメント 第15回 レポートの提出、 これまでの内容の振り返り 事後学習 事前学習 事後学習 - 129 - 平成 27 年度 る(ミニレポート④:800 字程度)。 ⇒ミニレポート③or④を提出 レポートのテーマを考える。 レポートのドラフトを作成する。 レポートの内容について紹介できるように準備する。追加の課 題と疑問点をまとめておく。 授業中のディスカッションとコメントをもとにして、口頭発表 会にむけて準備を進める。 これまでに取り扱ったテーマから興味をもったものを選んで、 さらに調査したい項目をまとめる。 口頭発表にむけて、資料を調べてスライドを作成する。 口頭発表の準備・リハーサルをする。 口頭発表へのコメントをもとに、プレゼンテーションの改善点 をあきらかにする。 これまで学習した教科書の内容を復習する。最終レポートを作 成する。 まとめのテストでできなかったところを復習し、日本語能力の 向上のために今後できることを把握する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 乳児保育Ⅰ (2 単位) 2.授業担当教員 木下 4.授業形態 講義及び演習等 3.科目番号 JCNT2107 5.開講学期 春期 典子 6.履修条件・ 他科目との関係 わが国における乳児保育の発展の経緯と現状を確認し、保育所や乳児院の役割を理解する。また乳児の発 達・発育を留意した、乳児保育の担当者として求められる役割および理論や知識・技術の基本を理解し、保 育現場での課題解決方法を身につける。 1.乳児保育がたどってきた歴史を学び、その意義を考え自らの言葉で表現できる。 2.0歳児から2歳児の心身の発達について知るとともに、保育者の役割について説明できる。 8.学習目標 3.乳児の健康と安全について学び、望ましい保育環境について考えることができる。 4.乳児の遊びの意義を知るとともに、遊びを体験する。 ・第2回-「各々の乳児時代」についてレポート作成(レポート用紙1枚程度) 9.アサイメント 学生自身の乳児期の様子について母子手帳を見たり、家族にたずねてください。なおグループで発表も (宿題)及びレポ 行います。 ート課題 ・第9回-「手作り教材」の材料は教員が用意します。 【教科書】宍戸健夫(監修),大阪保育研究所(編)『テキスト乳児保育』フォーラムA。 10.教科書・参考書・ 「保育所保育指針」 教材 【参考書】『保育児童福祉要説』 11.成績評価の方法 授業態度 20% 提出物 30% 期末試験 50% 女性の社会進出が進むとともに、乳児保育の需要が高まってきました。そして当然保育内容への関心も高 12.受講生への まってきました。保育者の責任も重大です。一人ひとりの子どもの心と体の発達を支えつつ、保護者との連 メッセージ 携、同僚との協調等学ぶことが多々あります。周囲の乳児や母親へ優しい視線で関心を持ってください。 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 保育所保育指針に目を通しておく ・授業の概要 ・望ましい授業環境 第1回 ・保育所保育指針について 事後学習 プリント①に記入し提出 あらかじめご家族に、あなたの乳児期の話をお聞き 事前学習 ・乳児が育つ場 したり、母子手帳が保存されていたら見せて頂く 第2回 ・各々の乳児時代について(グループ発表) 事後学習 プリント②記入 教科書 pp.13~20 を読んでくる 事前学習 ・乳児期の発達の特徴について 第3回 (新生児から 0 歳児前半までの発達の特徴) 事後学習 プリント③記入 事前学習 教科書 pp.20~39 を読んでくる ・乳児期の発達の特徴について 第4回 (0 歳児後半から 1 歳児の発達の特徴) 事後学習 プリント④1 歳児の発達的特徴のまとめ 事前学習 教科書 pp.41~47 を読んでくる ・乳児期の発達の特徴について 第5回 (2 歳児の発達の特徴) 事後学習 プリント④1 歳児の発達的特徴のまとめ プリント⑤「乳児期の基本的生活のまとめ」及び教 事前学習 科書 P.62 事故の具体例を読み、安全な保育環境を考 ・乳児の身体と生理について える 第6回 ・健康的で安全な環境を考える 起こりやすい怪我や病気について教科書、関係図書 事後学習 で調べ、予防と安全な保育環境について復習する 教科書 pp.94~105 ページを読んでくる 事前学習 ・乳児の遊びと保育者の役割 乳児が喜ぶ遊び、発達にとって意義のある遊びを考 第7回 ・乳児にとって遊びとは(0 歳児~1 歳児) 事後学習 えてみる。また、すでにある遊びや創作した遊びを 体験してみる 事前学習 教科書 pp.105~110 ページを読んでくる ・乳児の遊びと保育者の役割 第8回 ・乳児にとって遊びとは(2 歳児) 事後学習 2 歳児の遊びを体験してみる 事前学習 手遊び「この豚さん」の軍手人形を制作する ・手作り教材(軍手人形) 第9回 (材料は教員が用意します) 事後学習 手遊び「この豚さん」を軍手人形で実践する 教科書 pp.110~123 ページを読んでくる 事前学習 第10回 ・集団の中で育つ力 保育所等の集団生活で育つものを保育実習の機会に 事後学習 観察をしたり、参考図書から学ぶ 保育計画、指導計画の役割を確認する 乳児期の各年、月齢ごとの心身の発達について復習 事前学習 する。教科書 pp.125~140 ページを予習 第11回 ・保育計画と指導計画 子どもたちの行動をイメージし、計画に無理がない 事後学習 かなどを見直す 事前学習 教科書 pp.129~131 ページを読んでくる 第12回 ・指導計画の作成(ことば、運動、造形等) 事後学習 子どもたちの行動を観察し、計画の調整をする 事前学習 地域の子育て支援について調べてくる ・保護者とのかかわり 第13回 ・地域の子育て支援 事後学習 地域の区、市、町の広報誌等の関連記事を読む 教科書 P.159~最終ページを読んでくる 事前学習 第14回 ・乳児保育政策の変遷と課題 国,及び諸外国の施策を比較し今後の子育て環境につ 事後学習 いて考える 事前学習 全体の復習 第15回 ・感想文「乳児保育を学んで」 事後学習 関心を強く持った内容について関係図書で調べる 7.講義概要 期末試験 - 130 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 乳児保育Ⅱ 2.授業担当教員 木下 4.授業形態 講義・演習 (2 単位) 3.科目番号 JCNT2508 5.開講学期 秋期 典子 6.履修条件・ 他科目との関係 「乳児保育」で学習したことを基礎とし、保育所及び児童福祉施設等における、乳児あるいは低年齢児に かかわる保育内容について実践的な視点から具体的・総合的に理解する。 1. 乳児の発達過程および乳児保育の実際を事例の考察・演習・諸記録等により理解し、実践的な能力を身 に付ける。 8.学習目標 2. 乳児が、健康で楽しく、安心して生活できる環境について保育施設および家庭のあり方について考察す ることができる。 3. 育児相談への対応の仕方について学びあう。 1. グループ活動 2. ① 保育園の職員を決め、園長役がリーダーとなり、園名、規模、クラス担当を決める。 9.アサイメント ② 行事計画を職員全員で立案する。 (宿題)及びレポ ③ クラス担当は保育計画、指導計画を立てる。 ート課題 ④ 園だよりを園長がリーダーとなり作成し、保護者に報告やお願い等を書く。クラス担当はクラス状 況を報告し、活動予定等をかく。 10.教科書・参考書・ 【教科書】乳児保育研究会編著『乳児の保育新時代(資料でわかる)』ひとなる書房。 教材 東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 授業中の態度・意欲 30% 11.成績評価の方法 提出物 30% 期末試験 40% 近年、乳児保育への需要が増加し、保育の質も問われています。子どもの幸福を第一に考えつつ、父母お 12.受講生への よび子どもを取り巻く社会との連携は欠くことは出来ません。保育の知識、技術の研鑽はもちろんのこと、 豊富な感性と人間性が求められます。他の教科とも関連性を持ちながら専門性を高めてください。 「ヒトはヒ メッセージ トの中で人となる」 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 保育指針、児童福祉法に目を通す。 事前学習 授業の概要説明 望ましい授業環境「保育指 第1回 針、児童福祉法を身近なものに」 事後学習 (児福)最低基準も見てみよう。 教科書 pp.10~33 を読んでくる。 事前学習 第2回 乳児の発達と保育 事後学習 乳児の発達と保育について振り返り、理解を深める。 事前学習 教科書 pp.34~56 を読んでくる。 第3回 乳児保育の内容と方法(基本的生活を中心に) 乳児保育の内容と方法(基本的生活を中心に)につい 事後学習 て振り返り、理解を深める。 事前学習 乳児の遊びについて事前に調べる。 乳児保育の内容と方法(2)乳児が喜ぶあそび 第4回 (歌、しぐさ、言葉、運動) 事後学習 乳児の遊びを考える。 年齢別発達状況について事前に調べる。 事前学習 第5回 保育の事例を考える(子どもとのかかわり) 事後学習 保育の事例を考える(子どもとのかかわり)。 教科書 pp.52~57 を読んでくる。 事前学習 第6回 保育の事例を考える(家庭とのかかわり) 事後学習 特別な配慮を必要とする子どもの事例を考察する。 事前に絵を描いておく。 事前学習 手作り教材(各自 1 リットルの牛乳パックを 2 用紙と説明プリントは第4回の授業に用意します。 第7回 個用意すること) 事後学習 友達や家族に演じて見せる。 教科書 pp.58~77 を読んでくる。 事前学習 第8回 乳児保育の内容と方法(遊びを中心に) 事後学習 乳幼児の遊びを収集してみよう。 教科書の計画案に目を通す。 事前学習 第9回 保育計画 指導計画 その他の計画 事後学習 遊びの指導計画を立てる。 身近な保育所に関心を持つ。 事前学習 第10回 0・1・2 歳児保育園を造る(グループ活動) 事後学習 保育園のメンバーを決め、保育内容を話し合う。 事前学習 保育園の園長、主任、クラス担任を決める。 0・1・2 歳児保育園を造る(グループ活動・発 第11回 表) 事後学習 園だより保育計画を作成する。 乳児院について調べてみる。 事前学習 乳児院の保育の実際(現場の先生より学ぶ・乳 第12回 児院保育士予定) 事後学習 感想文を書く。 教科書6章に目を通す 事前学習 第13回 乳児保育のあゆみ 事後学習 教科書 pp.132~150 を読んでくる。 事前学習 地域の子育て支援について調べてくる。 第14回 子育て支援の実際および育児相談について 保育実習体験の中で学んだ事をグループで発表しあ 事後学習 う。 教科書 p.150 以降を読み考察する。 事前学習 第15回 乳児保育の現状と課題 事後学習 当授業の記録等を整理しておく。 期末試験 7.講義概要 - 131 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 乳幼児の脳機能 (2 単位) 2.授業担当教員 栗原 4.授業形態 講義、ディスカッション、ならびに意見発表 3.科目番号 JCGL2205 5.開講学期 秋期 久 6.履修条件・ 他科目との関係 胎児期は身体と脳の基本形成、乳幼児期は脳機能の発達、小児期は脳機能の完成にとって重要な時期であ り、適切な刺激の提示と栄養の供給が欠かせない。 「乳幼児の脳機能」の授業では、人体の大部分の機能をコ 7.講義概要 ントロールする脳について、その構造と機能分化について学習する。保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目 指す学生にあっては、乳幼児・小児の成長に直接関わることになるので、脳の発達を考慮した保育・教育の 大切さを認識できるようにする。 以下の項目について学び、説明できるようになる。 1.進化の過程の中で、ヒトはどのように脳を巨大化させたのか学ぶ。 2.ヒトの脳の構造と機能分化について学ぶ。 3.胎児期、乳幼児期、小児期の脳の発達について学ぶ。 8.学習目標 4.脳機能の形成・発達に悪影響を及ぼす各種因子について学ぶ。 5.脳の栄養について学ぶ。 6.脳の大切さを認識し、乳幼児と関わる際の心構えを認識する。 レポート課題:発熱の機序と生理的意義、および対処について(1,000字以上、横書き) <ポイント>:ヒトの体温(深部体温)は、発熱と放熱のバランスがとれて約37℃に維持されている。生体 9.アサイメント に異常(感染、炎症など)があると体温が上昇する。この体温上昇は生体の防御機構を反映しているが、体 (宿題)及びレポ 温が高すぎれば生体全体の機能に障害が起こる。体温の調節機構をふまえて、発熱時の適切な対処について ート課題 まとめること。 授業ごとに配布するワークシートに、学んだ内容をまとめて授業終了時に提出する。 【教科書】なし(授業ごとに資料を配付) 10.教科書・参考書・ 【参考書】栗原久(著)『脳-創り・育て・守り・輝かせる』圭文社。 教材 後藤和宏(監修)『よくわかる 最新「脳」の基本としくみ』。 その他、最新の脳関連の資料を授業ごとに配布する。 授業ごとのレポート 50%、課題レポート 10%、口頭発表 10%、期末試験 20%、 11.成績評価の方法 授業中の積極的発言 10% 1.一方的な講義でなく、随所で発言を求め、ディスカッションをたくさん行います。 2.レポートは、簡潔かつ要点を掘り下げたものを求めます。 3.解りやすい口頭発表の仕方を覚えてください。 4.疑問点は後に残さず、講義時間内および直後に質問してください(研究室への来訪は大歓迎)。 12.受講生への 5.予習・復習を十分行ってください。 メッセージ 6.関連図書をたくさん読んでください。 7.脳に関する最新の情報を随時紹介しますが、皆さんも関心を持ってチェックしてください。 8.授業時間の開始は厳守します。 9.授業時間中に携帯電話・スマートフォンを使用することは禁止します。 13.オフィスアワー 別途通知する。 15.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 「乳幼児の脳機能」用の学習ノートを準備し、授業に臨 事前学習 む意識を高める。 第1回 イントロダクション、脳の構造 事後学習 脳の基本的構造と機能の概略をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、動物とヒトの脳の大きさ、 事前学習 機能の違いを把握する。 動物の進化と脳の進化、人体機能のコントロ 第2回 ール ヒトの脳は動物と比べて、どこが発達しているのかまと 事後学習 める。 事前配布資料をよく読んで、乳幼児の知的発達状況を理 事前学習 解する。 第3回 脳の機能分化・刺激に対する高感受性期 事後学習 知的・行動的発達と関係する脳部位をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、ヒトの活動に必要な栄養素 事前学習 を理解する。 第4回 脳の活動と栄養 事後学習 脳の活動に必須の栄養素をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、受精から出生までの、胎児 事前学習 の成長を理解する。 第5回 胎児期における脳の形成 事後学習 脳の発達を生物進化の過程と結びつけてまとめる。 事前配布資料をよく読んで、胎児期の成長に必要な各種 事前学習 要素を理解する。 第6回 胎児期の脳に対する危険因子 胎児脳の発達に影響を及ぼす危険因子とその対策をまと 事後学習 める。 事前配布資料をよく読んで、乳児期(出生から約 1 年間) 第7回 乳児の脳の発達 事前学習 における機能発達を理解する。 - 132 - 事後学習 事前学習 第8回 乳児期の脳に対する危険因子 事後学習 第9回 幼児期における脳の形成 事前学習 事後学習 事前学習 第10回 幼児期の脳に対する危険因子 事後学習 第11回 少年期の脳 事前学習 事後学習 事前学習 第12回 少年期の脳に対する危険因子 事後学習 第13回 乳・幼・小児の学習と記憶 事前学習 事後学習 第14回 第15回 乳・幼・小児の感覚刺激と脳による処理 まとめ・課題発表 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 133 - 平成 27 年度 乳児期における機能発達と関連する脳部位をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、乳児期の発達に必要な各種 要素を理解する。 乳児脳の発達に影響を及ぼす危険因子とその対策をまと める。 事前配布資料をよく読んで、幼児期(1~5 歳)における 機能発達と関連する脳部位を理解する。 幼児脳の発達に必要な各種要素をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、幼児期の発達に影響を及ぼ す危険因子とその対策を理解する。 幼児期脳の発達に影響を及ぼす危険因子とその対策をま とめる。 事前配布資料をよく読んで、少年期(5~12 歳)におけ る機能発達と関連する脳部位を理解する。 少年期脳の発達に必要な各種要素をまとめる。 事前配布資料をよく読んで、少年期の発達に影響を及ぼ す危険因子とその対策を理解する。 少年脳の発達に影響を及ぼす危険因子とその対策をまと める。 事前配布資料をよく読んで、学習と記憶とはどういうこ とか理解する。 学習・記憶のメカニズムと成長についてまとめる。 事前配布資料をよく読んで、五感にはどういうものがあ るか、またその受容と処理過程を理解する。 脳機能の障害と感覚異常についてまとめる。 事前に提示した課題を、口頭発表用にまとめておく。 まとめを文章化して提出する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 文章表現 (2 単位) 2.授業担当教員 國府田 祐子 4.授業形態 講義、実技、討議、発表 3.科目番号 JCGL1108 5.開講学期 春期 6.履修条件・ 他科目との関係 この授業は、大学での学習や研究において必要な文章表現力を身に付けることが目標である。これからの 世の中で必要な文章表現力とは、文学的表現ではなく、筋道の通った論理的な表現力である。論理的な表現 7.講義概要 力とは、自分の主張と多くの具体的事例とを整然と結び付けて、明快な日本語で説明できる能力のことであ る。この授業が終わった時には、社会で通用する文章表現力の基礎が身に付いていることが望ましい。 (1)記録・報告・説明・論説などの論理的な文章の特質を理解する。 8.学習目標 (2)文章構成やキーワードの概念を理解し、筋道の通った小論文が書けるようになる。 (3)文学的文章の描写の読み方を知り、論理的文章の表現力を高める。 (1)アサインメント 適宜指示する。 9.アサイメント 持ち物として、原稿用紙 横書き用A4判400字 1冊 (宿題)及びレポ (2)レポート課題 ート課題 各授業における「基礎シート」を毎回提出する。小論文(6回)を提出する。 【教科書】 ① 講義中に指示する。 10.教科書・参考書・ ② 志賀直哉『清兵衛と瓢箪 小僧の神様』集英社文庫。 教材 ③ 夏目漱石『坊っちゃん』新潮文庫。 【参考書】 三省堂編集所編『新しい国語表記ハンドブック 第6版』三省堂。 授業参加 50点 11.成績評価の方法 各授業における「基礎シート」、提出物、態度、遅刻・早退、私語など 小論文 50点 社会人になったら、その日から、自分の考えを的確に表現する場に立たされます。どのような職業に就こ うとも、まず論理的に考える力を身に付ける必要があります。論理的思考力は、論理的に書くことができて 初めて身に付けることができます。 12.受講生への 言語とは、自分の思った通りには操れない特性も有しています。文章表現の奥に隠された本当の意味を読 メッセージ み取る訓練を、小説の描写を読むことによって行います。 授業では音読をたくさんします。小論文もたくさん書きます。座席は指定です。自分自身が指導者になる という自覚をもって、授業に臨んでください。 13.オフィスアワー 別途通知 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 自らの鉛筆の持ち方を見直し、正しく持てるように 事前学習 しておく。 第1回 オリエンテーション・自己紹介・小論文とは 事後学習 学んだ箇所のテキストを音読練習する。 「坊っちゃん」を読み進めておく。 事前学習 社会人の論理的思考力・表現力 第2回 学んだ箇所のテキストを音読練習し、情景描写につ 小論文 ―1次清書― 事後学習 いて理解する。 「坊っちゃん」の中盤を読み進めておく。 事前学習 会議等の記録の原則 第3回 学んだ箇所のテキストを音読練習し、 「自然描」が現 小論文 ―2次清書― 事後学習 す効果について理解しておく。 事前学習 「坊っちゃん」の後半を読み進めておく。 電話の応対 第4回 学んだ箇所のテキストを音読練習し、 「会話」が現す 小論文 ―評価・返却― 事後学習 効果についてまとめておく。 配布された外国文学を読み、自然描写を読み取って 事前学習 囲み、自らの考えをまとめておく。 連絡・報告・相談 第5回 小論文第2課題 -1次清書- 学んだ箇所のテキストを音読、連絡・報告・相談の 事後学習 具体例をまとめておく。 配布された外国文学を読み、人物描写を探して囲み、 事前学習 自らの考えをまとめておく。 論理的思考とは何か 第6回 小論文第2課題 ―2次清書- 「坊っちゃん」の印象に残った描写を選び、自らの 事後学習 考えを発表できるようにまとめておく。 事前学習 「坊っちゃん」を最後まで読み通しておく。 論理的思考に見られる2つの型 -帰納と演繹- 第7回 小論文第2課題 -評価・返却- 事後学習 「坊っちゃん」の描写を、原稿用紙に視写する。 小論文第3課題 「坊っちゃん」の描写を抜き出し、それに対する考 事前学習 察・感想を原稿用紙に書く。 演繹論理とは何かその1 第8回 小論文第3課題 -2次清書- 学んだ箇所のテキストを音読練習し、演繹論理につ 事後学習 いて理解を深める。 - 134 - 第9回 演繹論理とは何かその2 小論文第3課題 -評価・返却- 小論文第4課題 第10回 帰納論理とは何かその1 小論文第4課題 -2次清書- 第11回 帰納論理とは何かその2 小論文第4課題 -評価・返却- 小論文第5課題 第12回 第13回 論理的文章の4つの種類 小論文第5課題 -2次清書- 論理的思考の内容 -字数に対応する方法- 小論文第5課題 -評価・返却- 小論文最終課題 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第14回 論理的文章に必要な3つの条件 小論文最終課題 -2次清書- 第15回 実習時・卒業時に生かせる論理的文章の形式 小論文最終課題 -評価・返却- 総括 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 135 - 平成 27 年度 小論文第2課題までの自らの到達度についてまとめ ておく。 学んだ箇所のテキストを音読し、演繹論理の練習問 題をもう一度自力で解く。 「清兵衛と瓢箪」を読む。 帰納論理の特徴について、小論文の文章構成を統合 してまとめておく。 「清兵衛と瓢箪」を交流した結果を踏まえ、印象に 残った描写を囲んでおき、口頭発表できるようにし ておく。 「清兵衛と瓢箪」の描写を視写し、引用した描写に 対する自らの考えを原稿用紙に記述する。 (夏休み) 『清兵衛と瓢箪 小僧の神様』全短編を読 み進めておく。 論理的文章の4つの種類について、小論文第4課題 までの「報告・論説」と照らし合わせまとめておく。 『清兵衛と瓢箪 小僧の神様』の中から、印象に残 った小説を読み直す。大学に入学してから他の講義 において出されたレポート課題の文字数について調 べ、まとめておく。 指定された小説の描写を引用して視写し、感想・考 察を記述する。 小説と物語の違いについてまとめておく。 今まで学んできたテキストやノートを概観し、整理 しておく。 自らの字について、第1回目の字と比較して考察す る。 テキスト・ノートを通読し、まとめる。小論文6本 をすべて読み、自分の変容を振り返る。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育・教職実践演習 2.授業担当教員 鈴木 美子・國府田 4.授業形態 講義、演習、発表 (2 単位) 3.科目番号 JCPR3403 5.開講学期 秋期 祐子・松本 岳志 6.履修条件・ 他科目との関係 教育実習での体験を踏まえ、保育職・教育職の意義や役割、子どもの見方・とらえ方、幼児教育者に求め られているものを総合的に学ぶ。 (1~6 回担当:國府田) 近年、保育や幼児教育の状況は目まぐるしく変化している。幼児教育行政の課題および現代社会における 幼児教育の問題点について学びながら、保育者・教育者として求められる資質や能力について考えていく。 7.講義概要 (7~12 回担当:松本) 幼児期はこどもの主体性を重視し「環境を通して行う保育」が求められる。子どもの自由な遊びを充実さ せるとともに設定保育で子どもの経験や興味の幅を広げることも求められる。責任実習での一斉保育等の経 験をもとに、物的環境とそれを扱う人的環境の在り方について検討する。(13〜15 回担当:鈴木) 保育者・教育者に必要な資質と能力の向上を図る。具体的には、 ・多様化の時代に即応できる専門性を養う。 8. 学習目標 ・子どもの背景の違いによる発達の相違、個人差を見極める力を身に付ける。 ・教育の連続性、発達の連続性を見ながら小学校教育までを見通す力を身に付ける。 ・家庭や地域社会での子育てを支援する力を身に付ける。 9.アサイメント 教育実習の体験を踏まえ、幼児教育における課題を挙げ、発表を行う。(國府田) (宿題)及びレポ 保育および幼児教育に関する諸問題や課題について研究し、発表を行う。(松本) ート課題 実習の修正指導案を作成し、その一斉活動が子どもの活動へもたらす意味をまとめる。(鈴木) 【教科書】各自の教育実習記録、教育実習履修カルテ 10.教科書・参考書・ 横山文樹・駒井美智子『保育・教職実践演習』大学図書出版、2014 年。 教材 他は、必要に応じて提示します。 【参考書】必要に応じて提示します。 國府田 40%、松本 40%、鈴木 20%の割合で評価を行う。 11.成績評価の方法 それぞれの評価方法の詳細については、担当者が初回授業で説明する。 主体的・積極的に授業に参加しましょう。実習の体験を踏まえ、反省点を明確にし、他の発表を聞いて「自 分だったらこうする」という向上心を持って授業に臨みましょう。遅刻・早退については厳しく減点します。 正当な欠席の場合であっても、書面によって理由を教員へ報告してください。(國府田) 日本では近年、こどもやその保護者、また保育者・教育者をめぐる社会情勢が目まぐるしく変化していま す。こどもに関わる仕事に就く者は、常にその変化に対応していける能力が求められます。こどもを取り巻 12.受講生への く様々な課題や問題点に真摯に向き合い、解決策を模索していこうとする姿勢をもって授業に臨んでくださ メッセージ い。(松本) 保育は決まった方法があるわけではなく、日々の保育を反省・評価して、子どもの育ちに応じた保育を展 開することの積み上げによってなされます。反省・評価の2つの側面、つまり、子どもがどうであったかと いう側面と、保育者の環境の構成や指導援助がどうであったかという側面を問い直す視点を増やしてくださ い。(鈴木) 13.オフィスアワー 別途指示する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 「履修カルテ」と「教育実習日誌」を読み直す。 幼稚園教諭とは、教職とは 第1回 自らの課題解決のための今後の取り組みについ 保育者・教育者の意義と役割 事後学習 て文章化しておく。 幼稚園教諭とは、教職とは(2) 事前学習 教育実習における成果と課題をまとめておく。 第2回 保育者としての課題、現代の子どもの特徴 事後学習 教育実習での成果と課題について、文章化する。 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 事前学習 子どもの見方・とらえ方 子ども観、子どもへの働きかけ方 事後学習 幼児教育者に求められているもの 幼稚園教諭からみた教育者・保育士からみた教育者 事前学習 事後学習 事前学習 幼児教育者に求められているもの(2) 履修カルテをふりかえる 事後学習 事前学習 学び続ける幼児教育者とは 目標とする教育者とは、働き続けるために 事後学習 教育実習の振り返り 自己評価と他者評価のすり合わせ 事前学習 - 136 - 実習中における印象に残った子どもの様子をま とめておく。 他の発表を聞いて、よりよい働きかけ方について まとめる。 自分にとっての実習中における一番大きな課題 は何だったか、文章化しておく。 実習中における先輩教師の事例を踏まえて自分 の考えをまとめる。 「履修カルテ」を読み直し、未記入分を書いてお く。 「履修カルテ」を見直し、自己評価を行ってくる。 自分の考える「学び続ける幼児教育者」について 文章化しておく。 他の発表を聞き、自らが理想とする幼児教育者に ついて総括的にまとめる。 自分の教育実習日誌を読み、実習における課題を 明確化しておく。 事後学習 第8回 第9回 幼児教育行政の課題 幼稚園・保育所にかかる問題と課題 第11回 現代社会における幼児教育の問題点 特別な配慮を必要とする子どもたち 多文化共生保育 第13回 第14回 第15回 事後学習 事前学習 幼児教育行政の課題 近年の動向 第10回 第12回 事前学習 教育実習の振り返り 学生同士による経験の共有 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 現代社会における幼児教育の問題点 子どもを取り巻く食育の実情 子どもの体力低下 教育実習における一斉保育の反省・評価 (3・4・5歳児) 一斉保育と事前、事後の活動や遊びとのつなが りについて ねらいと内容について 発表と模擬保育(実習での一斉保育が子どもにとって どのような意味があるか踏まえた上での修正保育)そ の1 発表と模擬保育(その一斉保育が子どもにとってどの ような意味があるか踏まえた上での修正保育)その2 まとめ - 137 - 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 平成 27 年度 自己課題の解決策について考え、まとめる。 自らが目指す保育者像について考え、文章化して おく。 経験の共有から判明した課題を挙げ、その解決策 についてまとめる。 教科書 pp.57~73 まで読んでおく。 幼児教育行政の近年の動向について情報を集め まとめる。 幼稚園・保育所に関する諸問題について調べてお く。 上記諸問題について話し合った内容をまとめる。 教科書 pp.74~80 まで読んでおく。 気になる子どもと多文化保育における諸課題に ついてまとめる。 教科書 pp.80~86 まで読んでおく。 食育と子どもの体力低下に関する諸課題につい てまとめる。 実習園での反省会等の学びを書き出しておき、指 導案の修正箇所を明らかにしておく。 子どもの自然な流れを考え、物的環境と人的環境 の在り方を検討して修正指導案を作成する。 実習での一斉保育が子どもにとってどのような 意味があるか発表できるようにまとめる。 発表から学んだことをまとめる。 実習での一斉保育が子どもにとってどのような 意味があるか発表できるようにまとめる。 発表から学んだことをまとめる。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育実習指導Ⅰ(施設) 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 演習、ディスカッション、グループ学習、発表 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 雅記、富永 (1 単位) 3.科目番号 JCPR2413 5.開講学期 秋期 弥生 実習は計画的なカリキュラムとして単位取得を伴ったものであり、必修であることから誰にも不安要素は 尽きない。事前の事務準備からはじまり、最低求められる専門的知識や技術、そして心構え、さらには実習 で直面する予期せぬ現実的な問題や事後の課題にいたるまで何から手をつけて行くべきか、段取りよく進ま ないのが実態であるため、この段取りを十分に理解して充実した実習を行い、保育者としての質の向上に図 るための授業展開とする。 保育関連実習において必ずしなければならないこと、してはいけないこと等、実習の常識を具体的に学び、 実習が行えるようになる。(施設実習を特にポイントとする) 課題:施設実習の目的、ねらい、心構えについて (レポート2枚 A4サイズ 表紙付け・PC) 【教科書】駒井美智子編著『施設実習ガイドー保育者として成長するための事前事後学習』萌文書林、2014。 10.教科書・参考書・ 【参考書】「実習の手引き」。 教材 関口はつ江編著『保育実習ハンドブック』大学図書出版、2012。 期末試験・レポート 30% 施設実習・部分実習発表 30% 11.成績評価の方法 授業態度 20% 授業まとめ発表(グループ)20% ◎自主的・主体的・行動的・積極的に授業参加すること。 12.受講生への ・授業においては正当な理由がない限り、欠席・遅刻・早退はしないこと。尚、欠席・遅刻・早退をした場 メッセージ 合については、その理由を必ず書面をもって講師に報告すること。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 シラバスを確認しておく。 施設の概要と学習態度について 第1回 ・保育実習授業の時期及び準備等〔実習の手引き〕 事後学習 各自授業計画を立てる。 事前学習 福祉施設実習について調べる(予習)。 第 1 章 福祉施設実習とは 第2回 ①実習の意義 ②実習の目的 ③実習の理解 事後学習 実習の意義・目的・理解の整理。 第 1 章 福祉施設実習とは 事前学習 第 1 章を予習。 第3回 ④福祉施設の子どもたち ⑤福祉施設保育士の役割 事後学習 保育士の役割を整理・確認。 ⑥専門職とは 第2章 第4回 第5回 第2章 第3章 第7回 第4章 施設別の実習内容 ③実習記録の意味 ④実習日誌の書き方 施設別の実習の内容 ①乳児院の実習 ②児童養護施設の実習 ③母子生 活支援での実習 ④児童自立支援施設での実習 第4章 施設別の実習の内容 ⑤児童相談所での実習 ⑥知的障がい施設での実習 ⑦視覚・聴覚施設での実習 第4章 第10回 保育士と権利保障、ソーシャルワーク ①家庭の権利保障 ②ソーシャルワークとは 第4章 第9回 福祉施設実習への事前学習 ⑤実習事前訪問⑥実習計画 ⑦基本的な生活習慣 第6回 第8回 福祉施設実習への事前学習 ①子どもに対する態度・行動 ②施設の職員に対する 態度・行動 ③プライバシーの厳守 ④電話の基本マ ナーと実際の流れ 施設別の実習の内容 ⑧肢体不自由児施設での実習 ⑨重症心身障がい施 設での実習 ⑩情緒障がい施設での実習 第11回 第5章 第12回 ―部分実習・責任実習への対応― 保育力とは何か?教材作成を実践する。 ―演習編― 発表会① (他の学生をみて学ぶ相乗効果と競争の原理) 第14回 ―演習編― 発表会② (他の学生をみて学ぶ相乗効果と競争の原理) 第15回 まとめ(グループ活動) ・授業を通して学んだこと。発表 第 2 章を読解。 事後学習 実習の心構えのまとめ・(復習)。 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事前学習 実習準備への心構え。 事前内容・計画の確認。 第 3 章の予習。 権利保障の確認(復習)。 実習記録を知る(予習)。 実習記録と書き方についての復習。 施設別の予習。 児童養護・乳児院・母子生活支援・児童自立支援 とは・定義を確認する。 施設別の予習。 事後学習 児童相談所・知的障がい・視覚・聴覚施設の復習。 事前学習 施設実習後のあり方を読解(予習)。 肢体不自由・重症心身障がい・情緒障がい施設の 復習。 第 5 章振り返りとは何かを考える。 第 5 章の再確認をする。 保育教材の制作準備について(案) 何を作成するか検討する。 保育教材制作計画~実践への準備にとりかかる。 保育教材の発表準備にとりかかる。 保育教材発表の反省と課題をノートにまとめ・整 理する。 保育教材の発表準備をする。 保育教材の発表の反省と課題をノートに整理・ま とめ確認をする。 各自の授業振り返り・福祉施設実習授業を通して の確認をする。 保育教材作成と発表についての整理・まとめをノ ートに記載する。 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 児童福祉施設実習事後の振り返り 第13回 事前学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 138 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育実習指導Ⅰ(保育所) 雅記、富永 (1 単位) 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 演習、ディスカッション、グループ学習、発表 3.科目番号 JCPR2411 5.開講学期 春期 弥生 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 保育実習の意義・目的・内容・方法を理解する。かつ、実習課題の明確化、実習記録の意義・方法の理解、 実習施設の理解を図るとともに、実習後には、実習総括・評価を行い、新たな学習目標・課題を明確化する。 1.児童福祉施設の内容、機能等を実践現場での体験を通して理解できるようになる。 2.既習の教科全体の知識・技能を基礎とし、これらを総合的に実践する応用力を養う。 3.保育士としての職業倫理と子どもの最善の利益の具体化について学び、説明できることができる。 レポート課題:「保育所実習の目的、ねらい、心構えについて」 レポート2枚 A4サイズ 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【教科書】福山妙子編『幼稚園教諭・保育士のための実習ガイドブック』大学図書出版、2014 年。 教材 【参考書】「保育所保育指針」「保育実習の手引き」。 11.成績評価の方法 期末試験・レポート 50% 授業態度 20% 課題提出 30% 受講生が目的達成のために下記の条件を厳守することを期待している。 1.授業では、常に緊張感と集中力を保って受講することを期待している。 2.積極的な態度で授業に参加することを期待している。 12.受講生への 3.理解できないことをそのまま放置せず、授業中、授業外に質問をするようにする。 メッセージ 4.課題の提出日は厳守する。 5.授業は正当な理由の無い限り欠席、遅刻、早退をしないこと。欠席、遅刻、早退をした場合はその理由 を必ず書面をもって報告する。 6.授業中に私語は絶対しないようにする。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを確認する。 事前学習 授業の概要と学習態度について・保育実習の時期 第1回 及び準備等〔実習の手引き〕 事後学習 配付資料を読み直す。 事前学習 保育実習Ⅰに備え、基本的事項を調べる。 第 1 章どうして実習が必要なのですか。 第2回 実習を通して学ぶ・目的と確認 事後学習 学習ノートを振り返り、保育所実習Ⅰを整理する。 事前学習 自身の生活を振り返る。 第 2 章実習生とは-ワークシートを通して第3回 ①実習生の心得・実習生の基本的マナー 事後学習 学習ノートを振り返り、自身の生活を整理する。 事前学習 関連科目の教科書を読み直す。 幼稚園・保育園 第4回 ②保育内容の違い・一日の流れの違い・共通点 事後学習 学習ノートを振り返り、整理する。 第 3 章保育者に望まれる資質とは 事前学習 自身の生活を振り返る。 -ワークシートを通して第5回 ①子どもの心を支える保育者・生活文化を伝達す 事後学習 ワークシートを見直し、整理する。 る保育者 事前学習 教科書の実習日誌を読む。 ②実習日誌(1) 第6回 実習日誌の必要性・作成のポイント 事後学習 学習ノートを振り返り、実際に日誌を書いてみる。 事前学習 教科書の実習日誌を読む。 ③実習日誌(2)-ワークシートを通して第7回 形式と内容・記録の取り方 事後学習 学習ノートを振り返り、実際に日誌を書いてみる。 事前学習 教科書の実習日誌を読む。 ④実習日誌(3) 第8回 実践に備えて、手書きに慣れる 事後学習 学習ノートを振り返り、実際に日誌を書いてみる。 事前学習 名札製作に使用する物を用意する。 ⑤実習にむけて 第9回 名札の製作 事後学習 製作物を点検し、修正箇所や補足箇所を確認する。 事前学習 教科書の指導案を読んでおく。 第3章部分実習に備えて(1) 第10回 部分実習指導案作成のポイント・環境構成図等 事後学習 学習ノートを振り返り、指導案を整理する。 事前学習 模擬保育の準備・確認をする。 第3章部分実習に備えて(2) 第11回 模擬保育・振り返りと課題 事後学習 模擬保育の振り返りをして、確認・点検をする。 事前学習 保育実習Ⅰを振り返り、整理する。 第 4 章保育実習Ⅰを終えて(1)-ワークシートを 通して第12回 事後学習 ワークシートを読み直し、課題を抽出する。 振り返り・改善点の共有 事前学習 保育実習Ⅰを振り返り、整理する。 第 4 章保育実習Ⅰを終えて(2)-ワークシートを 通して第13回 事後学習 ワークシートを読み直し、課題を抽出する。 実習の反省と自己評価 保育実習Ⅰを振り返り、整理する。 事前学習 保育実習Ⅰを終えて(3) 第14回 場面別の子どもとの関わり・保育者との関わり 事後学習 自己課題の改善策を整理する。 保育実習Ⅰを振り返り、整理する。 事前学習 第15回 保育実習Ⅱにつなげるために 事後学習 自己課題の改善策を整理する。 期末試験 - 139 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育実習指導Ⅱ(保育所) 2.授業担当教員 斉藤 雅記、富永 4.授業形態 講義、演習 (1 単位) 3.科目番号 JCPR3515 5.開講学期 春期 弥生 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 保育所実習指導Ⅰで学んだ実習現場の知識及び保育実習への基本的姿勢・基礎知識を基盤に、 「保育実習Ⅱ」 に必要な専門知識・保育技術及び関連知識を身につけることをねらいとする。現場での実習の充実を図るた め、実習の目的や内容を明確にし、言語化、文章化ができるよう事前準備を行う。 (1)保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。 (2)保育実習Ⅰや他教科の内容との関連性を理解する。 (3)保育の観察、記録及び自己評価等を踏まえた保育の改善について実践や事例を通して学ぶ。 (4)実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にする。 レポート設題:「保育実習Ⅱへの不安と具体的な対応」 A4サイズ2枚 【教科書】 10.教科書・参考書・ 福山妙子編『幼稚園教諭・保育士のための実習ガイドブック』大学図書出版、2014 年。 教材 【参考書】 関口はつ江編『保育実習ハンドブック』大学図書出版、2012 年。 50% 授業態度 提出課題と内容 20% 11.成績評価の方法 期末試験・レポート 30% 受講生が目的達成のために下記の条件を厳守することを期待している。 1.授業では、常に緊張感と集中力を保って受講することを期待している。 2.積極的な態度で授業を参加することを期待している。 12.受講生への 3.理解できないことをそのまま放置せず、授業中、授業外に質問をするようにする。 メッセージ 4.課題の提出日は厳守する。 5.授業は正当な理由の無い限り欠席、遅刻、早退をしないこと。欠席、遅刻、早退をした場合はその理由 を必ず書面をもって報告する。 6.授業中に私語は絶対しないようにする。 13.オフィスアワー 別途通知します 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 ノート、資料整理用ファイルを準備し、講義に望む心 事前学習 オリエンテーション 構えをつくる。 第1回 ①講義内容と計画②保育所実習Ⅱの概略Ⅲ 事後学習 学習ノートを振り返り、保育所実習Ⅰを整理する。 事前学習 保育実習Ⅱに備え、基本的事項を調べる。 ①保育実習Ⅱの意義・目的②実習の目的 第2回 ③保育所実習Ⅰの総括と保育所実習Ⅱの課題 学習ノートを振り返り、保育所実習Ⅰを整理する。 事後学習 の明確化 新聞・ネットなどで社会の出来事を調べ、素養を身に 事前学習 つける。 保育の実際(1) 第3回 多様な保育ニーズの実際と対応 講義で抽出された事柄を新聞・ネットなどで調べ、理 事後学習 解を深める。 新聞・ネットなどで社会の出来事を調べ、素養を身に 事前学習 保育の実際(2) つける。 第4回 家庭との適切なコミュニケーションの実際・地 講義で抽出された事柄を新聞・ネットなどで調べ、理 域社会との連携の実際 事後学習 解を深める。 新聞・ネットなどで社会の出来事を調べ、素養を身に 保育の実際(3) 事前学習 つける。 第5回 保育者や職員との関わりの実際 ‐ワークシートを通して‐ 事後学習 ワークシートを振り返り、自己課題を明確にする。 新聞・ネットなどで社会の出来事を調べ、素養を身に 保育の実際(4) 事前学習 つける。 第6回 保育者に望まれる資質・子どもの心を支える保 育者 ‐ワークシートを通して‐ 事後学習 ワークシートを振り返り、自己課題を明確にする。 指導案(部分実習)に関する基本的事項を調べ、身に 事前学習 保育の計画と実践(1) つけておく。 第7回 部分実習の計画の作成と展開、反省 事後学習 講義を振り返り、他の内容の指導案を作成する。 指導案(部分実習)に関する基本的事項を調べ、身に 事前学習 つけておく。 保育の計画と実践(2) 第8回 教材研究 実習関連書を調べ、様々な製作素材を調べ、身につけ 事後学習 る。 指導案(責任実習)に関する基本的事項を調べ、身に 保育の計画と実践(3) 事前学習 つけておく。 第9回 保育計画への理解、実習計画(1) 責任実習の計画の作成と展開、反省 事後学習 講義で作成した指導案を振り返り、課題を明確にする。 - 140 - 第10回 第11回 保育の計画と実践(4) 保育計画への理解、実習計画(2) 責任実習の計画の作成と展開、反省 保育所実習の心得 ‐実習先保育所でのオリエンテーション時の マナーと実習生としての心構え‐ 第12回 保育実習Ⅱの総括(1) 実習の振り返りと自己評価 第13回 保育実習Ⅱの総括(2) 振り返りのグループワーク 第14回 保育実習Ⅱの総括(3) 保育実習Ⅰ・保育実習Ⅱの評価比較と反省 第15回 保育実習Ⅱの総括(4) 今後の課題の整理・明確化 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 期末試験 - 141 - 平成 27 年度 指導案(責任実習)に関する基本的事項を調べ、身に つけておく。 講義で作成した指導案を振り返り、課題を明確にする。 基本的から応用まで実習生に求められる事柄を整理す る。 基本的から応用まで実習生に求められる事柄を身につ ける。 実習Ⅱを振り返り、自己評価ができるように整理する。 実習Ⅱを振り返り、自己評価で抽出された事柄を明確 にする。 実習Ⅱを振り返り、自己評価ができるように整理する。 実習Ⅱを振り返り、自己評価で抽出された事柄を改善 する。 保育実習Ⅰを再度検討し、保育実習Ⅱと比較する。 保育実習ⅠⅡを総合的に反省し、自己課題を明確化す る。 現場に出るに当たり、自己課題と改善策を整理する。 現場に出るに当たり、自己課題と改善策を確認する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育実習指導Ⅲ(施設) 2.授業担当教員 斉藤 雅記、富永 4.授業形態 講義、演習、 (1 単位) 3.科目番号 JCPR3517 5.開講学期 春期 弥生 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 実習は計画的なカリキュラムとして単位取得を伴ったものであり、必修であることから誰にも不安要素は 尽きない。事前の事務準備からはじまり、最低求められる専門的知識や技術、そして心構え、さらには実習 で直面する予期せぬ現実的な問題や事後の課題にいたるまで何から手をつけて行くべきか、段取りよく進ま ないのが実態であるため、この段取りを十分に理解して充実した実習を行い、保育者としての質の向上に図 るための授業展開とする。さらに保育所実習指導Ⅲなので、福祉施設の援助・支援を実際に実践し、福祉施 設の日常生活がどのように確保指導されているかを理解する。また、家庭や地域社会に対する理解を深め、 連携の方法について理解力・判断力を養い保育士として必要な資質・能力・技術を習得する。 保育所実習Ⅲ(施設)であるため、必ずしなければならないこと、してはいけないこと等、実習の常識を具 体的に学び、実習が行えるようになる。 1・福祉施設が抱える問題点を調べ出し、PC発表をする。(各自が実習を体験する種別) 2・福祉施設実習の指導実習実践(各自発表)。 【教科書】 駒井美智子編著『施設実習ガイドー保育者として成長するための事前事後学習』萌文書林社、2014 年。。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 岡本幹彦編著『福祉施設実習ハンドブック』みらい社、2005 年。 関口はつ江編著『保育実習ハンドブック』大学図書出版、2012 年。 「実習の手引き」「実習記録(実習ノート)」。 授業態度 20% 11.成績評価の方法 課題発表 60% 幼児文化教材(部分実習企画・発表)30% ◎自主的・主体的・行動的・積極的に授業参加すること。 12.受講生への ・授業においては正当な理由がない限り、欠席・遅刻・早退はしないこと。尚、欠席・遅刻・早退をした場 メッセージ 合については、その理由を必ず書面をもって講師に報告すること。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを確認して授業の準備をする。 事前学習 授業の概要と学習態度について・保育実習の時期 第1回 及び準備等〔実習の手引き〕 事後学習 施設実習Ⅲ授業の目的の確認・整理をノートにする。 事前学習 施設実習目的の確認を再度しておく。(予習) 保育所実習Ⅲの目的 第2回 施設実習の目的・意義の確認・整理をノートにまと 福祉施設実習の意義・福祉施設実習の意義 事後学習 めておく。 福祉施設実習の専門職についてテキストを参考に読 事前学習 解しておく。(予習) 福祉施設実習の保育士の役割・福祉施設の専門職 第3回 について 福祉施設保育士の役割について確認整理しておく。 事後学習 (復習) 福祉施設実習生の立場についてテキスト読解してお 事前学習 く。(予習) 第4回 福祉施設実習の実習生の立場と心構えについて 福祉施設実習の心構えをテキストで学んでおく。 (復 事後学習 習) 福祉施設実習事前の確認を詳細に読解しておく。 (予 事前学習 習) 第5回 事前の施設訪問・施設見学について・実習計画 事後学習 施設見学についての計画を立ててみる。 福祉施設実習の流れを確認・整理する。 事前学習 第6回 実習期間中の流れ・観察実習の内容 事後学習 第 1 回~第 6 回までをまとめて・確認してみる。 福祉施設実習の形態とは何かテキスト読解してお 事前学習 く。(予習) 第7回 参加実習の内容・指導実習の内容・記録の意味 福祉施設実習日誌について確認・実際に書いてみる。 事後学習 (復習) 福祉実習日誌の書き方について確認しておく。(予 事前学習 習) 第8回 実習日誌の書き方・実習施設での反省会 福祉施設実習日誌記録のポイントをノートにまとめ 事後学習 ておく。(復習) 福祉施設実習・各自実習場所の確認を実習室にして 事前学習 みる。(予習) 第9回 施設別の実習の内容と問題点と課題(各自)① 福祉実習施設の種類と特徴を文献研究で確認してみ 事後学習 る。 - 142 - 事前学習 第10回 施設別の実習の内容と問題点と課題(各自)② 事後学習 事前学習 第11回 施設別の実習の内容と問題点と課題(各自)③ 事後学習 事前学習 第12回 各福祉施設実習での指導実習企画・計画①(各自) 事後学習 事前学習 第13回 各福祉施設実習での指導実習企画・計画①(各自) 事後学習 第14回 第15回 各福祉施設実習での指導実習企画・計画①(各 自・発表) 施設別の実習の内容と問題点と課題(各自・発表 PC)まとめ 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 - 143 - 平成 27 年度 福祉施設の現在の問題点についてテキスト・雑誌・ 新聞等で調べてみよう。(予習) 福祉施設の現在の問題点・課題まとめて整理みる。 (復習) 福祉施設の問題点・課題の発表資料作成準備。(PC 等) 福祉施設の問題点・課題について再度チェックして みる。 福祉施設指導実習の企画案作成・テキストを参考文 献にしながら実施する。① 福祉施設指導実習の企画案作成・テキストを参考文 献にしながら実施する。② 福祉施設指導実習の企画案作成・テキストを参考文 献にしながら実施する。③ 福祉施設指導実習の企画案作成・テキストを参考文 献にしながら実施する。④ 福祉施設の問題点と課題の各自発表準備をする。 (抄 録・資料作成等) 福祉施設の問題点と課題の各自発表の反省と課題を 聞く・まとめる。 福祉施設の問題点と課題の各自発表準備をする。 (抄 録・資料作成等) 福祉施設の問題点と課題の各自発表準備をする。 (抄 録・資料作成等) 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育内容(環境) (2 単位) 2.授業担当教員 坂本 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義、演習(個、グループ) 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 3.科目番号 JCNT1103 5.開講学期 秋期 真理子 保育内容を構成する環境のねらいと内容について理解し、子どもを取り巻く環境について学び、環境と子 どもの活動・保育における環境及び環境設定について理解する。保育の全体構造における環境に関して総合 的に指導・援助が行えるような理論や知識を習得する。また、演習形式で学ぶことにより、 「環境」で習得し た理論や知識への理解をさらに深め、実際の保育現場での指導につながる実践力を養う。 ①子どもと環境とのかかわりや子どもの育ちを理解する。 ②保育の環境の具体的な設定の方法を学ぶ。 ③子どもの発達段階、好奇心、創造性と環境との関係を理解する。 期末レポート課題:授業で学んだことを踏まえ、保育における環境の重要性、保育者の役割について理解し 整理して自分の考えをまとめる。 (1000 字程度) 【教科書】谷田貝公昭監修『新保育内容シリーズ環境』一藝社。 10.教科書・参考書・ 【参考書】文部科学省『幼稚園教育要領解説』フレーベル館。 教材 厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館。 授業態度・意欲 30% 11.成績評価の方法 期末レポート 30% 演習課題・発表 40% ・積極的で意欲的な授業への参加を期待する。 12.受講生への ・授業中の私語、居眠り、携帯電話の操作、飲食等は禁止する。 メッセージ ・大学生として節度ある態度で授業に臨み、疑問が生じたら、積極的に質問するようにすること。 ・グループワークにおいては、個々の責任を十分理解し、協力して学習すること。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書第 1 章を熟読する。 事前学習 オリエンテーション 授業概要 第1回 教科書 pp.10~11、pp.32~38 を読み、領域「環境」 領域「環境」の意義について理解する。 事後学習 の意義及びねらいと内容を整理する。 事前学習 教科書第 4 章を熟読する。 第2回 好奇心・探究心を育てる保育について理解する。 子どもの好奇心を捉えて、関わりたくなる環境を事 事後学習 例から考え、まとめる。 事前学習 教科書第 6 章を熟読する。 人的環境について 第3回 友たち・保育者との関わりについて理解する。 事後学習 教科書 pp.84~91 を読み、ワークシートにまとめる。 事前学習 教科書第 7、8 章を熟読する。 物的環境について (室内・屋外環境) 第4回 園具、遊具、素材との関わりについて理解する。 事後学習 教科書 p.95 を読み、ワークシートにまとめる。 教科書第 11、12、13 章を熟読する。 事前学習 自然環境について 第5回 自然を「ねらい」とした活動を考え、ワークシート 動植物との関わりについて理解する。 事後学習 にまとめる。 教科書第 10 章を熟読する。 事前学習 情報環境について 第6回 日常生活の中の形(丸・三角・四角)を探し、ワー 数、文字、図形との関わりについて理解する。 事後学習 クシートにまとめる。 事前学習 自分の名前の頭音語を集める。 文字への興味・関心を育む 第7回 自己紹介カードを製作する①。 事後学習 自己紹介カード製作を各自進める。 事前学習 カードを用いた自己紹介を考え、発表に備える。 文字への興味・関心を育む 第8回 自己紹介カード製作を通して、文字への興味・関心 自己紹介カードを製作する②。 事後学習 を育むことについて振り返る。 事前学習 教科書第 9 章を熟読する。 第9回 乳幼児期の安全環境について 園外保育に行く際の安全に対する配慮点を考え、ワ 事後学習 ークシートにまとめる。 環境構成について考える。 事前学習 環境構成について 第10回 環境構成の際の保育者の役割について、授業で学ん 心理的3原則を理解する。 事後学習 だことをワークシートにまとめる。 事前学習 新聞紙を使った遊びを各自考えて来る。 グループ演習①:新聞紙で遊ぼう 第11回 新聞紙を使った遊びを考える。 事後学習 発表の準備をする。 事前学習 発表の準備をする。 グループ演習②:新聞紙で遊ぼう 第12回 グループごとに遊びを発表する。 事後学習 発表したグループの評価をする。 事前学習 発表の準備をする。 グループ演習③:新聞紙で遊ぼう 第13回 グループごとに遊びを発表する。 事後学習 発表したグループの評価をする。 事前学習 保育環境の重要性を考える。 保育の環境構成と指導の実際について 第14回 VTR と照らし合わせて、環境構成及び保育者の役割 ビデオ視聴 事後学習 についてワークシートにまとめる。 これまでのワークシートを読み返し、復習する。 事前学習 第15回 授業のまとめ レポート作成 事後学習 授業で学んだ事を振り返り、自分の考えをまとめる。 - 144 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育内容(健康) (2 単位) 2.授業担当教員 齋藤 4.授業形態 配布資料による質疑応答形式及びグループディスカッションを主 とした授業を行う。 3.科目番号 JCNT2106 5.開講学期 春期 歖能 6.履修条件・ 他科目との関係 保育内容を構成する健康について理解し、乳幼児の健康に及ぼす保育の可能性について学び、保育におけ る健康な生活、健康への関心、健康増進、安全な生活について理解する。保育の全体構造における健康に関 して総合的に指導・援助が行えるよう理論や知識を習得する。 1. 健康、安全で幸福な生活のための基本的な生活習慣を育て、健全な心身の基礎を培うことが出来るよう になる。 2. 幼児が健康の諸問題について自ら学び、自ら考え、問題解決できるよう生きる力を育む指導を学び、実 践できるようになる。 8.学習目標 3. 幼稚園教育要領における健康領域の「ねらい」「内容」について理解し、習得して、保育活動の中で実 践できるようにする。 4. 保育者として子どもの健康な心と体を育てることが出来るようになるとともに、子どもが健康で安全な 生活を作り出す力を支援できるようになる。 1. 配付資料の中から子どもの健康と関連のあるものを選び、保育者としての立場から自分の考えについて 9.アサイメント 示す。(レポート) (宿題)及びレポ 2. 幼児の健康、幼児の発達、幼児の遊び、幼児の生活スタイル、幼児の安全などテーマごとに課題を与え ート課題 る。(発表およびレポート) 【参考書】『幼稚園教育要領・保育所保育指針(原本)』チャイルド社。 10.教科書・参考書・ 文部科学省『幼稚園教育要領』フレーベル館。 教材 【教 材】テーマごとに資料配付 課題レポート・・・・・・・・・・・・・・・30% テーマ発表・・・・・・・・・・・・・・・・・20% スモールテスト(毎時間)・・・20% 11.成績評価の方法 期末試験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30% 計 100% ・受講生が目的達成のために下記の条件を厳守することを期待している。 1. 授業では、常に緊張感と集中力を保って受講することを期待している。 2. 積極的な態度で授業に参加することを期待している。 3. 理解できないことをそのまま放置せず、授業中、授業外に質問をするようにする。 4. アサイメントは期限までに必ずし、論文、レポートの提出日は厳守する。 5. 授業は正当な理由のない限り欠席、遅刻、早退をしないこと、欠席、遅刻、早退をした場合はその理由 を必ず書面をもって報告する。 6. 授業中に私語は絶対しないようにする。 12.受講生への 7. 授業中に居眠りをしないようにする。 メッセージ 8. 携帯電話の授業中の作動は厳禁とする。 7.講義概要 健康であることは生活上すべての活動の基礎、基本である。乳児期は、自分から健康な生活を営むことの できない時期であり、子どもにとっては完全に保護される受け身の健康生活であるといえる。人間の一生で、 健康な生活を自ら営むそのスタート地点は幼児期である。そのため、幼児期は心身の健康面から見たときに 非常に重要な意味をもっている。この子どもにとって重要な健康について保育者として保育活動の中で実践 できるよう学ぶことにする。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 領域健康の学習ノートを準備し講義に臨むこと 事前学習 オリエンテーション(領域健康のねらいと内容 領域健康のねらいと内容を確認する 第1回 の解説) 事後学習 領域健康のねらいと内容についてまとめる 「幼児にとって健康とは何か」についてまとめる 事前学習 第2回 幼児の健康(健康の定義、健康状態の把握) 事後学習 幼児の健康について復習する 参考書などから発育発達についてまとめてみる 事前学習 発育発達の理解(発育発達の概念・理解・影響 第3回 を与える要因) 事後学習 発育発達について復習する 資料から乳幼児の形態面の発育についてまとめてみる 事前学習 第4回 形態面の発育(乳幼児の形態面の発育) 事後学習 形態面の発育について復習する 事前学習 資料から乳幼児の生理機能についてまとめてみる 生理機能の発達(乳幼児の体温・呼吸・脈拍な 第5回 ど) 事後学習 生理機能の発達について復習する 資料から乳幼児期の運動機能の発達の内容をまとめる 事前学習 第6回 運動機能の発達(運動の発達、運動能力の発達) 事後学習 運動機能の発達について復習する 幼児の遊びの発達と健康(遊びの意義と遊びの 事前学習 乳幼児にとっての遊びの重要性についてまとめる 第7回 発達過程)心の発達(パーソナリティーの発達、 幼児の遊びの重要性について復習する 事後学習 人間関係・社会性の発達) - 145 - 平成 27 年度 第8回 幼児の体格・運動能力の現状と課題(体格・運 動能力の 30 年間にわたる年代変化) 第9回 幼児の生活スタイル 1(幼児の生活リズムの問 題点) 第10回 幼児の生活スタイル 2(基本的生活習慣の形成 と指導) 第11回 幼児の体格・運動能力の測定法(体格の測定法、 運動能力の測定法) 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第12回 安全な生活 1(乳幼児に対する安全管理と安全 教育の必要性、事故災害発生状況) 事前学習 事後学習 第13回 安全な生活 2(乳幼児の事故災害の予防方法) 事前学習 第14回 応急処置法 1(手当ての順序、けがに対する手 当て) 第15回 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 応急処置法 2(乳幼児に多いけがの応急処置) 事後学習 期末試験 - 146 - 今と昔の幼児の体格と運動能力の変化についてまとめ る 今と昔の幼児の体格と運動能力の変化について復習す る 幼児の生活リズムの問題点についてまとめる 現在の幼児の生活リズムの問題点について復習する 資料から幼児期の基本的生活習慣についてまとめる 幼児期の基本的生活習慣について復習する 小学校で実施した体力・運動能力テストについてまと める 幼児の体格・運動能力の測定方法について実践してみ る 乳幼児の事故災害の事例を収集する 乳幼児の事故災害の原因について復習する 乳幼児の事故災害の事例から事故防止方法についてま とめる 事故災害の防止方法について復習する 乳幼児に多いけがを調べまとめる 乳幼児に多いけがの種類について復習する 小中学校で学習した応急処置についてまとめる 小中学校で学習した応急処置について復習する 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育内容(人間関係) (2 単位) 3.科目番号 JCNT1104 5.開講学期 秋期 2.授業担当教員 池田 琴恵 4.授業形態 講義、ディスカッション、グループワーク、ロールプレイ 6.履修条件・ 他科目との関係 保育の心理学Ⅰ・Ⅱを既修し、子どもの発達に関する知識を得ていることが望ましい。 保育内容の領域(人間関係)では、保育者として幼児期の子どもに人との豊かな関わりを提供できるように なるための、知識や考え方を学びます。この講義では、まず、子どもを取り巻く家庭・家族、保育・幼稚園、 7.講義概要 地域・社会など人間関係について、子どもがどのようにその関係性を広げ、関係から学んでいくかについての 理論を学びます。そうした知識をもとに実際の保育場面での現象を理解し、日々の園生活で子どもたちの人間 関係が有意義なものとなるような保育内容について考えていきます。 この授業を通じて、①乳幼児をとりまく人間環境とその人間関係の発達について理解し、説明することがで きるようになること、②子どもにとっての遊びの重要性を理解し、子どもたちの遊びを支える望ましい援助を 8.学習目標 考えることができるようになること、③子ども同士の人間関係を支え、調節するための援助について考えるこ とができるようなること、④保護者と保育者との望ましい関係を築く自身の対人関係のとり方について考える ことができるようになることを目指します。 9.アサイメント 各回の授業で次週の授業の予習となる課題シートを配布しますので、事前学習として課題を行ってください。 (宿題)及びレポー さらに、授業内、事前学習で分からなかった部分や授業内に考えたことなどを課題シートのレポート枠に書き ト課題 込み、授業の次の週の授業前に提出してください。 【教科書】森上史郎.小林紀子.渡辺英則編『最新保育講座 8 保育内容「人間関係」』ミネルヴァ書房.2009 年。 10.教科書・参考書・ 【教材】 授業では A4 サイズの資料や課題を配布します。 教材 各自 A4 の 2 つ穴式のリングファイルを準備してください。 以下の加点配分で成績評価を行います。 11.成績評価の方法 課題シートへの取り組み 40%、課題シートのレポート枠 40% 小テスト 20% 子どもの人間関係の発達に保育者は大きな役割を負っています。保育の専門家となる皆さんは、この講義で 12.受講生への 子どもたちの人間関係が豊かなものとなるような十分な関わりの知識と技術を身につけていただきたいと思い メッセージ ます。そのためには日常の自分がとっている行動や考え方の特徴(クセ)に意識的になることも重要です。み なさん自身が子どもや保護者、同僚など豊かな人間関係が築けるようになることも目指してください。 13.オフィスアワー 初回授業でアナウンスします。E-mail:[email protected] 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを読み、講義内容と日程を確認しておく。 事前学習 第1回 オリエンテーション 事後学習 授業に必要な教科書や教材を準備する。 第 1 章(pp.1~17):課題シート1に取り組む 事前学習 第2回 幼児教育の目的と基本 事後学習 授業を振り返り課題シート1の小レポートを作成する。 第 2 章(pp.19~36) :課題シート2に取り組む。 事前学習 第3回 各発達時期における人間関係の特徴 事後学習 授業を振り返り課題シート2の小レポートを作成する。 第 3 章(pp.37~64) :課題シート3に取り組む。 事前学習 第4回 遊びと人間関係の発達①理論編 事後学習 授業内容をもとにホームワークをする。 ディスカッションできるようホームワークを準備する。 事前学習 第5回 遊びと人間関係の発達②実践編 事後学習 授業を振り返り課題シート3の小レポートを作成する。 第 4 章(pp.65~74,80~88) :課題シート4に取り組む。 事前学習 第6回 子どもの人との関わりをみとる 事後学習 授業を振り返り課題シート4の小レポートを作成する。 第 5 章(pp.89~101) :課題シート5に取り組む。 事前学習 第7回 人との関わりを育てる保育者の役割 事後学習 授業を振り返り課題シート5の小レポートを作成する。 ※ 小テスト 事前学習 課題シート1~5を見直し、小テストの準備をする。 第8回 園での人間関係を育む「遊び」を考える① 事後学習 授業内容をもとにグループワークに取り組む。 理論編 第 5 章(pp.101~104) :課題シート6に取り組む。 事前学習 第9回 人間関係の記録 事後学習 授業を振り返り課題シート6の小レポートを作成する。 第 6 章(pp.107~120) :課題シート7に取り組む。 事前学習 第10回 人との関わりが難しい子どもへの支援 事後学習 授業を振り返り課題シート7の小レポートを作成する。 第 7 章(pp.141~147) :課題シート8に取り組む。 事前学習 第11回 家庭生活の中の人間関係 事後学習 授業を振り返り課題シート8の小レポートを作成する。 第 7 章(pp.121~124)、第 4 章(pp.75~80) :課題シート9に 事前学習 取り組む。 第12回 親を支援する①理論編 事後学習 授業内容をもとにホームワークとして調べ学習を行う。 ホームワークを発表できるようにする。 事前学習 第13回 親を支援する②実践編 事後学習 授業を振り返り課題シート9の小レポートを作成する。 事前学習 第 8 回のグループワークを発表できるように仕上げる。 園での人間関係を育む「遊び」を考える② 第14回 発表編 事後学習 発表したレポートを提出できるようにまとめる。 事前学習 課題シート6~9を見直し、小テストの準備をする。 ※ 小テスト 第15回 まとめ 事後学習 これまでの授業を振り返る。 - 147 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 保育内容(表現) 2.授業担当教員 二宮 4.授業形態 講義,演習 (2 単位) 3.科目番号 JCNT1105 5.開講学期 春期 紀子 6.履修条件・ 他科目との関係 ・音楽、絵画、演劇などの表現方法についての基礎知識を深めながら、教育や福祉の現場等でこれらの表現を 使った援助活動を実際どのように進めていったら良いのかを演習形式で学ぶ。 ・幼児そして人の表現活動を、実体験を通し、総合的に理解していくことを目指す。 7.講義概要 ・人、もの、自然にかかわり、その不思議さやおもしろさ、命の尊さに気付く感性を磨く。また、自分の持っ ている表現力、実践力を高める。 ・模擬保育を含め、総合的な表現活動の場に挑戦し、幼児理解を深め、援助技術を身につけていく。 1.幼児にとっての表現とは何か。様々な事例を学ぶことによって幼児の表現の芽がどこに表れているかを判 断し,適切な援助活動につなげる理解力を得る。 2.未分化である幼児の世界に興味,関心を持ち,発達との関連を理解し,相手に寄り添い共感する態度を身 8.学習目標 につける。 3.表現活動では保育者自身が表現者として豊かであることが求められる。相手に共感し表現活動に参加する 力,自らの表現力で相手の表現を触発し展開する力を得る。 9.アサイメント 1.授業内容に即して活動の準備 (宿題)及びレポー 2.教科書の読みとりとまとめ ト課題 3.発表の準備と内容に関するレポートの提出 【教科書】無藤隆 監修『事例で学ぶ保育内容 領域表現』萌文書林。 10.教科書・参考書・ 【参考書】佐伯胖/藤田英典/佐藤学 編『シリーズ学びと文化⑤表現者として育つ』東京大学出版会。 教材 東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 1.出席を含む授業への取り組み。特に授業内での発表にむけての取り組みと発表内容の評価。40% 11.成績評価の方法 2.グループ活動の発表にむけての取り組みと発表内容,及び発表内容に関する提出物の評価。40% 3.まとめの筆記試験。20% 学習目標が達成できるよう努力しましょう。 12.受講生への 幼児理解を深め,未分化な幼児の表現活動を捉え,的確に援助できるようになりましょう。 メッセージ 自らの表現力をみがきましょう。自然の美しさや日々の変化に気づく感受性を育てましょう。 色々な文化的経験を積みましょう。 研究室扉に掲示。時間的に空いている場合はいつでも可。ただしメールにて事前連絡のこと。 13.オフィスアワー アドレスは研究室扉に記載。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教科書を眺めてくる。 オリエンテーション(シラバス説明・授業概要) 第1回 表現とは何か。保育内容「表現」について 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 音楽の要素の予習 身体と音による表現①(身体を意識する。音楽の要素を身体で 第2回 感じて表現する) 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 わらべうた遊びの調査 身体と音による表現②(身体遊びと音楽~わらべうた遊び,お 第3回 手合わせ,ボディ・パーカッション,鏡に映る動作等)身体に 事後学習 授業で学んだことの復習 着目した表現発表 絵,写真等の準備 事前学習 第4回 ことばによる表現 (詩の朗読とうた。絵,写真を見て語る) 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 提示された場面を表す音を考えてくる ことばと音による表現 (オノマトペを含むことばのアンサン 第5回 ブルから楽器のアンサンブルへ) 事後学習 授業で学んだことの復習 うたの予習 事前学習 第6回 ことばと身体による表現 (うたを演じる) 事後学習 授業で学んだことの復習 教科書第 4 章の予習 事前学習 素材との出会い①(素材~水,紙,石,ひも,葉等を使っての 第7回 色,形,動きの表現探索) 事後学習 授業で学んだことの復習 素材との出会い②(色,形,動きの表現発表) 事前学習 発表の準備 第8回 (素材~水,紙,石,ひも等を使っての音,形,動きの表現探 事後学習 授業で学んだことの復習 索) 発表の準備 事前学習 第9回 素材との出会い③(音,形,動きの発表) 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 教科書第 3 章の予習 中間のまとめ(表現のコアとなる体験の振り返り,表現活動と 第10回 人間関係及び環境設定との関わり) 事後学習 授業で学んだことの復習 保育教材についての予習 保育教材の持つ意義 (ペープサート,パネルシアター,指人形, 事前学習 第11回 大型絵本,紙芝居等) 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 教科書第 8 章を予習 保育教材を使って表現をつくり出すことを楽しむ① 第12回 グループ活動:表現する題材の選定と表現手段の作成 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 活動内容の準備 保育教材を使って表現をつくり出すことを楽しむ② 第13回 グループ活動:物語,登場人物,動き,音等の設定 事後学習 授業で学んだことの復習 事前学習 活動内容発表の準備 保育教材を使って表現をつくり出すことを楽しむ③ 第14回 グループ活動発表:実演と意見交換 事後学習 活動内容に関するまとめの作成 事前学習 授業で学んだことのまとめ まとめ(子どもの表現をどう捉えるのか。様々な表現活動の理 第15回 解と援助) 事後学習 授業で学んだことの復習 - 148 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 法学(憲法を含む) (2 単位) 2.授業担当教員 小埜寺 直巳 4.授業形態 6.履修条件・ 他科目との関係 講義(学生への質問、討議、学生の発表、レポート) 7.講義概要 8.学習目標 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 3.科目番号 JCGC1402 5.開講学期 春期 本科目は、国家の基本法である憲法を学習するものである。学生の皆さんは、既に小学校・中学校・高等 学校の社会科・公民・政治経済などの教科等において日本国憲法の内容については、一応学習している。大 学での憲法学習は、憲法の意義、憲法の歴史的制定の経緯、現実の政治との関連などについて、判例を含め て、多角的に学習する。 学生には下記の目標を達成することが期待される。 1.実質的意義の憲法と形式的意義の憲法について理解し、説明できる。 2.憲法の分類について理解し、説明できる。 3.明治憲法と日本国憲法の相違について理解し、説明できる。 4.日本国憲法の基本原理について理解し、説明できる。 5.日本国憲法に関する主要な判例を学習する。 「条約は、憲法に優先するのか?」について、A4版1枚程度のレポートを作成してもらいます。 【教科書】野口寛編『改訂 現代の法学』建帛社。 『ポケット六法 平成 27年度版』有斐閣。 東京福祉大学編『新・社会福祉要説』ミネルヴァ書房。 10.教科書・参考書・ 教材 東京福祉大学編『保育児童福祉要説』中央法規。 東京福祉大学編『教職科目要説(中等教育編)』ミネルヴァ書房。 【参考書】東京福祉大学編『社会福祉要説』ミネルヴァ書房。 20% 授業態度 期末試験 40% 11.成績評価の方法 ミニテスト 40% 12.受講生への 憲法の知識は、社会人として身に付けて置くべき基礎的知識である。また、教員採用試験や公務員試験の受 メッセージ 験者にとっては、必須のものであるので、真剣に取り組んでほしい。 13.オフィスアワー 授業前後の休憩時間 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 憲法の意義について考える 事前学習 第1回 憲法と私たちの関係 事後学習 実質的意義の憲法についてまとめる 日本国憲法の前文を読んでおく 事前学習 第2回 日本の憲法 事後学習 憲法の基本原理についてまとめる 基本的人権とは、何か考える 事前学習 第3回 基本的人権① 事後学習 人権の制約(公共の福祉)についてまとめる 法の下の平等について考える 事前学習 第4回 基本的人権② 事後学習 自由権についてまとめる 公務員の人権制約について調べる 事前学習 第5回 基本的人権③ 事後学習 社会権についてまとめる 選挙制度について調べる 事前学習 第6回 基本的人権④ 事後学習 参政権などその他の人権についてまとめる 明治憲法について調べる 事前学習 第7回 象徴天皇 事後学習 天皇の国事行為についてまとめる 国会の仕事について調べる 事前学習 第8回 権力分立 国会 事後学習 国政調査権についてまとめる 行政官庁の仕事について調べる 事前学習 第9回 権力分立 内閣 事後学習 内閣法と国家行政組織法についてまとめる 裁判所の種類について調べる 事前学習 第10回 権力分立 裁判所 事後学習 違憲立法審査権についてまとめる 地方自治の本旨について調べる 事前学習 第11回 地方自治 事後学習 地方分権制度についてまとめる 戦争の放棄と自衛隊について考える 事前学習 第12回 平和国家 事後学習 集団的自衛権についてまとめる 憲法改正の要件について調べる 事前学習 第13回 憲法の保障と改正 事後学習 憲法の変遷についてまとめる 日本国憲法の全条文を読む 事前学習 第14回 憲法のまとめ 事後学習 憲法の役割について考える 国民と憲法の関係について考える 事前学習 第15回 まとめ 事後学習 憲法改正について考える 期末試験 - 149 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) ボランティア論 (2 単位) 2.授業担当教員 田中 4.授業形態 講義(ディスカッションを含む) 3.科目番号 JCGC1203 5.開講学期 秋期 利光 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 今日、わが国においてボランティア活動は大きな注目を集めている。阪神・淡路大震災においてボランティ アの貢献度が新たに見直され、以後、学問的なボランティア論としての研究も活発になされるようになった。 ボランティア活動は今日、様々な内容に拡大化、多様化しているが、同時にいくつかの課題も浮き彫りにさ れてきている。本講義において、福祉ボランティアを中心に、活動の現状と課題を探り、今後ボランティア コーディネーターとしての活躍も期待されている福祉を学ぶ学生が、必要な知識を会得するよう、講義、視 聴覚教材、受講生による発表とディスカッションを通して学習する。 1.ボランティアの意味と特徴、活動の歴史を理解し、説明できるようになる。 2.今日のボランティア活動の現状と、そこにおける課題を理解し、説明できるようになる。 3.実際に行われているボランティア活動のひとつに着目し、深く掘り下げて学習し理解を深める。 4.ボランティアコーディネーターに求められているボランティア指導の方法を理解することができる。 本科目の授業の中で1回レポートを課す。 【テーマ】 「わが国の福祉的課題とボランティアについて」 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 【執筆規定】 ① A4用紙(40字×30行)4枚(最低4枚必要。4枚以上でもよい)。表紙は不要。1枚目の上部に提出年月 日、科目名、テーマ、学籍番号、氏名を明記し、複数枚ある場合は左上端をホッチキスで止めること。 ② 参考文献・引用文献を明示すること。 ③ レポートの提出日は授業中に教員が指示する。 【教科書】 巡静一・早瀬昇編著 大阪ボランティア協会監修『基礎から学ぶボランティアの理論と実際』中央法規。 【参考書】 1.三本松政之・朝倉美江編『福祉ボランティア論』有斐閣。 10.教科書・参考書・ 2.ストーン,J. M. 著、大利一雄・水野友美・清藤京子訳『ボランティアのグループ指導入門』勁草書房。 教材 3.広井良典『ケアを問いなおす』ちくま新書 。 【その他の参考教材】 1.講義を補足するために視聴覚教材を用いる。 2.講義を補足するために必要に応じて資料を配布する。 本科目の中で実施するレポート(1 本)及び期末試験の成績を総合し評価を行う。 レポートの評価 50% 期末試験の評価 50% 11.成績評価の方法 ※ 東京福祉大学の学則(第 36 条)に則り、成績評価に必要な出席時間数を満たしていない受講生の評価 は行わない。 1.遅刻はできる限り無いようにしてもらいたい。理由のある欠席は書面で教員に届け出ること。 2.授業を妨げる私語、携帯電話(スマホ)の操作・使用を禁止する。 3.レポートの提出期限は厳守すること。正当な理由なく提出期限後に提出されたレポートは減点対象となる。 12.受講生への 4.ボランティアは机上の知識のみではなく、実践を通して会得するものも多いので、もし可能であれば実際 メッセージ にボランティア活動を体験することを推奨する。 5.受講生は、次回の授業範囲を事前学習しておくこと。 6. 授業中はやむを得ない事情でない限り退室を禁ずる。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 授業にシラバスを持参すること。 オリエンテーション 事前学習 教科書 pp.140-155 事前学習する。 第1回 (シラバス、講義概要、学習目標等の説明、) 各種ボランティア活動の実際 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 教科書 pp.156-176 事前学習する。 ボランティアコーディネーションについて 第2回 ボランティアコーディネーションで重要な 4 つの視点に 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 ついて ボランティア活動の歴史(1) 事前学習 マザー・テレサについて事前学習する。 第3回 マザー・テレサと福祉ボランティア―ボランタリズムの 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 根源について考える― ホスピスとホスピスボランティアについ ボランティア活動の歴史(2) 事前学習 て事前学習する。 第4回 “ケア”とボランティア―ホスピスの歴史からボランテ ィアを考える― 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 阪神・淡路大震災について事前学習する。 災害とボランティア 第5回 震災から学んだこと―ボランティアの必要性の認識― 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 - 150 - 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回 高齢者問題とボランティア(1) “老い”を支えるボランティア活動 高齢者問題とボランティア(2) 高齢者による高齢者のためのボランティア活動 児童問題とボランティア(1) 貧困児童の生活実態―ゴミ山でごみを拾って家族の生計 を支える児童― 児童問題とボランティア(2) 貧困児童の生活実態―ゴミ山で働く児童のその後― 障害者問題とボランティア(1) 障害観・障害者観について、車いすの安全な利用方法に ついて 障害者問題とボランティア(2) 精神保健福祉のボランティア活動 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 平成 27 年度 教科書 pp.36-58 事前学習する。 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 教科書 pp.36-58 を事前学習する。 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 教科書 pp.59-79 を事前学習する。 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 事後学習 事前学習 教科書 pp.59-79 を事前学習する。 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 教科書 pp.80-97 を事前学習する。 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 教科書 pp.80-97 を事前学習する。 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 教科書 pp.98-118 を事前学習する。 環境問題とボランティア(1) 河川の汚染とボランティア活動 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 水俣病について事前に調べておく。 環境問題とボランティア(2) 水俣から見えてくるもの 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 教科書 pp.119-137 を事前学習する 国際問題とボランティア(1) 戦争で親を亡くした児童たちの生活―少年兵士の問題― 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 事前学習 教科書 pp.119-137 を事前学習する。 国際問題とボランティア(2) 今日の国際 NGO 活動の実際 事後学習 授業で知り得た内容をノートにまとめる。 期末試験を実施する。※日程等は別途通知する。 - 151 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 幼児教育方法論 2.授業担当教員 鈴木 4.授業形態 講義、演習 (2 単位) 3.科目番号 JCEL2402 5.開講学期 春期 美子 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 こども等の学びと教師の指導方法、学校、教師の意識改革、こどもの側に立った指導方法、教材の検討、 地域の活用、指導方法、指導案の作成方法等について学習する。 ・どのように幼児を理解し援助を行うか、その在り方を様々な角度から考えられる眼を養います。 ・幼児理解を深めるための記録について学びます。 ・幼児の発達に応じた保育内容及び指導法の在り方について学びます。 ・幼小の学びの関連性を学びます。 ・環境を通して行う保育についてミニレポートをまとめます ・評価についてミニレポートをまとめます 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【教科書】小田豊編著『幼児教育の方法』北大路書房。 教材 『幼稚園教育要領解説』文部科学省 40% 授業態度 11.成績評価の方法 提出物、レポート 30% テスト 30% 保育の実際をシュミレーションして、実際に作ったり試したりして子どもに応じた保育の内容を考えます。 12.受講生への 文献その他に載っている保育の指導案や遊びなどをとにかく沢山見て自分のものにしてください。 メッセージ 考えれば考える程に、「子どもに添った保育とは」という課題が様々に広がったり深まったりします。 学生同士で試しを積み重ね、より良いものを作りあけてください。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 教科書第 1 章 1 節を読んでくる 授業の概要、計画、のぞむ姿勢について、幼児期にふ 第1回 さわしい教育の方法 事後学習 保育という方法についてまとめる 事前学習 配付したプリントの所定の欄に記入してくる 実践事例から学ぶ 第2回 環境に主体的に関わることによってどのように遊び 教科書の該当ページを読む。環境による保育に 事後学習 を生み出すか捉えてみよう ついてまとめる 配付したプリントの所定の欄に記入してくる 事前学習 実践事例から学ぶ 第3回 教科書と要領解説の該当ページを読む。保育者 環境に誘う保育者の役割について捉えてみよう 事後学習 の役割についてまとめる 事前学習 配付したプリントの所定の欄に記入してくる 実践事例から学ぶ 第4回 保育者や友達がいることの意味について捉えてみよ 教科書の該当ページを読む。人的環境について 事後学習 う まとめる 1から4回までをまとめる 事前学習 第5回 環境を通して行う保育について(ミニテスト) 事後学習 環境を通して行う保育について理解する 資料を読みワークシートに記入 事前学習 第6回 発達に応じた指導 3 歳児 事後学習 3 歳児の指導についてまとめる 資料を読みワークシートに記入 事前学習 第7回 発達に応じた指導4歳児 事後学習 4歳児の指導についてまとめる 資料を読みワークシートに記入 事前学習 第8回 発達に応じた指導5歳児 事後学習 5歳児の指導についてまとめる 事前学習 資料を読みワークシートに記入 生活の指導 第9回 (基本的な生活習慣の自立、道徳性の芽生えを培う) 事後学習 生活の指導についてまとめる 教科書の該当ページと資料を読む 事前学習 第10回 家庭や地域と連携した保育 事後学習 家庭や地域と連携した保育をまとめる プリントを読み必要事項を記入する 事前学習 第11回 保育の評価(評価の在り方を学ぶ) 事後学習 評価についてまとめる 事前学習 プリントを読み必要事項を記入する 行事と日常の保育 第12回 (日常の保育と行事のつながりを学ぶ) 事後学習 行事の考え方についてまとめる 事前学習 ビデオの内容をプリントに整理する 行事と日常の保育 第13回 (日常の保育と行事のつながりを学ぶ) 事後学習 日常の保育と行事のつながりをまとめる 事前学習 プリントを読み必要事項を記入する 幼小の連関について 第14回 幼児期の学びの基盤と小学校との連関につい 教科の学びの萌芽に満ちた遊び 事後学習 てまとめる 幼小の連関について 事前学習 プリントを読み必要事項を記入する 第15回 接続・スタートカリキュラム、指導要録等小学校と 事後学習 小学校との連携のポイントをまとめる の連携 期末試験 - 152 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 幼児体育 (2 単位) 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 講義、実技と演習およびディスカッション 3.科目番号 JCNT1109 5.開講学期 秋期 雅記 6.履修条件・ 他科目との関係 7.講義概要 8.学習目標 本講義では、保育者として必要とされる運動遊びや身体運動に関する基本的な知識を理解するとともに、 保育者として指導することができるだけの運動能力・指導能力を習得することを目的とする。 ・各運動の特性や学習者の発達段階に合わせた指導方法を身につける。 ・ねらいに合わせた運動遊びを作成することができる能力を身につける。 課題1 幼児体育における体育の授業の創り方について述べる(レポート課題) 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【教科書】 教材 必要に応じて適宜資料を配布する 30% 課題1 グループ発表① 25% グループ発表② 25% 11.成績評価の方法 スモールテスト 20% 計 100% なお、本学規定による 3/4 以上の出席と積極的な授業態度は単位を取得するための最低条件となります。 子供の生活の中心は「あそび」であり、そのほとんどが「運動あそび」である。その「運動あそび」を通 じて、心身の発達を向上させていく。その運動遊びを適切に指導することは保育者としての責務といえます。 12.受講生への 本講義では、運動遊びを適切に指導するため、自ら身体を動かしながら運動遊びを学習し、指導力量を高め メッセージ ていきます。 実技や演習が中心の講義となるため、運動するためのふさわしい常識的な服装で参加してください。ジー ンズやスウェット等は禁止です。また室内では体育館シューズが必要です。 13.オフィスアワー 授業内で周知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 事前学習 本講義内容をシラバスにて把握したうえで授業に臨む。 オリエンテーション 第1回 ○本講義の意義と授業の展開についての説明 事後学習 運動あそびの内容について調べてくる。 幼児体育の目標と内容について調べてくる。 事前学習 第2回 幼児体育の目標とねらい、その内容(講義) 事後学習 幼児体育の目標と内容について整理しまとめる。 幼児体育の重要性について調べてくる。 事前学習 第3回 幼児体育の重要性 事後学習 幼児体育の重要性について整理してまとめる。 乳幼児の身体の発育と発達について調べてくる。 事前学習 第4回 乳幼児の身体の発育と発達 事後学習 乳幼児の身体の発育と発達について整理してまとめる。 事前学習 基礎的運動パターンについて調べてくる。 運動遊びの種類 第5回 基礎的運動パターンについて 事後学習 基礎的運動パターンを多く使う運動遊びをまとめる。 走運動を中心とした運動遊びにはどのようなものがある 事前学習 か調べてくる。 運動遊び 第6回 ○走運動を中心とした運動遊び 走運動を中心とした運動遊びを指導できるように指導の 事後学習 ポイントをまとめる。 投運動を中心とした運動遊びにはどのようなものがある 事前学習 か調べてくる。 運動遊び 第7回 ○投運動を中心とした運動遊び 投運動を中心とした運動遊びを指導できるように指導の 事後学習 ポイントをまとめる。 跳運動を中心とした運動遊びにはどのようなものがある 事前学習 か調べてくる。 運動遊び 第8回 ○跳運動を中心とした運動遊び 跳運動を中心とした運動遊びを指導できるように指導の 事後学習 ポイントをまとめる。 事前学習 グループ発表の準備 グループ発表① 第9回 ○基礎的運動パターンに注目した模擬体育 事後学習 模擬保育の評価を行う 事前学習 グループ発表の準備 グループ発表② 第10回 ○基礎的運動パターンに注目した模擬体育 事後学習 模擬保育の評価を行う 教材と教具について調べてくる 事前学習 第11回 教材論と教具論 事後学習 教材と教具の意味を整理しまとめる。 教具の作成 事前学習 第12回 グループによる教具の作成 事後学習 作成した教具の修正 教材・教具の作成 事前学習 第13回 教材・教具を使用した運動遊びの場の作成① 事後学習 運動遊びの場の評価 教材・教具の作成 事前学習 第14回 教材・教具を使用した運動遊びの場の作成① 事後学習 運動遊びの場の評価 教材・教具の選択について考えてくる。 事前学習 第15回 幼児体育における体育の授業の創り方 事後学習 体育の授業の創り方について整理しまとめる。 - 153 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 幼稚園教育実習指導Ⅰ (1 単位) 3.科目番号 2.授業担当教員 鈴木 美子・國府田 4.授業形態 講義や演習(基本的な実習の内容、心構えと準備、日誌の記入等) 、 部分保育についてグループで討議し、計画と実践、反省を具体的に 5.開講学期 体験して実践的に学び合うことを重視します。 JCEL1431 祐子 秋期 6.履修条件・ 他科目との関係 幼稚園教育実習は、幼稚園において幼児とともに生活する中で、保育者の援助を受けながら保育の実際を 経験することによって、学習で身につけた知識や技術をより確実なものとし、幼稚園教育の理解を深める場 7.講義概要 となる機会である。 授業を通して保育者としての資質や能力、使命感について認識を深め、実習に臨む際の課題を明確にする。 以下のような観点から学習し、身に付けたり理解を図ることによって、実習を行えるようにすることを学 習目標とします。 1.実習に必要な心構えと準備について理解し、行動に移すことができるようになる。 2.保育者に求められる資質、態度、マナーを理解し、説明できるようになる。 8.学習目標 3.実習記録の意味と方法を理解し、記入できるようになる。 4.指導計画の立て方を知り、保育者の具体的な指導の仕方を体験的に理解して説明できるようになる。 5.実習に向けての自己課題を設け、実習に向けて準備をする。 ・部分保育の指導案を提出します。 9.アサイメント どのような観点を捉えて記録をすることが必要か、また、実習Ⅰで行う部分実習を模擬保育で体験して、幼 (宿題)及びレポ 児に応じた内容を実践する力をつけて下さい。 ート課題 ・資料を熟読し、部分保育に行う活動について、その内容と留意点をまとめます。 10.教科書・参考書・ 【教科書】文部科学省『幼稚園教育要領解説』フレーベル館、2008 年。 教材 第1回目に『幼稚園教育実習の手引き』(東京福祉大学編)を持参する。 國府田 50%(第1回~第7回)、鈴木 50%(第8回~第15回)の割合で評価を行う。それぞれの評価方法 11.成績評価の方法 の詳細については、担当者が初回授業で説明する。 保育を学ぶ学生が、実習を終えて帰ってくると、講義や演習で学んでいた内容が初めて自分のものとして 実感をもって学習できるようになったと言います。そのようになれるためにも、しっかりと事前の準備をし 12.受講生への て、目標を明確にもった実習を行えるようにしてほしいと思います。これからは、幼児教育に関わる機関や メッセージ 関係者が連携し、相互理解を深めることが求められます。今後の幼児教育の課題等、視野を広げて捉えなが ら教育実習に向けての自己課題をもつことができればと思います。 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 『幼稚園教育実習の手引き』を通して読み、(pp.1~8) 事前学習 教育実習とは何か、授業の概要、授業計画、 概要を理解して授業に臨む。 第1回 教育実習の目的と内容 『幼稚園教育実習の手引き』をもう一度読み直し、ワー 事後学習 クシートに基本事項を記述しまとめる。 『幼稚園教育要領解説』の「序章第2節幼児期の特性と 事前学習 幼稚園教育の役割」(pp.8~19)を読み、理解して望む。 幼稚園教育の基本について 第2回 『幼稚園教育要領解説』を持参する。 幼稚園の一日(一日の流れを知る) HP等を調べ、自分が行く実習園の大まかな一日をワー 事後学習 クシートに記録しておく。 『幼稚園教育要領解説』の「第1章第1節幼稚園教育の 教育実習にのぞむ姿勢について 事前学習 基本」 (pp.23~48)を読み、ワークシートに基本事項を 第3回 保育者としてのマナー(あいさつ、言葉遣い、 記述しておく。 生活習慣、社会的習慣、お礼状の書き方) 初めて園を訪問する際の挨拶の仕方について、文章化し 事後学習 ておく。 園を訪問する際の挨拶の仕方について文章化したものを 実習日誌とは何か 事前学習 暗記し、発表できるようにしておく。自分が行く園のH 第4回 (園の概要、実習予定と目標) Pを見て、特色をシートにまとめておく。 (日誌の内容、文章、言葉の使い方) 事後学習 決められた書式にあてはめ、お礼状を書く。(レポート) 実習日誌の書き方(1) 事前学習 5領域と3項目を箇条書きしておき、暗記する。 第5回 記録のとりかたと日誌への記入(表記の仕方 授業中に提示された具体例をもとに、仮の1日の実習記 事後学習 録を書いてみる。 と内容) 5領域と3項目の箇条書きの暗記を継続する。自分が書 事前学習 いた仮の1日の実習記録を暗記し、口頭で発表できるよ 実習日誌の書き方(2)(一日の反省のまと 第6回 うにしておく。 め方等) 授業を受けて訂正した仮の1日の反省を清書し、提出す 事後学習 る。(レポート) 「幼稚園教育実習の手引き」の関係箇所を読み、実習に 実習に関わる注意事項 事前学習 いく際のよくある失敗例を調べておき、口頭発表できる (オリエンテーション、巡回指導について、 第7回 ようにまとめておく。 実習中の連絡・報告について、実習事後指導、 実習日誌の書き方について、重要事項を整理し提出する。 後のあり方) 事後学習 (レポート) 第8回 部分実習の意義、目的、方法 事前学習 プリント読み、部分保育について把握しておく。 - 154 - 部分実習のグループ活動班を決める 第9回 部分保育の内容 第10回 部分保育の計画(グループ活動) 第11回 部分保育の模擬保育(グループ活動) 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第12回 部分保育の模擬保育(グループ活動) 第13回 部分保育の模擬保育(グループ活動) 第14回 部分保育の内容と留意点及び部分保育案 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第15回 今後の学びと課題、教育実習の目標設定 事後学習 - 155 - 平成 27 年度 ワークシートを整理し、部分実習の意義、目的、方法を 理解して説明できるようにする。 部分保育の内容とはどのようなものがあるか調べてお く。 様々な月刊誌や文献から行ってみたい資料を探す。 各自で探した資料を持参する。 部分保育の計画を作成する。 模擬保育の練習と準備を行う。 模擬保育の記録を作成し、反省と評価を行い、修正保育 案を完成させる。 模擬保育の練習と準備を行う。 模擬保育の記録を作成し、反省と評価を行い、修正保育 案を完成させる。 模擬保育の練習と準備を行う。 模擬保育の記録を作成し、反省と評価を行い、修正保育 案を完成させる。 部分保育の内容と留意点についてレポートを作成し、部 分保育案が作成できるように自分で探した資料と教材を 持参する 部分保育案を作成する 今までの学習を整理し、説明できるようにしておく。 幼稚園教育実習Ⅰの目標を設定し、自己課題を明らかに する。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 幼稚園教育実習指導Ⅱ 美子・國府田 (1 単位) 2.授業担当教員 鈴木 4.授業形態 講義や演習(実習Ⅰの反省、遊び・一斉活動による保育等)一日の 保育についてグループで討議し、計画と実践、反省を具体的に体験 して実践的に学び合うことを重視します。 3.科目番号 JCEL2433 5.開講学期 秋期 祐子 6.履修条件・ 他科目との関係 幼稚園教育実習Ⅰの反省・省察をもとに、保育の実際から、幼児の理解を深めるとともに、幼児の育ちに 応じた指導の在り方をビデオや演習による学習を加えながら学びます。 7.講義概要 保育の 1 日実習の模擬保育体験を中心に、幼児の主体性を育む「環境による教育」を具体的に学びます。 (保育過程の理解、教材研究、一日の指導案の作成、指導方法、計画・実践・反省の関係等) ・ 実習Ⅰの反省をもとに、1日の流れに沿って、具体的な保育場面の子ども理解と指導のポイントをとらえ、 説明できるようになる。 ・ 幼稚園における保育内容、ねらい、指導の関係を具体的に理解し、説明できるようになる。 8.学習目標 ・ 子どもの生活を理解し、日々のつながりを踏まえた1日の保育計画を立てられるようになる。 ・ 子どもの活動を総合的に把握し、教師の役割や専門性について理解を深め、実習Ⅱの課題設定につなげ て説明できるようになる。 9.アサイメント 模擬保育を通しての学びを発表し合います。その発表原稿や制作物等がレポート課題となります。 子どもの側から捉える眼をもって、子どもに添った保育をつくる力をつけられるようになって下さい。 (宿題)及びレポ 3歳児から5歳児の発達の概要と指導のポイントをまとめます。 ート課題 【教科書】東京福祉大学編『幼稚園教育実習の手引き』 10.教科書・参考書・ プリントを配付します。 教材 第1回目の授業では、幼稚園教育実習日誌Ⅰを必ず持参する。 國府田 50%(第1回~第4回、第14回~第15回)、鈴木 50%(第5回~第13回)の割合で評価を行う。 11.成績評価の方法 それぞれの評価方法の詳細については、担当者が初回授業で説明する。 12.受講生への この授業を通して、幼稚園実習Ⅰの現場での経験をもとに、各自が3年生で実施する実習Ⅱに向けて、課 題は何かを捉え、自ら考えて準備ができるようにしてください。 メッセージ 13.オフィスアワー 別途通知します。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 すでに配布されている『幼稚園実習の手引き』を通 読し重要事項にマークをしておく。 事前学習 自分の教育実習日誌Ⅰを読み直し、具体的な経験に 授業概要、実習Ⅰの振り返り、幼稚園教育実習Ⅱ 第1回 ついて口頭発表できるように準備しておく。 の目的と内容、部分実習の概要 幼稚園教育実習Ⅱの目的と内容をワークシートにま 事後学習 とめる。実習Ⅰと実習Ⅱの違いシートに整理してま とめる。 自己紹介の仕方を文章化し、口頭で発表できるよう 事前学習 保育の 1 日と保育の内容 に準備しておく。 第2回 (発表・模擬保育のグループ決め) 保育の一日についてシートに整理してまとめる。自 部分実習の概要 事後学習 己紹介を文章化して暗記し、口頭発表できるように しておく。 プリントを読み、反省評価の概要にマークをし、概 事前学習 要について短くスピーチできるようにしておく。 第3回 一日の反省評価と翌日の指導案との関係 反省評価と指導案との関係について、配布されたプ 事後学習 リントをもとにまとめる。 (レポート読んで重要項目 ごとにマークをしておく。 実習日誌Ⅰから、自分が褒められたと思う日を探し、 事前学習 実習生としての在り方 口頭で端的に発表できるようにしておく。 第4回 保育者や保護者との関係 実習先の園に合わせた、自分の振る舞い方をシート 事後学習 にまとめておく。 プリントを読み遊びによる保育の内容とポイントを 事前学習 「遊びによる保育」の理解 とらえてくる 第5回 遊びの場面における幼児理解と関わり 子どもの遊び場面で、幼児が経験していることに基 事後学習 づいて関わる在り方の基本をまとめる プリントを読み一斉活動による保育の内容ポイント 「一斉活動」の理解 事前学習 第6回 をとらえてくる 一斉活動の意義、子どもの視点からの見え方 事後学習 一斉活動の意義と保育のポイントをまとめる 一日の指導案 事前学習 プリントを読み一日の指導案作成の仕方を把握する 幼児の姿、一日の保育の「ねらい」と「内容」、 第7回 指導案の作成について理解し、満 3 歳児から5歳児 環境の構成、予想される幼児の活動、保育者の援 事後学習 の一日の流れをと留意点を書き出してみる。 助・留意点、主活動との関係、 事前学習 6 月の指導案を集めて持参する 第8回 主活動の指導案作成(グループ活動) 指導案の作成について理解し、具体的な方法を考え 事後学習 指導案を作成する 第9回 教材研究と具体的な指導について 事前学習 教材研究に必要な準備物を持参する(素材、用具等) - 156 - シュミレーションと細案の作成 事後学習 第10回 模擬保育の実施と指導法の検討(主活動) 第11回 模擬保育の実施と指導法の検討(主活動) 第12回 模擬保育の実施と指導法の検討(主活動) 第13回 発表 ―模擬保育からの学びー 子どもの視点から、実際の指導における留意点 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第14回 発表から学んだこと ―模擬保育修正案の作成― 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 第15回 実習Ⅱのまとめ、実習後の提出課題について 事後学習 - 157 - 平成 27 年度 各自があらかじめ試作や試行し、具体的な方法を持 ち寄って検討できるようにする 模擬保育の練習と準備をする(役割分担、指導案、 細案作成) 模擬保育の練習と準備をする 模擬保育の反省評価をまとめ、指導案を修正する。 模擬保育の練習と準備をする 模擬保育の反省評価をまとめ、指導案を修正し、発 表資料作成をする。 模擬保育の練習と準備をする 模擬保育の反省評価をまとめ、指導案を修正し、発 表資料を作成をする。 模擬保育の反省評価を整理し、資料作成と発表の準 備をする 他グループの発表も含めて学べたことを基に子ども の視点から捉えた指導の在り方についてまとめる 発表から学んだことを個人でシートにまとめ、再構 成し、発表できるようにしておく。 作成した修正案を読み直しておく。 自分が達成した点と課題点を整理し、実習Ⅱに向け た自分の苦手や不安を明らかにしておく。 幼稚園教育実習Ⅱの自己課題をまとめ、実習までの 約3ヶ月間の過ごし方をシートに記述しておく。 (レ ポート) 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 理科 (2 単位) 3.科目番号 JCEL3421 5.開講学期 春期 2.授業担当教員 加藤 敏明 4.授業形態 講義、実験、グループ学習、討議・発表 6.履修条件・ 他科目との関係 小中学校教育実習指導の単位を取得する前に履修することが望ましい。 私達を取り巻く身近な自然を対象として、小学生が興味関心を持てるような自然現象、生命の誕生、発生、 生物の進化、大気の形成、宇宙、地震、地球温暖化等について学習し、科学的な物の見方・考え方の基礎を 身に付けることを目指す。 理科の授業では、私達の身の回りで起きている自然現象に興味関心を持ち、その神秘のベールを解き明か すことを第一条件にする必要がある。そのためには、子ども達が探究する喜びを味わえるような実験・観察 8.学習目標 方法を習得する。また、理科離れを防ぐために、教師は子ども達に実感を伴った体験ができるような教材を 見つけ、自然界の原理・原則をしっかり理解できるようになることを学習目標とします。 課題1:資源としての化石燃料が枯渇しようとしています。資源の枯渇問題に対しどのような対処の仕方が 9.アサイメント あるか、あなたの考えを1,000字以内で記述せよ。 (宿題)及びレポ 課題2:生態系が崩壊しつつある。その原因と改善策について、あなたの考えを1,000字以内で記述せよ。 ート課題 課題3:温暖化が問題になっている。そこで、温暖化を防止するためにはどのような対処の仕方があるか、 あなたの考えを1,000字以内で記述せよ。 【教科書】 左巻 健男『新しい科学の教科書 Ⅲ 第3版』文一総合出版、2012 年。 10.教科書・参考書・ 【参考書】 教材 文部科学省『小学校学習指導要領解説 理科編』大日本図書、2008 年。 東京福祉大学編『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房、2015 年。 1. 授業態度(教科書の準備・私語・発表) 総合点の50% 11.成績評価の方法 2. レポート 総合点の50% ○受講生に期待すること 1.教科書は必ず準備し、授業中は真剣に取り組み、分からないところは質問すること。 2.授業中は他人に迷惑をかけないよう、私語・携帯電話・居眠り・飲食を禁止する。 12.受講生への 3.予習・復習をしっかり行い、学習内容を確実に習得すること。 メッセージ 4.レポートや副教材のプリント等は各自整理整頓に努め、学習内容の大切な資料として活用すること。 5.欠席・遅刻・早退をしないこと。欠席・遅刻・早退をするときは理由を書面にて提出すること。 13.オフィスアワー 第1回の時に知らせる。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 教科書の第Ⅰ章 pp.10~40 を読んで運動の シラバスの説明、班編制、授業の受け方。 事前学習 第1~第3法則を覚えておくこと。 第1回 力と運動について実験を通して学習する。 バネばかりを利用して、力の測定と力の分散の実験 事後学習 授業で行った計算問題を解いてみること。 教科書の第Ⅱ章 pp.42~75 を読んで科学で 事前学習 使用する仕事について調べておくこと。 エネルギーの変換と保存について実験を通して学習する。 第2回 ジェットコースターの実験 新エネルギーの開発が進まない理由を考 事後学習 えること。 新エネルギーの開発が進まない理由をま 事前学習 生活に欠かせない物質資源とエネルギー資源の利用につい とめてくること。 第3回 て、教科書を使用して学習する。 (課題1提示) 事後学習 課題1のレポートを仕上げること。 教科書の第Ⅲ章 pp.78~111 を読んで原子 事前学習 構造を調べておくこと。 原子の構造について、教科書を使用して学習する。 (課題1 第4回 提出) 原子の構造について調べ、イオン・酸やア 事後学習 ルカリの性質を覚えること。 イオンの働きについて、自分の考えをまと 事前学習 めておくこと。 電気を帯びた原子としてのイオンを理解するための実験や 第5回 化学式を学習する。 教科書の第Ⅲ章 pp.78~111 をもう一度読 電気を通す水溶液と電気を通さない水の実験 事後学習 み直し、電気を帯びた原子の仕組みを覚え ること。 教科書の第Ⅳ章 pp.114~137 を読んで、遺 生物はどのようにして殖えていくのか。また、親から子へ 事前学習 伝の仕組みを調べておくこと。 伝わる遺伝について副教材(人間・ショウジョウバエ・エ 第6回 ンドウ豆等の遺伝)をもとに学習する。 提示した副教材を基に、遺伝の仕組みを覚 事後学習 遺伝について、メンデルの法則を学習する。 えること。 生物の進化について、自分の考えを持つこ 事前学習 生物はどのようにして進化してきたか、教科書を使用して と。 第7回 学習する。(課題2提示) 事後学習 課題2のレポートを仕上げること。 教科書の第Ⅴ章 pp.140~159 を読んで、生 事前学習 態系について自分の考えを持つこと。 生物界のつながりについて、どのような法則があるか教科 第8回 書を使用して学習する。(課題2提出) 生態系について、自然界の仕組みを覚える 事後学習 こと。 7.講義概要 - 158 - 第9回 第10回 第11回 地球の運動と星の動きについて、教科書を使用して学習す る。 月と地球と太陽の位置関係着いての実験 事前学習 地球の形成と大気の形成について、副教材(地球の歴史に ついてまとめた資料)をもとに学習し、グループでディス カッションをして地球の形成について発表する。 事前学習 宇宙の広がりや成り立ちについて、教科書や副教材(宇宙 の仕組みについての資料)を使用して学習する。 事前学習 事後学習 事後学習 事後学習 第12回 映像や副教材を見て、地震のメカニズムと土地の変化につ いて学習する。 第13回 教科書と映像を見て、科学技術の進歩とその陰で進行して いる環境破壊について、グループで討議し発表する。 (課題 3提示) 第14回 教科書と映像を見て、地球の温暖化問題について、グルー プで討議し発表する。(課題3提出) 第15回 まとめ(身近な自然現象の学習を終えて、自然界の原理・ 原則を理解し、科学的な物の見方・考え方を身に付ける) - 159 - 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 平成 27 年度 教科書の第Ⅵ章 pp.162~196 を読んで、地 球の運動を星の動きと絡めて調べておここ と。 地球・星座・惑星・月・太陽の動きを覚え ること。 地球の形成について、自分の考えを持って おくこと。 副教材を読み、大切なところを記録してお くこと。 教科書の第Ⅶ章 p.198~第Ⅷ章の p.234 ま でを読んでな宇宙の成り立ちを調べておく こと。 副教材を読み、宇宙の仕組みを覚えること。 震度階やマグニチュードについて調べてお くこと。 震源地の求め方を覚えること。 教科書の第Ⅸ章 pp.236~294 を読んで、環 境破壊の例を調べておくこと。 課題3のレポートを仕上げること。 温暖化の原因について考えておくこと。 温暖化防止について、自分でできることを まとめておくこと。 理科の科学的なものの見方・考え方を調べ ておくこと。 身の回りの自然について、疑問を持って見 つめ直してみること。 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 理科指導法 (2 単位) 2.授業担当教員 加藤 4.授業形態 講義、実験、グループ学習、模擬授業 6.履修条件・ 他科目との関係 「理科」の単位を取得した後に履修することが望ましい。 3.科目番号 JCEL3422 5.開講学期 秋期 敏明 理科教育は、子ども達が興味関心を持つ「理科の授業づくり」について理論と実践に基づいた基本を習得 する必要がある。そのためには、自然科学の基本的な概念や法則を体系的に学習し、自然界の全体像を構造 的に捉え科学的自然観を習得しなければならない。 7.講義概要 以上のことを学習するためには、小学校の理科教師は自然界の現象で目に見えない物を見えるように子ど もたちの目の前で再現できる力量を身に付ける必要がある。 本講義では、身の回りの自然現象について科学的な物の見方・考え方でもって解決していく基本的な力量 を学習する。そのために、毎回授業に役立つ簡単な実験を行う。 ・理科教育の歴史的変遷について学習し、今回改訂された学習指導要領の理科教育の内容や目標がわかる。 ・理科の授業作りと指導計画の建て方を学習する。なお、事前に理科学習指導案の書き方等を学び、模擬授 8.学習目標 業を行い、理科の指導と指導技術を習得し、授業中の安全管理についても学習する。 ・理科教育を取り巻く諸問題のうち、実感を伴った体験学習の在り方や環境教育等がわかる。 ・毎回一つの実験を通して実践力のある理科教師を目指す。 課題1:3~6年の中から1単元を指定し、指導案を作成する。 9.アサイメント 課題2:天候に左右される教材(特に、星の観察・植物の生長等)についてどのような指導方法があるか、 (宿題)及びレポ あなたの考えを1,000字以内で述べなさい。 ート課題 課題3:年間指導計画を作成する。 【教科書】 畑中忠雄『若い先生のための理科教育概論』東洋館出版社、2011 年。 10.教科書・参考書・ 文部科学省『小学校学習指導要領 理科編』大日本図書、2008 年。 【参考書】 教材 角屋重樹・林四郎・石井雅幸編『理科の学ばせ方・教え方事典 改訂新装版』教育出版、2010 年。 東京福祉大学『教職科目要説(初等教育編)』ミネルヴァ書房、2015 年。 3. 授業態度(教科書の準備・私語・発表) 総合点の20% 4. レポート・指導案 総合点の30% 11.成績評価の方法 5. 模擬授業 総合点の30% 6. 年間指導計画の作成 総合点の20% 受講生に期待すること 1.教科書は必ず準備し、授業中は真剣に取り組み、分からないところは質問すること。 12.受講生への 2.授業中は他人に迷惑をかけないよう、私語・携帯電話・居眠り・飲食を禁止する。 メッセージ 3.予習・復習をしっかり行い、学習内容を確実に習得する。 4.レポートや副教材のプリント等は各自整理整頓に努め、学習内容の大切な資料として活用すること。 5.欠席・遅刻・早退をしないこと。欠席・遅刻・早退をするときは、理由を書面にて提出すること。 13.オフィスアワー 第1回の時に知らせる。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 理科の学習指導要領を読んで、科学的な 事前学習 シラバスの説明、班編制、授業の受け方。理科教育の目標 考えを理解しておく。 第1回 について学習する。 理科教育で育成する各学年の能力を覚え 実験1:アリの巣の観察と根の観察(3年・4年・5年) 事後学習 る。 教科書の第2章 pp.14~34 を読んで、理 事前学習 日本の理科教育の歴史的変遷について学習する。 科の歴史的変遷を調べておくこと。 第2回 実験2:空気の膨張実験(4年) 事後学習 戦前と戦後の理科教育の変遷がわかる。 教科書の第3章 pp.35~61 を読んで、新 事前学習 新学習指導要領の内容を中心にした現在の日本の理科教育 学習指導要領の改訂部分を調べておく。 第3回 について学習する。 理科の学習指導要領を読み直し、ノート 実験3:乾電池のつなぎ方でしてはいけない実験(4年) 事後学習 に改訂部分をまとめておく。 教科書の第5章 pp.76~102 を読んで、 事前学習 理科の特殊性である季節に左右される教 理科の授業と指導計画について学習する。(季節等に左右さ 材を調べておくこと。 第4回 れる教材の取り扱いを理解する) 実験4:アルコール温度計の補正の仕方(3年) 学校の地域を調べ、季節に左右される教 事後学習 材を配慮した年間指導計画を作成する。 教科書の第6章 pp.103~121 を読み、理 理科の授業と教材研究の仕方について学習する。(目に見え 事前学習 科の教材研究のあり方を調べておくこ ない自然現象を教室で再現する) と。 第5回 課題3の年間指導計画を提出する。 目に見えない自然現象には何があるか調 実験5:リトマス紙の正しい使い方(6年) 事後学習 べるておくこと。 事前学習 学習指導案を考えてくること。 理科学習指導案の作成の仕方について学習する。 第6回 実験6:マッチのすり方と燃焼実験(4年と6年) 事後学習 学習指導案を作成しておくこと。 - 160 - 事後学習 事前学習 平成 27 年度 模擬授業の準備をしておくこと。 模擬授業をした後の課題を整理しておく こと。 模擬授業の準備をしておくこと。 模擬授業をした後の課題を整理しておく こと。 教科書の第9章 pp.153~177 を読んで、 板書・発問・目標の重要性について、ま とめておくこと。 課題2のレポートを作成すること。 教科書の第10章 pp.178~188 を読ん で、授業をしているときの課題をまとめ ておく。 学習の決まりを自分なりに記録しておく こと。 教科書の第11章 pp.189~197 を読ん で、理科の安全指導を調べておくこと。 理科の安全指導をノートにまとめておく こと。 教科書の第12章 pp.198~209 を読ん で、野外学習の問題点をまとめておくこ と。 野外学習に必要なことをノートに整理し ておくこと。 教科書の第13章 pp.210~219 を読ん で、環境教育について調べておくこと。 授業で扱う薬品の適切な処理の仕方を覚 えること。 教科書の第14章 pp.220~248 を読ん で、評価規準について調べておくこと。 事例を通して評価してみること。 理科の基礎基本を調べておくこと。 事後学習 科学的物の見方・考え方を理解すること。 事前学習 第7回 学習指導案をもとに模擬授業を行う。(班ごとに模擬授業を 行う)(課題1の指導案提出) 実験7:空気鉄砲の実験(4年) 学習指導案をもとに模擬授業を行う。(班ごとに模擬授業を 行う) 実験8:天動説の実験(4年) 事前学習 第8回 第9回 理科の授業と指導技術について学習する。(発問・板書の仕 方・ノートの取り方・話し合い活動) 実験9:心臓の音の観察(聴診器)(6年) 第10回 第11回 第12回 理科の授業の実践について学習する。(課題2のレポート提 出) 実験 10:血液の流れの観察(6年) 理科の授業と安全指導について学習する。 実験 11:実験道具の正しい扱い方(3年~6年) 理科の授業と映像を見ながら野外学習について学習する。 実験 12:地層の堆積実験(6年) 事後学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 事前学習 事後学習 第13回 第14回 第15回 理科の授業と映像を見ながら環境教育について学習する。 (グループ討議と発表) 実験 13:水溶液の薬品の処理方法(5年・6年) 理科の授業の評価の仕方について学習する。(グループ討議 と発表) 実験 14:水の対流実験(4年) まとめ(理科の科学的な物の見方・考え方について学習す る) 実験 15:アルコールランプの使い方(4年) - 161 - 事前学習 事後学習 事前学習 平成 27 年度 1.科目名(単位数) 臨床心理学 (2 単位) 2.授業担当教員 池田 4.授業形態 講義、ディスカッション、ロールプレイ 3.科目番号 JCCC3505 5.開講学期 春期 琴恵 6.履修条件・ 他科目との関係 人々が生きていくうえで、様々な問題を抱えることは珍しくありません。臨床心理学は不適応や障害、病、 苦悩の発生原因や発生過程、回復の過程を探る科学的側面と、問題を抱える人々に寄り添いながら、適応の 調整や人格的成長を促進することで問題の解消や軽減を目指す実践的側面を両方持ち合わせた学問です。 この講義では、臨床心理学の基本的構造や理論を学び、問題を理解するアセスメントの視点から各ライフサ 7.講義概要 イクルの時期の発生しやすい心理的問題や障害を理解し、問題の解決に向かう介入の技法や理論モデルにつ いての理解を深めます。 これらの知識を実生活で活かせるよう、心理的問題の事例についてのグループディスカッションやロール プレイなどを行い、理解や支援・介入の方法について考えます。 この講義では、臨床心理学の知識の習得と学んだ知識を実生活で活かす視点を習得することを目指します。 まず、①心理的な問題を抱える人々の理解を心理的側面から説明、理解できるようになること、②心理的問 8.学習目標 題を抱える人々に対する様々な援助方法を理解できるようになること、そしてこれらの知識をもとに、③心 理的問題の解決や予防のために自分たちに何ができるかを考えられるようになることを目標とします。 9.アサイメント 各回の授業で授業の事前・事後学習に使用する課題シートを配布します。 (宿題)及びレポ 事前学習として前半の穴埋め課題を行ってください。 ート課題 事後学習として後半のショートレポートを作成します。 【教科書】下山晴彦(編)『よくわかる臨床心理学[改定新版]』ミネルヴァ書房、2009 年。 10.教科書・参考書・ 【資料・教材】授業では A4 サイズの資料や課題を配布します。 教材 各自 A4 の 2 つ穴式のリングファイルを準備してください。 以下の加点配分で成績評価を行います。 11.成績評価の方法 課題シートへの取り組み 40%、課題シートのレポート枠 40% 小テスト 20% 臨床心理学は、その歴史の中で様々な視点から人の心理的問題の原因追及や解決方法の解明・開発に取り組 12.受講生への んできました。現代ではその視点や活用場面も幅広くなったため、この講義でも臨床心理学の多様なアプロ メッセージ ーチについて学びます。それぞれ関心のあるアプローチについて自主的に調べたりまとめたりして、さらな る理解を深めてください。 13.オフィスアワー 初回の講義でアナウンスします。E-mail:[email protected] 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 シラバスを読み、どのような講義内容、日程かを確認し 事前学習 オリエンテーション ておくこと 第1回 (講義内容、講義の進め方) 今後の授業内容と進め方について理解し、教科書や必要 臨床心理学とは 事後学習 な教材を準備すること 事前学習 教科書 pp.2~25:課題シート1 第2回 臨床心理学の基本 事後学習 授業を振り返り課題シート1の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.40~45,62~67:課題シート2 ケースフォーミュレーションとアセスメント 第3回 初回面接のロールプレイ 事後学習 授業を振り返り課題シート2の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.46~61:課題シート3 第4回 アセスメントの技法 事後学習 授業を振り返り課題シート3の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.68~95:課題シート4 第5回 心理的問題と精神障害の理解 事後学習 授業を振り返り課題シート4の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.96~119:課題シート6 第6回 ライフサイクルと心理的問題の理解 事後学習 授業を振り返り課題シート5の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.120~127:課題シート6 第7回 発達過程で生じる障害や問題の理解 事後学習 授業を振り返り課題シート6の小レポートを作成する 課題シート1~6を見直し、小テストの準備をする 事前学習 ※ 小テスト 教科書 pp.146~153:課題シート7 第8回 精神分析、分析心理学 事後学習 授業を振り返り課題シート7の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.142~145:課題シート8 第9回 クライエント中心療法 事後学習 授業を振り返り課題シート8の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.116~119,162~165:課題シート9 第10回 家族心理学、家族療法 事後学習 授業を振り返り課題シート9の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.154~161:課題シート 10 第11回 認知行動療法1:理論 事後学習 ホームワークに取り組む 事前学習 ホームワークに取り組む 第12回 認知行動療法2:実践 事後学習 授業を振り返り課題シート 10 の小レポートを作成する 事前学習 教科書 pp.166~169:課題シート 11 コミュニティ心理学 第13回 予防プログラムの開発 事後学習 グループで予防プログラムを検討する グループで作成した予防プログラムを発表できるよう準 事前学習 コミュニティ心理学 備する 第14回 予防プログラムの発表 事後学習 授業を振り返り課題シート 11 の小レポートを作成する 事前学習 課題シート7~11 を見直し,小テストの準備をする (小テスト) 第15回 これまでの授業を振り返り,臨床心理学の理論や技法の 復習とまとめ 事後学習 活用を自身がどのように活用できるかについて考える - 162 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) レクリエーション理論 (2 単位) 2.授業担当教員 斉藤 4.授業形態 実技と講義、演習およびディスカッション 6.履修条件・ 他科目との関係 レクリエーション関係の授業を履修すると理解が深まる。 7.講義概要 8.学習目標 3.科目番号 JCGL2406 5.開講学期 秋期 雅記 本講義ではレクリエーションに関わる基礎的知識を習得するとともに、多様な場面で求められるレクリエー ションの基本的知識を習得することを目的とする。 特に以下の点について重点的に講義を展開する。 ・レクリエーションの基礎的知識を習得する。 ・様々な対象者に応じたレクリエーションの方法を習得する。 ・レクリエーション大会の企画、運営を通して、実践的能力を習得する。 ・レクリエーションの基礎的知識を理解し、説明できる。 ・対象者に応じて適切なレクリエーションを実施できる。 ・対象者に応じた適切なレクリエーションの企画、運営ができる。 課題1 レクリエーションの基礎的理論のレポートの作成 課題2 レクリエーションの企画を作成と、その企画書に沿った運営の実施 9.アサイメント (宿題)及びレポ ート課題 10.教科書・参考書・ 【教科書】必要に応じて適宜資料を配布する 教材 【参考書】必要に応じて適宜資料を配布する 課題1 50% 課題2 50% 11.成績評価の方法 計 100% なお、本学規定による 3/4 以上の出席と積極的な授業態度は単位を取得するための最低条件となります。 本講義はレクリエーションの基本的な意義から、レクリエーション指導の基礎的技術から応用的技術まで 12.受講生への 幅広く実施します。 メッセージ レクリエーションの知識や技術を用いて、現場で企画・運営ができ,さらに「人と人」 「人と自然」を楽し く結びつける、そのような能力を習得できるよう目指していきましょう。 13.オフィスアワー 授業内で周知する 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 レクリエーションとは何か考える。 事前学習 第1回 オリエンテーション 事後学習 レクリエーションの意義と課題を考える。 事前学習 レクリエーションの意義と役割を考える。 レクリエーションの基礎理論① 第2回 ○レクリエーションの意義と役割 事後学習 レクリエーションの意義とその課題をまとめる。 各発達段階におけるレクリエーションを考える。 事前学習 レクリエーションの基礎理論② 第3回 各発達段階におけるレクリエーションの課題と対応策 ○各発達段階のレクリエーション 事後学習 をまとめる。 事前学習 配布された資料をまとめる。 レクリエーションの体験① 第4回 ○様々な基礎的レクリエーション 事後学習 実施されたレクリエーションのポイントをまとめる。 事前学習 配布された資料をまとめる。 レクリエーションの体験② 第5回 ○ニュースポーツを用いたレクリエーション 事後学習 実施されたレクリエーションのポイントをまとめる。 事前学習 配布された資料をまとめる。 レクリエーションの体験③ 第6回 ○発達段階に適したレクリエーション 事後学習 実施されたレクリエーションのポイントをまとめる。 事前学習 各発達段階に適したレクリエーションを考える。 グループワーク① 第7回 ○目的・対象に応じたレクリエーションの考案 事後学習 グループで作業 事前学習 各発達段階に適したレクリエーションを考える。 グループワーク② 第8回 ○目的・対象に応じたレクリエーションの考案 事後学習 グループで作業 レクリエーション大会の企画を行う。 事前学習 第9回 グループによる企画① 事後学習 実践の結果から、企画の改善を行う。 レクリエーション大会の企画を行う。 事前学習 第10回 グループによる企画① 事後学習 実践の結果から、企画の改善を行う。 レクリエーション大会の企画を行う。 事前学習 第11回 グループによる企画③ 事後学習 実践の結果から、企画の改善を行う。 レクリエーション大会の企画を行う。 事前学習 第12回 グループによる企画④ 事後学習 実践の結果から、企画の改善を行う。 レクリエーション大会の企画を行う。 事前学習 第13回 グループによる企画⑤ 事後学習 実践の結果から、企画の改善を行う。 レクリエーション大会の準備をする。 事前学習 第14回 レクリエーション大会① 事後学習 レクリエーション大会の内容についてまとめる。 事前学習 各レクリエーション大会の内容についてまとめる。 レクリエーション大会② 第15回 まとめ 事後学習 適切なレクリエーションの方法についてまとめる。 - 163 - 平成 27 年度 1.科目名(単位数) レクリエーションワーク (2 単位) 2.授業担当教員 古俣 4.授業形態 実技、実習(ディスカッションを含む) 3.科目番号 JCGL2407 5.開講学期 春期 龍一 6.履修条件・ 他科目との関係 レクリエーションインストラクター資格取得希望者 レクリエーション関係の授業を履修すると理解が深まる。 本講義では、以下に提示されたレクリエーションワークに関わる事項を学び、教育および関連する当該の 現場において本講義で身に付けた知識および技能を十分に活用できるようにすることを目的としている。 1.教育・保育・福祉の課題として、レクリエーションをいかに有効かつ有意義に活用するかについて実践 を通して学習する。 7.講義概要 2.特に教育現場においては、発達段階(幼児、児童、青年)に対応したレクリエーション援助について理 解し、個別・グループ・環境を見据えたレクリエーションの援助技術を実践的に身に付ける。 3.また、さまざまな障害をもつ人たちにとってのレクリエーションの必要性や重要性を知り、援助の技術 を理解する。 4.簡単なレクリエーションの企画運営ができるよう、それに関わる必要事項を把握する。 本講義を履修することによって以下の項目を達成することを期待する。 1.対象者を視野に入れた適切なレクリエーション活動を企画し、実践することができる。 8.学習目標 2.対象者に応じたレクリエーションの援助技術について適切に身に付けることができる。 3.発達段階に応じたレクリエーションの企画・運営する能力を身につけることができる。 課題1:対象者を特定し、その対象者に対応したレクリエーションを考え、グループで指導計画を作成する。 9.アサイメント その際、①対象者の特性、②人数、③支援上の留意点、④支援計画(タイムスケジュール)、⑤支援 (宿題)及びレポ 環境などを十分考慮して立案する。 ート課題 課題2:立てられた企画書にしたがって実際に発表を行う。 【教科書】 10.教科書・参考書・ 『みんなであそぼう!かんたん・やさしい・レクリエーション・ゲーム集』日本レクリエーション協会。 【参考書】 教材 *必要に応じて資料を配布 授業態度・・・・・・・・・・・・・50% 11.成績評価の方法 ディスカッションにおける積極性・・30% 課題・・・・・・・・・・・・・・・20% 計 100% この授業はレクリエーションの意義や特性を把握し、発達段階や疾病段階に応じたレクリエーションワー クについて学ぶことを目的としています。そのためには、まず、レクリエーションを自分で楽しむことから 始めます。そして、最終的にはレクリエーションを自ら立案し、援助できる能力を培います。みなさんでお 互いに協力し合いながら有意義で楽しい授業を進めていきましょう。 12.受講生への 受講生には本授業参加にあたって下記に示す心構えを期待します。 メッセージ 1.授業は集中し、発表の振り返りに際しては活発な意見、質問等をすること。 2.欠席、遅刻、早退は厳禁である。やむを得ない理由の場合は、届けを提出すること。 3.実技中心の授業なので、運動にふさわしい服装、髪型をしてくること。ジーパンは禁止。 13.オフィスアワー 別途通知する。 14.授業展開及び授業内容 講義日程 授業内容 学習課題 本講義内容をシラバスにてあらかじめ把 オリエンテーション 本講義の意義(授業の約束、概要、 事前学習 握し臨む。 留意点、グループ分けなど) 第1回 *教科書等を確認しながらこれから何を学習していくのかを知り、 各グループで提案するレクリエーション 事後学習 自分なりに授業の展望を掴む。 の内容について具体的に話し合う。 レクリエーションワーク① 体験・ディスカッション(幼 幼児期のレクリエーションの特性や留意 事前学習 児期) 点について考える。 第2回 *企画書に基づいてレクリエーションの提案を行う。その後、振り 返りをしてよりよいレクリエーションにするにはどのような点に 気をつければよいかについて話し合う。<実技、ディスカッシ ョン> レクリエーションワーク② 童期) 第3回 体験・ディスカッション(児 返りをしてよりよいレクリエーションにするにはどのような点に ョン> レクリエーションワーク③ 年期) 体験・ディスカッション(青 事前学習 児童期のレクリエーションの特性や留意 点について考える。 事後学習 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 事前学習 青年期のレクリエーションの特性や留意 点について考える。 事後学習 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 事前学習 壮年期のレクリエーションの特性や留意 点について考える。 *企画書に基づいてレクリエーションの提案を行う。その後、振り 返りをしてよりよいレクリエーションにするにはどのような点に 気をつければよいかについて話し合う。<実技、ディスカッシ 第5回 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 *企画書に基づいてレクリエーションの提案を行う。その後、振り 気をつければよいかについて話し合う。<実技、ディスカッシ 第4回 事後学習 ョン> レクリエーションワーク④ 年期) 体験・ディスカッション(壮 - 164 - 平成 27 年度 *企画書に基づいてレクリエーションの提案を行う。その後、振り 返りをしてよりよいレクリエーションにするにはどのような点に 気をつければよいかについて話し合う。<実技、ディスカッシ ョン> レクリエーションワーク⑤ 齢期) 第6回 体験・ディスカッション(高 事後学習 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 事前学習 高齢期のレクリエーションの特性や留意 点について考える。 事後学習 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 *企画書に基づいてレクリエーションの提案を行う。その後、振り 返りをしてよりよいレクリエーションにするにはどのような点に 気をつければよいかについて話し合う。<実技、ディスカッシ ョン> レクリエーションワーク⑥-1 害者) 第7回 オリエンテーション(障 *特に視覚障害者に対しての援助を中心として行う。そのためのオ リエンテーションを行う。レクリエーションを行うに際しての留意 点を理解できるようにする。<講義・ディスカッション> レクリエーションワーク⑥-2 (障害者) 第8回 体験・ディスカッション う。その後、振り返りをしてよりよいレクリエーションにするに はどのような点に気をつければよいかについて話し合う。 事前学習 事後学習 <実技、ディスカッション> レクリエーションワーク⑧ 小学生 *具体的に小学生の何学年かをはじめに設定し、それに伴うレクリ 事前学習 エーション活動を企画する。その後、振り返りをしてよりよいレク リエーションにするにはどのような点に気をつければよいかにつ いて話し合う。 事後学習 <実技、ディスカッション> レクリエーションワーク⑨ 実施時期の設定 *はじめに実施時期を設定し、それに伴うレクリエーション活動を 事前学習 企画する。その後、振り返りをしてよりよいレクリエーションにす るにはどのような点に気をつければよいかについて話し合う。< 実技、ディスカッション> 「レクリエーション大会」のプランニング①(グループ分 け) 第12回 事後学習 リエーションを企画し発表する。その後、振り返りをしてよりよい について話し合う。 第11回 事前学習 *提案グループはまず場の設定が与えられる。その場に適したレク レクリエーションにするにはどのような点に気をつければよいか 第10回 事後学習 *提案グループは企画書に基づいてレクリエーションの提案を行 <実技、ディスカッション> レクリエーションワーク⑦ 体験・ディスカッション(場 の設定) 第9回 事前学習 事後学習 事前学習 *紅白に分かれてレクリエーションの要素が入った運動会を企画 する。選出された実行委員を中心としてグループ分け、大会の意図 にふさわしい種目、持ち時間の設定など大会が円滑にできるように 事後学習 話し合いを行う。<ディスカッション> グループごとによる「レクリエーション大会」のプランニ ング② 第13回 *実際にグループにわかれ、各グループで割り当てられた種目(出 し物)について、準備する物や必要となるルール、採点方法など詳 細な企画書作りを行う。<ディスカッション> 「レクリエーション大会」1 日目 *実際の大会に際しては、①企画書どおりに運営されているか、② 第14回 事前学習 事後学習 事前学習 大会にふさわしい態度で臨んでいるか、③大会を盛り上げようと自 分なりに工夫をしているか、④レクリエーション自体に工夫がされ 事後学習 ているか、などを中心に評価する。<評価> 「レクリエーション大会」2 日目 まとめと評価 *実際の大会に際しては、①企画書どおりに運営されているか、② 第15回 事前学習 障害者(本授業では視覚障害者)のレクリ エーションの特性や留意点について考え る。 演習を通して学んだ視覚障害者への理解 と他の障害者への手助けとしてのレクリ エーションのあり方についてまとめる。 前時の活動を受けて、視覚障害者のレクリ エーションの実際について考える。 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 特性な場所や環境(未定)を設定し、その レクリエーションのあり方や留意点につ いて考える。 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 幅の広い年齢層がある小学生のレクリエ ーションの特性や留意点について考える。 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 実施時期(例:春夏秋冬)を限定し、相応し たレクリエーションの特性や留意点につ いて考える。 本時で提案されたレクリエーションの良 い点と改善点をディスカッションなどを 参考に自分なりにまとめる。 レクリエーション大会に向けてどのよう な運営方法が重要かつ必要であるかを考 える。① ディスカッションを通して参考になった ことを各グループで話し合い、適切なレク リエーションを企画する準備をする。① レクリエーション大会に向けてどのよう な運営方法が重要かつ必要であるかを考 える。② ディスカッションを通して参考になった ことを各グループで話し合い、適切なレク リエーションを企画する準備をする。② 全員で取り組む「レクリエーション大会」 の具体的な運営方法を考える。 「レクリエーション大会」1 日目の反省と 2 日目の準備およびその留意点をまとめ る。 全員で取り組む「レクリエーション大会」2 日目の改善点や留意点をまとめる。 大会にふさわしい態度で臨んでいるか、③大会を盛り上げようと自 分なりに工夫をしているか、④レクリエーション自体に工夫がされ ているか、などを中心に評価する。また、大会終了後総評を行う。 <評価> - 165 - 事後学習 「レクリエーション大会」の総括と実際の 現場での応用にかかわる検証をする
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